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「86-エイティシックス-(TVアニメ動画)」

総合得点
83.3
感想・評価
633
棚に入れた
2166
ランキング
327
★★★★☆ 3.9 (633)
物語
3.8
作画
4.1
声優
3.9
音楽
3.9
キャラ
3.8

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86-エイティシックス-の感想・評価はどうでしたか?

アヤト さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

評価:面白い

<物語>
主人公が少しうっとうしい。
アネットの身の上話が本当に必要だったのかは疑問。

<声優>
アンダーテイカーの声優が微妙に合ってないと感じた。

<キャラ>
特記事項無し。

<作画>
特記事項無し。

<音楽>
特記事項無し。

投稿 : 2021/08/09
閲覧 : 223
サンキュー:

3

ネタバレ

MTK207 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

第2シーズンが楽しみ

ラストは残ったメンバーが実は生きていて第三勢力に助けられたという展開にもできるし、少佐の今後という展開にもできそうな終わり方。

第2シーズン、あったら楽しみ。

戦争の全体像が見えないのが少し残念。独特な世界観で差別と虐殺を扱っているのが面白かった。

投稿 : 2021/08/08
閲覧 : 244
サンキュー:

3

ネタバレ

Jun さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

こんな軍隊はない

人種差別から人権を剥奪し強制収容し徴兵する、体制側の少佐(少女)と戦場の少年兵士達。敵は強力で、体制側で戦闘をモニターしている少佐(少女)だけが何も出来ず、フラストレーションを起こすシーンが後半まで続く。兵士達の戦闘シーンは簡潔で、毎回、淡白に仲間が死んでゆき、生き残ったものも達観している。

恣意的に少佐と兵士達が貶められているようで、何かのプロパガンダのような気持ちの悪さ。ただベタだが、少佐と各兵士が名乗りあって、少し心をかよわせるエピソード、迎撃砲無断使用の回、そして最終回は、少佐の成長が気持ちよく見れた。

無力化された死ぬ間際の兵士の脳を転写して兵器制御の要とするという設定は、続きの予想がつきやすく、終盤がチープに感じる。

一期は、兄とアンダーテイカー、二期ではアンダーテイカーと少佐という構図で、同じことするのだろうか?

投稿 : 2021/08/07
閲覧 : 251
サンキュー:

5

DB さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

分割前期なんですかね?
設定、雰囲気も含め、トータルとしてとてもいいと思います。
テンプレ的なのかもしれないですが、こういうのに弱いですww
勝者のいない悲しみしかない戦いのように見えますが、後半どのようにもっていってくれるのか楽しみに待ちたいと思います。

投稿 : 2021/08/06
閲覧 : 171
サンキュー:

2

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

アンダーテイカー

2021.7.25 視聴完了。

共和国では1区~85区まで序列で生活しているようである。
1区に住むのは白銀の髪と瞳を持つ貴族たち。
そしてアニメタイトルの86区は人間とも見なされず
戦争の最前線にかり出される。

異能力を持つ86のシン(アンダーテイカー)と隊員たち
そしてシンの部隊を統括するレーナとのことで話は進んでいく。
何の為に戦っているのかとかわからない部分も多いんだけど
内容はまあまあ面白かった。
1区~86区までどういう風になっているのか地図欲しかったな。
進撃の巨人みたいに1区は中央なのかな?

秋に続編があるそうなので見る予定です。

投稿 : 2021/08/04
閲覧 : 373
サンキュー:

15

ネタバレ

ゆかたん半島 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

心うたれるアニメだった

見る時間がなく、視聴がおそくなってしまったが、想像していたより面白く、そして、後半になるにつれ胸に刺さるような言葉・場面が沢山あった。
ネタバレはしないが、主人公と86達の繋がりが深くなるにつれ、このアニメにどんどん引き込まれていきました。
そして、大好きな澤野さんの曲が、ぐっとアニメの中で響き渡り感情移入できました。
もしかして、二期あるのかな?

投稿 : 2021/07/27
閲覧 : 293
サンキュー:

8

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

理不尽で過酷な状況に置かれた少年少女たちを描く、SFミリタリーアニメ

ラノベ原作のSFミリタリーアニメ。全11話。
作品の舞台となる国には、「人型の豚」扱いの被差別民(エイティシックス)がいて、戦争の駒として使い捨てにされている、という設定。内容的には、エイティシックス部隊の少年少女たちが置かれている過酷な状況を、部隊を遠隔で指揮管制する支配者側でありながら彼らに寄り添おうとする女性将校の視点も交えながら描いていく感じです。とりあえず、感想を結論から書くと、別につまらなくはないけれど、特に面白いわけでもなかったかな、といったところ。いちおう、戦争の悲惨さや差別の理不尽さといったものが作品の土台になっていて、人もたくさん死ぬような重たい話ではあるのですが、個人的には、実際にそういう場面を観ても、正直あまり心を動かされなかったです。その理由はおそらく、物語の図式がちょっとわざとらしいというか、作為的すぎると感じてしまったこと。いくら人が死んでいくようなところを見せられても、どうせ最初から殺すつもりで描いてるんでしょ、みたいに思えてしまって、悲しいとか悔しいという気持ちはそれほど湧いてきませんでした。テーマ自体が悪いわけではないですし、やりたいこともわかるのですが、そのあたりは、もう少し目立たないように、自然に描けていると良かったかもしれません。
作画は綺麗。戦闘シーンも迫力がありました。キャラは、それぞれの役割や個性は結構しっかりしていましたが、それ以上の魅力は感じなかったです。
最後まで観終わって、それなりには楽しめました。この続きが10月から放送されるとのことで、このあとの展開が特に気になるわけでもないのですが、「まあ、また観てもいいいかな」くらいには思っています。

投稿 : 2021/07/25
閲覧 : 349
サンキュー:

18

ネタバレ

Takaさん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

ちょっとよく分からなかった

一応、ダブル主人公のミリタリーモノってことでよいのかな?

共和国の中でも、純血種がのうのうと自国で生活し、
それ以外が、迫害を受け、戦地で戦わされている感じ。

スピアヘッドの主要キャラ以外影薄いのと、
ダブル主人公の1人であるミリーゼ少佐が、
共和国内で培養された現場知らずの夢見がちな少佐なので、
最初は、軍人に見えず…

終わり方は、{netabare}オレタタタエンドだったけど、シンではない主人公が追加されるの?{/netabare}

サイト内レビューは高かったけど、個人的に合わなかった感じ。

投稿 : 2021/07/25
閲覧 : 257
サンキュー:

1

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

救いのない世界

原作未読 全11話+総集編 2クール目は10月から放送予定

完全自立無人戦闘機械(レギオン)で世界各国に宣戦布告をした帝国、その帝国の侵攻を阻止しようと共和国が、共和国内で迫害・人種差別しているものたちを共和国圏外の86区に送り込み無人戦闘機械と戦わせているお話です。

迫害を受けているもの中で戦っているのは10代の男女、安全圏にいて迫害している側が指揮官と、救いのないお話でした。

戦闘マシーンとして見ないものばかりの中で唯一86区で戦うものたちと寄り添うのが主人公の一人レーナでした。

戦闘でレーナが指揮している隊の隊員たちもどんどん戦死していきます。

いくらレーナが寄り添っても実際には一緒に戦っていないので、レーナに対してかなり辛辣な言葉を投げかけます。

国がこのシステム採用している以上、レーナ一人ではどうにもなりません。でも結構頑張っていましたね。

レーナの指揮しているスピアヘッド部隊の真実が明かされる時、とても切なくなりました。

スピアヘッド部隊人たちは悪態をついていますが、みんな悟りすぎですね。

最後まで観て、救いようのない世界ように感じましたが、最後のレーナの表情を見てこのままじゃ終わらない感じがしました。2クール目が楽しみです。

OPはヒトリエさん、EDはSawanoHiroyuki[nZk]:Lacoさんが歌っています。

最後に、タイトルの地獄の墓堀人はもう一人の主人公「スピアヘッド」戦隊隊長のシンのパーソナルネームであるアンダーテイカーのことですが、この名前を聞くとWWEプロレスに出ていたジ・アンダーテイカーを思い出しますねw

投稿 : 2021/07/25
閲覧 : 445
サンキュー:

22

ネタバレ

阿吽 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:----

ファンタジー戦記

カテゴリとしては架空戦記になるのでしょうか。
ガンパレードマーチやガンダムの方向性ですが、
主人公というより戦争の中の一兵士といった雰囲気ではあります。
好き嫌いは大きく分かれるでしょう。
みんな幸せハッピーエンド好きとしては、後味は良くありませんが、納得できる終わり方でした。
個人的には救いは多分あったのではと思います。

エンタメ性は無いので、カッコいい秘密兵器が出てくる感じのロボアニメを期待して見ないように。

投稿 : 2021/07/20
閲覧 : 190
サンキュー:

3

§レイン・スターク§ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

★★★

2021.7.16 ★★★(3.4) 1度目観賞評価

投稿 : 2021/07/17
閲覧 : 215
サンキュー:

0

ネタバレ

フリ-クス さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

汝らの中、罪なき者、まず石をなげうて

あの名作『氷菓』原作者の米澤穂信さんの作品に、
  『さよなら妖精』
という、紛争直前のユ-ゴスラビアから日本に来た少女の物語があります。

もともとは『氷菓』シリーズの続編として執筆されたものの、
同シリーズの読者層に対し重たすぎる、という理由で全面改稿になり、
別物として出版されることになった作品です。
(その後、本編から派生して大刀洗万智シリーズが始まります)

謎解きものとしてはあまりおすすめできませんが、
中盤までのお話は楽しく美しく、さくさく読み進んでいけます。
そして、結末には一片の救いもありません。

  リアルな戦争とは、そもそもそういうものだと僕は思います。

ご存じの方も多いと思いますが、
ユ-ゴスラビア紛争は米澤さんが高校時代に関心を抱き、
大学の卒論テーマとするほど研究を続けていた内戦問題です。

ユ-ゴ紛争そのものは本編に関係ありませんし、
アニメのレビューでリアルな戦争を語るのもなんだかな、なので、
ネタバレで隠しておきます。
面白い話ではないので、興味のない方は読まないでくださいね。

{netabare}
ご記憶の方も多いと思いますが、
ユ-ゴスラビア紛争は
あまりにも悲惨な、何の救いもない内戦でした。

ほんの少し前まで笑顔で挨拶を交わしていた隣人たちが、
民族対立を煽る勢力によって分断され、
銃を取って殺し合い、美しかった街並みはことごとく破壊されました。

  大量の民間人を含む100万人以上もの国民が生命を失いました。
  ボスニア・ヘルツェゴビナにおいては、
  民族浄化という狂った大義のもと、
  二万人以上の女性が妊娠するまでレイプされ続けました。

もっとも救いがなかったのは、
この紛争の真因が実は『経済問題』であったのに、
国民を扇動するため、
それが『民族間のイデオロギー対立問題』にすりかえられていたことです。
(この点は米澤氏も『さよなら妖精』の中で、指摘しています)

旧ユ-ゴの人々は憎む必要のない相手を憎み、
殺す必要のない相手と殺し合い、
戦いの後には、本物の憎しみだけが残されました。

この紛争が一応の終結を見たのは2001年、つい20年前のことです。
ユ-ゴスラビアがバラバラに解体され、
それぞれの民族が一応の平和を取り戻した現在でも、
その爪痕が消えることはありません。
{/netabare}

本作『86-エイティシックス-』においても、
根底にあるのはサンマグノリア共和国国内における『民族問題』です。

それも、イデオロギーの対立など何もない、
自国の利益を守るためにでっちあげられた『有色種=劣等種族』という、
不条理で救いようのない民族問題がベースになっています。

{netabare}
劣等種族と決めつけられた人々は、
市民権剥奪のうえ、何の安全も保障されない『86地区』に強制移住させられ、
それがゆえに『エイティシックス』と呼ばれます。

そして、大国であるギアーデ帝国との戦闘に駆り出されます。
市民権を返して欲しくば、兵役で国に尽くせ、と。

もちろん共和国はそんな約束を守るつもりもなく、
戦わされるエイティシックス達もそれは飲み込んだ上で、
悲惨な死地へと向かっていきます。

なぜエイティシックスたちが反乱を起こさないのかという声もありますが、
86の居住地区と戦闘地域は遠く離れており、
同胞全員を人質にとられているのと同じ状況下にあります。
{/netabare}

物語に登場する人間は、大きく三つのグル-プに分かれます。

ひとつは、共和国で多数派のアルバと呼ばれる白系種で、
他民族に対する差別・迫害に疑問すら抱かない人々。
  エイティシックスを豚と蔑み、
  戦場で命をなくしても戦死者としてすらカウントしません。
  軍属の多くや市民は、このグループとして描かれます。

もう一つは、同じアルバでありながら、
エイティシックスもまた同じ人間であると考え、
その迫害を人道的罪悪だと考えるグループ。
  ヒロインのミリ-ゼ少佐など、
  ごく少数のキャラクターがこのグループに属します。

そして最後は、エイティシックスと呼ばれる被迫害民族。
戦場で実際に戦い消費される兵士は、このグループに属します。


物語は、アルバとエイティシックスの不条理な迫害構造、
そしてその構造に葛藤を覚えながらも、
彼らを使役した帝国との戦争に加担せざるを得ない軍属のミリ-ゼ、
という構図で進行していきます。

救いようのない世界観を持つこの作品において、
ミリ-ゼの成長譚だけが、

         一筋の光でした。

{netabare}
物語序盤、彼女は単なる『勘違いお嬢さま』でした。
砲弾の決して届かない場所から担当するスピアヘッド隊と交信し、
友好を深めるつもりで
  「退役して共和国市民に戻ったら何がしたいですか?」
  「こちらは一晩中灯りが消えないので星なんて見えないんです」
などと、悪気なく、相手の気持ちを逆なでする言葉を口にします。

そこにあるのは『差別・迫害はよくない』という単純な倫理観であり、
そして『私は差別なんかしない』という薄っぺらな博愛精神。

もちろん、だからと言って彼女を責めることはできません。

彼女はその段階において、
『この作品を見る誰もが成りうる存在』に他なりませんでした。
むしろ、何も知らないアルバとしては『マシな方』だったわけで。

  そして、カイエの戦死を契機として突きつけられる、
  埋めようもないほどの深い溝。
  リッカの口から浴びせられる、身を引き裂かれるような断絶の言葉。

ふつうの人間なら、そこで挫折します。
むしろ、挫折するのがあたりまえ、としか考えられません。
しかし彼女は、折れた心を引きずるようにして
それでもスピアヘッドのメンバーと交信を続けていきます。

そして、それによってもたらされたのは『救い』などではなく、
  彼らには最初から『戦死』以外の選択肢が与えられていなかった、
という耳をふさぎたくなるような現実でした。

彼女は懸命にそれを阻止しようとしますが、
もちろん、一介の少佐にそれを覆すことなどできません。

第10話、ようやくほんの少し心が通わせられた彼らは、
「いかないで」という彼女を振り切り、
代わりに「先に行きます」という言葉を残して最後の行軍に出立します。

  その「先に行きます」という言葉は、
  彼らから彼女に贈られた最大限の賛辞でした。
  ただ、だからと言ってそれは、彼女への『救い』にはなり得ません。

もう、どれほどボロボロになってもおかしくない状況です。
人間の『生命』を駒にした戦争ゲ-ムに加担させられ、
しかも、計画通りに全員を死地に送り出してしまったのですから。

  それでも、彼女は『折れない』んです。

少なくとも僕は、彼女のようにはなれません。

故・梶原一騎先生が晩年に
「俺は矢吹ジョ-のようには生きられない」
と思い苦しんでいたそうですが、それに似た感覚です。

何の救いもないまま、物語は第一期のエンディングを迎えます。

そのどうしようもない終幕の中で、
彼女の折れていない、むしろ新たな決意を宿した瞳だけが、
次章につながる希望の光でした。
{/netabare}

おすすめ度としては、ほぼSに近いAランクです。

ただ悲惨だったり不条理だったりする戦争物は少なくありませんが、
それに向き合う『人間』をしっかり描いたという点で、
ひさびさの良作と呼べるものではないかと愚考いたします。

映像にも演出にも役者さんのお芝居にも、
欠点らしい欠点は見当たりません。
むしろ、ほとんどの領域でかなり高いレベルを維持しています。

長くなるのであえて触れませんでしたが、
被迫害民族であるスピアヘッド戦隊の生き様も、
実に緻密に、そして共感を得られるよう描かれています。

  第10話、ファイドの記録映像として映される彼らの日常風景には、
  思わず胸が締め付けられました。

重たい話はちょっと……という気分のときは控えた方が無難です。
また、他作品との類似点をあげつらったり、
設定の細かなアラを探しだして悦に入るタイプの人は、
そもそも見るだけムダではないかと思われます。


アニメで戦争を語ることに必然性があるのかないのか、
僕にはまったくわかりません。
ただ、語る限りは『語るべきこと』があるだろう、と。

そしてこの作品は、そこから目を逸らさずに語り続けています。

いまでも現実世界では、
世界上のあちこちで非道な弾圧が繰り返され、
無慈悲に自由や財産、生命までもを奪われている方がたくさんいます。

一見平和に見える日本でさえ、
現実的な軍事的脅威にさらされています。

エイティシックスを豚と蔑み、
壁の中の平和が恒久的に続くものと考え、
それを享受して楽しく暮らしているサンマグノリアの市民たちとは、

    実は僕たち自身のことであるかも知れません。

投稿 : 2021/07/14
閲覧 : 499
サンキュー:

36

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

少女は"涙"と共に。少年は"死"と共に。

この作品の原作は未読ですが、とある事をきっかけに気になっていた作品です。
それは、伏見つかさ先生が執筆されている「エロマンガ先生」の登場する主人公「正宗先生」と、その妹である「紗霧ちゃん」のどちらも大好きな作品だったから…

友人からエロマンガ先生のOVAに、この作品が登場すると聞いたので早速再視聴してみると、第2話「和泉紗霧のファーストキス」の一幕にしっかり登場しているではありませんか!
OVAが2019年の1月に発売されたので、今から約2年半前…

一方、本作品は2017年の2月から連載が開始されて約4年半で既刊10巻…
エロマンガ先生では、2018年の10月に発売された第5巻が最新刊として描かれていたので、時系列もバッチリ合っていると共に、本作品の執筆の方もペースだけ見たら順調のように見えます。

本作品とエロマンガ先生とでは作品の方向性がまるで違いますが、それぞれの作品への愛あればこそのコラボだと思うんですよね。
こういう嬉しいサプライズは全然ウェルカムです^^


ギアーデ帝国が開発した
完全自律無人戦闘機械<レギオン>の侵攻に対応すべく、
その隣国であるサンマグノリア共和国が開発した無人戦闘機械<ジャガーノート>。

だが、無人機とは名ばかりであり、そこには"人"として認められていない者たち――
エイティシックス――が搭乗し、道具のように扱われていたのである。

エイティシックスで編成された部隊<スピアヘッド>の隊長である少年・シンは、
ただ死を待つような絶望的な戦場の中で、ある目的のために戦いを続けていた。

そこに新たな指揮管制官<ハンドラー>として、
共和国軍人のエリート・レーナが着任する。

彼女はエイティシックスたちの犠牲の元に成り立つ共和国の体制を嫌悪しており、
"人型の豚"として蔑まれていた彼らに人間として接しようとしていた。

死と隣り合わせに最前線に立ち続けるエイティシックスの少年と、
将来を嘱望されるエリートの才女。

決して交わることがなかったはずのふたりが、
激しい戦いの中で未来を見る――。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

砂霧ちゃんが大好き…と言う点から若干の補正は生じた可能性は否定しませんが、それを差し引いても、今期の作品の中で評価の高い作品になりました。

まず、ヴラディレーナ・ミリーゼを演じた長谷川育美さんの演技が抜群で秀逸…
ググってみると、2018年の声優養成所の預かり所属昇格を起点に色んな作品に出演されており、初ヒロインが「弱キャラ友崎くん」の七海みなみ(愛称:みみみ)で、本作のレーナが2作目のヒロインになる訳ですが、これまでの積み重ねが功を奏したのでしょう。
私の中ではみみみとレーナ…どちらも愛着を感じることのできるキャラだったと思います。

物語を視聴する上で、私の視線は完全にレーナ目線でした。
物事の最前線は常に現場にあるのは百も承知しています。
だから、実態を把握するには現場に関わり続けなければなりません。

でも、大切なのは同じ現場でも、誰もが同じように関わることができないこと…
例えば、建設現場を例にすると、職長さんと職人さんは常に一体となって動きますが必ず同じ仕事をしている訳ではありません。
ゼネコンの監督さんだって、現場に常駐していますが、職人さんとは違う形で現場に接しています。
この様に、現場には持ち場立場を踏まえた関わり方が存在するんです。

そして、関わり方が違えば、汗のかき方も当然変わってきます。
駆使するのが頭脳か、体力かでも変わりますしね…

だからレーナとスピアヘッドの戦隊とでは関わり方に違いがあるのは仕方の無いことなんです。
レーナは必死でしたし、自分のできることと役割に対し、真摯で一生懸命だったと思います。
いくら才女とは言え人間なんですから、迷ったり間違えたり…感情が言うことを聞いてくれないことだって一度や二度じゃありませんでした。
彼女の唯一無二は、どんなに憎まれ口を叩かれようと、どんな酷い言葉で罵られたとしても彼らと向き合い続けること…
だからレーナは立派だったと思いますよ。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、ヒトリエさんによる「3分29秒」
エンディングテーマは、SawanoHiroyuki[nZk]:mizukiさんによる「Avid」
どちらも作風のイメージ通りの格好良い楽曲だったと思います。

1クール全11話の物語でした。
これまではきっと「序章」だったのだと思います。
後半クールでレーナの進むべき道…目指すべき道を私もしっかり見届けさせて頂きたいと思います。

投稿 : 2021/07/12
閲覧 : 448
サンキュー:

35

ネタバレ

mimories さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

詰まるところ、戦争や迫害はクソって話

 
(全話視聴後)

タクティカルに戦争を描く作品…では全くない。今のところ。
憐憫というか同情というか、感傷に浸りながら自分や世界に思いを致す作品かと思う。で、そういう見方をする人には刺さったんじゃないだろうか。自分は良い出来だと評価している。

この作品のストーリーは、極端に言えば{netabare}キャラが死ぬ{/netabare}ことで進んでいる。クリアすべき明確なミッションを持つのは「彼」だけで、他は実の無い戦闘くらいしかない。そうしてキャラ同士の絡みに多くの時間を割くことでキャラを立たせ、そこにいるのは数字でも豚でもなく人間だと念押しし、感傷的になれるよう誘導してくれてるような。

作画は文句なく素晴らしい。えろい軍服はケシカラなくて良い。
音楽も良いが使い方も上手い。キャストも違和感なく個性を表現している。

ここまでも大概ハードな話だったが、終わり方から想像すると続きはまた気が重い。我慢が喜びに変わると信じるドMのように次のクールを楽しみにしている。

えと、チュニジアって何か関係あるの?

__________

(3話視聴後)

異世界だと思えば、設定には特にツッコむ気にもならない。
こういう世界がありましたとさ…と。

とは言え、テーマが現実世界でも問題になってる差別や分断という、人間が未来永劫かかえてそうな重いテーマ。しかも戦時中で人は死ぬ。
そんな状況に直面するキャラたちの理屈や思いのぶつかり合いを、双方向から丁寧に描いていく感じ。

作画はかなり力が入ってるし、音楽やキャストもハマってるし、期待をもって視聴中。

投稿 : 2021/07/12
閲覧 : 311
サンキュー:

5

ダビデ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

前半1クール終了、後半へ続く

ちょっと、行動に「?」を感じることがあったけど、同じクールの中では良い作品と感じた。

前半と後半に分かれる作品の評価の仕方の方が「?」です。

投稿 : 2021/07/12
閲覧 : 264
サンキュー:

6

はちくじまよいちゃん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

二期はどうしようかなぁ

 あんまりおもしろくなかったです。でも作画は良かったし作り手の熱意も感じられました。

投稿 : 2021/07/10
閲覧 : 246
サンキュー:

3

ネタバレ

シボ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

認められてなかろうが確かに存在しているんだ!

戦争している相手国、ギアーデ帝国。
完全無人機戦闘機械レギオンを開発して他国へ侵略した敵国。

公式ホームページでその背景を確認するとギアーデ帝国は自ら開発した
レギオンのコントロールを失って周辺諸国と共に滅亡したらしい。

対して、
そんな人類存亡をかけて闘うべき自立型AIレギオンと戦争している
主人公ミリーゼ(レーナ)少佐がいるサンマグノリア共和国。

街中では平和な日常があって徹底的に戦時感が欠けています。

いくら86の人々が人として認めていられないからといって
この無関心な空気感ってありえるのかな~って思いながら
序盤は観てました。

ただ
街頭でのニュースでキャスターが戦死者なしと戦果を読み上げるのみ
だったり、
ハンドラーとして前線を指揮する場合も、あれだけ発達して
いる世界なのに知覚同調で通信はしているのに現場映像が全くない。

あえてなんだろうけどこの制度を作り出した人達は
現場で生き死にをしてる86の人々の絵を排除することで
共和国の人々が現実で起きてる事象を感じさせないようにしています。

やっぱり人はそこで起きてる一人一人のリアルな生き様、死に方に
悲哀や共感、嫌悪感などの感情が沸くのであってそれをとことん排除していくことで、ちょっとクズ過ぎるだろうって思えてしまう共和国の人間が出来上がってるんでしょうね。

そんな中、幼いころシンの兄に救われたレーナは別の感覚を持っている数少ない共和国人で86の人と積極的に関わろうとします。

スピアヘッドの人達は魅力的なキャラ多そうなんだけど、容赦なく
どんどん死んじゃいます。
あまりにあっけなく死んでしまう過酷な状況が続くので暗くなりそうなもんだけど、
現状に自暴自棄になったりせず、冗談を言い合ったり出来る強さが
あります。

本音は仲間の死や自分の未来に絶望感を感じてるに決まってます。

そんな中、レーナは現場との感覚の違いで地雷を踏んじゃいます。

セオに本当の名前を知っているかって問いただされ気づきを与えられる
シーンは良かったですね。
彼らの本当の名前を聞いた時から、徐々にお互いの事を理解しようと
していき、その関係性が変わっていくのが良いんです。

立場の壁はどこまでも高くて、分かり合えるとこまでは簡単にはいかないですけど。

中盤
印象的だったシーンは花火ではしゃぐ仲間の中、アンジュの涙。
いくら明るく振舞っても、仲間が好きだった人が死んでいくのが辛くないわけありません。


シンと兄さんとの決着がクライマックスかと思って観てましたけど
レギオンの一部と化した兄を倒して話は終わりません。
その後は
生き残ったスピアヘッドのとことん報われない現実が続きます。

帰る場所のない生き残ったシンと仲間たち。
86区の戦場の外へ「先に行きます 少佐・・・」

最後の別れを告げて、恐らく死しかない外へ歩みだす彼らを前に
何も出来ずにただ泣き崩れるレーナが切ないです。

ゴールのない道を進み続ける後半はひたすら悲しい話でしたね~。

ペットのようでR2D2みたいな動き方やしゃべり方?で
和ませてくれてたファイドも最後に
やってくれてます。
これまでの軌跡、スピアヘッドの生き様を見せてくれるシーン。
ファイドに思わず本音を語ってしまう隊員達の姿は
悲しいシーンばかりじゃないけどやっぱり切ないんですよね~><!
澤野さんの音楽が染みちゃうんです。


最終話、現地を訪れるレーナ。
みつけた書籍の中のスピアヘッドのメンバーの写真。
ここで初めて本当の名前と顔が繋がった瞬間の切なさと言ったら・・
少し涙出ちゃいました。

ようやく彼らの顔を知ることができたレーナですが、その彼らはレーナの顔を知ることはもうないんでよね~・・やっぱり切ないです。

闘う決意をしたレーナが歩みだすラストでしたけど
後半の2期は10月にあるみたいですね。

どういう展開になるのか気になるし、是非続きも観たいです。

投稿 : 2021/07/09
閲覧 : 261
サンキュー:

36

ネタバレ

大重 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

無人機…重厚な世界観が素晴らしい。アニメとしても高品質で必見

作品にはガッツリ本気で作ったA級の作品と、ゆるく楽しめれば良いB級の作品があるのだと思います。
本作はA級の作品ですね。重厚なハードな世界観をガッツリ描く本気の作品です。
作画も素晴らしいですね。やはりクオリティが素晴らしい作品は、それに応じた素晴らしいクオリティで描写するべきですね。
レベルの高い内容にそれに相応しいアニメ化。素晴らしいです。

乗っているのが人間じゃないから無人機。ぐっと来る表現です。
問答無用で許せない、と思えますね。

まあ現実の白人の有色人種に対する扱いや、中国人の周辺民族に対する扱いが全くこの通りなので、リアリティしか無いですね。
むしろ有色人種を人間だと思えるヒロインの存在がリアリティが無いのでしょう。でも応援しちゃいますね。

ヒロインと主人公が世界を変えていくことができるのかどうか。
この二人がどのように仲良くなるのか、そして結ばれることは可能なのか。
大いに感情移入して楽しませて頂きます。

全話感想
非常に素晴らしかったです。
どうしようもない差別の中で、必死に戦う主人公、ヒロイン達。
胸を打たれました。

でももう少し何とかならなかったのか…。
ならないんでしょうな。簡単に何とかなるならこの世に差別なんてなくなってますよ。
普通に考えてシンの能力は非常に有用なんだからもうちょっと有効活用するべきでは、とか考えるのですが、まあ差別で有用な人を殺すなんざ現実にいくらでも転がってるわけで…。
大体のことは現実の方がひどいから困る。

しかしラストはまさかの…。いや全滅エンド自体は予想の範囲内だったかもしれませんが。
うーん、まさかこれ以降は脳みそだけになって、敵機械兵としての登場なのでしょうか。
2期もやるようなので、大いに楽しみにさせて頂きます。

投稿 : 2021/07/09
閲覧 : 275
サンキュー:

13

やまびこ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

練り込まれた設定。

こういう軍隊ものって、いかに設定が綿密に練られているかで良し悪しが変わるよね。

本作は……よかった!

投稿 : 2021/07/08
閲覧 : 192
サンキュー:

4

ネタバレ

ISSA さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

命と引き替えに自由を得る事

視聴完了

善人であれ悪人であれ「命の重さ」は現実世界では同じ。
動画や静止画の創作物の世界だと残念ながら作品によって「命の重さ」は描かれ方によって変わります。
この作品は話数を重ねる度に重くなる、そんな描かれ方が優秀。
最終的に綺麗にまとめた点も含めて最近あった反戦アニメでは特に良かったと思います。

作画はキャラデザ、ジャガーノートや敵のレギオンなどのメカニックデザインも優秀。
OPED曲含めた音楽も良かった。

良いことばかりレビューしたけど、この展開は鬱になるし切なくなるので万人にお勧め出来るアニメでは無いです。
綺麗にまとめたのでちょっとビックリしたけど二期もあるみたいなので次も視聴はしたいですね。

投稿 : 2021/07/05
閲覧 : 226
サンキュー:

24

みのるし さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

今期のMANPAは全部おもしろい_2

ガンダムにもコードギアスにもボクははまらんかったんですけども、これはなんか面白いなと思ってみてます。

こんなことゆうとアレですけども、もちろんガンダムもコードギアスも素晴らしい作品であることは知っています。まあそおゆうことではなくですよ。

ボク、大河ドラマ苦手なんですよねぇ。

歴史の大きなうねりを描く大作的な作品よりも、とある場所での小さな事件的な話に世界で起きてる大きなうねりをちょっと絡ませたような。

徳川家康の話もええすけどどっちかゆうたら名もなき一人の足軽の物語とかゆうのんに気持ち持ってかれる派なんすよねー。

自分の背丈に見合う話の方が入れるやないすか。
…とまあ普段から思ってるんですけども。


となるとこの『86-エイティシックス- 』
ボクにとっちゃあもろドストライクです。面白いです。

ただまあ、アニメの戦記物にはまあ多いんですけども、敵がヒトじゃないんですいねぇ。敵がヒトだともっと戦闘シーンがえぐみを増してさらにええな!となるんですが、まあそこまではゆうまい。

先週のラストでどうも敵のAIは戦闘で負けた人間の脳みそが使われてるげな話なんですか?これは?みたいな感じで終わってたんで、もしそうならそれはえぐいかもと思いさらに期待大でございます。

アンダーテイカーの部隊。最後どーなるんだろー!!
最後まで見逃せないぜ!!


::::::::::::

最終回は総集編でした(笑)

だから最終回ひとつ前で終わっとったんですな!

しかしまああれですよ。
敵のAIにされない為に瀕死状態の戦友の息の根を止めるって設定はえぐいな。

86区の面々が戦う理由があまり具体的に表現されてなかったですが、ボクはそれでいいと思っています。

たとえば今ボクらの歴史観でもって過去の戦争を論じても仕方がないのと同じだと思うからです。

まあ。
そおゆうことです。

秋の2期も楽しみですな!

投稿 : 2021/07/05
閲覧 : 352
サンキュー:

17

緑の先駆者 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

原作の一番いいシーンが...

原作の中で、自分が一番好きなシーンが無かった...

2に続くみたいなので、その時なんでしょうか...

原作読んで無い人には説明が足りなくのではないかと思った。最後の方、時間余っていたなら、もう少し途中の説明要素があった方がわかりやすいと思った。

投稿 : 2021/07/04
閲覧 : 188
サンキュー:

2

ネタバレ

けいP さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

戦争は現場で起きている。

四話まで視聴。

ずいぶんあからさまな人種差別が存在する世界ですね。

人種差別に、踊る大捜査線みたいな現場のノンキャリと遠くで指揮をするキャリア組の対立をくっつけてる感じですかね今の所。

シン「戦争は指令室で起こってるんじゃない!現場で起こってんだ!」

ミリ-ゼ「アンダーテイカ-突撃よ-!」

11話まで視聴
レ-ナは終始意識高い系の面倒くさい奴みたいになってしまってましたね。
まあでもやれる事はしっかりやったかな。
あまりにも86と銀人達がいる世界が
違いすぎるし。
指揮をとるレ-ナの指令室みたいな所にある画面も
現場の映像すらなく
まるでテレビゲ-ムようなコンピュータ画面だし。
そりゃ人がホントに死んでる実感が湧かないのも
無理はない。

しかしいくら何でも銀人達の自堕落さはないでしょ。
職場で酒飲んだくれたり男女でチョメチョメしてたり風紀乱れすぎだろw


原作を読んでないせいか
この世界観にどうも入って行けなかったですね。
何でこんな戦争をしてるかとか
劇中で言ってたかもしれないけど
よく覚えてないw

二期も引き続き観る予定ですけどね。

投稿 : 2021/07/04
閲覧 : 306
サンキュー:

16

ネタバレ

をれ、 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

[よくわからない感想]全11話視終わったけど..何が言いたいのかワタシでは分からへん。

視聴前情報は特に集めていません。原作無知無関心です。
公式サイト: https://anime-86.com/

86はクルマ好きの間では有名な特別なキーワードです。古くからのIT関連の人ならばインテルの16bitCPUシリーズ名として有名です。 {netabare} 地区番号 {/netabare}だそうですが、なにか重要な意味があるのかないのかは知りません。

虚覚えですが、現代の地上兵器の主力はもう戦車じゃないってどこかで聞いたような気がします。なので大砲を積んだ戦闘車両の存在意義が揺らいでるみたいなナ。なので、技術が発達した世界でこんな風な戦闘になるとは考え難い、とかそんな事を言ってもあまり意味がないかもしれません。それは本作の戦闘には特に意味はなく、戦死という結果だけが意味を持っているように感じられたからです。
 本作の主張したいことは、一体何だったのか、抗うことに意味のない非情な運命を強調したかったのか、それとも偽善とさえ思えるような、一方的な思いやりがの無意味さと滑稽さをいいたかったのか、そして社会や国家は腐敗の象徴に過ぎず、カタルシスなど夢想の中にしか存在しないということなのでしょうか。
 全体的に希望の無い世界のお話でしたが、無理をして、我慢をして視るほどの意味をワタシでは見つけることができませんでした。なので他の人に推すことはないと思います。


[まだよくわからない感想]1-2話視てみました。
社会階級と戦争、当然のことながら死が隣り合わせ。今後も間違いなく重い内容になるでしょう。

[まだよくわからない感想]3−4話視てみました。なるほど、こうなるわな。こっからどうするのだろう。と思っていたら、なるほど直球投げるわけだ。

投稿 : 2021/07/03
閲覧 : 206
サンキュー:

13

ネタバレ

いい歳したおっさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白いが、ただただ切ない

原作は未読、アニメは2周視聴しました。

結論を先に言うと、この作品は人を選ぶかと思います。刺さる人には刺さりますが、最後までさらっと何となく視聴しただけでは、そのまま何となくしかこの作品を味わえないかと思いました。

人種差別要素をテーマとして取り上げている作品で、私が知っているものでは「進撃の巨人」や「東京喰種」がありますが、やはりそれと通じるものがあり背景の緻密さや登場人物の心理描写は素晴らしく、心を打つ、また切なく、考えさせられる作品です。

個人的にはW主人公と思っているレーナとシンは立場や人種差別要素の設定上、直接的に接触する事が無いため、それぞれの視点や会話などあらゆる面が対比で描かれています。
そのため、『決して交わる事が無い = 最後まで本当の意味で仲間になる事が出来ない(相容れる事が許されない)関係』を象徴しているのだと解釈しています。

この関係を形作っているお互いの間にある見えない壁が、作品上にある史実として根付いている86への差別の根深さを物語っており、なんとも悲しく切なくなります。

全11話+αではタイトルの通りただただ切ないですが、10月に第2期が決定しているため少しでもレーナやシン達、そして世界が本当の意味で救われていくような展開に少しでも進んでもらいたいですね。

因みに作品の音楽が良すぎて、「Avid」と「Hands Up to the Sky」は買っちゃいました。「THE ANSWER」もリリースされたら買います!

投稿 : 2021/07/02
閲覧 : 287
サンキュー:

4

フェイルン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

86 ZERO的な説明が下手というか不十分

人種差別と戦争とロボ戦闘のある世界。

作画、演出、澤野弘之氏の音楽とそれぞれは良いのだが、コロナ禍というタイミング故、ギスギスした空気がより不快である。

設定は広げるがキャラへの掘り下げが足りず、各キャラへの思い入れる前に退場してしまい葛藤も無ければ感動も生まれない。
戦争という割には緊迫感も無いしリアリティも無い。
86のメンバーが「まるでゴミのようだ」と言わんばかりに消えていって感動しない。そもそもなんで86がテロを起こさないのかが不思議なくらい。

正直、気になるところはレーナのミニスカと太ももくらいだ。

あと澤野弘之氏の音楽が良いとはじめ書いたけれど、梶浦由記氏の方が雰囲気出て少しは感じ方も変わっていたかもしれないな。澤野弘之氏の音楽だと美化していて暗さや重さが足りないんだよね。

ちなみに原作は未読です。
原作を読まなければ理解出来ないアニメならばそれもまた問題かと思われる。

投稿 : 2021/07/02
閲覧 : 357
サンキュー:

6

ネタバレ

レタスの人 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

原作ラノベというのが個人的に半ば残念

ありがちな部分はあるけどそれを上手く使っていてとても面白く、先を楽しみにするようになっていた。

落ち目の始まりはインデックスやら被弾のなんとか辺りだろうか、昨今のラノベは本当にグレードがガタ落ちしたので無意識に避けるようになっていたのだが、知らずの内に視聴したこいつはなかなか面白い。

もう概要から救いがなさそうな感じがあったが、しっかり下手な大団円にせず、だからと言って後味だけが悪いというようなエンドでもない。

主人公の現実では100%ありえないオーバースペック&中二病さ、ヒロインの現実では100%ありえない聖女乙女っぷりもとても好みで高評価しかない。
ラノベやアニメとは斯く在るべきというか、昨今に多いクズ男やクズぶりっ子等冷静に見ると醒めるような鼻に掛かるようなものではなく、とにかく物語もキャラもリアルでは体感できない面白さをふんだんに見せてくれていた。

終わりは結構好みだったが…。
怖いのは調べたら2クールという事だ。

このままだと{netabare} 登場人物はおろか人類全滅コース、救いは限りなくゼロ{/netabare}だが……もうこれで終わりで良いんじゃないの?
割とそれもハッピーエンドだと俺は思うぞ

投稿 : 2021/07/01
閲覧 : 243
サンキュー:

5

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

舞台は宇宙に出ないけどスペースオペラ味を感じるSF作品

== [下記は第5話目まで視聴終了時のレビュー: 以下、追記あり。] ==
第5話まで観終わった時点で、このレビューを書いています。

レギオン戦争と呼ばれる長期間に渡る戦時下で、敵の高性能無人機(多脚戦車)と戦うサンマグノリア共和国軍において後方で指揮管制官(ハンドラー)を務めるレーナと、レーナが担当する実戦部隊である86(エイティシックス)の部隊長であるシンのW主人公的なお話です。

五色旗が掲げる理念から大きく外れた共和国の人権蹂躙、敵の無人機レギオンの兵器としての異常性などが描かれ、戦闘は終始地上戦となっていますが物語の風味としてはスペースオペラ風のSF作品と言えそうです。

電撃小説大賞の大賞受賞作で、電撃文庫から原作が刊行されています。レーベル的にも私が読んでいそうと思われるかもしれませんが、個人的には「大賞受賞作は肌に合わないことが多い」というくだらない理由でこれまで原作は読まないでいました。

第5話でいろいろな作中の状況がわかった時点で、後追いで原作を読み始めてこれを書いている時点ではやっとアニメに追いついたという状況です。なので、今のところ以降の展開を知りません。

ただ、原作第1巻のエピソード消費状況を見る限りでは1クールかけて1巻を終えるペースのようです。既刊は9巻あるので先は長く、売れ行き次第で長期アニメシリーズを狙っているかもしれないですね。

1クールで1巻はゆっくり目のペースのようにも見えますが、原作の密度を考えると妥当というかこれでもアニメ化にあたってのエピソードや登場人物の整理は行われていました。


余談: これまでアニメ化などに関係なく受賞後のすぐの刊行で購入した電撃大賞作品は『ひとつ海のパラスアテナ』だけでしたが、大賞受賞作を避けるという考えを改めて『ユア・フォルマ 電索官エチカと機械仕掛けの相棒』を購入しました。
(↑でも、買っただけでまだ読んでいない…。)
== [第5話まで視聴終了時のレビュー、ここまで。] ==

2021.7.1追記:
「後半へ続く」(ちびまる子ちゃん風)

私は地上波放送で観ましたけど、第11話の翌週に放送された「Special Edition」は配信のないサイトもあるようです。

アニメでのプロモーションに乗っかって原作を買ってしまったのですが読むのは止めてしまっていて、2巻目以降を読むかとか、読むとしたらどこまで読むかとかを思案中。

とりあえず10月から続編が始まるらしいです。まだ未見の人はそこでの評判を待って、良ければ一気見とかでも良いかもしれません。

余談:
AIと人間との関係という点では、普通に喋るヒューマノイドとかよりも本作のファイドくんみたいな方が個人的には好みかもしれないです。

あざといと思いつつも、第10話みたいなのは切ない…。

投稿 : 2021/07/01
閲覧 : 470
サンキュー:

45

ネタバレ

にゃわん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

涙腺崩壊

物語の設定が、すごく重くシリアス
PVしか見てない人はどんな作品なのかな?程度
1話鑑賞すると、見た後視聴者側のモチベとメンタルがやられる
1〜4がかなりシリアスで中々続きが見れない人続出!
頑張って最終話まで見たがいい作品ではある
流石Aー1というか、演出・挿入歌・設定がとても細かく
伏線回収も次の話であるのでわかりやすい
物語はシリアスだがそのぶん、作り方がうまいし
わかりやすいので見やすい
ただ、人種差別や肌の色違いで人間扱いされない
子供たちがロボットに乗って戦って戦死しても
人間扱いされなかったりするのは見ててしんどい
特に、主人公のシンと兄の話で兄が敵に回ったので
殺さなきゃいけないというシーンはグッと来るものがあり
次の10話は号泣。なんで
サブタイがありがとうなのかわかる
思い出して書くのもつらい

投稿 : 2021/07/01
閲覧 : 198
サンキュー:

8

ネタバレ

dFRjS80566 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 1.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

アクションは爽快

86 エイティシックス
AT-X の番組表で ネタアニメ?(´゚ω゚`)
かと マジで勘違いした草

作画は綺麗だし 効果音 戦闘兵器 ジャガーノート
重心バランスから 考えれば二足歩行兵器より
遥かに実現性も有り リアルな兵器に感じられます

声優陣も 皆さん演技派 揃え
1話に関しては 鉄血のオルフェンズ みたいな内容かなと認識
ギアーデ帝国 が開発した無人機 レギオン
に 対抗し 共和国が開発した ポンコツ兵器 ジャガーノート
しかし完全に無人化出来ず 自国で差別してる 少数民族を
パイロットにって バカか?(´゚д゚`)

人じゃ無いから死んでも損耗率はゼロ

これに関しては
軍部と揉めて 毎回軟禁されてるらしい
国の代表が 敵視してる 少数民族に対して
似たような発言をした 経緯が有るので洒落にならず 怖いですね


2話程度で 個人見解言うのもなんですが
ジャガーノートの パイロットは 何かしらで縛られてるんですよね?
じゃなきゃ 反乱されて 共和国 崩壊エンド・・・
めでたし めでたし でしょうし

劇伴なんですが 別のレビューで 澤野弘之 はすぐに解ると書きました
今回も 何か澤野 っぽいなぁと感じてたら
戦闘シーンが アルドノア・ゼロ と対して変わらず
案の定でしたね 澤野 氏のファンは大喜びでしょうが
私的には 余り進化されて無いなぁ と感じてます

オタクでもない いち視聴者の見解なので
世間の評価とは 齟齬が有るかもしれません

3話視聴 (全てみてます) 
字幕対応 していなので
キャラの 名前や 階級ワードが
良く解らず 端折って書き込みますが

前半は 河原で 水着回ならぬ
女子メンバーの 水遊びタイム
水着回だと ウンザリしたが 健康的な描写で 好感触
指揮官 女性 と86メンバー達との 温度差を感じる交流シーン

後半の戦闘シーンは アクションとして 見せず
音響と 台詞のみで 戦闘を表現 全てこの演出だと
キレて文句言いますが 何でもお色気や グロシーン見せるより良いですね

ラスト女性 ユニットが損傷 (殉死)
誰か解んないが 1名が指揮官にキレて 本音で文句を ぶちまける
演技は 良かったですが ブレスが 台詞の合間合間に ハァ、ハァ
と入っていて折角の熱演が 少し演技じみて聴こえました

86と差別発現してなくても 俺達の名前すら聞かなかったろ!!
結構 心に残った台詞ですね ( ´-ω-)
ブレスが 寧ろリアルに感じた方も 居るかも知れませんが

7話の感想 86 の5年後除隊とは建前で 実際は前線で死ぬまで使い潰される
との 胸くそ展開 86 を消耗品扱いし
自分達は平和な生活を享受する 共和国、国民達

意図的に不快な表現で 悪者扱いしてるが
知らない事は罪とか 言い出す ボンクラも 居ますけど
知ろうとせず 目を背ける事と
知らないは 又 別次元の話です
無知無能な国民には 罪は無いかと 有るとしたら
実質的に 86 を酷使してる 軍部かと感じます

6話辺りで レギオンは 死んだ 86 の脳を生体パーツとして
どんどん増殖して いずれ 86 は全滅するとの事
三國志 の作り話 藁人形のイカダに 魏軍の弓矢を撃たせ
その弓を 再利用 と似てますね (*´ω`*)


共和国が 後に壊滅するのか知りませんが
女性指揮官 がたった1人で 人道的な
理想論を振りかざし 体制に相手にもされないのは 滑稽ですね

理想に燃えるのみで 賛同者を増やす訳でもなく
独り善がりの まさしく 独善的行為です
彼女の父親も 夢想論者で 娘を戦場に連れていき
撃墜された挙げ句 娘の命を危険に晒して
自分は殉職

後に叔父が 言い放った あいつは善人だったが
無意識化で 結局86を 差別していた
戦場で死ぬのは 86のみで 自分達は 死なないと思い込んでいた
そうじゃなければ 危険な前線に娘を連れて行かない!
と 反論の余地が無い 論破をしてみせる

対岸の火事は 誰でも気にしませんが
皆 当事者になって 初めて気が付きます
86 の差別は 共和国が崩壊しない限り
無くならない事 なんですね

あくまで 個人的な感想ですが
後半レギオン化した
シンの兄との戦闘シーンが 随分アッサリ終わったな と感じました
兄を 成仏と言うか 解放したあと
処刑宣告を受けた スピアヘッドの 生き残りは
とにかく 前線を前え前えと進む

後半 仲間を生かすため 一人で進むシン
しかし 残された仲間も
結局追いついて 全員死亡?
何人か生きてるのか不明で終了

スペシャル版 観るまで
最後のレビュー 止めてましたが
なんの事は無い 総集編でしたね
最後に 2期の予告で終わりました

不満と言えば 主人公?
ヴラディレーナ・ミリーゼ お花畑ちゃん
シンエイ・ノウゼン スピアヘッド隊長
等覚えにくい名前の上
敬称で呼ぶので 名前含め 全く区別が・・・
2期 失速しなければ良いですね ~(´∀`~)

投稿 : 2021/07/01
閲覧 : 433
サンキュー:

15

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86-エイティシックス-のストーリー・あらすじ

サンマグノリア共和国。そこは日々、隣国である「帝国」の無人兵器《レギオン》による侵略を受けていた。しかしその攻撃に対して、共和国側も同型兵器の開発に成功し、辛うじて犠牲を出すことなく、その脅威を退けていたのだった。そう、表向きは。本当は誰も死んでいないわけではなかった。共和国全85区画の外。《存在しない“第86区"》。そこでは「エイティシックス」の烙印を押された少年少女たちが日夜《有人の無人機として》戦い続けていた――。死地へ向かう若者たちを率いる少年・シンと、遥か後方から、特殊通信で彼らの指揮を執る“指揮管制官(ハンドラー)"となった少女・レーナ。二人の激しくも悲しい戦いと、別れの物語が始まる!(TVアニメ動画『86-エイティシックス-』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2021年春アニメ
制作会社
A-1 Pictures
公式サイト
anime-86.com/
主題歌
《OP》ヒトリエ『3分29秒』《ED》SawanoHiroyuki[nZk]:mizuki『Avid』

声優・キャラクター

千葉翔也、長谷川育美

スタッフ

原作:安里アサト、イラスト:しらび、メカニックデザイン:I-Ⅳ(KADOKAWA/電撃文庫刊)
監督:石井俊匡、シリーズ構成:大野敏哉、キャラクターデザイン:川上哲也、CG制作:白組、音楽:澤野弘之/KOHTA YAMAMOTO

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