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「宇宙よりも遠い場所(TVアニメ動画)」

総合得点
93.4
感想・評価
2764
棚に入れた
9621
ランキング
12
★★★★★ 4.2 (2764)
物語
4.3
作画
4.1
声優
4.2
音楽
4.1
キャラ
4.2

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☆の総合評価
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宇宙よりも遠い場所の感想・評価はどうでしたか?

パンツ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

すべてが高水準!!

物語、作画、声優、音楽、キャラ、全部のレベルが本当に高い!

投稿 : 2022/10/19
閲覧 : 411
サンキュー:

15

ネタバレ

ももたろす さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

見て100%損しない アニメ初心者でもおすすめ

女子高生4人が南極を目指す物語
最初に結論書くけど、非の打ち所がほとんどない素晴らしいアニメ
メインの登場人物が4人もいるのに、一人一人の設定、テーマをちゃんと解決してくれて全然モヤモヤしない
人気声優さんも登用してるから作品、キャラにも没入出来る
南極に行くという難しそうな話なのに綺麗に終わってた
もっと若い時にこのアニメが出てて出会いたかったなぁて思った笑

投稿 : 2022/10/16
閲覧 : 101
サンキュー:

3

ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

よかった

とてもよかった

投稿 : 2022/10/07
閲覧 : 80
サンキュー:

1

ネタバレ

くまごろう さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

本気で泣きました

視聴完了
全12話

ジャンル
壮大な青春もの

あらすじ
普通の女子高生だった主人公が本気で南極に行くことを目指す同級生と出会い、旅に出るため一歩を生み出す。
訓練などの様々な試練を4人で乗り越え、実際南極に到着した後は・・・

感想
総評100点
自分の世界を変えるため、できることからやってみる感じが初代ラブライブを彷彿とさせる。

よかった点
まず映像。綺麗な生なのだが、細かいところまでしっかり作り込まれている。例えば1話で主人公が100万円を拾ったとこに写っていた駅の広告やコンビニの広告で季節感など。
次に音楽がいい。主題歌も挿入曲もイメージにぴったりで心に残る。
なによりストーリーが素晴らしい。女子高生4人組のドタバタが主ではあるが、その中で感動シーンや青春シーンが盛りだくさん。
また、同級生の南極に行きたい理由である母親についての最後の展開・演出が素晴らしく、あまりアニメで泣くことはないのだがつい涙がこぼれてしまった。

悪かった点
なし。

投稿 : 2022/09/23
閲覧 : 137
サンキュー:

6

U-yan さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

青春の特別な思い出は、かけがえのない宝である。

4人の女子高生が民間調査隊メンバーとして南極に旅をするお話です。評判通りの名作でした。このキラキラした青春は数あるアニメの中でもトップだと思いました。4人それぞれが心にもやもやと抱える物があるのだけど、夢にまで見た南極での生活や深まる友情で乗り越えていくところは観ていて気持ちよかったです。いっぱい働いていっぱい遊ぶ(はしゃぐ)のはさすが女子高生w大人の調査員メンバーもいい人ばっかで楽しかっただろうな〜。声優さんはとにかく豪華です。この4人は完璧、言う事なしwそれと音楽もとても良かったです。「また絶対に4人で」と約束されちゃうと、アニメなのに応援したくなっちゃいました。

投稿 : 2022/09/17
閲覧 : 111
サンキュー:

8

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

【更新】青春!それは壮大な夢に爆進が許される人生最良の時!

2018年 マッドハウス制作のオリジナルアニメ作品。全13話。視聴済。同年12月、ニューヨーク・タイムズ紙が「2018年最も優れたテレビ番組(The Best TV Shows of 2018)」の海外番組部門の10作品のひとつに選出、第22回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門審査委員会推薦の秀作。作画、声優陣共に強力。他のどの作品にも似ていない「人生って旅なんだ」と思い起こせる逸品。

【前書き】
皆さんは、どんな夢や憧れ・希望を抱いてましたか?無茶・無理・無謀と言われてもチャレンジした事って有りますよね。私は沢山の魅力に惹かれ、爆進しては爆死!を繰り返して来ましたw。
この作品は、そんな猪突猛進が許される青春という限られた時間を謳歌する中で、友情・仲間・家族・成長…そして愛・人生・時代が描かれます。諦めない!きっと叶えてみせる!私達は花より団子系!そんな素敵で個性豊かな乙女達が夢を叶える物語。

視聴のきっかけは…。タイトル。宇宙より遠い場所「うちゅう」より遠いって何処だろう?とPVを覗いたら「そら」と読むと知り、表現力良いなぁと。作画のタッチも流行りのパッキリ系で無く絵画タッチ(好みが別れますが)で物語性にも好感を持った。又、メディアで日本人宇宙飛行士レジェンド、毛利 衛さんが「宇宙には数分でたどり着くのに、昭和基地には何日もかかる。遠いですね」とコメントしており、面白いかも!と。本音は…。
メインキャラのCVが大好きな水瀬いのりさん、早見沙織さん、井口裕香さん、花澤香菜さん…だから…。果たして作品やいかに?!わくわくっ!

これはけっしてギャグ・コメディアニメではありません!ストーリー展開がジェットコースター的なノリなのも否定しません。でも!良いです!OP、ED、各話導入・終話部分も凝っていて飽きさせません。友達・友情・仲間、各キャラの背景や心情を描く場面もスっと入り込めて好感が持てます。

物語は民間団体による観測隊への同行なので、本隊の組織力・資金面・人材不足など現実的な問題も描写されます。そして、あえて民間観測隊として強行する意味も柱となっています。その真の目的とは…。大人にも諦めない志があるのです…。これは時代が築かれる物語でもあります。貴方の心に旅立ちの鐘が鳴り響きます!

【本編内容・見所など】
玉木 マリ(キマリ)は行動する事にとても臆病。失敗するのが怖く、それを気にする自分も嫌い…。でも好奇心は旺盛でやりたい事は沢山。前髪はパッツン。そんな普通のJK2。学校の帰り道、電車に向かうキマリは他のJK(同じ学校)と接触した拍子に封筒を拾う。中身は何と現金100万円!幼なじみのクラスメートに「何故直ぐに警察に届けなかった?!」と揶揄され、何とか髪の香りを手掛かりに本人を探し当て、トイレに入るシーンでキマリが持っているのが「倫理」の教科書なのにクスッと。そして、本作主役?だと思う… 小淵沢報瀬(こぶちざわしらせ)との出会いとなる。
報瀬の母(貴子)は元南極観測隊員で書物も執筆している(作中で本作のタイトルが貴子の著作だと表現される)が、報瀬が中3の時、南極観測中に遭難し未帰還となった。彼女は母の遺品を探す事を目的に南極に行く決心をしているとキマリに告げる。報瀬は容姿端麗、頭脳明晰で南極に行く事をバカにされても動じない芯の強さがある。決めゼリフは「ざまぁみろ!」。少しお間抜けで、めっちゃ恥ずかしがり屋で天然系な面も。そんな彼女が、優柔不断的出来心から「応援するよ」と口にしたキマリに「南極行きを本気で応援してくれるなら…」と砕氷艦しらせの一般公開、広島(多分 呉市)に同行することを条件に出す…。1話終盤のこのシーン。心情に合わせた楽曲も良く、心臓がドクンっとなった…。そして本気で夢に爆進する物語は始まる!はぅわっ!

{netabare}
次なるは三宅日向(みやけひなた)。集団に馴染めず、高校行かずにコンビニでバイトっす。でも勉強は嫌いじゃなくて「高校行かなくたって大学入れるぜ!ざまぁみろ!」が目標のポジティブっ娘。高2時点で既に高卒認定取得済の出来る娘で、以後チームのリーダー的存在感を。随所で名言?を発する。キマリ、報瀬を見つけた視点も面白い。電車の行先表示が久喜の描写があるので、舞台は埼玉かぁ…と見てたら…地元は群馬ってか!繋がらねぇ…。作戦決行!?良い娘のJK2は歌舞伎町ダメだよぉ!
でも、ここから作画の威力ずげぇ~っ!てなる。
そして、4人目の仲間は白石結月(しらいしゆづき)。キマリ達より歳下のJK1。芸能界(新 どさん娘プロモーション所属。どさん娘かよっ!w)で生きていることから、物事の機微を察する大人びた面がある。実は毒舌系。母、民子がマネージャー。観測隊の親睦会(新宿 歌舞伎町)に民子と共に仕事で出席しており、報瀬の事を聞いていた。北海道出身で寒いのは飽きたから…と、観測隊に同行する事を拒んで居るが…。
一方、南極行くぜ隊!(勝手に付けました)の報瀬は、相変わらず手段を問わず観測隊に入る方法を画策中、ネットで高校生、南極のキーワード検索に結月がヒットした事から、結月に頼んで同行させて貰う作戦決行。結月に「私は行きたくない。代わりに行っていい」と言われ目を輝かせるが、マネージャー兼母に「喋れないならNG」私喋れます!発言の日向には「ルックスがNG」とダメ出しされ敢え無く撃沈…。でも、日向は思う…。「南極行きたくないのは他に理由があるんじゃないか?…」と…。
結月は「あなた達にはきっと解らない」と前置きし、幼少期から、ずっと芸能界で生きてきた…。だから…。これまで1人の友達が居ない事を明かすシリアスなシーン…。しかし…それにキマリが反応!
そのリアクションに心を動かされた結月は、彼女達と一緒ならと南極に行く事を決意。南極行くぜ隊の夢は前進する。ここで、彼女達の主な役割が、観測隊の模様をレポート・中継する事となる。
報瀬は即断し学校にも報告するも、キマリは生来の性格的に、親には了解されておらず…母に「マリちゃん…入浴剤買ってきたから、お風呂場に置いといて…」と言われ、ブツを手にしたキマリは…「南極の湯!」ってか!w。包丁で人参チョキチョキ…鍋は地獄鍋の様相…母…怖ぇ…。父、娘助けろよ!!頑張れキマリ!!(注︰大爆笑シーンですが、ギャグ・コメディアニメではありません)…赤点阻止って…キマリってお馬鹿だったのか…。可哀想な娘だぁ…。
しかし何とか南極観測隊の訓練合宿を受けられ事に「ほっ…」とするのもつかの間!観測隊 隊長 藤堂 吟(とうどうぎん)…怖ぇ…まぁ良く考えれば、命の危険を伴うんだから、半端な覚悟で挑めるはずはなく厳しくて当然。ここからが夢と現実の厳しさ、ギャップを埋めるマジ描写が始まる。JKの夢で「南極行こう!」ってノリは通用するはずも無く…。報瀬ですら本土の陸地の訓練で、殆ど知識がない事が明らかになる。命を掛けた試練を体現し挑んでゆく展開が幕を開ける。でも…同時に夢を諦めない強く美しい物語の始まりだ。

乗り物酔いする方は、ちっと辛いシーンもあるよぉ…映像で酔えるかも…にひひひっ!
人間だって…JKだって夢を叶えるには生命力的パワーが必要なのです!自分達が選んだ夢への道!ゲロゲーロw。

そして…見えたっ!そこにあるのは「宇宙を思わせる圧倒的な地球の世界」!感動です!
しかぁしっ…大自然に挑む更なる過酷!乙女達は乗り越えられるのか?!
ここで一息。艦上長縄跳び大会の優勝賞品が「肉」…ビリは「魚肉」萌えますw。そんなストーリーの強弱感も見所。観測隊員キャラも個性豊かに描かれます。

南極圏に入り、隊長 吟と報瀬の関係…吟の想いが語られ、報瀬が「母は帰って来ない…私の毎日は変わらないのに…帰ってくるのを待っているような毎日…それを変えるためには…」と明かす…グッと来ます…。
砕氷船の能力、パワーの描写も素晴らしい。日本は大戦で敗戦した国で、世界に認めて貰う経済力・技術力など国としての在り方を背景描写と共に、何かを成すために挑み続ける…繰り返し…繰り返し…何度でも。脚本の力量が現れており胸が熱くなる…。

そして、乙女達は人生初となる南極の地に1歩を踏み出し叫ぶ!諦めず歩んで来たぞ!「ざまぁみろ!ざまぁみろ!ざまぁみろ!」それを見る隊員たちも合わせて「ざまぁみろ!」キラ☆彡.。ホロ…。
南極って12月が夏なんかぁ…。ネコ(一輪車の通称)に足ついてると楽だよなぁ…友達って「友達になろう!」って告げるのかぁ?…とか…昭和基地での生活描写も色々楽しい。パーシャル丼って…w
キマリは南極に行くと決めた事を幼なじみのクラスメートに告げた時、彼女から「絶交だ!」と告げられた事から、結月の友達の意味への拘に応じるシーンも何気に良いなぁ…。誕生日のお祝いを初めてされる結月…おめでとう♡♡良かったね!友達ってさ…「ねっ!」って同意出来たらそれで結ばれちゃうんだよ…。うん!そうだね!

終盤。日向が何故高校を辞めた理由が明かされるのだが…って!報瀬!麻雀強っ!役満かい!!w。こう言う流れの変え方が良いわぁ…。
日向は高校で陸上部に所属しており、3年生の先輩を退け、大会への出場メンバーに選ばれた。それは同級生がプッシュしたから…。だが…。同級生に裏切られ…ディスられた…人生あるある話ではある…。でも日向にとても感情移入できる場面だ。当時ディスった友人達が、日向が南極に行って有名になったので、中継先に割り込んでくるとか!そりゃね~だろっ!って…。それを知った皆も心配するが…日向が「何のしがらみも無い人と、私達が知っているものは何も無い場所に…」の言葉に良い娘だなぁ…。でも…報瀬だけは…。

観測隊が定点を作って、それを衛星からも観測するのかぁ…とか南極の事、知らないを知るのって楽しい!キャラの心情と同じになれる。

報瀬はずっと考えていた…。
日向と、その友達がしたことへの怒りを日向に明かす…それに対する日向のリアクション…このシーンでホロっと…。更に、レポート中継を使って報瀬が画面の向こうの日向の元友人達に吠える!「~私の友達を傷つけた代償を抱えて生きろよ!今更何よ!ざけんなよっ!」爆泣き…。の後に笑いを持ってくるって…本当にずるいわぁ…。
そして…いよいよラスト2話…。報瀬の母への想いは…展開や如何に?!知らぬ間に両手を握りしめる自分に驚きつつ…。

隊長 吟は「~人は思い込みでしか行動できない。思い込みだけが現実の理不尽を突破し、不可能を可能にし自分を前に進める~」と報瀬に語る。本作に込められたメッセージであり、挑戦することの意味・原動力を強く表現した場面。ズンっと心にの響く…。そして、報瀬が母の想いを知るため…母の死を受け入れられない自分を現実に引き戻すために…どれだけ努力し、JKがそこまで…と思える莫大なエネルギーをつぎ込んで来た意味とは…。日本から14000km…。彼方に思えたその場所に…母が至ったその場所に向かうのである。



{/netabare}

最終話。南極は夏の平均気温氷点下1℃。冬は平均、氷点下20℃。それを画面から味わえます。マジ冷凍庫生活なんです!ブリザード(猛吹雪)は半端ないっす!方向間違えたらマジ〇にます(冬山登ってたので解ります。北海道、東北の寒冷地をご存知の方は普通かも…ですが)。迫力満点の描写です。

Dear お母さん…「友達が出来ました。ずっと1人でいいって思ってた私に…」。此処まで一緒に来た友達…仲間と…。
見つけるのです。報瀬の母 貴子の想い…報瀬が、ずっと知りたかった母への想い…。1100件を超える「未読」のメールを…お母さん…。爆泣き…。隣に座っていた娘…「ママ~!パパ、アニメ観てまた泣いてるよぉ」…。ってね。感動すれば泣くんだよ…。

【後書き】
観終わった満足感から1クールで締めたのは正解だと思います。本作全般を通して各話、様々な描写から、知らぬ間にキャラに同調し物語の中に入り込んでいる自分に気がつく…。こんな作品そうそう無いです。メジャーな作品では無い?ですが、たくさんの知りたい!を教えてくれる、心に残る名作です。出会えた事に感謝…。

投稿 : 2022/08/28
閲覧 : 220
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

青い空はつながっている

いしづかあつこ監督、構成花田十輝。

高校時代に素敵な想い出を残したいと、
好奇心旺盛なマリは日々を憂いている。
とあることから南極を目指すしらせと出会い、
彼女の熱意に心動かされたマリは、
共に南極を目指すことを誓う。
やがて仲間も集まり4人の女の子の旅が始まる。

想像も出来ない世界に物語は動き始める。
可愛い女の子が元気一杯の作品です。
人気声優を起用し、キャラデザインも良し。

メッセージが徹底していて好感です。
若さとは好奇心と力ですから、
勇気を持って、一歩踏み出すこと、
その一歩が未来に繋がるのでしょう。

コミックリリーフ的なキャラが重なり、
私としては高カロリーなアニメで、
得意な設定ではないのですが、
想いは海を越え、過去を乗り越え、
素敵な風景がそこにあることを期待したい。

最終話視聴追記。
{netabare}本編を事実上、12話で終了させて、
13話は余韻を楽しむかのような構成。
これは見事としか言いようがない。{/netabare}

輝かしい青春がここにあります。
たくさんの素敵な出会いを経験し成長する。

この道はきっと彼方まで続いている。

投稿 : 2022/08/27
閲覧 : 1256
サンキュー:

137

ネタバレ

ローズ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

難局物語

高校2年生の玉木マリは何かしたいと思うのだが、目標が無かった。
玉木と同じ学校の小淵沢報瀬の落とし物の100万円を拾い知り合いとなる。
小淵沢の南極へ行きたい!という信念に感化されて、玉木も一緒に南極を目指すのであった。

高校生の未来は明るい。
失敗したとしても、やり直す機会が十分あります。
本作品の目的地は南極。
地球の中でも自然が厳しい土地です。
簡単で身近な目標を達成して満足感を得るか、途方もない大きな目標を立てて努力するか、
選択は人それぞれです。

本作品は若者の友情物語でもあります。
玉木は小淵沢に感化されて、小淵沢は母親の面影を求めて、三宅は大学進学前の思い出に、
白石は本当の友達を作るために、各々の目的は違いますが、一緒に南極を目指します。
同世代の4人娘。
共通の話題が南極というのが珍しい事。
しかし、お互い励ましあい、欠かせない友達となります。
仲良し4人娘の大きな目標。
若者の青春らしいですね。
そして、本当の友達というのはこういう存在だと再認識させられます。

作画について。
作画、特に背景(風景)に関しては、素晴らしい出来です。
一番、目立つのはシンガポール滞在時。
シンガポールは観光地でもあるので、見どころは沢山。
そのシンガポールを描いている作画が凄い。
本物の写真からアニメのような画を作るソフトがある事は噂に聞いています。
でも、それを鑑みてもいい出来ですね。
最近のアニメの技術の進歩を感じさせられました。

内容は、日本での仲間探し・南極への道中・南極での活動に分けられます。
1クール13話と短い作品ですが、バランスはいいですね。
見どころは南極での活動になると思いますが、それ以前の過程でも飽きる事は無いです。
中々見る事ができない船内での出来事は新しい発見でした。
計画や準備段階での厳しさも、しっかりと描かれています。
夢や希望などの甘い内容だけを描いているのではなく、キビシイ現実もあります。

『ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン』には10話という神回があります。
本作品だったら12話ですね。
小淵沢の母親が消息を絶った地点へと向かいます。
メンバーは小淵沢の母親の遺品を捜索。
ノートパソコンが見つかります。
パスワードを解いて、メールソフトを起動。
そこには……ネタバレレビューでも書けませんね。
1話から順番に視聴してきたのであれば、キチンと12話に向き合って下さい。

あにこれでは本作品に対して、極端な評価があります。
私は自分の中で楽しい作品を探しているので、酷評レビューは気になりませんでした。
自分に合わない作品は確かにあります。
でも、本当に嫌いだったらレビューを書かないで無視したらいいのですが、
あにこれユーザーは優しいね。
本来のアニメの視聴目的は楽しむ事。
女子高生達の果敢なチャレンジという貴重な作品を楽しむことが出来ました。

投稿 : 2022/08/27
閲覧 : 238
サンキュー:

51

らぎ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

素晴らしいアニメ

このアニメを超えるアニメはもう出てこないのではないかと、思うほど素晴らしい作品 親を持っている人なら誰でも泣けると思う 無駄な話しが1話もなく綺麗に完結している作品でもある。

投稿 : 2022/08/09
閲覧 : 218
サンキュー:

6

Becky1618 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

素晴らしい!

先週一気に見た。何で今まで見なかったんだろう。

投稿 : 2022/08/06
閲覧 : 172
サンキュー:

3

ネタバレ

素塔 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

小淵沢報瀬の青春

新たな青春のバイブル。
そう呼んでも過言でないほどの熱烈な支持を集める「よりもい」について
今さら何かつけ加えることがあるのだろうか?
あるとすれば多分、「よりもい」のネガティブ補正だろうか。
誤解を招きそうなのであらかじめ断っておきたいが、
批判的なことを書いて評価を落とす、などという意味ではない。

南極を目指した四人の少女たちの友情と成長を描くメインストーリーは
ネガティブなものがポジティブに昇華される、いわゆる王道展開になっているが、
充実したストーリーを1クールに圧縮した結果、異常に密度が高くなり
ストレートでわかりやすいメッセージが頻出する一方、
心情には含みのある表現が多く用いられる。そして、複雑なニュアンスは往々
ポジティブな方向に解釈される傾向があるようだ。

作品の中心を貫く軸は、小淵沢報瀬の喪失と再出発の物語である。
彼女の葛藤のリアリティーこそが本作の真髄だと自分は考えている。
その心理プロセスをたどり、ニュアンスを正確に読み取るためには
あえてネガティブを強調した解釈が必要なのではないか。
それによって本作が、底の浅いポジティブ礼賛とは一線を画した
確かな内実を備えていることが確認されるだろう。
「よりもい」の本当の深さを測定するために投げ下ろされる
測鉛のようなものに、この作業がなればよいと思う。


{netabare}
何度も何度も挑戦を繰り返し、困難な現実を突破する。
こんな極度に明快で前向きなメッセージがこめられたエピソードが
何重にもオーバーラップされながら畳みかけてくる。
(氷を砕き前進する饅頭号、南極観測の歩み、縄とびの習得・・・)
その結果、その直後の報瀬による南極到着の第一声「ざまあみろ!」は
痛快な勝利の雄たけびとなり、観測隊総員の凱歌となる。
ポジティブな方向への補正がはたらく、典型的な例である。

この場面をどう捉えるかによって、全体の印象は異なってくるだろう。
本人がこのときのことを全く憶えていないという驚愕の事実が第12話で明らかにされる。
長年の願望がかなえられた瞬間の記憶がない、この異常さをどう考えるべきか。
報瀬にとって南極とは何なのか。この大前提に立ち戻って
彼女のモチベーションに潜んでいる屈折を凝視しなければならない。

「淀みの中で蓄えた力が爆発して、全てが動き出す!」
走り出した青春の目的地。宇宙よりも遠い場所。
青春の可能性が結晶した、輝かしい南極のイメージの陰で
報瀬の南極は正反対のベクトルを指している。そこは何としても、
青春を丸ごと棒に振ってでも行かなければならない妄執の場所だ。

自分は覚めない夢の中にいる。報瀬はそう表現する。
もう母が帰ってくることはない。頭ではそう理解していても心が追いつかない。
喪失の苦しみが癒えることなく固着してしまった、宙づりにされた日常。
帰らない母を待つ日々が、永遠に同じように続いていく恐怖のなかで
南極へ行く。このドラスティックな計画だけが唯一の心の支えになった。
目標が困難なことはむしろ好都合だった。どんなに周囲から嘲笑されても
あるいは行く手を阻まれても、それがいっそう心を奮い立たせる。
負のエネルギーを推進力に変換して前進する疑似ポジティブ。
そうしたメカニズムをここに想定するのが自然なのではないか。

南極に着いたらきっと感動して泣くだろう。だがそうはならなかった。
気持ちの整理がつかないまま、一番表層にあった感情が爆発した、
その結果が「ざまあみろ!」なのだろう。
身についた虚勢が、反射的に出たのだともいえる。ここにあるのは
虚像の南極にすがりつくことで危うく精神の平衡を保ってきた痛ましい姿だ。
南極を目指す真の動機は、現実逃避だったとさえいえるだろう。


最後の目的地への出発をためらう報瀬。その背中を押したのは隊長の
「思い込みだけが現実の理不尽を突破し、不可能を可能にし、自分を前に進める。」
という言葉だった。もちろん、ポジティブに受け取るのが普通だろうが、
ここも逡巡する報瀬の心情に引きつけてネガティブ補正を加える。

出発をためらう理由として、最後の場所で何も変わらなければ
永遠に喪失感の中に取り残されてしまうという恐怖が打ち明けられる。
そのもう一つ奥にはおそらく、南極という目標が失われ
喪失を埋め合わせる支えがなくなってしまうことへの恐れがある。

宿舎の部屋の床に、一枚一枚、紙幣を並べながら
一心に南極を目指してきたこれまでの過程を振り返るシーンがある。
無我夢中で突き進んできた日々の結実である百万円は
はたして彼女に前進する勇気を与えるだろうか。自分にはそうは思われない。
南極行きの資金を蓄えることからして、あまり正常ではない。
ほぼ実現不可能な事柄を計画的に準備するというのはどこか倒錯的だ。
追いつめられた報瀬の現実逃避と見るほかない。

母の不在は、際限のない遅延にほかならず、
待ちつづける心が崩壊しないためには、自分の方から出向いていくしかない。
そのとき「お母さんが待っている」という思い込みが仮構される。
言い換えればそれは、南極に行きさえすればすべてが変わると信じることだ。
だが南極に来ても何も変わらなかった。
むしろ到着してからが、本当の葛藤のはじまりだった。

それでも、最後の旅に出発する決断をしたのはなぜか?
自分の「思い込み」と孤独な日々に決着をつけるため。そう考えたい。
そして、南極に来た本当の「意味」を見つけるためではなかったか。
この作品が一歩を踏み出す勇気を描いていることは間違いない。
たとえ結果が恐ろしくても、進まなければならない時がある。
それを決断するのは自分だが、その勇気を与えてくれる大切な存在があること。
やがて開示される本作の主題が予見されているように思える。


思い込みに決着をつけるために、その思い込みを貫く。
これが報瀬の出した結論だったように思える。
「お母さんが待っている」という彼女の思い込みは実は正しかったのだ。

旅の最後の目的地、内陸基地で母のパソコンが見つかった。
宿舎の部屋で起動させる報瀬。メールの受信がはじまる。
すべて未読の、1000通以上の、母に宛てた自分のメール。

事実だけを見れば、母の死が確認された、ただそれだけだ。
報瀬の内面に即してみれば、ようやく母の死が現実として受けいれられて
覚めない夢から脱け出せた、というような説明になるだろう。
しかしこのシーンの衝撃的な迫真感を解するにはそれだけでは足りない。
逸脱を覚悟のうえで、イマジネーション主導の主観的解釈を試みる。

メールのタイトルが一つの例外もなく「Dear お母さん」であること、
ここには多分、作り手の意図があるはずだ。

Dear お母さん Dear お母さん Dear お母さん Dear お母さん Dear お母さん・・・

次々に表示されていくタイトルの連続は
いつしか心のなかで繰り返される呼びかけに変わってゆく。

・・・Dear お母さん Dear お母さん Dear お母さん Dear お母さん! お母さん!
お母さん! お母さん! お母さん! お母さん! お母さん! お母さん!・・・

呼びかけても、呼びかけても、呼びかけても、応答しない母に
報瀬は必死になって呼びかけつづけている。何十回と、何百回と。それでも応答はない。
嗚咽がこみ上げ、ついには耐えきれずに本当の叫びがほとばしる、
「お母さん!お母さん!・・・」

この経過は、臨終の疑似体験そのものではなかったか。
彼女はいま、この瞬間、母の死に直接立ち会う経験をしているのだ。
心の内部の現実はしばしば、通常の現実を凌駕する現実感をもたらすものだ。
これは欠落したままだった「本当の喪失」が現実になった瞬間である。
喪失の先へ歩き出すためには絶対に必要だったこの段階を通過させ
宙づり状態の喪失から報瀬を解放するために、貴子は待っていたのだと想像したい。


「本当の喪失」の経験という大きな結末を経て、
本作の主題に結びついたもう一つの結末に目を転じていこう。
あえてネガティブな心理を強調し、報瀬が目指してきたものが
喪失を埋め合わせるための「虚像の南極」だったことをしつこく示そうとしたのは、
この主題をより明瞭に浮彫りにしたかったからだ。

ここまで何度となく「本当の」という形容を使ってきたと思うが、
「よりもい」は四人の少女が、それぞれの「ほんとう」を探し、見出してゆく物語だ。
「ほんとうの友だち」を求めつづけて、ついに見つけることができた日向と結月。
「ほんとうの青春」を求めつづけて、ついに見つけることができたキマリ。
言い換えれば「よりもい」で描かれる四人の成長を促した決定的な契機、それが
「ほんとう」の発見なのだ。

報瀬の物語の結末にあるのも、もう一つの「ほんとう」の発見だ。
最後の旅の途上で、南極は好き? と問われたキマリがこんな風に答える、
一人だったらわからないけど、みんなと一緒だったから南極が好きになった、と。
そう告げられたとき、報瀬は自分が南極に来た本当の意味を知ったのだ。

 Dear お母さん。友達ができました。
 ずっと一人でいいって思っていた私に、友達ができました。
 ちょっぴり変で、ちょっぴり面倒で、ちょっぴりダメな人たちだけど、
 一緒に南極まで旅してくれる友達が。
 ケンカしたり、泣いたり、困ったりして、それでも
 お母さんのいたこの場所に、こんな遠くまで一緒に旅してくれました。
 私はみんなが一緒だったから、ここまで来れました。

報瀬にとっての「ほんとうの南極」がここにあった。
これをメールで母に伝えずにいられなかったのには明確な理由がある。
それは、自分が見つけたこの南極が、母が愛した南極と全く同じだったとわかったからだ。
日本への帰路に就く日、隊員たちの前で報瀬は南極への想いを語る。
かつて自分が南極に抱いていた複雑な感情と、いま感じている気持ちと。

 そして、わかった気がしました。
 母がここを愛したのは、この景色と、この空と、この風と、同じくらいに
 仲間と一緒に乗り越えられるその時間を愛したのだと。
 何にも邪魔されず、仲間だけで乗り越えていくしかないこの空間が
 大好きだったんだと。

過酷な自然と向き合いながら、仲間と過ごしたかけがえのない時間。
母がこの場所を愛したその同じ想いを直接、経験し、体感し、実感できたのは
自分にもまた、一緒に乗り越えてきた仲間たちがいたからなのだ。
報瀬はこうも願っていた。母が言ってた南極の宝箱をこの手で開けたい、と。
その願いはいま、すべてかなえられた。
自分たちの、四人の南極を手に入れたことによって。

 お母さんが見たのと同じ景色が、私にも見えますか・・・。


広大で、無機的で、どこまでも非情な世界。
すべてが剥き出しで、純粋で、裸のままの自然は
うわべやごまかしをきっぱりと捨て去ることを要求してくる。

この背景の中でこそ、四人の成長は鮮烈に視覚化されて直かに心を撃つ。
壮大なパースペクティヴの中に置かれることで
どれほどささやかに見えても、それが本当のものであるならば
そのかけがえのなさは輝きを放ち、この先に待っている日常へとつながってゆく。

バッサリと髪を切り、形見のパソコンも南極に置いていく報瀬。
つまりは断ち切ったのだ。百万円を南極に残した真意もここにあるだろう。
空虚な心を何かで埋め合わせる必要はもうなくなった。
代わりではない「本物」を手に入れたから。
「私はここが大好きです。必ずまた来ます、ここに!」

最後に現れるオーロラは、初見時はややくどいようにも思えたが、
これが報瀬と母との物語を締めくくり、同時に南極の旅の本当の意味を要約した
象徴的なシーンであることが、いまならわかる。
それはまた、三年の歳月と一万四千キロの距離を越えて
母娘の会話がつながった瞬間だった。

「本物はこの一万倍綺麗だよ」「知ってる…」
{/netabare}


話が大きくなって恐縮だが、「探求譚」という伝統的な物語のジャンルがある。
その源流は中世ヨーロッパの聖杯探求譚、さらには遠くギリシャ神話にある
アルゴー船の金羊毛探求譚にもさかのぼれるだろう。
この探検船の乗組員は「アルゴノート」と呼ばれた。
(因みにWikiで検索する際は原語の「アルゴナウタイ」の方が詳しい。)

それぞれの「ほんとう」を求めて、はるかな南極の地まで旅をした四人の少女。
こんな風変わりな現代のアルゴノートたちが新しく生み出した物語、「よりもい」は
古い古い物語の系譜の、遠い遠い末流に連なるものではないだろうか。
青春アニメの枠の中だけに収めてしまうのはちょっと惜しい気がする。

(2020/12/6 : 初投稿、2022/7/28 : 改題)

投稿 : 2022/07/30
閲覧 : 2209
サンキュー:

47

らー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

青春、

登場人物の関係が少しだけけいおんに似ているような気がした。dアニメストア for プライムビデオでの評価がどのアニメよりも高く見えたので視聴したが満足だった。

投稿 : 2022/07/27
閲覧 : 168
サンキュー:

6

ネタバレ

をぬ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

頑張る人を応援しない。

南極を目指す女子高生の話。

嫌なヤツのリアル感。
自分はこうはなるまいと固く誓いました。
頑張る人を応援したい!

未読メールの描写は凄かったです。
あとメガネはシラセに謝れ。

投稿 : 2022/07/10
閲覧 : 166
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4

バステト さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

尊い尊すぎる

1-13まで捨てる回なし。
毎話、リアタイで楽しませてもらった。ラッキーすぎる。最高のアニオリ。

投稿 : 2022/07/05
閲覧 : 149
サンキュー:

6

ネタバレ

マーティ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

まずうちさぁ、船・・・あんだけど・・・南極行かない?

 ジャンルは青春群像劇。全13話。

 最初は女子高生の主人公・玉木マリがなんか青春っぽいことしたいな~ってところから始まります。そこで南極に行くことを目指す少女・小淵沢報瀬と出会ったことをきっかけに、明朗快活な同い年のフリーター・三宅日向、観測隊のリポートを担う現役女子高生アイドル・白石結月も加わり、彼女たちの青春が動き出す、という物語。

 う~ん(-_-;)、個人的には合わなかったですね。単なる感性の違いだと思いますけど、とりあえずこの感性に理屈をつけてみようと思います。

 良いところを挙げるなら、{netabare}4人ともそれぞれ悩みを抱えており、それに対して向き合って仲間と共に支えあって乗り越えていく、{/netabare}ところでしょうか?

 次に、強いて欠点を挙げるとすれば、{netabare}南極に着いたとき、「ざまあみろ」っていうところで、その感想はなんか違う気がする、、、と思いました。あと、日向のかつての陸上部の仲間に対して報瀬が「私の友達を傷付けた代償だよ」っていうシーンでも、なんか違くないか?という感想を抱きました。{/netabare}う~ん、モヤモヤする、、、

 まあ、評価がとても高い作品なので、視聴前のハードルを上げすぎた、それでちょっと肩透かしをくらってしまったんでしょうね。

 これにて感想を終わります。ここまで読んでくださりありがとうございました。

投稿 : 2022/05/22
閲覧 : 1074
サンキュー:

60

ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

合わなかった

女子高校生が南極を目指す話。

自分にはほとんど良さがわからなかった。

{netabare}
南極に行くまでの過程がご都合主義だと言っている人もいるけど、その点に関しては、南極に女子高生が行くという現実離れした話なだけに、仕方ない面だと思う。だけど、それならば行く動機だけでもはっきりさせないといけないはず...。

なのに、この作品で動機がちゃんとしてるなと感じたのは報瀬ぐらいしかいない。それと、レポーターとして南極に同行"させられる"結月は行く理由がはっきりしているから〇。
ただし、主人公のマリと日向に関しては南極に行く動機が不十分。あの程度の動機なら、もっと他に行きたい動機がある人もいると思うし、「青春したい」や「何かを成し遂げたい」などという不鮮明な動機にするならまだ、結月のように「同行させられる」キャラという設定にした方がよかった。

とはいうものの行くまでの過程やキャラの心理描写が丁寧に描いたことは評価できると思う。結月を行くように説得する当たりの話はとても良かったと思う。

5話ではめぐっちゃん関係の話が描かれるが、この話は何がしたかったのかよくわからない。クズなキャラが友人相手なのにもかかわらず、かなり酷いレベルの嫌がらせをして、なぜか勝手に謝罪をしてくるという不自然な話にしか思えなかった。


その後ついに南極船に乗るが、このパートがかなり酷い。オーストラリア当たりの回から最終回までずっと修学旅行感覚にしか見えない。メインキャラの四人どころか、注意しなければいけないはずの大人まで宴会をしたりして遠足感覚。前回の観測船で死者が出たなんて設定を忘れてしまうほどには酷かった。おそらく、そういったシーンを描かないと尺が余るから船酔いやパスポート紛失などのエピソードを入れたのだと思うけどそれが裏目に出ている感がある。せめて、ワチャワチャした空気感を少しなくせばよかったのにと思う。
ただ、日向関連の話は良かった。綺麗事のようにいじめた人と仲直りするのではなく、縁を切ったというのがよかった。

そして、いよいよ南極に到達するのだが、南極到着後のシーンが一番この作品が個人的に気に入らなかった理由。南極に付いた瞬間に主人公たちが発する言葉は感嘆などの言葉ではなく、「ざまぁみろ」という捨て台詞。
そして、主人公たちに続いて大人たちまで全員で「ざまぁみろ」と発する。
こんなのを見てしまうと、観測船の目的が自分たちを馬鹿にした人への「鬱憤晴らし」にしか見えない。そもそも行方不明者が出たのなら、観測船への懸念などは当然出るはずで、それは馬鹿にする人たちがおかしいのではなく、前回の観測船で不明者を出した乗組員たちに責任があるはず...。
にもかかわらず、その乗組員たちも含めて「ざまぁみろ」と発言する。何を見せられているのだろうって思った。むしろ、観測船を出させてくれて、観測船に乗せてくれて「ありがとう」じゃないのか...。

南極到達後になってやっと話がよくなってくる。ここでしっかりと南極の魅力が伝わってきたのは良かった点だと思う。特に、最後の母からのメッセージがよかった。変にお涙頂戴系の遺言ではなく、一言でのメッセージでかつ南極の景色についてのメールだったのは非常に良かった。
ただ、報瀬から母へのメールが1101通で止まるところやめぐっちゃんが北極に行っているなどの話はあまりに突飛で不要だったと思う。

全体を通して粗が多く合わなかったけど、最後のあたりはしっかりと魅せてきたと感じる作品だった。それと、話の最後あたりに入るBGMはとても良かったと思う。人によっては「ざまぁみろ」の部分も感動するらしいし、自分が特殊なのかな?
終わり良ければ良し理論でストーリー☆2.5
{/netabare}

投稿 : 2022/05/18
閲覧 : 404
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12

あや さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

青春したくなる

青春したくなる!
スポ根アニメとか見てもこういうことはあまり思わないんですが、なんかこのアニメを見てたら青春したくなりました。
あと、南極に行ってみたくなった!笑

実話に基づいているであろう南極の話がリアルで良かったです。

投稿 : 2022/05/04
閲覧 : 179
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7

QWERTY さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

第一話の疾走感だけでも見る価値アリ

その勢いのまま、彼女達と旅に出かけられます。
ああ、こんな冒険旅行がしてみたい!!

声優さんがあり得ない程豪華で、メインから脇までさすがの存在感を主張し合っています。キャスティングに死角無し。

なかでも三宅 日向(cv井口裕香さん)のはまり具合が最高。
キャラが生きてる。そう思いました。

どうですか? 南極。
気付けば1クールあっという間だと思いますよ。

投稿 : 2022/04/16
閲覧 : 184
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11

れるびい さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

めちゃめちゃ良かった!

三宅日向のイラストを描いてみました。
https://www.pixiv.net/artworks/96922972
エンディングの背景イラストを描いてみました。
https://www.pixiv.net/artworks/96776732

最近観たものの中で一番です!
声優さんの演技、イラスト、音楽、どれも素晴らしいです。

なんでだろう、単純な青春ものとは一味違う気がします。
舞台が南極だからなのか、はたまた場所は関係なく
ひたむきな姿勢に感動を覚えるのか、定かではないのですが、
すべてのアニメの中で5本の指に入るほど個人的に好きです。

高校生の純粋な感情も、大人たちの夢や冒険心も
自分の日常と重ねて、観ていて何かうらやましくなった。

エンディング曲がとても好きで、CD買ってしまいました。
サビの部分の「バカにされたって構わない」という歌詞に
ものすごく共感しました。

大きな事に挑戦する事は、得てして馬鹿にされやすいです。
周りは恰好のネタにするし、無理だと笑い、本気にしない。
本気で信じてるのは、やっている本人だけ。
結果が出るまでの長い間、孤独に努力を続けて、
成し遂げてからやっとみんなが信じ始める。

それでも、バカにされて笑われても、自分の欲求が勝る。
「~バカ」という言葉はある意味最上級の褒め言葉。
たぶん、本気で夢中になってるバカが一番強いんです。

ED曲ピアノカバーしてみたのでよかったら見てって下さい。
あにこれ限定公開でございます。
https://www.youtube.com/watch?v=GJvdv6PiORE

投稿 : 2022/04/01
閲覧 : 679
サンキュー:

67

ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

NYタイムズ紙が選ぶ2018年ベストTVショー・国際部門に選出(それぞれが一歩踏み出す物語)

女子高生が南極に行くという突拍子もない話を丁寧に描ききった名作。
1話目を初めて見たときから、これは良い作品になるのではないかと感じていたが、その通りに、最初から最後まで夢中にさせてくれる優れた作品だった。

様々な悩みを抱える多感な高校生たちが、何かを変えるために南極を目指すというストーリーが新鮮だったし、ほかにはないオリジナリティをもっている。そして、主人公の4人たちがお互いを思いやり、自分たちの悩みを昇華させていく各話の見せどころがしっかりと描かれており、胸に迫ってくるものがある。

見終わったあとに、自分も何かに挑戦してみたくなる素晴らしい作品だ。
(2018年3月29日初投稿)

(2018年5月17日追記)
{netabare} 100万円の札束を落としたことがきっかけで、それを拾った少女とともに最後はタレントまで巻き込んで、南極行きを成功させる。
これを字面だけ見たら、「そんなことあるわけない」のひと言で終わりだろう。
だいたい携帯で決済ができる時代に札束を持ち歩くことがどれだけ現実離れしているのかは、作り手も十分に承知している。観ている私も「オイオイ」と突っ込みながらも、100万円という現金からつながっていく展開と関係性がとても面白かった。

そして、現実では女子高生は南極に行くことはできない。
ツアーなどで行く方法はあるが、昭和基地に行くためには、南極観測隊の乗組員になるか「しらせ」の同行者になるしかない。同行者は、研究者や新聞記者、教員などの人々で構成されている。これまでの最年少参加者は設営のエンジニアで20歳の男性だという。

しかし、これはそれほど重要な部分ではない。
そもそもこの作品は、「女の子たちが頑張る青春ストーリーがつくりたい」「行ったことのない場所を描いてみたい」というのが出発点。それをいかに「本当のことらしく」「テンポ良く」描いていくのかというのがポイントで、そういう意味では、この作品は十分に成功していると思う。

4人の友情関係に至る部分に説得力がないという意見もあるが、全くそうは思わなかった。友人になるときの描き方は難しいもので、これは本当に人それぞれだと思う。気の合う者同士だと一瞬にして何年も交流があったような深い関係になることもあるし、長い時間をかけて構築していく関係性もある。お互いの性格や、その時に何を欲していて、何を目指しているのかということも影響すると思う。
そういう意味では、4人は自分たちが欠けているものをそれぞれ補って、ひとつのことを共に目指していける絶妙なキャラクター像だと感じた。
報瀬とキマリが仲良くなる描き方はとても腑に落ちたし、結月がほかの3人と一緒なら南極に行くと宣言する話はとても好きだ。3人と結月との関係性の深め方は、私にとっては説得力があった。全体的にコメディタッチの部分とシリアスな部分の匙加減が心地良く、楽しく見せるための工夫がなされていると感じた。

全話を13話で終わらせなければいけないというオリジナルストーリーの関係上、カットしなければいけなかった部分は多々あっただろう。しかし、女子高生が集まって、南極まで行って帰ってくる。しかも、行方不明になった母親への想いを決着させるという大きな問題をはじめ、4人の問題を何らかの形で解決させることをこの話数で完結させたのは、本当に素晴らしいと思う。無駄と思えるシーンはなかったし、やり切っている。

南極のシーンや仕事ぶりをもっと見たかったという意見もあるが、この話は、そこがテーマではない。女子高生たちが自分たちの悩みを昇華させて一歩踏み出すことが最も重要で、それをやるために余計なものは全てカットしている。しかし、もちろん南極についてかなり突っ込んで調べていて、公式サイトをチラッと覗いてみただけでも、この作品のためにどれだけ綿密にしっかりと取材を行ってきたかということを垣間見ることができる。

また「環境汚染をすすんで行っているバカな話だ」という間違った批判は放映直後からあった。赤いシロップで線を引いてソフトボールで遊ぶ最終回のシーンのことだ。これは、実際に観測隊がレジャーで行っていたことを取り上げている。何もない場所なので、どんなことをするにしても面白いイベントにしようとしていたという実際の楽しみ方がよく分かるシーンだ。シロップで氷上に線を引いたところで環境汚染になる可能性は極めて低いそうだ。

しかし、もちろん、試合が終わった後、そのシロップの部分は全て掬い取って、皆でかき氷としていただいたのだという。やはり、少しでも環境に影響を及ぼす可能性があることはやらないように最大限に配慮していることはHPでも紹介されている。研究者たちも赴いている地で、さすがに変なことをやるわけがない。アニメでもそこまで描写していれば良かったのだが、かき氷を食べるのはその前のシーンでも登場しているし、わざわざ再度やる必要もないという判断だろう。

ラストの100万円を置いていくところ、めぐっちゃんが北極に行っているところなどは、驚かせてくれたが、このまとめ方も悪くなかったと思う。特にこの100万円は、始まりであり、終わりでもあったというのは清々しい。現実的には100万円を持って帰るのは当然のことだが、南極に行くためにずっと苦労して貯めたお金がきっかけだったが、それを何とも思わなくなるほど大切なものを得たということだ。そして、再度、南極に来る理由にもなるだろう。
めぐっちゃんのシーンは色々な考え方があるが、めぐっちゃんの性格などを考えたのと、尺の問題だったかなとも思う。あの5話に決着をつけようと思うと、なかなか難しい。苦肉の策だったようにも思えるが、私にとっては大きな問題とは感じなかった。

全体を改めて思い起こしてみると、1話からのテンポ感、どこをどのように時間をとって見せていくのかというバランス感覚が絶妙で、とても完成度が高い作品だと思う。見せるところはしっかり見せ、感動させるところは、じっくりと描き切り、笑って泣ける作品に仕上げた。このストーリーを13話でやり切ったということに敬意を表したい。 {/netabare}

(2018年12月10日追記)
NYタイムズ紙が選ぶ2018年ベストTVショー・国際部門の10本に選出

12月4日のニュースなので、もう知っている人も多いかもしれないが、よりもいがNYタイムズ紙が選ぶ2018年ベストTVショー・国際部門の10本に選出された。これはドラマも含まれた中からというから大したものだと思う。選評の訳文は以下のもの。

日本の南極の研究機関への科学的探検に参加した4人の10代の少女についての、大胆で楽しいアニメシリーズは、かなり特定の視聴者向けの番組に思えるかもしれません。しかし、脚本の花田十輝、監督のいしづかあつこによる『宇宙よりも遠い場所』は、年齢や文化の境界を越えて翻訳されるべき面白く感動的な成長物語です。この作品は、友情がどのように青年期の不安や悲しみを克服できるのかということについての絶対的に本物の描写をしています。

選出された10本には、ヒュー・グラント主演のイギリスの実話ドラマ『英国スキャンダル』や2011年から続くスウェーデン・デンマーク合作の『ザ・ブリッジ』、世界的に評価されているスペイン・ドラマ『ペーパー・ハウス』などの人気作が名を連ねている。全体で600本を超える作品のなかから厳選されたとのことで、アニメは、よりもいだけだ。NYタイムズは世界的に知られる新聞だけに、これをきっかけにより多くの人々に視聴されれば嬉しい。

投稿 : 2022/03/20
閲覧 : 1943
サンキュー:

181

てんてん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

うらやましい

自分が中高生の頃に観ていたら多分人生が変わっていただろうと思える作品でした。(別に今の自分の現状を嘆いているわけではありません。それくらい影響を受けただろうなと思えるという意味です。)
うらやましすぎて眩しすぎて軽く死ねるレベルの傑作です。

投稿 : 2022/03/16
閲覧 : 340
サンキュー:

14

keeen さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

コロナがはよ終わって、こんな開放的な生活に戻りてぇー

  独自性 15

ストーリー 17

   演出 16

  影響力 13

個人的好み 13   

   合計 74

 60点台かなと思い採点したら、思ったよりも高かった。

投稿 : 2022/03/02
閲覧 : 182
サンキュー:

3

ネタバレ

これ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

The青春

女子高生4人が南極へ行く
ただそれだけの物語なのにめちゃくちゃしっかり作り込まれていて青春だなあ俺も高校の時にこんなことしてみたかったなあ
と思わせてくれるあつーい青春物語
南極は寒いけどw
話こそ重たい話がいっぱいあるがそれこそ若さなどでおもたさを感じなくさせた作りになっていて
1話1話神回以外が見当たらない
とくに5話の出発してからの話がとくに熱い
何もしてこないでなにか始めるのが怖くなるどこにでもいそうな主人公
そしてその友人の話
見下して安心して一緒にいて価値観を生み出してたみたいなのって凄くわかるんよね、、、
でもあの子も成長しててよかったなあっておもったなあ
日向の話もしらせのはなしも話こそ重たいが友情でマイルドな仕上がりになってるのがよくて
毎話泣ける展開
なんか好きな作品すぎてなにがいいたいかわからなくなってきたけど
これを超える神作品が今後出るか心配ですW

投稿 : 2022/02/14
閲覧 : 181
サンキュー:

15

まひろん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

友情

何の関係もなかった4人が全然違う動機で南極を目指す新鮮なアニメだった.4人それぞれの背景が丁寧に描写されていて物語の奥行があった.何かにチャレンジしたくなるような気持ちにさせられるアニメだった.
オススメのアニメを聞かれたらこのアニメ勧めるぐらいには面白かった.ストーリーがわかりやすくて,そこそこ万人受けするアニメだと思う.

投稿 : 2022/02/11
閲覧 : 164
サンキュー:

11

退会済のユーザー さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:----

タイトルなし

ぶっさいくなえ
わかる?いやわからんかワラ

投稿 : 2022/02/10
閲覧 : 147
ネタバレ

天地人Ⅱ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

私的アニメ感想簿21

キマリ
「(食後)お茶いります?」
「あんまりあにこれに染まると社会復帰できなくなるよ。あんな風に(その先にはネタばかり考えている天地人の姿が・・・)」

・・・いや、シャレになんないから(汗)

女子高生4人が南極を目指すという、今までにない展開の作品でしたが、見終わった後の素直な気持ちとしては
「観て良かった」
につきますね。
アムンセンやスコットの時代と違い、現在の南極でそんなに危険な展開は(まったくではないですけど)無いので、大きな事件が起きる事もなく物語りは進みます。
では、つまらないかと言うと、全然そんな事はなく、女子高生4人のテンポのよい会話や美しい風景に引き込まれました。
しかし、まさかアニメで砕氷船の活躍を見れるとは思いませんでしたね。
最終回も淡々と南極を後にして、あっと言う間に日本へ(まるでヤマトみたいに)
でも北極って・・・続きはあるのかっ(無いでしょうね 涙)

おまけ(帰還式典にて)
「通常であれば2期スタートというところですが今回は新作決定もありませんので1クールの感想といたします。では隊長」
隊長
「皆さんお疲れ様です(中略)特に今回は日本で初めて女子高生の南極物でした。それは大きな試みでした。(スポンサーも)不安だったと思います。(視聴者である)私達も大変大変不安でした。」
「でも彼女達は立派に1クールをやり切ってくれました。あらゆる男性視聴者のエロシーン(ん?)をという心の声がうるさいくらいに聞こえます」
「でもこのアニメは終了します。諦めてください(が~ん)」

そういえば女子高生が4人もメインキャラなのに、ポンコツ(おいっ)はいてもツンデレやロリ、恋愛展開は無かったですね。

おまけ2
皆とはぐれて寒さに震えるキマリと報瀬
キマリ
「ね、眠いよ・・・」
報瀬
「寝るな、死んでしまうぞ。起きろ(バシッ)起きるんだ(バシ、バシッ、ボカッ、ドスッ)」
「ああっ、こんなに酷くなって、一体誰が(あんたのせいだよ・・・)」

※2018/04/20続々私的アニメ感想簿82として天地人で投稿したものを転記しました。

投稿 : 2022/02/01
閲覧 : 212
サンキュー:

15

ゆづぽんず さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

青春しゃくまんえん¥

嵐と荒波に守られた氷の大陸、南極。

そこへ向かう4人の女の子たちの旅物語。


今までしたことないこと。
何かでっかいこと。
挑戦することで青春は動き出すんですね。


倫理の教科書に挟んだ100万円。
全速力で歌舞伎町を走る。

既に非日常な感じが好きです(*´`*)


お気に入りは日向ちゃん。
笑顔で明るくて、
どや顔で言う名言がおもしろくて、
変なTシャツが可愛くて。

だけど実は周りの空気を察して
天真爛漫に振舞う、気遣い屋さん。

清々しい「ざまあみろ」に泣きました。


高校に入ったらしたいこと。
私もキマリみたいに夢見ていたけれど
何かと理由をつけて逃げていた気がします。

これを期に何かに挑戦しようかな( ˙꒳˙ )♡


沢山のエネルギーをもらいました。
高校生活はまだ終わらない。
残りの時間を楽しみたいと思います❁


初稿:2018.04.01

投稿 : 2022/01/31
閲覧 : 536
サンキュー:

47

ネタバレ

へも さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

キャラの深掘り・モノが語るシーン考察オススメ

間違いない、2018年最高峰のアニメでした。
2018年冬アニメを見ているときには「ゆるキャン△」とツートップだな~と思ってましたが、終わってからの余韻は「よりもい」の圧勝ですww

語りたいことはたくさんあるので箇条書きに。

☆1話2話からして勢いあって面白いな~と思ってましたが、3話で完全に引き込まれました。
南極行きの切り札として結月を利用しようという話ですが、最終的には“利用”じゃなくて結月がキマリ報瀬日向を切望したという形でした。
このとき自分が思いめぐらせていたこと:
平安時代では、寝ているときに見た夢に想い人が出てきたなら“その相手の想いが強すぎて、夢にまで現れた”という認識だったらしい。実際にはもちろん夢を見た人の想いの強さゆえではあるが、3話で結月が見た夢は、そのどちらの解釈も可能そうなのが面白い(・∀・

キャラ深掘り
☆間違わない女、キマリ
彼女はコンパサーなんてあだ名をつけられていましたが、そのとおり彼女のアニメ中の選択はどれも間違いのないものでした。それを本能でやっているのがキマリのすごいところです。

☆実はいちばん家族に愛されている表現が多い、結月
結月は友達に恵まれませんでした。しかしそのぶん、家族(アニメ中では母のみでしたが)に愛されてるなあと感じるシーンが多かったです。
旅立ちのとき、帰還のとき、母親の愛情あふれる抱擁シーンが印象的でした。
そもそも出来るステージママでしたが、娘が輝けるよう仕事をキッチリ取ってくる、それが嫌味なく伝わりました。それがあったから友達はできなくとも芸能の仕事を続けられたのでは・・・母に文句言うのも信頼の裏返しかと。

☆逆に家族シーンがまったく無い日向
家族シーンはまったくなく、友達にも裏切られた苦い経験を持つ日向。
明るく賑やかなキャラに見えて、自分を押し殺していました。
だからこそ率直激情な報瀬とのやりとりがまぶしい。6話のしゃくまんえんで何とかする展開も、11話の日向旧友への啖呵も。(「手だけでいい」には悶絶しましたww)
最後にはコンビニ店長からの気遣いも見えて、ああ愛されてる良かったなぁって思いました。

☆そして全てを持っていく、南極女たる報瀬
彼女は推進役、爆発的なエンジンです。彼女が燃えていたからキマリも日向も引き込まれていった。
でも彼女は実は不完全燃焼だった。完全燃焼するために南極に来た。
南極に到着してもくすぶりは続いてましたが、12話で燃えて燃えて、火の鳥のように生まれ変わりました。ショートカット報瀬はその象徴に思えます。

まだまだ語れる気はしますが、とりあえずこんなところで。

<2019.03.28追記>
タイトルにも付け足しましたが、このアニメでは人間も語るけれど、無生物が雄弁に語るシーンも印象的です。

その最たるものが12話の「メール洪水」でしょう・・・ 感情を載せていないメール受信のシーンが何故あれほど心を揺さぶってくるのか;; 本当に花田先生の演出力の真骨頂をみたシーンでした。

しかし12話では前半にあった「玉ねぎ」のシーンも忘れられない。単純に“泣けなくなっている報瀬は、玉ねぎをむいても泣けない”ということも表していますが、「むき続ける玉ねぎの皮=送り続けるメール」であり、「玉ねぎもむき続ければ終いには無になるだけ=母を追い続けても無しかない??」という葛藤を表していて、多重的な意味合いを持っていて実に味わい深いです。

あとは一瞬だけのシーンですが、5話に出てきた「いまいる/いまいない」プレートも深読みできるアイテムです。
出発の朝に、キマリは自分の部屋のプレートをひっくり返しますが、これって「日常」から「非日常」に移っていくことを表していると思うんですよね。そして最終話を見てからこのシーンを見返すと、「ああそうか、非日常に旅立っていっても、いずれはこのプレートが『いまいる』にひっくり返されて日常に戻るんだ・・・」と思うと、とても意味のあるものに感じられます。
よく旅行から帰ってきた人が言う、「旅先は楽しかったなあ。でも我が家がやっぱり落ち着くわ♪」の心境ですかね~


<2022.01.30追記>
すでに本放送から4年も経過しているのに、ジワジワと人気を伸ばし続けているのはスゴイですよね! よりもい制作チームでの新作映画「グッバイ、ドン・グリーズ」のCM担当として、今もJK4人の掛け合いを視聴できること嬉しいかぎりです♪
ちなみに今さらな話ですが、よりもい序盤でキマリたちが茂林寺でタヌキの置物にあわせて声ハメされたり、南極行って日焼けしたキマリがタヌキのようになってたり(タヌキマリw)してました。
これ、とあるブログで「いずれ彼女たちが化ける」ことを暗喩してるんじゃないか?との感想を拝見し、目からウロコがまたボロボロ落ちました!!w

投稿 : 2022/01/30
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78

ネタバレ

菊門ミルク大臣 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ね。

ただ感動させる為だけの内容じゃないのが良かったです。
でもだからこそ深みが出て更に感動出来る良い作品になり得たのだと思います。
観ていればある程度検討のつく展開だけど要所要所でそれをいい意味で裏切られたって人も多いんじゃないかな。
シンガポールの回は本当にこの作品らしい回。
良い回もそれだけでは終わらない酷いオチ(褒め言葉)
あとはまぁ良い事言ってるのにご飯粒つけてたりだとかなんかそういう所で愛着みたいなものが事ある毎に増して作品全体がより良く見えたのだと思います。

良い話というだけでも笑いだけでもなくその両方を作品の色を損なわずにバランスよく最後まで捨て回なく。

素晴らしいとしか言いようがないです

投稿 : 2022/01/27
閲覧 : 532
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62

ネタバレ

梨の妖精 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

全てが高水準な傑作

BSで再放送されていたので視聴しました。自分はいしづかあつこ監督のハナヤマタがとても好きで(あちらは原作付きですが)、同じ監督という事で前から気になっていた作品でした。

同じいしづかあつこ監督の作品で、ちょうど青春アニメにハマっていたのもありかなり期待して観始めたのですが、最後まで観終わった感想としては非常に面白かったです。

南極に行くっていうのが観ていてワクワクしますし、メインキャラ4人も魅力的で、各キャラそれぞれが抱えた問題があり、そのエピソード1つ1つがどれも良いのです。

中でも1番印象に残っているのは11話の日向のエピソードで、報瀬ちゃんが言った言葉が特に印象に残っています。

以下「」内が台詞の全文です
「あなた達はそのままモヤモヤした気持ちを引きずって生きていきなよ。人を傷つけて苦しめたんだよ。そのくらい抱えて生きていきなよ。それが人を傷つけた代償だよ。私の友達を傷つけた代償だよ。」

この言葉を聞いた時、人を許さないっていうと許さない方が心狭いみたいに思われそうだけど、むしろ謝ればなんでも許して貰えるって思っている事の方が虫が良すぎるのかもしれないって事を考えさせられたりしました。

友達思いな報瀬ちゃんが熱くて良いなとも思いましたし、よりもいで泣けるシーンの1つですね。

12話で報瀬ちゃんのお母さんのパソコンが見つかって、今まで送ったメールがちゃんと全部届いていた時もめちゃくちゃ泣けました。

最終話の「きっとまた旅に出る」ってタイトルも大好きですし、オーロラの景色も美しくて感動しました。

挿入歌の使い方も上手だと思いますし、声優さんの演技も花澤香菜さんの演技がいつもと違った雰囲気でとても新鮮でした。

あと日向ちゃんは名言製造機でしたね。

「人には悪意があるんだ。悪意に悪意で向き合うな。胸を張れ」って台詞が特に印象に残ってます。

物語も5でも良いくらいなのですが、自分の中で物語だけは簡単に星5は出さないようにと決めているため4.5にしました。

ついでに余談ですが軽く死ねるってよりもいが発祥だったんですね。言葉だけ知ってたのであとから知ってびっくりしました。

ハナヤマタとよりもいでいしづかあつこ監督の作品をもっと観てみたいと思うようになりました。近いうちにノーゲームノーライフも観てみようと思ってますし、今年公開のグッバイ、ドン・グリーズ!も観に行こうと思ってます。

正直自分の語彙力では伝えきれませんが色々なものが詰まった傑作です。万人受けする内容だと思いますし、色んな人に観て貰いたい作品です。

投稿 : 2022/01/26
閲覧 : 193
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宇宙よりも遠い場所のストーリー・あらすじ

いつだってボクらの一歩は好奇心から始まった。
見たことのない風景を、
聞いたことのない音を、
嗅いだことのない香りを、
触れたことのない質感を、
味わったことのない食物を、
そして感じたことのない胸の高鳴りを、
いつの間にか忘れてしまった欠片を、
置き去りにしてきた感動を拾い集める旅。
そこにたどり着いたとき、
ボクたちは何を思うのだろう。
吠える40度、狂う50度、叫ぶ60度、
荒れる海原を超えた先にある原生地域。
地球の天辺にある文明を遠く離れた遥か南の果て。
これは《南極》[宇宙よりも遠い場所]に向かう
4人の女の子たちの旅の物語。
ボクらは彼女たちを通して、
明日を生きるキラメキを思い出す。(TVアニメ動画『宇宙よりも遠い場所』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2018年冬アニメ
制作会社
マッドハウス
公式サイト
yorimoi.com/
主題歌
≪OP≫saya『The Girls Are Alright!』
≪ED≫玉木マリ(CV.水瀬いのり)小淵沢報瀬(CV.花澤香菜)三宅日向(CV.井口裕香)白石結月(CV.早見沙織)『ここから、ここから』

声優・キャラクター

水瀬いのり、花澤香菜、井口裕香、早見沙織、能登麻美子、日笠陽子、Lynn、金元寿子、本渡楓、大原さやか

スタッフ

原作:よりもい、監督:いしづかあつこ、シリーズ構成・脚本:花田十輝、キャラクターデザイン・総作画監督:吉松孝博、美術設定:平澤晃弘、美術監督:山根左帆、色彩設計:大野春恵、撮影監督:川下裕樹、3D監督:日下大輔、編集:木村佳史子、音響監督:明田川仁、音響効果:上野励、音楽:藤澤慶昌、音楽制作:KADOKAWA、協力:文部科学省/国立極地研究所/海上自衛隊

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