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「B: The Beginning[ビーザビギニング](Webアニメ)」

総合得点
73.6
感想・評価
239
棚に入れた
1237
ランキング
977
★★★★☆ 3.8 (239)
物語
3.7
作画
4.0
声優
3.9
音楽
3.7
キャラ
3.8

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B: The Beginning[ビーザビギニング]の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

easy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

この頃、S1はまだ期待出来ていたのだけど

映画「ブレイン・ゲーム」まんまなS1ラスト(+カムイのグロ)等々、
ネタ元が割れるぐらいには軽いシナリオではあったのだが
スタイリッシュ極まりないED『The Perfect World』など、
S1はそれなりに力が入っていた

【繰り返し見た個所】
1話18:30- 「懺悔の心が無いのなら、死を以って其の罪を償え」
3話13:00- イザナミとの戦闘
最終話26:00- 「左腕を返してもらいたいんでね」

最終話の左腕セリフで本作同声優主人公『ギルティクラウン』思い出し、
嫌な予感がしていたのに、S2でも黒羽から左腕奪い返してないけど…
ここにS2『元嫁候補であるイザナミ』設定が絡んでくる

碑文【首を落とされた巫女は灰となりて王と同化し新たな力を与えん】
S2では左足『交換』により生存した事にされたイザナミさん
察するに、『S2始動にあたり設定・流れを変えた』ようで、
キリサメ君、S1では左腕が無い(「返して~」なので当然)わけだが、
S2では何の説明もなく変形する左腕が生えていた、ワーオ

・黒羽との部位交換ならキリサメが生きていた事にも説明がつく
・そうするとS1最後でキリサメに黒羽の腕が無いのはおかしい
・ならS2で腕付けときゃいいか(「返して~」無意味化)

元嫁候補を出すための『同化ではなく交換(=生存)』採用により、
整合性がつかないS2になってしまったのではと推測される
イザナミレギュラー自体は、S2の数少ない嬉しい要素ではあるのだけど

S1 2018年3月
S2 2021年3月

そして2024年2月末現在、一切音沙汰なし
前半6話分でしかなかったのであろうS2を見ると、
ヒース・風間・フリック生存、黒幕かなあと思っていたのですが

投稿 : 2024/02/29
閲覧 : 28
サンキュー:

1

ネタバレ

かりんとう さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

season1は良かったです!season2は‥

中澤一登さんとProduction I.Gによるオリジナルアニメ。

他の方が言うように、サスペンスとSFを同時に味わえる作品でした。
内容もなかなか良かったです。ただもう少しキャラクターの過去を深掘りしていればもっと良いアニメになったと思う。
{netabare} とくにギルバートと本物皆月はもう少し掘ってほしかったです。語られはしますが過去回がある訳じゃないので、いまいち彼らの憎しみや怒りが伝わってこず感情移入できなかった。{/netabare}

作画は良かったです。ただseason2はクオリティが下がってしまってseason1のような疾走感あるテンポ良い戦闘シーンは見れません。
内容もseason1のが好きです。season2はダブル主人公って言うより黒羽がメインのストーリーだと思います。
その分サスペンス要素はなくなっているので、少し残念に思いました。
また現在season2は途中まで配信となっていて、今後後半が配信されるとは思います。
ただseason2が配信されたのが2021年の3月。
打ち切りとかじゃなければいいのですが‥。

つい最近中澤さんが監督の"海賊王女"と言うアニメを観ましたが、海賊王女もNetflix向けに制作してればもう少し尺ができて良い作品になったかもしれないと、B: The Beginningを観て思いました。
あれもあんまり納得できない終わり方だったんですが‥

すっごく中澤さんの作るアニメの雰囲気が好きなので、今後も期待して待っています。

投稿 : 2023/11/10
閲覧 : 71
サンキュー:

0

ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

蠅の王

ProductionI.G制作、
ファンタジー×サスペンス。

凶悪犯罪者ばかりを狙う連続殺人犯キラーB。
犯行現場に刻み込まれた謎の文字「B」、
{netabare}偶発的犯行の水面下で進行する計画的犯行。{/netabare}
天才捜査官キースは事件の真相に辿り着けるのか!?
手に汗に握るサスペンスである。

ファンタジー設定に多少の疑問を感じますが、
魅力的なキャラクターとその巧みな心理描写、
見所満載のシナリオに称賛の声を送りたい。
全話配信の貢献も非常に大きいでしょう、
サスペンスは視聴が断絶するとより難しくなる。

連鎖する猟奇的事件の数々。
{netabare}発見された歴史的碑文の解読。
脚色された真相と踊らされる人々。{/netabare}
懺悔を持たない心は加速度的に悲劇を増幅させ、
来たるべき運命の時を迎える。

あなたでしたか狂気を宿したのは。

アーメン。

投稿 : 2023/08/02
閲覧 : 1476
サンキュー:

46

うぐいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

見た目はアレだが天才数学者で格好良い主人公

天才主人公が8年ぶりに捜査一課的なチームに配属され、連続殺人事件の謎を解き明かしていくお話。

探偵系謎解きかと思いきやかなりの残虐さに見るのが辛い場面もあった。
流れる血が多いので苦手な人は注意。
主要人物の誰がいつ死んでしまうのかドキドキしながらの視聴は気を張りっぱなしで疲れた。

物語は2つのアニメを同時並行で交錯しながら見ている不思議な感じだった。
アニメの世界観に対して陰謀のスケールがあまりにも大きすぎてギャップを感じたが、とても面白いアニメだった。

森川智之の声は聞き心地がよく安心感とか父性とか感じる。
平田広明が最高に良くて、この人じゃなかったら雰囲気の違うアニメになっていただろう。

リリィちゃん可愛かった。

投稿 : 2021/12/24
閲覧 : 278
サンキュー:

1

みっちゃん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

残虐表現の塊、静止画多すぎアニメじゃない朗読の時間

静止画で、長いセリフ多すぎ。
アニメなんだから絵が動かないと・・・
残虐表現で興味を引きたいのか、過激な演出が目立つ。
ストーリーや、登場人物のセリフに脈絡が無く、小学生が作った小説のようなストーリー展開。
見た後の後味が最悪。時間を無駄にした感が酷い。

投稿 : 2021/11/05
閲覧 : 280
サンキュー:

1

ネタバレ

hiyama さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白い。けれど黒幕の動機と手法はチープに感じた

ギルバート・ロスの動機…殺人衝動の方ではなく「キースにコードを刻む」という動機とその手法にはチープさを感じずにいられなかった。

憎しみを煽る形ならともかく正当防衛や仲間を守るために撃たせるというのは明確な殺意を伴っているとは言い難い。

結果的に確かにキースはギルバートの思惑通り彼を殺す事になったし、キースは今後この件を思い返すたびに

「ギルバートを撃った理由に憎悪に由来する物があったのでは?」
「仲間を守る事を言い訳に復讐心を満たせると思ってしまったのでは?」

と考え懊悩するかもしれないが、しかし憎悪からの復讐をキースは一度否定している。
その時点でギルバートは敗北していた、にも拘らず無理やり撃たせて「自分を殺した」と思い込んで逝ける死に様には正直滑稽さを覚えてしまった。

フィクションに存在する恐るべき犯罪者、殺人者たちと比較しても彼の所業は非常に悍ましいものであるのに、あの末路はなんというか自己満足に格好良さが付随していないまぬけなものに感じられた。

同じ自己満でもHELLSINGの少佐はあれだけ恰好が良かったのに…。

ただ「コードを刻む」という点が方向性は違えど仲間の存在を内包して生きる黒羽の在り方とキースをリンクさせたかったのかなと、考えると納得できる終わり方でもあった。


グチグチ言ってしまったけれど話は面白かったと思う。

二つの軸で進行する展開を上手く交差させているし、作画クオリティは総じて非常に高い。
キャラクターも良い。RISの面々は皆好きになれる。特にエリックとカエラが魅力的に感じられた。

世界観についての説明などももう少し掘り下げがあっても良かったように思えるが、12話で良くまとまっているし、冗長さが無いと言う点では長所かもしれない。

投稿 : 2021/11/02
閲覧 : 272
サンキュー:

1

芝生まじりの丘 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

印象が薄い刑事物系ファンタジー

忘念のザムドを思い出す。
有料放送だとこういう作品が多いのかわからないが、
品質は高いがやりたいことがあまりなさそう。
いや、ただ自分には見えてこなかっただけなのかもしれないが

でもラストのオチの付け方は割と好き。

投稿 : 2021/08/13
閲覧 : 365
サンキュー:

1

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

NETFLIXアニメプロジェクト第二弾

NETFLIXが出資したアニメプロジェクト第二弾、「攻殻機動隊」や「パトレイバー」「サイコパス」でお馴染みのプロダクションIGが制作します。

今回の作品はどうやら「サイコスリラーSF」ということで、デビルマンと内容が被っていますが一応はオリジナルシリーズです。

総評としては作画はさすがIGということでレベルが高く、アメコミ調のデザインなので海外にも受けると思います。内容に関しては、「サイコパス」をもっとダークでシリアスハードボイルドに仕上げている感じですが、綺麗にはまとまっているもののインパクトは少ない感じでしょうか。。こういったアニメや漫画を見慣れている僕からするとちょっと単調で、途中からアクションヒーローものに変わるのですが、それだったらもっとミステリー要素を増やした方が大人向けアニメになったのかと思います。

イメージとしてはアメリンコミックのアランムーア原作「Vフォーヴァンデッタ」やDCの「バットマン」に「デビルマン」を混ぜた感じですが、消化不良に終わっている気がします。

シーズン2を視聴

劇場版妖怪人間「BEM」」と同じくNETFLIXで視聴。
海外で人気があったんでしょうか?続編ということでどんなものかと思っていましたが、中途半端で終わります。やはりダークファンタジーブームなので一定の人気が出たんでしょうかね?クオリティーはそこそこです

投稿 : 2021/03/23
閲覧 : 818
サンキュー:

9

KT さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

久しぶりに面白い作品と出会えた。

素直に面白いです。個人的に小説で読んでみたいなと思う作品でした。

ただ、たまにあるバトルアクションシーンには必要性を感じれなかったかな〜…と。アクション含めこのアニメが成り立つんでしょうが。

にしても、このアニメは観る価値あります。
いちいちクールなシーンも多くて、ミステリー、シリアス展開が好きな方は観て欲しいものです。

投稿 : 2021/02/15
閲覧 : 732
サンキュー:

1

ユッキン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

★4.2

Netflixオリジナルアニメーション

クライムサスペンスで海外ドラマぽさもあり
日本らしいバトルアクションもありのがまた良い

これは名作

投稿 : 2020/12/12
閲覧 : 348
サンキュー:

3

ネタバレ

Pocali さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

消せないコードをお前に刻む

※数回に分けて編集しています。

素晴らしいストーリー構成。ハマり過ぎて、10周以上しました。
仕事中のBGMにもしています。この物語の虜になっています。
私がアホなので、何度か見ることで少しずつ疑問点を解決していっているということもあるのですが、戦闘シーンが劇しく恰好よい。
OPやEDが流れる手前のシーンの区切り方にも拘りが見えるし、BGMも統一感があって良いです。
声優さんのお仕事ももちろん素晴らしいものですが、「なんと言っている?」となるような台詞の聞き辛さが一切無い。知的な言葉を話しているのに、きちんと聴き取れる。
これは音響関係?エンジニアさん?の技術もあるのではないかと、勝手に思っています。

黒羽側のストーリーは、イザナミが超主要人物になっていますが、イザナミが好き過ぎて3話を部分的に何度も繰り返し観ました。
戦闘シーンは、イザナミが舞妓に変装して現れるところから大好きです。
スケートボードを乗り回すイザナミが呟いているのは、中原中也訳、ランボーの詩集の中の黄金期というものらしい。
『声の或るもの/天子の如き!/厳密に聴きとれるは/私に属す/酔と狂気とを/決して誘わない/かの分岐する/千の問題/悦ばしくたやすい/この旋回を知れよ…』
ギルバートが言う『それは輪廻のように繰り返し、永遠に続いていく、消せないコードをお前に刻む』に近い意味だと勝手に解釈しています。
キースが解読した碑文の『二人の巫女の書』の、巫女のうちの一人がイザナミのことだとわかったときは鳥肌経ちました。BLかよと言えばそれまでですが…
『首を落とされた巫女は灰となりて王と同化し新たな力を与えん』その続きは『選ばれた巫女は妻となってクレモナの頂で最期まで運命を共にした』(10話の黒羽の回想より)、この碑文のことをイザナミは知っていたし、黒羽が記憶をなくしていることも知っていて。
イザナミが風間博士へ『黒羽は僕が守る』と伝えた時にどこまで知っていたのかは判らないですが…
きっと皆月へ協力していたのは黒羽に会って自分の役割を確かめる為の手段に過ぎなかったのではないかと。
『僕らの中で僕だけがほんの少し一緒にいた、君のために生きた時間があった、一緒に見たんだよこの光、だから君をここに招いた、思い出してもらうために』
黒羽がいう『戯言』を話している時のイザナミが兎に角素敵です。
黒羽の記憶がほんの少しだけ蘇って、一緒に見た光、繋いだ手が浮かぶ… イザナミは自分を妻として選んで欲しい、思い出して欲しい、でも黒羽が選んだのはもう一人の巫女(ユナ)。『淡い期待は打ち砕かれた…!』
カムイとの電話で『王は舞い下りた、父の墓前にて拝謁する…(携帯ポイ捨て)』と伝えたときは、まだ淡い期待を抱いていたのではないでしょうか。
切ない。イザナミたまらんです。イザナミフォーエバー。

黒羽がマーケットメイカーから呼ばれていた『ローエングリン』はアーサー王伝説に出てくる聖杯王パーシヴァルの長男で、父親の後継ぎをする騎士のこと。妻のエルザに、名前や素性を決して尋ねないという誓いを破られ、ローエングリンはエルザの元を去ってしまうのですが、この伝説がB:にそのままそっくり反映されている訳ではないようです。
2期はどういうお話になるのか、黒羽がユナの元を去ってしまうのかどうか…気になるを通り越して不安です。

6〜7話、黒羽に気が付いたユナの記憶が蘇ったところでの、偽皆月のトドメ!!!一番好きなシーンです(;ω;)
色彩バランス整い過ぎ。Netflixの7話のタイトル画像が、まさに好きなシーンです。
でも偽皆月がかっこいいのは残念ながらここまで。どんどん愚かな姿へ変貌していきます。はぁ、こんなに美しいのに勿体無い…
しかし、わざわざ皆月の身代わりにさせた意味がよく分からない。かっこいいからいいけど。

5話、キースとギルバートとの会話、『お前、白鯨って読んだことある?』『ん?メルヴィルのか?お前が貸してくれたんじゃないか。読んだよ。』『エイハブはさ、モビー・ディックと沈みながら、最期に何を思ったんだろうな。』
『白鯨』という小説は、世界十大小説で有名なものだそうです…小説は全く読まないもので、知りませんでした。ONE PIECEに出てくる船の名前や、スターバックスの名前の由来にもなっているとか。
10話、黒羽がカノープスへ向かって翔び立つ前の回想シーンでキースから説明があった、星に隠れた白い船、その船の名前が『白鯨』でした。
小説白鯨でのエイハブは、B:の中で誰に例えられているのでしょうか。キースが言っていたエイハブは、誰のことだったんでしょう。キース?でもキースの戦闘舞台は白鯨ではない。

黒羽が飛ぶシーンは、恐らく海外でも通用するように、偽皆月が「イカロス」と表現しているんじゃないかと、友人が話していて納得しましたが、イカロスの翼は「太陽の熱で溶けてしまう」から、氷ではない…
最終話、本物の皆月と黒羽の闘いのシーンで、友人が「黒羽の腕がとんで碑文に刺さったことによって運命が変わったんじゃないか」と解釈していて、もしそうだったら次のシーズンにも繋がりそうだし、面白いです。皆月の右目は消えずに残っているのでしょうか…

ギルバートが撃たれた後は、死んでから語っている天の声的な感じなのか?ギルバートさんよ、伝えたい事がたくさんあったのに、殺人なんかやらないでキースに当たって砕けちゃえば良かったのに。
ギルバートの多重人格という点が非常に解りづらかった。良い意味で。ずっと統合失調症だと勘違いをしていた。車から転げ落ちていきなり人が変わるシーンで、やっと理解した。

左手が武器になる部分や、お寺での戦闘シーンのユナの仮面姿や、屋根で倒れるシーンなどは、もののけ姫を連想させました。
他にレビューを書かれている方たちも、既視感があるとおっしゃっているようです。そのデジャヴの要素はそれぞれのようなので、よくある話ということになると思いますが、「パクリ」という感じはしなかったので、嫌な気分にはなりませんでした。
寧ろ、いい要素がセンス良く絡んで奇跡を目の当たりにしている、そんな気分でした。映画だって音楽だって、何にしても何かには似るものだと思います。

監督のインタビューを読んだところ、おじさんキャラが多かったり、雑談シーンがリアルだったりするのは、狙っているようでした。以下、インタビューより…
「本当は「謎を解くだけ」だったんですが、「人の心」を入れることで、不条理がどんどんと出てきて……。「自分も不条理の中で生きている」と考えると、すべてに合点がいき、「納得のいく物語」には作っていて違和感を覚えるようになってしまいました。ただ、とにかく絵だけはきれいにしようと。絵と音がきれいな作品にして、作品に触れている時間は中身がよくわからなくてもドキドキできたらいいなと、そう思って作っていたと思います。」
この、インタビューでの監督の答えが、B: The Begenningの80%位を物語っているような気がします。
台詞に拘りが溢れていて、シーンや台詞の殆どに意味があって、少しコメディタッチに描かれているシーンも重要だったり、マジで目が離せないので神経かなり使いますが、こんなに何度も観たくなるくらいグッとくるアニメは久しぶりです。
自粛期間にこの作品に出会えたことに感謝。
本当に素晴らしいアニメです。

Netflixオリジナルのクオリティー凄い…と思うと同時に、だからこそNetflixでしか観られないことが勿体無いとも思うのでした。
もうNetflixで観続けるのが申し訳ないので、BD BOX買います!

投稿 : 2020/11/25
閲覧 : 939
サンキュー:

8

ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

好き

エモい。エモいよ。
作品の雰囲気が嗜好に刺さりまくる。

もうこの辺まで徹底してくると物語のほころびとか見えていても気にならない。
クールなイケオジと溌溂な新人お姉ちゃんと、オッドアイの少年の絡みが中澤一登氏のキャラで描かれているって、こんな幸せなことが現実に存在するのかと、余韻を噛みしめているよ。

特に1話4話9話10話12話は動悸がして辛どかった。

中澤一登氏の関連作品は余裕があれば全部観たいのだが、マイナーな作品ほど色濃く出ていたりして、気軽に観れないのが難点。

ちなみにどんな話かと言うと残響のテロルに隠の王、レンタルマギカ、デスノート、BLOOD+、サイコパス、ジョカーゲーム、キルビルなんかの風味を練り合わせたような感じになってる。
これは刺さるとキケン。

Bの意味
{netabare}最近キングスマン観ちゃったからあのBの形ブルートゥースかと思った。
以下wikipediaのコピペ
****
{netabare}名称はスウェーデンのエリクソン社の技術者がつけたものである。初めてノルウェーとデンマークを交渉により無血統合し、文化の橋渡しをしたデンマーク王、ハーラル・ブロタン・ゴームソン (Harald Blåtand Gormsen / Haraldr blátǫnn Gormsson) の歯に死歯があり、それが青黒い灰色だったので「青歯王」と呼ばれたことに由来している[5]。「乱立する無線通信規格を統合したい」という願いが込められている。

Bluetooth のロゴは、北欧の長枝ルーン文字(イェリング墳墓群の石碑に見られる)でハーラル・ブロタンの頭文字のH(ᚼ)とB(ᛒ)を組み合わせたものに由来する[6][7]。{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2020/09/28
閲覧 : 358
サンキュー:

6

ネタバレ

レタスの人 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

余りオススメはしないけど面白い

ダブルヒーローを取ってるアニメで、設定や人物がどことなく何かの漫画アニメで見た事があるような風貌なのがちょっとだけツボでもある。

敵組織はプロジェクトアームズのエグリゴリ、トップも明らかにモデルがキース・ブラック。
名前は皆月だが、まさか作者の皆川から取ってるんじゃないだろうな。
活動理由や設定や武器もなんかアームズに似てるぞ。っていうか、人体各所に13人が持つ身体特性がどう見てもアームズだろ。

主人公1は東のエデンの滝沢の風貌に似ている上に、名前が黒羽なもんだからなお連想してしまう。(ブラックスワン)
そう考えると、カップリングの銀河お嬢様はちょっと森美咲に風貌似てるのか?

主人公2はアニメ、サイコパスサイド。
雑賀譲二のような風貌だが、こちらは性格も雑賀譲二にやや近い、名前はアームズを連想するキース・フリックだけどね。混ぜすぎだろ。
ただ調査や進行はなろう系の如く、よくわからない、恐らく全く意味はない数式を並べまくる演出となっている。
カップリングは食いしん坊のノリノリ東洋人なので進撃の巨人のサシャ似だ。
吉永カエラは唐之杜志恩をモロに踏襲したキャラであり、事件の進行もどこかで見たような光景。

多分詳しい人ならもっとバリバリと元ネタを洗い出しそうだ。

そして設定は、よくわからない。
特に発祥理由や整合性などについて全く説明が成っていないので、そういうものとして受け止めるしかない上、そのせいで逆に〇〇したら〇〇なる、ならない。っていう正解を何故各々導き出せてるのかもよくわからない。

言ってしまってはなんだが、多分そうであるからそうであるを地で行っている勢いで見るアニメでもある。

そして冒頭で述べた既視感についても、アニメでも語られ、そして製作者が語りまくるセリフで一発で解決できたりする。

「様々な色が混ざると黒になる感覚が面白いと感じた」

とにかく思い当たる何かを混ぜまくった結果がこのアニメであり、視聴者が抱いたパラレルに近いその既視感はまさにこのアニメの象徴である。

{netabare}
そう考えると全体的に実験的アニメに近いので万人にオススメもしないし、良いのか?という気分にもなる。
そして、最終回はほぼ語られずに速足で終る。
そういうのも評価しにくいポイントだが…。

でも、まあこういった無茶苦茶な作品とは言え、主人公1は悲惨な運命ばかり見えてた割に、ちゃんとユナちゃんと平穏ちゅっちゅエンド(どういう経緯なのか不明過ぎる)、主人公2もまあ良い関係築いているという、大団円の終わり方なので良しとしよう。

特に黒羽とユナは絶対無事じゃ済まないと思ってたし。


(つか、話変わるけど考えてみたら皆月君、顛末までキースブラックだよね。スペアで利用されて終わるだけで(但し皆月はスペアのスペア)、やっと対面したのにまともな見せ場もないという)

{/netabare}

事後処理とか化け物設定どうなってんねんという感じだが、なろうみたいのはともかく、こういう勢いのアニメは正義だと思う。
終始適当に書いたわけではなく、力を入れるベクトルをちょっと変えただけだから。

投稿 : 2020/03/29
閲覧 : 1026
サンキュー:

4

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

Netflixオリジナル

疾走感があってささっと観終わりました。
しかしながら、ラストの展開に少し拍子抜けしてしまったような思い出があります。時間があれば再視聴してみようと思います。

投稿 : 2020/03/07
閲覧 : 333

あや さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

続くのか!?

サイコパスが好きで、同じようなミステリーサスペンスっぽいから見始めましたが、全然違った~!!!

東京喰種というか何というか、ファンタジーといえばいいのか…?

そして、エンドロールでまさかのまさか!!!
続くのでしょうか?

投稿 : 2020/02/18
閲覧 : 628
サンキュー:

2

ネタバレ

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ミステリーとダークファンタジーの融合が不思議な・・・

一気に観れる、サイコホラーっぽい作品でした。

作品の中で発生する事件や謎が複雑に絡み合って、
ミステリーとダークファンタジーを融合させて、
両方楽しめるようにっていう贅沢な物語になっていますが、
こういう作り方、私は楽しく観れたけど、
構成が錯綜してしまって、どっち付かずになっちゃってる感じもあって、
そこが中途半端だって感じちゃうと、高く評価するのは難しいかも知れません。

ミステリーの方のメインキャラ・天才捜査官キースが、
そんなに天才的な感じがしなくなっちゃってるし、
ダークファンタジーの方のヒーロー・黒羽も、
その壮烈な出自の秘密にフォーカスが当たり切らないから、
「ぼくはここにいる。ぼくを見つけて!」っていう
重要なはずのテーマがボヤけちゃった感じ。
さらに残念なのが、黒羽の探し求めている相手が××××(ネタバレ回避ですww)なんだけど、キャラクターが全然生きてないんです。


それでも一気に鑑賞できたのは、
本来なら、狂言回しか語り部ポジションのリリィと、
サブキャラに過ぎないはずのカエラの二人が、
とにかく生き生きとしてて、
可愛いうえに男前なので、その活躍を見てるだけで、とっても楽しかったからです。

いろいろ詰め込もうとし過ぎてまとまりを欠いたけど、
この女性警察官二人のキャラの魅力にひたるだけで、
十分に面白く鑑賞できると思います。


実際、何周もしちゃいましたが、やっぱり観てて楽しいのは、
リリィとカエラのおかげでした!

投稿 : 2019/05/30
閲覧 : 1025
サンキュー:

19

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ビーザビギニング

2019.5.6視聴完了。

殺人事件、現場に残されたBの文字。
天才型のキースが謎を解くという話。

黒羽側の話が難しくあまり理解できなかった・・・
活字ならわからない所も理解の助けになるんだけど
オリジナルということなので本がないことが残念。

投稿 : 2019/05/06
閲覧 : 506
サンキュー:

4

shu さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

やはり規制やスポンサーの意向とかがあまり入らない作品は尖っていてとても良い。

ストーリー構成も続きが気になって一気に見てしまうくらいでした。

あと、なんといっても監督の絵が素晴らしい。

投稿 : 2019/04/29
閲覧 : 508
サンキュー:

3

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

想定外に挑み続けるメンタル

エログロなんでもアリのフリーダムな姿勢で、
次々と刺激的な展開を繰り出して来る海外ドラマ。
それらが席巻する世界を相手に日本のアニメは何ができるだろうか?

本作はNetflixオリジナルアニメとして得たと思われる予算や環境を、
海外ドラマ級のシナリオ密度という形にして、その問いに答えてみせた野心作。

伝説の敏腕捜査官、サイコパスな猟奇殺人グループ、架空の王国で暗躍するダークファンタジー風のヒーロー。
脚本面でも、作画面でも並の制作体制なら破綻して闇鍋化しかねない水と油な具材を、
一つのアニメーション作品として仕上げた本作は非凡だと感じます。

その情報量の多さには置いてきぼりのリスクが付きまといますが、
私の場合は情報が押し寄せる度に、脳が悦んでいるのが自覚できて幸せでした。

一方で展開、設定等には既視感も覚えたりもしました。
ただ今回の場合は、それも私にとっては助け船でした。
だって、このシナリオ密度で全て未知の要素で物語を構成されたら、
間違いなく付いていけないでしょうw

今の話よく分らなかったけど、もしかして昔見たアニメのあれと似たような物なのだろうか?
とデジャヴも頼りに完走した面も多々あった(苦笑)アニメ鑑賞でした。


ダークヒーローを捜査すると言う無茶にリアリティを与える超展開を眺めていて、
ふと、例えば昭和の人間に、次の時代に最終戦争を妄想したカルト教団が
地下鉄で猛毒をばら撒いて自作自演するテロを起こすから気を付けろ。
と警告しても、誰も本気で聞いてくれないだろうなと言う着想が浮かんで来ました。

夜空を飛翔する魔人の如きイレギュラーなど、常識的に考えれば荒唐無稽ですが、
本作では遺伝子科学の急進や、生命倫理の忘却が重なればあり得る現象として設定され、
天才捜査官は、例え周囲に狂乱した変人と白眼視されようとも、焦点を合わせ続ける。
その飽くなき執念に惹き付けられます。

{netabare}「トラブルってのはプロセスの一つだ。
昔の俺たちは トラブルを事前に対処してきた。
それが間違いだった。だから失敗したんだ。

トラブルやイレギュラーは必然であり要素なんだよ。
排除しちゃいけないんだ。全てに意味がある必ず何かにつながる。」

――キース・フリック{/netabare}


既視感も当てにして高密度の物語を消化する悦びは今作で再認識できたので、
制作が決まっている二期では是非、シナリオ濃度にも慣れたアニメファンに
未知の体験をスパイスして酔わせて欲しい。
今後もよりキモチイイ、攻撃的な姿勢に期待したいオリジナルアニメシリーズです。


余談:本作監督インタビュー(Gigazine 2018年03月02日)にて、
日本とNetflixで異なる規制基準についての言及もあって興味深かったです。
日本では自粛する部分でリミッターを外してフリーダムに表現できる高揚が伝わって来ました。

Netflixがグロに寛容なのを良いことに、
本作は中々の出血多量で耐性のない方には注意が必要なわけですが、
もう一つ警告しておきたいのは画面の点滅について。

何でも日本のアニメ業界では未だに
TVアニメ版『ポケットモンスター』のポリゴン明滅による、てんかん事件が尾を引いていて、
「ポケモンチェック」と呼ばれる画面点滅に関する自主規制が敷かれているとのこと。

今回はそこもフリーダムなのを良いことに、嬉しそうにピカピカしているから危険ですw

特に異形たちの眼。
こやつらポリゴンかwってくらい赤、青に大喜びでパカパカ点滅するからアブナイですw
実際、彼らの瞳のフラッシュは、{netabare}目が合った者の脳を弄くり、記憶を改ざんするデンジャラスな光ですしw{/netabare}

光の刺激に弱い方は視聴の際くれぐれも気を付けましょう。

投稿 : 2019/01/21
閲覧 : 1596
サンキュー:

22

ネタバレ

企業戦士 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ある意味で今までにないと思います

音楽、画力は文句なし。
グロさもモロに見せるわけでないから
耐性無い人でも耐えれるかも。私はグロ耐性
強いのであまり当てになりませんが。

で、肝心のストーリーですが、皆様が記載通り
普通のサイコサスペンスと人外のバトル物が
絡み合う感じですが、個人的には挑戦的で良かった
と思います。昔の海外ドラマのツインピークスみたい
にいきなり現実離れするわけでなく、徐々に絡み合い最後は一緒になり、また離れるみたいな。

ただ尺が足りず、人物像の描きや衝撃的な謎解きか、驚きが足りなかったかなぁ。
でも途中で見るの辞めるほどではないですね。
少ない

投稿 : 2018/09/30
閲覧 : 832
サンキュー:

2

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

サスペンス(サイコ)アクション?

オリジナル作品。
1話観た感じでは中々面白そうだなと視聴開始。暫くサスペンス系は観てなかったのでちょっと期待。賛否あるかと思いますが個人的には純粋にサスペンスのみで良かったかなぁ。同時進行の宿命を背負った少年達の話は浮いてるとは言わないけどうーーん、なくてもなぁ、なんて思ったり・・・。総じて悪くはなかったと思いますけどね。


私のツボ:結局、もうひとつの問題は解決したの?

投稿 : 2018/09/15
閲覧 : 408
サンキュー:

4

ネタバレ

cabinmild さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 1.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

型破りの構成に挑戦。だが結果、器用貧乏に

作画◎。戦闘シーンは迫力満点で街並みの描写も細かい。さすがIGと思わせるクオリティです。
問題は脚本。きっといろいろやってみたかったんだと思います。結果あちらこちらに手を伸ばしすぎて失敗してしまったという印象です。

まず世界観が2軸あります。科学系とファンタジー系で「とある魔術の禁書目録」と同様です。本作ではそこに加えて、メインのキースを始め黒羽・リリィと主人公格が3人登場します。群像劇となるとただでさえ高い脚本力が要求されますが、さらにそれを2軸ある世界でというのが無茶だったのでしょう。それぞれのストーリーラインが上手く収束せず、散漫になってしまっています。これでは、キース・リリィと黒羽で2本別々の作品のほうがよかったのではということに。
※もしかしたらIGの先のヒット作「サイコパス」の脚本構成を拡張しようとしたのかもしれません。狡噛と常守( {netabare} 狡噛→キース/1人で因縁の相手を追い続けている捜査官、常守→リリィ/狂言回しの役割を備えた新人捜査官、とかなり設定が似ています {/netabare} )に黒羽を足したという見方ができます。

上記の複雑な構成のせいで、キャラ立ちも上手くいっていません。かろうじてメイン主人公のキースだけがなんとかというくらい。掘り下げれば面白そうなキャラクターも多かっただけに残念です。

ダメ出しめいたことを書いてきましたが、新しいことに挑戦するというクリエイター魂は感じます。次回作に期待したいと思わせる一作です。

投稿 : 2018/09/06
閲覧 : 513
サンキュー:

7

アニメ散策 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 1.5 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

世界観とキャラのミスマッチ

場所はヨーロッパのどこかにある架空の国のようですが、日本人または日系人がたくさん登場します。敵のメンバー名も多くは日本の名前です。本作を視聴していて、最後までそこの違和感が消えませんでした。こういう事はアニメではよくあることですが、どうも世界観と登場人物が適合していないように思えます。キャラは全員または大部分ヨーロッパ人にするか、舞台を日本に移して全員日本人にしたほうが自然です。

物語に関しては、初めのほうは推理サスペンスなのかと思い、色々想像したり推測もしたのですが、最終的にはファンタジーが物語の中心になり個人的な推測は無駄になり、結果を受け入れるだけの残念な気持ちになりました。

主人公は気骨があってちょっと気難しく聡明で魅力的に描かれていると思います。そこは良かったです。

投稿 : 2018/08/30
閲覧 : 328
サンキュー:

5

ネタバレ

Jun さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

グロいだけかな

サイコパットによる猟奇殺人事件なので、グロさが必要なのでしょう。神話と古代の碑文が軸の方が深みが出て面白かったかも。猟奇殺人って、主人公が途中で死ねないし、なんとなくテンプレになる。

キースの中の人の力で完走できました。

投稿 : 2018/08/27
閲覧 : 340
サンキュー:

1

waon.n さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

視聴継続中現在2話目~視聴終了

 現在2話目を視聴しました。
 アニメのクールと関係ないところからスタートしたので、見つけられたのが幸いでした。NETFLIXによる配信なので気づかなかった可能性も高いです。

 製作がProduction I.Gでした。作りこみが良く好きな製作会社なので、この作品でも良いアニメーションを作ってくれると思います。

 作品の世界観としてはヨーロッパ圏をモデルにしてるようです。
 町の風景や装飾品や町を通る車などは外車っぽいものを使っているようです。個人的に好きなミニクーパーなどが出てくる辺り車の種類もこだわりがあるようでそこまで町並みの雰囲気を作り出すことにこだわりがあるように感じました。
 これはとても大事なように感じます、やはり世界観に入っていきやすいし、実際に登場人物にたいして深みを与えられるようになると思ってます。

 まだ2話目なので今後どうなるか分かりませんがとりあえずよく動きます。戦闘シーンなどの演出もかっこよく見ていてワクワクします。
 個人的には1話目の車のシーンがものすごく好きです。

 ストーリーはアクションサスペンスかなと思います。今後話しがどうなっていくのか楽しみです。全話一気に配信されてるので一気見してしまいたいですが、とりあえずここまで。

~~~~~
視聴終了しました。

 異能バトルものとしての色合いが後半にはつよくなってきたものの、最後の落としどころやら落ちなどはまぁ良かったのかなと思います。
 もう少し捻ったり穿ったりした最後を期待したのですが・・・期待しすぎましたかね。
 アニメーションとしてはとても良くできているんじゃないだろうか?
 充分楽しめたアニメでした。

投稿 : 2018/07/16
閲覧 : 335
サンキュー:

6

Exolve.CR さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

久しぶりのシリアス系

最近のアニメではシリアス系がほとんど出てなく久しぶりに観た系統でした。
なかなか最初から最後までうまく話がまとまっていて面白く、見終わった後も満足感が残るアニメです。
最後に、二期が出るような臭わせ方は必要ないと思ったけど。

投稿 : 2018/06/28
閲覧 : 340
サンキュー:

4

わさび さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

PSYCHO-PASSと海外ドラマを足して二で割ったような作品

結論からいうと、面白い作品です。少なくとも、多くの人にとって時間を無駄にしないレベルだと思います。

ただ、どことなく設定に既視感を感じる作品です。クールな年増の主人公と、若い女性警官のヒロイン、そして物語の根幹を担う美青年。この時点で少しPSYCHO-PASSっぽい気がする。。。

また、犯罪者を生み出して治安を乱すための組織や腐敗している警察、人工的に作られた異能力者など、多くの海外ドラマで見られる設定が盛りだくさんです。

ただこの作品の凄いところは、大きく広げた風呂敷を、12話という1クールできれいにまとめているところ。ツッコミどころは結構あるので、あまり深読みせずに観たほうがいいかも。

投稿 : 2018/06/18
閲覧 : 250
サンキュー:

2

とらお さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ジャパニメーション+海外ドラマ=足してない!むしろ割り算

捜査官が過去に思いをとらわれてあーだこーだ
メンタリストと言えば分りますかね?
ともかく、海外ドラマによくある風変わりな天才捜査官が主役
もう一方の主役は人外な能力をもつ若者
異能で若いというTheアニメ代表って感じですねー

・天才さの描写が唐突
途中途中に、さすが天才だ~というシーンはさまないといかんですよ
いまどきのアニメ視聴層は海外ドラマ見て目が肥えてんだからさ~
端々で知識や推理をはさむけど、そこまで天才性はないんだよね
終盤でバッチリ的中させちゃうなら、コイツなら的中させると思わせないと

・脇役が機能したとはいえない
攻殻ではキャラごとに特技なり性格なり見えてたでしょ?
よりもいの恋愛・メガネ・天然おねーさん的な脇役にも個性ってあるじゃない?
脇役にもそういう輪郭を持たせなきゃ危険な時にのめりこめないよね

・アニメ代表のスケール感ばかでかすぎてなじんでない
人類が次の超人類になる!かのようなぶっとい雰囲気が雰囲気だけで霧散する
外伝か?くらいに本筋から逸れて乖離してる
人類の革新くらいの普通の人より勘が良い設定でいいような?

さすがネトフリだけあって海外ドラマに外人ウケするハデなアニメ要素を入れた作品
けれども2名の主役が交錯する形が溶け合ってない
現代の警官が現代の警官らしいシリアスなサイコ事件を解決
超人類のぶっとんだパワーはぶっとびすぎて小さなヒト種の事件なぞ気にならんだろうに
警官路線か超人類路線のどっちかに寄せて作ってくださいな


なんやかんやいいましたが、1日で全話視聴するほど面白かったw
面白いから、しっかり見てるので文句もいいたくなるんです
録画してまで見るけどすぐ消す作品ではなく、また見るだろうから保存、くらいの良作です

投稿 : 2018/05/31
閲覧 : 377
サンキュー:

7

つきひちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

視聴を途中で断念はしないレベル

面白いようで面白くないような作品?

猟奇的でちょっと血が多い描写でした。
(内容的に仕方ないですが)

現実的に起こりえる天才刑事?による事件の解明。
がメインストーリーのようですが、
その反面、羽が生えて空が飛べたり体が剣になったりといった非現実が入り混じっていることでボヤっとしてしまったような感覚です。

脚本がイマイチという方が多いですが、
私の感覚だとそういった設定が良作になり切れなかった要因かなぁ。
とか、思ったりしました。

投稿 : 2018/05/21
閲覧 : 323
サンキュー:

4

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B: The Beginning[ビーザビギニング]のストーリー・あらすじ

科学者が宇宙平和のために創造していた"新人類"が、完成を目前にして、独自の企みを持つ悪の集団に誘拐される。近未来を舞台にしたオリジナルアニメシリーズ。

王立警察特殊犯罪捜査課へと戻って来た天才捜査官キース・フリックは、ある事件の犯人を追っていた。凶悪犯罪者ばかりを狙う連続殺人鬼、通称『Killer B』。犯行現場に必ず刻み込まれた『B』の文字は人々の注目を集め憶測を呼んだ。『B』それは彼女のためのメッセージ。『ぼくはここにいる……』その身を異形に変え、黒羽は届かぬ思いを刻み続ける。キースと黒羽、互いに見知らぬ二人の運命は、やがて一つの陰謀へと飲み込まれていく——

Netflixによる限定配信。(Webアニメ『B: The Beginning[ビーザビギニング]』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
Webアニメ
放送時期
2018年3月2日
制作会社
プロダクションI.G
主題歌
マーティ・フリードマン feat. Jean-Ken Johnny, KenKen『The Perfect World』

声優・キャラクター

平田広明、梶裕貴、瀬戸麻沙美、東地宏樹、稲葉実、小清水亜美、豊永利行、田中進太郎、後藤敦、森川智之、石川界人

スタッフ

原作:中澤一登/プロダクション I.G、監督:中澤一登/山川吉樹、プロデューサー:黒木類、シリーズ構成・脚本:石田勝也、キャラクターデザイン・総作画監督:中澤一登、美術デザイン:伊井蔵、メカニックデザイン:常木志伸、プロップデザイン:津坂美織、冨田収子、色彩設計:境成美、美術監督:田中孝典、3DCGディレクター:磯部兼士、撮影監督:荒井栄児、音響監督:長崎行男、音楽:池頼広、編集:植松淳一

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