独特の世界観おすすめアニメランキング 28

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの独特の世界観成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月15日の時点で一番の独特の世界観おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

74.2 1 独特の世界観アニメランキング1位
夜は短し歩けよ乙女(アニメ映画)

2017年4月7日
★★★★☆ 3.8 (333)
1734人が棚に入れました
クラブの後輩である“黒髪の乙女”に思いを寄せる“先輩”は今日も『なるべく彼女の目にとまる』ようナカメ作戦を実行する。
春の先斗町、夏の古本市、秋の学園祭、そして冬が訪れて…。
京都の街で、個性豊かな仲間達が次々に巻き起こす珍事件に巻き込まれながら、季節はどんどん過ぎてゆく。
外堀を埋めることしかできない“先輩”の思いはどこへ向かうのか!?

声優・キャラクター
星野源、花澤香菜、神谷浩史、秋山竜次、中井和哉、甲斐田裕子、吉野裕行、新妻聖子、諏訪部順一、悠木碧、檜山修之、山路和弘、麦人
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ロマンチックエンジン

湯浅政明監督作品、原作森見登美彦。

黒髪の乙女を語り部として、
四季折々の京都の夜を舞台に、
四つの季節の物語を一夜の出来事のように語る。
春の結婚式二次会、夏の古本市、
秋の学園祭、そして冬に流行した風邪の猛威。

意味不明でありながらどこか意味ありげ、
孤独を拗らせた若者の妄想に夜明けは来るのか!?
先輩と黒髪の乙女の恋愛ファンタジーです。

四畳半神話大系から、
娯楽性だけを抜き出したような、
奇抜ではありますがポップな作品です。
詭弁踊りがクスッと笑える、
星野源、花澤香菜の好演が光ります。

{netabare}運命の赤い糸に導かれて人を繋ぐ「ご縁」、
人は孤独ではなくどこかで誰かと繋がっている。{/netabare}
そんな簡単なことが時々わからなくなる。
人生はとても短いのですから、
そんなメッセージがここにあるのかな。

素敵な一夜を乙女は颯爽と歩く、
それは爽快で心躍る青春の日々だ。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 66
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

初湯浅作品はこれで御座いました

森見登美彦って誰? そこからスタートです。


『映像研には手を出すな!』を放送するNHKでの畳みかけかなにか。湯浅正明監督の過去作品『夜は短し歩けよ乙女』『夜明け告げるルーのうた』を正月二本立てで地上波放送です。

昨年今頃は今敏作品にずっぷりだった私。ちょうど一年前にこの道を通った夜。今年は湯浅監督です。
お薦めいただく『ピンポン』『四畳半神話大系』はまだだったりします。つまり本作が初湯浅作品。


タイトルから想像するに

「命短し 恋せよ乙女」
「書を捨てよ 町へ出よう」

あたりの大正期ないし昭和初期の浪漫な匂いがします。
それは遠からず近からず。雰囲気重視な作風に思えました。

星野源さん演じる冴えない大学生。“黒髪の乙女”との偶然の出会いを装うことウン十回かウン百回。いつか添い遂げるその日まで。
そういえばずっと夜の出来事でした。夢か現か大学生の妄想か。ファンタジーな演出と現実っぽいのが入り乱れ、場面も良く変わる。足元ではあまり見たことのない独特な映像。

わたし混乱しとります。例えるならこんな感じ↓

・お作法知らずに吉本の新喜劇を鑑賞する
・とりあえずの現代アート美術館で途方に暮れる
・ストーリー求める心持ちでインド映画観てしまう

心のコンディションで受け取り様が変わってきますね、こりゃ。
正直よくわからなかったしつまらなかったです。実際よりも長く感じる不毛な時間。


第20回山本周五郎賞受賞作品。第137回直木賞候補。2007年本屋大賞第2位。
これ原作の受賞歴。そしてアニメーションもいろいろ賞を獲っております。

勲章がっつりぶら下げた制服を着た軍人さん目の前にしても、魅力を感じないといいますか。
どういう態度を取ったらいいか困る感じに似てます。実際そんな場面人生でなかったけど。。。


思うに、活字が合うのだろうなというのは伝わってきます。夢か現か妄想かの幻惑は活字で読者の想像を掻き立てるのに具合が良さそうな仕様。原作を読んで想像したとことの答え合わせが面白そうです。
メタもふんだんにありそうでしたしきちんと鑑賞すればってとこでしょうか。偽電気ブランばりのアルコール飲みながら鑑賞した自分が悪いのさw



■李白風邪か~

{netabare}李白といえば杜甫ですね。
なるほど、杜甫=徒歩の言葉遊びでしょうか。よって黒髪の乙女は夜通し歩く。なんちゃって。{/netabare}



偽電気ブランにはそそられる。それだけ。



視聴時期:2020年2月 

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2020.02.21 初稿
2020.09.19 修正

投稿 : 2024/04/13
♥ : 46
ネタバレ

こた さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

芸術的要素多め

原作未読。
正直言うとストーリーあまり入ってこなかった…。
それほどに展開が目まぐるしかったと言おうか。
90分と映画としては短い時間に集約され過ぎているせいか、少しばかし無理があったと思える。
ユーモアがふんだんに使われていて、演出もところどころ恥ずかしくなるくらいにはっちゃけていたのはまあ良しと…(^^;
あと四畳半神話大系で御馴染みのキャラがいたのも嬉しい要素。

因みに原作読んでる友人と観に行きました。本当は3部とかになっていてそれぞれ別な話?なのを一夜の出来事にまとめたのだとか。

アジカンが手掛けるEDは耳に心地いい。カッコいい。

あとアニメファンは心配なところ、キャストに俳優・芸人の起用。
そこは{netabare}星野源さん、ロバート秋山さん、演技はとても良かったと思う。キャラもハマってた。{/netabare}

黒髪の乙女……
黒髪の美少女とも違う響きと奥ゆかしさ。
黒髪の萌えキャラは数多いけれど、黒髪の乙女というフレーズが似合うのはこの作品(と四畳半)。

追記。
なんか違和感が否めなかったので、タイトルの「感性」→「要素」に訂正してみました。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 44

74.5 2 独特の世界観アニメランキング2位
ハイスクール・フリート (はいふり)(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (945)
4053人が棚に入れました
「海に生き、 海を守りて、 海を往く--- それがブルーマーメイド!」今からおよそ100年前、 プレートのずれにより、 多くの国土を水没によって失った日本。国土保全のため、 次々と築かれた水上都市はいつしか海上都市となり、それらを結ぶ航路の増大に伴い、 海の安全を守る多くの人員が必要となっていった。それに伴い、 働く女性の海上進出も進み、海の安全を守る職業「ブルーマーメイド」が女生徒たちの憧れとなっていった。そんな時代、 幼馴染の岬明乃(みさきあけの)と知名もえか(ちなもえか)は、「ブルーマーメイドになる」という同じ目標を持つ仲間たちとともに、 横須賀の海洋高校に入学する。

声優・キャラクター
夏川椎菜、Lynn、雨宮天、古木のぞみ、種﨑敦美、澤田美晴、田中美海、丸山有香、田辺留依、中村桜、久保ユリカ、五月ちさと、大地葉、宮島えみ、山下七海、藤田茜、小林ゆう、黒瀬ゆうこ、大津愛理、麻倉もも、伊藤かな恵、阿澄佳奈、高森奈津美、相川奈都姫、小澤亜李、金子彩花、新田ひより、大橋歩夕
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

世界線は変わってもアドミラル・トーゴーは偉大なのです

オリジナルアニメ 全12話+OVA


2019年1月からの地上波再放送で。
地上波の再放送は重宝してます。劇場版や続編を控えているという事情はあるにせよ、それはフォロワーがいる証。数多ある作品の中からわりと受け身で佳作以上のものに当たる確率が高いと言えます。
そして本作『ハイスクール・フリート(はいふり)』。自分からは手を伸ばさなかったであろう作品。あにこれの評点見る限り可もなく不可もなく、キービジュの桜並木を歩く女の子たちのショットは平和そう。事前情報・予備知識なしで突入です。


日露戦争後、メタンハイドレートの採掘による地盤沈下で土地の大部分が海中に没した架空の日本。{netabare}公式では、第一次世界大戦で欧州が疲弊したことで、第二次世界大戦は起こらずアメリカとも仲が良い模様。日本が戦わずに済んだのは自前資源があったからでしょうか。それなら海没も悪いことではないかもしれません{/netabare}
海洋国家として発展し、諸事情により、女性が海上乗組員の主流となり海の安全を守ってます。海洋国家とは現実の日本も同じ。領海及び排他的経済水域を合わせた面積は世界第6位ですから、もう少し海保には予算をやっておくれ。

そんな日露戦争100年後くらいの日本の平和は女子高生に守られているというお話と思いきや、{netabare}外敵設定はないけどドンパチするという…{/netabare}艦隊ものでした。
ポンコツ組が集まって、すったもんだしながら絆を深めて成長して・・・が基本の流れとなります。


実は観終わってけっこう満足してます。
ざっくり序盤◎→中盤△→終盤○でした。

ツッコミどころは少なからずあるアンバランスな作品ではあります。
艦隊戦+日常の描写が多く、サブタイは10話を除き“〇〇でピンチ”と心の落ち着くしまがないはずなのですが、どうにもこうにもゆるい。軍規など語りだしたら説教が止まらなくなりそうです。登場人物も旗艦“晴風(はれかぜ)”の乗組員が31名、まず覚えられません。キャラ名を覚えてもらえるような名前連呼もなく、某ウマ擬人化アニメのようにお名前テロップが出るわけでもなく、本名・あだ名・役職名入り乱れるため私は諦めました(笑)

もしかすると擬人化したほうが収まりが良かったかもしれません。戦(いくさ)と日常の繰り返しがメリハリや緩急ではなく同時進行していて、感覚としては水と油を同時摂取するかのよう。

とはいえ擬人化しなかったことがなにより本作をユニークな存在に仕立てました。艦隊戦の迫力たるや、武蔵や比叡の大砲ズドンはワクワクしますし、きちんと戦(いくさ)が描かれてるので面白いのです。

冒頭良いスタートをきれました。
{netabare}第1話。ポンコツ主人公かと思いきや、初っ端のピンチで以下3点。
・真っ先に交戦する艦との通信に着手。始めは音声信号、切り替えて手旗信号、と優先順位を間違えてない。
・頓挫したら、現場離脱を目標に設定し、現有戦力で取り得る最適解を導き出してる。
・晴風の他の乗員も即時報告を挙げてくるし、それが簡潔で適切。
この子達すごいな~と自分的にはつかみはバッチリでした。{/netabare}

中盤ダレるというよりはなんか変でしたね。すぐ水着になって風呂入って、{netabare}トイレ事情でけっこうな尺を取ります。{/netabare}そしていつまでたっても誰が誰だかわからない。名前覚えられない問題は口癖や行動が各人ごとにくっきりと別れてるため、脳内でキャラの棲み分けは不思議とできてはいたことが救いです。そのうちまぁいっか、と気にならなくなりました。
へんてこな日常シーンも気にしなければ味になります。そのうち、「もともとセーラー服は水兵が元だし、むしろJKが乗艦してるのが自然だ」と都合よく脳内変換し始めるように調教されてきます。


けっこうだれてても寛容でいられたのは、期待したかったからです。いつかOP映像で見せる良い面構えの彼女たちを拝める時を。
本作のOP「High Free Spirits」は気持ちが高揚する良曲でした。AメロBメロそしてサビと聴けばわかるのカッコいい仕上がり。数十秒後にきゃっきゃうふふをおっぱじめる子たちとは思えぬ映像にしびれます。{netabare}特に航海長りんちゃんが舵を切る一瞬のカットに鳥肌が立つ私でした。{/netabare}
果たしてそんなイケメン顔の彼女たちを拝める日がくるのか?またはそのまま終わっちゃうのか?は本編でお確かめください。先述の“終盤○”への回答があります。

{netabare}振り返ってみれば、“赤道祭”に象徴されるグダグダな日常描写は、最終回に彼女らを輝かせるためのフリなのです。{/netabare}


そんなアンバランスさが王道とは一味違う本作ならではの味わいを醸し出してました。おおっぴらにお薦めというほどでもありませんが、なかなかの良作だったと思います。



※オマケ
■リアルではメタハイきちんと研究してほしいやね

太平洋側の砂層型のメタンハイドレートなら地盤沈下も少ない可能性であるかもしれんが、シェールガスの悪イメージそのまま流用している感じ。
日本海側の海底から湧くプルームタイプのメタハイならまずありえません。OP開始直後は海底から泡が出る描写から。これ日本海タイプ。


■東郷平八郎に始まり東郷平八郎に終わる

言わずと知れた日本を代表する海軍提督。めっちゃイケメンです。
日露戦争以来、戦争してない世界線なら自国の直近の戦史が日本海海戦だったりするんでしょうか。よく勉強しているJKたちです。

{netabare}第2話。「降伏するのであれば、その艦は停止せねばならない。しかるに、敵はいまだ前進している。」有名な逸話を彷彿させる一言がましろさんから発せられてましたね。{/netabare}
{netabare}最終話。「やりました!敵前大回頭!」ココさん、それで日本海海戦の趨勢が決まりましたからね。{/netabare}


なお、あんだけドンパチやってるのに{netabare}戦死者が出ない{/netabare}…との指摘はごもっともです。
ただそんな疑問にも東郷閣下は答えを用意してくれてたのです。
幼年学校で教鞭をとられていた閣下がある日生徒に陸軍海軍どちらに進むべきかと問われて一言!

「だったら海軍が良い。陸軍は死ぬからな、入るのなら海軍だ」(実話)



視聴時期:2019年1月~3月再放送

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2019.03.11 初稿
2019.08.07 加筆修正
2021.10.23 修正

投稿 : 2024/04/13
♥ : 54
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

女子高生と軍艦<追記;OVA前編><追記;OVA後編>

またアニメ界に萌ミリタリーものが誕生した。
冒頭こそ平和的だけど、事件が起こる起こる。
いつのまにか謎の海戦に突入だぁ。

主人公ミケちゃんが乗る春風は小回りがきく小型艦。
個性的なクルーで構成されます。
皆の力とアイデアを結集し、大型艦に立ち向かう。
その海戦映像が迫真。
船の旋回、砲撃、魚雷発射。
なんかリアルでいちいち興奮。
映像毎に体が左へ右へ、マジ戦ってる気分です。

このアニメ、大量の女性キャラが登場。
ええい、いちいち名前を憶えてられねえってんだ。
もっともお気に入りの機関長。
べらんめー口調の江戸っ子だ。
チャキチャキの職人気質が気持ちいい。

次が記録員?
自信満々の一人芝居で悦に入る。
その言葉は、広島弁か。
金髪ドイツ娘との掛け合いは結構ツボです。

最後に航海長。
気弱ですぐ目に涙をためる表情がキュート。
いっぱいいっぱいの振る舞いもキュート。
さらにさらに、OP時の胸騒ぎの腰つきがもっともキュート。

当初の雰囲気からは想像もしなかったストーリー。
{netabare}1話が終わってアニメタイトルも変わるわけだ。{/netabare}
意表を突く感動もある意外な良作です。

<追記;OVA前編>
{netabare}あの騒動より1か月後、季節はすっかり夏です。
春風クルーに解散の危機?

相変わらずキャラが多いです。
誰が誰だかわからないし、名前も全く覚えていません。
記録員が主人公なので、名前を調べました。
ココちゃんって言うんですね、メモメモ。
彼女のお家芸、一人芝居が楽しいです。
OVAの感想が唯一これのみとは寂しいかぎり。

なんとOVAが売れないと2期がないですとぉ。
これが噂の2期ちらつかせ商法か。{/netabare}

<追記;OVA後編>
{netabare}春風クラス解散阻止に向け必死の署名活動?
いやいや、再度のキャラ紹介でした。
結局ラストは・・・もちろんご想像の通りです。

さあ、2期に向けて、全速前進ヨーソロー。
そう言えば、OVAは売れたのかな?
2期の話が聞えてこないところをみると・・・撃沈{/netabare}

投稿 : 2024/04/13
♥ : 53
ネタバレ

Progress さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

船の皆は家族だもんね!

視聴終了。

あらすじはどこかを参考に・・・
5話まで
{netabare}
海軍学校に入り、初めての航海訓練で色々なんやかんやあって日本から反乱扱い。でもその誤解は解けて、今度は友達の乗ってる武蔵が反乱をしてしまう!?
みたいな所が5話までのおおよその流れだと思います。

メタンハイドレートが主要燃料となった世界で日本沈没って設定はいるのでしょうか?これについては考察してたら気付きましたが一応理由があるようです。
太陽の黙示録でも南日本がM資源「メタンハイドレート」を実用化しようとしていましたね。

私が好きなのは岬艦長と、でこが可愛い西崎ちゃん、そして双子の杵崎姉妹、最後にちょいちょい副艦長を応援する黒木さん。

5話で艦長がはれかぜを置いて、親友が心配でボートで飛び出してしまうのですが、その時副艦長宗谷ちゃんが「お前にとってはれかぜのクルーは家族ではなかったのか!?」と引きとめようとします。いつも艦長岬が「船の皆は家族だから」と言って船の皆を気遣っているのに、このときだけは、親友を優先してしまう。

この時の宗谷ちゃんは、はれかぜの皆を家族だという岬に艦長としての魅力を感じて、最初はド底辺の艦だと思っていたはれかぜの事を好きになっていたからこそ、艦長が船を放って出て行くのが許せなかったんだろうなと思います。だけど、岬がいってしまった後、次の行動では岬が帰ってこれるように艦を動かしたのは、岬を家族と思い、自分がはれかぜの一員であり家族なんだと思えているからだろうなあ。

「私にとってたった一人の親友なの」
これ結構他の皆にはつきささる言葉ですよね。はれかぜの皆は親友じゃないんだ・・・みたいなネガティブな考えが出来てしまう。
でもどうでしょう、一人の少女が親友達を、あるいは親友と家族を天秤にかけるなんて酷な選択に、正しい解答があるのでしょうか。ここから読み取れるのは、岬が家族(クルー)を頼ることが出来なかったことと、家族(クルー)が岬に守られてるばかりだったんじゃないか?という問題提起も薄く灰ってそうです。

岬艦長が私情を優先してしまった今回の描写、今まで艦長として、十分な判断が出来ていただけに、岬の未熟さが強く現れましたね。4話で武蔵の事を考えてぽけ~としてることもあったので兆候はありましたが・・・

でも岬は艦長として、クルーの皆に色々なものを与えて、慕われているから、艦の皆が支えてくれる、家族の長として岬が全員を支えるのではなく、全員が家族を支えるのだろうなと思います。

さてここからは先の予想を考えた野暮な考察。見たい方はどうぞ。(追記:攻略の方法は全部外れたなあ。展開的にはあっていました。)
{netabare}
武蔵の暴走も機器の故障もねずみが原因であることが示されましたね。
はれかぜがねずみと接触した際にゴミ漁りの際、機械と一緒に箱のようなものに入っていました。
ねずみ箱を誰かが流しているなら、これは、テロ行為か、他国の工作も考えられます。この世界の日本はほぼ沈没していて、海運国家です。船がまともに動けなくなれば、国としてのインフラ・国防機能が麻痺することになります。ねずみは海に無差別に流されているので、無差別に艦が狙われることになります。日本近海だけですむ問題だけではないので、かなり酷い事をしていますね。武蔵が艦砲射撃で町を焼き払ったら一大事です。一刻も早く武蔵を止めないといけません。

そして、ねずみが原因であるという事にいち早く気付くのははるかぜでしょう。

では、はれかぜは今後どうやって、武蔵を救うのでしょうか?圧倒的な戦力差を覆すには、ねずみを排除して、クルーを正気に戻すしかありません。しかも遅れてしまえば、日本本国から、武蔵撃沈が下ってしまうかもしれません。

{/netabare}
{/netabare}

6話
{netabare}
制作陣はどれだけ岬に恐ろしい仕打ちをする気なんだろう・・・
今週で岬の暴走癖を直すかと思ったら、さらに暴走させました。今回は二人が助かって良かった!で笑顔で片付けてしまった岬。要は何も成長していない。
あの笑顔は大事な事を棚上げしてしまう岬、という表現だと思います。
今回は犠牲が出なくて、それで良しにしてしまった。ということは、岬は犠牲が出なければわからないタイプに設定されていそうです。次は岬の暴走のせいで、犠牲が出てしまい、その時岬は変わるのかが描かれそうです。

副艦長にたまっていく岬への不信感は、岬がいなくなった管制室での叫びに良く現れています。このまま岬の暴走が続いて、艦の皆がバラバラになってしまうかもしれません。

そして、今回一緒に仲間を助けに言った時、知床ちゃんが岬への信頼を打ち明けます。だとすると、岬の暴走により犠牲になるのは…

そして黒木さん(クロちゃん)が(副艦長)シロちゃんの肩を持つようなことを言っていました。
前回レビューを書いたときに黒木さんが好きだと思ったのは、副艦長さんの肩を持っていたけど、副艦長が岬を信頼しきったら、黒木さん一人ぼっちじゃん…と思ったためです。彼女が副艦長に憧れているだけだったら弱い子かもしれない。彼女もまた、まだ成長途中だなあと思って見てます。

{/netabare}
7話
{netabare}
予想が外れました。
犠牲が出るようなお話でもないですしね。
こんなに簡単に悪い所が治るもんなのですね。登場人物が多感な時期だと思えば、納得できるような…。二回暴走させた意味がわからなくなりましたが、まあ岬の暴走癖は直りましたね。
帰りを待つことの辛さを分かる事で、自分の暴走時にいかに人に心配かけているかがわかった岬はもう人を余計に心配させることはしないのでしょう。
でも何かが引っ掛かる…結局シロちゃんに「艦長は艦にいてください」と指示を出されてその通りしたら岬は気付く、という他人任せな感じがいけないのかな。岬自身が葛藤したりエネルギーを使ってないところが多分その釈然としない理由だと思います。

今回のクロちゃんは岬とシロちゃんの仲直りシーンを見てムッとしてい増したね。そりゃクロちゃんにとってはシロちゃんが仲間で岬が敵みたいに見えているから、仲良くされたらクロちゃんの立場が無いよなあ…と思いやはり独りぼっちになってしまったクロちゃんがかわいそうに見えて仕方ない。
{/netabare}

8話から~12話まで
{netabare}
【極道物好きな幸子とヴィルヘルミーナの別れ】
離れ離れになってしまうことを気付いてしまう幸子の顔がいいですね。ハッと気付いて涙が抑えられなくて人知れず逃げてしまうのが良い。普段はおちゃらけている分暗い話が似合わないし、日常を共にすごした友人の別れが、とても寂しいと共感できる良い話でした。

【赤道祭~クロちゃん救済回】
機関長とクロちゃんは幼馴染だったんですね。ちょっとわかりやすく人物の相関を述べてみます。
クロちゃんはシロちゃんを擁護してシロちゃんと仲良くなりたいので、岬にきつく当たる。
シロちゃんは岬の事を最初はあきれていたが、次第に信頼するようになった。
それを見てクロちゃんは岬にきつく当たっていた分、ちょっと疎外感を感じ始める。
幼馴染の機関長はいつも一緒だったクロちゃんがシロちゃんになびいていて、寂しさを感じていた。なので、ちょっと行き場のないクロちゃんの「気持ちがわかる」という。
機関長の相撲での粋な計らいで、クロちゃんは機関長という大切な友人が近くにいる事に気付く。
岬とクロちゃんもなんとなくギクシャクしていた関係を修復する。

とまあ、こんなとこでしょうか。クロちゃんが救われてよかった。後半ではかなり好きな回でした。

【比叡戦~大切な家族だから、失いたくない】
岬の思考がネガティブに向かいましたね。結構唐突・・・なのかな?岬は家族を事故で失っていますから、大切な家族を失う恐怖があっての事だと思います。説明不足感がありますが。
でも、大切な家族だからこそ頼ってほしい。失う恐怖に負けず、信頼してほしい。そんな思いがあるから、クロちゃん含めクルーの皆は艦長をもう一度奮い立たせたのだと思います。これも良い回でした。

【武蔵戦~一緒に戦ってきた家族に敬礼】
船ってなんでしょうね。彼女達にとって、晴風は友人であり家族だったんじゃないかな。
晴風が沈み行く中、クルー達は「沈むなー!」と悲痛な叫びが上がります。愛着といった言葉では語れない別れです。常に船の中にいて、船と共にすごした。それは、物として使うとかそういう関係ではなく、もっと濃い関係だと思います。
使命を全うし、自分の命を犠牲にクルー全ての命を守り、丘まで送り届けた偉大な戦友の最後に、敬礼。岬は最後に涙ぐみながら少し微笑みます。晴風に別れが悲しいものではないよと、友人であり家族を送り出したかった。そう思います。
{/netabare}

【総評】
作画はとても安定していました。
声優さんは声に違和感のある人がいなかったので見やすかったです。
音楽はトライセイルの名前を覚えました。とても良い。
ストーリーは、人物の内面や関係性もとてもわかりやすい。ですが多少唐突感や構成の甘さが否めません。失敗を繰り返すなら、それにみあった展開があったかなと思います。
キャラは皆可愛かった。クロちゃんに1話使ったのは素晴らしい。

最後に
今期の中では登場人物を考察しがいのあるアニメだったと思います。ジャンルとしては、青春、成長、友情、等々でしょうか。
今後記憶に残るほどかというと、多分残ります。。意表をついた展開はありましたが、筋が通ってないなあとガッカリする方でしたのでもったいない作品でした。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 53

73.9 3 独特の世界観アニメランキング3位
蟲師 続章(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (727)
3985人が棚に入れました
およそ遠しとされしもの──下等で奇怪、見慣れた動植物とはまるで違うとおぼしきモノ達。それら異形の一群を、ヒトは古くから畏れを含み、いつしか総じて“蟲"と呼んだ。時に蟲はヒトに妖しき現象をもたらし、そしてヒトは初めてその幽玄なる存在を知る。ヒトと蟲との世を繋ぐ者──それが“蟲師"。すべての生命は、他を脅かすために在るのではない。みな、ただそれぞれが、在るように在るだけ──。

声優・キャラクター
中野裕斗、土井美加

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

やっぱり蟲師、8年経っても大丈夫!

原作未読。

見る人を不思議ワールドに吸い込む「蟲師」が帰ってきた!

1期の放送は2005年~2006年。
8年以上という長い空白がありながら、クオリティは健在です。

安定感がものすごいです。
1話完結なのですが、どの話から見てもすいすい入れます。
そして、時間を引き延ばせば、そのまま映画にできるようなレベルの高さです。

シナリオだけではなく、アニメーションの質にも注目。
咳き込むときの細かい服の動きとか、風になびく草花の動きなど。
ぬるぬる動くし、原画の枚数が多分やばいです。
激しい動きは少ないですが、その分ごまかしがききません。


さて、「蟲師」の世界では、人間も蟲も、ただ在るように在るだけ。
それなのに、お互い影響しあってしまう。
その相互干渉で引き起こされる異変を、解決して歩くのが蟲師の役目。

今回は「自然のままでいることの大切さ」というのが目立っていた気がします。
存在領域を侵し、蟲の世界に手を染めた人間は、その代わりに何かを失うことになる。

ただ、それを見たギンコは、忠告はしますが、無理に止めたりはしないんですよね。
ギンコは蟲師の中でも特に蟲寄り、ほぼニュートラルな立ち位置にいます。
しかし、やっぱりギンコも人間です。
最終的には本人の意志を尊重します。

その結果、因果応報となることが多いですが、必ずしもバッドエンドというわけではありません。
一度懲りた人間が、成長して再び歩み出す。
そんなパターンが多いです。
1期に比べれば、どうしようもない状態というのが少ないですね。
 
しかしまあ「蟲師」って、ハッピーにもバッドにも簡単に転びそうな話ばかりなんですよね。
ちょっと選択を変えるだけで結末ががらりと変化する。
そして、結末のパターンをどちらか一方に決め打ちしない。

淡々とできごとを追いかけるだけで、ルールみたいなのがない気がします。
言ってしまえば、日常アニメなのかも。
ただし、蟲のいる日常。


ギンコのキャラは相変わらずいいですね。
無表情で淡々と専門知識をしゃべるギンコ。
それでもずっと聞いていたくなるような不思議な語りぐさ。
無愛想に見えて、義理堅く、結構お茶目。

声優(俳優)さんの力も強いです。
1期の雰囲気をそのままに、自然体で演じてくれています。


「蟲師」、私は大好きなアニメです。
しかし、もちろん合う合わないはあります。
絵がのっぺりしていて苦手とか、ストーリーの起伏が少ないとか、理由はいろいろ。

ただ、オリジナリティだけは確かなものだと思うんですよ。
「蟲師」に似た作品を挙げてくださいと言われても、ちょっと浮かびません。
ときどき「夏目友人帳」が引き合いに出されますが、「異形のものが見える」という以外、共通点はないと思います。
この「独特な世界観と雰囲気」にハマる人が増えることを願います。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 62

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

雰囲気漂う伝奇もの( - . ¦¦¦ )y-~~

名作、良作の呼び声高い伝奇もの作品。
分割2クール、全20話。


前作から約10年を経ての続編となるようです。
今回、時間の都合で前作は未視聴でしたが
前作からの繋がりを気にする事もなく視聴できました。

物語の概要は至ってシンプル。
「蟲師」である主人公・ギンコが「蟲」と
対峙していくというもの。

見慣れぬ「蟲」や全体的に暗い配色、音楽など
一見、不気味な雰囲気が漂うアニメですが
そこはこの作品の世界観を盛り上げる要因。
丁寧な作画も特徴の1つですね。

ギンコ役の中野裕斗、ナレーションの土井美加も
いい味を出してくれています(・∀・)v

心温まる話から不思議な結末を迎える話まで
各話充実したお話が揃っていました。
どの話も1話完結で構成されているものの
観ている人を引き込む力を持った仕上がりは秀逸。


まだ観てない方にはオススメしたい作品ですが
「蟲」の映像がダメって方もいるかも(;´∀`)
数話観て判断して頂ければとw

元来、人の持つ心の闇や恐怖などを「蟲」という存在と
独特の世界観で表現した見事な作品だと思います。




《キャスト》
ギンコ(中野裕斗)
ナレーション:土井美加



《主題歌》
OP
『SHIVER』/ Lucy Rose

投稿 : 2024/04/13
♥ : 51

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

蟲師は蟲師

分割2クール、2クール目は秋に放送予定

原作未読 全10話 + 蟲語(むしがたり、スタッフによる座談会)全2話(6.5話×2回・10.5話)

蟲という普通の人には見えないが生命を根幹をなす生き物に、人々が干渉することにより様々な出来事が起こります。
その地域、地域での蟲とのかかわりあいを、蟲師と呼ばれる蟲についての生業としているギンコを通じて描いています。

きめ細やかな背景の描写と作画、そこに流れてくる素敵なBGM、怖くも美しい蟲の描写、蟲師の世界が帰ってきました!

1期と同様、いえそれ以上に作画や音に圧倒されましたね。

ギンコが旅の中の蟲に関するお話で、1話完結なので観やすいです。

全話印象深いお話ですが、その中でも6話の「花惑い」は非常に印象深かったですね。

全てがハッピーエンドには終わりません。人間の欲深さや醜い部分も出てきます。

でも観終わった後は嫌な気持ちにはなれません。作画、演出、内容がそうさせるのかも知れませんね。

2期から観ることも出来ますが、1期から観るとギンコの生い立ちから仲間との出会いなども描かれていますので、お時間があれば是非観てくださいね。
オススメです。

OP・EDともに蟲師の世界に引き込まれますね。

最後に、6.5話が2回もあって違う話なのかと思いましたが、同じでしたw あれだけのクオリティを保つように頑張っている制作現場は大変なのでしょうね。

8月にある特別編「棘の道」と2クール目楽しみですね~

投稿 : 2024/04/13
♥ : 48

76.0 4 独特の世界観アニメランキング4位
キノの旅(TVアニメ動画)

2003年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (633)
4004人が棚に入れました
『キノの旅』の世界には様々な「国」(実態は都市国家)が世界中に散在している。「国」はそれぞれまったく違った文化をもっており、技術的な格差もきわめて大きい。
しかし、各国とも言語は統一されている様子(ただし、1巻「平和な国」では隣国と「言語も違う」と書かれている)。
たいていは高い城壁に囲まれており、城壁内は各国の法律が機能して比較的秩序が保たれている。しかし、城壁の外は盗賊などにも遭遇することがある無法地帯である。

野菜炒め帝国950円 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

終わりなき旅

『キノの旅』の世界には様々な「国」(実態は都市国家)が世界中に散在している。以下略(引用)

つまりその国を旅してその国々での人間たちとの関わりを描いていくような物語ですね。

て言うか信じられます? これラノベ産なんですね。

本作で最も驚かされたのが実はそこです。は?ラノベ?最初我が目を疑いました。
だって自分が知ってるラノベものと全く違うし。
偏見も混ざってるけどラノベ産は萌え色がとにかく強いものばかりという認識だったので斬新でしたねキノの旅は。
萌えも薄けりゃサービスシーンも特にない。薄い本のネタになりそうなシチュはいくつかあったけど。
後に探したらホントにネタになってて苦笑。いやさすがいい仕事します。
NHKでやっててもなんら不思議のないこの素朴な絵柄に世界観。う~ん ラノベも中々奥深い。

んで、肝心の物語の内容なんですが・・正直面白かったです それもかなり。
先にも書いたけど絵柄と割りと静かで落ち着いた世界観なんで合う合わないは当然あるけど。

割りと最近の作品で言えば蟲師に非常に近い作品だと思います。
実際共通点も意外とありまぁす。

適当に挙げてみても基本1話完結型なとこ。旅先での人との関わりが主なこと。暗い話も多いこと。いい終わり方ばかりではないこと。見終わった後少し考えされられるとこもそう。そっくりです。
古いとこだと銀河鉄道999にも似てると言えば分かりますかね。

人間ドラマって言うんですか?こういうの。人の表も裏もよく描いてあって非常に面白い。
毎回毎回手変え品変えよく作りこまれた物語には脱帽です。
そういう物語に比較的クールというか落ち着いた主人公ははまり役だと思いますね。見てると自由を求めて旅したくなります。
これFF10のキマリの旅じゃなくて良かったです。キノは通す。エルメスも通す。キマリは通さない。
そこで旅が終わりを迎えてしまいます。1話完結型ならぬ1話終焉型です。

絵柄もまぁ・・・こんくらいで良かったんじゃないでしょうか。
敢えて強引に褒めるなら暖かい気持ちになる素朴な絵柄・・・。
まぁキノも元は可愛いんだから欲を言えばもうちょい可愛いデザインでも見たかったような気が。
いや全体的には好きな主人公でした。こういうキャラがたまに見せる冷たい眼差しとか身震いします。
と言うか美少女の冷たい視線とかご褒美です。

キノと言えば一緒に旅する相棒のエルメス。
最初、主人公見た時1人で会話するアレな人かと思ってたけどなんてことはない。バイクでしたね喋ってたの。
まぁいいんです。割りと最近まで週間YJで連載してた某サッカー漫画では唐突に飛行機と会話してパワーアップした主人公いましたから。
バイクが喋るくらいじゃ驚きません。よくある光景です。

このキャラなんですが、個人的にはちと弱かったのが悔やまれます。言うまでもなく戦闘力じゃなくキャラとしてね。
多分その喋り方がいまいち受け付けなかったのもあるとは思いますがたまにボケたりKY発言するだけのキャラって印象しか残らないのです。
これを見ると現在絶賛放映中の寄生獣のミギーがいかに人外の相棒として秀逸かがよく分かります。
これは後々寄生獣の感想で触れます。

エルメス君(バイク)は残念ながらミギーにはなれませんでした。勿体無いです。

纏めると是非1度は見て欲しい良作だと思います。見て下さい。
それぞれの話に味があって色んな余韻を残すのだけど特に印象に残るは最終話でしょうか。
おそらく一番の欝話をラストに持ってくるあたりさすが分かってらっしゃる。
ネタばれは出来ないけど個人的にはこの話の人達バカだと思うんです。言い方悪いけど。
選択肢なんか1個しかないのに。これから見る人はどんな風に感じるんでしょうか。

繰り返しますが暇があれば見て下さい。多少物足りなさもあるかもですが間違いなくいい作品です。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 34

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

「人は誰でも空を行く鳥を見るとさ、旅に出たくなるそうだ…。」

10年ぐらい前だったかな、原作が流行っていたのを覚えています。

当時の私は「ラノベなんて邪道!」と思っていたので、まったく関心がなく。

アニメ化もしてたのかーと知り、アニメを観るようになってからはずっと気になっていた作品でした。

アニメを観終わり、流行っていた当時、なぜ原作を読まなかったのか、とひどく後悔しました。

偏見は自分の人生を不毛にするなあと反省しました。

全13話です。


● ストーリー
モトラド(二輪車)のエルメスと旅をするキノ。

1人と1台が、いろいろな国を旅するお話。

「人の痛みが分かる国」「本の国」「平和な国」など、

ちょっと不思議な国々を短編小説のように訪れていきます。

キノたちの滞在期間は3日と決まっている。

その3日で見えてくる、その国の本質や人々。


淡々とした、物静かなストーリー。

だけどものすごく惹きつけられました。

ファンタジー要素が強いです。しかし、それ以上に伝わってくる人間性。メッセージ性。

寓話的な要素も非常に強いです。

☆寓話…比喩によって人間の生活に馴染みの深いできごとを見せ、それによって諭す事を意図した物語。

↑私はこの作品で「寓話ってこういう作品を言うんだ。」とわかりました。笑


物静かで不思議な雰囲気が漂う中、

内容はなかなかむごくて無常です。

しかし、どこか現実の未来の世界を見ているような。

未来の世界、人間のエゴ、きれいごと、理想、闇、隠された本性…。

そんな本質が深くぐっさりと描かれています。

どんなにきれいな理想の世界を追い求めても、

結局世界は救われないんだなーと思ってしまう。

完璧な人間や完璧な世界なんて存在しない。そんなもの無理なんだ。

だからこそ世界は美しい。

救われない世界の、儚い美しさが心にしみました。


この作品を観始めたとき、心が現実に帰ってこれませんでした。心が旅に出てしまいます…。旅に出たくなります…。

このなんともいえない不思議で魅力的な世界が心をとらえて離しませんでした。

これでキノがイケメンだったら、間違いなく私は現実に戻ってこれませんでしたね。そんな自信があります(笑)


● 作画&声優
作画と声優さんは気になるところがあります。

好きになれない、もしくは、観るのをやめてしまう人もいるでしょう。

私も初めはちょっと抵抗がありました。

作画は我慢するとして、

声優さんは聞き続けていると、これはこれで味があるのかなーと思ったりもします。

エルメスの声と話し方だけは最後まで好きになれませんでしたが。笑


マイナスポイントがもったいないですが、

それを上回るストーリーだけで私は十分満足でしたよ。


● 音楽
【 OP「all the way」/下川みくに 】
この曲大好きです!たまりません。

旅する2人にはぴったりの、心地よい曲。

この曲を口ずさみながら原付乗ると旅に出ている気分になって最高に気持ちいい。笑

OPを観てすぐにこの作品が好きになりました^^

EDも旅の夕暮れを連想させる、いい感じの曲でした。


● まとめ
作画等にはくせのある作品ですが、

私は大好きになりました。

これは原作を読まないといけない。

旅物語が好きな人には間違いなくおすすめしたい作品です^^

投稿 : 2024/04/13
♥ : 33
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

星新一を彷彿とさせる

<2020/6/13 追記>
あれ?
評点間違えてました。
4.0→4.2に修正です

<2017/10/9初レビュー>
新作が今秋始まるということでCSで初視聴。
ようやく見終えました。

あてのない旅を続ける{netabare}少年の様な少女{/netabare}キノと喋るバイク、エルメスのお話。

1話完結というかショートショートの趣ですね。
旅先の国々にはそれぞれ独自の事情があります。
それは風習だったり、ルールだったり、歴史だったり、技術だったり。
それは現実の世界では当たり前すぎる常識なはずのものを一個だけひっくり返したり、ずらしたり、といったものです。
そうした国でキノとエルメスは何を観て何を感じるのか。
ある種、思考実験じみたお話です。
なんか、そう。
星新一のショートショートの様。

大変楽しめました。

キノが{netabare}女性だと分かってからも男の子{/netabare}にしか見えなかった絵柄も良かったですね。
他の登場人物の絵柄も茫洋としていて。
物語の不思議感を引き上げてたと思います。

ただ一つ難点が。
喋るバイク、この世界ではモトラドと呼ばれてますが、このモトラドの声が最後まで耳障りだった。
まるで棒読みでネタ振りしてる新八の様な声。
新八の中の人を貶めてるわけではありません。あの人は極めて有能な声優さんです。
ただ、全話通して、新八が棒読みでネタ振りしてたらイラつきませんか?
それだけは馴染みませんでした。

というわけで新作のレビューに続く。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 32

82.0 5 独特の世界観アニメランキング5位
シドニアの騎士(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (1613)
7996人が棚に入れました
対話不能の異生物・寄居子(ガウナ)に破壊された太陽系。かろうじて生き残った人類の一部は、小惑星を船体とした巨大なる宇宙船・シドニアで繁殖しながら宇宙を旅する道を選んだ。それから約1000年の時を経たシドニア出航紀元1009年。地下層部でひっそりと育てられた少年・谷風長手(たにかぜながて)が、祖父の死を期に街へ出る。長手は人型巨人大装甲・衛人(モリト)の操縦士訓練学校に入学することになり、そこで初めて祖父以外の人間と触れ合っていく。長道が初めて異性を意識する女性 ─ 星白閑(ほしじろ しずか)長道の初めての友人となった男でも女でもない人間 ─ 科戸瀬 イザナ(しなとせ いざな)長道に苛立ちを覚える少年 ─ 岐神 海苔夫(くなと のりお)様々な訓練生たちと学校生活を送る中、ついに長道たちに初任務が下される。それは決して困難な任務ではないはずだった。しかし長道たちの前に突如、寄居子が出現。100年ぶりとなる脅威との遭遇に、人類は、長道は何を選択するのか? 人類の存亡をかけた戦いが今、始まる──。

声優・キャラクター
逢坂良太、洲崎綾、豊崎愛生、櫻井孝宏、金元寿子、喜多村英梨、大原さやか、坪井智浩、子安武人、新井里美、田中敦子、森なな子、本田貴子、鳥海浩輔、佐倉綾音、阪脩、小山力也

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

惹きこまれるSF! シリアス&リアリティーがみそ!

原作:漫画 未読

全12話

ジャンル:SFロボアクション


感想

最初見た時、のっぺりしたキャラデザに、凄い違和感。
特に、女性や中性の顔はみんな同じに見えたよw
4~5話見る頃には慣れましたが^^;

映像はフル3Dで奇麗!
でも、宇宙服等の汚れなんかがリアル過ぎて、逆に目立ってたな~^^;

太陽系がガウナと呼ばれる生命体に滅ぼされてから1000年後で、移民できる星を探し、ガウナと闘いながら旅するシドニア(播種船の一つ)の話。

設定が
人間が光合成することで食糧を週一採るだけで済むとか
戦死する操縦士を、クローンと、人の成長速度を速める技術で補うとか
男性でも女性でもない、相手に合わせて性別が変化する「中性」がいたり
不老不死で、何年も生きる人間がいたり
遠い先の未来の話なんだけど、シリアスでリアリティーを感じれ、とても興味深くて世界観に惹きこまれました。
それに、そんなに凝って無く解りやすいのも魅力的ですね。

ガウナとの戦いでは、戦死者が結構出るので、見てるこっちは緊張感が半端ない!
毎回ドキドキでした。

解りやすく言えば「マクロスフロンティア」を、もっとシリアスにリアリティーあるものにした感じかな?


ロボットは出てきますが、ロボメインではなく、ストーリーや設定に魅力を感じれる作品なので、キャラデザで判断せずに2~3話観て判断する事をおススメします。


自分的には、毎週 面白くて見るのが楽しみで、
春アニメの中でも上位だった作品です。
最終話のラストで、2期の製作が決定した告知を見た時は嬉しかった!
今から楽しみです。




OP:「シドニア」 歌 - angela

ED:「掌 -show-」 歌 - 喜多村英梨


OPは、軍歌の様なリズムがあり、とってもカッコ良かったです。
angelaさんの歌は好きですね。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 88
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

SFアニメの白眉

弐瓶勉×ポリゴンピクチュアズ。

稀に見る傑作でしょう。

緻密な世界設定と背景、脚本、
音響効果、声優の質と量に驚嘆です。
ラブコメも絶妙に配置されてまさに隙なし。
弐瓶作品としては新機軸の娯楽性、
好意的なレビューが多いのも納得の出来です。

食料危機を脱出する為に、
遺伝子改変で人類が光合成する時代、
性別未分化者やクローン生命体が共存する時代。
太陽系外宙域で遭遇した「生命体ガウナ」と、
人型戦闘機「衛人」を扱うシドニア人との、
種の存続を賭けた手に汗握る攻防戦が始まる。

衛人のデザインも格好良く、
これだけの話を緊張感、臨場感とともに、
12話にまとめてみせた構成も素晴らしい。
日常風景や美術も凝りに凝っているので、
世界観を楽しむ、それだけでも好印象です。

{netabare}人は移民できる惑星を求め航海を続ける。
シドニアとはまさにノアの方舟であろう。{/netabare}

これはリアルSFアニメの白眉、
このジャンルでいつ以来の衝撃だろうか。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 82
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

タイトルなし

太陽系を破壊した生命体・ガウナ。
宇宙船で脱出した人類は、100年ぶりにガウナと遭遇し、
激しい戦闘を繰り返すことになる。

サイコーに面白かったです♪
戦闘シーンは緊迫感があって見応えがあったし、
ほどよいラブコメ要素もグッドでした。
星白かわいかったですね~^^

以下ネタバレ↓
{netabare}
序盤の見どころは赤井班。
人類最強のチームでしたが、いろいろな死亡フラグが
たちまくり、物語序盤であえなく退場。
サマリ班や長道と共闘してたら面白かっただろうな~と
悔やまれますが、一気にストーリーが引き締ったので、
無駄死にじゃないですね^^

第4話からは星白とのニヤニヤ展開でしたが、
第6話終盤で、長道たちと出撃した後、まさかの
展開でした。。。戦闘シーンを一気にカットしちゃったのは
すごかったですが、リアルタイムで見ていたら、これは
続きを1週間待ちきれないレベル!

ヘッドフォンつけて見てましたが、音響も
迫力感ありましたね。第11話・12話は映画でも見てるかのようでした。
{/netabare}

4月からの第二期、楽しみです♪^^

投稿 : 2024/04/13
♥ : 77

77.0 6 独特の世界観アニメランキング6位
イヴの時間(OVA)

2008年8月1日
★★★★☆ 3.9 (918)
5027人が棚に入れました
高校生のリクオは、所有するハウスロイド「サミィ」の行動記録の中に、命令した覚えのない行動を発見する。友人のマサキを誘って記録された場所に向かってみると、そこには「イヴの時間」という不思議な喫茶店があった。そこに集う様々な人間やアンドロイド達との関わりの中で、それぞれが少しづつ影響を及ぼしあい、変わっていく。やがてそれは、外の世界へもかすかな、しかし確実に波紋を広げることとなる。

minisaku さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

" Are you enjoying the time of EVE ? "

アンドロイドが一般家庭にも普及した近未来を舞台に、人間とアンドロイドの
絆や関係性を描いた物語。 1話15分位で全6話です。

人とロボットってありがちな題材ではありますが、世界観や設定が魅力的。

この世界でのアンドロイドは、頭上のリング以外では人間と見分けがつかない
外見ですが、あくまで無機質な感情の無いロボットで、人間側も一部を除き、
家事や雑用などをさせるだけの「道具」としか見ていません。

ですが、この作品のタイトルでもある「イヴの時間」という喫茶店。
ここには一つだけ特別なルールがあります。

   それは、『人間とロボットを区別しない』というコト。

「イヴの時間」では、頭上のリングを消し 普段は命令でしか動かない
アンドロイドも、人間同様に自分で考え会話し行動します。

そこで過ごす時間を通して、感情がないと思っていたアンドロイドたちの心情や
アンドロイドに対する人側の心の変化などの描写は良かったです。
特に、アンドロイド側から人に対する優しい気持ちなどの想いを「家族」という
言葉を使って表現してるのが印象的でした。

各話それぞれに物語があり、短編ながらも考え深く温かい内容は見ていて
心地よく とても楽しめましたw

まぁ作中の謎など未回収な部分もあるので、物足りなさは少し感じましたが、
それを差し引いても十分良い作品だったと思います。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 29

みけねこ+ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

マスターがいい味出してます。

久々の掘り出し物♪
すごくよかったです。

内容はある特殊店内ルールがある喫茶店で展開される
人間とアンドロイドのヒューマンドラマです。

OVAで1話15分×5話+最終話30分
なのでサクサク見れます。

でも、見終わったときにはもっとこの空気を
味わっていたいなと思う心温まる作品になってます。

非常によく話がまとまっていて感動しました。
また、色々考えさせられる作品でした。

こんな雰囲気の喫茶店あったらいいのにな。
きっと足繁く通うだろうな。

良作でしたのでぜひ見て頂きたい作品です。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 29

えんな さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

日常系ロボ?

印象的なのは主人公より友達のマサキが受けた父親の仕打ち?
ある日突然、会話しなくなるなんてこれはもうショックすぎる

もっとドロドロとした負の部分を見たい気もしたけど、きっと作風にあいませんね

短い尺でよく出来ていると思います、2期とか期待したいです。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 22

70.5 7 独特の世界観アニメランキング7位
妄想代理人(TVアニメ動画)

2004年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (795)
4180人が棚に入れました
『妄想代理人』(もうそうだいりにん)は、マッドハウス製作の今敏監督によるアニメ作品。
疲れた現代社会を癒す人気キャラクター「マロミ」をデザインした鷺月子は、ある夜、通り魔少年バットに襲われた。
突如世間に現れた少年バットは次々と人々を襲いはじめ、市井の人々を恐怖へと陥れていく。しかし、幾人も被害者が出、多くの目撃者がいるにも関わらず、少年バットは一向に捕まりそうになかった。刑事猪狩慶一と馬庭光弘は捜査を進める中、被害者の持つ不思議な共通項に辿り着くのだが…。


声優・キャラクター
能登麻美子、桃井はるこ、阪口大助、飯塚昭三、関俊彦、槐柳二、京田尚子、内海賢二、陶山章央、山口眞弓、中嶋聡彦、水樹奈々、藤原啓治、三石琴乃、津村まこと、郷里大輔

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

逃避願望が生み出した妄想

2004年に放送された今敏監督の初めてのテレビアニメ。(全13話)
『パーフェクトブルー』『パプリカ』などで
人間の二面性や心の奥底に眠る劣等感、希望と現実、
それとは裏腹な複雑な想いなど描いてきた今監督だが、
このTVアニメ作品は、これまでのテーマに娯楽的要素も踏まえながら
さらにわかりやすく表現していたなと思う。

マスコットキャラクターデザイナーの主人公・鷺月子が、
ある夜、怪我をして病院へ運ばれ、事情聴取した刑事に
「ローラーブレードを履き、金属バットを持った少年に襲われた」
と伝えるところから物語が展開していく。

その後、次々と被害者を出し、人々を恐怖へと陥れていくのだが、
目撃者がいるにも関わらず、少年バットはなかなか捕まらない。
捜査を進めていた刑事・猪狩慶一と馬庭光弘は
被害者たちの持つ共通項に辿り着くのだが・・・というお話。
で、この共通項に辿り着いてからのほうが長い話になっていく。

がしかし、これは単なる犯人探しのストーリーではないところが面白い。
人は誰でも、自分を追い詰めるような事情を背負っていたりするし
どんなに苦しくても逃げずに現実を受け入れ、乗り越えることができれば、
あまり揺らぐことなく生きていけるのものなのかもしれない。
観終えて、そんなことをふと思ったりした。

自分を追い詰めていくのは自分なのに、誰かのせいにしたがる心理。
噂が噂を育て、噂からくる人の想像力が巨大なデマを育んでしまうという現象。
また、一見事件には無関係に見えるアニメ制作の現場でも実は、1人1人が
それぞれのスケジュールと責任において、追い詰められていくって様子を
コミカルさを交えつつ、アニメの中でアニメ制作現場をアニメで見せるという
半ば自虐的な見せ方には思わず唸ってしまった。
そのほか、ネットを通じて集まった自殺志願者の逃避願望をバット事件の
被害者達の追い詰められ方と対比させていたのもなかなかだった。

そして、猪狩刑事の妻の言葉や猪狩刑事自身の言葉、すごく納得できた。

心理描写や社会現象に関しては、怖いほどにリアル。
だけど、例えばアニメやキャラクターに癒されることは、
決して現実逃避だけではないと思うし、そのすべてが偽りの救済とは
言い切れないとも思う。

とりあえず、追い詰められない人間、悩みのない人間なんて
きっと誰ひとりいないはずだから
スポーツで汗を流すのと同じように、または少しの昼寝をするように、
自分の居場所に逃げ込むことは、決して悪いことばかりとも思えない。

たとえ世の中が間違っていようと、自分が正しくあれば生きていける。
噂を創り出すことなく、噂を鵜呑みにしてしまうこともなく、
自分自身の足で地面に立ってこそ、人間は強くいられるのだろうね。

テーマは暗い印象だったが、後味の良い作品だった。
今監督らしい、細かい部分へこだわった演出も健在だったし、
ノスタルジーに浸れる懐かしい風景にも出逢うことができた。
本当はまだ拾いきれていない謎もあるかもだが、
そのあたりは宿題として、今は亡き今監督を偲びつつ、
また機会があったらぜひ観直してみたい。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 61
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

うしろの正面だあれ?

今敏監督作品、音楽平沢進。
キャラクターデザイン安藤雅司。
制作マッドハウス。

シリアルレイン、ブギーポップの系譜。
疲れた現代社会を癒すマスコット「マロミ」
{netabare}生み出したのは心に闇を抱える少女。
路上に方程式を書く謎の痴呆老人。
社会的抑圧、犯罪の低年齢化。
狂い出した歯車は次第に人格を歪ませ、
心が闇に染まる時「少年バット」は現れる。{/netabare}
担当刑事は事件の真相に辿り付けるのか!?

自殺、鬱病、引き籠り、
現代病理を浮き彫りにしたサスペンスホラー。
主題歌「夢の島思念公園」は、
まるで時代を象徴するパラノイアの桃源郷だ。
社会に馴染めず、人の輪から外れ、
疎外感だけを補給する抑圧された日常。
これはどこにでもある物語なのだ。

悲劇は永劫に回帰されるのでしょうか。

うしろの「正面」だあれ?
うしろの「少年」だあれ?

あなたのうしろに少年バットはいる。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 51
ネタバレ

disaruto さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

現代病はあなたのそばにも…

制作はMAD HOUSEのオリジナルアニメです。
ジャンルはサイコサスペンスです。


「マロミ」というキャラクターを生み出し一躍時の人になった主人公の鷺月子が、ある日の夜にバットで少年に襲われる。
「少年バット」と呼ばれる少年はいったい何者なのか?


監督・原案は「PERFECT BLUE」「パプリカ」などで知られる今敏氏。
同氏が手掛けた最初で最後のテレビアニメシリーズです。


10年近く前の作品ですが作画が良いですね。
風景、モブキャラなどもしっかりと書き込まれており、細かいところにも目が行き届いています。
音楽もこれまた良し。
気味悪いw
サイコ要素が強いのでどこかゾクゾクするものが多めです。
OP・EDを見ていただければ狂気の片鱗を感じることができると思います。


ストーリーは基本的に一話完結型ですが、つながりはあります。
8~10話に関しては本筋には全く関係なくオマケ感が強いですが、8話は個人的には解釈の余地が多くあってお気に入りだし、9話は案外作品の肝を表しています。


8話について。
{netabare}最後の写真のシーンで彼ら三人が幽霊になっていることがわかります。
他にもおじいさんが少女の足元をなぜか見たり、男に触ったりして確かめています。
そうすると、女湯に全員で入っていたことに納得がいく。

いったいどこのタイミングで死んだのか?
彼らが生きているときは「影」があります。
電車で自殺した男が生きて見えたのは、彼らがすでに死んでいたから。
つまりそれ以前に行った練炭自殺ですでに死んでいたということになりますね。
錠剤が最後の一錠なのに戻っていたのは生前の記憶で巻き戻ったといったところでしょうか?

タイトルの「明るい家族計画」、自殺した三人が生殖能力に乏しい。
つまり「先のことなんて考えず、現実的なことを考えず、あるがままを楽しめ」というメッセージなのかな?{/netabare}


最初に月子を襲った「少年バット」はいったい誰だったのか?
劇中でしっかりと答えは出ていますが、さて?

以下「少年バット」について。
{netabare}少年バットは月子が10年前に都合の良い嘘をついたことで生まれました。
つまり月子の妄想。
怒られたくないという事情が重なり、この世界に再び現れた。
少年バットは人々の不安の大きさに伴って存在感を増していきます。
何度も井戸端会議や噂の描写が描かれているのはそれを表すためでしょう。
9話はそれだけにクローズアップしたもの。
普通だったらこの話は月子の件で終わっているのですが、模倣犯が現れることで事態は変わります。

模倣犯は二人の人物を襲っただけですが、人々の不安は爆発的に大きくなります。
そこからはもう大変。
精神が病んでしまった人々が、本当はいない少年バットに襲われ(た風に感じ)ます。
10話は猿田がすべてやったように思われますが、その他は誰がやったかはさっぱりわかりません。

結局少年バットは何なのか?
私の答えは、「人々の不安が積み重なり、だんだん巨大化していく被害妄想」ということにしておきます。
大災害は人々のよりどころになっていたマロミがなくなったことで起こった。{/netabare}


以下このアニメ全体の考察。
{netabare}災害から復興した後も人々の不平・不満はこぼれています。
結局、いつになっても人は自分の状況をそのまま受け入れたくはない。
全部受け入れていたら狂ってしまいますからね。
この事態は変わることはない、いつでも「少年バット」はこの社会に内包されている。
一人の虚言に端を発して現れるかも。

個人的に、「えー?それアニメでしょー」とディスプレイに表れていたのが気になりました。
結局、この作品は「アニメ」。
ラストの馬庭を見ると、この作品が馬庭の妄想とも捉えられます。
「細かいことは気にするな」ってことなのかw{/netabare}


総括して、話を放り投げているのは気になってしまいますが、いかようにでも解釈できる余地を残している点では良い作品だと思います。
絵のタッチ・雰囲気・題材がアニメっぽくなく、新鮮でした。
独特なアニメが見たい、考察アニメが見たい、サイコでゾクゾクするアニメが見たい、なんて人はどうぞ。



そも、終わりに見えし物語。
巡り巡りて事始め。
布石を拾い結ぶれば。
永劫回帰の無限廊。
解かれぬままの謎はなく。
謎を孕まぬ解もなし。
それではみなさん。
さようなら。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 49

83.7 8 独特の世界観アニメランキング8位
少女終末旅行(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (966)
3870人が棚に入れました
繁栄と栄華を極めた人間たちの文明が終わりを迎えてから長い年月が過ぎた。人間たちのほとんどが死に絶え、生き物さえもいなくなった終わりを迎えた世界。複雑に建造された都市はまるで迷路のような廃墟となり、整備するものがいなくなった機械たちは徐々にその動きを止めていく。いつ終わってしまったのか、いつから終わっているのか、そんなことを考えることさえなくなった終末の世界であてのない旅を続ける二人の少女。チトとユーリは今日も愛車ケッテンクラートに乗って廃墟の中を彷徨っていた。

終末の世界をほのぼのと生き抜くディストピアファンタジーが今、幕を開ける。

声優・キャラクター
水瀬いのり、久保ユリカ
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

上を向いて歩こう

WHITE FOX制作。
文明が崩壊し全てが滅んでしまった世界。
チトとユーリは愛車ケッテンクラートに乗り、
瓦礫と化した廃墟を当てもなく彷徨う。

陰鬱でディストピアな世界で、
ゆるいキャラのゆるい会話が心地良い。
BGMは芸術点高し。
登場人物も少なく静かな時間が流れています。

戦争後の瓦礫の山、
放置された機関銃、砲台、戦車。
2人の少女が多層構造の都市を彷徨い、
「戦争」について「食料」について、
そして「生命」について学んでいく。

真っ暗な世界を照らす月明り。
満点の星空を明るいねと言った、
ダイアローグがとても印象に残りました。

5話視聴追記。
{netabare}人が「音」の素晴らしさに気づく。
その対比としての静かな終末世界。{/netabare}
設定の持ち味が存分に活きた素晴らしい演出でした。

最終話視聴追記。
生命の営みに欠かせないものが、
シンプルな形で提示され、
壮大なシナリオでもないのに染みる。
この静寂の世界が如何に雄弁だったのか、
学ぶべきものが多い素敵な作品でしたね。

主役の声優2人に盛大な拍手を。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 105
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

その先にあるのは希望か、絶望か?

原作未読。最終話まで視聴。

【物語】
終末を思わせる風景の中を、二人の少女が旅をする物語。

何故、世界は終末を迎えてしまったのか?
何故、チトとユーリは二人きりで旅を続けているのか?
何故、何故、何故・・・?

物語が進むにつれて増えていく疑問点。

そして、それらが一気に解き明かされる{netabare}最終話{/netabare}。

素晴らしい物語・演出だったと思います。

【作画】
ほのぼのしたキャラデザと、すっかり荒廃した近未来の風景のミスマッチが良かった。

私もチトちゃんと同様に高所恐怖症なもので・・・。
第8話のらせん階段の迂回路のくだりは、見ているだけなのに心臓がバクバクしちゃいました(笑)
見ているだけなのに・・・。
本当に見事だったと思います!

【声優・キャラ】
水瀬いのりさんと久保ユリカさんの好演が光ります。
時折、暴走しすぎるユーリが評価の分かれ目か?

【音楽】
物語には合っていたと思います。
私の好みではありませんでしたけど・・・(笑)

投稿 : 2024/04/13
♥ : 91

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

終末旅してますか? 燃料ありますか? ごはんもらっていいですか?(3の倍数になると「短編映画」になっちゃう!)

同タイトルのマンガ原作は未読です。

第1話を観た限りでは、なんで世界が「滅んで」いるかは視聴者には良くわからないまま、少女ふたりが世界をさまよう「日常」を追いかけるお話のようです。

背景とか物とか人物の動きとか、作画はけっこう良いですね。

なんで乗り物がケッテンクラートとか、ふたりの服は軍服っぽく見えるし銃器もあるけど元軍人というわけでもなさそうだしとかツッコミどころはありますが、ツッコんだら負けな感じですね。

基本的に「生産」というものが行われていない世界のようで、食料も燃料も基本的には遺物に頼るしかなさそうな世界観。

一応、世界が滅ぶ原因は戦争だったようなことは風景やふたりの会話の内容でわかりますが、どんな戦争だったのかは謎でした。

頭脳担当のチトと体技担当のユーリ、非日常的世界のなかでの「日常」を描く物語のようで、この先も楽しみです。

2017.10.14追記:
「エンディングアニメーション: つくみず」- 原作者本人、マジか(笑)!

2017.10.16追記:
原作マンガを読み始めたら止まらなくて一気読みしてしまいました。ちなみに未完です。どこまでアニメ化されるんでしょうね。あと、原作のこの先も楽しみ。

2017.11.4追記:
第5話、音響最高! 演出最高!! 特殊ED最高!!!

2017.12.23追記:
最終話まで視聴完了。うーん、「アート」だなあ…。

シリーズ構成でわざとそうしたのかたまたまなのか知らないんですけど、3の倍数回はわりとその1話でも観れてしまうような「短編アニメ映画」的になっています。

アバンタイトルからのタイトルの出し方や、EDでのクレジットの出し方、脚本(本編中でのイベントの配置)…。

これはやっぱり、狙ってやっていると考えた方がしっくりきますね。

やー、こいつはスゲーや…。

2018.7.18追記:
情報更新。原作は全6巻で完結しています。それと、公式アンソロジー・コミックが1巻出ていて、つくみず先生本人の8ページ作品も収録されています。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 86

84.7 9 独特の世界観アニメランキング9位
ダーリン・イン・ザ・フランキス(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (1069)
4663人が棚に入れました
遠い未来。人類が荒廃した地上で生き抜くために作り上げた巨大移動要塞都市では、名前のないコドモたちが戦うことだけを教え込まれながら、毎日を過ごしていた。コドモたちの1人であるヒロは、角が生えた謎の少女ゼロツーとの出会いを機に彼女のパートナーとなり、命を懸けた戦いに身を投じることとなる。

声優・キャラクター
上村祐翔、戸松遥、梅原裕一郎、市ノ瀬加那、田村睦心、山下七海、後藤ヒロキ、早見沙織、市川蒼、石上静香、小西克幸、井上麻里奈、堀内賢雄
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

比翼の鳥

TRIGGER×A-1Pictures制作。

荒廃した地上で人類は移動式の要塞都市を築き、
襲い来る叫竜と呼ばれる巨大生命体との戦闘が続く。
戦闘を義務付けられた記号的な子供たちは、
男女が対となり命を懸けて戦いに身を投じている。

初回はロボットアニメの王道で、
{netabare}ボーイミーツガールからの搭乗、戦闘、勝利と、
基本に忠実な展開と演出で序盤は良好です。{/netabare}
ヱヴァにトップと既視感もありますが、
それよりも少々残念だと感じたのは、
フランクス(戦闘機体)に黒目(瞳)を入れたこと。
これで中途半端に機体に命が宿ってしまった。

13話視聴追記。
後半戦に繋がる非常に重要な回でしょう。
{netabare}子供たちだけが暮らす閉じた世界、
美しいものは絶えず外の世界にあり、
知りたいことだけが増える檻の中の日々。
ゼロツーの壮絶な過去…、{/netabare}
願わくば、世界を粉々にしてほしい。

最終話視聴追記。
後半、好みの展開もあるのですが、
{netabare}全体を通して心を動かされることは少なく、
今の時代はもう、指標に成り得る、
ロボットアニメは存在しえないのでしょうか!?
なんて、色んなことを考えていました。{/netabare}

主題歌は好印象で、今でも聴きます。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 90
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

エヴァが大の苦手の私にも、合う作品なのでしょうか?

最終話まで視聴しました。

【視聴前に・・・】
TRIGGERとA-1 Picturesの共同制作オリジナルアニメーション。
キルラキルとリトルウィッチアカデミアでお馴染みのTRIGGER作品ですからね。
見逃す手は有りませんよね?

とはいえ・・・。
以前、別の作品のレビューでも書きましたが、私はロボアニメが苦手です。

2足歩行の意味が分からない。(足にダメージ食らったらお終いだよね?)
手に武器を持つ意味が分からない。(そもそも、腕はともかく手の必要性ってありますか?)
顔が存在する意味が分からない。(逆に、顔が必要な理由ってありますか?)

あと、主人公が『ウジウジ』、『グズグズ』系も大の苦手です。

そんな私は、エヴァが大の苦手です。(笑)
さて、そんな私に、本作は合うでしょうか?

【全話視聴後の感想】
終盤の盛り上がりは異常でしたね。
予想を大きく裏切る展開って、やっぱり良いですね。

だけど、ここに至るまでが長い。
本当に長い。長かった・・・。
きっと、途中で挫折された方も多かったんじゃないでしょうか?

かくいう私も、途中で何度挫折しそうになったことか(笑)。
{netabare}ヒロやゼロツーが何かを決断すると、いちいち突っかかるイチゴたち・・・。{/netabare}
こんな場面が何度も繰り返される。
こういう展開は、正直苦手なんですよね・・・。

あと、最終回は、これで良かったのか???
第23話の終わり方があまりにも綺麗だったので、少し拍子抜けというか・・・。
{netabare}主人公であるヒロとゼロツーが何かを決断する度に、突っかかってばかりだった面々の幸福を描かれてもねぇ?
感情移入が難しいと思いませんか?{/netabare}
とても複雑な感情を抱いてしまった、最終回でした。

ところで・・・。
上記の通り、私はロボアニメが苦手です。
簡潔に言うと、ロボットに顔や手が必要な理由がよく分からないからです。
しかし、この作品に関しては、顔や手が必要な理由がありましたねぇ。
第23話の『ストレリチア・真・アパス』の姿!
なるほど。これなら顔や手は必要かなと・・・(笑)。
結構シリアスな回なんですけど、まさか、吹き出す羽目になるとは!


【以下は各話のレビュー的な「何か」です】(笑)
{netabare}
【第1話】
フランクスという人型ロボット兵器を、男の子と女の子のペアが操縦し、叫竜と呼ばれる巨大生命体と戦う話のようだ。
{netabare}「ゼロツー」と呼ばれる叫竜の血を引く少女と、主人公・「ヒロ」がペアで乗り込んだ機が完全体になったらしい。{/netabare}
落ちこぼれた主人公が、実は最強だったという、ありきたりな第1話。
ゼロツーのキャラが可愛い。

【第2話】
第1話から気になっていたのだが、主人公の少年は他の少年達と折り合いが悪いらしい。
{netabare}イチゴちゃん・・・。報われなかったねぇ・・・。チョット可哀想・・・。{/netabare}

しかし、『二足歩行のロボ』と『四つん這いで操縦席にいる女性陣』の関係性が意味不明。
『エッチな感じにしたかったんだろうなぁ』
他に理由が分かる人、いらっしゃいますか?

とにかく、主人公の『ウジウジ・グズグズ』な展開だけは避けて欲しいところ・・・。

【第3話】
おおっ!いい感じに{netabare}少年たちが{/netabare}やられていく。
第1話から、フラグ立ちまくりだったからなぁ。
こうじゃないと主人公が報われない。
{netabare}ミツルは死んだか?(笑)
身の程知らずの自業自得なんだから全く同情できない。
きっと、この先も同情する必要は無いと思われる自爆行為。{/netabare}
男の嫉妬ほど醜いものはないと再確認。

{netabare}ヒロ+ゼロツー=上官が認めてくれない
ゴロー+イチゴ=イチゴがゼロツーにヤキモチ中。
ゾロメ+ミク=何だかんだで良い感じ
フトシ+ココロ=ここも良い感じ
ミツル+イクノ=もう修復不可能でしょ!あれだけ言われたら・・・。{/netabare}

【第4話】
なんだ、ミツル{netabare}生きてんじゃん{/netabare}(笑)

再び叫竜の襲来。
{netabare}やはりカマセの少年たちは、しょせんカマセだった(笑)
早々にピンチを迎える。

大人たちに連れていかれるゼロツー。
『行かないでくれ!ゼロツー!』
『俺をストレリチアに載せてくれ!』
再びコンビを組んだヒロ+ゼロツーで敵を圧倒!{/netabare}

【第5話】
キッシング=2つのプランテーションが合体し、燃料の受け渡しをすること。
同時に多くの叫竜を呼び寄せてしまうらしい。

ヒロとゼロツーがイチャイチャ。
フトシとココロが早速「あ~ん」はウケた(笑)。

{netabare}イチゴが不機嫌。
そして、ヒロの体調不良を知ったゴローも・・・。

ラスト。ヒロの身体に異常が・・・。{/netabare}

【第6話】
う~ん、第6話の内容を分かりやすく言うと・・・。
{netabare}「カマセ1号ズ」が「カマセ2号ズ」の連携攻撃に驚き、
「カマセ2号ズ」が抜かれた叫竜を、「カマセ1号ズ」が何とかかんとか撃破していたら、
待ちきれなくなったヒロとゼロツーが飛び出して敵を一蹴して、「カマセ2号ズ」に怒られて、
ラスボスが変形して巨大化したら、「カマセ2号ズ」は圧倒された挙句、馬鹿にしていた「カマセ1号ズ」に救われる始末。
「カマセ1号ズ」は、自分たちの立場をわきまえ、「縁の下の力持ちズ」に昇格。
そしてヒロとゼロツーが・・・。{/netabare}
おおっ!我ながら完璧な解説だ(笑)←(なんのこっちゃ)
実際には、もう一波乱あるんだけど・・・。

ヒロ+ゼロツーが絶体絶命になったところで『来週に続く』なんて展開もありそうなものなんだろうけど、あえてそういう安っぽい演出をしない本作は、『とてもとても高評価』です。

【第7話】
これは、テコ入れ回なのか?サービス回なのか?

ヒロとゼロツーと、「縁の下の力持ちズ」の距離が一気に縮まったのか?
それとも・・・?

【第8話】
まさかのテコ入れ&サービス回その2(?)
ひょんなことから男性陣と女性陣が小競り合い。
最終的にはゼロツーが引っ掻き回して・・・。

前回に引き続き、ヒロとゼロツーと、「縁の下の力持ちズ」の距離が一気に縮まった回。

【第9話】
ここにきて三角関係ね・・・。
この手の話を引きずられると、物語の軸足を見失いそうなんだけど・・・。

【第10話】
ほほう!ここにきて新たな展開かな?
詳細については語られなかったが、ゾロメが見聞きした話は、非常に興味深い話だった。
今後、重要な意味を持つ回かもしれない。

【第11話】
パートナーシャッフル。

ミツルのヒロに対する嫉妬にも似た感情は、{netabare}裏切られたと感じ{/netabare}ていたためなのか・・・。

イクノがミツルを冷静に責める。
3話で色々あったしね。当然だね。
むしろ、3話のあとで普通にコンビを組んでいたことが不思議なくらいだったからね。

今回は「縁の下の力持ちズ」中心の話。
正直、退屈。
ミツルのグダグダ話とか、フトシの恋愛感情とか、この期に及んで誰が興味あるんだ?

幼少時の薬の投与とかヒロに至っては記憶をいじられているってこと?
なんか、キナ臭い話になっちゃったな。

【第12話】
気になる話のオンパレードの回。

明らかにイラつくゼロツー。
しかし、大人たちのゼロツーに対する扱いの悪さが気になる。

検査のために、ヒロたちが育ったプランテーション内の施設へ。
なんだろう?この施設。
「私たちってどこから来たのかな?」
「いまさら何言ってるのよ。パパたちが造ってくれたに決まっているでしょ」???
はぁ?どういうことだ?

ゼロツーは叫竜を殺せば殺すほど人間に近づけると信じている。
そして、ゼロツーはヒロのことを”餌”と呼ぶ。
以前のゼロツーでは考えられないことだ?
どうした?

そしてラスト。
気になる。

【第13話】
ここまで最大の『神回』。
ゼロツーとヒロの過去。
様々な謎が解き明かされる。

そして、ゼロツーの甘い初恋の物語。
なぜ、ゼロツーは人間になりたいのか?
なぜ、ゼロツーは甘いものが好きなのか?
なぜ、ゼロツーはヒロのことを”ダーリン”と呼ぶのか・・・。

絵本「魔物と王子様」の物語。

やはり、ヒロは記憶をイジラレていた。

この世界の大人たちは、完全にイカれている。
後半の物語から目が離せなくなってきた。

【第14話】
ゼロツーも「ヒロ=あの時の王子様」であることを知る。
その上で、ゼロツーはヒロに何か話したいことがあるようだ。
しかし、イチゴがそれを阻止する。

この世界の大人たちは、完全にイカれている。
そんな大人たちに教育を受けてきたイチゴも、大事な何かが欠けている・・・。

{netabare}無事に帰還したヒロを、ゼロツーと会わせないというイチゴ。
それに従う”烏合の衆”。
所詮「縁の下の力持ちズ」なんだ・・・。
でしゃばるとロクなことにならないのに(笑)。

ゼロツーが、どうしてもヒロに会って話がしたいという。
イチゴたちがゼロツーをヒロの部屋に連れて行くと、ヒロがいない。
怒り狂うゼロツー。
ヒロが部屋に戻ると、ゼロツーにゴローたちは倒され、イチゴが胸ぐらを掴まれている。
一番ゼロツーの近くにいたはずのイチゴが、最後にやられているということは、イチゴが怯んだか、他の全員がイチゴを庇ったか・・・。

どちらにしても、イチゴ、少し見損なったな。
自分からゼロツーに”意地悪”しておいて、ゼロツーがキレたら尻込みって・・・。

連れていかれるゼロツー。
それを見送りながら、イチゴがヒロに言う。
「これで良かったんだよ」
はぁ?
「ヒロが私のすべてだった・・・。私、ヒロが好きなの!」
はぁ?
これでは、イチゴは単なるヤキモチでゼロツーとヒロを遠ざけたことになってしまう。
そういう風にしか伝わらない。
これではヒロの心は掴めない。
若いというか何と言うか・・・。{/netabare}

今まで、何度ゼロツーに命を救われたのか?
そもそも、ゼロツーがいなかったら、ヒロはここにはいない。
ゼロツーは、イチゴたちにとって、いくら感謝してもし足りない存在ではなかったのか?

まともそうに見えるイチゴも、何かが欠けている存在。
それがよく分かる一話だった。

【第15話】
「縁の下の力持ちズ」が調子に乗っている。
嫌な予感しかしない。

ゼロツーの暴走に、案の定、イチゴは・・・。
イチゴの気持ちが分からない訳じゃないけど、チョットいいカッコし過ぎ。
誰のせいでこんなことになったのか?
まさか忘れたとは言わせない!
所詮、ヒロインでは無かったということで(笑)

ヒロが駆けつけると、ゼロツーの角が・・・。
ヒロとゼロツーの心が通じる。

心地良い展開。
超王道的な展開。
イイじゃないですか!

ラストの超展開は一体?
この世界の大人たちって一体?

【第16話】
次の指令まで待機中。すでに1か月経過しているらしい。
色々あったけど、ゼロツーもすっかり馴染んでいる。

ココロがミツルとキス・・・。
この人たちにとって『パートナー』とは恋人の事?
11話の「パートナーシャッフル」ってこういうこと?
しかし、フトシは割り切れていない様子。

”プチ”サービス回でもある。

【第17話】
ヒロの額にはツノらしき物が・・・。

ヒロたちの元にナインズがやってくる。
そんな時、ココロが1冊の本を落としてしまう。
{netabare}「初めての出産」{/netabare}というタイトルの本。
この世界の子供たちは、”パパ”によって作られたものとして教えられているはず・・・。

ナナさんとハチさんが言う。
「こんなテストは終わりにすべき」
この”テスト”こそが、ヒロたち第13部隊が孤立無援状態だった理由らしい。

そんな時、ナナさんにも異常が・・・。

大人たちが言う『叫竜の姫』とは何者?

【第18話】
ミツルとココロが結婚することに。
ヒロたちは全員で、手作りで結婚式を執り行う。
しかし、そこへ『パパ』の手が伸びる。

連れ去られたミツルとココロ。
何十日も経って、ミツルとココロがみんなの元に帰ってくる。
しかし、ミツルとココロは記憶を操作されていた。

【第19話】
博士の過去の話。
七賢人について。
そして、『叫竜の姫』・・・。

謎の多くが明かされ、私の頭には新たな疑問が生まれた19話。
重要な回である事には変わりない。

今後、どういう方向に向かって行くのか?
これが、今の、最大の関心事。

【第20話】
ナナさんが別人に?

『叫竜の姫』がヒロとストレリチアを強奪。

叫竜={netabare}叫竜人が造りだした生体兵器。雌雄2体の叫竜人から出来ている。{/netabare}
フランクス={netabare}叫竜を、遺伝子的に近しい人間が使えるようにした物。{/netabare}

侵略者『VIRM』。
叫竜は侵略者から地球を守るために戦っていた。

{netabare}七賢人の中に侵略者が混じっていた?{/netabare}

【第21話】
侵略者が仕掛けたプログラムによって、ストレリチアは巨大な爆弾に!

戦う相手を見失ってしまう「縁の下の力持ちズ」。
もう、上からの指示は無い。
自分たちで考える以外に方法はない。

{netabare}叫竜の姫は唯一の叫竜の生き残り。
ゼロツーは、叫竜の姫の複製。
ナインズは、ゼロツーのクローン。
ゼロツーとナインズの違いは、叫竜の意を引き継いだか否か。{/netabare}
次々と明かされる衝撃の事実。

ヒロとの約束を守るため、ゼロツーはヒロの元へと向かう。
そしてストレリチアは・・・。

【第22話】
侵略者『VIRM』を撃退したヒロたち。
パパたちのいなくなった世界で、残された者たちの生きていくための戦いが続いていた。
必死に畑と作るゴローたち。

そんな中、ゼロツーは廃人のような姿に。
そして、ココロは妊娠・・・。

博士の指示で、ナナとハチがヒロたちの元へ。
ゴローたちの助けとなるために・・・。

そんな中、ヒロはゼロツーが廃人のようになった原因を突き止める。
ゼロツーの心は、ストレリチアとともに、宇宙で侵略者と戦い続けていたのだ。

ゼロツーの心の元へと旅立つ決意をするヒロ。

とまあ、ここまでの物語は上手いと思いましたよ。
ちょっと疑問に感じたのは、ヒロとゴローのイザコザ・・・。
イチゴといい、ミツルといい、そして今回のゴローといい・・・。
ヒロが何かを決断すると、いちいちヒロに突っかかる。
本当に、少しずつ”何か”が欠けている子らの物語。

ラスト。
ゼロツーを助けるために、ヒロは宇宙へ。
そして、イチゴやゴローたち、ナインズ、ナナさんも、一緒に宇宙へと旅立つ。

全てにケリをつけるために。

【第23話】
いやぁ、圧巻でしたねぇ。「縁の下の力持ちズ」
最後まで、自分たちの役割を分かっている。
ナインズも、他もみんなも頑張っている。
ヒロのため、ゼロツーのため・・・。

しかし、ストレリチア・真・アパスの姿はあれで良いのか?
ここまできて、まさか吹き出す羽目になるとは(笑)。

さすがのタイトル回。
最終回かと思ってしまった。(時期的にもね)

【第24話】
なぜか、前話の終わり方があまりにも綺麗だったので、少し残念な最終回だった気がします。

ヒロとゼロツーの終わり方は、これで良いとしても、『縁の下の力持ちズ』の終わり方は???
{netabare}主人公であるヒロとゼロツーが何かを決断する度に、突っかかってばかりだった面々の幸福を描かれてもねぇ?
感情移入が難しいと思いませんか?{/netabare}

もの凄く、複雑な心境で視聴を終えることになってしまいました。

{/netabare}

投稿 : 2024/04/13
♥ : 87
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

男と女

環境汚染が進み、土地が荒廃した終末的な世界。
人類は万能なマグマ燃料に頼り、地上移動要塞都市の
プランテーションと呼ばれる街で暮らしていた。
しかし、突然、巨大生命体である叫竜が
現れるようになり、コドモの男女1組で起動できる
フランクスというロボットで対抗していた。
主人公のヒロは、ある日、鬼の女の子のゼロツーと出会い、
一緒にフランクスに乗って叫竜と戦うことになる。

アニメーション製作:TRIGGER・A-1 Pictures、
監督:錦織敦史、シリーズ構成:錦織敦史、林直孝、
キャラクターデザイン:田中将賀

個人的には、視聴中に評価が乱高下する作品だった。
回によっては感動的な話もあったし、
雑といえる設定や人間関係にうんざりすることもあった。

そもそも始まりから「オマージュ」というよりは
「コラージュ」と言ってしまえるほど
過去作を引用した設定のオンパレード。
世界観からロボットのデザイン、呼び名に至るまで
徹底的に引っ張り出している。

ロボットの造形は、「STAR DRIVER」にそっくりで、
物語の世界観はエヴァに似通っている。
「ダーリン」と「鬼」というのは、うる星やつらだし、
各キャラの関係性は、これまでの岡田磨里作品と酷似している。
新海誠を彷彿とさせるところもある。
なんとなく観ていると、そういう既視感や共通項ばかりが
目についてしまう。

ただ、ヒロとゼロツー、ミツルとココロに視点を置けば、
分かりやすく収斂していくようなストーリーになっている。
SF要素や背景、群像劇についても、
全て、この2組のカップルを補うための
要素でしかない気がする。

{netabare} ヒロとゼロツーの関係性が明らかになった13話から
物語は心象風景の世界へとシフトしていく。
「まものと王子様」という絵本をイメージさせながら、
ふたりの心の交流が中心になっていくのだ。

ここからは上手く物語が紡がれていき、
ひとつの方向性で落ち着いたように感じた。
作中絵本の展開も『MONSTER』などで
使い古された感はあるものの
デザインや物語がしっかり作り込まれていて、
一定の世界観を構築している。
ヒロとゼロツーのつながりが強固になっていくさまを
絵本の物語を通じて感じられるとても良い演出だった。

そして、ミツルとココロによって、
この世界でタブーとされていた
生殖が描かれたのも大きなテーマのひとつ。
男と女が存在し、その繋がりが
未来に向けた力になっていく。
現在の日本に対するメッセージでもある。
安っぽいと感じる人もいるだろうが、
私はこの2組のカップルを話の中心に据えたのは、
良かったのではないかと思っている。
物語の序盤から中国の伝説上の生物である
「比翼の鳥」によって、男女のつながりを
繰り返しイメージさせた。
男女の関係性を描く部分は、とても力が入っていて、
話に引き込まれることが多かった。

叫竜との戦いからVIRMとの争いに移行して、
スターエンティティが、ストレリチア・アパス、
ストレリチア・真・アパスに変貌していくさまは、
超展開といえるが、個人的には驚きと楽しさがあった。
進化にはいつもヒロとゼロツーの
心のつながりが重要なポイントになっていて、
そこではカタルシスを感じさせてくれた。
また、地球からゼロツーの入れ物だけを残して
旅立っていくのも個人的には好きなアイデアだった。 {/netabare}

永遠の時間が続く凪のような快楽。
限りある時間内での燃え上がるような煌めき。
どちらがより幸せな生き方なのだろうか。
作品のテーマは、今の時代をよく反映している。

音楽はエンディングや挿入歌を
レコード大賞・作曲賞の受賞経験もある
杉山勝彦が担当しており、物語の躍動感を増幅させる
良質な歌謡曲を聞かせてくれた。
これは作品の質を一段引き上げたといえるほど、
良い仕事をしていると思う。

色々な欠点があるものの、それを補って余りあるだけの
作り手のこだわりや執念が滲み出ている。
2クール分を存分にやり切り、
心に確実に何かを残してくれた作品だった。
(2018年7月14日初投稿)

投稿 : 2024/04/13
♥ : 83

78.7 10 独特の世界観アニメランキング10位
シャドーハウス(TVアニメ動画)

2021年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (483)
1626人が棚に入れました
この館には秘密がある──断崖に佇む大きな館「シャドーハウス」で貴族の真似事をする、顔のない一族「シャドー」。その“顔"としてシャドーに仕える世話係の「生き人形」。ある日、“シャドー"一族の少女・ケイトのもとに一人の“生き人形"が訪れ、“影"と“人形"の不思議な日常が始まる。

声優・キャラクター
鬼頭明里、篠原侑、酒井広大、佐倉綾音、川島零士、下地紫野、羽多野渉
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

メイキャップシャドー

原作未読


あやしげな色あいを忍ばせる世界で繰り広げられるなにかが今日はリアルでシュールなアニメ。

エミリコ(CV篠原侑)とケイト(CV鬼頭明里)が並んでいるキービジュアルでけっこう説明がききそう。
とあるお城に住まう顔のないシャドー一族とその一族面々対となる生き人形たちのサスペンス。
偉大なる“おじい様”への忠誠を示す出世レースがストーリーラインだと徐々にわかってきて、ペアとなる二人、片や真っ黒けっけなどうみても人外さんと、片や人形と呼ばれながらどうみても人間さんとの関係が気になる仕様。基本謎だらけです。

魅力的な素材が揃ってます。例えば“ゴシック風味”“人里離れた立地”“閉鎖空間の独自コミュニティ”など。不穏さしか感じられないのは私だけではないでしょう。

1.ゴシック風味
 ⇒エミリコのロリな見た目とメイド服でぱっと見はゴスロリになるかと。シャドー家のお屋敷がまんまお城だったり19世紀半ば産業革命前後の雰囲気があります。

2.人里離れた立地
 ⇒一般人立ち入り禁止。よく大雨で道が塞がれ陸の孤島になっちゃったとか、外部から閉ざされた山間の農村地帯ですとか、事件が起こるべくして起こる舞台が用意されてます。携帯・スマホいつでもどこでも外部と繋がると困る系。余談なっちゃいますけど、物理的に現代でのストーリー構築はしづらいでしょうね。21世紀以前の時代設定にしないと説得力持たせるのしんどくなってくるんだろうなぁ。

3.閉鎖空間の独自なコミュニティ
 ⇒カルトの定番/2.の発展形。現実世界とは異なるどんな価値観を作れるかは製作者の力次第。

1.2.3.共に一般論の範疇ではあります。どっかで思い当たる節があって惹かれるものがあれば拒む理由はないと思います。要はサムネとあらすじと1.2.3.要素に惹かれませんということでもない限りGO!世界観勝負な作品に見えました。
主題歌も雰囲気を壊さないどころかしっかりブーストかけてくれるOPとEDセットだったり、表情がないキャラに声で感情をもたせる声優さんの技量にも感心しきりだったり、屋台骨支える部分もしっかりしてて好感でした。

作品レビューらしきことも一言。“余計なことは考えないし考えてはいけない”閉鎖空間において

 余計なことしか考えないエミリコ/ケイトのコンビ

が巻き起こすなにかを堪能する1クール全13話。原作が連載中らしく根本的なことは何も解決していないわりには嫌な感じがしない良作です。



※ネタバレ所感

■来たるべき2期?に向けて

{netabare}・おじい様のラボですよね。意識を持ったすすの進化のために全てがある感じ
・その刺激誘発剤として有用だからエドワードは許されたとも見える
・もしくはシャドー家に踏み入れた者は何人たりとも外部へ脱出できぬホラー展開か?
・主役ペアだけ演者を分けてます。二人がシャドー家の異分子であることが際立つな
・最終話。「シャドー家のために」と宣うエミリコの目を映さず
・これが正気のままでの台詞なのか?洗脳先祖返りしての台詞なのか?で意味は変わってくるだろう{/netabare}


2期あれば必ず観ます。



視聴時期:2021年4月~2021年6月 リアタイ

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2021.07.11 初稿
2022.05.29 修正

投稿 : 2024/04/13
♥ : 49

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

謎すぎるシャドー一族

== [下記は第5話まで視聴終了時のレビュー: 以下、追記あり。] ==
原作漫画は未読です。第5話まで観終わった時点でこのレビューを書いています。

山中にあるらしい謎の洋館に住む、顔も体も真っ黒で表情がまったくわからない「シャドー」たちと、そんなシャドーのお世話係として働きときにはシャドーたちの表情を肩代わりする存在である「生き人形」たちのお話ですね。

シャドーが何者なのか、とか生き人形は普通の人間と何か違った存在なのかといったあたりはここまで謎のままですし、原作を読んでいないので明かされるのかどうかも知りません。

生き人形である主人公のエミリコは、主人であるケイト様との主従関係の他に、他の生き人形たちと館のメイド的な仕事を共同ですることで関係を持っているようですね。

ケイト様は作中でいう「お披露目」を終えていない半人前のシャドーであるらしいことがわかる序盤でした。

どうやらケイト様は「お披露目」を無事に終えられるのかといったあたりがこの1クールでの流れになりそうです。

生き人形は主人のシャドーの「影」として主体性を見せない存在でなければならず不要となれば処分されてしまうという緊張感、そしてシャドー同士も序列があったり必ずしも関係はよくなかったりといった辺りで行く末が気になります。

他のシャドーと生き人形は同じ声優が演じ分けていますが、エミリコとケイト様は別キャストといった辺りには何らかの演出意図を感じますね。

余談: 第1話の冒頭に館の近辺を走る鉄道が出てきますが、これが旅客鉄道っぽいところから人の出入りは皆無ではないのかもといった示唆になっています。何かの伏線かもしれません。
(蒸気汽関車が客車を牽引するのではなくプッシュ運転だったのがマニアックでした。)
== [第5話まで視聴終了時のレビュー、ここまで。] ==

2021.7.5追記:
最終回まで視聴終了していましたが、更新が遅れていました。原作は未読のままです。

聞くところによると、お披露目以降アニメ最終回までの展開は原作者監修によるアニメオリジナルのストーリーなんだそうです。一応、2期目以降の続編が作られた場合も考慮したものになっているとのこと。

とりあえず生き人形の由来とか、シャドー一族にとっての生き人形の存在意義に関する基本的なところは何となく作中で明かされました。「偉大なるおじい様」に関しては謎だらけですが、ここまでの尺で明かされる設定の量としては妥当なところかと思います。

今後のストーリーとしては「生き人形の意思」といったあたりが鍵になりそうですね。とりあえず1クール13話通して面白かったです。

余談: 顔が真っ黒な「お影様」達ですが横顔などで表情を感じることができ、本作の作画はけっこう大変そうでした。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 42

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

これは面白い!!

原作未読。最終話まで視聴。

物語の前半、謎は謎のまま、ある意味、視聴者置いてきぼりで、生き人形とシャドー家の日常が描かれます。
謎は謎のまま、がポイント。
何一つ説明が無い。
原作未読者は何も分からないまま、ただただ、エミリコとケイトの魅力に引き込まれていきます。

中盤以降、物語は徐々に動き始めます。

そして終盤。
徐々に、シャドー家の謎が明かされ始め・・・。

「おおっ!」ってところで第1期は終了です。
第2期を期待しつつ。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 41

91.9 11 独特の世界観アニメランキング11位
鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★★ 4.2 (3312)
18015人が棚に入れました
錬金術、それは「等価交換」の原則のもと、物質を理解、分解、そして再構築する、この世界で最先端の学術である。
この錬金術において、最大の“禁忌”とされるもの「人体錬成」。亡き母親を想うがゆえ、禁忌を侵し、全てを失った幼き兄弟。巨大な鎧に魂を定着された弟、アルフォンス・エルリック。機械鎧(オートメイル)をまとい、「鋼の錬金術師」の名を背負った兄、エドワード・エルリック。
二人は失ったものを取り戻すため、「賢者の石」を探す旅に出る。兄弟は「賢者の石」の真実に近づくにつれ、大きな陰謀の渦中へと突き進んでいく…。

声優・キャラクター
朴璐美、釘宮理恵、高本めぐみ、三木眞一郎、折笠富美子、内海賢二、藤原啓治、うえだゆうじ、佐藤美一、柿原徹也、浜田賢二、名塚佳織、柴田秀勝、三宅健太、井上喜久子、白鳥哲、高山みなみ、吉野裕行、沢海陽子、中井和哉、大友龍三郎
ネタバレ

Yulily さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

私のアニメ史上最高傑作!!紹介レビュー

まさに奇跡の名作。天才、荒川弘の最高傑作。自分史上で最高評価をつけている作品です。
私のNo.1アニメということです。

エドワード・エルリックと弟のアルフォンス・エルリックの兄弟の絆をメインに描く壮大なファンタジーです。
{netabare}
幼いときに最愛の母親を亡くしてしまったエルリック兄弟。生命を再び作り出すことに疑問なんて全くなかった。兄弟はただ、母親に会いたいそれだけだったのです....

この世の中には、絶対に触れてはいけない禁忌が存在します。
母親を生き返らせるためにした「人体錬成」という行為がそれなのです。
その代償は大きくエドは左足、右腕、弟のアルは体の全てを無くしてしまいます。
エドは自らの犯した罪を背負い弟を元の体に戻し生きていくことを決意します。

兄弟は、錬金術という特殊能力を持ち、それを活用し目的に向かい進んでいく。そこで様々な出会いがあり成長していきます。
{/netabare}
「命の大切さ」という大きなテーマがあり、生命の尊さや強さ、素晴らしさ、更に生命の存在意義まで掘り下げています。

ストーリー全体はシリアス部分が濃いのですが随所に練りこまれた「ギャグ」の面白さに心が和みました。

キャラクターも魅力的、味方は勿論、敵であってもです。数々のキャラクターがそれぞれの思惑を胸に行動していくうち、壮大な物語が紡がれていく様は素晴らしいです。

ストーリー全体に張り巡らされていた複雑にして周到な伏線。この回収の演出、この作品は最後まで観なければ全く意味がありません!

完璧なまでに練られたストーリー、綿密な物語構成を存分に味わうことが出来るはずです。

最後のハガレン四コマ劇場では重いテーマをパロディーにしていて衝撃を受けます。荒川先生の遊び心が垣間見れるのです。そう思って観てください。

作者の荒川弘先生「天才」としか言いようがありません。
私のNo.1アニメの紹介でした!

投稿 : 2024/04/13
♥ : 103

自分はなんだったのか さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

イイネ!

原作に準拠な今作、お見事と作者と製作者に拍手を贈りたいです
とはいえ前半はかなりのペースで話が進むので原作もしくは前作
を見てないと?な部分もありますのでオリジナルで終わる前作を
見る事をお勧めします

錬金術の光と影、軍隊、民族紛争、陰謀、親子の確執に兄弟愛
飛行機が無い世界なのに手足はメカに出来る不思議な世界観
見応えたっぷりなダークファンタジー
64話と長めですがあっと言う間です、とても面白いので
ぜひ多くの人に見てほしい。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 57

エウネル さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

錬金術使いてー

ハガレンは原作のマンガもアニメも大好きです。錬金術というものは個人的に好きな能力というのもあり、とても面白い話でした。

設定がしっかりしているのが素晴らしいと思う。キャラも個性的で記憶に残りやすかった。僕はアル、ウィンリー、グリード(正確に言うとグリードとリンのコンビ)あたりが好きかな。グリードが好きな人が少ないのが悲しいです。結構いい奴だったのに。

内容とキャラの濃さは原作の凄さですが、戦闘シーンは漫画とは違ったかっこよさがアニメにはありました。

原作は全マンガの中でもトップクラスに有名で名作だと思っているものなので、このアニメは見たほうがいいと思います。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 51

75.6 12 独特の世界観アニメランキング12位
モノノ怪(TVアニメ動画)

2007年夏アニメ
★★★★☆ 4.0 (843)
4362人が棚に入れました
“モノノ怪”を斬ることができる退魔の剣を携えて諸国を巡る薬売りの男がいる。
彼が呼ぶのか、剣が呼ぶのか、薬売りの前には次々と妖異が現れる。
“モノノ怪”を成すのは、人の因果と縁(えにし)。人の情念や怨念があやかしに取りついたとき、“モノノ怪”となる。 こうして彼の行く所、様々な“この世のあはれ”が浮かんで消える……。

声優・キャラクター
櫻井孝宏、田中理恵、藤田淑子、塩屋浩三、竹本英史、沼田祐介、日比愛子

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

千代紙の賑やかさを懐紙が吸い取ったような、斬新で乾いた怪談オムニバス

ステンドグラスの入った大きな扉、柄に柄を合わせた天井の模様。
浮世絵と千代紙でコラージュしたような色彩と、
大正浪漫を随所に感じるインテリア、建物、服装、配色。
和紙のようなどこか乾いた感じの風合いと香りが、
ほの暗く湿った日本古来の怪談に侵食された・・そんな感覚。

とにかく美術が斬新で素晴らしかった。
日本の文化を、これまた日本らしい怪談話に絡めて
じわじわとした恐怖感を煽りつつ、惹きつけてくる。

そしてさまざまな登場人物の中、主人公である薬売りの男が
なんとも粋な感じでカッコイイ。
櫻井孝弘さん演じる彼の声が見事にマッチ。
ややもすると飽きが来てしまいそうになる怪談オムニバスの
全12話を、彼の魅力で引っ張ってくれたと言っても
過言ではないような気がするほどだ。

ほとんどが室内だったが、10~12話の「化け猫編」は
列車の中でのシーンが多い。
時折、線路や駅などの外のシーンが描かれ、
やっと呼吸を許されたような開放感を味わう。

そんなわけで、観る人を選ぶ演出であることは確かだが、
個人的にはとても好きで、趣味に合う1本だった。
こういう作品って、今までありそうで意外となかったのが不思議。
怪談にまつわる人の愚かさ、醜さ、悲しさを
アニメならではの映像でうまく表現されていたのも素敵。
それに何より、古さを感じさせない。
たぶんこれから10年経っても、それは変わらない気がする。

人の強い怨念を食らう怪(あやかし)、それこそがモノノ怪。
薬売りはその怪から、人間が生んだ怨念や情念、憎悪を
断ち斬る術を持っているという、これもまたひとつの薬のようで。
そのあたりも面白い。

この作品は、怪談の怖さを味わうことより、
アート的なこの演出を楽しむために作られたのだということは
間違いないだろう。

おそらく、時間を経てまたもう一度観直したら、
違う何かに気づけそうな気がする。
そんな余韻を残す傑作だった。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 70

ワタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

正に怪作であり快作。

「怪~ayakashi~」のエピソードの1つである「化猫」の続編。
化猫がよっぽど好評だったんでしょう。続編である本作も期待を裏切らない完成度です。

分かりやすく人気作との比較で言うと「化物語」との共通項が多いと思われます。
モノノ怪という名の怪異を扱っている点、5つの短編から成るオムニバス形式である点など。
そして化物語から萌えとエロを排除し、独特な映像表現・演出をより洗練させた印象。

前作同様、その奇抜で独創性豊かな映像と演出は健在。
個人的にはもうそれだけで満足w ですが内容に関してもそれに劣らずの出来栄えです。
簡単に言うと、謎めく行商人である薬売りがモノノ怪を退治していく、
という話で、その中で人間の心の闇が色濃く描かれます。
独特な映像演出は単に奇を衒っているだけでなく、
人間の内面を鋭く抉る手法として効果的であり、異様なまでの緊張感や恐怖感が伝わってきます。

また、単純に人間の醜さや恐ろしさを暴いておしまい、というわけではなく
そういった多かれ少なかれ誰もが持つ心の闇と真摯に向き合うことが重要である、
ということを謳いたかったのではないかと。
近世の日本を舞台としていますが、そういった人間の本質的な面や
各話ごとのテーマ(女性差別、親に敷かれたレールを歩まされる子など)は
現代にも通じるものがあって、色々と考えさせられますね。

「音」の表現も秀逸で、BGMだけでなく効果音の使い方が特に際立っています。
例えば、場面転換時のフスマの開閉音はテンポ的な意味でも引き締まるし
聴いていてスカッとする爽快さがあります。
ケレン味たっぷりの薬売りの決め台詞やアクションなども実に爽快な様式美で
陰鬱なストーリーや世界観に気圧されないようなエンタメ性もバッチリ。
思わず聞き惚れてしまう程の実力派声優陣による演技も文句なしです。


正に怪作であり快作。
アニメの常識に囚われない斬新な作風は激しく人を選ぶでしょうが
一風変わった作品が好みの方には是非ともお勧めしたいです。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 54

逢駆 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

~虚実皮膜~

人は世に生まれるもの 妖は世に在るもの
生まれるものと 在るものが
真と理を伴えば 形を得る―――――


これまで見たことのない摩訶不思議な映像表現に度肝を抜かれた作品。
一度見始めると眼が離せなくなるような忘れがたい映像の数々が脳裏に刷り込まれました。

まず、本作の前に予習として観てもらいたいのが
『怪 〜ayakashi〜』という作品のエピソードのひとつ「化猫」です。
この続編として作られたのが『モノノ怪』のため、観ていないと最初は意味不明かもしれません。
オムニバス形式の本作は、
「座敷童子」「海坊主」「のっぺらぼう」「鵺」「化猫」という5つのエピソードから成ります。
内容もシンプルでわかりやすいものから、とても難解なものまで様々です。
(ちなみにここでの「化猫」は前作のものとはまったく違います。)
そして特筆すべきはやはり圧倒的な映像美。
独特の色彩感覚や、陰影を使用しない平面的な演出は浮世絵を彷彿させ、
かと思えば、次の話では西洋チックになったり屏風絵や水墨画のようになったり…。
それぞれの話で様々な顔を見せてくれますが、一貫して本作の『色』になっていて感激しました。
雨粒一つにまで意匠を凝らし、随所に象徴的なモチーフが散りばめられ、
画がものすごく芝居をする映像面だけでも一見の価値ありです!

 《もののけの〈形〉を為すのは、人の因果と縁(えにし)
  真(マコト)とは事の有様、理(コトワリ)とは心の有様
  よって皆々様の真と理、お聞かせ願いたく候。》

もう一つ、この作品の魅力として欠かせないのが「薬売り」という男。
名前もなければ、年齢やどこから来たのかなど、彼に関する情報は一切ありません。
この人物が妖異が現れる場所に訪れては、モノノ怪を退治していきます。
つかみどころのない彼の存在感が、強烈なキャラばかり出てくる物語をピリっと引き締めてくれました。

和製ホラーというよりはサスペンスに近かった本作。
モノノ怪を退治する場面はさほど重要ではなく、
大事なのはあくまでモノノ怪を斬るために必要な形・真・理に迫っていく過程。
そして、人間の醜さや愚かさなど心の汚い部分が
次々と炙り出されるストーリーが最大の注目ポイントだと思います。


斬新で優雅で凶暴で、とても贅沢な作品。すべて観終えて痛烈に感じたこと、それは…
『げに恐ろしきは人の性なり』
でした。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 44

72.3 13 独特の世界観アニメランキング13位
蟲師 特別篇「日蝕む翳」(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★★ 4.1 (511)
3031人が棚に入れました
およそ遠しとされしもの―――下等で奇怪、
見慣れた動植物とはまるで違うとおぼしき者達。
それら異形の一群を、ヒトは古くから畏れを含み、
いつしか総じて“蟲”と呼んだ。

時に蟲はヒトに妖しき現象をもたらし、
そしてヒトは初めてその幽玄なる存在を知る。
ヒトと蟲との世を繋ぐ者―――それが“蟲師”。
すべての生命は、他を脅かすために在るのではない。
みな、ただそれぞれが、在るように在るだけ―――。
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

良かった! やっぱり見入るなぁ

タイトルは「ひはむかげ」と読みます。

本編のレビュー → http://www.anikore.jp/review/534857/

相変わらず催眠術のような空気感。
間の取り方、声のトーン、丁寧な作画、BGMなどが蟲師ワールドを作り上げています。
まさに空気を感じます。
その場に本物があるかのようにです。

設定もお見事。
終わらない日食と、太陽の光を食べる蟲「日蝕み」の話。
そこに絡めた悲しい子供心のストーリー。
よくもまあこんな設定を思いつくもんですね。

蟲師は「命のあり方」「共存の仕方」というテーマが中心です。
今回はそれに加えて、別のメッセージ性を持っています。
「当たり前だと思っていたものは、失ってから初めて重要さに気づくもの」
そんなエピソードです。
{netabare}
太陽を失って路頭に迷う村人たち。
ひなたを失って悲しみに暮れるひより。
両方を救う代わりに、日蝕みは、片割れである「根」を失ってその姿を消しました。

どれもが救われる道がないのが、実に蟲師っぽいです。
{/netabare}

やっぱりジャパニメーションの力を見せつけてくる作品ですね。
雰囲気といい、プロットといい。
派手さはないですが、深く浸れる作品です。
最後まで見入っていました。


最後に続編の発表がありましたが、思わず顔がにやけました。
こんなに楽しみなのは珍しいです。
今年の4月から放送予定の「続章」には大いに期待したいです。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 54

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

普段はなんとも思わない当たり前のことを、感謝したくなる気持ちにさせてくれる作品

原作未読 約50分

2005年〜2006年にテレビで放送してました蟲師の新しいエピソードの1つです。
この作品には、1期に出てくる登場人物もいますが、初めての方はどんな作品かを知る指標にいいかも知れませんね。

人や動物、植物とも違う生き物である蟲(むし)がいる世界、蟲専門の研究者であり医者である蟲師のギンコを中心に人と蟲とが拘るお話です。

この作品の背景、人物、会話、音楽等、独特の雰囲気は健在で、土井美加さんのナレーションに始まり、観てすぐにこの世界に引き込まれてしまいました。

今回はタイトル通り日蝕む翳(ひはむかげ)の蟲とある村の2人の姉妹のお話です。

脚本に原作者の漆原友紀さんが参加しているので、蟲師らしい内容でした。

この独特の世界が気に入れば1期も是非観てくださいね。ただし睡眠不足で観ると寝てしまうかもしれませんので注意が必要ですw

最後に、2014年4月から続編(2期)が決まりました。楽しみです^^

投稿 : 2024/04/13
♥ : 44

エミール さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

良作

二期決定おめでとうです。

これを見て、一期を見ておく必要があるな…と改めて思いました。
蟲師は「好きだと思う」とか「いいよ」と
オススメされたり噂はかねがね聞いていたけれど
偏屈なので見てませんでした。
丁度その頃純文学にはまっていて
それどころじゃって感じだったのですが、
ちゃんと人の話は聞くものですね…
良い作品です。

今更ながら
初めて見たのですが、背景やBGMが凄くいい。
話の内容も勿論の事、良い話だな〜と思いながら見てました。
EDの音楽に余韻を感じられる作品って中々ないですし。
しみじみ考えさせてくれるところもいい。

当たり前が当たり前でなくなって
はじめてありがたみを感じる。
何でもあって当然だと思わずに
感謝しながら生きて行かねば…と思いました。

負の感情も子供らしくて納得でしたし
「なぜ自分だけが」
そんな怒りも最初にぶつけてしまうのはきっと家族にでしょうし
言ってはいけない言葉もつい吐いてしまう。
人間臭さがちゃんと表現されているのにも好感持てます。

明闇が上手くかきわけられているところもいいですね。
楽しみが増えましたw

追記:アルビノとXPって感じなのでしょうか。
   ドラマでやっていた「タイヨウのうた」がXPの題材でした。
   興味のある方はどうぞ。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 42

71.1 14 独特の世界観アニメランキング14位
蟲師 続章(後半エピソード)(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 4.0 (411)
2365人が棚に入れました
それは何処であったか、何時であったか。
白き髪と緑の目を持つ少年は、
世と生命の“理”を──そして己が居るべき処を照らす光を知った。
(第十一話 「草の茵(くさのしとね)」より)

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

「ただ生きるために」

この作品は、これまで1期、日蝕む翳、そして続章の前半と視聴を続けてきました。
圧倒的な作画とSEのクオリティーは、1期から着実に向上してきているので、視聴を楽しみにしてきた作品です。

人と蟲・・・普段はお互いの領分で慎ましく活きているだけ・・・
でも、この世という場所に両者が存在するということは、例え曖昧だとしてもお互いの接点は必ずあるんですよね・・・
普通に生活していれば、決して足を踏み入れる事の無い境界の狭間・・・
何の因果なのか人も蟲もそこに迷い混んでしまい、お互いが結び付いてしまう・・・

それが良いことなのか、それとも悪いことなのか・・・
一概に括れないところにこの作品の旨みが凝縮されているように思います。

でも、大概はちょっぴり淋しいです・・・じゃなかったら、お互いの共存の道がもっと早くから模索されていたことと思います。

結びついたお互いは決して多くは望みません。
望みはただ一つ、生きたいと思い生きるために行動すること・・・
ただそれだけ・・・

でもお互いが結びついたその先にあるのは、ただそれだけの願いを持つことすら難しい世界・・・
人はコミュニケーションにより状態を訴えることができますが、多くの蟲にはコミュニケーション能力が皆無・・・だから痛いのか、苦しいのかすら分かりません・・・
中には声にならない叫びを発していた蟲もいたかもしれません・・・

人と蟲が接する世界であるからこそ、蟲師の存在はとても大切です。
蟲師の多くは人を助けてくれますが、蟲により近しい存在であるからこそ時には断腸の思いをしたこともあったことと思います。

それでもギンコには蟲が集まってくるといいます・・・
蟲にとって蟲師の存在とは何なのでしょう・・・?
忌むべき者・・・? 安息をくれる者・・・?
それとも自分達の存在に気付ける蟲師に何かを伝えたがっているの・・・?

こんな事を考えながら視聴しましたが、後期の10話もあっという間でした。
終盤になると、この作品が終わってしまう事に対する寂しさを感じながらの視聴でした。

この作品は「原作が面白いんだから、それだけを見て、忠実に映像化する」
というコンセプトを掲げてアニメ化されたそうなのですが、極めて納得できる作品でした。
個人的には、もう一度淡幽さんの登場を期待していましたけれど・・・^^;

族章は前期10話、後期10話に「棘のみち」を加えた計21話でしたがしっかり堪能させて貰いました。
そして今夏には「鈴の雫」が上映されるとの事です。
この「鈴の雫」は最終エピソードだとか・・・どの様に纏められるのかがとても楽しみです^^

投稿 : 2024/04/13
♥ : 32
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

銀太郎飴

原作未読。

蟲師の続きの続き。
ストーリーは1話完結なので、どこから見ても基本的には大丈夫です。

この作品は、世にも奇妙な日本昔話という感じで、

- 古き良き日本のイメージ
- 生き物とも現象とも取れない「蟲」を中心とした、摩訶不思議な世界観
- ハッピーエンドともバッドエンドとも取れない終わり方

という特徴があります。

毎回話の内容は異なりますが、どの話も、家族や人と人とのつながりがテーマに据えられています。

ただし、「家族愛ってすばらしい!」のように、単純な人間賛歌になっていません。
人間の身勝手さだったり、譲れない部分だったり、そういう負の面も描かれています。

そして、それが悪い結果になるとも限らない。
何が正しくて、何が間違っているなんてことは一切語りません。

在るように在り、主人公のギンコが介入するものの、それが良い結果にも悪い結果にも繋がります。

- ギンコが来たからみんな救われた!
- ギンコの忠告を無視したから不幸な目にあった!
- 悪は滅びる

……とは限らないわけですね(※)。
それが世にも奇妙な物語的というか、おもしろみのひとつ。
「登場キャラは幸せになれたのかな?」なんて考えちゃいます。

※そうはいうものの、ギンコが現れたときのあの安心感は何だ!


そして、パターン化されているわけではないのに、毎回魅せてくれます。
好きの度合いはありますが、ハズレ回が見当たりませんでした。
{netabare}
月が井戸の入り口だったときは「ホワァァァァ」ってなった。
{/netabare}

残念だったのは、メインストーリーに進展がなかったこと。
ギンコは主人公ながら、舞台や登場人物はその回固有のものです。
最後に2話くらいかけてギンコに関するストーリーが展開されることを期待していたのですが……。
そういう意味では金太郎飴的。
ただ、「在るように在る」ならそれが正しい姿なのかも。


蟲師は物静かな叙事詩なので、熱さや展開の派手さを求める人にはまったく向きません。
こういう言い方は好きではないのですが、大人向けの作品です。

初代から一貫してクオリティが高いので、この作品から見て気に入った方は、ぜひ他のシリーズも。
同じ感覚で、安心して見ることができますよ!

投稿 : 2024/04/13
♥ : 30
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

蟲師の赴く道

原作未読 全10話

蟲という普通の人には見えないが生命を根幹をなす生き物に、人々が干渉することにより様々な出来事が起こります。
その地域、地域での蟲とのかかわりあいを、蟲師と呼ばれる蟲についての生業としているギンコを通じて描いています。

蟲師 続章の続きです。続きといっても1話完結なので前半を観なくても大丈夫です。

今回は、どちらかといえば怖いお話やバッドエンドの方が多かったように思えます。{netabare}ギンコの過去のお話もありましたね~{/netabare}

1期から観ているとバッドエンドの方が多い感じがしますので、これが本来の蟲師なのでしょうね。

作画も音楽も前半と同じく、この独特の雰囲気を見事に表現されています。

何ともいえない不思議な蟲の世界、1話観て気に入ったら是非最後まで観てくださいね。 オススメです^^

OP 前半と同じ曲でした。

最後に、舞台「詠舞台 蟲師」が3月に、劇場版 蟲師 続章「鈴の雫」夏に決まりましたね~ まだまだ蟲師の世界は続きそうです^^

投稿 : 2024/04/13
♥ : 30

85.0 15 独特の世界観アニメランキング15位
はたらく細胞(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (981)
4815人が棚に入れました
これはあなたの物語。あなたの体内(からだ)の物語──。
人の細胞の数は、およそ37兆2千億個。細胞たちは体という世界の中、今日も元気に、休むことなく働いている。体に襲いかかるウイルスや細菌には徹底抗戦!そこには知られざる細胞たちのドラマがあった。擬人化モノの新定番、大人気コミック「はたらく細胞」が待望のTVアニメ化!誰もが共感できる、細胞擬人化ストーリー!

声優・キャラクター
花澤香菜、前野智昭、小野大輔、井上喜久子、長縄まりあ、櫻井孝宏、早見沙織、岡本信彦、M・A・O、千葉翔也、能登麻美子
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

Eテレで流せってばよってなもんよ

2018.09.30記


原作未読

人間体内の細胞の活躍を描いた擬人化もの。

・めっちゃよう知ってます
・単語は知っていて、役割はなんとなくわかる気がする
・単語だけは知っていて、何してるかはわかりません
・初耳です

数多の細胞を登場させながら、細胞の役割や性格をコメディ交えながら紹介していくスタイルです。
主人公はドジっ子赤血球♀と好戦的な白血球♂のお二人。
{netabare}
「死ねェ!この雑菌がぁぁっ!」
「ばいばい菌だ キリッ」
{/netabare}
第一話、白血球のセリフで継続視聴決定です。


で、この作品。デフォルメしたキャラ達がとても魅力的です。
その名の通りか、ガチムチ海兵隊ばりのキラーT細胞。
ちゃん付けするのが妥当な血小板ちゃん。
いつも笑顔で返り血を浴びてるマクロファージさん。
{netabare}ヒロイン赤血球の幼少時代から変わらぬ美貌を保たれてるマクロファージを井上喜久子さんが演じられてるのも個人的にはツボです。{/netabare}
きりがないので、続きは作品観てください。
デフォルメはキャラのみならず、体内の風景をマンションなどの構造物内だったり川や丘などの自然風景に見立てたりしてます。

私達がイメージしやすいようなキャラや風景画の設定、タイミング良く説明書きのテロップを挿入するなど置いてけぼりにさせない工夫。学術寄りな細胞というネタを丁寧に処理していました。


キャラの魅力に引っ張られながら以前の自分よりちょっと賢くなれてラッキー、みたいな作品です。
雑菌退治で若干血しぶき舞えど、子供と一緒の鑑賞に耐えうる内容にはなってるかと思います。



そして、地味ながら評価すべき物語の構成。

第1話「肺炎球菌」
第2話「すり傷」
第3話「インフルエンザ」
第4話「食中毒」
第5話「スギ花粉アレルギー」
第6話「赤芽球と骨髄球」
第7話「がん細胞」
第8話「血液循環」
第9話「胸腺細胞」
第10話「黄色ブドウ球菌」
第11話「熱中症」
第12話「出血性ショック(前編)」
第13話「出血性ショック(後編)」

{netabare}1話でおおかたのキャラを登場させての軽めのエピソードを導入とし、2~5話でなじみ深い症状をエピソードとして持ってきながら、3話のナイーブT細胞活性化では細胞の成長段階を、4話好酸球の活躍から替えの効かない存在である細胞の役割を説明してます。{/netabare}
{netabare}6話では本作の主人公赤血球・白血球の幼少時代?を8話では赤血球の仕事内容を描いたりしてキャラを深掘りしてたりします。そして7話のラスボス感。しっかり中締めもします。{/netabare}
{netabare}10話以降は前半の軽めの症状から一転して、深刻な症例を持ってきます。細胞たちが置かれる環境が深刻なものとなり思いもかけぬシリアスな展開です。
余計なお世話ですが、大丈夫ですかね?外の人。
最終話2つの展開と結末は、これまで細胞たちの活躍ぶりを描いていたからでこその説得力と言ってもよく、単発エピソードの連続という作品の特徴ながら、構成の妙を感じた次第です。
「私は最後まで酸素を運ぶよ。それが私たちの仕事なんだから」赤血球ちゃんの良き先輩ぶりには目を細めました。{/netabare}


OPはキャラソン、EDはClariS。


“今日も細胞たちは元気に働いてます”

全話観終えると、自分の体内に向かって一礼したくなりますね。
ためになって面白い。こういった作品は日中など子供たちが観れる時間帯で放映してほしいものです。


“いつかまた会う日まで ばいばい菌だ”

2期もあるのかな?期待したいです。



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2019.03.14追記
《配点を修正》


仕事 = はたらく

日々黙々とこなしてんなぁと思えば、単調に見える作風も渋みがあるということか。
2018年12月には1話だけの特別編も放送されました。

息子はオラオラな白血球に、娘はドタバタな赤血球に興味を引かれたようで、今でもたまーに話題にのぼることもあるくらいです。




視聴時期:2018年4月~6月 リアタイ

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2018.09.30 初稿
2019.03.14 追記
2022.01.16 修正

投稿 : 2024/04/13
♥ : 92
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

インナースペース

David Production制作。

価値観が多様化した現代では、
万人が求める大きな物語は死に絶えるのか。
ニッチな層に、ニッチな物語に鉱脈を求める。
ある意味、時代の必然である。

舞台は身体の中、細胞たちは、
あなたの為に一生懸命、黙々と働いている。
初回は物語・声優・音楽良し、
上々の立ち上がりですね。
血小板のキャラクターが特に素晴らしい。
小宇宙である人体、立派なサイエンスコメディだ。

ここから新しいものが生まれるのか、
優れた一手であることに期待しています。

2話~6視聴追記。
細菌から血管の中の平和を守る。
{netabare}かさぶたの偉大さは知っていたけど、
まさかこうやって、見せられるとは。
インフルエンザやスギ花粉と今日も働く細胞、{/netabare}
マクロファージ、ステロイド素晴らしい造形だ。
キャラクターがほんとに良いですね。

最終話視聴追記。
主題歌がやたらと耳に残る、
愉快で素敵なコメディだと思います。
こういうのもありでしょう。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 80
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

お勉強しながら血小板ちゃんに癒される作品

原作未読。最終話まで視聴。

体内の細胞の働きを、分かりやすい擬人化アニメで紹介してくれる作品。
{netabare}赤血球が雑菌に襲われ白血球が助ける的な話ばかりだった気もしますが、{/netabare}とても面白かったです。

内容は教育用アニメっぽいけど、しっかり面白いのは凄いなぁと感心しながら視聴しました。

作画は、とても安定していて、力が入っている作品だな、というのが伝わってきました。

豪華な声優陣もとても良かったです。

血小板ちゃんに癒された方の多いんじゃないでしょうか?
かくいう私も、その一人です(笑)。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 73

90.6 16 独特の世界観アニメランキング16位
風の谷のナウシカ(アニメ映画)

1984年3月11日
★★★★★ 4.2 (1958)
12589人が棚に入れました
極限まで発達した人類文明が「火の七日間」と呼ばれる最終戦争を引き起こし、瘴気(有毒ガス)が充満する「腐海」と呼ばれる菌類の森や獰猛な蟲(むし)が発生した。それから千年余り、拡大を続ける腐海に脅かされながら、わずかに残った人類は、古の文明の遺物を発掘して利用しつつ、細々と生きていた。腐海のほとりにある辺境の小国「風の谷」は、大国トルメキアの戦乱に巻き込まれる。風の谷の族長ジルの娘であるナウシカは、運命に翻弄されながらさまざまな人々と出会い、自分自身と世界の運命、太古より繰り返されて来た人の営みに向き合い、大国と小国、そして腐海と人類との共生の道を探っていく。

声優・キャラクター
島本須美、納谷悟朗、松田洋治、永井一郎、榊原良子、家弓家正、辻村真人、京田尚子
ネタバレ

Yulily さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

風の谷の伝説のナウシカ

「風の谷のナウシカ」原作既読
原作の壮大な物語の一部を切り取って映画化した作品です。

久石 譲さんの美しい音、旋律は風の谷のナウシカの完成度を完璧なまでに高めてくれています...

終末後の世界...
「腐海」と呼ばれる人間が住むことの出来ない毒の森が広がる世界は独創性に満ち溢れ圧倒されます。

腐海の毒が届かない「風の谷」に住むヒロインのナウシカ。

自然を愛し蟲の心を理解する彼女は腐海も含めた、この世界全体の共存を望み進むべき道を探します。

ナウシカは目に映るものばかりにとらわれず、自分の信じたものを大切にし、そして大切なものを守れる強さを持つ。
そんな優しさと強さを併せ持つナウシカは私の永遠の憧れ、私の中で不動のNo.1ヒロインです!

{netabare}
共存や人々の争いの終結の願い、 平和を身を挺(てい)して訴えるナウシカに何度泣かされたことでしょう。


腐海と人類を結ぶ架け橋。古の伝説の救世主としてこの世界に再び蘇った彼女の姿は、美しく、涙なくしては見られません。
{/netabare}

風の谷のナウシカの音楽は久石 譲さんが担当。やはり宮崎 駿さんと久石 譲さんのコンビは素晴らしい。


~久石 譲in武道館~
連れていってもらえたのは幸運でした。エントランスに「宮崎 駿」さんから久石 譲さんへ贈られた華やかな祝スタンドの花があり興奮しました!

久石 譲さんのピアノを聴き、音色、曲、同時に流されたジブリの映像に魅了されました。
音楽に対する情熱を目の前で受けとめ鳥肌が止まりませんでした。

中でも「風の伝説」「鳥の人」には特に強い思い入れがあります。
幻想的な光景が目の前に浮かび上がるようで、時に激しく素晴らしい曲です。
ストーリー、音楽共に長年に渡り愛され続けていくことでしょう…
このような素晴らしい作品を世に生み出してくれて本当にありがとうございます!

「思い入れ5つ星作品です!!」

投稿 : 2024/04/13
♥ : 113
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

そのもの青き衣をまといて・・・・<2015.10.17加筆、2017.1.13再視聴により大幅改定>

1980年代を代表するアニメ。
宮崎駿監督アニメ映画、最高傑作と評します。

最終戦争より1000年。
腐海により蹂躙されたファンタジックな世界を描く作品です。
地球・戦争・環境・人間など、いろいろなことを考えさせてくれます。

滅びへの道へ迷い込む愚かな人間。
{netabare}巨神兵がその象徴。
現代でいう大量破壊兵器です。
火は人の世に革命をもたらした。
しかし、大いなる火は何ももたらさない。
それは人の性?
それを制御する術は?{/netabare}

対局としてのナウシカ。
{netabare}やさしく勇敢で躍動感にあふれる。
そして仲間のためなら残酷にもなれる。
ある意味人間性に溢れる存在。
その慈悲深き行動は多くの人の心を動かす、そして・・・。{/netabare}

一方の腐海。
{netabare}それは、地球そのもの。
人の愚かさへの警告。
厳しい反面とても優しい。
過去から未来永劫へ続く人と環境の対立と融合。
ガイヤ理論をベースとした思想には共感を感じます。{/netabare}

風の谷を命を賭して守るナウシカ。
{netabare}この作品のクライマックス。
「そのもの青き衣をまとい」の場面は何回見ても感動します。
人と自然が織りなす光のページェント。
歴史に残る名作といっても過言ではないでしょう。{/netabare}

<2015.10.17加筆>
{netabare}嫁に突然夢のお告げがあったよう。
近々、ジブリ美術館に行くのが影響した模様。

まずは、超有名「風の谷のナウシカ」より。
視聴前。
嫁「ナウシカって何?」
私「そこからかい!」
視聴序盤。
嫁「風の谷って、地名?」
私「せや!」
視聴終了後。
嫁「悪い奴をやっつけやな!」
私「そういう話じゃないっちゅうねん!」

嫁が「風の谷のナウシカ」を理解したか甚だ疑問です。
私はというと、いつものように瞳うるうるでした。
嫁に弱みを見せないでこの名作を観るのは大変です。{/netabare}

投稿 : 2024/04/13
♥ : 71
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

どんなに絶望的な状況でも未来には希望があることを示した作品

この物語は宮崎駿監督の代表作です。

人類は、科学技術の進歩に対して精神の成長が追いつかないと、滅びの道をたどることになります。
だからこの物語は、強欲な人間が起こした戦争により、すべてが失われた後の世界を描いています。

ここでは、腐海(ふかい)という、美しくも恐ろしい自然が人類の脅威として存在します。
それは人類の愚かな戦争の結果、生まれた自然の森です。
そして、腐海でない土地にも微弱な毒が含まれており、農作業をするたびに体内に毒が蓄積され、人類は年々減少しています。

まさに未来に絶望しかない世界を、この映画は淡々と描いています。

しかし、ナウシカは、この映画における唯一の希望です。
彼女の純粋な心、勇気、強さ、それに自然と共存して生きていこうとする姿勢。それは、すさまじい個性です。見ていて共感が持てます。憧れる存在です。

ナウシカは、こんな絶望しかない世界でも、常に希望を抱いています。

私たちは、生きていれば必ずいくつかの不幸なことに遭遇します。
そんなときに嘆き悲しみ自暴自棄になるのか、それとも明日には希望があると信じて懸命にあがくのかで、その人の人生が全く違った色になります。

ナウシカは最後に奇跡を起こします。
もちろん彼女は超能力など持っていません。普通の少女です。
その普通の少女のひたむきな努力、勇気、行動力、愛情で奇跡が起きるのです。みんなが幸せになるのです。
{netabare}
おそらく皆さんはオームの暴走を止めたことを奇跡と思われているかもしれません。
しかし私は、一人の少女がトルメキア帝国とペジテの人々との戦争を停戦に導いたこと、トルメキアの皇女クシャナの氷のように冷たい心をナウシカの暖かい心で包みこむように融かしたこと、それらも奇跡だと感じました。
もちろん映画の内容にはそれらは描かれていません。
でもエンディングを見ると、戦争が停戦になった様子が想像できます。
{/netabare}

希望をもって一生懸命前向きに生きると、必ず良い未来が待っている。
この映画は、そう教えてくれています。


最後に、この映画に感動された方は、宮崎駿さんがつくられた童話(?)「シュナの旅」を読まれることをお勧めします。
この物語も、ナウシカのように絶望しかない世界で一筋の希望を持ちながら旅をする少年を描いています。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 66

82.3 17 独特の世界観アニメランキング17位
有頂天家族(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (1676)
8062人が棚に入れました
京都には人間と狸と天狗が住んでいる。下鴨神社・糺(ただす)ノ森に暮らす下鴨家。狸界の頭領であった父・総一郎は、ある日何の前触れもなく狸鍋にされたのだが、その経緯は今も謎に包まれていた。残された四兄弟のなかでも偉大な父の「阿呆の血」を色濃く継いだ三男・矢三郎は「面白きことは良きことなり」をモットーに、生真面目だが土壇場に弱い長兄・矢一郎、蛙の姿で井戸にこもっている次兄・矢二郎、臆病ですぐに尻尾を出してしまう末弟・矢四郎、そしてタカラヅカ命の母に囲まれて暮らしていた。隠居中の大天狗・赤玉先生の世話を焼いたり、神通力を得た人間の美女・弁天に振り回されたり、はたまた五山送り火の夜空で宿敵・夷川家と空中決戦を繰り広げる日々の果てに、突如下鴨家を襲う絶体絶命の危機! 父が鍋にされた真相が明らかになるなか、固い絆で結ばれた一家の運命はいかに!

声優・キャラクター
櫻井孝宏、諏訪部順一、吉野裕行、中原麻衣、能登麻美子、井上喜久子、石原凡、佐倉綾音、梅津秀行、飛田展男、西地修哉、畠山航輔、樋口武彦
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

おもしろき こともなき世を おもしろく

原作未読。


主人公は下鴨矢三郎(しもがも やさぶろう)。
タヌキの名家である下鴨一族の三男坊。
彼は「面白く生きる」ことをモットーに生活していた。
その言葉どおり、彼のまわりにはひとクセもふたクセもあるタヌキや人間やテングが。
そんな中、タヌキ鍋にされて亡くなった父、総一郎(そういちろう)の死の真相にせまっていく。


あらすじだとミステリーっぽく聞こえるかもしれません。
しかし、実際は「家族」を扱ったハートフルコメディ。
そこそこ笑って、ちょっとほっこりできるアニメです。

テーマ性はレビューのタイトルに書いたとおり。
OPの歌詞の中によく似たフレーズが含まれています。

これは、高杉晋作の言葉とされています。
下の句を含めると、

「おもしろき こともなき世を おもしろく すみなしものは 心なりけり」

世の中は望もうと望まないと無常に過ぎていくもの。
面白いどうかは、その人の心のあり方によって決まる。
それなら、楽しい方向にとらえないでどうすると。
どうでもいいことだって、見方を変えれば面白いものになります。

それを表現するように、随所にばらまかれた小ネタの数々。
やっていることはハチャメチャなのですが、それを面白く見せるマジックが効いています。
特にセリフの選び方が上手ですね。
面白さの半分は言い回しでできていると思います。
{netabare}
また、どうでもいいことに変に力が入っていたりしますよね。
赤玉先生の風呂のシーンでうまいこと前を隠したり、芸が細かいw
{/netabare}

キャラクターの存在感もポイントです。
下鴨一族はみんなそれなりに個性的で愉快です。

・子供思いの母親
・責任感たっぷりな長男
・ニートな次男
・通称アホだけど機転の利くの三男
・臆病でかわいらしい四男

敵役もどこか憎めません。
じいさんも妙にかわいい。


この「ほどほど感」がクセになります。
1~2話では見えてきませんが、回を重ねるごとに魅力が増してきました。

とにかく何事も深追いはしない。
おかげで疲れとは無縁です。
見ていて時間の経過を忘れました。

この「疲れない」ってのがポイントですね。
日常系ではないのにまったり見られます。
それでいて次回が気になるんです。

和やかな気分で笑いながら見たいけれど、日常系には飽きた。
そんな人に向いている作品だと思います。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 69
ネタバレ

Ballantine さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

今期一番まとめが完璧だった!(最終話まで

全13話。原作小説未読。

京都を舞台に、狸と天狗と人間が入り乱れて繰り広げる波瀾万丈のハイセンスコメディドラマ!


●関連URL
・番組公式サイト:http://uchoten-anime.com/
・番組公式Twitter:http://twitter.com/UchotenAnime


※相関図
http://p.twpl.jp/show/orig/wjOMs


最初はたぬき合戦ぽんぽこ的なジブリ風のアニメになるのかなぁと想像していたんですが、まさかの四畳半風味!
なんか主人公のセリフ回しが凄く四畳半っぽい。
四畳半凄い好きだったので期待値8/10。
絶対最後まで見る。


原作未読の人向け、ネタバレ無し補足説明

・主人公・矢三郎はタヌキ
 天下の大ダヌキ・下鴨総一郎の息子四兄弟の三男

・赤玉先生は天狗
 4兄弟のもと先生。赤玉ポートワインが好物。弁天にベタ惚れ。昔は名を馳せていた凄い天狗だった

・弁天(鈴木聡美)
 天狗の赤玉先生にさらわれてきた、もと人間
 修行の末、ほぼ天狗になった
 大人になったのか、もともとの性格なのか、先生をほったらかしで遊び回っている

・金曜倶楽部
 京都の重鎮たちのよりあい。月イチで宴会をする。メンバーを七福神の名で呼び合う
 忘年会で毎年タヌキ鍋を食うのがなわらし


○総評
いやぁ実に良いアニメだった。
弁天キャラが全然好きになれなかったので途中で見るのを放置していたが実に良いアニメだった。
この辺で断念した人もいるのではなかろうか?惚れた理由は結局明かされなかったって言うか最初のあれでって事なのかな。
最後まで魅力は感じなかったが。
しかしこのアニメ弁天の話が中心ではない。人間と天狗と狸の三つ巴の話なのである。
主軸は要するに勢力争い見たいな話。なのでちょっと話がややこしいので一気見とかの方がお勧めかも?
キャラの名前や誰が何処の勢力かとか覚えてないと分かり辛い話かもしれない。
簡単に言うと大人版たぬき合戦ぽんぽこ?ジブリ?みたいな感じw
萌え路線のアニメにうんざりした人やジブリ好きにはお勧めの作品です。
あと化物語っぽい会話劇も特徴かな。じっくり話聞いてないとわからなくなる感じがあるかも。


各話感想
{netabare}2話
ママンの話かな。なんで主人公はいつも女装してるんだろう。
アニキはカエルに化けてるのね。
招き猫はさっきの双子が化けたのかな?
何故口が動かないんだ。手抜きなのか化けてるから動かないのか。
虎でけぇ!なんか妖怪大戦争みたいになってきたw
何処噛んでるんだよw
結局オカッパ双子も狸だったのね。
兄さん絶望先生っぽいなwさすが同じ作者のデザイン。
母上なんで狸になっているんだろう。
母上また人間に化けたか。
父上は弁天に食われたのか?金曜クラブに食われたのか?
うーんそのうち鍋にされて食われちゃいそうな予感がしてきた。
弁天はやっぱ敵なんだな。何故惚れたし。


3話
うーーん弁天が本当に良くわからない。なんで惚れたんだ?
なんか漂うビッチ臭が気に入らない。
しかし相変わらず背景の映像が綺麗だなぁ。良くも悪くもジブリっぽい。
クジラのしっぽが引っ張ってみたいとか意味がわからない。

弁天にイラっとしてから見てなかったが再開。


4話
母上はなんでいつも宝塚の格好なんだろう。
先生入り口で何してんだwなんともへそ曲がりなじいさんだw
弁天キャンセル多いなw
ちらし寿司食べたくなってきた。なんとも便利な茶釜エンジン。
たんぽぽくらいの毛玉って随分ちっちゃいんだな。
蔵馬天狗vsヤクシボウ&父上って事か。偽如意ヶ嶽事件。
なんかホント弁天イラっとするキャラだなぁ。
なんという花火戦争w
風神の扇子かなんかなのかな?
貴重な燃料ワインを飲むなw
風神雷神の扇無くしちゃったのか。
逃げの弥三郎w


5話
金曜クラブのトップは弁天なのかな?
お茶飲んでる相手は誰なんだ。今日も牛丼かw
なんで慌てているのか。ダルマに変身したか。
箪笥の引き出しに入ってるのは金角と銀閣の妹だったのか。
あぁそういやあの空飛ぶ家壊したらって約束してたっけ。
ってか胸が口元と一緒に動いてるw
すき焼きうまそうだ。ホテイさんと肉の取り合いw
この集まりは人間の集まりなのか。
この弁天の上から目線な感じがうざいなぁ。
ホテイさん見とれすぎだろw
狸は雑食なのかな?雷を怖がるってもしかして母上か?
食べちゃいたいほど好きなのだ。なんだこの人もかw
弁天ホント嫌なキャラだなぁ。わがまますぎる。まるでバブル女だな。


6話
連れ去っちゃったのかよw師匠となった赤球を蹴り落としたとか何がどうなってんだw
ホテイさん無理し過ぎだろw
父上が食われた夜にホテイさんは惚れたのか。
ん?弁天泣いてるのか?
葉巻のポイ捨てかよ。まぁフィルター無いから問題無いか。
なんで握り飯と酒持ってんだよw
焼きおにぎりはうまいよなぁ。味噌焼きオニギリが好きだ。
一風変わったと言うより一昔前のバブル女じゃないか。
毒の入ったものでも食うもんなぁ人間は。発酵食品だの腐ったもんでも食うしな。
なんか銀の匙みたいになってきた。
狸に食われるのが良いだと?ホテイさん上級者すぎて付いて行けない。
昔そう言った狸がいたって父上か。やっぱりか。
立派な狸だからおいしいって理論はおかしいだろ。
やっぱり母上を救った人だったのね。
キスしただけで惚れたとかって理由なら実に下らないな。まぁよくある話でもあるけど。
弁天はなぜ泣くのだろう?


7話
酒は飲めるうちに飲んでおくことだ。良い事言ったように見せかけてそうでもない罠。
弟可愛いな。先生天狗風を吹かすって天狗じゃないのかw
香水ってファブリーズ?w先生力が無くなってるww
なんともうまい流れを作ったもんだ。ちゃんと風呂行くきっかけを作ったわけか。まるで秘書とか官僚みたいだ。
それでも先生なかなか入る気無いのかww子供か!w
どうしようもないエロじじいだなぁまったくw
おい股の手ぬぐいで殴るなきったねぇww
今度は風呂に使ったら出ないのかよwwまったくどうしようもない大人の子供はこれだからたちが悪いw
何気に弥三郎を気にかけてるのな。
なんだなんだここは両国の風呂なのか?夷川親衛隊とはなんだ?タダ飲みの愚連隊なのか。
まーた金角と銀閣か。相変わらず弱いこの小物感が実に良いキャラしてるw
誇大広告って四文字熟語じゃねぇw前の樋口一代もあれだったがw鉄のパンツってなんだよw
いやいや兄上おまえが風呂に放り込んだんだろwアッー水風呂はやめたげてw
捕まった日誰かとぐでんぐでんになるまで飲んでいたのか。一体誰と…弁天か?
なんとカエル兄貴と飲んでたのか。
もしかしてカエルから戻らないのも責任を感じてとかかな?
酔っ払った父上をほったらかしにしたのか。やっぱりそれで責任を感じて井戸から出ずにカエルから戻らずにいるのか。
生きている限り必ず別れはやってくるからな。ある程度一線置いて事前に受け入れておかないと辛いものになってしまうんだよね。
あれなんか深い話になってきたかな?


8話
おや兄さんえらくゴキゲンの悪い声だ。
元気そうだね阿良々木君、何かいいことでもあったのかい?を思い出した。
京都で一番やる気のない狸とは誰の事だ?カエルの兄様か。
弥三郎の許嫁に恋しちゃったのか。えびす川カイセイ…
父上になんでも相談してたんだな。人間ならそうそう無いだろうなこういうの。父親と仲良くやっている友人を見た事が無い(男限定だが)。
うーむしかし酔っ払っている風ではなかったよなぁホテイさんの話だと。
勝手に勘違いして責任感じちゃってる感じかな。なる程ねぇ。
しかし間々で入ってくる絶望先生風?のMOBがシュールw
乳ではなく父だろw何がそんなにおっぱいに魅力があるのかわからない。おっぱいよりケツだろ!
父上に最後にあったのは先生だったのか?化けられる身ではないとはいかに?
え?死んだ後の話なのか?それとも先生の妄想なのか?それとも死ぬ事を覚悟しての発言なのか?
母上だったのかこの人。変身するとわけわからんな。
カイセイが好きだった事を言っちゃうのか。なんだ母上は知ってたのか。
弥一郎(´;ω;`)ブワッ
「1つの大きなさよならが残された者達をつなぐこともある」名言(/_;)


9話
なんかややこしくなってきた。カイセイの名は父が考えたのか。
ちょwホテイさんバームクーヘンどんだけ重ねてるんだよw
なんという大食いw一口で飽きるわこんなのw
後三週間で狸狩りが始まるのか。
あぁなるほど双子の妹ちゃんがカイセイだったのか。未だ姿を見せないから覚えられない。
弁天の前だと化けれないってどういう事?魅了されちゃってって事なのかな?
さてどちらが後釜になるのやら。師匠に託しちゃうんかいw
女の子はオシリを冷やすと子宮に影響があるからなっておいお前は男だろw
先生相変わらず動かないのなwきっかけ作るんだろうなまたwなんともツンデレであるw言い換えれば不器用ってとこか。
実にうまく交渉したもんだな。
だからなんでそんなシリを温めたいのよwカイセイの声!?いい加減姿を表したらどうなんだ…
なる程女湯から話してたのかw割りと可愛かったw
妹ちゃん兄貴をバカアニキと言いつつも慕ってるんだな。
生天狗か。まぁ狸の天敵だもんな。
元許嫁だったのかよ。今は違うのか。あれ?そういやどっかでそんな話あったような…
謝罪のコメントはなんだったんだろうか。


10話
偽えもんを決める日がやってきたか。
父上に憧れていたのか兄貴。夷川が何か企んでるのか。
父の死んだ日だったのか。兄貴気をつけろよってなんか死亡フラグな気がしてくる…
弟ちゃんまた騙されてるのかよ。やっぱり閉じ込められたか。
ヤジロウはほっとけばいいって完全にフラグだよな。
フライドチキンを食べるカエルってなんかシュールだな。歯が無いのにw
父上の最後の言葉…
何か大変嫌な事が起こりそうなのか。雷神が来たのか。
風神雷神の扇拾った奴は誰なのか。
恐らく金曜クラブに拐われたか…?
鍋にされるのかやっぱ。おじさまを鍋にしたのは私の父だと!?妹ちゃん姿現すの初めてじゃないか。
なる程妹ちゃん変身したまま話聞いてたのか。弁天…
なんで兄弟を売ったんだ。そしてまたこいつの策略か。


11話
弁天は味方になるのか。弁天うぜぇ…
都合よく天狗だの人間だの言いやがって。ツンデレかよ。
淀川教授なんで変身して店員になったんだ。母上まで捕まってたのかよ。
なる程薬を混ぜるためだったのか…って金閣銀閣だったのかよ。
あーあ皆捕まっちまったか。完全に悪代官w
なんだよその鉄のおむつw
そういやカエルの兄さんだけか捕まってないの。
なんだ妹に弱いのかよw
卑怯極まりないな夷川。まるで天狗や人間のする事…
ドナドナドーナードオナー…
おっ妹ちゃん赤色灯に気付いたか。見つかるの早っ!何故巴投げw力つええw


12話
カエルの兄ちゃんまた変身出来るようになるのかな?電気ブランで燃料投下か!?
キタ━(゚∀゚)━!
なんつう酔っぱらい運転w逆に捕まえたかwなんだこいつらが扇持ってたのか。
「おもしろきことはよきことなりー」
自転車は押して歩きましょう。ってのがシュールw
電車の外の背景が永遠ループしてるんだが…やっぱりか。
なっいつの間に電話をしてたんだ!おいおいET並に空飛んでるなw空飛べるのかよwww
そーっと所じゃねぇwwwぶっ飛んだぞw
檻を開ける作画省きやがった。
母上の事か…潜入捜査かよwなんだ弁天さっきの耳打ちで告げ口したのかと思ったら違うのか?それとも…
選挙のほうがせまってきているのか。先生ナイスタイミングwwしかも泥酔状態w間に合ったか。
うわっ金曜クラブも来たのか同じ所に…何か大変なことになりそうだな。
うおー凄い盛り上がり方が良い!遂に次回最終回!


13話
人間と狸と天狗の三つ巴。さてどう結末が着くのだろうか。
むしろ弁天が何を企んでるんだ…
あっそうだ!ホテイさんそういえば母上助けたんだったっけ…鳥肌立った。
遂に鉢合わせたかw
ん?なんでそこまで夷川が母上に固執するんだっけ?
さすがホテイさん!w待ってました!いいぞもっとやれ!w
まぁ矛盾があるのが人間だよな。さぁて弁天どう動く?
っと思ったら師匠www何してんのww浮気の現場wうまいなw
アッー!全部ふっとんだーw先生激おこプンプン丸w
師匠相変わらずちょろいなww
あれそういやカエルの兄さんもう変身戻れるのにw
ヤジロウ兄さんとお母さんの会話でなんか泣けた(´Д⊂ヽ
ホテイさんと話してる時の後ろで弟の仕草が可愛いw
カイセイちゃんマジヒロイン!
最終的にこのセリフに落ち着くな。「おもしろきことはよきことなり」
いやぁ今期最高にうまいまとめだったのではなかろうか?実に良いアニメだった。
本当に面白かった。{/netabare}

投稿 : 2024/04/13
♥ : 63

にゃっき♪ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

an enterprising fool needs little wit

作品世界では、古都京都では昔から天狗やタヌキが人に紛れて暮らしています。
タヌキたちは普段は人間に化けていて、化ける力にも個人差があり、驚いたり苦手なものや怖いものに出会ったりするとすぐに化けの皮が剥がれてしまうタヌキもいますが、檻に閉じこめられると、どのタヌキも化ける力を発揮できないようです。
タヌキの名門である下鴨家の、四兄弟の三男である弥三郎を主人公に、四季折々の風情溢れる京都で繰り広げられる人情喜劇は、どこか落語を眺めているような気分で、予想を遥かに越えた素晴らしい作品でした。主人公の父親はタヌキの一族を束ねる「偽右衛門」だったのですが、金曜倶楽部のタヌキ鍋にされてしまい、次の偽右衛門をめぐって、一家の復権を願う長男の矢一郎と叔父の夷川早雲との対立が引き起こす、トラブルやその行く末など、ちょっとシリアスなエピソードもありますが、最後まで楽しんで視聴できました。

必ず忘年会ではタヌキ鍋を食べるという、タヌキの天敵のような金曜倶楽部は、それぞれが七福神を名乗る人間の名士の集まりで、「食べることは愛することだ」という大学教授など、メンバーは風流で浮世離れしていて、それぞれの人生を謳歌しているようでした。特に、天狗の赤玉先生を恋の虜にして、飛行術を身につけ、天狗のアイテムを貢がせたメンバーの弁天は、気まぐれでつかみどころのない妖艶な魅力に溢れる女性で、タヌキにとって敵か味方かもわかりません。何をするか予想のつかない彼女が絡むことで物語全体に緊張感が生まれ、魅力ある作品になったのは間違いないと思われます。

阿呆の血の赴くままに面白く生きるという主人公は、残念な事に周囲の起こした騒動に巻き込まれてしまうようなケースが多く、もう少し自ら率先して阿呆な言動をやらかして欲しかったように思いました。
それにしても阿呆レベルが横綱クラスの従兄弟の金閣と銀閣や、その妹で以前は主人公の許嫁であったのを親の都合で破棄され、決して主人公に姿を見せようとしない海星など、周囲をかためるキャラが素晴らしく、作画も丁寧につくりこまれた出会えて良かったと思える傑作で、久しぶりに京都に出かけてみたくなりました。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 62

70.2 18 独特の世界観アニメランキング18位
サカサマのパテマ(アニメ映画)

2013年11月9日
★★★★☆ 3.8 (660)
3136人が棚に入れました
どこまでも、どこまでも坑道が続く地下世界。狭く暗い空間であっても、人々は防護服を身にまとい、慎ましくも明るく楽しい日々を送っている。地下集落のお姫様であるパテマは、まだ見ぬ世界の先に想いを馳せて、今日も坑道を探検する。お気に入りの場所は、集落の「掟」で立ち入りが禁止されている『危険区域』。これまでに見たこともない広大な空間には、幻想的な光景が広がる。世話役のジィに怒られながらも、好奇心は抑えられない。いつものように『危険区域』に向かったパテマは、そこで、予期せぬ出来事に遭遇する。何が『危険』であるのか、誰も彼女に教えてはくれなかったから。隠された“秘密”に触れる時、物語は動き出す――

声優・キャラクター
藤井ゆきよ、岡本信彦、大畑伸太郎、ふくまつ進紗、加藤将之、安元洋貴、内田真礼、土師孝也

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

どちらがサカサマなんだろう

約99分

地下に住む人々と地上に住む人々がいる世界、地下に住んでいるヒロインのパテマは地上に憧れて、禁を犯して地上に行きました。そこで出会った少年 エイジとこの世界の謎に迫るファンタジー作品です。

いつも観ている世界が逆になっているってどんな感じがよく分かるお話です。空がこんなに怖いと思ったのは初めてですね〜

タイトルにも書いたようにどちらの世界がサカサマになっているのか錯覚する場面がたくさんあってグルグルしますねw

ドキドキハラハラするシーンがたくさんあります。観ているとあっと言う間にですね〜 ちょっとジブリ作品を思い出すような作品です。

目が離せないほど面白かったです。是非、サカサマの世界を観てくださいね。オススメです^^

最後に、パテマとエイジが徐々にお互いの信頼度がアップしていくところが素敵でした。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 56

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

うまい!サカサマ演出

驚愕の世界。
逆転の発想。
重力の作用方向が反対の地上世界と地下世界。
この作品は、重力がサカサマの少女と少年による上下方向冒険アニメです。

現状世界に疑問を持つ地下少女パテマと地上少年エイジ。
何かを変えたいという純粋な思いが二人を動かし、物語が始まります。

逆転重力の融合による浮遊表現が不思議感を演出。
人間の重量バランスによる浮遊感には驚きました。

上が下なのか?下が上なのか?
画面も時々逆転するので注意が必要。
上下方向を常に意識していないと混乱しそうです。
また随所に「落ちる!」感覚があります。
高所好きな私にとっては、全くの爽快風景。
ラストも納得の爽快感です。
ちょっとだけコメディーチックな淡い淡いラブストーリーでした。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 52

CountZero さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

いやぁ、SFってほんっとうにいいもんですね~(水野晴朗風に)

吉浦監督率いるスタジオ六花の長編映画です。
映画館での上映を逃して、もんもんとしてましたがようやく観ました!

おもしろかった〜。
改めて思いましたが、SFはいつの時代もアイデアが勝負ですね。
その点で本作は大成功だったと言えると思います。

タイトルからも分かるように、上下がサカサマな二つの世界とそこに生きる好奇心旺盛な少年エイジと少女パテマのボーイミーツガール。
現在30代半ばの監督がばっちりジブリ世代だからかは分かりませんが(でも好きだと思います)、「天空の城ラピュタ」に似たワクワクやドキドキはたっぷり含まれています。
…が、スタジオ六花の「イヴの時間」や「ペイルコクーン」といった他の作品ほどSF濃度は濃くないので、ガチガチのSFオタクにはちょっと物足りないかもしれません。
理由は、ハードSFに不可欠なSF的ロジック(論理、理由付け)の解説がほぼないからです。
上下サカサマな世界が誕生した納得のゆくリアルでそれっぽい(あくまでそれっぽいのがサイエンスフィクションですね)論理がしっかりあれば最高でしたが、それでもその不足を補うサカサマ世界のアイデアは良かったです。
新しかったです。

本作でも取り入れられている全体主義や管理社会を特徴としたディストピア的な世界や、そこからの脱出や抵抗活動はSFではよく使われる設定ですが、本作ではこのサカサマ世界の設定があるおかげで、ありきたりのお話で終わる事はありませんでした。
物語の後半では、十分な驚きを与えられました。
SFオタクを自称している私も、観ながら不覚にも「Σp(`□´)q ナニィィイイイ!!そうきたかっっ!」って叫んでしまいました(笑)ってゆうか好きなタイプの展開だったのでうれしくって〜三ヾ(*´ω`)ノ゙ ウッヒョヒョ♪
原作脚本は吉浦監督なので、よく考えれば監督らしい展開なんですけれど、見せ方がほんとお上手でした。
だからSFはおもしろいんですよね。
読者や視聴者の予想を越える、壮大で斬新な驚きを提供するSFはやめられません(笑)

それにサカサマゆえに描く事ができた、浮遊感や不安定な恐怖感は秀逸でした。
観ながらも結構ゾクゾクしちゃいました(笑)
これは観てみないと分からないかも!
なのですぐに観る事をお勧めします(笑)
SFの巨匠アイザック・アシモフをこよなく愛読するわたし的には、吉浦監督のアシモフ好き(と思うのだけれども)をかいま見れる描写にも、ゾクゾクしましたが(笑)

もちろんSFが苦手な方でも、ジブリがOKな方ならきっと楽しむ事のできる作品なので、やっぱりお勧めです。
みんなに観てもらいたい作品です。

では、最後に…

いやぁ、SFってほんっとうにいいもんですね~(笑)

投稿 : 2024/04/13
♥ : 44

90.7 19 独特の世界観アニメランキング19位
天空の城ラピュタ(アニメ映画)

1986年8月2日
★★★★★ 4.2 (2354)
14188人が棚に入れました
ある夜、飛行中の飛行客船を、航空海賊の一団が襲撃する。政府特務機関に捕らわれ客船に乗っていた少女シータは、混乱に紛れて特務機関の指揮官であるムスカ大佐を気絶させると、彼の懐から青い石のペンダントを奪い取る。窓を伝って逃げようとするが、海賊に見つかり、驚いた拍子にシータは客船から転落してしまう。雲間を落ちていく中、気を失った彼女の胸にかかっていたペンダントの青い石が突然光を放ち、シータは光に包まれゆっくりと降下していった。鉱山町で働く少年パズーは、青い光とともに空からゆっくりと降りてきたシータを助け、自宅にかくまう。一夜明けパズーは、シータの行方を追う空賊や政府からシータを守り逃走を図る。

声優・キャラクター
田中真弓、よこざわけい子、初井言榮、寺田農、常田富士男、永井一郎、糸博、鷲尾真知子、神山卓三、安原義人、亀山助清、槐柳二、TARAKO
ネタバレ

Yulily さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

「天空の城ラピュタ」天空のジブリ大博覧会に行って来ました

私が あにこれで5つ星を付けている宮崎駿 監督作品「天空の城ラピュタ」「風の谷のナウシカ」この2作は同点首位、監督のなかでも1、2を争うほど好きな作品です。

映画公開から何十年もたちますが全く色褪せない名作ですね。
日本アニメ映画を代表する冒険ファンタジーではないでしょうか。

思い入れがあるシーンは幾つもあります
物語の幕開け…

ヒロインのシータが飛行船から落下
一瞬の静寂の音を聴き
ピアノ旋律で始まる音に引き込まれます...
ラピュタの文明や衰退の絵が印象的でイメージを掻き立てられます。

序々に盛り上がる その旋律に心揺さぶられ、高まる期待で胸がいっぱいになる
そんな始まりを告げるにふさわしい曲です。

天空の城ラピュタ
ラピュタという伝説の空中都市に憧れた幼きあの日を思い出しました。

目の前にある大きな入道雲、その雲の向こうには きっと何かがそこにあるのではないか
そんな風に思って空を眺めたものです。
今では、入道雲を見る度に作品を思い出して また会いたくなります。

ラピュタを背景に流れる「君をのせて」
物語を回想させるのに これ以上の曲は無いかもしれません…

父さんが残した 熱い想い

母さんがくれた あのまなざし

地球は回る君を隠して

輝く瞳 きらめく灯火

地球は回る 君をのせて

いつかきっと出逢う 僕らをのせて...


幾度もこの作品を観てきましたが
興奮と感動へと いつでも連れていってくれるのです。

熱い想いが この作品のメッセージ
出会えたことに感謝します。


ネタバレはありませんがレビューではないので閉じます。
【三鷹の森ジブリ美術館 2015.2.28】
{netabare}
今回は美術館内での天空の城ラピュタの部分だけ書きます。
ジブリ美術館は主に天空の城ラピュタと となりのトトロの展示が多いように思えます。

太陽が降り注ぎ、青空が眩しいこの日、美術館の らせん階段を登る私 この瞬間はいつも心が高鳴るのです。

その理由は屋上にロボット兵が待っているからなんです♪
圧倒的な存在感で この美術館を見守っているかのようです!

外なので写真撮影が出来るこの場所。大人気なロボット兵との2ショットは一瞬の駆け引きです♪

離れた場所にはムスカがラピュタを操っていたあの石も置かれています。

一番好きな場所は監督の作業机のある部屋です。
コルクボードに貼ってあるシータやパズー、監督の構想段階のラピュタには目が釘付けになります!

天井から吊るされていたのはパズーが持っていた羽ばたく模型飛行機
幼い頃、空を飛ぶ事に憧れを持っていた監督。
パズーは監督だったのでしょうか…

館内の壁を飾るワンポイント
光のキラキラ ステンドグラス**

私が見つけたのはラピュタは「シータとパズーにタイガーモス号の」「天空の城ラピュタ」の2枚でした♪

お花、花瓶etc♪美術館のあちらこちらに夢がつまっています。
そんな夢のファンタジー空間でした♪
{/netabare}
【ジブリの大博覧会 2016.7.28】
{netabare}
強い陽射しが肌に じりじり感じる夏の日
天空のフロアで開催している『ジブリの大博覧会~ナウシカからマーニーまで』
六本木ヒルズ52階へと行ってきました。

やっぱり私、宮崎駿WORLDを感じられる場所って大好きです♪
同じジブリファンに会えるのもなんだか嬉しいし

入口からこれまでのジブリ作品のポスターがお出迎え
どの作品も見慣れたポスターです。

そこを抜けると部屋があり
入場者をカウンターから待つトトロが
『え、・・かわいい~♡』
後ろに秘密そうな場所があったので覗きに行ってみると、、
暗めの階段の先には まっくろくろすけがいっぱい♪

つい見逃してしまうような、このさりげなさ
これはきっと・・監督の遊び心ですね。
ファンタジックな空間に胸のどきどきが止まりません。

壁一面に展示しているポスターの原案や新聞の広告

棚や壁いっぱい、そして天井にまで ジブリグッズが並べられた展示部屋はまるでおもちゃ箱の中にいるみたい

時間を忘れて お気に入り作品の もしかしてかなりレアなんじゃないかな~?と思うグッズを探してみました♪

結果。「天空の城ラピュタジュース」を見つけた時はなんだか嬉しくなりました♪

そして次の部屋にはなんと
リアルサイズ?のネコバスが愛嬌のある笑顔で待っています。
額の行き先が「六本木」になっています。
この場所が目的地みたいですね。
あれ?よく見ると「木」の文字が上下逆さま~

取り敢えず毛並みを触りながらふわふわなネコバスに乗車します。

そして、座る!!
『わぁ~、、、』って声が出るくらいに
沈んで、やわやわむにゅむにゅもふもふ
そんなネコバスの柔らかい座り心地♪
何度も遊んじゃいました・・♡


そして最後は「空飛ぶ機械展」
大きな天井の高いホールには

「天空の城ラピュタ」に登場する巨大な船の模型が飛んでいます。
写真OKということでパシャパシャ
もう、大満足。

トトロに癒されたり、素敵なスケッチやネコバスに遭遇したりドキドキが沢山
そんな贅沢ジブリ時間
お土産とパンフレットを手にいれて
夏の素敵な思い出のひとつになりました。

最後に…
ミュージアムカフェ
パズーのあの目玉焼きの乗ったパズーパン(勝手に命名)や
記念パフェがあるので召し上がった方は報告&感想欲しいです♡

是非、心響くジブリの歩みを振り返る旅には天空の大博覧会へ。
9月11日(日)まで開催しているみたいですよ。

今日も読んでくれてありがとうでした*^^*
{/netabare}

投稿 : 2024/04/13
♥ : 112
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

地球は回るよいつまでも

<2019/8/30 追記>
金曜ロードショー観ました。
やはり名作中の名作。
ジブリの最高峰だと思ってます。

<2018/8/26初投稿>
今から32年前、友人から「これを観ないと人生損する」と強く勧められ、映画館で観ました。
今思うと映画館で観といて良かった。
結局二番館、三番館に転げ落ちたの追いかけて5回観に行きました。

言わずと知れた名作です。
極めてオーソドックスなボーイミーツガールですが、そのカテゴリの中では最高峰じゃないでしょうか。

まずキャラクターが魅力的。

主人公パズーは鉱山で働く好奇心旺盛で快活な男の子。
声は後の「海賊王になる」の人。
挫けそうになるけど挫けない。
たまに名探偵じゃない方のコナンばりのアジリティを見せつけます。
年に一度、ツイッターのサーバを落とすスーパーハカーという噂も。
そしてラピュタパンの発明者。

シータは楚々として誠実、優しく芯の強い、でも怒らすとたぶんむちゃくちゃ怖いであろう典型的な宮崎ヒロイン。
普段は山間部で畜産業に勤しんでます。
ヒロインは空高くから落っこちてくるものだという固定観念を日本人に植えつけた人でもあります。
コナンの彼女とよく似てる気がする。
パズーと組んで年に一度ツイッターに御迷惑をおかけしている。

空の海賊の頭領ドーラは{netabare} ク○ババ○枠、じゃなかった「いい女」枠の肝っ玉ばあちゃん。
豪傑な悪役として最初登場しますが実は気っ風の良い優しいク○ババ○。{/netabare}
毒蝮三太夫と気が合いそう。
若い頃はシータとそっくりだったらしい(人間ってそういうもんだよ)。
特技はホンジャマカの石ちゃんより美味しそうに肉を食べること。

ムスカは{netabare} 寺田農さんの声がハマりすぎるくらいハマってるThe・悪党。
ツイッターと並ぶバルスの被害者。
コナンの敵役とキャラ丸かぶりだけど、なだぎ武のモノマネのおかげで知名度はこちらの方が上。
「見ろ!人がゴミのようだw」「眼がぁー眼がぁー」は名言として今も日本人の心に刻みつけられています。
合掌。{/netabare}

なんと濃ゆい皆さんでしょう。
ステレオタイプなはずなんですが、味付け加減が抜群で魅力的になってます。

1900年代初頭のヨーロッパのような味のある世界観ですが、街中というか平地はあまり出てきません。
切り立った渓谷の上とか、空中船の上とか、ラピュタの上とか高いところがメインなのですが、これらが本当に高く見えて絶景!
高所恐怖症の私は映画館で観ててちょっと怖くなってきたの覚えてます。
VRで観たら大変かも。
でもVRで観てみたい気も。

飛行機や飛空船は宮崎デザインの集大成みたいな感じ。
こういうの本当に好きです。

ストーリーの内容紹介は省きますが、物語はシンプルに展開されつつも、ゆったりした日常と緊迫した場面のメリハリが効いていてひと時も眼が離せません。

フラップターに乗った{netabare} パズーとドーラが、燃え盛る要塞に突っ込んで塔の上から囚われたシータを助け出す{/netabare} シーンは毎度毎度背筋がぞわーーーーーとします。
この時の劇伴も最高に好きです。

映画館で観られて本当に良かった。。

というわけで私の中では文句なしの満点評価です。

<おまけ・・・都市伝説について>
ラピュタでよく言われるエンディングでの都市伝説。
スタッフロールが流れる中、{netabare} パズーがシータをゴンドアの家に送るシーン{/netabare} を見た記憶が私もあったんですよね。
なのでレンタルビデオや金曜ロードショーで観た時、あれ?となったんですけど。
そんなシーンは最初からなかったらしいのですが。
結構はっきり意識にあったので、なんか不思議な感じです。

<2018/7/28追記>
今日、関東は夕方ごっついゲリラ豪雨がありました。
その豪雨を降らした雲がラピュタの「竜の巣」のようだと話題にな