当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「ウマ娘 プリティーダービー Season 2(TVアニメ動画)」

総合得点
88.9
感想・評価
667
棚に入れた
2118
ランキング
93
★★★★★ 4.2 (667)
物語
4.3
作画
4.1
声優
4.2
音楽
4.2
キャラ
4.3

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

ウマ娘 プリティーダービー Season 2の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

ぶらっくもあ(^^U さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

こんなのよくぞ作ってくださいました!!

よくぞこれほどの作品を作ってくれたものだ、
もう感謝しかない。
脚本、演出、構成、、、、
史実に対する理解、そしてリスペクト!

感動から流れる涙というのはある種の快感伴う、
心が気持ちいいとでもいうのかな、
何度も何度も、各話で描かれたエピソード観て心揺さぶられ、
you tube等で名馬の実際映像、史実を、
あらためて確認する方々とても多いと聞く、

season2では主にトーカイテイオー、メジロマックイーン、
ライスシャワー、ツインターボ、等々、
本当にこんな馬居たの?こんなことあったの?
アニメ作品として話し組み立てていく上或いは構成上の、
脚色等は勿論ある(擬人化だしね)、
でも史実或いは実際の競走馬達へのリスペクトが真摯で、
問題にならないどころか、
ここでこのエピソードを持ってくるのか!?
脚本、演出、構成とにかく神がかってて、
ヤバいヤバい、感情が、心が、涙腺が、、、

はい、マイリマシタm(__)m。。。

ここから先は当時の経験、体験者としての記憶で、
史実込みで書かせていただきたいと思うけど、
このアニメ史実に忠実だからネタバレになるよね、
ということで、

ー以下ネタバレですー
{netabare}
競走馬の世代移行はとても速い、
三才(人間でいえば2歳)から走り始め以降2~3年でピーク、
その年代その世代毎に幾多の名馬、名勝負が生まれ、
そして時と共に駆け抜けて行く、
そうした中にも奇跡としか言いようがないレース或いは馬が存在する、
オグリ、テイオー、ライス、スズカ、マックイーン、、、
懐かしいというより忘れられない競走馬達、サラブレッド、

ライスシャワー、

結婚式のとき花嫁花婿の門出祝ってかけられる米粒のシャワー、
関わるもの全てが幸せでありますように、祝福の名前、
テイオー同じく無敗の三冠馬期待されたミホノブルボンを、
菊花賞で下し一躍注目された、

無敗の三冠阻んだヒールとして、

例えばアニメだと、可愛いウマ娘が一生懸命頑張って、
走って1番になったのに、
いくらブルボンへの期待大きかったにしても、
何故罵声?溜息?なんて民度の低い観衆だろう、
そう映るかもだけど、
実際の競馬はギャンブルだしね、

先ずどのスポーツ業界でもそうだけどスターは欲しい、
スターはお客呼ぶ、業界が盛り上がる、
競馬の場合話題のスターホースを観に、或いは買いに、
競馬場に沢山の人が来てくれる(お金を落とす)、
この時のブルボンの単勝オッズは1.5倍、
殆どの人がブルボンに(お金)賭けてたという事、
名実況で名高い杉本清氏、この人の実況にはドラマがある、
悪いことではない、ヒーローとヒール、ライバル等、、、
競走馬が実際どう思ってるか等誰も解かんないよ、
でもそこにあえてドラマ的要素組み込むことで、
レースや競馬をわかりやすく面白く伝える、
これって、ウマ娘と通じる処もあるよね、
脚本構成演出リアルタイムその場で瞬時にやってるんだから、
そう考えると凄い。けど、、、
かくしてライスは関東の黒い刺客と呼ばれるようになった、
ヒーローの夢を打ち砕いたヒールだね、
ウマ娘のライスが腰にたずさえた短剣はそんな意味もあったのかな、
無論ライス陣営(馬主、騎手、調教師、厩務員、、、)にとっては、
そんなの関係ない、
一生懸命育てた馬の命もかかってる(勝てない馬は廃馬)、
7話でライスと一緒に写ってる写真の女性、
当時ライスが大好きだったという馬主の奥さんを想い出す、
マックィーンとの天皇賞、
鍛え上げ搾り上げられたライスの身体に鬼が宿る、
CMもアニメエピソードもそのまま、
史上初春の天皇賞3連覇かかったマックイーン単勝1.6倍、
杉本氏の「またしても」実況等、、
アニメ観てライス好きになった方々からすると、
杉本氏も当時の観客も酷いっって感じかもしれないね、
アニメには描かれてないけど、
実際のドラマはその後まだ続いてて、
その二年後杉本氏のライスへの、
泣かせる実況もあった、

にしてもライス、
特に長距離では本当に凄い馬だったんだよね、
鬼調教筋肉の塊サイボーグとも言われたブルボンや、
当時最強歴史的ステイヤーと言われたマックイーンに、
小さな身体で勝ったんだ、

ここからはアニメではえがかれてないけど、
その後テイオーの骨折エピソード同じように、
ライスも骨折はじめ長い長いスランプに襲われる、

そして、

マックイーンとの激闘から丸二年後の春の天皇賞、
競走馬の2年は長いよ、競走馬の世代も変わっててね、
マックイーンもブルボンもテイオーももう居ない、
ライスも7歳(古馬といわれる)、
4番人気単勝5.8も致し方なし寧ろ高めだったかも知れない、

競馬新聞というのがあって各社色々出てるわけで、
其処に予想が載ってる、◎〇▲とかね、
殆どの社誌がライス外す中、とある新聞にだけ(競馬〇イト)、
こんな記事が載ってた、
ライスについてスランプや年齢色々いわれるが、
それではこの第111回春の天皇賞において、
かつてのブルボンやマックイーンと勝負ができる馬がいるのか?
ライスを置いて他には居ない、ライスシャワー◎、
そんなことが書いてあったけど、
正直ふるえた、

結果は見事ライスシャワーの勝利!
その時の杉本氏の実況、
「やったやった!ライスシャワーです!
ミホノブルボンもメジロマックイーンも喜んでることでしょう!」

ライスがその名の通り名実ともに祝福を浴びた瞬間だった、

宝塚記念と年末の有馬記念共に人気投票で選ばれる、
春の天皇賞後の宝塚記念でライスは人気投票1位になった、
名実ともにはじめてきちんと祝福されたんだ、

その後宝塚記念の事はあえて書かない(書けない)けど、
距離的或いは連戦等不安要素あったけど、
皆の人気に答えないわけいかなかったのかもしれないね、

話しアニメに戻すと7話と8話かな、
そうした史実知ってても、いや知ってるからこそ、
胸が詰まる場面がいくつもある、
7話でのライス仕様特殊エンディング、
幼少時のライスが花嫁人形もって遊んでる、
そのひと画面だけでも、、もうね、、、、、

あれから30年近く経ったけど形どうあれ、
あらためてこのアニメでライスシャワーの名を、
心に刻んでくれる人がたくさん増えたんだね、

トーカイテイオー

無敗で皐月賞 ダービー制覇、
皇帝と詠われた最強馬ルドルフ初年度産駒、直系、
もうそれだけでスターの素質十二分なのは1話の通り、

実際のトーカイテイオーだけど、
これがまた今でいうところのイケメン、馬相が良い、
額に流れる流星、知的目線、スマートな醤油顔、
前髪とても長くてね、当時矢吹丈に例える人も居た、
馬場に入ってきたときの独特な足運び、
カッコええ馬や~というのが第一印象、
その走りしなやかでいてそして、とてつもなく速い、強い!

ただそのしなやかな走りは脚部負担も半端なく、
骨折含め幾多の犠牲を強いられた、

故障で菊花賞には出られず以降も、
治って復帰し激走また故障繰り返すような件は、
アニメえがかれたそのまんま、
ガラスの脚、
ただね、五体満足ならこの馬が一番、
ホントは無茶強い!一番強い、
そう思わせるものがあったし、
私含めそう信じてる人も多かった、

アニメでは省略されてたけど1992年のジャパンカップは、
テイオーの真骨頂、故障さえなければ最強!
それを魅せつけてくれた、
でもその後の有馬で11着、案の定また故障発覚、
その後復帰目指すも3度目の剥離骨折、、、、、、、

なんだろう、
ホントは無茶強いのに幾多の困難で実力発揮できないとか、
ヒーローもの、物語のある種定番だけどそれを地でいってた、
そんな感覚は当時からあったよ、

一年後、ファンから選ばれた優駿集う有馬記念に、
丸まる一年ぶりにテイオーは姿を見せる、
もうほとんど世代も変わってる、
周囲は並み居るその時代のG1馬が沢山、
中でもビワハヤヒデ、その印象怪物だったなー、

トーカイテイオーが帰ってきた、テイオーだよ、
故障さえ無ければ最強馬だったよね(もはや過去形)、
単勝9.4 の4番人気も、同情或いはご祝儀馬券的な感じでね、

そしてレースは始まる、、、、、、
最終4コーナー回ったあたりから、
ビワハヤヒデの横綱相撲、、

思われた瞬間何か来てる!?

額の流星!まさかテイオー?!
アニメで描かれたままだよ、
あまりの事に感動で声詰まらせる実況もね、
後世語り継がれるであろう奇跡、史実、

話しアニメに戻すとこうした史実を、
どう料理し物語にしていくのか、

私的には最高だった、

9話~最終話はもうね、泣かされっぱなし、
10話のツインターボの件とか新たな伝説になると思う、
実際のツインターボも小っちゃくてね、
後先考えずとにかく逃げるw一着かドン尻かw
テイオーの翌年だったか有馬記念にも出てた、
でもまさか30年近く経って、
ツインターボにこんなに泣かされる日がくるとはおもわなかった、

色んなものに感動し色々な涙もあるだろうけど、
泣き笑いっていいよね、
絶妙に挟まれる美容師の件とかのギャグタイミング?
そんなの狙ってるのかな、
{/netabare}
私とかその昔競馬に興じたこともあるというだけの、
アニメ好きなジジイだよ、
ただ、
アニメ勿論幾多映画小説漫画劇画観てきたけれど、
こんなに気持ちの良い涙を、
何度も流したのは初めてかも知れない、

ライスの項でも触れたけど、
史実きちんと踏まえ大切に物語られたこのアニメを通じて、
嘗ての名馬達或いは、
名馬達が残した奇跡やドラマに再び注目集まるのが、
とても嬉しい。

投稿 : 2021/04/20
閲覧 : 165
サンキュー:

25

ネタバレ

haiga さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

感無量

今観終わりました~~~あ~~ティッシュ泥棒ですわ。めちゃくちゃ泣けました


いや~だから言ったんですよ。泣いちゃうから最後まで観れないって(自己責任)

いや、主役がトウカイテイオーって時点で当時を知る競馬ファンには反則なんですよ。
観た人はみんな思いましたよね?アニメめっちゃ良かったし、ドラマチックだったじゃないですか


でもね、これってほぼ史実ですからね!!


競馬ってブラッドスポーツって言われます。連綿と受け継がれる名馬達の血筋。現代のサラブレッドは遡ればダーレーアラビアン、バイアリーターク、ゴドルフィンアラビアンのたった三頭の馬に全てが遡ります。

かつて日本に最強の馬がいました。赤銅色の雄大な馬体に額に輝く三日月の星。セントライト、シンザン、ミスターシービーも無し得なかった無敗のクラシック三冠を成し遂げ勝ち取ったG1の数は7つ。その馬の名は無敵の皇帝シンボリルドルフ。G1レースで単勝1倍になってしまうほどの最強の馬でした。

時は流れ引退し種牡馬となったシンボリルドルフに一頭の子供が生まれます。ルドルフを彷彿とさせる額から流れる一筋の流星、ルドルフよりも黒みがかった、しかし同じ鹿毛の美しく雄大な馬体。
父親にちなんで名付けられたその名もトウカイテイオー。そして父親と同じく無敗でダービーまで制してしまいます。そりゃ競馬ファンのみならず日本中で大注目になりますよ。

そして三度の骨折を経ての一年ぶりの有馬記念制覇。
数年前オグリキャップの有馬記念での奇跡の復活を経験していたファンのさらに度肝を抜く快走に、アニメのように本当にテイオーコールが中山競馬場で起こったんです。
(ちなみに私もこの時の馬連を500円ですが取りました‥思い出馬券のつもりでした。ごめんよテイオー)

というわけで前置きが長くなりましたが私にとってもとても思い入れの深いトウカイテイオーの物語を作っていただいて大感謝以外の言葉はありませんね。
スタジオKAI及びサイゲームス&PAワークスにありがとうとお礼を言いたいです。


ってアニメ本編の事を全く書いていませんね。

アニメではトウカイテイオーとマックイーンの二人の主人公を中心に、ライスシャワーやミホノブルボン、ナイスネイチャーやツインターボとのドラマも描いてくれました。まさか十話のツインターボ回で号泣させられるとはおもいませんでした。

ぶっちゃけレース中の作画とかチープさが目立作りで、ソシャゲのウマ娘プリティダービーの方が遥かに作画の出来は良いのですが、どこかコミカルで勢いのある描写はとても好感が持てます。贅沢を言うならば一期のサイレンススズカのようにライスシャワーの宝塚記念も描いてほしかったかなとも思いました。
でもドラマの順番的に厳しいか。OVAや劇場版って手もありますよサイゲさん!!
あと実際のトウカイテイオーはジャパンカップも勝っているんですよ。ここはあえて端折ったんでしょうね

とはいえ丁寧なストーリーの描き方と構成についてはとても素晴らしかったです。元々史実自体がドラマチックなのですが、演出と脚本の勝利ですね。

さて、1期も2期も面白かったですし、ソシャゲの方もセルラン1位バクシン中で勢いも絶好調のウマ娘ですが、三期のアニメはあるのでしょうか?

正直トウカイテイオーに匹敵するのはオグリキャップしかいないと思いますし、オグリキャップはコミカライズされてますもんね。間を開けずに連発するのも飽きられてしまうかもしれませんね。

ここは視点を変えて海外の馬とかをスピンオフのようにとりあげてみるのはどうでしょう?
私的には54戦54勝、無敵のキンツェムと親友の猫との牧歌的な旅とマッチレースの物語とか観たいですね。
リボーやエクリプスなどの無敗のドラマチックなウマ達もいますし、海外の馬にも目を向けて色々な題材にウマ娘が広がって行けば良いなと思います。
今後に期待ですね

投稿 : 2021/04/19
閲覧 : 251
サンキュー:

53

ネタバレ

nuka さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

泣いた

トーカイテイオーとメジロマックイーンの友情に涙。
頑張る女の子っていいですね。

投稿 : 2021/04/19
閲覧 : 66
サンキュー:

8

ネタバレ

プラ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ラストシーンに感動!!!!

一気見。とても面白いアニメ。最後まで止まらなかった。

一期に較べると、シリアス展開が多かった。主人公は、トウカイテイオーとメジロマックイーン。スペシャルウィークと同じチーム・スピカに所属している。彼女ら二人の栄光と挫折を描いている。
(ニコニコのコメントによると、結構史実に基づいているらしい?)


序盤は、ようやく頭角を現してきたトウカイテイオーが主人公。「無敗の三冠馬」を目指して順調に一勝、二勝と勝ち進んでいたが・・・骨折してしまう。馬にとっては、いや、ウマ娘にとっても骨折は致命傷。三冠馬の夢は破れてしまったが、次に目指すは「無敗」であり、仲間のサポートもあって、乗り越えた。次に迎える大舞台を、メジロマックイーンと走ることを選ぶ。チームメイトでありながら良きライバルであるメジロマックイーンとともに切磋琢磨し、いよいよ迎えた本番。終盤まで健闘するも、短距離が得意なトウカイテイオーは長距離が得意なメジロマックイーンに引き剥がされ、敗着。お互い健闘を称えあうも、身近なライバルを前にして無敗の夢をも破れてしまい、目標を失ってしまう・・・

ライバルとの勝負に完勝したメジロマックイーンは、春の天皇賞の連覇を含めて、途中ケガもあったが、順調に勝ち進んでいた。結構選手生命の長いメジロマックイーンであったが、ケガに苦しむトウカイテイオーを想いつつ、黙々と走り続ける姿を見せ続けた。

度重なるケガに苦しむトウカイテイオーだったが、復帰レースの宝塚記念の直前に練習中に骨折してしまう・・・選手生命として、いよいよ終焉を迎えた。トウカイテイオーの人気もあり、引退イベントまで用意されたが、チーム外のメンバーからも鼓舞され、引退はなんとか思いとどまる。とはいえ、度重なるケガでもはやボロボロの身体で、全盛期のようには走れなくなってしまっていた。

トウカイテイオーの先をずっと走り続けていたメジロマックイーンも順風満帆のようだったが、選手生命を脅かすケガを負ってしまう。しばらく走れないだけでなく、たとえ復帰しても以前のような走りはもうできない身体になってしまう。初めてにして大きすぎる挫折を味わい、メンタルも崩壊しかけたメジロマックイーンを救ったのは、トウカイテイオー。自分を鼓舞してくれた恩返しとばかりに、メジロマックイーンを励まし、「奇跡」を約束する。

トウカイテイオーは復帰初戦に有馬記念を選んだ。長期ケガ離脱の後に出るだけでもあり得ないのに、「優勝」を目標として掲げた。何度も何度も挫折を味わいながらも立ち直る姿に、チームのみんなは感銘を受け、トレーナーも了承。

いよいよ迎えた本番。全盛期に較べればとても優勝できる状態にはなかったが、誰よりも負けない「想い」があった。周りのウマ娘も勝ちたい気持ちはあったが、メジロマックイーンの前で絶対に「奇跡」を起こす!!という気合が勝り、誰も予想できなかった奇跡の優勝を成し遂げるのであった。


最後のシーンは涙なくして見られなかった。まさか、こんなに感動するとも思わなかった。最初から最後まで展開が面白いアニメだった。また気が早いけど、見たい!!!

投稿 : 2021/04/18
閲覧 : 197
サンキュー:

13

ネタバレ

ぺけ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

限界だって超えてみせる

馬の擬人化なんて全く期待してなかったのですが本当に観れて良かった。

特に感情描写が丁寧だなと、史実のレースを元に声優・演出で感情を乗せてくるのでぐいぐい引っ張られます、ウマ娘だからできた表現ですね。

個人的には文句なし、気になる点はいくつかありますがワンクールアニメとしての完成度はズバ抜けてるように思います。
制作陣のこだわりと愛を感じられる心地の良い作品でした、もっと見たかったなぁ。

以下は内容に触れる感想です。

{netabare}
2・5・8・9・10・12・13と泣くに泣かされ視聴後はユメヲカケル聞くだけで泣くようになったわけですがやはり13最終話。
最高のアイキャッチからの、テイオーの絶対に譲れないもので浮かぶ顔や、あの左足を踏み込んで体がよれながら踏ん張るところ、1話のダービーからかけ離れた必死な走り。
これまで本当に丁寧に苦悩葛藤挫折が描かれただけに
込み上げるもののケタが違いました、過去1泣いた。
{/netabare}

投稿 : 2021/04/18
閲覧 : 80
サンキュー:

12

ネタバレ

Jun さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

いい大人が作り話の主人公を涙流しながら応援した

一期より攻めてくる。

宝塚記念前の練習から最終話まで感情が揺さぶられ続ける。12話のマックイーンの号泣にもらい泣きしない人はいないと思う。
最終レース結果は始めから誰にでもわかっている、当然作り話なんだけど、涙しながら応援した。

自分は単純な方なので、完全に洗脳されました。

投稿 : 2021/04/16
閲覧 : 289
サンキュー:

27

ネタバレ

ねこ太 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

安易な女性化でオタクホイホイかと侮っていた

競馬歴25年。最初に見たレースは阪神三歳牝馬ステークスのビワハイジ。
競馬史にも目を通したり、けっこうなサラブレッド好き。
それを女性化してちょっと侮辱してるのかと思ってたけど暇だったので一期から見てみるとなかなかに面白い。
特に小ネタや史実を元にした暑い展開や友情。
二期はバチバチのやり合いが面白い。これは競馬を知らないアニメファンを競馬に取り込める。
 Eclipse first, the rest nowhere「唯一抜きん出て並ぶ者なし」
伝説的な三大始祖に次ぐ名馬エクリプス まさかその名前が出てくるとは思ってなかった。
たづなさんは幻のダービー馬トキノミノル、理事長はアプリで出てるけど大種牡馬ノーザンテーストかな
こういう演出が面白い。
最初に好きになったライスシャワーが二期に出てくるのも、すごく感慨深い。
予後不良になった宝塚記念、勝ったのはダンツシアトル、今でも覚えてる。
競馬ファンに というより、サラブレッドの素晴らしさと儚さ、魅力を多くの人に伝えて欲しい。

投稿 : 2021/04/15
閲覧 : 219
サンキュー:

12

ネタバレ

MuraBustan さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

泣ける

かわいいキャラの根性物語。一期より泣ける。

投稿 : 2021/04/14
閲覧 : 174
サンキュー:

18

ネタバレ

はく さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

完成度が高い

作画が進化していて完成度が高いです。
競馬は全く触れたことはないけれど、2期は感動回だらけで2話以降全て泣けます。
物語はほぼ史実らしいのでむしろ競馬を知らない方がどうなるかわからなくていいかも?

作画は1期派と2期派で分かれている感じはあるけど2期の話の内容ならこの作画で良かったと思います。(作画自体は2期の方がいいと思いますし。)

泣きたい時はこの作品。終わっちゃってウマ娘ロスが・・

最終話みんなでテレビの前でテイオーを応援したのは忘れません。
ここ数年でもトップレベルの作品だったと思います。

投稿 : 2021/04/09
閲覧 : 322
サンキュー:

27

ネタバレ

優だいこんぶ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

終盤のストーリがマジ面白いすぎる

感動、友情、成長が見られる素晴らしき作品。リアルの競馬であった戦いを、アニメで再現するところからまず凄い。テイオーとマックイーンそれぞれが怪我をし復帰は難しいとなった。しかし互いがライバルとしてあり続けた結果、テイオーは復帰レースで1着を、マックイーンは再びテイオーと走れるようになった。このシーンは泣いた。 9話からの追い込みが凄かった。ずっと泣きっぱなしだった。
まだ見てない人は、見ておいた方が良い。見て損は絶対にしない

投稿 : 2021/04/09
閲覧 : 168
サンキュー:

14

ネタバレ

kj さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

事実は小説より奇なり

競馬は観ないしやらないけど、ゆうきまさみ作の漫画『じゃじゃ馬グルーミングアップ』はすごく好きで競馬のエコシステムは何となく理解している程度。視聴中、気になる馬が出るとウィキペディアなどで調べてみたが、「原作」は本当にドラマティック。そしてそれを上手く脚色していたように思える。管見の限り競馬好きの人たちにも好評な原作リスペクトっぷりみたいだし。
あと、自分のアニメを観る楽しみは静と動、物語の展開と、アニメーションとしての動きかなと最近思っていて、両者が最高レベルなのが『幼女戦記』なのだけど(参謀本部中心の静のシーンと、戦場での特に空中戦の動のシーン。完璧なバランス。他方、最近アニメよく見るきっかけになったキメツは動はすごく良いけど静がいまいち)、本作はウマ娘たちの学園モノとしての部分=静と、平面走るだけにしては迫力のある絵を作っていたレースシーン=動と、でその観点からも満足度の高いものだった。

投稿 : 2021/04/06
閲覧 : 205
サンキュー:

14

ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

競馬には、ウマ娘には、夢があるんですよ!ロマンがあるんです!!

1期のデキも滅茶苦茶良かったが、2期はその上がり切ったハードルをちゃんと超えていきました。最高です。何の文句もありません。
競馬ファンとして、競馬の魅力を最大限に表現してくれたスタッフの皆さんに感謝します。

とにかく最高でした。

馬を美少女化というあり得ない暴挙に出た1期。最初はイロモノだとバカにしながら視聴していたら、あまりにも出来が良くてすっかりはまってしまいました。
実際には競馬ファンをバカにするどころか、競馬ファンの気持ちをとても大事にしつつ、競馬に興味がなかった層の心までぐっとつかむ名作でした。
今期も相変わらず、史実を元にしながらも、史実を穢さないようにIFを織り交ぜていますね。


アニメと関係ない話になるといけないのであまり多く語るのは控えますが、競馬には競走馬の数だけドラマがあるんですよ。それこそ、アニメでは語りつくせないほど無数のドラマが。何しろ毎年7000頭以上もの競走馬が生まれるんです。その中からG1に出られる馬はたったの15頭前後。ウマ娘は選ばれた馬達の物語ですが、本当はここにたどり着くまでの間にも無数のドラマがあるのです。


現実の競馬では、この馬とこの馬の対決を見てみたいと思っていても実現しなかった勝負って山ほどあるんですよね。
それをアニメで下手に見せてしまうと、改変するな、余計なことするなと文句を言う人もいると思う。
だが、このウマ娘は、競馬ファンから改変だ、蛇足だと怒られるようなことを極力避け、あくまでもファンの想像を大事にしつつ競馬ファンが見たかった絵を見せてくれる。そういうところが最高に素晴らしい。
(完全に出走馬まで史実通りのものを見せろ!と言う人を除く)
そう、これだよ、これが見たかったんだよ!っていうのを見せてくれる。
本当に最高だ。感無量だ。
競馬ファンの心を大事にしてくれてありがとう。と言いたい。

1期は97年世代~98年世代を中心としていましたが、今作は91~93年が舞台になっています。(違う世代の馬も普通に登場しますが)
主人公がトウカイテイオーってことで、もうね、史実のエピソードそのまま使うだけで十分映画を一本作れるようなドラマ見たいな馬なんですよ。

でもそれをそのまま作るのではなく、もしかしたらこんなこともあり得たかもっていうエピソードを追加して、うまく一本のドラマとしてより高めたものを我々に見せてくれました。
くどいようですが、最高です。
スタッフの皆様の競馬愛が伝わってきますね。

オグリ世代、タキオン世代、ローレルVSブライアンVSトップガンなどまだまだドラマティックな世代たくさんありますし、3期の制作お待ちしています!

{netabare}

さて、今回はテイオーとマックイーンにスポットライトが当たっていますが、実は史実での対決は天皇賞春で一回あっただけです。
そのあとは、テイオーが活躍している時にはマックイーンがお休みしていて、マックイーンが活躍している時にはテイオーがお休みしていて、競馬ファンは誰もが2頭の対決をもう一回見たいと願ってやまなかったのが、ついに対決する間もなく終わってしまった。それが史実なんですよね。

さらにはツインターボ。 これもテイオーと一度も走ったことがないんですよ。十分一緒に走る機会があったはずなのに。
この2つの競馬ファンが見れなかった夢の対決を、ウマ娘はたぶん、ファンの気持ちを十分にくみ取ってうまく表現してくれたんですよね。
たしかにもしツインターボやメジロマックイーンが人間だったら、トウカイテイオーを意識しないわけがないんですよ。絶対倒さなきゃいけない最強のライバルなんですよ。
主役なのはテイオーだけじゃない。
むしろ、競馬の魅力は、主役を倒そうとするライバル馬達の存在だと私は思います。
私の好きな馬はジャングルポケット、ダンスインザムード、ライスシャワー、ステイゴールド、メイショウドトウ、リンカーン、ドリームパスポート、バブルガムフェロー、ジャガーメイル、ハーツクライ。そういった、絶対的な王者に食らいつく2番手3番手の馬が大好きです。(好きな馬はもっといっぱいいますがキリがないので)
競馬って、絶対的な王者が100%勝つわけじゃないから面白いんですよ。
三冠馬の誕生よりも、三冠馬を挑戦者が倒すところを私は見たい。

まさか、ツインターボの激走をこんなにもドラマティックに見せてくるとは思いもしなかったです。
現実のツインターボの勝利したレースは、すげーすげーって言いながら見てただけですが、これはやられましたね。
ウマ娘を見たせいで、あのオールカマーを見るたびにテイオーへのアピールなんじゃないかって妄想してしまう。
そうだよ、これだよ、これが競馬の魅力だ。
本当にスタッフは競馬の魅力をよくわかってる。

現実のサラブレッドにライバル関係だの、絶対負けたくないだの、そんな気持ちは恐らくない。
でも、競馬ファンはつい妄想してしまうんですよね。
たとえばダイタクヘリオスとダイイチルビーのような、
たとえばウオッカとダイワスカーレットのような
たとえばメイショウドトウとテイエムオペラオーのようなライバル関係。
きっとお互いに絶対負けたくない相手に違いない、と。

だって、そう妄想したほうが楽しいじゃないですか!

ちなみに、今回、結構出番のあったライスシャワーですが、
この馬も相当ドラマティックな馬です。
興味のある方は是非、「黒い刺客」と呼ばれた彼が生涯をかけて戦った軌跡をご覧ください。
わたしの好きな馬の一頭です。

{/netabare}

投稿 : 2021/04/04
閲覧 : 376
サンキュー:

64

ネタバレ

天地人 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

覇SFスーパー英雄(?)列伝77

最終回のレース
結末(史実と同じ)は分かっているはずなのに、この胸にこみ上げてくる想いは何なんでしょう。
(ああt、目から汗が止まらない)
もうこれが観れたら太満足です、何も言う事はありません。

という訳で感想は以上で終わります。
サヨナラサヨナラ・・・

(おい、何をするんだ。や、やめ、ギャ~~~~~ッ)

ま、まあ、もうちょっと感想を書いてもいいような(冷汗)
第1話でのトウカイテイオーは強いですけど、それだけであんまり感情移入出来ないキャラでしたが、ケガをして走れなくなり、リハビリして復帰してまたケガをし、あきらめかけるも、メジロマックイーンを始めとした周りの協力で頑張る姿にどんどん惹かれていきました。
そして、そのメジロマックイーンにも悲劇が・・・
もうどこまで目から汗を出させりゃ満足なんだよ、このアニメは。

そして最後に学園内でコースを走るトウカイテイオーとメジロマックイーンの姿で終わりますが、勝負の行方は見せないままで正解ですね。
大満足のアニメでした。

おまけ
第11話、ついに走り始めたトウカイテイオーを見るウマ娘達
ゴールドシップ
「おい、こいつは・・・」
ダイワスカーレット
「思ってた以上ね」
トレーナー
「(これ、どうなんだ?)まだまだどうにもならんか」
「だが、俺はまたあいつがあにこれに感想をかいてくれるだけで十分だ」
・・・って何の話だ(汗)

あと、このアニメのサムネですが、あともうちょっとで見れるのにと思ったのは自分だけではないはず(キリッ)
そうですよね、皆さん・・・あれっ?何、顔をそむけているんですか
いいかげん素直に(うぎゃ~~~~~~っ)

投稿 : 2021/04/04
閲覧 : 172
サンキュー:

20

ネタバレ

ユージン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

原作再現度たけーなオイ

前作から主人公を一新することで今作から観始めても楽しめるように作られている。

前作では史実とは異なり、ご都合主義でスズカの復活が描かれたが、今作ではマックイーンの復活もエピローグでやんわり触れる程度に留め、前作ほど大幅に脚色はされていない。
目に土が入るスカーレットや4話での雑コラ新聞、マックイーンの落鉄等にも元ネタがある。
最終話のモブ観客のセリフ「帝王は皇帝を越えたかもしれない」「天才はいる、悔しいが」はJRAのキャッチコピー。
今作を調べれば調べるほど前作に比べて更に史実の再現度が上がっていると感じる。

正直なところ初見では「また怪我かよ」とうんざりして観ていた。
怪我からの復帰というドラマは1期でも描かれていたし、今作では主人公のテイオーが3回も骨折する。
ネイチャも怪我して登場するし、ブルボンも骨折する。仕舞いの果てにはマックイーンも故障する。
もう常に誰かしら怪我をしている。学園はウマ娘の教育環境を見直した方が良い。見直してください。
足のアップに謎の緊張感が漂うアニメだが、流石にこれだけしつこく怪我を描かれると観ている方にも免疫が出来るというもの。

しかしこれが全て史実通りだと言うのだからもう何も言い返せない。

ヒールムーブで黒い刺客と言われていたライスが実は心を痛めていたと解釈したり、
逃げ馬で有名なターボが逃げていたのではなく、テイオーを追いかけていたと解釈したり、
史実を拾い上げつつ、それらを巧みにシナリオに落とし込む形で、目標を失ったテイオーが奮起していくドラマとして仕上がっている。
制作にあたって競走馬のことを徹底的に調べつくしたであろうことがうかがい知れる。
これだけこだわって作られては批判など言えたものではない。
私は10話で涙を流しながらツインターボ師匠に心の中で土下座するしかない。

しかし11話丸々百合回はいかがなものか。確かにそれまでずっと辛い展開だったけども。
最近のアニメでは百合をやらないといけない法律でもあるのだろうか。

最後のライブシーンもとても素晴らしいアニメーションだった。
でもそこはやっぱり1期では描かれなかった「うまぴょい伝説」にしてほしかったところ。
私は密かに期待して心の中でパン1でワイン片手にペンライトを振る用意をしていただけに少しだけ残念だった。
「俺の愛馬がっ!!」
残りはゲームでということか。販促にもぬかりのないアニメになっている。


ところで現実世界の競馬では負ければお金を失う訳だが、
ウマ娘の世界ではどうなのかと思っていたら、
髪を失う人々が描かれていた。


*当方競馬に関して無知な為、誤った記載、認識があった場合はご容赦を

投稿 : 2021/04/03
閲覧 : 207
サンキュー:

13

ネタバレ

まつまつ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

前作も良かったけど今作は更に良い

前作はスペシャルウィークとサイレンススズカの話。
今作はトウカイテイオーとメジロマックイーンの話。

二人がライバルとして共に高め合い、落ち込んでいる時は励まし合って頑張る姿に心打たれた作品。

競走馬にとって怪我は付き物であるが、それと同時に致命的な物でもある。
馬も人間も同じでプロスポーツにおいて才能に恵まれていながらも怪我により選手生命を絶たれてしまったり、全盛期のパフォーマンスを発揮できなくなる選手というのは数多くいる。

更に人よりも馬の方がよりシビアな話になって来て、通常3歳からレースに出始め、大活躍の馬でも7歳を過ぎると大多数が引退してしまう。
更に骨折等で予後不良になると活躍した馬なら種馬になる場合もあるが、安楽死させられてしまう事も当然ある。

トウカイテイオーは無敗のままクラシック3冠を目指すも菊花賞前に骨折して出場出来ず。
それからは無敗の帝王を目指すも天皇賞春でライバルのメジロマックイーンに敗れる。
その後も骨折を繰り返し、もう走る夢が完全に絶たれた所で自分を鼓舞し続けてくれたメジロマックイーンが致命的な怪我を負い、次は自分がマックイーンを励ます番だと本調子で無いまま出走した1年ぶりの復帰戦である有馬記念で奇跡の1着。
このシーンは本当に胸が熱くなった。
またこれが実話に基づいている部分もあるというのが本当に凄い。

この2人のウマ娘の友情関係と再起に掛ける思いが伝わりとても良い作品だった。
そしてテイオーを想うシンボリルドルフも良かった。

また、メジロマックイーンの天皇賞連覇を阻止して刺客と呼ばれ、望まないヒール役なってしまうライスシャワーの話も良かった。
誰もが必死になって努力して勝利を目指しているのだから、正々堂々と勝負したなら誰が勝っても恨みっこ無しなのが勝負の世界。
でも実際応援しているウマが負けたらショックなのも事実。

制作会社がPAワークスから変わっていたが、作画もとても綺麗だったと思う。
EDも2人のウマ娘の気持ちが伝わる内容で良かった。

投稿 : 2021/04/02
閲覧 : 166
サンキュー:

20

ネタバレ

をれ、 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

[意味無感想]最終話心臓を掴まれたような気がした。

前期は視ました。原作情報(スマホゲーム)のことは知りません。それから私は競馬のことを全く知りません。

[意味無感想]最終話心臓を掴まれたような気がした。
そういうことですw。中盤から後半のテーマは怪我との戦い、それは競馬生命に関するほど重要なこと。正直視ていると悲しくて辛かったです。そして最終はそれを克服する努力の成果が…。ワタシ的に視て良かったです。


[意味無感想]今期はトウカイテイオーがメインヒロインのようです。
そういうことですw。

投稿 : 2021/04/02
閲覧 : 229
サンキュー:

28

ネタバレ

まーたん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

面白いけどアプリうざいわ

season2の全13話

2期の方が面白かったような気がする。トウカイテイオーとメジロマックイーンがメインだったね。スペとスズカ正直1期の時好きじゃなかったから今回の2人の方が好きかも。
トウカイテイオーが何度も骨折繰り返したり復帰したりしてて割と重い話で面白かった。
まあ個人的にはライスシャワー😊可愛いしストーリーあったし最高(*`ω´)b
ラストのメジロマックイーンの話も良かった。

けどアプリうざい。まぁ僕はソシャゲなんてやらないんでアニメだけで充分です😊
終わり

投稿 : 2021/04/02
閲覧 : 129
サンキュー:

8

ネタバレ

ぽに さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

「事実は小説より奇なり」を地で行く作品

1期、うまよん視聴済み、ゲーム未プレイ。

1期で気になっていたのが、オープニングで意味深な涙を流していたトウカイテイオー。しかし、その理由が1期の本放送で明かされることはありませんでした(EXTRA Rでさらっと触れた程度)。

2期は、その意味を深く掘り下げた素晴らしいシナリオでした。実名を使っているためキャラクターを貶めるような表現が禁忌という厳しい制約の中、よくこのようなシナリオが書けたなと、素直に賞賛します。

競馬はよく知りません。トウカイテイオー、オグリキャップ、ナリタ○○、メジロ○○はなんとなく聞いたことがあるなぁ、という程度でした。しかし、ウマ娘を見て興味を持ったため、色々調べる内に知識だけついてしまいました(笑)

1話目からツインターボ師匠よろしく全力な展開。こんなに早い展開で13話もつのか? と不安に思ったのが遠い過去のようです。史実がモチーフだから大体の展開も読める訳で、そんな状態で感情移入出来るのかと思ってましたが、全くの杞憂に終わりました。

逆に、もしトウカイテイオーの有馬記念における復活優勝が史実ではなく単なるフィクションだったとすれば、最終話は単なる「ご都合主義」と片付けていたかも知れません。

唯一と言ってもいい不満は、表情の描き分けがいまいちしっくりこなかったことです。作画監督の癖なんでしょうか、恐怖の表情とか驚いた表情とかが似たり寄ったりで、もう少し演技の幅が欲しかったですね。


ここからは余談です。

アニメでは大食いのネタキャラでしかなかったオグリキャップが主人公のスピンオフ「シンデレラグレイ」も非常に面白いです。アツい。本当にアツい。

時折はさまれるギャグもいい味を出してます。オグリキャップの初ウィニングライブは、スペシャルウィークに次いで酷かったのは間違いないですね。本当に笑えました。

3期があるなら是非これをアニメにしてもらいたいです。

投稿 : 2021/04/02
閲覧 : 192
サンキュー:

18

ネタバレ

esso-neo さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

及川啓って人は・・・

まだよく判っとらん。俺がいるの後半の監督ってのは知ってるけどシーズン1もだったっけ?

ともあれ「湿度」とともに多くの競馬未経験ファンを獲得することに成功した本作。俺も勢い余ってオッズパーク落として間違えてばんえい競馬の馬券を買ってしまった。よし、G1買うぞ。
 せいぜい知ってるのはジャスタウェイとかディープとかウララとかだけど、これゲームのシナリオもかなり上手いことやってるらしい。
 例えば無敗ならぬ無勝の名馬ハルウララもゲームに登場して育成が可能だが、走るのは好きだしトップに対して執着がない娘でも繰り返すごとに、育てるごとに、強くなって勝ち始め、負けイベントで負けるという真っ当な目にあうと、その大一番で名馬たちと競って勝てなかったハルウララは、プレイヤーであるトレーナーに対して勝てなかったことを悔やんで惜しむことなく涙すると聞いた。
 これはもう声優からしたら据え膳みたいなものだろう。レールはしっかり新幹線ばりのストレートで敷かれたのだ。がんばれ。
 ところがこの新幹線はハルウララに留まらず、アニメの娘たちにも盛り沢山だった。しかしこれはウララと比べるとまた違って史実の名馬たちのノンフィクションでもある。その擬人化が通用してしまったのがこのウマ娘だ。
 それは古臭いスポコンにもなるが、新しく打ち込まれたアイドル要素はスイカに塩原理でどのキャラにも塩梅として良好。さらにここから史実の名馬を追っても感動は薄れず、なんならこの企画のやろうとしておる事に、馬が足りていないのだ。多分ウイニングライブなんてものが出来上がったのも北島三郎の影響じゃねえかな。
 ただ、このシーズン2での主役、テイオーのレースよりライスシャワーのレースの方が良いと思えてしまうのはもうちょっとこう・・・。欲しい。欲張ってしまう。あのレースの感動面はテイオーというより観衆の影響がでかいのかな。ルドルフが熱くなっちゃうのがすんごいよかったもの。
 でもこりゃあ、感動ポルノなんて下品な名前をつけてしまうのも身も蓋もないけど本当にポルノみたいに感動が押し寄せてくる。上質だ。そりゃ史実もあるもんな。こういう史実をごねごねおり混ぜたら艦これだって雷で大感動したんだぜ。・・・無理か。
 ともあれライスシャワーのレースはこのアニメでも、史実を見てラストランを見てしまうのも、ゴルシ見てハジけるでもなんでも良い。
 馬のアツさは尋常じゃないぞ。

投稿 : 2021/04/02
閲覧 : 403
サンキュー:

7

ネタバレ

HataHata さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

史実はもう分かっているのに熱すぎる作品!!

個人的大絶賛の1期が終わって、今度はお気に入りキャラのトウカイテイオーが主役ということで、見ないという選択肢は全くなかった。

1991~93の競馬史実をなぞりながら、トウカイテイオーとメジロマックイーンのライバル関係を軸にしたストーリーが展開された。

このご時世ネット上で動画、写真、wikipediaなどで情報を検索すれば
簡単に当時の状況が分かる、いわばネタバレを食らっている状態なのに
次はどうなるんだろう?というハラハラ感と期待感を常に持って楽しむことができた。
ひとえに製作陣によって練りに練られた脚本と演出の賜物だと思う。

1期がみんなで頑張ろう!さわやか!ライバル関係!っていう王道スポコン的な展開だったのに対して
2期は当時の世相(ライスシャワーへのブーイングとか)や相次ぐ故障(テイオー、マック、ブルボン等)など、かなり暗いエピソードも盛り込まれていた。
それに拒否反応を出しちゃう人もいるだろうけど
個人的にはウマ娘というコンテンツが更に厚みを持ったように感じる。
「ウマの擬人化~?」とバカにするような人に敢えて見てほしいと思う。

ほんとはもう完全に5点満点なんだけど、作画で相当気になる部分が多々あったので・・・・
でもそんなのどうでもいいくらい素晴らしい作品であったことには間違いなし!
製作陣の皆様ありがとう!アプリも栄光あれ!

投稿 : 2021/04/02
閲覧 : 203
サンキュー:

27

ネタバレ

シボ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

奇跡のような史実が、この物語をさらに熱くする!

サイレンススズカとスペシャルウィークの絆を描いてた1期。

この2期では同じチームスピカの仲間である
トウカイテイオー、メジロマックイーンの絆を中心に描かれていきます。
入学当初からお互いを意識しあうライバルだった二人。

シンボリルドルフに憧れて頑張ってきたトウカイテイオーが
その夢に向かって順風満帆に三冠の内の1冠を勝ち上がります。

そしてその実力を発揮して不利な大外枠から
運も必要という二冠目のダービーでさえあっさり勝ち切ったテイオー。

1話エンディング「winning the soul」
ウイニングライブでのトウカイテイオーは輝いてました!
 センターで歌う「ここか~ら始~まる~スト~リ~」カッコいい!
   
だけどシンボリルドルフ、トレーナーが気づく左足の違和感・・

最終話を観た後、もう一度見直した、この1話ですが
これから始まるトウカイテイオーの茨のストーリーがやっぱり切ない。

ケガ明け後、ライバルのマックイーンとの対決となった天皇賞春で
テイオーは初めて惨敗してしまいます。
勝利したマックイーンに「おめでとう マックイーン」
 「ありがとう テイオー」って抱き合う2人の姿が泣けるよ~~。
 「僕、負けちゃったんだね」テイオーの一筋の涙が切ないです。

中盤
度重なるケガで長いリハビリを続けるテイオーの姿が観てて辛かった。

弱気になってしまうテイオーにマックイーンは自分が高見を目指し
頑張ることで支えようとしてます。そして誰よりも復活を願っています。

そんな中、マックイーンまでもウマ娘生命に関わる故障をしてしまいます。
最強のウマ娘としてテイオーと最高の舞台で勝負するのを夢みてた
彼女が挫けそうに泣き崩れる中、
こんどはテイオーが有馬記念での奇跡を約束します。
雨降る中の2人の強い絆にこの回も泣けちゃいました。
   ホント毎回エンディングで泣いてる気がするよ~~><!


そしてクライマックスの有馬記念での最終話は本当に感動でした。

「状態は関係ない、いいレースにしようね! それとおかえりテイオー」
  ナイスネイチャが可愛い!

ファンファーレに手拍子の中いよいよ出走です!

レース中、観客を含めてもしかしたらを期待する熱気。
こんなの結果がわかってるのに何で涙出るんだろう?って思いながら
観てました。

メジロマックイーンの涙する姿にもうダメだ~。

レース後にさっき闘っていたライバル達が駆け寄ってテイオーを
押し倒しちゃいます! 「おめでとう! テイオー」
(この作品は本当にライバル達が切磋琢磨しつつも、お互いを認めて
レースが終われば、みんな仲が良いってのが素敵ですね~)

最高の結果でのウイニングステージもあります。
さっきまでの熱が冷めきらない自分もいて、こういうの上がるな~~!
「ほら!君と夢を重ねてる ほら!その姿この瞳 映ってるから」
いや~このライブめっちゃ高揚感あるんですけど。

アニメ作品視聴後、
たぶん観た方も多いでしょうけど
この時の
実際の有馬記念レースのYouTube動画を観ました。
トウカイテイオーをはじめ、リアルの馬達。
(さっきまでアニメを観てたせいなのか、実際の馬も
本当に勝ちたい~って気持ちで頑張って走ってるように見えちゃうんです)
こんなのさっきのアニメとリンクし過ぎで涙止まらんよ~。

レース後、天才ジョッキーの田原の男泣きのインタビュー。
そして大観衆の湧き上がるテイオーコールに興奮です!!

奇跡の復活勝利を観たいときにすぐに振り替えられる
現在の環境に感謝なのです。

本作によってアニメファンから競馬ファンへ、そしてその逆に
競馬ファンからアニメの世界へって方も一杯いるんでしょうね。

そんな意味でも凄い作品となったんじゃないでしょうか。

音楽もOP、EDともに作品にとても合っていて大好きでした。

OP「ユメヲカケル!」
観客を前にターフでのテイオーの後ろ姿!
 指を天に掲げるシーンは何度みても感動なんです。

ED「木漏れ日のエール」
一人外を眺めてるマックイーンとテイオー。
バーベキューしてる仲間たちの楽しげな姿、切ない曲調に
何度泣きながら観たことか><!

もちろん最終回EDの「うまぴょい伝説」も最高でした!

アプリも楽しいし、ウマ娘熱はほどほどにしないとヤバいですね。

投稿 : 2021/04/01
閲覧 : 286
サンキュー:

51

ネタバレ

大重 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

素晴らしい作品。熱く切なく、面白い。ご都合主義? 史実です。

アニメ1期→ゲーム→2期の順で視聴。

2期が始まっても1期が見終わっていなかったので、ずるずる視聴が遅れてしまったのですが、
ゲームの予想以上の面白さに、ウマ娘というコンテンツが大好きになった状態での視聴となりました。

というわけで原作ファンとしての感想となります。
いや原作は競馬か。競馬の方は良く知りません。
トウカイテイオー、メジロマックイーンの名前は聞いたことはありましたが、具体的にどういう馬だったのかもわからない状態でした。

ですが… 実に素晴らしい作品でした。作画は全く問題なし。それ以上に素晴らしいのが内容で、どこがどう素晴らしいと褒めるべきか。熱い勝負、友情、挫折とそこからの復活…。

いやもう、本当に素晴らしい。
駄目だ、良い作品を語る時は語彙がなくなりますね。
ただ、良い… としか言いようがない。

そして、この素晴らしい物語が、現実準拠であるというのも凄いことですね。
大変良くできた物語なのでご都合主義だ、なんて批判は全く思い浮かびませんでしたが、あまりに良く出来すぎて現実感が無い、という感想はあるかもしれない。
でも、ほぼ実話という。
アニメを見終わった後でトウカイテイオー、メジロマックイーンについて調べて、二重に面白く思えました。

私は原作を知らずに見て大いに感動しましたが、原作を知っていてもさぞ面白かったのでは無いでしょうか。

もう競走馬の生涯を可愛いヒロインで描くだけで、全部めっちゃ面白いんじゃないでしょうか。
競馬に興味をもたないのはもったいなかったのでは、と思うくらい面白かったです。

ウマ娘3期、4期と定期的にいろいろな主人公で放送して欲しいです。しますよね。3期ヒロインはキタサンブラックですかね。


あと、ゲームは現実では成し得なかった夢を達成できるIFシナリオなんですね。

トウカイテイオーのシナリオが、菊花賞の前に怪我をしたかも~と言って、特に問題なく治って、一体何だったのかな? という展開だったのですが、なるほど現実を知れば、トウカイテイオーに三冠を挑戦させてあげたかった、と思いますね。
それに挑戦できるのは、嬉しいIFだと思います。
サイレンススズカの天皇賞もそうですが。

でもメジロマックイーンの天皇賞3連覇は、育成モードの期間的に不可能なのでは?
マックイーンちゃんが居ないので知りませんが。早くうちにも来て欲しいです。

というわけで、ウマ娘のゲームをやりながら3期を待たせて頂きます。

投稿 : 2021/04/01
閲覧 : 195
サンキュー:

19

ネタバレ

森可成 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ダビスタ発、別冊宝島経由、ウマ娘行

念願の二期がまさかの降臨でした。
ついでにアプリも来ました、
事前登録期間3年は不滅の大記録となるでしょう。
オレハマッテタゼ。

そんな二期。
主役はトウカイテイオーとメジロマックイーンでした。

スペちゃんとスズカはもうifレースしかないから
交代はやむなしといったところでしょうか。
一期でモデル馬が走ったレースは完走しちゃいました
からね・・・

テイオーもマックイーンも原作(史実)が
神シナリオなので
どう料理してくれるか楽しみでしたが、
1話、2話でもう成功を確信できてました。

制作会社が変わり作画が心配されましたが、
レースシーンで一部CGが浮いてるかな、
と思う程度で、とりたてて問題ないかな、と。

どちらかといえばプロデューサーが
代わったことの方が私は心配だったのですが、
おそらく競馬愛がある方なのでしょう。
シナリオにも問題がありません。
というか2話は完璧でした。

1話から顔を見せていた
リオナタール
(レオダーバン、
 ダービー、菊花賞が史実通りだったし
 父親のマルゼンスキーが応援してた)
シュガーブレード
(シャコーグレイド、
 名前が似てるし
 父親のミスターシービーが応援してた)
は正直テイオーを語る上で強大なライバルとは言い難いです。
ナイスネイチャもそう。

でもそんなことは一面的な見方なんですよね。
主役不在とか面子不足とか。

どんなレースにもドラマがあって
どんなウマ娘にもファンがいて、
競馬ってやっぱりスポーツなんだよなあ、
と、ジーンとさせられました。

一期の時から継続しているスタンスですが、
ただ擬人化して一発当ててやろう、という
浅い考えではないのがよく分かるシーンでしたね。

もちろん二期が一期と違うところもあって、
大きなifを入れなかったこともそうですね。
一期においてはエルコンドルパサーのダービー参戦、
サイレンススズカの存命、ラストの超豪華レース
というifが重要なピースになっていました。

二期は、そういった魅力的なifを入れることはせずに、
一見主役達には関係ないキャラクターをフォーカス
することで話に彩りを持たせた訳です。

さて、皆さんは「コウカイテイオー」という馬名を
ご存じでしょうか。

初期の頃のダビスタにおけるトウカイテイオーの
ことです。

これがまた滅法強くてね・・・
恐らくマスクデータとかでいったら、
もっと強い馬いたと思うんですよ。
「アグリキャップ」とか「アイリスフウジン」とか。

それでも自分が上手く育成できて三冠とか狙える
逸材なんじゃないのこの子!って時には
何故か「コウカイテイオー」が参戦してきて
私の愛馬を8馬身とか千切っていったせいか
一番の強キャラだった印象です。

ダビスタⅡ、Ⅲが出たときはまだテイオー奇跡の復活
のインパクトがまだ強く残っていた時期だったのも
あったからの様な気もします。

ダビスタから実際の競馬にハマった方は少なくないでしょうが、
当時私は大っぴらには馬券を買えない年齢でしたので、
ダビスタから直接馬券ではなく一旦、別冊宝島へ行きました。

で、別冊宝島の競馬本を読むと、やっぱりテイオーは
大人気でした。
そりゃまあ、今回の二期を観て改めて思いましたけど、
マンガかよ、って経歴ですからね。
実際少年マンガの主人公と言われてたくらいです。
不敗の帝王から、不屈のテイオーへ。
それを二期は見事に描き切ってくれました。

でもそれと同じくらいの熱量で紙面を賑わせている
馬は少なくなかったわけで。

オグリキャップやハイセイコーなんてのは
もう社会現象ですから例外ですが、
二期での影の主役とも言える
ライスシャワー、ツインターボも正にそんな馬でした。

ライスシャワー回である8話、
ツインターボ回である10話は
いずれも涙腺を直撃。
モデルの馬の魅力を
存分に活かした素晴らしい回でしたね。

どちらも小さくていじらしい馬だったんですよ。
キャラデザも含めて完璧ではないでしょうか。
両モデル馬ともにテイオーとはほぼ関係のない
経歴を過ごしたわけですが、
それをテイオーの復活にからめる脚本の妙には
ただ脱帽しかありません。
ノンフィクションを何個か繋げて
極上のフィクションに昇華させた
その手腕は本当に素晴らしいです。

あと個人的に大好きだったのは12話。
マックイーンのストイック過ぎるキャラ設定に今一つ
違和感が拭えなかった私ですが、
それはテイオーを鼓舞するためだったという見事な回答
が用意されて非常にスッキリ。
マックイーン役の大西沙織さんの泣きの演技の上手さ、
特殊EDまで用意する心憎さ、
最終回への期待度はMAXになりますわね。

そして迎えた最終回、13話。

正直言ってほとんど予想通りでした。

有馬での結果は当たり前のことですが、
キタサンブラックとサトノダイヤモンドが
大きくなったり、テイオーがマックイーンと
タイマン勝負すること、うまぴょいで締めることまで。

なのに、とてつもない満足感。
2話、8話、10話、12話の様に
横や後ろから予想外にぶん殴られて
感動したわけじゃない。

何もかも予想通り
(ギャグはちょっと減らして欲しかったけど)
だったのに当たり前の様に感動させられてしまう。

これは史実の力はもちろんあるんだけど、
それを一期から丹念にアニメに落とし込んできた
成果だと思うんです。

ただの結果(史実)ありきではない、
皆勝ちたくて努力をして、
一生懸命レースで走った結果が
順位でありライブである、という
スポ根ヒューマンドラマを描き続けた
成果だと思うんです。

これが出来る以上、三期もやるしかないでしょう。

アプリも歴史的大ヒットになってますし、
二期の円盤売上は一期を当然、上回るでしょう。

個人的にはヤングジャンプ連載中の
オグリキャップ主役の「シンデレラグレイ」を
アニメで見たいけど・・・
まあ、何であれ三期が来たら絶対見ます。

投稿 : 2021/04/01
閲覧 : 396
サンキュー:

49

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

3年ぶりの続編 変わらない熱さと感動

「ウマ娘 プリティーダービー」とは、スマートフォンゲームを原作の作品で、アニメ・ライブ・漫画など様々な展開をするメディアミックス作品でもある。

第1期の時から事前登録をしていたスマートフォンゲームは何と3年もの長きに渡りリリースされなかった。アニメがかなり良かっただけに、当時は非常に惜しいと思っていた。

だが、ウマ娘は帰ってきた。2021年冬から第2期がスタート。さらに、スマートフォンゲームが遂にリリース。リリース直後大反響を呼んでいる。

アニメの方はというと、第1期のP.A.WORKSから制作はスタジオ櫂に変わった。何とスタジオ櫂初の元請作品となった。P.A.WORKSに比べると作画のリッチさは減少したかもしれないが、第1期とは違うアプローチのレースシーンやライブシーンは「これはこれで良いかもしれない」という思いにさせてくれた。スタジオ櫂は春から「スーパーカブ」という作品の元請を担当するので、今後注目の制作会社になるかもしれない。

話をアニメの方に戻すと、第1期はスペシャルウィークやサイレンススズカがメインを張っていた。第2期は2人とおなじチームのメンバー「トウカイテイオー」と「メジロマックイーン」が主役に抜擢された。

第1期と比べると全体的にシリアスなストーリーが多くなった印象だ。第1期ではサイレンススズカの沈黙の金曜日が描かれていたが、第2期は怪我に悩まされる2人が序盤から終盤まで画面に映っていた。

その為レースの熱さよりも、選手として怪我に苦しむ2人のストーリーで第2期は引っ張っていた印象だ。だからなのか、第1期よりも全体的な話で言うと弱いのかもしれない。

だが、最終回の有馬記念のレースはそんな2人を丁寧に描いたからこそ、滂沱の涙を私は流していた。床が鼻水と涙で汚くなっていた。それぐらいに感動してしまった。何より凄いのが、これが実際の競馬のレースの史実通りという事だ。そんな現実の感動的な熱さをウマ娘 season2ではアニメや擬人化という形態ではあるが、見事に味付けとリスペクトで魅せていた。

ゲームも本格的に動き、ウマ娘の更なる展開は第1期よりも格段に期待できるだろう。3年の月日・制作会社の変更は不安だったが、そんな不安を吹き飛ばしたウマ娘に今後の期待は止められないだろう。

投稿 : 2021/04/01
閲覧 : 83
ネタバレ

アニメ好き さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

【完結】動くシーン多い。作画大変そう。たまにくる感動回がアツい

よくもまぁ毎話毎話走り回る馬娘たちを書いてるなぁと感心する。なにか手を抜く方法でもあるんだろうか。何人ものキャラが走り回る絵を毎週書かないといけないのに、めちゃめちゃアニメーションの完成度が高いのが不思議。
ストーリーは何故か主人公が変わってしまって、何が何だかわからないけど3話で凄い感動回が来てた。
ニコニコ動画で見てると各馬やシーンごとの小ネタの解説がコメントで出てくるので、スタッフの尋常じゃないこだわりを感じる反面、
史実に忠実すぎてこのレース勝つか負けるかがすでに決まっており、ネタバレを必ずくらう。

怪我やレース結果、今後どう復帰するかなどがもうすでに決まっているので知ってる人からしたらドキドキも何も無いのではないか?
かと言ってコメントなしにすると、過去に類を見ないほどキャラがうじゃうじゃ湧いてきて誰がなんのために走ってるのかさっぱりわからなくて困る。
いまいちこのアニメの楽しみ方がわからない。
個人的には史実通りの結果にしないで、時系列もごっちゃのオールスターレースをやってもらって、オリジナルストーリーを作って欲しいけど、どうもそういうのがやりたいわけじゃないみたい。

過去の歴史を忠実になぞって可愛い女の子で擬人化した、結末が決まっているアニメを目指しているようだ。
ストーリーはキャラが多すぎて正直全然楽しめてないけど
2月末くらいにアプリが出るのでそれは楽しみにしてる

アプリもアニメも作品としてのクオリティは非常に高い!アニメは10話でとんでもない感動回が来ました!ここからアニオリ展開になるのか、やはり史実通りの台本から逃れられない終わり方になるのかあと少しだが残りの展開に期待。
ちなみにアプリはビジュアルや演出が神だがゲームとしての楽しさが全くわからんので初日以降やってない

最終話見ました!
骨折から復帰の1年ぶりのレースでまさかの1位。
実際のレース動画を見てもいつの間にかトウカイテイオーが1位を追う位置にいて驚いた。
まさに漫画のような本当の話しを見せられて感動せざるを得ない。
そして作画開放の勝利者ライブ。遠目でCGを使ったかと思ったらカメラが寄ったときに手書きで、など抜くとこ抜いて全力で書ききったスタッフさん凄い。
ここまでの流れを書きたくてトウカイテイオーを主人公にして2期をやったんだなぁ。
アプリも3年かけて1から作り直したくらいのクオリティアップをしてリリースしたし、ウマ娘を作っている人達はクリエイターとして妥協を知らない。
アプリで人気爆発してて、このアニメの終わり方なら円盤売れまくるんじゃないだろうか。
尻上がりに良くなるアニメでした
3期にも期待!

投稿 : 2021/04/01
閲覧 : 188
サンキュー:

24

ネタバレ

いまい さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

今季覇権アニメ優勝 ウマ娘達は風になる

2021年冬アニメ、「呪術廻戦」、「Re:ゼロから始める異世界生活secondシーズン(後半)」など期待の新作、待望の続編で作画、知名度ともに有力な作品がひしめく中、今季の覇権アニメは間違いなく「ウマ娘プリティーダービーsecondシーズン」だろう。

パラレルワールドにて史実に基づいた実際の競走馬がウマ娘なる美少女になり夢に向かってひた走る姿を描いた本作。そんななかで憧れのシンボリルドルフの背中を追い無敗の三冠ウマ娘を目指すトウカイテイオーことテイオーが今期の主人公である。

王道とも呼ばれる友情・努力・勝利を全面に押し出した作風は良くも悪くも使い回された手垢だらけの古典文学であるが、お涙頂戴、ご都合主義な展開も今作に至っては史実に基づく忠実な再現、各ウマ娘達の関連性、声優陣の名演でその有り余る魅力を遺憾無く発揮している点も非常に評価の高い点であろう。

作画に関してもキャラクター達の心情や人間関係を繊細に描くことに評価のあるP.A.WORKSであり、後述する場面にぴったりな声優達による名曲達が花を添えている。

事実は小説よりも奇なり、これが本当に起こった事実であることを今一度ここに記しておきたい。



以下、本編感想(最終話まで視聴済)
ネタバレを含む

{netabare}





始まりは、ウマ娘プリティーダービーsecondシーズン第1話(ニコニコ動画)のラストカットである。


「受け継がれる皇帝の血筋、無敗の天才の物語はここで幕を下ろし、不屈の帝王の物語がここから始まる」


2021年1月5日、赤字ニキのこの一言にてアニメウマ娘プリティーダービー2期は幕を開けた。

1期の天真爛漫、元気印のテイオーとはうってかわり当初から暗い展開が続く2期に「早く続きがみたい、でも...」と、毎週胸が締め付けられた。

天皇賞・春のTM(テイオー、マックイーン)対決、極限まですり減らした鬼気宿るライスシャワーとマックイーンの対決も注目となったが特に10話以降の盛り上がりは尋常ではなく、私が1番アツいアニメと何度も筆を取ってきた「天元突破グレンラガン」と同じ熱量を私に与えてくれた。

キタサンブラックと同じ、幼き日のシンボリルドルフに見た憧憬。大型モニターに映るゴール前のツインターボの魂の叫びと激走。走りたい、でももう走れない、奇跡でもなければと迷うテイオーに最後に背中を押したのは終生のライバル、メジロマックイーンであった。


「奇跡は起きます。それを望み奮起する者の下に必ず、きっと。」


会場から沸き起こるテイオーコール、もう一度走ることを決意したテイオーの復活劇がもう一度ここから始まった。

復帰に向けてトレーニングを続けるテイオー。しかし最強のウマ娘であり続けると誓ったマックイーンはその後、予後不良1歩手間までの故障を抱えてしまう。もう走れない、目標にもなれない、約束は果たせないと膝を折ってしまった彼女の慟哭と降りしきる雨音が響く。
そんな彼女にテイオーがかけた言葉は、かつて同じく挫折しかけたテイオーにマックイーンかけたあの言葉であった。

「奇跡が起きなきゃ無理だ、だから起こすよ奇跡。僕が証明してみせる、僕とマックイーンがもう一度絶対走れるようになるって」

そんなこと不可能だと、しかし

「それでも僕は勝つんだ、奇跡を望んで頑張れば必ずできる」

走るのを諦めかけた時、挫けそうになった時いつも隣にマックイーンがいてくた。目標である最強のウマ娘でいてくれた。

「今度は僕の番だ、だから見ててマックイーン」

いつしか涙雨はやみ振り返ることもなく前を向いて歩き出す、1歩ずつ真っ直ぐに。

そして12月末、マックイーンの、ターボの、スピカの面々の想いを胸についに始まった最終話。
復活の有馬は史実・アニメともに「100年経っても破られない不滅の記録」と後世まで語られる伝説になり、中山競馬場を一陣の風となって駆けるテイオーの姿にみな震え叫び泣いていた。

奇跡は起こる、それを望み奮起する者のもとに必ず、きっと。

栄光と挫折を繰り返すなか三冠が消えた時、無敗記録が消えた時、3度目の骨折が発覚した時も不死鳥の如く不屈の精神でターフに戻ってきたテイオーに全国の競馬ファン、トレーナーニキ諸君が涙したのは言うまでもない。

感動をありがとうテイオー
さようならテイオー

私たちはその名を心に刻む
ガラスの帝王「トウカイテイオー」
{/netabare}

投稿 : 2021/03/30
閲覧 : 102
サンキュー:

10

ネタバレ

kochan さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

ジャパンカップをすっ飛ばしたのは残念だけど、最終回は泣けました

投稿 : 2021/03/30
閲覧 : 139
サンキュー:

9

ネタバレ

デルタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ただの販促アニメでは決してない

アプリと同時期に放映されたウマ娘2期ですが、決してアプリの販促アニメには留まらない素晴らしいアニメ作品だったと思います。

本作はトーカイテイオウとメジロマックイーンが主役ですが、両者のライバル、そして友としての関係性が非常に綿密に描かれていたと思います。

作画も非常に綺麗で演出も素晴らしく,特に10話と,13話の描写には感動で涙が止まりませんでした。

{netabare}
最終回(13話)はリアタイでしたが,劇中に出てくる観客と同じ気持ちでテイオーのレースを見ていました.「行け!テイオー!」と拳を握りしめながら見ていました.最後観客が皆涙を流している場面で自分もボロボロ泣いていました.{/netabare}

アプリを入れてない人でもスポーツアニメとして万人にオススメできる良作だったと思うのでぜひ1期からまとめて見て欲しいです。

投稿 : 2021/03/30
閲覧 : 186
サンキュー:

15

ネタバレ

vWpsK59221 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:今観てる

クオリティ高いスポ根

擬人化物として受け止められない人が多いかもしれないが見てみて欲しい作品
最初は主人公トウカイテイオーが幼き日に憧れた光景を夢に持ち才能、努力、運その全てを持って夢に向かう、そんな感じ
{netabare}だけど怪我でどうしようもなく夢を諦めてしまうがそれでも立ち上がり強がり前を向いて新たに目標を持って努力して
そんな姿に自分は勇気をもらえた{/netabare}
あまり涙もろい方ではないけどぶっちゃけ久しぶりにアニメで泣きました
色んな人に見てもらいたい作品

投稿 : 2021/03/26
閲覧 : 87
サンキュー:

9

ネタバレ

みゃあ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観たい

期待大な続編

ウマ娘 プリティーダービーは視聴済みで大変面白く、楽しみました。

ウマ娘 プリティーダービー Season 2は、ただの続編ではなく主人公が変わるようです。ウマ娘 プリティーダービーでスピカの仲間だった、トウカイテイオーとメジロマックイーンです。

1期では魅力的な可愛いキャラクターデザインに熱い競争、そこには元馬の熱くまた悲しい物語がありました。そして登場するウマ娘たちは元馬が大変優秀な馬ばかり(訂正、優秀だったり人気があったりする知名度の高い馬ばかり)。


皇帝シンボリルドルフの子として生まれたトウカイテイオーはウマ娘では生徒会長シンボリルドルフに憧れる新入生でした。この辺のエピソードも掘り下げられるかも。

元馬の世界では同時期にメジロパーマーやメジロライアンというメジロを冠した優秀な馬たちがおりましたが(血統は違い兄弟ではない)、ウマ娘には出ていません。
(※ 訂正します。第1話でテイオーがトレセン学園に登校したところでメジロライアンが、キタサンブラックとサトノダイヤモンドを学校案内しているところでメジロパーマーが登場していました。)

当時夜のニュースとかでは競馬の結果とかやってて、メジロ〇〇というのはやたらと聞いたものです。
芦毛のメジロマックイーンって滅茶可愛く描かれていたので楽しみですね。え?ゴルシも芦毛?・・・・・え?


ちょっと気がかりなのは、制作会社が変わりスタジオKAIとなりました。この会社実力が良く分かりませんが、親会社は大きく、wikiでは作画にシンフォギアのスタッフがいるとか。PVでは絵柄に大きな変化は見えなかった気がします。1期を作ったP.A.WORKSが制作協力に名前が入っていたので大丈夫そう。

期待値・・(95/100)



第2話まで視聴済み感想
{netabare}1話の日本ダービーのゲートが開くところからのBGMは熱い、これはS1と変わらずで一気にテンションが上がる。ウイニングライブはカッコイイ系の歌で、そのまま特殊エンディングに繋がります。テイオーの足の違和感をトレーナーやルドルフが気づいて緊張感が高まった中、ブラックアウトからテイオーの歌は聴こえ続けテロップが流れる(テイオー自身は大事と思ってない)良い演出でした。

2話まで観て面白さの点で期待を裏切らない出来だと思います。今回新たに登場したチーム「カノープス」が「目指せG1勝利!」という張り紙とメンバーから、G1で勝てなかったけど強いインパクトを残した元馬たちのチームということみたいです。ツインターボやナイスネイチャは私でも知ってる。ナイスネイチャのキャラデザが可愛すぎる。

ただただ強いウマ娘を追うのではなく、そこにある物語にかなり注力しているのだと思われます。トウカイテイオー、メジロマックイーンが勝つということは、己の力を尽くしてもなお「彼女」たちに負けたウマ娘たちがいるわけで、その代表格が集まっているのがカノープスかもしれません。
カノープスのメンバー募集のポスターの文面は「集まれ輝く個性!!」でした。多分に競馬が好きだった方たちには凄く響く言葉なのではないかと思っています。

テイオーもマックイーンもその勝利に到達するまでにドラマがあったわけで、それらは今後の更なる楽しみという感じ。{/netabare}

第10話までの感想
{netabare} トウカイテイオーとメジロマックイーンという強いウマ娘だけを素材としても、それだけじゃ物語性は1期のスペシャルウィークを超えるのが難しいと思われていた中、ミホノブルボン、ライスシャワーのエピソードを挟んできました。
当時ライスが勝った時の報道のされ方が、ライスを褒めてなかったのが印象に強く残っています。別段競馬ファンでも無かったのに印象に残っているんだから3冠とか3連覇とかの話題も大きく、放送側も力が入っていたのかもしれません。
ウマ娘のライス絡みのエピソードは良く作られていると思いますが、個人的にはモヤモヤが残るものでした。こればかりは仕方がない。史実を大きく曲げないのがこのアニメの良さだから。良く昇華させていたと思うし、ライスとブルボンのキャラクター付けも良かったしレースの見ごたえもあった。

話は進んで、引退を考えるトウカイテイオーともっと走ってほしい周囲のウマ娘たちとファンたち。ここでseason2で登場したカノープスというチームの存在が非常に生きてきます。
カノープスはG1こそ勝ってないがとても強くファンの心を掴んだウマ娘たちがいるチーム。彼女たちだってG1で勝ちたいのです。強いウマ娘と戦い勝利したいのです。
ここでツインターボにそのみんなの気持の代弁者をやらせたのは良かったです。
本当に小柄で端から飛ばして先頭を走ってないと追い上げて差せる余力はない。してやったりの勝ちかボロボロの大負けかという強い印象を残すターボはG1は未勝利、それでもテイオーと勝負したい。七夕賞で相手にされてなかった、そして走るのをやめるというテイオーに「諦めなきゃやれることを見せてやるんだ」という気持ちをチームのみんなに吐露します。

9話放送では何故七夕賞?と思っていました。その七夕賞も10話冒頭でサラリと流されて描かれたけど、まさかオールカマーで見せ場を作るためだったとは。ツインターボに2レースを当てるとは思ってもいなかったので驚いたと共に、この展開には感嘆しました。あんなに後続を引き離す大逃げなんて滅多に見れないし、勝ち切るのも珍しい。強いインパクトを残したレースです。そのモチベーションとしてテイオーを絡ませたのは面白かったです。ずっと他メンバーが活躍する中で伏線を貼ってましたしね。

後テイオーに声をかけるスピカメンバーでスペがスズカが写っているスマホを持っていて、それが一瞬遺影に見えます。実際スズカは外国に行ったまま帰ってこないままです。そういう扱いになるのかと思いました。
season3があるならライスも海外に行ってることになりそうです。

{/netabare}

いよいよ終盤を迎えるがここまでの展開はかなり良く期待に応えていると思いあます。

投稿 : 2021/03/10
閲覧 : 305
サンキュー:

16

次の30件を表示

ウマ娘 プリティーダービー Season 2のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
ウマ娘 プリティーダービー Season 2のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

ウマ娘 プリティーダービー Season 2のストーリー・あらすじ

「ウマ娘 プリティーダービー」は、Cygamesがゲーム・アニメ・コミックなどで展開するクロスメディアコンテンツで、競走馬の魂を受け継ぐ存在であるウマ娘たちが競い合う架空のレース競技<トゥインクル・シリーズ>と、一流の競技ウマ娘を目指す少女たちが通う「トレセン学園」を中心とした物語が描かれる。作中にはスペシャルウィークをはじめとした名馬たちをモチーフとしたウマ娘や、皐月賞、天皇賞といったレースが実名で登場する。2018年4月~6月にはTVアニメ「ウマ娘 プリティーダービー」が放送されたが、2021年1月4日より放送予定のTVアニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」は待望の続編となる。第1期ではスペシャルウィークとサイレンススズカを中心としたストーリーだったが、「Season 2」では伝説の三冠ウマ娘・シンボリルドルフに憧れるトウカイテイオー、そしてそのライバルであるメジロマックイーンにスポットが当たるようだ。(TVアニメ動画『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2021年冬アニメ
制作会社
スタジオKAI
公式サイト
anime-umamusume.jp/
主題歌
《OP》スペシャルウィーク(CV.和氣あず未)サイレンススズカ(CV.高野麻里佳)トウカイテイオー(CV.Machico)ウオッカ(CV.大橋彩香)ダイワスカーレット(CV.木村千咲)ゴールドシップ(CV.上田瞳)メジロマックイーン(CV.大西沙織)『ユメヲカケル!』《ED01》トウカイテイオー(CV.Machico)『winning the soul』《ED02》トウカイテイオー(CV.Machico)メジロマックイーン(CV.大西沙織)『木漏れ日のエール』

声優・キャラクター

Machico、大西沙織、和氣あず未、高野麻里佳、大橋彩香、木村千咲、上田瞳、田所あずさ、前田佳織里、花井美春、田澤茉純、遠野ひかる、矢野妃菜喜、立花日菜、沖野晃司、豊口めぐみ

スタッフ

原作:Cygames
監督:及川啓、助監督:成田巧、シリーズ構成:Cygames、キャラクターデザイン・総作画監督:椛島洋介、キャラクターデザイン:辻智子、総作画監督:藤本さとる、メインアニメーター:式地幸喜/小畑賢/中島順/宗圓祐輔、制作協力:P.A.WORKS、美術監督:岡本穂高、色彩設計:中野尚美、撮影監督:並木智、3D監督:吉良柾成、編集:髙橋歩、音響監督:森田祐一、音楽プロデュース:岩代太郎、音楽:UTAMARO movement

このアニメの類似作品

この頃(2021年冬アニメ)の他の作品

ページの先頭へ