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「ジョーカー・ゲーム(TVアニメ動画)」

総合得点
76.9
感想・評価
986
棚に入れた
5008
ランキング
650
★★★★☆ 3.6 (986)
物語
3.7
作画
3.7
声優
3.7
音楽
3.5
キャラ
3.5

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ジョーカー・ゲームの感想・評価はどうでしたか?

テングタケ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

作画良好

かなり力の入った作画だと思います。キャラデザもすっきりした線で、美男美女が皆美形です。
ですが、このキャラデザのせいで主人公側のチームが誰が誰だか分かりにくいです。でもご安心。1話完結のオムニバス形式なので、誰が誰でもどうでもいい親切設計です。
それぞれの話は、どれもみなソコソコ楽しめます。凄い印象に残る面白い話は正直1話も無いですが、平均的にレベルは高いかと。オムニバス形式のため、主人公がおらず(一応結城中佐が中心人物?)、視聴者がキャラに思い入れ出来ないのはマイナス面でしょうか。
作品の出来は悪くないんですが、なんと言うか、全体にスカした感じが少々鼻につきます。特にOPやEDに顕著です。物語全体のD機関アゲ・結城中佐ヨイショもちょっと面白さに水を差す感じかと。
まあでも、良作品であることは間違いないと思います。

投稿 : 2024/01/06
閲覧 : 42
サンキュー:

1

ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「スパイ作品=アクション」だけじゃない!!しっかりとしたミステリーで魅せる良作

【レビューNo.97】(初回登録:2023/12/03)
小説原作で2016年作品。全12話。
交流あるレビュアーさんの棚で本作を見つけ、そういえばいい作品だったなと。
昭和初期の日本に実在したスパイ養成機関、陸軍中野学校をヒントに、柳広司
作の戦時下のスパイを題材にしたミステリー小説で、第30回吉川英治文学新人
賞他を受賞など原作の評価は高いようですね。

(ストーリー)
昭和12年秋、陸軍中枢部の多数の反対意見を押しのけて、結城中佐の提案でス
パイ養成学校「D機関」が設立された。訓練生たちは互いの素性を知らないまま、
精神と肉体の極限を要求される訓練を受け、優秀なスパイへと成長していく。
そして結城中佐の指揮の元、世界各国で暗躍し始める。

(評 価)
・日本陸軍でも異質な存在が際立つ第1話
 ・第1話の主役は、陸軍から監視役としてD機関に出向してきた佐久間中尉。
  バリバリの軍隊教育(思想)を受けてきた、当時の代表的な日本軍人です。
  そんな佐久間に、開口一番結城中佐が先制パンチを見舞います。
  {netabare}「馬鹿か?貴様。背広姿で敬礼する奴があるか」(軍人だと即バレw){/netabare}
 ・そして佐久間が妄信する
  ・戦いは正々堂々と。
  ・名誉や愛国心のために時には死することも厭わない。
  ・そのような覚悟のないスパイは「卑怯」な存在。
  これをD機関の学生たちは「トートロジー…見事な鰯の頭です。良く仕込ん
  だものですが、新興宗教と同じですよ。」と一笑に付します。
 ・最後に結城中佐はスパイの矜持を説くのです。
  {netabare}・彼らは各国で途方もないない長い期間、たった一人で自らを見えない存
   在とし、諜報活動に勤しまなければならない。
   → 彼らに待っているのは真っ黒な孤独だ。
   → 唯一の支えは、常に変化し続ける多様な状況の中で、咄嗟に判断を
     下せる能力だけだ。
 ・佐久間は(洗脳された)自分たちの行動原理との違いに衝撃を受け
  ・彼らの支えは「自分たちならこの程度のことはできなければならない」
   という恐ろしいまでの自負心だけ。 
   → そんな生き方ができるのは人でなしだけだ。
  彼らを「怪物」だと評するのです。{/netabare}

 後述の「ジョーカーゲーム」のシーンを含め、ここまでが1話Aパートになり
 なります。まだ本筋のスパイ活動ではないですが、D機関がかなり異質な存在
 であることを強く印象づける見応えある会話劇とその世界観に、冒頭から引
 き込まれる感じですね。

・「ジョーカーゲーム」とは
 タイトルにもなっている「ジョーカーゲーム」について解説。
 ・D機関の学生たちが楽しんでいた、表向きはポーカーですが、
  {netabare}・プレイヤーは食堂にいるものを味方につけ、盗み見たカードをサインで
   知らせてもらう。
  ・だが誰がどちらについているかはわからない。
  ・サインは偽物かもしれないし、敵のサインを読み手が変えることもある。
  ・場合によっては敵のスパイを裏切らせ、味方につけることもできる。
  いかにも、スパイ養成学校らしい遊びです。
  (ただのポーカーだと丸腰で参戦した佐久間は、当然惨敗w)
 ・そしてこれが「国際政治」の縮図で、見せかけのルールにとらわれ、実際
  に行われていたゲームの本質にすら気づいていないのが「今の日本の姿」
  であると。
 ・これは何も国際政治に限った話ではありません。(軍内部の権力闘争等)
  佐久間はD機関と合同任務を実施するために派遣されたのですが、
  ・この任務に隠された上層部の真の狙い
  ・その狙いを事前に察知し、逆に利用するよう動いていたD機関
  最後にこの真相に辿りついた佐久間はこうつぶやくのです。
  {netabare}「俺は最後まで入ることすら出来なかった・・・『ジョーカーゲーム』に」{/netabare}{/netabare}

 なるほど、タイトルとするにふさわしい作品の本質を表していると感じます。

・スパイモノながら頭脳戦や推理モノの要素が強い
 ・物語としてはスパイモノらしく
  ・他国での諜報活動
   → ターゲットへの接触や潜入・協力者との情報交換
  ・国内でのスパイ活動の監視
   → 敵国スパイの監視や(裏切りによる情報漏洩など)陸軍への内偵
  ・陸軍本部との権力闘争
   → D機関の存在が面白くない上層部からの仕掛け
  といった内容を、各国に散ったD機関のメンバーに焦点を当て、1-2話の
  オムニバス形式で見せていく形になります。
 ・なので
  ・結城中佐以外のメンバーの出番が少ない。
  ・(他の方も書かれてますが)そもそも「スパイとして印象に残りにくい」
   をコンセプトとしたキャラデザらしい。 
   (各話毎に主役が変わっていくが、正直誰やねん?!という感じw)
  ということで、登場人物には感情移入しにくく、純粋にストーリーの面白
  さや創り込みを楽しむ作品という感じですね。
 ・ストーリーとしては、スパイモノなのでアクションもありますが、主たる
  流れは、任務の途中でアクシデントが起こり(マークしてたターゲットが
  何者かに消される等)、任務を遂行しながらその真相に迫っていくという、
  推理モノの要素が強い感じです。
 ・それに加え、陸軍本部の企みを巡る頭脳戦的な要素ですね。世界から「魔
  王」と恐れられた結城中佐が格の違いを見せつける様は、昔よく放送され
  ていた時代劇の「勧善懲悪」っぽい爽快感があります。
 ・あと主要キャラ男性ばかりなので、各話のゲストキャラで女性が登場する
  のですが、{netabare}もれなく「疫病神」だというw
  「女で身を滅ぼすな!」という原作者からの忠告なのでしょうか。
  (またD機関の採用が男だけの理由も最後に語られます。){/netabare}

原作既読ですが、アニメの方は原作の面白さを忠実に再現してくれているとい
う印象ですね。その分地味な作品という感は否めないですがw
(視聴後は「上質のミステリー小説を堪能した」って感じなんだよな)
同じスパイモノでも、某アニメにのような美少女たちのドタバタ劇をみせてく
れる訳でもなく、結城中佐も「極上だ」とは褒めてくれません(笑)
なので、明快な面白さやエンタメ性は薄い作品ですね。

それでも昭和初期の風景から始まり、ここから大戦へと突き進んでいく当時の
空気感だったり、作画もよくや音楽も作品にマッチしていて、制作陣はかなり
頑張っているなというのを感じますし、原作がしっかりしているので、ミステ
リーとして地に足のついた作品に仕上がっていると思います。
あと個人的には唯一思い入れのできるキャラ結城中佐は、世界で暗躍していた
経験があるだけにその言葉には重みがあり、堀内賢雄さんの好演も光り、見ど
ころのひとつかなっと。

「007」「ミッション:インポッシブル」など「スパイ作品=アクション」だけ
でなく、こういう作品もあることを知ってもらえればと思います。

(追 記)
>登場人物には感情移入しにくく、純粋にストーリーの面白さや創り込みを楽
>しむ作品という感じですね。
「神様のメモ帳」でも書きましたが、ミステリー主軸の作品ってこちらにかな
り尺をとられるので、1クールアニメだと元々人物描写でキャラの魅力を引き
出すとかがかなり難しいんですよね。
(原作の創りもありますが)そういう意味では人物を必要以上に描かないとい
う本作のスタンスは、割と理に適っているのかなという印象ですね。

投稿 : 2023/12/09
閲覧 : 372
サンキュー:

15

かりんとう さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

キャラクターが声優の名前でしか覚えられなかった笑

制作はProduction I.G。
監督は野村和也、脚本・シリーズ構成は岸本卓。
原作が小説、漫画版を霜月かよ子さんが描いてるようです。

アニメは全12話。前半は訓練生一人一人の話で、後半は結城中佐メインになっていく感じ。
キャラクターがみんな一緒に見えてしまうのですが、声優がそれをカバーするかのように豪華。
メインだけじゃなく、サブキャラでさえベテラン声優を使ってくるほど。

ストーリーは各国に派遣された訓練生達の仕事ぶりを見ていく感じ。
訓練生一人に1話って感じなので、ちゃんと目立つ場所を用意されてるので誰かが埋もれるってことはない。ただ本当に似たようなデザインなので、他キャラの話しで他の訓練生が出て来ても声を聞かないとわからないです(笑)

個人的に結城中佐の話しになった頃が面白かったです。
とは言え最後のほうなので、途中でつまらないと感じたらやめたほうがいいと思います。
原作読んだことがある方は懐かしむ感じで観るので面白いんじゃないかなと思います。

投稿 : 2023/10/25
閲覧 : 91
サンキュー:

1

ネタバレ

fuzzy さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

スパイあるある探検隊

西川くん西川くん
スパイのあるあるしりたいから
あるあるさん家の探検隊よばなきゃ
ハイッハイッ。。

ってのは関係なくて。。


非常に惜しい作品だなという感想
第二次戦時下の日本のスパイが日本や他国で活動するというもの
1話完結的
絵も綺麗だしopとかもいい

ただ主人公が不在のため
スパイあるあるを観させられてる感じ
特に発見や、感動話もなかったので
もったいないなぁ。。という感じ
必ず出てくる誰かや主人公を決めた方が良かったのになぁ。

マスターキートンが好きなので
スパイ話はそちらの方が発見や泣けたりとかあるので
どうにも比較してしまった

んー残念

でもフォーマットは良いので
これに感情移入できるメインキャラや
一貫した目的、ライバルとかあるのがあればいいなぁ

ってそう考えると名作ってそういうとこしっかりしてるなぁ

投稿 : 2023/03/02
閲覧 : 158
サンキュー:

2

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

限りなく満点に近い硬派なポリティカルフィクション

原作は読んだことないですが、プロダクションIGでのポリティカルフィクションの中では「機動警察パトレイバー」や「攻殻機動隊」に並ぶ不朽の名作として確立しました。

作画もさる事ながら、やはり第二次世界大戦中の緊張感、政治感、人間感などが巧みで非常に楽しめたので軍事マニアも唸る出来栄えだったと思います。

「スパイ」という一見非常に冷徹、冷酷、無慈悲な機関の話でありながら実は人間に最も大切な絆や人情に問をかける人情話でもあり、感慨深かったです。

あと、例に漏れず川井憲次の音楽が素晴らしい。重厚感と安定感のある作曲は今でも健在でしたね。

「91DAYS」もそうですが、こういったアニメが今後も作られ、評価される事を祈っています。


「背広姿で敬礼するやつがあるか。」

これは背広姿で軍人の真似をするスパイがいるものか。。という意味もありますが、「スパイは単に人殺しをするような軍人ではない」という意味もあると思います。

投稿 : 2022/10/31
閲覧 : 913
サンキュー:

19

をぬ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

好きな雰囲気。

レトロスタイリッシュハードボイルドスパイアクション。

誰だお前。
キャラデザ何とかなら……いや、敵地で背景に溶け込むスパイという存在を表現するために敢えてなのか!?

というわけで主要キャラの見分けがつかないけど面白かったです。

投稿 : 2022/06/29
閲覧 : 212
サンキュー:

4

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ラストのセリフに痺れる

昭和初期の東京、横浜、
そして上海、倫敦で繰り広げられる、
歴史の闇に埋もれたスパイミステリー。

帝国陸軍内に創設されたD機関の暗躍。
歴史の舵取りはどこが握るのか!?
心の拠り所さえ、裏切り捨て去る、
それがスパイなのである。

スタイリッシュな映像美で魅せる、
美術や背景を見てるだけでも痺れる。
淫靡で雑多な上海や当時の伊勢丹、
ダットサン(初期の車)が最高ですね。
物語は結城中佐を軸に語られるオムニバス形式。
お勧めは「魔都」「ダブルジョーカー」です。

世界大戦の火種がくすぶる、
あの時代に興味のある方にぜひお勧め。
テーマや設定が重過ぎるように感じますが、
キャラも良く、音楽もセリフも粋な物語です。
各国の諜報機関も雰囲気持っていますね。
原作の評判も良いのでは試してみては。

最終話「XX」、
最後の結城中佐のセリフに痺れる。
見事な幕引である。

投稿 : 2021/11/16
閲覧 : 1032
サンキュー:

63

ネタバレ

アニマル さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 1.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

スパイ系の話だと聞いて視聴しました

序盤はわかりやすいトリックが多かったような気がします。
後半に行くに連れて集中力が切れてきたのか眺めるだけになって行きました。

一つの話の中でいくつかトリックがあるのですが、辻褄が合わない点などが出てきたりするのでそれが「物語が進むに連れて解明されるのか」という判断が難しく、結果的に原作でしか明かされない部分もあったのでのめり込めませんでした。

キャラクターに見分けがつきづらいのはスパイとしてモブ顔の方が目立ちにくいので敢えてとの事で納得しました。
キャラクターを観るというよりも、組織の活動全体を俯瞰して観るアニメなのかなという解釈です。

命懸けでミッションを遂行する事を創作上では褒められがちですが、スパイとして必要な志に「死なない事」があったのは斬新で良かったです。

投稿 : 2021/09/14
閲覧 : 574
サンキュー:

2

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

誰も信じられなくなりそうなスパイのおはなし。。だけど。。

あらすじはあにこれのを見てね☆


キャラはみんなおんなじ顔に見えるけどイケメンばっかり^^

声優さんたちも有名な人ばっかりだからおそ松難民向けかもw



1話目
{netabare}
1話目の公式のあらすじ
{netabare}
昭和12年秋、陸軍内部の強い反対の中、結城中佐によってスパイ養成を目的とするD機関が秘密裏に設立された。
参謀本部から監視の密命を受け、D機関に赴いた佐久間中尉が目にしたのは超人的な選抜試験を平然とくぐり抜けた若者たちだった。
ある日、参謀本部の武藤大佐よりD機関に対し、親日家で通るアメリカ人ジョン・ゴードンへのスパイ容疑を調査せよとの命が下る。佐久間とD機関員たちは憲兵隊に扮しゴードン邸の捜査を開始するが…。
{/netabare}

前半はあらすじのおはなしで
とちゅうはD機関のメンバーがやってたジョーカー・ゲームのおはなし

見た目はふつうのポーカーにしか見えないけど
裏ではゲームしてる人たちとのぞき見してる人たちが
敵のカードを教えたり裏切ったりするゲームで

国際関係とかもこんな感じで
佐久間さんみたいに表しか見てないと負けちゃう。。ってゆう

D機関の人たちを支えてくれるものは
常に変化しつづける多様な状況の中で
とっさに判断を下す能力だけだ


後半は応用編かな?

(今までの訓練で教わったことを生かして)
スパイの疑いがあるアメリカ人(ジョン)の家から
言い逃れのできない証拠を見つけろってゆう命令。。

佐久間さんは憲兵のフリをしたD機関の人たちと
ジョンの家に証拠を捜しに行って
強気で「証拠がなかったら自分が腹を切る!」って
ジョンに言っちゃった(ことにされてるw)

でも
証拠はなかなか見つからなくってジョンがキレて
「何日か前にも憲兵が来て何も見つからなかった
こんどは許さない」って言いだして
佐久間さんは「自分がはめられた!」って目が点になってた。。

----------------キリトリセン----------------

佐久間さんははめられたって思ってるけど
D機関の人たちって目立つのキライなはず。。
だったらこんなところで佐久間さんがハラキリとかして
憲兵がニセモノだってバラすようなことするはずないってにゃんは思うな☆


多様な状況の中でとっさに判断を下す能力を持った
頭のいいD機関の人たちだから今回の命令のイミくらい分かってるはず。。
それでゼッタイに見つけなくっちゃって思ったら
本当になくっても見つけてくるはず。。

だったら
もしかしてかくし場所がだいたい分かってて本当に見つけるかもだけど
見つけれない時のためにってニセモノの証拠くらい用意してくよね?w

じゃなかったらこのおはなしってすぐに終わっちゃいそう^^
{/netabare}

2話目
{netabare}
2話目の公式のあらすじ
{netabare}
ゴードン邸を捜索する佐久間たちだが、スパイ行為の証拠をどうしても見つけることができない。
そんな中、捜索は二度目だとゴードンが口走ったことで、佐久間はこの任務が武藤によって仕組まれたものだと知る。
{/netabare}

面白かったけど1話のおはなしの復習が長くってすぐ終わっちゃったみたい


佐久間さんが証拠を見つけれたのってD機関のやり方を知ってたからで
そのあと武藤大佐が何をしようってしてたかとか
結城中佐の秘密のこととか分かったのも
やっぱりジョーカー・ゲームを知ってたからだよね?

今までただ表しか見てなかった佐久間さんが
裏のことまで考えれるようになって
結城中佐にスカウトされそうになったのに断った時に言った

「軍人でいつでも腹を切る覚悟がある。。
ただ駒として使い捨てられるのはごめんだ!」ってよく分からなかった。。


ジョーカーゲームのやり方が分かってきたのに
D機関に入ったら使い捨てされるから
えらい軍人になって日本のために戦って死のうとか思ってるのかな?
{/netabare}

3話目
{netabare}
3話目の公式のあらすじ
{netabare}
何も思い出せない…。目覚めると、すべての記憶を失っていた。
所持しているパスポートには“島野亮祐”の名前。入国地はマルセイユ。
かたわらにいた謎の男アランたちによって、現在のフランスがドイツ軍に占領されていることを知る。
{/netabare}

今週は
フランスのレジスタンス運動のスパイをするために
アランのグループに入り込もうってして記憶をなくした波多野のおはなし

今週はあんまりおもしろくなかったかな


スパイだからしようがないけど
おばあさんに暗示をかけて危ないことさせるってゆうのは
ちょっとかわいそうみたいだった


それに波多野の計画がイイカゲンみたい。。

だっておばあさんがうまく暗示にかかってくれなかったりとか
アランたちが助けてくれなかったり助ける前に殺されたりするかもだし
助けに来たってうまく逃げられるか分からないし。。って

それよりおんなじフランス人のおばあさんが銃殺されようってしてるのに
助けなかったアランたちが
波多野のことはぜったい助けるとかってどうして分かったの?
そんなやる気があったら
波多野が来る前におばあさんを助けようってしたんじゃないかな?


それで波多野の計画はうまく行ったけど
アランたちはたった3人で
それも気を失ってる波多野をつれて。。って
うまくいく方がへんかなぁって。。


それでも波多野はかっこよかったw
中の人が梶裕貴さんってゆうのもよかった♪


それから歴史の勉強にもなるみたい
1940年。。って日本はドイツと軍事同盟を結ぼうってしてたんだ。。
って第2次世界大戦っていつ始まったんだっけw
(ちょっとウィキ見てきたけどやっぱり歴史って苦手。。頭がクラクラw)

1939年9月1日に
ドイツ軍がポーランドをせめて第二次世界大戦が始まったけど
日本は1941年12月8日(日本時間)にマレー作戦と真珠湾攻撃をして
宣戦布告した。。って
そっかぁ。。来年日本は戦争はじめるんだ。。
{/netabare}

4話目
{netabare}
4話目の公式のあらすじ
{netabare}
上海派遣憲兵隊に配属された本間英司軍曹は、着任早々、及川政幸大尉に呼び出される。
及川から、憲兵隊内部に潜む敵の内通者を捜査せよという命令を受けているそのさなか、爆発音が響き渡り…。
{/netabare}

今週は上海で福本さんのおはなしだったけど
福本さんはあんまり出てこなくって本間軍曹が主役みたいだった。。


おはなしは

福本さんがカゲから本間軍曹をあやつって
本当の内通者を告発させようとする。。かな?


最後まで誰がD機関の人か分からなかって
どうなるのかなって思って見てたら
意外な犯人とほかの人たちの正体とかヒミツが分かってきて
ちょっとグロいシーンとかもあったけど
BLのおはなしまで出てきて濃いおはなしだったみたい

濃すぎて1回見ただけだとよく分からなかって2,3回見直しちゃった^^

2話分くらい使ってゆっくりやったら
もうちょっと気もちが伝わるおはなしになったかも?
{/netabare}

5話目
{netabare}
5話目の公式のあらすじ
{netabare}
ロンドンで写真店を営んでいた伊沢和夫は、ある日突然スパイ容疑で拘束されてしまう。
執拗な尋問に耐える伊沢の前に現れたのは、英国諜報機関のスパイ・マスターである
ハワード・マークス中佐だった…。
{/netabare}

今週は神永さんのおはなし


さいごに神永さんは外交官の人が情報をもらしてるのを確かめるために
わざと捕まったって分かるんだけど。。

☆大事な秘密は心の奥にかくしておいて自白剤をうたれても話さない
☆現地のスパイ組織とかに味方をもぐりこませておいて
こっちのスパイがつかまった時だけ助ける
☆その時にならないとわからないヒントをあげて
かくれた味方のことはスパイにも教えない。。
☆あいてがニセの情報を送らせたらそのまま送る。。
そのままの文で送られた情報はD機関では助けてくれってゆうイミになる

。。って
いろんなスパイのやり方とかヒミツのおはなしだったのかも?
{/netabare}

6話目
{netabare}
6話目の公式のあらすじ
{netabare}
〝協力者〟モロゾフから機密情報を手渡したいという緊急連絡を受け、
D機関員である瀬戸礼二は満鉄の超特急あじあに乗車していた。
情報の受け渡しをしようと接触をはかるも、モロゾフはすでに殺されており…。
{/netabare}

瀬戸礼二になった田崎さんのおはなしで
モロゾフを殺した犯人を見つけ出してD機関のスパイにするために
捕まえるおはなしだったと思う


犯人を見つけるのに子供たちを使ったり
「あじあ」より早いものは?のなぞなぞの答えが鳩で
手品をする田崎さんに合ってて
あと
死なず殺さずで相手を生かしておくおはなしでよかった☆


ただ
日本軍の人たちはD機関のやり方がキライみたいで
別のスパイ学校を作ろうってしてるみたい

でも
天皇陛下の写真のウラにかくしてあった情報を
見つけられないくらい頭が固い人たちだから
D機関にはゼッタイに勝てなさそう。。ってゆうか
もしかして結城中佐はもうそのこと知ってたりして^^
{/netabare}

7話目
{netabare}
7話目の公式のあらすじ
{netabare}
サンフランシスコからハワイ諸島を経由し日本へと向かう豪華客船朱鷺丸ときまる。
そのデッキ上でクロスワードパズルに興じていた内海脩のもとに、ジェフリー・モーガンと名乗る男が現れる。
そのとき、海上に目をやった人々の口から悲鳴があがり…。
{/netabare}


今週は甘利さんのおはなし。。


甘利さんのミッションって
日本軍も使ってるエニグマ暗号の解読がとくいな
イギリススパイだったルイスがモーガンってゆう名前と顔になって
アメリカに亡命しようとしてたのを止めることだったんだけど

ルイスが前のミッションの時に
巻きぞえにして殺した男の人の奥さん(シンシア)が
復しゅうのためにドイツのスパイ「暗号名ケルベロス」になって
ルイスを毒殺した事件に巻き込まれて。。ってゆうおはなしになって


そのことに気がついた甘利さんはシンシアさんの話を聞いて同情して
さいごはシンシアさんの子どもとワンちゃん1匹の面倒を
見てあげることになったみたい^^


日本人が外人の女の子を連れて歩いてたりしたら目立つよね?
スパイってほんとは目立つことなんてしちゃダメなんじゃないかな?

でも
シンシアさんの気もちとか考えて
いっしょに連れてくことにした甘利さんって
冷たいはずのスパイなのにハワイみたいにあったかくってよかった☆
{/netabare}

8話目
{netabare}
8話目の公式のあらすじ
{netabare}
元外交官の白幡樹一郎に、陸軍の機密である〝統帥綱領とうすいこうりょう〟を盗読したとの容疑がかけられる。
秘密裏に真相を究明するため、蒲生次郎は白幡と旧知の間柄である英国領事アーネスト・グラハムに接触するが…。
{/netabare}

今日は誰がスパイかよく分からなくってドキドキした

チョウさんをカジノの借金でおどかしたくらいから
いつものD機関とちょっと違うみたい?って思ったら
別の組織で風機関ってゆうところのスパイだったみたい


風機関はD機関と違くて
「ちゅうちょなく殺せ!いさぎよく死ね!」って
わざとD機関と反対にしたんじゃない?って思ったw


おはなしはあらすじの通りだけど
D機関も動いてて競争してるみたい

もちろんD機関が勝つと思うけど
どこにかくれてるのかな?
{/netabare}

9話目
{netabare}
9話目の公式のあらすじ
{netabare}
風戸中佐率いる生粋の陸軍軍人によって組織された〝風機関〟が、
D機関の追い落としを謀り、スパイ容疑のかかる白幅樹一郎を追っていた。
そしてとうとう、白幡邸の書生森島邦雄を通じて〝統帥綱領(とうすいこうりょう)〟受け渡しの日時が知らされる…。
{/netabare}

はじめは誰が風機関の人か分からなかったけど
にゃんは公式のキャラクター紹介をときどき見てるから
福山潤さんが中の人の森島(実井)さんが出てきたところで
今日のおはなしがなんとなく分かっちゃったw


1年も前から白幡の家にいたってゆうから
きっと風機関が気がつくずっと前から分かってたはず。。

「ちゅうちょなく殺せ!」の風機関だから
もちろんお酒の中に毒を入れてるって思ったし
実井さんはそんなこと分かっててニセの情報を知らせに来たんだから
お酒は飲むふりしただけだってゆうのも^^


でも
白幡邸で結城中佐が待ってるってゆうのはぜんぜん思わなかったから
後半風戸中佐にタネあかしする中佐がかっこよかった☆

風機関が守ろうとした〝統帥綱領〟ははじめからなかったし
そんなもの。。ってバカにしてたし

必殺が信条。。白幡を殺してでも。。俺たちの勝ちだ!って言ったら
殺したはずの森島が出てくるしw

屋敷の周りの風機関たちは
神永と波多野が拘束(って2人で全員をやったんだよねw)


おこった風戸が銃を撃とうってしたら
実井さんの銃でその銃を撃ちおとされて
結城さんからは殺すのは無イミでバカげてるってお説教w


陸軍の動きが白幡に漏れててグラハムも逃げたけど
でも、教えたのは結城中佐じゃなくって仲居さんで
風戸は中佐と顔を合わせたことにも気がついてなかったw
(結城さんは仲居さんと森島が仲がいいことを利用して
わざと白幡に連絡するようにさせたみたい^^)

それから
若い男はほとんど戦争に行ってるのに何人も若い男が集まってたら
風機関の人たちは気がつかなくっても
旅館の人たちにはお客さんが軍人だってすぐバレるってw


その上、
陸軍関係者の間だけではすごいと思われてる天保銭って
見た目は大きいけど8厘で1銭の価値もなくって
外の世界ではデクノボウのイミで
お前らはスパイごっこしてるはだかの王様だって。。


そこまでバカにされたら風戸さんじゃなくっても死にたくなっちゃうよね。。
さいごは服のウラに隠してた襟章を捨ててドカーンって。。
(スパイが襟章とか持ってたらつかまった時すぐバレるのにね)

結城中佐が言ったこと風戸さんは最後まで分からなかったみたい
分かってたら死んだりするはずないのに。。


結城中佐とD機関がかっこいいおはなしだったけど
さいごは風戸さんたちがおバカすぎてかわいそうだった。。


テンポウセングミってよく分からなくってググったら天保銭組のことで
陸軍大学校の卒業者のことだって。。

こんなとっても頭がいいのに周りのこととか見てない人たちが
みんなに戦争させてたから日本は負けちゃったのかも。。
{/netabare}

10話目
{netabare}
10話目の公式のあらすじ
{netabare}
英国タイムズ紙極東派遣員のアーロン・プライスは、D機関の創設者と噂される結城中佐の正体を暴かんと調査を進めていた。
手に入れた陸軍幼年学校の名簿を調べるプライスは、首席で合格しながらも素行不良で退学となったある生徒に目をとめる。
その名は〝有崎晃(アリサキアキラ)〟……。
{/netabare}

スパイはどこの誰かが分かったら弱点がバレちゃうからかな?
陸軍には結城中佐なんてゆう人はいないことになってるみたい

今日のおはなしは結城中佐の正体。。が分かるのかな?って
じっと見てたけど
実は正体だって思ったのは
敵のスパイがさがしに来たら分かるようにしかけてあったワナで

アーロンさんは結城中佐にわざわざ自分がスパイだって知らせに行って
自分の情報までとられちゃったってゆうおはなし。。

にゃんははじめ
奥さんが怪しいのかな?って思ったけど

さいごは
今まで手に入れたものぜんぶなくしたって思ったアーロンさんに
結城中佐が奥さんを返してくれるってゆう
冷たいスパイのおはなしとはぜんぜん違うあったかいおはなしだった☆


結城中佐って
何でも知ってて、どこにでもいて、何でもできて、思いやりもある
神さまみたいな人かも☆
{/netabare}

11話目
{netabare}
11話目の公式のあらすじ
{netabare}
ドイツ国防軍の諜報機関アプヴェアに所属するヘルマン・ヴォルフ大佐は、
副官を務めるヨハン・バウアー中尉とともにベルリン郊外で起きた列車事故の調査に赴く。
そして事故に関係するとみられた男の持ち物から、あるスパイ道具を見つけ出す。
男は〝真木克彦〟という日本人の死体から盗んだと自供するが……。
{/netabare}

今日のおはなしは
「死ぬな、殺すな」って言われてるD機関のスパイが
死ななくっちゃいけなくなったとき
どうするか?ってゆうおはなしだったと思う


スパイだって人間だからきっといつかは死んじゃうけど
どうして死んだり殺したりしちゃダメって言われてるかってゆうと
目立つから。。目立って警察とかにいろいろ調べたら
バレちゃ困ることまで見つかったりするから。。

だったら死ななくっちゃいけなくなったスパイがやることって
自分がスパイだったってゆう証拠と盗んだ情報とかを消すこと

三好さんは〝真木克彦〟のまま死んだから
きっとスパイが死んだことにはならないって思った。。


おはなしは
結城中佐がむかしドイツ軍につかまって
自分の左手を爆弾で吹き飛ばして逃げたときのことが
はじめに来てたから分かりにくかったみたい。。


今までのおはなしだとD機関のひとは誰も死ななかったから
今回も死んだふりして実は。。
とかなのかなって?思ってたけどちゃんと死んでた。。

ヨハン中尉の報告で近所の人が真木の死んだ写真を見て
意外にイケメンで生きてる時よりかっこいい。。みたく言ってたって
それって生きてる間は目立たないようにしてたからで
死んではじめて本当の自分が出せたんだよね。。


証拠もないのに真木がスパイだって言いはるヴォルフ大佐に

ヨハンは
これだけ調べてるのに証拠が出てこないのは変だから
「真木はスパイじゃないんじゃないか?」って
「大佐が幻影を追ってる」って言っちゃった!

にゃんは
コワそうな大佐にそんなこと言っちゃって
ヨハンさん大丈夫かな?って思ったけど
大佐は冷静で別におこったりしなくってよかった(ほっ。。w

それで何か見逃してるって思って気がついたのは
真木が死んだとき笑ってたってゆうことで
真木は情報を誰かに渡したあとだった。。ってゆうこと

そのこと確かめに行ってはじめて分かったのが
エリに縫い付けてあったマイクロフィルムの協力者リストは
結城中佐が持ち去ってて
もう証拠はぜんぶ消された。。ってゆうこと


2回目におはなしを見たら
胸にパイプが刺さってもうダメだって思った三好さんが
結城中佐が見つけやすいようにって(たぶん)
死ぬ前に笑顔でエリにさわってるところが写ってた。。


ほとんど役がなくって死んじゃっただけだったけど
三好さんがイケメンのいいおはなしだった☆


あと、関係ないけど
ヴォルフ大佐って何となく
ルパンに逃げられた銭形刑事さんみたいかなぁ?って^^
{/netabare}

12話目
{netabare}
12話目の公式のあらすじ
{netabare}
ベルリン・アルゲマイネ社の記者カール・シュナイダーにドイツとソ連の二重スパイの疑いがかけられる。
スパイである証拠を探るD機関だが、突如シュナイダーは謎の死を遂げる。
結城中佐の指令を受けた機関員たちは各自調査に乗りだすが……。
{/netabare}

スパイに向いてなかったスパイの小田切さんのおはなし
スカウトされるおはなしから子どものころのおはなし、事件の捜査。。
ほとんどずっと出っぱなしで本名まで分かっちゃった^^
めずらしいよね^^


今週はD機関の人全員も出てきたしホントに最終回ってゆう感じだったね
最終回だったけど起きた順に並べたら
1、2話目のジョーカーゲームのすぐあとのおはなしだからかな。。

♥~*~♡~*~♥~*~♡~*~♥~*~♡~*~♥~*~♡~*~♥

今日のおはなしはスパイ殺人事件の推理だったみたい


小田切さんが調査してた
ドイツとソ連の2重スパイのシュナイダーが恋人のアパートで殺されて
帰ってきた舞台女優の恋人百合子さんと共演者のミヨコさんが発見した

D機関の全員で調査したら
イギリスにドイツとソ連の情報を売ろうとしたシュナイダーを
ソ連のスパイが殺したみたいで犯人はミヨコだった。。


中佐と小田切さんの話しで分かったのは

シュナイダーの調査中に小田切さんがミヨコを見逃してたのは
百合子さんが育ての親(初恋の相手?)にそっくりだったから。。
ってゆう感じかなぁ?


それで小田切さんは
「百合子に気を取られててもう1人の女の感情に気がつかなかった」って

それってミヨコがシュナイダーを殺した動機って
3重スパイだったからだけじゃなくって
好きだったスパイ仲間のシュナイダーが百合子とくっついたから?
ってゆうのもあったのかな?

だからそのあと中佐は
D機関に女がいないのは「女は必要もないのに殺すから」って
「愛情や憎しみなどと言ったとるに足りないもののためにな。。」


スパイは「死ぬな殺すな」殺したら目立つから。。

本当はミヨコってシュナイダーを殺さないほうがよかったのかも?
でも、愛情や憎しみのために殺しちゃった。。
ってゆうのが今日のおはなしの正解だったのかも?


感想書くのに何度か見直してたら

D機関のみんなが小田切さんに情報を教えてくれて
小田切さんが聞いたら三好さん(たぶん)が「キサマの事件だからだ」って

自分では全然気がついてなかったけど
小田切さんが失敗したのはとらわれてたからだって
D機関のみんなが中佐みたく気がついてたみたい。。

それでみんな冷たそうに笑ってたのに
ちゃんと情報を教えてくれてサポートしてくれた。。
D機関のみんなって冷たそうに見えて
ホントは中佐に似ててやさしい人たちなんだって思う☆


さいご
結城中佐がD機関をやめてく小田切さんに満州行きの辞令を渡したけど
そこって百合子さんが行くってゆうところだよね^^
中佐って冷たいこと言いながらほんとはやさしいんだから☆

そうゆうやさしいところが
スパイをやめて飛崎弘行にもどる小田切さんにも
「死ぬなよ」って言ったところにも出てたよね^^

それで小田切さんが頭を下げたら
「バカかキサマ? 背広姿で敬礼するやつがあるか」って


かっこいいセリフで前にも聞いたことあったみたい?
って1話目見直したら
はじめて中佐が言ったセリフだった(その時は佐久間さんだったけど)

中佐のはじめと終わりのセリフがおんなじってすごくない?
{/netabare}




見おわって


はじめは
スパイ同士の頭脳戦みたいなおはなしになるのかな?って思ったし
そうゆうおはなしもあったけど

スパイの生き方、死に方
何も信じられない冷たい世界のはずなのに「死ぬな、殺すな」
感動するおはなしとかもあってとっても良かったって思う☆


ただ、スパイだからしょうがないかもだけど
中佐だけじゃなくって
もっと1人1人が活躍するおはなしとかあったらよかったのに☆って^^

投稿 : 2021/08/21
閲覧 : 1378
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119

うぐいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

かっこいい世界観のアニメ

第二次世界大戦中の日本のスパイ機関という設定。
一話完結で最終的に何がどうなる訳ではないのだが面白い。
戦争中の「相手を殺すか自決」という戦国時代の武士のような発想を笑うかのようなセリフは聞いていてとても気持ちが良い。
序盤だが波多野の話が分かりやすく面白かった。
あまり「戦争」って感じが前面に出ていなかったのが良かった。
それぞれの声優が同じナレーションをするのも面白く、ダンディな装いのアニメ。

投稿 : 2021/06/28
閲覧 : 296
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1

ネタバレ

シボ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

キャラの印象が残らないのは狙いなの?

帝国陸軍内に結城中佐のもと組織されたスパイ集団「D機関」が
世界で暗躍する様を描いた作品です。

スパイというと、007やミッションインポッシブルなどド派手な
アクションでってのを想像してたのですけど、
結城中佐のもと訓練された工作員達は徹底的に隠密活動中心で
無駄な殺しは一切ありません。

1話目にして参謀本部よりD機関に派遣された佐久間中尉の
国の為に忠義を尽くす軍人精神。
作戦の為なら死をも恐れないという行為を真っ向から否定します。

工作員にとって死は自分であっても相手であっても目立ってしまう
愚策だと言い切り、緻密な行動を常に求めるところに
実際のところは、そりゃそうだよな~って観てました。

ストーリーは基本短編で、工作員1人につき1~2話の尺で
各国でのスパイ活動を描いているので観やすいし、
理解しやすいってのはあります。

ただ、全体的に大きなテーマ、つながりがあったらもっと
楽しめたのかなって思います。
やっぱり基本テーマは暗いし、死をなるべく避けるという理由も
あってアクションも少なめで地味だし~。

なにより男ばっかりでヒロイン的な登場人物もなし。
本当のスパイって何をモチベーションに死を隣り合わせで
誰からも褒められることなく命賭けてるんだろう?
なんて思いながら観てました。

まあアクション映画が虚飾でリアルはこっちよりなんだろうけどね~。

冒頭のD期間の紹介が各話で暗躍するキャラのCVが
自分ですら知っているような有名な声優さんばかりが
担当していて、そのクセが出てるのが面白かったな。

ただ声は違いがあるもののキャラクターは、美少年的なキャラから
紳士風な風貌など違いはあったもののほとんど印象に残らなかったです。
当然最後まで名前すら覚えてない・・・

あっ・・でも
それでこそスパイの本懐ってことで狙った演出だったってことなの!?
(ジェームスボンドとかイーサンとか有名すぎて逆におかしいかw)

面白いところもあったものの、先が観たくなるほどハマったかというと
そうでもありませんでした。
そんなどっちつかずな感想になっちゃうような渋~い作品でした。

投稿 : 2021/05/31
閲覧 : 323
サンキュー:

22

レタスの人 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

正直1mmも面白くなかった

私はアニメ好きではなく、洋画や小説、漫画や映画を好むタイプだが、そういった人たちが好みやすい様なレビューなどが結構転がっていたので5話くらいまで視聴してみた。

テクノライズも最後まで見続けた私、なんとか面白くなるのではないだろうか?と視聴を続けたが、オムニバス形式なのでそうなる訳もないなと途中で気付き断念。

物語としては、まあ適当に見繕った超スペックが任務を遂行するだけ。
仕掛けや物語が面白い物でも無いので、その凄さや雰囲気で楽しむ事は出来るかもしれないが、基本殆どの作品は超スペックが主人格になるのが当たり前で、他の作品では物語や人間関係を楽しみつつも頭脳戦やアクションを楽しめる事を考えれば、失礼ながらも何の魅力も感じない作品と私は感じた。

さながらパッとしない小説家のスパイ系短編集というか…。

投稿 : 2021/05/30
閲覧 : 411
サンキュー:

4

ネタバレ

ハニワピンコ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

「誰」が「何をしたか」の重要性

まーあっさり終わった
1話完結で基本各話毎にメインの登場人物は違く、関係の無いブツ切りのオムニバス形式でスパイの活躍を見るアニメ
各話の出来はとても高かったし、アクションは無いけど画面に目を向けさせるような画面の作りはされていたから飽きはしなかったけれど、全体として見てみると、軸となるストーリーやら関連性がないので締まりがない

1話完結で、どのキャラもよく分からんままとりあえず活躍を見せてはい次じゃあ少し物足りなく、任務の成果の達成感も感じず「凄い事をしている雰囲気を楽しむアニメ」となり、視聴者は置いてけぼりで印象に残るアニメでは無かった
結局物語って「誰が」「何をしたか」が重要で、「誰が」の部分が薄いと思い出しようもない
よく言われている、スパイものだからキャラは見分けがつかなくてもいいについて
9話くらいで1人本当に死んだ展開があったが、ただ流れで死んだように見え、特に感じることが無かった。何故今まで無かったドラマ要素を入れたのかが謎
D機関の人間は別に愛国心がある訳ではなく、ただ受けた司令を遂行するエリートと描かれていたのを更に強調するためなのかな?
それを描きたいなら無機質な死亡シーンを描くより何か他にやり方があったと思う

各話ではなく全体的に見て良かったところってなると出てこないという事がこの作品の全てを物語っている
もっと出来た

投稿 : 2021/05/12
閲覧 : 338
サンキュー:

6

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

スパイ同士による騙し合いで、主人公という主人公は本作には登場しない。いわば、D機関そのものが主人公である。
・ミステリー・サスペンスの海外ドラマが好きな人
・大人向けの内容が好きな人
・難しい話が好きな人
・昭和、レトロな雰囲気が好きな人
この辺好きだと、ジョーカーゲーム楽しめると思います。

投稿 : 2021/02/04
閲覧 : 228

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

趣の異なった『主人公最強系』?

原作未読。

ジャンルはスパイ&ミステリー系かな?
日本が世界大戦に参戦する直前頃、結城中佐の発案で作られたD機関と呼ばれるスパイ養成学校の8人の訓練生たちが活躍する話。

今まであまり見なかったジャンルなので、楽しさ半分、好奇心半分くらいで視聴開始。

まず、作画の綺麗さにビックリ。

OP、ED曲とも作品のイメージにぴったり。

登場人物の姿形に特徴が少ないため、誰が誰だか見分けにくいけど、表情が豊かな部分は高評価。

投稿 : 2021/01/07
閲覧 : 969
サンキュー:

59

ソース さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:----

何かが足りない

面白かった。けれど固定された主人公がいないからだろうか印象にあまり残りにくい感じがする。もうワンインパクト欲しかったかなぁ

投稿 : 2020/12/25
閲覧 : 206
サンキュー:

7

ネタバレ

シン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

世界大戦の狭間のきな臭さが伝わります

スパイ養成組織、D機関のメンバーが各地で暗躍する姿を描いた硬派で重厚なストーリー。あの時代の空気感がビシビシ伝わってきます。

〈物語について〉
基本的に1話完結型。各話に各メンバー1人1人が登場し、日本から外国まで各地で暗躍する様子を描いています。
ロマンスやコメディの要素など一切無く、複雑な情勢下で任務を遂行するとにかくストイックな人々の物語。音楽も基本的に重々しくあの時代の暗い部分を徹底的に表現していました。
惜しかったのは何話か見るうちにこのキャラがどんでん返し要因では?と想像がついてしまったことです。
見る人を選ぶ作品だと思いますがスパイものやリアルな軍隊ものが好きな方にとってはとても魅力的な物語だと思います。

〈キャラクターについて〉
驚くべきは主人公であるD機関メンバーが目立たないこと。HPにはキャラの性格等が書いてあるのですが本編ではその個性を感じる場面があまりありません。どちらかといえば各話それぞれに登場するサブキャラ達の方が目立っています。最終話までキャラがたっているのはD機関創設者の結城と1話に登場した佐久間のみのように感じました。
ただ、スパイという日常に溶け込みひっそりと諜報活動を行うものを描くという点ではとても上手いなと思いました。
キャストも豪華メンバーであるにも関わらず全員抑えた演技で個性を殺しているように思えました。


淡々と始まり淡々と終わった物語でしたがスパイの生き様としてはとてもリアルで最後の結城のセリフがとても印象に残る物語でした。

投稿 : 2020/10/05
閲覧 : 325
サンキュー:

7

gkm さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

記憶には残りにくいが雰囲気のいいミステリスパイアニメ

ほとんどが1話完結で終わり、主人公も各話ごとに変わっていく。
どんな登場人物だったか、彼らの名前は何だったか、顔ですらはっきりと思い出せない。
記憶に残るのは「D機関」「結城中佐」という名前のみ。
作品に対するリスペクトが高すぎて、アニメ自体が記憶に残りにくい。
そこまでスパイを追求しなくてもいいのに。

「007」「M:I」「キングスマン」のようなアクションスパイものではないので爽快感を求めている人は注意が必要。

投稿 : 2020/10/05
閲覧 : 417
サンキュー:

7

ネタバレ

お粥 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

スパイの知識が無かったから二回ずつ見てしまった、

二回見てやっと話が分かってきました。一話で完結する話ばかりて良かったです。続き物になると、更に分からなくなりそうな気がしますね………(笑)
{netabare} 最終回辺りで出てきた若かりし頃の、結城さんがかっこよすぎてビビりましたwwあれはかっこよすぎましたね。特に見た目が(笑){/netabare}

あの時代の雰囲気がとてつもなく大好きなので、風景や人の絵を眺めてるだけで満足してしまってました。
分かりやすい回もあるけど、回りくどい?回もあって、ストーリーがしっかり練ってあるので何回でもみられるアニメだと思いました。絵もめちゃくちゃ綺麗で作画崩壊なんて物は無かったです。
四話の上海の話是非見てほしいです。四話がすごいおもしろかったです。最後のシーンは何度も見ました、人間臭くていいです!
難解な、 自分で考えてアニメを見るのが好きな方には絶対おすすめの作品、です。あとダンディーな男性が好きな方にもおすすめです。

投稿 : 2020/09/30
閲覧 : 240
サンキュー:

4

ムスムス さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

顔のない男たちによる、見えざる戦い。

スパイという荒唐無稽になりがちな題材を、第二次大戦前夜という舞台に見事に落とし込んだ秀作ミステリー。
原作がしっかりしていることもあるが、アニメ制作側もきちんと時代考証をして作っている点が素晴らしい。(本当はそれが当然なのだけれども)
モスグリーンやブラウンを基調とした画作りや、タバコの煙を生かした印象的なシーンなど、作画も丁寧かつ見応えがある仕上がり。
演出やストーリー構成も、制作者の意図がきちんと反映されている。開始時点では区別困難なキャラデザだが、一話一話を重ねるごとに鮮明になるという作り方は、アニメ作品として素晴らしいと感じた。
しかも、そうして見えてきた姿ですら諜報という任務を通して見たものであり、彼ら自身の真の姿ではないのだ。回を重ねるごとに、そのことをはっきりと認識させた上で、最終話にあのエピソードを持ってくるところにも感心した。
スパイらしい小道具使いも魅力。
アニメなので一話が短いのは仕方ないが、各エピソードをもう少し長く楽しみたかった。

投稿 : 2020/08/15
閲覧 : 342
サンキュー:

6

ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

映像もストーリーもよく練られたスパイもの<原作読了、追記あり>

本作は繊細な描写が魅力で小説や洋画(特に古い名作)のような印象の、スパイを主人公としたミステリー作品。
何回も視聴して想像や考察をしながらじっくり楽しむのが吉です。

アニメよりも実写向きと感じるような作りですし、エピソードごと時系列を入れ替えていたり、メインキャラクターを意図して見分けがつきにくくデザインしているなど、アニメとしては尖ったところもあります。

エンターテイメント的なアニメを好む人や、キャラクターの掘り下げを望む人には向かないかもしれませんが、シリアスなアニメや他の媒体の作品も好む人には逆に入りやすいのではないでしょうか。

【ビジュアル面】
キャラクター原案は三輪士郎さんで、キャラクターデザインの矢萩利幸さんがアニメの方向性に合わせてより地味なイメージに落とし込んでいます。
ことD機関のスパイ8名は全員目立たないモブ顔を設定するという方法を取りました。アニメキャラクターは一目で見分けがつくべき、という考え方からすれば思い切っていますが、機関員8名はスパイとして目立たず活動する作品なのでこれで正解だったと思います。

作画は安定感と美しさでリアリティを追求している点が最大の特長。動きもデフォルメが少なめ、色彩も暗めなので若干泥臭いイメージにもなっていて、そういう部分が好きですね。
安定した作画でキャラクターの仕草や表情が細かく、緊張感やリアルな雰囲気が途切れなかったことが一番素晴らしい点だと思います。

背景もやはりリアルで美しく、地に足の着いた映像作りがされていて、世界観をよく表現していました。


【キャラクターと声優】 {netabare}
大御所がいっぱいでしたw演技に関しては本当に素晴らしかったの一言です。

結城中佐はほんの僅かに人間味を見せることが実は少なくなく、長いスパイ活動を経てもその人間性を捨て去っていない点がかえって恐ろしいと同時に素晴らしいキャラクター。
堀内賢雄さんは感情を見せない語り口、時折見せるかすかな人間性、変装時の演じ分けなど最初から最後まで、本当に素晴らしかったです。個人的に賢雄さんはシリアスキャラがすごく好きなので嬉しかったです。

ゲストキャラクターではヴォルフ大佐と、その声を当てた銀河万丈さんがとても印象深いです。若い頃との演じ分けも好きですし、判断力に優れた面、冷徹な印象や威圧感、結城中佐に対する一種の執着などその人間性がとても感じられました。
{/netabare}


【ストーリー面】 {netabare}
オムニバス形式 で各話独立した物語として展開、八人の機関員にそれぞれスポットが当たる構成です。
あえて時系列を入れ替え最初(1,2話)と最後(12話)にキャラクターの人間性を描くタイプのエピソードを配置。3話がいきなり荒唐無稽なストーリーなのは気になるものの、話数が進むほど視聴者を引き込む作りになっており、おかげで右肩上がりに面白くなったと感じました。

そして最終話がいつも通りに始まりいつも通りに終わる、というのが実に本作らしい。そういう終わり方になるだろうとは思っていましたし、私自身それを期待していました。
スパイたちの人生にも活動にも終わりはなく、視聴者はそのいくつかの出来事を覗き見しただけと思っていましたし、時系列の入れ替えのおかげでそれが自然だと感じられました。

ラストの結城中佐の台詞は第1話最初の台詞と同じで、これが格好良かった!全体のまとまりも感じられて良かったです。
佐久間さんに対しては「これまでの考え方を捨てろ」、小田切さんに対しては「ここでの経験を忘れるな」という意味もありそうですね。
原作からは改変されているそうですが、スタッフが最後までアニメとしてより良い作品を作ろうとしたと思えて、なんとも粋で、正直燃えました。そういうアニメじゃないけどこれw
{/netabare}

【本作の2つの柱】 {netabare}
本作を1クールで展開する上での柱だと私が感じたのは「スパイの生き様」「虚構」の2つです。しかもその2つの要素は密接にリンクして、綺麗に全12話で起承転結にまとめられていました。

まず1、2話で佐久間が初めて機関員(スパイ)の「虚構」を認識します。佐久間は視聴者目線に立つ存在でもあります。
そして機関員は優秀なスパイで、その存在は「虚構」であり、影となって状況をコントロールするという、その仕事ぶりでスパイを語るという構造なのですね。
3話~7話で機関員たちが主役でないのは当然のことです。スパイの生き様は色々ですが、諜報戦から降りざるを得なくなった者だけが「虚構」を捨て去り(あるいは剥がされ)、初めて物語の主役になるわけです。
そういう意味では、軍人であることを捨て去れない風機関の人間はそもそも諜報戦に参加することすらできませんでした。

結城中佐は上に立つ人間ですし身体的ハンデが特徴になるので影にはなれませんが、逆に掴まれている情報を餌に「虚構」を構築することで状況をコントロールし、アーロンを引退に追い込んでいます。結城中佐の過去話かとおもいきや、10話の主役はアーロンさんなんですよね。
11話は三好が真木という「虚構」を被ったまま人生に幕を下ろす物語でもあり、同時に結城中佐の「虚構」が危うく崩れかける物語でもありました。ニアミスしたのがヴォルフ大佐だったら、一切偽装していない結城中佐は実体をつかまれていたでしょう。
そして、最終話では自己を捨てきれない小田切を描くことで、相対的に視聴者に機関員の「虚構」を再認識させているのです。(キャストの役名が「飛崎弘行(小田切)」になってることに今になって気がつきました。細かい!)

もともと虚構であるアニメーションでは、いかにリアリティを持たせるかが大切です。
本作は映像からはリアリティを追求しているように感じますが、実際は「虚構」を描く作品でした。本作中でキャラクターの語る偽情報すら映像が付いていたのは、視聴者を引っ掛けるフェイクだったのでしょう。原作ファンを引っ掛ける改変もあったようで、そう言われると原作がさらに気になりますw

実写ドラマでも面白いかも知れないと最初は思いましたが、人の手でゼロから創り上げられる虚構(アニメ)だからこそ、本作は魅力的なのかも。
{/netabare}


【雑感】 {netabare}
感情移入が出来ないとのめり込めない私が全話面白く見られたのは、一見淡白に見えても、ストーリー(ミステリー)の中に人情噺のような側面を必ず入れていたからだと思います。
ストーリーを引っ張るのは機関員ですが、他のキャラクターはきちんと人物描写されていて、仕草や表情も見逃せなくて毎回画面に釘付けになってました。

それから自分としては意外だったのが、三好の死がめっちゃショックだったこと。
原作ファンの方の書き込みを目にする機会があって、視聴前から知っていたのにズシンと来ました…普通なら嫌いなタイプのキャラクターなのに…
なんというか三好が、というより「人間の死」というもののあっけなさ、迷いも後悔も心の中に一切無いスパイの死に様が重かったですね。ドラマチックな演出が一切ないからこそ辛かったです…

考える頭脳があるのに日本軍人として生きると決意している佐久間、スパイとして秘密を保って死んだ三好、暗い時代に孤独と苦難の道を歩む機関員たち、それとはまた違う厳しい道を選択した小田切、誰にも見せない苦悩を抱えているであろう結城中佐。
キャラに感情移入するアニメじゃないのに私が嵌ったのは、彼らに想像の余地を残してくれているからです。
本作で何を見て何を考えるかは視聴者に委ねられています。そこがとても好きですね。
{/netabare}

本当にスタッフに恵まれた作品でした。
本作を見ているとわからないことも沢山ありましたが、本作の公式サイトには時系列表やコラム等があり、理解の助けになりました。かなり内容が充実していて頭が下がります。

振り返ると無駄な話はひとつもなかったと思いますし、繰り返し視聴するのが楽しい作品です。
こういう新作が定期的に出てくれると個人的にはとても嬉しいですね。(2016,6,27)


本日原作を読了しました。
キャリアのある作家さんだけあって読みやすく情報量も多く、描く要素も一貫していてとても面白かったです。時系列は原作もばらばらで、アニメだけではなかったんですねw
アニメ版が気に入った方には是非読んでみて欲しいです。

原作のひとつの特徴として、小説というビジュアルのない媒体だからこそ出来る登場人物の「無名性」があります。{netabare}登場するスパイ達は偽名しか付けられていませんし、スパイが主役となる物語は最後にその人物の"スパイとしての死"が示唆されることが殆どです。{/netabare}
アニメ版に私が感じた「虚構」は原作から引き継がれた重要な要素だったのですね。

アニメーションではビジュアルが絶対に必要ですから、やり方を間違えると本作の魅力を大きく損なう難しい要素だったんだなと読んでみて思いました。機関員のキャラクターデザインはとても良いバランスだったと思います。

物語としても、キャラクター数や情報量を減らしながらも物語の筋はきちんと通り、そのために原作を分解・再構築することを恐れないよく練られた作品でした。

動画配信サイトが再放送など行ってくれていることもあり、良い評価を受けているようで一ファンとしてとても嬉しく思います。
(2016.7.8追記)

投稿 : 2020/07/14
閲覧 : 1136
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51

Pocali さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

誰が誰かわからない

でもそれが狙いだというレビューをたくさん読んで納得した。凄い。
男の人がハマりそうなお話だなぁ、というくらいなんですが、世界観は好きです。
なんだかんだ4周くらい見てます!

投稿 : 2020/07/03
閲覧 : 329
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5

latte さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

スパイとは。

各国との情報戦が重要な昭和初期。D機関という少数精鋭のスパイ組織が立ち上げられた。

常に危険と隣り合わせではらはらドキドキでした!スパイということでキャラ1人ひとりの印象は薄いです。どのキャラが誰とか覚えられない。。。そうゆうとこは他のアニメと全く違います。
実際にありそうな設定、内容でどちらかというと大人向け。1話ごとに内容も区切られているので、世界観重視でサスペンスっぽいの好きだけどストーリー長いと飽きちゃう人にはおすすめです。

投稿 : 2020/03/13
閲覧 : 264
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4

ぺろ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

シリアスが好きな方は見てもいいと思いますよ!

タイトルにあるようにシリアスな展開がほとんどなので
人によっては重いとおもう方もいると思います。

私はこういう暗めな物語はかなり好きなので問題なく見れました。
全12話ですが毎話主人公がちがう短編物なので
1話ごとに推理内容が変わるのが面白い点かとおもいます。

残念な点でいえば主要キャラクターが10人近くおり、
いまいち顔と名前が一致せず こんな人いたっけ?みたくなっちゃいました。

声優陣はかなり豪華です。
主要キャラだけでなく1話だけしかでないキャラにも有名声優さんが出演されていておどろきました。


見終わっておもったことは
スパイって大変なんだな!っておもいました!

投稿 : 2020/03/11
閲覧 : 230
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4

ダビデ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

スパイ短編ストーリー

昭和12年に設立されたD機関と結城中佐を中心にまとめられたフィクションの短編ストーリー。

話しが面白い。
あまり、話同士が繋がらないのですが、物がりないとかそんな感じはありませんでした。

今後、続編がつくられるのを楽しみにしています。

投稿 : 2020/02/20
閲覧 : 307
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7

あっしゅ1216 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

名作だと思います

キャラが薄くて覚えられないのですが、スパイなので特徴のないようにキャラデザしたのだなぁと思います。

ハーレムとか・・・
逆ハーレムとか・・・
ゲーム原作とか・・・
異世界ものとか・・・
魔法とか・・・
ヴァンパイアとか・・・
飽きたし、一部の作品しか面白くないし、お腹いっぱいなので・・・。
こういう作品が増えて欲しい。

大人向けだし、戦時下だし、結城中佐が一応の主役なので、好みがわかれるところではあるとは思いますが、野村和也監督期待してます。
「風が強く吹いている」も面白かったですしね。

一つ疑問なのは、何故D機関の皆さまと佐久間はスリーピースを愛用していて、ポケットチーフは白・・・TVホールド。
ジレが同じ生地じゃないから正確にはスリーピースではないけど、世界大戦前とはいえ、そんなにお洒落できたのだろうか?何故ネクタイと色を合わせず、全員白なのか、不思議で仕方ない。

投稿 : 2020/02/10
閲覧 : 296
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8

DB さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

中心を貫くストーリーが感じられなかったので、オムニバスみたいに見てました。それぞれの話は結構面白いのかなと思いましたが、淡々と進んでいく演出にはあまり魅力を感じなかった。

投稿 : 2020/01/02
閲覧 : 243
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3

ネタバレ

稲葉姫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:----

御真影が出てくるアニメーション

第1話 ジョーカー・ゲーム(前編)と第2話 ジョーカー・ゲーム(後編)がこのアニメーションの全てと言ってもいいかもしれません。

そのくらい、この二つの話は強烈な印象を私たちに与えます。

御真影とは、大日本帝国憲法で「神聖不可侵」とされた天皇や皇后の肖像写真のこといいます。ゴードン邸を捜索する佐久間たちの捜索のキーになる天皇の写真です。

当時、日本人にとっては、「天皇陛下のお顔を見ると目が潰れる」といわれ、御真影の額の下の縁から上には目線を上げなかったのです。この一見神聖な行為(日本人の常識)が、戦争に負けた原因の元凶であり、結城中佐が打破したいと思ったものでしょう。

大人のアニメーションです。
「プリンセス・プリンシパル」もいいスパイものアニメーションでしたが、この作品に比べたらお子様レベルに見えます。

堀内賢雄さん、関智一さんなどの声優さんが揃っていたことも、アニメ化を成功させた要因となっています。こういう大人の鑑賞に耐えうるアニメを5年に1本でいいから見たいものです。

投稿 : 2019/11/03
閲覧 : 318
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6

エイジ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

主人公のいない退屈さ

5話で断念しました。
退屈です。
好きな内容ですが、際立ったキャラがいないせいかもしれません。
1話目から9人くらい核となる人物が登場します。
個性が描かれることもないので誰が誰だかわかりません。
第1話では正義感あふれるキャラがいてバランスが保たれていましたが、その後はサブキャラだけで構成されているかのような話でした。

投稿 : 2019/10/30
閲覧 : 285
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4

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ジョーカー・ゲームのストーリー・あらすじ

世界大戦の火種がくすぶる昭和初期を舞台に、帝国陸軍の“スパイマスター”結城中佐によって設立されたスパイ養成部門「D機関」の活躍が描かれている。(TVアニメ動画『ジョーカー・ゲーム』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2016年春アニメ
制作会社
プロダクションI.G
主題歌
≪OP≫QUADRANGLE『REASON TRIANGLE』≪ED≫MAGIC OF LiFE『DOUBLE』

声優・キャラクター

堀内賢雄、下野紘、木村良平、細谷佳正、森川智之、梶裕貴、福山潤、中井和哉、櫻井孝宏、津田健次郎、関智一

スタッフ

原作:柳広司『ジョーカー・ゲーム』シリーズ(角川文庫・KADOKAWA刊)、キャラクター原案:三輪士郎、 監督:野村和也、シリーズ構成・脚本:岸本卓、キャラクターデザイン・総作画監督:矢萩利幸、チーフリサーチャー:白土晴一、美術監督:谷岡善王、美術設定:成田偉保、3DCGI:サブリメイション、色彩設計:野田採芳子、特殊効果:村上正博、撮影監督:田中宏侍、編集:植松淳一、音楽:川井憲次、音響監督:岩浪美和

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