新型コロナウイルス感染症(COVID-19/SARS-CoV-2)の感染拡大の影響を受け、一部作品の放送・配信時期に延期、変更が発生しております。
掲載している放送時期と異なる場合がありますのでご了承ください。

「Sonny Boy サニーボーイ(TVアニメ動画)」

総合得点
67.9
感想・評価
180
棚に入れた
511
ランキング
1865
★★★★☆ 3.4 (180)
物語
3.3
作画
3.3
声優
3.5
音楽
3.5
キャラ
3.4

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

Sonny Boy サニーボーイの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

ハニワピンコ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

理想の高すぎた意欲作

何が面白いとか何が起こってるとかはイマイチ分からないんだけど、なんとなーく見てる作品
高校生が謎の世界に飛ばされて、そこで生活していく中で起きるトラブルや与えられた試練にどう立ち向かっていくのか系?
といっても、仲間内での不毛なトラブルから見える幼さやしょうもなさに呆れながら見てる感があって、面白いとは感じてない
能力も謎が多く、それぞれが一つ何かしらの脱出のための重要なとなる能力やらを持っていそうであったけれど、数十人も描くことは無理そうだから結局数人で解決していくんだろうなと


とまぁかなり序盤の頃、2.3話見て感想を書いたのを最後に理解して書くのを諦めた作品

この作品、マジで変に複雑に描き過ぎている。能力に関しても、世界に関しても基本的によく分からない。そんな中でなんとか全話見切って辛うじてテーマを探し出して一応この作品に区切りを付けた

様々な意味を含んだ"漂流"の中で自分はどう考えどう選択するかということを多分テーマに、様々なキャラの迷いや後悔からの"漂流"をそれぞれ描こうとしていると思った
まぁ、テーマは正直良かったと思う。ただのサバイバルアドベンチャーかと思ったら意外と深く、ハマれば名作になっていたと思う

やっぱ、展開から結末までを楽しめて見れたと思えなければどれだけテーマが良くても自分にとって良い作品とは思えないかな
この作品はテーマが独り歩きし過ぎて、描きたかった"高尚な物"へは、アニメとしての描写の複雑さと説明不足さによって全く届いていないと思う
少なくとも、自分はそう見えた。しかし、この作品になんらかが"見えた"他の人はどう感想を綴ったのかはとても気になる

そんな感じで、『ひぐらし』とかいう爆弾以外は比較的平穏だった夏アニメ界に突如として現れて、やりたい放題やって走り抜けた、まさに雷騰雲奔如き作品である『Sonny Boy』の感想は以上となります

投稿 : 2021/11/25
閲覧 : 41
サンキュー:

7

ネタバレ

アベベ晴明 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

酩酊者が一気に書き上げたような感じの話

といっても別に否定してるわけではなく、脈絡なさすぎて見てる方までまるで夢見てるようなそんな印象。
序盤は結構退屈に感じた。
中盤以降は少し持ち直すけど、終盤でヒロインロストしてサブヒロインと一緒に現実に帰るとかなんとかいってるあたりでなんか説明臭いというか、「どっかで見た話」から脱げ出せてない、というか…

子供に見せてる分にはシーンもコロコロ変わるんで、存外悪くないかもしれない。

投稿 : 2021/11/17
閲覧 : 58
サンキュー:

2

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

まったく 意味が分からなかった

まったく 意味が分からなかった
最初から最後まで 意味わからなかった・・

投稿 : 2021/10/25
閲覧 : 112
サンキュー:

2

ネタバレ

hidehide さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

自己満

何年か、何クールかに一度湧き出る、
作者、作画、構成、等など…
制作側の誰かの自己満作品にしか感じませんが。

…と、
低評価、低レビューを掲げると、
『さも』解った(と思っている)方々の
お叱りを受けるのでしょうか…

アニメでしか映像化できないから、
又は、そこまで本気じゃないんで、と
アニメ化したが、本来は実写寄りで
観る人を選ぶ作品なのではないですかね。

実写化してはいけないアニメ同様、
アニメ化しなくていいアニメ。

アニメとして面白いか面白くないか?

正直、面白くない。

投稿 : 2021/10/12
閲覧 : 161
サンキュー:

8

ネタバレ

leer さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

評価が割れるタイプのアニメ

率直にいうと、わかりやすい”ハッピーエンド”や、可愛いヒロインと”くっつく”のが当たり前だというような脳死感覚で普段から観ている人には内容が理解できない作品になっている。
AIRとかと似たようなタイプの作品だと個人的には思う。
こういう作品に必要なのは、世界観の考察、それぞれの登場人物の存在が何を意味しているかの考察、主要人物の感情・その変遷の考察。とりあえずこの辺りは欠かせない。
そういう意味ではアニメ化からは程遠いファンタジー小説にはこういうものが多いように思う。
最終話で消化不良になっている人は、残念ながら吹き替えも字幕もなく邦画を観ていたようなもの。せめて誰かの解説を読むなり上の3点に留意して観直せたら少しは印象が変わるかもしれない。その気がないなら今後は早い段階で3話切りだとか1話切りをした方がいいだろう。

投稿 : 2021/10/11
閲覧 : 148
サンキュー:

0

ネタバレ

けいP さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

哲学アニメ?

最初は閉じ込められた学校の中で
中の生徒だけでやり取りする
アニメなのかなと思ってたのですが、

舞台がコロコロ変わり、
登場人物が増え、
中には2000年も漂流?
している奴とか現れて
訳わかんなくなったw

3話目あたりからストーリー
分かんなくなってたけど、
全部観ました。

キャラデサが有名なイラストレーターの方で、
作画も一般的なアニメと違い
なんかカジュアルな感じ。

登場人物のセリフも
意味深な発言が多々あり、
なんか深い話の様な
雰囲気だけは楽しめた。

投稿 : 2021/10/10
閲覧 : 64
サンキュー:

10

ネタバレ

をれ、 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

全12話視ました。分からん。つまり、ED曲の通りボーイミーツガールでいいのか?

いつも通り、視聴前に集めた情報は皆無、原作完全無知です。

「全12話視ました。分からん。つまり、ED曲の通りボーイミーツガールでいいのか?」 
何か不思議な魅力があって、でも強く惹きつけられるのではなくて、なんとなく見てしまう。
そんな作品だと思いました。下でも書きましたが、全く解釈もそれ以前に理解もできておりません。自分の中学生時代はこんなに難しかっただろうかとか考えて見たけれども、あまりに昔のことで思い出せませんwでした。そうそうワタシは、普段からボーッと何も考えないので、本質的に本作がワタシには向いてないことは分かっていたのですが、ただなんとなく見てしまいました。これに限らないですが、全てのことを、理解できないことを、理解しようとしても無意味なので、しませんしできませんが、本作の印象は、お話のエンディングが何となく感覚的にですが、キレイな終わり方な気がしました。そうそう若々しい台詞が上滑りして聞こえるのは若さというものを忘れて久しいワタシ個人の問題で、新しい挑戦や経験不足や純粋さから発せられる「青春の」言葉や叫びを、斜にしか視ることができないから、ということも付け加えておきます。
 人に推すかと訊かれたら、本作をちゃんと解釈できる人の文章を読むことをオススメします、悪しからずです。


「6話まで視ましたが、ワタシ的に理解困難で台詞が馬耳東風。」
学級生活という固定された人間関係弱者の主人公とそのクラスメートたちの群像劇的なお話と思われます。しかし授業の場面は回想ばかりで、無人島漂流モノ風ですが、物資はいくらでもあるので、元の世界に戻るための活動をすることが、登場人物たちの主な役割になっているようです。
本作を特徴づけるのは、異世界漂流や何らかの異能を使えることなどSF要素満載ですが、それよりも、長いモノローグや、キャラ固有の主観を別のキャラが批判したり同意したりする。この年代によく見られる、功利よりも正しいこと探しが、ある種の青春の香りを醸していること、のように感じました。しかし、残念ながら、時々台詞が棒読みされたかのように、頭の悪いワタシでは、台詞の意味が頭に入らず、ワタシの片方の耳からもう片方の耳へとスルーします。
 おそらくは、無気力だったり、過度に自己卑下や自己否定的な主人公の性格の変化がテーマになるのでしょうが、どうもだんだん視ているうちに訳が分からなくなりつつあります。可能ならば、解説回でも作ってアフォなワタシでも理解できるように説明して欲しいですが、叶わないので全容理解は諦めます。各回の終盤で、オーバラップしてくる明るい音楽で結論が誤魔化されている感がありますが、それよりも、不条理が当たり前になると、リクツがどうでもよくなったと感じるので、不条理を不条理なりに説明して欲しいかなと思ったりしますが、これももちろん叶わないので、取り敢えず主人公グループやその他グループを見守ることにします。リモコンのポーズボタンを押しまくるタイプの視辛さはないのでたぶん完走出来るのではと思っていますが、まだ分かりません。

投稿 : 2021/10/10
閲覧 : 409
サンキュー:

15

ネタバレ

スイキ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

青春漂流もの考察アニメ

青春漂流ものアニメ
突然な不思議な世界に飛ばされる内容

なかなかない不思議雰囲気をもつ作品

一度観ただけだとキャラの心情が終えきれない
考察が必要なアニメ

投稿 : 2021/10/10
閲覧 : 32
サンキュー:

1

ネタバレ

YlDCA14823 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「出会いと別れ」が軽くなった現代のための青春物語

刺さる人には刺さるタイプなのかな。ストレートな青春ものは好み。
倍速ながら観だとイミフ自己満作品に映りそうなので体調の良い時に見た方が良いかも。

自立の物語ってたくさんありますが、結局最後までパートナーありきだったりしますよね。中二恋とかエヴァとかでも。でもこれは長良一人で歩き出すラストがマジで最高でした。望んでた通りだったので大満足です。これで安易にくっつくとかだったら駄作判定してましたけどね。

結局長良に感情移入できるかどうかってだけと思います。
スッキリしないって人もいるでしょうね。



高校生なんて大人からすれば狭い世界じゃないですか。でも当人には当然そんなものわかるはずもなく、意味不明なものに囲まれながら、曖昧な自他境界に悩み苦しみ傷つくことばかり。それでも自分自身で手探りで探していくほかないんですよね。時には間違いと知りつつもね。




わからない。わからない。
クラスの空気も、友達の思惑も、先生の考えも、窮屈な校則も、不要な法律も。
何でそんなことをする?何の意味がある?何を考えてる?
わからない。わからない。
お前は何を言っているんだ?
一体俺の何が悪いって言うんだ。

場当たり的に流され生きてきた長良の世界。
何も聞いてこなかった。何も見ていなかった。何も考えてこなかった。
長良は知らなかった。気づいていなかった。
自分が、何もしてこなかったことに。
ただ死んでいなかっただけに過ぎないことに。

希と言う名の少女の輝きが長良を照らす。
彼女の眩しさが、この世界に長良の存在を映し出す。
長良は初めて知ることになる。
自分に何が出来るのか。自分に何が出来ないのか。
自分は、何かをしていい存在なんだということを。


長良は決める。
強制でも、流されたわけもなく、自分自身の意思で。
理由は上手く言えない。なんとなく。
そんな気がする。それでいい気がするんだ。
理由にならない理由だけど、許してくれる瑞穂でよかった。




あれは、本当にあったのか?

「またね」と瑞穂
妄想ではなかった。
確かに、僕らは。

長良を知らない希は笑う。
他の男と、すごく楽しそう。



そうか。


そうか。



良かった。幸せそうだ。
良かった。それでいい。
十分だ。十分過ぎる。

このコンパスはここまで。
でもすごく大事なもの。
そして、とても確かなもの。

よし。

じゃあ、

ここからは─。




少年は、少女と出会う。
Don't Say Goodbye.


うわあ。完璧じゃんか。

投稿 : 2021/10/06
閲覧 : 113
サンキュー:

6

ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

うん よくわからん

感想

これもオリジナルですかね?
なんか見たことあるキャラデザで、いやに古いなぁって思ってたら、コレ『ストップ!! ひばりくん!』書いてた江口寿史さんなんですね。どうりでと言った感想。

ジャンプで連載された 令和版「空飛ぶ教室」ですかね?(似てないか)
「空飛ぶ教室」は、核兵器で汚染された近未来での小学生達の話ですが、こっちは中学生で異世界へ飛ばされた話。
因みに、楳図かずお氏の「漂流教室」は未読なので分かりません。

飛ばされた異世界では、何故かそれぞれ異能力があるし、なんでもアリな世界なので、観てて「わけがわからないよ」状態がしばしば。
初っ端からこうだと視聴意欲も湧かず・・・序盤の内からながら見でした(長良だけにw)
あ、そうそう 主人公の長良って、僕が住んでる地名と同じ読み書きなんですよね。
なのでちょっと親近感勝手に湧いて観てました。

クラスメイト36人が異世界で漂流し、仲間とのいざこざ等、いろんなことがあって最後は無事帰還できたけど、正直ながら見だったので、人間関係とかイマイチ把握できてないしで、結局何が言いたかったのかよく解ってないです。
なんの役にも立たないレビューでさーせん。
本編をしっかり観てた方のレビュー読んで補完したいと思います。




 

投稿 : 2021/10/06
閲覧 : 96
サンキュー:

21

ネタバレ

tt さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

なぜか心惹かれる、見ていてワクワクする作品

最後まで見ても、色々と理解できない設定とか会話が多いが、なぜか見続けてしまう。今までに無い感じの漂流物で、好き嫌いは当然別れると思いますが、私はとても好きな作品で、面白かったです。

SF? Horror? Suspense? ジャンルが今までに無い感じで新鮮でした。 多分、青春物ぽい?

私が知ってる漂流物
・女神転生・if(Game)
・エデンの檻
・漂流ネットカフェ
・漂流教室

能力が使える設定、女神転生? でも、どれにも当てはまらない感じだし・・・ 本当に不思議な世界観とジャンルでした。
製作者の意図やメッセージもよくわからない、なんでこれを作ろうとしたとんだろ?、だけどなんか見てしまう中毒性、何が面白いの?と聞かれたら、なんて答えればいんだろ><
他の方のレビューを見て、参考にさせてもらおうw

投稿 : 2021/10/05
閲覧 : 62
サンキュー:

5

ネタバレ

まつまつ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

挑戦的な作風そしてかなり難解

世界観が自分には難解過ぎて1回の視聴では理解出来なかった。
かといって2周したいかというとそうでもない。

かなり賛否両論が分かれる作品だと思う。
演出もかなり挑戦的だと感じた。

内容としては漂流教室もので、学校が突然異世界に移動してしまい、
生徒達には何かしらの能力が備わるようになる。
ただその能力は個人差が大きく、強力な能力を持つ者が強者の世界となっている


そして漂流している人間は実は相当数いて、共通なのは同じ学校の生徒である事、だが漂流した時代は大きく異なるのでその世界で数百年生きている者もいる。

この漂流した世界にもあらゆる世界と時空が存在していてその世界を行き来する。

この世界の解明にはラジダニという天才の力があってこそ。

合っているかは分からないがざっくりとはそんな感じ。

作画はマッドハウスで何か昔の今敏監督作品を連想させられた感じがする。
そして音楽の使い方がかなり特徴的。
本当に必要最低限しか使わない。
その分演者の演技力が試される感じがした。
OP曲無しというのも珍しいしEDの銀杏BOYSや挿入歌のアーティストも
なかなか通好みの選曲。

他の方のレビューも見させて頂いたが、そう解釈出来るのかと感心させられレビューも多数。
理解出来る人の考察能力の高さが凄いと思わされてしまった。

投稿 : 2021/10/04
閲覧 : 122
サンキュー:

11

ネタバレ

ひろたん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「希」が主人公に残したもの、「希」の本当の意味、「瑞穂」の本当の役割

この作品は、全体を通して最後に静かな感動が待っています。
それは、漂流中の1話1話で、何かを判断できるものではないからです。
主人公も現実に戻った時「漂流は本当にあったのかな?」と言っています。
それだけ主人公にとっても漂流は、全部ひっくるめて「何か」だったからです。

自分は、最後の2話は、すばらしかったとしか言いようがありません。
それは、「希(のぞみ)」と言うヒロインの本当の存在理由が分かるからです。

現実に戻った先の希は主人公「長良(ながら)」のことを覚えていませんでした。
主人公自身もたとえ希がいたとしても別人の可能性があることは理解していました。
ただ、漂流中にあれだけ心が通じ合った仲なのにこれではあまりにも残酷です。
しかし、主人公の心の中には今まで持ったことが無い気持ちが芽生えていました。
それは、「なんとかなる、なんとかしよう、これからだ」と言う「希望」です。

漂流前の主人公は、これから先、何処へ行っていいか分かりませんでした。
人生に諦めを感じ、何事にも無関心で気力がなく、「ながら」で生きていました。
まるで針がぐるぐる回って示す方向が分からないコンパスのようです。

しかし、自分の進みたい方向を「希」と言うコンパスが指し示してくれたのです。
それは、「希」が最後に主人公に残した「希望」と言う「光」だったのです。
この瞬間、主人公の中のコンパスの針がピタリと方向を指し示して止まりました。
「希」が主人公に残したもの、それは「希望」を持つことだったのです。
希は、主人公のことを覚えていなくても、とても大切なものを残したのです。

考えてみれば、希は第1話から暗中模索の主人公に対して、問いかけていました。
「そう言うやつに限って結局どこにもいくところないの!」
「それとも、本当は、どこかに行きたいと思っている?」と。
そして、「今いる場所よりも眩しく見える場所があったら行ってみたいか?」
と尋ね、「暗闇」の中の1点の「光」を目指して駆けだしていたのでした。
この作品では、最初から最後まで、このテーマを貫き通していたのです。

自分は、戻った先で希が主人公のことを覚えていることを最初は期待しました。
でも、それではダメだと気づきました。なぜなら、簡単に結論が出てしまうと、
「まだ形のない未来に対して希望を持つ」ことの重みが失われてしまうからです。


幸いなことに、瑞穂が主人公のことを覚えていたのは、救いでした。
主人公は、漂流は実際にあったのかと最初は信じられませんでした。
つまり、暗闇の中をさまよっていた自分が、今は希望を見つけることができた、
と言うことが、本当に事実だったのかと疑っていたのです。
しかし、瑞穂が主人公を覚えていたので、それは事実だったと確信するのです。
同時に主人公の希への気持ちも本物だと確かめられたのです。
瑞穂は、主人公のそんな気持ちを「確定」するための観測者的役割だったのです。

このあたりは、たびたびアニメのネタになる「観測理論」です。
つまり、「誰かが観測することにより存在が確定する」と言うことです。
最初は主人公が観測者だったはずなのに、最後は自分が観測されるなんて面白い!


この作品は、哲学的なことを織り交ぜ一見分かり難いように思えます。
しかし、終わってみれば、伝えたいことは驚くほどシンプルだったと思います。

投稿 : 2021/10/04
閲覧 : 126
サンキュー:

23

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

突如として、平穏な日常から放り出されてしまった少年少女たちの“SF青春群像劇”アニメ(公式)

公式情報 
{netabare}
INTRODUCTION
{netabare}
監督・脚本・原作:夏目真悟
×
制作:マッドハウス
×
キャラクター原案:江口寿史
主題歌:銀杏BOYZ「少年少女」
最強スタッフ陣による、 オリジナル“SF青春群像劇”アニメ
誰もいない空っぽの教室、退屈な日々。それはいつもと変わらない夏休みのはずだった。突如、異次元を漂流し始めた学校と、そこに取り残され、超能力に目覚めた36人の少年少女。なぜ? どうして? ……次々と浮かぶ疑問の渦の中、理不尽に満ちた世界でのサバイバル生活が始まりを告げる

世界的な大ヒットアニメ「ワンパンマン」の監督・夏目真悟と『サマーウォーズ』「DEATH NOTE」などを手掛けるアニメスタジオ・マッドハウスが贈る、青春SFサバイバル群像劇。再びタッグを組む両者だからこそ生み出せた、エッジの効いたビジュアルとユニークな世界観も、本作の魅力のひとつだ。またキャラクター原案として、マンガ家&イラストレーターとしてジャンルレスに活動を続け、多くの人々を魅了する江口寿史が参加。突如として、平穏な日常から放り出されてしまった少年少女たちの表情を、繊細に鮮烈に描き出してみせる。

そして、本作の主題歌を銀杏BOYZが担当しているのも注目のポイントだろう。銀杏BOYZといえば、青春の痛みをヒリつくサウンドに乗せて、多くのファンを熱狂させてきたロックバンド。2005年にリリースしたアルバム「君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命」では、ジャケットイラストに江口寿史を起用したことでも話題を呼んだ。今回の主題歌「少年少女」では、子供と大人の間で揺れ動く思春期という青い季節を鮮やかなメロディラインで描き出し、「Sonny Boy」の世界観とも強く共振してみせる。ノイジーな音響の中を疾走する、ボーカル・峯田和伸の歌声も印象的だ。


STORY

少年少女たちの新たな漂流物語が始まる―。
長い長い夏休みも半ばを過ぎた8月16日。学校に集まっていた中学3年生・長良〈ながら〉たちは突然、思いも寄らない事態に巻き込まれていた。長良自身はもちろんのこと、謎の転校生・希〈のぞみ〉や瑞穂〈みずほ〉、朝風〈あさかぜ〉ら、36人のクラスメイトとともに、学校が異次元に漂流してしまったのだ。しかも彼らは、漂流と同時にさまざまな《能力》を入手。人知を越えた能力に大喜びし、好き勝手に暴れ回る者もいれば、リーダーとして他の生徒たちを統率しようとする者も、元の世界に戻るための方法を必死で探す者もいる。渦巻く不信や抑えきれない嫉妬、そして支配欲からくる対立。次々と巻き起こる不可解な事態を前に、少年少女たちは突如として、サバイバル生活に放り込まれてしまう。果たして長良たちはこの世界を攻略し、無事に元の世界に帰ることができるのだろうか……?
{/netabare}

スタッフ{netabare}
監督・脚本:夏目真悟
キャラクター原案:江口寿史
アニメーション制作:マッドハウス
キャラクターデザイン:久貝典史
美術監督:藤野真里(スタジオPablo)
色彩設計:橋本賢
撮影監督:伏原あかね
編集:木村佳史子
音響監督:はたしょう二

主題歌
「少年少女」銀杏BOYZ
{/netabare}
キャスト{netabare}
長良:市川蒼
希:大西沙織
瑞穂:悠木碧
朝風:小林千晃
ラジタニ:後藤ヒロキ
明星:内藤有海
ポニー:佐藤はな
キャップ:上田燿司
はやと:山本祥太
上海:荻野佳奈
あき先生:加隈亜衣
やまびこ:津田健次郎
ヴォイス:大川透
{/netabare}
{/netabare}

1話ずつの感想


第1話『夏の果ての島』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
夏休みも半ばを過ぎた8月16日。長良たち、36人の生徒は虚空を漂う学校に閉じ込められていた。元の世界に帰る方法もわからず、漂流とともに発現した不思議な能力を使って、遊ぶ生徒たち。そんな状況を見かねた生徒会の明星やキャップたちは、学校に秩序を取り戻そうといくつかのルールを決め、生徒たちに守らせようとする。反発する朝風や希たちには厳しい罰が下され、校内は秩序を取り戻したかに見えたのだが……。
{/netabare}
感想
{netabare}
学校以外が消えた世界で、校舎に残った中学生たちが
フシギな能力を手に入れて、わちゃわちゃするおはなしみたい。。


公式のキャラ紹介には13人のってるんだけど、キャストには4人だけ
その中で長良クンが主人公、希がヒロインってゆう感じ。。

今回のおはなしは、能力がない長良クンが教室で寝そべってると
自由人の希がからんで話しかけてくるところからはじまって
おもに希がこの怪異現象の説明っぽいセリフを話してた。。

それと、学校で能力を手に入れた少年たちがかってなことしはじめるから
ルールを作ろう、ってゆうグループがあらわれて
リーダー決めて、罰ゲームとかさせるようになって、対立するおはなし


長良クンは消極的で、積極的な希に引っぱられて動くってゆう感じみたいで
今回はさいごに、この世界から抜けようとして
屋上から真っ暗な空間に飛んだ希をつかまえようとして2人で落っこちた。。

そこは海か湖みたいで、気がつくと校舎ごと真夏の大自然の中にいた。。
ってゆうおはなし。。



夏休み中なこととか、どうして36人だけ?とか、校内だけで使える携帯とか
細かいことはおはなしを見ててもよくわからなかった。。
たぶんSFがしたいわけじゃなくって
とつぜんフシギな世界に飛ばされた少年たちを見せたいんだと思う。。

ほとんど校舎の中で、ほとんど動かないから
ずっと話してるだけみたいな感じがする。。

ただでさえ異世界や超能力が出てくるフシギなおはなしなのに
過去の話になったり、あちこちシーンが飛びまくるから
ちょっとメンドウな感じかもw
{/netabare}
{/netabare}
第2話『エイリアンズ』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
漂流が始まっておよそ1ヵ月。抜けるような青空の下、海に囲まれた小さな島で、長良たちは元の世界に戻るための方策を探していた。とはいえ、当面の食料に困ることもなく、欲しいものは瑞穂の能力【ニャマゾン】を使えば手に入るという状況。生徒たちの間にどこかのんびりとしたムードが漂い始めるが、その矢先、突然、次々と原因不明の火事が起きるという事件が発生する。いったい誰が火をつけたのか。犯人捜しが始まるのだが……。
{/netabare}
感想
{netabare}
異世界では、時間が立つと元にもどるみたい。。
あと、そこで扉を見つけていろんな世界に行けるみたい。。
長良クンたちのいる島はまわりが海で囲まれてて、どこにも行けない。。
それから島では対価なしで人からもらったものは燃えだすみたい。。


今回のおはなしは瑞穂がメインの回で、瑞穂の不正を許せなかったり
言いたいことをはっきり言えなかったりする性格とかが
よくわかる回だった。。


今回も過去の話が飛び飛びにまざったりして分かりにくかったけど
生徒会長選挙のとき、生徒たちがノリで選んだふざけて立候補した人を
ポニーが明星クンにたのんで、不正に結果を変えてもらって当選した。。

それを許せない瑞穂が、証拠もないのにネット掲示板にそのことを書いて
たぶんだけど、それが原因で好きな先生がやめさせられた
ってゆうような事件が過去にあって
瑞穂はひねくれちゃったみたい。。


それで今回、瑞穂がみんなにあげたものが炎上する事件があって
長良クンが言ったひとことで、それが瑞穂のせいになって
イジメみたいになったんだけど、長良クンがはっきり否定するように言ったら
ラジダニくんの証言もあって、疑いがはれた。。

ついでに長良クンがいなくなってた瑞穂の猫を保護してくれてて
瑞穂が長良クンには、ちょっと心を開いたみたい^^


ってゆうおはなしだったんだけど
長良クンが鳥を見すてるってゆうちょっとした事件もあって、希から
「誰かに見すてられたことが、誰かを見すてる理由になるの?」って言われて
瑞穂に関わることにしたのかな?

あと、ラジダニくんが電子マネーを作り出したけど
これだったら仮想だから燃えなくっていいみたい^^


感想書くとよく分かるんだけど
今回もおはなしがあちこち飛ぶからすごく分かりにくいみたい。。

でも、ナゾ設定と超能力を取ってまとめてみたら
正義感の強い子がみんなから浮いてて、事件があったとき疑われたけど
長良クンが相談に乗ってあげて、事件が解決した
ってゆう、学園ものとかでよくありそうなおはなしだった。。

生徒会選挙は、いくらひどくってもみんなが選んだんだから
かってに結果を変えるってゆうのは良くないことだけど
それ以上に、バラされたからって逆ギレして瑞穂を悪者にするなんて
反省して罪をつぐなわないと、いつか地獄に落ちちゃうかも。。
{/netabare}
{/netabare}
第3話『下駄を履いたネコ』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
それぞれの能力を活かし、新しい世界を探す長良と希、朝風、ラジダニたち。そんな中、生徒のひとり、村山が全身真っ黒のフリーズ状態で発見されるという事件が起きる。しかもほかにも、行方不明の生徒が存在するらしい……。生徒会長のポニーから依頼され、調査を任された瑞穂は助手に長良を指名。その調査中、瑞穂は自分の能力が漂流の前から発現していたことを明かす。その頃、希は明星から彼にだけ聞こえる「声」の話を聞く。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしで、メインキャラの能力の紹介みたいなおはなし

それと
黒い影になった生徒は黒幕の中に引きこもってた、って分かった。。

あと、ほかの異世界を見つける能力って
長良クンが持ってるみたいだって分かったけど
もしかして、長良クンが作り出してる、ってゆうことはないのかな?

それに、この世界にはルールがある。。
仲間外れ外しはこの世界のルール、ってゆうけど
ほんとに仲間はずれになるんだったら、そっちの方が楽しそうなんだけど。。

さいごに明星クンが、聞かれてもいないのに
「救世主?それは誰なんだろう?」って言ってたけど
情報を教えてくれる声と話しをしてたのかな?



今回は長良×希から、長良×瑞穂になって
瑞穂が自分から指名したのに、長良クンをはっきりしない!とか
ケンカしろとか言って、自分たちがケンカしてたw

にゃんも長良クンのはっきりしないところは気になってたけど
2人が後で反省して、仲直りするところはよかった^^
{/netabare}
{/netabare}
第4話『偉大なるモンキー・ベースボール』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
シンクホールに飛び込んで遊んでいる最中、自分に世界をワープさせる能力が備わっていることを知る長良。キャップはそんな彼を、野球の練習に誘う。場所はキャップが整備したという、お手製の野球場。しかもそこには目に見えないサルがいるという。サルが存在する世界を見るには、エースが持っている「サル・ゲッター」なるアイテムが必要。長良は、サル・ゲッターを賭けてエースと野球で勝負をすることになってしまう。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしで、エースと勝負して負けたら
元の世界につれて帰る、ってゆう約束で勝負したんだけど負けて
みんなをつれて元の世界に帰ろうとしたんだけど帰れないことが分かった。。
ってゆうおはなし。。


さいごは海の中から「アキ先生」ってゆう人があらわれて
「黙れウジ虫ども!遊びはもう終わり。。」とか言ってたけど誰?



えー!今回は何だったんだろう。。酷評になっちゃうけど
おはなしのほとんどがキャップのサルの野球の実況みたいので
セリフが棒読みってゆう感じで、とちゅうで眠たくなっちゃった。。

そのサルの試合って何回もあったみたいだけどいつ見たの?

それにアニメなんだから、
セリフが長い時はセリフに合わせてサルの試合をほんとに見せるか
それは見せたくなくって、セリフだけでもたせようってするんだったら
声優さんはよっぽどうまい人じゃないとダメだと思う☆彡

それに今回のおはなしはとくにテンポが悪くって
もう見るのやめようかな。。って何度も思ったくらいだし
長良クンが行き先をコントロールできないのはなんとなく分かってたよね?


さいごでやっと、新しい展開になったからよかったけど
もしかしたら「途中で断念した」になってたかも。。
{/netabare}
{/netabare}
第5話『跳ぶ教室』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
元の世界に戻るべく、長良の能力を使って、次々と新たな世界を探索する希と朝風、ラジダニ、瑞穂の5人。一方、建設中のシェルターに集まった生徒たちは、突然現われたあき先生から衝撃的な言葉を告げられる。「貴様らはもう、元の世界に帰ることはできない!」。漂流前から能力が使えた生徒たちの存在を告げ、この漂流は誰かが能力を使った結果ではないか?と話すあき先生。生徒たちの疑いの目は当然のように、長良に向けられる。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしで、あき先生は生徒たちに
この世界に来たのは長良クンのせいだって思わせるように誘導して
ほかの生徒たちから責められた長良クンは逃げた。。

逃げて行った先ははじめの島だったけど、燃えたまま。。

そこに希、瑞穂たちといっしょに追いかけて来たラジダニくんは
長良クンの能力が移動じゃなく、世界を作り出してるんじゃないか?
ってゆう仮説を話した。。

希は希望の明りがもうすぐそこだ♪って言ってる


そのころ、みんなに朝風クンを救世主だと信じ込ませたあき先生は
「世界を変えたいか?私といっしょに行くか?」ってさそって
朝風クンが「うん」って言ったところでオシマイ。。



長良クンはみんなに「犯人は自分じゃない」って
はっきり言えなくって瑞穂にツッコまれてたけど
この前は、長良クンが瑞穂におんなじこと言ってたような。。

長良クンは先生からも「逃げるのか?」って言われてたけど
もしかしてこの世界って、長良クンの心の中の世界だったりしない?

じゃなかったら
みんなホントに長良クンの作り出した世界に巻き込まれたとか。。


あと、あき先生って性格は前と変わってるみたいだし
どうやってここに来たかとかちゃんと説明できないってあやしいよね?

それに、神が。。とか言ってるだけで、変な宗教の教祖サマみたい。。


それに、明星クンにだけ聞こえてた声が長良クンにも聞こえたみたいだけど
{netabare}「ココロコネクト」のふうせんかずら{/netabare}みたく、人間を超えた存在が
生徒たちを使って何か実験してるみたいな感じなのかな?
{/netabare}
{/netabare}
第6話『長いさよなら』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
あき先生に率いられた生徒たちが、姿を消した長良たちを捜し始めて2ヵ月。その頃、長良とラジダニは映画館の姿をした世界「フィルムメーカー」にたどり着く。そこで上映されている映画が、すべて長良の視点からの映像であることに気づくラジダニ。長良たちがそのフィルムを持ち帰り、調べ始める中、瑞穂が一匹の野良犬を連れて戻ってくる。やまびこという名前のその犬は、長良たちと同じ漂流者で、同じ中学校の先輩だったという。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしで、フィルムを加工するとその通りになるみたいだ
ってゆうのが分かって、自分たちが卒業する映画を撮ったんだけど
その世界にはもう1人の自分がいたり、死んでたりして
今の自分たちの帰る場所はなかった。。ってゆう感じ。。


あと、同じ中学の先輩がノラ犬になってあらわれるんだけど実は後輩
ってゆうのが分かって、彼はこの世界に5000年もいて戻れないけど
長良たちはまだ間に合う、ってゆうの。。

それからこの漂流は校長の意思により引き起こされてるってゆうんだけど
それが校長になった理由はただの偶然で、漂流には意味はない。。

それから漂流するのは学校と生徒だけだって言ってたから
あき先生がいるのは変みたい。。



あき先生と明星クンは帰れないってゆうし
ノラ犬先輩は、まだ間に合うってゆうけど
どっちも未来のことは先には分からないハズなのに
言い切っちゃうのはおかしいと思う。。

言えるとしたら「たぶん」付きだから、やってみないと分からないよね^^
それなのに明星クンが長良クンを止めようとする理由って何なのかな?


それと校長?が、長良クンに

「君は世界を作っていたわけじゃない。。
可能性の箱を開けているだけのただの観測者なんだ」って言ったあと
「君がいるからこの世界は存在している」って言ったけど
「君たちはただのコピーなんだよ」ってゆうのはよく分からなかった。。

もし漂流してる長良クンが選ばれなかった方だったら
いないハズの長良クンが観測した世界が存在してるっておかしいから
漂流長良クンのほうが本物で
だから明星クンとあき先生は

「本当にこれでよかったんですよね?」「あぁ、これで世界は守られた」
って話してたんだと思う。。



こうゆう、わけもわからないままいろんな変った世界に行くおはなしって
「不思議の国のアリス」とか「ガリバー旅行記」に似てるかも?

おんなじ監督の「スペース☆ダンディ」に、ちょっと似てるかな。。
あと「フリップフラッパーズ」「18if」もワケがわからないけど
謎がよくわからないままおわったりすることが多いから微妙かも。。
{/netabare}
{/netabare}
第7話『ロード・ブック』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
この世界の真実を知ってしまった長良たち。あき先生に率いられた朝風たちや、方舟に運命を託した明星たちのグループは、それぞれ旅立ちの準備を進める。そんな中、キャンプに残っていた長良は丘の上で鉄棒を発見。好奇心に駆られて逆上がりに挑戦した長良は、次の瞬間、見知らぬ世界へとジャンプしてしまう。二つ星という名の少年と知り合い、流されるままに、無限に続く塔「バベル」の建築現場で働き始める長良だが……。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしで
飛ばされたのが天国に行くためにバベルの塔を作ってる世界で
上下が逆さになってたみたいなんだけど、よく分からなかった。。

あと
漂流被害者の会やコウモリ先輩がやりたいこともよく分からなかった。。
けっきょく長良クンを助けただけみたいな気がする。。

今回のおはなしで見せたかったのは
長良クンがあきらめない心を持つことと
虫を食べるグロいシーンだったのかも?

あと、キャラが増えたかなって思ったら
ほとんどの人は卒業して、どっかに行ったみたい。。
{/netabare}
{/netabare}
第8話『笑い犬』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
希を残して、荒野を旅する長良と瑞穂、やまびこ。夜、たき火を囲んで食事を済ませた瑞穂はやまびこに、犬になった理由を尋ねる。そうしてやまびこが話し始めたのは5000年前、まだ彼が人間だった頃の話。クラスメイトたちから離れ、ひとり旅を続けていたやまびこは、ある時「祝祭の村」という世界にたどり着く。そこでこだまという名の少女と出会い、少しずつ心を寄せるようになるやまびこ。しかし、幸福な時間は長くは続かなかった。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしで、やまびこが人間だった5000年前に
旅の途中で出会った、万能みたいな能力を持ったこだま。。

旅人から広がった病気で、死んじゃったみたいで
雰囲気は「不死身のあなたへ」みたいだったけど
あんまりチートな能力で、なのに死なないはずの世界で死んじゃうって
何でもアリ。。

こだまと別れることになるところは悲しかったけど
戦争ってゆう名前の旅人が何がしたかったのかもよく分からなくって
眠たかった。。

変わったおはなしが見れて、つまらなくはないんだけど
よく分からないおはなしばっかりだと眠たくなっちゃうみたい。。
{/netabare}
{/netabare}
第9話『この鮭茶漬け、鮭忘れてるニャ』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
どこまでも雪原が広がる白銀の世界。そこでは、ソウとセイジの双子の兄弟が何千年もの間、争いを続けていた。この世界を変えるには、ソウとセイジが持つ【リセット】――すべてを巻き戻し世界をリセットできる力が必要だと話すあき先生。長良たちは、ソウとセイジの争いに巻き込まれ、困った様子の生徒たちを手助けすることになる。そんな中、やまびこは瑞穂が飼っている3匹のネコのうちの一匹、〈さくら〉にあることを尋ねる。
{/netabare}
感想
{netabare}













{/netabare}
{/netabare}
第10話『夏と修羅』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
あき先生率いるグループの一員だった骨折は、大勢の人でごった返す「サイハテノステーション」という世界にいた。通り過ぎる人々の心の中を、彼女の本当の能力である【モノローグ】の力を使って、聴き取る骨折。彼女は、片想いの相手である朝風と過ごした日々を思い返す。彼が希に好意を寄せていることを知りながらも、何もできないままの自分……。一方その頃、ハテノ島の長良たちは、3匹のネコたちの能力についてある実験を試みる。
{/netabare}
感想
{netabare}
人の心が読める骨折と希と朝風クンの三角関係のおはなしみたいだった。。

朝風クンは傲慢で、ちょっとイヤなヤツっぽくって、おまけに希が好き。。

骨折がどうして朝風クンを好きなのか分からなかったけど
やっぱり悩みを持つ、ふつうの人で
自分が「戦争」を殺さなくっちゃ、って思う気もちって
傲慢だけど、ほかにできる人がいないからしょうがないよね。。

希は朝風クンをきらってたけど、ちゃんと認めるところは認めててよかった☆

世界のキズみたいなガケを下りてたのはどうしてか分からなかったし
空っぽのまま落ちてた男子も何だかよく分からなかった。。

あと、希がガケから落ちた時
朝風クンは能力を使えなかったけど、どうしてなのかな?

それと、希は死なないよね?
{/netabare}
{/netabare}
第11話『少年と海』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
骨折からの手紙で、希の「死」を知った長良と瑞穂。思い出の品を箱に詰め、額縁に彼女の写真を入れると、ふたりは静かに希を送り出す……。大きな喪失感を抱えながら、元の世界に戻る「ロビンソン・クルーソー計画」の準備を進める長良たち。そこに現れたのは、すっかり様子の変わったラジダニだった。ラジダニの協力を得て、少しずつ発射場作りを進める長良。希を忘れられない彼に、ラジダニは「死」を発明したという男の話をする。
{/netabare}
感想
{netabare}
希のお別れ式にラジダニが来てくれて
長良クンの考えた「ロビンソン・クルーソー計画」の準備をする
ってゆうおはなしだったけど、はじめのころから2000年くらいたってみたい?


「死」を発明した男のエピソードは
この世界の死は体が消えるんじゃなくって、意識が消えることだ
って言ってるみたいだった。。

それって、あの谷を落ち続けてた男子みたいな感じなのかな?
希もそんな感じだったのかも?


「ロビンソン・クルーソー計画」は、宇宙に出て
そこから元いた世界にもどるってゆうことみたいだったけど
どうしてそれで帰れるって思ったのかフシギ。。

何でもやってみたら、そのうち。。ってゆうことなのかな?

それに、帰ったら記憶がなくなってるかも?ってゆうのも
本当に帰った人は、この世界にはいないんだから、分からないよね。。

でも、どんなに忘れても
すき焼きして具をぜんぶ食べてもダシが残るみたく
きっと何かは残ると思う☆彡
{/netabare}
{/netabare}
第12話『二年間の休暇』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
憂鬱な雨が降る中、工業高校に通う2年生・長良は、2学期の始業式に出席していた。漂流のことなど、まるで知らない周囲の様子に、居心地の悪さを隠せない長良。瑞穂とも再会するものの、冷たくあしらわれる。あの漂流は、本当に起きた出来事だったのか……。真っ暗な部屋にひとり帰り、針がくるくると回り続けるコンパスを見つめながら、長良は宇宙に飛び出したその後の出来事を思い出す。
{/netabare}
感想
{netabare}
長良クンと瑞穂は、元いた世界とそっくりの世界の2年後に着いたみたい。。

そこは不思議なことが起きない世界で
希は生きて、朝風クンとつき合ってたけど、漂流はしてないみたい。。


瑞穂は、夜の中学校に忍びこんで、異世界の入り口をさがしてたみたいだけど
この世界に満足してないのかも?
それは長良クンも同じかも?

でも、何にも不思議なことが起きない世界でも
漂流して手に入れた明日をあきらめない思いは残ってるみたいだった。。
{/netabare}
{/netabare}


見おわって。。


中学2年のあるクラスが、何がおきても不思議じゃない世界に飛ばされて
そこで、飛ばされた人たちがいろんな経験して
それぞれの世界を目指す、ってゆうおはなしだったみたい。。


監督・脚本・原作が夏目真悟さんってゆう「スペース☆ダンディ」とか
「ブギーポップは笑わない」の監督だから、何がおきても不思議じゃない
変わった世界がいろいろ見れておもしろかった☆

あと、意味がありそうだけどよく分からない、シュールなおはなしだから
何がおきてるのか?とか、哲学みたいなむずかしいこととか
いろいろ考えちゃうけど分からなくって、ちょっと眠くなったりしたけど
そうゆうところもおもしろかったかな。。

でもキホン、少年がいろんな人と会ったり、経験したりして成長していく
ちょっとセンチメンタルなおはなしだったみたい。。


考えれば、いくらでも考察とかできると思うけど
監督さんが「スペース☆ダンディ」の人だから
あんまり難しく考えないで見てたほうが楽しめると思う^^



いろいろクォリティは高いから★の平均は4になったけど
物語の評価が、イミフだったとしか思えなかったら1とか2で
変わったおはなしが見れたとか、考えれたとかで楽しめたら4とか5かな?

見る人によって点数がかなり変わりそう。。




.

投稿 : 2021/10/04
閲覧 : 253
サンキュー:

32

ネタバレ

taijyu さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

江口寿史懐かしい。奇妙な世界観で興味深い。ただ変なキャラが多く感情移入しづらい

漂流教室ものですね。30人くらいが奇妙な異世界に捕らわれて、それぞれ超能力を手に入れたり… という展開でなかなか興味深いです。
この世界は一体なんなのか、興味深いですね。

ただ変なキャラが多くてイマイチ感情移入しにくい感じ。
見慣れてくればはまるかもしれません。

ただ興味深いので見続けます。

全話感想
最後まで見てもいまいち感想が変わらなかったかもしれない。
奇妙な世界観が興味深く、キャラに感情移入がしにくいと。

最終的に主人公はこの奇妙な世界から元の世界に帰ると決めます。
その理由はイマイチよくわからないのですよね。
いやあの奇妙な世界が魅力的で帰りたくない、というわけではない以上、帰りたくても別に良いのですが。

ただ、のぞみが居る世界が良かった、と解釈すればスッキリするし良いと思うのですが。

ただ最終的には恋の話でした、というほど主人公は恋愛重視でも無かったと思いますし…。
結局主人公がうすぼんやりしていてはっきりしない所がいまいちだったかも。
でも雰囲気は良く、奇妙な世界は面白く、何となく良かったです。

投稿 : 2021/10/03
閲覧 : 110
サンキュー:

7

ネタバレ

byGar61324 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

分かりにくい

とにかく難しいので、しっかり見ないといけないアニメだと思います。
ただミステリアスな雰囲気だけでもそれなりに面白いです。
ストーリーというより小さなエピソードも楽しめます。
人を選ぶ作品なのは間違いないです。
世界観が強烈だけど意外と世界観や細かい設定や原理とかは気にする必要はなくてキャラクターを中心に見ていった方が良いのかもしれないですね。
ちなみに自分はこの作品を理解出来ている自信はないです。

投稿 : 2021/10/03
閲覧 : 73
サンキュー:

7

ネタバレ

HmFDB75691 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

【解説】このアニメの謎を解いてみた

今期のアニメで考察できそうなのは、この作品くらいなので、考察してみた。

第1話・第2話 舞台について考えてみた
{netabare}
まずは、世界観というか、この物語の舞台について考えてみる。

1.内面世界
夢や無意識の世界。現時点ではこれが一番説明しやすい(後述)。

2.異邦人(宇宙人、未来人、高次元人など)による世界
キャラクターたちが異邦人、または、異邦人によって作られた世界。

3.閉じた世界
実験などで隔離された空間で、外部は未来や荒廃した世界。観察している人物が存在する。

4.AI・量子コンピュータが作り出した世界
さいきんのオリジナルアニメには、この手のものが出てくるようになったので。

5.擬人化された世界
『はたらく細胞』のような体のなかの世界。


現時点では、1かな。ここまで見てきて、辻村深月の『冷たい校舎の時は止まる』の雰囲気を感じたから。このクラスの担任教師になにかがあって命を落とす。長良は現場を目撃したけど無視した。鳥はそれの比喩。原因を突き止めるため、指輪を嵌めていた女子生徒が、この世界を作り出した。

あとは、長良(軽巡洋艦)、瑞穂(水上機母艦)、朝風(駆逐艦)、明星(航空機)といった名前と、8/16という日付から、戦争に関係しそう。ただ、キャラの名前が謎解きのヒントになる可能性は低いと思う。
{/netabare}

第3話 生徒たちの内面世界か
{netabare}
考察が難しい。現時点では、こんな感じ。

長良が見つけるのは、生徒たちの内面世界。トイレは、闇を抱えている生徒がいることを表す。

現在いる場所は、瑞穂の内面と関係する。瑞穂は、祖母に頼めばなんでも手に入る裕福な生活をしていた。だけど、祖母が認知症になって対価を払う必要が出てきた。

失ったもの(または状況)→能力、向き合うもの→ルール、と考えると、炎のルールは、瑞穂が向き合うものだから、瑞穂がみんなと働くようになればなくなる。

長良は、本来、人の気持ちを汲み取る性格だったけど、なにかあって(身近な人を失ったか裏切られたか)、その性格を失ってしまう。失ったものは能力となり、人の心の扉を開く能力となった。

今回の、"仲間外れ外し"はルールなので、向き合うもの。視聴覚室と繋がった世界が瑞穂の内面世界で、暗幕に隠れた三人はシンクロしただけ。瑞穂がフリーズしなかったのは、能力のおかげ(満ち足りている)。長良と一緒に解決して、瑞穂は心が成長したから、視聴覚室と繋がった世界も消えた。

ほかの生徒の能力は説明しにくいけど、この方向で考察していこうと思う。さすがに、宇宙人が能力を与えて、指が光る奴と交信するとかはないだろう。
{/netabare}

第4話 現象学で考えてみた
{netabare}
前回考えた内面世界の考察は変わらないけど、フッサールの現象学を加えてみた。

1.現象学とは(説明は適当)
目の前にリンゴがあるとする。赤い色で甘い匂いもする。だけど、それは五感を働かせた人の認識で、リンゴが目の前にあるという証明にはならない(その人の意識のなかにリンゴがあるだけ)。現象学では、リンゴがあるかどうかを、エポケー(判断中止、一時的な保留)させ、なぜ、リンゴがあると認識したのかを考える。

リンゴを見た人が屋台のリンゴ飴を思い出すと、目の前のリンゴと意識のなかのリンゴにズレが生じる。どんなにリンゴ飴を思っても、目の前のリンゴがリンゴ飴に変わることはない。だから、目の前のリンゴは想像したリンゴではないと認識でき、リンゴがあると確信する。


2.このアニメの世界観
元の世界がエポケーされ、意識のなかの世界となった(元の世界は消えたわけではなく、一時的に隠れている状態)。暗幕や野球をする猿も、意識のなかの現象(現象を出現させる要因は、生徒の内面にある)。意識のなかの世界だから能力も持てる(いくらでも想像できる)。元の世界に戻れば、能力は消える、というか元々持っていない。元の世界がリンゴで、現在の世界がリンゴ飴って感じかな。


3.今回の野球について
これも同様に、審判を元の世界、ピッチャーや観客を現在の世界と考えればいい。意識の世界は、いくらでも改ざんできるけど、元の世界が変わることは決してない。そういったことの比喩だと思った。
元の世界にいない人が、現在の世界では存在することも考えられる。希や長良があやしそう。
{/netabare}

【考察】結末まで考えてみた
{netabare}
〇現象学で考察

「野球とはなに?」と問われれば、たいていは、ボールを投げてバットで打つ球技と答える。「野球」を現象学で考えてみる。まず、五感で捉えている「野球」をエポケーする(一時的に考えないようにする)。
そして、また「野球とはなに?」と問えば、例えば、Aは「ユニホームを汚しながら仲間と練習したのが野球」と答え、Bは「手作りのボールとバットで友達と遊んだのが野球」と答え、それぞれにとって違う「野球」が現れる。これを現象学で、還元と言う(たぶん)。

AがBの野球を見たら「あんなの野球じゃない」と争いになるけど、「野球」をエポケーして、お互いの意識のなかの「野球」を知れば歩み寄れる。

キャップにとっての野球は、猿のように楽しむのが野球なので、猿が出現した(元の世界はエポケーされ、意識の世界と考察中なので)。長良はその気持ちを理解できたから猿が見えた。
エースは周囲の期待に応えるのが野球で、楽しんではいない。楽しい気持ちは陰に隠れて灯りを照らさないと見えない。だから、楽しく野球をやっている人を見て落ち込む。能力は失ったものと考察中なので、エースは楽しく野球をやっていたときは水道の水もおいしく飲めた。


〇結末まで考えてみる

元の世界で、長良と希は親しく、希が故人だと仮定する。長良にとっての「世界」は希がいる世界。長良が世界を認識するときは、希がいる世界を意識してから、希のいない世界を五感で捉える。ズレがあるために、長良は自分がどこにいるのかわからなくなり、希がいない世界をエポケーして、(長良の)意識世界に閉じこもった。長良の意識世界だから、元の世界に戻るのも、長良しかできない。

希だけが世界のズレに気づいている。希のいない世界でも楽しく過ごせると希が導いて、長良の意識の世界と五感で捉える世界が一致して、元の世界に戻る。
{/netabare}

第5話 意識と無意識の世界
{netabare}
哲学と心理学で考察すると、とても面白い。

〇これまでの考察
元の世界で、長良と希は親しく、希は故人。長良は希のいない元の世界から、希がいる(長良の)意識世界に閉じこもった。希だけが世界のズレに気づいている(希はズレそのもの)。漂流しているのは長良の意識で、戻りたくない気持ちがあるので戻れない。希は長良を導く存在で、光の先に長良が戻るべき(これまでとは違う価値観の)世界がある。


〇ルールがあるのは超自我の世界
学校と孤島にはルールがあるので、フロイトの超自我だと思う。超自我は、しつけや道徳に関係する。生徒会が仕切っているのも、それっぽい。長良の意識世界なら、ルールは長良が親から受けたしつけ。暗幕や猿はルールではなく、意識に起こる現象。長良に心の変化があれば、新しい世界(意識)が出現する。


〇地下には無意識の世界がある
イドという本能や欲望の世界(無意識に存在)が出てくると思う。意識と無意識は、海に浮いた氷山で説明したりする(このアニメでは孤島)。孤島の地下に長良の無意識がある。海(無意識)から上がってきたあき先生は、長良にとっての欲望の象徴。朝風を利用して無意識に通じる穴を開けている。生徒たちはあき先生を信じているから無意識の世界に行く。もしくは、穴から何かが現れる。

 /\  意識 
/孤島\
――――――海
\地下/
 \/  無意識

{/netabare}

【考察】時系列で並べてみた
{netabare}
長良の家は、高火力(青い炎)で料理する上海(中華)料理のお店で、父親からは「店を手伝わないと飯抜き(対価)」と罰が与えられたり、雷を落とされる(叱られる)。長良は押し入れに逃げたりした……と仮定する。

時系列で並べてみる(考察も含む)。

1.長良が進路相談を受ける→2.希になにかがあり、長良が相当ショックを受ける→3.長良は意識(心)の世界に逃避→4.学校の屋上(意識世界)で、(上海の)雷が落ちる→5.学校が暗幕で覆われる(漂流したのは長良の意識で学校は動いていない)→6.超自我(父親のしつけ)に押しつぶされ、校舎も沈んでいく→7.希の導きで、新しい世界(意識)、孤島Aへ→8.孤島Aが燃えて、孤島Bへ→9.暗幕の現象を解決し、長良の心が成長→10.海(イド)からあき先生(抑圧された欲望の心)が現れる→11.ネズミの世界を解決し、超自我に縛られた心が解かれる→12.生徒たちに問い詰められ、上海の雷で、オレンジ色の空間に逃避→13.長良だけが孤島Aに逃避→14.希たちと合流し、遺物で孤島Bに戻る
{/netabare}

【考察】キャッチャーになりたいと思っている
{netabare}
『ライ麦畑でつかまえて』のネタバレがあるので注意。
長良の能力は二つあると思う。

1.雷が落ちる(叱られることの比喩だと思う)と、暗幕に覆われる
屋上で雷が落ちて、学校が暗幕に覆われ(第1話)、みんなに問い詰められ、上海の雷で(色は違うけど)暗幕に覆われた。

2.新しい世界(意識)を生む
以前の考察した意識、無意識に、前意識を追加する。前意識は、努力すれば意識できる領域。意識を学校や長良が新しく生む世界、前意識を孤島、無意識を孤島の地下や海の中とする。

意識  □◇〇(学校や新世界)
    ――――――
前意識  /\  ↑気づき 
    /孤島\ │
    ――――――海
無意識 \地下/
     \/  

前回、長良は元の世界に戻ろうとしたけど戻れなかった。長良は戻れないことを、孤島(前意識)で気づいた。その"気づき"によって、今回のネズミの世界(意識)が新しく生まれた。

赤いネズミが長良で、引っ越しが元の世界に戻ること。価値観を変えることで、引っ越しに成功した。価値観が変わった長良の意識にあるのが『ライ麦畑でつかまえて』なら、崖から落ちそうになる人を捕まえる役になりたいと思っている。光に向かってダッシュした希を捕まえたのも伏線になると思う。
{/netabare}

第6話 二つの世界のズレが原因かな
{netabare}
前半の終りで、ある程度の謎を明かすのは好印象。解釈はさらに難しくはなったけど。自分の考察に沿って整理してみる。

A.長良の意識世界(これまでの世界)
進路相談で教師が親身になってくれる→屋上で希が教科書を破いている→屋上のドアがあかない→雷が落ちて学校が暗幕に覆われる→(ハテノ)島に移動

B.長良が五感で捉えている世界(元の世界)
進路相談で教師が冷たい→屋上に希がいない(破れた教科書は希のものか?)→屋上のドアをあけて、学校を出る


〇現時点での解釈
現在の長良の意識で世界を知覚すると、心が壊れる(島が沈む)からあき先生は阻止しようとした。あき先生の妨害をくぐり抜け、AとBの世界を重ねよう(一致させよう)としたけど、希というズレがあったために成功しなかった。

元の世界は変えられないので、希は故人のまま。だから、長良の意識を変えて、(希がいない)世界の見方を変える。そのために、いままで意識世界で成長してきた。超自我はクリアしたけど、イド(無意識)が残っている。

映写室の世界に、希に関する記憶がある気がする。例えば、長良と希が海に行って楽しく過ごしたけど、その帰りに事故に遭った。その記憶を抑圧したから、現在は希を転校生としか見ていないし、希がいない元の世界も可能性の一つとして見ているだけ。
{/netabare}

【考察】8/16と時間についての解釈
{netabare}
意識世界では何に意識を向けるかによって、時間の流れ方も変わる。長良の場合は希で、8/16に希が命を落としたから、長良の意識世界では、8/16からの未来は存在せず過去しかない。学校は時間が戻る。

・夏服で進路相談(希がいる)は、意識の世界
・冬服で進路相談(希がいない)は、長良が五感で捉えている元の世界、意識のなかは8/16で止まったまま

希に関する記憶は無意識に抑圧されて、それを知っているのがあき先生。抑圧したまま元の世界に戻っても、長良の意識世界の時間は進まないので、あき先生は阻止した。

あき先生の正体は瑞穂かな。猫の餌を鳥に盗まれた瑞穂が火で追い払おうとして木に引火。それを長良が目撃。希は落ちた鳥を助けようとして犠牲になる。瑞穂の家は金持ちで校長が口止め。長良は耐えられず記憶を抑圧し、意識(心)の漂流が始まる。

抑圧しても意識に上がるので、耐えられるようあき先生の姿(中身は瑞穂)で現れた。過去にも校長によって心が漂流した生徒がいた。朝風は、そういう大人に抗う長良の心(朝風に憧れる気持ちから生まれた、ある意味コピー)。
{/netabare}

【考察】能力と思考実験の関係
{netabare}
今回のラストで、こうもり傘のコウモリ先輩が出てきた。哲学の思考実験に、『コウモリであるとはどのようなことか』がある。コウモリになるには、コウモリの身体や脳を持つ必要があるので、想像はできるけど知りようがない、という結論に至る。

やまびこ先輩は、これの犬版と思ったりした。ただ、パブロフの犬も考えられる。犬にチョコを与えては駄目なので、チョコの匂いで涎を垂らすのは、人間の脳を持った犬と考えられる。しゃべっている時点でそうだけど……。

やまびこ先輩は長良の弟(両親は離婚)かな。兄弟で思考実験をして、人間の脳を持つ犬が誕生するには五千年はかかると弟が答えた。
コウモリ先輩の隣にいたツノの人物がカブトムシ先輩なら『箱の中のカブトムシ』が該当する。

キャラクター(または能力)に思考実験が当てはまるなら、瑞穂は『シュレーディンガーの猫』、マグロ缶を頼んだのにちゅーるを運んだりして、箱をあけるまで中身がわからない。上海は『中国語の部屋』。ポニーは、『テセウスの船』かな。生徒会長を船に例えて、ポニーという部品を取り替えた。
{/netabare}

第7話 大人(親、教師)vs子供がありそう
{netabare}
元の世界は変えられないので、希は故人のまま。だから、長良の意識を変えて、(希がいない)世界の見方を変える。そのために、いままで意識世界で成長してきた、と考察中。

今回の話も、心の成長が描かれたと思う(細かいところは次の考察で)。長良の意識にあったのは、"救世主"になること。その考えが変わったので生徒たちも去った(意識から遠ざかった)。元の世界で起こったことを考えてみた。

8/16より前に火災事故があって、エース(犯人)、長良(目撃者)、希(犠牲者)とする。
エースの親は政治家で、ある国にきれいな水を提供する政策を打ち出していた。息子が放火犯になると、責任を問われ政策も実行されず、何千という人がきれいな水を飲めなくなる。長良は何千という人を助ける救世主のような立場に立たされる。

長良は8/16に学校に行って嘘の証言をし、その結果、心が漂流する。第2話のように、火災現場にいた瑞穂(猫を捜していた)を目撃して、そのことを校長に告げたのかも。

能力は親の職業と関係があるようにも思える。瑞穂は宅配業者、はやとは囲碁棋士、ヒカルの碁からの発想、対戦相手を分析もするだろうし……。能力については適当だけど、元の世界に戻ってから、大人(親、教師)vs子供という闘いはある気がしている。
{/netabare}

【考察】今回の話の細かいところの解釈
{netabare}
『天気の子』のレビューでも書いたけど、相手の考え方や物の見方を理解すると、その人の世界が見える。妖精が見える人を理解すると妖精が見えるし、陽菜を理解したから帆高は雲の上に行けた。

長良は、二つ星の食べる物を食べず、流れ星も信じなかった。洞窟のなかで二つ星が差し出した物を食べたから流れ星が見えた(二つ星の世界が見えた)。だけど、ラジダニのことを思い出して、長良が景色を上書きした。

おそらく、長良は希と一緒に流れ星を見ている。流れ星は命を落とした希を連想させるから、流れ星は命を奪うものに変わる。塔の世界は、コウモリ(と呼ばれた少年)と接したときにできた意識世界。彼は、周りからコウモリと馬鹿にされても気にしない人間。長良はコウモリと馬鹿にされたくない、疑問を持たずに周りと同じように行動する人間だから、指示に従って黙々と石を運ぶ世界ができている。

コウモリ先輩→長良の心の住民、コウモリ少年→現実にいる人。
コウモリ少年を理解できたから、長良は逆方向に歩き出した(周りを気にせず行動する)。塔の世界を作り出したのは、長良の心なので、長良は申し訳なく思っている。長良は自分がどこにいるのかわかったのかも。

ネガティブをポジティブに変えるには、楽しかったときの記憶を思い出せばいい。長良にとっては野球だろう。そのときの日向の匂いを嗅げば、今後、落ち込むことがあっても立ち直れる。そして、長良が目指すのは、希の世界だと思う。
{/netabare}

【考察】漂流の原因を考えてみた
{netabare}
キャラクター紹介にエースがいないのは、長良=エースだからと仮定し、さらに、煙草の不始末による火災事故があり、長良(犯人)、希(犠牲者)、瑞穂(冤罪)とする。

長良の父親は政治家で(両親は離婚)、ある国にきれいな水を提供する政策を打ち出していた。火災事故の犯人が長良と知れたら、父親は責任を問われ、何千という人がきれいな水を飲めなくなる。

長良は救世主のような立場に立たされる。深読みすると、サブミナル効果を利用して、何者かが長良の潜在意識に『救世主になれ』と植え付けた。

長良は8/16に学校に行って、瑞穂(猫を捜していた)が火災現場にいたと校長に告げる。瑞穂は冤罪をかけられ、瑞穂のフィアンセ(?)の教師が罪をかぶり教師の職を辞する。希と瑞穂を犠牲にして救世主になったが、心が漂流する。

あき先生の正体が、抑圧された本当の瑞穂。あき先生は浮き上がる存在で、朝風はそれを押し返す存在。バランスが取れているので、長良は正常を保っていられる。

能力は親の職業か、将来なりたい職業のようにも思える。
瑞穂(宅配業者)、朝風(宇宙飛行士)、ラジダニ(SE)、明星(クリエイター)、ポニー(マジシャン)、キャップ(職人)、はやと(囲碁棋士)
上海は、長良の妹かな。妹にはエースだと嘘をついている。
{/netabare}

第8話 長良と希の話だと思う
{netabare}
視聴者を気にせず好き放題に作っている印象。こちらも好きなように解釈してみる。

元の世界(希は故人)は変えられないので、(希がいない)世界の見方を変える。そのために意識世界で成長してきた。長良(=エース)が起こした火災事故で希が犠牲になり、瑞穂が冤罪をかけられる(フィアンセが身代わり)。長良は罪を逃れたので父親の政策(数千の人がきれいな水を飲める)が実行され、救世主になったが、対価が見合わず心が漂流した。能力はなりたい職業と考察中。

今回は、長良(やまびこ)と希(こだま)の話で、希と接したときに出来た意識世界と解釈。希の命を奪ったから、5千年前の出来事のように遠ざけている。塔の世界は野球時代の記憶で、忘れたいミスがあるから2百年前。年数は意識から遠ざけている尺度。(ベルリンから帰国した)希の本来の外見は、こだまのほう。

戦争はタナトス。長良の心がタナトスに支配されて、命を絶とうとする気持ちが疫病となり、希の世界を破壊した。
希と瑞穂に関する記憶は無意識に抑圧している。瑞穂は冤罪だけで心の負担が重くないので、無意識から浮上し、あき先生の姿となって現れた。現在の瑞穂は、火を点けたことを謝る都合のいい瑞穂だから、彼女を見ても長良は正常でいられる。

『意識』  学校、ネズミの世界、塔の世界   火災事故の記憶
 ↑↓   意識に上がったり、前意識に戻ったりする  ↓
『前意識』 あき先生  やまびこ先輩         ↓抑圧
(検閲)   ↑      ↑            ↓
『無意識』 瑞 穂    長 良←←検閲を通って姿を変えれば意識に上がる
{/netabare}

【考察】前回の考察を少し変更
{netabare}
やまびこは長良の弟で、こだまは希。長良には、「後悔ばかり」と言えば「後悔の天才」とポジティブに返してくれる人が二人いた。一人は優秀な弟。だけど、弟は病で命を落とす(ゴミ袋放置の理由)。弟を失って長良は荒れて学校の窓ガラスを割ったりした。そのときに現れたのが希(外見はこだまのほう)。

戦争はタナトス。ここでのタナトスは、破壊と再生の、破壊かな。やまびこ先輩(弟)が破壊されて(疫病を患ったシーンが少しある)、やまびこ先輩(長良)となって再生した。再生のきっかけになったのが、希。
長良の心にある弟の世界に、希(こだま)が住むようになり、心も安定していたけど、希もまた失ってしまう。

弟が犬だったから、希は鳥になって再生かな。能力はなりたい職業と考察中なので、希は医者。
{/netabare}

【考察】長良を立ち直らせた希のセリフ
{netabare}
長良と希の関係や、漂流が二度目という考察をしてみる。

〇長良
家族構成は、長良、両親、弟(やまびこ先輩)、妹(上海)。弟は長良の理解者で、話しかければ応えるやまびこのような存在。

弟を失い(赤い結晶から血液のがん、白血病と推測)、長良の最初の漂流が始まり、学校で窓ガラスを割ったり素行が悪くなる。両親は離婚し、妹は父親に引き取られ、中国語を学ばされている。長良は山田から姓が変わる。

エースは、長良が理想とする息子や兄。妹には野球部でエースと嘘をついていた。汚れた水をきれいにする父親の政策(または事業)を、将来継ぐように言われている。エース(理想的な長良)の能力なので、長良自身はその職業を望んでいない。


〇希
現実世界の希は、生徒たちの悩みを聞いてくれる良き相談相手。能力のMはマインド。流れ星を眺めながら、長良が弟の話をすると、希が「ぼくが、きみのこだまになってあげるよ」と言って、最初の漂流が止まる。

将来、父親の仕事を継ぐ長良に、希は自信を持たせるために、"救世主"になることを勧めた。長良は希を信じて救世主になったが、心の傷を深めてしまった。

希は病気だった、と考察する人がいたけど、自分もそちらに傾きつつある。弟と希は、同じような性格で、病気も同じ白血病だったから、希を失ったあと、長良の二度目の漂流が始まった。こだまとやまびこの会話は、入院した希と長良の会話かも。エース(長良の理想)が見つけたこだまの遺物(救世主になる)では戻れなかった。毛玉(野球を楽しんだ気持ち)のほうで戻れる気がする。
{/netabare}

第9話 ユングの心理学で解釈してみた
{netabare}
〇これまでの考察
元の世界(希は故人)は変えられないので世界の見方を変える。そのために意識世界で成長してきた。長良には話せば答える"やまびこ"のような弟がいた。弟を白血病で失い、最初の漂流が始まるが、希に「きみのこだまになってあげるよ」と言われて止まる。父親の仕事(数千人にきれいな水を提供)を継ぐ長良に、希は"救世主"と言って励ます(Mはメシア)。

希も白血病で失い(前回は入院した希と長良の会話)、長良は煙草に手を出して火災事故を起こす。父親が責任を問われると水を提供できないので、瑞穂に罪を負わせた(フィアンセが身代わり)。数千人を救った救世主になるが、対価が見合わず二度目の漂流を始める。エースは長良の理想で現実にはいない、能力はなりたい職業と考察中。


〇影(シャドー)
ユングの心理学で解釈すれば、もう一人の自分(影)との戦い。影を倒したけど、影を失うと、その影の持ち主も生きてはいけない。影は必要不可欠な存在。長良にとっては希で、瑞穂は祖母、鮭茶漬けでは鮭。

影を失った者の末路を朝風に教えるために、あき先生が仕向けた気もする。朝風は能力で、長良の記憶(漂流の原因)を抑圧していると思うので。希(影)を失った長良を助けるには、抑圧を解放し、長良が変わる必要がある。解放すると心に負担がかかるので、そういう意味で希はお荷物。ただ、長良の心は成長して、受け入れられる状態にありそう。
{/netabare}

【考察】瑞穂について考えてみた
{netabare}
ラジダニのゲームは一つだけで、コピーは、長良の心の中のイメージ(心象)と考えている。人物についても、長良と接点があった人が長良の心のなかに現れる。希、瑞穂、朝風のセリフは、長良の心の葛藤かな。

塔の人は野球のメンバーで、忘れたいミス(石を落としたのが、ボールを落とすに該当)があるから2百年前の出来事のように意識から遠ざけている。誠二とはおもちゃの銃で遊んだ仲。学校で命を絶った誠二を生徒たちが遠巻きに見ているとき、希がそばに寄って、抱きかかえたりした。鳥はその比喩かな。つらい記憶なので何千年前。そう考えると、心の奥底に向かっている気がしてくる。

漂流の原因に火が関係しそうなので、火災事故と考察中。花火は目立つので、こっそり吸った煙草の不始末が原因。現実世界の瑞穂は、周囲から疎ましく見られ冤罪をかけられやすい存在だった。第2話のように長良がぽつりと言ったことを周囲が勝手に解釈して、火災事故の犯人にされてしまった。

現在の瑞穂は、火を点けて謝罪する、長良にとっては都合のいい瑞穂。ただし、外見は同じ。あき先生の正体が本来の瑞穂で、その姿が現れないよう朝風が押さえている。だからそばを離れない。
{/netabare}

【考察】瑞穂は、長良の母親か?
{netabare}
長良は、五感では母親を捉えているけど、(心を安定させるため)意識のなかでは母親を瑞穂に変えている。故人である希が意識世界では存在するのと似た感じ。意識世界の瑞穂は母親だから結婚しているが、現実の瑞穂は結婚していない。

母親は祖母がいないと何もできずゴミ放置。三匹の猫は、三人の子供に家事をやらせている比喩。意識世界では兄は明星、弟(故人)はやまびこ先輩、妹は上海に変わる。

漂流前(この時点で漂流していると考察している)から能力を持っている人を推測すると、オーロラを出したのは明星、三億円は瑞穂、雷は上海。さらに、ヴォイスの声も聞こえていたから、ヴォイスを父親と考えると、漂流前は家族が能力を持っていた、となる。時系列で考えてみる。

1.8/16に病院で希が息を引きとる。現実は変えられないので、長良は意識世界のなかで希と出会ったときに戻る(リバース)。第1話の屋上のシーンが漂流前で、学校は8/16から時が進まず、長良の家族(父親は除く)が能力を持つ。

2.上海の雷で学校が暗幕に覆われ、生徒たちも能力を持つ。

こう考えると、ヴォイス(父)に対抗するために能力を持ったような気がしてくる。
長良の意識世界に入り込めるのは、長良を理解している人だけ。候補としては妹。あき先生の正体を妹にしようか、検討中。
{/netabare}

【考察】家族全員同級生か?
{netabare}
長良の母親は、祖母がいないと何もできない、という問題を抱え、息子である長良も悩んでいる。長良が悩むのは、親子というタテの関係があるからで、母親を同級生の瑞穂にして(もちろん、意識世界で)、ヨコの関係に変えると長良の問題ではなくなる。アドラーの心理学を参考に考えてみた。

仮定だが、長良には兄妹がいて、兄に対しては劣等感を抱き、妹にはエースと嘘をついて見栄を張る。これらもタテの関係から発生する問題だから、兄妹も同級生にする。兄は明星か朝風。

父親はヴォイスと考えたけど、誠二のほうが考察が進む。父親は弟の病気を治すため宗教にはまった。弟(白猫のさくら)を祭壇に載せているのを母親(瑞穂)が止めようとした。さくらはコピーの能力を持ち、コピーは同じものを返すから、やまびこと似ている。やまびこ先輩は弟と考察中。さくらとやまびこ先輩はどちらも弟だから会話ができる。

三匹の猫が長良の兄妹として、さらに深読みする。こだまがくしゃみしたときの鼻水と、とら猫の鼻水を一致させる。こだまは希と考察中。現実世界の希は故人だけど、意識世界の希は長良の妹で、現実世界では生きている。危ない状態だけど、やまびこ先輩は「まだ間に合う」と言っている。

長良には双子の弟(やまびこ)と妹(こだま)がいて、弟は白血病で他界。妹も同じ病気だが、弟で移植がうまくいかなかったから、妹も諦めている状態。妹を救うには長良の意識を変える必要がある。そのために、親子兄妹といったタテの関係を、家族全員同級生というヨコの関係に変えた……といった感じで今後は考察していこうと思う。
{/netabare}

【考察】猫の名前は、放浪するあの映画から
{netabare}
猫の名前は『男はつらいよ』からだと思う。放浪しているのは寅さんだから、漂流している長良がとら。漂流から戻ってくるのを待っているのが、妹のさくら。げんは兄かな。長良(とら)、妹(さくら)、兄(げん)、弟(やまびこ)。

長良には、双子の弟と妹がいて、二人とも白血病を患い、やまびこのような弟が他界。妹も危ない状態で、父や兄が神の力で治そうと妹を連れ出す。『止めたいが、父や兄には逆らえないので従うしかない』、考え方と行動が一致せず、心が不安定になる(漂流)。救世主のような希に出会い「きみのこだまになってあげる」と言われる。『希のような人がいるなら、妹を神にゆだねるのは正しい』、行動を変えずに、考え方を変えることで心が安定する。

希も白血病で、息を引き取る前に「本当の世界に戻って」と言い残すが、二度目の漂流。卒業式のころに神にすがっても妹は助からないと気づき、バベルの塔を逆に歩くころから考え方を変える。タテの関係では父や兄に逆らえないから、意識世界で家族全員を同級生にして、現実に立ち向かう。考え方と行動が一致して、長良(とら)は漂流から戻り、妹(さくら)を父や兄から取り返し、治療を受けて回復する結末。
{/netabare}

第10話 瑞穂の能力について考えてみた
{netabare}
〇これまでの考察
長良の家族(仮定)にキャラをあてはめて考察する。
長良(とら、エース)、妹(さくら、上海)、兄(げん、明星)、弟(やまびこ)、母(瑞穂)、父(誠二)

長良には、白血病で危険な状態の妹がいる。長良は、『病院で治すのが正しいから(考え方)、病院に連れていく(行動)』としたいが、父と兄は神の力で治そうと宗教団体に連れていこうとする。父や兄に逆らえないから、『病院で治すのが正しいけど、宗教団体に連れていく』となり、考え方と行動が一致せず、心が不安定になる(漂流)。

不安定を解消するには、どちらかを変える必要があるが、行動を変えるのは困難。そこに、救世主のような希が現れたことで、『病院で治すのが正しい』→『神の力で治そう』と考え方が変わり、心が安定する。

救世主のような希も、白血病で助からず、『神の力で治そう』を疑い、心が不安定になる。父や兄というタテの関係が行動の妨げになるので、意識世界で家族全員を同級生にして現実に立ち向かい、『病院で治すのが正しいから、病院に連れていく』と一致させ、妹を救い出す結末。
妹(さくら)は漂流の原因の一つであるが、妹を助けるには、漂流は必要だった。


〇意識の流れ
サブタイトルは、宮沢賢治の『春と修羅』から。この作品に関係するのが、心理学者ウィリアム・ジェームズの『意識の流れ』。意識は、ブツブツに切れた状態ではなく、川の流れのように連なっているもの、といった感じかな。いままで、色々な場所に移り変わったのも、すべて意識の流れで繋がっている、と言いたいのかも。


〇エロスとタナトス
あき先生はエロスで、朝風がタナトス(戦争)。こだま(希)と戦争という関係だから好きになれず、希を助けなかった。深読みすると、あき先生が妹で、朝風が弟(故人)かも。二つのものは双子を示すと思う。古代ローマの双子の像もあったし。ただ、最終回を見たあとで解釈が変わりそう。


〇瑞穂の能力
ニャマゾンの能力は猫のもの。瑞穂がいつも注文したから瑞穂の能力に見えた。瑞穂は蘇生させる能力。例えば、生きた魚を注文して料理すると、魚が生き返る。それを確かめるためニワトリで実験した。長良たちから向かって右が瑞穂で、左が長良。両方に刃を入れた(両方に血がある)ところ、瑞穂のほうだけ生き返った。

この能力を持った理由は、瑞穂が母親(瑞穂=母親ではなく、役割を演じている感じ)で、息子(長良にとっては弟)を失ったから。
{/netabare}

【考察】いろいろ深読みしてみる
{netabare}
考察を簡単にまとめると、長良が妹を助けるために、意識世界で家族を同級生にして、考え方と行動を一致させる、という話。自分の考察を補強するために、いろいろ深読みしてみる。

〇長良と朝風
卒業式が終わったあと、勢いよく門を出る朝風が、希を好きとは思えない。好きなら希の机のそばにいると思う。だから、エースと同じように長良の分身とする。エースは理想的な長良で現実にはいない。朝風は、長良のマイナス面。マイナス面を解決するには、現実の朝風を必要とするから心のなかにいる。

〇あき先生の役割
あき先生は、考え方と行動が一致しない生徒をキャンプで鍛えた。骨折は、相手にされない朝風についていくという矛盾を抱え、スマホを捨てたときに解消した。朝風は、希のようになれないと認めたとき。ウニは『ハリネズミのジレンマ』、近づきすぎると(嫌われて)傷つく。

あき先生は生きる手助けをするエロス(愛の神でもある)。崖の世界は、命を奪えても、命を救えないタナトスの世界だったから、希を助けられなかった。朝風(長良の分身)が、希のように考え方と行動が一致したから、希とさよならしたとも考えられそう。

〇やまびこ先輩の言う「あのとき」と「このこと」
「あのとき」は卒業式を終えて門を出たときで、「このこと」は漂流の原因がさくら(妹)、ということ。このことに気づいて朝風に声をかけて協力を求めていたら、その時点で妹を助けられた。
{/netabare}

【考察】意識から無意識に変えてみる
{netabare}
意識世界と考えたのを、無意識に変えてみる。ただし、学校だけはほかと違う気がするので、意識としておく。

・学校(意識)……双子の弟と妹が入学を楽しみにして、8/16に弟が他界したから静止?
・ハテノ島(前意識、努力で意識できる領域)……山と木があり、弟と希と考察中
・この世界(無意識)……待ち合わせた希と時間のズレがあったり、時間の流れが違う?


意識   逃げる    学校(8/16で静止?)  考え方
‐‐‐‐‐↑‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐↓‐
前意識   /\     /\
     /山びこ(弟) /\木だま(希)  
    ――――――――――――――――――――――ハテノ島
    スカート 毛玉 マウス 芋虫 コピー? コンパス
‐‐‐‐‐↑‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐↓‐‐ 
無意識  暗幕  猿  ネズミ 塔  映写室   希
‐‐‐‐‐↑‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐↓‐‐ 
身体  視・聴覚 嗅覚 触覚? 味覚 記憶・脳?
‐‐‐‐‐↑‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐↓‐‐ 
世界  妹に叱られる            一致する行動


攻略した世界や能力遺物は、身体(主に五感)に関係すると思う。暗幕は、最初、"視聴覚"室だったので、視覚と聴覚。猿の野球の遺物は毛玉なので嗅覚。ネズミの世界はマウスになったので触覚。塔の世界で、長良がヒメにあげた芋虫が遺物なら味覚となる。映写室が視覚のような気もするが、記録があるので、脳ではないかと思う。

例えば、現実世界で妹(上海と考察中)に大声で叱られる(雷はその比喩)と、怒った顔と声が視覚と聴覚を刺激し、暗幕の世界から遺物のスカートとなり、"逃げる"と意識する。
希のコンパスは、考え方と行動を一致させるもの。告白したい(意識)→コンパス(前意識)→希(無意識)→言葉を発する(身体)→告白する(世界)

静止すべきもの(世界?)が動いて、動くべきものが静止して、逆転している気がしている。ヴォイスのメガネが逆さメガネだと逆転の逆転で、ヴォイスだけが世界を正しく見ている。あき先生にメガネを奪ってほしい。
{/netabare}

【考察】心の世界を、本当の世界と思っている
{netabare}
長良は、心の世界を、本当の世界と思い、異世界を漂流していると考えている。「ここは本当の世界ではない!」と叫んだ瞬間に、現実世界(外界)に切り替わるのかも。

心は見えないが、心の世界では、身体や世界(外界)が見えなくなる。映写室を通ったときだけ逆転して、身体や世界が表に出てきた。心(生徒たち)は見えないのが正しい気もする(外界の人からは見えていない)。卒業式は、現実世界が本当の世界と気づく機会だったけど、コピーとこじつけたから、また心の世界に戻ってしまった。

意識(学校)―前意識(ハテノ島)―無意識(塔などの世界)―身体(見えない)―世界(見えない)

現実世界の長良の意識は静止、自発的になにもしない状態で、命じられたら動くだけ。だから、意識→……世界といった流れはなく、世界→……前意識という流れしかない。

心の世界では、身体と世界(外界)は見えない。見えないけど何かが起きて、(無意識で)塔の世界やネズミの世界が現れる。そして、能力遺物をハテノ島(前意識)に運ぶ、ということがくり返される。

塔を逆に歩くのは意識的(自発的)だから静止が解除された(解除中は二つ星は生き返らない※)と考えると、ニワトリの実験も解釈が変わってくる。長良が自発的に注文したニワトリは静止が解除され、瑞穂は解除されないニワトリとなる。そうすると、瑞穂の能力は蘇生ではなくなり、能力不明となる。
※意識が途切れると静止状態に戻り二つ星が復活するから「二つ星によろしく」と長良は言った。
{/netabare}

第11話 衝撃的な最終回になると思う
{netabare}
元の世界は変わらないので、(希のいない)世界の見方を変える、そのために長良の心のなかで鍛えてきた、と考察してきたけど、その雰囲気が少し出てきた気がした。

まず、明星は命を絶とうとした長良の心。卒業式はその葛藤があったけど、希によって救われた。こだまの遺物をセットした箱舟が、元の世界に戻ったら、(現実の)長良は命を絶っていた。やまびこが「彼女の選択を正すべきだった」と言っていて、希=こだまと考えると、希は(病が重くなり)命を絶っていた。戦争はやはりタナトスで、勲章は命を絶ってきた人の数を言っていると思う。

長良は心の世界に閉じこもって、希を止められなかった。崖が崩れて落ちていく希を、朝風が救えなかったことと繋がる。おまえ(長良)のせいだと書かれたポストカードの差出人は、朝風でも誰でも、(長良の心だから)長良となる。長良は希とまだ形のない未来を、この世界で作ろうとしていた。
{/netabare}

【考察】現実世界の出来事を推測(前編)
{netabare}
最終回の予想にもなると思うので、現実世界の出来事を推測してみる。

双子は伏線があるので、長良には双子の弟と妹がいる。残り1話なので、妹は元気としておく。瑞穂だけ一緒に戻るのは、母親をヨコの関係(同級生)と見方を変えるため。現実世界[現]と心の世界[心]とに分け、漂流が始まるまでを時系列で考えてみる。表裏一体なので、[現]で起きたことは[心]に反映される。

[現]8/16、白血病だった弟の最期を見たくない長良は『弟が危ないのに学校に行く』と矛盾した行動をとるが、長良は選挙の集計係でポニーを生徒会長にする考えがあり、『学校に行く』が正当化される。

屋上に行き、教科書を破る希に出会う。屋上で、妹から連絡をもらい、弟が他界したと知る。どんな考えも正当化できず、心が不安定になり、心の世界を本当の世界と思いこむ。弟のそばにいなかった兄に対し、「お兄ちゃんのバカ」と妹が叱る。

[心]学校静止、家族を同級生にする。母親→瑞穂となり三億円(治療費?)を能力で出す。選挙の不正を明星がやったことにして(弟が見たかった)オーロラを出す。ここまでが漂流前。妹→上海の雷で学校が暗幕に覆われ、漂流開始。

希が漂流の原因とするより、漂流中だったから希を止められなかったとするほうが、やまびこの語りとも一致すると思う。
{/netabare}

【考察】現実世界の出来事を推測(後編)
{netabare}
前回の続きで、漂流後の現実世界を推測してみる。
(補足)最初の心の世界は屋上。現実と変わらないから本当の世界と思う。そのつぎが学校と続き、徐々に異世界のような景色に変わっていく。

[現]希が転校してきて、長良を連れまわす→[心]希に引っ張られ、ハテノ島へ
[現]希が「こだまになってあげる」と言う→[心]後述の命日のとき、こだまとして現れる
[現]長良の両親が離婚         →[心]瑞穂の指から指輪が消える
[現]希が命を絶つ           →[心]ハテノ島の木が燃える

第3話~第5話は、長良の成長過程だと思う。第6話の卒業式は、長良が命を絶とうとして、心のなかの希や妹が止めた感じかな。あき先生も「世界が終わる」と言って阻止しようとした。あき先生に正体があるなら妹。白猫と白衣で(強引に)繋げた。卒業後、妹(上海)に見栄を張る長良(エース)は意識から遠ざかる。妹は骨折としてふたたび現れる。

第7話以降は、弟と希の1年目、2年目の命日で、その人を思い返している。
(1年目)
第7話(塔の世界)……二つ星が弟に該当、オーロラや流れ星から弟は南極に行きたかった。それが寒そうな世界に繋がる。自分を責める日でもあるので、漂流被害者の会が長良を責めた。
第8話(祝祭の森)……こだまが希に該当、同じ病気を患った人がいる病院? 希を止めなかった後悔を表す。

(2年目)
第9話(南極?)……誠二は父親を表す。命日なので離婚した父親を訪ねると、長良以上にひどい生活。妹は足を骨折してベッドで寝ている状態。
第10話(崖の世界)……希が心に描いた場所かな。空っぽの生徒は、二年間の長良を表す。希と親しかった妹から遺品を渡され、それが現実に戻る気持ちを高めた?
{/netabare}

【考察まとめ】このアニメは何を見せたかったのか
{netabare}
〇物語の舞台
マインドワンダリング(心ここにあらず)になった長良の心の側から描かれた物語だと思う(wanderは"さまよう")。
コインの裏側をずっと見せられたようなもので、時間の流れは違うけど、物語は表側(最終回でまとめて出てくると思う)と同じように進んでいる。


〇哲学・心理学
各話には、哲学や心理学が絡んでいる。『ソフィーの世界』みたいなのを作りたかったのか、長良の家に哲学書がたくさんあるのか。以下、サールとアームストロングは合っていると思う。
第1話(アドラー)、第2話(フェスティンガー)、第3話(フッサール)、第4話(サール)、第5話(アームストロング)、第6話(デカルト?)、第7話(サルトル?)、第8話(ヘーゲル、キルケゴール、サルトル)、第9話(ユング)、第10話(ジェームズ、ヘーゲル)、第11話(キルケゴール?)


〇ストーリー
唯一、視聴者が理解できるのが最終回のストーリー。以下の三つは必要と考えている。
1.命を絶つ希を、長良が止められなかったこと
2.弟を失ったことで、長良が心の世界に閉じこもったこと
3.親の問題(離婚)を、長良の問題と考えたこと

これら三つも唐突で難しいと思う。だから、希がこだまと同じセリフを言うシーンがあれば、視聴者も理解でき、泣きアニメにもなると思う。

あらすじを考えてみた。
弟を失って心の世界に閉じこもる長良に、希はそこから出してあげようと考えた。だけど、長良は希の言うことを何でもきく、受け身の人間になり、飛び立つ邪魔をしてしまう。希も病が重くなり、自分の心境を描いたポストカードを長良に送る。それを見た長良は不安を感じつつも、希を信じて、過ちを犯すとは思わなかった。さらに、両親の離婚問題に関わってしまい、希に会いに行かなかった。希は、病が重くなったり、長良に対して責任を感じたのもあって命を絶つ。

ここからは少し解釈を入れる。
弟がジェンガが好きだったのを、一年目の命日のときに思い返し、塔の世界になる。二年目は南極を思い返し、骨折した妹を助けたことで、生きている人のほうが大事と考え方が大きく変わる。

希の一年目の命日は、病院にいたころを思い返す。崖の世界は、長良の心のなかにある希の心。そこには深い傷があり、空っぽの長良がいる。飛べなくなった長良が希の心の傷となっていた。それを取り除くことは、希の願いを叶えることで、長良は心ここにあらずから抜け出す。二年目の希の命日に、希が一緒に歩きたかった外の世界に長良はたどり着く。

一緒に外の世界を歩きたかった希と、それを叶えてやれなかった長良、そのシーンというより、そのすれ違い感を、このアニメが一番見せたいところかな。
{/netabare}

最終話 いつものオリジナルアニメだった
{netabare}
Aパートが終わったとき嫌な予感しかしなかった。結局、謎を放置したまま終わるいつものオリジナルアニメだった。大切な人が復活したけど忘れてしまうのは『ワンエグ』と同じパターン。考察で考えた物語はオリジナル作品として、どこかに投稿しようと思う。

この作品で、哲学の知識が増えたのはよかったと思う。とくに現象学を知ったのは大きいと思う。現象学を使ったアニメ作品は今後も出てくるのではないかと思う。

最後に一つ考察すると、キャラの名前が電車の名前なのは、電車を乗り換えるように、希から瑞穂に乗り換えるってことだった、とか。
{/netabare}

【解説】このアニメの謎を解いてみた
{netabare}
各話の謎には哲学が絡んでいる。合っていると思う順に並べてみた。

〇アームストロング(第5話)
アームストロングは、唯一名前が出てくる哲学者。アームストロングには、『現代普遍論争入門』という著書がある。著書の内容ではなく、普遍論争が関係すると思う。
長良が名前だけの救世主なのか、本当に元の世界に戻してくれるのか、生徒たちの間で論争になったことを指すと思う。

〇サール(第4話)
サールは意識についての特徴を考えた哲学者。キャップの長話はサールの哲学で説明できる。サールと猿をかけたのは言うまでもない。以下、説明は適当。
人と話しているとき、あれも話したい、これも話したいという気持ちになったりする。『あれもこれも』を意識に上げてしゃべっていると、また、あれも話したい、これも話したいという気持ちになる。そのようにして話が長くなっていく。

〇ヘーゲルとキルケゴール(ほぼ全話)
赤と青の描写が多かったと思うが、赤はヘーゲルで、青がキルケゴール。これは『ソフィーの世界』からの引用だと思う。適当に説明すると、ヘーゲルはすべてを一つとする考え方、キルケ―ゴールはその逆で、一つ一つが貴重な存在という考え方。
わかりやすいのが、希がヌシを釣ろうとしたシーン。赤いウキでヌシを釣ろうとしたのが、ヘーゲル。水の中(暗かったけど海なので青)で、ヌシの正体が魚の集団だったことが、キルケゴールとなる。瑞穂のものを盗んだときの青い炎や希の赤いセーターも同じ。ほかにも赤と青はあるので、同じように考えれば、少しは謎が解けると思う。

〇フェスティンガー(第2話)
生徒たちは『働く』という行動を変えられない状態(炎が出たり、元の世界に戻れるかわからない)にいて、対価が見合わず心が不安定になったが、「働くのも楽しい」「体を動かすのは気持ちがいい」と考え方を変えて心を安定させた。見合わない対価を、物ではなく心で満たした。それができない三人は暗幕に隠れてしまった。

〇フッサール(第3話)
暗幕の現象は、フッサールの現象学だと思う。いるかいないかわからない三人をエポケー(一時的に考えないようにする)して、三人を詳しく知ることで暗幕の世界(彼らの世界)に入れた。本当は出たいことを理解し助けてあげた。

〇ジム・ローン(第7話)
名言集からの引用かな。該当しそうなのを挙げてみる。
『運命を一夜で変えることはできないが、あなたが進む方向を変えることは一夜でできる。』
『大人がアリを踏みつけて歩いているとき、子供はアリをじっくり観察している。』

〇サルトル(第8話)
『ソフィーの世界』におけるサルトルの説明が、やまびことこだまに該当すると思う。あとは、希と会うのに遅刻したのが、サルトルの『存在と無』のなかにある15分の遅刻だと思う。

〇ユング(第9話)、ジェームズ(第10話)
以前、説明したので省略。

ヘーゲル(第6話)、キルケゴール(第11話)
赤い遺物をセットした箱舟をひとつのまとまりと考えれば、第6話はヘーゲルだろう。第11話はキルケゴールのように思える。

〇カント(第1話)、ハイデガー(最終話)
第1話をカントとすれば、英知界(可想界とも言う。理性で認識する世界)にいたと解釈もできる。元の世界は、感覚界(知覚で認識する世界)。

いままであたりまえのようにあったものが突然なくなると、その存在が強く感じられる、というのがハイデガーの哲学(説明は適当)。電車がなくなったら困りはするが、車を使えばいい。だけど、人間は代わりがいない。最終話はそういうことを言いたかったのかなあ。


改めて、このアニメを考えてみる。
まず、多世界解釈なので、希がいる世界といない世界が同時に存在する。長良も多世界の住人だから、長良もたくさんいる。長良が観測したら世界が増えるわけではない。希がいない世界がオリジナルで、長良たちはコピーだからその世界には戻れない。英知界でもイデア界でもいいが、そこでコピーから唯一無二のオリジナルへと変わり、希のいる世界へと戻った。
{/netabare}

投稿 : 2021/10/03
閲覧 : 1507
サンキュー:

10

ネタバレ

うおお さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

雰囲気が癖になる
なかなか難解な設定が練り込まれているので考察しながら見ると面白い
人によって色んな解釈があると思う

投稿 : 2021/10/03
閲覧 : 69
サンキュー:

3

ネタバレ

御帝 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

なんとなく面白かった?

2期があるのでしょうか?
漂流した理由や帰れない理由、世界の仕組みや超能力が使える理由などなどたくさんの謎がありましたが最終回では明かされず、頭に?マークです。
色々考察していたけど最終回にヒントにもなるようなものもなくて残念だった
帰り方も簡単ってラジタニが言っていたけどよくわからなかった。
そういうのはあまり深く考えない方がいいのかな?
キャラクターの心情が大事って感じですかね
物語の進みが早く、満足感と次の話がみたい期待で楽しめました
独特でおしゃれなbgmと昭和の漫画みたいな絵柄も良かったです

投稿 : 2021/10/03
閲覧 : 34
サンキュー:

3

ネタバレ

ミュラー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

哲学的な青春物語

正直とても難解。
監督インタビューを見なかったら、「なんだこれ」で終ったかも。
主人公は長良だったんだね。キャラデザインは大好き。
そうだった。これは江口寿史のキャラデザインだった。作中、「ストップ、ひばりくん!」が出てきていたし。
{netabare}
単純には、長良の成長を描くアニメ。
最初は無気力で目立たない存在だった長良。最後には自分で行くべき世界を選ぶ。
選んだ世界では、ずっとあこがれていた希はイケメン朝風と付き合っていて・・
それでもサポート役に徹していた瑞穂からは、2年の漂流体験は糧になるはず、
と勇気づけられ、長良は前を向いて歩きだす。
という単純なストーリーなのだが、とにかく漂流期間が長く、様々なシーンが何のつながりもなく描かれる。
途中を埋めるストーリーが省かれたり、会話でさらっと流されたりするので、まるであちこちピースの欠けたパズルを見ているよう。
全体像が見えてこないのだ。あえてそうしているんだと思うが。

最初の方は、長良以外の生徒の描写が多く、学園物アニメの様相だったが、
各生徒は自分の世界を選んでそれぞれの道を進んでしまい、どんどん舞台から退場していく。
最終回などは長良の独壇場だ。
見ている視聴者からしても、あ、これ長良の話だったんだ・・と印象に残るだろう。
{/netabare}
まあ、いろんな世界を体験するのは、面白い。前半の学園物語よりも、人数の絞られた後半の展開の方が好きだ。
ちょっと昔の押井ワールド全開のような、最近では珍しい展開だ。
嫌いじゃないけどね。眠くなっちゃうけどね。
7話のバベルの塔とシーシュポスの神話を合わせたような物語が結構好き。
はた目には不幸としか思えない人生でも、本人が幸せと思っていれば、それでいいんじゃないかなあ。
そんな寓話が毎回意図をもって紡がれていたら、このアニメ、傑作になり得たかもしれないけど。
とにかく毎回の繋がりがなく、難解なのがちょっとね。

あと、すごく特徴的なのが、音楽の使い方。
このアニメ、劇伴が無い。代わりに毎回違う挿入歌が流される。
会話もぼそぼそしているので、ぱっと見はサイレントアニメかと思うほどだ。
そういう意味でも非常にトリッキーで、印象に残るアニメでした。

投稿 : 2021/10/02
閲覧 : 86
サンキュー:

15

ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

自己を見つめ、何が大事かを考える物語

【紹介】
直接的な表現が少なくとにかくわかりづらい作品ですが、「哲学」が好きな人は刺さるかもしれないです。

中学3年生のクラスごと異世界へ漂流してしまい、
元の世界に帰れず、クラスメイトで対立したり協力したりしながら帰る方法を探す、というのが当面の課題でした。
彼らには様々な能力が発現しており、一人一人の能力による影響が大きい
「十五少年漂流記」を参考にしており、各話のサブタイトルが十五少年漂流記のオマージュ。
全体的に陰鬱とした雰囲気、キャラクターは人間の嫌な部分ばかりが強調され、ビジュアル的な魅力もないし、何か大きな目的を達成してスッキリするような結末もない。
そういうストーリー的に魅力的なものは徹底的に排除され、人間の汚さばかり見せられて嫌悪感ばかりが増幅される。
それでも、彼らの心の弱さや迷いを「観測」することで、視聴者一人一人が何かを感じ取る。そんな作品だと思う。
刺さる人には刺さる、唯一無二の価値のある作品だと思う。


【声優】
悠木碧さんはどんな役やっても相変わらずいい味だしますね。 
彼女がいるだけで作品の魅力がぐんと引き上げられますね。


【作画】
作画は良い。デザインはクラシックな感じで、あえてそういうデザインにしているのでしょうけど、死んだ魚のような目したキャラが多く、のっぺりしていてビジュアル的な魅力は低い。

【音楽】
無音な場面が多い。
これも一つの表現だと思う。
恐らくはBGMをつけることでキャラクターが何を感じているのか、答えを作ってしまうことを避けたのだと思う。
視聴者自身が察して感じてねということじゃないかと思います。

【能力】
どんな意味があるのか色々試案していましたが、深層心理にある不安やコンプレックスが具現化されたのではないかと思っています。

【キャラクター】
ラジダニと瑞穂が好きだな。
朝風とあき先生は痛々しすぎて見てられなかった。

朝風、思春期の男子なんてあんなもんなのでしょうか?
意識高い系で自信ないのに自尊心の塊。
ちょっと共感しづらいキャラクターでしたね。

かなり癖のあるキャラクターが多く、エゴがむき出しになっているので恐らく誰かしら不快に思うキャラクターいるんじゃないでしょうか?
中学生にありがちな自己主張、承認欲求、理想の自分と実際の自分の乖離といった精神的な未熟さが随所にみられ、人として好きになれるキャラクターはほとんどいない。
人間なんてこんなものかもしれないけれど、人としての嫌な部分や弱い部分もろい部分ばかりが強調されているのがこの作品。
でも悪い部分ばかりが吐き出されるだけじゃなく、悪い部分から人間の本質について哲学しているところが面白いと思う。
別にこの作品は性悪説を主張したいわけじゃなくて、あえて魅力的な部分は描かないのだと思う。

【シナリオ】
能力の扱いが異能ものにありがちな、正義と悪の戦いとかではなく
キャラクター同士の関係性のスパイスみたいな感じなのは新鮮。
なぜ漂流することになったのか、彼らは無事脱出できるのか、
個性的なキャラクター達それぞれの思惑は何なのか。
そういった謎に興味を持てるかがまず足掛かりとして必要で、物語後半では、それぞれのキャラクターの生き方を観測してあれこれ考えることがメインの話になりました。
極限状態に置かれた異能つきの青春群像劇というジャンルはかなり特殊で、
、またキャラクターの生き方を通じて自己を見つめなおす契機となる、今までにない味わいがある作品に仕上がっている。


【総評】
最後の最後まで肝心な部分は明確に解答が提示されなかったですね。
とりあえず異世界の謎の多くは大した意味はないんだと思います。

それよりも、長良や瑞穂が何を想い、どう成長したか、これからどう生きていくか。それが大事でたぶん、視聴者が想像して感じたことが答えなんじゃないでしょうか?

とにかくメッセージ性に全振りな作品。
見た目とかシナリオ的な魅力は少なく思春期の彼らが何に悩み、何を思うのか、それを観察して視聴者それぞれが何かを感じ取る作品だと思う。

アイデアは面白いと思ったし、謎を適度にちりばめつつ興味を引く展開の変化がメリハリきいていて面白かった。
キャラクターがいい意味でも悪い意味でも現実的で、人間的な心の強さやひたむきさと言った正の感情よりも
嫉妬や承認欲求や自己保全と言った負の感情のほうが強めなので、非常に生々しい。
さらに、世界の敵が征伐されるわけでも、みんなが幸せになって終わるわけでも、悲劇的なシーンが訪れるわけでもない。
ほんとうに人を選ぶ作品だと思う。

大衆受けする魅力に頼らず、等身大の中学生の集団を描いたところがありそうでなかなかない画期的なところ

いろいろと考えさせられることが多く、面白い作品だと思った。

投稿 : 2021/10/02
閲覧 : 72
サンキュー:

28

ネタバレ

かりんとう さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

バッドエンドだ、こんな最後

最終話、12話まで視聴しました。

最後まで観て、やはり人を選ぶアニメだと思いました。

序盤は漂流世界のことをまだ誰もわかっていないので、少しずつ探って解明していくのがよかったですが、だんだん複雑になっていき理解度が低いと2~3話で飽きる方もいると思います。

中盤あたりで「あき先生」って女性教師が出てくるのですが、最後まで何がしたいのか、何者だったのかわからないキャラで、最後は急にいなくなって終わります。
私の聞き間違えでなければ「大人」は入れないって話を誰かがした後に、あき先生のスカートがなびくのですが、制服のスカートに見えたので彼女もまた漂流世界に存在するもう一人のあき先生(中学生の?)ってことだったのかなと。
まぁ結局何がしたかったのか、本当になんだコイツって感じで邪魔な存在でしかなかったです。
また、「やまびこ」ってキャラが出てくるといっきに漂流世界のことがわかってきて、長良達以外にも生徒が漂流していること、そして自分達の存在のことが明らかになります。
これが6話の話なのですが、自分的に面白くなったのはこの辺から。

{netabare}終盤は怒濤の展開。瑞穂の能力が別にあること、そして希の死。
希が死ぬ展開は驚きましたが、現実でも亡くなってるからそれは覆せないんでしょうかね。

最終話、長良と瑞穂は元の世界に戻ります。二人共高校生になり「漂流」なんてなかったかのように日々を送っていました。
希はやはり「漂流」があったことを覚えておらず、長良と最後話はするのですがやはり他人なんですね…まぁ生きててくれるだけいいのかもしれないです。

でも自分はこれはバッドエンドだと思ってます。だって希は…



朝風と付き合ってるんですよ?せめて知らないキャラでいてほしかった許せん{/netabare}

でも、最後まで観てよかったかな?ラストは自分はあまり好きじゃないけど…
若干話を理解してれば深く考えずとも観れるアニメかと。自分もそんなんでしたが無事に見終わりました(笑)

だが、やっぱり好き嫌い分かれるアニメだと思う。
場面が飛びとびで、説明もないままことが進むので、え?何してんの?その前の説明ないけど?って点が多く感じました。

投稿 : 2021/10/02
閲覧 : 186
サンキュー:

3

ネタバレ

u-i さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

まぎれもない青春を描いたアニメ

表現が独特で抽象的なため難解なように見えますが、ざっくりとした解釈を読み取るだけなら、この手のタイプの物語としては分かりやすい部類の作品だと思います。各エピソードや世界観設定について深く考えるよりも、まず全体の流れ、主人公たちの心理的な変化から考えると掴みやすいかなと。

特に主人公の長良がたびたび口にした「世界は変えられない」という言葉がこの作品を象徴しています。

物語の中では、中高生の少年少女たちの「世界の主人公は自分だ。自分は特別で、自分の行動で世界を変えられるんだ」という熱い感覚と、「世界を変えられるのは極々一部の才能ある人々だけで、凡人の自分が何をしても世界は変えられない」という冷めた理性の矛盾、その矛盾のに対する落としどころを見つけつつも、しかし大人になるということは何もかもを諦めることだけを意味するのではないはずだという気持ちと行動と、その結末が描かれています。

この物語は抽象的な表現を用いながら、まぎれもない青春を描いたアニメだと感じました。

投稿 : 2021/10/02
閲覧 : 49
サンキュー:

3

ネタバレ

福松 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

Don't think! Feel.

第十一話まで視聴しました。

「Don't think! Feel.」は有名な台詞ですが、元ネタもちゃんとあり、私も今まで意味を誤解していました。要は、目的を誤るな、ということなのでしょう。

もし自分がこんな世界に放り込まれたら、初期の長良のようにしか振舞えなかったと思います。老いも成長もない世界で、希のような存在にも出会えず、むなしく時を過ごしている事でしょう。お前は何がしたいんだ?という突き付けを恐れつつ。

本作品は意図的に意味を理解しにくいように作られているみたいです。正直、ついていけていません。でも何故か観ちゃいます。ちりばめられたギミックを楽しみながら、経験や希により徐々に長良が変わっていく物語として捉えています。私にはそれで十分です。ジュブナイルです。

銀杏BOYZの主題歌はとても気に入っています。
どうかこの歌詞の通りの結末を迎えますように。

20211002追記
最終第十二話を視聴しました。
謎や解釈は様々でしょうが、私の願望としては、
・希の死を否定したい長良の能力により漂流が始まった。
・長良と同様の能力を持つものが多数いて、漂流世界を構成している。
・希は現実世界での自身の死を何らかの方法で知り(骨折の能力が関係してる?)、長良を現実世界に戻すための唯一の手段として自らの存在を消し、長良に自分の能力を託す。
という感じでしょうか。
希に彼氏が出来ていたというのは良い塩梅だったと思います。
二年の漂流を無駄にせず、もう逃避はせずに長良は前を向いて生きていくんだと思います。
最後に「スペシャルサンクス」が大量に出てきたけど、クラウドファンディングでもしてたのでしょうか。

追記 希の彼氏、朝風だったとは! 希の顔しか見てなかったw。これはちょっとやだなぁ。

投稿 : 2021/10/02
閲覧 : 166
サンキュー:

15

ネタバレ

やまびこ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

これすごく刺さったんだけど、皆さんはこういうの嫌いですか?

第1話から心をがっつりつかまれた。

始めは何かが足りないなー、と思いながら見ていて、「そうだ!BGMがない!」と気づき、なかなか攻めてるなと感心しつつ、ラスト怒涛の展開の末、晴れ渡らる空と海と学校に、銀杏ボーイズの「少年少女」のギターが響く。

久々の大ヒット感にすごく嬉しくなって、配信後すぐに視聴してました。

「どうせ僕たちに世界は変えられないんだ。だから大丈夫だよ」という考え方にもすごく共感した。

大団円やドラマチックなラストではないが、それこそがこのアニメの伝えたかったことかもしれない。

てか、最終話は、ミツメとToeと銀杏ボーイズのPVか!って感じにクールだった。

ホント久しぶりに心が躍った作品でした。

投稿 : 2021/10/02
閲覧 : 64
サンキュー:

4

ネタバレ

●美優● さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

最後まで見たけど…

だましだまし最後まで見ましたが最後まで内容がまったく理解できずに最終回までたどり着いてしまった…雰囲気アニメが好きな人には良いかも。

投稿 : 2021/10/01
閲覧 : 56
サンキュー:

3

ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

世界を探す物語

漂流物ですね。
少し絵が古臭く思いますが、物語になんとなく合ってるような不思議な作品です。
ただ、これは好き嫌いが別れそうだし、そもそもストーリーが解りにくく意味不な点も多いですね……

レビューの書き方はまず前半に、私が作中に感じた事を書いて、後半に私なりの解釈を入れて見ました。
正直、よくわからない作品ですが、私なりに納得できた部分もありましたので。



物語が始まって既に漂流していました。
学校だけが漂流してしまい。
学校の外は暗闇が広がり先がどうなっているか解りません。
その先は、ずっと暗闇が続いているかもしれない……もしかしたら、学校から出たら谷底に真っ逆さまかもしれない。
この先に何があるのだろうか?

さて、ココに居るのは生徒ばかりで先生が見当たりません。
どう言う状態で漂流したのでしょうw
後、漂流者達は何かしらの能力に目覚めます。
その能力は何故目覚めるのか、また何故漂流したのかなど謎めいた作品です。

この作品のヒロインの希の力はコンパス。
それは、この空間からの脱出ヒント?的な場所を感知する能力です。
このヒロインの印象的なシーンは、暗闇に飛び込むシーンではないでしょうか?

作品を見始めた頃に、暗闇に手を伸ばしている人が居ました。
その手は何も掴めず、手を引き戻しても異常なし。
つまり暗闇に物質などが消滅することは無く。
光が届かない暗闇の世界です。

確かに、この暗闇は怖いです。
外に出たらどうなるか解らないし、何か居るかもしれないし、下手したら戻れないかもしれない。

そんな暗闇の中にヒロインは飛び込みます。
勿論、それはコンパスの力で出口?に飛び込んだ所を主人公に妨害されて暗闇に真っ逆さま……
でも、それは踏み出した意味はあった。
出口ではなく暗闇に包まれた空間が青空と海に変わる。

作品としては見る度に面白くなって行きます。
簡単にいえば1話1話で、ルールやら事件やら何かしらの謎が発生して、それを解決するってのがパターンです。
結構、その謎や問題も興味深い所があり楽しめる作品でした。

作中キャラでは瑞穂の力がチート級に優秀な気がしますw
まっ、ネコちゃん達の力でしたが……
あらゆるもののコピー……ニャマゾン
無人島に城を立てたりしてたし食べ物にも困らないしサバイバルって点においても優秀かとw

後は、瑞穂だとおばあちゃんが亡くなって、身寄りをなくした猫達が処分されそうになり引き取り育てるとか意外と優しい所もあるのが印章的かな?ってw
その猫さん、よく鼻水垂らしてるけど大丈夫かな?ww

さて、主人公の長良は少し気弱と言うか何事もにも冷めていると言いますか……
彼は、フリーズ事件の調査中に朝風に嫌みを言われます。
瑞稀も言ってましたが……正直、嫌みを言われたら言い返してやればいいと思います。

喧嘩する勇気がないのかと言われると勝てる訳がないと返します。
喧嘩って勝ち負けではないかな?って思います。

後に、長良と瑞稀も喧嘩してしまいます。

瑞稀の「引きこもってちゃダメなんだよ、ぶつからなきゃ解らない事もある」ってセリフも良かったです。

喧嘩って拳や言葉のぶつけ合いだったりしますし、あまりいいイメージはありませんよね。

でも、喧嘩って本当は自分の意志を相手に伝える事なんですよね。
相手に自分の気持ちを解って貰ったり相手の気持ちを理解するものなのかなって。
その中で、熱くなって、相手を傷つけては相手に傷つけられて……

喧嘩はしてもいいと思う。
傷つけて傷つけられても……ただ、その場で全部出し切り喧嘩が終われば、不平不満なくまた明日から笑いあえる。
お互いが自分の悪い所を認め謝り後腐れなく終わる……それが理想かな?ってw

長良と瑞稀の様にꉂ(ˊᗜˋ*)ヶラヶラ
現実、そんな綺麗な喧嘩なんて中々ないのですが、喧嘩で私の大切だと思うのは3つで。

自分の言葉をしっかりつたえる。
相手の言葉をしっかり聞く。
最後でいいから自分の悪い所や過ちを考え謝る。

かな?簡単にみえて中々難しいけどw


長良の力は空間移動だと思われていました。
様々な世界線を移動する能力。
それを周りの人が知った途端に、その力で現実世界に戻れると考えましたが、結局制御出来ず帰還出来なかった。

それだけなら、良かったのですが……
他のクラスメイトが長良が、元の世界にわざと帰ろうとしないとか、言い始める始末……
沢山の人が長良を責めます。

人って、不安な事があれば希望を探します。
希望は長良の空間移動……でも、その希望が報われないと知ると、希望を失いたくない人達は、実は制御出来ないのではなく、出来ない振りをしているのではないか?とあくまでも希望を失わない理由づけをします。
挙句の果てに、長良が漂流の元凶だと言われる始末……

勝手に他人に期待して希望を抱いて、それに期待出来ないと解ると、集団で長良を責める……そんな事をしても解決しないことは解っているハズだけど……
この辺りの心境には人間らしさが描かれている気がしました。

それでも、長良を責めないし味方で居てくれる友達もいます。
その味方を居てくれる人達と周りの人達との違いを考えてみたのですが、長良の友達で理解者かどうかです。

長良は恐らく元の世界ではあまり他人と接する事はなかった。
それでも、漂流して、希や瑞穂やラジダニと一緒に世界の謎に挑んで来た。
だから、友達である彼ら彼女らは知っているのです。

長良が、能力を本当にコントロール出来ないのだと、そしてワザとに帰らないふりをする様な人では無いことを知っている。
その辺もまた、人間らしさを感じます。


途中、アキと言う先生が現れる。
彼女は1話に足元と声だけ出てくるのですが、漂流先では、偉そうな大人って形で出てきます。

子供達だけの世界に大人が突然現れる
そんな中で現れた大人の存在は子供からすれば、希望になると思います。
作中ても大半の生徒が彼女側につきました。

ただ、私はこのアキ先生が大嫌いです!
正直、腐った大人です。

まず生徒に偉そう!
率先して生徒を焚き付け、長良を責める!
神さまがとかどうとか言う!
帰れないから諦めろとか不安を煽る!

他の生徒を焚き付けて、1人の生徒を大勢の生徒を連れて追い詰めるなんて大人がする事ではありません!
ましてや、先生なんでしょう!
守る立場でありながら守るべき人を傷つけるなんて!
挙句の果てには、生徒を不安にして帰れないから諦めろとか……
挙句の果てに神さまがって……この人大丈夫なのでしょうか?

最終的に、このアキ先生もアキ先生のコピーで学生時代に漂流した現実世界とは違う人物って事になってました。
だから、犬先輩は「この世界に大人はいない」と言いきるし、瑞穂は「インチキ教師」と呼んだのです。


話を戻して辛くなった長良は逃げ出してしまう……
気持ちは解る……そんな場所にいたくないよね……
きっと、周りが全部、敵に見えてしまう……
その場所に自分の居場所はなくて、責められる毎日に心を痛めて、苦しんでも泣いてもどうにもならなくて。
帰れるなら彼だって帰りたいけど、そんな事は出来なくて……だから、きっと選ぶんだと思う……逃げる事を。

でも、逃げる必要はなかった。
だって、彼は1人じゃない!

長良が逃げ出した先で、後から友達が駆けつけてくれる。
この時も、瑞穂のセリフが良かったです。
確かに、そうですよね……逃げたらアイツらと同じバカになる……

うん、どうみても彼らは逃げてる。
現実に目を向き合えないで、長良の力では帰れない事を……現実を受け止められず、有りもしない希望にすがりついて、長良を責めて苦しめて……そうやって自分を守って……

私が、彼らをバカだって意見に賛同する理由としては……長良の力では帰れない。
その事実を知った彼らがする事は、長良を責めて現実から目を背ける事でしょうか?

いいぇ、違います。
次の帰還への道を探す事だと思います!
長良の力で帰還出来る可能性にすがりついて、上手く行かなければ責める?
他人を宛にして全部他人任せにして、それで帰りたい?
本当に帰りたいなら自分達でも何か出来ることを探すべきです!
そんな、逃げの道しか取れない彼らには少し( ˘•ω•˘ )ムカッってなります!

瑞穂は少し言い方は乱暴ですが、しっかり考えて、解っているって感じがします。
元の世界でも、生徒会と揉めていたけど、多分、生徒会が何かしらを仕掛けたから、揉めたかな?って。

でもさ、私は長良って本当にいい友達が出来たんだって思います(⸝⸝⸝´꒳`⸝⸝⸝)
逃げても探しだしてくれて心配してくれる友達がいるって本当に幸せな事です。

彼らは、帰る為の1つの答えを見つけます。
でも、帰った先は現実世界であり帰った彼ら彼女らは世界に干渉できなかった。
何故なら、彼ら彼女らは漂流してなかった。
現実世界の自分達のコピーが漂流した生徒の正体だった……
神の振ったサイコロ……

私、この作品を見て「自由」ってなんだろう?って思いました。
漂流の事実を知った彼らは様々なグループで、それぞれの道へ歩んでいきます。
そこで、自分達が戻れない人間で帰っては行けない存在だったと知る。

彼らは元の世界には帰れない……
それなら次は……現実に打ちのめされ悲しんだ後は何をすればいいか……
帰る必要がない……何をしてもいい……何にも縛られない……それはある種の自由に思えました。

私も出来るなら悩み事も、誰にも何処にも縛られずに、学校や仕事もほっぽり出して、好きな世界を歩いて、自由になりたいって思う……

けれど、それは……帰る場所があるからかなって……自由になっても、それはそれで大変な事にも遭遇するでしょうね。

そんな時に、帰る場所があるのは幸せだと思う。
自分が帰る場所、向かえてくれる人達がいるって……でも、彼らには帰る場所ないし、会いたい人にも会えなかったりするかもしれない……でも、この世界では死や病気もないし彼らはそれぞれ世界の移動手段は見つけて生きていく。
自由にもとれるけど、帰る場所がない。
例え、道がいくつあろうと、時間がいくつあろうと……それは不自由かなって‪(͒ ⸝⸝•̥𖥦•̥⸝⸝)‬

そして帰る場所のない彼ら、彼女らは、皆は旅に出た。

ラジダニも1人世界の秘密を解き明かす旅になる。

朝風達、他の生徒も夫々で旅に出る。

長良と瑞稀は、自分の道を進む事を決意する。

この皆がバラバラになるシーンは切なくなりました‪(͒ ⸝⸝•̥𖥦•̥⸝⸝)‬

瑞穂の能力かと思ったけど、ニャマゾンはネコちゃん達の力だったと発覚するのが、この辺りです。
ネコちゃん達の会話は、なんだか楽しいw

白ネコちゃんは瑞穂には自分がついていないとダメだと言うけどネコの成長からすれば人間なんて子供レベルなんですね。

そんな時、ネコちゃんは捉えられてしまいます。
白ネコちゃんは自分がいないとダメだと思ったみたいだけど、瑞穂は助けに来てくれた。
彼女はネコちゃん達が言う程に子供のままではなくしっかり成長しているのです(⸝⸝⸝´꒳`⸝⸝⸝)

神への供物にされかけたネコを救う時の「何かに縋ってもどうにもならない、自分でどうにかはしるしかないんだよ」ってセリフはいいセリフですね。
本当にその通りですよね。

神様なんて私は全然信じてるません。
神になんかに縋るくらいなら自分でどうにか出来る道を探す方が可能性はあると思っています。

にしても、ラジダニは本当に凄いですね。
彼は世界の秘密に確実に迫っていたのですね。

朝風は……うーん、子供ですねw
自分の力が凄いと思い込んで居て、のぞみが好きだけど、どれだけ優しくしても話しかけても振り向いてはくれないから、一緒にいる長良に酷く当たったり……最後は、のぞみ自身に嫌味を言うようになる。
心は本当は凄く素直なのですが口から出る言葉本当に酷いもので(*꒪꒫꒪)

好きな人が振り向かないから好きな人を傷つける……そんな人が振りもらえてもらえる訳もないのに……

ただ、朝風はクラスメイトに心を読まれてしまうのですが、恥ずかしいですよねw
自分の心が読まれてる事より、読まれてる事を知らされた時が1番恥ずかしいw
でも、朝風も最後はケジメ付けれて良かったねw

のぞみが崖から落ちてコンパスになったのには驚きました。
そして、その前にどうして、あんな崖っぷちに立ってたのか(*꒪꒫꒪)
この世界では、消滅は宿った能力の結晶になるのですね。




それでは、最後に自分なりの解釈で〆たいと思います。
あくまで私なりの解釈になります。

個人的に11話が凄かったです。
見終えた時に頭の中で謎が紐解けて行く感覚がありました。

1つ目は

のぞみの力、コンパス。
元の世界への入口が見える力。
最初は凄く近い場所に元の世界への光が見えると言ってました。

11話で長良達はロケットを作り宇宙へ抜けて宇宙からロケットを降り能力異物で宇宙の更に上に移動するシーンがあります。

その宇宙空間が、恐らく長良達が最初に辿り着いた空間。
のぞみは彼らが長良の力で不意に移動した無人島についてからは、その場所が遠のいたと言います。

つまり1話の空間こそが異世界と元の世界の狭間であり帰り道の道標だったのです。
そうなると、11話で宇宙服を着ていたのですが、1話は無重力を感じませんでしたよね。
あれは誰かの能力だったのかな?っておもいます。
定員がクラスメイト全員で全員の能力が全て明かされてないので、解りませんがw


2つ目は、時間の流れ。

犬先輩は以前、自分は長く過し過ぎて帰れないといいました。
旅に出たラジダニは2000年の時間が経って居ました。
でも、長良達が過した時間はダジタニを別れて早くて数週間と長くて数ヶ月です。

つまり、この異世界は様々な世界が存在している為に、その世界一つ一つの時間の流れが違う。
この異世界は死と言う概念が元の世界とは違うから何千年と生きれるけど……

ラジダニは「過ぎた時間は取り戻せない」と言いましたよね。
例えば、異世界2000年経過したダジタニが元の世界に戻ると、ラジダニの時間は元の世界で2000年経ち彼は消滅してしまうのかもしれません。
それか、2000年先の未来に帰ることになるのかも。

長良達が戻った世界は異世界で過した2年と同じで2年後だったし多分
浦島太郎状態と言えば解釈しやすでしょうか。
犬先輩の自分は長く居すぎたには、そう言う意味があるのかな?
ネコ達は人間より時間の流れが早いから帰れない……生きれない……こちらで過ぎた時間は猫には膨大な時間だから。

時間の流れは多分、元の世界→宇宙空間→無人島→他の島と元の世界に近ければ近い程、時間の流れは元の世界と同じで、元の世界から離れれば離れる程に元の時間より遥に時間の流れが早くなる。

だから、旅をした彼らと、無人島で殆ど滞在した長良達との違いはそこかもしれません。
帰れる、帰れないの線引きはそこかな?



3つ目は彼らが帰った世界について。

元の世界ではのぞみは死んでいました。
だから、長良達は元の世界には帰らない。
死だけは無くならないからです。
彼は道中、元の世界に立ち寄りますが、1度校門前で立ち止まる。

だから、校長(神)は「そこから先は出てはいけない」と言う。
そう、彼らの目的は、元の世界ではなく、のぞみの生存する世界です。
つまり、そこも限りなく元の世界に似た別世界の1つ。

彼は、コンパスを持ち帰る事で、のぞみの可能性を振り直すと言う。
その「振り直す」が、長良達の選んだ世界

そこで、振り直す事に成功して、のぞみを死んだ世界線から生きている世界線へ振り直す事に成功する。

長良の「だけどこれは僕が選択した世界だ」と言う。
元の世界ではなく、選択した世界……
だから、瑞穂は、その世界で長良を知らないフリや無意味にコップを割って、この世界が漂流した世界の1つではない事を確認したのでしょうね。


4つ目は能力異物について。

彼らが世界の問題を解決したら得られる便利アイテム。
これは多分、のぞみが死んで能力の結晶になりコンパスになったけど……
まさにそれが、答えで何かしらの事情で亡くなった生徒の形なのでしょうね。


最後が終着点について。

「少年少女」がたどりつくのは地獄か、ユートピアか。

↑この作品のキャッチフレーズですが、これが作品の終着点です。

彼らは漂流して帰ることを目標として居ましたが、途中でバラバラになり旅に出ます。
その結果、いざ帰る算段が出来た時に、長良と瑞穂、のぞみの3人以外は連絡したけど、帰らないと決意したそうです。
そして、ラジダニも……

それは彼らは旅の中で沢山の世界を渡り歩き自分の居場所を見つけたのだと思います。
それが彼らのユートピア
一方、長良達は元の世界(のぞみの見た未来)に帰る決断をする。
それも、彼らのユートピア。

と、まぁ〜私なりの解釈です。
個人的には最初はあまり好きにはなれそうにないなぁ〜と感じた作品でしたが、見始めると不思議に見続けてしまうし、結構名言級のセリフあるし面白くは感じました。

それでも、最後まで観ても訳の分からない事は多数ありましたが、自分なりに納得できた部分も少なくはなく、見てたら面白いかなぁ〜ってくらいです。
ただ、人を選ぶアニメなので、オススメはしずらいアニメだけど、気になるなら見てもらいオススメしたい作品かな?と思います。



最終話の長良と瑞穂が走るシーン
あれは凄く良かったです。
背景のあのグニャグニャした世界背景は見ていて面白いし楽しいと思いました。
走る2人の表情も力が入っていて表情から、中々抜けられない空間から焦りと不安を感じながらも、帰れる確信もある。
そんな感情が読み取れるいい表情でした。

あのシーンでグニャグニャした世界背景を朝風が手をかざし消滅させるシーンがありましたが、あれは長良と瑞穂を助けたのではなくて、のぞみの帰りたい意思を助けたのでしょうね。
例え、コンパスになろうとも現実に帰る事が、朝風を信じてくれた、のぞみの意思。
彼は全てを失ったけど、のぞみの気持ちがある事に気が付いて最後は守ってくれた。
へぇ〜最後はかっこいいじゃんって思いました。

ほぇ?
ラジダニって森になったの?
森になって動物達と暮らしてる?
木とかじゃなく森???
森の精霊みたいな感じかな?

犬先輩がかつて人から犬になったように、人から何かになる事もあるみたいだけど、ラジダニは森?
ま、まあ…………楽しく暮らしてるならいいかwww

投稿 : 2021/10/01
閲覧 : 55
サンキュー:

14

ネタバレ

Yuyu さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

NTRが大好きなそこのあなた

そんな奇特な人だけみましょうか

投稿 : 2021/10/01
閲覧 : 128
サンキュー:

2

ネタバレ

キリト さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

難しい…

作画が優しい絵をしてたのでほのぼのと異世界の空間に入り込めました。
内容はしっかり見ないと分からない難しいかも…
奥深いお話ですた。

投稿 : 2021/09/30
閲覧 : 48
サンキュー:

1

ネタバレ

Howell さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 1.0 状態:観終わった

何でもありじゃん。

作画とキャストは良い。
SFと謳っているし奇々怪々な現象は問題ない。
けど人物の行動や思考が都合よすぎる。
先ず学校の外が不可解なほど真っ暗になったのに皆平然としている。序盤で「何故なのか」という疑問を解決しようとしたのがラジダニだけ。希に関しては暗闇に飛び込む始末。
不思議な世界を描くのは良いけど人の動きすら都合よく描いてしまったらなんでもいいじゃんってなる。
過去回想や事件直前の出来事を描くわりに事後の人間関係は曖昧。
最近だと"出会って5秒でバトル"以上にご都合主義感が強い。

3話
{netabare}なんか知らないけど捜索というか捜査するしてるけどその前に全員の能力の開示や世界の理を探るとかやるべきことがあるだろう。 わけわからん仲直りの仕方するし意味不明。 {/netabare}

全体の雰囲気は好きだけど内容が惹かれない。とりあえず悠木さんの演技観たいから観る。
2時間程度の映画だったらこの不思議さは癖になるかも。

投稿 : 2021/09/24
閲覧 : 232
サンキュー:

1

次の30件を表示

Sonny Boy サニーボーイのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
Sonny Boy サニーボーイのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

Sonny Boy サニーボーイのストーリー・あらすじ

長い長い夏休みも半ばを過ぎた8月16日。学校に集まっていた中学3年生・長良〈ながら〉たちは突然、思いも寄らない事態に巻き込まれていた。長良自身はもちろんのこと、謎の転校生・希〈のぞみ〉や瑞穂〈みずほ〉、朝風〈あさかぜ〉ら、36人のクラスメイトとともに、学校が異次元に漂流してしまったのだ。しかも彼らは、漂流と同時にさまざまな《能力》を入手。人知を越えた能力に大喜びし、好き勝手に暴れ回る者もいれば、リーダーとして他の生徒たちを統率しようとする者も、元の世界に戻るための方法を必死で探す者もいる。渦巻く不信や抑えきれない嫉妬、そして支配欲からくる対立。次々と巻き起こる不可解な事態を前に、少年少女たちは突如として、サバイバル生活に放り込まれてしまう。果たして長良たちはこの世界を攻略し、無事に元の世界に帰ることができるのだろうか……?
(TVアニメ動画『Sonny Boy サニーボーイ』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2021年夏アニメ

このアニメの類似作品

この頃(2021年夏アニメ)の他の作品

ページの先頭へ