占いで変身なおすすめアニメランキング 5

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの占いで変身な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月05日の時点で一番の占いで変身なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

57.6 1 占いで変身なアニメランキング1位
うみものがたり あなたがいてくれたコト(TVアニメ動画)

2009年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (97)
579人が棚に入れました
マリンとウリンは、海底で人間の姿をした少女「海人」として生活していた。ある日、海の上から美しい指輪が落ちてくるのを見たマリンは、空の世界へ指輪を返そうと考える。ウリンは空の世界(人間の世界)への恐怖から反対するが、マリンに押されて一緒に空の世界へ旅立つ。空の世界で指輪の持ち主である宮守夏音を見つけるが、その指輪は別れた彼氏から貰ったものであったため、再び今度は山の方へ投げ捨ててしまう。

声優・キャラクター
阿澄佳奈、寿美菜子、堀江由衣、福井裕佳梨、間島淳司、永井幸子、納谷六朗、儀武ゆう子、豊崎愛生、沢城みゆき

ostrich さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

誰得ではあるけれど、「特別な一本」にもなり得る作品

パチンコを知らない方のために、ストーリー原案である
パチンコ海物語のパチンコ業界における立ち居地を
アニメ業界に例えてみると「サザエさん」や「ドラえもん」。
つまり、その業界を代表するド定番ヒット作品です。

ヘビーパチンカーの私は、当然、よく打っていましたし、
本作(アニメうみものがたり)の存在を
パチンコ雑誌辺りの情報で、リアルタイムで認知してはいました。

でも、だからってアニメ版を観たいと思うか?

といえば、まあ、否。

アニメ作品のタイアップで成功したパチンコ、パチスロは、
エヴァンゲリオンを代表に、多々ありますが、逆はなかなか難しい。
私の感触に過ぎないけれど、パチンコファンとアニメファンって
実はそれほど重複していないと思います。
あるいは、アニメをフックに若年層のパチンコ海物語ユーザーを
増やそうとしたのかもしれませんが、
同系統の企画が続いていないところをみると、
これまた成功したとはいえないのでしょうね。
私もリアルタイムでは鑑賞せず。

で、今頃になって鑑賞してみたところ、
まさかの美少女戦士もの!

とりあえず、パチンコファンとしては、
アニメ制作スタッフがパチンコのエッセンスを
取り入れようとしている姿勢が見えるのには好感を持ちました。
大当たり図柄の魚たちが敵として登場したり、それらが浄化される際、
パチンコの「泡演出」のイメージが出てきたり。

…まあ、正直、誰が喜ぶのかよくわからないサービスですが、
私は少し喜びましたよ。
でも、「泡」があるなら「魚群」を出さなきゃ、とも思うかな。

あと、作品のキーワードになっている「愛してる」という言葉。
これはパチンコメーカーから、パチンコ海物語を
20年近く愛しているパチンカーたちへの返答と解釈し、
私はこれまた少し感動しました。
でも、そういう解釈をする人は、やっぱり少ないよな。

と、以上が一パチンカーとしての率直な感想。
やっぱりタイアップ企画としては誰得感が否めません。

ただ、アニメ単体の出来はかなり良いと思いました。

物語を一言で言えば「ひと夏の体験を通じた少女の成長物語」。
ジュブナイルものとして手堅い作りになっています。

特筆する部分としては全編にわたる沖縄方言。
アニメで沖縄方言に触れるのはとても新鮮でした。
方言+ジュブナイルといえば
ジブリの名作「海がきこえる」がありますが、
内容は全然違うけど、雰囲気はわりと似ているかもしれません。

あと、音楽の使い方。
本作では激しいテンポの曲や
不安感をあおるような曲を全く使用していません。
バトルシーンやシリアスな展開もあるのですが、
そこにも美しい旋律の曲を被せているのが印象的。
どんな意図があるのかはっきりとはわかりませんが、
結果として、全体的に「バトルもの」っぽい雰囲気が後退してます。
(よい意味で、です)
本作は主人公と敵対する「セドナ」の設定を含めて、
非常に寓話的なので、そういう雰囲気にしたかったのかな。

総じてとても良心的な佳作かと。

余談ですが私にとって、前述した「海がきこえる」は、
思春期真っ只中の夏休みに観て以来、
なぜか心の片隅に残り続けて、
何年かに一回無性に観たくなる作品になったのですが、
本作も、その人の見るタイミングによっては
そういうものになり得ると思います。

まあ、私は思春期をとっくに過ぎたしがないパチンカーなので、
残念ながらそうはなりませんでしたが、
思春期真っ只中の方にはわりとオススメしたいかも。

…あ、でも、パチンコは18歳になってからな。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 6

woa さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

空と海は分かちがたい

2009年放送。全13話。

舞台は奄美大島である。外見や出自に似合わず内容はあるひと夏の出会いと別れがテーマとあって、大変シリアスなものだ。

最初はほのぼの日常系アニメかと思ったが、シリアスへの心情変化も丁寧だったのでよりこのアニメの日常パートがどれだけ貴重だったかを思い知った。

ある人間が失意のあまり海に落とした感情を人魚が送り届けるという童話のようなストーリー。

海から来る脅威に空と海、ふたつの世界の巫女は立ち向かう。実際には海の脅威とは花音の指輪が象徴する人間の弱い感情そのものであり、空の巫女の視点で見ると、この脅威は海の巫女自身を含むものである。それは巫女の血を引く妹や巫女自身が最も日蝕の影響を受けやすかったことからも明らかである。しかしこれは彼女たち自身の不安定な心理によってというよりもふつうは5分の日蝕が10分間続いたことによる人間側の不安な心理がセドナを介してマリンたちに伝わったものと思われる。しかし二人を陸に上げる原因を作ったのは人間である空の巫女自身なのだ。

島唄が示すように空と海が、人間の負の感情と正の感情の因果関係が分かちがたく結びついているように、相互に繋がっているというのがこの作品の世界観なのだ。

しかし、ウリンが指輪を花音に返すことで唐突に別れ、空と海が分かたれる掟が訪れることからもわかるように、逆にお互いが強固に繋がっているからこそ分ける必要もあるのだ。マリンが沈んでいるときは花音がフォローしたように、空と海は同じではないし、あってはならない。

そして花音とマリンは再び出会うことは無いのである。ラストの空と海の巫女がお互い相容れない世界にいながらも、心は通じ合っていると小島が言い、マリンもいつかジュゴンたちと会える日が来るだろうと妹のウリンに言うシーンは実際には二度と会えないことが小島にもマリンにもわかっているからこそ良いのである。一方でウリンと花音は再び会えると信じて海洋学を勉強したり、サンゴを修復したりすることが出来るのだ。

海と空を分かつ掟というのは、今回の指輪の経緯から考えて、海の人間の空の世界における心理的な影響を受けやすい性質を考慮して作られたはずなのであり、それゆえにウリンや他の海人たちは空の世界に憧れつつも恐れているのだろう。

最終話で描かれるように、自然開発によるサンゴ礁の減少や乱獲や餌場の縮小によってジュゴンの個体数が減っている等の描写から見ても、海にとって人間は大きな脅威なのだ。

マリンやウリンなどを見ても、確かに海人というのは人間の世界で暮すには繊細すぎる。しかし、亀によれば将来的には海人と地上の「人間自身」が変われば海と空を分かつ掟が変わり海と空が共存できる日もいつか来るかもしれないのである。

追記

OP演出の変化は必見である。マリンたちが見つめる二匹の魚が次のシーンでワリンとサムに入れ替わるのは、海人が魚の擬人化であることを示唆しているように思える。


最初指輪を綺麗だと思ったように、花音の目の輝きは綺麗だとマリンは言っているのだ。だから彼女は最初から外の世界を恐れなかったのである。

一方で、迷子になったウリンを見つけるのはいつも海人のマリンではなく、人間の花音なのである。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

atsushi さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

原作レイプだが

当時リアルタイムでやってた時は、海物語とキャラ名と髪型以外共通点のない、暗いアニメだなぁと思ってどこかで1回見ただけで切った。

最近になって、佐藤順一監督を始め、キャラデザインからスタッフがたまゆらとほぼ一緒だと気付いて見てみた。
作画もたまゆら並に細かく、奄美大島の風景がきれいに描かれている。
主題歌はmarbleでラジオは阿澄佳奈、とどこかのひだまりっぽく、動画の番宣もたまゆらとかなり共通点があるし、特典のロケで奄美大島まで行っちゃうくらい予算も潤沢にあったっぽい(笑)

内容は魔法少女っぽい雰囲気で12+1話で完結。
さらに主人公が阿澄佳奈、妹が堀江由衣、相方が寿美菜子、その彼が沢城みゆき、その恋敵が豊崎愛生、と声優は申し分ない。

アニメ的に、コレだけで一定の成功はしそうな様子だったが、ここからが問題だらけ。



光と闇のお話で、単純に闇に覆われていた時間の方が長いので、画面が全体的に暗い上に、必殺技やらアクションが派手なわけでもなかったので、どうも絵的にメリハリに欠ける。
原作とキャラデザが違いすぎる上に、普通に打ってヘビーユーザーが月に一度拝めるかどうかという幻のキャラであるサムが冷遇されすぎ。
せめてタキシード仮面くらいのポジションでも良かったんじゃないだろうか。
もはやモチーフが一緒なだけのレベル。

魚群とか泡とか他にもねじ込まないといけないワードもあるのに全く出てこないので、ぶっちゃけ海物語のユーザーには全く面白くない話だろう。

普通に行ったら、もっとポップな原作的な絵で、快活なマリンとワリンがカメやジュゴンと戯れつつ財宝を探したり、サメに襲われたらサムが助けに来るという子供にも見せられる日常系ショートアニメ、それで景品交換用のカメのぬいぐるみでも売ろう、というのを予想していただろう。

あと、奄美大島の方言を沖縄出身の儀武ゆう子が指導した上に、登場人物のほとんどが慣れない方言でしゃべるという、萌えポイントとしてはあえて外したとしか思えないような設定。
そもそもマリンちゃんは標準語だし、台が沖縄なんだから、そこはロケ地を変えて現地人も沖縄のままで良かったんじゃないかと。

さらに、この設定をモチーフにパチンコ台を作ったわけでもなく、三洋物産が金を出してCBCに作らせるという、計画自体が名古屋だけで決まったような話。

商売としては阿澄佳奈がDVDの営業がてらパチ屋でトークイベントをしても当時としては客は来ないので、ミスマリンちゃんでも呼んだほうが良かったのだろう。

ビジネスとしては大失敗だっただろうが、おかげでたまゆらにつながったと考えると、足を向けて寝られない作品だと思う。

企画が悪かっただけで、作品自体の質は思った以上に良かったんだ。

まあ、1億くらい溶けてたとしても三洋物産のメセナだったと思えばいいんじゃないだろうか、くらいしか言えない(笑)

投稿 : 2024/05/04
♥ : 10

72.5 2 占いで変身なアニメランキング2位
さらざんまい(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (312)
1233人が棚に入れました
舞台は浅草。中学2年生の矢逆一稀、久慈悠、陣内燕太の3人はある日、謎のカッパ型生命体“ケッピ"に出会い、無理やり尻子玉を奪われカッパに変身させられてしまう。『元の姿に戻りたければ“ある方法"でつながり、ゾンビの尻子玉を持ってこい』ケッピにそう告げられる3人。少年たちはつながりあい、ゾンビの尻子玉を奪うことができるのか?!同じ頃、新星玲央と阿久津真武が勤務する交番でも何かが起ころうとしていたー。

声優・キャラクター
村瀬歩、内山昂輝、堀江瞬、諏訪部順一、宮野真守、細谷佳正、釘宮理恵、津田健次郎、伊瀬茉莉也、帝子、加藤諒
ネタバレ

キャポックちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

社会の不寛容に目を向けながら…

【総合評価:☆☆☆】
 バンクシステムを使い倒した見事な作画、歯切れの良いカッティング、無類の可笑しさを醸し出す下手クソなミュージカルシーン--多くの見所がありながら、それでも、『少女革命ウテナ』『輪るピングドラム』という、テレビアニメ史上の頂点と言える傑作2本を作った幾原邦彦にしては、いささか物足りない。
 幾原の作品に共通して描かれるのは、表面から窺えない人間心理の不気味さと、こうした訳のわからないものを排除しようとする社会の不寛容である。このテーマは、『さらざんまい』でも取り上げられる。ただ、透徹した眼差しで現代日本の暗部を見つめた『ピングドラム』などに比べると、問題の取り上げ方が中途半端である。

【「排除の論理」の怖ろしさ】
 『さらざんまい』のメインプロットは、カズキ、エンタ、クジという3人の少年が、カッパ(らしき生き物)のケッピが与えるミッションを遂行し、クリアすれば報償として、どんな願いでも叶えられる希望の皿を受け取るというもの。これだけ見ると、少年向け冒険アニメの一パターンに思えるかもしれない。しかし、ミッションの内容と少年たちの状況を見比べると、そんなに生やさしい話ではないとわかる。
(以下、『さらざんまい』『少女革命ウテナ』の重大なネタバレがあります)
{netabare} ミッションは、異常な欲望に執着するゾンビ(カパゾンビ)の「尻子玉」を抜いて欲望を昇華させ、この世から消滅させるというもの。尻子玉とは、カッパが水に引き込んだ人間から抜き取って食うと言われる臓器で、抜き取られた人間は力を失い死んでしまう。本アニメの設定では、欲望の根源とされる(これって前立腺のことではないかしら。主要キャラはみんな男性だし、稲垣足穂のA感覚を連想させる)。
 ところが、カパゾンビの執着とは、概して単なる変態性欲であり、それほど悪辣な欲望ではない。例えば、ソバにこだわる男の欲望は、好きな女性が入った風呂の残り湯でソバを茹でて食べたいというもので、異常ではあっても反社会的というほどではない(私はリアルに想像してウゲッとなってしまったが)。にもかかわらず、尻子玉を抜かれたカパゾンビは、恥ずかしい一面を他者に知られたことを嘆きながら消滅する。それほどの罪だったのか?
 もっとも、現代日本でこのような性癖が暴かれた場合、その情報はSNSで拡散されて、「キモイ」と罵られ社会的地位を失うだろう。アニメのカパゾンビは、警官の(制服を着た)レオとマブに目をつけられ殺されたことが示唆されるが、これは、異常者を社会的に抹殺する「排除の論理」を象徴する。レオが拳銃を突きつけるとき、「欲望か愛か」と二者択一を迫るが、「清潔な愛なら容認するが、醜い欲望なので排除する」という強引な自己正当化に聞こえる(レオとマブは、欲望エネルギーの持ち主をゾンビにしてカワウソ帝国に送るエージェントなので、続くミュージカルシーンでは欲望を称揚する)。
 カパゾンビを消滅させた少年たちも、決して身ぎれいな訳ではない。カズキ、エンタ、クジは、それぞれ、「血縁の欠如を乗り越えた家族愛」「サッカーを通じて結ばれる友情」「家庭の窮状を救うための兄弟愛」で他者とつながっているように見えながら、その実、「ネット上でのなりすまし」「同性愛的な衝動」「殺傷事件への関与」という、人には知られたくない隠し事がある。これらは、カパゾンビが社会から排斥された要因と、それほど差があるわけではない。
 このように、断罪する者とされる者が、実は等しく罪人だというのは、幾原アニメでしばしば取り上げられる構図である。例えば、『少女革命ウテナ』。ウテナは、アンシーを薔薇の花嫁として非人間的に扱う生徒会メンバーに決闘を挑み、彼女を自分のものにする。しかし、物語終盤になると、ウテナ自身がアンシーの本心を理解していなかったことが示される。その意味で、ウテナと生徒会メンバーは大差なかったのである。
 ラストでウテナは闘いに敗れ、姿を消す。ウテナが去って平穏に戻った学園では、もはや彼女のことを思い出す人はいない。『さらざんまい』でも、カパゾンビが消滅すると人々の記憶からもスマホの待ち受け画面からも姿が消え、その存在は「なかったこと」にされる。社会にとって好ましくないものは、もともとなかったかのように扱われるのだ。『ウテナ』の場合、アンシーだけはウテナの消失を覚えており、社会に向かって一歩を踏み出すためのきっかけとする。しかし、カパゾンビを覚えている者は、誰もいない。{/netabare}

【社会問題の取り上げ方】
 幾原は、『美少女戦士セーラームーン』『少女革命ウテナ』と社会性の乏しい作品を発表した後、12年の期間をおいた『輪るピングドラム』で、社会問題を直視する姿勢を示した。この姿勢は、次の『ユリ熊嵐』にも受け継がれるが、『さらざんまい』になると、問題意識が形骸化しているように感じられる。
(以下、『輪るピングドラム』の重大なネタバレがあります)
{netabare} 『ピングドラム』では、無差別テロ首謀者の子供というだけで、「きっと何者にもなれない」と社会から排斥される3人の少年少女が描かれた。そこには、決して贖うことのできない「原罪」という重いテーマが垣間見える。彼らに絡む人々は、いずれもテロと深い関わりを持ち、テロによって人生が狂わされていた。
 また、『ユリ熊嵐』は、正当な社会規範の枠に収まらない性愛を取り上げ、規範を逸脱した者に対する制裁を問題視する。
 一方、『さらざんまい』は、これら2作と同じく、社会が異質なものを排除する怖ろしさに目を向けながらも、その描写はあまり徹底されていない。そのことは、排除のきっかけとなるものが何かを考えると、わかりやすい。
 『ユリ熊嵐』で描かれる性愛のシーンは、見ていて息を飲むほど生々しい。しかし、『さらざんまい』になると、カパゾンビの変態性欲は戯画化されて表現され、笑いを誘うだけ。エンタが好きな子の笛を舐めるのは、思春期の男子にありがちなこととして容認できる範囲であり、カズキの女装はむしろ可愛らしい。3人の少年の隠し事で明確に反社会的なのは、ヤクザとつながりを持つクジの行為しかない。しかし、ヤクザの描き方は類型的で平板であり、彼らがどれほど悪行を重ねようと、ヤクザと無縁である大多数の視聴者には心の痛みを感じさせない。『ピングドラム』における憎しみの連鎖や、『ユリ熊嵐』のヒリヒリするようないじめに比べると、他人事なのである。
 「つながりたい」という欲望をテーマにしているにもかかわらず、取り上げる社会問題が小粒すぎ、社会性が充分に描かれていないとも言える。このテーマに関わるものとしては、SNSで無視されたために衝動的な無差別殺人に走ったケースや、社会になじめず引きこもりになってゴミ部屋で孤独死したケース、親からDVを受けながらなお赦しを請うた子供のケースなど、マスコミに注目された現実の事件が少なからずある。しかし、『さらざんまい』では、敢えてこうした事件には目を向けない。もしかしたら、『ピングドラム』におけるテロ事件の取り上げ方が批判を招き、幾原の腰が引けたのかもしれない。{/netabare}

【アニメ表現の極北】
 社会問題の取り上げ方は煮え切らないものの、『さらざんまい』の作画は、アニメ表現の極北とも言える水準に到達している。特に、バンクシステムを活用した見せ場が素晴らしい。バンクシステムとは、すでに使われた画をストックして使い回すやり方だが、近年のアニメでは、必ずしも手抜きではなく、象徴的シーンの繰り返しによってエモーションを高める目的で使われる。『ピングドラム』でも、プリンセス・オブ・ザ・クリスタルが「生・存・戦・略~!!」と叫ぶシーンで効果を上げたが、『さらざんまい』のバンクもそれに匹敵する。
 レオとマブが「カワウソイヤァ」を歌い踊る場面(私も一緒に踊ろうとしたが、動きが速すぎてついて行けない)、あるいは、カパゾンビとの対決に向けて、カッパの姿をした3人の少年が危なっかしく繰り広げるミュージカルシーン(地面にヘチャッと叩きつけられて慌てて起き上がる仕草の可笑しさ)は、何度見ても楽しい。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 7
ネタバレ

タケ坊 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

愛の鬼才が現代人の「繋がり」を問う

☆物語&感想☆

2015年に放送された「ユリ熊嵐」から4年余り…
思えばイクニ作品との出会いは「ユリ熊嵐」が初めてのことだったわけですが、
あの時受けたインパクトは本当に大きく衝撃的だった。
あれから色々作品を観てはいますが、純粋に感動できる素晴らしい作品は数あれど、
あの時受けたインパクト以上の作品とは出会えていない。
やはりイクニが作る作品はワン・アンド・オンリー、彼にしか作れないのだと、
本作を観た後でも思った次第。

さて、本作1話目を観て思ったのは…なんやねんこれ?と。
これはもちろん彼の作品に於いては良い意味で想定内。
1話観て大体の物語の道筋や、目的、方向性が分かるものが多いなか、
イクニ作品に於いては意味不明、予測不可能なのが特徴でもある。
(最後には感動的な結末がある事はファンなら知っている)

これは自分が思うに、ある意味イクニが視聴者を振るい落としに掛けているのだと思う。
1話から尻の中に突入する画はシュール過ぎ、正直観るものを当惑させるに充分なものだったし、
どうやら出てくるキャラが殆ど男ばっかりでBL的な要素があると察知した視聴者を、
早急に撤退させるに充分な要素が揃っている。
前作で言うなら「百合」でアレルギー反応を起こさせ観るものを振るいに掛けた訳だが、
このような、1話観て訳が分からなくて、BLとか百合要素くらいで切るくらいの視聴者には、
どうせ観ても作品の本質やメタファーの意味合いなどは理解できないだろうから、
観なくて結構と言うことなのだろうと思う。

彼の作品の特徴として、明確なテーマを掲げ幾つかのキーワードを繰り返し使用する点がある。
本作においてはテーマが「つながり」キーワードは「欲望」「愛」など、
これらの言葉が本作中何回も何回も繰り返された。
難解なイメージのあるイクニ作品だが、本作のキーワードであり彼の考える「欲望」は、
自己中心的なエゴイスティックなもの、
に対して「愛」が見返りを求めない無償のもの、と先に捉えておくと、
彼の作品のもう一つの特徴でもあるメタファーの意味が解らなくても、
(例えば頻繁に登場した㋐の意味なんかが解らなくても)
物語の内容自体は過去作品と比べれば比較的理解しやすかったのではないかと思う。

キャラクターが発する言葉の真意や、映像のメタファーの分析をしなければ、
彼の本当の考えや思いは窺い知ることが出来ないと思うけど、
{netabare}10話のサラとハルカの会話の中で、
「この世界は再び試されようとしている、繋がっているのか繋がっていないのか」
11話の「喪失の痛みを抱えてもなお、欲望を繋ぐものだけが未来を手にできる」
「大切な人がいるから悲しくなったり嬉しくなったりするんだね。そうやって僕らはつながってるんだね。」{/netabare}
という台詞は物語の前後の繋がりから考えると、
珍しくストレートに彼のメッセージが現れた部分として受け取れるのではないかと思う。
そこから考えるものは各自人それぞれだろうと思うけど、
何かしら観た人それぞれが実際の「つながり」を考えさせられるような、
本作に於けるイクニのメッセージは随所に見られたのではないだろうか。
恐らく本作では過去作よりもイクニは意図的に視聴者にメッセージを解りやすく伝えたかったのだろうと思う。

そうは言っても、やはり相変わらずメタファーを読み解くのは難しい。
解らなくてもいいけど解ると更に面白い。
個人的には何となくこういうことなんかな?何となく意味ありそう、位な軽い感じで、
ネットで分析されている記事なんかを見てなるほど、
とか答え探しをしたりするのが楽しいし、
そういうライトな楽しみ方もありなんじゃないかと思ったりしている。
その上でもう一度作品を観返してみると、なるほどと納得できてまた面白い。

そんな中、本作を検索してると{netabare}ラスト3人死亡説{/netabare}
みたいな驚きの解釈、考察も出てるじゃないですか。
根拠を見ていくとなるほど、そういう考え方もあるなと興味深かったし、
こういう楽しみ方が出来るのもイクニ作品ならではだなと思う。

☆声優☆

前作と比べると人気実力共に安定した声優の豪華な顔ぶれでキャスティングもドンズバ。
レオ&マブに宮野、細谷さんという起用は腐女子も納得だろうし、
宮野の演技は特に素晴らしかった。
個人的にはハルカ役に釘宮さんを起用してくれたのが嬉しい。
そういや前作でも起用されており役柄も少々似ているのは気のせいだろうか。
恐らく何らかの意図があるに違いない、と思ったりもするけど、
単にイクニが自分同様釘宮押しなのかも知れない笑

豪華な顔ぶれのなか、驚いたのはサラ役で起用された帝子という人。
聞きなれない人やなと調べてみると、
監督がプライベートで知り合ったインディーズバンドのヴォーカルらしい。
つまり女優でも声優でもない言わばド素人の起用と言うことになるが、
こんなことを広告代理店やスポンサーに影響を受けやすい、
ノイタミナ枠でやってのけるイクニはやっぱり凄いと思う。
イクニ曰く「振れ幅が欲しかった」とのことだが、
特徴的で不思議な印象の声は作品内で非常に良い効果が出ていたと思う。

☆キャラ☆

1クールオリジナルの場合、キャラが多くなると当然存在感が薄くなる事が多いが、
この辺りもイクニはしっかりと解っているなと思う笑
各キャラクターの過去~現在に至るドラマ、想いが全て丁寧に表現されていたと思う。
BLに興味のない自分にもレオ&マブの思いには思わず涙

☆作画☆

純粋に人物の造形、背景の美しさや浅草の再現性はかなり高く、
劇場版作品でも充分通用するレベルだったと思う。
キャラクターと全く繋がりのない通行人などの所謂モブに関しては、
記号のような扱いで描写されていたのも印象的だった。
またイクニ独自の奇抜な演出に合わせたCGや実写映像の挿入、
アニメでは珍しくEDには実写映像にVFXを組み合わせるなど、
やはり作画面に於いても並の監督にはない、個性やセンスが際立っていると感じる。

☆音楽☆

前作はイクニがEDの歌詞を書いたり、作品の世界観への拘りも非常に感じられたので、
所謂アニソン歌手が歌わないノイタミナ作品において一抹の不安もあったのだが、
この点に関しては杞憂に終わった。
OPは繋がりをテーマに、この作品のために書かれた曲で開放感がある良曲だったし、
EDはレオ&マブの関係なんかを想起させる歌詞だったり、曲としてよく出来ていた。
AパートからのOP、BパートからのEDへの繋ぎがとても良かったのも好印象。
最終話はEDの後にOPを持ってくるのも良い演出だった。
その他劇中曲の「さらざんまいのうた」や「カワウソイヤァ」は繰り返されたことで中毒性があり、
サラ役の帝子が歌う自身の楽曲「放課後カッパー」もインパクトが有った。

劇伴は「輪るピングドラム」「ユリ熊嵐」同様に橋本由香利さんが担当。
この人の最近の仕事では「3月のライオン」が本当に素晴らしかったけど、
本作でも劇中曲含め良い仕事だった。
この人はどんな作品にでも合わせられる柔軟性やセンスを持っていますね。


繋がりたいけど、繋がりは脆く壊れやすい。
現代におけるSNSやネットでの繋がりなどは、最たるものだろうし、
本作を観てもそれはイクニの言いたいことの一つとして受け取れる。
「あにこれ」での繋がりも、自分は度々放置してしまうし、正直いつ終わってもおかしくない。
他人に読んでもらいたい、認めてもらいたい、共感してもらいたい、
そんな欲望をどれだけ持ち続けられるだろうか。
記事を書くという行為はその労力に比べれば見返りは殆ど無い、それは愛だと言えるかも知れない。
自分はどれだけアニメを愛しているのだろうかと。。
イクニのメッセージが胸に突き刺さる。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 11
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

幾原節半端ない

河童になるときは尻から生まれるのね。1話から尋常じゃない衝撃。{netabare}女装して吾妻サラみたいになってる一稀、車上荒らししてる悠、盗んだ段ボールを裸で被るのが好きな奴。以降も色んな性癖もとい欲望を持つ人たちが登場。自分がボールになって蹴られたい奴の回は金玉蹴られてるAVを思い出して笑ってしまった。{/netabare}

パッと見で欲望に関する話題を扱ってそう。だけど、やっぱりサブタイトル通り繋がりを扱っている。人間は繋がっていないと自己を規定できないよね。だから死ぬ=縁の外かなと思った。
それと絡んで縁=円=丸い皿ということではないかと僕は勝手に思った。でもって人間は多くの縁で成り立つから皿三昧。それとも3人で皿三枚?
語尾もでぃっしゅで皿を強調しているのかな。
繋がりたいって気持ちは愛でもあるし、欲望でもあるからなんというか紙一重で、難しい。

怪物を生み出す敵がいて変身してそれと戦うヒーローみたいなとこもある。{netabare}勝利後はお互いに隠し事が何故か筒抜け。恥ずかしい。漏れるのは尻から。{/netabare}

パロディとかギャグ要素ありだけど、時折、シビアな展開。中々のメリハリ。

最終話は怒涛の展開。サブタイトルも凄く良い。{netabare}サブタイトルと絡めてあるかもしれない未来の話と過去。叫び声をバックに振り返る演出好きかも。悠は受刑者になるけど、繋がりは切れない。{/netabare}欲望を手放すな。そして、繋がりを取り戻したい。いつかは切れるけど、繋がりあってこそ人生が豊かなんだなあとしみじみ感じた。勝手にだけど。

演出がいかにも幾原監督作品らしい。輪るピングドラムみたい。時折、作中に描かれている言葉が面白い。前回監督した作品が百合だったからか今回はBL描写みたいなの多め。特に{netabare}燕太から一稀への熱い想い。妄想が凄い。後でバレるけど、こっそりキスしてるし、相撲して肌の触れ合いから興奮が高ぶってて笑える。{/netabare}
見終わってみれば結構面白かった。タイトルで油断してたけど、この作品は意外と推せる。{netabare}結局、ケッピとサラは河童なのか?よく分からない生命体だった。{/netabare}

一稀の弟春河役がくぎゅなのは嬉しい。くぎゅ~。

三匹が斬る!は世代じゃないので、よく分からない。


OP
まっさら 歌 KANA-BOON
失踪したなあ。びっくり。
ED
スタンドバイミー 歌 the peggies
浅草実写映像?なのかな。
劇中歌
さらざんまいのうた
歌 矢逆一稀(村瀬歩)、久慈悠(内山昴輝)、陣内燕太(堀江瞬)、ケッピ(諏訪部順一)
歌 新星玲央(宮野真守)、阿久津真武(細谷佳正)、ケッピ(諏訪部順一)
11話でまもがメインで歌うわけだが、11話は本当に切なかった。{netabare} 大切な人に愛を告げると死んでしまうし、大切な人なのに記憶から消えてしまうし。お互いの誤解が解けたのがせめてもの救い。{/netabare}
放課後カッパー 歌 吾妻サラ(帝子)
放課後カッパー_Salala Scat 歌 吾妻サラ(帝子)
カワウソイヤァ 歌 新星玲央(宮野真守)、阿久津真武(細谷佳正)
ソイヤァソイヤァつい言いたくなる。曲に合わせて踊るのもよい。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
つながっても、見失っても。手放すな、欲望は君の命だ。 舞台は浅草。中学2年生の矢逆一稀、久慈悠、陣内燕太の3人はある日、謎のカッパ型生命体“ケッピ”に出会い、無理やり尻子玉を奪われカッパに変身させられてしまう。『元の姿に戻りたければ“ある方法”でつながり、ゾンビの尻子玉を持ってこい』ケッピにそう告げられる3人。少年たちはつながりあい、ゾンビの尻子玉を奪うことができるのか?!同じ頃、新星玲央と阿久津真武が勤務する交番でも何かが起ころうとしていたー。

#1 つながりたいけど、偽りたい
東京・浅草。中学二年生の矢逆一稀、久慈悠、陣内燕太の三人は、カッパ王国第一王位継承者を名乗る謎の生命体ケッピと遭遇し、「尻子玉」を抜かれてカッパにされてしまう。人間の姿に戻るため、三人がクリアしなければならないミッションとはー?

#2 つながりたいけど、奪いたい
「さらざんまい」にはおそろしい副作用があった。それでも一稀は、今日もラッキー自撮りアイテムを探して街をさまよう。ひょんなことから悠と鉢合わせ、二人は行動を共にすることに。一方、燕太は悠の重大な秘密を知ってしまいー?

#3 つながりたいけど、報われない
燕太はサッカーの「ゴールデンコンビ」復活を願いながらも、一稀への想いを募らせていく。そんな中、姉の音寧が一稀のためのミサンガを身につけたままゾンビに攫われてしまう。燕太の想いは一稀に届くのか-??

#4 つながりたいけど、そばにいない
兄と離れて居候している悠のもとへ燕太がやってくる。「希望の皿」を一稀に譲って欲しいと頼み込む燕太だったが、悠にも譲れない望みがあった。一方、吾妻サラの握手会が開催されることを知った一稀が、悠に持ちかけたある計画とは-?

#5 つながりたいけど、許されない
吾妻サラの握手会当日。一稀と悠は極秘計画を実行に移す。そうとは知らず、春河とともに握手会にやって来ていた燕太が見たものは・・・?一方、ゾンビを使って欲望を集めている謎の警官、玲央と真武の関係にも変化が現れていて-?

#6 つながりたいから、諦めない
カッパ姿のままでいることを余儀なくされた三人。カッパ一稀の様子が何やらおかしくて・・・?一稀を励まそうと試みる燕太と悠も喧嘩中。そんな中、一稀の帰りを待っていた春河が行方不明になってしまった-!

#7 つながりたいけど、裏切りたい
夏休みを前にして、一稀と燕太は悠をサッカー部に誘う。三人の夏が始まろうとしていた。そんな時、燕太が守ってきた思い出の練習場が何者かに荒らされる事件が起こる。何かを計略している玲央と真武。二人の過去が、今明かされる-

#8 つながりたいけど、もう会えない
仲違いしてしまった一稀と燕太。ふてくされた燕太が街で偶然出会ったのは、悠の兄・誓だった。指名手配がかけられた誓は、玲央と真武の包囲網から逃げ切れるのか-?それぞれの想いが交錯して明かされる、大切な記憶とは・・・?

#9 つながりたいけど、伝わらない
何も知らずに浅草を離れた悠。ひとり立ち尽くす一稀の背中を押してくれたのは・・・?一方で、カワウソに翻弄される玲央と真武の関係を決定づける出来事が起こる。その頃、兄と行動を共にしていた悠は、組織の抗争に巻き込まれてしまい-?

#10 つながりたいけど、つながれない
一稀はカワウソ帝国のアジトに再び潜入することを決意する。その直後、玲央によってケッピが拘束されてしまった。ケッピと玲央、そして真武の知られざる秘密とは・・・?一稀は皿を取り戻し、燕太を救うことができるのか-?

#11 つながりたいから、さらざんまい
兄に導かれ、縁の外側を目指す悠。あとを追う一稀と燕太は悠を取り戻せるのか・・・?ケッピとカワウソの戦いの行方は?愛も嘘も欲望も、すべての痛みを共有してきた三人は、今何を願うのか-?辿り着いた場所で、三人は何を見るのか-?

投稿 : 2024/05/04
♥ : 8

64.5 3 占いで変身なアニメランキング3位
ソウルイーターノット!(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (511)
3203人が棚に入れました
死武専に入学した「恋に恋する14歳」春鳥つぐみ、天然少女で職人の多々音めめ、“キング・オブ・庶民”としてつぐみに興味を抱くツンデレお姫様アーニャ・ヘプバーンの3人が紡ぐ、死武専を舞台にした「殺伐だけどウキウキな学園ライフ」を描く。

2004年から2013年に月刊少年ガンガンに連載され、2008年4月~2009年3月にテレビアニメ化もされた「ソウルイーター」の外伝的作品で、本編中で描かれなかった設定を後書きに掲載するのではなくマンガで描きたいという思いから始められた作品。

声優・キャラクター
千菅春香、悠木碧、早見沙織、櫻井孝宏、山下誠一郎、小松未可子、小岩井ことり
ネタバレ

れんげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

それでも私は、あえて『ガガントス』を推したい。

2014年4月放送。
全12話。


【前置き】

本編である[ソウルイーター]は、原作もアニメも見ていました。
ただ、その外伝である本作に関しては、原作単行本に第1話が丸々載っていたのを見ただけだったので、今回のアニメ化は嬉しかったですね。

人気作品を別の視点から見れる外伝的内容は、無粋とも取られますが、私的には素直に嬉しいです。
ただ本作に関しては、本編には無いちょおっと百合っぽい感じがあって、正直なところ、ちょっぴり『ガガントス』だったのですけど。



【あらすじ】

舞台は、死神武器職人専門学校、通称「死武専」。

自らの身体を特定の武器へと変身出来る才能を持った人間が多く集まるこの死武専では、その「武器」と、それを操る「職人」を育成することを目的としています。

ひょんなことから、自らを武器に出来る才能に目覚めた主人公「春鳥(はるどり) つぐみ」は、死武専に入学。

おっとりポワポワな「多々音(たたね) めめ」と、庶民に憧れるお嬢様「アーニャ・ヘプバーン」という職人と出会い、どちらかをパートナーに選ぶことになるのですが……。。。



【論じてみる】
{netabare}
本作は、本編の単行本のあとがきにもありましたが、本編が世界観の説明を(あえて)一切省いてシナリオを進めてきたので、その世界観を別の視点で描き説明しようという意味合いからスタートしたそうです。
その為、世界観の説明が非常に分かりやすく、本作からソウルイーターの世界に入ることは十分に可能です。

ただ、本編の主人公やサブキャラが多く登場しますので、やはり100%本作を楽しむには、本編視聴は必須。
時系列的には、本編のシナリオが始まる少し前からスタートするので、本編キャラの物語以前の行動が色々と垣間見えるシーンは、後を知っているからこそニヤつくポイントが一杯でした。

…と言っても、本作のメインキャラ3人も非常に可愛らしく、且つ分かりやすくキャラ立ちをしているので、そっちが全く出ることがない本編も、後々見直すと寂しく感じてしまうかも。



主人公つぐみは「武器」ですが、後の2人は武器を操作する「職人」です。
その為、どうしても板挟みが発生しちゃいますが、基本的には3人いつも仲良し。

ここら辺りは、全く直接的ではないにしろ百合っぽさが見受けられ、個人的には少々鼻につくところもありましたが、「けいおん!」的な良さもあり結果的には十分楽しめました。
(私は、ゆるゆり程度でも多少嫌悪感を感じてしまうレベルなので、私が過剰なだけかも。)

加えて、本編がシリアス色で血の気の多い作品ですので、その片鱗を少しずつ見せていく演出は憎いですね。
いつか必ず、この平和な世界観が壊れるのを分かった上で見る日常モノというのも、これまた乙なものです。

「殺伐だけどウキウキライフ」

という本作のコンセプトも、言い得て妙なフレーズですが、本作を見ると納得しました。


ただ、その日常が壊れるシーンが本作のピークで、終盤の戦いやオチに関しては想定の範囲内でしかなく結果的に、「一番面白かったのは、何気ない日常回かなぁ」と思い返してしまう点も然り。
『クライマックスはアニメ先行で見て欲しい』
という意向の元、あえて原作を追い越す形でラストまで描かれましたが、そのワリには…それほどインパクトのあるラストでは無かったですね。

定評あるボンズの作画も今作では、目を見張るシーンもあれば乱れや手抜きに思えるシーンもあり、少々残念でした。


ですが、人気作の色を継いでいる辺り地盤自体はしっかりしていますし、キャラクターデザインも整っているので、安定して見られたのも事実。

本編の主人公マカにしても、前作よりもかなり可愛くなっていて、ちょっとビックリしました。
(当時アニメ界隈を賑わした、小見川千明さんの「オマエの魂いただくよ(棒)」が、今は何処吹く風だったのは、ちょっと寂しかったですけどね。)

キャラクターで楽しめる方には、ハマるキャラがいればかなりの高評価になるのでは、と思いました。
{/netabare}



【『ガガントス』は、何故流行らなかったのか】
{netabare}
なんか偉そうなタイトル↑でスミマセン。
「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」みたいなタイトルを一度付けてみたかっただけなので、温かい目で見て下さい。


この『ガガントス』とは、主人公つぐみが、ショックな出来事に見舞われた時に口にする台詞でした。

このフレーズは、原作でも冒頭から登場するのですが、ここでは台詞ではなく、「ガーン!」などの効果音として表現されています。
それを、アニメにした際に、つぐみに口癖のように言わせてしまったことで、原作に無い差異が生まれ、結果的に作品に馴染まなかったように思います。

加えて、アニメのオリジナル部分でも「ガガントス」を挟むこともあり、序盤は特にノルマの如く毎話「ガガントス」が入っていた印象で、視聴者としては制作側の「流行らせたい!」という魂胆が浅ましく見えて、少々食傷気味になった部分もあったように思いますね。

中盤は、「ガガントス」が入らない回も続いたりしましたが、序盤の勢いを考えると、どうせなら全話挟んでも良かったかなぁ…なんて思ったり。
更に無理矢理に挟むことになりそうで益々浅ましく見えますが、もう既に十分に浅ましく見えるので中途半端よりは、存分にやりきってくれた方が好感を持てたかもしれません。

…それでも、流行ったとは到底思えませんけどね。
作品の知名度も流行る確率に直結するワケですが、本作はそれも今一つでしたから。
最後の最後も、「ガガントス」で〆るぐらいの徹底ぶりは見せてくれたのですけれど…。


ただ、だからこそ、私はあえて(製作者側の傷口を抉るように捉えられるかもしれませんが)、この『ガガントス』を推したくなるのです。
「知ってることしか知らないわ」じゃありませんが、知ってる人しか知らないアニメのフレーズって、なんか嬉しくなりますし。

実際、初めて見た時は意味不明さも手伝い非常に温度差を感じましたが、その言い方や、両手をパーにして下方に突き出すポーズ自体は、非常に可愛いのですよ。

最も可愛かったのは第10話の冒頭、つぐみがカボチャを3人に模して一人芝居をしていた時のシーンですね。
アーニャさんにガガントスな台詞を言われたことを想定して、楽しげに一人で

「ガ~ガントス~♪」

と言ってるのですが、その言い方や楽しげな雰囲気も合わさり、私的にはかなりの萌ポイントでした。


「ホビロン!」「まるっ!」「スラマッパギ~」等々、数多に消えていった流行らなかったフレーズ集として、この「ガガントス」も私は、未来永劫忘れないようにしたいです。にゃんぱす~♪


※ちなみに一応補足として。

この『ガガントス』は

日本プロサッカーリーグのチーム『サガン鳥栖』

ドラゴンクエストに登場するモンスター『ギガンテス』

ゼルダの伝説のボスキャラクター『ガノンドロフ』

等とは、一切関係は無いそうです。
{/netabare}



【総評】

雰囲気は多少百合っぽいですが、人気作の外伝として、一定の水準で楽しませてくれた作品でした。

後、昨今のアニメは原作が終わっていないことが多い故に、2期を期待させるような形で中途半端に終わる作品が非常に多い中、本作は1クールでしっかり最後までまとめられている点も評価したいです。
見終わったという感覚がしっかり味わえるので、総じて見た甲斐があったとも思わせてくれました。

「ガガントス」というフレーズは残念ながら流行ることは無かったようですが、そういう点も含めて、なんだか可愛く思えてきちゃう作品でした。

キャラクターは文句無く可愛いかったので、未視聴の方は、良曲のオープニング「monochrome」(Dancing Dolls)を見て、合いそうか判断してみるのはいかがでしょうか。

ではでは、読んでいいただきありがとうございました。



◆一番好きなキャラクター◆
『アーニャ・ヘプバーン』声 - 早見沙織さん


◇一番可愛いキャラクター◇
『多々音 めめ』声 - 悠木碧さん



以降は、本当にどーでもいい私の「低俗」な駄文なので〆ます。
{netabare}

ちなみに私も、身体を「武器」の如く硬化させる能力を、幼少期よりごく自然に身につけておりました。

この度、その私を「武器」として操る、「職人」を募集したいと思います。

要項を読んだ上で希望者がいれば、書類選考の上で面接を受け付けますので、ご連絡の上履歴書をご送付下さい。


■募集の背景■
開放的な季節になってきたから。

■仕事内容■
私を硬化させ「武器」として操り、魔女と闘う。

■求める人材■
10~15歳の女性(若年層の長期キャリア形成を図るため)
(※熱意次第では、男性も可。)

■勤務地■
死神武器職人専門学校、通称「死武専」

■勤務時間■
23:00~08:00(実働8時間)
残業あり。

■給与■
出来高制。
賞与/年2回

■諸手当■
皆勤手当
家族手当

■休日・休暇■
週休2日制(土曜・日曜)、祝日(※土曜は「死武専」カレンダーによる)

■福利厚生■
各種社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)
従業員持株制度。


以上となります。

末筆となりますが、このような駄文に目を通させてしまい、本当に申し訳ありませんでした。

どんな誹謗中傷も、ガガントスながら甘んじて受ける覚悟です。


…さぁ、今日も私を「武器」として操る、アーニャさんや めめちゃんを想像して、眠りにつきますか…☆彡
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 36
ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

キャッキャウフフ、キャッキャウフフ・・・きゃー!!!? キャッキャ・・・きゃー!? ・・・はあ

一番の見どころは、{netabare}キムとジャクリーンかわええ~(*´Д`)ハァハァ{/netabare}w
あとマカかわええ♪

さて、ソウルイーター無印の原作もアニメも結構好きな自分としてはあんまり楽しめませんでした。
だって{netabare}リズとパティが無印の方がかわえかったから{/netabare}・・・ではなく、
戦闘が微妙だった。

無印の方は、雰囲気オシャレアニメだったが、戦闘がカッコ良かった☆☆☆☆☆
その点において手抜きをしていたとは感じたことはない。

この作品では、メッチャそれを感じた。


マカやブラック☆スター、キッドたち優れた死武専生(しぶせんせい)EATに対し、
今回、主人公である入学したてのつぐみ、アーニャ、めめはNOTって言う下級生みたいな扱い。
下級生たちの話がソウルイーターノット。

一話目の戦闘がステキだったので、この点を一番期待していた。
次に無印からのキャラ。

どちらも中途半端に終わってしまった。


初めてOPを見たとき、正直、不安だった。
あのジャンプしてスローモーションになる出だしを見てそう思った。駄作臭がすると。
あれ、例えば、つぐみとアーニャ、つぐみとめめ、が視線を交わすシーンをちょっと入れたりするとか、
ものすごい改善の余地を残すシーンだよ。
毎回あれ見てテンションが2割減。

ソウルイーターのファンとして贔屓目で見ていたがため、期待の方が不安を上回ってはいたが。


結局、この作品は何を表したかったのだろう? 何を売りにしたかったのだろう??

萌え萌えきゅんきゅんを売りにしたかったら、
シャウラ関係を削ぎ落として、キムとジャクリーンの出番を増やせばいいのに。
成長を売りにしたかったら、
キムとジャッキーの人間関係の構築を全面に出し、それから学ばせれば良かったのに。
戦闘を売りにしたかったら、
無印の2コンビ、1トリオ、そしてキムとジャッキーの戦闘シーンを増やせばいいのに。
主人公たち以外を売りにしたかったら、
ジャッキーとキムに9割の尺を割けば良かったのに!!!!!wwwww

・・・はあはあ、ふう、ジャクリーンかわええ(*´Д`)ハァハァ

っていうか、椿の出番少ない!!


いえいえ、この作品はノットなんですから、あの3人で何とか盛り上げて欲しい所ですが、
いかんせん、あの3人にそんなに魅力を感じないんだよね。

ソウルイーターの主人公たちは個、エゴの塊でありながら協力関係を築けていた。
ノットの主人公たちは個性すら希薄で、協力関係の礎を築き始める段階でしかなかった。
どうも、凡人とツンデレと天然という、どっからか持ってきたような設定があるだけで、記号的だった。
{netabare}アーニャは{/netabare}かわえかったけどねw

{netabare}どうしてアーニャやめめが強いのか、それにも{/netabare}触れず、
キャラの掘り下げも中途半端で、あの終わりを無理やり持ってきた感が強い。

原作は1巻か2巻までしか読んでないから分からんが、
きっとストック切れということもあって、オリジナルで終わらせたのだろうけど、微妙。

あと致命的だったことは話の重要な部分がパートナー選びにもかかわらず、オレの記憶が正しければ、
{netabare}職人であるめめが武器であるつぐみを使って戦闘するシーンがなかった。
{/netabare}そりゃ、パートナーも選べないわ。


オレ個人としては、戦闘だけでも滑らかで迫力あれば満足できたのだが、
せめてアーニャとめめの魅力が溢れんばかりの作品、
あるいは先輩方の魅力が発掘された温泉源のように溢れる、先輩方を見守る作品とか、
ジャッキーとキムの日常を事細かに書いた作品を観たかったwwwww

{netabare}じゃ、ジャクリーン先輩、萌え、萌え、萌え萌え(*´Д`)ハァハァ
・・・燃え?燃え!?燃え燃え~~~!!!燃える~~~~~!!!!ぎゃ~~~~~っ ・・・チーン{/netabare}





★最初に書いた感想~{netabare}
2014.04.19 21:26 物語 : 3.5  作画 : 4.0  声優 : 3.5  音楽 : 4.0  キャラ : 4.0

【2話までの感想『萌えよ、わたし!!!!!』】

萌え8割、燃え2割の作品。
スピンオフの元のソウルイーターがアニメとして好きだな、
けど、これはこれでアリ♪

って「ガガントス」って擬態語だと思ってたww
効果音程度にしとけば良かったのに。

そもそもノットって原作ストックが多分、3巻しかないんだよね。
だからまず、展開の遅さが気になってしまう。

戦闘はなんか初々しくてええ☆
けど、ソウルイーターと違って戦闘メインじゃない。

ノットから入っても十分分かる必要最低限の説明してるから、初見切りにはなりにくいかな。

主人公は女の子3人、
キャッキャウフフを楽しみたい人にはいいと思うよ~♪

{netabare}
旧主人公陣がメッチャかわええ~、そしてかっこええ~☆☆☆☆☆
だがしかし・・・マカに憧れるよな~、真の主人公だから。
椿に憧れてたら、ポニテになっていたのにwwwww

オレは椿とブラック☆スターが好きです♪{/netabare}

ノットではアーニャが好きかな、テンプレっぽいけどね~♯

投稿 : 2024/05/04
♥ : 17
ネタバレ

とろろ418 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

あと一押しのガガントス

【1話感想】
{netabare}
  私が知っている『ソウルイーター』とイメージが違ったので、最初全くの別作品だと思ってました。
  同作者による外伝作品なんですね。いや、ビックリ。
  んーまあ、この方が人気出ると踏んだのでしょうかね。前のちょっとダークな雰囲気も結構好きだったんですが。

  まだ肝心のバトルが薄味なので何とも言えませんが、中々小気味良い作りになっていると思います。
  今のところはポップな雰囲気なので、もしかして日常系みたいな感じになるんでしょうかね?
  どちらにしても、本編とは違う視点で描かれるそうなので、その辺りに期待して視聴したいと思います。
{/netabare}
-----------------------------------------------------------------------
【8話まで】
{netabare}
  いやー、思っていたより大分感触が良いです。
  これは技術の上に成り立っている面白さと言っていいでしょうね。
  何と言ってもほのぼのとシリアスとのバランスの絶妙さ。
  ちゃんとストーリー進行に合わせて、毎回比率調整しているのが高評価です。
  具体的に言うなら、{netabare}
  1話から5話まではほのぼのベースで徐々にシリアス増加。
  6話はクッションとしてシリアス多め。
  7話でアボーン。(決して唐突な展開ではありませんよ?)
  8話出だしの過剰とも言えるギャグで緩和、最後に本題(?)突入。
{/netabare}
  キャラも個性的な上にポイント絞って小出ししているので、すんなり覚えられます。
  『ガガントス』とか『ロイヤル~』とかキャッチーな語句も多くて好きです。

  気になる点として、バトルの少なさと見えてる情報が少ないことでしょうか。
  前者は、最終的な山場がしっかり見えているので、数より質が良ければそこまで問題はなさそうかな?
  後者は、主に魔女関連ですね。
  本編見てると魔女ってこういう存在だというのがわかるのですが、本作だけだと魔女って何? 状態に近いと思うので、
  もう少し興味を惹く情報があれば良かった気がします。
  {netabare}せっかくキムさんがいるんなら魔女告発とかあっても良かったかもしれませんね。
  死武専の中に本物の魔女が潜り込んでいる→被害者が一名→誰が魔女だ?→キムお前なのか?
  →ジャクリーンがかばって何とか難を逃れる→デマだった(被害者はただの事故?)→一件落着
  ついでに、実は噂は本当でキムの他にもう一人いて、事故だと処理されたのも……。までやったら面白そうだけど、どうだろう?
  こんな感じで魔女の存在やその恐ろしさも早めに描けた気がしないでもないけど、
  それだと前述のバランスが崩れるかもしれないか。んー難しいですね。
{/netabare}

  あとは個人的な趣向として、ED曲好きです。
  哀愁ありつつ元気の出る曲でもあるので、あとは作品の熱が加われば言うことなしですね。

  作品として『ガガントス』にならないことを切に願います。
{/netabare}
(2014.5.28)
-----------------------------------------------------------------------
【視聴後】
  構成や世界観作りは申し分なし。
  ただし、戦闘周りがガガントス。
  作品の雰囲気を保ちたかったのはわかりますが、ここはもっとガツンといって良かったところだと思います。
  あとはつぐみの武器形態ですかね。
  {netabare}双斧槍とか、多分裂できる武器の方が良かったと思いますね。
  未熟者という設定上難しいことはわかっているんですけど、アレだと流石に戦いにくさが顕著なので。
  同様にシャウラの魂の扱いももう少し工夫できたかと。
  つぐみが食べるのを渋っている隙にソウルに食わせるなど。
{/netabare}

  主に本編との関係性により(公表順番と雰囲気の相違など)、昇華しきれなかったのが残念です。実に勿体ない。
  まあ、らしいと言えばそうなんですけど、あと一押しが欲しかったです。
  {netabare}順番が逆だと、本作でマカたちをもっと活躍させたり、本編につぐみたちを登場させたりして相乗効果を狙えたり、
  シャウラをもっと派手に暴れさせたりもできたのでしょうね。{/netabare}
  前述の通り戦闘方面での盛り上がりには欠けますが、作品としては十分に楽しめるものだと思うので、
  お暇があれば視聴してみるのも悪くないかと思います。
(2014..7.2)

投稿 : 2024/05/04
♥ : 8

61.3 4 占いで変身なアニメランキング4位
幻影ヲ駆ケル太陽(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (478)
2505人が棚に入れました
占い師だった亡き母に憧れ
タロットカードに夢中な日々をおくる太陽あかり、12歳

伯父夫婦と従姉妹の4人で暮らす平穏な日常に、それはゆっくりと忍び寄る

ある夜、就寝中のあかりを魔物が襲う
苦しみもがく中、タロットカードが宙に舞い、あかりは異空間に入り込む

手に握られた剣
煌煌と輝く太陽のタロットカード
その瞬間、世界が真っ白になり……

……覚醒したあかりが連れて来られたのは、
セフィロ・フィオーレというタロット使いたちの育成機関だった

隊長のエティアと副長のアリエル率いる部隊で特訓を受けることになったあかりは、
新人部隊の仲間たち、せいら、ぎんか、るなの4人のチームで活動を開始することに

激しい闘いの日々の中で、
少女たちは戸惑いながらも、自分の運命と向き合っていくが……

声優・キャラクター
門脇舞以、喜多村英梨、徳井青空、巽悠衣子、遠藤綾、井上喜久子、青木瑠璃子、東山奈央、種﨑敦美、堀井茶渡、井澤詩織、佐倉綾音、久川綾、内野真生、高橋未奈美、近藤浩徳
ネタバレ

Ballantine さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

はい丸投げEND(最終話まで

手に握られた剣、煌煌と輝く太陽のタロットカード、その瞬間、世界が真っ白になり……

●関連サイト
・番組公式サイト:http://www.geneitaiyo.com/
・番組公式Twitter:http://twitter.com/geneitaiyo


あらすじ(公式引用)

占い師だった亡き母に憧れ
タロットカードに夢中な日々をおくる太陽あかり、12歳
伯父夫婦と従姉妹の4人で暮らす平穏な日常に、それはゆっくりと忍び寄る
ある夜、就寝中のあかりを魔物が襲う
苦しみもがく中、タロットカードが宙に舞い、あかりは異空間に入り込む
手に握られた剣
煌煌と輝く太陽のタロットカード
その瞬間、世界が真っ白になり……
……覚醒したあかりが連れて来られたのは、
セフィロ・フィオーレというタロット使いたちの育成機関だった
隊長のエティアと副長のアリエル率いる部隊で特訓を受けることになったあかりは、
新人部隊の仲間たち、せいら、ぎんか、るなの4人のチームで活動を開始することに
激しい闘いの日々の中で、
少女たちは戸惑いながらも、自分の運命と向き合っていくが……


どうやらオリジナルアニメーションのようで先がどうなるか見ものですね。
シリアス路線なのが結構好印象。


幻影ヲ駆ケルRadio
パーソナリティは徳井青空と巽悠衣子が務める。
http://www.geneitaiyo.com/radio/


○総評
セーラームーンの焼き直しにもならないしプリキュアの二番煎じにもならないしまどマギの足元にも及ばない。
フラグは9割型ぶん投げENDなので2期がもし出たならばそれが出てから見る事をお勧めしたい。
ただ見所としては触手プレイ・幼女の全裸・乳首解禁があるのでその辺見たい人には後半6話以降あたりからお勧めかな?前半はその辺の魔法少女ものと何らかわりなし。
まぁそもそもサムゲタンの人が関わっちゃったアニメなんでお察し…何故これで二期を狙った作りにしたのか…
何はともあれOPEDだけはムチャクチャ良かった。本当にこれだけは素晴らしかった。


各話感想
{netabare}1話
事前情報まったくなし。取り敢えず見てみる。
ん?日常学園物かな?
OP見ると魔法少女系っぽいな。
なんか今季同じようなのばっかだな。
魔法少女的なのだけで3つも。
イリアとカードのやつとこれと。
どれも日曜朝でいいじゃんっていうのばっかだな。

ってこれもカードかよwタロットカードだけどw
オカマの顔ww やたらリアルww
水色仲間になりそう… やはり何か探りを入れてたか。
占い師のバイトだったのかってお金もらってないなら無料奉仕じゃねぇかw
このアニメはシリアス路線なのかな?
眼鏡なんか裏がありそうだ。単なる嫉妬かな?
ハサミが見えた!今季のクライムエッジ枠参入か!?
えっ何そのアナザー的展開!アナザーなら逝ってたな。
やはり眼鏡の仕業なのかな?髪の長い中年こええ。
おっ?今のノイズはなんだ!?世界線超えたのか?
眼鏡がダークサイドにいきそうだなこれ。
触手プレイww え? カードが勝手に戦ってたのか?
自分で戦ってたのか? 血!?
ぎゃああああああああああ逝ったあああああああああああ
え?ループ?
眼鏡がいなかった事になったのか。
出たな中年w 火事になんで飛び込んだ?
お?ワープした?本体が姿を見せただけか。
変身したのか。いきなり仲間登場w
なんか色々カオス。なんで半透明なんだ…
ほほう覚醒したのかなるほど。そして地球を救う感じかな。
結構面白かったなぁ…
3つの魔法少女の中では一番面白そう。
取り敢えず眼鏡の事が気になるから次も見たい。
期待値5/10。


2話
ダエモニアが敵なのか。
味方21人もいるのか…
主人公は太陽のカード。なんか強そうだ。
カラスがちらっと映ったがビビットカラスみたいにならなきゃいいが…
太陽アカリってまんまで名前覚えやすい。
カラスも猫もしゃべるのかよ。やっぱりカラス何かありそうだ。
このアニメ体が細い割にやたら頭でかくないか?
緑が月読ルナ。1話の眼鏡なんだったんだろうか。
黄色が白金ギンカ?キンカ?青いのがセイラ。
やっぱり頭でっかいなぁ。
ワープ装置かな?
なんでちっちゃいの全部顔一緒なんだよw手抜きだろw
ワープ装置かと思ったら変身装置か。
と思ったらワープも同時にしてたのか。
アカリは変身すると別人になるんだなぁ。
眼鏡がよぎったけど変身解けたのか?記憶を改竄っておいおい。
シリアスだなぁ。
シャワーシーン濡れない?なれない?どっちだ?
うーんまぁしばらく見てみよう。


3話
ダエモニアは人間なのか?まさかの寝返りか。
拘束までされちゃった。
誰かを殺すくらいなら殺されたいとか何処の九条信者だよ。
主人公頭悪かったんだな。
黄色はたこ焼き主食なのかw
なんだ緑も牢屋に入ってたのか。
ダエモニアの声が聞こえるのが今後重要になりそうだ。
蛸壺電話wなんかシュールだなw
ダエモニアは人では無いか。
アカリの能力は敵の声が聞こえるのか。
しかし聞こえる事に何の意味があるというのか…
いい実験体?謎は深まるばかり。


4話
一体誰なんだこの子達は…主人公交代でもしたのか?
魔女化しそうだな。
謎のタロット占い師。
おい健康診断とかエロいな。お医者さんごっことかやった事ねぇ…
まぁ間違いなく悪魔の声が聞こえるのは無駄だよなぁ。
おいHしてる所覗くなw魔女化したっぽいな。
ダエモニアはタロットカードなのか。運命を変えてしまう悪魔。
エレメンタルタロット。なんかカタカナオオイナ。オジサンヨクワカラナイヨ。
アカリはいつまでも平和ボケ脳だな。
赤いペンキではぁはぁしちゃうとか上級者だな。
しかしOPなかなかいいなぁ。
なんか悪魔っぽい絵だな。眼鏡の気は引けたようだな。
うわっ悪魔に飲まれた…こうしてダエモニアが生まれていくのか。
なかなかエグいしグロイ。ダークファンタジーらしくなってきた。
5万ユーロってどんな攻撃だよw
メッチャまどかっぽい魔女出てきたな。ルナも声が聞こえるのか。
カウンセラー気取りwまさにそれだなw
男が欲しかった欲望。絵を評価されたい欲望。
まぁ間違いなく偽善者だな。なんか悪魔を応援したくなってきた。
青髪サバサバしてんな。
報酬=人の魂?
ルナが聞こえたのはアカリに触ったからなのか。
いやいや聞かなくても何も始まるだろ。むしろ始まってるじゃないか戦いは。
まぁ青髪正論だな。黄色…主張何も無いのかよ。
なんか気づいたらやたら引きこまれてた。
次もその次も早く見たい。


5話
なんだいきなり借金の取り立て?ギンカの話だったのか。
なんとも怪しいおっさんかと思いきや、ギンカの親父か。
しかし良いOPだなぁほんと。
なっがいタイトルだな。止めないと全部読めないぞ。
episodioⅤ ああ、金、金!この金のためにどれほど多くの悲しいことが
この世に起こることであろうか!
売り場がごちゃごちゃってこれ完全にドンキーだろw
なんのパーティーだよ。
本田さんが今度は魔女化しちゃうのか。
あら?エレベーター降りた奴同じ奴なのか?変身してたのか?
また一人魔女化してしまったようだ。
この蛸壺電話シュールだなぁwリアルであってもよさそうだw
金融会社の社員全員が行方不明。全部くっちゃったのか。
人より感度の高いパルス?なんかいやらしそうだなw
と思ったけどこれは前回のアカリを通して声が聞こえた件なのかな?
本田と会食は後回しか。
あらら一気に魔女が3人になっちゃうのか。ってか男だから魔男なのか?w
いやダエモニアかwうおっギンカ親父そんな技が使えたのか。
あら?ギンカの頭に輪っかがある?天使かなんかだったのか?
やはりアカリを通して声が聞こえるんだな。
本田のおっちゃんなんかFFで見たようなキャラデザだったな。
結構あっさりだったなぁ。
親父は記憶が無くなってしまったのか。
声を聞けて結果良かったのかどうかは難しいな。
EDもなかなかいいなぁ。OPED覚えやすい。


6話
冒頭いきなり戦闘始まってて一回話見逃したかと思った。
今週はみのりちゃんが闇堕ちするのかな?
そして青髪セイラと対峙する構図になりそうな予感。
みのり何がおきたんだ。何の病気だよ…
まなみ…まみった。これがトラウマだったか。
うわっみのりの方じゃなかったか。なる程。
チーム戦で戦ってたのか。
はいはいダエもニアになっちゃいましたね。
うむ概ね予想通り。分かりやすいアニメだな。
やっぱりアカリを通して声を聞いたか。
一応ちゃんと願いはかなられてんだなぁ。
はなえの記憶は無くなってるのかやっぱ。
ダエモニアを増やしてる連中倒さないと根本的に解決出来ないじゃないか。
ってかそろそろそいつらでないと話が終わっちゃう。
尺足りるのかな?
最後にその連中をぶっ倒して終わりな予感。
なんか予想通りすぎて微妙になってきた…
まぁ最後はうるっときたんだけどね。


7話
アカリなんで鍛えるキャラになってんだw
モスクワにも支部があったのか…
緑は青が気になってるようだな。ルナに何か起きるかな?
角煮マンうまいのかなぁ食ったこと無いな。
わかりやすくルナ視点が多くなってるな。
ダエモニアに意思覚醒か。
ルナに双子のおねぇちゃん。
皆金無いのにどうやって買ってきたんだよw
ギンカマネーで遊びに行くって事か。
はかまだいちろう。博愛新党。
ながたきのおばさんなんで怪しい格好してんだ。またオカマw
タロットカード占いわかんねぇwなんで説明省いたw
ここから先崩れていくのみ…だと!?あぁしている時間は短い…次回からシリアスなのかな。
いつもなんかしら食ってるアニメだなぁ。
人魂4つで398ww
アカロリ写真頭でかい…
なんか最後の幸せって感じだな。伏線からして…
さて来週から何が起こるのか…
ってかここまで単なる普通の少女向けアニメだな。
超展開に期待したいなぁ。


8話
対消滅現象について。
恋人のカードの使い手が消滅…
ダエモニアのカードと対になっているカードが消滅すると消えるって事か。
つまり全滅ENDかよ…
しかしダエモニアと話すことが出来る能力で解決する感じかな?
ダエモニアの対カードを倒さないと解決しない。
消えちゃうから逃げるとな。
どうやって収集付けるんだこれ…
ルナにフラグが立ってる。
アカリが対峙した時にルナが消えるパターンの奴か。
ダエモニアはバンバン人殺しするんだな。
変身能力も備えてるんだなぁ。
太陽の申し子が欲しい?どういうこっちゃ。
声が聞こえないだと?何がどうなってんだ。
何かのカードがやぶれた…
ギンカの対カードきたか。これはエグイ。
闇ギンカ登場。どうすんだよこれ。
ギンカが無駄に明るいけど死亡フラグなんじゃ…
ギンカの親父良い事言うなぁ。
えっ一人で戦いに出たのかギンカ…
死ぬ覚悟が出来たって事だったのかやっぱ。
融合?あれ?融合出来るの?殺さなくていいじゃない。
うわー刺しちゃった。死んじまったのか…
唯一一番明るいキャラだったのにまさか最初に逝くとは…
はぁ…ショックでかいなぁ。
ギンカちゃんムードメーカーだったのに…
まぁ最終的には融合が鍵になるんだろうなぁきっと。
実に解りやすいアニメだ。
裏を書いて全滅ENDもあり得そうだから怖いな。
むしろ実は融合してて生きてましたーって場合もありそうだけどこれは陳腐になっちゃうからやってほしくないな。

ディアボロスタロット本体
1.自我あり
2.姿はエレメンタルタロット保持者と同じ
3.ケルブレムが異空間の扉の奥で管理
4.攻撃するとエレメンタルタロット保持者は同じ部位に攻撃を受ける(同じ場所にいる場合のみなのかは不明)
5.同属性のエレメンタルタロット保持者の攻撃でのみダメージを与えられる
6.エレメンタルタロット保持者と融合すると永遠の命を得る(とケルブレムに嘘を吹き込まれているだけの可能性もあり)
7.人間の心に感染することでダエモニアを増やす
8.対消滅を起こすと感染させた同じ種類のダエモニアも全て消滅


9話
ギンカ親父記憶が残ってるのか…辛いな…
OPまだギンカ出るんだな。実は夢オチだったりして…
ギンカおねぇたんが何処へ消えたのかわからないけどってこれまさか生きてるフラグなんじゃ…
ルナもうだめそうだな。別荘に帰るのか。まさに戦闘所じゃないなこれ。
ルナ姉に何があったんだろうか。
覚醒するとダエモニアが見えるようになるのか。
うわっ嫌なフラグたったぞこれ…セレナおねぇちゃんがアカリにそっくりとかこれはまさかの太陽カードの闇がセレナなんじゃ…
アマリリス。花言葉はおしゃべり。なんか雰囲気的に死亡フラグすぎてやばい。
学園に戻るのか。
ダミーカードだと?逃げるためのものなのか。大して使えなさそうだな。
え?ルナちゃんよりセイラちゃんの方が好きだからだと?
あれ?アカリじゃないなこれ…誰だこいつ…
アマリリスのもう一つの言葉。強い虚栄心。
うわうわ何者なんだこいつ。太陽カードの対カードか?
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
ルナが壊れたああああ。随分エグイ展開だなこれはやばい。
やっぱり闇堕ちしちゃったよ…今期一番鬱ってんなぁ…
もうダエモニア潰す所じゃないじゃんこれどうすんだよ。
最終回どうやって終わらせるのか想像つかなくなってきた。


10話
ルナ意識あんのか?いきなりバトル開始か。
ん?誰だ?別のチームかな?対カード…
ルナ意識なさそうだなやっぱ。
ええええヴァンパイア?蝶のマークは操りフラグか?ルナ消えた…
怪しいダミーカード出たか。アッサリ使っちまったな。
めまぐるしいな今回。アカリナイス救済。
セイラのカードがなんかヤバイな。
カラスと猫怪しい。レグザリオの使者?ダエモニア側?やっぱラスボスか?
タロットの能力が消えただと?ソロプレイヤーになっちゃった。
アカリが鬱っぽくなってる…ずっと一人で戦い続けてるのか…
4日連続。
ルナ意識あるのか。おっぱいでっかい。エロ要因だったのか。
下半身丸見えすぎるw
噂ってなんだろう。
謎の泣いてるロリが怪しい。
セイラ何処へ向かってるんだろう。皆で遊んだ場所めぐりかな?あっ狼ってこれ噂か。
お母さんいなくなっちゃったってどういうこっちゃ。怪しい…
あれ?やっぱこいつ…あぶねぇ。契約しちゃいそうだったな。
魔女狩りかよ。うわうわうわ。暴動って中国かよ。
占い学校焼失。
なんじゃこりゃ超展開でもしないと話が終わる気がしない。
まるで二期あるアニメの中盤みたいな流れだなぁ…
予告の二人出番少なすぎて名前覚えられねぇ。


11話
セイラが人質に取られそうだな…
いたたまれず去ったのだ。カラスが勝手に決め付けんな。
ケルブレム。ルナ完全に飼い犬だな。
ルナがセイラに嫉妬して能力を奪ったのか。
ルナが死ねば力が元に戻るのか。オオカミ少女だったんかい。
チャンスは数時間。薬で眠らせてたのか。
出生に関わる事?重大機密事項?なんで?
因果律に支配されていて運命は全て決まっているだと?
シュレディンガーだけに箱のなかは開けてみなけりゃわからないってかw
ギンカの影が…
お母さんも戦ってたのか。ダエもニアを研究していた男性と恋に落ちたのか。感染?ダエモニアに?
ダエモニアとエレメンタルタロットのハーフなのか。
今更すぎるなw ケルブレムをやっつけて終わる感じか?
大事なものを盗まれたってなんぞ。出たな偽幼女w
フユナのトラウマ懐かしいな。
一緒に何処へ連れて行こうとしてるんだケルブレムは。
セイラやる気か。うーん終わる気がしない。
なんかペースおっそくないか?本当に来週終わるのか?
13話かな?もしかしてもっとあったりするのかな?


12話
えーっと交配したいってつまり交尾ですかね?
ダエモニア側の血が濃くなっちゃうよ。
謎の力でセフィロトの木の元へ。
本当の自分と向き合う。つまり対カードかな?
クレシドラじゃないと交配出来ないのか。
お?ルナちゃん元通りになってる。
ゆめ?日向の三回忌。フユナがまた…
何故シュレディンガーが知ってるんだ。高次元階層なのか。
何度も時間が繰り返されるのか。まるで拷問部屋だな。
まさか今度はアカリが闇堕ちするんじゃ…
なっルナ一回ダエモニア化したから変身能力備わったのか?
アカリの中のダエモニアの血がって事かな。
セイラちゃん全体魔法使えたのか。あっさり捕まっちゃった…
ギンカ生きてたああああああああああああああああ!
いやいや死人が帰ってきたんじゃないかw
向こうの世界ってどこの世界なんですかーやだー!
じわじわ苦しめるんだな。さっぱり話が完結する気がしないw


13話
恐らく子宮に模した謎の殻の中でアカリがイクラに埋もれてるけどいつ裸になったんだよw
ギンカ…勝てたからって対消滅の設定何処行った?ダエもニアが見せてた幻影だったのか?脳内補完もちょっと厳しい設定無視展開じゃないか?
フユナちゃんループ展開変わりそうだな。
ケルブレムの発言も明らかにフラグすぎるw
まぁ予想通りの展開ですよね。ってか展開遅すぎやしないか?
触手好きだなぁこのアニメ…エレメンタルタロットが永久に22枚揃わなくなるとどうなるんだ?
ピンクと水色なんでスタンド使いになったの?合体したのか?融合技か?ご都合技だな。
ってアカリすっぽんぽんwなんで後半になればなる程エロ特化していくんだこのアニメ…
ケルブレムは精神攻撃か。対カードは破壊のカードじゃなく融合カードだと?対消滅とはなんだったのか?どっかにワープしただけなのか?
この演出の気持ち悪い感じのは精子の暗喩?それともウィルス?
巨大化したデザインがデスピサロっぽいwプリシラさんメルティナさん弱っw
そういえばなんかスレイヤーズ思い出したなぁ最後の最後で出てくるでかいラスボスがそれっぽいw
そしてOPがかかるタイミング抜群に良いね!盛り上がるけどちょっと遅すぎないか?
おかあさん…まるでセルを倒した時の悟飯みたいだ。
意志のあるダエモニアっておいおいルナちゃんもそうだったじゃないか。何を今更…ってまぁちょっと違うか。
あれ?まさかこれで終わりなの?
ケルブレムの太陽カードの話はなんだったの?意味がわからん。
ラスボスの目的はなんだったんだ?世界中回る気かよww
シュレディンガーとかラプラスとかなんだったの?
うわーぶん投げまくったくそだった…{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 34
ネタバレ

かしろん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

折り返しの失敗

【10話まで見て修正】
勘違いしてたよ・・・

あらすじ{netabare}
タロット占いが好きな太陽あかり。占いの修行中だ。占いの館ではその的中率は高いと評判で、沢山のお客さんがやってくる。
母を失って以降、永瀧の親戚の家に身を寄せるあかりは、同居する従姉妹、仲の良かった心崎冬菜の態度が徐々に冷たくなっていくのを感じ、戸惑いを感じるのだった。
そんなある日、坂道で話をしていると、上から無人の車が走ってきて轢かれそうになるという事件が発生する。
それが全ての始まりだった。{/netabare}

なのは続編、DOG DAYSやロウきゅーぶ!の草川啓造監督がおくるオリジナル魔法少女アニメ。
長崎県をベースとした永瀧が舞台。

7話まで感想{netabare}
折り返しとなる7話まで見た。ここまでのストーリーベースは、必殺仕事人だ。
ダエモニアという悪代官がいて、善良な市民に悪さをするからそれを始末しに行く。
ところが、新入りが
「悪代官の言い分も聞いてみませんか?なんか事情があるかもしれませんし」
とか言い出しちゃったわけだ。
そりゃ元々いるメンバーからすれば
「いやいや、悪代官は悪代官だから。そんな話を聞いたところで殺すことに変わらないから意味ないっしょ。変な同情湧くだけだから殺せなくなっちゃうよ?」
ってそりゃなるわね。
と、分かりやすいストーリーな訳だが、制作側の覚悟が足りてない印象。
何がか、というと、この話を恐ろしく単純に言うと「相手は悪人だからぶっ殺しちゃえ。証拠も残らないし殺人しちゃえ」ってことだ。
このエグさを出し切れてない、エグさを出す覚悟が足りてないように感じる。
このキャラデザで主役を門脇舞以の幼く可愛い系な声でやるならもっと画面や演出をエグくすべきだ。
そうではなくこのエグさでやるなら、キャラデザや声をもうちょい萌から外してやらないと。
やろうとしているエグさがどっちにも振れてないから、作品の面白さが伝わりづらい。
なんか、非常に残念。
折り返しの後半に期待したい。{/netabare}

8話感想{netabare}
あー、ダメだわ。悲惨な展開にしようとして無茶苦茶な設定をつけてしまった。
対消滅。あかり達エレメンタルタロットと対になるディアボロスタロットを本体としたダエモニアを退治すると双方とも消滅してしまう現象。しかも、その親となる対カードを倒さない限りそのカード属性の子ダエモニアは消えない。
こんな重大情報をなんの対策もなく全員に周知させる無能さ。対カードに会ったら逃げろって。
つまり、
「これからはお前らが戦っていいのは末端の雑魚のみな。倒したところで何の根本的解決にもならないけど」
って宣言したわけだ。
アホだろ。こんな情報、周知する意味がない。ただただ全員を困惑させただけ。
しかも、欠片もフォローも無し。
こんな状況じゃ
「ソウルジェムが魔女を生むなら、みんな死ぬしか無いじゃない!」
ってマミさん状態になるやつが出ないとも限らないだろうに。エレメンタルタロットの使い手が全員自決すれば対消滅でディアボロスタロットも消えるんだし。
ここでやらなきゃいかんのは、徹底的に上層部のみで情報を管理して、出現するダエモニアの属性とそれが親カードなのかどうなのかを判別する手立てを見つけて、出撃メンバーのコントロールをすることだ。

ぎんかの戦闘を、ほーら悲愴だろ、みたいな見せ方にしてたけど、なんかもう空々しいだけ。
折り返しで「やっちゃったなぁ・・・」としか思えない。
{/netabare}

8話感想追記 勘違いと気付いて{netabare}
対消滅の設定が納得いかず「もしかして俺の勘違いか?同属性じゃないとダメージ与えれないとか?」とか思って8話を見直して見た。
勘違いかっ!
別属性のエレメンタルタロットがダエモニア親カードに攻撃しても、ダエモニアはノーダメージで同属性のエレメンタルタロットの使い手にダメージが転嫁されるシステムなのか。
それで、ここは理解出来てたが、同属性からの攻撃のみダメージが通るけど、与えたダメージと同じ場所にダメージを受ける悲惨なシステムであると。

ん・・・?ダメージ転嫁?
逆もまた然り、にならんの、これ。なんで別属性ダエモニアはエレメンタルタロットの使い手にダメージを与えることが出来るんだ?ダエモニアの親カードにダメージ転嫁にならんとおかしくないか?
子ダエモニアは倒せるということは、子だとその属性が弱くなって、ダメージが通る代わりにダメージ転嫁もしないって設定なのか?

エレメンタルタロット同士ではダメージ通るのか?
ダメージ通るなら、ダエモニア親には同ダメージがいくのか?
エレメンタルタロットとディアボロスタロットは表裏一体って言ってたし、エレメンタル側が全員自決消滅したらディアボロス側も消滅するのか?

色々疑問が尽きない設定だなぁ、対消滅。{/netabare}

9~10話感想{netabare}
対消滅の設定が気になって仕方がない。そんななかでるなが闇に堕ちた。
はてさて、月のエレメンタルタロットを持つるなに皇帝のダエモニアを埋め込んだようだが、ダエモニアの月のカードの親ってどうなってんだろうか。
また、せいらもタロットの力を消された。ダエモニア側のカードにはどんな影響が出てるんだろうか。
親和性の高さが消滅現象を生むなら、こういうことをすればディアボロス側にも勿論影響があるんだろう。どう調理してくれるんだか楽しみだ。
10話ラストは、もう、一言のみ。
デビルマンかっ!
首は掲げられなかったけどね。{/netabare}


感想{netabare}
物語:ややこしくなりそうなストーリーを分かりやすく構成させている。多少、設定が都合良すぎな気もするが、1クールで纏めるにはしょうがないか。
折り返しの重大設定を処理しきれてないのは最悪。
今後の期待は緑の嫉妬くらいか。

作画:特徴的なキャラデザで、崩れをあまり感じさせない。
ストーリーの持つエグさを画面に出し切れてないのはいただけない。

声優:作画と同様、主役の門脇舞以の起用はエグさをスポイルしてしまっていると思う。この声でやりたいのなら、もっとエグくしていかないと。

音楽:OPはLiSA。相変わらず疾走感溢れる良い曲をもらっている。
EDはアニソングランプリで物議をかもした岡本菜摘。アニソングランプリのときよりマシになったが、サビに入った時のガックリ感は健在。声量も足りてない印象。デビューは速すぎる。

キャラ:今のところ、思い入れなど湧かず。{/netabare}

うーむ・・・

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4
ネタバレ

かばたん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

残酷な運命に抗って

放送を開始したときには「劣化版まどマギ」などと酷評されてましたが、やはりまどマギとは内容が大きく異なります。「可愛い絵柄だけどシリアスな魔法少女もの」として分類されるという点でまどマギと同じなだけ。作品として重ねて考える必要はないでしょう。

奇をてらうことなく王道を行くストーリー。先の展開はある程度読める。でも、華奢な女の子たちの、苦悩の末に出てくるセリフが、行動が、一つ一つ重く、共感もできる。だから見応えがある。
人々を襲おうとする人を、人々を守るために殺さなければならない。正義のために自らの手を汚す。殺すべき人間が同情の余地のない人非人である場合であっても、実際に「この手で」殺すとなると抵抗感を覚えるのが普通なのに、このアニメでは、殺すべき相手はそのような人非人とは限らない。様々な事情で、ダエモニアに乗っ取られ、人々を襲うようになってしまったわけで。理由が、原因がある。だから主人公である太陽あかりは、その人の声を聴く。どうしてこんなことになってしまったのか。今どうしたいのか。どうしてほしいのか。

犯罪者に対して我々はどのように向き合うべきなのか。このアニメは最終的にはこの問題にまで行き着く。特に裁判員制度が導入された現在の私たちにとっては、十分に価値のある作品なのではないでしょうか。修復的司法といった考え方に通じるものもあるような気が。かなりシリアスなお話なので、気軽に楽しく見れるようなものじゃないけど、しっかりとした内容をもった良作だと思います。

以上は前半戦の感想。後半からは、少女たちが過酷な運命と向き合って、黒幕と対峙していく。ありきたりの展開にならないよう、見守っていきたいところ。

{netabare}
1話~3話 あかりの覚醒と決意

{netabare}1話は王道展開のわりに色々と分かりにくい部分があり、見る気がうせてしまった人がいるかもしれません。ただ、2話を見れば8割ぐらいは理解できると思います。公式HPのWorld&Wordも参考になります(こういうところで、スタッフの本気度が分かる)。
見所は、冬菜を殺したという記憶を改ざんされていたことを知らされたあかりのリアクションでしょうか。「これじゃあ私は冬菜を二度殺したのと同じじゃないですか!」と涙を流しながら訴える姿にはなぜか僕が画面から目をそらしてしまった。返せる言葉がなくて。エティア隊長もあかりと納得させることはできなかった。隊長もそれは分かってる。隊長が少女たちのことでどれほど苦悩しているかがも見て取れる。
3話ではあかりが覚悟を決めるプロセスが描かれますが、覚悟を決めると言っても、絶対的な答えを出せたというわけではなさそう。これから闘いながら悩み続けるという答えなのかもしれない。{/netabare}


4話~6話 向き合うそれぞれの少女

{netabare}ダエモニアにとりつかれた人と向き合う。4話ではダエモニアに乗っ取られる人の様子が初めてしっかりと描かれていました。この人と今回向き合うのはあかりとるなちゃん。ただ、残念ながら理解し合うことはできなかった。あのまま話を続けていれば理解し合えたのかどうなのか。せいらがとどめをさしてしまったので、答えは分かりませんが、とにかくあかりは現実の難しさを思い知ったことでしょう。でも、るなちゃんが言ってたとおり、話を聞かなければ何も始まらない。覚悟は揺らがない。
5話では、ぎんか(とあかり)が向き合う。6話では、せいら(とあかり)が向き合う。それぞれ、ダエモニアに取りつかれた人は顔見知りで。だから葛藤も大きい。背景がしっかり描かれていたから、展開は見え見えなのに、苦悩しながら相手を討つ二人に感情移入できて、こっちも泣きそうになってしまった。
特に6話のせいら回はよかった。かつてダエモニアに友人を殺された。だからダエモニアは友達の敵(かたき)。そんなダエモニアの声を聴いて理解しようと努めることは、せいらにとっては、友達に対する裏切りを意味するわけで。だから今まで非情に徹して闘ってきた。あかりの考え方も否定してきた。でも2話でせいらは血で汚れた自分の体を過剰に洗っていました。せいらにとっても、敵討ちといっても、人を殺すことは嫌なこと。今回はそれが顔見知り。つらいにきまってる。だから躊躇してしまった。でもあかりに檄を飛ばされて、一歩を踏み出す。最後のキタエリの演技はすごかったほんと。{/netabare}

7話 日常回だけど・・・

{netabare}日常回。4人の可愛らしい言動が満載でちょー癒されるわー。このアニメは萌えもけっこういける。木をあかりと間違えちゃうおっちょこちょいなるなちゃん。どんなところでもささみサラダをおねだりしちゃったり、みんなでお泊りするために率先して電話かけたりするせいらちゃんprpr。なんだかんだで、あかりよりもムードメーカーで、現金な子であるぎんかちゃん。そして水着写真をみんなに見られて茹で上がっちゃうあかり。みんな可愛い。
でも。いたるところに不吉なフラグが・・・。5話と6話でぎんかとせいらはあかりとある程度理解しあえたわけですが、るなちゃんはまだあかりとそんなに理解しあえていない。4話でるなちゃんとあかりが分かり合えているようにも見えるけど、るなちゃんが言ってた「聞かなければ何も始まらない」というのは単なる一般論ですからね。やっぱり深く理解し合っているわけじゃない。るなちゃんはあかりが大好きだからこそ、変な距離感ができてしまってる。そしてあかりも相変わらずそれに気づかない。冬菜のときもそうだったわけだけど、あかりはなかなか人の気持ちに気づけない子なんですかね。太陽は周囲を照らすことができるけど、そうやって照らされているだけで、自分自身は周囲を照らすことができない人の気持ちは分からない。まさに「月」のカードのるなちゃんが、何かハプニングを起こすのかもしれない。対消滅というこわ~い用語もでてきてしまったorz
でも最終的には、友情が勝つと信じて、視聴します・・・{/netabare}

{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 5

63.5 5 占いで変身なアニメランキング5位
RPG不動産(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (162)
508人が棚に入れました
魔王が倒され、世界が平和になってから15年。風色琴音は、新居を探して「RPG不動産」に訪れるが、実はそこが琴音の就職先だった! 同僚は、自由でやんちゃなファー、仕事に厳しい僧侶のルフリア、可憐な見た目と裏腹な強さをもつ戦士のラキラ。 琴音は3人と一緒に力を合わせて、家探しに訪れる一風変わったお客さんたちからの無理難題を仲良く楽しく解決しながら、新しい住まいを提供していく。 大切な物件探しは「RPG不動産」にお任せください! 水のなかでも、雲の上でも、どんな場所だって、きっとあなたが喜んでくれる素敵な物件を見つけてみせます。異世界おしごとファンタジー、開幕!
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

異世界きらら

{netabare}
異世界で不動産屋を経営する日常系アニメ
ドラゴン家を買うやチート薬師に近い雰囲気で、その二作と同じくこれも楽しめた。

不動産と言う題材だからこそ現実ではなく異世界にしたんだろうか、ファンタジーだからこその特殊な家の数々で、頭のおかしな屋敷を回るのはギャグとしても面白く分かりやすかったので最後まで飽きなかった。
キャラに関しても人外だったり、ネクロマンサーだったり、こちらもファンタジー世界ならではのキャラ達で、それぞれの持つ能力やら特徴を活かせているストーリーで現実世界での日常モノにはない面白さがあった。
そういう要素が多かったこともあって、個性的な家やキャラに主人公達4人が振り回されるドタバタコメディとしての出来も良かった。
主役の4人も基本的には仲良くしている感じで、いつものきらら枠、何も考えずに見られる癒し枠としても申し分なかった。
ゲストキャラに割く時間と4人の会話に割く時間の配分も良く、毎回ゲストキャラはいるものの不動産の4人同士の絡みがぬかりなく十分にあったので、主役の4人も、ゲストキャラも全員印象に残った。

不動産アニメとしても、基本的には明らかにぴったりな家が見つかるパターンだが、思考を重ねて適当な家を紹介する回もあり、しっかりしていた印象。
基本的に主題から逸れたりせず、真っ当に不動産としてやっていたという点でも印象がいいし、実際ゲストキャラが来て家を紹介するという朝アニメ的なテンプレートに沿った不動産要素が面白かった作品でもある。

だからこそその点で言うなら最後のシリアスは絶対にいらなかった。
展開自体はそれほど悪くはない(ただ、良くもない)が、きららの雰囲気、ここまでのゆるふわな雰囲気と全くかみ合っておらず、途中でギャグ調のノリにもなったりするしで、シリアスにしても中途半端な出来になってる。ドラゴンの目的のオチも少し弱かったか。

シリアス要素で評価できる点としては、琴音がここまでファーがドラゴンでないと信じて色々と行動していた描写が多かったからこそ、普通に考えたら引き渡すべきところで、最後に琴音だけがファーを庇うという展開に説得力があったこと。
時には対立するのもある意味リアリティがあるし、その対立の元となるバックボーンが描かれてるのは良かった。

アイコンにしてるのにあまり悪い点書きたくはないが、もう一つ微妙に感じた点としては、舞台設定。
ファンタジー世界ならではの話は面白かったが、日本的な要素・展開(日本風の祭り等)が多く、ところどころ異世界感がなく残念だった。
琴音の名前や店の名前が堂々と漢字なのも引っかかる所。
原作買う予定だけどまだ買ってないので、それが伏線で勇者辞めますみたくオチなら申し訳ない。

キャラデザは不評みたいだけど、自分はこのキャラデザかなり好きです。
評価となると満点はあげられないけど、今期一、二に大好きな作品。

↓一話毎メモ
{netabare}
1話 ☆10
なろうきらら。リゼ? エロありのきらら?
ドラゴン家を買う難民救済。でかい。円盤では
リゼじゃねーか。
このアニメめっちゃ好きだわ。
不動産とはいえいい物件持ちすぎでしょw
質素な家に住みたいってちゃんと伝えろw 百合最高

2話 ☆9
あれこんなにでかかったっけ?
どことなくチート薬師感を感じるw
ジェットコースターもあるのかこの世界、相当文明進んでるな。
なろうタウン魔王城。シャドーハウス 電話もあるのか
これもうあの洞窟しかないな。読みやすい展開。
ほぼリゼじゃん。すすの部屋は忘れられた。
風呂ノルマ このアニメの評価が微妙なのはおかしい。

3話 ☆10
ドラゴン君家買いに来そう。この子がドラゴン?
風呂ノルマ。エロある? ネクロマンサーだった。風呂ノルマ
主人公ら王から召集されるぐらいの地位なの?
いちいち服が露出高い。なろうで死ぬほど見た光景。

4話 ☆9
謎のエロ。ペットでっか...。琴音何者だよ。
名前漢字だし転生者かと思ってたわ。
ギルドの受付嬢とかめっちゃ倍率高そうだな。のわりに給料低いんか。
飛行船もあるのかこの世界。いや、この家くっそ高そうだけど。
立地の危険さで安いのかな? 最初から紹介出来たろ。
ブラック飲めること前提きつい。
謎のギスギス。謎の重い過去。ギスる意味あった?
いや、家の取り壊しの話じゃなかったんか。

5話 ☆9
スライム300で見た。やっぱこういう回は微妙だな。
いや、水着メインじゃないから見れるかも。
妹いるの初耳だぞw もはやポーションの域逸脱してるよな。
魔法でしかないw てかどこでもらったし。おいポーションなくなったぞ。家を買いに来ただけかもしれない...。ギスらないで。
ドラゴンちっさ。これがドラゴン家を買うですか。
ファー魔王説でてきた?w

6話 ☆8
こいつらの服ほんとどうなってんのw
牢獄で草。友達(言葉通じない)
牢獄で暮らしてるの画がシュールすぎる。残業は基本。
早速城とは関係ないお客さんじゃんw
歌下手ネタはいらんな...。死神君かわいい。
意味わからんオチで草。

7話 ☆9
琴音こんなボケるキャラだっけ。袋に死体でも入ってそう。
忍者屋敷みたいで売れそうな気がしなくもない。電車あるんかい。
髪色がカラフル過ぎる。服が意味不明すぎる。
妹たち空気。

8話 ☆7
似合ってねえ。韓国か? 今回結構滑ってない?w
進撃で見た。異世界要素がマジでなくなってきてないか?
さすがにちょっと世界観がおかしすぎるかな。
Aパートと繋がった。唐突なシリアス。ライブ行かんのか。
シリアスいる? 当たった! そうはならんやろ...。
初の男キャラ登場w 流石に関係ないは無理があるw

9話 ☆8
堂々と日本語あるとさすがに違和感あるな。やっぱりエロ要らん。
さすがに少しきつい。下品。エロ要らないなやっぱり。媚薬かよ。
エロ除けば面白いAパートだった。
もうこれも勇者辞めますみたいに元日本設定ってことにすればいいのに。食べられそう。ラピュタは本当に。
地上と思いっ切り関わってるじゃんw
最後の願い事と言い今後への布石を張り巡らせてるな。

10話 ☆8
服じゃなくてマイクロビキニではw それは占い師に聞け。
完全に特定可能レベルで写ってて草。
てか魔法使えないのになんで琴音杖持ってるのかw
持ち去ったら意味無くない?
これ最終回までずっとドラゴンの話ならちょっと嫌だな。

11話 ☆4
いや、応戦してあげてw 微妙に緩い雰囲気で戦闘するのなんなの。
オチがしょぼすぎるw けど町破壊してるよね。謎回想。
襲っとるやんけ!
ストーリーなろう以下になるなら普通に1~9話みたいな話をずっと続けてほしかった...。ジェットコースターもあるのかこの世界。
キャラデザがきららの萌えキャラだからノリもあって、あまり悪役感がない。このシリアスいる? まあ違うよね...。棺桶行き
もっとしっかりシリアスだったらきららの風潮に囚われてないシリアス展開として評価出来てた。

12話 ☆5
絶対シリアス要らん。死んだ。ファーが直すんだろうな。
草。マジで絶対シリアス要らない。被害だしたドラゴンを許すな。
シュールすぎる。このためのネクロマンサー。なんか草。
危ないだろそんなとこw
これこの後不動産の話じゃなくなってるのかなぁ。
原作そうなってたら少し嫌だな。
この子ネクロマンサーとは別なの? 目の色が違うけど。

曲評価(好み)
OP「Make Up Life!」☆8
ED「Awesome!」☆7
6話ED「竜の歌」☆8
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 10

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

びみょーに合わなかったかなぁ、私には

視聴前はユニークなタイトルと見慣れたスタイルのキャラクタ達にだいぶ期待をしていたのですが・・・。

休日に某アベマなTVで一気放送をしていたので、ふんわりとながら視聴。

 キャラクタの皆さんは、今まで視聴してきたきらら系と言われるアニメ作品に準じていて、全体的に幼い方向に振った造形で、頭身もアニメ作品らしいもの。
ただ、今回は私の琴線にはあまり触れませんでした。
 
この手の作品でも自分的にはネガティブな要素を感じることは無かったと記憶しているのですが「なんでかなぁ」と思ったところ、出た結論が合わなかったのかなぁ、になります。

ただ、私自身、例の「ぴょんぴょんするシリーズ」を視聴中に「あれ?」と思ったことがあったので、私自身の好みが変わってきている可能性もあるかもなぁ、とも思ったり。
ま、現時点では、合わなかったという表現が正しいかな、ってところです。

さて、序盤は作品タイトルどおり、ファンタジー世界での不動産屋さんのお仕事系日常でした。
ファンタジー世界のお客様を相手にするという事、物件も当然ファンタジー世界に存在する物件になりますので、そのマッチングの妙を楽しむという作りは作品タイトルどおりで、この切り口はこれはこれでユニークなものになると想像できていましたが、やはり「ほーそう来るのか」という感じで面白かったです。

これとは別軸で一つストーリーが進行しているのですが、こちらはほんの少しだけ、重いものになります。
確かに、お仕事系の部分だけだと、いくらユニークな切り口があったとしてもマンネリ気味になりそうですし、これはこれでアリだとは思うのですが、タタミ方が雑、いや急ぎ過ぎた印象があります。
終盤でのストーリー進行がバタバタした印象を受けました。
あくまでも、私の印象なのですがね。


作画自体は悪くはないと思いました。

どっで観たことがあるような、イメージの重なるキャラが頭に浮かんでしまうのは仕方ないですかねー、たくさん見てきましたしねー。
ただ、やはりこのタイプのキャラクタ造形を受け入れられるかどうかにかかってくるかもしれませんね。
私自身は、今回のキャラクタ達は残念ながらあまり魅力的には感じなかったのですが、ここが壁にならなければ大丈夫でしょう。
ちなみに、作品中のキャラ達のノリや雰囲気は大丈夫だったのですがねぇ。

声優さんもそうですねぇ、
良いのか悪いのかわかりませんが、これもこの手の作品でよく聞く方々、タイプだった気がしています。
ある意味、安定しているのかもしれません。

良かった点としては・・・。
正業wを営む上で築いてきた人間関係が、ちゃんと最終盤でのあれやこれやの解決時に活きていた事でしょうか。
これは、言ってみれば大団円系のエンディングに類するもので、私的には好きな展開でした。


あと・・・王様普通のじじい過ぎ。



私的にはですが、なんとかフツーに視聴できた作品、という事になります。
いろいろとユニークな点もありましたので、ちょっと変わったお仕事系、きらら系として楽しめればよいと思いました。
機会がありましたら、ご覧くださいませ。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 11

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

あなただけの素敵なお部屋 私たちが見つけます!

この作品の原作は未読です。

久しぶりのきらら枠…と思っていたら、「まちカドまぞく」も「まんがタイムきららキャラット」の作品だったみたいです^^;


魔王が倒され、世界が平和になってから15年。
風色琴音は、新居を探して「RPG不動産」に訪れるが、
実はそこが琴音の就職先だった!

同僚は、自由でやんちゃなファー、仕事に厳しい僧侶のルフリア、
可憐な見た目と裏腹な強さをもつ戦士のラキラ。

琴音は3人と一緒に力を合わせて、
家探しに訪れる一風変わったお客さんたちからの無理難題を
仲良く楽しく解決しながら、新しい住まいを提供していく。

大切な物件探しは「RPG不動産」にお任せください!
水のなかでも、雲の上でも、どんな場所だって、
きっとあなたが喜んでくれる素敵な物件を見つけてみせます。
異世界おしごとファンタジー、開幕!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

物語の舞台は異世界ですが、転生系ではありません。

実は、きらら枠の作品であるにも関わらず、序盤は視聴が中々進みませんでした。
物語の設定としては斬新かもしれませんが、いかんせんキャラデザに既視感しか感じられなかったので…
それにキャラの体形の設定に対しても、まぁありきたりと言うか規定路線だったと思います。

だから、この作品でまさか涙で前が見えなくなる展開が訪れるなんて予想すらしていませんでした。
そう…中盤以降、ある一つの出来事を発端としたシリアス展開がちょいちょい刺さり込んでくるようになるのですが、個人的にはこのシリアス展開が抜群だったと思っています。

改めて振り返ると、シリアスになる兆しを何度か目にしてきました。
ですが、日常の一環として捉えてしまうくらい些細な兆しだったので、思いきりスルーしてきたようです。
でも、例えその兆しに気付かなかったとしても、しっかり堪能できる構成になっているので、安心して視聴して良いと思います。

そう言えば、作品名に付いているRPGとは、Rent(賃貸) Plan(計画) Guide(案内)の略なんだそうです。
私は作品の棚を50音順に並べていて、これまでトップバッターはずっと「あいうら」でした。
「あ」「い」「う」の組み合わせなので、この「あいうら」を抜く作品はもう現れないと個人的に思っていましたが、
この作品にあっさり抜かれてしまいましたね^^;
この作品より前に出る作品は流石にもう出てこないと思いますけれど…

つまらない話題を挟んでしまい、大変失礼しましたm(__)m

キャラデザは既視感ありありですが、慣れれば純粋のこの作品の面白さに触れることができると思います。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、風色琴音(井上ほの花さん)、ファー(木野日菜さん)、ルフリア(川井田夏海さん)、ラキラ(石見舞菜香さん)による「Make Up Life!」
エンディングテーマは、まねきケチャさんによる「Awesome!」

1クール全12話の物語でした。
私にとって、通常のきらら枠の様な癒し成分は少なめでしたが、しっかりと堪能させて貰った作品になりました。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 16
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