ZAQで笑いなおすすめアニメランキング 4

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのZAQで笑いな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月02日の時点で一番のZAQで笑いなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

79.4 1 ZAQで笑いなアニメランキング1位
映画 中二病でも恋がしたい! -Take On Me-(アニメ映画)

2018年1月6日
★★★★☆ 4.0 (364)
2243人が棚に入れました
高校3年生への進学を間近にした春休みを舞台として、勇太たちの新たな物語が描かれる。ある日、立花の姉・十花は、成績のかんばしくない立花を連れてイタリアに移住することを宣言。これを知った丹生谷森夏(にぶたにしんか)から、立花との駆け落ちを提案された勇太は、立花とともに日本全国を駆け巡る逃走劇を繰り広げる。

声優・キャラクター
福山潤、内田真礼、赤﨑千夏、浅倉杏美、上坂すみれ、長妻樹里、保志総一朗、仙台エリ、福原香織、井上喜久子、岩男潤子

アトランティス さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

アニメを見た人にはぜひ見てほしい。

INSIDE IDENTITY、Vanishment This World、voice、キャラソンなど予習バッチシで挑んだ本劇場版…

アニメの伏線もしっかり回収されていたり
たまこまーけっとやFreeなどの他の京アニ作品の登場(一瞬)もあったりして
京アニファン、中二病でも恋がしたい!ファンには堪らない内容でした。
京アニから中二病ファンへの最幸の素敵な贈り物です。

映画のストーリーは勇太と六花の恋の逃走劇を基本軸としながら
それを追いかけるモリサマーと凸守の百合百合可愛いシーン多めの
内容になっていて、今回は六花の姉である十花さんのキャラが効いていました。
笑えるシーンが多くて良かったですね。終始にやにや…w

でもやっぱり所々でアニメのワンシーンやネタが出てくるので
アニメを視聴していることが楽しむための条件の一つでもあるかなと
感じました。

六花が、勇太が考えた二人の将来
それを見つめる周りの友達、そして試す姉
中二病と現実について真剣に向き合い、だからこそ出せた二人の答え

ぜひ劇場で見てほしいと思います。

これで中二病でも恋がしたい!については一区切りした感があるので
この結末を見れて嬉しい半面寂しさも感じます。
劇場主題歌のZAQバラードがまた泣ける歌詞で…。
レンタルされたらまた何度でも見返したいです。


モリサマ推しの自分には最高の映画でした!!

投稿 : 2024/04/27
♥ : 33

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

映画の基本形態として“ロードムービー”と“ラブコメ”がありますが両面から観ても傑作!つまり“NL”も“GL”も楽しめる!(爆)

KAエスマ文庫のライトノベル第1作でありつつ、同レーベルから京都アニメーションがアニメ化した第1作でもあります『中二病でも恋がしたい!』シリーズ
2012年秋に深夜アニメ化され、2013年秋にその総集編映画が公開(←これが本当にクソ映画だったw)、2014年春に第2期が放送
そしておおよそ4年ぶりの完全新作となるのが今作


思春期にありがちなファンタジーやオカルトな妄想に没入するいわゆる“中二病”をテーマとし、元・中二病患者と現在進行形で中二病なキャラクター達のコミカルなやりとりを中心に彼らの青春を描くラブコメシリーズ


中二病=“脳内がファンタジー”という狭義的な使い方を世間一般に刷り込んでしまった問題作だとオイラは思っています…


今作では極度の中二病患者なヒロイン小鳥遊立花と、彼女に愛の告白を果たしたものの微妙な距離感を保ったままの元・中二病患者の主人公富樫勇太がとある事情からいわゆる“かけおち”行為に出ます


当然ながら立花の姉で、立花を中二病から無理矢理にでも卒業させたい十花がこの蛮行を許すはずも無く、二人の逃避行を追跡するよう丹生谷森夏と凸守早苗を恐喝しこれをけしかけます


かくして作中の舞台である滋賀県を飛び出したキャラ達は日本列島を縦断する大逃走劇を繰り広げるのが今作ポイントです


面白いのが追う者と追われる者、両方を並行して描くのが逃走劇の基本ではありますが、
勇太と立花のサイドでは煮えきれない二人の微妙な距離感でのイチャイチャラブコメが展開するのに対して、
丹生谷と凸守のサイドではいつも喧嘩が絶えない二人に少しずつ友情(以上?w)が芽生えていくのを両面から楽しめるということでしょう
どの派閥の客層にも応えたシナリオを書いた花田先生には拍手しかありませんw


そして最終的なテーマというか、スタッフも恐らく今作を『中二恋』シリーズの完結篇と捉えている事がよくわかるのが、旅の中で徐々に立花が“中二病”からの卒業を考え始めている、のが直接的でなくメタファーとして感じ取れる部分でしょう
しかしこれまでのシリーズでは散々“中二病”を肯定的に捉えたにも関わらず、ここで簡単に卒業なんてさせないのが今作の面白いところで、立花にとって中二病を卒業することが、イコールで自身のアイデンティティを喪失することになる、という苦悩で葛藤する様が実に哲学的かつ青春ドラマしてます


そんなところが演出面、作画面、声の芝居の面など多方面から丁寧に描かれていました
シナリオだけが魅力ではないということです
勇太からプレゼントされた“「痛いw」デザインの指輪”を見つめる立花のシークエンスで、彼女の表情には複雑な想いが詰まっていることが感じ取れますね
また、自問自答する立花がメタモルフォーゼして最後は消えていく演出はエヴァンゲリオンの最終回のオマージュの様にも感じ取れました


ロードムービーということでロケハンも丁寧、聖地巡礼のし甲斐がありそうですねw
至極個人的ですが某フェリーターミナルが描写されたので一人旅をした時のことを思い出し懐かしくなりました…


中二病、ラブコメ…字面だけ読むと大変痛々しい作品ではありますがwそれらをひっくるめて愛してしまったのが今作なんだと思います
「痛い痛いw」と言い続けていたら1周回ってまた中二病に戻ってくるのが人間なのかもしれません
もちろんオイラもその1人、ですが

投稿 : 2024/04/27
♥ : 21
ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

 邪王真眼(六花)とダークフレイムマスター(勇太)の恋の逃避行…至高のラブコメ作品

結論から述べると「面白い、大満足の出来」です。しかし、落ち着いて考えると…

「中二病でも恋がしたい」この作品が好きだからこその満足感なのではないかと思います。

TVシリーズを知らないで見に行っても面白さは半減でしょうね。六花と勇太の関係とそれぞれの過去、六花の家族、森夏と凸守、キャラの思考と性格、TVシリーズのけっこう細かい要素を差し込んでいるので、見ていないと何がなんだかという場面も多かったと思います。逆に知っていると終始クスクスしっぱなしです。

物語はラブコメの王道と言っても過言ではないほどストレートなものでした。
{netabare}高校2年の春休み、六花は高校3年になるというのに相変わらず中二病。六花の姉の十花から六花をイタリアに連れていくことを告げられ、六花と勇太はモリサマー、くみん、七宮たちから駆け落ちを勧められて逃避行。
十花の策略でモリサマーと凸守は二人を追うことに…。
京都、兵庫、和歌山、東京、途中のドタバタ、すれ違いはまさしくコメディ。特にお城のホテルの話、モリサマーと凸守の掛け合いは笑えます。
六花と勇太は六花の母親に会うために札幌、そして青森へ。勇太は迷いを捨てて六花への思いを母親に伝えようとしていた。一方で六花は勇太を思うあまりにどうすれば良いのか悩んでいた(六花なりの)。そして二人は答えを出す。それは…
ぜひ見てね。オチもちゃんとあります。おいおい!と突っ込みたくなります。
{/netabare}映画の始まりにはショートムービーがあり、写真撮ってもいいというもの。さすがに控えましたが…

勇太、六花ともに今後のことを考えるようになるのがこの物語の大前提。特に六花は六花なりにどうしたら良いのかを悩むところは一期の大詰め以上の見せ場です。あと、勇太が普通に男の子という場面が多く、逆にこれは今まで描かれてこなかったなという新鮮な感じでした。{netabare}特に神様からの啓示、大塚さん使うのはある意味卑怯、笑わずにはいられません。{/netabare}細かいけど、六花の(そこに嫉妬?)という場面がとてもかわいいです。

内容的には「やっぱり中二病でもは面白い」と思わせてくれるものでした。たぶん、何回見ても飽きることはないでしょう。それは自分がこの物語のすべてが好きだからこそなのかもしれませんが。

作画は京アニですので安心できます。特に風景の描写は安定の京アニでとてもきれいです。新海監督作品と京アニは別格だと思います。
それから中二病バトルと妄想は少な目です。物語にそっと添えている程度で、ストーリーに重点を置いているのが印象的。歌はすべてZAQなのも「中二病でも」だと思わせてくれます。特にラストの方で流れる一期のOPのあれは最高です。


ただ残念ながら、客入りは芳しくない。始まったばかりなのにこの空き具合はヤバくない?というもの。やっぱりこのタイトルでは好きな人でないと難しいかもしれませんね。

中二病でも恋がしたいが大好きだという人は絶対に見てほしい出来に仕上がっています。劇場に行ってほしいです。興味が出たという人はTVシリーズを見てから行くとより楽しめます。ラブコメとして本当に面白い作品です。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 35

75.4 2 ZAQで笑いなアニメランキング2位
勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (1361)
8781人が棚に入れました
勇者試験を目の前にして魔王が倒され、勇者になれなかったラウルは、王都にある小さな電気店、マジックショップ・レオンに就職。勇者から電気店店員となったラウルは忙しい毎日を送っていた。そんなラウルの平凡な毎日は、バイト希望でやって来た少女との出会いをきっかけに、大きく変わってしまった。彼女の名はフィノ。実は倒された魔王の娘だった!?

声優・キャラクター
河本啓佑、田所あずさ、島形麻衣奈、川原慶久、曽和まどか、宝木久美、新田恵海、山田奈都美、岩崎可苗
ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

魔王さーん!じゃなくて勇者さーん!ですwww 魔王と勇者のコメディは収まることを知らない 勇者は守った。店員としてな

話題作となった「はたらく魔王さま!」では魔王が主役で話が進んでいきました。魔王さんは鈍感ですけどwww一夏といい勝負ができそうだwww
ちーちゃん可愛いよ^^顔芸も笑えますwww
これは、勇者が主人公のため「まおゆう」と同等の視点になります(こちらは経済学です)
で、倒すべきの魔王の娘が仕事先にやってきちゃいました。そんな日常です
ニコ動にチャンネルが無い(脳内選択肢と同じです)
尚、声優はルーキーズばっかりでした

1話 勇者、レジ打ちを覚える
{netabare}描写が緩くてもばいんばいん揺れるなあ(これぐらいがちょうどいいんです)
へえ~電化製品売ってんだ。パナソニック製のwww
でもちゃんと話せなかったら意味がない
履歴書ボロボロじゃねーかwwww
それよりも魔族なのに大丈夫なのか?バイトしてwww
魔王は倒されたんだ、平和になれば武器やレベルなんて無意味だ
じじいよ、スカートめくりがスキンシップなはずがないwww
下手すりゃ犯罪だぞ!?
ローソンの看板が見えたような...
魔王はまだRPG臭が抜けてないwww
そうだ、魔王の家無いんだっけ。しょうがない、付き合いますか{/netabare}

2話 魔王の娘、接客用語を覚える
{netabare}魔力が無いと生活できないのがこの世界
なのはさんの魔力を与えるべきだと思います
接客に命はいらないんだってwwwww
え?魔王さん、家に来るの?{/netabare}

3話 見た目がおかしい商品は従業員・顧客だろうと早々に報告しましょう
{netabare}いきなり脱いで寝ていた魔王www仕事行くぞ
シャツを嗅ぐな!wwww
ローソンのからあげクンの宣伝お疲れ様ですwww
いくら魔王の娘でも他の人に言っちゃあいけません
わざと言ってるだろーーー!!wwww
尚、サービスもありました{/netabare}

4話 魔王の娘、コンビニで働く
{netabare}コンビニの面々が風邪でダウンしたってことで娘はコンビニで臨時として働くことに、店長も了解
魔王さんがいないと静かなものかな...だが、あのじじいは嫌やw
あのさあ、見られてもいいっちゅう女の子は...どうも好きになれないのだが...
でも変わっていくんですよ、時代は{/netabare}

5話 調査とカレカノ結成!?
{netabare}相変わらず世界が変わってもライバル店は出てきます
魔王さんと勇者さんで調査に出かけることに
ちょ、舞台って静岡かよwww
それとライバル店を見てると秋葉原のヨドバシカメラを思い出すんだけど

90%OFFって利潤大丈夫か!?www
それよりも勇者さんの関係者がいるんですけど、まーたバイトか?
大型店って迷いやすいんだよね
特にドンキなんて、ものがいっぱいあるから余計に分からない。確か火災が昔あったはずだ

ちょスフィアさんがゲストで来ただと!?
もう魔王さんと勇者さん、カレカノでいいよ...{/netabare}

6話 勇者=仕事の一環か?
{netabare}勇者を目指そうとしたが最初は犯罪に関わる仕事に入り3か月で辞めたと言っていたオールエー
だからアマダ電機に入ったんだ
安い訳=魔物が仕分けをしていたから

例え企業が相手だろうと強ければ燃えるのは勇者の専売特許なんだよ
(この世界では)顧客って専門用語に弱いんだ。じゃあ資格はそれほど必要ないってことなのだろうか
今回の場合では家電アドバイザーという資格ではあるが

ライバル会社の裏もまだ観察仕切れていないんだ。これからだ{/netabare}

7話 問題解決には魔力
{netabare}ダブルブッキングは避けたいよね消費者だろうと生産者だろうと
魔力が減るわけ⇒スライムが床下にたーくさん...
出番だ、魔王さん
処理は無事?に完遂した模様
M&Aって言ったらハドソンやタイトーさんが...もう無くなったんだよね
おい、魔王さんの親父!間違った知識を娘さんに植えつけるんじゃねーよwwwww
ノヴァさん!?熱中症か?{/netabare}

8話 猛暑日 40℃以上になっちゃいましたwww
{netabare}店内があちい...これでも地獄ですwwwだからドラゴンの仕業じゃねえって!!wwwww
こんなときこそセールで人を呼び込みましょう。こんな暑さで魔王がくたばってはRPGのタブーになるぞwwwww
それとブラしとけ!目のやり場に困るから!wwww
困ったら水着、どうしてこうなったんだ...
あ、店長がマズイことに...同時にオールエーも偵察?を兼ねてきやがったし
この前助けた男の人は新聞記者だったのか。よしゃ取材や
最後、アマダは魔王さんを狙うのか?{/netabare}

9話 初任給、飯を奢って貰いました 襲い掛かるファミコン全盛期
{netabare}おまけが108種類⇒無理だあwwwww
初任給で買い物することに、ヒヤヒヤさせやがって。魔王の娘さんだとしったらパニックだからなあ
あ...惚れたな...勇者が魔王に...

「勇者と魔王が共に生きる世界はまっぴらごめんだ!」
そんな連中が魔王さんに襲いかかった。本当の魔王にするために...RPGに必要な物資・建物を欲すために
FCやSFCに思いを募らせる面々だろう。そこに感情は一定で存在しているのかもしれない{/netabare}

10話 立ち直りが早い魔王www
{netabare}先週襲われた癖に元気にオムライス食ってる魔王さん、それでいいんです
そういえばミミックって言う擬態をする魔物もいたよなあ~今度は通販で無駄遣いをする魔王さんであったwwwww
それと毎月届くパーツを集めて作るディアゴスティーニ社の奴もかwwwwwww

だがその最中、動き出す魔王を求む元魔族と勇者を求む元仲間
そして、拉致された魔王さん
立ち上がれ、ラウル!{/netabare}

11話 カチコミ 学校ver
{netabare}ラウルの友人はどうってことない
問題はオールエーだ
お前も本来戦う理由はないはずだ。どんな理由だろうと全力できな!!
そして来たかフィノ...これが魔王の娘の生き様だ...同時にStylish脱ぎもしやがったwww
じゃあ行こうぜ魔界に!
共に生活できる新世界を創るために!

ああそうだ、電化製品の力は凄いもんだなあ~www{/netabare}

12話 勇者、己の職責を果たす
{netabare}戦は勿論、一生懸命魔王さんに教えた用語が全てを解決してくれた&注文書もだ
それだけです

最後全裸となって帰ってきやがった。盾も仕事してるしwwwそして店長も最後まであざとかったwww商売上手だこと{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 28

りょったー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

ほぼ家電量販店のお話

最初は魔法だったりバトルシーンがたくさんあるアニメかと思ったのですが見てみると日常系のラブコメでした笑
しかし内容はとてもおもしろく、魔王が倒され勇者がいらなくなった世界が舞台となっているお話で、主人公の就職先に魔王の娘がやってきて日々を共に過ごしていく。そんか感じのストーリーで一度はまると一気に見ちゃいますよ笑

キャラもとても可愛くて声優さんとすごく合っています!
ラブコメが好きな人にはぜひオススメのアニメです!!!

投稿 : 2024/04/27
♥ : 3

ロビン★ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

しぶしぶ視聴を決意→ハマりましたw

魔力ハーレムコメディ(全12話+OVA1話)

舞台は魔王が倒され世界は平和になり、勇者制度が廃止されてしまった世界。

勇者になれなかった主人公ラウルや、前魔王の娘でヒロインのフィノちゃんなどが、マジックアイテムの家電屋に就職して奮闘するお話しです。

主に日常コメディがメインで楽しめました。

シリアスや時々あるバトルシーンもなかなか見応えありました。

お色気シーンは男子向けな感じでわざとらしかったかなw

世間知らずのフィノちゃんの明るく純粋な性格と、成長していく様子がとても良かったです(*^_^*)

全体的な雰囲気がWorking‼︎ に似た作品だと思います★

投稿 : 2024/04/27
♥ : 38

61.8 3 ZAQで笑いなアニメランキング3位
RAIL WARS!(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (671)
3387人が棚に入れました
超巨大優良企業・國鉄に就職し、安定した将来を夢見る平凡な高校生、高山直人。そんな俺が研修で配属されたのは、男嫌いの桜井をはじめヤバい奴だらけの「鉄道公安隊」だった! しかも、國鉄の分割民営化を企む過激派「RJ」まで暗躍し…… どうなる? 俺の人生設計!
國鉄が分割民営化されなかったもう一つの日本を舞台とした、夢の鉄道パラダイス・エンタテイメント! 出発進行!

声優・キャラクター
福山潤、日野聡、沼倉愛美、内田真礼、五十嵐裕美、中原麻衣、堀江由衣
ネタバレ

ホワイトマウス さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

痴漢と犯罪者は許さないんだから

RAIL WARS!、見終わりました。毎回、期待して見てました。

ほんとは
{netabare}高校生のOJTとしてでなく、鉄道公安隊に新人さんとして働くという背景のほうが良かったような気もしたんですけど、{/netabare}でも良かったです。

私、桜井あおいちゃんのファンになっちゃいました。あおいちゃん、強くって、素敵!  {netabare} 格闘技も拳銃の扱いも警官顔負けでしたし。あおいちゃんの「痴漢は射殺!」の名ゼリフ、極端ですけどあおいちゃんらしいです。
あおいちゃん役の声優さんが私の好きな沼倉愛美さんだったのも良かったです。

物語は現実離れしていたけど、みんなで協力して事件を解決する姿、素敵だったと思います。高山君がリーダーというのも、あおいちゃんや岩泉君などとバランスが取れていて、このメンバーを安心して見られたような気がします。
{/netabare}
opの茅原実里さんの「向かい風に打たれながら」、あおいちゃんのアクションがあって躍動感がありました。それにEDのZAQの「OVERDRIVER」」もかっこよくって素敵でした。

2期あればぜひ見たい作品です。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 48

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

私にとって視聴していて気持ちの熱くなった作品でした^^;

私の知り合いに鉄道関係者が居ることもあり、原作未読、事前情報無しでしたが、視聴を楽しみにしていた作品でした^^

桐生鉄道高等学校・・・旅客輸送科と機関整備科の2科制の学校で、鉄道関係の会社に入社後、即戦力となる学生の養成を目的に創立された学校です。
この学校では2年生になると「学生OJT」として鉄道会社で働く研修制度があり、この「学生OJT」の結果が今後の鉄道業界での就職にや第な影響を及ぼすのだそうです。
この「学生OJT」を受講する前に「特設公安科課程」という30日間の事前研修を受ける必要があり・・・この物語は主要登場人物4人がこの研修を受講するところから始まります。

この作品の主要登場人物は、個性派揃いで、声優さんも豪華です^^
主人公:高山 直人(CV:福山潤さん)
ヒロイン:桜井 あおい(CV:沼倉愛美さん)
ヒロイン:小海 はるか(CV:内田真礼さん)
脳筋:岩泉 翔(CV:日野聡さん)

そして先輩で班長の飯田 奈々(CV:堀江由衣さん)

電車の運転手と一生安泰な生活を希望する主人公ですが、何故か東京中央鉄道公安室第四警戒班に配属になり、一生安泰とは真逆・・・次々と事件やトラブルに巻き込まれていくのです。
理想と現実があまりにもかけ離れているため、ちょっと不憫にも思えますけれど^^;

こうして第四警戒班の仕事を見ていくことになるのですが、勤務地が東京駅と途方もなく広い駅なので、仕事も様々です・・・
掲示板整理、迷子、道案内に加え不審物や不審者の捜索など・・・
もともと第4警戒班は研修生専用の部署のため、危険な仕事はさせられないとの事ですが、振り返ってみると、第1話目からむちゃくちゃ危険だったように思います^^;

もしかすると、第4警戒班に所属する彼らには、そこまで求められてないのかもしれません・・・
それじゃぁ、専門の人に任せて・・・などという安直な思考の第4警戒班ではありません。

「お客様の安全が一番だから・・・」
「今ここで騒ぎを大きくしたら・・・パニックが起こる」
「今取り逃がしたら、また犠牲者が出るかもしれない・・・」
「絶対に諦めたくない・・・」

正義感と冷静な判断・・・そして職務に対する熱い気持ち・・・
登場する皆んなの気持ちのバランスがとても気持ち良いし、見ていて思わず熱くなりました^^

そして、気持ちだけじゃなく武闘派、頭脳派の仲間の良いところを班長代理の主人公が引き出して、班長が皆んなを優しく包み込む・・・思い返すと第四警戒班そのものが絶妙なバランスの上で成り立っていたのだと思います^^

色っぽいキャラデザも、主人公ハーレム系の作風も私の中では追い風になっていました^^
あおいちゃんと小海さん以外にも女性キャラは登場するのですが、みんな良い感じなんですよね・・・
この作品では甲乙付け難いですが、僅差で小海さん・・・うーん、でも札沼 (さっしょう)さんも捨て難い(//∇//)

それと、自分が乗ったことのある電車が登場したことも強く印象に残る理由になっています^^
私は北斗星に2度乗ったことがあり、1回は2段ベットのB寝台だったのですが、もう1回は個室A寝台だったので作中で登場した時は驚きと、少し嬉しかったような気がします^^
食堂車の雰囲気もそのままでしたよ♪
他にも色々な機関車・電車を見ることができましたが・・・國鉄の歴史の深さを感じました^^

1クール12話の作品でしたが、私にとってはあっという間に終わってしまった感のある作品でした^^;
今後、ゲームの発売は予定されているようですが、アニメの続編も期待しています。
放送されるなら必ず視聴したいと思います♪

投稿 : 2024/04/27
♥ : 34

ロビン★ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

終着駅のない鉄道ハーレム

民営化されていない国鉄に学生OJTで奮闘する仲間たちの物語(全12話)

鉄道に知識や興味がなくても一切問題なく、鉄道関係は正直お飾りのようなものです。

毎回ありえないくらいのトラブルに巻き込まれ、学生なのに事件や事故を解決していく非現実的な展開はもうツッコミを通り越して笑えてきますね!

主人公の高山君は根っからの鉄道オタクでありハーレムです。

ヒロイン達のお色気サービスシーンもやたら多くてわざとらしいし( ̄▽ ̄)

でも皆カワイイし、特に目的なくダラダラ進みますが難しく考えずマッタリ楽しめた作品でした。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 35

59.1 4 ZAQで笑いなアニメランキング4位
直球表題ロボットアニメ(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (96)
386人が棚に入れました
機動世紀8013年。
人類は既に滅亡から70世紀以上経過しており、その世界はかつて人類が残した軍事用ロボットが独自の進化を遂げていた。
ロボット達はヨーロッパを制圧した「リベリオン連邦」とアジアを拠点にする「シン公国」の二手に別れ、いつ終わるともわからない戦いを繰り広げていた。
この戦いを終わらせるべく、3体の非戦闘用ロボットがかつて人間が持っていた「笑い」を調査する。
ネタバレ

スロイハ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

gdgd機械s

笑いという感情の無い非戦闘用ロボット三人が「笑いを理解して戦争を無くそう!」と奮起する"ギャグ"アニメ。

「gdgd妖精s」で脚本を務めた方が監督ということで、構成はかなり似ています。

ですが、何もかもが一緒という訳ではありません。一番の違いは、前述しましたが「ロボットなので笑いという感情が理解出来ていない」という点。この作品の最大の特徴です。

笑いを手に入れる為に様々な笑いの手法を取り入れようとするAパート。
ズレたことを大真面目に言い、それに対するツッコミももちろん無く(一応ナレーションが居てツッコんでくれますが)、そして当然の如く滑る…以下ループ。ずっとこれ。
要するに"滑り芸"です。自分は好きですが結構好みが分かれそうですね。

Bパートは百聞は一見に如かずです。OPのかっこいい(?)ロボット達が滅茶苦茶になります。最終話までにネタが尽きそうで別の意味でハラハラしています。

Cパートはgdgdでもあった台本無しのコーナーです。声優さんたちがモノボケをするコーナーなのですが、どう考えても笑っています。笑いまくりです。ロボットなのに!公式では"ノイズ"だとか言って誤魔化してるけど!

最終回はまさかの{netabare}本格SF展開!すげえ、ちゃんとロボットアニメしてる!まあ最終回でシリアス、ってのはgdgd一期視聴者なら予想出来た人も多いんじゃないかと思います。けど配信版で内容を変えてきたのは予想外だった。正確には"変えた"でなく"追加した"ですが、この追加シーンがあるのとないのでは最終回の印象は全く異なるでしょう。低予算ならではの利点を上手く生かしている気がしますね。{/netabare}

gdgd以上に癖のある作品ですが、ノリが分かれば結構楽しめるんじゃないかと思います。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 4
ネタバレ

さんたか さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

もっと多くの人に見てもらいたい隠れた良作

人類が滅びた後の地球、そこでは残された戦闘用ロボットたちが終わりのない戦いを続けていた・・・というハードな世界観ですが、この作品はあくまでもギャグアニメ。
メイドロボットの「フジイ」(画像中央、青髪メガネ)、司書ロボットの「カトウ」(画像左、銀髪ゴーグル)、工業用ロボットの「モリ」(画像右、銀色ツインテール?)の3体が、戦争を終わらせるために「笑い」とは何かを調査していくというストーリーです。
また、この作品はMikuMikuDance(MMD)というフリーの3DCGソフトを使って製作されており、スタッフもニコニコ動画で活躍する動画投稿者を採用した点も特徴です。

1つ1つの話は3パートに分かれ、かつての人類が残したデータベースから「笑い」につながりそうなものを3体が取り上げていきます。

最初のパートでは、膨大なデータベースから「ボケ」「モノマネ」「あるあるネタ」のようなお笑いの定番ネタについて3体が研究していきますが、「笑い」を理解できないロボット達ではネタの意味をつかめず、別物のシュールな何かになってしまいます。見ている方はそのズレ具合で笑えますが、ロボット達にとっては毎回失敗に・・・。

次のパートでは、シミュレーション装置を用い戦争に「ローション相撲」「あつあつおでん」といった笑いを持ち込んだ結果を確認します。このシミュレーションは番組OPを改変したものですが、このアニメのOPは(本編と違い)やたらカッコいい正統派ロボットバトルアニメ風のものになってるんですね。そんなOP映像に「ローションまみれにしたらどうなるか」、なんて実験をやるので・・・一言でいえばカオスです。毎回OPとここでしか出てこないカッコいい戦闘用ロボ達が不憫で仕方ない。

そして最後のパートでは、資料館に残された人類の遺品について調査します。まあ、要するに物ボケです。このパートは声優のアドリブで毎回進んでいくのですが、このアニメは全編が「プレスコ」という「声の収録→映像の制作」の順番で作られているので、アドリブとキャラクターの動きがピッタリ合い、本当にロボット達が戸惑っているような独特の雰囲気が出ていて面白いです。ノイズとかキャラ崩壊は気にしない。

作画については、全編3DCGなので当然ですが作画崩壊などは全く無いです。ただ所詮フリーソフトなのでグラフィックはいかにもCGといった感じが残ります。個人的にはロボットの無機質感が出ていて、普通のアニメとして作られるよりも良かったと思います。

声優については、メインキャラ役の3人ともまだ新人なのに特に違和感は無く、むしろロボットという難しい題材を見事に演じきったと思います。前述のアドリブも初々しさがかえって戸惑うロボット達とシンクロし、笑わせるところではしっかり笑わせ、暴走するところではしっかり暴走してと良い演技でした。アドリブでキャラ崩壊しまくってるにも関わらず、「このキャラにはこの声優以外考えられない」というレベルまで昇華してるのは採用したスタッフ・演じた声優両者のセンスの良さを感じます。

物語が進むにつれてロボット達も少しずつ笑いを理解し始め、1話と最終話を見比べると違いが分かるほど成長していきます。そしてその最終話では、まさかのハードSF展開に。この最終話の出来が素晴らしく、SF好き・ロボット好き・人工知能好きの人には最終話のために全話を見てほしいぐらいです。最終話の詳細は以下のネタバレへ。
{netabare}
最終話では、今までギャグのために用意されていた「ロボットと笑い」という問題に対して、SF小説も真っ青の展開を繰り広げます。主人公たちはあるロボットと出会うことでついに「笑いプログラム」を手に入れます。しかし、これは同時にロボットの全機能を停止させるプログラムでもあったのです。「ロボットが笑えるようになるということは、プログラムを無視できるようになるということ」。プログラムを無視できるようになったロボットは自らの存在意義を失い、停止してしまう。「人工知能と感情」というネタは大昔からありますが、「笑い=停止」と解釈したのはなかなか珍しいのではないでしょうか。そして今までの何気ないネタやセリフ、さらにEDの歌詞や制作委員会の名前までもがここに至るまでの伏線であったことがわかり、物語は作中最大の感動、そして最大の「笑い」へ向かいます。
{/netabare}
ニコニコ動画版ではTV放映版の最後に追加シーンがあるのですが、このシーンのおかげでSFアニメとしても、ギャグアニメとしても素晴らしい出来になっています。一話15分という短編ですので、興味のある方は一度見てみることをお勧めします。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 2
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