オーディションでライバルなTVアニメ動画ランキング 24

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のオーディションでライバルな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月29日の時点で一番のオーディションでライバルなTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

66.2 1 オーディションでライバルなアニメランキング1位
IDOLY PRIDE(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (168)
476人が棚に入れました
関東郊外にある星見市。「年に一度やってくる流星群の観測に最も適した町」であることからこの名前が付けられた。そんな星見市にある小さな芸能事務所、星見プロダクション。そこから華々しいデビューを飾ったアイドル・長瀬麻奈は、ライブバトルで連戦連勝を果たし、またたく間にアイドルランキング・VENUSプログラムを駆け上がった。数年後、星見プロダクションは新たなアイドルを見出すオーディションを開催。そこへ現れたのが、麻奈を姉に持つ長瀬琴乃と麻奈そっくりの歌声を持つ川咲さくらだった。ふたりをはじめ、続々とアイドル志望者が集まり、活気づく星見プロダクション。集まった10人は、寮での共同生活を始める。加えて、麻奈を超えんとするTRINITYAiLEや、麻奈に並々ならぬライバル心を抱くLizNoirが彼女たちの前に立ちふさがり、プライドを胸に競い合う。麻奈を取り巻く様々な思いが錯綜する中、アイドルたちは最高峰を目指していく。

声優・キャラクター
神田沙也加、橘美來、菅野真衣、結城萌子、夏目ここな、佐々木奈緒、宮沢小春、高尾奏音、相川奏多、日向もか、首藤志奈、雨宮天、麻倉もも、夏川椎菜、戸松遥、高垣彩陽、寿美菜子、豊崎愛生

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

アイドルアニメじゃない話の構成

アイドルアニメにしては、ただアイドルが成長するだけではなく、ハートフルアニメの幽霊展開をアイドルアニメに持ってきて斬新だった。
あるあると言えばあるあるなのだが、アイドルアニメとして見てたのに…不意打ちを喰らったところは個人的に評価高い。

キャラ数を各グループもう少し減らしてもよかったかもと思うが、2グループという展開から仕方ないと思わせるくらいには、話の展開で楽しめた。
ある意味、アイドルアニメとして見たら作画であったり中心以外のキャラの薄さという意味で評価が低いのかもしれないが、麻奈・さくら・琴乃とマネージャーのハートフルストーリーで付属にアイドル仲間として見れば楽しめる。

100点中80点

投稿 : 2024/04/27
♥ : 2

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

その人は、私に夢をくれた。

この作品はメディアミックスの一環として制作されたみたいですね。
この作品の登場する星見プロダクションの「月のテンペスト」と「サニーピース」は実在するグループなんでしょうか。
アニメ化より先行してライブが配信されたようですので…

「月のテンペスト」と「サニーピース」に起用された声優さんは新人さんが多かったのでしょうか。
殆ど知らない声優さんでした。
知っていたのは「放課後ていぼう日誌」で主人公の陽渚を演じていた高尾奏音ちゃんくらい…

ですが2つのグループを取り巻くライバルや先輩は大物揃いです。
ソロアイドルである長瀬麻奈役を演じるのは神田沙也加さん。
3人組のTRINITYAiLEは「TrySail」の天ちゃん、もちょに夏川さん…
4人組のLizNoirは「スフィア」のハルカス、彩陽、みなちゃんにあきちゃん…
大先輩に囲まれてのアフレコはさぞかし緊張したことでしょう。


青春全部かけてアイドルの最高峰へ。

アイドルという「空間」をつくっていく喜び。
その過程では、誰しも汗を、涙を、時には血を流している。

それでもアイドルを続ける。
輝きたい。
稼ぎたい。
一番になりたい。
笑顔にしたい。
夢を叶えたい。
見返したい。
認められたい。
見つけてほしい。
乗り越えたい。

そんな、たったひとつの、プライドを胸に――。

最初からスポットライトを浴びる人なんていない。
誰しもみんな、弱かった。
屈しない者だけがアイドルの最高峰へ辿りつく――。

これは、大きな夢と、過酷な現実を前に青春を駆ける、
切なくも熱い、アイドルたちの物語。


メディアミックスのサイトのTOPページの記載を引用させて頂きました。

Twitterなどで本作のスマホゲームの事前登録の情報が流れてきていましたが、その背景には汗まみれになりながら歯を食いしばってレッスンしているアイドルが映っていました。
アニメの中では過酷な部分は殆ど描かれませんでしたが、これが実際のアイドルの在り方なんでしょう。
思いで手に入る程生易しい世界ではありません。
そして彼女たちを突き動かすのは様々な想い…

こういうアツさ…個人的には大好物です。
ですが、アニメの方はもう一捻り加えられていました。
ソロアイドルである「星降る奇跡」と呼ばれるようになった長瀬麻奈を取り巻く物語です。

後悔が無かった訳じゃないと思います。
誰よりも…彼女が一番悔しかった筈です。
手が届くはずだったのに届かなかったから…
目標が達成できなかったから…

でも最終話で見せてくれた彼女の思いはもっと繊細で複雑でした。
だけど、お互いの持ち場立場が足枷になっていて、一番伝えたいことがおざなりになってしまった…
これが悔しくない訳…ありませんよね。

だから「月のテンペスト」と「サニーピース」が輝きのてっぺんを目指すサスセスストーリーも悪くありませんでしたが、個人的には長瀬麻奈を取り巻く物語の方が印象に残りました。

「舞台裏のドラマが、ステージを輝かせる。」
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、「IDOLY PRIDE」
エンディングテーマは、「The Sun, Moon and Stars」
どちらも星見プロダクションの皆さんが歌っています。

1クール全12話の物語でした。
近ごろのアイドル系の作品の中では、上位に食い込む作品だったと個人的には思っています。
しっかり堪能させて貰いました!

投稿 : 2024/04/27
♥ : 11

70.8 2 オーディションでライバルなアニメランキング2位
うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE2000%(TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (627)
3396人が棚に入れました
衝撃のアイドルデビューを飾ったST☆RISHの6人と、作曲家としての道を歩み始めた七海春歌。
彼らはシャイニング事務所のマスターコースに所属し、一流のアイドルや作曲家を目指して
本格的なレッスンを続ける傍ら、芸能活動を始めることになった

しかしその前には、ひと癖もふた癖もある異国のアイドル候補生や、教育係の先輩アイドルが登場し、
果ては「幻の新人賞レース」にも巻き込まれてゆくことに…。
ST☆RISHは、そして春歌は、この芸能界で夢を叶えることができるのか?!
一億のキスよりもかがやく歌が奏でる、全力全開2000%ラブ☆コメディ♪

声優・キャラクター
沢城みゆき、寺島拓篤、鈴村健一、谷山紀章、宮野真守、諏訪部順一、下野紘、鳥海浩輔、森久保祥太郎、鈴木達央、蒼井翔太、前野智昭、中村悠一、遊佐浩二、今井由香、若本規夫
ネタバレ

★mana★ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

2000%~最高なlove~始まるよ~ yes happy life♫ 12話・先輩回キタ━(゚∀゚)━!Yes,go HE★VENS! Yes,go HE★VENS!↑b(・`ω・´)↑b(・`ω・´)↑b(・`ω・´) え?

はい、待ちました!とてつもなく待ちました!
待ってる間歯痒くてついにゲームにまで手出しちゃいました(repeat・AS)www
また2年前のように1クールmanaが荒ぶりますのでご注意を(ゝω・)vブイッ!!

明後日はついにBD発売日~!!ポワゾンフルで聴けるでv(´∀`*v)ピース

Op.12「HE★VENS GATE」

待ちに待った先輩回キタ━(゚∀゚)━!
待ちすぎて私のネイルは翔くんのみたいに真っ黒ですよ(*´Д`)??ww
しかし今回また作画崩壊してるやん!!
初っ端カルテット出てきた時のランランの顔!ブサ(*`Д´)=○)Д゚)・;' ブッ
まぁ、そんな感じで先輩回だと思っていたのですが・・

{netabare}今回はST☆RISHを見守る先輩達が
一人一人別々の形でST☆RISHの不思議な力に影響され
「何か」に気づかされていったようです・・
それは本人達も分からない不思議な力。
嶺ちゃんだけは気づいてたみたい( ^ω^ )ニコニコ
カミュは気づきながらもそれを受け入れたくない(´・д・`)ヤダ
ランランは気づく事そのものを閉ざして|ω・`)
藍ちゃんはそもそもアンドロイドだから感情がなかったんだけど゚(∀) ゚ エッ?
そんなカルテット、最終回で一つになってくれると嬉しい。

そしてST☆RISH!!ちょーなかええやん(ノ´∀`*)
それにしても前日まで踊れてないセシルどーなんww

\(^o^)/\( ^o)/\(  ^)/\(   )/\(^  )/\(o^ )/\(^o^)/ \(^o^)/\( ^o)/\(  ^)/←セシル

とか思ってたら・・
最後全部もってったああああ!!
なんなんあの歌!映像!あんなん負けるやん!ST☆RISH解散やんww
まさかあんな所にアルティメットエターナルドラゴン出てくるとは!(え?違う?w)
若本さんに対抗する杉田もたいがいやしw
そもそも何でバトルしだすん、マジ謎空間!!!
まじいい加減にしてHE★VENS!めっちゃいい歌やんww
BD7巻位にCD付いてくる事を楽しみにしとくわ(*゚∀゚)

と、いう事でHE★VENS GATEいい曲です(えーーーー!!w)

12話名言✩「何もかもあの歌を聴いてからだ・・マジLOVE2000%(真顔)」✩ byカミュ   くそワロタ


ついにこの時が・・
来週最終回です。生きてる意味を失いそうです。゜(゚´Д`゚)゜。


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Op.11「夢追い人へのSymphony」

来たよ、来ちゃったよ!
「未来地図」を上回れるのか?「夢追い人へのSymphony」
今回は先に聴いていたので曲にどういう画像が付くかが楽しみ(*´Д`)
それより勘違いでした、今回トキヤ回でしたね!!
巷では音春がいいだの、レン春がいいだの言われていますが、
私断然・・トキは・・・・いや、やっぱ私は音春のカップリングが好きです♥

しかし、今回はトキヤ回。
しかし、とか言って否定的な雰囲気醸し出しましたがそんな事全然ない!!
春ちゃんのピンチを救う王子様はHAYATO様・・いや、トキヤなんだなーって思いました。
だってさ、憧れてた人がだよ、自分の作った曲を
自分の為に歌ってくれて、しかもあんな美声で、
おまけに救ってくれるなんて!!王子様・・プリンス!!プリンス!!
もう今回はトキヤがイケメン過ぎて、メガネの変装で現れた時はクリーンヒットくらいました(*´д`*)アハァ
なんなんこいつぼちのせ違ったらただのイケメンやないか!
あんな風に抱きしめられたら腰砕けるわなww

それにしてもうたプリって
「好きなんです」Σ(゚д゚*) エッ!?
「君の作る曲が!!」(´・д・`)曲かよ・・
って思わせぶりなシーンちょこちょこ入れてくるよねw

そして、夢追い人へのSymphonyヽ(。→‿←。)ノ キタァ――ッ!!
やっぱ曲だけ聴くより話の流れでかかってくると本当いい♥
今回輪になって空中を漂ってくれませんでしたが
春ちゃんが消えちゃってやっぱやってくれるなうたプリと思いましたww

しかし浴衣いいけど翔くんの浴衣の着方あかんやろ
はだけ過ぎやし、あの腕まくり上げるの最上級にダサい
いくら翔くんでも許せません!!(←ほんとどうでもいい)

もうすぐ最終回だと思うと憂鬱でしかたありません ( ´・ω・)

11話名言✩「今宵は君だけに聴いてほしいのです、私の歌を」✩ by一ノ瀬トキヤ

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Op10.「CRYSTAL TIME」

私はね、もう怒ってますよ、激おこランラン丸ですよ!!
色んなもんすっとばして色々詰め込み過ぎだろ!!
お願いだから先輩を除け者にするのはやめてー先輩回もう1話位くださいよ(´・ω・`)
HE★VENSは3000%(3期でいいじゃない)!!
ちなみにHE★VENSはアニメオリジナルキャラです(´・∀・`)ヘー

と、いう事でしょっぱなから出て来た「HE★VENS」
私予想のcvは誰一人として当たりませんでした・・
しかし無いというか、小野Dはもういいでしょ~出過ぎでしょ~
最近のショタキャラは代永ウイングと相場は決まっているのですか?
ナギちゃん可愛いけどウイングで萎えました( ´・ω・)
キューティナーギ!キューティナーギ!キューティナーギ!
・・一番安定してたのは緑川さんですねwただのドS変態キャラやん!!バーナビーやんww
まぁ、もっと変態なのが杉田!!杉田もういいって~
ほんまプリンスじゃなくて良かった!プリンス役やったら講義もんやでε=(。・`ω´・。)プンスカプン!!w

まぁ盛り上げてくれてますが、こいつらただのSTARISHの引き立て役。
速攻解散とかマジ可哀想ww早く消えてくださいww

と、HE★VENSで盛り上がっちゃいましたが
今回実はトキヤ回やったみたいです~(´・ω・)カワイソスぼちのせ。
マモが惜しげも無く美声を振りまき数分で終わっちゃいました。
ほんまウマーRISH!!なんなんあの裏声~キレイ過ぎ(*´Д`)
はよ全部聞きたい!!3rdライブ行きたい!!(←関係ないw)

そして今回作画キレイで安心したε-(´∀`*)ホッ
翔くんも久々帽子かぶってないver.+水色のシャツが可愛かったよう♥
13歳のナギと身長が一緒で可愛かったよう♥

10話名言✩「七海、俺達は負けないよ!だから信じて!!」✩ by一十木 音也

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Op.9「We are ST☆RISH」

今回は突っ込み多過ぎてえらい事なるぞ!
とりあえず、セシル回後編(←いつからこうなった!!)

今回なんだかシリアス展開だったけれど、結局2期はギャグ押し!
春ちゃんが激しく2000%を引き始めたのをきっかけに空気一転( ゚Д゚)
1期と同じくセシルを迎えに行く展開と思ってたのに、おめー帰ってくんの早過ぎw
そして狙いまくりの落下技まじいい加減にしろやセシルww
で、また急に歌いだすしほんまやりたい放題やな~ww
何であんなポーズで歌うんマジダサ2000%やて( ´゚д゚`)アチャー
春ちゃんまで変身するかと思ったww

それより何「HE★VENS」て!!妄想が現実になったぞ!!
放送後リアル友達とcvの討論会になりましたw
メガネ→浪川さん(勝手に決定) 黒手袋→細やん 右→岡本のぶくん(mana希望)きむりょう(友達予想)
神谷、小野Dはないと言う結果になりましたがどうなるんすかね?

しかし先輩すらあんま出てこないのに、展開早過ぎる。
ライバルは3期に持ち越せばいいのに・・
何だか腑に落ちない(´・д・`)

9話名言✩「マジるああああああああブゥ2000%」✩ byシャイニング早乙女starring新生ST✩RISH

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Op.8「星のファンタジア」

藍ちゃんのメンテナンスがようやく終了したそうです( ^ω^ )ニコニコ
はい、やっと先輩戻って来ましたってかむしろもっと出せ!
いい加減一揆起こすぞマジで!!
でも残念ながら(笑)今回は2話に引き続き(多分違う)セシル回!
何なん?2000%セシルが主人公なん?
それにしても今回もホンマみんな服ダサいwwwww

今回はみんなで合宿~♫(もちろん先輩含む)
あの、私もそこに混ぜて頂けないでしょうか?
私も川でみんなでキャッキャウフフしたかったです(*´Д`)ハァハァ

・・・・・はい、本題に入りましょう。
セシルが自分の願いとは別の気持ちに葛藤しつつ、
ついにアイドルに目覚めたね!
ST✩RISHと心を通わせた?セシルを見つめるカミュがとても印象的でした~。
ゲームでセシルはカミュの仕える嬢王様の婚約者という設定で、
2人には確執があって、そのルートを見てきている私は
アニメでもそういう風にしか見えないので何とも言えない気持ちになりました ( ´・ω・)
結論から言うとあんな事に悩むセシルくんは超絶純粋な子ですねw
何だかんだ言いつつ、セシルくん可愛い(ノ∀\*)キャww
しかしドルソンというか歌声は残念 ( ´・ω・)
文字も残念w外国の方だから仕方ないけどさww

そして、本格的に新生ST✩RISHへの道が開けて来ました♫
しかし最後に一悶着ありそうですね、そして1000%とかぶる最後が見えた気がしますw

8話名言✩「なんと大いなるポエジー」✩ by愛島 セシル

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Op.7「シリウスへの誓い」

はいはい、今回はついにウマーRISHの一人なっちゃん回♫
何が楽しみって歌が楽しみ(゚∀゚)ワクワク
しかし、今回作画崩壊が酷過ぎたぞおい!
網に捕獲されたとこ一時停止してください。
あれは完全にプリンス語れる顔面ではないですはい。
あかんで、いくら売れてるからって手抜きはあかんでほんま。
でも、翔くんの衣装チェンジ多かったし許す( ゚∀゚)・∵. グハッ!!
では今回の突っ込みいってみましょう↓↓

今回もゲームルートの那月と砂月の真実が若干明かされましたね~
何度も言うけどさ、何でゲームの話アニメにするのなら
翔くんの病気の件をアニメにしない?
それを心配する来栖薫を出さない?
まぁあの双子出てきたら発狂してぶっ倒れますがねw

話を元に戻しましょうw
那月は過去ヴィオラの先生に曲を盗まれ
その悲しみから自分を守ろうと砂月を生み出しました。
1期ではギャグでしかなかった砂月ですが
ゲームで真実を知った私。最後は砂月の気持ちを知り涙を流したモノです。
しかし、そんな流れはまたもやセシルに奪われましたw
あいつ何?影の主人公?
まじでいつも現れるタイミング良すぎだろww

それにしても最後のなっちゃんのフェロモンが(*´д`*)アハァ
もうレン様立場ないから、さっさとシャワーシーン開放しちゃって下さいw
で、なっちゃんのあの歌ってる時の謎空間は何?
1期でもNO6並みの謎空間やったけど。「楽しい事しない?(悪い顔)」
ドルソンはいつものただのKISHOWを期待していた私はビックリ!
何かしっとり歌い上げられ期待外れ・・だけど何回も聞くと良い(那月から砂月へ)
ほんま紀章さんはウマーRISHでした。

で、ほんま先輩はいつ神隠しにあったんですか?
藍ちゃんはメンテナンス中ですか?


7話名言✩「荒々しい感じ、ガオーって感じちょーだぁい」✩ byおネエのカメラマン

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Op.6「オレンジラプソディ」

始めに言わせてもらう!レン様のショタきゃわきゃわ(*゚∀゚)
じゃなくて、誠一郎出すなら、来栖薫(翔くんの双子の弟)出せよ!聖川麻衣だせよ(ダムの妹)!
そこ大切でしょうがよーーーー
今回はニコ生コメが凄かったです!皆レン様に発狂してました(色んな意味で・・)

という事で、今回はレン様のお兄様の誠一郎様登場!
お兄様の会社がスポンサーを務めるファッションショーにレン様に出演依頼が来たのですが・・
はい、ここで兄弟の確執ですわな。
3男のレンは拗ねちゃってあんな感じになっちゃってたけど
結局お兄様はちゃんと見ていた訳ですよ!
兄弟の愛が感じられる良いお話でした~(*´ω`)

って、終わる訳ねーじゃんw
ちょっくら気になったのは冒頭に日向先生の言っていた
ライバルの存在・・
てかさ、その前に先輩を出せよ、先輩を!!
まさかライジングボーイズ!?ちょっとルートが違うか?

あ、ドルソンですがね、今回も良いジャスコっぷりでw
てか何で歌う時全裸なん?レン様だから?
もうセクシー過ぎて心に火が灯りまくってゲラッゲラッゲラッ~♫

6話名言✩「お前の歌がずっと好きだった・・頑張れよ、神宮寺レン」✩ by神宮寺誠一郎

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Op.5「SMILE MAGIC」

今回まさかの音也の過去が少し明かされましたね。
話を掘り下げるともっと重くなるんで自重してたけど、
個人的にそういう話も有りだと思うので
あの真実をアニメの話に持ってきてもいいのでは?|ω・`)w
(ニコ生ではめっちゃネタバレコメントあったけどw)

個人的に5話が一番好きかも・・
めっちゃいい話やったし、音也がいい子過ぎた!!
もう音也と春ちゃん付き合っちゃいなよ!って感じ位
あのカップリングが好きです(ノ∀\*)キャ
しかし今回の春ちゃん声枯れすぎじゃね?ミユキチ何かあったのか?w

音也はいつも明るくて元気だけど、隠された過去があったんですね~(ゲームして知ってたけど)
何か2000%になってあまりにも普通だから影薄くなってたけど、
彼は彼らしく話を持って行ってくれたのでそれが逆によかった。
子供達からの手紙のシーンでは普通に泣いてたし(´;ω;`)
キャラ崩壊していない、真っ直ぐで一途な音也は、
音也だけはそのままで居て欲しいと切に願いますw
最近音也の言動が可愛くて仕方ないです(いや、翔くん一途だけど?|ω・`))
そしてドルソン普通に良かった~♫これもCD欲しいな・・
GOGO!!おとにい!!GOGO!!おとにい!!GOGO!!おとにい!!

もうこの際いつもの突っ込みと、パレス組はスルーしときます!
しかしST✩RISHはほんと仲良いよね~(*´д`*)
クマ~RISHになってたもんね~♫(財閥コンビ乙wあ、あとトキヤもw)

で!先輩はどこ行った?

5話名言✩「当たりがデカメロン!!」✩by シャイニング早乙女

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Op.4「恋桜」

ってかうたプリ自体ギャグアニメにシフトチェンジ!?
うん、皆様お気づきだろうが、2000%になってから完全に狙って来てますよね?
1000%ではダム様もっとクールだってはずでしょ?w

今回は武士ダム様にとってはちょー相応しい回と相成りました。ww
そしてお前さんの畳はいつカムバックしたんだ?
ランランに捨てられたのにも関わらず、部屋に舞い戻る畳・・
さすが財閥の嫡男だわ~ってそんな事はどうでもいい!

しかしながら今回ST✩RISHが仲良し過ぎて(*´д`*)アハァでした(*´д`*)アハァ
ダムを皆でサポートする姿に感動・・してたのに
何なの?あの最初の茶番は!wマジトキヤ!ただの宮野やんか!!ww
何かさ寒色系コンビのキャラ崩壊が激し過ぎてついてけないんですが・・
まぁ面白いから有りなんだけどw

そ し て!ついに来ました演歌!!
鈴健さん歌いたいって言ってたから(あくまで武士キャラだから)
良かったですね~しかしあれ需要あるのかな?w
まぁ、個人的に横文字の歌より全然キャラに合ってたと思うけど(*ノ∀`)アハハ

全体的にキャラに合ってた回でした~
しかしちょいちょいはさんで来るな~パレス組の漫才w

4話名言✩「おしたいも~しておりましたぁ」by 四ノ宮那月✩(←そこっww)


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Op.3「TRUE WING」

はいはいはい、今回も言わずもが?な?
いや言わせてください!何でこんな早く楽しみが来ちゃったの?
若干複雑な心境です(色んな意味でw)

今回1000%ではギャグ回でしかなかったmanaのプリンスこと来栖翔くん回(ノ∀\*)キャ
って事は壮大な笑いが待っているフラグでしかなかった!!
の で す が!!!
今回あんま言いたくないですが、私的には微妙でした( ´・ω・)笑いが、ね!w
ってか、2000%の笑いは完全にカミュに持ってかれてますよね~このトクホ野郎が!!w

話を戻して、今回翔くんは憧れの日向先生と共演!
しかもあのケン王に出演出来る事になりました・・が!
は~い!ここでmanaの突っ込みタ~イム( ゚Д゚ノノ"☆パチパチ

来栖翔くん!あなたいつ高所恐怖症克服したの?
めっちゃ飛んでましたけど?ちょーなぞーw
そして翔くん、なっちゃんだけでもあれなのにX2(セシル)
の天然コンビに振り回されて突っ込み大変そうww

後半、春ちゃん助けた後の2人の語り合ってるシーンは好きでした~!
何なんあのささやきボイス死ぬ( ゚Д゚)<氏ね!w

そしてドルソン~フライハイフライハイ♫
と共にケン王の日向先生イケメン過ぎる( ゚∀゚)・∵. グハッ!!
まじ天元突破ww

あの~私2年前にあなたのファンクラブ発足してましたが
私には会員証代わり頂けないんすかね?(真剣と書いてマジにw)

3話名言✩「お~と~こ~ぎいぜんかあああい」by 来栖翔✩


■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■
Op.2「愛のREINCARNATION」

はいはい、今回は言わずもがな・・と言いたいですがねw
もうね、カミュさんよこの前居ないと思ったらこういうことか!!
しかも登場カミュの「K」のポーズか ら の
画面を見事なスケーティングで横切りましたが!!!
で、あのステックなによ何に使うのよw
そしてセシルね、池に落ちてよく死ななかったな、あの浅さで!!w
ほんまパレス組いい加減にしろよ、ネタが過ぎるぞ( ゚∀゚)・∵. グハッ!!
ゲームだとセシルがもっとカタコトなんすよ、
あのカタコトではっきりモノ言うと笑いが止まらんのですw
(「い や で す(。◕∀◕。)」
それがこれからマスターコースのコンビだというのは
私の腹筋が心配です、だってまだ2話ですよ?

あと気になったのがダムね。
何かあの人2000%になってからキャラ変わってない?
もっとクールでしたよね?セシルを必死で止めるダムwww
もう色々ギャグに転じ過ぎうたプリ(*ノ∀`)アハハ

それにしても翔くんはいつも可愛(ry ♥


2話名言✩「騒々しいぞ、愚民ども!!」by カミュ✩


■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■
Op.1「ポワゾンKISS」

まずOP(2話以降ED)
変なキックから始まった「マジlove2000%」いや~今回も超絶いいですね!
さすがエレガいい曲作りますよほんと(*ノ∀`)アハハ
新たにセシルが加わり、掛け合いのシーンのコンビが前回とは変わり新生ST☆RISHでしたね~♥

でもさ、まじでさ何で前回控えめだった不思議な舞(4話冒頭)が今回はOPから全開なんw
✩書くとことか(シャキンシャキンな効果音とか)、
「We are ST☆RISH 3,2,1 Let's go!」の変な足トコトコとか、
一番注目のセクシーな腰の振りとかw(音也・なっちゃん・レン様)
特にダムね、お前武士じゃねーのかよ、そんな王子様みたいな格好してセクシーに腰振ってんじゃねーよってツッコミ入れたくなりましたねw(別に嫌いな訳ではない)
私はOPだけで心のダムが決壊しました!!ww

そんなアドレナリン上昇な感じで本編に~(*゚∀゚)=3ハァハァ

まずはちょこっとおさらい。
1000%で音楽学校を卒業、デビューしたプリンス様と春ちゃんは、
シャイニング事務に所属。そこでは新人育成の「マスターコース」があり、そこで先輩プリンス様の指導を受ける事になるのです(´・∀・`)ヘー

今回はメンバー紹介。特に注目は、やはり今回から登場する先輩プリンス様♥
(1000%最終回、ST☆RISHのライブに来て1シーンだけ写っていますが)
で・す・が!!ここでもまた変なダンスキタ━(゚∀゚)━!!
あんなクールな先輩達(嶺ちゃん以外)のあんなセクシーなダンス・・マジ直視出来ないw
ねーあのダンスほんとダサすぎやしませんか?
で、最後カミュはどこへズラかったんだ? (・ω・。)キョロキョロ(。・ω・)

先輩達のダンスに夢中で曲を聴いてなかったでしょ?
先輩達は曲がいいんですよー♫
「ポワゾンKISS」毒KISS・・マジ危険な香りを只わせるさすが大人(ノ∀\*)キャ
って藍ちゃんは若干15歳( ゚Д゚)アライヤダ!!
しかし先輩達の歌詞は基本的に上から目線なのです!

そしてED(2話以降OP)
もうかっこよすぎて毛髪ズル剥けました\(^o^)/
さすがマモ様!!絶対的歌声~♪
そりゃ~既にOP/ED予約するわw
絵も素敵で・・って思ってたら後半総員全裸/(^o^)\ナンテコッタイ
男の全裸なんぞ観たくねーわww一体何目指してんの?うたプリww

1話は終始笑うしかなかった( ゚∀゚)・∵. グハッ!!
これが他の逆ハーレムは違い男性をも魅了する秘訣なんだよね、きっとww


1話名言✩「俺 の 畳 が な い」by 聖川真斗(ダム)✩
{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 27

ゆりなさま さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

・・2期でやっと好きなキャラができました♡

うた☆プリ2
ちょっと観るのにスローダウン。
ですが3話くらになったころにはほぼノンストップで消化しちゃいました。
どうやら、私、この作品は一気に観ないと進まないタイプの様です。

しかし!
2期もすごく楽しめました。
キャラ1人1人が成長する姿を観れました。
終盤のうたプリアワードでのHE★VENSとのステージはキラキラしてて
すごく観てて楽しかったですヽ(*´∪`*)ノ"

ST☆RISHで私特定の好きなキャラがやはりできませんでした・・。
強いて言うなら、ないかなって思ってたセシルと真斗が意外とw

まぁとりあえず思ったのは・・
ST☆RISH     来栖翔
QUARTET NIGHT 美風藍(今作で1番好き)
HE★VENS  帝ナギ 
この子達3人をぜひとも弟にしたいキャラですヾ(●´□`●)ノっw

ありえない!謎!ヒロインモテすぎ!才能すごっw!社長早乙女の謎!などなど・・
本当に突っ込みどころがある作品でしたねっw

最終回はST☆RISHとQUARTET NIGHTがヒロインへプレゼント・・♡
和みました〜♪
うたプリ♪今回も笑顔になれました!
やっぱりアイドルもののステージシーンは女の子でも男の子のステージでも
テンション上がります*^^*

そしてST☆RISHメンバーと春歌。春歌があんなに大切にされ、
素敵な仲間だな〜って思いました。
うたプリ3期楽しみですが・・一気に観ないと断念しちゃいそう・・。

ともあれやっと好きなキャラができました!
QUARTET NIGHTの美風藍くん♡

女の子向けな作品だけど男の子でもそれなりに楽しめたらいいな。
読んでくださりありがとうございました(●・д・ノ)ノ☆

ーーーー3期溜めて一気に観る予定♪

投稿 : 2024/04/27
♥ : 38

堀ちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

良すぎ!!

歌もいい!物語もいい!キャラもいい!
いいもの揃い♪
特に特に!声優さん半端ない!!完璧まさに神降臨!!!
……は言い過ぎですはい…(ー_ー;)
とにかく、沢城みゆきさん、寺島拓篤さん、鈴村健一さん、谷山紀章さん、宮野真守さん、諏訪部順一さん、下野絋さん、鳥海浩輔さん、森久保祥太郎さん、鈴木達央さん、蒼井翔太さん、前野智昭さん、今井由香さん、若本規夫さん、中村悠一さん、遊佐浩二さんが主な人です!
豪華、すんごい豪華!!
これだけで一週間はルンルンだった♪
しかも!!!この人たちが歌っちゃうんですです
さらに!!宮野真守さんはOPまで歌っちゃうんですよ!
2期放送がどれだけ嬉しかったことか…

投稿 : 2024/04/27
♥ : 5

74.2 3 オーディションでライバルなアニメランキング3位
うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE1000%(TVアニメ動画)

2011年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (1081)
5239人が棚に入れました
作曲家志望の主人公・七海春歌は、アーティストを育成する芸能専門学校「早乙女学園」に競争率200倍の超難関を突破して入学した。学園の慣習に従い、アイドル志望の男子1人とパートナーを組んだ主人公は、卒業式に行われる「シャイニング事務所新人発掘オーディション」合格に向けて、パートナーに優勝の栄誉を齎す楽曲を作るべく、1年間の学園生活を送ることになった。

声優・キャラクター
寺島拓篤、鈴村健一、谷山紀章、宮野真守、諏訪部順一、下野紘、中村悠一、遊佐浩二、今井由香、鳥海浩輔、若本規夫
ネタバレ

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ダークホース(80点)

全13話。
恋愛アドベンチャーゲーム、乙女ゲームが原作。
私自信は未プレイ。(乙女ゲームをする趣味はないw)

個人的満足点:80点
アニメ系統:ラブコメ?(今一表現辛い)

誤解があるといけないので、ここに書いておくが
決して1人の女の子が男の子を次々に落としていく恋愛アニメではない。
(原作ゲームはそうかもしれないが)

乙女ゲーム原作というのもあり、正直あまり期待していなかった。
とりあえずは視聴開始直後OP曲で吹いたw
確かに始めてみた時はここで吹いたんだ。
これは個人的に受け付けないとも思った。。。。

実はここで勝負が決まっていたのかもしれない。
最後まで観てもう1度OPを観たら正直驚いた。
序盤でOPとEDが入れ替わるのだが、そこは最後まで観れば狙いが分かるだろう。

序盤の3話程度はそれほど面白くもなかった。
正直、若本さん頼みの展開。
若本さんの力技が無ければ完全に切っていた。
若本さんに感謝である。

しかし、4話ぐらいからストーリーが盛り上がり始めた。
なかなかどうしてしっかりしたストーリーに
キャラが立っていて非常に好感が持てる。
ストレートな構成だがそこもいい。

キャラデザが多少好みが出そうではあるものの
観てればそれほど気にならなくなる。
正直、最初のうちは春歌の目が怖かったw
キャラデザで損してるなあと思う。

うたのプリンスさまというだけあって
OPED曲共に実にいい。
特にED曲は中毒性があるw

乙ゲーでキャラこそ女性向けではあるが、
ストーリーは万人向けと言えるのではないだろうか。
いつの間にか個人的今期ランキングでNO1になっていた、このアニメ、
設定からスルーされた方は1度視聴してみることをお勧めする。


と、まあ色々書いてきたが
つまり、何が言いたいかというと

俺、そっちの趣味じゃないよ


-----------------------------------------------------

以下、各話ごとの感想。
ネタバレを含む場合もあるので
未視聴の方はスルー推奨。

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{netabare}
1話視聴。
アーティスト学校に入りアイドルを目指す話のようだが
正直オープニングからこれは外したかと思った。
絵柄もあまり好きな感じではない。

だが、主人公の七海春歌役が沢城さんだった。
こんなところで沢城さんにお会いできるとはw

そして、1番は学園長のシャイニング早乙女役の若本さんが光すぎw
もう、インパクトがすごすぎてそこしか覚えてないw
さすがの存在感。

学園ラブコメなのかな?
とりあえず継続視聴する。


2話視聴。
若本さんwwwwwwwwww
2話にして助演男優賞は彼に決定しましたw

本編はまだまだこれからというところ。
一十木くんがなかなかの男前ぷりを発揮。
全体的にこそばゆい感じだが、
トキヤが持っている影が気になる。
どうストーリーにかかわってくるのか注目したい。

3話視聴。
展開早えええええええええ。
レコーディングテスト結果でてるしw
正直、春歌にイライラした回だった。
ああ、もうって感じだったわ。
しかし、救世主あらわる。
聖川!
かっこいいじゃないの。
春歌の周りにはいい男集まるねえ。
あんなに目が怖いのにwwww

今週はシャイニング出番なかったなあ(´・ω・`)ショボン

4話視聴。
今回は神宮寺 レンの話。
今のところ毎話別々の男性陣の話が展開している。
そして、今回の主役のレンだが、正直かなりムカつく奴かと思った。
男から見ると何このキザやろうって感じか。
しかし、レンの過去の描写で思わず泣きそうになった。
こいつ、ホントはいい奴じゃねえか、キザだけどw
何か段々うたプリ面白くなってきたんだがw
正直最初無理と思いながらも若本パワーで見ていたが
若本さん出て無くても見れてる自分がいる。
そう、今週も若本さん、出なかったな(´・ω・`)ショボン

5話視聴。
来栖 翔回。
今回はかなりギャグ風味だった。
翔くんはギャグ要員なのかな?
なかなか笑えた。
そして、待ってましたw
シャイニングktkr
相変わらずの濃いキャラw
満足満足。

6話視聴。
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
なつきwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
クソ吹いたwwwwwwwwwwww
腹いてええwwwwwwww
こんなアニメだったけ?
まあいいや、面白かったし。

笑いだけじゃなく物語にも期待できる展開になってきた。
すげー面白くなってきたんだが。
そして、だんだんナナミが可愛く見えてきた。
これは今後に期待がもてる。

7話視聴。
兄の影武者かと思ったら本人だったとは。
てっきり兄はすごいが弟は兄に及ばないって設定だと思っていた。
本人が何か壁にぶち当たっているって設定なのね。
これはこれで面白い。
そして、待ってましたシャイニングwwwww
いやーちょっと出てくるだけでも抜群の存在感。
ユー、とか最高ですwww
来週にも期待。

8話視聴。
シャイニーーーーーーーングwwwww
さすがの存在感。
と、そんなことはさておいて
段々逆ハーレムが構築されてきた。
ナナミもてすぎな展開。
今週3人出てきて、来週残り3人かな。
さて、6人から誰を選ぶのか。
個人的にはイットキ君になって欲しいが
ストーリー的にはイチノセになるんだろうなと思う。
イットキ君いい奴なのになあ。
来週もうたプリ観ろよな!

9話視聴。
シャイニング最近結構出番あるなw
すばらしい存在感。
そして、いよいよ6人が希望出してきたw
1人1人の話を(・∀・)ニヤニヤしながら観てる。
聖川がさすがの渋さを見せたのにはちょっと吹いた。
ショウとナツキは相変わらずギャグ要員ぽいしw
ハルカは誰を選ぶのかなあ。
こっちまでドキドキしてきたw
そういうことで来週もうたプリ観ろよな!

10話視聴。
ちょwww
マジでグループかよw
冗談半分で6人でEDみたいにやればいいと思っていたのだが
まさかのど真ん中のストレートでくるとはw
そして、シャイニング出張りすぎwww
ある意味、いい雰囲気を完全にぶち壊してくれますw
個人的には今週の話には合わなかったなとw
彼が光りすぎているwwww

11話視聴。
トキヤがついにハヤトを捨てる。
しかし、他の5人との間に溝が!
そして、駆けつけようと・・・・
お約束の渋滞wwwwwwwwwww
ベタだがそこがいい。

もう1つのお約束、それは
春歌のウインク出来ない姿に萌えたw


12話視聴。
ついに6人が1つに!
このままハッピーエンドへ向うのかと思ったら
シャイニング何という過酷なことやってくれやがる。
春歌はこの最後の試練を乗り越えられるのか?
まあ、乗り越えないと話にならないけどw
来週、最終話wktkが止まらない。


13話視聴。
シャイングどうせそんなことだろうと思ったw
まあまあ、無難な着地だったかな。
個人的には非常に満足した。

後はアフターストーリーとして
6人で春歌を奪い合う本気の恋愛展開でも
やってくれたら面白そうとか思うのだがw
{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 37

★mana★ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

★祝・2期 4月より放送開始★うたプリ「普」及活動♫第2弾★~音楽に耳を傾けてみましょう~

さぁさぁ、あと少しで放送が開始する訳ですが・・
1期の予習は出来てますでしょうか?(・∀・)ニヤ
1期を観ずに2期から?それでもいいでしょう、ノリで観れると思います!
そして、それで疑問や質問があればお答えしませう(・∀・)ニヤ
それ以外の事も私が知っている事であればお答えしませう(・∀・)ニヤ
アニメのストーリー意外に彼等には色々秘密があるんですよ!
(特に音也の秘密は衝撃です!!)
けどけど、何でもそうですが、最初から観たほうが面白さは格別ございます♫
まだまだ間に合います、さぁ1000%の世界へ・・

と、いう事で今回は楽曲紹介♪♪
正直キャラソンなんて・・とバカにしていた私ですが、
最近この作品の音楽プロデューサーでもある「上松範康」さんの曲がお気に入りなので(シンフォギアとかね)
うたプリのキャラソンを聴くようになりました♫
うたプリの楽曲はほぼ上松さん及び上松さん所属する
「Elements Garden」に所属する方達曲ですよー!
とりあえず音楽の種類が豊富過ぎて、色々ヤバイです!!
なのでこちらでオススメBEST10発表でーす♪全曲は知らないですが・・
※アニメで使用された+BESTで紹介したQUARTET★NIGHT(先輩4人)以外の曲です♪(´ゝ∀・`)ノ


●10位●
騎士のKissは雪より優しく:聖川真斗 (鈴村健一)

超優しいピアノ曲です。心のダムです。

●9位●
Hyper x Super x Lover☆寿嶺二 (森久保祥太郎) & 一十木音也 (寺島拓篤)

とにかくめっちゃノリノリSong。ハートのビックバンです。

●8位●
RISE AGAIN:寿嶺二 (森久保祥太郎) & 黒崎蘭丸 (鈴木達央)

ロックでかっくいー。ベースライン最高。
すべて無くしてもおまえだけ愛しているそうです。

●7位●
月明かりのDEAREST:美風藍 (蒼井翔太) & カミュ (前野智昭)

ジャズ調。うたプリの中でも1番高音と低音の2人のハモリがキレイ。
月夜の恋には解けない魔法があるそうです。

●6位●
Beautiful Love:美風藍 (蒼井翔太), 聖川真斗 (鈴村健一), 来栖翔 (下野紘)

違和感のある3人です。だが、それがいい。何だかかわいい曲。
お前護るため“俺がヒーローへと なる”って事をPromise!してくれるそうです。

●5位●
アンドロメダでクチヅケを:四ノ宮那月 (谷山紀章)

なっちゃんの曲はとにかくかっこいいです。キスは・・流星だそうです。

●4位●
Mostフォルティシモ:聖川真斗 (鈴村健一)

ピアノ曲なのに、めちゃくちゃかっこいい。真斗様が歌ってる所は全く想像出来ません。
誰も知らない 俺を見て欲しいそうです。

●3位●
Changing our Song!:来栖 翔(下野 紘)

もーね、これ超絶かわいいの。しょうきゅんらしい元気Song。
人生には早送りとか巻き戻しはいらないそうです。

●2位●
Still Still Still:四ノ宮那月(谷山紀章)、一ノ瀬トキヤ(宮野真守)

まーね、歌ウマな2人の曲だしなんて思いつつ、いつもと違い良い意味で力抜いててステキな曲。
逆にこれ、いつもみたいに全力で歌われたら歌が台無しって位キレイなハーモニー。さすが!!
恋しくて 壊れるほど 抱きしめたいそうです。

●1位●
蒼ノ翼:宮野真守

※これはキャラソンではありません。ゲームのOPです。
作詞・作曲 上松さんです。さすが宮野です1位です。
宮野の歌声が生かされて、裏声がキレイです。
名も無き夢よ 僕を照らしてほしいそうです。



是非機会があれば聴いてみて下さいね(*´∀`*)

2013.2.11

■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■

夢にまで見た2期キタ━━━(。A。)━━━!!
ちょっと取り乱しそうですよっ!
まだ詳細は発表されていませんが、年内期待☆

2011・夏は、この作品に心奪われまくりでしたが、
それは、私が女子で、プリンスがカッコイイというだけでは決してありません!
それを知って頂く為に活動して行こうと思いますっ(∀`*ゞ)テヘッ

この作品は、女性向け恋愛ゲームが元にはなりますが、
あにこれユーザー様のレビューを観れば分かるように
男性の方にも評価を受けています( `・∀・´)b Yes!!
(もちろん、ダメだった方も居ると思いますし、それは好みなので・・)
そして、ハーレムアニメとか、ただの恋愛アニメとかでは無いです!
確かにその要素もふんだんにありますがねw
タイトル通り「歌」が主になりますので、歌がバンバン出てきます♪
POP・バラード・ROCK・JAZZ?などなど・・(言い過ぎかも?)
その歌の「歌い手」「作り手」として成長していくストーリーが基本になります★
なので結構良い曲もあったりします♬♪♫(詳細は下記のレビュー)

そこに、色の濃いキャラ達が登場!笑いあり、笑いあり、笑いあり・・
そう、結構笑えるんですよ?むしろ「これはギャグなのか(;゚Д゚)?」
と思えるシーンが多数です・・本人達はマジメにやってるのだと思うんですがねww
むしろ恋愛はあるようで、無いです(1期では)
なので、日常のギャグが好きな方は普通に観て頂けるのではないでしょうか?
といっても、ギャグアニメではないですよ?確かに女子向けには製作されているので、
「くっさ~い台詞」やトキメキシーンは多数出て来ますけど、それが笑えたりもするんですがね・・w

そんな感じで、男性にも観て頂ける作品(もちろん、こういうのはちょっと・・という女性も(。◕‿◕。))
になってます!それで、観て面白くなかったら本当にごめんなさい・・。
ただ、少しでも興味があったり、変な誤解?(腐女子作品etc・・)があったりで未視聴な方、2期までは全然時間はあるでしょうし、1クール・13話なので気軽に観れると思います!!
是非是非オススメですよ~♪

2012.1.17

■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■

1期視聴後レビュー(興味があればどうぞ(*´∀`)ノ)


闇に光を灯し、荒野に花を咲かせ、心を大空に旅立たせる・・・
そして、私の夏は始まったщ(゚д゚щ)カモーンSUMMER♪

芸能専門学校「早乙女学園」
そこに作曲家になる夢を叶えようと入学した
ヒロイン「七海 春歌」。
その学園は、アイドル志望の男子とパートナーを組み、
卒業オーディションに合格するとデビューを約束されるのだ♪
そんな春歌を取り巻くプリンスさま達を紹介しましょう(´∀`*)ポッ

★一十木 音也★
明るくて人気者!いつもキラキラスマイルで春歌を支える(*´∀`)ヤサシイ!!イイヤツ!!
「ギタープリンス」
★聖川 真斗★
とてもマジメで古風。着物がよく似合いますね!|ω・`)カグヤヒメヘアー・・
「ピアノプリンス」
★四ノ宮 那月★
温厚で天然。でもあのメガネの奥には隠された真実が・・(;゚Д゚)メガネヒッス!!
「ヴィオラプリンス」
★一ノ瀬 トキヤ★
クールで真面目。だけど歌への想いは相当強い(・∀・)ウタゴエサイコウキュウ!!
「ソングプリンス」
★神宮寺 レン★
自由奔放で1匹狼。女の子の扱いはお手の物(゚∀゚)カシガクッサイ!!
「サックスプリンス」
★来栖 翔★
オシャレで元気イッパイ!でも歌声は・・ね・・(*´Д`)manaオキニイリ♥
「manaのプリンス・・」じゃなくて「ヴァイオリンプリンス」

始まる前からかなり色んな意味で期待していたこの作品!
開始直後からのライブシーン♪
マジでDOKIDOKIで壊れそうでした(*ノ∀ノ)イヤン♥
もうそこからは、私の心は奪われ、うたプリに1000%LOVEでした!!

まずは2話から1話毎にプリンス1人ずつのお話。
1人1人どんな子かを知って下さい!そして、キャラクターソングを堪能して下さい♪

私のお気に入りはもちろん5話♥
プリンスなのにかなり笑えるお話+しょうきゅんの可愛さと、
男気全開な歌声を堪能して下さい(*´Д`)ハァハァ

そして、キャラソンでお気に入りは6話、ナッチャン?サツキ?の「オリオンでSHOUT OUT」♪
これはウタウマですよ!!Gemini・syndromeになっちゃいます♪

そしてお腹が痛くなる程笑うのは4話冒頭の「不思議な舞」(゚∀゚)アヒャ
いっとききゅん、マサト様、ナッチャンのダンスをじっくり観賞してみて!きっと涙が出る位笑えますww

そして感動はもちろん、ラスト13話♪
13話は続けて2回、ライブシーン3回観ちゃう位の感動と興奮!!
ライブが始まる前は1話の始まりとリンクし鳥肌が立っちゃいました~アヒャヒャヘ(゚∀゚*)ノヽ(*゚∀゚)ノアヒャヒャ
最初のライブシーンとは一味も二味も違いますよ♪ダンスとかww

そしてOP♪トキヤ役の宮野真守サンが歌う「オルフェ」
マジヤバイです!ちょっとトキヤに歌ってほしかったな・・w
ED♪は、もう言わなくても有名ですよね?(・∀・)ニヤニヤ
プリンス6人が歌うST☆RISHの「マジLOVE1000%」
この夏に気が狂う位聞きました♪
最後のライブシーンに一緒に歌いましょう♪Are you ready?

歳を感じる事が多い今日この頃・・
キャッチの方々とキャッー (^ω^*))((*^ω^) キャッー言う日々・・
忘れかけていたDOKIDOKIを感じさせてくれたと共に、
若さが少し戻った気がしました(∀`*ゞ)テヘッ
(話に付き合ってくれた方本当にアリガトです♪楽しかったぁ♪)

とりあえず何もかもが最高でした♪

うたプリと共に私の夏は終わりにしたいと思います・・。
「音楽は世界を変える」


2011.9.27 ★完★

投稿 : 2024/04/27
♥ : 54

rei@低浮上 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ぶっ飛んでる。ギャグでしかない。

逆ハー(ギャグ入り)好きな人におすすめ。
暗い描写なんてほとんどありません(笑)
腐向けなんかじゃありませんよ。
もともとは乙女ゲーっていうジャンルの物ですから。
腐向けアニメっていうのは世界一初恋とかを言うんですよ。
乙女ゲーは男性と男性の恋愛じゃあ、ないです。
あくまで女性と男性の恋愛です。
ただ主人公がモテモテなだけです。
そのモテ方が異常すぎてギャグでしかないというか…なんというか無駄にキラキラしててギャグ前回で観てるのもアホらしくなるような作品です。
ハイテンションじゃなきゃ観られない!
でも結構面白いですよ…アホらしくて。
2期3期と続くにつれて、話がわけわからなくなっていますが、1期が一番面白いと思います。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 11

67.0 4 オーディションでライバルなアニメランキング4位
アイドルマスター シンデレラガールズ 2ndシーズン(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (579)
3007人が棚に入れました
歴史ある芸能プロダクション「346プロダクション」には数多くのアイドルが在籍している。そこで新たにスタートする「シンデレラ プロジェクト」! 普通の毎日を送っていた女の子。アイドルの卵に選ばれた彼女達が、初めて見る世界で紡ぐシンデレラストーリー。みんなと一緒にお城へと続く階段を登っていく事が出来るのか。今、魔法がかかり始める――。

声優・キャラクター
大橋彩香、福原綾香、原紗友里、黒沢ともよ、上坂すみれ、大空直美、内田真礼、山本希望、青木瑠璃子、洲崎綾、五十嵐裕美、高森奈津美、大坪由佳、松嵜麗、武内駿輔
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

各話の出来は申し分ないのだが・・・終盤どう纏めるのか、一抹の不安が残る注目作

本作は、以下の点で、2011年にTVシリーズが放送され、昨年劇場版も公開された旧作(無印アイマス=アニマス)を巧みに本家取りした構成になっています。

{netabare}(1)島村卯月(※卯月=4月)という「春」をイメージさせる明朗で周囲の人に対して自然な気遣いの出来る常識人を第1期OP「Star!!」・2期OP「Shine!!」の中心に配している。
(2)卯月の左右に、渋谷凜と本田未央という個性が光るけど行動に少し問題アリのサブメイン・キャラを配している。
→アニマスで、天海春香(「春」をイメージさせる明朗・気配りキャラ)を中心に、その左右に如月千早と星井美希という超個性的かつ問題アリのサブメイン・キャラを配した構図と同じ。

(3)卯月・凛・未央以外にも、それぞれ個性的な11人のサブ・キャラを配置している。
→アニマスで、春香・千早・美希以外にも、それぞれ個性的な10人のサブ・キャラを配した構図と同じ。

(4)全25話中、第1期のラストとなる第13話を、14人のアイドル全員が活躍する346プロ主催ライブ回として、ストーリーに区切りを付けている。
→アニマスで、やはり全25話中、中盤の第13話を、13人のアイドル全員が活躍する765プロ主催ライブ回として、ストーリーに区切りを付けた構図と同じ。

(5)第2期は、シンデレラ・プロジェクトを妨害する新キャラ(美城常務)を登場させた。
→アニマスで、中盤以降765プロの活躍を妨害するキャラ(961プロの黒井社長)を繰り返し登場させた構図と同じ。{/netabare}

この傾向からの推測。

(6)アニマスは、{netabare}第1~19話までの展開を踏まえながら、第20話以降に春香・千早・美希の3人の、アイドルに対する姿勢の違いからくる葛藤を巧みに描き出して物語を大きく動かし、ことに最終回手前の第23-24話では、絶対にブレないと思われた主人公=春香のまさかの内面的崩落と復活を描き出して、視聴者を大きく感動させ、作品全体の評価も急上昇させた{/netabare}実績がある。
→本作も、放送済みの第20話から先の残り5話で、{netabare}アニマスと同様に、主役級の3人(特にここまで埋没気味の卯月)を主軸に据えて物語を大きく動かしてくる{/netabare}ものと、一応は推測できると思いますが、
果してそれで二匹目のドジョウを狙い通り掬(すく)い上げられるのか?
あるいは、ここは敢えてアニマスとは別パターンの展開とするのか?

近年大隆盛の「アイドルアニメ」というジャンル自体を開拓した偉大な旧作を本家とする作品だけに、旧作の終盤の、あの神がかり的なまとめ方が、果して今回も再現可能なのか、個人的には一抹の不安を感じつつ、確り見守っていきたいと思います。


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

======== アイドルマスター シンデレラガールズ2期 (2015年7-9月) ========

{netabare}第1話(14話) Who is the lady in the castle? ☆ 美城常務登場、シンデレラPJの異変
- - - - - - - - - - - - - OP 「Shine!!」 EDは毎回テーマに合わせて変化 - - - - - - - - - - - - -
第2話(15話) When the spell is broken... ★ シンデレラ達の不安、楓(346プロの看板アイドル)さんの輝き
第3話(16話) The light shines in my heart. ☆ 「シンデレラの舞踏会」企画、菜々(うさみん=先輩アイドル)・みく回
第4話(17話) Where does this road lead to? ★ とときら学園、凸レーション3人&城ヶ崎姉(美嘉=先輩アイドル)回
第5話(18話) A little bit of courage shows your way. ★ CANDY ISLAND3人&きらり回
第6話(19話) If you're lost, let's sing aloud! ★ *(アスタリスク)2人&夏樹(先輩アイドル)回
第7話(20話) Which way should I go to get to the castle? ★ 揺れるアーニャ&凛の心(PJクローネの踏み絵)
第8話(21話) Crown for each. ★ それぞれの選択(特に未央、美波、凛、卯月)
第9話(22話) The best place to see the stars. ★ Autumn Festaの成功(とくに凛の新ユニット)、卯月の魔法が解けてしまった?
第10話(23話) Glass slippers.(ガラスの履物){/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 30
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

26話(特別編)のレビューを追記。待ってた甲斐がありました。

原作ゲームは1stシーズン開始後に手をつけました。
1stシーズン視聴済。
デレステも配信時よりプレイ。


26話(特別編)視聴後-----
ネタバレしかないので
前情報無しで視聴したい方は回避してください。
{netabare}
これでアニメとしては一区切りということで、
幾分かの寂しさを感じずにはいられません。
が・・・また何らかの形での戻ってくると信じたいと思います。
(劇場版とか劇場版とか劇場版とか)


ということで円盤9巻26話についての感想を。

アバンでの「なんちゃって劇場版告知」は
このコンテンツのお約束ということで・・・w
CPとPKの共演企画とは、美城常務(専務?)の方向性も
少しずつでも変化しつつあるんだな~と。

ホラーが苦手でも小梅との仕事にチャレンジした蘭子ですが・・・。
良い話風に終わるかな?と思いきや、安定の「あの子」オチ。
非常口のピクトグラムの細工は面白かったw
というか「怖がる蘭子」は殆ど素だったと思うのですが。

美波の負けず嫌いな一面を覗かせた大貧民パートは・・・。
初見で僕の口から出た言葉は「怖い」でしたw
その後何度観てもヤバさしか感じないですね、あの目は。

とときら臨海学校ロケということで、
急遽ダイエットということでアドバイスを求める莉嘉ですが・・・。
登場キャラ皆ツッコミ処しかないw
一番参考にならない人を引き合いに出すわ。
その人見てるはずなのに信じちゃうわ。
『ワンパクでもいい。たくましく育って欲しい。』って
お前は何歳だ?とw
太鼓の達人ダイエットて・・・中の人ネタだし。
イカの着ぐるみで『納得いかな~い!!』て・・・。

イメチェン?を目指す卯月も・・・
髪の毛の巻き方がって、分かり辛すぎるw
比較図とか無いと誰も気付かないってw
読めてた展開ですが武内Pは
「良いと思います。」ばかりで・・・。審査できてないw

バレンタイン。
凛のお相手が誰なのかを探るメンバー達だが・・・。
まぁそこに落ち着きますよねw
個人的には川島さんの反応がツボでした。遅いよw
凛が稀に発する『はっ!?』というセリフ・・・良いですよね。

ラストは、兼ねてから疑問に思っていたCPのエンブレムについて。
由来とか意味とか知りたかったので嬉しかったですね。
{/netabare}


採点と総評(10/23記述)-----
元々あった項目内に最終話まで観た上での物を追記・上書きしました。

●物語●
{netabare}
元々ソシャゲであって、
物語も人間関係も背景的な物も
ハッキリと描かれていない状況。
基本ゲームで描かれているのは
アイドル達の「陽」の部分メイン。
そしてアニマスのように下地にできそうなお話も無い。
そんな中でここまでの1本のストーリーを生み出せただけでも
普通に称賛できることだと思っています。


常務の改革に端を発する各ユニット・他部署とのやり取り。
NGS内部(特に卯月関連)。
2つに大きく分けられたように思う。
それぞれ完全に独立した作りではなく何かしら関係はありましたが。

1stと比べて、物語はシリアス中心で、
毎回何かしら次への引きを作っていたように感じました。
その要因の1つは常務なわけで、
彼女無しで語れるシーズンでは無かったように思います。
常務の手腕や結果、彼女の求めるアイドル像などが
もっと目に見える形にできていたら
モヤモヤの大半は無かったとは思います。


アニマスと比較して、CP内の団結・結束があまり強く描かれていない。
そう感じましたし、そういう声も他にもあるようですが、
最後まで観てみてアニメ版シンデレラガールズとして感じたのは
「アイドル達の成長物語」という部分でしょうか。
そもそもアニマスとこの作品では、
人間関係のスタートラインが異なっているのですから
単純比較というのも無理な話かとも思います。


対立しているのが「常務」というのも難しくしている要素かと。
同じ企業内で経営サイドで親族で。
黒井社長のように排除できるキャラならば爽快感もあったかもしれない。
排除か独立か融和か。着地点としてはこれくらいしか無い中で、
極端な悪役を作らずに大団円的な終わり方をするならば・・・
これくらいがギリギリかと思います。

アイドル達の誰かに極端な悪役を背負わせられない。
その点も物語を今一つスッキリさせてない要因だとは思います。
トラアドプリムスの3人が
それでもヘイトを背負う立場にはなったとは思ってますが・・・。


アイドル動物園的な作品にすれば良かったという声をみかけますが、
やったらやったで「起伏が無い」「平坦」と
真逆の批判を受けるのでしょうね。
それに日常的な内容なら
ゲーム内でも展開されてると思うのですが・・・。


総じて尺不足だった感は否めない。
1話から伏線や仕掛けや鍵を配置して、
表情・しぐさ・背景などの繊細さな演出で
見た目以上の情報量を示していたが・・・。
「CPメンバーの掘り下げ」「CPメンバーの関係性」
「常務の手腕や正当性」「他の部署の現状」など
描かれて欲しかった点も多くあります。
(アニマスでも同じ感想を持ちました。)
常務の行動と、その結果に結構な時間が割かれていたとは思うが、
最低限の必要性はあったと思う(これ以上削ると常務がただの無能に)。
ライブシーンの時間不足・描写不足も結局は
「尺不足」に起因しているのではないか?とも思います。

「NoMkae」「マジアワ」「ドラマCD」などに
サイドストーリーや補完的な役割を持たせていたが、
その内でも幾つかは本編内でやっておくべきだったように思える所も。
(きらりのオーディション、PKの本音等々)
尺が足りないからこそ、こういう方向に振っていたのかもしれません。
{/netabare}

●声優●
{netabare}
この作品で初めて、本格的に耳にしたキャストさんが多く。
あまり大層なコメントはできないですが・・・。

1st途中からそう感じていた所ではありますが、
開始直後と最終話にかけてギャップが激しかったのは、P役武内さん。
ご本人の成長・スキルアップ・役作りの軌跡なのか、
そういう演技指導なのかは、知る由もありませんがw

終盤の担当回で衝撃的だったのが、卯月役・大橋さん。
不安を見せないように「普段通り」を装うテンションと、
NGSの2人や武内Pに心の内を吐露した時の落差は鳥肌モノでした。

凛役・福原さんは・・・少年役が結構ハマってそう。
未央との台本を使ったシーンは良かった。
{/netabare}

●キャラ●
{netabare}
2ndシーズンだけでも相当な数をぶっこんできたな~と。
チョイ役含めての状況なので、出番の無かったアイドルや
声の無かったアイドルの担当Pさんの内心は・・・。
2クールでこの配分で、この状況なわけですが
「ミリオンライブ」アニメ化となると・・・全員均等に扱えるのか?
AS組を外してもアニマス・デレアニの倍以上の数がいます。

・美城常務
2ndシーズンを語る上で外せないのが、MJこと美城常務なわけですが。
良くも悪くも目立っていたと思いますし、
尺を持っていったと思います。

彼女の手腕が実際どうなのか。
NoMakeなどを聴いてみても、ハッキリと描写されておらず。
クローネ結成(元の計画通りかは謎)や、
偶然とはいえTPの3人に目をつけたり、
他の「部門」では成功してる案件もあるようで、
全てがダメというわけでもなさそう。
自身が抱く「アイドル像」も決して間違ってはいないのですが・・・。

やはり引っかかるのは「やり方」ということになるのでしょうか。
彼女が考える方向性・範囲以外は認めない。
(当初はそうでもないが、後に結果が出せていても認めない。)
結果や対案を求めるが、色々性急すぎる。
それまで結果を出していたアイドル達にすら方向転換を迫った。
総合的に「独断的」といいますか「独善的」といいますか。

やっぱり両極端な人材だったと思います。

・トライアドプリムス
常務含めた上でのTPも少々損な役回りだったと思います。
成長物語として観てる上でも、
CPと敵対(?)するプロジェクトに
友人・恩人を巻き込んでしまう流れは、
正直好意的な感想は持てない部分が大きい。
元々ゲーム上では人気のあるユニットなのでしょうが、
登場させるにしても他の流れは無かったのか?と。

・卯月
13話視聴時点での不安が半ば正解だったな~と。
夢物語としてでは無かったが、目標が持てていなかった。
自身の武器・持ち味が何なのか。
それを自覚できずにいた所に、
CPメンバーはそれぞれの道を、
凛や未央も新たな未来へ進み始めるわけですが、
それらの要素が(無自覚だった)不安を目覚めさせ、
最大の持ち味である笑顔を曇らせて行く・・・。
「アイドルになる」ことが目標で、
その先を考えていなかったのは彼女自身の問題だったとは思います。
が・・・「笑顔」というポイントは自身では気付き辛いとも思えました。
武内Pか凛から早い段階でその辺を聞けていたら・・・とも。
24~25話で復活した姿をみせてくれましたが、
もしかするとまだ明確な目標や答えは見つけていないのかも?と。
心構えと漠然とした何かを胸に、頑張っているのな?とも思えました。

・凛
1stでは抑え役といいますか、
NGSの精神的な軸だと思えた彼女ですが・・・。
未央の成長分を含めて、立場が逆転したかな?と。
要所で感情を露わにする姿は、1stの頃からは想像できなかった。

・未央
凛とは逆に、成長著しく頼れるリーダーになれたのが彼女。
6~7話の騒動~夏フェス成功を経たことにより、
他のメンバーを思いやれるようになりました。

・武内P
物語や演出の面から、1stと対比されるシーンが多かったと思うが
着実に成長・変化している姿は良かったと思う。
常務に凛・アーニャを引き抜かれた話では若干不安を感じたが、
それでも冷静に自身のプロデュース方針を見失わず、
アイドル達のことを考えてきた結果が
「シンデレラの舞踏会」なのだと思う。

・きらり
1stの時点でも安定して「聖母」的でしたが、
2ndでは輪をかけて、だったように思います。
全く自身に不安定要素が無いわけではないけど、
メンバーを思いやれる器の大きさ・視野の広さが良かったと思います。
{/netabare}

●作画●
{netabare}
1stでは少々不安定さが感じられたが、
2ndは通して安定していたと思います。
(終盤特番が2回入ってますが・・・。)

シナリオの流れやテンションが演出に直結する作品だったので、
2nd全体的には暗い印象が強めに残ってます。

表情・しぐさ・間・背景などの細かい描写で
心情や状況を表現する為に、情報量はハンパじゃなかった。

何度となく観てきたはずの1stの1シーンですら、
2ndでは実は重要な意味が有ったり、
伏線というほどでなくとも仕掛けやつながりが有ったりで、
目が放せない見応えのある作品だったと思います。
{/netabare}

●音楽●
{netabare}
2ndシーズン内で選ぶなら、
凸レーションぽくない曲調だが
シーズンのテーマに沿った歌詞が良かった『私色ギフト』。
トラプリのハーモニーと、
ピアノメインで疾走感のある曲調がカッコ良かった『TrancingPulse』。
この2曲を推したいですね。

物語のシリアスさや引きに圧倒されてしまい、
ユニット新曲は軒並み印象に残り辛かったように思います。
特に『この空の下』はNGSの騒動でBGM程度にしか聴こえなかったかと。

以下各曲に思いついたことや感じたことを。
・『この空の下』
作詞作曲が・・・調べてみて、予想外で驚きました。
個人的には「明るい・ノリの良い曲」という印象だったので。

・『TrancingPulse』
加蓮の歌声にあまり初めて感が無いと思っていましたが・・・
渕上さんといえば「アウトブレイクカンパニー」の姫様役でしたね。
EDのキャラソンがお気に入りでした。
この歌が常務のセンスなら・・・有能な部分だともw

・『Shine!!』
OPアニメでの卯月の表情やしぐさ。
実際に2ndをなぞったかのような歌詞。
そんな面で2ndシーズンにふさわしい曲だったと思います。

・『S(mile)ING』
アニメで聴いてみて、印象が変わった曲ですね。
それまではあまり意識して彼女の歌を聴いたことなかったですが。
この歌に合わせて物語を作ったのか。
アニメ化を見越した上での歌詞だったのか。
24話用に録音し直してるらしいのですが、
こだわりといいますか、愛されてるといいますか。

・『できたてEvoRevoジェネレーション』(TPバージョン)
歌唱者が変わるだけで、ここまで印象が変わるかと実感しました。
全く毛色が変わるといいますか、端的に表すなら・・・蒼かったw
頑張って元気に歌ってるとは思うのですが、
どうしてもハーモニーが目立ってしまっているかと。
TPの3人の声は相性良いのでしょうね。

(以下追記)
・『心もよう』
流れていたシーンがシーンだけに、
聴くだけで涙が出てきてしまう、そんな存在です。
EvoRevoや流れ星、夕映えとは
全く異なるNGSを感じさせてくれた曲です。
ニコ動での特番で、裏話やこだわりなど聴いて、
この曲の持つ雰囲気に納得させられました。

・『流れ星キセキ』
この3人には、こういう明るい曲が似合うな~と。
アニメでは回想部分が多くライブという感じではありませんでしたが、
TP~先輩3人との会話~舞台への流れ(NNGS・生ハムメロン)が
とても印象的だったのでこの曲も聴くだけで涙が出てしまいます。

・『M@GIC』
『GOIN'!!!』に比べると1枚落ちるかな~という感想。
(Cパートのインパクトが強い分『おねシン』に持っていかれてる?)
ライブシーンの細部に
アニマスへのリスペクトが感じられて、その辺を思い出します。
CDのcwの『S(mile)ING』のLiveMixも良かったです。
{/netabare}


12話視聴後-----
{netabare}
シンデレラの舞踏会。
どんな仕掛けかと思いきや、
複数ステージを使用した・・・フェス形式?みたいですね。
屋内とはいえ、複数のステージを回す為には
それなりのアイドルが必要なわけで、
346の底力みたいなものを感じましたね。
(描かれていたのが「全員」とは限らないかと)
そして「切り捨てる」「枠にはめる」だけの選択をしなかった
武内Pだからこその、企画だったと思います。
秋の定期ライブは「審査」としての義務感だったのに対し、
こちらはアイドル達に「総力」と言わしめる。
そこが常務と武内Pの最大の違いだったのでしょう。


正直・・・常務との決着は舞踏会の前までにつけておいて、
ここでは純粋にアイドル達の活躍が観たかったという思いもある。
但しCPの存続が決まるのが「舞踏会」という流れだったのだから、
これを最後に持ってくる流れになるのも、納得もできる。
上に書いたのはあくまで個人的な希望ですかね。

常務の有能さについては、判断が分かれるところだと思う。
「経営者サイド」「アイドル部門統括常務」「P」「上司」。
他の部署にも仕事があったようなので、尚のこと。
方向性を問わなければ実務能力あり。
アメリカ帰り故の(?)懐の深さも持っていて。
「美城」の血も人脈などに生かされる。この辺は良い方向。
自身の理想像が全てで、他人の理想を認められない。共存できない。
「押し付ける」「独断」「削る」「狭める」方策が目立つ。
逆にこの辺が悪い方向。
常務を評価するにあたり難しい点は・・・
『一面的には正論、側面的にはそうでもない』
そんな極端な思考をしていたことでしょうか?


NGSの出番直前3人に声を掛けるのが、
3話と同じ先輩達というのが良かった。
未央と舞台で一緒だった茜。卯月が何としても結果を見せたい美穂。
そしていつも3人をCPを気にかけてきた美嘉姉。

3話の流れを踏襲したのはNGSのステージシーンもでした。
迫り出し・掛け声・演出。
全く同じではないが、意識されてるのがよく分かりました。
ついに出番を迎える「生ハムメロン」w
(24話で出てくるかと思いましたが、卯月ソロなので無しだった模様)
そして衣装は・・・『デレステ』でのSSR+の物。

NGS新曲については、演出としては回想メインでした。
ガッツリとライブを期待していた視聴者的には不満の声が大きいようですが
物語中心で観てきた身としては、これはこれで問題無いと思います。
仮に24.5話があったとして、MJ関連・卯月関連に全て決着がついていれば
ライブシーンメインにして欲しかったと思いますが・・・。
『心もよう』が意外ですが、NGSの楽曲としては
基本的に明るいPa向きな方向性なのでしょうか。
TPの『エボレボ』とか全く印象が異なりましたから。

『流れ星キセキ』『M@GIC☆』共に、
早くフルバージョンが聴いてみたいですね。

M@GICのステージ明けからエピローグということですが・・・
舞踏会から数か月後の春ということで良いのでしょうか?
CPメンバー各々が自身の新たな道を拓きつつ。
そしてプロジェクトには2期生が。
部屋も地下から上階へ戻っていたようで、本当に良かった。

城ヶ崎姉妹の共演がようやく観れて・・・感無量。
凛のシンプル&満面の笑顔が最終話でようやく。

MJがMSに。舞踏会でのポエムバトルが
彼女なりに変化をもたらしたのでしょうか。

エピローグを含めて、初出も込みにすると、
この1話だけで何人のアイドルを登場させたのかw
2クール通しで100人前後というカウントもあるようですが・・・。
ただそれでもゲーム上では半分なんですよね。
これでも救われてないPさんが沢山いっらしゃるのでしょう。

『Shine!!』のcwに入っていた時点で、
ある程度は予想していましたが・・・やはり最後は『おねシン』だった。
シンデレラプロジェクトが次代のシンデレラガールズとして
舞台に立つ、そんな流れだったわけですが。
正直・・・1コーラス位姿を観たかったな~と思う。
1年前は先輩達が立った位置に、今はCPの14人がいる。
その姿が夢ではなく現実の物として観れたのは素直に嬉しかった。
{/netabare}

11話視聴後-----
{netabare}
終盤に入ってからは、
1期のとの繋がり・関連性や
伏線と思しき物など情報量がハンパでなく。
書きたいことも全部は書けていないと思います。


23話ラストで、何かしらの答えを持っての出社かと思いましたが
かなりギリギリまで卯月の中では葛藤や思うところがあったようで。

凛・未央に促された部分は大きいと思いますが、
思い切って(?)事務所を訪れてみて。
CPメンバーや武内Pと正面から相対してみて、
ようやく彼女なりの決断ができた。
その結果がラストの『S(mile)ING』なのでしょう。
完全復活というより再び一歩を踏み出した、そんな感じ。

今回の為に歌い直したと思われる卯月ソロ曲は、
演出やシナリオと合わさって、
頑張る卯月の姿が良く表現されていたと思います。
正直、特にこの曲には思い入れは無かったのですが
24話を観てかなり印象が変わりましたね。

NGsのライブなのに
「リハ無し?」とか「衣装制服?」とか
「いきなり卯月ソロ?」とかツッコみたい部分はありましたが。
セットリスト(進行表とかも?)を渡してあるみたいですし、
制服で歌うのは卯月の意志(Pも認めてるでしょう)ですし。
意味を持つ演出の1つとしても受け入れたいと思います。

歌いだす前には戸惑い、泣きながらも笑顔で歌い切った姿は
やっぱり彼女の笑顔は特別な力を持つものだと
再確認できたと思います。


コメント対象は変わって、美城常務。
定期ライブでの失態(?)から
少しは思うところが有ったのか?と思ってましたが、
残念ながら・・・現場スタッフ(上司含)としては
無能だと証明してしまったように思います。
卯月、楓、美嘉姉、クローネなどが
常務の真逆の方向で結果を提示していると思います。

彼女の最大の失敗は、
全て白紙化して自身の思惑だけで進めようとしたことか。
アイドルもPも機械や物では無いのに。
結果が出ていることも、出せそうなことも、
自身の方向性と異なるという理由だけで否定して。
それ以外認められないでは・・・誰も何もついてこないと。

彼女の行動で成功していると思えるのは、
恐らく「美城」のブランド・影響力を行使した部分だけ。
当初は「口出しも支援もしない」と言っていたはずが
ハードルを増やし、プロジェクト内部へ干渉し。
最低限の約束すら守れてません。

彼女がアニマスでの黒井社長と同じポジションだとするなら、
次回何かしらあって改心して、という流れは無さそう。
というか最終話は、
アイドル達と舞踏会メインにして物語を構成して欲しい。
企業内人事で一喜一憂するなんて展開は御免です。
卯月のステージのラストで立ち去る姿が、
常務の今後を描いてくれれば・・・と思います。
何らか形にしたいなら・・・25話アバンでお願いします。


開始直後からラストのステージ直前まで、
卯月と凛(未央を含めても可)の距離感が絶妙だった。
互いに吹っ切れても無い。修復出来てるでも無い。
その感じが上手く描かれていたと思います。

凛は基本クールだけど、
一定ライン超えてしまうと、
良くも悪くも全く抑制が利かないタイプか。
未央は1期に比べて、成長著しい。
卯月の感情を気にしながらも、
凛のストレートな部分を上手く抑えつつ、
2人を繋げていたと思う。
凛と未央は1期と2期では逆の役割になったかな?


久しぶりに出社した卯月が、
CPメンバーとレッスンや話をする中で
回想っぽい所が・・・やはり最終話が近いことを実感しました。
「もう半年」というセリフがありました。
個人的には「まだ」という印象なのですが、
作中で頑張ってきたアイドル達にとっては
「もう」という濃密な時間なのかもしれません。

やはり勿体無いと思えるのは・・・
NGs以外のCPメンバーの掘り下げが少なかったこと。
ゲーム本家やデレステ、のまけ、マジアワ、CDドラマなど
関連したコンテンツは確かに存在してましたが、
アニメ内で描けていれば、アイドル達に深みが増したと思う。
(アニメ内に入れたら情報量が凄いことになりそうです。尺とか。)


元CPのプロジェクトルームだったと思われる空き部屋が。
どうみても使ってる風では無かった。
・・・これはこれで無駄では?
常務の「改革」は、もっと順調に大規模に進行するはずだった?


武内P不審者扱い再びw
ネタ以外で・・・何回目だ?w
NGs3人と絡むと、
まるでノルマのように警察(?)のご厄介に。


また長々と書きましたが、
今回については「卯月の表情」について
自分の中で、まだまだ整理が出来ていません。
アバンで久しぶりに3人揃った時。
ライブ前に武内Pと正面から心の内を吐露した時。
ステージの上で。
その辺書けるのは、恐らく25話の後になると思います。
{/netabare}

10話視聴後-----
{netabare}
卯月自身と、cvである大橋さんに
全て持っていかれた感のある23話でした。

まずは大橋さん。
ここまで、1話と7話以外で大きな動きの無い役ではありましたが、
今回の中でも含めて、素晴らしい演技・表現だったと思います。
この23話な中だけでも・・・アバンでの電話シーン、武内Pの前、
養成所のトレーナーさんの前、NGsの2人の前、そして公園にて。
建前・本心・敬語・タメ口。
きっちり心情が表現されていたと思います。


NoMakeのあらすじで「卯月が養成所に」という所はバラされてたので、
いろいろ悪い方向に心配してましたが・・・。
外部からの圧力などでは無く、
彼女自身が出した答えの1つだったわけで。
結局はCPメンバー達の前から逃げる為の口実でもあったわけですが。
後々凛が問い詰めてますが、どれも本心だったと思います。


クローネへの参加やソロ活動で離れたことが原因では?と
負い目みたいな物から、凛と未央は推測するわけですが・・・。

だから凛は問い詰めてしまったのだろうな~と。
笑顔でTPに送り出したのも、
間違いなく卯月の本心だと思います。
きっと既に卯月の心の中には不安が渦巻いていて、
タイミングが重なっただけ。
卯月自身が抱え込んでしまっただけ。

対して未央は冷静に動いていたように思います。
当初の推測はハズれていたかもしれませんが、
凛が大爆発してくれたおかげか、聞き役に回れていたと思います。


やはりというか・・・今回の卯月の件は、
彼女自身が解決・乗り越えるしか無いことなんだと思います。
3人で公園で話して、彼女が何かを掴んだのか。
次回へ続く展開だったので、
それが何なのか知る由もありません。
というかここで続きは2週後とか・・・モヤモヤする~w


「笑顔なんて誰でもできる」「私には何も無い」
と卯月は言いますが・・・そんなことは断じて無いと言いたい。
武内Pの「笑顔です」も、凛の今回のセリフも真実だと思う。
只の笑顔や作り笑いなら誰でもできるかもしれない。
1話の公園での笑顔は、描写や演出もありましょうが、
圧倒されました。心を鷲掴まれました。
正直・・・あの笑顔で視聴し続けることを決めました。
あんな笑顔・・・これまでのどのエピソードでも
どのCPメンバーでも見たこと無い。
ましてや感情を表に出すのが苦手そうなPからしてみれば・・・。


1期の一部を除いて、卯月があまり物語に係わってこなかったのは、
単純に「終盤に担当回があるから」では無く、
「私には何も無い」というセリフに繋げる為だったのだなと
勝手に解釈しております。


養成所に戻ったり。
プリンを持って行ったり。
凛がPに養成所の場所を訊いたり。
3人で話すあの公園だったり。
1期との対比が多かった回だとも思います。


アニメがこんなシリアスな展開をしている中で、
デレステにはかなり軽いノリのイベントやコミュがあるので
結構違和感がハンパないです。
「ガンバリマス」とか言われると
「本当に大丈夫なの?」と不安になります。
{/netabare}

9話視聴後-----
{netabare}
ようやく?秋フェス本番。
ちょいちょいシンデレラマスターの楽曲を使ってきますね。
奏・美波・蘭子&小梅。
でもアーニャは新曲・・・。
TPとアーニャの新曲はCDを楽しみに待ちたいと思います。

常務は・・・立場的には高みの見物で構わないはずなのですが、
Pと同じ立場でもあるんですから。
1期13話と似た流れでクローネが躓くのですが、
何があるかわからないのですから、フォローできる位置にいてください。
Cパートで現場に出てる描写があるので、
その辺早速反映してる辺りは評価できるのかな?と。

TPの2人はもう少し未央や卯月に言うべき言葉があると思う。
どういう流れにしても
2人が舞台に立てているのは
NGsのおかげではあるので。
NGsの2人が頑なに反対していたら・・・無かった話かもしれない。

せっかく好きな食べ物の話をしたのに、
掛け声は「チョコレート」w
(「生ハムメロン」が一度も出てきてないのは、何か意味が?)
トラブルの間を埋めたり、クローネのフォローをしたりで、
CPメンバーが先輩として動けているのは印象的でした。

トラブルも乗り切って。
CPへの評価時期も本来の「舞踏会」に戻って。
今回こそはスッキリと終われるかな?と思っていたんですが・・・
Cパートに極大の爆弾が。
ED流れるのが早かったですし・・・。

次回はついに(決して良い展開ではないのですが)卯月回へ。
アニマス終盤の春香みたいな、表向きと内心のチグハグな、
そんな痛々しい表情だった・・・。

彼女の発する「がんばります」は一種の呪いみたいな物かと。
ここまでは(武内Pに見出されるまで?)
彼女を前に進めてきた物ではあるのですが・・・。
凛も未央も他のCPメンバーも
それぞれの道・方向性を模索・見つけている中で
彼女自身の「次」が見つからない。
そう考えると・・・常務のやり方が有効だと思えるのは
卯月のような気がしないでもない・・・。
常務のアイドル像と一致するかは不明ですが。
意外と卯月を救う手助けをしてくれるのは、
常務なのかもしれないと考えていたりします。

「12時過ぎの魔法」(魔法で良いのか?)を掛けるのは・・・
武内Pか?
凛・未央?
CPメンバー?
常務?
{/netabare}

8話視聴後-----
{netabare}
未央がソロを始めた理由。
凛が何をみているのか考えているのか知りたい。
1期の時のような、自爆気味の暴走でなくて良かったと思います。

正直・・・凛とアーニャの行動については
半分肯定半分否定というのが、僕の気持ちです。
(全く常務を正当に思えない、CP派なので尚のこと。)

常務の行動については・・・
基本的に良い表情・描写というのは無いな~と。

20・21話が6・7話と対比されている展開とはいえ、
NGsとラブライカは一緒に何か起きる流れだな~と。
凛&アーニャが出向、未央&美波がソロ活動。
これで両方が2組ユニットなら・・・ですが
果たして卯月はどう動く・流れされていくのか。

結果的に秋の定例ライブ(秋フェス?)には
NGsとラブライカは不参加ということになるわけですが。
半分なり1/3なりメンバーが抜けるユニットで
結果を出せなんて・・・無理に決まってますから。
それを理由に処遇を決め兼ねないというのが、
僕の常務への信頼度なのですが・・・。

未央の言わんとすることを察したり、
凛の背中を押してみたりと
彼女なりに考えて耐えているように見えますが・・・。
彼女の心の中がどうなっているのか
甚だ不安でしかない回だったと思います。
特に、歩道橋での凛との会話とか。
かなり喰い気味というか、
全部言われる前に予防線張ったようにも見えなくもない。

卯月の強みはやはり「笑顔」ということが再確認されたラストですが
ここからどう物語は進むのだろう?
武内Pから卯月へ1つの方向性が示されたが、
これはどう影響・左右するのだろう?

アスタリスク+なつきち&ウサミン。蘭子+小梅。
面白うそうなユニットが結成されるようで、
定期ライブがどうなるのか楽しみです。
基本的に視線も合わせない、会話すらなさそうな
プロジェクト・クローネの第一歩は?

定期ライブで鳴り物入りでお披露目という
破格の扱いでのプロジェクト・クローネだが・・・。
そもそも常務の目指したクローネとは、
現在のメンバーでも形でもなかったのだと思う。
CPから反対されたり、選抜したアイドルから袖にされたりが
無ければ・・・もっと早い段階で結果は出せていたと思う。
(ただ・・・元々の人気を引き継いだだけの結果だとは思うが)
現状は色々な部署から引き抜きをした上、
自身が企画を阻害した奈緒・加蓮を含めてでも構成しないと
成り立たなくなっているのは・・・内心焦りはあると思う。
(アイドルロックバンドというのも、その影響かと)

クローネメンバーを見て「常務有能」というのは。
正直何処まで本気なのかはわからないが・・・
知識や情報・経験を含めて「ゲームに左右されすぎてる」と思う。
ゲーム現状ので人気や傾向などは内輪ネタ。
アニメのみ(ゲームに接触してない視聴者)組からすれば
「誰これ?」「また人物増えたよ?」くらいの物でしょう。
(2期に出てきたアイドルの大半に当てはまるだろうが。)

やはり常務の有能性や正当性が
ハッキリした形で描かれていないことが、
大きな問題というか影響を及ぼしていると、思います。
その辺り・・・終わってみて評価を左右しそうな気がします。
{/netabare}

7話視聴後-----
{netabare}
とりあえず・・・常務の動きが本格化してきたのと、
凛&アーニャの決断をどうとらえるべきかと、
卯月は大丈夫なのかな?というところと。

常務の手腕・成果がようやく出てきた感はある。
プロジェクト・クローネ(王冠ですか)人選とか。
(クール偏向メンバーだとは思いますがw)
ただ・・・「美城」の力で何とかしてるのは否めない。

定期ライブにクローネをねじ込んできたり、
(普通のアイドルがそんなところからスタートできるか?)
以前口にしたことを反故にするような処遇をしてきたり。
「各部署から代表を出せ」は問題ないですが、
「クローネメンバーを他部署から引き抜き」
「CPへの判断時期を繰り上げる」とかは、正直・・・。
クローネメンバーはまず「常務のシンデレラ」ではないし、
代案を出したCPの判断は期末(冬らしい)との約束だったはず。
手助けも妨害もしないと口にしたのは常務自身だが・・・?

今回の秋季ライブやクローネの人選が、
菜々・なつきち他の現CPへ流れた
アイドル達への当て付けだとしたら・・・
器が小さすぎるな~と。

プロジェクト・クローネそのものが、
企画者が常務では無く、こんなタイミングで無ければ、
やってみる価値や意味はある物だと思う。

こういう「引き抜き展開」は
会社同士や事務所同士でやるものであって、
同じ企業内で足の引っ張り合う(外部まで巻き込んでる)のは・・・
常務という立場としてどうなの?と。


凛とアーニャの出向の意味と結末は、
次回(以降)を観てみないと何ともコメントし辛いですね。
CPの置かれている状況と出向先が誰の元なのかを考えると、
正直スキルアップや新しい何かの為でも
素直に送り出したい場面では無いですね。
ユニットの両立の可能性や常務の言動は・・・。

奈緒と加蓮はどういうつもりでクローネに参加したのだろう?
CDデビューが中止になって、自部署では動けないように感じて。
自分たちを売り出せるならということか?
ただ・・・一応2人共CPの状況を知っていただろうし、
NGsに僅かばかりでも恩や借りはあったと思えるのですが・・・。
そういう意味で、正直評価は下がってます。
デビューへのこだわりも理解できるつもりですが、
文香や唯や他のクローネメンバーとは
立ち位置が異なりますから。

TPへの迷いを相談する凛でしたが・・・反応は両極端。
NGsへの想いをぶつける未央。
「わかりません」という卯月。
果たして卯月は「何がわからない」のか。
自身の気持ち?
背中を押すことと引き止めること、どちらが正しいのか?
とは言え、養成所時代にはヤメていく仲間達を見ているはずなので、
心中は複雑かな?とも思います。

先に視聴済みだった同僚に「終盤波乱」とは聞いてましたが、
まさかの未央がソロ活動宣言。
直前で追いかけた武内Pと美嘉姉との間で
どんなやりとりがあったのか。未央の真意は?

1期6~7話との対比のような物語だったので、
結論は次回以降に持ち越しですね。

常務やCP以外のアイドル達のおかげで、
物語に厚みやメリハリは出たと思いますが・・・。
それでもまずはゲームあってこそのアニメなわけで、
今後の展開によっては厳しい評価は免れなさそう。
下手すれば深刻なファン離れもありそうな気もします。
(ゲームはゲーム、アニメはアニメと理解はしてます)
{/netabare}

6話視聴後-----
{netabare}
正直・・・個人的には評価も思い入れもできない常務ですが
1話振りの登場で、いなきゃいないで物足りなさは感じるのだな~と。

『アイドルロックバンド』を組ませたいとのことで、
なつきち&輝子&松永さんが選ばれるわけですが・・・。
方向性ブレてませんか?
いや『私が考える最強のアイドル像』という意味では
一貫してるとも言えなくもない。
だったらそれは、どのプロジェクトでもどのアイドルでも
同じことが言えるわけでして。
結局常務が強権を振るえるのは
ただ単に『美城』という名前があるからでは?
街中の広告看板などが軒並み常務方向になっていますが、
それも常務の実力というより、美城のネームバリューではないか?と。

結局バンド計画もまた、選抜メンバーに袖にされるという
毎度な展開だったわけですが・・・有能ならそろそろ学習しようよ?
限定ユニットや1日限定とかならともかく、
本気で(長期的に)売り出すつもりならば、
音楽性も何もかも押し付けるスタイルでは・・・。

そしてその後にくると思われるのは、
偶然見かけた凛・奈緒・加蓮の3人組のようです。
個人的には出番は無いと思っていた「トラプリ」が
現実味を帯びてきたラストでした。
(結成に至るかは疑問だけども)
しかし・・・常務が有能か無能かは別として、
一番気に入らないのは、
自身が育てた(発掘した)才能は何一つ無いということ。
(奏・周子・フレデリカもどういう経緯かわからない)
ましてや凛は、武内PがスカウトしてきたCPのメンバーで。
奈緒・加蓮は一応残されたとは言え、別のプロジェクトのメンバー。
それを売り出して手柄にしようとか、
プライドは無いのかな?と、結構本気で思います。
NGsも何も無ければ手駒にする気だったんでしょうね。
だから名前を覚えていたのでしょう。(2話の初遭遇の時)

マジアワにて「意外と器は小さくない」との評価でしたが・・・
確かに極小では無いけど大きい部類には入らないが、正解かな。
袖にしたアイドル達がクビにならないは、
単に最低限の売り上げ(常務的)を落とすわけにはいかないからで。


なつきちとりーなの会話は・・・心臓に悪かったw
結局「にわか」とバレてはいますが、
りーな的には緊張したでしょう。
それでも・・・りーな(みくもだが)の貫く姿勢というのは
なつきちに大きな影響を与えたようで。
常務の誘いを断る後押しをしたのは、
アスタリスクの2人だと思います。
しかし・・・なつきちさんカッコ良かったw
髪を半分下ろしてるときが一番良かったかな。


そして話が進むにつれて
株爆上げなのが、みく。
若干思い込みで暴走しかけてましたが、
それでもりーなを思ってのこと。
自身の為にでは無く、相棒の為・仕事の為に真摯になれる姿は
純粋に「良い娘だな~」と思わせてくれました。
{/netabare}

5話視聴後-----
{netabare}
タイトルからの予想通りちえり&かな子回。
というかCI回かな?
アバンのとときらからもわかるように、
杏は彼女なりの持ち味を発揮していましたが、
他の2人はイマイチ引っ張ってもらってた部分はあるわけで。
いずれ当番回が来るとは思っておりました。

何だかんだで常務の動向は一々気になるわけですが
今回は表立っては出番無し。
一応彼女のプロジェクトは進んでいるようで、
奏・周子・フレデリカの3人が相当すると思われます。
(ゲームでの担当Pは・・・どう捉えてるのだろう?)
ビジュアル面はともかく、キャラについては・・・。
まぁ上っ面だけ映す分にはキャラはどうでも良いでしょうが。

「あんきら」は無いかなと予想してましたが、今回来ましたね。
同い年で誕生日が1日違いであのギャップというのが
側面にあるコンビだと思ってましたので、
ちえりとかな子を独り立ちさせつつ、
杏のコンプレックスという面でも上手い演出だったと思います。
というか、きらりが眩しいw

「あんきらンキング」を説明するに当たって、
ちゃんと言葉を選べる武内Pは、本当に成長したなと。
ちえりと一緒にクローバー探したり。

不労所得という割には・・・杏さんの燃費の良さと言ったらw
性能的にもコスト的にも。

インタビューの仕事が上手く行かず、
一念発起のかな子さんですが・・・
トレーニング(ダイエット?)から
きりこさんへのインタビューまでが・・・見事なまでの空回りっぷりで
観ていて辛かったです。

KBYD残ってた。
彼女らは何処の部署なんでしょうね?
幸子さんは1期1話OPのメンバーですが、他の2人は?
夏フェスにもいなかったように記憶してますが。

他の視聴者さまの指摘だが、
1回目の失敗インタビューと
幸子に気合を入れてもらった後とで、
店内の描写が全く違っているのだな~と。
部屋の灯りとか空模様とか、上手く表現しているな~と。

2期に入って以降、Pの口からよく聴かれる「笑顔」というワード。
最初からテーマではあると思いますが、このところ目立ってるな~と。
「笑顔には自信があります」という卯月だが、
そのセリフが今後どう関わってくるのでしょうか。

正直17話の方が、物語の抑揚がハッキリしていて、
色々収まった分、良かったと感じます。
が18話も良かったと思います。
特にちえり&かな子が一歩進めたのは大きいと思います。

次回(最速は今晩ですが)はアスタリスクとなつきちさんかな?
順番的にはラブライカと蘭子かと思ってましたが。
{/netabare}

4話視聴後-----
{netabare}
次回予告から美嘉姉に何かしらあるだろうとは思ってましたが・・・
やはり路線変更でした(楓さんと同じ考え方でしょうか)。
ただ今回の変更はそれほど間違った物では無かったとは思います。
 ・美嘉姉自身この先ずっとギャル路線だけではいられない
 ・大人路線の美嘉姉自体、悪いとは思わない
上記2つが理由でしょうか。
(※注)
個人的に大人路線といいますか、
髪下ろした美嘉姉はかなりストライクですw
ギャル路線の美嘉姉も好きです。

ただ・・・今回の一応の成功(?)は偶然の産物かと。
常務の思い描くモデル像と、美嘉姉のビジュアルが
たまたま偶然上手く機能しただけで。
互いの思惑が一致したり重なったわけでもなく
むしろ奈緒&加蓮が人質にとられていたような物ですし。

ここまで観て・・・常務の能力については
描写されない可能性が見えてきたような気がします。
あくまで障害としてのキャラ、それだけのような。
良くて「他の仕事では有能」
最悪「親族という肩書きだけ」
美城という会社を『総合芸能企業』と表現してましたが、
「総合」というには器量の狭い芸能企業だな、と。
バラエティだろうがキャラだろうが売れるなら投資できるくらいが
「総合」と名乗る大手企業だと思います。
というか先行投資ができない思考で芸能プロダクションとか
やっていけるようには思えませんが。

常務のやたら高いピンヒールと
外回りで磨り減った武内Pのかかとの対比が印象的でした。
しかし・・・一定の裁量があるとは言え、
結構背負ってる物が大きくなってきています。
自身の、CPの、更には他部署の未来さえも左右し兼ねない物。
ちょっとPの身体や精神が心配です。

とときら学園。
学校というより、幼稚園的な方向性に。
「学園」という名の幼稚園もありましょうし、
幼稚園も部屋は「教室」でしょうし。
でもせめて小学校程度のが良かった気がしないでも・・・w
(そういや、あずささんもスモック着てたな~とw)

みりあがお姉ちゃんという事実w
10は離れてそう。
そして・・・妹(弟?)の間の悪さ。

ガキか否かの判断基準が、カブトムシの捕獲数だったw

美嘉、莉嘉、みりあ。
それぞれが何かの板ばさみになって悩み、
成長していく回でした。
仕事と方向性のギャップ。家族。
仲間の助言などもあって乗り切って。
美嘉姉回かと思いきや、凸レーション&美嘉姉回でした。
(みりあの比重は大きいかも)
EDの新曲も「with美嘉」でしたし。

恐らくは社外と思いますが、
カメラマンさんにも常務の思惑はやんわり否定されてましたね。
宣材ではない、企業のCMやモデルとして、
コンセプトとモデル両方が一番輝く瞬間を、
撮影しただけなのでしょうが。

楓さんにしても、菜々さんにしても、美嘉姉にしても。
常務は良心でスルーしたのでは無いと思います。
反逆されたけど結果が出てるから手が出せない。
そんなところでしょう。
{/netabare}

3話視聴後-----
{netabare}
意外にも、武内Pの企画に認可が下りて。
結果的にPとプロジェクトの存亡を賭けることになりました。
企画を通した常務の意図があまりに微妙すぎかな?と。
上手く行けば会社に損は無い。
失敗すればプロジェクトを有無を言わせず解体できる。
楓さんの件があってか様子を見てるようにも。

武内Pの企画意図に対して賛同できないというのは
各々が求める方向性がありましょうし、流すとして。
「おとぎ話」という表現で否定的でしたが・・・
後に会議で語る彼女の方向性というのも、正直同じようなものかと。
理解できたのは「必要な仕事に必要な人材を」という点と
「バラエティは切り捨ててアーティスト性を」という点。

「私はできる」という謎の自信で「私のやり方」を貫くようですが、
それは実力が伴ってこそのセリフなわけで。
まず1つのプロジェクトでも立ち上げて(立場に物を言わせて)、
結果を出した上で「常務」としての権限を存分に行使すれば・・・
と思えてならないですね。
果たして何か急ぎたい理由があるのでしょうか?

バラエティ組だけを呼び出して方向転換を迫るというのも、
いろいろ筋が通ってないのでは?とも。
勧告をするのが部外者で、
そもそも担当Pがその場にいないとか・・・。
管理職を急かしたのか、担当Pに逆らう気が無いか(どうも前者っぽい)。

しばらくは他部署のアイドル達を「舞踏会」に巻き込んでいく、
そんな展開になりそうな気がしてます。がんばれ、シンデレラ達。
(キービジュアルに仁奈さんいましたが・・・まだ出番ありますよね?)

次回は城ヶ崎姉妹とみりあメインでしょうか?
CPメンバーには当面妨害は無いでしょうが、
美嘉姉がマズそうな雰囲気。
姉妹としても、CPの先輩としても大きな存在なはず。
きっと何か力になれると思います。
(美嘉自体は346にとっては上位だと思うが・・・常務の方向性かな?)

ウサミンの流れは・・・結構精神的にきました。
なかなか大きく進まない上での、方向転換勧告。
それでもみくに励まされながらも
自分のやり方を貫く決意をした姿は、
15話の楓さんと違う方向だとしても、
格好良いものだと思います。
相対的にですが、
『*』の関係性が確認できたのも良かったことかと。
{/netabare}

2話視聴後-----
{netabare}
武内Pと楓さんがかっこいい回でした。
同時に、やはりと言いますか・・・
卯月に不安が残る回でもあったかな?と

美城常務の結果重視・採算重視な考え方というのは、
彼女の立場からすれば至極当然な方向性だとは思います。

帰国直後にでも管理職(?)クラスには話したのかも知れません。
が・・・いきなり「決定事項だ」ではアイドル達にしろP達にしろ
納得も理解もされるはずも無く。
ましてや自身の手腕を示すわけでもなく、
「私がやれば上手く行く」では説得力も無く。
しかも自信満々な風だったが、
これまでに他のスタッフが育ててきたアイドル達を使って
自らの実績にしようとしているのですから始末が悪い。
どう見ても・・・人間相手の商売で上手くやっていけないタイプかな?と
他の仕事については優秀なのかもしれないですが・・・。

というか、346のアイドル部門の現状というのは
そんなに危機的な状況なのか?という謎が出てきます。
765proと比較して後塵を拝しているという「危機感」なのか。
財政的にかなり損を出しているという「危機」なのか。
後者ならば、部門自体無くした方が早い気がします。
前者ならば、戦力の集中といえば聞こえは良いですが、
それ以外のファンを減らすだけの結果になる可能性も有ります。
(実際僕自身メンバー脱退でファンヤメてますし。)
346アイドル部門の現状は描かれていないわけですから、
特に問題は発生していないと考えるのが自然だと思います。

「時は待ってくれない」と言いますが、
CPに至ってはまだ約半年ですし、
奈緒や加蓮はそれ以下の経験で、
どう結果を出せと?
何かにつけて極端すぎるんですよね、たぶん。

会議からラストにかけての武内Pへの対応も、
良くは無いかな?とも。
いきなりの会議での白紙化発表。
それに反対したら「代案は?」
企画を持って行けば「君に割く時間は無い」
最低でも「企画を聞く」位の対応はすべきでは?
というか現状維持も代案になると思うのですが。
(財政的な危機を抱えてない限り)

楓さんと話をした時も同様。
せめて断る理由を訊けば良いのに、
勝手な理屈や想像で話を進めてしまうから折衷案も出てこない。

今後何かしらの描写や仕掛けはあるのでしょうが、
このままだと常務は無能な上司になるだけですが・・・。

常務のやり方に怒りを覚えるので、
かなり否定的な見方になってしまっているとは思います。
まだ片鱗も見せていないだけなのか、
明らかな悪役として、制作側が意図的に描いているのか。

一方卯月さんですが・・・
・CP解体話を聞いた時のショックの受け方
・企画書を書こうという流れの中で、明確な何かが無い様子
などから、この先の彼女は結構不穏かな?と。
(春香ポジションだとするならば、なおさら)

卯月のキャラを考えてみると、
1期では芯の強さ、我慢強さ、笑顔、「ガンバリマス」が
目立っていたように思います。
養成所でも最後まで残っていた辺りからも伺えると思います。
が・・・悪い見方をすると
「待つこと耐えることに慣れてしまっている」
そんな風にも見えます。
だからか「アイドルになった後の、その先」を
持てていないのではないか?と心配になります。

楓さんが先陣を切り、CPは彼女らなりに行動を始めて。
今後、他のシンデレラ達がどう動いていくのか、楽しみにしています。

今回もですが・・・
奈緒さんの出番はそれほど多くなかったですが、
いちいち仕草が可愛いな~とw
いきなりCD延期とか酷い状況になってますが・・・。
{/netabare}

1話視聴後-----
{netabare}
PVは大体1話からだったかな?と。
(まだ出てない部分もありましょうが)

13話ラストに出てきた謎の女性の素性が
結構アッサリわかってしまいました。
(顔を写さないパターンもあるかな?ともw)
『アイドル事業部統括常務』ということで、会長の娘さん。
つまりは経営者側も側で、親族というわけですね。
(帰国の報告がメールとか、某家具屋思い出しました)
キャストが田中敦子さんということで、雰囲気出てましたね。

アイドルフェスから1ヶ月。
ソロ曲を収録したアルバムも発売されるようで、
順調に歩き始めているようで何より。

とそんな中に乱入する美城常務。
彼女がまず気にしたのは・・・
NGsなのか?武内Pなのか?(別室にいたので後で登場)

そんな緊張感から一転。
幽霊騒動からストーカー騒動へと、
違った緊張感も漂う物語に進むわけですが・・・。
この辺で感じたことを少し。
・笑ってるお侍さんはいるって・・・どういうこと?w
・なつきちさん、カッコ良かった。(イベント報酬の着物姿も○)
・346proの人材が豊富すぎるw
・ついに武内Pに手錠がw
結局正体は幽霊ではなく、
担当Pの情報を聞き出そうとするまゆさんだったわけですが・・・
これはこれで怖いw 

な~んだ、担当Pがいるのか~と
お決まりのオチに安心していたら・・・
Cパートでいきなり急展開に。
「アイドル部門を解体して白紙に戻す」
ということらしいですが、
果たして346のアイドル達、P達はどう動いていくのでしょうか。
(というか早く常務の言い分が知りたい)


ということで・・・2ndシーズン1話目にして
早くも物語が動き始めましたね。
美城常務はどういう形にしても「障害」になるだろうな
とは13話以降予想してましたが・・・まさかの白紙化宣言でした。
この発言への不安や疑問や予想を少し。

まずは次回予告込みでの不安ですが、
白紙化であって再編成でないことから、
アイドル達P達の未来はどうなるのか?と。
まだ発表の段階なので徐々に白紙なのでしょうが、
仕事とかスケジュール的に大丈夫なのか?とかも。
(美城という会社の信用とか)

奈緒や加蓮、まゆ、なつきちさん等の
CP以外のアイドルを表に出してきたことから、
ゲーム発のユニットや人間関係を描く方向性かな?とも思いましたが、
処遇によってはそれすらも危ぶまれる展開かと。
個人的にはシンデレラプロジェクトあってこその
「アニメ」だと思っているので、
バラバラになってしまうだけの展開は正直観たくないです。
ただ・・・ゲーム発の物語を観たい層も当然いるでしょうし、
その辺りの着地点としては有りなのかな?とも思いましたが・・・。
やはりこの展開では読めなくなってきました。

そもそもこのアニメ、先を読んだつもりでいても
その裏をかいてくるのが常でしたし。
もう・・・どっちが表でどっちが裏だかw

(追記分)
解体~白紙~再編成という展開も当然あるとは思います。
現実のアイドルグループでもユニット結成~解体~再編成というのは
よくある話だという意見を見かけます。

が・・・今回の場合は
企業内の一部署をまるごと白紙化するわけで、
プロジェクト内で納まる話ではないという点が
問題だと思うわけです。

そういう意味で
ゲーム発ユニットを期待する気持ちも理解しますが、
今回の解体によって起きる流れでは無いように考えております。
{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 19
ネタバレ

うち. さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

1クール目が良かっただけに失速感は拭えなかった、しかし魅力はたっぷり詰まったアニメ。

 シンデレラプロジェクトも軌道に乗りアイドル達とプロデューサーもノリノリ(?)になっていた矢先、海外から戻ってきた美城常務がプロジェクトを白紙にすると宣言してさぁ大変。
 果たしてプロデューサーはどうするのか?そして絶体絶命のアイドル達はどうするのか?というのはあらすじ。

十四話感想
 高垣楓回でしたね、このキャラは相当人気が高いらしく実質楓さんの為の回でした。
本編での扱いは346プロ(美城プロ)のアイドル部門での一番の稼ぎ頭と言ったところでしょうか。察するに常務は楓さんに注力してリスクを減らそうと考えたのかも知れません、合理的に考えれば数百人のアイドルを支えるより十数人(常務が何人を選抜するのかは不明)を管理すれば会社の為になりますからね。

 二話は雨降りっぱなしでどんよりとした空気でした。陰鬱さを出す為に明暗も全体的に暗くしており演出としては分かりやすいですね、デレマスの特徴はこの明白な雰囲気作りが上手いですよね、「今回はシリアスか」「あ、コメディ回だな」と推測できます。

二話は前期の5話のリメイクみたいなものだと考えます、「みくにゃんの反抗=楓さんの反抗」や「自分がなりたいアイドル像=今回の企画書作り」等類似する点があります。次回からも前期の対比となる話やリファインとアレンジした回が来るやも知れません。

十八話感想
杏ときらりが今回の主役である智絵理とかな子より目立つのは残念な点でしたがそ の他は概ね良いところが多い回でした。まあそもそもこのアニメの主役は全員であるとも言えます。
 二人は江戸切子の店で商品を見ようともせず職人に無理に合わせようとして失敗してしまいました。

 今回は「付け焼刃はするものではない」というメッセージが伝わるものでしたが、ここで私は思ったのですが二期は「自分らしく、自分らしさ」というものがテーマなのではないかと考えました。
 三話の莉嘉や美嘉のような見せたい姿を晒せないジレンマが主な見せ場でした。
 二話では高垣楓の自分を貫くスタイルを見せました。(一話は省略)

 つまりデレマスの二期はテーマは「自分らしさ」なんですね。アイドルが作り上げた「キャラ」でさえ自分の一部であるからそれを変えるのは難しいというのがおそらく二期で言いたいことだと感じました。(一期はアイドルになる準備期間だと思います)

二十話感想
美城常務「企画の邪魔はしないが私の企画のためにPの企画に所属するアイドルは貸してくれ」
P「!!??」
 常務が横暴なのか平等なのか混乱してきましたがおそらく横暴です。プロジェクトクローネ「常務がティン!ときたアイドル集団」は実に面白そうなメンツですね、本当に面白いのはPとそのアイドルの反応なのですが。

 凛とアナスタシア
意外?な選択をした二人。変化と進歩を求めた二人は果たしてどうなることやら…

 勧善懲悪とも言えない展開
常務の横暴とも言える企画はシンデレラプロジェクトから観ると横暴ですが、クローネ側から観ると決して悪い話ではなさそうです(文香談)
クローネの一部であるトライアドは凛にとっては良い影響になると期待されています(トライアドはゲームでは既に結成されていた)

オータムフェスティバル(秋のライブ)と冬の舞踏会(元々の成果発表の場)
 会社の方針で秋のライブに出ないといけない、しかもそれには成果の中途発表なるものがありこれをクリアしなければシンデレラプロジェクトは解散するという結構理不尽な話でした。
ライブが二回観れるぞ!やったー!(え?)
 真面目に考えると一部メンバーは負担が生じますね、特に{netabare} 未央がソロデビュー、凛がトライアドを兼任すると知った卯月は大ショックでしょう。 {/netabare}
 というか成果の発表や成果とは何を指すんでしょうね?CDの売り上げとか?

島村卯月の今後
 二十話で遂に大きく動いたデレマスですが、未だに動かないキャラである卯月。今回で大なり小なり転機が来たのではないでしょうか。
 ニュージェネが様々な方向に進歩と変化しようとしていますが果たして卯月はどうなってしまうのか?ガンバリマスロボから卒業し主役として覚醒する時はくるのか!?
二十二話あたりで覚醒してください!

二十二話感想※追記
 アーニャがめちゃくちゃ魅力的に映った回でもありました、トライアドのライブシーンも本当に良く出来ていたと思います。あの三人はニュージェネ以上のポテンシャルを秘めているというか引き込まれる要素がありますね、凛はあの衣装が似合い過ぎると思います。(常務は組み合わせの天才)
 コスト面の問題なのか既存のユニットのライブは止め絵になってしまいました。(でもアーニャと美波、小梅と蘭子は動く)クローネメンバーのダンスシーンは是非とも観たかっただけに残念でした。クローネとしての曲とかも無かった(クローネメンバーの曲は一部披露)ですし、クローネの楽曲を入れたら尺が無くなるし二話構成になると思いますがこれまた残念。 

 しまむーが笑えなくなる展開は誰もが予想出来たと思います。アイマスというのは王道展開ですからね。デレマスは全体的にシンデレラストーリーな側面もありますし読めたと言えば読めました。

あとはかつてのアイドルマスターとどのように差別化するかが問題ですかね。

二十四話感想
 特番を挟んだ結果は作画は良くなりました、卯月のソロライブは特に高品質でした。だがしかし物語は「普通(王道)」の一言。Pが何か良いこと言うのかなと思いきや特に深いことも言わず、一番心を揺さぶったセリフはみくにゃんの「プロ失格にゃ」という刺さる一言でした。
 みんなで星に願いを書こうの流れは好きです、心が一つになってるなーと感じましたし一体感が表現出来ていたと思います。
 あと一話で終わるのですがはたして終わるのでしょうか、冬の舞踏会はまさかの劇場版とか無いですよね?

来週は総集編で再来週は最終回です。
分割したのに総集編二回挟むのは結構冒険というかなんというか…

二十五話感想(最終回)
◯最終回で思った事 
・ニュージェネのライブは犠牲になったのだ…
・美城常務とPの対立は要らなかったような気がする
・ポエムは流行らない
・(ライブを観て)動け!動けこのポンコツが!
・3Dでライブしたほうが良かったかな?
・作画は良かった!動けばもっと良かったけどね
・1クールラストの感動を超えることは出来なかった(未央がファンの手紙読むところ)

◯まとめ
 分割2クールにしたのは事情があるにせよ愚策だったと思います、熱が冷めてしまいますからね。そしてもっと悪いことにさらに総集編を二回挟むという事態が発生し秋アニメがもう始まっている時期に最終回ですからテンションの違いから「あーそういえば最終回だっけ?」という感覚になりがちです。

 個々の物語は良かった、というか個別で観れば中々の出来だったと思います。しかし全体で観るとちぐはぐが否めない惜しい構成だったと感じました。
 一番の問題はライブがあまり動かないという点に尽きます、これは最近のアイドルアニメというのはよく動く…3Dが発達したのもありますが一曲が始まり、終わるまでは動くのが普通になりつつあります。
 ところがデレマスは止め絵を多用して最終回に限りますがライブ中に回想を入れてしまったのは悪手でしたね。
 
 キャラは可愛いかった、これが何よりの収穫でした。これ一点だけで言えばアニメは成功ですよ。
 アーニャ、美波、蘭子とか良いキャラだと思いますよ。中でも美波はもう一人の主人公なんじゃねえかというくらい目立ってた印象でした(個人の感想です)

・最後に
 挿入歌やBGMには大変恵まれた作品だったと思います。 {netabare} 脚本は良いところもあり悪いところもある、それが極端だった {/netabare}最後まで観て良かったと思えるアニメだと感じました。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 10

70.9 5 オーディションでライバルなアニメランキング5位
スキップビート!(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (344)
1702人が棚に入れました
高校にも行かず日夜バイトに明け暮れる主人公・最上キョーコは幼馴染であるロックミュージシャン・不破尚と同居し、生活費を一人で賄っていた。歌手志望で家出同然に上京した尚に献身的に尽くす事が無上の喜びだったが、尚がデビューし超人気歌手となった後は次第に距離が開いてきていた。
そしてついにある日、自分が単なる家政婦代わりに上京させられたことを知り、あっさりと別れを告げられる。捨てられてしまったキョーコは失意の中で尚に復讐すべく、芸能界入りに挑戦する決意を燃やす。執念と根性で無理を通し、尚の所属するアカトキと並ぶ大手芸能プロダクションのLMEの新人発掘オーディションに参加し審査員の意表を突き、一次審査を通過する。しかし続く二次審査で愛する心と愛されたいと思う心が欠けている事を露呈してしまい、落選してしまう…。

声優・キャラクター
井上麻里奈、小西克幸、宮野真守、早水リサ、川中子雅人、石井康嗣、今野宏美

GenesisATN さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

引き込まれる

いわゆるシンデレラストーリーに分類される、オシャレに疎かった主人公が見事に化け、芸能界入りをするという流れの話です。

この作品のひとつの魅力として、主人公がブラックだというところです。
NARUTOでいうところの、内なるサクラのような心理描写が面白いです。
表ではいい顔をして、心の中ではどす黒い考えをしているような、そういったイメージです。

しかしながら、そんな主人公でも根っからの悪というわけでもなく・・・。

というように、主人公の心の成長も見所のひとつです。

笑いあり、感動ありの作品です。

男性でも抵抗なく観ることのできる少女マンガ作品なので、アニメが気に入った人は漫画もオススメです。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 7

sakura さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

芸能界サクセスストーリー♪

少女漫画原作ですが、子どもから大人まで男女ともに楽しめる作品で、とてもお勧めです☆
根気強く元気いっぱいのヒロインが、周りを惹き込み成長していく姿に、とてもワクワクしました。
主人公を取り巻く人たちもそれぞれに魅力的で好感が持てます。
笑いあり、ラブあり、感動ありの楽しいアニメです♪

中だるみや詰め込みすぎも感じることなく、全話楽しむことができました。
ただ一つ残念なのは、これからという所で終わってしまったことですね。
放送終了当時は二期を期待してたんですけどねぇ。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 4

motty さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

思わず原作を買った。

こんなにも面白い少女漫画原作のアニメを見たのは、本当に久しぶりでした。
アニメは中途半端なところで終わってしまうので、そのままの勢いで古本屋に直行して、漫画を全巻大人買いしてしまうほどに面白かったです。
芸能界に入って主人公が活躍していくという、どこかにありそうな話なのに、他の漫画にはない面白さがあります。
普通の少女漫画にはいないような主人公が、毎日一生懸命奮闘している姿に、エールを送りたくなるのと同時に、何故か笑ってしまいます。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 2

85.1 6 オーディションでライバルなアニメランキング6位
かげきしょうじょ!!(TVアニメ動画)

2021年夏アニメ
★★★★★ 4.1 (492)
1439人が棚に入れました
未来のスターを目指し、輝く舞台へ情熱をそそぐ歌劇少女たちの〈青春スポ根ストーリー〉!!大正時代に創設され、未婚の女性だけで作り上げる美しく華やかな舞台で世代を超えて人々の心を魅了する「紅華歌劇団」。その人材を育成する「紅華歌劇音楽学校」に、高い倍率をくぐり抜け入学してきた第100期生たち。“オスカル様"に憧れる、178cmの長身を持った天真爛漫な少女、渡辺さらさ。夢も友達も、すべてに無関心な元・国民的アイドル、奈良田 愛。何もかもがバラバラな彼女たちの、希望と葛藤に満ちた音楽学校生活が今、幕を開ける──!!
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

懸命に頑張る歌劇少女たちの群像劇

未婚女性のみの劇団員を育成する「紅華歌劇音楽学校」での少女たちの奮闘努力を描いた物語です。
主人公だけでなく多くの人たちの喜び・悲しみ・成長を描いています。


渡辺 さらさ(わたなべ さらさ)は紅華歌劇音楽学校の100期生。
彼女は幼い頃に歌舞伎役者を目指していました。
でも歌舞伎役者には男しかなれません。
だがら彼女の今の夢は、紅華歌劇団でオスカルの役を演じること。
それは言い換えれば、紅華歌劇団でトップを掴みとることを意味しています。

奈良田 愛(ならた あい)は、さらさと同じ部屋で同学年の少女。
彼女は国民的アイドルグループのメンバーでしたが、ファンに暴言を吐いたためアイドルグループを脱退しました。彼女は過去のトラウマで男性恐怖症だったのです。

さらさは178cmの長身で力持ちですが、誰にでも笑顔を振りまく明るい少女。
彼女の無垢な笑顔は、まるで天使のように可愛いです。

愛は多くの男性が振り向くほどの美女ですが、笑顔をつくることができない冷めた少女。

この対照的な二人が、物語前半の主人公です。
そして後半は…


オープニングは、sajiが歌う「星のオーケストラ」元気が出る歌です。


エンディングは『星の旅人』。さらさと愛が歌っています。
とても迫力がある美しい歌です。
このエンディング、注意して聞いていると、いろんな人たちが歌詞を変えて歌っています。

第四幕、第十幕のエンディングは 杉本紗和と山田彩子が歌う「シナヤカナミライ」でした。

第五幕のエンディングは 山田彩子が歌う「My Sunset」です。{netabare}

第五幕は、山田彩子が主人公
美しいソプラノの歌声を持つ彼女は無理な減量により心と体を壊してしまいます。
そんな時に懸命に励ましてくれたのが小野寺先生。
小野寺先生の愛情ある指導に、けっこう胸が熱くなりました。

どんなにつらくとも、やめてしまったらそれで終わりです。
あきらめなければいつか歌劇団の大階段の真ん中で歌い、誰よりも真っ先に拍手をもらう日が来るかもしれない。
小野寺先生のおかげで立ち直った山田彩子は、その可能性を信じて頑張ります。{/netabare}

第八幕のエンディングは 星野薫が歌う「薔薇と私」です。{netabare}
 
第八話は星野薫が主人公ですが、彼女は頑張り屋さんです。

薫は、母親も祖母も有名女優。
いつも母親や祖母と比べられますが、薫にはそのような才能はありません。
でも彼女は歌劇が大好き。だから頑張れます。何度つまづいても頑張ります。
彼女のそのひたむきな生き方は、ある男性を立ち直らせることができました。
それは、ささやかな出来事ですが、とても素敵な出来事でした。{/netabare}

第九幕のエンディングは 沢田千夏と沢田千秋が歌う「薔薇と私」でした。{netabare}

第九幕は、千夏と千秋の双子姉妹が主人公です。
二人は何をするにも一緒。とても仲良しです。
でも同じ役を希望しても、役は一つしかありません。
ジュリエット役をやった千秋が憧れの野原ミレイと楽しそうに話しているのを嫉妬した千夏は、いつの間にか冷たい態度をとるようになります。そして思わぬ事件が起きます。
二人は、初めてケンカをします。
でも、離れ離れになると、やはりお互いが愛しくなります。二人はやはり仲良しです。

今回は、さらさが名フォローを何度もしてくれます。さらさがいると明るくなりますね!{/netabare}

第十二幕のエンディングも、杉本紗和と山田彩子が歌う「シナヤカナミライ」です。{netabare}

第十二幕でオーディション前に自信のない彩子を励ました紗和の言葉には、力強い説得力と優しさが感じられました。

男性と付き合った経験のないジュリエット役の彩子に対して、自分も人を殺した経験などないがティボルト役をすると言い放ち、未経験という点では同じだと安心させます。
さらに、失敗することを恐れていると必ず失敗する。そして、人よりうまくやろうと思っても失敗する。だから、今、自分にできることを精一杯しなさいと励まします。さらに、彩子は可愛いと誉めちぎり、自信を持たせるのです。

紗和に励まされた彩子は、見違えるほどのびのびと演技します。
勝ち抜くためには、ダメもとでもアピールしなければ始まらない。
彩子は自分にそう言い聞かせ、見事に役を演じ切りました。{/netabare}

第十三幕のエンディンは…、まさかのsajiが歌う「星のオーケストラ」でした。{netabare}

第十三幕では、さらさが活躍しますが、私はこの幕の主人公は杉本紗和だと思います。
紗和は、予科生の委員長。入試ではトップ合格したほどの実力の持ち主です。
品行方正で非の打ちどころが全くないのですが、紙一重の差で、さらさにティボルト役をとられてしまいます。
くやしい。泣きたいほど悔しいはずです。でも、彼女は泣きません。
さらさに嫉妬することもありません。それどころか、役に選ばれたさらさや彩子に対してケチをつける人たちから彩子やさらさを守ります。
紗和は、本当に心の清らかな人でした。

それでも紗和は、破天荒なさらさがうらやましいと感じます。
でも、紗和はさらさにのような性格になることはできません。
そんなときに、本科生委員長の竹井朋美(たけい ともみ)から悩みを見透かされ、そして励まされるのです。
「努力に裏打ちされた実力は、決して自分を裏切らない」
紗和は朋美の言葉により、自信を取り戻します。そして新たな目標を見つけるのです。{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 69

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

食わず嫌いを反省中

<2021/9/29 追記>
最終話見ました。
「萌。その一言で腑に落ちる」
確かにそれはわかるー 笑。

例えば「腐女子のつづ井さん」読んで学んだのですが。
女性はもしかしたら男性以上に萌えに飢えてんじゃないか

その対象が
・男性アイドルならジャニーズとか
・王道の少女漫画とか
・ヒーローなら仮面ライダー俳優とか
・舞台なら2.5次元とか
・BのLとか
・アニメなら・・・たくさんありすぎてわけわからん 笑
・そして「ヅカ」

それらは全てリビドーの根本を辿ると同じ気はするんですよね
(同じにするな!と怒る声が今にも聞こえてきそう 笑)
とりあえず、その欲望は男より広く深いと思う。

という考察は置いといて。

本作は素晴らしい。

「一つ一つに真摯」

これに尽きます。

<2021/8/16 初投稿>
原作未読
6話まで見ました
評点は中間評価です

本作、事前の評判が良いことは聞いていたものの、1話をちょっと眺めたら宝塚
そちらの世界には全く興味なかったので脱落したのですが

予想以上にあにこれで評判が良い

都合よくATXで見逃しキャッチアップ用の再放送があったのと
最近の新型コロナ感染再々々々拡大で家にいる時間もさらに増えたこともあり
見てみましたよ

やー面白い!
面白くてびっくりしました。

正直いうと、やはり少女漫画全開の世界はやはり居心地悪く感じます
でもそんな気分を吹き飛ばすようなパワーを物語に感じます
エピソード一つ一つは王道な展開だけど王道は大事。
腕と才能がある人がしっかり王道を描ききるとすごい作品が生まれることありますし

キャラもいいですね
群像劇のように沢山出てきますが、人の顔覚えるの苦手な自分でもすぐ覚えられた
これはキャラ作りが上手いことの証。

というわけで、ただ今、自分の食わず嫌いを反省中です。。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 57

Dave さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

神戸より愛をこめて

神戸に住んでいても宝塚なんてまったく興味なかったし、少女向けアニメかなって期待してなかったけど…ごめんなさい、これ最高です。早くも1話にてずきゅーんとハートを撃ち抜かれました。良作は1話目で掴みに来ますね、なにこれめちゃくちゃ面白い。気付いたらWikipediaで宝塚を調べていました。骨太のストーリー、丁寧な演出、キャラクターの掘り下げ、明らかに一級品。一話ごとにきちんと見どころがあって、それぞれのキャラクターにしっかりと個性と背景がある。好きじゃなかったキャラクターが一番好きなキャラクターになるとか、最高でしょ。

宝塚音楽学校、もとい紅華音楽学校に25倍の倍率を突破して入学してきた少女たちが、スターを目指して切磋琢磨していく物語。スポコンものといって差し支えないと思うんですが、大きく違う点はあくまでも個人戦なんですよね。仲間であってライバルでもある色んな才能にあふれた少女たちが、正々堂々と勝負して高みを目指していくのが圧巻。それぞれに決して譲れない目標をもって、絶対にライバルには負けないというヒリヒリした想いでぶつかっていきます。そこは基本的に弱肉強食のシビアな世界。でも、お互いに好敵手としてリスペクトしているからこそ、清々しい勝負に視聴者はくぎ付けになります。

すずしい顔をしていても、誰だって順風満帆ではない。特に選ばれた者たちばかりが集まる場所では、絶対の強者はいない。妬みを言うのではなく、腐るのでもなく、ただひたすら真っ向から勝負に挑み続ける少女らの姿に、心が震えます。負けたときには悔しさに涙しながらも、しっかり上を向いて「おめでとう」とライバルに言える、そんな「清く 正しく 美し」い彼女たちを応援したくなりました。

彼女たちの下には、ステージに立つこともできなかった1000人以上の少女たちがいます。実際、宝塚に限らず、トップに上り詰めるのは並大抵のことではないでしょう。紅華(宝塚)に入ったってトップになれるのは一握り。それでもひたむきに努力しているすべての彼女たちに、乾杯!

神戸を素敵な作品の舞台にしてくれてありがとう!
2期を神戸在住の家族全員で心待ちにしています!

投稿 : 2024/04/27
♥ : 41

75.5 7 オーディションでライバルなアニメランキング7位
キャロル&チューズデイ(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (395)
1286人が棚に入れました
人類が新たなフロンティア、火星に移り住んでから50年になろうという時代。多くのカルチャーはAI によって作られ、人はそれを享楽する側となった時代。ひとりの女の子がいた。首都、アルバシティでタフに生き抜く彼女は、働きながらミュージシャンを目指していた。いつも、何かが足りないと感じていた。彼女の名はキャロル。ひとりの女の子がいた。地方都市、ハーシェルシティの裕福な家に生まれ、ミュージシャンになりたいと思っていたが、誰にも理解されずにいた。世界でいちばん孤独だと思っていた。彼女の名はチューズデイ。ふたりは、偶然出会った。歌わずにいられなかった。音を出さずにいられなかった。ふたりなら、それができる気がした。ふたりは、こんな時代にほんのささやかな波風を立てるだろう。そしてそれは、いつしか大きな波へと変わっていく───

声優・キャラクター
島袋美由利、市ノ瀬加那、大塚明夫、入野自由、上坂すみれ、神谷浩史、宮野真守、堀内賢雄、宮寺智子、櫻井孝宏、坂本真綾、安元洋貴、大塚芳忠、菅生隆之、梶裕貴、蒼井翔太、東山奈央、佐倉綾音、飯塚昭三、白熊寛嗣、浅沼晋太郎、久野美咲、田村聖子、落合弘治、吉野裕行、谷昌樹、岩崎ひろし、諏訪部順一、青山穣、柿原徹也、山寺宏一、沢木郁也、林原めぐみ、木村昴

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

魂を揺さぶられる音楽が聴けるアニメ

このアニメを楽しんで見るこつは、音楽を純粋に楽しむことです。
そうすれば、素晴らしい歌に出会えます。魅力的な音楽を楽しめます。

実際に、このアニメで歌われる音楽で、私は魂を揺さぶられました。
音楽好きの人にぜひともお勧めするアニメです。

音楽は世界共通の言語です。
年齢や国籍に関係ありません。
ましてや文化や肌の色にも関係なく、
歌い手や演奏者の心を聴き手に伝えてくれます。感動を与えてくれます。

今回、第二話ででてきた 「The Loneliest Girl」の歌、
これが実にすばらしい。
歌詞はすべて英語ですが、キャロル&チューズデイの二人の心が、じわーっと伝わってきました。
また、オーディションの決勝戦でアンジェラが歌った「Light a Fire」も名曲です。私の心にしっかりと響きました。

そして、キャロル&チューズデイが準決勝で歌った「Lost my way」も名曲です。
単純なピアノの伴奏だけなのに、透きとおるような二人の歌声が見事に調和しています。
さらに後半のエンディングの「Not Afraid」も素晴らしい。低音部から高音部まで歌いこなせるアンジェラならではの魅力的な歌でした。
ついでにサイドニアフェスでキャロル&チューズデイが歌った「messege in the Wind」は、まさに風の妖精が歌っているような美しい音色でした。


この物語では、音楽を通じて、孤独だった少女たちが友達になり、やがて、仲間が増えていきます。
これも、音楽の力です。
おそらく孤独だったのは、キャロル&チューズデイだけでなく、アンジェラもでしょう。

世の中に、魔法というものは確かに存在します。
そのうちの一つが音楽です。
音楽は人の心を変えます。人の行動を変えます。そして、世界を変えます。
それは素晴らしいことです。

この物語は、キャロルとチューズデイの成長だけではなく、アンジェラの心の成長も描いています。
今まで我儘で世の中の厳しさを知らなかったアンジェラが、芸能界で生き残る厳しさを知り、少しずつ人間としての優しさを身につけてゆく物語でもあります。

最後にみんなで歌った「Mother」。あれはキャロル&チューズデイやアンジェラに仲間ができたことの証明です。
多くの人が一緒に歌うのは、それだけで感動します。

少々脱線しますが、
昔は交響曲と合唱とは全く別物として扱われていました。
しかし、ベートーベンの第九により、この二つが初めて融合したのです。
音が聞こえない型破りの作曲家が、音楽は何ものにも束縛されない自由なものであることを証明してくれたのです。
彼女らも、それを証明してくれました。
難民キャンプで育ったキャロルと大統領候補の娘のチューズデイ。
この二人がつくる歌は、まさに人類の輝かしい未来を象徴しています。

もし、海外の人と話す機会があれば、キャロル&チューズデイの話をしてみませんか?
それがきっかけで多くの人と親しくなれるかもしれませんよ。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 68
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

火と火星と火曜日と

オリジナルアニメ

視聴動機は2位以下を大きく引き離し【楽曲提供:Nulbarich】。好きですこの人。
2位は【キャラクター原案:窪之内英策】。『ツルモク独身寮』は名作なのです。“声優” “BONES” “Netflix提供オリジナルアニメ” 等が理由というわけではありませんでした。

そのNulbarichの楽曲はOP「Kiss Me」 ⇒ 良き
2クール全24話の前半1クールのOPでした。後半のOPに何がきたかと思えば、【小山田圭吾】。これまたどストライク。懐かしき渋谷系ってやつです。

そして作りに作ったりの挿入曲39曲。全部にハマることはなかったとはいえ、ことごとく良い。音楽の嗜好性で評価がわかれそうな作風でした。良きにつけ悪しきにつけ音楽アニメです。端的に、


 曲が素晴らしかっただけに他を頑張ってたら名作になりえた作品


視聴後の「えらい手のかかったPV」だったなとの印象が拭えません。

人類が火星に移住しだして早50年。移民出のキャロル(CV島袋美由利)と引き籠りお嬢様チューズデイ(CV市ノ瀬加那)とが意気投合して音楽で成り上がっていく、みたいなストーリーライン。
楽曲作成は人間からほぼAIに取って代わっている世界で、アナログな彼女らがどうのし上がっていくのかしら?といったところが興味を引くポイントでした。


▼物語
エピソードが軽いのと連続性を感じられない

{netabare}・高視聴率番組決勝出場の娘を監禁とかむしろ騒ぎ大きくしない?
・ストーカーのシベールもパッと登場しパッと退場{/netabare}

どうも違和感が残ります。ただし重要なところは消化不良ながら一定の答えは導き出せている。

{netabare}・母親と大統領選挙に絡む悪事
・火星の移民と移民への差別の問題
・タオとアンジェラのデザイナーチャイルド設定

3つめはぶん投げっぱなしに見えますが、兄と妹のような繋がりを意識させてアンジェラに救いを与えたんだろうと解釈してます。
前2つはそれなりでした。{/netabare}


▼キャラ
主役二人のキャラがびっくりするほど薄いと感じるのは私だけでしょうか。


▼作画 音楽 声優
GOOD!



いかんせん主役二人のキャラが立ってません。単発エピソードも説得力に欠けるため感情移入がしづらい。毎話新曲が聴けるのは良しとして、穿った見方をすれば、プロモとしてのアニメ動画を見せるのありき。日常エピソードは次のプロモまでの尺繋ぎかのようでした。

2クールの中でピークとなるような回{netabare}(12話:マーズブライテスト決勝、最終24話){/netabare}はあるものの、物語の描写が希薄なためカタルシスを得るまでには至らないのです。


でもまあいっか。なんだかんだ歌唱シーンではもってかれるし、そういう音楽を聴くものとして楽しむことにしたら気持ちも楽になりました。
普通の作品ならストーリーやキャラで魅せるようなエモーショナルな部分を歌が担ってくれてたようなもので、これはこれで実験的だったと思います。高評価の理由ですね。


  “ 音楽の持つ力 ”


そんなものを愚直に信じて、言葉ではなく音楽で語ろうとした意欲的な作品であると評価しました。詳細は後述します。
{netabare}※音楽史を紐解けば、人種問題について音楽が社会を変えていく役割を担った部分が認められます。『キャロチュー』主に後半で描かれた移民の問題などはそんな現実世界とのシンクロ率が高い。{/netabare}

・・・ただし良曲のなかでもアーティガン(CV宮野真守)のだけはイマイチのれませんでした。彼は癒しキャラとしてポジションを確立してたのでそれで良しとします。



※ネタバレ 音楽で語るetc

■ A I 社会でのアナログへの憧憬

私よりちょっと上の世代ですと、CDとアナログレコードとの転換期を目の当たりにしてます。
音もデジタルとアナログとでは違う。CD全盛となって温もりのようなものが無くなったと嘆く声をよく耳にしました。この皮膚感覚の有無は作品評価に繋がりそう。
チューズデイが音楽に触れたきっかけがシンディ・ローパーと実在のアーティストをフィーチャリング。サブタイトルはこれまた往年の名曲をもってきてアイキャッチはアナログ盤のワンカットです。
楽曲もやや80年代の匂いがしますね。“ベストヒットUSA”に馴染んでる世代の方には違和感がないと思われます。

{netabare}作中の世界は人の心の機微すら汲み取って曲を作れるAIが存在する設定です。
ロボットが人に取って代わる話はSFの定番であり、そのカウンターとしての人間賛歌を音楽という題材を使って描いたらこうなるんだろうな、のわりと分かり易い世界観でした。
近未来AI万能社会での人間のあり方といったテーマを、デジタルCDとアナログレコードとの関係とで示唆してた気がします。

アンチAIという立場を意識せずに、自然体で向き合ったのがキャロルとチューズデイの主役二人。{/netabare}

{netabare}裏主人公アンジェラ(CV上坂すみれ)だって、「マネージャーをAIにするわよ」と言われて露骨に嫌悪感を示した序盤でした。AIシンガーのアイコンであり、その現実を受け入れながらも温もりを求めて苦悩しアナログへ回帰していく。起伏のある魅力的なキャラでした。
キャロル&チューズデイの二人とアンジェラはいわば表と裏。合わせ鏡のようで作品の魅力に繋がってましたね。{/netabare}


■ 火にまつわるエトセトラ

火星。火の星が舞台です。情熱だったり生命の輝きだったり人の温もりだったりを、 “火” という言葉を使って歌詞に取り入れていたのは火星とかけてるんでしょうか。
ついでにチューズデイは火曜日。この作品は火に溢れてます。キャロルだって“聖歌”の意味合いがあって、クリスマスキャロルにはキャンドルの灯りが良く似合います。

{netabare}アンジェラの「Light A Fire」とキャロチューの「The Loneliest Girl」を聴き比べてみてほしいです。マーズブライテスト決勝で両者が披露した珠玉の一品。

闇・孤独・火といったワードが共通しており、抱える孤独に対して“寄り添う”キャロチューと“立ち向かう”アンジェラといった両者が呼応するかのような曲になってます。
歌詞も曲調もそうだし、キャラクターを表している曲にもなってあり、さらに今後の展開をも示唆していました。

アンジェラに必要だったのはキャロルにとってのチュー、チューズデイにとってのキャロルみたいな存在。

言葉ではなく曲で!
どっかのマンガの拳で語り合う世界と変わりません。{/netabare}


■VOICES FROM MARS

「火星の歴史に刻まれることとなった奇跡の7分間」毎度のガスのアバン。

{netabare}登場アーティストが増えてくるうちに7分ってそういえば!とわりと早い段階でネタの見当はついておりました。

「We Are the World」がクライマックスというこれ以上ない高いハードルを設定して大丈夫か?

この曲も7分です。そしてレコードとCDの端境期に埋もれた曲でもあります。レコードで一通り収益をあげて、その後CDを発売してみたもののさっぱり売れずに権利関係の煩雑さでしばらく絶盤となってたとか。アナログ時代の徒花のような大曲がモチーフとなってるのも感慨深いところです。


歌唱前。
「あなたたちこそが闇の中の光」「その光でもっと多くの人を照らすべきね」とクリスタルさん(CV坂本真綾)。いつの間にか「Light A Fire」してるキャロチューさん達だったりしました。


そして大曲「Mother」↓

 愛をともし火にして

 =火の正体は“愛”でした


 (母よ)進むべき道を示して

 =まだまだあなたが必要です


楽曲のクオリティは高かったです。というか好み。{/netabare}


{netabare}「Mother」って“地球”の意味もあるよね?

苦境に立ってる地球や難民に向けてのメッセージでもありました。あー言いたくてたまらない…

 {netabare}愛は地球を救う!{/netabare}{/netabare}



他にも歌詞に込められたメッセージなどひも解くと面白いかもしれません。なにせ39曲ありますからね。主題歌含めると40曲超えます。
ただしでもね、、やっぱりカタルシスが足りない。これだけの曲があってしっかり耕しておけば猛烈に感動しただろうに。。。もったいないなあ。




※閑話休題

■+Ultra

海外展開を視野に入れた作品を提供していく枠とのこと。
吹き替えが主戦場の声優さんの投入が目立ちましたね。おかげで洋画っぽかったです。
マーズブライテスト審査員(カトリーヌ、ベニート)、大統領補佐ジェリーの声あてはそういった方達でした。
セリフ回しなんかわかりやすかったかも。カトリーヌやTVショーの司会者のあの「HAHAHA」とテロップ出そうなセリフ回しをアニメ専業声優さんだと難しかったかもしれませんね。

{netabare}先述の火星・火・火曜の繋がりとか外人わからんでしょう。しかし敢えてそこわかってて狙ってるとしたら面白い。そんな茶目っ気が好き。{/netabare}



■奇跡って?

{netabare}そういえば、最終話Bパートを指して「どこが奇跡なん?」のツッコミ多数。

・ビッグアーティストが集まったのが奇跡?
・奇跡的な良曲を作れたこと?

“ミラクル”は最終話Bパートの7分間そのものを指さず、作中では描かれていない7分間の後日談を指して、“奇跡”と言いたかったのかもしれません。

・地球と火星間の関係が良好になったとか
・親子関係が好転したとか
・アナログシンガーの再評価があったとか
・デズモンドが一命を取り留めたとかフローラがスターダムに戻ったとか

知る由もありませんが、きっかけとしての7分間。
その根拠はこれ↓

{netabare}「奇蹟とは、常に結果に対してではなく、信仰を深めるきっかけとして起こるものなのです」
 byパイナップルARMY{/netabare}{/netabare}



視聴時期:2019年4月~9月 リアタイ視聴

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2019.10.09 初稿
2020.04.14 修正

投稿 : 2024/04/27
♥ : 54
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

トゥルー・カラーズ

アニメーション制作:ボンズ
総監督:渡辺信一郎、監督:堀元宣、
キャラクター原案:窪之内英策、
キャラクターデザイン:斎藤恒徳、音楽:Mocky、
音楽制作:フライングドッグ
原作:BONES・渡辺信一郎

西洋の油絵を彷彿とさせるようなオープニング。
女性デュオのヴォーカルに
アコースティックギターの音色が美しく重なる。
カーペンターズやキャロル・キングが脳裏に浮かぶ。
街並みはニューヨークを思わせる。

フジテレビがノイタミナとは別枠で、
より海外を意識した作品を発信することを
目的として制作される
「+Ultra(プラスウルトラ)」の第3弾。
あらゆる部分で海外のテイストが見受けられる。
そばかすのある金髪お嬢様のチューズデイと、
アクティブでサロペットパンツを着こなす黒人風のキャロル。
ふたりが火星のアルバシティで出会い、
音楽で意気投合するところから物語は始まる。
女性デュオとしてミュージシャンを目指すふたりは、
マネージャーのガスやAIプログラマーのロディーたちと
ともに音楽による表現の道を歩んでいく。

各話タイトルは、60~80年代のアメリカのヒットナンバー。
どれもインパクトのある良い曲ばかりなので、
知らない曲があれば、ぜひ聴いてみて欲しい。
総監督・渡辺信一郎の趣味が色濃いのではないだろうか。
個人的に思い出深いのは5話タイトルの
ザ・ポリスの『Every Breath You Take』。
日本語タイトルは『見つめていたい』。
アメリカ・ビルボードチャートのランキングで
8週連続1位を記録した大ヒット曲。
ウッドベースを弾くスティングを中心とした
モノクロのPVが最高に格好良くて、
子供ながらにこれは何か違うと思ったものだった。
インパクトがあって好きなのは9話タイトルの
モット・ザ・フープル『All The Young Dudes』で、
日本語タイトルは『すべての若き野郎ども』。
イアン・ハンターの気だるげで絡みつくような
ヴォーカルに泥くさいギターとキーボード、
若者の胸を打つメッセージ性のある歌詞も良い。
当時の若者のアンセムになったグラムロックだ。
解散寸前だったグループを存続させるために
デヴィッド・ボウイが曲を提供したが、
自身でも歌っていることがある。
キャロル・キングの作った曲が『A Natural Woman』と
『It's Too Late』の2曲入っているのは、
渡辺総監督の嗜好の表れだろうか。

この作品の最も特異なポイントは、
レベルの高い劇中曲を全てオリジナルで作成したことだろう。
オリジナルサウンドトラックを購入したが、
テイストの違う良曲揃いで、
何度でも繰り返して聴くことができる。

特にコンテストやライヴで披露された
アンジェラの『Light A Fire』、『Move Mountains』
『ALL I WANT』、そして
キャロル&チューデイ『The Loneliest Girl』や
『Someday I'll Find My Way Home』、
ピョートル『Dance Tonight』、
シベール『La ballade』、GGK『Gravity Bounce』などは
どれもその1曲で通用するほど聴きごたえ十分。
中でもいちばん好きなのは『Light A Fire』だ。
よくこれだけのアーティストと曲を集めたものだ。
70年代から00年代くらいまでに海外で流行った曲の
テイストが散りばめられているように思えるが、
インタビューなどを読むとかなりざっくりとした
指示しか出していなかったようだ。
それでも、どの曲も懐かしさを感じさせる。
例えばキャロチューの曲は、生音と女性ヴォーカルが特徴の
カーペンターズやキャロル・キングが基本だろうし、
アンジェラはフージーズのローリン・ヒルあたりを
意識しているのだろう。
GGKの曲は、90年代にアリーヤなどが一世を風靡した
プロデューサー・ティンバランドのチキチキと呼ばれる
サウンドを意識しているのは明らか。
幅広い魅力ある楽曲を聴かせてくれるのは嬉しい。
それにしてもアンジェラとキャロル&チューズデイ役の
アーティストのアリサや
ナイ・ブリックスとセレイナ・アンを
抜擢したのは、さすがのセンスの良さを感じさせる。

それと、キャラクターの造形や背景でモデルを想起させる。
タオ→テイ・トウワ、
キャロル&チューズデイ→カーペンターズ
(サイモン&ガーファンクル)
アンジェラ→ローリン・ヒル
クリスタル→ビヨンセ
ピョートル→ブルーノ・マーズ
OGブルドッグ→50セント
ガス→ジャック・ニコルソン(『シャイニング』)など。
事細かくチェックすれば、もっと出てくるだろう。
そういうことを想像する楽しみもある。

この作品は、基本的にはやりたい音楽をやるための
アニメと言っても差し支えない。
そもそも出発点はボンズの社長と渡辺総監督、
フライングドッグの社長によって、
本物の音楽のアニメ作品を作ろうという
コンセプトで立ち上がったもの。
世界に通用する良い音楽を違和感なくやるために、
火星という舞台が考えられたという。
これが地球だとどうしても様々な制約が
生まれてしまうからだということを
フライングドッグの社長がインタビューで語っていた。
上質な音楽を自由にやり切るために
全てが始まった企画なのだ。

さまざまな方面のアーティストに声をかけて、
幅広い有名アーティストが集まった。
フライング・ロータス、サンダーキャット、
ベニー・シングス、スティーヴ・アオキ、
エヴァン・”キッド”ボガート、ローレン・ダイソン、
コーネリアス、Nulbarich、cero、
アリソン・ワンダーランドなどのメンバー。
最近の最前線の音楽については疎いので、
私にとっては知らない名前もたくさんあるのだが、
例えば、サンダーキャットというベーシストは、
ケンドリック・ラマーのアルバム『To Pimp a Butterfly』に
参加しており、そのなかの『These Walls』という曲が
グラミー賞を受賞するなど世界的に知られている人物。
フライング・ロータスはジャズのジョン・コルトレーンが叔父で
6枚のアルバムをリリースしている親日家だ。
また、ここで初めて知ったベニー・シングスは、
作品内で多くの楽曲を手がけているが、とても質が高いと思う。
オランダ出身のプロデューサーということで、
これからさらに有名になるかもしれない。
前期OPを担当したNulbarichも初めて知ったが、
とてもセンスの良い曲で、日本人ということに驚いた。
挿入歌を手がけるアーティストは音楽のジャンルも多彩で、
映画制作でも集められないほど、あり得ない企画といえる。

ただ、そのせいでシリーズ構成や脚本を
練られなかったのは残念なところ。
当初の脚本は渡辺あやの名前で発表されていた。
これは『カウボーイ・ビ・バップ』の脚本を
TVドラマ『白線ながし』の脚本を手がけた信本敬子が
書いたのと同様に、普通のアニメにはしないために
新たな風を入れる試みだったのだろう。
しかし、スタートした時点で既にクレジットはなく、
原作とシリーズ構成を渡辺総監督自身が担当している。
テイストの違うオリジナルの楽曲を
多くのアーティストに依頼したため、
ストーリーに費やす時間が短くなってしまい、
降板する事態になってしまったと想像する。

渡辺あやは映画『ジョゼと虎と魚たち』で、
一躍有名になった脚本家。
この作品は、監督の犬童一心や
俳優の妻夫木聡、池脇千鶴などの名も高めた傑作。
とても心に沁みるラブストーリーなので、
もし未見な方がいたら、ぜひ観てもらいたい。
私は映画館で2度観て、田辺聖子の原作にも手を出し、
DVDも購入してしまった。
今度はアニメ化もされるので、
実写と併せて観るのもいいかもしれない。

話が逸れてしまったが、
そんな事情もあり、シリーズ構成や脚本に問題点が
あるのは否めない。曲に細かい指示を出せないことが
多かったらしく、曲に合わせてストーリーを
作り変えたこともあったそうだ。
物語に合わせて曲を作ったのは、
『The Loneliest Girl』だけ(12話までは)と
いうことだったので、ストーリーにはかなり苦労したようだ。
そんななか、唯一脚本が良かったと思えたのが
15話の「God Only Knows」だったのだが、
この回だけを信本敬子が担当していた。
やはりじっくり時間をかけて脚本を書いてもらえれば、
良いストーリーになったと思える。

一応、作品全体には、ぼんやりとしたひとつの流れがある。
それは人々が誰もが持っている「素晴らしい色」とでも
言うべきものだろうか。
第1話タイトルにシンディ・ローパーの
『トゥルー・カラーズ』を持ってきたことに
作品が目指したものを何となく読み取ることができる。
{netabare}それは、現在の世界情勢を反映させた、
民族主義的な火星の政治家たちの動きや、
現在、アメリカやブラジル、イギリスで起こっている
世界の流れをつなげて描いているのだろう。
しかし、ストーリーとしては、そのような民族主義に
LGBTやデザイナーズ・チャイルドなどの素材を
散りばめただけで終わってしまった。
音楽も当初はAIと人での対比で進めていたはず
なのだが、どこかへ飛んでしまっている。{/netabare}
おそらく主役をアンジェラにしたほうが、
ストーリーとしてはまとまったと思う。
全体を見渡すと、ほぼアンジェラが中心にいる
ストーリーに見えてしまう。

{netabare}最終話でミュージシャンたちがボランティアで集まり、
『We Are The World』的なメッセージを送る。
あらゆるものは、歌詞にあるような「母的」な
自分自身のアイデンティティに帰属し、
それぞれが違った美しい光を放つということだろう。
この『MOTHER』という言葉には、
おそらく「地球」という意味もあって、
常に変化が求められている時代であっても、
皆が地球という共通の「母」があるということか。{/netabare}
ラストのタイトルがサム・クックの
『A Change is Gonna Come』という差別体験について
歌った公民権運動につながる曲を使用している
ことからもそれは想像できる。
ただ、『MOTHER』を歌うことが
当初から煽り続けた「奇跡」かと問われると、
そこまでは感じられないし、
シリーズ構成が崩壊したせいで、積み重ねが弱く、
心に届くような物語にはならなかった。

とはいえ、アニメではまず集められそうにない
面子を集め、質の高い音楽を制作し、
それに合わせたストーリーを構築したのは素晴らしい。
演奏やダンスの動きもクオリティが高く、
実際に撮影をしてアニメに取り入れた、
こだわりの作品となっている。

これまで誰もやったことのない領域に手を伸ばし、
一定のレベルでやり遂げた。
それについては称賛したい。
(2019年10月26日初投稿)

投稿 : 2024/04/27
♥ : 60

59.7 8 オーディションでライバルなアニメランキング8位
AKB0048(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (297)
1177人が棚に入れました
21世紀初頭、惑星間航行技術を巡って世界大戦が勃発。人類自らが生態系に大きなダメージを与え、地球外への脱出をよぎなくされた。
宇宙へ生活の場を移した人類の新たな歴史、それは「星暦00年」をもってスタートする。間もなくして、超銀河連合(仮)の支配・統制により、“芸能”や“歌”が“人のココロを乱すモノ”として規制される“芸能禁止法”が成立。一部の地域(芸能絶対防衛圏)を除いては、芸能活動は厳しく罰せられる事となった。アイドルが次々に姿を消していく・・・人類のココロは暗い闇に包まれていくのだった――

声優・キャラクター
石田晴香、岩田華怜、佐藤亜美菜、佐藤すみれ、仲谷明香、秦佐和子、三田麻央、矢神久美、渡辺麻友、神田朱未、田村ゆかり、堀江由衣、植田佳奈、能登麻美子、白石涼子、沢城みゆき、中原麻衣、川澄綾子
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

一話一話の出来の良さに溜息が出る《隠れすぎの名作》

◆AKB秋元康・企画/岡田磨理・シナリオ/サテライト・制作の見事な化学反応

AKB48の総合プロデューサー・総企画元の秋元康氏が何故にアニメ企画を?と思っていたら、本作よりも17年も前に、『りりかSOS』(1995年)という、今では知る人ぞ知る名作を原作プロデュース&楽曲提供していて、もともとアニメ業界とは関わりのある方だったんですね。

その秋元氏の企画に、『マクロスF』(2008年TVシリーズ、2009・11年劇場版)を制作し終えたばかりの河森正治氏&サテライトが取り組んで、同作ばりの世界観設定(※とくにメカ設定を始めとするSF設定)を入念に施し、なおかつシリーズ構成に、あの岡田磨理氏を起用した(※第1期の全部と第2期の約半分の脚本も担当)というから、まずスペック的に本作が面白くないはずがありません。

最近その『マクロスF』をTVシリーズ(全25話)&劇場版(2本)とも再視聴したついでに、同じサテライト制作の本作も再視聴してみて、やはり感じたこの出来の良さ!
今回、本作の評点を見直すにあたって、やはり『劇場版マクロスF』(※個人評点 ★★ 4.6)には一歩及ばないけれども、『マクロスF(TVシリーズ)』(※個人評点 ★ 4.4)よりも、特に本作の第1期の方はずっと出来が良いと思いました。

・・・ということで、気になった方は、第1話だけでもお試し視聴を!!!

※それにしても、本サイトのこの異常な低評価は一体???あにこれ初期の参加者の方々の目は節穴だったのか???
※本作の放送当時、AKB48グループに在籍していた実在アイドルたちがほぼ全員引退して、わざわざバッシングしてまわるアンチも居なくなった今だからこそ、冷静に本作の真価を問うべし!!


◆視聴メモ(第1期)
{netabare}
・第1話視聴終了時点
掴みはOK、というよりかなりの高水準。
・第6話視聴終了時点
些細なエピソードだけど脚本の上手さにビックリ(さすが岡田麿里さん)。
・第7-9話視聴終了時点
襲名をめぐる繊細な心の動きの描出が秀逸、毎回の脚本の見事さに溜息が出てしまう。
・第12話視聴終了時点
明らかに主役の2人(凪沙&智恵理)よりもサブキャラ(友歌&護)のエピソードの方が見応えがある。
・第13話視聴終了時点
第1期堂々の完結で、名作級の出来だと思う。{/netabare}

◆視聴メモ(第2期)
{netabare}
・第14話視聴終了時点
選抜総選挙&センターノヴァ復活告知に加えてDES軍と関わりの深い軍需産業ゾディアック・コーポレーションCEO(智恵理の父)が登場。
・第18話視聴終了時点
真琴にキララ発生する神回であり、同時にこれまでなぜDES軍の攻撃が温(ぬる)いのか?の種明かしが入る回でもある。
・第21話視聴終了時点
DES軍が初めて本格攻撃を仕掛け、AKB0048が撤退&秋葉星一時放棄を余儀なくされる注目回。
・第23話視聴終了時点
ここからのラスト4話のシナリオが大味で非常に惜しい。
・第25-26話視聴終了時点
凪沙(ピンク髪ヒロイン)&智恵理(青髪ヒロイン)が覚醒する展開だけど、このラスト2話の残念さは制作側というよりも企画側の方針ミスが原因なのかも知れない(※秋元康氏が本作用に組織したアイドル・ユニット「NO NAME」のコンセプト・ミス?・・・「NO NAME」直訳すると「名無し」は視聴者を持ち上げるつもりの命名だと思うが、逆に彼らを揶揄したニュアンスに見えてしまう){/netabare}


◆制作情報
{netabare}
原作          河森正治、サテライト
企画・監修      秋元康
総監督         河森正治
監督          平池芳正
シリーズ構成     岡田麿里
脚本          岡田麿里(第1期全部と第2期の約半分)、根元歳三、樋口達人
キャラクターデザイン 江端里沙井上英紀、伊藤郁子、いとうまりこ(サブ)
メカニックデザイン  プリュネ・スタニスラス
音楽          高木洋、スワベック・コバレフスキ
アニメーション制作  サテライト{/netabare}


◆期別評価

第1期 ★★ 4.6  (13話) ※2012年2-7月
第2期 ★  4.3  (13話) ※2013年1-3月
----------------------------------------
総合  ★  4.4  (計26話)


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得のいかなかった疑問回

==================== AKB0048 (2012年2-7月) ==================
{netabare}
第1話 消せない夢 ★★ 星暦44年藍華星ゲリラライブ、4年後のオーデイション、3人の出発 *キララ(智恵理)
第2話 選ばれし光 ★ 77期候補生、智恵理との再会、DES軍来襲、襲名メンバーの候補生救助
第3話 星屑セレクション ★ 研究生選抜テスト(ステージを守る戦い、7人合格)
第4話 その努力裏切らない ★ 秋葉星(AKB0048本拠)、不運の75期研究生、襲名システムと最後のセンターノヴァ
第5話 それぞれの休日 ☆ 月に一度の完全休養日 
第6話 初めての握手会 ★ 77期候補生PV、織音のアンチ&ファン、WOTA登場
第7話 襲名キララ ★★ アンダー制(彼方リーダー指名、智恵理抜擢)、智恵理の個人事情、魂の資質(劇場地下神殿)
第8話 その名は、誰のもの? ★★ 76期生との軋み、5代目タカミナの動揺・負傷
第9話 キモチリレーション ★★ 雪のツンドラ星(完全芸能禁止の星)、同時多発ゲリラライブ
第10話 波間のキセキ ★ 熱海星、グラビア撮影会、センターノヴァとキララの輝きの謎
第11話 ランカスター再び ☆ 研究生公演決定、凪沙ソロ抜擢、新曲の波紋、故郷の異変
第12話 愛をうたうアイドル ★★ 凪沙の父親救出失敗、声が出なくなった凪沙、公演開始 *キララ(友歌)
第13話 笑顔のために ★★★ 13代目あっちゃんの声、公演再開、センターノヴァ現象、凪沙の旅立ち{/netabare}
-------------------------------------------------------------
★★★(神回)1、★★(優秀回)5、★(良回)5、☆(並回)2、×(疑問回)0 ※個人評価 ★★ 4.6

OP 「希望について」
ED 「夢は何度も生まれ変わる」


================ AKB0048 next stage (2013年1-3月) ==============
{netabare}
第14話 少女裁判 ☆ 選抜総選挙&センターノヴァ(CN)復活告知、霞ヶ星拉致・裁判(智恵理・楚方・黒木綾子)・救助、ゾディアックCEO登場
第15話 衝撃の新展開!? ★ ゲリラチャンネル開局、異常な智恵理推し、総選挙速報
第16話 アイドルの夜明け前 ★ 智恵理の父の策動、総選挙当日、選抜発表開始
第17話 新選抜総選挙 ★★ 続き(選抜者それぞれのスピーチ)、優子のCN宣言
第18話 禁じられた星 ★★★ 軍事要塞ヴェガ星強襲ライブ(選抜メンバー)と闇カジノ、スパイ峰岸 *キララ(真琴)
第19話 輝きを継ぐ者 ★ あっちゃん襲名者誕生の予兆、美森の襲名熱、凪沙のアンダー指名・本気宣言
第20話 美森革命 ★★ 襲名披露公演、8代目篠田麻里子誕生
第21話 決戦アキバスター ★ 秋葉星の秘密、DES大部隊本格侵攻、優子CN化・消失
第22話 青い裏切り ★ DES軍秋葉星制圧・情報統制、CN発生条件(峰岸の告白)、ゾディアックCEOの目的(超時空生物キララ、CN軍事利用)、スライングゲット防衛戦(峰岸出撃)
第23話 絶叫パラダイス ☆ デュアリウム採掘星(フンギスター)漂着、フライングゲット修復成功 ※ここにきて急にシナリオ陳腐化は残念×
第24話 扉の向こう側 × ゾディアック本拠(射手座星)潜入・拘束(智恵理&凪沙) ※智恵理の父暗殺が意味不明
第25話 劇場への道 × DES軍占領下の秋葉星、秋葉星奪還作戦開始、民衆の怒り噴出 ※謎の列車シーンが残念
第26話 NO NAME… ☆ 凪沙あっちゃん化、優子帰還、「NO NAME」達の思いの集結、智恵理センターノヴァ化、秋葉星解放、後日譚{/netabare}
-------------------------------------------------------------
★★★(神回)1、★★(優秀回)2、★(良回)5、☆(並回)3、×(疑問回)2 ※個人評価 ★ 4.3

OP 「主(あるじ)なきその声」
ED 「この涙を君に捧ぐ」

------------------------------------------------------------
※以下、以前のレビュー

(旧タイトル)アイドルものだけど殆ど魔法少女のノリでしょ

※第2期(AKB0048 next stage)も含めた感想です。

藍花星(ランカスター)という、芸能が半ば禁止された炭鉱か鉄鉱石鉱山のある星に生まれ育った少女達がアイドルとして成長していく話です
(難波星(ナニワスター)とかその他の星の出身の子もいます)。
その他にも秋葉星(アキバスター)とか熱海星(アタミスター)とかツンドラスターとか・・・変な名前の星が色々出てきます。

キララという謎生物(というより神霊?)の設定が絶妙。
これが要所で出てくるために、登場する少女たちはあくまで普通の人間のはずなのに、ほとんど魔法少女のノリになっている笑。

{netabare}【1】 ピンク髪の子(凪沙(なぎさ)) →まどかポジション(いつも弱気なのに実は潜在力が最高。ラストでアルティメットまどか...ではなく第○代目○○○○(笑)に!)
【2】 薄青髪の子(智恵理(ちえり)) →ほむらポジション(強気に見えて実は無理してる。ラストでデビほむ...ではなく○○○○・○○○に!)
【3】 黄色髪の子(友歌(ゆうか)) →さやかポジション(恋愛担当。恋しい人と結ばれない悲しい定めを背負う←AKB48は恋愛禁止!へのオマージュ)
【4】 赤髪の子(彼方(かなた)) →マミさんポジション(優しくスペックも高い身近な先輩。でも報われない)

※杏子ポジションは該当無し。
{/netabare}

あにこれの評価はイマイチみたいですが、私的にはかなり楽しめました。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 25

デトゴン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

成長アニメ

・AKBというタイトルで敬遠する人は多いが、あくまでAKBを題材にしているだけで、AKB無知でも全然問題なし。

・マクロスFと比較されるが、個人的にこっちの方が断然面白い。

・テーマの一つは成長。研究生がAKBになること目指している。

・声優はリアルAKBの初心者で最初は違和感がある。しかし、回が進むごとにうまくなり、違和感がなくなっていく。この点でも成長がテーマであることが伺える。

・1話1話の話が非常に濃い。かなり詰め込んでいる。

・製作者の愛を感じさせる神アニメ。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 4

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「AKB」で本作を避けるのはもったいない…。(話はわりと面白い)

「AKB」をタイトルに冠するも、ストーリーとしてはオリジナルなTVアニメ作品。本作は分割2クール作品の1クール目(2クール目は "next stage")です。

48グループと正式に提携したアニメプロジェクトである関係上、メインキャストは48グループのメンバーからの選抜となっているので、その点についてはマイナス評価をつける人も多いと思います。

作品プロットがぶっとんでいまして、「人類が宇宙に進出した未来で、芸能が禁止され抑圧された社会になっている」という世界観の中で、「AKB48の精神を引き継ぐアイドルユニットAKB0048が、その歌によって芸能を広め抑圧された民衆を開放するために活動する」というお話になっています。

本作の一番の非現実的要素は「AKB48の精神を引き継ぐアイドルユニットが、未来に存在してメンバー名は襲名制度となっている」という点だと思います。

…が、この一見トンデモな要素が本作をとても面白い作品にしていると思います。

ちなみに襲名メンバー名は当時AKB48に所属していた人の名前なので、既にグループにいない前田敦子(襲名枠はあるが空位)だったり大島優子だったりします(笑)。本作では主人公の本宮凪沙(もとみや なぎさ)や園智恵理(その ちえり)を含む第77期研究生たちが空位となっている襲名枠を争い、正規メンバーとなるために競う物語でもあります。

それとAKB0048が歌一辺倒のグループではなくて、武装ゲリラとして活動する点も見逃せません。アイドルユニットなのに入団テストで戦闘訓練が課されるとか、良い意味で頭のオカシイ作品になっています。

歌うときにはステージに変形する可変強襲ステージ艦フライングゲットなど、メカデザインにも見るべきものがあると思います。

凪沙の出身星の名前が「藍花星(ランカスター)」とかいうのは、サテライト制作ならでは小ネタでしょうね。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 18

78.6 9 オーディションでライバルなアニメランキング9位
この音とまれ! 第2クール(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (270)
1010人が棚に入れました
廃部寸前の時瀬高校箏曲部。一人になってしまった部長のもとを訪れたのは不良少年とその友達、そして箏の天才少女だった。それぞれの箏の音が紡ぐ青春学園物語―

声優・キャラクター
内田雄馬、榎木淳弥、種﨑敦美、細谷佳正、石谷春貴、古川慎、井口祐一、松本沙羅、浪川大輔、金尾哲夫、花江夏樹、朝井彩加、水樹奈々、佐倉綾音、安済知佳、寺島惇太、保志総一朗、山谷祥生、蒼井翔太、東山奈央
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

音の一粒 黄金一粒

原作未読


この度の初話。『関東邦楽祭』というワードをしっかり覚えていた視聴者はいただろうか。
“分割2クール”スタイルが定着した今日この頃。ぶつ切りの13話から早3カ月。14話はその13話から地続きでスタートしてました。リアタイ視聴も考えものです。まとめて一気に観たほうが良さげな放送スタイル。それが“分割2クール”です。
そういえば今回の2クールめ放送直前に1クールめを直前視聴されたレビュアーさんがいらっしゃって「その手があったかー!」と妙に納得しました。視聴する分には、間隔空けずまとめて一気にこしたことないですもんね。

だって、さとわも愛もなんなら武蔵だって1クールめ序盤の頃と明らかに違ってるはずですもの。
{netabare}※さとわは「あんたら踏み台。全国連れてくから素人は黙っといて」くらいの勢いだったよ(^_^;){/netabare}
観終わってから登場人物の成長に目を細めるには記憶が怪しくなっていて勿体ないなと心底思います。
良い作品であればあるほどその思いを強くするわけでありますが、本作がまさにそれ。


音楽もの特に演奏シーンと物語の融合という点で『四月は君の嘘』『響け!ユーフォニアム』音でも魅せた偉大な先達が壁となって立ちはだかります。
というより比較されます。ベンチマークが『ユーフォ』というのも後進のつらいところです。手書きorCG。モノローグ。心象風景の映像化。止め絵の配分。運指の正確さ。観客の反応。そして回想シーン。あの手この手を駆使しての“音楽もの”本作はどうだったんでしょうか。

作品の序列は置いときましょう。すごい良かったと思います。
箏奏者だった原作者。作中のオリジナル楽曲は身内が作曲。題材である“箏”が血肉となってる身内同士のチーム。どう考えても最強です。画力や話構成なら漫画家のポテンシャルでしょうが、それとは別のネタ帳レベルでのリアリティについて絶対の信頼を寄せられる“扱う題材のトッププレイヤーがそのまま書いてる”という事実。
前半1クール序盤での懇切丁寧な説明もそこで終わらずさらに踏み込んできた今回後半。

 一音(いちおん)

…わかるようでわかりません。視聴者がギリギリついていけるかどうかの技術の説明やプロの感覚を惜しげもなくプッシュしてきました。情報過多に思えますが不快さはありません。

わかりやすくないとぶーたれるところを、私は肩書き/略歴で平伏しときました。「プロのあなたがそう言うならそうなんでしょう」…この感覚は自分でも新鮮でした。


演出面でもぬかりなかったような。
※{netabare}「天泣」部室での練習シーン。晶から指摘された17弦と独奏の音のズレはしっかり耳でもわかりました。{/netabare}
上手と下手が素人でも感じられるのです。

{netabare}姫坂→珀音→時瀬と続く予選。姫坂の音圧に圧倒されました。珀音もまた別角度で。どんだけハードル上げるのさ、からそれらを超える時瀬の演奏でした。
ライバル校の演奏、その積み重ねもちゃんと説得力ある形で描きながら、さらにその上を描く。作品の中の観客と同じような感銘を自分は受けました。途中で姫坂の穂積先輩に横恋慕したのは私だけではありますまい。
第23回~第25回の3話はたいへん見応えがあったと思います。{/netabare}


偉大な先達との比較。“楽器”“演奏”への深い造詣という点では抜きんでていると思われます。演奏なんてたかだか作品を構成する一要素なんですけどね。それでもこの部分でエモく揺さぶられたい欲望を私は抑えることができません。



物語に戻ります。

■ラブは添え物程度で

顔をすぐ赤らめるWチョロイン(少年誌仕様)
女子が欲しい時に欲しい言葉(少女漫画仕様)

{netabare}失礼ながらモブ感の強い時瀬の3人組。味はあってたまに見せ場のあるこの立ち位置。古くは『スラムダンク』の水戸洋平ら。直近だと『からかい上手の高木さん』の三人娘。物語の核となる恋愛のプレイヤーにはまずならない人たち。部内三角関係とか恋愛複雑化を一切心配する必要がない安全パイです。{/netabare}
{netabare}真白先輩。成長した武蔵に胸キュンなんて展開にしないですぐに練習へ回帰。{/netabare}
{netabare}他校生。同じくちょっかい出したり出されたりもさることながら、他校内カップルの気配すら薄い。{/netabare}

主要ボジションでのキャラ配置からの推察。どんどんへし折る恋愛フラグ。おそらく恋愛は1体1でしかやる気ありませんね。恋愛仕様なキャラデザインはミスリードじゃないかしら。私は歓迎します。
{netabare}妃呂も部活引退するまで気持ち封印すると言ってるし、続編あるとしても時々顔を赤らめる程度でお茶を濁しとくぐらいでお願いします。{/netabare}



■一応弱小校でしたので

トップクラスのプレイヤー+有能な指導者+裾野が広くない=ジャイアントキリングの条件 

これすなわち↓

さとわ覚醒 + 滝浪センセ本気出す + 神奈川全14校

とこんな感じでピースが埋まっていくことは前半終了時点である程度予想され、このへんおざなりにすると「ご都合主義!」すかさずツッコミ入るでしょう。及第点与えて良いと思います。
{netabare}さらに堂島晶さんの登場で説得力が増しました。{/netabare}



■闇落ちと簡単にはいいますが

愛もさとわも妃呂も前半1クールで陽のあたる場所に出てきてしまったので闇キャラ不足を心配しましたが思わぬところから援軍が!

 堂島晶(CV東山奈央)先生

前半で切った方はもったいない。ややありがちな高校生らのものとは別格の上質な闇を覗き見ることができます。実はエンドクレジット見るまで日高のり子さんだと勘違いしてたりしました。



■“天泣”これだけはいいたい

1.{netabare}冒頭の一小節を奏でた瞬間に全てを悟るさとわ母がすこぶる良い。途中だったり全部聞いてからじゃないのが大事だったように思える。
一音(いちおん)を大事にするコンセプトが徹底されてるかのようでした。最高!{/netabare}

2.{netabare}ソロさとわは別格で周りが合わせられるわけない、を受けての17弦の一音がすこぶる良い。深いところから響く低い一音。うむ合っている。
“合わす”でも『大量の音の符を合わすことに特化した姫坂』『絶対的エースを際立たせるための合いの手としての珀音』らのトップ3校の違いを分からせる会心の一撃でした。{/netabare}

3.{netabare}3校の違いはあれど、エース(独奏)とどう絡ませるか?の課題は珀音と時瀬は似ており、アプローチの違いで時瀬に分があるという演奏結果でした。実質は姫坂と時瀬の一騎打ちだったように思います。
すこし遡って、珀音は数か月前『関東邦楽祭』で全国トップの東京の高校と同列評価を勝ち取った学校です。邦楽祭から珀音は底上げしてきた。それ以上に慢心を捨てた姫坂が上り調子で、時瀬も言わずもがな。若い人たちがそれこそ僅かな期間で化けるのを目の当たりにしたような爽快感があります。
私は野球をやってましたが、春の甲子園に出場した学校(前年秋の実績)と練習試合(当年夏前)を組んでもらって対戦してみて「あれ!?そんな強くねーな」という経験をしたことがありますがそんな感じ。{/netabare}




なんといいますか、、、
全26話満足の一品でした。



■オマケ

{netabare}さとわが愛のために買い揃えたいちごグッズ。“うまい棒いちご味”に興味津々。“ポテトチップス ショートケーキ味”が意外と美味だったのでわりとイケるかも!{/netabare}

{netabare}偉大なる先達を彷彿させるキャスティングがところどころに。ボケるには文量増え過ぎちゃったのでやめときます。{/netabare}



視聴時期:2019年10月~2019年12月   

------
2020.03.01
《配点を修正》+0.1


2020.01.23 初稿
2020.03.01 配点修正
2020.07.30 修正

投稿 : 2024/04/27
♥ : 54
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

弱小箏曲部物語 第二節

第1期からの続きの第2期です。なので、第1期を見ていないと話がよくわからないと思います。初見の方は第1期からの視聴をおすすめします。

第1期は、廃部寸前の箏曲部を立て直して、ほとんどが素人部員の中で、みんなが一生懸命頑張って練習して、徐々に部員たちの絆が強くなっていくところが面白く見れました。
第2期は基本的にそれの延長上の話ではあるんですが、他の強豪校との絡みの話なども増えていく感じもあり、メンバーが安定してきた分、1期よりも話の展開により工夫が欲しいかもしれません。
そこも含めて期待して視聴したいと思います。
最終話まで見終わりました。最後はすっきりと終わって良かったと思います。この作品を見る前は、琴の部活なんてめずらしいなあ、と思ってたくらいだったんですが、お琴の演奏で、こんなに感動するなんて思ってませんでした!お話も部員同士の絆や、うまくなろうと努力するところもきちんと描かれていて、そこも良かったです♪
各話のレビューは以下のとおりです。

14話
{netabare}どうなることかと思ったけど、演奏は無事終わった。。
姫坂のかずさに、こんなのさとわの音じゃない、汚された、と責められる愛。
それに愛は、さとわの音がやさしくなった、俺は今の音の方が好きだと言う。
そして受賞式。愛は後ろの席の男にしつこく言い寄られて(-_-;)愛の才能に気づいたから?
・・最優秀賞は無名の珀音高校が受賞・・愛の後ろの男の高校みたい。。
がっかりするメンバー。でも顧問にいい演奏だったと言われて泣くみんな。。
そして全国大会へ向けてまた頑張ろうと誓う!{/netabare}
15話
{netabare}大会の次の日。朝に部室に来てしまったみんな。と先生。
今までやる気のなかった顧問が曲の楽譜を作ってきて驚くみんな。やっぱすごい人っぽい。
部長の今までのイイシーン回顧。もしかして今回は部長回なのかな。
部長と妃呂が買い出しに行くことになって、途中で妃呂が昔関わった人に会うけど、部長がかっこよく手を引いて。。本気で惚れそうになる妃呂。部長すっかりたくましくなったね(*^_^*)
さとわ画伯の絵素朴でいいと思うけどな(*^_^*)愛とさとわもいい感じになってきた・・のかな?{/netabare}
16話
{netabare}部長と妃呂、愛とさとわ、それぞれ変に意識してしまって。
特に愛とさとわが変によそよそしくなってしまって・・ちょっと心配。
学園祭。部長に元部長が会いに来てくれて。二人が話してるのを見てちょっと嫉妬してしまう妃呂。
部長の今の自分たちを見せたいという気持ちがみんなに伝わっていい演奏に。あ、1期OPの琴バージョンだ♪
顧問から、2年の部長と妃呂が最後の大会になると言われて。
そしてさとわの持っている音源から顧問が見つける。全国大会に向けての曲を。
でもなんとなくいわくつきの曲のような気がするけど・・{/netabare}
17話
{netabare}顧問が大会の曲をさとわの音源から「八重衣」に決めたけど、さとわがそれを嫌がって。
回想で母親からあなたの琴は凶器だと言われたのが関係してるのかな。
優勝校の演奏をみんなで聞くけど、正確に計算されてるみたいなすごい惹きつけられる演奏。
優勝するにはそれを越えなければならないと言われて、それにはさとわのあの曲が必要なんだね。
音源のさとわの曲は、当時のさとわの気持ちが乗ってて泣きたくなるような感じだけど、顧問が編曲して笑顔になるような感じにしてくれて。でも十七弦の琴が2つ必要になったんだけど足りなくて。
さとわは実家の母親へ借りにいくけど、母親も周りの人も冷たくて。嫌な感じ。
部のために土下座して頼むさとわ。。さとわがかわいそうで、うるっときました。。{/netabare}
18話
{netabare} 部長の後ろの席になって嬉しそうな妃呂がなんかかわいい♡
琴の指導者として、鳳月会から堂島晶が来て。堂島はさとわと過去に何かあったみたいだけど。。
堂島から基本の1音1音をきちんと綺麗に弾くことが出来なければ全国なんて無理と言われて・・
妃呂たちメンバーは堂島の指導に不満だったけど、愛はそんな堂島の指導に反抗することなく向き合って。
そんな愛の気持ちを知ってあらためて練習を頑張ろうと思うメンバーたち。
次回、堂島の過去の話?{/netabare}
19話
{netabare} 堂島晶の昔の話。
天才型の兄に憧れて、兄のようになりたいと努力する晶。
でも両親が突然事故で亡くなって、兄は琴をやめて働くことに・・
そして椿会を晶が継ぐことになって。。
そして大会。最優秀賞を目指して自分の持つ最高の演奏をする晶。
でも・・さとわの鬼気迫る「八重衣」を聴いて自分との差に愕然とする晶。。
結果、さとわは規定通り弾いてないとして失格になり、晶が最優秀賞になるけど・・
周りからも失格に負けたと散々言われて・・悔しくて涙を流して・・
晶としてはとても空しい最優秀賞だったんだよね。
こういう話って私弱いんです。ちょっとうるっとしちゃいました。。
そして急に筝曲部の指導を辞めますと顧問に告げる晶。{/netabare}
20-21話
{netabare}晶が主役といっても良い回でした。晶が葛藤しながらも、筝曲部の部員のひたむきな姿に心動かされて、再び琴に向き合うようになる展開は良かったです。{/netabare}
23話
{netabare}ほぼ姫坂回でしたね。穂積さんが落ちたのは残念だったけど、それがきっかけでみんなの全国に行こうと思う気持ちが一つになって。そして大会では素晴らしい演奏に。いい話でうるっときました。{/netabare}
24話
{netabare}今回は珀音のお話かな。天才肌の神崎が、数学教師の山本顧問の曲を弾いて、覚醒してすごい演奏に。
次回、時瀬の演奏だけど、姫坂や珀音のすごい演奏の後で、どれだけ視聴者に演奏をすごいと思わせられるか、とても楽しみです。{/netabare}
25話
{netabare}いよいよ時瀬の演奏が始まる!
演奏前の束の間の静けさ・・
なんか見てる私までドキドキしてきちゃいます。。
演奏直前、さとわの母親が会場に入ってきたのを見て、さとわのテンションが上がり・・
そして「天泣」の演奏が始まって。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ふぅー。
すごくいい演奏でした!!私も観客のみんなみたいに気づいたら目に涙が・・(>_<)
演奏後、さとわがお母さんに会いに行って・・
次回、最終話ですが、また泣いてしまいそうです(>_<){/netabare}
26話
{netabare} 「今度はちゃんと伝わったの?」さとわが今まで見せたことがないぐらい顏をぐしゃぐしゃにして。
ずっとさとわの心の中にあったお母さんへの気持ちを考えるとうるっときちゃいました。。
そして結果発表!審査員の中では三者三様の意見で割れていたみたいだけど・・
・・・見事、時瀬高校が1位になって全国大会に!
「まだ終わらねぇんだ、続けられんだ・・」by愛(*^_^*)
姫坂のかずさと穂積先輩の会話を聞いてまた涙腺が・・(>_<)かずさの時瀬へのエールにも!{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 29
ネタバレ

元毛玉 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

黒い晶ちゃん先生と白い晶ちゃん先生

原作未読
1クール目視聴済み

箏の素晴らしさが詰め込まれた作品でした。
25話の演奏の為にアニメ化されたと言っても
過言ではない程、箏の演奏で感動しました。

お話のざっくり概要
1クール目で色々とてんやわんや合ったけど
ヒロちゃん先輩も加わり部員が7人になって
本格的に全国目指して練習の日々
そこに指導役として晶ちゃん先生がやってきた!
波乱続きの筝曲部…周りは強豪校ばかり
武蔵とヒロを全国に連れて行く為に一丸になって
前に進む… だいたいそんな感じ

冒頭でも触れてますけど、
箏の演奏が素晴らしいです。

■姫坂
{netabare}
音の迫力、曲の力強さ、演奏の一体感
凄まじいものがありました。
他の二校に比べると、技巧よりなので
曲を魅せるというよりは技巧を魅せる構成で
圧倒はされるけど、感動としては薄い感じ…
ただ、これ生で聞かされたら圧倒されるなー
と思う迫真の演奏でした。
{/netabare}

■珀音
{netabare}
一番、箏っぽいというか古典っぽい感じで
凄くレベルの高い曲だと思いました。
箏の少ない音階で多彩な音の表現が素晴らしくて
それでいて超絶技巧押しって訳じゃなくて
楽曲としてもまとまっている良い曲です。
{/netabare}

■時瀬
{netabare}
心が動くとはこういう事だなと思いました。
この曲の為に用意された25話は2クールの
集大成というか、この曲の為にこのアニメがある
そう言える程、演奏&映像その全てが完璧です。

三校の中では最もキャッチーなメロですね。
現代曲っぽいです。魅せるべき所と抑える所
緩急、メリハリが効いてて一番華がある曲です。
休符の使い方が最も巧くて聞き入ってしまいます。

最後の1音はタイトル回収と思える程の
時が止まる1音でした。
{/netabare}

2019年の神回の中で1つだけ選べと言われたら
この音の25話を選びます。

恋愛部分について
{netabare}
えーと、どうでもいいけど
さとわちゃんと、ヒロちゃん…
どっちもチョロインすぎません?w
いやまぁ、筝曲部の部活の方がメインで
恋愛がオマケな感じだからその方が
話が手っ取り早くていいんでしょうけどw
{/netabare}

晶ちゃん先生について
{netabare}
すごくどうでもいい話を一つしますと
エリーゼってお菓子あるじゃないですか。
あれ、白と黒ありますけど
どっちの味がお好みですか?

ちなみにうちの実家では白が大人気過ぎて
最終的に黒だけ残るという現象が発生してましたw

白い晶ちゃん先生…好きです(´∀`*)ポッ
だってx100…なおぼう可愛すぎるでしょーw

黒い晶ちゃんも美味しいなー思って見てたら
更に美味しい白が出てきてホクホクですよ。
{/netabare}

さとわについて
{netabare}
和解できて良かった~
なんていうか昨今は親子の溝が深い作品が多くて
暗い話が多いですよね…でも
それを埋めれるエピソードはやっぱり良いです。
晴れやかな気分で最終回を見終えれました。

あとはチカを陥落させるだけだね!頑張れw
{/netabare}

作画は25話がやっぱ凄いですねー
手書きで演奏を描き切ってます。
演出や表現の工夫もモリモリ。華やかさがダンチ
あと、25話は終始かずさが可愛いですwww

部活物が嫌いじゃなければオススメの作品です♪
1クール目で不良で胸糞になったとしても
最後まで見て損しない作品ですよ!

投稿 : 2024/04/27
♥ : 36

72.0 10 オーディションでライバルなアニメランキング10位
少女☆歌劇 レヴュースタァライト(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (265)
959人が棚に入れました
『舞台少女』――それは未来の舞台女優を目指す、キラめきに溢れた少女たち。ある日彼女たちの元に1通のメールが届く。「お持ちなさい あなたの望んだその星を」。輝く星を掴むべく、オーディションに集まった9人の舞台少女。光を求める想いが、執着が、運命が――舞台の上で交錯する。今、レヴューの幕があがる。

声優・キャラクター
小山百代、三森すずこ、富田麻帆、佐藤日向、岩田陽葵、小泉萌香、相羽あいな、生田輝、伊藤彩沙
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

苦手なタイプの作品、だけど面白かった

9人のキャラがオーディションでスターになることを目的に戦っていくアニメ。
{netabare}
一話の後半を見るとすぐに、このアニメは「少女革命ウテナ」や「廻るピングドラム」といったイクニ作品の模倣だとわかるはず。
メールが送られてくるところとか、「アタシ再生産」の文字とかまんまそう。
自分はイクニ作品はあまり好きじゃない。
予想通りこのアニメもストーリーは意味不明だった。
だけど、他の部分で楽しませてくれたのでいい作品だった。

具体的にどこがいいのかというと、キャラ魅力。
9人もキャラクターがいるのに、全員魅力的で、個別エピソードも良かった。
基本二人ペアでのエピソードだけど、見ていて癒された。
特に、双葉と香子ペアの話、バナナの話が好き。
主人公とひかりが軸にメインストーリーは進んでいき、最終話手前は不穏な感じだったけど、最終回で二人の話に関しては綺麗にハッピーエンドで終わってくれてよかった。

それとこのアニメの良さとして欠かせないのが演出と作画。
一番最初に8人がオーディションでスターになることを目的に戦うアニメと書いたが、文字通り弓や剣といった武器を持って舞台で戦う。
そのアクションシーンの作画がめっちゃいい。

メインストーリーについて
最初にも書いたけど自分は写ってるものは直接的にしか捉えないから、イクニ作品のような比喩表現にあふれた作品は苦手。
裏付けがないのに考察するのも、妄想しているようで好きじゃない。
まあ、だけどメインストーリーについてさすがに何も書かないのはあれなのでちょっと自分なりのガバガバな考察を。

まず、舞台で武器を持って戦ってるのは、それぞれの個性(歌や演技)などのぶつけ合いの比喩でしょう。
そして、キリンについては、観客の比喩かなと。
最終回での「舞台は演じるものと見るもので成り立つ」「あなたと一緒にみたい」というセリフから観客を表してると推測できます。
なぜ、キリンなのか?という疑問点はあるけど、そこは自分にはわからない。

「きらめき」というのはその人に対する注目度?
人気が出れば出る程他の人を蹴散らして人気になっていく。
そういうことを表したかったんじゃないかなぁと。
「きらめき」が「興味」を表すかのような描写もあったし間違った考察感は否めないけど。

バナナのループについてはわけがわかりません。
そもそもループはこの物語の核になっているわけでもないので、これも単純なことの比喩なのかもしれませんが考えが及びません。
オーディションに何回も勝利して主演を演じたけど、他から移籍してきたひかりに敗れたってだけなのかな?

最終回は完全に自分の理解できる範疇を超えてます。
なぜか勝者のひかりだけが失踪しきらめきを失い、他のメンバーはきらめきを失いません。
そんなひかりと主人公がレヴューで戦い助け出して、負ければきらめきを失うというペナルティを無視して全員で舞台に上がります。
ちょっと意味が分からない。
個人からグループ結成の比喩なのかなとも思ったけどそれほどしっくりこないし何とも。

他人に引きずられたくはないので、他人のレビューや考察は見てないです。
ループと最終回が意味不明すぎたのがマイナス点になってますが、後から考察を見てしっくりきても、自分の感想ではないので評価は変えません。
{/netabare}
声優は素人が多かったけど、素人にしては普通に気にならないレベルだった。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 3

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

意外なラストでした。

>1話まで視聴して
既に多くの方がレビューされているように、ウテナっぽさ?が強く感じられました。
自分は(ウテナ+ピンドラ+スタドラ)/ラブライブ??
・・っていうのが現時点での率直な印象です^^。

演劇っていう題材を組み込んできたところは、少し面白味を感じさせるのですが
メイン登場キャラが今のところ女性ばかり?・・ってことで
どうしてもただの消費アイドルアニメ?・・的なところに自分の中で落ちてしまうのと
せっかくの歌パートのところや、決めのEDのところの音楽も
ただのアイドルアニメ??・・にとどまってしまってる感じです。

劇中劇という部分では、自分はスタドラが至高だと思ってますし
劇中歌という部分でも、自分の中ではスタドラが素晴らしすぎました!!。
・・ただ、ウテナの”絶対運命黙示録♪”には
今なお自分の胸の中に大きな衝撃が残されたままであり
本作でもそれに匹敵する何か?が出てくるんじゃないか?
という期待に駆られて視聴してみたのですが
どうも、今のところただの消費アニメ?・・っぽく感じてしまってます・・。

人間関係で今後、強い個性と魅力をもった男性キャラ等が出てこないのであれば
自分は断念してしまう可能性が高そうです。。

もう少し、期待して継続視聴してみようかと思います。


---------------------------------------------
>3話まで視聴して
まず、作画は文句なしに良いですね!!。これは魅力です♪。
ただ「○○○、○生産」のところは、もし今後も毎回同じ演出が続くとしたら、ちとキツい・・
←ヒネりがほしいかな?。
変身バンク?のシーンは単純にスタドラ彷彿させられて、不本意ながら評価甘々^^。
ああ~、もういっそのこと銀河美少年出してほしい!!!(錯乱w)。

2話の時点で、「やはり歌が致命的かも。。(合唱かよ?)」って思ってて
3話でも途中までそう思ってたのですが
あるシーンから、少し考えが変わりはじめています。

キャラ同志のやり取りは、時折セリフが某っぽく感じてしまうこともあるけれど
今まであまり聞いたことないニュアンスのやり取りがあったり
新鮮な感じもあって、密かに評価UP↑。
某○○ライブの○とりちゃんポジション?のキャラのやり取りも、なんか味があっていい♪。

意外に現時点での感触としては、毎回次回がかなり気になってきているので
今後の”個人的納得が得られるかポイント”としては
「なぜ戦うのか?」・・それらの理由づけをいかに納得させてくれるか?・・に尽きます。。
「戦わなければ生き残れない・・?(仮面ライダー龍騎?)」のように
バトルロイヤル方向にいってしまうのか?(こっちだと自分無理><)
もしくは、戦うけどみんな仲良くなっていくのか?(自分こっち希望^^)。

傍観者?の某キリン??が、何を観ているのか?。
でもバトルの勝敗は”○○○ーポジション”の単純な取り合いなの??。

あと。演者、裏方という風な役割分担の分岐が今後どういう意味を持つのか
期待させられたり(裏方のクローズアップはチアフルーツの例もあって期待してしまう)

・・ただ、なつかしの○○のトップテン?のような
レトロなランキングが今後物語にどう影響していくかも気になる。

今のところは主人公キャラ2人よりサブキャラ?の方に興味惹かれてしまってます^^。


---------------------------------------------
>4話まで視聴して
4話は個人的に今までで一番面白かった!!。

某2人の空白の時間を埋めていく??描写が
いろんな捉え方ができる描写でとてもよかった^^。
一見噛みあっていないように見せられ、もどかしさを強調されられるんだけど
それぞれが長い時間温めてきた、言葉では言い表せない複雑な感情・・
が描かれてるような気がして、結構ココロに響きました!。

あと、2人のまわりの本来競い合ってるであろう主要キャラ達が
競い合いはもちろんしてるんだけど
基本的に互いのことをいろいろ考え、想い、大切にしているのが伝わってくる^^。
ギスギスしてない、むしろ百合百合しいくらい・・??、なのも好感♪。
(・・ただ、いったん上げておいて
 一気にまとめて突き落とされてしまうような気がしてならない・・)
 ↑余計な不安で済めば一番良いのですが^^

EDの絵と曲も、なかなか心地よく感じてきました!!!(ED絶賛!)。
最初っからこうだったっけ??・・と気になって過去話確認。
・・ああ、この曲は3話からで、でも3話とは違うバージョンなんですね。
それもちゃんと本編での話の進行にリンクしてる!。
凝ってるじゃないですか!!!!。
こういった細かい演出も、ED絵のタッチも自分好みです^^。
さらに、ボサノバ調で「 Fly me to the~♪」ってきたら
アレ!しか連想できない自分wですが
某作品を彷彿させながらも、方向性の違いが明確にさせている。

個人的には4話が決定打となり、★の評価が一気にあがりました!!。
ここから先が気になってきた反面、やっぱ意味不明な方向や
ギスギス方向に向かって突き落とされてしまわないか心配でもあり
逆に楽しみでもあります♪。

ひさしぶりに”どっちに転ぶかわからなくなってきた作品”を
リアルタイム視聴できることに喜びを感じています^^。


---------------------------------------------
>5話まで視聴して
4話が意外にもかなり良かったから5話はコケるんじゃないか?と勝手に予想してましたが
イヤイヤ、5話でさらに自分の評価爆上がりでした↑↑。
あのキャラの掘り下げが特に良かった^^。
さらに唐突な○球回??・・というかこれもあのキャラの内面掘り下げですよね。
いや、こういった絶妙の意表突く感???。絶賛です!!。

EDの絵と曲も、期待どおり変わってきてましたね♪。大満足です。
ここから毎回主要キャラ全員分掘り下げていくのかな??。
・・でも、きっとそう思わせといてまたどっかで捻ってくる(褒め言葉)と期待させられます!。

★の評価、また上がりました!。


---------------------------------------------
>7話まで視聴して
7話で捻ってきましたね♪(歓喜)。
安易な○○○○○○ものは、若干不安を感じさせますが
でも現時点ではうまく機能してるように思います。

ああ、あのキャラ。これってある意味タクトくん?。
役者+裏方で○○○っていう意味付けなんでしょうか??。
でも、あのキャラが○ップ○○ーといわれても、現時点では正直説得力ないです><。
失礼ですが、役そのものの声の演技も、なんかぎこちなく感じるし、キャラの外見も普通?。
かといってダンスやフィジカル面で秀でたものがあるようにも感じられない。
・・では歌か?・・と思ったらEDで○○されるしww(まさか歌NGの人とかじゃないよね)。

少しずつ少しずつ、これまで疑問に感じていたキャラ達の感情や行動の理由づけ
が少しずつ見え隠れしはじめてきて、そこからいろいろ想像できて楽しいです!!。

過去話含めてついつい何回も見てしまっています^^。

★の評価、またまた上がりました!。


---------------------------------------------
>1話~7話を再視聴して^^
7話の捻りのおかげで、1話からの再視聴がめちゃくちゃ楽しいです!!。
こういった、何回も観ることによって新たに見えてくる楽しさは
”スタドラ”で感じさせてくれたものに非常に近いです!(絶賛)。
正直、あのキャラのことは自分、全く見えてなかったことに驚愕でしたw。

ここでふと考えてしまったのですが、本作の話のボリュームから考えると
2クールくらい当然あるんだろうな~って何となく思ってましたが
BDの発売スケジュール見てみると、・・まさか1クールなんですか!?。
ええ~、勿体ない。ぜひ2クールあることを信じています。

タイム○○○もの?・・に関しては、もともと本作はキリンさん(学園長??)
が出てきたり、異空間(ゼロ時間的な?)が存在してたりしたので
特に拒絶反応はおきず、すんなり受け入れられました。
それに、某他作品のように絶望に絶望を重ねるほどの気の遠くなるような繰り返し
・・ではないと思われるので、おそらく長くはひっぱらないでしょうね。
一時的な描写で、さらっと流してくれそうで好感♪。

いやー、でも見れば見るほど自分の好きな作品”スタドラ”を彷彿させる要素が多くて楽しい!。
今まで全く見えてなかったOPでのあのキャラの戦闘シーン、
あれってタウバーンっぽい??w。他にも目覚まし音の使いどころとかも。

現時点で自分が見てて一番うれしいのは
本作でいうレビュー?を繰り返すことで、登場キャラ同士が成長し、全員の関係がより親密になり、
結果として彼女らが作り出す舞台が、より良いものに進化していっているのでは?
と感じさせられるところです。←これがあのキリンさんの真の狙いだったりするのかな?。

ただ、やっぱり今気になっているのは
なぜ、あのキャラがこの○○○世界に入ってこられるようになったのかが
どう描かれていくのか、楽しみで仕方ありません!!。
無意識のうちにあのキャラが呼び寄せてたのかな?(約束+テレパシー的に)。

あ、あと再視聴してみて感想が変化しました。
前回7話視聴終了時点で、7話EDで歌がアレだったことに文句書いてしまいましたが
よく見るとキリンさんも一緒に登場してたり、なんか意味深で
7話EDはあれで正解だったと考えを改めました♪。
おそらく次回あたりでそのアンサーEDになるのだろうと期待しています!。


---------------------------------------------
>8話まで視聴して
なるほどー。ひかりちゃんのこれまでの言動・行動には、こんな理由があったんですね。
ただちょっと気になったのは、”○リンさんの目的”と”レビューの結果”って
ちょっと矛盾するんじゃないかな?・・ってことです。
まあ、そもそも○リンさんが本当の目的を語っていたかどうかもあやしいですが。。
単純に考えると、結果として舞台全体のクオリティーは下がってしまうのでは・・?。
それに、「永遠の○ップ○○ー」といいながら、唯一のものというわけでもない??。

今までは某キャラによって○られてきた99期生の主要メンバー達だけど
それが○○なった今後、どうやって風呂敷が畳まれていくのかが楽しみです!。
まさか某作品のように全員○位END!・・なんて残された話数では無理でしょうけど
主人公の2人は当然だとしても、何かB組の裏方組もうまく協力してくれて
最終的には○台全体が全員で最も輝いてEND・・っていうカタチになるのかも?(願望)。
そうしたら、あの某キャラもうまく絡めてのENDになるんじゃないかな?。
ああ、なんかそうなってほしい。


---------------------------------------------
>9話まで視聴して
自分の期待をこえてきた9話でした!!。文句なしです!。
あのキャラの活躍もよかったし、その言葉も映えていた!。
あのキャラもやっと本音が見えてきて好感度UP!。

★の評価さらにUP!。お気に入り作品確定です。


---------------------------------------------
>12話まで視聴して
意外なラストでした(・・あまりよくない意味で)。
メインの2人以外がこれまで関わってきた意味って・・。

作品全体を通しての東京タワーの使い方とか非常に気に入っていただけに残念・・。
2クールでもっと余裕があったら違ったラストになってたかなあ?・・。

結果的にお気に入り作品から外れ、★の評価もダウンしました。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 22

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ブシロードに騙されている(かもしれない)(笑)!!→ 騙されててもいいや! でも人に勧めるとあかん奴かも…。

※あんまり作品内容の話はしてないです。それを知りたければ他の方のレビューをどうぞ。

原作は特にない、オリジナル作品。ただしTVアニメに先行して舞台公演があったという異色作。因みに舞台は観てないです。

本作ですが、テレビで深夜アニメを観ている層からすると舞台公演のCMも含めてかなり長い期間刷り込みがされてます。そういう点ではバンドリ!とかと似たような展開の仕方をしたコンテンツですね。

タイトルに「少女歌劇」と付くだけあって、作中の楽曲はそこそこ良いと思います。またキャストも「声優」としてよりは舞台公演(ミュージカル)を強く意識した選考になっている気がします。

キャッチコピー「アタシ、再生産」とかキービジュアルとかもなかなか良くて「面白そう」と思わせる出来になっていますね。

……とここまで書いておきながら実際に視聴者が「面白い」と感じられるかは今のところはかなり未知数な感じです。もしかしたら今この作品を観ている人は「良くわからないけど、きっと面白いはず!」と思って観ているんじゃないでしょうか(笑)。

かといって何故か「つまらない」と切り捨てられる感じもせずついつい観てしまうナゾの作品というのが現時点での評価ですね。

まあ、全部観終わったら本当に面白いかもしれないので私は一応、完走の予定です。元々ミュージカルっぽい物は好きですので……。

2018.8.31追記:
第8話: 神楽ひかり回。シリーズ構成的には前回の大場なな回とセットとも言えるかもしれません。この7、8話でグッと盛り上がってきた感じですね。

毎回変わるEDですが、背景でフィーチャーされるキャラと歌っている人が違っているのはもしかして今回が初パターン?

2018.9.28追記:
ブシロードの陰謀に乗せられ(?)、最終回まで視聴終了しました。

ストーリーはあってないような、ないように見えてあるような…。

シチュエーションとしてのリアリティーはゼロ(毎回のレヴューで舞台装置どうなってんだ?)なんですが、精神的な葛藤とかの面ではあるあるなのかなという感じでした。

舞台や衣装チェンジについてマジメにツッコんだらあかん、視聴者はきっと精神攻撃を受けてイリュージョンを見せられてる(笑)!

……というわけで、笑いながら観てたような場面もありましたが、多分真面目な作品です。ただ、誰も彼もにはお勧めできません!

<おまけ>
「FLY ME TO THE MOON」のタイトルをもじったと思われる、ED主題歌「FLY ME TO THE STAR」は好きでした。原曲の1小節分を2小節分に伸ばしつつ、原曲のコード進行の面影を絶妙に残してます。こんな作曲方法もあるのかあ、という感じでしたね。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 35

66.6 11 オーディションでライバルなアニメランキング11位
覆面系ノイズ(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (195)
917人が棚に入れました
歌が大好きな少女 ニノは、幼馴染で初恋の相手 モモと、作曲が得意な少年 ユズ、それぞれと幼いころに離れ離れになってしまう。
「いつの日か、歌声を目印にニノを見つけ出す……」
二人と交わした約束を胸に、信じて歌い続けてきたニノ。
高校入学の日、彼女たちの運命は音となり、唐突に鳴りはじめた……!

「ぼくたちは ほんとのこころを かくしてる」

声優・キャラクター
早見沙織、山下大輝、内山昂輝、小野大輔、高垣彩陽、福山潤

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

「白泉社少女マンガ系原作アニメ化作品に外れ無し」は継続するか…(笑)?→ してるね、これはヤバい…。

いや、タイトルの話は私が勝手に言っているだけですけど。本作品はとりあえずロックバンドの話で、かつ恋愛モノのようです。

本作品は、原作は未読ですので具体的なストーリーは知りません。

「白泉社少女マンガ系原作アニメ化作品」の過去実績(順不同: 漏れあり):

『花とゆめ』
・赤ちゃんと僕
・フルーツバスケット
・神様はじめました
・暁のヨナ
・それでも世界は美しい

『LaLa』
・花咲ける青少年
・獣王星(LaLaにカウントしてよいか微妙だし少女マンガなのかと言われると…)
・夏目友人帳
・会長はメイド様!
・赤髪の白雪姫

いやまあ、たいしたことのない作品は覚えていないからヒット率が高いと誤認しているだけかも。だったらすみません。ただ、白泉社少女マンガ系原作のアニメ化には、個人的にはいつも期待しております。

余談:こちらの作品では、主人公が某作品で脚光を浴びた「キラキラ星」にトラウマ(笑)!
(↑実にどうでもいい…。)

2017.5.11追記:
絵柄とニノの歌う動機が完全に少女マンガのそれなんだけど、音的にはガチでロックだった…。

2017.7.1追記:
はやみん、歌唱的に新境地でした。『LaLa』掲載原作っぽさは弱いかと思ったりもしましたが、『赤髪の白雪姫』や『図書館戦争』のコミカライズが掲載されるような近頃の『LaLa』なら、こういう「普通に少女マンガっぽい」作品もまあ、ありなんですかね…。

幼少時のすれ違いと出会いがきっかけで、高校入学に伴い三角関係(四角関係?)に。でも深桜(みおう)が後半、(私の感覚では)ほぼ聖女と化してました。本当に良い人だ…。

私は好きでしたよ。あにこれでの評価は微妙なのかもしれないですけど私は元々、少女マンガは好きでしたし…。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 36

カミタマン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

アニメ化の意義 イノハリの曲がドストライク

 自分としては,アニメ化の価値というのを明確に示した傑作だと感じました。

 実は原作未読なので語る資格がないかもしれませんが…それでもあえて書いちゃいます。

 原作は少女漫画らしいです。ストーリー的にはそんなにいいと思いません,むしろ引っかかるポイントが多いように思います。おそらく,原作はそんなに好きになれないのではないかと思います。

 さて,漫画とアニメの違いはというと,漫画はアシスタントがいたりはしますが,基本は作者個人ベースの作品です。一方アニメはというと,膨大な数のスッタフによって作られます。漫画と比較してかなり多くの才能,時間,資本が投入されて作り上げられます。もちろん原作者などもその一部になるわけです。
 結果,アニメは動いて,全てカラーで喋って,音楽が付くという総合芸術の形をとります。

 この作品はバンドの活動が話の中核になる,ストーリー構成です。原作はもちろん漫画なのでバンドの音は存在しません。逆にアニメ化する場合はバンドの音無しにアニメを作ることは不可避です。作品を生かすも殺すもバンドの音が大きくかかわってきます。

 長々と書きましたが,言いたいことは音が素晴らしいという事です!

 イノハリの音楽が最高!SILENT BLACK KITTYも最高!
 作詞,作曲,編曲,全て素晴らしいです。劇中の二つのバンドの作詞,作曲,編曲者を別にした(たぶんです,同じだったらごめんなさい…)のもジャンルは同じでもバンドの個性をしっかり出すという意味ですごいと思います。
 そしてなんといってもMVPはニノ(アリス)役の早見沙織です!素晴らしい歌です!1話終盤,静かなバイオリンの音色のBGMから一転してシャウトから始まるオルタナティブロック系の「スパイラル」!曲の出来がいまいちだったら白けるのですが,「何?この声!」「鳥肌が止まんないよ」など聴衆のセリフが的確に自分の気持ちを代弁しています。一気に作品に引き付けられました!すべて最高の曲ですが自分としては「スパイラル」と「カナリヤ」推しです。さらに驚愕すべき点として,同じ曲でも場面場面でしっかり歌い分けられていることです。ニノが乗り切れていない時,迷いがある時,メンバーの音が聞けてて一体感がある時,自分の感情を抑えきれず暴走している時,全て歌い分けられています。早見沙織と音響スタッフホントにいい仕事しています。

 やっぱり,アニメはすごいなぁ~!とアニメ化の意義を改めて感じさせる作品だなと思いました。

 蛇足ですが,作品にかなりの敬意を払いつつ,ライブの3DCG演出は,個人的には普通の2Dアニメの方が良かったと思いました。(ニノのツインテールがウニョウニョ動く触角のようでラスボスみたいw)

文中の敬称略

投稿 : 2024/04/27
♥ : 6

37111 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ロックは勢い

1話視聴後感想と今後の期待度
一言コメント:悪くはないけど。。。主人公がちょっとイラつく
期待度:★★★

なんか評価しずらい。。。
これは音楽の質をどうこう言ったら負けなような気がするが、ストーリとしては冷静に見ると至って平凡。ロックな感じでごまかしているがw

風夏の時もちょっと思ったけどこういうアーティスト気質の女性がどうも好きになれない。最後までその印象を覆すことができなかった。

特段悪くもないんだけど、よくもないみたいな。少女漫画原作だからかなぁ。。。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 14

66.1 12 オーディションでライバルなアニメランキング12位
アイカツ!(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (188)
825人が棚に入れました
「私のアツいアイドル活動! “アイカツ!”始まりますっ!」
主人公の星宮いちごは、ごくごくフツーの中学一年生の女の子。
ところが、親友のあおいに誘われてアイドル養成の名門校“スターライト学園”に編入したことで、いちごをとりまく世界がガラリと変わってしまう。
さまざまなライバルたちと出会い、アイドルとしての心得を学びながら、いちごはアイカツカードを使って数々のオーディションに挑戦していくことに。
新人アイドルいちごの、明るく元気なアイドル活動が幕を開ける……!

声優・キャラクター
諸星すみれ、田所あずさ、大橋彩香、寿美菜子、能登麻美子、瀬戸麻沙美、松谷彼哉、保村真

ひげくま さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

楽曲のクオリティが凄ぇ!キチガイ回もアリ

【あらすじ】トップアイドル美月のステージに感動した主人公いちごが、親友のあおいと一緒にアイドル学校『スターライト学園』に入学。アイドル活動を通し仲間と共に成長していく。

【設定】アイドルは『アイカツカード』を使って衣装とステージをセルフプロデュースする。多様なブランドがあるけど、ゲームをしない人にとっては『ステージ前に変身する』くらいの認識でOK

【ステージ】3DCG(初音ミクみたいの)初期はゲーム用と同じCGなので細いマッチ棒みたいで怖い 
9話以降、クオリティが目に見えて上がっていくのが面白い。
2期になると新人は目線泳いでたり細かいです。3期ではキレキレのダンスキャラが暴走しますw

【楽曲】アイカツを見るきっかけはOP曲『signalize!』で「あれ?女児アニメにテクノポップ??」と感じたコト。
キラキラのアイドル曲以外にもロック調やハウスっぽい楽曲まで有り。


【キチガイ回】
12話クリスマス回、斧を片手に「アイ・カツ!」の掛け声で森林伐採をする。以後、学園の伝統化
9話から始めた崖上りと共に新人アイドルの通例儀式に。「このキャラもついに崖に来たか」と笑ってしまう。
13話『カロリーの悲劇』正月太りも見もの。声までデブっててカワイイです
 以降も1クールに2~3回は『!?』となると思います。

【他作品と比較】「アイカツが楽しめたならラ◎ライフも…」と思って挑戦しましたが、ギャルゲー風というか萌え要素というか…どうしても苦手でダメでした。女の子を愛でる趣向が無いのがアイカツの良さだと思います。

==

【飛ばして観るなら】
1話:
2話:スターライト学園入学
4話:蘭初登場
10話:おとめ初登場
12話:クリスマス回(ストーリー的にも重要)
19話:エリカ初登場
26話:さくら初登場(入学)
31話:母の日(ストーリー的に)
33話:選抜オーディション(ストーリー的に)
34話:かえで初登場
35-38:ユニット結成etc.
47話:レジェンド登場
49-50話:1期の終わり

投稿 : 2024/04/27
♥ : 2

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

私の熱いアイドル活動、アイカツ!始まります。

アイカツ!、1stシーズン50話までを見終わりました。
感想としてはとても感動しました。
このアニメは女児向けではありますが、
大人が見ても何かしらの感動を得るアニメだと思いました。

主人公星宮いちごのアイドルとしての生活や仲間との出会い、家族との絆、同じアイドルの先輩神崎美月への思いなどを感じて感動しました。

また音楽もライブシーンのCGを含めて非常にクオリティの高いものになっていると感じました。2ndシーズンもあるとのことなので、2ndシーズンも観ようと思います。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 14
ネタバレ

ヒカリ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

きらきら輝くアイカツ!の世界☆彡

★あらすじ
普通の中学生だった、星宮いちごちゃんが、親友のアイドル博士、霧矢あお
いちゃんに誘われ、トップアイドル、神崎美月のLIVEを見に行く事に。

きらきら輝いている美月さん、アイカツ!の世界を知ったいちごちゃん。

あおいちゃんに誘われ、美月さんや現役で活躍するアイドルも通う、アイドル学校、スターライト学園の編入試験を受け、合格。
いちごちゃんはあおいちゃんと一緒にアイカツ!生活を始めることになる。

スターライトでは、紫吹蘭ちゃんと出会い、始めは苦手意識を持っていたけど、少しずつ、大切な存在になっていき、3人はなくてはならない親友に。


他にもたくさんの仲間と出会い、いちごちゃんのアイカツ!はもっともっと輝いていく!


…みたいな感じです。文章力がなくて、アイカツ!の良さがあまり伝わってこない、あらすじになっちゃっていますが…笑




★感想 少し長めなので、閉じておきます。{netabare}
少し、落ち込んでいた時、たまたま、ディズニーチャンネルで放送していた子供向けアニメのアイカツ!。なんだこれは、と思いながら(情緒不安定気味)ぼーっと視聴。
右も左もわかってないくせして、まっすぐ、まっすぐ、進んでいくいちごちゃんが目に焼き付いて、自分が考えていたことが、どれだけちっぽけなことなのか、と思いました笑



…なんとそれが、いちごちゃんだけじゃないんですよ!
あんなに食っていくのが大変なアイドル界で!売れていなくたって(あくまで子供向けなので、すぐに売れていくんですが笑)!あんなに元気にアイカツ!しているみんなをみて、夢中にならないわけがないじゃないですかと、
実はアイドルアニメを好きになるきっかけが、アイカツ!でした。


ただ私の場合、落ち込んでいた時に視聴して、(いい意味で)単純な子供向けアニメに落ちてしまっただけかもしれませんが…


だけど、睡眠をバッチリとらないとすぐにダウンする体質の私にとって、深夜ではなく夕方に放送している、アイカツ!をリアルタイムで、視聴するのがどれだけ楽しみだったか…!



音楽も大好きでした。もともとリアルなアイドルの曲とかも好きなんですけど、音楽に乗って、踊るアイドル達、アイドルが身にまとっている、衣装。
なんですか、このクオリティーの高さは!と思いました笑
元々、データカードダスのゲーム発信みたいなので、衣装が細かいはずだ!

だけど、1話のLIVEシーンの絵はヒドかったんですよ笑
ゲームの絵がそのまま出てきた感じで、さっきまですごく可愛かったじゃん、なにこれ!状態でした。笑
でも話数を重ねていくごとに、違和感がなくなるようになりました。
それは私の目が慣れていったわけではなく。


今、放送している3期はLIVEシーン、もっといいです!
曲もいいし、まずステージがすごくよくなってます☆彡
まあ、ストーリーは1期がピカイチなんですが、
1期を、LIVEシーンだけ取り直しで、再度放送…とかしてくれないかなあ…{/netabare}





★視聴メモ(更新する予定です♪)

投稿 : 2024/04/27
♥ : 21

69.4 13 オーディションでライバルなアニメランキング13位
ガラスの仮面[東京ムービー版](TVアニメ動画)

2005年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (98)
476人が棚に入れました
かつて舞台『紅天女』(くれないてんにょ)で主役を演じ、大女優と謳われた月影千草は、芸能界を引退し、今は横浜で静かな生活を送っていた。
そんな月影の下をたびたび訪れる男たちがいた。大都芸能の社長令息・速水真澄と演出家の小野寺一である。彼らは原作者から『紅天女』の上演権を譲られている月影から上演許可を得て、女優の姫川歌子主演で『紅天女』を上演しようと目論んでいたのである。
しかし、月影は『紅天女』の主演は自分もしくは自分が育てた女優にしか演じることは出来ないと言って、彼らの申し出を拒絶する。
そして、10年待って、自分が育てた女優が大成することが出来なければ、上演権を譲ると言い放つのだった。

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

姫川亜弓の存在が、このアニメのポイントです。

長編有名少女漫画原作。
絵柄は今風ではないけれど、ストーリーと演出がすばらしいです。

演劇界の話のためか、演出が過激なのが特徴的。
シリアスなスポコンものと言った感じで、きびしいコーチ、清々しいライバル、陰で支える人物、品行方正な憧れの君、暖かい仲間たち等、少女漫画的なスポコン要素が一式揃っています。

主人公北島マヤが様々な障害を乗り越え成長していく姿が感動的です。
一方、ライバル姫川亜弓は巨人の星の花形満のように正々堂々としていて、嫌味がありません。
彼女はこの物語の感動を際立たせる存在ですね。

51話と長いわりには中だるみがなく、次が気になる良いシナリオでした。
原作漫画同様、アニメとしても名作と言えるでしょう。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 18

草風 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

熱くなります!

少女漫画の大傑作と聞き、前から興味を持っていました。
でも原作はかなり長いので、アニメで楽しもう!と思って見始めたら、これが面白い!!
どんな境遇でもお芝居への情熱を持ちつづけ、女優へと成長してゆくマヤちゃん。
彼女を見てると、自分も頑張ろうと思えます。
ライバルの亜弓さんも、正々堂々の人なので、憎めません。
むしろ主人公より好きかも(笑)

男女関係なく、ぜったいハマります!
おすすめです!!

投稿 : 2024/04/27
♥ : 1

くろえ☆そふぃーな さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

聖地への険しい道、永遠のライバルの存在って大きい

とにかく面白いです!1話目からつかみが良くハマってしまいました。
続きが気になってしかたなく、一気に観たアニメです。
演劇の天才少女が才能を開花させていくという感じで、
カレイドスターと同じで、簡単にいうとスポ根+サクセスストーリーです。

演劇をテーマにしているだけあって、どの演劇も凄いです。
声優さんの演技も凄く良くて、
その飽きさせない様々な演劇に引き込まれてしまいました。
観てると楽しくて時間の経つのが凄く早く、そんな魅力の詰まった作品です。

カレイドスターの時もそうでしたけど、ライバルの存在が凄く大きい。
ライバルの姫川亜弓は主人公のマヤの凄い所をすぐに認めるという性格で、
観ていて嫌みがなく清々しいです。この2人は尊敬できる関係で凄く良かったです。
マヤちゃん以上に努力家で頑張り屋さんなところも好印象を受けました。

マヤちゃんの演劇が大好きだから一生懸命取り組みたいという、
とっても頑張り屋さんな所が私は凄く好き。演劇への情熱を凄く感じました。

ストーリーは過酷な試練が幾度となく待ち受け、それを乗り越えるために努力する。
その為には厳しい稽古をつまないといけないですし、そして1歩1歩階段を昇っていく。
またどんな運命が待ち受けているかという、凄く先が気になる展開の連続。
次回予告の語りも良いと思う。
それに世界名作劇場の「私のあしながおじさん」みたいな素敵なお話も。
激動過ぎてとても起伏のあるストーリーに思えました。

メインキャラの過去のエピソードや丁寧な伏線の回収も良いと思います。
たまにドキっとさせられました。
中だるみとかすることなく視聴者を飽きさせない作品だったと思います。

カレイドスターが好きな人は一度騙されたと思って観てみてください。
きっとハマると思います。私は凄く楽しめたので同じような人にお勧めしたいです!

投稿 : 2024/04/27
♥ : 3

69.4 14 オーディションでライバルなアニメランキング14位
Re:ステージ! ドリームデイズ♪(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (157)
450人が棚に入れました
稀星学園 高尾校中等部。遅めの山桜が散り始める頃、一人の少女が転校してくるところからこの物語は始まる。少女の名は式宮舞菜。抜群の歌と踊りのセンスを持つその少女は、とある理由でアイドルの夢を忘れ、新しい場所で平凡な日々を過ごそうとしていた。しかし謡舞踊部という廃部寸前のアイドル部と出会い、かつての夢が目覚め始める。一度はあきらめようとした夢に、舞菜は仲間たちとともに再び歩み始める。

声優・キャラクター
牧野天音、鬼頭明里、田澤茉純、立花芽恵夢、岩橋由佳、空見ゆき

ISSA さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

同じ空を見上げてる~キミと同じ夢 目指してる♪

1話視聴
んー日曜朝とか平日夕方にありそうなお子ちゃま向けアイドル物?

歌の躍りのシーンは3DCGでは今のところない、それなりに動いてる。
作画崩れたり、3DCGになったらガックリきそうだけど。

お話はテンプレでもいいから作画維持して欲しい、しばらく視聴かな。


3話まで
今期の夏アニメは荒ぶる、まちカド、女子無駄、変好きと女子高生大暴れ…
あえてダークホースはJCのこれかも。
作画安定、面白い…ダークホースセンサーがびんびんきてます。

5話まで
どこかで見たアニメ感や若干作画が不安な感じもあるけど、登場人物を生き生き描いて面白い。
グループ名と曲も決ってさらにギア上げるか?


視聴完了
目新しさは無いけど、過去にあった音楽アニメよく見た人が作ってるのが分かるアニメ。

物語はギスギスせずに全年齢対象な作り。

無駄な回想シーンや止め絵を極力避けてライブシーンを魅せそうとしているのは好感が持てます、何より作中楽曲がいい。

資金力のある所でやる気あれば、アイドルアニメもまだ面白いの作れる可能性感じるアニメでした。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 12
ネタバレ

アニメ好き さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

【完結】最終話泣いた! 4話まで見て今期のダークホース枠決定!どんどん面白くなる

低予算もののはずが、ダンスをCGではなく手書きで1話2話と書いていたので普通に感心した。
この時点でベタなストーリーとベタなキャラだが
8月のシンデレラナインと違って1話に複数人入部していないのでキャラに思い入れが出来そう
ラブライブも見たことない私ですが、このアニメは少し継続して見てみたい

3話ネタバレあり↓
{netabare} 3話で謎の近未来ガジェットが出てきた、現代かと思いきや20年くらい技術が進んでる?
簡単に説得に落ちてしまうご都合展開なのはいただけないが、3話はとても良かった
初音ミクの声を務めた人も、アイドルを目指していたら今回仲間になったキャラと同じことを感じたかもしれない。面白いとこに目をつけたなと関心
そして主人公は聴覚に特殊能力があることがわかった。鬼滅の刃にも同じ能力がいるけど、アイドルものでそれを取り入れるとは。毎話驚きがあって今のところやっぱり好きですわ
{/netabare}

3話で気づいたのだが以外と背景が綺麗だ。アイドルものなのに背景に力入ってて草でした 
そう思って見るとエンディングも配色が綺麗だしなんかこだわってるのかな?
やはり地味に名作な気がする

4話も見ました!ありきたりなキャラと展開ではあるが楽しく見れるのはなぜ?
{netabare} ダンスの特訓の描写が多くて努力が見られて良かった。以外とダンサーはひとつのジャンルばかり踊ってると、他のジャンルがからっきし踊れないのは良くあること。 鬼畜和菓子の鬼畜部分が出てやっぱりキャラ的にはベタベタなんだよなぁ
公園でのギコギコ乗り物に乗ってる細かい描写も好きだし、主人公が特殊な聴力を持ってるのをまた使ってきたのも良い。
後半仲間探し以外にもその特殊能力を使ってストーリーに組み込んできたら完璧です(期待){/netabare}

4話を見て気づいたことは電車の中のシーンで、背景がやたら綺麗だったこと!外の背景が家一つ一つちゃんと書かれていたり電柱がシュンと通ったりちゃんと作ってるのが地味に凄い。
車内の広告や秋葉原の風景など手抜きが感じられず、逆に力を入れてきているので好感が持てる
あとシーンごとの音楽も合っていて良いのだ!

ラブライブは1か2話だけ見て全くはまらなかったのだが初めてアイドルもので全話見れそうな作品に会えた。感謝です
最初72点くらいをつけてたけど今は77点くらい付けたい
なんかマイナーなアニメを発掘できた感じがして嬉しい

5話は特に良かった!
{netabare} あれだけ注目してた背景で手を抜き出したのは残念だけど、話しが面白かった
グルーヴな曲を作る二人組が特にお気に入り
他にも昆布茶で酔っぱらったり、ポエム厨だったり色々なパターン思い付くもんだなと感心した
そしてまた主人公の特殊スキル発動で、隠れた才能をほのめかしていく {/netabare}
ありきたりなストーリーだけどなんと纏まっていることか 。
動きはまだ作画崩壊とまではいってない。手を抜くとこは抜いてキープしてる感じする
毎週楽しみになってきた!

ここでふと1話見返してみたら最初見たときより面白かった!背景もダンスの動きも良いし、他の仲間も出てきてるし、大分演出や構成が考えられてたんだなと感心した

七話まで見ました!
最終話どうする気なんだろ {netabare} まだ予選なのに踊りがぬるぬるでスタッフの全力を捧げられていました!もう最終回の躍りやん!
多分8話は箸休め回になることでしょう
全員の踊りのタイミングが違ったり、目配せをしたりとてつもない労力を感じて、感動してしまいました。
主人公のお姉さんと話しているときの青髪の子の心理描写に合わせた目線の動きなども細かいです{/netabare}

そして今さらですがエンディングの歌詞が凄く良い!
はじめはどうだった?迷子の'大好き'さん
という歌詞がまさに作品全体を象徴してて作詞のセンスに脱帽です。ここすきです

最初はただの低予算アニメかと思いましたが、多分スタッフや監督が凄く有能な人達で、愛情をかけて作品を作っているんだと思います。でなければこんな良い歌が出来たり踊りをぬるぬるで書いたり出来ない!背景も目線も毎話どう構成していくかなどにもこだわりを感じます。愛です!

元は実際3次元にKiRaReというアイドルがいる?スマホゲーム?何が元になったアニメなんでしょうか?
Reステージプロジェクトというのの一環でこのアニメが出来たようなのですが、以外と予算が潤沢にあるのでしょうか?アニメの出来が良いのでその辺の成り立ちのことも気になってきました

今点数をつけるなら79点です!
尻上がり系のアニメです

8話は箸休め回かと思いきや、7話より手間かけとるやないかい! {netabare}
ヌルヌルダンスがなんと一話に2曲も流れました
ステラマリスはラスボスなだけあって、踊りが3人ズレていなくてぴったりシンクロしているというところにこだわって書いてました
{/netabare}
そしてストーリーも相変わらず面白いという。スタッフは寝る時間あるんですかねこれは。なんで毎週ヌルヌルダンス回を入れれるのか謎です。ニコニコでもコメントでみんながちょっと引いてました
これはもう見たほうが良いアニメとして80点つけようと思います!すこです

9話でついに作画の箸休めが来ました!動きを節約していました。ありきたりなよく見る話の展開なのに感動してしまうのはなぜなのだろう。
一人ひとりのセリフに相手への思いやりがあるのでそこが心地よさにつながっているのかも?
{netabare} 自室で自分の決めポーズを鏡で考える主人公や、メガネをかけると、みぃを封印する委員長のキャラなど {/netabare}
ちょくちょく挟まれるシーンでニヤリときたりそういう細かな部分にも配慮されてる。やっぱこの作品いいわー。体感12分くらいで終わってしまった

珍しく10話は中身のない謎回でした
キャラソンを売るための別グループ宣伝回?
作画班の休憩回?
でもつまらないわけじゃなくギャグ回としてほどほどに楽しかったです、ここで一旦休んで最終回に衝撃を与えてくれると信じてます!

11話は最後の演出に感動!しかし
{netabare} 踊りがダサかったのと、手書きではなくどうもCGで踊らせてる感じがあったのが残念。
今までもCGだったのか?CGのような手書きのような謎技術!でも今回はなんかいつもの踊りのシーンより心が入っていなかった気がする。{/netabare}気のせいかな? 次回最終回悲しいなぁ 今季1番終わってほしくないアニメでした

最終回!すごく良かった!
{netabare} キラリのライブ前に観客が帰ってしまうのはリアルでとても心が痛んだ。それをまさかライバルの左の子が喝を入れるとは
あそこで完全にやられました。脚本家さん凄い!
そして踊りは遠めがCG、近づくと手書きといった感じなのだと思いますが、手書きの自然な動きがマジで凄い!一切手を抜いていないプロの本気とここまで作る執念を感じました。
セリフ一つ一つが、キャラクターの性格に合わせた言葉を喋るので、見ていると必ず お!? と思わせてくる細かいシーンが毎話あります。
今回は本番前にご飯をもぐもぐ食べる主人公の胆力と口の動きとか みぃ先輩が要所要所でみぃ抜きで喋っていたりとか、青の子がピンクの子をサバゲーの試合で出会ったときの気持ちで励ますとか
細かいところの積み重ねでキャラの立体感が出るというか、感情移入してしまう
{/netabare}
いつも心を動かされるそんな素晴らしいアニメでした!二期が無さそうなラストでしたが正直今季覇権と言われる安定のダンベルよりも驚きの連続だったこちらを他人に推したい。
自分の中で初めて最後まで見れたアイドルものアニメです 素晴らしい作品をありがとうございました!

投稿 : 2024/04/27
♥ : 11

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

個人的には好みの楽曲だが、たぶんこの作品はヒットしないのだ…。

お薦め度は「何か気に入る要素があるなら観てみても良いのでは?」といったレベルです。あまねく世に広まるような絶賛お勧め作品ではありませんが、個人的にはわりと好きですね。

昨今にありがちなメディアミックス作品で、展開としてはいまのところ本作(アニメ)とゲームアプリとライトノベル(?)、そして楽曲の配信・CD販売があるようです。

キャラクターの同一性認知を阻害するほどではないですが、アニメとゲームアプリのキャラクターデザインは意外と違っていて、たぶんアニメはちょっと古い感じでゲームアプリの方が今風な感じになっていますね。

このアニメでのキャラクターデザインの古さ加減が人によっては視聴のネックになり得ると思います。

作中の大会「プリズムステージ」は某作品のような高校生による「スクールアイドル」ではなく中学生によるものなのですが、プリズムステージがトップアイドルへの登竜門であるという作中設定を考えると、トップアイドルの活動時期を考えればその卵たちの活動は中学校時代というのは案外正しい設定なのかもしれません。

主人公の式宮舞菜(しきみや まな)の活動動機はガルパンの西住みほに通ずるところもありますがグループKiRaRe(キラリ)の活動に学園の存続などはかかっておらず、メンバーには別々の動機がありながら同じ夢を目指すというのが作品としてもコンセプトになっているようです。

ストーリー的には鉄板でどこも冒険はしていない手堅い作り(肉親との因縁、メンバーの獲得、ライバルの存在、トーナメント勝ち抜き、etc.)ですが、音楽的にはアイドル楽曲としては結構良いのと作中の振り付けがダンス的にはなかなか良かったりもするので、普通に楽しく視聴することができました。

最終回のプリズムステージ東京予選のステージについて、特にKiRaRe以外のグループについて演出面でやや難があったように思います。

が、作画的に全体を通して一定水準以上で走り切りテレビアニメ作品としては一応合格レベルだったのではないでしょうか。

余談:
その1)
KiRaReのグループ内でも二人組での行動がちらほらと見かけられ、発売される楽曲CDでも公式にこの二人組×3というものになっています。公式にカップリングを明確に推してくるというのは面白いですね。

その2)
作中の稀星学園高尾校の最寄り駅などの関係で京王電鉄とのコラボがあるのかラッピング電車を見かけましたが、なぜか京王線ではなく井の頭線でした(笑)。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 20

65.7 15 オーディションでライバルなアニメランキング15位
アイカツ! 2ndシーズン(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 4.0 (77)
423人が棚に入れました
『アツいアイドル活動はまだまだ続きますっ!』新たなアイドル学校「ドリームアカデミー」の活躍により、スターライト学園は史上最大のピンチに追いやられていた!絶対音感を持つ大型新人アイドルの「音城セイラ」、プロデューサーコースの「冴草きい」など、ドリームアカデミーから新たなライバルが続々登場!トップアイドルの座をかけた2大学園対決が今はじまる!新たなライバルと出会い、交流を重ね、アイドル活動に打ち込むいちごやセイラたち!アツいアイドル活動はまだまだ続きますっ!

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ステージシーンのCGが素晴らしかったです

少女向けアイドルアニメの2年目シーズン作品。
普通に楽しめましたが、捨て回なしで面白かった1年目に比べると2年目は面白い回とそうでもない回の差が大きかったです。
その主な理由はキャラが増えすぎたことにあると思います。個々のキャラはそれぞれ魅力的なのですが、どの回にも顔見せ程度で多数のキャラが出てくるような使い方をしているためにストーリーの焦点がぼやけてしまうことが多かったです。広く薄くキャラを出すより、話によって登場させるキャラを絞って、より深く取り上げたほうが良かったかもしれません。またシーズン全体の流れ的にも、特に最終回に向けての終盤の盛り上がりも1期に比べるといまひとつでした。
逆に2年目のほうが良かった点は、なんといってもステージシーンのCGが素晴らしかったことです。1年目の後半くらいからCGはかなり良くなっていましたが、さらに綺麗になっており、技術の進歩というのは凄いものだなあと感心します。
音楽はOPやED曲、挿入歌など1期同様に良い曲が多かったです。ただ、気になったのは、主人公のライバルキャラの音城セイラの歌声がイメージに合っていなかったこと。(アイカツはステージシーンの歌をキャラの声優ではなく別の歌手が歌っています) ワイルドな雰囲気にしようという意図はわかりますが、正直あまりかわいくない歌声で普段の声とのギャップが大きすぎて違和感がありました。
1期2期の全101話で星宮いちご主人公の物語は終了で、3期からは同じ世界の中で主役交代して新たなストーリーが始まります。また新人アイドルのスタートラインからの物語になるので、1期のような面白い作品になることを期待しています。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 5

おきらく さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

キャラが多い。初めから見ないと。新キャラ登場の衝撃!

ほのぼのしたアイドル・ファンタジーアニメだと思います。
ので、子供が見ても安心。ドロドロしたものはアイドルアニメには必要ない。夢を与えるべきである。
でも、リアルに考えれば、仲間内やライバルの「ドリームアカデミー」との確執もあるが、このアニメでは、それが全くない。
とにかく楽しめればいいけど、今後はどうなるのか心配な部分もある。登場人物が多すぎ。それも個性が強い。主人公の星宮いちごの出番が徐々になるなるような気もする。
初めから見ないと誰がどんな関係なのかわからなくなる。

4月4日追加分。76話「びっくり☆フレッシュガール!」
またまた新キャラが登場。星宮いちごを模倣したキャラ、あかりちゃんが星宮いちごをおいこすのでは?長期的に見ると交代しても良いような気がします。
超アイドル・あかりちゃんに期待。アイドルのつぼを押さえている。アニメの製作スタッフもアイドルを理解している。

今年の10月でキャラ全員交代か、または新シリーズへとなるのか?いろんな意味で期待と不安が入り混じります。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 2

59.1 16 オーディションでライバルなアニメランキング16位
音楽少女(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★☆☆ 3.0 (111)
385人が棚に入れました
『PINE RECORDSパインレコード』(通称:パイレコ)に所属している千歳ハル、熊谷絵里、竜王更紗、迎桐、迎羽織、箕作沙々芽、西尾未来、雪野日陽、具志堅シュープ、金時琴子、諸岡ろろの11人は『音楽少女』という名前のアイドルユニットのメンバー。
しかし『音楽少女』は全く売れていないC級アイドル。
鳴かず飛ばず&赤字を生み出すだけの『音楽少女』だが、プロデューサー池橋とメンバーは必死に頑張っていた。
『音楽少女』には新メンバーが必要だと考える池橋。成功をつかむための起爆剤となるようなアイドルが!ということで、オーディションに明け暮れていた。
そんなある日、『音楽少女』と主人公・はなこが出会って・・・

声優・キャラクター
深川芹亜、高橋花林、岡咲美保、大野柚布子、島袋美由利、江口菜子、Lynn、小倉唯、上坂すみれ、沼倉愛美、瀬戸麻沙美、渕上舞、平川大輔、松田健一郎、柚木涼香

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

これ、案外良かったりするんじゃないかな…?(第12話: ED歌詞で約束された茶番劇(← 嫌いではありません(笑)))

第1話を視聴。一応「オリジナルTVアニメ」ってことになりますかね。

キングレコードの主導でアイドル声優的な人たちがやっていた音楽プロジェクトがアニメ化されました、みたいな感じなんですかね。とはいえ、もともとのプロジェクトの活動は全然知らなかったんで、私としてはこのアニメが初遭遇ってことになりますけど。

キャラクター造形的なところはスタジオディーンが担当です。ということで一応は製作委員会方式でアニメは作られていますけど、発言権があるのは主にキングとディーンの二社ということになるんでしょうね。

ストーリー的には売れないアイドルグループ(11人)がなぜか空港でライブイベントをやっているところに、帰国子女である主人公の山田木はなこが遭遇っていう流れです。

それこそWUG!じゃないですが、スクールアイドルとか言われるよりは「売れてないプロ」っていう方が話のリアリティはあるような気がします。

主人公は基本的にはハイスペックだけど致命的な弱点も持っている、というあたりも王道的なストーリーですので、捻りはあまりないような気はします。

キャラクターデザインは、個人的にはけっこう好きな感じです。楽曲もまあ、そんなに悪くはなかったと思います。

2018.7.24追記:
第3話まで視聴終了。池橋Pが2話に引き続きうっかりぶりを発揮。その一方ではなこがハイスペック。お手伝いでデスクと言いつつ実質音楽少女の専属マネージャーであり、しかも池橋Pよりもよほどプロデューサーらしい仕事をしているのでした。

作曲で悩む熊谷絵里の行動は、「ひらめけ~」の台詞こそないが『あばれはっちゃく』のアレ(笑)。

2018.7.29追記:
第4話:「アイドルにとっての『メイク』とは何か?」という一見地味な話題を正面から取り上げる異色回。実は、この作品は思いのほか真面目なアイドルアニメではないでしょうか。なんか、アイドリッシュセブンとかにも通ずる不思議な面白さがありますね。

そしてメイクとは全然関係ありませんが、皆を起こして回るはなこのタンバリン、超絶上手い(笑)!

2018.8.20追記:
第7話: 音楽少女が無人島で写真撮影。アバンでの謎の大ダコを見て「いったい、製作スタッフは何を考えて生きているのでしょうか?」と思ってしまいました。
(「」内台詞は、『ふしぎの海のナディア』<島編>冒頭のナレーションでの台詞「いったい、ナディアは何を考えて生きているのでしょうか?」より。)

2018.9.9追記:
第10話: 音楽少女センターの羽織(うおり)ちゃんが、心因性と思われるトラブルでえらいことに。皆に迷惑をかけていると感じてのことか、負のスパイラル状態に。

そして本編作画もかなりえらいことに…。(それでもたぶん、『WUG!新章』よりはまだましなんだけど…。あそこまで末期的ではないと思う。)

楽曲はわりと好きなので、何とか最後まで頑張ってほしいです。

2018.9.22追記:
第12話(最終回)。何がとはあえて書かないけど力尽きていた印象。ライブシーンのCGで、メンバーの身長差はなかったことに(笑)。

ここまでずっと聴いてきたED主題歌の歌詞からもこの着地点は想定されていたものでしたので、興味はその過程に集中していました。

で、衣装を用意してたのはいったい誰なんだぜ…(笑)?

……でも「シャイニング・ピース」は好きな曲だったので個人的には不問に伏しておきます(笑)。

特に作画面での評点はさておき私は好きでしたよ、『音楽少女』…。

※2020.7.6 誤字修正

投稿 : 2024/04/27
♥ : 25

67.7 17 オーディションでライバルなアニメランキング17位
プリティーリズム・レインボーライブ(TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★★ 4.1 (94)
383人が棚に入れました
音楽を聴くと「色」が見える不思議な力を持った彩瀬なるはDear Crownのような店のオーナーが夢の中学2年生。原宿に新しく出来る店が公募で店長を決めると聞いてオーディションに参加し、審査を勝ち上がって最終面接のプリズムダンスに臨むことになった。
ダンスを始めたなるの前に、突如としてりんねと名乗る少女が現れて「虹の音楽」について語り始める──。

声優・キャラクター
加藤英美里、小松未可子、芹澤優、佐倉綾音、伊藤かな恵、戸松遥、後藤沙緒里、内田真礼、柿原徹也、前野智昭、増田俊樹、神代知衣、森久保祥太郎
ネタバレ

Prism_Ace さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

七色ハートでハッピーな~る!

第一作プリティーリズムオーロラドリーム・第二作プリティーリズム・ディアマイフューチャーとは世界線を変えた本作は20世紀で最高の出来事であり、プリティーリズムシリーズの集大成です。本作単品でも楽しめますが前二作を見ることにより更に1000倍くらい楽しめる仕掛けがたくさん施されているので未見の方は前二作を見ることをお薦めします。

【物語】スポ根あり昼ドラありヤンホモありのハピなるでめちゃウマで熱くてメルヘンでにゃにゃにゃにゃ~んで愛・NGでフリーダムでバーニングでジンギスカンなストーリーになっています。全体の出来はとても素晴らしいですが前半には{netabare}蓮乗寺べるがプリズムライブに失敗し観客に嘲笑われる{/netabare}といったハードなシーンも含まれているので見る人を選ぶかもしれません。
【声優】メインキャラは売れっ子声優で固めています また前二作に出ていた声優も両親やゲストキャラなどで出演しています ちなみに森久保祥太郎のEZ DO DANCEが聞けるのはレインボーライブだけ!(多分)
【キャラ】本作は男子キャラに焦点が当たることも多く、特にその中でひときわ輝いていたキャラは絶対アイドル・速水ヒロです。よくヤンホモと揶揄される彼ですがその過去は重く胸を打たれます。45話で勝者じゃなく勇者になったヒロ様は本当に素敵で感動しました!
【作画】時々荒れてる回もありますがあまり気になりませんでした 演出上の関係で遊☆戯☆王並の顔芸が見られる回もあります CGパートは集大成にふさわしく、男子にもCGパートがあるなどタツノコの本気が見受けられました。(DVDBOX特典の男子プリズムショーは必見)
【音楽】前二作に引き続き素晴らしい楽曲が揃っています。この出会いは奇蹟? No It's destiny!

投稿 : 2024/04/27
♥ : 3
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

七色の虹がつなぐ七人の絆

三年間続いた『プリティーリズム』シリーズの最終章となる、レインボーライブ。

今まで描かれなかった‘お着替え空間’や‘プリズムショー’の謎が解き明かされるなど、興味深いことが多かったです。

最大の特徴は、今までのように一人でプリズムスターの頂点を目指すことがゴールではなく、レインボー・七色の虹のように七人で物語を完成させていくことだと思います。

この物語を表すテーマソングとして劇中歌の『gift』がとても効果的に使われています。この曲を聴くだけで物語が頭の中に思い浮かんできます。


第二に、今まで女子プリズムショーの添え物的扱いだった男子プリズムショーが本格的に本編で扱われるようになったことです。

女子顔負けの迫力とクオリティは、新たなファン層を開拓したと思います(笑)

あと本編終了後に登場する、タイアップグループの『プリズムメイツ(現在はPrizmmy☆)』のメンバーも三年目となると中々感慨深いものがあります。

最初の頃はぎこちなくアニメの感想をつぶやいていた位だったのに、今や後輩含めたくさんの人の前で堂々と活動していて、アニメのキャラクター以上に大きな成長が見られたのではないしょうか。


以下あらすじ↓
{netabare}
主人公である中学生の彩瀬なるは、職場体験としてファッションブランドショップ『プリズムストーン』で臨時店長を務めることに。

それだけではなく、突然なるの前に現れた謎の少女・りんねと一緒に暮らすことになってしまう。

プリズムストーンで一緒に働くことになった福原あん・涼野いとも加わって、四人でお店をやりくりする一方プリズムショーにも出ることになった一行。

プリズムショーの大会に出るようになると、プリズムスターの養成学校『エーデルローズ』のメンバーの連城寺べる・森園わかな・小鳥遊おとは達と度々衝突するようになる。

プリズムスターを目指す六人の前に立ちはだかる元・天才プリズムスターの天羽ジュネ、そして謎の少女りんねに関わるプリズムショーの真相と、なる達六人の葛藤と成長を中心に物語は進んでいく。
{/netabare}


概要としては大体こんな感じ・・だと思いますが、他にも神浜コウジ・速水ヒロ・仁科カヅキら男子プリズム界のヒーローが繰り広げるそれぞれのドラマだったりロマンスだったり。

なるとりんね・あんとわかな・いととおとはの関係で始まって、べるやジュネそしてコウジ・カヅキ・ヒロの三人、果てには彼らの家族まで巻き込んで展開されていく、多彩すぎる人間模様に魅きつけられました。

登場する全ての人間たちが密接に複雑に関わっていくところが、レインボーライブの面白さだと思っています。


《2014/07/19 追記》
そうでした。ただ一つだけ不満がありました。

あらゆるキャラを目立たせる。この結果犠牲になったのは主人公であるはずの彩瀬なるちゃんの出番です。

序盤まではそれなりに活躍もあり、なるちゃんの成長に期待していました。
ところが中盤からは空気ヒロインとなり、完全にべるやりんねに食われてしまった感があります。

一応終盤に見せ場はあったものの、あんやいと・べるやおとは辺りと比べるとかなりお粗末な描写だったと言わざるを得ません。

僕はなるちゃんを初めて見たとき一目惚れに似た感激を受けていたので、もっとしっかりとなるちゃんを見せてほしかったです。

それだけが心残りでありこの作品の欠点です。
《追記ここまで》


クライマックスの49~51話で全てが繋がっていく爽快感は1年ものならでは。
特に最終話は必見だと思います。


作画は、基本的にあまり安定していません・・・が、それは通常作画に限ったことで、プリズムショー時のトゥーンレンダリングを用いたCG作画は非常に綺麗です。

OP、EDを除いてほとんどを占める本編の作画が、ショ-の時だけの作画に完敗しているのはどこか悲しいですが、本当に後者は見応えがあります。

音楽は、シリーズ通して長岡成貢(せいこう)さんが手掛けていて、とても安定感がある楽曲だと思います。

毎話冒頭のBGMだったり、アイキャッチのBGMだったり、耳に残りやすい素晴らしい出来です。

主題歌に小室哲哉およびTRFの楽曲カバーが使用されたことは意外性がありました。

主題歌の中だとアニメキャスト&アニメ映像によるED『I Wannabee myself!! ~自分らしくいたい!~』が大好きでした。

キャストは今売れっ子の人を多数起用していて、キャスト目当てに見始めた人も多いのではないでしょうか。

加藤英美里、小松未可子、佐倉綾音、戸松遥、後藤沙緒里、内田真礼、柿原徹也辺りの名前は深夜アニメでも良く聞くと思います。

ここに出てない方も皆さんとても巧くて、文句のつけようがないです。


一応シリーズの総決算ということで、今までのまとめの意味でもちょっと長くなってしまいましたが、レインボーライブを気に入ってくれた方々は是非オーロラドリーム・ディアマイフューチャーも見てほしいと思います。


個人的に面白かった回として、
{netabare}
5話「私の歌は色♡トリドリーム」
なるちゃんがプリズム紙芝居でコウジ君を説得するくだりがとても好きです。マイソングも予想外でしたが、これはこれで素晴らしい。

9話「プリズムライブは晴れのち嵐」
りんねちゃんのショー演出で最も優れた回であったと思います。雨が止んで虹が出来る、レインボーライブらしい回です。

12話「はばたけ!勇気の羽(フェザー)」
失敗すると分かっていても果敢に挑戦するあんちゃんの勇気は、強く心に突き刺さりました。ここで成功せずに失敗し挫折を経験させる辺りが、プリティーリズムらしいです。

13話「心をつなぐ虹のかけ橋」
なるちゃんがメインを張る回で一番ハラハラしました。べるほどではないにしろ、ここまで主人公を追い詰めるアニメも中々無いと思います。

17話「気高く強くべるは咲く」
べるのエピソードでも一番盛り上がった回だと思います。挫折からの立ち直りを丁寧に描いていて、非常に面白かったです。

24話「ひとりぼっちの女王」
再び挫折するべる。このアニメの中でべるは一番壮絶な経験を味わっていると思います。特にこの回は子供が見たらトラウマになる位悲惨です。

32話「愛に羽ばたく女神」
ジュネのショー初お披露目の回で、非常に印象に残っています。謎だらけだったジュネが色々と明らかになって驚きの連続でした。

34話「ハピなるなら手をつなごう!」
即席で見せたステージパフォーマンスは秀逸でした。実際のライブみたいで、こっちも盛り上がる事請け合いです。

45話「薔薇の革命」
ヒロ様が最高にカッコよかった回です。一度は引いてしまったヒロ様のショーも、今回ばかりは素敵に感じられました。

49話「命燃え尽きるまで…」
ジュネ様で最高のエピソードでした。今までの伏線が明らかになると共に、ジュネ様の心情が深く理解できて感動しました。

51話「Gift」
皆が綺麗に繋がっている終わり方が最高でした。最後のファンサービスとばかりに色々な面白さが詰まっていて、文句なしに素晴らしい最終回です。
{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 5

前原由羽 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

プリズムの煌めき

つい先日、King of Prismを見てたこともあり、本当に楽しんでみてたんだな...って感じがしました。

今更ながら、彼女たちは何をもってプリズムショーに向かっていったんでしょうね。単に1番になりたいため、自分のアイデンティティーを保つため、かつての家庭を取り戻すため、トップに居続けるため、褒められるため。。。

最初のころの6人はそうだったんじゃないかなと思います。それが、週を過ぎるごとに考えが変わっていき、最後には、観客を楽しませるため、プリズムショーというものを守るためにとなっていったと。

プリズムの煌めきが失われた現代社会にりんねがやってくるところから話が始まります。では、そのプリズムの煌めきとは何だろう?それが失われた現代社会って何だろう?
なんとなく、「現代社会」っていうと、利己的、生産主義、競争社会がイメージされちゃうけど、まさにエーデルローズと同じ...というか投影されているといった方が正しいか。最初の6人のプリズムショーに対する考え方は見事に現代社会的発想であり、つまりプリズムの煌めきが意味するのは、他者に対する強い思いや情熱なのでしょうか。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 2

71.0 18 オーディションでライバルなアニメランキング18位
シャインポスト(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (138)
319人が棚に入れました
「世界中の人達にアイドルを大好きになってほしい!そのための輝く道標……それが、シャインポストだよ!」大きな夢を抱くも、小さな成果しかあげられないアイドルユニット『TiNgS』の玉城杏夏、青天国春、聖舞理王。彼女らに救いの手として用意されたのは、曰く最強マネージャー、のはずが……「僕、マネージャーはやらないよ」現われたのは、まるでやる気のない男、日生直輝だった。だが、彼には一つ特別な力が備わっていて……?これは、絶対アイドルを目指すため、君と少女たちが光り輝く物語。
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

《全身全霊》アイドルアニメ!

【まえがき】
アイドルに関する独り言が長いので折りたたみw

{netabare}以前、中年になった元・昭和の女性アイドルたちが座談会にて、
若い頃、自分はお菓子作りとか全く興味ないのに、
雑誌プロフィールに趣味・お菓子作りとか載せていたと放言していた件が妙に印象に残っています。
が、私はそこに不快感は覚えません。
何故ならアイドルは虚像を飛ばして人々に夢を与えるものだと思っているからです。

アイドル(英:idol)はラテン語の偶像崇拝(宗教的な堕落を揶揄するニュアンス込)をルーツに持つ語句。
「アイドルはトイレに行かない」と言われた頃の往年のアイドルについては、
時に、アイドルを虚像と換言してまで、ブームの熱狂を相対化する言説がはびこったものです。

私は度々、会いに行ける群ドルより、カリスマ的なソロアイドル(本作でいうと“絶対アイドル”螢)の出現を待望しています。
これは近年の群ドルは距離が近すぎて、ファンもアイドルも現実と虚構の区別が付け辛い。
それに起因して、グループ内外で、嘘の扱いの不器用さから様々な問題が発生している。
手が届かない神格化できる存在に、現実と虚構を明快に線引して欲しいという願望が一因となっています。

まさに嘘はアイドルの核心なのです。{/netabare}


【物語 4.5点】
嘘を見抜ける主人公の男性敏腕マネージャーの登場という初回からシビれたアイドルアニメでした。

嘘付きが禍々しいオーラを放って見えるのではなく、輝いて見えるという設定がまた素晴らしいです。
嘘に塗れたアイドル業界に疲弊して、不人気アイドルTiNgSが所属する事務所に落ち延びて来た形のマネージャー。
ですが、決して全ての嘘を否定しているわけではなく、{netabare}ロケで苦手なピーマンを笑顔で食べる{/netabare}といった、
夢を壊さないための嘘ならば方便として認めている。
ただ、嘘をこじらせて真実を見失い、才能を発揮できずにいるアイドルたちを観察し、
{netabare}「アイドルは正しいことをするんじゃない。やりたいことをやるんだ」{/netabare}
などと的確過ぎる指示、助言(名言)を送ることで、背中を押してやる。
アイドルの核心を見事に捉えた、この設定、パターン。
スタッフたちが自分なりのアイドル論を突き詰めないと絶対に出て来ない。
そのアイドル愛に悶えます。


構成はグループの危機を起爆剤に、5人の主要メンバーを約2話ずつ使って掘り下げる。→転機→まとめ。
という典型的なアイドルアニメ。
が、足腰となる設定が強固なため、見知ったド直球な筋書きでも、心にズドン!と来るパワーがあります。
{netabare}TiNgS→TINGSで完全体{/netabare}という仕掛けもベタですがテンション上がりました。
アイドルアニメファンならば、杏夏→理王の{netabare}劣等感→覚醒{/netabare}コンボが決まる6話までにほぼ確実に落ちると思います。
と言うより、アイドルアニメファンなら見なきゃ切腹ですw

そして、本作で1クールアイドルアニメのメンバー数は5人が最適解との確信が一層、深まりました。
各人のアイドル志望のキッカケを“絶対アイドル”螢のワンステージに集約したプロットも、
シナリオ混線防止の観点からも、シンプルで良かったです。
「シャインポスト」の本当の意味でのタイトル回収もプロットの骨格として機能していました。


【作画 4.0点】
アニメーション制作・スタジオKAI

昨年、アニメ版『ウマ娘』2期のウイニングライブでも魅せてくれた同スタジオ。
放送中コロナ禍により延期を挟みながらも
(お陰様で私はギリギリ最終回までに視聴猛追間に合いましたがw)
CGも交えながら躍動感のあるアイドルステージを死守。
作画カロリーも然ることながら、来春、中野サンプラザにて、
これをライブで再現するキャストさんのカロリー消費量も相当なことになりそうです。

ただ、トップアイドルが絶望する才能などの違いについてはやや演出に頼った感。
そこを作画で伝わるレベルになればもっと突き抜けたという欲は残りました。

泣きの心情描写も手慣れたもの。
特に、涙を嘘で隠し損ねる表情。グッと来ます。


【キャラ 4.5点】
杏夏が「お茶目なジョーク大成功です♪」などと滑っていた序盤などは、
正直、このキャラたちで1クール押すのは難しいのでは?との懸念もありました。
が、彼女たちが見せるキャラクターは、本音をグループ、作品内外に覆い隠すための虚飾。
それらが引き剥がされ、虚実が一体化したアイドルたちの真実の輝きが眩しいです。

良作アイドルアニメに良ファンあり。
杏夏推しの古参ファン・トッカさん(CV.金元 寿子さん)。
推しに貢ぐだけでなく、ちゃんと苦言も送れるドルヲタの鑑。
ただ推しの晴れ姿に撃ち抜かれたら気絶するのがw
{netabare}中野サンプラザでも序盤で敢なく失神w
これ、推しが武道館にいってくれたら死ぬんじゃないかと心配になりますw{/netabare}
その他、勝負どころで、ファンたちがTiNgSを広める力になる描写。
ロケ先の色んな職業の方々が新規ファンになって行く流れも熱かったです。

敏腕マネージャー・日生(ひなせ) 直輝とは違った意味で凄腕なのが日生 優希・社長。
発掘した才能のためなら笑って嘘も付ける食えないお方w
若くしてついている杖の理由。詳述待ってます。

【声優 3.5点】
青春国(なばため)春を演じた鈴代 紗弓さんみたいな歌もいける声優さんもいれば、
聖武 理王(りお)役の夏吉 ゆうこさんみたいに当初から声優アイドルとして発掘、育成された方もいれば、
玉城 杏夏(きょうか)役の蟹沢 萌子さんみたいに現役アイドルからの声優初挑戦もある。

キャラの二面性を演じるには経験不足を感じる場面もありました。
が、アイドルグループ内の嘘も飛び交う悲喜こもごもを捉えた本作においては、
心情を理解しているであろうアイドル経験者の声には、時折、技術云々を越えた説得力も感じました。

某エピソードでは歌唱力も求められましたが見事にクリア。
{netabare}CV.夏吉 ゆうこさんの「Yellow Rose」。デパートで耳にしたら私も思わず足を止めると思います。{/netabare}


ただ、マイMVPは、主人公マネージャーを演じた山下 大輝さんの包容力がある落ち着いたイケボかなと。

【音楽 4.0点】
『ラブライブ!』シリーズ等にも楽曲提供してきた高田 暁氏・作曲・編曲のOP主題歌「ワンダー・スターター」を始め、
アイドルアニメソングとしては、変哲もないメロディ。
が、典型的な歌詞世界に隠された、
エピソードを見届けた視聴者だけが知ってるアイドルの本音。
というプレミア感が付加されれば心に染み込んでくる。
これもベタですがアイドルアニメの醍醐味。いとおかし。

楽曲として好きなのがHY:RAIN(ハイレイン)の「GYB!!」
嘘が上手すぎて自縄自縛するアイドルたちの中にあって、
HY:RAINリーダー・黒金 蓮は、突出して嘘が下手。{netabare}変装{/netabare}も下手w
クールなアレンジに乗せて“Get you back!”と直球で連呼する歌詞に、
不器用さが滲み出ていて、何か癒やされます。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 20

カメ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

今期完全に番狂わせ

自分はラブライブとか○○○48とか興味なく全く見ない人なので
2022夏アニメでのランキングでは完全に番外だと思っていたけど
見てみたらキャラの個性が良い味出しているのと
結構ダンスシーンが動きが良くできているので
しばらく続けて観てみようという気になった

それぞれ自分の悩み、空回り、失意のどん底から
周りのフォローで立ち直って結束が強くなる
王道だけど、それがゆえに気持ち良くちょっと涙もらってしまう
4話できょうかにハートを打ち抜かれて
6話でりお様の歌声で鳥肌がとまらなくて
9話で完全にTINGS!のファンになっちまったじゃないか
どうしてくれるんだ

投稿 : 2024/04/27
♥ : 11

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

真面目オブくそ真面目アイドルアニメ:「だって、あたしはシャインポストだから!」

お茶目なジョーク、大成功です!

……というわけでとりあえずラノベとコミカライズとアニメとゲーム、メディアミックスで展開するらしい「シャインポスト」なのです。
(良くわかりませんが、ライブ公演はやらないかも?)

他の担当アイドルでの実績を買われ、アイドルグループ「TiNgS」のマネージャーとして芸能事務所ブライテストの社長に招聘された日生直輝(ひなせ なおき)が主人公とも言えますしTiNgSのメンバー、中でも青天目春(なばため はる)が主人公とも言えます。

第7話まで観た時点でこのレビューを書いています。本作はいわゆる「アイドルアニメ」の範疇ですが、ストーリーは真正面から「アイドルグループ」というものを捉えたすごく真面目な作りだと思います。

メンバーの能力差によるライブシーンでのパフォーマンスの差をきちんと見せる(メンバーの動きにズレがあったり顔に汗が見えたりする)作画であったり、ストーリー中での歌唱力の差を納得させる歌であったりと、きちんと「ストーリーをアニメーションとして表現できている」と思わせる作品だと感じています。

逆にアニメとして良く出来ているからこそ本作についてはいわゆる2.5次元的な展開は難しいような気がしていて、それで「ライブ公演はやらないかも?」と思う次第です。

新型コロナの影響などによる休止・延期回などもありますが、このクオリティを維持出来たらアイドルアニメとしてはかなり出来の良い作品となるでしょう。

ストーリーのベースは、既に成功している他のアイドルアニメよりは、どちらかというと実存するアイドルグループが売り出しを図ろうとする様に近しい物を感じます。もちろん尺として1クールしか与えられないため直輝にある能力が設定されておりそれが展開を早める要素として働きますが、個々のメンバーが直面する問題はわりと現実的な物だと思います。

また、各メンバーが問題を解決していくにあたって単にメンバー同士でワイのワイのと適当に話し合っていつのまにかどうにかなってしまうアイドルアニメはたくさんありますが、本作は解決に「大人」としてのマネージャーが積極的に関わるという点も他作品との差別化になっているように思います。

終盤どうなっていくのか、期待しています。

2022.10.20追記:
第9話の後に特番2つ、計3話の延期となりましたが無事に最終回を迎え、視聴終了しました。

上記で「ライブ公演はやらないかも?」とありましたが、中野サンプラザでのリアルライブ公演が決定したことが最終話にて告知されました。ただ個人的には、作中のライブシーンの見事さにリアルライブが敵わないと思うので、あまり中の人によるライブ公演にはそそられません。

OPでほのめかされていたTINGSとHY:RAIN、とりわけ春と蓮の関係にも綺麗に決着はついているので1クールアニメできちんとストーリーをまとめたと言えます。

手堅く地下アイドルあるいはトップアイドルという物を語ったという意味でアイドルアニメとして良作だったと思います。ただ、普通のアニメ好きよりは「アイドルも好き」という層によりウケそうな作品でしたね。

キャスティングに関して「杏夏役が残念」みたいな声を聞いた気がします。理解はできますし強く否定もしませんが、私は案外嫌ではありませんでした。

シナリオが変に迷走せず、とても面白かったです。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 28

70.7 19 オーディションでライバルなアニメランキング19位
SHOW BY ROCK!!ましゅまいれっしゅ!! (TVアニメ動画)

2020年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (83)
314人が棚に入れました
奇跡、出会えたかも!?北国の小さな村で生まれ育った、白っぽいきつね族の女の子『ほわん』。オーディションをきっかけに憧れの都会、Under North Zawa(アンダーノースザワ)へ旅立つ事に。縞々猫族のマシマヒメコ、デビルミント鬼龍族のデルミン、狼娘族のルフユ達と出会い、バンドを組む事になる。のか?きらきらがいっぱいのRockな音楽物語が、いま始まろうとしている。よーし、やるぞ♪

声優・キャラクター
遠野ひかる、夏吉ゆうこ、和多田美咲、山根綺、伊東健人、小松昌平、小野友樹、白井悠介、Lynn、芹澤優、鈴木みのり

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

シリーズ前作を観ていなくても問題なさそうな異世界のロックバンド・ストーリー

『SHOW BY ROCK!!』(1期目)、『SHOW BY ROCK!!#』(2期目)と同じく、我々の世界とは異なる異世界にある音楽都市「MIDICITY(ミディシティ)」における、ロック音楽やバンドをめぐるストーリー。

『SHOW BY ROCK!!』はサンリオが版権を持っているメディアミックスプロジェクトで、上記アニメの他にもスマートフォン・ゲームアプリとしても展開していますね。ゲームやったことないですけど。

本作中では前作に登場のバンド『クリティ・クリスタ』が既に活躍中であったり、時系列的にもつながりのあるお話のようではあるのですが、ここまでのストーリーで見る限り特に前作を観ていなくても話がわからなくなるようなことはなさそうですね。

既にバンドとして練習を始めている三人に主人公(今作ではほぁん、前作だとシアン)が出会うという形式は踏襲しています。OP/ED主題歌から考えてもほぁんが合流して4人でのバンド活動を行うことになりそうなのは明らかですが、とりあえず前半はメンバー同士が絆を深めてほぁんが合流するまでの紆余曲折を楽しむお話になりそうです。

余談: 本作シリーズにはショートアニメ『SHOW BY ROCK!!しょ~と!!』もあります。これは『SHOW BY ROCK!!』に出てきたバンドのメンバーが出演する、『徹子の部屋』のパロディーみたいな作品ですね。

2020.3.6追記:
1期目の「プラズマジカ」のポジションに「ましゅまいれっしゅ」が、「シンガンクリムゾンズ」のポジションに「DOKONJOFINGER」が、「徒然なる操り夢幻庵」のポジションに「REIJINGSIGNAL」が、という感じで基本構造が良く似ていますね。徒然はちょっと違うけど楽器編成も似てます。

1期目と違って今作はダークモンスターと戦ったりしない分、ストーリー的には王道かつ無難な感じになっています。

第8話でのREIJINGSIGNALのステージで、楽器持って出てきたのは最初だけで曲の途中からはただ歌って踊っていたのにましゅましゅ相手にドヤっていたのは、ちょっと納得がいかないです(笑)。

2020.3.30追記:
第12話(最終話)まで視聴終了。ある意味、今クールで一番「百合百合しい」作品(カップリング固定)だったかもしれないです。

作画面では安定していましたし、ストーリー的にも突飛なところはなくてそこそこ楽しめたと思います。

上で挙げたクリティ・クリスタ以外にも前作登場メンバーが現れたりで何かあるかな、と思いましたが最終話放送後に、シリーズ次回作『SHOW BY ROCK!!STARS!!』制作決定のアナウンスがありました。

次回作のキービジュアルを観る限りだと、本作で登場したバンドの他に前作の主役バンドPlasmagica(プラズマジカ)やプラマジとの絡みもあったSHINGANCRIMSONZ(シンガンクリムゾンズ)、徒然なる操り夢幻庵(つれづれなるあやつりむげんあん)、BUDVIRGINLOGIC(バッドヴァージンロジック)、Trychronika(トライクロニカ)、Criticrista(クリティクリスタ)といったバンドも出てくるようで楽しみですね。

ただ、次回作については「どのバンドが主役」とかはないのかもしれないです。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 27

UNI さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

止まらないとめどない こんなに好きなアニメ なんと呼ぼう

正直舐めてました……。だってプラズマジカじゃないっていうから……。
少しおっ?と思いつつもノーガードで第6話を観てしまったんです……。

あ^~心がほわんほわんするんじゃ~→尊死してしまいました。

生きとるわ~い……。ほわヒメは偉大。
あ~もうこれを観れただけで最高のアニメでしたわほんと。
ありがとうございますありがとうございます。
いや、私の推しはデルミンちゃんなんですけどね!
ルフユちゃんとの掛け合いが場を和ませてくれてほんと良い。
惜しむらくはメンズがシンガンクリムゾンズを超えられなかった点ですね。非常に惜しい方々でした……。
僕から言えることはこれだけ。ゆるい百合が好きな方にお勧めの一作です♪

投稿 : 2024/04/27
♥ : 3

ああああ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

リステといいSB69といい曲がすごく良い

最初は別にキャラが可愛ければいいや程度だったが、見ていくうちに毎週楽しみになるようになっていた。メンバー同士の衝突.....なんていうシリアスな描写などでもお互いが支えあって団結していく姿が、キャラの魅力により一層拍車をかけていて感情移入もしやすかった。
リステも似たような構成だったと記憶している(あくまで勝手に自分の中でだが)。SB69の方がみんな可愛く個性的で「やたらよく出るはずれキャラ」みたいな立ち位置なのはあまり居なくて良かった。
1期2期は未視聴なので過去作は知らないが(2020年中に全部みました)、音楽にとても力が入っていて、挿入歌とか結構聞き入る。やばいね。CD買おう。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 6

67.3 20 オーディションでライバルなアニメランキング20位
スタミュ(第2期)(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (62)
294人が棚に入れました
「夢を諦める方法なんて、知らない――」『憧れの高校生』を追って、音楽芸能分野の名門・綾薙学園に入学した星谷悠太。1年間に渡る入科テストに合格し、2年生から晴れてミュージカル学科生となったのだが、新学期早々彼らに“新たなる試練"が……!2年生最初のカリキュラム。それは、卒業した鳳たち≪華桜会≫がメインキャストを務める≪卒業記念公演≫のサポートをすること。伝統の演目・ミュージカル『Shadow&Lights』には≪2年生育成枠≫と呼ばれる5役が存在し、毎年2年生の中から1チーム5名だけが、演者として舞台に上がることが出来る。それはミュージカル学科生として名誉であり、尊敬する元指導者との共演を果たすということでもあった。栄光への切符をかけ、星谷たち新ミュージカル学科生25名は≪育成枠オーディション≫へ挑む! 青春ドタバタ・ミュージカルストーリー、再び幕が上がる、その瞬間。

声優・キャラクター
花江夏樹、小野賢章、ランズベリー・アーサー、細谷佳正、前野智昭、岡本信彦、内田雄馬、興津和幸、KENN、松岡禎丞、平川大輔、諏訪部順一、森久保祥太郎、鳥海浩輔、羽多野渉、子安武人、森川智之、置鮎龍太郎、保志総一朗

しおなっつとこなっつ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

うがにゃん無双

リアルタイムで見てました。

この手の男の子アイドルアニメはあまり見ないのですが、スタミュは別!一期は急に歌って踊り出すのが面白くてネタ的な感じで見てましたが、二期は感情移入しまくり。

最初作画があんまり好みじゃなかったのに、もはやそんなの気にならない、つかどーでもいい!

二期で揚羽が加わって、ストーリーも面白くなり、そして卯川無双。(個人的感情)
鳳先輩と主人公星谷悠太との関係も素晴らしかったです。
もちろん音楽も声優も一期と変わらずエクセレント!もう言うことないです!!

投稿 : 2024/04/27
♥ : 1

うるかり さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ラストが最高

1期が思いの外良かったので見てみた。
話は2期の方が良かった気がする。
慣れたとはいえ更に人数が増えて只でさえ見分けのつかない顔ぶれに戸惑うので1期は観といた方がいい。
全体的にみんな仲良しというかそれぞれなりに頑張ってたり悩んだり励ましあったりしてて爽やかでいい。
拗らせてる人があんましいないというか。なのでがっつり観るには物足りないかもだけど、オアシスとしてはすごくいい作品だと思う。
最終話ラスト素直に感動した。

リアルタイムで見れなかったのが悔やまれる。。
もうこのジャンル(女性向け美少年作品)(腐要素有りは除く)は、いい加減全部さらう事にする。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 2

ゆき さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ちゃんとミュージカルしてた2期

まず、やっぱりスタミュは良いですね!

1期と比べるとちゃんとミュージカルやってたなみんな……
ストーリー性が高いので、途中で急に歌い出してもなんとなく歌うぞ…歌うぞ…という気持ちが先に芽生えます笑

そしてなんと言っても、この声優陣。
豪華すぎませんか。
全員で歌ってる部分とかよくよく考えたらものすごい事だと思いました。
最終回後に特別編もきて、個人的にはとても嬉しかったです!

1期を見た時、作画陣のすごさに圧倒されましたが、2期も相変わらずヌルヌルしてましたね。
最高です。

ただ1つ残念だったのは、ニコ動で有料になったことですかね。
スタミュはツッコミどころ満載すぎるのでニコ動でのコメント付きで見るまでがスタミュという感じします。見てない方はぜひ1話だけでも、1期でも見て笑ってください。

落ち込んでいても無償で元気にしてくれるスタミュですが、2期は不穏な展開もありました。
それでもやっぱり最後はみんな笑顔で、ですね!

細谷佳正さんが休養ということで心配されましたが、2期も最後まで1話ごとに1野暮助が細谷さんの声で聞くことができました。感謝しかないです。

ちょっと最近落ち込んでるな、という方には是非にも1期からおすすめしたい作品です。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 3

66.3 21 オーディションでライバルなアニメランキング21位
SELECTION PROJECT(セレプロ)(TVアニメ動画)

2021年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (132)
278人が棚に入れました
ずっとずっと憧れたあの場所へ毎年夏に開催される、アイドルを目指す少女たちにとっての最大の登竜門「SELECTION PROJECT」それはアイドルを目指して努力する全ての少女にとっての憧れの舞台。そして、伝説のアイドル「天沢 灯」が生まれた場所。美山鈴音もそんな夢のステージに憧れたひとり。幼い頃から病弱だった彼女は、病室のベッドの中で何度も灯の歌を聴いた。たくさんの笑顔と勇気をくれた彼女の歌声。誰かの支えになれるような、誰かを笑顔にできるような、誰かに幸せを届けられるような……「灯ちゃんみたいなアイドルになりたい」中学校最後の夏、鈴音は夢を叶えるために、第7回「SELECTION PROJECT」への挑戦を決める。SELECTIONに挑む少女たちは、誰にも負けない強い気持ち、積み重ねた努力、人並外れた魅力を持っている子ばかり。それでも、何千人の候補者のなかから選ばれるスターはたったの数名。いま、夢を叶えるために、少女たちの熱く過酷な戦いがはじまる――。

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ハロプロのオーディション合宿を連想しますね。

第4話まで観終わった時点で、このレビューを書いています。

あにこれのあらすじにもある通り、作品タイトルになっている「SELECTION PROJECT」は作中でのアイドルオーディションの呼称でもあります。

マニアックというか、視聴者を選びそうなアニメですね。アイドルを扱うアニメはわりとたくさん作られていると思うのですが、オーディションをメインに据えた作品ってあんまりない気がします。

日本全国を9ブロックに分けての地区予選を行った後、さらにオーディション合宿を行って合格者を選抜するそうです。そして地区予選や合宿の様子はテレビ番組として放送宇されたり、今風にネットでライブ配信されたりする設定になっています。

で、ライブ配信はさておきオーディション密着ドキュメンタリー番組が放送されるという作中設定に既視感を覚えたんですが、そういえばかのモーニング娘。は結成以来、何度も追加メンバーオーディションを行ってそこでの最終審査がオーディション合宿だったというのを思い出しました。

最近の事情は良く知らないのですが、2000年前後のテレビ東京系列では、当時のオーディション合宿のドキュメンタリー番組が放送されていたと記憶しています。

そういった番組の放送当時、合宿中に課題が出されたり候補生同士が衝突したりといった様子をテレビで観ていたわけなんですが、このアニメの作りはその頃のテレビの様子と重ねるとそこそこのリアリティがあって、個人的には結構楽しくこのアニメを観ることができています。

「SELECTION PROJECT」は最終的な合格者数が決められていない設定みたいなんですが、その辺りもハロプロのオーディション合宿と重なりますね。

このアニメはそういうライブ感的な物に馴染みがある/楽しめる方向きの作品だと思います。そういう意味では結果が茶番だったとしても自分は満足できる気がするので、たぶん最終回まで視聴すると思います。

==
2022.2.21追記:
最終回を観終わってからだいぶん経ってしまいましたが、更新します。

特に最後の2話が「ええっ!」っていうツッコミどころ満載な本作でしたが、作中世界のセレプロ番組視聴者はあの番組進行は演出としか思わないんだろうなと考えると、病院のシーンなどシリアスだったはずなのにちょっと笑ってしまいますよね。

実はなんだかんだいって、OP主題歌「Glorious Days」はけっこう好きな楽曲でした。アニメーション的には最終話で披露されたダンスショットバージョンよりも、実はOPの方が好きだったりします。

特にサビ入り前の9人が横一線に並んでいてザザザザ……って感じで画面向かって左からポーズを取っていくシーンが好きですね。あそこはさすがの動画工房クオリティ(笑)。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 21
ネタバレ

白湯 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

タイトルなし

脚本の人は曇天に笑う、ラクエンロジック、仮面ライダーシリーズで有名な高橋悠也さん。

現状掴みは微妙だったけど安定した作風がわりと面白いですね。

ただキャラの掘り下げとかはまだまだ終わってないから全体的には今後に期待といった所。

{netabare} 一応後半まで見ましたが、ストーリーラインは整ってたし無難には良かったのではないでしょうか。特に9人で全員合格する!って決意した場面やキャラの絆の深まりあいは見ていて良かったとは思います。ただ、心臓移植云々はアイプラのネタ被りなのでそこはやめて欲しかったなと思います。 {/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 0

shitasama さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

えー面白いと思うのだけど…

なんか酷評多いな〜
これはこれで面白いと思うのだけど
アイマスとかラブライブとかと同系なのかな?

同じ様だから駄目というわけでもない
ドリフだって同じ様なコントやっても面白いじゃん

作画も良くて声優さんも良いし
さて続き見るかな〜

てなことで一気に見てしまいました
所々展開が読めちゃうところもまぁ良いんじゃないかな

最後ちょっとラブライブぽかった様な
それでも最後まで作画崩れもなく良かった!
ありきたりを高クオリティで凄く良かった!

投稿 : 2024/04/27
♥ : 1

63.6 22 オーディションでライバルなアニメランキング22位
アイカツスターズ!(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (50)
217人が棚に入れました
『アイカツスターズ!』では、新たな主人公・虹野ゆめをはじめとするフレッシュなアイドルが、四ツ星学園へ入学するところから物語がスタート。アイカツ界で大活躍する4人のトップスター・S4を目標に、新たなアイドル活動に励んでいく。

声優・キャラクター
富田美憂、朝井彩加、山口愛、村上奈津実、津田美波、諸星すみれ、田所あずさ、大橋彩香

65.2 23 オーディションでライバルなアニメランキング23位
Extreme Hearts(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (90)
212人が棚に入れました
現在より少し、未来の話。 サポートアイテム・エクストリームギアを駆使して遊ぶ「ハイパースポーツ」は子供から大人まで様々な層に人気のホビー競技。 そんなハイパースポーツとはなんの縁もなかった高校生歌手、葉山陽和に訪れた ある事件と出会いをきっかけに、物語は動き出す。 「これは私たちが、最高の仲間と出会っていく物語」

スィースィーレモン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

世間から評価されていないのが、理解できない!

非常に丁寧に作られたアニメです!
僕はアイドル×〇〇〇をバカにすることが多いのですが、この作品は違います。
キャラがなぜ、この大会に出ることになったかを丁寧に作られているからです。
登場人物のほとんどが挫折し、それでも夢が諦めきれなかったり、その夢を支えたいと思ったりして、このextreme heartsという大会にでています。その大会の中で、様々な人間と出会い、主人公たちが成長していくという話です。
正直、感情移入しすぎて、地下アイドルにハマっているダメなおっさんみたくなっています。
よくあるアイドルものに最終回で『みんな、大好き‼︎』というセリフがありますよね。その時、僕は捻くれているんで『はぁ⁈』という感じになりますが、このextreme heartsの最終回では今までの苦労が全て報われて、感謝したい気持ちが伝わり、涙しました。

まだ、尺が足りず、まだ深掘りできていないキャラがたくさんいます。
正直、二期が見たいです。小説でもいいですが、演出が最高なので映像でみたい!

投稿 : 2024/04/27
♥ : 4

ほか さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

何故なのかは判らない。

真面目に観なければ、ストレスフリー。アコースティックで、聴かせる楽曲が出て来るのを期待している。ガジェットを装着し、その衝撃に華奢な女子の身体が何故耐えられるのか?
などというのは、無粋である。そういうアニメである。
何故サポートアンドロイドの方が、一般女子高生よりも能力が低く設定されているのか?
という疑問も不要である。
只々頭を空っぽにしてみると、アイドルアニメに辟易していた私には丁度良い。余計なエロ描写もない。
七話の空手家の女の子とのPK戦は、昭和の『侍ジャイアンツ』ばりに受けること間違いなし。
何故かは分からんが、私は好きだ。未だにキャラの名前は覚えられないが。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 1
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

頂を目指して

【紹介】
音楽会社主催の身体能力強化機能付のアイテムをつけていろいろなスポーツをして勝ち上がるとライブができるアイドルアニメ

また、本編とは別にExtreme Hearts S×S×Sという薄桜鬼の原作ゲームみたいな感じの紙芝居付きのボイスドラマが別にあって、そこで各キャラクターの深堀がされています
見なくても楽しめるけど、見るとキャラに愛着が出てくるのでより楽しめます
ただ、S×S×Sは紙芝居とか乙女ゲームを見てるような感じなので、好き嫌いありそう


【感想】
面白かったです!
何故かスポーツの試合で勝つとライブができるっていう謎設定
ウマ娘の二番煎じ感あるけど、変わったアイドルアニメって感じでキャラクターもかわいくて面白かった
メインキャラ少なめだし合流にも時間かかるので、キャラの掘り下げもしっかり時間使われてて良いですね

【シナリオ・設定】{netabare}
動機も士気もバラバラでよくわからない寄せ集めチームの主人公達にガチでやってそうな相手チームがどんどん負けていくなどご都合主義だし
なんで歌手やアイドル目指してる子たちが一歩間違うと顔が変形して二度とテレビに出られなくなりそうな危険スポーツで争ってるのかよくわからない
芸能関係者しか出れないのに県大会にたくさんチーム参加してて競技人口多すぎじゃない?って思うし
腕力とか脚力などパワーだけ超強化されてるから、強化されてない部分が壊れそうとか、これ当たったら死ぬんじゃ・・・とかツッコミどころ満載
勝ったらライブができるっていうのはウマ娘と一緒

各種スポーツは薄味で適当だけどそれなりにスポーツやってるのは良いかも、純粋なサッカーアニメのシュートはもっと動きが酷いです
設定はメチャクチャで作画は止まった絵が多いけど、純粋なスポーツアニメじゃないから気にならなかった
それより気になったのはバンシーの「どんな手を使ってでも勝つ」かな、スポーツ選手ならそれでもいいかもですが、本業は人気が大事な芸能活動でしょ?{/netabare}

細かいこと気にしなければいいアイドルアニメだと思います

投稿 : 2024/04/27
♥ : 15

63.3 24 オーディションでライバルなアニメランキング24位
アイカツフレンズ!(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (27)
126人が棚に入れました
『アイカツフレンズ!』は、アイドル活動“アイカツ!”にはげむアイドルたちの努力と友情の成長物語。

スターハーモニー学園の普通科に通う「友希(ゆうき)あいね」は、友達を作るのが大得意な女の子。学園のトップアイドル「湊(みなと)みお」と友達になって、一緒に“アイカツ!”のステージに出ることに!?

声優・キャラクター
松永あかね、木戸衣吹、二ノ宮ゆい、美山加恋、田所あずさ、大橋彩香、諸星すみれ

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

主人公2人のキャラがとても良かった、シリーズ第3作目

女児向けアイドルアニメのシリーズ第3作。その1年目シーズンで全50話。
作品の基本的な作りは前作までのスタイルを踏襲していますが、今作では「フレンズ」と呼ばれる2人組のユニットでの活動が物語の中心となっています。
ストーリーは、スターハーモニー学園の中学2年生・友希あいねが、同じ学園に通う人気アイドル・湊みおと出会ったことをきっかけに、アイドルの道に進むことになる、みたいな流れです。
まず良かった点は、主人公2人のキャラクター。人と仲良くなることが得意で、「目指せ友達100万人!」が口癖のあいねと、アイドルとしては先輩だけど、友達作りが苦手なみおは、どちらも単体のキャラとして好感が持てるだけでなく、コンビとしてのバランスが良いです。ほんのり百合風味の感じられる関係性も最高でした。2人がフレンズを結成するまでの過程を描く作品序盤は、シリーズ第1作にも引けを取らないほど面白かったです。
ただ、その後、主人公たちの活動が軌道に乗り、トップアイドルを目指してライバルたちと競い合う展開が繰り返し描かれるようになると、内容がやや単調になってしまった印象。主人公たちが目標とするトップアイドル「ラブミーティア」や、ライバル的なポジションの「リフレクトムーン」を描くエピソードについても、いまひとつ盛り上がりに欠けるように感じたりして、中盤以降はちょっと失速してしまったかな、という感想でした。憧れの最強アイドル超えを目指すという本筋自体がすでに定型なので、そのあたりから少し工夫があっても良かったかもしれません。
ステージシーンについては、今作から専門の歌唱担当を置かず、声優がそのまま歌うように変更されましが、特に違和感はなかったです。ただ、映像や楽曲の質的には「まあ普通に悪くないかな」くらいの感想で、特別なインパクトはありませんでした。この部分については、前作も含めて、第1作の3~4年目の頃のクオリティを超えられないでいるように思います。
声は、あいね役を新人の松永あかねが演じていましたが、初々しさや若々しさが感じられて普通に良かったです。アイカツでは、過去のシリーズでもメインキャストに新人を起用して、後に人気声優になっている例が多くあるので、今後ちょっと注目かもしれません。
最後まで観終わって振り返ると、スタートの印象が非常に良かっただけに、後半の内容にやや不満はありましたが、全体的に前作より楽しめました。引き続き2年目シーズンの「アイカツフレンズ!〜かがやきのジュエル〜」が放送されているので、そちらも面白くなることを期待しています。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 0
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