新型コロナウイルス感染症(COVID-19/SARS-CoV-2)の感染拡大の影響を受け、一部作品の放送・配信時期に延期、変更が発生しております。
掲載している放送時期と異なる場合がありますのでご了承ください。

「海賊王女(TVアニメ動画)」

総合得点
67.4
感想・評価
187
棚に入れた
597
ランキング
2140
★★★★☆ 3.4 (187)
物語
3.0
作画
3.8
声優
3.5
音楽
3.6
キャラ
3.4

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海賊王女の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

U さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

B. ネタバレ注意 – エデンを目指せ!

Production I.G制作のオリジナルアニメ

侍と「エデン」を目指す船旅に出る少女の物語


<メモ>
Production I.G制作で梶浦由記氏が音楽担当なので作画と音楽は申し分なし。

北米での放送が先だったようです。
それで真田なのか、外国の方って本当にサムライとかニンジャが好きなのかな?

ストーリーも謎解きは面白かったのに、実はフェナは巫女だった!から話が分からなくなりました。
世界の選択? 記憶を失くす? ヘレナ登場?
エデンに着くまでは面白かったので残念です。

フランツの娘→ホワイトマージナル→プリンセス→魔女→巫女→海賊

アベルとヘレナ(フェナの母)は相思相愛だったのですね。
ヘレナが王との子を身籠ったのはラ・ピュセルを産むという使命のためなのですが、
アベルからしたら愛する人を父に奪われ、やっと再会したと思ったら目の前で処刑され、
精神がおかしくなってしまったのも分からなくないです。
{netabare}アベルにとってフェナは妹であり、愛する人の娘なんですね。{/netabare}

しかし、ヘレナは処刑されることがわかっていてなんで戻ったのだろう。
アベルに会いたかったのか? 追手からフェナを逃がすためなのか?

フランツがヘレナを連れ出し父としてフェナを育てたのはお宝を狙っているためかと思いましたが
ラ・ピュセルをエデンに連れていく使命のためだったんですね。

桂(遊佐さん)の活躍を楽しみにしていたのに出番なしだったのは残念でした。

雪丸何度も怪我を負って死なないのは不思議です。フェナを守る使命があるから?

真田一族が探していた草薙剣を持ち帰ったことで雪丸達は許されたようです。
最後に子供姿のアベルとヘレナらしき2人が楽しそうにしていたのと
雪丸の笑顔が見られてよかった!


<主要登場人物>
・フェナ・ハウトマン:瀬戸麻沙美
・雪丸:鈴木崚汰
・紫檀:櫻井孝宏
・花梨:悠木碧
・槐:佐藤元   双子の兄
・楓:逢坂良太  双子の弟
・椿:大須賀純
・真樺:田中進太郎


・アベル・ブルーフィールド:森川智之 海軍将校
・コーディ:八重畑由希音


・グレイス・オマリー:深見梨加 女海賊

・ヘレナ・ザルモワーズ:坂本真綾


<ストーリー>
白い髪と白い肌を持ちホワイトマージナルと呼ばれるフェナは子供の頃父フランツと航海中に海賊に襲われるが
同乗していた雪丸によって1人ボートで逃がされる。
娼婦の島にたどり着いたフェナは10年後男性を相手にする日がやってきた。
いよいよという夜昔、父の部下だったオットーとサルマンそれに雪丸達兜の剣士に助けられ島を脱出する。

兜の剣士が住むゴブリンの島にたどり着いたフェナ達。
島の主、真田老師からフェナの先祖(ハウトマン家)に助けられ恩があると告げられ、
雪丸がフェナの父から預かったという透明な石を受け取る。

父の最後の言葉「エデンに迎え」のエデンを探すため、石の謎を解くため雪丸達7人の剣士と船出する。
石の加工が行われたドレスデンを経て石の採掘が行われたオルレアンの洞窟で透明な石に隠された暗号(座標)を解読できたが
フェナ達を追ってきた女海賊一行に暗号とフェナが奪われてしまう。

海賊団にフェナの誘拐を依頼したのはイギリス艦隊のアベルだった。
フェナの母親を知っていそうなアベルは剣士は財宝(草薙の剣)を探すためフェナを利用しているだけだと告げる。

その話を裏付けるように暗号を手に入れた紫檀はフェナを助けずに帰島をするという。。
島の掟をやぶり雪丸が1人フェナを助けに向かうが、他の剣士たちも気持ちは雪丸と同じだ。

子供の頃から口ずさんでいた歌に手がかりが隠されていたことに気づいたフェナと雪丸はついにエデンの座標を知る。
たどり着いた小さな島に上陸するとそこには世界中の失われたはずの財宝とエデンが・・・

フェナの前に死んだはずのフランツとコーディが現れる、彼らは巫女をエデンに導く観測者なのだという。
過去の巫女と同じようにフェナに「世界を壊すのか、残すのか」を選ぶよう迫る。
フェナの選択は?


22.3.25

投稿 : 2022/08/11
閲覧 : 25
サンキュー:

7

ネタバレ

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

必殺!過去の記憶を辿った本能的な!勘!

この話は島からの脱出を試みる美人娼婦の話

安心してください。娼婦要素ゼロのど健全アニメです。
親御さんやお子さんと一緒に見ても安心ですね。英才教育は早めの内に。

なんか偏見というか個人的な感想ですけど。本作はオリジナルアニメですので、原作?だか監督?だかはわかりませんが、誰かは「コネクト ワイヤード」という言葉を聞いたら飛ぶんじゃないですかね。多分好きですよスタッフ。
途中までは普通ですが途中から化けます。途中から玲音の勢い。いや玲音をだいぶ柔らかくした感じで玲音の一部しか感じられませんでしたが、雰囲気はありました。分かってくれる人がいることを願います

さて内容です。
個人的には「前半と後半で分かれているような気がします。とはいえ、ちゃんと繋がっており、ちゃんと前半を含めた後半ですので、しっかりと最初から見てください。
本作の前半部分はコメディを交えた冒険ストーリー。キノの旅のような一話完結型ではなく、前後がちゃんとしている物語形式。誰がどうしたことによって何が起こり、だから誰が動くのかというのが細かく描写されているため、分かりやすい。「誰がどうした」という事象は理解しやすい。
しかし、「何が起こったのか」を理解するには少し思考が必要です。とはいえ私でも理解できるレベルなので皆様は平気でしょうが、子供向けではないことは確かです。ですので見る際に中途半端な思考で見てしまうと余計わからなくなると思います。気をつけてください

あともしかしたら本作女性向けかもしれません。
男性の皆様はちょっとだけ意識して貰えば。

{netabare}
ある島の娼婦として体を売られる前に脱出したかった主人公(フェナ)は昔に別れた少年(雪丸)に助けられながら脱出。雪丸の故郷にてフェナの父の言葉「エデンに向かえ」の謎を解こうと精鋭部隊を引き連れ海へ出るが、雇われ海賊に襲われ一度は撃退するもフェナが誘拐されてしまう。雇われ海賊と雇い主貴族(アベル)の戦闘の隙にフェナを回収し色々あったが、歌を思い出したことによりエデンの座標が判明。向かった一味と後をつけたアベルは無限の財宝を目の当たりにするが、フェナは更に奥へ本能が行く。色々手順を経た後概念世界に来たフェナ、雪丸はアベルとフェナの母の過去について知り、雪丸とアベルが戦闘。アベル死亡後フェナは「役目」として「世界の再構築か存続か」を選択することになるが、存続を選びフェナとしての個体の記憶や能力は消えてしまった。それでも愛すると決めた雪丸は記憶がないフェナに対して「お前はフェナだ」と言う。

まぁラスト、雪丸がフェナに「フェナ」であることを強要させようとしているのはいただけませんが、それまでがかなり良かったので不問とします。
なにか神聖なものなのに、その先が何も見えてこない、というなんとも不可思議な感覚を味わったのはかなり久々であり、ちょっとLainを思い出してしまいました。PresentDay!PresentTime!HAHAHAHAHA

最後まで雪丸のことは好きになれませんでしたが、フェナちゃんが可愛かったので許します。
個人的に刺さったのはやはりラストの選択シーンですね。観測者(名前はこれで良いんですかね)の演出とか私の中二病の心を掻き立てます。
{/netabare}

監督はToyGerPROJECTさんと中澤一登さんと高橋哲也さんと藤井サキさん。
脚本は窪山阿佐子さん。
キャラデザは高橋靖子さん。
劇伴は梶浦由記さん。SAOの方ですね
アニメ制作はProduction I.Gさん。PSYCHO-PASSの所ですね

キャラデザが正直好きじゃないのですが、割と普通の作画だったと思います。
ですが、キャラデザ担当の方が初めてらしいので…

何を求めていたのか
ということで締めます

投稿 : 2022/08/08
閲覧 : 16
サンキュー:

5

ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

3回目視聴。女の生き方、戦い方とは?フェナの髪に注目。

 忍者と潜水艦を出したために、そして2話の和風の島が海外に迎合しているように見えて初回は評価は低かったです。3話の途中で切ったと思います。娼婦の島というのが、単なる掴みに見えたせいもあります。

 その後、結論が知りたくて、11話12話を見て「あれ、結構面白い話?」と思って2回目を見て見直しました。それは女の一生と出産について何かテーマがあるような気がしたからです。その時点でかなり評価は上げていました。

 で「平家物語」を見た後になんとなく、女がテーマつながりで、海賊王女もう1回みたいなあとなんとなく感じて3回目です。この短期間で3回も見させるんですから、うまい引っ掛かりがある含意がある作品なんだと思います。

 まずは娼婦の島です。これは結婚の事でしょうね。それも愛の無い結婚。経済条件での結婚のことです。金と引き換えに性行為のための奴隷になるかという事に見えました。フェナについては特に美と性行為のために生きることを強制されました。つまりトロフィーワイフです。髪については長い美しい髪を花で飾り付けていましたね。

 フェナは自分の尊厳のために脱走します。あるいは初恋の人への貞操のためかもしれません。ただ、ここで他人の手を借りないと上手く行きませんでした。

 その後、女を捨てて生きる=髪を切る。ベリーショートがそれを象徴していました。が、それも長く続きません。ショートヘアになりました。この段階で恋をしたということだと思います。

 アベルについた女海賊は結局女としてたくましく生きるのではなく、女を捨て男同様の粗野な存在になって生きて行く見苦しさのような感じです。それでも島の戦いで男たちは殺されているのに、女海賊は殺されないという区別を受けました。これは意図があると思います。

 それを不思議に思わず当然のように忍者に再び挑んでくるところに皮肉を感じます。結果的に男と同等の戦い方で、男のフィールドで挑み一撃でやられてしまいました。あの大砲に含意があるというのは言い過ぎかもしれませんが、ファルス的なものは感じます。(ファルスはググっていただければ。最終回の最後で数名生き残っていましたけど。女は戦いには弱くても生きることに関しては強くてしたたか?)

 これがヘレナとの対比になりますが、彼女は受け身で子供を宿すだけの存在でしたが、その子供を作り血を残すという点で戦いました。そして愛を貫きました。ここに本作は女の生き方、戦い方としての妊娠出産というテーマ性がある気がしました。

 そして女としての戦い…出産を終えて用済みになったヘレナは愛をアベルと確認し火あぶりになりました。ここでヘレナは髪を切られていますね。これは女性の処刑時の考証もあるでしょうが、女としての一生を終えたということかもしれません。
 で、この火あぶりの象徴としてなのか、戦う女の象徴なのか、ジャンヌダルクを出しました。これが効果的だったかどうか、です。
 あのガラスというかクリスタルを持って来たということは生き残って子孫を作ったということが言いたかったんでしょうか。ただ、そうなるとヘレナの火刑の意味とかちょっと何が言いたいのかわからなくなりました。ここはまた確認するかもしれません。

 それとちょっとわかりづらいのは、フェナの血筋は必ずイギリス王室の子孫じゃないといけないということではないんでしょう。遺伝子的にまずいですからね。
 だから結末の部分が初回は、結局雪丸とは子供作れないじゃん、と思いましたが多分違います…よね?現状、選択の巫女になる場合にはイギリス王室の子じゃなきゃいけないと解釈しています。
 
 考えてみるとフェナとアベルじゃ父親が一緒だったんですよね?異母兄妹という認識ですね?最後の最後で通り過ぎた子どもって…記憶を返してくれたということ?

 で、最後。フェナですが、髪、ロングになりました。つまり成長した、愛を理解したということですね。
 最終的にはもちろん存続を選んだということです。
 巫女としての試験として正しい選択をした、という部分ですけど、正しい選択というのはエデンに至る道のりということになるんでしょうか?ここがちょっと運命論みたいですね。

 フェナの正しい生き方とは何かは各エピソードの内容ということでいいんでしょうか。まあ各話に何か寓意があるかどうかは大した問題ではないと思います。実存主義的な不自由の中の選択こそ人間だ、みたいな感じでもないですね。構造主義の奴隷という意図なんでしょうか。フェナも選択させられている感じを持っていましたが、選択しているようで当たりまえの事しか繰り返さない…となるとノアの箱舟を選ぶ人は永遠に出てきません。

 結局、フェナは髪を伸ばし、白い髪=巫女から黒い髪=人間に戻って、雪丸と結婚し子供をつくり幸せな家庭を作りましたとさ、ということでしょう。


 ということで、考えるヒントは沢山散りばめられていて、面白かったです。フェナとヘレナの髪の変化から言って女性を描こうとしていたのは間違いないと思います。ジャンヌダルクもそれを裏付けていました。

 髪の白黒をもうちょっとわかりやすく象徴してくれると良かったんですけど…黒は碧水、黒髪なら洪水、白は乱雲。乱なら現状なら白髪だと分かりやすかったんですけど、逆でした。

 まあ、矛盾もあるので読み取れてない部分もあるかもしれませんが、フェナの冒険に何かの意味がありそうで3回目はかなり面白く見られました。うーんWIKI見たいなあ…見ちゃおうかな…と悩み中です。

 なお、アベルに救済があったのは、良かったですね。彼は最愛の人の火刑で気がふれてしまいました。その結果、手段を択ばない残酷な存在になりましたが、彼が芸術家であったことには意味があるでしょう。繊細過ぎたのだと思います。そして愛に最後まで殉じました。


 なお、作画で横顔の時に唇が捩じれていないで、ちゃんと輪郭を横切っておりしゃべると顔の輪郭線が動きます。これは最近のアニメで省略している作品が多くて、かなり高度な作画だと思います。髪や衣服も良く動いていました。

 作画に関しては、今作画がいいと言われているどのアニメよりもひょっとしたら手が込んでいる気がします。何より大変美しい画面でした。これに関しては素直に感動がありました。

 前回レビューで70点行かないといいましたが、80点はあります。

 最終回はいろいろ考えながら見ていれば全然唐突感は無いと思います。この結論があるから、作品としての意味が深くなると思うんですけど。最終回で評価が低くなったのもわかりますが…ちょっと寂しいですね。






以下前回のレビューです。

女性が子供を産まないと人類は滅びる…がテーマな気がします。

 どうでしょうか。考えすぎかもしれませんが、子供を産まない権利に対して人類として女性としてそれが正しいのか、という問いかけに見えました。その意味では思っていたよりも何かテーマ性が内包されていた気がします。

{netabare} 最後人類リセットか恋愛かみたいな世界系のような感じで唐突感がありましたが、これは露骨に子供を産まないと人類が滅びるよ?と言う部分があるので実は唐突ではないという気がします。
 まあ子供を産んでも争いが無くならなければ一緒なのですが、そういう難しい世界を我々は生きているんだということでしょうか。
 この最後の部分を言うためにあえて争いのシーンを沢山いれていた、ともいえるでしょう。

 1話で娼婦の島から髪を切って逃げ出し冒険するのは、女性としての生き方を一度捨てると言う象徴だと思います。冒険にでるとはつまり社会に出る選択ともいえます。
 少なくともフェナが女性を捨てているのは読み取れます。そしてヘレナの話と最後の選択があるのでやっぱり出産がテーマになっていると考えていいと思います。

 フェナは恋愛をするわけですが、戦いによる人類の滅亡みたいな訳の分からない話が突然でてきます。そして巫女として静観して子供を作って次世代へ引き継ぐか、全部滅ぼして箱舟に乗るか。

 子供を作らないという選択はすなわち人類の滅亡ととれます。つまり、子供を作らないで、箱舟=理想の世界に行けば人類は滅亡しますよ、と。
 ただ、箱舟に行っても男女2人ということなので、この辺はちょっと読み取り方があいまいですけど。

 箱舟は何でしょうね。理念の世界ですよね。まあ、変な言い方ですけど女性の子供を作らない権利というのは人間としてどうなのよ?という風に見えます。これの是非については私はここでは述べません。

 髪が黒髪になるのは現実に戻ると言う意味だと思います。髪も伸びていたのでつまり女性に戻ったわけです。子供を作る選択ですね。つまり本作は冒険譚に見えて、女性の生き方として子供を作るのはどうでしょう?という話に見えました(ひょっとしたら主張はニュートラルか、逆かもしれませんが)。

 ヘレナとアベルのストーリーは子孫を残すという目的で王の子を宿して、その子を守るために逃げ出して、死刑になった。無理に家庭に当て嵌めることはないですが、恋愛よりも子供を残すことに命を捧げ、一人の男を破滅させました。幸せよりも子供を産む運命あるいは選択を受け入れよ…と?
 女性の魔性性も描かれていました。男は女に篭絡されると冷静さを欠くのは古今東西共通でしょう。{/netabare}


 忍者に潜水艦。そして冒頭の娼婦の島。いろいろ幻惑されてちょっと過小評価していましたが、なかなか裏に言いたい事があるような感じで面白くまとめたと思います。
 無理に忍者、潜水艦にしないで、普通に西洋スタイルの海賊に海賊船で話は通じるのでそちらの方が見やすいと思います。欧米での放映で視聴者に迎合したのだとしたら、名作になりえたのに安易で残念な選択だと思います。

 ただ、そうやって話の深さが見えてくると、アニメは綺麗だし、冒険譚としても結構面白いと思います。

 追記 そういえばエデンにいるのはアダムとイブですからね。人はひとりでは生きて行けない…原罪…まで行くかわかりませんけどね。死が訪れるし、雪丸とは喧嘩ばっかりになるんでしょうか。

追記2 fenaフェナのfeは接頭辞でいえば女性ですね。femaleやfeminismのfeです。この名前はこれを意識はしていると思います。

(訂正 femaleのfeは接頭辞や語幹ではなく、ラテン語feminaを語源とする単語みたいですね。femaleとmaleで対になっているので誤解していました。この2語は語源が違うそうです。femi部分が語幹みたいですね。
 ただ、同様の勘違いを多数の方がされているようですし、fe…フェという語感に女性性を感じる方は多いと思いますので、フェナの名に女性の意味を持たせているだろう、という部分は訂正しません)


追記3 肝心のこのアニメの評価を忘れました。テーマがあっているかどうかは別にして、冒険譚としてはちゃんと話を畳めていますし起伏に富んでいてそれなりに面白いと思います。海賊のバトルは迫力ありました。2話3話辺りがちょっとぬるい展開で過小評価しましたが、その2話がもったいなかったと思います。

 一方で、ストーリーとしてやっぱり脚本や設定は甘かった部分があると思います。

{netabare}  まず、伏線らしきものがよくわかりません。碧水と乱雲、流れる水と乱れる雲と言っていましたがこれの意味は?。青と白のモチーフで作画はそれを意識していたんでしょうけど。OPも海と真珠でやはり青と白ですね。世界観でしょうか。

 そして設定の核になるジャンヌダルクを出す意味と選択の巫女の定義ですね。ジャンヌダルクは選択の巫女。ジャンヌダルクは火刑にあっています。
 母親は選択していないのに火刑になったんでしょうか。この2人を出すという事は物語論としてフェナの先祖たちは火刑にあっていると取れます。

 選択の巫女って誰が何をするんでしょう?全員選択したということ?母親は戻って来た後もアベルのことを覚えていたので選択していないと思います。
 選択させられているのに、選択できたから証明?ひょっとして母親は選択をどこかで間違ったから火刑?ジャンヌダルクも?巫女は選択を間違えると歴代火刑だったという解釈でいいんでしょうか?
 選択の巫女って輪廻って言ってましたけど輪廻感はないですね。

 そもそもジャンヌダルクってフランスの少女ですよね?なんでイギリス王の血筋になってるんでしょう?

 とこの部分を考察すると「選択」というキーワードを使いたい、戦う女性=国のために戦い、魔女として火刑になった少女…がなにかを象徴しているのでしょうか。戦う女性には悲劇が?わかりませんでした。{/netabare}

 あとはやっぱり忍者と潜水艦の意味が不明です。

 海賊が女だけなのは女の敵は女ということでしょう。

 と考えると1回見る分には楽しめましたが、総合評価は70点はいかないかなあ、再視聴はしないかなあというアニメでした。

長くなったので初回のレビューは消しました。

投稿 : 2022/07/31
閲覧 : 459
サンキュー:

26

ネタバレ

てとてと さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

脚本はダメだけど、姫と侍少年たちの旅路の楽しさとロマンス感で案外面白かった

18世紀を舞台に亡国のお姫様がサムライたちと共にエデン(約束の地?理想郷?)目指す、海洋冒険活劇。
Crunchyroll配信のオリジナルアニメで全12話。
※作品データベース様より転載

【良い点】
18世紀、西洋風な亡国の王女、戦闘民族サムライたち、海洋冒険ロマンなどなど、いかにも面白そう(海外受けしそう)な舞台設定。
物語も狙われる亡国の姫が侍少年との幼き日の約束と恋…とドラマチック感ある。
高い作画水準と梶浦由記ミュージックでアニメーションの質はかなり高い。
R15+ではないが戦闘描写は容赦なく、スタイリッシュな殺陣の外連味は申し分ない。

ヒロインのフェナちゃん可愛い。
おてんば姫だがちゃんと分は弁えている奥ゆかしさもあるタイプ、足手まといにならないように健気に頑張ったり。
失われた記憶や、エデンに関するカギを握るなど、冒険物の姫ヒロインとしてあざとい属性はあった。
能動的に物語に関われていたかは怪しいが、意志の強いヒロイン。

寡黙で不器用な侍少年ユキマルとのもどかしいラブコメ感が見所だった。
姫ピンチ→颯爽と助ける王道で安心感ある。
過去の記憶にまつわるロマンチック設定も、終盤強引ながらちゃんと回収。ロマンスとしては及第点な盛り上がりはあった。

侍一族もそこそこ個性的で、個別の交流掘り下げが手薄な割には存在感出せていた。
朴念仁なユキマルの恋を茶化したり応援する要員。
一人一人が強いのであまりピンチ感が無く、コミカルな掛け合いで雰囲気は良かった。

【悪い点】
壮大なようでいて終始淡白なまま進行、終盤唐突にSF超展開と、ストーリー面が今一つ。
フェナが侍たちとエデン目指す流れは分かり易いが、単調で盛り上がりに欠いた。
エデンがどういう位置付けなのか曖昧。終盤唐突に世界の選択云々言われてもピンとこない。
侍たちが強くてコミカルなのも、冒険の緊迫感に欠けた面も。
終盤雑な展開でピンチになる以外は危機感が乏しく、結果ユキマルとのロマンスも地味に。

また折角の18世紀海洋冒険も、世界観を広く描けていないのが残念。スケールが狭い。
フェナ一行が淡々と進んでいくだけ、旅や冒険感が無かった。
これらも、フェナとユキマルのロマンス感がそこそこに収まる要因。

エデンを狙う女海賊や海軍将校との交流や抗争も中途半端。
女海賊と将校の因縁とか、将校がフェナ母と悲しき過去エピソードとか、個別では悪くはないが、フェナの主軸ストーリーにはどうでもいい。
重要そうで重要じゃなかったサブキャラを掘り下げても、フェナの物語が盛り上がるわけではない。
将校はラピュタでいうムスカになりかけていたが残念な存在感。
ユキマルも含めて、フェナと主要キャラクターのドラマの繋がりが悪かった。

フェナもキャラとしては魅力が無かったわけではないが、物語の関わり方となると地味。

【総合評価】3~2点
概ね先にレビューされている方々の御指摘通りな内容。
絵や楽曲は素晴らしいが脚本がイマイチなオリジナルアニメ。
とはいえ不快なわけではないし、見所はそこそこあったと見るので、評価は「普通」程度。

1クールだったら、フェナのナイト役はユキマル一人でよかったかも。
女海賊は削除して、森川智之ボイスのムスカ役に悪役一本化してピンチ作ったりとか。
それだとお題の海賊感出せない?うーん…

投稿 : 2022/07/17
閲覧 : 59
サンキュー:

7

ネタバレ

ネムりん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

全ての項目において高評価

繊細な作画が印象的なProduction I.G制作の完全新作オリジナルアニメーション作品。

舞台は18世紀大西洋のイギリス。
社会構造が劇的に変革した産業革命時代の話で、男娼の島シャングリラで娼婦として働くことを義務付けられたフェナ・ハウトマンが選択の巫女として、始まりと終わりの場所『エデン』で仲間と共に数奇な運命の謎を解きその秘密を明らかにしていく物語。

産業革命により資本主義体制が確立し、蒸気機関の開発や産業用機械の発達により生産性が向上した見返りに、石油や石炭などのエネルギー資源の利用による水質汚染や土壌汚染、そして大気汚染(イギリスのロンドンスモッグ等が有名)が進み地球温暖化に繋がったと言われているが、その影響で20世紀に入ると人口が爆発的に増加(コーディの言っていた増えすぎた魂を管理する話に繋がる)し、このままではやがて増えすぎた人類自らが身を滅ぼす道程を辿ることを予見したものになり、経済成長と環境問題に関わる現代社会を風刺した作品であることが読み取れる。

旧約聖書『創世記』による地上に増えた人々の堕落を見て、洪水で人類を滅ぼすノアの方舟(本作では「時の方舟」)の話に準えて「破壊と創造又は継続」の何れかを時代の節目に現れる選択の巫女にその判断を委ねるため、選択していたつもりが選択させられていた物語のヒロイン・フェナが、エデンに向かい流れ込む先代の選択の巫女の過去の記憶から思いを巡らせ苦渋の決断を迫るといったものになり、かつて人類の始祖であるアダムとイブが暮らしていた楽園において、人類をリセットして最も大切な人と共に再生の時を待つか、それともこれからの人類の行いを信じて、確定したものではない未来に一途の望みを託し存続の道を歩むべきかを見極めるもので、内容としては世界の憂いを嘆き人間の愚かな行動を戒め、進み過ぎた文明批評の意味合いが込められているとすれば、人類に軌道修正する選択の余地を残し元の水準への回帰を促すものだと解釈できる。
フィクション色の強い冒険ファンタジーのような抽象的な内容のものとは異なりメッセージ性の強い内容となっており、 旧約聖書に出てくる話に照らし合わせた物語の構成がしっかりしていて、テーマに沿ったストーリー展開は説得力がありました。

コーディにより真実が明らかとなるフェナが血筋を受け継ぐ先代の選択の巫女ジャンヌ・ダルクが活躍した「英仏百年戦争」。
ここに物語の接点を持たせているとした場合、ジャンヌの呼称がオルレアンの乙女"ラ・ピュセル・ドルレアン"、フェナの本名が"フェナ・ラ・ピュセル・フレデリック"であることからフランス(ジャンヌ)イギリス(フェナ)という別の血統が繋がり、髪の色や容姿、奇跡を起こす能力、大天使ミカエルの神の声と観測者のコーディやハインツの真実の告知、黒死病による人口減少と経済発展による人口増加に係る人類の危機、ジャンヌと母親のヘレナが火刑に処される類似性、ジャンヌがオルレアンの地で奇跡的な勝利を収め、その後もフランス軍を率いて快進撃を続けるが謀略により火刑に処されたというのは、真田の末裔であるゴブリンの剣士の話に繋がりフェナの回想シーンで雪丸達が倒れていく姿が重なる。
よってこれらの共通するものから時代の重要な転換点において "人類に選択させる"という話の前提に立てば、ジャンヌが「破壊と創造」を選択しなかったと捉えるとフェナが「継続」の道を選択するのは必然だったようにも思え、様々な思いが交錯する中でフェナの採った選択は困難なものへ立ち向かう結論付けられた人類の強い意志に類するものと判断することができ、最後の「私、ずっとその言葉を聞きたかったんだ」というフェナのセリフは、きっとかけがえのないものとの一蓮托生の道を選択することへの認識という結論になるのでしょう。

◆総評
作画音楽共に素晴らしくJUNNAさんの主題歌「海と真珠 」が特に良かったです。
梶浦さんの歌唱指導が入ったのか良い意味で他作品の主題歌とは差別化が図られていて、技術に頼りすぎない歌唱方法が曲にとても合っていて個人的にはかなり好み。

登場人物は「どんな時間が流れても、たとえこの身が滅んでも、この気持ちは変わらない。愛してる」なんてことをサラって言ってのける雪丸の不器用だけど素直なカッコよさや、ストーリーが進むにつれ成長していく"可愛いだけじゃないフェナさん"の神秘的な姿が魅力的でとても良かった。

作品として似ている映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」のような壮大なスケール感を12話という枠組みの中では描き切れなかったと感じる部分はありましたが、制作側の意図が理解できれば物語の繋がりが見え作品全般評価できないものではなく、「18世紀大西洋イギリス」、「選択」といったキーワードから「三角貿易」→「産業革命」→「環境破壊」→「人類の終焉又は存続」といった物語の背景にあるものを汲み取り導き出すことができたかが焦点と言え、社会問題に対する意識の高さや理解力が問われる作品内容でした。

投稿 : 2022/06/05
閲覧 : 166
サンキュー:

3

とまと子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

楽園に遊ぶわたし(実はお姫様♡)

 
風邪引いて熱出して寝込んでて、「今どんなところに行きたいか?」と訊かれたら、こういうところです。

青い空、広い海、そよぐ風!
そしてそこでわたしは輝く銀髪をなびかせる美しくもお転婆なお姫様!
寡黙で命を賭してわたしを守ってくれる幼馴染イケメン(忍者サムライ)。
一方で叶わぬ恋に一途な超スパダリ(しかも悪役)。

どうですかっ!?
これ以上のトラディッショナル少女漫画の大楽園は、そうそう描けるものじゃありません。
ストーリーが面白いかどうかとか、設定の深みがどうだとか、そんなことを語った時点であなたは負けです。
わたしとしては、ただひたすらこの楽園で遊んで楽しむことをオススメします。
そういうつもりで飛び込んだなら、このアニメほど素晴らしいアニメはもしかしたらもう作られることはないかも知れません…。

と、いうわけで、わたしとしてはかなり好きでした♡
だって、OP曲は梶浦由記さん。「へーへイホー へイホー♬」ですよ?
その旅のお誘いに乗らない選択肢はないじゃないですか!

お仕事疲れからのプチ避暑旅行に・・・・ いかがですか?

投稿 : 2022/05/15
閲覧 : 195
サンキュー:

18

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

好きな物だけを入れた鍋

オリジナル作品(2022.4)
キャラの表情や背景、キャラデ等非常にポイント衝いてると思います。物語のテンポも非常も良い。ただ、中身については良く言えばジブリの冒険活劇ロマンぽいノリの勢いの作品。ほんとに皆大好きな物だけをぶちこんだ鍋。味は保証しないよって感じ。確かに具材は素晴らしいのだが、コクと深みはなく出汁も今一つ。哀れな闇鍋にならなかったのは凄いと思う。
個人的には、ヒロインのビジュアルの第1印象は茅野さんそのまんまと感じたが性格的には、うむ、瀬戸さんかなという印象。お淑やか系なら茅野さんでズバリだったと思う(私感)。
ラストについては、このノリなら「ラピュタ」系の冒険モノで良かったんじゃないかと感じる。変に世界系にして浮いてしまったキャラがいるのが消化不良の原因かな(私感)。まぁでも悪くはなかったですよ。

私のツボ:残念美人役は瀬戸さんって事ね

投稿 : 2022/04/26
閲覧 : 125
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5

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

雰囲気は良いけど、冷静に見ると特に面白いわけではない。

設定としては1830年代くらいのお話ですね。

タイトルに「海賊」って入っているくらいで海や島が舞台になっていますし、「王女」って入っているくらいで主人公フェナの血筋は良いです。

そんなフェナが父と航海中に襲われ、なんとか逃げ延びて一命を取り留めたものの娼館に拾われ娼婦としてのデビューを迎えようとしているとかいうなかなかインパクトのある物語のスタートではありました。

で、タイトルの「海賊」要素がもっと普通に海賊なのかと思ったらちょっとあり得ないオーバーテクノロジー感のある諸々が出てきて、良くわからないうちに話が変に壮大になってわけのわからないうちに終わるという感じでした。

実はそんなに似ているってわけでもないけど気分としては『ふしぎの海のナディア』の超々劣化版を見せられたような感じでした。

作画も音楽もそれなりに良いので雰囲気はとても良いのですが、お薦めはしません。

投稿 : 2022/04/07
閲覧 : 309
サンキュー:

31

ネタバレ

やまげん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

途中まではすごく良かったのに…

画がとにかくきれいな作品だった。街の景色や海、船の室内や洞窟内などの描写は絵画のようだった。

それだけでなく、人物の描写も細かく、特に表情の変化については見ているだけでも楽しくて、こだわりを感じた。

ストーリーも、10話まではすごく良かったのだが…。

{netabare}海の下から、木々が生い茂った島が、さも当たり前のように現れたあたりから不安を感じ始めた。えっ何の説明もなし?どうやって海の中で生育できてたの?
終盤では、滅び&再生か、現状維持かの選択を迫られる展開になり、あまりの唐突さに制作陣が物語の作成を放棄したのか、とすら思った。

終盤で一気にこれほど残念になるアニメは、ずいぶん久しぶりに見た。原作のない、オリジナルアニメのダメなパターンの見本を見た気がする。

別に、選択を迫られる展開そのものが悪いというわけではない。しかし、そんな重大な選択を迫られる差し迫った事情は特に描かれてなかったので、選択を迫るエデン側に対しては、余計なお世話だと感じざるを得なかった。
さらに、選択をした巫女が耐えられないからと記憶を消すというのは、余計なお世話ここに極まれりといった感じだった。
コーディを使って、誘導してフェナをエデンに呼んでおきながら、必要性の感じられない2択を迫り、さらに勝手に記憶を消すとは…もはやエデンは暴走しているとしか思えなかった。

ここからエデンを倒すべく立ち上がったフェナたちが、エデンと戦う展開があったら面白かったのだが。{/netabare}

投稿 : 2022/03/24
閲覧 : 193
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8

ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

シナリオ以外全部最高!?

オリジナルアニメ


うーん…どう説明したらよいのだろうか

 {netabare}『ふしぎの海のナディア』{/netabare}圧縮版

例えた先が未視聴だと意味不明となるがゆえに他作品との比較は不親切な気もするのでなるべく避けてはいたのですが他に例えようもなく。展開がまんまそれでした。

 {netabare}・青い海と輝く太陽!つまり海洋冒険活劇
 ・自分に正直といいますか一癖あるヒロイン
 ・どこか脇の甘い敵方の女海賊
 ・そして世界の運命を握るのがヒロインだった!展開
 ・そんな運命を受け入れキャラ変するヒロイン
 ・そのギャップに悶えるキモ視聴者俺{/netabare}

嫌いというよりむしろ好物なうえにダメ押し要素もある。こちら↓

 劇伴 梶浦由記
 出演 坂本真綾

個人的には名作フラグ立てても良くてよ…ってやつですがそうは問屋が卸しませんでした。前述の冒険活劇アニメ全39話をこちらでは全12話にまとめたような感じになったために綻びが垣間見えるとでもいいましょうか。ドがつくストライクゾーンの作風ゆえそれなりに楽しめたので私みたいな趣味の人には需要があるやもです。


時代は18世紀。産業革命ちょい前の中世ヨーロッパの佇まい。没落貴族のおてんば娘が自身にふりかかったトラブルを機に海洋に出るという冒頭。なにより太陽と海がきれいなのでした。画に惹かれます。
ひとくちに“画”といってもいろいろ。キャラデザインは好みによりますが普通にキレイ。主戦場が海ってこともあるのか背景美術・色彩も満足。それに素人目にみてもよく動いてる感じもします。
そんで見た目に加えて梶浦さん劇伴でしょ?OP/EDも良かったですよ。演者さんだって申し分なし。個人的に視聴済みアニメの中でわずか3つに留まる満点評価作品でヒロインはられてる瀬戸麻沙美さんと悠木碧さんご両名が出演されてたりするんすよ。

だがここまで。
端的に尺が足りないわけですが逆もしかりでは? 2時間くらいの映画で充分と言えそうです。
広げた風呂敷を畳まないのならそもそも風呂敷を広げず不要になるシーンを削ったらよろしいかと。もちろんどっかで匂わせといてくれてもよくね?と尺不足を嘆く気持ちが大半ではあります。

①削っていいやつ
 謎は謎のままにってのもありなんですが、キャラでも描写でも「これ要るか?」多数。

②説明してほしいやつ
 終盤の転回が激しいからこれ大事。 
 {netabare}例えばフェナ改め“選択の巫女”は究極の選択を迫られるわけですが、事前に世界に綻びが生じているみたいなジャブをかましてくれるだけで説得力が違うのに。これまでの仲間との結びつきを重視しての選択は理解できるものの、対となる“世界終わるよん”が降って湧いたネタのため腑に落ちない。

  「そうはいうけどマジで?ほんとに?いま平和なんだけど?」

 と現実感乏しいはずなのにフェナちゃん受け入れるんですよね。第1話で運命に抗うために海に出た娘がえらいあっさりと運命受け入れちゃうキャラ変に戸惑います。ここでいう運命とは血筋系のやつを指します。まあ嫌いじゃないけど。なおこちらあくまで一例であります。全体的に説明不足。{/netabare}


①②ともに脚本と構成でなんとかなるやつでした。
うーん…どう説明したらよいのか。。。アニメとは総合芸術であるとの弁は至言と思われ、五角形のどれか一角の値が極端に小さいとそこに足を引っ張られちゃう典型例といえる作品でした。



※閑話休題

■もはや神頼み

愛するドラゴンズ低迷の理由はこれ↓
{netabare}草薙の剣が国外へ流出したとあっては日本の一大事はもちろんのこと、そら熱田神宮のお膝元名古屋への災禍は致し方なしと思われる。 ※在名古屋の方ゴメンナサイ{/netabare}



視聴時期:2021年10月~12月 リアタイ

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2022.01.20 初稿

投稿 : 2022/03/22
閲覧 : 543
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41

ネタバレ

くまごろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

?が多い作品

視聴完了

簡潔な感想としてまとまりのない作品と言う印象。

あらすじ
主人公フェナは自らの純潔を守るため娼館を1人で脱出しようと試みるも即失敗、そこに昔の使用人、さらに謎の武装集団が助けに来て、無事島から脱出する。
武装集団の根城についたフェナは長から、フェナの父からの遺品である謎の石を授かる。その謎を解くべく武装集団の仲間達と海に乗り出すのだ!!

と言う感じだったはずなんだが、後半は話が一転。
結論としては観測者という存在が、大洪水を起こし方舟に乗せた番以外をリセットするかしないか、という判断を選ばれた1人の人間に決めさせるもので、普通の人間に使命を与え、フェナが巫女としてふさわしいか見極めていた。ということ。結局巫女として何が合格だったのかはよくわからないが、合格しフェナに人類の未来を決める権利が与えられた。ちなみにどちらの選択肢を選んでも今のフェナの記憶は吹き飛ぶらしい。
選択は洪水は起こさない。その後記憶を失ったフェナと仲間たちは記憶を取り戻すため旅を続ける。最後のシーン雪丸がフェナに告白し、記憶を取り戻したことを匂わせる言葉を返して物語は終わる。

ということで、最初の設定に比べ後半の展開がよくわからない、というよりもあれもこれもと追加しすぎてお腹いっぱいな感じ。
1番可哀想なのはアベル。ヘレナに恋をして恋人になったのに、フランツにヘレナを奪われ、ヘレナはフランツと子を作り逃亡→処刑。使命とやらでフランツを殺し、妹であるフェナを探し出すも、使命とやらの影響で怯えられ、武装集団に攫われる。最後は雪丸と相打ち(何故か雪丸は胸を貫かれてるのに平気で復活)人生いいことがなかったね。
他にもヘレナは未来の自分の子のために好きでもない人と子作りをした挙句、多分使命の影響でで子供のために準備をしに行き、逃亡とされ処刑。
フランツも使命とやらの影響でアベルの恋人に言い寄られ、身を任せた結果アベルに殺される。

あとアベルがフェナ奪還のために雇った海賊団ノーブルローズも可哀想。
武装集団とためをはる個性的な集団だったが、アベルの説明不足(説明はしていたが、海賊であるということを理解してちゃんと説明すべきだったんだろう)により報酬ももらえず反乱→鎮圧。最終回で手下の3人は出てきたけど、他のメンツはそのままフェードアウト。

ちなみに武装手段の目的はフェナの護衛でなく草薙剣の回収であり、宝物がある島の場所が分かった段階でフェナを助けにいかず島に行くべきだ、と内部分裂をしていたが、結局フェナがいないと島にもたどり着けないという間抜けぶり。ちなみに草薙剣は簡単に手に入りました。

力を入れるところを間違えた感じでした。
映像と音楽は最高だったんだけどね。
特にopよかった。

投稿 : 2022/03/18
閲覧 : 91
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8

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:途中で断念した

超絶作画の海賊冒険アクション。

詳細は公式でも。

オリジナルアニメ作品で、制作はProduction I.G。舞台は18世紀、父親と船旅をしていた主人公・フェナは海賊に襲われ、ひとりだけ小型ボードで漂流して生き残るんだけど、漂着したのが娼婦・男娼の島「シャングリラ」でした。

それから10年が経ち、美しく成長したフェナは初めての「お仕事」を目前に控え、それが嫌で島からの脱出を決心するところから始まるストーリーのようです。

オリジナルアニメなだけに、どんな話なのかまったくわからない部分はありますが、Production I.Gの良好な作画と、PVから感じられる雰囲気には、やっぱり期待感しかないって感じですね。

=====で、第1話視聴後、所感です。
{netabare}
PVで想像していたよりも、もう少しくだけた感じのノリでした。フェナも、けっこうワチャワチャとしたキャラで、でも魅力あるキャラデザです。

ストーリーも、どうやら過去にフェナと絡みのあった忍者のような人たちの助けを得て、シャングリラから追手を振り払って逃げていくという話のようですね。おじいさん2人とのやり取りとか、逃走劇は面白く、動きもジブリ(ナウシカあたり)を彷彿とさせるコミカルな感じで良かったです。

作画はPVで思っていたよりも、数段パワーがあって超絶クオリティ。さすがProduction I.Gです。美麗でよく動く。思わず「おおっ」と声が出るほど。

初回の印象では、多士済々の今期でも上位を争うクオリティの作品になりそうだという思いを新たにしました。これからが楽しみですね。
{/netabare}
=====第3話視聴後、追記です。
{netabare}
相変わらずの超絶作画は継続中です。

ストーリーは、まあ今のところは作画に追いついていない感じはありますかね。でも、面白いですけどね。

ちょっとコミカルな掛け合いは、これはこれでアリという気がします。全編マジメに作ろうと思えば作れるだろうけど、そうなると少しハードボイルド過ぎる嫌いもありそうです。

おそらく、ここからグッと面白くなる予感がしますので、まだ助走という理解でいようかなと思います。
{/netabare}
=====第4話視聴後、追記です。
{netabare}
ここまで、この作品を高く評価してきたんですが、ちょっと暗雲が立ち込めてきた感じをしています。

先祖代々から受け継がれてきたクリスタルの石。これを作った人を見つけるのが目的になっているんですけど、そのヒントとなりそうな港町に着いた一行。なんやかんやあって、石を検分する村長から出てきた言葉。

この石の製作を依頼したのはジャンヌ・ダルクだ、と。

いやいやいやいや、こんなファンタジーみたいな世界観なのに、歴史上の実在した人名を出すんですか?

ちょっと、う~ん…

世界観がバラバラというのは、少し気になるポイントではあります。
{/netabare}
=====追記です。
FOD独占とかやっているので、録画して保存してあるのですが、冬アニメが始まっちゃったこともあって、積み状態です。

とはいえ、あまり評判もよろしくないようで、観る気がなくなるのに拍車をかけています。

とりあえず途中断念扱いに。暇ができたら観ますね。

投稿 : 2022/02/28
閲覧 : 374
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7

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえずの簡単な感想

 序盤は王道的冒険ものといった感じの展開、主役のフェナ・ハウトマンの可愛らしさや
コミカルさが魅力的で、かなり期待度は高かった。
 このコミカルさという部分に関しては、処女であるフェナが娼館で客を取らされるという、
ともすれば重くなりがちな展開を緩和するのにも役立っていた感がある。

 その後も面白そうな要素が次々と加味されていくが、終わってみると
「何を描きたかったんだろう?」という思いが。
 エデンを巡る真相も個人的には「なんだかなあ⋯」という感が拭えない。別に
金銀財宝探しという即物的なものでなくても良いが、冒険ものゆえの宝探し的要素はもっと
欲しかったかな。
 結局、やりたいことを色々と出してみたものの、それをうまく使いこなせないまま終わって
しまった印象。

 使いこなせないと言えば、キャラやガジェットもそんな感じで、キャラに関しては主軸の
フェナと雪丸からして、思った以上にアベル・ブルーフィールドとヘレナ・ザルモワーズに尺を
取られて、影が薄くなってしまった印象。
 フェナと雪丸に同行する紫檀らの一行もキャラの魅力に較べて、活躍度はいまいちといった
感じ。
 そしてキャラの無駄遣いの最たるものがグレイス・オマリー率いるランブルローズで、本当に
勿体ない使い方。
 序盤のサルマンとオットーの老人コンビなどもコミックリリーフかつバイプレイヤーとして
いい味を出しそうなのに序盤だけで終わってしまったし。

 ガジェットに関しても、フェナ達の乗船するカツオ2号は潜水艦の特性があまり
活かされないまま。
 海上封鎖された地域への海中からの侵入、海中で浮上できない危機的状況に陥る
アクシンデント、通常の船との海上と海中の攻防戦など、やりようによってはいくらでも面白い
展開を作れそうなのだが。
 アベルの乗船する船の炸裂弾なども、その凄まじい破壊力に「カツオ2号との戦いは
どうなるのだろう?」と思ったりもしたが、結局何もなし。

 文句ばかり書いてしまったが、フェナとその一行、そしてキャラ同士のやり取りはかなり
魅力的だし、彼らが活躍するアクションシーンも楽しい。
 終盤のフェナのエデンでのダンスシーンも素晴らしく、ここでの音楽は梶浦 由記らしさ
全開という感じ。

2022/02/28

投稿 : 2022/02/28
閲覧 : 100
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6

うおお さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

おもしろい!

画面全体の色彩が美しくて超絶エモかった。
最後よくわからんけど。

投稿 : 2022/02/19
閲覧 : 77
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4

ネタバレ

pikotan さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

OPが神曲

2021年秋アニメの中で期待していた作品の一つです。
ラストの展開は私が想像していた方向性と違っていてやや戸惑いましたが、Production I.G作品だけあって全体的には完成度の高い作品でした。
ただし、てっきり2クール作品だと思っていたので、終盤の展開が駆け足というか物足りなかった感はあります。
でも面白かったですよ。

各話楽しませてもらいましたが特に気に入ったのは第一話で、Bパート終盤に雪丸がフェナの頭を棒で叩き、たんこぶを作ったフェナが倒れているシーンです。
いきなり棒で叩かれたのでビックリしましたが、昭和のギャグアニメのような大きなたんこぶのフェナに大笑いしました。
美しいフェナとたんこぶが不釣合で可笑しくて可笑しくて。

それからテーマ曲もお気に入りです。
マクロスデルタの歌姫二人がOPとEDを担当するなんて私にとっては最高のご褒美で、特にJUNNAさんが歌うOP曲「海と真珠」は神曲認定して良いでしょう。
出だしの「ヘイオーヘイオー」を聞いただけで背中に電気が走りました。
好きな曲は沢山ありますが、聞いた瞬間にビビッときた曲は久々です。

作詞作曲は数々の名曲を世に送り出している梶浦由紀さんですが、この曲も本当に素晴らしい。
加えてJUNNAさんの声質がこの曲に完璧にハマっていると思います。
歌唱力のある人は沢山いますが、他の人だったらここまでの感動は無かったかもしれません。
JUNNAさん以外でこの曲に合う声質の歌手は、解散したKalafinaの3人くらいだと思います。

あと鈴木みのりさんが歌うED曲「サイハテ」、こちらも良い曲ですね。
ガツンと来るOP曲に対して、こちらは心に沁みる、なんとも心地良い感じでした。
この2曲はアニメテーマ曲の理想形ですね。

私としてはもう少し評価されても良い作品だと思います。

投稿 : 2022/02/11
閲覧 : 122
サンキュー:

9

ネタバレ

菊門ミルク大臣 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 1.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

素敵なへの字

序盤は間違いなく良かった。
キャラ同士の掛け合いとかもかなりいい感じだったし
サムライ従えて謎解きの為に西洋の大海原へ…

中盤からシタンがヒステリックになって論理的思考放棄で全部主人公のせいにし出した辺りからおかしな方へ舵が切れたのかな?ジャンヌ云々とかも怪しくなったきっかけのような、急に『勘』で切り抜け出したのも逃げのような…

9話で急に謎解き要素出たと思ったら即答え出して唐突に解決。
いざ最終ステージへ…というのももう何がなんだかで強烈な置いてけぼり。
そもそも抜け人になって追っ手がどうとか、そもそも別に主人公達海賊じゃなくない?とか
恋愛要素だとか謎解きだとか島が海から出てくるようなファンタジーだったりおばけ?出てきたり主人公とんでもない役割背負わされてましたーとかなんかもうぐちゃぐちゃになってたと思います。終盤に向かう程におかしな事に。
主人公に選択を迫るには視聴者としても主人公目線であってもエピソードが少な過ぎるので説得力も何の感慨も生まれず何か勝手に話が進んでるだけみたい。
結局じゃあこの旅は何だったんだ?

序盤名作の匂いがして物凄く期待してしまいましたが…
結局は詰め込み過ぎてよく分からないものになるというよくあるパターンのイマイチな奴。という感じでした。

投稿 : 2022/02/10
閲覧 : 98
サンキュー:

6

ネタバレ

福松 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

下品さがないのが良いです(むしろ品がある)→少女にとっての未来少年コナンになりえたのか

第十話まで視聴しました。
ギャオでの配信方法がちょっと特殊で、数話をまとめて約一か月毎に更新されるということもあり、かなりライトな観方をしています。つまり、前回、どこまで話が進んだっけ?と忘れた状態で何話か一気に観る、という形です。前回を振り返って観たいのは山々なのですが、手段が今の所、ないのです。
和洋折衷の冒険もので、それだけで楽しいです。フェナを中心にキャラデザは非常に良いのだけど、表情の動き方が独特で、違和感を持つ方もおいででしょう。まあ、私は気になりませんが。
仲間に女子が少ないのが妙にリアルな気がします。実際の船旅は非常に厳しいものだったらしく、女性は特に大変だったでしょうね。
あと、下品な要素が見当たらないのは安心できます。楽しい冒険譚を求めている私には、これで十分です。
仲間たちは強いことは強いのですが、ズルしてる感じがありませんし、フェナの恋愛ネタ、三角関係ネタもフレーバー程度しかない感じます。
感想タイトルにもある通りで、もしかしたら女性向けをかなり意識して作られている作品かもしれません。イケメンキャラがいるし。

第九話、そうゆう事だったのね、とかなり納得しました。魔女(とレッテルを貼られた女性)の火刑なんていう野蛮な事を実際に人類は(ヨーロッパで。他地域でも似た事例はあるはず)やってたんだと思うと、虚しくなるとともに、少しは人類はマシになっていきつつある(昔が酷過ぎただけ?)のかなと楽観視したくもなります。そういえば、第一話で奴隷として売られそうになる、という話があった事も思い出しました。意外に覚えているもんですね。
とんとん拍子に話が進み、私の記憶もどんどん回復していきますw 西経14度、北緯63度ってどこだろうとググってみたら、アイスランド沖の大西洋らしいです。危険なので検索画面はすぐに閉じました。

第十話、冒険ものらしくなってきました、いいねえー。これは幼い女子に観てもらっても大丈夫な作品のように思えてきました。これは悪い意味ではなく、感受性の豊か過ぎる幼い子に魅せて悪影響はなく、逆に良い想像力を芽吹かせるんじゃないかな、っていう意味です。
配信は第十一話まであるのですが、眠いので観るのは明日以降にしたいと思います。

2021-1217追記
第十一話、いい話で素直に感動しました。劇伴ズルいよ涙。ベタだけどこのエピソードだけでも満足なくらいです。あにこれでの評判はイマイチとのことでしたが、合う合わないは観てみないとわからないものですね。
ラストはいつもの「どうゆうこと?」でした。あと二話かな一話かな。

2022-0121追記、評価確定、タイトル追記
最終第十二話を視聴、前話を忘れてそうで不安です。とりあえず、普通にOPがありました。
エデンに巫女を導く管理者。全ての巫女の記憶。魂の管理。輪廻。選択の巫女。逃れられない運命。可能性のある未来その1は傭兵の死、その2は時の箱舟。うやむやになった選択の内実。
選択肢があるようで、実は道が用意されていた、って実生活ではよくあることですが、本作は選択後、記憶を失い、血を残すために子作りを強制される、という中々な世界でした。
告白と別れ、フェナの髪色が変わる、最後に巡回シーンがある、記憶が無くなってもあまり本人の人柄は変わらないなど、伝統に則った造りとなっていました。

全体を通してみると、本作はアニメファン向け作品ではなく、アニメはプイプイモルカーくらいしか観たことのない未就学児や小学校低学年の女子向け作品だと感じました。
全く金儲けが出来ない層がターゲットとなっていて、実にNHK的な作品です。NHKじゃないけれど。フジテレビは色々あったけど、企業としては英断と言えるのではないでしょうか。
必須要素は上記のように取り揃えてありますし、絵も私のタイトル通り、綺麗で下品な所がないです。
親が子供にどんなアニメを勧めようとも、観るかどうかを決めるのは子供自身のはずですが、実際は親の意向がかなり強く効き、上記の「選択肢があるようで、実は道が用意されていた」にそのまま直結します。まあ、ここまで気づく女児はいないと思いますが、親は知っておいていいと思います。
個人的には、これは小さい女児に勧めて良い作品だし、上の方に書いた通り、女児の好奇心や感受性を正攻法で刺激する良い作品だと感じました。
私は視聴前には検索などを一切しないタイプなのですが、本作についての評価の低さはどうしても耳に入ってきてしまいました。
これは、この作品を深夜枠で放送してしまったからではないでしょうか。
昔のNHKのアニメ枠が残っていたとしたら、本作はその枠にふさわしい評価を受けたと思います。
アニメファンの御眼鏡に適う内容ではありませんでいたが、それは酷評ではないと感じました。
そもそも他作品と同じ土俵に乗っていないのですから。

2022-0122追記
ふと思いつきましたが、ナディアと比較するのは酷というものです。皆さんのレヴューをまだ見ていないのですが、見る前に一言書いておきたくて追記いたしました。
ナディアは未就学児から本格的なアニメファンまで全ての層にお勧めできる傑作ですから、やはりターゲット層の厚みが違いすぎると思いました。

投稿 : 2022/01/22
閲覧 : 197
サンキュー:

20

ネタバレ

kabaj31 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

すばらしい。

11話の主人公2人を置いてけぼりの超展開はすばらしいと思いました。
途中までの話は、洞窟を探検したり敵に追われたり、インディジョーンズみたいだなあと思いました。
そして11話の主人公2人を置いてけぼりの超展開がすばらしいと思いました。

このお話は、たぶんこういう世界だった。
11話までを見て、これはこういうお話の世界だったと、それ以上はなにも理屈は要らないんじゃないかと思いました。
主人公までもが11話まで導くのが役割で、実質11話でお話は終わってると思います。
12話はオマケみたいなものなのかなあと思いました。


■追記
これだけだとネタみたいなので(半分ネタなんですが)、一応補足で。
11話のアベルとヘレナのシーンはすばらしいです。
本作は、キャラデザを含め全体的に映像が超美麗なアニメですが、
このシーンは、映像・演出・音楽ともに、さらに気合い300%ってくらい力が入ってました。
まさに圧倒、でした。
ユキマルとアベルのバトルの最中、その流れを割って入ってのこのシーン。
主人公2人を置いてけぼり。
自分も置いてけぼり。
しかし、映像の美しさには圧倒されている。
(後から考えると、そういえば魔性の女っていう設定もあったような)。
よく見たら背景が夏秋冬春と四季になってる部分があったりして、それに何の意味があるのかは知らないけど、
とにかくなんだかすごかったです。
このシーンだけでも見る価値はあったと思ってます。
追記終わり。

投稿 : 2022/01/21
閲覧 : 166
サンキュー:

4

まだ初心者 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

びっくりする内容のアニメ

PV見て「ワクワクする冒険ものっぽくて面白そう」と思い視聴したのですが、まさかのファンタジーアニメでびっくりしました。
イケメンキャラの比率が多めなのと、ストーリーが破綻している点を踏まえると女性向けのアニメなのかなと思いました。
はっきり言って自分には合いませんでした。

ストーリーを重視されてる方にはおすすめできないアニメです。

投稿 : 2022/01/19
閲覧 : 211
サンキュー:

3

ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

海賊じゃないよ、王女だよ。

全12話

海賊に襲われ沈没した船から脱出した主人公である少女フェナはある島へ流れ着きます。その島の町の娼婦の館で育てられ10年が経ちました。客を取るように言われ、拒否したフェナは脱出を決意、脱出した後窮地に立たされたフェナは刀を持った青年に助けられる。その青年は雪丸といい沈没した船で離れ離れとなった幼馴染でありました。フェナは雪丸と雪丸の仲間と共に脱出の際に父に託された石の正体を探るため海へ旅立つお話です。

道中の謎解きは面白かったのですが、他のレビュワーさんが言っているように締め方が良くなかったですね。
{netabare}
エデンに行けば、世界中の宝が集まっているだの、種を保存するための方舟があったり、フェナは世界の命運に担うだの急にスケール大きくなってよく分からなくなりました。

また、役割を終えたので白髪から黒髪になったのか分かりませんが、黒髪になったフェナが記憶が蘇ったのもなんとも言えない感じでした。

エデンについてはもう少し説明がほしかったですね。
{/netabare}
みなさんの軽い掛け合いは好きでした。(フェナのたんこぶ姿には笑ってしまいましたね。)

OPはJUNNAさん、EDは鈴木みのりさんが歌っています。

最後に、オリジナル作品は後半失速する作品が多いですね。色々詰め込みすぎている感じがします。オリジナル作品好きなので、是非最後まで頑張ってほしいですね。

投稿 : 2022/01/15
閲覧 : 172
サンキュー:

22

ネタバレ

sion さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

謎解きは現実世界にある。

 とても面白かった。世界各地にある、色々な伝説を散りばめて、オルレアンの聖女伝説の一つの解釈としてのジャンヌダルクを、とてもドラマチックに映像化していた。切ないほどの憧れと取り戻せない悔恨はアベルのみならず、当時の魔女裁判を知る者には胸に迫る悲しみすらも覚えるかも知れない。
 そう。この「お話」には秘密がある。いや、世に語られている謎と隠された真実(と思われている)を集めまくって作られている。

 聞いたことはあるだろうか?
「箱舟」(ノアの箱舟)
「ソロモンの秘宝」(ユダヤの第13種族)
「アレキサンドリア図書館の失われた10万3千冊の魔導書」
「日本創生にまつわる3種の神器と失われた剣」(七支刀)
・・・そう、一般に「オカルト」と分類される・・・だがしかし人々の心を捉えて止まない壮大な物語達を。

 このアニメは知らなければただ単に綺麗なだけの絵物語になる。だが散りばめられたキーワードを知れば幾万通りもの見え方をする。
「カインとアベル」「キャプテンキッド」「真田十勇士のその後」「聖杯物語」「イングランド王家と海賊にまつわる逸話」「十字軍の謎」等など。興味がお有りならちょっとググって見れば興味を引く内容が出てくるかも?
 それら夢物語に描かれる楽園、最終目的地「シャングリラ」「パライソ」「ヴァルハラ」作者たちの描いたそれらの一つのビジョンが、あの映像の「エデン」だ。
 つまり「海賊王女」は世界中にある解き明かされていない「謎」を一つの形として映像化されたモノで、多くのユーモアや希望をのせた夢物語なのだと思う。

 あの宝物庫のたからもの達はどんなモノだった?時代も場所も限定されないあらゆる所のあらゆる時に集められた物だった。東洋西洋を問わず、現代過去も問わず、もしかして未来の世界にある物もあったかも知れないよ?
という事は忘れている(忘却させられている)だけで、実は「フィナのお話」ではなく現実に生きる「我々一人独りの選択のお話」かも知れない。

 あなたは自分に与えられた「使命」を知っている?それはもう「果たされた」?それを「知ろう」としないものには解き明かせない「真実」がある。
それを語っているストーリーだと思った。

 真田の末裔が大西洋に渡りジャンヌダルクの末裔やイングランド王の係累と渡り合う。冒険活劇として描けば時として陳腐に見えてしまいそうなテーマだが、オルレアンの聖女と英国王子の悲恋としてファンタジックに美しくまとめて作品化している。まぁ冷静に考えればどちらも荒唐無稽ではあるけれど、それを「絵本のお話」のように上手くまとめている。
 たかがアニメのお話。されど世にある「昔語りや童話」のように消された真実や語られない歴史が隠されている・・・かも知れない。

 あなたに問う。語られたキーワードをいくつ知っている?それらは「アニメの中」には無く「現実世界」にある。それを語るのは現実世界ではタブーであり危険でもある・・・が、とても面白い。アニメが「お話」である以上総てをその中に求めるのも仕方が無い。ただ、それが「語ろうとしているもの」がアニメの虚構の中だけなのか?それとも私たちが生きている現実の中の事なのか?は分別して見ないと、作者が伝えたいものが見えない場合もあるかも知れない。
 キャラクターの名前にまつわる設定。音楽や歌詞に乗せられた符号。時代背景としての年代設定の遊び。選ばれた者達の栄光と不条理・・・そう、作者たちのそういった遊びにどれだけ気が付けるか?でこの「海賊王女」の面白さは変わるのかも知れない。まぁ、どう見てどう感じるのか?は我々の自由なんだけどね。

投稿 : 2022/01/14
閲覧 : 62
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3

ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

海の藻屑

海賊王女?
海賊と王女じゃないか。
「と」を入れなさい、「と」を。
紛らわしい。

1話のアイランド脱出劇は面白かったけど。
そのあとがいただけない。
よくわからないし、尻すぼみだし。
「エデンへ行け」が掛け声倒れです。

そもそも、忍者潜水艦を海賊とみなすところから無理がある。
それに、舞台は北大西洋。
ミスマッチも甚だしい。
どこかシュールな風が吹いていました。

キャラ設定は丸。
ヒロインであるフェナが抜けててかわいい。
ときおりみせるとんでもない行動も許容範囲かな。
ただし、{netabare}夢遊病で仲間を危険にさらすところはいただけない。{/netabare}

お供の従者?である忍者隊は個性的でユーモラス。
強いし、早いし、そそっかしい。
それに、会話のテンポがいい。
物語の緩急になっていました。

後には残らないストーリー。
それだけ、薄かったってこと。
ただし、{netabare}雪丸にどつかれるフェナがやたら痛そう。{/netabare}
これだけは、記憶に残るでしょう。

投稿 : 2022/01/13
閲覧 : 163
サンキュー:

21

ネタバレ

かりんとう さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

惜しいというか、残念というか…

※最終回を見終わって


中澤さんはアニメーターとして尊敬してます。
ですが、海賊王女…とても惜しい、というか…残念というか…そんな作品でした。

まず、作品の雰囲気はすごく好きでした。音楽もピッタリ。1話はなしとしてその後の掴みもよかったと思います。
ですがはっきり言って最初のフェナと仲間達の冒険を永遠に見ていたほうが楽しかったかな、なんて思います。

結局なにも解決してないんです。
世界を創り直すか、継続か決められんから第三者=巫に選んでもらおー!とかふざけた理由でフェナの一族はその「巫」に選ばれて何度も選択をやらされてるってことですが、相当世界に恨みでもないかぎり創り直す選択はしないだろと思います。
で、結局"継続"を選択すれば記憶がなくなり、その巫にまた子供産んでもらってまたその子供=巫に数年後選択をやらせると。
これって結局フェナの一族は選択の巫の役割から逃れられてない訳だからバッドエンドみたいなもんですよね。なんならせめてその呪縛から解放、てきな感じで終わらせてくれればよかったのに…

それにフェナの母親ヘレナですが、"継続"の選択をしたのに記憶が残ってたんですよね…私がなんか聞き逃したのかな?(^^;


※ランブルローズについて
アベルがフェナに接触した辺りから既に駆け足感はあったように感じます。ランブルローズとかなんだったったのか…呆気なく殺られました。
しかし最終回にてランブルローズのゴスロリっ娘、眼帯っ娘、方向音痴っ娘の三人が少しだけ出ましたが船長やその他船員の姿はなく、三人だけ生き残ったって感じなのでしょうか?
個人的にランブルローズの活躍を期待していたので、残念です。

まぁ、自分としては途中からアベルが主人公だったのでアベルがヘレナに再会できてよかった、よかった~って感じです。

投稿 : 2022/01/12
閲覧 : 410
サンキュー:

7

ネタバレ

いい歳したおっさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ハッピーエンドに見せかけたバッドエンド

後で調べて分かりましたが、この作品は元々の原作はなくオリアニとの事でした。全話視聴を終わりましたのでレビュー致します。

あらすじは、幼い頃の主人公が父親と船旅に出ている最中に海賊に襲われてしまいますが、ある男子の手によって主人公1人が小型ボートにて助かります。ただ、彼女がたどり着いた先が娼婦の島で、その後成長した主人公に初仕事が任されますが、それを受け入れられず島を脱出しようと奮闘します。
その最中、「ある男子」が成長した青年に再会し窮地を救われた事で、眠っていた記憶「エデン」が呼び起こされ、青年と仲間とともに謎を解明するするために船旅に行くことになる・・・という内容です。

正直なところストーリーはかなり面白かったです。「最終話」を除いては・・・

{netabare} 父親から形見として残った「石」や「エデン」の謎へ近づいていく工程は冒険活劇としては十分に面白かったです。
しかし中盤、フェナの母親やアベルの登場によりストーリーが謎めいたものとなり、謎が謎のまま最終話へ進み、その結果がタイトルの通りです。 {/netabare}

【最終話について】

{netabare} 展開が唐突すぎて「?」です。話の意味は分かるのですが、「なぜ急にそうなる」という意味です。
ラーメン屋で飯食ってたら、そこに車が突っ込んで来るくらい唐突で、「エデンの意味」や「フェナが存在する意味」が大きな伏線もなく突然明かされ、エデン(の神とも言える)声からフェナに理不尽な「選択」を迫ります。フェナは旅を共にした雪丸や仲間を救うため、自己を犠牲にする選択をするのですが・・・

作中ではハッピーエンドのように話が纏まりますが、正直なところラストから行きつく先を想像すると「記憶を失った(リセットされた)フェナと過去の船旅を辿ってフェナの記憶を取り戻そうとする雪丸」は「フェナの母親とアベルの生き様」とある意味ダブっており、愛に「憑りつかれた」生涯になりそうな気がしますし、何より生まれてくる子供も「選択の巫女の運命」を繰り返す事になるかと思うと、これはバッドエンド以外の何物でもないほど不幸な気さえします。この作中の結末は幸せと言えるのだろうか・・・

この終わり方も1つの正解なのでしょうが、個人的に「フェナの性格」を考えるなら、「世界のリセットによりフェナと雪丸がアダムとイブになる選択」も「自身をリセットして世界を維持する選択」もお断りで、どちらでもない第3の選択を行ない、巫女の枠割もエデンも終わらせるような本当の意味でハッピーエンドにしてほしかったです。 {/netabare}

☆の評価上、物語の評価以外は点数が高いため、この評価となっていますが、実際の全体的な点数はもっと低くなります。ちょうど3.0くらいでしょうか。それほどラストがもったいなかったです。

投稿 : 2022/01/08
閲覧 : 304
サンキュー:

8

ネタバレ

ぴかちゅう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

最終回の展開には、フェナと同様、ついていけませんでした

海賊が敗北を喫するくらいまでは楽しめました。ただ、12話があまりに唐突すぎて。。。まともな伏線もなく、いきなりスケールが大きいお話になっては、フェナも雪丸も視聴者もついていけません。また、フェナ一行が恐れていた刺客みたいな人とか、意外とあっけなく撃沈した海賊がどうも生き残っているっぽいとか、アベルがなぜエデンで的確な道筋を知っていたか、などまったく回収されていない伏線も多く、おそらく、そもそも回収する気もなかったのでしょう。最後にフェナが過去を思い出した感じで終わるラストもご都合主義的。

原作があって12話に押し込めざるをえなかったのなら事情は察しますが、オリジナルアニメでこのストーリーの出来は端的に酷いです。

瀬戸さんは好きだし、フェナ一行も個性があってよかっただけに、設定・ストーリーの弱さが際立ちました。

投稿 : 2022/01/07
閲覧 : 121
サンキュー:

5

ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

美しい物語をチグハグに繋げた、パッチワークみたいな作品

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
Production I.Gによる、オリジナルアニメ作品。作画のクオリティは非常に高く、ファンタジー要素を含んだ冒険モノとしての期待感もありましたが、評価は尻すぼみという感じ。

レビューでは、ちょっっと誉めた後、酷評してます(笑)

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
まず、誉めましょう。

作画、素晴らしいです。ギャグ、センスあります。恋愛、ニヤニヤできます。世界観、良い感じです。

序盤は名作の気配がしていました。00年代のNHKアニメ、『グイン・サーガ』『十二国記』『未来少年コナン』『精霊の守り人』『アリソンとリリア』『獣の奏者 エリン』。こういう系列。もっといえば、「ふしぎの海のナディア」の系譜。

ところが中盤以降、どんどんシナリオが崩壊していく。

まず、謎解きの残念さ。9話の謎解きなんか、「いきなり知らん歌を歌われても」って感じだったし、島を次々と巡っていくのも、そこに必然性を感じないというか。

これは、圧倒的に尺不足なんだよな。本来は、様々な島を巡るなかで、色々な選択を積み重ね、成長し、仲間との絆を深めながら、謎を1つずつ解いていく。そして、真相に近づくに従い、少し変化して(失って)いく自分に恐怖していく、フェナ。

どう考えても、2クール必要です。イムラさんのレビューに「たぶんこうだったんじゃないか劇場」というのがありましたが、私も、本当にそうだったんじゃないかと思いましたよ。大共感でした♪

最終話はマジで酷い仕上がり。いや、仕上がってないので、「仕下がり」とも言うべきか(苦笑)

これまでずっと「勘」だけで道を決め(正解し)てきたフェナが、「選択の巫女」って、どんな嫌味だよと思った(苦笑)

しかも、「世界の命運を定める」なんて神のごとき役割が、「血筋に依存する」とか、不自由な選択を迫った上、「じゃあ後は、子を宿し、産むのが役割だ」なんて、どんな旧時代的な価値観の政治家だよ、世界から嗤われるぞ(苦笑)

さらに、「強い覚悟の上での記憶喪があっさり回復」って、神のシステムはガバガバか、デバッグ作業サボるなよ(苦笑)。

てか、「抜け忍、お咎めなしか?」とか、「ジャンヌダルク要素必要か?」とか、「究極、アベルの物語は全カットでも問題ないだろ」とか、意味不明な設定・伏線数多い。

極めつけは「最後の幸丸の笑顔がキモい」w あそこはあんなヱビス顔じゃなく、もっと格好良い笑顔を浮かべさせてやろうよ(苦笑)

(あと、気にする程ではないけど、海賊王女というより、王女海賊では?と思ったり)。

まあとにかく、1枚1枚の布(小さな物語)は美しいのに、その繋ぎ合わせ方にセンスがないから、結果、何を伝えたいのか分からなくなった、パッチワークみたいな作品になったのかな、と。

これ、アニオリだから、監督(原作)誰だ? と思ったら、作画マンで、テレビアニメは初監督(原作)作品か。(アニメCMやショートアニメの監督としては受賞歴もあるようです)。

なる程、作画だけは素晴らしく、謎を投げるだけの思わせ振りな展開だけはあるという、本作の特徴が腑に落ちた感じですね。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆4
作画は良いね。本気で作っているアニメだということは伝わる。ゆき丸で、幸村かい。ギャグとイロモノ系? ヒロイン殴るなよ(笑)

2話目 ☆4
真田家の末裔。隠れ里。90年代のNHKアニメっぽい雰囲気が好き。

3話目 ☆4
潜水艦か。オーバーテクノロジー。落ちるところの浮遊感は素晴らしいな。

4話目 ☆4
紫丹の弓を選んだ理由が渋いな。ジャンヌが生きていた、という歴史ロマンを入れてくるか。んで、ジャンヌの娘とか孫とかそんな感じ? なんかこの街、滅ぼされそうだな、そのうち。

5話目 ☆3
たかだか4つの数字を隠すだけにしては、ずいぶん大げさというか、ガッカリというか。

6話目 ☆3
う~ん、どのみち、鍵であるフェナは取り戻さなきゃだしな。イマイチ、説得力が。

7話目 ☆5
今まで観た海戦の中でも、トップレベルの一撃。単純に格好良い。

8話目 ☆3
紫丹の嫉妬w 白い犬だし(笑) 自虐の嵐w 幸丸、イケメンだな~(笑)

9話目 ☆2
こりゃヒドイ謎解きだな。だったら、その歌(歌詞)を作中で何度か歌わないと。やりたいことに対して尺が足りてないんだよな。

10話目 ☆3
シリアスな中に適度にラブやコメが入っているのが良い。

11話目 ☆2
なんかこう、全てが唐突で、チグハグな物語を繋いだパッチワークみたいな作品だな。究極、アベルの物語は全カットでも問題ない。

12話目 ☆1
最後に来て、シナリオが破綻してるよな。選択の巫女なのに、勘が冴えまくり(運命)だったじゃん。それに、それって血筋に依存するの?  あっという間に記憶を失い、あっという間に取り戻す。なんのために記憶を失わせたの? 幸丸、最後の笑顔キモくないか? もっと格好良く笑わせようぜ。
{/netabare}

投稿 : 2022/01/05
閲覧 : 164
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26

ELFピエール・元春 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

不思議系の展開に持って行かなければ名作になれたかも

前期アニメの中では際立っていた作品であったが、終盤以降で探検モノから不思議系の展開にシフトした為
冒険におけるワクワク感が無くなってしまった
視聴者は探検モノとして作品を視聴していただろうから、急遽展開をシフトされてしまうと付いていけなくなってしまう
それも世界をどうたらこうたらとラスト2話でいきなり言われても???としか感じない

期待していただけに非常に残念である

投稿 : 2022/01/05
閲覧 : 110
サンキュー:

6

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

常在宿痾<49>

2話まで視聴。
初回の最序盤の入りだけはよかったけど、危機も実は考えなしの自作自演でポッと出にたすけられーの、に続いての今回。
荒唐無稽な割に面白さにつながってない浅いだけの忍者の里を見せられて、まあここでいいかな、と。
キャラデザと作画が良かったけど、どうにもオリジナルアニメはお話がプアになりがちですね、と。

投稿 : 2022/01/04
閲覧 : 73
サンキュー:

4

ネタバレ

mamiko さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

お転婆だけど優しい少女

魔女狩りがまだある時代の物語です。白い肌や髪であることで、不自由な国から脱出することから始まります。じいやたちの戦闘が引き立ててくれます。
フェナは雪丸たちと共に旅に出て行くのです。冒険物語でもあり、登場人物それぞれに物語があるので、ヒューマンラブコメアニメと表記したほうがわかりやすいですね。
 作画が綺麗でヒロインを巡る掛け合いは、過去を知ると切なくなりました😖

投稿 : 2022/01/04
閲覧 : 63
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2

ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

最終回が...

{netabare}
序盤の方は石板とかの手がかりから謎を解いていき目的の場所を目指す...という王道な冒険ファンタジー感があって面白かった。
フェナのことを考えて行動する雪丸に魅力があったし、女海賊との街中や船での戦闘シーンはアクションがしっかりとしていて面白かった。

ほんとにこの辺までは面白かったんがだ、最後の方があまりに酷かった。
何もないところから海が浮上する時点でえぇ...ってなったし、まだそこまでは許容範囲として最終回のオチは特に酷い。
フェナとフェナの親を重ねてフェナに固執してたアベルのキャラと、そんなアベルが最後に幻覚を見て退場するシーンは良かったんだけどね。
急に冒険ものから完全なファンタジーになるという...。
ずっとエデンについて引っ張ってきたのもあって拍子抜けすぎる。
セカイ系みたいな終わり方で、結局最後なんで黒髪になって行き帰ったのかとかも説明不足で意味わからない。

↓一話毎メモ
{netabare}
1話 ☆8
なんかあっちよりの会話が多いなw
なんかほかのアニメとは一線を画す独特な雰囲気のアニメだな。
とりあえずヒロインが可愛い
最後のイラスト可愛い。

2話 ☆6
こいつら生きとったんか。
ヨーロッパ舞台なのに平気で日本人出してくるの嫌い。
スマホケースにしか見えねえw
ほんとに何で日本っぽくなってるの
一話の雰囲気ぶち壊し。
一話はこいつらが皇女を連れ戻しに言った感じか。
髪切らないで。

3話 ☆6
ヒロイン髪切るな。条件多すぎだろ。
作画いい 男だけ殺すのどうなの。

4話 ☆7
このアニメ現実準拠だったのか。
本当に言陣から頼まれた感じ?
言うほど海賊してないよねこのアニメ

5話 ☆8
もっと慎重に取引しろや。
だんだんと謎を解き明かしていってる感は面白い。

6話 ☆8
跳躍力の高さ。言うてこっちも裏がありそう。
草薙て...やっぱり日本なのか。
「人質にしても無駄だ」のセリフかっこいい

7話 ☆9
いや結局行って大丈夫なの?
どうなってるんだ。 オーバー切るすぎだろw
こいつらこんなにあっさり退場かよ。
まあ生きてるだろうけど。もう合流か。
アベル何しとんねん、撃てや

8話 ☆8
なんで心臓狙わなかった。
悪口言われてるのに困惑するのは不自然だろw

9話 ☆8
エレナと主人公を重ねてるのか。
謎解きしていくのホント好き。
この頃に緯度の概念ってあるの?

10話 ☆6
いや海から島が出てくるってw
仕掛けが機械的すぎない? オーバーテクノロジー

11話 ☆7
これ最終回付近で海外評価下がってたから心配。
このアニメ面白いけどキャラに印象はあまりないよね。
止まるんじゃねぇぞ。
特に感動はできない 

12話 ☆2
何言ってんのマジで。
全員を選ぶのはいいけど何でこんな流れになってるw 最後何があった? 何で戻ってこれた?
無理やりな終わり方

曲評価(好み)
OP「海と真珠」☆9
ED「サイハチ」☆9
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2022/01/01
閲覧 : 155
サンキュー:

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海賊王女のストーリー・あらすじ

これは、ある少女の記憶から始まる物語。18世紀、大西洋。父と船旅へ出ていたフェナ・ハウトマンは海賊に襲われ、たった一人小型ボートで漂流し、命をつなぎ留める。フェナが漂着したのは、国家が黙認する娼婦・男娼の島<シャングリラ>だった。10年後──。雪のような肌と白銀に光る髪を持ち、美しく成長したフェナは、初めての“仕事”を目前に控えていた。だが、それを受け入れることはできず、幾度となく想像してきた島からの脱出を決心する。迫りくる追っ手に絶体絶命のフェナは、真っ赤な鎧に鹿の角の兜をまとった青年・雪丸に救われる。雪丸は、フェナを「見つけ出す」と約束した少年だった。そして2人の“再会”は、フェナ自身に眠っていた言葉を呼び起こす。炎に包まれ、沈みゆく船。「必ず俺が見つけ出す!」と約束した少年。そして最愛の父が叫んだ、あの言葉──。「<エデン>に向かえ!」フェナはその真意を知るべく、雪丸たちと共にの謎を解く船旅へ出る。(TVアニメ動画『海賊王女』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2021年秋アニメ

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