「君の膵臓をたべたい(アニメ映画)」

総合得点
66.1
感想・評価
103
棚に入れた
608
ランキング
1405
★★★★☆ 3.9 (103)
物語
3.9
作画
4.1
声優
3.8
音楽
4.0
キャラ
3.9
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ネタバレ

カラオケ鍛錬中

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ラスト予想を裏切る展開に!

原作未読で劇場に観に行きました!キャラデザをloundrawさんがされているのを知って観に行きました!(普段から絵師さんで観る作品を選んでいます。)世界観、音楽(この映画でsumikaさんの歌を聴くようになりました。)キャラクター、背景の色づかいなどとてもきれいでとても引き込まれました。挿入歌の「秘密」が個人的にはとても好きです。ラスト手前のシーンでは「えっ!?」ていう感じの展開で正直予想していなくてびっくりしました!この映画をみてすぐに原作小説と漫画を購入してしまうぐらい好きな作品になりました。

投稿 : 2019/04/07
閲覧 : 37
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アトランティス

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

季節と色を大切に使い作られている

原作は住野よるさんによる大ヒット小説『君の膵臓をたべたい』
本作はそのアニメ映画です。
アニメ映画の前に実写版が放映され、こちらも結構話題になっていましたが
アニメ映画の方が、より原作に近い内容のようです。

2時間弱の内容で
ストーリーは簡潔に書くと、ある日通院中にひょんなことから見てしまったクラスメイトの闘病日記。人に興味を持つことのなかった主人公が彼女との出会い生活を通して人として、大事なもの、失いたくないものを得ながら成長していく話です。

主人公が人として大事なものを得ていく過程で
余命宣告を受けたクラスメイト桜良の存在がとても大きく働きます。
主人公「僕」に感情移入すればするほど感動も大きいと感じました。

レビュータイトルにもあるようにこの作品がただの余命感動ものとして
他の作品の中に埋もれてしまうことがないのは、その表現の技巧さでしょう。

小説は活字で読者を豊かな想像(創造)の世界に導くもの、
映画は音、色などの視覚聴覚を通して視聴者を作品の世界へ導くもの、
この作品は小説、映画においても季節と色を設定に上手く活かせていると
思いました。

ヒロインである桜良は突然この世から姿を消すように去ってしまうのですが
まるで桜が儚く一瞬で散っていくように、命の火を消してしまいます。
様々な出来事が始まる季節のように、生き生きとこの世界で生を全う
していた彼女の去り際は本当にあっけないものでした。
主人公「僕」とヒロイン桜良の関係は、この世にある言葉では言い表せない
と小説でもアニメ映画でも表現されています。
だけど、季節なら。
桜が咲く春の樹のような名前も持った主人公なら。
言葉で言い表せない関係も少しは理解出来るのはないだろうか。
本編の終わりで主人公の名前が明かされるシーンは小説でもアニメ映画でも
これまで2人が積み重ねてきたものが走馬灯のようにフラッシュバックするか
のような衝撃を受けました。
まぁこの小説が大好きでしたので、若干僕の脳内補正でポジティブに書いて
いますが、アニメ映画の挿入歌の「春夏秋冬」(sumika)にあるような

「桜の予報も虚しく
大雨が花を散らせた

ご飯の味 花の色
加工のない甘い香り
人肌を数字じゃなく
触覚に刻んでくれた

何千回 何万回でも 思い返してもいい
何千回 何万回 次の季節の為に
春が来て 夏が来て 秋が来て 冬が来る
そしてまた春に 次のまた春に」
(一部引用)

の歌詞からはやっぱりこの映画が季節と色を大切にしているんだなという
印象を受けます。また曲を聴きたくなってきました。

少し長くなりましたが
『君の膵臓をたべたい』というタイトルで
若干損をしているような感は否めないですが
桜良も可愛いし、加えて背景も光るように綺麗な作画なので
ぜひ皆さんにお勧めしたい一作でした!

お読み頂きありがとうございました。


ーーーーーー作品情報ーーーーーー
原作:住野よる『君の膵臓をたべたい』(2015)双葉社
アニメ映画制作:スタジオヴォルン
        君の膵臓をたべたいアニメフィルムパートナーズ
監督:牛嶋新一郎

声優
僕:高杉真宙
山内桜良:Lynn

投稿 : 2019/03/01
閲覧 : 88
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13

ネタバレ

Rust

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

アニメこそ至福。

原作既読、実写映画視聴済。
実写映画はほんとに酷かった… 無駄なアレンジが見ててブチ切れるかと思った。一方アニメ映画は原作にそれなりに忠実。ヒロインはまさしく原作通り、むしろ映像化によってより魅力的に感じた。
やはりアニメは良い。期待を裏切らない。
ただ、原作を読んでない人には優しくないと感じた。この作品は死というものの不条理さを描いてる。病気で寿命が宣告されたが、病気で死ぬまで絶対に死なないという保証はどこにもない。そういう意味で誰もが平等に一日を過ごしている。
最後の死に疑問を持った方は是非原作を読んで頂きたい。

投稿 : 2019/02/05
閲覧 : 97
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ネタバレ

Jun

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 2.5 音楽 : 4.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

明るいヒロインが死んで、暗かった少年が社会性を取り戻す話

ボーイミーツガール。少年とヒロインのコントラスト。時代劇のように型にはまった、涙を誘ういい話だと思ったのです。偶然の出会いではなく、自分の選択の積み重ねが出会いにつながっているという考え方も自律性、主体性があって、教科書に書いてあるようなメッセージなのです。ところが最後に通り魔に殺される。死ぬまでのやりたいことリストを二人で消しこんで満足して終われると思っていたのですが。絵に描いたようにきれいにストレス発散できるような話ではありません。突然の殺害に対して少年がどんな折合いをつけたのか理解できませんでした。あと少年がなぜ始めからコミ障なのか不明ですが、作画や声から、ヒロインと対極にある暗さがあまり感じられませんでした。

投稿 : 2019/01/05
閲覧 : 74
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1

たわし(フレディ)

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

新年、一本目。強い演出力を感じる。

「君のすい臓を食べたい」は所謂、お涙頂戴物のネット小説から派生したアニメ映画ではあるが、演出がなかなか上手い佳作のアニメーション映画である。

作画がうまいというよりは、演出やレイアウトの上手さであり、構図や人物の仕草などがとても自然に描かれており、デッサンが行き届いるようで非常に安定感がある。

逆に絵が上手いだけに声優さんの演技力が微妙な気がしなくもないが、爽やかな後味の良いアニメ映画なので、良かったです。

投稿 : 2019/01/02
閲覧 : 94
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7

ネタバレ

※アニをた獣医学生◎

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

互いに求めあいたい… 真実を知って…

この作品をアニメで見れるのはとても嬉しいです!
劇場映画だったと思いますが、
正反対の性格の2人が、互いに自分の欠けている部分を持っているそれぞれに憧れを持ち、次第に心を通わせていきながら成長していく。
「僕」は「人を認める人間に、人を愛する人間になること」を決意する。桜良は恋人や友人を必要としない僕が初めて関わり合いを持ちたい人に選んでくれたことにより「初めて私自身として必要されている、初めて私が、たった一人の私であると思えた」と感じていく。
感動をよぶ純愛作品。それは悲しく儚くも目を離せないストーリーとなっていると思います。
正反対の二人、これがこの作品のいいところでもあります。ないものを求める二人。

君の膵臓をたべたい。{netabare}
君のような人間になりたい、君を求めたように君のようになりたい、いや、君の膵臓をたべたら同じ人間になれるんじゃないか?それほど君を求めていた。そんな意味だと思います。互いに求めあった結果、最後二人が会えなかった 、だとしてもその思いは、君のような人になりたい、君の膵臓をたべたいという思いは伝わっていた。それこそ二人は恋愛や家族の関係を越えたものになっていたのではないのでしょうか… {/netabare}
小説を読んで、これまでにないくらい、良い気持ちになりました。自分のバイブルです!

原作の二人のなんともいえないキョリ、これをどのように表現するのか。二人の変わった関係。
そしてそれは二人に何を運んでくるのか。



小説を読んで、映画を見て、感無量です。
ここまで再現してくれてとても嬉しかったです。

お互いに交錯しあって、求めあって…


最後まで見届けてあげてください。
彼と彼女の想いを理解してあげてください。

投稿 : 2018/12/31
閲覧 : 156
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14

ネタバレ

shino73

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

桜の木になろう

住野よる原作、ベストセラー青春小説。

共感は出来るがあまり評価は出来ない。
理性と感性の評価で大きく揺れています。
僕には感情よりも理性に問い掛けるものがあった。

優れた表現力、ポップなキャラクター、
美しい風景と少しづつ積み上げていく物語に、
中盤までは省略があるにしろ感じ入ることも多い。

偶然にもイエール大学講師シェリーケーガン著、
「DEATH 死とは何か」を読了し、
そのせいでひどく考えさせられることになった。
「死」とはそもそも悪いものなのか。
「死」はどうしてどんなふうに悪いのか。
「死」はいつの時点で私にとって悪いのか。

我々の寿命が60歳と仮定した時に、
後10年長く生きたかったと号泣するのは、
誰しも容易に想像出来ますが、
後10年早く生まれたかったとは泣かない。
それはなぜか?同じ10年なのに。
{netabare}答えは至ってシンプルなものですが、
その答えこそがこのアニメの主題であったなと。{/netabare}

名前のない僕と{netabare}未来のない{/netabare}少女の、
少しづつ大人になろうとしているあなたへ贈る、
桜咲き誇る美しい春の日の物語。

記録よりも記憶に残るアニメとなりました。

投稿 : 2018/12/17
閲覧 : 343
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37

ネタバレ

ウェブペンギン

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

実写版より好きかな

エンディングテーマを聞き終わった後の余韻で、後日談的なラストがいい感じだった。

投稿 : 2018/12/15
閲覧 : 69
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0

ネタバレ

teji

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

見終わったには見終わったが

見終わったには見終わったが もっと 泣けると思ってただけに 残念・・
正直 作画も 声優さんも いい感じなのに・・・ 内容が・・

投稿 : 2018/12/12
閲覧 : 85
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1

World

★★★☆☆ 3.0
物語 : 1.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

テーマや設定に見合うだけのメッセージ無し。

今作は、テーマや設定が非常に重いものとなっています。

命そのものをテーマの一つとして扱う以上は、そこに求められるメッセージ性は大きいです。
なぜなら、大きな命題には、それ相応の過程と結論が必要になるからです。
それに応える事が出来た作品は、名作として称賛されます。逆もしかり。

今作は、応える事が全く出来ていません。


この作品を見た時の感覚が伝わる様に例え話をします。

陸上大会の棒高跳びをイメージしてください。
今から飛ぼうとしている人は、とんでもない記録を出すらしいと評判の選手です。
会場も盛り上がります。前評判では、新記録が出るかもしれないなんて言われてます。
そして、その選手は、なんといきなり新記録を越える高さにチャレンジするというのです。
会場はそれは大盛り上がりです。単なる期待感から、新記録を見ることが出来る事への興奮へと変わっていきます。
そして選手はついに走りだし、観客の盛り上がりは最高峰。
そして、飛んだ!盛り上がりはピークに達します。
そして…

その選手は棒にも触れることが無く、下を通り抜けてしまいました。

ガックシ。期待していた分、がっかり感は倍増です。それなりの高さに設定しておけば、上位には食い込んでいたのに。あーあ。


こんな感覚でしたね。
タイトルやテーマ、ストーリーの進み方魅せ方。
全てにおいて期待を積み重ねておきながら、あの結末はお粗末。完全に肩透かしです。
メッセージも誰でも考えうる様な稚拙なものでした。

大いに残念。恐らく題名や設定がもっとあっさりとしていたなら、秀作にはなっていただろう。

投稿 : 2018/10/03
閲覧 : 83
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3

ネタバレ

dakiramk3

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

脇!脇がいいんですよ!

 何と言うかですね、ラストの星の王子様的世界で語らうあのシーンでのあの衣装、桜良の脇を堪能出来るのが良いですね。自分としては脇はあんまり興味はなかったのですけど、二次元特有の毛穴も見えないすべすべのそれを目の当たりにするとですね、こう……得も言われぬ感慨深さがですね……え?そういう作品じゃない?ごもっとも。

 さて本題。これを読んでいる方は原作・実写・アニメいずれかを読んでいて物語のアウトラインはインプット済み、しかも大筋はどのメディアも等しいと仮定してのお話ですんで、ネタバレ全開で行きます。

 膵臓を病んでるってんだから、主人公と桜良が関係を育んで……といった展開を期待してたんですが、見事に裏切られました……ええ、『人間は覚悟してるよりもあっさり逝っちゃうんだから、日々を精一杯生きなければいけないという教示でもある』と仰る人が居ることも分かるのですが、やはりここはそういう期待をしては居ないと思うので、前述のような展開が相応しいのでは……とおもったのですけど、これはアニメ版の問題ではないと思われるので、ちょっと論評するのがはばかられるところであります。

 アニメとしての出来映えなら、及第点……ですかね。基本的に作画的な粗とか、効果音のタイミングや選択やらという問題は見当たりませんでした。人物の仕草が細かく、これぞ劇場アニメをお金を払ってみているという矜持を十分に満たしてくれるレベルではありました。

 まあ基本的に僕はこういったアニメは女の子が可愛いか否かに全てを掛けているわけですが、その観点からでも悪くありませんでした。こうして観ると、本当に二次元JKって素敵なものですね。果たしてスタッフが意図したものかどうか、たびたびローアングルで桜良の脚が映るのですが、その目映さといったら……仄い青春を送った自分にとっては、上映時間じゅう爆発しろとも思いましたが。

 そういえば、自分が高校の時分にも、17歳で亡くなった女の子が居ました。その子とは一言くらいしか交わしていませんし、今となっては姓すら覚えていませんが、そんな子にもたった十七年とはいえ人生があったのだと思うと……何かしら感じずには居られませんでしたね。この作品自体のデキとは何ら関係がありませんが。

投稿 : 2018/10/02
閲覧 : 51
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5

ネタバレ

石槍

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

世代によって温度差のある作品?

絶賛する声、酷評する声それぞれあると思いますが、原作小説?携帯小説?、実写映画は一切観ずに、アニメ映画の方鑑賞しました。私見をここにメモしておこうと思います。

アニメ制作側は何を伝えたいのかまとまっていなかった。物語を通し生きるとは何か示すものなのか、主人公がヒロインと関わって人間的に成長する物語なのか。それともヒロインの晩年をただつらつらとその日常を描く作品なのか。全くわからなかった。感動、共感できなっかた。

ストーリーですが尺は100分と内容の割に長いように感じられました。とにかく中身が薄い。これは原作に由来する稚拙さかわからないがありきたりな展開で面白くない。タイトルのインパクトに負けていると思います。

映画始まってすぐ主人公はヒロインの通夜葬式には行かなかったと語り、初見からしてみれば出落ちで呆気にとられました。ストーリーの構成は主人公とヒロインの邂逅から別れとその後を回想するように組み立てらていて単純明快であった。話のターニングポイントとして口数の少ない主人公がヒロインに「ありがとう」と言う場面が2箇所あるがその前後の演出は良かった。葬式の友達が霊前で泣き崩れるシーンは臨場感があったのと、主人公がテレビのニュースでヒロインが通り魔に殺害され死亡したことを知ったシーンの主人公の表情、動きがよく描き出されていた。それ以外光る演出は皆無です。

作画は安定していて見やすかった。若干キャラのモーションがいい加減な部分も散見されました。風景は3DCGを多用しているせいかキャラが一部浮いてしまっているところもありました。

声優ですが、どのキャラのそうですが、喜怒哀楽が表現しきれていないように感じられました。特に主人公の声優はただ声を当ててだけでキャラになりきれていない。泣き崩れるシーンの声はひどく唸っているようにしか聴こえなかった。

投稿 : 2018/09/29
閲覧 : 64
サンキュー:

5

ネタバレ

トロロ~サンキュー~

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

私と君の関係はそんな簡単なものじゃない

小説から漫画も実写もアニメーション映画もしてしまう人気ですね。ちなみに僕はアニメーション映画のみしか見てません。以下、その一つだけを見た僕のレビューです。

絵と音楽は個人的に大満足です。景色から花火から何もかも力が入っていました。同じく音楽も文句のつけようがない出来栄えで、流れるタイミングとかも良かったと思います。

さぁ、映画版でいつも心配されるのは尺と内容の相違です。僕は原作未読なので、どこがどう違うかはあまりわかっていませんが、明らかに無理矢理な展開のところなどは少々あった気がします。
例えば{netabare} サクラが刺されるシーン。あそこはいきなりすぎて置いていかれました。原作だと何かフラグとかあるんですかね?病気で死ぬんだと思ってたのでね笑 似た病気を持つ人への配慮なのでしょうか。 あとはサクラがどうして元々僕にあそこまで興味を持っていたのかもよく分かりませんでした。{/netabare}

また、原作を知ってる方に聞いたところ、やはりところどころ内容が付け足されたり省かれたりしているようです。原作を知らない僕からしたら上記ネタバレの内容が少しひっかかったくらいで、他は不自然なところは無かった印象でした。

自分の中で総括すると、{netabare}引っ込み思案な 僕が膵臓の病をもつ女の子に出会い、一緒に過ごしていく中で、彼女に本当の意味での大切なことを沢山教えてもらい、徐々に変わっていくお話。
{/netabare}
春夏秋冬の中にも「行かなきゃ、僕の番」といった歌詞がありましたね。
物語の系統としては四月は君の嘘を連想しました。
いいお話でしたし、うるっとくる場面も多かったです。原作を知っている方はどのような反応なのでしょうか?

投稿 : 2018/09/26
閲覧 : 74
サンキュー:

5

ネタバレ

試しに作ってみた

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

好きになった人の死についてどう考えるか。

死について考えさせられた作品でした。
結論からいうと、よかったと思います。
結末はすごく悲しいものだったけれど、爽やかで気持ちのいい終わり方でした。

このお話の一番のテーマは、
「もうすぐ死ぬとわかっている相手と付き合うこと(一緒に過ごすこと)」だと思います。
男の子(僕)も女の子も「死」について、そして、「二人の関係」について深く考えていて、それが、最後の共病日記に細かく書かれています。

「恋人でも、友達でもない存在」として、二人は仲良しになるのですが、結局は「恋人以上」の関係という感じでしたね。

また、「お互い相手の名前を呼ばない」ことについて。
{netabare} 名前を呼ぶことで、「大切な人」として認識してしまうから、あえて呼ばない。死ぬ相手のことを、大切な人として認識してはいけない・・・という感じです。
二人はずっと「僕」と「君」という代名詞で呼び合います。
特に「僕」の名前は、ずっと伏せられていましたね。
でも、終盤では僕の名前が明らかになり、二人の名前は両方「春」に関係したもので、運命を感じさせるものでした。
また、最後には、僕は女の子のことを「桜良」と呼んでいます。
お墓の前のシーンでしたが、すごく素敵でした。{/netabare}

ハッピーエンドではないけれど、バッドエンドでもない。不思議なお話です。
{netabare} 桜良ちゃん(女の子)がいたことで、「僕」(男の子)は変わることができたし、逆に桜良ちゃんも、「僕」のおかげで楽しい人生を歩むことができた。後味の良い感じでした。 {/netabare}

あと、富山県高岡市が舞台だったので、
高岡駅のシーン、市民病院、雨晴海岸、二上山の絵、とても力が入っていました。私はその近くに住んでいるので、うわあ、、綺麗にかいてくれてありがとう。。って思って、見ていました。



(あと、おまけで・・・不満に思ったところ)
だけども!!
私は、桜良ちゃんも、恭子ちゃんも、嫌いです。
{netabare}
実際会っていたら、二人とも一発カツを入れてあげたくなります。。

桜良ちゃんのやりたいことである
「好きでもなく、友達でもない人とイケナイ関係となる」ことについて。
あの思わせぶりは、、ひどい。。。
「好きでもない人」=僕 だなんて・・僕のこと好きじゃないのに一緒にいたの?本当に失礼だと思います。。。
しかも、エッチなこと誘っておいて、その態度!
映画館で少し私は怒ってました笑

あと恭子ちゃん・・・
「僕」の立場とか気持ちも考えずに、
桜良のために別れろ・・・とか言ってたけれど、、
もっと話聞こうよ!!!事情を察して!!!と思いました。
もしくは、桜良が自分で説明してあげたら、なんとかなったんじゃないかなって感じです。
{/netabare}

投稿 : 2018/09/24
閲覧 : 55
サンキュー:

10

ネタバレ

8ta

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

BGMだけが心残り!

今日、やっとのことで観られました。

公開日から二週間経っているので少しばかり情報の鮮度は落ちてしまいますが、その辺りはお察し下さい。住野よるさんは好きですが、残念ながらそこまでコアなファンにはなれていません。

むしろ原作である小説を読み終えた時点で充分に満足してしまったので、映画版の公開が決定したときも「気が向いたときに観に行けば良いや(最悪観に行かなくても良いかな)」くらいに考えていました。

 

しかし、最近になってコミカライズ版を読み、急きょ考えが変わりました。

 

「これは観ておかないと」
 

強迫観念に近い何かを感じました(病気かな)。原作小説やコミック版と比較しながら観たら面白いんじゃないかと思って、とりあえず2つの内容を忘れないうちに観ておくことにしました。

 

さて、感想ですが文句なしに面白かったです。小説版とコミック版、実写版の後に公開しただけあって、完成度はかなり高いように思いました。

所々、原作には無かった台詞が加えられて内容が厚くなっている部分もあれば、映画に合わせて意図的に削られているであろう台詞もちらほら見えました。

ストーリーの小さな改変などあそび要素も含まれていて、間違い探しをしているような気分まで味あわせてもらいました。てっきり原作そのまんまだと思っていたので、良い意味で裏切られた気がします。私のように小説・コミック版を読んでいる人にもお勧めできます。

 

作画に関してはあくまでも「受け手側」の意見ですが、まさに言うこと無しだったと思います。人物も背景も想像していた以上に綺麗で、かつ繊細に描かれていました。中でも演出は見事で、原作小説やコミック版では無かった映画館ならではの迫力あるシーンも出てきました {netabare} (花火) {/netabare}。

あの音。煌びやかに瞬く大画面。

このワンシーンだけで観に行く価値が存分にあると感じました。

 

まぁ、内容自体は良かったところを挙げ出すときりがないのでこの辺りにしておきます。気になった方は、是非劇場まで足を運んでご自身の目で確認してみてください。家に映画館ばりの巨大スクリーンと音響設備がある方ならBlu-rayの発売を待つのもアリですが、そうでなければ迷わずGOです。今ならもうわりかし空いていると思います。


なんか途中、観ていて「申し訳ないなぁ」とさえ思いました。こんな作品を2,000円で見せてもらって良いの?って。

ここまで完成度の高いものを見せられると、もはやお金を対価として払うことに疑問すら感じます。当然制作者側は受け取るならそれが一番嬉しいんでしょうけど、とんでもなく高い技術と手間がかけられたものをただ座っているだけで見せてもらえるなんてえらく贅沢な身分だなぁと思います。エンドロールで数え切れない人たちの名前が流れていく様を見て痛感しました。本当、良い時代に生まれたなと。

投稿 : 2018/09/22
閲覧 : 41
サンキュー:

4

山本耀司

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 2.5 状態:----

えぇ…

ヒロインがかませ犬という斬新なストーリー

投稿 : 2018/09/21
閲覧 : 114
サンキュー:

0

ネタバレ

このままじゃダメだ

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

極端に良い所もあるし、極端に悪い所もある。

物語、音楽、作画。良いところもあるが、がっかりな部分もあった。

良いところは
納棺の前で泣き崩れる友達は臨場感がある。
夕方の海が綺麗。
花火が綺麗。
階段の段差に躓いて泣き崩れるところがリアリティがあって良い。
イメージ世界で桜明と僕が会話してるところが面白い。
など
けれど何カットか良くても前後がダメだったことと、
良いところが点在しすぎたことで気持ちが乗り切らなかった。

おそらくは手を抜かざるを得なかったところなんだろうけど、そもそもキャラクターが安っぽいし、物語の詰め込みが甘いので余計につまらなく感じた。統一感が無いとさえ思った。

キャラクターに関してはそういう家庭もあると言ってしまえばそれまでだが
親友の為に人生を変えるってのは馬鹿馬鹿しと思うし、
親友と言いながら病気を伝えないのは、信用してないってことだと思ったし、
桜良の親に旅行に行ったことがばれて諫められたという語りが入るくせに、僕のことが分からないってのはおかしいと思ったし、
親がニュースみてショックを受けた僕に「どうしたのー?」と呑気な事言っているのはやっぱり変だと思った。

因みに一番やばいなと思ったのは{netabare}ボンジュール鈴木の曲が流れてる喫茶店ね。場違い感はんぱなかった。{/netabare}

久々にEDロールが流れたところで退場しようという気分になったが、ED後もなんかあるっぽいしと思って我慢した。
結果は、まあどちらでも別に良かったと思う。もし出てしまっても後悔のない内容だった。

それでも、キャスティングしたいばっかりに始まりと終わりを改変した実写版よりは面白かった。見た意味はあった。


そういや、桜良と僕が会話してるイメージ世界のモデルはかぐや姫の物語かな?植わっている桜が蓬莱の玉の枝っぽいのと、月と太陽で別の世界を描いているのでそんな気もしたけど…星の王子様にそんな描写あったっけ…

投稿 : 2018/09/21
閲覧 : 95
サンキュー:

7

ネタバレ

雀犬

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

いつか、ではなく今

 長文につき概要は略。重要なネタバレあり。

 主人公は人付き合いが極めて悪く、クラス内の評判も芳しくない。彼は自分が嫌われ者であることを自覚しており、「僕と友達になりたい奴なんていない」と他人と距離を置くことで完全に孤立している。碇シンジ君の方がまだ社交的だと思えるほど内向的な性格で、まるで二枚貝のようにぴったりと心を閉ざしている。

 対してヒロインの咲良はとても明るくて可愛らしく、当然男子生徒から人気があるし、女友達も多い。実は彼女は膵臓に重い病をかかえており、余命1年と宣告されている。にもかかわらず、自分の命が長くないことを主人公に明かす彼女は悲愴感がなくあっけらかんとしており、その話が冗談にしか思えないほど生のエネルギーにあふれている。「死んでるように生きている」僕とはまるで対照的だ。

 そんな真逆の性格の2人が病院の待合室で偶然出会うところから物語は始まる。なぜか咲良は彼に興味津々で「友達になろうよ」と熱心に誘い込む。主人公はいつも通りぶっきらぼうな態度で、あからさまに迷惑そうな空気を出すが彼女はまったくめげる事なくアプローチを続け、やがて主人公は心を開いていく。・・・とここまでよくある流れではあるが、実際に見ると違和感が大きい。なぜ冷淡な対応を続ける主人公にヒロインがこんなに良くしてくれるのか?という部分に説得力が乏しい。カウンセリングの先生に大金を納めてもここまで献身的になってはくれないだろう。咲良はなぜ彼と仲良くなろうと思ったのか多少のフォローはあるのだが、最後まで観てもあまり納得はいかない。これは本作の最大の欠点であろう。

 さて、どうしようもない男だった主人公も咲良と打ち解けていき、友達というよりは恋人のような付き合いが始まる。俗に言うところのストロベリータイム。観ていてイライラするほど甘ったるい、いや正直超うらやましい。「そのポジション俺に代われ!」と思うこと請け合い。しかし、余命1年の少女という設定であれば、やがてヒロインを病魔が襲い、主人公を奈落に突き落とす展開になるのはもはや確信的である。というよりも本作は開始直後の冒頭でヒロインの死を視聴者に明かしてしまう。感動物語のテンプレを最初に匂わせるのは予想外の展開を用意しているからである。


 咲良は通り魔に刺されて死ぬ。この唐突な展開には面食らうことだろう。各所のレビューで批判的な感想も多く見受けられた。なぜ、作者は死が間近に迫る彼女をわざわざ「殺した」のか?

 ヒロインから少しずつ活力をもらった主人公は「いつかは君のようになりたい」という気持ちが芽生えていた。その気持ちは、これまで断ってきたガムをくれるクラスメイトの好意を受け入れて、「ありがとう」と礼を言う場面に分かりやすく表れている。今までひどすぎたのが少しまともになった程度であるが、そんな小さな変化でも僕は大きな一歩を踏み出したように感じていただろう。そこに咲良の悲報が飛び込み、彼は一変する。
 
 それは「いつか変わりたい」などという漠然とした目標ではなく「今日から、今この瞬間から変わろう」と誓うこと。咲良はまるで地球の反対側にいるように、正反対な2人だと言った。もし本当に彼女のようになりたいと思っているのであれば、生まれ変わるくらいの気概で行動しなければ「地球の裏」で待っている彼女の元には永遠に辿り着けないだろう。

 流行語になった林修の決め台詞ではないが、何か目標を達成しようとする時「いつか」と「今から」では大きな違いがある。この物語は僕が咲良の親友だった恭子と友達になるという形で締めくくられる。恭子は社交性がなく煮え切らない態度を取る主人公を嫌い、友人との残りわずかな時間を自分から奪った男だと感じている。恭子は僕にとって一番仲良くなるのが難しい相手である。でも咲良は、クラスで一番友達になりにくいであろう自分と友達以上の存在になってみせた。いま咲良と春樹は鏡像の関係にある。ただ単に遺書に書いてあった咲良の願いを果たすために恭子に友達になろうと呼びかけているわけではなく、彼女と過ごした時間の意味を恭子との関係に残そうとしているのである。僕が生きている今は咲良が生きたかった未来なのだから。

 ある種卑怯といえる手段を使ってでも作者が訴えかけたかったのは「今を生きることの大切さ」なのだろう。普通に病気で命尽きる展開であれば、一時期はケータイ小説を中心に粗製乱造された「泣ける話」の数々と大差なく話題作にはならなかったのではないかと思う。

 正直いって本作は粗削りなところが多々ある。主人公にとって都合の良すぎるヒロインだという印象は拭えない。でも劇場を出た後、僕は「耳をすませば」で雫の書いた物語を読んだあと西老人が語った言葉を思い出した。「荒々しくて、率直で、未完成」。本作はそんな処女作だけが持つ魅力を確かに有してるように感じる。自己投影しているのが丸わかりの内向的な主人公。クラスで3番ではなく、どう考えても自分の1番としか思えないヒロイン。高校生の時可愛い彼女がいたらこんな青春をしてみたかった・・・という理想を詰め込んだ、見ていて恥ずかしくなるほどキラキラした彼女との日々。今を生きる大切さを直球で訴えかけるラスト。そして、「俺の書いた小説を読んでくれよ」と言わんばかりの奇抜なタイトル。書きたいもの、見せたいものが痛いほど分かる作品である。

 感動系が好きなら見る価値は十分あると思う。ただアニメ作品として突出しているものがあるわけではなく、世間の評判はどうも「原作>実写>アニメ」で固まりつつあるようなので、もしかすると原作を読めば十分なのかもしれない。

投稿 : 2018/09/20
閲覧 : 99
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21

ネタバレ

おぬごん

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ああ、俺はもう一周してしまったのか…(※内容はほぼエッセイ)

実写映画化もした、「小説家になろう」発の人気小説が原作
なろう小説とあって、実写化よりもこのアニメ映画化の方が先に早くから計画されていたみたいですね
見ようかどうか迷ってたのですが、TOHOシネマズが安い14日に暇だったので観賞w

原作も実写映画も未読・未見で事前知識もほとんど無かったのですが、感想は「大体思った通り」という感じでした
まあこのタイトルであの導入ならこういう作品になるよね〜、的な
後半でちょっと変化球な展開が入るのですが、それすらもある程度色々な作品に触れてきた人になら容易に予想できたのではないかと思います
決して悪い作品ではなく、2時間で綺麗にまとまっていますし良くできた作品だったかと思いますが、正直言って新しい感動があるわけではなかったかなあと

というのも、ある程度の年齢層なら今までの人生でこの手の{netabare}女子高生ヒロインが病気で死ぬ{/netabare}作品に触れてきてると思うんですよ
それこそ一昔前ならセカチューとか1リットルの涙とか
この2つに比べると本作は単純なラブストーリーやお涙頂戴作品では無い点で異なるのですが、ストーリーの都合上、展開の大枠はさほど変わらないわけで
映画を観ていてもディテール部分ではなく
「うんうん、まずは仲良くなって上げて落とすのね」みたいな既視感に由来する展開の予想とか「ああ、何かこういう作品久々に見るなあ」みたいな懐かしさばかりを覚えてしまいました

これは決して作品自体に罪があるわけじゃなく、悪いのはむしろ観る側の私です
で、そこでふと気付いてしまったんです
もうこうした娯楽作品の「流行り廃り」は年月と共に一周してしまったんじゃないかと
かつてセカチューなどで「一周目」を経験している私はこの作品のターゲットではなく、この作品が初体験、一周目になるような若い子たちがターゲットなのではないかと
思えば最近ここの感想でも「○○(ちょっと昔の作品)を思い出した」「☆☆や××を知らない方なら楽しめるのでは?」なんて書くことも多いこの頃…
あと1年ちょっとで私も30
そろそろ自分が若者でないことを自覚して作品に臨まなければいけないのかもしれません


〜余談〜
上のような回顧的な感想になった理由の一つに、この作品のキャラデザ・総作監を岡勇一が務めていたことがあります
この方、10年前に私が大好きなTo LOVEる(当時のアニメ1期は糞だったけど)のキャラデザ・総作監に抜擢されたときはまだ26歳の若手で、年の近い矢吹神と切磋琢磨して研鑽を積んでいたのが各種インタビューから伝わってきてたんですよねw
To LOVEるが息の長い作品となったこともありTo LOVEる以外の大きな仕事はあまり多くなかったのですが、そんな彼が劇場作品で大役を務めていることをOPのクレジットで初めて知り、年月の経過を感じずにはいられなかったんですw

投稿 : 2018/09/19
閲覧 : 62
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9

菊門ミルク大臣

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

意表つけばそれでいいのか?

この作品のジャンルは何でしょう?
ミステリー、サスペンスであれば膵臓の病はミスリードで最後に意表をつけば傑作でしょうがこれはそうではないです。
別にこんな結末でもきちんと描いてくれればまだよいですが、
通り魔にやられたとなるとその加害者に対しての感情とストーリーが発生するはずなのですがそんなのありましたっけ?
そこを置き去りに主人公は成長する事ができるものなのでしょうか?
そうはならないでしょう。絶対濁ります。
どうせどっちにしろ命はなく、余命宣告されてたとしても他の原因でそれすらも生きられないかもしれない。そこで通り魔って…今までの交流は全てそっちに持っていかれますよね?

絶望を受け入れて前向きに生きようとしてもそれ以上に理不尽な酷い目に遭うかもしれないよって
そういうメッセージになっちゃいませんか?


せっかくそれなりに色を塗り重ねてきたのに最後に全く相容れない別の色のペンキぶち撒けただけ

そんな風にしか見えませんでした。

投稿 : 2018/09/19
閲覧 : 96
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5

JyiXn11213

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

やはり感動

やはり泣けたという感じです。

小説、漫画、実写。気づいたら全て見ていましたが、どれもそれぞれの個性が出ていて面白く、感動するものでした。アニメ化と聞いた時には、楽しみでずっと興奮していたのを覚えてます。見る前まで、何回も見たのだからさすがに泣かないだろうと思ってました。そして見に行ったのですが、普通に涙が、、さくらぁぁぁって感じです。本編で十分泣いたから、エンドロールで落ち着かせようとしたら、まさかのsumikaの「春夏秋冬」で再び涙。もう、卑怯です。この作品は、どんな物にリメイクしても感動が衰えないということなんでしょう。あと、sumikaが好きになりました。

正直、今ここで原作の内容の事を言っても意味ないと思うので、ざっくりとした個人的な感想を述べたいと思います。

実写化の時と同様、少し内容をずらしたようですね。尺という問題もありそうですが、どちらかというとアニメーションにしやすい脚本になっていたように思います。例えば、冒頭のシーンとか、花火のシーンも。別に変えても良いと思いますが、変更や切りすぎというのが少し目立っていた印象を持ちました。そのせいか、原作と比べてしまう事がよくあり、もっと純粋に何も知らない状態で見たかったという思いができてしまいました。とは言っても、原作の大事なセリフなどは盛り込まれていたので、原作の感動をしっかり味わえたのですが。それは本当に良かったです。

演出や音楽、声などは少し「ん?」と思う場所もありました。けどやはり、良い物語なんでしょう、そこは全く気にならなかったです。筆者の伝えたい、生きている間での人との関わり合いや、死についての観点がよく現れている物語。このストーリーはまぎれもない名作ですね。

原作を読んでいない人はこれを機に是非。
また、原作を読んだ人も、アニメ版で「君の膵臓を食べたい」を楽しんでみては?

投稿 : 2018/09/18
閲覧 : 43
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3

ネタバレ

Worker

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

2018年一番のアニメ映画

劇場で見たのだが、四回も泣かせてもらった。まあ、泣けるとかは多くの人が言うので、他のことを書こう。
よく言われることが、「なぜ桜良を、膵臓病ではなく通り魔に殺させたのかが分からない」だ。私が考えたのは、膵臓病で死ぬようにすると、それまで主人公が桜良を看病する話になってしまう。そうすると、尺が足りない上、共病文庫の存在を生かしきれない。だから、私は、通り魔に殺させたのではないかと考え、それは間違いではないと思った。確かに、ある種のタイトル詐欺ではあるが、仕方がなかったと思う。
この作品で重要なのは、共病文庫の存在だ。あれがあることによって、話が始まり、桜良の死後も前向きに話が続いていくのだ。実際、一年後に主人公は恭子と友達になっている。無ければ、ヒロインが死んでクラスメイトが泣くだけの話。三流作品で終わっていただろう。
この作品は一流ではないが、二流より上だろう。共病文庫の存在がそうさせているのだ。

投稿 : 2018/09/17
閲覧 : 53
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6

ネタバレ

ものと

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

2人の男女が織りなすヒューマンドラマ

ラブストーリでもなければ男女の友情話でもない。ヒューマンドラマ、と表現したら良いのかな。一言で表現することが難しい二人の関係は、二人の選択の連続で繋がった、かけがえのないものでした。

冒頭の葬式のシーン、ここからこの結末へと動き出す物語が始まります。
自分の中で他人の思考を決めつけて他人との関わり合いを避けてきた「ぼく」と人を愛し、愛され人との関わり合いの中で生きてきた桜良。

正反対の2人がひょんな偶然から仲を深めていくのですが、この仲を深めていくまでの描写がとても良かった。不自然なまでに距離を詰めて遊びに誘いまくる桜良と振り回されながらもまんざらでもなさそうな「ぼく」。男女の仲になりそうでならない。おそらく自分たちでもこの感情が”好き”なのか”友情”なのかわかっていなかったのではないかと思います。

それが時が経つにつれ尊敬しあえる恋人以上の大切な相手なのだと、二人は自分の心をに整理がついてきた最中に起きた、悲しい事件・・・。

あまりに唐突な、あっけない結末に見ていた自分もかなり動揺しました。
ここで冒頭につながるのか、と。

その事件から数日後、気持ちの整理をつけた「ぼく」は桜良の家にお香典を届けに向かいます。(ここの立ち直りまでの心理描写をもっと描いて欲しかった・・・)
そこで桜良の母から渡された”共病文庫”を見て「ぼく」は憧れていた桜良になるために、自分の殻を破って様々な行動に出ていきます。最後は1年経って変わった春樹がはじめての友達となった恭子と共にお墓参りをして物語の幕は閉じます。

とまぁ最後の駆け足感は否めなかったものの、二人の関係が深まっていく過程の描写(すこしドキドキするシーンもありつつ)やご都合主義ではない、どうしようもない現実の理不尽さをうまく描き切った作品だなと思いました。あと個人的には王道の感動ラブストーリーかな?思っては裏切られるということが作中でなんどもあって、展開の読めない映画でもありました。

また見に行こうかな・・・

投稿 : 2018/09/16
閲覧 : 37
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4

きらきー

★★★☆☆ 2.9
物語 : 3.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

個人的評価:中の中

原作未読、邦画未視聴

【良かった点】
・余命いくばくもない女子高生と人間関係が苦手な男子高生が織りなすラブというよりヒューマンドラマ
・底抜けに明るいヒロインが可愛くもあり悲しくもある

【残念な点】
・あくまで自分の感想としてはあまり感情移入できずうるっとくることもなかった
・作画がどちらかというと漫画っぽい作画で本作と合ってないんじゃなかろうか

投稿 : 2018/09/15
閲覧 : 37
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2

ネタバレ

タンクマ

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ところどころ雑に感じる

なんかなぁ、最後駆け足気味だったのが否めない気がします。
途中まではまだマシな方だったのになぁ。

物語の流れ的には納得いってるし、そもそも原作の方は好きなんだけど…
劇場アニメの方は説明不足な箇所が多すぎたと思います。

例えば主人公の心理描写。他人に注目されるのが嫌で、他人の評価はすべて自己完結させている「僕」君ですが、如何にしてそのような心情に至ったのか。
その全てが省かれてしまっている。
別にただの読書好きのコミュ障ってことでもいいんだけど、それだと徐々に
成長していく「僕」君の姿への感動がなくなる。
心情変化をテーマとしていたなら始点をちゃんと示してほしかった。

{netabare}一番駄目だと思ったのは最後の通り魔に殺されるシーンですね。ほんと映画館で「は?」って声出そうになりましたもん。このエンディングのせいで僕は自分を納得させるために原作買いました。
原作の方では「僕」君が「この期に及んで僕はまだ甘えていた」といったことを言っていて、病気を患っていようと死というのは等しく扱われ、唐突に訪れるものである、だから今を大事にしていかなきゃいけないっていうテーマが見えるんですよ。
でもこっちだと死んでから「僕」君が一週間引きこもって気持ちに整理つけました、で終わらせちゃってますからね。
いやほんと、なにやってんですか。そんな描写で済ませるならなんで通り魔に殺させたんだって話ですよ。普通に病死で終わらせていればまだ丸く収まった方だと思うんですよね…
原作の方ではちゃんと「僕」君の心理描写があったと言いましたが、それでもちょっと納得いってないんですよね。

そもそもとしてテーマが噛み合ってないというか…
死の平等性というテーマと登場人物の心情変化というテーマに接点があまり見当たらないんですよね…
なにも一つの作品につきテーマは一つにすべき、ってわけじゃないんですけど、だからといって闇雲に混ぜ合わせていいわけでもない。
唯一関連してると思えるのがタイトルの「君の膵臓を食べたい」って一言ですね。君のようになりたい、という思いと彼らの関係性から出来上がった一言。万感の思いって感じで良かったんですけど、なんかそこにしか接点が見当たらないから「それ言いたかっただけじゃね?そのためだけに桜良ちゃん殺されちゃったんじゃね?」としか思えなくなります。
しかもそれが言いたいだけなら通り魔の流れ必要だった?って心底思いました。やりたいことやるだけじゃなくて、もうちょっとテーマをうまく絡めて物語整えてほしかったですね。キャラが魅力的に感じられただけに余計に残念。{/netabare}

長くなりましたが、最後に一言。

桜良ちゃん可愛かったです。(だからあの終わり方が余計ショックだったんですけどね…)

投稿 : 2018/09/14
閲覧 : 46
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6

kakelu

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

あと少しで神作品だった、おしい作品!

原作、実写ともに既読の私が今作と比較した感想。
初見ではないので、最初から結末は既知の状態です。

■物語
実写板では少しアレンジが加えられており、そこに少し善し悪しが分かれた。
対して、今作は前作に忠実で特にいじったところは見受けられなかった。
実写版でもそうだったが、原作を既読者には物足りないと感じてしまう。
映画という形状仕方がないのだが、情報量がが少なく原作未読者は果たしてこの描写で伝わっているのか?と思うシーンがいくつかあった。
特に、出だしの何分間は読者をかえって混乱させるのではないか?と感じた。
しかし、全体的には概ね良かったと思う。
結末ではラストを知っていたのにも関わらず涙してしまった。
1つ疑問に思ったことは、「君の名は」を少し意識しすぎではということだ。
OPがあったこともそうだが、演出がとても似ていた。
そのせいか、この作品のオリジナル性が欠けたように感じた。

■作画、声優、キャラ
作画はとくに問題なし。
少し輪郭がぼやけたような作画だったが観る分には全く支障はないし、抵抗感も受ける人は少ないんじゃないだろうか。
実写版とは違い、アニメでしかできない描写があったが個人的にはいいと思った。
声優も特に棒読みなどなくキャラにあっていた。
ラストの迫力満点の演技だった。
キャラもよく、ヒロインの桜良はとても可愛かった。
主人公の「僕」も成長過程が見て取れた。

■音楽
先程もあげたが今作が「君の名は」に似ていると感じた音楽。
音楽はsumikaが担当しており、私が好きなアーティストということもあり凄くよかった。
特に、挿入歌の「秘密」が流れたシーンは鳥肌がたった。

■総評
普通に良作だと思う。
だが、原作既読者には物足りないかも。
でも、私みたいに涙もろいかキミスイが好きな人にはおすすめ。
まだ、原作、実写どちらも未読なら普通に楽しめると思う。
sumikaが好き人もいいかな。

投稿 : 2018/09/11
閲覧 : 436
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21

テナ

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

中々面白いと思います。

こちら最近話題の有名作品ですね。
総合的に見ると止め絵も有りましたがしっかりラストまで綺麗に纏めている感じです。
ヒロインの女の子の桜良ちゃんは膵臓が悪く闘病生活をしているのですが、ヒロインの印象は明るく楽しい雰囲気でそのおかげも大きく作品自体に暗い要素はかなり少ない気がします。

この作品は、病気があっても寿命が決められて居ても強く楽しく生きていけると言う希望を感じられる作品となっている雰囲気を感じました。
他に作中では「生きる意味」や「人と人の繋がり」なんかの話も出て来て少し納得の行くセリフがあったりします。

そして、主人公…名前は多分ラストの展開のギミックになっているので、此処では書きませんが彼も凄くいい方向に変わって行ったと思います。
ラストの展開として桜良ちゃんにビックリ展開が起きます
あれは本当に辛い(つд;)

結論を言うとヒロインのセリフに良いセリフも多くラストまで見て良かったと思える作品でだったと思います。
所々ですが、早回し感ある展開も有りましたが時間を後数分長くするだけでも、もっといい作品に仕上がったのかな?と思えました^ ^

投稿 : 2018/09/10
閲覧 : 64
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8

ネタバレ

Mさん

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

原作のあの一文が再現されてた嬉しみ

友人に勧められたのと、自分で気になって原作買ってたので見に行きました!w
とりあえず感想。【ネタバレ有】

やっぱ原作の「【〇〇】くん」って表現は全て「君」に統一されてましたね。これはまぁ予想してました…w

あと個人的に入れて欲しかったのは、初恋のエピソードを話す下りです
あの呼ぶもの全てに『さん』を付けるっていう(まぁ後で嘘だと僕は言っていますがw)

あれ個人的にめっちゃ好きだったんだよなぁ…、桜良も胸キュンした場面で一番最初に上げてますしねw

そしてこの映画で個人的にウオオオオアアアア\( 'ω')/アアアアアッッッッ!!!!!ってなったシーンがあってですね…

それは桜良の遺書の下書きを読むシーンなんですけど。
このシーンは原作の一文、『読み終わって、戻ってきた世界に彼女がいないと気がついた僕は〜』ってとこがめっっっちゃ忠実に、再現されてたんですよ!

自分は昨日の夜原作読みながら、このシーンはこんな感じ…みたいな感じである程度の映像を予想しちゃうんですけど、このシーンだけは想像とかなり違っていました(あくまで個人的には、ですよw)

自分は最初この一文をそこまで重要に考えていなくて、きっと僕に宛てられた文章を普通に読んでいく(一応考えとしては主人公の心の声→天国の桜良の声にすり代わりするのでは?)からの号泣シーン突入だと思っていたんですよ。

けど映画では、桜良の愛読書、『星の王子さま』をモチーフにした世界で彼女が語りかけてくれる、というものになっていました。
あの原作の一文にある、戻ってきた世界(桜良がいない世界)、つまりその前までいた戻る前の世界は桜良が生きてる世界ということになるわけで。

でもって『桜良』って人物を表す世界を、彼女のバイブル(?)である『星の王子さま』チックにしたってことだと自分は勝手に解釈してますw

なんかもう本当にそこは素敵と言うかなんというか…w
原作昨日買ったのでまだ1周半くらいしか出来てないんですけど、本当にそこは、凄く良かったなぁと思いました。

あとは…ファンファーレ良かった(これは超個人的な好み)


まぁ感想としてはこんな感じですかね…
もっと早くから原作を読み込んでおくべきだったと非常に後悔しておりまする…。
もちろん、普通に映画だけ見ても十分泣けると思いますので皆さんぜひぜひ『君の膵臓をたべたい』見に行って見てください!!!!

投稿 : 2018/09/09
閲覧 : 45
サンキュー:

6

ネタバレ

fuushin

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

待つことの意味。 それを活かす価値。

原作は未読、実写版は観ていません。
レビューというか、感想です。


人は、どんなふうに死ぬのでしょう?

天寿を全うするのでしょうか。
病気で、亡くなるのでしょうか。
事故で、亡くなるのでしょうか。

桜良は、{netabare} 通り魔に殺されました。{/netabare}


人は、どのくらいの歳で死ぬのでしょう?

90歳? 80歳? 70歳?
桜良は、・・・高校生でした。


では、人は、どれほど "余命" を想像できるものなのでしょう?

60年? 40年? 20年?
桜良は、・・・1年でした。


最後に、人の余命は、{netabare} "どれだけ、確かなもの" {/netabare} なのでしょうか?


・・・桜良には、分かりせんでした・・・。

自分の "存在の確かさ" を。
誰かに "必要とされる自分でいられること" を。

桜良には、見つけられませんでした。

進んでいく病気を受け止めてくれる人。
残されている時間を共有してくれる人。
毎日、共病文庫に名前を登場させられる人、を。


生きる、死ぬ。 生きる、死ぬ。 生きる・・・。  そして、私は死んでいく。

まだ、出逢ってない。
ずっと、出逢えていない、
あとちょっとで、出逢えるかもしれない。

待ちつづけて、待ちわびて、 待ち焦がれて、待ちくたびれて・・・。


そして、ついに桜良は、"選んだのです" 。

生きている今、この実感を知りたくて、彼との出逢いの一瞬を。

生きてきた過去の意味を見つけたくて、彼と語らうチャンスを。

生きてゆける限りの歓びを感じたくて、彼といられるひとときを。

ようやくつかんだ、"奇跡の出逢い" なんだよ。
ようやく巡り合えた、人なんだよ。

だから私は、生きていたい! 精一杯、生きていたい!
だからもう、後悔はいらない! わずかな怖気も持たない!

君と思いきり、君と思いっきり、私の青春を謳歌していくんだ!!

残り1年・・・残り1日・・・残り1時間・・・残り1分・・・残り1秒・・・その瞬間すらも・・・その刹那でさえも。

桜良は、"珠玉の運命" なんだと思っている。

桜良は、幸せでいられる運命が、まだ残っていると、迷いなく信じている。



私は、

春樹と出会うまでの桜良の心情を、ぼんやり想像しています。
春樹と出逢ってからの桜良の笑顔を、まぶしいほどに感じてきました。
春樹と生き切ろうとする桜良の願いを、しずかに終幕まで受け止めようとしました。

そして桜良が、

短い余命さえも、全うできなかった "事実" を知りました。
長く、共病文庫にしたためてきた {netabare}"メッセージ"{/netabare}を、読みました。
ちゃんと、伝えたかった本心を、{netabare}"不思議な夢世界"{/netabare}で、聞きました。


本作は、
桜良と春樹の、淋しかった時間と、幸せな時間を、たっぷりと共有できます。
恭子と春樹の、{netabare}悔しく思う時間も、穏やかな時間も、しんみりと、共有{/netabare} できます。
そのつどに、泣かされました。


君の膵臓をたべたい。

この言葉には、"生きてみたい"、"ちゃんと生きていきたい"
"もっと、ずっと、君に生きていってほしい"
"いつまでも、どこまでも、君と生きつづけたかった"
そんな微かなニュアンスや、儚い願いが込められているように感じます。


"君" としか、"呼ばない" 。 "君"としか、"呼べない"。

桜良と春樹は、お互いの名前を、"呼び合わなかったし、呼び合えなかった" 。

そこに秘めた、2人の深い心情を、ぜひ、スクリーンでお感じになってみてください。


君の膵臓をたべたい。

ステキな作品でした。

P.S.
{netabare} でこぽんさんのレビューのおかげで、{/netabare} 大事なシーンを見逃さずに鑑賞できました。感謝です。


2018.9.8 追記です。

{netabare}
実は、私は、鑑賞後 "感動" の波に浸りきれなくて、 "?" マークが残ったままでした。
「物語と人物と絵」をうまく受け止められなかった・・。たぶんそんな感覚です。

そんなわけで、本作視聴後に、原作、漫画、実写に触れ、そのうえで、もう一度劇場へ足を運びました。

理由は、本作鑑賞後に得た、まとまらない想いを整理したかったから。
背景は、本作の魅力をキャッチできないままで済ませるのが怖かったから、です。

それで、ちびっと分かったことがあります。
今回はそれをレビューしておこうと思いました。

それは、最終幕の "共病文庫の見せかたの妙" にありました。
原作は、「文字の配置とページめくり効果」
漫画は、「+絵・音喩(効果音)」
実写は、「+脚色・演出」
本作は、「+ファンタジー色を強めたアニメならではの表現」です。


桜良には小さい時から好きだった、ただ一冊の本がありました。
春樹にも作者は知っていましたが、未読だった本がありました。
それが、サン・テグジュペリの "星の王子様" です。
2人はそれぞれに、「文字」で創った世界観を持っていたと思うのです。


終幕で「ビジュアル」で表現されていた要素は二つ。

一つは、共病文庫の行間を彩ってきた、2人で共に創造してきた、たくさんの「エピソード」。
それが、{netabare}スクリーンをこれでもかと埋め尽くした春の樹、桜の木{/netabare} です。

もう一つは、星の王子様を読んだことで、2人が知っただろう「キーワード」。
それが、{netabare}『いちばん大切なものは、目に見えない』ということです。スクリーンに展開した宇宙と星のファンシーなビジュアル{/netabare}です。

桜良は、一本の桜の若木に水遣りをしていました。
「今はまだ、誰の目にも止まらない頼りなくて、小さくて折れそうな枝ぶりだけど、いつかはきっと大きく育って、たくさんの人に幸せを振りまける大きな桜になってほしい。」と、願っていたのかも知れませんね。

この二つの要素が、混じりあい、溶け合って、ほんのり甘酸っぱいシーンとして描かれていたように思います。

そんな2人だけのファンタジックなストーリー。 
2人は、話せなかった "本心" を語り合い、伝えたかった "願い" を交わしあっていました。
それは、まるで、2人の若々しい魂が、軽やかに触れあい、でももう重なり合えない "儚い精神性" を、豊かに表現した姿のように見えました。

そのように見立てたことで、ようやく私は、「桜良も、春樹も、ともにお互いを必要としていた。ともに生きる意味を待ち焦がれてきた」ことの意味を、あらためて、少しだけ深く、知ることができました。


アニメ作品ならではの "2人の柔らかな精神性" の表現。

彼女でも、恋人でもない、日常にいる、ただ仲良しな存在。

お互いの名前の響きの中に、魂の出逢いに驚いたり、生きてきた命の時間をいっしょに運んできたりしてきた、2人の仲睦まじいあしあとが、残っていました。

「人は、いつか死ぬよ」。
そう、その意味を、2人は2人の確かな選択に見つけ出し、喜びあえる存在だった。

桜良が、春樹と恭子に託したこと。2人がやれること、できること。
そんな桜良が遺した言葉を抱きしめて、希望を感じたくなる思いになりました。



orange(オレンジ、高野苺原作、2016年放送、13話、)を視聴後に本作を観たのですが、2作品だけでお腹がいっぱいになりました。

「大切なものは目には見えない」意味に触れられた作品でした。

でも、いつか、目に触れていない、他の作品にも目を通したいと思います。
{/netabare}


長文を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本作が、皆に愛されますように。

投稿 : 2018/09/08
閲覧 : 111
サンキュー:

20

退会済のユーザー

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

期待しすぎたのかも...

アニこれでも高評価つけてる人が多め?ですし一時期話題になってたので学校早退してこの機に見ました!笑
とりあえず結論から言うと、正直僕にはあまり合わず、全く泣くこともなく結構期待外れな作品だったように感じます(原作など未読なので僕が変な風に解釈しているところもあるかもしれませんが...)
いつかCMかなんかで浜辺美波さんが「君の膵臓をたべたい」の意味を知った時感動します!みたいに言ってたので、それなりに身構えてちゃんと見たんですが意味を知ったところで、「あ、そんだけ?」って感じになってしまいました...
あと、映画なので仕方ないですが、結構癖のある主人公の前半部分の心の移り変わりがちょっと早すぎるなあと思いましたし、ラストの方も他の方のレビューでも言ってましたがどうしてそういう展開にした??って疑問が残り続けて1番感動するであろうシーンもあまり刺さらなかったです
作画は少し微妙かな。音楽は僕的にはまあまあ好きでした
とりあえず友達や妹に聞く限り、実写の浜辺美波がとてつもなく可愛いらしいのでそっちも見てみたいと思います笑
もちろん原作も一度読んでみます。また評価変わるかもしれないですし

投稿 : 2018/09/08
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君の膵臓をたべたいのストーリー・あらすじ

それは「僕」のクラスメイトである山内桜良 (やまうち さくら) が綴っていた、秘密の日記帳であり、彼女の余命が膵臓の病気により、もう長くはないことが記されていた。

「僕」はその本の中身を興味本位で覗いたことにより、身内以外で唯一桜良の病気を知る人物となる。

「山内桜良の死ぬ前にやりたいこと」に付き合うことにより、「僕」、桜良という正反対の性格の2人が、互いに自分の欠けている部分を持っているそれぞれに憧れを持ち、次第に心を通わせていきながら成長していく。そして「僕」は「人を認める人間に、人を愛する人間になること」を決意。桜良は恋人や友人を必要としない僕が初めて関わり合いを持ちたい人に選んでくれたことにより「初めて私自身として必要されている、初めて私が、たった一人の私であると思えた」と感じていく。(アニメ映画『君の膵臓をたべたい』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2018年9月1日
制作会社
studio VOLN
公式サイト
kimisui.jp/
主題歌
sumika
挿入歌
sumika

声優・キャラクター

高杉真宙、Lynn、藤井ゆきよ、内田雄馬、福島潤、田中敦子、三木眞一郎、和久井映見

スタッフ

原作:住野よる『君の膵臓をたべたい』(双葉文庫)、原作イラスト:loundraw、監督:牛嶋新一郎、脚本:牛嶋新一郎、キャラクターデザイン・総作画監督:岡勇一、美術監督:小川友佳子、美術監督補佐:渡辺佳人、色彩設計:堀川佳典、撮影監修:斉藤寛、撮影監督:小池真由子、3DCG監督:岸これみ、編集:神宮司由美、音響監督:はたしょう二、音楽:世武裕子、アニメーションプロデューサー:三田圭志

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