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「幼女戦記(TVアニメ動画)」

総合得点
93.9
感想・評価
2183
棚に入れた
10483
ランキング
8
★★★★☆ 3.9 (2183)
物語
3.9
作画
3.9
声優
4.0
音楽
3.9
キャラ
3.9

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幼女戦記の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

おおかみ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白いし次シリーズ期待

面白いし推し声優だし、戦争歴史はアニメはまる前によく観てたんてゲルマンっぽいなとかOPもいいなとかあってすごく好きなんだけども、総合七位ってやりすぎでは?皆色々アニメみてんのかー?

投稿 : 2024/04/16
閲覧 : 105
サンキュー:

2

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

悠木碧の名演が光るアニメ史に残る神作品。

最高の作品。
仕事のできるサラリーマンが魔法使いの幼女に転生して戦争で大活躍する話。
異世界転生アニメなんだけど、シナリオの良さが段違い、そしてターニャ役の演技が凄すぎ

欠点は幼女戦記というタイトルのせいで萌えアニメと勘違いされがちなところ
タイトルとは裏腹に萌えポイントは少なく、どっちかというと硬派な作品
ターニャとヴィーシャは可愛いけど、特にターニャは隠すことなく凶悪な表情をするのですぐに萌え狙いの作品ではないことがわかりますね
これをギャップ萌えと言える上級者の皆さんも多いようですが

物語中で数々の戦場に駆り出されますが、町の空気、兵士たちのピリピリした雰囲気など戦場の物々しさがうまく描写されていて緊張感がある。
現実の兵器に加えて空飛ぶ魔法使いのアクセントにより、派手で爽快感のある戦闘シーンは見ごたえがあって面白い。
また、主人公の苛烈な性格と活躍が、史実のWW2前半のドイツの快進撃を見事に表現していますね

ドイツは史実では敗戦しているので、今後戦況がどんどん厳しくなっていくでしょうし、ドイツが完全勝利して終わりなんてあちこちから叩かれそうなので最後は敗戦になりそうだけど、そのあたりはどういう結末になるのかとても気になりますね

とにかくターニャ役の悠木碧の演技が凄すぎて圧倒された
あまり声優にこだわりないのですが、ターニャ役の悠木さんは本当に天才ですね、すごい演技力だと思う
作画もBGMも最高でした

これほど素晴らしいアニメを制作されたスタッフの皆さんに感謝!!
一期では終戦まで描かれていないので、どんな結末になるのかとても気になります!

投稿 : 2024/02/04
閲覧 : 576
サンキュー:

48

レモリア さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

この幼女はヤバい!

正直しびれた!
文句なしの一言。
もうすでに三度ほど見返すという名作!

本当にヤバい!

投稿 : 2024/01/14
閲覧 : 241
サンキュー:

4

ネタバレ

メタルジャスティス さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

強烈な毒

そのタイトルを見た時は軽く忌避したものですが、デクレチャフ少佐の声優が悠木さんと知って、これは観なければなるまいと翻意した次第。

異世界モノを背景にしつつ戦記物のテイストに強烈なキャラクターが本作の魅力。
それも強烈な毒。
それでいて幼女の見た目故、毒は薄まり微笑ましくもある。
元が狡猾で非情なおっさんであっても、見た目と声が変われば不快感無く見れると言うのは不思議なものだ。

戦況の行方も去る事ながら、存在xとの関係、その後の結末がどこに収束するのか。
不安と期待が入り混じる。

ここ最近では1番好きな作品。

投稿 : 2023/12/24
閲覧 : 60
サンキュー:

0

きゅん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

おもしれぇ!

おもしれぇ!!続きが見てぇ!

投稿 : 2023/12/20
閲覧 : 47
サンキュー:

0

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

おもしれぇ!!

おもしれぇ!
作画は原作と違いすぎるキャラいるけど
それ以外は良い

投稿 : 2023/12/20
閲覧 : 40
ネタバレ

覆面反対 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

第一次大戦のドイツがモデル

この作品における世界観のベースは第一次大戦のドイツ🇩🇪 史実ではドイツは英仏とロシアに挟まれており、ロシア革命によるソビエト政権誕生までは二方面からの戦線となったが、この世界では対フランス、ロシア、スウェーデン、ルーマニア🇫🇷🇷🇺🇸🇪🇷🇴…とそれ以上にハード


そんな絶望的な状況の中をターニャ率いる203魔導大隊が連戦連勝で各個撃破していく…特にターニャの戦闘力が神がかっていて、敵兵からの銃弾を巧みにかわし、己の銃撃で相手を確実に次々と仕留める


敵兵への容赦の無さ…時折見せる狂気じみた表情…国際法を都合よく解釈し一般市民への砲撃も辞さない…冷酷な軍人な反面、11話で敵兵の攻撃から部下を庇って攻撃を受けたり…とカッコいい一面も備える幼女の皮を被った怪物🧌


史実の第一次大戦に空を飛ぶ部隊というフィクション要素…帝国による共和国の首都陥落という第二次大戦要素…を混ぜたのがこの世界。レトロな車にラジオ、機関車しか無い文明に空を飛ぶ靴が並行して存在する…というのは「何故そこだけ未来的?」とツッコミ要素ではあるけど、回を重ねて見ていくうちに面白さを感じる自分がいました

投稿 : 2023/11/25
閲覧 : 147
サンキュー:

5

おっさん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

かわいい

可愛くて仕方ないっす

投稿 : 2023/07/26
閲覧 : 75
サンキュー:

2

くまさん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

神など認めない、存在Xへの反逆!

私のお気に入りのアニメのひとつです。

銃と魔法が両立する軍隊ものとしてとても面白く、軍部の作戦が一人の天才によって具現、成功していく様は痛快です。

軍律を守るためにはかなり過激なことをするターニャですが、
航空魔導師大隊の部下たちへは、死なせないように自分の身を張ります。

EDの「Los! Los! Los!」は戦場の狂気を感じさせる雰囲気がとてもよいです。

安全に戦線から離れて生き延びようとするターニャの思惑は、まったくうまくいかないです。「どうしてこうなった!」

投稿 : 2023/06/29
閲覧 : 134
サンキュー:

8

U-yan さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

幼女の皮をかぶった化け物には気をつけましょう!

情報なしで視聴しました。まさかこのアニメも転生だったとは・・・。前世の記憶がある転生アニメで、魔力は存在するがヒロイン多数のモテモテ最強の転生アニメではありません。テーマはがっつり戦争です。銃や大砲や爆撃でドッカンですw中世ヨーロッパ風の舞台で軍人幼女が大暴れ。引きの画の作画はちょっと・・・ですが戦争のシーンはスピード感もあって迫力あるし見応えはありました。声優さんも問題なし!OPEDはかっちょいい!戦争アニメだけに言葉遣いが少し難しかったり、中世ヨーロッパ風だけに個人名が覚えづらい事があるかな。あと個性あるキャラがもう1.2人いてもいいかなぁ〜と思ったので、その辺は劇場版に期待!独特な雰囲気あるし観てよかったです。

投稿 : 2023/04/04
閲覧 : 151
サンキュー:

6

ネタバレ

なっぱ‪‪𖧷‪‪𓈒𓂂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

悠木碧さんの力強い演技に惚れ惚れ

好みのイラストでずっと気になってた作品、
イラスト以外の予備知識なしで鑑賞開始。

細かい事は後で書くとして
まず最後まで通して思ったことが、
あらすじにもある〚幼女の皮をかぶった化け物〛←
この言葉考えた人すごい!本当にその通りの作品!
そしてその幼女の見た目をしたターニャに
悠木碧さんの声がピッタリで尚且つ化け物な感じを
力強い言い方で表現していて素晴らしかったです。
悠木碧さんの為にターニャが存在してる気しかしない。

そして予備知識のない私が物語として1番驚いたのが、
{netabare}ターニャ転生者だったんかい!!{/netabare}
もうこの一言に尽きますw
全然珍しいジャンルではないのに感心した理由が、
{netabare}転生者が主人公となる作品は
ほとんどがタイトルやあらすじの中に
〚転生〛や〚異世界〛等のワードが混ぜられているのに
この作品はそこで勝負してないのがいいですね!
そしてなにより転生者という事を明かすのが
1話目ではなくまさかの2話目、
いい意味での裏切りにあいましたねw{/netabare}

12話では根本的な問題の解決はありませんが
次が気になる終わり方にワクワクしました。
{netabare}ターニャがトドメを刺して亡くなった共和国軍の
男性の娘が泣きながら入隊の宣誓をしていましたね。
どちらの国も平和を望むのは同じなのに
殺し合わなければいけない戦争という惨さが
ひしひしと伝わってくる終わり方でした。{/netabare}

が、私の思うこの作品の見どころは
ターニャの"にちゃぁ〜"っとなる笑顔です♡w

劇場版がこの作品の続きとしてあるようなので
そちらも鑑賞が楽しみです。

投稿 : 2023/03/05
閲覧 : 235
サンキュー:

15

ネタバレ

ミスターK さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

迫力あるけど原作そっくりとは期待しない方が良い

原作を読んでから観ました。迫力があり、声優さんからキャラの感情がよく感じたところが良かった!

原作と比べて話がもっと初心者向けになっていたのが欠点。特に{netabare}原作では会議などで両側の考え、本音、相手の目的の予測などにいろいろ拘っていたが、{/netabare}これがアニメではほぼ無いのが残念。あと原作の方がキャラ可愛かったかな(笑)

投稿 : 2023/02/16
閲覧 : 156
サンキュー:

4

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

見た目の印象より面白い作品

タイトル名とキャラデザを見た時点で駄目っぽいと思ったが
実際は第一印象に反して意外と面白く
特にターニャの性格や強さとかのキャラが立っていた点が良かったのと
それと戦闘シーンの作画は非常にクオリティが高かったです。

【評価】

65点・2B級

投稿 : 2023/02/08
閲覧 : 147
サンキュー:

0

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「戦争は女の顔をしていない」

異世界転生?


悠木さん主演の戦争ものなんて評価せざるを!、と言いたいがう~ん…。


戦術レベルの近き戦争としても、戦略レベルの遠き戦争としても中途半端になっちゃったかな?


敵役や良い脇役に少々欠ける。芳忠さんや三木さんといった将校組の陰謀術策の世界ももっと見たかった。


「神」との戦いというテーマをもっと展開して欲しかった。


「戦争は女の顔をしていない」を読んで、少女スナイパーや飛行士はフィクションの世界だけではなく現実だったんだ…と絶句。

投稿 : 2022/12/06
閲覧 : 896
サンキュー:

35

ネタバレ

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ごきげんよう そして ごきげんよう 。

【概要】

アニメーション制作:NUT
2017年1月 - 3月に放映された全12話+総集編1話のTVアニメ。
原作は、カルロ・ゼン(日本人)による(辞書のように分厚い)ライトノベルです。
小説投稿サイト「Arcadia」のweb小説が雛形であり、

書籍版(エンターブレイン) = web小説をリメイクして、篠月しのぶのイラストがついたもの。
漫画版(KADOKAWA) = 東條チカ・作。書籍版に忠実に、そしてキャラの描写を膨らませたもの。
アニメ版 = 書籍版を大幅に編集して3巻の3/4までを全12話で纏め上げたもの。 

と、KADOKAWAグループのテコ入れでメディアミックス展開されています。
漫画版は、月刊コンプエースにて連載中です。

アニメ版の監督は、上村泰。

【あらすじ】

一人の男がいた。子供の頃から勉学に励み進学校から名門大学へ。
そして都心の高層ビルに本社を持つ一流企業で大過なく粛々と自分の職務をこなしている。
部長の席まで将来的には見えているのだから、世間の尺度で言えば勝ち組だろう。

彼は自分と本物の天才の差を実感していた。
本物は学問や研究などの分野で新たな一歩を踏み出すのだ。
学歴社会を勝ち上がった勉強ができるだけの凡人に過ぎない自分は、
社会のシステムとルールに逆らわず、
出世を約束されたレールに上手く乗って豊かな老後まで計算しつくされた、
実りある人生をつつがなく過ごすのが合理的であるのだと。

だが、しくじった。人事部で首切り役をやっていた彼は、
職務に纏わりつく人の恨みというのを失念していたのだ。
原作に詳細が書かれているが、
常識的に考えて解雇されて当然のクズ社員に自己都合退職勧告を通達したところ、
帰路の駅のホームにて、そいつの逆恨みで線路に突き落とされた。そして、挽肉へ。

さようなら、西暦2013年の東京。
はじめまして、統一暦1914年(アニメでは1913年)の帝都。

地球にそっくりな異世界。ヨーロッパに酷似した大陸。
プロイセン国王をドイツ皇帝に戴く帝政ドイツにそっくりな軍事国家。
統一暦の世界では第一次世界大戦(1914-1918年)が勃発していなく、
その影響でドイツ革命が起きてないのでヴァイマル共和政もナチズムも存在していない。

周辺には、ノルウェー、スウェーデン、フランス、イギリス、イタリア、ルーマニア、ソビエトとは、
名称は異なるが西暦の地球に似た該当国家まで存在。
更には大西洋の向こうには世界一の物量と工業生産力を誇るアメリカに該当する超大国がある。
日本に該当する東洋の島国もあり日露戦争に似た戦いがあったが、今作品では触れられず。

人類の神への信仰心が薄れているということで、
神の奇跡を信じるようにと神の恩寵によって目に見える形で魔法が復活した世界。
それは近年のことであり、科学と魔法が両立している。
そして世界各国は魔法を軍事技術に用いている。
これまた第一次世界大戦を経験していない影響で戦術ドクトリンの発達が西暦の世界より遅れている。

帝国は領土問題で衝突しており、周囲諸国との火種を抱えている。
戦争の匂いが充満した世界に、男は身寄りの無い金髪の女の赤子として転生した。
何故?輪廻の狭間で神を自称する存在Xに無信仰さを咎められ、更に口答えをした神罰だという。
国民皆兵制で男女平等主義。魔力を持つ者は例外なく徴兵されるという軍事国家で、
経済的自由のない孤児、貧相な幼い女の身体、そして魔法の才能というプレゼント付き。

歳月が流れて統一暦1923年。主人公は、ターニャ・デグレチャフ。10歳前後の金髪碧眼の少女?幼女?
職業・軍人。魔法の力で空を飛んで敵を倒したりするのがお仕事。
シカゴ学派とブラックコーヒーを愛する彼女に子供らしい愛らしさは皆無。

自らの魔導師適性を国家から認定されて軍隊入りを避けられなくなり、
孤児の立場で学問を修めることが可能な唯一の選択肢が士官教育であると鑑みた結果、
志願兵となって軍学校で勉強する →軍人として戦功を立てる →出世コースに乗る
→安全な後方勤務に転属 →経済的にも社会的にも満たされた状態で快適な人生を送りたい!
という自己目標があり、ひたすら自分のために一生懸命頑張るのですが、
自己評価の低さに由来する勤勉さ、上からの査定を気にして手を抜かない仕事ぶり、
そして、相手に自分の意図を察して欲しいのに、
勇壮な建前ばかり口にして本音を人に見せないがために墓穴を掘り、
上層部からも部下からも戦意旺盛で有能で勇敢な「戦争狂」と判断されて、
最前線をたらい回しにされてしまうというディスコミュニケーションを楽しむ、
ブラック・コメディ作品では本来ではある。

そして、統一暦1923年。帝国西方方面フランソワ共和国国境の激戦区・ライン戦線から、
アニメ版の幕が開ける。

【2022時点での追記的な感想】

劇場版を観る前の復習と、2期の制作が発表されているのにあたり、
5年も経てば以前とは自分の受け取り方が変わってるだろうと再視聴。

でも、やっぱりアニメのキャラデザは酷いかな、比べて全体的に美形度が高くて、
帝国の皇帝陛下や皇女殿下が登場したりで登場人物が格段に多くて、
物語が丁寧な漫画版のほうが何倍も面白いという意見は、レビュー初稿のころと変わりませんが、
こちらは、1クールアニメとしてわかり易く情報が整理されてテンポの良さとシナリオ構成が上等。
昭和のアニメにありがちな一方的な反戦イデオロギーでなく、
人間の業の深さや戦略・戦術重視といった別の観点で戦争を描いた、
エンターテインメント活劇のアニメとしては面白いとは思いますので、
評価点数が3.6→4.0に上昇しました。

まあ、漫画版をベースにアニメ化したらアニメーターの過重労働が深刻になって、
制作が続けられなかったり、銀河英雄伝説レベルの大長編アニメになりますので、
観る側としても妥協は必要ですね。

東條チカ先生がアニメ版の設定や演出術を研究・吸収して、
より迫力のある作品として漫画版の幼女戦記が昇華できましたので、
その点ではアニメスタッフの功績が大きいと思い感謝することにしました。

【リアルタイムでの感想】

予め断っておきますが私はコミカライズ版の賛美者であり、
アニメ版とは全く違う漫画での凛々しい顔をしたターニャと可憐なヴィーシャのファンです。
漫画版で展開が進む度にアニメでは、ここが残念だったなあ…と毎月思っています。
そのスタンスを理解した上で、お読みください。

この作品は、異世界モノではありますが20世紀の西洋史と戦争の歴史のパロディでありますので、
元ネタの知識がありますと一層楽しめるかもしれません。

なお、他メディアでは世界大戦の40年近く後の統一暦1967年。
大戦当時に従軍記者であったアンドリューWTN特派記者が、
謎の多い大戦当時の真実を究明するという形で、
“十一番目の女神”(歴史の陰に消えたターニャ)の足跡を追っていて、
後世から振り返ることによって大戦の趨勢、帝国はどうなったか?
についてはアニメ版以外では早期に判明しています。
しかし、アニメ版では“アンドリューレポート”関連は全てが当然のように省略されています。

アニメ版の設計思想は一貫していて、
原作者がマニア向け作品であると自認していて、人によっては読みにくい文章と評される原作小説を、
アニメとして幅広く理解してもらえるように翻訳して1クールで収まるよう再構成することにあります。

主人公のターニャ本人は、至って知的な文明人・常識人を自認しており、
「戦争狂」なつもりも無く自身の異常さに無自覚。
愛国心あふれる帝国軍人の模範たらん姿は総司令部ウケを狙った出世のためのポーズ、
前線なんてまっぴらごめん。後方で上質の珈琲でもすすりながら、
デスクワークに勤しんで終戦を迎えたいのがターニャの望みなのですが、
アニメ版では作戦会議の駆け引きにある会話を削るなど心情的な部分の多くが端折られた上で、
化け物で最強な主人公が活躍するというイメージでの戦闘がメインディッシュとして扱われており、
そもそもアニメ版では顔芸を多用しすぎて「残虐幼女」的な表情ですので、
ターニャの印象が大きく異なっていますね。
戦争狂とかクズとかいう感想がちらほら散見されるのを見るにつけ、
そこはアニメスタッフの意図通りなのでしょうか?

作品の本質的には本音と建前の乖離という点で「オーバーロード」と類似しているはずなのに、
その部分がアニメ版では重視されておらず、
内面描写が少ないがために説明不足かつ重苦しい。どうしてこうなった!?
監督の構想ではテンポ重視の戦争アニメを指向しているがために、説明セリフを伐採しまくりです。
終盤にターニャの意図と激情を表に出すのですが、
そこまでの過程をカットしまくったために唐突感が出ていますね。

・ターニャの描き方

 主人公のターニャは原作挿絵(EDにありますね)や漫画版では、
 顔の造形そのものはアニメ版より柔らかく、
 内面に潜む狂気を露出させたときに歪むといった感じ。
 特に漫画版では年齢に見合わぬ凛々しい姿と、
 時折見せる狂気のギャップで特別感を演出しているのですが、
 アニメ版では日常的なギザギザギトギト風味の表情の動きが、
 『あーん?何ガンつけてるんだ?ゴラァ?』てな感じ。
 人間というのは育ちの良し悪しが顔に出るものです。
 ターニャは前世においては経済的に不自由しない家庭環境に生まれ育ち、
 努力を惜しまぬ高学歴のインテリ層という設定で更にはサバゲーや軍記小説を嗜む趣味人で、
 マニアックさが昂じて、やたら人類史の戦争の変遷に詳しい軍事オタク。

 特に漫画版ではシベリアンハスキーを可愛がる姿で、
 血統書付きの犬の扱いに手慣れた様子が描かれたり、
 別のエピソードでは前世での“彼”の人生が少しばかり描かれ、
 ルールを重んじる人格が形成されていった過程や、文武両道の英才な少年期の姿が見られます。

 感情や暴力性に支配された層を忌避し、その類を落伍者と見なしてきた前世だったにしては、
 アニメでは表情の歪め方がいわゆる学歴を不問とされるブルーワーカーっぽく、
 自らが染まっているという矛盾。
 インパクト重視でわかりやすい暴力性演出なのでしょうか?
 戦場の狂気がそうさせるか?と言えば他の軍人たちの表情には、その傾向は無いですね。
 漫画版での別解釈による、狂気を孕みながらも表情がより知的なターニャ像がある以上は、
 疑問を挟む余地があります。

 そもそもが、ターニャの前世が大企業の人事部に所属していたという設定なのですが、
 企業が経営目標を達成できるように、必要な人材を見極めて採用をして、
 マナーや技術を身につけるための教育にあたる。社員の業績や適性を見て人員配置をする。
 社員がモチベーションを維持して能力を発揮して企業に貢献させるための評価制度づくり。
 社員の過労や職場のストレスによる精神疾患に対するメンタルヘルスケア。
 社員の職場の人間関係の悩みを相談されての、
 監督指導や配置調整なども人事の仕事に含まれるのですが、
 アニメのターニャはいつも不機嫌そうな顔と声色のパワハラ型の人間にしか見えませんね。
 ブラック企業ならともかく大企業で人事の仕事をしていたとか無理がありすぎます。

 漫画版ですと思考の差異でいつもいつも、
 『こんなはずじゃなかった!』的な展開に悩まされながらも、
 打算ながらも上司や部下との適切なコミュニケーションを試みようとする、
 ターニャの柔らかい人間味が見られます。
 部下に対する鬼教官のスパルタぶりでは共通しているのですが。
 対してアニメのターニャの表現は、
 他人に歩み寄ろうとして人の気持ちを読み取るのに失敗をするのではなく、
 自分しか信じていなく、前世での反省点が活かされていない感じがしますね。
 また、顔芸や演技指導を見るに前世を、自称「合理性を尊ぶサラリーマン」ではなくて、
 「暴力組織の構成員」か「総会屋」に設定変更したほうが、しっくりと来ますね。

・アニメーターが量産しやすいよう、動かしやすいよう、
 スケジュールが破綻しないためのキャラデザのアレンジ。

 ん?お題目は結構ですが、
 見るに原作のデザインに寄せる努力を一から放棄して自分の絵柄で描いていますね。
 萌えはいらぬ。可愛さはいらぬ。イケメンはいらぬ。
 主人公は生物学的には年端もいかない女児ではありますが、
 アニメのスタイルは、とにかく男成分マシマシ。女性は美人でなくキワモノに、
 イケメンはオジサン化というスタイル?
 挿絵に無いキャラに関しては自由裁量かと思いますが、
 原作挿絵にあるキャラのイメージ損壊はどうなのでしょうか?

 特にヴィーシャがね…。 原作でも漫画でも慎ましやかな胸を持つスラブ系少女じゃなかったっけ?
 ずぼらっぽいような、少々行儀の悪い天然系のダイナマイトボディだなんて、
 説明がなければヴィーシャだと解らない変更ですし、なんで口が顎の位置にあるんだろうと。
 そもそも性格からして別人ですし、名前しか共通点がないですね。
 原作挿絵とも美少女然とした漫画版ともテイストが違いすぎて、
 アニメ版の他のキャラと比べても違和感ありすぎです。

 アニメでは登場しない削られた人物が多く、
 その一人がヴィーシャの親友であるエーリャなのですが、
 彼女の特徴である、わがままボディと掴みどころのない言動を、
 アニメ版のヴィーシャに移植されたのでしょうか?
 勤勉、上品、インテリジェンス、ターニャへの忠誠心にマイナス修正が加えられていて、
 コメディリリーフとして脚本家が使いやすいように、
 原作のヴィーシャから故意に別人化されたっぽいですね。
 アニメ版特有のヴィーシャの顔の描き方に異論のある人が結構いますし、
 細かいことはさておいても、そこは変えてよかったのか疑問です。

 脚本家の人は原作者とよく連絡とりあってたらしいのですが、
 キャラクターデザインの人がイラストレーターの人と意思疎通をしてないような気がします。

・戦闘シーンはガンダムっぽく派手に!アニメ版の最大のセールスポイント!!

 動くアニメを意識して作画班は頑張ったので、そこがこのアニメでは一番評価しています。
 キャラデザの違和感、オマルと揶揄されたりする兵装のアニメ版独自デザイン、
 空戦で撃墜されるときの棒立ちの3点で敢えて点数を抑えていますが。 

・脚本と演出の犠牲?

 アニメ的な見栄えを重視して主人公の無双感を強調したいがために、
 シナリオを色々弄くりすぎですね。 
 主人公の戦略戦術の発想は、統一歴の世界の人類が未経験の、
 西暦20世紀の世界史と戦史の知識の応用なのです。
 赤本を見ながら問題を解くようなものであり、
 アニメ版では省かれているためにターニャがまるで預言者ですよね。
 賢い万能主人公と主人公に踏み潰されるだけの哀れな敵といった感じが原作小説以上にしますね。

 原作や漫画では、「シカゴ学派」「フォウニーウォー」「マッカーサー」など、
 史実ワードがふんだんに散りばめられて、
 ウィットが在るのですが、アニメではそのあたりはオールカットですので物足りません。

 元々は会話が主体の原作を、
 アニメ版ではインパクトと戦闘を重視したアクションフィルムに変換しているので、
 状況説明や脇役の心情描写をアニメ本編ではガンガン切り捨てています。
 原作通りにやれば銀河英雄伝説並の会話量と進行ペースになるのを、
 1クールの尺に収めるために原作のチャプターを幾つも丸ごとごそっと捨てています。
 他にもストーリーに絡むことになるはずだったハーバーグラム少将やジョンおじさん等など、
 アニメでは削られた原作での登場人物が多数です。

 いわば、ミニチュアライズされたアニメ版『幼女戦記』であり、不完全なものですね。

・存在X

 元々はターニャの状況を作るための舞台装置でなかった存在Xが、
 ターニャに執着し、ちょくちょくチョッカイをかけてくる部分はアニメ版の独自要素ですね。
 アニメ版では妄執じみたものをみせたり、ターニャも存在Xへの憎悪を高めている。
 それが意味を為すのかは、今のスタッフで続編をやらないことには判りかねますが。
 世界が絶望に染まり人類が神に祈るようになればOKで、
 ターニャが本人の意志に反して存在Xに利益をもたらしていますので黙認している、
 というのが本来の存在Xのポジションです。

【各話感想の残骸のまとめ】

アニメスタッフは努力したし良かったという人がいるのも承知の上で、
他のスタッフならば、どうなってただろう?という思いがあります。

『みなみけ』が1期が最高とされていて、
『おかわり』を黒歴史にしたい人(私もですが)が少なからず存在しますが、
1期がなければ『おかわり』が酷評されることも無かったのかもしれません。

私がアニメ版に不信感を持つようになった1話目は、
原作や漫画版にあるライン防衛戦での展開を半分以上省略。

『わたしたまにエーリャのことを 極東にいるという忍者かと思うわ…』
『いい女には秘密は付き物だよ セレブリャーコフ君!』

ヴィーシャとエーリャが幼年学校寄宿舎で朝食を採りながら新しい小隊長(ターニャ)の噂話。
前線に投入されて兵士詰め所で将兵が居並ぶ中でのターニャとヴィーシャの初対面。

『ターニャ・デグレチャフ少尉という自分の上官の第一印象は「吸血鬼」だった』

ライン戦線でのターニャの上官のイーレン・シュワルコフ中尉は、
豪胆かつ優秀な戦略眼の前線指揮官でありますが、
アニメ改変でエピソード短縮の煽りを食らって、
ライン防衛戦での出番・台詞を大幅に削られていて個性を消失。
ターニャと軍議を交わした百戦錬磨の名指揮官は消え、
残ったのは軍歴を感じさせない能天気そうな熊。

『神を讃えよ!その名も砲兵!!!素晴らしいリズムだ!!』
『そは戦場の神なり!!』
『我らの無線の請願に!!神は呼びかけに応じたり!!!』
『砲兵よ!!砲兵よ!!汝こそが我らの友』

『少尉 好き嫌いはいかんな 身長が伸びんぞ?』
『シュワルコフ中隊長殿
 わたしは被弾面積が小さいことを喜ぼうと思うのですが』
『…降参だ少尉
 わたしが聞いた中で これほど説得力のある好き嫌いの言い訳はない』
『宜しい 好き嫌いの激しいデグレチャフ少尉に
 独り占めされないように各自奮起せよ!』
『突撃!!!我に続けぇえええ!!!!』

血と汗と硝煙の匂いで化粧された死と隣り合わせの戦場で笑って過ごせる勇敢な兵隊さんたち。
ルーキーのヴィーシャの緊張をほぐそうと話しかけたり、
空中で敬礼の姿勢で闊歩しておどけるショーンズ軍曹。

↑削られた場面が多すぎであり、演出意図で空気が全然違っていて台無し感が甚だしく、
アニメ版第1話にて、このスタッフでは無理だと思いました。
1話目が私の中の底辺であって、他の話は演出やキャラデザの違和感に目をつぶれば見られましたが。

ターニャが演算宝珠エレニウム九五式を使ってオーバーキル気味の火力を発動しようとすると、
漫画版の第2巻では存在Xの呪いで強制的に天啓を授かった無垢なる聖女の祈りモードに入るのですが、
アニメ版では存在Xがターニャからの憎悪の対象として禍々しく描かれているためか、
アニメ版ターニャが悪魔的イメージで固定されているのも関係あるのか瞳孔の色が変わるだけで、
詠唱も必殺技を発動させるコマンドみたいな扱いで信仰心の欠片も見えない。
特定の宗教を連想させるのがいけないのか、存在Xを神聖なものに見せたくないのか演出が物足りない。
アニメ版でも『精神汚染』が台詞で出てくるものの、
ビジュアル化していなく神への憎悪を口にするだけ。

『悪魔』というキーワードを前面に押し出しているためか、ターニャは普通には笑えない。
笑おうとすれば口が引きつり大きく横に裂けて悪魔みたいな表情になってしまう。憤怒の化身みたいな存在。
アニメ版ではターニャの表情がギョロギョロし過ぎて、
ビジュアルとしても『悪魔』『化け物』と化している。
キーワードに囚われすぎて、異常者にしか見えない。
これが監督の作品解釈であり、演出意図なのでしょうが。

キャラ解釈も合いませんね。
前述のシュワルコフ中尉はもとより、

地上で戦う同胞の撤退を援護するために仲間を鼓舞しながら戦い抜いた、
フランソワ共和国軍のホスマン中尉
→ 蒼天の拳で霞拳志郎に割り箸を鼻に突っ込まれた挙句に、
  秘孔で爆殺されていそうな凶悪な雑魚顔のやられ役デザイン。

ウーガ大尉(少佐)
あれ?ウーガ大尉って参謀将校のレルゲンと年齢が大して変わらない、
初めて子供が生まれたばかりの秀才エリート士官のはずですよね?

アニメだと目つきに覇気も意欲の欠片も無い、シワシワの中年過ぎてて、
キャラデザの人が原作を読み込んでいるのか本当に不安ですね。

このアニメでは士官が入る軍大学生の平均年齢が中年なのが普通なのかと思いきや、
教室のシーンを見るに他の生徒は25歳~33歳ぐらいの外見なのに、
ウーガ大尉だけ、成人した大きなお子さんを持ったお父さんですか?
ってぐらい老け過ぎなのですよね。
実はweb版では半世紀後(?)にも現役の中将として存命であることが示されており、
アニメ版を準拠にすると、後のウーガ中将はかなりの高齢な老人になってしまいます。
流石にありえませんね。
もうちょっと彼を有能っぽい顔にするか若々しいデザインに出来なかったのでしょうか?

ヴィーシャやウーガよりも問題なのが、
イングランドがモデルであるアルビオン連合王国に所属するドレイク中佐。
原作では航空魔導師としても指揮官としても作中でも超一流で英雄クラスで人格者でもある。
ガンダム世界でエースパイロットでも違和感がない、
櫻井孝宏ボイスが似合いそうなイケメン将校である彼が、
アニメ版ではチョビヒゲの伍長みたいな冴えない中年風体になっていますしね。
高岡瓶々の声もかっこ悪いですし、
アニメ改変でターニャの遠距離砲撃に脂汗を流して逃亡している始末。
あまりにも原作と違いすぎていて、キャラクター(デザイン)原案って何?って本気で思ってしまいます。
スターは主人公一人で十分!という考え方で、
主役っぽい敵キャラを故意に地味キャラに下げている感じですね。
アニメ版ドレイクはガンダム世界で言えば、若者に倒される使えない上官のオッサンそのものです。
アニメでは登場しない人物である連、
合王国の諜報員・ジョンおじさんとキャラを合体させたせいでしょうか?
ヴィーシャのキャラ変更といい本当に余計なキャラ改造が多いアニメですね!

キャラ評価を“普通”止まりにしているのは、要らない改変が目につくからです。
主人公が禍々しい金髪幼女であったり、副官は、まいっちんぐマチコ先生であったり、
その他全員がモブ顔or老け顔。
ビジュアルイメージがアニメ版の難点であり、
キャラデザさえ良ければ私の評価も違っていたかもしれません。

また、漫画版ではアニメで初めて外見が設定されたキャラのみ容姿を輸入しているのですが、
それも漫画版のほうが各人物の精神年齢が高く見えますね。
アニメでは第6話-第7話に登場した北方方面軍参謀長のシュライゼ中将の扱いの差が、
具体例として適切です。アニメではターニャに高圧的に怒号をぶつけ、
無能を撒き散らすだけの役割でしか無い脳筋の噛ませ犬でありますのが、
一転、漫画版の第6巻のシュライゼ中将は、
最終的にはターニャに会議室からの退室を命じる点では同じですが、
シュライゼ中将は知的で思慮深く、
階級が下の者の具申を一方的に無下には扱わない人物として描かれており、
人間の描き方において、アニメ版と漫画版で格段の差が存在するように思われます。

基本的に何故こうなった?こういう意図で行動している!という説明を省いているために、
上っ面の映像化という側面が強くて、場面改変も手伝って、
原作小説でも漫画でもどっちでも良いからアニメで該当する部分を一度読んでしまうと、
ひとつひとつの場面に込められている心中を汲み取りにくいアニメ版を、
手放しに賞賛するのは難しいですね。
深読みせずに表面にある情報をなぞって楽しめ!ということかもしれませんが。

戦闘にしても正攻法では難攻不落の要衝に友軍が膠着しているのを、
ターニャの豊富な戦史知識から拾い上げた、朝鮮戦争における国際連合軍総司令官である、
マッカーサー元帥の「スレッジハンマー作戦」をパクって攻略する話を、
アニメではターニャ本人の閃きの如くとされ、
隠密作戦を力押し気味に撃破すると言った風に描かれていたり、
単なる万能主人公無双系としての側面が強くなっていますね。

例えれば、現代人のバンドがビートルズがデビューする前の昭和の世界にタイムスリップして、
『「ラヴ・ミー・ドゥ」(" Love Me Do")』を自分たちのオリジナル曲として、
モノマネ披露でプロデビューして世界中から喝采されるような欺瞞。
そういった原作や漫画にある主人公の戦略と戦術の革新性のトリックを、
アニメ版では意図的に省いています。先駆者でも天才でもなく、
知識を記憶のデータベースから引き出して実行に移す能力こそが主人公の本領です。
その前提の説明を意図的に省かれた上で、
更に神から貰ったチート兵器の火力で敵を殲滅して最強主人公すごい!
みたいな評価を未読のアニメ視聴者から得るにつけて、
これをしたスタッフがダメだろ!と思うわけですね。
運用するのは本人の資質の高さであり実力ですが、知識と能力の借り物感を故意に薄めていますね。

本来ならば他の転生・召喚系作品と同じく、
主人公と異世界の現地人の知識の差が目に見える成果の違いになっているのです。

原作自体が『魔法少女リリカルなのは』の二次創作小説がスタート地点であり、
そこへ『皇国の守護者』『HELLSING』の“最後の大隊”など作者の好む要素をトッピング。
ロシア視点からのナチス親衛隊の悪行を描いた、
『炎628』(火の試練の元ネタ)などの戦争映画から得た着想やら、
更に作者の歴史や軍事の知識を『なろう』『理想郷』
にありがちな転生チートモノに何重にもコーティングしたものが、
『幼女戦記』の本質。

シリアスでハードな戦争ものと捉えるよりは、
転生チート作品の延長に過ぎないと思わざるをえないのですがどうでしょうか?
発想を生み出す知恵と不屈不撓の一心で戦局に応じていくのではなく、
未来知識と神チート兵器が主人公の強さの源泉ですので、
本当の意味での戦争のリアルさとは異質にしてなるものです。
強いものが生き延び、弱いものが戦死する。ただ、それだけの話ですが、
前世知識と存在Xの介入で主人公特権と言えるアドバンテージを得ていますので、
あんまり、リアルと言わないほうが良いと思います。
戦争のリアルを見たければ、『チートも魔法もない戦争記録映画を見てください』
と言いたくなります。

ミヒャエル・エンデのファンタジー文学の名作“はてしない物語”が、
“ネバーエンディングストーリー”として映画化したとき、
主人公のバスチアンの容姿が原作の描写とかけ離れていてイメージぶち壊しだったり、
ストーリー大幅カットや改悪シーンなどで原作ファンを落胆させたりみたいに、
文芸作品の映像化には一定のリスクが付随するのが常当たり前であり、
剛力彩芽が主演のドラマ“ビブリア古書堂の事件手帖”といった原作無視などに比べたら、
“幼女戦記”のアニメは比較的に原作に向き合って作っていると言えますが、
解釈と表現の問題でしょうかね。
本格戦争アニメとしての外面を被せるために、原作にある都合の悪い部分を切り捨てた上で、
キャラの容姿や性格をいじりまくって味付けを変えたのが、アニメ版『幼女戦記』の本質ですね。
 
根本的には1クールで無理やりでも、やりきってしまおうという企画に無理があり、
2クールアニメのリゼロ並の尺と情報量で作品を表現しなかったのが間違いだと思います。

まあ、原作など他のメディアに触れずにアクション物として、
アニメ版だけ観る分には十分に楽しめるクオリティですので、
やはり、メディアごとに作品の楽しみ方を変えたほうが良さそうですね。
キャラデザとシナリオの改変を敢えて気にしないようにすれば楽しめますし。
ただし、改変の多いアニメ版だけ観て『これが、幼女戦記だ!!』とは思わない方が良いです。

大筋では原作展開をなぞっているものの、構成を変えるためにキャラの表現が大幅に変わっています。
具体例を挙げれば、原作や漫画ではターニャの戦略意図を見破り、
手勢を率いて実力でターニャを苦境に追い詰めた、
協商連合のアンソン・スー大佐の有能さを示す活躍シーンを、アニメでは全部カットした挙句に、
ターニャに踏み潰されるだけの哀れな敵に過ぎないというアンソンの扱い。
そこまでして主人公無双感を強めたいのか?という疑問。
ストーリーのコマにするためだけに原作では死んだ後も、
アニメでは人格を失った再生怪人として利用してまた殺すという扱い。
キャラがストーリー上のコマとしての意味合いが強く、
だから名前付きキャラでも人格描写が浅く能力を下げられ総じて扱いが悪い。
アニメ版では全てが主人公を持ち上げて引き立てるための、
キャラデザと配置で設定された生贄に過ぎませんので、
人間たちの群像劇としては内容が薄すぎると思います。

アニメ版ではチート主人公が一方的に雑魚を蹴散らしてドヤ顔するだけの、
オースフィヨルド沿岸要塞上空の戦いが漫画版ではアンソンとの激闘でのターニャの窮地に、
帝国軍北洋艦隊が到着して敵を殲滅するというストーリーであり、
同じ原作の同じ文章から、ここまで内容に差が生じるのが疑問ですね。
顔芸が良い?主人公の余裕綽々の顔芸がやりたくて、
意図的に周りが貶められているだけで薄っぺらいですね。

また原作の続きでの共産主義/共産国家への過激すぎるスタンスをアニメで表現できるのか?との疑問。
アニメ版スタッフの宗教描写へのスタンスを見るに、2期をやったところで忠実な再現性は望めません。
こっちはこっちとして、別のスタッフで漫画版をベースとした別の切り口による、
『幼女戦記』というアニメを観てみたい気がしました。

これが原作無しのオリジナル作品であれば、
褒め称えている人のように私も高評価を下している可能性が高かったのですが、
メディアミックス展開で上位互換作品が存在しますので、個人的な印象でマイナス修正された感じです。
媒体違いで必要な予算と人員の差があり過ぎますので、単純比較してはいけないのですけどね。

原作と比べてどこがどう削られているのかは、
東條チカが手がけている原作ベースの漫画版を読むと理解しやすいです。
分厚い原作小説を手にとってギブアップした人が多いらしいですので。

漫画版のターニャは幼い少女の身体の本能と前世の記憶を持つ魂の乖離に煩悶しつつ、
虚勢を張ったり折り合いをつけながらも、案外今の人生を楽しんで生きています。
基本的には上から目線ではありますが。恥じらいの表情を見せたり、
機嫌が悪いとほっぺたを膨らませたりと人間らしい表情が多いです。

年上の部下など大人に侮られまいと土嚢や台や椅子で周りと目線の高さを合わせる
→ そこが周りの将兵から可愛いと思われる
→ 本人は、周りからそう思われているのに気づいていない
といったふうに、視覚効果を狙ったコミカルさの配分が絶妙なのです。

人前では軍人としての威厳を見せたいために鉄面皮、
それを幼い身でありながらも軍人の鑑であると誤解される。
人が見てないところでは本性を露わに喜怒哀楽に合わせて、
表情がコロコロ変わるのが魅力的なのでありますが。
外面では戦場の女神と悪魔的な軍人が同居している、それでなおかつ人間らしさが垣間見えるのが、
漫画版のターニャの魅力であります。

“幼女戦記”“comicwalker”で検索してみてください。
アニメ版しか観てないという人が大多数ですので…。


最後は漫画版の宣伝みたいになってしまいましたが、これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2022/10/28
閲覧 : 2347
サンキュー:

163

ネタバレ

Sunshine さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

战争 异世界

战场上,没有正确与错误,没有正义与邪恶,只有人性与利益。

投稿 : 2022/10/22
閲覧 : 97
サンキュー:

0

さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルに偽りなし

もう4,5周しているお気に入りの1作です。
幼女戦記のタイトル通り幼女は出てきます。
でもロリコンの皆さん回れ右です。
タイトルにもある通りこれは戦記です。
血生臭い戦争映画のお好きな方、きっとご満足いただけます。
救いも涙もない、ただただ血と硝煙の香りがする作品です。
しかも原作の完成度のおかげか、細かい描写にも力が入っています。

あと魔法要素がありますが、魔法一辺倒ではないのでご安心ください。

投稿 : 2022/09/19
閲覧 : 146
サンキュー:

2

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 1.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

素晴らしい戦争アニメです

戦争アニメとしては最高でした
戦略や作戦がかっこよくめっちゃ考えられててすごいなって感じましたね
作画も声優さんも素敵で高評価分かります笑

ただ内容(原作)で微妙と思うとこがありました…
自分的におじさんが異世界転生したという設定がいまいちで、、もっとおじさん感を出してほしかったですね、もったいないなーと思いましたな
あとたまに萌え要素入れて幼女感をもっとうまく使ってくれたら自分は好きになれました…笑
笑えるシーンが自分の中ではなかったのでそういうアニメじゃないと分かってても残念でしたな
作者の方、ファンの方ごめんなさい……

戦争アニメとしては本当満点です、、!
めちゃくちゃかっこよかったです

投稿 : 2022/09/09
閲覧 : 174
サンキュー:

4

_ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

戦闘描写が硬派で良い。たまにわかりづらい

個人的に良かった点:爽快感、戦闘描写とOP、主人公の性格と顔芸
個人的に悪かった点:作戦や対戦相手が分かりづらい、時系列、ターニャのキャラデザ、主人公がたまに何を言っているのか聞き取れない(複数回巻き戻しても分からない箇所がいまだに存在する)、戦闘や表情以外の作画
総じて爽快な作品でした。
主人公の性格によるのか死への感覚が軽く共感しがたいものがあった。続きは見たくなる。

投稿 : 2022/09/08
閲覧 : 145
サンキュー:

2

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

神の導きは道を示せん

この話は合理的判断に基づく会社員の信仰心にかけた話

まぁタイトルのインパクトはこの上ないと思います。
一般的に「勘違いされやすいアニメ」としてよく底辺ようつばーがやっているという認識があり、どっちみちとっつきにくいアニメとなっているわけですが(完全な主観)、本作は普通に評価されるべきアニメだと思います。
今現在の人気ぶりも正当な評価によるものだと思います。
噂によると本作が転生モノの流行の原点ということらしいです。本作がバカ売れしたおかげで転生モノが流行ったとかなんとか。
まぁ本作を目指してあのような作品たちが出てくるんですから、多少の恨みはあります。

序盤は導入メインです。いかにして本編に入っていくかを丁寧に描いているので自然に物語に入りやすいですし、導入の時点でも十分楽しめる展開がありました。キャラ説明や世界設定は複雑なものではなかったのですぐに終わったのも好印象ですね
中盤は展開メインになってくるわけですが、ここが非常に面白い。戦闘もめいんですが戦争がメインなので、だいぶ不穏。ここの不穏が結構丁寧に構成されており、不穏ながらも完成度や物語に深く飲み込まれるような感覚を得ます。あと結構な人数の人が死にますが、グロくはないんでカウントしません。
終盤は勢いが消えないまま最終話。「そこで終わる!?」と言いたくなるようなラストで、「原作を買え」と言っているようなものですが、それでも原作を買う価値はあるような引き際でした。

だいぶ神を冒涜する描写が多いので神全体を崇拝する方はやめたほうがいいかもしれません。が、モデルとなった神は不明確なのでメジャー宗教の方はだいぶ見れます。いや、イスラムあたりは不味いかな…たしかアレ、神はすべて等しくアッラーであり、ムハンマドを讃えよって感じでしたよね。間違ってたりイスラム教の方がいたなら全力で謝ります
すみません。

さて本作の良い点を言ってきましたが、物語の点数としては4.5です。
その理由が進展の遅さです。もちろん戦争アニメですのでそう簡単に安安と勝ちまくる、というわけには行かないのも承知しているのですが、それでももうちょっとほしい。ですが、面白いことには変わりはないので是非とも視聴してください。

監督は上村泰さん。パンチラインを手掛けた方ですね。最初聞いたときの不安ったらすごいものです。
副監督は春藤佳奈さん。
シリーズ構成は猪原健太さん。初シリーズ構成だそうですね
キャラデザは細越裕治さん。初キャラデザだそうです
劇伴は片山修志さん。オーバーロードなどの劇伴をされた方ですね
アニメ制作はNUTさん。これまた初作品。
初だらけの主要スタッフで正直不安しかなかったのですが、もう最高の一言です。純粋に称賛せざるをおえません。

作画はとても良く、戦闘シーンはもちろんのことその他のシーンも文句のつけようがありません。
opはなろう御用達のMYTH & ROIDさんの「JINGO JUNGLE」
edはhotaruさん作詞、八木雄一さん作曲、ebaさん編曲、ターニャ役の悠木碧さん歌唱の「Los!Los!Los!」
両方神曲。何度聞いても好き。
主題歌はもちろんのこと、SEにも大分手が込んであった気がします。爆発や発泡音の細かな違いなどは聞いてて心地の良いものでした。
声優さんはとても良く、キャラに非常に合っていたと思います。

総合評価 見るべき作品

投稿 : 2022/08/01
閲覧 : 381
サンキュー:

19

まあ君 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

大声では言えないが...

戦争を舞台にした作品は,やはり面白い.
魔力という概念が絡んではいますが,戦略・戦術はシリアスで,飽きることなく魅入ってしまう.
そしてなんと言ってもこの作品のポイントは,タイトル通り,「幼女」の活躍っぷり.とにかくカッコイイ.悠木さんの張り上げた声も素晴らしい.
こういった作品をアニメでたっぷりと鑑賞できる日本という国は,メチャメチャ平和で幸せなのだと思う,今日この頃です.
第二期も超期待してます.

投稿 : 2022/07/03
閲覧 : 182
サンキュー:

2

QWERTY さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

架空戦記が突き付ける戦争の本質

本作では、神を名乗る「存在X」が、無神論者である主人公の運命に干渉し、過酷な状況を次々と作り出していきます。彼の心を折り、自ら神に縋りたくなるように。

「彼」が送り込まれた世界は、初めての世界大戦に落ちていく一歩手前。
身寄りの無い「女児」として転生させられた彼は、戦渦を生き残るため軍に入り神に対抗し続けます。

地域紛争がエスカレートして複雑な利害対立を生み、戦闘で勝とうが負けようが積み上がる遺恨は、ついに理性で制御不能な領域に到達。
ひたすら虚しいだけの兵器の咆哮は、最近リアル世界で聞き慣れてしまったもので、この架空戦記で描かれていることはまさに近現代の縮図と言えます。

「殺すのも、殺されるのも嫌い」だったはずの彼が、組織の中で模範的な人物を演じるうちに、神に愛された戦場の女神とも、無慈悲な殺戮をもたらす悪魔とも呼ばれるキープレイヤーになっていく姿は見もの。

誰もやりたくない殺人行為を「正当化」して集団で遂行する狂気。

リアル世界では、もう見たくないものです。

投稿 : 2022/05/16
閲覧 : 158
サンキュー:

2

ネタバレ

Jeanne さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

異世界転生系の中でも屈指の面白さ

小説原作 原作未読 全12話

優秀ではあるが冷酷で合理主義者のサラリーマンが、リストラを言い渡した部下に逆恨みされ駅のホームで突き飛ばされ、存在Xという謎の存在によって異世界転生し、見た目は幼女の帝国軍軍人ターニャとして戦う話です。

非常に面白い作品でした。
中盤辺りで多少の中だるみはありましたが全体を通して高水準の面白さだったと思います。

設定が異世界転生+主人公は最強で超有能+魔法を使った戦闘となろうのテンプレ(本作は非なろう)ではありますが、ナーロッパに代表される薄っぺらいファンタジーな世界観でありませんでした。
恐らく参考にしたであろう第一次世界大戦の時代考証がしっかりできているので、重厚な軍事物として楽しめました。

また、ターニャが異世界転生するきっかけになった存在Xの存在(分かりにくいですね)も良いスパイスになっていたと思います。
主人公は転生前、電車に引かれる寸前に存在Xから宗教観について聞かれ、信仰などするつもりはない、信仰など弱者がするものだと突っぱね、それを聞いた存在Xによって過酷な世界に転生することになりました。
転生後も過酷な世界で有能さを発揮し順調に戦いを進めていくターニャの前に存在Xは姿を現して邪魔をします。
それによって上手くことが進まない不条理さによって次にどういった展開が待っているのかワクワクすることができました。

声優さんに関してはターニャ役の悠木碧さんが素晴らしい演技でした。
まどマギのまどかと同じ声優さんとは思えない狂気に満ちた演技で、ターニャの冷酷さや非常さが表現できていて良かったです。

作画は魔導士部隊による空中での戦闘シーンが多いのですが、ダイナミックなアングルでの描写が多く、見ていてハラハラする素晴らしい戦闘シーンが多かったので非常に良かったと思います。

続きが気になる終わり方で2期の製作も発表されているので、それまでに映画もチェックしたいです。

投稿 : 2022/04/09
閲覧 : 239
サンキュー:

7

さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

あならやまやかなまなまかやにのまやはな

投稿 : 2022/03/29
閲覧 : 155
サンキュー:

0

ネタバレ

fuzzy さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

良作とは思うのだが。。設定が

最初から幼女でよいのでは?
あの容姿で毒舌で有能なら
それだけでキャラが立っているが
主人公が可愛いと思うなら
中身がおっさんならなんか気持ちが悪くならんかのう。

前半の転生させたものとのやりとりや悔しさなどは面白いと思うけど。

たまに空想で元の姿で考察するとかあればいいけど、後半転生の設定が不要なような。。
幼女の設定も5話の宣戦布告くらいしか意味をなしてないような。。

途中ですが。。なんかもったいないなぁ
パタリロに見えてきた。。


〈視聴後〉
【良い点】
・op、安定した作画、魔法のガードの描写
・前半の元サラリーマン設定

【うーんな点】
・サラリーマンの設定が後半意味を成してない
・勉強したくだりはあるが主人公は戦術のプロより元サラリーマンの知識や意識を絡めてほしかった
・魔法がよくわからない。弾丸がファンネルになる、威力が上がる、たまに自爆できる?、媒体を通して飛べる。。ですかね。。。訓練とか戦闘絡めて説明ほしかった。
・魔法がちと地味
・神リスペクトすれば魔法が使えるが、結局戦争にしか使わないのか。。ぶれる。。邪悪な神なのかな

〈トータル〉
初期設定はよかったけど
だんだん頭の切れる幼女というだけの軍人になってしまった。
魔法が今ひとつ戦場ですごい勢力にみえないので、魔法なしの戦争もしくは派手な魔法のほうがよかったのでは?
ちょっと色々盛りすぎかなぁ

作画がよく、主人公のみキャラが良かったけど
これ以降は観ないかな

投稿 : 2022/03/23
閲覧 : 270
サンキュー:

10

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1
物語 : 3.0 作画 : 1.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 1.0 状態:----

タイトルなし

キメェキャラデザだが話はそこらのゴミより見れる印象

投稿 : 2022/02/10
閲覧 : 209

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

幼女の皮をかぶった化け物。

原作はカルロゼン先生のなろう小説。
異世界で幼女に転生した元サラリーマンが幼女の軍人として戦争を生き残っていくお話です。
この世界では元サラリーマンの幼女ターニャデグレチャフは魔法が使え、他にも魔法使える魔導士の兵隊が陸上だけでなく空でも空戦を繰り広げます。
リリカルなのはとはまた違い本当に空飛ぶ軍人が戦闘する戦争ものであり、空を飛びながら銃を撃ち合うシーンは迫力があります。
劇場版に続くみたいなので、劇場版も見たいと思います。

投稿 : 2022/02/07
閲覧 : 286
サンキュー:

21

ネタバレ

エイ8 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 2.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

幼女である意義を見出せない

『幼女戦記』(ようじょせんき、英語: The Saga of Tanya the Evil)は、カルロ・ゼンによるライトノベル及び、その元となったオンライン小説。書籍版をベースに書籍付属のサウンドドラマ、漫画、アニメ、映画とメディアミックス展開が行われている。
第1期は2017年1月から3月までAT-Xほかにて放送された。(wikipedia)

その昔この作品が本屋に平積みされ始めた時、いくらなんでもあからさますぎるタイトルだと逆に感心したことを覚えている。まあ正直に言って〇リコンの方々ご用達の内容なんだろうなーと思ってスルーしていたわけだけど、その後あれよあれよという間にアニメ化された。
それでも尚見る気が起きなかったが、その後一応見てみようかと思ったのは想像以上に人気があったから。ただ、それでも総評としてはタイトルの通り。

確かにある意味では意表をつかれたとも言える。原作は全くの未読なので実際のところはどうなのかわからないが、アニメで見た限りでは幼女要素は明らかに「撒き餌」でしかなく内容自体はそれなりにハードなストラテジーものだった。
逆に言うならば当初「幼女」に反応し食らいついたであろう萌え〇タ達の期待を裏切る内容であるにもかかわらずアニメ化までこぎつけたということは、その内容自体が魅力の溢れた面白い作品だったということなのだろう。そして実際、より幅広い人の層が見るアニメも好評だった。原作者の「技あり」が見事に決まったと言っていいのかもしれない。

多分視聴者の多くはこの意外性を良い方向に受け取ったんだろうと思う。それこそもっとモエモエしたものだと思ったら結構なシリアスものだったというように。
だが個人的には逆だった。確かに内容自体はそれほど悪くない、むしろそれなりに物語に引き込まれた。しかし、いやだからこそ主人公が「幼女」であることに引っかかった。
結局のところよくある「最弱スキルの俺最強」ものとしか思えなかった。いや、それよりもっと事情は悪いかもしれない。最弱スキル系は一応理由があって最弱というレッテルを貼られてはいるものの使い方次第で最強にもなれるといったことが多いのに対し、この「幼女」性は本来どうひっくり返っても最強とはならない。バカと鋏は使いようだが、幼女はどう扱っても幼女でしかない。にもかかわらず相当なチートキャラだ。

「いやいやwファンタジーなんだから別に幼女が最強でもいいじゃんw」と言われるかもしれない。それ自体は仰る通り。例え幼女が自身の倍以上ある重量の巨大な斧をブンブン振りまわしたとしても別に構わないとは思う、通常ならば。
だがそもそも何故この物語において30代男性のサラリーマンが存在Xによって幼女に転生させられたかと言えば、それは主人公を「無力な存在」とするためだった筈だ。
にもかかわらずどういうわけか初めから魔力適性がありフィジカルも大人顔負け。設定では一応「元来の魔導師としての能力は早熟である点を除けば、他の一線級の魔導師たちと比較して隔絶的に優秀というほどではない」らしいが充分強力だ。その上で尚エレニウム95式というチートアイテムを存在Xにより与えられている。

この「幼女戦記」の構造を別の設定に当てはまると以下の感じになる。
・主人公は大手一流企業に勤めるイケメン。有能だが性悪でイキり倒したあげく恨みを買い罠に嵌められ闇社会にその身を落とすことになる。(主人公の転生前)
・周りの人間は強面だらけ、そのため中性的でイケメンの彼は「カワイ子ちゃん」と揶揄われナメられる。今まで培ってきた地位もこの世界では役に立たない。(転生後、幼女)
・その一方で役立つ技能を持っていることを買われ、初めからそれなりの権限を与えてもらう。(魔力適性)
・それでも慣れない闇社会、とんでもないピンチに見舞われることもあるがそこに颯爽と現れるたるが主人公のボス。「困ったときは俺を頼りな。但し、感謝の言葉は忘れるな」と言われる。(エレニウム95式)
・しかし主人公は極力頼りたくはない。何故ならこのボスこそが罠に嵌めらた自分を闇社会にまで引きずり込んだ元凶だからだ。(存在X)
・だがそれでも命がかかるとそんなことも言ってられない。結局ボスにすがり、窮地を脱却することに成功する。「今後は人に、世の中に感謝することを覚えろよ」と言われるが背面服従。そもそも俺がこんな目に合ってるのは誰のせいだ!と逆ギレ状態。

……こうやって書いたら既にどっかにありそうな話に見えてきた。だが本当に構造としてはこんな感じ。そしてこちらで見ると、多分主人公の好感度はそれほど高くならないと思う。そもそもイキッてたてめーの自業自得だろというような感じになるんじゃないか。

一方で「幼女戦記」が人気なのは主人公の見た目と通常ありえない異世界転生、そして存在Xというほとんど神と同義の存在に対する一種の現代的な反発心からくるものなんじゃないかと思う。確かにアニメでの存在Xはやたらと押しつけがましいように映る。しかし一方で何だかんだ言って面倒も見てるだよね。

現状だとオチとして考えられるのは次の二通りだと思う。一つは存在Xの鼻を明かしてやったという流れ。もう一つは結局存在Xの手の平の上で踊ってたに過ぎないという流れ。多分まあ、前者になるんだろうなあとは思うが今のところ内容自体は後者だ。ターニャは正直「はじめてのお使い」をしているかのような状態でしかない。あまりにも初めから与えられているものが多く、そして何かあったときのための非常ブザー(エレニウム95式)すら持たされている。

ただまあ正直に言って存在Xが何をしたいのかよくわからないというのはある。この辺は原作者の宗教観によるものなのか何なのかわからないが、感謝されたくてされたくて仕方のない神といいますか、とてもお節介焼きさんだよなあと。最近信者が減ってきて一人でも多くの信者を獲得しようと誘致に必死なのかもしれない。まあ、どちらかというと神と言うより悪魔の手口っぽい。そしてそれが災いして存在Xの好感度が下がり、逆にターニャの反抗心が持ち上げられてる感じ。

いずれにしろターニャが幼女なのは、本当にただの客寄せ用きぐるみとしか思えなかったわけですが。

投稿 : 2022/02/05
閲覧 : 237
サンキュー:

6

これ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

幼女+戦争

異世界転生物で元々サラリーマンだった人が
幼女に転移して戦争の世界に飛ばされるおはなし
もともとがおじさんだったが故に幼女が渋いセリフを言ったりするギャップに飽きずに見れる作品ではあると思う!正直苦手なジャンルではあるが、、こういうの好きな人にはすごくハマると思う!
内容こそ渋いが、そこは幼女のキャラが渋いセリフを言うギャップや戦闘の時の作画と音響がすごいよく出来ていて飽きない( *˙ω˙*)و グッ!
しかしながら、キャラクターはターニャ以外あまり記憶に残らなかった、、これは自分だけかもしれないですが。
あと悠木碧さんの演技力はやはりすごいですね(❁´ω`❁)
オープニングもかっこいいし、エンディングも悠木碧さんがうたっていてカッコかわいくてどちらも名曲だと思います!全話飛ばさずにみました(´˘`*)

投稿 : 2022/02/03
閲覧 : 207
サンキュー:

8

ネタバレ

Prospero さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

不条理な神との戦い

表向きは異世界転生の戦争ものだが、転生する前に喧嘩した神との戦い。
原作からよくここまでのクオリティに仕上げたなぁと感動した。
中年オヤジが幼女に転生するパターンとしてはキャラクターが異色で好き嫌い分かれるとは思うが、悠木碧はエンディングの曲まで流石としか言いようがない。

投稿 : 2022/02/02
閲覧 : 195
サンキュー:

2

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幼女戦記のストーリー・あらすじ

統一暦1923年6月。
金髪碧眼の幼女、ターニャ・デグレチャフは帝国軍士官学校の最終課程、
部隊勤務の一環として北方軍管区ノルデン戦区の第三哨戒線で研修に励んでいた。
航空魔導師として輝かしいキャリアを踏み出すための第一歩である研修は
何事もなく無事に終わるはずだった。

しかし事態は思わぬ方向へ転がっていく。
協商連合の越境侵犯をきっかけに帝国と協商連合は戦争状態に突入。
戦時体制への移行に伴い、観測任務が割り当てられるも、
協商連合軍による奇襲が発生し、
ターニャは敵の魔導師中隊と単独で交戦しなければならない事態に陥ってしまう。
多勢に無勢で味方が到着するまで持ちこたえることなどできるわけもなく、
しかし逃げようものなら敵前逃亡で死罪は免れないという絶望的な状況。
何としても生き延び、上層部に対して最善を尽くしたとアピールするため、
ターニャはとある作戦に打って出るのだが……。

“其れは、幼女の皮をかぶった化物――。”(TVアニメ動画『幼女戦記』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2017年冬アニメ
制作会社
NUT
主題歌
≪OP≫MYTH &ROID『JINGO JUNGLE』≪ED≫ターニャ・デグレチャフ(CV.悠木碧)『Los! Los! Los!』

声優・キャラクター

悠木碧、早見沙織、三木眞一郎、玄田哲章、大塚芳忠

スタッフ

原作:カルロ・ゼン(『幼女戦記』/KADOKAWA刊)、 監督:上村泰、副監督:春藤佳奈、キャラクターデザイン・総作画監督:細越裕治、シリーズ構成・脚本:猪原健太、サブキャラクターデザイン:谷口宏美/牧孝雄/髙田晴仁、服飾デザイン:谷口宏美、魔導具デザイン:江畑諒真、プロップデザイン:森山洋、銃器デザイン:秋篠Denforword日和/大津直、キーアニメーター:石橋翔祐/栗田新一/堀内博之、エフェクトディレクター:橋本敬史、軍事考証:大藤玲一郎、美術監督:平栁悟、色彩設計:中村千穂、撮影監督:頓所信二、3DCGIディレクター:高橋将人、編集:神宮司由美、音響監督:岩浪美和、音楽:片山修志

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