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「空挺ドラゴンズ(TVアニメ動画)」

総合得点
73.7
感想・評価
300
棚に入れた
1228
ランキング
968
★★★★☆ 3.6 (300)
物語
3.5
作画
3.6
声優
3.7
音楽
3.5
キャラ
3.6

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空挺ドラゴンズの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

いさ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

興味うすれた

途中までは3DCGの作画も結構良くて
作品への興味もでてきていた
しかし中盤飛行艇が空賊に襲われた際
天然の女の子が敵の機関銃に狙われたことは
まあいいとして
その後食いしん坊の味方が敵の飛行艇に飛び込み
無双したあと敵から食料を奪いその場で食い始めた
すると敵が機関銃で食いしん坊の男を狙った
食いしん坊の男は敵の動きを察知し避けた
ということは全くなくふつうにうった
弾は敵のミスにより外れたのだが
この一部始終を大勢の味方が見ていたにもかかわらず
食いしん坊の男を助けるために援護射撃をおこなった
こと全くなく敵の行動を知らせることさえしなかった
つまり味方が敵に撃たれた際もたまたま味方が助けて
くれたり敵が勝手にミスを犯し
キャラリーがただ見ていたとしてもたまたま助かった
つまりどんなビンチでもたまたま助かるわけさ
そうがんがえると作品への興味が失せるのを感じた
龍をかる飛行艇という設定はオレにぶっささりそうで
大変きたいしてたのだか、残念だ

投稿 : 2024/02/16
閲覧 : 43
サンキュー:

1

ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

東へ西へ

正統派ファンタジー×ポリゴンピクチュアズ。

空と龍に魅せられ捕龍船を操る、
空挺員たちの旅、グルメ、日常、戦闘。

空の覇者ドラゴン、
その存在は人々にとって脅威・災害であるが、
生活を豊かにする宝の山であった。
クインザザ号は今日も空を駆け旅を続ける。

原作漫画も評判の良い冒険譚である。
シドニア・ブラムのポリゴンとなれば、
俄然、期待も膨らむ一方ですね。

4話視聴追記。
平時の職務や非番の日常、キャラの過去、
戦闘と対比された日常風景が素晴らしい。
不思議と癒されるアニメである。
世界の成り立ちにも言及して貰いたい。

10話~最終話視聴追記。
終幕に相応しい素敵なエピソードだ。
{netabare}龍の回廊に遭遇し捕龍に挑む一向、
強い上昇気流に煽られ地上へ落下するタキタ。
幼い子供の龍との出会いがあり、
少しばかり食物連鎖とは何かと問われる。{/netabare}
それでも仲間と共に旅を続けるのだ。

決意を胸に新たな冒険が始まる、
風を読みその影を追い越し東へ西へ。

旅の無事を祈ろう。

投稿 : 2023/09/29
閲覧 : 683
サンキュー:

52

ネタバレ

トーリ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 1.0 状態:今観てる

漫画とは全然違う表現

設定としてはなかなか面白そうで、映像・音楽は世界観を良く表現していると感じました。
アニメを先に見たのですが、漫画とは画作りというのか、同じ場面でも見せ方、テンポが全く異なっていて、よく言えばファンタジー世界をおおらかにゆったりと見せている、悪く言えばスピード感が無くなっていて間延びしています。
この辺りは3Dアニメのせいでもあるのかもしれません。

キャラについては、なんだこいつら脳みそついてんのかってくらい頭おかしいですね。
海賊船で制圧したわけでもないのに(行動も封じず、敵が隠れてるかも調べていない)夢中になって肉食べるとか何なんだろう、さっき仲間が傷つけられて怒ってたのと同じ人物を描いているとは思えません。
撃たれて平気な無敵キャラでもないのにどうしてそんなシチュエーションにしてしまうのか。

肝心の龍殺しもダメだな、この人たちが本当に生業として龍を捕ってる感じがしません、命賭けてるって言葉に重みが全く出てないです、マリオの残機くらい軽い。

これは突っ込んだら無粋な所かもしれませんが、龍は取り付かれた時にローリングして振り落とせないのでしょうか?

最近はキャラクターが悪い意味で現実感がないのか、現実の人間の知能が低くなっているのか、こういった論理的に考えて破綻している行動がよく描かれてますが。

ちょっと風変わりなファンタジー物を、頭使わずに流し見するならいいかなって程度の作品です。

投稿 : 2023/09/15
閲覧 : 71
サンキュー:

1

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

閉鎖空間に男と女がいる環境を、物語に上手く落とし込めていない。故に登場人物達に違和感あり。

 飛空挺で空を駆け、命がけで龍を狩る。ロマン溢れる作品でした。CGもそれ程悪くありませんでした。2023.06.24

 ただ…主人公が女性の上、閉鎖的空間である飛空艇に男性クルーと女性クルーが乗っています。 
 
 男性クルーの方が人数が多いのですが、女性も少数派というには人数が多すぎます。

 男女が共同して仕事しているのは、男女共同参画推進なのか、単なる視聴者サービスなのか不明ですが(多分後者…)、アウトロー集団としての魅力を減じています。

 男性クルーが寄港地で飲む打つ買うを楽しんでいる描写がありますが、女性クルーは蚊帳の外です。目の前で売買春に励んでいる同僚をどういう目で見てるんでしょうか?

 女性クルー達も美人で魅力的なんですが、扱いがオッパイのついた男的で、クルー同士の男女の関係もありません。

 キャラクターとして、生身の女を描けないなら、クルーは男のみ、もしくは女のみにするか、異性は嫁や母親、娘的ポジションの人物を一人か二人に限定するべきでした。

 男女が仲良く働いている職場なんて、現代社会でも少ないのに、アウトロー集団で実現してるなんて、異世界の話でも無理があります。

 世界観はとても良いのですが、読者もしくは視聴者サービスのために中途半端に記号的な女を投入しているのは、大きな減点ポイントでした。

 ぶっちゃけ言うと、会社の旅行で女性職員が結構参加しているのに、宴席で割り勘でピンクコンパニオン呼んで、男性職員がまな板(その場でコンパニオンと公開性行為をすること)やっている様な悪趣味な感じってことだよ!
(●`ε´●)

投稿 : 2023/06/24
閲覧 : 103
サンキュー:

3

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

龍をつかまえて売って生活してる、捕龍船員たちの日常のおはなしみたい。。

公式のINTRODUCTION
{netabare}
空と龍に魅せられた乗組員たちの旅を描いた、桑原太矩の「空挺ドラゴンズ」(講談社「good!アフタヌーン」連載)。その美麗で壮大なファンタジー世界と、そこに生きるキャラクターたちを、「シドニアの騎士 第九惑星戦役」「BLAME!」で副監督を務めた吉平"Tady"直弘がドラマティックに描く。シリーズ構成・脚本には「暗殺教室」「アルスラーン戦記」など数々の人気作品を手掛ける上江洲 誠、音響監督を「スパイダーマン:スパイダーバース」、「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズの岩浪美和がそれぞれ務める。そしてアニメーション制作は、ポリゴン・ピクチュアズが担当。「シドニアの騎士」「BLAME!」のスタッフが再集結し、圧倒的なハイファンタジーの世界を魅せる。
{/netabare}

公式のSTORY
{netabare}
空の覇者、龍<ドラゴン>。
その存在は多くの地上の人々にとっては脅威・災害であり、同時に薬や油、そして食用としての価値がある“宝の山”でもあった。
そんな龍<ドラゴン>を狩る存在がいた。捕龍船を操り、空を駆け、龍を狩り、旅をする。
彼らは「龍(オロチ)捕り」。これはその中の一艇“クィン・ザザ号”とそのクルー達の物語である。
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原作:桑原太矩(講談社「good!アフタヌーン」連載)
監督:吉平"Tady"直弘
シリーズ構成・脚本:上江洲 誠
プロダクションデザイン:田中直哉/森山佑樹
アニメーションキャラクターデザイン:小谷杏子
CGスーパーバイザー:坂間健太
美術監督:尾身千寛
色彩設計:野地弘納
音響監督:岩浪美和
音楽:横山 克
エンディング・テーマ:赤い公園「絶対零度」(Epic Records Japan)
アニメーション制作:ポリゴン・ピクチュアズ
制作:空挺ドラゴンズ製作委員会
{/netabare}
キャスト{netabare}
ミカ:前野智昭
タキタ:雨宮天
ジロー:斉藤壮馬
ヴァナベル:花澤香菜
ギブス:諏訪部順一
クロッコ:関智一
ニコ:櫻井孝宏
バーコ:鳥海浩輔
カペラ:釘宮理恵
ガガ:熊谷健太郎
フェイ:古川慎
バダキン:松山鷹志
オーケン:武内駿輔
ソラヤ:上村祐翔
メイン:赤﨑千夏
ヒーロ:榎木淳弥
ヨシ:井上和彦
リー:佐々木啓夫
カーチャ:佐倉綾音
ナナミ:千本木彩花
アスケラ:坂本真綾
ウラ爺:鈴木清信
{/netabare}


1話ずつの感想


第1話『クィン・ザザ号』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
捕らえた龍を解体し、それを売って、旅をする……今はその数も少なくなった、現役の捕龍船クィン・ザザ号。新人のタキタは、ミカ達ベテラン船員の鮮やかな龍(オロチ)捕りを目の当たりにし息を飲む。その後、一行は早速近くの市(マチ)に降りて龍の肉や油を人々に売り捌く。久々の地上で、船員たちはほっと一息。だがそれも束の間、新たな龍が現れ、隣市(トナリマチ)が危険との情報が! やがて遭遇した龍は、クィン・ザザ号に対してやけに好戦的な態度を示す。その理由とは……?
{/netabare}
感想
{netabare}
龍をつかまえて解体して売る、そして旅を続けてる人たちのおはなしで
前半は、龍をつかまえて解体して街の人たちに売ってたら
隣市にも龍があらわれたから行ってほしいってたのまれて
バタバタ片づけて向かって、またつかまえて。。

それで、街の人たちにも感謝してもらったみたいで
その夜はパーティー♪

そしてまた朝が来て出かける、ってゆうおはなし。。



作画は3DCGで、顔がぺったんこに見える以外はふつうによくって
空で竜を狩るから、立体に動き回って、すごく迫力があってドキドキ^^


あと、今回は、ミカさんと
新人の女の子、タキタがメインで紹介されてたみたい

主役のミカさん(男)が、ふだんは食べることしか考えてないのに
龍と戦うところはパリパリ動いてかっこよかった☆

タキタがミカさんに髪のにおいをかがれて気にするところとかありそうだけど
あんまりおふろとかも入れてなさそうだから
気にしたら、みんなにおいそうw


あと、竜がエイリアンみたいで気もち悪いんだけど、お肉がおいしそうで
見てるとお肉が食べたくなっちゃうかも^^
でも、龍って、人とか食べてるのかな。。ちょっとこわい。。


それにしても、船の人たちって
人助けにもなってるハズなのに
街の人たちからあんまり好かれてないみたいなところは
よく分からなかった。。
{/netabare}
{/netabare}
第2話『賞金と極小龍の悪魔風』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
クィン・ザザ号に乗り込んでから3ヶ月経ち、新人のタキタも少しずつ仕事に慣れてきた。そんな彼女が甲板でひとり風に当たっていると、手すりに奇妙な鳥が。……いや、違う。龍だ! 鳥のような小ささでも龍は龍。捕まえればかなりの儲けに違いない!! タキタは甲板から船内へと紛れ込んだ龍を密かに捕獲しようと奮闘する。しかし、なかなか見つけられずにいるうち、ギブスが何者かに襲われ負傷。事態は船全体を巻き込んだ、大騒動へと発展する。
{/netabare}
感想
{netabare}
ザザ号に迷いこんできた、鳥みたいに小さい龍を見つけたタキタが
つかまえれば儲かるんじゃないかと思ってさがしてたんだけど
ギブスさんがかまれて、病気になったって聞いて船内で大さわぎになって
ミカさんと何人かでさがして、つかまえたの。。

それで、そんなに価値がない龍だって思って
ミカさんとみんなで食べたんだけど、そのころ近くを通りがかった船では
逃げた20億の価値がある極小龍をさがしてた、ってゆうオチ^^



ザザ号の乗組員の人たちの顔をおぼえてないから
はじめ、極小龍をさがさせてたおじさんが、船長さんとかかな?って思って
分かりにくいおはなしだった。。

小龍は口をとじてたら、かわいかった^^

めずらしい龍なんだから、取りあえずつかまえておいたらいいのに
食べちゃうなんて。。


絶滅危惧種の動物を知らないで食べちゃった、みたいなおはなしかも^^;
{/netabare}
{/netabare}
第3話『光る龍と』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
捕龍船といえども、龍と戦ってばかりではない。空の上にも平時の職務はある。見張り台の当番をしていたジローは、天測で雲行きが怪しいことに気がついた。そんなこととは知らず、非番の者は賭けに興じたり、二日酔いでへばったり、古くなった龍の肉を燻製にしたりと、自由きままに過ごしていた。しかし、船の責任者と会計士は頭を抱えていた。このまま龍が捕れなければ大赤字!! しかもジローの見立て通り、船の前方には嵐を伴う巨大な雲が迫りくるのだった!!
{/netabare}
感想
{netabare}
龍が取れない日がつづく日常と
嵐に出会って、伝説の光る龍に出会うおはなし。。


前半は日常系で、大したお話しもなかったけど
タキタは髪を切って、ショートボブにした方がよさそう^^


光る龍のおはなしは、嵐で死ぬかもしれないようなときにあらわれる
フシギ現象ってゆう感じで、幻想的で画面の中に入りこんじゃいそう。。


ジローのお父さんも船乗りで、イイカゲンな人だった、とか言ってたけど
ちゃんとしたことを言ってた、って分かってよかった☆

でも、ラピュタか何かで見たことあるようなおはなしだった^^


あと、光る龍は何だか、龍ってゆうよりキリンビールのラベルの麒麟みたいw
{/netabare}
{/netabare}
第4話『乗船理由と龍のテリーヌ』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
タキタが偶然見つけた一枚の紙。そこには眠るヴァナベルの艷やかな姿が!こんな絵を描くために女の寝室に忍び込むとは……けしからん!状況証拠で絞り込まれた容疑者候補は3人。船員たちは面白半分で犯人を絞り込もうとするが、ヴァナベル本人はといえば、馬鹿げた騒動を気にすることもなく、物思いに耽っていた。そこに現れた中型の龍。戦いの最中、ミカの姿にヴァナベルが感じたものは――。
{/netabare}
感想
{netabare}
ヴァナベルの回。。


ヴァナベルが寝ている絵を描いた人をさがすところからはじまって
ヴァナベルが、どうしてこの船に乗ったか?ってゆうおはなしになって

けっきょく、どうしてかはよく分からなかったけど
地上ではあんまりいいことがなかったから、船に乗ったけど
龍を殺すことに、あんまりいい気もちじゃなかったみたい

でも龍が好き、食べるのも捕まえるのも、この船に乗ってるのも。。
ってゆうミカさんを見て、さいごはスッキリしたみたい^^


ヴァナベルに何があったとか、はっきり言わないところがいいのかも?


あと、キャベツの酢漬けと龍の肝とジャガイモを使って
テリーヌを作ってたけど、どんな味なんだろう?

このおはなしが飯テロアニメ、ってゆう人がいるけど
チキンとビーフで、おなじ時間をかけて同じような味付けしても
歯ごたえとか、脂のつきかたとかでぜんぜんちがう味になるから
食べたこともなくって、想像もできない龍のお肉を見せられても
ぜんぜんおいしそうに見えなくって^^


それからテリーヌは、長四角いテリーヌ型につめたお料理のことで
お菓子でもテリーヌ型で作ればテリーヌになるみたい^^
{/netabare}
{/netabare}
第5話『空中海賊とパストラマ』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
大きな市(マチ)での久々の補給を目前に、浮かれた調子のクィン・ザザ号の船員たち。ここのところ龍をほとんど捕獲できておらず、航行中のほぼ唯一の楽しみである食事もすっかり貧しい内容で、体も心も疲れきっていた。稼ぎの少なさは気になるところだが、それでもどこかにとどまっての休みは喜ばしい。しかし、海上で貨物船の救難信号を見つけたことから、事態は急転直下。ザザ号は貨物船を救出しようとするが、そこに一隻の飛行船が現れる。その正体は――空中海賊だった!
{/netabare}
感想
{netabare}
前半は、龍があんまり取れなかったクィン・ザザ号の日常と
漂流船を見つけて、救助に向かうミカたちのおはなしで
後半は、ヴァナベルが漂流船は囮だった気がついて、船にもどったら
空中海賊がおそってきて乗り移ろうってしてきたから

ミカが先に、1人であいての船に乗り移って制圧して
龍があらわれたから、海賊から食料をうばって、龍を取りにもどった
ってゆうおはなし^^



漂流船を調べに行くところからドキドキしはじめて
海賊におそわれて逃げようってするところが、1番ハラハラしちゃった^^


ミカがあいての船に1人で乗りうつってくところはかっこよかった♪

ただ、殺しを何とも思ってなさそうな海賊が
ミカに銃を向けて止めただけで撃たなかったり
ミカも、まわりに相手が生きてるのに油断して
肉にかじりつくところとかはギャグw

さいごは、龍とちがって、つかまえてもお金にはならないけど
ほうっておいたら、死ぬ人が出るかもだから
海賊たちをつかまえるくらいはした方が良かったかも☆彡

でも、捕龍船の人たちって
命綱もつけないで手すりもない飛行船に乗ってるんだから
死ぬのなんてこわくないのかも^^
{/netabare}
{/netabare}
第6話『祭りと龍肉の手延べ汁麺』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
港市(ミナトマチ)クオーンに、クィン・ザザ号は補給と船の修理のために降り立った。一仕事終えた船員たちの多くは、久々の陸(オカ)を堪能しようと酒場へ繰り出す。そんな中、ミカは初めて龍の解体を経験したことで心ここにあらずなタキタを気遣い、一緒に市(マチ)に向かう。そして、「千剖士(センボウシ)」という龍を解体・加工して暮らす一族を訪ねる。そのころ酒場では、ザザ号と他の船の龍捕りのあいだで乱闘が勃発。ジローはその騒ぎから、カーチャという名の可憐な少女と出会う。
{/netabare}
感想
{netabare}
大きな龍を取ってきた、大きな船の船員たちと
ザザ号の船員たちが街で出会って
ケンカがおきるおはなしと、ジローの初恋?のおはなしがメインで

タキタが、龍を加工してる「千剖士」のお仕事体験するおはなしと
ヴァニー(ヴァナベル)がちょっかいかけてきた相手の船員と
飲みくらべして勝ったおはなしがサブかな。。



ほかにも、タキタがはじめて龍を解体するとか
ミカから龍の肉の串焼きをもらって、いっしょに街に行くところとか
いろいろあって、テンポがよかった^^


ジローが酒場で知り合った女の子と、いっしょに出かけるおはなしは
「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかII」に
似たようなおはなしがあったけど、大きな捕龍船の竜があばれ出して
めちゃくちゃになりそう。。どうなるのかな?

ってゆうか、捕まえた竜をそのままにして遊びに行ってもいいのかな?
{/netabare}
{/netabare}
第7話『大災と食える龍』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
クオーンの平和は、一瞬にして破られた。組合の飛行船が曳航してきた、大型の龍。毒によって仕留められていたはずのそれが突如息を吹き返し、市中(マチナカ)で猛威を振るい出した。放たれる激しい熱閃で、至るところに火の手が上がり、傷の苦痛にのたうつ巨体で、瓦礫の山が築かれる。寄港していた船は次々と逃げ出すが、市(マチ)の住人たちに逃げ場はない。クィン・ザザ号も決断を迫られる中、ジローは市の人々を守ることを主張する。その熱意とミカの食欲が、龍捕りたちの気持ちを動かす。だが、大型龍の力は並大抵ではなかった。
{/netabare}
感想
{netabare}
組合の船の人たちは、毒が効いて、1度落ちた龍をつかまえてきたから
大丈夫だって思ってたみたいで、あばれ出したってゆうか
動けないから最後の力を出して、光線みたいなのを発射してきたみたい

それもあって、ザザ号の船長は相手の船と交渉して
相手の船員を貸してもらって龍をつかまえることになったんだけど
ザザに龍を横取りされるのがイヤな船員たちが勝手に攻撃しはじめたから
動かなかった龍がその人たちを追いかけて、街中に向かいはじめたの。。

それを見たジローは、あの子(カーチャ)を心配して走り出した
ってゆうところでオシマイ。。



今回はいつもより、テンポが悪かったみたい?
龍のお料理もなかったし^^


ザザ号の乗組員が、ケンカした相手なのに
ケガ人を運ぶ手伝いをしてあげるところがさわやかでよかった☆

あとは、龍が動かないのをいいことに
攻撃しかけた街の警備隊が攻撃をしかけて、龍がまたあばれ出したり
そんなおはなしだけで、ほとんど終わっちゃったみたい。。


カーチャは、先輩といっしょに
ここ以外行くところはないって、避難しようともしてないみたいだけど
ジローが助けに来てくれるのを、待ってるのかな?

でも助かっても
本当にそこ以外に行くところがなさそうなのがかわいそう。。

それからジローが好きな子を助けたい気持ちは分かるけど
気もちだけあせって、空回りしてそうなところが気になった。。

そんなことより、早くカーチャのところに行ってあげたらいいのに☆彡って


あと、ジローが、毒を使ったのが乱暴だ、って言ってたけど
あんな大きな龍を、ほかに止められる方法ってあるのかな?

船とおんなじくらいの大きさがありそうだけど。。
{/netabare}
{/netabare}
第8話『暴れ龍捕獲作戦』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
空中と地上からの攻撃を組み合わせた捕獲作戦が思うように進行せず、未だ燃え続ける市(マチ)。大型龍によって破壊された、カーチャのいた娼館の残骸を前に、衝撃を隠せないジロー。そうして立ち竦むあいだにも、手負いの大型龍は被害をさらに拡大させていく。このままでは、製油工場にまで火の手が及ぶのは時間の問題。だがそんな状況を前にして、ジローは何かに突き動かされるように、大型龍に挑みかかる。
{/netabare}
感想
{netabare}
龍とのバトルだったけど
龍はもがいてただけだったみたいで、ちょっとかわいそう。。


ジローはかっこよかった♪

にゃんは高いところがニガテだから
ジローが龍の首をねらって銃を撃つところとか、ドキドキだった^^

でも、爆弾も銃も効かないのに、やりが刺さるとか
あの高さから落ちて、頭から血を流しただけで済むとか
この世界の人間って丈夫すぎだから
ホントだったらすごいことしてても、そんなには感動しなかったみたい。。


カーチャが生きてたところはよかった
でも、ジローとつきあったり、結婚とかはできないよね。。

けっきょく今週も、龍料理はなしかな?

来週は、新しいおはなしじゃなくって
ちゃんとまとめをしてもらいたいかも。。
{/netabare}
{/netabare}
第9話『炊き出しの釜煮と龍のカツレツ』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
大型龍の解体が始まった。その近くで、クオーンの人々は総出で炊き出しを行うことに。予定されていた祭りが中止になり、そのために揃えていた食材がふんだんに使えるとあって、料理上手な人々の腕が鳴る。クオーンの郷土料理である「釜煮」は、それぞれの家庭にこだわりの味があることもあって、ちょっとした料理対決のような雰囲気に。だが、そんな楽しい時間が、いつまでも続くわけではない。元の日常に帰る朝、クィン・ザザ号が、ふたたび空へと上がるときがやってきた。そのとき、ジローは……。
{/netabare}
感想
{netabare}
龍の解体がはじまって、街で炊き出しが行われたんだけど
釜煮はシチューっぽいもので、それにカツレツ。。
食べるときはご飯っぽいのといっしょにカツカレーみたいw


後半は、ジローがカーチャをさそってオートジャイロで空のお散歩。。
それからカーチャが、ジローの髪を切ってくれてお別れ。。



ジローとカーチャとのお別れは、わりとアッサリ。。
こんどザザ号が街に帰ってくるときは、もしかして何かあるかも^^


おはなしはふつうだったけど
お料理のカツレツの作り方は雑すぎみたい。。
あんなやり方したら、油がはねてまわりの人たちが大やけどしそう^^;

あとオートジャイロは前にプロペラがついてるし
風よけのガラスとかないと、飛ばされそう。。

それと、肉の毒抜きは、塩とか使わないと腐りそう。。


ジローの髪は、短いほうがかっこいいよね☆
{/netabare}
{/netabare}
第10話『渡り龍と谷の底』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
クオーンを出たクィン・ザザ号の次なる目的は、「龍の回廊」という特別な場所。辿り着くためには、山岳地帯の崖のあいだを飛び、強い上昇気流に乗り、厚い雲の上に抜けなければならない。危険な飛行を無事乗り切り、狙いどおり、回遊してきた「渡り」の龍の群れと遭遇できたクィン・ザザ号。しかし、捕龍の最中、タキタが獲物とともに、船の甲板から谷底へと落下してしまい…!?
{/netabare}
感想
{netabare}
人の2~3倍の大きさの龍たちが回遊してるって言われてる
「龍の回廊」ってゆうところに行くために
せまい山の間をすり抜けて飛ぶおはなしがあって
ザザ号は、うまく上昇気流を見つけて厚い雲の上に出るの


そこで、龍の群れを見つけて、手でモリを打ちこんだんだけど
刺さった龍があばれて、タキタをさらうみたいにして
谷族に落っこちて行っちゃったの。。


タキタは運よく助かったんだけど
苦しむさっきの龍を見つけてトドメをさしたり
かわいい子龍にまとわりつかれたりしてるうちに
マタギの女の子に出会って、龍の解体を手伝ってもらうの^^


空の上では、ザザ号がタキタの捜索をはじめたんだけど、見つからなくって
あと48時間したらあきらめることになった、ってゆうところでオシマイ。。



空から落ちても生きてるとか、そこで誰かに会うなんて考えれないけど
そうゆうことがふつうにおきちゃう世界で、
ザザ号はタキタを見つけてくれるはずだから、ぜんぜん心配にならないけど
次に何がおきるとかは気になるよね^^

ザザ号の人たちも、たぶん見つからないって思いながら
見すてないで助けようってしてくれるところはいいなぁ☆

あと、タキタが子龍と仲良くなるところはかわいい^^
でもミカに見つかったら、食べられちゃうかも。。

タキタが龍にトドメをさすところは、かわいそうだったけど
苦しんでるところを見るのもかわいそう。。
人間はどうなのかな?
{/netabare}
{/netabare}
第11話『小さい龍と龍脳の漁師鍋』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
船から落下したタキタの無事を信じ、捜索を続けるクィン・ザザ号の仲間たち。当のタキタは、アスケラと名乗るマタギの少女に助けられ、拾った子龍を連れてキャンプで保護されていた。命の危機こそ去ったものの、万全ではない体調。船に戻るための方法も、まったく考えが及ばない。だが、タキタはそうした自身の抱える問題以上に、食事をせず、日々衰弱していく子龍の様子を気にかけていた。
{/netabare}
感想
{netabare}
タキタはマタギのアスケラにおばあさんのいるキャンプに連れていかれて
傷の手当てをしてもらったの

そこで、だんだん弱ってく子龍を助けるために
龍の油と卵を混ぜたものを作ってあげたりしたけど、やっぱり弱っていって
タキタは思いついて、子竜を仲間のいる空に帰してあげることにしたの

それで、アスケラについてきてもらって
傷が治ってない足で龍が通る山に行くとちゅう
龍の群れが通りかかって
龍の終着地をさがしてザザ号も通りかかった、ってゆうところでオシマイ



子龍の食べ物が龍の油、ってゆうのが
龍が共食いしてるみたいで、何だかイヤかな。。

それともぬり薬とかマヨネーズが好きってゆうことは
龍のミルクってドロッとしてる、とかのかな?

あと、空を飛んでる龍の群れが、何を食べてるか気になる。。

海だったら、プランクトンとか小魚とか、エビやカイがいっぱいいるけど
空の高いところには、虫とか飛んでる鳥だってほとんどいないのに
あんなに群れになってたら、エサだってさがせないんじゃないのかな?って


あと、またザザ号に会えるなんて、ちょっとうまく行きすぎみたい^^
{/netabare}
{/netabare}
第12話『龍の回廊』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
火山の噴火に誘われて、大量の「渡り」の龍の群れが周囲に現れる。さまざまな種類の龍が入り乱れ、中には別種の龍を喰らう龍までいる。そんな壮絶な光景を前に、ミカやヴァナベルら、クィン・ザザ号のすべての船員が、それぞれの役割を果たしながら、全身全霊で龍捕りとしての生き様を示していく。それを目の当たりにしたタキタもまた、背中に子龍を背負いながら、龍捕りとして為すべきことをやり遂げようと、決意を固める。
{/netabare}
感想
{netabare}
期限が切れて、捜索をあきらめようってしたときに
ミカがタキタのさけび声を聞いて、タキタを助けることができた^^

そのあと、ふつうサイズの龍の群れがあらわれて
ザザ号が狩りをはじめたら、大きな龍もあらわれて、ちょっと混乱して
龍に乗ってたミカとヴァナベルがふり落されたりしたけど、無事で

タキタもジローにジャイロコプターにのせてもらって
無事に龍の子を群れに帰すことができたの^^



見つかっただけでも奇跡だけど、タキタが無事に帰れたり
ミカたちも落っこちたのに運よく助かったり
ラッキーの大安売りみたいなところが気になった。。

あと、せっかくみんなに助けてもらったのに
命がけで龍の子を群れに帰しに行くタキタが分からなかった

みんなタキタが見つかって、泣くほどうれしがってくれてたのに
お礼もしないうちによけいなことして、また落っこちたりしたら
みんながっかりしそう。。

でも、ファンタジーだから、ぜったい助かるんだよね^^
{/netabare}
{/netabare}


見おわって。。


空を飛ぶ、不思議な生物・龍がいる世界で
龍をつかまえるお仕事をしてる人たちの、ファンタジーなおはなし^^


いろいろ都合良すぎだったけど、そうゆうの気にしなかったら
ファンタジー世界の日常とか、ファンタジーな龍のお肉を使った料理とか
想像の世界であそべる、おはなしだったのかも?


ちょっとイジワルな感想になっちゃったけど
ジブリの冒険ものみたいな感じで、さいごまでおもしろかった^^

投稿 : 2023/01/26
閲覧 : 686
サンキュー:

58

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

カフェ飯風なドラゴン料理、肝心の味は…。

本作の特徴は、飯描写に集約されてる気がする。作画はしっかりした緻密なもので、手順を丁寧に述べて、蘊蓄も少々。手が込んでて、見た目も悪くないんだから涎がズビっ!かというと、これが残念ながら大した効果をあげてない。カフェ飯みたいに見た目は良いけど、実質はそれほど伴ってなくて薄い、というか弱いのだ。


本作を見て誰もか思うであろうことは、セルルックCGの出来映えだろう。CGの特性を活かした傑作たちのような感動はないが、下手な手描き作画よりはブレないから悪くない。美術も全般的に悪くない。ただ、印象に残る良い点は残念ながらそれらくらい。


別に、それ以外の要素が駄目駄目なわけじゃないが、みんな薄めで引っ掛かりがなく進行しちゃう感じ。ドラゴンの描写も古典的な感じではないのはええが、それなら「パンツァードラグーン」くらいのセンスを見せて欲しかった。


この物語の物足りなさの原因は、題材と日常系な作風があんまり噛み合ってないせいかと。本作は要するに空の捕鯨アニメなわけだ、それならやはり「白鯨」を挙げるまでもないが、海洋冒険小説なワクワク感、陸から追い出された癖の強いアウトローな船員たちとの濃い人間ドラマが主軸にしたほうが良かったのではなかろうか。


ドラゴン狩りも、船員さんたちとの交流もほとんど障害なしにスルスルいっちゃうからコクに欠けると言わざるをえない(みんな無難に良い人で、人間関係も出来上がってるとこからスタートだし)。花澤さんがポニーテール、クールお姉さんキャラをやってるんだから萌えまくって然るべきなのに、イマイチ盛り上がらない。


せっかく主人公が新人なんだから、王道展開ではあるが、危険な世界に主人公の目を通して入っていく物語で良かったんじゃ?。主人公が船員さんたちと仲良くなる過程で、こちらもキャラと仲良くなり、ドラゴン狩りも主人公と一緒に視聴者も危険だが魅力的な世界に入っていけるようにするべきだったかな。


最後に、こういう作品なら船長はカリスマなのが王道だろう。「白鯨」しかり、「ラピュタ」しかり。本作はその要素も軽い…。日常系って実は諸刃の剣で、題材との相性によっては扱い方が難しいもんだって認識不足な作品という結論。悪い作品ではないだけに勿体無い。

投稿 : 2022/12/06
閲覧 : 512
サンキュー:

38

ネタバレ

Tomo-Q さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 3.5 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

甲板に手すりつけようよ・・・

食べるなどのために狩猟するという食物連鎖の基本として、
とさつするときは、きついということをあらためて教えてくれる。

あと、いつか、落下するやろ、と思ってたけど、やっぱりねって感じ。
なんで、甲板に手すりないかなぁ。突風で揺れたらアウトやん。
手すりつけたうえで、からびなをひっかけて、落下防止くらいしようよ。
作画が面倒という理由でそうしなかったのかと感じて、
作画を低評価にしました。

投稿 : 2022/07/06
閲覧 : 165
サンキュー:

3

ネタバレ

スイキ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

空に生きる龍狩りの話

ファンタジーアニメ
龍を追い世界をめぐる内容

旅をしているような清涼感のある作品

世界観を愉しむアニメ

投稿 : 2022/01/08
閲覧 : 178
サンキュー:

1

たくと さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

空挺ドラゴンズ 面白かった

空挺ドラゴンズ 面白かった

もったいなくてゆっくりゆっくりみてた

FF11の世界観に似てるんだよね 特にバス(バストゥーク共和国)、故郷なんだよね

投稿 : 2021/12/15
閲覧 : 203
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1

ネタバレ

ひろたん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

なんだろう、物語の根本的な部分で感じるこのアンバランスさは・・・

この物語は、「龍(おろち)捕り」と呼ばれる龍を狩る人たちの話です。
龍捕りは、捕龍船と呼ばれる飛空艇を操り、日々、龍を追い求めて旅をしています。
1話目からすごく引きこまれる展開でした。
しかし、これを観た自分は、大きな勘違いをしてしまいます。
物語全体を通じて、なにか1つの大きな目的に向かっていく話だと思ったのです。
実は、この物語には、大きな目的は無いのです。
むしろ壮大なこの世界で生き抜いていくこと自体が目的なのです。
そのため物語の内容は、日々の出来事やお仕事等を描いた日常系です。
人によっては少々物足りない感じがするかもしれません。

この作品は、とても美麗で壮大なファンタジー世界を堪能することができます。
広くて大きい空なんて、いつまでも観ていたいと思わされます。
龍が空を飛んでいる様は、優雅で雄大です。見惚れます。
それに、キャラデザもいいし、作画もいいし、動きもいいし、声優さんも上手い。
一見、作品として悪いところは無いんじゃないかって思います。
しかし、話の根本的な部分で感じるアンバランスさがどうしても拭えないのです。

この物語は、結構、都合がよい展開が多いです。
特に海賊船のエピソードは、ちょっとそれは…と思うぐらい安直な展開です。
このエピソードから分かることが1つあります。
それは、この物語では、人は絶対に死なないと言うことです。
以降、人を死なせないためにすべてが都合よく進みます。
しかし、ライトファンタジーと考えればこのぐらいは断然許せる範囲です。

龍は、人々にとっては脅威や災害であると同時に生活の糧でもあります。
「龍捕り」達は、そんな脅威に命がけで立ち向かっています。
やるかやられるかの命のやり取りなのです。
しかし、この作品の都合上、人は死にません。
そのためか、一方的に龍を殺していくだけの話に見えてしまうのです。
これがこの物語のバランスが悪いと感じる理由です。

このあたりは、この作品自身も負い目を感じているのでしょう。
後半に準主人公の「タキタ」が龍を殺すことに対して良心の呵責に苦しみます。
しかし、それでも生きていくためには龍を狩り、食べていかなければならない。
タキタは、そう答えを出したのです。
その答えは、現実的で素晴らしいものです。
命をいただくと言うことは、綺麗ごとでは済まされないのですから。

しかし、そこに至るまでの物語の展開に圧倒的に説得力がないのです。
それは、一方的に龍の命を奪っているように見えるからです。
話としては実際に犠牲者を出してシリアスな展開にすべきだったのかなと思います。
龍も殺すけど、自分たちも死ぬこともある。
そのことについて、説得力を持たせる必要があったように思います。

しかし、実際はそれがないため、人と龍の命の重さに差がついてしまっています。
やはり、人と龍の違いはあっても、命の重さは同じ。
それでも、生きるためには、龍と戦い、龍を殺さなくてはならない。
逆に人間も殺されるかもしれない。
そんなギリギリのラインを見せてほしかったのです。
そうすれば、納得できる何かがあったのかなと思います・・・。
単純に龍を狩って食べるグルメ番組的な内容に自分は違和感を覚えたのでした。

この作品を好きな方にはごめんなさい。
ちょっときついことを書いてますが、あくまでも感想なので許してください・・・。

それにしても、この作品に登場する空は、とても広くて大きくて美しいです。
この空を見ていると、そんな感想も些細なことなのかもと思わされてしまいます。
それだけ、この作品の空には、すべてを包み込んでしまう包容力を持っています。
この壮大で美しい空の世界は、一度は観ても損はないと思います。

投稿 : 2021/11/02
閲覧 : 348
サンキュー:

25

ネタバレ

テレ美 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

原作未読

面白かったです!
ザザのみんなが一丸になってる感じがとても良い。ワンマンじゃないアニメってホント最高。声優も豪華ですよね。
{netabare}主人公が男女一人ずついる感じで、担当する見せ場が半分ずつになっているのが話の流れをとても自然にしてる感じがしました。女の子なのに超人みたいなパワー発揮するとか、いやに繊細すぎるメンタル女みたいな男とか、なんでもできる主人公補正みたいなのが無いのもすごく良い。(主人公補正は普段そこまで気にしないですが、設定盛りすぎてない主人公をみちゃうと目が覚める思いがするのです)
その分、ミカが十分超人やってますけど(笑)
なんか生き物を食べる、命を狩る、「生きる」こと、等についてのメッセージが感じられます。説教くさくはないので安心してみていただきたいです。
子供ドラゴンを群れに返すところは泣きました。返そうとしてるのにこっちに戻ってきちゃうのね。別れたくないけど生きる為には一緒にいられないとか、こういうのは弱いです。{/netabare}
好きなキャラは…ザザのみんなかな。誰って決められん!
続編あるなら観たいです。

投稿 : 2021/09/11
閲覧 : 221
サンキュー:

2

ネタバレ

フリ-クス さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

龍(オロチ)取りを題材にした『情熱大陸』

アメリカへ海外番販に行って一番げんなりさせられるのは、
なんと言ってもレーティングの厳しさです。
なんせ「首が飛ぶから残酷」という理由でアンパンマンに年齢制限かかっちゃうお国柄ですから。

おじさんが女の子見てにんまり笑う、なんて演出も、
性犯罪を助長する危険があるとかで年齢制限の対象になります。
けんか売ってんのかこんにゃろ。

子どもの誘拐なんてもってのほか。
暴力表現や流血も基本的にご法度と考えた方がよく、
もちろん、ナイフだの日本刀だの、
武器を使ったバトルものは軒並み年齢制限の対象になります。

ただし、スターウォーズのライトセーバーはOKなんです。
なぜかというと『現実に存在しない武器』だから。

いやいや、トイザらスで
プラの日本刀とライトセーバー並べて売ってんじゃん、
とか言っても、指をちっちっちっと横に振られるだけです。

だけどまあ、それをひっくり返すと、

    捕鯨はダメだけど捕龍はいいよね

という理屈が成り立つわけで。
言うことあるなら言ってみろ、シーシェパ-ド。


さて、本作『空挺ドラゴンズ』は、
ポリゴン・ピクチュアズ制作のフル3Dファンタジー作品です。
その内容を簡潔に、身もふたもなく言ってしまうと

   商業捕鯨を『捕龍』におき変えた日常もの

ということになります。いやほんと身もふたもないな。


もちろん『捕龍』だから、見た目の感じはかなり違います。
{netabare}
この世界の龍は空を飛んでいるので、
捕龍船は海を渡る『船』ではなく『飛行船』ですし、
その関係で船体部を大きくするわけにもいかず、
龍を仕留めるたびにいちいち地上に降りて解体しなければなりません。

獲物を求めて仲間たちと大空の旅を続け、
龍を見つけると銛を打ち込み、追いかけ、仕留める。

地上に降りて、乗組員総出で解体し、バラした部位を積んで再び大空へ。
脂肪の部位は船内で煮込んで『龍油』を摂る。
点在する街へ降りて肉や油を換金し、物資を補給したらまた大空へ。

ほんと、その繰り返し生活です。

もちろんそれだけでは物語にならないので、
大小さまざまな事件が起こってメリハリがつくのですが、
事件が終わったらまたみんなして元の生活へ。

楽しみと言ったら食うことぐらいなので、
『龍料理』の描写やバリエーション作りにはかなり力が入ってます。
けっこう丁寧にレシピの解説もしてくれていますが、
素材がアレなので誰にも作れません。
ただ、食べてみたくなるほどおいしそうに見えることは確かです。
{/netabare}

正直、地味なのか派手なのかよくわからない作品なのですが、
少なくとも僕は、
二つの点で、最後まで楽しく観ることができました。

一つめは、物語の根幹となる龍(オロチ)取りの生活が、
緻密に、生き生きと描かれている点。
このあたりは『情熱大陸』のノリではないかと。

もう一つは、群像劇の中でとりわけフォーカスされる新米乗組員、
タキタの成長譚としての魅力で、
こちらは『情熱大陸』に加えて『銀の匙』入ってます。

『銀の匙』なんか知らね、という方のために補足しておきますと

  原作は荒川弘さんで、制作はA-1 Pictures。2013年OA。
  受験ノイローゼになって農業高校酪農科に進学した優等生が、
  第一次産業の実情や『命を食らう』ことの意味を知り、
  新たな夢に向かって仲間とともに駆け抜けていく青春群像劇。

という感じですね。大名作なのでご存じの方が大半かと。
ちなみに、どうでもいいことですが
同作のヒロイン御影アキは、僕にとって、これまで視聴してきた全アニメの中で、
ダントツ、ぶっちぎりで『理想の女の子』NO.1です。
いやほんとどうでもいいな。


酪農でも捕龍でも『生命を奪って、食らう』という本質は同じです。
{netabare}
ごく一部のベジタリアンなどを除き、
日本などの先進国に生きている方の多くは、
  屠畜場の映像を見るのは御免だが、お肉を食べることはやめられない
という『業』を背負っています。

そして酪農を学んだり捕龍船に乗ったりすることは、
否が応でも、その『業』と向き合うことに直結してしまいます。

最初はタキタも、そのあたりは曖昧に考えていました。
しかし、仲間の話を聞き、いくつもの経験を重ね、
十一話では泣きながら母龍の猟師鍋を食らい、
ついに決意を固めて、誇りある言葉とともに子龍を群れに返します。

そこに大層な蘊蓄や哲学はありません。
ただ『あるがまま』です。
永遠のように繰り返される人々の営みの、ごく一部の意味を、
すとんと肚のなかへ落としただけのことです。

日頃はパックでしか食材を手にすることのない僕たちにとって、
一度は直視しておくべき『あたりまえ』のことを、
タキタは疑似体験させてくれているんです。

よく見とけよ、シーシェパ-ド。
{/netabare}


おすすめ度としては、Aランクに位置すると思います。

いやオレは手書き以外はアニメと認めん、とか、
ジェットコースターみたいな起承転結こそが物語だ、とか言う方には、
あまりおすすめできません。

あと、細かいところが気になって仕方ない方にも難しいかな。

捕龍船の甲板って、空を飛んでいるくせに安全柵がありません。
そのくせ常に命綱をつけているわけでもなく、
  いやそれ落ちるだろとか思ってたら、
  案の定、タキタが落っこちたりしてるわけで。
そういうツッコミどころは、けっこうたくさんあったりします。

だけど、龍取りという未知の世界、
そしてそこで奮闘する若者たちを描いた群像劇として見るならば、
他のロ-ファンタジーと比較しても出色の出来です。

タキタ役の雨宮天さんが、きゃんきゃんしたアニメ芝居ではなく、
リアルな元気ムスメに寄せているのも好感度大。
バニー役の花澤香菜さんも、やさぐれたいい味出してます。

前野智昭さん、諏訪部順一さん、関智一さんなど、
豪華男優陣のがらっぱちな感じも、リアリティきっちり仕上げてますし。
ワケありふうの男が大勢乗っているというのは、
捕龍船というよりも
なにやら『マグロ漁船』っぽい気がしますが、それは置いといて。


視聴後には、東欧の田舎カフェに座って一人で街を眺めているような、
どこか不思議な気分にさせてくれる逸品です。

見知らぬ世界で営まれる人々の暮らしに思いを馳せ、
ライ麦パンなぞかじりながら、
『生命と食』みたいなものを改めてじんわり考えてみるのも一興かと存じます。


************************************************************


本作のED楽曲を提供したバンド『赤い公園』の津野米咲さんが、
昨年10月、お亡くなりになりました。
表現力あるギタリストであり才能あふれるコンポ-ザ-でもあった彼女の、
あまりにも突然で、早すぎるお別れでした。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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投稿 : 2021/06/18
閲覧 : 409
サンキュー:

22

byGar61324 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

世界観が好き

世界観はモンハンみたいで中々独特ですが、
内容は大衆ウケしやすい様な優しい話が多いです。
普通に子供ウケしそうな気がします。
作中に出る料理も美味しそうです。
すごい気合を入れて見たいなら別ですが、普通に見る分には良い話だなって感じです。

投稿 : 2021/04/28
閲覧 : 208
サンキュー:

9

ZZZxq38369 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

こーゆーのすき

投稿 : 2021/04/27
閲覧 : 164
サンキュー:

3

ネタバレ

KAZUROCK さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

世界観はたっぷり。キャラは弱めだが掴みとしては良い出だしだろう。

原作未読

■初回印象

初回は物語で言う事の始まりと言うよりはクィン・ザザ号での仕事や
そこにいる人々の生活・生き様に絞って大まかに見せていた感じ。
彼等がどの様に龍を狩って日々の生活を送っているかそういうところ。
所謂世界観を主に見せていたとも言える。

その部分はとっても雰囲気が良く伝わって物語にも入り易かった。
その点は導入としてすこぶるグッド。
個人的にそれ程好きになれないCGもそれなりに世界観に馴染んで
いたので今のところ文句はない。

ただそのぶんキャラ立ちは少し弱めでそれ程インパクトがあるとも
思えなかった。主人公やヒロイン?候補などある程度キャラを絞って
多めに見せていたのでそこそこ性格等の特徴は掴めたが、
キャラとしての魅力は正直いうとイマイチだ。
クィン・ザザ号の仕事っぷりを中心に見せていたせいもあろうが
個性を際立たせる”決め”画のなさも要因としてはその一つだろう。
そこはもろに2Dと3Dの違いが出ていた感じがする。
私が3Dをイマイチ好きになれないのもそういう”決め”に欠ける
所なんだよね。そのぶん3Dは動きで見せている感じ。
そこは一長一短。好みも人それぞれだと思われる。

導入としては上記の様に雰囲気を味わえて良かったが、
物語としてはこれからどうなるか全く分からない。
なので面白いかどうかはまだ数話観ないと何とも言えないかも。
でもポテンシャルは高いので期待したい。

そういや画を見た時に以前放映された「荒野のコトブキ飛行隊」を
ちょいと思い出してしまった。
製作会社は違うんだけど画が似てると言うか何と言うか。
そう感じてしまったのはやっぱ3Dだからなのかなあ…w

期待度★★★☆

投稿 : 2021/03/04
閲覧 : 262
サンキュー:

3

ネタバレ

コーヒー豆 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

龍グルメ、龍に関わるクルー達の物語。

クィン・ザザ号という補龍船に乗り、龍を捕獲するお話。
龍は食用や油、薬などに高値で売れるらしいです。

龍の口の中は少しグロくてエイリアンみたいでしたwペンギンの口の中もこんな感じ。

2話
{netabare}
小型龍グルメ。食べちゃいましたねw高値で売れるらしいのに。
{/netabare}

5話
{netabare}
空中海賊襲来。ミカさんは果敢な単独行動でピンチを脱する。さすが、ミカさん。空中バトルも見応えがありました。
{/netabare}

8話
{netabare}
毒を使って仕留めた龍が生きていた。船ごとツッコミ龍を仕留めることができた。血だらけでも腹が減るミカさん。
{/netabare}

12話を観終わって、
こういった空での物語は初めてでしたがグルメもありで、楽しめました。
2期があれば観たいですね。

投稿 : 2021/02/27
閲覧 : 187
サンキュー:

12

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

伝説の竜騎士ミカ

飛空艇に乗って空飛ぶ竜を狩り、素材を売って生活している狩猟チームの話

船に乗っているクルー達は自由気ままで個人主義だが仲間思いの連中で雰囲気はとても良い。
キャラクター性がそこまで強くなく、キャラクターが地味な印象はあるが、ごく一部を除いてチーム内での一体感があり、そこまで気にはならない。

空を舞台にしているため、空の描き方も綺麗だし、霧や荒れた天候の表現も力が入っていて良い。OPの群青は空の青さを感じさせる爽やかな曲でこの作品の雰囲気によく合う良曲だ。EDはなんかみんなして謎の踊りしてますが、楽しそうでいいですね。

全体的に綺麗にまとまっていて良作ではあるが、欠点もあり
アクションシーンはなかなかよく動いていて見ごたえがあるが、龍の背中や飛空艇の縁などあまりにも不安定で危険極まりない足場で、まるで恐怖という感情が最初からないかのように飛空艇から空中の龍に向かってジャンプ!!そして縦横無尽に飛び回る戦闘スタイルは狂気の沙汰で、まるでファイナルファンタジーの竜騎士のようだ。

良く動くのは素晴らしいが、あの安全性を無視した戦闘シーンと獲物が巨体で俊敏な動きをしないところが、作品全体の緊張感を著しく損ねており、シナリオとしては、未知の龍を見つけては無茶な飛び込みをしてしとめたりしとめそこなったりで割とワンパターン化しており、もう一工夫欲しいところだった。その2つの欠点の相乗効果で雰囲気の良さとアクションシーンの動きの良さの割に戦闘シーンが面白くない原因の一つになっている。
またキャラクターの掘り下げもイマイチで、いいキャラが多いのにそのバックボーンがよくわからない。勿体ないと思った。

ただ、作品全体の雰囲気の良さは魅力的で、視聴後の満足感は高め。
名作とまではいかないが、視聴して損のない良作だと思う。

投稿 : 2021/02/18
閲覧 : 248
サンキュー:

26

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

世界観、キャラ◎

【+Ultra 2020年1月~】12話

龍(ドラゴン)が人々の脅威、災害であり、同時に薬や油、食肉として価値のあり、捕龍船に乗りドラゴンを狩る仕事「オロチ捕り」がいる世界。
オロチ捕りの船"クィン・ザザ号"とそのクルー達の冒険物語。

・極小龍侵入
・平時の船の様子、巨大な光る龍
・ヴァナベルのセクシーイラスト事件、乗船理由
・空中海賊に襲われ返り討ち
・港町クオーン、組合捕龍船員と喧嘩→ジロー♡カーチャ→組合船の大型龍暴れる→街中戦
・「龍の回廊」渡り龍の群れ→タキタが子龍と落下→猟師アスケラと出会い、火山の「龍の回廊」を目指す→ザザ号と合流

世界観、設定、キャラ、映像美、テンポどれもハイクオリティで面白い!
CGも良いく、空の描写がキレイ。

主要4キャラのタキタ、ミカ、ヴァナベル、ジローのバランスが良く、やりとりもgood。
ヴァナベル姉さんは2020年度Best of Beauty(*´艸`)

最後も4人の何気ない会話で終わる(はず?)感じがさっぱりしててよい◎

♪OP『群青』神山羊
♪ED『絶対零度』赤い公園

投稿 : 2021/02/05
閲覧 : 194
ネタバレ

をれ、 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

[2行感想]捕鯨のアナロジー

視聴前情報は特に集めていません。原作についても全く知りません。
評価は暫定です、感想も。


捕鯨ならぬ、捕竜を生業にして、飛行船に乗り込む人々のお話のようです。
あと、竜肉を焼いて食べているのは地味に飯テロw。

投稿 : 2021/02/03
閲覧 : 269
サンキュー:

13

mimories さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

期待した映像ではなかった

 
「シドニア」のポリゴンピクチュアズということで、放送開始前から期待してた…のだが、1話を見て落胆してしまった。

注目してたのは当然3D作画。
ドラゴンは良かったが、捕龍船のほうが模型にしか見えなかったのが残念。人の動きもこのへんが限界なんだろうか?
いろんな物体の重量感描写もちょっと感じが合わないというか…。
あと、カメラワークが微妙で迫力を削ってるように感じる。
キャラのセリフ時、船を遠目から俯瞰するカットが多用されたが、キャラじゃなく「船の模型を見てる声優」がセリフ読んでるようでシックリこなかった。
文句ばかり言ってるが、高度な技術は見せていただけたと思ってる。

音楽は劇伴とEDが良かった。
キャラはあまり愛着がわかず、もうひとつかな…。豪華声優陣だったが活かしきれてない感じもする。

結局最後まで観れたし決して悪い作品ではない。ただ落胆しただけだ。

投稿 : 2021/01/27
閲覧 : 206
サンキュー:

2

どやすけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

竜を捕って食う。独特の世界観が良い!

全12話視聴しました。

竜の狩りを生業とする一つの空挺団のお話です。

世界観も独特でそれぞれのキャラの魅力も良く映像も迫力あったので

かなり高評価です。

EDのタキタダンスも個人的にはツボでした。

投稿 : 2021/01/10
閲覧 : 177
サンキュー:

4

たくすけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 2.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

期待は持たせてくれたが

1話はとても良かった。
ラピュタを思わせる感じでかなり期待が持てたが、その期待通りの作品にはならなかった。

スケールが小さい。
ドラゴン狩る者達の日常がメインであるのなら仕方ないが1話の良さを見てしまうと物足りなくて惹かれなかった。
原作通りなのかもしれないが壮大な冒険アニメだったら面白かっただろうに。
作画は良いし1話の掴みや惹き付けも良いだけに惜しい。
もっといい作品作れただろう。

投稿 : 2021/01/07
閲覧 : 247
サンキュー:

3

木村天祐 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ドラゴンを狩って生計を立てる飛行船の話

珍しい作品だと思いました。

ドラゴンを狩って生計を立てる飛行船で生活する漁師?の話です。終始、漁してますよ。漁して、町に寄って、漁して、ドラゴンとふれあう時もある、そういう作品です。

まず、着眼点が珍しく、他にあまりない作品だと思いましたね。漁師の話なんて漫画やアニメにしませんから。あまりドラゴンってところに期待して、ファンタジー期待してる人は見ない方が良いです。

大筋で気になるところはありませんでしたが、
ただ、見てると、「これクジラ漁じゃね?」って普通に思いました。ドラゴンっぽく感じられなかったですね。魔法飛行クジラって感じ。海外で批判受けそうだなぁと。
CGアニメで、たいして作画に動きがあるわけではないので、そこも評価しづらいです。
逆に、声優さんは有名どころばかりいて、新人全くいなくて、ビビりました。

細かいところだと
飛行船に手すりとか全くなく、命綱もなく、普通に人が落っこちそうな構造してるのがちょっと気になりましたね(実際落っこちてるし)。
あと、巨体のドラゴンの攻撃を受けて普通に大した怪我してないところとか、槍一本刺さったら死んだところとか、が気になったかな。
リアリティ感じる作品ってそういう細かいところ気になるんですよねぇ。

まあまあ良い作品なので、興味ある人は見ても良いと思います。

投稿 : 2020/12/21
閲覧 : 201
サンキュー:

3

大貧民 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

とてもよい作品。

タイトルだけ見ると、何処か空挺部隊のミリタリーものかと思うのは、皆一緒。
捕鯨をモチーフとした、捕龍というドラゴンを経済動物として、飛行船に乗って獲る物語。
3DCG作品としては良くできているが、やはり動きの演出が過剰でちょっと煩く感じる。
もうちょっと落ち着いた演技の絵をさせてほしい。
3DCG作品だけあって、動きのあるシーンは非常に良くて、空中での動きがある本作では向いている。

美少女ばかりの萌え作品やイケメンばかりの女性向け作品に比べると、地に足のついた作品で見応えがある。
声優さんもなかなかの布陣で、配役が面白い。
司厨長ヨシ役の井上和彦さんなので、料理の説明をしていると、山岡! と思い浮かべてしまいます。

投稿 : 2020/10/31
閲覧 : 257
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10

ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

飯。。ときどき狩り。。のち冒険

 
1話で視聴停止してました・・
飯テロ系ぽくて、ダイエットしていたこともあってw

が、キャッチの方の感想を拝見して再会することにしました。

さて、あらすじ拝見・・

~龍を狩って生計を立てる「龍捕り」たちを描く群像劇。捕獲した龍を用いた料理を作るグルメ要素や、登場人物たちの日常系の要素ももつ~

そうですか・・
ならばそのつもりで気楽に観ましょうw


制作は『シドニアの騎士』や『BLAME!』のポリゴンピクチュアズ。
3DCGに特化した会社ですね。
『山賊の娘ローニャ』『SHOW BY ROCK!! ましゅまいれっしゅ!!』も観ました。
ちなみに『シドニアの騎士 あいつむぐほし』は超期待しています ^ ^

龍たち、ガウナそっくりw
紅スズメみたいなの出てくるかな・・

まずは声優さん・・
~{netabare}
タキタ:雨宮天
ヴァナベル:花澤香菜
 この二人『BLAME!』でも出てました。
 個人的に、天ちゃんは好きだけど正直タキタは
 天ちゃんじゃないような。
 ポリゴンに気に入られてるのかな。

メイン:赤﨑千夏
 中二病でも恋がしたい!(丹生谷森夏)
 俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる(春咲千和)
 女子高生の無駄づかい(バカ/田中望)
 異種族レビュアーズ(メスタンク)
 など結構メインキャラ張ってる方です。

カペラ:釘宮理恵!
 ・・調べるまで気付きませんでした。
 こういう声も出るんですね ^ ^

ナナミ:千本木彩花
 甲鉄城のカバネリ(無名)
 転生したらスライムだった件(シュナ)
 など。これからが楽しみです。

アスケラ:坂本真綾
 エキドナとかキスショットもいいですが
 たまにはこんな役もいいですね。
 メイドインアビス(ライザ)を思い出しました。
{/netabare}~

で、エピソード・・
ヒロインは誰かとくっつくのかな・・

~{netabare}
第5話 空賊との戦闘
 初めてミカをかっこいいと思いました。
 けど無茶苦茶すぎでしょやw
 弾がそれなきゃ自分がミンチだったっしょ。
 盗品を奪うのは犯罪じゃないのかな・・

第6話 酒場の喧嘩
 ノリがローニャの山賊っぽい。
 そういえばBGMも。
 恋バナは感情移入できなかったかな。
 9話の空中散歩はちょっと良かった。
 シドニアの水中散歩のように
 {netabare}死亡フラグ{/netabare}じゃなくて何より。

第10・11話 タキタ落下!
 タキタの表情がやわらかくて
 初めてキレイだと思えた。
 冒険らしいエピソードで好感。
 ちび竜の声がかわいい。
 でも情が移ったら・・・
 ちび竜がタキタを助けたシーン、
 ミカに助けられたシーン、
 ・・・よかった。

てかヒロイン、てっきりジローとくっつくのかと思いきや、ミカ推しのようでしたね。
デカダンスを思い出しましたw
{/netabare}~

しかし各話のしょっぱなの天空の絵、美麗ですね・・

あと毎度思うんですが、食べ物にかぶりつく音や咀嚼音、ちゃんと音響で入れた方がよくないですかね・・声優さんに「はぐっ」とか「じゅるじゅる」とかさせるのはちょっと無理があるしかわいそう。落語家じゃないんだから。。

キャラの表情はやっぱちょっとぎこちないかな。
だけどシドニアよりは豊かになったような気も。

個人的にはヒロインのキャラデザが残念 ^ ^;
EDのキャラは少し良かったのに。
カーチャと入れ替えると良かったかもw

 原作:アフタヌーン系のマンガ
    小説としても展開
 放送:2020年1月。全12話
 視聴:2020年10月(NETFLIX)

でも、ちび竜のcvは誰だったんだろう・・・
 

投稿 : 2020/10/27
閲覧 : 266
サンキュー:

24

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

<2020/10/19 追記>
昨日「赤い公園」の津野米咲さんがお亡くなりになられたそうです。
突然の訃報。
・・・ショックです。

津野さんは本作のED「絶対零度」を作詞作曲。
(唄は「赤い公園」)
リードボーカルではないものの、赤い公園の音楽性を支える大黒柱のような方。
曲を聴くと「津野さんだ!」とすぐわかるような個性的でありながらも、心地よく響いてくるメロディを創りあげてこられました。

心より御冥福をお祈り申し上げます。

<2020/1/11 初投稿>
原作未読。
1話観ました。
見始めなので評点はデフォルトの3.0です。

ドラゴンズと言えばやはり「燃えよドラゴンズ!」
とか書こうとしたらすでに他のレビュアーさんが書いてましたね 笑。

でもいいや、書いてしまえ。

1974年中日ドラゴンズ優勝時にレコード売上40万枚の爆発的ヒット、現在まで歌い継がれる名応援歌です。
作詞作曲はヤッターマンシリーズでお馴染み、山本正之さん(デビュー作だそうです)。
歌はマジカルバナナと脱税でお馴染み、坂東英二さん。

当時、イントロが月光仮面の丸パクリで、訴訟沙汰に発展した曲としても有名?です。
丸パクリ問題で一攫千金が夢と消えお金に困った坂東英二さんは、中日球場で選手のサインの入った紙製座布団を売り歩いて糊口を凌いだとかなんとか。

閑話休題。


本作は、ドラゴンを狩る飛空挺のお話。
飛空挺はなんだかタイガーモス号のようです。
特に音。
眼瞑ってるとラピュタと錯覚しそう。

ドラゴンは竜というより見た目「アメフラシ」「ウミウシ」という感じ。
アメフラシとウミウシは海に住むアレです。
綺麗だけどちょっとグロい謎生物。

狩られたドラゴンは、捌かれ、肉は食用、油も日用品として売り買いされます。
昔の紀州や土佐の捕鯨みたいな感じ。

群像劇なんでしょうか。
ミカ(CV前野智昭)とタキタ(CV雨宮天)の二人が中心っぽいですが、そこまでクローズアップされてるようにも思えず。

あと意外と飯テロ。
架空のアメフラシを美味しそうに調理してて、そういうところは「ダンジョン飯」を彷彿とさせます。

EDは赤い公園
最近名前聞かないなーと思っていたので嬉しいですね。
と思いながらWiki調べたらボーカルが替わっていた!
確かに声違う人になっとる(´⊙ω⊙`)
曲調は赤い公園らしさ満開ですけど。


世界観とか空気感の諸々になんとなく惹かれるところはあります。
ちょっと期待したい作品です。

<2020/4/17 追記>
全話見終えました。

・・・楽しかったー!

架空の生物を食材にして飯テロって言うと「ダンジョン飯」が有名ですが、本作はもっと真面目ですね。
そして最後までジブリ風味。

最後の方、龍の子供がテトに見えてきました(ウソ 笑)

↑で書いたようにED曲好きなんですが、話が進むにつれOP曲も中毒に。
春の到来を感じさせる神山羊さんの歌声とメロディがクセになります。

そして他のレビュアーさんも書いてますが、

やっぱり手摺つけようよ。
見てて怖い(´・_・`)

投稿 : 2020/10/19
閲覧 : 661
サンキュー:

55

ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

開店!タキタ食堂

原作未読 +ultra枠

さて問題です。
「テロ等準備罪」を新設した『改正組織犯罪処罰法』が2017年7月11日に施行されてからの変化について次の選択肢より妥当なものを選べ。

1.居酒屋で政権批判をすると逮捕されるようになった
2.“共謀罪”という呼称が浸透し一般化した
3.{netabare}シー・シェパードが和歌山県太地町から退散した{/netabare}

答えは3.穏やかな海が戻ってきたようです。
もともと捕鯨問題を知ったのは『美味しんぼ』。小学生の時だったかなぁ。捕鯨国日本と国際包囲網との理不尽な関係に憤りを覚えたものでした。
本件に限らず、「原発問題」その他社会問題に鋭く切り込む原作者雁屋哲氏もきっと法案成立とその後の動きを喜んでいらっしゃることでしょう(鼻ほじ)。

「龍を守れ~」な愛護団体や環境活動家を登場させても面白かったかもしれませんがそれをしませんでした。英断だったと思います。舞台を穏やかな海から空に移し、喧しい外野の声を極力排除して人間と龍との関係からなにかしらを伝えたかった力作。

本作『空挺ドラゴンズ』についての視点の置き方。

狩猟対象を鯨から龍に置き換えてみて何かを訴えたいのかしら?
タイガーモス号ばりのイカした飛空船で龍の巣に突っ込む冒険活劇を見せたいのかしら?

 前者だったかと。

ポリゴンピクチュアーズさんのごりごりな3DCG眺めて感心することも一興。美術は流麗。
メインテーマ『捕鯨』or『ラピュタ』どっちなんでしょう?
“龍捕り(オロチとり)”“捕龍船(ほりゅうせん)”とネーミングセンスいい感じ。
対して…“空中海賊(くうちゅうかいぞく)”。ラピュタ寄り案件のネーミングにやる気とセンスを感じなかったのが『ラピュタ』を後方に置いた理由です。そこは“くうぞく”でよかろうに。
別に「両方だよ」ってのでかまわないんですけど、主人公らと龍だったり、人間同士だったりの闘いに視点の重きを置いてしまうと後々に見誤ってしまいそうです。
そしてお待たせしました本題。露骨ともいえる捕鯨の比喩で訴えたかったもの。


 いただきます と ごちそうさま


生命をいただくこととは?をシンプルに感じること。
捕獲した龍を解体する場面がよう出てきます。肉・内臓・皮・脂、と余すことなく解体利用されます。
ウチの母親はウナギを捌いてるところと牛の解体を見たかなんかで両方とも食べられなくなったと言ってまして、半世紀くらい前まではそこらで見物できてた風景も町中から消えて久しい昨今。架空の龍を通して生命をいただくさまを拝める機会を得られたってことになるのかな。

主人公である龍を捕る人たち。龍を購入し潤う町の人々。そして狩られる龍。捕食する側される側。食料問題もさることながら、経済問題にも直結するのっぴきならない世界での持ちつ持たれつな関係を自然に描いております。
自然かつシンプルで根源的なテーマのためカタルシスには程遠い。つまり地味ったら地味。だがしかしけっこう後からジワってくる仕様。物語の地味さとバランスを取っての見ため担当は捕龍船“クィン・ザザ号”のデザイン、いろんな顔を見せる空特に雲や風を感じる背景美術、そのへん頑張ってる3DCGということなんでしょう。
原作はまだ続いているようで、それでも全12話で一定の結論を提示してくれたことも親切。

なんか『老人と海』の読後感だったり、『密着ドキュメント!大間のマグロ漁師』の視聴後感にも通ずる捕食者と被捕食者との対話の物語。地味であり滋味に溢れてる感じ。良作だと思います。
日々の営みを切り取っただけのシンプルさを評価してます。



※ネタバレ所感

■+ultra枠ということで

海外向けですから(笑)
レビュー冒頭で「テロ等準備罪」に触れてますが、そのような好戦的な煽りは一切ない本作ですのでご安心ください。
捕鯨で有名なネタだと、油目的髭目的で乱獲してた西欧と余すことなく利用してた日本との対比なんかありますよね。

{netabare}クオーン市で出会う別の龍捕りらの所業がその悪い意味での西欧趣味で興味深い。

 ・生態不明な龍への畏敬の念が薄い
  ⇒傲慢になる
 ・毒を盛って屠る
  ⇒ピンポイント利用の経済目的
 ・町への被害想定への無配慮
  ⇒共存共栄より略奪文化の反映

食文化を理由に捕鯨続行を訴える日本に対して「鯨は人間の次に賢い生き物」の謎ロジックで対抗してきたり、調査により生態系を犯すくらい鯨の頭数が増えていても捕鯨再開にストップかけたりするくらいに感情で動く人たちに向けた作品に期せずしてなってます。{/netabare}

さりげなく毒を仕込んでるくらいでちょうどよい。


■町娘カーチャ

{netabare}唯一といっていいラブ要素良かったです。波止場の娘みたいな。

 「見たかったな、ジローが龍を取るところ」

この世界においては漱石で言うところの「月がきれいですね」ばりの I love you . だと思ってます。{/netabare}



視聴時期:2020年1月~3月 リアタイ

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2020.03.27 初稿
2020.10.07 修正

投稿 : 2020/10/07
閲覧 : 802
サンキュー:

60

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ひとシリーズ観終わった後味が映画1本観た感じ

なかなかにユニークな作品。

あたかも宮崎アニメのような雰囲気を醸し出すアニメでした。
主にラピュタが該当するんでしょうけどね~。
街や人、その他の雰囲気は他の作品にも通じるかな。


捕竜船を駆ってって竜を狩りながら生活する人たちのお仕事シリーズ。
ふうわりとした独特の雰囲気を持っている作品だと思いました。

そうだなぁ、わかる人にはわかってもらえるかな、
「もしもシリーズ」
もしも捕鯨船のターゲットが鯨ではなくて竜で舞台が海ではなく空だったら・・・

って感じかな。


あまり、細かく説明することもないので、印象だけを記載しておくと。

ワンシリーズ視聴を終えた上での感想は、
「まるで1本の映画を見たみたい」でした。
ある意味、これ以上でもこれ以下でもなく、話がこれ以上膨らむ要素があるんだろうか?と思ってしまうぐらいまとまって完結していたと思います。
この後、何かエピソードを紹介しても、このシリーズの付け足しにしかならないような・・・。


この後のクィン・ザザ号とクルーの様子は気になりますが、
やっぱり、竜を追って街から街へ旅をしているに違いないって思いますから。


まさか、
この後政府の陰謀に・・・、とか
世界の秘密が・・・とはならんでしょうし、なってほしくない雰囲気を持った作品です。


もし、何か上手に物語が展開できているようであれば、もちろんまたの機会にも視聴したい作品でした。
作品の中には、昨今忘れられてきている「生きるために命を奪うもの」の心得、命に対する敬虔さと「命を奪われるもの」への敬意と感謝がしっかりと盛り込まれていたと思います。



しっかりとした良作だと思います。
エンターテインメントはエンタメとして楽しみながらも、
こういう作品が持っている「真に伝えたい部分をしっかりと理解できる視聴者」に私はなっていたいと思う。
もちろん、説教臭く作品を観ろって意味じゃなくね。

投稿 : 2020/09/25
閲覧 : 265
サンキュー:

18

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

戦争モノではないのね

原作未読(2020.8)
タイトルから空挺部隊の戦場物語かと勝手に思ってましたが、捕鯨ならぬ捕竜物語でした。捕竜船?「クィーン・ザザ」号の一癖も二癖もありそうな乗組員達の明日の保障なんてない中で獲物である竜を追い求めるどこか刹那的な生き方を非日常の中の日常?として快活に描いています。その中で生き物を狩るという人間の業についても触れながら人生の答えは己自身でみつけるしかないとでも言っているかのようでした(本当か?)。
さて余談ですが、捕鯨ができなくなってもう大分経ちますね。私が子供の頃は給食に鯨肉のカツが出てたり、スーパーで鯨の刺身が売られたりしてたものですが正直、美味しいかといわれるとそうでもないんですよね(私感)。かなり前に日本のある県のイルカ漁が映画にされ世界的に叩かれたり、日本人でも初めて知ったという方もいたんじゃないでしょうか?確かにイルカというと海の愛らしく頭のいい動物というイメージもあって嫌悪感を抱く方も多いかと思うんですが、それを昔から生業としてきた人々にとって可哀そうだからやめろ!っていうのは色々考えさせられますよね。単純に牛や羊はいいのか?養殖ならいいのか?その養殖自体どうなんだ?知的でないならいいのか?等々・・・。捕鯨禁止が決まった時の担任の先生が、鯨が増えて、そのうち「ジョーズ」じゃなく「クジラ!」というパニック映画ができると揶揄してましたが(ホエールとかモビーディックじゃなくくじら)鯨が人を襲うのか?と疑問を覚えた記憶はあります(笑)。仮に鯨が人間襲うようになったら捕鯨は解禁されるんですかね?


私のツボ:命綱とか手すりとかいらないの?

投稿 : 2020/08/08
閲覧 : 250
サンキュー:

6

ネタバレ

oxPGx85958 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

薄味なハイ・ファンタジー

真っ向勝負のハイ・ファンタジーなんだけど、世界の造形もキャラクターの造形も全体的に薄味に感じました。配置されているさまざまな要素に、相互の関連も奥行きもないように思える。一つの大きな世界を構成しているように感じられない。

典型的な例は{netabare}空中海賊のエピソード。この世界に空中海賊がいて、あのような形で他の飛行船を襲っているのなら、主人公たちがあんな緩い感じで対応しているのはおかしい。{/netabare}この世界に実在する人々というよりも、主人公のキャラクターを説明するための道具であるように見えてしまいます。

とはいっても、本作ではキャラクターの造形に力が入っている感じもしない。類型的なキャラクターばかりと言ってもいいかもしれない。脇役のキャラクター数人に焦点が当たるエピソードも用意されていますが、そこで起こる事件とそれがキャラクターに与える影響も類型的で薄味なんですよね。特に{netabare}龍によって破壊される町での、娼館の少女のエピソードは、捻りも深みもないまま終わってしまってびっくりしました。{/netabare}

ただ考えてみると、このハイ・ファンタジーの世界を所与のものとして受け入れるならば、その中で類型的な人物に類型的な事件が起こっても不思議ではないわけです。あえて類型的で平凡なエピソードを語ることによって、逆に、この世界の実在性を匂わせる、というのもアリかもしれない。捕獲した龍を解体して売るというプロセスを、地味な日常的営為として描くという姿勢の延長線上にあることなのかもしれない。それがアニメとして面白いかどうかは別問題ですが。

投稿 : 2020/07/28
閲覧 : 290
サンキュー:

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空挺ドラゴンズのストーリー・あらすじ

空の覇者、龍<ドラゴン>。その存在は多くの地上の人々にとっては脅威・災害であり、同時に薬や油、そして食用としての価値がある“宝の山"でもあった。その龍<ドラゴン>を狩る存在がいた。捕龍船を操り、空を駆け、龍を狩り、旅をする。彼らは「龍(おろち)捕り」。これはその中の一艇“クィン・ザザ号"とそのクルー達の物語である。(TVアニメ動画『空挺ドラゴンズ』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2020年冬アニメ
制作会社
ポリゴン・ピクチュアズ
公式サイト
drifting-dragons.jp/
主題歌
《OP》神山羊『群青』《ED》赤い公園『絶対零度』

声優・キャラクター

前野智昭、雨宮天、斉藤壮馬、花澤香菜、諏訪部順一、関智一、櫻井孝宏、鳥海浩輔、釘宮理恵、熊谷健太郎、古川慎、松山鷹志、武内駿輔、上村祐翔、赤﨑千夏、榎木淳弥、井上和彦、佐々木啓夫

スタッフ

原作:桑原太矩(講談社『good!アフタヌーン』連載)
監督:吉平"Tady"直弘、シリーズ構成・脚本:上江洲誠、プロダクションデザイン:田中直哉/森山佑樹、アニメーションキャラクターデザイン:小谷杏子、CGスーパーバイザー:坂間健太、美術監督:尾身千寛、色彩設計:野地弘納、音響監督:岩浪美和、音楽:横山克

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