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「このはな綺譚(TVアニメ動画)」

総合得点
79.6
感想・評価
559
棚に入れた
2410
ランキング
484
★★★★☆ 3.8 (559)
物語
3.8
作画
3.9
声優
3.7
音楽
3.7
キャラ
3.8

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このはな綺譚の感想・評価はどうでしたか?

アオイ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

上級けもなーなので

上級けもなーなのでなかなか良い、日常系になるのかな?
今期のアクセントとしてまあ楽しみ。

投稿 : 2018/10/04
閲覧 : 240
サンキュー:

5

ネタバレ

にゃわん さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ほのぼの癒しと感動

作画も塗りも最初から最終話まで
崩れることはなく
ちゃんと、ストーリーもまとまっていて
ほのぼのと癒されるだけかと思いきや
働く楽しさをしった柚は
いずれ、このはな邸をみんな出て行くと知っても
いま、この時間一緒にいられる
みんなを大事にしたいっていう
なんとまぁ、出来た狐ですよ!

仕事に関してや
客人のマナーの悪さなど
現代の日本でありがちなことも描かれています。

惜しいと思ったのは、最終話直前で
大晦日みんなでいくときに
柚が別な次元に飛ばされて
一生帰れないとなったシーン

最後の最後まで
ドキドキハラハラでした。
結果、帰れたからいいけども。
あそこで帰れなかったらバッドエンドだったんだろうな。

投稿 : 2018/08/08
閲覧 : 215
サンキュー:

3

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

出会ったのは、大事な仲間とお客様。此花亭へ、ようこそ♪

あにこれでレビューを読んで気になった作品です♪

実際に観てみると、
自分の好きな雰囲気の作品でした^^

優しい雰囲気のアニメが好きな方には
おすすめできる作品だと思いました♪

全12話です。


● ストーリー
あの世と、この世の間にある宿場町。
そこにある旅館・此花亭(このはなてい)が舞台。

山奥から此花亭に奉公に出てきた狐の娘・柚(ゆず)。

彼女は此花亭の仲居として、
働く人やお客様など、いろいろな人たちと出会う。

人と触れ合う中で、優しさや想いに包まれ、
幸せな気持ちになりながら、彼女の日々は過ぎていく。


主人公の柚を含め、
メインとなるのは此花亭の仲居たち。

そして旅館にやってくるお客様や神様との
1話完結での触れ合いがメインです。

初めは「いい話を作りたいんだろうな。」と
感じるぐらいで、正直心に響かなかったのですが、

話数を重ねるにつれて、
ぐっとくるエピソードも増えました。

一番最初にぐっときたのは、4話。
成長していく娘に合わせて着物を仕立てる話かな。

キャラの設定等はよくわからなかったけど、
成長して巣立つ系の話には弱いもので…(´;ω;`)

その他のお気に入りは、
5話後半:雨の反物と、
8話:カイトとおじさんの話♪

OPで「かわいいショタがいる!」と
カイトの登場には始めから期待していました(*´Д`)笑

でもキャラ以上にオチがきれいで、
いい話だったな♪

最終話の大晦日の出来事も
ほっこりでした^^

椿(つばき)役の
緒方恵美さんの声がよかった♪


● キャラクター
柚はドジで天然だけど、
人の心に寄り添う優しさを持った仲居さんです。

ちょっと(かなり?笑)作り手のあざとさも感じられますが、
主人公として頑張っていました。

柚本人は、とてもいい子です!


仲居の中でお気に入りなのは、
棗(なつめ)こと、なっちゃんです♪

女の子なのですが、
行動も見た目も、どう見ても男の子ですww

だけど女の子なのですよね…
お風呂もみんなと一緒に入ってますしね…。

着物も男物を着ているし、
体格も男の子っぽいし。

明らかに男の子寄りに作られたキャラなのでしょうけれど、
「女の子です!」と言われたらそう認めざるを得ない。

しかし、蓮(れん)ちゃんとのいちゃつきっぷりといい、
見ていて(*´Д`)ハァハァするのは避けられませんことよ!

正直、私がこのアニメで一番楽しんだのは、
なっちゃんのかっこよさだと思いますw

かっこよかったよ、なっちゃん!


● 音楽
【 OP「ココロニツボミ」/ eufonius 】

いい曲ですなあ。

これはスタッフがどんな雰囲気の作品を目指しているのか、
よく伝わってくる選曲。

そしてアニメーション後半の柚の笑顔が、
すべてを物語っています。

仕事中、気分が乗ってやりがいを感じている時に
口ずさんでいました♪


【 ED1「春ウララ、君ト咲キ誇ル」/ 此花亭仲居の会 】

EDはおよそ3話ごとに変わりました。
全部で5曲あります。

季節ごとに変えた、という感じかな。

すべて作中のキャラが歌っています。
その中での一番のお気に入りがこの曲です♪

OPが優しい雰囲気なのに対して、
こちらは楽しい曲ですね^^


作中の音楽担当は菊池創さん。
優しい雰囲気のBGMがとってもよかったです^^


● まとめ
心温まるエピソードが中心で構成されている作品でした。
心のぬくもりに触れたい人におすすめかな。

泣けるほど感動した話はなかったけれど、
ぬくもりに心がきゅっとなるエピソードはたくさんあったように思います。

自分のためではなく、
人の幸せを心から願う。

そんな美しくて優しい心を大事にしたいです。

投稿 : 2018/08/04
閲覧 : 340
サンキュー:

31

ネタバレ

とーとろじい さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

スピリチュアルの残影と社会に必要な優しさ

このアニメは一言で言えばスピリチュアルに尽きる。神様が出てきて不思議な交流をする、現世から迷い込んできた人間を送り返す等々。このスピリチュアルさは現代のアニメではあまり見られなくなったが、それゆえに新鮮でもある。
大事な点は、主人公の柚の人間離れした(Fateの士郎を思わせるような)優しさ、博愛精神にある。1話では旅館のギスギスした様子(蓮の腹黒さ、皐の冷淡さ)が提示され緊張状態を主人公とともに味わうのだが、その主人公・柚の優しさが次第に皆を朗らかにし、心を開かせていく。その丁寧な描写も見事だが、柚の優しさはこの時期において重要な意味を持つだろう。Twitterやネットの言説は以前の攻撃性(右翼によるヘイト、シールズのデモ活動への冷ややかな視線、痴漢免罪の過度な強調、生活保護受給者への厳しい視線等々)から社会のセーフティネットの大切さ(個人の問題でなくより大きな構造の問題視、ハラスメント被害者の尊重、過労死について死んだ個人でなく会社や国家の問題として捉え非難する等々)へ些細ながら転じてきた。この時期において柚の優しさは、まさに現実社会の被抑圧者、弱者に向けるべき視線として重要視された根源的な優しさの模範、象徴のように捉え得る。これは次期アニメの『ラーメン大好き小泉さん』の主人公にも繋がる。優しさの重要性がこの時期特に意識されていた、というのは私個人の意識に限らないと思う。Fateでは士郎の博愛が英雄化されることで批判的(皮肉的)ニュアンスを持っていたが、このはな綺譚では博愛が全的に肯定される。柚の優しさは旅館というもてなしの場だからこそ要求されていいるのではなく、場に関係なく柚自身の精神性である。もちろんスピリチュアルな世界観が、彼女の優しさに非現実なニュアンスを付与しているのは間違いない。神的なもの、霊的なもの、旅館というもてなしの場、あの世という極楽、等々が柚の優しさを非現実的にしているが、ともかくこの時期のネット言論において重要視された優しさを、このはな綺譚は代弁、或いは具体化してみせたのだ。

投稿 : 2018/07/02
閲覧 : 216
サンキュー:

7

ネタバレ

サタカ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

年末らしい作品でした 良かった!

第1印象は百合要素、ネコミミ、毎回風呂のサービスで間違いなく苦手な奴だと思っていました。ただ作画が綺麗で視聴継続
フタを開けて見ると毎回感動できる話ばかりで完全にこの作品を観ると泣く癖が付いてしまいました
特に8話にはびっくり!Bパートには伏線回収いっぱいあったのだが想像の遥か上を飛び越えたし、まさかそれがAパートにつながるとは
後、主人公ゆずの優しさには毎回感動して泣いていました いい子なんです
巡り会えて良かった作品でした

投稿 : 2018/05/17
閲覧 : 217
サンキュー:

9

木村天祐 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

設定世界観以外はよくあるタイプの日常アニメです

あの世とこの世の間にある?旅館で住み込みで働いてる狐っ娘のお話です。
お客様はだいたい神様とか死んでいる方だったりして、少し独特の設定ですね。たぶん作者は、千と千尋から一部発想を得て作ってます。見た人はほぼピンとくるんじゃないでしょうか。
その説明がないので、知らないと何回か見て理解するって感じです。

マイナス点をつけるなら、主人公が感動屋?で純粋と言えば聞こえは良いですが、やや感動に持っていこうとする描写が多く、作者がそっち系に誘導したいのかな?と見え透いて少し臭い感じがしたところですかね。わざとらしい百合描写もねじ込んできてうんざりでした。おそらく原作漫画が月刊で一話一話の空きが広く、間隔があくせいで、同じ描写でクドく感じるのだと思います。

音楽作画も気にするところはないです。
声優は、もう少しセリフしゃべる主要キャラに有名なの入れればよかったと思います。柚か皐か蓮みたいなよく喋るキャラに有名な声優入れないと、あまり喋らないキャラにそこそこの中堅声優あてられても意味ないと思います。ただ緒方さんとか、ゲスト声優に佐々木望さん入れた所は評価ですね。おっさんはニヤリです。

まあ、世界観は独特でしたが、活かせたかと聞かれればあまり活かせておらず、特別目を引くキャラがいたかと問われればそんなこともなく、可もなく不可もなくなアニメでした。私が他人にオススメできるほどのアニメではありませんでしたね。
ただ佐々木望さんがでた回(8話後編?)は良かったです。ぜひ見てください。

投稿 : 2018/05/16
閲覧 : 294
サンキュー:

5

ネタバレ

HANIHO さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

タイトルなし

おもしろい

投稿 : 2018/04/22
閲覧 : 201
サンキュー:

3

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ずるいなぁ、もう♪

原作未読。
癒し系。日常でちょっとした不思議話を和風テイストとネコミミ(狐)娘達で綴った作品。ぶっちゃけネコミミでなくてもいいんだけど、属性がついてる分お得です(笑)。自分でいうとこの「ARIA」「たまゆら」系の安眠作品です。日常に疲れたらどうぞ。


私のツボ:恥ずかしい台詞禁止されない

投稿 : 2018/04/22
閲覧 : 247
サンキュー:

6

gazabata さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

限りなく惜しい

もう少しで神アニメになりつつあったと思うアニメ。だが、神アニメとの差はやはり結構ある。

ストーリー:
部分的には素晴らしい。ただやはり所々で躓いてしまっている気がする。まず宿に来るお客さんの話と働いている子たちのヒューマンドラマがあまりうまくかみ合わない。お客さんが中心の時は主人公たちの役目がほぼなく、その辺で座ってみていれば良い、みたいな雰囲気になってしまっている。それこそメインキャラの人数がもっと少なければお客さんの話にしつつも、数人だけに集中してキャラを成長させられるのだが、このアニメに出てくる量のキャラにちゃんと着目と役割を与えるのは無理だと思う。
後は客の話のクォリティーにばらつきがあるのが気になった。ある回は泣くほど感動するが、(五話、十二話)その逆で、話がちぐはぐすぎて呆れる回もある。(八話)
もう一つ気になったのが、悲しい話が多いということ。設定上そういう世界感なのであれば良いのだが、このアニメはそういうわけではない。無理やり泣かせようとしているようでどこか如何わしく感じる。別に悪気があると言っているわけではないが、個人的には気に入らない。そんな押し付けられてもなぁ…

キャラ:
さっきも軽く触れたが客の話に集中することが多いため、主要キャラのことをより深く理解できることは少ない。せっかく良いキャラがいるのにもったいない。
あと気になったのは一話目でみんなゆずのことが気に入らないのにすぐ友達になっていて不思議に思った。すぐ仲良くなるならはじめからそんなことしなくても良いのでは?

アニメーション:
結構素晴らしい。視覚的には上の上に入るだろう。何か面白い表現方法やカメラアングルを使ってくることはなかったが。

まとめ:
良い回とそうでもない回がある。でも全体的にいえば良作であると思う。もう少し頑張ってくれればよかったなとも思う。良いキャラがいるのにあまり使われないことと毎回泣かせて来ようとする押しつけがましさがなければもっと楽しめたと思う。

投稿 : 2018/04/09
閲覧 : 257
サンキュー:

6

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

あれ、涙が

全12話

【感想】
正直、1話を観たとき切ろうかなってちょっと思ったんですが、今となっては切らなくてよかったって心の底から思います。

登場するキャラが皆魅力的でそれぞれの回は丁寧に描かれていましたし、どの話も心が癒されて自然と涙が出てきました。

ふと思ったのですが、旅館を舞台としたアニメって外れたものがないような気がします。

ほっこり泣けるそんな作品ですので気になる方は是非、ご覧ください。

投稿 : 2018/04/05
閲覧 : 187

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

此花亭につながるのは最終話

一話完結のハートフル系アニメ。
百合やキャラ萌えに伴う作画等は好みの範疇だがよくできていた。
肝心の話の方だが、4や8や最終話のクオリティーですべての話ができていたら、とても良い作品になってたんだけど、若干よくある話が目立つ。
最終話みて此花亭につながるので、そこは主人公の特殊能力含めよかったかなと。

100点中66点

投稿 : 2018/03/31
閲覧 : 194
サンキュー:

3

ラグマット さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 2.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

気を抜いて観れる

以外にも面白かった。

というと制作会社には失礼ですが、正直な感想です。
百合アニメや萌えアニメ系は絵が好みでもない限りは殆ど見たことがない程度の者ですが面白かったです。

まず、映像が綺麗でした。
幻想的な風景は想像以上で、作画も常に安定していたと思います。

次にキャラクターですが、これに関しては人によって好みが分かれるので個人的には良かったとだけ。

音楽は正直印象に残らなかったです。

ストーリーの展開も終盤に「なるほどね〜」と思わせられたこと以外はそこまで坂のあるものではなく、あくまでゆる〜い感じでした。


自分は洗濯や食器を洗う片手間に観ていたのですが、作業が終わっても観てしまうくらいには面白く、ひたすらに癒されるアニメでした。

投稿 : 2018/03/29
閲覧 : 171
サンキュー:

6

Dave さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

千と千尋 萌えVer

最初、思ったほどテンションががらず、断念しかけたが感動的な話も入っており、なんとか復活できた。家族の評価もまずまず。

投稿 : 2018/03/28
閲覧 : 185
サンキュー:

2

千夜室長 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ものすごくいい

以前星一の評価にしてすみませんでした。12話まで完走しました!めっちゃ涙が溢れました!人間の底にある真心をもう一度再確認できました。このアニメを見てない方はすぐ見るべきレベルですwほんとに良いアニメだった。神アニメです!!

投稿 : 2018/03/22
閲覧 : 230
サンキュー:

6

しるまりる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ケモ耳娘パラダイス

もふもふしたい
もふもふしたい
もふもふしたい
もふもふしたい
もふもふしたい
もふもふしたい
もふもふしたい

かわいい女の子がたくさん出てきてきゃっはうふふする系ですが、女の子たちがみんなかわいくて作画もきれいで目と心が休まります。

もれなくキツネ耳がついてくるよ!

だいたい、15分のエピソードで話が終わります。
みんないいお話で心がほんわかします。

ぜひ2期を見てみたいですね。

投稿 : 2018/03/14
閲覧 : 187
サンキュー:

6

あかいこ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

自然描写もほの百合も美しい感動作

■ストーリー
つくも神、神様、妖、巫女など日本古来の幻想的な要素を盛り込んだ世界観の中で繰り広げられる日常もの。
『日常もの』とジャンルは括っても、少女たちの成長を描くストーリーがメインで、ゆるく笑える作品というよりじんわり心温まる感動物です。

個人的に好みなタイムトリップを最後の最後で仕込んでくるのは、上手いだし美味しかった。

■世界
また、『雨中心に全体的に灰色に色味をおとして、その中で映える鮮やかな水彩調の紫陽花』など自然の描写が非常に細やかで、それを彩る音楽たちも鈴の音のようで耳障りが良いです。透明感が際立った空気。

設定ゆえに幽霊譚や死後を匂わす話も少なくは有りません。けれど、おどろおどろしく、血なまぐさいよりも、幽玄といちょっとフシギという靄がかった世界が印象的です。

■キャラクター
どの子たちも頑張りが見えるので、嫌味がない。時にキツい対応も強がっているだけなのかな…と伺えるし、お仕事に対する真摯な思いや、仲間を慈しむ気持ちはほこほこします。

ほんのり百合風味な関係性にもっていってくれているのは、個人的に美味しいと思うとこめろではあります。

投稿 : 2018/03/14
閲覧 : 173
サンキュー:

5

TAMA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ケモミミがご案内するお宿…『此花亭』へようこそ。

廃刊された『百合姫S』の『此花亭奇譚』。新たな雑誌で連載再開された作品と聞きました。
百合系は苦手なのですが「8話は良いよ!」って言われて視聴しました。

原作・未読。
アニメ・全話視聴。

簡単に例えるとストーリーは『夏目友◯帳』みたいなテイスト。宿の設定を分かりやすく言えば『千と千尋の○隠し』。それにケモミミ+百合って感じですかね。『夏目友◯帳』+『千と千尋の○隠し(宿設定のみ)』÷2してケモミミ百合をプラスした計算式だと私は感じました。


ストーリーの始まりは百合とゆっくりした進みで、そのまま行くのなら切ろうと思ってました。
が、やたら作画が綺麗なので言われた8話まで見ました。まぁそれまでに『お菊』の登場で笑わせて貰いましたが(笑)
いやぁ…8話のストーリー、構成がとても良かった!久しぶりに「うわぁ…」ってストーリーの綺麗さに魅了されました。もう脱帽ものです!
前半は暇でしたが中盤~後半は中々グッと来るものがありました。
…11話の芸能の神様、なんでマ◯コやミッ◯みたいなの?(笑)しかも声優さん、そこ使うか!と(笑)


少々「古事記」や「日本神話」など出てくるので多少知ってるとツッコめるとこがあるかもしれません。「古事記」などの豆知識を他作品で知るなら『鬼灯◯冷徹』がオススメです。本の方で。

少し気になったのが「お客様は神様です。」ですね。この言葉って結構間違って使われてます。
この言葉は商業、商人が使った言葉ではないんです。実は芸能、ある演歌歌手が使った言葉なのでこの言葉は芸能が使うのが正しいです。
昔、京都の旅館でバイトした時に教えて貰いました。


しかし作画がとても綺麗でしたね。あんまりこだわらないんですが久々に綺麗な物を魅せて頂きました。EDの3話毎に変わる春夏秋冬の表現も中々ニクい演出でした。

一番笑わせて貰ったのは『お菊』ですね。
「愛玩人形は1体で十分よぉ!!(呪いのオーラ付き)」(10話より)。
呪いの人形…こわっ!
しかし日本人形だったのに…私の中では『お菊』ではなく『アリス』と勝手に思ってました♪


百合やケモミミが好き、綺麗な作画が観たい、ゆっくりしたストーリーを観たい方にはオススメ出来ます。
しかし百合系が嫌い、ストーリーに動きがほしい、和テイストが嫌い等の方にはオススメしません。

私は多分『夏目友◯帳』が好きだから観れたと思います。なので前述した作品が観れる方で百合に抵抗がない方なら観れるかもですね。8話はオススメします。

最初は視聴辞めようかと思いましたが、中盤から面白くなりいつの間にか全話視聴となりました。
「櫻」vs「お菊」、お菊はいつか勝てるかな?(笑)

投稿 : 2018/03/07
閲覧 : 323
サンキュー:

7

のか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ただの萌え系アニメじゃない!心休まるストーリーでした^^

原作未読 全12話

あらすじ
人間界と天上界を繋ぐ場所。そこにある神様たちが宿泊する旅館のお話し


では感想を
凄かった! 作風から萌え系アニメでしょって思っていました。
が、そんな風に思っていてごめんなさいの一言です^^

内容的には心が疲れた神様たちを癒す旅館の従業員たちって感じです。

萌え系キャラデザや綺麗な作画(風景)や作風にぴったりな音楽。
そして心温まるストーリー。

視聴者の心も癒してくれるアニメです(マジで)
(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪

百合成分が多いですが、そこがまた良い!

ストーリーの神回が結構ありましたね^^
個人的には8話と最終話は神回だと思っていますよ。

反面、ほのぼの系ストーリーの為、全12話通しての起伏はありません。
盛り上がりに欠けるのは、こ~ゆ~作品では仕方がない事だと思いますwww

主人公の柚ちゃんが良い子過ぎて、女性の私でもギュってしたくなっちゃいますwww


作画はかなり高レベルのクオリティー。
作画崩壊など無く、背景の凄さに何回も目を奪われました^^

声優さんも名演技だと思います。
キャラにあっていたし、違和感などありません。
すごくかわいい声でしたwww

音楽も世界観にあって良かったです。
雰囲気を壊さない音。OP、EDともに良かったです。

キャラも良かったです!凄くかわいい萌え系のキャラデザに騙されちゃいけません。
本当に性格も良い子たちばかりなんです!


脚本構成が凄く良かったと感じるアニメでした。
原作は読んだことありませんが、このアニメを見たら原作を読む気がしません。
アニメの方だけで大満足できますね

ほのぼのアニメだと思っていると痛い目見ますよwww
ただ、心が疲れてない人が視聴するとストーリーが退屈に感じるかもしれませんね。

1話完結っぽいのとほのぼの系が重なり合って、続きが気になるってまではならなかったです。
私は一気見推奨派なんですけどね^^;


心の疲れを癒したい方は是非(このはな亭)の暖簾をくぐってみたらどうでしょうか?
可愛いキャラたちがきっとあなたの心の疲れを癒してくれると思いますよwww



では最後に一言
絶望した~!主人公の純粋な気持ちと世界の全てを知っているような雰囲気に絶望した~!
なんですか、あの考え方は!
あんな考え、知識、気持ちを言われたら反論なんて出来ませんよ。
それで嫌みがないって・・・
主人公が天使or神様みたいなキャラで絶望した~!
笑顔が眩しすぎて、私には直視できませんでした~!

投稿 : 2018/02/15
閲覧 : 283
サンキュー:

22

匿名 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

心温まる話

1話と2話ぐらいの段階では作品の雰囲気がよくわからず見るのを止めていましたがもう少しみるとわかってきました。

旅館+ケモミミもので心温まる話が多く和みました。

原作調べてみたらエロいっすね

投稿 : 2018/02/10
閲覧 : 209
サンキュー:

3

KiHYU37335 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ワタシのミチシルベのひとつ

今更ながら消化したので軽めのレビュー。
私が最初にこの作品を視聴したのは、就活を意識し始めた12月中旬。当時の私はまだ"軸"が何も分からず、自己分析だけでストレスが溜まっていた。癒しを求めてこの作品を鑑賞していたが、作品を見返していくと"誰かに関わること"の素晴らしさ、"幸せにすること"の素晴らしさが散りばめられていることに気づいた。
完走し終わって、私は気づいたらある想いが芽生えていた。それは"柚みたいに人々を幸せにしたい"という想いだ。今では
もう間もなく就活の時期であるが、もしまだ自分の"軸"がわからない人達は是非この作品を見てほしい。これは癒されながら自分が人生で何をしたいのか考えたい人にこそ勧めたい。

投稿 : 2018/02/10
閲覧 : 170
サンキュー:

4

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

タイトルなし

純粋な物語 和風、妖、子供、理解のある、そんな趣が好き
内容は好きだけど、子供っぽい雰囲気が合わなかった><

投稿 : 2018/02/08
閲覧 : 145

衛狸庵 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ゆるふわ

とても優しい気持ちにさせてくれる作品でした。
3話までは、よくある可愛いだけの退屈な日常アニメかと思い切る所でした。
あぁ、好きだなぁ全てを受け入れる様な優しい世界。
何かに拘り固くないになっていた心を優しく溶かしてくれるお話です。

世界観的には和風な神話の世界。
お稲荷さんですね。
この手の世界を描く時、変に中華が入ったりしてぶち壊すのですが、これは純和風的な描写で綺麗でした。

そう、綺麗です。
とてもきれいな作品でした。

ただ、廊下とか明らかに室内なのに草履を履いていたのはいかがなものかと感じました。

可愛い狐さん達が、ゆるふわな温かい気持ちにさせてくれる作品で、最後まで、ほっこりとした気持ちで見ました。

投稿 : 2018/02/03
閲覧 : 202
サンキュー:

4

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

一期一会

人と人の出会いは一期一会であり、その何気ない出会いが、その人や周りの人間に、多くの影響を与える。そして、また一歩前へ踏み出すことができる。

物語の舞台はあの世とこの世の間。神々が湯治に訪れる温泉宿「此花亭」。そこで働く中居たちと湯治客たちとの出会いと別れの物語。

一話ずつの話がどれも素晴らしく、感動しました。こんなにも素敵な旅館、一度行ってみたいです。

投稿 : 2018/02/03
閲覧 : 139
ネタバレ

総書記系男子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

設定をしっかり把握せずに見ていたからかもしれないが、不思議な雰囲気のアニメ。
ただ、感動あり・かわいいキャラたくさん、と楽しめるアニメでした。

投稿 : 2018/02/01
閲覧 : 162
サンキュー:

3

Marsa さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

2017年秋クールの癒し系アニメ。癒されました。by おじさん

原作未読。全12話。

この世とあの世の狭間で新人仲居として働く、
純真無垢なドジっ子の主人公。
共に働く仲間との友情を深めつつ、様々な人と出会い
少しずつ成長していく、癒し系日常アニメ。
飛び抜けてというわけではありませんが、登場人物の
キャラも良く、ほのぼのと癒してもらいました。
私のお気に入りキャラは、我関せずのキャラで
画面の隅っこでモフモフしている姿は可愛いw

気楽に楽しめる作品で、少しおススメです。

投稿 : 2018/01/27
閲覧 : 230
サンキュー:

36

pCKFZ39452 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:途中で断念した

1話見ました!

ほのぼのほんわかかわいい!元気になれそうな重たくない!少しずつ見ていきたいと思います。

投稿 : 2018/01/26
閲覧 : 185
サンキュー:

2

ネタバレ

グレートムダ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

意外と良かった。

何となく観てみたけれど思いの外、内容もある作品で

投稿 : 2018/01/25
閲覧 : 162
サンキュー:

2

ヲリノコトリ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

【あらすじ】
 温泉宿で働く女の子たちのもとに、いろいろなお客さんが訪れる。

【成分表】
笑い★★☆☆☆ ゆる★★☆☆☆
恋愛★☆☆☆☆ 熱血★☆☆☆☆
頭脳★☆☆☆☆ 感動★★★☆☆

【ジャンル】
いい話、ほぼ女の子だけ、ファンタジー要素

【こういう人におすすめ】
萌え+感動系好きな人?

【あにこれ評価(おおよそ)】
66.3点。おおむね好評だが注目度は低め?

【個人的評価】
シリアス成分が多くてゆるくは見れなかった。ゆるアニメというよりは「花咲くいろは」みたいな感動系に近い。

【他なんか書きたかったこと】

投稿 : 2018/01/23
閲覧 : 237
サンキュー:

10

ネタバレ

ダレイオス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 2.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

作画面、雰囲気は良いのだけど中身の出来が良くないのが・・・

世界観は日本の近世以前ぽい建物や人々の風貌もそのくらいの
時代の雰囲気で、獣人ぽい人もいたする世界でした。
そして「このはな綺譚」という温泉旅館で主人公の女の子が働き始める所から始まる。

1話のAパートぐらいは普通に働いている描写があるので
普通に見れたのですが、その後はストーリー性は薄いかな
日常シーンが多かったです。
それで日常シーンが楽しめるかになると
出てくるキャラがキツい性格の女の子がいるので
そこがポイントかなと思いました。
それが気にならなければ
雰囲気の良いBGMがかかり何か食べたりとか
のシーンは悪くなかったと思います。
雰囲気は楽しめました。
主人公の女の子は嬉しそうにしている所とかは
しっぽふったり、顔を赤くしたリのシーンは
可愛かったとは思いましたし
見ていてそこそこ可愛かったな

ただ、キャラの心理描写は心の中でぶん殴りたいと思っているキャラが
そのぶん殴りたいと思っていたキャラから、おぬしの事が気にいった
と言ったりの展開になったりで
心理描写の見せ方は丁寧ではありませんね。
なぜそうなるのかがわかりません。
他にもキャラの会話は不自然なことが比較的多くて
全体的に会話が噛み合ってない気がしました。
なのでキャラは感情移入はしにくいです。
しかも演出的にギャグとしてやっているわけでもないので
天然でこうなってるのでいかんともしがたいです。
そしてストーリー性はあまりあるわけでもないのに
ストーリー展開は強行でしたね。いきなり強行に進んだかと思ったら
無理やり感動話になったりでストーリーの出来はあんまり良くなかったな
雑な作りで感動にしにくい作りなので
ストーリーの組み立ては悪いと思いました。
しかしながら雰囲気は良いので雰囲気で
実際のストーリーの出来はともかくとして楽しめるならいけるだろうけどね。

そしてストーリー展開は基本的にぶっとんでもいましたね。
メインの女の子が妊娠したと言うのだけど
それは大きな卵を腹に隠し持ってたてことだったり
意味がよくわからない理解しがたい展開が多く
ボーッと見てしまうことが多くてあんまり楽しめなかったな

温泉旅館という設定をいかした展開もあまりあるわけでもないので
そんなに楽しめませんでした。
キャラの設定は心の中で暴言を吐く女の子がいるのですが
その設定もいかされていなくて
キャラクター描写はいまひとつでした。
見た目が可愛いてだけで何とかなるならいけるだろうけど
どうも見た目重視だったかな

最後まで見ましたけど基本的には変わらなかったな
意味がよくわからないストーリー展開があまりにも多く
ストーリーの出来はイマイチなので基本的には楽しめなかったな
雰囲気アニメではないでしょうか

作画についてはキャラクターデザインはこの手の女の子いっぱいの
アニメとしては可愛らしいデザインで作画自体も乱れずに
最後まで安定していたのは良かったのではないでしょうか
作画自体の質は高かったです。

声優さんについては演技が上手い人やあんまり上手くない人
が混ざっていて、この手の萌えアニメにありがちかなと思いました。
特に叫び声や滑舌の微妙さは気になり、演技はあんまり良くないなと思いました。
声質はチョットゴツイなと思える方もいた感じだし
うーん、普通と思うにはチョット足らなかったな

まとめると主人公の見た目やキャラの表面的な可愛さはあったのですが
心理描写の見せ方やキャラの会話は不自然さは気になった。
ストーリー展開は強行さが目立ちあまりストーリーの出来は良くなかったかと
作画面の良さや劇中曲は雰囲気のあった曲が流れているので
雰囲気が合えば楽しめるだけど
個人的にはあまり面白くないんじゃないかとは思いました。
中身なんてどうでもいいなら問題ないけど、そうはいかないだろうと思うので

投稿 : 2018/01/22
閲覧 : 234
サンキュー:

5

ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 3.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ギリギリ踏ん張った

1話感想
{netabare}タイトルからしてそうだけど、ひょっとして花ネタをガチでやる?
着物の柄がキャラの名前通りの花になっててビビった。
ってか蓮(=ハス)に至っては名前紹介される前から「あ、ハスだ」と分かってちとフフっとなった。
お陰でキャラの名前は全員一発で覚えられました、これは珍しいことでっせ。
(あ、柚の着物の柄はちょっとう~んって感じ。合ってはいるけど…)
いやね、キャラを花の名前で統一してる作品は過去にもあるけど、それがちゃんと連動してるかどうか疑わしいモノが多くてねぇ…。

で、そうなると気になってくるのが、これ、季節変わるんだろうか?って点。
夏の花もあれば秋の花もあるワケで…ずっと春ってことは無いと思うのだけど、背景ちゃんと描けるのだろうか?
夏の桜なんて毛虫が着いて大変ってイメージしか無いぞ?

ところで他の方も指摘してるけど、とても“うらら”っぽいですよね。
うらら好きだったので良いのだけど、そのうち「占いにハマる」なんてネタが来たら腹抱えて転げ回ると思います。

それとOPのスタッフにもりやまゆうじの名前が…。
ついこの間“ようこそ実力主義~”の11話でも見かけたが…多分その時はアクションシーン担当したと思うのだけど、こっちそんなアクションするような作品じゃないよね?{/netabare}

2話感想
{netabare}え?ムスカリ?
序盤の風呂シーンで背景に咲いてる青紫色の花ね、導入自体は明治頃らしいが流通しだしたのは30年前程度という外来種。
作品の雰囲気的にブチ壊しな花なワケだけど、OPでセーラー服の女子高生らしいのも出てるしなにかの伏線なのか?
そういやけものフレンズでも2話でヤツデが出て伏線になってた(冷奴)っけ…そういうこと?
ああ見えて時代は現代とか。
とりあえず考証を怠ってたってことだけはマジで勘弁して欲しい、現状違和感しかない。
一方OPで巫女装束キャラも出てるので名前はヒイラギかサカキなんじゃなかろうかと思ってたら、当たっちゃった。
(宛てられてたキャラは違うけどね)
ついでに風呂シーンの翌朝、桐が女将に呼ばれるシーンで手前に配置されてたのは多分コデマリ、縮尺がワカランので自信ないけど。

感想は…あの神様の正体を探ろうと占いすると追い出されるとか闇に落ちるとかそういうのに違いない。
まだこれといって親交深めてないのに泣き出すのはちと早急な気が。
ずっと春なんじゃなかろうかと危惧したがどうやら季節は変わるっぽい、夏の花や秋の花期待してもいいんだよ…ね?
とりあえず桜終わったら次はキリ、サツキ辺りか…その後にヤマボウシが来るかどうか見所かな。
いやね、落第騎士~って作品で季節の移り変わりにサクラとアジサイの間の期間にハナミズキを使うという演出してたので。
それを超えるくらいのことはして欲しいので…。{/netabare}

3話感想
{netabare}ちと1話の感想の書き忘れから。
仕事に追われて周囲に目もくれずにいたのを「もうちっとのんびりしましょう、季節の移ろい見よう」と示したのが櫻と柚のやり取りだと思います。
良い話ではあるけど…即ち今後背景にちゃんと季節ごとの花を描いていかないと台無しなワケで「ハードル上げてくなぁ、大丈夫?」という思いを抱いてます。
別に違ってたとしても「ほれ見たことか」と論(あげつら)うつもりは無いけどね、むしろ心配するというか。
と、そんな前提のもと↑の感想は書いてました。
「花ネタうっせーよ」ではなく「花ネタ注目していきましょう」って作品かなぁ、と。

さてそんな中の3話。
期待通り季節に合った花が次々と出て…っていうより出し過ぎじゃね?
サクラは終わったけどまだ水仕事はキツい時期。
前回風呂場の背景ムスカリで「なんで?」と思ったが今回はキンセンカ、庭にはスズラン。
回想シーンでミズバショウ、掛け軸にアサガオ(この2つは季節微妙に違うが問題ない)、そして蓮と柚の会話シーンでサツキ(orツツジ)に見せかけて…んん?この花の付き方はシャクナゲじゃないか。
妙なところで妙なチョイスしますなぁ。
しっかしこんなに使っちゃって今後ネタ続くのかな?まぁ使い回しても構わんけどさ。
ネタに詰まって海外種に頼ることにならなきゃいいけど…(といっても戦後導入種でなけりゃ気にしない)。

内容の方は…。
柚が底抜けにお人好しで蓮が「少しは疑うことを知れ」みたいなことを井戸に叫ぶが、人物ボカしながら悩み打ち明けた時まんまと見抜かれてて…ん?柚って結構目ざとい子なのか?
ボケっとしてるように見せかけて案外食わせ者だったりして。
でもって3話は全部通して蓮の皐スキスキ話だけど…う~ん、個人的に最近百合ネタは食傷気味というか。
とはいえこれはタイミングが悪いってだけで作品が悪いということではない。
それよりも…少年キャラだと?
この手の作品で少年が出るって珍しいような?
まぁショタには興味無いんだけど、ホモじゃなくて普通に女の子に興味あるみたいでなんか斬新に見えてしまう…ちと自分汚れすぎかも。
レギュラーなのかどうかも分からないけどねー。
ってかなによりも気になるのは、こいつらって大人になると犬面になるのか?
そうであるなら…成人してからのほうがタマランって人も居そうな予感、どうなんだいそこら辺。{/netabare}

4話感想
{netabare}冒頭ひなろじ難民救済、またやってくんないかなぁ。
今回ってもしかして本来原作では複数のエピソードだったのを1つにまとめたのかな?
というのもあの世界の設定紹介(生と死の狭間だったのか)と夢がどうたら~って件を同時にやられるとなんか混乱する…回想シーンで回想やられてる感じ。
最初謎の少女は座敷童かと思った。
折角(キャラ名)桐が居るんだし、娘が生まれたーって話なら(木材の)キリと絡めることはできなかったのかな?
(自分は反物といったら桐箪笥とは切っても切れないってイメージがある)
蓮ってカワイイと言われて照れるキャラだったっけ?「そんなの当然よ」とフフンとするタイプだったんじゃ?
最後親子で階段登るシーンは途中振り返ったらアカンやつかな?と思ってしまったのは無粋だろうか。
う~ん、なーんか展開に強引さを感じてしまいます、テンポがおかしいのか?

でもって今回の風呂場の背景の花はアスターかデージーに見えるけど…え、アスター?ちょっと自信ない。
後半に出てた花も違いを強調して描かれてるでなければイラストでボタンかシャクヤクかを見分けるのは無理。
作品の内容的に…アカン、それでもワカラン。
いずれにせよ紅白に絞って黄花を紛れさせなかったのは好印象、やっぱ雰囲気的にね。

今回注目するのはEDが変わったこと。
夏がテーマで、これってつまり3話ごとに春夏秋冬の4パターンのEDが用意してあるのか?
EDの入り、1カット目が今回よく出てたボタンorシャクヤクで、それ含め似たようなカットが3枚続きました。
次回はアジサイでその次はヒガンバナをテーマに計3話やるってことじゃなかろうか、ヒガンバナが一気に季節飛ぶけど。
因みにその3カットの後は主要キャラに即した花が描かれてたけどサクラとナツメはハブられてました、季節じゃないから仕方ないね。
最後はホタルブクロ、それよりもよくまぁキリの花を描いたもんだ、結構無理してて苦労が忍ばれます。

ところでEDに百合の花は出てませんでした、秋に回すには無理がある気が…。
これ系で百合が出ないってのはちと考えにくいのだけど「ユリ?毎回散々出てるじゃないか、女の子同士がイチャイチャすることで」ってトンチ利かせてるワケじゃないよね?
もしそうだったら…評価せざるをえない。{/netabare}

5話感想
{netabare}マツコさんキター!
やっぱりうららの続編作ろうよ。
繰り返しになるけどOPでセーラー服キャラ居たので心構えはできてたが、リボンとか西洋ネタ来たけどそこら辺の塩梅もうららのが上な気がする。
神道だとあの世界に行くって感じなんかね?クリスチャンは無理そう。
後半の機織りの話は…ええいこれでは桑畑が出ないじゃないか。
しかも今回風呂シーン無し、ノルマじゃなかったのか。
乳首見えないなら風呂シーンなんて有っても無くても一緒なのだが、何気に背景にどんな花が植えられてるかをチェックするのを楽しみにしてたのでちと残念。
でもって今回花はアジサイの一点推し。
エンディングでタチアオイが出てたので梅雨ネタに絡めるかと期待したのにスルーとはこれ如何に、桃色パラドックスでは使ってたのにね。
次回出るんかのう?
しっかし、作画頑張ってはいるけどやっぱりもう一杯一杯でギリギリ踏みとどまってる感。
単なる指定ミスかも知れないがアジサイの縮尺がおかしいカットが…ひいい頑張れ。{/netabare}

6話感想
{netabare}EDで6話はヒガンバナをメインにすると予告されてたワケですが、果たして夏にヒガンバナってどういうこと?と思ってたら…なるほど!
夏→怪談→ヒガンバナってことだったのね。
更に現実の季節の花は一切見せず、回想シーンではサザンカでした。
つまりは、夏の回なのに夏の花ナシ、けどちゃんと夏の話というなかなかの変化球。
洒落たことやってくれるねぇ、お約束崩しをして中だるみ回避も狙ってたのかも?
けどこれで秋にヒガンバナ、冬にサザンカを使うストックを減らしてしまったような…重複してもいいけどさ。
ところで4話の母子は天国?への階段を登って行ったのに、今回は三途の川なの?と疑問に思ったが、これって悪霊になって悪さをした罪があるせいかなーと思ったり。
すぐに赦免されるとは思うけど、ここら辺ちゃんと使い分けてるのだとしたら評価したい(ただの気分なだけな気もするが)。{/netabare}

7話感想
{netabare}前回イキな演出をやって、これで調子が上ってくかな?と期待しての第7話。
…。
あびゃああ、ヤベーくらいに作画がギリギリ。
脚本だかコンテだか、早い段階で手間を減らす配慮がされてるせいかキャラクター自体に崩れは無いが、兎に角動かないし、民衆を最低限しか映さない。
キツネがキツネの面を被るのは本来フフっと笑うシーンだったのかも知れないが、これも作画の手間を軽くする方策なのかなーと穿った見方をしてしまう。
前も書いたけどギリギリ踏み留まってる感…ひいい最後まで堪えてくれ、なんか違った意味でヒヤヒヤする。
内容は…前回に引き続き柚が“あっちの世界”へ行きそうになるという…感受性が高くてそういうのに飲まれやすい性質なのかね?
悪霊なのもお構いなしに親切に接した恩により戻ってこられたが、自分の立ち位置をしっかりしないと連れてかれちゃうってことなのかも知れん、お菊も今はそういう目に遭いやすいって言ってたし。
蓮はなんかこじらせちゃってる感、正直コワイ、こっちのが先に闇落ちして“あちら側”へ行ってしまうんじゃなかろうか。
「一見穏やかだが一歩間違ったらヤベー世界に行きかねない、そんな危なっかしい世界が舞台」ってのはうららと共通するが、危なっかしさの表現が物足りないような…これも作画のせいか?
リアルの祭りでしんこ細工って自分見たことないかも…。

でもって花。
冒頭と桐が年齢訊かれた時にツンツンしてたのはワレモコウ、それと後半2カットだけ出たのは…なんだこれ?
自分にはクルクマに見えたが…クルクマ!?
同じ仲間のウコンならギリギリ世界観に合うと思うが、葉が無いのはなんか変。
画面でピンクに見えたのは花でなく葉(ハツユキカズラとか)の可能性もあるけど「このはな~」ってタイトルでそんなの出すかなぁ?
そして予想通りED変わりました。
あんまり花が出てなくて予想立てるには物足りないが…お、アカマンマあるね、オママゴトする話でも来るかな?{/netabare}

8話感想
{netabare}いやぁヒヤっとした。
この世の人がこのはな亭へひょいひょい行けてしまうのは何度も死の淵に立ってるせいなんじゃ?と思ってしまい、少年はああ見えて難病持ちで何度も危篤状態になったり余命幾ばくもなくで、更に当人は知らずに大人達だけ知ってるとかいう切な過ぎる話かと思った。
オチで実は犬でしたって明かされてホっとしたけど、犬が自分は犬だと自覚せず人間だと思い込んでるって話はたまに聞くが、それとは関係ないかな?
そういう犬は「飼い方が悪いと」って例なので、盲導犬はそんなことないでしょう。
…まさか盲導犬の訓練は死と隣り合わせとか、そんなハードじゃないよね?
オヤジについては、意識戻っても失明してるってオチが用意されてるのならその前に美しい光景を目に焼き付けるって話があっても良い気がした、このはな亭ってそういう場所ちゃうのん?と。

冒頭に出た花は季節的にノボタンかと思ったが葉が全然違う。
ひょっとして前半は別の季節?ってことならハナシノブが一番近いかな(それでも葉の着き方はアレだけど)。
だとすると季節は春で海の水はまだ冷たいぞ、ヤベーって、そりゃあ死にかける。
中盤でヒガンバナ出してなんとか秋っぽくしてたけど、他にもいくらでも花あるじゃーん?と思うも、やっぱりそこまで美術拘ってらんねーってことなんだろうか。{/netabare}

最終回まで見ての感想
{netabare}毎回植物当てクイズに挑戦してみようかな~と思ったのだけど…途中で断念。
全っ然出ない回(キンモクセイが止め絵で1カットあるだけ)があって気力萎えちゃいました。
↑でも書いてますが「夏なのに夏の花が出ない回」というなかなか凝った演出の回があるだけに、じゃあ他の回はそれを引き立たせるためにも頑張って季節の花を出さなきゃアカン…となると思うのに、それができてない。
これはスタッフも途中で力尽きたのかなぁ?
作画も崩壊一歩手前でギリギリ踏ん張ってた感じだし、エンディングで蓼(タデ)が出てたのに本編に出てないのもそう思わせる。
それ以前に同期に放送してる作品に魔法使いの嫁ってのがありまして、そっちも毎回植物出るってワケではないのだけど、出す時は驚くくらい拘った描写をしてまして、どうにもそっちに軍配が上がってしまいまして…。
日本庭園vsイングリッシュガーデンって図式を勝手に妄想してましたが…まぁ~勝負にもなってなかった。

1話がサクラ咲く季節からのスタートで、てっきり作中で丸一年を描くのだと思ってたら最終回は正月で〆でした。
2月3月が無い、まさか旧正月だったりする?
放送時期(2017年10月~12月)からして最終回近辺がリアル時期と合致するため、見終わったら「じゃあ実際に外出て何が見れるか散策してみよう」って人も多いんじゃないかな?
そういう意味でも後半…冬の植物は気合いを入れて欲しかったが、もうなんかもう全然でした。
比較ばっかりで恐縮ですが、2クール作品の魔法使いの嫁は放送後ネモフィラ畑(5月の連休が見頃らしい)へファンが行きそうな気がするけど、こっちの作品ではそんなの無い予感。
一応旅館が聖地になるのか?

内容に関しては、柚が不思議空間へ迷い込むネタが多かった印象。
少なくとも3回は迷い込んでるよね?
最終回も「またか」って感じで目新しさを感じなかった。
回想シーンで柚がビクニに拾われる直前、威嚇してたのは意外。
そんな子がビクニの元であんな丸くなって…と思ったら「物足りなさ」の正体が分かった。
ああ、ガチ怒りするシーンが無いんだ。
それやると優しい世界にケチが付くと判断したのかねぇ?
自分のためでなくとも人のために怒るシーンあっても良いと思うんだがなぁ…けもフレで「カバンちゃんを返して」としがみついてたシーンでホロリと来た人も多いと思うんだがのう。{/netabare}

投稿 : 2018/01/22
閲覧 : 517
サンキュー:

8

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このはな綺譚のストーリー・あらすじ

あの世とこの世の間にある宿場町に建つ「此花亭」。
ここは神様に仕える狐っ娘たちが働く温泉宿。
期待と緊張で胸をふくらませ「此花亭」へ奉公にやってきた柚。
個性的な先輩たちに迎えられ、仲居修行が始まりました。
ある日、ちょっと頑張り過ぎてしまった柚は、お客様である薬屋さんを転ばせてしまい、
先輩仲居である皐とともに謝罪へと向かうのですが…。(TVアニメ動画『このはな綺譚』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2017年秋アニメ
制作会社
ラルケ
主題歌
≪OP≫eufonius『ココロニツボミ』≪ED01≫此花亭仲居の会『春ウララ、君ト咲キ誇ル』≪ED02≫棗(CV.諏訪彩花)蓮(CV.久保田梨沙)『夏咲き恋花火』≪ED03≫櫻(CV.加隈亜衣)桐(CV.沼倉愛美)『茜空、君舞フ紅葉ノ散歩道』

声優・キャラクター

大野柚布子、秦佐和子、諏訪彩花、久保田梨沙、加隈亜衣、沼倉愛美

スタッフ

原作:天乃咲哉(月刊バーズ・幻冬舎コミックス刊)、 監督:岡本英樹、シリーズ構成:吉岡たかを、キャラクターデザイン:黒澤桂子、音楽:菊地創

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