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「日本沈没2020(Webアニメ)」

総合得点
57.1
感想・評価
134
棚に入れた
395
ランキング
6929
★★★☆☆ 2.6 (134)
物語
2.3
作画
2.5
声優
3.0
音楽
2.9
キャラ
2.4

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日本沈没2020の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

K. さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.4
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 3.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

ここまで酷いアニメはなかなかない

所謂原作レ〇プ作品。これまで200近くのアニメを見てきたが、このアニメはワースト8に入ります。タイトルの通り日本が沈没する設定ですが、それだけです。主人公の女の言動はイライラするし途中で謎のカルト集団が出てきて麻薬を栽培していたり整合性のかけらもありません。最後まで残酷な物語を続けたのにもかかわらず無理やりいいエンディングに持って行った感も否めません。

投稿 : 2024/03/05
閲覧 : 48
サンキュー:

1

hidehide さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

未経験者による寄せ集め沈没作品

結局、何が言いたかったのか…

数々の有名ディザスタームービーを切り抜き、
東日本の災害映像を『見た事』がある人間が、
タイトルに合わせて、
日本を沈没させた『だけ』の作品。

これを製作した人、人々、は、
実際の大災害や地震、津波、被災や避難、を
経験した事すら無いのではないでしょうかね。

数々のご都合主義、
そんなアホな…な点しかないのもイライラしました。

芋を掘ったら別のモノを掘り当て…までは、
『?』ながらも黙して見ましたが…

富士山、と口にすれば、富士山から煙、
船が出れば、そのタイミングで沈み、
自己中フロート船が出れば爆発炎上し、
漁船が乗れば破片で浸水、
フェリーばりの救命艇が何故か積んであるものの、
案の定、沈みかけ、
…と思えば、救命艇の危機にはボートが現れ、
モーターボートを欲すれば、偶然発見、
20年は持続使用可能なペースメーカーもあるご時世に
何故か外付けバッテリーのペースメーカー使用、
『外付けフラグ』がまんまと的中、
バッテリーが切れるタイミングでトラブル発生、
…と思ったら水陸両用車が登場。
数々の大地震を耐えしのぎ、
今日の今まで無傷だった小野寺秘密基地が、
人が入って数分で大破、
走らない彼が走ったら、小波レベルで安否不明、

なんじゃそりゃ…生かしたいのか殺したいのか…


1つの家族とその周囲にのみ焦点を当て、
それらがいかに不幸になっていくのかを
丁寧に見せられた…そんな感じでした。

8年で新しい日本?

これだけの年月が経過していて、
未だ仮設住宅の人がいるのが『現実な日本』なのに?

ここまで不幸になりました、足も義足になりました、
でも頑張っています、

…何それ…

そもそも、地震、津波、と来ているのに、
ひたすらに海沿いをウロチョロしてる…
そんなワケないでしょうよ…
あの日、の、本当の被災者の方々は、
『暫く海に近づけなかった』とすら語っているのに…

本当の被災者、犠牲者に怒られてしまいなさい、と。

投稿 : 2023/10/22
閲覧 : 72
サンキュー:

1

二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

それが良かったのか、悪かったのか

言わずと知れた小松左京のSF小説・日本沈没を原作とするアニメ化作品。
コロナウイルスが急速にまん延していた2020年7月に公開されていて、その頃には延期が決定した2020年東京オリンピック閉会直後が舞台となっています。
恐らくアニメ制作時にはコロナウイルスがここまで日常に影響を来すと考えられていなかった、あるいは存在自体の認知度が低かった様子で、作中コロナの話は登場しないです。
作中、オリンピック以外の時事的な情報は登場しませんでしたが、"コロナウイルスの影響なく2020年夏季にオリンピックが執り行われた"というIFの世界となっています。

描かれる時代だけではなくストーリーも一新され、原作との共通点はほぼ"日本が沈没する話"という点のみと言って良いと思います。
小松左京のベストセラーからアイデアのみを借りた別作品で、小説や映画のアニメ化ではないので注意が必要ですね。
ちなみに私は1973年の映画は視聴済み(ついでに河崎実監督の日本以外全部沈没も視聴済み)ですが、それ以外の映像版は未視聴、小説も未読の状態です。

原作では潜水艇操縦士の小野寺と、物理学者の田所博士と総理大臣の山本が主人公ですが、本作の主人公は都内に住むある一家となっています。
陸上部の中学3年生「武藤歩」は、更衣室で体が宙に浮くほどの大地震を体験します。
気がつけば瀕死の仲間に囲まれており、自身も足に怪我を負いながらなんとか脱出すると、あたりはそれまでの景色から一変していました。
倒壊したビルや家の瓦礫、大きく割れた道路を歩いて避難所にたどり着くも、家族の姿はなく途方にくれます。
そんな中、見上げた先にある山が光り輝いていることに気づき、そこで照明技師の父に再開、集まってきた家族とも再開します。
やがてそこに水が押し寄せ、危険を感じた人々は、安全な場所を求め移動を開始する、という展開です。

政府の対応が中心だった映画版とは大きく違っていて、沈没する日本から命を守るため行動するパニックムービーとなっています。
崩れ行く地面、パニックとなる人々、錯綜する情報に翻弄され、右往左往する展開です。
その中でいろいろな人に出会い行動を共にするのですが、有毒ガスの発生や偶発的に発生する地震などにより次々と命を失ってゆきます。
食料も水もままならない地獄のような世界で極限状態となりながら前に進む人々が描かれていて、考えさせられる作品でした。

ただ、"日本が沈没する"という設定が生きるのは終盤で、内容的には大震災が発生したのと変わらないのは残念でした。
"日本が沈没している"という情報やそのプロセスは作中登場するのですが、ストーリー上あまり重要ではなく、ハードSFだった原作に比べるとスケールダウンしているように思いました。
状況は最悪で、目の前で親しい人も次々と亡くなってゆくのにそれほど終末感漂っておらず、主人公の感情に余裕を感じました。
また、Netflixアニメ故か、作画がそれほど良くなく、臨場感は伝わってきませんでした。
臨場感が伝わらないので、主人公と距離の近い人物が亡くなっても「え、これで死んだの?」となってしまいました。
死体の描写だけ妙に丁寧で、食われて肋骨が見えていたり、手首だけ残されてたり、妙にグロいシーンがありますが、そもそも日本が沈没することと関連があまりなく、テーマもぼやけていた感じがします。

タイトルに『日本沈没』をつけてしまっているので、どうしても元作品と比較してしまい、薄さを感じざるを得なかったです。
最後まで退屈はせずに見れたし、ラストもこれまで頑張ってきた上で到達したことを考えると良かったという気持ちになったので、個人的には悪い作品ではないと思います。

投稿 : 2022/07/16
閲覧 : 176
サンキュー:

4

うぐいす さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 1.5 作画 : 1.5 声優 : 2.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

キャラ絵がいろいろひどい

急な地震が起こり人との出会いや別れを繰り返しながら主人公が成長していくお話。

ストーリーとしてはフラグ通りに進むのでもはやヒネリなどない。
あまりにも好都合なところと物理的につじつまが合わないところが同居しているので、話の構成はツッコミどころ満載の小学生のもしも作文レベル。

主人公の成長も、気持ちの変化などの描写が何もないのに急に前向きになったりされてもじゃあさっきまでのは何だったの?人死んでたんだけど、ってイヤーな気持ちになる。

声優もど素人が混在しているため小野賢章のイケメン風が際立つばかり。

スマホの充電とか電波とか電気とか船の燃料とか飲食とか序盤で傷の処置をしないとか転んでも顔にあざができないとか食べられていないのに痩せないとか海でバラバラになって嵐の後海上で全員再開するとかいろいろおかしい。

投稿 : 2022/01/15
閲覧 : 207
サンキュー:

1

ネタバレ

ゆうゆう さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9
物語 : 1.0 作画 : 1.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

キャラの設定って? 何を表現したいの?

日本沈没という題材のパニック系?アニメというのかな?
最初からキャラ設定がおかしい、まず自分は目の前の部活の仲間(友人)を助けず家族のもとへ(まぁ家族の心配が最優先というのはわかりますが・・・)
なのに、沖縄の映像を流したユーチューバーを批判、お父さんも家族優先なのはよいですが、このお父さんは何を優先してるのって設定(命優先すべきなのにサバイバルを楽しむ)自然薯を取る(掘る)時、今の現状危機的状況であるにもかかわらず折らずに周りからじっくりと掘り出し・・・結局自爆。
まぁ・・・などなどツッコミ満載でこのアニメの監督は何を伝えたいの? って印象で見ていてストレスが溜まる作品でした。

投稿 : 2021/12/03
閲覧 : 232
サンキュー:

1

はなちゃん さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5
物語 : 1.0 作画 : 1.5 声優 : 3.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

タイトルなし

動画サブスク大手のNetflixによるアニメです
地震が発生する前後まではグッと前のめりにさせてくれます
しかし、実際に問題は発生してから後の物語がどう進んでいくのかで、こういった作品の良し悪しが決まってしまいます

私自身には合わなかったかな

無理な設定が目立ったり、人との離別が多々ありますが何か軽いテンポで過ぎ去らせてしまいます
なので視聴する側にとっては重いとは思いませんが、リアリティさには程遠い感覚を植付けられる様な作品となってしまっております

作中でも無理のある逆境の乗り越え方であったり、最終的に疑問を感じたのは何をテーマにしているのかな?なんて事でしょうか
人の成長、繋がり、困難に立ち向かう、抗う、そういった部分には余りにも照準が合っておらず、かと言って天災の怖さ等をひしひしと伝えるものでもありませんでした

投稿 : 2021/07/24
閲覧 : 344
サンキュー:

1

ネタバレ

IRON さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 2.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

災害のリアルを描く意義はある

このアニメに何を求めたのか。日本沈没の原作を知っているか。
賛否の分かれる要因はまずこのあたりだろう。
個人的には、残酷ショーだとか批判するのはお門違いかと思う。

リアリティとして、思いがけない要因・出来事で容易に人は死ぬ。
巨大な火山島である日本列島に住む我々には、どれも直面し得る。
それが災害であり、本作はそれを描いたアニメでもあるという事だ。
お気楽エンタメとして見るのはオススメ出来ない。

姉弟が諦めずに生き延びるお話としては○。
日本の復興があまりにも早すぎるが、物語をキッチリ締めるためにはやむを得ずか。あとシャンシティと宗教団体?の話は蛇足感。

投稿 : 2021/06/25
閲覧 : 315
サンキュー:

0

あや さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.4
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 3.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

近年稀に見る酷さ

(文章修正)
映画、ドラマおよび原作は読んでいません。

ちょうどNETFLIXに入っていたので触りを見ました。
父親の死の原因などの考察は他のレビューを見てから確かにと思ったほどざっくり見ていました。
引っかかったのは、作画というか動画部分がぼやけているというか雑になってきて、あれ?っと思い、視聴を中断してレビュー確認へ。
ネタバレを見ながら飛ばし飛ばし内容視聴しました。
キャラ設定や話の展開が支離滅裂なのは私でもわかりました。
他のレビュワーさんが詳しく解説しているので参考にしてみると良いかもしれません。
製作レベルで外部からの圧力を感じざるを得ないというツッコむのも面倒くさくなる作品でした。

投稿 : 2021/06/21
閲覧 : 581
サンキュー:

2

nyaro さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

ビッグネームを借りるならリスペクトせよ。

 1度レビューを書きましたが、少々言葉が過ぎたので書き直しです。
 要するに、本作に日本沈没、小松左京という名前を使わないでほしい、ということです。

 アニメの出来が酷いのは皆さんのレビューの通りです。

 言いたいのは、このアニメだけではないのですが、過去のビッグネームを使うときは、きちんとその作品をリスペクトして、エッセンスをくみ取って換骨奪胎してほしい、ということです。

 確かにとってつけたような日本人のアイデンティティを失わないという結末は、日本沈没に見えなくはないですが、最後の日本は100年かけて隆起してもとに戻る?いや、噴飯ものです。これで台無しです。

 ストーリーに組み込む必要はありませんが、日本沈没は地質学的、あるいは社会学的なSFです。
 地質学的な考証もなく、また、日本沈没の根幹になる「流浪する日本人」がどこかに行ってしまっています。
 話題作りに名前だけ使ったようにしかみえません。クリエータとしてそれでいいのか?といいたいです。この作品を企画・製作した人たちには猛省を望みたいです。

投稿 : 2021/06/09
閲覧 : 335
サンキュー:

3

Lovesing さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 3.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ごめん、終わり方よ。

無理して見ていた気がする。ストーリーはまとまってないと思う。一応最後まで見た感想。無理矢理感があったなぁ。
キャラクターはイライラしてしまった。リアルな人間を指してるんだろうけど、それは見てる側にとってみればイライラする要素で、これは共感を抱けない。無理がある。
強いて言うなら、小野賢章のためにみました。
みるなら注意よ。ここで出すのは間違いだけど、これ見るならさ、東京マグニチュード8.0を見ようよ。あれいい作品だよ。

投稿 : 2020/12/23
閲覧 : 470
サンキュー:

3

ゆかたん半島 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

最低ランク

作画崩壊し過ぎて辛い。
話の内容が入ってこない。
途中でやめました。
結局宗教アニメな感じに思えた。

投稿 : 2020/12/14
閲覧 : 382
サンキュー:

1

ネタバレ

蒼い星 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9
物語 : 1.0 作画 : 1.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.5 キャラ : 1.0 状態:観終わった

大麻大好きアニメ。

【概要】

アニメーション制作:サイエンスSARU
2020年7月9日にNetflixで配信開始された全10話のwebアニメ。
原作は、470万部を記録した小説家の小松左京によるベストセラー小説『日本沈没』
であるが、共通点は日本が沈没するの一点のみで、
時代設定・登場人物・ストーリーなど、ほぼオリジナル作品。
監督は、湯浅政明。

【あらすじ】

2020年の東京オリンピックが何事もなく無事に開催されて終了した世界線の話。
物語は、同年9月に日本中を大混乱に陥れた巨大地震から始まる。

武藤家の長女で中学3年生である歩(あゆむ)は有望視された女子陸上選手である。
彼女は競技場で他の女子陸上部員らと練習をした後、
集まってコーチの話を聞いている最中に大きな地震と遭遇。
コーチの指示で速やかに更衣室で着替えて帰宅しようとしたところ、
激しい余震で人や物が宙を舞い、照明が落ちたたりロッカーが倒れる中、歩は気を失う。
歩が目を覚ますと真っ暗な更衣室には血まみれで変わり果てた部員達の姿があった。
ショックで気が動転した歩はロッカーにぶつけて足を負傷しながら、その場から逃げ出した。

日本中が似たような状況であり、建物が崩壊して黒煙が立ち上る。
寸断された道路には瓦礫が散乱。膨大な人数の死傷者が出て社会機能が麻痺していた。

歩は避難場所の校庭で家族を捜すが見つからず、目印で父親がいると確信した山上の神社に向かった。
小学2年生の弟の剛(ごう)、そして日本人の父・航一郎とフィリピン人の母・マリの一家4人が勢揃い。
近所の頼りになるお姉さんの七海、隣に住む引きこもりの若者の古賀とも再会する。

地震と二次災害の大火災で住めなくなった東京の街から他の住人たちと一緒に避難の旅が始まった。
水没する日本列島を安全な場所を求めて移動する彼らではあったが、
行き先をめぐり意見がわかれて歩たち6人だけが他の避難者たちとは別行動になった。

歩たち一家を待ち受けていたのは、容赦なく次々と追い詰めてくる生命の危険と極限状態。
そして、救いや安寧を求めようとする人々の姿。そして、唐突で凄惨な別れの数々であった。
これは、絶望的な状況の中で懸命に生き延びようとする人間たちの物語である。

【感想】

原作小説は、国を指導する政治家と科学者の視点で祖国を失った日本民族の行く末を考えるという、
大局的な視野に立った仮想歴史作品ということですが、
このアニメは災害パニックアクションドラマと全然別物であり、
陸上選手として有望視されている日比ハーフの中学生からの視点の、
自然災害の渦中にある人間たちによる物語が志向されています。

ずばり!賛否両論どころかネットでの評判はかなり悪く、
反日的な内容だのネトウヨみたいなことを言ってるだの両陣営から叩かれていますが、

自分の見たところ、生まれた国だからと国籍には帰属意識以上には大した意味はない。
自分は日本が好きだから日本人でありたいとナショナリズムとは好みや思想の問題であるとし、
日本民族をDNAや血統ではなく概念として扱っていますね。

原作小説のテーマは「日本人が国を失い放浪の民族になったらどうなるのか」ですが、

このアニメでは武藤歩と武藤剛の姉弟は日本人であると同時に半分はフィリピン人であり、
個人的な意見としながら登場人物のひとりに『日本なんて嫌いだ』と嫌悪感を散々口に出させて、
行ったことがない北欧のIT先進国のエストニア共和国に過剰に幻想を抱かせてみたり、
日常会話では小池百合子都知事以上に不自然に英語を混ぜてみたりで、

インターネットで世界中がつながっていてルーツや言語や文化の壁を超えて情報が発信できる時代に、
日本らしさを守ろうとするのは、まるで年寄りくさくて時代遅れみたいな価値化。

作中の登場人物の姿に共感させてリベラル(自由主義)とグローバリズム(世界の一体化)の思想に、
視聴者を取り込もうという狙いが脚本にあるのではないでしょうか?

制作プロデューサーの崔恩映(チェ・ウニョン)とシリーズディレクターの許平康らによる、
海外から日本を見た思想がアンサーに肉付けされており、
それを観た日本人からは本当に受け入れられていないですね。

何故そうなるかというと、非常時に利己的でギスギスした日本人の姿が何度も何度も描かれており、
もともとに自然災害が多い国土で現実に2011年に大震災を経験した記憶の新しい日本人が見れば、
薄ら寒いフィクションとして違和感を覚える作りになっているからですね。
現実ではモラルが高いとされている日本人も、
このアニメでの架空の日本では非常事態に人間性が顕になり差別的で罪を犯すことを強調されており、
人間の善悪の両面をドラマにしたかったのかもしれません。

しかしながらシナリオが荒唐無稽で、『そうはならんやろ!』な展開の連続で、
シリアスなドラマとして観られない。そこに、このアニメの致命的な弱点がありますね。

武藤家の家長である航一郎は陽気で頼りがいのある男として描かれており、サバイバル知識も豊富。
それが第2話にて食料を確保しようとして山中にて、たまたま山芋を見つけて掘りすすめていくうちに、
たまたま第二次世界大戦での米軍が投下していって、たまたま山中に埋まっていた不発弾に、
たまたまシャベルがぶつかったために航一郎は木っ端微塵にバラバラに吹っ飛んで死亡。

何故、父・航一郎が天文学的な確率の運の悪さで死ななければならなかったのか?
まず航一郎が生きていると全部自力で目の前の困難を克服してしまう。
ストーリーの邪魔だから退場してもらった。このように結果ありきで、
そもそも地震とは無関係な不発弾で雑に航一郎を殺処分していて、
その後の展開も、次々とスナック感覚で登場人物の死亡展開の繰り返し。

その展開に既視感を覚えると思ったら、これは『樹海少年ZOO1』などの、漫☆画太郎先生だ(笑)

・一家が出会ったスーパーを経営する優しい老人が重度のモルヒネ中毒で薬が切れると暴れる。
・主人公一行の女性に性的暴行を加えようとする名無し男性の日本人が度々登場する。
・主人公一行で毒ガスで唐突に死人が出るのだが、犠牲になった彼女が以後あまり思い出されない。
・謎のカリスマyoutuberのカイトが出現して、ストーリーを動かすデウスエクスマキナ化。

特に凄いのが怪しげなカルト施設(山奥の大麻宗教ユートピア)編で第3話~第6話と尺を大量に使って、

引きこもり青年の古賀がカルト施設で提供された大麻カレーを食べて『お母さんのカレーの味だ』
と地震で目の前で亡くなった母親を思い出しては涙を流して顔面をぐちゃぐちゃにする。
歩たちも変わった味としながら大麻カレーを食べることに抵抗がない。
その古賀青年がドラッグパーティーでハッピーになってラップを歌ったり勤労意欲に目覚めたりで、
カルト宗教と大麻の力で生きる希望を与えられて脱引きこもり化して、
大麻の栽培に喜びを感じるというシュール過ぎる展開。

他にも、マギー審司の持ちネタ丸パクリの面白くない外国人が出てきて、
これが笑うところなのかしんみりするところなのか意味不明で見ても感情が動かなかったり、
カルト教団トップの中年おばさんの嬉しくない濡れ場があったりとカオスな展開だらけ。

怪しげな集団ではあるが食べ物と住居を提供されて危害を加えられたわけでもないのに、
単なる思い込みに基づいたとある目的で前述のヤク中の老人が、
自動走行の車椅子に乗って鼻歌交じりに弓矢で、ためらいなく教団の人間を次々と射殺していく、
殺される側の教団のメンバーも拳銃を所持していて発砲したりする。
(しかもその老人が『本当はわかっていた』と思い込みを自覚していた旨を後に言いますが、
それでも殺人をためらわなかったという狂気)

更には非常時に金を巡って教団内で仲間割れを起こして、濡れ場おばさんが刀を持って戦うわで、
エログロ麻薬トンデモ展開を詰め込んで日本人のアイデンティティを問われても困りますよね。
これのどこが日本人のリアルな心情に寄り添った災害アニメなんですかね?

濡れ場おばさんの息子(イタコ)が登場。 → 特に彼にまつわる深い話も描写もない。 
→ 『おかーさーん、ありがとー』『喋った…』『奇跡だ…!』(ぐしゃっ)
シリアスに作ったつもりが増田こうすけの『ギャグマンガ日和』みたいな作画と、
余韻のかけらも無い殺風景な演出のままに、地震の際の瓦礫事故であっさりとはい!死にましたー。

代表的な一例がこれですが、キャラの消費ノルマを消化していくだけの雑な死のループの構成は、
人間描写が全く掘られて無くて恐ろしく雑で視聴者に対して不親切過ぎるシナリオの問題で、
命を落とす登場人物の心情の生き様や考えについて想像を働かせるには不十分で、
そのために視聴者に生命や倫理について考えさせるには描写も効果も薄く、
ウケ狙いのトンデモ展開にしか結果的にはなっていませんね。

これをシニカルなギャグアニメとして描いてるのならともかく、
そもそもこれは、『日本沈没』の本来のテーマとは一切合切不必要で関係がないお話ですよね?

大震災の被災者の目線で物語が進んでいく『東京マグニチュード8.0』は観てないのですが、
平和で穏やかな日常を丁寧に描き、それが空襲などで壊されていく。
それでもへこたれずに強く生きていくという、『この世界の片隅に』などと比較すると、
人間ドラマを主張するならば、やってることの次元が低すぎてバカにされても仕方ないかと。

こんなことになるなら最初からパロディ的なものとして統治機構が崩壊した架空日本を舞台にした、
シュールギャグアニメとして漫☆画太郎先生がキャラデザをしていれば、
ネタアニメとして少しはマシだったのかなと、
普通の日本人の普通の価値観からかけ離れた内容に思ってしまいます。

日本沈没からの一家族のサバイバル物語であるはずが、
途中で余計な寄り道をして色んな要素を詰め込みすぎて一つ一つの要素が消化不足。
結果としてジェットコースター展開の連続でストーリーの杜撰さが輪をかけて物笑いの種になって、
日本沈没どころか湯浅沈没になりかねない出来になっていますね。

大麻で統制されたカルト団体編で散々寄り道したあとで話がサバイバルに戻りますが、
港にたどり着いた主人公たちの目に映るは、
選民思想で救う生命の選別を行う行政やら純血主義で日本人だけを助けようとする右翼団体。

それは外国人の目から見た排外主義への、あからさまな政治的メッセージ。
何故その政治的メッセージに自分が疑問を抱くかというと、

現実で日本が自国の権益を守ろうとするのを、
架空の生命の選別の話で歪んだナショナリズムとして拡大解釈して描き、
『日本人は外国人を差別するな!』と、作中にて否定にかかる。

現実の話になると、国や民族の関係は相互主義ではじめて対等になれる。
そのための協定であり、政治の役割がそこにある。

一方で日本国籍を持たない外国人に門戸を開いて、
日本人と平等の権利を与えろとの一方的な主張は、

『じゃあアンタの国では日本人はどういう扱いなんだ?』で大抵が説得力を失う。

現実と虚構をまぜこぜにしてとにかく『外国人サベツ反対!』と印象付けようとする。
その認識の浅さがまた、日本人の視聴者からの失笑を買っている部分ですね。

日本人にも良いところはある!と一応は両論併記っぽくしておきながらも、
『日本は素晴らしい!』『日本サイコー!』と日本を褒めるときは概ね台詞のみで、
日本人を悪く扱うときは悪い日本人を出してたっぷり尺を割いて映像で表現している。
と印象操作が割とダイレクト。散々非現実な内容で日本だけを貶しておきながら、
最終回付近にて、とってつけたような日本賛美をするも既に手遅れですね。

このアニメの構成の駄目なところを象徴するのが主人公の武藤歩の左脚。
第1話で負傷した後、家族と合流しても老人のスーパーで寝泊まりしても、
カルト団体に立ち寄っても一度も治療すること無く放置して感染した傷口が悪化して、
最終回で切り落とすことに。8年後に義足をつけた主人公をパラリンピックに出して、
日本は沈んだけどそれでもめげずに日本人は頑張っている姿を見せる。
海の底から再び戻ってきて将来的に復興する日本の不屈のシンボルとして、
感動シーンをでっち上げたラストありきの不自然な左脚放置の展開。

主要人物からモブにいたるまで人間の扱いが結果ありきで過程が雑に過ぎ、
そのなかで展開の都合で次々に死んでいく人たち。そこに盛り上がりはありません。
シナリオの悪さと同時に、キャラ付けの重大な要素であるはずの作画も酷いこともあって、
登場人物の泣いたり笑ったりにイチイチ共感できないのは災害アニメとしては致命的であり、
牛尾憲輔氏による劇伴を除いては全方面のレベルが低い作品。

名作と言われる小松左京さんの『日本沈没』の愛読者からみれば、
オリジナルでやれ!ふざけるな!と言われる出来でありますし、
こんなものを作ってしまった挙げ句に、

『配信が開始されると内容に非難も巻き起こり、
 意図したところにたどり着かない視聴者も多く見受けられました。』
『登場人物と一緒に苦難を乗り越えてください。』

と、自分の作品が批判だらけで人気が得られなかったのは、
表現物として人間描写が雑な上に作品が至らなかったのを棚に上げての、
無理解な視聴者のせいだと言い出す始末。こう考えるのはクリエイターとしては危険信号であり、
監督の湯浅政明が心配になるというのが正直なところでした。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2020/11/14
閲覧 : 985
サンキュー:

57

toyohisa さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

タイトルなし

声優陣は良いです
けど内容が・・・、今年一番の木苺作品ですね

投稿 : 2020/11/05
閲覧 : 510
サンキュー:

1

ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

最初の東西選択の間違いが全ての始まり(?)

アニメだと珍しい自然災害系のパニックホラー作品。
もしこれが自然災害じゃなくてウイルスだったら放送中止だったんだろうな(笑)


自然災害のパニック系作品だと『デイアフタートゥモロー』『2012』あたりが有名だけど、個人的にこういう系統は名作洋画でもあまり好きじゃない、ネトフリで一気観したから全部観れたけど、TVでやってたら100パー切ってた。


最初家族が再会するためにそれぞれ奔走する物語で「ユーチューバーが身勝手な行動をして皆に迷惑をかける」みたいな社会性・メッセージ性を秘めた作品かと思ったけど、出てくるユーチューバーは良いやつだし、話もストーリー性重視で進んでいったし、お父さん二話で死んだし(笑)、色々と予想を裏切ってくれる作品だった。


上でも言った通り、こういう系統の作品は嫌いだから評価も平均以下、視聴者の予想を裏切っていくスタイルは嫌いじゃないけど、やっぱり好きじゃないジャンルを観続けるのは辛かった。
だから正当な評価ってことで言えば原作を小説か実写映画で知っていて、尚且つこういうパニック映画が好きな人の評価が正しい評価だから面白いつまらないを断言することはできない、ただはっきり言えるのはこういう作品が嫌いな人は観ない方がいいってこと(笑)

投稿 : 2020/10/26
閲覧 : 313
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teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

なかなか ありえない話じゃないだけに おもしろかった

最初は よくある 話かなぁっと思ったけど 2話であっさりお父さんが死んだところで リアル感感じて 結構 面白かった
人の死って本当にいきなりだから・・
しかし 間違いなく あの状況になったら 最初の段階で 私は死んでいるんだろうなぁ・・ 

投稿 : 2020/10/08
閲覧 : 266
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キウイ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

ひど過ぎる。浅はかすぎる。狡猾すぎる。

主題歌が坂本龍一と大貫妙子という点、インターネットメディアが不自然なまでにピックアップして持て囃していた点が気になったので、観る前から警戒はしてました。
観る予定はなかったですが入院中に暇だったので見てしまいました。

感想はひとことで言うと酷い。
左翼の人の脳内を全部ぶちまけてる。ここまで好き放題でひどいプロバガンダちょっと見た事ないです。

女子供でも見られるアニメという媒体を使い、つまらないから離れていく人を引き止める残酷シーンを随所に散りばめてまで見せなきゃいけないテーマですか?これ。しかも舞台はNetflixだってよ。世界中が見るのかよ、勘弁してくれ‥

最終話でのまとめ方も雑すぎる。
「それでも生きて行く」に着地できてないですよ?!気付いてます?あ、わざとやっちゃってます?さすが破壊王の左翼だわ。

日本が歴史的に最悪なことをした国で、また村社会であることは理解はできますが、しかし、なぜいつも「日本だけが悪」なんです?なぜいつも「日本以外の外国は素晴らしい」んです?根拠は?夢を壊して悪いけれど外国も似たりよったりだと思います。

エストニアが桃源郷のように語られていますが単なる思い込み。
ユーチューバーのカイトがなんでもできるスマートな超人のように描かれているところもなんかもう‥インターネットに夢持ち過ぎじゃないですか?その感覚がすでに爺なんですが‥。

キャラが良かろうが声優が良かろうが、そもそもストーリーが無いし、キャラたちは単にプロバガンダをぶちこむための駒です。

クソアニメが勝手に存在している分にはご自由にどうぞ♪なんですが、大物芸能人やメディアという権力と絡んでるのが気になりますね。アニメという媒体と歴史を殺しにきているようなリスペクトがない雑なスピリットが作品のあちらこちらに見えます。
クソアニメだからと忘却の彼方にやってしまうのも危険かも。いちおう「クソアニメ」という本棚にしまって覚えておきますね。

最後に
「写真をとりましょう」と随所で言うセリフと、ゴウの英語の不快感はなんなんでしょうね?不気味でした。洗脳されてたらどうしよう!というような嫌な感覚です。ただのアニメではないですね。

追記
左翼を批判するとすぐあなたは右翼か?となる人もいますがどっちもクソ嫌いです。嫌いだからこそ本を読み歴史を学びました。この作品にむかついた理由はやり方が汚いからです。坂本龍一や大貫妙子はCDはもっています。ただアニメという舞台を利用せず破壊活動や洗脳をしたいなら自分の陣地(音楽)でやりなよと思います。

投稿 : 2020/10/01
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kabaj31 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

面白いんだけどねぇ。

原作の小松左京『日本沈没』は読んでいません。
どうやら、上下2巻もあるような長編らしいですが。

本アニメは、おそらく、現代風にアレンジされていると思います。
スマホが普通に使われていて、ユーチューバーが出てきたり、
主人公の母親がフィリピン人で、弟がハーフだったり、
その辺のアレンジは、結構面白い試みだったんじゃないかと思います。

ただ、SFなので、必ずしも現実の世界のイメージをそのままという訳ではないと思います。
現実の世界とは科学技術等に少し違和感があるような気がしました。

この作品でちょっとどうなのかなと思ったのは、ストーリーの展開が雑なところです。
特に、登場キャラが死ぬ時の展開が雑で、大体がギャグみたいな死に方をします。
それで死んだ後に、悲しみに浸るようなシーンがあんまり無いことも気になりました。
誰かが死ななければ話が前に進まない、みたいな、そういった辺りがちょっと無理やりな感じがしました。
その他にも、大麻とか、酷評されるのも仕方ないようなものが色々あったかなぁと思います。

まぁ、それでも1回見る分には十分面白いと思います。
ただ、やっぱりなんか色々すべってるような気もします(笑)。

絵と声は素晴らしいと思います。
BGMは少し単調かなぁと思いましたが、これはたぶん狙って単調なんだと思います。
OPは意識高い感じの曲でした。

投稿 : 2020/09/24
閲覧 : 236
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1

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ノリノリメガネ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9
物語 : 1.5 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

気持ち悪さ満点

サイエンスSARUの新作ということで視聴。
{netabare}
しかし、内容は褒められたものではなかった。

まず魅力的なキャラクターがいない。そもそも主人公の歩がなかなか性格も悪くて好きになれないのが痛い。春生やKITEは嫌いではなかったが、春生は急にしゃべるようになるし、KITEがなんで主人公たちに肩入れしたのかも不明だった。

作品全体の方向も定まっていなかった。家族の絆を描きたかったのか、サバイバルアクションを描きたかったのか中途半端で、視聴者はどう見れば良かったのか迷子にさせられただろう。
要するに脚本がまとまりを欠いていた。まともな人間が少なく、シンプルなサバイバルものの中に宗教家とか右翼団体みたいなものを登場させるのも何か意味があったのか疑問に感じた。さらに展開はかなりご都合主義で、唐突だったりするので何回も置いてけぼりを食らった。

今流行りのポリコレ要素もすごく押しつけがましい。ネットフリックス限定ということもあり、これが世界に配信されていることも考えれば、海外に向けた配慮なのかなとも思うが、どうなんだろうね。作品の外側にある思想を視聴者が感じ取ってしまうと見てるほうはなんだか変な感じを受けるんだけどね。とにかくずっと気持ち悪い。

湯浅監督の名に免じて最後まで見たが、この作品はダメだった。同氏の作品の中でもキャリアワーストの作品になったのではないかと思う。

OPが素敵なのと、春生決死の疾走シーンだけは作画もかっこよくて感動した。あとは良いところがまるでなかった。
{/netabare}

投稿 : 2020/09/22
閲覧 : 476
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3

ネタバレ

うさぎ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

日本沈没という金字塔に寄生する作品

先ず原作とかけ離れている。
日本沈没の文字をメインタイトルに持ってくることで視聴者を呼ぼうと画策する寄生商法である。
話に脈絡もなく絵も引き込まれる美しさが有る訳でもない。当然原作の日本沈没の科学的なエビデンスは非常に乏しく(当時としては斬新だった)それを修正した作品でもない。

唯一教訓になるのは無政府状態になると得体の知れないカルトが蔓延る。
どの時代も親に対する反抗とそれが知的レベルが低いが故に発生するという事実だけである。随所に略奪を肯定する表現がある事も許せない所ではあるがそれが現実であろう

名作の名を語ってこの様なものを制作をしてはいけないという見本の様な作品である。

投稿 : 2020/09/21
閲覧 : 202
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2

老倉育 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

すっごく難しい部分ではあるんだけど…

次から次へと大災害が起こり、タイトル通り日本が沈没する話。

物語 下に具体的に書く。
作画 湯浅監督はいつもこんな感じで逆にこういうスタイルを売りにしている監督でまあ通常運転でしょうということで4.0
声優 有名な声優さんも多く、特に酷いという方はいらっしゃらなかった。主人公の上田麗奈ちゃんとか特に辛い、苦しいという感情が伝わってくる演技をされていて良かったので4.0
音楽 op坂本龍一さんですよ!?oped共にいかにもアニソンという感じではなく、物語の雰囲気や監督や制作陣が目指していたと思われる層に合っていたと思われるので4.0
キャラ 不快に思うキャラや短命のキャラ、謎の行動をするキャラもいて少し残念だったため3.5
以下微ネタバレかもしれないので注意してください


かなり酷評だった。愛国心がないだの現実離れだの…。確かに不快になる部分はあったかもしれない。でも私は作品として普通に面白かったと感じた。ジャンルとしては結構珍しいし、魔法とか異世界ものよりもよっぽど現実味はあると思う。地震大国であるこの日本で、もしも最悪の事態が次から次へと起こった場合私達はどうするべきか、どうあるべきか(精神面)シュミレーションのような感覚だった。全てにおいて唐突でついていけない部分も多かった。しかし現実でも災害、事故など伏線があることは少ない。それでも適応していくこと、悔しくても苦しくても辛くても時間がかかっても諦めそうでも決して諦めない。ゆっくりと協力して皆で前を向いて支えあって未来をつくり、生きていこうというメッセージがあるのではないかと感じた。

投稿 : 2020/09/19
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3

ネタバレ

ねっち さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9
物語 : 1.0 作画 : 1.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.5 キャラ : 1.0 状態:観終わった

原作未読

序盤から、視聴者ごと絶望に叩き落としてという意図は感じられましたがいかんせんキャラクターの掘り下げも無く始まったので、スッと感情移入できませんでした。
話が進むごとにメインキャラクターが事故でどんどん死んでいくのですが、どれもパターンが似ており、泣かせに来ているであろうシーンも全て空回りしているといった感じでした。物語の中盤で、大麻作ってる施設(名前忘れた)に行くのですが、そこでの話も「いるのかな?」と感じてしまい、尺稼ぎにすら思えてしまう程でした。
1つ気になった点として、最後のオリンピックのシーンで、観客席にkaito(だっけ?)らしき人物がいたのですが、結局誰か確信は持てない状態で終わったのですが、彼が生きているかは視聴者の判断に委ねるってことでしょうか?最後にそこだけ引っかかりました。
本当に観ていて気持ちの悪い話でした。

投稿 : 2020/09/19
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5

ネタバレ

お粥 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

伏線ないから分かりやすい

展開とか設定、所々面白いですね。
大麻や宗教やお爺さんの弓矢の話は無くても成り立ちますよね?個人的には要りませんでした。
1話~3話までハラハラして、面白いです。そこからはちょっと感情移入できない………
伏線もくそもないです。でもそんな所が逆に分かりやすくて、いいのかもしれません。
泣けるシーンはいくつかあるとは思いますがそんなに泣かせる気は無いように感じてしまいました。
人があんまり救われないし死にまくるアニメが見たいときにいいと思ました。 展開がくそ早いです。なので違和感ありまくりです。作画も結構荒れてます。
カイトがデビルマンの了に見えて仕方なかったです(笑

投稿 : 2020/09/07
閲覧 : 219
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1

あ~にゃ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

序盤は面白いのだが…

序盤は程よいリアリティがあり、緊張感もあるのですが、中盤の宗教団体?のような所からおかしくなってきます。

後半は有り得ない展開ばかりで、リアリティなど皆無です。
あの水陸両用戦車は何処から調達したのでしょうか?

死んで逝く人も、えっ!?そんな所で?
というような理不尽な、死に方が多いです。

なんと言うか、タイトル負けな作品でした。

投稿 : 2020/08/29
閲覧 : 352
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2

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xwTza00790 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

日本ヘイトアニメ

初めて評価は致しません。理由はタイトルです。

つまらなくはないです。

ただ、不快に思われる方が多数出るような作品です。多分今の日本が大嫌いで、沈没して新しい日本ができたらいいなとか思ってるんでしょうね。
これが監督の思想なのか、周囲なのかはわかりません。

この作品を見るためにマグニチュード8.0視聴。
結果まったく違う作品でした。

・良かった点
ラップと躍動感ある動き、伝えたいことの表現方法が分かりやすく多彩である。

・おかしな点
友人の瀕死状態を目にする主人公が驚いて逃げてしまう。
多分、日本人なら何とかしようと思うんです。他の国の方はわかりません。最終的にどうしようもない場合諦めるとは思います。中学生なのでそこは仕方ないかもしれないという感じです。

携帯を貸さない人
そんな人は殆どいない。外国人とか関係ない。
私が震災にあった時、民間を運営していた人間は食料品を無償で配っていた事実もあります。5chで情報拡散してた私は見ず知らずのネットの人から
そんなことやってないで逃げろと説教されたくらいだった。

老夫婦が水を奪ってしまうかのような描写。
この描写自体が必要ない。勘違いして、いただいてしまう行動はあるかもしれないが、それは勘違いで起きたことである。
わざわざこれをやる理由を探したとき、その理由は日本人に対してのヘイトであることが受け取れる。

地雷の爆発、今でも地雷が埋まっているような危険な国ということにしたいんでしょう。失笑。

宗教。
宗教にはなぜか大麻が大量に栽培されている環境がある。当たり前のように大麻カレーが振舞われる。日本ではありえない。震災後でもありえない。今でも孫の幻想を抱いているおじいちゃんが薬物依存症なこともあり、人間を弓矢で殺していきます。
そんな人いません。0%です。

宗教の信者たちは確かに常識では信じられないことを信じている人達がいます。ですが、世の中を見てください。宗教戦争すら最近ではおかしいよね?と、やっていた人々が発言している時代です。
イタコなんて信じてませんが、作中ではイタコが信じられています。
まるで日本人は一定数信じているのが当たり前だと主張しているようです。

レイプしようとする日本人。
これはありました。
ですが女性を襲っていたのは中国人、金品の略奪も中国人です。一部日本人もいましたが、反グレ的な人です。

右翼団体。
主人公たちを差別した後に沈没する描写があります。震災後の状況化で右翼団体は政治的なことをいつまでも主張して沈没するというもの。
これはもうただの願望。右翼である前に日本人であり一人の人間です。その設定だけの為に主人公をハーフにしていると感じる。
オリンピックの話よりも差別する右翼団体の描写がメインであると受け取れる。

・好きであろう点
YouTuberや若者は基本好きみたいです。

見せ方の表現方法は上手い。

だが、日本の汚い部分を誇張して描かれている作品である。
事実としておかしな点がいっぱいである。
ヘイトを表現する上で誤った認識を理解させようとする作品。

この作品はただの願望です。
いらない。間違っている。誤解を生む。

生き抜く描写とかいいと思うんです。
考え方は色々あっていいと思うんです。

ただこんな嘘作品は汚点でしかないでしょう。

投稿 : 2020/08/24
閲覧 : 294
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たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

「デビルマン」を作った湯浅政明とは思えない陳腐さ

「ポストアポカリプス(黙示録後の世界)」というSFのジャンルをご存知だろうか?

今まさに、世界中で起きている伝染病(コロナウイルス)や震災、豪雨などのあとに来る二次災害(主に人的被害)によるカタストロフ(破滅)を描いているSFのジャンルである。

アポカリプス(黙示録)とは旧約聖書後に、キリスト教徒によって書かれた「新約聖書」の最終章、別名「ヨハネの黙示録」のことである。

この後に聖書では、「正しきものは天国に行き、悪しきものは地獄に落ちる。」とされる。。

フィクションの中では、それこそハリウッド映画はもちろんのことアメコミ、ゲーム、漫画、小説などなど枚挙に暇がないジャンルである。

日本で代表的な作品と言えば、楳図かずお「漂流教室」永井豪「バイオレンスジャック」、武論尊原作原哲夫作画「北斗の拳」、望月峯太郎「ドラゴンヘッド」田村由美「7seed」と、少女漫画から青年漫画に至るまであり。。。

その元祖といえるのが、「日本SFの父」小松左京の「日本沈没」である。

原作は二度に渡る映画化で、ある歳の人間なら知らない方が不思議な方かも知れない。

さて、今回。あの「デビルマン」のリメイクで見事、「アポカリプス(黙示録)」的な世界観を表現した天才アニメ監督「湯浅正明」が監督することで、公開前からかなり話題の作品でしたが、本作はシナリオも演出も作画も非常に陳腐で、同じ監督が作ったとは思えないほどクオリティが低いです。

まず、文字のごとく「日本沈没」するというのにそのことによる社会情勢の変化も、人々の動揺や人間模様などほとんど描かれず、かといって主人公含めた「武藤一家」のファミリーの絆も中途半端で、非常に底が浅い。

こういう災害で唐突に人命が損なわれるというのはわかりますが、それにしても上記の名だたる漫画作品と比べると、天と地ほどの差があります。全く心に響いてこない。

ただ、エログロバイオレンスをやれば良いのか?というのは、賛同しかねますが、こういった災害の状況化における本当の恐怖や注意点を描けていないのはジャンルとしてはかなり致命的だと思います。

楳図かずおも永井豪も、望月峯太郎も物事を深く考える「洞察力」があるのですが、せっかくのネットフリックスという場を活用できなかったことは残念んでなりません。

湯浅政明監督作品として今回は最低評価です。これは細田守監督の「未来のミライ」以来のがっかり作品でした。

投稿 : 2020/08/19
閲覧 : 410
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12

ネタバレ

不如帰 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

本線が最後までわからなかった作品

序盤の展開から『東京マグニチュード8.0』のような属性を予測してたんですが、良くも悪くもこのアニメは想定外でした。
まず世界観が独特すぎて私の頭ではついていけない箇所も多々。

一番気になったのは
歩やその周りの人間の、家族や仲間を失ってからの立ち直りの異常な早さ。
ああいった所は時間をかけて欲しかった。
それとも私の頭がついていけてなかっただけなのか。

こういった災害系に期待する点といえば、助け合いや別れ、またそれに付随する人間模様あたりだと思っていたんですが、このアニメにはほとんどそういった要素はありません。
というか、要素こそあってもそこに主軸は置かれていないようです。

では何をこのアニメは訴えているのか。
それが全くわかりませんでした。

それだけでも理解できれば評価はだいぶあがったと思うんですが
最後までいろいろ謎でした。

要所要所に面白いところもあったとは思うんですが
そのあまりにも想定外な構成に戸惑い続けた、私の中の問題作。

投稿 : 2020/08/17
閲覧 : 208
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4

のび太 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

何やらファンタジーな作品でした。

小松左京によるSF小説が原作です、47年も前の作品なんですね。
湯浅政明が監督するWebアニメです。

日本が地殻変動で短期間のうちに沈没するというストーリーですが、今作はある家族の避難していく過程を追い続けるような内容になっています。
原作とは、ほぼ別の作品となってるので、それを期待するとガッカリな作品なんでしょうね。

避難していく過程で、家族が体験する悲惨な出来事も、リアルというより何処かファンタジーな感じでした。

しかし破滅というテーマは、ファンタジーによくマッチするように思います。
湯浅監督の幻想的な持ち味が良く生かされた作品でした。

日本沈没といえば、K国やC国の一部の人が歓喜しそうなネタかもしれないけどw
あまり色々考えずに、普通に日本が沈んてしまうファンタジー作品として見れば、良い作品だと思います。

投稿 : 2020/08/14
閲覧 : 716
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12

hAL さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

脚本崩壊

とても日本人が脚本を書いたとは思えない作品だと感じた。
最後までは見ていないが途中で見る気が失せるほどの駄作。
Netflix作品だからなのか日本人目線では書かれていないように思う。
そして脈絡のない展開…
脚本家は「ツッコミどころ満載は褒め言葉」と開き直っているようだが自己満足でしかないと思う。監督は優秀な方だと思うがよくこの脚本で作ったものだと呆れる。
また、原作のストーリーは全くと言っていいほど踏襲しておらず(私の見ていない先の部分で合致するのかもしれないが)日本沈没というタイトルも小松左京先生の名をクレジットに載せるのも甚だ失礼な作品だと思う。

投稿 : 2020/08/11
閲覧 : 229
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3

Goriwaki さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:今観てる

作らされた糞作品

明らかに日本人の感覚から逸脱した、そんな力が加わっている。
もっと日本人なら人の死に関して向き合えるし、同じ尺でも死への表現や人としてのあり方はもっと出来たはず。大陸の人間の人へ向ける感情が良く伝わる。
全てがずさん。
原作は読んでない分表現は非常に参考になる。
正直話題でしょ。
Netflixさん。日本のものは日本人の表現を尊重しろ。

投稿 : 2020/08/11
閲覧 : 278
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ぴくぴく さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

見方次第で評価が変わる?

今回は湯浅監督作品という事で興味があり見てみました。
*実写ドラマは1本見ましたが、それ以外は原作含め見た事はありません。

個人的にジャンル分けするならパニックホラー、サバイバルと感じました。
点数評価について
物語→良くも悪くも次の話が気になり早く見たいと思え10話と短くさらっと見る事ができた。
声優→主人公の武藤歩(cvうえしゃま)の感情的な人間らしさのある演技は上手かった。
キャラ→あまり魅力、面白さがなかったように感じたがあえての美少女、イケメンキャラを出さず実写間を出しているのならありだと思った。
作画→湯浅監督独特の演出や作画の動きの良さがあまり目立たなかった。
音楽→BGMの引き立つ怖さが少し良かった。


今回は話数ごとで感想を書きました。
*批判的な事も書いてあるので、不快に思われたくない方はクリックしない方が良いかもです。
{netabare}
1話:
地震が起き避難アラートが流れたり崩れ落ちた障害物で人々が潰される所はリアルさもあり上手かったが、海に飛行機が墜落した時(母)が泳いで津波から逃れたり、崩れた高速道路から落ち車に叩きつけられてもなんともない(父)達の人間離れっぷりはご都合的だった、また最後のヘリから死体が降ってくる所は目が覚めたし流石に笑いましたがありえないと思いました。
2話:
崖から川に飛び降りたりイノシシのシーンと無茶な事が多かったがサバイバルっぽさは良かった。しかし最後の(父)が山芋掘りをしてる時に地雷にあたり死ぬ所はふざけすぎだと感じました。震災、地震がモチーフであの死に方は何を伝え、何を考えているのか謎すぎました。ギャグアニメと言われる意味が分かり始める所でしたね。
3話:
ポニーテールのお姉さんが富士山のガスで即死し、死んだと伝えられ見捨てていったが、このアニメは死ぬことに対してあっさりしていて小さく感じました。
4話:
(弟)がハーフだという事は分かるけど、だからと言って興奮したときに日本語をやめて英単語を叫んだり、英語を話したり話す意味があったのか?と思いました。
5話、6話:
宗教団体のいる村の様な所に行ったが、
大麻の栽培、謎の預言者(結局話の落ちがなかった)、クラブとDJのイベント、SEX描写、大麻でおかしくなったスーパーの店主、弓矢での戦闘アクション、銃で殺し合い、といきなり世界観や設定が広がりモールス信号を使う所にしかこの話の必要性、意味が感じられませんでした。
7話:
船が沈んだり、地震が起き富士山が噴火する時の演出が迫力的で良かった。将来有望な能力のある子供を先に乗せる船や、日本人だけ乗せる船と差別的な様子も感じました。
8話、9話:
ボートで遭難するところは面白く良かった。
(母)が補助心臓をついていると聞いてすぐに(弟)が泣き悲しむ姿があったが、反応が早いしあの年ごろですぐに理解できるのだろうかと思った。(まるで食べ物を口に入れる直前でおいしいと言っているようでした)
補助心臓のバッテリーが無くなりただでさえ命が危険な(母)がわざわざ海に潜り船のロープ(チェーン)を切りにいく必要が分かりませんでした、他にチェーンを切り船を動かす手段は十分にあったと思います。
10話:
日本が復興していく様子は、内容的に綺麗にというかハッピーエンドに収束するように思えました。感情的にさせようとする感じだったが悪くはなかったと思います。8年で都市も復興しオリンピックまで出来るようになるのはびっくりでした。

不満な考えが多かったがそれほど考え思う事が出来た良さもありました。
{/netabare}

まとめ感想:
山芋掘りをする恐怖が1番伝わりました。山芋を掘っている農家の人達は常に死ととなり合わせで採取していると伝わり、山芋の味を噛み締め食べる事を大切にしようと思うことが出来ました。
真面目に真剣にこの作品を見るのではなく、パニック、サバイバル感を軽めな気持ちで楽しむ分には面白かったです。
また、湯浅監督作品の独特な面白さや「湯浅節」はあまり感じられませんでした.

投稿 : 2020/08/08
閲覧 : 306
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日本沈没2020のストーリー・あらすじ

2020年、東京オリンピックという大きな国家事業を終えたばかりの日本を襲った突然の大地震。都内に住むごく普通の家族、武藤家の歩(あゆむ)と剛(ごう)の姉弟は、大混乱の中、家族4人で東京からの脱出を始めるが、刻々と沈みゆく日本列島は、容赦なく武藤家の面々を追い詰めていく。極限状態で突きつけられる、生と死、出会いと別れの選択。途方もない現実と向き合う中、武藤家の姉弟、歩と剛は、未来を信じ、懸命に生き抜く強さを身につけていく…(Webアニメ『日本沈没2020』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
Webアニメ
放送時期
2020年7月1日
制作会社
サイエンスSARU
公式サイト
japansinks2020.com/
主題歌
大貫妙子&坂本龍一『a life』

声優・キャラクター

上田麗奈、村中知、佐々木優子、てらそままさき、吉野裕行、森なな子、小野賢章、佐々木梅治、塩田朋子、濱野大輝、ジョージ・カックル、武田太一

スタッフ

原作:小松左京『日本沈没』
監督:湯浅政明、アニメーションプロデューサー:Eunyoung Choi、シリーズディレクター:許平康、キャラクターデザイン:和田直也、フラッシュアニメーションチーフ:Abel Gongora、美術監督:赤井文尚/伊東広道、色彩設計:橋本賢、撮影監督:久野利和、編集:廣瀬清志、音響監督:木村絵理子、音楽:牛尾憲輔、脚本:吉高寿男

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