ラノベ原作で妄想なおすすめアニメランキング 16

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ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月01日の時点で一番のラノベ原作で妄想なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

93.8 1 ラノベ原作で妄想なアニメランキング1位
エロマンガ先生(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (1821)
9146人が棚に入れました
高校生兼ライトノベル作家である主人公和泉正宗には、引きこもりの妹和泉紗霧がいる。一年前に二人は兄妹となったのだが、妹はまったく部屋から出てこないほど徹底した引きこもりである。

ある日和泉正宗は、担当イラストレーターエロマンガ先生が自分の妹であることに気づき……。


声優・キャラクター
藤田茜、松岡禎丞、高橋未奈美、大西沙織、木戸衣吹、石川由依、小松未可子、島﨑信長
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

10話で断念

2話まで視聴
編集ってそれで儲けられるのであるなら子供のお守りもせにゃならんのか…大変だなぁ。

8話までの感想
{netabare}原作未読、原作者が同じらしい俺妹はアニメも見てません、ってことで色眼鏡無しに見れるかなー?と思ったけどそうは行かなかったっぽい。
同期放送のアニメに覆面系ノイズって作品があるため…ってその件は後で話します。

きっとここ(アニコレ)では絶賛されてるんだろうなーと感想をざっと見てみたら、辛うじて否定的な感想もいくつかありました。
その中でで目に付くのは「ご都合主義」って点。
これは自分も感じてる…っていうより自分が感じた印象の根幹を分析するとそこに行き着くんだろうなぁ。

中高生を子供と呼ぶのは適してるかどうか不明だけど、とりあえず社会人と区別するために子供と呼称すると──
イラスト描くのも小説書くのも子供、ライバルの小説家も子供で書店の店員も子供。
別に子供しか出てこないのが悪いということではなく、それに対し扱う題材が噛み合ってないと自分は感じる。
この作品は全国に販売されてるハズのラノベを題材としてる以上、大人も関わってるハズで、それが出ないとどうにも違和感が…。
そして、この違和感を違和感なく受け入れる理屈…理屈といっても実際は無意識に行われてることなんだけど、自分的にはどうにもトゥルーマンショーに帰結させる傾向があるっぽい。
要は「大人の用意した舞台の上で踊らされる子供を観察してる世界」って感じの設定を補完してしまう。
違和感、言い換えれば不快感に対する防衛本能で、反射的にそう思ってしまうんですよね自分は。
「この理屈なら違和感無いぞ」ってね。
実はラノベのカテゴリーに高校生部門とかあるのかね、そうであるなら問題ないんだけどねぇ。

一応OPで大人キャラ(だよね?)が出てるので、早く本編に出ないかなーと思いつつ見てるのだけど、なっかなか出てこないですね。
そして見てるうちに段々と気持ち悪さが加速してるような?
つかこれ、こどもの時間(アニメはどこまでやったか知らんけど原作の)の九重家みたいなもんでしょ。
誰か児童相談所に通報しようよ、親が見たら泣くぞ。
そういうシリアスに見るもんじゃないってのは分かるけど、仕事で大人の世界に首突っ込んでる以上、その言い分は自分にはどうにも受け付けられない。
妹が兄に好意を寄せるのも、結局それは「他に男知らんからでしょ?」という考えが先に立ってしまい、見てて虚しさが…。
ヲタは美少女を閉じ込めて自分以外の男に会わせないでいるとホっとするんでしょ、と言われてるみたいでなぁ…いやぁそれはちょっと。
それと作家とファンってテーマとしてはミザリーが頭をよぎるけど、そっち方向に行ってもおかしくない状況になっていってるような?
誰がミザリー役でも当てはまる。
なーんかふわっふわの綿菓子で首を絞められてるというか、善意で舗装された地獄への道を歩んでるというか、なんかこええッスよ。{/netabare}

9話までの感想
{netabare}やっとOPで出てる大人キャラ出たー、と思ったら同類か…。
それ以上に声が子安じゃなかったことに驚いたのはナイショだ。
それと身内に「亡くなる」にはちょっと違和感…だけど、お父様お母様言ってるしまぁいいのか…小説家だけど。
あとモテる女性は普段から告白され慣れてるのか、自らが惚れた男性に告白することは無く如何に告白させるかに拘るとかナンとか。

ってか、結局山田家も家族ぐるみで児童虐待か…。
文筆業は労基の埒外だから気にされないけど、もし勤務時間が明確に分かる業種であるなら児童福祉違反に当たると思う、エルフはまだ義務教育でしょ?
って、自分はマンガ・アニメがPTAなどから不条理な誹りを受けてきたのを嫌という程見てきた世代なので、アニメファンである自分は決してPTAのようなことは言うまいと心に誓ってはいるんだけどさ。
(なのでBPOに通報だー、BPOに注意されたから○○だー、児ポ法違反だーと言うのは大嫌いです、お前PTAの回し者かよと)
だた問題は、よくないことを善しとして書いちゃうのはどうなんかなー、と。

以下話はズレます、ってか多分に自分語りをしてしまうけど、見る人それぞれがこれまでどんなものを見聞きしてきたかで目の前の作品の評価が変わるので…ってことでご容赦を。

{netabare}同作者の俺妹は見てないと↑で書いたのですが、正確には最初の何話かくらいは見ました。
そこでも同じ構図というか、似た現象はありまして…18際未満が18禁エロゲーにハマるって点ね。
これって未成年者の飲酒・喫煙シーンと同じようなモノで、フィクションなんだし別に構わんだろとは思うものの、それを作品として発表することでまーた規制派に餌を与えることになるんじゃないかなーとヒヤっとした記憶があります。
大昔無修正が普通だったパソゲがモザ入れなきゃならなくなった事件とか、コンプティーク出してる角川が知らないハズないので。
それプラス、そのことを悪いこととして描いてない(むしろ是として描いてた)のに呆れて自分は見なくなってしまったワケだけど。
でもって次の作品?のエロマンガ先生でもそういうことをやっていて、ああこの作者はそういったギリギリのラインを攻めるのが作風なのねーと解釈しました。

また、妹ネタ…特に角川系に多い気がするのだけど、これに関しては石原都政に対する当てつけなんじゃないかなー?と思ってたり。
こういう場(アニコレ)を覗いてて知らない人は居ないと思うけど、かつて石原都知事が青少年健全育成条例の改正をしようとして、それに反対する出版社とで大揉めし、特に角川はTAFの当てつけでアニメコンテンツエキスポを開催したりと、かなり派手に反対してたのは記憶に新しいかと。
で、結局石原の行った条例改正箇所は「近親相姦賛美はアカン(小説は除く)」ってところで落ち着いたワケだけど、それを煽るために角川は必死に近親相姦ネタを繰り返してるんじゃないかなーと思ったり。

更に時代は遡り石原以前にも規制強化の動きがあった頃(年代までは覚えてないなぁ)、反対派が撒いたビラに描かれてた一枚イラストを今も鮮明に覚えてます。
鎌やんって人の描いた「健全育成健全育成とそんなに子供が大事なら檻に閉じ込めて一生外に出すな」って意図のイラストで…実はそれがその…エロマンガ先生の妹と被るんですよねー。

考えすぎと言ってしまえばそれまでだけど、ひょっとしてこの作者、結構表現規制問題に精通してて、特に推進派を皮肉る・煽るのが好きなタイプなんじゃないかなー?と思ったり。
いやぁ、いつ虎の尾を踏むんじゃないかとヒヤヒヤなんですが…。
そう考えるとエロマンガ先生というタイトルも受け取り方が変わる、単にセンセーショナルなワードを選んだだけってことでもないかも?
煽り・皮肉りってどちらかといえば負の感情で決して褒められるものではない、大っぴらに喧伝していいものではない。
世間に対しては恥ずかしいモノであり「読むときは陰で隠れてコッソリとね」という思いを込めた優しさなのかも知れない。
たまに「この作品別にエロくねーし、健全だし」といって表に出したがる意見を目にするけど、それはカンベンしてくれと個人的には思ってしまいます、規制推進派を刺激すんなよと。
推進派からしたら「まぁマイノリティが陰でコソコソやってる分には見逃してやるか」って程度なんだからさ…所詮深夜アニメなんてそんなもんだって。{/netabare}


ところで、↑でも書いた違和感を違和感でなくするために防衛行動として納得のいく設定を補完する、だけど、それの延長で「じゃあどこがどうだったら受け入れられたか」を考えてみた。
なんかグチグチ文句書いちゃったけど、その考えをわざわざしようって思い至ったのはそれだけ評価してると思って頂けたら幸い。
んで、ひとつ思いつきました、妹がキレイ過ぎるんだ。
別に不潔にしろとかブスにしろってことではなく、その生活でいながらその見てくれはないだろう、って意識が働いてるっぽい。
どうしてもそこで嘘くさい、実は児童虐待と大して変わらないのに目を背けてる、都合がよすぎるってのが鼻につくのかも。
そうさね…妹のビジュアルを“私がモテないのはどう考えても~”のもこっちだったら…ひょっとしたら自分はハマってたかも知れない。
個人的にもこっち好きなのもあるけど、引きこもりでずっとモニターと睨めっこしてるのなら目の下にクマくらいあって然るべきだろう、と。
病弱で寝たきりなら食事も病人食だろうし食も細いんだろうな~って補正がかかるけど、普通の人間と同じ食事をとってマトモに運動してないのなら(しかも成長期)もっと不健康な体になるだろう、と。
手足細くてアバラも浮き出てるのにハラだけ出てるとか。
引きこもりやってると色々ヤバいっすよって兆候が見える見てくれだったら、多分それ以外の「これ変だよなー」って部分は気にならなくなるかと。
う~ん、そういうビジュアルでも可愛く描けると思うんだがのう。
むしろそんな妹でも愛せるか?って方のが話も盛り上がるような…主人公の決意にも説得力が増すような?

とりあえず「ああ、そうすれば(自分的には)良かったのか」と勝手に思いついて勝手に納得して勝手に評価がちょっと上がりました、惜しいって意味でね。{/netabare}

10話で断念
↑であれこれ書いてきたけど、10話までで視聴断念することにしました。
{netabare}OPで居た「大人」がどう振舞うかを期待して見続けたけど、同じ穴の貉だったし、もういいかなぁ、と。
ってかやっぱねぇ…引きこもりの妹を外に出すために悪戦苦闘する話ならまだしも、引きこもりでもいいんだってノリで進められると、ちょっと…。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 12
ネタバレ

赤緑 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

俺の妹は引きこもりロリ少女 修羅場の無いストレスフリーなハーレムラノベ

ロリ娘たちのお色気とハーレム展開。
『俺妹』のような修羅場はほとんどなくて終始平和な物語。
インパクトは弱めなので、記憶にはあまり残らなそう。
女の子は可愛いので、好みの女の子がいたら観るといいよ。

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『俺妹』の作者、伏見つかささんの次回作。
原作者とイラストは元より、アニメ化スタッフが一部共通していることと、兄妹ものであること、作風は似ている点などから、どうしても俺妹がちらついてしまうのは仕方ない。
ただ、物語自体は全然違う。


修羅場はなく、基本的に明るい展開でストレスフリーで観られる。

ヒロインたちはロリ系が多い。
俺妹と同じく中学生が多いんだけど、モデルやってたり大人っぽいのに対して、こっちが普通なのかも。
序盤は主人公以外は女性キャラしか出てこない。
が、途中から人数は少ないもののちゃんと男性も出てくる。


あと分かりやすいハーレム展開。THEラノベ。
俺妹は設定こそアレだけど途中までは独自路線だったように見える。途中からテンプレ強くなっていった。
作者さん、ホントはこういう路線をやりたいわけじゃないんじゃないかな。勝手な想像だけどね。商業作家は大変だね。
親が出てこない件については、{netabare}作中ではっきり説明されてないみたいだけど、事故で亡くなったのか? どんな事故かは分からなかったはず。第11話でそれぞれそっくりな親が回想で出てくる{/netabare}。


ハーレムにする根拠には、クリエイター同士の共感、というのが主軸にあるのかな。この辺は『冴えカノ』に似ている。
クリエイター以外のキャラは蚊帳の外な感じがあるし。



主題歌は、まあまあ。
ClariSの曲はまどマギと俺妹1のOPの出来が良すぎてそれ以外はちょっと霞んでしまうんだよね。
でも、OP,EDともに割と印象に残っている。


俺妹のことに触れすぎたかな・・・


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≪基本情報≫

ラノベ原作。『俺妹』の作者の次回作のアニメ化作品。
これまたスゴイタイトルだなー。でも名前が長いのは多すぎて却って目立たないからいいんじゃない?

高校生ラノベ作家の主人公。義妹がいる。
1年前に何かがあってから義妹は引きこもり。だが、その義妹は実は・・・


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≪視聴状況≫

前情報一切なしだが、俺妹好きなので視聴決定。
リアルタイムで視聴。予備情報なしで観始めた。
第5話までリアルタイムで観てたのだが、6,7で2週遅れ。残りは放映終了後に視聴。


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≪総合評価≫

おそらく今の(萌え?)アニメのツボを押さえた作品。
全体のクオリティーも高いと思う。
でも、揺さぶられて引っ張り込まれるような感覚は無かった。
良く言えば平和、悪く言えば単調。
作風が合えば楽しめるのでは。

物語:
前述の通り。

作画:
すごくキレイ!というわけでもないけど、目に見えて悪い点は無かった。
女の子は可愛い。

声優:
特にスゴク良かったり悪かったりは無い。
卑猥な言葉を言わせている。

音楽:
可もなく不可もなく。

キャラ:
めぐみとムラマサ先生がお気に入り。
めぐみはロリだけどビ●チであざとくて可愛い。あまり登場回数が多くなかったのは残念。
ムラマサ先生は着物もいいけど、水着はヤバかった。
紗霧は人気あるみたいだけど変人だから私はちょっと・・・



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≪各話の感想≫

{netabare}
▼第1話 - 似てました

俺妹と似ている。
当たり前な話、原作は元より、アニメスタッフもキャラデザの人が同じなどの共通点がいくつかあるようで。

とりわけ、妹がアリエナイ趣味という設定は、前作に似ている点の中でも両作品特有のものでは。


女の子はあざとい可愛さ。
ロリっ娘?は、私はあまり得意ではない。
他にもハーレムっぽい予感がちらほら。
可愛いけど、今のところ「これは」ってのは無い。

まだプロローグ的な話だけでどんな物語になるのか分からない。
次回に期待。


▼第2話 - 羞恥プレイ?

声優さんの、ね。羞恥プレイ。
それにあざとい。委員長、あざとい可愛さ。でもちょっと好きだこういう子。そしてこういうプレイも悪くないな。
巷では紗霧のほうが人気あるのかな? 私は委員長ちゃんの方が好み。

本当に好みなのは、編集者さん(神楽坂さん)の方だが。大人だし。あと中の人的にも。


前回はアリエナイ趣味の設定が似ていると書いたけど、よく考えると前作のリア充であの趣味というインパクトに比べると、今回の妹は非リア(ただし美少女)だからそれほどでもないのか。


登場人物が揃ってきた。やはり男は出ないのね。分かってたけど。
絵が綺麗なので特に女の子が可愛く見えるね。

話はどうなるのかまだ見えないけど続ける。


▼第3話 - 3人目か、1話1ヒロインペースだな

エルフ、これまた色々とベタだなあ。

今回は、原作者の実体験も混ざっているのだろうか。実際、前作でどのくらい儲かったんだろうか(下世話)。


ロリっ子のエロにはいまいち燃えないなあ・・・。


そうだ、全作との共通点で、ClariSが主題歌ってのが抜けてた。歌は前作の1期のが好きだけど、ClariSなのはちょっとうれしい。(中の人も変わってるんだよね。)


次で1巻分の完結だったりする? 続行する。


▼第4話 - たぶん序盤のクライマックス

ラブレター?


▼第5話 - いいドタバタだ

この作者らしいドタバタ劇、特に今回は好みの展開。


OP曲はなんかクセになる。
曲はそうでもないんだけど、やっぱりClariSの声は落ち着くからかな。

お、三石さんチョイ役。


▼第6話 - めぐみんキター

私はロリコンじゃないのだが、なぜかめぐみちゃんはいいなあ。
主人公の発言でビ●チキャラらしいことが分かったが、それでか?

なんか目隠しと、あと・・・これってソフトえ(以下略
でもアレはやりすぎじゃないか? 取っちゃうのは。
P●Aとかに目をつけられそうで怖い。


和装の美少女も来たね。
和服なんだから簡単に脱がすなよ?
(追記:水着回で脱がしてたね・・・でも正直最高だった)


▼第7話

(書き忘れたので無し)


▼第8話

また羞恥プレイっすか。

テレビに、見たことある人出てきた。

シドウ先生、好青年すぎる。他がまともじゃないから特に。

なんか、作画がちょっと変な気がする。
観たの久しぶりだったからかな。

脚本、原作者だったのか。
もしかしてオリジナルエピソード?


▼第9話

エルフ回?

エルフ先生はまだまだ発育途上かなあ。
村正先生はいい感じだ。

なぜか前回からホモネタが定着してきたな。

妹、やはりヘンタイだった。


▼第10話

ムラマサ回?

リゾート編、よかった。
旅行好きだからこういう回は
必然的に評価が上がってしまう。


▼第11話

水着と下着ってどう違うの? 未だによくわからん。
下着は生地が薄いからってのは分かるけど、露出は同じじゃないか?

なんだ、クローンか(違)。
(両方の親子のこと)


秋葉原、ゲー研の人たちらしきキャラが。メルルとかメイド喫茶とかも。
と思ったら、もっと分かりやすい奴らが出てきた。

また原作者の脚本か。
さて、ラストはどうなるんだ?


▼第12話

今回の沙霧は可愛いな。

ちょ、ヤバくないですか!?R18? R15?
●●の位置が違うとか。マサムネは伏字ではなく声に出してる。

おお、最後の最後でめぐみ出てきたー。

ダビデ像、そうきたか。


あっさりした終わり方だなー。
2期確定かな?
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 23

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

妹愛とハーレム

伏見つかさ原作。今作も妹愛を感じる作品。血が繋がってはいないけれども。さらに、エロゲではなく、エロ漫画。厳密にはちょっとエッチな作画しているっていうだけ。そして、ハーレム。妹にモテるのはまだしも、他の娘にもモテるのはなんでだろうね。

キャラクターはみんな可愛い。飽きずに見られるラブコメだけど、紗霧には少しもやもやしちゃう。2期があれば、見たいとは思う。このまま行けば、俺妹みたいに妹と結ばれる展開かもしれん。

原作者はClarisが好きなのかな。俺妹同様、OPはClaris。ヒトリゴトも良曲。EDはTrySailのadrenalineでテンションが上がる。紗霧の踊りがOP、EDどちらも可愛い。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
1. 「妹と開かずの間」
ライトノベル作家で生計を立てる高校生・和泉正宗は、一年間部屋に引きこもっている義理の妹・紗霧と二人きりで暮らしていた。ある日、同じクラスの高砂智恵に、自身の小説の挿絵担当でもある正体不明のイラストレーター「エロマンガ先生」が、ネットで正宗を揶揄していたことを聞かされる。「エロマンガ先生」の動画配信の生放送を観ることになった正宗は、そこで「エロマンガ先生」の正体を知ることとなり――!?

2. 「リア充委員長と不敵な妖精」
和泉家を前触れなく訪れた、紗霧のクラスの委員長・神野めぐみ。彼女の目的は「紗霧を学校に連れていく」ことだった。意気込むめぐみの強引さと、話をする気も無いという紗霧の頑とした態度。両者に挟まれ困惑する正宗だったが、紗霧はどんな娘か?というめぐみの問いに対して、本人が聞いているとも知らずにその思いの丈を語りはじめる――。

3. 「全裸の館と堕落の主(あるじ)」
和泉家の隣に建つ空き家の洋館は、近所で噂の「幽霊屋敷」だった。その窓に白いドレスの幽霊を見たと言い張るめぐみを正宗は気のせいだと一蹴する。しかし紗霧までもが、隣家からピアノの音が聞こえたと言い出す。怖くて絵が描けないという紗霧のため、洋館に乗り込む正宗。そこで正宗は、意外な人物の衝撃的な姿を目にすることとなる――。

4. 「エロマンガ先生」
年下の人気ライトノベル作家・山田エルフの「仕事」を見せてもらったことで彼女と打ち解けた正宗。そんな二人の仲を疑い、やきもちを焼く紗霧に、正宗は自らのある決意を伝える。それは紗霧に自分を本当の兄と認めてもらうため、あるものを題材にしたライトノベルを書くということだった。「究極のラノベ」にするという正宗の言葉に、信じないと言う紗霧。そんな紗霧をよそに、正宗は猛然と作品を書きはじめる――。

5. 「妹とラノベ企画を創ろう」
正宗が書き上げた原稿をきっかけにして、ぎこちないながらも正宗に歩み寄ろうとする紗霧。正宗の鈍感さが仇となり、想いがすれ違う二人だったが、夢への第一歩として、新作を本にするための企画書づくりに取り掛かる。次第に紗霧との共同作業に没頭していく正宗の元に、山田エルフから、一通のメールが届くのだった。その文面は、「助けなさい!いますぐ!」――

6. 「和泉マサムネと一千万部の宿敵」
「和泉ちゃんが好きなものを好きになりたい」 紗霧と友達になるための手掛かりとしてめぐみは自分もライトノベルを好きになろうとする。智恵の協力(?)の甲斐あって、ほどなくライトノベルに夢中になっためぐみ。正宗は彼女に、紗霧に本を借りにくるよう提案する。はじめは面会を断固として拒否する紗霧だったが、彼女は正宗にある条件を出す…。ついにめぐみを部屋に迎え入れた紗霧がとった、驚くべき行動とは

7. 「妹と世界で一番面白い小説」
新作の出版を急く正宗は、担当編集者・神楽坂から提示された小説コンペ「ラノベ天下一武闘会」への参加を即決する。しかしそこに居合わせた大人気作家・千寿ムラマサが同じくコンペ参加を申し出、正宗の前に立ちはだかる。正宗たちの夢を「つまらない夢」と呼び、妨げる彼女に、賭けを持ちかける正宗。エルフの助力を受けつつ、改稿作業に取り組む正宗の元を訪れた意外な人物、それは千寿ムラマサその人だった――。

8. 「夢見る紗霧と夏花火」
「好きな人がいるんだ」 正宗がそう言ってムラマサの告白を断ったと聞き、喜ぶ紗霧。だが不器用な二人の距離は簡単には詰まらない。そんな中、新作の文庫化に向け、泊まり込みの仕事に出掛けて行く正宗と家で一人留守番をすることになる紗霧。二人それぞれに気掛かりなのは、お互いのことと浴衣姿、準備が進む花火大会のこと――。

9. 「妹と妖精の島」
「名付けて『夏の取材&執筆合宿』!」 エルフの思いつきから、南の島へと旅行に行くことになったラノベ作家たち。山田家所有の豪華な別荘に驚きつつも、一同が羽を伸ばすなか、エルフは正宗に、自分の「彼氏役」を務めるよう言いつける。「取材」を言い訳にして、いつにもまして積極的な彼女が、はしゃぐ笑顔の後ろ手に、隠し持つ本心とは――。

10. 和泉マサムネと年下の先輩
山田家の別荘にて、正宗の「お蔵入り小説」を熱心に読むムラマサ。自分の作品を心から好いてくれるムラマサの反応に、正宗も照れながらも嬉しさを隠せない。正宗の提案でその日は仕事をしながら、成り行きで「ムラマサの好きな人」の話題で一同は盛り上がる。変わらぬ恋心を隠しもしないムラマサの、その胸の内で起こっていた変化とは――。


11. 「二人の出会いと未来の兄妹(ふたり)」
合宿から帰宅する正宗。正宗の帰りを喜ぶ紗霧。二人は新作の発売日を迎えることとなる。作品が並ぶ本屋を見に行く道すがら、正宗はタブレット越しの紗霧に小説を書き始めた頃のことを語りはじめる。ある「きっかけ」があって小説にのめり込んだという正宗。同じ頃、登校拒否をしていた紗霧もまた、ある「きっかけ」のおかげで学校に通うようになったのだという。二人の過去と現在を繋いだ、これはその「きっかけ」の話――。

12. 「エロマンガフェスティバル」
正宗と紗霧の新作、『世界で一番可愛い妹』が発売になった。相変わらずお面をかぶって、部屋からの動画配信を続けている紗霧は「ふぇすてぃばる」の幕開けを宣言する。一方、『世界妹』2巻の執筆中にアイデアに詰まった正宗は、紗霧に相談を持ち掛ける。その相談とはなんと、「かわいい妹の、かわいいところが見たいんだ!」――!!?

投稿 : 2024/06/01
♥ : 12

82.0 2 ラノベ原作で妄想なアニメランキング2位
これはゾンビですか? OF THE DEAD(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (1879)
11398人が棚に入れました
銀髪の不思議な少女・ユーと出会ったことで殺人事件に巻き込まれゾンビとして蘇った主人公、相川歩の巻き込まれ型ゾンビ生活を描く。2期のキャッチコピーは「LOVE250%増量! 今度は学園だ!!」。「妄想ユー」の起用は継続されており、今作ではCパートでの「妄想ユー劇場」で妄想ユー達とユー本人による掛け合いが展開される。

声優・キャラクター
間島淳司、野水伊織、月宮みどり、日笠陽子、金元寿子、吉野裕行、清水愛、下屋則子、山口理恵、美名、喜多丘千陽、生天目仁美

hiroshi5 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

科学って本当に正しいの?

シュールさが武器のこの作品は多分原作または一期を視聴していない限り理解できないと思います。
物語自体は全然難しくないのですが、所々出てくる本編の内容が分からないと面白みが半減しますので、やはり原作を読むOR一期を視聴して貰いたいです。

☆物語
物語は殆ど内容がありませんでしたが、キャラそれぞれの特色を使って展開する物語はどのアニメにも無い独創性を醸し出していました。この作品で一番に評価するべきはその「独創性」です。
やっぱり斬新な作品って良いですよね、特にアニメを沢山見てきた人には。

☆キャラクター
キャラは魔装少女、冥界の住人、吸血忍者の家系、ゾンビなどランダムです。
まぁツッコムところは沢山ありますが、そこを気にしては元も子も無いのでスルーして頂きたい。口調やセリフ、また外見なども特徴的で覚えやすいし、物語の流れも分かりやすくしています。

☆声優
各キャラクターの特色を生かす、まさに適材適所といったところでしょうか。
この作品が面白く感じる一つの理由としてこの声優という要素は欠かせそうにありませんね。
ちなみに、ユウの声優が豪華すぎて、笑うしかありませんねw

☆作画&音楽
一期と同じくハチャメチャなところはそれらしい、また真面目なところはその雰囲気に適した音楽と作画を展開してくれていたと思います。



この物語は一見非常にシュールで「ありえね~だろ~!」と思うかもしれませんが、実際この様な現状がこの世の中にあるかもしれないという可能性を我々は否定することはできません。

そう考えると、この秩序や規則というものを真っ向から無視した物語にもある種のメッセージや視聴者の考え方によっては意味あるアニメになるのではないでしょうか。


まず、この物語、実はちゃんとした設定があるんだよ~ってところから話を始めましょうか。
メガロだったり魔装少女だったりと色々な生物が登場してますが、これらは一つの起源に帰します。

冥界とヴィリエの戦争です。

セブンスアビスというグループが存在した時代から冥界とヴィリエの戦争は続いています。冥界側のセブンスアビス(ユー、夜の王、ネビロス、etc.)とヴィリエ側の魔装少女達が争っていた時に色々問題が起き、冥界側が新しい戦力として開発したのがメガロ。
吸血忍者はと言うと、その長がヴィリエと非常に濃い関係にあって話の辻褄があっているということです。

この作品のこういったバックグラウンドは色んなところからも発見できます。いい例が魔装少女の変身呪文「ノモブヨ、ヲシ、ハシタワ、ドケダ、グンミーチャ、デーリブラ」です。
逆から読むと「ラブリーでチャーミングだけど私は死を呼ぶ者」となり、ユーのことを示すことになります。
このことは冥界とヴィリエの深い関係を示します。

ということで、一応のレベルですが、ちょっとした設定はあります。不思議な世界観にはその世界観なりのルールがあるということです。


で、先ほど述べたように、この摩訶不思議な世界を我々は完全に現実世界の中でも否定することができません。
むしろ、肯定的な立場を取る方が良いと私は思います。

私は何人か自分が宇宙人だと信じて疑わない友達や知り合いが何人かいます。
彼らを安直に「痛痛しい」「馬鹿げてる」と否定することは簡単です。しかし、彼らと実際に話してみるととても面白い価値観や視点を持っていて勉強になります。

私たちは「科学」という固定概念に縛られていると言っても過言ではありませんよね。
科学は常に正しいからっと思ってるそこのあなた!誰がそんなことをいつ言いましたか?

人間は数値化された、目に見えるものを信用する傾向があります。

しかし、「新しい多神論」の著者であるデイヴィッド・ミラーは序章でこのように説いています。

「科学技術の出現と新しい黄金時代の到来とともに、新しい、そして人を窒息させる一神論という大きな危険が存在しています。科学技術は西洋の一神論というゆりかごの中で生まれました。そしてそれは、発達するにつれてどんどん階層的構造をとるようになり、複雑な問題を解決する際に、唯一の答えを求めるようとするのです。キリスト教の一神論的な神と、現代社会のおけるコンピューターの一神論とは密接に結びついています。黄金時代に終わりがくることと関連した恐れや不安に伴って、人々は、今やこの新しい、息詰まるような一方向的志向の形式に、とりわけやられてしまいやすくなっているのです」

重要なのは「キリスト教の一神論的な神と、現代社会のおけるコンピューターの一神論とは密接に結びついています。」というセンテンスです。
現代人は一つの科学的回答だけが答えだと思っている傾向があります。

しかし、科学だって万能ではありません。科学でも証明できないことは沢山あります。例えば「神は存在するか?」という議題。
科学的に神の存在を否定するにはまず、その存在を一度肯定しなければいけません。
神はこういう理由で存在することが出来るけど、こういった理由で存在できない、という風に。
存在が肯定できないのに、否定はできません。
で、肝心の神の存在を科学的根拠の基づいて証明できるかというと、これが不可能。だから神の存在の有無については科学では表せない。

こういった曖昧だが、大きな議題というものはそこらじゅうにあります。哲学的内容は特にそうですね。

一度本編に戻って考えてみると、この世界観というのは魔力で人間の記憶を改竄する、というものでした。
あ~そんなのムリムリ、なんて全否定しないで一度考えてみたらどうでしょうか。

もし、人々の記憶を改竄できて、周りの被害も魔法という未知の力で修復できるとしたら、一応我々がそんな世界が存在しても気付かないという辻褄が合いますね。

まぁ勿論この作品は色々ツッコムところがあるので(ゾンビとか)現実的に有り得ないのは分かります。
しかし、この物語自体を科学的でないから、という理由から否定するのは少し間違っていると思います。
人間はもっと「右肩上がりの経済成長」などという一方向思考に縛られず、宗教を信仰している信者達の様にスピリチュアルなものを感じ取る必要があるのかもしれません。

そういう思考を持つと、この作品が我々が認識する現実というものの不安定さを表現しているとも言えます。
仏教的に言えば、現実とは我々自我が集結して作り上げた一種の空想的世界だそうです。これは「自我の存在」を「認識」によって肯定するからであるのですが、こういった別の視点から世界を見ると如何に己が固定概念に縛られているかが分かります。

ということで、このシュールが伝える独創性に満ちた物語はある種の固定概念の打破に繫がるのではないでしょうか。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 25

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

「しゃー無しだ!」

この作品は、「これはゾンビですか?」の2期に相当する作品です。物語の内容に繋がりがあるので、前期を未視聴の方はそちらからの視聴をお薦めします。

両親が世界各地を転々と旅行している事から、主人公の歩は一人暮らし・・・でも両親のいない間に歩がゾンビになってユーが同居を始め、魔装少女になってハルナが居座り、吸血忍者の一族のゴタゴタからセラが居候となる・・・1期ではやや外乱もありましたが、個々のキャラが歩の家に定着するまでが丁寧に描かれていました。

それでも2期ともなると、様々な伏線がどの様に回収されるかが気になるところです。
ユーにとって唯一無二の居場所となるのか・・・
ハルナの魔力は回復するのか・・・
セラは任務を遂行する事ができるのか・・・
個人的に頑張って欲しい友紀(とものり)の立ち位置は前進するのか・・・

シリアス一辺倒でもなければお笑い一直線でもないそれぞれが越妙なバランスのうえで成立しているこの物語・・・
完走して振り返ってみると・・・個人的に気になる伏線はほぼ回収されなかったように思います。
いえ・・・むしろ登場人物が増えて話が複雑化した・・・と言った方が正しいかもしれません。

唯一進展が感じられたのは、歩の家に固まる4人の結束がこれまで以上に深まったこと・・・くらいでしょうか。

ハルナ・・・感情が全身から溢れている彼女は歩の一挙手一投足に全力で一喜一憂・・・
ツンデレ設定ですが、あまりにも多種多様なデレ方をするので、ツンの方の威力は1期よりは確実に弱まっているように思います・・・でも、それが彼女の魅力なんだと思います。
もともと「助けたい」とか「親身になりたい」といった純粋な動機で動いている彼女・・・今期の中で一推しのキャラでした^^

ユー・・・筆談でのやり取りは相変わらず・・・でも1期より感情がだいぶ表に出るようになった上、自らの意志で歩の家におけるみんなの関係を守ろうとするところなんかは、この場所を本当に大切だと思っている気持ちの表れなんだと思います。
言葉数が少ないですが、表情と行動から本心が伝わってくるキャラ・・・可愛らしさで言ったらこの作品の中でも群を抜いていると思います。

セラ・・・は相変わらずですが、その不変が彼女らしさなのだと思います。1期では歩の事を「クソ虫」と罵倒し続け・・・その基本的姿勢は2期も変わりませんが、言葉の持つトゲはだいぶ減ったんじゃないかと思います。
それに歩の挙動不審な態度には確実にツッコミを入れるし・・・セラの中における歩の存在が着実に大きくなっているんだろうなぁ・・・と思います。

歩家の同居メンバーはこんな感じですが、1期同様この2期でも気になるヒロインが存在しました。
1期では友紀(トモノリ)でしたが、2期はサラスが気になる存在でした。
主人公のお尻に惚れて「マイダーリン」呼ばわり・・・そして悔しいですが彼女の仕草・・・これが抜群に可愛らしいんです(//∇//)
黒髪ロングの美少女キャラ・・・鉄板ですが気持ちはクラクラです(//∇//)

2期で一気に株を上げたキャラ・・・賛否あると思いますが、私の中では京子ちゃんでした。
1期では身勝手な考えと立ち振る舞いにイラッとしましたが・・・2期でやっと本音を伝えられた場面・・・
状況とシチュエーションは恐らく最悪・・・でもこうする事でしか本当の思いを伝えられない事を彼女は知っていたから・・・この先彼女の前に広がる果てしない闇・・・その闇に足を踏み入れる前に勇気を出す事が出来て本当に良かったと思います。

オープニングテーマは、野水いおりさんの「*** パショナート」
エンディングテーマは、山口理恵さんの「恋のビギナーなんです (T_T)」
1期の時も思いましたが、オープニングの野水さんの曲が格好良すぎです^^

1クール10話の作品でした。2期を完走して一番不思議な事・・・それは、物語が中途半端なところで終わっている事です。
原作のストックが無いから・・・?
それとも大人の事情・・・?
今たくさんのアニメが放送されていますが、この作品の3期だったら間違いなく人気出そうなのに・・・^^;
ここは大人しく続編の情報を待ちますか・・・^^;

投稿 : 2024/06/01
♥ : 25
ネタバレ

ローズ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

これは賛美ですか? いいえ、普通のレビューです

これゾン1期目で 夜の王 を退けて、一応、平和になった後の物語。

1期目での主要人物である 相川歩、ユークリウッド・ヘルサイズ、ハルナ、セラフィム の他に
1期目ではサブキャラの様な扱いを受けていた 織戸闘莉王(おりと とぅーりお)、平松妙子(ひらまつ たえこ)、三原かなみ(みはら かなみ)、アンダーソン等の相川と同じクラスの人物、
サラスバティ、メイル・シュトローム(=トモノリ)等の吸血忍者、
アリエル(=大先生)、京子(きょうこ)等のハルナと同じ魔装少女の世界の人物、
2期目から登場した 相川曰く「妖精さん」ことクリス、クリスに対抗できる強い力を持つネグレリア・ネビロスなど表に出る登場人物が増えて、益々、混沌……ではなく面白い状態になります。

どのキャラも個性が強いです。
人物が増えると目立たなくなるキャラもいるのですが、本作品だったら心配いらないかな。

1期目ではシリアスなバトルシーンとラブコメの場面が混在していました。
本作品でも同じように混在していますが、ラブコメのコメディー要素が多くなった気がします。

サラスの歌のバックで踊るトモノリとハルナの呪いの踊り、ユーの治療のために様々な事を試した相川の行為、メイド喫茶での戦い(?)、相川が変身した魔装少女のコスチュームの記憶が消せなくなる事など 笑いの要素がふんだんに出てきます。
……やはり、コメディー要素は増えています^^

次回予告の妄想ユーが複数人になりパワーアップ。
ユーがデレるシーンが多いので、ユーが好きな人には満足できると思います。
心の弱い相川の精神力は……{netabare}変態さんですねw{/netabare}

『これゾン』に対して何を楽しみにするのかは人によって違うと思います。
バカバカしい笑いが苦手な人には敬遠されると思いますが、自分はラブコメ作品が好きなので本作品を楽しめました。

最後に登場した謎の人物の他にも解決しない事が多くあるので、本作品(2期目)が10話で終わってしまった事に関しては残念でなりません。
物好きだと思われるかもしれませんが、いづれ時期が来たら続編があると期待しています。
期待するのは”しゃーなしだ!”という事です。
とりあえず、がんもなどの おでん を突きながら気長に待ってみます。

いい加減、席替えをしないと相川の体がカサカサになりすぎて もたないと心配してしまいます。
ネタの1つだと分かっているのですが、毎度、直射日光を浴びていますから^^
お笑いでいうところの”天丼”というやつですね。

1期目を観ていないとゾンビや魔装少女などの設定が分かりませんが、設定が分からなくてもバカバカしい……ではなく面白い作品です。


OP曲
「***パッショナート」
歌 野水いおり

ED曲
「恋のビギナーなんです(T_T)」
歌 山口理恵

両方ともロック調の曲。
ボーカルがメインなのでしょうが、曲の構成がバランスいいので、聴いていて心地いい曲です。
OPではギターのリフ(※1)、ドラムのドコドコドコというような叩き方、キンキンとした音を使ったキーボード、要所で出てくるコーラスなどが印象に残ります。
EDではOPの良い要素の他にもチョッパーベース(※2)を使っています。
自分の中では両曲とも好きな部類に入ります。

※1…リフレインの事。同じ旋律を繰り返す事によって生まれる音。簡単に言うとザクザクというようなギターの音色。

※2…ベースの弦を親指の腹で叩くような演奏法。ベンベーンというような独特の音がでます。


ちなみにアルコールランプに使われているメチルアルコールを飲むと失明する危険があるので、良い子のみなさんはマネをしないで下さい。
未成年はお酒が飲めない事になっているので、心配は無いと思いますが^^

投稿 : 2024/06/01
♥ : 25

71.8 3 ラノベ原作で妄想なアニメランキング3位
異世界はスマートフォンとともに。(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★☆☆ 2.9 (972)
4050人が棚に入れました
神様の手違いで死んでしまった主人公は、異世界で第2の人生をスタートさせる。
彼にあるのは神様から底上げしてもらった身体と、
異世界でも使用可能にしてもらったスマートフォン。
様々な人達と出会い、大切な仲間を得ていく中で、
いつしか主人公はこの世界の秘密を知る。
古代文明の遺産を受け継ぎ、お気楽な世界の王たちと力を合わせながら、
彼はのほほんと世界を巡っていく−

声優・キャラクター
福原かつみ、内田真礼、福緒唯、赤﨑千夏、高野麻里佳、山下七海、上坂すみれ、甲斐田ゆき
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1

旨い話には…

1話感想
{netabare}まずお断り、異世界転生に対してのスタンス
昨今異世界転生ネタが溢れ返り、その反動か最近世間では排斥の流れになってるような気がする中のこの作品。
因みに個人的には異世界転生自体は否定も肯定もしません。
それより問題は、転生した先で(前世の記憶を使って)白人酋長モノをやり──白人酋長モノ自体も悪いことではないのが厄介なトコで、マズいのは“蛮族(原住民)どもが理由もなくありえないくらいアホに描かれる”ことにあるかと。
ここでいうアホってのは「いくらなんでもそれじゃ生活すらできないだろ」「○○があるなら××が開発されて然るべきなのにそれ無いの?」といった無茶な設定のこと。
最近ヒットした作品でいえば“けものフレンズ”も広い意味では白人酋長モノ。
けど、フレンズ達があそこまでアホでも不自由なく生活ができる理由は作中でしっかりと描かれ、だからこそヒットしたとまでは言わないけどヒットの一助にはなったと思います。
ここら辺マトモに描けない限りは無茶な白人酋長モノ、ひいては異世界転生モノはひとまとめで白い目で見られるんじゃないかな~?

と、↑は他のアニメの感想にも書いたことなのだけど、異世界転生モノには全部転載してったほうがいいのかな?

で、今回この作品を見て書き忘れがあることに気付いた。
・望郷の念が無い
・自分と同じような転生者が他に居ない
これも結構ドぎついんだよね、そんなに現実の暮らしが嫌なのかと。
元の世界の家族や友人に思いを馳せるのはカッコ悪い・リアルでそれやるのが苦痛と認識してる人が支持してる…のか?
ホームシック情けない・家族友人のことは考えたくない、みたいな。

…。
と書いたけど、この作品はそんなのは些末なことと超越しちゃってるかも。
なんかね、ここまで話が旨すぎると逆に恐い、疑ってしまう、神様なにかウラがあるんじゃね?と。
神様は実はこの世界に飽きてる?最悪破壊したがってる?など。
黒幕は自称神様で、主人公はそいつにまんまと掌の上で泳がされてるだけなんじゃ…。
原作全く知らないので先の展開知らないけど、「もしそうであるなら──」と考えると不思議と不快感はない。
逆に「そんなことないよ、本当に最後まで都合のいいことを用意してもらうだけだよ」であるなら、もはや病的としか…。
ってかこれ厳密には転生じゃなくて召喚よね。{/netabare}

3話までの感想
{netabare}その将棋とやらってさ、あんたが発明したんじゃないよね?
著作権フリーと自分が発明したかのように振舞うのは全くの別かと。
今後も先人が築いた英知を自分の手柄として盗んでく展開なのかな?{/netabare}

4話感想
{netabare}この作品は突っ込むことを楽しむってのが正しい見方になるのかな?
もう突っ込むことすらバカバカしくも感じつつ、ちょっとやってみる。

・父親に毒を盛った犯人を見ぬけない程度の魔眼能力

そんなのに太鼓判押されても嬉しくないというか…。
せめてその能力故に他人が信用できず血の繋がった家族以外心を開いたことがない、って過去でもあった方が主人公スゲーに説得力持たせられると思うのだが。

・この世界では一夫多妻制

だったら前もって王様の側室出せよと、ユミナの腹違いの兄弟出しとけよと。
描写が無く言葉だけでそういう設定なんだと言われましても、唐突にしか感じないというか。
ユミナからしたって一夫多妻がOKな世界で腹違いの兄弟も居ない一人っ子って、それはそれで寂しいんじゃないか?
というかね、ハーレムが認められるのは宗教的理由を除けば、死亡率が高い(特に赤ん坊)時代に後継者が途絶えさせないためって認識なのだけど、そうであるなら主人公の力で死亡率が抑えられる(我が子を見殺しにはしないと思うので)以上子沢山になりすぎて、将来跡目争いが大変なことになりそうな?
ってかこの調子でいくと主人公は不老不死になると思うので、跡目争いで子供同士が殺し合うのを眺める結果になりそう。
まさか主人公は子孫を残せないってことでもなかろう…それはそれで悲惨だし。

・ユミナがギルドの仕事

結婚すれば王様って言ってたので、恐らくユミナは継承権第一位。
そんな姫様が直々にクエストこなすって…騎士団呼べ。
前回公爵が「国から調査団送る」みたいなこと言ってたし、居るんだよね?
国の治安部隊が出動できない(するまでもない)些末な事件の対処をギルドが請け負ってるって形じゃないのか。
さもなくば国とギルドとで管轄の奪い合いをしてると思うので、姫様の介入は要らぬ火種になるんじゃなかろうか。
つか依頼する方も腰が引けるんじゃなかろうか。
もしくはクエストやってる最中、画面には映らないだけで護衛が大挙して取り囲んでるとか?
ピンチにならないので出る必要が無いってだけで。
ってかそっちのが良いと思うんだが…主人公の活躍を宣伝する証人となってくれるワケだし、なにより「こんな偉い人に惚れられるなんて」と、より優越感を満たせる。

ってかさ、ああいう世界で推理モノやるんだったらさ、発言者の地位によって証言の有効度が違うとか、それくらいやってくれんかのう。
まぁゴチャゴチャ書いたけど要は

王様といいつつフランクすぎて権威を感じない

だけなんだけどねー。
これは神様にも当てはまるので、ひょっとしてワザとそうしてる?
ってか主人公はずっと神様に監視されてる?
それと国王も公爵もハーレムOKな世界でいながら子供は1人だけって…ちと黒いものを感じるのだが。
スーシーとユミナって従妹関係なワケだけど、実はスーシー母って国王から下賜されたものだったりして。
スーシーの母が目を患ったのっていつだっけ?
ユミナ母がそう仕組んで、目の病気を理由に王妃の座を退かせたとか…でもって血の繋がり的にはスーシーとユミナは従妹ではなく腹違いの姉妹でまるで将棋だなとかサ、そういったの無いのん?

──と、突っ込んでみた。
最終話まで突っ込み続けられるだろうか…。{/netabare}

5話感想
{netabare}まずは↑の訂正。
「恐らくユミナは継承権第一位」と書いたけど、4話のアバンで明確に継承権第一位と言ってますね。
見落としてました…ってよりすっかり忘れてました。
で、それを踏まえた上での5話感想。
どういう政治体系なんだか知らんけど、↑でも書いた様に国が動くまでもない問題をギルドが請け負ってるんちゃうのん?
主人公が冒険者の心得みたいなのを語ってたけど、その気になれば軍を動かせる立場(実際できるかどうかは知らんが)のユミナにする説教かいな?
女子はスライムを毛嫌いしてたんだし、ユミナ「スライム退治はパパに頼んで軍を出動させます」でもええんやで?
ギャグ系でよくあるじゃない?金持ちの息子で何かある度お金で解決図ろうとするネタとかさ…そういうキャラに仕立てることもできるハズなのに何故やらないんだ。
取り巻きの女子がどれも一緒になってるというか、相手がどんな人だか分かってないっていうか、設定忘れてるというか…まぁ考えてないだけなんだろうけど。
サーチがロケートオブジェクトとディテクトシークレットを足したようなものと解釈してたけど、ロケートパーソンも兼ねるのか。
スマホ使って範囲も拡張されたみたいだし「この世で最高のお宝」でサーチかけたらヒットしそうな勢いだ。
それですぐ横に居る女の子が光って二人は幸せなキスをして終了でいいんちゃう?もう。{/netabare}

7話までの感想
{netabare}突っ込むの疲れてきたけど一応。
ゲームのエルシャダイのOPでそれまでの経緯(数百年間敵の居場所を探し続ける)をダイジェストで流すのだけど、そこで「永遠の命などあるのもか、処刑せよ」と、不老不死となった主人公を時の権力者(と思われる)が殺そうとするシーンがあるのだけど…。
なんでそんなことが起きるのか分かってるのだろうか?
この作品は誰も主人公を危険視しないのか…。
第一王女には陰ながら護衛が着いてたという設定が出て、↑でやったツッコミを回避した…に見せかけてるけどスライム館でその兆候は無かったし、今思いつきました感は拭えない。
あれなんかね、なろうでは伏線張るのはご法度だったりするのかな?
それにしたってアニオリでそれくらいやってくれても…。
ところで、同時期に放送されてるアニメで“賭ケグルイ”ってのがあるのだけど、そこで「銃口に口紅を詰めときました」と言われ、銃の扱いを心得てるキャラが軽はずみに銃口を覗き込むシーンは“無かった”。
ほう、分かってるじゃーんと感心したのだけど、一方のこの作品では逆に銃口覗き込むシーンあっても良かったんじゃ?と思ったり。
素人がやりがちなやっちゃいけない行為なワケだけど、それあった方が「ああ、この世界ではそれまで銃ってのが無かったんだなー」と説得力が増したハズ。
なんていうか“らしさ”の追及がホント甘いと感じる。
アニメーターもイヤイヤ作ってるんだろーなーと思うのだけど、それを悟らせちゃアカンちゃうかのう。

今回は原作自体の評価は避けて、なるべくアニメ単品としての感想にしてみました。{/netabare}

11話感想
{netabare}スタッフも「さぁどうぞ突っ込んでください」ってスタンスで作ってると思うので頑張ってそれに応えようとと思ったけどアッサリ断念。
突っ込むのも面倒くさい。
とりあえず…どんなに変に思えてもそれがその民族の正装であるならとやかく言うものではない。
すっかりあの世界の王にでもなったつもりか。

さてそんな中、褒める場所を1箇所発見。
空中庭園の背景のスイレンがしっかり熱帯睡蓮だった。
…単に担当した人がたまたま知ってただけで、打ち合わせや取材でそうなったってことじゃないんだろうけどね。{/netabare}

最終回まで見て
{netabare}さて、と。
実は最終回まで黙ってたことがあって…といっても別に隠してるワケでもないし知ってる人は知ってると思うのだけど、この作品のメイン作監(西田美弥子)って湖川友謙の一番弟子らしいです。
でもってこの作品の原作はロボが出るらしいと噂も聞いてたのでそこらへん一応期待してました(別に湖川はロボの人って感じではないが)、が、全然出ませんでしたね。
妙な期待持たせてもアレだなと思って黙ってたんだけど正解だったっぽい。

内容?まぁこんなもんでしょ、アニメスタッフも「これが面白い」とは全然思ってないっしょ。
ずっと神様から授かった借り物の力で無双して(よくチートと称されるけどコード自作してないのはどうなんですかね)、最後も女の扱い困ったら神頼み。
恐らく女性から見たら一番イヤな男性像を描いてみたんじゃないかな?
ってか女キャラ自体が妙に男っぽい。
あんな複数で結託したら、男の方から告白せざるを得ないように外堀から埋めてくというか真綿で首を絞める方向で攻めると思うのだが。
事あるごとに「結婚まだっすかー?」ってニュアンスのことをネチネチ言われること請け合い。

因みに作者はハイパーグラフィアなんじゃないかな(※)。
パソコンを与えて書体だけは見れる形にした感じの。
で、病人の頭の中を覗くという意味では面白いのかも知れないが、だったらもっと荒唐無稽でも良い気がするんだがなぁ。



芸術・クリエイティブの分野で精神異常なんてよくあることで、これ自体に差別的意図はありません。
が、一方でそういうのであることが評価を得やすい「なろう」のフォーマットは危険だと思う。
もっと乱暴な言い方してしまうと、頭の良いヤツがキチったことやるのとバカがキチるのは全然別モノかと。
バカがキチってるのを見せられても…ちょっと笑えない。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 15
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

何でも出来ることは、何にも出来ないことに等しい

[文量→大盛り・内容→酷評系]

【総括】
とにかく、「主人公がなんの努力も苦労もせずにチートクラスに強く、無条件で可愛い娘からウハウハされる」のが楽しめるんなら、観ても良いアニメかと。

まあ、気楽な作品ではあり、最後まで「ツッコミ」を楽しみながら観るには最適なアニメでした。私はやってないけど、ニコ動やアニメ実況なんか好きなら、最高の素材じゃないかな?(知らんけど)w

まあ、そんな邪道な楽しみ方しか出来ない抵クオリティアニメとも言えますが。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
ガチで何でも出来る人をアニメにするのと、ガチで何にも出来ない人をアニメにするのって、どっちが面白くなるのかな? まあ、どっちも面白くならないだろうね。「強くてNEW GAME」って、2周目だからまだ楽しめるんだよね。

ストレスフリー(超ご都合主義)は、逆にストレスになるということも、本作で学んだw

この作品、「異世界にスマホ」は良いとして、「身体能力、魔力適性、その他諸々パワーアップ」がいらない設定だったんだろうな、と。

しかも、「スマホが異世界使用」もいらない設定だったかな。

「異世界の常識やルールに右往左往する貧弱主人公が、現実世界の情報をググって応用し、ギリギリ乗り越えていく話」で普通に良かったと思う。

それこそ、科学的な話から歴史的な話、工学や建築学、格闘技の知識、なんなら怪談やトリビアを話すとか、何でもかんでもググって解決していく話。

(しかもそれが、実際にあるサイトとかでも調べられて、視聴者もスマホ片手に観るとか……まあ、権利がムリだろうが)。

例えば、1話目のアイス作るクダリなんかが良いイメージに近い。でも、あれでも接待ゴルフしすぎ。例えば食材にしても、卵とか牛乳の味が違ったり、ない食材があった方が良かったと思う(てか、バニラビーンズとかあったのかな)。

んで、時には「ググってもなんともできないこと」も当然あったり、「ネットの嘘に踊らされて」みたり。そこで初めて「検索も万能じゃないことを知る」で、良かったんじゃないかな~と。

他にもツッコミ所多数(長いからたたみます)、{netabare}例えば、1話で冬夜の服が「珍しい」という理由で売れたが、だったら異世界人の服のキャラデザを、もっとオリジナリティあるものにせんと。つか、九重八重がどう見ても、サクラ大戦の「真宮寺さくら」やん。つか、感覚強化で血の臭いを感じたなら普通は逃げる(回避する)やん。つか、スマホより有用な無属性&全属性魔法とかあれば、スマホいらんやん。つか、文化や風習、倫理観など現実世界と共通しすぎていて、異世界である意味あるの? つか、回復魔法の呪文がリカバリーって、英語かい。オリジナルのネーミングくらい考えろよ。つか、2時間後に宿に集合って、4000万もってて少しも奢らないんかい。つか、主人公、たまには現実世界を懐かしめよ。つか、主人公チート級の戦闘力あるくせに、ポジション司令塔って。つか、敵が人外なのに内緒話する意味は? つか、能力がチート過ぎて推理にならんよ。つか、拭き取っただけで毒を除去できるとなぜわかる? つか、ユミナ姫、人の本質を見抜く看破の魔眼なんて便利なもんもってるなら、バルサ伯爵の本質を見抜けよ。父親殺されかけなくてすんだやん。つか、この世界の常識は分からんが、普通は男性の王族の方が王位継承権上じゃね? つか、別に悪くはないが、琥珀って普通は茶色だけどね。つか、スライム、本の紙だけ溶かして革表紙を溶かせないなら、革製の衣類を着ていけば良いんじゃね? 建物が燃えるかもって、石造りやん。つか、今度は探索系のチート魔法かい。つか、シャボン玉があるなら普通真っ先にイメージするやん。つか、どこまでチート重ねるんだい。つか、船酔い患者をおんぶって更に酔うやん。つか、「こちらの様子を伺っていた何者か」で検索かければ良いやん。都合に合わせて出来ないこともあるんやね。つか、シャイニングジャベリンは氷を貫けないんかい。つか、竜の牙、なぜ村長は上から目線? つか、気になるなら「この剣の持ち主」で検索しろや。つか、王とのバトルで致命傷可って。つか、アクセルを使えるのは良いとして、その状態で切り合うって、アクセルは動体視力も上がるの? つか、銃へのプログラムかなり複雑やん。いや、自転車って、ゲート以外の交通手段が必要かい? ゲートの発動条件が、行ったことある場所から、行った記憶がある場所に、微妙に変わってるやん。つか、母上若すぎ。つか、バイオハザードやん。つか、プログラムまで瞬間で組むんかい。つか、殲滅魔法強すぎ。つか、山本勘助って信玄の忠臣だろ。つか、スティールで心臓とか奪えよ。つか、信玄が二度死んだのに四天王あっさり過ぎるだろ。つか、王族みんなヒマなのか、働け。つか、全員水着の面積狭すぎ、恥女か。つか、つか、これ朱雀も青龍も出る流れね。つか、永続魔法って、MPはどうなってんの? つか、ディフォルメ化して浮けるなら、それでスリップ回避してから元に戻れば良いやん。つか、これ以上戦力増強してどうするん? つか、王族になれば一夫多妻すらOKかい。つか、ユミナ正妻は確定かい。つか、何の悩みもなくハーレムエンドまっしぐらとか楽なアニメだな。つか、ただのクズ男やん。つか、ガラスの仮面かい。つか、USBポートの規格が合うんかい。つか、次は未来予知に巨大ロボかい。つか、深く考えなくてよいっていう神のアドバイスは、視聴者に向けたものなのか? つか、恋愛神って、名前のヒネリなしかい。つか、神様のクダリは必要か? つか、責任もてないって理由なのに婚約はできるんかい。つか、いよいよスマホ関係ないな、純粋な意味でのハーレムアニメだな。{/netabare}

あ~、ツッコミ疲れたw でも、このへん、なんか(アホくさ過ぎて)ニクメナイんだよな~という感じで少しは楽しめたんで、評価1は付けませんw


さて、ネタではなく、ここからガチで酷評です。

まあ、簡単に言うと、主人公を「何でも出来る」という風にデザインしたのに、都合に合わせて「出来ない(やらない)ことがある」から、変になる。

「何でも出来る」なら、本来ピンチや困ったことにはならないはずなのに、作者の都合に合わせて、ピンチを演出している。キャラ自身が、そのキャラなりの思考回路やおかれた状況の中で考えて行動しているのではなく、作者が自分の都合の良いように、駒のようにキャラを動かしているタイプの作品に感じた。キャラが生きていない。

(「ロードス島戦記」の作者、「水野良先生」とかはその辺が凄いよ。「キャラが動いてくれないと書けない」「キャラが動き出したら全部書き直すこともある」と公言されてるし、それは読んでいても感じる。だから、出版が遅れる遅れるw)

つまり、根本的な問題として、作者に、登場人物を愛し、共に苦労して冒険しようという気概を感じないんだよね。

本当に良い作品というのは(それがファンタジーであれ恋愛であれスポ根であれ何であれ)、「作者が登場人物をリスペクト」しているように感じる。例えば、自身が産み出したキャラクターをストーリーの都合上どうしても殺さなくてはいけなくなった時、本気で悩み、泣きながら描くような、そんな姿勢だ(「キングダム」の「原泰久先生」は、あのシーンやあのシーンなんか、本当に泣きながら描いてました。「尾田栄一郎先生」もそうだそうです)。

きっと、そういう作者の思いって、読者(視聴者)に伝わると思う。

登場人物が、作者の「妄想」を具現化させるだけの「単なる道具」なら、多分、人は泣けない。それを、自身の「夢」を具現化させるための「相棒」にまで昇華できれば、多分、人は泣ける。やってることは近いんだけどね。

とはいえ、「小説家になろう」原作ということで、原作者はセミプロ?みたいなものなのかな。小学生の時、「RPGツクール」で作ったゲームのシナリオを思い出した。それでもまあアニメ化されるくらいには注目されているということなんで、(原作者の)今後の動向(成長)には期待して注目していきたいと思います♪
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 39
ネタバレ

なっぱ‪‪𖧷‪‪𓈒𓂂 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

謎の神様パワーでモテる人生をゲットだぜ!

❁⃘❁┈┈┈┈┈INTRODUCTION┈┈┈┈┈❁❁⃘
彼にあるのは神様から底上げしてもらった身体と、
異世界でも使用可能にしてもらったスマートフォン。
様々な人達と出会い、大切な仲間を得ていく中で、
いつしか主人公はこの世界の秘密を知る。
古代文明の遺産を受け継ぎ、
お気楽な世界の王たちと力を合わせながら、
個性豊かな女の子たちと共に
彼はのほほんと世界を巡っていく (公式引用)
❁⃘❁┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈❁❁⃘

異世界が流行ってる今の感覚で観ちゃうとテンプレだな〜
と強く感じる部分は多いと思うけど、
5年前の異世界作品と思ったら面白い方だと思う。

内容はありがちでも女の子たちが可愛くて
それぞれ個性もしっかりしてるのでキャラは楽しめます!

ただ、ここまで恋愛を持ってくるとは思ってなかったので
恋愛要素が多いことに少し戸惑いますね。
{netabare}
終着点がみんなと結婚の約束をすることなら
あまり必要じゃなかったのでは?と感じるバトルシーンが
結構含まれていたように思いました。

笑えるところと癒されるところが
いくつかあったのは良かったです(*´`)


◆1話【 目覚め、そして異世界】

フランクな神様いいキャラしてるなぁ〜
スマホをそんなあっさり使えるようになるのも凄いけど、
身体能力の向上と魔法の才能まで与えてくれた
神様パワーっていう謎の雑設定なにそれw

冬夜の、ギルドの例えがハローワークって発想好き。
あと異世界ならアイスクリームの教えは特許とれそう(°﹃° *)

◆2話【 初旅、そしてサムライ。】

スライム討伐をエルゼたちが全否定して
ブヨブヨネバネバした物体が生理的に無理だから
って言った瞬間、リゼロのアクア達が即座に浮かんだw

なんだこの生意気な小動物みたいな可愛い子はーっ♡
と思ったらスゥちゃん喋り方がそう聞こえるだけで
しっかり王族らしい筋の通った素敵な性格してるの好き。
スゥちゃんだけじゃなくてお父さんも
王族だけどフレンドリーでいい雰囲気なのいいな(*´`)

サムライの八重も仲間入り、うんうん、
いいね、着々と女子が集まりだした集まりだしたw
チートだとしてもなんでも出来る冬夜が羨ましい。


◆3話【 将棋盤、そして地下遺跡。】

アルマちゃん、、狐キャラきたぁぁああああ♡!

「このタイミングで冬夜殿が訪ねてくれるとは、
おそらく神が君を遣わせてくれたのだろう」
ってアルフレッドが冬夜に言うのを聞いたとき
冬夜と神様は顔見知りだから無きにしも非ずな感じがして
もしかして神様はあれからずっと
冬夜の事を見てるのかな?と思い始めてきた。


◆4話【 婚約、そして押し掛け。】

急に出てきたユミナと婚約させられるけど、、
サブタイ通り本当に押し掛け。
人の本質を見抜ける魔眼の持ち主なら
相手(冬夜)の心情とかも察せる子になっておあげw
個人的に今の所ユミナはグイグイ感がちょっと苦手だなー。

冬夜の神獣となった琥珀のちっこいバージョン
ぬいぐるみっぽくて可愛いですね(*´`)
持ち前の威圧感は欠片もなくなっちゃった!!


◆5話【 スライムキャッスル、そして新機能。】

「爵位!?!?」「辞退!?!?」この流れ好き。

4話の時よりもユミナの性格が砕けてきてて
最初の苦手意識も薄れました‪(*ˊᵕˋ* )
それに冬夜が他の女の子に変わらず優しく接してても
ユミナは嫉妬とかでそれを否定する訳でもなく
むしろそんな冬夜を受け入れてる感じが好感度高い。
それとも一夫多妻の世界だと
取り合いにならないからその余裕なのかなw


◆6話【 引っ越し、そしてドラゴン。】

ユミナのお父さんから爵位の代わりに
大きい家を貰って5人で過ごすことになる。
ユミナ以外のみんなが邪魔をしまいと遠慮をしたけど
「4人とも同じくらい好きだし家族みたいに思ってるよ」
と冬夜は伝える。

これはユミナもさすがに嫉妬するか!?と思いきや、
ユミナは1歩前進と捉えて凄くポジティブな上に
お嫁さんになるつもりではあるけど独占するつもりはない
という12歳にして大人な考えのユミナに完敗です(๑⃙⃘´꒳`๑⃙⃘)
、、4人ともお嫁さんになるつもりかしら♡w

ドラゴンとの戦いを終えたあと、
ドラゴンでさえ琥珀には頭が上がらない様子を見ると
琥珀が本当に凄い立場の神獣だという事がよく分かる。


◆8話【 日々の暮らし、そしてイーシェンへ。】

冬夜、少女を拾って帰る。の巻www
ここでレネちゃんが謎に仲間入りするのは
何か今後に関係してくる意味があるのかな??


◆7話【 獣人の国、そして監視者。】

「可愛い、可愛い、可愛い、筋肉〜、、」
スマホの写真をドローイングってw
上手いこと魔法と掛け合わせて使いこなしてるな。

プログラムで作られてる動くクマさん可愛い♡
このプログラム魔法めちゃくちゃ便利じゃない!?


◆9話【 オエド、そして不死の宝玉。】

八重のお兄ちゃんイケメンだったーっ!!!

宝玉のせいで戦が起きてたけど
冬夜の一斉攻撃であっという間に不死者達をノックアウト。

宝玉を目にはめてた自信たっぷりな持ち主からも
小物移動の魔法を使って一瞬で奪えた、、呆気ないw
チートに磨きがかかってきた(*•̀ㅂ•́)و


◆10話【 海、そしてバカンス。】

水着回ですねぇ〜〜〜(°﹃° *)
お胸のサイズに個性が出てるアニメは良いね!

召喚で呼び出した蛇の珊瑚と亀の黒曜と契約成功。
にしても蛇がオカマちゃんだと
必然的にNARUTOの大蛇丸を思い出してしまうw


◆11話【 ぱんつ、そして空中庭園。】

移籍を探していたら空中庭園を発見し、
そこでパンツ丸出しのフランシェスカと出会う。
またもやいいキャラ出てきちゃった〜w
フランシェスカから勝手に認められて
冬夜は空中庭園のマスターに。
マスター登録で遺伝子を取り込むために
突然フランシェスカが冬夜にしたキスが全然
フランクなものじゃなくて驚いた(°﹃° *)

2人のキスを目の当たりにして気持ちが爆発したのか
好きという気持ちを打ち上け張り合うように
リンゼが冬夜にキスしちゃったよ〜
1番勇気ある子なんじゃないか??
張り合った相手のフランシェスカは人間じゃなくて
何千年も前に人の手で作られた子だしw


◆12話【 決断、そしてスマートフォンとともに。】

ライムさんに対する
フランシェスカの棒読み「キュンキューン」がツボすぎる。

おいおいおい、
ただのハーレム求婚フィーバーやないかいwww

恋愛における「俺、この戦いが終わったら結婚するんだ」
って言う人が結婚できないお約束が存在するのは
なんと恋愛神のせいだったのか!!

8話で起こった冬夜がお風呂に入ろうとしたら
着替えてる最中で下着姿の4人と遭遇したトラブルも
恋愛神のせいだったのねw

そんな恋愛神だけど、
「片方だけの幸せなんて恋愛じゃないのよ」って
しっかり良いことも言ってる(*´`)

フランシェスカは、未来が見えてた博士から
冬夜は最終的に9人と結婚するって聞かされてるらしい。
最後に9人の女の子たちが並ぶ映像が流れるから
その子たちが結婚相手になるんだろうけど、
その中にスゥちゃんも入ってたーっ(๑⃙⃘´꒳`๑⃙⃘)
612歳の妖精族のリーンさんも入ってたんだけど、
まさに異世界ならではのメンツですねw
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 5

73.2 4 ラノベ原作で妄想なアニメランキング4位
生徒会の一存 Lv.2(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (1079)
6454人が棚に入れました
私立碧陽学園の生徒会役員は、一風変わった方法で選ばれる。それは純然たる人気投票。なので外見が美しいものが選ばれることとなる。男子は他の男子からの反感がある為、必然的に美少女の集まりの場となる。結果として生徒会長・桜野くりむを始めとする役員は美少女だらけ。その中で1人、猛勉強の末「優良枠」で役員入りした男子生徒・杉崎鍵。本作は、彼ら碧陽学園生徒会の日常を綴った記録である。なのでだいたいの話は杉崎の視点から語られている。しかし、杉崎の失踪や記憶喪失では他のメンバーが語っていたりする。

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

1期の面白さ、キャラクターデザイン、生徒会室、声優、パクリネタ、etc. はどこへ行った・・・ あと、杉崎のフラグ立ちすぎ!

この作品の世界観

北海道にある碧陽学園っと言う高校を舞台にした作品です。この作品は碧陽学園の生徒会をメインとした作品です。
碧陽学園の生徒会は他の学園の生徒会とは違い、生徒会に入るには人気投票で上位になる事です。そうすれば自分が選んだ人が生徒会になるため言う事を聞くっと言うメリットがあります。
そして、この生徒会には優先枠っと言う特別な枠があります。その枠に入るにはその年の期末に学年トップになった人が入りたければ入れる枠です。

この作品はそんな生徒会に優先枠で入った主人公杉崎 鍵と人気投票で入った4人の美少女の 桜野 くりむ、紅葉 知弦、椎名 深夏と、椎名 真冬の面白い生徒会の日常を描いた作品です。

キャラクター紹介。

桜野くりむ  小柄な体をしていて、ロリ体系だけど、生徒会長。 ペッタンコは禁句!?

紅葉知弦   いつもクールで知的な先輩。冷静なツッコミがいい。

椎名深夏   スポーツや、熱血系が大好きなボーイッシュな性格。 だけど夢はお嫁さん!!

椎名真冬   可憐で儚げな妹キャラ。 だけど、そうとうなBL好き。 ゲームは遊びじゃなくてエネルギー!!

杉崎鍵    このアニメの主人公で生徒会は自分のハーレム!!(と自分で言っている) 美少女に弱い。

私の感想

かなり楽しみにしていたせいか、作品が面白くなかったせいか、まったく楽しめませんでした。1期の面白さはどこへ行ったのか・・・ この作品を見ているとどこか私の中の何かが壊れるような気がします。たぶん1期が面白すぎたせいだと思います。2期だけ評価しますと、まあ 少し面白い所がある作品なんですが、1期とセットで考えてしまうと、がっかりです。

1期はパクリネタをかなり多く入れて超面白い作品だったのですが、この作品にはまったくそのような面白さは無く、いまいちなラブコメディだけを入れていました。

ラブコメパートはかなり残念でした。私たちが知らない間にかなりフラグが立ったのか分かりませんが、生徒会メンバー全員落ちていました。1期では少しデレが出ていた所まで行っていましたが、なぜもう落ちているのだか・・・ あんなにフラグが立ちにくい知弦さんですらほぼ落ちていました。

キャラクターデザインもかなり変わっていて、かなり戸惑います。1期は可愛かった会長も2期では少し背も伸びたように感じたので、ロリキャラから遠くなりました。一番分からなかったのはなぜすべてのキャラクターのほっぺたは少し赤くなっていて、目はなぜ少し緑色になっていたのかです。こだわっているのかも知れませんが、正直前期のままでいてほしかったです。

変わっていたのはキャラクターデザインだけではありません。生徒会室もまったく違う部屋になっていました。1期ではかなり広くて新しい設備の着いたちょっと面白い部屋でしたが、この作品の生徒会室はただの小さな教室を使うちょっと残念な生徒会 見たいな感じの部屋になっていました。

この作品で一番がっかりした所は真冬ちゃんと知弦さんの声優が代わってしまった事実です。真冬ちゃんの1期の声優はもっと明るくてもっと記憶に残りやすいよい声でしたが、2期になって初めて新しい真冬ちゃんの声を聞いた時テンションが40度くらい下がりました。なんと言いますか・・・ あまりイメージ道理の声優ではありません。たぶん1期のイメージが濃いからかも知れませんが、がっかりします。知弦さんの声優はあまり違和感はありませんが、1期に比べるとテンションは下がります。

この作品で唯一良かった所は杉崎健の妹、杉崎 林檎と、元カノの松原 飛鳥が出てきた事です。このキャラクターはどういう性格、見た目をしているかかなり気になっていたので、出て時はかなりうれしかったです。けれど、私的には杉崎の(幻想の)兄、残響死滅(エコー・オブ・デス)を出してほしかったです。

オープニング

「Precious」
さすが生徒会の一存、オープニングは最高です。歌詞も読んでみてください。最高ですよ!! 私、こういう曲もかなり好きです。

エンディング

この作品は良くある1話1話に違うキャラクターをエンディングにする方式になっています。よい曲もありますが、良くない曲もあります。

「Fo(u)r Seasons」

「羊が一匹、二匹数えて寝ましょう」

「KIZUNA」

「超絶☆こけてぃっしゅ」

「Pure Pure Canvas」

「☆ぱ・ぴ・ぷ・ぺ・ぽりしー☆」

「空想☆シルブプレ」

「青い星に生まれて」

「BLUE SKY」

投稿 : 2024/06/01
♥ : 25

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

個性の強さが、いいキャラの条件だとは限らないのよっ!

生徒会の一存・2期。

1話完結の生徒会の日常を描いた作品なので、
2期からの視聴でも可能ですが、

どうせ観るなら
まずは1期を観てみることをおすすめします。

1期と2期とでは制作会社が違いますが、
大きな差は感じられませんでした。

全9話です。(+OVA1話)


● ストーリー
碧陽学園(へきようがくえん)生徒会。

これは、生徒会メンバー5人の活動を記録したものである。


という感じで、
おふざけ生徒会のなんでもない風景を描いたのがこの作品です(笑)

1期を観た時も心に残る内容がなかった気がしますが、
2期も同様でした。

正直1話を観た時点で
「なぜ2期にも手を出したのか…。」と軽い後悔が押し寄せましたしww

しかしこの手の作品を視聴する際によくある現象、
「気付いたら思い入れが強くなっていた」には当てはまっていたようで。

毎回内容がないことにつまらなさも感じていましたが、
生徒会メンバーの強い絆を感じるとこみ上げるものがあることもあって…。

特に最終話(卒業式の前日)のやり取りは
いいものを見せてもらったとうるうるきました。

これだけでも「2期を観てよかったー。」と思えました。


● キャラクター
◇生徒会長:3年生 桜野くりむ(さくらの くりむ)
  甘いものが大好き、泣き虫でわがままなお子様生徒会長。

◇副会長:2年生 杉崎鍵(すぎさき けん)
  本作の主人公。女の子とエロゲが大好き。女の子みんなを幸せにするハーレム王を目指している。

◇副会長:2年生 椎名深夏(しいな みなつ)
  ボーイッシュで運動神経抜群。男女関わらず学校の人気者。

◇書記:3年生 紅葉知弦(あかば ちづる)
  クールで大人な雰囲気を醸し出す生徒会のボス。

◇会計:1年生 椎名真冬(しいな まふゆ)
  引っ込み思案な性格だが、BLとゲームには強い熱意を持つ腐女子。


以上が生徒会メンバーです。

内容がないならキャラで勝負!というわけでもなく、
特別キャラが濃いメンバーでもありません。笑

むしろキャラの濃さなら
エロワード連発の幼女など、サブキャラの方が上です。笑


私のお気に入りは1期同様深夏です♪

さばさばした性格も好きだけど、
ツンデレ口調でデレデレ発言をする深夏も可愛すぎる(*´ω`*)


杉崎はキャラ紹介だけ見ると最低なやつですが(笑)、
根はいいやつなので憎めないし、モテるのもわかるな。

彼のツッコミはこの作品に不可欠。
キレもあるし、好きです^^


ちなみに、ちづるさんと真冬ちゃんの声優さんは
1期から変わっています。


● 音楽
【 OP「Precious」/ 碧陽学園生徒会 Lv.2
         (本多真梨子、美名、富樫美鈴、野水伊織) 】

OPの曲は1期もよかったですが、こちらも明るくて大好きです♪


EDは毎回変わるのですが、
今回は印象に残る曲がありませんでした^^;


● まとめ
ぐだぐだ感は1期と変わらず。
結局「中身がないのがいいところ!」が結論なようですしww

日常系というより、ぐだぐだ系なので、
この何も得るものがない、何も頭に残らないぐだぐだ感は、
人に強くおすすめできません(笑)

が、観れば観るほどキャラには愛着がわくはずなので、
何も考えずにぼーっとアニメを観たい時にはいいのかもしれませんよ☆

投稿 : 2024/06/01
♥ : 18

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

スタッフと製作会社を一新

パロディ風味のインドアハーレムアニメ、第二期です。
TV放送に先駆けてニコニコ生放送で先行配信されてます。過去エピソードの第0話を含め全10話。
美少女揃いの生徒会室で繰り広げられる、ボケと突っ込みの会話劇。
パロディ、というより他のアニメやラノベ作品を元ネタにしたギャグをかますのが特色です。
第一期でキャラ紹介や彼らの置かれている状況は掌握済。かくして、この二期では主人公のハーレム計画がどう進展するかのお話・・・・なのかなぁ?(^_^;


かなり見る層を選ぶのは確かですが、ツボにハマれば滅茶苦茶笑える、アニメ業界やラノベ業界を風刺したようなネタを連発していた第一期。
ネタのテンポもよく、お笑いとちょっとイイ話が折り混ざった内容も好感触でした。
内容が内容だけに、個人的には映像の品質やストーリーは二の次、その点には期待してない特殊作(いいに越したことはありませんが)。

当然、二期も同様の期待がかかっていたわけですが、正直、一期ほどの勢いは感じられませんでした。
具体的にどこがどう悪いというのは説明し辛いのですが、ハードル上げすぎだったのかな?
コアなネタ振りにキャラが軽快に反応してくれるのが楽しかったんですが、身構えてたせいか想像以上のモノは残念ながら得られなかったという印象。
決して面白くなかったわけではないんですけどね。

時系列は一期の続きになるので、ストーリーには動きがあります。
ただ、意外な事件が発生するというのではく、時間の経過に従って起こるべくして起こる事。
皆から軽蔑されながれも愛されている主人公が、それにどう反応するか、そんな事が中心にかかれています。ラブ成分ちょっと強め。
なんだか都合のいいラストでしたが、ご都合主義だ!と呆れた感じはしないのです。
これは本作の主人公、杉崎のキャラの成せるワザ。他の作品だとこうはいかなかったと思います。
そういう意味では、いい締めくくりでした。

EDは毎回変わって相変わらず楽しませてくれました。
コミカルで楽しい曲が多いんですが、能登麻美子さんにも歌わせるという冒険ぶりw
いや、まあ、そのー・・・良かったですヨ。いかにもな電波ソングって感じになってました(^_^;

声優さんが換わってますが、そこについては程なくして慣れたので問題にはなりませんでした。
新キャラも登場しますが、それほど出番は多くありません。
もし、外伝なり続編なりが創られるなら活躍しそうな伏線はいっぱい残しますが・・・
あくまで今作は現生徒会メンバーが中心です。


総括として、
色々と肩透かしをくらったところは無くはないですが、もともとゆるーい感じでみていた本作。
大満足とはいきませんが、それなに面白く視聴できました。
主人公の杉崎とお子ちゃまかいちょーのボケっぷりは健在だったので、それだけでも満足♪

一期に引き続き、碧陽学園生徒会議事録をお楽しみくださいませ。
万人にはオススメしません。好きな人だけ、ね。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 17

88.6 5 ラノベ原作で妄想なアニメランキング5位
冴えない彼女の育てかた Fine(アニメ映画)

2019年10月26日
★★★★★ 4.3 (484)
2430人が棚に入れました
ある春の日、安芸倫也は桜舞う坂道で運命的に出会った少女・加藤恵をメインヒロインにした同人ゲームを制作することを思いつく。美術部に所属していながら、同人イラストレーターとして活動する澤村・スペンサー・英梨々と、学年一位の優等生でありながら、ライトノベル作家として活躍している霞ヶ丘詩羽を誘い、blessing software を結成。やっとのことで一作目を発表した――。英梨々と詩羽は大作ゲーム『フィールズ・クロニクル』を開発するために、人気クリエイターの紅坂朱音のもとへ。blessing software 代表の倫也はサークル活動を継続し、副代表の恵とともに新作の開発を開始した。イラストレーターに後輩・波島出海を起用、プロデューサーを出海の兄・伊織へ依頼し、氷堂美智留と彼女のバンド icy tail とともに新作の開発を進めるが……。英梨々と詩羽の大作はどうなるのか? 倫也と恵の関係に異変が? はたして blessing software の新作の行方は?

声優・キャラクター
松岡禎丞、安野希世乃、大西沙織、茅野愛衣、矢作紗友里、赤﨑千夏、柿原徹也
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

冴えまくり彼女に萌えそびれた私

ついにここまでやってきた!

1期2期を経て堂々完結の劇場版。fine(フィーネ)と言ってる以上終わるもんは終わるのです。
完パケしてるためこれからの方はパッケージで視聴検討されたらよいシリーズものかと思います。

 冴えないヒロインは育ったのでしょうか?

完結編で求められるはこの一点。恐らくダブルミーニングで

1.加藤恵の魅力はさらに増すだろうか?
2.渾身のギャルゲーは完成するだろうか?

しっかり育っての大団円だったと思いますが、どうなるかはもちろん自分の目で確かめて下さいね。


“お約束”を登場人物使ってとことんコケにしながらその“お約束”をありったけ投入し
“オタク”をさんざんをこき下ろしながらもその“オタク”へ注ぐ視線がこのうえなく温かい。
そして加藤恵という唯一無二ヒロインが異彩を放っている作品です。一言で言えば尖ってる。

いったんラブコメとラベリングし経過を辿ればこんな感じでもありました。
1期→ラブ2:コメ8
2期→ラブ5:コメ5
これが劇場版では

 劇場版→ラブ8:コメ2

くらいでしょうか。これまでを踏まえた流れに無理はないしきちっとラブはキュン死不可避でしょう。
なのでTVシリーズからのファンは迷う必要ありません。迷わず行けよ!行けばわかるさ!

ちなみに私はさほどこの劇場版では踊れませんでした。尖っておらず只のめちゃくちゃきゅんきゅんするラブストーリーだったことが理由。

自分の過去レビュー読み返してもみました。どうやらこの作品にはラブtheオンリーを期待してなかったみたいです。己の心の姿勢の問題。
過去の私の評価は1期(3.7)2期(4.1)です。面白いかどうかの分岐は4.0。つまらないかどうかの分岐は3.5として、クリエイターの産みの苦しみとラブコメが調和した2期を高く評価しました。なおシリーズ通して加藤恵に萌えてはいません。
唯一無二ヒロインについては『擬似三次元女子』と評し1期レビューにまとめております。平たく言えば現実には存在しないリアリティ無き女子です。存在に現実味がないため“ラブ”が深いところに刺さらない。響かない。
作品の柱ギャルゲ作りも産みの苦しみはどこかに消え作業ゲーになってました。障害はトモヤくんのサボりですもんね。これは比重をラブに置いた結果ですから仕方がありません。


あくまで私の心の姿勢の問題ですからね。シリーズの流れを逸脱しない自然な展開。劇場版ならではのグラフィック。きちっとタイトルを回収しながらの大団円。本来なら減点要素はない。どれも及第点だったけど自分には引っ掛かりの薄い佳作でした。



※ネタバレ所感

■遅らばせながら…

気づいたこともありました。遅せーよ!

{netabare}ストーリー展開がそもそもギャルゲーだったんですね。
加藤恵を模したヒロインでゲーム作ってるのに、お約束やフラグのギミックで遊んでいるって指摘してたのに、すこーんとこの観点が抜けておりました。

振り返ればエリリルートや詩羽先輩ルートを経てからのメインルートが劇場版の位置づけでした。
ギャルゲと思って1期から振り返ることは意義があるように思えます。{/netabare}


■高校生のスケジュール管理

納期より大事なものはあるっ!→いやそんなもんねーよ!
自由すぎるトップに翻弄されてた加藤恵が工程管理表を手にしていたのに驚いた。有能ですねこの子。

{netabare}項目を大中小分類に分けていて、分量(カット/差分)、月での区割り(上旬中旬下旬)のシンプルなやつ。

ええ一時停止してガン見しました。高校生にしてゴールから逆算して考える発想があることに驚き。
それでも人生の先輩ヅラしておせっかいを焼きたくなりましてちょっと失礼…

 {netabare}追加したほうがいい項目 → 担当者、予実、マイルストーンいやクリティカルパスかしら
 修正したほうがいい項目 → 区割りを日単位{/netabare}

自由人を縛れるかはまた別の話っす。{/netabare}


■エモかったとこ

もっとも胸を締めつけられたのはここ

{netabare}エリリが「トモヤがいても描ける」と淋しそうに目線を落としたところ

想い人との関係が深まるのと反比例しイラストが描けなくなってったエリリでした。クリエイター魂を優先し袂を分かった2期のクライマックス。整理すればエリリルートの終焉。
それが今は描ける。ちょっとしたボタンの掛け違いで別れる関係もある。今だったら素直に飛びこめるのに、でも今の自分があるのはあの時の別れがあったから。このジレンマがたまりませんでした。{/netabare}


■紅坂朱音(CV生天目仁美)のお仕事

ほんとにトモヤの…ひいては作品の魅力はこれでした。

{netabare}「クソみてぇなキモヲタの妄想を垂れ流せるのがお前の強みなんじゃねーか」{/netabare}

{netabare}「鳥肌が立って恥ずかしくなって目を背けたくなって…」
「それでも読めちまうのがお前のクソシナリオなんじゃねーか」{/netabare}

{netabare}「真のキモヲタは絶対お前についてくる」
「今は上手くなろうとするな」
「キモいまま突き進め」
「てめぇの妄想をそのまま垂れ流せ」{/netabare}

S.ジョブズの劣化版みたいなキモヲタ主人公のキモイ情熱をもっと見たかったのでした。
でもそれを望むのは酷なのかも。ヒロインと一緒に陰キャの代表選手みたいなキモヲタも人間的に成長したものと思うようにしました。

末永く爆は…いやなんでもありません。



※閑話休題

なんだったんだろう?

{netabare}題字協力 松岡禎丞 茅野愛衣{/netabare}



視聴時期:2020年10月 

-----

2020.10.28 初稿
2021.08.26 修正

投稿 : 2024/06/01
♥ : 49
ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

うん。。ヒロインもいいしエピソードも楽しい。ラブコメの名作と言っていいんじゃないかな。

 
終わったと思った『冴えカノ』の続編で劇場版。
fine(フィーネ)はイタリア語でendの意味。
DVDレンタルで視聴。

う~ん、TV版のラストをよく覚えていない・・
ま、いいかw

■エピソード

そっか、blessing softwareのメンバが刷新されたんだっけ。

~{netabare}
出だしは『icy tail』のバンド演奏・・
色んな要素を盛り込んでますね。
ガールズバンドものは好きだからいいけど。
その部分のエピソードが薄いのは仕方ないか。

2期での大ごとである、詩羽と倫也のキス・・
ドラマチックな展開でズルズル引きずるかと思ったら、
居酒屋で加藤がいるの目の前で、露呈。
しかも、あっさりコメディタッチでw
なんかドロドロしなくて個人的にはホッとしました。
ラブコメはこうでなくっちゃw

それなのに倫也にサンドイッチを作る加藤・・
それを食べ残す倫也も、おいおい、と思ったけど、その食べかけのサンドイッチを食う加藤。
せめてもの関節キッスと、詩羽にはできないことを密かにすることで自分の留飲下げる行為ってことかなw

オタクとはいえ倫也のヘタレ加減に辟易。

紅坂の入院によりマルズのゲーム製作が頓挫・・
倫也が交渉・・いいねこの先が読めない裏切り展開。

エリリと詩羽を助ける倫也・・
加藤、そこはスネるんだ。へー。
キスは流した風に見えて、実は不満がたまってたのかな。

加藤が倫也を呼んだセリフが無音・・
どう呼んだのか。「安芸クン」?「倫也クン」?
この口の動きはきっと・・

物語開始から1時間14分・・
blessing softwareに戻る倫也を送り出したエリリと詩羽。
と、突然、画面がブラックアウトしエリリと詩羽が倫也に助けを求めるかどうかを話し合うシーンに逆戻り。
え・・・タイムリープ?別ルート?ラブコメでこれは新鮮w

いや・・
違う・・のか。
これは、触れられなかった二人の会話。
倫也をメインヒロインルートへ戻してやろうという。
手法としては珍しくないけど、ジーンときた。

家の前で加藤と再会する倫也・・
住宅街の路地。憤懣やるかたない加藤。
 倫也:『それに、安芸クンに戻ってない』
・・やっぱそうか。
 加藤:『これだけ怒っているのに、他人行儀な怒り方、できないよ』
・・名ゼリフ。
遂に告白。
 加藤:『合格、だよ』

次は加藤の回想シーン・・
これまでのモヤモヤした気持ちも一気に解消する、
ヒロインの待ち望んだイベント。
 加藤:『違わないよ、倫也クン』・・
    『私の、望んだとおりだよ』
 二人:『いっせーの・・』
うん、ラブコメはこうでなくっちゃw

ええと、残り15分あるのにエンドロール・・・
そこに小田和正の『ラブストーリーは突然に』の文字が。
え?使ったっけ?

エンドロール後にエピソード・・・
なんだこれ・・
加藤は夢を追う倫也が好きだったの?
詩羽と再会・・

きた!『ラブストーリーは突然に』
・・そういうことかww

詩羽ルートは自分も望むところなので劇中での宣伝なのは残念ではある。

エリリや詩羽以外、例えば美智留や出海などの悲哀も、もう少しあっても良かったけど、ドロドロし過ぎず明るい作風とメインヒロイン推しを貫いた姿勢は好感が持てました。

モヤっと書きましたが、{netabare}俺ガイル{/netabare}と比べてしまってますw・・いい悪いではなくて。

それにしても・・
{/netabare}~

うう・・か、加藤、かわええw

展開とかセリフとか、やっぱ一味違う。

終わり方も自分好みで良かったw

やっぱラブコメはこうでなくちゃww
(しつこいですがw)

★エンドロールの後もお見逃しなく ^^


 原作:ラノベ
 キャラデザ:高瀬智章
  FGOも担当。原画や作画監督はTo LOVEる、
  WORKING、SAO、化物語なども。
 制作:CloverWorks
    A-1 Picturesの血統だけあって安定。
 封切:2019年秋
 視聴:2020年秋 レンタル

■キャスト
~{netabare}
松岡禎丞(倫也)
 さすがに演技は安定。
 ちょっとキリト感を感じてしまったけど
 視聴の邪魔になる程ではなかったかな。

安野希世乃(加藤 恵)
 別のレビューやBEST10でも触れていますが、
 かくしごと(ラスナ)も良かったし、今回も
 正統派ヒロインを堪能させていただきました ^^

大西沙織(澤村・スペンサー・英梨々)
 ダンまち(ヴァレンなにがし)とは
 違ったキャラも楽しませていただきました ^^

茅野愛衣(霞ヶ丘 詩羽)
 かやのん、もうホントにマジ天使 ><

矢作紗友里(氷堂 美智留)
 元気っ娘といえば矢作さん、的なw
 ハマリ役かと。

赤﨑千夏(波島 出海)
 段々メインヒロインが増えてきていますねー。
 今回も別ルートがあってもいいキャラかと。
 外伝求ムw

生天目仁美(紅坂 朱音)
 パワフルなキャラはさすが。
 一騎当千(関羽)、俺妹(沙織)、
 このすば(ちょむすけ)、
 宝石の国(スフェン)、
 エグゼロス(ニョタイカ蟲)・・・
 結構お世話になってます ^^;
{/netabare}~

冴えカノも、これにて終幕・・か。

シリーズ通して、名作と言っても過言ではないかと
 

投稿 : 2024/06/01
♥ : 26
ネタバレ

はあつ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

誰もが悶絶するヒロインの描きかた

映画館でこんなに顔が火照った事はない!
萌えて悶え過ぎて顔がゆでダコのようになりました。

ヒロイン「加藤 恵」が可愛すぎる♪♪♪

ここまで徹底したあざとい可愛さは見事と言うしかない!

主人公が力説する「オタクにとっての理想的なヒロイン」

私も含めた2次元オタク男性が萌えて悶えて魅せられる「恋する女の子キャラ」を描き上げる為に構築されたアニメシリーズの最終章であり最高潮の仕上がり。

テレビドラマ2クールで、クリエーターとしての才能と尖った個性を持つヒロイン達を魅力的に描きつつ、唯一目立った才能が無い普通の女の子でありながら、抑えてきた感情のインパクトある露出によって存在感を示したメインヒロイン。
その彼女の清楚で可憐な魅力が劇場の大スクリーンで満開に花開きます。

本シリーズの脚本構成を担当されたのは丸戸史明氏。
恋愛物としては、同じ丸戸シナリオで個人的に傑作だと思う「WHITE ALBUM 2」に比べると、主人公の(CV松岡さんのイメージも手伝って)ハーレム的ご都合感は拭えませんが、ヒロイン達が主人公を好きになる要素は俺Tueee系より断然説得力があり、丸戸氏がゲームシナリオ作家として培ってきたノウハウを活かすゲーム仕立てのプロットで、ヒロイン達の切ない恋の進退をドラマチックに纏め上げてます。
(ちなみに丸戸氏のギャルゲーが原作の「WHITE ALBUM 2」は、楽曲を織り込んだストーリーと演出、中盤の盛り上げや鳥肌物のラストの脚本構成も合わせ1クールの恋愛アニメの中では神懸かった出来映えです!)

加えて、ゲーム作りに纏わる主人公やヒロイン達の言動には、ゲームシナリオ作家として歩んできた丸戸氏のクリエーターとしての情熱が伝わり見応えがあります。
{netabare}(倫也の書いたゲームシナリオを紅坂が豪快に笑い飛ばすとこなんて、青臭い頃の自分を振り返りつつ自分の道程を肯定的に受け止めている様でクリエーターとしての矜持を感じる。){/netabare}

また、登場人物にゲームシナリオを演じさせる様な客観的なセリフは、丸戸氏ならではの視聴者へ寄り添う遊び心があってユニークでした。

《作画》

テレビ版から背景も含め綺麗な作画で、挟まれるパステルチックなカットもお洒落。
そして本シリーズでは何と言っても、アイラインのカラーが特徴の女子キャラの描写に力が入ってます。
弾力感が伝わる肉感的な体のライン、あざと過ぎる可愛い仕草やエロいポーズをふんだんに描く事で萌えに徹してます。
かがんで見せるたわわな胸の谷間、テーブル下で絡み合う脚線美・・フェチなアングルも堪りません。
アニメと無縁の女性に鑑賞させたらセクハラになります♪

《音楽》

春奈るなさんの主題歌を初め、声優さん達の劇中歌も多く、ヒロイン達の恋心を盛り上げてます。
エンドロールの挿入歌に「ラブ・ストーリーは突然に」とあり、いつ流れた?と思ったら・・・オッサン世代へのサービス♪

《特筆声優さん》

今回の劇場版ではメインヒロイン役、安野希世乃さんの透明感のあるクリスタルボイスにキュンキュンさせられました。
安野さんは歌も上手いですね。今作の挿入歌も良かったし先日まで放送の「ソウナンですか?」のEDも好き♪

《キャラ》

よく泣く主人公は、女々しく感じ好きになれませんでした(同じオタクとしての妬みか^^;)が、ヒロイン達には制作スタッフの思惑どおりブヒブヒと鳴かせていただけました。

以下は萌えブタのネタバレ鳴き(見苦しいのでお許しを)
{netabare}
スカイプでの会話で「とっくにフラグは立ってる」(2期終盤の坂道での二人を見てる視聴者への完全表明)にまず、
ブヒー♪

ホームでただの手つなぎから恋人つなぎに!
ブヒブヒブヒー

誕生日デートの約束に「どうなっても、し~らないよ~♪」
ブヒブヒー

名前呼びを指摘されて
「それのどこが悪いの!」
倫也以外にも♭じゃない態度露出で、
ブヒブヒブヒー

2人の初めてのキスシーン
「タイミングがずれただけだよ」
ブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒー
「「いっせーの!」」
ブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒーヒーヒーヒーヒー

「私の事、好きだった~?!!」のエリリにも、ブヒブヒブヒブヒブヒー(泣)
(ちなみに1期では私、エリリ推しでした(^^;) エリリと詩羽先輩の、二人が居たからこその恋の引き際も、切なくも素晴らしい魅せ方でした!)

ラストのエンディング曲中
「あなたが望むメインヒロインになれたかな?」
ブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒ悶絶ー

正直オマケパートは折角の余韻が冷める蛇足だと感じましたが、クールダウンしたのは良かったかも知れません。
あのまま直ぐ映画館を出てたらどんな顔をしてたやら
(*^^*)

「回収しとくね♪」のキスにも
ブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒー♪{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 27

71.5 6 ラノベ原作で妄想なアニメランキング6位
だから僕は、Hができない。(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (1177)
7442人が棚に入れました
加賀良介はひとよりHへの欲求が強いのが玉に瑕の健全な男子高校生。しかし、なりゆきで契約した死神・リサラによってそのすけべ心(エナジー)は吸い取られ、女の子を見ても張り合いのない日々を暮らしている。雨の日に出会った彼女は強力な霊能力を保有する“特異者”を見つけに人間界へと訪れたのだった。良介はリサラに協力をしているのだが、女の子とひとつ屋根の下に同居するその生活が情熱をエロにかけている良介には耐えられなかった。リサラだけではなくほかの女の子からも迫られ…ては萎むスケベ心。良介は隙を見てはどうにかしてスケベ心を取り戻そうと悶々と過ごすのだった。Hな魂は果たして回復できるのか。

声優・キャラクター
遠藤綾、下野紘、西口杏里沙、石原夏織、福圓美里
ネタバレ

奈悠 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

9話の感想追加

エロ系は後回しでみてたけど、これは・・・はい。エロいですw
ただ主人公がツボにはまりました。流石です、下野さん。
この作品は主人公が気に入るか気に入らないかで大きく評価が分かれそうです。
ストーリーは今後の展開次第っすね。

OP「Reason why XXX」 佐咲紗花(6th Single)
ED「プラチナ17」 yozuca*(20th Single)

9話{netabare} ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
唐突な妄想シーン…そして何を伝えたいかと。
「知ってるか。女の子の二の腕はおっぱいと同じやわらかさなんだって」
ガルダーブロウグ&私「なにーーー!」
エナジー補充かもしれんがこんな時でもこの発想は…w
{/netabare}
結果的に思惑通りになったって事か…?
イマイチ理解できませぬ(^p^)

8話{netabare} ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
で。。出落ちエロ。キュールの想い結果的に届いたが
こうまでしないと分からない良介はかっこわるすぎる。

なんであんな簡単に脱出口?があった。鍵しめておけよとw

敵相変わらずグロいなw塔への破壊も躊躇しないとか・・・

落下だと。予想はしていたが・・・(むしろ外出て何したかったんだ)
そしてまさかの謎覚醒!?
異常なエナジー放出?それだけの思いを良介に抱いていた?
特異者って事?ならキュールはどうしてそこに気づけずにいたんだ?!

触手プレイかと思ったら、まさかの鞭プレイw

リサラ母・・・指した先w真顔だしなwww
グラムの真の力=良介のエロは揺ぎないと思うが
伝説の秘宝といいつつ、リサラ母はおそらく剣よりも
キングラムを見ていたような気がしてならないw
{/netabare}
好敵胸(ライバル)とはイリアの胸でなく心が揺れる回だった。

7話{netabare} ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
けつだんりょくが大事なんだ・・・尻弾力
え、こんなのも広辞苑のってるの?
流石に調べてもでてこなかったけど、yahoo知恵袋の回答?がまじツボッたw
ほんとまじバカヤロ!だよw

それにしてもいつもならエナジー切れで裸になるのに
今回切れなかったのはなぜだw
{/netabare}
良介に エロパワーがないと 見所が・・・

6話{netabare} ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
リ・・・リサラずれすぎだろ・・・落ち込むならちゃんと考えろw

母親の父親の出会い・・・全く同じかー。
って、行くところまでいっちゃったんだよね。てへ。(・ω<)
テヘじゃねーw 良介と違って押しがあるなw
そしてBGM自重www
だから私は、子供ができた。応援ありがとうございました。
もうほんと終わっていいよw

「俺のエロは正義の為の力だったんだー」(下野節)
ほんと前向きな廚二だなwww

きめェ。携帯?通信機・・・?
着信はもっときめぇwww

エナジー無くなる>着衣解けて無くなる。ハイハイいつものワンパターン。
ポーズw・・・特殊能力インビシブルディクショナリー・・・え、ここまでテンプレになるの?w
涙→グラム覚醒。。。
{/netabare}
あれ・・・展開が・・・何だこれ・・・!?
ちょっと見るのが辛くなってきた^^;

5話{netabare} ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
おい。当たり前のようにどこで拭いてるw

既に縛られてる・・・
既に裸・・・
そして既にエナジー切れ・・・いつも通りだね☆

感じて・・・ね?目でなく、心で感じて・・・。
く、黒の背表紙、金文字、第3版・・・
だ、第3版ってどんだけイメージ出来てるんだよwww

急速エロチャージwww
え、特訓ってこういう事なのかwww
単語だけでここまで妄想できるなんて・・・次元が亜空間すぐるwww

俺の辞書に・・・いや、俺のエロに不可能はなーーーーーい!!
迷言頂きました~

次回紹介自重してくださいwww
{/netabare}
今回わりとストーリーに重要な事が発覚したけど・・・
あれ、内容があると面白さが減るってどういう事・・?w

4話{netabare} ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
綺麗に整列・・・日本人やなー。

お前の妄想力にほんと脱帽やわ・・・師匠とよびたいw
えぇーーーーー
・・・ですとーーぉーーーー
もっぴゃぁーーぐ。。うぅ。。やわらけぇ・・・うっひゅ。

っしょ・・・

おぉ~・・・ はぁ・・・
うっぉぉおおお・・・うっぉぉおおおおおおおお

キングダム覚醒
俺のキングダムがースパークリングだああああああ
って、構図自重しろwwww

キングダム・・・偽物には反応しないってことか・・・w

まさかの八奇衆が・・・ほんと他のメンツが怖いわw

どっどはぁ・・・詳しくは公式サイトでぇ・・えっへぇーー
{/netabare}
この回で悟った。改めて下野さん高音ボイスが神であると。
ストーリーがはいってこねーwww

3話{netabare} ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
学園八奇衆って・・・なんだか怪しい展開に。

ッち・・・w

良介乙女っちっくすぐるw

新しい死神キャラ追加~

勝てない事・・・やっぱそこかwww
解説おかしいだろwww

男って悲しい生き物さ・・・
何かっこつけているんだ。言ってる事ひどいぞwww

黒幕(?)登場・・?
なんか構成がワンパターンなのかなこれ。
なんとなくセーラームーンを思い出した。
早く脱却を切に・・・w

{/netabare}
評価更新:物語。作画評価下げ。音楽上げ。


2話{netabare} ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
エナジー切れ・・・ウルトラマンより短くないかw

キングダムどんまいwww

パパにも・・・ってもうなんだかw

特異者・・・確かに特異者だろ。こえーよ

エナジー減ると服がなくなっていくのか。

エナジー=キングダムwww
まじですのーw

エナジー=エロで動く(キリッ

次回はもうちょっと内容を頼みます・・・w
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 6

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

必殺技、「インビジブルディクショナリー」

ラノベ原作、お決まりのエロ枠。
死神がこっちの世界にきて特異者探すという、ありがちな設定のバトルもの。
序盤は原作どうりですが、途中からアニメオリジナルになっていくストーリーだそうです。
おっぱいの大きくない死神や、おっぱいの大きい死神や、おっぱいの大きい人間や、ロリでおっぱいの大きい死神や・・・色々居て、よくあるハーレムのようですが意外とメインヒロインに軸足を置いています。
主人公がエロい事を感じたり考えたりするパワーが、バトルするうえでのエネルギーとなるという、頭を抱えるようなアホ設定が特徴です。


エロについては、結構頑張っています。
作画は悪くないし、お風呂シーンなどの裸の見せ場もそこそこ多い。
バトルの最中にポロリといく事が多いですが、露出の必然性が設定とストーリーに馴染んでいるので違和感というか、わざとらしさが薄れているのがいいところです。構図の取り方もなかなかツボを心得た手腕。
ただ、光補正が入りまくりなので、エロ目的のご視聴はBD/DVD版のほうがよろしいかと思われます。
(私はニコ動配信の視聴だったので補正だらけでした^^)
補正の入っていない部分でも、EDのカット絵などは実に艶かしくていいですね。
制作スタッフがヨスガノソラと同じだそうで、なるほど納得の造りです。

ラブコメ&ハーレムとしてはイマイチ。
最初からフラグのたっている幼馴染は別としても、ヒロインがデレていく過程がサッパリ理解不能でした。
なんか、いつのまにか好きになっている不自然さ。
こういう場合は、何やら事件やイベントの紆余曲折があって目からウロコで惚れられるのがお約束の流れですが、普通にバトルしてるだけで何故かフラグが立っていきます。
主人公は明るく直球なヤツで好感は持てますが、ツンがデレに転じるだけの魅力の描写が不足しています。
なんでそういう大事なとこ、手ぇ抜くかなぁ?

ストーリーとバトルは残念。
設定も展開も、ありきたりすぎて超つまらない。
秘宝やら主人公の出生の秘密やら定番的な王道になっていますが、何のヒネリも工夫も強調もないので、猛烈にどーでもよくなります。
バトルに緊迫感も皆無。話を進めるため(とエロのため)の作業としての戦闘の要素が強く、見応えもへったくれもありません。
また困ったことに、前半は気楽なバカアニメ風のところを見せておいて、後半に入って一気にシリアス展開。
シリアスといっても特筆するところもなく予定調和な展開で、むしろ序盤でみせていた主人公の明るく前向きな良かった所が完全に無くなるハメに。作風の温度差に戸惑うばかりでした。
ラストはそれなりに綺麗にまとめてあり、全体の構成そのものは悪くないのに、何か大きな娯楽性に欠いてる感じ。何なんでしょうね、これ?キャラ立ちは悪くないと思うのに、本当に記憶に残りそうもないくらい平坦で印象の薄い作品になっています。
やはり、肝心の話自体が面白くないのが最大の難点でしょうか。


結局、面白かったといえるのは、エロパワーを補充するために編み出した主人公の必殺技だけ。
アホな技ですがバリエーションも豊富で、他では真似できないオリジナリティに溢れてました。これは凄くいいw
ただ、その素敵技も出番があんまりなかったのが悔やまれます。

もっとアホバトルが見たかった・・・・
というか、そことエロ要素以外に面白味が見いだせないです、残念な事に^^

投稿 : 2024/06/01
♥ : 22
ネタバレ

ossan_2014 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

コメ、ではないラブ

異世界から現れた美少女と突然同居することになりバトルを繰り広げる、と言ってしまうといかにもありがちな設定に聞こえてしまうが、本作には類似設定の諸作にはない描写があり興味深く観ていたのだが、どうも「失敗したお色気アニメ」という評価が多いようで残念に思う。

{netabare}普通の高校生の日常にバトルが入り込むタイプの作品では、バトルが日常に影響しない設定を持ち込むことが多いが、本作では一応「結界」という設定はあるものの、基本的に主人公の生活は「バトルのある日常」へと移行することになる。

本作品は、異世界の描写として、画面全体に靄のかかったようなエフェクトを施し、クリアであった「現実」との対比で「異世界」を演出しているのだが、物語の中盤、異世界の侵攻を受けた「現実」にも靄のエフェクトがかかり、現実が変質してしまったことをビジュアルで表現している。

そして、このエフェクトは、物語の終幕に至っても、晴れることはない。

すべてのバトルや物語が収束して、以前の日常が同じように復活する、というラストは本作にはない。

事件に決着をつけ、恋人や幼馴染や、あまたの美少女たちとの楽しい(?)「日常」を取り戻した主人公がいるのは、依然として靄に霞んだままの、決定的に変質した現実なのだ。

一応、作中では、新しい世界の始まり、といったセリフがあるのだが、新しい=前向きで良いことを暗黙に含意したような説明は、いかにもとってつけたようでアリバイ作りのように聞こえる。全面にカビの生えたようなエフェクトの印象が表しているのは、単に、変質であると解釈した方が作者の意に沿っているのではないだろうか。

異世界の少女の出会いから始まった主人公の生活と日常の変質は、ついに世界全体の根本的な変質へとたどり着く。

だが、ラノベ的な設定などなくとも、ごく普通の人間であってもこのような変質は誰でも迎えているのではないだろうか。
たとえば恋愛の経験において。

ボーイ・ミーツ・ガール

ごく平凡な人間であっても、恋愛にとらわれた途端、自分や世界の意味が決定的に変化することを経験するだろう。
恋人とともに生きる世界は、かつて自分が知る世界とは全くの別物で、新たな生を受けたかのように感じるはずだ。(たとえ片思いでも同じことだ)

ガール・ミーツ・ボーイ

変質した世界の中で、勝ち取った「日常」を楽しく生きる主人公、良介の姿に、作者は当たり前のラブストーリーをぴったりと重ねて見せたのだ、というのはひねくれすぎた観かただろうか。

オープニングの最初と最後のカットを見ると、そうひねくれているとも思わないのだが{/netabare}

もっと高く評価されていい作品だと思う。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 5

74.4 7 ラノベ原作で妄想なアニメランキング7位
可愛ければ変態でも好きになってくれますか?(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (483)
2162人が棚に入れました
彼女いない歴=年齢な普通の高校生、桐生慧輝に宛てられた突然のラブレター。遂に彼女ができると喜んだものの、そこに差出人の名前はなく、しかも何故だか純白のパンツまで添えられていて……???彼をとりまく可愛い女の子たちは誰もが怪しく、そしてちょっぴりワケあり風味!?果たして“パンツを落としたシンデレラ"は誰なのか?謎が謎を呼び、変態まで呼び寄せてしまう、新感覚変態湧いてくる系ラブコメがはじまる……!!

声優・キャラクター
下野紘、竹達彩奈、日高里菜、野水伊織、本渡楓、大橋彩香、春野杏、河本啓佑
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

大変な変態略して大変態

女性は好意を持った相手にしか性癖曝露しないと思うというか男性もそうじゃない?好意持ってない相手から性的な視線を向けられるのはきつい人が大半だろう。
という考えが僕の中にあるから、主人公の状況が羨ましくてしょうがない。変態な女の子好きなんです。相当ハードコアでない限りは受け入れられる自信がある。自分で何言ってんだという感じだけども。
なので、あのハーレムを拒絶してしまう主人公にいらっとさせられてしまった。

ラブレターだけでなく、パンツまで置いているとびっくりするよね。ちょっとしたミステリー作品。周囲にいる女性の誰がパンツの持ち主か探しまわる。こういうノリの作品は個人的に好みなんです。共感できるという方は少なそうなのが残念ではあるが。

ヒロインはどの娘も個人的には好きだけど、一人だけ選ぶなら紗雪先輩かなあ。なんだかんだ趣味を隠していれば、一番まとも。
{netabare}主人公の周囲にはドMな朱鷺原紗雪。ドSな古賀唯花。主人公とその友人である翔馬を実は腐った目で見ている(多少の照れ隠しぽい様子で描写されている気はする)南条真緒。翔馬のことをストーキングしている小春。匂いフェチな藤本彩乃。そして、妹。モテモテですなあ。{/netabare}

純粋に翔馬がロリコンっていうところが一番気持ち悪い。
{netabare}ロリコン故に年齢にこだわりすぎ。一学年の違いがなんやねん。小春可哀想やった。でも、翔馬が友達からお願いしますと言った直後に教室中に貼られたストーキング写真を発見してしまったシーンは笑えた。結局、受け入れてるし、行動を逐一記したメモ見つけて恐怖を感じても仲良し。お似合いのカップル。{/netabare}

ミステリーも11話でついに決着が。謎の本格ミステリー感を出すのはいらないです。
{netabare}回収パンツを履くかどうかで見分けるとは。やはり妹。途中からそうだろうなという予感があって、その通りだった。血縁関係でなかったのか。主人公に救われたわけだから、好きになるのは当然だよなあ。最後に露出癖があるというカミングアウトにはびっくりした。まともと見せかけて変態だった。最後まで隙なし。紗雪先輩のノーパンに実は共感していたという。地味な伏線回収?{/netabare}

カミングアウト後とかに流れBGMが凄いぴったりで頭に残るし、好きだった。
あれを常に流していたい。

OP
ダイスキ。 歌 大橋彩香
ED
無謬の花 歌 Mia REGINA
ステラ 歌 TRUE
挿入歌
流星 歌 Mia REGINA
ダイスキ。のリズムが意外と癖になる。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
第1話 パンツを落としたシンデレラ!?
部長命令で書道部の掃除をする桐生慧輝は彼女いない歴イコール年齢の高校生。女の子に囲まれつつも、自分に好意を持つ者は誰もいない……と思われた放課後、部室に一人残った慧輝を待っていたのは自分宛てのラブレターだった。しかし、そこには肝心の差出人の名前がない。しかもなぜかパンツが添えられていて……?? 友人翔馬のアドバイスを受け、かくして“パンツを落としたシンデレラ”探しの日々がはじまった!怪しいのはあの日掃除に参加していた女の子たち!!手はじめに書道部部長、朱鷺原紗雪に探りを入れてみると、予想通り彼女には秘めた想いがあるらしかったが、彼女の告白は、慧輝の想像を超えるものであった……。

第2話 優柔不断な王子様!?
図書委員も兼任する慧輝には、古賀唯花という小柄で金髪クォーターの可愛い後輩がいた。紗雪先輩にかき回されながらも図書委員の仕事をこなす二人だったが、この日はなんだか唯花の機嫌が悪い。どうにか機嫌を直してもらおうと悩む慧輝は、ひょんなことから唯花と初デートをすることになる。ウインドウショッピングに映画、会話の弾む食事……。楽しい時間の中で見せる彼女の態度は、彼女こそがシンデレラなのではないかとも思わせる。妹、瑞葉のアドバイスもありなんとかデートを終えた慧輝は後日、唯花からの呼び出しを受ける。ついにシンデレラからの告白なのか!?待ち合わせ先で見せられた唯花の本性とは……!?

第3話 恥ずかしがりやのシンデレラ!?
実は慧輝のペットになりたい朱鷺原紗雪、実は慧輝をペットにしたい古賀唯花。本性を見せられて以降、すっかり二人に振り回される慧輝の日常。今日も悪夢で跳ね起き、唯花のいたずらに頭を抱えて一日が始まる。放課後は絵本作家志望の唯花お手製、監禁絵本の読み聞かせ、セルフ拘束バニー姿の紗雪に翻弄され、しまいには唯花による慧輝監禁拘束にまで至り、更にそこへ紗雪まで乱入してきたからもう大混乱。たまたま通りかかった同級生、南条真緒の手により救出された慧輝だったが、その真緒からも意外な告白を受け……。彼女の告白は彼女いない歴への終止符か?それとも更なる波乱の幕開けとなるのか??

第4話 素直になれないシンデレラ!?
クラスメイトの南条真緒は、なんだかこの頃元気がない。元気づけようと声をかける慧輝にもつれない素振りの真緒だったが、それでも翔馬を加え三人でゲームセンターに行くことに。真緒の久しぶりの笑顔にひと安心の慧輝。翔馬とのゲームに白熱するが、そんな二人を見る真緒の目はどこか意味ありげで……。“三人ではなく、これからは二人で進みたい…”翔馬と分かれた帰り道、真緒から出た言葉に戸惑う慧輝。突然の豪雨で雨宿りをする二人はふとしたきっかけで口論となり、すれ違いの日々がはじまってしまう。業を煮やした慧輝が真緒を問い詰めた末、彼女から聞かされた意外な真実は、新たなる恋の幕開けとなるのか……!?

第5話 『小春ちゃんは一年生だよ☆』大作戦
度重なる衝撃の告白の末、変態の巣窟と化した書道部。だが慧輝の身にはそれどころではない問題が降りかかっていた。彼と紗雪との痴態写真をネタに呼び出された先に待ち受けていた小さな影。その正体は上級生の鳳小春であった。彼女は翔馬の事が好きで好きでたまらないというが、当の翔馬は年下にしか興味がない。小春に翔馬との仲を取り持つよう頼まれた慧輝は『小春ちゃんは一年生だよ☆』大作戦を敢行することとなる……!翔馬との顔合わせは上々。しかし他人の恋路ばかりにかまけてはいられない。そこで新たな相談役、小春から聞かされたのは新たなるシンデレラの可能性だった。そんな折、慧輝の目の前に女の子が落ちてきて……!?

第6話 落ちてきたシンデレラ!?
階段から足を踏み外し慧輝の前に落ちてきた生徒会副会長の藤本彩乃。ちょっと不思議な彼女のふるまいに翻弄される慧輝だったが、恋するストーカー小春の恐るべき調査能力により、その彩乃がシンデレラ候補として急浮上してくる。そんな彩乃から奉仕活動の手伝いを頼まれ、河川敷へと赴いた慧輝は、嫉妬に燃える紗雪の誘惑も機転を利かし乗り切りつつ、ゴミ拾いを進めていった。ハプニングで水に濡れてしまった彩乃に貸したジャージのお礼にと、生徒会室でのおもてなしを受ける慧輝だったが、居心地の良いその環境には彩乃の願いを叶えるための数々の策略が隠されていた。我らが慧輝の貞操が危ない……!?

第7話 『小春ちゃんは一年生だよ☆』大作戦 完結篇
見た目は子供だけど、実は年上の鳳小春。一年前、秋山翔馬と運命的な出会いを果たして以降、彼のことを思い続けてきた小春は、慧輝の助けもあって翔馬との仲を順調に近づけていた。次なるステップへ向けてあと一押しが必要と考えた慧輝は、ボウリング場でのダブルデートを提案する。それを機に更に距離の縮まる二人だったが、同時に小春の感じる違和感も募っていくのであった。そしてついに小春はある決意をする。知ってもらおう。偽りのない、本当の自分の姿を。果たして翔馬は小春の本当の姿を目の当たりにした時、それを受け入れることができるだろうか……?二人の恋に決着がつく……!?

第8話 パンツをなくした王子様!?
休日の昼下がり、妹の瑞葉とのんびり過ごす慧輝。しかし、そんな平穏は変態一号朱鷺原紗雪の来訪によって打ち砕かれた。紗雪によるセクシャルなハラスメントを受け、瑞葉にあらぬ誤解を受ける慧輝。紗雪が去ったところに追い打ちをかけるように訪れる変態二号の古賀唯花。彼女もセクシャルなハラスメントを実行し、またしても兄妹の信頼関係は崩れ去っていく……。桐生家にようやく訪れた静寂。風呂上がりの瑞葉に甘えられて髪を乾かしてやる慧輝。慌ただしかった一日が終わるかに思えた慧輝だったが、ベッドの裏に隠していたシンデレラのパンツがいつの間にか消えていた。持ち去った人物こそ、シンデレラだ……!

第9話 『慧輝くんはご主人様だよ★』大作戦!!
一日限定でご主人様となることを決意した慧輝は、紗雪をペットとして遊園地デートを決行する。浮かれ気味の表面とは裏腹に、ちょっとした風に揺れるスカートを気にする紗雪。違和感を持った慧輝は、紗雪がスカートの下にシンデレラのパンツを穿いているのではと疑い始める。様々なアトラクションを駆使し、スカートの中を確認しようとする慧輝。しかしはっきりしないまま時は過ぎ、一日が終わろうとしていた。慧輝は意を決し、ご主人様命令として紗雪にパンツを見せるよう求める。恥ずかしそうにスカートをめくりあげる紗雪。ついにシンデレラの真実が明らかになる……と思われたが、スカートの中身を目にした慧輝は驚愕の表情を浮かべる。

第10話 奴隷になった王子様!?
後輩の唯花に弱みを握られた慧輝は彼女の奴隷になってしまい、無茶な要求に追われる日々を送っていた。慧輝の部屋から盗まれたシンデレラのパンツを彼女が持っていれば不遇な日々に終止符が打てるのだが……。なんとか立場を逆転しようとその時を虎視眈々と狙うある日、慧輝にチャンスが訪れた。バスルームに消えた唯花を尻目に、慧輝がタンスに手を伸ばしたその時、唯花の悲鳴が届く。駆けつけた慧輝はうっかり唯花の裸を見てしまい、さらに立場を悪くしてしまう。その後、偶然の事態により唯花との奴隷生活から解放されるが、その後天文部で目にした一枚の写真から慧輝は、ある真実へとたどり着く……!

第11話 水着を脱いだシンデレラ!?
遂にシンデレラの正体にたどり着いた慧輝。だがそれを立証するためには、その人物がシンデレラのパンツを持っている現場を押さえなくてはならなかった。そこで慧輝は書道部員や妹を交え、突然のプール行きを決行する。ある目的をもって。あいかわらずの変態部員たちに翻弄される慧輝はプールでバイト中の小春と出くわす。彼女は告白大会の参加者が集まらなくて困っているという。かくして、優勝したら「一度だけ慧輝になんでも命令できる権利」をかけて参加を決めた女子たちの、熱のこもった告白大会が繰り広げられる。そして迎える決着の時--。真実を追求するためにとった慧輝の行動とは?そして判明した衝撃の事実とは!?

第12話 可愛ければ××でも〇〇になってくれますか?
“パンツを落としたシンデレラ”の正体に激しく動揺する慧輝。変わっていく彼女との距離に戸惑い、家出を決意し街に飛び出したものの、行く当てもなく彷徨うばかりだった。先々で出会った温かい友人たちの言葉も、根本的な解決には至らない。やがて降りだす雨が彼の身体を濡らす。思案の末ひとつの結論に至り、家へと帰り着いた慧輝だが、高熱を出してそのまま倒れてしまう。入れ替わり立ち代わり看病に訪れる女の子たち。長い一夜が明ける。変わるもの、変わらないもの、それを受け入れるために変わるべきか否か……。果たして慧輝の出した結論は?すべての謎が明かされた時、変態たちの夏が、熱く燃える--!!

投稿 : 2024/06/01
♥ : 10
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

観終わった

1話感想{netabare}
えっ、伊魔崎が30分TVアニメの監督だって!?
あいまいみーからのステップアップってことでいいのかな。
そりゃ“かくりよ”でも下積みやってたけど…だだだ大丈夫なん??

カットがおかしいのはそりゃ当然、パースやアングルがおかしいのもそりゃ当然、だって伊魔崎だもん。
ハーフリータ(ってよりいちご大福?)の頃から知ってるワケだけど…マンガ方面は詳しくは黙っとこう。
アニメでは“メタルジャック”が作画悪くてヒデーヒデー思いながら見てたら突如絵柄がガラっと変わる回があって(内田順久の面影ゼロ)、スタッフ見たら伊魔崎の名前があってビビったのも遠い思い出。
彼が標榜してるのは金田というか山下系で、個人的な印象としては「作画のいい国際映画社」。
なので80年代のノリだと思って見るのが肝要かと。

でもって本編の感想だけど、これはまだ犯人は分かってないってこと?
部長以外の女性キャラも色々変態揃いみたいだけど、変態な内容よりもそれを受けた主人公のリアクションの方が、作品の面白い・つまらないを決定付ける要因な気がしてきた、最近。
ってことで主人公のリアクションに期待、それこそ伊魔崎なんだから派手にやっちゃって良いんじゃないなか。
あんまり大人しい作品は向いてないっしょー。{/netabare}

5話までの感想{netabare}
一人変態美少女を出してそれにスポット当てた話を3・4話くらいかけて、そしたら次の変態少女を出して3・4話かけて…を繰り返す方式「ではない」のねー。
デトアラ方式?青ブタ方式?まぁ呼称はどうあれそういうタイプかなー?と思ったらそうじゃないっぽい。
キャラクターは次々にカミングアウトして、そろそろOPに出てるキャラの登場・紹介が終わりそう。
ひたすら次々に新たな変態が出てくるだけだったら1クールでも辛いところだけど、このペースだと主要キャラが全員出揃ってから何かあるのかな?
お互いの得意ジャンル(変態)を生かした駆け引きが展開されるなら面白そうだけど…一応それの片鱗は出てる?BL本報酬にするとか。
というか、そうでないと一人一人が薄味な予感。
折角デトアラのよしのみたいのが出たと思ったらすぐに次のキャラに話が移って…って、そっちのキャラはレムじゃね?いや“わたてん”のみやこ??
詳しくないからワカンネー、もっと似てるの居るんかね?
とりあえず主人公は変態に振り回されて「トホホ」である限りは楽しめてる、これが「デヘヘ」になると考え物だけど。

ところで年をとっても見た目ロリってのはロリコンには理想なんじゃないのか。
のじゃロリとかロリ先生ってそういう願望の顕れだと思うのだが…年下好きとロリコンを混同してる予感、ひょっとして前フリ?
あと腐といっても実在の近しい人物をモデルにして本出すのは立派な変態じゃないかなぁ。
身内をネタにする場合ナマモノと呼ぶのかどうか知らんけど、それで利益を得ている(同人で評判らしいし)のならモデルにいくらかは還元してやろうよ、とは思う。
ナマモノの何がマズいのか自分も上手く説明できないけど、それとは外れるかもだけど思いついた例ではプリティダービーで一部の馬が居ない理由を考えれば分かり易いかと。
グリッドマンの同人誌でも可。
同性愛だから毛嫌いされてるって方向に話進めたがる勢力が居るけど、本質はそこじゃない…と思う。{/netabare}

9話までの感想{netabare}
パースが妙なのは監督がそうだからしょうがないってことで気にはならないのだけど、別の方向で気になって仕方ないことがありまして…。
ずっと気にはなってたんだけど、これ言うとそれまで気にしてなかった方も気になり出してしまうかも?と思って最終回まで黙っておこうと思ってたんだけど…もう限界~。

まばたきする度に前髪動いてヘン

元々作画の労力を減らそうという工夫なのか「目」のアップが多い。
それだけだったらスルーできたのだけど、前髪がいちいち動いてると「目と髪は別レイヤーじゃないのか、それって逆に手間じゃね?」と気になって気になって…。
ってかまばたきに要するコマ数もなんか違う気が…これは気のせい?
絵に関してはツッコむことはすまいと思ってたけど、こんなところで引っかかるとは、う~ん。

内容に関しては概ね良好、ケーキショーマ小春で陣営組んで残りの女子を探る感じになるのかな?
ケーキがいちいちドギマギしないで呆れるリアクションをしてくれるのは助かる。
自分(ケーキ)の身に危険の及ぶ変態はカンベンだなぁと思ってたが、一番それに引っかかりそうな唯花も登場時以外は抑え目な感じ?
妹も何か持ってそうな予感を匂わせてるが…どうなんかな。
↑でも書いたがもうちょい女子同士の絡み・駆け引きが見たいが、まだ話数あるしそこら辺は好意的に期待。{/netabare}

総評{netabare}
後半もっと派手なバカ騒ぎになると思ったら予想以上に大人しい展開で…悪くはないのだけど「ふーん」って感じで終了。
序盤で登場した様々な変態キャラの変態性が生かされなかったというか、スタートダッシュは良かったけどすぐに徐行モードになっちゃったというか。
ぶっちゃけキャラの紹介エピソードだけで終わって、そいつらによるイベントが何も無かった、って感じ。
最後妹ネタでしんみりさせるのはもはや見飽きたっていうのもあるかも?
主人公…でなくても登場キャラにツッコミ&受け流しタイプがちゃんと居る作品は好きなので、マイナス印象ではないもののすぐに忘れそう。
…あいや、監督いまざきだったのを覚え続けるか。

で肝心の伊魔崎だけど、金田フォロワーの中で一番下手なのでパースが変とかは当初から気にしないように努めてたけど、↑でも書いた通り「まばたきする度に前髪が動く」のが気になって仕方無い。
1回や2回ではなく全話に渡ってそうなので意図的だと思うのだけど、その狙いが分からない。
例えが古いけど“天使になるもんっ!”では頬が揺れる表現を試みてて、それが果てしなく気持ち悪くて「流行らなくて良かった」と胸をなで下ろしたもんだけど、同じ感じで何か新たな表現でも模索してたんだろうか?

余談
ハーレム系ではお約束なので突っ込むのはヤボかも知れないけど──
「自分は変態だ」と思ってる人間は一般人には言い寄らないと思う、惚れることは無いと思う、もし惚れた相手が一般人だったら自分の変態についてガチ悩みするのが普通だろう。
なのでケーキが言い寄られるのは「同質の匂い」を感じ取ったか、もしくは御し易そうとナメてたか──と睨んでたのだけど、本編見てみた限り前者ではなさそう。
一方で後者を感じさせる描写がチラホラ見受けられた。
ケーキに限らずショーマも、ロリコン矯正は迫られるがコハルのストーカーは野放し(ガマンを迫る)に思える。
要はヒロインズは総じて「私は変態だけど治す気は無い、お前が合わせろ」って態度ばかりで、果たしてそれは変態として正しい姿かどうか疑問。
タイトルではいかにも腰が低そうだがその実は上から目線。
「治せると思って治せるなら変態なんかしてない」と言われそうだけど、だったらノンケに声かけるなと。
そこら辺のジレンマや、いっそケーキも変態性を垣間見せる一面でも描いてくれたら良かったんだけどねぇ…。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 10
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

変態の匙加減は、難しい(笑)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
皆さん、「アイドルの、生ぬるい変顔」とか、「モデルの、可愛さを残したスッピン風自撮り」って、どう思います?

逆に、「アイドルの、ガチ引くレベルの変顔」とか、「モデルの、不細工過ぎるガチスッピン自撮り」は、どうですか?

どっちが好きですか?

本作、変態ということを推していますが、良くも悪くも受け入れられる(可愛いと思われる)レベルの変態ばかりでした。

つまり、前者的な変態。

それを良しとするか、生ぬるいとするかは、賛否がわかれるところでしょう。個人的には、あと2歩くらいは踏み込んでほしかったかな。

ちなみに、後者的な変態であり、未だにそれ以上の変態に出会えてないのは、「変ゼミ」という作品です。

まあ、もう出会いたくはないんだけどさ(笑)


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
分かりやすいほどのハーレムラブコメ。

コメディの部分は、「緊急家族会議~!」とか、良いフレーズがあり、なかなか楽しめました。紗雪と唯花の口喧嘩や、小春のぶっとんだ発言とか、いくつか良いものはあり、そういう意味でのワードセンスは感じられました。

OPも、明るく楽しく、かなり好きでした。2019夏の中では、トップレベルに良いな~と思っていました。

ただ、ハーレムの要素がな~。

個人的に、ハーレムものを楽しめるかは、

①女性キャラが同レベルで魅力的か。
②それぞれの女性キャラが主人公を好きになる過程に納得いくか。
③主人公がハーレムを築くに足る人物か。

という3点が大きいのですが、その観点から見て、①は及第点でしたが、②③が落第点でしたね(ちなみに、自分の中でこの①②③がバランスよく高いと思っているのが、「俺修羅」)。

さて、本作の①ですが、唯花と彩乃が特に可愛かったかな。唯花はなかなか笑えるというか、声優さんとの相性もよく、早口でたまに本当に可愛らしい時がありました。彩乃は、いちゃつきっぷりが可愛かったし、一番まともでしたし。匂いフェチって、そんなに変態か? 自分の体臭を好いてくれるのは、ただラッキーなだけじゃね? 瑞葉も悪くない。特に恋心をなんとか隠そうとしている前半が良かった。私は、妹を恋愛対象とすること自体が嫌なのでそこだけ気になりましたが、まあ、義理ならギリOKですし、そこを瑞葉が分かった上での行動で、家族としての繋がりも大切にしていたのは、良かったと思います。

でも、②と③がな~。

②なんて、あんなんで惚れてくれるなら、誰でも落とせそうだし、ただの尻軽に思われるだけ。③はハーレムテンプレの鈍感優柔不断フニャチン野郎なだけで、特に何の魅力もなし。あんだけ美少女に言い寄られてるんだから、据え膳食らわば皿までですがな。バカなのかな?

だって、可愛くて変態は、短所ではなく、むしろ、ちょu、、、いや、何でもないっす(汗)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
分かりやすいハーレム。街中で頭撫でてなんて、実際は恋人でもなかなかやらんぞ。キャラデザ的には良いんだけど、いきなり主人公にベタ惚れだからな。最後、ドMオチか。これ、ラブコメに流れるか、エロに流れるか。

2話目 ☆2
ということは、ヒロイン全員が変態なんだね。女王様もいるんだろうし、BL(男の娘)とかもいるんだろうな。これだけイチャコラしてユイカと付き合わないとか、気が狂っているんだろうか。やっぱり、ユイカは女王様か。だろうな、と。あとはなんだろう、痴女とか? 先輩と被るか?

3話目 ☆3
ユイカはまだしも、サユキ先輩は基本的に、ご褒美では? ハーレム全開だな。

4話目 ☆3
まあ、BLだろうな。これは予想通り。次あたり、男の娘、とかかな? もっと、ななめ上の変態がほしいな。

5話目 ☆3
天文部さん、ストーカー、か。まあ、変態というか、可愛らしいよな。新キャラ、匂いフェチ? それって、変態のカテゴリーか?

6話目 ☆1
犬に例えての尻揉み。不快でしかないな。藤本さんは、今までのキャラでは一番可愛らしいかな。

7話目 ☆4
ボーリング、私が苦手なのもあるけど、あんまり楽しめないんだよな~。ロリコンっても、外見がロリっぽいのが好きな人の方が多いんじゃ? 年齢に惚れるロリコンは、まあ、犯罪の気配がするけど、翔馬はたぶん、見た目が好きなだけだろ? じゃなけりゃ、高一を好きにはならんだろ。

とりあえずキープ、その通り(笑) まあでも、小春ちゃんは可愛いし、良いラブコメで、良い最終回だったな♪ 特殊ED。イイね!

8話目 ☆2
妹、典型的な妹キャラだが、まあ、可愛いかな。どこかでみたやりとりだけど。ドMのプライドは良いけど、「なぜ認めているか?」を知りたいな。そんな兄妹はいない。これで、俺を好きだとは思っていないって、頭大丈夫か?

9話目 ☆2
なんともドキドキしないデート回だな。だからもう、ヤれば良いんじゃないかと。これだけコクられまくっているような状況で、シンデレラ探しは意味あるのか?

10話目 ☆3
あそこまでキッパリと乳論を言われると、清々しいな。乳に貴賤はないってのはその通りだが、私はリアルでもアニメでも、巨乳はそんなに好きじゃないです。普通が一番。

11話目 ☆2
水着は、胸小さい方が、むしろエロい(笑) 環太平洋アークだっけ? 水着告白大会ですが、俺修羅場と比べると、いかにレベルが低いかがよく分かる。

12話目 ☆3
家族恋愛ネタは、ちょっと苦手だな~。でも、慧輝の選択には好感が持てる。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 23

70.6 8 ラノベ原作で妄想なアニメランキング8位
賢者の孫(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★☆☆ 2.9 (602)
2566人が棚に入れました
ある青年が事故をきっかけに、異世界に赤ん坊として転生。そんな彼を稀代の魔術師・マーリンが拾い、シンと名付ける。シンはマーリンの孫として育てられ、魔術も学ぶ。だがマーリンは、常識を教えるのを忘れていた……。

声優・キャラクター
小林裕介、小松昌平、本泉莉奈、若井友希、屋良有作、高島雅羅、森川智之
ネタバレ

kororin さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

今回の「SILVER LINK.」は・・・・・・・・・・・・ツッコミ満載!!

2019.04.11【第1話を見て・・・】

作品ごとに出来栄えがが、
①大変良い。
②良い。
③普通。
④悪い。
⑤かなり悪い。
と、なかなか「安定したした作品」を出さない「SILVER LINK.」制作。(笑)

今回はズバリ!『中途半端』に感じます。(笑) 厳密に言えば③④の間ぐらい。

毎期、毎度毎度の「テンプレ異世界転生モノ」。テンプレは嫌いではないですが「作り方」がヘボ過ぎると大嫌いです。(笑)

今回は、
・主人公は(定番の)現代社会のサラリーマン(養育向け「科学雑誌」編集?)が事故により死亡しファンタジー異世界に赤子として転生。
・「シン」と名付けれた赤子は老賢者の孫として育てられる。(定番のメタ情報=前世の記憶アリ)
・恵まれた師匠筋により魔法・剣術がその年齢にそぐわない(定番の)「チートパワー」を身につける。

15歳の(この世界では)成人を期に魔法学校に入学・・・「パワー」は凄いが「(社会)常識知らず」というシチュエーションでラブコメ学園・アドベンチャーといった展開になるのだろうか?


[作画面]
普通に見られる範囲ですが、厳密に言うと「微妙にヘボい作画」です。「微妙にヘボい作画」です。(大事な事なので2回言いました)

[ドラマ]
少々稚拙なラノベ文章を「そのまんま」仕上げたような印象。1話は、やたら説明を多く織り交ぜ過ぎてるせいで「ドラマティックな面白味」が全然無く、用意したシーンを「事務的に展開」したような感じ。 「ヘボい構図」や「単調な演出」のせいもあって面白味が無いです。
「面白いモノを作る」という意気込みが感じられず、「仕事だからやっている」感が、ものすごく伝わってきます。(笑)

[リアクション]
その作品の風格に合った「ズッコケ」や「ギャグ・コント」「サプライズ」というものがありますが・・・何か不自然すぎてシラけてしまいます。

[魔法演出&アクション&キャラ紹介の見栄]
ヘボいドラマパートからみて、全くの別物! ココだけ『変』にチカラを入れ過ぎて『変』にキレッキレにカッコイイのが「妙に不自然」!


まるで『企業PR』を見せられたような印象の第1話でした。(笑)
しばらく様子見ですが、「視聴切候補」として挙げます。



2019.04.17【機会があったのでコミカライズを一気読み・・・】
主人公(シン)の凄く都合の良く伸びる成長と、ひねくれ者の居ない仲間たちや、シンの周りにいる大人はやたら高名な人徳ある実力者、など「ご都合主義過ぎの展開」をまずストーリーとして考え、後付けで「敵・敵対勢力」を無理くりに組み込んだ印象なので全体的な構成がチョット甘々な感じもします。 テンポのいい進行は気持ちいいかもしれないけど、やはり深みが薄いような気がするなぁ。(まぁソコが良くて好まれてるのでしょうが)

なので、
・無垢な「小学上級生~中学初等」あたりが、心地よく喜び(ウケ)そうなストーリー。
・「お出かけ女子」で、やたら小物をバッグにドッサリ詰め込んで用意する(あんな時にはコレ使おう。こんな時にはアレしよう・・・みたいな)タイプ。
のような印象でした。(笑)
今後、{netabare}
・ポンポン発明される魔導具の数々。
・シン&シシリーの見てて背中がカユクなるピュアなリア充ぶり。
・残虐描写(斬首、断胴など)のアニメ表現。
・早くも野望達成した魔神シュトロームの今後。
など{/netabare}
どうなりますやら・・・




2019.06.29【まさに中学生のオ〇ニー・アニメ!】(加筆修正2019.07.02)
視聴切ろうかと思いましたけど、結局最後まで見てしまった。(笑)
面白そうな『素材』でありながら、全然面白く活かせてないのは世間の不条理・不合理など「マイナス感」をあまりよく実感していない『中学生坊ちゃんが考えたような脚本・構成』のせいか?
なので「万人受け」にはならず「中学生坊ちゃん男子」受けになるような展開に「(情けなくて)恥ずかしかった」です。(笑) 各所、叩きまくってますが私も苦言を。


さて、テンプレートは「異世界転生」。主人公ステータスは、お馴染みの「チート(最強)能力」。『中学生坊ちゃんが考えたような脚本・構成』なので、{netabare}
【シン・ウォルホードは中学生坊ちゃんが考えたような『理想』の主人公】
・最初から(才能やら何やら)「持っている」ので、何をやらせても技能的に上手くこなすという『都合の良さ(ご都合主義)』。 なので、何かを得るための苦労や苦悩・努力の描写が全然無いせいか、人間味が(空っぽで)薄く感じられ魅力的には思えません。
・シンの、その若さで持っている強大な魔力に周りから感嘆・称賛などチヤホヤされる様子は「中学生坊ちゃん男子」の抱く『超・理想』。(笑)
・彼女となるシシリーに対して、双方オンリーワンの恋愛事情。ウブウブな態度は別にイイのですが、恋仇・こじれる人間関係などストレスを感じさせる状況を「一切排除」している『都合の良さ』。(なんと都合の良い人間関係!)
・シンのバックボーンに、名だたる賢者・導士、タメ口が許される国王・王子、元騎士団長、宮廷魔法師団所属の魔法使い、近衛騎士団所属の騎士と何かと常人が逆らえない後ろ盾があるという『都合の良さ(ご都合主義)』。 
・これだけ色々持ってるのに傲慢にもならず、人当たりのイイ好少年に育っているという『都合の良さ』。(笑)
まさに「(作者:吉岡剛の?)自己満足的な理想」のヒーローのように見えました。(笑)

【道を示す助言者、アウグスト=フォン=アールスハイド(オーグ)】
・シンの学友で王子様。彼の立ち位置はおそらく「作者(吉岡剛)本人」の分身でしょうね。 空っぽなシンに対してイジりまくり、シンを盛り立てたり話を都合よく進め(勧め)たり纏めたり。 作者の理想なのかツンデレな許嫁をあてがったり。(笑) 王族らしからぬワールドワイドな視点と知識と素養・良識的な人間性が、いかにも『作者本人』の理想に思えます。(笑)

【彼女にするなら、こうであれ!(?)】
・優しくて美形、おとなし目で恥じらいのある淑女、そこそこ発育のいいプロポーション、捻くれてなく素直な性格、好きな人の為ならば覚悟を決める潔さ・・・そんなシシリーは中学生坊ちゃんが萌える理想像?(笑)

【早くも野望達成した敵は、使いどころが浮いたまま!!】
本来、(都合よく)ストレス・レスな冒険ファンタジー物をしたかったのかもしれませんが、敵が居ないと盛り上がらないという編集者の入れ知恵で作ったような敵役・シュトローム。 魔人堕ちした悲惨な生立ちは、話としては良かったものの、早く(シュトロームを)排除したいせいか、あっさり彼の目的である帝国への復讐を終わらせてしまい、無理くりにでもシンと敵対させようとする強引で「不自然」な展開が駄目に思えました。(笑)

【友達は多い方がいいし楽しい!・・・でも、】
・マリア(シシリーの親友)
・トール(オーグの護衛で眼鏡男子)
・ユリウス(オーグの護衛で大柄な体格でござる)
・トニー(チャラ男剣士)
・リン(寡黙な天然暴発女子)
・アリス(元気なおこちゃま体型)
・ユーリ(おっとりボン・キュ・ボン!)
・マーク(鍛冶屋の息子でオリビアとは幼馴染で恋人同士)
・オリビア(食堂の娘でマークとは幼馴染で恋人同士)
、とまあけっこう出てましたが、・・・個性的ではあるものの、なんか引き立て人員な役割で「立ちんぼ場面」も多く、印象が薄かったです。(もっと掘り下げればいいのに、ソコまで采配する頭(知恵)が無かったのか?)

【通常パートはヘボアニメ。しかし・・・】
視聴した方々は判ると思いますが、日常パートはヘボい「ノッペリ作画」にヘボいアングル(画面構成)にヘボい演出、的外れに入れるギャグ漫画まんまのような「寒いコントリアクション」、背景担当のスタッフらはイメージの悪さの所為か「このすば!」から参考(というか、殆どパクった)建物や都市の俯瞰の数々。
しかし、『魔法バトル』になると空気が一変!!
キレッキレのアクションに派手な魔法演出や爆発効果の「超・特化作画」!中学生坊ちゃんが喜びそうな展開ですが・・・・・『通常パート』もコレだと良かったのに。(笑)

【イベント絡みの縁で使ったVTuber】
OPの「i☆Ris」の曲は悪くなかったケド・・・OPアニメの『センス』は酷かった。(笑)
2018年11月のイベントの縁で起用したED担当のVTuber「吉七味。」も「曲」は悪くなかったケド・・・6話で登場したミランダの声優役&EDアニメのVTuberキャラダンスに各所大、大、大ヒンシュク!(笑) 推してる方々には申し訳ないけど、ヤッパリ声優としては「下手クソ(滑舌悪い)」ですしEDアニメも世界観が全然シックリしてなかったと思います。(あとメイ役のVTuber「雛乃木まや」も(滑舌悪くて)酷かったでしゅ・・・でしゅ)出来がヨロシク無いのに起用されるなんて、『裏』で何かあったと勘ぐられそうです。内輪ウケにはいいけれど、一般にはまだまだ、マダマダ認めてもらうのは厳しいと思います。

【「常識をブっとばせ!」がフレーズになってますが・・・】
型苦しい枠に縛られない自由な発想として魅力的な語感の「響き」ですが、まず「常識を知らない」のに言ってほしくはないですネ。(笑){/netabare}


と、いうように毎回「強・ツッコミ(いやいや、オカシイだろコレ)」を入れずにはおけないようなアニメ。 そういう「悪い意味」で物凄く盛り上がって楽しい(?)アニメでもありました。(笑)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 23
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.7

ストレスが無いのがストレス

6話までの感想{netabare}
前情報で身構えてたせいもあるのかも知れないが、実際見てみたらそこまで酷くないじゃん…と思ってました。
聞くだけでサブイボが立ちそうな「え、ボクまた何かやっちゃいました?」も、あくまで周囲はドン引きという描写が多く、てっきり賞賛ばかりが続くのかと思ってたのでそれよりは随分マシかなぁ、と。
…。
と、ツッコミどころはあれどソコソコ好意的に見てたところで6話のエンディングですよ。
ナニコレー!?
スタッフは叩かれないようにマトモなものを作ろうとしてるのか、叩かれて上等の炎上商法紛いの路線を狙ってるのか、どっちなんだか分からなくなってきたぞ?
ってかスポンサーにゴリ推しされてボイコットでもしたのか?とさえ思えてきたり。
そんなことってあるのかなー?
と、以前やってた某アニメが頭をよぎる…メカクシなんとかだけど、円盤版では修正されたけどTV版では作画がくっそ酷い回があって、だけどプロデューサー(だったかな?)はノリノリだったらしい。
所詮プロデューサーは調子のいいことを言うだけなので本意かどうかは不明だけど、賢者の孫も同じ感じだったりして?
視聴者ドン引きで身内だけで盛り上がってるっていう…。

6話エンディングについてだけでは寂しいので他のツッコミ。
5話で帝国が戦争を企んでることについて「何故?」という問いに「そんなの向こうに聞いてくれ」と返す王子、理由については興味無さ気。
そんなことある?理由が分かれば回避方法も見付かるかも知れないじゃん?探ったけど全然分からなくて不思議だなーって態度でもないし…。
と思ったら6話で理由(原因)はシュトロームによるものだと判明…まんまと術中に嵌ってやんの。
う~ん、最初から馬鹿キャラならまだしも、ストーリーの進行上突如キャラが馬鹿になるのはキツいですなぁ。{/netabare}

9話までの感想{netabare}
「大量に発生した魔人と対決予定で、無事に生きて帰って来れるか分からないから色恋事に性急」ってことなら分かるんだ。
けど実際は死の匂いからはずっと遠い、見え見えの神(作者)の手で安全が保証されてのほほんとした部活動の延長のノリでしかないから色々と気持ち悪い。
なんだっけ、最近見た別アニメのセリフが頭をよぎる、「自分が死ぬとは思ってないんだろ?」。
婚約披露も、若いカップル(特に片方は将来国の中枢を担うのが明白)の誕生を見て、二人の幸せを守るために戦うぞと奮起する老兵でも映せばいいのに。{/netabare}

10話感想{netabare}
今回は途中から“ブラッククローバー”を見てる気分だった、ってか今週のとネタ被りまくってて吹いた。
87話だけでも見るといいかも?
あっちは「我らロイヤルナイツが白夜の魔眼を倒すぜ」と宣言して終了、こっちは「我らアルティメットマジシャンズが魔人を倒すぜ」と宣言して終了、わぁい。
そもそもあっちは“テラフォーマーズ”も裸足で逃げるくらい、どんなザコだろうが対決する度に「コイツにはこんな暗い過去があったんだー。こんな辛い過去があったんだー」と回想が入るんですよね、体感全体の半分は回想。
ナルトもそうなのかい?ペイン編までしか見てないんよ。
で、自分はもうそういうのに慣れちゃってるせいか「あ、そう」って感じ。
そうはいってもねぇ、ブラクロは最終回がいつか不明な引き伸ばし上等の作品(それが好きか嫌いかは置いといて)で、最終回がいつか決まってる深夜アニメで同等のノリをやられても困るんだけど…。
ってか敵側の悲しい過去回想するにしても主人公と何か因縁持たせようよ、なーんも繋がり無くないか?{/netabare}

11話感想{netabare}
いやいやいやいや。
政治的なことはなるべく考えないようにしてたけど、わざわざ王太子が宣言しちゃうんだからどうしようもない。
放送があるワケじゃないので国内でアルティメットナントカを宣言してはいるけど、国外ではあくまで「ナニそれ知りませんなぁ」って素振りでないと(それでもかなり無理があるけど)色々とマズくね?
アルティメットナントカはあくまで「国籍不明で無償奉仕してくれる謎の正義の味方」でないと色々と問題発生しちゃわない?
作中のやり方では領地拡大を狙った魔人とアルティメットナントカによる自作自演だと疑われかねない気ががが。
魔人大量出現も異常ならそれをサクサク倒せる連中の登場も異常だもの。
魔人出現が超異常事態でリアルとは比較しづらいとはいえ、アメリカだけが核兵器持ってるような状態で、魔人退治が終わったら今度はアルティメットナニガシが人類の敵になりそう。
当人がそう思ってなかろうが「彼らの機嫌を損ねたら何をされるか分からない」「彼らを賞賛(領地明け渡しでも財産献上でも)しなければ今後魔人が出たとき退治してくれないかも…」と無言のプレッシャーになるもの、人類からしたら。
そこら辺の問題踏み込んでくれるのかな?
また、せめて「死力を尽くしてなんとか撃退」ないし「身内にも少なからず犠牲が出た」ならまだしも、あんまりにも余裕綽々だと「それだけ余裕あったのならもっと早くから手を打てよ」と思ってしまう。
私自身だけじゃなくて作中の「ただの一般人」がそう思うって…思わないんだろうけどね、都合よく。
これって“劣等生”でも強く感じたけど、主人公に能力盛りすぎると起こる弊害、「どんなにスペックあってもそれを使いこなせない無能」って俺TUEE系はなりがちで、そこんところは細心の注意払ってくれないとちょっと…。

というか、魔人狩り楽しんでない?ウサギ狩り感覚で。
どっちが魔人だか分からなくなってきたぞw{/netabare}

12話感想{netabare}
聖女ネタ寒っ。
こんな時でも結局主人公の方が秀でてないと気が済まないのか、「この分野は○○のが上」ってのがそんなに耐えられないのか。
そして連合加盟への働きかけって、断れるワケないじゃん。
「断った国は魔人現れても助けません(ニッコリ」と脅迫してるのと大差ないと気付いてないのかな?
眉間に銃押し付けて「なぁ、オレの頼み聞いてくれよー」と言ってるようなモンで…なにが「失礼の無い様に」だよ。
他の国がアールスハイド王国の属国だとか、もし滅んだら王国が経済的に損するとか、見捨てたら王国が何か割を食うのなら言い分の一割は理解できるけど、帝国が亡んでも「別に関係ないね」って他人事な振る舞いをしたせいで全く説得力が無い。
難民一人も居ないんでしょ?
魔人からの警護を口実に支配地域の拡大を狙ってるように見えて仕方ない。
そう考えれば暢気にビーチバレーに興じてたのも頷けてしまうから困る(=魔人を意図的に泳がせてた)、ってかアニメが続いたらそういうことにする予定とか?
せめて主人公ヨイショするにしても、アルティメットなにがしの噂を聞きつけて「我らも庇護下に置かせてください」と向こうから頼み込んできたとかにすりゃ良いのに…それでも「うわぁ」となるけど、それより酷いって何なんだ。
そうねぇ、王大使が普通に腹黒キャラで、影でニヤリと邪悪な笑みでもしてればまだ見れた…か?
主人公がまんまと利用されてるのが耐えられない?ってか気付かない賢者がアホ過ぎてやっぱダメかー。
で、支配地域を増やすためにルーラ登録の旅に出ますねエンド。
かーらーのルーラによるMP消費がゼロないしコストが安いので、宿屋はタダのアリアハンで済ますオチ。
…。
そう。{/netabare}

総評{netabare}
これを見てアニメを嫌いにならないでと祈りたい気持ち。
あ、けど作画はところどころ良かった、頑張ったアニメーターはもっと良い作品に係れるようになってくれたら良いな。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 19

ossan_2014 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ある種の鏡

*蛇足追記


転生したサラリーマンが、異世界で想像しうる限りの能力と承認を集めて称賛の的になる様を描く物語。

「世界」の設定とエピソードの全てが主人公の全能感に奉仕するために創られた物語は、最近では「なろう系」と呼ばれているらしい。
が、『小説家になろう』というサイトが、そうした物語だけを提供するよう専門化されている、というわけではないだろう。
そこに集まる小説が、いわゆる「なろう系」と定型化されるのは、つまり読者の好みがそうした「定型」に集中している、言ってみれば或る種のマーケティングの結果なのかもしれない。

主人公に「能力」や「勝利」が集中することに、何ら必然性や納得感を感じさせる設定を創ろうとはしない「世界」は、妄想だけが先走った手抜きとも見えながら、ある意味では「健全」なのかもしれないとも思わせる。

数年前を振り返れば、ライトノベル原作の活劇アニメの主人公は、国家の「特務機関」や「秘密結社」の構成員ばかりの印象があった。
「世界」の命運を左右する「全能感」の発揮のために、後ろ盾として「国家権力」しか発想できなかった限界性から比べると、「何も説得的な設定を創らない/創れない」という事態は、「創れない」とみれば後退だが、「創らない」とみれば(或る種の)健全化ではあるだろう。
「健全性」に魅力を感じるかは別の話だが。

いずれにせよ、表現を支える手段はどうであれ、描きたいものは「主人公の」全能感であることだけは不変のようだ。

活劇において主人公が強いのは当たり前だと言える。
しかし、描くものが主人公の「強さ」であるのか、「全能感」であるのかでは作品の性質はまるで異なるものとなる。
説得的で客観性のある「世界」でも主人公の「最強」を描くことはできるが、「全能感」は描けない。
主観的な妄想性こそが「全能感」の源泉であろうから。


製作者の妄想じみた「全能感」の物語は、視聴者が望むからこそ制作されるのだろう。
いや、視聴者の妄想を映し出している(と信じられている)からこそ、製作者は作り続けることができる。

言ってみれば初歩的な「マーケティング」の産物だが、「創作物」がマーケティング手法だけで創れるものだろうか。
「笑える、わかりやすい、ウツな重苦しさのない、スカッとさせる」=「全能感」を堪能させるアニメが観たいという最大公約数的な「マーケティング」で制作されたかのような、スマートホンがどうこうしたという異世界転生アニメがどのような出来であったか、思い出してみるのもいいだろう。

日本のアニメがANIMEとして全世界的に熱心なファンを獲得しているのは、日本のアニメがエンタメとしては例外的に過剰な作家性を発揮していたためだと思われる。
視聴者が「消費者」のように妄想の実現を求め、製作者がそれを拾う「マーケティング」の向こうに、ANIMEの特異性、優位性は発揮し得るものなのだろうか。

何十年か前、中国のとある工場を訪れた際、日本では機械化されている工程を人海戦術の人力で行っていた。
社長曰く「工作機械を購入するより人件費のほうが安い」とのことだったが、現代では経済誌のインタビューに「人件費が安いから日本の工場に下請けさせる」と語る中国人経営者も登場してきた。

経済=マーケティングの論理は、冷徹に環境を反映し、世界を「数字」の相関へ還元する。

作家性=創作は、いってみれば経済に代表される即物的相関の非情性への「アンチ」だ。

エンターテインメント・アニメのスタンダードは、マーケティング=経済=売り上げ規模からいってディズニー・スタイルだろう。
ANIMEは、スタンダードへの「アンチ」として支えられている。
マーケティング主導(に見える)「なろう系」アニメは日本独特に違いないだろうが、ANIME=日本アニメとして「アンチ」を支えた過去の作家主義的なアニメ監督たちの作品に匹敵する強度が、果たしてあるのだろうか。



「全能感」を支える妄想充足的なご都合感を、「なろう系」と嘲笑するのは容易だ。

が、「なろう系」の本質がマーケティングであるとすれば、こうした作品群は自らの「消費者」的な欲求の反映ではないかという視聴者の自省も、同時に必要ではないだろうか。

つまらないと感じたアニメに対して「クズ」「カス」「ゴミ」と罵言を投げつける人も多いが、本作のようなアニメに対しては、マーケティング用の統計データを与えてあげているだけのことで、マーケティング創作を強化することにしかならない。
作家性を挑発したいのであれば、単なる罵言以外の言葉が求められる。


作品とはあまり関係のない感想が生まれたのは、本作がこうした傾向の作品群を純化したような象徴性があるためだろう。
好き嫌いや評価を別として、「マーケティング」アニメの代表としての「純度」はあるように思える。


【蛇足】
一年後には忘れていると思うので控えておきたい。

2019/5/17現在、出版社の幻冬舎が、自社の出版物を批判した小説家の文庫出版を差し止め、それを暴露した小説家に対し、社長が「あの作家の本は売れていない(から出版しない)」と誹謗するツイートを発している。

このサイトでもアニメ番組を「作品」と表記することが通例であるように、「創作物」は市場に流通する「商品」であると同時に、「作品」であるという二重性を持つ。

どれだけ売れたか=金銭を稼いだかはアニメの「商品」価値だが、「作品」の価値とは無関係だ。
「売れない」アニメでも優れた「作品」はあるし、また、優れた「作品」が商業的に大ヒットすることもある。
繰り返すが、端的に「無関係」だ。

小説の売り上げで「価値」を測る出版社社長のツイートは、経営的に正しいように見えて、自らの扱う「創作物」という特異なモノの性質を正しく把握していない、商売人としての無能力を暴露している妄言に過ぎない。


そもそも視聴者が「売上」に代表される現実的原則を絶対化する感性の持ち主ならば、アニメのような非現実のフィクションに魅かれて愛好するはずがない。
おそらく視聴者にとっては「作品」の出来のほうが価値を持っていたのだろう。
これまでは。

しかし、「作品」を観て「満足」の多寡を計量する視聴は、「商品」価値に接近しているような気がする。
「神」「最高」、あるいは「カス」「クソ」といった感想は、購入商品に対して返送する「お客様アンケート」のようだ。

どれだけ金銭を集めたかがアニメの「商品」価値だとすれば、どれだけ「お客様アンケート」以外の言葉を集めたかが「作品」価値なのだろう。


本作に価値を感じる視聴者も、膨大にいることだろう。
マーケティングに貢献する「アンケート」以外の言葉が集まるようであれば、本作のような作品群も将来に残り続けるのであろうけれど。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 12

59.4 9 ラノベ原作で妄想なアニメランキング9位
R-15(TVアニメ動画)

2011年夏アニメ
★★★☆☆ 3.0 (573)
3267人が棚に入れました
ポルノ小説でプロとして活躍している芥川丈途。丈途は職業柄あまりよい目で見られなかったがその能力が認められ、天才と呼ばれるにふさわしいものだけが入学を許される私立高校・閃学園に入学することになる。そこは個性あふれる生徒が集まっており、翻弄される丈途。学園や先輩から出される幾度の難題なテストにも負けず、彼らと協力しながら勝利を収めていく……。

声優・キャラクター
喜多丘千陽、福原由莉奈、柏山奈々美、小松真奈、積田かよ子、村上まどか、村井理沙子、月宮みどり、有賀由衣、野水伊織、長島☆自演乙☆雄一郎
ネタバレ

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

リビドー大爆発(50点)

全12話。
ラノベ原作。原作未読。

個人的満足点:50点
アニメ系統:リビドー爆発系学園ラブコメ

天才だけが集まる学園での
天才「ポルノ小説家」芥川 丈途の学園コメディ。
ということだが、エロ全開w
もう、突っ込みどころ満載すぎる。

ストーリーなんてあってないようなもの。
このアニメを楽しむにはいかにバカになれるか
そこに尽きると思う。

兎に角、リビドー爆発しているところに
どれだけバカになって突っ込めるかであろう。
それ以外何も無いと思っている。

キャラはなかなか可愛いので
エロネタと可愛いキャラに萌えてくれ。

さすがにこれだけバカでエロだと
声優さんも知らない方々ばかりだ。
でも、悪く無いと思う。
エロエロな内容でもがんばっていた。
そんな声優さん達には今後も活躍して欲しいね。

そんなわけで決してお勧めできるものではないが
バカバカしいエロに興味があれば、どうぞといったところ。


と、まあ、エロエロとしか書いてないが
つまり、何が言いたいかというと

モザイクばかりで何も見えんw
これはBD観るしかないのかw

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以下、毎話後の感想。
ネタバレを含む場合があるので
未視聴の方はスルー推奨。

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{netabare}
1話視聴。
今期のエロ枠か?
なんという卑猥な・・・
オープニング開始早々今期の脱落候補No1に躍り出たw

と思ったんだが、何かそうでもないかも。
確かにエロ枠だが、ぶっ飛び加減は面白い。
絵柄は個人的に好み。キャラも可愛い。
貧ニューから巨ニューまで選り取り見取りw
ちょっとキャラが多くて1クールでは覚え切れなさそうだが。

今後がちょっと気になる。

公式見てきたら「リビドー爆発中!」って書いてあったよwwww


2話視聴。
「リビドー爆発」全開かとも思ったんだが
何だ?何かちょっと真面目な話もあるのか?
こいつはエロだけで終わらない気配。
色々な意味で興味が出てきた。
来週も継続。

3話視聴。
今一勢いに欠ける気がする。
基本路線はラブコメのようだ。
ラブコメでの勢いも中途半端で
リビドー爆発もあまり勢いがない。
リビドー爆発で笑いにしてくれればいいのだが
意味の無いカットで爆発されても、引くだけだ。
爆発しても、真っ白で分からんしw
今一、面白みに欠ける。
一応継続。

4話視聴。
名機来夏回。
今回はなかなか爆発していた気がする。
来夏の変態ぶりがすごかった。
ただ爆発してた分、真っ白なシーンがいっぱいだったがw
しかし、丈途がどんどんモテル設定が気に食わないwww

5話視聴。
なんという百合回w
リビドー爆発しすぎだろwww
なんというアニメだ。
ランの技が色々な意味ですごかったわw
ひどいアニメだが我が身を鍛えるためにも
継続視聴するw

6話視聴。
何か前回に比べるとパワーダウンした感じ。
このアニメはもはやリビドーを爆発させないと
楽しむポイントがあまりない。
爆発させた無茶な展開の方が笑えるので
そちらでいっていただきたいものである。

7話視聴。
透明人間とはベタだがなかなか面白かったw
やはりリビドー爆発で無茶苦茶やってもらった方が面白い。
こういう路線で押してもらいたいところ。
来週はどうなることやら。

8話視聴。
デート回。
タケトなかなか美味しい展開をw
うらやましい。
しかし、ふくねちゃん気にしなさすぎw
意外と落ち着いた回だった。
いつもに比べればだがw
来週は爆発を期待したい。

9話視聴。
部長回。
部長の謎にせまるが、結局何も分からないw
さらに気になってきたじゃねえかw
このアニメの性質上、最終的に判明するってことは無い気がする。
このもやもやした気持ちどうしてくれるんだw

10話視聴。
うたえ、可愛い。
そして、ちょっと可哀想。
たけと気づけ、この大バカ。
それでもポルノ作家かと真面目に突っ込んでも仕方ねえが。

11話視聴。
最後にきて、ちょっといい話になってきたんだがw
しかし、最後このまま終わる気がしない
どうせ、リビドー爆発で終わるんだろうなw

12話視聴。
予想に反して綺麗に終わろうとしやがったw
バカバカしくはあるが、綺麗に見えるから困る。
個人的にはもっと爆発して欲しかったかな。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 22

セメント さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

天才

圧倒的すぎるwww
夏期ワーストアニメ最有力候補なんじゃないんですか


天才ばかりを集めた学校が舞台とあり、まさに天才のバーゲンセール
かなり安っぽいイメージが払拭できないです、天才がこのように毎年輩出されてたら苦労はしません
言うなれば、超ショボい能力者たちが戦うアニメみたいな、天才と定義して良いのか怪しい微妙な天才ばかりが出てくる、がっかり感の漂う物語設定でした
話の軸の部分の酷さに加え、新人声優の試験起用のようなキャスチング、毎回同じ曲しか演奏しないクラリネットの天才()や円周率が言えるだけの数学の天才()など個々人の造り込みの甘さ等々、枚挙に暇がありません
何か”失うものがないから取り組みやすい”という言葉を強く感じるアニメでした

1話の冒頭、いきなり知らないエロアニメが始まるものですから、やべぇ見るアニメ間違えたかなと思うのも無理はない
これはポルノ作家の天才()である主人公の執筆したと思われる、これも劇中劇と言うのですかね、創作エロアニメで、以後も度々出てくるのですが
これ以外にも、普通に本編でやたらと女キャラが脱いでおり、非常に情欲をそそります
おかげにして、このアニメを観た後はエロサイトへ一直線がお決まり(ry
という冗談は捨て置き、2話の創の芝居とか、7話の来夏の寝起きからの一連のカット、8話のホテルの主人公の転倒するカット、12話の創の発明品が空飛んでくカット等々、たまに地味ウマな作画があるんですよね・・・
凡そ褒めるところのない駄ニメとネットでは目されていますが、そこだけは評価できる点でした

先程も言いましたが、あからさまに残念キャスチングです、逆に感心する位の酷さですね
このアニメなんと、長島☆自演乙☆雄一郎さんが出演してるんですよね
鉄坊廻役で出ている他、10話ではOP,EDを声優と混ざって歌っちゃったりしてます
まぁ素人ですから違和感を絶対に感じるだろうと踏んでいたのですが、元から酷いOPEDはともかく、本編ではそんなに浮いてないのが驚きでしたね
本業じゃない人が入ってても浮かない周りのレベルに軽く危機感を覚えますが

さて音楽に関しては、これも酷いとしか言いようがありませんな、最終回の挿入歌は歌詞も酷い
「ロウきゅーぶ」といい「ゆるゆり」といい、アニメPVに中の人の実写映像を使ったケースが多いシーズンでしたね
悪くないとは思いますが、声優プッシュが見え透けてちょっと・・・とも思います
アニメキャラ差し置いて声優出してるわけですからね、まぁそれだけ声優需要が高まっているということでしょうが

謡江や蘭に比べると、メインヒロインの吹音があんま可愛くないですね
にも関わらず、主人公は詩江を切っての吹音ルートでしたから、全く・・・全く・・・
そして律は、どうやら主人公に好意を寄せていたようですが、腐を釣ろうとしてるのが見え見えでアザトイですね
キャラに関してはそうですねぇ、性的だなぁと思うことはあっても、それ止まりでしたねぇ

それでもイベントは精力的にやっちゃうんですよねぇ
名古屋の全巻予約者限定イベントに、渋谷のCD発売記念イベントに、ソフト発売記念イベントシリーズにと、その全てにおいて良い噂を聞かなかったですね
ニコ動と連動した企画も、投稿者数は奮わなかったみたいですし、Ustの生放送でも視聴者少なかったとか、ソフト1巻の特典には抱き枕がついていたのに売上も微々たるもので・・・
こっちが虚しくなってくきますね、打ち上げコピペを初めて読んだ時が思い出されます
何故こんなことになってしまったのか
いやーほんとやること全部がマイナスに繋がってるような気がします


軒並み低評価です、ポル産アニメの終焉を感じます
しかしこの駄ニメポイントが、クソアニメソムリエを強く育てるわけなんですねぇ
ちなみにウィーンに行く話は原作の特典映像につくみたいですねぇ、果たして見ようか見まいか・・・

投稿 : 2024/06/01
♥ : 12

こたろう さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

バランスはとれてます。低い水準で

エロコメというのは、特殊なジャンルです。
良いに越したことはありませんが、1話1話のストーリー展開はかなり無茶なこじ付けや、面白くもない寒いコメディを入れても許される、そんな免罪符を持っています。
それがエロに通じているなら!という前提ではありますが^^
ラッキースケベに行き着くためのストーリー、裸やパンツを見せるための設定、エロイベントを発生させるための舞台。
全てのベクトルが「エロ」に向いているなら、目的達成のための手段はあまり重要視されないのがエロコメ。
そりゃそうです。
超展開をみせて引き込まれるストーリーのエロ、涙なくしては見られない感動のエロ、人間の深層心理を深く考察した社会派のエロ、なーんてのは、ほぼ存在しません。
面白いストーリーなんて、むしろエロには邪魔。
くだらねー、ほんっとにくだらないぐらいの内容で丁度いいのです。



さて、前置きが長くなりましたが本作はエロコメです。
一芸に秀でた生徒が集まる学園。生徒達はそれぞれのジャンルでの天才であり主人公はポルノ小説で名を馳せている人物・・・とまぁ、いい具合にバカバカしくてありがちな設定。
主人公の職業を活かして、女子達を相手にエロ妄想を膨らませていくといったエロ展開パターンを装備した作品です。


前述のとうり、エロコメなのでストーリーは箸にも棒にもかからない内容。
いくらなんでも展開が幼稚すぎだろ!・・・と、思わないではないですが、まぁそれは我慢できます。
意味不明のキャラの行動原理も頭痛がしますが、まぁエロコメだからねぇ・・・で、無理やり納得する事もできなくはないです。
典型的なエロ系らしい、クソつまらなさが蔓延しているのは予測の範疇でした^^;
しかし、低質である事が許されるのはそこまで。
本作はそれに留まってはおりません。

ぎこちなく動く動画の足りない作画。
パンツや乳を見せとけばいいだろうという芸のない演出。
ヘタクソな大根声優。
その大根が歌うOPとED。
と、まぁ
ストーリーや設定以外の部分も含めて、ぜーんぶ安定的に低質でした、R-15は。
見事なものです、悪い意味で。


優秀なエロ系というのは、呆れるぐらいの緻密な作画をしたり、想像力を掻き立てる最大限のエロス演出を工夫したりと、普通の作品を凌駕する美点があるものです。
声優に至っては、言うまでもなく超重要。
くだらないエロだからこそ、後ろ指さされないように、ちゃんとやれる部分では頑張るもの。

ですが、R-15はストーリーのしょっぱさに見合った、いや、それ以下のガッカリ品質。
褒めるところがない、という意味において実にバランスの取れた作品でした。

どんなクソアニメでも何かしら特徴をピックアップできると思うのですが、ほんとに何も思いつきません^^;
それぐらいに無為で低水準な作品。

お金や時間をドブに捨てたいと思う方にオススメです。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 22

69.0 10 ラノベ原作で妄想なアニメランキング10位
電波的な彼女 幸福ゲーム(OVA)

2009年12月4日
★★★★☆ 3.8 (435)
2070人が棚に入れました
今度のターゲットは柔沢ジュウ!!
心当たりのない嫌がらせにあうジュウ。次第にエスカレートし、ジュウを助けた光も標的に。犯人探しを始めると、見えてきたのは歪んだ信念を持つ集団。その信念には、ジュウも太刀打ちできず!?
ネタバレ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

幸福は自覚するかしないかで、その総量が変化するもの

ラノベ電波的な彼女の2巻目に当たる"幸福ゲーム"のアニメ化作品です。

前作に引き続いて主人公は堕花雨と柔沢ジュウのダブルキャスト。※新キャラも何人か加わり、紅-kurenaiとの繋がりも間接的ながら若干強まった印象があります。

作中で描かれる、幸福値という数値の増減で人々の優越感や焦燥感を煽る幸福ゲームのあり方は、金儲け主義の新興宗教やマルチ商法、延いてはソーシャルゲームの手法と似通っており、競争意欲を刺激し、景品やトロフィーを掲げる事で、それに参加する多くの人間にとって不毛で、ごく一部の人間にとってだけ有益な、最悪なシステムを存続させようとする試みです。
{netabare}
作中の雨さんはこういった下等な考えのパターンを良く認知している様で、それの正体を明かした後で「考え付く理由の中で一番幼稚なものを口にしてみただけです。」とあざ笑いを含めた表情であっさりと言ってのけてしまいました。
{/netabare}
幸福の総量については、自身の幸福を自覚するかしないかという心理的な問題を含むので、言い換えれば人によって千差万別であるので、未知数の様にも思えますが、一方で、どこかから奪われて、どこかへと与えられる類のものもあります。

我々人類にとって生存に必要なもの、食事や衣類や住居など、あるいは家電やガスやPCなど、あれば便利なもの、特に先進国に住む多くの人にとっては空気の様に当たり前で、省みる事を怠れば気付く事さえ困難なそれらの恩恵を、全て自然環境から盗んで利用しているものだと考えるならば、そこに住む動植物の幸せを奪って、自分達の幸せに加えているとも考えられるのではないかと思います。

それは我々ヒトのみならず、生きとし生けるものにとって避けられない行為なので、受け入れがたくとも受け入れるしかありません。私達に出来るのは、せめて食べ物だけは絶対に粗末に扱わず、衣類や道具を大切にし、自分の奪ったものに対する責任と、奪った幸福の重さをかみ締めながら生きて行く事だけなのかも知れません。


※:電波的な彼女では紅-kurenaiと共通する設定として、表御三家と裏十三家という特別な家系が存在します。この家系に属する人間の多くは遺伝的理由から、肉体的、精神的に恵まれており、中には生まれながらにして超人的能力を有している者も僅かながら存在している様です。

歪空、堕花、斬島、円堂、崩月、虚村、豪我、師水、戒園、御巫、病葉、亞城、星噛が裏十三家に当たり、この内半数近くが断絶、あるいは廃業しているという設定がありますが、アニメ、原作の両者を含め、歪空、堕花、斬島、円堂、崩月、星噛の現役6家に属すると思われる人物が既に登場している点を見ると、残りの7家は今後作られるかも知れない関連作中にも一切登場しない可能性も有ります。電波的な彼女では堕花雨と光の姉妹、斬島雪姫、円堂円の4名が登場します。光と円は紅にて名前だけ確認出来る、環の道場に通っていた2人かも知れません。裏十三家の人間という事もありますが、そう考えると、どーりで強いわけで‥と納得が出来ます。

斬島と言えば斬彦ちゃんですが、本作を見る限りでは、雪姫は斬彦ちゃん程の人間離れした力を持っている様に描かれてはいませんでした。と言うか、思い返せば紅に登場する裏十三家の人たち、化け物じみた能力持ちの人ばっかりじゃないか‥! そんな中で幾度(いくたび)もの死線を潜り抜け、なおも生き残っている真九朗君ってかなりスゴい。(電波的な彼女には登場しないので分からないけれど生きていると信じたい!)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 11
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

幸福をめぐるサイコサスペンス

「幸せになりたい。小さい頃からそう思ってた。」
冒頭でそう語ったのは・・・

その相手が幸せかどうかの事実に関係なく、
幸せそうに見える者が狙われていく小さな事件があちこちで起きる。
ともすれば偶然にも思え、警察も取り合わないようなものだけど、
被害を受けた者はみな不愉快極まりない。
きっとそんな日常は、現実世界のあちこちに転がっていて、
日々の流れの中、周囲からはいつのまにか忘れられていくものなのだろう。

この作品を観ての印象を一言で言うなれば、「因果応報」
幸福感というものに囚われ過ぎて、物事を客観視できなくなっていくのは
悲劇以外の何物でもないわけだけど、当の本人は悲劇だと思ってないから厄介。

それでも、事件の首謀者が信じてやまない理論。
世界の幸福の値がもし変わらないと仮定するなら、
自分が不幸になるとき、誰かが幸福になり、
自分が幸福になるとき、誰かが不幸になる、
というのは、宗教に関わらず成り立つ部分もあるのかもしれない。

ねたみ、憎しみ、嫉妬、そして人間の愚かさ。
人の心の闇が、「電波的な彼女」1作目に引き続き、
こちら2作目の「幸福ゲーム」でも引き継がれ、
重みはさらにパワーアップしていた。

主人公のひとり、堕花 雨(おちばな あめ)が言う、

「手っ取り早くしあわせを感じるには、現実を見ないこと」

というセリフが、とても電波的で彼女らしい。

{netabare}また、ラストは衝撃的ながら納得できるものだったし、
前作同様、ホッとできる。 {/netabare}

1作目もシナリオが秀逸だったと思うけれど、
1作目からの伏線もしっかり回収されており、
個人的には、こちらの「幸福ゲーム」のほうが、
物語として良作だったなと感じた。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 30

disaruto さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

幸福を求めて

制作はブレインズ・ベースで原作はライトノベルです。
ジャンルはサイコサスペンスです。
精神衛生上よろしくない場面があるので注意です。
「電波的な彼女」OVAの第二話になります。


「電波的な彼女」のレビュー。
http://www.anikore.jp/review/488341/


一話の世界観を引き継ぎ、やっぱり狂った人ばかりな世界で事件に巻き込まれていく主人公。
以前ヒロインと接触していた友人たちも登場します。

今回もサスペンス重視ですが、犯人あて要素もとりあえずあります。
前作に比べるとテーマ性が強く、話の流れも自然だったように思います。
何より、まとめ方が素晴らしかった。


本作のテーマは「幸福の総量」。
私たちが幸福になるためには、誰かから幸福を奪わなければならないのか?
こういう考え方は「ゼロサム(総和がゼロ)」っていうみたいです。

実際のところを考えてみるとどうでしょう。
傍からみて幸福な人なんてものはほんの一握りだと思います。
その人を不幸に叩き落としたら幸福になれるかっていうと、そんなわけないですよねw
結局、心の持ちよう。
幸福が目に見えるなんてこともありえないです。

本作では幸福値を貯めることで幸福になれるというシステムが流行ります。
一種の宗教みたいなもので、思考が凝り固まってフリーズする。
幸福を目的化するなんて恐ろしいことこのうえないと思います。
幸福はあくまでおまけみたいなもので、求めてなれるものではないと思いますし。


総括して、現時点での個人的OVAのNo.1作品はこれです。
短いながらもテーマ性が強く、話も起伏があってよかったと思います。
どうでもいいですが、因果応報はたまにいい仕事をしますよ。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 39

73.9 11 ラノベ原作で妄想なアニメランキング11位
俺の妹がこんなに可愛いわけがない TRUE ROUTE スペシャル版(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (805)
5814人が棚に入れました
ごく普通な男子高校生・高坂京介は、
数年前から妹・桐乃とはろくに挨拶もかわさないという冷え切った関係になっていた。

ところがある日、京介が萌えアニメのDVDケースが玄関に落ちているのを発見したことから 事態は急変する。
興味に駆られた京介が持ち主を探すと、 それは人生勝ち組でリア充な妹・桐乃のものだったのだ。

意外な事態に驚く京介だが、それから数日後のある晩さらに驚く出来事が起こる。
ほとんど無視に近い態度をとっていた桐乃が 突如として京介の部屋に押しかけて来て「人生相談がある」と言うのだ。

その内容とは・・・
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

兄を心底嫌う妹なんかいない、はずと思いたくなる

原作は未読なので、細かい部分は知らないのだが、GoodEndのほうを視聴済みだし
こちらのTrueRouteが気になり観てみた。

9話までは同じなので感想は大幅に共通してしまうけれども
まず、この物語は兄と妹の禁断愛を扱ったようなものではない。
何らかの事情で?冷え切っていた兄と妹の関係が、
ある日打ち明けられた妹の趣味をきっかけに、徐々に変化していくプロセスと
登場人物たちの濃いキャラが見どころであり、その流れの先に
この物語のテーマがある。

設定として妹が、{netabare}「妹を愛でるエロゲー」の{/netabare}
オタクっていうのがまず笑えるのだけれど
彼女はそこに自己投影してるのではないようだ。
僕にも妹がいるので、言動にリアルな部分は多少感じたものの、
同じくらい、いやそれ以上に、それはないだろうってシーンもけっこうあって
理解に苦しむこともあったが、結果的にはすごく面白かった。

また、妹のわがままに振り回される兄を不憫に感じながら観ていたが、
彼の本来の性格は意外に古風な日本男児的。
妹を大事に思うがゆえにいろんなことはするものの、
責任感も強く、本来はしっかりものの頼れる兄貴なのが好感持てる。

それを踏まえると、妹の親友・あやせに対して、ほぼ初対面の時から
彼女を「お前」と呼んでいたのも、妹だけにしか見せない態度というものを
もしかしたら強調するためだったのかもしれない。

この作品は結局、妹のキャラを好きになれるかどうかで
だいぶ感想も変わってきそうだが、それ以外の人物たちの魅力もあり
展開もテンポ良く、最後まで飽きることなく観ることができた。

個人的には、幼馴染の田村さんの、ふんわりと包むような母性愛に満ちたキャラが
なんとも可愛く映ったが、冷静で客観的な思考能力を持つ黒猫のツンデレのほうが
妹のエキセントリックなツンデレより観ていて楽しくもあり、好みだった。
ただ、欲を言えばヘアスタイルとファッションがあまりに一辺倒なので、
もう少しバリエーションがあっても良かったかな、とは思う。

そしてこのTrueRouteで忘れてならないのが
主人公・京介の同級生・赤城とその妹・瀬菜。
もう1つの兄妹のカタチと妹の趣味を対比させてみると興味深い。

そしてこの作品は結局、兄と妹の関係をベースにしつつ、
根底に流れるテーマはゲーム、オタクというものへの偏見の実際と理解。
無関心だったものへ少しずつ譲歩するには、それに則した想いが当然必要で。
その想いこそが家族愛や友情であり、理解や共感なのだろう。
ネットを通した、顔の見えない交流も似ているし
同じ趣味趣向で集まり、繋がる関係・・例えば秋葉原や幕張で開催されるイベントや、
ゲーム研究会のような部活の中でもそれは変わらない。

この春、2期の放送が決定しているそうで、話が1期の後日から続くのか
まったく別な話が展開されていくのかまだわからないが、ぜひ観てみようと思う。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 48
ネタバレ

ともか さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

1期のWeb配信分まで観られる再放送。

ラノベ原作(未読)、 1クール(全13話)、 2012年秋放送。

私は2期を観る前に1期のおさらいをしようと思って視聴、
せっかくバージョン違いがあるのだから、と思ってこちらを観ました。

俺妹1期の感想は1期のレビューにて書き尽くしたので、
こちらは(個人メモも兼ねて)かなり説明的な内容になります。


この作品(TRUE ROUTE スペシャル版)は、
第1期の第7話・第8話・第12話(GOOD END)を削った代わりに、
Web配信とビデオレンタルしか行われなかった話数である
第12話(TRUE ROUTE)~第15話を付け加え、全13話の尺で放送されたものです。
したがって、だいたい第1期の再放送のようなものです。
(私にとっては、編集版とはいえ録画の機会を得られたのが嬉しかったです。)

細かい変更点まで見比べたいマニアックな方はこのバージョンで視聴されても良いと思いますが、
基本的には1期をレンタルして観ればOK。
DVDの1巻、2巻、3巻、5巻、6巻前半、7巻、8巻、と視聴すれば、
この作品(TRUE ROUTE スペシャル版)の順序を再現することもできます。


削られたエピソードについて触れておくと、
(ネタバレ基準がシビアな方もいるので一応隠します)
{netabare}「俺の妹がこんなに小説家なわけがない」「俺の妹がこんなにアニメ化なわけがない」
この2話を無しにしています。
小説ならまだしも、そこからTV放送のアニメ化を企画{/netabare}するという…
共感しづらく、また妙にシリアスで「さすがにこれは…?」と感じたエピソードなので、
削る箇所として的確な選択だったと、私個人的に思いました。

お話の繋がり方(続く話数でのキャラの言動等)に若干不自然な点もありますが、
「ご愛嬌」で済む程度ではないでしょうか。

それにしても、何が削れていたか気付くほど内容を鮮明に記憶していたことに驚きました。
物覚えの悪い私が、ずいぶん前に1周観ただけで内容・流れを だいぶ覚えているのだから、
「俺妹」という作品の印象はとても強いものだったのだと実感しました。
基本的には良い意味で、部分的に良くない意味で。


物語や作画、声優、音楽の各項目に対するコメントは、
1期のレビューと同じになるので割愛します。

この作品の中で気に入ったキャラは黒猫です。
彼女の厨二病全開な毒舌トークや服装、見ていて笑えます。
けれど、中身は思いやりのあるとても良い人、こういうキャラ設定はわりと好きです。
本名もWeb配信された話数の中で初めて判明していますね。
配信分の部分を中心に彼女の出番が多かったので、1期の通常版よりも満足しています。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 37

ローズ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

小野妹子がこんなに可愛いわけがない!(実際、男ですから)

現在、放送中の『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』(以下、『俺妹』と略す)2期目の宣伝のために、
2期目放送前の1クールに放送された大人の事情が非常にからんだ作品。

『俺妹』1期目については別のところで自分のレビューは書いたので省略させていただきます。
(同じ意見を書いてもダメでしょうし、他の意見を書けと言われても簡単には思いつきません^^;)


このTRUE ROUTEだけを観てみましたが、少し分かりにくい箇所があります。

作中で桐乃が書いた小説についてなのですが、小説だけでなくアニメ化決定や京介の頑張りどころがバッサリと省略されています。
この場面を省略したせいで、カラオケボックスでの桐乃の感謝の意を示したサプライズ等が理解しにくくなっています。


通常放送のラストシーンがGOOD END(通常版)で終わる事を考えるとラストシーンが入れ替わる事は予想できました。
終わり方(ルート選択)には不満がありませんが、省略された小説の話についての説明があれば良かったと思います。

通常版の放送では1話にまとめられていた最終話ですが、TRUE ROUTEでは4話を使っています。
丁寧な説明というよりは、普通の再放送では2期目に対しての繋がりが出来ない箇所があるので、こちらのほうを選択せざるを得なかったのでしょう。

ただし、テレビ放送がなくWEB配信だけだったTRUE ROUTEの放送回を含めて、『俺妹』1期目全話放送したほうが分かりやすいです。
(放送局の都合があるのは分かっているのですが^^;)

最終的にはDVDをレンタルしてきて『俺妹』1期目を復習しなさい、という事が言いたかったのかのでしょうか。
『俺妹』1期目のDVDは8枚全部旧作でレンタルできると思うので、案外安上がりです。


いずれにしても説明不足の箇所に関しては、ある程度の内容補完する必要がある作品でした。

2期目の展開・結末に期待したいですね^^

投稿 : 2024/06/01
♥ : 24

64.1 12 ラノベ原作で妄想なアニメランキング12位
いぬかみっ!(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (333)
2218人が棚に入れました
吉日市に住む高校生・川平啓太は、由緒正しき犬神使いの一族・川平家の末裔だが能力不足その他モロモロの事情により主家から勘当されていた。
そんな折、川平家当主である祖母の元に呼び出された啓太は、“ようこ”と名乗る犬神に引き合わされる。出会った当初の彼女は従順で容姿は抜群。早速啓太は主従の契りを結び共同生活を始める。
ところが、ようこの本性は誰もコントロール出来ない程の大問題児。当初の従順な態度はタダのポーズにすぎなかったのだ。ようこの気まぐれで享楽的な態度に振り回される啓太は、様々なトラブルに巻き込まれ散々な目に遭わされる。

声優・キャラクター
堀江由衣、福山潤、中村俊洋、速水奨、名塚佳織、長谷川静香、森永理科、本多陽子、松岡由貴、木川絵理子、廣田詩夢、小林晃子、遠藤綾、新谷良子

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

犬神と犬神使いの物語! 結構楽しめて見れました。あっという間に過ぎていく2クール。ってな感じです。

ストーリー

吉日市に住む高校生の川平啓太は由緒正しき犬神使いの一族、川平家の末裔でした。ある日川平家当主である祖母の元に呼び出された啓太は、“ようこ”と名乗る犬神っと契約を交わしました。その契約は啓太が持っているものをようこに渡し、ようこが啓太に渡すというシンプルな契約です。けれど、啓太はある事を知らなかった。ようこは誰もコントロール出来ない程の大問題児でした。けれど、それは時間の問題でした。啓太のアホな行動や、やさしさで、ようこは普通のいぬかみとかわらない存在になりました。

私の感想

結構おもしろかったです。主人公のエロエロな思考がとくにこの作品をおもしろくしていると私は思います。啓太はいつも女性の裸姿を見ようとしていますが、それを阻止するためにようこがいつもとる行動は啓太を服なしで街中に、縮地(物体をテレポートさせる術です。)させる事です。それのせいで啓太はいつも警察送りされていますww それがかなり笑えました。っと言うか、二つ名が「裸王」って裸の王様の王かよww

この作品は結構戦闘のシーンも結構楽しめました。普通、こういう作品のたたかいは結構時間がかかってしまい、あまり楽しめないのが多いいのですが、この作品は戦いが短めで楽しめました。私が特に好きなのは薫の犬神が作り出す結晶のタワーです。あれは結構かっこいいので、私は好きです。

結構おもしろい作品ですが、この作品のキャラクターデザインは結構みんな似ている所がありまして、初めは少し躊躇してしまいます。けれど、3話見たらすぐになれて、たのしめます。ですから、この作品を見るときは最低でも3話はがんばりましょう。

オープニング

「ヒカリ」
結構私は好きですよ、こういうオープニング。キャラクターの魅力がかなり出ていて、そして、どこかこの作品のおもしろさも出ています。けれど私はこの作品に出てくるキャラクターが戦いの能力ばかりをメインに出していた事が気に入りませんでした。私的には後半から、画像を変えこの作品の魅力をもっとだしたほうが良かったとおもいます。

エンディング

「友情物語」
曲はまあまあ、いいです。けれど、・・・ なんといいますか・・ キャラクターデザインが最悪でした。なんといいますか・・ 目が・・ 目がなんか気持ち悪いのですよ・・・ 私的には普通にしてほしかったです。

「友情物語・男子(?)バージョン」
筋肉むっきむっきの人たち歌う気持ち悪い歌です。 ある意味笑えましたが、同じに吐き気も少ししました。まあ、こういう遊びもいいですよね(苦笑)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 13

future☆ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

タイトルなし

.。o○ ○o。.あらすじ.。o○ ○o。.

吉日市に住む高校生・川平啓太は、由緒正しき犬神使いの一族・川平家の末裔。ところが能力不足その他モロモロの事情により主家から勘当されていた。そんな折、川平家当主である祖母の元に呼び出された啓太は、“ようこ”と名乗る犬神に引き合わされる。出会った当初の彼女は従順で容姿は抜群。早速啓太は主従の契りを結び共同生活を始める。

ところが、ようこの本性は誰もコントロール出来ない程の大問題児。当初の従順な態度はタダのポーズにすぎなかったのだ。ようこの気まぐれで享楽的な態度に振り回される啓太は、様々なトラブルに巻き込まれ散々な目に遭わされる。


.。o○ ○o。.キャスト.。o○ ○o。.

ようこ:堀江由衣
川平啓太:福山潤
はけ:中村俊洋
仮名史郎:速水奨
なでしこ:名塚佳織
ともはね:長谷川静香
たゆね:森永理科
いぐさ:本多陽子
せんだん:松岡由貴
ごきょうや:木川絵理子
フラノ:廣田詩夢
てんそう:小林晃子
いまり:遠藤綾
さよか:新谷良子


.。o○ ○o。.放送日.。o○ ○o。.

2006年春アニメ(2006年4月~2006年9月)



.。o○ ○o。.OP、ED.。o○ ○o。.





.。o○ ○o。.お話.。o○ ○o。.

1話「はだかでドンマイっ!」

2話「マッチョがぺろぺろっ!」

3話「水着でたいじっ!」

4話「やらずのかっぽう着っ!」

5話「啓太とようこっ!」

6話「ぴったりともはねっ!」

7話「混浴でサクサクっ!」

8話「こすってしっぽっ!」

9話「煩悩とせくはたっ!」

10話「桜の思い出っ!」

11話「ぐったりにおねがいっ!」

12話「だから死にたい私の歌っ!」

13話「だけど俺にはお前の歌っ!」

14話「カッパとオトサンっ!」

15話「ウハウハ啓太に恩返しっ!」

16話「部屋と怪談と私っ!」

17話「なんか見えてるっ!」

18話「まんもすたいへんっ!」

19話「もっこり啓太の思うツボっ!」

20話「白布に想いをっ!」

21話「しっかりともはねっ!」

22話「パパとムコ殿っ!」

23話「しぼむ象さんっ!」

24話「薫となでしこっ!」

25話「絶望の宴っ!」

26話「ひかりっ!」

投稿 : 2024/06/01
♥ : 4

ぱるうらら さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

変態御用達のアニメ

『いぬかみっ!』はラノベ原作、2クール(全26話)の変態・ギャグ・動物系アニメです。


この作品は言わば、変態の変態による変態のためのアニメ。第4話に至るまでにこの作品の雰囲気について行けなかった方は、大人しくこの作品の視聴を断念した方が良いかもしれない。前半も後半もシリアスな展開はあるものの、基本的に変態的なノリは変わらないので(笑)

1話に付き数回はゾウさん印の規制描写。下手すると、ある1話の中の半分はゾウさんが暴れまわっているという、何ともお目出度い作品であるが、見方を変えればある意味素晴らしいアニメだと私は思う。なぜなら、これ程までに恥部(野郎の)の規制描写が頻発するアニメは観たことが無いからだ。最近のアニメではここまで露骨なアニメはないだろう。しかし、ただ単に露出しかないというわけでもなく、それを基にしたギャグがなかなか面白いのが好感。馬鹿みたいな迷言と下ネタばかりであるが。

物語の内容は、ギャグが7割、シリアスが3割といったところ。そのシリアスに関しても殆んどが後半。そして、例えシリアスな話であっても、主人公や高頻度で登場する変態どものキャラが相変わらずのために、その場違いなテンションに首を傾げてしまうかもしれない。まぁ、それが良くもあるのだが…。
ギャグ回に関しても、それをギャグと取れず、単なるほのぼの回みたいなこともしばしば。そんな内容が目立つため、正直テンポは良いとは言えない。
しかし、各ストーリーの内容や設定自体はなかなかに良かったため、続きを見てみたいと思わせられるくらいには面白かった。また、ギャグとシリアスの調和が取れていたため、その辺は比較的安定したアニメなのかなと思う。

もう一点挙げるとしたら、声優陣がなかなか良かったのかなと思う。あの声優陣だからこそ、より面白い作品と為ったのではないだろうか。


最後に、お馬鹿系変態アニメが好きなら観るべし。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 17

72.8 13 ラノベ原作で妄想なアニメランキング13位
ひげを剃る。そして女子高生を拾う。(TVアニメ動画)

2021年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (490)
1483人が棚に入れました
片思いした相手にバッサリ振られ、ヤケ酒をした帰り道、26歳のサラリーマン・吉田は路上に座り込む女子高生・沙優と出会った。べろべろに酔った吉田は、前後不覚のまま行き場のない沙優を一晩泊める。…翌朝、ふわりと美味しそうな香りに目覚めると、食卓には味噌汁が。「おはよう」「なんだお前!!なんでJKが俺ん家に!」「泊めてって言ったら泊めてくれたじゃん」「…味噌汁」「昨日“毎日味噌汁を作ってくれ~”って」「ハァ!?絶対言わねェ!!」家出をして行き場のない沙優を追い出すわけにもいかず、吉田は家事を条件に彼女の同居を認めることに…。こうして、家出女子高生とサラリーマンの微妙な距離がもどかしくもあたたかい、不思議な同居生活が始まった―。
ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ヤバいこれ。。とてもセンシティブでハートフルな家出少女の物語 

 
さて・・何から書いたものか。。

まず、センシティブな内容であろう事は予想してました。

ちなみに、センシティブとは・・・
(作品と直接関係ないので畳みます)
~▼{netabare}
直訳 :繊細な、敏感な
使い方:扱いに慎重さを要するコンテンツなどを形容
Twitterでの定義:
 ・写実的な暴力表現
 ・成人向けコンテンツ
 ・強姦及び性的暴行に関するコンテンツ
 ・グロテスクなコンテンツ
 ・ヘイト表現を伴う画像
{/netabare}▲~

この作品、賛否あるようですね・・
同じものを見るのでも食べるのでも、好みや観点が異なれば、評価や好き嫌いが分かれるのは当たり前ではありますが、この作品については極端な傾向があるように思います。きっと、センシティブな部分や犯罪誘導的な側面など、人によって受け入れ難いツボを含んでいるのかな、と思います。
自分は、物語としては肯定的です。

最初に作品タイトルを見て思い出しました・・
昔、家出少女が宿探しするための掲示板があるのを知り、驚いたことを。
(個人的な回想なので畳みます)
~▼{netabare}
もっとも、当時は法に触れる行為とは知らず、いい思いをする輩がいるんだ的な感覚だったと思います・・
この問題の本質、保護すべき対象を見失っていました。大いに反省しなければなりません。無知にも程がありますね。
{/netabare}▲~
今ではさすがに犯罪行為であることは承知しています。
最近ではSNSを使うんですね・・益々発覚しにくくなりゆゆしき状況かと。

そんな訳で、自分にとっては非常に興味深い題材でした。

 略称:ひげひろ
 原作:KADOKAWA系の投稿小説
 制作:Project No9
 放送:2021年春
 視聴:2021年夏 Hulu

=視聴前=

家出少女を拾う?警察に届けんとあかんでしょ・・・
お金を渡してネカフェに泊まらせるとかでもいいし。
しかるべきところに相談してもいいし。
ま、それじゃ物語にならんだろうけど。
文学性や話題性を考えれば、発想は悪くないかな。
ま、ゲスな内容じゃなければだけど。

=視聴中=

ヒロインのキャラは、めっちゃ、ストライク。
カバネリの無名に似ているような。。
妹属性も娘属性も恋人属性も感じる、稀有なケース。
声もいい。高めの声を想像してたので、最初は落ち着いた感じの声に違和感ありましたが・・好きな声優さんなので更にさらにテンションはアップw
北海道出身なら「サイカノ」みたいに「~でしょや」を使って欲しかった。。

~▼{netabare}
cv市ノ瀬加那さんはダリフラのイチゴが印象的でした。
今回のキャラは「色づく世界~」のあさぎにも似てる感じですね。
ヒロインは初かな?ようやくですね。おめでとう!

初見で惚れたと言ってもいいくらいヒロインを気に入ってしまいました。
チョロくてすみませんが、もう感情移入しまくりです。
きっとこんなコ泊めたら・・自主規制は無理でしょうね。

そんなお気に入りのヒロインが放つ、衝撃的なセリフが胸に刺さる・・
(かなりセンシティブなのでさらに畳みます)
~▼▼{netabare}
『やらせてあげるから泊めて』
『ね、やらなくていいの?』
『え?普通にやるけど』
『今までの人は・・私とHしたがったよ』
『色んな男の人の家を渡り歩いてきました・・カラダを使って』
『数日の宿のために簡単にカラダを許してました』
『男性から求められる事に少しだけ喜びを覚えるようになったり』
『前にあの人とやったの。何度も。何度も。いっぱい、いっぱいしたの』
『初めての相手の名前も覚えてない』
『一度受け入れたら後はその繰り返し』

頑張ってるなあ・・ベッドシーンまで・・
でも静止画で良かったマジで。

しかし数日で捨てられて半年間ってことは、いったい何人と・・
憧れのヒロインが意に反して寝取られる、この感覚・・

くやしさ・・?
いくら同意であるとはいえ・・
そうせざるを得ない状況に追いやった大人たちや環境がやるせない。
そういう思いは吉田に共感。

でも・・
ぶっちゃけ、こんなS級美少女と毎日・・そんな状況に妬ましさすら覚えて・・
{/netabare}▲▲~

うぐ・・これはキツい。胸が・・胃が・・ココロが・・
くるしい・・
せつない・・

●キャスト
後輩の三島ユズハ・・どんなキャラ。
イケイケかと思えば一歩引くとか。。
cv石原夏織さんは主役級もそれなりにやってますが「色づく世界~」では市ノ瀬さんと共演してましたね。
今回ED曲も担当。カラオケでの泣きシーンはグッときました。。
ユニット解散は・・触れない方がいいかな(触れとるやん)
その後のご活躍、なによりです。

上司の後藤さん・・なんてキャラww
好きな男に告られて引き延ばすとか、こんな美人で未経験とか。
(ユズハの「後藤さんはブキミです」が言い得て妙w)

バイト先の井口・・憎いけど・・でも・・いややっぱ憎い。
サユはお金なくてあまり遠くに行けないだろうから、過去の男とバッタリなんてこともあるんじゃ?とツッコもうと思ってたらすぐ出てきた。
ヤサ男なワリに「バラされたくなければ・・」でカラダを条件としないところとか変にズレてる・・というか作者の良心?

ヒロインの親友、結子・・また石見舞菜香さんとお会いできました。
泣きのセリフはもうなんとも。。(フルバを観たばかりだもんで)

●展開
花火回、フラグでなく無事に終わってホッとした・・アニメの観過ぎかな。。

終盤、風呂敷の畳み方が気になったけど、北海道について行ったこと、良識的なところに着地したことは良かった。

ただ母親を説得するくだりは、山場のワリに期待ほど盛り上がらず。
セリフがあまり響かず。
特に母親の猛省を促せずモヤモヤ。

吉田、後藤さんをフッたんかい。。サヤを待ってんじゃん。

そして高校を卒業したサヤが電柱の下に・・うぐぅ

でもさ、「今度はあなたの家に泊めてよ❤」・・・
コレはないでしょや。。
無理やりこれ差し込んだ感が満載。
{/netabare}▲~

終盤はちょっと意外性に欠けたけど、いい終幕だったかと。
(まさかEDで視聴終了してないですよねw)

友人たちが本当にいい人。
(犯罪加担者とのご意見はごもっともですがw)

展開や演出も意外とハートフル。
声や演技も相まって胸に刺さりました。。


=視聴後=

やはりセンシティブではあったかと・・

性欲というものは、古今東西、良くも悪くも歴史や社会や文化に影響を及ぼしてきたワケですが・・理屈だけでは語れない、欲情も含めた人情をうまく描いたように思います。(チョロいと言われればそれまでですが)

「下半身だけは別人」とか、「女は子宮で考える」などの言葉があるように、地位や知識や見た目がしっかりした人でも、色欲が絡むと人が変わるなんて事もあるのが世の中。
~▼{netabare}
どう考えても、サユをそのまま街に解き放つのは、自分の中ではあり得ません。

連れ帰ってしまったら・・手を出してしまい、捕まるかも。
でもサユをスルーorリリースしたら・・助けられなかったことや、矢口のような輩にいいようにされてしまうことをモンモンと考え、一生後悔するでしょう。それよりは捕まるリスクを賭してでも保護した方がいい。
そうですね・・サユのためというより自分のためかも。

でもそれは、あくまでサユの場合。
可愛いからというのももちろんあるけど、立ち直る可能性を大いに持っている。可哀想と思った時点でブレーキは効かないかも。

あ・・これはあくまで物語上の妄想ですのであしからずw
実際には、サユのような家出少女との遭遇はまず起こり得ないでしょう。
起こってしまったら?ワタシヨクワカリマセン。

てか、この物語通りの展開になったら後藤さんを選ぶかもw
でも、もし後藤さんにOKしていたら電柱の下でのラストシーンは・・
後藤ルートはなしですねw
{/netabare}▲~

いや~筆が止まらないですね。
色んな考察、妄想など全て書いたらキリがないw

これ、ただゲスな物語ではなかったですね。

それどころか、色々考えさせられるし、楽しさもある。
胸をギュッと掴まれるような切なさ、やるせなさもあるけど、
繊細な問題を重くなり過ぎずに絶妙なバランスにして慎重に物語を紡いでいる感じがします。。

う~ん・・なんか褒めすぎ?w
少なくとも冷静に観られなかったのは確かですね。

いい話じゃないですか。


それでも、やはり・・

■言いたいこと
作り話であることは重々承知。
けど吐き出さないと精神衛生上よくないのでw
~▼{netabare}
<さゆ>
 親とうまく行かないだけで生活投げやり・・ってどうよ(設定的に)。JKを拾ったらデメリットしかない?なにそのズレ感。拾った方は超ラッキー感覚だと思うが。女性にも性欲があるのはわかるけど自分を安く見過ぎでしょや。
 衝動的に家を出るのはわかるけど・・いい家のお嬢様で頭良くてこんなにカワイイのに体を使ってまで放浪続けるやつがあるかー!しかも優しいお兄さんが支援してくれてるのに絶望感て。。担任はなにしてる!(ちなみにここで北海道の実際のいじめ事件のニュースが。。)
 母親への説明でサユ「本当は自分のしてる事がイヤでイヤでたまらなかった」。きっと・・サユは、少しは相手を選んで泊まっていたんだよね?育ちはいいワケだし根っからのビッチでもないし頭も悪くないから。そうだ、そうに違いない。精神衛生上、そう思うことにしよう。。
<吉田>
 えらい。本当にサユがキミに出会えたのはまさに僥倖(ぎょうこう=偶然に得る幸福)。サユファンとしては手を出さなかったのもエライけど(ある意味、揶揄)、何よりサユを立ち直らせてくれたことは大賞賛、大感謝。
しかも犯罪行為であることを知り、危険を賭してまで。
 これが、初めからサユに魅力を感じて鉄の意志で手を出さなかったという設定だったら、どうだろう・・ギャグアニメになるかw
<結子>
 親友の前で飛び降りるってなに・・抗議や腹いせのために恨む人の目の前で、が普通じゃないかな。ここは特に設定上の無理やり感が否めなかった。
<いじめ>
 またそれ・・フルバ視聴直後なので食傷気味。
<必要とされてるのが嬉しい>
 またこれ・・もうさ、その辺のメンタル面、つまり、「アナタは生まれて来て良かったんだよ」とか、「存在していいんだよ」とかを、義務教育内でしっかり植え付けた方がいいんじゃないかな!(大真面目)
<サユの母親>
 手を上げちゃダメでしょや。。と言っても通じないんだろうな。その歪んだ性格、ヒステリー、一体あんたナニを失ったん。言わなきゃわかんないでしょや。んでもって「親はあんたしかいない」の一言だけで改心?薄いわー。バカなの?
 ま、サユの家出のきっかけだから中途半端な嫌われ役にはできないのはわかるけど。悪役ごくろうさん。
{/netabare}▲~

子供を愛せない実の親ってよく見る設定だけど、実際にもあるみたいですね。
なんだかやるせないです。親やその関係者によるDVや性犯罪も絵空事ではない現実で、感受性が強く精神的に未熟な未成年は逃げ出すのも一つの解決策であるべきですが、その最良の方法は家出ではないはず。。

■家出について(作品とは関係ない実社会の話)
(説教くさいので畳みます)
~▼{netabare}
作中でも触れてますが現実では主人公の行為は犯罪です。
羨ましいとかいい出会いだったとかいうのは、現実の世界に持ち込んではいけません。
でも、現実でも家出があるのは事実・・
つまり、それを救う必要があるのも事実。

物語としては吉田は結果的に人を救い、褒められてしかるべきと思います。
でも現実ではそんな人間がめったにいないことも、そんな人間と会える僥倖が見込めないことも、真実。

児童センターがあるように青少年の相談先もちゃんとあります。

<家出のデータ>
10代の家庭を原因とする行方不明届者はH29年で約1.5万人とのこと。
行方不明者全体の男女比から推察すると、その内女性は4500人程?
さらにその内可愛い女性は適当に見積もって1000人位?
(とある調査では自分を可愛いと思う10代女性は4割らしい)
まあ、可愛い家出少女自体は実際存在するだろう事は想像に固くないかと。

いえね・・主人公を見習いましょうとか言うつもりではないです。
むしろその逆です。
こういう娘たちを狙う輩は、実際いるんでしょうねって話です。
{/netabare}▲~

ヒロインのような娘はそれなりにいそう。
けど、主人公のような人は、めったにいないでしょう。
まして、実際には善意であっても犯罪。

で、保護対象を守る方法は既に用意されている。
ならば広く周知し運用しましょうよって話です。

大人も子供もそれを広く知っていれば、一人でもその悲劇を減らすことができるのではないかと。

この作品を機に、そういった機運が高まって欲しいものです。。

<知識として>
■16歳少女を家に泊めて逮捕・・・「善意」でも犯罪なの?
http://news.line.me/issue/oa-bengo4com/qy4h1cjnubfm

■本人の同意があっても「未成年者略取」になる? 誘拐との違いを解説
https://shinjuku.vbest.jp/columns/criminal/g_other/4472/

■都道府県警察の少年相談窓口
https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/syonen/soudan.html

■厚労省、児童相談所虐待対応ダイヤル。
「いちはやく」=189(キャッチさんありがとう)

=最後に=
物語では、石川五右衛門のように犯罪者がヒーローたり得ないなんてことはないかと。

でも、現実社会ではいくら家出娘が可愛くても可哀想でも連れ帰っちゃダメ。寄り添い、相談に乗ってあげましょう。惚れたんなら立ち直ってから恋愛すればいい。家族が守ってくれないなら、社会で守る。そんな世界であってほしいですね。

なんだか熱くなってしまいました・・
それほど、自分にとって心に残る作品となりました。

【追記】
1点、視点を忘れていました。
『この作品は、家出少女の家出ハードルを下げる』のではないか・・
正直、そう思います。だから、最後のテロップはあり得ない。
ラブコメだからって「てへ」では許されない。
そこはちゃんと、大人として189紹介などのメッセージを出すべきでした。少なくともR指定はすべきかと思います。
 

投稿 : 2024/06/01
♥ : 31
ネタバレ

フリ-クス さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5

未成年者誘拐事件の記録

おどろおどろしいタイトルですみません。

巷では「犯罪だ-犯罪だ-」と騒がれている本作ですが、
10話まで見たところ、
  法律以前に物語として破綻している
ので、まともに取り合うべきレベルの作品じゃないのかな、と。

法律の話はこっちに置いといて、
たぶんこの作品は、
  やさぐれた少女が信頼できる大人たちと知り合って、
  自分の足で歩き始める愛と再生の物語
みたいなものを書きたかったのではないかと思われます。

で、その目論見はものの見事に、ある種爽快なほど、外れています。

だって、一片の『リアリティ』もないんだもの。
木偶人形のようなキャラが、
常識を逸脱したご都合ストーリーの上で踊っていても、
共感とか感動とかムリ、無理だから。
{netabare}

かわいい女子高生を家に泊めたらヤるかヤらないか、という議論は、
最初から結論が『人による』に決まっているので考察から除外します。
描き方によって、どっちの方向でもリアルにも非リアルにもなるわけで。

だけどさあ……

    家出の理由ぐらい、聞けよ

ヒロインの沙優を自分の部屋に住まわせると決定するまで、
主人公が一回もそれを聞かないんです。
聞いたけど教えてくれなかったというのではなく、マジで聞いてない。

そういうの聞くのはヤボってもんよ、が江戸の粋かも知れませんが、
犯罪者から追われている可能性も、
逆に沙優が罪を犯して逃げ回っている可能性もあるわけで。

主人公は沙優を『保護』しているつもりのようですが、
何から保護しているのかは『知らん』でOK。
そういう極めてシュ-ルな哲学が物語の根幹をなしちゃってるわけです。

もちろん、そういうのは『やさしさ』ではありません。

理由がわからなければ、
  時間をかけて自分で考えさせれば解決する問題なのか
  誰かが手助けしなければ解決できない問題なのか
  どうしようもない、逃げるしか手がない問題なのか
誰にもわからないわけですから。

半年も家出を続けるほど悩み苦しんでいるのに、
その悩みを聞いてあげようともせず、
ただ寝床を提供してあげるだけで、解決は本人に丸投げ。

そんなものが『やさしさ』であろうはずがありません。


で、それが会社の同僚とか後輩とか上司とか、
つまりは状況を知った人たちに伝播して『共通認識』になります。
まったくもう、どいつもこいつも。

同僚程度ならまだしも上司は、
事前にわかってた事案で部下が逮捕されたら監督責任を免れません。
一応、沙優に理由を聞いてはいるんですが
「言いたくありません」の一言であっさり承認。いいんだそれで?

ただ、この巨乳上司さんは主人公に対して、
  前から好きだったけど『今日じゃない』という『カン』で告白を拒否。
  だけど周りに女の影がちらつきだしたら、
  焼肉屋でメシ食いながら、処女あげてもいいよ宣言。
という病的に情緒不安定な人なので、別の心配が必要かも知れません。


まあ、みんなそれなりに『いい人っぽいこと』は言うのですが、
そもそも物事の捉え方の関節はずれちゃってるので、
なにを言ってるんだおまえは、としか思えません。
{/netabare}

で、沙優のお兄さんが現れるのですが、
この人も、かなりぶっ飛んだ思考回路の持ち主です。
{netabare}
家出していた妹と半年ぶりに再会したのに、
これまでどうしていたんだ、なんて聞こうともしません。
さらに、現在進行形で縁もゆかりもない男と同棲しているのに、
  いい人そうだから
という理由で、その生活の一週間延長をOKしちゃいます。

いや、実家に連れ帰る連れ帰らないはともかく、男と同棲はダメでしょ。
相手にも迷惑だろうし、
金持ちなんだからホテルぐらいとってあげなさいよ。
{/netabare}

そして、いかれた人たちに囲まれて元気を取り戻した沙優は、
ついに家出の真相を語り始めます。
この話がまた、突っ込み所のみで形成された、すごい出来栄えなんです。
{netabare}
 私の友だちで、結子って子が周りの女子からいじめを受け始めたんです。
    [ええと……中学ならまだしも、高校で?]
 結子が言うには、私が男の子をふっちゃったのが原因で。
    [友だちなら、ふつうはそういう理由かくしますよね?]
 私がきれいでいじめにくいから、結子が代わりにいじめられて。
    [それ、真面目に言ってます?]
 二人で一緒に頑張ろうねって言ってたんですけど。
    [相手に文句も言わず、先生に相談もせず、何をがんばると?]
 それで、ついに結子が私の目の前で自殺しちゃったんです。
 いつもみたく学校の屋上で待ってくれてて、
 私のせいじゃないよって言ってくれて、そのまま飛び降りて……
    [いやいや、目の前で飛び降りって、ものすごいあてつけですよね?]
 それで、私の家にマスコミの人が押し寄せてきて。
    [いじめ加害者じゃなく、被害者の家に?]
 お母さんに、あんたが殺したんじゃないのって言われて、キレて。
    [自殺の理由が明確ですから、母親がそれ言う理由ありませんよね?]
 兄が、母親と距離とった方がいいって三十万円貸してくれたんです。
 最初はそれでホテルとか泊まってたんですけど、なくなって、
 もうなんか投げやりになっちゃって、
 最初に声かけた男についてって、その後は神待ち生活続けてました。
    [要するに、お母さんが苦手ってだけのことなんですよね?]

んで、その話を聞いていたバイト仲間が
  沙優ちゃん、頑張ってきたんだね。えらいよ。
って……いやいや、頑張らなかったからそうなったんだよね?


というわけで、関節はずれまくりで人のカタチとどめてません。
物語の内容ぶっちぎった明るく爽やかなOP・ED曲が、
あざやかにトドメ刺しています。
{/netabare}

おすすめ度としては、文句なしのEランクです。

テ-マとしては面白いし、キャラデも可愛いのですが、
それを使い回すだけの力量が作者に備わってませんでした、みたいな。
世界観、見渡す限り美しい、すてきなお花畑です。


悩み苦しみ、自分を粗末にしながら街を彷徨っている子供を見つけ、
あれこれ詮索せず、落ち着くまで泊めてあげる。
それ自体が『美しい行為』であることを、僕は否定しません。

だけどそれは、いまの日本では『犯罪行為』なんです。
{netabare}
そういうのは警察か児童相談所にもっていけ、がル-ルです。
そこできちんとした対応をしてくれる保証はありません。
大人の理屈でまるめ込まれ、
解決どころか納得すらしないまま家に連れ戻されて、
また同じことの繰り返しになることだって充分あり得ます。

そしてヤバいやつに引っ掛けられ、人生転がり落ちることもあります。

それでも、一般市民は困っている子供たちに、
100%の善意であったとしても、手を差し伸べちゃいけない。

なぜならば、それを法規制しないと悪人がのさばるからです。

法規制しないと、中高生が
「親が勉強勉強うるさい」ぐらいの理由で見知らぬ男の家を泊まり歩いても、
法的に手出しできないということになってしまいます。
そして『神まちJK』とか言われる子供たちが、
しょうもない人間たちの食い物にされているのは周知の事実です。
ロリコン親父が児童を連れまわすという犯罪も、現実に起こっています。

つまり、現在の法体系というのは、
悪意を封じるために善意も合わせて封じなければならないという、
苦しい矛盾の上に成り立っているんです。


この作品の主人公たちがそのことを理解し、
覚悟を決めて沙優をかくまっているのなら評価が全然変わります。

あるいは、なにも知らないまま沙優をかくまい続け、
逮捕されて裁判にかけられてしまうとか、
現在の法体系の矛盾を問題提議するような内容であったとしても、
映像化する意義は立派に存在したと思います。

だけど、そのどちらでもなく、
  いい人に拾われてよかったね、ちゃんちゃん
なんてお話、わざわざ映像化する意味なんてないでしょう?
{/netabare}
感動してマネしたら、逮捕されちゃうんですよ?



ここからは趣向を変えまして、
この作品のどこが、なぜ、どういう犯罪になるのかということを、
可能な限りわかりやすく解説してみたいと思います。

本編のレビューとしてはほとんど関係ないので、
ネタバレで隠しておきますから、
興味のある方だけ読んでいただければ幸いです。

法律の専門用語をあえて外していますので、
厳密にいうと「少し違う」のですが、法科の方、ごめんしてくださいね。
{netabare}

この作品の主人公が引っかかる可能性が高いのは、
  青少年健全育成条例
  未成年者略取及び誘拐罪  の二つです。

前者の方はものすごく簡単で、沙優のような未成年者を
  保護者のOKなしに、深夜に連れ出したり止めたりしたらあかん
というものです。

これはまあ、ほぼ確実にアウトですね。
ただ、つかまっても罰金だけで済む、わりと軽めの犯罪です。


問題は後者の『未成年者略取及び誘拐罪』の方です。

  ええっ? 誘拐なんかしてないじゃん、同意の上じゃん。

と感じる人が多いかも知れませんが、実はこれ、アウトなんです。


そもそも、嫌がってる人を「おりゃあっ」と無理に連れ去るのは、
誘拐じゃなくて『略取』なんです。
こっちにおいで~、と
騙したり誘惑したりして連れていくのが『誘拐』なんですね。

で、この法律は『未成年者』がアタマについてるのがミソ。
誘拐されたのが未成年者の場合には、
その監護者(親とか保護者とか)の権利も、守られているんです、

ですから、たとえ娘さんと同意していたとしても、
お母さんが「あたしゃ認めてないっ、これは誘拐よっ」
と言い出したら、誘拐になっちゃうんです。


この罪が成立する条件というのは、以下の三つです。
 ① 相手が『未成年』であることを
 ② ちゃんと『知った上』で
 ③ その子を『略取または誘拐』して自分の元におくこと

この作品を例に取ると、
最初の夜は主人公が「帰れ」と言っているのに、
沙優が強引にくっついてきていますよね。

この場合、沙優が女子高生であることは、見ればわかります。
だから①と②の条件はクリア。
ただし主人公自らが誘ったわけではないので③の条件を満たさず、
一泊目だけは、ギリギリセ-フと言えなくもないです。

ただし、二泊目以降はぜんぜん話が違います。

沙優は何も言ってないのに、主人公が「ここに住め」と言ってます。
家出して困ってる相手にそれを言うのは『誘惑』に他ならず、
③の条件をクリアして、めでたく犯罪者の仲間入りです。

作品本編では巨乳上司が「それって犯罪と紙一重よ」なんて言ってますが、
もろ、バリバリの、どこに出しても恥ずかしくない、

               りっぱな犯罪です。


この罪の刑罰は『3か月以上7年以下の懲役』と、めっちゃ重いです。

お母さんが訴えでたら、
アパートにパトカー横付けされて、その場で手錠をがちゃり。
留置場に放り込まれて、厳しい取り調べ。
家出の理由すら聞いてないのですから情状酌量の余地も少なく、
裁判で有罪判決受けて前科者、というのがふつうです。

よいこは、絶対にマネをしてはいけません。


ちなみに、この法律は『親告罪』といって、
沙優あるいはご家族などからの訴えがない限り、
逮捕されることはありません。

ただしそれは「法律的にOK」という意味では決してなく、
犯罪は犯罪なんだけど、警察が勝手に逮捕できないだけのことです。
訴えられなきゃ何してもセーフ、とは考えないでくださいね。


そして、もしも沙優とセックスしていたらどうなったか。

その場合は『未成年者略取・誘拐罪』ではなく、
わいせつ目的で誘拐したということで、
ワンランク上の『営利目的等略取・誘拐罪』になる可能性があります。
(厳密には違いますが、そう理解してください)

刑罰も『一年以上十年以下』と、さらに重くなります。

そして、この罪は『親告罪』ではありません。
家出JKひろってタダでヤれてラッキーとか思ってたら、
いきなりパクられてムショ暮らし、というのが冗談にならないんです。

ちなみに、覚せい剤を所持していた場合の刑罰も『十年以下』。

ヤれる家出JKを部屋に連れ込むっていうのは、
たとえ本人との合意があったとしても、
家の中に覚せい剤隠し持つのと同じことなんです。
{/netabare}

よいこのみんなは『神まちJK』なんか、
絶対に拾わないようにね。
万が一拾っても、手は出さない。おにいさんと約束だよ~っ。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 26
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
本作は「家出した女子高生と、それを家に泊めるがエロいことはしない社会人との恋愛モノ」という、過去に例のない設定が見処。

とはいえ、これはつまり「美人で金持ちで周りの男子全員からチヤホヤされてる女の子と、それに全くなびかず正論で説教かましてくるネクラ男子のラブコメ」という、王道設定の変化球なんだと思います(皆と違い、なんでアイツだけは、、、的なw)

本作の主人公の行為は、そこに悪意や性行為がなくても「未成年者略取・誘拐罪」にあたり、それに不快感覚える方はそもそも視聴しない方が吉だと思います。

本作を視聴するのであれば、そういう違法行為がある前提で、(主人公達も自らの違法性は認識してますから)その中で悩んだり歩み寄ったりする登場人物達の成長と恋愛を楽しむというスタンスが必須だと思います。

レビューでは、「犯罪、ダメ、絶対」ではなく、もっと内面的な部分で、本作で気になった点を。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
私はアニメにおいて、設定は重要視していて、その上できちんと成立していれば褒めるし、破綻していれば批判するのだけれど、本作に関しては、やや破綻しているように感じる点がある。

まず、吉田の聖人君子っぷりが気持ち悪い、、、のは一旦置いといて(笑)、

荻原沙優は、これだけお世話になっている吉田を、「自分が犯罪者にしている」ことに対してどんな気持ちなのだろうか?

バレれば(吉田が)普通に警察に捕まることは理解している。なのに、身バレのリスクが上がるだけのバイトをしたり、あまつさえ初対面(どんな人かもまだ分からない)の友達(あさみ)を連れてくるとか、軽率が過ぎる。

あれ、結城あさみが通報してたら、一撃で吉田は犯罪者。社会的に大ダメージを受けるわけで。

そこに頭が回らないほど、バカなキャラじゃないでしょ、沙優は。

「すぐに身体を求める男→ヤらしてやったから対等の関係(貸し借りなし)→警察に捕まってもそれは自分のせいじゃない」という沙優なりのロジックがあるのは分かる。

でも、吉田の場合はそのロジックの外側にいる存在なわけで。

沙優が吉田を大切に思うほど、吉田の元を去らなければならないと考えるのが自然であり、でも、吉田の元にいたい自分の恋心との葛藤がちゃんと描かれていれば、この作品の設定をきちんと活かした恋愛アニメになったんじゃないかと思うんだよね。

その点は、後藤さんに諭され、矢口に襲われかけて、少しは描かれてたけど、それだと遅いんだよな~。

つまり、順番の問題ですね。

矢口に迫られたり、兄貴が来て初めて危機感を覚えるのではなく、もっと前の段階から葛藤していて、それでもズルズルと甘い汁を吸ってしまっていた自分が嫌で。

この設定でやるなら、こういうドラマだよな~と思うんですよね。

本作の縦軸となっているのは、「沙優が自分の過去を受け入れて、未来に向かって自立する」ことなんだろうけど、本作で1番リスクを背負っているはずの吉田に対し、「まあ、吉田自身がリスクを承知で良いって言ってるんだから、良いでしょ」っていうスタンスで、彼の犯罪行為を責める奴、もしくは吉田の為になんとかして沙優を追い出そうとする奴が誰もいないことが、めちゃめちゃ不自然。

だから、沙優にとって甘すぎる世界が生まれ、沙優が自分のことばかり考えているように見えちゃうんですよね。吉田のことを考えれば、最後の思い出作りに夏祭りになんて行っている場合じゃないし。

学校への不法侵入のクダリもそう。沙優の気持ちも分かるが、吉田のことを考えるなら連れていくべきではない(セキュリティ甘いとか、誰も来ないとかは理由にならない)。

ということで、「沙優の危機感のなさ」=「沙優が自分本意である」という構図になっているのが残念。確かに沙優にも同情すべき理由はあるけれど、ただ(男や友達に)依存体質なだけじゃないかともとれる。

本作の設定ならば、沙優のワガママに吉田が振り回されるよりも、吉田のワガママに沙優が振り回される方が、自然だったと思う。

例えば、吉田が沙優の母に対して正論で説得しきるより、「沙優、結婚しよう」と、吉田がぶちあげ、母親を見限り、父親に結婚の同意をとりにいくくらいが、個人的には好きでしたね(民法上、未成年の結婚は、親権がなくても父母の片方が認めれば可能なはずなので)。

このアニメは、あまりキレイじゃないことをやっているのに、結論をキレイにまとめようとしているところがあって、だから、なんかこう違和感を感じるんだよな。

まあ、(私の案はトリッキー過ぎるので)本作のゴールとしては、しっかり大人になった沙優と吉田が結ばれる、しかないわけで。

その過程をどう魅せていくかということに対して、全ての登場人物(沙優、吉田、後藤さん、三島ちゃん、橋本)の心理描写が雑だったように感じる。

ちなみに、個人的には完全に三島ちゃん推しです。あざと可愛いくて素敵だ思うので、それも吉田の好感が下がる一因でした(笑) 
{/netabare}

【余談~本作を例にし、アニメ(創作物)における犯罪行為について考える~】
{netabare}
例えばドラクエやってモンスター殺しても動物虐待なんて言う人はいない。

バトルものなんて全部暴行罪だし、ラブコメでお風呂覗いちゃうのも完全に犯罪だ(のび太君もw)。

ただしそれは、作り手も受け手も「この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません」という約束事の中で遊んでいるからであり、この作品に賛否があるのは、作り手も受け手もそこが曖昧になっているからだと思う。

家出女子高生を社会人が自宅に泊める。それはリアルにあること。

そんな女子高生が「ヤッても良いよ」といっているのにヤラずに住ませ続けてあげる男がいる。それはややファンタジー。

まあ、お化け屋敷みたいなもんだね。作り手は極力リアルになるように作る。受け手は、それに全力でのっかって恐がる(楽しむ)か、あくまで作り物という枠内で俯瞰して楽しむか。

私の場合は後者のタイプだけど、前者のタイプの方は吉田の犯罪行為を許せないのだと思う。

本作の場合、なぜここまで批判を呼んだかと言うと、「真似できる犯罪だから」だと思う(悟空がカメハメ波で街を壊しても「真似したらどうする」という苦情は出ないもんねw)。

昔、ドラマでタバコを吸うシーンがあって、ある保護者から「子供が真似したらどうするんだ」というクレームが入って、それに対して、「子供に真似していいことと悪いことの違いを教えるのが親の仕事だ」と言ったコメンテーターに共感したことがある。

本作の行為は犯罪行為であり、それは絶対に許されないことだけど、単純に「真似した奴が悪いだけで、作品自体は悪くない」と思う。世の中で犯罪者が出たとき、「それはアニメの影響だ」みたいな風潮がたまにあって、1アニメファンとして腹立たしく思うことも多い。

と、は、い、え。

本作の場合、「吉田みたいな良い奴がいるかもしれない」と、年端もいかない女の子の家出のハードルを下げてしまう心配はある。

女子高生くらいになれば多少の分別はついても、中学生や、あるいは小学生ならどうだろうか。世の中にはそういう子を狙う変態もいる。

彼女らを家に泊め、セックスをしない人が0人とは言わないが、割合はかなり低いだろう。中には、トラウマになったり、望まぬ妊娠をしてしまったり、命を奪われたり。そういう危険性がある行為であることには違いはない。

「真似して良いかどうかを教えるのが親の仕事」というのは正論だし、私は誰の親でもないからただのお節介なのだけろうけれど、正論をしゃべりたくなる気持ちも分かる。

だから、このように、「低年齢でも真似しやすい犯罪行為」について、あまりに美しく描きすぎることの危険性はあると思う。対比として、沙優の友達(知り合い)とかで、同じようなことをしていて殺されてしまうようなことも、描く必要はあるように感じた。

ということで、「アニメで犯罪行為を描くこと自体は批判しない」が、「低年齢でも真似しやすい犯罪に関しては最大限の配慮をすべき」だと思います(まして今は、たくさんの子供が深夜アニメを観ているからね)。

ちなみに、同様の事例で、「家についていきたい」と言ってきた家出女子中学生を拾った男子大学生は、自室に女性の友達を呼び、2人で女子中学生の悩みごと(父親による家庭内暴力)を聞いた上で、しっかり説得し、警察と児童相談所に通報し、警察から表彰されたらしいですよ、参考までに(笑)

よって、私がこのレビュータイトルにつけようと悩んでいたのが、「ひげは剃れ。そして、女子高生は拾うな」です(笑)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆2
まあ、ヤるよな、普通は。聖人君子。

2話目 ☆3
会社の後輩、可愛いよな。三島ちゃん。

3話目 ☆3
三島ちゃん、良い子(笑) 沙優は、自分の身体に興味をもってくれないことが、自分に興味をもってくれないのかと思うわけね。う~ん、あまりに良い人過ぎてな、犯罪者であっても。

4話目 ☆3
どうやってコンビニでバイト採用になったの? てか、不用意だな。

5話目 ☆3
男性経験豊富なJkと、処女のアラサーの対決か。

6話目 ☆3
いやいや、それを店長にしゃべったら、通報されて自分も逮捕されるんだから、大丈夫でしょ。ここで吉田のことを心配するのは、まあ、そうだよな。

7話目 ☆3
兄貴ね。完全にバレてる設定で動かないとね。

8話目 ☆4
超正論。三島ちゃん、切ないな~。可愛いのに。花火大会、行ってる場合か? 

9話目 ☆3
世間体しか気にしない母親なら、家庭訪問を月1回とかにしてもらい、その時だけ帰省すれば?

10話目 ☆3
う~ん、感動的な話だとは思うけど、やっぱり、順番がな。吉田にヤキモキするし。

11話目 ☆3
更に不法侵入、とか、叩かれそうだな(苦笑) ビンタの1発で驚いたのは、もっと無関心を想定したからか。

12話目 ☆2
自覚していれば良いってもんじゃない。その通り。だから、そういう母親の性格を知っているなら、沙優は吉田を家に連れてくるべきじゃないよな。母親が訴えたら、どうする? 売り言葉に買い言葉。養子縁組なら、笑える(笑) ここで、法的根拠や正論が、通じるか? 

13話目☆3
ここまできてヤッちまったら、めっちゃ笑うけどな(笑) 吉田、もういっそ気持ち悪いよな、ヘタレ過ぎて。これで、吉田が結婚せず待っていて、沙優が会いに行くの忘れてたら、めっちゃ笑うけどな(笑) もしくは、三島ちゃんや先輩と付き合っていた吉田のとこれに沙優が来て、School Days展開に(笑)  とかって、最終話なのにふざけちゃう時点で、このアニメにハマらなかったってことだよな(苦笑) 最終シーンは、結構好きだけどね。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 36

63.8 14 ラノベ原作で妄想なアニメランキング14位
IS2 OVA ワールド・パージ編(OVA)

2014年11月26日
★★★★☆ 3.7 (191)
1136人が棚に入れました
「ワールド・パージ編」は原作第8巻のストーリーであり、TVアニメでOAされたストーリーに比べてファンサービス満載のエピソードとなっている。このエピソードがアニメでどう描かれるか注目!
ネタバレ

ココ吉 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

終始,ニヤニヤを維持できたOVA(/ω\*)♪

久し振りの「IS」のOVA『ワールド・パージ編』
尺はOPとED込みで45分程度と結構ボリュームあり!

ストーリーは2期の終わりから繋がっているので
2期を未視聴の方はまずそちらを観てからの方が
良いと思われます♪

※今回のOVAはエロ描写が多かった事から感想も
必然的にアレになってしまいましたので下ネタに
ご理解頂けない方と未視聴の方はスルーして下さい。

◆前置き◆
{netabare}
京都での修学旅行中に亡国企業(ファントム・タスク)
による襲撃事件を経て、自分達のISのダメージを
修復メンテナンスに出している中、再びIS学園に
忍びよる謎の集団の襲撃により学園のシステムが
ダウン。システム復旧に向けて専用機持ちである
ヒロイン達が学園深部に潜る事に。

さらにその隙を狙って束からの命令でクロエの
精神攻撃をヒロイン達が受けてしまう。


◆感想◆

ISと言えば1期,2期ともにヒロイン達との
ハーレム展開が多くてガチなバトルシーンは
かなり少ないですが,バトルシーンの作画は
躍動感と臨場感があり個人的にとても好きです♪

今回のOVAも特筆すべきはバトルシーンの作画。
素晴らしいの一言で特に千冬のバトルシーンは
とても丁寧に作り込まれていて力が入っている
なと感じました。


そして,ISの真骨頂とも言えるハーレム展開に
加えての微エロ描写も頑張っています。

電脳世界でクロエからの精神攻撃を受けて
現実世界に帰還できないヒロイン達の為に
一夏も電脳世界にダイブして救助するシーン。

ファン必見のムフフなサービスシーンやアレな
シーンも湯気で隠したり光で遮ったりする演出を
抑えているので存分に堪能する事ができました。
まさにOVAならではですね!


本当に
ありがとうございます♪
ありがとうございます♪


↓↓以下、そのシーン↓↓
――――――――――――――――――――
鈴は偽一夏と事に及ぼうとしていたところを
助けに突入。あられもない制服姿を目撃

セシリアは偽一夏と一緒に風呂に入っており
彼女に・・・ってところで突入。全裸目撃

シャルロットも偽一夏と事に及ぼうとした
ときに助けに突入したので下着姿を目撃

ラウラは既に偽一夏と新婚生活をしていて
裸エプロンでラブラブしてたところを救出

最後の箒は偽一夏と実家の道場を切り盛り
していた所を救出
――――――――――――――――――――

↑↑コレ,全部彼女達が
「一夏とこうなりたい」って、願望が生み出した
世界での出来事なので箒以外のヒロインは全員
ムッツリスケベという事がわかりますねww

2期ではヒロインとしての扱いが雑だった
鈴のサービスカットがとても印象的でした。


ホント、一夏……爆発しろマジで!!
(失礼,つい本音が出てしまいました)


ついには生徒会長の楯無のピンチを救った
事から彼女のデレ期が始まり、最後に楯無の
本名「刀奈」まで教えてもらったりなんかして…
これで箒、セシリア、シャル、鈴、ラウラ、簪、
楯無と7人のヒロインから好意を寄せられてる
構図の完成ですね。



あっ、うん…。


そうですかそうですかww


実に羨ま…けしからんですね!


いやホント、一夏……もげろっ!!


ムキーッ‼ヽ(*`ω´)ノムキーッ‼


↑↑温厚な僕でもこんな感じになるぐらいww



◆総評◆

ストーリーにツッコミ所は少からずありますが
やっぱりISのヒロインは最高に可愛いですね♪
まさに「キャラデザと声優の勝利の代名詞」と
言える作品ではないでしょうか。

これだけニヤニヤを維持できる作品は珍しいw
ISに好きなヒロインがいる方なら間違いなく
楽しめるOVAに仕上がっていると思います♪


近年は2期または続編の制作の決め手の鍵となる
円盤売り上げのボーダーラインが全巻平均5千枚
からと囁かれてる昨今。

そんな中,IS2期の円盤売り上げは全巻通して
平均3万枚オーバーのまさにドル箱コンテンツ。
なので,まず間違いなく3期制作の話は浮上する
はずなのですが,原作ストックがあまり無いのと
原作者が色々とアレな人なので3期を観る事が
できるのはまだまだ先になってしまいそうです
(;つД`)…


個人的にはシャルがいる限り,これから先の
ストーリーがどんどん崩壊しようが何があろうが
楽しく観られる事間違いなしの俺得作品ですw


OPとEDは共に2期と同じ曲を使用。

EDでのお決まりの一夏とヒロイン達が
走るシーンでラウラが裸エプロンで
恥ずかしそうに走るのがツボでしたw
この作品、女性ファンを増やす気が
無さ過ぎて逆に尊敬の念すら抱いてしまうww



◆最後に一言◆


セーラー服姿の鈴
とってもとっても可愛かったです♪


でもね?


鈴の下着の組み合わせが縞パンと白ブラ
だった事には少しガッカリしました。


いつナニがあっても良いように上下ともに
同じ柄で揃えてて欲しかったと思った方は
僕だけではないはず(/ω\*)♪
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 31
ネタバレ

Yulily さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

一夏のえっち♡シャルロットデュノアのセリフがぴったりの作品です♫*゚¨゚

●インフィニット・ストラトスのOVAで50分

タイトルが、シャルロット・デュノアのセリフです♪視聴したら納得して
くれると思います♪一期と二期よりこのOVAはちょとパワーアップして
可愛いえっちハーレムです♡いえ、結構えっちかな?です♪

このレビューあまり書かれていないみたいですね。私の知り合いで二人しか
いないです。それならば、私が視聴後の気持ちのままに書いてみようと思います♪


女性しか操縦できない「IS」を男性なのに使える主人公の一夏(いちか)が
美少女ヒロインさんに囲まれた学園生活、バトルを華やかに描いています。
この作品。一期、二期共に私、高評価作品です。キャラクター重視の私には
このキャラクオリティー抜群のところがお気に入りの理由です。


IS学園が何者かによって、システムを乗っ取られてしまいます。そこで5人の
ヒロインが集められ、電脳ダイブして仮想現実の世界へ接続、システム中枢の
再起動に向かうのです。


{netabare}
しかしこれが罠。ヒロインたちはそれぞれ自分の理想の妄想世界へ
行ってしまうのです。


ヒロインたちってみんな一夏が大好きですよね♡
ヒロインたちを待っていたのは理想の世界。皆が大好きな一夏様との甘~い
えっちなひと時だったのです♪

ヒロインのえっちな妄想が大爆発です♪
{/netabare}

私も一夏が大好きです。なので気持ち分かってしまう♪どうしてハーレムアニメ
って主人公がかっこよくて恋愛面で鈍感なんでしょう。ずるすぎるよ一夏は
♡(´,,•ω•,,`

{netabare}
やっぱりIS学園楽しそう♪一夏のヒロインへのセリフは、どきどしちゃいます。
揃いも揃って一夏様に支配されたいのですね。一夏は俺様的だしヒロインは
翻弄されっぱなしですね♪皆ドMさんなんです♪

いつもとは全く違う一夏様が見れます現実世界の一夏って受け身ですよね?
責めの一夏様です♡
こんな一夏様最初で最後です♡
ヒロインの妄想一夏すごいです♡


ベットでして欲しい♪お風呂で体を洗って欲しい♪絶対的主従関係にある
ご主人様とのメイド戯れ♪裸エプロン♪誰に見せても恥ずかしくない
部活動の真剣勝負♪

どの願望もヒロインらしくて♪もうなんだかとっても恥ずかしかったです
(´,,•ω•,,`)~。


またセーラー服が可愛い鈴ちゃん♪バスタイムセシリアちゃん♪
えっちなメイドシャルちゃん♪裸エプロンのラウラちゃん♪部活の箒ちゃん♪
コスチュームも皆可愛かったですね♡

最後に「俺はここにいる、りんを守る」
本物の一夏の言葉やっぱり一夏!!♡
{/netabare}

ヒロインの深層心理を覗き見れちゃった作品です♪えっちな感じに
抵抗がなければ♪

投稿 : 2024/06/01
♥ : 31

紫煙の心 by斑鳩 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

いろいろ中途半端

すべてが中途半端すぎていったい何がやりたいのか理解しがたい作品。
もともとこのシリーズのストーリー構成は強引に工ロ展開に持っていくから
どうしても稚拙で歪な作りで何を語りたいのか良く解らなかったけど
このOVAはTVシリーズより一層稚拙で歪な構成になっている、これは脚本家や
監督が力量不足なのかそれとも原作が駄目なのか?
原作者の弓弦イズル氏は本作の創作にかなり苦戦しているようだから
お互い力量が足んないのだろうなw
どうせOVAなんだから半端に工ロくしないでレイティングでR18を食らうほど
絵もストーリーもとことん工ロくしてくれた方が、断然高い評価を出来るの
だが・・・(笑)

バトルシーンも視聴者の生理的に残像が出て滑らかに動いているように
見える暗い背景を使う演出はあざといとしか言いようが無い
事実、明るい背景で戦う一夏のシーンはほとんど動いていなかった。
まぁヒロインキャラの工ロシーンに力が入っていたので、その部分だけで
予算を使ったのかな(笑)

物語の終盤でまた次への含みを持たせる終わり方をしたが原作も円盤も
売れているらしいのでTVシリーズ3期かその辺への布石なんだろうな

投稿 : 2024/06/01
♥ : 8

62.5 15 ラノベ原作で妄想なアニメランキング15位
ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★☆☆ 3.0 (161)
715人が棚に入れました
王位継承権を巡りフランス王国とイングランド王国が苛烈な戦いを繰り広げている15世紀の世界が舞台の歴史ファンタジー。フランスがアザンクールの戦いでの大敗によってパリが陥落し、貴族の息子で魔術や錬金術の研究に没頭し充実した日々を送っていた少年・モンモランシの運命が一変してしまう。すべてを失いお尋ね者の流れ錬金術師となったモンモランシは、逃亡先の村で不思議な少女ジャンヌと出会う。

声優・キャラクター
逢坂良太、大野柚布子、東城日沙子、沼倉愛美、大西沙織、高田憂希、石上静香、桑原由気、間島淳司、高橋英則、糸博、日野聡、興津和幸、阿部敦、斧アツシ、平田広明、玄田哲章、富田美憂、子安武人、諏訪彩花、石塚運昇

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

【2019年1月1日追記】フランスを救うのは聖女か…それとも悪魔か

この作品の原作は未読ですが、視聴を楽しみにしていた作品です。
キャラデザが私好みだったから…そしてやっぱり起用されている声優さんのチェックは外せませんよね。
本作のメインヒロインであるジャンヌ・ダルク役に大野柚布子さん
ブルターニュ公国の姫騎士であるリッシュモン役に沼倉愛美さん
フランス王国の姫太子であるシャルロット役に大西沙織さん
ブルゴーニュ公国の公女であるフィリップ役に高田憂希さん
ガスコーニュ出身の女傭兵隊長であるラ・イル役に石上静香さん
モンモランシを『お兄様』と慕うカトリーヌ役にとみたん

どうです…この布陣?
って、私が鼻高々になる事はないんですけどね^^;

この中でも特に私の目を引いたのは大野さんでしょうか…
「天使の3P!」の五島潤役から見てきましたが、大野さんといえば「このはな綺譚」の柚が真っ先に頭に浮かんできます。
物語が面白かったせいでしょうか…いつも前向きで一生懸命な柚というキャラのせいでしょうか…
何度も目頭の熱くなった作品なので良く覚えています。
だからメインヒロイン役に抜擢されたと知った時は素直に嬉しかったですね。

この物語の主人公は、貴族の息子でありながら魔術や錬金術の研究に没頭する少年モンモランシ…
彼はパリの王立騎士養成学校で、先に紹介したリッシュモン、シャルロット、フィリップらと共に、充実した日々を送っていました。
「ずっと友達だ…」と約束を交わした4人でしたが、100年戦争の始まりによって4人は散り散りに引き裂かれてしまうのです。
イングランド軍の捕虜に墜ちた友人を助ける方法はただ一つ、錬金術究極の秘宝である「賢者の石」を身体に宿し、不死身の超人「ユリス」と化すことだけ…
そう考えたモンモランシは、賢者の石の力を発揮するのに必要なエリクシルの生成方法の研究に着手するのですが、研究は遅々として進まず、気が付けば7年もの歳月が過ぎていたんです。

7年もの歳月をモンモランシがどの様に費やしてきたかは分かりません。
ですが確かなことが一つだけ…自分はあの日の約束に対して何一つできていないということ…
モンモランシはエリクシルの生成に最適な場所と言われているドンレミに赴き、そこで牛飼いの少女ジャンヌと出会うことになります。
そしてモンモランシは、エリクシルの生成に成功するのですが、事故や敵の傭兵部隊の攻撃によりジャンヌが瀕死となるなどのトラブルから全てを守るには、ジャンヌに賢者の石とエリクシルを与えるしか方法がありませんでした。
こうしてモンモランシはジャンヌを「ユリス」として覚醒させることで難を逃れたのです。

しかし不死のユリスになるということは、同時に異端者として追われる身になるのと同義でした。
こうしてモンモランシとジャンヌは共に生きる事を決め…あの日の約束を取り戻す物語が動いていきます。

モンモランシが研究に明け暮れた7年間…きっと幼い日に交わした約束を忘れる事は無かったと思います。
そしてそれはあの日約束を交わしたみんなも同じだったんです。
それに…みんなの思いだって何一つ変わってはいなかった…
でも7年という歳月によって3人の皇女の立ち位置はがんじがらめにされていたのです。

どれだけ苦しかったか…
どれだけ悔しかったか…
どれだけ悲しかったか…
きっとあの約束だけが彼女たちの唯一の心の拠り所だったんでしょう。
モンモランシとの約束が無かったら、きっと今の3人は無かったように思います。
それが7年もの間音信不通で、フラッと現れたと思ったら隣に女の子を連れているのですから…
きっと尋常な心持ちではいられないと思います。
事実、モンモランシがみんなの前に戻ってからも色々ありましたから…

それでも所期の目的を忘れるみんなではありません。
そう考えると一番不運だったのは間違いなくフィリップだったでしょう。
自身の行動と心がずっとバラバラでしたから…
それでも最後には何が自分にとって一番大切なのか理解したみたいで良かったと思います。

モンモランシら4人は幼い日に交わした約束を実行することができるのでしょうか。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。
全てを映像で確認することはできませんが、きっと時間が解決してくれることでしょう。
そうあって欲しいと願っています。

オープニングテーマは、渕上舞さんの「リベラシオン」
エンディングテーマは、rionosさんの「百年のメラム」
渕上舞さんの楽曲は最近赤丸急上昇中なのですが、今回の楽曲も当たりだったと思います。

1クール全12話の物語でした。
しっかり堪能させて頂きましたが、気になる点が一つだけ…
それは大野柚布子さんの体調です。
11月に健康上の理由により治療に専念するため暫く休業するとTwitterに告知がありました。
大丈夫なんでしょうか…?
大丈夫じゃないから休業してまで治療するんだと思いますけれど、生命に影響するような病気なのでしょうか。
個人的にずっと応援してきたので少しショックなんですよね…^^;
最近、声優さんが体調を崩すケースが増えているような気がします。
声優さんの勤務って適正に管理されているんでしょうか。
管理がずさんだといずれ足元を掬われるような事態に発展するかもしれませんよ。
大野さん、待ってますからまた元気な姿を見せて下さいね♪


2019年1月1日追記

この作品に登場する人物って、実在した人物なんですよね。

ブルターニュ公国の姫騎士であるリッシュモンは「正義王」との異名を持ち、百年戦争後半にフランス王軍司令官として活躍しました。カリスマとなったジャンヌ・ダルクの支持者の1人であり、決定的な戦闘における勝利と王軍の改革に貢献し、百年戦争をフランスの勝利に導いたそうです。

フランス王国の姫太子であるシャルロットは「勝利王」と呼ばれるフランス・ヴァロア朝の第5代国王です。ジャンヌ・ダルクの活躍によってフランス軍はイングランド軍に連勝、ノートルダム大聖堂で正式にフランス王として戴冠式を挙行したのは史実通りです。

ブルゴーニュ公国の公女であるフィリップは「善良公」と呼ばれ、百年戦争においてイングランドの同盟者でありながら殆ど手を貸さず、やがてイングランドから離れてフランスと和睦、百年戦争がフランスに優位になる転換点を作りました。

ガスコーニュ出身の女傭兵隊長だったラ・イルはフランスの軍人で、百年戦争後期で活躍した人物であり、ジャンヌ・ダルクの戦友であったことでも知られているそうです。

モンモランシも歴史上実在した人物がモデルになっているんです。
ジル・ド・レ…本名はジル・ド・モンモランシ=ラヴァルです。
1429年のオルレアン包囲戦でジャンヌ・ダルクに協力し、戦争の終結に貢献して「救国の英雄」とも呼ばれたそうです。
ですが、ジャンヌが捕らえられたことで次第に生活が荒み、錬金術や黒魔術にも手を出していたとか…
そういえば、とみたん演じたカトリーヌ…モンモランシの祖父の策略でカトリーヌは誘拐され、近親婚に相当するモンモランシと強引に結ばせ既成事実を持たせた略奪婚を実現させられたそうです。

ジャンヌ・ダルクはフランスの国民的ヒロインで「オルレアンの乙女」とも呼ばれているのは周知の事実です。
神の啓示を受けたとしてフランス軍に従軍し、イングランドとの百年戦争で重要な戦いに参戦して勝利を収め、後のフランス王シャルル7世の戴冠に貢献しました。
ですがその後、ジャンヌは異端審問にかけられ19歳で火刑に処せられてその生涯を閉じました。

これらの史実を総合的に勘案すると、この作品の含みを持たせた終わり方に相応の意味が感じられます。
この物語は、こんなにも悲しい史実の上に成り立っていたんですね…

投稿 : 2024/06/01
♥ : 15
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

宇宙伝説とは関係ない

2話までの感想{netabare}
ユリシーズと聞いたら31の方を思い浮かべてしまう人ってアニコレレビュアーには結構居そうな予感。
当時は若く「なんじゃこりゃ!?」と思いつつすぐ見なくなってしまったんだけど、今見たら面白いのかなぁと結構気になってたり。

と、そんなことは置いといて“ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士”の方だけど…原作未読で2話まで見てなんじゃこりゃ?って思ったけど、ちょっと待って?
エンディングのスタッフ見てたら(1話の時は気にしてなかった)作監に西田美弥子居るじゃん。
ってよりも監督の名前見覚えあるなーって思ったら…“てーきゅう”の人じゃん。
…。
ああ、納得、超~納得。
というよりズルいわ。
2話の後半、ジャンヌの豹変云々が唐突すぎると突っ込もうと思ったけど、てーきゅうだと思えば「普通」。
ライルがあたかも村人を襲ってるかのような描写は意味がワカランが(報酬巡って揉めてた?)、てーきゅうだと思えば「普通」。
ちっこい妖精のデザインなんか浮いてね?と突っ込もうと思ったけど、てーきゅうだと思えば「普通」。
ってか監督自身がキャラデザやりゃあ良いのに、メインキャラも全部。
いやぁズルいわ~、真面目に突っ込んだら負けみたいな布陣じゃないか。
これ…ギャグとして見るのが正解なのかも知れん、稲垣隆行監督(最近では“ちおちゃんの通学路”やってた人)の“聖剣使いの禁呪詠唱”みたいに。
とりあえず唐突な展開がウリな人な気がするので、今後も話運びが唐突になるのは覚悟しといた方が良いかも?

そ、それでも一応突っ込みってか感想。
妖精(ちっこい方)って人々の間ではてっきり空想上のモノ扱いだと思ったら、2話で普通に受け入れられてるのね。
1話の時と扱い違う気がするんだが…7年の間に認識変わった?もしくはそういう地域ってことか?
賢者の石の挿入は“魔装学園H×H”のコアインストールを髣髴とさせた、あンたも好きねぇ。
ジャンヌは延命のためとはいえ人ならざるモノになって、精神も凶暴になって、3分間だけバーサークモードが可能になった模様…主人公は戦わないのかな?
ライルはシャルトット姫太子に雇われて(支払いは滞ってる)村の護衛に行ったらブルゴーニュ公国の兵が圧倒的で…ってことだよな。
次回はシャルロットへ「話が違う(敵兵の数見誤ったな)」とか「代金支払え」と怒鳴り込みに行くの…か?普通に戦果報告でもいいけど。
でもってモンモランシもジャンヌを聖女扱いする根回しにシャルロットに会いに行く…のか?
いやさ、モンモランシがナチュラルにライルと同行するようなノリで終わったけど、何処に向かうと言ってもなければ仲間として認められるようなシーンも無い。
それは3話以降になるのかのう?と思う一方で、そんなシーン無くてもてーきゅうだったら「普通」だなぁ、と思ってしまえるのがナンとも悔しくて。

余談・更に他アニメの話
“サザンクロス”のエンディングの歌詞、サビの部分はてっきり「君はジャンヌ」って言ってるんだと思ったら「ギブミーワンモアチャンス」だった模様。
な、なんだってー!!!いやぁだって主人公ジャンヌじゃーん。
34年経って衝撃の事実…それが知れただけでもこの作品(タイトルに使おうと思って調べたのさ)には感謝しなければならんかも。{/netabare}

3話感想{netabare}
原作知らんけどめっちゃ飛ばしてるってのは分かる。
前回の感想で書いたとおり、ライルとジャンヌ一行が同行する理由はどこにも描かれてないのにしれっと同行してやんのw(※)
姫太子に会いに行くんだろうってのはこっちの好意的解釈でしかないぞ?
異端者として目を付けられる前に聖女として認めさせちゃおうって思惑は分かるが、元からそういう噂(聖女待望論)が飛び交ってたというのは寝耳に水。
歴史的にどうってことではなく、作中で前もって描写入れとくべきことだと思うが(※)。
しかもライルがモンモランシはシャルロットと面識があるって情報は旅すがら聞いたって扱い、聞かされたシーンそのものは無い(※)。
また旅の道中襲われて、撃退するもジャンヌの秘密(3分制限)が知られてしまう。
さて襲ったのはどこの手の者か?──ってのはその回のウチで明かしてくれたのは助かるけど、顔とか出そうぜ、デザインするの面倒だった?
でもって城に着いてモンモランシは牢に叩き落されてそこにはリッシュモンが居て…お前無事だったんかい!
1話の後どんなことがあったか説明はしたけどまぁ~飛ばす飛ばす。
片やジャンヌの方ではシャルロットの影武者の見分けは胸のサイズ…と聞かされてたって扱い、聞かされたシーンのものは無い(※)。
ってかモンモランシはジャンヌの居る村へ来る前は異端者として追われれたのか…追われてたシーンは回想のみ、絵として回想シーンあるだけまだマシか?

いやすっごいね、※印のような事後承諾で話を進める手法、カットする手法といってもいいのかな。
テクとしてはアリかも知れんが多用されるとちょっと…。
ひょっとして場面ごとの指示が上手く行ってないんじゃ?と思ったが3話のコンテは監督自身でした、ってことは意図的だろう。
どこまでカットしても内容通じるか?ってのを試してるかのよう。
じゃあそこまでカットして代わりに何を入れたいのかといえば(いろんな意味で)ジャンヌの活躍シーンだと思うのだけど…なんかそっちもかなり詰め詰めな感じ。
平常時とユリスの時とエリクシル禁断症状の時とで三態あるんだよね?
後ろ2つは平常時に対してギャップを楽しむ部分だとは思うのだけど、平常時自体があんまり定着してない。
う~ん、面倒臭い世界設定なのでその説明のためにどうしても尺を取られてしまい、それを極限まで削ぎ落としたけどキャラ描写をちゃんとできるほどの尺は確保できませんでしたって印象。
じゃあ100年戦争じゃなくて異世界を舞台にすれば?、と思わくもないがそうしたら有象無象の中に埋没してしまうんだろう。
ってか、この面倒くさい世界設定説明に要する尺をズバズバ切ってくためにこの監督が選ばれたんじゃ?と思ったり。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 5
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

もしや、大好きな戦記物!? → なんだ、エロアニメか(呆) → え、ベルセルク? → あぁ、BASTARD!!か = 【迷走】

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
中世ヨーロッパ、百年戦争を舞台にした人間ドラマ。そこに、賢者の石や錬金術、妖精族などファンタジーの要素が混ざりあい、独特な世界観を形成しています。。。

でもでもでも、そんなの関係ねぇ!そんなの関係ねぇ!そんなの関係ねぇ! ハイ、エロッパッピ~♪ (小島よしおさん、すいません汗)

てなことで、特に序盤はただのエロアニメでしたね、はい(苦笑)

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
ジャンヌ・ダルクを題材にしているということは、ある程度は史実を踏襲するわけで。でも、だからといって、「当然、知ってるでしょ?」と言わんばかりに、歴史的、地理的な背景の説明をアニメ内で省く理由にはならんと思います。

まあ、それは小さなことなんですけどね。

いや、なんかこう、「エリクシール無限生成機」やら「賢者の石」やら、ただ、エロいことをさせたいが為の装置に過ぎず、なんか悪趣味だな~と。

例えるならば、年端もいかぬ少女を海に突き落としておいて、素知らぬ顔して自ら救出し、「し、仕方がないんだ、ハアハア」とか言いなから、着衣をゆるめたり、人工呼吸しようとしている変質者を見ているような不快感が、、、。

しかも、なぜかそいつ(モンモランシ)がモテているという、謎の状況(汗)

あぁ、あと、そんなしょうもない作風なのに、所々にガンダムのパロディがあるのは、不愉快でした。原作者が好きなのか、アニメスタッフの悪ノリかは分かりませんが。(ガンダムは)個人的には大切な作品なので、「この程度の作品で」「こんな風に安っぽく」使われると、イラッとしますね。

ちなみに、私の場合☆1は、「つまらない」「クオリティが低い」というより、「不快」「苦手」というケースが多いです。本作もそんな感じですかね。

ちなみにちなみに、これらは序盤から中盤までの感想。終盤に神様だのが出てきたあとは、モウナニガナンダカワカリマセンガナって感じでぽかーんだったので、特に感想も書けません(苦笑)
{/netabare}

【余談~中世ヨーロッパの世界観は好きですが~】
{netabare}
私は「中世ヨーロッパ」の世界観が大好きなのですが、それは、剣とか鎧とか騎士道精神とか砦攻めとか、、、つまりは「ロードス島戦記」のように、【ファンタジーとして美化、昇華された中世ヨーロッパ】が好きなだけで、本物の中世ヨーロッパの歴史や文化、思想なんかが特段好きなわけではありません。

この作品にも散見されてましたが、かなり非人道的だったり、利己的だったり、悪趣味なものもありますよね(もちろん、素晴らしい文化や風習もあると思います)。

もっとも、私は歴史専攻じゃないので、そこまで詳しく知っているわけじゃないし、欧米の歴史や文化、価値観について、誤解も多々あるとは思いますが。それにまあ、日本も欧米もアフリカもアジアや南米諸国も、どこの国でも歴史を紐解けばそれなりに悪いことはしていて、全くの清廉潔白な国なんてないんじゃないかとも思うので、一方的に悪くは言えませんが。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆2
百年戦争、ジャンヌダルクか。ハーレム? 男1、女3、よりも、男2、女2とか女3の方がバランス良くないかい? 作風的に。アランソンの顔、ヤバすぎるだろ。「カレー」って街は、「水曜どうでしょう?」でも行ってたな(笑) モンモランシーって、主人公としては呼びにくい名前だな。

2話目 ☆2
歴史家の意見は色々あるんだろうけど、今の世界の責任というか、色々ダメだったのはイギリスだと思うんだよな。功罪はあるから、全否定はしないけど、「紳士の国」と言われると、?とは思う。観光的にも、ドイツとかの方が行ってみたいな。

いや~、ドン引き(汗) 賢者の石、ディープキスと初体験もどきをさせたいがための、装置かよ。その後のジャンヌダルクの闇落ちは悪くないけどね。

3話目 ☆1
エクシール無限生産機って、ただのディープキスしたいがための工夫かよ、クダラナイ。クダラナイエロ行為以外はまあ、悪くはないんだけどさ。いや、頭から落ちたら死ぬだろ。そこでラルの名言をパクられると、不愉快だな。

4話目 ☆2
なぜ、そんな風に情報を与える? エリクシルの蒸発情報、あったっけ? ??? 色々ワカランナ~。

5話目 ☆1
話、飛び飛びかな~?。どこのエロビデオかな(苦笑)? 手首だけで吊られるって、めちゃ痛いよな、多分。ただのバカでもイイヤツってか? この辺の西洋思想って、気持ち悪いよな~。闇落ちジャンヌの方が良かったな、2話みたいな。

6話目 ☆3
オウンビューの作画は良いが、全体的に雑。その横向きになる演出、流行ってるの? ん? 賢者の石の美女らよくわからん展開。自由落下中は加速できない。その通りだな。じゃあ、心臓ではなく、脳を狙えば? 切ろうかと思ったが、次の展開が楽しみになった。

7話目 ☆1
なんだつまらん。結局、聖剣&エロですか。しかもロリ。つか、兵2000の代償としては真っ当ではないか? てか、どっちが鬼畜かと言われれば、8対2でモンモランシでは?(笑) ジャンヌが死ぬか、死なないまでも賢者の石を失い、戦記ものとしての要素が強くなるのかなって思ったら、結局、力業。と、女性の犠牲。

8話目 ☆2
ミリオンアーサーかな(苦笑)? 聖剣いっぱい(汗) 驚いて木から落ちる、とか(苦笑) アスタルドが不死なら、そっちがしんがりを務めれば? 意識がないのに、唾(エリクシル)を飲み込めるのかな?

9話目


10話目 ☆2
1話とばしたら、いきなり超展開で、ウケる(笑) ベルセルクかな(笑)? いや、BASTARD!!かな(笑)?

11話目 ☆1
兜をかぶって、、、巨乳&巨尻化は、必要か? こんなシリアス展開で「童貞のまま死にたくない」は、必要か? 「私は、皆がいるこの世界が好き!」って、もう2万回くらい聞いたな(苦笑)

12話目 ☆2
力業で倒したな~。最後、明るい感じで終わるのは嫌いじゃない。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 21

62.0 16 ラノベ原作で妄想なアニメランキング16位
幼なじみが絶対に負けないラブコメ(TVアニメ動画)

2021年春アニメ
★★★☆☆ 2.9 (295)
976人が棚に入れました
彼女は俺にだけ密かに笑ってくれる。相手の可知白草は芥見賞を受賞した現役女子高生作家!しかも美少女!普通の高校生の俺・丸末晴には分不相応だってことくらいわかってる!けど、脈アリだと思うんだよ、たぶん、いや絶対!……なんて思ってたら……可知に彼氏がいただとぉぉぉっっ!?落ち込む俺に、ロリ可愛、陽キャで世話好き……更には何故か俺を好きだと公言してはばからない、幼なじみの志田黒羽は言ってきたんだ……「復讐しよう」初恋の恨みは海より深い——けど決して暗くない!ドロドロしない!初恋復讐(リベンジ)が動き出す!

声優・キャラクター
松岡禎丞、水瀬いのり、佐倉綾音、大西沙織、島﨑信長、寺島拓篤
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

ラノベ界のやばさを実感できる作品

原作は「このライトノベルがすごい!2020」で、文庫部門総合5位、新作2位を取り、100万部売れてるらしい作品。(wikiより)
これだけ聞くと面白そうに思うかもしれないが、実際は全然面白くない。
まず、タイトルの時点でつまらない。
登場人物全員が幼馴染なので幼馴染は絶対に負けません!という意味のセンスが全く感じられないタイトル。
タイトルを見た時点でつまらないだろうなと予想はしていたが、その予想をはるかに超えてきた。
個人的に今季のワースト、今まで見たラブコメの中でワースト、なんなら全ジャンル含めてもワーストに近いかもしれない。

{netabare}
まず、何が一番酷いのかというと、キャラの魅力のなさ。
ラノベ版スマホ太郎と言ってもいい。
出てくるヒロイン全員が魅力のない主人公に対して好意を向けるといういかにもラノベハーレムなアニメ。
主人公はヒロインに対して卑猥なことしか考えてないという。
ヒロインも気持ち悪いことしか考えていない。

特に酷かったのは5話と6話。
芸能事務所の大人の態度が気に入らないという理由だけで、机に置いてあった他人のワインを手に取り、その芸能事務所の人の頭にかけるという...。
芸能事務所の大人は態度が悪かっただけで何もしてないのに。
更にそれだけにとどまらず、胸ぐらをつかみだすという。
偉そうだから胸ぐらをつかんだらしいが偉そうで態度悪いのはどっちだよ...。
それを受けて芸能事務所の人は警察を呼ぼうとする。
正統な判断なのに、なぜか芸能事務所の人は悪人かのように描かれる。
対して主人公たちはクロをのぞいて満場一致で嘘の証言をしてやりすごそうという案に賛成する。
作者大丈夫か?
親の教育が悪いと芸能事務所の人が主人公らに向かって言っていたが正論でしかない。
結局、警察を呼ぶかや芸能事務所に入るかといったことはCM勝負で決めようといういかにもラノベで意味不明な展開で解決するけど。

展開も意味不明。
1話からヒロインが主人公への嫌がらせ目的で他人と付き合っているふりをしていたなどという謎設定もあるし、それに対して主人公もまたクロと付き合ってるふりをして対抗しようとする意味不明展開。
3話では主人公のことを好きだったクロが体育館で主人公に告白されたにもかかわらず、過去に振られたことへの復讐として振り返すという意味不明展開。

それで振ってしまったことを後悔して、記憶喪失のフリをしだす意味不明ヒロイン。
この記憶喪失展開の存在意義はない模様。

その後もひたすら寒いノリを見せられる。
痛い中高生の妄想のような話を。
ヒロインが主人公を骨折させてしまったから主人公の家に同居するという展開には酷いって感想が出るよりも先に、普通に引いてしまった。
会話も何もかもきついし、主人公の恋の行く末等を俯瞰している友人もきつい。
特にヒロイン3人で主人公との今後の関係について話し合ってるシーンは地獄だった。

声優も合ってない。
というか高校生役に松岡はもう違和感あるからやめてほしい。
松岡主人公のラノベアニメは駄作の法則。

作画崩壊のダンスで話題になったが、作画なんて酷いと言っても止め絵が多くて枚数が少ないのと、たまに背景が酷いだけで顔はそこまで違和感ないし言うてしれている。
ほんとに酷いのは内容。
むしろ作画崩壊ダンスはネタ的に面白くてこの作品唯一のいいところだった。
こんな駄作にかける費用が減ったと考えるとこの酷い作画はむしろプラス。

↓一話毎感想
{netabare}
1話
まずタイトルからつまらない。結果がわかっているラブコメなんて。
こんなタイトル、幼馴染が勝つだけで他は普通のラブコメですって言っているようなもん。
作画も怪しい。なんか変な構図のシーンもやたら多い。
ラノベのノリ臭いなぁ。
あと作りが下手なせいでついていけない。
主人公もイケメンでモテモテのくせに、イケメンを許せねえとかいう謎セリフ
ニセコイはじまった。もういいってこういうの...。
好きだった人が他人と付き合ってたからあほらしいことしてまで復讐(笑)するらしい。
キスを既成事実を作るためにしようとする。 
既成事実ってなんだよw
でっち上げればいいじゃんw
まあ結局しなかったけど

2話
は?なんだこの阿部とかいう奴。
主人公への嫌がらせのために白草と付き合ってる?タイトルからつまらなそうと思ったけどほんとにその通りみたいだ。
はぁ...て気分になれるアニメ。
白草が何ももらってないのになぜか「報酬はもらったから」とか言って脚本を渡すw

3話
時々入る謎アングル笑うからやめてくれw
シロの彼氏が空気になってる。
シロも阿部より主人公のほうが好きそうじゃん。
ダンス作画が・・・w 最高に面白いダンスだった。
クロに告白するのか...しかも振られるw
阿部2話であんな主人公に当たってたくせに簡単にあきらめるんかよ。
なんだこれ?
シロは主人公が好きなのに、主人公を自分に告白するように仕向けて振ろうとしていた? 
阿部が悪者を演じていた?
もう意味わからん...
え...?黒羽も振られたのが悔しかったから、この回で主人公を振った
???3回重要部分見直したけど意味わからん。
なんなんだこのアニメは... 
締めに作画崩壊ダンスをまた見せてくれたw

4話
またヒロイン増えた。
伝説のダンスww 
確かに伝説だなw
何でも屋に対してエロいことをしてくれとか頼むバカみたいな主人公。
いかにもなラノベハーレム主人公。
設定上はモテモテキャラでも魅力を一切感じない。
猿になる演出いる???
ギャグ展開からのシリアスっていう一番嫌いな展開。

5話
主人公がきつい。ノリもきつい。
記憶喪失って演技と思ってたけど本当っぽい?なんでだろ。。
エロいことしか考えてない主人公、きつすぎる。
なんで事務所の人こんな高圧的なんだよ。億単位で金もらえるのに何で断るんだよ。
しかもワインをその事務所の人の頭にかける主人公...
親の教育が悪いのは末晴の方みたいだ。昔から世話になってたんじゃないの?

6話
偉そうに喋ってクズと言われたら、ワインかけたり胸ぐら掴んだりする始末。
しかも警察にうその証言を言ってワインは芸能事務所の人がこぼしたことにしようとする主人公達(黒羽以外) 
主人公は法律違反してるけど、傷つける言葉を言った芸能事務所の人が悪いとか言って擁護するとか言ってるシロ。
見ていて頭が悪くなりそうなアニメだ。
しかも事務所に入るか入らないか、警察に被害届を出すか出さないかをCM勝負で決めるとかいう謎展開。
展開が無理やりすぎる。もうなんだこれ。
またあのダンス映ったww 
全く合わなそうなCM取り始める主人公ら。
結局記憶喪失はやってるふりなのかよ。
記憶喪失のフリしてる理由もわけわからん。
哲彦は芸能界と敵対してる?
記憶喪失は芸能事務所の人をはめるため? ??
百坂が転校することになる。
記憶喪失設定も嘘だとあっさりばれる。
何の必要性があったんだ。

7話
結局タコウィンナー食べられたんかよ。
松岡の声さすがに高校生っぽくないなもう。
主人公が変なことしか考えてない。
youtubeで水着でダンス踊れってあほか?
ショーもない痴話げんかを毎回見せられるのどうにかしてくれ。
傾斜がすごいアニメw

8話
ハーレムを肯定する詭弁。
作者によると主人公は常識あるらしい。
卑猥なことしか考えてない他人の頭にワインをかけるこの主人公、常識あるらしい。
水着見せたいとかヒロインもあれだな。
気持ち悪い展開。頭がハートな魅力のないヒロイン、気持ち悪い主人公。
素直になれって素直じゃない奴が言っても説得力ない。
旅行のマジックには気を付けるべきってなんだよ。
何でキスやめる。
旅行のマジックでもいいだろ。

9話
初手激寒。まだ海回か。
会話がきつい。
バカで自己中なヒロイン、クロ。
主人公が「何で嘘ついたのに謝罪すらないの」と正論言うと「これから好きってめっちゃ言う」と宣戦布告(?)。会話になってないし気持ち悪いし意味不明。
マジで主人公何でこんなに持てるんだよ。
いや草。謎骨折w 雑すぎだろ。
てか充といつ仲直りするんすかね。
いやこの友人らなんだよ。
何で主人公の恋の行く末を監視して実況解説してるんだ。
えぇ...責任を取って家に居候させる?
頭おかしすぎる...。
しかももう一人付き添いの女いるという...。
マジで頭が悪くなるアニメ。

10話
はぁってなる展開ばかり。
見ていてこれほど吐き気がする作品、百錬の覇王以来。
安易なお涙頂戴にされても別にいいだろ。
高校生が勝手にやるってなんだよ。
骨折がハーレム作るためだけの展開でしかない。
女3人の会話がきつすぎる。

11話
毎話毎話初手きついノリ。
おい、会社として真のEDとかやったら著作権違反じゃないのか。
インタビューとは...。
メイドが何で学生なんだよ。
母の死を利用しようとしてる最低キャラ、桃。
過去話は比較的いいと思ったが台無し。
このアニメ主人公が元子役感が全然ないな。

12話
不自然な流れでアルバムを見ることにw
悲しそうにしてたシーンなんてないのに。
謎方程式草 何だこの演出。
いやキープでは...。
付き合ってもないのに胸に触りたいとか気持ち悪い発言をする主人公。
恋愛状況を解説する友人、気持ち悪いしいい気がしないな。
これキャスト違うのやばいだろ真のエンディング
酷いアニメを見た。何で切らなかったんだろう。
{/netabare}

久々にこんな酷い作品を見た。
これが100万部突破するラノベ界恐ろしい。
この作品、なろうに浸ってるような中高生には受けるんだろうか。
{/netabare}
7/6レビュー 7/9訂正

投稿 : 2024/06/01
♥ : 18
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

厳密に言えば、幼なじみが絶対に勝つラブコメ、だと思う。この微妙な違いって、結構大事。

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる」に似た設定の作品。基本は、学園ハーレムラブコメです。

作画はかなり悪いですね。ストーリー的にもやや疑問が残る点もあり、ここでリタイアですね。

レビューでは、酷評だけでなく、本作の良い点や今後気になる点についても触れたいと思います。

《以下ネタバレ》

【視聴断念(8話まで)】
{netabare}
本作は、簡単に言うと「ハーレム要員が全員幼なじみ」だから、「最終的に誰が選ばれても幼なじみが彼女になる」っていうことなんだけど、

いやだったら、3分の2の幼なじみが負けてるやん。

というのが、レビュタイに込めた思いです。

私はかなりの「幼なじみ萌え」なんですが、幼なじみに勝ってほしいというより、幼なじみに負けてほしくない(負けて悲しむ姿を観たくない)んですよね。

そういう意味では、本作の構造上、必ず1勝2敗で幼なじみが負け越すので、あんまり好きな設定ではないんですよね。

ちなみに、私の中で「幼なじみ」とは、「幼い時に出会っていた」は含まれていなくて、「幼い時から継続的な付き合いがある」ことが絶対条件なんで、黒羽は幼なじみでも、可知さんは含まれない。

それも込みで、黒羽は良いヒロインだと思います。お姉さんぶるところとか、攻めるくせにテレるところとか、良いですよね(シスターズも可愛いし)♪

「クロが可愛い」は、本作の最大の魅力であり、「最終的にクロが勝てるか」は、本作で最も気になるところ。

また、3話でクロに告白し、フラれる流れはなかなか斬新で楽しめた。嘘の記憶喪失の流れもなかなか良い。いくら作画がヤバかろうが、あのレベルの展開が続いてくれれば、充分に楽しめる作品になっていたと思う。

が、CM対決で、う~むとなってしまった。単純に、群青同盟のCM観てスポドリ飲みたいと思わないし、あのバカみたいなギャップが良いとも思わない。あんな低クオリティのCM作っておいて、「俺ら天才、イェーイ」みたいなノリだったので、一気に冷めてしまった。

まあ元々、なぜあの主人公があんなにモテるのかが全く理解できない作品だったので、この後に続くであろうハーレム展開に耐えられそうにないので、リタイアですね。

ハーレム漫画の元祖とも言われる、赤松健さん。私の神様の1人(笑)なんですが、「ラブひな」「ネギま」を読めば分かるけど、ハーレムモノの成否は主人公の魅力次第なんですよね。ネギ君なんて、女子中学生31名+幼なじみにその他諸々、大ハーレムを築いても余裕そうでしたよ(笑)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
高1冬で初恋って、すげぇな。モテモテだが、校内ヒエラルキー最下位ってのは、キャラとして面白い。じゃあグラビア撮るなよと思うけどな。自分で後悔パターン? リベンジで付き合う。黒羽は良いキャラだと思うけど。

2話目 ☆3
浮気。

3話目 ☆3
う~ん、こうなると、つまらん。そして、作画ヤバいな。ここで、黒に告白は、意外。

4話目 ☆2
ここで、3人目の幼なじみ。記憶喪失、嘘だろうな。

5話目 ☆2
ここまでモテる理由がね、うん。わからんのよ。

6話目 ☆2
だから、惚れる理由がね、浅いのよね。この動画を観て、スポドリ買いたくもならんし、ギャップが良いとも思わんけどね。

7話目 ☆3
黒が可愛い。それだけだな~。あと、黒の妹ちゃん達は可愛い。

8話目 ☆2
まあ、海でイチャイチャ。これまでかな。

9話目 ☆


10話目 ☆


11話目 ☆


12話目 ☆

{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 19

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

幼なじみが負けたヒロインの時代は終わった! 冷遇され続けた『幼なじみヒロイン』の復讐!

この作品の原作は未読ですが、いのりちゃん、あやねる、さおりんが出演すると知り視聴を決めた作品です。


彼女は俺にだけ密かに笑ってくれる。

相手の可知白草は芥見賞を受賞した現役女子高生作家! しかも美少女!
普通の高校生の俺・丸末晴には分不相応だってことくらいわかってる!
けど、脈アリだと思うんだよ、たぶん、いや絶対!
……なんて思ってたら……可知に彼氏がいただとぉぉぉっっ!?

落ち込む俺に、ロリ可愛、陽キャで世話好き……更には何故か俺を好きだと公言してはばからない、
幼なじみの志田黒羽は言ってきたんだ……
「復讐しよう」

初恋の恨みは海より深い―― けど決して暗くない! ドロドロしない!
初恋復讐が動き出す!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

キャストが抜群だったのでしっかり完走しましたが、私の中で今期一番の謎作品でした^^;
主人公は松岡さん演じる丸末晴の幼なじみは、みのりちゃん演じる志田黒羽という設定なのですが、黒羽は普通に可愛らしい上、恋愛に対して一生懸命の女の子でした。

確かに、あやねる演じる可知白草や、さおりん演じる桃坂真理愛には可愛いだけじゃなくインパクトもありましたが、それでも黒羽が全然負けている感じは無かったと思います。

だから物語を強引にタイトルに合わせた展開…とでも言うのでしょうか。
そんな印象を受けた気がします。

そして、もう一つ話題になったのが第3話のダンスシーンを起点にした「作画崩壊」でした。
私は、普段アニメを視聴する際、作画の崩壊はなるべく気にしないようにしていますが、それでも気になってしまいました^^;

アニメーション制作は動画工房さん…
これまで「ゆるゆり」や「NEW GAME!」を手掛けてきた作画力の高い会社という認識でしたが、どうしちゃったのでしょう…

巷では、作画崩壊の理由として「低予算かつ急ピッチで作った」や「アニメーター引き抜かれた」など様々な憶測が飛び交っています。
真相は闇の中ですが、これまでアニメーション制作が動画工房さんなら安心して視聴できるという図式が出来上がっていただけに、今回の一件は残念に思います。

これまで動画工房さんの制作する数多くの作品をほぼ制覇するくらい視聴させて貰っているのでこれ以上は申しませんが、何とか挽回の1手を講じて欲しいところです。

その分…という訳でもありませんが、声優さんたちの演技は変わらず良かったと思います。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、安月名莉子さんによる「Chance! & Revenge!」
エンディングテーマは、志田黒羽(いのりちゃん)と可知白草(あやねる)による「戦略的で予測不能なラブコメディのエンディング曲」

1クール全12話の物語でした。
完走して思うのは、展開に対する説明に不足があったことでしょうか。
原作既読組ならきっと分かると思いますが、私の様にアニメで初めてこの作品に触れた人には少々ハードルが高かったような気がします。
最終話の「真・エンディング」も突飛でしたし、何より展開が急すぎた気がしてなりません。
そもそもあの「真・エンディング」に行きついた理由も良く分かりませんでしたし…
もう少し説明があったら見方の変わる作品だったのではないでしょうか。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 16
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