ポジティブでツッコミなおすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのポジティブでツッコミな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月03日の時点で一番のポジティブでツッコミなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

73.4 1 ポジティブでツッコミなアニメランキング1位
FLCL フリクリ(OVA)

2000年4月26日
★★★★☆ 3.9 (580)
2469人が棚に入れました
後に「トップをねらえ!2」で監督を務める鶴巻和哉の初監督作品である。脚本は「少女革命ウテナ」「桜蘭高校ホスト部」の榎戸洋司、キャラクターデザインは「ふしぎの海のナディア」「新世紀エヴァンゲリオン」の貞本義行が担当した。

ベースギターを背負いベスパのバイクに乗ってやってきた謎の女・ハル子と彼女によって頭から変なモノが出てくるようになった小学生・ナオ太、彼と付かず離れずの関係で学校では孤立しているカメラ好きの女子高生・マミ美が主人公の不思議でサブカルな空気の実験的演出が多用された作品。

全編に渡ってthe pillowsの楽曲が使用され、物語の空気感を作る重要な要素となっている。

芝生まじりの丘 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

OVA、アリですねえ、、

【OVA作品というやり方】
既存作品の外伝とかではなくOVA単品という作品を見たのは初めてだったが、ちゃんと製作陣が作り込んで、かつやりたいことをやっているようでよかった。多分放映作品は浅く広く受けをねらう必要があるけど、OVAなら、狭くニッチなファンが買えばいいということで、相当やりたい放題やれたのだろう。また、放映させる場合、基本1回しか見ないし、視聴ごとに各話一週間開いてしまうので、わかりやすさが結構大事で、情報量を多くすることは難しいけれど、OVAなら何度か見て理解できる要素が色々あったり、激しい展開が可能になってくるのではないか。この作品は各話結構情報量多くて濃密な30分を堪能できる(情報量を絞っても面白い作品というのはあるが)。
こう言う商売のカタチを(自分が知らないだけで結構あるのかもしれないが)もっとやってほしい。

【メタ表現について】
作品として、製作陣の世界をつくりあげるのはいいけれど、メタ的な話を最終話までこねくりまわしたりしていて、そこは盛り上がりを阻害しているように自分は感じた。まあ第一話とかでのメタ表現は普通によく思えたし、調整が微妙なところだろうけど。

【ストーリー的な魅力】
話の内容としてはこの作品は、人間的な素朴なテーマ、SF的なかっこよさ、メチャクチャな小ネタの乱舞でできている。何よりすごいことに、(niconico動画等に通ずるようなレヴェルの悪のりを)あれだけやりたい放題やっているのに、人間的な共感や、優しさや痛さを感じられるような、力強い素朴な物語がしっかりあるのだ。
一番この作品で好きなのは麻美々だ。麻美々の物語が一番不完全で優しかった(現実的ではないが)。



【ストーリー的な難点】
重箱の隅を突けばでるものがないではない。
ご都合主義とはいえあの主人公がそこまでモテモテなのはどうなのかとかね、主人公にみんな優しすぎでしょとかね、やぼだけど。
ストーリーの難点とか気になってくる前に駆け抜けていったって感じはある。
あと自分の好みとはずれはある(まずピロウズみたいな曲聞かんし、ドンチャン派手でカッコイイ、っていうアニメって好きじゃない)。
でも見せ方がうまいし、全然見れた、

【作画】
2000年の作品だがそうは作画、演出は信じがたいほど洗練されていると感じた。女の子も男の子も可愛い(マユ毛とか)。漫画風演出は悪くないが、普通にちょっと忙しなくて分かりにくい感はあった。まあその労力に見合ってない感じも良いです。

【ニッチさ、オタクさについて、若輩の愚痴など】
延々と、さながらFaceBookで政治的な発言を繰り返すオヤジのように何度も言ってきた懐古的なことをまた話す。
やっぱりアニメ業界っていうのは(これは深夜アニメってわけじゃないからちょっとずれた話になるけれど)深夜枠という、比較的自由のきく時間帯を利用して、製作陣が好き放題、自分の世界を作ってきたものである。昔のアニメには確かにエネルギーがあった。「これが俺の世界だ、物語だ。」と、たとえ理解されなくても視聴者に堂々と作品を叩きつけていたのであった。
それがなんだ今は。視聴者に媚びへつらう技術ばかりが上達しているように思えてならない。最近はアニメも大衆化したと言うが、元々アニメにあったオタクの居場所が大衆に奪われたといった方が正しいのではないか。しかも大衆化といっても、ニッチな春画から即物的なアダルトビデオになったというような下卑たものである。AVも需要はあるだろうが春画の居場所を奪わんでくれ。

そんな世の中なのでこういう趣味全開の作品を発掘できると、その出来とは関係なしに嬉しくなる。また驚くべきは、趣味全開でありながら、それを丁寧に完璧に作り上げた上で叩きつけた手腕である。

【作品の総評】
やりたい放題やったエネルギッシュな作品に仕上がっていて、自分の趣味とは少しずれるけれどかなり高評価。
作画、演出等全部素敵です。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 12

. さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

評価の分かれる作品です。さて、面白い?面白く無い?

ガイナックスさんとProduction I.Gさんにより製作されたそうです。1話が大体30分ぐらいで合計6話。意外と手軽に視聴することが出来ますヨ。


だけど評価は非常~~に難しい作品ですね。とても見る人を選ぶ作品だと思います。なので、いつもは”QB”よろしく営業トークの私も、今回は全ての方にはお勧めいたし兼ねてしまうのです。この作品は、カッコ良いサウンドと演出で”cool”に見せるアニメなのかと思います。なので好みが合った人は”Cooooool!”となり、そうじゃない人には”なんじゃこりゃ?”となるのかと思います。


評価の分かれ目ポイントその1!
表現方法がとても斬新です。従来のアニメ作品と異なる?表現方法を試みている為、そういう表現を”面白い”、”格好いい”、”斬新”だと受け取れるか、それとも”訳がわからない”、”つまらない”と感じるかです。
例えば、最初はシリアス展開だった画風が突然ギャグアニメ風に変わります。またある時は、画面がいきなりコマ割り漫画になってしまいます。まぁ当然そう言うときは笑いの要素を盛り込んだ場面に限られるんですけどね。果たしてそこを”cool”なギャグと受け止められるか。


評価の分かれ目ポイントその2!
音楽を気に入るか・・・ですね。音楽を担当されているのは”the pillows”さん。物語の要所X2でこの方達のサウンドが挿入され、カッコ良く場面を演出してくれるのですが、そもそもこのサウンドを”cool”と取るか、それとも自分に合わないので”イマイチ”と取るか・・・です。とても音楽の存在が大きい作品ですので、”曲”が気に入らないのでは話になりません。


物語は一人の少年の成長物語です。なんだか冷めてて、あんまり子供っぽくない小学6年生の男の子が主人公。彼は特殊な能力にある事故?をきっかけで目覚める事になります。この能力がとても不思議。右脳と左脳のなんたらかんたらを利用して超空間チャンネルを開き(なんのこっちゃ?)、遥か遠くの物体を引き寄せたり送ったりできるらしい。っと言うか、どう見ても勝手に物体を送り込まれているっポイ。なんと頭の中からロボットが出てきちゃったりする訳です! この能力をきっかけに、主人公は宇宙の中で進行している恐ろしい現実を知ることになります。そして彼の暮らす街にも魔の手が・・・。


この作品は”ヒロインの女の子がとても可愛い”と思いました。キャラクタデザインしかり、性格設定しかり・・・。合計3人のヒロインが登場しますが、それぞれが個性的。

先ずは17才女子高生のサメジマ・マミ美さん。語尾に「~っす」って付けて、なんだかいつも先輩と話をしている様な独特の喋り方が特徴。何度も聞いていると癖になる響き。それに色気があって、とっても可愛い子です^^。
で、もう一人のヒロインがハルハラ・ハル子さん。自称19才だけど、どうみても”お前20才超えてるだろう”って感じのちょっと裏のありそうな女性。。メチャクチャな行動ばかり取るのだけど、なんだか憎めなくてお茶目な一面も。
そして最後はクラスメートの女の子でニナモリ・エリさん。時々小学6年生に見えない色気を見せるおませさん。一番女の子らしいのがこの子かな。
ちなみに私のお気に入りはサメジマ・マミ美さん! ”~っす”の喋り方にかな~り毒されました。
彼女達と主人公の恋の行方も一つのポイントかな。主人公の成長に恋が重要な要素となるのは、まぁ定番ですからね。


本作品はツボにはまると面白いのですが、好みに合わないと冒頭の1話で挫折の可能性もあります。それに世界設定がとにかく”ぶっ飛んでいて”理解しづらいかも。私も1度観ただけでは理解出来ませんでしたしね・・・。


そんな訳で全ての方にはお勧め出来ませんが、この斬新な作品は好みが合うならば面白い作品になると思います。

さて、貴方はどういう判断をされるでしょうか?

投稿 : 2024/06/01
♥ : 18

takarock さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

レモンスカッシュ

本作はどういうアニメなのか?

・・・ええとですね、ベースギターで頭をぶん殴られたら角が生えてきて、
角から射精したようにドバっとロボットが現れてバトルする・・そんなアニメです。

意味不明である。
本作を未視聴の方に「こいつ何言ってるんだ?」と思われても仕方がないと思いますw
でも、そんなアニメなんですw

これ程レビュアー泣かせの作品もそうはありませんw
そりゃ表層面を掬えば、「スタイリッシュ」ですとか、「ぶっ飛んでます」とか、
「考えるより感じろ!」というアニメですなんてフレーズは出てきますが、
本作の本質部分を言葉にするのは困難極まりますw

本作の主人公であるナンダバ・ナオ太は小学6年生で、
やや斜に構えているところがあって、生意気なんですけど、実は純情で繊細と、
まぁこれから思春期に突入するであろう(または、もう突入している)
少年像の典型のようなキャラですw

ただ、彼を取り囲む異性の関係性は他の同年代よりも少し進んでいて、
ナオ太に何かとちょっかいを出してくる女子高生のサメジマ・マミ美だったり、
ナオ太の前に突如現れたハルハラ・ハル子(自称19歳)だったり、
ナオ太と同級生でナオ太のことを意識しているニナモリ・エリだったりに囲まれていて、
小学6年生のナオ太には少々刺激の強い環境です。

男の場合ですけど、思春期に突入する頃というのは、
異性への興味が即物的なものに変化していきます。
つまり、異性を性的な対象として求め始めるというということです。

他にも父と母の間には家族という関係以前に男女としての関係性が存在することに
気付き始めるのもこの時期ですかね。

あるいは、夏休み前に「学生の本分を忘れずに清く正しい生活を送るように」なんて
言っている先生が、ゲス不倫しているなんてことに気付くのもこの時期ですw

大人の世界の理不尽さに触れ、偽善と欺瞞を唾棄し、葛藤に苛まれる、それが思春期ですw

私は本作に、自身のバイブルである「行け!稲中卓球部」と似ている空気を感じていて、
思春期の時期に萌芽する初々しいまでの性への興味や、
この世(大人の世界)への葛藤だったりをギャグに昇華したのが「行け!稲中卓球部」ならば、
ハチャメチャなロボットバトルに昇華したのが本作かなと。

そのハチャメチャなロボットバトルを始めとする
(映像)制作に携わっているのは、錚々たる顔ぶれです。
価格.comでは、「ガイナックス全盛期の傑作」なんて宣伝文句もあるくらいですw
とにかく驚嘆の出来です。
アニメーションの文法に忠実に則った方法論を取りながらも、
そこに高密度な情報を乗せて、有無を言わさず直接視聴者の脳に叩き込むような、
ある種暴力的な映像です。
設定だとかストーリーだとかを考える暇もないテンポで、
言葉にしてしまえば荒唐無稽な事象が、
高い技術に裏打ちされた圧倒的映像で、形象化されています。
とにかく映像の訴求力が強くて、もうこちらはただただ呆然としていましたw
これが本作の「考えるより感じろ!」と言われている正体だと思います。

ところで、本作では様々な比喩が用いられていますが、
本作に登場するベースギターだったり、
バットだったりは男性器のメタファーというのは有名な説です。
その説に従うと、様々なシーンが実に興味深いんですけど、
そこはあまり考察せず、「考えるより感じろ!」ってことにしときますw

思春期の味が酸っぱいレモン味ならば、
そこに脳まで溶かすような強烈な炭酸が加わった
(本作にも登場する)レモンスカッシュこそが本作の味ですw

男ってのは、いくつになってもこの味が忘れられない馬鹿な生き物なんですよw

投稿 : 2024/06/01
♥ : 34

58.3 2 ポジティブでツッコミなアニメランキング2位
僕の妹は「大阪おかん」(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (300)
1141人が棚に入れました
「gdgd妖精s」の菅原そうたと石舘光太郎のコンビが贈るショートアニメ。
世界最強とも評される“大阪のおかん”のことを書いた「大阪おかんルール」を原作としている。

声優・キャラクター
阿澄佳奈、白石涼子、井口裕香
ネタバレ

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

阿澄さんのキャラといえば・・・浪花です!と言われる日も近い? B

原作未読

家庭の事情によって大阪で暮らしていた妹・石原浪花が、10年ぶりに兄・京介と暮らすことになったが、妹は大阪おかんの性質を身につけていた。このアニメは、その独特の大阪おかん(又は大阪)ルールを紹介していくもの。

まず、浪花のcv.を阿澄佳奈さんにしたことが狙っているのかと思わせられます。阿澄さんは福岡出身で、自身も自分がやって良いのだろうかと思ったそうです。多分、大阪の方は違和感ばかり感じられたと思いますが、これはきっと、{netabare}「最後のネタ:間違った大阪弁は絶対許されない」{/netabare}にツッコミを入れさせるための最大のボケだったんでしょうね。ですから、大阪関連者以外をキャスティングしたことについては、額縁に入れて飾っておくくらいの理由があったと言えます(考えすぎでしょうか?)。

内容については、いわゆる、大阪おかん(又は大阪)あるあるネタです。本当に「ある」ネタなのかどうかについては、大阪人でなければ当否が分からない内容が多いです。いや、当の大阪人であっても局所的なネタが混じっているとすれば、多分判断できないでしょう。ですから、あくまでも雰囲気で楽しむというのが、気持ちよく見るための条件と言えるでしょう。と言っても、どこかで聞いたようなネタが多いので、それらしく感じさせられることが多いことは確かでした。

ネタを締めくくる、浪花の「でんがなまんがな~」という言葉が、作品の良いアクセントになっています。この種の決め台詞が決まるかどうか(別の言い方をすると、視聴者に受け入れられるかどうか)によって、作品の成否が左右される場合って結構あると思います。ネタ的にさほどのものではなくても、ノリや勢いで笑いを誘うっていうパターンですね。この作品においては、それが上手く機能していたのではないでしょうか。毎回歌詞の変わるエンディングも、聞き所(ツッコミ所)の一つです。

本作はフラッシュアニメなので、絵に関しては期待しない方が吉です。ただ、フラッシュアニメだからダメということにはならないでしょう。原作は読んでないので、本作に当てはまるか断定的にはいえませんが、フラッシュアニメの方が合ってそうなものってありますよね。

ですから、この作品に関しては、「動きがない(ぎくしゃくしている)」と「面白さ」に相関関係はないと思います。ただし、「動きがない(ぎくしゃくしている)」ことが「違和感」を感じる原因にはなるでしょうし、その違和感を受け入れがたい方がいるのも確かだと思います。ですから、過去にフラッシュアニメを見て、動きが不自然なものは受け付けなかったという経験を持つ人には、お勧めできる作品ではありません。

まあ、色々なものを受け入れる素地がある人に向いている作品ということは言えそうです。「また一つ実験的な(変な)作品が出てきたな?じゃあ見てやろうじゃないか?」くらいの姿勢で臨むのが良いと思います。


ところで、私にとっては、阿澄さんの代表キャラと言えば、ひだまりスケッチの「ゆの」だったのですが、「浪花」はその座を脅かすくらいの個性を兼ね備えていました。安上がりアニメなのに恐るべしという印象です。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 22
ネタバレ

泉 時雨@ゆーたくん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

大阪ってこんなとこ?

なんだかんだ楽しく視聴させてもらいました。
短いからこそ面白く感じられた作品といったところでしょうか。

最初はアニメでの動きが珍しい感じで受け入れられなかったり、
大阪を馬鹿にしてるんじゃないかって思ってました。

が、それが逆にこの作品を魅力にさせるところで、
いいなって^^

このアニメで少しは大阪についてしれたんじゃないかなって
思ってます!w


~12話~(最終回)
{netabare}ついに、大阪おかんも最終回です!

だけど、相変わらず
「これ最終回?!」と思うようないつもどうりでした。

間違った大阪弁使われて嫌なのは当たり前でしょうね~
私の住んでいるところも大阪ほどではないですけど方言あるので、
間違った喋り方されると嫌ですよね。

なんだかんだ妹ちゃんの周りの人達は
大阪色に染められていたみたいですw

最初は微妙かと思っていたけど、
いつのまにか大阪おかんを見るのも楽しみにしてました^^{/netabare}


~11話~
{netabare}今回のは大阪人だけじゃなく普通のことじゃないのかな・・

うまい安いだけでなく、愛想がいい(接客)がいいってのも普通のことだと思うし、
クレームいうのは少し目立つし恥ずかしいことかもしれないけど店員さんのためにもなるってのも
正しいことだと思いますよ・・

出る前に「またきます、ありがとう」っていうのも
人として優しいしやらなきゃいけないことだと思いますしね。

まぁ、クレームはあんまり言いたくないですよね。
私の母はかなり言うタイプなので少しわかる気もします。

「ありがとう」って素直に言える妹ちゃん優しいなぁ^^

あの店員さんの声、友達の声をしてる井口さんが喋ってるらしい!
ギャップの凄さに笑ってしまいましたw{/netabare}


~9話~
{netabare}失敗をネタに。。
いいですね~、ポジティブらしいです。

私のイメージ的には大阪人=ポジティブ思考というイメージが強いので、
ネガティブな私は羨ましいというかあこがれというか。。

妹ちゃんみたいな気楽なこと友達になりたいですねw

サブタイトルでラノベのをいじるのはほかのアニメでもあったのでいいのですが、
最後の歌までネタを使うのを予想外で思わず笑っちゃいましたw{/netabare}


~7話~
{netabare}なるべく声は出さないようにしてますが、
好きな話とか盛り上がると電車でも声が大きくなる癖は、
大阪人じゃない私もしてしまう時があります^^;

母や祖母もそうなので、私の家は関西人に近いんですかね?w
気をつけなきゃですね。。

大阪の女の子はあっさりしてて気が楽そうですねー。
ネガティブな自分には羨ましいものです。。{/netabare}


~4話~
{netabare}サブタイトルがどっかのラノベで聞いたことある名前と似てますねw
あと、妹ちゃんに告ってた2人目と3人目って翼くんとはなわくんじゃない・・か?

気のせいでありますように^^;

それにしても、「考えときます」が断り言葉っていいですね。
その言い方だったら、あまり傷かなさそうですし^^
大阪って不思議なところですね・・{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 10

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

たこ焼き、豚まん、お笑い みんな大阪の名物や♪

大阪ルールの紹介を軸にしたショートアニメ。

大阪のルールって客観的に見ると面白かったりするから、
このアニメでも楽しめたらいいな~と。

そんな私は生まれも育ちも大阪。

さあ、大阪を正しくアピールしているか、
私が審査したるわ!

全12話です。
(他に特別編「東京ルール」が1話あります。)


● ストーリー
石原京介(いしはら きょうすけ)は
東京の高校に通う高校生。

長年大阪で暮らしていた妹の浪花(なみか)と
家庭の都合で一緒に暮らすようになる。

浪花と一緒にいる中で
京介は大阪のルールを知っていく。


登場する「大阪ルール」は全部で36個。

『わかるわ~!』と共感できるもの22個、
『これは主婦層のみに当てはまるルールやな。』というもの1個、
『目立つけど少数。』『大げさに言いすぎ。』というもの10個、
『まあ大阪の世間一般ルールとしてはそうかな。』というもの3個。
(※私が個人的にざっくり評価したものです。)

大阪と一言で言っても地域によって言葉もちょっとずつ違うし、
ひとくくりで紹介するには難しいところもあるものね。

でもまあ、全体的には
大阪ルールとして有名なものが多かったし、

「無茶苦茶やん!」「間違ってる!」というような
大阪ルールはなかったので、合格点をあげましょう。笑

でも大阪人をみんなこんなふうだと思わないでね。
あくまで「こういう人もいる」程度の視点で見てください。笑


● 声優
浪花役は阿澄佳奈さん。

だけど阿澄佳奈さんは大阪出身ではないそうじゃないですか!
福岡出身だそうじゃないですか!

確かにイントネーションや強い違和感は感じなかったけれど、
わざとらしさやぎこちなさは終始感じていました。

なんというか「大阪弁ってこんな感じだよね。」という大阪弁。
そこはちょっと残念だったかな。

まあ、これは声優さんが悪いのか脚本が悪いのかは
微妙なところなのですが…。

浪花というキャラにはよく合っていたし、可愛かったけどな~。
でんがな、まんがな!


あ、京介の標準語のぬるーいツッコミには
イライラしました☆笑

せっかく浪花ちゃんがこんなにテンポよくボケてるんやから、
シャキッとつっこんでくれないと!


● まとめ
作画は期待せずに。
なんだか影絵?人形劇?のような動きでした。

ショートアニメなので気楽に観れるし、
何かをちょっとだけ観たいなーな時にはちょうどよいかもです♪

最後にこのアニメを観ていて
気が付いた大阪ルールを一つ。

『大阪人は大阪ルールを読んで
 「わかる!」「いやいやおかしいからw」と
 好き勝手につっこむのが好きらしい。』

でんがな、まんがなー!

投稿 : 2024/06/01
♥ : 16

68.3 3 ポジティブでツッコミなアニメランキング3位
信長の忍び(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (226)
865人が棚に入れました
1555年──
世はまさに戦国の時代!! ひとりの青年がでっかい夢を抱いていた。
うつけと呼ばれる彼こそ後の…、そう、織田信長である。
そんな青年を慕う少女がひとり。
信長の夢に魅せられた彼女は笑顔で言った。
「私、信長様の忍びになります!!」
目指すはひとつ、天下布武のみ!!
ど天然帰蝶、パシリ秀吉、ツンデレねね、ツッコミ光秀、死にかけ半兵衛、
脇を彩る豪華キャラと共に、超巨弾戦記ギャグアニメ、はじまりはじまり~!!

声優・キャラクター
水瀬いのり、羽多野渉、村瀬歩、たかはし智秋、三森すずこ、釘宮理恵、大川透、関智一、落合福嗣、うえだゆうじ、平川大輔、森嶋秀太、松井菜桜子、高木渉、立花慎之介、置鮎龍太郎、檜山修之
ネタバレ

❣ユリア❣ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

信長?歴史?勉強系?いやいや、これはぜひ見るべき!?笑いあり、涙ありのコメディ作品!

☆原作未読☆
ショートストーリー全26話


ショートストーリーは約5分間のとっても短いストーリーで初視聴でした☆

あんな短い時間でどう魅力や戦い伝えるの?面白いの?楽しめるの?など少し不安なところもありましたが…

見て正解でした!!!


時は戦国ーーー日本の戦国時代を舞台に、少女忍者千鳥とその主織田信長が愉快な仲間達と共に天下統一を目指す

そういったストーリーです♪

「信長の忍び亅というタイトルですが、忍びの話ではなく、忍びから見た戦国時代のお話です


それでは本編スタート!!!

忍びと仲間たちとの出会い
{netabare}

どんな話かな?と少しドキドキした気持ちで再生しました
すると…
溺れてるーーー!!!
忍びが溺れてたのです!
それを信長様に助けてもらい、黄色の布で髪を結んでくれたことが始まりです

元々忍びを目指していた千鳥は戦法は万能と言い過ぎる程の超万能!しかし難しいことは苦手で泳げないとのこと
ある時訓練をしたら溺れて、それを信長様に助けてもらったのですが、名を聞かれたときに
忍びです!
と名乗ってしまいました笑
おっちょこちょいなところもありますがかわいいなぁと♪

そして、助けてくれた優しい信長様に仕えたいと数年後には信長の忍びになります!
忍びの千鳥だけでは心配と助蔵という子を連れてーーー

城にたどり着いた二人に信長が忍びになるにあたって「ワシのために死ね亅
と言ったわけですが千鳥は信長に

「それは無理です!
何があっても生きて生きて生き抜いて情報を伝えることが忍びなのですから亅

と気持ちを伝えます。かっこいい…!そして信長も、
「うむ、それではワシの為に生きろ」

そして去っていく間際に、「まだその布を付けていたのだな…」
覚えていたんです!千鳥のことを!
そしてここで1話が終了
もう1話から感動でした♪
なんていいお話なの〜!!


そして第2話からは忍びが本格始動!
色々な人物たちと出会い、のほほんとした日常がありつつも、敵軍に忍び込んで情報を盗んだり、戦では戦ったりもします
それが忍び!!!


信長の次に出てきたのはおサルのパシリこと、木下秀吉!後の豊臣秀吉です!
なんと秀吉は戦国時代からつかえてたのですね!
うわぁこの組み合わせ好き〜♡
かなりのパシリ(自分でも言ってる)ではありますが、
戦いでは活躍しますよ〜!!

他にも!大大大名と言われた今川義元やアニメではかなーーり性格がうざい(好きな人ごめんなさい)足利義昭や本能寺の変で信長を裏切った明智光秀も出てきます!

また、人物としては、信長の妻の帰蝶や、みんなの人気ものお市様、などなど注目の人物が多数出てきて活躍の場を見せますよ〜!!

千鳥やボケキャラのちょっとした言動(毒舌あり?)やそれに対してのツッコミ!
それがとっても好きで思わず笑ってツッコミたくなるほどです♪

{/netabare}


忍びーそして戦ー
{netabare}

アニメであった教科書に載ってる有名な戦い
〜桶狭間の戦い〜
およそ5000対2000という戦いですが、千鳥はとっても大活躍!素早く相手を倒していきます
そして!この時代にはもう徳川家康がいたのです♪
活躍はまだだったから知らなかったぁぁ〜!

竹中半兵衛を暗殺する予定が助けてもらい、恩があり殺せず、むしろ仲間になったところは心が暖かくなりました♪

秀吉がいい国作ろう鎌倉幕府みたいに
みんなで作ろう墨保城
といい、なんと一夜(実際には3日)で作ったり
など!戦国らしい戦いらしい一面もたくさんありました!

{/netabare}



それでもやっぱりギャグコメディー
{netabare}

忍びをするに当たり、助蔵にこう言います
もし私がなかなか戻らなかったら…(えっ捕まったらってこと?)

先にねててね!

いやもうここは思わずつっこんでしまいました笑
でも千鳥らしい♪
(ちなみに何回か忍びはありましたが全部最終的に無事に帰りましたよ☆)

戦いの途中、勝てるかな?どうかな?というときに
やばい…洗濯物干しっぱなし…╮( ºωº )╭
いやそこじゃないでしょ〜!

他にも!尾張は美女ばっかり!と聞くと男全員目の色を輝かせたり
足利義昭はけまり天下をとるとか言い出したり
褒美になでなでをしてもらったり
秀吉は幼なじみのねねと結婚したり!
助蔵のヤキモチがあったり!
信長は大の甘党好きだったり
ある武士は太ってて甲冑着れなかったり、
戦い中に寝たり(いやこれだめでしょ笑)
千鳥の天然ぷりが秀吉にも増えて信長がツッコミ切れなくなったり 
明智光秀がツッコミ師として信長につかえたり
美濃三人集笑
名前漢字でありがとうございます笑
岩成友通、三好政康、三好長逸
というあまり活躍が見られなかった3人組が出てきたり
信長の理想の素晴らしき都は全部お菓子のお店だったり笑

などなど、ギャグ要素がたくさんありますよ〜!
{/netabare}


笑いあり、涙あり、筋肉あり!?のギャグコメディー
ぜひ1度見てみては??

2期に続きます!

投稿 : 2024/06/01
♥ : 9

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

いのすけ、智秋さん、クギュにみもりん…

この作品の原作は未読ですが、主演「いのすけ」の知らせを受け馳せ参じた次第にござりまする…
いのすけがこの作品で千鳥役をやる事は、「しあわせいのりまち町民」に事前告知があったので視聴を楽しみにしていました。

個人的に特定の声優さんに入れ込むのは、作品の見方が変わる気がするのでこれまでずっと敬遠していました。
索引の良し悪しに声優さんの力は欠かせません…けれど、私の中で作品の好き嫌いは声優さんとは関係ないと整理しているので…
でもリゼロを見て…大天使レムりんに触れて色々圧倒されてから、声優さんに対する見方が少し変わった気がします。

私はきっと片手に入るくらいレムりんの事が大好きですが、レムりん演じたいのすけ…
途中からレムりんが好きなのか、いのすけが好きなのか自分の中で分からなくなりました。

そんな気持ちで視聴を始めたこの作品…随所に千鳥の可愛らしさが光っていたと思います。
千鳥は伊賀の忍び…ですが、忍びとしての才能以外は、およそ忍びらしくないのが彼女の最大の魅力です。

千鳥と信長…出会いから最高だったと思います。
まだ千鳥が幼い頃…川で溺れていたところを信長に助けて貰ったのが最初の出会いです。
世間では信長が「大うつけ者」と噂されていた頃ですが、既に千鳥は信長の器の大きさを実感していました。
「一人前の忍びになったら、信長様にお仕えしたい…」
そしてその念願が現実のものとなり、物語が動いていきます。

恥ずかしながら、この作品のオープニングで既に涙で前が見えなくなってしまいました。
千鳥が信長に最初に会った時に貰った髪結い紐を常に身に着けているのですが、蓮花さんの歌う「徒桜」をバックにその髪結い紐を千草がそっと触る仕草…これにやられてしまいました。

その仕草から信長に対する気持ちと、貰ったモノを大切にしている気持ちが痛いほど伝わってくるんです。
きっと信長にとってはそれほどのモノではなかったと思います。
でも大切なのは、モノの価値は貰った人の気持ち次第だということ…
そんな千鳥の気持ちをしっかり汲み取る事のできる信長は、千鳥が命をかけて守るに相応しい人物だったと思います。

千鳥が仕え始めた頃から信長が動き出します。
国内の制定に始まり…そしてかの有名な桶狭間の戦いと物語が流れていく訳ですが、その時々で千鳥はしっかり活躍していたんです。
正直そんな歴史は初めて聞いた…というものばかりでしたが、結果的に面白ければOKなんだと思います。
千鳥の活躍は是非本編でご確認頂ければと思います。

この作品…5分枠なのですが、出演されている声優さんが豪華なのも特徴です。
タイトルでも少し触れましたが、信長の正妻である帰蝶はたかはし智秋さん、お市の方にみもりん、そして秀吉の奥方であるねねがクギュ…
ねねのツンデレっぷり…実在したねねももしかしたらツンデレだったのではと錯覚するくらいクギュははまり役だったと思います。
もう流石としか言いようがありません。

そして、この作品は主題歌も大好きでした。
お気に入りは蓮花さんの「徒桜」です。私は発売初日にデジタルミュージックで購入しましたが、私の友人は発売から暫く経ってもCDが手に入らないと言っていました。
でもそれほど人気があるのも理解できます…だってメチャクチャ恰好良いですし、オープニングアニメとの相性もバッチリだったから…

嬉しいのはそれだけじゃありません。
5分枠作品でも2クール枠をしっかり使って描かれていた上、なんと続編まで発表されたのですから…
この作品の魅力にこれからもドップリ浸かっていきたいと思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 16

TAMA さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

史実を交えたアニメ、これが教科書なら勉強も!…とはならない…かな(汗)

2期を先に書いてしまいましたが1期の感想と雑記を。

マンガ原作・既刊全て。(2017:7/15現在・11巻)
アニメ・2期放送分のみ全て。(2017:7/15現在)
アニメ0話・視聴済み。

マンガの方を拝見した方はご存知かもしれませんが、戦国史研究学・谷口克広さんも寄稿してます。谷口さんもこの作品は創作物(マンガ)にしたとしても歴史の文献を無視した設定はしていない、と言っているほど。マンガだから少しは目を瞑ってる部分はあるみたいですが(4コマギャグですからね)それでも高評価。
原作の重野さんが基本的な知識を得てちゃんと描いてるからこの評価なのでしょう。私も文面を読んでて共感、納得しました。

さて、アニメの方は1話毎に対し約3分半くらい。(OP含む)
1期は全26話。(0話は含まない)
マンガ原作の2巻までですね。

個人的にはちょっと削りすぎな部分がありますが楽しめました。声優もボケもツッコミもストーリーもテンポも◎。
ギャグ好き、長いのが苦手、ちょっとした雑学を知りたい方にはオススメです。
信長様は下戸、アニメでは描かれてませんがハーブ園を開いたのも信長様が最初、甘党…等々面白いことが知れます!
信長の時代の事も知れて一石二鳥です…ねぇ…?
アハハ…
でも、谷口さんも言われてますがほぼ間違ってないので軽く楽しみながら知っていくのも良いと思います。
アニメでは表現しなかったんですが秀吉とねねは戦国時代では珍しい恋愛結婚だったんですよね。あの時代は政略結婚がほとんどだったのに本当に珍しい。多分年齢が引っ掛かったのかな。秀吉とねねが結婚した時の年齢が『秀吉25歳』で『ねね14歳』だったので(^_^;)

この作品は史実を交えてるのでちゃんと殺すところは殺します。死ぬ人はちゃんと死んでます。
じゃないと萎えますし評価も低かったでしょうね。
OPが中々なので作品とギャップが…(笑)

個人的にはねねの料理ですね。千鳥と助蔵は忍者なのである程度の『毒』に対しては耐性を持つため訓練はしてあるはずなのにあの二人が倒れるほどのねねの料理って…( ̄□ ̄;)!!

さて、最後に雑記を。
アニメやマンガなので『忍者刀』を表現してますが戦国期の物は全く発見されていません。それから『七方出(変装術)』や『忍者装束(所謂忍者の格好)』など「自ら忍者」と主張した格好はしません。『七方出』も逆に怪しまれるとなり商人に化ける忍者が一般的と資料があります。
なのでガチな方はこのアニメはオススメしません。
普通に忍者服や忍者刀出てきますので。

このアニメとは関係ありませんが2017:7/14の報知新聞の記事で今までは日本で初めてラーメンを食べたのは水戸黄門の徳川光圀とされてましたが、それ以前に食べた人が居ると言う資料が出てきました。
光圀さんは1697年。ですが新たに出てきた資料には1488年に京都の僧が食べたと出てきました。経帯麺ですがかん水を使われており「ラーメンとして認定」されました。

技術が発展し、資料が新たに発見され歴史はまた変わっていきます。だからある意味この『信長の忍び』も1つの信長の歴史なのかもしれませんね。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 7
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