ERRUE さんの感想・評価

3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

MuraBustan さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 2.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

tinzei さんの感想・評価

2.6
物語 : 2.5 作画 : 2.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

シリアスを感じさせない描き方

殺人事件とかはないけど、事件はまあまあシリアス。なのに描き方のせいでシリアスさを感じなかった。

デザインはともかく作画の質は低い。特に動きに関しては、内心で呟くシーンが多いっていうのもあるけど、静止画も多い。

高校生の時にゲーセンで怒られて以来警察嫌いだけど、この作品観て少しだけ優しく出来そう。

hidehide さんの感想・評価

3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

普通に見やすいですよ

普通に面白く見させて頂きました。

美人設定ですけど、
実際、美人女性警察官は、いらっしゃいますし、
無駄に巨乳描写、無駄にセクシー路線も無く、
普通に女性警察官の仕事、心理が出ていると思います。

実際、男女警察官にも知人はいますが、
もっと厳しい印象です。
厳しい=規制、規則、の事なのですが。
有名所ですと、
犯罪加害者、被害者家族と私的交友はNG。
恋人を作るのも
相手の素性を身上書を作成の上、調べが入り、
許可得なければならず、結婚も同様。
上記の様な犯罪関係者、ま、加害者は無いでしょうが、
被害者、被害関係者、保護対象等、感情移入し易い事も
多い様ですが、事件関係者は当然NGなので、
交際、結婚するならば、それらをとるか辞職をとるか…。
車を買うのも許可申請、家等の高額な買い物は勿論。
県外旅行〜海外旅行も要許可。
確か、定期的に、個人の預金残額も報告義務があるとか。

未だ根強い縦社会、
過酷な労働環境に加え、それらも加わるとなると、
そりゃ、辞めたくもなるのか…と。
アニメ故に面白可笑しく描写されてはいましたが、
やはり、『職場』としてみた時、凄い環境だな、と
思いますね。…現職の方に頭が下がります…
それらに耐えて、の、
街中で見掛ける警察官、特に女性警察官、
そりゃさぞかし肝も座ってらっしゃるのかと。

もっと多くの事があるでしょうし、
2期、3期、とあった場合は、やはり見ますね。

私見ですが…

呪術の三輪さん
『どうも、役立たず三輪です！』の声優さんに
川合さんの声優さんが似てました。
あの、少しぶっきらぼう、というか、独り言な感じ、
好きですね(笑)

そのサイドを、
石川さん、早見さんという一流で抑え、
ベテラン小山さんにケンコバ奮闘。

2期、あるといいですね。

ちなみに、ドラマの川合=永野芽郁さん、
絶対、警察官には見えませんでしたが、
本当に可愛いらしかったですね。
アニメとは違うストーリー展開でしたが、
こちらも、普通にみやすく楽しめました。

CiRk さんの感想・評価

3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 2.5 状態：観終わった

警察の印象が悪くなりそうな警察アニメ(?)

{netabare}
警察のブラックな側面を描きつつ、色んな事件を解決したり、警察らしいこともするお仕事系コメディアニメ。
個人的にはお仕事系として見た場合は結構面白い回が多かったけど、ギャグはと言われるとうーんと言った感じの作品。

お仕事モノとして見た場合は、上記の通り完全に美化されてるわけではなく、ブラックな部分もしっかりと描いていくあたりが、リアリティあって(少しは誇張されてるだろうけど)良かったと思う。
深夜帯の場面が多くて本当に大変そうなのは伝わってきた()
しかもそんな深夜帯に呼び出されたかと思ったらしょーもないことだったり。
けど、そんなしょーもないことでもしっかりと対応したからこそ、酔っ払いを救えたわけだし、どうせいたずらって一蹴するわけにもいかなそうで、本当に大変そう。
様々な事件を経験、時には子供が轢かれる事件みたいな凄惨な事件を目の当たりにしたりして一歩前進していくという成長物語で良かったと思う。
特に面白かったのが最後の事件。被害者の置かれている状況を鑑みて、ほんとに被害者の証言は完全に正しかったのか、などと推測していき似顔絵を完成させるというのが、考えたこともない視点で新鮮味と納得感があってすごいと思った。絵の上手さとかよりも、着眼点の方が大事なんだなって。
実際被害者の証言はそんな例も多いのかな。
仕事モノとしては完璧な出来だった。

ただ、ギャグは合わなかった。
基本的に主人公がバカな行動をするところから始まるので、ギャグのために主人公の知能を下げられている感が鼻についた。
まあこの変は合う合わないですかね。

↓一話毎メモ
{netabare}
１話 ☆8
こいつ犯罪者かよｗ　そんなヤジとんでくるか？ｗ
隙あらば自分語り　なお公務員も　あの演説は結構よかったと思う。
切符の話も良かったな。ギャグが全く面白くなかったけどｗ　

２話 ☆7
110か？ｗ 草　つまらなくて共感性羞恥を感じるぎゃが多い。
孕んでる？　ギャグアニメなのにテーマが重いわ。
ギャグと言うより社会問題を扱いたいアニメか。

３話 ☆9
老害ババア。やっぱり面白さはないけど単話として普通に話がいいという。

４話 ☆6
ほんとに面白くないよなぁ。下ネタがきつい。
棒がバトンみたいになってるｗ
面白くないけど話がいいから良作ではあるんだよな。

５話 ☆6
主人公バカすぎて嫌い　痴漢かよ。冤罪かな？
いやガチでやべー奴かよｗ AV撮影現場かな。何を見せられてるんだ。

６話 ☆6
事故起こす方が悪い。最後の話のオチだけ面白かった。

７話 ☆8
無理やり主人公を馬鹿にしてギャグを入れてる感が鼻につく。
アンパン(隠語)　最後はハメたってことか偶然喋ったのか。

８話 ☆3
なんか違くね？　これで解決するのも意味わからんし、喧嘩のギャグも面白くなかったな。1kmぐらい走れ
主人公の心の声が嫌い。

９話 ☆4
無理矢理ギャグ入れてる感が気持ち悪い。
いや説得は無理だろ、普通に訓練しろ。ネズミじゃないのか？ｗ　

10話 ☆7
警察もブラックかよ。赤ちゃんか？ マジでそうなんか。重すぎる。
急に切れるじゃんｗ

11話 ☆9
こいつが犯人か よくそんなに覚えてるな
あほの子嫌いだわ。その洞察力はすごい。目の推測が良かった。

12話 ☆8
触られただけか？ シリアスというか喧嘩展開をギャグで茶化すの微妙だわ。
面白いじゃん

13話 ☆8
勝手に出るな。普通中学生にもなって迎えに来てもらわないでしょ。
普段はいい人だったのにって言われる犯人あるある。
やばいと思ったが性欲を抑えきれなかった。

曲評価(好み)
OP「知らなきゃ」☆7.5
ED「CHANGE」☆8
{/netabare}
{/netabare}

ジパミィナ さんの感想・評価

3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

普通に良作　75点

ギャグ部分とメインテーマのマリアージュが素晴らしいと思いました。

同じ事件に対する多角的な視点と説得力があればこそ、皮肉が活きるのだと思いました。
各キャラの個性を1クール遺憾無く発揮できたタイプだと思います。

ビジュアル重視というよりも内容重視向けかと思います。
本題自体は現実をストレートに判断を求めるタイプですので、個人的には綺麗事ばかりの道徳観よりも、よっぽどまともな内容かと思います。

お仕事系ではかなり優秀かと思いますので、楽しめました。

円盤向けでは無いですが、２期あれば視聴したいです。

ストライク さんの感想・評価

3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

たくすけ さんの感想・評価

3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

ninin さんの感想・評価

4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

曲者揃い

原作既読　全１３話

交番に働く女子警察官を主人公に、ある警察署で働く警察官の日常？を描いた作品です。

原作はマンガで、ドラマからアニメとちょっと珍しい流れでした。

基本コミカルに描いていますが、時折見せるシリアスさがこの作品を引き締めています。

原作者も元警察官だけあって、警察あるあるがたくさんありました。

作画も安定していて、キャラデザはマンガの初期の頃の目に特徴のあるデザインですね。

原作も続いていることもあり、キリのいいところで終わっています。

２期があれば是非観たい作品です。（先にドラマかな〜）

OPは安月名莉子さん、EDはnonocさんが歌っています。

最後に、警察の方は日々大変な仕事をしているのは分りますが、普段日常で出会うと悪いことをしていなくても、ちょっと逃げたくなってしまいますw

よこちゃん さんの感想・評価

4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

警察官になる人減りそうなアニメ

ちょっとキャラ絵が癖があって、視聴後回しにしてたんですが。面白い、2022年冬クールのダークホースじゃないでしょうか。交番勤務の女性警察官、新人川合とパワハラで交番勤務に飛ばされたらしい藤先輩がメインの話。内部の話がリアルでよく取材したんだなぁと思ったら、原作者さん元女性警察官を10年してたらしい。辞めて漫画家かなり異色の経歴の方ですね。

警察官の内部の話が面白い、ブラック企業じゃないですか。私、車の一時停止違反で反則金払ったことあって、あんな田舎道にパトカー隠れてるなんて！意地悪だと良い印象は無いですが、このアニメを観ると、ご苦労様ですと思いました(^^;
川合、藤と捜査一係が絡む話も面白い、てか捜査一係、癖の多いキャラ多すぎ顔面怖すぎる。
小さな事件から、シリアスな事件まで描いており、よくテレビでやってる警視庁24時を観てる気分になりました^_^

作画は普通に良いですが、キャラ絵は女性の方が癖ありますね。上手く言えませんが劇画風？古臭い？特に主人公川合は独特。あとパトカーの作画が良いと思いました。

その独特な顔の川合ですが、声優さん若山詩音がこれまた独特な声、全然可愛くない脱力感全開です。しかし、何か面白い声なんですよね癖になりました。どっからあの声出してるんだろ、さすがプロですね。
コワモテの副署長を芸人のケンドーコバヤシが演じてます、なかなか上手いと思いました。

ひとつだけ気になったのが、キャラが話しますよね、そして次のキャラが話すまでに少しだけ間があるように感じて、なんかテンポが遅くなってるシーンがあったように思いました。アニメ観て初めて感じたんで気のせいかもしれませんが…

おすすめアニメですね。笑いあり少しだけシリアスあり面白いです。お時間があればぜひ！

Ka-ZZ（★） さんの感想・評価

4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

交番女子のやけにリアルな日常を描いた前代未聞の警察コメディー！

この作品の原作は未読です。
作者の泰さんですが、漫画家になる前は警察官だったそうです。
県警で10年勤務した後、漫画家に転向するという異例のキャリアの持ち主ですが、この作品は実務を知らないと絶対に描けない作品だと思います。

見栄えや耳障りの良い表面だけの作品じゃないところが、この作品の最大の魅力であり、また見どころなんだと思います。

個人的には主人公である川合麻依を演じた若山詩音さんと、石川由依さん演じる藤部長のコンビも何気にプラス要素でしたけれど…


「警察官なんて、もう辞めてやる！」

公務員試験をかたっぱしから受けて、合格したの警察官だけ。
考えつく限り、最も浅い理由で警察官になった川合麻衣は後悔していた。

こんなに激務で嫌われ者だって知ってたら、絶対に警察官になんてなってない！
辞表を握りしめて、第二の人生を歩むことを決意する川合のもとに、
新しい指導員としてやってきたのは、警察学校を主席で卒業し、
"ミス・パーフェクト"の異名を持つ元刑事課のエース・藤聖子。

後輩へのパワハラが過ぎて、
刑事課から交番に異動してきたという藤の噂に怯える川合だったが、
さっそくペアとしてパトロールに向かうことに…。

新人警察官・川合と元刑事課のエース・藤の凸凹ペアを中心に、
個性豊かで魅力的な警察官たちが巻き起こす
笑って驚いて、ときどき涙しちゃうお仕事コメディが今、幕を開ける！

臨場せよ！　これがリアル（？）で新しい交番女子の物語だ！


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

視聴していて思ったこと…
作者の方が元警察官であることは放送序盤で知っていたので、リアルでモデルになった方がいらっしゃるんだろうな…と思いました。
そして、取り扱われている事件も…
もちろんプライバシーに関することもあるでしょうし、捜査に関する守秘もあるでしょうから全てがリアルだとは思いませんけど、でも、随所に感じる臨場感がリアルっぽさを助長していたと思います。

作者の方は県警で勤務されていたそうなので、交番勤務じゃないにも関わらず交番勤務の実態が描かれているように感じました。
もしかすると、警察官になったらどこでも働けるよう、みっちりと教育される、ということなのでしょうか^^;

私は警察官が嫌われている…とは思いませんし、個人的に嫌いでもありません。
でも面と向かったり、車でパトカーと並走していると少し緊張してしまうのは事実だと思います。
別に悪い事をしている訳じゃないんですけどね…^^;

そしてこの作品については、面白さだけに注目してはいけないと思いました。
取り扱われている事件の数々…
トラウマを抱えながら必死に日常生活を取り戻そうとしている被害者の方々…
きっかけはほんの些細なこと…だけど蓋を開けたら取返しのつかないことになったりと、日常生活を送る上で、私たちは加害者にも被害者にも成り得る状況がすぐそばにあることを改めて認識する必要があると強く感じました。

例えば、物語の中で描かれていた赤ちゃんの話…
きっと誰一人悪気のある人なんていなかったと思います。
でも、あんな最悪だって起こり得ると言う事実に向き合わなきゃいけないんですよね。

面白いだけじゃない…ホントに時々涙しちゃう作品です。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、安月名莉子さんによる知らなきゃ」
エンディングテーマは、nonocさんによる「Change」
どちらもカップリングまで含めてお気に入りの楽曲でした。

今期からアニソンをAmazon musicのプレイリストを使って聞いています。
聞きたい楽曲を簡単に集められるのでとても便利なのですが、〇〇作品のオープニング…という情報が極端に少ないんです。
今期もたくさんアニソンを聞きましたが、楽曲と作品とが今一つ繋がりませんでした。
これ、何とかならないんでしょうか^^;?

1クール全13話の物語でした。
しっかり堪能させて頂きました。
原作の連載は続いているようなので、続編が制作されるなら絶対に視聴したいと思います。

Jeanne さんの感想・評価

4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

とろろ418 さんの感想・評価

4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

滲み出るリアル

　リアルを追求するんじゃなく、飽くまでリアリティとして止めてるのが良いですね。
　こういう題材だと無意味に辛くて重いだけの空気漂わせがちですけど、この作品はちゃんと創作部分とのバランス取ってたので、とても見やすかったです。
　ただ正直、山田が藤部長ポジションになるまで見たかったというのが本音なので、消化不良なのは否めず。
　完結までいけば相対的に評価は上がると思いますが、現状は未完結に近いのでこんなところですかね。

　創作物として面白いですし、勉強にもなるので、暇があるなら見ても損はないかと思います。
　出来れば2期を期待したいところですが、たぶん自分は我慢できずに原作読んじゃうでしょうね。

　

みのるし さんの感想・評価

3.8
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

キャラの顔が

エロ漫画風なのは原作者の意図なのかと。

エロ漫画先生ちゃいますよ。
エロ漫画先生はエロまんが先生ですから。


今もあるのかどうか知らないですがエロトピアとかあの辺のモノホンエロ本に連載されているエロ漫画のキャラってこおゆう感じなの多かったように思うのですがそんなこと思てるのんてボクくらいでしょうか。。。


いやいやー。そんなことないはず！！

特に牧高氏などはジップアップのニットの下は何も着てないんじゃあないですかい！？といわんばかりのエロ漫画ぶりではないですかっ！


ね！？ね！？ね！？ね！？


・・・はー。はー。

お、落ち着こう。。。


い、いやあハナシ面白いですよねぇ！
声優さんもうまい人ばっかりで。

ハコヅメってタイトルもなかなかキャッチーやんか～♪
まだ2話しか見て無いすけど続きが楽しみだよー。

いやホントだってば！！！


::::::::::::::


とゆうわけで最後まで見ました！
いやーおもしろかったですわ！

最終3話は性犯罪者を追い詰める話を実にリアルに(…ってかリアルかどうかなんてわかるわけないんだけどドラマチックに解決するとゆうよりどちらかといえば地味に解決する感じがなんかリアルに思えた)進めていってて見ごたえありましたですよ！


まー今更7人刑事が出てきて被疑者殴りまくって拳銃バンバン撃って事件解決ってゆう話されてもそらあつまんないって。


ギャグとシリアスが大変良いバランスで話が作られていたところもなかなかよかったですね～。

どことなく予算抑えられた作品っぽかったですが、スタッフの腕がよかったのかそういった負の部分を吹き飛ばす勢いのある出来栄えだったと思います。


にしても警察官て大変な仕事なんだなんと。
改めて知りました。

今度街で見かけたら『おつかれさま。いつもありがとうです！』と心の中でつぶやくことにします。

面白かったです。
お疲れさまでした。

くまごろう さんの感想・評価

3.6
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

たわし（爆豪） さんの感想・評価

3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

まつまつ さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

IRON さんの感想・評価

3.7
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

細かい事を考えず、純エンタメとして

最初に言っておくが、面白かったと言える作品でした。

もちろん一部フィクションの断りは入っている。アニメとしてのキャラ付けやエピソードだという事も無論理解している。だがこれが警察官のリアルを過不足なくアニメに落とし込んだものだとすると、個人的には正直、警察組織と警察官というもののイメージは悪化した。

ブラックで危険で激務で身体的にもキツイ上に公務員の書類仕事の大変さ、市民からの期待と恨み辛み、組織や職業イメージ等、思いやられる事は挙げたらキリが無いし、ほんとに苦労が忍ばれるが、これらを赤裸々にアニメでやる事に意味はあるんだろうか？何かの為になるんだろうか？

警察と警察官というものの、ある意味での"啓蒙"だと言うのならばまだ理解できなくはないが…。私個人は日頃警察官や自衛官に対する感謝を忘れないようにしているだけに、何となくモヤモヤする作だった。

ぜひ皆様には力を抜き、エンタメとして楽しんでもらいたい。

なっぱ‪‪𖧷‪‪𓈒𓂂 さんの感想・評価

3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

警察も一人の人間であることを改めて感じた。

警察が犯人に向かっていくことは仕事として当たり前だけど
人間としては何もかも当たり前なことではない。

みんな勇敢に見えるけど危ない人を追いかけてる時の
警察の心の中って実際はどうなんだろう、、
恐怖と戦いながら頑張ってる人も多いんだろうか。

どんなに鍛えていたとしても
私たち一市民に警察というトレードマークをつけただけ、
と考えてしまったら犯人を色々な形で探して追って捕まえる
って本当に凄いことだなって感じます。

{netabare}
いくつかの場面で川合が走りながら
心の中でお父さんに呟くのが面白くて好きでしたw

藤部長のダークな部分はいつか変わったりするのかな？
でもそんな一面があるからこそ
あの仕事っぷりを発揮できてるんだろうな、、
{/netabare}

ゆーな さんの感想・評価

3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

P さんの感想・評価

4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

こち亀なんかよりリアルで良い

今までの警察アニメはどれも現実離れしたものばかりで…
正直うんざりしていました。
警察がそれやっちゃダメでしょ、みたいな。
本作は警察あるあるみたいな視点な為、見やすく、色々と勉強にもなりました。
改めて大変な仕事だなーと。
話自体への評価じゃないですが、最終回を見て、日本も性犯罪者GPS監視導入しないかなと引っかかりました。
韓国だと義務化により再犯率が８分の１程度に下がったというデータもあるみたいです。
平成２６年のデータでは、強姦や強制わいせつ罪で服役した元受刑者が５年以内にふたたび入所する率は２１．１％。
受刑者の５人に１人が戻ってくるって再犯率高いですよね。
導入すれば警察も楽になるでしょうし、未然に防げるケースも増えるはず。
検討中らしいですが、いつになるのやら…
プライバシーの侵害を懸念する声もあるみたいですが、更生と再犯防止は別問題。
そもそも、責任を伴わない意見を聞く必要があるのか謎ですが。
日本の悪循環の一つですね。

剣道部 さんの感想・評価

4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

愛のない悪口と、愛のある悪口の差は、分かるつもりです♪

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
実写ドラマ化もしている有名作。ドラマの方は、たまたま２話だけ見ましたが、アニメとは少し雰囲気違い、私はアニメの方が好きでしたね。

警察組織や仕事内容をディスりまくるブラックコメディながら、なんだかんだお仕事アニメの要素が強かったです。

基本、悪口しか言ってない作品ですが、ちゃんと「愛ある悪口」に聞こえたので、不快さはなかったです。楽しいアニメでした。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
剣道をやっていたからか、知り合いで最も多い職業は警察官です。大学の同期の３分の１が、警察や機動隊、刑務官になっているからね。

以前、警察官になった同期の結婚式で彼の地元を訪れ、一緒に飲んだ時も、仕事の話は全然しなかった。ちゃんと守秘義務守ってるんだと感心した。ていうか、「警察官が飲んでる」と周りの客にバレるのも嫌だったみたいで、警察の話題(どんな仕事してるの？)を出したら怒られたな。

まあ、内容も知り合いから聞いている話とかなり近い。若いうちで一番しんどいのは防犯カメラチェックだって言ってたし。

細かいギャグで好きなのはいっぱいあったけど、ディスられているのにノーリアクションでいる(けどちゃんとリベンジはする)藤部長が面白かったです。あと、川合が吐く毒舌を追い越してく毒舌を吐く男どもとか(笑)

最終の２話、性被害の話はちょうどドラマで観た部分。ドラマではもっと川合の活躍がフォーカスされ、警察への毒もかなり薄めだった印象です。そこで比べると、アニメの方が良かったかな。やはり、この作品は警察に対して何の遠慮もなく悪口言っている時が一番輝いているからね(笑)

まあそれも、何だかんだ言いながら、彼らが誇りをもって働いているからだけどね(警察関係の皆さん、いつもお仕事ご苦労様です)♪
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
１話目 ☆5
ドラマやってたよね、２話くらい観たな。警察ディスりすぎ(笑)　藤部長、ナイスキャラ(笑)　普段、濁った目の(笑)　んで、良い話も入れる。バランス良いアニメだな。AVみたいな綺麗な人もいる(笑)

２話目 ☆4
家出少女。ただ目線そらしただけで、流石に気づけるか？　捕まったことないから分からないけど(笑)　

３話目 ☆4
取り調べの天才ね。検死か。シンドイ現場もあるだろいたな。そこをちゃんと言える警察官は凄いよな。

４話目 ☆4
お犬様(笑)　違法は見ないふり(笑)　こういう、警察をディスる展開になると面白さが増すよな。山の捜索はめっちゃ金かかるよな、海と違って。

５話目 ☆3
寝られるの楽しみ過ぎて寝られない(笑)　たまに良いこと言う。ちょっとこの痴漢を反省させるクダリは、リアリティがなさ過ぎるかな。頭が高けえわ(笑)

６話目 ☆4
合コンは、射撃訓練以来の緊張感(笑)　目標をお嫁さんから署長に切り換えろ(笑)　看護師が癒し系とは限らないけどねw　男は警察官で推し、女は隠す(笑)　補導少女情報(笑)　意識の高さはPTSDから来ている(笑)　正義感のない瞳w

７話目 ☆3
いつもそんな風に見えてるのか(笑)　見た目と会話のギャップ(笑)　女優→セクシー女優→単体セクシー女優(笑)　たらしこまれた(笑)　本当にこんな感じで、取り調べ成功するの？　息子もこんな感じで来てくれる？　

８話目 ☆3
藤さんの優秀さが際立つ回。副部長、イケメンだな(笑)

９話目 ☆4
寝させろという贅沢は言わない(笑)　ドブネズミとクマを同列に考えるな(笑)　クマとゴリラのハーフw　大変だよな、警察も。ただ、本当のことも稀にあるんだよな。

10話目 ☆4
警察手帳失くすと大変だな。ていうか、なのにあんなアナログな管理か。俺やお前が異常なだけだ、か。格好良いな。三回見ると願いが叶う(笑)　宮原部長、格好良い。

11話目 ☆3
これは、ドラマでも観たな。

12話目 ☆4
うちの同期も、防犯カメラチェックが一番キツイって言ってたな。

{/netabare}

まだ初心者 さんの感想・評価

3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

面白い

警察関係の作品あまり好みではないのですが、原作者が元女性警察官ということで興味が出て視聴しました。永野芽郁がやってた実写ドラマの方は観てません。

警察官の日常系で、あまり知らない警察の裏側みたいなのも見れて面白かったです。割りとシリアスな内容もありバランスの良いアニメでした。
どちらかというと女性向けの内容なので、そういうのが苦手な男性はつまらないと感じるかも知れません。

関係ない話しですが女性キャラの絵が少し楳図かずおの画風に似てました。

ネムりん さんの感想・評価

3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

リアル交番勤務が面白い

警察という組織が大の苦手でどれくらい苦手かと言うと、警察車両の目の前で右折禁止の道路を右折して当然呼び止められるのですが、雪が降っていたことを理由に標識が見えなかったと主張し続けて小1時間、未必の故意を理由にあーだこーだで口論し続け絶対に点数稼ぎのために切符切らさせまいとクソ寒い中、車の外で震えながら抵抗し続ける警察官を尻目に論破してやったくらいに良い印象を持っていないのだが、イメージだけで一部の市民から忌み嫌われ、そんな渦中にあるゴミだの給料泥棒だの揶揄されながら現職で働いていた作者の目線で描かれるリアルなやつが、実際にはものすごく苦労している警察官の姿がそこにあって、『ハコヅメ』を通じてそのお仕事に少し共感が持てるようになりました。

昔やんちゃしてた若い頃に400ccのバイクを賊に盗まれ、友達と手分けして見つかったバイクの姿がマフラーちょん切り改造されて悲惨な状態で戻ってきたのだが、警察に容疑者特定するための指紋採取をお願いしていたところ勝手にバイクを処分されてしまいふざけるなよと猛抗議したところ、偉そうなおじさんが出てきて言いくるめられてなかったことにされてしまい、苛政とも言える非道な行動をとるその憎き警察がですね市民のために奮闘している姿が描かれていて、実はおまわりさん長時間勤務が常態化して、まともに寝ないで犯罪者予備軍確保するために日々戦い続けているわけです。
だからあの副署長不出来な部下も抱えているしストレスで頭ハゲちゃってるのかな、リアップ塗っても髪の毛生えてこないから威厳を保つために口ひげ貯えて箔を付けているのか、ケンコバさんの声が妙に合ってたし、特捜の人今時ポマードにリーゼントで頭固めてたけど、ストレスが溜まるとやっぱあーなっちゃうのか、あれは威力業務妨害にならないのかとかリアルすぎるヒエラルキー集団の姿がそこにあって、つまりは物語の内容に引き込まれていくわけです。

藤部長は典型的なパワハラ上司で私の最も苦手とするタイプなのですが、あれくらい殺伐としてリーダーシップがある（？）人でなければ警察という組織では長い間上に立ってやっていけないのでしょうね、以前警察に事情聴取を受けている時に仕事が残業続きで大変だということを取り調べ官が言っていたけど、公務員は年を重ねると責任感は増すが仕事をしなくなる上司がいる職場も実際にはあって、警察という組織はその逆で責任感が増すほど仕事も増えるし残業続きになるそうで、要するに常にストレスを抱えながら仕事をしているわけです。
こういう不規則勤務だから川合ちゃんが瞬間辞表を提出したくなる気持ちも分かるし、孤独死の鑑識の話やお犬様を離して全力疾走してるやつとか想像してた以上に大変な現場だし、いろんなものを抱えて仕事やっているんだなっておまわりさん今まで恨んでごめんなさいと改心して、目の敵にしてたのが瘧が落ちたように心が打ち解け、遂見入ってしまうヒューマンドラマを描く内容がリアル交番勤務ってなんか仕事してていいなって思いました。
牧高さんの大麻臭で寝れないネタとかもリアルで面白かったし、この顔見たら110番の話で川合ちゃんのド下手な人相書きがあのようなエピソードで展開されていくとは想像できなかったし、オチもしっかりしていて作者ならではの視点がとても良かった。
警察や犯罪者目線だけではなく、自分のような悔しい思いをした側の被害者目線で描かれているところも、人物の心理描写が現場ならではの雰囲気がすごく伝わってきて視聴してて新鮮味があった。
ミスリードを誘う警察の対応がこのような形で解除反応を示すわけだが、そこには市民との絆を結ぶ本当に大切なものが何かを諭すような作品に対する作者の思いが詰まっていて、作品のネタにするには十分すぎるくらい面白い内容で、つまりこれ面白いから観た方がいいよとなるわけです。

随分前に放送していた『逮捕しちゃうぞ』みたいな萌えギャップは感じられないのですが、『tact op.Destiny』でコゼット役やってた若山詩音さん演じる川合麻依のへたれっぷりが顕著で演技上手いなぁと思いつつ、藤部長に叱咤されながら周りの警察官とともに奮闘していく姿が魅力的に映る良いお話でした。

teji さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

抹茶ラーメン さんの感想・評価

4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態：観終わった

snow さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

怪物ルーキー編<60>

素材を並べただけな森保ジャパンみたいなアニメ化だったけど、素材の魅力に負けて完走。
コメディ部分のふざけっぷりと警官業務のリアルさのギャップがやっぱいいわー、と。
最後に長めのエピソードが入り、川合の能力発揮の第一歩たる似顔絵捜査官も始まりモーターのコイルが暖まってきたところだぜってな位置づけの1期でした。
関係が積み上がって物語が進むほどたまらん状態になるので、2期あるといいですね。

台詞の間が残念かも<50>
2話まで視聴。
やっぱテンポのトロさと言うか、セリフがかぶらないよう間を開けて順番に喋ってますよーという感じで会話の妙が生まれてない。
録画はしとくけど、このアニメで見返さなくてもいいかも枠に入れてしまってる。

みすぎた初回<54>
1話視聴。
原作は世界選抜級の評価なんだけど、何度か読み返した原作にドラマと何回目やねんこのエピソード状態。キャラ・エピソードの積み重ねが繋がりまくって深みを生む作品なのでもともと序盤はよく取材されたお仕事コメディくらいだしなぁ。
感覚が麻痺してるので初回ではテンポとかよーわからんのよね。OPがイマイチだったのが不安。
目の描写が線が多いけど崩れずやれましょうか。
とりあえずドラマで出しようのなかったゴリラとチンパン待ち。
ここで一句。パーはお仕事アニメとかいい出すの恥じてダーイ(合わせる気無し自由律俳句)

レオン博士 さんの感想・評価

4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

婦警さんだって（ストレス発散）したい

【紹介】
新人の婦警さんが先輩婦警さんに指導してもらいながら警察官の厳しさを学んでいく婦警さんの日常アニメでとても面白いです！

【婦警さんの悩み】
警察官の中でも特に婦警さんの立場で話が語られるので、男が多い警察の中で働く女性ならではの悩みに同情しちゃいます。
男女比が偏った環境って少ないほうにとって本当に生きづらいですよね。
普段は少数派だからって意見聞かないくせに、都合のいい時だけ女が掃除すればいいだろとか、男に力仕事やらせればいいよねとかそういうの良くないと思う。
男女差別撤廃って熱心な議員さんとかいるけど、女性の管理職とかよりまずこういうところから男女差別はなくすべきじゃないのかな？

【シナリオ】
警察官ってとても大変そうな仕事だけど、その「大変そう」のリアルが知れて面白い。
どれくらい忠実なのかはわからないけど、パトカーとか警察署？の描写も細かくてこんな風になってるんだーって興味もあって毎週楽しみにしていました。

ストレスたまることが多いのに、そのストレスをさらっとソフトに表現してるので視聴していてストレスたまることがなくて見やすいですね。

【キャラクター】
パワハラとかきつそうなイメージだけど、あまりそういうところは強調されてなくて雰囲気がいい。

ふじ先輩の流れるような毒舌がかなりツボ。
話は笑いあり感動ありで面白くてとても見やすいよくできた作品。
警察のお仕事の裏側が見えて面白いし勉強になりますね。

【ＥＤ詐欺？】
本編でできないからなのか、ＥＤアニメが本編に出てこない視聴者サービスに溢れててウケる

【感想】
これ警察のＰＲ動画にしましょうよ
警察密着〇４時みたいな警察のＰＲドキュメンタリー番組よりもよっぽど警察官の好感度上がるんじゃないですか？

でこぽん さんの感想・評価

3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

おまわりさんの仕事は大変です。第十話の後半は心に刺さります

この物語は交番に勤務する新人警察官の川合麻依（かわい まい）の日常を描いた物語です。
原作者の泰三子さんは実際に１０年間も女性警察官を務められた方で、警察の内情を面白おかしく描いてられます。
笑ってしまう部分が多いですが、ときとしてシビアなことも描かれています。
そのシビアな部分が、心に響きます。
特に第十話は前半で笑わせて、後半、いきなり心にナイフを突き立てられたような感じです。
でも、おまわりさんは、そのシビアな仕事も淡々とこなさなければなりません。
ホント、おまわりさんの仕事は大変です。


川合麻依の仕事は交通取り締まり。
この仕事は、頑張れば頑張るほど違反者から文句を言われる仕事です。
麻依は想像以上の激務と見返りが全くないこの仕事に嫌気がさし、辞表を提出する予定でした。
そこへ元刑事課のエースである藤聖子（ふじ せいこ）が麻依の指導者としてやってきます。
聖子は後輩へのパワハラによる左遷で交番勤務となったという噂です。

麻依は最初、聖子を恐れますが、すぐに聖子が優秀な警察官であることがわかります。
そして聖子と一緒に仕事をすると、大変だけどいろんな経験をすることができます。
その経験は麻依にとって、とても新鮮なものでした。


確かに交通取り締まりの仕事は、頑張れば頑張るほど多くの人に恨まれる割の合わない仕事です。
でも、こんな人たちが頑張っているので、私たちは横断歩道を安心して渡ることができます。
今度、道で交通取り締まりの人を見かけたら、「お疲れ様です」と言ってやりたくなりました。


第一話で麻衣が子供たちに語った「泥棒がし易い町と泥棒がしにくい町」の説明は、とてもためになります。
{netabare}
泥棒が狙うのは、子供が自転車の二人乗りをしているのをよく見かける町とのことです。
子供たちのルール違反を周りの大人たちが注意しない町は他人に無関心な町であり、空き巣がし易いそうです。
反対に挨拶が活発な町は人に関心が高い町なので、顔を覚えられるため泥棒しにくいそうです。{/netabare}

第二話では麻衣が家出少女を保護します。
{netabare}
少女は男性経験豊富で、取り調べる麻衣のほうが子供のようです。
それが可笑しくて、笑ってしまいます。
この回はお笑いだけかと思ったら…、聖子が麻衣の調書で洩れていた大切なことに気づくのです。
なぜ母親が夜勤のときだけ家出をするのか…。それは少女にとって切実なことでした。

聖子は、相手の何気ない会話の中から犯罪の影に気づきます。相手の服装や履物から事件に気づきます。それは私達も見習うべきことのようです{/netabare}

第三話は最初から最後まで心温まる内容でした。
{netabare}
前半は老女の万引。旦那を失くして孤独だった老婆は話し相手が欲しくて万引きを繰り返します。
彼女を救う方法は…、とてもささやかな方法でした。

後半は非行少年の祖父が亡くなる話。
遺体が語った無言の言葉に少年は涙します。
少年はそれから真面目に生きようと決めたのです。{/netabare}

第四話では女性警察官ならではの悩みを面白おかしく描いています。
{netabare}
前半は山で遭難したおじいさんを捜索する話です。
山にはトイレはありません。男ならば立ちションで用を足せますが、女性警察官はそうはいきません。
女性警察官は、小用を我慢するために極力水分補充を我慢せざるを得ないのです。水分をとらずに山道を歩くことがどれほど大変なことか。
しかも警察犬の付き人ともなれば、絶えず走り続けなければなりません。前日が夜勤であっても、お構いなしです。
まさに警察はブラック企業かもしれませんね。

後半はマラソン大会の交通整理の話ですが、途中から不審人物の追跡になりました。
市街地で犯人を追いかけるときは皆の注目を浴びるので、どんなに息切れがしようとも決して歩いたり立ち止まったりはできません。危険な下り坂でもひるまずに駆け下りる必要があります。
おまわりさんの仕事は本当に大変ですね。{/netabare}

第五話
{netabare}
前半は聖子の命令で夜の学校を巡回することになった麻依のドタバタ騒動です。麻依は極度の幽霊嫌いのために、校内を全力疾走します。決して後ろを振り向きません。
その間、聖子は刑事課の獲物をちゃっかりと奪ってしまいます。
聖子は頼もしいというか、抜け目がありませんね。

後半は女子高生が痴漢にあった話でした。
犯人は痴漢しておきながら、「弁護士を呼べ！」とか「和解してあげるんだ。ありがたく思え！」とか、エラそうな態度です。
あんなエラそうな態度の犯人は本当にいるのでしょうか？原作者は実際の勤務をもとに描いているとのことですが…、もし真実であれば、この国は狂っています。
今回は聖子が犯人を懲らしめてくれたので、スカッとしました。{/netabare}

7話はシャブの売人を尾行して取り調べる話です。
藤部長は女優みたいに奇麗で注目されるため、尾行には向かないようです。
何でもできそうな優秀な人ですが、不得意なこともあるのですね。

第十話
前半は警察手帳を失くす話です。シビアな部分もありますが、ほとんどがお笑いの世界で楽しく見させていただきました。
但し後半は、シビアすぎます。油断して見ていた心にブスリとナイフが刺されたようです。{netabare}チャイルドシートを怠った車から赤ちゃんが投げ出されて車に轢かれる話でした。{/netabare}

麻衣ははその現場を処理した日からトラウマになり、夜もろくに眠れません。食事もろくに喉を通りません。
心配した交通課の宮原部長が麻衣に告げた言葉が心に響きました。
{netabare}
河合、おまえはまともだ。俺や藤部長のほうがイカレテるだけだ。
あんな現場を目の当たりにした後、三食食ってぐっすり寝られる奴のほうが異常なんだよ。
交通違反してる奴に見せてやりたいだろう。お前の頭にこびりついた光景を！
でも、知らなくていいんだ。あんな光景。あんなのは当事者にならない限り知らなくていい。
その当事者を増やさないための俺らの仕事だ。
{/netabare}
きっと、宮原部長も初めて事故死の処理を経験したときは、麻衣と同じく何も食べられず、睡眠もできなかったのでしょうね。それが普通の人間です。
第十話を見た後、しばらく他に何もできませんでした。
私にできることは、当事者にならないためにも交通ルールは守ろうと固く心に誓うことくらいです。

第１１話～第１３話
性犯罪の事件を解決する物語です。
笑える部分とシビアな部分とが含まれています。
女性にとって性犯罪の被害にあい辱めを受けた経験は、一生のトラウマになります。
決して忘れることのできない嫌な思い出として、深く心に残ってしまいます。
{netabare}
今回は麻衣の下手くそな絵が重要な役割を果たしました。
麻衣は誰からも認められるほど下手くそな絵を描きます。
おそらく、小学生のほうがもっとうまく描くでしょう。
だけど、麻衣の絵には、相手の特徴がしっかりと描かれているのです。
これは高度な技術（？）のようです。{/netabare}

性犯罪の犯人を捕まえるために、警察の人たちがここまで苦労していることを初めて知りました。
被害者の女性たちが早く立ち直ってくださることを願います。


全体を通して
麻衣も聖子も当然、欠点はあります。
麻依は、ふとしたことで自分のことを多く語り始める面倒くさい女性です。
でも、第三者として麻依の自分語りを聞くと、けっこう笑えます。

聖子は、嫌なことがあればすぐに小声でぶつぶつ悪態をつく近寄りがたい女性です。
これも第三者として聖子の行動を眺めると、大いに楽しめます。

二人とも警察官の前に一人の人間です。
長所も短所もつつみ隠さず表現しているところが、このアニメの良いところですね。

ソース さんの感想・評価

4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：----

タイトルなし

毎話安定して面白かった。これ程面白いならドラマ版も見ておけば良かった。