REVOROOTで戦いなおすすめアニメランキング 2

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ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月02日の時点で一番のREVOROOTで戦いなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

68.9 1 REVOROOTで戦いなアニメランキング1位
バビロン(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (366)
1121人が棚に入れました
「その啓示は、静かにそっと訪れる―」東京地検特捜部検事・正崎善は、製薬会社の不正事件を追ううちに、一枚の奇妙な書面を発見する。そこに残されていたのは、毛や皮膚のまじった異様な血痕と、紙一面を埋め尽くすアルファベットの『F』の文字。捜査線上に浮かんだ参考人のもとを訪ねる正崎だが、そこには信じがたい光景が広がっていた。時を同じくして、東京都西部には『新域』と呼ばれる新たな独立自治体が誕生しようとしていた。正崎が事件の謎を追い求めるうちに、次第に巨大な陰謀が見え始め――?

声優・キャラクター
中村悠一、櫻井孝宏、小野賢章、M・A・O、堀内賢雄、興津和幸、宝亀克寿、置鮎龍太郎
ネタバレ

みゃー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

胸糞アニメの一言で切り捨てるにはもったいない

野崎まどによる小説原作、原作は未読
あらすじはネタバレになるので割愛

真っ先に申し上げたいのはこの作品、気軽に知り合いに勧めるのは絶対にやってはいけないということです。

多くの人は言います。
ただの胸糞アニメじゃねーかと。
見て損した、時間を返せと。

たしかに気持ちはよく分かります。
広げた風呂敷をことごとく置き去りにしてしまうわけですから。

そういう部分が苦手な人は絶対に見ない方がいいです。
でも好きな人はどんどん引き込まれると思います。

演出も秀逸ですしメインキャストによる怪演には圧倒されます。
{netabare}特に7話にはそれらがふんだんに詰め込まれていたと思います。{/netabare}

興味のある方は道中で感じる自分なりの主義や主張は一旦脇に置いて、純粋にサスペンスアニメとして楽しんでみてはいかがでしょうか。

ちなみに原作は未完なので早く続きを出してほしいものです。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 13

Pocali さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

せめてる、くそせめてる、さいこうだ

全く無駄がない。
素晴らしかったです。
普段小説は読まないのですが、初めて原作を読んでみようと思いました。

自分の神経を広げたい、ただ生きているだけでは知り得ないことを知りたい、感じたい、その為にアニメを観たり、映画を観たりする。
はたまた物語を作る人たちは、伝えたいことがあるから作り続けている。誰かに届けたい気持ちがある。
それが素晴らしい事だと、改めて考えるきっかけを、このアニメにもらいました!
私はこの終わり方が「悪」とは思えなかった。
なぜなら曲世愛がまだ本当のところは何がしたいのかハッキリしていないから。
心の中では何を思っているのか。
だから「悪」と決め付けることはできない。
何なら私は自分の身近に居る人が死ぬ事を、「悲しい」とは思うけれど、「悪」とは思わない。
自殺だってしたければ勝手に人は死んでいく、「死にたい」ということしか考えられない人を無理矢理生かす方が大変で、苦しい事だと思う。(経験があるのでそう思います)
ただ、悼む気持ちが無いわけではない。
この物語の中で自殺してしまった人たちの事も、観ていてとても悲しい気持ちになった。
でも、この気持ちに、善いか悪いかは、関係はない。

素晴らしかった。
全力でお勧めです!

投稿 : 2024/04/27
♥ : 10
ネタバレ

ミュー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

壮大な設定でまた難儀な世界観…でもフロイト心理学や本質的にはスタンダードで根本的な題目かもでした。

雰囲気やopの曲や作画など
とても大人じみていて格好良かったです。

内容は、初めの間はもっとも
シリアスな近未来系のサスペンスアニメかと
例えばサイコパスのような感じと思っていましたが
人間の心理や内面にかなり"直接的"に問い掛ける
心理系、哲学系アニメだったので驚きました。

アニメの内容からは少しズレますが
{netabare}
なかなか「正義と悪」「死」「性」というのは
取り上げにくいというか、深く考えても仕方無いし
全一的な考え方ばかりしているとどんどんと
非現実的な世界を統一したような誇大妄想が
広がっていくばかりかもしれません。
本気でそうやって色々考える方が妄想的かも
しれませんが、実際心理学者のフロイトは
人は性的なコンプレックスを抱くことで
精神を患うと言ってますし、ユングも
普遍的な無意識が人類にはあるとも言っています。
それを礎に個人的無意識や自我が形成されていくそうで…
また、幼少期の父がキリスト教徒であったことにも
関連してきますし、なので、ではそもそも現代に
そういったフロイトやユングを乗り越えて
何か人類が人の心理や悪に内面からそれと対峙する
誰もが認める新しい答えを出せたかというと疑問ですし
そもそも大多数が関心がないという方が現実かもしれません。
心理学は全般的にオカルティックではないですが
そういった非科学的な部分があることもあって
でも、その類の本を読むと一概に馬鹿馬鹿しいと
嘲笑えるほど人の心も単純ではないということにも
気付かされて、とても闇が深い部分でもありますね…。

もし、実際に曲世愛が居たとしたら
軽率かもしれませんが
自分も自殺していると思えてしまいました。
ですが、だからこそ本質に直接訴えかけていて
何の比喩も言い回しも無い点では
かなり人によっては抵抗を生みやすく
また、男性的な視点、フロイトの性的コンプレックス
などの考え方に傾倒している内容
であった事は確かかもしれません。
少し東京喰種のリゼやエトの雰囲気を曲世には個人的に感じました。
後は、正崎善が中村悠一さんでイラストやキャラも
サイコパスのKとモロ被って見えました。

生き続けるということが本当に今、自殺することよりも
正しくそうあれるのか?最終回の善の行動には衝撃的でしたが
もし2期があれば、見たいです。
{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 8

63.9 2 REVOROOTで戦いなアニメランキング2位
劇場版 フリクリ オルタナ(アニメ映画)

2018年9月7日
★★★★☆ 3.4 (59)
229人が棚に入れました
モヤついている高校生・河本カナ。嵐のごとく登場するハル子。その時カナの額にお花が生えた! 煙を吐きがら街をぶっ潰すアイロン。毎日が、毎日毎日続いていくと思っていた・・・。力を手に入れたカナはアイロンをぶっ飛ばせるのか!?

声優・キャラクター
新谷真弓、美山加恋、吉田有里、飯田里穂、田村睦心、小西克幸、永塚拓馬、鈴木崚汰、伊藤美紀、真坂真帆、森功至、松谷彼哉、青山穣
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

いつまでもこのままでいたい!・・・・ そう思ったって良いと思うです。

   久々の初日、初回上映で見れたです。
 かなぶんを中心としたペッツ、ヒジリー、モッさんの仲良し4人組の日常、非日常をそれぞれの視点に描かれたお話だったです。かなぶんと出会ってかなぶんの能力に気づいた、お姉さん自称なのか?宇宙捜査官ハル子が、やたらちょっかいを出してくる展開です。長い上映時間だったです。

 かなぶん、ハル子やたら目立ってたです。敵なのか侵略者だかわからない、突然出てくる機械生物とハル子が戦うです。宇宙だか火星の話が、何の関係があるやら出てくるです。

 4人でバカやって騒ぎつるむ日常は、ありがちな女子高生なでしょうか?です。4人で興味本位に共同制作して作るロケットは、楽しかったと思うです。

 4人それぞれに互いに、何も知らない事情が描かれていたところも見所です。心配なのか?役に立ちたいと思うのか?ハル子の行動に注目です。
 大人だかの恋のことだったり、進路で自分でつかむために進む夢だったり、同年代の恋する気持ちはどういうものか?だったです。自分が思ってきた変わらないでほしいと思う毎日は、友達にしてみればどうだったか?を破天荒に描かれていたです。

 常にハル子が中心にいるようで、絡むハル子の大胆かついたずらにも見える行動があったです。ハル子は、何をしたいのか?あまり私には理解できなかったところがあるです、

 全体を通して、かなぶんが望むいつも変わらない毎日は、自分としてもそんな気持ちは持っていたいと思うです。かな分が望んでいても、一番の親友は実は、どうなのか?、つらい現実も見せられたです。{netabare}最後の方で、人は年を取る、周りの風景も変わる、そんな中でも笑顔は変えないでいいとか言ってたようなセリフは、共感できるものがあるです。{/netabare}

 かなぶんが思うように、いつまでも4人仲良くしていきたいと思うのは、決して悪くない人として当然の願いであると考えるです。このお話は、そんな自分が望まなくても変わるもの、変えてはいけないものを訴えてもいるように見えたです。そこが、面白みなのかもしれないです。「これでいいのか?」な終わり方だったけど・・・・・・・・です。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 6

二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

なんで今更フリクリ?

2000年リリースされたOVAフリクリの18年越しの劇場版アニメ。
なんで今更フリクリ?
あのガーッときてドーンってなって、しっちゃかめっちゃかで、ピロウズのメロディとナオ太とハル子がロボと宇宙人でズゴゴゴゴってなるあのフリクリのアニメ映画です。

OVAの方は視聴済みですが、内容をほとんど覚えていないです。
宇宙人のハルハラ・ハル子は前作から続投ですが、それ以外のキャラは出てこず、前作との繋がりも、多分無いです。
主役はある街の女子高生「河本カナ」と、その友人たちで、彼女たちが青春したり、友情を深めたり、夢を追いかけたり、裏切られたり、それでバカヤローと叫んだりする話になっています。

OVAのフリクリが頭にあった上で視聴しましたが、比較的分かりやすい作品になったと思いました。
OVAは、ギター担いだベスパ女が主人公を撥ね飛ばした挙句、ギターでぶっ叩いて額からロボを出すという視聴者置いてけぼりな内容でしたが、劇場版はストーリーに起承転結がついていて、良くいえばとっつきやすいですが、悪くいえばフリクリらしさが薄れたと感じました。
私的には悪くはなかったですが、本作を見ているのはもう十中八九、フリクリOVAを芳ばしい時期に触れてしまったおじ様たちなので(私も然り)、本作のできについては納得いかない方が大多数なのではないかと思います。
フリクリってさあ、もっとめちゃくちゃだったじゃん、と。
ひとつのアニメ作品として見ると普通に面白いと思いますが、"あの"フリクリをイメージすると肩透かしを食らうことと思います。

130分強の映画ですが、中は6話分のアニメに分かれています。
続編のフリクリプログレでワンクール完結となっている様子ですが、本作だけでも完結しています。
面白かったですが、女の子も可愛いというほどでもないし、マミ美のようなインパクトも無く、OVAの方が高レベルだったように思いました。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 0
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