2016年度の3DCGおすすめアニメランキング 6

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの2016年度の3DCG成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月27日の時点で一番の2016年度の3DCGおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

59.7 1 2016年度の3DCGアニメランキング1位
ブブキ・ブランキ(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (346)
1560人が棚に入れました
3DCGを中心とした制作を手がけるアニメスタジオのサンジゲン設立10周年を記念したオリジナルTVアニメ。

また、小松田大全さんによる初監督作品となる。

声優・キャラクター
小林裕介、小澤亜李、斉藤壮馬、石上静香、小松未可子、潘めぐみ、津田健次郎、日笠陽子、木村昴、興津和幸

abe2 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

2話で化けた→

2話3話まで見て惹かれなかったなら見る価値はないです
でも2話3話でちょっとでも興味を持ったなら絶対見るべき
親子とか世代っていうテーマに絞ったのはポイント高い
今のアニメでそんなのほとんどない
やっとエヴァの正当な後継が出たなと思った
まあ設定自体は結構どこかで見た感はある
残念なのは中盤以降顕著になるんだけどすごく軽いノリがあること
徹頭徹尾シリアスで良かった

//以下2話まで視聴時の感想
1話の印象は視聴者置いてきぼりなジェットコースターアニメ
2話では更にジェットコースター感が増してるっぽいんだけど置いてきぼりなのにジェットコースターに乗ってるつもりになれる
とにかく盛り上がるシーンをひたすら連発してます
辻褄とか整合性とか無視して突っ走ってる
スタッフもそういうのが作りたかったらしくそれがちゃんと伝わってくるのが良い
まあ人を選ぶ作品です
あと最近めっきり見なくなったピンポイントでローティーン対象アニメな雰囲気なのもポイント高い

最近はかなり低い年齢の子供向けと幅広い年齢層の大人向けの二極化してる

投稿 : 2024/04/27
♥ : 8

37111 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

レオ子様

4話まで

子供を突き動かす動機にちょっと違和感があるが。。。

最後は逆襲のシャアかと思ったわ。
物語としては終わってみれば結構面白かったけど、どうもロボが俺の感性にビンビン来ない。なんか操っている感がないというか、戦隊もののロボットみたいでちょっとがっかり。
合体しないで武器として単独であった方がなんか良かった。


最後までレオ子って名前がしっくりこなかった。


総評:サイコミュはありません。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 11

sMYVP12210 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

空からロボットが落ちてきた風

いいですね おもしろい。
空の上に浮かぶ島に強大なロボットを封じ 世界は平和を保っている。
そこからもしもロボットが落ちてきたら・・・的なお話。
原作は知りませんが、続編アニメもあるようなので、ストーリーはちゃんとできてる印象です。

次へ次へと見たくなる展開、グレンラガンっぽいところもあるけど派ですぎないからいい。わざとらしくないわけです
私みたいな古い人間には こっそりと5人合体的な描写・設定が好き。
けどこういう意志疎通がないと合体できないというのは最近のアニメに忘れられてる部分ですよね。自分で戦わない化身、モンスターに戦わせてるようじゃだめですよねー

ラピュタから落ちてきたロボットに5人で乗り込んで戦い、最後は逆襲のシャアばりの大災難を封じるアニメです!
簡単にまとめてみました。一度見てみてくださいまし♪

投稿 : 2024/04/27
♥ : 4

60.7 2 2016年度の3DCGアニメランキング2位
ブブキ・ブランキ 星の巨人(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (116)
583人が棚に入れました
兄は 妹は 戦う、星を守る――。宝島でのブブキ使いたちとの戦いを潜り抜け、島の落下による未曽有の大被害をブランキ”王舞”で防いだ東たち。戦いを繰り広げながらも共に島の落下を防いだ万流礼央子、そして四天王の生死は?海外ブブキ使いたちと、裏で暗躍する東の双子の妹・薫子の目的は?そして汀の行方は…?

声優・キャラクター
小林裕介、小澤亜李、斉藤壮馬、石上静香、小松未可子、潘めぐみ、津田健次郎、日笠陽子、木村昴、興津和幸、柚木涼香、小山力也、金元寿子、山路和弘、細谷佳正、木島隆一、葉山いくみ、山下大輝、和氣あず未、河西健吾、浅倉杏美、小林ゆう、古川慎、山下誠一郎、本渡楓、三宅健太、浅沼晋太郎

ISSA さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

一期より良くなったかも、現代版ゲッターロボ…高飛車なレオコ樣じゃないとレオコ樣違うゎ

一期見ていない方は視聴お勧めします。

一期があまりにも興味湧かなかったから、レビューする気にもならなかった。

最初に見た感じは、ん~作画良くなってる?時間とお金に余裕あったからかフルCGのクオリティ上がってると思いました。

視聴完了
流し見だったせいか記憶が薄い、合わなかったのか…単純につまらなかったのか?
一期はレオコ樣、二期もレオコ樣…二期のレオコ樣は毒が無くなった分だけ魅力半減。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 12
ネタバレ

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

1期目より面白かった!

原作なしのオリジナルTVアニメ作品。1期目からの継続視聴です。

キャラクターも含めて3DCG主体の作画なのは好みが別れるかもしれません。心臓担当の主人公アズマくんと手足担当の4人のブブキ使いで、1体のブランキ王舞(おうぶ)に合体します。

たぶん1期目を観ないと2期目のストーリーは意味不明。2話目のブランキ同士の戦闘シーンは良かったと思います。

とりあえず私の好きな礼央子(れおこ)さまもストーリーには絡んでくるっぽいので嬉しいです。

「ガンダムファイト」よろしく、各ブランキに搭乗するメンバー毎にお国柄的なものがあって良かったと思います。

これ、最終決戦を除いて1期目、2期目を通じて「ロボットバトルもの」というよりはロードムービー的な何か、ジュブナイル的な何かと考えた方が良いかもしれませんね。炎帝(えんてい)チームは{netabare}王舞チームを見守りサポートする大人たち{/netabare}という感じのポジションでしょうか。

あるいは主人公のアズマくんは勇者で、王舞チームは冒険のパーティーみたいな…?

…そう考えると、エピローグにまるまる1話使ったのは納得です。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 23

sMYVP12210 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

やっぱおもしろいわ このアニメ

1期おもしろかったので期待して視聴。
やはりおもしろかった。一気に見させてもらいました。
ただ、1期見てないと絶対意味わからないと思うのでそこだけ注意。

1期見ている前提で感想書くと、1期で語り切れなかった編という感じか。
そこに新たな脅威が絡んできたのが2期の内容になっている。

正直、尺足らずな感じがあったけどもうまく収めてるところがすばらしい。
不完全燃焼でもないので、失望感もなく、かつ続編も見たいかなー
難しいかもだけど。

いい作品ありがとう!

投稿 : 2024/04/27
♥ : 2

67.4 3 2016年度の3DCGアニメランキング3位
GANTZ:O(アニメ映画)

2016年10月14日
★★★★☆ 3.8 (113)
472人が棚に入れました
地下鉄で事件に巻き込まれ、命を落とした高校生の加藤勝。次の瞬間、加藤はマンションの一室にいた。そこで玄野というリーダーを亡くし失意の東京チームと出会う。彼らと共に転送された先は、東京ではなく、火の手があがる大阪の街だった。加藤は命がけのサバイバルゲームに挑むこことなる。曲者揃いの大阪チームとの遭遇。強力な妖怪型の星人軍団=百鬼夜行との戦闘。シングルマザーでありながら戦いに身を投じていた大阪チーム山咲杏との出会い。さまざまな事態に翻弄されつつも、加藤はたった一人の家族である弟のもとへ帰るため、死線を潜り抜けていく。やがて、加藤らの前に大ボス「ぬらりひょん」が立ちはだかる…!

声優・キャラクター
小野大輔、M・A・O、郭智博、早見沙織、池田秀一、津嘉山正種、小野坂昌也、津田健次郎、小川輝晃、梶裕貴

s__masa__ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

GANTZ全部これでやってほしい!...無理か...

GANTZは原作においても賛否両論があると思いますが、肯定的側面では、その独特の世界観や設定、デザインが、「日本の漫画」という競争のフィールドに収まらず、海外でこの作品を原作に映画を撮っても良いのでは?と思わせるレベルにある事と思います。(一方、否定的側面ではその設定が緻密さを欠き、その場しのぎ的にインフレを起こしていく点にあるのですが...)
GANTZ:O以前のテレビ版アニメなどではGANTZの独特の世界観の魅力が伝えきれていなかったのですが、本作はかなり高レベルで魅力を伝える事が出来ていると思います。技術レベルに感動させられました。

この制作方法でつくられた「AKIRA」が見てみたいと思いました。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 2
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ぬらりひょんを甘く見てはいけない!

 ヤングジャンプで連載されていたことも、実写映画があったことも知ってたけど、見るのはこれが初めてです。MX4Dで見たです。椅子が動いて迫力あって、水蒸気みたいな風が耳元に吹いたりしたです。

 CGアニメしては、リアルすぎる感があってキャラが、アニメというより表情のあるマネキンにしか見えない印象だったです。

 この世界において、トラブルなどで一度死ぬとGANTZと呼ばれる黒の大きい球体の所に転送されて、現実世界を舞台にした生死をかけたゲームに参加させられるというお話かなぁです。
 ボスキャラを倒してゲームクリアすると4つの願いのうち一つを叶えてくれるという。その一つに、これまでの記憶を消して日常に戻るというのがあって、普通の人はそれを目指すんだろなです。

 GANTZのゲーム世界を初めて見ると良く分かりづらかった真に迫った前置きから、主人公の加藤勝が一度死んで東京のGANTZチームのところに転送されてから話が進むです。
 舞台は大阪に移され、ぬらりひょんを倒すことがゲームクリアに繋がるです。リアルな妖怪たちが結構見ものです。暴走族みたいな大阪のGANTZチームも現れて、バトルも凄いです。

{netabare} 話は、大阪に来た始めなのかな?から、加藤くんを見守ってきた大阪のお姉さんにも助け合いながら進むです。加藤くんが惚れられて、加藤君も満更でもないのかなぁな感じになるです。積極的なお姉さんだったです。協力して、ぬらりひょんを倒しに行くけど、大阪のお姉さん大変なことになっちゃうです。
 苦労して何とか倒すわけだけど、加藤くんはGANTZを彼らしく願いを叶えてこれからに向けて締めくくったです。{/netabare}

 このアニメは、妖怪とのバトルが凄くて、配下みたいな天狗とか、怪獣も一筋縄でいかなかったし、大阪のGANTZチームのもつ武器も個性的だったです。
 特にぬらりひょんは、弱そうに見えてとんでもない怪物に変化していって、ただの武器攻撃が全くという程通じず凄すぎたです。ぬらりひょんってこんなに強いんだぁと思ったです。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 7

beatle さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

最強!の原則と最高!のCGアニメ、まさかこれ見てない人とか。

いないと思われますが、とりあえずこの作品のウリでも書いておきましょうか。

いやいや。まてまて。この世の中にガンツ知らない奴とか存在しているのだろうか。冷静に考えてみて、まさかガンツの名高い大阪編を知らないとかいう人間の存在が許されるのだろうか。先ほどこちらも三回目の大阪編読了したので、今回はそういったことも踏まえて。

「ガンツ?なにそれ美味しいの?」

「パンツじゃねーんだよ!!」

という方にも理解できるようにガンツの素晴らしさを書いておきましょうか。

とりあえず、エロい。という事はありますよね。かなりマニアックなエロい趣向ではありますが、エロ画像掲示板でラヴァースーツとかピチピチスーツとか巨乳とかの部類でご使用して頂いてる方はとてつもなくお勧めですね。これを視聴せずに死ぬのは、ジャンプっ子がハンターハンターを見てないレベルのスルーであります。

あと、ほどほどのカッコイいとエロいが混合しておりますので、ティーンエイジャーにもお勧めでしょうか。純粋なドスケベエロだけで育っては、健全な青少年育成には遠く及ばないことは自然の摂理。奇跡的な配合率で、熱狂してしまうでしょう。

エロにも様々なエロがございますのは周知の事実ではありますが、かような上質なエロさは極々稀。お父さんお母さんに内緒にしなくてもレンタルしちゃえるし、超お勧めです。


次に残酷さ、予想不可能の展開に次ぐ展開、練られたシナリオ。

多分、ガンツのシナリオは想像できる限り最上のものっぽい気がします。三秒ほど考えた結果なのでおそらく間違いないでしょう。どれぐらいの衝撃度数か、分かりやすく言えば、アニメのクレイモア。映画のダークナイト。いずれも初見さんでの視聴レベルでね。映画もアニメも詳しくない方には、見てると椅子から転げ落ちるレベルの衝撃展開。

次に、絵。絵。絵。マジやばい。これすげーやばいもん(こなみ)書き込みが半端ない漫画を挙げてと言われれば、ガンツが挙がるんじゃないかってぐらいヤバイです。いや。本当に。大阪編もカタストロフィ編もヤバイ。奥ってヤバイ。超ヤバいまじ卍ー。

ガンツ見てると大友てんてーのAKIRAを思い出したぐらいです。あれもヤバイっていうか、あれは地球で一番なので既存の時代と照らし合わせるのもどうかと思いますが、それぐらいヤバイです。

ガンツの一気読みはハンターハンターの一気読みぐらい面白いです。しかも絵の書き込みがされてて漫画のコマにも工夫がされてるから何回も繰り返し読まないと当方には理解ができません。まさにスルメ漫画!



これの日本が今一番頑張った世界に羽ばたかせたフルシージーアニメであります。

近年のアニメのシージーの発展は目を見張るものがありますよね。特にそれはエロの分野に顕著になってる。そう思えてならないのです。

どや?

どやどや??

ヒマやろ?ちょっとは興味でてきたやろ?ガンツとりあえず面白いんじゃねーか?とか思っちゃったりなんちゃりしちゃったりしたやろ?

最後にひとつだけ。

音楽がメッチャ良い。ガチで中学レベルの感想だけど、ドレスコードとかいうバンドの人間ビデオ。これがヤバイ。超やばい。調べてみたけど、セッションに人間椅子がギターやっとるやん!!どことなく洋楽っぽい感じがしたけど、これはいい。ボーカルの一人芝居じゃない音楽はいい。序盤のイントロのギターのアピール。これやっぱり若人には無理だもん。そういうのできるのはやっぱり人間椅子やないとあかんねんな。(突然の似非関西弁)

しかもちょっと調べてみたら、やっぱり歌詞もガンツを意識しているというか、ガンツの曲を作ったという感じか、初めのじゃんじゃんとか漫画の大阪編の道頓堀での星人集団の擬音のそれやん。ようできてておにーさん関心しましたわ!!!

久々のヒットだったわ。やっぱガンツOはぱないの。そう確信した拙僧でございます。


さて。それじゃぁ・・・。




今度は機会を作ってレンタル屋さんで借りようと決意しました。

タイトル通り、これ見てない人、自分であります(伏線回収終了)

とりあえず、近くにレンタル屋があって時間がある香具師ならゴーゴー!期待度マックスであります。やっぱガンツは良いっすよ。マジでね。


見終わりました。最高でした。が。タブレットで見たのは不正解でした。次は映画間でみれるような続編を希望します。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 2

69.0 4 2016年度の3DCGアニメランキング4位
RWBY Volume2(日本語版)(OVA)

2016年10月26日
★★★★★ 4.1 (37)
286人が棚に入れました
物語は科学技術と魔法が同居する世界『レムナント』が舞台。コンピューター管理されるシステムやロボットやタブレット端末のよう先進的で科学的なアイテムが登場する一方で、自然界の力の結晶『ダスト』や生命の魂が持つ力『オーラ』などのファンタジックなガジェットが存在する世界。この世界には人類や動物のほかに、獣の器官を持った獣人『ファウヌス』のような種族も存在する。そして『グリム』と呼ばれるモンスターが存在し、人類はグリムによって永い間暮らしを脅かされ続けているが、現在はダストの発明やグリムの討伐や治安の維持を行う『ハンター』の活躍により、平和な生活が守られていた。物語はハンターを目指す1人の少女『ルビー・ローズ』が、ひょんなことからハンター養成学校『ビーコン・アカデミー』に入学するところから始まり、仲間たちとともに成長してゆく姿を描く。

声優・キャラクター
早見沙織、日笠陽子、嶋村侑、小清水亜美、下野紘、洲崎綾、豊口めぐみ、斉藤壮馬、前野智昭、中島ヨシキ、伊藤静、潘めぐみ、三木眞一郎、甲斐田裕子、井上麻里奈、緑川光、井上和彦、浅野真澄、てらそままさき、中村悠一、木村昴、井上喜久子

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

「Time To Say Goodbye」Monty Oumよ、永遠なれ!バトル、恋愛、青春の全てが詰まった米国発の傑作アニメ第2期!!!

2014年夏頃に公開されたアメリカのRooster Teeth社の3DCGwebアニメ『RWBY Volume2』の日本語吹替版です
英語版の『Vol2』自体は現在でもYoutube等で無料で視聴することが出来ます


10月1日より2週間限定で全12話をひとつなぎに上映する形のイベントが開催中
新宿、池袋、川崎、名古屋、なんば、博多にて劇場公開され、劇場限定BDも発売
吹替版パッケージの一般発売は10月26日


今作で注目して欲しいのはRT社そのものの資金力や技術力が前作から底上げされたことで、より映像クオリティが上がった点
特にモブキャラが前作ではのほどシルエットのみだったのが一人ひとりモデリングされている点や場面転換が多く背景となるフィールドが広大かつ多彩になってる点はみどころです
また、日本のCGアニメからの影響か、輪郭線を強調する効果で所謂「嘘パース」も取り入れてきてます


それとシリーズの産みの親であるMonty Oum監督の、惜しくも遺作であることも忘れたくないです
Monty監督は今作完成後に予期せぬ体調不良とアレルギー性発作で急逝されました・・・
フリーの動画職人時代から一貫してスピーディーなCGアクションを手掛けてきたMonty監督
今作では特に彼のアクション映画ヲタクという一面が垣間見られ、『ウルヴァリン』『トランスフォーマー』『マトリックス』『ファイナルファンタジー』『スターウォーズ』などのオマージュが散見されます


そしてRomanとチームRWBYの決戦はそれらMontyアクションのひとつの到達点とも言うべき完成度でしょう
克目してご覧いただきたいです
ストーリーもバトル、恋愛、将来への不安、と青春ドラマとしての構成も非常に良く出来ていて、現時点でのまさに最高傑作と呼ぶに相応しいかと思います


ちなみにチームRWBYが二人組のコンビネーション攻撃行う際にRubyが叫ぶ「フリーザーバーン」や「チェックメイト」
これは元々英語圏のファンが二次創作でのカップリングを呼称する為に作った言葉の一部を公式が取り入れたものなのです
日本人ならYangとWeissで“ヤンワイ”とか言ったりしますがコレが英語圏では“ Freezerburn”になるという訳ですよ
Monty監督やRT社がファン参加型で作品制作を心がけていることがよくわかる一面です


ああ、ボードゲームのシークエンスの元ネタはもちろん『遊戯王』ですね
アメリカでの『遊戯王』人気が伺えるオマージュです
ツヴァイという犬が登場しますがこれは『カウボーイビバップ』のアインにあやかっています
そしてこれは全くの偶然ですが『一人乃下』でも早見沙織が演じる宝宝がハイヒールのせいで苦戦してましたねw
早見沙織とハイヒールの相性は悪い?ようです(笑)


視聴の前に『Volume1』をおさらいしていただくのは当然として、もし未視聴の方がいらしたら『Vol1』よりさらに1年前に公開された4つの“Trailer”を必ずチェックして欲しいです
『vol1』の特典映像として付属していますが動画自体は現在も無料公開されています
『Vol2』では“Trailer”で張り巡らされた伏線が回収されていくので“Trailer”を観てるか否かで面白さが俄然変わってきますよ!
また、パッケージの特典映像には『World of Remnant』という世界観解説動画が付いてきますので併せてご覧頂くとより理解を深めてもらえます
もちろんこの『WoR』も無料公開され続けておりますが、パッケージではナレーションを吹替に切り替えることも出来ます
無料公開され続けている作品に付加価値を足してパッケージにする商法、ホントかっこいいですねb


最後になりましたが今作でも打越領一音響監督が率いる【超豪華声優陣】の名演を楽しんでいただきたいです
今作が日本の声優の実力の高さを改めて教えてくれた、洋画吹替の魅力を再認識させてくれました
長いことアニメを観続け、『RWBY』という作品自体も繰り返し観てきたにも関わらず、オイラの中の価値観はこの日本語版シリーズをキッカケに大きく変わったのです
大変感謝しています


ああ、エンドロールの後の衝撃的な“最後の一人の声優”はお聞き逃しなくw
もはやキャスティングに驚かされることもないだろう、と思っていたのに劇場で変な声が漏れるほど驚きましたw


Ruby Rose(ルビー・ローズ)早見沙織
Weiss Schnee(ワイス・シュニー)日笠陽子
Blake Belladonna(ブレイク・ベラドンナ)嶋村侑
Yang Xiao Long(ヤン・シャオロン)小清水亜美
Jaune Arc(ジョーン・アーク)下野紘
Nora Valkyrie(ノーラ・ヴァルキリー)洲崎綾
Pyrrha Nikos(ピュラ・ニコス)豊口めぐみ
Lie Ren(ライ・レン)斉藤壮馬
Ozpin(オズピン)井上和彦
Glynda Goodwitch(グリンダ・グッドウィッチ)浅野真澄
Cardin Winchester(カーディン・ウィンチェスター)木村昴
Sun Wukong(サン・ウーコン)前野智昭
Penny Polendina(ペニー・ポレンディーナ)潘めぐみ
Roman Torchiwick(ローマン・トーチウィック)三木眞一郎
Cinder Fall(シンダー・フォール)甲斐田裕子


↓『Volume2』からの新キャラと吹替キャスト↓
Neptune Vasilias(ネプチューン・ヴァシリアス)中島ヨシキ
Emerald Sustrai(エメラルド・サストライ)井上麻里奈
Mercury Black(マーキュリー・ブラック)緑川光
Coco Adel(ココ・アデル)伊藤静
James Ironwood(ジェームズ・アイアンウッド)てらそままさき
Adam Taurus(アダム・トーラス)中村悠一
???(???)???

投稿 : 2024/04/27
♥ : 10

しゅりー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

吹き替えにより感情移入しやすいVol.2

アメリカ発、日本アニメーションとの親和性の高い3DCGアニメ、RWBYのVol.2
Vol.1の話は世界観とキャラクターの描写がメインだったと感じますが
Vol.2からは物語が大きく動き出します。
随所に躍動感のある派手な戦闘シーンとさまざまな伏線が貼られており
150分越えの映像ですがVol.1を楽しめた諸兄なら飽きることなくご覧いただけるはず。
私としては特に前半でチームRWBY全員で戦うシーンの連携が
何度でも観たいお気に入りのシーンです。

さて今回は日本語吹き替え版を観る前、今年の冬頃に原語版を視聴したことが
あったので、原語版を観た時のイメージと比較してみました。
そこで最も感じたのはチームRWBYとチームJNPRのメンバーの絆が深まっていくドラマが
日本の豪華声優陣に演じていただくことでより感情移入しやすくなっていると感じます。
また原語版でわかりづらく感じた言い回しもとてもわかりやすく、
テンポ良く翻訳されているので視聴しやすいです。
ただ、先ほどあげたチームRWBYの戦闘シーンで連携時に二つほど
わざわざ日本語訳しなくても良かったのにと感じられる用語がありましたが・・・

また、新キャラクターでは中島ヨシキさんが日本語吹き替えを担当されている
ネプチューンというキャラクターの演技が日本ならではと感じられて興味深いです。
ネプチューンは一見二枚目でふたをあけると三枚目という印象のあるキャラクターなのですが、
三枚目としての演技が原語と日本語ではだいぶ印象が変わって見えた点が好ましいです。
やはり海外の方が演じられるとどうしてもダンディな声に聴こえてしまい
ひょうきんなキャラクターでもニヒルに感じられる日本人的なフィルターが私にはあります。
そこが中島ヨシキさんの名演により日本のアニメらしくローカライズされていることが
諸手を挙げて賞賛したい部分だと考えています。
その他のキャラクターについてもさまざまな有名声優さんの名演が光っていますので
何度でも観て聴いてみたいところです。

2か月後にはVol.3日本語吹き替え版公開を控え、今月中に
オリジナルはVol.4も公開されるということで、色々と熱い時期を迎えているRWBY。

Vol.2の劇場公開は上映館数が少ないながら約2週間ありますし、
10/26(水)にはVol.2のBD/DVDが発売されます。
Vol.1を観て気になられた方は是非ご覧いただければと思います。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 9
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ここまでする?迫力ある超人的バトルアクション

 RWBY、前回見た今回一年後に続き、上映されたです。上映劇場も限られている中で、前回と気分変えるため、近くの地方で見てきたです。前回は売りきれか?なかったか?のパンフは今回、前回のを含め手に入ったです。

 新キャラ登場から始まったです。ただならぬ展開の予感が、したです。
 学食でなんだかんだ騒ぎを起こすアクションは、このアニメならではでしたです。{netabare}「正義とは甘く、時には辛く、コクがあって癖になる~」、言葉の意味がよくわからんが、とにかくすごい自信だ!です。{/netabare}悪ふざけなのか?喧嘩なのか?ずいぶん大それた食べ物を粗末にした騒ぎだったです。

 物語として、ハンター目指すルビー達4人が、前回最初から出てきている杖と帽子のキザ男と指揮するホワイトファングを追って、所々にバトル勃発する展開ですねです。

 人間離れした、超人的な身体能力と武器の扱いに相変わらず迫力あったです。ロボットとのバトルで、これも凄いけど、あの攻撃で操縦しているキザ男が、生きていることにそれもそれで凄いと思ったです。

 敵の潜入アリ、やや恋ばなアリもあって、どこか謎アリで、前回とはやや違う印象もあったです。{netabare}パーティでドレスを着た男が、女戦士たちと踊るシーンが面白かったです。ルビーの犬が、郵便物で詰められてやってくるし、ちゃっかり戦いに参戦している所が、ルビーの犬らしいと思ったです。

 最後の方で列車バトル展開から、グリムという怪物たちが街に出てきて{/netabare}かなりの激戦になるのもこのアニメならではだと思ったです。

 次作のいろいろと、このアニメの全容の見えるような意味ありげな終わり方が、気になってしまったです。{netabare}ルビーのお姉さんヤンを助けた謎の戦士は一体?{/netabare}今回も声優さん達の演技が、光ってたです。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 7

69.7 5 2016年度の3DCGアニメランキング5位
RWBY Volume3(日本語版)(OVA)

2016年12月21日
★★★★☆ 4.0 (30)
285人が棚に入れました
人類は元来持っているその強さと賢さによってダストという力を発見する。ダストによってグリムという脅威である存在を退けることに成功した人類は、ついに訪れた平和な時間を謳歌していた…。15歳の少女ルビー・ローズ(Ruby Rose)はグリムを退治する存在であるハンターに憧れ、ハンター養成所であるビーコン・アカデミーへと入学を果たす。ビーコンにてチームRWBY(ルビー)のリーダーとなった彼女に様々な苦難が襲い掛かるが、そんな苦難を仲間と乗り越えていくとともに徐々に成長していく。

声優・キャラクター
早見沙織、日笠陽子、嶋村侑、小清水亜美、下野紘、伊藤静、洲崎綾、斉藤壮馬、前野智昭、中島ヨシキ、潘めぐみ、川澄綾子、甲斐田裕子、三木眞一郎、井上麻里奈、緑川光、中村悠一、井上和彦、浅野真澄、てらそままさき、平田広明、堀内賢雄、井上喜久子

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

When! It!! Faaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaalls!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

2015年秋~2016年冬に掛けてyoutube他web上にて公開された米国Rooster Teeth社の3DCGアニメ『RWBY』の第3シーズン全12話
(現在も無料公開されています)
『vol2』に引き続き日本語版が制作されました
ちなみに前作までのあらすじとか無いので『trailer』『vol1』『vol2』までの視聴は最低でも必須です


2015年1月、我々『RWBY』ファンを深い悲しみが襲いました・・・
シリーズの産みの親であるMonty Oum監督が急逝されたのです
当然、製作現場では混乱があったようで、一時期は『vol3』の完成も危ぶまれました
しかしMonty監督の意志を受け継いだRT社スタッフの尽力によって『vol3』は日の目を向かえることが出来たのです


まず、勘違いの無きように留めておいてほしいのですが、Monty監督夭折の前に全体のシナリオ構想は既に完成していたようです
監督が亡くなったことでストーリーが迷走する、といったことは無いようですのでご安心を


しかし今作、アクションシーンのモーションに関してはやはり試行錯誤が見受けられます
『RWBY』のアクションシーンは、Monty監督のセンスの賜物によるものだったことが改めて思い知らされるわけです
具体的にはエピソード毎でアクションシーンの演出がだいぶ異なってくるのがこの『vol3』です
物語は『vol1』の時から散々言われていたヴァイタルフェスティバルのトーナメントに突入し、ほぼ毎話に戦闘シーンがあります
その演出や動きのテンポ感が話数によってだいぶ違うのです
どうも複数の制作班が同時並行式に制作しているようですね


ですがご安心を
物語の終盤に差し掛かる頃にはMonty監督をも凌駕せんというアクションをRT社のスタッフ達は見事にモノにしてきます
さらに技術的な向上もありエフェクトやカメラワークの類に至っては『vol1』や『vol2』を上回る完成度です
キャラクターは一気に倍に増え、モブや背景のディティールも作り込みもさらに細かくなっていく
(ちなみに動く必要の無いモブがモデリングではなく作画なのは『アルペジオ』でもやってましたね)


また、既に本国版BDを購入したファンの報告にはあったのですが、WEB版からBD版へのマスタリング時に施されたリテイクがかなり大量にあります
主にアクションシーンでのブラーの掛け方などのエフェクト類が綺麗に掛かっており、WEB版でイマヒトツかな?と思っていたシーンも迫力やスピード感が増していてほとんど別モノと言っていいです
オイラはCrow vs Winter戦やRWBY VS FNKI戦の印象がだいぶ変わりましたよ
楽曲の差し替えというか、少しアレンジとマスタリングとタイミングを変えたのも良かった
正直WEBで無料で観られるからいいや、で済ますのはもったいなさ過ぎます


ああ、ちなみに公式発表されてませんがチームFNKIの一人でローラーブレードとサイリウムヌンチャク(笑)で戦うNyan Cat(というYouTubeで謎の世界的ヒットを記録したボカロ曲)を擬人化したNeonタソの吹替声優は『響け!ユーフォニアム』で夏紀先輩を演じた藤村鼓乃美さんなので注目して欲しいところです


あとこれはvol1、vol2のページに書き忘れたのですが、この日本語吹替版は現在視聴可能な世界中全てのWEB版、米国公式BDパッケージ含めたどのどのバージョンの『RWBY』よりも高画質に収録されております
音声に至っては5.1ch化されており、吹替版はさらにリマスタリングされています
原語ver派もこの日本語吹替版BDは入手の価値あるわけです


お話も大きく動き、起承転結で言えば転、序破急で言えば破、『スターウォーズ』で言えば『シスの復讐』です
劇場でオイラは後半1時間涙が止まりませんでした;;
散々名前だけが語れていたCrowおじさん、Winterお姉さま、Taiyangパパも遂に登場します
そして、前作でビーコンにまんまと潜入したCinder一味がいよいよその悪しき計画を実行に移します
前作にも増してエピックでスペクタクルな展開にご期待下さい


ちなみに原語版は10/22よりいよいよ『vol4』の公開がスタートします
この機に『vol3』までチェックしていただければ、この『RWBY』というビッグウェーブに乗ることが出来るのです
乗るしかねぇ!この波にぃっ!!!


Ruby Rose(ルビー・ローズ)早見沙織
Weiss Schnee(ワイス・シュニー)日笠陽子
Blake Belladonna(ブレイク・ベラドンナ)嶋村侑
Yang Xiao Long(ヤン・シャオロン)小清水亜美
Jaune Arc(ジョーン・アーク)下野紘
Nora Valkyrie(ノーラ・ヴァルキリー)洲崎綾
Pyrrha Nikos(ピュラ・ニコス)豊口めぐみ産休の為→代役 伊藤静
Lie Ren(ライ・レン)斉藤壮馬
Ozpin(オズピン)井上和彦
Glynda Goodwitch(グリンダ・グッドウィッチ)浅野真澄
Sun Wukong(サン・ウーコン)前野智昭
Penny Polendina(ペニー・ポレンディーナ)潘めぐみ
Roman Torchiwick(ローマン・トーチウィック)三木眞一郎
Cinder Fall(シンダー・フォール)甲斐田裕子
Neptune Vasilias(ネプチューン・ヴァシリアス)中島ヨシキ
Emerald Sustrai(エメラルド・サストライ)井上麻里奈
Mercury Black(マーキュリー・ブラック)緑川光
Coco Adel(ココ・アデル)伊藤静
James Ironwood(ジェームズ・アイアンウッド)てらそままさき
Adam Taurus(アダム・トーラス)中村悠一


↓『vol3』からの新キャラ&吹替キャスト↓
Winter Schnee(ウィンター・シュニー)川澄綾子
Qrow Branwen(クロウ・ブランウェン)平田広明
Taiyang Xiao Long(タイヤン・シャオロン)堀内賢雄
Salem(セイラム)井上喜久子


ちなみにオイラのイチオシはココ姐さん、それとちゃんニオことニオポリタンです^^b

投稿 : 2024/04/27
♥ : 9
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

これで終わりでじゃなかったんだぁ!です。

 お墓参りから始まって、ルビーのお父さん初登場だったです。この世界の天下一武闘会、ヴァイタル・フェスティバルトーナメントがついに開幕。

 チームRUBY圧巻の所詮も含めて、バトルシーンがまた更にパワーアップした感じだったです。ジョーンのチームの戦いも戦いの中仲間でもめ事してあっさり勝っちゃうし、サンとネプチューンのチームも水をよけて戦うネプチューンが受けるです。

 ルビーのおじさんクロウ、ワイスのお姉さんウィンターの登場から、このトーナメントの裏で何やら陰謀が渦巻く展開で、Volume2から登場のエメラルド、マーキュリー、Volume1から登場のシンダーが、本格的に動くです。

 トーナメントが順調に進むと思われたさなか、{netabare}とんでもない罠にルビーのお姉さんのヤオがハメられ、ジョーンのチームのピュラまでもが・・・・だったです。物語が、思いもよらない方向に進んでいき、グリムが乱入したり、ブレイクの元仲間のホワイトファングまで出てきたり、前回捕まったローマンが脱走して参戦するなど、ハチャメチャな戦争みたいになったのは、凄かったです。ビーコンアカデミーの生徒総動員で結束も見どころです。ローマン、ルビーと戦って押せ押せだったけど思わぬ展開であっけなかったです。

 ここまで来て学長のオズピンも、軍隊のおっさんも活躍意外と凄いなぁです。今回から話のあった妖精の力だか何だかが、このシーリーズのカギになるみたいな感じです。
 その力が、敵の手に落ちてしまいピュラが・・・・。それを見た駆け付けた{/netabare}ルビー、何かに覚醒した展開は、謎だったです。どうなったか?は見てのお楽しみ。

 この戦いで、チームRUBYがまさかの展開に・・・。これから、新しい出会い??チームがあって、どんな展開になるのか?気になる気になるです。最後のほうに出てきた悪の根源みたいなおばさんが、これから出てくるみたいで印象的で謎めいてたです。
 今回も話の長めなアニメだったけど、見入ってしまうです。今までのRUBYより、キャラに今までにない表情が多くあったのは、良かったでしたです。いつ上映されるかわからないVolume4、もっと凄くなるみたいで、ワクワクワクワクです。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 9
ネタバレ

しゅりー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

衝撃のVol.3

アメリカ発の3DCGアニメ、RWBYのVol.3
2016/12/3(土)より2週間のイベント上映とのことで、
レビューの投稿が遅くなりイベント上映は今日入れて3日残すのみという
こんなタイミングで言うのも申し訳ありませんが、もし可能であるならば
劇場での観賞をおススメしたいアニメです。
なぜならこのボリュームのアニメを劇場で観賞する機会など
そうそうないからです。

前作Vol.2でも150分を超えていた上映時間ですが
Vol.3は180分に届かんとする内容になっています。
予告の時間など含めれば確実に3時間以上劇場の席に座っているという状況は
アニメ映画としては珍しいのではと思います。
その分、お手洗いなどは万全に済ませて視聴したいですね。
ちなみにVol.2では声優さんの台本が他のアニメに比べてやたらと厚いという
エピソードがありましたが、Vol.3はさらに内容が多いために台本が2冊になったのだとか。


物語としてはVol.1から話に出ていた
ヴァイタル・フェスティバル・トーナメントという
ハンターを目指す学生たちのトーナメントと
その裏で暗躍していたシンダー達の起こす大事件がメイン。
トーナメントのお祭り騒ぎとその裏にある陰謀というのが
何とも80年代以降に少年ジャンプで連載されたバトル物の漫画らしい感じです。


本作Vol.3はその完成前にRWBYのクリエイター、モンティ・オウム監督が亡くなられるという
悲しい出来事があったと伺っていますが、それを乗り越えて
このような大作を制作されたRT社制作陣の皆様には心より敬意を表します。
モンティ・オウム監督の不在によりVol.1、Vol.2とは
戦闘シーンの描写にだいぶ変化があり、本国のWEB公開時の
トーナメントにおける戦闘シーンはちょっと物足りないものがあったとは感じています。
ただ、WEB公開時でも本編後半の戦闘シーンは十分な迫力があったと感じられましたし、
今回の日本語吹き替え版にあたり、全体の戦闘シーンがかなり修正されているようですので
そこは余裕があれば一度見比べてみたいと思っています。


吹き替えについては主人公ルビーの叔父、クロウを演じる平田広明さんの
おじさんっぷりがとても聴きごたえがあり好印象です。
個人的に吹き替えで一番好きな台詞は前野智昭さん演じるサンの台詞
「もう、いい加減にしてちょうだい」なのですが...
もちろん全体を通して声優陣の名演が光る内容となっており
吹き替えの日本語演出をされた打越領一さんのセンスには度胆をぬかれます。
本作は個人的に劇中音楽がVol.1~Vol.3で一番聴きごたえのある
シリーズだと思っていますので、吹き替えと合わせて耳が幸せな気分です。
{netabare}ただ、サウンドトラックで音楽を聴かれる方がいらっしゃいましたら
先ほどのサンの台詞直前の戦闘時に流れる「I May Fall」という曲は
なぜか「Vol.1」のサウンドトラックに収録されていますので
気に入った方は気を付けていただければ。{/netabare}


Vol.3のストーリーによってRWBYの序章は終わり、Vol.4からは
また新しいストーリーが描かれていきます。
Vol.3の後半はそんな序章の終わりに相応しい衝撃を持っていますので
ご興味ある方は是非ご覧ください。
そしてVol.4以降も日本語吹き替え版で視聴できるよう期待しましょう。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 7

67.0 6 2016年度の3DCGアニメランキング6位
KING OF PRISM by PrettyRhythm(アニメ映画)

2016年1月9日
★★★★☆ 3.9 (30)
219人が棚に入れました
舞台は4年に一度開かれる「プリズムキングカップ」
個性豊かな男の子たちが続々登場し、あなたの心をきらめかせます。
3人を待ち受けるさらなる試練とは一体何なのか!?

彼らの新しい物語が今、幕を開ける...

声優・キャラクター
柿原徹也、前野智昭、増田俊樹、寺島惇太、斉藤壮馬、畠中祐、八代拓、五十嵐雅、永塚拓馬、内田雄馬、浪川大輔、蒼井翔太、武内駿輔、関俊彦、森久保祥太郎、三木眞一郎

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

【キンプリはいいぞ】菱田×京極×乙部のオールスタースタッフ!『ラブライブ』の監督の本気!!みんなを笑顔にするステージを!!!【キンプリへようこそ】

『プリティーリズム・レインボーライブ』の正当な続編にしてシリーズの名脇役として活躍した男性キャラ達を主人公にしたスピンオフシリーズ第1弾の映画
上映時間は約60分


まずお伝えしたいのですがこの映画【歴史的傑作です!w】
『うたプリ』とか『美男高校』とかが苦手で無い方は絶対に観た方がいいです!
だって天地がひっくり返るぐらい面白いw
劇場の男女比は見事に5:5!
満員の観客は最初から最後まで腹抱えて笑い倒し!
昨今、男性人気か女性人気かのどちらかに極端に偏った作品が多く、あれだけ話題を呼んだ『ガルパン』ですら女性客はほとんど見受けられないというのが寂しい現状
ところが、この映画は男女両方のハートを鷲掴みにしたわけです
こんなアニメ映画、なかなか出会えるものではありませんから本当に凄い


『レインボーライブ』最終回に登場した男性3人組ユニット、「Over The Rainbow」のその後と、新たにエーデルローズに入寮した7人の新人スタァへの橋渡し的な物語、さらに暗躍するシュワルツローズと呼ばれるライバルの登場で今後の展開も予想される新シリーズのプロローグ的な映画となっています


「Over The Rainbow」やエーデルローズに関してはダイジェスト的な回想を含めて解説されるので『プリティーリズム』シリーズを全く観たことが無い!って方にもオススメします


また『レインボーライブ』から2年が経過しているようで、かつてプリズムスタァとして切磋琢磨していた少女達の現状もチラッと登場し、彼女達の成長した姿を拝めるというファンサプライズもあってプリズムエリートは観に行かない理由などありません
ちなみにエーデルローズ新人の中にはあの涼野ユウ(いとの弟)も成長した姿でいるからなんとも感慨深いんだこれがw


監督はお馴染み、『プリティーリズム』シリーズや『プリズムツアーズ』を手掛けた菱田正和
『プリズムツアーズ』のルート4、つまり男性アイドルをピックアップした上映回が好評だったことを自ら劇場に足を運んで実感し、温めていた今作の企画を実現させたそうな
菱田監督はホント天才でして、超低予算&超短期納品で今作を完成させています
60分作品にも関わらず、30分作品と同等までに2D動画の枚数を絞ったというのだから驚きです
なのに作画の粗雑さは全く持って感じませんでした
それどころか、2D作画でダンスするカットすらあるのだからタマゲた
ちなみに昨今のアニメ、特に劇場版ともなると作監が数人〜数十人という大所帯になることも珍しくないです
(個人的にはこの人海戦術ってのは嫌いです)
が、今作は原案、キャラデ、作監を全て松浦麻衣が1人でこなしてるのもポイントですね


それにしても『プリティーリズム』という2年も前に稼働終了したアーケードゲームのアニメを、再始動させることに水面下で尽力したavexには拍手
まあ、男性アニメアイドル的なものをすぐに始められるのはコレだ!って思ってたんでしょうな
そしてタカラトミーにとってはほとんど金にならない企画なのによくOKが出たものです
関係者には感謝しかない


そしてとにかく注目していただきたいのは、やはり(笑えるw)ライブシーン
キ○ガイ染みてるともいえる今作のライブを手掛けたのはプリズムエリートにとってはこれまたお馴染みの京極尚彦(演出)と乙部善弘(CGディレクター)


そう、京極さんといえばあの『ラブライブ』シリーズの監督
彼が『ラブライブ』のライブシーンに用いてる演出というのは『プリティーリズム』シリーズで培ったものなんです
当時『ラブライブ』が盛り上がってきた為に京極さんは『レインボーライブ』の演出をほとんど手掛けることが出来ませんでした
その鬱憤晴らしなのかw今作では狂気に満ち満ちた演出の数々を披露しています(笑)


【これが『ラブライブ』の監督の本気】と言わんばかりかの『E.T』パロ!マトリックスからの五郎丸!!未成年の主張!!!(言ってる意味が解らないでしょうがオイラにもワカリマセンでしたw)
なんてかあのひと頭オカシんじゃないでしょうかwww(褒め言葉です)


そんなオールスタースタッフが揃ったのだから低予算なんぞ跳ねのけるほどのパワーに溢れた映画となってます
文字通り、観に来た方を「笑顔にする」作品ですねb
2016年、マストなアニメの1本に入れておいて絶対に損は無いと確信しています!
是非その目で確かめてください
























4DX応援上映観てきました!
座席のモーションや振動は『ガルパン』ほど激しいモノではないしそもそも60分と短い時間なので4DXの「動き」が苦手な方でもなんとか観れる丁度いい尺だと思います
モーションは主にプリズムショーの動きに合わせてなのであたかも踊ってるかのような気分になります
カヅキとアレクのレビテーションの風が心地よかったw
フラッシュ演出も効果的に入ってました
が、何より驚いたのがシャボン玉演出ですよw
プリズムショーの度にシャボン玉が降ってくるので上映終わった後に床が石鹸でデロンデロンのトゥルントゥルンになってて危なかったですw
ただでさえ面白いキンプリがさらに面白くなってしまった
ありがとうキンプリ
ありがとう4DX

投稿 : 2024/04/27
♥ : 8
ネタバレ

踏切太郎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

上映時間僅か1時間と限られた予算でどこまでやれる?限界まで挑戦した作品

まず、
「クロスアンジュ」や「うたプリ」や「ダイナミックコード」にツッコミを入れながら楽しめた方はこんなレビューを読まずにさっさとこれを観ましょう。
dアニメストアで本作と続編の「劇場版 KING OF PRISM -PRIDE the HERO-」が配信されているので!
元作品「プリリズ」を知らない方でも全く問題ありません。

逆に男性キャラアレルギーな人、頭の固い人には多分向かないと思う。


まず冒頭5分で{netabare}踊りながら喘ぐキャラ、主人公はそれを見て全裸になってしまい、直前まで自転車を二人乗りしていたキャラに「公道での二人乗りは禁止だよ♡」と言われる。{/netabare}
ツッコミが追い付かず意味が分からなくて困惑したが、今思えばこの時点でキンプリの魅力に引き込まれていたと思う。

{netabare}尻からハチミツを出す{/netabare}シーンは劇場で観ていたら間違いなく噴き出していたと思う。
だが気が付けば前向きに努力するキャラ達を応援していた。
{netabare}コウジがハリウッドへ旅立ちOver The Rainbowが星座になる{/netabare}シーンは笑いよりも感動が勝ってしまった。

僅か1時間で {netabare}
シンとルヰの出会い
エーデルローズとシュワルツローズのメンバー紹介
Over The Rainbowの過去
カヅキvsアレク
「シン・無限ハグ」取得
Over The Rainbow活動休止ライブとシンのデビュー
{/netabare}
これだけ詰め込んだ構成は見事としか言えない。

悪いと思った点は {netabare}
ルヰのキャラは正直ウケが悪そう
シン、タイガ、オバレ以外のエーデルローズ生徒が結構空気だった
演技に難がある声優が何名かいる(大人キャラはベテラン声優が多いのでそこは良かった){/netabare}

作画はTVアニメと比べても正直並レベル、劇場版作品ではかなりの低予算だろう。
だが元作品「プリリズ」を知らない自分にも「プリズムショー」の魅力と製作者の熱意は十分伝わって来た。
無印ラブライブ監督の京極さんが手掛けるプリズムショー演出も観ていて非常に楽しかった。
これはジメジメした展開がなくストレス無く観られたのも大きいだろう。
この作品には本能に訴えかけて来る何かがあるのは確かだ。
円盤はどのセットを購入するか悩んでいるがCDは早速注文した。
「プリリズ」も勿論観る予定。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 0

Prism_Ace さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

虹の先をこえてゆけ!

新作公開される前に一言言っておきたい!2016年はこの映画に振り回されまくりました!!!
プリティーリズムレインボーライブ最終回で見せた最高の悪ノリから2年…。
公開2週目の舞台挨拶に参加するために新宿バルト9まで遠征したんですけどまさかあそこが後の伏魔殿になるとは思っても見ませんでしたね…。
プリティーリズム新作としてもレインボーライブの続編としても最高な作り。
新生エーデルローズの個性派揃いなメンバー(ミナトママが好き)やライバル・大和アレクサンダーの存在感もまたプリリズ世界に新たな可能性を見出しています。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 1
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