総集編TVアニメ動画ランキング 1

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早速見ていきましょう!

77.2 1 総集編アニメランキング1位
ソードアート・オンライン Extra Edition(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (1729)
11787人が棚に入れました
クジラが見たいというユイのために《ALO》での水中クエストに挑むことになったキリトたち。しかしここで驚愕の事実が。意外にもリーファ……直葉は水が苦手だった。アスナたち女性陣は、現実世界のプールで直葉の水泳特訓をすることに。一方同じころ、キリトはある人物と対面していた――。
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ニコ動にて1回視聴。あとは・・・製品版待ちですかね~。

結局・・・原作小説は、買うだけ買って、読めていません。
TV版については結構な回数を繰り返して視聴してはいます。

●感想&総評みたいな物●
{netabare}
「ALOの水中クエスト編だって~」と自分の中で勝手に盛り上がっていた分だけ、半分超が総集編っぽい物だったことにガッカリせざるを得ないのが現状でしょうか。
約2時間の番組が全て新作のみで構成されていると大変嬉しかったわけですが・・・まぁ2期への布石ということで納得しておきたいと思います。

とは言え・・・女性陣の水着姿(アバター含め)が拝めたのは、まず何よりということでw
総集編・回想部分の半分も占めてはいないでしょうが、SAOやALOから現実に復帰した後の姿というのは、TV版においてもあまり描かれていないわけでして。そういう意味では水着を含めて、新鮮に映りました。

「ユイにクジラを見せたい」という気持ちからスタートした、ALO水中クエストですが・・・もうちょっと描写があっても良かったかな?と。「水中であること」の特徴みたいな何かが有っても・・・w
まぁ結局ラスボス(クラーケン?)ともまともにやりあうことなく、むしろ何かの伏線っぽい展開になってしまったわけですが・・・。原作に出てくるんですかね~?

MXもBSも映らないので、ニコ動での視聴になったわけですが・・・CMにあったVITA版の新作ゲームが良さそうだな、と。PSP版から純粋にパワーアップして、アクション性が増していたような印象です。個人的に推していきたいタイトルかな?と思います。

採点について。

物語・・・総集編+OVAという感じで、回想部分が大きい為、高得点にはし辛いです。それでも回想をしつつ、あえてヒロイン達の口から語る(ように見える)という描写にしたのは良かったと思います。

声優・キャラ・・・良い意味で、見事なまでの安定っぷりだったかと。エギル・クラインにもう少し出番をあげても良かったか?とも思えます。リズの立ち位置はともかく、シリカが意外と押してる印象だったですね(効果があるかはともかくw)。直葉さんは・・・まぁどうやっても目立っちゃいますよね。

作画・・・回想部分はさておき、新規部分は良かったと思います。微妙に変更されるでもなく、荒れるでもなく。
ケットシー・シリカのツインテが気になりましたw

音楽・・・1回の視聴では何ともコメントできないですね~。特に新曲とか。要所要所で流れた、TV版OP&EDは良かったと思います。

製品版が4月末ということで、観直しはそれまでお預けということで。同時期にVITA版新作も出ますし、2期もその辺りで何か動きがあるんですかね~。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 16

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ご大層な水着回(やや酷評)

ソード・アート・オンラインの追加エピソードとして、2013年の大晦日最後の番組枠で放映された2時間番組。
前年の猫物語(黒)と同様に、地上派放送だけでなくBSやニコニコ生放送でも同時放映するという、年末をアニメ三昧で過ごしたいオタ達に配慮した番組枠です。
昨年の例もあって、色々と期待されていました。


で、視聴を終わっての率直な感想としては・・・・
とんでもない上げ底。期待はずれ。

ここはSAOファンの方も多いので、あまり痛烈に批判する人も少ないですが、年末の3局同時放送という重責を担うには値しない内容でした。
「悪かった」のではなく、特番と呼ぶには役者不足だったと言ったほうが正確。

確かに、オール新作と予告していたわけでもないし、我々視聴する側が勝手に過度に期待しただけなのですが、そりゃないだろうよ?、と。
2時間ある番組のうち、1時間30分はほぼ回想シーン。
しかもその直前、ニコニコでSAOを一挙放送してるので、続けてみた人は数時間前に見せられた番組のおさらいを年末のその時間でされられたというワケです。
これはどう考えても配慮に欠ける番組構成。
2時間も枠はあるけど、そんなに新作を作る気も予算もないんで、余った時間はダイジェストで尺繋ぎしました!っていうのは、誰でも想像できてしまう裏事情。

結局、昨年やって評判の良かった年末特番を組んではみたものの、手を上げたのがSAOだけだった。しかも主目的は来年にむけた番宣。
そういうのが、顕著に見え隠れしていたので素直に評価できないです、これ。
いや、去年の猫物語が頑張りすぎていたので、あの水準まで持っていけというのが酷なのは承知したうえで、あえて言いますが、
「年末特番のアニメは凄いぞ!」
という盛り上がった気運に、大きく水を差したのは間違いないでしょう。

2期の予告と伏線のために、2時間付き合わされる身にもなって欲しいものです。


と、番組企画の批判ばっかりしてて恐縮ですが、新作部分のアニメの出来としては、それなりでした。
しかし、悪くはないという程度の出来。お話も面白いというわけでもなく、他のアニメでよくやっているOVAの追加エピソードの域を出ていません。
無難で、そこそこ。サービスシーンが少し有り。


女子高生の下着姿に釣られての大晦日。
昨年に引き続き、期せずして今年もそうなった事に後悔はありませんが、ね^^

投稿 : 2024/06/01
♥ : 38
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

公務員・菊岡誠二郎のおしごと

新規映像はヒロイン陣の水着&ちょっとした海洋アドベンチャーなクエストくらい。
あとは変哲のないTVアニメ1期総集編と評されることも多い本作。

私は決して水着目当てだけではなく?
テーマを整理する上でも割と使える総集編だと思っています。


お話は夏を迎えて、
かなづちな直葉が水中クエスト攻略参加に向けて、他の女性陣らと水泳特訓するのを横目に、
総務省の通信ネットワーク内仮想空間管理課職員である、
菊岡がSAO&ALOの事件をまとめたお役所文書作成のためと言う名目で、
重要人物であるキリトの証言を聴取するという形で1期を振り返って行きます。


この事情聴取が中々、整然としていて、
そもそもSAOをデスゲームにした首謀者の狙いとは何だったのか?
プログラムだけでは説明の出来ない不可解な奇跡をどう説明すべきなのか?
2期以降に持ち越されている本シリーズのテーマを読み解く上で、
鍵になる論点を巧みに抽出して行きます。

ただ別の見方をしたら、この公務員にはチョット怖さもあります。
実に色々な人間の事情を詳らかにする一方で、
当の菊岡本人の真意は謎のまま。

古より極力、動かないのがお役人。
官僚が益無きお節介など焼くはずがない。
恐らく彼は一連の仮想世界騒動から、
首謀者が見出した可能性や、そこから実益を得る方法等を
おおよそ見当を付けて、整理仕分けした上で、キリトたちに接近している。
そう考えると菊岡の“好意”には多分に含みがあって不気味ですw

思えばキリト君も一通りの美少女に好かれるだけでなく、
{netabare} PK集団に暗殺されかけたり、ベロリンガな妖精王にヒロイン寝取られかけたり{/netabare}
と一通りのキチガイにも纏わり付かれて、
弱冠・十代にして実に波瀾万丈な人生ですがw

私だったら菊岡さんに目を付けられるのが一番嫌ですw


それはさておき、3期アニメ放送に向けては、
劇場版『オーディナル・スケール』にて、
進化が極まった“トップダウン型”AIを目撃して、
まだ見ぬ“ボトムアップ型”AIとの
比較整理の準備をしつつ、助走するのも一興ですが、
本作でテーマ整理や公務員の生態に着目、観察を行って復習するのも
また一手かと思われます。



それにしても……


スグのスク水……やっぱ、いいな……(遠い目)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 11
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