世界平和でWHITE_FOXなTVアニメ動画ランキング 2

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早速見ていきましょう!

86.1 1 世界平和でWHITE_FOXなアニメランキング1位
ヨルムンガンド PERFECT ORDER(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 4.0 (1789)
9826人が棚に入れました
両親を戦争で失い、武器に関する一切を憎むようになった元少年兵ヨナは、ひょんな事から若き女性武器商人ココ・ヘクマティアルと、彼女が率いる私兵達と共に世界中を旅する事になるのであった……。

声優・キャラクター
伊藤静、田村睦心、石塚運昇、大原さやか、乃村健次、小西克幸、四宮豪、勝沼紀義、羽多野渉、箭内仁、豊口めぐみ、松風雅也、冬馬由美、奈良徹、小清水亜美、加藤沙織、磯部勉、久川綾
ネタバレ

ポル さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

「ふふーふ」2期の感想

2012年4月から6月まで第1期12話まで放送、同年10月2期として13話から放送で物語の続きである。1期から見ることをオススメします。

各話の大まかな展開と感想↓
1話(13話) 天を仰ぐ蛇
{netabare}
前回カレンは陳国明(チェン・グオメン)をバルメに殺害されたことに怒りバルメを2発銃を撃ち込んだ後にヨナに撃たれ深手を負った。命をとりとめたものの、病院を抜け出し行き場もなく元チェンの中華料理店だった場所に座り込んでいたところ、アマダ博士に引き取られ秘書(おそらく護衛)として雇われることに。アマダ博士に振り回される日が続く描写。カレンは元敵でしたが良かったですね。

ある日アマダ博士とともに旅行へ行くことに。行った先はココたちがおり、何かの計画の海上からのロケット打ち上げ現場だった。バルメとカレン殺意むき出しでにらみ合う、それをアマダ、ココの二人に(`・д・´)コラ、ヤメタマエ!!とてもシュールだった(笑)
今回が最終ロケット打ち上げで126機目だと言う。アマダ博士とココが何か企んでいるようであり、ヨナはそれをなにか感じ、恐ろしいと思っている。

CIAのブラック課長はココとアマダ博士との計画をいち早く察知し、2年前からアールを仲間になりすましスパイとして送り込んでいたようである。なんの計画か知りたいだけなので、ココを暗殺されては困るらしい。ブラック課長らの計画がバレることを恐れ、CIAの中にココを暗殺しようと企んでいる者がいることに気づき調べるらしい。

CIAのブラック課長の部下ヘックス。今までココを狙う暗殺者を送りつけていた張本人と思われる。ココに対して過去に恨みがあるようである。ヘックスはブラック課長から作戦名しか聞いておらず動いていたようである。元同僚にオペレーションアンダーシャフトとは?と誘惑?尋問し、武器商人ココ・ヘクマティアル篭絡計画であり親族が経営するHCLI社の情報網を利用し軍にプラスにしようという計画だということが判明。上司であるブラック課長は裏切ることはできず、ココを苦しめるには何が効果的なのか?ヘックスは考え始めた矢先、ヨナの様子が映る。嫌な予感しかしない。
けっこう場面が変わり今回は色々詰め込んだ内容でした。
{/netabare}
2話(14話) Dance with Undershaft phase.1
{netabare}
CIAブラック課長の繊細が明らかに、右腕アール、左腕ヘックスとのこと。
護衛の訓練中のヨナたち。なんかかっこいいですね。
アールはヘックスのことをブラック課長に聞くが、どうやらヨナが狙われていることをアールに見殺しにせよと。
{/netabare}
3話(15話) Dance with Undershaft phase.2
{netabare}
アールってただのスケベだと思ってたが撤回します。かっこいい。
なんとかブラック課長(通称ブックマン、アールからソウ)を説得できたアール。ヨナは注射を射たれ意識が朦朧としていてピンチ。ココ「ヨナぁぁΣ(゚д゚lll)」ココにアールは「お嬢、俺はブックマンのエイジェント、つまりはスパイだ!」潔すぎるだろ。ココ真っ白に!( ゚д゚ )アール「ヘックスを倒したら俺もお嬢の前から消えるから」ココ「スパイでもいいからいてくれるよね?みんなには黙っておくから」(つд⊂)一連の会話のやり取りを見ていてなんか悲しくなりました。お互いに好きな仲間だからこそ裏切られてるとしてもそばにいて欲しい気持ち。
でもヘックスと相打ちで死んでしまうとは。ヘックスはかろうじてスコープのおかげで助かったようですが2人の生き残りと撤退したあと山岳部へ逃げ込んだ場所で、ココの逆鱗にふれてしまった彼女は戦闘機の空爆で死亡。
しかしまさか3人を殺るだけなのに空爆って過激すぎる気もします。山が消し飛んで。やりすぎだろ。
こうして欲深なCIAブラック課長の右腕アール左腕ヘックス両方失うことに。
{/netabare}
4話(16話) キャスパーとヨナ
{netabare}
キャスパーは仕事がうまくいってません。邪魔する敵に宣戦布告の意味であるリゾート地の館を襲撃する。チェキータさんの骸骨マスクこわいですねぇ。暗殺者っぽくて。

前回アールを失った暗い雰囲気を変えるため、日本で作戦行動する前に遊び倒すココたち。ヨナは日本に暮らす以前基地にいた子供達3人の様子を知るためキャスパーとともに見に行くことに。平和で清い生活をしていることを知ると3人の子供達に会わずに帰ることに。キャスパーに殺意むき出しだった頃と比べるとだいぶ変わりましたね。

日本で合流した理由は、キャスパーの仕事の邪魔をしてる敵を排除するためココたちと行動をともにする作戦らしい。
{/netabare}
5話(17話) 嘘の城 phase.1
{netabare}
東條のSR班の話、説明が長く難しくヨナ寝てしまいました(笑)
SR班インドネシアのジャカルタを拠点に活動する、日本の秘密諜報組織が宣戦布告してきた。日本は安全、キャスパーの言うことは信じられると嬉しそうに話していたヨナですが、メンバー全員武装命令でガッカリの様子。
キャスパーとの会合に来たSR班の秘書と思われる女性のベルトに仕込んだ剣にはビックリしました。それにしてもキャスパーさん楽しそうですね。どこか精神が壊れてるような気がします。チェキータさん「どうしてこんなふうに育ってしまったんでしょうね。昔は可愛かったのに。」
{/netabare}
6話(18話) 嘘の城 phase.2
{netabare}
SR班は壊滅。キャスパーは大喜び。日野木一佐は戦う場所を彼らに与えたのだという。本人の思惑とは異なり暴走を始めた部下たちを止めることはできなかったのだという。なんかつまらない幕引きでしたね。子供が本当の娘と気がついたときはびっくりしましたね。ウソでタイ人の妻と結婚してるのがウソだったとは。
{/netabare}
7話(19話) Pazuzu
{netabare}
荒野を大型トラック10数台で輸送中、エクスカリバー社の連中、関係のない民間の車を攻撃。怒ったココはお前たちはクビだと。仕事をクビになった逆恨みから、おとなしく帰ったふりをして待ち伏せし攻撃をしてこようとするエクスカリバー社。ワイリの有能さもあって返り討ちにあう。
ワイリの話はウケました。頭部の剃り込みの話、湾岸戦争中、敵の秘密の化学武器工場を破壊するミッションで負傷した側面頭部に毛が生えなくなったためバランスをとった((´∀`*))ヶラヶラ
ワイリの爆弾テクすごいですね。レームがワイリのヤバィ話をしたのがきっかけで怯えまくりのヨナ。ヨナ「ワイリの授業はまじめに受けないとヤバィ」
{/netabare}
8話(20話) NEW WORLD phase.1
{netabare}
以前ライバルだった武器商CCAT社カリー社長。マイアミ博士との会話で武器商人廃業宣言。ココとアマダ博士の目的、存在を危惧、また中堅の小火器商人が食いつなぐのは不可能と察しており次の職業としてレストランの経営を画作してるようである。部下のミルドは「カリーが軍需産業で食いつなぐことはもう不可能」と発言したドクター・マイアミに激昂して食ってかかるが、ドクターの護衛であるカレンによってボコボコに叩きのめされた。わざと殴られていたようでもあり、何か悲しいものがありますね。
ブラック課長、ヨーロッパ系兵器ディーラーのアマーリア、ココの計画に気づき始めてるような感じである。
アマダ博士とココしか知らないヨルムンガンド計画とはなんなのか?
{/netabare}
9話(21話) NEW WORLD phase.2
{netabare}
各地で優秀な学者が謎の部隊により誘拐される事件が起こっていた。ココたちの仕業であり、世界中を駆け巡り派手に行動をおこしているようである。

ハンバーガー店で待ち伏せしていたCIAブックマン課長。ココの計画が気になってしょうがないみたいである。

ブックマン課長らの話によると量子コンピュータを作ろうとしているのではないか?現在の最速スーパーコンピュータで数千年かかっても解けないような計算でも、例えば数十秒といった短い時間でこなすことができる、とされている。実現すればあらゆる暗号セキュリティが紙切れ同然になるという話だ。

次に狙われるのはレイラ・イブラヒム・ファーイザなのではないかと予想しているブックマン。量子物理学博士にして活動家。「情報革命ネットワーク」を立ち上げ、中東ネット界を荒らし回った。様々な密約・機密資料をハッキングにより公開。その巧妙な手口から、「おしゃべりラビット・フット」の異名で呼ばれる。

誘拐のミッションが立て続けにあり不安を感じるルッツ。ココの考えてることはなんなのか?これからの展開が気になります。
{/netabare}
10話(22話) NEW WORLD phase.3
{netabare}
量子コンピューターを使って敵の衛生地形情報を書き換え、嘘の情報を流すことで特殊部隊から逃げることができたヨナたち。
ヨルムンガンド計画の全貌をココの私兵メンバーたちに明かす。全境の空の封鎖。それによって現在飛行中の人々約70万人は死ぬと言う。戦争でこれから死んでいく人数を考えれば微々たるものだと。ヨナは「そんなノダメだ!」とココに銃を向ける。
{/netabare}
11話(23話) ウォーモンガー
{netabare}
ヨナはココの部隊をやめ、示し合わせたかのようにキャスパーが勘を働かせヨナを待っていた。ココの兄だけあって鋭いですね。
CIAブックマン課長がこのままだと立場が悪くなるだろうとココに忠告を受け指示通りに行った先で襲撃にあうが別の軍に助けられる。武装グループに襲われると同時に助けられる、作戦名は自分が命令をだしていないのにオペレーションアンダーシャフト作戦だという。まるでリアルタイムで情報操作されてるようでココは情報界の化物を通り越して神になった。最強の力を持ちながら何故世界征服をしないのか?ココの作る「新世界」を心の底から見てみたいと思い、ブックマン課長はココに篭絡される。武器商人ココを篭絡させる作戦だったブックマン課長のアンダーシャフト作戦は逆篭絡、ココに利用される側になってしまったという、なんというか滑稽ですね。
{/netabare}
12話(24話)(最終話) 恥の世紀
{netabare}
2年後。少し背が伸びたヨナ。結局ヨナはココのもとへ帰ることに。別れ際のチェキータさんヨナを気に入っていたようで最後までキャスパーに不満って感じでしたね。
ヨルムンガンドが発動した姿は結局みることはできませんでしたが、空の封鎖された今後の世界、続編があるなら見てみたいですね。面白かったです。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 7
ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

戦闘と会話がこの作品の売りだと思う、体を揺さぶる砲撃あるいは心を貫く弾丸のような

悪くないが、期待していた面白さではない。
ヨルムンガンドの全容が明らかになるまでと、それを実行するまでの話。

1クール、シリーズものの2期で最後、漫画原作
1期の感想はこちら→ http://www.anikore.jp/review/637825/

※ネタバレのオンパレード感想


{netabare}原作遵守がアニメの正解とは限らない。
正直、原作が制作のポテンシャルに追いついてない感じ。・・・原作知らないけどw

ココの計画へ向かう話だから、それについての話が多い。
だが、それに関わる話があまり面白くない。ココの計画に群がるヤツの話も微妙。
どうしても政治的というか、内部工作的な話になる。

1期では毎回必ず攻撃、口撃の応酬があり、どの編にも魅力的な敵か戦闘があったのになぁ。


この作品の微妙さは、
①魅力的な敵と戦闘が少ない
②締めとなる大きな戦闘、イベントがない

戦闘に関わる敵は、CIAパラミリ?のヘックス、日本のSR部隊?のヒノ(キ)、イラクのギャングみたいなヤツら、アメリカ国防省?のヤツとナイトナイン?、
かな。
正直、魅力的な敵はヘックスだけだった。
魅力的な編は「嘘の城」。アール・ヘックス編もまあまあ好き。
ワイリの話も好きだが、その後のチンピラが興ざめ。自分としてはワイリが一番輝いた瞬間はバルドラを狩るときだし。

ヘックス戦でアールと相撃ち(ヘックスは生存)のシーンがあるんだけど、両方同時に撃って当たるっての白けるんだよね。片方が死亡か致命傷、もう片方は当たらないかかする程度ならまだいいけど。

チェキータさんと流浪人剣心のオロチ使いみたいなヤツ、SR部隊との戦いは中々好き。
やっぱ、ああいう超近接戦のプロが複数いる自陣に飛び込まれると撃ち様がなくなるのかな。ヴァルメも同様。

んで、一番大きな戦闘となるのがナイトナインとの戦いに当たると思うんだけど、
最強の敵でせっかく力が均衡している戦いなのに、その凄さが分からない。そしてその戦闘の終わり方が虚しい。敵も味方も死者が出なかったことが、凄さではあるが。


こういう展開になったのはココの計画(ココとミナミ博士の計画だけど)、ヨルムンガンドの性質によるものが大きい。
正直、この計画自体は好きだ。
ルルーシュのフレイヤや、シュタゲのタイムマシンより現実味がある。実際、今リアルにあるこの世界でも似たようなことはできそうな気がする。

ここで結末の話するが、
ある意味、予想外で拍子抜けした。最悪ではないが、下から三番目ぐらいの悪さ。
ワースト一位『夢落ち』(意味不明なハッピーエンド、頭がイカレルも大体同じ)、二位 『世界崩壊』か主要キャラ『皆殺し』。
『俺たちの戦いは続く』が来るとは思っていなかった。
これ自体はあり得るのだが、問題なのはそれ単品で来たこと。
計画を実行してから、あるいはこの作品の象徴となるような大きな戦闘が終わってからであれば、そこまで微妙にならなかった。それらがなかった。

ヨルムンガンドの計画を実行する能力があれば、20世紀に入ったばかりか、それ以前の時代にあったシステムを世界に強要できると思う。
それに対する意見は、キャスパーが言ってくれたから控えます。

惜しかったなぁ。
まず、ヨナの総集編回をもっと短くして「砂の城」回にぶち込み、
最終回のAパートを最後の戦闘、Bパートをヨルムンガンドの実行とその被害を見せて欲しかった。

具体的に話すと、
ヨナが「それでもココと旅をする」
→大きな戦闘、勝つ
→ヨナとココが笑顔
→ヨルムンガンド実行
→地球儀を回すように世界の被害を映し出す、あるいは新聞に「世界で同時に飛行機墜落、約70万人死亡」とか。

まあ、何にしても余韻のない結末だった。
ちょっとフロントミッション1の終わり方に雰囲気似てたけど、中身が全然違うしな。
最後の会話なんて、ルツ以外は印象に残っていないし。

アニメではこの微妙な最後を見せたかったのだろうか?
だったら、最後までそこに向かうためにお金を稼ぎ、色んな敵と出会い、闘う姿を見せて欲しかった。
そうしている間に時間切れ(2期終了)でも良かったんじゃないかな。

やっぱ(主役が武力を行使する)軍事モノって過程を楽しむものだな。アクション映画に近い。
シリーズものはどうしても1期と比較されてしまうのはツライところだが、
1期が良かったからその良さを貫いてほしかった。

OPは後の方になると感慨深かった。
アールが戦死した回でのEDは良かったな。
{/netabare}


余談だが、{netabare}
ココたちはタイムマシンのない小さなSERN、ココは表に出ないルルーシュ、
みたいに慣れる可能性はあったけど、ココには無理なんじゃないかなって思った。
アールやエコーが殺されただけであれほど心を動かされているのに、70万人を自分の手で殺せるとは思えない。
マオなんか家族がいるのに、計画を実行した後、正気を保てるのだろうか。

量子コンピューターなら殺さずに、空を飛んでいるのは半強制的に着陸させ、飛んでないのは飛ばせない、とかできそうだから、
あの回から2年も時間あったから飛行機全部墜落させるって考えは改めてたのかも、とか色々思ってた。

良かろうと悪かろうと、見せて欲しかったなぁ。{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 10
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

<最終回まで視聴完了> ヨルムンガンド計画の全貌を知った上でみつめる世界はどう見えるのだろう

原作は未読だけれど、1期から視聴してきた。
この作品を観るとき、銃撃戦にワクワクしてしまう気持ちと同時に
いとも簡単に人が殺されていくことに対しての麻痺に恐怖を感じ
ちょっと複雑な想いに駆られる。

両親を戦争で亡くし、武器に深い憎しみを抱きながらも
武器商人であるココたちと行動をともにし、自分と彼女達の身を守るヨナ少年の
心境にはまるで及ばないにしても、少し理解した気持ちにはなれる。

兵器や武器は人を殺す道具であると同時に、身を守るものでもある。
兵器や武器は憎しみを生む道具であると同時に、
一部の平和は保たれているという現状。
無抵抗ではやられてしまうだけなのだ。
だから戦うしかない。
生きるために。後世のために。
だから兵器や武器は作られ続け、それを売る人がいて使う人がいる。
だったら・・本当の平和はいつやってくるのだろう?
ココが言う世界平和とは?そう思って最終回までを見届けた。
彼女の考えに賛否は分かれるかもしれないが、僕は概ね共感できた。
もしそれが実現したとして、いったい誰が実現させるかで
世界は大きく変わってしまう恐れはあるけれど、
少なくとも武器を持つ戦争はなくなるのだろう。
しかし同時にそれは、武器に変わる新たな戦法でしかなく
この地球に人間が生きている限り、その危険は続くのかもしれない。

ミリタリー的なものが好物な自分にとって、もしかしたら永遠のテーマかも。
リアルな銃声や映像に心躍らせつつも、単純にカッコいい!と喜ぶだけじゃ
なんだか不謹慎な気持ちになり、綺麗ごとでもなく、
この想いを追求したくて「戦う作品」をついつい観ている自分がいる。

特にこの『ヨルムンガンド』はスケールの大きさや、リアルさが
演出や作画、脚本ともに際立って感じるのでなおさらなのだ。

今回の2期は、やたらドンパチやっていた1期に比べ
人間ドラマのほうを深く描いていたので、感情移入もハンパなかった。
とにかく、納得のいく良い最終回だった。
ちなみに、OPは相変わらずカッコいい曲なのだけれど
EDは正直、1期のほうが好みだったな~
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<8話(20話)の感想>

おぉ、ついに「ヨルムンガンド」動き出すのだね。
今回は女性陣の活躍が中心で、観てて楽しかった。
アマーリアさん鋭いし、寡黙なカレンさんクールだし
料亭?っぽい座敷でのミルボとカレンの殴り合いが始まったのに
無視して話し合いを続けるDrマイアミたちも可笑しい。
さてさて今後はぐんぐん山場になっていくのかな。
次週が待ち遠しいです。
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<7話(19話)の感想>

緊迫感の連続で、今回はすごく面白かった!
OPなしで始まったのに、あっという間に次回予告になってた。
銃撃戦以上に、人間の悪意と良心、計算高さや洞察力が
とても興味深かった。いいなぁ・・・ワイリのキャラ。
ヨナも冗談が言えるほどになって、随分と変わったよね。
冷静に考えれば、とんでもないことが起きているのに
ワクワクしてしまう・・・許してくり(苦笑)
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<6話(18話)の感想>

海ほたる懐かしい。って思ってられないほどの緊張感。
気づいたら握りこぶしになって身を乗り出してたし(汗)
後半、なんとも日本人らしいというかなんというか。
なかなか渋いまとめ方だったけれど、底知れぬ怖さがあるよね。
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<5話(17話)の感想>

舞台は日本に。
よく知った場所や建物が見れるのはなんだか嬉しいけど
ホテルでの血しぶき飛び散るドンパチ見ながら
「あらあらあらあら」と『ARIA』のアリシアさんみたいに
心の中でつぶやいてしまった。
でも今回は空港での飛行機の描き方、カメラワークが
すごく好みだったので特に嬉しかった!
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<4話(16話)の感想>

1期の1話の冒頭シーンが再び映し出された。
ヨナのいきさつを知り、これまでを見てきた今もう一度観ると本当にせつない。
{netabare}
かつて一緒にいて、今は日本で保護されている子ども達を
車越しにみつめるヨナのホッとした笑顔が、たまらなく泣けた。 {/netabare}
寡黙なヨナの気持ちを想うとき、いつも胸が締め付けられる。
そしてキャスパーがヨナに言った言葉が、どうにも引っかかって気になった。
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<3話(15話)の感想> 真実より事実

哀しかった。でも救われた部分もある。
{netabare}レナードの真実と事実。{/netabare}
ココ同様、事実を大切にしたいと思った。
いつも以上に深く、いつも以上にきめ細かく
ココの中にある憎しみ、怒り、そして哀しみを感じた回だった。
今回だけなのかな、EDもいつもと違っていた。
やなぎなぎの唄う「真実の羽根」がとてもせつなかった。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 70

75.7 2 世界平和でWHITE_FOXなアニメランキング2位
ご注文はうさぎですか?? (第2期)(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (1131)
5852人が棚に入れました
この春から高校に通うべく新しい街にやってきたココア。
道にまよって偶然に喫茶ラビットハウスに入るが、実はそこが彼女が住み込む事になっていた喫茶店だった。
ちっちゃくてクールなチノ、軍人気質なリゼ、おっとり和風な千夜、気品あふれる庶民派シャロと全方位的なかわいさの登場人物に、チノの同級生マヤ&メグ、常連客の青山ブルーマウンテン先生も加わって、ラビットハウスは今日もすべてがかわいい!

声優・キャラクター
佐倉綾音、水瀬いのり、種田梨沙、佐藤聡美、内田真礼、徳井青空、村川梨衣、早見沙織、清川元夢、速水奨、茅野愛衣

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

第4羽「ココア先輩の優雅なお茶会チュートリアル」視聴。

この春から高校に通うべく新しい街にやってきたココア。
道に迷って偶然に喫茶ラビットハウスに入るが、実はそこが彼女が住み込むことになっていた喫茶店だった。
ちっちゃくてクールなチノ、軍人気質なリゼ、おっとり和風な千夜、気品あふれる庶民派シャロと全方位的なかわいさの登場人物に、チノの同級生マヤ&メグ、常連客の青山ブルーマウンテン先生も加わって、ラビットハウスは今日もすべてがかわいい!

前作最後オンエアから約1年半の時を経て、TVアニメ『ご注文はうさぎですか??』。
真っ白なうさぎが目印の喫茶店・ラビットハウスは毎日が大賑わい! 
住み込みで働く可愛い物好きのココア(CV:佐倉綾音)や、店の一人娘でクールなチノ(CV:水瀬いのり)、軍人気質なアルバイトのリゼ(CV:種田梨沙)を中心に、和風喫茶「甘兎庵」の看板娘で大和撫子な千夜(CV:佐藤聡美)と、お嬢様に見られがちな庶民のシャロ(CV:内田真礼)も加わって楽しい日々が再び幕を開けます!

第1羽「笑顔とフラッシュがやかましい これが私の自称姉です」
喫茶店ラビットハウスに住み込みで働くココアは、実家に写真付きの手紙を出そうと言い出します。
けれど喫茶店の一人娘・チノは恥ずかしがってカメラから逃げてしまいます。
きちんと写真は撮れるのでしょうか……?

第2羽「灰色兎と灰かぶり姫」
ラビットハウスに現れた白いフワフワしたお化け……それは自宅から逃げてきたシャロでした。
なんでも彼女の家で怪現象が起こっていると言うのです。
翌日、リゼや千夜にも相談して、シャロの家を訪れることになり……。

第3羽「回転舞踏伝説アヒル隊」
美術の授業で絵を描いていたココアと千夜は、帰り道にチノとマヤとメグに出会います。
彼女たちは写生大会と創作ダンスがあるのだと言います。
ココアと千夜も協力して、まずは絵になるものを探しに行くことにしました。

第4羽「ココア先輩の優雅なお茶会チュートリアル」
季節は巡り、みんなももうすぐ進級します。
ちょっぴり大人になれたかな? 
進級祝いに、とリゼに誘われて優雅なアフタヌーンティーを楽しみました。
その翌日、なぜか妙にココアが張り切りだします。
その理由は……?

サプライズの連続に水瀬いのりさんが思わず涙!? 『ご注文はうさぎですか??』チノのバースデーイベント公式レポート
2015年12月4日(金)中野サンプラザにて、TVアニメ『ご注文はうさぎですか??』の人気キャラクター・チノのバースデーイベントが行われました! サプライズ満載の演出に水瀬いのりさんも思わず涙を見せた本イベントから、早速公式レポートが到着したのでご紹介します!

平日にも関わらず、会場にはチノの誕生日を祝おうと多くのファンが集結。11月に発売されたチノのキャラクターソングアルバム「cup of chino」収録曲を中心としたライブや、数々のサプライズ演出など盛りだくさんのイベントとなった。

ティッピーのナレーションに合わせ緞帳が上がると、ステージにはチノの父・タカヒロ役の速水奨さんの登場といういきなりのサプライズ。速水さんの「ご注文は??」「ライブですよ!」というコール&レスポンスに合わせ、チノ役の水瀬いのりさんが登場すると、「出かけましょうと答えましょう」から、ライブパートがスタートした。続く「未来パズル」では、3Dモデルによるチノがステージに舞い降り、水瀬さんの歌に合いの手を入れる。水瀬さんと入れ替わり再登場した速水さんが、チノとティッピーの声が入ったサンプラーを操作しつつ観客からのお祝いメッセージを紹介していく。

そして再びライブパート。「かえりみちスキップ」のあと、今度は速水さんと水瀬さんのデュエットで「Daydream cafe X’mas Ver.」を披露する。誕生日イベントならではのレアなコラボレーションとなった。続いてのコーナー“Rabbit House in Night”では、ゲストにDJのPandaBoY、ラテアートで有名なBELCORNOのバリスタ・伊藤さんを招き、ステージ上で速水さんがPandaBoY とDJコラボをしながら、伊藤さんがチノのラテアート制作するという『ごちうさ』らしいコーナーが行なわれた。

チノのバースデーセレブレーションでは、ティッピーをかたどったケーキが登場。会場のみんなでハッピーバースデーを歌ってチノをお祝いしたのだが、実は前々日の12月2日は水瀬さんの20歳の誕生日でもあるということで、サプライズで水瀬さんもお祝い。さらにティッピー役の清川元夢さんからコメントが届く。

「水瀬さんの素直なところ、真摯に取り組む姿が今でも脳裏に残っとる。チノちゃん、今の気持ちを忘れずに限りない未来に向かって、これからも邁進してください」という言葉に、感極まって涙してしまったところに、花束を持って清川さんご本人が登場。涙する水瀬さんに「チノちゃんだから来たよ」と優しく声を掛ける清川さんと見守る速水さんは、作品同様、家族のような光景だった。さらにサプライズゲストで花束を持ってメグ役の村川梨衣さんもお祝いに駆けつけ、喜びをわかちあう。

最後は、声をつまらせながら「ごちうさは、いろいろな人に名前を知ってもらった大事な作品で、チノと一緒にステージに立てるなんて思っていなかったから、すごく幸せです」と挨拶すると、最高の笑顔で「ときめきポポロン♪」を会場みんなで熱唱。たくさんのハッピーに包まれたバースデーイベントは終了した。

秋アニメ「ご注文はうさぎですか??」、声優コメント到着! 「ぜひぜひ毎週ぴょんぴょんしてください」
「ご注文はうさぎですか??」は、Koiさんによる4コママンガ(「まんがタイムきららMAX」連載中)を原作としたアニメ作品「ご注文はうさぎですか?」の第2期シリーズ。ウサギがいる喫茶店に下宿することとなった女子高生のアルバイト風景などを描いた日常モノとなっている。OP主題歌にある「こころぴょんぴょん」というフレーズに加えて癒し系の作風であることを表現した「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~」という言い回しはネット界隈で流行した。

メインキャラクターを演じるキャスト陣からコメントを頂きました! 今回コメントしてくれたのは、佐倉綾音さん(ココア役)、水瀬いのりさん(チノ役)、種田梨沙さん(リゼ役)、佐藤聡美さん(千夜役)、内田真礼さん(シャロ役)、徳井青空さん(マヤ役)、村川梨衣さん(メグ役)、早見沙織さん(青山ブルーマウンテン役)、速水奨さん(チノの父役)の9名。早速ご紹介していきます♪

――いよいよTVアニメ第2期『ご注文はうさぎですか??』の放送がスタートしますが、ぜひ意気込みなどをお聞かせください。

■佐倉綾音さん(ココア役)
待っていてくださる皆様あってこその第2期です。本当にありがとうございます。いったいこの作品は、どこまで「可愛い」を突き詰め続ければ気が済むのでしょうか? よりパワーアップした『ご注文はうさぎですか??』を、ぜひ楽しみにお待ち頂ければと思います。

■水瀬いのりさん(チノ役)
ただいまです。第2期もごちうさワールド全開のかわいくてクスっとできる世界観が爆発してます。見ている皆さんをかわいいと唸らせるシーンばかりなのでご注意ください!(笑)

■種田梨沙さん(リゼ役)
ついに『ご注文はうさぎですか??』の第2期が始まります! 第1期以上の可愛さと会話の面白さを目指して、キャスト一同楽しみながらアフレコに臨んでいます。それぞれの魅力が更に増しているように皆さんに感じていただけていたら嬉しいです。

■佐藤聡美さん(千夜役)
第1期の頃と変わらない日常感やキャラクターの可愛らしさで、ファンの皆さんに「帰ってきてくれたんだ?」とホッとして貰える様に真心込めてアフレコしております! 是非心ぴょんぴょんさせながら放送を待っていてくださいね。

■内田真礼さん(シャロ役)
キャラクターと向き合ってまた良い物をつくっていけたら、と思っています。ゆったりのんびりした空気の中にピリッとスパイスが入れられるよう、頑張ります!

■徳井青空さん(マヤ役)
待ちに待った第2期がいよいよスタート!!! また可愛いみんなに会えると思うと心がぴょんぴょんします♪ アニメ放送後もイベントが盛りだくさんでたくさんのごちうさファンの方に会ってきました。みなさまからの暖かい応援のおかげでついに第2期が始まります♪ マヤの可愛いところをぎゅっと詰め込みたいと思います!

■村川梨衣さん(メグ役)
メグの可愛さを更に! もっと! ギャラクティ表現出来るように頑張ります!!!!! きゅ~っ▽!!!!(うさぎ)(鳴き声) そして、第2期も盛り上げられるように頑張ります!!!
(※▽はハート)

■早見沙織さん(青山ブルーマウンテン役)
再びごちうさが帰ってくる! ということでとても嬉しいです。あのゆるかわな空気感に浸れるのが今から楽しみです。青山さんとしても、第1期の時からよりグレードアップしたふんわり個性的な姿をお見せできるよう、頑張ります。

■速水奨さん(チノの父役)
第2期を心待ちにしていたので、とても嬉しいです。チノやココアたちにまた会える! うさぎになった親父とも、スパイスが効いた会話ができる! 楽しみです。

――「ご注文はうさぎですか??」ファンに向けてメッセージをお願いします。

■佐倉綾音さん(ココア 役)
うちの姉と妹を、第2期でも何卒よろしくお願いいたします。

■水瀬いのりさん(チノ 役)
まずはお待たせしましたということと待っていてくれてありがとうございます。ですね。また動くかわいいキャラクターたちに会えるのが私自身とても楽しみです。ぜひぜひ毎週ぴょんぴょんしてください。

■種田梨沙さん(リゼ 役)
第1期を見てくださった方も、そうでない方も楽しめる、とびきりの可愛さと癒しがぎっしりつまった作品です。是非、珈琲や紅茶を飲みながら、のんびりまったり見てください。宜しくお願いします!

■佐藤聡美さん(千夜 役)
お待たせしました!またごちうさを見ながら最高に心がぴょんぴょんする時間をお過ごしくださいね。是非、第1羽のオープニングをご覧になる際はですね、心穏やかに、どの子がどのパートを歌っているか映像と共に楽しんで頂き、提供クレジット以降は最高に心ぴょんぴょんさせてご覧頂くと、楽しいと思います。。!笑。

■内田真礼さん(シャロ 役)
待ちに待った第2期ですね!ごちうさファンの方々に、また素敵なうさぎ時間をお届けします♪

■徳井青空さん(マヤ 役)
お待たせしましたー!!アニメ第2期、私もごちうさファンの1人としてすごく楽しみにしてきました♪とってもとっても可愛いみんなを、初めてごちうさを見るみなさんにも好きになってもらえたら嬉しいです!待っていたみなさまには、第2期でごちうさをもっともっと好きになってもらえると思います♪応援よろしくお願いしますっ!

■村川梨衣さん(メグ 役)
皆様お待たせ致しました!!!みんなのごちうさが帰って来ましたよ~!!嬉しい~!!みんなはもちろん、チマメのマメちゃんも、第2期でも元気に可愛くみんなの心をぴょんぴょんさせちゃいますので、楽しみに待っててくださいね!

■早見沙織さん(青山ブルーマウンテン 役)
いつも応援して頂きありがとうございます。ついにごちうさ第2期のスタートです。第1期をご覧になっていた方も、第2期から見始めるぞという方にもお楽しみに頂ける内容になっております。ぜひ、まったり笑いながらごちうさワールドに浸ってください。青山さんも、今期は失職しないように頑張ります。

■速水奨さん(チノの父 役)
ぴょんぴょん心待ちしてた皆さん。第2期も変わらぬご愛顧のほど、よろしくおねがいします。そして、貴重な出番で、如何にタカヒロを主張し、表現できるか!?乞うご期待!!

水瀬いのりさん・種田梨沙さん、『ごちうさ』2期放送前に話したいこといっぱい!? 第1羽先行上映会より公式レポートを大公開
10月10日から放送がスタートする『ご注文はうさぎですか??』の、第1羽先行上映会が、新宿ピカデリー シアター1で行われた。登壇したのは、プロデューサーである小倉充俊さん(司会進行)と監督の橋本裕之さん、そしてチノ役の水瀬いのりさんとリゼ役の種田梨沙さん。今回、当日の模様を記した公式レポートが到着したので、ここに公開しましょう♪

◆公式レポートで当日の模様を大紹介!
まずはキャスト達の挨拶から始まり、早速上映がスタート。いつものメンバーが集まるだけで、日常がキラキラとしたものになるという第1期の雰囲気そのままに、第2期は、最初からみんなの仲がいいということで、よりパワーアップした賑やかさで、見どころも満載だった。

そんな第1羽の上映が終わり、話したいこといっぱいある!といった感じで再び登壇した水瀬さんと種田さん。ティッピーがかわいくて裏ではしゃいでいたことや、アフレコの思い出話をすると、橋本監督は、第2期はそれぞれの家族の話も出てくるので楽しみにしていてほしいと語っていた。

次の、キャストから監督に聞きたいことを質問するコーナーでは、第1羽にあったパロディ的なところを突っ込んだり、OP制作秘話、さらにこの日は歌だけの披露となったEDのアニメーションを「きんいろモザイク」の天衝監督が担当をしていることなど、興味深い話がたくさん聞けた。

さらに観客からの質問も受け付け、「ティッピーはなんで頭から落ちないの?」という質問には、「すごい良い質問! ちょうど第2羽でそれについて触れてるんです!」と、種田さんが答え、「ラビットハウスはお客さんいなくても成り立ってるの?」という質問には「映ってるときのタイミングです!」と、水瀬さんが怒り気味(笑)に答えていた。

「ここに来られない方がたくさんいたと聞いたので、その方たちにも早く見てほしい。自分にとってもチノはとても大きな存在。これから第2期、一緒にチノちゃんの成長を見守れるのが楽しみです。『ごちうさ』は、何度見ても心が癒やされるのがいいところなので、耳を長くさせながら、待っていてください」(水瀬さん)

「第2期ができるなんて素晴らしいこと。第1羽は、変わらぬかわいさとパワーアップした魅力もたくさんあって、面白くなって帰ってきたと思いました。今日も、見たあと皆さんがニヤニヤしていましたけど、この幸せを10日から全国にお届けできるんだなと思うと楽しみで仕方ありません。新キャラも出ますので、楽しみに待っていていただけたらと思います」(種田さん)

「第1期を応援してもらって第2期があって、第1期を楽しんでくれた人が楽しめる第2期はどんなものだろうかと考えながら、自分も一緒に楽しんで作っています。最後まで応援していただければと思います」(橋本監督)

という3人からのメッセージとともに、トークも盛りだくさんな上映会は終了した。

デキるオタクはここで判断している?
2015年秋アニメも出そろいましたね。しかし、度胆を抜かれたというか……想像していた方向とまったく異なっていたのが「おそ松さん」ではないだろうか。初回の放送がスタートしてからカオスなネタと相次ぐパロディの連続に、ネット界隈を中心に「なんなのこれww(褒め言葉)」状態に。

その一方で「銀魂の監督とスタッフなのか。だったら納得」「監督の過去の作品からすると当然の展開」といった声も。うーむ……どうやらコアなアニメファンは監督などからも事前に情報を得て、放送開始前から内容を想定しているようだ。

【橋本裕之氏】
今期放送:「ご注文はうさぎですか??」
過去に関わった作品(例):「ハロー!! きんいろモザイク」/「そにアニ」/「アクセル・ワールド」

終了と共に多くの難民を生み出す「ごちうさ」シリーズの監督。実は「ごちうさ」が初監督作品。偶然なのかもしれないが、「きんいろモザイク」といい……終了と同時に絶望感で無気力になるアニメに関わっているようだ。

「2015秋アニメEDテーマ人気投票」、結果発表!「ごちうさ」は二冠達成ならず3位に
アキバ総研のアニメポータル「あにぽた」が、2015年11月20日~12月10日に実施していた投票企画「2015秋アニメEDテーマ人気投票」。その投票結果をお知らせしよう。

先行して開催された「2015秋アニメOPテーマ人気投票」が大きな盛り上がりを見せたが、今回もかなり白熱した展開に。特に上位は順位が何度も入れ替わり、最後まで結果を予想することができなかった。
注目は「OPテーマ人気投票」で圧巻の強さを見せ、1位に輝いた「ご注文はうさぎですか??」。EDテーマ「ときめきポポロン♪」(チマメ隊)も11月23日付オリコン週間シングルランキングで総合9位に入った人気のキャラクターソングで、作品ファンや女性声優ファンからの力強い後押しを受け、中盤までは首位を独走。しかし1位・2位楽曲の猛追をかわしきれず、最終順位は惜しくも3位だった。

「2015秋アニメOPテーマ人気投票」、結果発表!1位は1000票超えの「ごちうさ」
アキバ総研のアニメポータル「あにぽた」が、2015年11月16日~12月6日に実施していた投票企画「2015秋アニメOPテーマ人気投票」。その投票結果をお知らせしよう。

作品、楽曲、アーティストなど様々な要素が票の行方を左右し、毎回かなりの盛り上がりを見せる「OPテーマ人気投票」。2015年秋スタートのTVアニメを対象にした今回の投票総数は、なんと9639票! 熱戦が繰り広げられたが、人気シリーズや話題作がその総合力を見せつける結果となった。

唯一1000票以上を獲得して1位に輝いたのは、「ご注文はうさぎですか??」の「ノーポイッ!」(Petit Rabbit's)。佐倉綾音さん、水瀬いのりさん、種田梨沙さん、佐藤聡美さん、内田真礼さんという人気キャスト陣によるキャラクターソングで、発売初週には2.3万枚を売り上げ、11月23日付のオリコン週間シングルランキングで総合4位に入っている。第2期を迎えた癒し系日常アニメ「ごちうさ」の勢いは、まだまだ衰えるところを知らない。

秋アニメは制作会社で選ぼう!
【WHITE FOX】
今期放送:ご注文はうさぎですか?? 2期/うたわれるもの 偽りの仮面

視聴回数2回以上の作品
ご注文はうさぎですか?(2014年)
STEINS;GATE(2011)

放送が終了しても根強い人気作となるWHITE FOX制作アニメ。今期は「ごちうさ」「うたわれるもの」を制作と直接ありがとうの気持ちを伝えたいレベル。
ちなみに「ごちうさ2期」は「キネマシトラス」と共同制作。今期では「それが声優!」をゴンゾと共同制作している。

「2015秋アニメ実力人気投票」、結果発表!
2015年秋に放送がスタートしたTVアニメ63本の中から、毎週楽しみな作品、面白いと思う作品などに投票してもらう本企画。なんと今回は、7000票に迫る熱戦に! 1クールの放送であればちょうど折り返し地点に差し掛かる頃であり、物語が佳境に入った作品も多いだけに、ライブな反応がかいま見える結果となった。放送前に実施した「2015秋アニメ期待度人気投票」と比較すると、放送後に評判を上げたダークホースも見えてくるかもしれない。

3位に入ったのは、人気シリーズの続編「ご注文はうさぎですか??」。「ご注文はうさぎですか?」はウサギがいる喫茶店に下宿することになった女子高生の日常を描いた作品で、本作はTVアニメ第2期にあたる。キャラクターの仲が深まった状態で始まるため、可愛さもにぎやかさも癒しもパワーアップしている、とシリーズファンに好評。声優ユニットが歌うOP・ED主題歌は、11月23日付オリコン週間シングルランキングで同時トップ10入りの快挙を果たす。

OP曲とED曲がオリコン同時トップ10入り! Petit Rabbit's 「ノーポイッ!」/チマメ隊「ときめきポポロン♪」
11月11日発売のPetit Rabbit's 「ノーポイッ!」(TVアニメ「ご注文はうさぎですか??」OP主題歌)が、11月23日付オリコン週間シングルランキングで総合4位にランクインすることがわかった。

発売初週の売り上げ枚数は、2.3万枚。声優ユニット「Petit Rabbit's」(プチラビッツ)としては、TVアニメ第1期のOP主題歌である1作目「Daydream cafe」(2014年5月発売)の最高11位と初週売上1.5万枚をともに上回り、自己最高を記録。また、同日発売だった声優ユニット「チマメ隊」が歌うED主題歌「ときめきポポロン♪」も初週1.4万枚で9位に登場。こちらも第1期のED主題歌に起用された1作目「ぽっぴんジャンプ♪」(2014年5月発売)の最高14位と初週売上0.9万枚を上回っての自己記録更新となった。

実際に観てから決めた!アニメファンが選ぶ「次週以降も観続けたい2015年秋アニメ」
2015年秋アニメの放送が始まってからおよそ一ヶ月。アニメファンにとって、実際に内容を観た上で「これからも観続けよう」と思える作品は一体どれくらい残っているのだろうか?

第1位には、2014年4月からアニメ1期が放送され、「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~」の流行語を生んだ『ご注文はうさぎですか?』のテレビアニメ第2期『ご注文はうさぎですか??』が選ばれた。放送直前に発表した「もっとも期待している2015年秋アニメ作品」でも堂々の1位を獲得した同作。放送後もその期待を裏切る事なく、改めてその人気の高さを証明する結果となった。「暖かくてよく心に沁みます。今シーズンの癒し系の代表だと思います」「キャラが気に入ればとても癒される作品。是非この調子で3期もいってほしい」など、既にその世界観や設定、キャラクター達に癒やされているファンが多いようだ。

「音楽に期待したい秋アニメ」
■今回も名曲誕生の予感大な人気日常系アニメの続編!
来期も優れた声優ソング、キャラクターソングが多数リリースされることかと思いますが、そんな中でも大ヒットの最有力候補といったら、やっぱりコレです、『ご注文はうさぎですか??』! 

昨年、大ヒットを記録した『ご注文はうさぎですか?』……通称『ごちうさ』の続編で、ファン待望の第二シーズン。来期も続編ものが多数放映されますが、この『ごちうさ』、コンテンツとして強力で、尚且つ、男女それぞれに高い支持を得ている作品の続編が並んでいるのが大きな特徴だと思います。

『ごちうさ』は、"木組みの家と石畳の街"に引っ越してきた主人公のココアが、喫茶店ラビットハウスを営むチノやバイト店員兼上級生のリゼといった新しい友だちと出会い、皆と一緒に過ごす日々をキュートに綴っていく、所謂"日常系"アニメの人気作。

西洋風の異国情緒溢れる街の描写や喋るウサギが登場するなど、ちょっとファンタジックな要素もある作品で、その辺りも人気の要因になっているかと思います。

愛らしいキャラクター描写やストーリーが見どころのアニメ作品『ごちうさ』。そんな『ごちうさ』の前シリーズ放送中にアニメファンの間で大流行したのが、オープニング主題歌の『Daydream cafe』です。

アニメの主演声優さんたちによる声優アイドルユニット、Petit Rabbit'sが歌うこのナンバー。擬音を多用したリズミカルかつキャッチーな歌詞が特徴の楽曲で、中でもサビの「こころぴょんぴょん」というフレーズがガッチリとアニメファンの心を掴み、一種のネットスラングとして定着するほどの大ヒットに。

第2期でも、オープニング主題歌はPetit Rabbit'sが担当するので、前期に並び立つ超キャッチーでポップな楽曲の誕生に大きな期待を寄せたいところです!

秋の新作アニメ注目作品
Koiさんによる4コママンガ(まんがタイムきららMAX連載中)を原作としたアニメ作品。いわゆる「ゆるふわ」ものの作品で、ウサギがいる喫茶店「ラビットハウス」を舞台に、そこに集う少女たちの日常が描かれるだけなのだが、妙な中毒性があり、放送後からじわじわとネットを中心に人気が高まっていった。特に、「ニコニコ動画」による同時実況が話題を呼び、その中から、流行語ともなった「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~」という名台詞も生まれたほど。
こうして大人気となった第1期を受け、この秋からは第2期がスタートする。ちなみに「まんがタイムきらら」系の4コママンガを原作としたアニメでは、本作のほか、「ひだまりスケッチ」「けいおん!」「きんいろモザイク」など、名作と言われるゆるふわものがそろっているだけに、第2期も鉄板のゆるふわ作品となりそうだ。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 10
ネタバレ

ジョガマヤ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

1期がさらにパワーアップ!

1期のコメントと評価はほぼ一緒です。作画力が増大しましたね。スタッフが大幅に増員したので当然といえば当然ですが。
いい意味で変化が少なかったです。2期になると悪くなるアニメが大半な中、むしろ良さが漸増しているのは素晴らしい。
また、新規獲得しようという欲望が見えないので○
ストーリーについては2期以降が本番なので、1期の空気感だけが好きなライトな方はイマイチと感じるかもしれません。しかしごちうさの本質は2期以降にあるので、できればそれにも気づいてほしいです。
そして沼に落ちて原作を読み、驚き、きららMAXでリアルタイムごちうさを体験するところまで行くと本格的にこの作品の虜になってしまうのです。
以下に1期のコメントをコピーしておきます。

いきなりだが漫画原作者であり創造主でもあるKoi先生の偉大さにはいつも驚かされている。「ご注文はうさぎですか?」はあくまで日常四コマに分類されるので、見かけ上はかわいい女の子たちが平和に過ごしていれば良い。そして大概の人はこの部分に惹かれていき、同時に嫌う者もいる。しかしながら、「ごちうさ」はまるで精巧な機械であり、裏では全てが繋がり、理屈が通っていることがわかる。見かけは1羽完結であって伏線やストーリーは無いように見える。しかし、それはパズルの1ピースであって、ピースを置いていくことで全体像が明らかになっていく。すべての落ちに意味があったことに気付かされる。(詳しく語ると大いなるネタバレになってしまうので、ぜひ個々人で探してほしい)
これをすべてを計画していた、見透かしていたかのようにやり遂げてしまうKoi先生は一体何者なのだろうか。(または先生は創造主という枠を超えた一人の「観測者」であるとも言えそうだ。だれよりも先生自身がごちうさを愛しているのはファンには周知の事実である。)
1期では本質は非常にわかりにくいが、2期、DMS、原作、SFYでは比較的わかりやすいだろう。考察しようと思った者にだけ、深淵を見せてくれる。
1期は設定とキャラの基本性質の露呈、伏線張り、世界観の演出がメインなのでライトな方、いわゆる日常系が好きな方にはウケるだろうが、ここからがこの作品の真髄である。深い。とにかく深い。まさに沼だ。複数本の芯が通っているのだ。本当に「通った」作品である。
そしていわずもがな、すべてがかわいい。(勘違いされがちなのだが、これは前提として、という意味合いなので、かわいい「しかない」というわけではない。それ以上に付加価値が多くあるのだ。)
このように内面も外面も良く、ライトな層にもファンにも楽しめる最強の作品なのであり、これが大人気の理由だと思う。では具体的な話に移る。
あえて日本ではなく、ヨーロッパをかき混ぜたような世界観(フランス、ハンガリー、ドイツなど)にすることで、リアルにあるようでない世界を訪れることが可能。まさに異世界転生や小旅行をしている感覚である。そしてこれが現実でないから良い。3次元から眺める形が一番良い。転生したくはない。あのステキなセカイを崩してしまうのが怖いからである。次は作画について。
背景の木組みの町並みが綺麗すぎる。作画崩壊も皆無(ただ、1期4羽の作画は嫌いな人はいるかもしれない)。1,2期の1,11,12羽は特に素晴らしい。隠れうさぎがいたり、小物にこだわっていたりする。
現実逃避ができるが、それでいてやりすぎるようなこともない。
私は感情移入しすぎてしまうためか、リアルからかけ離れた、現実逃避はできるが、感情が激しく揺れ動いてしまうアニメは見ていると、はっきり言って疲れる。活力を得るためにアニメを見て疲れるのは本末転倒であると思う。
また、原作絵がとてつもなく綺麗で、それを受け継いでいる。
原作絵はキャラだけでなく、周りの小物や背景もかなり丁寧に描いている。
キャラデザも原作に沿っており、癒やしが助長され、嫌なことを忘れられる。
声優さんについては、(演技の上手さだけで判断)名演技が多くあり、キャラクターと相性抜群と言って良い。次は楽曲について。
op,edがポップで可愛いらしく、歌詞も考察しがいのあるものになっている。
もちろん映像と合っているのは当然である。映像と音楽含めてのop,edである。
ごちうさのキャラクターソングの歌詞は考察すればするほど深いものになっていく。特に畑亜貴先生はよくごちうさの世界観、思想を理解しているな、という印象。
劇伴も落ち着いたものが多い割には、印象に残りやすい独特な雰囲気。3拍子が多い感じがする。
加えて、露骨なエロシーンが無いので、安心して見れる。
私は男性向けの巨乳キャラが色気を出すのが好みではないのだ。
みんなの女子力が高いのも魅力。髪型や服装、靴下なんかも結構変わる。
原作絵もとにかくかわいい、綺麗、おしゃれだし、随所に考察ポイントが存在する。アニメから入ったなら絶対に原作も読まないと損である。アニメ、つまり原作のはじめの部分では明らかにはなりにくかった魅力的な本質に、きっと気がつくことができるだろう。(後述)

キャラ(主要10名、ティッピー除く)紹介。いちおう呼び捨てで統一(全員さん付けしたい今日この頃)。
ネタバレタグで囲っておく。
①ココア
{netabare}
出会ってから3秒で友だちになれる(らしい)ほどのコミュニケーション能力の高さ。チノともたった1羽で一緒にお風呂に入ってしまう。年齢も関係なく平等に話せる。笑顔が多いこともポジティブさによる。周囲を動かす行動力を持ちつつも、落ちでは「台無しです」でしまらない。チノへの愛が可愛い。頼りたいし、頼られたいと思わせる欲張りコース。
{/netabare}
②チノ
{netabare}
重たい環境に囲まれていたとき、リゼと出会う。これはチノ父とリゼ父の画策による。さらにココアと出会う。これをきっかけに周囲と打ち解けていき、笑顔も増える。この成長を見守りたいし応援したい護りたい!髪型や服装が頻繁に変わり、女子力が高く、料理上手なのもポイント。ちなみによくチノだけ頭が良くない説が騒がれるが、お嬢様高校も射程圏内だがあえて受験しなかったらしいのでそんなことはない。
{/netabare}
③リゼ
{netabare}
かっこよく、クールだが、可愛いもの好きでギャップあり。ヘタレでもある。
何気にヘアピンや髪型、服装に気を使っていて、オシャレさん。指揮力が高く、面倒見が良い。自分が周囲と浮いていることを気にしている。親しく接してくれるシャロには感謝している。可愛いと言われなれていないために真っ赤になるのも可愛い。護りたいし、護られたい。
{/netabare}
④千夜
{netabare}
シャロとの幼馴染関係がわかり合いつつも、遠慮しちゃう関係で可愛い。
(ご注文はうさぎですか? Wonderful party!に感動、ホカホカエピソードがある)ココアとも完璧なパートナー。メニュー名が面白い。おそらく語彙力の高さがなせる技である。お姉ちゃん、お母さん的面がある。メニュー名は青山と一緒に考えている。基本ボケ担当。会話を回す役割に長けている。あまり表には出さないがおそらく1番の友達思いだと思われる。
{/netabare}
⑤シャロ
{netabare}
真面目で責任感が強く、料理上手。貧乏キャラ設定ではありつつもおしゃれには気を使っている。気を張って頑張りすぎるところがある。(ご注文はうさぎですか? Wonderful Party!(以下WPで表記)参照)コーヒー酔いによるギャップもあり、面倒見が良く、護りたいし、護られたい。千夜の前ではたまにとても素直になることがある。ちなみに、そこまで深刻な金欠ではなく、一人暮らしの仕送りが少なめの大学生程度だと思われる。陶器コレクションにつぎ込んでいるのか?
{/netabare}
⑥マヤ
{netabare}
八重歯、短髪、考えるより先に手が出るタイプとボーイッシュではあるが、髪型などを意外と気にしていたり、相当な友達思いであったり、かなり女の子らしい。褒められると真っ赤になる。ちなみにかなり成績は良い。また、チマメ隊のひっぱり役である。
{/netabare}
⑦メグ
{netabare}
素直でおっとり可愛い。天然タイプで護りたい。マヤとの友情エピソード(バレエ教室にて)が可愛い。心あたたまる。身体的成長は順調だが、精神的成長が順調なチノに若干嫉妬している様子。唯一、ひと目でココアの長所を見抜いた人物。
{/netabare}
⑧青山ブルーマウンテン
{netabare}
何気に小説が映画化、アニメ化している売れっ子作家。お嬢様高校出身で優秀でありつつも、ポンコツさも併せ持つ。性格からか、ココアたちとも敬語なしで仲良く話せている。人見知りだったが、ココアと出会ってから改善されたようだ。シャロ愛がすごい...作家ポジなので、時折物語的視点で私たちと一緒に彼女たちを観察することがある。
{/netabare}
⑨モカ
{netabare}
ココアと似ているところも多いが、違うところも結構ある。ほとんど全員のお姉ちゃんになれるレベルの包容力。泣いてしまうほどの美味しいパン。ぜひ食べてみたい。護られたい。
{/netabare}
⑩タカヒロ
{netabare}
完璧すぎる万能人。ジャズ、経営、吹き矢、交渉などが得意。物語の裏で重要なポジション(サポート役)。というか普通にイケメン。
{/netabare}

話を戻す。萌えアニメはストーリーの起伏が全く無くてなぁなどと言われるが、ごちうさのストーリーにはメリハリがあり、グダグダしない。(昼に盛り上がり、夜でしんみりするパターンが最も多い)イチャイチャはあるが粘着せずに爽やかである。少なくとも他の学園系日常作品とは一線を画している。
それに、チノちゃんを中心にそれぞれの成長を楽しむこともできる。
まさに、ココアさんをきっかけに始まった「魔法のような物語」であり、(手品かも)チノ父、リゼ父、青山先生など大人たちに支えられている物語でもある。
(詳しくはDear My Sister のレビュー参照)
ごちうさのストーリーのテーマとしてあげられるのは他にも、「感謝の輪」「おせっかい」「未知なるセカイの開拓」がある。単なる「ほのぼの」ではない。彼女らなりの葛藤、悩みがあるのだ。勿論仲がとても良いのだが、「遠慮という障壁」が存在して、それらを「おせっかい」でぶち壊す。そしてそれが循環し、「感謝の輪」となる。(これはアニメ化された部分(特に1期)ではわかりにくいので気になる人は原作を読もう!)本気で語ると、長文レビューとなってしまうのでここで止める。(もうすでになっている)
ほんとうの意味(←ココ重要)でのアホキャラがいないのでイライラしない。(私はアホキャラが3人以上登場すると耐えきれなくなります)全員頭が良いと推測できる。(ソース:原作)
また、全員にギャップがあって、それも楽しめる。それ故にそれぞれのキャラを表現するキャラソンが多すぎて、揃えるのが大変である...
ネタについては、デジャブを感じるように仕組んでいるシーンが多くある。これは原作で特に顕著。(「どっちですか」ネタなど...)
もとは4コマであるので頻繁にオチがつく。こんなにしっかりオチを毎回つけるのはかなり難しい。
笑いの質的にはバカ笑いと言うより、じわじわくる感じの笑いである。
1周目はほとんど笑えないが、2周目以降は初見では笑わなかった場面で笑えてくる。しかも、浄化されていくような、誰も傷つかない綺麗な(←ココ重要)笑い...普段の汚い笑いとは全く違う。
友情にじわっとくる話も多数織り込み済み。さらなる友情を求めるならゲーム(WP)をやってみると良い。特に千夜が活躍する。二次創作、妄想も良いだろう。
ありがちな、登場人物は大体同じ学校、年齢でクラスメイトという設定が多くを占める中、学校が全員一緒というわけでもなく、年齢もかなりバラバラな中で築けるあの友情に、敬意を表するべき。素敵と言わざるを得ない。
さらに、時々ヨーロッパ特有の私達のよく知らないものを出してくるので、詳しくなれるというおまけ付きである。
本当に何百周としていても飽きない、見れば見るほど面白い作品だと思う。
考察がまだまだ止まらない。そして、私の人生を救ってくれた作品でもある。
本当にKoi先生には感謝している。ぜひ見ず嫌いせずに、12羽を完走してみてほしい。原作も最新羽まで読むと、よく練り上げられたストーリーや先生のこだわりがわかるはずだ。

1期がいまいち薄かったと思った方が一人でも多くこのレビューたちを見て原作に興味を持ち、驚愕し、ファンになってくれることを心の底から願っている。

とにかく原作を読んでくれ!!それからだ。愛と金と時間を重ねれば、満開の花を咲かす大樹のごとく、太い論理構造の幹をもち、1次創作が互いに影響を与え合い進化し花を咲かせるごちうさの姿を観ることができる。
※私のツイッターアカウント(@blacktea_zygmy)を見て(検索して)いただくと他にも感想考察を読むことが出来ます。イベント前後や原作の更新日などはうるさいです。一通り原作を読み終わった方はどうぞ。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 7
ネタバレ

keylove さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

やっぱり可愛いごちうさ。チマメ隊の出番が多かったのも良いですね^^

もふもふ。

このアニメを一言で表すならこれですよね。

このもふもふ感とぴょんぴょん感で絶大な人気を博した、萌え萌え作品。

可愛い女の子たちがいるアニメってたくさんあってキリがないと思うけど、その中でもこの「ごちうさ」は頭一つ出てる感じありますよね。

とにかく、すべてのキャラたちが可愛いです。
それに尽きますよね。

一期の一羽(一話なんですけど、ウサギにちなんで一羽二羽って数えます)からぶっちぎりでもふもふ感ありの可愛いので、多くのファンの心をあっという間に掴んだんだと思います。


もちろん僕もその一人で、この作品に出てくるどのキャラを見ても、もう可愛くて、それこそもふもふしたい気持ちになってしまいました。

それにそれだけじゃなくてこの作品は、けっこう笑わせてくれるんですよね。

ギャグってほどに露骨じゃないのに、なぜか笑ってしまう場面が多くて、そういう意味でも充分に楽しむことができると思います。

ストーリー性とかそういうのはあまり気にしなくていいと思います。

お話は続いてるんだけど、一話完結だと思ってもいいぐらいなのでお気軽に何度も見返して楽しむこともできますよ^^

僕は一期も何度か観てます。
その場面場面だけでけっこう癒されるし、なんかわからない勇気みたいなものをもらえるんですよねー^^

その理由の一つは、この可愛い子たち全員がお仕事をしてるからなのかもしれません。

喫茶店でのアルバイトや、掛け持ちアルバイトなど、それぞれに楽しみながら頑張ってるんですよね。

そして、その最たる人はシャロ。
この子が本当に頑張り屋さんで、健気に頑張ってる姿を見たらもう、自分も頑張ろう、って思えてきます。


それとこの作品の独特の雰囲気を出しているのは、木組みの家と石畳の街。

これは本当に素敵ですね。

もちろん一期からそうですけど、日本のようでそうでないような、不思議な世界にはいりこんだ気持ちになってしまいます。
ジブリのファンタジー世界に通じるものがあるんでしょうね。

二期で車が出るまでは、これはベネチアを意識したものなのかな?
なんて思ってました。

木組みの家が並び、石畳の道が続き、川が流れている。
本当に癒しの要素が完璧に使われているように感じました。

コーヒーも癒しの要素になっていますね。


そしてタイトルにも書きましたけど、一期よりもサブ的なキャラの露出が多くなっていると思います。

特にチマメ隊であり、青山ブルーマウンテンであり。

このチマメ隊のチノ以外の二人の存在が、メインキャラ5人の魅力を一層もちあげてくれているのは確かです。

もちろんこのチマメ隊そのものがまた可愛くて、いなくてはならない存在なんですけどね。

そして青山ブルーマウンテンさん。
この人の天然なのか狙いなのかわからない不可思議な言動がまた面白くて、このキャラのファンも多いんだろうなって思います。


この二期では、主人公のココアのお姉ちゃんやお母さん、そして少しですけど、ココアの故郷も登場しますね。

この下りがまた良かったです。
お姉ちゃんの存在が大きくて、そしてそのお姉ちゃんの奔放な性格に周りも振り回されてしまうところなんて、みんなが可愛らしくてたまりませんでした。

一期同様に感動できるエピソードもありました。
それを誰が担っているのかはお楽しみですけど、この女の子たちの愛情にも似た友情は見ていてぐっとくるものがありますね。

友情といっても熱いものじゃないですけどね。

千夜の意外な一面やチノとココアの下りは心が動いてしまいました。


ではその名前が出たキャラを紹介しておきます。

{netabare}
ココア / 保登 心愛(ほと ここあ)- 佐倉綾音さん
本作の主人公で高校二年生(一期では一年生でした)
この作品の舞台である木組みの家と石畳の街に引っ越してきて、ラビットハウスという喫茶店に下宿しながらバイトもしている女の子。
とにかく明るくて前向きで、人とは3秒で友達になるというのがモットー。
チノに対してはお姉ちゃんとして振舞っている。
cvの佐倉綾音さんは、のんのんびより、四月は君の嘘、ラブライブ!、など多数で大活躍されています。


チノ / 香風 智乃(かふう ちの)-水瀬いのりさん
本作のメインヒロイン?で、中学三年生。
もふもふっていうのはこのチノのためにあるような言葉といってもいいほど、この言葉を引用して可愛いを表現するのにぴったりな女の子です。
ラビットハウスを立ち上げたマスターの孫娘で跡継ぎ。
性格は穏やかで、どちらかというと引っ込み思案なんだけど、ココアに対しては少々厳しい対応をする時がある。
実はココアのことを想っている可愛い女の子。
cvの水瀬いのりさんは、恋愛ラボ、天体のメソッド、ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか、など多数で大活躍されています。


リゼ / 天々座 理世(てでざ りぜ)-種田梨沙さん
ラビットハウスのアルバイトで仲良し5人組の一人。
一番年長で、高校三年生。
軍人の娘として訓練を受けており、常にモデルガンを持っているなど、ワイルドな性格。
でも容姿端麗で照れ屋なところもある可愛い女の子。
ココアの姉のモカにかかれば、もふもふした妹のようなものになる。
cvの種田梨沙さんは、新世界より、きんいろモザイク、四月は君の嘘、など多数で大活躍されています。


千夜 / 宇治松 千夜(うじまつ ちや)-佐藤聡美さん
ラビットハウスとライバル関係でもあった甘兎庵(あまうさあん)の看板娘でココアのクラスメイト。
常におとぼけた感じで柔らかくおっとりとした口調で話し、天然な性格。
シャロの幼馴染で、シャロのことをとても気にかけている。
この二期でのココアとのエピソードは本当に可愛らしくてよかったですよ。
cvの佐藤聡美さんは、けいおん、氷菓、俺の妹がこんなに可愛いわけがない、など多数で大活躍されています。


シャロ / 桐間 紗路(きりま しゃろ)-内田真礼さん
千夜の幼馴染で、リゼと同じお嬢様学校にかよう高校二年生。
でもお嬢様なんかじゃなくて、いつもバイトをかけもちして頑張って生活している健気な女の子。
リゼのことが好きで、多少は天邪鬼であってもココアたちとも仲の良いお友達でいなくてはならない存在。
cvの内田真礼さんは、中二病でも恋がしたい!、ゆるゆり、咲-Saki- 全国編、など多数で大活躍されています。


マヤ / 条河 麻耶(じょうが まや)-徳井青空さん
チノの同級生で中学三年生のおてんば娘。
ココアやリゼに対しても呼び捨てで、自分のしたいことを好きにするという奔放な性格。
でもチノのことをとても大切に思っているし、リゼたちのことを尊敬している一面もある。
cvの徳井青空さんは、探偵オペラ ミルキィホームズ、ラブライブ!、だんちがい、など多数で活躍されています。


メグ / 奈津 恵(なつ めぐみ)-村川梨衣さん
チノとマヤの同級生で、礼儀正しくて素直な女の子。
でもどこか奔放なところも見られる気がします。
いつもマヤと一緒に行動しているんだけど、どちらかというと正反対の性格同士。
cvの村川梨衣さんは、のんのんびより、ビビッドレッド・オペレーション、えとたま、など多数で活躍されています。


ここまでが物語のメインを飾ってくれている女の子たちです。

そして、チノ、マヤ、メグの頭を取って、チマメ隊ですね。


あと、
青山ブルーマウンテン-早見沙織さん

ココアの姉 / 保登 モカ(ほと もか)-茅野愛衣さん

ティッピー-清川元夢さん

チノの父 / 香風 タカヒロ(かふう タカヒロ)-速水奨さん

リゼの父-東地宏樹さん

たちがとっても良い存在でした。

{/netabare}

ということで、やっぱり可愛いごちうさなのでした。

女の子の可愛らしさに癒されたい人にはおすすめですね^^

投稿 : 2024/05/04
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