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「86-エイティシックス-(TVアニメ動画)」

総合得点
83.2
感想・評価
627
棚に入れた
2152
ランキング
328
★★★★☆ 3.9 (627)
物語
3.8
作画
4.1
声優
3.9
音楽
3.9
キャラ
3.8

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86-エイティシックス-の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

抹茶大福 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

自分の性癖に刺さった

作画、音楽、キャラ、シナリオ共に文句なし。人種差別や戦争、少年兵など現実でも社会問題となっている要素が散りばめられていた。加えてダブル主人公かつヒロインでもあるレーナがとても魅力的であった。迫害する側の人種でありながら、正しくあろうと被差別側の人種である86達を人間として扱おうと努めるが、初期には86達からは彼女の聖人であろうとする姿勢は偽善だと突き放されたりもする。しかし普通はそこで曇るところだが、彼女はめげずに自分の過ちを認め彼らとの交流をさらに深めようとする。実に逞しく美しいヒロインだと思う。2期(2クール目)も楽しみである

投稿 : 2021/10/14
閲覧 : 150
サンキュー:

4

ネタバレ

けす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

1クール終了時点での評価

今1クールが見終わりました。まずは音楽と演出のマッチが素晴らしい。さすが澤野弘之さんと言ったところ。音楽がいいだけでこれほどストーリーに良い影響を与えるとは思いませんでした。感動シーンがが段違いに良くなっています。
作画は崩壊することなく、常に高水準を維持出来ていたと感じました。キャラデザも拒否反応なく、見ることが出来ました。
ストーリーについては、まあこうした系統のアニメでは仕方ないと思いますが、序盤にキャラがたくさん出てきて、すぐに死ぬため1周目では確実に全員のキャラ把握が出来ません。またコードネームと本名があり、両方使われるため、何気なく見ていると誰が誰だか分からなくなり、感情移入がしにくいと思いました。退屈することなく11話を見れたのでストーリー構成は良いと思いますが、もう少しキャラの深堀が欲しかったかなって個人的には思ってしまいました。(11話しかないのでキャラ全員はさすがに無理だとは思っていますが…。)

投稿 : 2021/10/12
閲覧 : 250
サンキュー:

2

ネタバレ

きたろう さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

音楽と演出、抜きん出てる

原作未読です。
なんの気無しに見始めて、4話くらいまでコンテや演出はいいのにテンポが悪いイメージがありましたが後半に一気に加速目が離せなくなりました。
何より演出が素晴らしいです。昨今のTVアニメでも抜きん出ていると感じました。
確かにラノベ特有のキャラクタや用語の多さにつまづいてしまう方もいると思います。
私もそうでしたが、2週目の時に余裕をもって視聴でき、キャラクタの動きだけではなく情景や定点カメラのアングルだったり画面から目を離せないカットが沢山あったと気づくことが出来ました。
なのでぜひラノベ原作だからといって作業アニメにするのでなくモニターと向き合って見て欲しいです。

あとは戦闘シーンの音響が素晴らしいのでイヤフォンやヘッドフォンもおすすめします。もちろん澤野さんの楽曲も魅力の一つです。

個人的に9話の演習が素晴らしいです。
この感想を書くために会員登録しました。
2期でどう動くのか、とても楽しみにしています。
あまり上手なコメントは出来ませんが、アニメーション好きにはぜひ見て頂きたいです。

投稿 : 2021/10/11
閲覧 : 160
サンキュー:

5

ネタバレ

祇園 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

少佐は俺たちのことも、忘れないでいてくれますか?

投稿 : 2021/10/02
閲覧 : 189
サンキュー:

0

ネタバレ

runa21 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 4.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

誇り高きブタ共の生きざま

この話を読んで、
昔、塾の先生が、言っていた話が初めて理解できた気がする。

その先生は、アメリカでテロを体験し、
無傷ではあったけれども、
目の前に広がる地獄のような映像を前に、
うめき声をあげる人を、
とにかく救い出すことしかできなかったといっていた。

その時に
「君たちは生きる上で、絶対に誇りをもって生きろ!
 誇りさえ持っいれば、こんな事を起こそうなんて思わない」
と言っていた。

当時の私は「なぜ誇り?」「善意とかではないの?」
とよく理解できなかった。


でも、この話を読んで、
なんとなく、当時の先生が言いたかったことが
初めて理解できた気がした。



小説の一番初めの文章は、


「豚に人権を与えぬことを、非道と阻止られた国家はない。

 故に、
 言葉の違う誰かを、色の違う誰かを、祖先の違う誰かを
 人の形の豚と定義したならば、
 その者たちへの抑圧も迫害も虐殺も、人倫を損なう非道ではない。」


という出だしから始まる。
「白系種(アルバ)」以外は、人ではない。
だから、迫害しようが、虐殺しようが、非道ではないのだ。

でも、迫害され、理不尽な目にあいながらも、
戦い続ける少年少女たちは、
すべてのアルバが非道であるわけではないと知っている。

だからこそ、自分たちが戦わなければ、
アルバの人たちは戦うすべもなく死ぬことを知りながらも、
戦う決断をする。

それは、非道なアルバのようにはなりたくないと、
そこまで「堕ちる」ことはしたくないと
彼らなりの誇りがあるからなのだ。

誇りあるものの生きざまは、こういうものだと思った。


その時先生の言ったことがなんとなく理解でき、
「なるほどな」
と思った。


ただ、残念なのは、
アニメだと表現できないところがあるということかな。

この作品の良くも悪くも、
人の醜いところをこれでもかと描かれないと、
ブタと呼ばれながらも、
彼らがいかに誇り高く生きていたかを描き切れない。

それゆえに、中途半端になってしまった感じが否めない。

あと、原作を読んでいたからついていけたが、
原作読んでいない人は1話目から、置いてけぼりを食らうだろうと
容易に想像できる。

1話で切った人も多いのではないだろうか。


もったいないが、仕方がない。
そんな作品かな。

あと、最後にスペシャルエピソードがあったが、
回想で終わったのが残念過ぎる。

原作、その後あるじゃん・・・
あのラストが描かれて、「ざまぁ」と思うのに。
不発感がひどすぎる。

スタッフはこの作品が好きなんだろうか?
と疑問に思うよ・・・。

そしてそのまま第2期決定(笑)
2期で1巻のラストが描かれるのかしら?
でも、あのラストで、2期見る人いるのか??

投稿 : 2021/09/27
閲覧 : 403
サンキュー:

10

ネタバレ

anime さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

わりかし硬派

革命により滅んでしまった「帝国」がかつて開発したAIで自律行動する無人戦闘機械軍は、いまだに「共和国」への侵攻を行っていた。
そんな中、「レギオン」という有人戦闘メカで戦う共和国戦隊の隊長と、これを遠隔から指揮するヒロイン指揮官が、戦死者を出しながらも少しずつ絆を深めつつ奮闘する物語。

前線で戦うレギオンのパイロットたちは、有色人種であることを理由に迫害されており、ヒロイン指揮官がそうした共和国のあり方に反対の立場をとっているというのが特徴的。

パイロットたちが家畜扱いされながらも祖国のために戦い続けてるっていうのはだいぶ無理がある設定だなと感じてしまいましたが、そこに目をつぶってしまえばいいお話だったと思います。

共和国とレギオン部隊の関係を中心とする全体像、そして主人公の一人であるレギオン戦隊隊長シンと兄の物語が徐々に浮かび上がってくる展開はなかなかドラマチックでよかったです。

帝国機械軍が、共和国人パイロットの脳を奪ってゾンビ化するなんていうホラーちっくな設定もいい感じのスパイスになっていたかと。

まあまあキリよく終わってくれたなと思っていたら、分割2クールだそうなので、このまま原作未読で今後の展開に期待したいと思います。

投稿 : 2021/08/27
閲覧 : 294
サンキュー:

3

ネタバレ

k57x83 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

我々は、悪魔だ

以前から気になっていてアマプラにあったので視聴
原作未読


ちょっと気になる点はあるけれどかなりの良作
映像美、心理描写、戦闘シーン、どれも一級品で
時間あたりの密度が凄かった
そして心抉る物語・設定の数々
続きが気になりすぎて睡眠時間を1/3に削って一気見



◆物語・設定
非常に緻密に練り上げられたと感じる
また、携わった人達も本当に原作が好きで、
それらの熱い想いまで伝わるようだった

設定自体はそこまで目新しさはないが、
演出を工夫することで視聴者の心に残るよう
描いている
以下が特に印象的だった
・1つの会話をハンドラ側、プロセッサ側と両方の側面から見せ、
 部屋の風景などの違いを強調することでより
 その2つの境遇的差異を強調
・ファイドのメモリの映像
・時系列の入れ替えとタイトル挿入タイミング、
 (リゼロ1期旧版のような)ED挿入タイミングの工夫
 (それによる次の展開への興味促進)

あらすじにまで気を使っているのには本当に関心する
最初あらすじを読んだとき、2国間の戦争の話かと思って
視聴開始した
が、実は進撃の巨人(壁内)のように
サンマグノリア共和国が最後の人間の住む領域であり
人間VS機械の最後の戦いというのが途中で判明した
(1期を視聴した限りでは)
あらすじのみで全部がわからないよう工夫されている
(最近はあらすじ見れば本編見なくて問題ないの多いよね)

心理描写・伏線回収も上手く
レーナの悪魔としての成長(それによる目的の実行)
もあり、見ごたえがあった


ただ、1点気になることが
レーナは物語の途中、
・敵はこちらのレーダー範囲部分の戦力を減らし、
 こちらのレーダー範囲外での戦力増強している
・敵は新兵器開発をしている
・敵は進化しており、戦争は2年では終わらない

という戦況もろもろひっくり返るような情報を
入手しておきながら
叔父(元帥?)との話の中の交渉材料として使用しなかった

感情論だけで叔父を説得に行く→失敗が何度もあり
脳みそ腐ってるのかと思いました
(レーナが叔父ならわかってくれると思っているというのなら、
 そう考えているという描写を入れるべきです)
覚悟決めたはずなのにちょっと叔父に凄まれたり
痛いところを指摘されるとゆらいだり
部下の命を背負って交渉しにいっているという覚悟が足りない

また、後半の親友の説得は上手かったけど、
兵器無断使用に関しては急に出てきた感があるので
そこもしっかり描いてくれるともっと良かったです
(書類偽造したのか、攻撃部隊に直接言ったかはわからないけど
そのあたり)

最後の終わり方、普通に受け取ればシンが敵側に連れていかれると
いう感じでしたが、2期どうなるでしょうか
個人的には前作主人公が敵側で登場とか
結構好きなので(AC4→faとか)期待大です
機械が死を求めて来た話や、シンの最後のセリフから
ファフナーみたく敵側にいて味方的な動きする感じもあり得ますね
どちらにしろ楽しみです


テーマと私見については思うところがあるので後述します


◆声優・キャラ
誰も彼も割とすぐ死んじゃうので名前は覚えられなかったけど、
キャラ立ちはしっかりしているし役割もあり良かった
一人一人の境遇とか設定されてて好感が持てた


◆作画
記載済みだが物語・設定に即した演出があり、
バトルシーンも(3Dだが)よく動いていた
たぶん魅力の一つにレーナの顔があると思うが、
崩壊もなく最後まで走り切っていた
ドレスで化粧したらとんでもない美人でびっくりした


◆音楽
OP、ED抜群に良い
音楽と映像のマッチングが凄く、
音楽だけでも購入するレベルなのに(avid購入済み)
映像と合わせるとか本当に力が入っている

作画と絡んだ話になるが、
特にEDがツボだった
EDは動きは少ないんだけど非常に印象的な仕上がり

昨今の映像が良い=作画が良い=良く動くもの という風潮は
間違っていると教えてくれる
こういう、印象・心に残るものがいいんだよ

BGMはまあまあ良い、でしょうか
途中ちょっと出てきすぎているところがあり
気になりましたが、全体的には高レベルだと思います。



◆テーマとその私見について

皆様はどう感じられたでしょうか
私は、この物語のテーマは以下だと思っています

「残酷なシステムを享受している人は、
残酷なシステムを作成した人と同罪である」

「そのシステムによって、虐げられる人たちもまた、
 同じ人である」

ハンドラの葛藤と叔父、アンリエッタとのやりとり、
プロセッサの日常や葛藤が印象的に描かれていたので、
このように考えました


さて、
残酷なシステムは現代日本においてはいくらでも見つかります
身近なところで、たとえば、

社員やバイトをゴミみたいに扱うことで
成り立つ外食・アパレル産業

エンジニアのサービス残業で成り立つ銀行システム
(タイムリーにみ〇〇が障害出したので)

田舎に原発を押し付けることで成り立つ都会の電力事情

保健所職員の過労によって報告されるコロナ日報


たぶん、私たちの周りのもの、何をとっても、
残酷なシステムによって生み出されたものでしょう
きっと知らないだけで

私たちは、たぶんサンマグノリア共和国で
何も知らず生活を享受する市民と同じなのです

私たちのこの生活は、プロセッサのような
誰かの、犠牲の上に成り立っていると想像します

今この時も、どこかの誰かが、虐げられている
同じ人だというのに

けれども、きっと何もできはしないのです


アンリエッタは、レーナのことを悪魔と言い
レーナはこう返します
「ええそうよ、私も、貴方も」




残酷なシステムを享受している我々は、悪魔だ


20210821初稿
20210822加筆修正
 ◆物語・設定 2期の話
 ◆音楽 話の流れがおかしかったので修正

投稿 : 2021/08/22
閲覧 : 360
サンキュー:

11

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

なんか 面白かった・・・

なんか 面白かった・・・ 2期があるなら見るかなぁ

投稿 : 2021/08/20
閲覧 : 271
サンキュー:

3

ネタバレ

MTK207 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

第2シーズンが楽しみ

ラストは残ったメンバーが実は生きていて第三勢力に助けられたという展開にもできるし、少佐の今後という展開にもできそうな終わり方。

第2シーズン、あったら楽しみ。

戦争の全体像が見えないのが少し残念。独特な世界観で差別と虐殺を扱っているのが面白かった。

投稿 : 2021/08/08
閲覧 : 241
サンキュー:

3

ネタバレ

Jun さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

こんな軍隊はない

人種差別から人権を剥奪し強制収容し徴兵する、体制側の少佐(少女)と戦場の少年兵士達。敵は強力で、体制側で戦闘をモニターしている少佐(少女)だけが何も出来ず、フラストレーションを起こすシーンが後半まで続く。兵士達の戦闘シーンは簡潔で、毎回、淡白に仲間が死んでゆき、生き残ったものも達観している。

恣意的に少佐と兵士達が貶められているようで、何かのプロパガンダのような気持ちの悪さ。ただベタだが、少佐と各兵士が名乗りあって、少し心をかよわせるエピソード、迎撃砲無断使用の回、そして最終回は、少佐の成長が気持ちよく見れた。

無力化された死ぬ間際の兵士の脳を転写して兵器制御の要とするという設定は、続きの予想がつきやすく、終盤がチープに感じる。

一期は、兄とアンダーテイカー、二期ではアンダーテイカーと少佐という構図で、同じことするのだろうか?

投稿 : 2021/08/07
閲覧 : 249
サンキュー:

5

ネタバレ

ゆかたん半島 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

心うたれるアニメだった

見る時間がなく、視聴がおそくなってしまったが、想像していたより面白く、そして、後半になるにつれ胸に刺さるような言葉・場面が沢山あった。
ネタバレはしないが、主人公と86達の繋がりが深くなるにつれ、このアニメにどんどん引き込まれていきました。
そして、大好きな澤野さんの曲が、ぐっとアニメの中で響き渡り感情移入できました。
もしかして、二期あるのかな?

投稿 : 2021/07/27
閲覧 : 292
サンキュー:

8

ネタバレ

阿吽 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:----

ファンタジー戦記

カテゴリとしては架空戦記になるのでしょうか。
ガンパレードマーチやガンダムの方向性ですが、
主人公というより戦争の中の一兵士といった雰囲気ではあります。
好き嫌いは大きく分かれるでしょう。
みんな幸せハッピーエンド好きとしては、後味は良くありませんが、納得できる終わり方でした。
個人的には救いは多分あったのではと思います。

エンタメ性は無いので、カッコいい秘密兵器が出てくる感じのロボアニメを期待して見ないように。

投稿 : 2021/07/20
閲覧 : 187
サンキュー:

3

ネタバレ

シボ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

認められてなかろうが確かに存在しているんだ!

戦争している相手国、ギアーデ帝国。
完全無人機戦闘機械レギオンを開発して他国へ侵略した敵国。

公式ホームページでその背景を確認するとギアーデ帝国は自ら開発した
レギオンのコントロールを失って周辺諸国と共に滅亡したらしい。

対して、
そんな人類存亡をかけて闘うべき自立型AIレギオンと戦争している
主人公ミリーゼ(レーナ)少佐がいるサンマグノリア共和国。

街中では平和な日常があって徹底的に戦時感が欠けています。

いくら86の人々が人として認めていられないからといって
この無関心な空気感ってありえるのかな~って思いながら
序盤は観てました。

ただ
街頭でのニュースでキャスターが戦死者なしと戦果を読み上げるのみ
だったり、
ハンドラーとして前線を指揮する場合も、あれだけ発達して
いる世界なのに知覚同調で通信はしているのに現場映像が全くない。

あえてなんだろうけどこの制度を作り出した人達は
現場で生き死にをしてる86の人々の絵を排除することで
共和国の人々が現実で起きてる事象を感じさせないようにしています。

やっぱり人はそこで起きてる一人一人のリアルな生き様、死に方に
悲哀や共感、嫌悪感などの感情が沸くのであってそれをとことん排除していくことで、ちょっとクズ過ぎるだろうって思えてしまう共和国の人間が出来上がってるんでしょうね。

そんな中、幼いころシンの兄に救われたレーナは別の感覚を持っている数少ない共和国人で86の人と積極的に関わろうとします。

スピアヘッドの人達は魅力的なキャラ多そうなんだけど、容赦なく
どんどん死んじゃいます。
あまりにあっけなく死んでしまう過酷な状況が続くので暗くなりそうなもんだけど、
現状に自暴自棄になったりせず、冗談を言い合ったり出来る強さが
あります。

本音は仲間の死や自分の未来に絶望感を感じてるに決まってます。

そんな中、レーナは現場との感覚の違いで地雷を踏んじゃいます。

セオに本当の名前を知っているかって問いただされ気づきを与えられる
シーンは良かったですね。
彼らの本当の名前を聞いた時から、徐々にお互いの事を理解しようと
していき、その関係性が変わっていくのが良いんです。

立場の壁はどこまでも高くて、分かり合えるとこまでは簡単にはいかないですけど。

中盤
印象的だったシーンは花火ではしゃぐ仲間の中、アンジュの涙。
いくら明るく振舞っても、仲間が好きだった人が死んでいくのが辛くないわけありません。


シンと兄さんとの決着がクライマックスかと思って観てましたけど
レギオンの一部と化した兄を倒して話は終わりません。
その後は
生き残ったスピアヘッドのとことん報われない現実が続きます。

帰る場所のない生き残ったシンと仲間たち。
86区の戦場の外へ「先に行きます 少佐・・・」

最後の別れを告げて、恐らく死しかない外へ歩みだす彼らを前に
何も出来ずにただ泣き崩れるレーナが切ないです。

ゴールのない道を進み続ける後半はひたすら悲しい話でしたね~。

ペットのようでR2D2みたいな動き方やしゃべり方?で
和ませてくれてたファイドも最後に
やってくれてます。
これまでの軌跡、スピアヘッドの生き様を見せてくれるシーン。
ファイドに思わず本音を語ってしまう隊員達の姿は
悲しいシーンばかりじゃないけどやっぱり切ないんですよね~><!
澤野さんの音楽が染みちゃうんです。


最終話、現地を訪れるレーナ。
みつけた書籍の中のスピアヘッドのメンバーの写真。
ここで初めて本当の名前と顔が繋がった瞬間の切なさと言ったら・・
少し涙出ちゃいました。

ようやく彼らの顔を知ることができたレーナですが、その彼らはレーナの顔を知ることはもうないんでよね~・・やっぱり切ないです。

闘う決意をしたレーナが歩みだすラストでしたけど
後半の2期は10月にあるみたいですね。

どういう展開になるのか気になるし、是非続きも観たいです。

投稿 : 2021/07/09
閲覧 : 259
サンキュー:

36

ネタバレ

大重 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

無人機…重厚な世界観が素晴らしい。アニメとしても高品質で必見

作品にはガッツリ本気で作ったA級の作品と、ゆるく楽しめれば良いB級の作品があるのだと思います。
本作はA級の作品ですね。重厚なハードな世界観をガッツリ描く本気の作品です。
作画も素晴らしいですね。やはりクオリティが素晴らしい作品は、それに応じた素晴らしいクオリティで描写するべきですね。
レベルの高い内容にそれに相応しいアニメ化。素晴らしいです。

乗っているのが人間じゃないから無人機。ぐっと来る表現です。
問答無用で許せない、と思えますね。

まあ現実の白人の有色人種に対する扱いや、中国人の周辺民族に対する扱いが全くこの通りなので、リアリティしか無いですね。
むしろ有色人種を人間だと思えるヒロインの存在がリアリティが無いのでしょう。でも応援しちゃいますね。

ヒロインと主人公が世界を変えていくことができるのかどうか。
この二人がどのように仲良くなるのか、そして結ばれることは可能なのか。
大いに感情移入して楽しませて頂きます。

全話感想
非常に素晴らしかったです。
どうしようもない差別の中で、必死に戦う主人公、ヒロイン達。
胸を打たれました。

でももう少し何とかならなかったのか…。
ならないんでしょうな。簡単に何とかなるならこの世に差別なんてなくなってますよ。
普通に考えてシンの能力は非常に有用なんだからもうちょっと有効活用するべきでは、とか考えるのですが、まあ差別で有用な人を殺すなんざ現実にいくらでも転がってるわけで…。
大体のことは現実の方がひどいから困る。

しかしラストはまさかの…。いや全滅エンド自体は予想の範囲内だったかもしれませんが。
うーん、まさかこれ以降は脳みそだけになって、敵機械兵としての登場なのでしょうか。
2期もやるようなので、大いに楽しみにさせて頂きます。

投稿 : 2021/07/09
閲覧 : 272
サンキュー:

13

ネタバレ

ISSA さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

命と引き替えに自由を得る事

視聴完了

善人であれ悪人であれ「命の重さ」は現実世界では同じ。
動画や静止画の創作物の世界だと残念ながら作品によって「命の重さ」は描かれ方によって変わります。
この作品は話数を重ねる度に重くなる、そんな描かれ方が優秀。
最終的に綺麗にまとめた点も含めて最近あった反戦アニメでは特に良かったと思います。

作画はキャラデザ、ジャガーノートや敵のレギオンなどのメカニックデザインも優秀。
OPED曲含めた音楽も良かった。

良いことばかりレビューしたけど、この展開は鬱になるし切なくなるので万人にお勧め出来るアニメでは無いです。
綺麗にまとめたのでちょっとビックリしたけど二期もあるみたいなので次も視聴はしたいですね。

投稿 : 2021/07/05
閲覧 : 223
サンキュー:

24

ネタバレ

けいP さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

戦争は現場で起きている。

四話まで視聴。

ずいぶんあからさまな人種差別が存在する世界ですね。

人種差別に、踊る大捜査線みたいな現場のノンキャリと遠くで指揮をするキャリア組の対立をくっつけてる感じですかね今の所。

シン「戦争は指令室で起こってるんじゃない!現場で起こってんだ!」

ミリ-ゼ「アンダーテイカ-突撃よ-!」

11話まで視聴
レ-ナは終始意識高い系の面倒くさい奴みたいになってしまってましたね。
まあでもやれる事はしっかりやったかな。
あまりにも86と銀人達がいる世界が
違いすぎるし。
指揮をとるレ-ナの指令室みたいな所にある画面も
現場の映像すらなく
まるでテレビゲ-ムようなコンピュータ画面だし。
そりゃ人がホントに死んでる実感が湧かないのも
無理はない。

しかしいくら何でも銀人達の自堕落さはないでしょ。
職場で酒飲んだくれたり男女でチョメチョメしてたり風紀乱れすぎだろw


原作を読んでないせいか
この世界観にどうも入って行けなかったですね。
何でこんな戦争をしてるかとか
劇中で言ってたかもしれないけど
よく覚えてないw

二期も引き続き観る予定ですけどね。

投稿 : 2021/07/04
閲覧 : 305
サンキュー:

16

ネタバレ

をれ、 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

[よくわからない感想]全11話視終わったけど..何が言いたいのかワタシでは分からへん。

視聴前情報は特に集めていません。原作無知無関心です。
公式サイト: https://anime-86.com/

86はクルマ好きの間では有名な特別なキーワードです。古くからのIT関連の人ならばインテルの16bitCPUシリーズ名として有名です。 {netabare} 地区番号 {/netabare}だそうですが、なにか重要な意味があるのかないのかは知りません。

虚覚えですが、現代の地上兵器の主力はもう戦車じゃないってどこかで聞いたような気がします。なので大砲を積んだ戦闘車両の存在意義が揺らいでるみたいなナ。なので、技術が発達した世界でこんな風な戦闘になるとは考え難い、とかそんな事を言ってもあまり意味がないかもしれません。それは本作の戦闘には特に意味はなく、戦死という結果だけが意味を持っているように感じられたからです。
 本作の主張したいことは、一体何だったのか、抗うことに意味のない非情な運命を強調したかったのか、それとも偽善とさえ思えるような、一方的な思いやりがの無意味さと滑稽さをいいたかったのか、そして社会や国家は腐敗の象徴に過ぎず、カタルシスなど夢想の中にしか存在しないということなのでしょうか。
 全体的に希望の無い世界のお話でしたが、無理をして、我慢をして視るほどの意味をワタシでは見つけることができませんでした。なので他の人に推すことはないと思います。


[まだよくわからない感想]1-2話視てみました。
社会階級と戦争、当然のことながら死が隣り合わせ。今後も間違いなく重い内容になるでしょう。

[まだよくわからない感想]3−4話視てみました。なるほど、こうなるわな。こっからどうするのだろう。と思っていたら、なるほど直球投げるわけだ。

投稿 : 2021/07/03
閲覧 : 204
サンキュー:

13

ネタバレ

いい歳したおっさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白いが、ただただ切ない

原作は未読、アニメは2周視聴しました。

結論を先に言うと、この作品は人を選ぶかと思います。刺さる人には刺さりますが、最後までさらっと何となく視聴しただけでは、そのまま何となくしかこの作品を味わえないかと思いました。

人種差別要素をテーマとして取り上げている作品で、私が知っているものでは「進撃の巨人」や「東京喰種」がありますが、やはりそれと通じるものがあり背景の緻密さや登場人物の心理描写は素晴らしく、心を打つ、また切なく、考えさせられる作品です。

個人的にはW主人公と思っているレーナとシンは立場や人種差別要素の設定上、直接的に接触する事が無いため、それぞれの視点や会話などあらゆる面が対比で描かれています。
そのため、『決して交わる事が無い = 最後まで本当の意味で仲間になる事が出来ない(相容れる事が許されない)関係』を象徴しているのだと解釈しています。

この関係を形作っているお互いの間にある見えない壁が、作品上にある史実として根付いている86への差別の根深さを物語っており、なんとも悲しく切なくなります。

全11話+αではタイトルの通りただただ切ないですが、10月に第2期が決定しているため少しでもレーナやシン達、そして世界が本当の意味で救われていくような展開に少しでも進んでもらいたいですね。

因みに作品の音楽が良すぎて、「Avid」と「Hands Up to the Sky」は買っちゃいました。「THE ANSWER」もリリースされたら買います!

投稿 : 2021/07/02
閲覧 : 285
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4

ネタバレ

にゃわん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

涙腺崩壊

物語の設定が、すごく重くシリアス
PVしか見てない人はどんな作品なのかな?程度
1話鑑賞すると、見た後視聴者側のモチベとメンタルがやられる
1〜4がかなりシリアスで中々続きが見れない人続出!
頑張って最終話まで見たがいい作品ではある
流石Aー1というか、演出・挿入歌・設定がとても細かく
伏線回収も次の話であるのでわかりやすい
物語はシリアスだがそのぶん、作り方がうまいし
わかりやすいので見やすい
ただ、人種差別や肌の色違いで人間扱いされない
子供たちがロボットに乗って戦って戦死しても
人間扱いされなかったりするのは見ててしんどい
特に、主人公のシンと兄の話で兄が敵に回ったので
殺さなきゃいけないというシーンはグッと来るものがあり
次の10話は号泣。なんで
サブタイがありがとうなのかわかる
思い出して書くのもつらい

投稿 : 2021/07/01
閲覧 : 194
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8

ネタバレ

dFRjS80566 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 1.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

アクションは爽快

86 エイティシックス
AT-X の番組表で ネタアニメ?(´゚ω゚`)
かと マジで勘違いした草

作画は綺麗だし 効果音 戦闘兵器 ジャガーノート
重心バランスから 考えれば二足歩行兵器より
遥かに実現性も有り リアルな兵器に感じられます

声優陣も 皆さん演技派 揃え
1話に関しては 鉄血のオルフェンズ みたいな内容かなと認識
ギアーデ帝国 が開発した無人機 レギオン
に 対抗し 共和国が開発した ポンコツ兵器 ジャガーノート
しかし完全に無人化出来ず 自国で差別してる 少数民族を
パイロットにって バカか?(´゚д゚`)

人じゃ無いから死んでも損耗率はゼロ

これに関しては
軍部と揉めて 毎回軟禁されてるらしい
国の代表が 敵視してる 少数民族に対して
似たような発言をした 経緯が有るので洒落にならず 怖いですね


2話程度で 個人見解言うのもなんですが
ジャガーノートの パイロットは 何かしらで縛られてるんですよね?
じゃなきゃ 反乱されて 共和国 崩壊エンド・・・
めでたし めでたし でしょうし

劇伴なんですが 別のレビューで 澤野弘之 はすぐに解ると書きました
今回も 何か澤野 っぽいなぁと感じてたら
戦闘シーンが アルドノア・ゼロ と対して変わらず
案の定でしたね 澤野 氏のファンは大喜びでしょうが
私的には 余り進化されて無いなぁ と感じてます

オタクでもない いち視聴者の見解なので
世間の評価とは 齟齬が有るかもしれません

3話視聴 (全てみてます) 
字幕対応 していなので
キャラの 名前や 階級ワードが
良く解らず 端折って書き込みますが

前半は 河原で 水着回ならぬ
女子メンバーの 水遊びタイム
水着回だと ウンザリしたが 健康的な描写で 好感触
指揮官 女性 と86メンバー達との 温度差を感じる交流シーン

後半の戦闘シーンは アクションとして 見せず
音響と 台詞のみで 戦闘を表現 全てこの演出だと
キレて文句言いますが 何でもお色気や グロシーン見せるより良いですね

ラスト女性 ユニットが損傷 (殉死)
誰か解んないが 1名が指揮官にキレて 本音で文句を ぶちまける
演技は 良かったですが ブレスが 台詞の合間合間に ハァ、ハァ
と入っていて折角の熱演が 少し演技じみて聴こえました

86と差別発現してなくても 俺達の名前すら聞かなかったろ!!
結構 心に残った台詞ですね ( ´-ω-)
ブレスが 寧ろリアルに感じた方も 居るかも知れませんが

7話の感想 86 の5年後除隊とは建前で 実際は前線で死ぬまで使い潰される
との 胸くそ展開 86 を消耗品扱いし
自分達は平和な生活を享受する 共和国、国民達

意図的に不快な表現で 悪者扱いしてるが
知らない事は罪とか 言い出す ボンクラも 居ますけど
知ろうとせず 目を背ける事と
知らないは 又 別次元の話です
無知無能な国民には 罪は無いかと 有るとしたら
実質的に 86 を酷使してる 軍部かと感じます

6話辺りで レギオンは 死んだ 86 の脳を生体パーツとして
どんどん増殖して いずれ 86 は全滅するとの事
三國志 の作り話 藁人形のイカダに 魏軍の弓矢を撃たせ
その弓を 再利用 と似てますね (*´ω`*)


共和国が 後に壊滅するのか知りませんが
女性指揮官 がたった1人で 人道的な
理想論を振りかざし 体制に相手にもされないのは 滑稽ですね

理想に燃えるのみで 賛同者を増やす訳でもなく
独り善がりの まさしく 独善的行為です
彼女の父親も 夢想論者で 娘を戦場に連れていき
撃墜された挙げ句 娘の命を危険に晒して
自分は殉職

後に叔父が 言い放った あいつは善人だったが
無意識化で 結局86を 差別していた
戦場で死ぬのは 86のみで 自分達は 死なないと思い込んでいた
そうじゃなければ 危険な前線に娘を連れて行かない!
と 反論の余地が無い 論破をしてみせる

対岸の火事は 誰でも気にしませんが
皆 当事者になって 初めて気が付きます
86 の差別は 共和国が崩壊しない限り
無くならない事 なんですね

あくまで 個人的な感想ですが
後半レギオン化した
シンの兄との戦闘シーンが 随分アッサリ終わったな と感じました
兄を 成仏と言うか 解放したあと
処刑宣告を受けた スピアヘッドの 生き残りは
とにかく 前線を前え前えと進む

後半 仲間を生かすため 一人で進むシン
しかし 残された仲間も
結局追いついて 全員死亡?
何人か生きてるのか不明で終了

スペシャル版 観るまで
最後のレビュー 止めてましたが
なんの事は無い 総集編でしたね
最後に 2期の予告で終わりました

不満と言えば 主人公?
ヴラディレーナ・ミリーゼ お花畑ちゃん
シンエイ・ノウゼン スピアヘッド隊長
等覚えにくい名前の上
敬称で呼ぶので 名前含め 全く区別が・・・
2期 失速しなければ良いですね ~(´∀`~)

投稿 : 2021/07/01
閲覧 : 430
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15

ネタバレ

アニメ好き さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:今観てる

【完結?】2話良かった!ちょっと頭使う系の戦争アニメ 12話では完結しない

原作はラノベらしいのだが、アニメで初めてこの作品を見た人には、知らない単語を一話から説明無しで連続で浴びせられる。
自分含めて異世界転生ものなどで思考を停止してアニメを見ていた人間にとっては細かい単語の意味が理解できなくなりそう
とりあえず人間の乗った機械を遠隔のオペレーションで操作して戦争していて、その機械に人間が乗っているのは世間には内緒みたいな、人権がないみたいな
だからいくら機械が死んでも戦死者0でクリーンな戦争できてますみたいな世界観らしい。あってる?

その戦闘用機械がありがちの2足歩行ロボットじゃなくて、4足の虫みたいな形してるのがこだわりを感じる。
1話のエンディングに流れた曲は変だったけど、アニメの動きとか音とか演出はかなり良さそう。

人がばんばん死ぬので胃もたれしそうなアニメだけど疲れない限り追っていこうと思う

2話見ました!オープニングは飛ばしましたが、作中の音楽とエンディングの曲が2話は澤野作曲のだったので、聞けました。
澤野作曲なのでアルドノアゼロみたいな感じになります。悪く言えば似たような曲調

まずマシンなどの動きがCGで動かされているんですが、めちゃくちゃ迫力あります。膨大な機体との戦闘をよく動かしてるなぁと感心しました。
ストーリー的には最近何かと出てくる「壁」という設定と、壁の外の人間は家畜というものでした。
これはゼノギアスが好きな人向けに言うと
{netabare}
主人公の管制官の女がソラリスのエリィちゃんで、親が権力持ち。
壁の外の人間がラムズ、壁の内の人間がアバル {/netabare}
といった感じで理解しやすくなりそう

今後兵役が終わったら家畜は処分されるみたいな胸糞展開にいつなってもおかしくないので、ヘラヘラと楽しく見れるアニメではない。
制作はかぐや様作ってるA1Picturesでした。

管制官女がこれからどんどん上から圧力をかけられたり、家畜処分の現状を知らされたりして発狂していくと予想!これは主人公をいじめるリョナ向けアニメなのかもしれない。
3話も見ます

最終回まで見ました。
これは分割2クール?物語的には途中も途中。
12話までで評価すると、何も解決してなくて、只々人が毎週少しづつ死んでいくだけの感動ポルノのような作品となってしまう。
主人公女が12週間精神をいじめられてきたので、これから化けて覚醒していくのかもしれない。
続きはいつやるのか知らないが、12週もかけて全然何も解決してない、なんの為に見てきたのかわからないバットエンドなので、モヤモヤを無くすため続きを見たいとは思う。

投稿 : 2021/06/30
閲覧 : 303
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6

ネタバレ

kabaj31 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

EDの入り方がお洒落なアニメ。

原作未読。

全体的に演出がお洒落なアニメでした。
特にEDの入り方、EDの絵も素敵だなと思います。

見終わって思ったのは、結局、レーナだけが可愛い、
レーナをもっと見たい
という感想です。

ストーリーとしては、
司令官としてレーナがいて、レーナの苦悩が序盤の見所かなと思います。
戦場では兵士たちが戦っていて、自分は画面の前にいるだけで何も出来ない。
手の施せない位置にいる無力感みたいなのが伝わってきました。
プルプルと責任を感じている様子、けれど、その責任感は上辺だけのものじゃないの、と虚を突かれたりして、
さらに苦悩するレーナの様子に見応えがありました。
そして、暗い部分ばかりじゃなく、徐々に86と打ち解けていくところも良かったと思います。

ただ、2点ほど引っかかるところがあって

1点は、敵AIが結構ヤバイってことが分かったのに
そっちが手付かずのままなところ。

もう1点は、ストーリーが重くなり過ぎるからなのかもしれないけど、
86側のメンバーが淡々とし過ぎているような気がするところ。
毎週誰か死んで人が減っている割に、あっけらかんとしていて、
敢えて暗くならないようにしているのか、既に心がぶっ壊れているのか、
なんとなく、戦争が仕事で、仕事終わったーみたいな様子にしか見えないところが
ちょっと引っかかりました。

で、なんだかんだあって、
後半は、シンと兄貴との兄弟対決にストーリーはシフトして、
倒して後はおわたーみたいな感じで1期終了でした。

2期はどうなるんでしょうか。
86の残った5人のメンツは全滅したっぽいけど、
実は生きてましたとなってメンバー継続? それとも86側メンバー一新か、
どっちにしろレーナを見たいというモチベーションがあるので、
2期も楽しみにしています。

投稿 : 2021/06/28
閲覧 : 180
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7

ネタバレ

みつぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

奴隷戦闘員とそれを守る指揮官と二大大国の戦争のお話

使い捨ての激しい戦闘何とか使い捨てを防ごうとする指揮官

熱く激しく静かに悲しい物語になっています

ハッピーエンドと程遠いストーリー

でも戦闘員は死んでしまうけど指揮官の努力で気持ちだけは解放されてゆく

悲しく優しい仕上がりですね

評価73点

心ぐちぐちになるかも知れませんが最後まで見てしまう味があるかもです

決してずば抜けて良いとは思いませんが見る価値はあるかもですよ

投稿 : 2021/06/28
閲覧 : 159
サンキュー:

5

ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ありえない

感想

ラノベで異世界のSFファンタジーなのは承知ですが、いかんせん非人道的過ぎて呆れちゃう自分がいます。
あんなに文明が発達した世界で、髪や肌の色が違うだけで、歴史的にも未だに同じ人間なのに平気で人の命を奪うことを厭わない人種がいる事が信じられないです。
ファンタジーでフィクションなんだからって言ったらそれまでだけど、どうしてもその設定だけが納得いかなかったです。
もっとレーナのような、人種差別に反対する人達が大勢いて、その団体と政府?との戦いがメインになった話でもよかったんじゃないのか?とか思っちゃいました。
(原作未読なので、この後 どうなるのか知らんけど)

作画は綺麗
特に戦闘シーンは凄く迫力もあって良かったです。

キャラデザも好みで、ヒロインのレーナが可愛かったです。

主題歌を含め、BGMも独特でいい曲でした。

話の最後は、結局86のみんなは全滅って事でいいのかな?
だとしたら なんてバッドED
もうちょっと救いのある話であって欲しかったです。

この秋に2期の放送があるみたいだけど、今度は違う86メンバーのお話なのん?
今度こそ、報われる話であって欲しのんなぁ。


余談
GW中に「エロ漫画先生」のOVA観てたら、紗霧がこの「86」のラノベの新刊を楽しみにしてた描写があったので、放送中のこともあって敏感に反応してしまいましたw
同じ電撃文庫なので、半分宣伝だったのかなとw

投稿 : 2021/06/28
閲覧 : 281
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36

ネタバレ

ふかざわ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

全体的に退廃的な雰囲気の作品

原作は触れておらず、アニメ版にて初めて視聴。
最初は食わず嫌いをしていたが良い作品だった。
共和国側のキャラクターは倫理的な問題を完全に無視しても描写が少ない(作品の完成度に影響を与えるような「描写不足」ではないと感じる)こともあり感情移入が難しかった。

突出した良さはなかったが、前線のひたすら消耗が進む現実と、内地の食糧問題などすでにゆがみが表れつつも現実を見ず(誤った分析がされているせいだが)楽観論に終始しているという実は退廃的な雰囲気が非常に魅力的でした。

おそらくは当初効率的に戦争を乗り切ろうと思ったのか、時の政権が批判かわして防衛するための方法だったのかはわからないが人種差別政策を前提とした防衛線の構築のせいでその防衛線が機能不全に陥っている。
期限付きの戦争という前提だからできているのだと思うが、その前提が崩れればまず勝てないという儚さもまた良かった。

敵が人外であり、戦死者たちは「資源」であるなどを中心にマブラヴオルタとの共通項も多く見出せました。
あちらのような熱い人間ドラマとは性格を異にしますが良い作品だと思います。

投稿 : 2021/06/27
閲覧 : 159
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4

ネタバレ

ゆに さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

期待してなかったからな〜

こういった感じは一気見だって事で、ぶっ通しでみてしまいましたよ〜
やっぱりラノベスタートのアニメは話の構成が良くできてるね。
9話が1番よかったけど、後の話は二期へですか〜
しかもすぐ始まって、大人たちは自信満々でしたか〜

投稿 : 2021/06/27
閲覧 : 170
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2

ネタバレ

すぴりっと さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

2期あるんですね

まだ世界観がよく分かんないけど面白くなるかもしれないから継続予定。

説明が入ってようやく理解。
悪い人ではないのだけれど、安全な場所からあれこれ言うだけの人と体張ってる人の間の壁はそうそう取り払えないんじゃないかなあ。
死にはしないけど仕事でもそうだし。

これからどうなっていくんだろう。
ちょっと楽しみ。

ぶつかって和解(?)できたのかな?
まだ着地点が見えません。
ハッピーエンドにはなり得なそうだけど…先が気になります。

お兄さんは羊飼いなのか…な?
ん?これってシンも…?

楽しみにしてたらまさかのラスト総集編。
マジか…どうせやるなら2期の頭にやればいいのに…。
とりあえず10月、2期も視聴予定です。

投稿 : 2021/06/27
閲覧 : 285
サンキュー:

9

ネタバレ

mamiko さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

前者15分後者15分ずつのアニメ

戦闘員側の世界と指揮官側の世界の物語です。戦闘は機関銃で対戦するので、グロさはなかったですが、シリアス多めでした。戦争がないと言う世界に反発するヒロイン。戦闘員の人間とのやり取りで成長するヒロイン。
 戦闘員側の登場人物たちは明るく振舞いますが、陰ではヒロインを愚痴っています。心情を表す場面が多すぎてちょっとキツかったです、

投稿 : 2021/06/26
閲覧 : 188
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1

ネタバレ

HataHata さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ハリウッドで実写化・・どうですか?

こちらもあにこれ界隈の方からおすすめしてもらった作品。
うーん良かった。久々にこういうアニメ見ることができた。

ぱっと見ロボットもの?バトルもの?おーかっこええやんって思ったけど
実情は結構エグい使い捨て兵士の話、人種差別、強制収容・労働・兵役、堕落した組織等々・・・・
現実世界に一部リンクしてない?と思っちゃうところもあり。
これハリウッドでガチで実写化したらいけそうだな~なんて思ったけど
その辺でだいぶクソポリコレ民がめっちゃ文句つけてきそう。
文句つけるって、それ図星って意味ですから!笑

作者さんもよくこんな設定を考えたな~と。
特攻隊、タンクデサント、懲罰部隊、督戦隊あたり、旧日本軍・ソ連軍あたりから構想してるのかな?
ナチスドイツのユダヤ人収容っていうのもエッセンスのひとつっぽい気がする。

作画は終始怪しいなと思うところもなく
冷静な顔、激怒している顔、静かにキレている顔など、登場人物のいろいろな表情が丁寧に描かれていた。

ラストはやはり全滅って感じだね。
シンはやはり「持っていかれた」のか・・・・なんてエグい結末。

スカッとする、いい気持になれるというアニメではないが
視聴する価値は十分あり。おすすめします。

投稿 : 2021/06/26
閲覧 : 277
サンキュー:

9

ネタバレ

あぁ流川 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

最初の戦場シーン、蜘蛛のような歩行をする兵器に拒絶感、人種差別の世界を表現するのにも拒絶感、二つの人種の架け橋をするストーリーも重い、絶賛されてるんだよな…ぜんぜん刺さらない、一応見てるけど繰り返し見直す気は起きない。
完走しました
絶望の完結しか見えない
シンがレギオンになって都市を壊滅しそう
オペレーターの女の子と防衛線の戦いをしそう
次の86を使って、当然この部隊は全滅するだろうし。
2期は見ないだろうな。ご苦労様。

投稿 : 2021/06/25
閲覧 : 232
サンキュー:

2

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86-エイティシックス-のストーリー・あらすじ

サンマグノリア共和国。そこは日々、隣国である「帝国」の無人兵器《レギオン》による侵略を受けていた。しかしその攻撃に対して、共和国側も同型兵器の開発に成功し、辛うじて犠牲を出すことなく、その脅威を退けていたのだった。そう、表向きは。本当は誰も死んでいないわけではなかった。共和国全85区画の外。《存在しない“第86区"》。そこでは「エイティシックス」の烙印を押された少年少女たちが日夜《有人の無人機として》戦い続けていた――。死地へ向かう若者たちを率いる少年・シンと、遥か後方から、特殊通信で彼らの指揮を執る“指揮管制官(ハンドラー)"となった少女・レーナ。二人の激しくも悲しい戦いと、別れの物語が始まる!(TVアニメ動画『86-エイティシックス-』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2021年春アニメ
制作会社
A-1 Pictures
公式サイト
anime-86.com/
主題歌
《OP》ヒトリエ『3分29秒』《ED》SawanoHiroyuki[nZk]:mizuki『Avid』

声優・キャラクター

千葉翔也、長谷川育美

スタッフ

原作:安里アサト、イラスト:しらび、メカニックデザイン:I-Ⅳ(KADOKAWA/電撃文庫刊)
監督:石井俊匡、シリーズ構成:大野敏哉、キャラクターデザイン:川上哲也、CG制作:白組、音楽:澤野弘之/KOHTA YAMAMOTO

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