修行でジャンプなTVアニメ動画ランキング 15

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の修行でジャンプな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月29日の時点で一番の修行でジャンプなTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

88.3 1 修行でジャンプなアニメランキング1位
ヒカルの碁(TVアニメ動画)

2001年秋アニメ
★★★★☆ 4.0 (1657)
8950人が棚に入れました
主人公・進藤ヒカルはごく普通の小学校6年生。祖父の家の倉にあった古い碁盤に血痕を見つけたヒカルは、その碁盤に宿っていた平安時代の天才棋士・藤原佐為(ふじわらのさい)の霊に取り憑かれる。
囲碁のルールも佐為がかつて憑いていた碁聖・本因坊秀策(虎次郎)の強さも知らないヒカルは、「神の一手を極める」という彼の壮大な目標に付き合わされる。
佐為にせがまれるままに最初は嫌々ながら碁を打っていたヒカルだが、次第に碁の魅力に取り付かれ多くの仲間との出会いやライバル達との戦いを通して成長していくのだった…。

声優・キャラクター
川上とも子、千葉進歩、小林沙苗、かかずゆみ、ゆきのさつき、津村まこと、伊藤健太郎、津田英三、藤原啓治、浅川悠、水田わさび、高木礼子、松岡洋子、鈴村健一、榎本温子
ネタバレ

Yulily さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

素晴らしい名作に出会えました!

青春です!とにかく熱い!熱血ストーリー
高揚感、満足感、そして感動!!こんなにも私を熱い気持ちにしてくれた「ヒカルの碁」
今思い出しても胸が熱くなる作品です!

主人公の進藤ヒカルは祖父の家の倉で古い碁盤見つけます。そこで藤原佐為(サイ)の霊に取り憑かれます。
サイは平安時代に無念の死を遂げた天才棋士です。囲碁への特別な思いがこの世へと留まらせています。

霊(サイ)の存在と少し突飛な設定ではありますが、現実的な世界がしっかり描かれているので、すんなり世界観に入り込むことができました。
{netabare}
囲碁に全く興味がなかったヒカルはサイの情熱に魅せられ、宿命のライバル塔矢アキラと出会い、囲碁の世界へと本格的に足を踏み入れるようになります。

ヒカルとサイの心の交流、共に高めあう仲間との友情、勝負時の精神力の強さ、囲碁を軸とし、心の揺れを経た成長が全体を通して繊細に描かれていました。

目標として追いかけていた相手が手の届くところまで近づいたとき、憧れに近い気持ちは、より現実的なライバル心へと変化していきます。重ねた努力、周到な準備でつけた実力と自信こそが、勝利の執着心や気迫となり、熱い勝負を見せてくれました。
{/netabare}
研ぎ澄まされた両者の精神、強度の緊張感が伝わり手に汗握る熱戦。碁盤に碁石を置く一手一手の音が冴え渡ります。更にBGMがよりいっそう盛り上げていました。

また、多くの登場人物にスポットを当てているため満遍なく愛されているのではないかと思います。

私はヒカルのライバル塔矢アキラに魅了されました。囲碁のサラブレッドで天才棋士。挑戦することを恐れない姿勢に心を奪われました。
{netabare}
囲碁の神様が導いたこの道。サイがヒカルの元に来たことも、アキラとの出会いも運命なのでしょう

ヒカルがある時、自分の碁の中にサイが生きていることに気がつきます。サイの存在した意味、ヒカルという未来へとしっかり繋がりました。
{/netabare}
もう二度とこんな作品に出会うことはできないかもしれないと思うほど…私の中で三本の指に入る作品の紹介でした。迷いなく「お気に入りの棚」作品です!

投稿 : 2024/04/27
♥ : 81

U-tantan-U さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

今も色褪せぬ素晴らしき名作

自分の青春時代のアニメです。

これを機に囲碁を覚えた方も多いのでは?^^もちろん囲碁好きじゃなくても楽しめます。

まず、囲碁というマイナーな若者とはあまり縁のない競技を題材にここまでの名作を作り出せる原作は素晴らしいと思います。まあ、原作についていまさら語る必要もないと思いますが、、小畑健さんは本当にすごいですね!全部ヒット作。

原作に忠実なアニメです。原作の大ファンで、何度も何度も読み返しました。そんな自分でもアニメをまた見返したいと思います。CSで再放送してたらついつい知っていながらも観てしまう、、中毒性がありますね。

OP、ED曲は名曲ぞろいですが、自分的には効果音が抜群だと思うわけです。碁石をつかむジャラという音、碁盤に打ち込むパチリという音。癖になる音で、何度か自分でやってみようと思いましたが、いい音はなりませんでした^^;

思い出すな--梅沢ゆかりのGOGO囲碁^^w奈瀬かわいいかったな--と思う今日この頃です。

そして進藤ヒカル役の声優である川上とも子さんが先日亡くなったそうで・・・心よりご冥福をお祈りいたします。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 8

Hawaii さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

ヒカルっ!

個人的にはもっと評価してほしい。
物語は文句なしの★5
ジャンプらしさがよくでた作品。
進藤ヒカルが囲碁と出会い成長していく姿を
上手く描いています。
物語の盛り上がり方やキャラの心情描写は圧巻。
中だるみなく観れると思います。
幽霊設定の佐為、またライバルの塔矢、
一応のヒロインw、藤崎あかりなどまぁ王道だな
キャラもかなりバリエーション豊富。
伊角さんは応援したくなる人。一番好きw
音楽も最高♪OP,EDともに良曲が多い。
これもヒカルの碁の魅力
どうしても囲碁を題材にしたアニメとなると
敬遠しがちになるがそれだけで判断するのは
非常にもったいない作品。漫画もおもしろいので
どちらから見てもいい秀作だと思う。
さりげなく自信を持ってオススメできるアニメの1つだ。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 18

82.5 2 修行でジャンプなアニメランキング2位
ジョジョの奇妙な冒険(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 4.0 (1690)
8319人が棚に入れました
古代メキシコで繁栄を遂げた太陽の民アステカ。

彼らには奇妙な 「石仮面」が伝わっていた。
それは、永遠の命と真の支配者の力をもたらすという奇跡の仮面。だが、ある時を境に歴史から姿を消すこととなる。

やがて時は過ぎ、19世紀後半。人々の思想と生活が激変していた時代に出会った、ジョナサン・ジョースターと ディオ・ブランドー。2人は少年時代から青年時代を共に過ごし、やがて「石仮面」を巡って数奇な運命を辿ることとなる――。

声優・キャラクター
興津和幸、子安武人、塩屋翼、上田燿司、川澄綾子、杉田智和、佐藤拓也、伊丸岡篤、田中敦子、井上和彦、藤原啓治、大塚明夫、乃村健次

こなぱんだ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

さすが名作☆☆

ジャンプの名作です☆


とりあえずテンポがいいですよね♪♪

原作のあの絵をここまでクオリティの高いものにしたのは凄いですね(*^_^*)

見やすいですし、独特の作画もナイスッ!!♪

何より原作通りに進めてくれているのがいいです♪

演出も神がかってました☆ヽ(=´▽`=)ノ


それと、これだけ2期が確実と思える作品は久々です♪

3部もそんなに遠くないのでわ?(*^_^*)

投稿 : 2024/04/27
♥ : 55
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

荒木飛呂彦ワールドを堪能下さい!

原作 漫画 
週間少年ジャンプ連載まで読んでました。
ウルトラジャンプ以降未読
OVAは未視聴


全26話

ジャンル: アクションバトルファンタジー


世界的にもファンがいるみたいです。
最近では「ジョ女子」なんて言われる女性のファンが増えてるとか・・・(なぜ 今頃?)

1話見た感想

作画は、ジョジョ初期の絵に似せていますね~。
途中で出てくる独特の擬音を文字で見せる所は、個人的に良いと思った。
この特徴ある擬音は荒木飛呂彦ワールドならではなので、是非いっぱい出して欲しいですね。
あと、「ジョジョ立」などと云われる変わったポージング(これも荒木ワールド)も、是非見せて頂きたいです。
ファンには堪らないですからね~。^^

戦闘中のセリフも独特で、「無駄無駄無駄」「ウリリりー」「オラオラオラ!」などの連続のセリフも見所なんですが、(これは3部からだったかな?)アニメでも上手にやって欲しいな~って思ってます。^^

何にせよ、独特の世界観ですので、好き嫌いの激しい作品かもですが、正直、バトルが面白くなるのは第3部からのスタンド能力での戦いからです。
かと言って、第3部からアニメ化されても面白さが半減してしまいそうなので、この初代ジョジョから観て頂きたいですね!

この初代ジョジョを面白く感じれれば、絶対ファンになれると思います。
原作漫画をまだ読んでいないのでしたら、
是非、読んで頂きたいですね~^^

オススメです。
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最終話まで見た感想

初代ジョジョ、2代目ジョジョと、2部まで放送でしたが、素直に面白かったです。^^
正直、原作読んでたけど、コミックは持っていないし、大分昔だったので、1部2部のストーリーとか忘れてました。。。^^;
特に2部のラストなんて、全然記憶になかったw
{netabare}
私的には、3部から始まるスタンド編が好きなんですが、シリーズで好きなジョジョは、今回2部で出てたジョセフ・ジョースターです。
ピンチになっても、何かやってくれるキャラで、バトル見ててもワクワクできました。
特に、「お前は〇〇って言う!」って、相手が言うセリフを予言する所なんかは好きでした。



最終話のラストでは、多分3部の主人公になる空条 承太郎が、チラっと出てましたねw。
これは2期あるっポイのかな?
原作ストックは全然あるので、是非スタンド編の2期が観たいです。
{/netabare}

キャラデザは、劇画風で好き嫌いありそうですが、異能系アクションバトルが好きな人は一見の価値ありでオススメです。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 61
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

王道かつエキセントリックな世界観を映像化した名作

2012年10月~2013年3月放送のTVアニメ。全26話。
ご存知のとおり原作は荒木飛呂彦先生の有名漫画作品。
本作では第1部と第2部をアニメ化しています。
原作は借りて一周読んだのみの状況で、最近になってOPを見て視聴を決めました。
現在は原作入手したので、見比べたりもしています。


ジョジョはメインのストーリーラインは王道のバトルものでありながら、そこにサスペンスやホラーの要素が入り、キャラクターの考え方や生き様といった地に足のついた要素が描かれ、さらに荒木先生のアイディアと独特の美術趣味が加わってビジュアル的にもストーリー的にも独特な作品です。

1部と2部は連載されていたのも30年も前なので古風な部分もあり(当時としては少年漫画として新しい要素も少なくなかったと思いますが)、その熱量はアニメにもしっかり盛り込まれています。
荒木先生のカラー絵の構図や配色には古びないモダンな魅力もあり、ジョジョ立ちと言われる不思議なポージングも含めて映像に反映されていてかなり驚かされました。
漫画の世界観をどうやってアニメに落とし込むかがよく考えられており、思い切った手法を取った作品になっています。

物語とキャラクターはほぼ原作通りですが、二部以降追加された設定などをしっかり織り込み、ストーリーのカットの仕方も流れを壊さず、必要な描写を補完していて完成度が高い。
1部序盤は特にカットが多く急展開と感じるところはありましたが、それ以降は違和感のないペース配分になります。
尺不足ゆえにEDまで食い込むことも何回かあり、話数によっては時間のやりくりに苦労が見受けられますが、それも演出にしていたりして個人的にはかなり好きです。

コンテ演出にもとても力が入っていて、色彩にもこれでもかとこだわっています。
止め絵を最大限活かすようになっていて動かないとも感じる人もいるかも。原色もずいぶん使っていますし、この辺りは合わない人は辛いと思います。

私の場合は、ジョジョ立ちは歌舞伎の見得切りみたいな感覚でシュールさも楽しんでいて、長台詞は舞台やお芝居を思い出しながら見てました。
バトルの作画にはかなり力が入っていますし、緩急の付け方や動きの少ないシーンでの演出も上手で、サスペンスやホラーの要素が活きていると思います。

グロいシーンもありますがデフォルメがかなりきいているので、割と苦手な私でも辛くは感じませんでした。
※…色んな人の感想をあらためて読んでみると、残酷描写が多いってコメント意外と多いですね。
私のはあくまで個人の感想ということでお願いします;

【音楽】
{netabare}
OPとBGMは1部と2部で雰囲気に合うよう別の作曲家が作っていて、私はこういう例を聞いたことが無かったのでかなり驚きました。

1部は連載していた時代のアニソンを反映したような熱血系で、歌手も上手で曲に合っています。CGアニメーションも完成度が高く、(やりすぎじゃね?と思ったくらいw)漫画が動き出すという演出がにくい。
2部は歌はモダンなジャズ調になり、歌手も渋い声質に洒落た印象もあり良く合ってます。演出もがらりと変わり、CGをメインに手描きアニメーションを上手く織り込んでいて素晴らしいです。

EDはフル8分ある洋楽を編集して使い、回によってはラストの雰囲気に合わせて全く別の部分を使う凝りよう。アニメーションも演出こそシンプルですが、キャラクターのイラストがジョジョらしい奇抜な格好良さで、その回の登場キャラクターに入れ替わるので飽きが来ません。

BGMも1部はオーケストラ調メイン、2部はジャズ調メインで作曲者が違います。それぞれに穏やかな曲と癖の強い曲があり、意識的に使い分けされていた印象。各部2枚ずつ、2クールアニメとしては破格の計4枚のサントラがあったりします(未収録分はあるのかな?)。
劇中で一回しか流れないものも結構あった気が…映画かよ!と突っ込みたくなる贅沢さでしたw

ちょっとBGMは使い方がくどいと感じる部分もありましたが、演出、演技、作画がしっかりできていて、音楽で無理矢理感動させようとしているとは感じなかったので、まあ許容範囲内ですね。
{/netabare}

【作画と演出】
{netabare}
これはもう個人的には文句付けようがないくらい好きです。

キャラクターデザイナーは清水貴子さんで、原作のマッシブさをうまく取り入れながらも、シャープさやタッチの柔らかさも感じさせる良い絵で、雰囲気が本当にジョジョらしくなっていると思います。
特に衣装替えが多い1部2部では服装のブラッシュアップも大切な要素で、そのセンスも良かったと個人的には思いますし、ジョナサンとジョセフの雰囲気の違いもよく出せています。(この二人原作でも雰囲気は違うんですが、顔はほぼ同じなので場合によっては見分けがつかないことも)

原画で強弱を付けた線のタッチを完成時点まで残すよう努力しており、絵コンテも原作の構図を上手く取り入れながら、それ以外の部分も工夫されていてかなり良いと思います。
BD付属の原画集を見て、手描きの線のタッチがデジタルアニメーションには反映されにくいのがとても惜しいと感じました。でもセルアニメだと本作のような色彩は使えないでしょうし、あちらを立てればこちらが立たず、といったところですかね。悩ましい…

擬音を文字にする演出は最初は馴染みませんでしたが、使いどころを選んでか次第に少なくなっていったので気にならなくなりました。
お芝居のような長台詞も原作のままですが、それも折り込んだ演出がされていたと思います。

彩色では独特の色使いと繊細なテクスチャを使ってエキセントリックな雰囲気を作り上げていて、テクスチャの模様も一部と二部で雰囲気を変えるために大分変えています。二部では特にセンスが爆発していますねw
色彩設計は村田恵理子さんが担当されていて、少しだけ観た岩窟王でもこういう感じだったなあ、と少し懐かしかったですw

単純に作画だけなら本作より良いものは少なくないと思いますが、原作の雰囲気を出す映像作りに力が入っていますし、この時代だからこそできるやり方だとも感じられて面白いです。
{/netabare}

【キャラクターとキャスティング】
{netabare}
癖の強いキャラクターが多いですが、配役もどのキャラもぴったりで本当にいくら書いてもキリが無いくらいです。

本作でジョナサンの魅力を再発見できた感じ。想像以上に男前度(紳士度かなw)が増したように思うのは声優さんのおかげでしょうね。
興津和幸さんは優しい声質がジョナサンに嵌っていて、普段の穏やかな演技と熱い叫びが素晴らしかったです。エリナとの会話では毎度優しい声になってて和むやら切ないやら…

ジョセフは動くとさらにやんちゃに見えますねwでも大事な人のために命を掛けられ、時には涙を見せる、とても良い奴なのもしっかり出てます。
杉田智和さん、まるっきりジョセフ本人でしたw滑稽なシーンも熱いシーンも体当たりで、でもジョセフらしい余裕もあって良かったです。通称テキーラ娘(海外ではジョセフィーヌなんて呼ぶ人もw)が生き生きしてて笑いましたw

スピードワゴンは、まさしく1部2部の立役者ですね。上田燿司さんは成年時代と老年時代を全く違和感無く演じ分けていて、熱い心と義理堅いキャラクターも声質と演技に良く出ていて素敵です。もちろん解説も良いw

ポコやスモーキーのように一面では視聴者の代理ともとれるサブキャラクターが作品に厚みや味を出していて、本作ではメインのみならずそういった脇役のキャスティングにも非常に力が入っています。
{/netabare}

【ストーリー面】
{netabare}
1部2部をまとめてアニメ化したのは、石仮面の物語としてきれいな区切りになっていて、かつジョナサンの死では終わらずきちんとハッピーエンドになるので良い選択だったと思います。  

第一話の冒頭ではジョナサンとディオの生い立ちが交互に描かれます。原作からのブラッシュアップのし方もとても良かったですし、対となるキャラクターとして上手く演出されていて惹き込まれました。
第1部ラストの二人の死に様まで、正反対の人間性をずっと一貫して描写していたのが素晴らしかったです。この二人のぶつかり合いは全て名シーンでした。

ただ一つだけ、エリナとスピードワゴンの初顔合わせは入れて欲しかったです。その後家族のような信頼関係を築いていくにもかかわらず、二人が会話してるシーンは本当に少ないんですよね。確かに必要ないといえばないのですが、間の50年を想像する上では欠かせないシーンだと思います。

カーズの動植物への描写は人によっては矛盾を感じるところだと思いますがそのまま入っていましたね。私も気になるわけではないですし不満というわけでもないのですが、これを削って他のシーンに尺を回してもよかったかも知れません。(まあ毎回尺が足りないわけではないとは思いますが)
{/netabare}


【個人的に好きなシーンやら雑感やら】
{netabare}
いろいろありすぎて書ききれないですが…
まず嬉しかったのがスージーQが原作よりも丁寧に、可愛さを強調して描写されていたことですね。原作でも会話などはほぼそのままですが、結婚相手の割には描写があっさりめだったので。
ジョセフの女性のタイプ「ばかでもいい。かわいければ」ってwこの言い方、解釈はそれぞれでしょうけど、スージーQを見ていて「抜けてはいても一緒に居て幸せな気持ちになれる女の子が好きなんだな」と思いました。リサリサが傍に置いてたんだから頭は良くなくても愚鈍な娘ではないでしょうし。めっちゃ大事な電報を忘れてましたがw
第1部でのエリナやポコの姉もそうですが、緊張したシーンの連続でも個性的な女性キャラが場を和ませてくれたり締めてくれたり、良いメリハリを作ってくれますね。こういうところは原作から上手で、アニメでもきちんと汲み取ってくれているのが嬉しいです。

それから、ジョセフとシーザーとリサリサの三人が一緒だとなんとなく和むw原作の方がほのぼのするシーンは多めでしたが、アニメでも距離感はうまく表現していたと思います。
リサリサはシーザーに波紋を教えながらも、四年間ずっと複雑な心境だったでしょうね。生まれたばかりで手放した我が子に近い年齢だし、慕ってくれているし、リサリサにとってもシーザーの死はなんとも切ない…ジョセフと親友になったことも感慨深かっただろうと思うのですが。
シーザーの死ぬシーンは演出もかなり凝っていて見所も多く、皆どこかで泣くと思うんですけど、私はやっぱりいつも気丈なリサリサ先生が泣いてくず折れた所でした。
ワイアードベック対リサリサは削られてなくて嬉しいです。リサリサ先生実はかなり怒ってるなーと原作読んで思っていた部分なので。

あとはファッション!
原作の衣装をいくつも丁寧に描き起こしてくれていて、EDやCDジャケットのイラストはオリジナルらしい衣装も見られて凄く楽しいです。
普通は手間を考えてアニメでは同じ服装になりがちで、もちろんそれでも構わないのですが、ジョジョに限ってはどの衣装も格好良くて使わないのはもったいないですから!キャラクターも男性は体格がよくて女性はメリハリボディなのでwどんな洋服を着せてもよく似合う。
カーズのコート姿とリサリサ先生のお召し替えがとっても好きです。

{/netabare}

本当に楽しめたアニメ化でした。
アニメスタッフの原作愛とプロ意識が凄いと心底思わされました。OPと本編を作っている会社は別ですが、どちらも同じ印象を持っています。
私は好きな漫画作品がアニメ化するとき、ストーリー面でも映像面でもいいのでアニメ独自の個性を何か一つでも加えて欲しいと考える方なんですけど、本作はあらゆる点で満足しています。(2016.2)

投稿 : 2024/04/27
♥ : 23

79.8 3 修行でジャンプなアニメランキング3位
ドラゴンボール(TVアニメ動画)

1986年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (807)
4862人が棚に入れました
山奥で1人くらしていた少年、孫悟空の前に突然ブルマという女の子が現れた。ブルマは7個揃えると願いがかなうというドラゴンボールを求めてやってきたのだ。悟空のじいちゃんが遺した珠がまさにそのドラゴンボールであったことから二人の不思議な旅が始まった。

声優・キャラクター
野沢雅子、鶴ひろみ、古谷徹、龍田直樹、渡辺菜生子、千葉繁、玄田哲章、山田栄子、宮内幸平、鈴置洋孝、田中真弓、青野武、郷里大輔、八奈見乗児
ネタバレ

文葉 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ドラゴンボール

スカパーアニマックスで再視聴

{netabare} 小学生の時アニマックスで18時から放送されていて
ドラゴンボールを観るために必ず日が暮れるまでに帰って観ていた。
学校帰りに友達と遊んで帰る口実が、
親が呼んでいるからとか、遅くなると怒られるから・・ではなく
「これからドラゴンボール観るから!じゃあな!」だったので、
友達が「私とドラゴンボールどっちが好きなの?!」と怒りながら聞いてきて、
迷わず「ドラゴンボール!」と答えた幼き日を思い出します。 {/netabare}

前に久しぶりに会った友達と「桃白白ごっこをしよう!」という
話になり10年前に観たきりで内容が思い出せず
(゚д゚)ぽかーん としてたら
「もう一度・・伝説を見直すがよい」と言われたので
素直に全153話観直しました。

153話・・小さい頃はそうでもなかったですが
今見直すととても長い・・
仕事やゲームをこなしながら他のアニメ観てたら
結局全部観るまで10ヶ月かかった・・(;゚Д゚)!

{netabare}何が長いって80年代や90年代のアニメってニュービーにも優しいように
一話一話丁寧なあらすじが付いている場合があるので
(YAWARA!や北斗の拳等)
ドラゴンボールの場合最初のあらすじとCM、最後のナレーション飛ばすと
大体・・15-20分くらいかな。
確か当時連載と一緒に放送していたらしいので
展開は比較的ゆっくり(多少引き伸ばし感もある)
だけど作者独特のユニークなキャラクターや冒険たっぷりで
ドラゴンボールが海や国境を越えていつまでも愛されている理由がちょっとわかる {/netabare}

簡単に各話のテーマを4つに分けると、
1;出会い編(ブルマやヤムチャ達と出会う)修行編、天下一武道会編一回目
2:レッドリボン軍編 悟空単独修行編(79-83話はアニメオリジナル)
天下一武道会編二回目
3;ピッコロ大魔王登場編 神殿修行編(127-132はアニメオリジナル)
天下一武道会三回目
4;トラブル続きの結婚式編(アニメオリジナル)

先生ラブコメ・・お嫌いなんですね(震え声) {netabare}
最初悟空とブルマがくっつくかと思ったら
(悟空とブルマを恋愛させろという指示出てたらしいし)
悟空とチチの結婚をあっさりと書いていた・・!
(・・これはこれで面白い・・(笑)
悟空を追いかけて天下一武道会に出場し戦うチチが一途で可愛いしw)

鳥山先生、他にドクタースランプも有名だけど、
ドラクエのキャラデザやモンスターのデザインもしていて
日本人に馴染みの深いマンガ家な気がする・・{/netabare}

ただの感想{netabare}
とても長かったけど・・面白かった!
特にレッドリボン軍編の桃白白様のクレイジーな・・いや、勇姿に釘付けになりました。
まさかその後の天下一武道会でもパワーアップした姿をお目にかかれるとは・・大変嬉しゅうございました。

個人的にお気に入りキャラは本当は桃白白ではなく(おいw)
「天津飯」 最初は悪っぽかったけど光に目覚めて
悟空の仲間入りしたキャラ。普段は凛々しい硬派だけど
天下一武道会で突然公開処刑した排球拳・・あれにより
ランチが天津飯に惚れたようだけど私も惚れちゃいました(笑)
鳥山先生・・このギャップはずるいです(*´ω`*)
「排球拳いくわよーーーっ!!」「はあーーーい♡」 {/netabare}

とりあえず、全153話見終わったので
安心して友達と桃白白ごっこが出来そうです。
(もちろん私は石柱の役です。)

今度はドラゴンボールZの方も内容をだいぶ忘れてしまっているので
アニマックスで放送してくれるなら次回はこちらも観たいと思います。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 55

キリン  さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ぜったい、みてくれよなっ!

小・中・高・専門学校と
常に私の成長と共にあったアニメ
『ドラゴンボール』シリーズの第一弾

観たこと無いと言う人を探すのが
難しいくらい大人気でした。
私も父親と一緒に毎週観ていました。

数十年たった今でも、
会社などで知らない同世代はいません。
知らなければ、会話に弊害が生じます。

このアニメが記憶から消えることは、まず無いでしょう。

ドラゴンボールを7つ全て集めると
神龍(シェンロン)が現れ
何でも願いをかなえてくれるという大冒険物語。
そして主人公孫悟空の成長を描いた
スーパー武道家アニメです。


ドラゴンボール(無印)は
私が中学生になるか、ならないか、までだったと思います。
ですから小学生の頃を思い出してしまいます。


あれは小6のときの話です。

(注:こっから先は一応ドラゴンボールネタですが、とてもレビューとは言えません)

運動会の応援などで使う
クラスの旗を作ったりすると思うんですけど、
私は絵を描くのが好きで、
しょっちゅう描いては友達に見せていたので
旗を作る人の一人に選ばれました。

旗のデザインはクラスの皆で話し合って決めるんですけど、
私が「ピッコロが描きてぇ」と言ったら
大方の男子は賛成、女子は反対という
対立状態になってしまいました。

ところが先生(女性)が
「いいじゃん、ピッコロ」
と言い始めました。
強力な味方の出現で、女子が押されてる空気が流れ
私のクラスの旗は見事ピッコロに決まりました。

そして旗の完成間近
「先生、緑が足りん」
絵の具が無くなったので私が先生に言いに行ったら、
「緑?他の色でもいけるんじゃないん?」と言って席を立ち
どれどれといった具合で進捗状況を見にきました。
ところが旗を見た先生は
「はぁん!!?なに!これ!!!?」
と叫びました。

我々としては「逆に何が?」と言う思いでしたが、
どうやら先生は、
幼児、子供向け番組『おかあさんといっしょ』の
当時の着ぐるみキャラクター
じゃじゃ丸、ぴっころ、ぽろり
のぴっころ(かわいらしいペンギン)
だと思っていたみたいです。
子供らしい、かわいい旗になると思っていたら
全身緑色のバケモンが拳を握り、頭に血管を浮かび上がらせ
こちらを睨み付ける大魔王だったわけです。

かくして、運動会には
キティちゃんやチェッカーフラッグみたいなデザイン
生徒が手をつないでる絵などの旗がひしめく中
悪の権化ピッコロ大魔王が
我が6年C組の旗として揺らめいて、
その前で先生が女子に申し訳なさそうに
座っていました。

先生ごめんなさい
俺達、もう子供じゃねぇから
ピッコロと言えば大魔王なんだよ



せめて悟空やったな

投稿 : 2024/04/27
♥ : 23

♪せもぽぬめ♪ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

手に入れろo(*^▽^*)o~♪ ドラゴンボール♪(* ̄∇ ̄*)

~あらすじ~
王道バトル

自分が確か、
小学3,4年生の頃に原作を全巻買いましたw

その頃はとてもハマってしまい、
3,4回読み返すくらいに
はまってました。

「ドラゴンボール」は、ただ単純に戦ってるアニメで、
伏線などはあまりなく理解しやすい話になってます。

でも、バトルシーンに迫力があり、
アニメなんか声優さんが豪華で凄かったです。

「ドラゴンボール」で1番好きなシーンは、
ピッコロとの戦闘シーンです。

2,3巻ずっと戦っていて、もう熱中して時間を忘れて
見てしまいました。

見たこと無い人は殆どいないかもしれませんが、
見たこと無かったら是非みてください★⌒c( ̄▽ ̄)

投稿 : 2024/04/27
♥ : 29

75.6 4 修行でジャンプなアニメランキング4位
新 HUNTER×HUNTER(TVアニメ動画)

2011年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (957)
4652人が棚に入れました
くじら島で暮らす少年・ゴンの夢は、幼い頃に別れた父と同じ「ハンター」になること。世界中に散らばる、財宝、秘宝、珍品、珍獣……「未知」への挑戦に命を賭けるプロハンターになる決意を胸に旅立つゴンは、同じハンター試験合格を目指す受験生のクラピカ、レオリオ、キルアと出会う。超難関で知られるハンター試験を見事突破し、「世界一のハンター」になれるのか!? ゴンの奇想天外、壮大苛烈な冒険の旅が、今始まる!!

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

キメラアント編以降はよく頑張った方

あとは見てません(笑)

まあ、ハンターハンターのファンだったらキメラアント編のアニメ化が見たくて見ていたものでしょう。

リメイク、リブートしたアニメって考えてみたら、これと「鋼の錬金術師」ぐらいですね。(あとベルセルクか。。)

今、また連載再開されましたがベルセルク並みの遅さはあれだけの構成を考えるのは一人じゃ到底無理で、普通「約束のネバーランド」みたいに作画と原作分けます(笑)

尋常じゃないことをやっていると思ったほうが良いでしょう。

普通の漫画家は、「キャラクター」を立てるために「物語」を作りますが、「ハンターハンター」や「鋼の錬金術師」は、「物語」のために「キャラクター」を配置しているんですね。そこが一番の要です。実社会においても、「人間」個人が主体で社会を形成しているのではなく、「社会」に「人間」がいるわけで、人間の主体の「擦れ」「や「溝」を描いているところがほかの漫画家より数段クールな訳です。家族だろうが、恋人だろうがみな他人でしかないってなわけですね(笑)

文学とは、それを読むことによって自分自身を見つめ直す装置なのです。人間、無謬だと思ってる人も多いわけですから。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 18
ネタバレ

青陽 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

蟻に生まれ、人に死す

観終わったって…いや、まだ終わってないだろ!
そう思うのが普通です。もちろん選挙編も楽しみです
しかし…しかし!135話が終わった時点で

「観終わった……!!」

そう言いたくなるほどの素晴らしさでした。フェイタンの母国語が日本語のセリフ逆読みでダサっ!と思ったのなんて完全に帳消しです。

旧ハンターハンターを見ていたので、昔のOPの良さや声の違和感に囚われて途中まで視聴していませんでしたが(なぜかジョネス回だけは見た)
ついに蟻編がアニメ化されると聞いて見始めました。

漫画で読んだときも蟻編はナレーションがやたら多い印象でしたが
アニメだとさらにでした。しかし、ハンターハンターの戦闘におけるコンマ数秒の駆け引き、それがもたらすスピード感を壊さないためには
変に解説役を用意するよりよかったのかもしれませんね。

また蟻編となるとピトーの可愛さや、ゴンさんの圧倒的存在感が話題に上がりやすいですが
私は蟻編の主役はやはり王をおいて他にいないと思います。
以降、王の軌跡を振り返って行きます。

王と盲目の少女
{netabare}
すべての生物を統べる蟻の王として生まれた彼が
コムギと出会い、軍儀を通して人に成る。

 選民までの余戲としてさまざまなゲームを攻略していった王。王宮に招かれた各ゲームの国内プロたちは、どんどん強くなっていく王に敗れ、命を落としていきました。ある者は王の底知れぬ成長力や、その異形・自分の顛末に恐れを抱き自殺をするほど…
そんな時に国内発祥のゲーム軍儀の世界王者であるコムギと出会うのです。
 彼女は目が見えず、王や護衛軍を前にしても今までの人間のように恐怖することはありませんでした。第一印象が恐怖でなかったことは互いにとって大きかったと思います。
そういえば、ドラゴンボールでもありましたね。
世界中の人々が怖れる魔人ブウ。しかし目の見えない少年は魔人ブウのことを知らず、目を直してくれたブウのことをヒーローのように扱います。
ブウは少年の「カッコイイんじゃないかな」という嘘偽りない言葉に純粋に喜んだり、かと思えば少年が欲しがっていたミルクをあげるためにおじさんを牛乳に変えてしまったり…(少年にとっては知らぬが仏)
殺さずに少年と別れた後、見つけた街は一瞬で吹き飛ばしたり…。
善と悪、どちらにも向かいうる存在として描かれていたのは王と共通していますね。

 腰は低いが物怖じしない、そんなコムギと対戦を重ねていくうちに
王は自身に負けない彼女の成長力、軍儀の才能、そして軍儀に対する並外れた覚悟を知り、初めて個の人間に興味を抱きます。しかし、コムギに名前を尋ね返され、答えられなかった王。その後の護衛軍との問答、殺そうとしていたはずのコムギを助けたあたりは完全に人と蟻の狭間で揺らいでいましたね。色合いはまったく違えど、ハーフの方が自身のアイデンティティに悩むことと似ているように感じました。
『余はこいつをどうしたいのだ…!?』
『余は何者だ…?余はいったい何の為に生まれてきた…?』
これらの疑問が生じたのは彼の中に人間らしさが芽生えた表れだと思います。

 
{/netabare}

頂上決戦
{netabare}
いよいよ蟻と人類の存続をかけた戦いが始まったのだけれど、皮肉にも一番初めに犠牲になったのは人間のコムギでした…
このとき王の表情が描かれなかったのは気になりますが、そこがいいです。歴戦の強者であるネテロ・ゼノが動きを止めてしまうほど…。悲しみに溢れていたのか怒りはなかったのか…人それぞれ、表情を想像する余地があります。
所作からもわかるように優しさ・慈愛に満ちた表情だったのではないかと思います。
その後、毅然とピトーにコムギの治療を命ずるときの表情は紛れもなく王でした。ああ…王だと思いました。ピトーも涙するわけだ。この二つの表情を見ることができたらプフの言動も大きく変わっていたでしょう。
 コムギを気遣い、場所の変更を提案する王。大切な人を傷つけた敵に怒りを向けることもありませんでしたね。
  最強対最強のバトルは凄かった。余戲としてコムギと繰り広げていた軍儀の戦いがここで活かされてくるとは!
軍儀をやっていなければ、百式観音のあらゆる方向から繰り出される攻撃を攻略できなかったかもしれませんね。
↓のネテロ会長のセリフは作中でも特に好きな名言です。シャバの肉がつかめる、俺でなきゃ見逃しちゃうね、もいいけどこのセリフには敵わない

いつからだ……?
敵の攻撃を待つ様になったのは、一体いつからだ
敗けた相手が頭を下げながら、差し出してくる両の手に
間を置かず、応えられる様になったのは?
そんなんじゃねェだろ!!オレが求めた武の極みは
敗色濃い難敵にこそ、全霊を以て臨む事!!
感謝するぜ、お前と出会えたこれまでの全てに!!!

かっこよすぎる…闘う者が常に求めているもの、己を奮い立たせる強者。
それは会長だけでなく、コムギもそうだったはずです。世界大会でも無敗の王者だった彼女は王に出会うまで自分の内に眠る真の実力を出せずにどこかくすぶっていたのではないでしょうか。それこそちはやふるの忍ちゃんのように。
しかし、王と出会えた。
自分が本気で戦える相手に。
王との軍儀は彼女にとってとても楽しかったはず。王は対戦者として、ネテロ・コムギを幸福にしたと思います。
 ただ軍儀における王とコムギの力関係とは逆に、戦いではネテロが死力を振り絞っても王に勝てなかった…。武闘家としての負けを認めたネテロは約束通り「メルエム」と王の名を告げ、その後自決し発動させた薔薇により王を道連れにします。武闘家として完敗した後、人間として人間の悪意(しんか)で倒すってのが展開としてすごいですよね。ふつう主人公が受け継ぐとこですよ!?
ゲンスルーの能力といい、ハンターハンターは爆弾にちゃんと致命傷を与える力があるのがいいところだと思います。旅団編もそうですが近代社会とファンタジーのバランスが好きです。
まあ最終的に虫が殺虫剤で死んでしまうと考えると哀愁が漂いますが…
{/netabare}

狼がもたらす救いの一言
{netabare}
爆発によって瀕死の重傷を受けたメルエムを癒す二人の姿は文字通り「献身的」でしたが今までの雰囲気と比べて異質でしたね、グルメ番組みたいで。蟻編における数少ない笑いどころだったのかな。
 爆発のショックで記憶に異常が出たメルエム。これを好機とプフは王が蟻の王としての道を歩めるようにいろいろな画策をします、が残虐性が戻りそうな寸前のところでウェルフィンが奇跡の一言を発します。
童話だとやたら嫌われ者で悪役なオオカミですが、ハンターハンターにおいては素晴らしい役割を果たしました。ハンターハンターの考察サイトで見た「ウェルフィン=well fin.善き終りをもたらす」という解釈には鳥肌が立ちました。
 この一言により王は記憶を取り戻し、反逆者であるウェルフィンに向かい
可能なら人として生きよと言い、事実を隠していたプフは自らを慮ってのこととして不問にします。揺らいでいた王はここで完全に人となるのです!
ピトーにコムギの治療を命じていた時にも感じましたが、彼を表現するには「人格者」という言葉がまさにふさわしい。
{/netabare}


世界で一番美しい瞬間
{netabare}

薔薇の毒により、自分の命が長くないと悟った王は
最期をコムギと過ごしたいと願います。
王を前にしてのパームの戸惑いはゴンのピトーに対するそれと似ていました。敵として殲滅すべき蟻、そのトップが人間側より人間らしいことを言っているのですから。蟻は残酷で危険、だから倒さねばならないという使命感が揺らいだことでしょう。むしろコムギを人質として利用しようとしていた自分たちの方が醜く思えても仕方ない、それくらい真っ直ぐな王の言動にパームは条件付きで膝を折ります。
 そうして二人は再会し、最期の時を過ごします。自分が犯されている毒は感染するものだと告げても、コムギはメルエムとともに居ることを望ん…ああヤバイ泣きそう
 コムギはこれまで軍儀の実力以外、自分に存在価値はないと思って生きてきた。親にそう言われて生きてきた。こんなに優しくされたの初めてだと言っていたし、最も人として扱ってくれた相手がメルエムだったのかも。
軍儀を通した交流で互いにとってなくてはならない大切な存在になっていたんですね、きっと。
死んだと思われた帥を孤立させる戦法「ココリコ」
奇跡の復活を遂げた王を彷彿とさせます。そうして、その傍らにはコムギが…
メルエム「全てを照らす光」という意味で女王が名づけたわけですが
王にとってのメルエムはコムギ、コムギにとってのメルエムは王だったんですね……
「このために生まれてきた……」二人にとって、それは世界で一番美しい瞬間だったでしょう。いつか私もそう思える瞬間に出会えるだろうか

ラストの「メルエム…」と敬称を付けずに呼ぶシーンは、負傷したコムギを抱える王の姿と対比的になっているんじゃないでしょうか。あの時の王はきっと 今のコムギのような、慈愛に満ちた表情をしていたのだと私は思います。

二人の最期を見終えた時には、私もパームと同じ表情になっていました…。
結果的に人間側は勝利を得ましたが、本当に幸いだったのは…{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 13
ネタバレ

ketano さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

やっぱり見るべきアニメのひとつ。

全話みた感想です。

{netabare}
ほぼ、原作に忠実に描かれているとおもったけど、なぜ、そこをってところがいくつかった。ただ、物語的に問題はなかったとおもう。

全148話ととてもながいアニメなので、言いたい感想をならべるといっぱいあるけど、特にこのアニメで好きなところだけ上げると、やっぱり、コムギと、メルエムのやりとりかなー。

ゴンや、キルア、クラピカ、レオリオが活躍するところは、もちろん面白いところや、感動するところはいっぱいあるけど、コムギと、メルエムが、一番印象に残ってます。

賛否両論色々あるとおもうけど、やっぱりこのアニメは、一度は見るべきアニメだと思います。

原作の続きは、どうなるのかはわかりませんが、ここで終わっても特に問題ないと個人的には、思ってます。つづきは見たい気持ちもありますが。

{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 14

76.7 5 修行でジャンプなアニメランキング5位
食戟のソーマ 弐の皿(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (658)
3832人が棚に入れました
実家の下町の定食屋「ゆきひら」を手伝う日々を送っていた幸平創真は、中学校卒業と同時に、ある料理学校への編入を父・城一郎に薦められる。それは日本屈指の料理学校「遠月茶寮料理學園」……卒業到達率10%以下の超エリート校だった。厳しい試験、脱落者続出の地獄の宿泊研修、退学を賭けた食戟。さまざまな試練を乗り越え、料理の腕を磨いていく創真。同じ志を持つ仲間や、同世代の実力者たちと出会い、一人の人間としても確実に成長を続けていた。――そして迎えた秋。一年生の中でも選ばれた者しか出場を許されない遠月伝統「秋の選抜」、その出場切符を創真は手にする。「秋の選抜」予選のお題は“カレー料理"優勝候補でスパイスの使い手、葉山アキラの作るカレーにスパイスの奥深さを知った創真は葉山の宣戦布告を受けて立つべく、スパイスと格闘。予選当日の朝まで試行錯誤して調理に臨み、葉山と同じ“香りの爆弾"という発想に行き着いたが、結果は葉山94点、創真93点と僅差で葉山が一位に。葉山に敗れはしたものの、見事に本選出場を決めた創真。悔しさを滲ませながらも、さらに強くなることを心に誓い、かくして迎える「秋の選抜」本選。トーナメントに肩を並べたのは、創真、恵、タクミ、緋沙子、アリス、黒木場、葉山、美作、の8名。次なる創真の相手は……!? そして、てっぺんを取るのは……!?

声優・キャラクター
松岡禎丞、種田梨沙、高橋未奈美、諏訪部順一、岡本信彦、花江夏樹、大西沙織、赤﨑千夏、安元洋貴

文葉 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

凄く端折ってる感はあるけれども、大変楽しく毎回視聴しました・・っ

一期に続き楽しく観ました。
前回中途半端な所で終わったので続き気になっていたので2期が放送してくれて個人的にとても嬉しかった・・っ!

原作が管理栄養士であり料理研究家の森崎友紀さんが協力してるだけあって、調理用語や道具、調理法も大変詳しく描写してくれてるので違和感なく素晴らしい。


<秋の選抜 美作昴編> (包丁への愛を語る)
道具、特に包丁は調理師の命なので美作昴がかなり卑劣だけれど、
情報と技術を一目見るだけで自分のものにできるって相当凄まじい才能の塊だと思う

料理人で大事なのは先生や総料理長や自分より上のプロの技術を盗むこと。
そして、自分のものにしてレシピに手を加えたりアレンジしたり、新しいものを作り出すこと。
それが自然とできるってやっぱ凄いし、怖い。

私も包丁マニアでして、出先やら、友達と出かけた時に
調理道具や包丁売り場があると自分の世界に入って魅入ってしまう事が有り
「そんなキラキラした目で見て・・まさかそれで人をヤるのか・・(震え声)」と言われたことがありましたが、純粋に道具が好きなのです。

包丁も種類があり、用途によって使用するものも違う。
鋼の包丁だと切れ味が良いけれども重いし、すぐ錆びるから毎回砥石で研いだり磨くのが必要。
今流行りのセラミック包丁だと、洗うのも楽だし研いだり手間を掛けなくても切れ味が持続する。
だけど、一度鋼を使うと最高の切れ味と使うたびに馴染むからもう手放せない・・
(と、言いながらも学校で使ってた包丁ケースの何本かがめんどくさがり屋の性格のせいで1年使わなかったら錆びてしまった その内研ごうっと)
そんな私も最近じゃペティと出刃くらいしか使わないです・・(こっそり)

包丁の種類も日本料理は使う種類がめちゃ多かったり、中華包丁がやたら大きくて凍った冷凍物もスパーンと切れたり超便利。

包丁によって砥石での研ぎ方も変わり、中華やフレンチは角度付けて研ぐことが多いから失敗したことが多くすごく苦手でした。
柳刃や菜切り包丁など日本料理の包丁は研ぎやすくて切れ味最高になりました。
そんな中実習中に日本料理の先生に「トマト切りにくそうだな。貸してみろ」と言われ先生に貸したら「なにこれ・・切れ味最高じゃないか・・切れないのは本人の技術の問題だな・・」とさりげなく言われたくらいそんな私も包丁使いは下手っぴなのです。
鯵を三枚に卸しながら危うく自分の指をスライスしそうになったこともありました←えっ

そんな不器用な私さえカバーしてくれる包丁が大好きで宝物。
(なんて、言ったら危ない人に見える・・?(笑))

<スタジエール>
今まで学校ではスタージュ(研修)と言ってたので、スタジエール(研修生)と言うと新鮮・・
ブレゼ、パッセ、デグラッセなど、フランス料理の現場の専門用語沢山でした。
実際現場でフランス語のルセット(レシピ)で書かれたり、材料もフランス語、調理過程の説明文もフランス語となるのでしっかり描写してくれたのが凄いとと思います(やっぱ、現場のプロが協賛&協力してるとさすがだなぁ)
話数とクールの関係でだいぶ原作端折ったんだろうな・・短い話数でまとめたんだろうなぁというのは思いましたが、とても個人的に満足です。
是非3期も続けて観たいですね。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 31

となぷ~ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

美味くて服がはだけるアニメ2期

全13話。

あらすじはあにこれ参照。
実際に営業している料理店へ出て現場で修行をするという実習を
終えて終了。色々な料理の知識を得て、これからそれを昇華させて
いくぞ!というところでの終了です。

スッキリした終わりでしたので、これから先の続きはないような気がします。
相変わらず料理が美味くて服がはだけます。老若男女関わらずはだけます。
ガチムチの全裸も出てきます。相変わらずです。(局部は見えない)

主人公の性格がいいので好感が持てます。
楽しく見させてもらいました。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 4
ネタバレ

るるかん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

今期も十分に楽しめました♪

12~最終話{netabare}
四宮シェフのもとでのスタジエール。1期での四宮シェフの印象から
すると、かつての厳しさの中に優しさが加わってて、田所との料理対
決以降に成長したことが伺えました。ソーマも四宮シェフのもとで
フランス料理を学び、一回り以上成長したことがこの2話で分かり
ます。なんだかんだ言って、四宮シェフとソーマはお互いの力量を
認め合っていることが窺えて、とても良い気分で最終話を終えるこ
とができました。ソーマの考えた料理も、ちょっと改良して『生意
気小僧風』とメニューに記してあった点も四宮シェフの人柄を感じ
させる演出で良かった。参の皿も期待したいですね!!{/netabare}登場人物が
かなり多いので、他の人たちの様子も気になりましたが描ききれな
いで終わってしまったのが残念でした。でも楽しめました!!
11話{netabare}
新戸とソーマのスタジエールが中心だったが、新戸の殻をソーマが
壊してあげて、前向きに再出発させてあげるというのが主たるスト
ーリーで、なかなかいい話でした。恵はえりなと組んでスタジエー
ルだったが、こちらも恵なりの考察で地味ながら活躍していました。
スタジエールの帰りに、えりなとの車中の会話は楽しかった。恵の
心のつぶやきがウケましたw 次回のスタジエールはどのような内
容なのか楽しみです♪{/netabare}
9・10話{netabare}
3人の熾烈な争いは葉山の勝利だったが、拮抗した試合の中でソーマ
は新たなる境地を目指す。負けてからどう進化して行くのか、これ
からのソーマの成長に期待しつつ、新展開かな?{/netabare}
8話{netabare}
サンマの目利きでは黒木場と葉山に勝てそうにないソウマが考えた
サンマの熟成方法は・・・?次週が楽しみです。{/netabare}
7話{netabare}
黒木場と葉山の勝負は互角で引き分けとは・・・勢いでは黒木場かと
おもったが、結局二人とも決勝に持ち上がり、ソウマと3人での決勝
戦となった。お題はサンマということです。
庶民な私は、やっぱり塩焼きが一番じゃないかと思うのですが・・・
大根おろしは必須ですw でもきっと、とっても工夫をこらした
料理が作られることでしょう。{/netabare}
6話{netabare}
美作とソウマの食戟だけど、志の高さからしてソウマの方が上でした。
ただ、料理をやめようとした美作を諭し、真の料理人を目指すように
勧告するソウマの器も大きくなってきてるね。次週は黒木場と葉山の
対決で、今回の食戟対決よりも、こっちの方が興味あるなぁ~。どん
な料理が出てくるのか楽しみです♪{/netabare}
5話{netabare}
ビーフシチューで食戟ということになったが、郁魅とえりなのおかげで、
なにかヒントが得られたソーマは次週どのようなシチューを作るのか楽
しみです。どのような勝ち方をしてくれるのかがポイント。まさか負け
ることはないと思う。一口目から美味しい料理を作るっていうことが
今回のソーマの課題でもあるようですね。定食屋の美味しい料理から
どのように脱却するのか期待です。{/netabare}
4話{netabare}
タクミVS美作。美作がタクミに食戟を仕掛け、タクミは受けて立ったが
が負けてしまう。次戦はソウマVS美作となった。
美作の戦い方は姑息だが、技術や応用能力はある。
美作はソウマに食戟を叩きつける。ソウマは負けたら料理人を止めると告げ、食戟を承諾。
果たしてどうなるのか・・・。個人的には、黒木場と葉山アキラの勝負の
方が興味あるな・・・。{/netabare}
3話{netabare}
田所ちゃん負けたか・・・残念。でもさ、ふんどし脱げてたんだったら、田所ちゃんの勝ちじゃないんかい(笑)。もう一戦は葉山アキラの勝利。確かに見る
からに美味しそうなハンバーガーだったなぁ♪来週はタクミと美作の勝負。
女の子は全員負けってことになりました。{/netabare}
2話{netabare}
田所ちゃんと黒木場のラーメン対決。料理の細かい部分はよく分からんけど
どちらも美味しそうです。決着は来週みたいですが、田所ちゃんに勝って欲
しいなぁ~。彼女独特の温かく優しい心のこもった、そして洗練された料理
がどこまで通用するのかな~?創馬との対決の時はくるのか、ちょっと楽し
みにしているのですが・・・。今期も安定した内容だし、安心して楽しめま
す。 {/netabare}
1話{netabare}  
アリスと創真の弁当対決でした。あまりの豪華さに味の想像はつかないが、
どちらの料理も美味しそうでした。決め手は『心のこもった温かい料理』って
ところですね。アリスは田所ちゃんの次に好きだったキャラなので、ここで
負けたのは残念ですが、いい子でしたね♪リベンジの機会があるのでしょうか?
画も申し分ないし、1期と同様に楽しめそうです。次週は田所ちゃんに勝って
もらいたいけど、どうなるかな・・・。連続で好きなキャラが負けるのは
ちょっとイヤかもw{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 15

71.3 6 修行でジャンプなアニメランキング6位
CLAYMORE クレイモア(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (623)
3518人が棚に入れました
人間を捕食する妖魔が巣食う世界。妖魔に対抗すべく、人間は妖魔の血肉をその身体に取り入れた半人半妖の女性戦士を生み出した。
銀色の瞳と巨大な剣を持つ彼女たちは、その大剣の名から"クレイモア"と呼ばれる。"クレイモア"の一人であるクレアは、かつて少女の頃、テレサと名乗る最強のクレイモアと出会う。クレアを救うため、クレイモアの鉄の掟を破り、人間を殺めてしまうテレサ。掟を破ったテレサは、討伐隊に追われる身となる。そして、妖力の暴走を止められずに「覚醒者」となった討伐隊の一員・プリシラの強大な力の前に、テレサは敗れ、殺されてしまう・・・。テレサの敵を討つため、クレアはテレサの血肉を受け継ぎ、自らクレイモアとなる道を選ぶ。クレアの闘いは、ここから始まるのだった・・・。

vivi さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

すべては原作最終巻のために

コミック全巻読んでの評価です。

エンジェル伝説の作者の作品ということで手を伸ばし、アニメを見て続きが気になったのでコミックを全巻買いして読み切りました。

コミックで最終巻まで読むことをおすすめします。登場人物の顔が似てたり、名前が覚えづらかったりと難解なところはありますが、最後まで読み切るとコードギアス第2期の最終話を観終わったくらいの満足感を感じることができました。すべては最終巻のためにあるお話です。中盤が若干だるい感じは否めませんがぜひ原作で最後まで読んで欲しいです。

自分の中の名作の一つにエントリーするレベルで面白かったです。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 5

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

伝奇ファンタジー好きなら一度は見ておいて損はない

<2019/5/19 初投稿>
原作未読。
数年前に全くの予備知識なしにCSで観ました。


喰らった人間の記憶を得てその人間に擬態し、人間社会に潜んで更に人間を襲う。
そんな恐ろしい「妖魔」が跋扈する中世ヨーロッパのような異世界が舞台。

主人公のクレアは妖魔の討伐に特化した「クレイモア」と呼ばれる戦士の1人。

クレイモアは白髪に白い肌、銀色の瞳を持ち、大剣を携え、人間離れした身体能力と突出した剣技で妖魔を屠っていく女剣士です。

クレアはクレイモアの中では強くない、いや寧ろ・・・というそんなクレアの成長奮戦記?

・・・いやそうじゃない
確かに奮闘するけども。
決してジャンプ的なアレではないです。

私の本作の印象は

「禍々しく」
「熱く」
「強く」
しかし
「心が痛い」

こんな感じです。

もちろんバトルの爽快感もありますが。


お話が進むにつれて少しずつ明かされていく世界観は丁寧に作り込まれており個性的。

次回放送が待ち遠しくなるくらいにハマりました。
ベルセルクとか好きな人なら間違いないと思います。
さらに言えば、アニオタでない人にもお勧めできる良作かと。

あとテレサが素敵(/ _ ; )

投稿 : 2024/04/27
♥ : 36

錯乱坊 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

原作以上かも

原作が後半迷走したことを考えると、アニメ終盤にオリジナル要素があるとは言え、原作にほぼ忠実で、クオリティの高い音楽と豪華声優陣が声を当てている本作は原作以上に面白いと評価できると思います。
厚い雲に覆われた冬枯れの景色を思わせる作画も物語の暗いトーンにいい感じにマッチしていてます。
更に、オープニングとエンディングの主題歌が良くできていて、連続して見るとき普通はスキップする歌も毎回聴いています。

クレアとラキが出合い、ラキの尽力で暴走から救われる1~4話で最初のヤマが築かれ、さぁどう話が展開するかと期待が盛り上がったところで一転クレアがなぜクレイモアになったかの過去譚(5~8話)が語られます。このあたりの場面転換も(原作通りなので当たり前ですが)うまくできています。

そして、覚醒者との何度かの戦いの中で仲間と新たな力を獲得し、絶望的なまでに強い『深淵の者』との邂逅を経て最後の北の戦乱に至ります。ここまで北の戦乱の途中までは原作に忠実に進行していましたが、アニメが原作を追い越したため、北の戦乱の途中からオリジナル展開となります。

アニメの最後は続編があってもいいような形で終わっていますが、最初に書いた通り原作が(個人的感想ですが)かなり迷走してしまったので続編が作られなかったのではないかと考えています。

かなり暗く残酷シーンも多いダークファンタジーですが、もう少し評価が高くてもいい作品だと思います。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 4

65.1 7 修行でジャンプなアニメランキング7位
めだかボックス アブノーマル(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (511)
3237人が棚に入れました
最初は2人だけだった生徒会も、案件を解決していくうちに、柔道界のプリンス阿久根高貴、競泳部の守銭奴喜界島もがなといった個性豊かなメンバーが揃う。そんな中、箱庭学園理事長が秘密裏に推し進める「フラスコ計画」なる非人道的な陰謀が発覚。「天才を人為的に生産する」という壮大な目的のもと、「十三組の十三人(サーティン・パーティ)」と呼ばれる異常(アブノーマル)の特待生達が本格的に活動を始め、彼らの本拠地である時計台地下の施設を視察することとなる。

声優・キャラクター
豊崎愛生、小野友樹、加藤英美里、浪川大輔、茅野愛衣、朴璐美、大橋歩夕、勝沼紀義、緒方恵美

atsushi さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

1期とは何だったのか

何となく1期を全部見てしまったものの大して面白くなかったので、3話くらいで切る気マンマンだった。
1話を見た限りでは、西尾維新、ジャンプの良さが出まくりなんですが。
新キャラも神谷浩史、沢城みゆき、阿澄佳奈、米澤円となかなかの声優。
とりあえず、1話は副音声が面白い。

監督・シリーズ構成・脚本共に一人の人が、それも1期と同じ人がやってるのに、この差は一体何なんだろう!?

GAINAX的には17年前のエヴァンゲリオン以来のマトモに見れるアニメだった。
当時の主要スタッフなんて居ないと思うけど。

面白いんだけど、一部暴力的な表現があるから、深夜以外は無理だろうなぁ。
バクマンみたいに原作をなぞって18巻に対して6クールも用意してダラダラやるよりは、深夜アニメで引きを持たせてスパっとやってくれたのが良かった。

12話の緒方恵美さん、優遇されすぎ(笑)

とりあえず、3期があることを信じて原作を読み始めた。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 5
ネタバレ

GvwT さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

3期はどうにもならんのですか?

めだかボックスのアニメ第2期

今回は一三組の一三人(サーティーン・パーティ)編
フラスコ計画を止めるべく、生徒会メンバーが大活躍
というわけで戦いまくりでした
中々いい再現具合だったよ
「異常者(アブノーマル)」がもつ異常なまでの才能「異常性(アブノーマル)」通称"スキル"が登場
ここら辺は説明が不十分な気はしたがまあしょうがない
ちなみに13組の生徒は皆異常者・・・のはず
多分"平戸 ロイヤル"とかもwww

{netabare}そして11話の最後に裸エプロン先輩"球磨川 禊"キタ━(゚∀゚)━!
さらに12話にはグッドルーザー球磨川(アニメオリジナル)が放送
安心院なじみ(あじむ なじみ)通称安心院さん(あんしんいんさん)キタ━(゚∀゚)━!
7932兆1354億4152万3222個の異常性と4925兆9165億2611万643個の過負荷、合わせて1京2858兆519億6763万3865個のスキルを持つ安心院さんが登場です
過負荷(マイナス)というのは説明が難しいのだが、「異常性がマイナスの方向に成長したもの」で超常現象レベルの力があると言うのが一番しっくりくるかな
すごく強いスキルってことです {/netabare}

原作はここから-一三組(マイナス)編へと続くわけだが・・・
3期の制作は今のところなさそうなご様子
マイナス編が一番面白いのに( ゚曲゚)キィィィィィ
俺は信じて待っている
江迎 怒江の超長いセリフ聞きたいもんwww
数字言語ができたんだからこれもできるさ

好きなキャラは相変わらず不知火 半袖ちゃん
出番が少なすぎるよ(><)
2番目に好きなのは安心院さんだけどね

投稿 : 2024/04/27
♥ : 5

西尾維新 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

説明長くなるよ?

この漫画のいいとこの一つは
後々になるにつれて、めだかや善吉など登場人物の本質が見えてくるところです
善吉が気づいたようにめだかは相手の戦い方に合わせて戦うなど…
さりげなく書かれていたところが後の話に影響してくるので、
さすが西尾維新!と思いました
漫画は全巻集めているのですが、マイナス編がかなり面白いので、
早くアニメ化してほしいですね〜
でもアニメは漫画の良さを全然引き出せてないのが残念ですが…

投稿 : 2024/04/27
♥ : 3

69.5 8 修行でジャンプなアニメランキング8位
シャーマンキング(TVアニメ動画)

2001年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (434)
2948人が棚に入れました
森羅学園中等部に通う少年小山田まん太は、ある日帰宅途中の墓場で幽霊と戯れる少年と出会う。
霊の存在など全く信じていなかったまん太は翌日まで混乱していたが、さらに追い討ちをかける出来事が起こった。その少年が転校生として自分のクラスにやって来たのである。
不思議な少年の名は麻倉葉。あの世とこの世を繋ぎ、霊を自分の体に取り憑かせてその能力を再現する力を持つ「シャーマン」であることを知ったまん太はいくつかのトラブルに巻き込まれるうちに葉を理解し、行動を共にするようになっていく。

声優・キャラクター
佐藤ゆうこ、林原めぐみ、犬山イヌコ、小西克幸、朴璐美、辻親八、田中正彦、高木渉、うえだゆうじ、高山みなみ、水樹奈々、堀内賢雄、子安武人、沢海陽子、くまいもとこ、堀江由衣、高瀬右光、緑川光、根谷美智子、神奈延年、落合るみ、津村まこと、伊東みやこ
ネタバレ

★☆零華☆★ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

よみが~え~れ~♫•*¨*•.¸¸♪

週刊少年ジャンプで惜しくも打ち切りになってしまった作品。
コミックスは売れていたのに、アンケートでは人気が低迷して
最終的に打ち切りになったのかな?

ですが、シャーマンキングを打ち切りにした際に苦情が殺到して
それ以降は長く続いた人気作品は、キチンと最後まで描かせるようになったそうです。
例で上げると、『BLEACH』とかかな。


簡単なあらすじ説明
シャーマン=霊媒師みたいな者。
500年に一度行われるシャーマン同士の戦い、シャーマンファイトに参加して優勝し
個々がそれぞれの願いを叶えてもらう為に、シャーマンキングを目指すお話。


オープニング、エンディングを飾るのは全て林原めぐみさん。
林原めぐみさんは、声優アーティストの原点となった声優さんでもあります。
また林原めぐみさん自身も、ヒロインの恐山アンナを演じています。

それに今では有名な大御所の朴ロ美さん(鋼の錬金術師のエドワードなど)や
他にも豪華な声優さん(小西克幸さん、高山みなみさんetc.)がわりといる作品。


内容は週刊少年ジャンプっぽくて一見王道物ですが
{netabare}ラスボスの麻倉ハオが圧倒的な力を持ち過ぎて、最後まで倒すことが出来なかった。
ジャンプ作品にしては非常に珍しい作品。

【ハオがヤヴァい3点ピックアップ】
①125万という圧倒的な巫力値。(主人公の麻倉葉ですら最終段階で10万)

②原水爆・中性子爆弾・X線レーザーなどの大量破壊兵器をも完全に無効化する。

③殺しても、殺しきることが出来ない。(無限に輪廻転生できる為){/netabare}


ちなみに原作とアニメの結末は全然違うので、注意です⚠
私はこのアニメの結末は好きではないので、ストーリーの評価は★2つ分を減らしています。
最後までにいく間のストーリーだけですと、★5です。


余談というかネタなりますが
私の知り合いに、シャーマンキングの最初のOPである『Over Soul』で痛い目にあった方がいます。
その方が何をやらかしたのかと言いますと、親戚の葬式の際に、携帯電話の着信音を『Over Soul』に設定していて
お坊さんが有り難いお経を唱えている最中、電話がかかって来てしまい
「よみが~え~れ~♫•*¨*•.¸¸♪」と音が鳴ってしまいました。
当たり前ですが親戚が蘇ることはなく、その知り合いは酷く怒られたそうです。


『Over Soul』は決して、葬式のときに流してはいけませんよ。笑

投稿 : 2024/04/27
♥ : 19

Rくん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

タイトルなし

-

全64話

主人公:麻倉葉(cv.佐藤ゆうこ)

あらすじ:
森羅学園中等部に通う少年・小山田まん太は、ある日の帰宅途中、墓場で幽霊と戯れる少年と出会う。少年の名は麻倉葉。彼は霊と様々な交流ができる者、シャーマンと呼ばれる者達の一人だった。彼は500年に一度行われるシャーマン同士の戦い、シャーマンファイトに参加するために上京してきていた。「シャーマンファイト」、それは全世界のシャーマンを統べる「シャーマンキング」を決める戦い。葉と友人になったまん太は、彼を通じて様々なシャーマンたちと出会い、その戦いを目撃していく。wikiより。

OP:Over Soul(1-34)
  Northern lights(35-64)

ED:trust you(1-34)
  おもかげ(35-63)
  魂魄重ねて(64)

-

投稿 : 2024/04/27
♥ : 1

長谷川マダオ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

主人公は好きな性格

前半は良かったんですけどねー。主人公がどんどん強くなっていって、敵だったキャラが仲間になっていく。実に少年誌っぽくて面白かったです。

ただ後半から。
いろんな強キャラが出てくるまでは良かったけど、そのあとのバトルが・・・
主人公ピンチ!っとそこから味方の到着で敵ドーン
主人公ピンチ!っとそこで謎のパワーアップで敵ドーン
敵の倒しかたがうーん、残念。
ラスボスのハオもなんのドキドキもなく倒されちゃって可哀そうに思える程。

この点さえよければ・・・ね。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 3

65.2 9 修行でジャンプなアニメランキング9位
武装錬金(TVアニメ動画)

2006年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (325)
2166人が棚に入れました
私立銀成学園高校。ごく普通の高校生活を送っていた武藤カズキは、ある晩怪物に襲われていた少女を助けようとして、命を落としてしまう。しかし、その少女・津村斗貴子に錬金術研究の成果である「核鉄(かくがね)」を埋め込まれることによって命を救われる。同時に、唯一無二の武装錬金「ランス(突撃槍)」の力を手に入れたカズキは、人を喰らう怪物・ホムンクルスの存在を知り、戦いの世界に足を踏み込んでいくことになる。

声優・キャラクター
福山潤、柚木涼香、真殿光昭、江原正士、平野綾、生天目仁美、谷山紀章、川田紳司、関智一、水田わさび、風間勇刀、近藤孝行、園部好德、いのくちゆか、下屋則子、長克巳、小山力也、速水奨、小山剛志、浜田賢二、小林ゆう、矢作紗友里、皆川純子、保村真、勝生真沙子、釘宮理恵
ネタバレ

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「命の取捨選択なんて俺には無理!拾える命は全部拾う。」主人公のかっこいいわがままには私の心に炎をつけてくれました。

ストーリー

ある日の夜、主人公の武藤カズキは彼が通う私立銀成学園高校の近くになる廃工場を歩いていましたら巨大な謎の怪物に襲われてた所を身を挺して救おうとしましたら、そのまま刺されてしまい、死んでしまいました。しかし、翌日目を覚ましてみましたら、体は無傷で心臓も動いていました。そして、携帯電話には「新しい命、大事にしなさい」と謎のメッセージが残されていて、カズキは何が起こっているのかがまったく分かりませんでした。この物語はそんなカズキの戦いを描いた物語です。

私の感想。

王道系の作品は私はあまり得意ではなかったですが、かなり楽しめました。主人公の超かっこいいセリフやは私の心に響かせてもらいました。戦いで敵が見方になって行き、そして友情・努力・勝利。それがこの作品の一番のおもしろさの魅力だと思います。本当に楽しめました。{netabare} 私が一番気に入った名言は「勝ってアンタを死なせはしない!!」です。この名言には心をかなり動かされました。{/netabare}

私がこの作品で一番好きなキャラクターはパピヨンです。あの変体ぶりには心から笑われてもらいましたが、それだけでなく敵であるカズキとの奇妙な友情関係が最高に良い所でした。

Ssoulのワンポイントピックアップ!!
「このコーナーではこの作品のおもしろい所、注目してほしい所などをピックアップし、説明したいという事です。」

この作品は本当に小さなお子様でも大人でもお勧めできます。かなり楽しめます。ですので、是非見て下さい。

オープニング

「真赤な誓い」
かっこいいです。キャラクター説明が本当にこのオープニングで一番最高な所です。これほど最高なオープニングはあまり無いと思います。でもしかし、一番最高な所は

「真赤な誓いぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃい」
の所が最高すぎです。
かっこよすぎです。
ああ~~ 最高だああああああああああああああああああああああああああああ

エンディング

「ホシアカリ」
ゆったりしていて、落ち着いていて、最高です。
ありがとう 心から。 この曲がエンディングで。
この曲はこの作品のよさを引き出しています。
なぜなら、このエンディングはキャラクター説明が最高な所と、私たちを楽しませる力があるからです。

「愛しき世界」
なぜパピヨン? いや、曲としては合っていますが、なぜパピヨン?他のキャラクターは?曲と画像がかなり合っていますが、なぜパピヨン?曲に合わせて口を動かしていましたが、なぜパピヨン?良いエンディングですが、なぜパピヨン?

さぁ 皆さんもご一緒に。

なぜパピヨン?

投稿 : 2024/04/27
♥ : 21
ネタバレ

Baal さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

真っ赤な誓いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!

↑は赤文字にしたかったですねw ていうかここから全部

赤文字に変えてやりたいくらいですよww

ちょっと脱線してしまいましたが、

和月伸宏による漫画を原作とした作品で原作のほぼ全ての

ストーリーを網羅した構成となっています。全26話、原作未読

この人の有名な作品と言えば「るろうに剣心」ですね。

るろ剣の方は見たことないですが友人曰く「面白い」らしい。

おっと、またまた脱線してしまいましたw


ある日、帰りが遅くなり下校しようとした所、学校裏の廃工場に

明かりを見つけた主人公“武藤カズキ”は廃工場に行ったところ、

女子高生が怪物に襲われそうになっていたので危険を顧みる事なく

助けようと飛び込んで自らの命を落としてしまう。という奇妙で

現実のような不思議な夢を見た・・・

そしてその次の日とある教師に呼び出され放課後に草むしりを

するように命じられて草むしりを終えたところ・・・・


一度は視聴を断念したものの紆余曲折ありまして再視聴した作品です。

(それについては↓の方の余談に簡単に書いておきました。)

最初は第一話でやめてしまいましたが、その後の話を見ていく

うちにいつの間にか面白くなっていって次の話はどうなるの?と

一気に見てしまいました。

少年漫画が原作で直球勝負が好きな熱血漢・正義漢な主人公だった

ので次にどんなことが起きるのかはなんとなく見当がついたりは

しましたが、それ故に何かその想像をその熱さで打ち破ってくれるのでは

と思ったりしていました。まあ実際のところは・・・でしたが・・・


それは置いといて、錬金術の粋を集めて完成させられた核鉄(かくがね)

は己の強い闘争心によって目覚めて、その人の秘められた特性に合わせて

武器を作り出すものでその錬金術のチカラで生み出されたもう一つ

の存在との戦いがメインに進んでいくのですが、熱い主人公が常に

一心不乱に突き進んでいくという印象がやっぱり強かったです。

2006年秋から放送された作品というのもあるのかなと思いますし、

少年漫画ですから、こういう展開に関しては

とことん熱くなれる感じは裏切らないですごいなと思います。


それからアニソン好きなら一度は聴いた事があるだろう(たぶん)

この「真赤な誓い」という曲が直球な作品にあるのに相応しい熱い

曲でとても良かったです。“どんな敵でも味方でもかまわない…”

の所は作品が終盤に差し掛かって様々な敵味方が登場してくるに

つれてどんどん深みと厚さを兼ね備えていくような感じがしました。

そしてその後の「真っ赤な誓いいいいいいいい!!!!」は

めっちゃカッコ良く聞こえます。

もし聴いた事がない方がいたら一度聞いてみるといいと思います。

直球なのに合った熱く燃え滾れるいい曲だと思います。


一度断念したにも関わらず、最後まで視聴してみて本当に良かった

作品でした。これを書いているのは冬の寒い時ですが、これを

見ている時は暖房をつけなくても平気なくらい心の中が熱く燃えて

いられる感じでした。

それでラストにもう一回、


“真っ赤な誓いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!”


余談(この作品に出会った頃からの思い出w)

めっちゃ長いし、そんな事どうでもいいという方はスルーして構いません。

{netabare}
まだアニメにどっぷりと浸かる前の入りたての頃、るろ剣が好きな

友人に作者が同じでこっちが君に合いそうだから一度見てみたらと

言われ、第一話を見たのですが敵がちょっとばかり気持ち悪くて

一話で見るのをやめていた作品でした。

しかしそれから7ヶ月以上が経っていろいろなアニメを沢山見ていき

様々な作品に触れていく中でもっといろんな作品に出会いたいと思って

アニメの中でもアニソンが割と好きな私は沢山のメドレーを聴いたり

ニコニコの一般放送でアニメ企画をやっていらっしゃるコミュニティに

所属して様々なアニソンやアニメに出会いました。

その中でとあるコミュのアニソン紅白の企画の中で白組として

出ていた曲に「真赤な誓い」がありましてどこかで聞いた曲だな

と思っていたところ数ヶ月前に断念していたこの作品のOPだと

知りました。その当時は何も思っていてはいなかったのですが

そのコミュの放送で聞いた後、アニソンメドレーの中にもたくさんある

ということに気づき、いつの間にかこの曲がとても好きになっていました。

そしてその話を友人にした所、気持ち悪いのは後々はそんなに

出てこないと言われ再視聴することを決めました。

そうして最後まで少年漫画らしい直球の熱い話に引き込まれて

視聴を終えて、こうやって感想を書いている次第なのです。

長い話にお付き合い頂いた方々に感謝します。
{/netabare}

◆個人的点数評価 80.853点

投稿 : 2024/04/27
♥ : 31

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

原作をやや忘れかけた頃にアニメ化。熱血少年マンガとして割と王道…?

原作は元々、週刊少年ジャンプに連載されていたマンガ作品。

個人的には結構好きな作品でしたが、アンケートが悪かったのか終盤大詰めになってジャンプ本誌を追われてしまい、それでも大団円で完結を迎えることができた作品でした。

ジャンルはもうこれはほぼ「厨二バトル」で決定的な感じだとは思いますが、主人公の武藤カズキとヒロインの津村斗貴子の恋愛要素もあります。絶命しかけた主人公をヒロインが助けるものの、その副作用で異能を得るというのは厨二バトルもののテンプレのひとつじゃなかろうかと思いますが、本作もホムンクルスと斗貴子との戦いに巻き込まれるような感じで絶命したはずのカズキが、錬金術の成果として作られた「核鉄(かくがね)」を埋め込まれることで一命を取りとめます。

本来、核鉄はホムンクルスと戦う戦士の固有武器を現出させるために与えられるもので、本作のタイトルはこの設定から付けられたものです。

斗貴子は「核鉄の戦士」であり、戦いの背景について説明を受けたカズキは自身も戦いに身を投じていくのです…。

本作でカズキ、斗貴子さんと並んで印象深い登場人物といえば双子の早坂姉弟でしょうか。少年誌掲載作品に登場するキャラとしてはかなり「やっちまった」感があるインパクトのあるキャラでした。

OP曲「真赤な誓い」は本作にピッタリな、盛り上がる熱い名曲だと思います。2クール作品ですが、通して使用されました。EDは前半クールが「ホシアカリ」、後半クールが「愛しき世界」でした。どちらもEDっぽい落ち着いた曲調です。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 15

71.4 10 修行でジャンプなアニメランキング10位
ゆらぎ荘の幽奈さん(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (312)
1565人が棚に入れました
肉体派霊能力者・冬空コガラシ。悪霊に取り憑かれて、大借金を背負わされた彼は家賃の安い部屋を求め、いわくつきの温泉宿・ゆらぎ荘へ下宿することに。そこにいたのは成仏できない女子高生地縛霊の幽奈さんをはじめ、常識では考えられない美少女ばかり。女性しかいないゆらぎ荘の住人から、入居を反対されるも、なんとか暮らし始めたコガラシだったが…。

声優・キャラクター
小野友樹、島袋美由利、鈴木絵理、高橋李依、加隈亜衣、小倉唯、原田彩楓、小松未可子、春野杏

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ちょっとHな温泉×幽霊ラブコメディー!

この作品の原作は未読です…って「週刊少年ジャンプ」連載の作品だったんですね。
この程度の露出なら少年誌でも問題ない…ということなんですね。
…と思ったら、その手の論争が起こったとwikiに掲載されていました。
まぁ、色んな事を言う人が居る、ということですね。
でも「規制より教育が重要」という意見は一理あると思いましたけれど…

この物語の主人公は、肉体派霊能力者の冬空コガラシ…
彼は悪霊に取り憑かれて大借金を背負わされていたので、家賃の安い部屋を求めてゆらぎ荘に下宿することになりました。
家賃は食事もついて格安なのですが、下宿する部屋は所謂「いわく付きの部屋」で、湯ノ花 幽奈という女子高生の地縛霊が棲む部屋だったんです。
ゆらぎ荘には他にも個性豊かで常識では考えられない美少ばかり…
こうして冬空コガラシのゆらぎ荘での新たな生活が始まり、物語が動いていきます。

キャラデザは私好み…それに加えて美少女を演じる声優さんも凄いんですよ。

島袋美由利さん(湯ノ花 幽奈):「はねバド!」の荒垣なぎさ、「はるかなレシーブ」の遠井成美
原田彩楓さん(仲居 ちとせ):「月曜日のたわわ」のアイちゃん、「うらら迷路帖」の千矢
くまちゃん(荒覇吐 呑子):「ももくり」の栗原雪、「クロックワーク・プラネット」のリューズ
りえりー(雨野 狭霧):「このすば」のめぐみん、「リゼロ」のエミリア
唯ちゃん(伏黒 夜々):「ロウきゅーぶ!」の袴田ひなた、「ViVid Strike!」のリンネ・ベルリネッタ
大地葉さん(シラタマ):「プリンセス・プリンシパル」のドロシー、「ちおちゃんの通学路」の久志取まどか
春野杏さん(信楽 こゆず):「潔癖男子!青山くん」の後藤もか、「ブレンド・S」の星川麻冬
小松未可子さん(神刀 朧):「K」のネコ、「灰と幻想のグリムガル」のユメ、「にゃんこデイズ」のろー
鈴木絵理さん(宮崎 千紗希):「あまんちゅ!」の小日向光、「ふらいんぐうぃっち」の倉本千夏

作品は私の主観で抜粋していますが、私にとってどれも思い入れのある作品ばかりで、キャラも未だ頭の中に鮮明に残っています。
たまにこうして声優さんのこれまでの配役を振り返ると、作品の共通点が見出せたりするので個人的には楽しんでいます。

でもこんなキャラに囲まれたハーレムって…
全く…冬空 コガラシ…毎朝川に叩き込まれるのは流石に勘弁して欲しいですが、それ以外の日常生活はまさに天国そのものじゃありませんか…
と、思えるくらい登場する女の子たちが可愛いんです。

湯ノ花 幽奈:ゆらぎ荘の女子高校生地縛霊。恥ずかしがるとポルターガイストを発生する。
雨野 狭霧:妖怪を成敗する霊能忍者集団・誅魔忍軍所属。実はかなりの照れ屋。
荒覇吐 呑子:いっつもお酒を呑んでいるセクシーお姉さん。酒呑童子の末裔の鬼。
伏黒 夜々:いつも眠そうな猫系女子。猫神に愛されており猫耳やしっぽがある。
仲居 ちとせ:ゆらぎ荘の管理人で幼い見た目に反して、ゆらぎ荘最古参の座敷童子。
神刀 朧:龍雅家に仕える神刀。龍雅家のためにコガラシとの子作りを目論む。
信楽 こゆず:化け狸の少女。千紗希に憧れて、彼女のおっぱいを研究している。
宮崎 千紗希:コガラシの同級生でアイドル級の美少女。少しHな妄想癖がある。

こんな個性的な女の子たちと冬空コガラシによるバタバタ劇が繰り広げられるんです。
ハーレム系の作品が苦手な方にはお勧めできませんが、嫌いじゃなければポイントの高い作品なのではないでしょうか。
それも冬空コガラシの優しさが相まっての事なんですけどね…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、春奈るなさんの「桃色タイフーン」
エンディングテーマは、湯ノ花幽奈、宮崎千紗希、雨野狭霧による「Happen〜木枯らしに吹かれて〜」

1クール全12話の物語でした。
ラッキースケベ系ハーレム作品としては総じてレベルの高い作品だと思います。
ですが、幽奈が地縛霊になった理由や成仏できない理由など、まだまだ分からない点が多く残っている状況です。
続編、制作して頂けると嬉しいんですけどね…

投稿 : 2024/04/27
♥ : 16

梅村 巳貴 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

一言で言えば、主人公を熱血性格イケメンにした、To LOVEる -とらぶる-ダークネス。

最初観たとき?異様なほどの、To LOVEる -とらぶる-感を感じた。主人公のコガラシがすごく爽やかな好青年だと感じた。オカルト要素のあるラブコメバトルアニメという感じ。ラストが尻切れトンボで無難な展開という感じがしたので、是非、二期を作って欲しい。Blu-ray版では地上波版では規制がかけられていたお色気描写が解禁されている。原作コミックのある巻数の限定版にはオリジナルBlu-rayが同梱されている物があり、キャラデザは違うが、Blu-ray版よりも相当性的なシーンが多く散見されR15的になっている。私的には、原作の方が好み。
作画クオリティーは及第点だが、キャラデザが微エロアニメにしてはちょっと違和感がある。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 9

郷音 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ちょっとHな温泉×幽霊ラブコメディー!

2018年夏アニメ。

原作漫画は週刊少年ジャンプ連載中。

ネットで「To LOVEるの後を継いだエロ枠」とか言われてたら見ざるを得ないよねw

舞台が温泉宿なので入浴シーンが多かったんですが

謎の光多すぎィ!!

完全版は購入しないとダメか…

アニメ前は狭霧派でしたが、仲居さん派に移行しましたありがとうございます

2期も期待したいけど、原作が今バトル漫画になってるらしいからなぁ…

投稿 : 2024/04/27
♥ : 4

64.3 11 修行でジャンプなアニメランキング11位
ドラゴンボール改[DRAGON BALL KAI](TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (162)
969人が棚に入れました
原作者の鳥山明自らが監修に携わり、アフレコは新規に行われた。既に故人となっている声優については、別の声優を起用し、それ以外でも敵キャラクターを中心に声優の変更がある。「スピーディーな展開」という観点から、原作に基づいて『ドラゴンボールZ』におけるオリジナル描写等を大幅に省略し、短めに構成されている。また、戦闘シーンなどにおける一部映像が『Z』当時より早送りしている部分もある(フリーザが身体を切断されるシーンなど)。

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

劇場版公開記念! フリーザ編視聴完了。7月からは、完全新作となるTVシリーズ「ドラゴンボール超(スーパー)」が始動。

ドラゴンボールZ 復活の「F」、公開19日間で興行収入31億円を突破! 前作の最終興収(29.9億円)を超えるヒットに
4月18日に公開となったアニメ映画『ドラゴンボールZ 復活の「F」』だが、公開19日間で興行収入31億円を突破したことがわかった。

4月18日より東映史上最大規模の653スクリーン(2D×325/3D×300/4DX×10/IMAX3D×18)で公開された本作だが、公開19日間で動員236.5万人を記録し、興行収入は31億円を突破したことが明らかに。これで、興行収入としては前作「ドラゴンボールZ 神と神」の最終興行収入(29.9億円)を超えたこととなる。

さらに、大ヒット御礼として、5月9日に「悟空の日」として舞台挨拶イベントを実施することが決定。当日は声優の野沢雅子さんが登場し、ファンと一緒に喜びを分かち合うとのこと。

なお、7月からは、完全新作となるTVシリーズ「ドラゴンボール超(スーパー)」が放送される。

ドラゴンボールZ 復活の「F」、公開7日目で動員100万人を突破! 2015公開作品では最速、興行収入13億円に
4月18日に公開となったアニメ映画『ドラゴンボールZ 復活の「F」』だが、公開7日目で動員100万人を突破することが確実となった。

4月18日より東映史上最大規模の653スクリーン(2D×325/3D×300/4DX×10/IMAX3D×18)で公開された本作だが、公開6日目である4月23日までに動員95万人を超え、公開7日目に動員100万人の大台を突破することが確実となった。もちろん、2015年に公開された作品としては最速での100万人突破で、公開6日目までの興行収入は約13億円を記録している。休日は旧作ファンの30~40代や現在放送中の「ドラゴンボール改」を視聴している親子が、平日は10代~20代の男性が友人同士で劇場に足を運んでいるのが特徴的で、前作「神と神」に比べて未就学児童から中学生までの層が大幅に増加。大型連休に突入することで、ファミリー層の観客動員拡大も見込まれる。

なお、このヒットを受け、配給の東映は4月28日に大ヒット御礼舞台挨拶を行うことを決定。詳細は公式サイトで発表される。

ドラゴンボールZ 復活の「F」、初週2日間で興行収入10億円に迫る! 前作対比140%、最終興収50億円も射程圏内
4月18日に公開となったアニメ映画『ドラゴンボールZ 復活の「F」』だが、初週2日間で興行収入9.6億円超という絶好のスタートを切ったことがわかった。

2013年3月に17年ぶりの劇場版として公開された「ドラゴンボールZ 神と神」に続き、19作目の劇場版ドラゴンボールとなる本作。前作「神と神」の続編で、原作者・鳥山明さん自らが脚本を担当することでも注目を集めている。監督は、長きに渡ってシリーズの作画監督を務め、前作では総作画監督として参加した山室直儀さん。キャストは野沢雅子さん、中尾隆聖さん、山寺宏一さん、森田成一さん、堀川りょうさん、佐藤正治さん、鶴ひろみさん、田中真弓さん、古川登志夫さん、草尾毅さん、緑川光さん、皆口裕子さん。主題歌を歌うのはアイドルユニット「ももいろクローバーZ」。

4月18日より東映史上最大規模の653スクリーン(2D×325/3D×300/4DX×10/IMAX3D×18)で公開された本作だが、初週2日間で約71.6万人を動員し、9.6億円を超える興行収入を記録したことが判明。週末ランキングでは動員数・興行収入ともに1位で、30億円近くの最終興行収入を叩き出した前作(2013年「ドラゴンボールZ 神と神」)と比べても、動員127.4%・興収140.3%と絶好の成績となっている。

なお、この数字は今週末のみならず2015年に入ってから公開された全作品の中でもNo.1。最終興収50億円の大台も見えている。

ドラゴンボールZ 復活の「F」、お台場・フジテレビ球体展望室で4月11日より展示イベントを開催! 「F」の復活祭
天下一武道会の壮絶な闘いから5年。世界は、平和を手に入れ、孫悟空も最愛の妻・チチとの間に息子・悟飯が誕生し、平穏な日々を過ごしていた。しかし、ある日突然、強靭な尻尾を持つ謎の男・ラディッツの出現によって、平和はもろくも崩れ去る。その想像を絶するパワーは、悟空や弟弟子のクリリンさえも一撃で倒してしまうほど強力。このラディッツこそ、惑星ベジータが全滅した時、奇跡的に生き残った悟空の兄だったのだ。ラディッツは卑怯にも悟飯を人質に取り、自分たちの仲間に加わることを悟空に強制する。兄たちの狙いは、地球に住む人々を絶滅させて、地球を我がものとすること。一大危機に見舞われた悟空は、宿命のライバル・ピッコロ大魔王と手を組み、兄ラディッツと対決するが…。

サイヤ人編
第1話闘いの幕開け! 帰ってきたぞ孫悟空
かつて、幾度となく地球の危機を救った戦士・孫悟空は、妻のチチや息子の悟飯とともに平和に暮らしていた。そんなある日、悟空は悟飯を連れて師匠の亀仙人のもとを訪れる。

第2話敵は悟空の兄!? 最強戦士サイヤ人の秘密
悟空の前に突如現れた男は、自らを兄・ラディッツだと名乗った! 任務のために、仲間になるよう強要するが、悟空は拒否! 怒りのラディッツに悟飯を連れ去られてしまう!

第3話命をかけた闘い! 悟空とピッコロ捨て身の猛攻
悟飯救出のため、悟空はライバルのピッコロと共闘し、ラディッツに攻撃を仕掛けるが、圧倒的な攻撃を前にまったく太刀打ちができない! 万事休すかと思われたそのとき…。

第4話あの世で走れ孫悟空! 100万キロの蛇の道
ラディッツ戦で天国へ行った悟空は、界王さまのもとで修行を積むため、閻魔大王のもとから蛇の道を走り出す! 一方、ピッコロはサイヤ人襲来に備え、悟飯を育てる特訓を開始する。

第5話荒野のサバイバル! 月夜が悟飯を呼び覚ます
ピッコロが悟飯に課した最初の修行は、6ヶ月間を生き延びること。荒野での厳しい生活に弱音を吐く悟飯だったが、夜中に満月を目撃して、凶暴な大猿へと変身してしまう!

第6話辿り着いた終点! 界王様のおちゃめな試練
蛇の道を走り抜けて界王星にたどり着いた悟空は、界王様をギャグで笑わせるテストに合格! まずは重力が地球の10倍もある界王の星の環境を克服する修行をスタートする。

第7話10倍重力と闘え! 悟空よ修行はかけっこだ
悟飯たちが修行に励んでいる頃、悟空はついにバブルス君を捕まえる課題に成功! 二つ目の課題も見事クリアして、いよいよ界王様から直接修行をつけてもらうことになった。

第8話いでよ神龍! サイヤ人ついに地球到着
孫悟空がついに復活! 界王の星で修行を終え、元気玉をも完成させた悟空はドラゴンボールで生き返り、下界へ急ぐ。だが悟空よりも先にサイヤ人たちのポッドが地球に迫る!

第9話ヤムチャ奮闘! おそるべし栽培マン
地球に降り立ったサイヤ人は、高い戦闘力を求めてピッコロのもとへ。そこへクリリンたちも現れ、栽培マンを相手に戦闘開始! 奮闘するヤムチャに栽培マンの意外な反撃が…。

第10話待ってろ餃子! 天津飯絶叫の気功砲
クリリンたちは修行の成果を発揮し、見事に栽培マンを全滅させた。しかし、次の敵ナッパには餃子の捨て身の攻撃も通用しない。怒った天津飯は、命がけで気功砲を放つ!

第11話間に合うか孫悟空!? 戦闘再開まで3時間
ベジータは悟空の存在が気になり、戦闘を3時間ほど中断。しかし戦闘再開の時が来ても悟空は現れない…。ピッコロたちは何とか持ちこたえようと、巧みな作戦で戦い続ける。

第12話ピッコロが流した涙…孫悟空怒りの大反撃!
予想外の苦戦に激怒したナッパが、悟飯に襲いかかる…! ピッコロは悟飯をかばうが力及ばず、悟飯もトドメをさされようかというその時、筋斗雲に乗った悟空がやって来た!

第13話これが界王拳だ!! 限界バトルの悟空vsベジータ
界王拳でナッパを仕留めた悟空は、場所を移してベジータとの一騎打ちに挑む! しかし、2倍界王拳でもベジータにはかなわず、界王拳を3倍へと引き上げることを決意する。

第14話激突かめはめ波! ベジータ執念の大変身
悟空は体の限界を超え界王拳を3倍から4倍へと強化し、ベジータのギャリック砲をかめはめ波で押し返した。だが、プライドを砕かれたベジータは大猿へと変身してしまう!

第15話絶体絶命の悟空! 元気玉に願いを託せ
ベジータの猛攻を受け、悟空は大ピンチ。そのとき大猿の尻尾を切り、ベジータの変身を解いたのはヤジロベーだった。悟空は最後の力を振り絞り、元気玉をクリリンに託す。

第16話打倒不死身のベジータ! 奇跡を起こせ孫悟飯
運命をかけた元気玉が直撃し勝利を喜ぶ悟空たち! だが、その喜びも束の間、ベジータはボロボロになりながらも命をとりとめていた。絶体絶命と思われたその時、悟飯が…!

フリーザ編
第17話激戦の夜明け…希望の星はピッコロの故郷
悟空たちは死闘の末、ベジータを撃退した。だが、ピッコロの死でドラゴンボールが消滅。二度と仲間を復活させられない。そんな中クリリンは、ある可能性を語り始める…。

第18話ユンザビットに眠る宇宙船! ナメック星へいざ発進
ドラゴンボールのあるナメック星に行くため、ユンザビット高地に宇宙船を探しに来たブルマとミスター・ポポ。そこで二人は、地球の神を運んできた宇宙船を発見する。

第19話新たなる強敵! 宇宙の帝王フリーザ
一ヶ月の旅を終え、ブルマたちは無事ナメック星に到着する。しかし、そこには宿敵・ベジータ、さらには宇宙を力で支配する組織の親玉・フリーザまでもやって来ていた!

第20話フリーザへの反逆! 野望に燃えるベジータ
フリーザは、ナメック星の村々から強引にドラゴンボールを奪い、願いを叶えようとしていた。一方ベジータは、フリーザの部下・キュイを粉砕。ボール集めに取りかかる!

第21話守れドラゴンボール! ナメック星人総攻撃
フリーザ一味は、ドラゴンボールを渡さないナメック星人をいたぶり、倒し、圧倒的な戦力差を見せつける。様子を見ていた悟飯とクリリンだが、一味の強さに手を出せず…。

第22話猛追ドドリアの恐怖! ベジータに明かす真実
ドラゴンボールを脅し取ったフリーザは、残った村人たちまで襲いはじめる! それを見ていた悟飯は、彼らの非道なやり口に逆上! 逃げ惑う子供を救うために飛び出すが…。

第23話暗躍のベジータ! ナメック星人を襲う悲劇
クリリンは、救出した子供・デンデの案内で、星を治める最長老のもとへ向かう。一方ベジータは、ナメック星人の村を強襲! 一つ目のドラゴンボールを手に入れてしまう。

第24話甦る仲間たち! 美戦士ザーボン悪魔の変身
サイヤ人との闘いで敗れたピッコロたちが、界王の星に到着。界王のもとで修行を開始する! 一方ナメック星では、ドラゴンボール探しをしていたザーボンにベジータが襲いかかる!

第25話パワーアップだクリリン! うごめくフリーザの予感
最長老の家に到着したクリリンは、最後のドラゴンボールを託される。一方、フリーザはベジータに隠されたドラゴンボールのありかを吐かせようと画策。ベジータの探索に乗り出す。

第26話砕け散れ陰謀! 逆襲のベジータvsザーボン
フリーザの宇宙船で治療を受けたベジータは、不意をついて、フリーザの持つドラゴンボールをすべて奪って逃走する! フリーザは激怒し、ザーボンを向かわせるのだが…。

第27話一触即発のピンチ! 悟飯よ四星球を守れ
ザーボンを倒したベジータは、ボールをすべて手に入れたと歓喜する。しかし、悟飯がベジータの隠したボールを発見。持ち帰ろうとしていたところ、ベジータと遭遇して…。

第28話迫る超決戦! ギニュー特戦隊只今参上ッ!
最長老のもとへと向かう悟飯とクリリンは、急ぐあまりベジータに居場所を発見されてしまう。一方、宇宙からはフリーザ直属のエリート部隊・ギニュー特戦隊が接近し…。

第29話特戦隊の一番手! グルドの呪縛を打ち崩せ
悟飯たちは、ナメック星に到着したギニュー特戦隊に、すべてのドラゴンボールを強奪されてしまう。強敵を前にベジータと共闘することを決意するクリリンだが…。

第30話地獄のリクーム! 楽しませろよベジータちゃん
不意を突いた攻撃でグルドを倒したベジータは、リクームとの戦いに挑む! 先制攻撃をしかけるベジータだったが、頑丈な体と超絶パワーを持つリクームには通用しない…!

第31話孫悟空ついに到着! 蹴散らせギニュー特戦隊
ついに悟空がナメック星に到着した! 悟飯たちに仙豆を与え、3人の命をつなぎとめた悟空は、特戦隊をひとりで片付けると豪語! 宣言通り、リクームを一撃で倒してしまう。

第32話真打ち登場!? ギニュー隊長vs孫悟空
悟空たちは、まだフリーザが願いを叶えていないと推察。ボール奪還への希望を見出す。一方、ジースの報告を受けたギニューは、悟空を倒すため闘いの場へと戻ることに!

第33話フルパワーだ孫悟空! おののくギニューに秘策あり!?
ギニューは自らの戦闘力を遙かに上回る悟空の力を前に、驚きを隠せない。一方、フリーザはついに最長老のもとへ到着! ドラゴンボールの使い方を聞き出そうとするが…。

第34話ビックリ! 悟空がギニューでギニューが悟空!?
ギニューのボディチェンジが炸裂し、悟空はギニューと体が入れ替わってしまう! 一方、悟飯たちはフリーザの隠したドラゴンボールを発見。願いを叶えようとするのだが…。

第35話悟空大逆転!? 今こそいでよ超神龍!
ギニューは悟空と体を入れ替えたが、精神と肉体が一致しないため、本来の力を引き出すことができない。窮地に陥ったギニューは、今度はベジータの体を奪おうとする。

第36話激昂フリーザが迫る! ポルンガよ…願いを叶えたまえ!
ついにナメック星の神龍が出現する。さっそく3つの願いを叶えようとする悟飯たちだが、1つの願いで生き返らせることが出来るのは1人だけ。迷う悟飯の心に、ピッコロが語りかける。

第37話悪夢の超変身! 戦闘力100万のフリーザ
甦ったピッコロは、悟飯たちのもとへ向かう途中、瀕死のネイルを発見! ネイルと同化してパワーアップを果たす。一方の悟飯たちは、フリーザの強大な気に圧倒されていた。

第38話牙をむくフリーザ! 超絶パワーが悟飯を襲う
フリーザの凶刃にクリリンが貫かれた…。その光景に怒りを爆発させた悟飯は、フリーザに猛攻をしかける。だが、攻撃は通用せず、さらにフリーザの怒りを買ってしまう!

第39話新生ピッコロあらわる! 激怒フリーザ第2の変身
ついに到着したピッコロがフリーザと対決! 悟飯たちは、フリーザと互角の闘いを繰り広げるピッコロの姿に希望を見出すが、フリーザは依然として余裕の態度を崩さない。

第40話フリーザ最後の超変身! 地獄以上の恐怖がはじまる
二度目の変身を遂げたフリーザが、ピッコロを窮地に追い込んでいく…。怒った悟飯が渾身の気功波を放つものの、フリーザには通用せず、簡単に跳ね返されてしまう!

第41話待ちに待ったぜこの瞬間! 孫悟空が復活だ
デンデの力で復活し、自分は超サイヤ人になったと確信したベジータは意気揚々とフリーザに闘いを挑む。だが、フリーザとの実力差に絶望。完全に戦意を喪失してしまう。

第42話フリーザを倒せ孫悟空! 誇り高きベジータの涙
フリーザがベジータに止めを刺そうとしたそのとき、傷を完治させた悟空がついに到着する。復活を喜ぶ仲間たちに、悟空はたったひとりでフリーザと闘うことを宣言する!

第43話孫悟空vsフリーザ! 超決戦の幕開けだ!
宇宙の命運を賭けた悟空とフリーザの最終決戦がついに始まった! 自分と互角の闘いをする悟空の実力を認めたフリーザは、金縛りを使って一気に勝負を決めようとする!

第44話限界突破の肉弾戦! 悟空とフリーザとギニュー再び!?
悟空との闘いに余裕の笑みを見せるフリーザは、手を使わずに闘うと宣言! 悟空は自らにハンデを課すフリーザに先制攻撃を仕掛ける。しかし、その攻撃はほとんど通用せず…。

第45話20倍界王拳だ! すべてを賭けたかめはめ波
悟空とフリーザ…互いに隠していた実力に差がありすぎた。悟空は、フルパワーの50%しか出していないフリーザに一気に劣勢へと追い詰められる。悟空に勝機はあるのか…?

第46話これが最後の切り札だ! 悟空の特大元気玉
絶体絶命の悟空は、最後の切り札として元気玉にすべてを賭ける! 悟空はフリーザの猛攻に耐え、決死の覚悟で元気を集めるのだが、完成直前でフリーザに気付かれてしまう。

第47話目覚めろ伝説の戦士…超サイヤ人、孫悟空!!
悟空の特大元気玉を食らってもなお、フリーザは生きていた! フリーザになすすべもなく倒されていく仲間たち…。その光景を目の当たりにし、悟空の怒りは限界を突破する!

第48話怒れる超サイヤ人! 名乗りを上げろ孫悟空!
悟空はついに伝説の戦士・超サイヤ人へと覚醒した! 悟飯にピッコロを連れて地球へ戻るように促すと、驚異の力でフリーザを圧倒する! だが、フリーザはその自信を崩さず…。

第49話仇を討て孫悟空! 惑星崩壊のカウントダウン
フリーザの放ったエネルギー弾は、ナメック星の中枢を破壊! ナメック星の爆発まで、残り5分となってしまう。悟空は残り時間でフリーザとの決着をつけるべく、最後の闘いに挑む!

第50話フリーザ決死のフルパワー! 願いを届けてくれ神龍
ナメック星の爆発が迫る中、フリーザと悟空の闘いは熾烈を極める! その頃、地球では、ヤムチャたちを生き返らせるため、ミスター・ポポがドラゴンボールを集めていた。

第51話悟空激怒の雄叫び! 間に合え…起死回生の願い!
フリーザの攻撃を受け、悟空の気が消えたことを察した悟飯は、ブルマの制止を振り切ってフリーザのもとへ向かう。悟飯は決死の覚悟で、フリーザに闘いを挑むのだが…。

第52話消えゆく星に残った2人! これが最終決戦だ
ポルンガへの願いが叶い、ナメック星には悟空とフリーザのみが残された。闘いはさらに激化していくかと思われたがフルパワーの反動でフリーザの気が徐々に減りはじめ…。

第53話孫悟空、最後の一撃…ナメック星宇宙に散る
自らの技で自滅し、瀕死となったフリーザは、悟空に命乞いをしてかろうじて命を繋ぎ止める。だが、フリーザは敗北を認めず、立ち去ろうとする悟空に最期の一撃を放つ。

第54話宇宙に消えた悟空…甦れ! 超戦士たち
悟空はナメック星の爆発とともに、宇宙へ散った…。界王からその事実を聞いたヤムチャは、悲しみをこらえながらも地球にいるブルマに、一連の出来事を伝えるのだが…。

劇場版公開前の視聴履歴
魔法少女まどか☆マギカ 2013年10月の経緯
2013年10月からは劇場版 [新編]の公開に合わせ、「魔法少女まどか☆マギカ」をBS11で視聴。(2013年10月時点で視聴回数7以上)
毎日放送で新編公開前日深夜(当日未明)に当たる2013年10月25日に、前後編の地上波初放送を記念した一挙放送特別番組『劇場版公開記念!「魔法少女まどか☆マギカ」朝まで4時間SP』を視聴。
『[新編] 叛逆の物語』は2013年10月26日に公開(初日の午前に視聴)。

ドラゴンボールZ 2015年4月の経緯
BSフジでドラゴンボールZ放送中で2015年4月現在「フリーザ編」視聴。
劇場版公開記念でドラゴンボール改を2015年3月に「サイヤ人編」視聴。
『ドラゴンボールZ 復活の「F」』は2015年4月18日に公開。

※「魔法少女まどか☆マギカ」と「ドラゴンボールZ」のみ視聴回数が10以上である。

ドラゴンボールZ 復活の「F」、お台場・フジテレビ球体展望室で4月11日より展示イベントを開催! 「F」の復活祭
4月18日に公開となるアニメ映画『ドラゴンボールZ 復活の「F」』だが、お台場・フジテレビ球体展望室「はちたま」で4月11日より展示イベントが開催される。

2013年3月に17年ぶりの劇場版として公開された「ドラゴンボールZ 神と神」に続き、19作目の劇場版ドラゴンボールとなる本作。前作「神と神」の続編で、原作者・鳥山明さん自らが脚本を担当することでも注目を集めている。監督は、長きに渡ってシリーズの作画監督を務め、前作では総作画監督として参加した山室直儀さん。キャストは野沢雅子さん、中尾隆聖さん、山寺宏一さん、森田成一さん、堀川りょうさん、佐藤正治さん、鶴ひろみさん、田中真弓さん、古川登志夫さん、草尾毅さん、緑川光さん、皆口裕子さん。主題歌を歌うのはアイドルユニット「ももいろクローバーZ」。

4月18日の劇場公開に向け、お台場・フジテレビ球体展望室「はちたま」で4月11日よりイベント『ドラゴンボールZ 「F」の復活祭』を開催することが決定。目の前で名言を発するというフリーザロボティクスが出現するほか、映画キャラクター設定画の展示、孫悟空役・野沢雅子さん×フリーザ役・中尾隆聖さんスペシャルインタビューや最新予告映像の上映、映画紹介パネルの展示などが行われる。また、フォトスポットコーナー、イベント限定アトラクション「タイミングゲーム筋斗雲にのろう!」※有料、ドラゴンボールグッズコーナー、プリクラやガチャガチャといったアミューズメントコーナーも設置される。

営業時間は10時~18時で、開催は5月31日まで(※5月10日以降は月曜休館)。入場は無料だが、球体展望室入場料(大人550円/小中学生300円)が別途必要。

1989年4月26日から1996年1月31日までフジテレビ系列で放送されたテレビアニメ『ドラゴンボールZ』(以下『Z』と表記)のうちサイヤ人編から人造人間・セル編までをデジタルリマスター再編集版として2009年4月5日から2011年3月27日まで同系列で放送された。テレビシリーズのレギュラー放送としては、『ドラゴンボールGT』が終了した1997年11月以来、11年4ヶ月ぶりとなる。

原作者の鳥山明自らが監修に携わり、音楽は新規のものに差し替えられ、音声も全て再録された。既に故人となっている声優を中心に、多くのキャラクターの配役が変更された。フリーザ編までは元々の担当声優が現役で活動している場合でも新たな声優を起用する事が多かった。『レイジングブラスト』以降のゲームや映画『神と神』でも本作のキャスティングが踏襲されている。

『Z』では放送内容が原作に追いつかないように、回想シーンを多く挿入したりアニメオリジナルエピソードを挿入するといった引き伸ばし措置が行われていたが、本作では原作が既に完結済みであるためスピーディーな展開が可能となりオリジナルエピソードなどを大幅に省略し、演出のテンポを早めることで『Z』の2話から数話分の展開を1話でこなしている。

2014年4月6日より、魔人ブウ編の放映開始が決定し、3年ぶりに放送再開する。

オープニングテーマ
「Dragon Soul」

エンディングテーマ
第1期前半 「Yeah! Break! Care! Break!(ヤブレカブレ)」
サイヤ人編・フリーザ編(1話 - 54話)で使用。
ドラゴンボールシリーズのエンディング曲としては初めて歌詞字幕が流れている。
第1期後半「心の羽根」
人造人間編(55話 - 98話)で使用。

ドラゴンボールの登場人物
ラディッツは宇宙最強の戦闘民族サイヤ人の戦士であり、孫悟空の実兄。実の甥である孫悟飯を人質に取って地球人100人を殺すよう要求したり、自身が窮地に陥ると命乞いや騙し討ちを試みるなど、冷酷にして卑劣な性格の持ち主。M字型の生え際と、膝あたりまで伸びている細かく尖った長い髪が特徴。エイジ737年の惑星ベジータ消滅の際は、他の星を侵略していたため命拾いし、ベジータ、ナッパ、カカロット(孫悟空)とともに数少ないサイヤ人の生き残りとなった。

戦闘力は息子・悟飯を助けるためとはいえ、本来フェアな勝負を好む悟空が、ライバルのピッコロと手を組んで2人がかりで奇襲を仕掛けるといった手段を選ばざるを得ず、さらには「今度ばかりはワクワクしない、恐ろしくてガタガタくる」と、強い相手との戦いを何よりも楽しむはずの悟空に弱音を吐かせる程の圧倒的な実力差を誇っていた。

後に明かされた戦闘力は1500。これは一人前のサイヤ人の実力としては最低レベルで、ラディッツは最下級戦士の生まれで、さらには強敵との戦闘経験が不足していると判明した。残りのサイヤ人であるナッパとベジータは、それぞれ4000、18000と、ラディッツを遥かに凌いでいる。また、その時に生き残ったサイヤ人4人の中では、弱点である尻尾を唯一鍛えておらず、ナッパに「よわむしラディッツ」と呼ばれるなど馬鹿にされていた。
ラディッツ名前の由来はハツカダイコンの英語ラディッシュから。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 28

65.0 12 修行でジャンプなアニメランキング12位
NINKU -忍空-(TVアニメ動画)

1995年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (156)
941人が棚に入れました
大戦の時代、悪政で人々を弾圧していた帝国府は忍空隊と呼ばれるわずか数十名の隊員で構成される部隊によって壊滅寸前に追い込まれた。帝国府はかろうじて大戦に勝利するも、忍空の力を恐れて討伐に乗り出す。風助は連れ去られた母親を救出し、帝国府の悪事を食い止めるべく旅にでる。

Katchan さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

だけど、楽しいだけならば …きっと、幸せ見失う。

まず鈴木結女さん歌うOP&EDが最高です!
※いつも歌詞には考えされますね。

それと声優陣も充実しており、アクションシーンは当時は圧巻でした。
>NARUTOに影響を与えたのも分かります。

忍術と空手を融合した武術「忍空」で戦場を支配していた部隊長であった風助。

そんな風助が戦場などで学んだ、争うことの愚かさ。
…しかし、戦が終わっても、争いに飢えた忍空使いは絶えない。

そんな風助の「生きる」をテーマにした救済?物語かなぁ。
※原作とは少し内容が違うので、比べてみるのも良し。

ギャグシーンも結構あるので笑えますw

JUMPアニメの中では大好きでした。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 3

ろき夫 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

心温まる作品

今となっては10年以上前の古い作品になりましたけれども、私の中で、この作品のよさは少しも薄れることはありません。

完成度の高い最近のアニメに慣れている方には、このアニメは展開が遅く、ワンパターンで、ストーリーの粗が気になるかもしれませんが、このアニメには人情味あふれるキャラクター達が繰り広げる心温まる話がたくさんあります。
ありきたりといえばありきたりの話ばかりかもしれませんが、なにか惹き付けられるものがあるのです。
私の乏しい表現力では表すことが難しいのですが…。

観るたびにとても癒されてますw

そして、この作品を強く印象付けているのが何と言っても鈴木結女さんの曲です。
OP・EDともに歌いあげ、そのどれもが名曲です!!
とくにED「それでも明日はやってくる」はまさに神曲で、歌詞が良すぎるw前向きになれる曲です。
曲だけでもぜひ一度聴いてもらいたいです。

自由奔放な主人公「風助」
女嫌いという珍しいキャラ設定の「藍眺(あいちょう)」
女好きで男気あふれる「橙次(とうじ)」
わがままな一般人「里穂子(りほこ)」
の個性あふれるキャラ達の忍術活劇が大好きです。

当時のアニメとしては戦闘シーンは良く出来ているのではないですかね。欲を言えば、メキラとの本気の戦闘が観たかったですね。

以上です。読んでいただきありがとうございます。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 11

73.1 13 修行でジャンプなアニメランキング13位
僕のヒーローアカデミア(第5期)(TVアニメ動画)

2021年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (184)
905人が棚に入れました
超常能力“個性"を持つ人間が当たり前の世界。憧れのNo.1ヒーロー・オールマイトと出会った“無個性"の少年・緑谷出久、通称「デク」は、その内に秘めるヒーローの資質を見出され、オールマイトから“個性"ワン・フォー・オールを受け継いだ。デクはヒーロー輩出の名門・雄英高校に入学し、“個性"で社会や人々を救ける“ヒーロー"になることを目指し、ヒーロー科1年A組のクラスメイトたちと切磋琢磨する毎日を過ごしていた。「プロヒーロー仮免許」取得とプロヒーローインターン活動。そこでの少女・エリとの出会いと、そのエリを恐るべき計画に利用する「死穢八斎會」の若頭オーバーホール、エリを救うための死闘。エリや雄英生徒の皆を笑顔にするための文化祭。新たなヒーローランキングの発表…。慌ただしい日々の中、デクは着実に成長を続けていく。その一方で、死柄木弔率いる敵<ヴィラン>連合もその力を蓄えていた。“最高のヒーロー"を目指すデクの次なる試練、それは同じくヒーローを目指す1年B組との、互いのプライドを懸けた対抗戦!体育祭以来の直接対決に、生徒たちの意気は上がる。そんな中、デクの中で新たな“何か"が目覚めようとしていた―。

声優・キャラクター
山下大輝、岡本信彦、佐倉綾音、石川界人、梶裕貴、増田俊樹、悠木碧、井上麻里奈、細谷佳正、畠中祐、広橋涼、真堂圭、諏訪部順一、三宅健太

ねるる さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

不穏な空気が漂うアニメシリーズ第5期

アニメシリーズ第5期。
前半はヒーロー科1-Aと1-Bのクラス対抗戦、中盤にそれぞれのインターンの話と轟君の家族の話、後半はヴィラン(敵)視点のストーリーを描いたシーズン。

前半は今までのどの期よりも、テンポが悪くて中々見ずらかった。それだけ各キャラを丁寧に描いてるんだろうけど、今までのスピード感はなかったです。その中でも、かっちゃんのチームの戦いは凄く良かった。本当に魅力的なキャラ過ぎるぞ爆豪勝己。

今期の注目は、後半5話(108話~112話)のヴィラン側のストーリー。
ヴィラン連合側のキャラを深堀してて、それぞれ一皮剥けるシーンがあってすごく良かった。死柄木弔の話は正直ショッキング過ぎた。人って生まれがどうあるかより、出会う人によって人生が変わるって事をこの作品見てて凄く思うから、死柄木くんの今後がどうなるか見守りたくなった。

噂に聞いてたけど、ヒロアカは地獄というのが身に染みてきた…。
今後の展開も見逃せないので、2022年秋放送予定の第6期も続けて視聴予定です。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 4
ネタバレ

くま さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

おおいなる戦いに向けて、強くなれ。

やっと5期まで追いついた!
本当に1話1話引き込まれてあっという間だった。

5期は今までよりもシリアスな話が多く、特にヴィラン連合の話が印象に残った。ヴィランも全員が重い過去を持っていて悪い奴らだけど同情してしまうし、それぞれの魅力を感じる回だった。

凄い展開になる予感がプンプンしてて6期が楽しみ!


印象的なシーン----------------

{netabare}・エンデヴァーが普通に可哀想
・トガちゃんはヴィランになるために生まれてきた子だったんや
・死柄木弔の過去があまりにもツラい...{/netabare}

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投稿 : 2024/04/27
♥ : 2

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

おおいなる戦いに向けて、強くなれ。

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ版は第1期~第4期まで視聴済です。
間もなく秋アニメも終盤…というか、もうぼちぼち終わり始めている作品がある中、この作品の視聴とレビューがこんなにも遅くなるなんて、改めてアニメの視聴時間が減っているのを実感します。

アサルトリリィのラストバレットに絶賛ハマリ中である上、仕事もこの春から忙しくなったという理由は明確に分かってはいるものの、これらの原因は自分ではどうにもならないので、もう少しこんな感じが続くんだろうなぁ…と思っています。


超常能力“個性”を持つ人間が当たり前の世界。
憧れのNo.1ヒーロー・オールマイトと出会った“無個性”の少年・緑谷出久、
通称「デク」は、その内に秘めるヒーローの資質を見出され、
オールマイトから“個性”ワン・フォー・オールを受け継いだ。

デクはヒーロー輩出の名門・雄英高校に入学し、
“個性”で社会や人々を救ける“ヒーロー”になることを目指し、
ヒーロー科1年A組のクラスメイトたちと共に成長していく。

デクは爆豪、轟と共にNo.1ヒーローであるエンデヴァーの事務所へインターン活動に臨む。
最高峰の現場に身を投じたデクはワン・フォー・オールに眠る新たな“個性”黒鞭を操るなど、
ヒーローとして確かな成長を見せる。

一方、敵ヴィラン連合の死柄木弔は、リ・デストロ率いる異能解放軍と激突。
リ・デストロとの戦いで窮地に陥る中、死柄木は忘れていた凄惨な幼少期の記憶を取り戻し、覚醒する。

異能解放軍を掌握し、その勢力を拡大しつつ、全てを壊すため自らに新たな力を求めるのだった。
デクと死柄木、ヒーローと敵ヴィラン。その全面戦争の時が迫る―!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

第5期は、大きく以下3つの物語で構成されています。
①1-B組との同戦闘訓練編
②冬休みインターン編
③敵(ヴィラン)連合 vs 異能解放軍編

個人的には、出久、爆豪、轟や麗日などヒーロー科の活躍を見るのが大好きなので、①と②は想定通りに堪能できましたが、③に限っては雄英が完全に蚊帳の外だったので、先の2つほど楽しめた印象はありませんでした。

確かにこれからの展開に必要な物語であることは理解できますし、死柄木の生い立ちについても知ることができるので、理解の幅も広がります。

ですが、例えば「1-B組との同戦闘訓練編」の爆豪の試合の様に体全身が痺れるような感覚に襲われることは無かったと思います。
しかし、この爆豪の試合は鬼懸かっていたと思ったのは私だけじゃないと思います。
思わず2度見直してしまうくらいインパクトのある展開でした。
この展開こそこの作品の醍醐味なのではないでしょうか。

そしてその感覚は、冬休みのインターンでもしっかり感じることができました。
個人的には爆豪の評価が鰻上りです。

確かに口は悪いし、あの攻撃的な性格は一緒にいたら絶対に疲れると思います。
でも、勝利に対して物凄くストイックなんですよね。
ただ勝つだけじゃない…勝ち方に対しても徹底的にこだわりを持っているんです。
その勝負に対する姿勢は決して嫌いじゃありません…というか、寧ろ大好物だったり…

雄英高校ヒーロー科のみんなが紡ぐ激アツで全力全開の物語…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。
もし視聴されるなら、絶対第1話からの視聴をお勧めします。
現時点で113話もあるので、相応の時間を必要としますが時間をかけた分だけのリターンは十分にあると思います。

オープニングテーマは、DISH//さんによる「No.1」と、MAN WITH A MISSIONさんによる「Merry-Go-Round」
エンディングテーマは、the peggiesさんによる「足跡」と、崎山蒼志さんによる「嘘じゃない」

2クール全25話の物語でした。
既に第6期の制作が発表されています。
放送は2022年の秋だとか…
今から来年の秋が楽しみです。
期待値MAXで放送を待ちたいと思います。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 6

66.4 14 修行でジャンプなアニメランキング14位
ドラゴンクエスト ダイの大冒険[DRAGON QUEST](TVアニメ動画)

1991年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (137)
644人が棚に入れました
かつて、勇者アバンとその仲間たちによって、世界を席巻した魔王ハドラーは打ち倒された。 平和を取り戻した地上において、魔王配下の怪物たちは邪悪な意志より解放され、人里から離れて暮らすようになった。そんな場所の一つ、南海に浮かぶ絶海の孤島デルムリン島に、たった一人の人間がいた。 十一年前、難破した船からこの島に流れ着き、かつての魔王の側近であった鬼面道士ブラスに育てられた、その少年の名はダイ。 友達のゴールデンメタルスライム、ゴメちゃんと共に、勇者に憧れる彼が、本当に世界を救うことになる未来を、そのときは、まだ、誰も知らなかった。

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

相手によって出したり引っ込めたりするのは本当の「勇気」ではない。

タイトルの言葉は格言だと思います。しかも、この言葉をいうのが、盗賊でろくでなしの魔法使いが言うのでなかなか胸に響きます。

最近のファンタジーはダークでアダルトな内容なのが多いですが「芯」がないんですよね。主人公の動機に

なぜヒーローはヒーローたりうるのか。

超能力があるからヒーローなのか。金持ちだからヒーローなのか。

違うでしょうと。

「勇者」や「スーパーヒーロー」は一般人にはできない決断や行動ができるから特別であって。

周囲の状況や私利私欲で動く人間は一般人と変わらないんですよね。

そういうことだと思います。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 20

68.4 15 修行でジャンプなアニメランキング15位
火ノ丸相撲(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (183)
627人が棚に入れました
日本古来の武道であり、数少ない無差別級格闘技として「大きく」「重 く」ある者が絶対的に優位であると言われている相撲――。本作では「国宝 」と言われる、類まれなる体格と才能を持った選手たちがひしめく高校相撲の世界で身体の小さな主人公・潮 火ノ丸(うしお ひのまる)が、「国宝・鬼丸国綱 」として、弱小相撲部の仲間たちと一緒に「横綱 」という相撲界の頂点を目指して、激闘を繰り広げます。

声優・キャラクター
阿部敦、落合福嗣、熊谷健太郎、佐藤拓也、村瀬歩、寺島拓篤、小松未可子、田辺留依、武内駿輔、吉永拓斗、杉山紀彰、八代拓、冨森ジャスティン
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

弁慶を夢見る牛若丸にも明日は来る

原作未読


スポ根の響きに惹かれまして。さしずめ“令和の牛若丸”になるだろう若者のお話。

「ハゲ」「デブ」身体的特徴を揶揄してはいけません、と学校でも口酸っぱく教えられる昨今。
身体的差異が残酷なまでに現実にのしかかってくる世界が世の中にはごまんとあります。

これは身長157cm小兵力士“潮火ノ丸”の立身出世の序章。そして仲間と切磋琢磨する物語。
新弟子検査の最低ライン167cmは遥か遠く、幕下付出(アマで優秀な成績を残すと特例で角界入りできる制度)を勝ち取る夢を糧に大太刀高校の門をくぐるところから物語は始まります。

とそんな話は実際観てから知ったこと。スポ根はとりあえず手に取るスタイルの私も視聴するかどうか迷った作品です。キービジュはなんとも少年誌くさいですし、パッと見でスルーしてもおかしくない視聴するしないのボーダーライン上でした。深夜アニメに慣れた歴戦の猛者ならなおのことでしょう。

そしてその勘はおおむね当たっています。良くも悪くも少年ジャンプの王道の系譜を繋ぐ努力・友情・勝利の物語でした。
奇をてらえばケレン味すら味になり、ドロドロしたものを見せればカタルシスが倍になり、キャラ配置に捻りを加えれば新鮮に映り、となる可能性はありました。
ただしそんなことはしません。主人公潮火ノ丸の相撲と同様に真っ向勝負の王道を作品は歩みます。


昔懐かしのメロディーを求めての懐古趣味的な楽しみもあります。ただし重要なのは作品演出はこの主人公の生きざまに沿ったものであったこと。この一点をもって、「連載ならいいけどコミックス買ってまでは・・・」という層の方でも余力があれば手にしてもいい良作に仕上がってます。


さらにもう一点。2クールあって良かった。
仲間集めや絆を深める序盤。そして大会へ。やや冗長的な序盤は致し方ないとして、大会に入ってからは作画班の良い仕事にも乗せられながら手に汗握る展開がほぼ1クール続きます。
大会前の修行、大会を通しての成長、試合中の心の動きと技の応酬など描かざるを得ない尺の長さです。同時に、横綱を代表とする力士の孤独や伝統の重み。伊達に国技ではないなというのが伝わってくる作風も好感でした。


難を挙げれば良くも悪くも少年誌の悪いほう。先の展開が読めることですね。もうこれはシンプルな熱気とバーターだったんでしょう。

OPEDはともに前半のがお気に入り。ED歌詞はコミカルなのにカッコいい曲調と小学生が喜びそうな曲です。あ、かつての小学生も喜びました。


突出した実力を持つ力士を“国宝”と名刀になぞらえて呼称するのは本作の特徴で、試合描写は大技にエフェクトかけて必殺技のテロップみたいなのも出たりしますが、上手投げや鉄砲や押し出しなどの範疇を逸脱しないのでご安心ください。某キャプつばや某テニプリのような銀河展開だったら早々に見切りつけてたと思われます。


ジャン・コクトーが『バランスの奇跡』と評した相撲。身近な素材であるにもかかわらず、アニメなど創作の世界ではレアな題材。そして本来は孤独である競技が高校の団体戦という舞台を得てどう描かれるのか?
一人の小兵力士の屈することのない魂の煌めきに心震わしてみるのもいかがでしょうか?豊作と言われた2018年秋作品の中で埋もれてしまった良作です。



■(オマケ)三ツ橋と桐仁

{netabare}桐仁こそ何で大人ぶるんですか?!全部わかってるみたいに振舞って、自分だけが特別だと思い込んで・・・桐仁だってただの相撲好きの高校生なのに!!
(中略)後悔するってわかってる選択肢を、自分から選ばないでください・・・
(中略)私は、桐仁に土俵に立ってほしい!あの国技館で桐仁と一緒に出たい、桐仁の下手投げが見たいんです!!{/netabare}

{netabare}ユーフォファンに刺されかねんな・・・ 後半開始を告げる14話での出来事{/netabare}


このアツさは少々裸になったところで冷めることはありませぬ。



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2019.09.17追記


視聴時期:2018年10月~2019年3月 リアタイ視聴



2019.04.10 初稿
2019.09.17 追記

投稿 : 2024/04/27
♥ : 32
ネタバレ

元毛玉 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

お腹と背中がくっつくstyle

原作未読

お話のざっくり概要
男子達が裸でくんずほずれつ
…という感じではなく、ガチで結構熱い相撲アニメ
純粋に相撲好きのバカ達が集まって強くなろうと努力する
昔のジャンプ作品みたいな感じっす(ジャンプ連載らしいっすw)

アニメなりの脚色は勿論あります。そうしないと地味になっちゃうし
国宝とか最初ギャグかと思って笑ってたんですけど、
物語が進むにつれて、「こいつら本当に相撲が好きなんだな」
と観てる側の価値観を塗り替えるぐらいに熱い作品です。
いつの間にか真剣さが見てる側に伝染する感じです。

OP・EDは先週変わっちゃったけど
前のはどっちも凄い良い曲で好きっす。
OPはCD買っちゃいましたw (レビュータイトルはEDの歌詞です)

主人公の潮の頑張りにはたぎる物があってドンドン周りに伝染して行きます。
{netabare} 好き。アンタの相撲。{/netabare}
最終回の歓声は絶対に届いたはず!届いてるといいな

多く語る所は無いです。言葉ではなく、背中というか戦いざまで語るアニメなのでうまく説明できないです。
とにかく熱かった!最後まで見てよかった!と言える作品です。
マネージャーの娘はかわいいし、騙されたと思って見てみて~

投稿 : 2024/04/27
♥ : 23
ネタバレ

kakelu さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

はっけよい!こちらも歯を食いしばって観てしまう、熱いスポ根!!

1話の感想 ★★★★ 4.0
vs 空手
{netabare}
相撲であの筋肉はないやろ。
チビで相撲とは浪漫があるな〜
opはかっこいい!!
これからに期待だな。{/netabare}

2話の感想 ★★★☆ 3.5
vs レスリング
{netabare}
いやいや、1度も倒れないとかありえるか!?
本当の力士ほどの体格なら分かるけど…
しかも、前回の敵さんがなんかわかった風を醸しながら仲間になった。
なんじゃそら笑{/netabare}

3話の感想 ★★★ 3.0
vs 草薙剣
{netabare}
閂、相撲ってこんな技もあるんやね〜
必殺技合戦になってて、ちょっとシラケたな〜
BGMもイマイチ盛り上がらん。
opやedの方がかっこいいわ。{/netabare}

4話の感想 ★★★★ 4.0
vs 博士
{netabare}
頭脳派と思いきや、普通に強い!!
なかなかの筋肉だしな。
しかし、肺が弱いか…
本当にこればかりはどーにもならんな。
熱い想いが伝わってきた!!{/netabare}

5話の感想 ★★★★ 4.0
部長 vs 国宝
{netabare}
みんな、成長してるな!!
でも、インハイにはまだまだ遠そうだ。
opは毎回みてしまうくらいいい曲!{/netabare}

6話の感想 ★★★★ 4.0
vs 紫木山部屋
{netabare}
プロとの対戦。
それに着いていけるちびっ子火ノ丸!
でも、やはり上は高かった。
新必殺技のコツは掴めたっぽい。{/netabare}

7話の感想 ★★★★ 4.0
大会
{netabare}
あの体格なのに良くやったよ。
そして、その仇はとってくれた!
まさかの鬼車で決めたな。
これで1勝1敗。
決着は次に持ち越しだ。{/netabare}

8話の感想 ★★★★ 4.0
大会2
{netabare}
今回も熱かった!!
ゆーまは残念やったがこれからに期待。
部長は……よくやった!!
部長は将来プロになれるんじゃね??
そして、ついに火ノ丸の出番がきた!!{/netabare}

9話の感想 ★★★★☆ 4.5
vs 三日月宗近
{netabare}
めちゃんこ熱い試合だった!!
三日月宗近が本気な顔に痺れた。
普段は緩いやつの真剣な顔にビビってくるよね。
火ノ丸は腕に軽度の負傷をおったがこれが後々響かなければいいのだが…{/netabare}

10話の感想 ★★★★☆ 4.5
個人戦
{netabare}
今回も熱さが尋常じゃなかった。
ど根性って感じよな。
なんかこういう作品観てると凄いうるってきてしまう。何でだろうか。
いや〜、カッコよかった!!{/netabare}

11話の感想 ★★★★ 4.0
祝勝会
{netabare}
マネージャーが2人も入った!
生徒会長の方は何となく察していたけど、メガネの子は分からなかった。
最初、スパイと勘ぐってしまったわ。
まさか1話目の女の子とは…{/netabare}

12話の感想 ★★★★ 4.0
紫木山部屋へ遠征
{netabare}
これから2期の始まりだ!
火ノ丸が歴史オタなのはなんか意外。
相撲一筋だから馬鹿と思ってた。
逆に、監督の方が馬鹿なんだな……
新たな国宝が現れたが、なんか野蛮人だわ。
でも、強い(確信){/netabare}

13話の感想 ★★★★ 4.0
修行
{netabare}
運良く元横綱に見て貰えるように。
結果は体の動かし方とかではなく、考え方のアドバイスだったな。
その一声で大分変わったから、ポテンシャル的には十分だったってことかな。
生意気国宝はこれで少しは丸くなったかな?
しかし、ヒロインは生意気オンナとは…
てっきり、眼鏡っ娘と思ってた。{/netabare}

14話の感想 ★★★★ 4.0
最後の特訓
{netabare}
1人1人が自分で目標を見つけ、努力して行く。
漫画やアニメだと鉄板だけど、実際相当な気持ちがないとできないよね。
みんな、本当に凄いよ。
そして、監督も試合に出るために練習する事に!
この人は火ノ丸の次に相撲大好きっ子だからな。
よかったよかった。
しかし、これは誰か怪我するフラグでは??{/netabare}

15話の感想 ★★★★ 4.0
個人戦 vs天王寺
{netabare}
結局、負けてしまうのか……
しかし、団体戦にまだ可能性が残ってる。
今回、勝ったよりもアツイ展開が絶対に待ってる!
それまでにどれだけ成長できるか……
しかも、怪我のために次の団体戦はでられない。
メンバー的に監督がでるのか!?{/netabare}

16話の感想 ★★★★ 4.0
団体戦初戦
{netabare}
いきなり名門金沢北校とあたる。
だけど、蓋を開ければ連続3勝で余裕勝ち。
こんなに強くなってるんだな……
いやいや強すぎでしょ!?
部長と千比路はまだ分かるけど、佑真も勝てるのか!?
千比路も国宝を倒してします、ノリに乗ってるね!
それにしても、金沢北校の国宝典馬が不憫すぎた…
ただただ態度がでかいやつとしか記憶に残らんぞ。
恐らく、次出たときは成長して強敵となってるんだろうが、アニメでは……
可哀想に……{/netabare}

17話の感想 ★★★★★ 5.0
無敗の王者 vs 横綱の息子
{netabare}
最初の1分で泣かされた。
あれは反則だろ…
典馬は本当に可哀想なキャラだな……
個人戦では、あの二人が激突。
鳥取が勝つと思ってたけど、まさか草薙剣が勝つとは……
これで、鳥取に勝つだけでは足りなくなったな。
火ノ丸が会得した物も気になるし、団体戦が楽しみ。{/netabare}

18話の感想 ★★★★★ 5.0
vs 鳥取白楼 前編
{netabare}
今回も感動したわ!
蛍のあんな顔が見れるとは……
震えたよ!
しかし、結果はやり直し。
そこもなんかリアルだな。
あとがないぞ、大太刀高校!!!{/netabare}

19話の感想 ★★★★★ 5.0
vs 鳥取白楼 中編
{netabare}
今回も熱すぎるぜ!!
千比路の話も熱くて良かったが、今回の見せ場はやっぱり佑真だろう。
蛍同様相撲経験は浅い。
蛍と比べると空手をしていたが、それも習っていた程度。
だけど、やってくれた!!
不良ものの気合いはやっぱりいいね!
空手の師範の言葉にも納得!
大将に繋げたぞ!
勝てよ、火ノ丸!!{/netabare}

20話の感想 ★★★★☆ 4.5
リベンジ vs天王寺
{netabare}
やりやがったよ……
流石だぜ。
引くことも覚え、これで火ノ丸相撲は完成かな?
頂点の天王寺を倒し、本当ならこれでよかったんだがまだもう一人残っている。
手札をほぼ使ったので、これからは真の実力勝負になるな。{/netabare}

21話の感想 ★★★★ 4.0
栄華大戦
{netabare}
ついに始まった最後の戦い。
いきなり千比路が負けちゃったよ!?
個人のために戦ってしまった次点で千比路の負けだったとは思うが、いい戦いだったと思う。
それにしても、お兄さんも総合格闘技をすればめちゃ強なのかな?
そして、次はいよいよ監督さんの出番!!
この時を待っていた。
千比路が勝てないってそんなに強いのかよ!?
確かに、元国宝候補だったみたいなことは言っていたが……
これは楽しみすぎる!!
けど、最後の台詞はちょっとくさすぎやしないか?w{/netabare}

22話の感想 ★★★☆ 3.5
鬼切安綱
{netabare}
今回は待ちに待った監督の試合!
こういった隠れた天才みたいなポジ好き。
中二魂に火が付く!
だけど、作画が酷かった……
なんでだよ!!!
最近のアニメは作画崩壊しそうなものばっかだな!!
アニメ業界、どうにかしてよ!!!{/netabare}

23話の感想 ★★★★ 4.0
部長の最後の試合
{netabare}
部長の成長はすごいな。
これも日々の努力という下積みあってこそ。
よかったね!
そして、いよいよ最後の大一番!!
火ノ丸、そうすけ、ともに必殺の構え!!
どうなるや!?{/netabare}

24(最終)話の感想 ★★★★☆ 4.5
夢へ向かって
{netabare}
相撲単品でみれば、まぁまぁだったがその後の展開が良かった。
火ノ丸や久世が黙ったまま泣く姿に泣かされた。
全体を通して、王道で熱い良作だった。{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 16
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