国王で漫画原作なおすすめアニメランキング 4

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの国王で漫画原作な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月30日の時点で一番の国王で漫画原作なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

67.3 1 国王で漫画原作なアニメランキング1位
将国のアルタイル(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (189)
839人が棚に入れました
ここではない世界、いまではない時代。
将軍と呼ばれる為政者たちの治める草原と砂漠の国・トルキエ将国。
12年前、隣国・バルトライン帝国との戦争で母を失ったマフムートは、
平和な国にしたいと希い、トルキエ史上最年少で将軍となった。
しかし、交易で得た巨万の富をもって安寧を取り戻したトルキエに対して、再び帝国の侵略が始まる。
犬鷲・イスカンダルを相棒に国家間に渦巻く陰謀と策略を切り裂かんと動くマフムートは、
いかにして自分の国を平和へと導くのか?
―――理想と現実の狭間で彼のとる行動とは…?

声優・キャラクター
村瀬歩、古川慎、KENN、諏訪部順一、小西克幸、緒方賢一、津田健次郎、小林ゆう、櫻井孝宏、中井和哉、内山昂輝、茅野愛衣、島﨑信長、岡本信彦、佐藤拓也、日笠陽子

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

前半クールは「普通」って感じでしたが、後半クールに入ってから「わりと面白い」ですね。

同タイトルのマンガ原作は未読です。2017年7月から2クールの放送が予定されているようです。

これを書いている時点では、第17話まで視聴済みです。ここまで予算的に厳しい感じはあまりなく、作画などはわりと安定しているようです。

中世っぽい時代の地中海っぽい海域(作中でセントロと呼ばれる)とその周辺の地勢をベースにしている架空歴史ものですね。モデルはあっても史実とはかなり違うお話ですので、観ていても歴史の勉強にはあまりならない気がします。

主人公マフムートが属しているトルキエ将国は、名前や風俗はトルコ(オスマン帝国時代?)をベースにしているようですが、トルキエではイスラム教が信仰されている訳ではなく別の架空の宗教(「水の精霊ナバラト」信仰)が国教的なものになっているようです。

トルキエ将国は国王メフメトⅡ世を戴く王政の国家のようですが、パシャと呼ばれる重臣たちによる合議をベースにした政治を行っているようです。主人公のマフムートはパシャの一人ですが最年少で、他にたくさんいる年長のパシャや国王に対してトルキエ国内的にも才覚を示して説得していく形になっています。

敵対しているバルトライン帝国はヨーロッパっぽい大陸で一大勢力を誇る大帝国で、周辺国家を侵略しているようです。こちらは皇帝ゴルドバルト11世を戴く絶対王政のようですが、皇帝は基本的に帝国宰相であるルイ大臣に治世を一任している様子。

一応ストーリーとしては、「ルイ大臣主導によるバルトライン帝国の侵略に対抗するトルキエ将国の将軍・政治家としてパシャであるマフムートがどのように活躍するか」といった感じです。

「戦争嫌いのパシャ」として名を馳せるマフムートですが、決して戦闘指揮が苦手という訳ではありません。前半クールでは若輩のマフムートが失敗して左遷される中で経験と人脈を得ていく話が中心でしたが、変な青臭さと理想主義的な思考が垣間見えて、爽快感のないストーリーでした。

ただ、前半クールの終盤あたりから有能な仲間も見つかり、政治の現実のようなものに目覚めたのかマフムートの印象がだいぶん良くなりました。

トルキエ、バルトライン以外の国家(ポイニキア、ヴェネディック、ウラド、フローレンスなど)も出てきて各々の同盟や敵対にマフムートが絡むようになり、外交的な要素でけっこうおもしろい話になってきたと思います。

前半クールで切ってしまった人もいるかもしれない作品ですが、とりあえず後半クールでの伸びはこれからも期待できそうです。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 24

37111 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

後半にかけての盛り上がりはなかなかでした。

1話視聴後感想と今後の期待度
一言コメント:劣化アルスラーン。の世界観で。
期待度:★★★

最初は????とわけわからなかったけど、話が進むにつれてだんだんとその世界観に引き込まれていく。

鷹がとにかく最強で、いろいろ設定として納得できない部分はあるが反戦者が率先して戦争に巻き込まれていく様は良く描けている。

主人公は知略も単体武力もある所謂スーパーマン。若くして政界入りして一度は挫折するものの持ち前のステータスで再びのし上がっていく。

序盤我慢できれば良い作品。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 14

TAMA さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

あらゆる理不尽を飲み込んで、少年(マフムート)は前へ進む…

この作品や流れを植物で例えると、タネを植え、芽が出て、双葉や四葉と育ち花が咲く…みたいな感じですね。物語序盤が入り辛く、設定や相関図や勢力図等を頭に入れるのが大変なので途中で切る人も居るかもしれません。ある程度物語が進むと主人公の成長などもあり楽しめると思います。

原作・未読。
スピンオフ・未読。
アニメ・全話視聴。(2クール24話)

時代は中世くらい?かな。武具・装備から推測すると中東やアラビアやトルコ辺り?かなと。建造物がトルコ風だったからトルコかも?

物語は知謀・策略・逆転劇、ファンタジーだけどこーゆー系が好きな私は楽しめた作品ですね。
他作品の『アルス○ーン戦記』に似てるとこがあります。時代や衣装だけなら『○ギ』も入るかな。(アラジ○とかアリ○バとかのやつね。)
前半は主人公『マフムート』の若さによる青臭さ、パシャ(将軍)なのに国の危機より友人を優先するという愚を犯し咎められる。
これから何が起こるか察知しているが何も出来ないマフムートは見識を広げる為に『犬鷲・イスカンダル』と旅に出る…。
と、最初のあらすじ的にはこんなとこかな。私はこれ以降から面白くなってきました。
成長や仲間、同盟締結方法や兵法・軍事、騎馬民族だから出来る行動や知識等々…、私は好みでした。
ただ本屋の人に聞いたらアニメではかなり端折ってると言われましたので結構削られてるのかな?と。

個人的に思った事はこの作品は『ゲームシナリオ』でも行けたと思います。寧ろそっちの方が設定も物語も入りやすいかな?と。
ちょっと一見さんには優しくない入りだったと思います。

多少ファンタジー要素がありますが『異能力』は少なめなのでリアル寄りかな。男性も女性も普通に殺されたりする描写もあるのでそこも良かった。
戦いはリアル寄りなのでそんな描写が無いと萎えます。
前半・中盤・後半で『マフムート』の戦い方、考え方が変わり、成長していくのも良かった。
自分の目で見て、自分の耳で聞いて、世界を知っていく…。直接感じた物を手に入れ、新たな仲間も手に入れる。
しかしそれだけじゃなく、あらゆる理不尽や不合理を飲み込んだり、時には利用される…。
そこら辺のストーリーの抑揚は結構良かったと感じました。

ただ!これだけは言いたい!
私はそこまで酷くなければ作画とかミス等はツッコまないんですがこれは…
最終話、締め近くのテロップ!
『バトルライン』
…どこよ!?
『バルトライン』じゃないの?
締めに入ってるのにアレは反省点だと思います。

策略・知謀等の解明するのが好き、『アルス○ーン戦記』好き、騎馬民族の戦い方を観たい方等にはオススメします。
ゆったり観たい方、殺害や血が苦手な方、凝った設定が苦手・覚えるのが嫌って等の方にはオススメしません。
絵柄が少女漫画的なのでそこは好き嫌いがあるかな?と思います。

「どんなに立派な思想があろうが、どんなに長い歴史があろうが、そんな物は生き延びる為に何にも役にもたちゃしない。チカラだけが生きる術なんだよ!」(敵)
「老獪(ろうかい)な現実主義者と未熟な理想主義者、国家に必要なのはどっちだと思う?…正解は両方だ。青臭さを現実主義が抑え込み、現実主義は青臭さによってその悪しき所を改革される…」(同盟国)
(セリフ一部抜粋)
結構「へー…」って勉強になりました。これ以外にもありますが一部にしておきます。

マフムートの様に外の世界に触れると考え方も変わるし、自分の知ってる当たり前は外では全然違ったり…
こーゆー他民族、他国家の考え方を楽しむのも一興ですね☆

投稿 : 2024/05/25
♥ : 4

65.5 2 国王で漫画原作なアニメランキング2位
07-GHOST[セブンゴースト](TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (344)
2084人が棚に入れました
ラグス戦争終結から十数年後、バルスブルグ帝国の第1区で軍に入隊するためエリート生として過ごしていたテイトは、ある日、失われた記憶の一部を取り戻し、自分がラグス国王の息子であることを思い出す。
記憶を取り戻したテイトは軍を脱走し、第7区のバルスブルグ教会の司教たちに助けられた。しかし、彼の運命はすでに動き始めていた。

peko さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

緋色のカケラ~♪

原作で号泣してください!
アニメで主人公を見守ってください!
という作品です。

1話がちょっとドタバタ展開なのですが、数話すれば回想シーンも入り、落ち着くので安心してください。
25話ありますが、まだ主人公テイト=クラインが駆け出した1歩で、完結には程遠いですが、内容的には、笑いあり、バトルあり、涙ありでかなり楽しめます。
私もアニメから入って原作を買いだした人なので!
あと音楽にも注目して観て欲しいです。
迫力大・癒しの聖歌が素晴らしく、バトルの時のサントラには圧倒されます。

私が大好きな原作とアニメなので、ネタばれなしで書くとこんなけしか書けませんが、是非!観て欲しい作品です。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆追加◇◆◇
サントラをニコ動で聞きなおしてみました!
これは!!!!!!!!!
なななななんと!★

心洗われるようなサントラだと改めて思いました。
アヤナミ登場シーンでのサントラが緊迫しつつも美しい旋律、そして穏やかで悲しいものであるのに気付かされた今日この頃です。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 15

斎 美織 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

是非原作を!

アニメ07-GOHST全25話完結です。
キャラクター作画声優さん申し分ないです。
物語もあれはあれでいいのですが
原作を知っている者からすると
アニメはまだまだ物語の始まりで
これからがたのしいところです!
是非是非アニメの続き見ていただきたいです。

原作完結いたしましたが
私的には最初のわくわくから考えると
うーん…と思ってしまう部分もある終わり方でしたが
やはり原作は読んでほしいです。

内容キャラなどから見て
女性向けなアニメだと思います。
ほんのり腐向けなので苦手な人は注意!

内容はダーク?ファンタジーです。
主人公は過去の記憶を持たない少年なのですが
ひょんなことからその記憶を思いだし
幼い自らの前で父を仲間を殺した人物を思い出します。
その人物への復讐を果たそうと行動を起こすが失敗。
以降主人公は追われる身となってしまいます。
そんな主人公を拾ったのは教会の神父たち。
けれど彼らには秘密が有って…
そんな彼らと過ごすうち主人公は過去に起きた世界の危機
それを起こしたフェアローレンという死神、
其れを封じた7人の死神(07-GHOST)を知り
深く関わっていくことになります。

謎も多く次の展開、最後はどんな風に…?と
常にわくわく期待できる内容でした!
ギャグ部分は面白くシリアス部分は感動できて
何より愛情友情に泣かされます。
見て損はないかと!

アニメでも十分感動できますが
原作ではさらに踏み込んで感動できます!
アニメ原作共に泣きました←

余談ですが私の推しメンは
コナツ=ウォーレンです!
声優さんが岸尾さんなのもイメージぴったりですし!
何より容姿性格共に可愛い!
ヒュウガとの絡みは微笑ましいです(笑)
ドラマCDではぶっ飛んだ部分も明かされ
もうホントに可愛いです←

主人公テイトくんの斎賀さんボイスも
素敵に似合っていましたし
フラウの俺様何様諏訪部様具合も
とてもイメージに合っていました!
アヤナミ様の速水さんボイス!!!!!
協会側も帝国軍側も
みんな豪華すぎる声優陣を持て余すことなく
イメージとぴったりで素敵でした。
クロユリ様の声優さんが
私的に少し残念ですが
あれはあれで可愛いかも知れないです。

そして何より私は
アニメでもっとも感謝したのは
ランセのかなりのイケメン度です(笑)
あの特徴的な髪形をあそこまでイケメンに…!

投稿 : 2024/05/25
♥ : 10

こふ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

タイトルなし

終わりが中途半端ってタグにあったけど
原作を読んでないので
そんな感じはしなかった(`・ω・´)

もっと見たいなーってのはあるけどww

まぁ、たまに場面が切り替わるとき思いっきり
ブチッ!っとかわったとこもあったけど
気にしないで見れたよ!

絵も綺麗だし、声優さんもいいし、
OP・EDかっこいいし
楽しく見れた!
シリアスな場面もあるし
感動したとこもあったり(^O^)/

原作が読みたくなったよ(´▽`*)

投稿 : 2024/05/25
♥ : 2

75.3 3 国王で漫画原作なアニメランキング3位
剣風伝奇ベルセルク-BERSERK-(TVアニメ動画)

1997年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (366)
1672人が棚に入れました
戦災孤児のガッツは、傭兵ガンビーノの気まぐれで拾われて育てられた。ガッツはガンビーノの役に立とうと懸命に剣の稽古をする。そして数年後ガンビーノは戦場で両足を失ってしまう。ガッツは一人前の傭兵になりガンビーノの面倒を見ていたが、当のガンビーノはガッツに養われるのは我慢ならなかった。酒におぼれ、ついには寝ているガッツに切りかかる。反応したガッツは、ついガンビーノを殺してしまう。育て親殺しとして追われる身となったガッツは、各地を転々として傭兵として生きていくのであった。身も心もすさんで行くガッツ。そんな時、連戦連勝の噂を持つ傭兵団「鷹の団」を率いるグリフィスと出会う。

ろき夫 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

どうも、原作ファンです。アニメの方も観てみようかと。

劇場版公開に伴い、その比較を兼ねてまず旧アニメ版の方を視聴しました。

こちらの方も、劇場版3部作と同じく黄金時代篇がメイン。
コミックス(原作)でいうと14巻あたりまでの内容となっております。

気になった内容・作画・声優・音楽について触れていきたいと思います。

内容の方で残念だった点↓

1.主人公「ガッツ」の幼年期のエピソードが軽くしか触れられていない。
なので、ガッツの持つ悲壮感が表現しきれていません。育ての親「ガンビーノ」のガッツに頬を切られてカッとなるシーンや、飼い犬を蹴るシーンが省略されたことで、ガンビーノの持つ複雑な心境も伝わり難くなっています。
肉体派オラオラ系で圧倒的な強さにより敵をなぎ倒してゆくキャラは巷に溢れかえっており、ガッツもその部類ですが、薄っぺらさがなくどこか魅力的に感じてしまうのは、過去に絶望を味わってることがその理由のひとつだと思うのです。
なので、ダークヒーロー・ガッツのキャラ付けとして幼年期の忠実な映像化は欠かせないと思います。
でも‘貫通シーン’はさすがに無理なのかな?w

2.「髑髏の騎士」が登場しなかったということ。
髑髏の騎士は、重要な見せ場である『蝕』のキーパーソンです。
彼が出てこなかったため、『蝕』が締まりのない中途半端な格好になってしまいました。
あの終り方は正直なんのオチにもなっていません。
どうせ伏線回収しきれないから、という理由からかも知れませんが。

その他の省略された部分はそれほど重要なシーンではなく(個人的な判断ですがw)、それで妥当かなといった感じ。むしろ、上の二点を除けば押さえるべきところはちゃんと押さえており、すごく出来は良いと思います。

作画の方について↓

古い作品なので今のアニメと比較するまでもないのですが、物語が進むにつれてどんどんレベルが上がっていきます。終盤には劇場作品(もちろん当時のレベルでw)と比べても遜色ないカットが増えてくるので興奮します。キャラの表情の描写が丁寧。グリフィスの狂気染みたときの表情が原作通り再現されていた。目の書き方とかもうバッチリ。
でも、戦闘シーンの迫力・疾走感は物足りないです。
昔の作品なので贅沢は言えませんが。ボリュームがあり、見応えは十分です。しかし血が飛び散る描写が多々あり、苦手な方は気持ち悪くなるかもしれないです。私も、コミックスだと全然平気だったのですが、映像で観ると案外気持ちの悪いものだなぁと思ってしまいました。
それでもエログロさは原作に比べると控えめ。てか、忠実に再現されると絶対オエッてなるw
映像化する際には、ある程度控えめにした方が観れる気がします。
なので、バランスは良かったと思います。

次に、声優さん↓

これに関しては、とにかくグリフィス役がすごくよかった!!
品のある二枚目なお声。高すぎず、低すぎず、ホント絶妙としか言いようがない。
グリフィスの中性的な美しさ、気高さ、強さ、脆さ、危うさ。その全てが声にしっかりとこもっている。
ここで声優さんに興味が湧きちょっと調べてみました。(一部、黒ペからのソースなので信用しないで見てねw)

グリフィス役の「森川 智之」さん→(出演作:純情ロマンチカ・世界一初恋…などなど)
って、どこかで聞いたことのある作品名だな…嫌な予感w(´・ω・`;)
と思ったらやっぱりBLの人なのねw しかも、アダ名がBL界の『帝王』だなんて、グリフィス顔負けの大物ぷりだなおいww 経歴見ると本気で大物でしたww 福山潤さんのボスなんですね。
恥ずかしながら、私はこのアニメで初めてその存在に気がつきました。
でも、意識してなかっただけでこの人の出演作品を結構観ていた(BLモノじゃない方ね)ことにも気がつきました。ホントいろんな作品に出てらっしゃるんですね!

そして、ガッツ役の「神奈 延年(のぶとし)」さん→(出演作:Fateのランサー役など)
兄貴声がすごく素敵。実はこの方も‘純情ロマンチカ’に出てらっしゃるんですよねwすごいww
(この方はリアルではないそうですが)
なにこれ、中の人面白すぎでしょーwww

ああっと、いけないベルセルクから話題がずれかけてるw
原作の方もガッツとグリフィス、二人の友情がBL臭く見えなくもないことから、
このキャスティングはキャラとの相性バッチリで、だからしっくりきたのだなと納得しちゃいました。
まあ、ベルセルクのアニメの方が古いので実際のところ関係はないと思いますがw

音楽の方は「平沢 進」さんが担当。脳が浸蝕されるような独特のエレクトロサウンドを展開する彼。
今作の劇中歌『BERSERK 〜Forces〜』でも、その片鱗をうかがうことができます。
平沢さんの曲が好きなので、視聴前から曲だけはよく聴いてました。
ベルセルクの世界観と相性バツグンです。
OPとEDは違う音楽グループによるものですが、力の抜けたダークな感じがなかなか良かったです。

長くなっちゃいましたね。スイマセン。
結局、この作品は原作ファンにとっては観て楽しめるものだと思いますが、原作から抜けてる部分が多いので、知らない人だと全然感情移入できず、つまらないのではないかと思います。
なので、ベルセルクに少しでも興味のある方は原作を読むことをおススメします!

劇場版ではどれだけ進化・改善されているのかとても楽しみです^^

投稿 : 2024/05/25
♥ : 29

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

映画版よりも鋭く繊細です

原作準拠の映画版と比べて余計なシーンが少なく、中だるみ無しで一気に見れます。クライマックスに至るまでの過程については端折りすぎなのではという批評も散見しますが、私個人としては、当時原作を未読であった事もあり、違和感無く視聴出来ました。ただ、余りにも目まぐるしく変化していく展開には戦慄を覚えた記憶があります。

戦闘シーンに関しても描写が極めてスマートで、多くの場面でポリゴンモデルを用いている鈍重な映画版と比べ、スピーディーかつ繊細で無駄がありません。取り分けグリフィスが剣を抜く全てのシーンは華麗の極みです。また本作の特徴の一つでもある凄惨な描写も、取捨選択がきっちりしているのでダダ漏れ感が無く、冷たいナイフの様な鋭さで心をえぐられます。オープニング、エンディング、劇中音楽も軽薄さが無く、作品の世界観との高い親和性が感じられます。

最後に声優についてですが、これは今更この場を借りて評価するまでも無く、キャスティングは非の打ち所無し、演技に関しても超高水準という事で満場一致なのではないでしょうか?

総じて、原作の中途までしか描いていないアニメ作品としては非常に高級かつ完成度の高い作品だと言えます。

投稿 : 2024/05/25
♥ : 16

ソーカー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

衝撃のラスト

とにかく原作が素晴らしいので、アニメもかなり面白いです
古いアニメなので作画も古め。
まぁグロさと残酷さではアニメ史上でもトップクラス・・・いやトップといってもいいぐらいです
そういうのが苦手な人はおすすめできません
まぁ終盤以外はそう大したことないかも知れませんが

主人公のガッツが成長し最強の戦士となっていくストーリーなのですが・・・
ラストはもはや異常です。原作でいう前半のクライマックスなのですが
原作が未完なので、一番衝撃的なシーンでアニメが終了してしまいましたw

続きが知りたい人は原作で

投稿 : 2024/05/25
♥ : 6

66.5 4 国王で漫画原作なアニメランキング4位
王室教師ハイネ(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (212)
1023人が棚に入れました
個性的な4人の王子の教育を任された家庭教師が奮闘する王室コメディアニメ第1巻。王族が住まう王宮にやって来た新しい王室教師・ハイネ。しかし、彼は受け持つ4人の王子から「王室教師とは認めない」と言われてしまう。

声優・キャラクター
植田圭輔、安里勇哉、安達勇人、廣瀬大介、蒼井翔太、浪川大輔、立花慎之介、森川智之、江口拓也
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

王室教師と4人の王子の日常

原作未読。最終話まで視聴。

王室教師とは、王子を国王にふさわしい人物になるように教育する、専属家庭教師のこと。

国王は長男に万一のことがあってはと考え、4人の弟のための王室教師として主人公のハイネを呼び寄せる。
ところが4人の王子はそれぞれ一癖も二癖もあって・・・。

王室教師と4人の王子の日常ほのぼの系コメディ。

正直あまり期待していませんでしたが、4人の王子の個性が際立っていて、面白かったです。
最終話にしっかり感動要素もあったところは高評価。
やっぱり、ほのぼの系には多少の感動が無いと成立しませんから。

最後に少し苦情を・・・。
1.主役が台本棒読みなのはいただけない。やはり俳優ではなく声優を使うべきでは?
2.ハイネの容姿と声があっていないような気がした。最後まで違和感があった。
3.7話のEDの{netabare}実写版{/netabare}は、いらなかったかな?

投稿 : 2024/05/25
♥ : 34

rFXEy91979 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

外側「淡白」、中身は「真摯」な童顔教師と王子4人。

第1話「王室教師、来る」
ああ、これは面白いかも。王室教師が主役を務める作品自体が初体験だし、低体温クールS気教師キャラって楽しそうwただハイネの声質に一度は違和感襲われるかも。キャラデザで妄想するなら花江夏樹氏当たりだし、あの低温ボイスにまずは慣れることが必要かも。
ただすぐに思いのほか慣れることが出来たので、あとは王子4人のキャラが合うか合わずかが重要かな(今現在は問題無し)。腐女子さんが発狂しそうなイケメン揃いの四人だけど、まずは男も楽しめるアニメになっていればいいな。『黒執事』も見たら意外と楽しめたので、そこに期待!

第2話「王子面談」
今期ダークホースかも。ブルーノ王子のキャラ崩壊が素直すぎて笑えちゃったし、ハイネも実は男なのだと親近感が湧きました!リヒト王子もハイネに対してトンデモねえ質問するわ、氷のように探る目線、ただのチャラ男じゃなかったのね。一番優しい心を持ったカイ王子の意外性に、ハイネが一つ学ばされる静かだけど素晴らしいシーン。これってこんなに面白いとか、ちょっとビックリさせられた。それこそまずは見てからでないと、分からない事あるんだな。
現状同じスクエニコミック『黒執事』に負けてない、耽美でいてユーモラスな男もハマるアニメっぽい!テレ東、また話題を振りまく?

第3話「認めなくてもいいので」
ヤバいねとっても面白い!レオンハルト王子のレベルが『ドラえもん』ののび太君級(運動神経だけ良いって、単なる運動バカやんけ)wでも負った傷自体は笑えないし、切実なもの。ハイネはその傷も含めて相手の事を見ようとしてる。久しぶりに教師もので胸が熱くなりました(アニメもだけど、ハイネの漫画もちょっと読みたくなってきた)。
”守秘義務”を語るハイネの謎も非常に気になるけど、兄弟の仲睦まじさがとにかく素敵で微笑ましい。
やはりハイネは男も十分楽しめるアニメのようだ。腐女子向けと思い込んでる人たちも一度是非!!

第4話「王子、街へ行く」
第5話「最大の試練、襲来」

投稿 : 2024/05/25
♥ : 5
ネタバレ

ミーク さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

もしかして間違ったの私だけ…

このアニメはダメダメの王子様を個性豊かな教師達がそれぞれの得意分野を教えて最高の王子にする物語……
{netabare}だと勘違いしてました。本当はダメダメの王子様達を何でも出来ちゃう最強教師が教育指導をする物語でした。上の説明は私がタイトルと絵を見て勝手に想像していたものです。何ならハイネのことを赤髪短髪幼女教師とかいう意味の分からない属性をつけてました。
それでもって前情報(全て妄想)得た状態で視聴に挑むわけです。それはもうすごく裏切られました、いい方に。クールなハイネにまだ子供っぽい王子様の組み合わせ、たまらんですよ。赤髪短髪幼女教師に教育的指導されるのも捨てがたいですが、徐々に深まる生徒と教師の絆これはこれで良し。なかなか楽しめました。{/netabare}

投稿 : 2024/05/25
♥ : 6
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