おすすめピアノ人気アニメランキング 11

あにこれの全ユーザーが人気アニメのピアノ成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2019年08月25日の時点で一番のピアノアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

69.5 1 のだめカンタービレ フィナーレ-finale(TVアニメ動画)

2010年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (384)
2177人が棚に入れました
千秋はマルレ・オケでの活動を軌道に乗せはじめていた。
一方、のだめは、オクレール先生から出される課題に追われる日々を送っている。コンクールに出たいという希望も先生に一蹴されてしまうのだめ。レッスンを終え、疲れ果てて帰宅したのだめを、さらなる不幸が襲う。なんと、千秋がしばらくの間、騒々しいアパルトマンを出て行ってしまったのだ…。
先を急ぐ千秋と千秋に追いつけないのだめ。のだめの焦りは募るばかりだった…。

声優・キャラクター
川澄綾子、関智一、松風雅也、大原さやか、伊藤静、浅沼晋太郎、日野聡、森川智之、清川元夢

sobako777

★★★★★ 4.9

ますますパワーアップして、やはり傑作だったと再確認できる!

益々面白さを増したフィナーレ篇! そして1期、2期に引き続き、アニメCGとは思えないほど繊細で自然な演奏シーンでの指先の動き(特にのだめのピアノ)! 結末が余りにもキレイにあっさりとまとめられすぎな感はあるが、それでも、充分、納得できる出来栄えだ! エリーゼ役の声優の演技がちょっと耳障りだが、それ以外は期を重ねる毎に更にパワーアップし、コミカルな部分もシリアスなシーンも、アニメならではの魅力を存分に発揮していて、見直す度に、やはり傑作だったと再確認させられる。実はテーマも深いし、凄い作品だなー!

投稿 : 2019/08/24
♥ : 7

ato00

★★★★★ 4.5

フィナーレ、感無量です。

それぞれの人間模様が交錯し、若干鬱な展開です。
様々な人とふれあう中で、のだめはより成長します。
ラストは平凡、それでもいいフィナーレです。

やはり音響の映像表現は絶妙です。
音の魅せ方が素晴らしい。
音楽を含め、このアニメの演出効果は芸術的と言っていいでしょう。

ここからは余談です。
このアニメは、私が嫁さんと観た唯一のTVアニメです。
これは、嫁さんが認知度の高い大ヒットドラマの方を観ていたからです。
彼女曰く「ドラマと似たストーリーなので面白い」とのこと。
普段は、韓国ドラマかサスペンスドラマか「相棒」しか見ない嫁さん。
最近は、けいおんやニャル子さんをやっと認識するようになりました。
しかし、アニメの良さを理解するには、なお程遠いですね。
(例外:イカ娘だけは何故か好きみたい)

投稿 : 2019/08/24
♥ : 37

しょうすけ

★★★★★ 4.6

何回見ても良いですd(^-^)ネ!

もう何回目なのか数えてもいないがwまた1期から一気見しちゃったけど何回見ても良い!!
ストーリー的には1期のが展開は良かったかもだけど完結編で綺麗に終わってるので思わず物語は5.0にしちゃいましたw
音楽も1期のが良かったかもだけど…まぁ1期はオイラ的には10.0くらいなのでwこれでも十分5.0でw

また忘れた頃に見直して涙でも流そうw

取り敢えず…
演奏出来る人は楽器を弾きに走り…
弾けない人はクラッシックCDを買いに走りたくなるアニメかとw

まぁ今更ですが…w

投稿 : 2019/08/24
♥ : 7

65.2 2 ピアノの森(アニメ映画)

2007年7月21日
★★★★☆ 3.8 (180)
1129人が棚に入れました
町外れの「ピアノの森」で育った少年カイの物語。はじめは楽譜すら読めないカイが周囲を取り巻く人々によりピアニストとしての才能を開花させていく過程を描いている。
主な登場人物 [編集]

声優・キャラクター
上戸彩、神木隆之介、池脇千鶴、福田麻由子、宮迫博之、田中敦子、松本梨香、田中真弓、天野ひろゆき、ウド鈴木、黒沢かずこ、高田純次

しょうすけ

★★★★☆ 4.0

DVD買いたくなる一作ですd(゜ー゜*)ネッ!

森に捨ててあるピアノをオモチャみたいにして育った天才小学生と幼少からピアノの英才教育を受けて育ったエリート小学生の物語…
まぁのだめみたいな感じかな。。。(あ 禁句を…orz
でもいっぱい感動出来て感涙シーン満載でした_(^^;)ゞ

音楽が良いとやたら感動してしまいます^^;

漫画じゃこの後も続くので是非、漫画も読んでみたいです♪
でもやっぱり音楽ないと寂しいので出来れば劇場版2期を…
プリーズ!

投稿 : 2019/08/24
♥ : 5

.

★★★★★ 4.2

ピアノに選ばれた少年の物語

全編に美しいピアノの音色が響き渡る、とても素敵な作品です。音楽好きの方ならピアノの音色に心奪われ、そしてそうで無い方もこの音色にはきっと癒される事と思います。


原作は漫画です。本作では主人公である海(カイ)君の小学生時代のエピソードを書いたものになります。この作品をご覧になり、もし気に入っていただけたのでしたら、是非とも原作の漫画も読んでいただく事をお勧めいたします。とても面白い作品ですので^^


自由奔放でやんちゃな性格である主人公の”一ノ瀬 海”君。彼は幼い頃より、近くの森にうち捨てられたピアノに触れて育ちます。毎日ピアノに触り、時にはピアノの上で寝泊まりし、彼の生活にピアノは溶け込んで行きます。そして彼は誰に習うわけでなく、いつしか我流でピアノを弾きこなす。天才・・・。彼は天才。そしてピアノに選ばれた人間。

そんな彼に友達が出来ます。東京から転校してきた”雨宮 修平”君。彼はピアニストの家系に育ち、そして自身もピアニストになる事を目指し、日々厳しい練習に明け暮れる毎日。”雨宮 修平”君は森にうち捨てられたピアノを弾く”一ノ瀬 海”君の演奏を聴き、衝撃を受けます。なるべくしてピアニストを目指す自分に持っていない物を持つ”一ノ瀬 海”君の演奏。聴く物を引きつけ、感動させる演奏・・・。2人はこの日から生涯のライバルとなる事を運命づけられます。


本作品では”一ノ瀬 海”君と”雨宮 修平”君がピアノコンクールで競う場面までが描かれます。ピアニストの家系に生まれ、サラブレッドとして育った”雨宮 修平”君。彼はその環境に満足する事無く、日々厳しい練習でピアニストになると言う夢を掴もうとするいわば”秀才”。
そして全てが我流であるが、ピアノに選ばれた天性の才能を持つ”天才”である”一ノ瀬 海”君。コンクールでは、お互いが全力を出し合い、そしてお互いを認め合いながら静かな戦いがきって落とされます。

本作品の最高の見せ場がこのコンクールのシーン。
自分の本当の演奏を見つけられず、コンクール本番中までも悩み続ける”一ノ瀬 海”君。彼は果たして本当の自分の演奏を見つけ出し、そしてそれを演奏する事が出来るのか?答えは彼のピアノの音色が教えてくれます。


主人公の”一ノ瀬 海”君役には上戸彩さん。ライバルの”雨宮 修平”君役には神木隆之介さん。その他にも池脇千鶴さん、福田麻由子さん等々有名人が声優として出演しています。製作はマッドハウスさんが担当。相当力の入った作品です。これで良い作品が作れない訳がない?

肝心のピアノ演奏及びミュージックアドバイザーには世界の巨匠である”ウラディーミル・アシュケナージ”さんが参加。ピアニストとしてはショパンの演奏で有名な彼ですが、彼の演奏はとにかくテクニックが凄い!音色が凄い!そしてその音色は怖いまでに美しい。彼が演奏するメインテーマである”Forest of the Piano”はクラッシックファンの方にはとにかくお勧め。彼の演奏は天才”一ノ瀬 海”を表現するのにぴったりと言えます。

エンディングテーマは女優であり、そしてピアニストでもある松下奈緒さんが歌う”Moonshine ~月あかり~”。なんとも美しく、切なく優しい、本作にピッタリとマッチした神曲です。

画像も綺麗ですね。特に森の中で佇むピアノの描写が素晴らしい。パッケージ絵となっている、森の中で木々の間からの日差しに照らされるピアノ。とても幻想的で癒されます。


素敵なピアノの音色に包まれ、そして観る物を引きつけるストーリーを持つ本作。疲れた心を癒す清涼剤になってくれる事と思います。

投稿 : 2019/08/24
♥ : 21

takumi@

★★★★★ 4.1

森に響くピアノの調べ

はじめは楽譜すら読めなかった少年だったが、彼にはある才能があった・・・
原作ではピアニストとして才能を開花させていく姿を描いているが
この劇場版では小学生編の一部が描かれている。

とにかく、森の中でピアノを演奏するシーンが美しい。
作品サムネからの印象だとファンタジーを思い浮かべそうだが
中身はいたって真面目でとても現実的な内容。
ピアノを習っているお子さんたちにも、ぜひ観ていただきたいと思った。

ピアノに選ばれた才能を持つ天才少年・一ノ瀬海(いちのせ かい)と、
ピアニストの家系に育って厳しいレッスンを重ねる少年・雨宮 修平
(あまみや しゅうへい)のピアノに向ける情熱の温度差や友情。
ピアノを教える先生たちや彼らの母親たちのそれぞれの想い。

また、今の自分が一番感情移入できるのはカイの才能を見出したかつてのピアニスト
阿字野 壮介(あじの そうすけ)の心の変化。

またカイと母親・一ノ瀬怜子(いちのせ れいこ)の、
深い信頼で結ばれた親子関係も穏やかで、すごくいい。
厳しい教育の元で芸術家になる人ももちろん多いけれど
こういうのびのびした育て方で開花していくのも才能あればこそ。
そして大事なのは、その才能にいち早く気づき芽を摘まずに伸ばすこと。

音楽とは、芸術とはって、観ながらいろいろ考えてみたが
結果的に誰かを深く感動させることができていたら、
それはもう成功していると言っていいんじゃないか?と。

この作品、観る人によっては退屈かもしれないが
自分にとっては、初心を思い起こさせてくれるからというのもあり
観終えてしばらくするとまた観たくなるので、もう何度観たかわからない。
大きな感動をするというのとは違い、話の流れもそれほど
起伏はないものの、ご都合主義になっておらず現実的な部分が
しっかり描かれているのでホッとできる。

できれば、カイの成長期~ピアニストになるまでを描いた作品も
観てみたいものだが・・・なかなか映像化されないようでとても残念だ。

投稿 : 2019/08/24
♥ : 34

69.0 3 ピアノの森(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (211)
849人が棚に入れました
 森に捨てられたピアノをおもちゃ代わりにして育った主人公の一ノ瀬海が かつて天才ピアニストと呼ばれた阿宇野壮介や 偉大なピアニストを父に持つ雨宮修平などとの出会いの中でピアノの才能を開花させていき やがてショパン・コンクールに挑戦するまでを描く、感動のストーリー。

声優・キャラクター
斉藤壮馬、諏訪部順一、花江夏樹、白石涼子、大地葉

takeboo

★★★★★ 4.8

最高のピアノアニメ

第一期視聴完了。
意外な低評価の多さに驚いている。
確かに、CGは不自然なところもあるけど、指の動きが楽譜に忠実で頑張っている感があるので、これはこれでいい。原作を端折ったところが多々見受けられるが時間の制約上仕方のないところか。三期までやるのがちょうどいいくらいだったと思う。半年も空いてしまうのは長すぎるかな。せめて三ヶ月にしてほしい。
ピアノをこよなく愛する私にしたら、今回の12話は感動的すぎて、三回連続して観て涙した。上手すぎる。海役のピアニストは一体誰が担当しているか気になって夜しか眠れない。(笑)色々想像しているが、最後は明かしてくれるんだろうか?海の演奏のサントラ買おうかなぁ。

一期は今後の期待値も込めて98点。
二期が残念だったので一期は95点にします。

投稿 : 2019/08/24
♥ : 8
ネタバレ

ezo

★★★★★ 4.1

作画と尺に泣かされた名作

1話目感想
{netabare}
1話で主人公が大舞台に立ってから小学生時代の回想へ。

これは主人公がピアニストになるまでの物語なのかどうなのか。

今期は続編、リメイク、スピンオフ、ショートアニメが強くて新規タイトルの30分アニメが軒並み今一つな印象だったけどこれは良さそう。

欠点を挙げるとすれば演奏シーンのCGの違和感かな。

そこのクオリティがもっと高ければ完璧な1話になっていたと思う。

{/netabare}

2話目感想
{netabare}
子犬のワルツを弾くために練習曲をひたすら弾く海。

ピアノを教えてもらった取引としてコンクールへ出ることへ。

演奏シーンの引きのCGがまだ違和感があるけど内容は文句なしに面白い。

やはりこの作品が今期のトップ候補になるのか。
{/netabare}

3話目感想
{netabare}
コンクール開始。誉子は今作のヒロイン的なキャラなのかな。

雨宮の演奏は完璧だったけど海はあの演奏を超えることが出来るのか。

続きが気になる引きで次回が早く観たい。
{/netabare}

4話目感想
{netabare}
海のピアノは確かに凄いけど型にはまった演奏が評価されるコンクールでは評価が難しい。

4話目にして少し泣いた。
{/netabare}

5話目感想
{netabare}
海は予選落ちだったけど誉子や修平を含め、多くの人に影響を与えた。

それでも修平はコンクールに勝つ為のピアノを弾ききった辺り彼もまた凄い。

天才と秀才、人の心を動かすのは天才だけどコンクールに求められているのは秀才なのだろう。
{/netabare}

6話目~8話目
{netabare}
小学校編から高校生編へ。

高校生編になってからはやや面白さが落ちるもののそれでも安定して楽しめている感じ。

{/netabare}

9話目感想
{netabare}
舞台はワルシャワへ。

作画は厳しいし展開は早すぎるし色々気になる点はあるけどそれでも面白いのはそれだけ原作が秀逸ということなんだろう。

光生は予選敗退だけど良い奴だった。
{/netabare}

10話目感想
{netabare}
有力候補が続々登場。

雨宮の演奏も楽しみだけどカイの演奏も早く聴きたい。

作画とかは相変わらず良くないけど話はとても面白い。
{/netabare}

11話目感想
{netabare}
雨宮は流石だが精神的にかなりキツそう。

周りからの期待が大きいレフもプレッシャーが凄そう。

皆が色々なものを抱え望むショパンコンクール、次回はいよいよカイの出番。来週が楽しみ。
{/netabare}

12話目感想
{netabare}
観るというよりはカイの演奏を聴く回という感じだった。

1クール目の締めとしてはキリの良い回だったと思う。

続きは2019年の1月から。これからも楽しみ。
{/netabare}

総評
{netabare}
個人的には小学校編はここ数年のアニメでも最高クラスに楽しめていました。

高校生~ショパンコンクール編も面白さはやや落ちたものの春アニメの中では一番シナリオは面白かった。

もったいないのは2クールで終わらせなければいけないが為のカットの多さ。

そしてなんといっても手書き部分の動かない作画(特に高校生編以降)とCGの違和感。

この作品に限らずCGモデルを各所に使用するアニメ作品は多いが、この作品は常時の作画のクオリティ、CGの出来共に完成度か他の作品と比べ低く、慣れるまでに大分時間がかかりました。

内容だけ見れば名作なのは間違いないだけに非常にもったいないアニメ化に感じました。

とは言っても2018年春アニメでは一番続き楽しみにしていた作品だったので2019年1月から始まるシーズン2も楽しみに待っています。

それまでには少しでもクオリティが上がることに期待。
{/netabare}

投稿 : 2019/08/24
♥ : 10

ato00

★★★★★ 4.2

ピアノ一色

森に佇む古びたピアノ。
そのピアノに魅入られた少年の旅が今始まる。

約10年前に公開された劇場版ピアノの森。
この時は幼少期しか描かれませんでした。
今回のテレビ版は声優陣を一新したリメイク&続編。
1期はショパンコンクールのとっかかりまでです。

オープニングからしてショパンチック。
主人公海(かい)の心情を表現しているよう。
流れるような旋律が激しい潮流を想起させます。

海は自由奔放で天才的な弾き手。
一方の副主人公修平は精密な努力型の弾き手。
彼らの対比により物語は進行します。

修平の苦悩は、どうしても海を超えられないこと。
だけど、越えようと思う時点ですでに己に負けている。
独自の境地に達するにはまだまだです。

世界各国の若手ピアニストが集うショパンコンクール。
丁々発止の2期が大いに楽みなところです。

ところで演奏は新進気鋭のピアニストとのこと。
演奏風景等なかなか演出に凝ってますね、NHKさん。

投稿 : 2019/08/24
♥ : 19

67.0 4 ピアノの森(第2シリーズ)(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (100)
324人が棚に入れました
森に捨てられたピアノをおもちゃ代わりにして育った主人公の一ノ瀬海(カイ)が、かつて天才ピアニストと呼ばれた阿字野壮介や、偉大なピアニストの父を持つ雨宮修平などとの出会いの中でピアノの才能を開花させていき、やがてショパン・コンクールで世界に挑む。
2018年春の第1シリーズに続く分割2クール目。

声優・キャラクター
斉藤壮馬、諏訪部順一、花江夏樹、中村悠一、KENN、悠木碧、伊瀬茉莉也、小西克幸、豊永利行、遊佐浩二、三宅麻理恵、坂本真綾、田中秀幸、島田敏

ストックトン

★★★★★ 4.7

タイトルなし

1期目でハマってたので当然の2期目の視聴。
すでに1期目の後半、主人公達が大きく成長してか
らだけど感情や心情がより深く描かれてた感じで、
観ててもさらに引き込まれていってた印象。
審査員たちの保守的過ぎて公平性が保たれないところも
より色濃く表されていたり、それを覆していくのも含めて
かなり面白かった。
オーケストラの音色も当然ながら凄くて、ストーリーよりも
存在感が抜け出てしまってた所があるくらいに思えた。
でも1期目で使ってたCGはもう使わないんだな。
それと主人公の名前にあんなヒミツが隠されていたとは、
ちょっと笑ってしまった。

投稿 : 2019/08/24
♥ : 2

takeboo

★★★★★ 4.3

一期にくらべると残念

一期ではピアノ演奏シーンは賛否は分かれるにせよCGを使って指の動きを忠実に再現していた。動きに違和感があるにせよ頑張って作っている努力が感じられた。ところが二期となるとCGは皆無で、演奏シーンはほぼ静止画となってしまった。のだめカンタービレなんかはCGを使わず演奏シーンもよく動いていてNHKよりレベルはずっと上だった。
最終回も駆け足でショパンコンクールの結果発表ももっとじっくりとやってほしかった。審査の揉めるところもカット。原作の方がはるかに良かった。一期が良かっただけにとても残念である。ぜひ、原作を読んでみることをお勧めする。アニメには描かれていないエピソードも沢山あるし楽しめる。これは50話くらいで放送すべきだったね。
それでもピアノ好きの自分なので85点。

投稿 : 2019/08/24
♥ : 5

37111

★★★★★ 4.8

泣いた。世界一泣いた。

1話視聴後感想と今後の期待度
一言コメント:安定の2期。ピアノ演奏シーンがクオリティの低いCGがなくなったのは評価アップ。
期待度:★★★★★

いやー、結果ある程度分かっていたとしても泣けるね。一人焼肉しながら見てたけど謎の焼肉食べながら泣き。いいもんです。こういった王道。
それと何となくですが、日本人としてのナショナリズムを掻き立てられるのもちょっとあるのかもね。便所姫がすごくかわいくなってた。
コンテストの後日談もちょっと意外で余計かなと思ったけどあれはあれですごく良かった。

投稿 : 2019/08/24
♥ : 15

66.3 5 愛の若草物語(TVアニメ動画)

1987年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (39)
183人が棚に入れました
「世界名作劇場」第18作。19世紀中期の南北戦争時代のアメリカを舞台とした、オルコットの小説『若草物語』が原作。ペンシルバニア州に住むマーチ家には、長女メグをはじめとした仲良しの4姉妹が住んでいた。そんな中、一家のもとに北軍に従軍中の父が一年ぶりに帰宅するとの報せが入る。父が帰って大喜びの姉妹だったが、南軍の影は自分たちの町にも接近。やがて一家は叔母のいるマサチューセッツ州へ疎開することに…。

声優・キャラクター
山田栄子、潘恵子、荘真由美、佐久間レイ、中西妙子

56.2 6 piano ピアノ(TVアニメ動画)

2002年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (22)
108人が棚に入れました
野村美雨(のむらみう)は中学2年生の女の子。小さい頃からピアノを習っているが、自分にいまいち自信が持てない。彼女の親友松原優希は陸上部に所属し、性格は美雨とは反対にはっきりしている。でも二人は一緒に笑ったり泣いたりとても仲がよい。

このアニメは、家族、親友、恋人といったごくありふれた風景のなかで、美雨が悩みながらも成長していく様子を描いた作品である。

84.9 7 坂道のアポロン(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (2031)
9153人が棚に入れました
1966年初夏、船乗りの父親の仕事の都合で、横須賀から長崎県の田舎町へ転校してきた一人のナイーブな少年・薫。
転校初日、バンカラな男・千太郎との出会いのおかげで、薫の高校生活は思わぬ方向へ変化していく。
更に、薫は千太郎の幼なじみ・律子に、律子は千太郎に、千太郎は上級生の百合香にと、それぞれの恋の行方も複雑になっていく。

声優・キャラクター
木村良平、細谷佳正、南里侑香、遠藤綾、諏訪部順一、北島善紀、岡本信彦、村瀬歩、佐藤亜美菜、鈴村健一、櫻井孝宏

listp

★★★★★ 4.5

こりゃあスゲーよ・・・すごかったよ・・・

<総論>前半は素晴らしく、後半は失速。絵に書いたような失速。ジャズシーンは良かったけど、恋愛とか友情面が残念なことになってたよ。登場人物はやたら多いのに、全部中途半端。





追記4 (6/25) :11話まで視聴。少女漫画的な展開が止まらない。オールタイムベスト候補だったアニメだけど、もうダメポ。展開が早いのは結構だけど、早すぎて散らかり放題。最終回の一発逆転満塁ホームランを期待。


追記3 (6/8) : 9話目まで観終わったが、ここにきて少女漫画的な展開が鼻につくようになってきて残念。女の人が考えるイケメン男子ってなんでこんなんなんだ?

追記2(5/25):7話まで視聴。ぎゃっはははは、見事に持ち直したぞ!6話目は忘れてやる、なかったことにしてやる、きっとあれは僕の見た夢だったんだな。ボンが「生まれ変わったみたいだ」と言っていたが、このアニメ自体も生まれ変わったみたいだぞ!



追記1:6話目まで視聴したが、あのオカマでうざったい新キャラはなんだよ??ヽ(`Д´)ノプンプン
あいつだけ“theアニメ”なノリで(八重歯削れよアホォ)浮きまくりで半端ねえええ。リアル感が良かったこのアニメの積み重ねをたった一話で吹き飛ばすとは、なんて罪深い奴だ。
こいつのせいで、なんか演出も安っぽいものに変化してしまうという副作用が。なんすか、あの「瀬戸の花嫁」の「マサさん♥」的なノリは!?わしゃビックリしたぞい。
あのキャラのせいでオールタイムベストがかなり遠のいたことですよー、もーわしゃ怒ったぞ、ぷんぷん。



こんなに完成度の高いアニメは観たことがない。無駄が無いし、演出も完璧。主人公も行動的で、焦らしがなく、見ていて気持ちがいい。登場人物がみんな大人な振る舞いをするのも良い。それぞれに感情移入できるし、それゆえに一つ一つの場面が濃厚で、いろいろ考えさせられる。
ジャズを扱ったアニメだけに、音楽も最高で、時折流れるジャズはとってもオシャレで雰囲気をよく作っているし、OPとEDともに良い出来。OPのトランペットの部分は、アドレナリンが一気に吹き出るくらいの破壊力、素晴らしい。
あとジャズパフォーマンスの時の歌もかっけーよ。外国人にengrishと馬鹿にされる日本人だけれども、これなら文句なかろう。
ここまでパーフェクトに近いアニメ。果たして、最後までこのクオリティーを維持できるのか心配だが、本当にオールタイムベストになる可能性があるぞ。
しかし、これがなかなか人気でないってのはどうしたもんかねぇ。「氷菓」見るぐらいならこれを見よう(「氷菓」も大化けするかもしれないけどね)。

投稿 : 2019/08/24
♥ : 16
ネタバレ

せもぽぬめ(^^*

★★★★★ 4.7

大好きな要素がたっぷり詰まった秀作です☆d(o⌒∇⌒o)b☆

■『坂道のアポロン』ってこんなアニメですρ( ̄∇ ̄o)
2007年から『月刊flowers』で連載されていた小玉ユキさん原作の漫画をアニメ化した作品です。
本作の主人公「西見薫」はとっても繊細で人付き合いが苦手な高校一年生!
父の仕事の影響で佐世保市の高校に転入してきたのだけれど…ひょんな事から、札付きの不良と恐れられている川渕 千太郎とその幼なじみの迎 律子との運命的な出会いを果たすことになるのです(*  ̄)人( ̄ *)
ジャズを通じて深まる友情、複雑に絡み合う恋愛模様、忘れられない思い出の青春の1ページを丁寧に描いた作品となってます♪


■総評
『坂道のアポロン』を視聴する前に「コクリコ坂から」を観ていたので、どうしても比較したくなっちゃいました…タイトルに「坂」が付く作品ですしね…(^=^;
ちょうど、どちらの作品も戦後の学生運動が盛んな時代が背景となっていて、そういった視点から言うと「コクリコ坂から」はその時代の強くたくましい生き方がキャラ設定やシナリオに色濃く反映された作品だったと思います。
一方で『坂道のアポロン』の場合、あくまでジャズ視点の時代背景となっているので、キャラ設定やシナリオに政治的背景は感じないので、誰でも抵抗なく観れる作品だと思います。
そうそう、実はモダンジャズの黄金期が学生運動の時代に重なるんですよね♪
作中で頻繁に使われてたアート・ブレイキーの「Moanin'」という曲は、ジャズが好きな人ならば誰もが知ってるレーベル「ブルーノート」の4000番台の中の一曲で、日本でジャズブームの火つけ役ともなった名曲中の名曲なんです♪
ちなみにわたしの好きなバド・パウエルの「クレオパトラの夢」もブルーノート4000番台なんですよ♪…どーでもいいですね(^o^;
そんなジャズをテーマにした作品だけあって、佐世保のアメリカナイズされた街並みがジャズとの調和を感じたりもしました。
演奏シーンで特筆しておきたいのは、薫や千太郎がセッションするシーンが数多く描かれている中、インタープレイ(お互いの音を聴いて反応しながらする演奏)を通じてシーンごとの感情や気持ちを見事に描写して見せてくれているところです(o^-')b グッ!
即興演奏の魅力といえば、最低限の規則性の中で奏者の技量やセンスで表現の仕方が千差万別なところだと思ってます。
互いに奏でる旋律がまるで会話をしているかの様に感じられて感情が乗った時、グルーブ感が生まれて「スウィングしてる♪」ってなるんですよね♪
そんなシーンを通してジャズを普段聴いていない視聴者にも「なんかジャズもいいよね」って思ってもらえたらいいかなって思います☆彡

これまでジャズ視点で綴ってきましたが、ジャズはあくまでサブテーマなので、この作品の魅力はジャズを通じて描かれている、運命的な出会いであったり、心の交流から深めあう友情の絆であったり、ちょっと不器用な恋愛模様だと思ってます。
ストーリーの展開は多少駆け足に思える場面はありますが、キャラクタの心情をわかり易く描写しているので混乱することなくテンポよくストーリーが展開されていますね♪
1クールという枠の中に上手にまとめ上げた印象で、随所に感動する場面が散りばめられているのであっという間に完走できて、充実感を味わえた作品でした(〃´o`)=3 フゥ
個人的に難点をあげるとするならば、千太郎が最後にとった行動だけですね(ノ_-;)ハア…
{netabare}妹の幸子の事を考えると、あまりにも身勝手な行動に思えてならなかったのです。
また薫との再会のときも「いつか、こがん日が来るかもしれん」とか言ってたし…{/netabare}
ちょっとだけ千太郎にはがっかりさせられちゃいました(;_;)
でも色んな要素がバランスよくまとめられた秀作なので、お薦めしたい作品の中のひとつです♪


■MUSIC♫
OP曲『坂道のメロディ』
 【作詞・歌】YUKI【作曲・編曲】菅野よう子
 JAM時代からYUKIさんは好きで、菅野よう子さんとのタイアップに大興奮でした(* ̄0 ̄*)ノ
 菅野さんはいつも素晴らしい曲を安定して提供してくれますしね(*^▽^*)
 この曲も楽器ひとつひとつがしっかり主張していて、それでいて調和がとれているんですよね♪
 甘く可愛らしいYUKIさんの歌声とアップテンポで奥行きのあるナンバーが心を踊らせてくれます
 (゚∇^d) グッ!!

ED曲『アルタイル』
 【作詞・歌】秦基博【作曲・編曲】菅野よう子
 エンディング曲らしく落ち着いた曲調のしっとり聴かせてくれるナンバーです♪
 秦さんの歌声も抱擁感があって安心できますね(ミ´ω`ミ)

挿入歌『バードランドの子守唄』
 【作曲】ジョージ・シアリング【歌】手嶌葵
 手嶌さんといえば「ゲド戦記」「コクリコ坂から」でお馴染みですね。
 またこの曲は盲目のピアニストで有名なジャズピアニストのジョージ・シアリングさんの曲♪
 色んな人に愛され歌われてきた名曲で、手嶌さんの高音域で艶のある歌声は
 また違った色香が漂っていて聴き応えありました☆⌒d(*^ー゚)b グッ!!


2012.11.10・第一の手記

投稿 : 2019/08/24
♥ : 86
ネタバレ

takumi@

★★★★★ 4.7

原作を読まずに待ってた

とうとう終わってしまった。
10話から最終回まで、かなり駆け足ではあったけれども
うまくまとまっていたし、時の流れを早くに見せてくれたほうが
ぼんや千太郎の高校時代の純粋さを残した記憶のまま、
大人になった彼らの姿を観ることになるので、
なおさら感動できたのかもと思う。

心が震えた細かいシーンを挙げればたくさんあるけれど、
最終回を観終えた今思い返すと、くるまった白いシーツを
ぼんがふわっと取り上げるシーンが合計3回出てきたことが印象的。
1回目は学校の屋上で千太郎と初めて会った瞬間。
2回目は病院の屋上で、3回目は教会で。

千太郎=ドラムっていう象徴が、ぼん=ピアノというほどに
2人は言葉で会話する以上の内容と、絆と幸福感を、
演奏を通して分かち合っているのが素晴らしい。

どんなに年月が経っていようが、心のどこかで信じて待っている。
8年経っても使い込まれている千太郎のドラムを見てそう思った。
一方、ぼんのほうは場所が教会だったため、ピアノではなかったものの、
当時流行り始めていたエレクトーンが、時代を象徴していてとても良かった。

そうそう、2人に再会をさせることになるきっかけが
{netabare}
百合香さんだったことも、彼女が淳兄としあわせに暮らしていることも、
なんだか嬉しかった。とにかく、感無量・・・
{/netabare}

原作を既読の方にとっては、想う部分がまた違うかもだけれど
未読の僕としては、爽やかな終わり方で、大満足です。

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<9話の感想>

タイトルとなった曲は・・確か使われてなかったと思うのだけど、
「私を愛すか置いていくか」って意味そのまんまの展開だった。

今回はそれぞれの想いが、ギュギュっと詰め込まれて、
でもそれが全然違和感なく、綺麗にまとまっていたと思う。

思いがけず、自分の中に新たな恋が芽生えていることに気づいて
揺れ動きながらも打ち明けられない想い。
{netabare}
思いがけず、自分が好かれていたことに気づいて戸惑い、
本命の女性を奪っていった淳兄への果たし状として
最後のセッションをする千太郎。

何度も積極的なアプローチをしたのにも関わらず失恋した薫は
律ちゃんの心の変化に気づくはずもなく・・・

そして、百合香を大切に想いながらも、東京へと戻らねばならない淳兄。
ホームでの二人の会話があまりに切なくて、胸がズキズキ。
でも、列車が動き始める瞬間に聞こえたある言葉で、
咄嗟にとった彼の行動には正直、拍手喝采!うるうるきた~

「どうしよう・・・乗せちまった」

「これからどうするの?」と頬を赤らめ
嬉しそうに微笑んだ彼女の顔がとても魅力的だった。

百合香に大胆な行動をさせるきっかけとなったのは、
「何も言わんで終わりを待つのは もうやめようと思って」
という律ちゃんの一言だった。
{/netabare}

しかし、いつ聞いても律ちゃんの長崎弁は癒される。
かわいくて仕方ない!そして次回はついに彼女も?

あ~~~来週が待ちきれないよっ☆

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<8話の感想>

文化祭以来モテモテの薫、人気急上昇。
あみもののテキスト本にある写真を見て、薫をふと想う律っちゃん。
淳兄がアパートの階段に落としたショートピースの箱を拾って
火をつけないままくわえ煙草をしてみる百合香。
百合香の言葉から、大学時代の同志を想う淳兄。

つまらないことで胸をドキドキさせながら誰かを想う
せつない気持ちを歌った「シーズ・フーリッシュ・シングス」が
今回のタイトルだった。

それにしても、淳兄の部屋で
{netabare}押し倒されたときの百合香。
抵抗した手のひらに、彼の胸の激しい鼓動と本心を察知して
即座に冷静な態度をとれちゃうあたり、{/netabare}
只者ではないぞとw
到底、千太郎には手の届かないふたりだね、やっぱり。

でもそんな千太郎が、薫の投げかけた一言から、
{netabare}幼い頃からの律ちゃんの自分への想いに{/netabare}
気づくくだりには、こみ上げるものがあったなぁ・・
そして商店街から見える夕空があまりにも美しかった。

律ちゃんは自分の恋心が揺らぎ始めているようだし
今後もひと波乱ありそうで。
恋愛を諦めて友情を選んだ薫は、果たして・・

まったく、唸るほどに脚本がうまいなぁって思う。

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<7話の感想>

なんだかんだ、この作品に関してだけは毎回感想を書かずにいられなくなる。
そのくらい内容が濃く、毎回胸をアツくさせてくれる物語だ。

今回は文化祭を中心にしたお話。
前回の海辺での気まずさを引きずっている千太郎と薫の
意地の張り方がなんとも、傍から見てると微笑ましいけど
当の本人たちにとっては心がズシンっと重くなるほどなんだろうな。。

そして長崎らしく、また時期的にも7月あたりなので
雨のシーンが多いのも、なかなかリアルだし、薫の心情を表す演出に
すごく役立ってる天気だと思う。

さて文化祭当日。 ちょっとしたアクシデントが。
でもそのおかげで、「雨降って地固まる」ことに。

千太郎のセリフ「大事な相棒 待たせとるけんな」にジーン。。
そして千太郎と薫の息の合った演奏に、またまたジーン・・・
ジャズメドレーでの2人の演奏中、体育館へとまっしぐらな校内での生徒達の足元や
回想シーンにもう我慢できなくなってウルウル。。。(><。

さらには、演奏直後のラストシーンにもジワ~~~っと胸が熱くなり・・
ほんと、たまらないよなぁ・・毎回こう泣かされちゃ(笑)

アニメ版のサントラに入っていた文化祭での曲がノーカットで
流れていたのも感動だった!

百合香さんにとっては、なかなかへヴィーな回であったわけだけど
彼女の恋はどうなっていくのか・・今後はそちらも気になるところ。

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<6話の感想>

薫の不安、嫉妬、傷心・・・痛いほどビンビン伝わってきて
後半は思わず目頭が熱くなった。
わかるよ~めちゃめちゃわかる、感情的になってしまった彼の想い(><。

今回新登場のビートルズファン 松岡くんを、
薫くんが認める時は来るのかな?
恋には鈍感だけど、友情には深いものを示す千太郎の今後次第で
物語はさまざまにカタチを変えていきそう。

印象的だったのは、絵画とジャズは近いところにあるという言葉。
絵画はキャンバス、ジャズは演奏に、その場その時に生きている自分を
刻み込む感じがする・・という淳兄の言葉。
それを想うと、今の薫くんは日々そのものがジャズだよね。

ちなみに今回の表題、「You don't know what love is」
ジャズナンバーの1曲なのだけど、僕はニーナ・シモンの歌で聴くか
ソニー・ロリンズの演奏で聴くのが好きです。
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<5話の感想>

先月28日にリリースされたばかりの24曲入りサントラの中の
大好きな1曲「バードランドの子守唄」
これはいつかかるんだろう?と思っていたら今回だった。
しかもしかも、反則なほど感動してしまうシーンで流れやがった!

ちなみに音楽については、ジャズについてかなり詳しく書かれた
hiroshiさんのレヴューをオススメする。

そして今回は70%涙が溢れて15%クスクスニヤニヤ、
残りの15%はセツナイ思いで胸が痛んだ。

{netabare}まずは薫と律ちゃんの糸電話のシーンが秀逸!
東京にいる母と薫が再会し、食事しながら失恋を笑い飛ばすシーンに号泣。
淳兄のアパートを千太郎と訪ねた時、百合香からの手紙の束がポストに
挟まったままなのをみつけ、慌てて部屋に押し込む薫の思いやり。
薫の東京行きに強引に同行する千太郎の友情・・{/netabare}

もう何もかもが心に響いた今回の5話。
ますます今後が見逃せない。

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<4話まで視聴>

{netabare}律ちゃんに恋をした薫。
律ちゃんは千太郎、千太郎は百合香、百合香は淳兄・・{/netabare}

やはり予測したとおり、恋の輪舞曲という感じ。
でも、みんなすごく純朴なところがあるので、ペースはスロー。
傍から観てるこっちが照れくさくなるほど、初々しすぎて眩しい・・

それだけに、手痛い失恋なんかして欲しくないのだけど。
みんなそうやって成長していくのだよね。
その成長がまた、ジャズの上達ともクロスオーバーしていて
とても好感が持てる。

律ちゃんの前で、度々眼鏡を外して何気にアピールする薫や
好きな子の前では純情剥き出しになってしまう千太郎、
そして律ちゃんの胸のうちのチクンっとした痛み・・
みんながとても純粋で、素敵だ。


<以下は初回を観てすぐの感想>
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まず一言。

「待ち遠しかったーーーっ!!」

ずっとアニメ版の放送を楽しみにしてきたので、ほんと嬉しい。
1話を視聴したが、作画も脚本も演出もキャラデザも音楽も、
どれもこれも予想以上に良かった。

テレビアニメ『COWBOY BEBOP』を手がけた監督 渡辺信一郎氏と
音楽を担当している菅野よう子さんの久々のタッグ。

舞台は1966年の初夏の長崎。
父親の仕事の都合で横須賀から転校してきた高校一年生の西見薫と、
「札付きの悪」と周囲から恐れられている川渕千太郎、
千太郎の幼馴染である迎律子、このクラスメイト3人が主な主人公。
優等生で心を閉ざしがちだった薫が、
千太郎や律子との出会いをきっかけに知ったジャズの魅力をベースに
彼らの友情や恋模様を描いていく物語。

ピアノ、ジャズ、1960年代、港町長崎・・・
どこをとっても個人的にドストライクな作品なので、
これからの毎週が楽しみ。

すでに発売されているコミック版のサントラの収録曲リストは
全12曲で以下の通り。
これらの曲がアニメで演奏されていくのかと思うと
すごくワクワクする。

1.モーニン (アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ)
2.ブローイン・ザ・ブルース・アウェイ (ホレス・シルヴァー)
3.いつか王子様が (quasimode)
4.チュニジアの夜 (アート・ブレイキー)
5.バット・ノット・フォー・ミー (チェット・ベイカー)
6.アス・スリー (ホレス・パーラン)
7.ラヴ・フォー・セール (キャノンボール・アダレイ)
8.イージー・トゥ・ラヴ (サラ・ヴォーン)
9.マイ・フェイヴァリット・シングス (quasimode)
10.バグス・グルーヴ (ミルト・ジャクソン)
11.ブルー・トレイン (ジョン・コルトレーン)
12.マイ・ファニー・ヴァレンタイン (ビル・エヴァンス&ジム・ホール)

あぁ~~普段はクラシック畑が専門なのに、
これでまたしばらくジャズにふけってしまうのだろうなぁ~
ジャズ好きの父のおかげで、けっこう知っている曲は多いものの、
薫と自分が猛スピードでシンクロしていくのが可笑しかった。
アニメが生活の一部になってしまっている今、
つくづく影響受けやすい自分ですw

投稿 : 2019/08/24
♥ : 126

76.1 8 WHITE ALBUM2(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (995)
5078人が棚に入れました
学園祭まであと一月と迫った秋の日の夕暮れ。

崩壊した軽音楽同好会の最後の一人、北原春希は、
放課後の窓際で学園祭のステージを目指してギターを弾いていた。

それは、二年半ずっと真面目に過ごしてきた優等生が、
卒業までの半年間に成し遂げようとした、ささやかな冒険。

けれど、その拙いギターの音色に、
流れるようなピアノの旋律と、鈴が鳴るような歌声が重なったとき……

一人からふたりへ、ふたりから三人へと重なっていった新生軽音楽同好会の、
夢のような、夢であって欲しかった半年間が始まった。

声優・キャラクター
水島大宙、米澤円、生天目仁美、寺島拓篤、中上育実、杉山紀彰、梶裕貴、夏樹リオ

ミミック

★★★★★ 4.1

1クールでは物足りない

物語は構成含めて非常にいいが、なにか心残りがあった。

それは恐らく登場人物の描写がものすごく狭いのでは?と感じた。主人公ですからその人中心に物語が進むという点では申し分ないことですが(現に素晴らしい作品なので)せめて他の男の子など外野を取り入れた話も作って続編を出して欲しいとも感じた。


いずれにしてもゲーム原作のアニメで最近ここまで歌や描写を凝っている作品が少なくなっている原因もあるがとても新鮮な気持ちで見れたのが高評価の一つにもなった。

投稿 : 2019/08/24
♥ : 26

ワタ

★★★★☆ 4.0

誰かが誰かに恋をする。ただ、それだけの物語。

【総評】
概ね良かったです。今回アニメ化された部分は選択肢のない一本道であるため
アニメ化しやすかった面もありますが、毎回の引きも良く、回想シーンの使い方も見事で
原作通りでありながらアニメ向けにきっちりリファインされたシナリオ構成になっていましたね。
作画は全体的に低調でしたが、やはり音楽は素晴らしかった。
挿入歌による演出がストーリーをグッと盛り上げてくれます。
そして本作を象徴するOP曲「届かない恋」の存在感。歌詞にも是非注目して頂きたい。

三角関係モノなので、そりゃ男はだらしないし、女は面倒くさい性格として描かれるわけです。
それぞれのキャラの立ち位置から考えれば、一見ありえない言動も安易に否定はできないでしょう。
結末の後味の悪さはかなりのもの。本当に「どうしてこうなった」と言いたくなるw
原作よりも雪菜の本心が分かりやすく描かれていて、同情してしまった人も多いんじゃないかと。

本作はあくまで原作の序章に過ぎず、本番は大学生編からになります。
というわけで、原作ファンとして是非続きも作って欲しいです。




↓以下、1話終了時のレビュー↓


タイトルに「2」って付いちゃってるもんだから
続編モノと勘違いして0話切りしちゃった人がたくさんいそうですね・・・
とりあえず、前作とストーリーの繋がりはなく
登場人物も一新された「完全新作」だということを、この場で強く言っておきますw

原作プレイ済。
エロゲ原作ですが、ここ数年のエロゲの中でトップクラスの出来栄えとの評判。
私はここ数年の間に出たエロゲはこの作品以外全くプレイしてないので
比較してどうこうは言えないけど、高評価されてるだけのことはあると思った。

萌え、厨ニ、ファンタジー等といった流行りの要素は一切ない
「誰かが誰かに恋をする。ただ、それだけの物語。」です。わりとマジで。
胃薬必須な超絶鬱ゲーとも言われていて、人によっては作品に没頭し過ぎるあまり
リアルに影響出ちゃうぐらいの破壊力を秘めています。
自分はそれ程でもなかったけど、とあるルートの、とある一連の流れにおいては
読み進めるのが相当キツかったですねw
まあそれぐらい、シナリオに引き込まれていたということです。
恋愛オンリーの作品ってそこまで好みじゃないんだけど、この作品だけは別格でした。

アニメ第1話観ましたが、予想以上によく出来てますね。
原作ライターの丸戸さん自ら、アニメのシリーズ構成・脚本も手掛けていて
それが良い意味で作用したんじゃないかと思います。
ラスト屋上シーンまでの流れが秀逸で
原作ファンも新規の人も「おおっ・・・!」ってなるんじゃないでしょうか。


類似作品で言えば「true tears」が真っ先に浮かびました。
ttの終わり方に納得いかない(○○エンドじゃなかったから、このアニメは糞だ!)
とか言う人でなければ楽しめるんじゃないかと。恋愛ドラマが好きなら強くお勧めします。
本作の出来次第で、かつての乃絵派vs比呂美派のような壮大なヒロイン論争が
新規アニメファンの間でも勃発するんじゃないかと妄想w

投稿 : 2019/08/24
♥ : 70
ネタバレ

ギータ

★★★★★ 4.8

久々、いや初めてこんな恋愛アニメに出会いました  これ以上はこの先現れないだろうと思ったら、原作ではまだ序盤なんだよなぁ…

※長文注意報発令

【短い感想】
シナリオに関しては今までの恋愛アニメでダントツのNo.1です。
それだけ感情描写が素晴らしい。
ここまで繋がりがしっかりしていて、キャラの気持ちが伝わって来るアニメはまずありません。

この作品は隅々まで意味のある描写だらけの作品です。
結果だけに注目していたらまずこの作品の魅力は見えてこないです。
まずは主役の3人全員の気持ちを考えてこの作品を見てみてください。


【このアニメのコンセプト】
前作であるWHITE ALBUM(前後編)からそれは変わってないようです。
どうしてもネタバレが嫌な方のために一応隠しますが、私としてはコンセプトを知った上で視聴したほうがいいと思います。
大事なのはそこじゃないから。
なので、未視聴の方も参考程度に是非開いてみてください。

{netabare}このアニメで感じたのは、『大事なのは結果よりも過程』だということです。
このアニメのコンセプトは言ってしまえば“浮気”です。
このアニメが凄いのは、なぜそういう結果になってしまったのか、なぜこのキャラはそういう行動をとってしまったのかしっかり描写があることです。
「なぜこうなったの?」という問に対して「こうだからです」と返せるアニメです。
詳しくは後半の方に載せます。
ある程度浮気前提で物語を見て、「なぜそういう結果になったのか」「このキャラはどんな気持ちで行動したのか」などキャラの気持ちになって考えると、ガラッと印象が変わるはずです。
結果に至るまでの過程がしっかりしているから、思わず感情移入する、それも主役の三人全員にという感じで、見ているこっちまで辛くなってきます。

結果だけに注目していたら、「主人公最低」「クズ野郎」で終わってしまうかもしれません。
確かに、絶対クズではないと言い切れませんが、なるべくならそのキャラの気持ちを考え、気持ちを汲んだ上で感想を持ってみてください。
とても他人事じゃなくなります…
逆に、私が酷評している君のいる町は『過程よりも結果』の作品だと思うんです。
結果ばかりが前に行ってるから、キャラの行動が理解できない、感情移入できない、キャラの本気度が伝わってこない、キャラにブレがあって操られているように見える印象です。

視聴する際は結果だけでなく、結果に至るまでの過程に注目してみてください。{/netabare}


【長い感想(12話まで)】※ネタバレの嵐です。まだ12話まで視聴してない方は開かないでください。
○第7話:最高の、最後の日
{netabare}これを最初に持ってきた理由は、この回が“WHITE ALBUM2の全て”と言ってもいい回だと思うからです。
この回が与えた影響は計り知れないと思います。
他の2回分の話も絡めて、第2音楽室で何があったのか描写しています。
①かずさと春希が二人で会話、かずさが本音を少しだけ漏らす
②雪菜が春希に迫り、キス、付き合うことに
③実はかずさが寝ていた春希にキスしていたことが判明
④さらに実は雪菜は春希とはまだ付き合う予定ではなかったことを明かす
⑤雪菜はかずさがキスしていたところを実は見ていた
⑥現在(春希と雪菜が付き合っている)に至る

本当の地獄(辛い気持ちになる回)はこれからですが、この回が一番重要な回だと思います。
なぜ雪菜が告白したのか、なぜ雪菜が3人でいることを望んでいるのか見えてきます。
ただ友達だから失いたくないとか、そんな能天気な問題ではないはずです。
理由も結構はっきりしていると思うので、後で述べます。

さらにここから歯車が狂い始める意味でも重要な回です。
なぜかずさが雪菜と仲良くやっていけているのか、その間どんな気持ちを味わっていたのか、春希は何を思って3人と過ごしてきたのか、この回が与えた影響は測りしれません。{/netabare}


○小木曽雪菜
{netabare}雪菜はかずさよりも自分の気持ちを相手に伝えられるだけであって、本当は相手のことを考えて一歩下がったりする遠慮してしまう人物だと思います。
春希奪っといて何言ってるんだって?それはこれから説明します。(WHITE ALBUM2はこうやって後々説明したり、答えを持ってくるパターンが多いんですよね)

雪菜が望んだ最高の結末は
「春希がかずさと雪菜どちらと付き合うか腹を決め、雪菜に告白、そしてかずさもそのことを認め、友達としてこれからも3人一緒」
だと私は思います。
だから、あれを見るまでは3人一緒に過ごし、春希に選ばせる時間を、かずさが素直になるまでの時間を設ける予定だったはずです。
しかし見てしまった、かずさが春希にキスする瞬間を。
だから行動に移してしまった。
「それが自分にとって一番の結末にならないから」
雪菜はかずさと春希が付き合うまでもう時間がないと悟った、だから焦って自分から行動してしまった、春希の気持ち、かずさの気持ちを知っていながら。
かずさに関しては以前から春希のギターに合わせてピアノを弾いていたこと、今回のキスでまず納得でしょう。
春希に関してはおそらく文化祭の三曲目、届かない恋の歌詞に何かあると思うんですよね。
それ以外でも、かずさに惹かれていることは雪菜も気づいていたと思います。
そして、雪菜が焦って行動したのも、彼女の性格を表した描写から納得出来ると思います。
1つ目は中学時代のハブにされた経験、2つ目はトラブルセット(トラブルの種となったトラベルセット※ニコ生一挙放送コメントより)、これから雪菜が焦りやすい性格、一緒にいられなくなるのを恐れる性格が分かり、今回の行動と合致すると思います。
ここまでが春希と付き合うまでに起こったことです。

ここからは付き合ってからの3人、主にかずさのことを考えている雪菜について述べます。
付き合うことになったのを屋上にてかずさに報告、そして確認する雪菜。
なぜかずさに確認しているのか、それはかずさが春希を思っていたことを知っているからですよね。
しかし、かずさはそれを誤魔化し続け、そしてあの行動をとります。
名前呼びの承認。
これによって雪菜を納得させ、友達としてこれからも付き合っていくことになりました。
その後も3人でいることを強く望む雪菜、それはかずさと友達でいたい、3人でいることを大事にしたいだけじゃないはずです。
雪菜には後ろめたさがあった。
「春希の気持ちが自分一本に向かう前に、そしてかずさが納得する前に告白してしまったこと」
さらには屋上のシーン「私、割り込んだんだ、二人の間に」
だから、二人にチャンスを残すのと同時に、自分からすればピンチを乗り切る、二人から認められるように頑張ろうとしたと思います。
春希から本物の彼女として、かずさから本物の友達として認められるように、自分の後ろめたさ、罪悪感を消すために。
つまりは、順序が逆になってしまったけど、自分の計画にあったことは飛ばさないようにしようとした、それが二人にできるせめてもの事だと雪菜は思ったと思います。
現に、春希がかずさの事を思っているのに気づいても、「やめて!私だけ見て!」とか言ってなかったと思います。
それどころじゃない、というかこの行動を雪菜の気持ちで考えたらめっちゃ辛くなります…
・誕生日パーティーで二人きりになることを断る
これは完全にかずさのためです。
家族も含めてという嘘までついて春希を説得していただけに、どうしてもという気持ちが伺えます。
普通はですよ、彼氏をとられるかもしれない相手のことを思って決定機を見送るなんてしないですよ。
でも雪菜ならその行動が出来る理由がある。
自分のことだけ考えているわけではなく、かずさのことを思い、自分に罪悪感を抱いているから。
その行動の末、誕生日に家で一人でいた雪菜の気持ちを考えると…

・卒業式にかずさが来ていたことを春希に伝える
理由はほぼ上と同じです。
いや、ここまで来たらもう罪悪感に押しつぶされてしまったのかもしれません。
これ以上春希が悩み苦しむのも、かずさが素直になれないのも見たくない、その上かずさが卒業式に来ていたことを春希に言わなかったら、また罪悪感が増え、それを背負って生きていくわけですからね。
もう、ここの全てを悟った雪菜の顔も…

という感じです。雪菜の焦りや優しい性格、その上での行動が引き起こしてしまった悲劇という感じです。
はっきり言って雪菜のエピソードだけで胃が大変なことになってるのですが、まだ二人分の思いを受け入れていかなくちゃいけないですからね(笑)…
そりゃ胃薬必須アニメだわ。{/netabare}


○冬馬かずさ
{netabare}雪菜よりも、というか誰よりも自分の気持ちを相手に見せないかつ面倒見の良さによって悲劇を招き、悲劇の大きさがどんどん拡大してしまった人物です。
春希が好きで仕方ないのに本人に伝えることもできなければ、伝えようと考えることすらしないかずさ。
そのことを伺えるのが文化祭のキスシーン。
寝ている春希にキスしてしまうくらい好きなのに、思いを伝えられない、その結果雪菜が目撃し、春希に告白してしまった。

もうね…ここからのかずさは見てられないですよ。
1周目はまだいいんですけど、2周目はかずさがどんな気持ちを抱いて過ごしてきたかわかるから、気持ちと行動のギャップが…
まずは雪菜告白後の報告シーン。
雪菜の言っていることは全て事実、かつ雪菜はそれを裏付ける証拠も知っているわけで、質問する口調もかなり強めです。
「それでいいの?」という雪菜の心の声が聞こえてくるかのようです。
それを否定し続けるかずさ、そしてあの名前呼び承認。
これは、雪菜と友達としてやっていくという気持ちも本心から思っていると思いますが、それだけじゃない。
この場合は自分の気持ちを誤魔化すための手段です。
事実、この行動によって雪菜は質問をやめました。
後半にもこういうシーンがあります。
「やっぱり私、かずさと本当の友達になれなかったのかな…」
「そんなことはない、雪菜はたった一人の親友だと思っている」
後から見てもわかるとおり、この時のかずさは悔しさや悲しさという気持ちを抱いています。
でも、かずさからしたら雪菜も大事で、友達でいたいというのも嘘ではありません。
ていうか、これが複雑であり、これによって悲劇がさらに大きくなってるんですよ…
いっそのこと、好きじゃない、友達でいたくないと思えれば少しは楽になれるのに。
好きだから、友達のことを妬みきれない、恨みきれない、結果自分に悲しみが積もるだけ、発散はできない。

「一緒にいないと小木曽が泣くからな」
春希が好きという自分の気持ちに嘘をつき続け、友達のために安心させるために自分の本心を隠し、一緒にいようとするかずさ。
「かずさ変わったよね?明るくなった」
本当は悲しい気持ちが渦巻いていると考えると…
それでも友達を気遣い、悲しい気持ちを前に出さないように気持ちを張って明るく振舞うかずさ、張り詰めていた気持ちが切れてしまったのがあのシーンですよ。
3人の旅行の帰りに車で一人号泣するかずさ…

そして最後は二人から離れようとした。
雪菜のことを思い、そしてもう3人で過ごすのは耐え切れないから、これ以上拷問を受け続けて自分を騙して3人に笑顔を振りまくのは無理だから、そんな印象を受けました。
10話Aパートはアニメ史に残すべき凄まじいシーンだったと思います。
「そんなのはなぁ…親友の彼氏に言われるセリフじゃないんだよ。」
「私の前から先に消えたのはお前だろ!」 
「勝手に手の届かない所に行ったのはお前だろ!」
「手が届かないくせにずっと近くにいろなんて、こんな拷問も思いついたのもお前だろ!」
「なのに何で私が責められなきゃなんないんだ!」 
「毎日毎日目の前で心えぐられてそれが全部私のせいなのかよ!」
「ひどいよ!どうして私の気持ちわかってくれなかったんだよ!」
「私がつまらない男を好きになって何が悪い!」
凄まじい、よくこんなセリフ思いつけるな…
そしてこのセリフをいえるシチュエーションを作ったのも凄い…

雪菜のことを考える優しい性格のために、自分が受けるダメージが増え続け、人に自分の気持ちを伝えれない性格のために、春希が離れていってしまい、春希が3人一緒にいようと提案してしまう、これがかずさです。
雪菜もそうですが、優しくて友達思いであるために、自分の首を締め続けているという印象です。
全然悪いことはしていない、友達にとって最善のことをしているはずなのに、考えの違いによってそれが友達を傷付けることになってしまう、さらには自分も。
WHITE ALBUM2とはこういう作品です。
作中にもありますが、「かずさが男の子だったら…」「私だったら雪菜を渡さない」(うろ覚え)という感じで、性別のことを憎んでる描写があります。
全員が同じ性別だったら、恋愛さえなければどれだけ綺麗な青春ストーリーで終われたことか…{/netabare}


○北原春希
{netabare}最終的には浮気してしまいますが、春希もすごく悩んで、すごく悲しい思いをしてきてるんですよ。
春希の悲劇の始まり、それは雪菜の告白を受けてしまったこと。
もちろん雪菜が気にならないわけじゃない、魅力も感じているけど、文化祭の段階では間違いなく中途半端な気持ちだったはずです。
それでも、あれを受けるなという方が無理な話です。
最初から逃げ場などありませんでした。
普通なら、最初は中途半端でも、少しずつ付き合ってから雪菜のことを思っていけるはずですが、今回は別ですよね。
それはかずさがいる、もっと言えば雪菜よりも気になってたであろう相手の存在が今後の展開を大きく動かしたと思います。

雪菜の三人でいたいという提案(二人にチャンスを設ける)、かずさの三人でいないと雪菜が泣いてしまうという提案によって、春希は三人でいることを大事にしようとします。
その結果、かずさを傷つけることになってしまいました。
さらには、かずさとのやり取りが残ることによって、最終的にはかずさの所へ行きましたが、それまでの春希の思いってかなり複雑だと思うんですよ。
ちょっとまとめてみますが、あくまで私の予想です。
①雪菜と会う前、かずさに惹かれていた
②雪菜とあってからも、かずさの方が気になっていた
③雪菜と付き合ってからは、付き合うという考えはほぼ無くなる、友達として、プラス以前に気になっていた気持ちを残したまま気にかける
④かずさが本当の気持ちを明かしたことによって昔思っていた気持ちが爆発、抱きしめてキス
こういう感情変化だと思います。
かずさのこと諦めているから友達として3人でいようと提案、ただ100%友達としてではなく、どこか引っかかる気持ちが残っているから必要以上に気にかけてしまう、最終的には爆発みたいな。
そして、春希はそういう自分の気持ちに気づいていたと思います。
だから雪菜の誕生日に二人で過ごすことを提案した、自分の気持ちを100%のものにするために。
しかし雪菜はそれを拒否、結果かずさに会いに行き、あの始末です。
あのかずさとのやり取りによって、雪菜を裏切ったのと同時に、気持ちがかずさに流れてしまった、それでもかずさに受け入れられず有耶無耶になり、結局は雪菜に頼ってしまうことに。
用意していたプレゼントも渡せずに。

結果は浮気ですが、春希の気持ち、行動も分かるんですよ。
やっぱりターニングポイントは文化祭ですよね。
あれが全てを変えてしまった、かずさのキスが。{/netabare}



【最終話まで見ての感想】
{netabare}○最終話感想
色々な意見やコメントを見てきましたが、私としては電車での雪菜が一番印象的でした。
雪菜の気持ちは今までの描写から伝わっていたので、私が気になっていたのは、卒業式で置き去りにされた雪菜をどうやって絡めていくのかという点でした。
ということで、改めて気持ちを知ったことよりも、雪菜がどんな気持ちで春希にこれまでの気持ちを話したのか、これを考えると本当にきつかったです。
そして、雪菜の気持ちを知らなかった春希がその事実を知った時の心境を考えると、さらに辛い気持ちになりました。

あとは空港のキスシーン、まぁ見せつけと解釈してもしゃーないというか、こういうところがこの作品合うかどうかの分かれ目だと思うんですよ。
このシーンを見て「何やってんの?」「ゴメン、笑ったww」という感じになるか、3人の気持ちを考えて複雑な思いを味わえるかに分かれると私は思います。
ここは帰ろうとした春希、「なんで来た」「ごめん雪菜」と言ったかずさという描写だけでも複雑な気持ちが伺えるし、それでもかずさと春希のお互いの気持ちが圧倒したことが分かるシーンでした。
二人も罪悪感があるけどやめられない、それを見る雪菜の気持ち、これらの大きすぎる感情の塊が押し寄せてきたシーンという感じでした。
こうなってしまうと思ったし、離れるのに最後まで辛い思いをしたくないと思った春希、離れるのに別れるのが辛くなるのが分かっているのに春希が空港に来たことに戸惑うかずさ。
せっかく愛し合った二人なのに別れなければならない、だからこそかずさが春希の部屋から出ていく時何もあいさつを交わさなかった、せめてもという感じでかずさは春希の制服のボタンを持っていったのではと私は思いました。

あとは後味の悪さについて。
確かに後味は良いとは言えませんが、最後も安易な展開にせずに、やってきたことを貫き通した印象だったし、今回はまだ序盤らしいですからね。
これから本番になるという印象も最終回を見て感しました。
それだけに、今後の展開に恐怖を感じてしまう最終回でもありました。


○小木曽雪菜2
{netabare}「一番悪いのは私。だから、かずさに謝らなくちゃならないの。それと、春希君にも。ごめんなさい。」
簡単に雪菜に起こったことをまとめてみます。
恋のライバルがいる中、先に告白して付き合うことになる。彼氏がそのライバル(親友)と浮気する。浮気した二人に謝ろうとする。
これだけだと何も雪菜は悪くない、いや、事情を含めても雪菜は何も悪くないんですよ。
それなのに、ていうか普通はどうやっても許せないようなことをされたのに謝ろうとしている。
それでも雪菜の気持ち、罪悪感が今までの描写から分かるし、だから謝ろうとしていることも分かる。
怒られて当然のはずなのにかばわれている春希の気持ちも分かるから…辛い…
さらには、かずさに謝ろうとした(かずさを見つけた時、一瞬表情が変わります)のに、あのキスを見てしまってそれも出来ない、かずさへの罪悪感以上に自分の悲しみが上回って泣いてしまう雪菜…

「あなたを好きにならなかった未来なんて絶対嫌。 良かった、そこだけは譲れなかったんだ。」
はっきり言って、私はWA2のどのシーンよりも、かずさの告白や空港のキスシーンよりもこれが一番辛くなったシーンでした。
『あの時~しなければ』、いよいよ雪菜の口からこの言葉が発せられたかと思いましたよ。
私もずっと思っていたことです。
どんどん妥協して妥協して、最終的には屋上で出会わなければとまで言ってしまう。
それは春希も否定しましたが、それは自分もだという少しだけ安心した声を雪菜は漏らしました。
さんざん気持ちがすれ違い続けてきた中、ようやく二人の気持ちが完全一致した瞬間でした。
WA2という物語を1シーンであらわし、まとめたようなシーンです。
ここで流れる『さよならのこと』の歌詞のマッチ具合がマジでやばい…
機会があったら一度歌詞をじっくり読んでみてください。
春希にさえ会わなければ辛くないのに、それでも辛くても春希と会わない、好きにならない未来は嫌という雪菜…そうだよなぁ…辛い…

「どうしてもあなたと恋人同士になりたかったから、じゃないんだよ。かずさほど真剣じゃなかったよ。」
ここもWA2の特徴ですよね。
100%嘘ではないけど、本心からは遠い言葉。
最初に聞いたときは嘘っぽいなぁ、本心ではなさそうだなぁとは思ってましたが…
春希とかずさのために自分を抑えて出した言葉、春希の罪悪感を少しでも軽減させるために出した言葉、それでも二人のキスを見て耐え切れずに泣いてしまう雪菜…辛い…{/netabare}


○主題歌歌詞
{netabare}恐らくネタバレになると思って、全話視聴するまでは歌詞を確認したり、じっくり歌を聴いたりしませんでした。
『届かない恋』
恐らく大きな意味を持っていたであろうと思っていた文化祭の3曲目の歌。
ぱっと歌詞を見た感じでは、春希がかずさへの気持ちをそのまま歌詞にしたという感じでした。
雪菜がこの歌の歌詞を見て表情が変わったのは、自分が好きである春希がかずさに前から、そして今なお惹かれているのを察したからでしょう。
さらに、その歌詞をかずさが一文字も変えなかったというのも、かずさが春希の気持ちを受け入れた印象でした。
ここまではまぁだいたいは予想してましたが、このフレーズで色々なことが見えてきました。
「ぼやけた答えが見え始めるまでは 今もこの恋は動き出せない」
かずさに惹かれてはいるが、相手の気持ちが分からなければ、自分の決心もつかない。
この歌は恋が始まっている上で届かない恋なのではなく、恋が始まってすらいない気持ちを表した歌という印象です。
だから雪菜は最終回で春希に言った。「かずさがあなたに想いを伝える前なら、絶対に勝てるって、知ってたんだよ。」
かずさが想いを伝えていない、春希の恋が動き出す前なら自分の気持ちを受け入れてくれるという感じで、この歌詞を見れば今までにもたくさんあった行動の裏付けがまた1つ分かります。
かずさが気付けと春希に言っても、もっとはっきりしていないと気付きようがない、逆にかずさが想いを打ち明けたことによって春希の恋が動き出してしまったんでしょうね。
「ずっと前から冬馬のこと好きだった」と言ったものの、まだ恋として動き始めてはいなかった。
本当に隅から隅まで描写に意味がある、作り込まれている作品だと改めて思いました。

『さよならのこと』
一番ラスト…君と出会わなければ辛くないのに
二番ラスト…君と出会わなければ辛くないのに
ラスト…君と出会わないなんてイヤだと気付いた冬
ちなみに電車のシーンで流れたのは一番下のラストの歌詞です。

『After All–綴る想い-』『closing』の歌詞もかずさの気持ちをあらわしていて、すごく心に響く歌詞です。{/netabare}


○これからが本番  ○友情≒恋愛 
{netabare}ゲームではここまでは序盤、これからが本編だと聞いてます。
そして、それは最終回の描写を見ても少し予想出来てしまうので…やはり今後が怖いです。
①今回表面上話が重くなったのは9話から
伏線があったり、裏では(とくにかずさが)辛い思いをしていることはありましたが、それでも旅行までは輝かしい青春ストーリーという感じでした。
今後はこういった青春パートはまずないと考えられること、いけないことをした罪悪感がまとわりついたまま物語が進むと考えると…
新キャラという救いももしかしたらあるかもしれませんが、今後さらに重くなるのは目に見えています。

②恋愛≒友情
WA2はこのバランスのもと成り立っていました。
だからこそ3人全員が辛い思いをしたというのはありましたが、そこまでドロドロした展開(彼氏の奪い合いや女同士の醜い争い)までは行ってなかったと思います。
しかし、最後の方ではドロドロになる予兆、そして『恋愛>友情』にバランスが偏ってきている印象を受けました。
・「雪菜と何回キスしたんだよ」
・携帯に出ようとする春希に対して、携帯を思いっきり手ではらう
・空港で雪菜の前でありながら春希とキスしてしまう
かずさは後半の行動でそういう印象を強く受けました。
今までずっと想ってきた春希に対する気持ち、さらには我慢して辛い思いをした分気持ちが爆発した感じです。
また、上2つに関しては自分だけ見て欲しい、ほかのことを考えさせないで欲しいというかずさの春希に対する独占的な気持ち、というよりは不安な気持ちが伺えます。

・空港でかずさと春希のキスを目の前で見ながらも、その後に春希のそばにいる雪菜
あれだけのことを見せられて、二人に謝らなければいけないと言っていた雪菜ですが、それでも春希の前からはいなくならないんですよね。
二人に謝らなければとは言ったものの、かずさに譲る、春希と別れるとは言ってないですよね。
最後のこのシーンによって雪菜の今の気持ちをあらわし、そして今後のさらなる重い展開を予感してしまいました。
なんというか、春希が今後どんな行動をしようが諦めないみたいな、ずっとそばにいようとするんじゃないかなと怖い予想をしてしまいました。{/netabare}{/netabare}


【最後に】
…放心状態になりました。
既にこれだけのストーリーを見せつけたのに、これからが本番だとこれまでの描写を見ても分かってしまったため、原作やりたかったのですがここにきて恐怖が期待と好奇心を上回ってしまいました。
原作ゲームに関しては、心の準備をした上で強い気持ちをもって挑みたいと思います。
話は結構重い感じですが、キャラの感情描写、変化、理由付けなどに関しては本当に素晴らしい。
この描写に関しては今までのアニメの中でもかなり上位、というか1位2位を争ってもおかしくないです。

脚本の丸戸さんは、アニメ脚本初めてらしいですが、見事というか、さすがという感じですね!
私、丸戸さんがシナリオやってるゲームやったことあるんですよ。
私はエロゲーを2つだけやったことがあります。
それがkeyのAirと丸戸さんシナリオの戯画のパルフェです。
パルフェのシナリオの丸戸さんということで、脚本のレベルの高さは納得でした。
これからも期待しているというか、WHITE ALBUM2はこれからが本番らしいので(末恐ろしい…)、というか全話見て確かにそうだと感じたので、今後の展開に期待大です。
そして来る日まで私は心と胃の強化に励みたいと思います。

投稿 : 2019/08/24
♥ : 59

73.5 9 のだめカンタービレ(TVアニメ動画)

2007年冬アニメ
★★★★☆ 4.0 (646)
3850人が棚に入れました
天才と称される音大生・千秋真一は、世界的な指揮者を目指すも様々な壁にぶつかり将来を思い悩む日々が続く。
すっかり自暴自棄になっていたある日、千秋は一風変わったピアノソナタを耳にしながら目を覚ます。
そこで千秋が目にした光景は、ゴミだらけの部屋でピアノを弾く野田恵(通称:のだめ)だった。
のだめとの出会いで、エリートコースを歩む千秋の未来が少しずつ不協和音を奏ではじめる。

声優・キャラクター
川澄綾子、関智一、小川真司、川田紳司、織田圭祐、生天目仁美、松風雅也、小林沙苗、中井和哉、諏訪部順一、能登麻美子

ato00

★★★★★ 4.5

クラシックなラブコメ

音大が舞台のラブコメです。
堅物指揮者の千秋と野生児ピアニストののだめの出会いと成長物語です。
脇役陣も個性的で、この作品に華を添えます。

特別大きな事件はありません。
が、所々に感動的な場面を散りばめながら、ナチュラルかつドタバタと物語が進行します。

クラシック演奏は、画像演出や楽器演奏時の詳細描写により、臨場感があります。
アニメならではですね。

個人的余談。
大学時に好きだった娘に影響され、クラシックをよく聴きました。
とくに、ベートーベンの交響曲第七番には思い入れ大です。
今となっては、甘酸っぱい思い出ですが・・・。

投稿 : 2019/08/24
♥ : 37

ビタミン700

★★★★★ 4.7

モーツアルトはピンクだけどス○トロw

なんて、無駄なマメ知識まで詰まったアニメw

以前、たぶん三谷幸喜だったか「泣かせるのは簡単。しかし笑わせるのは大変」と作品製作について語っていました。
すごく納得したのを覚えています。
コメディ上手い人は、人が死ななくても泣ける。

そしてそれを踏まえた上で、のだめは面白い!
会話のテンポ、言葉遊び、言葉選び、距離感、空気感、音楽の天才で愛すべき変態w
原作も大好きですが、音楽が実際にあるアニメも何度の見たくなります!

その他の日常部分も、ある意味手抜きのない手抜きだらけの生活が、まったく飽きずに展開されていきますw

投稿 : 2019/08/24
♥ : 17

じぇりー

★★★★★ 4.2

やっぱり、音楽っていい

音大を舞台にしたコメディータッチのアニメ。主人公の「のだめ」は、ピアノ科に通うマイペースで天然かついい加減な、どちらかといえば天才肌の女の子。
それに対し、のだめが恋する先輩・千秋真一は努力家で研究熱心、優等生タイプの指揮者。
そんな凸凹コンビが織りなす、音楽に満ち溢れたドタバタだけど感動のストーリー。

クラシック音楽を知らなくても、オーケストラというセッションがもたらす高揚感みたいなものが生き生きと伝わってくる。
また、のだめの弾くピアノが譜面通りではないデタラメでも、それが本来の音楽の姿なのかも、と思わせる無邪気さも良い。

設定上仕方のないこととはいえ、オーケストラには参加できないのだめと、オーケストラを指揮する千秋のストーリーがバラバラに展開していったのは少々残念だ。
さらに、どの楽器においても演奏シーンの指の動きがCGに切り替わるのが分かりやす過ぎた。アニメーションがせっかくのクラシック音楽を表現するのについていけていない感じがした。
特に、千秋の指揮の動きが彼の指揮者としての成長を感じとっていくことが出来ないほど、うまく描かれていない点が最も残念だ。
あとは、「音楽」をテーマにしている作品であるにも関わらず、OP/EDテーマのクォリティも今一つといった感じだ。

…と、不満を書き連ねてしまったが、ストーリーやキャラクターは文句なしに面白い。
硬くなりがちなクラシック音楽の世界に入り込みやすいよう、キャラクターの個性がそれぞれ際立っていて、心理描写も巧みに描かれている。大抵がギャグなのだけれども、ほろり、とくる場面もあったりしてうまく緩急がつけられている。
ストーリーも、前述の通りのだめ編と千秋編とを分けて見てしまうことにはなるが、「音楽」に向き合う姿勢が正反対の二人が、それぞれの道を模索しつつ成長していった先に待っていたラストは微笑ましい。

音大を卒業した後の厳しい世界、プロの世界はそう甘くないという現実がありつつも、そんなことを忘れさせてくれるワイワイとしたキャンパスライフを描いた本作、少女漫画原作だが、万人受けする良い作品なのではないだろうか。

投稿 : 2019/08/24
♥ : 7

67.7 10 のだめカンタービレ 巴里編(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (354)
1970人が棚に入れました
千秋とのだめは、音楽留学のためパリへとやって来る。飛行機恐怖症を克服して、久しぶりに戻って来たパリに感慨深くなる千秋。
パリでの住処であるアパルトマンで二人を待っていたのは、のだめと同じ国立音楽大学ピアノ科に在籍するオタクのフランス人、フランクと派手な外見のロシアンギャル、ターニャだった。

声優・キャラクター
川澄綾子、関智一、松風雅也、大原さやか、伊藤静、浅沼晋太郎、日野聡、森川智之、清川元夢

sobako777

★★★★★ 4.6

キャラもストーリーも展開も魅力的! 見直しても面白い傑作人気作品!

キャラもストーリーも展開も更に魅力的になり、原作に負けない高いクオリティーを見せている巴里篇! フィナーレ篇への足がかりとして見れば、最終話の物足りなさも納得がいくし、まず文句なし。それに、楽器を奏でる指先の動きが凄い! CGとはいえ特有の不自然さはなく、特にピアノは、そのなめらかな動きにクリエーターたちの意地がミシミシと伝わってくる。このところ毎週のように何度も見直しているが、飽きるどころか毎度引き込まれる凄い作品だ。もしかしたら、これを観た何人もの少女たちの人生を変えたかも・・・。

投稿 : 2019/08/24
♥ : 3

こたろう

★★★★★ 4.2

年貢を納めて変態の森に

舞台を日本から海外を移しての第2期。
のだめと千秋、2人の主人公の成長と進展を描いたクラシック音楽アニメです。
パリを拠点に指揮者としての名声を固めていく千秋と、真剣にピアノに向き合う事を決めたのだめの恋にも注目です。
人気を博したTVドラマは、アニメの1期にあたるところまで。(巴里編以降はTVスペシャル版と実写映画になっています。)
ヨーロッパでの活躍を詳しく描いたのは、アニメの2期、3期となります。


外国に舞台が移ったからといって、作風は変わらず「のだめカンタービレ」です。
コメディチックな雰囲気は崩さずも、その中で音楽家としての苦悩や成長を表現しているところは同じ。
生真面目で努力家、何でもソツなくやり遂げてしまう千秋と、持ち前の才能と行動力で前に進んでいくのだめの、イビツでありながら分かち難いいカップルが音楽家としてどう変わってくか。
その軌跡を辿っていくストーリー。
2人ともある種の天才なので、挫折や障害にぶちあたってヤキモキするのではなく、課題や難関をこの2人がどう突破していくか、そういうのを見るのが楽しい作品です。
天然なようで、色々感じたり考えたりしているのだめのキャラも際立ってきています。ただの変態じゃないッスねw

1期で残念だった作画も、この巴里編では改善されています。
ちゃんと演奏の動きが付けられたアニメーション。前作と違いオーケストラを描く機会が減って、ビアノ演奏の場面が増えたので、ラクになった・・・というのは失礼な言い草ですが、ちゃんとした動画を作る余裕ができたという事でしょうか。
少なくとも、「止め絵ばっかり目立つ」という印象は無くなりました。
オーケストラでも、ちゃんと演奏家のひとりひとりが”動いて”います。


恋の物語としても進展がちょっぴり。
既に相思相愛な状態で巴里に来ていた2人ですが、最初から女房気取りののだめの事はおいて置いて、いよいよ千秋が変態の嫁の尻に敷かれる覚悟を決めたお話・・・・といってもいいでしょうw
喧嘩しても、普通の少女マンガみたに深刻なドロドロにはならない。むしろ壮快に二人の絆が深まっていくので安心感があります。
恋愛物語として盛り上がりに欠けますが、恋のライバルっぽいのが現われても、まったくモノともしないのがむしろイイと思えます。この作品に限っては^^


それぞれの音楽に向き合う凸凹でお似合いな2人の物語。
1期に引き続き、歌うように楽しく(カンタービレで)ご視聴頂ける作品です。
オススメ!

投稿 : 2019/08/24
♥ : 15

しょうすけ

★★★★★ 4.2

1期からの勢いで。。。

ストーリー的には1期のが充実してた感はあるんだけど。。
音楽も1期のが良かったかなw
でも続きみたくて止まらなくなりますねw
楽器弾けるなら自分もやりたくなるんだろうけど弾けない悲しさorz
でも弾けなくても感動しまくれますよ(・ω・)bグッ
もっと小学生とかに見てれば人生変わっちゃったかもだなw
きっとそんな感じで音楽やりたい病を発症した人が一杯にしちゃった まぁうっとり感動系なアニメですねw

投稿 : 2019/08/24
♥ : 3

67.6 11 ちっちゃな雪使いシュガー(TVアニメ動画)

2001年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (91)
438人が棚に入れました
架空の街ミューレンブルク(ドイツのローテンブルクをモデルにしている。)に住むサガという人間の少女が、妖精の世界から人間界に修行のためにやってきたシュガーという季節使いと出会い、生活を共にしつつ心の交流を育み、成長していくという物語。
また、サガとシュガーだけでなく、多くの登場人物も相互に影響しあって物語を形作っている。なお、季節使い達の成長は"「きらめき」と呼ばれる何か"という形をとって象徴的に描かれており、同時にこの「きらめき」をたくさん見つけることが彼らの修行の目的であるという設定となっている。


声優・キャラクター
川上とも子、浅野真澄、サエキトモ、水橋かおり、西村ちなみ、石毛佐和、中川亜紀子、真田アサミ、立木文彦、平松晶子、皆口裕子、秋元千賀子、鈴木清信、松本保典、笹本優子、福島潤、三石琴乃、野島健児、小林由美子、梅津秀行

いっき

★★★★★ 4.1

物語の''過程''を経て純粋に泣ける作品でした

全24話、今のJ.Cスタッフでは作れない時代のJ.C黄金期の作品。

実は、主人公のシュガーの声を、当時売れっ子の山本マリアさん担当でしたが、訳あって今は亡き川上とも子さんが声を担当した作品。

主題歌も、ドイツの歌でしたっけか、そのカバー曲を担当した石田さんの歌も名曲の作品。

物語は、突如妖精を見られるようになった、サガ・ベルインマンという少女が織り成す兎に角ほんわかな物語のアニメ。ですが当たり前のように見えていた妖精たちとの別れも描いているアニメ。

ベルギーの方が有名ですが、ドイツの舞台のワッフルの「わっほー」とか今でも印象に残る名言です。

このアニメは、なんとなく見ていると良い意味で裏切られるアニメというのが印象です。

ほんわか妖精たちとサガの成長を描いたアニメなのですが、その物語の過程、序盤の伏線、それに締め、どれも今では名作といって良い作品でした。

また、このような、ほんわかなんだけど、物語の軸、それに締めも大切にしているアニメをまた見たいです。

キムシンさん(木村真一朗さん)とかまだアニメ業界にいるのでしょうか?

投稿 : 2019/08/24
♥ : 1

ワタ

★★★★★ 4.4

見よう見ようと思いつつ約10年も放置してたが・・・

この度ようやく視聴にこぎつけました。
結果、もっと早くに見とくべきだったと激しく後悔w 
これは今の時期にピッタリな作品ですね。
何だか雪を見る目が変わってしまいましたよ(最近シュガー仕事し過ぎw)。 
・・・いや、マジで傑作なんですよコレ!

とは言え過度な期待は禁物。
アッと驚くような展開や目を見張るような演出など突出した面はないし
妖精が多数出てくるメルヘンな世界観で、明らかに子供向けの作品です。
(実際、朝アニメの予定だったが枠を確保できず深夜放送になったらしい)

この作品が素晴らしいのは、全てにおいて作りが丁寧であること。

主人公の少女サガと、雪を降らせる季節使いシュガーとの心の交流が丁寧に描かれ
両者の成長と、両者の関係性の変化をきっちり感じ取ることができます。

サガは毎日の計画を立ててはスケジュール通りにこなすという、
作中の言葉を借りれば「窮屈」な生き方をしてるんですよね。
そんなサガがシュガーとの出会いによって、徐々に心に余裕が持てるようになっていく。
気付けばすっかり仲良しな、サガとシュガーのやり取りの微笑ましさは異常w

ドイツのローテンブルクをモデルとした街が舞台で
そこに住む人々の描写や、背景の淡い色使い、美しいピアノ音楽なども魅力的。
心温まる雰囲気を見事に作り出しています。


大人が見ても十分に楽しめる作品でしょう。
特に、何かと気を張って頑張り過ぎてしまうタイプの人には是非ともお勧めしたい。

投稿 : 2019/08/24
♥ : 41

イブわんわん

★★★★★ 5.0

☆大絶賛!!なぜこのアニメ埋もれているの?

全24話 親子で見れる傑作アニメです^^

ファンタジー・魔法少女・日常・音楽(ピアノ)感動の癒し系アニメ。
棚に送った数133、レビュー28。ランキング793位(7/21現在)

タイトルやキャラ画で「お子ちゃま向け」のアニメと思われる方も多いもしれませんが、なかなかどうしてよく作り込まれた素晴しいアニメです。

◎ARIAやカレイドスター、こばと。癒し系、魔法少女ものあたりが好きな人に、強くお勧めです!
(日常系が苦手な人にはお勧めしません)
内容は「あらすじ」参照下さい。

物語はいたって単純で、1話見終わった時点でもう最終話がおおよそ見えてました。
しかし、作画やBGM、声優さんの演技がいいんですよ♪
特にシュガー役の(故)川上とも子さんの演技はすばらしい!大絶賛です!
でもって、シュガーがめちゃくちゃ可愛いのだよ!(サムネ参照)

全話通して流れるピアノ曲は暖かくて優しくて、心を癒してくれますし、OP・ED共にかなりいい曲です♪

川上ともこさんのアニメはウテナ、ヒカ碁、AIR等見ましたが、個人的にこのアニメが一番ピッタリで大好き。
個人的には最終話が近づくのがとても悲しくて、できればずっとこのまま続いて欲しい・・・なんて思って見てました。
何か最近のアニメは・・・とか、感動系のアニメ見たいなあという人ハンカチ準備しておいたほうがよいのでは。

ピアニストの母を亡くした少女サガと雪使い(妖精)見習いシュガーの成長と感動の最終話に、忘れられないアニメになるかも。
(2013/8/01修正)
(2013.9.23修正)

投稿 : 2019/08/24
♥ : 25
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