ゲーム原作で学園なおすすめアニメランキング 29

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのゲーム原作で学園な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月01日の時点で一番のゲーム原作で学園なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

84.2 1 ゲーム原作で学園なアニメランキング1位
リトルバスターズ! 〜Refrain〜(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 4.0 (1521)
7968人が棚に入れました
深く、どこまでも深く――。
理樹の意識は暗い闇へと沈んでいった。
壮絶な事態が進行する中で、理樹は何もすることができない無力感に苛まれた。
―なぜこんなことになってしまったのだろう―理樹は自問自答し、自分の弱さを乗り越えるために現実に抗うことを決意する。
「この世界の秘密」の真意、願いに応えるために、未来を笑顔に変えるために──。

声優・キャラクター
堀江由衣、たみやすともえ、緑川光、神奈延年、織田優成、やなせなつみ、すずきけいこ、若林直美、田中涼子、河原木志穂
ネタバレ

takoaki さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

友情のリトルバスターズ!2度見てもらいたいアニメ。(2回目視聴する人のための自分なりの解説もあります)

[こんな人にオススメ!]
・リトルバスターズ1期を視聴した人
・感動したい人

[ストーリー&感想]
原作プレイ済みです。総評としては、無難な展開。といったところでしょうか。所々に不満はあるものの前期より制作側の努力が見えましたし、感動もし泣きもしました。やっぱり、リトルバスターズは最高です!
でも、この作品って1回目だと感動が伝わりづらいような気がするんですよね。自分の場合がそうでした。3回目原作をやり直してやっとこの物語のすごさに気付いて、本当の意味で泣くことが出来ました。。アニメは原作の簡略版みたいなものですが、こちらでも十分リトバスのすごさが出ているので、是非とも前期から見直してもらいたいです。(あるいは、refrainだけでも)
そして、もし、途中で断念した人は以下のネタバレ読んででも見てくださればと思います!
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以下には、1回見た人の為への自分なりの解説を書いていきます。
これを読んでさらにリトバスについて知ってもらいたいです。さらに言えば、これを踏まえてもう一度見てもらいたいです。

棗恭介
{netabare} 仮想世界の創造主。理樹と鈴を除いた他の皆も世界の創造にかかわっていますが、恭介の役割が大きいでしょう。なので、リトルバスターズのメンバー以外のキャラクターの会話や行動は全て恭介により行われていると考えればよいかと思います。(かなたは もしかしたら例外かもしれませんが)
また、彼の行動の全ては理樹と鈴の成長の為。遊ぶためではない。二人を強くするために幾度と同じ世界を繰り返した。そのことを念頭に置いて恭介を見ていると、ちょっと違うように見えるかも。 {/netabare}

井ノ原 真人
{netabare} 実は彼が一番ぶれることのなかったキャラです。仮想世界の繰り返しにより、恭介は最後の世界で引籠りになり、謙吾は仮想世界を永遠と繰り返そうとする。しかし、真人は変わらない。幾度も繰り返してきたギャグを繰り返し、馬鹿を演出する。全てを知りながら、バカなふりをする。それでいて、さりげなく理樹と鈴をサポートする。ほんとに、愛すべき馬鹿です。
ちなみに、リフレインの世界で一時真人の目に全ての人が真人に見えるようになったのは 恭介の仕業だと思われます。{/netabare}

宮沢 謙吾
{netabare} 彼は皆と馬鹿をして遊んでいたかったくせに、剣道をやるといいリトバスの参加を拒んでいました。それが古式イベの後で吹っ切れて、本当の自分丸出しで馬鹿になります。まぁ、要するに彼は遊びたかったんです。だからこそ、恭介の計画に反対して仮想世界での生活を繰り返していこうと思っていたわけです。
これ故に、謙吾が一番子供だと言われたりしていますが、現実世界のことを考えると彼の仮想世界での行動も納得行きます。私が思うに、彼は現実世界では剣道一筋で皆とあまり遊ぶことがなかったのではないでしょうか?本当は遊びたい自分を隠して、剣道をし続けた彼。仮想世界でも現実のように剣道一筋でいようとした。でも、どうしても現実世界で皆と遊ばなかった自分のことを悔いてしまい馬鹿をさらけ出してでも遊ぼうとした。
この彼の心情を考えてもう一度見ると、彼の涙にさらに共感できるかと思います。 {/netabare}

古式 みゆき
{netabare} 以外と重要な人物。直接は言及されませんが、彼女は現実では死んでいます。謙吾に相談したものの、結局のところは死を選んでいます。なので、仮想世界で謙吾が彼女を助けたのは現実世界でそうできなかった自分への罪滅ぼしのようなものかと。
そんな彼女を利用して恭介は鈴の併設校問題の時、謙吾と理樹が負けるよう陥れます。死んだ人を利用してコールドゲームに用いた恭介。だから、「茶番だ」「土足で踏み込んだ」などのことを謙吾は言ったのです。
1期の小毬ルートで理樹が墓に行くシーンを見返してみてください。後ろに動く傘があるはずです。それは、原作の描写を見る限り、謙吾です。そして、その墓参りの対象は現実で死んだ古式だと思われます。{/netabare}

能美 クドリャフカ
{netabare} 1期のクドルートの中でクドは「全部思い出しました」と、恭介に告げていたかと思います。これはバス事故のことかもしれませんが、私は現実でクドに起きたことのことかと思います。現実世界でも母親・チェルヌシカの乗った宇宙船は爆発した。そして、仮想世界でこそ奇跡的に脱出したものの、現実ではチェルヌシカは死んでしまった。と、私は考えています。(もしかしたら、仮想世界でも結果的に死んでいるのかもしれません)根拠は原作のrefrainクリア後のクドルートの最後にある追加エピソードです。確か、クドと理樹が二人でチェルヌシカが宇宙で撮った映像を見ているシーンがあり、クドはそこで泣いていたかと思います。私はそれを現実世界に戻り生還したのちの二人だと思っているので、やはりチェルヌシカは死んだものかと。
さらに、クドは現実世界でのロケット事故時にテヴア行きを拒んだものと思われます。だから、恭介は「また同じ過ちを繰り返すのか」と言ったのです。謙吾が古式に対して罪滅ぼしをしようとしたように、クドも同じく罪滅ぼしをしようとしたのかと思うと、仮想世界は理樹と鈴のみではなく他の皆にとっても深い意味を持つものだったのではないでしょうか。
さらに追伸。クドがテヴアに行く際に皆にいったロシア語は「ぷらしゃーいちー」。直訳すると「永遠にさようなら」。これは、ヴェルカやストレルカの名前がそうであるように、自分の望みと反対のことを言う風習に倣った発言かと思われます。でも、普通にこんなこと聞いたら驚いてしまいますよね。来々谷さんも眉しかめてましたね。
祖国の儀式をやるときクドが理樹に言うよう頼んだ言葉は「に・ぷーか、に・ぺーら」。これは、「毛も羽もない」という意味。もとは、狩りに行く人に言った言葉らしいので成功を祈る意味があるのでしょうね。 {/netabare}

西園 美魚
{netabare} 正直、美魚ルートは私に解説できるものではなく、感じろ!と、しか言いようのない抽象的なルートです。だからこそ、一番好きなんですけども。
彼女は世界の秘密を利用して、仮想世界において美鳥を美魚にさせ、自分は孤独であろうとしました。「白鳥は 哀しからずや 空の青 海の青にも 染まずただよう」この詩の白鳥は美鳥であり、彼女は今孤独である。ならば、自分が孤独になり彼女を呼び戻そう。そう、考えたのかと思います。
でも、人ってどこにいても結局は孤独なんです。だって、いくら人といても自分は他人と交わることが出来ず自分のままなのだから。自分が白なら、他人は青。白と青は混ざらない。そういうものです。そして、孤独だからこそ人に触れ続けようと思える。
と、いったことを美魚ルートで表現したかったのではないでしょうか。完全に自分の考えですけど。そんな彼女だからこそ、他のキャラが言ったら普通の言葉に聞こえるものが、違うように聞こえてきたりもします。確か、アニメのクドルートにもそんな台詞があったかと。。 {/netabare}

小毬ルートは特に解説が必要がないと思うので割愛。
来々谷ルートは全ルートの中で一番重要かつ、完成度が高いと評価の良いルートですが、私には難解すぎます。誰か頼んだ。
ハルカルートも特に難しいことはないので割愛。

他に疑問のある方は、メッセージくだされば加筆します。

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第一話感想
{netabare}
ついに始まりましたね。冒頭から意味深なシーン、そしてOPもしっとり落ち着いた感じで表情も何かに悩んでいるようです。予想していた通り 小毬ちゃん主催のホットケーキパーティーから始まったわけですが、まさかの1話目にして来々谷ルート突入後のいじめ解決まで。前期に比べあまりにも早い展開にびっくりです。グダグダした感じがなくなってとてもよかったです。
ただ、理樹と来々谷さんが二人、手をつないだまま放送室まで来たのが少し気になります。恋愛パートはないと思っていたのですが、少し組込むつもりなのでしょうか。気になります。あと、EDで謙吾が制服を着ていたのに少し疑問を覚えました。雰囲気に合わせるためでしょうか。原作では制服を着るとホモに見られてしまうと言い、嫌っていたのですが。
とにかく1話は満足です。最初から最後まで鳥肌立ちっぱなしでした。{/netabare}

第二話感想
{netabare}
いい!実にいい演出だJCさん!来々谷ルートは恋愛部分全部のぞいたらほとんど何も残らないのでは?と、思っていたところをこのように展開するとは。花火のシーンで少々強引ではあるけれども、何とか理樹が意図せずに2人きりになる場面を演出したこと。鈴の心情の変化の演出。そして、恋について悩む理樹の脳裏に映る鈴の表情。完璧じゃないですか!贔屓目に見ていることもあると思いますが、最高です!来々谷さんがピアノを弾いてる時のBGMとしてCDアルバムripresaの音楽を持ってきたのも嬉しいです!
ただ、少し惜しかったのがロリロリバスターズの使い処。原作では、それを言ったところに鈴が入ってきて幻滅されるシーンなのですが、それがなかったのはちょっと惜しい。まぁ、鈴の心情表現のために一度鈴を退場させているので仕方ないですね。そっちの方が大切です。
今回は来々谷さんの独壇場でしたが、それより美魚がしゃべったことの方が嬉しかったです。 {/netabare}

第三話感想
 1話より2話が。そして、2話より3話がいいという。JCさんありがとうございます。
{netabare}
 姉御ルート終了ですね。見ている間ずっとクオリティーの高さに驚きっぱなしでした。個人ルートの中で一番不可解な姉御ルートを言葉より視覚、表現を通して表していたところが良かったです。原作を2回プレイしている私ですが、姉御ルートは私にとって分りづらいところが多かったため、あまり記憶になかったのですが、まさかアニメで綺麗に整理されるとは。表情って大切ですね。Cパートでの姉御の発言はこの話のカギとなるものが多いため、見ていて涙ものでしたね。最高です。来週は鈴ルートの序盤なので、また初期のノリに少し戻るかもしれませんが、どう展開されるか期待です。

 P.S Bパート後半に流れてたシンクロニクル聞いてると、どうしても雪の中から美鳥が現れるような気がしてしまうんですよね。 {/netabare}

第四話感想
{netabare}
 鈴ルートが始まりましたね。姉御ルートよりも更に記憶がないことに視聴しながら気づきました。原作でもこんな感じだったっけ?と、思いつつ見ていました。原作プレイ時には鈴に対して特にかわいいと思ったことはなかったのですが、なんだこれは。。鈴ってこんな魅力的なキャラだったか!?かわいい。かわいすぎる!でも、私には西園さんがいます。理樹もかわいかったですね。
 後半でのリトバスメンバーの理樹と鈴を祝福する時の表情が、もう、原作既プレイ者としては胸に込み上げてくるものがあって、それだけで感動しました。ただ、今回のクド、ハルカ、美魚が消える場面でうまいやり方だと思いながらも、アニメでの設定に少し疑問がわいてきましたね。アニメ組の人にはいえない疑問なのでここには書けませんが、これからどうなるのでしょうか。 楽しみです。{/netabare}

第五話感想
{netabare}
 恭介、何をたくらんでいる。そう言いたくなる、多くのことが詰められた回でした。ここら辺は原作の記憶があったのですんなりと見ていられましたね。鈴と小毬のシーンが多くなっているのに感動しました。他の女子勢が消えて一人だけ残ってるけど、こらはこれでありかな。
 原作に比べてやけに伏線が多い気がするけれども、これは実際どうなんでしょう。ちょっと原作やり必要がありそうです。
 来週、逃亡。か。。。{/netabare}

第六話感想
{netabare}
 思ったより駆け足でした。まぁ、原作の逃亡生活はこれくらいにまとめていいと思っていますが。ただ、ナルコレプシーをここでもう一度言及してもよかったのではないでしょうか。こまりさんの携帯がつながらない部分も、1期に伏線を張っておいた方が良かったのでは、と思っています。西園さんルートが終わったあたりのOP前に鈴が機会に弱いことと、恭介がパスワードを設定していることを日常風景として入れておくことはできなかったのかな。
 総合的には満足のいく出来ではありましたが、BGMに聞きなれないものが3つほど出てきて。。あれは、アニメ独自のものなのでしょうか?原作通りの演出を求めていたので少々がっかりな部分もありますね。
 反面、とても気に入った演出も。まず、昔のリトルバスターズを回想する理樹。まで、7話が放送されていないので分りませんが1期の始まりである「恭介が帰ってきたぞ」が回想に入っていたのは物語の始まりを思い出させるという理由でよかったです。それと、田舎で理樹が目撃した蛍のような球3つ。原作組にしかわからないものですが、ささやかなこの玉の演出もよかったです。
 来週からのリフレインどうなるかな?{/netabare}

第七話感想
{netabare}
 今週からリフレインに入りましたね。アニメ組の人はこれを見てわけがわからない状態になっているでしょう。だが、それが正しい反応です。原作プレイ時も、何も変わらないはじまり方なのに鈴と恭介が変わり果てていて何が起きたのかついていけない状態でしたし。ましてや、一本道のアニメなので余計困惑するでしょう。この困惑した状態は、ちょっと長い間続きます。でも、全部ちゃんと明かされるのでその時、もう一度見返してみてください。
 批判したい点としては、振出しへの戻りがあまりにも唐突すぎること。仕方ないことなのですが、もう少し鈴ルートで世界が一度終わったことを表現できたはずだと思います。また、テンポが速すぎる点も問題があるかと。ここは、振出しへの戻りに適応できるよう、そして個々の感情を表すためにも丁寧な展開が必要だったはずです。現状を見る限り、このテンポは最後まで続きそうなので少々不安です。やはり1クールは短すぎたのでは。。 {/netabare}

第八話感想
{netabare}
真人の話がいい感じに1話に収められていてよかったです。全員が真人になるシーンは正直、アニメにするとギャグにしかならないだろ!とか思っていたので短く済ませてくれていて安心しました。今週は特に可もなく不可もなくで、書くこともそんなにないですね。来週の謙吾、どんな内容だったっけ。 {/netabare}

第九話感想
{netabare}
謙吾回よかったです!アニメ組でもまだ普通に見れた内容だったのではないでしょうか?最初は物語へのかかわりも薄く、一人自分の道を歩み続けていた謙吾。でも、それは自分を演じていたにすぎず、本当の自分はみんなと遊んでいたい気持ちでいっぱいだった。謙吾が実は一番子供なんですよ。最後の泣いてるところの演技は本当に良かったですね。謙吾の心情が伝わってきます。{/netabare}

第十話感想
{netabare}
 恭介ぇぇぇぇぇぇぇ!!って叫びたくなる回でしたね。今回は解説回としてちょうどよかったのではないかと思います。アニメは時間が限られる分、こういう風に直接説明するほうが手っ取り早いですもんね。原作だと今はまだはっきりとは世界の秘密が明かされていない時点のはずなので。。
来週が最大の山場で、11話の出来によってリトバスアニメが黒歴史となるか否かが決まります。制作側もそれは100も承知のはずなので、いい出来であるはず。たぶん。 {/netabare}


第十一話感想
{netabare}
原作通りで満足でした。緑川さんの演技はさすがですね。涙腺がやばかったです。ただ、消えていくのはもっとじっくりがよかったかな。
さて、この話まで見て二つの部類がいると思うんですよね。見てきてよかったって人と、ナニコレ?っていう人。私は原作プレイ時は実は後者の方でした。まぁ、ナニコレ?ってほどではなく、「感動したけど、泣けないよね?」という程度。そんな私がこのリトバスが大好きになったのは原作を3回目プレイしているとき。色々な解説サイトを通して各キャラの立ち位置、心情などを知ったのちに2回、3回とプレイすることにより各キャラ、特に恭介・謙吾・真人の3人がやっと見えてきたんです。それにより、3回目のリフレインで初めて号泣というわけです。
つまり、私が言いたいことは1回目で納得がいかなかった人は余裕があれば繰り返し見てもらいたいという事です。1回だけじゃリトバスを真に知ることはできませんから。

来週と再来週、演出どうするんだろう。思ってみれば、ここが一番複雑だぞ。{/netabare}

第十二話感想
{netabare}
 今週はちょっとがっかりです。構成が満足いくものではありませんでした。1期のころから私が期待していたのは先週の別れの内容より、今週やった小毬と鈴が出会うシーンでした。皆消えたはずなのに実は仮想世界に残っていた小毬ちゃんが鈴に泣きながらも笑ってもう一つのお願い事を言う。。自分が原作で一番大好きなシーンで見るたびに涙涙でした。なのに、アニメでは感動はしたものの、それ以上には湧き上がる感情がなかった。残念です。
私が思うに、屋上で小毬に会う前に、鈴が彼女との約束を思い出すことにより小毬がそこにいることを先にばらしてしまったこと。また、クドや来々谷たちとの過去を思い出して一人一人がいないことを確認している場面と小毬の屋上シーンを即座につなげなかったこと。まぁ、要するに原作通りやってもらいたかったということです。残念。 {/netabare}

第十三話感想
{netabare} 西園さんが妙に優遇されていて嬉しかった最終話。これは、西園さんの登場シーンの少なさへの配慮なのかあるいは、2期で復帰した声優・河原木志穂さんへの配慮なのか。
それはさておき、まぁ13話は内容を知っていた分特に可もなく不可もなくという感じです。個人的には、原作の時からこの全員が助かる奇跡の展開はあまり好きではないので。。原作では二人だけが生き残る道も選択できるので、そっちの方が少し悲しくても好きです。JCさん、お疲れ様でした! {/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 18
ネタバレ

ぴの@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

チーム名は…リトルバスターズだっ!!

2013年秋、放送開始。全13話。
リトバスの続編ということで、いよいよ物語の核心へと迫るみたいですね。
Key作品なので、どのように感動させられるのか期待してしまいます。

個人的には、京アニに作ってほしかったですが…

見たらレビュー更新します\(^o^)/
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めちゃくちゃOP、ED、ともに好きです。すごくうれしいですね。評価はまだまだ変えるつもりです。


感想
【第1話】「それは突然やってきた」
{netabare}ついに待ちに待った2期放送開始。期待を裏切らない出来で、本当によかったです。戦慄が走りました。作画も崩壊してないし、JC、グッジョブです。今後も期待して見続けます。

今週の名言 来ヶ谷>この、クソがぁーーーーー!!!{/netabare}

【第2話】「そのときも雨が降っていた」
{netabare}来ヶ谷編、第2話。
来ヶ谷が理樹のことを好き!? なんか急展開ですね。
そこで、恭介はオペレーション・リトルラブラブハンターズというものを始めました。アニメだと、よくある展開です。花火以外は… とても花火はきれいでした。作画に力入ってます。
あれ、ラスト同じ日にちを繰り返してる???{/netabare}

【第3話】「ずっとここにいたかった」
{netabare}来ヶ谷編、最終回。
6月20日が繰り返されている。それは来ヶ谷が願ったから… ここからリトバスの核心に迫っていきますね。
ただ、願うだけで日にちをループできるのはどうかと思いましたが、それはこの後の物語につながる伏線だと思いましょう。
後半部分、ほんとによかったです。曲の入り方…絵の演出…、JC完璧です\(^o^)/ また、あのEDの音楽も大好きですね。この回は名作回ではないでしょうか。{/netabare}

【第4話】「理樹と鈴」
{netabare}待望の鈴編、第1話。
鈴編がはじまったみたいですが、来ヶ谷がいないような…
そして、いきなり理樹と鈴が付き合い始めましたね。なんかお似合いです(笑)
そして、猫が世界の秘密を教えるための最後のミッションを持ってきました。クラスで立候補って何にだろう…{/netabare}

【第5話】「最後の課題」
{netabare}鈴編、第2話。
県議会の人に選ばれることになるとは…
鈴が頑張って学校案内をしている姿がなんかかわいいです♪で、なぜ鈴が併設校に行くことになるんだ??
県議会の人は間違えてしまっているんじゃないか?と1人思うめんまであった… {/netabare}

【第6話】「逃亡の果てに」
{netabare}
鈴編第3話。
話がだんだん重くなってきました… あんなに鈴はつらそうなのになぜ恭介は助けに行ってはだめというのでしょうか…
なにか事情ありのようです。
そして、理樹と鈴はついに逃亡しちゃいました。ラスト、警察のひとに見つかって終わってしまいましたが、どうなるのでしょうか…{/netabare}

【第7話】「5月13日」
{netabare}!? いきなり話がとびましたね… なんで、いきなり恭介が引きこもりに!? 話についていけません… 原作やっている人ならわかるのでしょうが…
なにやら理樹と鈴が中心となってリトルバスターズを作るみたいですね。おもしろそうです♪{/netabare}

【第8話】「最強の証明」
{netabare}真人編。
理樹と鈴がリトルバスターズに真人を誘うのになぜか断ってしまっています…
それどころか、暴走してますね…
トラップの方法はうまかったですが、まさか石像をもって歩いてしまうとは… さすがいつも鍛えてるだけはある…
最後の理樹が真人を倒すところが、昔の恭介とかぶったシーン、感動しました。
EDも卑怯だぁーーーー…(笑){/netabare}

【第9話】「親友の涙(とものなみだ)」
{netabare}謙吾編。
謙吾はなにかと理樹がリトルバスターズを作ることをやめさせようとしてきますね。そして、自分が理樹や鈴を守るという使命感もあるようです。
そして、理樹は謙吾を仲間にするために、恭介と同じように力で勝負しようと野球の試合をしました。
理樹がホームランをうち、謙吾が泣き崩れるところに感動です(:_;) そこでの卑怯なsong for frinds… 泣かないわけにはいきません!
そして、次回はついに恭介です♪{/netabare}

【第10話】「そして俺は繰り返す」
{netabare}恭介編。
今回はどちらかというと過去を振り返る話でしたね。理樹と鈴を救うためにメンバーのみんなが協力してくれたこと、どれだけの時間を理樹が絶望しないよう成長するために使ってきたかを恭介が思い返す回でした。
なんだか切なくなります…
そして、恭介が血の中をはっている場面がまだこの回だとよくわかりませんでしたが…
そして、最後についに恭介が理樹の手をとりました!ここからどうなっていってしまうのか…
EDにBoys be smileが使われていたのが印象的でした。{/netabare}

【第11話】「世界の終わり」
{netabare}この話はリトルバスターズで一番泣ける話だと思います… この回を初めて見たとき、大泣きしてしまいました(:_;)
恭介や謙吾、真人が消えていくお話です。
この世界は、鈴や理樹を成長させ絶望をさせないために他のみんなが作った… すごいことだと思いましたw でも、それに全てをかけてリトバスのみんなはこの世界を作ったんですよね… なんて友情が深いんだろう、すごくいい仲間ですね♪
最初に真人がボールを理樹に渡して消え…次に謙吾が未練を残しながらもありがとうと消えていく…そして最後の恭介の「俺だってもっとみんなと遊んでいたかったんだ!!」と泣きながらついに想いを口にする場面… さらにそこでの挿入歌の遥か彼方…
まさしくここで大泣きしなければどこで感動するんだっという感じでした。
この話はレビューを見るよりも実際にアニメを見てもらったほうがいいと思います!(じゃあなんでめんまは感想レビュー書いてるんだよっw)
ちなみにすべての秘密がわかる回です!(それを最初に言えよっw)
とりあえず、見て損はないです♪)^o^(
{/netabare}

【第12話】「お願いごとひとつ」
{netabare}すべての世界の秘密を知った理樹と鈴… もう後戻りすることはできません進んでいくしか道はもうない… 襲いかかる絶望感のなか、必死になって理樹と鈴は進みます
そして、物語は最終回「リトルバスターズ」へ…
まさかEDにboys be smileを持ってくるとはw{/netabare}

【第13話】「リトルバスターズ」(最終回)
{netabare}1期から続いてきたリトバスもついに最終回。長かった…
絶望感をおさえ、未来を信じて理樹と鈴は必死にバスの中から恭介や仲間たちを救いだそうとします! ここでのガソリン漏れを抑えていた恭介…男です!
しかし、最後の1人となった恭介を救いだしバスから少し離れた瞬間、爆発が起こります… まあ結局助かって最悪の結末はまぬがれるんですがw
とにもかくにもみんな助かってよかったです(≧∇≦)
そして、クライマックスの修学旅行に行くぞっ的な終わり方!みんなすごく楽しそうでしたね! ホントハッピーエンドになってよかったです!
なんだか清々しい気持ちになれました♪( ´▽`){/netabare}


全39話、リトルバスターズという物語を駆け抜けていきましたが、本当にいい話でした。いま自分は高校生ですが、こんな学校生活送れたらなみたいな…
もちろん、あり得ませんがねw
1期だけを見たときには、楽しい学校生活にkey特有の感動シーンをつけているだけとか思ってましたが、そんな自分がバカでした…
まさか1期すべてが2期の伏線になっていたとはね…w
そんなわけで2期の伏線回収は半端ないですw

この作品は、どちらかというと大人よりも若い世代に愛される作品だと思います。
大人のひとたちはCLANNADのほうが良く感じてしまうのではないでしょうか?
そんな気がしますね♪( ´▽`)
自分はどちらも大好きですが、しいていうならリトバスをとります。

リトバスはめちゃくちゃオススメできるアニメです!
1期でこれツマラナイやと切ったそこのあなた!是非2期を見てください!
たぶん8割以上の方が評価変わるでしょうw
もし、このレビューを読んでいただけてリトバス見て好きになってくれる方が1人でもいたなら幸いです。良ければメッセにて観た感想くださいなw

ではとても長い長文、失礼いたしましたm(_ _)m



円盤売上表(1期&2期)
○リトルバスターズ! 【全9巻】
巻数   初動    累計    発売日
    BD(DVD)  BD(DVD)
01巻 8,358(1,757) 9,852(*,***) 12.12.26 ※合計 11,609枚
02巻 8,280(1,768) 9,302(*,***) 13.01.30 ※合計 11,070枚
03巻 8,047(1,622) 8,975(*,***) 13.02.27 ※合計 10,597枚
04巻 7,762(1,575) 8,723(*,***) 13.03.27 ※合計 10,298枚
05巻 7,289(1,438) 8,555(*,***) 13.04.24 ※合計 *9,993枚
06巻 7,536(1,505) 8,353(*,***) 13.05.29 ※合計 *9,858枚
07巻 7,344(1,488) 8,176(*,***) 13.06.26 ※合計 *9,664枚
08巻 7,262(1,480) 8,170(*,***) 13.07.31 ※合計 *9,650枚
09巻 7,535(1,514) 8,476(*,***) 13.08.28 ※合計 *9,990枚


○リトルバスターズ!~Refrain~ 【全7巻】
巻数   初動    累計    発売日
   BD(DVD)  BD(DVD)
01巻 8,140(1,561) 9,004(*,***) 14.01.29 ※合計 10,565枚
02巻 7,666(1,440) 8,359(*,***) 14.02.26 ※合計 *9,799枚
03巻 7,406(1,380) 8,308(*,***) 14.03.26 ※合計 *9,688枚
04巻 6,732(1,246) 7,910(*,***) 14.04.23 ※合計 *9,156枚
05巻 *,***(*,***) *,***(*,***) 14.05.28 ※合計 **,***枚
06巻 *,***(*,***) *,***(*,***) 14.06.25 ※合計 **,***枚
07巻 *,***(*,***) *,***(*,***) 14.07.30 ※合計 **,***枚

投稿 : 2024/06/01
♥ : 55
ネタバレ

とろろ418 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ハードルは潜るもの?

【視聴前】{netabare}
リトルバスターズの続編。

まず注意点を一つ。
前作のノリを期待してると思わぬボディーブローを食らうことになるのでご注意ください。

今作では、『世界の秘密』が軸となります。
①前作に隠された本当の意味を知りたい
②key作品の真骨頂を味わいたい
そんな方々にオススメです。

「時計の針を止めることはできる。
 …でもそれじゃ、本当に誰も救われない」
{/netabare}
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視聴中→{netabare}
【1話感想】
{netabare}
  思ってたより飛ばしますね。
  原作未プレイの方でも秘密に気づいた方は多そうです。
  EDも多分アレですよね。
  {netabare}最近良く見かけるやつ。流行りなのかな?{/netabare}
  全体的に露骨ではありますが、雰囲気作りとしては良いかもしれませんね。
  {netabare}仕掛け考慮するなら、6月20日とフラッシュバックだけで良かった気もする。
  恭介と理樹の台詞はまんま答えでしたからね。{/netabare}
{/netabare}
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【3話まで】
{netabare}
  演出面が大分良かったと思います。リフレインも期待できそう。
  内容については、完走後にハッキリ意味が解るといった類のものですので、
  今解らなくても問題ありませんよ。
  (これでも原作より解りやすくなってます)
  どうしても自分で解き明かしたいという人は、小毬ルートあたりを見直すといいかもしれません。

  構造的には美魚ルートがよく似てますね。
  特にこの二つ(姐御、美魚)は、完走後もう一度見ることをオススメします。
{/netabare}
(2013.10.20 追記)
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【4話感想】
{netabare}
  ちょっと、いや大分強引な流れでした。
  もう少し自然に繋げて欲しかったです。

  鈴の活躍が少なかったことが大きな要因でしょうね。
  『CLANNAD』みたいに常にヒロインを横につけておけば良かったと思います。
(2013.10.27)

  ※本編とは関係ありませんが、EDの件は私の見当違いでしたね。
{/netabare}
(2013.11.3)
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【6話感想】
  ここまでが鈴ルート。
  次回からが本当の『~Refrain~』です。
(2013.11.10)
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【8話感想】
{netabare}
  単体で見ると結構酷いですね。
  3話レベルの演出があればもう少し良かったと思うんですが……。

  ランキング戦の延長線上でこそ生きる話なので、そこを削ったのは大きかったと思います。
  ランキング戦については番外編見ればなんとなくわかるかと。
  {netabare}仲間内でRPGのようなバトルして、強さを決めるという趣向です。
  真人、謙吾、恭介が三強という設定。
  だから、これらを倒していく流れが自然に生まれる、という訳です。{/netabare}

  原作未プレイの方は、あと1話(2話かも?)辛抱することになりそうです。
{/netabare}
(2013.11.24)
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【10話まで】
  ……というわけでした。
  ある意味では、ここまでの主人公は恭介、ここからの主人公が理樹とも言えますね。

  詳細(ネタバレ全開です)→{netabare}
    key特有のぶっ飛んだ内容ですが、こういうことが起こった世界の物語という前提なので、
    突っ込むのはナンセンスかと。
    魔法ファンタジーに「魔法なんてありえねー」と言うのと同じですから。

    ただ、一つ気になる点が。
    虚構世界は恭介一人が作ったものじゃないですよね?
    確か……。

    修学旅行先でバスが事故って理樹と鈴以外瀕死。
    未練を残す人たち(リトバス一同)の想いが結集して、虚構世界が誕生。
    この時核となったのが恭介だったので、この世界においての神なる能力を得た。
    二人に過酷な現実に耐え抜く力をつけるというのが恭介の意志だったため、
    結果的に世界がループすることに。
    そのお陰で理樹が強くなり、それぞれの想いの解消に繋がる。
    想いを解消したメンバーが次々と消えることで虚構世界の構成する力が弱まっていく。
    世界の維持が困難になってきたこともあり、恭介が強行手段に出る。
    結果、失敗し鈴の状態が悪化。
    恭介も自責の念で心が折れ、自分の世界に閉じ籠ってしまった。
    そんな中、思いの外強くなっていた理樹が自分の力で残った仲間を集め、恭介の前へと姿を現す。
    本来の意味でのこの世界の終わりを悟った恭介は現実世界に舞い戻り、とある時間稼ぎを始めた。

    こんな感じだったと思うのですが、私の記憶が間違っているのでしょうか?
    他のkey作品と違って解釈の差は出にくい作品ですし……さてはて。
{/netabare}
(2013.12.8)
{/netabare}
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【視聴後】
とありえず上記の文章を読んで1ミリ単位でも期待した方に謝罪を申し上げます。(いないとは思いますが一応)
もう少し見られる作品になると思ってたのですが……。

まとめ(長文かつ駄文です)→{netabare}

まずは原作(ゲーム)について触れておきます。
物語を起承転結に分けるなら、世界構築→ループ→種明かし→状況打開、となるでしょうか。
私が評価しているのは起と転で、逆に評価していないのが、承と結です。
後述するアニメ評価のために、ここでは後者(承と結)について記述します。
①承
  キャラごとのサブエピソードの詰め合わせですが、単純に物語として弱いです。
  本筋路線で一本芯が通っていれば、また違った評価になったかもしれませんね。
②結
  起の方は設定なので問題ないですが、こちらは……。
  『CLANNAD』のように世界設定の上にある奇跡じゃないので、ご都合主義と言われても仕方がないです。

ここからアニメについてです。
まずは原作との比較。起と転はほぼ同じなので割愛します。
①承
  内容としてはここも変わらないのですが、何だかんだ言っても原作はゲームです。
  野球やランキング戦など密度を濃くするゲーム要素があるから上手く成り立っていると言っても過言じゃない。
  そこがない時点で、原作と同じでは駄目だと気づいて欲しかったですね。
  前述していますが、鈴を補佐に置いておくだけでも大分印象が変わったと思います。
②結
  ここがどうしても腑に落ちないところ。
  アニメは最後の修学旅行を新たな虚構世界での出来事として扱っているように見えたのですが、気のせいですか?
  そうならこの物語の意義そのものが消失しますし、そうじゃないなら演出がアレということになります。
  例え意図が違ったとしても、そう見えてしまう可能性があるというのは如何なものかと。

  ああ、あと『遥か彼方』の乱用も。
  幾らなんでも露骨過ぎです。
  まるで「この曲流しとけば泣くだろ。視聴者ウマシカだから」と言われているかのようでした。

  一応終盤展開のまとめ→{netabare}
    現実世界に戻り皆を救出しようとするが、ナルコレプシー(理樹の持病)がネックとなり、それができずに終わる。
    病院で目覚め、鈴と二人だけになってしまったことを知る。
    「こんな結末は嫌だ」という二人の想いにより、恭介たちの時と同様に虚構世界が創造される。
    そこで持病克服し、現実のあの時間へ。
    今度は皆を救い出すことに成功する。
    皆回復後、修学旅行のやり直しへ出発する。
{/netabare}
{/netabare}

総評としては、原作やるのが面倒なら見ても良い、と言ったところです。
前述のゲーム要素もあるので、出来れば原作プレイが良いと思いますが、何せ長いんでね。
(2013.12.29)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 15

83.1 2 ゲーム原作で学園なアニメランキング2位
ウマ娘 プリティーダービー(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (800)
2753人が棚に入れました
これは異世界から受け継いだ輝かしい名前と競走能力を持つ“ウマ娘”が遠い昔から人類と共存してきた世界の物語。
田舎から都会のトレセン学園に転校してきたウマ娘・スペシャルウィークは、チームメイトたちと切磋琢磨しながら「日本一のウマ娘」の称号をかけて<トゥインクル・シリーズ>での勝利をめざす!

声優・キャラクター
和氣あず未、高野麻里佳、Machico、大橋彩香、木村千咲、上田瞳、大西沙織、藤井ゆきよ、沖野晃司、豊口めぐみ、首藤志奈
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

現実と虚構を交え、バランス良く構成したサラブレットの擬人化物語

アニメーション制作:P.A.WORKS、
監督:及川啓、副監督:太田知章、
シリーズ構成:石原章弘(Cygames)・杉浦理史、
キャラクターデザイン・総作画監督:椛島洋介、
音楽:UTAMARO movement、原作:Cygames

第1R「夢のゲートっ!」第2R「いきなりのデビュー戦!」レビュー
サラブレットの実名を使って擬人化させた少女たちが、レースによって競い合い、勝者はライブ活動を行うという、かなり荒唐無稽な物語。ただ、最初の2話を見た限りでは、スポーツ、友情などをメインにしたスポ根アニメとして真っ当に作られていきそうなので、自分としては好みの気がする。

P.A WORKSとCygamesが制作してゲーム化もされるとあって、キャラづくりはかなり緻密。デザインは細かく、登場人物の一人ひとりが実際の馬の特徴を参考にした造形となっており、特に競馬ファンは細部までチェックしてしまうほど。実際の馬体の色や額の模様、鼻のライン、勝負服などを参考にしてキャラデザを行っている。コアな競馬ファンはいちいち反応してしまうに違いない(唯一謎なのがエルコンドルパサーのメンコのデザイン。エルコンドルパサーは、現役時代、ほぼメンコは付けてなかったと思う。何かほかに付ける理由があったか…?)。

スペシャルウィークの母親(実際の名前はキャンペーンガール)が出産後に亡くなって、育ての母馬がいたり、北海道でほかの馬とあまり関わらずに育てられたという生い立ちなども物語に取り入れるなど、おそらく、今後の展開もある程度、実際のスペシャルウィークの人生(馬生?)を基に話が構成されていくことが予想される。 {netabare} デビュー戦が阪神競馬場の芝1600メートルでゲートが14番、勝利したというところも同じ。ただし、当時の阪神1600メートルはスタートしてすぐにカーブのある旧コースだったが、それは現在の改修後の阪神競馬場外回りコースとして描かれている。細かいところなので、どうでも良いが、競馬ファンは、そんなところも含めて楽しめる。{/netabare}

また、ほかのウマ娘たちのレースや性格、ライバル関係なども実際の馬たちの物語を基にしており、その関係性にもいちいちニヤリとさせられる。例えば、成績の伸び悩んでいたサイレンススズカのデビュー1年後に覚醒したバレンタインステークスが描かれており、これもレース距離や競馬場、枠番や1000メートル通過タイムも実際のレースを忠実になぞっている。
また、同期のナリタブライアンとヒシアマゾンがライバル関係にあったりする。親子のシンボリルドルフとトウカイテイオーは師弟関係。ただ、個人的に大好きなジャスタウェイが出てこなさそうなのはとても残念だった(ジャスタウェイの同期で隣の馬房だったゴールドシップは登場しているのに。社台グループや金子真人オーナー所有の馬は許可が取れなかったようだ。( 有名馬のなかではディープインパクトやオルフェーブル、ブエナビスタ、ハーツクライなども出てこない)

ここまで書くと、競馬の知識がないと楽しめなさそうに感じるかもしれないが、そんなことはないように思う。確かにウマ娘の数が多すぎて、競馬を知らない人は名前を覚えられないだろうが、基本的には、スペシャルウィークとサイレンススズカ、あとはトレーナーやライバルチーム「リギル」の東条ハナを覚えておけば、とりあえず普通に楽しむことができるのではないだろうか。馬が全員女だということを許せない人もいるだろうが…そこはまた別問題ということで。物語は王道で、1話の構成や展開などもしっかり練られている印象がある。重点が置かれるのは、あくまでレースでの競い合いやライバル、友情ではないかと予想している。とりあえずは2話までを見ての感想だが、今後は重賞に出場するまでの道のりが描かれることになるだろう。ただ、レース勝利後に歌を歌うのは、アニメファンを取り込みたいのは分かるが、個人的には盛り込み過ぎの感があり、焦点がぼけてしまうように思う。その辺りはソシャゲに落とし込むことも含めて商売に関わることなので、仕方がないことかもしれないが少々残念な部分だった。

3話以降、スペシャルウィークとライバルたち(おそらくセイウンスカイ、キングヘイロー、グラスワンダー、エルコンドルパサーなど)の関係性も含めて、どのように展開していくのか、とりあえず、続けて視聴していくことを決めた作品となった。
(2018年4月6日初投稿)

第3R「初めての大一番」レビュー
{netabare}チームスピカの面々は、それぞれレースを勝利して士気が上がってくる。ちなみにサイレンススズカは11馬身差の圧勝。これはアニメだけではなく本当の話で、バレンタインステークスの3戦後の重賞・金鯱賞でやってのけている。この頃から飛び抜けた強さを安定して発揮しているのが見られた。
そして、スペシャルウィークは、いよいよクラシック(皐月賞、ダービー、菊花賞)ロードへ突入。皐月賞の前哨戦である弥生賞へと駒を進める。レースの前にカラオケ店でライブの特訓を行うのだが、その指南役がトウカイテイオー。披露するのが「テイオーステップ」だ。これは懐かしい。

私がトウカイテイオーをリアルタイムで初めて見たのは、骨折によって1年ぶりに出走した有馬記念だった。そのパドックの様子を見て、とても驚いたのを今でもよく覚えている。「これ、テイオーの足は大丈夫か?」と思ったのだ。というのも、パドックで歩くテイオーの歩様がとても異質で、足が治っていないのではないかと私の目には映ったからだった。何だかカックン、カックンしながら跳ねるように歩くのだ。私はその頃、パドックは結構注目して見ていたのだが、テイオーのような変な歩様の馬を見たことがなかった。しかし、そのレースでトウカイテイオーは奇跡の復活を遂げ、1年ぶりの休み明けでGⅠの有馬記念を勝利する。私は競馬を始めて間もない年で、いちばん好きだったビワハヤヒデから流して買っていたため大儲けしたのは良い思い出だ。
話が逸れてしまったが、要するにそのパドックの歩き方が「テイオーステップ」で、トウカイテイオーにとって、ごく普通のことだったのは、後になって知ったことだった。それ以来、ずっと競馬は見てきたが、テイオーのような歩き方をする馬は見たことがない。相当特殊な歩き方だったのだろう。

テイオーネタを挟みつつスペシャルウィークの弥生賞へ。2番人気ながら、セイウンスカイ、キングヘイローを破り、重賞制覇を果たす。その夜にスペシャルウィークのお祝いが行われ、彼女は腹がはちきれんほどに食べて楽しむ。

そして、クラシック第一弾、皐月賞の日。勝負服を受け取ったスペシャルウィークが着替えると、スカートの後ろのチャックが締まらないアクシデントが発生。まさか、スカートが脱げるというアクシデントがあるのかと思ってしまった。どうやら太ったという表現だったようだが、これは分かりにくい。ウマ娘紹介のところでもこのシーンが出てくるが、たぶん、これを見て太ったと思った人は、あまりいなかったのではないだろうか。伏線としてお祝いで腹が出ていた描写はあるが、これだけでは、ただそういう演出だとしか思えないので、スペシャルウィークが太ったとは考えなかった。ただ、競馬ファンならスペシャルウィークが皐月賞時にプラス10キロの体重で出てきたことを知っている人もいるだろうということで、こういうやり方になったのだろうが、私も全く視聴当時は思ってなかった。

皐月賞のレース描写では、セイウンスカイが後ろから押されてゲートインするシーンがある。これは、実際のレースでの枠入りの際にセイウンスカイが抵抗してなかなかゲートに入らなかったことを表現している。いやぁ、本当に細かい! しかも馬名も当時の馬を参考にしているところが見られる。エモシオン→ハルシオン、タヤスアゲイン→ヤスダリピートなどだ。

皐月賞でスペシャルウィークは3着に敗れる。もちろん、これも実際のレースと同じ。セイウンスカイは逃げずに途中からスパートするという作戦に出るが、これも同様だ。アニメでは敗因がスペシャルウィークの太り過ぎのような表現になっているが、実は、現実では、当週に仮柵が外されて、内側がグリーンベルトと呼ばれる芝の良い部分が現れたため、内側を通った馬、特に前にいた馬が有利な馬場となっていたのだ。当時、スペシャルウィークに騎乗した武豊は、そのことをJRAに抗議し、翌年から仮柵は外すのではなく、外側に移動されることになり、より公平なレースが行われるようになった。この皐月賞が、そういうレースだったというのは、アニメとは関係ないことだが。

そして、私が気になっていた同年代である最強のライバル、エルコンドルパサーとグラスワンダーは、結局、諸事情によって皐月賞には参加しなかった。当時は両馬とも外国産馬だったため、元々クラシックには出走できなかったわけだが、アニメでは現在のルールに合わせて出走できるようになっているようだ。グラスワンダーは怪我をしたから(実際もこの時期には骨折で休養していた)、エルコンドルパサーはトレーナーの決定により出馬しなかったことになっている。「なんで皐月賞あいつを出さないの?」とトレーナーがハナさんに聞くシーンがある。エルコンドルパサーのことだと思われる。

ここで、最初のレビューを訂正したい。エルコンドルパサーがメンコを付けている理由が謎と書いた。実はよく調べてみると、レースやパドックの時にはメンコを付けてなかったが、普段、厩舎にいるときなどには、メンコを付けていたようなのだ。私がエルコンドルパサーを見ていた頃は、まだグリーンチャンネルにも加入していなかったし、レース以外の普段の様子を見ることが、ほとんどなかった。写真では確認できなかったが、さすがにサラブレ編集部なども絡んでいるので、正しいと思われる。失礼しました。

次回はダービーが描かれるようだ。競馬界で全ての人が目標とする1度は勝ってみたいと願う最大のレース。当初は全く期待してなかったアニメだったが、とても楽しみになってきた。

※ちなみにOPの映像では、実際のサラブレットたちがG1を勝ったレースが表現されている。馬場が悪くてどの馬も通らなかった内側をあえて選択して豪快に差し切ったゴールドシップの皐月賞。また、前が詰まって馬群をぬうように抜けだしたウオッカの安田記念、誰もが感動したテイオーの復活の有馬など、印象的な部分を上手く演出しているなぁと感心した。{/netabare}

第4R「特訓ですっ!」レビュー
{netabare} 今回でダービーが描かれるかと思ったが、王道スポーツ漫画に必須の特訓回だった。皐月賞に敗北して意気消沈するスペシャルウィーク。心配したスピカのメンバーがトレーニングの手助けを行う。これは軽い日常回のようなもので、そのひとつとして、水着で飛び込みにチャレンジするサービスシーンも挟まれている(スク水だが)。

そんななかトレーナーは、皐月賞の映像を見直して、あることに気づき、中距離の絶対王者として知られるタイキシャトルとの模擬レースを思いつく。場所は美浦のトレーニングセンターで、南北の2ヵ所あるうちの南調教馬場にあるウッドチップコース。上から描かれたコース形態は、実際のトレーニングコースを完全に再現している。ウッドチップコースは、細かい木片を敷き詰め、足元への負担が少なく、体に負荷を与えることのできるコースだ。距離は1600メートルで、GⅠ馬であるタイキシャトル得意の距離で胸を借りる。

ここでスペシャルウィークは、馬の後ろのスリップストリームに入ると走りやすいことや、坂道を駆け上るときは、ピッチ走法で走ったほうが良いことに気づかされる。模擬レースは僅差で敗北するが、十分に実りのあるトレーニングとなった。ダービーを前にして準備は整ったようだ。

今回の最後にエルコンドルパサーがダービー出走を表明。実際にこの馬のいた時代、外国馬は出走できなかったのだが、史実とは違う展開にするようだ。来週こそはいよいよダービー。どのようなレースになるのか、競馬ファンとしても楽しみだ。予想としては、無難なところにまとめてくるのではないかと思っている。

ところで、1話から時々出てくるオグリキャップのネタが面白い。普通の馬の1.5倍以上もの飼葉を食べていたことで知られる馬だけに、出てくるときは、いつも大盛りの食事をしている。今回もゴールドシップが焼きそばを売るシーンのバックに度々登場しており、超大盛りの焼きそばが、映される度にどんどん減っている様子が描かれている。日本競馬を現在まで盛り上げるきっかけとなった最大の功労馬が頻繁に出てくるのもまた楽しい。{/netabare}

第5R「ライバルとのダービー」レビュー
{netabare}いよいよ競馬界最大の祭典・東京優駿(日本ダービー)でライバル対決が行われる。前半の佳境といえる回だ。Aパートは前回から引き続き、スペシャルウィークの特訓。東京コースにもあるゴール前の坂に対応するために神社での階段ダッシュを敢行。

この坂を利用した特訓は、実際のサラブレットにも行われている(もちろん、階段ではないが)。ひと昔前は西高東低と言われていた時代が長く、GⅠは関東所属の馬がほとんど勝てなかった時代があった。それは美浦のトレーニングセンターに坂路コースがなかったためで、このコースで負荷をしっかりかけた馬がGⅠでも好走するというのは、ずっと常識とされていた。その最も有名な例がミホノブルボンという馬で、坂路でビシビシ鍛える方法が馬を強くする秘訣といわれるようになった。そして、数年前に美浦にも坂路コースができたお陰で、関東馬もようやく関西馬に対抗できるようになったのだ。

そのほかにAパートでの注目は、メジロマックイーンがスピカの新たなメンバーとして加入することだ。面白いのはゴールドシップがマックイーンをとても気に入っている様子があるところ。ちょっかいをかけては、いつも逆に痛い目に遭っている。視聴当初は、なぜマックイーンがこんな重要なキャラとして出てくるのか、よく分からなかった。しかし、ゴールドシップと絡ませるために登場させたのだと知って納得した。ゴールドシップの母方のお祖父さんがマックイーンなため、このコンビに色々やらせるための計らいだったというわけだ。ちなみにスペシャルウィークを食堂で励ますのがマルゼンスキーで、これもスペの母方のお祖父さんがマルゼンスキーだから。また、雨の降った重馬場で無類の強さを誇ったマックイーンが「雨が印象的な映画20選」というタイトルの雑誌を読んでいるなど、相変わらず細かいことをやっている。

そしてダービー当日。スペシャルウィークは、ライバルのセイウンスカイ、キングヘイロー、エルコンドルパサーとともにゲートイン。もちろんスペシャルウィークは、現実と同じ3枠5番。
いつも熱いレースシーンだが、今回もかなり熱い。まぁ、見た目は大きな芝のトラックを女子が走るだけなのだが、一応、スピードは1kmを約1分で走っていくという超高速レース。箱根駅伝でのランナーが1kmを約3分で走るので、ウマ娘たちは3倍のスピードで駆け抜けるということになる。実際は背中に騎手を載せているのだから、1頭で走るだけならもっと速いわけだが。

レースは実際のレースと酷似している。引っかかったキングヘイローが逃げる展開。セイウンスカイは2番手に抑える。スペシャルウィークは中段、エルコンドルパサーもほぼ同じ位置。4コーナーを回って、早めにセイウンスカイがスパート。やや重の馬場ということもあって、早め先頭からの押し切りを図る。キングヘイローはここで失速。そして、セイウンスカイが先頭に立ってから、すぐに馬群の間を割ってスペシャルウィークが迫り、追い抜く。

このときのフジテレビ・三宅アナの「並ばない、並ばない」という実況も再現。一気にスペシャルウィークが先頭に立つ。実際のダービーでは、このままスペシャルウィークが圧勝するのだが、アニメではその後ろからエルコンドルパサーが差してくる。スペシャルウィークは2番手に後退。しかし、ゴール前で驚異の差し返しを見せて、2頭が同時にゴール板を駆け抜ける。

着順掲示板には写真の表示が点灯し、3着のところには16の文字が。この16番は実際のダービー2着馬ボールドエンペラー(アニメではマッシヴコウテイ)の番号だ。そして、写真判定の結果、同着という結果に。2頭のダービー馬が生まれたという結末だった。これは予想通りの改変だったといえる。エルコンドルパサーは日本で負けたのは1度だけで、さすがに、ここで負けさせるわけにはいかなかった。そして、スペシャルウィークがダービーを取らないというのもあり得ないので、やはりこうするしかなかったかなと思う。過去の実際のGⅠでの同着というのも本当にあった出来事。それは2010年のオークスでサンテミリオンとアパパネが同着となり、2頭のオークス馬が生まれている。

最後は特殊エンディング。エルコンドルパサーとスペシャルウィークが健闘を称え合い、スピカのメンバーも大喜び。当初、懸念していたウイニングライブは、これまではほとんど止め絵でエンディングに流す程度に収めているので、今回もこれで良かったと思う。前半が終了という感じの良い終わり方だった。次回からは菊花賞・ジャパンカップへと向かうのか、それとも別の展開とするのか、興味は尽きない。

小ネタとしては、今回も食堂でのオグリキャップのシーンは出てきたが、もう後ろ姿が部分的に映されるくらいでもオグリが大食いしていると分かってしまうところが面白い。それと、スペシャルウィークがダービーを取ったとき、実際は直線で武豊が鞭を落としていたというのは、有名な話。それを揶揄するようなシーンがあるかと思ったが、さすがになかった。この回では解説者として本人も登場しているし、CMにも出演してもらっているので、当然と言えば、当然か。しかし、あれだけの大スターでも失敗をしてしまうほど、競馬界で特別な舞台がダービーというレースだということなのだろう。 {/netabare}

第6R「天高く、ウマ娘燃ゆる秋」レビュー
{netabare}Aパートはお祭りに遊びに行く日常回で、いろいろなネタが満載。
新たなウマ娘も登場する。マチカネフクキタルやエイシンフラッシュ、ナイスネイチャなど。
相変わらずオグリの大食いのシーンが色々なところで出てくる。
第33回の大食い大会は、第33回の有馬記念の再現。優勝はオグリキャップ、2着タマモクロス、3着入線で失格となったスーパークリークも同じ。ナリタブライアンとヒシアマゾンがいつもコンビなのも微笑ましい。
スペシャルウィークとサイレンススズカの絆が深まる花火シーン。お互いが刺激を与えて、レースへのモチベーションを上げていく。

サイレンススズカの旋回癖のシーンが出てきて、少しせつなくなる。
馬房にいるときは、実際にいつも狭い中でグルグル回っていたらしい。
でもイライラしているわけではなく、厩務員が入って行ったら止まったそうだ。
これはアニメを見て、改めて調べて初めて知ったことだった。

Bパートは毎日王冠のレース。1998年に開催されたこのレースは、サイレンススズカ、エルコンドルパサー、グラスワンダーが激突するということで、GⅡとしては異例の13万人もの観客を集めたことで知られる。アニメでは、これに2010年のダービー馬エイシンフラッシュやGⅠでのブロンズコレクター、ナイスネイチャが参戦するという架空の対決になっている。
レースはグラスワンダーが出遅れて、3コーナーから捲っていくという実際と同じ展開。エルコンドルパサーは最後に追い上げるもサイレンススズカとは2馬身半も離された2着だった。

ウマ娘が走るだけなので、レースシーンがどうなのかという不安が当初からこのアニメにはあったが、アングルなどの絵作りの上手さやしっかりした作画、実際のレースをしっかりと参考にしていることが、画面から伝わってきて、とても迫力のあるシーンに仕上がっている。回を追うごとに楽しみも増えるし、飽きさせないシナリオ構成も優れている。全く想定していなかったが、これは今クールでトップを獲ることも夢ではないと感じさせるだけの仕事をしていると思う。
いよいよ、次回がいちばん問題となるレースとなるわけだが、ここをどう描くのか楽しみであり、不安でもある。 {/netabare}

第7R「約束」レビュー
{netabare}Aパートはスピカのメンバーで温泉合宿の特訓回。
最近は、特訓がAパートにあって、Bパートがレースというパターンが続いている。
リギルではグラスワンダーが同じ外国産馬のマルゼンスキーに合わせ馬の依頼をする。スピカの温泉合宿では、サイレンススズカがジャパンカップ後にアメリカに遠征することが語られる。
これは実際に計画されていたことで、アメリカは日本のような高速の芝で、中距離のGⅠが日本よりも多く、全てがサイレンススズカの得意な左回りコースのため、より大きな成功が期待されたからだった。日本の場合、その頃の2000mの中距離GⅠは天皇賞秋しかなく(現在は、右回りだが阪神の内回り2000mのGⅠ大阪杯もある)、サイレンススズカが活躍できそうなGⅠが少なかったのだ。

そしてBパートはいよいよ2000mの天皇賞秋。11月1日の1枠1番にサイレンススズカが入る。当時、私は馬券ではなるべく武豊を外して買うことが多かったのだが、この枠を見たときに、さすがに観念した。このレースでサイレンススズカ以外が勝つことはないと確信したからだ。それなら1番人気でもここからドーンと買って勝負してやろうと。それにサイレンスズカがまたどんな走りを見せるのかがとても楽しみでもあった。

アニメでの出走ウマ娘は、エルコンドルパサー、メジロライアン、ヒシアマゾン、ウィニングチケット、ナイスネイチャという超豪華メンバー。これは完全に架空のレースということになっている。

ただ、レースは実際と同じ展開。ゲートを出たサイレンススズカが1000mを57秒4というタイムで通過。騎手の安藤勝巳がダイワスカーレットで出走してウオッカに2㎝ハナ差負けした2008年天皇賞秋の1000m通過が58秒7で、安藤勝己はこのタイムについて「とんでもないペースで行ってしまった」と後述している。そのときの2000m走破タイムが1分57秒2で、レコードタイムを0.8秒も更新した。サイレンススズカが出走した天皇賞から10年も経過していた年のことだ。このことからも、サイレンススズカの1000mの通過タイムがどれだけ信じられない高速タイムを叩きだしたかということが分かると思う。

4コーナーの手前でサイレンススズカに故障発生。実際は左前脚の粉砕骨折で予後不良となった。馬の場合はひどい骨折の場合、足の血流が滞ってしまったり、ほかの3本の足に負担がかかって蹄葉炎などを引き起こし、生存率が著しく下がってしまうため、薬殺処分とされてしまうのだ。このレースは多くの競馬ファンの忘れられないシーンのひとつだろう。

アニメでは、スペシャルウィークの機転により、サイレンススズカのダメージを少なく助けることができたため、大事には至らなかった。それでもスペシャルウィークが泣きながらサイレンススズカに語りかけているシーンは、少しグッときそうになってしまった。ラストは特殊エンディングで病院にいるスズカを皆が取り囲んで励ますシーンで終わる。

天皇賞秋のレース結果は、実際のオフサイドトラップではなく、エルコンドルパサーが勝利。来週からスペシャルウィークはどこに向かい、サイレンススズカはどうなるのか、さらに目が離せない展開となりそうだ。 {/netabare}

第8R「あなたの為に」レビュー
{netabare} ジャパンカップや有馬記念をどうするのかと思っていたら、ここはスペの敗戦をアパンで少し描いて終わり。スペがサイレンススズカに相変わらずベッタリの様子とそれを心配するスズカが映される。
Aパートでは年始のパーティーとWDT(ウインター・ドリーム・トロフィー)という全ウマ娘のなかから投票で選ばれた人気のウマ娘たちが最強の座をかけて戦うという架空のレースが行われる。ここで最強を決める展開のようだ。この来年のレースにスペやエルコンドル、ススズが出て終わりということになるのだろうか。今年のレースではシンボリルドルフが勝利した。
そして、トレーニングの様子とリギルの皆は色々とレースを勝利したことがスペのナレーションで語られる。実際にはこの正月から春の間にスペシャルウィークは、AJCCと阪神大賞典、天皇賞春と重賞、GⅠを3連勝するのだが、そこは全く出てこなかった。スペシャルウィークファンにとっては少し不満に感じるかもしれない。
Bパートでは、グラスとスペのライバル同士の動向がじっくり描写された。この2人は宝塚記念で激突することになり、グラスワンダーはスペシャルウィークをライバルとしてとても意識するのだが、スペシャルウィークは怪我をしたサイレンススズカのことばかりを考えていて、レースのことはあまり頭にない。グラスからスペに向けられる視線が執拗に描かれる。思えば、6話の毎日王冠でグラスワンダーは初めて敗北を喫するのだが、そこでの焦りやレース後のうなだれる様子もかなり念を入れて描かれていたこともあり、今回はかなり気合が入っている様子。実際にはこのレースの前、スペの陣営は宝塚記念を勝って凱旋門賞に行くというプランを描いていて、ここは軽く勝つ前哨戦の空気だったので、スペがグラスのほうを向いていなかったというのは、上手くストーリーを作ったと思った。ただ、グラスワンダーが有馬記念を勝っていたことは、お花さんから語られるだけなので、競馬を知らない人からすると、なぜグラスワンダーが突然強いことにされているのか、分からないかもしれない。
宝塚記念のレース。
もちろん、出走の枠やウマ娘たちも実際と同じ。阪神の内回り2200mのレースだ。今回のレースも迫力があった。私がグラスワンダーのファンだったから余計にそう思うのかもしれないが、走っている動きや展開、絵作りがとてもカッコ良かった。スピード感があって、4コーナーでグラスがスペを抜く瞬間や抜いた後にスペの視線でグラスの背中が疾走しているシーンは、とても上手く描いていた。グラスワンダーのブルーの上着が翻って動く様がとても良くて、レースシーンを何度も観てしまった。
レースではスペシャルウィークが早めにスパートをして先頭に立つが、その後ろからグラスワンダーが一気にかわして3馬身差で勝利する。その後ろのステイゴールドは7馬身も離れており(これは実際のレース)、完全に2頭だけのレースだった。
また、これまでグラスワンダーは、おっとりした優しい性格だったのに、レースになって闘志を剥き出しにするギャップがとても良かった。
レースが終わり、また嘆きの木のところでトレーナーと話し、日本一のウマ娘になる目標を思い出すスペシャルウィーク。そしてススズはスペシャルウィークの敗戦をテレビで観て、何かを決意したようだった。これは来週にススズとスペとの関係に変化が起きる前触れだろう。
個人的には今クールは、これがトップで良いかなと思い始めている。 {/netabare}

第9R「スピカの夢」レビュー
{netabare}サイレンススズカの傷も癒え、リギルのメンバーは夏合宿に出発。トレーナーはサイレンススズカとスペシャルウィークを復活させるために2チーム制で競わせることを企てる。サイレンススズカは、怪我のショックから全力で走ることが怖くなってしまい、いわゆるイップスのような状態に陥ってしまっていた。スペシャルウィークは、スズカが復活できないことが気になって自分のことに身が入らない。
そこでトレーナーは、極限状態の負荷を2人に与えるショック療法的な試みを行う。2チームをトライアスロンのレースで競わせ、途中でトレーナーは、自分の夢を語って檄を飛ばすことによって、2人を復活へと導くのだった。最後の場面では、よりハードに競い合って速く走り過ぎたため、カーブを曲がり切れず、全員が海の中に「犬神家の一族」のスケキヨのような状態で頭から突き刺さるというギャグで締めくくられる。

そして、いよいよエルコンドルパサーが出走する凱旋門賞の日がやってくる。
前回の手紙でイスパーン賞やサンクルー大賞のことは、伝えられていて、実際にはそれに加えてフォア賞にも出走している。順位は、それぞれ2着、1着、1着でフランスのGⅠを1勝、2着1回、GⅡを1勝という好成績で、凱旋門賞ではモンジューに次ぐ2番人気だった。
アニメではモンジューの代わりにブロワイエという名前のウマ娘がベルサイユのバラのオスカルのような出で立ちで登場している。実際に凱旋門賞に出走したモンジューの名前は、馬主が所有していたモンジュー城が由来で、その城のある場所がブロワイエ地区というらしい。そこから馬名を変更したようだ。

レースは実際と同じ展開で描かれる。実はモンジュー(ブロワイエ)は、重馬場の鬼で、凱旋門賞が行われた日の前日から当日の午前中まで現地では激しい雨が降り、ここ20年ほどのなかで類を見ないような重馬場となっていた。元々凱旋門賞の行われるパリのロンシャン競馬場は芝の丈が長く、良馬場であってもかなり時計のかかる馬場のため、軽い芝の競馬場で走る日本馬には向いていないといわれている。またコースも特殊で、最後の直線の前に下り坂のフォルスストレート(偽りの直線)があり、仕掛けどころが難しい。

スピカやリギルの面々がテレビの前で応援するなかでレースはスタート。大方の予想を裏切り、エルコンドルパサーは逃げの戦法をとる。馬場の重いときは、逃げや先行の戦法のほうが有利に働くことが多く、これは良い判断だった(実際の判断は騎手の蛯名)。そして、2馬身ほどの差を保ったまま、フォルスストレートから最後の直線に向く。ヨーロッパの競馬で日本と違うところは、馬群のなかに入っていて周りが囲まれていると、ほとんどスペースがなく、なかなか抜け出せないことはよくある話。この日もそういう展開だったが、実際はモンジューの騎手が周りの騎手に「日本の馬に勝たせるのか!」と叫んで、スペースを空けさせたという話もある(レースの映像でもかなり強引に内を割って出てきている)。それほど、凱旋門賞は特別なレースで、フランス人にとっては、特に看過できないことだったことが想像できる。
そして残り50mを切ったくらいのところで前へ出られて、ブロワイエが優勝する。その後の3着のクロコルージュは6馬身も後方で、完全に2頭のマッチレースだった。

レース後、エルコンドルパサーからルドルフ経由でスペシャルウィークに電話がつながれる。エルコンドルパサーは、電話の向こうで悔しさのあまり泣きじゃくるのが心に残るシーンだった。そして、スペシャルウィークは何かを決意したような顔つきで前を見据えた。
このブロワイエ(モンジュー)は、近年のヨーロッパ競馬で最強と今でも語られるほど有名な馬で、その馬と僅差の2着だったエルコンドルパサーと日本競馬も世界で知られることとなった。そして、ブロワイエは、この後ジャパンカップに参戦する。この夢の対決は、おそらく再来週くらいに描かれることになるだろうか。そのときは、レースシーンの作画なども、戻っていることを期待する。
今回は、かなり作画が崩れており、特にBパートが厳しかった。先週のスペとグラスのレースシーンが素晴らしかっただけに、今回の凱旋門賞の粗が余計に目立ってしまった印象。あれだけの数のウマ娘と、それぞれの衣装を描くのは大変だろう。何とか万策が尽きないように最後まで頑張って欲しいと願っている。

※先日、スペシャルウィークに続いて、番組に登場しているテイエムオペラオーもこの世を去った。私は皐月賞(1着)と3歳時の有馬記念(グラスワンダー、スペシャルウィークに続く3着)を現地で観戦した。GⅠを7勝した思い出深い一頭だった。 {/netabare}

第10R「何度負けても」レビュー
放映日の5月27日は、競馬界最大の祭典であるダービーデー。
ここまで来ると、存分に楽しんできた春競馬もほぼ終わりという雰囲気が漂う。
前日の土曜日は予想で楽しみ、当日の日曜日の昼は馬券購入&観戦、夜になるとウマ娘が観られるということで、休日は完全に競馬づくしだった。
実際のダービーはワグネリアンが優勝。騎手の福永祐一は19回目の挑戦にしてダービー初勝利。私は人馬ともにずっと応援してきたので、とても感動的な日となった。

{netabare} ウマ娘のほうは、秋競馬に突入。
スペシャルウィークはトレーニングして大盛りの飯を食っての繰り返し。ちなみに飯を食っているシーンには全てオグリが一緒に映り込むというサービス?カット。
スペシャルウィークは京都大賞典から始動するが、何と7着に大敗。このレースにはテイエムオペラオーも出ていたが、こちらも3着敗退。実際もその順位の通りで、「マークすれば僕の勝利は間違いない」とオペラオーが言っていたが、実際のレースも全くその通り。スペを徹底マークしたが、スペが伸びきれないために踏み遅れて、最後に猛然と突っ込んできて3着というテイエムオペラオーの取りこぼし感が目立ったレースだった。

スペシャルウィークの敗因は、トレーニングを隠れてやっていて入れ込みすぎたというようにアニメでは描かれているが、これも実際とそれほど違っていない。スペシャルウィークは宝塚記念の頃から引っかかり癖がついてきており、京都大賞典でも武豊が手綱を引っ張り通しだった。気合が前に出過ぎていて、最後までもたなかったのだ。

そこで、アニメではリラックスするために帰郷することになる。スペシャルウィークは母親から「めざせ日本一」と刻まれた蹄鉄をプレゼントされて、やる気を増すのだった。その間にほかのウマ娘たちの休日の様子も描かれる。メジロマックイーンがライアンやドーベルと姉妹(実際はドーベルのみが牝馬)で一緒に食事をしていたり、ビワハヤヒデとナリタブライアンの姉妹(兄弟)がショッピングをしていたり、ウオッカとダイワスカーレットのライバルが靴を買いに行ったりと楽しませてくれる。またビワハヤヒデがブライアンに「頭でっかち」と言われて怒るなど小ネタを挟んできているのも面白い。
そして、サイレンススズカの復帰戦が決まり、絶対にアメリカに行くという決意をし、スペをライバルとして認め、戦おうと誓い合う。

最後に天皇賞秋のレース。
最近知ったのだが、実際にはスペシャルウィークは、宝塚記念からの不振によって、このレースに負けた場合は引退することをオーナーが決めていたのだという。ダービー馬で天皇賞春にも勝利していてGⅠを2勝していたため、これ以上無様なレースをするくらいなら引退させて種牡馬にしたいという意向だったそうだ。京都大賞典の大敗によって、この日は4番人気。私も当時は、このレースでスペが勝つとはほとんど考えていない1人だった。
アニメで1番人気のセイウンスカイは、この日もゲートに入るのを嫌がった。実際はファンファーレが鳴ってから5分以上も入らないというゴネっぷりだった。
レースにはサイレンススズカが観戦に来ておらず、レースの時間に合わせてトレセンで練習しているというのは良い演出だった。ふたりが相手のことをライバルとして意識して走り、ようやく同等の関係になったのだ。
レースではセイウンスカイの外から一緒にスペシャルウィークが追い込み、見事に1着となり、14万人の観衆が大興奮という状況になった。

いよいよ来週は、空前絶後といえるほど世界中から好メンバーが集まったジャパンカップ。ブロワイエ(モンジュー)以外の外国馬をどこまで描くのかも楽しみだ。今回も作画はいまいちだったので、最大の見どころとなる来週のレースは持ち直して欲しい。 {/netabare}

第11R「おかえりなさい!」レビュー
{netabare} 今回はもうひとりの主役ともいえるサイレンススズカの復帰戦。このアニメが始まったときから、ススズの扱いがどうなるのかというところに注目していたが、しっかりと復帰戦まで描かれた。ジャパンカップまで行くのかと思っていたが、復帰戦をじっくり描く構成は、とても良かったと思う。その間にジャパンカップに出走するブロワイエ(モンジュー)を登場させて次回での決戦を盛り上げた。

ここまで積み上げてきたものを考えると、この作品は成功した(売上は別にして)と言ってもいいと個人的に感じているが、それは、スペシャルウィークとサイレンススズカの友情・ライバル関係を中心に構成したことが大きな理由だろう。実際にはこの2頭は同時期に走っていたこと以外に共通点はないのだが、それを上手く重ね合わせたのは素晴らしい判断だったと思う。

冒頭でブロワイエ(モンジュー)がジャパンカップ参戦を表明。その年の凱旋門賞馬の出走ということで、競馬界での大きなニュースとなった。ブロワイエの戦績が凄い。凱旋門賞に加え、フランスとアイルランドのダービーも勝っていて、この時点でGⅠを3勝もしていた。そしてジャパンカップ後の翌年にもサンクルー大賞、キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスなどのヨーロッパで格の高いGⅠを3勝したというヨーロッパの名馬中の名馬といえる。そんな馬が全盛期に来日したということにまた価値がある。
このほかにもバーデン大賞連覇などGⅠ3勝をしているタイガーヒル(サンクルー大賞ではエルコンドルパサーに負けて2着)、前年のイギリスダービー馬のハイライズ、2年前のドイツダービー馬ボルジア(直前のフォワ賞でエルコンドルパサーに敗れての2着)、香港などでGⅠを含め15勝を挙げているインディジェナス、キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス3着のフルーツオブラブなど、実績のある馬が多数参戦した。

そして、ジャパンカップの前日にサイレンススズカの復帰戦が組まれる。ライバルとして登場するのがサンバイザーという馬。その名の通りサンバイザーを被っているのだが、声優が釘宮理恵。こんなちょい役で登場するのは珍しい。
1999年ジャパンカップ前日というと、10レースでキャピタルステークスが行われており、その時に勝利したのがサンフレア。おそらくこの馬をモデルとして名前を変更したと思われる。キャピタルステークスまで連勝で来ており、上り調子だったことも同じで馬番も10番だったことからまず間違いないだろう。
レースではサイレンススズカが出遅れて最後方からの展開。4コーナー過ぎから他馬をまとめて差し切り先頭でゴールする。このときのアナウンサー、観客、リギルやスピカのメンバー、トレーナーたちの応援、祝福する様子が映され、ファンにとっては堪らないシーンだったと思う。もし、本当にこういうことがあったとしたら、ということを心から感じさせてくれる、とても良い描き方だった。

来週はジャパンカップということになるのだろうが、どういう構成にするのか楽しみだ。実際のレースもとても熱い展開だったので、それをどのようにして再現しつつ架空の物語にしてくれるか。このときのジャパンカップはスペシャルウィーク以外の日本馬は手薄だったので、外国馬をもう少し丁寧に描くこともあるだろう。
そして、1話を使ってジャパンカップをやるのか、また有馬記念までやってしまうのかというところも気になるところ。この作品だと有馬記念は蛇足になってしまうので、次回でサッと終わらせることもあり得る。
ラストはWDT(ウインター・ドリーム・トロフィー)が出馬するところになりそうだが、
あと2話をこのまま突っ走ってもらいたい。作画のほうは持ち直したものの、まだ良いときほどのクオリティではないので、ジャパンカップのレースに期待している。 {/netabare}

第12R「夢の舞台」レビュー
{netabare}この物語の最大の見どころといえるジャパンカップ。
ほかの強豪馬についても出てくるかと思ったが、ブロワイエとの一騎打ちの構図で描かれた。一応、タイガーヒルやボルジア、フルーツオブラブなどは枠番と勝負服で分かるようにはなっている。今回だけで紹介されても強者感は出ないだろうから、これで良かったかもしれない。

前半ではレース前日の振り返りからブロワイエの当日の動向、リギルやスピカなどのチームの枠を超えてスペシャルウィークを後押しする様子が描かれる。皆が心配して、グラスワンダーが耳をつけて中の様子をうかがうところが可愛い。
そしてジャパンカップのレース。

実際と同じく、8番の隣が10番になっている。これは9番で出走予定だったアルボラーダが出走を取りやめたため。細部までこだわり続けてくれていることがよく分かる。ちなみに6番にはサイレンススズカの実際の妹(弟)のラスカルスズカが出走していたため、耳あてのデザインが同じに描かれている。

レースではスペシャルウィークをブロワイエが徹底マークする構図。実際のレースでも全く同じ展開で、エルコンドルパサーのときと同じようにマークをして差す競馬をするつもりだったようだ。3コーナーすぎから両馬とも上がっていく。
直線では下を向きながら必死に走るスペシャルウィークに限界が来たように一瞬モノクロの画面に押し込められる。そのときにサイレンススズカの「スペちゃん!」という声にスペが反応して、再加速。見事1着でゴール。アナウンサーの「日本の総大将」という呼び方も当時を再現していた。
最後にブロワイエが言ったのは「La victoire est à moi(調子に乗るな)」で、スペに言われた言葉をそのまま返した。しかし、スペはこの意味を「いい勝負をしましょう」と思っていたので、「はい」と笑顔で答えている。締めはスピカやリギルの面々と喜び合い、スペシャルウィークのライブによる特殊エンディングだ。

ちなみに、実際のレースでは、1着スペシャルウィーク、2着インディジュナス、3着ハイライズで、ブロワイエ(モンジュー)は4着だった。
そして、どうやら来週は有馬記念をカットして、夢のレースで締めるようだ。実質、今回がストーリーとしては最終回のような位置づけだろう。あれだけの話をとても良いシナリオにまとめたと思う。

ちなみに最後のウインタードリームトロフィーの映像の元ネタは、グリーンチャンネルで流れるこのCM。まさに夢というのがふさわしいメンバーだ。
夢の第11レース
http://ceron.jp/url/www.youtube.com/watch?v=bDpK38Lhdac
来週は、いよいよ最終回。1クールたっぷりと楽しませてくれたので、もう今の時点で満足している。作画が後半に入ってずっと失速気味だったのが残念だったが、全体的には良い仕事をしてくれたと思う。 {/netabare}

EXTRA R「響け、ファンファーレ!」レビュー
{netabare} 長い間、楽しませてくれたウマ娘も今回が最終回。
ストーリー的には前回で終わった構成だったが、夢の対決を描くためということで「エキストラレース」という位置づけになっている。

アパンでは意外にもスペシャルウィークが負けた有馬記念も少しだけ描かれた。私はグラスワンダーのファンで、この有馬記念の当日は中山競馬場で観戦していたのは良い思い出だ。ゴール前で見ていて、最後はスペシャルウィークに差されたと思ってうなだれていたのだが、写真判定では何とかゴールの瞬間だけ鼻面が前に出ていたのには驚いた。これはグラスの執念のようなものだったのだと思う(アニメでは一応、3着のテイエムオペラオーも描かれている)。

ほかのウマ娘のこともダイジェストで紹介される。ウオッカとダイワスカーレットの鼻差の勝負となった天皇賞秋らしきレースや、トウカイテイオーの二冠&有馬記念の奇跡の復活、メジロマックイーンの春の天皇賞連覇、ゴールドシップの宝塚記念連覇、凱旋門賞挑戦。そして、サイレンススズカは、その後にGⅠを勝利し、アメリカ遠征を行ったことが、スペから母への手紙という形で回想される。連覇しているウマ娘がいることから、ジャパンカップから最低でも2年以上は経ったという流れだ。

大爆笑したのは、ウマ娘たちを壇上で紹介するシーン。
司会役として日刊競馬の本紙予想を行い、UHF系の番組『金曜競馬CLUB』にも出演している飯田正美のような人物が出てくるのだ。あの鼻の詰まったような、たどたどしい喋り方に似せているので間違いないだろう。「あー」とか「~ね」という口癖は完全に物真似だ。ネットで調べてみたが、誰からも指摘されていなかったので、コアな競馬ファンでこのアニメを観ている人は、それほど多くないのかもしれない。私も周りの競馬ファンの数人には、強く勧めてみたのだが、1度は観てくれても、継続して観てくれている人はいなかった。きちんと観てくれれば、作品の良さを分かってもらえるとは思うのだが、アニメを見慣れていない人にとっては、女性声優のかん高い声でうんざりしてしまうらしい。

WDT(ワールド・ドリーム・トロフィー)のレースは予定調和というか、想像した通りの展開だった。オグリの応援にイナリワン、タマモクロス、スーパークリークがスタンドまで駆けつけていたのは面白かった。
これだけのメンツのレースでどれかのウマ娘を勝たせるというのは不可能。それよりもレースシーンまでやってくれたのは嬉しかった。

最後にこのレースを羨望の眼差しで見つめるウマ娘が現れる。リボンが右耳についていることから牡馬で、服の色から考えると、まずキタサンブラックで間違いないだろう。社台所属の種牡馬なので、今のところ登場することは考えづらいところだ。ただ、オーナーは北島三郎なので可能性はあるか…。個人的には2期があるなら、ファンだったジャスタウェイにも出てきてもらいたい。 {/netabare}

全体のレビュー
全話を通して、改めて思ったのがスタッフのこだわりが存分に感じられた作品だったということだ。ソシャゲにつなげるということもあり、デザインは緻密だし、細部までとても丁寧に作られていた。競馬についてはファン目線で見ても、生半可な知識で作っていないことは、すぐに分かる。それぞれのサラブレットについての生涯をしっかり理解した上でストーリーを組み立てた点は称賛したい。また、スペシャルウィークとサイレンススズカを主役にした判断も素晴らしかったし、何よりifの物語をサイレンススズカのファンに嬉しい展開にしてくれたのは、とても良かった。
これは私が物語にいつも望んでいることだが、やはり創作である以上、どこかに救いがあって欲しいと思っている。どのようなメッセージが込められているのだとしても、最後に絶望しか感じさせないような物語を私は観たくない。ハッピーエンドを望んでいるのではなく、ひと欠片でもいいから希望を感じさせて欲しい。そういう意味でもウマ娘は、とても良い作品だった。多くの人に幸せを感じさせたことは魅力のひとつだったと思う。
残念だったのは、後半になって作画が崩れてしまったことと、レースシーンに迫力がなくなってしまったことだ。レースシーンのピークは、スペシャルウィークとグラスワンダーが対決した宝塚記念だった。このレースシーンは素晴らしかったと思うし、結果は知っているのに観ていて興奮して、カッコ良いと思った。後半をそこまでやってくれていたら、良かったが、ウマ娘の数が多すぎるし、GⅠレースの勝負服のデザインまであるため、なかなか難しかったと思う。また、トレーナーの凄さが感じられなかったのも不満な部分だが、この作品がサラブレットに焦点を当てている以上、仕方のないことかもしれない。

実在の競争馬を女性化させたというとんでもない設定ながら、中身はとても真っ当に、そしてフィクションも含めた展開にしたことは見事だった。当時のことを思い出させてくれて、現実の過去の競馬とアニメの2つの世界を楽しむことができた作品だった。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 104
ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

アプリ販促アニメ…競馬ファン納得のストーリーと細かい設定が見事な作品

【1、2話見て】
これ、よくPAが受けたな…。PAでなければ断念したかもしれません。というか、ここからPA三期連続で制作するみたいだけど、クオリティは大丈夫か?

さて、さすがはPAとしか言いようがないくらいきれいで見やすい絵。競馬場や周りの景色も完璧といって良いほど。キャラもやっぱり「らしさ」がある可愛いデザインです。

肝心の中身ですが…笑って流し見が1番でしょうね。なんだよ、ウマ娘って、競馬場で徒競走って(笑) 勝ったらウィニングライブ? 「競女」以上にワケわからん。競馬好きにしか分からないネタがいっぱい。例えば主人公のスペの境遇とか(母馬は産まれてすぐに死んでしまったこととか)、テイオーがルドルフみたいになりたいとか、ゴールドシップが「G1勝つこと」だとか、ウォッカが「ダービー勝つこと」だとか、ススズが「夢を与えること」とか…。競馬知ってないと面白さ半減だと思います。いや~、準主役がススズっていうところが泣ける。このウマについては語り出したら止まらない。デビューの頃からどれだけ愛したことか…。というか、この先の展開がとても心配。だってね…、スペのすぐ下にしたのもまた泣ける。

まぁ…まぁなにより、自分にとってはオグリが何気に登場していたので許す。圧倒的なオグリ世代だしね、自分は。あの有馬をゴール板近くで見た生涯の思い出が自分にはあります。えぇ、あそこで見ていた17万人のうちの一人です。

あれ?いつのまにか競馬の話になってしまった…。競馬好きの親友と見たら一晩飲みっぱなしになりそうなアニメです。

【6話まで】
はい、前言撤回です。素晴らしいです。個人的には最早文句つけようがないデキです。PAの作り込みの良さも手伝っています。製作陣の中にディーゼルさんなみの取材力を持つ人がいると確信。

何が良いかって言うと、リアルタイムに見ていた競馬好きにはたまらない展開になっております。でも、たぶん競馬好きな人にしか通じないだろうな…。まぁ、その筋にしか通じないアニメって多いし、競馬通に通じるアニメってあまり無かったので、他のアニメとは違った感覚で見ております。

細かいところでよくもまぁその設定ぶちこんできたというところも多々あります。特にオグリ世代の自分には6話の{netabare}大食い対決。タマモとオグリとスーパークリークの対決。かの有馬記念の再現(?)で、スーパークリーク失格まで{/netabare}ネタにしてしまうなんて、嬉しいとしか言いようがない。
あと、ルドルフとテイオー、スペとマルゼンスキー、ゴルシとマックイーンの関係もニヤニヤもの。そりゃ惹かれて当然ね。まぁマックイーンとステゴの絡みあればもっと良かったんだけどねぇ…。

スペのダービーまでの流れを再現したうえで、ダービーではエルコンドルパサーとの幻で夢の対決までやってのけました。豊の棒読みはアニメに興味がない競馬ファンにもすでに浸透しております。

さて…スペについて語ると止まらないのですが、どうもっていくのでしょうね。(ここからは大いなるネタバレ){netabare}ダービーのあとは菊でセイウンスカイに世界レコードで負け、JC(女子中学生ではない)でエルコンに完敗。天皇賞春秋制覇、JC制覇、グラスに宝塚と有馬で負け。個人的な思い出として、有馬記念ですね。ガチガチにスペを応援して、3連複でスペ、グラス、オペラオーを1点買いだったのですよ。ゴール前、グラスを抜いたと思って勝ち誇っていたら、写真判定。しかも、どう見てもグラスの方が分がいい。結局はスペの負け。馬券当たったのにこんなに嬉しくない当たりはこのレース以外ないです。それはさておいて{/netabare}この世代はライバル関係がとても面白いのですよ。だからこそ、この世代のダービー馬であるスペを軸にしたのでしょうけど。でも、オグリの方が圧倒的に物語になるんだけどね…オグリ世代だと古くなるのかな…それも寂しい…。

で、ススズの話が来てしまいました…。6話の毎日王冠、これは競馬ファンには伝説のレースとして語り継がれているレースです。展開と結果はアニメの通りです。でもね、この流れで…この続きはとても嫌だ…フラグ立ちまくりだし、変えようがないんだろうな…。


【7話】サイレンススズカ
来てしまった…。本当に描くんだな、あれを…。それが視聴前の思い。そして、本当に描きました。ifがあるとはいえ(この回の天皇賞の出走馬なんて、まさにifそのもの)、主役の結果は忠実なだけに、避けないだろうと思っていました。
「サイレンススズカ」この名前を聞くたびに、あの時を思い出し、辛くなります。それくらい強烈な出来事でした。アニメに興味がない競馬好きの友人もあのシーンを見て涙したといってました。本当に良くできています。特に3コーナーから大欅を横切るシーンはススズファンにはトラウマ級のデキです。それでも命だけは救われた、これが最大級の「if」であり、ありがたかったです…。今後、このウマ娘、どう描くんでしょうね…。

(ここからは単なる思い出)
{netabare}サイレンススズカと出会ったのは2戦目の弥生賞。デビューが4歳(現在の表記だと3歳)の2月と遅かったのですが、ぶっちぎりの勝利。これはスゴいと評判になり、注目に。2戦目は弥生賞。2戦目とはいえ、クラシックを占ううえで超重要なレースに挑んできました。これ、某競馬のオーロラビジョンで見ていました。期待を込めて馬券を買い、出走を待っているとやってしまいやがった…スタート直前、暴れてゲート潜ってしまい外枠発走に。しかも、大きく出遅れと、その時点で馬券はぶっ飛びました(苦笑)。それでも追い込んでそれなりの素質は見せたんですけどね…。皐月は断念したけど、ダービーの出走は叶いました。2月デビューでダービーの上位人気なるだけでもスゴいことではあるんですけどね。結果はアニメでススズが言っていた通り9着。馬が若かったと言うにはなにか違和感があった感じがします。陣営は距離が長いということで、マイルから中距離に目標を定め、秋は天皇賞、マイルチャンピオンシップと望み、強くなりそうという片鱗は見せたけど、なにかが足りないレースが続きました。4歳のレースは強いのは分かるが、勝ちきることまではいかない、年明けが勝負という感じで見られるようになってきたとき、年末の香港で豊に出会いました。これがススズの大きな転機です。誰がなんと言おうと、豊との出会いがなけばこの馬はここまで伝説になる馬になれなかったと確信しています。

ススズの能力を知った豊は、彼を気分良く走らせることだけを念頭にレースを進めました。弥生賞から1年後の中山記念で見たススズはもう4歳のときとは別馬。強いとしかいいようのない競馬ファンの「夢」を乗せるスターホースへと変貌しました。金鯱賞での大差勝ちの衝撃、宝塚でのG1初制覇、毎日王冠で無敗のマル外2頭を寄せ付けなかった圧倒的なパフォーマンス。もちろん、秋天も力強く勝つだろうと確信していました。負けるはずがないと。この馬にはもはや馬券云々ではない「その先」を見てみたいという、スポーツの醍醐味を見ている感覚になっていたと思います。

アニメの結果の通り、ススズは止まりました。歩様からしてすぐに「命は助からない…」と分かるほどの痛々しさ…。サラブレッドは3本足では長く生きられないのです。骨折の状況によっては安楽死の処置が取られます。ススズのそれは、ほんと、無理だ…と絶望するしかないものだったのです。「沈黙の日曜日」とはよく言ったものだな、そう思います。涙は流れませんでした。あまりにも衝撃過ぎると悲しい気持ちはぶっ飛ぶんですね。しばらくしてレースを振り返り、止まった瞬間、涙止まりませんでした。それと、倒れなかったんですよね。倒れたら豊がどうなっていたことか…。そこもまた、泣けました。アニメで「倒してはダメ!」「左脚を着けるな!」と叫びましたが、まさに、このときの状況を的確に捉えた場面だったと思います。

アニメでのススズはおっとりしてお嬢様の雰囲気で描かれています。でも、見ている限り、おっとり系には見えなかったな。むしろ「我が道をいく」という、周りを気にしない雰囲気の哲学者に見えていました。それを引き出したのは間違いなく武豊。この頃の豊は神がかっていたとしか言いようがないほど相性の良い馬に恵まれ、また、馬の全能力を引き出したとんでもない騎手でした。スピカのメンバーだけでもスペ、ススズ、ウオッカ、マックイーンがお手馬です。

それと、ススズは「逃げ馬」だとは思っていません。俺は単に「スピード能力の絶対値が違う馬」だと思っています。彼が素直に競馬できる馬だったとしても強かったはずだが、彼の持っている性格がそうはさせなかったのだろうと思っています。うま煮だって性格はあるのです。彼にはオグリやマックイーンやエアグルーヴやスペやディープのような競馬ができなかっただけ。だからこその「哲学者」なんだと思っています。

アニメでは「スズカ」と呼ばれていますが、スズカは冠であって、特定の馬主が名付ける名前の一部です。なので、スズカの名のつく馬はいっぱいいます。だから、あえて「ススズ」と表記しています。友人たちと話すときはいまでも「サイレンススズカ」とフルネームで読んでいます。それがこの馬を見てきた誇りなので。{/netabare}

【11話】もしも…
そう、沈黙の日曜日から20年後、サイレンススズカは復活した。

この回はまさに「夢」の続きがあったならという、ススズファンの思いを乗せた話でした。もう後半は泣きっぱなし。レースの始まる前からレース終わってまでの流れは秀逸の一言です。コースに向かうシーン、観客の沸き方、レース、引き上げてくるところ、アナウンスから解説に至るまで、見事としか言いようがありませんでした。

トレーナーの気持ち、勝ってくれじゃないんだな、無事に走りきってくれと言うのは本音。怪我をしたスターホースが復活するというと、テイオーがあまりにも有名だけど、実際にレース始まるまでの大半のファンはそう思っていたはずです。競馬場に現れるだけで感動なのです。それで勝たれたら感動しかありません。この回はまさにそれを再現して見せた感じがしますし、「それがススズだったら」をファンに提示してくれたのではないかと思います。ほんと、スタッフには「ありがとう」と言いたい。

さて、モンジュー…じゃなかった、ブロワイエとのJC決戦。結果はたぶんというより、着順は若干変わっても間違いなくああなるでしょう。で、最終回はトレーナーの夢に向かうのだろうね。にしても、あのときに9番取り消しになって、番号がなかったところまで再現するとは、ほんと細かい。

【視聴を終えて】
1話目に受けた印象から酷評気味に始まったのですが、途中から全く違う評価になってしまいました。最後の最後まで楽しんでしまいました。
アプリ販促アニメですが、一向に始まる気配がありません(苦笑)。徒競走にライブという、そこらへんのアイドルパクリものかと思ったのですが、とんでもない。競馬ファンとしてはたまらないストーリーに、スポ根の王道のような展開、しかも、レースシーンやウマ娘たちの性格まで細かく描かれているのが本当に素晴らしい。宝塚でのスペのキョロキョロ、ススズの左回りグセを見たときは唸るしかなかったです。ビワハヤヒデの「だれが顔でかいって!」も笑うしかありませんでした。

また、ウマ娘たちの関係性がとても面白かったです。ゴルシとマックイーン、スペとマルゼンスキーはともに母父、つまりおじいちゃんと孫の関係です。全く違う描かれ方をしているのがなんとも言えません。テイオーとルドルフは親子、スペの同級生たちは実際の同じ年で走ったライバル、ウォッカとダスカも本当にライバルのような関係、ナリブーとヒシアマゾン、ビワハヤヒデのやり取り、平成三強とタマモクロス…挙げたらきりがないくらい楽しめました。

レースシーンの細かさは職人さんが作成した実際の実況を嵌め込んだ映像がYouTubeなどに流れているので興味のある方は眺めてほしいです。どれくらい細かく作っていたのかが分かります。

ただ、許可を得られずに断念せざるを得なかったウマも多数いたのは残念でした。特に社台、金子ウマが皆無なのは痛かったように思います。ディープ、オルフェの三冠馬とか、クロフネやブエナビなど、居てもおかしくない面子がいないのは大人の事情とはいえ、寂しい限りです。かといって、自分みたいにこのアニメを許容する競馬ファンばかりとはいかないのは事実で、実際に拒否する競馬ファンも多数存在します。同じファンといっても、求めているものは違うわけで、致し方ないのかなとは思います。この拒否するファンの多くは「なんで可愛い女の子にするんだ」とか、「競馬を愚弄している」とか、根っからの拒否が多いので、取り繕うこともできないのです…。 ファンファーレとかも本物が使えなかったことを考えると、JRAも積極的には関わることはなかったようですし。JRAはかつて、自ら萌えキャラとか作っているんですけどね…。

思うところは色々あれど、良いものを見せてもらった。これが率直な感想です。
PAの安定した作画(レースシーンでらしくない場面もあったけど)、中の人の安定間、王道の展開、キャラ設定、どれをとっても自分好みの作品でした。ギャンブルはダメという人にも安心して魅せることのできる「美少女スポーツ系アニメ」だと思います。気軽なものが見たいという人にお勧めします。   

投稿 : 2024/06/01
♥ : 55
ネタバレ

oneandonly さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

競走馬×娘&アイドル的な超設定作品。

世界観:6
ストーリー:5
リアリティ:3
キャラクター:6
情感:6
合計:26

これは異世界から受け継いだ輝かしい名前と競走能力を持つ“ウマ娘”が遠い昔から人類と共存してきた世界の物語。
田舎から都会のトレセン学園に転校してきたウマ娘・スペシャルウィークは、チームメイトたちと切磋琢磨しながら「日本一のウマ娘」の称号をかけて<トゥインクル・シリーズ>での勝利をめざす!
(公式サイトより)

いまだラブライブも視聴しておらず、勝ったウマ娘が生ライブを行うといった設定に全く興味はなく、ガルパン(戦車×娘)のような何かのテーマを女の子ばかりでやるという戦略は面白くないし、ガルパンでも懲りたのですが、競馬を題材にしたアニメ(しかもP.A.WORKS)ということであれば、個人的に視聴は義務。

競馬というジャンルに詳しいアニメファンはどれくらいいるのでしょうか。おそらくは詳しくないレビュアーさんの方が多いと思いますので、私ができる範囲で解説してみたいと思います。

<3話まで>
{netabare}主人公のスペシャルウィークは、実在の馬をモデルにしており、母(キャンペンガール)は出産後に死亡しており、生い立ちのエピソードも史実に基づいています。
生産牧場は北海道門別の日高大洋牧場。今でも馬産を行っているようですが、この馬とアズマサンダースくらいしか大きなレースで好走した活躍馬を出せていません。父がサンデーサイレンスで、見た目も凛々しい(もちろん実際にはオス馬です)ので現役時代には良血のエリートという印象でしたが、大手の牧場出身ではないことは事実で、田舎育ちな描き方も間違いではないでしょう。

1話で憧れの存在として登場するサイレンススズカ先輩。リアルでもスペシャルウィークの1つ上の生まれ年で、スペシャルウィークがダービーを走ったのは1998年、サイレンススズカ先輩がダービーを走ったのは1997年です。サイレンススズカはG2金鯱賞を大差勝ちするなどした(ネタバレになるかもしれないので、他のエピソードは伏せます)伝説的な逃げ馬です。

東京競馬場(府中)もしっかり描かれていました。場内の音は実際に録音したものだそうで、臨場感が伝わるでしょうか。セクハラ野郎が太ももを触って蹴られていましたが、後ろ脚の上のあたりは「トモ」と言って、その部分の筋肉の付き方などは競走馬を見る上で重要です。

しかし、コースをそのままマラソンするとは凄い設定ですよね(笑)
ホソジュンの解説出演もファンにとっては思わずニヤリとしてしまうシーンでした。

寄宿舎にいるフジキセキ姉御は1995年のダービー世代(実際には故障で引退したため、ダービーは走っていない)の馬です。

競馬場にいたセクハラ野郎は調教師だったんですが、同じ厩舎(チームスピカ)にいるのが、ウオッカ、ダイワスカーレット、ゴールドシップ。この馬たちはスペシャルウィークよりも後の年代の活躍馬(2007,2007,2012)なので、ここで年代は適当と理解しました。サニーブライアン、メジロブライト、ダンスインザダークなどの少し上の世代でまとめてもでも良かった気がしますが、2冠のサニブーも一般的にはマイナーすぎか。ウオッカの流星(馬の額の白い柄のこと)や、ゴールドシップさんが馬ヅラなのは実際の特徴を踏襲しています。
実名を使うには各馬のオーナーから了承をもらう必要があるように思われ、結構気合が入った作品だということがわかります。

あと、トウカイテイオー(1992)がちっこい騒々しいキャラになっていたことについては、前髪をサラサラと流す美形の馬なので、もっと落ち着いた美人にしたほうが良かったのでは。メジロマックイーン(1991)もいましたが、あまり古い馬が混在することで今後あるだろう引退をドラマ仕立てしにくいような印象。

2話のデビュー戦は阪神の芝1600m、14番と史実通り。晴れていたり、クイーンベレーというライバル馬が登場したのはアニメオリジナルでした。3話の弥生賞と皐月賞は1998年の同名レースをモデルにしています。スペシャルウィークは実際には2戦目の条件戦で負けていたりしますが、割愛で問題なし。

スペシャルウィークは皐月賞で負けてしまうのですが、その理由を馬体重の増加にしたのもわかりやすくて良いのでしょう。もう少し専門的な話をすれば、仮柵とグリーンベルトによる説明が妥当なのですけど。
(競馬では、馬が多く通る内側の芝が荒れてしまいやすいので、その影響を分散させるために、コース上に柵を設け、開催期間中にずらしていくのですが、当時は皐月賞の週にBコース(内から3mのラインに柵を作っていた)からAコース(柵を取っ払った状態)に変更したことで、ただでさえ距離的に最短を通れる内ラチ沿いに良質な馬場が現れたため、そこを通ったセイウンスカイ、キングヘイローに有利、スペシャルウィークに不利に働いたというもの。スペシャルウィークに騎乗した武豊騎手がレース後に苦言し、翌年からはAコースからBコースに変えるように修正された){/netabare}

<4話>
{netabare}エルコンドルパサーがダービーに出走する(当時、外国産馬(帰国子女)はクラシックレースへの出走が認められていなかったので史実と異なる)ということで、ダービーがちょっとわからなくなってきましたね。{/netabare}

現実には色々と感動もある競馬の世界ですが、今のところは設定だけが突出したネタアニメっぽいです。スポ根物としてもどこまでのことができるのか未知数。一方、最強世代と言われたエルコンドルパサー、グラスワンダー、スペシャルウィーク、セイウンスカイ、キングヘイローの世代に着目したのは良いと思います。引き続き注目。

評価が下降してもおそらく最後まで視聴します。義務なので(笑)

<5~6話>
{netabare}ダービーはキングヘイローが逃げてしまうなど史実に合わせながら、最後はスペシャルウィークとエルコンドルパサーの1着同着となりました。

スペシャルウィークが勝たないと史実と全く異なってしまうこと、エルコンドルパサーを毎日王冠前に負けさせることができないことから、当然と言えば当然なのですが、史実通りだと主人公であるスペシャルウィークが楽勝してしまい、スポ根ものとして微妙な展開となってしまうため、巧みな進行だったと思います。

そして、宝塚記念をサイレンススズカが勝利。このレースは南井騎手が大逃げをせず、後続をある程度引き付けながら逃げ切るというこだわりを見せた騎乗でした。それまでのレースも圧倒的でしたが、エアグルーヴなどを負かしてG1を勝利したことで、ようやく現役最強馬という評価を普通にされるようになります。

サイレンススズカが部屋を周回するシーンを見て、改めて馬好きが創ってる作品だなぁと思いました。馬房の中を左回りに旋回する癖があったんでしたね。マイルCSの大惨敗は、旋回させないように衝立を設置したからというエピソードもありました。

さて、展開が速いですが、舞台はすぐに毎日王冠へ。毎日王冠は秋の天皇賞(G1)の前哨戦となる関東のG2です。関西でも京都大賞典というG2があり、これらを1回走ってから、天皇賞に向かうのが、一流馬に多いローテーションとなります。
(そういえば、セイウンスカイは4歳ながら京都大賞典を使って古馬大将格のメジロブライトに勝ったんでしたが、菊花賞のあたりで言及されるのかな。)

これらのG2は獲得賞金が多くても斤量負担が大きくならないレースなので、強い馬が集まりやすいのですが、この年の毎日王冠には現役最強と目されるサイレンススズカに、1歳若い世代の2頭の外国産無敗馬(エルコンドルパサー、グラスワンダー)が直接対決を挑む形となりました。

当時はまだ、マルゼンスキーの逸話のまま外国産馬が国内産馬よりも強いと思われていた時代。エルコンドルパサーもグラスワンダーもG1を楽勝してきた無敗馬であり、クラシックを歩んでいたスペシャルウィークやセイウンスカイよりも強いと思われていました。どの馬が一番強いのか、G1前の最強馬決定戦のような激突であり、今でもファンの間で語り継がれているレースなのですが、アニメでもその白熱さが伝わってきたのではないでしょうか。(なぜかエイシンフラッシュやナイスネイチャがいたけど。ナイスネイチャはここでも3着?)

骨折明けで惨敗したグラスワンダーはもう1戦を経て有馬記念へ。エルコンドルパサーはジャパンカップへ。サイレンススズカは天皇賞へ。それぞれのアニメでの未来や如何に。{/netabare}

<7~13話>
本作も後半を簡単に総括します。

{netabare}サイレンススズカは予後不良とならずに復帰し、全盛期並みの能力を回復しました。
まあ、本作では馬でなく人なので、骨折が必ずしも致死という結果にならないのも道理かもしれません。
馬は骨折等により1本の脚を地面につけることができなくなると、残り3本では自身の体重を支え切れず、蹄葉炎(血行障害)を発症して、結果的に苦しんで亡くなることとなります。昔、トウショウボーイと名勝負を繰りひろげたテンポイントという馬が、骨折後にロープで吊るすなど様々な手段で延命措置をしましたが結局亡くなってしまったこともあり、現在では重度の骨折をした馬は予後不良と診断され、安楽死処分となります。

このあたりは結構ヘビーな話なのですが、本作はシリアスな現実ではなく夢路線を採ったということでしょう。

しかし、最終話でチームスピカが横一線でゴールするというのは、夢路線が行き過ぎて完全な夢物語になってしまっていて私の評価は微妙になりました。競争馬の実名使用の許諾を得ていることでの配慮なのでしょうが、こんなシーンを作るなら実名じゃないリアル・シリアスな物語構成のほうが、先が読めないし良かったんじゃないかと思います。

1998年のクラシック世代は、エルコンドルパサー、グラスワンダー、スペシャルウィーク、セイウンスカイなど多くの活躍馬がおり、その当時に存在した全G1を勝利しており、最強世代を論じることのできる世代です。凱旋門賞で負けたエルコンドルパサーの仇をスペシャルウィークがJC(ジャパンカップ)でやってのけるというドラマも現実としてありました。
(これも、凱旋門賞とJCでは馬場の重さが異なるので、求められる適性の差という話でもあるんですが、まあいいでしょう)

エルコンとスペは1999年までのレースで引退し、グラスとウンスは故障で退場し、クラシックディスタンスの古馬G1はテイエムオペラオーが総舐めしていくことになります。

さて史実の歴史話はともかく、アイドルものではなくスポ根ものだったのは個人的に良いと思った点ですが、レースシーンは終盤にかけてパターン化してしまったのと、スポ根なのに最後に横一線になったのがやっぱり違うかなと。チームスピカ全員出す必要なくて、ススズとスペのマッチレースでどっちが勝ったかわからないENDで良かったんじゃないいでしょうか。{/netabare}

競馬ファンとしては懐かしい馬やシーンを思い出すことができました。競馬ファンでない方にはどう映るのでしょうか。競馬はギャンブルだから、怖いからやらないという方もいると思いますが、レジャーやアミューズメントとしても大きく発展していますので、1度は東京競馬場に足を運んでみてはいかがでしょう。

(参考評価推移:3話3.2→5話3.4→6話3.5→7話3.6→11話3.5→13話3.3)
(2018.4~6)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 29

61.5 3 ゲーム原作で学園なアニメランキング3位
ファンタシースターオンライン2 ジ アニメーション(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (285)
1359人が棚に入れました
『PSO』15周年記念プロジェクト第8弾として発表。

近未来の地球を舞台とした完全オリジナルストーリーで、『PSO2』をめぐる、あなたの隣にいるかもしれないプレイヤーたちの物語になる。

声優・キャラクター
蒼井翔太、諏訪彩花、M・A・O、島﨑信長、井上喜久子、佐藤拓也、小西克幸、村川梨衣、新田恵海、金田アキ、井上和彦、堀江瞬、高橋広樹、横山ミナミ、高野麻里佳、玄田哲章、小原莉子、高木友梨香、桃井はるこ、榎本温子、会一太郎

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

なぜ「2」なの・・・? 「1」を探しても見つからないんだけれど・・・^^;

この作品の原作ゲームは未プレイですが、キャラデザが好みだったので視聴を決めた作品です。
タイトルにも記載しましたが、この作品の放送が決定した時「なんで「2」なの?」と思っちゃいました^^;
「2」って事は「1」があって、大概物語に関連性があるのが世の常・・・と思って探してみましたが無いんですよね^^;
暫くしてゲームの中の構成でアニメ化されたのはこの「2」が最初だったみたいです。

この物語の主人公は高校2年生の橘イツキ・・・彼は生徒会長から突然生徒会の副会長に任命されてしまうのです。
それだけでもびっくりなのですが、もっとビックリしたのは副会長の仕事です。
何とPSO2をプレイしてレポートに纏めて生徒会長に提出する事だったんです。

こんな生徒会の仕事って有りなの・・・?
生徒会はこの仕事の正当性について色々言っていました。
・学園内のソーシャルネットワークの現状を正確に把握するして報告する。
・学園に相応しいガバナンスを示す事こそ我が生徒会の存在意義そのもの。

そして人選の理由については成績、素行とも問題が無く、何でもそこそこ出来て部活動に所属していないから・・・なんだそうです^^;
いつきが色んな運動部に助っ人をしていて「部活動の便利屋さん」と呼ばれていることまで生徒会は調べ上げていました。
つまり何でもソツなくこなせる暇人・・・として白羽の矢が立ったという事になる訳ですが、当の本人としては微妙な人選理由ですよね^^;
こうしていつきがPSO2をプレイするようになり・・・物語が動いていきます。

私はオンラインゲームに疎いので正直ゲームの事は良く分かりませんが、ゲーム内でキャラを作り、そのキャラで様々なチュートリアルやクエストをこなしていく・・・
そしてオンラインゲームならではの仲間を集めて共闘する・・・こんなところでしょうか^^;?
SAOの様にナーブギアを装着してゲーム内にダイブする・・・という感じでは無さそうです。
まぁ、SAOの世界は近未来でPSO2は現在進行形のゲームなので、違いがあって当然なのですけれど・・・^^;
でも視聴していると、姿かたちは違えど声なんかはキャラそのものなので、アニメで視聴している分には、PSO2もSAOみたいにゲームの中に入り込んでいる様に感じられるのがアニメの醍醐味なんだと思います^^;

生徒会長にレポートを提出するのが目的で始めたPSO2でしたが、人気のあるゲームだけあってイツキも直ぐハマったみたいですが・・・そうなんです、面白いゲームってやっぱりハマりますよね^^;?
「この次の展開が知りたい」、とか「あのセーブポイントまで辿り着きたい」、とか「もう少しレベル上げしたい」など、状況によって続ける理由は色々ですが、これが連鎖するんですよね〜^^;
私も面白いゲームに出会ったら間違いなくハマると思います。
ゲームにハマるとアニメを見る時間が無くなるので、なるべくゲームは遠ざけています^^;

でもいくら面白いゲームとはいえ、アニメの中で延々とプレイされていては偏った作品になってしまいます。
この作品ではそうならない様に日常パートの見応えも中々なんです。

一番のお気に入りは生徒会長の泉澄リナ・・・「10年に1人の逸材」と呼ばれ才色兼備であると共に、多くの人から慕われています。
でも、彼女がお気に入りになったのはそんな肩書きではありません。
きっと本人は無意識だと思いますが、イツキとの距離を徐々に縮めてるんです。
何かに付けて「副会長」「イツキ君」
リナ先輩の熱狂的なファンがいたならイツキ君は間違いなく後ろから刺されている事でしょう・・・^^;

そして色々気にかけているうちに彼女の心境にも変化が・・・
その変化は少しずつでとてもゆっくりです。
でも物語序盤と終盤の生徒会長の言動や仕草を比較すると、違いは明白だと思います。

もう一人アイカというヒロインも登場します。少し影があるような表情が印象的な彼女でしたが、彼女は背負った運命が違いすぎた・・・ただそれだけだと思います。
そんな運命が無かったら年はイツキと同じくらい・・・他の女の子みたいに高校生活や恋だって満喫できるのに・・・
戦場に身を置くことで存在を示してきた彼女・・・イツキとの日常が彼女にとってかけがえのない時間であった事を願ってやみません・・・

こうして物語は終盤に差し掛かるのですが・・・起きた事態は最悪でした。
ある意味SAOやオーバーロードなどのVRMMORPGより状況は悪いと思います。
VRMMORPGは、普通にプレイしている限りゲーム内でどんな事が起こっても、プレイしている本人以外に影響を及ぼしません。
でもPSO2・・・いえ、この作品におけるゲームの位置付けはもっと異質だったんです。
この発想はありませんでした。
そしてここから物語が一気に加速していきます・・・
目の前で起きた出来事はあまりにも非現実的・・・でも事実が最悪の状況を物語っています。
イツキらはその最悪から抜け出せるのでしょうか・・・気になる方は本編でご確認下さい。

オープニングテーマは、蒼井翔太さんの「絶世スターゲイト」
エンディングテーマは、泉澄リナ、鈴来アイカの「レアドロ☆KOI☆こい!ワンモア!」
蒼井さん・・・何でそんなにハイトーンなんです?
そんな音階は逆立ちしても出ないです・・・格好良い曲なのでカラオケで歌ってみたいと思って断念した曲です。
エンディングの踊りは可愛かったですね^^

1クール12話の作品でした。序盤は静か・・・でも終盤に起こった衝撃の展開以降しっかり盛り上がったと思います。
私の中では今期のダークホース的存在でした。
キャラデザも綺麗でしたし十分に楽しませて頂きました^^

投稿 : 2024/06/01
♥ : 17
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

レアドロこいこいセブン

{netabare}ファンタシースターはオンラインじゃないやつ、いわゆるアルゴル星系シリーズはやったけど、オンラインは一切やってません。
誘われたこともあるけどなんかデザインが自分好みじゃなかった。

でもって本作。
1stキャラよりサブキャラのほうが強くなってしまうとか、序盤はネトゲあるあるネタが続くけどかなりテンポが早い。
ソロの正体バレはええw
最終回付近に持っていっても良かった気がするが…さすがにそれだと丸分かりすぎて今じゃ引っ張るネタにはならないと判断したのかな?
ってことで後半は「ゲームだと思ったらゲームじゃなかった」「ゲームの世界が現実に溢れてきた」という展開。
このネタも数多あれど、SEGAってことで自分はどうしても“ゴールデンアックス”や“獣王記”を連想してしまってちょっと笑える。
というか自分はゴールデンアックス(初代AC版)のエンディングのその後を描いた作品なんじゃないかなー、と思ってたり。
一応序盤から、ゲーム内の小動物が現実世界で見えたり、素質持ちがキャラメイクすると自分ソックリなのが作れるとか伏線を張ってはあるのだけど、どうにも序盤のネトゲあるあるネタとの2本立てにしたせいか急ぎ足感が…。
特にエンタングル(ゼーガペイン用語、こっちでは何て言ってたっけ?)したのとそうでないのとの違いがよく分からない。
終盤援護に駆けつけた「仲間」はあくまでゲームの一環ってノリだったんだよね?
エンタングルしてないヤツは単なるプレーヤーキャラクターであって、やられてもゲームオーバーになるだけでプレーヤーは死にはしないんじゃない?
って思うとどうにも緊張感が…空手部がどこまで理解しててどう説明したのか曖昧なのがモヤモヤする。
また、ソロの出番が中盤以降全然無くなってしまったのは悲しい…PSO2の設定知らんけど、会長が囚われた時に「バカめ、こっちのキャラのが強いんだよ」とアカウント切り替えネタとかあっても良かった気が。
それ言ったら空手部部長が空手部部長ならではの活躍をしなかったのもそうか。
でもってラスボスは…へぇ、こっちでもダークファルスなんだ。
って、それの攻撃が…天帝レーザー!?しかも友軍が撃ったのはフォトンレーザー?フォノンメーザー?えっフレナってこんなの撃ってたの?
最後は声神谷浩史キャラになにかウラがありそうなことを匂わせつつエンド、ここら辺は「詳しくはゲームをやってね」ってことだろうか。
恋の行方については自分はまぁ、うん…アイカが“デートアライブ”の八舞姉妹(どっちがどっちかは忘れた)に似てるなぁ、くらい。

「ゲームだと思ったら実は現実」や、ヒロインがラスボスに囚われてそれを救う等、お約束──言い方変えればテンプレのオンパレードで、意外性らしい意外性はほぼ無い。
アニメに見慣れた人には退屈なんじゃないかな。
逆に言えば…再び言い方変えれば「教科書みたいな内容」なので、基本を知っておくという意味では見てみてもいいかも?
かくいう自分はなんだかんだいってこういう系って好きで、(それがウケるために)もうちょいハジけた展開があれば良かったのに…とちょっと残念に思ったり。

それはそうと、NPCの双子「パティエンティア」なんだけど、片方の声が阿澄佳奈なのは覚えてたのだけど、もう片方が井口裕香なのは最近(2019放送のエピソードオラクルにて)知った。
あれ、これって…“モンストアニメ”のサンメタ姉妹と一緒じゃーん!
多分こっちが元ネタ…気付かんかったあああ!
モンストって結構パロネタ、というかソシャゲ自体が何かウケたらすぐにパクるのが常みたいなんだけど、「パクられる=メジャー」ってことを考えるとPSO2ってやっぱメジャーなんですかね?

追記
ちょっと前の作品なので思い出しながら↑を書いたんだけど、書いた後になって更に思い…出した!
「ゲームだと思ったら現実だった」というメタネタではあるのだけど、そうはいっても原作はしっかりと存在するゲーム。
そのせいか「利用規約に背く行為を推奨する内容」は避けられてて。
この作品で一番それを感じたのは「他人が他人のキャラを操作する」が無い。
主人公がソロを操作するとか、ラスト侍が奥さんのキャラを使うとか。
要は作中すぐ横でスマホでPSO2をプレイしているシーンがちょくちょくあり、「そこは○○するんだよ、ええい見ておれん、ちょっと貸してみろ」みたいなことが起きてもおかしくない状況で。
それやっちゃうと実は規約違反なんだけど、別にそこまで言われないだろと。
この気持ちは何で言えばいいんだろうな、アニメで車を運転する時はシートベルト着用させないといけないみたいな「そこまで気を使わなきゃイカンのか?」という息苦しさと言うか、お行儀のよさが地味さに拍車をかけてた気がする。
それをやっちゃうと垢買いや中華ボット(プレーヤーが交代で鉱石掘り)、レベル上げ代行を認めることになりかねないので避けたのかなぁ、と。
会長が多重起動するくらいはしても良さそうだけどそれも無い。
そこら辺を攻めれば「え、それやっちゃっていいの?」と注目度と言うか面白さは増したんじゃないかな?
逆に言えば、そういうことができない限り「大人しい地味な作品」からは脱却できない気が…ゲーム原作ではないラノベ原作等には勝てない気がする。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 4
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

アニメの感想1割。9割は、オンラインゲーム全般に対するアンチテーゼです(笑)

[文量→小盛り・内容→余談が本論系]

【総括】
ジャンルは、サイエンスファンタジー。

どうせ販促アニメでしょ?って態度で視聴をはじめ、なぜかそのままの態度で完走できました(笑)

でもまあ、特にオススメできるアニメではないですねw


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
まず、アニメの感想。ホンッットウニ、可もなく不可もなくw 良いところは挙げられないけど、悪いところも探せない、かな? 強いて良い部分を挙げれば、販促なのに、リアルに重点を置いた勇気。SAOとかログホライズンと違い、あくまで「ゲームをしている人間の普段」を描いているのは新しかった。あと、安っぽいギャグが逆に笑える時もありました。でもまあひとつ言えることは、どんなゲームであれドハマりすりゃー成績は落ちる(最低でも上がらない)よ、普通にw
{/netabare}


【余談~ オンラインゲームにハマりきれない、オジサンの話w ~】
{netabare}
ここからは、アニメに何にも関係ない、更にはPSO2にすら関係ない、ただ単にオンラインゲーム全般への日頃の疑問を呟くだけ(笑)

まず結論から。オンラインゲームを否定するわけじゃないです。ただ、オフラインゲームにも魅力はあるから、ゲーム会社には、もっと力を入れて欲しいだけです。

私は基本、ネットゲームはやらないです。いや、全キャラが完全無課金のゲームあったらやりたいですけど。なんか、結局は重課金者に勝てないのが、悔しくて。まあ、ただのヒガミですねw

それとは別の理由もあります。亡くなった、女優の淡路恵子さん(ドラクエ好きで有名)の言葉。

「ドラクエがオンラインになって、すごく残念。一人になりたいからゲームしてるのに、ゲームでまで人と繋がりたくない」

という言葉には完全に同意。普段、人と多く接する仕事してるんで、一人の時は、一人になりたい。でも最近、オフラインで面白そうなゲームが、本当に少ない(_ _)

ドラクエ、FFは、オフラインの牙城を守って欲しかったです。同じ内容で良いから、オンラインは別タイトルでやれば良いのに。

あと、オンラインゲームって、基本的に時間と空間を越えられないって思います。

オンラインゲームの良さって「それぞれが自分の物語を楽しめること」にあると思うんですが、逆に言うと、「まったく共通の体験をしている人がいない」とも言えます。

例えば私などは、初対面の同年代の方(男性)と呑む機会があった時、まず好きなゲームを聞いたりします。大抵プレーしてるんで。すると、例えば「ドラクエ5で、ビアンカとフローラどっちを選んだか」とかで大盛り上がりできます。どっちも同じ経験してますから。

あと、オフライン(昔のゲーム)って、プレイ環境に格差がないじゃないですか。みんなが勇者になって、世界を救えるし。でも、オンラインだと、どうしても、費やせる時間やお金、ハードの状況なんかが関係してくるんで、ちょっと生臭くなるんですよね、話が。強いギルドにいたとかいないとかで、それが現実世界でも多少なりとも優劣ついちゃうから、初対面にはフリにくいですし。

ゲームって、本来、現実逃避なわけなんだけど、オンラインゲームって、どうしても現実が反映されるんで、「じゃあ現実で良いじゃん」ってなっちゃうんです、私は(だから私は、興味の中心がゲームからアニメに移ったのかも)。

オンラインゲームにはオンラインゲームの良さがあるから、それはそれで全然良いです。でも、オフラインにはオフラインの良さもあるから、そっちも頑張ってほしい。ホント、それだけなんです。

オフラインの良さはストーリー性です。近年のゲーム作家は、多くのプレイヤーを満足させるシナリオを考えることを放棄し、設定とグラフィックだけを用意し、肝心のストーリーを考える部分はプレイヤーに丸投げしてる気がします。ゲームが、本来の役目である現実逃避の役割を十分に果たしてないから、ゲームにクリアに伴うカタルシスがない(オンラインゲームにはゴールがない)から、ゲームがリアルを侵食している情況が生まれるんですよ、ドンドン(机を叩く音)!

ハッ(゜ロ゜; 若い人たちが引いてるw

でも、ここ10年くらい、思ってたことが言えてスッキリ(笑) とにかく、「ゲームはやりたいんだけど、やりたいゲームがない」生殺し状態なんですよね、ずっと。

好きなゲーム(パッと浮かんだやつ)
・幻想水滸伝1~3
・タクティクスオウガ
・ロマンシングサガ3
・ファイヤーエンブレムシリーズ
・クロノトリガー
・スペクトラルフォースの初期の方
・テイルズオブファンタジア
・ヴァルキリープロファイル
・信長の野望(三國志)
・FFは、4→7→5→9→6→10
・ドラクエは、5→6→4→3


最近(でもないけど)では、「閃の軌跡」シリーズは、なかなか良いゲームでした。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 30

66.5 4 ゲーム原作で学園なアニメランキング4位
八月のシンデレラナイン(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (252)
768人が棚に入れました
市立里ヶ浜高校に入学した有原翼は、野球部のないこの学校に「女子硬式野球部」を立ち上げる。そこに集うのは、野球にはじめて触れる少女や、一度はプレーをあきらめた少女、高い壁に挑み続ける少女……。時にぶつかり、競い、支え合って、里高女子野球部は青春を駆け抜ける!世界で一番あつい夏がはじまる――

声優・キャラクター
西田望見、近藤玲奈、南早紀、井上ほの花、花守ゆみり、緑川優美、高木友梨香、山下七海、佐伯伊織、白石晴香、八島さらら、立花理香
ネタバレ

るるかん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

再度一気見して改めて良い作品と思う。

球詠を見て、もう一度ハチナイが見たくなって改めて全話見た。野球同好会を発足する所から部になるまでの軌跡、選手達のそれぞれの気持ちや取り組み、そして初めての試合でボロ負けしてからのチームとしての成長、全然野球には詳しくないが一生懸命で選手達から慕われる監督。本編には3試合しかなかったが、それぞれの試合に選手一人一人がそれぞれの思いを胸に秘め試合に臨む描写は充分感情移入ができた。
それはハチナイが野球の試合よりも監督も含めてチームの成熟と個々の成長に比重を置いたシナリオだったからに違いない。ゲームでありながらハチナイには立派なエピソードが各選手にある。ゲームだけではなく、読み物としても楽しめるゲーム構成になっていて私は今でも楽しくハチナイを楽しんでおります。
またハチナイはライバルチームのエピソードもしっかりあり、里ヶ浜高校以外のライバルチームのユニフォームもスタイリッシュでキャラも魅力的に設定されています。
つまり、そもそもシナリオとキャラはしっかりしているのです。だからこそ2期を切望しています。最終話に応援に来ていた生徒は全員入部します。野球部員はかなり増えますが、それでも各選手のエピソードがゲーム内にあり、楽しく読むことができます。女子野球アニメはハチナイさえロングランしてもらえれば私は充分です。但し、作画には手を抜かないで欲しい。
よく長い髪をバサバサさせて野球やってることを卑下しているレビューを拝見しますが、何か問題がありますかね?野球少女を魅力的に可愛く魅せることの方がリアリティより楽しめると思っています。そういうのが嫌なら球詠を見ればいいんじゃないですかね?
再度見てもハチナイはやはり楽しかったし感動できたし、里ヶ浜ナインを応援したくなりました。続編がくればいいなぁと思っています。

9話~最終話まで
結局終始いい話でした。とても楽しませてもらいました。引きの画はどうにもいただけなかったけど、後半は画も随分綺麗になった感じがしました。最終話に『これは始まりの物語』と言っていたので続きを作って欲しいな~。ゲームのハチナイに出てくる新メンバーがぞろぞろ最後に入部して来てこれからって感じなのですが・・・。
ただ、続きをやるなら野球描写に長けている方に参加してもらいたい。そうすれば数段良くなる気がする。
掛橋先生はとってもキュートで野球は全然詳しくないのに生徒達の為に一生懸命で寡黙で魅力的な監督でした。OPとED(音痴だったけどw)は内容とマッチしててとってもよかったし、野球部できたての中途半端さがよく表現できていたと思いました。他校にも魅力的なキャラがいたし、これから楽しくなりそうなのに・・・。思った以上にいい話でキャラクターの個性も立っていたし、最終的にとても楽しめた作品でした。
8話
{netabare}掛橋先生が大奮闘してくれたおかげで、野球部となり全国大会に出場ができることになりました。掛橋先生の人柄の良さが滲み出る回でとても良かったです。ハチナイはもう少し作画がしっかりしてて、脚本が整っていればもっといい作品になっただろうなぁ~。ほんとにもったいない。とにかく大会出場も決って、次週からも楽しみです!!{/netabare}
7話
{netabare}ピッチャーとなりそうな舞子が入部。家庭環境の問題を抱えて夜中に街をふらつく気持ちは分かるなぁ。でも、野球部という居場所ができて舞子にとってはいいことだね。チームにとっても強力な戦力となりそうだ。しかし、画はほんとに安定しないな・・・。来週は休止って・・・大丈夫か?もうちょっとスタッフに予算を割いて欲しいなぁ。{/netabare}ロングランしてもいい内容にできる話しだと思うんだけどなぁ・・・。結構楽しみなので、万策尽きないで下さい!!EDの写真は可愛くて良いね!!
6話
{netabare} チームメイトに親友がいたらいけないのかな?確かに翼が智恵に野球を教えたら甘くなりそうだから、智恵の言いたいことは分かるけど、だから親友じゃいられないっていうのは納得し兼ねます。
ただ、そこまで自分を追い込んで野球の技術を高めたいという率直な気持ちは伝わりました。なぜ、そこまで野球がうまくなりたいのか・・・他の人より劣っていることも遠因としてあると思うが、主因は翼と同じレベルで野球を楽しくやりたいからではないのか?それはチームメイトとしてではなく、親友として、翼と野球においても共に語り、向き合えるような存在になりたいということなのではないかと思うのです。いきなり親友をやめるという稚拙な切り口では感動は薄い。もう少し脚本を考えて欲しかった。{/netabare}今回の話は悪くないのだが、もっと智恵の気持ちや胸の内を繊細に描写できたら、泣くレベルの話になったと思う。非常に残念。
5話
{netabare}野球の試合の時の描写はまぁまぁじゃないかな。引きの画は相変わらず乱れるけどね・・・。展開が早いのは1クールだし仕方がないかな。最初から承知で見てるし・・・。さて、試合をして大負けして、これからみんなでどんなチームを作っていくのかが見どころかな。茜が活躍するシーンは欲しいなぁ。茜の帽子は耳付きなんだねw 鈴木さんはチームを強くするためには必要な重要メンバーですね。あとは、翼と龍がどう意識を高めてチームを成熟させていくのか。2~3人以外はほぼ素人集団だから試合に勝つまでどれだけ時間が必要なんだろうか・・・。
 
ウマが合わなそうな茜と龍の慰め合うシーンはいい場面でした。{/netabare}今期は選択失敗でイマイチ作品ばっかり見てるから、すごくいいって訳じゃないけど、真摯に野球だけを題材にしてストーリー展開してくれそうなハチナイが楽しみになってる感じですw
4話
{netabare}
シニアリトルの大会が終わった後、野球を続けていくことをあきらめていた翼に、親友の智恵は気持ちをこめて翼を野球へ誘う。なかなか良いシーンでした!!トライアウトを受けに行った龍を野球同好会全員で応援に行く。翼は前に進もうとしている龍をリスペクトし一生懸命に応援する。この一連のシーンも良かった。テンプレなのかもしれないけど、そういうものを見たくて見てるので、今回の脚本はいいんじゃないかなって思う。
綾香も同好会に加わり、トライアウトで不合格だった龍も加わった。これで9人が揃い、次回は試合・・・?いくらなんでも早すぎるだろ・・・と思うけど、どうなるのかな・・・。〇ヵ月後みたいな感じにするんだろうね。そうじゃなきゃ試合にならないしね・・・。どんな試合になるのか楽しみです。{/netabare}
 
3話
着々とメンバーが加入してきました。{netabare}シニアリトルは私も〇〇年前在籍していましたが、リトルリーグ(硬式ボール使用)の延長で、学校とは全く関係のない外部団体で立ち上げてある硬式野球チームで、全国で優勝といったら、それはたいしたものです。よって、翼の野球の実力はかなりなものだと思います。東雲さんはライバルチームにいた人みたいですが、彼女が入部すれば、かなりの戦力になりそうです・・・でも、どう説得するのかな?{/netabare}
ワンクールじゃ収まらない話だと思いますが、どこまで見せてもらえるのかな?人物画は所々乱れますがそこは頑張ってもらって、これからのストーリーを見守りたいと思います。
 
2話{netabare}
メンバーが一人増えました。5人ですね!グランドも整備すれば使用できる私有地を確保しました。茜はもうしっかり球を投げてグローブで受け取ることができるようになりました。若者の適応力はすごい!本格的な練習もまだできませんね。{/netabare}私はゲームはしないので、この野球部が強かろうが弱かろうがどっちでもいいんです。この作品で何を見せたいのかが気になります。あまり期待はしてないのも事実ですけど・・・。感動できるストーリーをシッカリ作って欲しいです。
 
1話
バトルや特殊能力や妖精やら・・・ちょっとそういうのに飽きてしまっていて、よほどの内容じゃないと見る気はおきない。だけど、 こういうポンコツそうなスポ根ものは定番な内容かもしれないけど、キャラクターの力でどういう感動を与えてくれるのか興味があります。もとはスマホゲームみたいですね。そんな深い話にはなりそうもないけど、ポンコツ野球部をどう成長させるのか、(アニメ制作の)監督の手腕に期待してみます!キャラクターは普通に可愛いです。
EDは『どんなときも』のカヴァーでしたが、ちょっと歌唱力の無さが際立ってました(笑)。選曲はいいんだけどね・・・。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 21

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

どんな人に対しても可能性が示されている。(2周目視聴&ソシャゲ版プレイ開始して)

※ゲーム版未プレイです。

>2話まで視聴して
今調べて初めて知ったのですが、ゲーム版は2年前くらいから稼働してたんですね。
・・てっきり、某ウマ娘のようなアニメ先行型かと思ってました。

1話視聴開始時には「ゲーム版のための媚び媚び作品なんじゃないの~?」
って思ってましたが、2話観終えた時点ではそんなに悪くないです。続きが気になります。

ふと「キャプテン」や「FIELD OF DREAMS」思い出しました^^。

気になってるのが、ED。
曲はモチロンあの超有名曲ですが、音域が広い曲なのかな?。
せっかくいい曲なのに、キーが苦しそう・・。下手したら逆効果??。

あと、EDでのあのビジュアルは、未来予想図?。過去?。
なんで登場キャラが○○○○なの?。ちょっと謎で気になってます。


---------------------------------------------
>8話まで視聴して
世間?某まとめサイト様あたり?当サイトでも?結構酷評されてますねw。
・・でも自分はなぜか本作に好感もってます^^(ソシャゲ?には無関心ですが)。

作画・・は、確かに誉められたものではないですね><。
外注先がどうのこうの・・って記事を見かけることもありますが
状況変化を追ってゆけば、自分は作画はあまり気にならないかな・・。
(スライディング作画とか、逆においしいネタでは?w)

というのも、もっと専門的な本格的な描写もやろうと思えばできたかも??だけど
もともと運動が苦手な人や、内気な人、その他もろもろ全部ひっくるめて
どんな人に対しても、”始めてみる可能性”と
”それらにのめり込める可能性”があることを示してくれている気がして
そこはやっぱ個人的に大きく評価してしまいます!!。
(ED曲「どんなときも」にカブせてる?))

キャラの役割構成は全く異なりますが
作品全体のイメージとしては
やっぱ”女性版キャプテン”
・・といっても、言い過ぎではないのでは?。

某話で、EDの風景が一変しましたね♪。
・・不意にやられてしまいました(誉め言葉)。
歌の聞こえ方も、なんか少しずつ変化してる気さえも(気のせい?)。

その回で追加参入された最後のメンバーキャラ?。
「なんか最近既視感あったな~」って思ってたら
最近やっと視聴終えた「ヲタクに恋は難しい」に中盤~終盤に登場した某キャラと
自分の中でなんかリンクしてカブってしまいました(いい意味で)。
双方ともにいいキャラなので、今後の動向が双方さらに楽しみに^^。


---------------------------------------------
>12話まで視聴して
自分は本作を高く評価します!。

一部ヘンテコな作画は、自分にとっては”むしろ面白い”んですがww。

技術が進んでしまった現代
CGだとか何だとか
スゴい作画?、高精細?、実写さながら・・?

確かにそういうのも評価基準であってもいいとは思うのですが

いや~、でも自分は
むしろ「え~っ!?wwww」って
いろんな意味で驚かされる作品に惹かれるかもです♪。

今、覚えてる範囲で驚かされた点をあげてみます。
・今まで見たことのない野球シーン描写(ある意味誉め言葉)
・意味不明だった序盤のED絵(誉め言葉)
・モブ的なキャラの方が、作画が良い!??
 (実はゲーム版では全員登場キャラだったりするのかな??)
・まさかの唐突なオ○○○展開w(・・夏だからアリ?)
・悪球○○じゃなかったww(思い込んでたのに・・w)。
・序盤貢献重要キャラの終盤での扱いww


では良かった点。
・ストーリー(自分のレビュータイトルの意味で
       上手く始まり、上手く〆めた作品だったと思う!)    
・キャラの表情や表情変化、目の色や描写
・OP曲、ED曲+挿入歌(選曲込みで♪)、BGM全般ほぼ全て
・”スコアブック+タイトル+格言?+ピアノの音色”
 の組み合わせが、なんか心地良い^^。
・12話ラストで初めて、OP曲で気になってた某キャラの描写と繋がった 
・他にもいろいろ細かいところが工夫して練られている!

・・あれ、気づけばこれ、お気に入り作品なのでは!?。

あー、2期ないかな~?。
ないだろうなあ~。でも、あったらいいなあ♪。

(でもソシャゲはしませんw)

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>2周目視聴&ソシャゲ版プレイ開始して
「しません」って言ってましたが、開始してしまいました、ソシャゲ。
今のところ無課金プレイです。

なかなか面白いです、ソシャゲ版(てのひらw)。
どこがいいかというと、今始めてもストーリーをちゃんと最初から体験できる。

ストーリーを追いたいだけなら、無課金でもそこそこ楽しめるんじゃないかな?。
(まだ序盤なのでなんともいえませんが)
若干P4(ペルソナ4チックな演出・フォント等含めて)彷彿させられる。


ソシャゲ版プレイ開始したうえで本編2周目視聴開始したところ
「ああ、なるほど~」ってさらにいろいろ楽しめました。

ソシャゲ版で、たくさんのキャラ設定+キャラエピソードが作成されている中から
今回のアニメ版として再構成されていたのですね。

ですのでソシャゲ版序盤の進行はアニメ版とも異なっています。

ですが、キャラ固有の性格や、メンバー同士のエピソードや絆等は
ちゃんと共通した世界観になっており、どちらからどちらへ移行しても
そんなに違和感なく楽しめることがわかりました。


本編で気になっていた高クオリティーのモブキャラ?達ですが
ソシャゲ版の主要人物ばかりだったことがわかり、抱いていた疑問が解消されました^^。


男子競技があって女子競技のない?スポーツ。
このテーマも本作があったおかげで考えさせられました。
土俵に女子が上がれない?。(間違ってたらごめんなさい)
甲子園に女子が上がれない?。(間違ってたらごめんなさい)
某動画サイトで、高校野球部のノックが上手い女子マネージャーの動画も見ました。
いろんなことをみんなが疑問に思って、変わっていくきっかけになればいいな。
女子プロ野球リーグがあること、本作見るまでしりませんでした。
地上波でも放送したらいいのにね。
もしかしたら本作を見た少女が将来プロの選手になるきっかけになることもありえるのでは?。


あと、やっぱ本作の制作においては予算や人員が限られていたのかな?。
某まとめサイト様の情報なので、鵜呑みにはできないのですが
アニメ制作における下請けやさらにその下請け、予算・人員・などなど
いろいろ大人の事情はありそうですね・・・><。
でも、限られた状況・環境だから生まれるものもあると思います。

自分は2周目視聴した正直な感想としては
やっぱ途中の話数での作画乱れがひどかったとは思いますが
作品全体通して描かれていたものは素晴らしかったと思います!。
それはアニメ作品は作画がすべてではなく、そのストーリー展開、演出
声優さん方の演技、音楽、ほかにもいろいろ詰まっていると思います!。
できればBD発売するのであれば、できる限り仕上げ切った状態で発売してほしいものです。

野球シーンの作画を比較するうえで
ひさしぶりになつかしの「キャプテン」序盤を観てみましたが
野球描写のシーンについては大差なかったように感じました^^。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 22
ネタバレ

食前酒 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

深夜アニメナイズされた野球アニメ

【第十二話】(総評も含みます)
{netabare}最終話です。前回に引き続き全国大会の一回戦。結果的には一回戦は勝ち二回戦で敗れたようです。私は十一話視聴の段階で一回戦で敗れるだろうなと思ってたけど。これまでの各話感想でも批判してきた作画の方ですが正直まだ止まってるのが気になったけど最終回だけに何とか動かそうという気概は伝わってきたので良かったと思います。さて総評ですが私は他の女子野球アニメは見ていないのでこの作品がどれだけのことをやっているのかは分かりかねますが少なくともキャプテンやタッチなんかでは全くないです。そもそも女子野球アニメと並べるのも変かもしれませんが同じ野球が題材なのであえて比べました。ハチナイはあくまでも深夜アニメです。ケモミミフードを被った子や仮装した子が普通にグラウンドに立ってます。部活動ならあって当然の生徒同士のもめ事や親との喧嘩、監督とのやり合い(そもそもこの作品には監督という存在自体出てきません、顧問だけです)もほぼ無い。なので野球アニメと聞いてこのハチナイを見ても先に挙げたようなアニメ作品の展開は全くと言っていいほどない。あえて言うなら深夜アニメナイズされた野球アニメでしょうか。これはハチナイがダメとかを言っているわけではなく、深夜アニメで見せるもう一つの野球アニメの形だと言っているのです。私も茜や翼は終始可愛いなぁ~と思いながら見てましたしスカートのユニフォームに見入ってました。みんなで一から草むしりしてグラウンドを作り上げたり、女の子だけで合宿したり見どころは満載です。ほんとにあと作画さえ良かったら3倍ぐらい締まって見えてたのに惜しいです。なので作画面には目をつむっていただいて、野球や女の子が部活してるところとか見たい人にはおすすめですよ。昔のガッチガチの野球アニメとは全く違う視点で野球が楽しめるかもしれません。{/netabare}

【第一話】
宇喜多茜も噂通りかわいかったけど、主人公有原翼もよかった。話は野球部を作るという王道展開でしたが、キャラが可愛いので見られます。
【第二話】
茜、翼どっちもかわいい。作画もリメイク版だからかわかりませんがよかったです。
【第三話】
野球部室もゲットしてぼちぼちメンバーもそろってきました。野球とは無縁な個性的な子も多く、バッティングセンターでは翼以外まともに打ててる子がいなかったけど果たしてどんなチームになるんでしょうか。今更ですがハチナイの夏服良いですね。私制服フェチなので見てきたアニメの制服全部チェックしてますがかなり好きな部類です。
【第四話】
ようやく9人そろいました。今のところ野球的な面白さは皆無ですが、かといってキャラ関係がそこまで面白いかと言えばそうでもない…。せっかく個性的相なキャラビジュアルしてるんだからもっと性格面の主張激しくてもいいと思いました。
【第五話】
試合中でもケモ耳を貫く茜かわえ〜。チームの強さ=技術力ではないですよね。分かります。
【第六話】
{netabare}親友から戦友へ。ようやく翼と智恵の皮が一枚はがれた感じでよかった。ちょいちょいキャラの動きが気になるところはあったけどまぁ及第点。{/netabare}
【第七話】
今回でいよいよメンバー全員そろったという感じでしょうか。倉敷舞子のチーム参加の経緯はやけに人間ドラマチックですこし違和感を感じましたが九十九さんがうまい感じに誘導したなと思ったのでまぁ良し。EDビジュアルも変化があってよかったと思います。
【第八話】
{netabare}まだ女子野球部ではなく同好会の状態であるがための公式試合出場への弊害。そこで翼が部費のこと言われて「ぶひ~」って(笑)。他にも女子野球部の歴史をシナリオで入れたり、先生のリアルな部活掛け持ち事情など割と面白かった。部を作るために女の子たちの視点だけでなく先生の立場からの難しさや苦悩も表現できたのもグッジョブ。{/netabare}
【第九話】
女子野球部初の合宿。和尚の幽霊落ちとか野崎カレーの件などなど面白かったですよ。全体的にもうちょい細かさや丁寧さ(主に作画)があったらもっと良かったと思います。
【第十話】
{netabare}今更だけど練習シーンや試合、日常パートもそうだけどもう少しぬるぬる動いて欲しい。せっかくのリメイク版なんだからもっと作画に時間かかってそうなものが見たい。Bパートの試合や茜、翼の掛け合いも良いんだけどちょっとカクついてるのがもったいない。あと話の内容も今回はそこまで楽しくない。原因は向月の偉そうにしてたロングツインテール。自分のチームの三軍連れてきてあの態度。いかにも安物アニメみたいなキャラ設定で見てて寒かった。試合前に向月のチームメイト誰一人紹介ない時点でもう勝負が見えてるから試合自体にも面白味がない。茜の掛け合いと最後の翼の笑顔しか今回は褒めるところがなかった。残念。{/netabare}
【第十一話】
{netabare}前話の感想からまた同じように今回も作画は微妙過ぎる。翼たちが試合に出るために山奥のキャンプ場みたいなところにみんなで行く。するとバスで付いたと思ったら次のカットには夜の食事らしきシーンに。何を作ってるのか何をしてるのかもカット割りが遠過ぎて分からない。翼が何故かフランクフルトをもって他校のチームにお裾分け。うん?不思議に思っていたら次の瞬間にはみんなもう就寝…。いや時間飛びすぎカット雑でもう失笑レベル。確かに今回のメインは試合であってキャンプシーンではないかもしれないけどこの雑な時間の飛び方とキャラの動かなさはさすがに鼻につく。キャンプ場で試合前に他校のチームと一緒になって本来ならもっと活気があるものでは。これならもういっそ試合開始シーンから始めればいい。試合のシーンは割と気合入ってたのかもしれないけどやっぱりボールとバットの瞬間移動は気になる。有原翼や鈴木和香、岩城良美とかキャラはシーンごと良い感じに面白さや個性が出てるけど作画の悪さが足を引っ張ってる。そこさえよければもっと評価されてるだろうに。もったいない。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 4

66.6 5 ゲーム原作で学園なアニメランキング5位
CHAOS;CHILD(カオスチャイルド)(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (453)
2418人が棚に入れました
2015年、渋谷。

6年前に起きた大災害、渋谷地震から復興された街に新設された私立高校『碧朋学園』に通う青年宮代拓留は、自身が設立した新聞部の活動の一環として『ニュージェネレーションの狂気の再来』と称される連続殺人事件を追っていた。

情報強者を自称する拓留は持ち前の好奇心と行動力、そして周囲の手助けや偶然もあり、とうとう事件の第一発見者となる事が叶う。

真相の究明をする事で自身の有能さを知らしめる事ができると考えた拓留は、義理の姉を自称する来栖乃々の制止も聞かず、幼なじみの尾上世莉架や親友の伊藤真二と共に動く事となる。

やがてそれは、渋谷に生きる全ての人々を巻き込む狂気となって拓留に襲い掛かり、拓留もまた、自身の過去と向き合う事となって行く。

声優・キャラクター
松岡禎丞、上坂すみれ、ブリドカットセーラ恵美、三森すずこ、水瀬いのり、仲谷明香、真田アサミ、藤原祐規、阿部敦、原由実、菊池こころ、くじら、志村知幸、加藤将之
ネタバレ

jujube さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

初心者OK?シリアスホラー謎解き物!

2話まで視聴。
ストーリーの引きは一応分かってるね。
この調子で行けばいいんじゃないでしょうか。
まだまだ主人公の動機が薄いから、人物描写はこれから頑張って欲しいね。
(ただの部活動で何故そこまで危険行為に首突っ込むのか、とか。あとヒロインもね。)

ゲーム未プレイ。カオスヘッドは見てないけど、新規OKていう信者さんを信じて。
まあ、カオスヘッド総集編の0話の時点はフーンって感じ。ダイジェストすぎるし、過去にこんな事件があったのね、程度で。
このキャラデザだから微妙だけど、手首になってんのが良いね!作画のギャップが凄くて!
歳取ると、ティーンエイジャーほどグロ漁る気無くなってくるけど、この位のグロさは余裕。まだキャラに感情移入してないしな。
(というか駄目なグロアニメってあまり思いつかん。結構思いやり規制あるし。)

キャラデザは数年前のカオスヘッドの雰囲気を引っ張ってるもんだから、古いとか言うのは仕方ないみたい。

志倉さん原作のは、前期のオカ9の厨二度にはタジタジだったんだけど、今期は何とか不快キャラはいなさそうだ。無駄に群像劇になりそうな雰囲気も無いし。
着実に謎の提示とそれに向けて進行しているのは好感が持てる。
(みもりんキャラ好きだし。進行引っ掻き回して欲しいな。)

ニコ動利用するのはデフォでそんなもんだろう。まだオタク界隈で盛り上がってるネタ程度だし、それがどうマスコミに浸透していくにしろ今のところは違和感無いしな。
2話冒頭のゆっくりから始まるのは面くらったが(笑)

制作がシルリンことシルバーリンクなのが不安要素。光る演出できんのかね?いつも色味薄い気がすんだよね、ここ。
まあ原作信者さん曰くの脚本に期待☆


おおお、なんか消化不良してきたぞ!
不自然さが伏線ってまじか、信者さん…

3話
{netabare} なんかサラッと初見向けに欲しい内容もカットしましたね。
姉生還で面白さ下がったけど、応急処置した後に自宅療養って???
ってなってたらどうやら自宅町医者らしい。(ネタバレサイトより)
確かにワンシーンどっかに玄関に医者の看板の絵もあった気もしたが、理解が繋がらない。
副生徒会長と主人公が見舞いで言い合いになって、止めに入った姉の傷口開いてるのに男2人傍観者。もっと慌ててw
そこで「早く下の手術室で親父に手当してもらわないと!」とか自宅兼町医者アピールな説明セリフでフォローしてくれても良いと思うんだが?

さらに大きなカットでは、ニコニヤ?動画の生主との対談経緯。まず展開が早くて生主の素性はギリギリ思い出せたが、なんで対談なんて展開に?しかも主人公達のフィールドの学校の文化祭で?(何故か先輩JK捜査サイドからも熱い注目)
生主から申し込んだらしい(ネタバレより)けど、ここの経緯は欲しかったなと。
生主がいつどこのタイミングで力士シールを飲んだか?を今後謎解きするにしても、ご都合にしか見え無くなるし。あのシーンのタイミングだとああなるよね、というのが言え無くなる。つまり、感動が無くなるわけだ。

おかげで今話の衝撃のラストも全然衝撃度が下がったというか。

一般生徒からの見え方として、見知らぬおっさんが文化祭のステージ上に乱入し、アル中みたいな心神喪失でフラつく中、大量にゲロって昏倒したのと何が違うのかと。

主人公サイドの深刻さの感覚に寄り添えずに、一般生徒気分で見ていたよ。

し、死んでる〜‼︎
じゃなくて、
あ、死んだの?
というスタンスで。それにしてもカットのせいか、ちょっと強引すぎるなぁ。
{/netabare}


4話
{netabare} これまた色々不自然な所が多すぎてどうしよう(笑)

一連の事件の重要人物と思われる力士シール製作者(カオへの主人公)が居る病院の精神病棟へ不法進入して、主人公の妄想が爆発する回。

病院の警備ザル過ぎ!むしろ進入を予測されて主人公側が嵌められてるならどれほど良いか。
ラッキーが続くが、全部世莉架(同じ部員の進入仲間でヒロイン扱い)のお導きw
なんで主人公のトラウマの主因、ピンク髪の幼女/少女を、モニターを見ながら世莉架がいの一番に「この子!」と指摘できるのかと思って見返してみたら、トラウマシーンで幼少の主人公の隣にちゃっかり居る幼少の世莉架。幼なじみ設定だっけ?それにしても空気すぎるだろ。存在感示してよ。
なにしろ幼少の頃に同じ物(ピンク髪の少女の精神実験現場)を見て?主人公はトラウマで発狂寸前なのに、世莉架の何とも無い感…
夜の病院の雰囲気だけで、キャー怖いーってか弱い普通女子を装って、黒幕のような気すらしてきた。人格描写無さすぎだろ。

今回初めて明かされた、主人公も忘れてたトラウマ。主人公は幼少時にこの病院で何やってたんですかね?

同時に病院に先輩JK捜査サイドも進入してきて、なんてタイミングだよ。
内部で鉢合わせした先輩は、発狂寸前の主人公を軽く締めて正気にさせてたけど、もう主人公はじめ部員達はビビリすぎて騒がしくて邪魔だからさっさと帰れよってレベル。(そもそも自ら乗り込んどいて、阿呆みたいに騒ぐコイツラ酷い←ホラー妄想シーンが肩透かしばかりでイラッときてるw)
先輩も腹パンでもして主人公寝かせといて欲しかったけど、素直にサーバルームに連れて来て秘密解明に一緒に説明。うーん尺の都合ですねえ。

あと、結果行方不明になったピンク髪とは違う、新キャラのうきという少女(過去の実験体の廃人達の世話係)。精神実験を乗り越えたとは思えない萌えキャラ。
なんで制服なんですかね?外部の学校通ってんの?それって情報漏洩しまくりだろ、この病院大丈夫か。
今回はうきが先輩JK捜査サイド側に拉致られて終了。
アニメ組には描写が下手にしか見えないが、果たして悪手を好手にできるのか⁈
{/netabare}


続きの5話、6話は感想詳細省くわー。
なんか印象が変わらないし、一応新しい設定も出てきて物語が一転してるんだけどね。

{netabare}せっかく拉致ったうきが余り活躍してない印象。なんの意味があったの?

ギガロマニアックス=超能力者 という新用語が出てきたけど、大まかに言うと妄想を現実にできるらしい・・・想像したことが、他人の脳に干渉して現実と認識させるだけでなく、それを事象として出現させうることもできるみたい。

それに、ディソード。(アニメで新用語として明確化されてた?)
ギガロマニアックスが出現させられる、可視化できない武器らしい。

この2つの新設定がカオスヘッドの延長線上にあるとのこと。
結構なんでもありになってきましたな。
ディソードとか、下手なバトル物になるのアリアリだわ。
感想レビュー副題に推理物とか、ミステリーとか書かなくて良かった(笑)
一応、伏線貼ってて謎解きはするしなw

そして、案の定みもりんキャラ・雛絵(人の発言が真実かどうか分かる)と、主人公・拓留(良く分からんが、物理で思い通りにできる)がギガロマニアックスであることが説明され、道中2人でいるところを襲われることに。
しかも犯人は、行方不明だったピンク髪の成長した女性・南沢泉理らしき人物。(パイロキネシス=炎を操る)

その際の雛絵のおもらしはアニオタ男子やんやの大喝采だけど、ハイライトはそこなのか?(汗
そんな活躍は期待してなかった・・・

なお、南沢泉理と主人公・拓留と、その義理の姉・来栖乃々は幼馴染で、幼き日のワンショット写真が残されている。
雛絵はその能力で、南沢泉理は幼い頃死亡したと断定する乃々の証言を看破し、ストーリーとしては南沢泉理の生存説が濃厚になって来た。
{/netabare}


さて、問題は怒涛の展開を見せた7話ですね。

7話
{netabare}いきなり襲ってきた犯人死亡かよ!
しかも、建築資材の鉄筋の棒を口から串刺しにして焼死とかなかなかエグい。それが自殺だって?
うーん、脳が操られてたとしても胃袋を突き破ったりなんだかんだで自分1人の人間の筋力で完全に刺せずに中途半端に停止すると思うんだけど、その筋力に何等かの外部の力が加わったなら分からないが、自力でねぇ…うーん。鉄筋綺麗に刺さり過ぎ。
パイロキネシストが焼身自殺は、火力高いのを一瞬で発火させればいいから疑問にはならないけど。(なぜ周りの部屋が全く焼けてない?←小疑問)

そして、彼女自身が誰かに操られて自殺したかのような、脳の肥大が確認されている。

世間的には「ニュージェネレーションの狂気の再来」の犯人と思われた南沢泉理(仮)の死亡で、一見事件終了かに思えたが事件は終わってなかったという展開に。

7話内で推察されてたのは、南沢泉理(仮)が死亡した時刻の後に、雛絵と拓留が襲われた?それは他の真犯人に南沢泉理(仮)の姿の幻を見せられていたのか?

そもそも南沢泉理らしき人物は、杯田理子と名乗り、住まいのマンションの名義もその通りで偽名だとされていたが、杯田理子の経歴は南沢泉理とは別で確かに存在していたことが確認された。
だとすれば死んだのは杯田理子で、南沢泉理はいまだ生死不明。
しかしどうして拓留は杯田理子を南沢泉理だと思ったのか?面影が似ていた?
似ている人物がギガロマニアックスであったのは単なる偶然なのかどうか。

まあギガロマニアックスが殺害され続ける「ニュージェネレーションの狂気の再来」では、Xデーに襲われそうになった拓留と雛絵が生き延びたことで、Xデーに殺害は起きなかった、ニュージェネは終わったと思ったら、変わりに杯田理子が殺されていてニュージェネ継続ってわけだ。

それだけでなくて、主人公・拓留の身の回りを使って、部内の友人の伊藤に義理の妹の結衣を惨殺させる衝撃END!
いや、急展開すぎて現場で対峙した時から伊藤はこれ操られてるんでしょ?ってのは分かってたけど。何しろ杯田理子が操られて自殺させられるくらいだし?
しかしギガロマニアックスでない伊藤まで操られるとか、ますますやべーな。真犯人にとっては誰でもいいわけだ。ただ、今までの被害者にはそうではなかったのに、拓留については周辺を襲うまで個人的な恨みがある真犯人とは。さて一体誰でしょう?

確かに伊藤の殺人動機(証言)は傍から見ててもおかしかったよ。それは拓留と一緒に駆け付けた乃々がすぐ操られていることを論破してくれたから良かったけど。
伊藤が南沢泉理と幼馴染なんて描写は作中に無かったし、いきなり泉理を愛していた発言に、その泉理の恨みのとばっちりを拓留に向けるとかポカーンすぎてね。(でも実際殺害するのは義妹の結衣っていう謎。)
なにしろ、伊藤の目が血走って血涙?みたいな操られている人特有の症状も出てきたし。(脳が割れる発言もそう。=脳が肥大化している。)
論破して直後、伊藤の正気が現れるという分かりやすい描写で、伊藤への憐みが増したね。操られて10代で猟奇殺人犯なんてこのさきまともに生きていけないよ。
最後伊藤は限界で倒れたが、死んだのか?

3話でも義姉・乃々が死んでませーんってやってたから、これまで身内は死なない路線でぬるく行くのかな?と思ってたら、義妹の惨殺ぶっこんで来たね。
そのための、今までのかったるい家族描写だったか。無駄な尺取り過ぎだろ(変わりに描くこといくらでもあるだろ)って思ってたが、だからこそ乃々の慟哭は心に来るものがあった。でも拓留はダメだ。
拓留と家族(特に結衣)との関わりが描けていない。希薄すぎる。あのシーンの拓留の心理は伝わってこない。ただ泣いて、伊藤に激高するだけ。

乃々cv.ブリトカットセーラ恵美の慟哭は凄く良かった。名前でいじられて来た声優だが、やっとリアルに実力が認められたかもね。

あと、惨殺言ってるバラバラ殺人だけど、
殺害中に伊藤が拓留と電話で話すシーン。
実際の状態を知ったら、電話口であんなに可愛い声を出す結衣はジョークかなと思いました。せいぜいナイフで切り傷つけられてるくらいの。
虫の息の終盤ならもうちょっとか弱い声にして欲しかったし、前半なら人の声とも思えない絶叫があってしかるべきだけれど、まあ胸糞なのでもうどうでもいいわ。

原作ファンに殺害状況説明させると、※※※超絶グロ注意※※※{netabare}果物ナイフで骨を切断してるんだよなあしかもすぐ殺すんじゃなくてゆっくりと細部まで切断して・・・最後に首切断した叫びすぎて声枯れただろうな {/netabare}※※※
それで遺体を各部位プレゼントBOXでラッピングして、人型に置くと。ゲームの初回盤特典がプレゼントBOXだったらしい。

結衣が狙われた意味も他にもあるみたいだが、アニメで出てこないならそこはスルーする。

拓留が現場に向かうシーンで画面が白黒モードになったから、一瞬幻想ルートに入ったのかと思ったじゃないか。シュタゲ、カオヘのリスペクトらしいが紛らわしい。
ただそれらが組み合わさって視聴者を油断させておいたので、ラストの残虐性が際立ったとも言えるが。

それにしても、今話で一番どうでもいいシーンは、
拓留の恥ずかしい本を隠れて読もうとする場面。ただのcv.松岡くんじゃないか!
げんさんって誰だよw
本の代行購入してくれる浮浪者らしきおっさんのカットが…
それも結衣の伏線の貼り方からすると、げんさんが真犯人だったりするのか?!(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 8
ネタバレ

にゃんちゅ(・ω・` さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

だから結局なんだったのかな?

ゲーム原作。
なんの先入観もなく観た感想をそのまま述べる。

正直、最後まで何がしたかったのか・・・
ツッコミどころが多すぎたのと、キャラに違和感を覚えまくった作品でした。

以下ストーリーと共に感想。
(長くてごめんなさい)

2009年に起きた渋谷地震から6年後の世界・・・
地震の影響は殆ど見られず、復興は早いものだな。

しかしあの地震は人工的なのではないか???との意見・・・

同時に起きた、不可解な事件。
まず、重要登場人物から、
{netabare}
--------------------------------------
主人公:宮代拓留は、学生なのに新聞部で殺人事件を追っている←
地震で両親を亡くしてからは施設で育った。

ヒロイン:尾上 世莉架(以下セリカ)拓留とは幼馴染。

自称姉:来栖 乃々 拓留と施設で育ち、現在は拓留と共に佐久間に引き取られ家族になった。

嘘は嫌い:有村 雛絵 真実と嘘を見破れる能力者

結果良く分からなかった:山添 うき 可愛いいそれだけで結構。

謎の天才:久野里 澪 情報量が凄い。何者なのコイツ。

被験者:南沢 泉理(以下センリ) 実験された女の子

親友:伊藤 真二 拓留の親友

養護施設の先生:佐久間 乃々と拓留の父親代わり
--------------------------------------
{/netabare}


重要なのは6年前の渋谷で起きた連続猟奇殺人。
「ニュージェネレーションの狂気」

関連性を調べると日付が一致している←

そして起こった「ニュージェネレーションの狂気の再来」

--------------------------------------
{netabare}

①「こっちみんな」事件
9/7 生ニコニヤ動画の放送中に配信者の自宅に来客が来て、
カメラの前に戻ってきた時には
自分の腕がなくなり、皿に手が乗せられていて、そのまま自分で食べて数時間後に死亡。

②「音漏れたん」事件
9/19 ニコニヤ動画の歌ってみたの歌い手
ストリートライブ中死亡。
死因は、コンビニで買ったハサミで自分の腹を切り、
スピーカー埋め込み、隠しながらそのままストリートライブ決行したことによる出血死。


んで、新聞部で今日事件が起こるかも???と推測して、
拓留とセリカは、スマホで撮影しながらラブホテルへ

あからさまな猟奇殺人事件の部屋へ←

③「回転DEAD」事件
ラブホの回転するベッドの上で三方から首を吊られ、男性が絞殺。
--------------------------------------
{/netabare}

勝手に行動しといて
「逃げなきゃ」とか「何で何で」ってめんどくさいなって思った。

皆、アワアワしすぎてて
コイツら何したいの?って思った←

怖がってたくせに動画を見て事件を考える←
動画を警察に渡さないスタイル←

学生なのに何してんねんw
ってかこの世界情報だだ漏れっすね。


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{netabare}

どうやら路上に勝手に張られた力士シールが原因かも???って

③の殺人事件の現場に同じ学校の生徒がいた。
有村さんに事件の事を聞かれる→拓留は殺されるとの予言を言われる。


力士シールはそれぞれの事件現場に
まるで覗くように貼られていた(偶然か?)

事件現場にいた有村は仮釈放中で刑事が張り付いてるが
事件前後の記憶がない様子。

噂の力士シールが貼られている場所にカメラを仕込んだ新聞部
そこで生徒会長であり、拓留の自称義理の姉:来栖 乃々が刺される

落ち込んでいるのもつかの間、
ネット記者:渡部との対談をよびなくされた新聞部。

そして文化祭で対談っと思いきや渡部が突然発狂しだした
力士シールを吐き出して←

④「ごっつぁんデス」事件
渡部の死亡解剖で力士シールが内部から大量に出てきた。
死因は窒息死
--------------------------------------
{/netabare}

怪しい事件に関わりすぎだと刑事に言われるが、
全くもってその通りだと思うわw

乃々ももう辞めろというけど、拓留は辞めない←

まぁ、辞められたら物語り進まないけどね。

--------------------------------------
{netabare}
力士シールを作ったと言われる人物に会いに精神病棟へ侵入するも
ゾンビっぽいのに襲われる(妄想)

拓留に植え付けられた記憶?妄想?
拓留発狂しすぎで一番怖かったわwww

突然久野里澪が登場
学校の先輩だが、ちょいちょい事件に刑事と関わってくる不思議な女性である(謎)


さっき叫んでいたのに久野里と先へ進む。
(ヤダヤダ言ってんなら帰れよ←)

この場所に来て分かったことは、
脳科学の臨床試験が行われていたらしいって事。

脳をいじられていた?
脳をいじり妄想を爆発させ超常現象を発生させる実験?

力士シールにより特殊な兆候を見せた被験者のセンリ
地震のせいで今は行方不明らしい・・・

そして拓留は能力者だった
テレキネシスかサイコキネシスか…

有村も能力で、他人の口にした言葉が嘘か真実かわかるらしい。


そして新たな用語「ギガロマニアックス」
結局のところ現実世界にに妄想通りの事を相手に見せられる
相手は現実だと植え付けられる
たとえ妄想だろうと皆が認識してしまえば現実と解釈される(ってことでOK?)

--------------------------------------{/netabare}
拓留が能力者だと分かってからは
いちいち力士シールを見て発狂し、妄想世界に入り、能力者に襲われ
観ていて疲れさせる展開ばかりでした・・・

--------------------------------------
{netabare}
乃々は被験者センリの存在を知っていたが
拓留はセンリに襲われたと怯える←

そして改めて起きた事件
⑤「上手に焼けました」事件
全裸の女性が自宅のテーブルの上で、
頭から串刺しの串のような鉄筋が突き出た状態焼かれて殺された。
鉄筋は自身で持ってきたらしい。


そしてそして~
⑥「非実在青少女」事件
妹ユイが伊藤に殺された。
ユイはバラバラにされギフトに詰められていた。

センリを見捨てたという逆恨みだが、
伊藤は操られている模様←


突然乃々がセンリの話をする。
あの地震から乃々にはセンリが乗り移っているらしい。


襲われたのは別の能力者のせいで妄想を見せられていただけ

思考誘導が多すぎる

みんな操られていた

思考誘導者は目から出血する

犯人は操って何がしたかったのか…

犯人は誰なのか・・・

はい、めんどくさくなってきました~w
--------------------------------------
{/netabare}

そしてクライマックス~
--------------------------------------
{netabare}

①の事件の映像を見て乃々消える。犯人分かったっぽいね。

ここで私が一番驚いたことは、
突然能力操れるようになった拓留にでしたw

話し戻って・・・
乃々登場(←センリの姿だが)

①の事件にあの場所にいたのはセリカ

セリカが操っていたのか?

乃々と対決しますが、セリカキャラ変わりすぎ←悪役っぽくて結構


同時に世間では一連の事件は拓留のせいになってたw

警察から逃げてますが、隣に警察いるがな…ww

ここで謎の女:久野里 澪の解説が始まります~

結局のところ
能力者の力が覚醒するにはストレスが原因って事か?
地震の時には望んだ事が能力へ?

セリカは幼馴染だったはず…この記憶が曖昧に・・・


拓留は育児放棄をされていた。だからセリカと一緒にいた
事件が好きだった。探偵ごっこのような感じかな?

セリカは拓留が生み出した人物でした←
--------------------------------------
{/netabare}
もう個々まできたら、話が詰まってきましたね。
理解力が追いつかなくなってきました私。

もう結果だけいいますが、
--------------------------------------
{netabare}
父と思っていた佐久間とセリカが真犯人だった。

お父さんは委員会の人間。病院の関係者だった
地震の後、重要な子供達を飼っていたらしい。
父は研究が楽しくてやってたっていう単細胞でした←

セリカは拓留を枷から外す為助けるために協力した。

全て拓留の為に…それ以外に望んでいないセリカ←

っていっても全てセリカが殺してんじゃないかw


セリカvs佐久間

佐久間は能力者じゃないので
委員会の発明「ギガロマニアックス」と同じ能力が出せる装置使用。

この装置を装備した父ダセェw
ラスボスのくせに、ダサすぎて小物っぽかった。

セリカはやられ、 拓留vs佐久間

拓留は能力を使い、強いと思ったら精神が弱い←仕方ないのかな?


ここにきてセリカを生み出した理由は
「やりたい事を与えて欲しい←」だったことに気づかされる。


結局事件を追いかけたい願望からセリカを生み出し

セリカがやった事だが、拓留が解決するために仕組まれた事件ばかり。

結局無意識に望んでいたことができていましたね。

拓留は前代未聞の事件を解決したっていう英雄になる事を望んでいたらしい←

(中二病かよw)


最後セリカを受け止めてるけど、自分が生み出したからなの?

自分の大切な人を惨殺されてるんだぞw

普通の女の子になれって、どーゆー心理なの????

今だに助けさせてって言ってるセリカもどーかと思うわw


結局猟奇的殺人者として精神科に収容された拓留。
最後の笑顔でセリカは普通の子になれたのでしょうか???
--------------------------------------
{/netabare}


ってか「久野里澪」コイツなんなの?
凄い情報量と推理力…何者なの?

最後まで見てきたが、
文章にしたら分かりやすいかな?って思ってレビュー書いたけど・・・

めっちゃ分かりにくいねw
自分で書いてて笑ってしまうわw

頑張ってメモ取りながら見ていたんだけど、
父親のダサさに一気にストーリー吹っ飛んだよ私は。

突然事件関係なく剣で戦うところとかちょっと意味分からなかったし、
モブキャラの置いてけぼり感も酷かったですね。

ストーリーはイマイチでしたが、
ホラーとかグロに関しての作風は良く描けていたのではないでしょうか。

レビュー長くてごめんなさい。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 11
ネタバレ

rFXEy91979 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

西條拓巳に憧れた宮代拓留の皮肉な末路

第0話「CHAOS;HEAD」
{netabare} 主人公・西條拓巳がコンテナで寝泊まりする訳。”ニュージェネ”の名前の由来、そしてあの石田彰氏があっさり退場しちゃってるワケ(いやこれは重要じゃないかな)。外部から得る情報がちょっとザックリ過ぎるかな(初見の時は新参者に優しくないダイジェストだなって)
でも6話までしっかり見ると、0話で抱いたモヤモヤが大分ハッキリしてくるので、『~CHILD』の”カエル(人形?)”も含めてこの0話は侮れないです。渋谷を覆いつくほどの謎の広大な閃光から主人公や『~CHILD』の主役・宮代拓留はどう影響されたのか?とても行く末が気になります。
ところで0話は『~HEAD』内の何話に該当するパート? {/netabare}

第1話「情報強者は事件を追う」
{netabare}ラブホで男がロープに巻かれて絞殺された後の鮮血。あそこの音響・血飛沫がさっそくエグさ全開でした。Aパート終了直後の血が滴り落ちる音も余計にスプラッター度合いを加速させてました(よくこれでモザイクだとか画像修正、避けれたなあ)。
8話までクリアすると見えてくる伏線ありで、”カエル”であったり”乃々”であったり、見えぬものが見えました。やはり渋谷の8年前のあの閃光と関係あり?あとメガネで胸が大きい香月華の活躍は如何に! {/netabare}

第2話「事件が彼らを嘯く」
{netabare}Aパート終了間際の墓前の”誰か(アングルから見て南沢泉理ですね)”に呟く乃々。拓巳のセリフ(”最高の結果になれば、先手を打って犯人の目星は付く。最悪でも無駄骨だったで終わる”)等々既に伏線だったんだね。「AH東京総合病院」も登場して、振り返るとここからがスタートラインだったんだね(乃々が刺される最終カットも、アニメ本番の合図みたいで)。
でも乃々はカメラのこと、どこで知ったのかな?それにカメラ回収もちょっと手が早すぎるし、よくよく見ると終盤のシーン、いくらか謎で染まっていたな。{/netabare}

第3話「彼らのお祭りのお話の言い分」
{netabare} 能力者が主犯なのはここで大分ハッキリしたけど、力士シール嘔吐による窒息死は「物質転移」?でも現状そんな能力持ってる奴って居ないはず(7話までの流れを見て)。今のところ「思考誘導」が絶対的にクロだけど、この事件もその能力で発生させたケースの一つ?楽屋から登壇までさほど時間はないはずなのに、力士シールを身体が膨張するほど飲める猶予があるかな…。まだ謎の渦中だから解決までは時間があるし、モヤモヤは最終回で晴れることを祈るのみか。
しかし拓巳ら新聞部が『名探偵コナン』のまるでコナン扱いなとこは吹いたし、題名も内容の的を射てたね。悪くない。 {/netabare}

第4話「お話の裏側が妄想を始める」
{netabare}ここでも伊藤は運ナシかよw逃げるために解剖室へ隠れる羽目になった上、中は既に先客が眠っていたオマケつき(笑)案外乃々と伊藤ってこのアニメの災難役だな。
脳への人体実験に性格診断テスト(「ロールシャッハテスト」)を駆使。ロボトミー手術といい、脳は研究に役立つのかな?「ディソード」「ギガロマニアクス」のキーワードが登場して、「AH東京総合病院」が実験のための隠蔽場所と、かなり設定の掘り下げを一気に仕掛けてきたね。
悪くないけど他のアニメもやっぱり見ておくべきだったかな?{/netabare}

第5話「妄想の住人が騒ぎ迫る」
{netabare}妄想が現実を侵食、パイロキネシスを操る女…能力者モノ要素が今回一気に増加し出したね。有村の「ディソード」は防衛反応で発現ぽいが、拓巳のディソードは彼の能力「妄想の現実化」の影響から?ここは謎が晴れるどころか、余計に増しただけだから、モヤモヤする人いるかもね。それどころかうきも能力持ちだけど詳細は謎。病院の地下にうずくまってる背中がとにかく不穏だった。味方なのか敵なのか、あまりに不審が多すぎる。
ここはまあ溜め回かな?{/netabare}

第6話「侵した過去に間に合うために」
{netabare}また”カエル”の1カット、パイロキネシスの妄想トリガー、妄想以後の眼からの出血。大分カードは出揃ったな。ここで乃々が南沢泉理の容疑を否認する行動、ニュージェネの再来を無傷で死なずに生き残った事実。これね初見の時とにかく不穏で不安でしょうがなかった。そしたら次の7話でねえ、あんな事になるんだからさ……だからこの手の死体の山が積まれる話の死者ゼロは相変わらず信用におけないんだよ。困ったものですw
さて8話まで見終えたあとだと、南沢泉理と思われた子や、何気ないメニュー手渡し……これらが今回の妄想への伏線と思っていいでしょうね。{/netabare}

第7話
{netabare}アニメ見て目が潤んだの、いつ以来だったかな…実は事前に7話のネタバレ、画像付きで知っちゃったんで、もはやゴアに走ったような気がして、見るの迷いました(そしたら録画ミスったんで、嬉しいやらそうでないやら)。
今やっとネットフリックスで7話を無事観れましたが、これホントに辛いけど、演者の方々巧すぎですね。まず伊藤役・藤原さんは思考誘導下の伊藤と自我が戻りかけた伊藤、それに両方がごっちゃになって混乱する伊藤の声をよく表現できたものだと、今書きながら驚いてます(改めて声優という役者の凄さを実感しました)。これ相当伊藤の心に寄り添って洞察しなきゃまずできないはずですよ。事前にネタバレ情報が頭の中にあったおかげか、問題の残虐描写にショックは大分薄れましたが、ゆえか今回二人の芝居に終始圧倒されてました。
もう一人は乃々役のブリドカットセーラ恵美(本名だったとは)。この人のお芝居見たのは『ハルチカ』が初めてでしたが(『RDG』も出てましたけど、ほとんどアニメ覚えてなくて)、あの時は快活な天然百合持ちっ子でしたね(あくまでこっちの命名です)。でも今回は家庭的な、まあ堅物女の子で、でも本質は心の優しい作品の良心みたいな子です。これまで誰かに刺されたり、拓巳に”家族じゃない”と言われたり、ちょっと不憫なことばかりが先行しているだけでしたが、今回初めてブリドカットさんの芝居の力を実感しました。特に”箱詰め(そのままの意味です)”された結衣を抱きかかえて泣き叫ぶ声、もうね見てるこっちまで辛くなってしまいました。あそこで自我が崩壊せず、真犯人に問い詰めるのが、なお余計に起きた悲劇を一層引き立ててましたし…。
作画もキャラに寄り添いながら、残虐場面をゆるくさせず、より切実に最悪な事態を僕らに突き付けてました(日中で見た方がダメージ少しは減りますよ)。
ようやく見れて感じたのは、ビビらずちゃんと録画すれば良かったという後悔と、夜見ないで正解だったと思える安堵感でした。取り敢えずこれから見る人、心の準備をしといてください。レビュー。ここまで長くなるとは…。
追記:ところで題名がなかったのは、何故なんだ?{/netabare}

第8話「錯綜する光と影に惑う思いは」
{netabare}拓巳の知っていた来栖乃々=南沢泉理だという事実と、親友の為にギリギリまで助けようと動いた伊藤。それぞれの仲間たちが決意のもとに動くところは感動とはいかなくても、胸が熱くなりました。
遂に”カエル”の謎を明かして、犯人は二人いることが判明。その内の一人ですが、どう考えても”あの子”としか思えない最後でした。これね、夜に本編見るとやっぱり怖くなりますね。寝る前とかには絶対になるべく見たくないですね(苦笑){/netabare}

第9話「錯綜する思惑の行き着くところ」
{netabare}西條拓巳に憧れて、西條拓巳と同じシチュに。でも拓留は『CHAOS;HEAD』の「将軍」でしたの種明かし回(拓巳のポジは世莉架だった)。
ほとんど室内劇なうえ、アクションはキャラの会話だけ。なのに目が離せない展開が待ってました。別に斬新で驚きの展開というわけでないけど、ジワジワっと受け入れさせる話の流れは見易かったです。”イマジナリーフレンド”がいつどこで誕生したか。渋谷地震と白い光、ギガロマニアクスとの関連。発生因子の”頭痛”直後に起きた動き、その他諸々。ここで大分伏線を一気に吐いてきましたけど、かなり知的好奇心を擽るワードがいっぱいでした。
面白いけどどう終わるか、今はそこが気になってきました。{/netabare}

第10話「迫りくる過去の記憶」
{netabare}拓留の孤独が世莉架を生んで、ニュージェネの再来を生んだ。これで6か8割ぐらい全容開示されたかな?溜め回だし動きは微少、でも悪くはなかったかな。尚更ここまで駆け足すぎた流れが悔やまれるところだけど。
佐久間恒の異常性や拓留の親がネグレクト。もっともそれを異常だとは向こうは思ってないんだろうね(殺人鬼なり人間ってのは自分を正しいと思い込むしね)。現に親は拓留の抵抗、訳が分からず顔だったし、あとは佐久間恒の反応がどうなるかに注目かな?
”統合失調症”にしても、”エピソード記憶のすり替え”にしても、脳はホントに研究者にはうってつけなんだろうな…。ただそれが世莉架のようなグレーゾーンな時ならまだしも(良くはないけど、マシって意味で)、佐久間のように輩の場合はさすがに勘弁してほしいな。もう唯一マトモな大人って神成刑事と百瀬さんだけ?{/netabare}

第11話「彼の戦い」
{netabare}やっと拓留が主人公ぽい活躍見せると思いきや、ラストでKOされるとは、残念ですけど仕方ないか(あそこでクリアは早すぎるしね)。でも彼が仲間にどれだけ支えられて、大事にしてるか。幸せだった回想シーンの効果もあって伝わりました(痛いほど)。
まあ佐久間恒に関する感想は”はしゃいでますね”。やってることの異常性は今更語る必要ないけど、あそこまで活き活きしていると、演者は子安にオファーが良い気が(子安がやるとすべてネタキャラ一択で終わりますし)。
いよいよ次で最終回。今回作画が危なげだったし、締めはしっかりお願いしますよ!{/netabare}

第12話「彼女の思惑」
{netabare}落とし前をつける道を選んだ拓留にグッと来ました。妄想が具現化して、願いを歪に叶えてしまう。中々苦いし救われたのか救われなかったのか曖昧で、でもその曖昧さが何ともいえぬ余韻ですね。
まあ1クール圧縮は無茶と無理がありすぎたので、残念ながら『ロボティクス・ノーツ』以下と言わざるを得ないです(あれはちゃんと決着付けたし、好きな場面も沢山でした)。
にしても次エピソードは劇場公開作品とは。それ果たして利点あるの?と最後に言っておきたいかな。
まあ酷評するほどではない作品でしたけど、過去シリーズを凌駕したとは絶対言えない出来でした。ゲームの『らぶchu☆chu!!』ってこれの続きで合ってるかな(多少気にはやっぱりなるので)?{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 3

89.9 6 ゲーム原作で学園なアニメランキング6位
CLANNAD [クラナド](TVアニメ動画)

2007年秋アニメ
★★★★★ 4.1 (8625)
33583人が棚に入れました
進学校に通う高校3年生の岡崎朋也は、無気力な毎日を送っている。毎日同じことの繰り返し。
周りのみんなのように学校生活を楽しむこともできず、毎日遅刻ばかり。
そのためか、校内では浮いた存在になっていた。ある日、朋也は学校まで続く坂道の下で、一人の少女と出会う。

声優・キャラクター
中村悠一、中原麻衣、広橋涼、神田朱未、桑島法子、野中藍、能登麻美子、阪口大助、置鮎龍太郎、井上喜久子、ゆきのさつき、榎本温子
ネタバレ

01oinaris さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

ギャルゲー発アニメ・Keyアニメ・京アニの頂点にして至高の作品(前編)

あにこれに参加する数ヶ月前に視聴して感涙。涙腺の固い私が泣いた2作目のアニメだ。
採点だけしてレビュー書かずに放置していたが、1年ぶりに恋しくなって再視聴。
ようやくレビュー書く気分になった。

18禁ギャルゲーで名を馳せたKeyが手がけた3作目のアニメであり、
前作Kanon、AIRが18禁ギャルゲーなのに対し、本作は初の全年齢対象ギャルゲー。
派生したアニメは本作22話(+番外編)、続編であるCLANNAD After Story22話(+番外編+総集編)、さらに劇場版1話と全48話。
1話25分と見積もっても推計20時間を軽く超える、Keyアニメ1の超大作。
その感動的なシナリオ、男女問わず琴線に触れるストーリ、劇伴曲の秀逸さ、小気味の良いギャグ…{netabare}それと便座カバー。{/netabare}
本作をきっかけに深夜アニメの世界に没頭した女性も数多いと聞く。
本作は2007年10月〜2008年3月、10年以上前に放送された作品だが、
恋愛を主軸にした作品の中では、私は本作以上のものを未だ見つけられない。
10年経っても輝きは色褪せず、見返すたびに違った感動が得られる。
また、恋愛をメインにしつつも、友情、主人公の成長と挫折、結婚、家族の絆と再生、親子の愛情というテーマが随所に散りばめられており、
老若男女問わず誰もが感動できるストーリーとなっていることも、他のギャルゲー発アニメとは一線を画す。
「CLANNADは人生」とも称される所以である。
無印CLANNADは高校生活の中盤({netabare}文化祭まで{/netabare})のストーリーまでとなっており、After Storyと比べてギャルゲー要素が色濃く、
各ヒロインのストーリー攻略のような話であり、ギャルゲーに免疫がない人には退屈な内容かもしれない。
しかし後半に向かって引き込まれていくストーリープロットは素晴らしいし、
本作を見ないとメインディッシュのAfetr Storyにたどり着けないので、その点は我慢して完走してほしい。
本作は、学生の自分・社会人の自分・親としての自分…と自身の成長に合わせて見え方が変わってくる独特なアニメであり、
ふとした時に見返すとまた違った感動が得られる、稀有な作品だ。
そしてEDのだんご大家族、初見時は(なんだこのED?)と思ってしまうが、
2周目に見返すともう第一話EDから涙腺がやばい。
この歌に込められた思い、登場するだんご家族の真の意味を知る前と後では感じ方が180度変わる、この点でも稀有なED曲だ。

ギャルゲー版スタッフ(wikiより引用)
{netabare}
企画 - 麻枝准
シナリオ - 麻枝准、涼元悠一、魁、(丘野塔也)
原画 - 樋上いたる
音楽 - 折戸伸治、戸越まごめ、麻枝准
{/netabare}

アニメ版のスタッフ(wikiより引用)
{netabare}
原作 - Key / ビジュアルアーツ
監督 - 石原立也
シリーズ構成 - 志茂文彦
キャラクター原案 - 樋上いたる
キャラクターデザイン・総作画監督 - 池田和美
美術監督 - 篠原睦雄
色彩設計 - 竹田明代
撮影監督 - 中上竜太
編集 - 重村建吾
音楽 - 折戸伸治、戸越まごめ、麻枝准
音響監督 - 鶴岡陽太
プロデューサー - 中山佳久、中村伸一、太布尚弘、八田陽子
アニメーション制作 - 京都アニメーション
製作協力 - ポニーキャニオン、ムービック、京都アニメーション
製作 - 光坂高校演劇部、TBS
{/netabare}

メインキャスト
{netabare}
岡崎 朋也(CV 中村悠一)・主人公
古河 渚(CV 中原麻衣)・メインヒロイン
藤林 杏(CV 広橋涼)
一ノ瀬 ことみ(CV 能登麻美子)
坂上 智代(CV 桑島法子)
伊吹 風子(CV 野中藍)
宮沢 有紀寧(CV 榎本温子)
藤林 椋(CV 神田朱未)
春原 陽平(CV 阪口大助)
相楽 美佐枝(CV 雪野五月)
古河 秋生(CV 置鮎龍太郎)
古河 早苗(CV 井上喜久子)
伊吹 公子(CV 皆口裕子)
芳野 祐介(CV 緑川光)

井上喜久子と皆口裕子の共演…ってだけで私には垂涎ものですね(笑)実は意外と少ないので。
{/netabare}

本作のノリと作画・テンポとギャグ要素…まさに初期Keyアニメの典型例であり、完成形。
ヒロインキャラの顔の半分を占める大きな瞳、
ほとんどのヒロインは高校生とは思えないような、幼女といっても差し支えないほどの精神年齢っぷり。
実際の女子高生とは大きくかけ離れており、現実感は皆無である。
ゲームをプレイする男子をターゲットに、幼女を守りたいと願う雄性の庇護本能を刺激するための、Keyの常套演出なのだが、
合わない人はとことん合わないと思う。
そういう人には無理には勧めないし、感性の相違は埋めようが無いので仕方ない。
その時は、鍵っ子になる資質が無かった…と思って諦めるしかない。

CLANNAD1期は、基本的に各ヒロインの紹介とエピソード、
そして各ヒロインの問題を主人公が解決していく…という典型的なギャルゲープロット。
巷のギャルゲー派生アニメのような、えっちいシーンやセクシーカットは皆無です。
この点は18禁ギャルゲー大好物の男子には物足りないかもしれないが、
逆に女性に見せても大丈夫な出来に仕上がっている。
ゆえに嫁や彼女、娘の前で堂々と視聴可能。
むしろ一緒に見てください。そして、一緒に感動してください。涙してください。
一組の男女が出会い、共に成長し、涙を流す、{netabare}そして家庭を築く…(これはAfter Storyの話だが){/netabare}
そのプロセスを丁寧に描いているだけでなく、
その親が何を思い、何を子どもに夢見て、何を子どもにしてあげるのか、
という観点も非常に丁寧に描かれている。
本作〜After Storyは主人公・朋也の17歳(高校三年生)〜25歳ごろまでの成長物語であると同時に、
ヒロイン・渚の両親の視点から子どもたちの成長を見つめる物語でもある。

幻想世界のエピソード、初見時は意味がわからないだろう。
全て見てからもう一度見返すと、そこに込められた意味に気付き涙が出そうになる。
見返してようやく意味が分かるシナリオプロット、
2度見しないとその深さに気づかないストーリー、
AIRやKanonもそうでしたが、麻枝准はこういうのが好きですね〜。
{netabare}
ガラクタを積みあげて、あの子は僕を作る
あの子は、ガラクタに命を吹き込む
ガラクタで出来た僕
あの子の力で、ガラクタだった僕に命が宿る
{/netabare}
あの子は一体何者なのか、ガラクタは何を意味するのか、それはAfter Storyまで全て見れば自ずと分かります。
初見時は「?」でいいんです。そのまま気にせずに進めてください。
そして、After Storyまで完走したら、もう一度幻想世界を見てください。
幻想世界に新たな感動が生まれることでしょう。

本作〜After Storyを見て感動した人は、きっとこう思うだろう。
{netabare}
未婚の人なら、自分もいつかはこんな暖かい家庭を築きたい。幸せな家庭を築きたい。
そして、お父さん、お母さん、私を産み育ててくれてありがとう。
もし既婚で子どもがいるなら、思わず子どもを抱きしめてしまう。
子どもに、生まれてきてくれてありがとう、あなたは私の世界一の宝物
そう思えるはずです。
{/netabare}

さて、本作見て心がほっこりした諸君は、鍵っ子になる素質あり。
迷わず次のAfter Storyにレッツゴー。
あ、ハンカチとティッシュ(箱ティッシュ推奨)の用意をお忘れなく。
After Storyまで見て、CLANNADの完結です。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 16
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

しっかりと練られたドラマに感心

[文量→大盛り・内容→感想系]

【総括】
エロゲ原作ではなく、恋愛ゲーム原作なのですね。
構成としては、主人公の岡崎朋也とメインヒロインの古河渚が「演劇部の復活」という目標に向かっていくのを縦軸に、様々なサブヒロインの悩みを解決していくという王道の展開。

ドラマ性が高く、映像の古さは気になりませんでした。なるほど名作だ、と納得しました。

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
作画は、最近のものに比べれば当然落ちるけど、年代を考えれば神作画と言えるだろう。特に背景は、今観てもかなりの水準では?

例えば「ヨスガノソラ」のように、攻略キャラごとにシナリオを作り、そのシナリオ中の出来事は他のシナリオに影響しないっていうやり方も、アリっちゃあアリだと思う。けど、ドラマという点では弱いとも思う。やはり本作のように、ひと繋がりのストーリーの中に、伏線やらなにやらを全て詰め込み、しっかりまとめてこそ、ドラマは成り立つのだと思う。

第一章となる「風子編」から、後の攻略対象となるヒロインは顔出しして、色々伏線を張っていたし、それが、自身のシナリオ時には生きてきてるし。また、第二章以降も時々、風子が顔出ししてくれたのが良かったし、風子のことを岡崎達が「なんとなく」覚えているのも良かった。あれだけ力を込めた第一章を「無かったことにはしていない」「全部しっかり繋がっている」というのは好印象。

文化祭本番の、秋生(渚の父)の叫びは、心がうたれた。「子の夢は親の夢」……シンプルですが、だからこそ響いた。ラストの岡崎の告白の言葉もど真ん中ストレートなのに感動した。台詞を工夫しなくても、丁寧に物語を重ねていくと感動に繋がるというお手本ですな。

もしかしたら、渚は別の世界からこの世界に転送してきて、岡崎はその人形だったのかな? とか思いました(考えすぎかな)。

オマケの智代エンドは、好き♪ こんな感じでスピンオフやってくれるのは嬉しい!
{/netabare}

【伊吹風子 編】
{netabare}
泣き、という点では第一章となる風子編が一番かな? 風子は「生き霊」で、叶えたい願いがあって、次第に消えていくという、「これぞKey」といった展開。「Kanon」の「真琴」を思わせました。風子のキャラも良く、ボケ役としてはかなりのもの。結婚式前に演劇部の部室で3人だけのパーティーをした回が印象的でした。自分が消えることを知りつつ、岡崎への淡い恋愛感情も自覚しつつ、それ以上に友達として、岡崎と渚の事が大好きで、二人の呼び名を変えるってとこが、絶妙なラインで良かったです。一番好きなシナリオ、キャラでした。(ほんのちょっとだけ,「化物語の八九寺真宵」を思い出しました)
{/netabare}

【一ノ瀬ことみ 編】
{netabare}
図書館に引きこもっている天才少女、という(恋愛ゲームには)よくいるキャラ。語尾に「なの」を付けたり、テンポのズレた古典的なギャグやツッコミをかますことで味のあるキャラに(余談ですが、恋愛ゲームの性質上、場所に依存したキャラは多くなりますよね。そこに行けば会えるって、ゲームならではですし)。色々と思わせぶりでしたが、岡崎とは幼馴染で、岡崎はその記憶がないという、これまた良いん感じのライン(この辺がKeyの上手さ)。展開としてはやや退屈でしたが、ラストの人形のくだりは良かったです。「世界の真実を解き明かした論文」より、「娘へのプレゼントと手紙」を優先した親の愛に感動。ただ、あのサイズの人形が入るわりに、ケースが薄すぎて笑えましたけど(苦笑い)。
{/netabare}

【坂上智代 編】
{netabare}
後輩らしからぬ後輩キャラ。元は暴力少女でしたが転校を機に女の子らしく過ごすことに。「家族との思い出の桜並木を守りたい」という理由で生徒会長を目指すことに。その理由が等身大で良かった。智代が「通い妻」化するところは萌えました。テニス部との対決中に、渚を庇う岡崎を観て、岡崎が渚を想う気持ちと、自らが岡崎を想う気持ちの両方に気付き、達観したような、なんとも良い表情をします。その後、気持ちが崩れず、凛とした表情でプレーを続ける姿がなんとも坂上らしくて素敵でした。好きなキャラ2位ですw
{/netabare}

【古河渚 編】
{netabare}
本作のメインヒロインで、病弱により留年しているため、友達がいない。お人好しで真面目、献身的だが頑固(潔癖)。自分のせいで両親が夢を諦めたことを知り、また、他の人を巻き込みながら自分だけ夢を追いかけて良いのかと悩む。正直、「いや、ここまできたんだからつべこべ言わず頑張れよ」と思ったが、まあ、それが出来ないからこそ渚なんでしょう。渚含め、古河ファミリーは安定した面白さと温かさを発揮。岡崎家との対比なんだろうけど、最後にちゃんと岡崎家も半歩前進できて良かった。
{/netabare}

【藤林杏・椋】
{netabare}
双子の姉妹。姉の杏は勝ち気で体育会系のツンデレキャラ。妹の椋は真面目で引っ込み思案な委員長キャラ。二人共岡崎のことが好きですが、杏は妹のことを思い、岡崎と椋をくっつけようと動きます。この二人の攻略回はありません(残念)でしたが、全てのシナリオに関わっている大切なサブキャラ。「智代編」のテニスの場面で、智代同様に岡崎の気持ちに気付く。と同時に、妹の椋は、杏も岡崎の事が好きで、しかもずっと自分の為に想いを我慢していたことに気付き、杏に詫びる。

同じ場面を目撃し、トリプル失恋をした3名でしたが、そのリアクションは様々。号泣する杏。杏を想い泣く椋。前を向く智代。ピンときてないことみw それぞれのキャラの特徴が端的に表現できている、良いシーンだったかと(後に、智代が演劇部の部室を訪れ、渚に「お前で良かった」というシーンも同様に良かったです)。
{/netabare}

【春原陽平】
{netabare}
主人公の相方にして、大切なお笑い要員(主にやられ役w) チャランポランに見えて、実は暗い部分だったり激情を隠している。それは、スポーツ特待生として入学したのに、先輩との軋轢から部を辞めざるを得なかったことに起因する。物語前半は特に、そういう傷にさわられると激昂する場面もあったが、最終回付近(文化祭リハーサル)で、演劇部の皆と円陣を組んだ際、「サッカー部の時はよくやったな~」と、何事もないように笑顔で言った時には感動した。陽平にも、「打ち込める何か」が見つかり、「サッカー部での辛い経験」を「過去のもの」として受け入れられたことを表していると思う。他のヒロインのように攻略パートがあるわけではないが、ちゃんと陽平も成長していたという、何気ないシーンだけど、隠れた名シーンだと思う。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 50

keylove さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

絶対に神アニメ!レビュー更新します(声優さんを書くのを忘れてたので)

key作品が好きなのですが、この作品は特に素晴らしいと思います。
個人的にもそうですが、世間一般的にも、神アニメですね。
もちろんそれはアフターストーリーも含めてのことですが、この学園編がないことにはそれも存在しようがないので、これはやはりすごい作品の始まりだったのでしょう。

音楽もすべて素晴らしくて(key作品全般に言えることですが)CDを買ったほどですし、作画は意見が分かれるみたいですけど、僕は大好きです。


ストーリーとしてはこれはネタばれではないと思いますから書きますけど、
アフターストーリーまで観て初めて良し悪しが決まるのでこの学園シリーズだけを観て退屈だとか感動できないとかは思わないでもらいたいです。
アフターストーリーを観れば、この学園編がやはり大きな意味を持っていることに気付くはずです。

で、クラナドは人生ってよく言いますけど、このアニメの特徴は、たんなる
萌えだけではなくて、一人一人の生い立ちやこれからを細かく描いている点です。

この一期は、主に今までを振り返るというストーリーになっていて、主人公がヒロインだけではなくてその周りにいる女子たちの心の傷を治そうとする努力というものが中心になるかと思います。

例えるなら、物語シリーズのそれぞれのストーリーというのに題名がついていないパターンのようなものです。ですからそういう風に分けて観てみるとあらためて感慨深いのではないかと思います。


とにかく、どのキャラがヒロインになっても不思議ではない構成なのでそれだけでも観る価値はあると思います。
クラナドでは泣けないという人もいると思いますけど、自分に置き換えてみるとまた違うと思います。それくらい、このアニメはただ単に萌えアニメなんかではなくて、個々の人生を表しています。
流し見というのではなくて、きちんと心理描写や個々の葛藤などを感じながら観てもらいたい作品です。

本当に、本当にこの作品は今まで観たアニメの中で一番心に響いたものでしたので、なんどでも紹介したいと思います。
もちろん、アフターはこの一期以上に人生を表していますので、そちらもまたレビューを更新したいと思っています。

では、キャラ紹介をしておきます。
声優さんはベテランさんが多いんですが、それぞれに大活躍されている人ばかりなので、それもまた見どころの一つだと思います。


岡崎 朋也(おかざき ともや)- 中村悠一さん
本作の主人公で、高校三年生。
遅刻や授業をサボるなどの生活態度があって、周囲からは不良と思われている。
でもこの作品のヒロインたちのことは、まるで自分のことのように考え、その問題を解決しようとがんばります。
cvの中村悠一さんは、デュラララ!!、俺の妹がこんなに可愛いわけがない、魔法科高校の劣等生、など多数で主役級を多く演じて大活躍されています。


古河 渚(ふるかわ なぎさ)-中原麻衣さん
本作のメインヒロインで、高校三年生。
身体が弱くて、一年留年している。
性格も引っ込み思案なところがあり、周囲に遠慮しながら生活しているという女の子。主人公たちに出会ってから成長していきます。
cvの中原麻衣さんは、ひぐらしのなく頃に、やはり俺の青春ラブコメはまちがっている、サーバント×サービス、など多数で大活躍されています。
大人気声優さんの一人ですね。


藤林 杏(ふじばやし きょう)-広橋涼さん
本作のヒロインの一人で高校三年生。
性格は明るくて主人公の朋也に辞書を投げつけるなどする超活発な女の子。
それでいて実はシャイなところがあって、みんなのことを大切にする。
cvの広橋涼さんは、ARIA The ANIMATION、あかね色に染まる坂、WORKING!!、など多数で大活躍されています。


一ノ瀬 ことみ(いちのせ ことみ)-能登麻美子さん
本作のヒロインの一人。
いつも図書館でいる不思議な女の子。
成績は全国でもトップクラスで、それゆえに図書館での個人勉強を許されている。
性格はいわゆる天然で、いつもボーっとしている。
cvの能登麻美子さんは、ルパン三世 天使の策略 〜夢のカケラは殺しの香り〜、乃木坂春香の秘密、花咲くいろは、など多数で大活躍されています。
大人気声優さんですね。

坂上 智代(さかがみ ともよ)-桑島法子さん
本作のヒロインの一人。
主人公たちの一つしたの高校二年生。
とても可愛い容姿でありながら、その戦闘力は町でも肩を並べる者がいないほど。
でも根はとても真面目で、生徒会長を目指すなど優等生ぶりを見せる。
cvの桑島法子さんは、電脳コイル、ハートキャッチプリキュア!、いなり、こんこん、恋いろは、など多数で大活躍されています。


伊吹 風子(いぶき ふうこ)-野中藍さん
本作のヒロインの一人。
ある意味で一番特徴があるヒロイン。
一見は幼い子供のようでとても可愛いのだけど、意外と毒舌家で頑固者。
ことあるたびに「最悪です!」というような言い回しをする。
cvの野中藍さんは、アスラクライン、電波女と青春男、魔法少女まどか☆マギカ、など多数で大活躍されています。


春原 陽平(すのはら ようへい)-阪口大助さん
主人公の親友で、高校三年生。
朋也とは不良仲間として知られている。
サッカーで特待生として入学した。
智代にいつもちょっかいを出して、いつも何倍もの反撃を食らっている。
かなりの名言の持ち主です。
cvの阪口大助さんは、銀魂、ギルティクラウン、ゴッドイーター、など多数で大活躍されています。


古河 秋生(ふるかわ あきお)-置鮎龍太郎さん
渚の父親で古河パンの店主。
主人公の朋也とは悪態を付き合うような関係で、不良がそのまま大人になったというのがピッタリの親。
しかし、この秋生の言葉で泣かされます。
本当に娘と妻を想う気持ちは誰にも負けないという最高の父親。
cvの置鮎龍太郎さんは、SLAM DUNK、リングにかけろ、影鰐-KAGEWANI-、などで活躍されているベテラン声優さんです。


古河 早苗(ふるかわ さなえ)-井上喜久子さん
渚の母親で古河パンの新しいメニューを考案しては店頭に並べるのが好きという、子供のような、まさに渚の母という感じの女性。
渚と同じくアホ毛が特徴で、それはのちのちのキャラにも影響している。
パンが美味しいと褒められないと家を飛び出ていってしまう。
cvの井上喜久子さんは、らんま1/2、AIR、とある魔術の禁書目録、など多数で主にサブキャラとして大活躍されています。


これが主に常に出てくるキャラたちです。


レビューに慣れてない頃に書いたので記載し忘れていました。

改めて、この作品を万人にオススメします^^

投稿 : 2024/06/01
♥ : 37

84.2 7 ゲーム原作で学園なアニメランキング7位
リトルバスターズ!(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (2409)
13019人が棚に入れました
あの,一番辛かった日々。毎日ふさぎ込んでいた日々。そんな僕の前に,四人の男の子が現れて,僕に手を差しのばしてくれたんだ。「強敵があらわれたんだ! きみの力がひつようなんだ!」そう彼らは訴え,僕の名を訊いた。「…なおえ,りき」「よし,いくぞ,りき!」一方的に手を掴んで,僕を引きずるように走り出す。「ね,きみたちは!?」転ばないように必死についていきながら,そう訊く。「おれたちか? 悪をせいばいする正義の味方。ひとよんで…リトルバスターズさ」歯をにやりと見せ,そう名乗った。ずっと,そうして彼らと生きていたら,僕はいつの間にか心の痛みも寂しさも忘れていた。ただただ楽しくて…いつまでもこんな時間が続けばいい。それだけを願うようになった。

声優・キャラクター
堀江由衣、たみやすともえ、緑川光、神奈延年、織田優成、やなせなつみ、すずきけいこ、若林直美、田中涼子、巽悠衣子、徳井青空
ネタバレ

カルマるかIS さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

J.C.STAFFの本気(最終話までの感想&各キャラ√考察)

         ~各キャラ愛称チェック~
第十九話の最初にでてきた内容をかってに愛称ということにして作りましたw

~目玉焼きにかける調味料は?~

1、ケッチャップ      2、塩コショウ

3、醤油          4、マヨネーズ

5、醤油とコショウ     6、ソース

7、何もかけない 七個のうちどれかを選んで下さい

~結果発表~
{netabare}1のケチャップを選んだあなたは「子毬」との愛称がいいですね。甘いお菓子を食べればいいことあるかも

2の塩コショウを選んだあなたは「美魚」との愛称がいいですね。若山牧水の短歌や本を読めばいいことあるこも。

3の醤油を選んだあなたは「クド」との愛称がいいですね。犬とじゃれあったり平行宇宙論の勉強をすればいいことあるかも。

4のマヨネーズを選んだあなたは「葉留佳」との愛称がいいですね。ラッキーアイテムとしてビー玉をもっていればいいことあるかも。

5の醤油とコショウを選んだあなたは「鈴」との愛称がいいですね。たくさんの猫とじゃれてみんなに名前をつけてあげればいいことあるかも

6のソースを選んだあなたは「姉御」との愛称がいいですね。全国学力テストで一桁になればいいことあるかもw

7の何もかけないを選んだあなたは「真人」との愛称がいいですね。筋肉をつけまくってムキムキになればいいことあるかも{/netabare}



このアニメはKeyというゲームブランドの第六~七作目のゲームをアニメにしたものです。僕的にKeyのアニメにはそれぞれコンセプト?といいますか題材があると思って見ていました。
「CLANNAD」には「人生」
「AIR」には    「家族」
「Kanon」には  「奇跡」
のようなものを題材にしてるのかなと思います。もちろん今作のリトルバスターズにもあると思います。それは「友情」です。「青春」と思う方もいると思いますが僕はこの「友情」を意識しています。人それぞれ自分の感じるように見てくれればよりいっそうリトルバスターズを楽しめるはずです!
今までのKeyのアニメと違う点が一つありそれはアニメーション製作会社が「京都アニメーション」から「J.C.STAFF」に変わってしまったことです。今まで京アニに見慣れた方は抵抗が強いと思いますが大丈夫です!とてもうまくまとめられていて面白&泣けます。

      
         ~製作スタッフ紹介~
企画者は「麻枝准」さん。麻枝准さんの紹介だけは少し長めにさせていただきます。お付き合い下さい
麻枝准さんはKeyを人気ゲームブランドにした人物であり泣きゲーを作った第一人者とも言われています。 麻枝准さんのすごいところは、ゲームシナリオライターのほかに脚本や作詞、作曲もやっておりほとんどの製作に関わっています。「麻枝准」さんの企画したアニメはリトルバスターズのほかに「AIR」「CLANNAD」の作品があります。知る人ぞ知る名作ばかりです
企画ではないのですが「Angel Beats!」の脚本も書かれています。

「原画」は「樋上いたる」さんと「Na-Ga」さんです
「シナリオ」は「麻枝准」さん「樫田レオ」さん「都乃河 勇人」さんで後1~2人いらっしゃったと思いますが忘れてしまいました。ごめんなさい
「音楽」は「麻枝准」さん「折戸伸治」さん「戸越まごめ」さん「MintJam」さんです。上と同じく...本当に申し訳ございません

         ~OP&ED紹介~
OPは「Little Busters! ~TV animation ver~」
作詞、作曲とも麻枝准さん 編曲がMintJamさん
歌手がRitaさんです

EDは「Alicemagic~TVanimation ver~」
作詞が都乃河 勇人さん   作曲が折戸伸治さん
編曲がMintJamさん  歌手がRitaさんです

なんかすごい長くて見づらいレビューですいません。忘れてしまったり誤りがある可能性もあるのでまた再更新します


~葉留佳√考察~{netabare}美魚とは違い複雑すぎる内容が少ないからここでは内容の補足と原作との違いを中心的に書いていこうと思います。(前回と少し違う書き方をするので見にくくなるかもです。)

1~真実を知っていることで見える違い~
まずは原作プレイ組としての言いたいことですね。初視聴の方は葉留佳に必要以上に強くあたるかなたに少し怒りを覚えたかと思います。もちろん僕も最初にやったときはそうなりました。だけど真実をしってから見たこのアニメは最初とはまったく違う思いが生まれ、感動が二倍になりました。何回も言っているのですが、もう一度葉留佳√を見直してください。今の状態でスッキリした方も多いでしょうがそれとは違うよさが見つけられますよ^^

2~かなたが葉留佳に強くあたる理由とは?~
まあ、最後まで見た人は答えが見つけられてると思いますがアニメでちょっと薄くなってる場所があるので補足します。
この二人は時期跡継ぎを決めるために比べられてきました。なにをとっても全てを葉留佳の上をいくかなたは一つだけ「卵料理」は出来ないと嘘をつき葉留佳に「希望」をあたえます。だけどそれだけでは葉留佳の精神がもたないと思ったかなたは「自分を憎ませる」ことで生きる理由を葉留佳に与えました。アニメであったように本当はかなた自信そんなことはやりたくなかったけど大切な「妹」を失いたくないがために何十年間も同じことを続けました。自分が絶対にやりたくないことをやらなければ救えない。なんて理不尽なんでしょうね。

3~じゃあアニメと原作ではなにが違うの?~
大きな内容としてはほとんど変わらずに再現されていたかと思います。最後の写真といい伝えるべきことは伝えてありました。けど唯一大きく違うのは理樹の関わりでしょうかね。アニメでは「友情」メインなのでたくさんのメンバーが関わっていましたが、原作では理樹が本当に一生懸命葉留佳のために協力をして時には仲間と協力し問題の解決をしていました。かなたの腕の傷についてですが、気になる方も多いでしょうが二期があったときにかなた√をアニメ化する可能性もあるので伏せておきます

4~三枝昌が葉留佳に真実を伝えなかった理由~
アニメではここも薄かったきがしました。まあ、きずいてる方もいると思いますが結論から言うとかなたと葉留佳の二人で行ったからです。ほとんど内容として出てこなかったもう二人の親と決めてあったようです。もしかなたと葉留佳の二人が「一緒」に聞きにきたらそのときは真実を伝えようという決まりでした。だけど葉留佳は最後に聞くのを断りました。それはもちろん真実をしってもなにもないからです。もう恨むこともやめたのでそれを聞いたところで変わらないときずいたんでしょうね。結局どっちがどっちの子供かはあかされていなかった気がします

とまあ、このくらいでしょうかね。今回も長々とすいませんでした。また気がついたことがあったら追加しておきます
(前回も言ったとうりあくまで僕の考察なので信じすぎにはきをつけてくださいね^^){/netabare}


~美魚√考察~{netabare}ここではあまり美魚√に関心がもてなかった人、持てたけどあまり意味が分からなかった人に僕なりに考えた美魚√の解説をしていこうと思います(わかりにくい部分が多いかもしれませんが僕なりにがんばるつもりなので多めにみてください)
まずはアニメの中でもあったセリフなどの伏線回収をしていこうと思います。重要な部分やセリフは「」で囲みますね。

「終わりの始まる場所」これは前回の第十三話のタイトルですね。この物語の始まりとなった場所である海辺、それが「終わりの始まる場所」ということです。美鳥と再開し美魚が消える場所。美魚はここを自分が消えるべき場所であり、美鳥と入れ替る場所と決めていたんでしょうね

「風に乗り 白い翼で 君と行く 青の狭間の 常夏の島」美魚が短歌コンクールに応募したものですね。この短歌から感じてほしいのは美魚は優勝しようと応募したのではなく今の自分の気持ちを短歌にこめています。じゃあ、なにが言いたいの?ということで部分的に解説します。この短歌は第十二話での美魚の気持ちを表しています。「風に乗り 白い翼で」これはそのときに見た紙飛行機をたとえたものですね。順番がかわりますが「青の狭間の 常夏の島」同じときに理樹と美魚が行きたいと言っていた場所であるハワイを指していますね。次がもっと重要な「君と行く」このセリフに本当の美魚の気持ちがでています。理樹は美魚が「白鳥」のように一人になりたいと思っていますが、このセリフから分かるように「君と」いわゆる理樹やリトルバスターズのメンバーと一緒にいたいという気持ちがでていますね。

「白鳥は 哀しからずや 空の青 うみのあをにも 染まずただよふ」若山牧水の短歌であり美魚√の最重要の鍵でもあります。この短歌はなにものにも染まらないでたった一人で海にいる白鳥の切なさを歌っています。美魚もそのようなセリフをよくいうかとから上のように理樹が勘違いをしていて、物語を複雑にしています。この短歌の「白鳥」のたとえを「美魚」ではなく「美鳥」に変えてみて下さい。そしたらだいぶ謎が解けてくると思います。ここからは美魚の視点でいきますね。美魚は美鳥という存在をなにもない世界においてきてしまったことをとても後悔しています。このことがあってから孤独の白鳥である「美鳥」と変わってしまおうと思い始めます。そしてその入れ替わる場所は海辺。つまり「終わりの始まる場所」と繋がるわけです。

最後は「美鳥」と「美魚」そのものについての解説をしていきますね。子供の頃のおとなしい自分ではなく、自分にたりていない明るい心をもった美魚が自分自身で作りだしたもう一つの自分というものが「美鳥」という存在にあたります。「美魚」と「美鳥」の二人がそろうことで本当の自分と認識していますところが日がたつにつれて「美鳥」の存在が「美魚」の心の中から消えていきます(病院にいっていたことから精神安定剤のような薬を打っていたのかもしれませんね)そして完全に「美鳥」を忘れてしまったことにより二人で一つだった関係が崩れてしまい、不完全な自分になってしまったから「影」がなくなってしまいました。「美鳥」を消してしまったという罪を感じている「美魚」は孤独の白鳥は自分がなるべきで、「美鳥」はこの世界にいるべきなんだと理解したことにより孤独になろうと願い続けることになります。海辺で消えようとした「美魚」を理樹は「生きよう」という強い思いにより消えるはずの「美魚」を助け出すことに成功しました。「美魚」と「美鳥」がちゃんと一つになることで最後にみせた「笑顔」を取り戻すことができたわけです。

もう一つだけ言い忘れたことが一つあったので追加します
「善意と悪意」これを言わずに美魚√は語れませんね。アニメではあまり強調していませんでしたが原作ではいい方向に進むか悪い方向に進むかを決める重要な部分になります。まず、この「善意と悪意」というのは簡単に言えば「美鳥」の言葉を信じるか信じないかです。「美魚」のいる場所を海辺と教えてくれた「美鳥」の言葉を善意と取った理樹はその言葉を信じて海辺に行き「美魚」に会うことができました。この部分をおろそかにしてしまったのはちょっとマイナス点ですが本当の真実を知ることでそういう矛盾や疑問を解いてくれればなによりです

(決め付けてるような部分がおおいですがあくまで僕自身の解釈なので信じすぎるとまったく違う部分もあると思うので気をつけてください。とても見にくくなっていますが自分なりの解釈もまぜて本当の意味で理解してくれるとありがたいです{/netabare}

最終話「最高の仲間たち」視聴しました~{netabare}言葉にはできないような気持ちが今ものすごく高ぶっています。とりあえず半年の間スタッフのみなさんありがとうございました。個人的に大満足です。まあ、こういうのはおいといて感想ですね。理樹がリーダーになりポジションや作戦を悩んでる理樹を見て助けの手を差し伸べる女性キャラのやさしさはいいものでした。理樹自身あまり気付いてないけど助けられたから助け返しその助けられた人は本当に感謝しているということも理解できたと思います。いつもだったら困ったら恭介に相談し解決していますが今回は自分の力で解決できましたね(女性キャラの手助けはさっきも言ったとうり理樹が救ったから救い返されたので理樹自身の力といってもいいでしょう)理樹の生長が見られたということです。一期目はとてもさわやかに終わり気になった方もいるとおもいますがCパートで「リフレイン」というのがでてきましたね。簡単に言えば二期であり、リトルバスターズの答えです。そしてリフレインこそが本当のリトルバスターズの始まりでしょう。言い方が悪いかもしれませんが一期はリフレインのための伏線です。ここまでのつなげ方がとてもうまかったこともあり早く続報がこないか待ち遠しいです。一期にちりばめられていた気になるところはリフレインを見て解決してみて下さい
とりあえずここまでお疲れ様でした!ありがとう!リトルバスターズ最高!{/netabare}


第二十五話「最後のひとり」視聴しました~{netabare}今回は感動、笑い、熱血ととても詰まっていましたね。最後の謙吾がホームランをうつシーンは書き方を変えてたしゲームだと簡単に打っていたけどアニメでは古式に大切なものを伝えるために諦めずにがんばっていた謙吾には胸を熱くさせられましたね。リトバスのいいところのひとつとして女子キャラだけではなく男子キャラもしっかりと目立てているところですよね。むしろ男子キャラがめっちゃかっこいいというのが一つの特徴であるとも思えます。このあとの野球もきになるでしょうがやはり物語の真相も気になっている人も多いでしょうが一期はそろそろおわってしまいそうなので寂しいですね。次回も熱い展開に期待です{/netabare}


第二十四話視聴しました~「鈴ちゃんが幸せならわたしも幸せだから」視聴しました~{netabare}今回は鈴と子毬が主役てきなポジションにいた回でしたが物語の核の部分を少しずつついていました。子毬といるときの鈴の笑顔は本当にほほえましいですね。さらに今回は子毬の助けをかりながらも一人で課題を解決するという鈴自身の成長を感じました^^最後の屋上のシーンの演出はスタッフに本当に感謝です。最高の雰囲気のなか子毬らしさを前面におしだし重要な伏線もしっかりと残していたので文句のいいようがありませんでした。次回は誰もがきにしていた野球の試合っぽいです!新キャラもでてくる可能性が高いのでとても楽しみですね{/netabare}


第二十三話「あなたの大切なもののために」視聴しました~{netabare}あ~なんか惜しかったな。さすがに複雑すぎるクド√をうまく再現するのは難しかったようで、雰囲気は本当によかったのですが内容が少しかけている気がしました。アニメしかみてない人もそうですがゲームをやった人からみても「ポカーン」としてしまう場面が多かったです。しかしここで解説をしてしまうと物語のネタバレも含んでしまうので今回は√考察ができないのが残念です。このアニメが完全に終わってからみればクド√は今の状況よりも解決できますが他の人の考察なども見たほうがいいかもです。(絶対に今の状況で考察などは読まないでください。)そろそろ最終回がまじかです!いつ野球やるの?と思っていますが気にせずにいきましょう!{/netabare}


第二十二話「わたし、必ず戻ってきます」視聴しました~
{netabare}「悲しい思いをするくらいなら辛いことから逃げてもいい」これは鈴の考え 「この先に悲しいことがあっても辛いことに立ち向かうべき」これは理樹の考えとクドの答え。みなさんはどちらが正しいと思いますか?そんなことはその状況にならないとわからないですよね。だけど、そういう考えをこのクド√では感じてほしいのが僕の願いです。
今回も話の作り方は文句のいいようがないできでした。それぞれのキャラにそれぞれの思いがあり、クドを思う気持ちがうまく現れていました。話のスケールがおおきすぎて感情移入がしにくいという人はもっと簡単に考えてください。仲の良い人が自ら辛い道に行こうとしていたらなんと声をかけますか?理樹も言っていたとうり言葉にすることは簡単です。そういう思いと照らし合わせてみるのもいいですよね。次回も楽しみです{/netabare}


第二十一話「50ノーティカルマイルの空」視聴しました~{netabare}
クド母がロリロリしてましたね~クドのメイドも可愛い~とか思ってたらあれですよ...クドと理樹が外で喋ってる場面は雰囲気のつくりかたとBGMがよかったと思います。来週からはクドの鬱展開が始まりそうです。クド√はいろいろとややこしいのでがんばってほしいですね{/netabare}

第二十話「恋わずらいをいやせ」視聴しました~{netabare} 鈴がめちゃくちゃ可愛い。いや、くちゃくちゃ可愛いですね!今回はいつも以上に演出をがんばっていましたねw日常回としては相当レベルが高いきがしました。ゲームでは描かれていなかった相川の顔と鈴が佐々美にメアドを聞き出すシーンがあったのでうれしかったですね。次回からまたクド√に戻るみたいですね。次回も楽しみです{/netabare}



第十九話「きっと、ずっと、がんばるのです」視聴しました~{netabare}なんかクドがちゃんとでる回は作画とシナリオからものすごい本気を感じますね。製作側はぜったいにクド推しですねwテストのときに「雨のち晴れ」の印すとがながれたのはうれしかったですね。
なんだかんだでいい回でしたがところどころにちりばめられてますね。ちゃんとクドが年下ということを説明していたし、はるちんとかなたが一緒に勉強というとてもほっこりな場面もありましたね。マークシートのずれは結構あるあるですよね。僕もわからない問題を飛ばして次の問題を進めてくとつめて書いてしまうことがありましたがさすがに気付きました。姉御は本当にかっこよくてまさに姉御!ってかんじです。今回のMVPははるちんですね。あの場面でいっしょに補習をうけるやさしさは一人がつらいことを知っているはるちんだからこその行動ですね。今回のオリジナルエンドはとてもよかったと思います。とんちんかんなクドも大好きだー!クド√に入るかと思ったらここでいったん休憩でだいぶ前にやった課題の話ですね。あんまり覚えてない人が多いんじゃないかな?次回はまさかのささささささささ(笹瀬川佐々美)の再登場ですw次回も楽しみですね{/netabare}



第十八話「答えは心のなかにあるんだ」視聴しました~{netabare}
~ひとりが辛いから二つの手をつないだ。
ふたりじゃ寂しいから輪になって手をつないだ~               
                 byリトバスOPより
リトルバスターズのOPの歌詞であるこの部分はもっとも葉留佳√に関係するきもしますね。ひとりじゃつらいときは葉留佳とかなたの二人で乗り越え、それでも寂しいなら家族や仲間といっしょにいよう。葉留佳も言っていたように自分の居場所でありとっても簡単な答えだと思います。
今回のエンディングのもって行きかたといい原作をも亮がする完成度だと思います。もっとちゃんとした感想は√考察の場所で喋りますね{/netabare}     

第十七話「誰かにそばにいて欲しかったんだ」視聴しました~{netabare}胸が苦しくなりもうやめてあげてほしいと思う方が続出しそうなくらいとても重い話でしたね。最後の引きがとてもよかった印象を受けました。双子の入れ替わりトリックは「ひぐらし」でもありました。この二作品を見て思ったのは双子のキャラは声優が同じことがありますが瞬間てきに声を変えるのは本当にすごいことですよね。この話に終止符を打つであろう次回がとても楽しみです。
ここからはリトバスの原作ファンとしていいたいことを言っていきます。美魚√でも言ったように恋愛が出来ないから友情メインで進んでいるアニメバージョンですがこれもまたいいですよね。真人や恭介のちょっとした言葉一つ一つにとても心を打たれます。次の感想でも言うと思いますがこのはるちん√が終わったらもう一度見てください。新しい視点でみれるかと思いますよ。{/netabare}


第十六話「そんな目で見ないで」視聴しました~{netabare}今回から僕の一番好きなはるちん√突入ですね。話数が少ない分やはり展開が速いですね。たぶん原作未プレイの方はついてこれてないと思いますがここで喋るとうっかりネタバレ発言をしてしまいそうなので難しいところは√が終わってからまとめることにします。今のところ順調にきているので個人的に一番の難関であるはるちん√をどうアニメらしくするかが期待ですね{/netabare}

第十五話「ムヒョッス、最高だぜ」視聴しました~{netabare} 濃厚なホモ&百合回でしたが個人的には「ムヒョッス最高だぜw」の一言です。ゲームだと理樹視点だったぶん原作組も初視聴の方もおおいに楽しめたんじゃないでしょうかね。OPとEDの映像にも変化があって胸が熱くなりましたね。美魚√が終わってからちゃんとOPもEDも美魚の日傘をちゃんとけしていて細かいところまで気を使ってくれたことに感謝です。今からちゃんと感想書いていきますね。シリアスが終わってお疲れ回をかねたリトルバスターズの女子メンバーの日常的な一面がきれいにでてました。美魚もちゃんと和のなかに入って楽しそうにしていたのでほほえましいです。理樹と恭介のホモ疑惑はおいといて新聞紙ブレードをここに組み込んできたけど違和感なく進んでいき、おもしろいネタをが満載のちょう豪華で大満足です。こういう日常からのシリアスが本当に弱いんで心してかかろうと思います。次回からはまちにまったはるちん√です!個人的にめっちゃ好きなのでこの短い話数でうまくまとめれるかが大きなポイントになってきますね{/netabare}


第十四話「だからぼくは君に手をのばす」視聴しました~{netabare}恋愛がないから少し心配していた美魚√でしたが完璧なまとめかたで感動しました。作画も10点演出も10点まとめ方も10点でもんくなしの満点でした。原作未プレイの方の反応はどうなんでしょうかね。少しポカーンとなる部分もあったと思いますが、時間があれば十二話あたりから見直すの良いかもしれませんね。雨のち晴れも最高によかったです。次回はちょっと一休みでお泊り回でしょうね、とっても楽しみです{/netabare}


第十三話「終わりの始まる場所へ」視聴しました~{netabare} 今回は突然のファンタジーで驚いた方がほとんどだと思います。美魚によく似た美鳥この二人の関係がとても気になる回でしたね。今回の回にそれぞれ10点満点で点をつけると、作画が4点 演出8点 まとめ方10点でなかなかよかったと思います。次回も楽しみです{/netabare}


第十二話「無限に続く青い空を」視聴しました~{netabare}完全に美魚ルートにはいってきましたね。僕の大好きな「さらば諭吉っ!」のネタをやってくれたのでとても満足ですw美魚の腐女子っぷりもみえて、なおかつちゃんと他のキャラを立たせるところでたたせて全員がしっかりと印象に残りました。そして最後の引きがなんといってもうまかった!本当に次回が楽しみですね{/netabare}


第十一話「ホラー・NO・RYO大会」視聴しました~{netabare}今回はメンバー全員がめちゃくちゃ可愛くて最高の回でした。みんな騒いでリトルバスターズらしくて、クドの犬耳も再現されていて鈴と子毬の仲がだいぶよくなっていたのでほほえましいかぎりですw
なんといっても今回一番可愛かったのははるちんですね
怖がっておびえてるはるちん最高でした{/netabare}


第十話「空の青 海のあを」視聴しました~{netabare}今回はまちにまった美魚回でしたね
声優が変わってたけどまあ、あまい違和感もなくさらに可愛さに磨きがかかってたのでよかったです。
これでやっとリトルバスターズのメンバーがちゃんとでてきたので話が進むと思ったら今度は肝試しに1話つかうっぽいのでこのスピードでいいのか心配ですね{/netabare}


第九話「学食を救え!」視聴しました~{netabare}今回は前回と同じく神回でしたね
原作プレイの人も楽しめるオリジナルもあったし、もちろん原作のミニゲームもあって誰もが楽しめてよかったと思います。キャベツ定食やゼリーだらけになった思い出がよみがえりましたねw{/netabare}


第八話「れっつ、るっきんぐふぉーるーむめいとなのです」視聴しました~{netabare}今回は完全にクド回でしたね
もう可愛すぎて死ぬところでしたwパジャマのシーンはとくに破壊力抜群でした。だけどクドが入団テストやるときにもっとドジをやってほしかったですね。なんか全て完璧みたいになってたから
西園さんは声もよかったしめちゃくちゃ可愛くなってたのでよかったですね{/netabare}


第七話「さて、わたしは誰でしょう?」視聴しました~{netabare}今回ははるちんがメインの回でしたね
まさに青春!みたいな気もしましたが、笑いが多くとてもおもしろかったです。「クズ」のやりとりをやってくれたので個人的には満足です
動くはるちんは想像以上に可愛かったですね。くるくる回っている姿が多くもっと動いても全然いいですね。
二木はだいぶ声が変わっていてびっくりです
次回予告のクドの破壊力は絶大でした。たった10秒くらいでもやばかったので、次回は萌え死にそうですねw{/netabare}


第六話「みつけよう すてきなこと」視聴しました~{netabare}これこそがJ.C.STAFFの本気ですよ。
本当に素で泣けました。話数が少ないぶんぐだぐだになって原作と比べて残念なことになるかとおもいましたがなんにも
心配することなくて、たった三話でここまでまとめれたことにとても感動です。
リトルバスターズのメンバー全員とても思いやりにあるいいやつらばかりでこれが青春だなと思い、原作では表せなかった部分もしっかりと見れて本当によかった
ゲームでは子毬がもっと鬱状態になり理樹がもっと悩んでいたところをアニメでは他のメンバーが積極てきになり悩んでいる理樹を恭介が背中をおしていて友情メインでしたがそれが大成功だったと思います。
もっともよかったと思うのは鈴で「何かできることがあるかもしれない」と言って学食を後にしたとき鈴のお盆の上にカップゼリーがあったのがお気づきでしょうか。鈴はカップゼリーが大好きなんですよ、そりゃあ親友がああなったらそんなことしてる場合じゃないけど、それでも心に伝わる部分があると思います。そんな何気ない一シーンでも伝わるものがあるということです{/netabare}



第五話「なくしものを探しに」視聴しました~{netabare}今回は子毬の過去を少しだけ明かしたシリアスな回でしたね
たぶん人は日常のゆったりとした雰囲気から突然のシリアスに弱いんでしょうね。少し展開が速いでしょうがこのぐらいでやらないと終わらない可能性があるのでこのまま進んでいきそうですね{/netabare}


第四話「幸せのひだまりを作るのです」視聴しました~{netabare}まちにまったクドの登場です。思ったより出番が少なくてとても残念ですwまあそれはともかく子毬ルートに突入しましたね。視聴者を置いて行っているきがしますね。感情移入がしずらいので少し心配ですね{/netabare}


第三話「可愛いものは好きだよ、私は」視聴しました~{netabare}姉御にはるちんの登場。ゲームと比べてキャラが可愛くなりすぎてやばいですね。姉御の入団テストが省略されたのは残念ですね。次回はやっとクドがでてきますね{/netabare}


第二話「君が幸せになると、私も幸せ」視聴しました~{netabare}ついにこまりが登場しましたね。やっぱりこれは完成度が高いですね。BGMなどもゲームどうりでしたし、笑わせるところはしっかりと笑わせにきましたね
ちゃんとバトルに負けたら称号がもらえるという設定もかわってないんですねw次回は姉御がでてきます。早くクドをー{/netabare}

第1話「チーム名は…リトルバスターズだ」視聴しました~{netabare}第一話の感想はとりあえず名言の紹介をしておきます(少しちがうかも)
1 鈴に神なるノーコンの称号を与える
2 猫も棒から落ちる
3 こいつ馬鹿だ!
4 んまっ つぁ ちょぎっ!{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 43
ネタバレ

Ballantine さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

リフレイン10月放送決定キタ━(゚∀゚)━!

リフレイン公式サイト
http://www.litbus-anime.com/
泣きまくれるんですねわかります。
いやぁKey史上最高に好きなのでもう期待値∞です。
早く見たいいいいいい!!!!


□関連URL
http://litbus-anime.com/ 今までのリトバス公式
http://litbus-anime.com/refrain/index.html リフレイン特設
http://www.litbus-anime.com/ リトバスリフレイン公式

クラナドから正妻を引いて青春と人数増量って感じでした。
2期に大いに期待出来そうです。

無駄な記憶が無ければもっと楽しめたかもしれない。
クラナドの事を知らない状態でとか色々記憶を消したフラットな状態で
見ることが出来たらもっと感動出来たんだろうと思います。
歳を取るって本当に嫌なものだなぁと思ってしまいました。

2期が終わったら点数調整改めてしたいと思います。

しかし今回は惚れるキャラがいなかったなぁ…
強いて言えば西園さんがましって感じかなぁ

──────────────ゲーム感想────────────

我慢できなくてゲームやっちゃいました。
マジで最高でした。クラナドよりこっちの方が全然好きです。
最高に青春であり最高の仲間でした。
2期のリフレインは完全に青春でしょうねっていうかそっちが本編ですね。
1期見てハーレム系とか思った方は是非とも2期に期待して欲しい。
超青春物語がリフレインでは始まるので期待して欲しいです。

アニメとゲームでの印象の違い
こまりちゃんの印象とクドの印象が全然違った。
それと見た目が凄い違うのが三枝。
まったく違うと言っても良いくらい違うけどアニメのほうが断然良い。

まぁアニメはじっくり見てなかったせいもあったのか…
ただアニメのほうが全員可愛く見える。
このアニメは本当にリフレインまで見ない事には評価は出来ないものだと思います。
1期を見たなら絶対2期も見て下さいね!
待ちきれない人はゲームをやってくださいね!
泣ける度合いで言えばクラナドの方が高いかもしれないけれど、リトルバスターズはリフレインで全ての期待に答えてくれる物語です。
いやぁ本当に良い話しでした。
ってか無茶苦茶好きになっちゃいました。
ゲームを終わってからもアニメを何度も見返してしまいました。
ゲームではリキ(主人公)以外の視点もあるので超お勧めです。
同じシーンを何度も繰り返しますが、視点が違うのでその時思っていた事等が詳しく伝わってきてとても感情移入しやすい形になっています。
強いて言うなら主人公の声を全編フルボイス化して欲しかった…

これぞ青春物語ですね!
2期でどの程度何処がどう採用されるかかなり不安ですけど期待したいです><
BEST10が入れ替わるアニメ確定。
2期が終わったら書き換わる予定です。
────────────────────────────────

アニメ見ながらコメント的なノリでメモった感想は↓

ニコニコで1話見ておっこれはまさか青春物語が始まるのか!?
何かワクワクするじゃんどうなるんだろう!
きっと面白いものが見れるに違いない!おっ野球か!いいね!
そしてメンバー集め…あれ?女の子?あぅあぅぁ~^q^?
なんか変だと気付いたのでググったらなんと…

18禁恋愛アドベンチャーゲーム…えっ… あっ…

おいっ俺の青春を返せ!
いや違うな…
おいっ俺の期待を返せ!

謎のあぅあぅぁ~キャラがイライラする^q^
しかしコメントもあってかツッコミが入るので面白いかも
あれ?実はこまりちゃんいい子だったのか!?

{netabare}老人ホームでご奉仕とか素晴らしい子じゃん!
うーんしかしこの声受け付けないなぁ…
やたらと切ない儚げな話ばかりする子だなぁ…そして謎の猫の死体。

グッときました。一気に引き込まれました。

昔のお兄ちゃん…もうなんかこの辺から涙腺が…
画面が見えなかったんですよコメント的な意味で!
いや違うか…
目から汗が止まらない…{/netabare}

あぅあぅぁ~とか言ってスイマセンでした;;
もう二度とそんな事言いません( TДT)ゴメンヨー
{netabare}こまりちゃん{/netabare}ルートでしたね。

────────────ここから7話──────────────

雰囲気は一気に変わり明るい展開に!あれ…
なんかまた続々と女の子が増えていく…

{netabare}風紀員がエンジェルなんとかの主人公っぽい見た目の…二木さん!
三枝さんやんちゃだなぁ~っと思ったらチョロインだったのか…
なんだこの白い帽子の帰国子女どっかで見た事あるような…なんとかインデックス!
能美さん犬だったのか… しかしクドリャフカってなんだよ!
西園さんなんかどっかのKEY系の天才少女系!?
佐々美さん@がんばらない

ナルコレプシーってなんぞ!?何が起きた…
なんか思わせぶりだったけどすぐ起きてんじゃん。同じ日なんでしょ?これ…

う~んどれもこれもどっかで見たようなのと同じような感じだなぁ…
しっかし一気に増えたな女の子ばっか…{/netabare}

やっぱりハーレムアニメだったのか
ここまでキャラ紹介ばっかでしたね。ってかキャラがやたらと多くね!?

────────────ここから10話──────────────

{netabare}西園さん{/netabare}ルートかな

{netabare}なんかほんとどっかの天才少女ことみちゃんっぽいなぁ…
あれなんのアニメだっけなぁしかしまぁなんだ眠い…
ってあれそういやいつ野球するんだよこのアニメ…
サッカーのほうが好きだから別にいいんだけどさ
Pちゃん…なんだろうこの取ってつけたような感じの話は…
だんだん忘れていく設定なんかうる星やつらの映画で同じようなネタあったような
いやあれは違ったかな他にもなんかあったような
双子?影が無い…二重人格だったのか幻覚障害だったのか{/netabare}

なかなかいい話だったなぁ…

────────────ここから15話──────────────

なんだこののっけからのホモ展開…
っと思ったら今度はハーレム展開…


今回は{netabare}三枝{/netabare}ルートかな

{netabare}なんだこの茶番裁判…切れた…
風紀委員長と三枝は髪の毛の色が同じだけどなんかありそうな予感と思ってたらやっぱりか…

3Pしたって事?両方と同時期にやってたって事?なんかよくわからんのだけど
なんなんだこの糞設定… ってか犯罪者親父が恭介にしか見えない件
糞設定のせいで入り込めない…ってかこれまた女の子の分裂話…こっちは本物か…
なんか色々設定がありえないだろう{/netabare}

あれ…? 目から鼻水が止まらない… あれ…? なんか鼻水まみれに…
何を言ってるかわからないだろうけど俺も何を言ってるのかry
むっちゃクチャいい話しじゃねぇか馬鹿野郎!

────────────ここから19話──────────────

おいおいこまりちゃん設定がおかしくね?アホの子じゃなかったのか…
モブがクズすぎて清々しい

{netabare}クドは天才なのか馬鹿なのかわけわからん
言語が苦手な割に並行宇宙論とか矛盾してないか?
っと思ったら特化型の天才だったのか
{/netabare}
いい仲間になってきたな!青春だ!
あっあれ?なんだここで終わりか。

20話

{netabare}さささささ ささみ ざざみ さささささ ささっさささ
おいっ「さ」ばっかじゃねぇか!わけがわからんぞ
ってか印象うっす{/netabare}

どうやらルート分岐なくなったのかな…

────────────ここから21話──────────────


{netabare}クドリャフカ{/netabare}ルート

{netabare}喋り方が凄く凄く…
いやいやいや脱ぐなよそりゃ無いわ引いたわ。
まぁ所詮18禁ゲームだもんなぁ
昆布食いたい… っておーい話が急に壮大だな!
星空を見ながらあれはデブルックスってこの演出どっかで見たぞ
なんとか語のやつじゃねぇか!
ロケットェ… ちょっとこれはわざとらしい展開に…
のめり込めない…

22話

唐突に思い出したなぁ 牢獄ってなんだ…
お母さんがロボティクスなんとかの萎みたい
シリアス場面なのにいちいち人数多いのに吹きそうになる
また同じ時間を?また?まただと!?おい恭介何を知っている!
急にざーさん登場!電話のシーンはリーディングしゅーくりーむか?
ニプーハニピアー いつの間にか凄い引きこまれてた

23話

おいおい話が壮大だなぁ暴動とか いきなり大爆発…
鎖に繋がれて急に陳腐になっちゃった…
また同じ時間を… 一体何が… は?え??えっとなんで鎖が取れたの?
なんで裸マント!?え?なに?いつ脱がされたの?色々イミフすぎる…
え?日本に着いてる?は?なんだこれ… ママン結局どうなったんだ?
完全に理解不能なんですけど…{/netabare}

────────────ここから24話──────────────

{netabare}すっかり忘れてた謎の手紙…これが超展開の鍵なのか?
手紙の主… 白猫… 初めて見た絵本…
悩みが晴れた小人さんたちは消えていく…
なんかエンジェルなんとかみたいな匂いがしてきた。

25話

謎の絵本は一体… いきなり野球の試合ってどういう事?
練習いつの間にやってたんだよ!そうか画面凝視してなかったから
俺の知らない所で練習してやがったのか!
飛び降りても死なない…だと…!?なんですかこの壮大な茶番激は…
やっと青春らしくなってきたなぁ

最終話

えっとけんごのキャラ壊れすぎてつまらない…
最終回のノリってやつなのかこれ
結局まともに野球やったの最後だけじゃないのか?
まぁ世界の秘密は2期リフレインに期待ですね!
エンジェルビーツ臭がプンプン漂ってくる…{/netabare}

────────────ここまで────────────────

アニメ好きな人は皆知ってるのかな?ラジオ番組がある事を…
最近知ったばっかでまさか08年からずっとラジオやってたなんて全然知らなかった。
「ナツメブラザーズ!」「リトルバスターズ!R」
近頃聞いてます。ハマってます!
※変態しかいないラジオですので要注意!!
ネタもいちいち古いので30以上の人向けな感じがしてならないw

某サイトでコメント見れるので一緒に見ると盛り上がるかと…
なんか内容がぼちぼちエロい事もしばしば…
露骨なエロと言うよりは恭介の策略にハマる鈴。
恭介が自らエロボイスも豊富!
16回目はエロすぎてやばいので要注意ww

男向けでもあるし、恭介ファンにとっても腐女子にとってもかなり満足出来る内容になっている気がします。
いやぁ実に面白い!男も女も恐らく楽しめる。
ヒロイン役はエロゲ声優ばっかなんですね!
声優もちゃんとエロ枠と一般枠があるのは知りませんでした。
民安ともえ(鈴)のファンになりました。
緑川さん(恭介)は声だけはずっと知ってたけど調べたらこんなに私の知っているアニメに出てたとは…
なんか過去の記憶が全てつながった気がしました。
この人面白いわw

※ってか露骨な下ネタまみれですwもうエクスタシー付けろよレベルw
緑川さんあんた天才だよ!罠にかける天才すぎるって!
爆笑したよ本当にw

「ナツメブラザーズ!(21)」になってからはぶっ飛ぶすぎてヤバイですねホントにw
酒飲みながら見てると素晴らしく美味しい酒の肴になりますね!
やこちゃん(クドリャフカ)が可愛すぎてヤバイヤバイやばい!!!
年上の女性を可愛いと思ったのは今まで生きてきた中で初めてかもしれない。でも結婚してらっしゃるようなので旦那さん羨ましすぎる><仲良くいつまでも暮らして欲しいです!


現在も続いてるラジオ番組↓「リトルバスターズ!R」
http://www.onsen.ag/program/litbus-r/index.html

近頃アニメのラジオにハマりすぎてアニメ本編が捗らない(;´Д`)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 45
ネタバレ

アスピリン さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

続きのRefrainが楽しみすぎる!!!

ついにリトルバスターズが終わってしまいました。
本当にいろいろなことがありましたが、ここまで素晴らしい物語を見せてもらったので大満足です!

ただ、このリトルバスターズの尺は相当長いらしく1期では収まりきらなかったようですw

そして続きがRefrainとして放送されるみたい!!!(時期は未定の様ですね?)

やっぱり世界の秘密とか謎な部分はまだ多いわけでその辺をRefrainでは紐解いていくのでしょうか?
如何せんものすごく楽しみであることには変わらないかな。
(待ちきれない気がしますがw)

1期の総括としては製作会社について放送前は憶測が飛び交っていましたが、JCさんでよかったと個人的には思えるぐらい素晴らしい出来栄えでした!
是非2期も継続してもらいたいですね!

とにかく素晴らしい作品に感謝したいと思います!




19話感想 {netabare}

三枝回が終わって今回はクド回だったわけなんですが、なんというか友情をすごく感じて感動しましたね・・・

短かったですが、クド回もすごく内容があってよかったな~
ってしみじみ感じた19話でした {/netabare}

18話感想 {netabare}

感動しました・・・

これまでのしがらみを一気に吹っ飛ばした姉妹の会話からの三枝さんの決断、そして家族の写真ときたら・・・
本当に感動しか言葉が出なかったです。

そこまでのヒントを与えたリトルバスターズのメンバーも素晴らしいですし、すべてが良かった最高の18話であり三枝、二木回でした! {/netabare}

17話感想 {netabare}

またもや重い感じな話になってきてすごく作品に引き込まれましたねw

OPのあの背中はやはり二木さんのものなのだろうかとか?とか色々と考えさせられましたね・・
三枝さんの苦労は随所に表れていてわかりましたが、二木さんもあんなに難しい過程で育っていたなんて・・・

来週が楽しみでしかたがないです!!

リトルバスターズは本当に名作だとようやく確信できました。 {/netabare}

16話感想 {netabare}

15話のハーレムを経て16話から三枝回に入ってきました。
大分重い感じの話になってきましたね~・・・

以前から三枝と風紀委員長の髪色が同じということでなんかあるなーって思っていたんですが、やはりそうゆうことでしたか。

ほんとに三枝のお茶目で元気なところを1日もはやく観たいです・・・

リトバスは本当にストーリーが素晴らしくて言うことがありませんね!!!
(新仕様OPのクドの感じもなんかありそうで期待できる!) {/netabare}


14話感想 {netabare}

まずここまでのリトルバスターズは各メンバーの個別説明回が多く、小毬さん以外は感動っていうほどでもなかったんですが、今回の西園さんのストーリーは感動がすごかったです。。。

強い友情を感じそして最後の西園さんの笑顔を見た瞬間に一気に心が晴れました・・


まだまだリトルバスターズは続きますが、本当に今日が最終回でも文句が付けられないほど素晴らしい14話 西園ストーリーだったんじゃないかと感じました。{/netabare}

13話感想 西園回{netabare}

ここまでもリトバスの新メンバーの話が触れられてきましたが、こんな展開が待っているとは思いませんでした・・

西園さんの話を最後に持ってきた意味が分かった気がしますよね・・。
しかし、非現実的とはいえなんとなくここまでの流れを見ていると、どことなく現実味があり すごく淀んだ感じが出ており評価できます。

原作は知らないんですが、やはり評価され続けている作品だけはあるなってことを今頃になってわかってきました。

西園さんの話以外にも、今後もリトルバスターズから目が離せないです!! {/netabare}

8話感想{netabare}

今回は前回の三枝さんに続き新たなメンバーとしてクドをスカウトしたわけなんですが、
そのクドにはルームメイトがいなくその新たなルームメイトをを探すってお話でした。

最終的にはここまでいいとこなしの風紀委員長が自ら名乗り出てくれて一件落着!いいとこあるっていうか実際のところ普通に委員長はいい人そうですけどね~
今後彼女がそのくらいストーリーに絡んでくるのかも楽しみかなw

来週は佐々美さんの回になるのかな? {/netabare}

7話感想 {netabare}


前回で小毬さんの心の闇を払ったところで、今回から再びメンバー集めに!
その新たなメンバーとして理樹が選んだのが三枝と書いて、さいぐさ さん!

嘘をつきすぎるあまりに風紀委員に信じてもらえなくなり困っているところにリトバス登場!!

あんな感じで何のためらいもなく救えるっていうのはすごいよね~(金額は微々たるものかもしれないけど、あのためらいのなさは本当に素晴らしいよ~)

次回のミッションはクドになるのかな??

楽しみですね! {/netabare}

6話感想 {netabare}


前回の最後のシーンで来週は大変になりそう(俗に言う鬱展開的な)だなって思っていたんですが、予想通りで小毬さんが変化してしまいましたね。

ただ、この鬱展開を引きずらすに1話(6話)の中で解決出来たのはすごくテンポが良くていいなーって思いました。
(結構鬱展開って評価が分かれるし、長々されても水を差される感じで気持ちがいいものではないので。)

そんなこんなで小毬さんが元気というかトラウマから解放されてよかったし、それを全力でサポートしたリトバスのメンバーの暖かさが感じられた素晴らしい6話でした!!

次回以降もこんな感じの素晴らしいストーリーに期待したい。 {/netabare}

5話感想 {netabare}

こまりさんの過去に関する5話、
トラウマか何かで忘れていた記憶が戻ってきてしまい、そこをこれからリトルバスターズのメンバーで
どのようにして癒していくかといった感じになりそうですかね?

こんな感じで今までのほのぼのありつつ他愛もない話をしているのとは一転してくるあたりは やはり注目作だけあるなって気します。(ギャップが一番効果的ですから)

次回以降どのくらいこまりさんの話に突っ込んでいくかはわかりませんが、是非とも素晴らしい展開であることを期待したいと思います!


余談かもしれませんが、ここまでのJCのいい意味での期待の裏切り方には
驚かされますね!今後もどんどんいい意味で期待を裏切って欲しいと思います!{/netabare}



3話感想 {netabare}


もう話の内容っていうよりも完全に個人的な意見に近くなってますが、鈴がものすごくかわいいですね~ 本当に。(予想以上の可愛さで驚いたし、鈴がいる限り必ず最後まで見れる自信が付きましたw)


私は原作ストーリーがわからないので、今後どういう展開になっていくかは予想出来ないんですが、一端は9人のメンバーを集めるところから始まるのかな?って気がします。

その後にストーリーが動き出しそうな感じでしょうかね?


まだ3話ですが、ここまでは期待に十分応えていると言っていいんじゃないでしょうか?
毎週楽しく見させてもらっているし、不満な点が見つからないのがすごい。 {/netabare}

2話感想 {netabare}


良かったです!すごく良かったです!!

原作を知らない私は1話だけでJCを疑ってしまいましたが、2話を見終わった後で「ああ~、いい作品だな~」って素直に思いました。

まだ2話終わっただけなのですが、なんとなく原作が評価されている理由がわかりつつあります。
だって、こんなに微笑ましすぎる作品はめったにお目にかかれないんだろうなって。(笑える作品は多いけど、結構最近は無理な設定が多かったり非現実的で感情移入できなかったりすることが多々あるしね)

また原作が少し時間をさかのぼることで、CVが非常に新鮮味があってよかったかなって。
やっぱりありきたりというか使いまわし感があるキャスティングは萎えてしまうし、個性が出る意味ではいいよね!
(唯一、主人公を堀江さん=女性っていうのは少しどうなんだろうって気もしなくもないけど。。。
まあそういう女っぽいっていう設定なのかな?)


今後はどんどん新キャラが出てくると思うので更に期待して見ていきたいと思ってます!! {/netabare}

1話感想 {netabare}


掴みとしてはすごく良かったし、青春アニメって感じはすごくしてよかったな~。(特に今クールは青春アニメっていう作品が少ない中で貴重な作品になってもらいたいです)
ただ、タイトル通りでJ.C.STAFFは腐ってもJ.C.STAFFなんだよね~(いい意味でも悪い意味でも・・・・)


これは作画に期待するっていうより展開に期待したほうがよさそうですねw真面目に。


ある意味割り切って今後もリトルバスターズに期待していきたいと思います! {/netabare}

放送前レビュー {netabare} 注目度もさることながら期待度もものすごく高いリトルバスターズ!

今年の秋アニメは正直言うと、あまり期待できるものがない(RNは期待しているけど、ゲームでは神でなく良作という位置づけで終わってしまっている・・・)ので得にこの作品には期待しています。


問題は他の方がおっしゃっている通りでJ.C.STAFFが製作するということ・・・。
別に嫌いではないし、王道の可愛い感じで作り上げる技術はすごいんだけど、やっぱり革新的ではない。
髪の表現がモッサリだったり、背景絵の雑さが多々見られたりするのが心配要素です。

J.C.STAFFにはこの作品を通して1皮も2皮も向けてもらいたいです。

放送日は最速MXが10月6日とのことです。


1日も早く見たい期待度最高の秋アニメです! {/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 19

77.6 8 ゲーム原作で学園なアニメランキング8位
ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (2138)
11067人が棚に入れました
どこにでもいそうな平凡な少年・苗木誠は、「超高校級の才能」を持つ現役高校生しか入学出来ない羨望の象徴「希望ヶ峰学園」に「超高校級の幸運」として抽選で選ばれたことを機に、「卒業すれば人生の成功が約束される」というこの学園に入学することになる。
迎えた入学式の日、意気揚々と希望ヶ峰学園の中へ入っていこうとする苗木だったが、玄関ホールに入ったところで急激なめまいに襲われ意識を失ってしまう。
苗木が目を覚ますと、そこは既に学園校舎の教室内であった。しかし違和感はそれだけに留まらず、校舎の窓は鉄板で塞がれ監視カメラとテレビモニターが至るところに設置されて圧迫感に満ちており、校舎全体からも異様な雰囲気が漂っていた。
校舎の玄関ホールに戻ってきた苗木はそこに集っていた他の新入生達と出会うが、彼らもみな同様にめまいに襲われ意識を失っていたのだという。異常事態はそれだけではなく、玄関にはそれまでなかった鋼鉄の扉が設置され外界から完全に遮断されており、苗木達新入生は希望ヶ峰学園に幽閉されてしまったことに気付く。
困惑する面々を前に現れた謎のキャラクター「モノクマ」は苗木達を体育館に呼び出し、「学園の中で一生暮らし続けること、外に出たければ誰か他の生徒を殺さなければならない」という恐ろしいルールを告げる。
これが「コロシアイ学園生活」の始まりであった。
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

放たれた希望への弾丸

学園に監禁されそこから脱出するには誰かを殺さなければならないというルールの中
生存と脱出をかけたサバイバルのようです。

「あら?思っていたのと違うんだ…」というのが第一印象。
ゲームもやった事は無いですが裁判物だと思っていました。(^_^;)

映画などで散々観てきた監禁シチュエーションではありますが
ミステリーは好物なので楽しめそう。
…って思ってたのですが、絵が子供向けっぽいのと色々と雑に感じる所があり気になります。
不安を感じつつも観るつもりですけどね。

でもこれゲームやりたい人にはネタバレになっちゃいますよね。

注:【考察・予想】というのが時折出ますが、原作を知らない状態で書き込んでいます。
ネタバレとは異なりますが先入観を持ちたくない方はスルーしてください。
ダンガンロンパは特に推理物なので次の話を観た後に前話の予想を覗く事をお勧めします。

※1話感想(ちょい批判的){netabare}
不安な点、気になる点を書いておきます。

まず入学案内の手紙は当選詐欺の手口でコレを信じて学校に来てしまう
主人公の推理力や想像力の無さでやや期待値ダウン。
今後色々論破していくなら推理入薦でいいんじゃないの!?
DVDにしろ加工を疑わない者ばかりではレベルの低い推理合戦になりそう。
観ている者の期待を高め心を掴んで欲しいのに…これから推理バトルやるんでしょ!?
無能な感じにしてしまっては説得力が無くなってしまいます。
優秀な者同士の論破バトルが観たいという思いが強すぎたのかもしれませんけど…。

監禁場所が学園というのも矛盾含みです。
希望や能力のある高校生を集めたかったのでしょうけど
この制度で今までどうやって運営されてきたのでしょうか?
一流高校ってその評判どこから来てるの?通学や卒業した人居るの?卒業生犯罪者なの?
脅迫して殺し合いさせるのに学園の必要性があるの?
…等々、機能していない(と思われる)学園を舞台にすることに疑問を感じています。

監禁にしてもファンタジーとリアルが混同しててすんなり飲めません。
モノクマの存在や意識を失わせる術に食べ物が自動補充されるというファンタジーがあるのに
鉄をふんだんに使った監禁がミスマッチです。
外に出たはずなのにまた中に戻っているとか
ファンタジーに統一した方が余計なことを考えず本筋に入り込めます。
おかげで鉄格子は研磨材と糸使えとか、鉄板のネジ回す事やらシャッター等の隙間やら
リアルに脱出する方法につい頭が行ってしまいました。

モノクマの言動も最初は不自由無くゆっくり過ごせそうな事を言っておきながら
わずか三日で脅しにかかるなど勝手が過ぎます。
殺し合いをしない選択肢を提示した意味が分かりません。
最初から殺し合いさせるのが目的ならそういえばいいのに。

苗木くんが学園に入った瞬間に意識を失ってましたけどコレも心配の一つ
【予想】{netabare}大オチ夢オチになったりしませんか!?{/netabare}

…等々、不満や不安が尽きませんがミステリー好きの性(さが)
たとえB級C級だろうと最後まで観てしまうと思います。
何か仕掛けがあって今の疑問点が飛ぶようになれば嬉しいのですが。

色々と不満を書いていますが折角のミステリー。推理して楽しみます。
【予想】全体像について{netabare}
以降、的外れかもしれませんが考えて遊んでみます。

推理の前に邪魔なファンタジーをとりあえず潰します。
ファンタジーが強すぎると何でもありになってしまい推論が成り立ちませんから。
それにこの作品はファンタジーが「ある」と思わせておいて「ない」作品だと推測しています。

「モノクマ」はロボット。クマ型ロボット。声がロボット。僕、ロ・ボ・ツ・ト~。
「苗木が学園に足を踏み入れた瞬間、意識を失った」のは薬品か何かのせい。
「密室のはずが食べ物が自動で補充される」は誰かが夜時間に補充しているから。
として置きます。

<舞台について>
第一印象では批判していますが
推論としてはここが学園だと思わせておいて学園ではないと思っています。
窓を鉄板で細工しているのは外を見せない為でもあると思います。
学園は学園で存在していて校門等で15人をさらい、
別の場所に監禁しているのではないかと思っています。

<黒幕について>
モノクマをロボットとするとそれを動かしている者が存在します。
クローズドサークルのセオリーでもありますが
実はこの15人の中に黒幕が居るのではないか?と疑っているので整理しておきます。
(現時点で怪しい者には印を付けておきます。◎○▲△ の順で怪しい。)
 苗木 主人公
◎サヤカ アイドル
△キョウコ ???
 ヤスヒロ 占い師
 ヒフミ 同人作家
 キヨタカ 風紀委員
 ジュンコ ギャル
○チヒロ プログラマー
▲セレスティア ギャンブラー
 モンド 暴走族
 レオン 野球選手
 アオイ スイマー
 サクラ 格闘家
 トウコ 文学少女
△ビャクヤ 御曹司
△この中にいない

◎のサヤカはいわゆる「犯人はヤス」のパターン。
関わりの薄い主人公を覚えていたり助手になると言い出したり心を読む発言も怪しい。
主人公が寝ている間に何かしてそうな気もします。
○のチヒロはプログラマーでモノクマを動かす仕掛けも作れそうなのと
「冷蔵庫でモノクマと会った」というのがどうも嘘くさいので。
▲のセレスティアはギャンブラーで心理を読むのが得意そうだし
仕掛けなどの技術もありそうだし夜は外出禁止という提案をしているので。
△のキョウコは如何にも怪しい謎の人物。
主人公とライバルにもなりそうですがやはり謎。
モノクマが爆弾だと気づいたのはグルで知っていた可能性もあります。
今後参加者たちをミスリードさせる存在かも。
ただ怪しすぎるので逆に△止まりです。
△のビャクヤはお金で物と人を動かすだけの力がありそうだから。
△のこの中にいないは国家や他の組織絡みの犯行もありそうなので。
政府公認の超特権的な学園って言ってますし。
一応、主人公が犯人説も疑いましたが(実は超高校級の嘘つきとか)今の段階では薄いです。

共犯や他の可能性ももちろんありますが第一印象ではこんなところです。
普通にモノクマが黒幕って事もあり考え損になるかもしれないですが。(^_^;)

<DVDについて>
どの人のDVDも画像加工だと思いますが、加工でも気分は悪いし不安にもなるでしょうね。
個人情報なども知られている訳ですし。
その人物の大事な物を傷つける内容になっていると推測できます。
苗木は家族でしたが他の人はまた違いそうです。
サヤカはスキャンダル的なもので公表されるとアイドルの道が絶たれる物でしょうか?
さすがにまだ具体的には読めませんが他メンバーの物もあわせて
今後、観進めながら絞り込んで行こうと思います。


来週からは一つ一つ事件が起きそうなので各個予想出来そうならば色々してみたいと思います。
30分の中で解決まで至る様なら予想は無理ですが、次週に続くパターンなら出来そうです。
{/netabare}
{/netabare}

※2話感想{netabare}
1話感想で無能な主人公が納得いかないって事を書きましたが
『幸運』というスキルを持っている様なのでこの点は腑に落ちてきました。
雑に感じた設定にも仕掛けがありそうで不安も和らいでは来ています。
ちょっと気絶体質なので後々ご都合あわされそうなのは心配ですけど。

{netabare}第一印象で黒幕かな?と思っていたサヤカちゃん{/netabare}が殺されちゃったのは意外でした。
考えすぎたかな?
キャラにまだ感情移入していないのとピンクの血とか演出面で怖くないので
あまりドキドキ出来なかったんですが万人が観られる(遊べる)様にしてるのだと思うので
仕方ないですかね。
個人的にはもう少し刺激が欲しいですけど。

今後も推理は出来そうな展開なので考えながら楽しんで観られそうです。

早速推理します(自分で推理したい人は解決後に開いてね)
【予想】{netabare}
被害者:マイゾノサヤカ
死亡時刻:午前一時半頃
発見場所:苗木の部屋のシャワー室
凶器:包丁
アイテム:Yシャツの燃えカス、ガラスの欠片、金箔の模造刀、「11037」のメッセージ

校則違反で処刑:エノシマジュンコ

とりあえずヒントや気になっている点を羅列し考察
(※)=メッセージにて情報提供いただいたものです。
・メンバー分け
 規則正しい=キヨタカ、チヒロ、サクラ、アオイ
 ややルーズ=モンド、ヒフミ、ジュンコ
 自己中マイペース=ヤスヒロ、セレスティア、レオン、トウコ、ビャクヤ
・部屋交換
 サヤカが部屋交換を申し出たことには疑念あり。
 最初、殴られ気を失った苗木を看病している時に
 部屋の鍵&プレートを自分のとすり替えたと推測したけど行き詰まりました。
 でも何か部屋に細工をしておいたのかも。建て付け悪くしたのサヤカかな?
 間取り同じなのも引っかかるんだけどな。
・部屋で争った痕
 どうやら大立ち回りしてますが物音とか悲鳴とか隣室でも気付かなかったのか?
 隣は苗木とキョウコ。
 (※ゲームでは防音は完璧という設定がある様です。)
 不自然な荒れ方なので後から犯人がつけたものかも。
・シャワー室は苗木の部屋だけ建て付けが悪い&女子部屋は鍵付き
 苗木とサヤカしかこの事実は知らないので
 サヤカを襲った犯人はシャワー室に鍵が掛かると思い込み
 慌てたりこの部屋を女子部屋だと勘違いした可能性はある。
・血痕はほぼシャワー室
 他の場所で殺されて遺体を持って来たわけでは無さそう。
 発見現場=殺害現場と考えて良さそう。
・朝、食堂に入って来たエノシマジュンコの印象が違う?
 ほぼ同じ目の色で色白のサヤカの変装を疑いましたがどっちにしろ死んでます。
 ただ犯行時入れ替わっていた可能性はあるかも。声色の矛盾はあるけど。
 また、元々ココに来ていたジュンコが本物ではなかった可能性もあります。
・朝、食堂に入って来たヤスヒロは玉を持っていなかった
 アイテムのガラスの欠片と関係があるのか?
 いつも持ち歩いて居るとも限らないが以降も登場していない。
・ダイイングメッセージ「11037」
 メモに書いて逆さにしてみたんですが
 「LEOII」二番目の1は逆にハネていてそれを考慮すると
 「LEON」に見えてきます。
・右手骨折&打撃痕
 右手が骨折しているのでダイイングメッセージは左手で書いています。
 壁を背にして書いていれば文字が逆さまでも自然。
 打撃はバットかアイテムを重視するとガラス玉をYシャツにくるみ殴打かな。
 工具の中にハンマーもあったけど刀相手だと厳しいかな。
・凶器包丁&Yシャツ燃えカス、ガラスの欠片、金箔の模造刀
 包丁はキッチンからか? 初日にチヒロが最初に入っているが誰でも利用可能。
 刀は各部屋なのか苗木の部屋のみか不明。
 (※ゲームでは体育館から持って来る様です。)
 苗木も凶器だと認識していて本物だと思ったがアイテム発見の時は模造刀となっている。
 Yシャツ着ていたのはビャクヤ、ヤスヒロ、ヒフミ。
 ガラスはヤスヒロの玉?
 Yシャツと玉はトラッシュルームで発見。
 トラッシュルーム=ゴミ処理&掃除用具部屋だと思われる。
・何故かプレートが交換されている
 プレートが着脱可能として
 苗木がサヤカの部屋に入る夜10時には確認して入ったハズなので
 そこから朝7時までに替えられている。
 第三者が替える必要性もないしサヤカが何らかの理由で交換したのかな?
 サヤカはプレートを交換し誰かを招き入れたのかも。
・キョウコが見たのはメモ帳?何を見た?
 切ってめくれるメモみたいです。何か書いた跡があったのかな?
 ドアを閉めたままだから誰かが訪ねてきた時
 ドアの隙間から誰かと手紙のやり取りでもしたのかな?
・苗木がゴミ箱に捨てた張り紙
 ゴミ入れが空では無かったことが何か気になる…。
・サヤカの部屋を開けようとした音や気配
 誰かがサヤカに揺さぶりをかけている?サヤカの狂言?
・ドアの施錠
 サヤカは絶対開けないと言っていた。どうやって開けさせたのか?
・夜時間は水道停止
 何故水だけ?夜時間はシャワー室を開けさせないため?
 タンクの水で一度は流せるけど下痢とかしたらトイレどうすんの?(^_^;)
・エノシマジュンコの死亡確認
 派手に死んでしまった様ですが誰かちゃんと確認したのかな?
 あまりにもファンタジックな死に方なのでにわかに信じられなくて。
 盾が槍で死ぬのも…意味ありげで。次回死体が消えたりしないですかね?
 (※ゲームでは間違いなく死んでいると表示される様です)
 ファンタジーも認めて行くしかないかな。

【最終推論】
うーん難しい。ダイイングメッセージでレオンが犯人だと分かりつつも
辻褄合わなくて参りました何度も更新してすいませんでした。
苗木とサヤカ鍵交換説、サヤカとジュンコ入れ替わり説、あえてのヤスヒロ犯人説等
全て迷宮入りしました。(ここにも一時書いてましたが見づらいので消しました)
紆余曲折、色々考えた結果一応こうなりました。

策謀してそうなのはサヤカ、実行はレオン、ガラス玉はヤスヒロの物として推理しています。

元々殺人を計画していたのはサヤカ。
部屋交換は疑いを苗木に向けるため。
夜時間にプレートを交換しヤスヒロの部屋の前へ。
「怖いので占いに来て」と相談しサヤカのプレートになった苗木の部屋に入る。
占いをした所サヤカの死が見え驚き何も言えずヤスヒロはそそくさと部屋に戻ってしまう。
隙を見て殺そうとしていたサヤカはタイミングを失う。
ヤスヒロは命拾いするがこの時に玉を持ち忘れる。
失敗したサヤカは次にレオンの部屋の前へ。
「怖いから一緒に寝て」とアイドルの色気も使い部屋に誘う。
部屋に入れ安心させ無防備になった所を刀で斬り掛かるが模造刀だったため致命傷にならず。
予備に用意した包丁で再度襲うが
レオンは部屋にあったガラス玉を投げつけ(剛速球)右手を骨折させ包丁を奪う。
サヤカは結局反撃されて瀕死でシャワー室に逃げ込む。
扉に鍵が掛かったと思ったレオンは開けるのに手間取る。
その間にサヤカはダイイングメッセージを書く。
扉が開いた時にはサヤカは絶命していた。
水が出なかったため返り血などは衣服で拭きトラッシュルームへ向かいシャツや玉を処分。
そして部屋に戻った。

補足:なぜターゲットがヤスヒロとレオンなのかというと
1話目のBパートで映った間取りと態度から推測。
プレートを取り替えても部屋の位置を覚えている者にはバレてしまうので
覚えていなさそうな者がターゲット。
部屋が遠いのはヒフミ、ヤスヒロ、レオン、サクラ。
(遠い順。少しだけ映った似顔絵で判断してるので違ったらすいません。)
ただしサクラは倒れた苗木を運び込んでいるので除外。
ヒフミはややルーズな性格の分類なのと
同人作家なので三次元アイドルには隙を見せないかも知れないので微妙。
ヤスヒロは1話目の探索の時雑誌を読んでいて真面目に探索していないので第一候補。
朝遅刻して「道に迷っただけだべ」と言うくらいですし。
同様の性格(自己中マイペース)のレオンが第二候補。
尚、サヤカが犯行に成功していればプレートは再度戻していたと思われます。

…ってな感じだと推理。ほぼ全部のヒント繋ぐとこんな感じ。
強引にこじつけてツッコミ所があるのは分かってます。(^。^;)
特にヤスヒロ関連がしっくり来てませんがもうコレじゃないと辻褄合わないし。
アニメもスローや停止使って観てこれ以上の推理は現時点では無理。(×_×;)
外れても推理しきった感があるので満足です。
書き足すうちにどんどん長文になってしまいましたが読んでくれた人はありがとう。
{/netabare}
{/netabare}

※3話感想{netabare}
裁判が始まりました。
時折ゲームっぽい感じを見せつつも
キョウコが冷静な進行役となり淀み無く淡々と流れていました。(内容は別記します)
犯人の動揺っぷりは少し滑稽でした。アホ何回言ったんだろうか?
そして処刑は想像力を掻き立てる描写で怖かったです。
公開処刑になっているので目の当たりにしたメンバーにも
かなりの恐怖が植え付けられたと思います。
この後のどうなるか楽しみです。

推理に関しては裁判をしながら組み上がる形なので
「犯人は○○」「トリックは○○」という部品、個々を推理して楽しむのが良さそうです。
でも個人的には点を線で結び推論を組み立てて遊ぶのが好きなので
今後もスタイルを変えずに推理します。

【自分の推理と事件を検証・考察】{netabare}
部分的にはかなり的中したと思いますが組み上がりが異なりました。
『凶器の包丁』は単に夜時間に取りに行ったと思っていたんですが
夜時間は調理場には入れないのかな?
それにしてもここは目撃されてはいけない所では?
『刀で斬りつけたが模造刀だった』というのはそこそこ自信のある推理だったので外れて残念。
苗木が「凶器」と言っていたので勝手にピンと来てしまいました。
この犯行が失敗したのはサヤカに何か誤算があったからだと思っていたのですが
計画通りなのに失敗しているのが謎で彼女に迷いがありすぎます。
『ヤスヒロの玉がなぜレオンに渡ったのか?』は、かなり引っかかっていて
私自身もサヤカが二人も招き入れる事には違和感がありつつもあんな推理になっています。
コレも今回の推理の要でしたので、サラッと流されているのが納得行きません。
『ダイイングメッセージ』は刺された後も暫く生きていたからこそ書けたんだと思ったので
刺された後にシャワー室に入ったと予想しましたが外れています。
どうも正解だとメッセージを残す暇が無いような気がするんですが…。
またレオンは工具を持ち歩いていたのでしょうか?
部屋に取りに帰ったのでしょうか? どちらにしろ不自然です。
ドライバーを使用した痕跡って分かる物なのかも疑問。
それにこの時点で立場は逆転していてレオンに脅威が差し迫っていません。
わざわざ殺害にまで至らなくとも良い気がします。
これでは殺意のある過剰防衛になっています。
『トラッシュルーム』は軽視してしまいました。
玉を投げる理由と場所が違っていました。
この点は完全に外れましたがヒントとしてもう少し描写して欲しかったです。
『なぜレオンを狙ったのか?』と言う説明も欲しかったです。
心の中で「部屋の位置を把握していない」&「アイドルの魅力に掛かりやすい」
人物だったとしておきます。
あと、『夜時間は水が出ない』というのは何だったでしょうか?
今後の事件への伏線なのかな?

正解自体、聞かされてもしっくり来ず微妙な所がありますし
私の推理も当たりか外れかは微妙ですが推理し尽くせた事で満足しています。
また次の事件も推理したいと思います。
{/netabare}
傾向としては
・無駄ゴマ無駄セリフは少な目、ヒントはちりばめられている。
・特に捜査開始~BGM中は細部までチェック。
・出てきたアイテムは全て消化する。
・超高校級○○の特徴は使う。
・メインのトリックや犯人ありきで細部はやや強引な所も見られる。
という感じでしょうか。
{/netabare}

※4話感想{netabare}
今度はチヒロちゃんが殺害されました。一番平和的でしたが容赦ないですね。

とりあえず推理します。(自分で推理する人は解決後に開いてね)
※【予想】{netabare}
被害者:フジサキチヒロ
死亡時刻:午前(午後)二時頃
 苗木は「午前」と言っているが手帳の表記は『午後』…どっちなんだ!?
発見場所:2F女子更衣室
凶器:鈍器による頭部への殴打。どうやらダンベルか?
アイテム:ダンベル、カーペットの血痕、図書館の延長コード、
 不二咲の電子生徒手帳、カーペットのシミ、グラビアアイドルのポスター、
 「ジャージを詰め込んだバッグを持って慌てていた」と言う証言、
 ジェノサイダー翔事件ファイル

【メンバー情報】
規則正しい
 キヨタカ 風紀委員 モンドと喧嘩後友情が芽生える
 サクラ 格闘家 アオイと仲良し初日から親しげ旧知の仲か
 アオイ スイマー サクラと行動も良く共にする仲
ややルーズ
 モンド 暴走族 喧嘩っ早い キヨタカとサウナ後マブダチ
 ヒフミ 同人作家 二次元好きオタク意外とみんなの雑用もこなしている
自己中マイペース
 ヤスヒロ 占い師 サボりも見られ思考も幼稚そう。玉もないので役立たず?
 セレスティア ギャンブラー 非情でSっぽい。順応しようとするタイプ。
 トウコ 文学少女 被害妄想が酷い。ビャクヤにヤンデレ気味。
 ビャクヤ 御曹司 非情で高慢。第一の事件から「ゲーム」と言っている。
 キョウコ ??? 謎の少女だがかなり鋭い観察力。
      正体は【予想】{netabare}潜入捜査官{/netabare}なのかなと予想しています。

【気になる点を羅列し考察】
・壊れたパソコン
 チヒロがパソコンを修理している。
 修理の時、延長コードを使用したのかも?
・学園長の手紙
 実際の学園は既に廃校の模様
・図書室が薄暗い
 事件後は明るいけどビャクヤの趣味で暗くしてたのか?
・サウナ勝負
 夜時間突入前にキヨタカなら手を引いたか痛み分けにしたはず。
 前日の夜時間寸前に何かあったのか?仲良くなったことに理由が隠れている?
・新ルール『電子生徒手帳の貸与禁止』
 貸借ではなく貸与。貸した方のみお仕置き?
・新しい動機「恥ずかしい過去」
 一般人では殺意が芽生えるまでは行かない。
 『ジェノサイダー翔』だと知られたら困る者か?
 公表までの猶予は24時間。
・キョウコがチヒロの遺体のスカートを見て何かに気付いた様子
 血の流れが服の内側なのが気になる。殺害後に着せたのか?
・チミドロフィーバーというメッセージ
 チヒロは即死なので犯人が書いている。
 独特のデザイン文字で他の文字が隠れていないか?
 「千三八占不心乙」んー漢字にしても意味分からないな。
・カーペットの血痕、シミ、ポスター
 男子更衣室の物と入れ替わっている?
 犯行場所は男子更衣室か?
 犯人を女だと思わせ自分容疑者から外させる為トリックかな?
・チヒロのバックの証言と行方は?
 ジャージが男物で慌てた?チヒロが男の娘だったとして、
 待ち合わせが男子更衣室ならチヒロが男だと知ってゆすっていた者がいる?
・壊れた電子手帳とサヤカとジュンコの手帳
 壊れた手帳はチヒロかレオンの物だと思われる。
 新ルールも踏まえサヤカ達の手帳を使えば男でも女子更衣室に入れるのかな?
 レオンの手帳は壊れていたので逆に女が男子更衣室に入る事は難しい。
 (事件後壊した可能性もあるが)
 チヒロの手帳だったとしても然り。
・目撃者三人で放送が流れる
 犯人は目撃者としてカウントされるのか?
 苗木とビャクヤとキヨタカは容疑者から外していいのかな?
・ジェノサイダー翔の事件簿
 凶器は『ハサミ』で『男』しか襲わない。人格障害の可能性あり。
 また磔は一般に知られていない。
 『男しか襲わない』ならチヒロは男と推測も可能のだが凶器の違いが謎。
 この事件簿に気付いたのはビャクヤで本物の手口と主張してるけど、
 他の者が読んでいたら偽装可能では?
・事件後のトウコの態度が変
 部屋に籠もったままなのになぜかジェノサイダー翔の事を知っている?
 約束とは?風呂は部屋にあるから入れるだろうし…。
 図書室以降もどこかでビャクヤと会って約束したのか?

【推論】
第一印象で怪しいのはトウコだけど、辻褄合わせようとすると犯人は男っぽい。
女なら部屋を入れ替えるトリックを使う意味が分からないし
死体を運ぶにも女手一つとは考えにくい。
ビャクヤが犯人だとジェノサイダーの話を持ち出して疑われるリスクが高いのが疑問。
ビャクヤならちゃんとハサミで殺していそう。
しかし他の男達がやってるとなると…特別相違点もないし判断できないです。

とりあえず現段階での推論では、
チヒロは男の娘。
トウコは二重人格者でジェノサイダー翔が本来の自分なのでこちらも実は男。
なので正確にはジェノサイダー翔が犯人。
プログラマーのチヒロが直したパソコンで色々と情報を引き出そうとしていて口封じの為殺害。
チヒロをマークする内に男だと分かり今回の犯行を計画実行。
男子更衣室に呼び出し犯行に及ぶ。
サヤカ達の手帳で女子更衣室に入り工作し部屋に戻る。
(死体でもガトリングガンが発動すると困るので一応二冊とも使用したはず)
自分の中のジェノサイダー翔を抑えきれなかったトウコは部屋に籠もり悩んでいた…。

ただこの推理だと問題点が多すぎる…。
男の娘が二人なのは無理ありすぎ。
部屋を入れ替えて女だと思わせるトリックを使う必要性がない。
凶器がハサミではない謎が解けていない。
どこでチヒロを男と認識したのか不明。
犯人には24時間というプレッシャーがありもっと短時間な犯行な気がする等。
違和感だらけなので多分書き直します…。
っと、色々考えても答えは出ず、実質ギブアップ。このままにしておきます。
{/netabare}
{/netabare}

※5話感想{netabare}
今回は裁判回。みんなテキパキ喋ります。
トウコはジェノサイダー翔だったようだけど、舌がなげー。
舌しまってから喋らないと本当に噛むよ。
今回の犯人には虎バターの刑。
童話か何かでそんな話があった気がしますがどんな話だったか覚えてません。
前回のノックの方が怖さがありました。
このお仕置き全人類への絶望にもなっている様でどういうことなのか謎が深まります。
カメラの映像、世間に流れているのかな?
モノクマのお茶の相手や16人目と共に気になります。

【自分の推理と事件を検証・考察】{netabare}
流石にこのヒントだけでは辿り着けませんでした。
もうちょっとヒントの描写がないと推理のしようも無い気もします。

殺人の動機としても納得いきません。
嫉妬と共に強い男と慕われるプレッシャーがウザいのもあるのでしょうけど…。
ビャクヤの偽装工作もゲームを楽しくするとはいえ理解し難いです。
死体発見現場を動かしちゃうのは人としても推理物としてもダメな気がする。
そもそも何故女子更衣室にある遺体を発見できたのだろうか?彼は変態なのか?
意味ありげに修理したパソコンも使われていないですしプログラマー要素も出番なし。
推理を楽しみながら観ている私にはモヤモヤする事件でした。
{/netabare}
{/netabare}

※6話感想{netabare}
パソコンのファイルやヒフミの証言でどうやらこのメンバーには
過去に接点があったようだけど、どういう事なんだろうか?
物語の核心部分も見え始めている様です。

今回も推理してみます。(自分で推理したい人は解決後に開いてね)
【予想】{netabare}
被害者:イシマルキヨタカ、ヤマダヒフミ
死亡時刻:キヨタカ不明、ヒフミ午前八時以降
発見場所:最終的に3F美術準備室の模様
凶器:ジャスティスハンマー?

【気になる点を羅列】
・卒業賞金100億円
 お金が動機になる者の犯行か?
・前日の夜時間前にアルターエゴが消える。
 ヒフミかキヨタカの場合は悲鳴が上がるはずだった。
 裏切り者の可能性がある。
・セレスティアが3F娯楽室で倒れていた※ハンマー1号
 ヒフミと共に襲われ部屋を出て左に連れ去ったと証言。
 因みに右は美術室、奥には物理室がある。
・2F図書室で出血したヒフミと会う。存命。※ハンマー2号
 ジャスティスロボにやられたと証言。
 娯楽室で襲われた写真もあるが遊んでいる様にも見える。撮影時刻も不明。
 ネーミングなどセンスを考えるとキヨタカが作った物かな?
 美術室での表情を見るとヒフミ作かな?
・3F下り階段前でセレスティアの悲鳴
 苗木、アオイ、サクラ、ビャクヤ、トウコが集まり、三人ずつ二手に分かれて行動。
 わざと呼び集めた感じも。
・1F保健室でヒフミの死体(?)発見※ハンマー3号
 目撃者三人のため放送が流れる
・ほぼ同時に3F物理準備室でキヨタカの死体発見※ハンマー4号
 こちらも目撃者三人なので一度目の放送はこちらに反応していたのかも。
・苗木が3Fに行っている間に保健室のヒフミの死体が消える。
 この時点で「全員殺されてしまいます『彼ら』の様に」と言ったセレスティアに疑念。
・キヨタカの死体も消え、後にヒフミと共に美術準備室で発見される
 キヨタカがシートに載っている。シートは物理室で見切れていたものと思われる。
・ヒフミは虫の息でみんなと会っていた事とヤス…ヒロと言う言葉を残し絶命。放送が流れる。
 最後の言葉は途中だったのかも。ヤスヒロは何処に?

【推論】
いくらヤスヒロが単純でもここまで短絡的に犯行はしないと思われる。
第一印象で怪しいのはセレスティア。
ヒフミとはロイヤルミルクティーの一件以降、主従関係が出来つつあった様子がある。
最近更に弱みを握る何かがあったのではないかな。
共犯とまでは行かずとも動かされていた可能性はある。

ジャスティスロボは美術工作でこれを着込んだキヨタカが夜間パトロール中に
娯楽室で遊んでいたヒフミとセレスティアを発見。
注意し部屋に連れ戻そうとしたが、ヒフミともみ合う内に弾みで事故死してしまう。
目撃したセレスティアはそれを秘密にする代わりに言うことを聞かせる。
(死体が見つからなければ事件発生とはならないので、
卒業する気のないセレスティアには従者が出来るメリットがある。)
…しかしキヨタカは発見されているしな…これだと迷宮入りかな。

でなければ、ちょっと行き過ぎな気もするけど
ヒフミはアルターエゴの為に命を捨て死ぬ覚悟で共犯になったのかな。
思い出した過去とも関係しているかも。
ヒフミの目的はアルターエゴがチヒロであり続けるためにキヨタカを殺すこと。
セレスティアはお金目当てというよりはこの危険な賭を楽しみたかったのだと推測。
お金はアルターエゴの為に使うと約束。
夜~朝の段階で共謀して物理準備室にてキヨタカを殺害。
犯人役にヤスヒロを監禁しロボを着せ2Fの何処かで眠っていて貰う。
写真は事前にセレスティアとヒフミで撮影しておいたもの。
後は1Fやら3Fまでみんなを誘導し移動させながらセレスティアのアリバイ作り。
死体移動も他に犯人が居ると思わせるため。
そして死体探しの時に鍵を掛けておいた美術準備室で合意の上ヒフミを瀕死にして
皆を呼び寄せる。
死ぬ間際のメッセージもほぼ予定通りでヤスヒロを犯人にする(同人作家の)筋書き。
その後キョウコ辺りがヤスヒロを発見するのではないかな。
ってな感じかな…あまり納得いく答えでもないけど今の時点ではコレ。
…どうも犯人を聞かれてヤスヒロと答えたのは
アルターエゴを取った犯人の事を指してる気がするんですがねー。
また案が思いついたら書き直します。
{/netabare}
{/netabare}

※7話感想{netabare}
捜査パートずれ込むと推理してる時間が無いですね。
アニメしか見ていない人もなるべく参加できる作りにして欲しいです。

ヤスヒロは異常なまでに達筆。硬筆習ってたのかな?
ジェノサイダーになると舌出してるから声が良く聞き取れない。
「コウガなら運べんじゃね?」って聞こえるけどコウガって誰? 葉隠→忍者→甲賀なのか?
モノクマは「真のクロは誰でしょう?」とか言って纏めて裁判に介入しちゃてないかい?
セレスティアはギャンブラーらしく最後までポーカーフェースを貫いて欲しかったな。
処刑は火炙り&消防車ドーン!息の根止めてくれるだけマシ。
火の処刑だとインモータルズ等に出てくる青銅の牛を思い出しちゃうんですよね…。
私にとってトラウマの処刑方法です。

ストーリーとしては全容のヒントが出てきて興味深くなって来ました。
そろそろ何のためのコロシアイ学園なのか推理していこうかな?
最後はモノクマとサクラがただならぬ雰囲気でしたがどうなるのでしょうか?
もしかして対戦してモノクマ壊す気!?

【今回の事件を検証…というかツッコミ】{netabare}
相変わらずスッキリしない解決。
ある程度の無茶は受け入れるつもりだったけどふたつみっつばかり飲めない。

二つの事件を起こして誤魔化せば二人脱出ってアリなのか?
個別に裁判になったら終わりだし、
同時でもクロとしての成功と指名の失敗が重なる気がしますが…。
ヒフミはこんな話に乗るほど怒ってたのでしょうか?

セレスティアは皆が死体捜索で動き回っている中で
誰にも見つからずに大きなハンマーで殺して凶器を洗うってのも無理があると思う。

ヒフミも意識朦朧とはいえ、もうチョット解りやすくヒント出してくれないと…
何でセレスティアの本名知ってたんだろう? 
みんなが知らない名前で呼ぶなよー。ダイイングメッセージにならないじゃん! 
私は外人さんかハーフか解らないけどセレスティアが本名だと思って疑いもしませんでした。
{/netabare}
{/netabare}

※8話感想{netabare}
前回「コウガって誰だよ」と思ってしまいましたが、どうやらオーガ。サクラの事のようです。
トウコはたいぶ人格盗まれちゃっててジェノサイダー比率がUPしてます。
キョウコは色々と感づいてきた様な言動が増えてきました。結末が近づいていそうです。

情報が少ないけど…(自分で推理したい人は解決後に見てね)
【予想】{netabare}
被害者:オオガミサクラ
死亡時刻:不明
発見場所:3F娯楽室
凶器:不明。頭部に2カ所の打撃痕&吐血
その他アイテム&ヒント:足に黄色い粉末、密室、モノクマボトル、モノクマフィギュア
 逆さの雑誌、雑誌棚前に血痕、呼び出された三人(ビャクヤ、トウコ、ヤスヒロ)

【気になる点を羅列】
・化学室に高級プロテインと毒薬
 今回の凶器は毒?毒薬瓶とモノクマボトルは似ているし黄色い粉末はこれかな?
・新ルール鍵の掛かったドアを壊すの禁止
 娯楽室にも鍵が掛かっていた。苗木が一部破壊したけどあの位ならセーフの模様。
・内通者はサクラだとモノクマが暴露
 人質はアオイなのかな? このせいて内輪揉め。サクラはケジメを付けると言っていた。
・娯楽室の状況
 密室の上にイスがつっかえている。後ろのロッカーが開いているのも気になる。
 逆さの雑誌、付録は等身大ポスターと書かれている。
 サクラが三人を呼び出した真意は何だろう?

【推論】
今回も推理して遊ぶには情報足りてない気がします。
16人目の犯行やアオイを守るために自殺の線もあるけどとりあえず軽視。
トウコならアオイを狙いそうだし、ジェノサイダーならハサミを使いそう。
密室という緻密なトリックを考えるとヤスヒロには無理っぽいのでまずはビャクヤが怪しい。
ただまた現場を動かしていたりヤスヒロを利用した可能性もあるので推理が難しいです。
何かしら推論は立てたいと思っているので思いつけば追記します。
{/netabare}

全体像について再考【予想】{netabare}
1話目で舞台、黒幕、DVDについて予想しましたが色々と思うところがあるのでここらで再考。
個々の事件よりもコチラの方に興味がシフトしてきました。

当初、ここの舞台は窓の外が見えないので学校と思わせて
別の場所だと思って書きましたがどうやら本当に学校の様です。
一時はノアの方船的な宇宙船かとも思っていたんですがね。w
皆の記憶がないのですが苗木が足を踏み入れてから数年経過して居るのではないでしょうか?
本来なら2,3年生で1年生の時に学友だったのだと思います。
写真やヒフミの言葉はその名残。
1年前に世界的に大きな事件があった様なのでその衝撃や影響を回避する為に
記憶を消され保護の目的で幽閉されているのではないかなと思っています。
DVDもあながち嘘ではなくもう世界はかなり壊れているのかも知れません。
「ここから出てはいけない」というメッセージはその暗示。
コロシアイをさせている点が謎ですが、
外の世界ではもっと凄惨な殺し合いになっているのではないでしょうか?
ウイルスか催眠術かが蔓延して自分の欲の為に相手を殺してしまう世界なのだと思います。
その状況に抗える若い才能のある人材に救世主になって貰う為に今の状況があるのかな?
というのが現在の予想です。

後、学園長は年齢的に誰かの父親の可能性がありそうです。
見つけ出すのに拘っていそうなキョウコ辺りかな。
{/netabare}
{/netabare}

※9話感想{netabare}
やはりどうも推理して楽しめない展開になってます。
その分全体のストーリー展開は面白くなってきたのでそちらにシフトです。

今回は自殺でした。
呼び出しも含め最良の解決方法なのか疑問もありますけど、
死んだ人にツッコミしても仕方ないですかね。
アルターエゴも処刑されてしまい情報の糸口が無くなって次回からどうなるのでしょうか?
{/netabare}

※10話感想{netabare}
いよいよ大詰めという感じになって来ました。
どうやら戦部むくろという16人目が殺されたようです。(多分)
超高校級の絶望って何でしょうか?犯罪者やテロリストって考えたら浅はかな気はしますが…。

学園生活が全国放送されていた様できっと視聴者は希望を寄せ観ていたのだと思うけど
ここまでは絶望的な展開が続いてしまっているのだと思います。
多分とんでもない物が賭けられたゲームなのだろうと予想しているけど真相はいかに!?
次回は核心に触れてきそうで楽しみです。
{/netabare}

※11話感想{netabare}
今回の裁判はフワフワし過ぎで元々ちゃんと被害者自体いるのか検証もしてないし
トリックも矢を束ねて鈍器にするとか、輸血パックがあるのに鳥の血を使うとか納得できん!
…なんて思ってたら結局ヤラセ裁判。
黒幕の目的は苗木達だけでなく、視聴者にも絶望させたいと予想しているのですが
ヤラセしちゃうと計画壊れてしまうのでは?
今回の事件の顛末は放送されていないのかな?
(他の事件と違い少なくとも苗木やキョウコの犯行を観てはいないので
犯人不明のまま裁判を視聴していたはず。)
色々とおかしい事に気付くと思うのだけれど…。
元々視聴者なんていないのか!?

多くの謎が渦巻いていますが
最後に大きな裁判が待っているのでそこでスッキリ決着が付くのでしょうか?
既に公平性が失われた土俵での戦いに不安も感じます。
とにかく次回を観ないと!

それと何時まで経っても特長が活かされないアオイのスイマー設定はどうなんでしょう…
優しさが目立つので超高校級の聖母とかにしておけば良かったのでは?
{/netabare}

※12話感想{netabare}
だんだんと真実が見えてきましたね。
黒幕はエノシマジュンコでしたか。
第一の事件の時どうも引っかかってはいたのですが成る程ここで現れる仕掛けとは。
キョウコの父親(学園長)は亡くなってしまったようだけど
皆にどんな希望を託していたのでしょうか?
ラストが楽しみです。
{/netabare}

※13話感想{netabare}
ラストは絶望対希望の直接対決。
論破というより一人一人に希望を与える説得はなかなか良かったと思います。
もう少し感情移入できていれば心に響いたかもしれませんがね。

ジュンコの処刑は盛り合わせでしたがノックの時点で死ぬだろうに…。(^_^;)
そもそも自身も絶望する奴ならとっくに自殺しちゃってそうだし、
ましてや雑誌モデルなんてやらないだろうに。

他にも謎や疑問が山積みです。
結局絶望的事件が具体的に分からないし、
ジュンコの言い方だととても酷そうな汚染もどのレベルなのかも分からないし、
お金が掛かると前フリがあったテレビ中継もどうなってるのか
視聴者がいるのかどうかも不明。
記憶操作もきっちり二年消すってどうやったのか
皆で中からシェルター化したなら道具だって残ってるから出られると思うし
そんな中、学園長の骨を誰が何のために持ち込んだのかも謎。
…って考え出したらキリがなくなるのでこの辺にしますが消化不良が多すぎます。
もうちょっとスッキリさせて欲しかったです。

批判して終わるのも惜しいアニメなので最後は前向きに締めましょうか。
この学園を卒業できたメンバー扉の向こうでも希望をもって生きてくれるでしょう!
{/netabare}

【総評】
まず評価は置いて、前半は推理をしながら楽しめました。
詰めが甘かったり細かい点で納得できない所はありましたがとにかく楽しむ事が出来ました。
後半も推理が出来る構成であって欲しかったのですが
推理させる作りではなくなってしまい残念でした。
尺など都合があるのでしょうから仕方ないのでしょうね。

評価としては、うーん…。
全体のストーリーとして悪い内容では無いのですが
どうやらゲームのダイジェストの色が濃い様で色々と端折られてしまっているようです。
結局ゲームやれ!って事になるのでしょう。
悲しいけど販促要素が見え隠れ…いや隠れてないか。
ペースも速く掘り下げも浅いので推理のため繰り返し観た私でも感情移入は出来なかったです。
ラストも希望へ向かう良いエンドではありますが全ての謎が解けずモヤモヤが残ります。
ゲームをやればもう少しスッキリするのかも知れませんが…。

声優さん達は豪華でやはり上手いです。
特に沢城さんと豊口さんはダークとノーマルの使い分けを簡単そうにこなしてます。
改めて感心してしまいました。

作品としてはお勧めまでは行きませんでした。
原作ゲームやった事の無い私が原作の方が良いんだろうなと思ってしまう作品でした。
雰囲気は味わえるのでそれで納得出来る方や
わざわざゲームは面倒と考える方は観ても良いかと思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 54
ネタバレ

ひろゆう さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

打ち砕かれる希望!その先に待つのは絶望!?

超高校級の才能を持つ生徒しか入れない希望ヶ峰学園
ここを卒業すれば人生成功したも同然で、そんなすごい高校に入学することになった苗木誠。
この設定だと、何かのラノベが始まったみたいですが
絶対にそんなことはありません!
中身はもっと”わっくわくのどっきどき”です!

第一話{netabare}
ED以外のすべてが原作から持ってきたかのような忠実ぶり(笑)
展開の速さが気になりましたが、ワンクールでは仕方ないでしょう・・・

今回面白さが感じられなかった人、大丈夫です!
今はまだ日常編、非日常編、学級裁判編の中で言う日常編で、面白くなるのは非日常編から!と思います(笑)

いやあ、思ったほど動きませんね(-_-;)
でも舞薗さんの活躍は期待してます!
{/netabare}

第二話{netabare}
OP来ましたねーw
パパッパパッパ♪

やっぱ自由時間なかったですねぇ。初見の人にキャラの魅力が伝わるか不安です(-_-;)
あと捜査の展開がマッハ過ぎる(笑)

もう二人も死んじゃいましたねぇ・・・もっとしんみりするシーンにも時間が割けないとは
一気に女性が二人も亡くなったのでショックです

このアニメはゲームの魅力の半分くらいですねー(笑)
ネタバレ前にゲームをするのを勧めます!簡単だからやりやすいですよ♪

---今回の事件------------------------------
・トラッシュルームにシャツの燃えカスと割れたガラス玉
・入れ替わったプレート
・部屋はズタズタ
・浴室で死亡
・包丁が致命傷
・右手首を骨折
・手に何かが付着
・「11037」
{/netabare}

第三話{netabare}
待ってました、学級裁判編!
犯人の名ゼリフ「あほあほあほあほあほ・・・」はちゃんと再現してましたねぇ(笑)

今回の事件で最後のキーになった工具セットの説明が足りなかったので追記させていただくと、女子部屋には裁縫セットで、男子部屋には工具セットが給付されていました。

犯人は犯行現場を舞園さんの女子部屋だと思っていたため、苗木君の工具セットを使わず、鍵を壊すためにわざわざ自分の部屋に戻って工具を持ってきました。
このことにより、犯人が最後言っていた殺意の有無は分かるんですが、アニメではなかったため犯人に同情票が増えそうですね(笑)
{/netabare}

第四話{netabare}
OPwww
こんなに豪華にするならツークール分放送枠買って下さい、マジで(笑)

今回、ちーたん(天使)が死んじゃいましたねぇ
さくらちゃんがちーたんの死体をまさぐっちゃう名シーンがカットでしたが、ちーたんの秘密はもう視聴者の皆さんは第一話から気づいてると思うんですけどね〜

今回の事件の犯人を当てるのはほぼ不可能だと思います。
アニメに出ていない証拠も覚えてる限り列挙してみますんで推理の足しにしてみて下さい。
---今回の事件-------------------------------
・女子更衣室の死体
・カーペットのシミ{netabare}が男子更衣室に移る{/netabare}
・女子更衣室のグラビアポスター
・延長コードによる張り付けの死体
・チミドロフィーバーのメッセージ
・無くなった千尋の生徒手帳
・夜中にジャージを持っていた目撃証言
・玄関前の死亡者の生徒手帳二つと壊れた手帳一つ
・生徒手帳を他者に貸すのは校則違反
・腐川さんの「ジェノサイダー翔に人をもう殺させない」発言{netabare}
・ジェノサイダー翔は男しか狙わない
・延長コードは十神が読書用に使っていた
・ちーたんは男の娘(死後の調査で判明)
・生徒手帳は長時間熱すると壊れる(後に壊すことは校則違反となる)
まだヒントはあるんですけどここに書くのは露骨なので控えます(笑){/netabare}
{/netabare}

第五話{netabare}
なんとちーたんを殺したのは大和田くんでしたね~
いや~、これ分かる人いた?実は大和田くんとちーたんが仲良くなるイベントがカットされていたので気付けという方が無理ですよね(-_-;)

今回の動機は大和田の「兄殺し」のように見えますが、本当はこんなことがあったんです。
*******************************
ちーたんが秘密を打ち明ける
お「なんで俺なんかにそんな話を?」
ち「大和田くんって強くて憧れてるから。大和田くんが僕の理想なんだ。」
お(俺が強い、か・・・)
ち「僕なんかいつも男っぽくないって言われるのに耐えられなくて、女の子の格好をすることで陰口を言われないようにして逃げてばかりで、だから今が弱い僕から強く変われるチャンスだと思うんだ!」
お(いや、俺よりもこいつの方が強ぇ。俺はこんな秘密一つ守ろうと必死な弱ぇ奴だ・・・」
ち「あの時も僕を庇ってくれたし(ry
お(俺なんかより兄貴の方が・・・いや、俺の方が強いんだ。兄貴より強くなけりゃ総長として誰も認めねぇ。そうだ、俺は誰よりも強くなけりゃいけねぇんだ!)
ち「やっぱり大和田くんって強い!」
お「そうだ!俺は強いんだ!兄貴よりも!お前よりも!」ゴッ!!
*******************************
つまりちーたんが弱いのがコンプレックスだったように、大和田くんは強いことがコンプレックスだったんです。だから自分にできない秘密を打ち明けるという行為をして見せたちーたんに「強い」と言われることで追い詰められてしまったんです。弱さコンプと強さコンプは火に油ってことですかねぇ・・・でも、ある意味でブラコンも入ってますよね(笑)
あと、ちーたんの死体を女子更衣室に移したのは、ちーたんがみんなにはまだ知られたくなかったからです

ちなみに、今回のお仕置きは「ちびくろサンボ」という絵本をネタにしたお仕置きです。虎に追いかけられ、木の周りをグルグル回ると虎がバターになるんです(笑)4,50台の人は懐かしいんじゃないでしょうか?
僕としては手をアクセルに縛られたチキンレースとかの方が好きですけどね(笑)
{/netabare}

第六話{netabare}
今回見ていて、詰め込み過ぎと非難するより、よく二話で一つの事件出来るなぁと感心するようになりました。
スタッフお疲れ様です(-_-;)

今回の事件はネタが分かりずらいんですが、アニメでは結構分かりやすかったと思います。しかし犯人候補の無罪を確定させるのがなかなか難しかった気がします。また一通り書いてみます。

---今回の事件---------------------------------
・用意された動機は100億円
・消えたアルターエゴ(パソコン)
・セレス(娯楽室) ← ハンマー①
・一二三(図書室) ← ハンマー②
・一二三(保健室) ← ハンマー③
・石丸(物理準備室) ← ハンマー④
・ジャスティスロボが犯人
・消えた二人の死体
・朝日奈さんの天使の涙によって蘇った一二三が「犯人はヤス(ヒロ)」{netabare}
・ジャスティスロボの格好の葉隠が見つかる
・一度着ると一人では脱げない
・関節の曲がる範囲が狭い
・葉隠以外のメンバーにアリバイがある
{/netabare}
あとだんだん本当の事件の真相にも近づいてきています!
目の前の事件だけ見ているのは勿体ないのでパソコン内の写真や一二三の言葉etcを参考に考えていた方が真実が分かったとき楽しいですよ♪


まぁそんなことより、朝日奈さんやっぱかわいい♪それと前回言えなかったんで、千和さん結婚おめでとうございます!
ブラコンでも結婚できてよかったです~(笑)
{/netabare}

第七話{netabare}
なんと素晴らしいスピード感!
ほんとにこれツークールにして欲しいです~
あとゲームチックにするのは間違いでしたね~

今回の事件では、なんでこれ証拠(?)で出てきたの?と思える証拠を振り返ってみました。
「ジャスティスロボの腰の曲がらない」事。これは、意識のない葉隠君を一二三が担いでるにしてはこの体勢はおかしいという意見への反論でした。

あと備考ですが、どうして一二三はセレス様の本名を知っていたのでしょうか?この謎は・・・意外に重要だと思います(笑)
{/netabare}

第八話{netabare}
今回の見所はさくらちゃんと朝日奈さんの美しい友情と、霧切さんのデレ!
「苗木君のくせに生意気よ」なんてかわいらしいこといつから言っちゃうようになったんですかね(笑)

今回の事件は考えれば犯人当ては難しくはないと思いますが、全ての謎を解ききるのは難しいかなぁとも思います。
---今回の事件-------------------------------
・密室の中の死体
・頭部に二つの打撃痕
・口からも吐血
・一つだけ割れたモノクマボトル
・ひっくり返った雑誌
・その前の血痕
・足についた黄色い粉
・呼び出された三人{netabare}
・薬品棚の前に黄色い粉(プロテイン)が大量にまかれていた
・そこに足跡が
・入れ替えられたプロテインと毒物
・被害者は「プロテインは万能の薬」だと言っていた
・事件現場のロッカーに人が隠れていた跡
・霊長類最強のオーガをどうやって殺せるのか
{/netabare}

遂に物語もあと四話!
まだまだ謎もたくさんありますが、これを消化することはだきるのか!?ただ物語的にあと四話でちょうど終わるのでそこまで心配はしていませんがw

それにしてもアニメだけで評価すると、どうしてここまで来て十神が死なないのか不思議ですね(笑)
こいつ性格の悪いかませ犬にしか見えないw

そういえばダンガンロンパの1と2が一緒になったヤツが発売されるらしいですが、それを買えばこのゲームの世界観を楽しむことが出来るんじゃないかと宣伝しておきますw
{/netabare}

第九話{netabare}
まず始めに八話の証拠の足跡の部分が間違えていました。すみません。細かな記憶が・・・

今回、さくらちゃんを殺したのはなんとさくらちゃん自身!

ほんとさくらちゃんは天使ですね(笑)
朝日奈さんはモノクマの紙をよんで「さくらちゃんでも弱いことのある女の子なんだよ!」と言った後に真相がバレ、その後の霧切りさんの「彼女は強すぎたのよ。自分自身を犠牲にしてしまうほど強すぎたのよ。」
このセリフが好きです!

今回も十神君がひどいですね(笑)
アニメでは彼のかっこいいとこが見れないので悲しいです。

次回から黒幕編!
ネタバレくらってない人は驚くこと間違いなしです♪
{/netabare}

第十話{netabare}
今回まででまだ謎になっているとこはなんだろなということでまとめてみました。(覚えてるとこだけ笑)
・なんで閉じ込められたのか
・苗木君はここに残ることが目的だとか言ってたけどなぜ?
・一二三君の遺言(?)
・黒幕は誰?理事長じゃないの?
・戦場むくろとは
・人類史上最低最悪の絶望的事件
・なぜテレビ放送?その資金は?
・霧切さんの正体
このくらいですかねぇ
テレビ放送の所がインシテミルとか色んなのに似てるという意見がありますが、設定との兼ね合いはこっちの方がいいと思います。(偏見過多ですが)

いやぁ霧切さん遂に正妻ぶりを発揮しはじめましたねぇ♪
死亡フラグもかいくぐり!(笑)
この最後の事件では霧切さんを見捨てて夢落ちしてしまった僕ですが、アニメの苗木君にはそんな時間ないでしょうから安心ですね(笑)

今回の事件-------------------------------
・戦場むくろの右手のタトゥー
・仕掛けられた爆弾
・霧切さんのアリバイ
・動かなくなったモノクマ
・戦場に盗まれたナイフ(凶器?)
・情報処理室のモノクマ扉{netabare}
・生物室の死体安置所
・植物庭園の鶏の数が減ってる
・被害者の死因は体中の刺し傷
・戦場むくろは超高校級の軍人でフェンリルという軍隊にいた時でさえ一つの傷も負ったことがない
{/netabare}

さあこの物語の本髄が見えてきそうです!
なにが絶望なのか?今までの伏線が、おそらく最終話で一挙に明らかになると思います。

あと最後みんな揃ってましたね、むくろ以外は。
あの写真にもある意味があるんですが、それは上で書いた謎の一つから分かるかもしれません。
あのED、曲は評価したくないけど、とてもいい伏線で大好きです♪
{/netabare}



物語:ブラックめのストーリー
人類の希望である希望ヶ峰学園の生徒は無事脱出することができるのか!?
作画:原作に忠実なストーリーにぴったりな絵です♪動きは少なめ
声優:超最強の声優軍団です!完璧過ぎです(笑)
音楽:ツークールならアニメなんだからもうちょっと遊べたのかなぁ?BGMがそのままなのは感謝です!
キャラ:愛すべき超高校級の才能達です!みんなのプロフィール
{netabare}

苗木誠
「超高校級の幸運」の持ち主。好きなものは全て流行のもの。本作の主人公。

舞薗さやか
「超高校級のアイドル」で、国民的アイドルグループのメインボーカル。苗木くんとは同じ中学。エスパー要素あり。

石丸清多夏
「超高校級の風紀委員長」で、コロシアイ生活であっても規律にはとても厳しい。本人は並々ならない努力をして結果を残してきているので、努力をしない、またはバカにする人には厳しい。

霧切響子
学園に集められた生徒の中で唯一才能を明らかにしていない。クールでミステリアス。

十神白夜
「超高校級の御曹司」で、幼いころから帝王学を叩きこまれた根っからのエリート。全てにおいて完璧でとてもプライドが高い。本人だけで数十、数百億の資産を持つ。

朝日奈葵
「超高校級のスイマー」で運動とドーナッツが大好きで、明るい子。CVが斎藤千和に聞こえないorz

大和田紋土
「超高校級の暴走族」で、関東一円を統べる巨大暴走族の総長。義理や人情に熱い。

腐川冬子
「超高校級の文学少女」で、若手女流作家として名を馳せている。挙動不審気味で、卑屈。

桑田怜恩
「超高校級の野球少年」で全国大会常連校のエースで4番。ただし練習嫌いで、今の夢はミュージシャン。

大神さくら
「超高校級の格闘家」で、全女性の中で最強と言われている。朝日奈さんと仲良し。

山田一二三
「超高校級の同人作家」で、文化祭で一万部売り上げた強者。本人は二次元にしか興味がない。

セレスティア・ルーデンベルク
「超高校級のギャンブラー」で、嘘とポーカーフェイスが得意。本作のパロネタとしてアカギや秋山などのギャンブル漫画の主人公とおぼしき人物に勝利している。餃子好き。

葉隠康比呂
「超高校級の占い師」で、二、三割の確率で占いを当てる。ちなみに三回留年している。

不二咲千尋
「超高校級のプログラマー」で、ハッカーとしても並外れた才能を持つ。勇気がないのがコンプレックス。

江ノ島盾子
「超高校級のギャル」で、全国の女子のカリスマ的存在。雑誌では顔を編集しているなど、裏話を平気でする。とても強気。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 25
ネタバレ

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

13週連続総集編!本編(ゲーム)を先にプレイすることを強くお勧め

PSP向けゲームが原作
ゲームのシステム的にはこれより少し前に流行した逆転裁判のパチモンですね
事件の手掛かりを集める捜査パートと
それをもとに舌戦を繰り広げる裁判パートに分かれているのはほとんど同じ
裁判パートにアクション要素が入っているのが売りのようでしたが
アクションミニゲームの出来がいまいちなのでテンポを損ねるだけでした
そのほかスキルなしで楽々クリアできるくらいやりこんで
初めて有用なスキルが手に入る残念なスキルシステム等
まぁゲームとしては問題が山積みでした
しかし破天荒なストーリーと個性的ななキャラクターたちに
それらのマイナス分を全部吹き飛ばせるだけのパワーがある作品なのは確かです

全体のストーリー展開は高く評価できると思うのですが
ミステリ作品としての評価ではないので
推理ゲームにそういうのを求めている人は合わないかも
捜査パートで手に入る情報だけでは真相にたどり着けず
裁判パートに入ってから出てくる新情報で
目まぐるしく風向きが変わっていくのは
ミステリの公平性という観点から見れば論外なんですが
まったく先の読めない展開は逆に新鮮で面白かったと思います
むしろどちらかというとヒントの提示等がオーソドックスで
実にフェアな形だった{netabare}3つ目の{/netabare}事件のほうが
捜査パート開始前に犯人もトリックも丸わかりで味気なかったですね

しかしこの展開をそのままアニメにすると
未プレイ者からは確実にに脱落者を出すと思うんですよね
真相にたどり着くのに必要な情報が
不完全な状態ではじまる推理パート自体も問題ですが
そもそもゲームの中で自分で苦労して探し回った情報と
アニメで流されたものを受動的に受け取った情報では
記憶の定着度合いもかなり変わってきます
初見ではいまいちよくわからず
真相がわかった状態からもう一度見返して初めて楽しめる
というような作品になってしまうのではないかと思います
そしてそれを裏付けるような主演の緒方恵美さんの
「ダンガンロンパをとりあえずアニメから入る」と考えている方へ。 普段は原作と映像なら、迷わず映像から…と言うオガタですが、この作品に限っては、ゲームをまずやった方が良いと思います。なぜなら、謎解きの面白さが半減してしまうから。。 ぜひ、ゲームから! オススメ」
というツイート
もうこれは新規客ではなく原作ファンに向けて作っているなと予想はできてました

まぁしかし出来上がったものは予想以上に歯抜けの状態
ゲームは序盤の方はともかく中盤以降は
裁判の中で新しい証言や物証がとびだしたり
いろいろな仮説が出てくる中それを後押ししたり否定したりで
二転三転しながら真相へと蛇行していくのが売りなのに
アニメの中の裁判はほぼ最短距離でまっすぐゴールに向かいます
なんとも味気ないですね
数時間分のゲームを2話分に詰め込んで圧縮しているので
1クールでこれをやる時点で無理があったと言わざるを得ないです
少し前にアニメ宇宙兄弟が放送時間変更で1か月くらい総集編をやっていましたが
こっちは3か月かけて全話分の総集編を行った感じですね
ゲーム組からするとアニメならではの「足し算」に期待していたわけですが
どちらかというとゲームからの「引き算」だけで構成されていました

アニメだけを見てこの作品を判断するのは
総集編だけしか見てないアニメの判断を下すようなもの
ゲームをやらずに不満をこぼしてる人を見ると
総集編だけ見てつまらないって騒いでもしょうがないんじゃない?
って思いますけどまぁその人たちはまだいいんです
どっちかというとアニメだけ見て面白かったって言ってる人たちが問題
あのアニメだけ見て楽しめたってことは
ゲームを先にやってれば絶対もっと楽しめてたはずなんですよね
ほんと凄い損してると思います
ラストの感じからして2もアニメ化されそうなので
2がアニメ化される前におさらいも兼ねて1→2とプレイしてみてはいかが?

以下視聴時雑感

2・3話補足
{netabare}2話視聴
捜査パート1分www
ゲームとしては裁判パートの倍くらいの時間を
捜査パートに費やさなければならないのですが
アニメにして面白みの薄い部分なのも確かですね
原作未プレイで2話まで見たという方に向けて
アニメでは軽く流されたりカットされたものの
原作通りならばこの時点で手に入っているはずの情報を
さらっとまとめておきます
できるだけネタバレを避けたいので
真相解明に絶対必要なものだけにとどめておきますが
裏を返せばこれらはノイズがのぞかれた確実に有益な情報
ゲーム内でさりげなく誘導されるよりずっと直接的なので
ご利用は自己責任で{netabare}

模造刀はチュートリアル的なイベントで
苗木と舞薗が体育準備室から持ってきたもの
(アニメではイベント自体なかったことに)
触っただけで金箔がついてしまう安っぽいしろもの

モノクマから暗殺をサポートするため(?)
男子には工具セット(未開封)
女子には裁縫セット(未開封)
が全員に支給されている
(ちらっと映ってたけど説明なし)

トラッシュルームにはカギがかかっており
掃除当番(今は山田)以外は入れなかった
大きなOnOffボタンのついた焼却炉のそばには
血痕の付いたシャツの焼け残りと割れた水晶玉
(映ってはいたものの最低限の説明なし)
{/netabare}

3話視聴
思ってた以上にゲームをそのまま持ってきた感じ
未プレイだとちょっとこの演出はついていけないんじゃないかね
しかもプレイ済みでも裁判シーンだけは
クリア後でも自由にプレイできるし
わざわざアニメでダイジェストを見る必要性は薄いです
捜査パートはボイスが断片的にしかついていないので
アニメで補完することができるのがアニメ版の魅力の一つですが
裁判パートはゲームの頃からフルボイスなので
声優目当ての原作組にも得るものの無い回でした
あっでも、おしおきシーンに関しては
巷で言われているほど悪くなかったです
むしろ不満があるのはその直前
{netabare}
レオン 
俺は仕方なく殺しただけなんだって
そうだ!正当防衛じゃね?
オレは自分の身を守るためにとっさに
セレス
あなたの行為のどこが正当防衛なのですか?
あなたはシャワールームのカギを壊す際
自分の工具セットを使ったのですよね?
つまり彼女がシャワールームに閉じこもった後
あなたはわざわざ自室に帰り…
そこから持ってきたドライバーで鍵を壊し
とどめをさしたのでしょう?
その間、何度も立ち止まるチャンスはあったはず
でも、あなたはそうしなかった
あなたに…明確な殺意があったからではないですか?
{/netabare}
これがあるかないかでオシオキの持つ意味がだいぶ変わっちゃうよね
どんなに尺が厳しくても削っちゃいけないところってあると思うんだ{/netabare}

4・5話補足
{netabare}チミドロフィーバー!
ということでついにジェノサイダー翔が登場です
しかし残念ながら2話分に一つの事件を押し込んだおかげで
原作以上に登場は短くセリフが少ないですね
今後の出番に関しても事件と大きく関係ないものは
おそらくほとんどカットされると思うので
アニメでの活躍はあまり期待できそうにないです

あと閃きアナグラムの演出がひどかった・・・
こんなとこに尺取れないのは分かるけど
スタッフはアナグラムという言葉を知らないの?
せめてバラバラになってる文字が整列するとか
そういう演出にできなかったのかな?

そして最後のオシオキに関してですが
世代によっては全く意味が分からなかったと思います
{netabare}バイクに書かれた痴美苦露の文字
高速でぐるぐる回る装置とトラの飾り
大和田バター(80kg)で食べるホットケーキ

これらは全てかつては知らないものがいなかった
世界的に有名な英国の童話「ちびくろサンボ」から来ています

サンボ少年がお母さんに買ってもらったばかりの服で森へ散歩にいくと
トラが現れて食べられそうになってしまいます
新品の服を一枚上げることで許してもらいますが
また別のトラが現れ・・・と繰り返すうちに
身ぐるみはがされてしまい途方にくれます
しかし、服を手に入れたトラたちは
戦利品の分配でケンカになり木の周りでぐるぐる追いかけっこ
ついには溶けてバターになってしまいました
服を回収した上バターを手に入れたサンボは
家に帰って家族と仲良くホットケーキを焼いて食べました
めでたしめでたし

「ぐりとぐら」や「ねないこだれだ」のような
だれでも知ってる幼児向けの定番絵本だった「ちびくろサンボ」ですが
ちびくろという表現は黒人蔑視に当たるとの理由で
20年ほど前に人権擁護団体が抗議した結果
出版社が一斉に自主規制することになったようです
今では復刻されてはいるものの発行部数は非常に少ない模様
一世紀近く世界中でたくさんの人に愛されてきた物語が
ある日突然人権侵害と判定されて消えてしまったこの事件
表現の自由と人権について議論する際によく出てくる題材ではありますが
このゲームとの関連性は・・・まったく見つからないですねw{/netabare}{/netabare}

6・7話補足
{netabare} 7話目に捜査パートがずれ込んだせいで
謎を提示⇒一週間おいて種明かしという作りにすらなっていません
もう完全に未プレイ者お断り状態です
本来なら今回の話はゲーム内の事件の中では最もフェアに
一番ミステリとしてしっかり作られていました
ただ教科書どおりに作られたようなありきたりで古典的なトリックに加え
犯人特定のためのセリフ(アニメと同様)があまりに露骨すぎたこともあり
そこから芋づる式に矛盾点が暴き出され
死体が出そろう前にほとんど真相にたどり着いてしまいました
つまり {netabare}セレスがあやしい⇒となると写真は捏造⇒ならば映ってる山田は共犯=山田殺害は狂言⇒あ、これ山田あとから殺されるパターンだわ{/netabare}ってな感じ
しかし、そんな中で提示されたヒントをうまく拾えなかった部分もありました
{netabare}山田の遺言となった犯人はヤス
・・・じゃなくてヤスヒロというもの{/netabare}
既に発言者を黒判定していたこともあって
発言自体をあまり重要視していなかったのですが
ゲーム内で真相にたどり着いた際には
ミステリー特有の綺麗にだまされる喜びを味わうことができました
しかしアニメ版ではその核心となる部分がなぜかカットされています
つまり{netabare}山田はいつも人の名前を呼ぶときに「苗字+氏」を使っていた
葉隠のことはハガクレ氏と呼ぶはずでヤスヒロは別の人間の苗字である{/netabare}
という論理展開
ここカットする意味が分からない
というよりスタッフがセリフのもつ意味を分かっていないとしか・・・
ほんと大丈夫かこのアニメ {/netabare}

8~12話補足
{netabare}
だんだん複雑になって長くなっていくはずの裁判が
むしろ簡略化されて短くなっているという
完全にアニメ参入組を無視した作りになっているので
未プレイ組に向けて事件の端折られた部分を解説するのにも
限界があるというか意義を感じないというか・・・
事件の細かい部分がわからないのは
素直にゲームやってくれというしかないので
代わりにストーリー展開に関して一部補足
ゲーム組以外は該当話を見てから開くことをお勧め

8話の霧切さんについて
{netabare} ゲーム開始時から周りと打ち解けようとしないクールな霧切さん
そんな彼女も苗木にだけは少し心を開くようになった・・・と思った矢先
苗木が大神の秘密をばらすことを拒否したことで
再び霧切りさんは態度を硬化させます
何とか関係修復を試みようとするも
話をしようと近づいても無言で立ち去ってしまうだけ
取りつく島もないとはこのことです
そんな状態がゲーム内時間で数日、プレイ時間でも数時間続いた後
ようやく苗木の隠していたものを知った霧切さんがデレ期に入るわけですが
アニメだとここまで10分程な上その10分も大神がメインで話が進んでいるので
霧切さんのおかんむりの様子はほとんど出てきません
初期の無関心状態もご立腹の霧切さんも一見大差ないように見えますが
よく「好きの反対は嫌いではなく無関心だ」なんて言うように
強い不満をあらわにするのは以前よりも心を開いている証
つまり一見後退したようにも見える二人の仲ですが
着実に進展しているわけなんですね
そのあたりの描写がごっそり抜けちゃうと和解シーンも魅力半減ですね・・・ {/netabare}

11話の裁判について
{netabare} 霧切さんはカギが無いので自分の部屋に入ることはできなかったと言い張り
殺人は苗木の犯行であると主張します
時間のない中でなし崩し的に苗木に票が集まり処刑が決定
だれも予期しなかったアルターエゴの助力によって窮地を救われますが
それは霧切さんも想定していなかったことなので
アニメだけをみていると苗木は霧切さんに嵌められたようしか見えません
しかし裁判の前に霧切さんは苗木にマスターキーのことを打ち明けています
カギのことを誰も知らないのであれば霧切さんのアリバイは鉄壁ですから
最初から苗木を生贄にして助かるつもりであれば黙っているでしょう
誰かが犠牲にならなければ収拾をつけられないと悟った霧切さんは
だれが犠牲になるかの審判を苗木の手に委ねたわけです
実際ゲームでは他の矛盾点を論破するとき同様に
自分の部屋に入れなかったという霧切さんの発言に
コトダマを打ち込んでアリバイ崩すことができます
その場合苗木ではなく霧切さんが処刑されることになり
苗木の場合とは違ってアルターエゴの介入はおこらずに刑が執行されます
そしてそれ以降殺人が起こることは無く
そのまま学園で一生を終えるアナザーエンドでゲームは幕を閉じます
また苗木の取った自己犠牲の行動は黒幕の計算を狂わせ
最終話でもそれがカギとなるはずなんですが・・・
アニメのあれは霧切さんをかばって処刑台に送られたとはとても言えません
この辺どううまく処理してくれるのかラストに注目です {/netabare}{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 36

80.8 9 ゲーム原作で学園なアニメランキング9位
アマガミSS+ plus(TVアニメ動画)

2012年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (1440)
8428人が棚に入れました
テレビアニメ『アマガミSS』の第2期。
橘純一と絢辻詞はクリスマスに行われた創設祭をきっかけに付き合い始めることになった。1ヶ月後、輝日東高校では期末試験を前に生徒会長選挙が行われ、純一たちのクラスからは詞が立候補することに。選挙には詞の他に3名の立候補者がいる中、副会長候補が発表される。副会長は当選した会長が指名をすることになり、詞は純一を指名する。驚く純一だが、さらにもう一人純一を指名する立候補者が現れた---
ネタバレ

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

( ̄∇ ̄+) キラキラキラ~♪ にぃにが変だよ!梅ちゃんのお宝本がぁ ∑('○'*)

■「アマガミSS+plus」って前作からなにが違うの(・・?
前作「アマガミSS」の各ヒロインの後日譚を描いた物語になるようなのでけど、各ヒロイン2話ずつのオムニバス形式ということなので1クール決定かぁーっ・・・ちょっと残念ですねw
それと前作で美也ちゃん編がTV放送されなかったので、「まんま肉まん」いっぱい買うから美也ちゃん編をテレビでやってねってお願いしたいですよね(ノ´∀`*)にししししし~~♪
もちろん前作を観てない方はε≡≡ヘ( ´Д`)ノダッシュで観てからご視聴くださいねw

ところでタイトルが、前作「アマガミSS」に「+plus」が付いてどう変わったのでしょうね♪
まず大きく変わったと言えば・・・監督交代劇!?w
しかも「WORKING!!」に続いてまたまた平池芳正監督が1期から継続しないという・・・∑('◇'*)エェッ!?
1期でしっかり土台を作って続編は任せるスタンスなのでしょうか?w
それで「アマガミSS+plus」の監督さんは、前作で絵コンテ・演出を担当していた小林智樹さんなのです(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ
監督は初ではないですし、アマガミの製作に関わっていたのできっと前作の魅力を損なわずに「アマガミSS+plus」で新しい魅力を見せてくれる事を期待したいですね♪

それと、各ヒロインの登場順もシャッフルされましたね!
PVの順番から言うと・・・
絢辻詞 → 桜井梨穂子 → 七咲 逢 → 棚町 薫 → 中多紗江 → 森島はるか ハッ∑(゚ロ゚〃)
美也ちゃんのPVがないww ブー!('ε'*)
スタッフさん・・・ヒロイン扱いしないと・・・(/=`◇´)/呪うぞ!!


■「アマガミSS+plus」と出逢った日の日記 φ(・・。)ゞ
いよいよ始まりましたねー♪
前作同様に、メインヒロイン以外のキャラがちゃんと顔を出してくれる作りになっていて、チョイ役でもちゃんと個性が出ていてお目当ての女の子が出てなくっても楽しめるようになってますよね♪
梅原くんとか美也ちゃんとかはメインとしてストーリーを作ってあげて欲しいくらいです!!
それと好きな相手にはちょっと変態チックに大胆になっちゃうとことかも見所ですよねw (/▽*\)~♪ イヤァン

「アマガミSS」では付き合う迄のドキドキ感や切なさなど、揺れる恋心をたっぷり楽しませてもらいましたね♪
さて今回も、主人公の橘純一はヒロイン達にどう料理されちゃうのかなぁ (・-・*)ヌフフ♪
純一とあの娘は今頃・・・あんな事やこんな事してるのかなぁって.。o○(妄想)がちょっとだけのぞけちゃうんですよ!
なんだか((((o゚▽゚)o))) ドキドキ♪ですねw (;`O´)oコラー!のぞき見禁止!!
きっとあの子と純一が… ニャン♪ヽ(∇⌒= )( =⌒∇)ノニャン♪ してる、見てて恥ずかし~い恋物語がみれるかもしれませんねw ε-(´o`;Aアチチ


■総評(各話感想付き♡)
『アマガミSS+Plus』を一言で表現するなら、「あいかわらず」って感じかなぁw
ベタな展開とありきたりな設定に、見てて恥ずかしくなるようなニャンニャンシーン♪
前作からのファンであれば、充分満足できる後日譚となってたんじゃないかなぁって思います。
残念だったのは上崎 裡沙編がなかった事くらいでしょうか!
梅原くん、塚原先輩、美也ちゃんなどのサブキャラも、良いアクセントになってて見ていて楽しかったですしね♪
ストーリーは前作(本編)からの流れを汲んでいるので、変に冒険してなくって良かったと思う反面、斬新さという意味では物足りなかったかも知れません (*^_^*)
でもはじめてアマガミSSを観た時のキュンキュンした気持ちを思い出せたので観て良かったです♪

♡魔性の女『絢辻詞』編♡『1回だけでいいの?? …ばかぁ(* v v)。』
{netabare}
つかさ様は純一の事をよーくわかってらっしゃいますね♪
良い所も抜けてる所も変態思考もw
だからこそちょっと頼りない純一でも抜群の信頼を寄せている所が素敵です♪
まぁこれからも主導権はずーとつかさちゃんでしょうけどねー(⋈・◡・){/netabare}

♡幼馴染の女『桜井梨穂子』編♡『これからもずっと一緒…』
{netabare}
そういえばこの二人って…
まだ付き合ってなかったんですよねw ∑('◇'*)っ
幼馴染って兄妹みたいな感覚なのかなぁ?
ちっちゃい頃から純一の頭の中は…脅威(胸囲)的なエロだった見たいですけどw
梨穂子ちゃん見たいな可愛い幼馴染がいたらしょうがないのかもね♪
同性からも可愛がられる茶道部のおっとり系マスコットキャラの梨穂子ちゃんは、ドジっ子的な描写も多いですけど、落ち着いていて気品がある仕草を見せてくれる事もああるんですよねー♪
食後の箸の置き方とか純一や美也ちゃんと違ってキチンと揃えて置かれていたりとか、梨穂子ちゃんの品の良い女性らしさが表現されてましたのが良かったと思います(*^_^*)
そんな梨穂子ちゃんの魅力にやっと気付いた純一w 遅すぎo(≧∀≦。)ノ
まぁでも最期は梨穂子ちゃんよりも先に告白してたのでちょっと見直しちゃいました (^ー^* )フフ♪{/netabare}

♡センチメンタルな女『七咲逢』編♡『先輩と一緒にいられないことがこんなにも寂しいなんて… 』
{netabare}
弟思いでしっかり者の逢ちゃんですけど、今回のストーリーでは普段見られないような表情が描写されてましたね♪
思うように行かない恋の行方にちょっとセンチメンタルな逢ちゃんは可愛かったですよ(*^^*)
いっぽう純一は相変わらず変態的提案をしてきますねw
腹枕って、にゃ~んにゃ~んころりよ~♪にゃんころり~♪なんですね…(^=^;大胆不敵w
とはいっても今回の純一は一味違いました!
合宿抜け出してまで、会いに来ただけじゃなくって、ちゃんとプレゼントを決めていたなんて♪
梅原くんのアシストにも友情を感じましたし、今回は本当に二人とも紳士でしたね (゚∇^d) グッジョブ!!{/netabare}

♡限定品に弱い女『棚町薫』編♡『今回のことで分かった事があるの…』
{netabare}
友達以上恋人未満から抜けられない二人の高校最後の夏休み♪
分相応で高校生らしい車中2泊のバス旅行~ρ(^-^*)ノ イッテミヨー!
ラブラブ旅行になるはずが、まさか・・・途中バスに置いて行かれる事になるなんてね~~~~~(/´□`)/アーン!マッテェー!!
そういえばヒッチハイクしたトラックの運ちゃんがd( ̄  ̄)イイコト!言ってましたね♪
「世の中渡って行くには、お互いに支えあう人情が大切」ってね (o^-')b
でも純一と薫ちゃんには馬耳東風だったみたいです…w
その後もなんやかんやで揉めてた二人でしたけど、純一の「今までのことはこの雨に流そう」って言葉で仲直り!
まぁ「雨降って地固まる」的な二人でしたね♪
なんだかんだで一生忘れられない旅になったので、めでたしめでたしです (*^^)v
周りに流されて自分らしさを見失うくらいなら、バカップルのまんまでもいいよねーo(*^▽^*)o~♪{/netabare}

♡監督♪教官♪と呼ぶ女『中多紗江』編♡『もう少しだけ…』
{netabare}
1期での特訓の成果が見事に発揮されていた2期での紗江ちゃん♪
人見知りもだいぶ改善されて、配膳もキビキビ、笑顔も素敵、創設祭実行委員までこなしてしまうとっても素敵な女性に変身してましたね♪
紗江ちゃんと対照的に情けなさ満点の純一は、変態的妄想と狼狽を繰り返すのでしたww
だいたい好きな子の趣味嗜好がわかってないってどういうことよ! (*`×´) プンプン!!
そんなダメダメな純一でも、そばで見守ってくれるだけで安心できるって、紗江ちゃんにとってはそれだけ特別な人なんですね♪
少女にとって少年は人生を変えてくれた王子様で、少年にとって少女はシンデレラのように美しくなっていくお姫様ってとこかなw
そういえば、ナレーションはfateの言峰綺礼役の中田さんなんですよねー♪
言峰綺礼がナレーター (ーー;).。oO(笑) イメージできないw{/netabare}

♡ラブリーな女『森島はるか』編♡『やめなさい二人とも!!うらやましっ・・・w』
{netabare}
1期で結婚している二人を見ることが出来たわけですけど、やっぱりそこに行き着くまでのafterstoryだったんですね♪
相変わらず突拍子もない事を始める森島先輩とそれに付きあう橘くん&塚原先輩って構図に、金髪緑眼のジェシカが参戦!
塚原&ジェシカコンビにまんまと誘導された純一は一世一代の行動に ∑('◇'*)エェッ!?
アタシσ(゚-^*)ならこんなプロポーズされたら嬉しさよりも恥ずかしさで逃げ出しちゃいそうですw{/netabare}

♡にししししな女『橘美也』編??♡『いっときの努力が大きな差になることも知らないなんてね!』
{netabare}
なんだか禍々しい女の欲望が渦巻いてましたねw 司ちゃんってこんなキャラでしたっけw
こんかいは美也ちゃん編というよりも、全員集合のサービス回って事なんですね (^▽^;)
σ( ̄∇ ̄*)アタシも♨温泉♨行きたくなっちゃいました~♪ いざ若返りの湯へ...((((*・o・)ノ ゴーゴー♪{/netabare}


■MUSIC♫
OP曲『Check my soul』
 【作詞・作曲・歌】azusa
ED曲『告白』
 【作詞・作曲・歌】azasa

 アマガミSSといえば「azusa」さんですよね (*^^*)
 透き通った可愛らしい歌声とストレートな気持ちが歌詞に込めれられていて素敵ですね♪
 パンチはないけど、優しさに溢れた曲で癒されちゃいます(o^-')b グッ!


2012.01.15・第一の手記
2012.01.18・第二の手記(追記:■「アマガミSS+plus」と出逢った日の日記 絢辻詞編)
2012.06.03・第三の手記(追記:■総評(各話感想付き♡)、■MUSIC♫)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 57
ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

マルチヒロイン。。ツボればハマりますw

 
アニメ『アマガミSS』の第2期。
原作は、PS2用恋愛シミュレーションゲーム(未プレイ)。

    -放送-   -視聴-
 1期:2010年7月 2018年11月
 2期:2012年1月 2020年11月?

数話でヒロインが変わるオムニバス形式。
ヒロインごとに1期→2期と観た方が楽しめます。

マルチヒロイン、マルチルートなゲームのアニメ化においては、下手に一つのストーリーで物語を紡ぐと、あっちのルートの方が良かっただの、浮気っぽい主人公はいかがなものかだの、どうしても不満は出てしまうもの・・

だもんで、オムニバスの方がスッキリして良いかとw

できればOP/ED飛ばさずに視聴をオススメします。

■エピソード
それぞれの話は短いけど、各ヒロインがカワイイため感情移入しやすいし、エピソードがツボだったりする回は心にビンビン響きますw

各エピソードの評価は、推しキャラ順の下位からで・・・
(五段階評価)

=7位:{netabare}棚町薫=
 キャラ  :★★
 エピソード:★★★★
 キュン度 :★★★

 バカップル物語w
 でもトラブルって想い出深いよね。
 友人の恵子が可愛いw
 船で救出は減点w

なんか、既視感が・・・
{/netabare}
=6位:{netabare}絢辻詞=
 キャラ  :★★
 エピソード:★★
 キュン度 :★★

 付き合っているのに苗字呼びw
 写真撮影・・フォトカノかw
 黒髪ロングだけどCool優等生過ぎて、
 刺さり具体はほどほど。
 風呂エピソードは定番過ぎじゃ・・
{/netabare}
=5位:{netabare}森島はるか=
 キャラ  :★★★
 エピソード:★
 キュン度 :★★

 ん~お泊り回はちょっと肩透かしかな。
 卒業式のはるか・・
 壇上への跳躍力がハンパないw
{/netabare}
=4位:{netabare}橘美也=
 キャラ  :★★★
 エピソード:★★★
 キュン度 :★

 妹回かと思ったら温泉回かーいw
 1期の方がキャラの絵もエピソードもよかった・・
{/netabare}
=3位:{netabare}中多紗江=
 キャラ  :★★★
 エピソード:★★
 キュン度 :★★★

 学食のくだり、どーでもいいし。
 かぐや様もそうだったけど、
 ナレーションが刺さらない。
 この回の、みゃーはカワイイw
 え、いきなり8年後て・・・
{/netabare}
=2位:{netabare}桜井梨穂子=
 キャラ  :★★★★
 エピソード:★★★
 キュン度 :★★★★

 1期よりキャラが刺さった・・・
 好みの変化かも。
 いいね彼女が夕飯作りに来てくれて、
 カワイイ妹がいて。
 こんなカワイイ幼なじみがいたら恋に落ちるわw
 転んで重なる鉄板イベントで告白w。
 でもスッキリ。
{/netabare}
=1位:{netabare}七咲逢=
 キャラ  :★★★★★★★★★★
 エピソード:★★★★★
 キュン度 :★★★★★★★★★★
 
 心の天使:五段階じゃないぢゃん!
 心の悪魔:限界突破でええんちゃうw

 悪魔が勝ちました・・・

 七咲編だけは、1期から観直しましたw
 1期超えはないけどやはり・・
 ゆかなさんの声はたまらなかったw
 おなかを枕にして・・寝れるかーw
 てかその絵面、ヤバイからw
{/netabare}

あざとくてストレートな進行、表現も多いけど、まあギャルゲー原作ってことで、そこが味なんじゃないかと。

OPでテンションが上がるし、エピソードが刺さらない回でも、EDが淡く切なくて妙な高揚感があるw
ちなみにED後の次回予告には面白い回もありましたw

■キャラ/キャスト
(ほぼ自分用なのでw)
~{netabare}
絢辻 詞(あやつじ つかさ)
「天下無敵の仮面優等」
クラス委員と創設祭実行委員を掛け持ちする、絵に描いたような優等生。
cv:名塚佳織
 他に知ってるキャラは・・
 エウレカセブン(エウレカ)、
 コードギアス(ナナリー)、
 To LOVEる(古手川唯)、
 リゼロ(フレデリカ)、
 エグゼロス(ジコ蟲)・・

桜井 梨穂子(さくらい りほこ)
「ぽっちゃり幼馴染」
自作の鼻歌を歌ったりして、いつもぼーっとしているのんびり屋。
cv:新谷良子
 知ってるキャラは・・
 咲-Saki-(妹尾佳織) 、
 さよなら絶望先生(日塔奈美)、
 くらいか・・

中多 紗江(なかた さえ)
「ふかふかボディーの純情少女」
最近転校してきた1年生で、美也や逢のクラスメイト。
cv:今野宏美
 知ってるキャラ・・
 らき☆すた(小神あきら)、
 フルメタ(西野こずえ、工藤しおり)、
 くらいか・・

七咲 逢(ななさき あい)
「面倒見のよいクールな後輩」
美也や紗江のクラスメイト。普段はポーカーフェイスで口数も少なく、クールな態度を取る。実際は温和で、人情深く面倒見がいい。
cv:ゆかな
 何と言ってもフルメタのテッサ。
 テッサでの震災メッセージは知らなかった・・
 今でも観られるのかな。
 他は・・
 コードギアス(C.C)、
 え、氷菓(入須冬実)も。

森島 はるか(もりしま はるか)
「男殺しの天然女王」
魅惑の笑顔と長身のパーフェクトボディで、学校中の男子の視線を釘付けにする3年生。創設祭のミスサンタコンテストで2年連続優勝。
cv:伊藤静
 他には・・
 魔法先生ネギま!(柿崎美砂)、
 とある魔術の禁書目録(神裂火織)、
 咲-Saki-(竹井久)、
 刀語(汽口慚愧)、
 WORKING!!(小鳥遊梢)、
 SHIROBAKO(四役!?)、
 正解するカド(夏目律)、
 ゆるキャン△(鳥羽美波)、
 ダーリン・イン・ザ・フランキス(ナナ)、
 ハイスコアガール(業田萌美)、
 エグゼロス(ハッコウ蟲)・・
 多いですねw
 てかエグゼロスおそるべしw

橘 美也(たちばな みや)
「きまぐれ我侭甘えん坊」
同じ高校に通う、主人公の妹。紗江や逢のクラスメイトで、主人公同様に梨穂子とは幼馴染み。
cv:阿澄佳奈
 ARIA The ORIGINATION(夢野杏)、
 無限の住人(茶屋娘)、
 ぼくらの(宇白可奈)、
 WORKING!!(種島ぽぷら)、
 たまゆら(塙かおる)、
 あの夏で待ってる(北原美桜)、
 女子高生の無駄づかい(まほ)、
 あと・・
 スクスト(ロッティ)・・
 ロッティとポプラが同じだったとはw

棚町 薫(たなまち かおる)
「気ままでさばさばした悪友」
主人公とは中学校からの腐れ縁で、ツッコミ役。サバサバした男勝りな性格。
cv:佐藤利奈
 無限の住人レビューで書いたので割愛。

上崎 裡沙(かみざき りさ)
「スニーキングヒロイン」
どことなく影の薄い謎の女の子。あるきっかけにより、長期に渡って密かに主人公を想い続けている。
cv:門脇舞以
 Fateシリーズ(イリヤ)、
 魔法先生ネギま! (葉加瀬聡美)、
 涼宮ハルヒの憂鬱(榎本美夕紀)、
 一騎当千(諸葛亮孔明)、
 ストライクウィッチーズ(リトヴャク)・・
 結構ありました。

田中 恵子(たなか けいこ)
「柔和で大人しい棚町薫の親友」
cv:門脇舞以
{/netabare}~


■制作:AIC(Anime International Company)
(自分用メモ)
 ~{netabare}
 リングにかけろ
 ああっ女神さまっ
 To LOVEる
 ヤッターマン
 そらのおとしもの
 俺の妹がこんなに可愛いわけがない
 僕は友達が少ない
 人類は衰退しました
 生徒会の一存 Lv.2
 宇宙戦艦ヤマト2199
 ハイスクールD×D NEW
 WHITE ALBUM2
 デート・ア・ライブ
 僕は友達が少ないNEXT
 琴浦さん
 咲-Saki- 全国編
 いなり、こんこん、恋いろは。
 PSYCHO-PASS サイコパス 2
良作が多いですね・・
 {/netabare}~

途中で気付いたのですが、2期も視聴済みでしたww
多分、1期とほぼ同時期に。
なぜレビュー書かなかったんだろう・・・
 

投稿 : 2024/06/01
♥ : 10

norimeru さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

帰ってきたアマガミSS  ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ

アマガミSS+plus 2期が終了しました。
私は結構楽しんで観ましたが、1期に比べてみるとおとなしめだった印象です。

各話2話ずつだったので、どうしてもエピソードを掘り下げきれなかったのでしょう。
後半3人と美也編のレビューを追記します。

多少ネタバレぎみですが・・・・・。


棚町薫編

前作では派手な印象が少なかった薫さん。
(お母さんとのエピソードとかありましたからね。)
今期は初っぱなからハイテンション。

バス旅行ではいちゃついて、こんなキャラでしたっけ。
でもって、サービスエリアでお約束のバス置いてきぼり事件。
トラック野郎とひなびた旅館のおばあちゃんには、助演賞。
(寝間の行灯ライト、ピンク色で演出し過ぎです!。)

ケンカするほど仲がいいとはいいますが、結局薫がいい子なのでしょう。
最後までバカップルぶりを発揮した二人、ハプニングは絆を深めるのです。

今期の薫、私的には明るく元気でポイントアップでした。
お友達の恵子さんにも アシストポイントをつけて、次回へと続く・・・・。


中多紗江編

引っ込み思案の紗江ちゃん、思わず支えてあげたくなる女の子。
何でこんな変態主人公に・・・(そりゃアニメですから)。
創設祭の実行委員長はやはり大役。
普通に考えれば、邪魔なビデオ撮影もプラスに感じる前向きさ。

おとなしげな紗江ちゃんですが、立派に委員長を務めます。
「クリスマスプレゼントにキスをして欲しい」
一撃必殺のおねだりでした。

ヒーローショーで大声で声援を送る、お母さん似の、でも活発そうな女の子。
紗江ちゃんのお腹には、もう一人の新しい命。

願いが叶って、よかったですね。


森島はるか編

相変わらず天然キャラ+マイペースの森島先輩。
主人公を振り回しますが、今回は少し甘えたさん。

高校の卒業式で、プロポーズをされたというおばあちゃんとジェシカ。
それにあこがれるよりは、主人公を振り回す方が「森島はるか」らしいのですが。

主人公は主人公で、いつもほど変態ではありません。
(総じて1期に比べると、そういう傾向でしたけど。)

卒業式当日、「変態ぶり」ではなく「男ぶり」を見せた主人公。
予想通りの結末ですが、盛り上がりを
見せたので良しとしましょう。
(この時の森島先輩の跳躍は、ロンドンでも金メダル!と突っ込み入れておきます。)


橘 美也編

100%のサービス=オールスター女性キャラの温泉入浴回。

今期、上崎裡沙さんの出番が少ないと思っていたら、今回もちょっぴりだけ。
絢辻さんと薫の○乳にはスポット当たってましたが、もう少し出番があってもよかったのに・・・。

印象に残っているのは、美也が紗江ちゃんを触りまくってたことぐらい。
あの兄にしてこの妹あり。
コメントしようがない回でした。


総評としては、すでにみんなくっついてしまった後日談。
安心して観てましたが、もうひとひねりあってもよかったかも。

とは言っても、どのヒロインもみんな可愛いし、いい子だし。
アマガミに対しては評価の甘い私なのでした。

(2012・04・07 追記)
-------------
6話まで視聴しました。


桜井 梨穂子編

天然さんの梨穂子、主人公と茶道部頑張ってます。
残念ながら、なかなか進展しない二人の関係。
高3になって身体検査するなんて、相変わらず主人公変態です。

茶道部の先輩も、やっぱり梨穂子がかわいいんでしょう。
この2人は妙にキャラ立ちしていますね。

同級生にナンパされて、自分の気持ちをはっきり確認した梨穂子。
その場面を見た主人公と、妙にぎくしゃくしてしまいます。

もどかしい二人ですが、雨と花火に助けられ、ようやくお互いの気持ちを確認。
幼なじみの梨穂子編らしい、ほんわりした作りになっていたと思います。

穿った見方をすれば、王道の幼なじみパターンで終わってしまった感ありです。
もうひとひねりあってもよかったと思いますが、尺の関係で精一杯かな。

あと、視聴者目線のお着替えシーン、カーテンを閉める演出は◯でした。

------

七咲 逢編

一押しキャラ(勝手にですが)の七咲 逢編。
ポーカーフェイスでもやるときはやるって感じの七咲さん。
前期は創設祭のあと、山中の露天風呂という超反則技を繰り出しました。

美也公認で毎朝起こしに来ては、布団に引っ張り込まれる。
登校中に、後輩にも冷やかされる。
さすがにしっかり進展している様子です。

保健室でのシーンでは、主人公が変態ぶりを発揮しまくり。
七咲さんサービスし過ぎです。
背中かゆくなっちゃいました。

とても主人公のことを想っている七咲さん。
合宿所に連れ去られ、会えない主人公のことを考えふさぎ込みがちに。
一見クールで強がっていますが、内面は本当に一途な“女の子”。
あの主人公には、もったいなさ過ぎです。

雪の公園でのキスシーン、ああよかったねと思ったら、季節は夏に。
川沿いの下宿、神田川かって突っ込みたくなるのは年のせい。
(全く暗い雰囲気はないですけどね。)
花火を見るのはいいけれど、その時間に「先輩、起きてください」ってどうよ。
前期に負けない演出でございました。

それから、陰のMVPは梅原くん、君の助けは大きかったよ。

(2012.02.13 追加)
---------------
2話まで視聴

各ヒロインの後日談が描かれるというアマガミSS+plus
一人目に絢辻さんが登場です。

さすがに絢辻 詞、シリーズ中最強のツンデレキャラ。
対抗馬の罠に落ちそうになった(完璧に落ちた?)主人公。
主人公を小屋まで引っ張っていくも、言い訳すら必要としない状況把握はさすがです。

でもそのあと、「君としかキスしない」と言われ、はにかんでみたり。
今シリーズは、ツンツンよりもかなりデレ気味であったかと思われます。
ずぶぬれになった主人公をおうちまで引っぱって、お風呂に入らせ、スク水で背中流すのは超反則だよな~。

「黒」絢辻さんが大好きなわたしですが、そんな彼女のちょいデレ展開はありでした。
それにしても今回はキスシーンが印象に残りました。



このあとも、こんな調子で続くのか・・・・・・・。
まあ、梨穂子編でさすがにこの展開はないよね・・どうでしょう??

投稿 : 2024/06/01
♥ : 23

61.7 10 ゲーム原作で学園なアニメランキング10位
フォトカノ(TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (745)
3911人が棚に入れました
「ファインダーの向こうのキミに……恋をした。」人気恋愛シミュレーション「フォトカノ」がアニメ化決定!

~プロローグ~
主人公前田一也(まえだかずや)は、光河(こうが)学園に通う高校2年生。特に心が沸き立つこともなく、平凡に夏休みが終わろうとしている。
そんな、夏休み最後の夜。主人公は父親からデジタル一眼レフカメラを譲り受けた。これまで、デジカメには特に興味がなかった主人公だが、いざ手にしてみると、そのずっしりとした手応えと、機能美に魅了された。もともと、いわゆるデジモノが好きなのだ。
『とりあえず、明日、学校へ持って行って、何か撮ってみるか』
代わり映えのしない毎日に、変化が生まれた瞬間だった…

声優・キャラクター
島﨑信長、伊藤かな恵、中原麻衣、金元寿子、水橋かおり、斎藤千和、大亀あすか、沢城みゆき、伊瀬茉莉也、遠藤綾、水原薫、長谷川明子、高垣彩陽、緑川光、白石稔、岡本信彦、世戸さおり
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

この作品女性はどう観るのだろうか?

男の子が楽しむアニメっぽいですね。
かーるく変態心をくすぐりますよね。
コレって女の子がみても楽しめるのかな?

露出している訳ではないですがポーズやアングルなど
微妙にエロスを感じてしまいます。
その辺りがウリなんでしょうけど。
実際カメラもって校内ウロウロしてる奴が居たらちょっと引くよね。
校内で紙袋に入った果物ばらまくこともありえんだろうし…。
アニメ(ゲーム)ならではの微ファンタジーですねコレは。

多分、好みの女の子見つけないと楽しめない作品なので目星をつけておいた方がいいかも。
クールビューティーなお姉さんキャラ居ないかな?

※2話感想{netabare}
登場人物の中ではなんだか担任の先生が一番タイプな気がするけど、
被写体じゃなさそうです。(^_^;)

主人公は美女にはモテるスキルがあるようで羨ましいですな。
高校生ならスク水の校内アイドルに「撮って」とか「あなたのためなら」
とか言われたら惚れてしまうよね。絶対気があるとしか思えない。
二人っきりで撮影会とか…もう、はしたない娘だねぇ。(*^^*)
こんな調子でこの先もラブ&ハーレムが待っていそうなアニメです。

写真部は変態の集まりみたいでこちらはコメディ路線かな?

キャラが多くて誰が誰だか把握し切れてないですし、どう楽しむか困惑中と言う所です。
好きなキャラ見つけて、柱のストーリー待ちかな。
{/netabare}

※3話感想{netabare}
認めんぞ認めんぞあんなキス。歯茎までしびれるキス…じゃねーよ!
笑わすな。笑わすな。反射神経どこ行った?

押されて偶然おっぱい鷲掴みだと!?ウソつけー。
あの位置で押す方も押す方。
気付かない振りしてるけど前に水着女子いるの判るだろっ!

ツルツル廊下も転び方不自然だし「アーッ!」じゃねーよ!「アーッ!」じゃ!
しかもスカートの中見たくらいで気絶してんじゃねーよ!
いつまでも股開いてる女も女。予測できるだろー。

多数のラッキースケベ連発しながらも女性好感度上昇してるじゃないか。認めんぞ。
(視聴者の好感度は知らないけどね)

生徒会長に至っては強要しちゃってましたが満更でもないご様子…もう無敵じゃないか。
自分でポーズとらせておきながら、なーにが「シャッターチャンスだ!」だよ!
(多分ゲームでそういうかけ声なんだろうけど)

写真部も廊下掃除は反射でスカートの中を狙うのかと思ったら転んだシーン狙いでした。
なんにせよフォトジェニックってなんなん?え?なんなん?

ストーリー的には高飛び込みや新体操等部活系で進展ありそうだけど浅そうです。

どうせなら街に繰り出して欲しくなって来ました。(捕まるけどw)
どうもケツの青い女子高生縛りじゃ好きなキャラが出来なさそう。
それに「撮って撮って」と媚びてくるとありがたみがないんだよ恥じらえよ。

ん!?こーやってツッコミながら観るかな?
{/netabare}

※4話感想{netabare}
今回はいつもより更に内容がないよー。

妹が不自然にスク水で抱きつき顔についた匂いやプールの水滴を
味わっていましたが…気持ち悪いッス(^_^;)

不正登校ネタで何時まで室戸さん脅しちゃうんでしょうか?
主人公ゲス染みてきましたが大丈夫なのでしょうか?
室戸さんの為の優しさが隠れている…のでしょうか?

新見さんに写真に関してカッコイイ事言ってますが、
「シャッターチャンス!」と思う瞬間が胸チラの瞬間だったりで
どうも説得力がないんですよね。

本に関しては鞄にしまうなり部室に置いてくればいいのになぜ下駄箱?
それに下駄箱の中で何が引っかるというのでしょうか?

体育館に被写体みんな集まってましたが共通点が謎です。
ストレッチの写真に美学や参考になる物などあるのだろうか…?

来週は蜂が絡んで一騒動ありそうです。
スズメバチの巣なので危険です。
巣を取り損なう業者もどーなんでしょうかね?
{/netabare}

※5話感想{netabare}
スズメバチはスルーでした。余計なアンテナ張ってたみたいです。

ようやくラブコメ展開になって来ました。新見ルートってやつでしょうか?
なんだかモテない人の妄想をアニメにしたような感じですがね。
現実では好きな女の前であんな自虐を口にしたら終わりです。「恋」も「男として」もね。
恋愛格差を感じて思い悩んだとしても他の男と似合うとか口にして欲しくなかったな。

主人公以外はみんな良い人で好感持てるんですが、
肝心の主人公に魅力が見いだせないです。ゲスな上に今回の卑屈さで更にマイナス。
次回は少しは男らしさを見せるのかな?
もう他ルート消し飛ぶ位がんばらないかな。
{/netabare}

※6話感想{netabare}
新見さんってば、どんだけ前田くん好きなんだよぉ。
好き好き展開で笑ってしまいました。
公園で尻を押させる意味は分かんなかったけど、
嫌いな所など微塵もない純度100%の「好き」を見せてくれました。
超理想妄想展開で見てるこっちが恥ずかしいけど、ここまでやってくれると天晴れです。

他の人が入る余地無さそうなんでこれはこれで一つのエンドですかね。
次からまた違う妄想が待っているのでしょうか。
{/netabare}

※9話感想{netabare}
あまーい妄想に付き合うのも疲れ気味ですし、
『新見ルート』以上は無い気がしますが最後まで観ようとは思っています。
「結局お前も好きなんだろ!?」っと言われそうですが。(^_^;)

今話の『ののかルート』も男の願望を押しつけたあまーい妄想の様なストーリーでした。

前田くん、写真頑張ってるといっても女体ありきです。
「モデルがおらずグラビア風ポーズだとNG」と言ってましたが当たり前です。
だって気味が悪いもの。ホームルームで議題にされないだけまだましです。

ののかも朝練に付き合う代わりにモデルOKしましたが、
思春期の男にとっては両方美味しく交換条件になっていない様な…。

手ブラ擬きとか好き好きが激しすぎてこそばゆい。
訳の分からん不良に絡まれる展開もどーなんでしょうか。ひどく安っぽく感じます。
結局は超幸せなお付き合いが始まるみたいです。
はいはい。末永くお幸せにー。今話も天晴れでした。

それはそうとED曲は有名声優さんが週替わりで豪華ですねー。
{/netabare}

【総評】
うーん、やはりゲーム向きなんでしょうね。
妄想度が高く自動的に上手く行く恋物語を見せられても
ドキドキ感ないし共感も出来ないです。
主人公に魅力がないのはゲーム上で自分と重ね合わせ易い様に
無個性にしているところがあると思いますがそれにしてもつまらない男です。

女の子たちは男から見て理想的な性格で容姿も良く声も良く、
ゲームなら頑張って攻略したくなるかもしれませんが、
なにせアニメだと努力もなく一方的に好かれている感じがしてありがたみが無いです。
新見さんとの話は一応ラブコメっぽかったですけどね。

気に入った女の子が居たり、ゲームファンや
ピンポイントな声優ファンなら楽しめるかもしれませんが、
普通のアニメ好きやラブコメ好きの方は満足できる作品ではないと思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 38

ローズ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

変態王子と笑えない罪(酷評注意)

父親からデジカメを譲り受けた前田一也(まえだ かずや)。
今まで何も没頭する事が無かったが、デジカメを持っていることがキッカケで写真部へ入部する。
学校の美少女達の写真を撮る事となるのだが……

美少女ゲームが原作の典型的な作品。
主人公と相手の好感度が上がり、ある程度の関係になったら誰々編終了。
また新しい相手と関係を築くことになります。


1~6話 
被写体はテニス部所属で幼馴染みの新見遙佳(にいみ はるか)。
主人公との子供の頃の思い出を大切にしている。
話数が長くなったのは、主人公が写真部に入部するなどの設定説明のため。

7話
被写体はフォト部所属で感情を表に出さない実原氷里(さねはら ひかり)。
過去のトラウマによって心に傷を持っている。

8話
被写体は生徒会長で元水泳部・飛込みの選手だった室戸亜岐(むろと あき)。
生徒会長らしく真面目で厳格な性格。

9話
被写体はソフトボール部所属で運動神経バツグンの間咲ののか(まさき ののか)。
スポーツマンらしくサッパリとした性格。

10話
被写体は新体操部所属で妹の友人でもある早倉舞衣(さくら まい)。
下級生らしく甘えるタイプだが、主人公の弱みを持つなど したたかな面も持つ。

11話
被写体は一人で料理研究会を守っている柚ノ木梨奈(ゆのき りな)
穏やかな性格だけでなく美人で胸が大きい。料理が得意で学園の嫁とも呼ばれている。

12話
被写体は いつも一人で時間を過ごしているクラスメイト深角友恵(みすみ ともえ)。
おとなしくて地味な性格のため同級生の新見遙佳に憧れを抱いている。
誰にも言えない隠し事を持っているのだが……

13話
被写体は主人公の妹である前田果音(まえだ かのん)。
今までは子供だと思っていたのだが、写真を撮っていくうちに大人の女性へと成長している事が分かる。
両親がヨーロッパ旅行する事となったため、しばらく二人きりで生活する事となる。

何話に どのヒロインが相手になるのかを上記に まとめてみました。
好きなヒロインを応援する視聴方法もあると思います。


写真部なのにデジカメですか……
暗室や現像液など本格的な写真には興味が無く、お手軽簡単なデジカメを使っている所に疑問を感じます。
自分の中でカメラとは「時間と空間を切り取る事ができる機械」だと解釈しています。
フィルムを使ったカメラではなくデジカメを利用するのは時代の流れなのかな。
好きな機材なだけに都合よく利用されるの事に対して複雑な心境です。

『アマガミSS』のような作品にしたかったのでしょうが、柳の下に何匹ドジョウがいるのか……
「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」という言葉がありますが、当たらない事もありますよね^^;
自分の中ではアマガミシリーズの劣化版という認識です。

不正登校って何でしょうか。
ただの遅刻なのですが……
車やバイクで通学するのが正しい不正登校だと思います。
(不正登校を推奨しているわけではありませんw)

たった一度の遅刻をネタにした脅迫、着ぐるみに入っての変態行為、故意ではなくても女性の胸を触ったり、スカートの中を覗いたり完全に犯罪行為です。
もはや変質者の域なのですが、そこは主人公のため都合よく話が進んでいきます。
普通に考えたら停学や退学あたりは当たり前でしょう。
美少女ゲームが原作という事は重々承知しているのですが、少しやり過ぎの感があります。

主人公である前田一也に魅力が感じられません。
デジカメで人生が変わったというよりも、リアルなら人生が狂ったという事になるでしょう。
今期作品の本物の”変態王子”は、この作品の主人公ですねw

主人公としては色々と説明や弁明をしたいと思うのでしょうが、全面可視化された取り調べ室や裁判所の法廷の場だったら意見が言えると思います。
警察が押収していると思われる撮影に使ったデジカメ、画像を保存しているパソコンなどを証拠品として提出してもらう事になりますが……

本作品よりも先にアマガミシリーズを視聴して、自分にこのようなタイプの作品が合うかどうかを調べたほうがいいと思います。


【追記】
自分の場合ですが、写真がテーマだったら デフ・レパードの名曲「フォトグラフ」を聴きたいですね。。
(アニメと関係無いのですが^^;)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 24

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

撮影という名のプレイ

ゲーム原作。
高校生の主人公が、カメラを手にした事をキッカケに、写真撮影を通して様々な女の子と親交を深めていくアドベンチャーゲーム。
いわゆる、テキスト選択型のギャルゲが原作です。
特定のヒロインを中心にしたものではなく、まんべんなく全てのヒロインにスポットを当てた全ルート攻略式のマルチな物語。
同ゲーム会社を原作とする、アマガミと同じ方式です。


4話まではフラグ立てのパート。
下衆なサブキャラ、下衆なご都合主義展開、下衆なセクハラ写真撮影。
主人公の所属する写真部でやってる事はといえば盗撮であり、芸術やら女性の魅力やらの言い訳をかましながら性的アピールの強い写真を撮ることを目的としています。
主人公は女子を写真部の魔の手から守るという自己満足な都合で、卑怯にも自分だけが女子に近づいていくという、ありえない立場。
ゲーム攻略を考えれば強引な流れは仕方ないですが、この事を容認できるかどうかが鍵です。
フィクションとはいえ、あまりに無体なご都合主義。
ヒロインが沢山いるので尺を取れないのはわかりますが、全く難易度の低い選択式アドベンチャーゲームらしく、特にこれといったドラマもなく全ヒロインの攻略が可能なセーブポイントまで話が進みます。
このつまらないセクハラ導入部に耐えられるかどうかで視聴者を選びます。

5話以降は攻略パート。
一人のヒロインに絞って、各一話づつ(メインヒロインだけ二話)それぞれを攻略する、ルート別のオムニバス形式。
展開は、ほぼギャルゲのお約束です。
贅沢を言わなければ、攻略パートに入ってからの恋愛展開に胸がキュンとしなくはないですが、1人1話だと尺が短すぎて恋愛の進展に不自然さが目立つ。
それに、事あるごとに写真撮影が入るので、イマイチ感情移入の妨げになっています。

女の子のデザインは可愛いは可愛いですが、元々ゲーム用のCGベースのせいかイマイチ平均的で特徴が際立っていない。バストや髪型のパーツやパラメタを調整して違いを出している感が強く、あとは声優さんの演技力頼りの個性。 無理矢理創ってるという感じが否めなく、感情移入しにくいものがありました。


導入部でパンチラだ胸チラだとセクハラ宣言しているくせに、蓋をあければそれぼどでもないハンパなエロもマイナス。
やるならちゃんとエロを入れるべきだし、そうでないなら真面目に写真を撮ればいいだけ。殊更にテニススコートや水着や体操着にしてローアングル写真を取りまくっている、言い訳がましい潔さのないエロが鼻につきました。

本作のエロさは、視聴者からの目線でみると、どう考えても主人公への嫌悪感を増長させるだけで、恋愛の妨げになってます。
ゲームならプレイヤー自身が主人公だから都合よく自己補正して気にもならないんですが、この男を第三者的に俯瞰して見ると、好きな女の子に屋外で際どいポーズさせたり、その写真を展示したりする羞恥プレイの鬼畜野郎。
いくらフィクションとはいえ、”女性の本当の美”とかいう芸術家の理屈を、DTの男子高校生が口にしてもサムいだけです。
どうしても、撮影にかこつけた卑猥な行為に思えてしまう。
これなら普通にエッチしたほうが、よっぽど健全で爽やかだと思います。

まぁ、18禁ゲームじゃないので、無理な注文なのは承知のうえで言ってますが・・・(^_^;



正直、面白いストーリーなどハナッから見せるつもりもない作品だという印象。
偏見だとの批判を恐れずに言わせてもらえば、いかに色々な嗜好の人に対応した多彩な女の子を可愛く魅せるか、そして微妙な性的アピールの効果を高めるかに特化しています。
簡単いえば、好みギャルのちょっとエッチな映像見せつけて、気に入ったならゲームをポチッてね、キャラグッズも買ってね、を目的としたワンクールを使った壮大なCM、ゲームのプロモーション用アニメではないでしょうか(^_^)b

そう割り切って見るのが一番。
オススメはしません

投稿 : 2024/06/01
♥ : 26

67.1 11 ゲーム原作で学園なアニメランキング11位
Rewrite(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (685)
3473人が棚に入れました
緑化都市、風祭。文明と緑の共存という理想を掲げたこの都市に住む天王寺瑚太朗は、神戸小鳥、吉野晴彦らの友人たちと平凡な日々を送っていた。

そんな平和な風祭市に、年一回の騒がしい時期が訪れようとしていた。

都市を上げての収穫祭。

巨大な文化祭のようなその催しに、瑚太朗は記事のネタ集めのバイトを始めることに。風祭では未確認生物の情報や、オカルトチックな噂がまことしやかに囁かれていたからだ。

同時期、瑚太朗の身に不可解な出来事が降りかかり始める。瑚太朗はオカルト研究会の会長、千里朱音に助けを請い、知り合いの生徒たちをも巻き込んでの調査を開始するのだった。

それは瑚太朗にとって、ちょっとした冒険心のつもりだった。騒がしく仲間たちと過ごしていけるなら、それで良かった。瑚太朗はまだ気付かない。それが誰も知らない“真実”の探求へ繋がっていくことを。

──書き換えることが出来るだろうか。彼女の、その運命を。

声優・キャラクター
森田成一、斎藤千和、篠宮沙弥、喜多村英梨、すずきけいこ、朝樹りさ、花澤香菜
ネタバレ

reath さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

今後が楽しみな作品

原作プレイ済みなので、大体のストーリーの流れは把握してます。
ただ、アニメはオリジナルストーリーになるらしいので、話の終着点とかは予想できません。

非常に伏線が多く、わかりにくい内容になっていますが、まとめ方としては大いに満足してます。

これからどう展開していくのか楽しみです。

さてそれでは各話感想と所々解説みたいなものをします。
もしかすると後々明かされることもあるかもしれませんので、アニメだけで理解したい人、原作をやる予定の人は閲覧注意です。

アニメが分かりにくいから、実際どうなってるんだってばよ。と気になる人は若干のネタバレ交じりになると思いますが、見てみてください。アニメでは端折られている設定を少し書きます。

第1話
{netabare}まず地球の壮大な話から始まり、廃墟の町と篝にリボンで貫かれる夢。ここは原作になかったところです。初めにここを持ってくるのは新鮮でした。その後小鳥の母親から小鳥の捜索をお願いされ、小鳥を公園の中の森まで探しに行きます。小銭の音聞いてゾンビのように突いてくる小鳥可愛いw 原作でも可愛かったですがアニメだと動きも相まって余計に可愛いです。

その後篝に布団もぐり込まれたりするホラー表現。もちろんこれも理由のある行為なのですが、それはまた後程語られるので今はわからなくても問題ありません。

その後ちはややルチア、静流などが登場していき、メインヒロインが続々紹介されていきます。ちはやが力持ちであったり、ルチアが手袋をしているのにもちゃんと理由があって、それは後の個別エピソードで語られるので今は特に気にしないでください。

主人公瑚太郎は、夜な夜な侵入してくる篝(幽霊?)に怯えていて、解決法としてオカ研の魔女(朱音)を探すことになります。
オカ研部室のスイッチや設備なども映像化されてすごいよかった。アニメは結構テンポよく進んでいくので見てて飽きませんね。

瑚太郎がオカ研のアンケートに書く質問の「世界 自分」の二択は、原作では重要な選択肢で、{netabare} ここでルート分岐が決まります。{/netabare}アニメだと多分そんなに関係ない。

その後ちはやに街を案内したりします。{netabare}ちなみにここで小鳥さんが瑚太郎とちはやから距離を置くように描かれているのもしっかりとした伏線です。{/netabare}

ちはやとの案内のあと、魔女様と会うために夜の学園にくる瑚太郎ですが、ここで急に変な空間に放り込まれます。アニメだとわかりにくいのですが、瑚太郎が篝から逃げているとき廊下を駆け抜けるシーンですが、どれだけ走っても突き当りにぶつからないくらい廊下が異様な長さになっており、窓も割れなければ教室にも入れない、異空間になっていて原作でも瑚太郎はそのことを認識しています。

そしてワラワラと現れる謎のモンスターや妖精たち。急にファンタジーになる世界。
実はこれこそがこの作品の核になる要素でして、1話でこのシーンを見せることでリライトは普通の学園ものではないという事を示しています。

わかることは今の主人公では絶対に太刀打ちできない強大な力を持ったモンスターであり、あの時篝に助けてもらわなければ本当に危ないところです。

{netabare}
ちなみにこの場面は原作にもありますが、出てくるのはもっともっと後半のそれも個別ルートに入ってからの展開でして、その時は篝も登場していません。
{/netabare}
ここがアニメと原作の明らかに異なる部分なのですが、本来はもっと色々あってから登場するものだったので、序盤にいきなり持ってこられても混乱するのは当然でしょう。ただ、設定的にはこの時点でこうなることはあり得るので、
特に問題はないでしょう。

ここでよくわからないこの展開に引き付けられるか、ここで分からないといって切ってしまうかが、この作品に合うか合わないかの基準になるでしょう。

1話としては十分に伏線を貼れていると思います。そして最後に朱音の登場で1話終了。

1話を簡単にまとめると リライトはこんな感じの話ですっていうのを示した感じです。要するに日常的な学園生活をしていて突然よくわからない存在や空間に放り出されたりする。そういう謎を瑚太郎と一緒にどんどん探っていく話なのです。

この話に引き込まれるならリライトは十分にあっていると思うので、ぜひ視聴を継続してみてください。

ちなみに原作をやった方がいいという原作プレイヤーがいますが、自分はアニメだけでも十分理解できるものになるだろうと思います。
(まあ細かい点は端折られますが、大筋はまとまっています。細かい部分や設定の深みに触れたいのであれば原作をプレイすべきです。アニメではそこまで表現できないでしょうから。
{/netabare}

第2話
{netabare}2話は一言でいえば、オカ研にみんなを誘う回でしょうか。それぞれのキャラ紹介と共にオカ研に入ってきたりする理由が語られます。式紙効果で篝の夜這い対策もちゃんとできましたね!
主人公が超能力やオカルトに興味があるのは篝の件やモンスターだけじゃなく自分の能力についてもですね。
まあ、おっぱいを揉むことも目的の一つではあるんでしょうが。
結構セリフ一つ一つに意味があって、伏線になっているんですが、それも後々のためにとっておいてといった感じでしょうか。
2話は特に難しい話はないですが、1話で妖精たちと出会った階段下の扉の先は本当はただの物置であんな広大な地下ではなかったことが分かりますね。
{/netabare}

第3話
{netabare}今回はまた色々新たな展開がありますね。咲夜の登場やミドウの登場などですね。第三話も伏線のオンパレードで、なかなかこの時点ではネタバレになるため解説はできない部分も多いのですが、ツチノコの話は釣り糸持っていた人がただ模型を動かしていただけなので、ガセネタということになります。(別にあの人がツチノコを釣ったわけじゃない)
ルチアの地球委員長の環境活動がクローズアップされますが、環境問題もこの物語に関わる重要な伏線ですので、その点も注視してみるといいかもしれません。

その後の犬のシーンで初めて瑚太郎が能力を使いますが、これが主人公の〝リライト〝能力です。
{netabare}ちなみにリライト能力は自分の体を作り変える能力で、筋力アップや視力アップなど行うことができますが魔法のような能力ではなく、体を作り変える能力のため後戻りが出来ません。(自分を元に戻すように書き換えることはできない)そのため主人公はすでに一般人からはかけ離れた身体能力を有しており、それを日常生活で出さないようにしているため主人公は常にへらへらして本気を出さないことに理由づけをしています。
実は幼少期に運動会で早く走るために足を強化してしまい、大騒ぎになったことがあり、それ以来主人公は自分の能力を隠して生活しています。
(原作ではこの時点でこの説明をしているので書きました){/netabare}{/netabare}


第4話
{netabare}ここからは個別ルートに入ります。まずは静流ルート。
{netabare}原作では、個別に入る前に色々皆とオカ研活動をしてある事件を境に個別ルートに入るのですが、そのある事件はシナリオ分岐に大きな影響を与えるため、原作通りではここでシナリオ破綻が起こってしまいます。なので本来もっともっと後に展開されるはずの個別ルートの内容をここで入れてしまうため、ちょっと唐突な印象になり、静流ルートの展開急過ぎてちょっと変な感じがしますね。
また、実はこの静流ルート原作ではルートロックがかかっており、小鳥シナリオを終えてからでないと解放されないため、本来はプレイヤ―が非日常を受け入れた後の話になってくるため唐突感がより強かったのだと思われます。{/netabare}
この物語では静流の過去と能力の話が入ってきます。静流の能力は大きく二つであり、一つは治癒能力。もう一つは記憶を操作する能力。また静流と西九条先生がこの話でとある組織に属してることが分かります。

静流の過去話はあくまで能力の説明のための話なので、過去話は不幸で感動する話っぽく描かれていますが、原作でも別にこの部分で泣ける話ではないのです。そもそもこの話は原作でもあくまで個別の前半部分なので、ルート一つを丸々1話に収めたわけじゃないです。なので無理にここで感動しようとしなくてもいいと思います。

そもそも今回の作品はいつものKEYらしく泣ける場面で泣く、という単純なはなしにはなっていなくて、物語を理解したとき初めて切なさがこみあげてくるような作りになっています。

つまりまだまだ道半ばという感じです。
1クールのため駆け足感が確かに強いですが、駆け足だから感動できないというわけではないだろうと思うので、ここは慎重に見てほしいところです。
{/netabare}」


第5話
{netabare}さて今回は、ルチア編の話です。最初からかなり演出が凝ってます。ルチア編はシナリオライターの竜騎士07さんが得意とする、ホラーミステリー的に進むので、1話としてまとめるにはいい話になっていると思います。

原作だと、ひぐらしのなく頃のような主観と客観を織り交ぜながら、ホラーと謎で展開していく、ミステリー風の作風で、シナリオとしてなかなか読み越えのある面白いシナリオでした。

アニメではそういう叙述トリックが使えないので、映像作品として見せる感じにしてましたが、こういうまとめ方だと犯人モロバレですね。

ルチアはある時点で振れたものを腐らせてしまう毒を持つことになります。
この毒の能力と、窓やガラスを割る能力は実は別で、{netabare}ルチアの本来の能力は超振動という、空気を振動させる能力です。{/netabare}

ルチアシナリオもこれは前半のシナリオで後編はまた展開の変わった話になります。(アニメで表現されるかは微妙だけど)

そしてここにきて、ルチア、静流、西九条先生がガーディアンという組織に属している事が分かります。

また鍵というキーワードやガイアという組織名も出ました。
まだ個別ルートも半分消化してませんが、ここから先は多分大きく展開が変わってくるでしょう。

6話以降どういう風に話を展開していくのかわかりませんがドキドキしながら今後追っていきたいと思います。

{netabare}多分あと1,2話で、この作品の神髄が表れますよ。{/netabare}{/netabare}

第6話
{netabare}
今回は、ルチアデレからのオカ研活動、そして最後は不穏な感じで、っていうこれから動きだしそうな感じで終わってますね。

前半のルチアデレは結構好きですね。実は自分暴力系のヒロインってあんまり得意じゃないんですが、ルチアは、嫌悪感からの暴力>好意から恥ずかしがりの暴力に変わるので、そういう転換の仕方としての表現は結構好きです。(嫌いな暴力の仕方についてはCLANNADの杏のあれなんかはダメですね自分)

オカ研活動は面白いです。原作だと特に笑い袋の話のところで、小鳥がモノマネネタだったり、色々なギャグをかましてくれるので、それがすごく好きでした。

吉野は、原作だと痛すぎてなんか、主人公と合わせて厨二臭さがちょっと苦手だったのですが、アニメだとあっさり目でネタとして結構活かされでいいかもしれませんw

さて、虹川の話では環境問題について色々出てきます。この辺は現在の世界の問題としての問題提起でしょうか。人間はエゴイストな生物(個人単位で見ればいい人もいるが)なので、いざ環境問題と言われて、ハイじゃあ皆で環境のために努力しましょうね といわれてなかなかできるもんじゃないです。(以前環境問題について調べたり、テーマとして研究していたこともあり、人間が意識的に環境問題について考えることの難しさを思い知りました)

それこそ他の星に住む、という発想が生まれるくらい、地球環境は人間には住みにくくなりつつありますね。

ガンダムの話になって申し訳ないのですが、この辺は宇宙世紀誕生の由来とも似てます。結局、人間の数を減らしたり、地球に負担を掛けないようにするには人間の数をまとめてどっか外にやらないとダメなのかもしれませんね。
70億近い人間が文明的な生活をするには地球という星はあまりにも小さすぎるのかもしれません。

ただ、地球は変わったとしても人間などが住みにくい星になるだけで、地球という一つの視点で見れば、一つの時代の変化に過ぎないわけですので、やはり人間が生きるためにどうするか・・・っという点が問題なのでしょう。

その一つは、人間が文明をより発達させ、自然に頼らない生活をできるようにすること。あるいは自然環境をよりよくする発明をすること。(今現在色々な研究がおこなわれています)
これは人間が自ら生きる環境は自らで作りだそうという発想で、今の文明は捨てられないから、より発展させて”人間にとって”より住みやすい環境を目指すものです。ある意味人間(それももしかするとごく一部の人だけ)のために他のすべてを犠牲にしてもいいという発想かもしれません。

逆に人間が衰退し、地球自体が人間以外の生物にとってもいい環境になれるように原点回帰しようという思想もあります。これは今自分たちが享受してる文明を捨てていき、環境を破壊しないレベルまで文明生活のレベルを落とすことを言います。(言い換えてしまえば、弥生時代レベルまで環境をもどすレベルの話)あるいは、すべては自然のまま、自然の流れなのだから人間もあがかずに自然の掟に従って、滅びるときは滅びようというものです。こっちは人間も動物の一種なのだから自然に逆らわずに自然のままで生きようという感じですかね。

こういう哲学的な問答は、今までのKEY作品の麻枝氏のつくりとは明らかに異なり、田中ロミオ氏の考え方や作品のつくり方がかなり色濃く出ています。(なので今までのKEYとはだいぶ毛色の違う作品になっているのですが)

さて、色々謎や伏線もちりばめられ、OPのシーンもちょっと回収され、今後どうなっていくのか気になる展開。

そして最後の新聞部の井上が3日間森から帰ってこない・・・?
次週から本当に楽しみです。

あ、ちはやと朱音の個別がそういえばまだでしたね。小鳥?さてはて。
{/netabare}

第7話
{netabare}
井上失踪事件から、オカ研の活動停止と解散、井上捜索からの魔物の出現とガーディアン、ガイア所属のそれぞれのヒロインの対立。
物語が大きく動きました。原作だとここが共通ルートの最後です。日常は終わり、原作ですとここからそれぞれのヒロインのルートに入っていき、その後の展開を見ていく事になります。

アニメでは瑚太郎は、ガーディアンの事情はちょっとは知ってますが、ガイア側に対しては全く情報がない状態です。

7話の展開で全体的な勢力がはんめいしたので、理解していない人のために補足説明を書いておきます。

●ガーディアン
超能力を持った人たちの組織。所属しているのは 静流、ルチア、西九条先生
目的は世界を破滅へと導いてしまう”鍵”を捜索して何かしようとしている勢力。人類を守るために行動している。
世界の破滅を受け入れようとしてるガイアとは真っ向から対立している。
ガイアが所持する魔物と呼ばれる生物と渡り合うために、超能力と戦闘力を備えている超人集団。

●ガイア
ガーディアンと敵対している組織。詳細は不明(まだ語られていない)所属してるのは、ちはや、朱音、咲夜。
まだ情報は出ていないが、どうやら魔物と呼ばれる生物はこちらの勢力の物らしいことが分かる。
どうやら森で活動していたようだが、何の目的かは不明。
瑚太郎もこれまでに度々襲われている。
小鳥の事も狙ったので、小鳥はガイアではなさそうだ。

でも小鳥はなんだか何かを知ってそうな雰囲気。

とりあえずこんな感じですね。

4話と5話で静流とルチアの個別には触れたのに、6話以降ちはやと朱音の個別には触れなかったことはこの対立があるからでしたね。

7話で、ちはやと朱音がガイア所属とわかったので、多分8話以降はちはやと朱音の個別もちょっとかじるのでしょう。

ちなみに自分が一番好きなヒロインは小鳥ですが、小鳥の個別はちょっと特殊なのでやるとしたら最後かもしれません。

でもメインは篝だとすでに公式でアナウンスされてしまっているため、もしかすると小鳥のシナリオはかなり端折られるかもしれない・・・悲しい。
ともかく、来週はどんどん今までは不明だった異世界が語られていくと思うので、今まで置いてきぼり食らってた人も多少は理解できる話になっていくかもしれません。

ガイア組の話もなかなか面白いですのでご期待を。

{/netabare}


第8話
{netabare}
OPも変わり、いよいよ後半戦という感じですが、今回は篝ちゃん回と、溜め回でしたね。
篝ちゃん部分はアニメオリジナル、それ以外は大体原作の設定にそってストーリーが進行している感じですね。
原作では、篝ちゃんはここまでおしゃべりじゃないので(ファンディスクの篝ちゃんはこんな感じの性格ですが)本編にファンディスクの篝ちゃんが登場した感じですね。
(篝ちゃんの性格が急変したのは、隕石が当たったのが原因なのかな?原作にはないからよくわからない!)

篝ちゃんは覚醒すると本当に謎キャラネタキャラ化するのですが、「しーすー」や「ヒーコー」は定番として、まさか海原雄山ネタを持ち出すとは思わなかったw

篝ちゃんはファンディスクだと大体こんな感じの子のなので、別に個人的に不自然さはないのですが、ファンディスクだからのノリだと思ったら本編でもこのノリでいくのねw

ブランコのシーンもとてもよかった。

さて、ストーリーの方は、井上生還、日本マーテル会でのガイアの集会、ガーディアンの魔物との闘いなどが描かれ、最後森で小鳥が何かしている様子が描かれました。

井上については、かなり端折られてしまってますが、井上は失踪している間、かなり壮絶な経験をし、命の危険にさらされるサバイバルを生き抜いており、精神的にかなりやられてしまいます。記憶が混濁してるのは、精神的にかなりやられてしまったためだったかと思います。

その後記憶を消されたことになってるみたいですね。

井上は自分が残した証としてメモリを瑚太郎に託します。
そこで、ガイアの魔物や不思議な異世界についての情報を残します。

ルチアと、静流をはじめ、ガーディアン勢はいつも通り。
朱音とちはやについてはガイアでの様子がちらっと見えました。
ガイア側も結構色々重要な登場人物がいまして・・・

また色々ややこしくなりそうですが、まあ、ゆっくり見ていくしかないですね。
小鳥に関しては後に色々語られると思うので、今回は触れないでおきます。


アニメオリジナル展開といっても、篝ちゃんは原作ではあまり本編に絡んでこなかったのが、ヒロインとして絡んでくるって感じで、基本的な流れは原作通り進みそうですね。

ただ、原作は各ルート毎に結末がかなり違うので、それをどうまとめるか。
そこが見ものですね。

今後も情報量色々増えてきますが、アニメ初見組の皆さんも・・・頑張ってついてきてくれたらと思います!

{/netabare}

第9話
{netabare}
自分の予測だと瑚太郎今度はガイア組に寄るのかなって思ったけどそんな事なかったぜ。

完全に複数のルートごちゃ混ぜにしながら小鳥ルートを大枠にして進んでる感じですね。
色んな立場から物語を見れるのである意味新鮮です。

さて、今回の解説。
取りあえず序盤、瑚太郎たちをつけていた、ギルパニ、今宮(赤髪眼鏡の人)、チビモス、は其々、ガイア、ガーディアン、ドルイドと3勢力が追いかけている構図になってます。

今回判明したドルイドは、小鳥だけです。小鳥は幼いころ、家族旅行の帰りに事故にあい、瀕死の状態で、ドルイドの記憶に触れ、ある願いを叶えてもらう代わりにドルイドとして「鍵」を守る使命を負わされ、ドルイドの知識とパワースポットの力で、様々な魔物を生み出して結界を張り、隠れて「鍵」を守護しています。

ガイアとの大きな違いは、ガイアは様々な思惑や過激な思想に則った宗教団体で、別に鍵を守ることを絶対の使命にしてるわけではありません。

一方ドルイドは「鍵」を守護するのが義務であるので、それが破られたらどうなるか・・・って部分でしょうかね。

また目的もガイアとは大きく異なります。

魔物は、人の生命を消費することで出現することができます。
そのため最後のシーンは、あの巨大な恐竜を動かすために、多くの人がどんどん人の生命を消費させていっていました。

さて、次回からは多分、色々戦闘シーンが来そうな予感。残り話数も少ないのでどう決着するんでしょうかね。楽しみです!

{/netabare}

第10話
{netabare}
もう完全にアニメオリジナルですね。咲夜をはじめ、オカ研メンバーが集結しつつありそうな展開です。
最初は咲夜との特訓。この辺は、ちはやルートですね。ガイアの組織の話は朱音ルート、咲夜の話はちはやルートなので、一応全ルート踏んでいる感じです。

咲夜は何だかんだで色々面倒見てくれたり助けてくれるので、なかなかいい感じです。小鳥の独学の結界や隠蔽率の強化のアドバイスなどは、原作にもなくて、こうして小鳥が篝や咲夜と仲良くなっているのを見るとすごくほほえましいです。

原作では、かなり辛く悲しい感じに進むのですが、アニメでは全然そんなことなくコメディ調に進んでますね。
ただ、最後ミドウとルチアの戦闘シーンがあり、ルチアも生死不明というシリアスな感じもあります。

原作だと、限りなくリアルな世界観の中に、不自然すぎるファンタジーでかなり恐怖感を煽る文章だったり演出だったりしたのですが、アニメではあんまりそういうのを感じられないので、普通のその辺のバトルアニメになっちゃってますね。

まあ、まだまだ色々と隠された謎はあるんですが、残り2,3話で回収して終わりって感じになりますかね。

見た感じ原作のトゥルールートに行かなくても終わってしまいそうな雰囲気なので、完全に原作とは別と切り離して考えたほうがよさそうです。

のこり2,3話ですが、どういう結末になるのか、観てみたいと思います。
{/netabare}

{netabare}ちょっと全体の感想。
やっぱりただでさえ原作もKEYのなかでもかなり要素の多いRewriteという作品。必要最小限の展開は抑えているとはいえ、逆にいえば必要最小限しか表現してない。多くの人は感情移入や物語に入り込む前に、次の展開次の展開とどんどん進んでしまうため、作品に入り込むことが出来ていない。

4クールあったCLANNADでさえ、かなり駆け足に感じた自分にとってはリライトの本編を1クールにまとめるのは色々無理がある。

このペースだと、アナウンスはされてないが多分二期やると思うが、売り上げが芳しくなくて、二期打ち切りになる恐れもあり、そうなると色々謎と伏線が回収されないままよくわからない作品として評価される最悪の結果となるかもしれない。

考察系の作品はアニメ化するのが難しく、視聴者が訳が分からないまま取り残されてしまい、わからないから駄作扱いされる作品がある。

個人的にはうみねこのなく頃にという作品がそれで、真実の赤字と青字のシステムがあり、悪魔の証明、ヘンペルのカラスなど、一つ一つの事象や謎を考察しながら進めていく作品の性質上、アニメでこれを表現するのは不可能で、結果、ほとんどの初見は訳が分からないで終わり、2期も制作されることがなかった非常に残念な結果になってしまって世間からは忘れ去られてしまった作品がある。

リライトはうみねこほど複雑怪奇ではないが、尺の都合上必要な話しか盛り込めなくなっており、余韻がまったくない。
そのため、視聴者はついていくので精いっぱいで、なかなか作品そのものに入り込むことができない。

7話まで視聴してシナリオは楽しいと感じる人がいても、アニメ作品として評価するとやっぱり微妙で、これはやっぱり尺の都合やアニメ化に向いていない部分も多かったせいだと思う。

リトバスも、野球ミニゲームやバトルミニゲーム。真人と遊ぶ日常描写がおもしろいのが原作人気につながっており、アニメだとそのあたりが全然表現できてなかったため、アニメのリトバスの評価はあまりよくない。

やっぱり何でもかんでもアニメ化するのは、アニメ化に向いてる作品とそうじゃないものがあるから、その辺も十分考えてからアニメ化した方がいいのかもしれない・・・。

まあ、でも何だかんだでリライトのアニメは楽しんでいますけどね。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 18
ネタバレ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

混沌を詰めたおもちゃ箱

冒頭の独白シーンからループものである事を匂わせる物語。

key作品については造詣が浅いので、他にも似た作風のものがあるかも知れませんが、主人公の瑚太朗を含め登場人物のほぼ全員が何らかの秘密やトラウマを抱えているように見え、バトルものの要素を除けばクラナドに少なからず似ていると思いました。瑚太朗が中心となり、キャラ達の心を解いていくお話になりそうです。

瑚太朗は色々なものを達観視した態度と少々乾いた印象があり、大きな秘密も抱えている様です。一方で弱者に寄り添う姿勢があったり、かなりのお調子者でもあったりするので、クラナドの朋也と陽平、両者の性質を併せ持つキャラに見えました。どちらかというとギャグ担当の陽平の要素が強いので、いじられ役になったり、バイオレンスギャグの犠牲になったりと中々に多彩な男です。おっぱいとか言うし‥。そんななので委員長キャラの前で調子に乗って余計な事を言ったり、不謹慎な行動をしたりして、必然的にアッパーカットで吹き飛ばされたり、コンボでボコボコにされます。まぁ‥必然というかお約束ですね(笑)

瑚太朗の相棒?の吉野晴彦も中二病に中二病を上書きした様な面白キャラです。現在わずらっている中二病をいじられると怒りますが、過去の中二病時代をいじられると「やめろぉぉ~」と苦しみ出します。瑚太朗と吉野、いじり役といじられ役に、ものの見事にはまってしまっていて事あるごとに笑かされました。1話、ギャグパートの回想シーンに移行する時の画面のゆらゆら表現と効果音も地味に面白かったです。ドラえもんとかの古典的なアニメ表現と似ていて、安心感を覚えるからかも知れません。

本編に関して、初回からおもちゃ箱をひっくり返した様に、次々と不思議なものが飛び出すので、関連性が全く掴めず、頭がこんがらがり、話についていくのが大変でした。読み辛い文体の本とか固有名詞満載の本を読んだ時にも私はこんな状態になりますが、第一話の時間的な長さも相まって、後半はちょっとだけ眠くなってしまいました。

~2話、3話~
{netabare}
2話、3話は登場人物や世界観になじむ為に作られた様な回で、ドラマ的な見所はそれ程ありませんでしたが、おかげでキャラの特長については概ね把握出来ました。それにしても女の子の制服、かわいいけれど学校生活にはちょっと不向きな感じがしました。特に※パゴダスリーブ。

あと2話ラストの「性格が悪いわけでも根が暗いわけでもない」という評価の中に瑚太朗が自分自身も含めていた所には違和感を感じました。(事実がどうあれ)続く「今この時期にしか出来ない事」という台詞については瑚太朗の私見という事で容認出来ましたが‥。

また3話、執事キャラの咲夜が買い物帰りにレジ袋を手に提げているのを見て少し残念な気持ちになりました。エコブーム時にはエコバッグ持っていた人(アニメの中でもちらほら?)が結構いたのに、最近では見かける事が少なくなってしまったと改めて痛感。そもそもエコバッグなど買うものではなくて、ぼろくて着られなくなった古着のすり減ってない部分とかから作ったりするのがベストなのですが、買ってしまった物は最後まで使って欲しいもの。他のアニメでも殆どのキャラが当然の様にビニール袋をぶら下げて歩いているのを見ますが、とても不合理で、高度経済成長期、言い換えれば使い捨て時代の名残としか言い様がありませんので、キャラの知的程度がどうしても劣って見えてしまいます。(個人的にはアイスクリームならアルミ張りの保冷バッグに入れている方が瀟洒で、画としてもカッコ良いと思う。)

エコビジネスとかいううさんくさい言葉と、その資本主義精神にのっとった非情な強欲性の所為で、かえってその危機を疑われてしまった環境問題ですが、大量生産、大量消費という経済のあり方、エネルギー活用の仕方は、森林の減少やそれに伴う野生動物の死滅、大気、海洋、土壌汚染、ゴミ問題へと直接繋がり、自然環境を確実に蝕んでいる事実があるので、地球委員長じゃないけれど、人類一人一人の小さな努力の積み重ねはその打開策として必要不可欠な要素である気がしてならないと思ってしまうブリキ男なのでした。

※:イギリスのヴィクトリア朝中期~末期に散見されたドレスなどの袖のデザイン。肘までは筒型で、手先にいくに従ってスカートの様に裾広がりになっている。とても優雅な印象。パゴダ(pagoda) とは仏塔を指す英単語。
{/netabare}
~4話~
{netabare}
今回は金髪でツインテール、眼帯を付けたオッドアイの少女、静流に焦点が当てられたお話でした。彼女の持つ秘密と過去について触れられています。提示された謎の内、いくつかが形を取り始めた様です。
{/netabare}
~5話~
{netabare}
静流回に続いてルチア回。前回静流の回想シーンにて登場した正義の組織?の正体、その一端が明かされる。さらに"Key"という言葉も‥(ギャグじゃないよ)そしてもう一つの組織"ガイア"とは一体? keyを巡る2者による戦いになるのだろうか? 謎はまだ多く、散らかしたおもちゃの整理状況はまだ半分といった所、本格的な物語の進行はこれからといった感じです。

回を追う毎に謎が氷解していく様は肩の荷が下りる様で嬉しいのですが、謎を担う一人一人のキャラに割く時間がとても短く、急ぎ足であると感ぜられる事も無きしも有らず。クラナドでは一人につき最低でも3話位かけて丁寧に描かれていたので、納得に至る事が出来ましたが、Rewriteではこれまで1話ずつ、ゲームの概略の様にならないか少し心配です。

でも続けて観て行きたいと思います。次回も楽しみです。
{/netabare}
~6話~
{netabare}
前半のだいたいはお約束のハーレム展開と不毛なギャグ、後半は環境問題についてのお話。愉快キャラ吉野も登場したのに前半のマンネリなギャグは上滑り感が強く、悪ノリが過ぎていてあまり楽しめませんでした。

後半、地球環境の汚染に触れていた点ついては中々に貴重な回だったと思います。3話の感想でも少し触れましたが、大量生産と大量消費は経済を回すため(税金回収)の装置(人呼んでルーブ・ゴールドバーグ・マシーンとも言う)でしかない様に私には思われます。これによって生態系が破壊されれば、いずれ経済すら成り立たなくなります。

古くから宇宙船地球号という例えが有りますが、地球という宇宙船の空調とかエンジンが壊れかけていて修理を必要としている時に、乗組員同士で権利争いをしている様な有様では解決されるべき問題だって置き去りにされるより仕方ありません。まぁ、ありていに言えばおばかとしか言い様が無いです。

今回作中で取り上げられた土壌汚染の話(作中では原因はまだ不明)ですが、これも生産性を追及して負のスパイラルに陥った結果、取り返しの付かない様な事態になった似た様な話が現実にもあって、除草剤と遺伝子組み換え植物の利用(レビュー下段参照)による農地およびそれに付随する河川、海など周辺地域への汚染拡大がそれにあたります。汚染は今も着々と進行している様です。

ブリキ男は小さな家庭菜園で野菜やハーブを栽培してますが、肥料は枯葉や枯れ枝、生ゴミなどとお菓子などの乾燥剤に使われている生石灰のみ。無農薬栽培で良質の作物が収穫出来てます。(収穫量は程々ですが)店売りの大きさだけ馬鹿でかい野菜と比べると別の食品と思える程に味が濃くて美味しいです。金儲けの事とか躍起になって考えるのでなければ、化学肥料とか農薬、除草剤や遺伝子組み換え植物など、別の知恵を使えば(アイガモを使って雑草、害虫の駆除とかが出来る合鴨農法とか絵的にも面白い)必要ないのでは?と考えてしまいます。

終幕近くの朱音会長の憤りは分からないでもありませんが、ネトゲジャンキーで不毛に遊びまくっているので、説得力がちょっと足りませんでした。人類死すべし発言やアイス投げるのも良くない。もったいないじゃないか‥。
{/netabare}
~7話~
{netabare}
今回はバトル多め、オカ研解散?という事態も相まって、物語のターニングポイントとも取れる回でした。

ガーディアンとガイア、二つの陣営の顔ぶれ、介入する第三の力が見え隠れし、平和な表層で繕われた緑化都市の舞台裏で着々と進行して来た"何か"がバランスを崩し、動き始めた様です。

それにしても身体能力を何度か書き換えて強化している瑚太朗のダッシュに一瞬で追いつくなど"地球委員長"ルチアさん超人? 超人でした‥(笑)

次回からは急展開となる事が予想されます。刮目してみるべし。
{/netabare}
~8話~
{netabare}
OP、ED刷新され、バトルものの雰囲気を強めた印象でした。初回から登場していた妖怪少女も今回をもって喋り始めます。もっと幼い声を想像していましたが、意外と大人びた張りのある声、名前は自称"かがりちゃん"記憶を殆ど失っているらしい‥。

物語は緊張感を増し、今回もルチア&静流コンビのバトルパートが少し有ります。静流のバトルコスチューム、他作品の金髪ツインテ(正確にはツインテじゃないけど)の誰かさんの衣装に似ている‥。でも静流ちゃん、怪獣に視線誘導は通用しないぞ! ガイアの人たちと戦う時には有効かも知れないけれど‥多分‥。

そしてギャグパート、吉野VSかがりちゃんの※タイマン勝負。孤高の狼、吉野でも、やっぱり相手が悪すぎました。あわれ。顛末は見てのお楽しみ。あと瑚太朗、吉野の優しさに少しは気付いてやって欲しいとか思いました。

小鳥も只者でない事が分かったり、意外な人がガーディアンの一員だったりと、謎が解けていく一方で、新たな謎が提示されるという展開でした。次回も目が離せません。

※:語源はman to manの変形「マン対マン」の上略、「対マン」の様です。

古代中国において"互いに向かい合って憤る"意味とされる「対懣」から来ているというのは作り話らしく(中国語辞典でも検索不可)雑学本由来のしょーもない知識を鵜呑みにした不良少年たちによって広められてしまった俗説だそうです。活字になっているからといって一定の信憑性があると思ってはいけませんね‥。

私の記事にもいくらか誤りはあるかも知れないので、見つけたら指摘して頂けると嬉しいです。
{/netabare}
~9話~
{netabare}
今回も前半はギャグ満載のお話。ギャグと言えば吉野。イイタイミングで登場し、中二病全開台詞で不良を魅了、追跡者を巻く役割も一応果たしてました。今回ばかりは瑚太朗も恩を感じた様で、去り際に小鳥の事を吉野に伝える気遣いもあって、中々よい子ちゃんでした。

6話の森の中のよどみの原因、小鳥と篝ちゃん、ちびモス、ぎるとぱにの正体等も次々と明かされます。さらにkeyが何者なのかも。こういう事は最後に取っておくのがセオリーというものですが、敢えてここでばらしてしまうのには訳があるのかも知れません。まだまだ謎は有ります。

終幕近くではガーディアンOBの面々のお目見えがありましたが、一人だけ違和感を覚える人が‥。スーツ姿にハチマキ頭に巻いて肉まん食べていた人、忘年会とかにいるおじさんにしか見えなかったけど"ガーディアン最大戦力"の一人なんだからやっぱり強いんだろうなぁ‥(笑)

解消された疑問もある一方で、もう一つのおもちゃ箱の中身が散らかされた様な印象を受ける回でしたが、物語が架橋に入った感のあるこの先は、緊張感もテンポも殺してしまうので、私的にはギャグはもう少し控えめにした方が良いような気がしてしまいました。

ただ面白い情報が‥、1話先行上映会の舞台挨拶で瑚太朗役の森田成一さんは「7話は前半中の前半」という言葉を残しているそう。2期があるなら、この運びで問題ないのかも知れません。

それと森田成一さん、アドリブで台詞言ってる箇所も結構あるらしいのです。瑚太朗から感じられる若干のアツ苦しさはその為?‥アドリブの内容はともかく、瑚太朗というキャラを生きたものにしている印象があるので尊敬の念に堪えません。瑚太朗からは、みんなに置き去りにされるのを怖がっている心情が滲み出ているのです。

次回にも期待。
{/netabare}
~10話~
{netabare}
相変わらずギャグ色は消えず、前半は緊張感ゆるゆるでしたが、後半、物語に大きな流れがあります。

ガーディアンとガイア陣営の面々が割れ、それぞれのキャラのそれぞれの陣営での立ち位置も明確になりました。いずれの組織も一枚岩ではない様子、二元論的な価値観を持つ無慈悲な人たちばかりがメンバーでなくて良かった‥。独断で暴走する人もちらほらいて、両者とも組織としての優秀さには欠けますが、もし世界の命運が何らかの組織の手に委ねられる事になるとしたら、※冷酷無比な軍隊などよりもこんな人達のいる組織の方がずっと良いって思ってしまいました。途方も無い話ですけど‥。

終幕近く、フードの男ミドウと対峙するルチアさんの姿が‥。5話にてその片鱗を垣間見せた超絶能力が、戦いの中でその真価を発揮します。強さのスケールが違う、このひと‥。ミドウの"バケモノ"という言葉をかみ締め、自らに架せられた呪いの如き力を解き放っていくルチアさん。その凛として勇ましい佇まいに涙腺が緩んでしまいました。しかし、そんな彼女の優しさから悲劇は起きてしまいます。

風雲急を告げる展開、ルチアさんの運命やいかに!?

※:個人が、ある組織に属しているからその組織の意向に従うという傾向は、機能的、合理的思考を徹底している会社とか軍隊とかの中にはいかにもありそうなものですが、それは何かを殺して何かを生かすという二者択一の選択の上に成り立っているもの‥。例えば某国の海兵隊内では、躊躇なく人を撃てる様に意識改造する事がブートキャンプのメニュー(新兵の訓練プログラム)に組み込まれているという。このケースでは同族殺しを忌避する本能を黙らせて、理性でそれを殺すという事になります。そんな事が出来る、させる人間って恐ろしい‥。
{/netabare}
~11話~
{netabare}
正義の使者ふっかーっつ! 地球委員長ここにあり! ガーディアン、ガイアの境を越えて、友情で結ばれたオカ研のみんなと篝ちゃんのおかげでルチアさんは命を取り留めました。一安心。

でも、相も変わらずこのアニメにはベタなギャグパートがつきもの、瑚太朗は感謝の気持ちをハグで表現する悪癖があったり、都合良く(わざととしか‥)女子達の入浴シーンに出くわすというハーレムものの主人公につきものの特性を十二分に備えていたりするので、かがりちゃんに二度しばかれました。まぁ‥今回も自業自得ですね(笑)

ルチアさんとの戦いで深手を負ったミドウですが"地竜"なる強大な力を手に入れ、さらに二人のフードの男を伴いKey奪還に出撃します。凶暴な男なので何をするのか分からない。トリックスターの役回りになるのかも知れません。

そして過去に生きた同族の思念を受け継ぎ厳格さを強めた朱音会長。しかし迷いの片鱗は見える‥。オカ研会長としての意志を取り戻す事は出来るのだろうか?

最初の混沌とした雰囲気から離れ、良くも悪くも正統派なバトルものとして落ち着いてきたRewriteですが、未だ多くの謎を残したまま。今後の展開にも注目して行きたいと思います。
{/netabare}
~12話~
{netabare}
ミドウの憎しみは自らの悲しみを苗床にしたもの。平和を当然の様に享受する"生ぬるい世界"に生きる者達への憤り。悪人は約束を守りませんが、ミドウは朱音会長との約束を守りました。彼をただの狂人、悪人と断じる事など、生ぬるい世界に生きる私にはとても出来無い事でした。

時代を経て受け継がれる憎しみの連鎖は、記録されこそすれ、個人的な記憶からは消えた方が良いのかも知れません。当事者のいない憎しみに振り回されながら、次々と新たな憎しみを生む世界など、悪夢以外の何者でもありません。そんな世界に生き、憎しみにまみれて生きる人生など悲しすぎます。
{/netabare}
~13話~
{netabare}
唐突に訪れる終末を描いた最終回でした。世界は目まぐるしく変わり、滅びの道に転がり落ちていきます。

篝ちゃん一人の命を救うのか、世界を救うのか、2者択一を迫られる展開、他の物語でも度々描かれるテーマですが、無謀で優しい主人公は大抵は二兎を追うもの‥。しかし瑚太朗の選択は‥。嗚咽を飲み込みながら搾り出した瑚太朗の慟哭は愚か者の叫びですが、心の琴線に触れるものがありました。

江坂さんを始めとするガーディアンの人たちが世界の滅びを止めるために篝ちゃんを殺害しようとするのを冷酷に感じる人もいるかも知れませんが、一人の命と世界およびそこに住む全ての命を天秤にかけた時に下される判断としては正当なものであると言えます。「君のためなら世界中を敵に回しても構わない」という台詞はセーフですが「君のためなら世界を滅ぼしても構わない」には優しさが感じられません。自分と目の前にいる人の事だけしか念頭に置かず、他の命を軽んじている響きがあるからです。

いずれにせよ、こんな選択が一人の人間に委ねられるなど、ファンタジーの中だけの話。もし実際の世界でいつか終末の時が訪れるのならば、その滅びは緩慢で目立たず、真綿で首を絞められる様にゆっくりと我々を蝕む事でしょう。誰が選択するという訳でもなく、名も無い人々の無数の選択の積み重ねの必然の結果、いつの間にか後戻り出来ない「ポイント・オブ・ノー・リターン」に達してしまう様に私には思えるのです。

一人か世界かなんて、神さまとかじゃないと考えても仕方の無いテーマですが、ただ単に愛情の大きさを世界を引き合いに出して表現している様なニュアンスも感じられるので、私には誇張の様に思えてしまう事があります。私が冷たい人間だからなのかも知れませんが‥。

幸いこの物語では終末は一幕の終わりに過ぎず、新たな第二幕へと続く様です。願わくば、瑚太朗というたった一人の少年に重荷を背負わせず、思慮ある多くの人々の想いが最良の選択を導き出さん事を‥。

来年公開2期の筋書きの書き換えに期待したいと思います。
{/netabare}


本作の舞台となる「風祭市」は緑化都市という事もあって、作中に登場する"緑を守ろう委員会"とか"地球委員長"とかの語が示唆する様に、環境汚染についても若干ながら問題を提起していくのかな?とか少しだけ期待してます。

総じて謎の多い物語であり、視聴欲をそそられました。どのキャラにもそれぞれの魅力が感じられるので、視聴を続けていきたいと思います。

以下は情報の整理の一助として掲載。

4話までに登場した不思議なもの一覧
{netabare}
夢(ループ前の出来事? 擬人化した式神)
幽霊?妖怪少女(透明になれる。戦闘能力がとても高い。)
森にいた不思議生物。(外見はうりぼうみたい。瑚太朗は見覚えがある?)
鳳ちはや(魔導書らしきものを所持。怪力の持ち主。)
瑚太朗のフラッシュバック(黒いセーラー服姿の神戸小鳥。)
妖精(投棄されたゴミから生まれたと自称する"ぎる"と"ぱに")
巨大怪物1(クトゥルー神話に出てきそうなタコ足怪物。)
式神(朱音の手で紙で作られた依り代)
使い魔(フードの男の使役していた狼の様な姿の怪物)
巨大怪物2(4枚の翼を持つ蛇の様な空飛ぶ怪物)
超能力(身体能力の強化、治癒、記憶操作)
正義の組織?(銃器などで武装。リーダーともう一人は日本刀、斧らしきものを手にしていて異質。)
{/netabare}
登場人物の一覧、補足など
{netabare}
神戸小鳥‥‥癒しキャラ。両耳の上に大きな花を飾っている。「緑を守ろう委員会」の人。
鳳ちはや‥‥頭に飾った羽根とブレザーが目印。力持ちで魔導書?持ってる人。
此花ルチア‥クラス委員長。もとい地球委員長。静流の守り手でアッパーカットの人。極度の潔癖症?
中津静流‥‥金髪でツインテール、オッドアイの少女。さんまと瑚太朗が好き。
千里朱音‥‥オカルト研究会の会長で魔女。絶大なる権力者らしい‥。
鳳咲夜‥‥‥ちはやの兄を名乗っているが? 執事キャラで瑚太朗が嫌い。
江坂宗源‥‥謎多きアンティークショップの店主。片眼鏡のおじさま。エキセントリックな面も‥。
津久野‥‥‥本業はどこかの事務員。副業でUMAハンターをしているという。朱音と面識がある様です。
{/netabare}
~除草剤と遺伝子組み換え植物の関係について~
{netabare}
ベトナム戦争で使用された悪名高い"枯葉剤"の製造メーカーでもあるモンサント社による遺伝子組み換え植物によるビジネスは、除草剤"ラウンドアップ"およびネオニコチノイド系農薬とそれに耐えうる遺伝子組み換え植物の種(主に大豆やトウモロコシ)をセットで販売する事で成立します。除草剤の使用により、植物はほぼ全て死滅し、遺伝子組み換え植物だけは生き残ります。しかし近年では自然淘汰の結果、耐毒性を身に付けた雑草が現れ始め、それを駆除する為、除草剤の使用量はさらに増加傾向にある様です。

ラウンドアップに含まれるダイオキシン類は人体実験が許されていないので、※それ程有害ではないという見解もありますが、動物実験の結果においては催奇形性が確認されており、人体への影響も疑われています。またネオニコチノイド系農薬は特に浸透性、残留性、毒性が強く、昆虫の神経のみならずヒトの脳への影響も懸念されているという。近年話題になっている蜂の大量死もネオニコチノイド系農薬が原因であると、日本では金沢大学教授の山田敏郎氏の研究によって確認されています。

自然分解されない除草剤の成分が蓄積し、汚染された土壌では遺伝子組み換え植物以外の植物の生育が困難になり、種の多様性が失われます。以後その土地では、通常の作物(遺伝子組み換えでない)はほぼ収穫不可能となります。(遠い先の未来には再生するかも知れないが、汚染されていない土地に戻すのは非情に困難で、現時点では不可逆的と言える)また河川や海へ流出して、二次的な被害を引き起こす可能性もあり得るという。

世界全体の作物栽培面積(大豆、トウモロコシ、綿、ナタネに限る)3億5000万ha、それに対して、遺伝子組み換え農業による作物栽培面積は1億7400万haと言われています。(ISAAA発表2013年のGM=遺伝子組み換え作物栽培データ)全体のおよそ半分の土地が汚染されているという事になります。こんなんで地球、人類、動植物たち大丈夫なのでしょうか?

上記の除草剤による汚染に加え、潅漑農業のリスク、塩類集積による塩害も植物の生育出来ない土壌を着実に作っていると言われています。生態系の破壊や食糧問題など心配です。

※:1996年、ニューヨークにてラウンドアップの「土壌に蓄積されない」「人や環境への有害な影響はない」とするモンサント社の主張には「虚偽」かつ「誤解」を招く広告と判決が下されている。

2007年にフランスで起訴のあった、モンサント社の"生分解性できれいな土壌を残す"というラウンドアップの広告に対する裁判でも、フランスの最高裁は虚偽広告と判決している。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 32
ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

待っていたKey作品…そして終わったあと

Keyの作品は大好きです。アニメだけですが鍵っ子に入るかなと思っています。keyの原作ゲームはすごく良いと言われてますが、ゲームまで手を出したら時間がいくらあっても足りません…。Rewriteは原作内容面白そうだったので、楽しみにしてました。
何でも原作とは少し変えるそうで、どんな話になるのでしょうか。

1話…顔見せ
{netabare}とうとう始まりました。登場人物紹介といったところです。キャラデザインはいかにもkeyっぽくて良い感じです。篝がキーになるようですが、今回は一言も発せず。そういや、中の人は別作品で主役だったな…。
千和さん、この作品は甲高い方でした。そりゃこのキャラでひたぎ声出されてもね…。振り幅広い声優さんです。{/netabare}

2話…式神トモコ大活躍
{netabare}物語に参加するメンバーがオカ研に集まるという話。これが本当のスタートだと思う。なら先週の一時間に詰めておけよと思ったが…。篝の役割がいまいち分からん…。
序盤の日常に細かい笑いを入れてくるあたり、やっぱりkeyっぽい。ハーレムくさいが、ルートあるゲームと違ってアニメだし、単純なハーレムにはならないと思うが…篝のくだりは笑いました。寝っぺはダメでしょ(笑){/netabare}

放送開始前に麻枝さんが退院されたとか。よかったです。大変な病気だったようですね。この作品には原作で絡んだようですが、回復されて新作作ってほしいです。

3話…中二病でも?
{netabare}ダークフレームマスターと邪王真眼が出ていた気がするが…
前半が日常パートで、後半がシリアスパートになる回でした。日常パートはヒロインたちとの戯れとなぜかツチノコ探し。さらに登場人物増え、どれもキーになりそうです。
後半は一気にシリアス展開。胡太郎が能力を使いだします。何が何だかよくわからないまま不思議ワールドへ突入。能力は相当な負担がかかるような感じです。
keyのことなので、ちょこちょこシリアス伏線を張りながら日常の前半を進んで、後半怒涛のこれでもか展開になるのでしょう。
いまだに篝の声がまともに聞けませんね。花澤さんの声はorangeで我慢してね?ということか。{/netabare}

4話…パンの耳は貧乏の定番なのか
{netabare}静流の過去話の回でした。親が親で無くなる…切ない話です。相変わらず篝は「はむ」の一言だけで。
ヒロイン達の過去と能力を明らかにしていくのね。リトバスパターンで進めていくのか。違う話を差し込んで飽きないから良いですけど。{/netabare}

5話…バキューン!!は卑怯
{netabare}作画も良いし、ルチアED可愛すぎです。力入れたな…。
ルチアの能力についての話でした。ホラーっぽくもあり、推理ものっぽくあるという、すごく面白かったです。謎の確信についても少しずつ明らかになってきました。ただ、今回は篝無し。なんか篝出ないのも寂しい…。吉野の何気に良いヤツぶりもキャラづくりが上手いです。

かなり展開が早いようなので、付いていくのが精一杯かも知れないですね。原作を理解していれば違うのでしょうけど。この早さはkeyの特徴でもあるのでkey好きには気になりませんがはたして…。{/netabare}

6話…日常からの核心へ
{netabare}前回の約束事、ルチアのメイド服手作り弁当から入りました。律儀だ。ルチアと静流に挟まれ、ハーレム状態からオカ研活動でお笑い日常。で、オカ研活動で行った森で今後の核心に触れるような出来事が有り、新聞部の井上が森で行方不明に…
さすがはkey。日常と思わせておいて核心に流れが行く。胡太郎の過去、小鳥と朱音の違和感、篝の存在、森の謎、怒濤の後半に向けて流れができてきました。{/netabare}

7話…怒濤の始まり
{netabare}key1クール、後半怒濤の攻撃が始まりました。
森に消えた井上絡みでオカ研が活動停止の憂き目に。井上を探せばオカ研がなんとかなるのでは…とオカ研メンバーで森へ。そこに表れた怪物みたいな物体。撃退して、何だかんだで篝出てきて、小鳥にも篝見えて、会長と千早はルチアたちの敵と分かって…。
もうね、急にファンタジーバトルになった。一気に流れてついていくので精一杯。でも面白いです。{/netabare}

8話…篝がしゃべった!!
{netabare}キーパーソンであろう篝がようやく話に加わりました。ビジュアル的に撫子や天使ちゃんに寄せるのかな?と思っていたら、普通に花澤さんで笑ってしまいました。篝は予想以上に不思議ちゃん。原作を離れたようなので、どんな存在になっていくのか楽しみです。
井上は無事でした。ただ、記憶を消されてしまい、何があったのかも分かりません。胡太郎のことも忘れてしまいました。それでも胡太郎にデータを渡すことだけは意識に残っていたようです。また、小鳥の存在も大きな影響を与えそうです。
オカ研メンバーはバラバラです。でも、静流も朱里もオカ研には思い入れがあるようで、最後はこのあたりが鍵になるき気がします。
物語も核心に入ってきたようで、見逃せないです。{/netabare}

9話…これからの終幕に向けてどう転がす?
{netabare}かなり混沌としてきました。やはりkey名物の1クールすっ飛ばし終結に向かうのでしょうか?
篝は予想以上の不思議ちゃん。key作品の中でもダントツに近い不思議ちゃんではなかろうか?ラストのキーパーソンになるのは違いないと思いますが、小鳥、ガイヤ組、ガーディアン組と分かれてしまった彼女たち三竦みとどう絡んでいくのか気になります。
胡太郎と小鳥の関係も気になります。原作では年齢差が実は…の関係だったと思いますが、原作に沿うのでしょうか。そいうや、胡太郎のリライトの能力についてはまったく明らかになっていないんですよね。さてさて…{/netabare}

10話…ヒーコーは旨いのです
{netabare}安くても旨いものは旨いのです。
サクヤが結界破って侵入。実は朱音による護衛の指示。もはや朱音はガイヤが合わないようだ。
胡太郎はサクヤと特訓。鍵が篝とはっきりし、篝も
なにかを思い出しそう。
ガーディアンも結界の存在に気づいて森へ。ガーディアンの連中が結界破ろうとした瞬間、ルチアが表れ…ルチアぁぁぁぁぁ…な最後。

話がゆるいので進まないのかと思ったら、急にシリアスになります。もうね、この作品はこのパターンで通しそう。ただ、なんとなく先が見えてきたかも。結局は落ち着くところのに落ち着きそうです。{/netabare}

11話…混沌になるのかな?
{netabare}ルチアが生きてました…良かった。
事態はガーディアン、ガイア、小鳥たちと三竦み。小鳥たちにはルチアとちはやが加わり、朱音はガイアの精神に取り込まれそう。ガーディアンも攻撃体制整えて。篝がガイアの歌声とリンクしそう…
ユルいんだけど、まとめると混沌なんですよね。これがこのアニメの不思議なところです。でも、最後の2話は怒濤になるんだろうな…{/netabare}

12話…敵が味方で味方が敵で、ごちゃごちゃじゃ…
{netabare}話をまとめると…ガイアが襲ってきて、ガーディアンがやってきて、篝が破壊しそうな雰囲気出しはじめて、静流がオカ研に加わって、怪物たちが街を襲いはじめて、最終回へ…
もうね、ごちゃごちゃ。やっぱり安心安定のkey怒濤のラスト。こんな話、3話くらい使っても問題ないくらい…というよりは3話使いなさい。ミドウの話とか、小鳥の両親とか、ドルドイの話とか、ガイアの婆さんの話とか、朱音の話とか…待て、余裕で5話行けるぞ。
もはやkey好きでないとついていけません。えっ? はい、key好きです。{/netabare}

最終回…あらあら、混沌トンで終わった
{netabare}一回見ただけではまとめきれないほど、よく分からない流れでした。
怪物はサクヤが変身?したもの、ガイヤもガーディアンももはや存在の意味すらなく、朱音はいつの間にか憑依されて世代交代すんでしまっているし、篝は戻ったり狂ったりしてるし、吉野が頑張って、ルチアが参戦して、篝が木になって、胡太郎は力尽きて、最後はみんな消えちゃうし、地球はなくなりそうだし。そして突然の二期予告。

飛ばしまくったなぁ…サクヤの件も朱音の件も、視聴者の想像任せだもん。一応の伏線張ってあったけど、理解するまでタイムラグできすぎるくらいです。恐るべしkey。{/netabare}

制作決まってものすごく楽しみにしてたんだけど、期待値が高いほど終わった後の表現が難しいアニメでした。世界観が大きいので、とても一期じゃ無理だし、かといって、これでは二期も心配です。ルチア、会長ルートまでは本当に面白かったです。オリジナルがきつかったですね。シナリオもですけど、制作全体に問題あったように思います。どうせ二期なら他のルートも流して二期に繋ぐリトバス方式の方が良かったのではないかなと思います。

かといって二期もあるので、待ちます。リトバスのように一期があってこそ二期が面白くなった例もあるし。世界観が大きいので本当はもっと長く作ってほしいんですけどね…惜しいと言わざるを得ない一期でした。

でも…key は大好きです。念を押すように、念じるように、二期が面白くなりますように。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 53

62.1 12 ゲーム原作で学園なアニメランキング12位
閃乱カグラ(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (518)
3024人が棚に入れました
権力者が欲を満たすための道具として使う「悪忍」たちに対抗するため、政府は国家所属の忍「善忍」を育成する機密プロジェクトを立ち上げた。
学生数1000人以上のマンモス進学校「国立半蔵学院」には、この善忍を育成する「内閣特務諜報部諜報一課付特殊機密諜報員養成所」、通称忍者学科という裏の顔があった。

声優・キャラクター
原田ひとみ、今井麻美、小林ゆう、水橋かおり、井口裕香、喜多村英梨、茅野愛衣、白石涼子、後藤沙緒里、豊口めぐみ、藤原啓治、三森すずこ、浅川悠、山本兼平
ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

2021年、今度はねぷねぷと出会う...!だがCEROはCへと落ちた...もう高木さんは帰ってこない...

緒言 バイーンは表現の進化を際立たせた
{netabare}初めてやった17禁がこれで2作品ともやりました
(CEROの規格は推奨年齢を指しているため年齢以下でもプレイはできるが、未成年の教育上、他の年齢層のゲームで慣れておく必要がある)
兄貴は17禁ではPS2のひぐらし祭を消化しました
とにかくちょっと動けばバイーンバイーンないし、たゆんたゆんと揺れまくります。ゲームもすごく進化したものだ
操作性だったら全年齢対象でも行けるんだけどなあ...
1作目は失敗作で、蛇女サイドも操作できる2作目が良かった

際どいシーンにおいての光の盾やグラフィック盾があっても円盤買って盾を破ろうとどっちでも構わない
それに対して憤怒していたらアニメを楽しめないからな
衣服破壊シーンでは誰でも欲望は満たされることだろう
あくまで「癒し」の感覚でもいいかもしれない
飾りかステータスで考えてもいいかもしれない
劇薬は人を豊かにするからな(でも状況によっては毒を含むことを忘れてはならない)

悪は寛大というけど、ゴールデンではそう言えないのが悪役です
でも1970年代と2008年頃のドロンボーやダイヤモンドパール時代以前のロケット団では寛大な感じがしました
ベストウィッシュでは一時的にドロンボーのDNAが消されたが、2期以降で元に戻りました

兵を駒として扱うプリキュアの悪役は基本塵芥だ。奴らは全てにおいて恐怖や絶望しか周りに与えていないから、そして主人公側からは何かを受け取ることを頑なに拒否しているから大嫌いです、ギャグしか認めていません{/netabare}

1話 狩りゲーの始まり
{netabare}いきなり動く動く(試験だった模様)
ナレーションもいい味出してるし、初回から筆頭にも会ってるし、スカイツリーも建ってるし、そして安定の太巻きである
でもって葛城は安定の乳揉みである(今回で3回、1話で何回揉むつもりなんだwww)
ちょっとの動作でも動く お辞儀等、でもこれは他のアニメでもある
松永さん(霧夜先生)派手に圧参するなあ~~(太巻き食べてるし)
専門用語をちゃんと解説してくれるから初見の人でもありがたいものだ
変身シーンはプリキュアみたいに1人1人長くなかったから非常に良かった(深夜では2回目以降は基本カットするか一纏めになる)
プリキュアだったら必ず名乗るから長く感じるのだろう
雑兵(不良)が傀儡だったとは、搖動だな
おっ、筆頭だけでなくクラン・クランさん(春花)も活躍っすか、最後は蛇女サイド皆出ているし
ゲームと同じになりそうな展開だったな(販促も含んでいる)
オリジナルほどではないけど期待値が上昇するわ{/netabare}

2話 技の構築
{netabare}完全に遊びが中心でした、やっと飛鳥の必殺技が構築されます(今回も葛城は3回は揉んでいたwwwやめれ)
大道寺先輩は後から参るそうです
最後に詠(めんま)の推参です
貧乏だろうが金持ちだろうが勝負の世界に経済は関係はないと思います、蛇女サイドだったら分かり合えるんだけどなあ...{/netabare}

3話 避けられない戦
{netabare}やっと恒例の衣服破壊が入りました(まあ添加物ですけど、多分全員脱がすのだろう)
飛鳥は何もできなかった。まあ「勝手に」成長してくれ
葛城に関しては・・・

無意味な戦いは避けるって言っても、他の世界だったら裏を返せて当たり前なんだけどね、斑鳩さん
例の6の人が来ました(構っている暇ねーんだけど)
刹那(瞬間移動)が早すぎる...
善っていつも「悪に対して強くなりたい」と思っているから精神的に焦っていると言ってもいいのかなあ(ゴールデンでは反することもある)
やっと飛鳥の必殺技の構築も済みました(発動は後で)
次はゲームに無かった合宿回で、日影(ハヤテ君)と未来(稲森さん)の推参です{/netabare}

4話 合宿
{netabare}出動時に防御破壊する命駆を復習しました
蛇女が搖動をまたしても仕掛けてきました
何気にEDが変わっていました(その時の日影に俺は感動しました)
未来のスカートって何でも隠せるんだなあwww(もう忍でもなんでもないじゃんwww)
次から蛇女が襲撃ですから蛇女ファンは必見です{/netabare}

5話 3DS版蛇女の出撃
{netabare}葛城のスカートの秘密を教えて貰えませんか(無理だと思うけど)
何気に焔はまだ太刀1本しか使ってなかったな
あっこれ序の口...
六ノ爪スタイルきたああああああ!!(筆頭サイコーー!!)
稲森さん(未来)は安定の無視
構ってくださいよマミさん(柳生)...
ゴールデンでこんな対応は確か見かけたことあったはず。そうだ、ブンビーさんだっけwww
戦闘は続きます{/netabare}

6話 結界の崩壊、貴方は誰を頼る?
{netabare}どうやら結界は5人一緒に使用しないと強さが発揮できないようだ
どんな世界においても
焔「頼れるのは自分だけだ!!」(名台詞なのだろうか)
それが強さへと繋がるなら友達(仲間)は無意味なものかどうかは世界によって異なるんだ(ゴールデンでは反することが多い、恵まれているのか恵まれてないのか迷うなあ)
次は隠しキャラである川神姐さん(大道寺先輩)が圧参です{/netabare}

7話 貴方にとって「力」は何に変わる?
{netabare}例え強くなりたいなら、自分を問いても構わない
何もかも全てを捨ててもいい
多くの人がいるから自分がいる。それも回答の一つだ
大道寺先輩とのラッシュは基本きついからいい成績は取りづらい、受け身も取るから
だが貴女を見るとこっちの心が燃えるんだ、力を欲すことを欲望としているからな
(でも力だけでは勝負には勝てない、知恵も必要だから)
そうか、霧夜先生の教え子である凛は死んだんじゃなくて蛇女に行ってしまったんだな
故に善は悪になれる、それを今の子供達は分かっていない
それを後で教えるべきだ
力=剣と盾 これ以上砕けられないのがこの世界
じゃあ絆と意志は?{/netabare}

8話 斑鳩と葛城の過去(漫画にある)
{netabare}葛城は斑鳩と仲良くなりたいがためにセクハラ行為をするようになったんだな、そしてお互いに家族がいないことも一致している
元々葛城には恐怖っていう感情が無く、力で押し殺しているようなものだな
で、1年経って飛鳥の推参
未熟な能力でも天性の素質は開放していた模様=センス○

最後に柳生(実力あり、妹がいたが死んでしまい落ちぶれていたが、雲雀と出会い、彼女が妹に似ていたことで強く守ろうと思うようになったのを最新版で理解)
と雲雀(実力皆無、変わった目をしており人を操ることができるのを最新版で理解。しかし家計の中で発症したのが忍の才能が無い彼女だけだった。また、怒りの感情が無かった家計に苦しんだ)の登場
現在に至る半蔵サイドである
しかし、斑鳩と葛城が卒業したらどうなるんだろ?

そして雲雀が操られた、さて関ヶ原を開幕しよう、次は蛇女サイドに参ります{/netabare}

9話 急ぐのもいいけど冷静になりましょう
{netabare}柳生の暴走癖は相変わらずでした。自制しようよ
おいおい、ファイヤーシスターズが結成されてるぜ(雲雀と焔が喋っていたから)
ちょ、霧夜先生と鈴音先生(凛)が邂逅しちゃったぞ!?
でも悪忍になった理由は話さなかった
(この部分は良かったけどやっぱゲーム通りになってしまったな)
さあ次から関ヶ原に参ります。それと雲雀は逃げていません{/netabare}

10話 関ヶ原 前哨
{netabare}雲雀と鈴音先生は囚われの身となった。次から本格的に参ります
道元の声はキントレさんでした
まずは詠さんからケリをつけますか!{/netabare}

11話 関ヶ原 内応
{netabare}忍には家族の愛なぞ必要ない(斑鳩さんだけですが)
言いたいことはそれだけです
怨めるわけがねえよ、富裕層の血縁がなかったんだから...斑鳩さんは
次で奴が降臨します、あの(そんなにデカくなかった)ラスボスが{/netabare}

12話 関ヶ原 決戦 そして...
{netabare}焔も善忍の際に知り合った先生が悪忍だったことで裏切られた経歴を持っていた、だから悪なら善よりも寛大だからそちらに属するようになった。(ゴールデンでは反しちゃうんだよね)
そして自らの欲望を曝け出した道元...
ラスボスのオロチが白くて磯巾着のようだったな、ゲームでは黒くてドラゴンっぽかったのに
飛鳥と焔が結界に取り込まれ、残りの面々は一緒に操られた雑兵共の掃除か
古典的ですが共闘の路線になりましたか(これでも熱い展開ですけど)
皆のリンクの一撃でついに道元を成敗した、同時に焔も7本目の太刀を抜きました
だが奴は焔が殺したのではなく、凛が道連れに...
これでも抜忍扱いか...さあ、紅蓮隊になるがいい...
最終回でちょいと持ち直したっていう感じでした
次のシーズン確定かな。新生蛇女サイドと月閃サイドがどう絡むのかに期待{/netabare}

総評
{netabare}筆頭(焔)サイコーーーーーーーーー!!ではあるが印象に残るのが無かったのが残念
でも「頼れるのは自分だけだ!!」は刻みました
将来のためにもどう足掻こうが自分で前に行かないと駄目だから
これはまだ3DSの時期であるため、次のPSVitaの時期を期待する
待てよ、鈴音先生が道元を道連れにしたんだから蛇女はどうなるんだ?これ再建無理だと思うんだけど...時間軸を戻すのだろうか?{/netabare}

2014.1.14 追記
{netabare}全トロフィーを回収しました!!
発売された後バグに惑わされてデータを消してしまい、結局1年越しになってしまったのが悔やまれるがここまで長かった...疲れたけど本当に良かったです!!
BSC,ADV,EXT全ての胸に感謝 人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人

お金溜まったので2013年GWに配信版に手出したwwwこれカセット版も出てる
「少女じゃないのが混ざっているが」ってあのじじい言ったんだからwwww
「それ言っちゃアカン!!」って思ったwwwwww
たまには遊びな、それだけだ
この音ゲー、1曲1曲が長く難がムズい...
龍が如くのカラオケの方が簡単に見える...こっちのトロフィーは5割回収した

2015.11月頃
3DSの方は売却、Vitaの2作目をやり、年内に100%達成(バグ無し)
もうネタは尽きるだろうってことで
今はヴァルキリーをやってます
タッチコミュは戦闘後の癒しってことで^^
それよりも桐生さんが気がかり
彼は6で終わりを告げた...2をリメイクしてくれないかな~

しかし、2017年3月
今度は...水遊びだとぉ!?(完全にスプラトゥーンのパクリ)
両姫姉さんとの別れた後はどうした!?
またスピンオフで迷走か!?{/netabare}

でも2018年
スイッチではまさかのピンボール!?
こんな世界おかしいよ!!
なんだけどPS4では3DSの真影と紅蓮のリメイクッ!!
そしてこの時点で動いていなかった月閃が参戦ッ!!よし買いや!!
但しカービィとゼノブレイド2も

投稿 : 2024/06/01
♥ : 40
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

果てしなき“爆乳プロデューサー”の野望!!

原作ゲームは3DS版『-少女たちの真影-』をプレイ。
その他、続編のPSVita版『~SHINOVI VERSUS-少女達の証明-』も物色。


2011年秋……。その春ローンチした3DSも年末に向けて
任天堂の定番タイトルやモンハンなどで無難に固めていく中……。
市場に予期せぬ闖(ちん)入者が現れた!

“爆乳プロデューサー”と言う怪しい肩書きを名乗るその男は、
変身ヒロインや脱衣K.O.等の魅力について憚ることなく熱弁し、
“爆乳ハイパーバトル”などと言う珍ジャンルをぶち上げ、
3DSの裸眼立体視機能を巨乳女子高生忍者(ごく稀に貧乳)の胸部を
立体視する為に濫用するという暴挙に打って出たのだ!

その蛮勇が一部の紳士の胸を打ったのか?処女作はスマッシュヒットを記録。

その余勢を駆って(調子に乗って)、爆乳のセカンドウェーブを巻き起こそうと、
2013年冬クールに、先発のモバイルゲームアプリ、上記のPSVita新作ゲーム等と共に、
繰り出して来たメディアミックス戦略の一環が、
上記3DS版ゲームを元にアニメ化した本作。


正直、序盤はダメダメな手応えでした。
特にストーリーは、原作同様、せっかく用意したキャラの過去設定等を、
演出として煮詰めずに、ナレーション説明で浪費する乱雑さ。

しかも、このアクションゲームの幕間イベントレベルの説明文を
“爆乳プロデューサー”とその郎党は、
“少女たちの切ないストーリー”などと本気で思っている節がある。

やはりシナリオ作成能力に関しては一部テキスト型アドベンチャーなどを除いて、
日本のゲーム業界は周回遅れなのか?

と言うより、じっちゃんも女の子に太巻くわえさせてる場合じゃないだろうw
これだからゲーム原作物は……。

といった感じで溜息ばかりが出る序盤戦でした。


ですが、中盤以降、徐々にキャラや設定をナレーションで流さずに
アニメーション作品として演出、料理する必要性を理解し始めたのか?
徐々にストーリーが走り始め、私も興が乗って参りました。

味方の善忍・五人VS敵の悪忍・五人。
ライバル五組を軸に……{netabare} 敗北を乗り越えて強くなる熱血燃料で温めて、
暴かれた陰謀共々、月下の天守閣という高所クライマックスのメッカで決着を付ける。{/netabare}
テンプレながら中盤の一戦や、ラストは結構、熱くなれました。

記憶が確かなら、最終回はナレーションもゼロだったはず。


このメディアミックスで凄いと思ったのは、
大抵、納期をクラッシュして足を引っ張る、
ゲーム側のスタッフがちゃんとアニメが終盤に差し掛かる絶好のタイミングで
PSVita版リリースを間に合わせたこと。

さらに悪運が強いなぁ~と感心したのは、このゲーム『~SHINOVI VERSUS』が、
Vita本体ハード値下げ週と重なったこと。

当時Vitaは携帯ゲーム機市場で3DSに押されて劣勢の、
いわゆる負けハードで、大手各社が有力作を3DSに投入する中、
『~SHINOVI VERSUS』はガラ空きになった本体値下げ週の同発タイトル一番手という、
もやしや太巻に匹敵する美味しすぎるポジションをゲット♪

こうして爆乳への執念が実った結果?
ゲームはシリーズ最高売上を更新し、メディアミックス効果は最大化。

ますます図に乗った“爆乳プロデューサー”によりコンテンツは多様化し、
巨乳忍キャラも倍々ゲームで増殖♪

さらに、ゲームは、料理対決でスイーツ女体盛りや、水着で水鉄砲大会を催すなど、
多彩な方面に暴走w

その勢いに敬服したのか?(或いはもはや手に負えないと諦めたのかw)
“爆乳プロデューサー”は自身のIPを普及するための開発子会社・社長に成り上がり。


今秋放送予定のTVアニメ2期は、一国一城の主となった“爆乳プロデューサー”による
新たなメディアミックス戦略の一環ということになります。

五組のライバル関係でシンプルに王道展開に乗せられた1期と異なり、
爆乳キャラは今や主要キャラだけで20人以上の大所帯。
1クールだと仮定して、まとめ切れるのか?不安も募りますがw
全てを脱ぎ捨てて舞い忍ぶ、忍たちの本懐。
再び堪能……いやw見届けようと思います。


もう一点だけ、気になっていること。

本作も原作と同じく、女子高生忍者たちは、
急な水中任務にも即応するため水着を常備していたわけですが、
(いかにもゲームレーティング団体・CEROとの暗闘を勝ち抜き、
販売・宣伝制限等を軽減するためと思しき姑息な計略w)

アニメではゲームではあったその点の詳しい説明が何故かありませんでした。
少女たちの頻繁な水着姿……ゲーム未プレイの視聴者にはどう解釈されたのでしょうか?
或いは妄想たくましい紳士には下着やパンチラとして錯覚され消化されたのでしょうかw

わたし、気になりますw

投稿 : 2024/06/01
♥ : 15
ネタバレ

カルマるかIS さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

明るい五人の忍物語

第十二話視聴しました~{netabare}最終回ということで異常なほどの盛り上がりでしたね。蛇女の仲間を思う気持ちにはとても感動しました。そして無事であることも願います。しかし凛はどうなってしまったんでしょうね?そのへんを考えるとまだ続きが見れるという可能性が高まりますね。とても好き嫌いがわかれそうな作品でしたが作品のないようにブレがなく伝えたいことを一直線にいったのでよかったと思います!{/netabare}

第十一話視聴しました~{netabare}あ、やばい。感動してきました。それぞれいろいろな思いでしのびをやっているんですね。蛇女の生徒もやっぱり複雑な過去があり根っからの悪じゃないんですね。今のエンディング曲が個人的にめっちゃ好きなので歌の評価も高くなってきそうですね。次回でとうとう最終回です。最初のほうはいろいろ心配でしたがここまできたことに一安心でありとても期待しています{/netabare}

第十話視聴しました~{netabare}いよいよ最終局面に突入ですね。蛇女の生徒は本当に根っからの悪でないことを信じているのでどうなのかも気になります。次回も派手な戦闘シーンに期待です{/netabare}

第九話視聴しました~{netabare}霧夜ってめっちゃ強いはずなのに大事なところでうっかりミスが多いですね。あれだけみると蛇女の生徒もいいやつに見えます。裏切ったら本気で殺しにきそうなのでひばりが心配です!{/netabare}

第八話視聴しました~{netabare} ほとんど過去編でしたが葛城がめっちゃいいやつでしたね。ひばりがダークサイドにおちてしまったみたいなので柳生には最悪の状況ですね。この先の凛との対決は大道寺がけっこう関わってきそうなので今後に期待です{/netabare}

第七話視聴しました~{netabare}大道寺先輩の強さは異常でしたね。何年も留年してるらしいけど何の意味で残ってるんでしょうね。生活費とかも大変でしょうねここに来てだいぶ引き込まれ始めてるので次回も楽しみです{/netabare}

第六話視聴しました~{netabare} 前回に引き続き戦闘回でしたが盛り上がりが一番よかったですね。柳生もかっこよすぎです。やっぱり柳生が一番強いのかな?いつかひばりが覚醒するのを期待しています{/netabare}

第五話視聴しました~{netabare}今回はほとんど戦闘でしたが、なかなかよかったと思います。焔との戦闘は胸があつくなりました。刀一本で実力を測り、自分の判断で本気だすとかかっこよすぎです。蛇女の忍者は全員つよそうですが柳生が別の結界にいたということはあの子負けたのか?次回予告がほぼネタバレだったきがします{/netabare}

第四話視聴しました~{netabare}今回は定番の太巻きがなかったことに驚きです。絶対に毎回のお決まりと思い込んでたので以外でしたね。銃つかったりスカートから戦闘機がでてきたりとまったく忍者らしくないのが欠点ですね。{/netabare}

第三話視聴しました~{netabare}なんか今回でだいぶ評価が変わりました。結構おもしろいじゃないですか!案外ぶれもなくテンポも今回はとってもよかったと思います。兄の話はまだ続きがあるんでしょうかね?なんかあっさり終わったけどいつか伏線の回収をするんでしょうかね。今回はけっこうたのしませてもらったので次回も楽しみです{/netabare}

第二話視聴しました~{netabare}よくある主人公が最初は強くなくて、なんか力を秘めてるんでしょうね。鳳凰を焼き鳥とまちがえるなんてすごいですねw太巻きのくだりはおきまりなんでしょうかね。いまのところギャグアニメとしてみたほうが見やすいですね{/netabare}

第一話視聴しました~{netabare}なんかすごい胸を強調してきましたね。最初に思ったのはその一言です。一話目ということもあって作画は安定していてキャラもなかなか可愛かったです。番長の声がくじらさんだったのが驚きですw{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 12

66.4 13 ゲーム原作で学園なアニメランキング13位
PERSONA trinity soul -ペルソナ・トリニティソウル(TVアニメ動画)

2008年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (473)
3017人が棚に入れました
本作は2006年に発売されたPS2用の人気ゲームソフト『ペルソナ3』の10年後を描いたテレビアニメ。
ただし、ペルソナ3をそのままアニメ化したものではない。世界設定をペルソナ3と共有するものの、登場キャラクターや物語はまったく新しいものになっており、タイトルも「トリニティ・ソウル」(三位一体の魂)とされている。キャラクター原案は原作同様に副島成記が担当。
日本海に面した"綾凪市"に住む3人の兄弟が主人公で、謎の猟奇事件に巻き込まれたことで「ペルソナ能力」に覚醒していく。

ソーカー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

人間ドラマとしては一級品

ゲームは女神転生とかデビルサマナーとかならちょっとやったことありますが、多分ペルソナシリーズは一つもやったことない。いくつもの伏線が張り巡らされたストーリー、キャラの心情描写、あらゆる面で高品質。ただ痛快アクションものとは決して言えずスローテンポで重い内容、人間ドラマを見たい人に向いてるかも。

・セカイ系?
このアニメは厳密に言えば違うんでしょうが、所謂セカイ系と呼ばれるアニメに限りなく近いんじゃないかと思います。「くじら」「ペルソナ」といった謎多き設定は終盤にてセカイ系のような展開へと収束されていきます。伏線は見事でしたがそこにはオリジナリティは感じられず、個人的にはあまり惹かれるものはありませんでした。難解な部分もあるにはあるんですがあまり考察の余地はありません。ただ色々な捉え方も可能ではあるとは思います。

・バトルは・・・
この作品が評価されにくい最大の要因としては、ペルソナを駆使したバトルがあまり面白くないというところでしょうか。決してクオリティが低いというわけじゃないんですが、なんか透明の変なもん出してごちゃごちゃしてる、ぐらい印象が薄いです。そのバトルもあまりしないまま敵が自滅していくので、ほとんど燃える展開はない。雰囲気はダーカーザンブラックに似ているが、バトルが面白くなければ似ているとも言い難い。作品の目指しているものは異能者バトル物ではないので、それを期待すると肩すかしを食らうのではないかと思う。

・最大の魅力は人間ドラマ
登場人物それぞれを見ていくと一人一人にドラマがあり、そこだけを見れば一級品と言っても差し支えないかもしれない。主人公の他にも使命感を持って戦う兄、どこか中性的で謎を秘めた弟、影抜きという危険な遊びに嵌る少女、等々登場人物には多くの謎を含みながら物語が進行していき後半になるとその素顔が明らかにされていく・・・どれも切なくグッと来る素晴らしいものがあった。友情・家族愛・兄弟愛といった人間ドラマとして見れば本当に良い作品です。声優陣も結構豪華で演技もこれまたいい・・・とにかく沢城さんの演技は筆舌しがたいほどお見事です。敵となるマレビト側の人間ドラマをもう少し扱って欲しかったかも。

・総評
以前視聴してぼんやりと好印象だったのですが、再視聴してみて、やはり心に残る良い作品ではあった。複数回見直したい作品ではあるが、分かりやすいエンタメではないのであまり人にオススメとはいいづらいか。物語の本筋の印象はあまりパッとしないが人間ドラマとしてなら十分見応えあり、というのは上記の通りです。登場人物を心情じっくり味わいながら見れる人なら、名作候補にもなりうる作品かも知れません。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 14

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

バトルよりも人間ドラマに力を入れた、深みのある作品

舞台は富山県。

東京の親類の家に預けられていた主人公・神郷 慎(かんざと しん)と
弟の神郷 洵(かんざと じゅん)が
10年ぶりに富山の実家に帰ってくるところからスタート。
ちょうどその頃、怪事件があちこちで発生しており
警察署長である兄の神郷 諒(かんざと りょう)は秘密裏に事件を追っていた。
慎の学校でも被害者が出て、慎も洵も友人らと共に事件に巻き込まれていく中
さまざまな事実が明らかになっていく・・というお話。

今まで『ペルソナ4』のアニメ版は観たことがあったものの、
原作のゲームは未プレイなので、予備知識もほとんどなく視聴。

まず、OPやEDだけでなく、OST全体通して音楽がとても良かった。
全26話のうち、13話までの前半では「くじらのはね」という絵本や、
「影抜き」という危険な遊びにはまっていく学生達など
随所に伏線らしきものが張られていく。
しかしそのわりに、どこかで事件が起きても、ハッキリしたことがわからないまま
物語が進み、やや間延びして感じてしまったのは否めない。

それが14話からは一転、シリアスな人間ドラマの展開で
どんどん引き込まれていった。

登場人物それぞれの家庭事情など、子どもの頃の回想を交えながら、
親子、夫婦、兄弟の絆や愛情、強い想いと事実が描かれ
それらにはけっこう泣けてしまった。
また、心情描写も細かく、とある人物達には
さらなる悲しい事実が隠されていたりしてつらかったし、
研究という名のもとに失われるたくさんの大切なものに、ものすごく胸が痛んだが
単純なバトルものではない深みがあったのには好感持てた。

しかし、ペルソナ同士が戦闘するシーンが度々ある以上、
半透明に見えるそのデザインを、もう少しハッキリ見せるとか、
バトルシーンの立ち回り方にも、力を入れて欲しかったし、
各人のペルソナがどんな特徴を持って、強さはどれほどか、など
原作を知らない視聴者への説明が足りなかった気がする。
無気力症についても同じく・・・
あと、鳥のくちばしのような鼻を持つイゴールが
チラッとしか登場しなかったのは、ちょっと残念。

けど、背景の景色はとてもリアルで美しかったし、
特に雪の情景は印象深く、余韻の残る作品だった。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 39
ネタバレ

真祖 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

トリニティソウル(三位一体の魂)

本作は2006年に発売されたPS2用ゲームソフト『ペルソナ3』の世界から10年後にあたるパラレルワールドを描いたテレビアニメである。

【ペルソナ】
心の奥に潜むもうひとりの自分の姿。適性ある者のみが神や魔物の如き姿をもってそれを具現化させ、自らの存在を脅かすもの、相容れぬものと戦うことができる。
ペルソナは心の一部であり、保有者と切り離すことは不可能なものとされている。
保有者の強い精神によって御され、基本的には保有者を守護しているが、保有者が御するに足りる状態にないと、暴走したり、自らの意思を持つように行動することもある
━─━─━─以上wikipediaより━─━─━─━─━─━

この作品、展開が遅いというより1話でも飛ばしたら違和感
があるのではと思えるくらい丁寧に描かれてた
自分が好きなアニメのほとんどに共通する『絆』が
このストーリーの根底にもあると思う
アトラスのゲームは真・女神転生シリーズ(神ゲー)しか
やったことないがこのペルソナ3にもあのダークな雰囲気と死生観?みたいなのがあった
BGMもゲームっぽくてgood! 
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─
バトルシーンはペルソナが本人の精神に関わるものなら
もっと形状とか属性とか個性を出して欲しかったとは思う
が元々能力バトル系ものじゃないし、このストーリー
でそれをやるとごちゃごちゃしすぎるのかな・・・
でも一つ弱点くらいは設定して欲しかったな~
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─
23で涙腺が崩壊した;;
{netabare}かなるぅううう~~・゚・(ノ∀`)・゚ {/netabare}
どーやら自分は素子(甲殻)長門(SOS)綾波(零号機)など
無機質なのを好む傾向にあるみだいだ(中二乙w)
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─
22話くらいで(早すぎるとバレになる)wikiのキャラ紹介
を見直したほうがいいかもしれない
ただ単に自分の理解力が乏しいだけかもしれんが(ーー;)
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─
見終わった感想↓
「もーちっとリアル妹共とも世間話でもしてやっか~
しゃーなしで」

投稿 : 2024/06/01
♥ : 11

64.4 14 ゲーム原作で学園なアニメランキング14位
ペルソナ4 ザ・ゴールデン(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (529)
2908人が棚に入れました
春。都会から離れ穏やかな時間の流れる田舎町。桜の舞い散るなか八十稲羽駅に降り立つひとりの少年・鳴上悠。家庭の事情から叔父のいるこの町へやってきた悠は、地元の八十神高校へと転入することとなる。そしてはじまる学園生活―。放課後のショッピングモール。街で起こる連続殺人事件。深夜に流れるマヨナカテレビ…。悠と仲間たちに“今度は”一体どんな日々が待ち受けているのだろうか?

声優・キャラクター
浪川大輔、森久保祥太郎、堀江由衣、小清水亜美、関智一、釘宮理恵、山口勝平、朴璐美、石塚運昇、神田朱未、真殿光昭、田の中勇、大原さやか、花澤香菜

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

見なくてもよかったかも?

この2014年付近は見るアニメ見るアニメ花澤香菜が出演していたイメージ。
1話だけリアタイ視聴してなぜか見るのやめていた記憶。
偶然アマゾンプライムにあったので、続きを視聴してみた。

声優さんじたいは豪華でいいんだけど、あんまりドラマチックな感じはないし、取り留めのない話して記憶を取り戻してみたいな。

適当に戦って。あんまり推理するわけでもなく。
そもそもテレビに人間ぶち込むのは殺人??


OP
Shadow World 平田志穂子
Next Chance to Move On 平田志穂子
key plus words 平田志穂子 feat. 川村ゆみ
ED
Dazzling Smile 平田志穂子もしくはマリー(花澤香菜)
全ての人の魂の詩 作曲・編曲 - 目黒将司
Never More 平田志穂子
挿入歌
True story 久慈川りせ(釘宮理恵) & マリー(花澤香菜)
曲はそれなりに良い。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
春。都会から離れ穏やかな時間の流れる田舎町。桜の舞い散るなか八十稲羽駅に降り立つひとりの少年・鳴上 悠。家庭の事情から叔父のいるこの町へやってきた悠は、地元の八十神高校へと転入することとなる。そしてはじまる学園生活―。放課後のショッピングモール。街で起こる連続殺人事件。深夜に流れるマヨナカテレビ…。悠と仲間たちに“今度は”一体どんな日々が待ち受けているのだろうか?


1. THE GOLDEN DAYS
雨降る日の午前0時、消えたテレビに運命の相手が映るという『マヨナカテレビ』その噂を確かめようとしたことをきっかけにテレビの中の世界のことを知った都会からの転校生・鳴上悠は、友人である陽介、千枝と共にテレビの中へ入る。謎の着ぐるみクマと出会い、そして人間を襲う敵であるシャドウに追い詰められた悠は、内なる声に従いペルソナ・イザナギを召喚。鬼神の如き強さで周囲のシャドウを圧倒する。そんな彼に、ベルベットルームの住人マーガレットはひとりの少女を紹介する。少女の名はマリー。記憶がないという彼女との出会いをきっかけに、悠や仲間達の黄金の日々が幕を開ける。

2. THE PERFECT PLAN
「密着計画」の為に陽介と共にバイクの免許を取った悠。 一方マリーは、千枝と雪子から買い物に誘われる。彼女達の付き添いをすることになった悠だが、買い物が運悪く陽介との計画実行の日と重なってしまう。 どちらの約束も裏切れず追い詰められた悠は、同日に両方の約束をこなすというパーフェクトな計画を立てるのだった。 しかし、予想外のトラブルもあり、密着計画は完二も交えた漢の勝負に、買い物は海老原あいを巻き込んだコーディネート対決へと発展。 右往左往し、なんとか両方の約束をこなす悠だが、さらにそこに菜々子からの電話が入り――

3. I have amnesia, is it so bad?
七里海岸にバイクで遊びに来た悠たちは、きらめく太陽の下、水着ではしゃぎ、楽しいひと時をすごす。しかし、ふとしたきっかけでマリーは、みんなとの間に疎外感を覚えてしまう。自分とみんなは、なにがちがうのか?彼らの会話に出た“セーシュン”という言葉にその答えが隠されていると感じたマリーは、マーガレットの助言を受けある行動にでる。それは、ビデオカメラを持ってのインタビューだった。「本当の自分と向き合うって、どういうことですか?」夏の終わりを予感させる花火の中、彼らの答えと向き合ったマリーが思うことは……。

4. THE MAYONAKA OHDAN MIRACLE QUIZ!
マリーの記憶を取り戻すために、唯一の手がかりとなる櫛について調べる悠たち。だが、調査中マリーが謎の頭痛に何度も襲われ、最後には倒れてしまう。さらに櫛にまつわる不吉な話を聞き、ショックを受けたマリーは記憶を取り戻すことを諦めてしまう。後日、何事もなかったかのように振る舞い、皆と楽しく遊ぶマリー。しかし、ふとしたきっかけで自分の記憶がないことを思い知らされ、ベルベッドルームに引きこもってしまう。悩むマリーに対し、悠は一計を案じる。マリーを呼び出した悠が彼女にさしだしたのはものとは……?

5. Let’s go get it! Get Pumped!
陽介転校の危機を救うため、ジュネスでのライブを承諾するりせ。その条件は悠たちもバックバンドとして参加することだった。マリーは新たな思い出を作るために躍起になるが、その熱意が空回りしてしまう。他のメンバーも慣れない楽器演奏にひと苦労。そんな中りせは、プロとしてのプライドを見せ、ライブの成功を約束する。それに感化され、練習の中で自信をつける仲間たち。しかしライブ当日、噂を聞きつけたりせのファンが家に押し寄せ、大混乱に。りせ救出隊として陽介たちが向かう中、開演が差し迫るライブ会場に残ったマリーは、りせの言葉を思い出し――

6. See? I told you Yu.
足立に不吉なものを感じたマリーは彼の正体を見定めるため後を追うが、マリーを心配し追いついた悠に呼びかけられ、見失ってしまう。「あの人には近づかないほうがいい」と忠告するマリー。一方、マリーの警告を受けてなお、「なんだかほうっておけない」と足立と関わろうとする悠。そんな彼に足立は、「誰かのためにやったことが、本当にその人のためになるのかは分からない」と説く。そして、菜々子がマヨナカテレビに映り――

7. It’s cliche, so what?
事件の真相を聞き出すため足立を追い、ひとりテレビの中へ向かう悠。そこで待ち受けていた足立は、自らが首謀者だと挑発的にほのめかしマガツイザナギを召喚。悠のイザナギと激突する。だが、ふたりのペルソナがぶつかり合った瞬間、互いの過去や相手から見た世界の姿がフラッシュバック。悠は足立の孤独や虚無感を知り、善意のつもりだった行為が逆に彼を追い詰めていたことに気付いてしまう。持つ者と持たざる者の違い。その残酷さを思い知り、足立にかける言葉を失った悠は失意のままテレビの外へ。そんな悠を、マリーはある場所へ連れていく。

8. Not So Holy Christmas Eve
「12月24日、空いてるか?」悠にそう聞かれ、クリスマスデートに誘われたと思いパニックになる千枝。しかし、雪子、りせ、直斗もそれぞれ別の場所で同じ誘いを受けていた。実はそれは陽介達と一緒に催す堂島家でのクリスマスパーティーの誘いなのだが、時既に遅く女子全員がデートだと勘違いする事態に。慣れない誘いに動揺する千枝と雪子。張り切るりせ。混乱を極め迷推理を展開する直斗。そうして各々の思惑が食い違ったまま迎えたパーティー当日、一緒に料理の準備をするはずだった陽介達が来られなくなったことで、事態はさらなる混乱へと――

9. A missing piece
夏にした約束どおり、スキー旅行にやってきた悠たち。春には悠との別れが待っていることを思い出し、陽介たちは一瞬しんみりするが、そんな気分を吹き飛ばすように「遊ぼう!」と盛り上がる。スキー場で思い思いに楽しむ仲間達。だが、悠はどこか引っかかるものを感じていた。その違和感は、不自然に記憶が欠け落ちた思い出話と、本当は居たはずの誰かが忽然と消えてしまったかのような隙間のある、仲間との集合写真で確信へと変わる。悠の説得もあり、陽介達は調査することを決める。そして翌日、悠は突如強い吹雪に巻き込まれ遭難し、その先にある人影を見る――

10. Not a friend anymore
マリーの記憶を取り戻した悠たちは、山小屋にあるテレビからマリーの閉じこもる異世界へといざなわれた。そこでは、彼女の思い出が奇妙なオブジェとなった世界だった。彼らを導いたマーガレットによれば、この異世界はあと数時間で完全に閉ざされ、悠たちはマリーの記憶を完全に失う、それこそが彼女の望みだと話す。到底納得出来ない悠たちはマリーを探すため奥へと進んでいくが、そこでみつけたマリーは変わり果てた姿となっていた。彼女の正体を、人間界をスパイしていた敵だと告白し、悠たちを拒絶しようとする。そんなマリーに、悠は怒りの声を上げる。「なんで黙っていなくなった!」

11. Let it OUT! Let it GO!
アメノサギリが倒れたことによって溢れた大量の霧を吸い込み抱えたまま虚ろの森と共に消える。それこそがみんなを救う唯一の方法であり、クスミノオオカミの本来の役目だと話すマリー。役目を全うするために頑なに悠たちを拒むが、悠たちの真摯な投げかけに、ついに本音が零れ落ちる。「助けてよ、悠」そのマリーの言葉で、一度は倒れた仲間達も再び立ち上がり、彼女を救出すべく最後の戦いが始まった。

12. Welcome Home
唯一残された謎、マヨナカテレビの真実を知りたいと思う悠。一方マリーの身体には、異変が起きていた。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 5
ネタバレ

arias さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

『ペルソナ4』視聴orプレイ必須(12/12話)

niconicoにて(12/12話)
アクション/伝奇/学園/原作ゲーム/実質2期


アトラスのゲーム『ペルソナ4』に新規イベント新規キャラ等追加要素加えた『ペルソナ4ゴールデン』のアニメ化。
アニメ『ペルソナ4ゴールデン』では新規キャラクターの「マリー」を中心に物語が進行する。
うーん説明が難しい。ざっくり簡単に言えば2期みたいなもん

アニメ『ペルソナ4』で語られた本編は『ゴールデン』ではほぼカットされているので前作『ペルソナ4』の視聴かゲームのプレイが絶対に必須。
説明が入る隙もないので『ゴールデン』から入る人は戸惑うだろうし魅力も最大限には伝わらないと思う。

アニメの雰囲気やベースは前作と変わらない、と思う。
シリアス回が減って日常シーンを映したコメディ回が多い事と全体的にテンポが早くなったってくらいかな?
テンポに関しては個人的にこのくらいパッパと進むほうが好きなので前作よりも好感度が高い。
ただ端折りすぎだろーと思うところはある。12話のアバンに出てくるあれ等。


本編の内容知っているか前作のアニメが楽しめたのなら『ゴールデン』も楽しめると思う。
キャラクターもそれぞれ魅力的なのでオススメできる作品


おわり
以下ネタバレありのメモ
長いのでクリック非推奨{netabare}
★★★★★第一話★★★★★ #1「THE GOLDEN DAYS」
アバン
op
A
ガソスタ店員と握手する人
展開はやーい。一期知らないとわからないだろうなぁ

B
初日からLvマックスじゃないかwww
シャドウも云万といるしww
新キャラも何人か登場した

ED
C
新キャラの一人マリー
謎詩人マリー
マリーとのあれこれがメインの話になるのかね?
次回予告
★★★★★第二話★★★★★ #2「THE PERFECT PLAN」
アバン
マリーポエム集  発行 民明書房

OP
A
5/1からいきなり6/6か
番長のギャグっぷりが増してるな
ダブルブッキング。女と男、果たしてどちらを取る番長

B
アホだwww菜々子ちゃんも合わせて3つの予定www
えびはら生存ルート

ED
次回予告

一期の王様ゲームみたいなノリだったなぁ。ギャグ多めで良かった
一話二話とシリアスとか無縁の世界だね。突然ペルソナ3みたいになったらそれはそれで面白いが
★★★★★第三話★★★★★ #3「I have amnesia, is it so bad?」
アバン
マリーポエム集2 発行 民明書房

A
8月23日 水着回ですよ
全員バイクの免許持ってるのか
アイドルがバイクって
やったポロリだ!ホモォ!
悩むマリー

B
8月30日
メインストーリー省かれているだけで本編の事件は起こってるみたいだな
みんなのメガネはクマが作っているのか
イイハナシダナー。カメラの前で照れくさくて話さなかったのかと思ったら
みんなちゃんとマリーに教えていたんだな。いい演出ですわ
★★★★★第四話★★★★★ #4「THE MAYONAKA OHDAN MIRACLE QUIZ!」
アバン
ぽえむとバイクで突撃

op
A
9/19
シリアス回予感

B
マリーの記憶についていろいろ
クイズで思い出がどうとかの話だった

ED
次回予告
★★★★★第五話★★★★★ #5「Let’s go get it! Get Pumped!」
アバン
マリーの公開処刑

OP
A
10月10日らへんの話
花村家のピンチでバンドするみたいな話
この二人は戦闘しかできないのか……?
ペルソナシリーズの曲しか弾けないのは何故

B
自宅を包囲するヲタ達wwwwww
ライブ成功させて
ラスボスから何感づく(?)マリー

ED
次回予告
えっラスボス救うルートみたいなのあるの?
★★★★★第六話★★★★★ #6「See? I told you Yu.」
アバン
処刑

OP

A
10/10
五話の最後と同じ日付
足立の回想シーン
ペルソナサイコホラー話
なのにアイキャッチがりせちーとホモちーのバニー姿

B
で、現在に至る、と
弁当箱返せよwwww
鍋は返せよwwwwwwww
クレイジーサイコホモ「だから言ったのに悠君」 ここで終わりか
さすがにこの話は大まかなストーリーしらなきゃ楽しめないな

ED
次回予告
もうラスボスと戦うの
★★★★★第七話★★★★★ #7「It’s cliche, so what?」
アバン
堕天使の歌
かわいい

A
OPなし。演出が最終回っぽい
12/4
カンスト鳴上君ラスボスに単身で乗り込む
クレイジーサイコホモの嫉妬心すげぇ
でも挫折ばっかりしてたのか

B
マリーとのコミュニティ上げて鳴上がパワーアップ
カンスト+ペルソナチェンジできる鳴上相手に互角の足立って強いよなぁ
あ、マリーから預けられた櫛忘れてるし
電器店で殴られ気絶している男。あやしすぎる
そしてマリーの身になにが

ED
次回予告
クリスマスイブに一人一人女性陣を誘うヤリチン鳴上
里中はアホなのでクリスマスイブだと気づいていないもよう
って次回予告にマリーいねぇぞ
★★★★★第八話★★★★★ #8「Not So Holy Christmas Eve」
アバン
クリア後の話になるのかな
ポエムなかったな

OP
A
12/22
何股する気なんだ
残虐な勘違い回
狼狽える直斗。この子も思考回路が残念だったのか
クリスマスパーティーに誘われただけなのに殺されるとか考えちゃう子

B
番長以外来れないパターンかよwww
ヌウッ
なるほどこういうことか
破滅のフラグ立てすぎだろ……
 完 全 武 装 
マリーのことをみんな忘れてたのか

ED
次回予告
マリーの姿なし

ギャグ回だった。堂島の2人以外誰も幸せになってねぇな
★★★★★第九話★★★★★ #9「A missing piece」
アバン
マーガレットにはポエムの才能はないらしい
2/11
雪山にスキーしにきた

OP
A
貴重な入浴シーン(男共)
マリーは族だった……?
写真からも消えているマリー

B
なにかが後ろを通りましたね
上級者コースにスノーボードで向かう奴
事故の拍子にマリーを思い出した番長。ついでに櫛も再入手
ケッコンカッコカリかな?
櫛を見てみんな思い出したか

ED
今更だけどEDの映像って微妙に違ってるのね

次回予告
マリーが出てきましたよモノクロだけど
★★★★★第十話★★★★★ #10「Not a friend anymore」
アバン
前回からの続き
テレビの中にはマーガレット
OP

A
マリー、得体のしれない何かだった

B
夫婦げんかかな?
ここでこれまで出たポエムが一気にか
やられたところで特殊ED ってバッドエンドやないかい
ED

次回予告
★★★★★第十一話★★★★  #11「Let it OUT! Let it GO!」
アバン
背景のみ
OP

A
霧制御器さん
死んだふり作戦です?
サムライアニメです?
おっボンテージアイキャッチ

B
雪山でマリーの普段着って凍え死ぬわ
あれ、こっちの世界でも使えるの
9話にはなかった貴重な入浴シーン(♀)
BDでも湯気は消えません
2014/2/14
ななこちゃん、料理教えてもらう相手間違ってます
鳴上悠最期の言葉であった
マリーも謎の生物にしか見えないチョコレート作ったのか……
近づく別れの時
ラスト2カットで新キャラ……しかも敵っぽい

ED
はなざーさんver

次回予告
★★★★★第十二話★★★★ #12「Welcome Home」
アバン
2012/3/20
今気づいたけどマリーの腕の衣装デザインってシャドウっぽくなってるんだな
ここで出てくるガソスタ店員

A
イザナミノミコトさん強いっす
というかあなた達も戦いなさいよ……

B
マリーがガソスタ店員と合体して神となった(嘘はいってない)
マリーも消えてしまうのかー
3/21
見えてはないけどマリーの存在は感じるか
そして半年後の夏
みんなイメチェンしてるな
黒髪にして新キャラのようにしか見えないホモ
本編中にスタッフロール
……ん?お?
マリー生きとったんかワレ!
普通にお天気キャスター(神)やってんじゃねぇか
番長の願いも表示されて完

★★★★★おわり★★★★★

ゴールデンも良かったね
リメイクというわけでもなくうまーく拾った感じ
新キャラマリーにも好印象だった
ただガソスタ店員はもうちょっと出て欲しかったな
最後の登場がいきなりすぎて吹き出したわ

ギャグ回も適度にあった。シリアスのほうが少なかった、かな?
テンポもいいので飽きさせませんなー
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 4

un1347 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

なるほど、こういう手できたか

※項目別評価が上手く機能してない感じがするので、無視して総合評価星4とします。
ゲーム未プレー、P4A視聴済み。


これはリメイクではないですね。
ファンディスクです。
persona4 the ANIMATIONをまだ観てない方はそちらを先に視聴しましょう。

面白い事に焼き直しでも続編でもないのですがれっきとした周回プレーなんですね、これ。
例えば菜々子ちゃんと初顔合わせのシーンで主人公が自分から声をかけます。
後半では無双状態の戦闘シーン。
これだけでもう強くてニューゲームなのが分かります。
P4は前作もそうですが「ここはゲームの選択肢、演出かな?」という見方で視聴するとより楽しめると思います。

2話目までみた感想。
主人公がおもしろ優等生だった前作に比べて、若干クズい印象。
P4のメイン要素であるマヨナカテレビはばっさりカットして日常パートメインで話が進むようです。
P4という作品はおおまかにマヨナカテレビパート(ミステリー)と日常パート(ギャグ)で成り立つアニメです。
一旦ネタバレしたミステリーは既読スキップして、もう一つの柱である日常ギャグに焦点を置く作りは周回プレー(周回アニメ)の作りとしてベストだと思います。
さて後は新キャラのマリーを軸にどういう物語を展開するのか、今後に期待です。


最終話まで視聴しました。
というわけで総評としては、P4Aファンには手堅い作りのアニメだったのではないかと思います。
非常に楽しめました。
やはりですね、「またこいつらに会えた」という気持ちが大きなウェイトを占めていますよ。

というわけでキャラクターについて。
個人的には花村陽介が一番好きなんですが(次点は久慈川りせと堂島 菜々子)、P4シリーズの核となるのはやはり主人公の鳴上悠でしょう。
本人は真面目なつもり(?)でもそこが面白いというノリは、諫山 創(進撃の巨人)のコメディ論に通じるものがあります。
優しい優等生も明るい二枚目も頼れる熱血漢も一人で全てこなせる、複数のペルソナを体現したような性格で、それでいて嫌味が全くない辺りは監督の手腕によるものでしょうか。

P4Gのシナリオについて。
13話という絆を描くには短い尺において、納得のいくシナリオ展開を綺麗にまとめあげていたと思います。
最初の感想でファンディスクと書きましたが、外伝的な位置付けというよりアナザーストーリーでしたね。
P4Aで描かれた2つのエンドに連なる3つ目のエンディングという感じでしょうか。
ラスト付近、神話の神様が出てくる辺りからgdgd展開になるのもP4Aを踏襲してるというか、まぁそんな感じです(お察し下さい、まぁ悪い意味ではないです)。

ダメな点。
冒頭で楽しめたと書きましたが、某映画評論でいう所のROOKIES的な楽しみ方ですね。
P4Aの時も文化祭の回が顕著でしたが、今回はバンド回、最終回とちょっと内輪ネタを他者が無条件に受け入れすぎじゃないかなー。
個人的にはこういう演出あんまり好きじゃないというのもありますが、ちょっとテーマ的にまずいですよ。
内輪ネタを他者に押し付けるのは、それは絆とは言いません。
他者との関係を徹底的に拒絶する足立透のアンチテーゼとして主人公がいるわけですが、それがシュワリーサムデイ(映画のタイトルです)で本当に良いのかな?
(余談ですが、他者の不在の極地として批判されがちな「けいおん」。
 実はこの部分を巧妙に避けていて、無条件の価値観の共有という描き方はなかったりします)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 8

63.9 15 ゲーム原作で学園なアニメランキング15位
ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園- 未来編(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (369)
1874人が棚に入れました
超一流の才能を持つ高校生たちが、閉鎖された空間の中で”コロシアイ”を繰り広げる様子と犯人を見つけ出すための学級裁判を描いた推理アクションゲーム「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生」の新作アニメ。シリーズ完結編となる今回は「未来編」「絶望編」の2部構成。新キャラクター登場のほか、ゲーム「スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園」の人気キャラである希望ヶ峰学園77期生たちの姿も描かれる。

声優・キャラクター
柴田秀勝、森川智之、藤原啓治、藤田咲、中原麻衣、諏訪部順一、水瀬いのり、江口拓也、本郷奏多、釘宮理恵、三宅健太、斎藤千和、日笠陽子、緒方恵美、松風雅也、TARAKO、貴家堂子
ネタバレ

カボチャはんたー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

モノクマさんお久しぶりですヽ(*´∀`)ノ

一度でいいからみなさんにはこれから殺し合いを始めていただきますって言われたい!!(笑)

1話 {netabare}
超高校級の絶望ねー( ̄∀ ̄)
それの対抗が未来機関…希望ヶ峰学園の卒業生が中心なのね
以前の作品のキャラクターも健在ねヽ(*´∀`)ノ
主要キャラクターの数どんどん減ってくパターンね

未来機関名前覚えられるかな~
万代の声wwwwwwwwwwwwww
苗木君造反の疑い?個性強いなぁwww
宗像さん…なかなかNo.2って感じ

苗木15人も匿ってたの?
苗木が本当に超高校級の希望か疑ってるのね!!
おっと噂の苗木キタ━(゚∀゚)━!いきなり拘束、反逆行為で…
物騒だなー…
苗木、朝比奈、霧切、葉隠懐かしい顔ぶれだなー

雪染ちゃんかわいいな(*´`)
雪染ちゃんは絶望の連中の先生だったらしい
宗像は未来機関の希望
雪染さんは好きなのね宗像さんのこと

おっと本部を襲う不審な揺れ
さらに女子トイレの個室にあった警備員の死体
敵はもう懐の中に…

葉隠は変わらないな~(笑)このお気楽感w
外部とも警備員とも連絡取れず…閉じ込められたー
さらに会議室にも催眠ガス…いきなり未来期間全滅?w

みんな目覚めた時には手には爆弾が…
おっと、お久しぶりですモノクマさん(笑)
声変わっちゃったのだけは残念よね
絶望の反撃ってわけね

未来機関の人で全員で殺し合いをしてもらうことに~
二度あることは三度あるwたしかにwww
おっといきなり被害者
第一の被害者はやっぱり雪染さんかー
死亡フラグ立ちまくりだったもんなw

{/netabare}

苗木 誠(なえき まこと)
第十四支部所属。希望ヶ丘学園78期生。元・超高校級の幸運。コロシアイゲームで絶望を打ち破ったことから「超高校級の希望」と呼ばれている。絶望の残党を匿ったとして、未来機関から糾弾されている。特別な才能を持たないが、前向きなのが唯一の取り柄。

2話{netabare}
自らの命を絶つ選択を迫られた苗木…

いつもいつも凝ってるよな~…(笑)
襲撃者っぽいやつ殺してみれば~(笑)
モノクマっていつも身体張るよな~( ̄∀ ̄)ノ

未来機関の行動は世界中に筒抜け…あの時と同じってことか
モノミでたーヽ(*´∀`)ノ月光ヶ原さんよりも上のハッキング技術w
モノミも見るも無残な姿にwww
いやはや…面倒なことになったものだねぇ
完全に閉じ込められ、裏切者がいる状況
ここにいる人間に拘束など無意味

毒で万代死んじゃったよ~(笑)あっけない(笑)
自分の弱点をさらすのもリスク
多数決ってこういう状況だとダメよね…暗愚
半分以上は苗木が犯人だと仮定する

絶望を滅するためとはいえ「死ね」とは…
お互いお互いで殺しあってたら本当にしょうもない
苗木のNG行動きついよなw
朝日奈こういうとき行動力凄まじいなw

ゴズさんまでも殺す勢いだな宗方
まったく物騒だなー…
月光ヶ原もこっちにつくみたいね(*’ω’*)

さてさて次の犠牲者は誰かな?
疑心暗鬼の殺し合いの始まり始まり~
天然ジゴロよね苗木w
外には葉隠もいるだろうしな


おっと犠牲者は朝日奈?…
{/netabare}

宗方 京助(むなかた きょうすけ)
未来機関の副会長・第二支部支部長。希望ヶ峰学園74期生。元・超高校級の生徒会長。冷徹で、淡々と職務を執行する。カリスマ性にあふれており、未来機関では実権を握っている。誰よりも「超高校級の絶望」に怒りを抱き、憎んでいる。

3話{netabare}
朝日奈紛らわしい…
っておい本命に殺されたのは素顔がわからないグレートゴズ…

とりあえず邪魔したから殺されたって感じよね~ゴズ
流流歌と惣之助はそういう関係?
朝日奈ナイスバディだな~(/ω\)
物騒担当は苗木なのねw
本来の放送設備を使ってみんなに事件を伝える

右に曲がるのが月光ヶ原のNG行動らしい
朝日奈はパンチとキック食らったら終わりなのね…
いやーこの状況だと結構やばいよな
秘密は分かち合ったらソウルメイト

朝日奈の察知能力すごいな~(*’ω’*)
月光ヶ原も共に囮役に

葉隠難を逃れてたwwwwww
おっと外もなんか物騒だったwww

じいさんに霧切、御手洗か
強すぎる希望は時に絶望に近づくものか
いがみ合ってる場合ではない…

響き渡る苗木の放送…
江の島にあったから絶望になったのあの子たち?
絶望を治すプログラムを施してきたのね苗木は…
流流歌と忌村は因縁もちなのね
黄桜さんも飄々と生き残ってるな

おっと逆蔵と霧切たち
苗木と宗方が遭遇
殺し合いの始まり?

虚ろな言葉の先にあるのは希望かはたまた絶望か…
{/netabare}

月光ヶ原 美彩(げっこうがはら みあや)
第七支部支部長。元・超高校級のセラピスト。希望更生プログラムを作った関係者の一人で、極度の人見知り。自分の言葉で話さない。期生数は不明。

朝日奈 葵(あさひな あおい)
第十三支部所属。希望ヶ丘学園78期生。元・超高校級のスイマー。元気いっぱいのムードメーカー。やや感情的になりやすいが、仲間を信じ、守りたいという気持ちがが人一倍強い。ドーナツが大好き。本部招集される予定はなかったが、代理で出席となった。

4話{netabare}
葉隠君はハブられてますwwwwwwww
宗方と苗木の戦いが始まるのかな?
さらに霧切たちには逆蔵が…
天願のじいさんも御手洗も霧切も叶う相手じゃないよなw

76期生同士で争ってるし
月光ヶ原と朝比奈も逃げまどい
天願の会長案外武闘派?かっこいいな爺さんw
朝比奈たち霧切たちと合流

苗木、宗方に確保される
さらに苗木は餌…殺されてないならまだ交渉の余地がある
宗方も苗木が襲撃者だとないことはわかってるのね
襲撃者は自由にゲームをやめることができるわけね
苗木は大切なコマなわけだ!!

天願の爺さんやるなー(^-^)
苗木を助けるために会長参上

霧切は霧切にしかできないことを務める
また二手に分かれたのね
黄桜さんどこにでも飄々と現れるな
苗木お姫様だな(笑)

おっと逆蔵の復活早いな
76期生同士の戦いは苛烈になってきたな
流流歌と十六夜、忌村過去に何があったのかね?
宗方と会長の戦いは決着…

月光ヶ原が苗木を助けるために捨て駒る
容赦ない一撃だことw

天願のじいさん突き刺さってるな…これまでか
悪運は宗方のほうが強いらしい
おっと裏切者は月光ヶ原?それともただの傀儡?
{/netabare}

霧切 響子(きりぎり きょうこ)
第十四支部支部長。希望ヶ丘学園78期生。クールな性格で、ミステリアスな雰囲気を持つ。探偵らしく常に冷静に状況分析を行い、最善策を見つけ出す。他人と積極的に関わらない主義だったが、コロシアイゲームを生き残った仲間のことは信用している。

天願 和夫(てんがん かずお)
未来機関会長・第一支部支部長。元・希望ヶ峰学園学園長。機関の中心人物。苗木たちをスカウトし、絶望の残党を発見した。行き過ぎた絶望の殲滅を嘆いており、これ以上争いの起こらない世界を目指している。

5話{netabare}
流流歌、惣之助、忌村…76期生メインの話かな?
前回絶望編で仲たがいしたきっかけは知ったしな~(*´▽`*)
お菓子が食べれないのか忌村…お互い依存と理由の関係…そして今は…

忌村を止めるのは超高校級の鍛冶師だった惣之助カッコいいな(笑)
おいしいお菓子を食べるために♪

昔の天願はもっと強かったらしい…どんだけだよw
絶望を駆逐できないから…
絶望をなくすために…戦争をなくすけど…戦争がなくなったくらいじゃ…

苗木と朝比奈の前に逆蔵が…
朝比奈戦えるのかwww
忌村もはや妖怪だなぁ
匂いで居場所もわかるとか…

自分の取り柄が認められないと不満になるよな~
流流歌の観察力はさすがだなー☆彡
忌村のNG行動は影を踏まれること
NG行動バレるとやりづらくなるね!

宗方は天願を絶望と判断したみたい…
葉隠はぶられてるなー(笑)
惣之助偶然にも秘密の出入り口発見してるー
食べると死んじゃうのか…お菓子

流流歌も宗方を殺したいのね
恩人を守るためにどんだけ薬のんだんだよw
お互いになんですれ違っちゃったのかね?この二人は…

もう見境なしだな忌村
月光ヶ原の攻撃も苛烈だなぁ
操ってるやつ絶対メンヘラ(笑)

天願は襲撃者を知ってたのね
いや真実はまだ…
天願と宗形…決着
宗方の計画とは?

3人目の被害者は忌村…
{/netabare}

忌村 静子(きむら しずこ)
第四支部支部長。元・超高校級の薬剤師。希望ヶ峰学園76期生。テンションが低く、ぶつ切りの言葉を並べてしゃべる。マスクをしているので表情も読み取りにくく何を考えているのかわからない。

安藤 流流歌(あんどう るるか)
第八支部支部長。希望ヶ峰学園76期生。元・超高校級のお菓子職人。頭の回転が速く、お菓子で人を釣る交渉術が得意で、彼女の作るお菓子には麻薬並みの中毒性があるといわれている。裏切られることが何よりも大嫌い。

十六夜 惣之助(いざよい そうのすけ)
第九支部支部長。希望ヶ峰学園76期生。元・超高校級の鍛冶屋。無口で流流歌以外と交流しようとはしない。武器開発を得意としており、コートの中には暗器がたくさん仕込まれている。

6話{netabare}
葉隠しぶといな~(*‘ω‘ *)久しぶりに占い発揮したけど…その真価は(笑)

宗方とちさ先生と逆蔵…はいい仲間
ちさに刀を突きさして…お墓の代わりかな?
苗木どんだけもうトラウマ持ってるんだよw
苗木と月光ヶ原と朝比奈は一緒か

霧切と御手洗そして黄桜は一緒かー
ゴズさんのマスクの下見てみたかったわー
霧切さん3人目の犠牲者を探す
軽口のやつほど危ない可能性も
黄桜と霧切相性悪いよね

犠牲者がたくさん…惣之助さんも殺されてたのね…
忌村も死んでて流流歌は生きてたのね(*´▽`*)
苗木嘘の希望で励まされてる…嘯いてるなー
これはゲームじゃない壊してしまえばいい!!苗木案!!

外の未来機関の人に連絡を取ることにー
出た!十神久しぶりだな~
全世界に中継されてないのね
ジャヴァウォック島、災難なのはモノクマと宗方の方…苗木はゴキちゃん並みw

月光ヶ原の本人の死体が発見された…
いまいるのが偽物
十和もなか
ふかわと苗木の妹こまるが十和シティーにいるのね
一網打尽もできそう

{/netabare}

御手洗 亮太(みたらい りょうた)
第十支部支部長。希望ヶ峰学園77期生。元・超高校級のアニメーター。天願にスカウトされて未来機関に入った。気弱だが正義感にあふれていて、世界を希望で満たしたいと考えているが、それ故に思い悩むことも多い。

7話{netabare}
塔和モナカは江の島盾子の信者だったのね
そして絶望の因子、2代目江の島盾子を名乗る

元・超小学生級とか(笑)
急にこまるたちの話になってるw
希望でも絶望でもない少女(*‘ω‘ *)
冬子はジェノサイダー翔の方が強いなw
でこまるwお兄ちゃん大好きっ子なのねw
それにしても塔和シティー恐ろしい場所
文学少女まだ十神のこと好きだったのねw想像の腐川wwwwwww誰だよ?
十神支部長代行勘はいいみたいw

十神は外部から絶望の残党と未来機関を探る
モナカのアジトわっかりやすw
こまるちゃんのツッコミエッジきいてるなw

塔和モナカとこまる、腐川の戦いが…え?モナカの降参?(笑)
どうせ戦ったって希望が勝っちゃうから降参とかw
さすが現代っ子w辞めるときはあっさりバーン!!

モナカちゃん…すごいきったない部屋に住んでる~w
希望とか絶望とか黒歴史扱いw
モナカは関係ないらしい…この子は傍観者
月光ヶ原を殺したのはモナカちゃんらしい
ダメ人間だな(*‘ω‘ *)大人にされちゃったモナカちゃんw

苗木のせいでほかの仲間が死んじゃう
ぐぐれかすwwwwモナカの撤収の仕方www
宇宙でニートになる少女塔和モナカwww唐突かよw
冬子もこまるもよく食らいついてるなw

考えるのを辞めたらニートになるのか(*‘ω‘ *)
OVAみたいな回だこと

月光ヶ原の画面に急にこまる
コロシアイゲームを生き残った誰かが苗木のせいで死んじゃう…

霧切に迫る…怪しい影…
{/netabare}

十神 白夜(とがみ びゃくや)
第十四支部支部長代行。希望ヶ峰学園78期生。元超高校級の御曹司。外の世界で絶望の残党と戦い、復興のため力を尽くしている。相変わらず高圧的だが、コロシアイゲームを経て少しだけ人とのつながりを大切に思えるようになった。

苗木 こまる(なえぎ こまる)
苗木誠の妹である普通の少女。壊滅した都市・塔和シティーにてオトナとコドモの戦いを治めながら苗木誠が迎えに来てくれるを待ってる。

腐川 冬子(ふかわ とうこ)&ジェノサイダー翔
未来機関研究生。元・超高校級の文学少女。壊滅した都市・塔和シティーにて苗木こまると一緒に暴動の鎮圧のため奮闘している。自分の中にジェノサイダー翔という殺人鬼を宿している。腐川と翔は記憶を共有できないが、感情は共有できるので、初めての友達であるこまるをとても大切に思っている。

塔和 モナカ(とうわ もなか)
元・超小学生級の学活の時間。月光ヶ原に成り代わってコロシアイゲームに参加していた。

8話{netabare}
数年前のどこかの戦場?学園?黄桜さんの話か?
人は簡単に吹っ飛びやがる

葉隠本当にしぶといな~( *´艸`)ノ
十神も外にまで来たみたいだね
こまるは迎えに来てくれるのを待ってる…

おっと苗木の前には片目の宗方
マシーン月光ヶ原と宗方戦闘開始w
今のうちにここから離れるが吉
宗方刀に奥の手とか仕込んでるのかよw

十六夜惣之助の罠すごいのな
離れるよりも調べることが先
流流歌が調査の邪魔を…?そして曲者?
さらに逆蔵までも合流とはな(排除目的)

やっぱり逆蔵には戦闘では勝てないな
おっと黄桜さんもなかなか鋭いな~
しかもNG行動まで教えちゃうとはな~

なかなかの策士黄桜…こいつの方が曲者だね
いや流流歌も侮れないな
黄桜さん霧切を助けるために左手を…開いてしまって
約束を守り…散る
かっこいいやんけ

逆蔵も流流歌の手ごまに…
流流歌の特性スイーツは麻薬みたいなものか
逆蔵の意志の固さすごいな

十六夜惣之助を殺したのは安藤流流歌
彼はNG行動で死んだのか
そして襲撃者に殺されたのは忌村
食べ物を口にするがNG行動か

流流歌の動機は秘密の出口

流流歌のNG行動は誰かがゲーム会場の外に出ること
霧切もまた油断ならない

探偵は冷たい

いよいよ侵入口は開いたが罠が作動…
死ぬのは誰だろうね…十神、葉隠…
{/netabare}

黄桜 公一(きざくら こういち)
第三支部支部長。元・希望ヶ峰学園スカウト担当。苗木たちを未来機関にスカウトした。気まぐれで何も考えていないように見えるが、勘がとても鋭くここぞという時に頼りになる大人。なれなれしいのが玉に瑕。

逆蔵 十三(さかくら じゅうぞう)
第六支部支部長。希望ヶ峰学園74期生。。元・超高校級のボクサー。荒々しい性格で、プライドが異常に高い。宗方の右腕的存在であり、彼の目指す理想の未来機関のためならばどんな汚れ役でも受け持つ

9話{netabare}
モノクマあらすじ~総集編?ではないのねw
やっぱりしぶとい葉隠wwww
あの爆発でも生き残るのね~( *´艸`)

逆蔵が空けた扉の先は海?
ここもまた出口ではなかったのね…
霧切はあれが偽物だと見抜いていたのね
この中は海中だとも見抜いていたのか

大掛かりな準備だこと~
きっかけは些細なことから
怪しいのは副会長宗方?

ロボット月光ヶ原死にそうだな
絶望を滅ぼす修羅となった宗方
黒幕は果たして宗方なのかな?
霧切は苗木との合流を…頼りなさそうだけど瞬発力はすごいのね
恥ずかしい話の途中で合流とかw

希望は伝染するのか~
まったく霧切は苗木のこと信じてるのな~(*´▽`*)

逆蔵は宗方の様子がおかしいのに…
宗方に刺される逆蔵…すごい全部絶望のせいに殺す気かよw

流流歌は逆蔵が刺されるところ見たのな~
結局みんな裏切り裏切られる
惣之助はカッコいい死に方だと思うぞ
流流歌とんでもないくそやろうだな
でもここまでかもな…

朝比奈力持ちだな~(‘ω’)ノ
もうすすタイムリミットだけれども…
霧切から希望を宿される

そしてお時間…
次の退場者は安藤流流歌

おっと苗木が目覚めたときには霧切はNG行動で…
霧切のNG行動えげつないな
モナカが言っていたことはそういうことだったのか

宗方さんからの誘い…
宿された希望を胸に立ち上がる苗木
もはや最終決戦はすぐだな
{/netabare}

葉隠 康比呂(はがくれ やすひろ)
第十四支部所属。希望ヶ峰学園78期生。元・超高校級の占い師。とてもマイペースでなぜコロシアイゲームを生き残れたかわからない男。直感で占いをするが的中率は30%。髪を結いメガネをかけてイメチェンをしてみたが、臆病なのは相変わらず。

10話{netabare}
苗木と霧切…これは過去回想?
ゴミが頭の上にあっても輝いてるな霧切さん…毒で倒れる…

霧切の思いを胸に決意の顔の苗木…
割り切れるわけないけど…希望を託されたなら前に進むしかない…
朝比奈と御手洗を残し…

月光ヶ原の残骸を見て一瞬ビビるが…前に進む苗木
希望の考え方は違うのな~
苗木と宗方ぶつかるしかない…運命なのかな

苗木と宗方の衝突
接近戦じゃ苗木不利だよな~
霧切の残したのは希望だけではなかったみたいね

熱を帯びた刀に、暗器とか宗方―w
苗木早くも足を撃たれる
まだ幸運という名の悪運はつきてない苗木
だったがここで…

苗木を殺せない宗方
宗方のNG行動は扉を開けてはいけないか…
だからといって…苗木が絶望だと決めつける宗方
もう聞く耳なしだなwww

絶望を消しても希望は生まれない…
天願は襲撃者知ってたのか!!一人ではない…
未来機関全員が襲撃者だと…
全員が…みんな絶望に染まっていた?どういうこと?

希望とか絶望とかうっせーなw
相手がなんだろうとその出会いには感謝を♪
宗方の悲しい雄たけび…戦意喪失か

いつから間違った方向に進んでいたとか
襲撃者の正体を突き止めていた霧切さすがだわ!!

急にジャバウォック島w
{/netabare}

万代 大作(ばんだい だいさく)
第十一支部支部長。希望ヶ峰学園66期生。元・超高校級の農家。コミカルな見た目と、とてもかわいらしい声を持つ心優しい男。「イチゴの種も3個まで」などの自作のことわざも言うが、その意味は誰にもわからない。

グレート・ブズ
第十二支部支部長。希望ヶ峰学園69期生。元・超高校級のレスラー。未来機関所属前はプロレスラーとしても活躍していた。恐ろしい牛の顔のマスクをしているが、性格も口調も穏やかで丁寧。ただし、怒らせると怖い。

11話{netabare}
また少しさかのぼり…苗木たちが希望ヶ峰学園から脱出したころ…
この頃にはもう絶望は…

襲撃者の正体は…つまり襲撃者は自分…自殺
犠牲者のすぐそばにはモニターが…自殺と関係している?
苗木自分で自殺しないように縛って…w
自棄にはなってない…確信ある選択
霧切のためにもこまるのためにも生き残る…
そしてタイムリミットの時間か

モニターにはモノクマ?すべての特典に録画
襲撃者の特典は…これは催眠なのかな?
苗木気づいたら別の世界?に

そこには辛辣な霧切、久しぶりだなあのアイドルの子
ここは絶望の世界なのかな?(‘ω’)ノ生きてることを否定される世界か
世界が血に染まる…普通の精神ならもたないよな…
てかナイフどっから落ちてきたよw

自殺を促す世界か…これも一種の催眠か
おー逆蔵生きてたか(‘ω’)ノ
結局、襲撃者なんていなかった…みんな自殺させらていた…

モニターの近くにいた人が最初に起こされて絶望に染まり死を選ぶのか…
みんなただ踊らされていただけ…
逆蔵手首ごと落とすとはな、てかよく生きてるな

未来機関の創設者天願和夫が黒幕?誰もが襲撃者になりうる
やつが絶望の残党だったという真実?
雪染も逆蔵も天願も…まぁ逆蔵は脅されてただけど…

非常用照明に切り替わりモニターの電源が落ちる
逆蔵最後の力を振り絞ったのか…

宗方は逆蔵の元に…
さらにバングルまで外れて…
逆蔵の功労っぷりな最後のな
後悔したときにはもう遅い…

外は外でてんやわんやだな~
人を洗脳させる映像…御手洗が何かかかわってる?

御手洗もまた利用されてたのかな?
そして天願からのメッセージ?生きてるの?
{/netabare}

雪染 ちさ(ゆきぞめ ちさ)
第五支部支部長。希望ヶ峰学園74期生。元・超高校級の家政婦。健気でお人よしで頑張り屋な性格。天然な一面を持ち、張り詰めた未来機関の空気を和らげることもある。動機である宗方のためなら命も惜しくないと考えている。

12話{netabare}
この作品数年前多いな~
絶望の詰まったビデオを…
人を自殺させるビデオ…この二つが天願の手に
これを渡したのは雪染先生か…この時にはもう洗脳されていたのね

死んだ人から送られてきたのは…
天願の希望は希望ヶ峰学園の生徒だった(‘ω’)ノ
天願黒幕かよwww悲しく悲しくてついやったのかよw

絶望から逃げた御手洗は…御手洗は何を知っているんだか?
絶望のビデオを作っのは…絶望に染まった子たちもビデオを見せられたのか
天願さんでさえ絶望のビデオの江ノ島盾子の犠牲者

御手洗は希望のビデオとか作ってたんかいw
江ノ島と逆…希望のビデオは人の心を変えてしまうものだが…
それでも絶望には勝てないから…苗木みたく強いわけではない…

洗脳使えば最強じゃねーか御手洗
NG行動が枷となっていたのか
世界の希望のために…御手洗の正義も尖ってるなぁ

朝比奈に抱き着かれてる苗木w
お、宗方戻ってきたのか(‘ω’)ノ
天願どっちだよw御手洗に希望のビデオを使わせることだった?
結局どっちだよ(*´▽`*)?

御手洗を追い込むために…殺し合いをしたのか
希望のための殺し合い、全人類の洗脳とか
それは人間なのか?それとも…?

宗方さん捨て駒ってる~
宗方が隠れた部屋は会議室…雪染のもとに舞い戻ったな
修羅から侍になった宗方さんかっこよすぎだろww

朝比奈銃で撃たれて…生き残ったなよくここまでw
苗木を送る朝比奈…限界だったか
希望同士で何やってんだかなw

家政婦は見たタイムキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ちさは絶望だったのか
御手洗に希望のビデオを流させるのがこの殺し合いの目的か…

77期生を仮想世界に送ったんかーい
それすらも天願の罠だったのか
ちさの踊りっぷりな…

え?これで終わりっすか?(笑)
起承転け…で終わりなの?(‘ω’)ノ

うおw葉隠しぶとすぎだろwwwwwww
よかった十神も無事だったみたい(笑)
こいつらはしぶとい(*´▽`*)ノ

未来編はここで終わりだけど…希望編につながる
{/netabare}

モノクマ
謎に包まれたクマ型のぬいぐるみ。白い半身は普通のかわいらしい雰囲気だが、黒い半身は邪悪な表情をしている。未来機関同士のコロシアイゲームをしかけるが、真意、目的、操ってる人間などすべてが不明。

モノミ
謎に包まれたウサギ型のぬいぐるみ。未来機関にゲームを仕掛けてきたモノクマを敵視しており抵抗するが、語尾が「~でちゅ」や「まちゅ」などの赤ちゃん言葉なのでいまいち決まらない。

いやー霧切さん死んだときにはもうこの作品終わったなと思いましたね…でも…
ダンガンロンパの象徴であるモノクマがあんまり出てこなかったのが
残念ですかね~

それにしても葉隠はしぶといw

投稿 : 2024/06/01
♥ : 5
ネタバレ

kabaj31 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

まるちゃんと、タラちゃんと、シンジ君。凝った構成。

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追記(ネタバレあり)
***************************
2周目の感想。

改めて見て、良いアニメかどうかは分からないけど、
ダメな部分も多々あるかもだけど、最高のアニメでした。

2周目なので謎解きの部分は分かった上で。

{netabare}
---------------
未来編の主人公は誰か? って考えた場合、「御手洗」かなと思ったけど、
やっぱり「宗方」かなぁ。
宗方、ボクサー、雪染、未来編ではやはりこの3人が中心だったと思いました。
宗方が主人公で、ボクサーがヒロインでしょう。
その間に雪染さんがいるのでした。

同じように、絶望編(+希望編)の主人公は誰か。
ヒナタ(カムクラ)とナナミでしょう。
こちらもお話の中心に雪染さんがいます。

---------------
絶望編は第5話で「エノジュン」が登場してから、終わりの始まりでした。

エノジュンは前作のアニメと違って外見が可愛くなってました。
ブラ出しキャラは変わらずだけど、ベロ出しキャラはやめたようです。
OPでエノジュンがフーッとチビキャラの77期生を吹くところで、ふわっとする髪の毛が可愛いです。
その後の77期生のキャラが上から絶望的に降って来て、
真ん中からコマエダが堕ちてくるところが好きです。

エノジュンはメタ発言も多いし、ふざけてるし、ふざけまくってるキャラですが、
かといって愉快犯ではない、目的の為には容赦ない鬼畜ですね。
でも勝っても負けても絶望を味わえる最恐キャラの1人。

コマエダも似たようなキャラです。
幸運の僕がこんな不幸を味わえるなんて、なんて僕はついてるんだろう。
絶望と希望、よく似ています。

最恐だけど、ふざけていて、でも、ふざけ過ぎていない、
単なるおバカキャラじゃないところが、なんか好きだなぁと思います。

絶望編の第8話「偶然にも最悪な再会」で、
エノジュン、コマエダ、
この超ボス級のチートキャラが対峙します。
コマエダが海外で偶然拾った拳銃をエノジュンに向ける。
こんなのでやられる絶望だとしたら、希望の踏み台としてふさわしくないと。
緊張感のあるシーンでしたが、
そこにカムクラが登場。
カムクラの方がコマエダより一枚上手のようでした。
”幸運くらい僕も持っていますから”というセリフが印象的でした。

その後、絶望編は先生の洗脳や、ナナミのオシオキタイム、
結構キツイ描写が続きました。
絶望編というだけあって、元々こういうゲームだし、そういう流れはしょうがないのかなと思います。
絵が綺麗な分、エロチックでもあり、グロチックさも増していたように思います。
特にナナミに関しては、血がピンクでも人によってはキツく耐え難い描写だったかもしれないです。
個人的には先生の脳をいじってるのがキツかったです。
映像を無理やり見せるのは時計仕掛けのオレンジだと思いますが、脳をいじるのは
なにか元ネタがあったんでしょうか、ちょっとわからないです。

絶望編はそんな感じでした。

---------------
未来編は、第1話で雪染が死ぬところが、宗方にとって絶望だったのかなと思います。
このストーリが始まる前に、世界が絶望に染まっていて、その絶望を経験していた
という背景もあると思いますが。
絶望を殲滅させる為に宗方は躍起になっています。

しかし、宗方は苗木君に教わります。
あなたは絶望しか見ていない。
あなたには希望が見えていないと。

正しいとか正義とかって話はよくあるけど
希望っていう言葉を出すのはあんまり見たことないかもしれないです。

そして未来編の第10話で、
宗方は、絶望を殲滅させる為なら雪染との思い出だって消し去ってやると言います。
それに対し苗木君は、雪染さんを消し去るなんて言うな、と。

僕は霧切さんが絶望に染まっていたとして、たとえ霧切さんを殺さなくちゃいけなくなったとしても、
”霧切さんに会えて良かったって思うから”

と言います。

このセリフにすべて集約されると思います。

ここのシーンで絵が良いなと改めて思いました。
大事なシーンでセリフに説得力を持たせる為には、声だけじゃなく絵も大事だと思います。

雪染さんは絶望に染まっていました。
それは絶望編を見れば分かることです。
でも良い先生でした。
それも絶望編を見れば分かることです。

教室に居ないクラスメイトを全員教室に集め、予備学科のヒナタ君を助け、生徒を励まし、
ナナミをクラス委員長に指名し、みんなでゲームをしたり、色んな思い出を作らせてくれました。
絶望編のEDの写真はその象徴だと思います。

絶望に染まっていたとして、
全部”無かったこと”にしちゃいけないんです。
それは絶望に染まることより、ずっと悲しいことです。

苗木君に説得され、宗方は憑き物が落ちたように目の色も戻りました。

ここは仮に雪染ちさと宗方との回想シーンを入れたくらいでは足りないかもしれません。
やはり絶望編として別のストーリで話数を割いてきちんと雪染ちさを描いていること、
未来編と絶望編、交互にそれを見て、徐々に雪染ちさが分かっていったことが効果的だったと思います。

ここで宗方が主人公だったんだろうなと思いました。

そして、襲撃者はいなくて全員自殺だったことが判明。
その後は、逃げちゃダメだと絶望を希望で上書きしようと御手洗が暴走してしまう。
で、希望編へ続くという感じでした。

---------------
希望編はナナミが全部持っていった感じでした。
船のシーンでヒナタ(カムクラ)の横にナナミが現れるところは、ちょっと泣けます。
BGMの入り方がよくて。

1周目は、御手洗がクラスメイトに迎えられて、それはそれで良いなと思ったけど、
2周目はまた違った風に思えました。

ヒナタ(カムクラ)とナナミの会話のシーンで、絶望編第1話で2人が出会うシーンを思い出しました。
そこでこの2人が主人公だったんだろうなと思いました。

ダンガンロンパ2のゲームでは、ナナミはコンピュータープログラムのAIだったのかな?
ダンガンロンパ2ではナナミは実在しないAIキャラだった、しかし、このダンガンロンパ3のアニメで
ナナミが実際にいた人物だということが判明したということかな?
ゲームではナナミの性格が違うのかな?
ちょっと詳しくないのでわかりません。

未来編、絶望編、希望編とあったこの作品、最後は、
未来は絶望か希望かわからない、
”何が起こるかわからない未来の中に、僕たちは一歩ずつ進んでいく”
――大切な人のことを思いながら、
というエンドでした。

そしてエピローグで霧切さんは実は生きていたというオチで終了。

EDの曲がhide。なんでhide?
死んでるからかな?
でもいい曲だと思います。

雪染先生やボクサーのこと、時々でいいから思い出してあげて欲しい。

---------------
おわりに

全体として、未来編と絶望編で緩急あるのが良かったと思います。
暗い、明るい、暗い、明るいといった感じで。
最終的にどっちも暗くなりますが、希望編は明るく締めてくれました。

エノジュンやコマエダなど、ふざけ切ってるけどブレないキャラがいて、
希望を与えない容赦ない絶望、どんなに絶望的でも希望を見出す、
そんな一歩踏み込んだストーリーが、あまり他では味わえないものがあると思いました。

この作品のテーマというか、一番良かったシーンは
やっぱり未来編の第10話の苗木君のセリフのシーンだと思います。

あとエノジュンについてですが、
エノジュンというのは分析能力が凄過ぎてすべて予測できてしまう、
先の先まで全部わかってしまうから絶望しているというキャラだったかな?
少しうろ覚えです。
希望は予定調和だからつまらないという主張だったと思います。
自分も、シリアスなのにハッピーエンドが先に見えている、そんな予定調和はつまらなく感じるので共感してしまいます。
かと言って絶望を望んだりはしませんが。

”確かめたいんです、希望と絶望、どちらが僕にとって予想がつかないのか”(絶望編第11話より)
これはどういうことだったのかな?
ダンガンロンパ2のゲームをやって確かめるしかないのかな?
また気が向いたら3周目も見てみようかなと思います。

{/netabare}
***************************
追記おわり
***************************
最初の感想。

前作のダンガンロンパが面白かったのでこちらも視聴。
前作はモノクマがドラえもんでしたが、今作はモノクマが「ちびまるこ」のまるちゃんです。
さらに「サザエさん」のタラちゃんも出てきます。
まるちゃん目当てで見始めましたが、まさかタラちゃんまでいるとはびっくりです。

このアニメは、
『ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園- 絶望編』
『ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園- 未来編』
『ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園- 希望編』
の3つで一つのアニメです。

見る順番に特徴があって、

未来編1話 → 絶望編1話 → 未来編2話 → 絶望編2話 →
未来編3話 → ・・・

といったように、「未来編」と「絶望編」を1話ずつ交互に見ていく構成となっています。
(全部で24話分あります)。

まず、この交互に見ていく構成が非常に面白いと思いました。

特に「未来編」、「絶望編」として、OP、EDも別々のアニメとしてはっきり分けた所が思い切ったことをしていると思います。
また2つのアニメを同時期、同クールに放送していたことも思い切ったことをやっていると思います。
1クールで24話は相当なハイペースだったんじゃないかなと思います。

「未来編」と「絶望編」に分けている特徴としては
・時系列が別のストーリーラインが存在すること
・未来編が現在、絶望編が過去という位置づけで、登場するキャラクターが異なる
・しかし、未来編と絶望編に共通して登場するキャラクターがいる
・その共通して登場するキャラの背景が少しずつ明らかになっていき、それが2つのストーリーにリンクしていく
といった感じで、見ていてシナリオが本当によく出来ていると思いました。

また「未来編」と「絶望編」でOP、EDの雰囲気が違うのも面白いと思いました。
「未来編」のOPはロックな感じの曲で、EDは絶望的な感じの映像です。
「絶望編」のOPは、シャレオツな映像にほんわかした曲で、これが一番好きです。
「絶望編」のEDは、超高校級の「幸運」狛枝君こと緒方恵美が歌ってます、これも結構好きです。
「希望編」のEDは、この声まさかと思ったらあの人でした。

絵は前作のダンガンロンパに比べると、等身が5頭身から8頭身になって
子供っぽい絵から大人びた綺麗な絵になってます。

ストーリーはアニメオリジナルのストーリーとのことです。
自分は原作はどのシリーズも未プレイですが、
本当は、原作のゲームもちゃんとやった方が登場キャラや内容をもっと理解した上で楽しめるんだろうと思います。
特に未来編の苗木誠が77期生を救ったという話がすっぽ抜けてるので、そこはたぶん救ったんだろうなと脳内保管するしかなかったです。
ちなみに77期生は絶望編の主要キャラたちです。

ストーリーの内容は前作のアニメみたいなテンポの早い推理モノではないです。
未来編はデスゲーム+ミステリーで、テンポは割とゆったりとしていると思います。
テンポが早くてダイジェストにならない所がオリジナルのいいところだと思います。
デスゲームなのでグロい面も多いですが、誰が黒幕なのかを考察する余地があり、結構引き込まれます。
こちらの主人公はシンジ君で、まるちゃんとタラちゃんも出てきます。

絶望編は最初はコメディタッチで、中心人物の元・超高校級の「家政婦」の教師、雪染ちさがいいキャラしてます。
あるキャラが登場してからは、こちらは血がピンク色ですが、だんだん絵的にもストーリー的にもグロくなっていきました。
まさに絶望です。
こちらも結構ストーリーに引き込まれます。
中2みたいなカムクライズルや狛枝君というキャラもユニークで魅力があります。

未来編、絶望編、どちらにも登場するキャラが何人かいます。
そのキャラがどういうキャラなのか、そのキャラにどういうことがあったのか、それが徐々にわかっていくところがこの作品の肝だと思います。

声優は豪華です。
タラちゃん、まるちゃん、シンジ君、タルちゃん、本丸、忍たま乱太郎。
他にもたくさん有名な方が出ています。

最初はまるちゃんの声が目当てでしたが、
これだけ凝った構成、シナリオとは思いませんでした。
このシリーズが続くならもっと見たいなと思いました。
ゲームの方も機会があればやってみたいと思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 5

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

未来に託すのは絶望…それとも希望…?

この作品は「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animation」の続編に位置する作品です。
物語の内容に直接的な繋がりはありませんが、前作から登場するキャラの説明は一切無いので、前作を未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。

本作品は「二つのシリーズを同時期に、同時進行させる」と言って制作された片方になります。
試みとしてはとても面白いと思います。ですが、気になるのは2作の同時制作によるクオリティの低下です。
これまでアニメ本編の放送と劇場版の上映が同時に行われた作品もありましたが、スタッフの休み返上での重労働によって何とか期日を守ってこれたのが実態です。
絶対大変…と思っていました。
事実相当大変だったろうと推察しています…ですが、クオリティに影響が出る事は無かったと思います。

未来編は、元・希望ヶ峰学園の関係者や生徒(OB・OG)たちによる世界再生を目的とした「未来機関」が設立されているのですが、その未来機関の幹部数名がモノクマによって隔離された極秘施設の中で、未来機関に紛れ込んでいる絶望の残党を炙り出すためのコロシアイゲームが再び始まってしまうのです。

でもこのゲームはただのコロシアイではありません。誰も死なないと、残った人の中からランダムに毎晩一人抽出されて殺されてしまうんです。
しかも、全員NG行動が設定されたバングルを腕にはめられた事により行動に制限が生まれ、それが大きな足かせとなって未来機関のみんなにのしかかってくるんです。
1期の学級裁判とオシオキも救いがありませんでしたが、今回のデスゲームはそれ以上でした。

この作品では1作目にも登場した元超高校級の「希望」である苗木 誠、苗木と一緒に初代「ダンガンロンパ」を生き抜いた霧切 響子や朝日奈 葵といった懐かしい面子に再び会う事ができます。
この作品も登場人物の多い作品ですが、前作からの継続キャラもいるので、新しいキャラ全部は覚えられませんでしたが、主要なキャラは頭に残り易かったと思います。
学校のクラスを取り上げているので、必然的に覚えなきゃいけない人物は多くなるのですが、この作品はその点の構成が上手かったんだと思いました。

この作品を視聴して感じるのは、どんなに危機的状況に陥っても…自らに課せられたNG行動がどんなに理不尽であっても、人は希望のために頑張れるという事と、そんなモノでは胸に秘めた決意や約束を反故になんてできない…という事です。

ややもすると、ただ痛く苦しいだけのコロシアイ…になってしまう可能性も十分に孕んでいました。
実際に痛みも苦しみもありました…
でも咄嗟に身体が動いてしまうのは、保身の時だけじゃないんです。

そしてそこがこの作品の難しいところ…
みんなは苗木に生きて希望を繋げる事を望み、彼自身もみんなのその言葉を糧に逆境に立ち向かっていきました。
本当は誰一人として死んで良い人なんかいないんです。
でも苗木の通ってきた後には夥しい死体の山があるのも事実です。

ゲームとはいえ、本気で殺し合っているんです。
犠牲が出ない方がおかしい…のは分かっているんです。
一人でも仲間の犠牲を少なくする事がこれからの希望に繋がるんです。
けれど、本当に彼が希望なら今回彼の取った行動は最善だったんだろうか…
一番仲間の死なない方法だったんだろうか…
そう考えると…目の前での出来事に圧倒されてしまい良く分かりませんでした…が結論になりそうです。

完走して振り返ってみると…霧切さん、やっぱ恰好良かったです。
霧切さんの恰好良さ…気になる方は是非本編でご確認下さい。
少なくても自分にできない事をやってのける…凄い人でした。

オープニングテーマは、黒崎真音 feat.TRUSTRICKさんの「DEAD OR LIE」
エンディングテーマは、TRUSTRICKさんの「Recall THE END」
どちらも重厚なサウンドが特徴の曲で、現在どちらも車で聞いています。

1クール12話の作品でした。希望と絶望…お互い相反している一方、どちらも必要不可欠ですが、多すぎても少なすぎても人を不幸にする存在と考えると、普通が一番…などと思ってしまいました^^;

投稿 : 2024/06/01
♥ : 13

64.6 16 ゲーム原作で学園なアニメランキング16位
ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園- 絶望編(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (347)
1858人が棚に入れました
あらゆる分野の超一流の高校生を集め、育て上げるために設立された、政府公認の特権的な学園「私立希望ヶ峰学園」。
この学園には、超高校級の才能が集まる「本科」と、高い学費を払えば誰でも入れる「予備学科」が存在していた。
才能だけでなく、正確も個性的な本科77期生。
しかし彼らは才能のみに固執することなく、「人生に大切なことは、才能ではなく、人との関わりで人格を磨き、
思い出を作ることである」ということを学び、それぞれ普通の高校生らしく学園生活を謳歌していく。
水面下では謎のプロジェクトの遂行、学園による学科差別が横行していた。
才能を渇望した予備学科の少年・日向創。彼に起こる運命的な出会いが、学園を、未来を予測もつかない方向へ導いてしまう。
これは、人類史上最大最悪の絶望的事件に至るまでの物語。

絶望で終わる、希望の物語。

声優・キャラクター
朴璐美、岸尾だいすけ、小林ゆう、緒方恵美、三森すずこ、細谷佳正、杉田智和、茅野愛衣、花澤香菜、安元洋貴、荒川美穂、福山潤、三石琴乃、小清水亜美、本郷奏多、高山みなみ
ネタバレ

カボチャはんたー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

こっちでは雪染先生フル回転(沙*・ω・)

こっちのほうがダンガンロンパっぽい
この子達が絶望に変わっていくさまみたいですね~

1話 {netabare}
希望編と繋がってるのかな?
おっと雪染さん指導のナレーション
最大の絶望と希望の物語か、最大の絶望の生徒見てみたいですね!!

雪染、霧切学園長に、黄桜
なんだろう未来編ではあっさり死んじゃったけどこっちではいい味出してくれそう
いやーいきなり4人だけのクラスとか(笑)
先生どんだけ生命保険入ってるの(笑)
濃いクラスだなぁwww

この学園、授業に出なくていいとかどんだけ楽なんだよw
さすが元超高校級の家政婦が先生w
腐ったミカンって言われてみたいw保健委員の子w
王女何を期待してたんだww極道に引けを取らない雪染先生
みんなでほかの生徒を迎えに行くことに~

男子トイレには化物がwwwwwwwwww
超高校級のマネージャー何歳だよw
シェフの個性wwwこいつバイかwwwww
体操部っていうか野生児よね(笑)
ソニアって天然に相手を傷つけるのね
オイルの臭いは女子嫌うw
田中やばいやつだー
音楽室でBBQの発送はなかったァw
先生も案外ノリいいよねw
剣道家の子の名前ペコ山ってwwww

極道の子ツッコミ属性決定だな~
花村完全にボケ(笑)というかバイ(笑)
メカニックかわいそうキャラかw
超高校級の幸運、これで勢ぞろい?

クズではなく腐ったミカンw(沙*・ω・)
残り二人いるのか!!よくここまで人を集めたものだ
最近のデブは箸でポテチ食うのな
万策尽きたーwwwwwwwwwwwwwwwwwww
御手洗って希望編のやつと同一人物?
最後の一人は…なんていうか無個性っぽそうな黒制服?
いや女の子のほうか

レトロゲーム知ってる人いると嬉しい氣持ちわかる
超高校級のゲーマー( ・∀・) イイネ!
予備学科…一般の生徒らしい
御手洗の逃げ足の速さwww

日向、才能を欲しがってるのね~
才能がありすぎる人とない人
ななみさんぐーかわ(*´`)
生徒集めるのに一日wwwww

この頃から雪染と宗像はそういう関係なのね~ヽ(*´∀`)ノ
{/netabare}

雪染 ちさ(ゆきぞめ ちさ)
第五支部支部長。希望ヶ峰学園74期生。元・超高校級の家政婦。健気でお人よしで頑張り屋な性格。天然な一面を持ち、張り詰めた未来機関の空気を和らげることもある。動機である宗方のためなら命も惜しくないと考えている。

2話{netabare}
雪染先生にヘルプコールが(笑)
黄桜さんの逃げ足の速さwww

クラスでは乱闘騒ぎwまさに学級崩壊w
実践に近いトレーニングならいいんだ(笑)
特製スープ呑んだらムキムキにw
みんなめちゃくちゃw御手洗どこでもアニメの仕事w
ちさの役目は予備学科のお金の流用についても調べること
どうでもいいけど七海ちゃんかわいいカワ(・∀・)イイ!!

みんな教室で待っててくれてるのね(*’ω’*)
先生の情報網はすごいなw
日向から予備学科について聞く先生( *´艸`)
日向は何かの計画に招かれているのね?普通を恐れるなか…

教室でゲーム大会(・∀・)イイネ!!
スマブラ?っぽいな(笑)
七海ちゃんいい感じに向きが(笑)
幸運すげぇ~(笑)
先生もゲームちゃっかりやってるw
爆弾投げまくる女子会w
こんなフリーダムな教室うらやま(笑)

なんかエロい方面になってきたw
弐大のおっさんww
媚薬入りのエロエロスープw
西園寺さすが( *´艸`)
ほもーもゆりーもw
希望って気持ちいねw
花村のポジション(笑)

ゲームの中の技を使いこなす才能があるのねんw
あーいう経験は初めてじゃないのねwさすが先生w
学級委員は千秋ちゃん♪
(悲報)ソニアは処女じゃない模様w
案外積極的な千秋ちゃんなのである( *´艸`)

{/netabare}

七海 千秋(ななみ ちあき)
ゲームならオールジャンルでいけるゲーマー。気を抜くとすぐ眠ってしまうというくらいマイペースで、人とのかかわりは攻略法が決まらないから基本的に苦手と感じている。「ギャラオメガ」というシューティングゲームが大好き。

3話{netabare}
何もないのも「才能」だったりしてね…
今日は日向メインかな?
日向に話しかけてきたのは転校生の…口の悪い女の子( *´艸`)
超高校級の妹w九頭龍の妹なのね~(*’ω’*)あー、自称ねw
才能ないのを諦めてない…本科に行きたいのね!!

おっと…真昼狙われてるのか…喧嘩は真昼が原因
才能って言葉に敏感だな~予備学科の連中
凄まじい口撃合いだったな~
佐藤ちゃんいい子だなぁ~(*’ω’*)

九頭龍なつみか!辺古山は九頭龍の関係者だったのか(笑)
澤田ちゃんは空気読めないのねwww
日向と千秋はゲームする関係続いてるのね(=゚ω゚)ノ
才能がなくても希望がある…か

なつみと佐藤さん…喧嘩してるな~( *´艸`)
本科に行くっていう絶対的信念があるのね
兄に置いて行かれるのが嫌なのね…隣に立つために本科に行きたいのね…
おっと…事件発生殺人事件…九頭龍なつみが不審者に殺された…

なつみを殺したのは…佐藤?それとも…
とりあえず事情は何か知ってそうだよな
佐藤は学校に来ず…遺体となりけり
警備部に見た顔がw日向カス扱いされてw

九頭龍組の事件はもみ消されようとしている…
逆蔵も雪染には逆らえないのね…w

日向は胸をはれないけれど…
人口の才能、人口の希望になる
{/netabare}

日向 創(ひなた はじめ)
希望ヶ峰学園に憧れていて、予備学校に入った生徒。才能を持たないため自分の人生をつまらないと感じており、ある条件を理由に学費免除で入学した。向上心のない予備学科の雰囲気に馴染めず、ひとりでいることが多い。

4話{netabare}
一年に一回の実技試験…みんなそんなテンションじゃないよなー

狛枝から中止を要請されるけど
そりゃムリだよなー
自分で何とかするって?

七海ちゃん日向が来なくて寂しいのね
花村を買収するw狛枝ww
おっとこっちでも忌村出たー(笑)
昔は仲良かったの?流流歌と十六夜w
いやこれは利用してるだけか
悪女だなぁ~流流歌
あーこれで色々と事件が起きてあーいう感じになって退学かー

おっと…さらにバック交換www
忌村と狛枝…ついてない?
実技試験って何をするんだろう?
下剤も爆弾もなくなって残ったのは身体向上薬
犬ってでかいと怖いよねw

自分のせいにならずに爆発事件で実技試験中止
狛枝すげぇな。絶対的幸運の持ち主だな
才能主義だなー(^-^)狛枝…

逸材3人が退学処分…なるほどねん
狛枝無期限の停学
黄桜も処分、ちさ先生も予備学科に…

慕われてるなーちさ先生
先生やってるな~(^-^)

{/netabare}

狛枝 凪斗(こまえだ なぎと)
超高校級の幸運。学園に抽選で選ばれた。飄々としていて、掴みどころのない性格。自称「超高校級の超高校級のマニア」でもあり、超高校級の才能の持つ希望の力を信じている。

5話{netabare}
今日は御手洗回かな~

ちさ先生は予備学科に行っちゃったのね~
半年もこっちですごしたのね…苦労したのね…半年経つの早www
希望ヶ峰学園の評議員が怪しいのかな?
神座プロジェクト?日向退学処分?どういうことだろう…ね

またちさ先生はあのクラスの担任に
黄桜はスカウト主任にここでなったのね
狛枝は音信普通らしい…

来期の生徒が…
あの初期のダンガンロンパの…
パートナー気取り(*´▽`*)
歓迎されてよかったね~ちさ(*´▽`*)ノ

七海頑張ってたんだなぁ~(´◉◞౪◟◉)b
西園寺成長期おそー(笑)
罪木ちゃんはいじられ役wソニアも封印されるべき存在にw

御手洗…二人いるの?痩せてる方が本物?
最後に信じられるのは脂肪と糖質w
おっとここで来たのか江の島w江の島たーいむ♪

戦場むくろ…超高級の軍人
ナレーション風wwww
この二人のスキンシップは過激だなぁw

どんだけ御手洗根を詰めてるんだよ…
罪木ちゃん、御手洗に壁ドンされて連れ去られる事案発生w
無事保険委員の仕事を(^-^)

偽御手洗は超高校級の詐欺師だったのね
罪木ちゃん脱ぎたがりだな~(笑)
そして純粋などじっこだこと(*´▽`*)
そして詐欺師御手洗イケメンw

こっちでも苗木登場
江の島ナレーション風にハマってるのねw

日向実験サンプルになってるのね
七海に誇れる自分になるために

{/netabare}

御手洗 亮太(みたらい りょうた)
超高校級のアニメーター。神アニメーターとして有名だが、締め切りにおわれているためいつも部屋に引きこもっている制作をしている。気弱で正義感にあふれた真面目少年だが、個性的なクラスメイトには翻弄されっぱなし。

罪木 蜜柑(つみき みかん)
超高校級の保健委員。人に奉仕することを生きがいとしている保健委員。自分に自信がなく健気すぎる性格が災いし挙動不審になってしい、学園に入学するまでに友達が恵まれなかった。よく転ぶためあちこちに怪我をしているどじっ子。

6話{netabare}
ダニが作り出す希望は果たして希望か絶望か…かもくらいづる

七海はまだ日向を待っているのね…一途だなぁ(´・ω・`)
かわいそうなくらい一途だなぁ…

九頭竜とペコさんは熟年夫婦みたいな関係
澤田ちゃん(*‘ω‘ *)
ちっちゃい方が西園寺ちゃんかわいかった(*´▽`*)
ちさも逆蔵も探ってるのな…ちさの愛情は宗方に無限大
そしてひとつの恋が終わりを告げる…
狛枝はそのうち戻ってくることになってるらしいwww

ちさ先生忍び込むならドア閉めないとwww
行方不明になった評議委員江の島のところに٩( ‘’ω’’ )و
目をスプーンでくりぬいたら…

超高校級の希望の人造計画…着々と進んでるのね
妹わがままだなぁw
簡単に希望ヶ峰学園の深奥にたどり着く江の島
かもくらいづるに一目ぼれ?(笑)

逆蔵以外は信用するなか…
バカデブスwwwwwwww
かもくら強烈に強いなぁ~
絶望は未知…超分析力あるが故の能力
絶望は甘い蜜、絶望的に運命的な出会いか…

御手洗の夢はまだ実験段階らしい
江の島返り討ちにあってるし
「待っている」か…

ど貧乳変態女の超高校級の軍人か…(・∀・)イイネ!!
江の島と御手洗急激な出会い
{/netabare}

九頭龍 冬彦(くずりゅう ふゆひこ)
超高校級の極道。国内最大の指定暴力団、九頭龍組の跡取り。蒸れたり慣れ合う事を嫌っているため、クラスのメンバーとは少し距離を置きたがっている。仁義をお門しており、信用できる相手であれば心を開き協力してくれる。

辺古山 ペコ(へこやま ぺこ)
超高校級の剣道家。大人の男でも適うものはほとんどいないと言われる程の剣道の達人。科目であまりクラスメイトと関わろうとしないが信頼はしている。常に竹刀を持ち歩いているが、剣道部というだけでなく別の大きな理由があるという。

澤田 唯吹(さわだ いぶき)
超高校級の軽音楽部。人気ガールズバンドでギターを担当していたが、音楽性の違いにより、現在ソロ活動をしているアーティスト。彼女の歌は好きと嫌いがハッキリとわかる。常にハイテンションでクラスのムードメーカー的存在でもある。

7話{netabare}
江ノ島に見つかった御手洗(*゚▽゚*)
アニメを馬鹿にされるのはムカつくよね御手洗
普通に江ノ島たち家に呼んでるしwwwwwwww
覇権確定(笑)円盤にコレクション割られる(笑)
ど変態貧乳女って姉にいうのかよw

直接脳に干渉させるアニメ
人を魅了させるアニメーション( ´艸`)ムププ
江ノ島に目をつけられちゃった御手洗であった…いやエロ怖い女だな江ノ島盾子

田中封印されてるだけのことはあるなwクマさえも操ってるw
ソニア染まってるな~、狛枝のヌードw砂漠で何をしてるんだか~
輝々攻めるな~wwwwwwwwww
ドーナツとバナナwwwwwwwww
御手洗が突然消えたらしい…罪木ちゃん戦場と鉢合わせ…

逆蔵の部下が失踪したらしい…
翼授かってる~?(*´▽`*)
罪木さん捕らえられてるwwww
なんか似合ってるw

江ノ島の分析力すげぇな(*´▽`*)
姉の蔑まれ方な(笑)
マウスパッドにするなり抱き枕にするなりってwいいなぁw
懲りずに江の島はカモクラをデートに誘いに♪

猫のかぶり方w絶望のすばらしさを見せるとか…
そこにはほかの生徒もいて(*´▽`*)
生徒会なのかwリアルコロシアイゲームwwwwwwww
一人目は晒しだよなwダメ押しの動機の塊で脅し殺し合わせる
希望ヶ峰学園の生徒会の絆は…どこまで持つかな?

コロシアイの絶望はすさまじいな~(*‘ω‘ *)
よくわかんないキャラのコロシアイwww
チェンソーで自爆とかウケるw

絶望のすばらしさを堪能させてあげた江の島盾子であった

内部ではもみ消し合いが始まったのね…
ここで黄桜に約束させたのか

希望ヶ峰学園の実態が明らかになってしまった
煽り方わかってるなー江の島盾子パレードの始まり始まり
不穏な空気が伝染し始める…
{/netabare}

江ノ島 盾子(えのしま じゅんこ)
非常に飽きっぽい性格の「超高校級のギャル」。「絶望だけが予想のつかないものであり自分を楽しませてくれる」と考えている。大切なものや大事に積み上げたものを壊すことに無上の喜びを感じていて。世界を絶望に染め上げることを夢見ている。

戦刄 むくろ(いくさば むくろ)
江ノ島盾子の姉。海外の傭兵部隊「フェンリル」に所属し軍人として生活していた。兵士100人に匹敵する戦闘力を持つとされている。江ノ島の絶望を理解しており、自分を殺そうとする妹を心から愛している。

8話{netabare}
罪木ちゃん仕えさせられてるwww
秩序のカオスによる崩壊…たしかに気持ちいいかもな(*‘ω‘ *)

罪木の様子がおかしいのに気付いているが…御手洗は…
御手洗が見てしまったのは生徒会コロシアイの動画…
罪木、完全にこれ洗脳されてるな(笑)
艶がすごいなー(*‘ω‘ *)♡

予備学科のデモが…パレード
みんなさすがに罪木が来ないことを心配して…
さすがにみんな怖かったり不安になったりするよな

罪木ちゃんにあんなことやそんなことされたい٩( ‘’ω’’ )و
あー…姉と扱い同列なのなwwww
プレゼン受けるwwww
そしてもう逃げられない御手洗…
世界を絶望に陥れる…
そしてクラスメイトでコロシアイをしてもらうと脅されちゃ…

十二神将wwwハムスターwwwww
このタイミングで狛枝wwww再会www
噂の罪木と遭遇してた狛枝
ペコちんだけ呼び止められて…

おっとクラスには誰もいなくて…
みんなは罪木を探しに外へ…

警備部に逆蔵と宗方も合流し…これは不味いんだろうな~
雪染先生は生徒探してそれどころじゃないよな~
朱音、飽きるの早いなw弐大優しいなwww

さすが幸運wwwwww
狛枝地下への隠し通路見つけちゃうとかwwww
狛枝と七海ちゃんは地下に…ここはどこにつながっているのか…
狛枝本当はわかってるんじゃね?疑惑な٩( ‘’ω’’ )و

おっと…御手洗がいて…江の島盾子と遭遇

戦場の相手は辺古山が相手してるのね(*‘ω‘ *)
狛枝はどこまで知っているのか…いい人選だこと
ここにも希望を守るものがいたとはw
どっちかっていうと宗方よりの考え方よね

希望の踏み台かどうかのテスト
カモクライズルも幸運を持っているのか
狛枝逆にやられたけどさすが幸運死なずには済んだのね

七海はカモクライズルの正体に気づいたの?
御手洗逃げてきたのね…ここで逃げちゃったことが…なーる

家政婦は見てしまう…のかな?
運命に誘われるがままに地下へ

あー七海ちゃん…
{/netabare}

西園寺 日寄子(さいおんじ ひよこ)
超高校級の日本舞踊家。日本舞踊界期待の若手で、海外でも多く公演している。しかし、その高校生らしからぬ容姿と可愛らしい声からつめかける客層はかなり偏っているらしい。見た目と裏腹にかなり残酷な性格で、自分より弱い生き物に容赦ない。

ソニア・ネヴァーマインド
超高校級の王女。ヨーロッパの小国・ノヴォセリック王国からの留学生。本物の王女としての風格があり、彼女を見ていると思わず跪きたくなるほど。本人は時刻で同年代の友人がいなかったため、学園生活を素直に楽しんでいる。日本のトレンディドラマが大好きで、若干日本語がおかしいことも。

左右田 和一(そうだ かずいち)
超高校級のメカニック。機械類にとても強く、いつもエンジンなどをいじっている。派手な外見に能天気な性格だが、意外と小心者。変わり者が多いクラスの中でツッコミ役に回ることが多い。ソニアに好意を抱いているが、全く相手にされない報われない男
9話{netabare}
七海は日向に会えてうれしいんだけど…
七海ちゃんに江の島盾子は刺激が強すぎるだろ…
先生いいタイミングで来たな~
そして捨て駒るつもりだろその優しいほほえみ

雪染先生たどり着いたけれど…
江の島盾子の手のひらの上でみんな躍らすつもりだな
罪木に辺古山…おっと罪木ちゃんがそこにいるということは
絶望に染めるとは…死にたくなくても死ぬということ
戦場さすがだな(‘◇’)ゞ
素敵な絶望育成計画だな

先生奪還作戦が侵攻してるけど
狛枝心折れちゃってるな…
辺古山も止めるけど…絶望の規格外に…
これは命にかかわる事案だけど、引き際はここでいいのか?悪いのか?

御手洗詐欺師wwwwww素顔wwwwwwプロレスラーみたいだなw
狛枝の黒幕体質やめとけよwソニアの命令は絶対な左右田www
クラス一致団結して先生を助けに向かう

宗方は江の島盾子が黒だと確信するが…
雪染先生捕らえられて洗脳ビデオ見させられてるな
H×H以来だなこういうのwww
雪染先生ここで…死んだのな…容赦ない人は好きよ戦場さん

おっとここでデモ生と遭遇とか
弐大と田中で大丈夫かな?ついに封印を解くのか田中w
御手洗追いかけられてこれは絶望…江ノ島は御手洗にお別れを言いに来ただけ
お払い箱ってやつかー(‘ω’)ノ

ビデオ完成してたのか
御手洗のビデオのせいでクラスメイト全員が超高校級の絶望に…
洗脳も核レベルに使い方を間違ったら危ういものだな
御手洗は脅されてたから…何の責任もないのか…逃げるのが絶望
これはこれで完成か
おー逆蔵いいとこで登場するな(‘ω’)ノ

御手洗も悪運強いなぁ
逆蔵と江の島盾子衝突

罪木…急に様子が…あーあ七海ちゃん
七海と雪染が合流
由々しき事態
向かう先は希望か絶望か
{/netabare}

御手洗 亮太(みたらい りょうた)詐欺師
狙った人間の声、雰囲気など、すべてをまねることができる詐欺師。体つきだけは本人と似ても似つかないのだが、なぜか騙されてしまう。入学当初は別の人間の姿を借りていたが、現在はアニメーターとして過ごしていた。

封印されし田中(ふういんされしたなか)
超高校級の飼育委員。どんな動物でもてなずけ、絶滅危惧種の繁殖にも成功下したことがある天才。動物を会話もできると言う噂がある。マフラーの中には破壊神暗黒四天王というかわいらしいハムスターが4匹住んでいる。名前は封印されし忌名のため口にしてはいけないといいう。

弐大 猫丸(にだい ねこまる)
超高校級のマネージャー。色々な学校を転々としながら、様々な運動部でマネージャーとして活躍してきた伝説のマネージャー。彼の腕にかかれば無名の不良校ラグビー部や廃部寸前の野球部が全国大会優勝チームになるまで成長する。声と体がやたら大きく豪快な性格だが、胃が弱くトイレにこもっている。

10話{netabare}
雪染先生怖いようww
これから七海ちゃんが絶望に染まってしまうかと思うと少し心があれよね(‘ω’)ノ

逆蔵敗北…逆蔵の弱みは愛してはいけない相手に…
逆蔵の弱みまで握っているのか~
おっと…弱みを握られた相手は…動かすの簡単だな
裏切るか秘密をばらされるか…

田中と弐大も合流、罪木も戻ってきて
なるほどなるほど導き手は二人か
七海は先生、ほかのみんなは罪木が

先生はもう絶望だったのです!
七海が連れてかれた先には江の島盾子のモニターが
絶望のビデオ…最後のピースは七海?

そしてほかのメンツは学級裁判風の…
七海お仕置きタイムって…デスダンジョンとか死ぬだろうに…
江ノ島盾子に目をつけられた…まだ…諦めてない七海ちゃん

希望を打ち砕くのが目的
身体を拘束させる映像とはやるな
あー…これでみんな絶望に染まっていく

ゴールって絶対罠だろ…これ
七海ちゃんあっけなくゲームオーバー…
狛枝が一番染まりやすそうだよねwwwww

七海まだ生きてたのか…
最後の最後でカモクラ?日向?
いやーかわいい女の子の死に際はやだな~
{/netabare}

終里 赤音(おわり あかね)
超高校級の体操部。ダイナミックな体つきをしたスーパーアスリート。実力派一流だが、気まぐれで気分を乗らないとすぐやめてしまう問題児である。頭の中はほぼ食べることと戦うことで占められている。

小泉 真昼(こいずみ まひる)
超高校級の写真家。写真で様々な賞を受賞している現役のプロカメラマン。人物写真は得意だが、自撮りは恥ずかしいから好きではないらしい。友達思いで面倒見がよくしっかりもののため、クラス以外にも友達が多い。男子に対しては少し厳しめ。

11話{netabare}
逆蔵は宗方の元に戻るが…裏切ることに…
雪染も江ノ島盾子を白だと言ったがために…
人を信じると裏切るは…希望と絶望の物語

江ノ島盾子完全に乗っ取ったのな学園をw
普通に授業やってるしw絶望の種たちは芽吹く
世界はこれから絶望に染まっていく中でエールとかw
カオスな世の中になったもんだ(‘ω’)ノ

みんな希望と絶望ごっちゃだなw
別れはいつも唐突にw
カモクラの記憶を消しとくのはつまらないから
希望と絶望の観測者か

霧切父はここに残るのな…
これが自殺ビデオか
わーい人間の雨だ~(‘ω’)ノ
ここはもう絶望の箱庭なんだな

これでノーマルダンガンロンパにつながるわけか(*´▽`*)
波のある幸運かー…江ノ島盾子は絶望に傾けばなんでもいいのな
雪染さん女優だなw

これは何エンドなんだろうねw

なるほど最後は希望編か!!
{/netabare}

カモクライズル
学園が作り上げた人工的な天才であり、希望の存在。あらゆる才能を持つ代償として、日向創としての人格は消されてしまった。何を考えているか、すべてのことが見えてしまうためなにもかも退屈に感じている。

雪染先生がピエロすぎてかわいそうだったりなかったり…
洗脳されるところはなんか興奮した(笑)
戦場と辺古山のバトルはもうちょっと見たかったかな~
絶望編の方が面白く見れました(*´▽`*)

みんな結局染まっちゃったのよね~

EDのサビのところついつい口ずさんじゃうよねw

投稿 : 2024/06/01
♥ : 8

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ターゲットは77期生…人為的絶望が彼らに襲い掛かる…

この作品は「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animation」の続編に位置する作品です。
この作品と同時に方向された「未来編」と合わせてみると、より内容が理解できると思います。

物語は、74期生として学園を卒業した雪染ちさが、77期生の副担任になるところから始まります。
1期や未来編で登場した苗木や霧切さんが78期生なので、一年上の学級という事になります。
78期生も超高校生揃いでしたが、77期生も負けず劣らず個性派揃いです。

この作品で希望ヶ峰学園の構図が明らかになります。これまでの作品は超高校級の生徒にばかり触れてきましたが、この学園には超高校級の生徒が入学する本科以外に「予備学科」が存在しています。
特別な才能を持っていなくても入学できる代わりに、高額な学費を支払わないとで在学できない学科なんです。

でも在学中に才能が開花すれば本科に転科できるというシステムや学園のネームバリューから予備学科には本科以上の学生が在籍しています。
誰にも負けない自分自身の唯一無二の才能…誰だって憧れますよね。
そういう人の心の隙をついたビジネスが成立する時代でもある、という事がいえます。

一方、本科の学生は勝手し放題…自分の才能さえ伸ばせばあとは何の縛りも無いのだから当然といえば当然です。
でも、元超高校級の「家政婦」である雪染ちさがその愚行を許しませんでした。
最初は強引にクラス全員を出席させるところから始め、それを定着させていく…
雪染ちさの努力の甲斐があって、クラスに全員が揃うようになり、超高校級の「ゲーマー」である七海 千秋が学級委員に選出するという、超高校級でありながら普通の学校生活の楽しさも感じられるようになっていったんです。

ちょっと前からみると凄いクラスの変わりようですが、それが雪染ちさの才能なのでしょう…
中でも一番彼女に触発されたのは、学級委員になった七海 千秋でしょう。
もともと引っ込み思案な彼女は全然クラスに溶け込む事ができませんでした。
そんな彼女がクラスを纏めようと一生懸命尽力するんです…

クラス全員が「自分たちは一つになれる」事を実感した瞬間だったと思います。
何人たりとも自分の前を歩かせない…そんなクラスのみんながこぞって七海を推したんですから…
実はこういう展開…ムッチャ好物なんです…もうウルウルで視聴していました。

その頃、予備学科設立に真の目的や、超高校級の「絶望」である江ノ島盾子の登場により、一気に状況が変わっていきます。

江ノ島盾子は自らを超高校級の「絶望」として、様々な企みから人を陥れようとします。
そのやり方には一切の慈悲は無く、相手が最も嫌がることを最も嫌がるやり方を選択するんです。
彼女が生まれ持った「超分析力」が、より酷い方に導いていくんです。

本来、絶望とは「希望を全く失うこと。望みが絶えること。」であって、壊す事じゃありません。でも、江ノ島盾子は平然と壊し続けるんです。
中には「絶望」ではなく「ただの一方的な暴力」にしか見えない場面もありました。

例え希望を失っても、壊れていなければまた立ち直れます。立ち直ったらそこから希望に向かって歩いていく事だってできるんです。
でも「壊す」という事は人からそれすら奪う事なんです。
人として他人に干渉できる範疇を大きく超えている彼女を見ているのは正直不快でした。

その気持ちがピークを迎えたのは、七海 千秋と雪染 ちさに対する仕打ちを見た時…
特に七海…何故彼女がこんな仕打ちを受けなければいけないの、と思うと悔しくて涙が溢れて仕方ありませんでした。
みんなのところに行きたい…彼女の思いはそれだけなのに…
でも…七海は決して絶望はしていなかったと思います。
そうあって欲しいと願うばかりです。

オープニングテーマは、binariaさんの「カミイロアワセ」
エンディングテーマは、狛枝凪斗の「絶対希望バースデー」
オープニングの作詞:Annabelさん、作曲:やなぎなぎさん、は初めて見る組み合わせなので新鮮さを感じました。

1クール11話の作品でした。レビューを書くためにwikiをチラ見して気付いたのですが、未来編と絶望編はもともと一つの作品を1話おきに分割してできた作品のようです。
1話から23話まで、1,3,5,7…の奇数話が未来編で、2,4,6,8…の偶数話が絶望編になっているそうです。
そういう視点でこの作品を視聴してこなかったので、リアルタイムで視聴している時に知っていれば見る順番も考えたのに…と思いました。

そして全ては「希望編」に繋がっています。
どの様な結末が待っているのか…視聴するのが楽しみです。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 12
ネタバレ

TaroTanaka さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

希望ヶ峰学園関連のダンガンロンパシリーズ最終作として、素晴らしいエンディングでした。シリーズの中で一番好きです。

シリーズ1作目をアニメ視聴済、2作目をゲームクリア済。
下記は絶望編・未来編・希望編全部まとめてのレビューです。

# 評価できる点
- 江ノ島盾子の「超高校級の(超人類級の間違いでは?)絶望」が克明に描かれた事
- 推理ものからの脱却
- 笑いによる緊張緩和

{netabare}
- 江ノ島盾子の「超高校級の(超人類級の間違いでは?)絶望」が克明に描かれた事
江ノ島盾子及び
「希望ヶ峰学園史上最大最悪の事件」「人類史上最大最悪の絶望的事件」について、
1作目・2作目ではその凶悪さ・悲惨さが殆ど伝わらなかった。
伝聞形式であったためであろう。

1作目のアニメでは江ノ島の正体が終盤で明かされる事、
又視聴者にリアルに伝わったのが
クローズド環境でのデスゲーム主催者という程度の凶悪さであった事で、
上記「事件」については殆ど伝聞形式でしか表現されなかった。
暴力・出血描写がマイルドに抑えられていたことも相まって、
彼女の不条理で狂気じみた凶暴性が
如何に周囲を「絶望」させるかがいまいち伝わらなかった。

2作目では更に彼女の扱いは酷く、
最終バトルで仮想世界上で巨大女子高生として描写され、
誤解を恐れずに言えば殆ど単なるギャグの様になってしまっていた。
(2作目のエンディングが一種の夢オチであったことも作用しているかもしれない。
「卒業」/「強制終了」の選択という形で
現実世界に爪痕を残す「夢」ではあったけれども)

それに対し本作は、江ノ島が如何に息をするように殺人・誘拐・脅迫・洗脳を行い、
上記「事件」に至るまでの過程が克明に描写された。

周囲が容易に洗脳され、
彼女の良いようにご都合的に話が進み過ぎていて、
警察は何をしているんだと突っ込みたい所ではあるが、
そのようなリアリティ無視も含め、
彼女が彼女であるための
「絶望が定義付け」であることを存分に描写出来ていたと思う。


- 推理ものからの脱却
特に1作目に顕著であったが、
途中まで推理ものとして一定程度のリアリティを担保しながら進んでいたものが、
最後に江ノ島や希望ヶ峰学園の外の状況という荒唐無稽が導入され、
白けてしまった感は否めない。
2作目は1作目視聴済みの上、
夢オチであったがゆえに逆に面食らわずには済んだが、
やはり巨大江ノ島などは要らなかったのではなかったかと思う。

本作では推理要素は「襲撃者は誰か」という一点に絞られており、
映像による自殺の強要というトリックとなっており、
中途半端にリアルな推理が混在する事による白け感はなかった。
要するにこのトリックにリアリティはないが物語全体で語られた表現とは整合的・説得的であった。
寧ろB級少年・青年漫画的な勢いで最後はハッピーエンドに向かって収束してくれたのが好印象だった。


- 笑いによる緊張緩和
モノクマ声優がTARAKOさんに変更になったことから、
作中にちびまる子ネタパロディが出てきたり、
シリアス過ぎる展開の中清涼剤を提供してくれた。

また全然笑えるシーンじゃないのだけども、
ちさ先生の洗脳シーンがまんま『時計じかけのオレンジ』だったり、
洗脳済みの77期生の会話がなんだか笑えたりと、
狂気の中に笑いが混在するスタイルは好物であり素直に楽しめた。
{/netabare}

# 不満点
- ある登場人物の行動理由・見通しの甘さが説得的でない
{netabare}
元希望ヶ峰学園学園長・天願である。
周辺情報やスピンオフ等読んでいないので私の読解不足かも知れないが。

未来機関幹部の殺し合いの報を聞かせ、
御手洗に「希望」のビデオフィルム放映を決意させ、
人類補完計画じみた事をさせようとしたという流れ。
しかも御手洗自身が現場に来てしまったせいでその計画が中途半端に頓挫するという。

なんだか遠回り過ぎるし、
結局どういう動機でこの計画を企図したのかがよくわからなかった。
物語の核心であるだけに説得力がより欲しかった。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 6

63.4 17 ゲーム原作で学園なアニメランキング17位
PERSONA3 THE MOVIE #1 Spring of Birth(アニメ映画)

2013年10月1日
★★★★☆ 3.7 (205)
1015人が棚に入れました
1日と1日の狭間にある隠された時間「影時間」。街は動きを止め、人々はオブジェへと姿を変える。そこにはびこる異形の怪物「シャドウ」。それらに対抗できるのは、ペルソナという特殊な力を持つ者だけ。私立月光館学園に転校してきた主人公・結城理(ゆうき まこと)はペルソナの力に覚醒し、同じペルソナ使いたちで構成された特別課外活動部へと引き入れられる。彼らはそれぞれ目的のため、影時間の真相を追う内、想像を絶する運命と対峙する―――。

声優・キャラクター
石田彰、豊口めぐみ、鳥海浩輔、田中理恵、緑川光、能登麻美子、中井和哉、田の中勇、沢城みゆき

Key’s さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

BD買って見直しました!

あらすじ

1日と1日のはざまにある影時間に
現われる異形の怪物シャドウ。
シャドウと戦うことができるのは、
ペルソナという特別な能力を持つ者に限られている。
私立月光館学園に転入した高校2年生の結城理は
ペルソナの力を覚醒(かくせい)させ、
ペルソナ使いのいる特別課外活動部に入ることに。
そして、理たち部員はおのおのが持つ目的を達成すべく、
影時間の真相を探っていく。



感想

PERSONA3は原作のゲームから
大好きでずっとアニメ化するのを待っていました
そして待望の映画化!

これはspringって書いてあるし4部作なのかな?
今回はそれの1作目である
具体的には4月から6月の事件までが描かれている

原作好きとしては
充分満足できる出来だったが
予備知識のない初見の人は
説明不足で少しわかりずらいかも

なんであれでペルソナが出てくるのかとかも
わからないだろうし後は電車を最後止めるところや
担任の先生によって風花が行方不明だったのを
病欠扱いされてたところもカットされていたな
まぁ尺的に仕方ないと思うが

あとコミュが発生するのが
少し唐突過ぎたかも・・・
P4Aみたいにした方がわかりやすくて
良かったかも?


というか主人公落ち着き過ぎだなw
いや原作でもそういう性格だけど
アニメで見ると動じな過ぎだなw
でもああやって主人公の心が成長して
変わっていく感じは上手く表現されてて
素直に良かったと思う

ってかやっぱり
ペルソナ召喚のシーンは鳥肌立ったな
かっこよかった♪
でもやっぱりカッってなる
カットインは欲しかったかな?
あれはあれでかっこよかったから良いんだけど

それにコミュニティの各メンバーが
出てきたのも嬉しかった!
コミニティの話もするのかな?
あと音楽もやっぱり良いな
かっこよかった~♪

早く次が見たいな!
今から楽しみです♪



BD買って見直したので
感想追加

映画だと主人公の活躍に重きを置くために
どうやらあえて説明部分を省いていたようで
ディレクターズカット版では
説明部分を中心に結構追加されていた

色々気になったとこも
細かく修正されていてよかった

それと何度見ても
ペルソナ出す戦闘シーンは
かっこいいな~♪
鳥肌たちましたね!

コミュニティーの件は
どうやら原作とは違い
倒した敵のコミュニティーを
使えるようになる設定らしいです

映画だと多分コミュニティーの話を
する時間は無いっぽいから
今見てみると良い改変かな~?と思う

原作知識がない人も
映画ではわからなかったとしても
BDなら十分理解できると思うので
見てみてくださいね~

ホント次の話も楽しみです!
もう前売り券買ったので
早く見たいです~!

投稿 : 2024/06/01
♥ : 48

aroe さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

TVでも良かったかな、と。

原作ゲームプレイ済み…というか、ペルソナシリーズは最も好きなゲームの一つ。

でも、きっとこの劇場版を見に来る人の、かなりの人々は、そうなんじゃないかな?

TVシリーズならともかく、やってもないゲーム原作のアニメを観るのに、劇場まで足を運んで、お金を払おうとまではなかなか思わないでしょうからね。

と言いつつ。
原作ファンのこだわりとしての感想と言うより、一般的なアニメ映画としての感想を言わせてもらえれば。

うーん、これは劇場レベルなのかな?
TVシリーズの総集編を見てるような、そんな印象でした。

とにかく、日付がぽんぽん飛ぶんですよ。
しかも、ゲームと同じ演出をするせいで、具体的に何日から何日まで飛んだ、と、画面に表示されるので。

エピソードが、すごくぶつぶつ切れてる感じがするんですよね…。

それだったら、いっそ毎回30分で毎週見せてくれた方がいいっていうか。

長編として見せるなら、もう少し、感情を繋いで、盛り上げていく構成にした方が良かったんじゃないかなーって。

なんというか、「映画を見た!」っていう満足感は、まどマギや銀魂には、はるかに及ばないなあと思ってしまいました。


ただ、ゲームのあの画面、あのキャラ、あの音楽がアニメーションで見られる!ていう喜びは、確かにあって。

とにかく音楽は最高だし。

画面の端に入り込んでるサブキャラや、戦闘中の何気ないセリフまで、原作からのネタなので、そういう満足感はあるんですけども。

それだけで収まってもいいのかなあーっていう、惜しい気持ち。

む・し・ろ。
実は、こういうのをトリニティ・ソウルの頃に見たかったんだよねーーーー!!(笑)
あれはなんというか、コレジャナイ感が色々と…。。。

でも、TVシリーズとしてやったP4以上の、劇場ならではのP3が見たかったなーと思うのは、贅沢なのでしょうか…。


まあ、そうは言いつつ、続編も見に行きますけどね(笑)
原作ファンの悲しきサガですよ…。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 5

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

思わず「こんなもんか」とか言ってしまったw

2012年春に公開された『P4』の映画にてエンドロール後に突如として発表された『P3』の映画化
イメージカラーの青が示すとおり、ペルソナシリーズ全体に圧し掛かるミステリアスな雰囲気と、よりポップで軽快な空気が漂う『P4』という作品とのちょうど中間にあたるのがこの『P3』の世界観の特徴
色でいうなればP3が“パステルブルー”、P4が“ビビッドイエロー”というところでしょうか


午前0時になると現れる、普通の人には見えない時間「影時間」
そこに迷い込んだ人を襲う怪物「シャドウ」
月光館学園に転校してきた物静かな主人公、「結城理」は特別課外活動部の仲間とペルソナ能力という力を用いて影時間の謎の解明やシャドウに巻き込まれた人を救わんと戦います


前作『P4』で実績のあるスタッフによるアニメ化
そのためデザインやエフェクト等はある程度確立されていますし、原作通りにやろうという姿勢は共通しています
「伊織順平アワー」とか
「空気読み人知らず」とか
「ブリリアント!」とか
原作を遊んだ人向けの小ネタをちょこちょこ絡めてくるので【ファンムービー】であるというのが大前提です


前作のアニメ化の時もそうでしたが序盤はとにかくダルい
事件の噂を聞く→探偵ごっこ→ダンジョン攻略→ボスとの戦闘
基本この繰り返し
今作の時点で桐条先輩が役立たずなのは原作通りながらアニメで見ると不自然極まりない(笑)
「山岸風花」がパーティー入りするまでが今作、次章は2014年初夏だそうでwちょっと間隔空け過ぎですw


一番最初のタナトス召還、山岸風花という少女と彼女の友人とのエピソード、今作のクライマックスとなるエンプレス&エンペラー戦に関してはアツい
最後だけ作画もいい
ですがその他は正直ダルい
まあ次章以降盛り上がるものだと思って割り切って見ていただくのが吉かと
音楽は素晴らしいです、そこはホント満点!

投稿 : 2024/06/01
♥ : 21

57.3 18 ゲーム原作で学園なアニメランキング18位
アンジュ・ヴィエルジュ(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (192)
929人が棚に入れました
"ある日、世界は連結した。
突如として開いた門と、5つの世界の連結。
私たちの住む青の世界:地球
夜と魔法が支配する黒の世界:ダークネス・エンブレイス
祈りと神々が守護する赤の世界:テラ・ルビリ・アウロラ
科学と電脳が管理する白の世界:システム=ホワイト=エグマ
武器と軍隊が統治する緑の世界:グリューネシルト
天使、悪魔、妖精、魔女、女神。お伽話の中にしかいなかった存在が、現実のものとして現れた。時を同じくして、特殊な能力:エクシードに目覚めた少女たちが、それぞれの世界に出現しはじめる。彼女たちは『プログレス』と呼ばれ、その保護・育成を掲げる巨大学園都市『青蘭学園』に集められた。この学園で少女たちは出会う。ともに絆を紡ぐ仲間たちと。5つの世界共通の敵、世界を終焉へと誘う『ウロボロス』に。この世界は、失われようとしている。それを救えるのは、選ばれた少女たちのみ。"

声優・キャラクター
寿美菜子、原由実、豊崎愛生、立花理香、ブリドカットセーラ恵美、田村ゆかり、相坂優歌、石原舞、生田善子、高橋李依、山本希望、伊藤静、悠木碧、茅原実里、花澤香菜、佐倉綾音、上坂すみれ、早見沙織、相沢舞、佐藤沙耶
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ゲーム紹介アニメとしてひとつの形?

まだどんな内容・ノリか分かってない段階で1話を見ると、情報量の多さに忌避感を覚えるかも。
が、ご安心を、出てくる固有名詞の殆どは覚える必要はありません。
これってなんだろ、企画の段階で原作?のカードゲームの用語をこれだけ入れろって指示があったのか、合わない人は見なくていいよと早めに篩にかけた優しさなのだろうか。
因みにあらすじというか、イントロダクションを自分なりに分かりやすく噛み砕くとこんな感じ(何気に2話までのネタバレ入れちゃってるけど)

ドキドキスペースに幻魔が現れて、各ワールドをぶつけようとしてるんだってさ。
それに対抗すべく各ワールドで選ばれた勇者と補欠がマジマジワールドに集結。
ところが勇者達が揃って洗脳されてダサイダー状態に!
いま、補欠たちが立ち上がる…

元ネタはラムネ&40(と幻魔大戦)、アバンで出てくるこの作品世界の宇宙の映像がまんまラムネでどうしても想起させられてしまうんだよなぁ。
けど、こっちのがずっと取っ付きやすくない?
妙に固有名詞が多い割にはストーリーは驚くくらい単純。
各ワールド間でパワーバランスがどうこうって話もないし、一見多く見えるキャラもこれとこれが同じワールド出身って抑えとく程度でいい。
どうしても覚えないといけないこの作品特有の設定はαドライバーくらいで、これも作中親切に説明してくれるので戸惑うことはないかと。

{netabare}で、そんな感じで形成された全体の印象は──。
1年放送するアニメの中だるみの際、サブキャラのお当番回なんてのをよく見た記憶があるのだけど、なんかそればっかりを集めたような雰囲気を感じました。
3から10話までね。
んで、それ以外の本来メインストーリーになる部分を1・2話とラストに集約したって感じ。
そう考えれば1話が情報過多で「ウゲッ」ってなるのは当然かと。
どうしてこういった形態を選んだかは不明だけど、作品のノリ(方向性とでもいうべき?)が分かれば普通に楽しめると思います。
1話でひと通りのキャラ(会員名簿)を見せて、気に入った(ご指名)のオンナを当番回で活躍させますね、って作り。

ただこの作りだと問題なのは、気に入ったキャラの当番回が終わってしまうとこれまた続きを見るのが億劫になるということ。
個人的にお気に入りはレミエル(僕は友達が少ないの小鳩みたいなの)だったのだけど、これの当番回の6・7話が終わった後はなーんか見るの面倒でした。
メカ女やモチベ0軍人の当番回なんか見てもしょうがないって気持ちが…軍人姉妹のコントでどうにか持ちこたえたけどさ。
ここら辺の当番回の順番はちょっとミスってる気がする。
個人的な好み抜きにしてもレミエル回は後ろに持ってくるべきだったような?
1話が壁で、更に目当てキャラの当番回終了後がまた壁になってる気がします、1話ほど高くはないけど。

んで以上が構成に関しての感想、以下は内容についての感想。

他の方も書いてるけど風呂のシーンがやたらと多い、生活の拠点は風呂だと言わんばかり。
けどパンチラはない(多分)ので、円盤になっても光や湯気解除はないだろーなーというのは察しがつくため誰得な状態に。
何故こんな企画通したんだろう?
そして風呂シーン以上に気になるのが青蘭島、というより学園「以外」の住人が出ない、この世界を守るという割には、守るべき人々の姿が見えない。
紗夜がエクシード(異能)に目覚める以前の「思い出映像」で辛うじて出るだけで、現在進行形の世界の住人は青蘭学園の住人以外出ない。
2話の襲撃で学園以外の人間は滅亡したと言われても問題ないような?
いっそ青蘭島が地図から消えて、みんな死んだことに気付かず戦ってる気になってる、ってほうのが信憑性高そう。
予算の問題なのか、カードゲーム側で設定されなくて余計なことを描けないのか、なんかアニメ艦これと同じ匂いが…。
ただでさえこれといった理由なく女の子ばっかりって時点で人を選ぶのに、ここら辺も壁になっちゃってる気がする。

それと戦闘内容だけど、対戦相手は基本同郷(同属性)対決になります。
できれば属性の違った者同士での対決にしたほうが面白いし、画面の見栄えもするのになぁと思うも、もしそうだったらそれこそ全キャラをしっかり覚えなくてはいけないため、1クールで描くには情報過多になるので避けたんだろう、と判断。
そして勝利して相手の闇落ちを解消させてめでたしめでたし、ってなった後に「私なんてまだまだね、それに引き換え天音は…」と天音ヨイショが始まります。
そうそう、それと大体勝利の際には紗夜がおいしいところを持っていって、結果レズの標的とされます。
ここら辺はもう様式美としてツッコムのは草々に止めました。

総評としては、話そのものよりも構成が面白い作品でした。
今後ソシャゲ原作のアニメが増えるみたいでどんなパターンを組んでくるのか楽しみなのだけど、こんなパターンもあるのかと知っておくのもいいかも?

余談・主役の紗夜が物凄くセイントオクトーバーの黒ロリに見えてしまうのだけど何故なんだろう?
多少似てるけどそこまソックリってワケでもないのに…{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 3

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

5つの世界で育まれてきた絆と新たな絆が織りなす物語…

レビューを書くためにwikiをチラ見した時に知りましたが、この作品…原作はカードゲームだったみたいですね。全然ゲームだという感じのしない作品だったと思います。

この宇宙には5つの世界があった…
夜と魔法が支配する黒の世界…祈りと神々が守護する赤の世界…科学と電脳が管理する白の世界…
武器と軍隊が統治する緑の世界…そして青の世界、この地球…

この様なくだりで始まるこの世界は、ウロボロスによって突如5つの世界が不安定になり崩壊へと向かい始めていました。
それを食い止められるのは、固有の特殊能力であるエクシードを持つプログレスと呼ばれる特殊能力者だけ…
そこで世界各地のエクシードが青の世界の養成機関に一同に集められ、崩壊を阻止すべく日夜奮闘しています。

物語は、5つの世界から新たに集められた5人のプログレスと、そのプログレスと絆を結ぶことによって力を強化できる1人のαドライバー…駆け出しのチームが中心となって動いていきます。

エクシードの力に目覚める…決して誰もが手にできる力ではありません。
自分は他人には無い力を手にすることができた特別な存在…
きっとそんな優越感を感じずにはいられない、エクシードとはそういう貴重な力…
きっと誰もが色んな夢や希望を抱いて養成機関の門を叩いたことでしょう…

ですが実際には、プログレスとαドライバーによって構成されるチームは、強さと経験に基づくランク制度が導入されており、駆け出しのチームと最高ランクのチームとの力の差は歴然としていました。

ウロボロスという未知なる生命体との戦闘は命懸けです…
戦場に赴き生還してきた経験はチームにとって貴重な糧であり、その積み重ねによって力と絆の強さを育んできた訳ですから当然といえば当然です。

だからこの養成機関に来て一番最初に感じる事は「上には上がいて、全然自分なんかは特別じゃない」ということです。
これをすんなり受け入れられれば良いんですけど、人の気持ちってそんな単純じゃありませんよね。
だっていつでもどこでも特別でいたい…これだけが唯一自分の支え…という人もいる訳ですから…

一生懸命努力して…努力して…それでも上に進めない…
自分はこんなにも強くなるための努力をしているのに…
そう考えたくなる気持ちも分かります…
でも、この考え方…破綻にしか向いていないんですよね。

駆け出しのチームがこのパターンにハマった典型的な事例でした。
強くなるための努力…確かに必要です。
でもそれだけじゃダメなんです…
だって6人のメンバーあってのチームなのですから…

ちょうどこの頃、ウロボロスに新たな動きが見られ事態は大きく動いていく事になるのですが、目の前に広がった光景は「最悪」でした。
その最悪を免れる事のできたのは、絆の浅い駆け出しのプログレスだったんです。
彼女たちに課せられたのはそれぞれの世界を救わなければいけないという重責…
それだけではありません…
世界を救うためにはこれまで育んできた絆と対峙する必要があったのですが、闘う前から結果は絶望的…だってランクが違いすぎるんですから…

それでも世界と絆を守るため、5人のプログレスはそれぞれの世界に向かうのですが、正直見ていて心が痛みました。
全てが変わり果てていて…瞳の奥で光る赤がとても冷たくて…これまで感じた事の無い憎悪と、聞いた事の無い言葉が容赦なく5人の胸を抉っていくんです…

それでも5人のプログレスは抗い続けました…気付いたんです…
チームは5人ではなく6人…だから絶対に成し遂げなければいけない事が彼女たちにできたたから…
彼女たちの思いの先で待っているモノとは…気になる方は是非本編でご確認下さい。

オープニングテーマは、鈴木このみさんの「Love is MY RAIL」
エンディングテーマは、L.I.N.K.sさんの「Link with U」
どちらも甲乙付け難い良曲だったと思います。

1クール12話の物語でした。ウロボロスによって引き起こされた最悪は物語的に面白かったと思いますし、こういうのは個人的に好物です。
正直ラストの展開はベタだったと思います…でも良いんです…
彼女たちの熱い思いがしっかりと感じられたから…
しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 15
ネタバレ

ezo さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

友情!努力!そして風呂!

今期のカードゲーム原作アニメ。

今年の冬に放送されていた「ラクエンロジック」と同じでカードの中の世界の話みたいなのでカードは特に関係なし。

あにこれでは大分不人気みたいですが個人的には結構好きな作品。

登場人物の気持ちがストレートに伝わってくる良い作品だと個人的には思います。

努力や友情を力に苦難を乗り越えていく感じが個人的に好きでした。

サービスシーンも多いのでそういうのが苦手な人にはあまり向いていないとは思いますが...。

お気に入りキャラはエルエル。

鈴木このみさんは今回も難しそうな曲を歌っています。


1話目感想
{netabare}
本編の半分以上が風呂シーンという凄い1話だった。ほんとに風呂シーンばかりで常に謎の光が仕事をしていました。

ある意味びっくりした1話。

追記

漫画版の1話を読みましたが漫画版の風呂シーンの謎の光は主人公の仕業ということになっていました(笑)

さすが光を操る能力...{/netabare}

2話目感想
{netabare}
今週も安定の風呂シーン多めの話かと思いきやラストでまさかの展開へ...

さすがに天音がここで退場なんてことはないと思いますが、次回が気になる展開ではありましたし、1話よりは良かったと思います。

ここからシリアスなアニメになっていけば面白くなりそうな気もしますが果たして・・・。

勝負の3話になるのかな。{/netabare}

3話目感想
{netabare} 天音はしばらくお休みといった感じになりそう。闇堕ち美海は良いキャラだった。紗夜はここから強くなっていくのかな。今後の展開が楽しみ。 {/netabare}

4話目感想
{netabare}
闇堕ち状態になると本音を言うようになるのか。まぁ基本正論なんだけど。シリアスだと思ったらギャグっぽくなったりと色々惜しい印象。
{/netabare}

5話目感想
{netabare}
ついに血を吸ったアルマリア。初めては紗夜。アルマリアメインの話だったけどそれ以上に今回はエルエルが可愛いかった印象。次回辺りエルエル回になりそうな予感。 {/netabare}

6話目感想
{netabare}
アルマリアはすっかり紗夜にデレたなぁ。そしてレミエルの精神攻撃でエルエルが...。エルエルは立ち直れるのか、次回が気になる。

豊崎さんと悠木さんの演技も相まってとても良かった。
{/netabare}

7話目感想
{netabare}
エルエル回その2。エルエルがレミエルに真っ直ぐ向き合いレミエルの闇落ちを解くことに成功。二人の気持ちが伝わる良回だった。そして毎度お馴染みコントコーナー。こちらも相変わらず面白い。
{/netabare}

8話目感想
{netabare}
アルマリア、エルエル回が終わり次はステラの話に。ステラもその2人と同じく紗夜ハーレムに加わるのかな。コントコーナーも相変わらず面白いし話自体も結構ちゃんとしてるから個人的には今期上位の作品になりつつある。
{/netabare}

9話目感想
{netabare}
ステラ回その2。ステラが大切なものに気付けたようで良かった。正直展開自体は毎回同じなんだけど結構面白い。
{/netabare}

10話目感想
{netabare}
ナイア回はまさかの1話のみ。他の4人と比べて元々が強かったみたいだからあまり掘り下げる必要もなかったのかな。紗夜に攻略されなかったのも初。そしてコントコーナーは今回で終わりなのかな。
{/netabare}

11話目感想
{netabare}
1話、2話の頃と比べると紗夜は本当に成長したなぁ。そして美海が再び闇堕ち。まさかの美海ラスボス展開か。来週は最終回。紗夜たちは美海と天音を救うことが出来るのか、最終回も楽しみ。
{/netabare}

12話目感想
{netabare}
全員集合の最終回らしい最終回で良かった。いつも笑顔だった天音も実は色々考えてたのか...。友情や努力といった分かりやすい熱い展開が個人的には好きな作品だった。
{/netabare}

総評
{netabare}
基本的にはメイン5人の尊敬する先輩や大事な友達が闇堕ちしてそれを救うという展開が10話まで続くので退屈に感じてしまう人がいるのも分かりますがそれ故ストレートに登場人物の気持ちが伝わってくる作りになっていて良かったとは思います。

最終回も最終回らしい最終回で意外性はないものの王道といった感じて好きでした。

世間的にはあまり評価されていませんが個人的には2016年夏アニメの中でもお気に入りの作品でした。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 9

66.1 19 ゲーム原作で学園なアニメランキング19位
アイカツ!(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (188)
826人が棚に入れました
「私のアツいアイドル活動! “アイカツ!”始まりますっ!」
主人公の星宮いちごは、ごくごくフツーの中学一年生の女の子。
ところが、親友のあおいに誘われてアイドル養成の名門校“スターライト学園”に編入したことで、いちごをとりまく世界がガラリと変わってしまう。
さまざまなライバルたちと出会い、アイドルとしての心得を学びながら、いちごはアイカツカードを使って数々のオーディションに挑戦していくことに。
新人アイドルいちごの、明るく元気なアイドル活動が幕を開ける……!

声優・キャラクター
諸星すみれ、田所あずさ、大橋彩香、寿美菜子、能登麻美子、瀬戸麻沙美、松谷彼哉、保村真

赤坂 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

おじさん大量生産機は伊達じゃない。

アイカツ!と聞いて普通の人が想像するのはゲーム機に群がり、子供達と混ざりゲームに熱中するいい年の大人…まぁ自分もそれの一人、かつ廃人だがそれは置いといて…を想像すると思うが、それには理由がある。アイカツ!はキャラの可愛さに釣られ、ストーリーの稚拙さに目を瞑りながら可愛い歌を聞くアニメ「では無い」。
アイカツ!はストーリーを見るアニメである。特に1~2期は女児アニメ基準で無く、アニメ全体的の基準で見て感動出来る、「イイ」物語だ。

あらすじはこうなる。主人公の星宮いちごは中学生、快活でポジティブな中学一年生、弁当屋の娘だ。親友の霧矢あおいはアイドルオタク、賢く気が利き、誰よりもいちごの事を気にかけている。二人はある日トップアイドルのライブを見に行き、憧れのままアイドルだけが集まる学園、スターライト学園のオーディションを受ける。見事クリアした二人は学園に入り、トップアイドル目指してアイドル活動、アイカツをしていく。

まず、このアニメはリアリティに溢れている。「弁当屋の娘がいきなり有名なアイドル学園に?」「学園生が全員有名アイドルって、流石に無理があるんじゃ?」。確かに、そこら辺はファンタジーな部分はある。だが、アイカツ!のリアリティはアイドル達の感情、夢に向かう表情にある。皆、それぞれの葛藤と情熱を持って進んで行く姿は、正直大人向けのアイドルアニメを越えるレベルで描かれていると言っても過言では無い。主人公がどんどん上に昇って行くのも、主人公星宮いちごの中の人含めた才能、性格、全てが説得力を持たせているので、「それはご都合主義なんじゃないの?」と思わせる部分は殆ど無い。

次に、このアニメは子供向けでありながら、お決まりの王道パターンで子供を愚弄する事が無い。これが大人の視聴者を惹きつける理由かもしれない。例えば、序盤は敵だが徐々に打ち解けて最大の味方になるキャラ、誰かが理不尽な事を言って主人公と喧嘩するがすぐに打ち解ける茶番回、押し付けがましい教育的なメッセージを持つ回…そういう物が全く無い。どの回もキャラの感情、そしてストーリーありきで成り立っている。普通女児アニメには明らかに子供向けで白けながら見る回がよく混ざってくるが、それが全く無い。これはアイカツ!ならではだ。キャラクター達は皆可愛くも大人びていて、純粋に「良い人間」だ。

忘れていけないのはライブのCG,歌のクオリティだ。どの歌もアイカツ!の曲で無い事を知らせずに誰かに聞かせれば、女児アニメから来た物と気付かないクオリティ…と言うのは間違いだろう。むしろ、「アニメの劇中歌」とすら思わないかもしれない。それ程まで完成度が高く「アニメアニメしさ」が無い、普通の、普通のいい歌揃いなのだ。一般的な「アニメオタク」とは違う層の人間にアピール出来たのはこれが大きい。ダンスのCGもレベルが高く(最初の数話はゲーム機から直接モデルを持ってきてるのでヒッドイが、すぐにアニメオリジナルの高ポリゴンのモデルに切り替わる)、キャラクターモデルから演出まで素晴らしい。惜しむらくはダンスの振り付けのバリエーション、そして単純なクオリティが低く、他の面でここまで卓越していながら何故ダンスの振り付けをマトモな振付師に依頼出来なかったのか非常に理解に苦しむ。勿論、見れない程の振り付けでは無いが、圧倒的に他のアイドルアニメに比べて弱い部分だ。

長くなってしまったが、アイカツ!は人生を狂わせるというよりは、人生を必ずカラフルにしてくれるアニメだ。気付けばエンディングのカレンダーガールズをipodで聞く度に感動と別れの悲しみ、そして与えてくれた喜びの全てを思い出して涙ぐむ様になっている。是非、アイカツ!を見て、キャラクター達と共に成長する感動を味わって欲しい。
ちなみに僕はユウちゃんとヒカリちゃん推しです。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 4
ネタバレ

ヒカリ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

きらきら輝くアイカツ!の世界☆彡

★あらすじ
普通の中学生だった、星宮いちごちゃんが、親友のアイドル博士、霧矢あお
いちゃんに誘われ、トップアイドル、神崎美月のLIVEを見に行く事に。

きらきら輝いている美月さん、アイカツ!の世界を知ったいちごちゃん。

あおいちゃんに誘われ、美月さんや現役で活躍するアイドルも通う、アイドル学校、スターライト学園の編入試験を受け、合格。
いちごちゃんはあおいちゃんと一緒にアイカツ!生活を始めることになる。

スターライトでは、紫吹蘭ちゃんと出会い、始めは苦手意識を持っていたけど、少しずつ、大切な存在になっていき、3人はなくてはならない親友に。


他にもたくさんの仲間と出会い、いちごちゃんのアイカツ!はもっともっと輝いていく!


…みたいな感じです。文章力がなくて、アイカツ!の良さがあまり伝わってこない、あらすじになっちゃっていますが…笑




★感想 少し長めなので、閉じておきます。{netabare}
少し、落ち込んでいた時、たまたま、ディズニーチャンネルで放送していた子供向けアニメのアイカツ!。なんだこれは、と思いながら(情緒不安定気味)ぼーっと視聴。
右も左もわかってないくせして、まっすぐ、まっすぐ、進んでいくいちごちゃんが目に焼き付いて、自分が考えていたことが、どれだけちっぽけなことなのか、と思いました笑



…なんとそれが、いちごちゃんだけじゃないんですよ!
あんなに食っていくのが大変なアイドル界で!売れていなくたって(あくまで子供向けなので、すぐに売れていくんですが笑)!あんなに元気にアイカツ!しているみんなをみて、夢中にならないわけがないじゃないですかと、
実はアイドルアニメを好きになるきっかけが、アイカツ!でした。


ただ私の場合、落ち込んでいた時に視聴して、(いい意味で)単純な子供向けアニメに落ちてしまっただけかもしれませんが…


だけど、睡眠をバッチリとらないとすぐにダウンする体質の私にとって、深夜ではなく夕方に放送している、アイカツ!をリアルタイムで、視聴するのがどれだけ楽しみだったか…!



音楽も大好きでした。もともとリアルなアイドルの曲とかも好きなんですけど、音楽に乗って、踊るアイドル達、アイドルが身にまとっている、衣装。
なんですか、このクオリティーの高さは!と思いました笑
元々、データカードダスのゲーム発信みたいなので、衣装が細かいはずだ!

だけど、1話のLIVEシーンの絵はヒドかったんですよ笑
ゲームの絵がそのまま出てきた感じで、さっきまですごく可愛かったじゃん、なにこれ!状態でした。笑
でも話数を重ねていくごとに、違和感がなくなるようになりました。
それは私の目が慣れていったわけではなく。


今、放送している3期はLIVEシーン、もっといいです!
曲もいいし、まずステージがすごくよくなってます☆彡
まあ、ストーリーは1期がピカイチなんですが、
1期を、LIVEシーンだけ取り直しで、再度放送…とかしてくれないかなあ…{/netabare}





★視聴メモ(更新する予定です♪)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 21

okodull さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

6話……あるいは10話くらいまで見て判断して欲しい。

子供向けアニメと侮るなかれ、見続けていくと意外と中身はすごく熱い作品だなとわかるアニメです。

トップアイドルを目指す女の子たちの話。
個人的に私は、アイドルものは、男の子のスポーツものに通じるところがあると思っていて、女の子だけの世界での真剣勝負を描いている作品です。
一人が選ばれれば、他は選ばれない。勝ち負けがある世界の話です。
でも、ともにトップアイドルを目指す仲間でもある。
そういうものを見事に50話かけて描いています。

50話までが、ファーストシーズンですが、ストーリーがすごく綺麗に50話を通して作られております。

ただ、初速がそんなに高いわけではないので、キャッチーさに欠けるのが難しいところ。みんなにもっと見てもらいたい。
3話に少し納得のいかない展開がありますが、そこは我慢して。
6話のシナリオが、とても綺麗だと思いますが、私が面白いなと最初にとても感じたのは10話でした。

なお、ライブシーンは完全3Dですが、最初はこれ全然駄目だろってバランスです。9話くらいから、かなり改善します。
その後、徐々に改善を続けていきますので、そこも楽しみの一環。

音楽の範囲も非常に広いです。
1話で初めて流れる曲が、子供向けアニメでこんな曲を流すのかと、個人的に衝撃を受けました。(子供は歌えなさそう)
ファーストシーズンより、セカンドシーズン以降の曲の方が私は好きかな。
「薄紅デイトリッパー」や「LOVE GAME」などが個人的オススメ。


なお、アイカツ!自体は178話まであるのですが、総評は以下の通り。
1~50話 ファーストシーズン: 完成度が非常に高い。
 とりあえずここまでが一番よく出来てる。
 以降は場合によっては悲しみを背負います。

51~101話 セカンドシーズン: 前半中だるみ、71話から面白くなります。
 そこまで頑張れば、101話まで見る価値があります。
 101話という長いアニメを見た価値を感じさせてくれる完成度。

102~152話 あかりジェネレーション: 主人公変更
 主人公交替に失敗した感じがあります。微妙。
 ただ110話「情熱のサングリアロッサ」が、個人的に最高にアイカツ!を表している回なので、一話だけ見ることを薦めるならその回。
 第一世代が好きなら、125話までは見ることをオススメ。
 そこで、アイカツ!は一度終わりを迎えます。

152~178話: ちょっと存在意義が分からない。
 最後の終わり方は、それまでアイカツ!が伝えてきたテーマ性を裏切るような形なので、見る必要はないかも。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 0

71.5 20 ゲーム原作で学園なアニメランキング20位
BanG Dream!(バンドリ!) 2nd Season(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (219)
823人が棚に入れました
高校2年生になった香澄たちPoppin'Partyは、生徒会や家の手伝い、塾やバイトで大忙し。5人で一緒に居られる時間が少なくなり、拠点である蔵にもなかなか集まれない。そんな彼女たちのもとへ、1人の少女が現れて――。新たな出会い。変わらぬキズナ。Afterglow、Pastel*Palettes、Roselia、ハロー、ハッピーワールド!も登場し、個性豊かなバンドメンバー達がキラキラドキドキなステージを魅せる!「また、みんなでライブしたい」音楽が今、走りだす!

声優・キャラクター
愛美、大塚紗英、西本りみ、大橋彩香、伊藤彩沙、佐倉綾音、前島亜美、相羽あいな、伊藤美来
ネタバレ

ゲリオ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

もっと評価されるべき傑作

いやはや、マジでホントに最高でした。
悪夢の出来だったアニメ1期で負の印象が付けてしまったバンドリですが、コンテンツのポテンシャル自体には大きな可能性を感じ、その後「ガールズバンドパーティ」の配信と同時にこの2年間バンドリコンテンツの虜になってしまった私。
あとは2期の出来さえ良ければ言うことなかったわけですが、期待をはるかに超えた最高のアニメでした。
ブシロードさん、サンジゲンさん、最高の作品をありがとうございました!

のはずなのに、あんまり評価が上がらないのはなんでだー!w
ガルパプレイ組とそうでない人の差がありすぎるぞ!?
このサイトにおいては総合得点が1期より下とか正気とは思えない。
たしかにガルパのキャラやストーリーを知ってること前提な部分もあったけど、それにしたってこの出来栄えで叩くのは本当にちゃんと見てるのか疑わしいものだが。
未だ残る1期の呪い「バンドリ=叩くべきもの」というイメージが根付いた負のスパイラル…
それでもちゃんと感想書いてくれる人はゲーム未プレイ組でも評価してくれてる人増えてきたし、ちょっぴり安心です。
みんな~、もっとバンドリを見てくれ!少し時間があったらガルパもやってくれ!

以下、評価項目についてそれぞれ長々と個別に書いていきます。

キャラクターに関してはファンなので★5です。
視聴前にやや疑問だったのは2期からはポピパの5人だけでなく、ガルパの登場キャラ25人が全員出てくるということで、果たしてこれだけのキャラ数を30分アニメにまとめるのが可能かということ。
そんな多少の不安も1話冒頭に大好きなパステルパレットが登場した時点で吹っ飛んでしまいましたが。
基本的にはポピパメインのシナリオでしたが要所要所で他バンドのキャラが活躍するのでファン的には感謝感激。動く彩ちゃん最高でした。
また、セカンドシーズンで初出となるRASの面々ですがここまでアニメで推されるのは予想外でした。
特に六花に関しては2期の裏主人公と言っても過言ではなく、結局最終回になってもRAS加入に至りませんでしたが、おそらく続編の3期は彼女メインの話が展開されていくことになるんでしょうかね。
ガルパの方でも今後RASが登場するはずなのでそっちも楽しみです。

作画というか3DCGに関しても★5です。
まさにアニメーションの歴史を塗り替える出来栄えで、お金さえかければCG作品でも作画以上の感動を味わえることが証明されました。
放送前に色々言われてたけど自分はCGに対する不安はありませんでした。
制作するサンジゲンさんは過去作をみても安定したCG技術を誇っていたし、何よりガルパに昨年実装されたMV機能におけるライブアニメーションを見ていたので。
ソシャゲのCGでこのレベルなら、テレビアニメーションにしたらどんだけだよっていうワクワク感しかありませんでしたよ、ほんとに。
美少女アニメにCGは合わないという従来のオタの妄言を根本から覆し、むしろCGアニメ全盛を感じさせる最高のアニメーションでした。
これ見ると本当に1期のクソ作画が恨めしくさえ感じてきます…

声優に関しては言わずもがな★5です。
ポピパ、ロゼリアの声優さんはライブで実際に楽器を演奏。バンドリ専属声優だろうがそれだけで賞賛に値します。
彼女たちにとっては「歌って踊れる声優」って言葉すら過去のものとしてしまいそう。
特に沙綾役の大橋さんは声優業も多忙のはずなのに本格的にドラムを叩いていて、その才能に驚くばかりです。
リアルバンド展開はしていない3バンドもそれぞれキャラにピッタリな声優陣を揃えており文句無し。
あやねるの歌唱力はバンドリが育てた。

音楽に関しては当然★5。
「バンドリはカバーだけでオリジナルは弱い」未プレイ組がよく言ってることですが、実際はそんなことはなく全曲最高レベル。
実績のあるElements Gardenさんが楽曲を担当してるんだから当然と言えば当然ですが。
既存の名曲たちがハイクオリティなCGアニメーションで映像化されてまさにファン感無量のアニメとなりました。
終盤においてアニメ初出の曲も出てきましたが、それぞれ良曲だったのではないでしょうか。
オープニングのキズナミュージックは名曲が多いポピパの中でも一~二を争う曲になったかもしれません。

物語に関してはやっぱり★5で!!
各話詳細は放送中に書いたのをネタバレ枠で。
1話感想
{netabare} 冒頭でいきなりパスパレきたああああああああ!!!!
彩ァァァァァァァ!!!
セカンドシーズン第一話は5バンド全てにライブパートを差し込むという、強烈なボリュームだった。
CGも文句なしに素晴らしく、既存ファンとしては感涙できる内容だった。

少し残念だった部分は明らかにファン向けな初回で、ゲーム未プレイ組の人を置いてけぼりにしたところか。
たた、ゲーム以降のストーリーを描くとなると、いまさらポピパ以外のバンドを一からやってくってのも無理があるし、どうしてもこの形しかないのかなと感じてしまう。
たぶん、監督も色々迷った末の一話だったのではないかと思う。
既存ファンを盛り上げた点では100点、新たなファンを増やすという点では60点といった具合かな。{/netabare}

2話感想
{netabare} 2期も結局ポピパメインのストーリーに格上存在のロゼリアを絡ませていく感じ?
と、なると他3バンドの出番はゲスト扱いになりそう?
ブラックシャウトの演奏シーンは、三次元ライブ展開中の声優さんの動きとシンクロさせるという再現度。
こんなんファン感涙不可避でしょう。
今後も人気曲のライブシーンを片っ端からやってくれそうで楽しみでならない。
既存ファン目線で視聴するならば2話時点で神アニメである。 {/netabare}

4話感想
{netabare} ハロハピきた~~~!
やべっぇ!神回じゃねーか!
この狂気にみちたキャラ力よ!
けど、これじゃポピパが完全にモブに。
やっぱ混ぜるな危険じゃないけど、ハロハピはハロハピで別アニメとして見たかったけどねー。 {/netabare}

5話感想
{netabare} か、神回すぎて息が・・・・
まさにパスパレファン大歓喜という内容でした。
ゲーム内で取り上げられなかった"ゆらゆら"に関するドラマをアニメでピックアップしてくれて最高。
彩&千聖メインの話だったけど意外にイヴちゃんが目立ってて良かったです。
「拙者これにてドロン!ニンニン!ニンニン!」←可愛すぎやろ。

千聖がメンバーに隠れて個人練習をしていた描写も素晴らしい。
あんだけ多忙でどこで練習してんだよってずっと思ってたからね。
プロ意識が高いから、メンバーにも中途半端な状態の自分も見られたくないし、努力してる姿も見られたくないんすわ、この子は。
それを日菜と麻耶は察してるのがまたイイ~!
察せない彩ちゃんが自分のせいだと思って落ち込むのも彩ちゃんらしい。
すごくいつものパスパレらしいシナリオだったと思います。

ただ、ゲーム未プレイ組にとっては千聖らの性格が分からないでしょうし、意味不明だったかもしれないですね。
むしろ突然出てきたアイドルが本筋と関係ない話を勝手に進めてポカーン状態だったかも。
ところんファン向け特化アニメっすね、バンドリ2期は。
まぁ、25人キャラ全員を取り扱う以上、ファン向けアニメになるのは予想できたことだけどね。
個人的にはパスパレはパスパレで単体で30分アニメ化してほしかったと思います。
もうずっとパスパレを見ていたいけれど、2期におけるメイン回はこれで終わりでしょうなー。
もちろん他のバンドも好きだけど、なんとももどかしい気持ちです。 {/netabare}

6話感想
{netabare} アフロ回にしてはアフロが目立ってない?
ハロハピ、パスパレは完全に個別回が用意されていたのにあんまりだー!w
ただ、これ以上ポピパをないがしろにするのもどうかと思うので、このシナリオも有りちゃ有り。
むしろ4~5話は完全にファン向けだったのでそっちが異端だったかも。{/netabare}

7話感想
{netabare} RASのストーリーが本格的に始動!
なるほど、おたえを絡ませる展開できたかぁ。
レイヤ役のRaychellさんの演技力がとても声優初挑戦とは思えない素晴らしさ。
一方マスキングさんは・・・・
いやいや、役者でもない国内トップクラスのドラマーさんに声優やらしてんだから当然じゃない! {/netabare}

8話感想
{netabare} おたえの開口一番「別のバンドに行きたい」にはギクッとしてしまった。
ポピパを辞めたいって意味じゃないにしても、もっと言い方あるだろう。さすがコミュ障。
「どういう…こと」一瞬にして曇る沙綾の表情がまたグッとくる。
自分が一度別のバンドから脱退した過去があって思うところがあったんだろう。
予告見る限り、来週はRASを優先してしまってポピパの学祭ライブに間に合わない的な話になるのだろうが、沙綾がガチギレしそうでドキドキしちゃうなー。

彩ちゃん率いるバイト応援バンドも最高だった。
本筋と関係ないようで「ひとりじゃないんだから」という曲タイトルはポピパの現状にもかかってたんだよね。
送り出したメンバーを見守る各バンドの面々が面白い。
つぐモカを取られて一人膨れっ面の蘭ちゃんに草w
あと、彩ちゃんと花音ちゃんをネットリと保護者的な表情で見つめる千聖さんw
そして、薫さんたちに気づいてニッコリする花音ちゃんは可愛すぎた。
その他、ガルパの4コマネタを差し込んできたり、おたえがRASのサポートメンバーになるというのも、現実の3次バンドとリンクさせてるし、ファンならピンとくるネタを随所に散りばめる制作スタッフのバンドリ愛が本当に素晴らしい作品だと思います。 {/netabare}

9話感想
{netabare}おたえアウトー!
なんだかんだで間に合うと思いきや・・・
予想以上の鬱展開。
ポピパに厳しすぎるアニメ。
友希那さんの失望感極まる視線も辛い~。 {/netabare}

10話感想
{netabare} RIOTキター!
カッコよすぎるだろう。
このライブをやるために、おたえ脱退ネタを引きづってる印象。
六花のRAS加入はよ。
先週、唯一出番がゼロだった麻耶ちゃんがめっちゃ喋ってて草。{/netabare}

11話感想
{netabare} おたえ脱退騒動、引っ張りすぎに思えてきた。
この話にここまで重きを置くならよほどのドラマチックなシナリオが求められるはずだけど、ぶっちゃけどうせ脱退しないことは既定路線なんでそこまでハラハラドキドキもせず…
う~ん、ここまで完璧なシナリオに思えたセカンドシーズンも少しダレてきたか。
てか、彩ちゃんたちの霊圧が完全に消えちまったんだが…
どうせポピパのストーリーにほとんどを費やすなら、本筋から脱線した4~5話のハロハピ回パスパレ回はいらなかったかもしれない。
ガルパファン的には嬉しかったけど、新規さんはあそこで切っちゃった人も多いみたいなんで。
んー、9話あたりまでは本当に文句の付けようのない(ファンにとっては)アニメな気がしていたんだが、なかなか完璧なアニメに仕上がるのって難しいなぁ。 {/netabare}

12話感想
{netabare} 今週はメチャ出来の良い回で息を吹き返したかな。
ポピパのストーリーを軸にしつつ、ガルパのキャラも程良く出してくれて配分も満足。
テンポもよく無駄なシーンがまったくないので非常に濃密な30分を視聴することができた。
そして、リターンズ…めっちゃ良い歌…
また一つ名曲が生まれてしまったか。
何気にポピパは名曲が多い。
なのに、アニメ2期の劇中では「STAR BEAT!」など初期の曲しかやってないんだよね。
ポピパの曲では中堅どころの「Happy Happy Party!」がやたら推されてるし。
時系列的には「二重の虹」もあるはずなんだが、一向に出てくる気配なし。
一応、バンド技術はまだまだ未熟って設定があるから、名曲は出し惜しみしなければならない事情があるのかもしれない。
いずれにしても今回のリターンズという曲は、ポピパを代表する良曲の一つになったように思う。{/netabare}

13話感想
{netabare} バンドリ最高。ポピパ最高。
ハロハピ最高、パスパレ最高、アフロ最高。
ロゼリア最高・・・・はぁ~、やりきったわ。 {/netabare}

終わりに総括するとシリーズファン的には最高のアニメでした。
今までついてきて良かったなぁと。
あんまりこういうこと言いたくないけど、すべての美少女アニメを過去の物にしてしまったかと、あくまで贔屓目に見てる個人的な意見なんですみません。
3期は来年に延期されてしまいましたがバンドリコンテンツを長く楽しめるという風に前向きに受け止めます。
また、劇場版を挟むとのことで、フィルムライブとあるがストーリーがあるのか、ミュージックビデオを永遠にやるのか、今のところは不透明。いずれにしろ絶対見に行きますが。

バンドリコンテンツの今後の発展を願いつつ長々と書いてしまったレビューを終えたいと思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 7
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ブシロードPARK2019?

1話感想{netabare}
へぇ、フルCGなんだ。
ストーリーはテキトーに、ステージシーン主体で話進んでくれたらいいなぁ…ムーンウォーカーみたいに。
…。
……。
ってか、ひょっとして最終回“モンソニ”的な展開になったりして?
https://www.youtube.com/watch?v=BnJ5h03kvaU
あっ間違えた、↑は最新の、「アニメと直接連動」ってことではその前の年のコレ↓
https://www.youtube.com/watch?v=M1vU2ZSi0bo
で、こんな感じの現実のステージと連動みたいなのするつもりだったりして。
超会議やマジカルミライはよく知らん(※)けど、ブシロードはちょくちょくイベント開いてるんだよね?
フルCGだったらやらない手は無い気が。
やろうと思えばいつでも出来る立場なだけにちょっと気になる…3月末にブシロ関係のイベントなんかあったりする?


若くて何でも吸収できる世代ならまだしも、オッサンな自分としてはいくらステージで歌ってようがそのキャラのバックボーンが分からないとどうにもノれない。
「ステージでとっくにそんなことはやってる」ってことではなく、窓口(入り口)としてアニメがあると非常に有難いんだけど、この作品はそれを狙ってってことは…ないかな?
ついでに言えば時祭イヴでこういうステージやってくれないの?と常々思ってる。{/netabare}

2話感想{netabare}
しまった重要なこと忘れてた。
この作品世界の観客は何故か女性ばかりって設定があったんだった。
ってことは、↑で期待した「リアルステージと平行」展開の線は薄い?
う~ん、折角のフルCGなのに勿体無いなぁって思っちゃうんだけど、声優オモテに出さないほうのが勿体無いのかな。

んで2話の感想
1話で「あれ?」って思ってたのがあって、それはメンバー紹介の時に担当楽器鳴らさなくて「そんなんだっけ?」と思いまして。
で、2話ではちゃんと紹介ごとに鳴らしてくれました。
自分主催(メイン)だとやるのか?ここら辺知らなくてなぁ…。
できれば紹介ごとに音数が増えていって最後に曲が始まるってのやって欲しいけど、アレンジ面倒くさい?{/netabare}

4話までの感想{netabare}
あっるぇ?バンドメンバーが自分でチケット売ったりバイトしたり、堅実というか等身大な部分がウリだと思ったんだが、金持ちの道楽になっちゃったなぁ。
採算度外視で膨大な予算ぶっ込めば笑顔になれるって…そりゃそうでしょー。
ロゼリアの主催ライブに圧倒されてショゲてたポピパを元気付けようって話のハズだが、そんな予算ウチには無いと余計に落ち込みそうな気が。
…いやでもまぁ、これ見させられて「じゃあポピパはどんなライブやるの?」って興味は沸く…のか?{/netabare}

8話までの感想{netabare}
5話、前回のぶっ飛んだ話は無かったかのように等身大?の女子高生の話。
ってか行く先々でたえがバイトしてて「たえは見てる」状態w
でもなー、前回のこと考えちゃうとなー、これでもかと言わんばかりの金持ちの道楽を見せ付けられてチマチマバイトなんてやってられるか?ってなことをど~しても考えてしまう。
6話は地元商店街のお祭りでライブやるって展開で、こりゃあ家がパン家の沙綾にとっちゃあホームみたいなもんじゃね?なんてことを思ったり。
地元の爺ちゃん婆ちゃんから「ほう、やまぶきパン家の娘さんじゃないか」と贔屓目に見てもらえるだろー、そこら辺の地域密着?な部分をもうちょい見せて欲しかった。
と、ちょっと沙綾に注目が向いたところで7話、まさかの1期ネタ。
文化祭でポピパ一周年ライブやろうって話になって沙綾が「今度は始めから参加したいなぁ」って…ああそっかそっか途中参加だったっけ、家のパン家がゴタゴタして。
一応続きモノではあるけど絵柄ガラっと変わったし、一期の話は引っ張らないと思ってたので驚いた、別に一期見てなくても通じる程度ではあるけど。
ってか一期の話を継続するのなら、あの畳んだ伝説のライブハウス(名前忘れた)のその後の話とかも触れて欲しいなぁ。

なーんてことを思いながらの8話、更に一期の件が炸裂。
いや炸裂してないかも知れないけど。
たえが助っ人で他のバンド掛け持ちするって話で、それを明かされた時に沙綾が表情を曇らせるんだけど、これは一期の内容引っ張ってる?または別の理由?
一期、確か沙綾は別のバンドのドラムやってて、だけど家のパン家が大変でバンド辞めて、そこを香澄に強引に引っ張られてポピパでドラム再開したって話だったハズ。
以前に組んでたバンドとはケンカ別れではなく円満脱退って形になってはいるけど、機会があればゲスト参加したいとか思っててもおかしくないワケで。
ってか沙綾のゴミ捨てを手伝って、その時「このままみんなすれ違っていきそうで怖いんだ」と悩みを聞かされてたのって前のバンドメンバーのナツキなんですけど…そこにそのキャラ配置するかー。
そのうちたえに向かって「ズルい」って言いそうでヒヤっとしてます、そういう方向に進むのか??
それ以前にたえが助っ人で参加したバンドが、何話だったかロゼリアを見返してやると息巻いてた自称プロデューサーが結成したもので、ここら辺の衝突も今後あるのかねぇ?

どこまで一期の話を継承するのか不明だけど、4話は無かった事として見れば現在結構楽しく見れてたり。{/netabare}

9話感想{netabare}
おや?やっぱ一期の話を継続させてるのかな?
一期ではりみのお姉ちゃんズバンドがライブの出番に間に合わない事があって、カスミ達がキラキラ星を歌って時間稼ぎをしたことがあったハズ。
その時助けた側が今度は助けられる側になって…って考えるとなかなか感慨深い。
ってか前回同様、その時の当事者をわざわざ登場させてる(今回の文化祭でもお姉ちゃんズが来てくれたってシーンがある)し、やっぱ一期の話と対比させてる意図はあるんじゃないかな?
さすがに今度ばかりは助力にも限界があって結局間に合わなかった展開ではあるけどね、そこは一期と違って小山菜美にドヤされて終わりとは行かないっぽい。
…って、え、ギスギスはダメなん?
個人的にはたえと沙綾のビンタ合戦とかあってもいい位なんだが…ポピパ内ではタッパのある(≒ウエイトのある)トップ2なので迫力あるだろう、なーんてことを期待しちゃうのは邪道なんかな?{/netabare}

11話までの感想{netabare}
まず10話、迷惑をかけた関係者各位への謝罪行脚、ひいぃ胃が痛くなりそう。
そこはヤマブキパンでもいいから菓子折りの一つでも持参して行って欲しかったが、さすがに高校生らしくないかな?
ってかね、こういう経験を若いうちにしとくのは良いことだ、とオッサンな自分は思ってしまったり。
そして11話、たえが引き抜きのお誘いを受けてどう対応するかの話。
そこで今までのポピパでの思い出を振り返るシーンが出てきて…うおお、一期の内容じゃーん。
一期見てなくても「なんかそんなことがあったんですね」と通じる描き方ではあるけど、一期知ってれば「ああ、あったあった」とより楽しめる内容。
こんな演出ベタだし当たり前のことなんだけど、同期に放送してる“デートアライブ3”がそれをやってくれなくて不満に思ってたので「やっぱこういうシーンって重要だよな」と再認識。
しかもその思い出巡りをした後に砂浜に歌詞を書き出して…。
あれ?これって…“覆面系ノイズ”じゃね?
バンドリ1期と同時期に放送して、しかも重要なシーンでキラキラ星を歌ってて、ちょいとバンドリと関連しがちな作品だったんだけどまさかのここでもネタ被り?
悪い意味じゃなくて、これにより自分は当時(バンドリ一期放送時)をより強く思い出すことに繋がってくれました…まさか狙ってやった?
でもって今後気になるのは、ポピパはラスとは喧嘩別れではなく円満な関係を保ったまま引き抜きを断れるかどうか。
ロゼリアの時はそこら辺上手くできなかったって話なハズなので、ポピパは違うってところを見せてくれることに期待。
というか、チュチュも自分の意に沿わぬ者はなんでもかんでも敵認定ってキャラじゃない…よね?
ちと最近そういうゴタゴタを目にしてて興味がそっちに傾きがちでして…。{/netabare}

最終回までの感想{netabare}
あれ?終わっちゃった??
たえ絡みでラスと溝ができでしまうのかどうか、ロゼリアとチュチュとの確執はどうなるのか…辺りの顛末を期待して見てたんだけど…。
なんか見てる途中でTV消されちゃった気分。
最終回のCパートからしてこれは続きを作る前提…なのか。
これがいわゆるクリフハンガーってやつ?

ま、まぁ、ひとまず最終回の「引き」は置いとくとして全体の感想。
まず前期の評価は物凄く低いです、我ながらよく最後まで見たなぁと感心するくらい。
が、今作の二期ではそれを反省したのか、悪くない、むしろ良い、4話は無かったこととして。
更には前作を知ってるとより楽しめるネタも投入してて、無理して前作を完走したのが報われた気分にもなれたり。
やってくれるねぇ、ちょっとした掘り出しモンです。
そもそも最初はCGに変わったので「ひょっとしたら最後はホンモノのステージ流すかも?」と気になって見始めただけで、結局その期待は的外れだったけど、CGに変わってなかったら見てなかったかも知れない。
ふぅ、こういうのがあるから途中切りや前作がダメだったからもう見ないってことが難しくなるんだよなぁ(その結果最後までグダグダ文句言いながら見続けることも増えるという…)。
というか二期をより楽しみたいなら前作も見て欲しいと思う反面、前作はつまらなくてお勧め出来ないんだよなぁという、なんとももどかしい気持ちにもなったり。

とはいえ、じゃあ何処が良かったのか書こうにも、その…4話が邪魔しててナンともう~ん。
4話を無視するなら、女子高生がバイトやったり地元の祭に参加したり、最後のライブにしたって武道館とかではなく地元のライブハウスと、地に足着いた活動と言えばいいのかな?
荒唐無稽な夢物語ではなく、リアルっぽさがあったのが好印象。
あ、4話だけじゃなくて観客が女性ばかりなのを無視すればね。
それとちょっと邪道な楽しみ方として「メインキャラ以外は手書き」というのがありまして。
↑でも書いたけどたえが他のバンドのヘルプで掛け持ちすることとなり、それを沙綾が不安がって愚痴をこぼすシーンで聞いてたのが「ポピパ以前に沙綾が組んでたバンドメンバー」のナツキ。
ひょっとしてこれは本編に関わってくるか?とも思ったけど、ナツキはCGではなく手書きなので「その線は無いな」とすぐに判断できたり。
りみのお姉ちゃんズバンドもそうでしたね、手書きだったのでこれはゲストだとすぐに分かった。
こんな方法でこのキャラは今後話に関わってくるかどうかを判断するってのは、まぁ~邪道ではあるけどちょっと楽しかった。
逆に商店街のお婆ちゃんズは手書きなのにちょくちょく出番多かったのう、婆ちゃん顔のモデリングはやりたくなかったのかな。

総評
見て損は無いけどより楽しみたいなら一期から見たほうが良い。
が、一期は結構アレなのでお勧めはしない。
4話は忘れよう。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 8
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ゲームファンとアニメファンの二兎を追う

1期視聴済 そして相変わらずゲームはしてない


2018年始特番で1期の一挙放送と武道館Liveなどのコンテンツを合わせて鑑賞したのが始まり。
アニメは周囲が言うくらいこき下ろすほどでは無かったと思ってますし、声のお仕事しながら楽器もこなす声優さん達に感銘を受けてもいました。

“そこそこのアニメ”&“頑張れ声優さん”

私のバンドリへの評価はこの2つの要素で出来てます。そしてこれはおそらくレアケース。ゲームの要素が抜けてるのです。
ゲームはスマホ音ゲーのお化けコンテンツで、むしろこっちからのユーザーが流れてくるほうが多かろうもん。1期で匙投げた方が多かろうアニメのみメンバーズは絶滅危惧種じゃなかろうかと邪推してます。

この前フリで何が言いたいかというと、、、


「ゲームユーザー向けの作品にがらっとリニューアルしちゃって戸惑ってます」


■戸惑い1 いつの間にか綺麗になって・・・
この2年(1期の放送からの意)ですっかり綺麗になっての再会。めっちゃCGです。ポピパの誰かは髪の色でやっと判別できました。それと第1話で5人集めての尺を取ってくれたのでなんとか。
演奏シーンで止め絵がないのはCGさまのおかげと思えば、慣れればOKということなんでしょう。


■戸惑い2 人多すぎ
ゲームオリジナルキャラを投入!って知らんがな。ざっと5ピースバンド×4組なので一挙女子20名追加です。Roseliaは1期にも登場してますが覚えてません。とはいえ総勢25名の顔と髪型と髪の色と制服の組み合わせで判別可能ではありました。さすがゲーム原作なのかスタッフ頑張ってたと思います。
なお4組とは以下、しっかり第1話で全員集合してたりします。

 『Roselia』 (ロゼリア)
 『Pastel*Palettes』 (パスパレ)
 『ハロー、ハッピーワールド!』 (ハロハピ)
 『Afterglow』 (アフターグロウ)

{netabare}さらに1組『RAISE A SUILEN』。試験勉強並に覚えることが多いのです。{/netabare}


■戸惑い3 曲多すぎ
1話1曲+one more 次から次へと右から左へ。思い入れがないのでほぼスルーです。


軽い疎外感はありますね。ゲームユーザー向けコンテンツになれ果てたのか?と。
結局のところ序盤の構成は「ゲームユーザー向けのコンテンツ」の体裁を取りながら「アニメ作品」としての二兎を追っていて、バランスは悪くなかったと思います。

1兎.バンドと曲紹介
2兎.ポピパを軸にしながらの筋を通したストーリーライン

ざっくりAパート日常描写。Bパート後半に演奏シーンで新規4組を取り上げてました。
{netabare}2話ロゼリア回。ポピパと双璧のロゼリアをまずもってきたのは正解です。
4話ハロハピ回。ファンタジーですね。↑↑↓↓←→←→BAとは粋なことをしてくれます。
5話パスパレ回。雨降って地固まる。三軒茶屋駅と生田スタジオの再現性がハンパないです。リアルの三茶はミュージシャン多い。
6話アフロ回。夕日と青春との相性の良さよ。そしてこちらも雨降って地固まる。{/netabare}

バンド紹介と並行してるのは、{netabare}“目指せ!ポピパの単独ライブ開催”、と{/netabare}ポピパを軸にしながらのストーリーラインでそこは崩しません。
そして折り返しの後半戦、{netabare}第7話から{/netabare}アニメらしく物語が動き出します。やっとだよ。。。



と、ボヤキはここまで。ここからV字回復。本格的に二兎めを追いだしてからがすこぶる良かったのです。軽く1期を凌駕する出来でした。
これならゲーム組もアニメ組も双方幸せになれるひとときを過ごせたのではないかと思うほど。


想像するにアイドルもの(バンドだけど・・・)の定番。後半トラブル発生→解決→大団円の流儀を守るなどお作法順守という安心感と、トラブル内容の濃さとが両立してたんじゃないでしょうか。

{netabare}1期は紗彩の加入騒動と香澄の声が出ない騒動。そこそこエモい仕上がりでした。
2期のトラブルと比較すると、1期より関係者の数の多さ、規模が拡大しているのがわかります。いわゆるステークホルダーが多い状態。収拾するにも関係各先の調整なり思惑が複雑に交差し、1バンド内のゴタゴタとは桁違いのレベルで重さが変わってきます。
第9話以降の{/netabare}後半はそこそこエモいではなく“エモい”でした。

{netabare}10話11話OPはRoselia『BRAVE JEWEL』。唐突な感じがしますし、これだけ作中の楽曲が多いと流して聴いても不思議ではありません。

『自分を責めないで 抱きしめなさい
 弱さを知る者は 強さを宿す
 貴方は手にしてるから』

傷つき折れそうな心を奮い立たせるような歌詞。おたえとその先のポピパへのエールとしか思えません。またこれが友希那んとこのバンドというのがエモい。ユキナは曲と背中で語るのです。{netabare}ついでに文化祭で猫カフェをしたがるおちゃめな娘さんです。{/netabare}{/netabare}

いろんな人の思惑が交差します。そして誰も悪くない。引っ掻き回し役の“ルー大柴”風JKプロデューサーもしかりです。こんな時に試されるのがバンドの結束力ですね。展開はわかっちゃいるけど、掌の上で踊りたくなるのです。

※ほんとにネタバレ
{netabare}11話が秀逸。揺れに揺れてるポピパメンバーの中で香澄が壁を越えておたえの懐に飛び込みます。さすがきらきら星メンタル保持の主人公です。
「ポピパはポピパだよ。おたえはポピパ。ギター弾こう!おたえ」→そして『STAR BEAT!~ホシノコドウ~』へ。はぁ~1期観ていて良かった。

そしてポピパはやっぱりポピパ。
おたえ「私ポピパが好き」
ありさ「いつか武道館とか行くのも悪くねェなと」
さあや「おたえ、行かないで」
りみ「おたえちゃんがポピパ大好きなこと知ってるもん」「ポピパでいてくれてありがと」{/netabare}

そして名曲が生まれました。続きは本編で。


楽曲に支えられ、仲間に支えられ、「あー音楽っていいな」と思える良作でした。



■■アニソン雑感

巷で神曲と言われようが作品を視聴してないとそうは感じられない私です。
経験上、楽曲単体でハマることは稀有で、未視聴作品のCVさんが担当する曲に限ってはハマったのは後にも先にも『回レ!雪月花』のみ。それもネタの性格が強い。
一言で言えばタイアップ。
作中繰り返し流れる。キャラの心情が投影されてる。作品世界を表わしている。

巷で流行っている曲よりもアニソンのほうを覚えているくらいになった現在でも変わりません。
本作バンドリ2期の前半で大量投入された曲は一過性でピクリとも食指は動かず、作品世界とリンクした後半の「Returns」「BRAVE JEWEL」「キズナミュージック♪」には心が震えます。
本作で作品とのリンク有無が大事なのだと再認識しました。みんなそうなのかな?

好きなもん聴けばいーじゃん、という話ですが、「これ良い曲だよ」がなかなか非ヲタ一般人の方には通じません。映像(物語)と音楽がリンクしてこその良曲。私にとってのアニソンです。



視聴時期:2019年1月~3月 リアタイ視聴

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2019.04.01 初稿
2019.09.20 追記
2020.10.19 修正

投稿 : 2024/06/01
♥ : 34

65.6 21 ゲーム原作で学園なアニメランキング21位
ひなろじ ~from Luck&Logic~(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (146)
667人が棚に入れました
桜が散り始めた春の日。天真爛漫な小国のお姫様・リオンはホッカイドウの学校に通うことに。そこは世界の平和を守る定理者〈ロジカリスト〉を育成するため、ALCAが運営する特別な教育機関。リオンが入った1年Sクラスには、定理者のニーナをはじめ、個性的なクラスメイトたちがたくさん。定理者のヒナたちが送る、とってもにぎやかでかわいらしい日々――合体〈トランス〉!! はじめます

声優・キャラクター
朝日奈丸佳、山村響、高森奈津美、三森すずこ、植田佳奈、小倉唯、湯浅かえで、内田真礼、大橋彩香、佐々木未来、相沢舞、高柳知葉、矢島晶子、種﨑敦美、小山力也、松井恵理子、西本りみ、橘田いずみ、尾崎由香、三宅麻理恵

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

合体!!(トランス)はじめます。

この作品は、ラクエンロジックの続編に位置する作品です。
前作との繋がりは薄いので、この作品から視聴しても物語的には通ると思います。
でも、まったく繋がりが無い訳ではなくALCAに所属する定理者達として登場するので、その姿に懐かしさを感じたい…或いはこの作品を深く堪能したいという気持ちをお持ちの方は1期からの視聴をお勧めします。

1期では、次々に現れる敵と戦う日々の連続で、大怪我をする事も珍しくありませんでしたが、この作品では1期での定理者達の活躍により、ほぼ敵が出現しない平和な世の中になっています。
それでも、有事の際に定理者達として人の役に立ちたい…困っている人に手を差し延べたい…そんな思いを抱いた定理者の特性を持つ少女の学び舎としてALCAが運営する定理者養成学園として設立されたピラリ学園が物語の舞台となっています。
そして、本作の主人公であるリオンが入学してきて時にゆるふわ…時にガチンコバトルが繰り広げられる物語が動いていきます。

物語の設定は1期よりだいぶ柔らかいです。
敵の攻撃に緊迫した雰囲気になる、という事はほぼ皆無です。

でも、緊迫した雰囲気は無くても定理者として強くありたいという思いは、どれだけ世の中が平和になっても決して変わることはなく人々の心に根付いています。
だって定理者としての特性は、誰もが願って手に入れられる能力ではありませんから…

結果的に自分の身を危険に晒す事になるのかもしれない…
でも、人の役に立てるかもしれない…
自分を助けてくれたこの能力を誰かを救うために使いたい…
こういう気持ちって、リアルなら偽善というのかもしれません。
でも、そういう気持ちって無くしてはいけないと思うんです。

そう思えるのは、仲間と日々を積み重ねていく彼女たちを見ているのがとても心地よいから…
定理者としてはまだまだ未熟な彼女たち…
今のまま戦場に投入されたら、きっと誰も生きては帰ってこれないでしょう…
その位、彼女たちは危うく幼いです。

でも、危うく幼いといって何もできない訳ではありません。
彼女たちは少しでも高みを目指そうと一生懸命なんです。
失敗したりやり過ぎてしまう事もしばしば…
きっと成功も失敗も全て自分たちの糧として吸収していくのでしょう…
だから彼女たちを見ていると元気を分けて貰えるような気がしました。

主人公であるリオン…天真爛漫という言葉がピッタリな彼女はとっても相手思い…
時には自分を殺しても相手の気持ちを優先する…そんな女の子です。
でも、きっとリオンは羨望の眼差しを受けることになると思います。
今は未だ自分をまだまだ制御する力を持ち合わせていませんが、将来花開いた時、彼女の中に眠る潜在能力の高さはALCAの大きな武器になると思います。

そんな彼女と肩を並べているのがリオンの大親友であるニーナです。
生徒の中で唯一ALCAでの実践経験を持つ彼女…知識・経験とも頭一つ突き抜けている感じです。
この学園で過ごす時間は彼女にとっては不服な面もあるかと思います。
だって、戦場と学園では得られるモノが違うから…
これは学生と社会人との差に相当する訳ですから、彼女の気持ちが分からない訳ではありません。
でも、学生としてでなければできない貴重な経験があるのもまた事実です。
学生としての本分を満喫して欲しいと思える女の子でした。
だからこそ、彼女の最後の選択には彼女らしい優しさを感じた気がしました。

年相応の女の子の精一杯で紡がれているこの作品…
他にも魅力的なキャラがたくさん登場してくれるので、飽きも中だるみもありません。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、TRUEさんの「BUTTERFLY EFFECTOR」
エンディングテーマは、リオン・ニーナ・万博の「ベィビィバード!〜ガクエンロジック〜」
TRUEさんはインタビューで、これまでで最もアップテンポな曲…という感じのコメントをされていましたが、そのアップテンポの気持ち良い事といったら…作風にもピッタリの曲だったと思います。

1クール12話に物語でした。
全体的にほんわかした感じなのですが、要所でしっかり物語を締めてくれていたので、癒し半分、元気半分ずつ貰える…そんなお得な作品だったと思いました。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 18
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

リオン伝説

5話までの感想
{netabare}今期はバトルガールハイスクームもあって「ぎゃー似たようなのが2つある」と警戒したのだけどあら不思議、ひなろじ面白い。
戦闘がノルマになってないのが良いのか?
ちょくちょく不穏な雰囲気出すのが良いのか?
(バトガに比べて)キャラ少ないのが良いのか?
う~ん、なんかよく分からないけど最終話までには理由を見つけたいコトロ。

ところでOPのあの表現は何ていうんだ?
合成ではあるけどクレイアニメっぽいやつ…パっと思い付いたのは“丸出だめ夫”のEDなんだけど、ああいうのって昔は結構多かった気がする。
(レクリエイターズの新EDは違う、あっちはクレイ感が無い)
それプラスまひろがたまに藤子不二雄…じゃなくて今だとおそ松さんになるのかな(見てない)、それ系の目をして、なんかノスタルジックな気持ちにさせてくれる。
ああ、あと最後の居酒屋シーンもそれを後押ししてるな。
どういう意図なのか不明だけど、自分的にはプラスポイント。
けど普通に考えたらあのOPは手抜きだと怒られそうな気が…よくOK出たもんだ。
あ、それとタチバナの変身後が風呂敷を防空頭巾にしてるようにしか見えない。
お金持ちキャラなのにこの貧乏臭さ…これも狙ってそうしてるのかな?

追記
さて「どうして面白いんじゃろ?」についての追及ですが、アニコレ内の方(えたんだーるさん)と話して早速気が付いた。
「その世界において能力者がどのような位置付けなのか」が明確に示してあるんだ。
あーそっかそっか、自分その件が不明瞭な他作品に対し散々ブー垂れてたクセにしっかり失念してました。
もうちょい厳密に言うと、世間は能力者をどう思ってるのか、能力者は世間をどう思ってるのか・思わなければいけないのか、が授業のシーンで台詞だけながら説明している。
実はそこには結構シビアなルールがあって(それに従わなければ能力者は糾弾されかねない)、世界観がしっかりと構築されてる──感じがする。
ヒロイン達も「自分に課された義務」を自覚している。
あんまり比較ばかりするのもアレなんですが、これがバトガだとよく分からない。
一応7話でかなり突っ込んではくれたけど、市民は星守頼りなのかアイドル応援も実は義務的なモノなのか…。
アンジュヴィエルジュに至っては(恐らくワザとだろうけど)一般市民を一切映さず、もはや主要キャラの居る島以外は人類全滅してると言われても違和感のない出来になってたり。
ここら辺ちゃんと突っ込んでくれるとホっとできるというか、「やっぱそうならざるをえないよなぁ」と安心できる。{/netabare}

全話見て
{netabare}学園祭の回で「おや?」と思いつつも一応しっかりと「問題」として認識した形で終了したのでひと安心。
おや?と思った部分というのは、リオンは才能がありすぎて合体相手の精神に浸食されやすいってのが危険だとされてたのに、それを利用しての演劇ってどうなんかなー、と。
そんなことより。
後半ガクっと作画が悪くなっていってビックリでした、もう限界ギリギリだったんじゃ?
序盤は似た作品のバトガよりも作画上だったのに、終盤はバトガよりも下に…。
うーん、序盤頑張り過ぎたから余計に落差が目立つのかな?
そんなことより。
1クール使って丸々一年間を描いてくれました。
丸1年の間危機らしい危機もなく平和?な学園生活を描いて…う~ん、これって日常系になるのかい?
なんか日常系というにはジャンルが違うような?
でもって最終回。
卒業の季節に桜はまだ咲いてなく、リオンの力で満開にさせるって話。
あー、これやるために舞台を北海道にしたんじゃ?と思ったり。
上手いこと設定とエピソードを重ねた演出かと…これで作画が1話並だったらなぁ。

全体としては悪くなかったのだけど、気が付いてみればバトガとドッコイって感じで終わりました。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 5

のか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

終盤から・・・www

原作未読(あるか知りません) 全12話

あらすじ
魔法少女たちが通う学校の物語

では感想を
なんか(ラクエンロジック)のスピンオフアニメらしいですね

私は(ラクエンロジック)を視聴済
のはずなんですが・・・
全く内容を覚えていません!!
(〃^∇^)o_彡☆あははははっ

えぇ、主人公の顔も名前もストーリーすら覚えていませんよwww

でも、このアニメは一応完走出来ました。
魔法少女系と思えば、(ラクエンロジック)を視聴してなくても見れる作品です

でも、問題はそこじゃありません!

物語終盤になるにつれ百合展開が・・・ねぇ(ため息)
そして終盤になるにつれ作画崩壊が・・・ねぇ(深いため息)

内容としては
魔法少女たちの学園日常系アニメって感じですね
私のイメージは(プリキュア)+(ゆるゆり)÷4ぐらいのイメージですwww

綺麗にまとまってはいましたが、物足りない
物足りない割には完走できる。
完走は出来るけど、人にはお勧め出来ない

そんな感じですかねwww


作画ですが終盤になっていくと人物崩壊が目立ちます
キャラが可愛いのにもったいない。

声優さんは頑張っていたと思います。
が、普通www

音楽も一杯ありましたね。
私の好みの歌はありませんでしたけど^^;

キャラは可愛いと思いますよ。
でも、キャラデザは好みの問題だと思いますね。


2期がもしあっても見ないかな~^^;
ちょっと盛り上がりにも欠けていた気がします。
1年を1クールでまとめていて、テンポが早過ぎるかな。
そこまでハマるアニメじゃない気がしますしね。

お薦めはしません。
見たい人が見れば良いと思います。

超~暇な時、見るアニメがない時に視聴するアニメだと思います。
気になる方は他のレビュワーさんたちも参考にしてくださいなwww


では最後に一言
絶望した~!面白いと思わなかったアニメに絶望した~!
キャラデザさえ良ければ良いと思っているんですか?
捻りのないアニメはオチがないアニメと一緒ですよ~!
あと、作画ぐらいはしっかりして欲しいです~!

投稿 : 2024/06/01
♥ : 9

63.4 22 ゲーム原作で学園なアニメランキング22位
Caligula -カリギュラ-(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (180)
666人が棚に入れました
「理想(きみ)を壊して、現実(地獄)へ帰る――。」


街中に響き渡る美しい歌声。
絶大な人気を誇るアイドル「μ」に見守られるように、
この街では穏やかな日常が流れてゆく。

式島律は、宮比市立吉志舞高校の1年生。
スポーツに勉強そして友達にも恵まれ、
青春真っ只中の充実した高校生活を送っていた。

時は経ち、2年生として迎えた入学式。
新入生代表として壇上に上がった少年は、
本来そこにいることがありえない人物で――

声優・キャラクター
沢城千春、上田麗奈、武内駿輔、梅原裕一郎、細谷佳正、村川梨衣、小澤亜李、高橋李依、田中美海、渕上舞、下田麻美、蒼井翔太、新田恵海、花守ゆみり、中村繪里子、斉藤壮馬、内田雄馬、大坪由佳
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

「胸にいつでも刺さってる、刺さあってぇるう↑~↑→↓」

1話感想{netabare}
心理学のことダラダラ喋ってて「そうやって型にハメようとする考え自体が視野狭窄起こしてるんじゃ?」と思ってたら早速、友人から「そこにラーメンがあるならガラスなんか知るか」と想定外の回答でアッサリ否定されて笑ってしまった。
では、それを受けて更にどう考えるのかな?と思ったらなんか話はそこから違う方向へ行っちゃった感。
じゃあ心理学の話何だったん?と思わなくもないけどまだ1話だしねー、様子見。

ところで中盤、記憶がおかしくなる?シーンで花がどアップで描かれてました。
最初スカビオサと思ったけどよく見たらトーチジンジャーっぽい。
間違ってるかも知れんけど…ややマイナーな花出してきたけど、これは何か意味があるのだろうか?{/netabare}

2話感想{netabare}
気付いてはいたけどやっぱりゼーガペイン系か、今度は何処サーバー?
まぁそれはいい、むしろ好きなネタだしドンと来い。
ただセレブラントだと自覚するのが結構早いような?
もうちょっと「なにかおかしい」と疑う時期が欲しかったような…今の時代それやると叩かれちゃう?
ってかこれでまたメガゾーン23新作のハードルが上がってしまった予感、本当に新作作れるのか?
https://camp-fire.jp/projects/view/25892{/netabare}

5話までの感想{netabare}
3話、18ifっぽいなぁと思いつつ、そもそも18if自体がペルソナを意識したものだろうし、カリギュラの作者?はペルソナのスタッフだったらしい。
でもって同時期にP5もアニメがやってるワケで…もうここら辺の「どれが何の影響受けてるか」はゴチャゴチャしてもうよくワカランです。
18ifの一人だけ美少女になってたのは犬吠埼なのかどうかが今でも気になってしょうがない。
因みに「ラーメン大好きプリパラおじさん」と呼ばれていて吹いた。
カリギュラとは関係ないけど、某所ではKNN姉貴が「美少女おばさん」と称されてて笑ったもんだけど、みんな良いセンス持ってんなぁ。

4話、案外アッサリと世界の謎が明かされて(実はまだ秘密があるのかも知れないが)、3グループに分かれてるのが厄介なので早く合流しないかなぁと思ってたらこっちもアッサリ合流してビックリ。
それまでバラバラだったのは一体なんだったのか…原作ゲームがそうだったからってことなら仕方ない?のかなぁ。
作中出た本は「モモ」くらいしか知らないなあ、ってか読まされた。
鍵となってた本も有名なやつなのかね?
知らない作品の読書感想文聞かされてるみたいでピンとこなかった。

5話、ハニトラして洗脳…なんて卑怯な!
現実とは違う理想の世界、もうちょい突っ込むと現実では満たされなかったものが満たされる世界。
そこでリツはお得意の心理学の蘊蓄を垂れたら女の子に誉めそやされて「これも悪くないのかも」と気の迷いを見せる。
おーい、それってつまり現実では…。
覚醒するとカタルシスエフェクト(ヒデー名前)使えるようになるみたいだけど、その時の姿が胸をトゲが貫いてるようなのは「心の痛み」の象徴か。
リツ達が使えないのは痛みを受け入れる覚悟がまだ足りないってことかのう。

ところで気になるのはアリアのパンチラが無いこと。
別に見たいってワケではなく(といいつつ人間の姿になったら「戻して」って言うかも)、あんなデザインでさえもパンチラ禁止の範囲に含まれてるってのがどうにも…。
それともあの世界では見られたくない力場が働いてたりするんだろうか。{/netabare}

7話までの感想{netabare}
なんか微妙に面白い。
憎めないって言った方が正しいかな?、まぁ18ifも好きだったのでちょっとズレてるのかもなぁ、自分。

一方で不評ポイントも分かってて、一番はリツの口耳四寸臭い心理学蘊蓄(※)がハードルになってるんだろうけど、↑でも書いた通り1話では「ラーメンがあるならガラスなんて関係ない」とアッサリ否定されたり5話で女子から接待の如く持て囃されて心が揺らいだりと、作ってる側も別に心理学蘊蓄を垂れ流すのをカッコイイとは思ってない…と思います。
そして7話では…あれは何だろ?蘊蓄垂れたら真っ向から否定された記憶が一瞬蘇りまして。
ディベート開いたんだか自己啓発セミナーなんだか、まさか入社試験の出来事か?
入社試験ならあそこまで面と向かって否定はされないと思うので違うかな。
自分はたまたま松任谷由実の曲で知ってたけどいきなり「ペシミスト」と言われて分かる人ってどの程度居るんだ?


心理学の先生と話したことなんか無いけど、扱ってるネタがネタだけに真に理解してる人なら他人をカチンとさせる言動は取らないんじゃないかなぁ、と。

ってか7話ではそれまでの雰囲気とガラっと変わって(ここ最近毎回変わってる気もするが)なんか知らんキャラが帰宅部にしれっと混ざってる気がするけど、認識がイカれてる世界なんだしこういう表現はむしろ歓迎。
コタローの正義の味方ごっこは自作自演っぽくて虚しさを感じる、デジヘッドまで助けてるんだもの。
肉を食えなかったのも、それを犠牲にしてでも正義を遂行するオレカッケーってことなんだろうなぁ、と。

そうそう、それとミューの演技はボカロ意識してる?
ここまであからさまだとむしろ潔い。
ただなぁ、「幸福の押し売りネタ」は“ガッチャマンクラウズインサニティ”がひとつの結論を迎えたような気が自分にはあって(クラウズが面白いかは別)、それ以上・それ以外の解答って至れるのかね?
今期はむしろ美男高校がひょっとしたらもしかして?って予感を抱いてたり。{/netabare}

11話までの感想{netabare}
「こういうことなのかな?」とボンヤリ考えてたことがあったのだけど、くそう、外れちゃった。
元々外れても構わない予想ではあったのだけど、ほほう、そういうことだったのね。

で、何を予想してたかと言うと、メビウスへ入った人間は自ら志願してなのか、現実に不満を持っててたまたまたミューに目を付けられたのが連れ込まれた(誘拐された)か、どっちなんだろう?ってこと。
現実世界は別に崩壊も滅亡もしてなくて普通に機能してるらしく、それについて行けない人間がメビウスで暮らしてるって話なハズでして。
現実では抜け殻化した肉体が水槽でスヤスヤ眠ってるっぽいシーンも一瞬だけあったハズ(肉体ってのが五体満足なのか脳味噌だけかは不明)。
ってことで自分は、心療内科に「向き合うのがとても無理な悩み(=目を背けたいこと)」を抱えて来た患者をメビウスへ閉じ込めたんじゃないかなー、と予想してました。
で、それを行った精神科医が現実のリツかな?と(病院ではなく占い館でも新興宗教でもいい)。

そしてその件は11話で明かされて、内容は「ミューに見初められたら強制的に(同意や周囲の了承なく)連れ去られる」ってことだった模様。
ふう、良かった良かった。
予想は外れちゃったけど、もっと悪い方向への予想「どうしてこんな世界が出来たんだと説明無しに、メビウスから脱出してメデタシメデタシ」で終わったら目も当てられない、10話までその可能性があったのでヒヤヒヤでしたぞ。

でもってリツ(メビウス内でリツとして振舞ってた人物)の現実の姿は予想通り、コミュ障で人と目を見て話せないタイプでした。
プリパラおじさんやシュタゲのダルよろしく、もっとキモい身なりでも良かったと思う。
ってかなにかにつけて心理学蘊蓄を垂れ流す“イヤミなヤツ”ではなさそうで、それはどうなんかなー?
ってかそれよりも、一応はプログラマーとして認められてたのだし、ミューに向けて幸福について語る際、そいつが最も求めてるのは自己実現ではなく社会帰属の欲求だと思うのだがどういうこっちゃ?
それを教えてないからミューがおかしな行動とってるワケで…。
インプットを間違えたというか、そこら辺学習させて(あれだけ心理学の蘊蓄垂らしといてそこに気付いてないってのは考えづらい)メデタシメデタシになりそうな予感。
なんだっけ?昔の映画であったやん。
軍のAIが暴走して、引分けの概念を学習させることで核ミサイルの発射を防ぐヤツ。
あれと似た展開になるのかなー、と。
あ、それと11話は叙情トリック的なのを仕組んだような気がする(最初に目覚めたリツがメビウス内でのリツだと誤認させる)けど、所詮30分かからずにタネ明かししてしまうので余り効果が無かった予感。

と、なんか文句めいたことが続いてしまったけど、外の世界との関係を書いてくれただけ充分評価してます。
評価した上で「あれー?」って思った部分を書いただけで…ボヤかしたまま終わる作品も多いのよ、ホント。{/netabare}

最終回までの感想{netabare}
ソーンの凶行は佐竹の恋敵で、身を引いたものの未練があってメビウス内ではカノジョ(イチカ)の姿をしてたってことかな?
そんな折、心中できずにイチカだけ殺した佐竹が現れて大激怒ってところか。
激怒の方向が違う気がするけど、いかんせん尺の問題で掘り下げが浅い…のは仕方ないのかなぁ。
とりあえずこれも中身オッサンだったってことねー。
そうそう、それと11話で爆死?したマリエは現実では身体障害者で介護する家族から疎んじられてたってことだろう、あんま具体的な描写すると規制かかりそうでヒヤヒヤな設定でした。
こっちはサラっと流す程度で正解だと思う。
んで、リツは一旦外に出てミューへのアクセス権を得て暴走したミューをシャットダウンして眠り姫病が解決してメデタシメデタシ、と。
欲を言えばメビウス崩壊のシーン(ぶっちゃけ序盤の段階でこの展開は予想してた)は“メガゾーン23part2”の秘密くださいレベルのものを頑張って欲しかったが…テレビアニメじゃ無理なんかのう?
本作の本作では全然緊迫感が無くてちょーっと残念。
違法アップかどうかワカランので貼らないでいたけど(ゆゆゆの時どんだけ迷ったか)、もういっかぁってことでメガゾーン23↓
https://www.youtube.com/watch?v=f4zkRzruQAY
これを超えるの(といいつつこれ自体がNHKスペシャルなんだけど)やってくれないとやっぱり…ねぇ。
ちなみにpart3は存在しない、いいね?

最後まで見て思うのは…そうさなぁ、復讐を果たしたいとか見返してやりたいとか、他人に対してどうこうしたいって願望を満たすことも「幸福」として取り上げる限り完全なる理想の世界は無理だと思う。
“ビッグオーダー”のように個々に理想世界を用意したところでそれでは他人をどうこうできないからねぇ…気付かなければ幸せではあるけど。
とりあえずミューへは↑の11話感想でもちょいと触れた「マズローの欲求5段階説」(今さっきググった。自分も大して詳しくないし、これが正しいのかどうかも知らんが)はインプットしとこう。
段階があるものを同一視して一緒くたに解決しようとしたらそりゃ壊れますわ。
アリアはそんな情報を後から追加されたデータなのか“刀使の巫女”の神様みたいに自己矛盾でミューから分離したのかちと不明。
てっきり最後は人間の姿になるのだと思ってたら人形のままでビックリ。
相反する考え方を同時に内包するのが普通で、どっちか片方が肥大化(=もう片方は委縮化)したらアカン、ってのがテーマだった気がする。
今後ミューとアリアのバランスのとれたメビウスが誕生する…かも?ってのを匂わせてエンド。{/netabare}

総評{netabare}
異世界チートものが台頭してきたら反発として出るべくして出てきて当然な作品かと。
予告の大川ぶくぶもさることながら、皮肉に皮肉を重ねた皮肉作品…なんだけど、そこに気付かせるまでが長いのがネックか。
もしくはそこまで我慢できない連中も皮肉の対象としてるのかも。

序盤の「この世界何か変だぞ?」と匂わせる演出、もっと話数多く取ってじっくりやって欲しかったけど、それだと後半の尺が足りない。
中盤の帰宅部結成して仲間内でワイワイと活動するパート、もっとあったほうが良かった気がするけどそれだと序盤やクライマックスの尺が足りない。
リツの正体分かってそいつの活躍するクライマックス、もっとやって欲しかったけどそれだと序盤の尺が足りない。
正に「あっちを立てればこっちが立たず」状態。
欲張って色々詰め込み過ぎた?と思わなくないけど、元のゲームがそうなのか?
「アニメで物足りないと感じた部分はゲームでじっくり掘り下げてありまっせ」ってことなら宣伝としては間違ってない…のかも知れない(自分は結局ゲームやらないんで確認できない)。
元々キャラの掘り下げはかなりすっ飛ばしてますしね、帰宅部(リツ以外)のトラウマ吐露合戦は酷いというより「こうならざるを得なかったかぁ」と同情さえ覚える。

できればじっくり2クールやって欲しかったけど、そんなにウケは良くないのかな?
一番障害になるのはキャラの性格だろうけど、メビウス内での“自分”は「こんな風に振舞えたらいいな」っていう妄想の姿を具現化したようなもので、ぶっちゃけ異世界転生してチート能力貰って無双してるのと大差ない。
そんなのは他人から見たら「ウッ」と抵抗覚えるのは当然で、だけどそれはあくまで意図的なもので、その説明はちゃんとされるのだけど…。
哲学や心理学の蘊蓄垂れるのもケンカ番長も自分を着飾るためにそう演技してたもの(=バカバカしいこと、人に見せるのは恥ずかしいただの自己満足)として扱ってるのだけど、それが明かされるのは中盤以降、伏線はあるんだけどねぇ。
そこまで辿り着けなければ「特別な理由も無くナチュラルに誇大妄想状態が素になってる“なろう”系と同列」に見えちゃって切られてしまうのか。
むしろそれ系へのカウンター的内容なんだけど…今は恐ろしいくらいアニメ本数多いからなぁ、「それが明かされるところまで見続けろ」と強く言いにくい状況がちと悔しい。
ついでに言うとこれが好きなら“18if”もお勧めなんだがこっちも評価低くて口惜しい。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 14
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

君は夜行列車に乗って、本気で新たな世界に行けますか?

[文量→小盛り・内容→余談が本論系]

【総括】
わりと普通に観られる、厨二感の強いバトルもの。自分の中の「闇(病み)」と向き合う物語。

ちょっとだけ、キズナイーバーを思い出した。なんか皆、語るな~~~、と(笑)

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
登場人物がみんなイタイな~。と思っていたけど、そもそも、イタイ人しか来られない世界なんだもんね、と思ったり(笑)

最初の何話か観たときは、「良くも悪くも疲れるアニメだな」という印象でしたが、中盤以降は、「良くも悪くも普通のアニメだな」という印象に。これは、良くなったのか、悪くなったのか(笑)

まあ、どうでも良いのだが、自分の中の「本当の自分」を見つけることが出来ると、武器を具現化できるとか、ね。もう卍解にしか見えなかったっす(笑)
{/netabare}

【余談~ 私のカリギュラ効果w ~】
{netabare}
カリギュラ効果→禁止されるとなおさらやってみたくなること。

う~ん、分からなくはない。パッと思い至ったのは、小学生の時のこと。

うちの町はクソ田舎で、隣町もクソ田舎で、でも、ちょっとだけ隣町の方が栄えていた。ゲーセンとかもあったし。でも、うちの小学校には、「子供だけで隣町に行くのは禁止」という校則があった。

そりゃ、行くよね(笑)

普通に国道を走れば、チャリで10分くらいで隣町に行けるんだけど、わざわざ山道を迂回して、40分かけて行ってたw まあ、冷静に考えれば、移動時間が伸びれば見つかるリスクも増えるし、てか、山道を爆走する小学生軍団なんて、端から見たら怪しすぎたことでしょう。

当然、奴等(昔の剣道部達)は気づかない。アホだからね(笑)

でも、それがたまらなく楽しかったのは、事実。

先生方の車のナンバー覚えて、店に入る前に(駐車場にあるか)手分けして確認したりだとか、店でばったり先生(やクソ真面目な同級生)に会った時の言い訳を考えたりだとか、もしも見つかっても、決して仲間は売らない、鉄の掟を作ったりだとか(笑)

中学生になり、「子供だけで隣町に行くのがOK」になった。そりゃあ、最初は喜びましたよ。ようやく国道通れるしw

でも、なんか楽しくなかった。すぐに飽きた。

あんなに楽しかった隣町は、何にも魅力がない町に変わっていた。現実的には、隣町もただのクソ田舎なんだしね。

多分、これがカリギュラ効果なのだろう。奴等は、隣町に行きたかったのではなく、「大人が禁止しているところ」に行きたかっただけなのだ。

さりとて、荷物をまとめて、夜行列車に飛び乗るだけの覚悟も根性もない。

つまりは、一般的なガキんちょだったということ。

本作の登場人物達も同様に、ガキんちょだったのかな。私にとっての隣街は、彼らにとってのメビウスだ。彼らはメビウス(理想的な仮想世界)までは来られた。でも、メビウスより先(理想の世界の実現)にたどり着くだけの覚悟も根性もなかった。そういう、弱い自分の直視、あるいは脱却が本作のテーマなのだろう。

なぜ、カリギュラ効果と聞いて、小学生の時のことを思い出したかというと、おっさんになった今、とんと具体例がないことに、気づいたからだ。

世の中は、ある程度、理知的・合理的に作られていて、禁止されていることには、禁止されるだけの理由やリスクがある。

そういう、「社会のシクミ」が分かることが大人になるということだし、年をとるということは、色んなモノを背負っていくということで、責任も増していく。すると、「リスクを背負ってまで、禁止事項を破る必要あるか?」と、物分かりが良くなったり、妥協できたりしてくる。

いや~、最近、ホントにルール破らなくなったな。あ~ぁ、小さくまとまってしまった(笑)

カリギュラ効果とは、子供に許された特権なのかもしれない。本作の登場人物は、一様にガキ臭い。けれど、純粋でもある。

まあ、大人も楽しいから、戻りたいとは思わないけれど、たまにはムチャしてみたくもあるなと、思って、剣道部は今日も(肝数値を気にしつつ)酒を呑む(これが今の私のカリギュラ?)w

さあ、皆さんのカリギュラ効果は?
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
よく分からんアニメだな。予想外にバトルものなの?

2話目
つまりはSAO系なわけね。

3話目
なんか、女の怖さの集結w SAOというより、18ifみたいな感じなのかな? デブを全否定w

4話目
鬱々しいな~。小森君は、ようは、女子とお弁当食べたかったのか(笑)?

5話目
ん? 話、飛んだ? ギャグテイストは、なんか合わないな。と思ったら、シリアスに? DVの許容?

6話目
なんか、卍解って感じだな(笑) ジョジョ(笑) 闇堕ち。

7話目
シリアスものの日常回は、なぜか鍋ってイメージだよなw 難しくてわかんな~い、って、視聴者の言葉を代弁してるのかな(笑)

8話目
崩壊するメビウス。世知辛さが出てきたら、夢の世界じゃないわな。自傷行為。顔でいじめられたとか?

9話目
やられたらやり返せ、、、倍返しだw

10話目
蜘蛛の糸、的な皮肉だな。トラウマトーク。確かに、男にとって体のデカさってわりと大切なんだよな、思春期はとくに。ラスト、手榴弾て(笑)

11話目
まあ、制作者だろうとは思ってたけどね。バトルなんだけど、武器による工夫がなくて(苦笑)

12話目
よく分からんが、ハッピーエンドなんだろう(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 22
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

原作ゲームからテーマを据え置きシナリオを再構築したみたい(未プレイですが)

2018年春アニメ。全12話。
ゲーム原作、未プレイです。アニメのシリーズ構成待田堂子さんで興味が湧いて視聴。

1話が入り組んでいてとっつきにくいですが、最終話まできちんと考えて作られていて私は好きです。
シリアスとギャグのバランスも上手かったと思いますし、最低限の情報を断片的に挿入しているためわかりにくいですが、二周目では理解できて楽しかったです。

作画はちょっと大変そう。原作ゲームのデザインが細かいので仕方ない面もあるかな。
声優さんも若い印象のキャスティングが多かったけど良かったです。特に主人公の律がちょっと渋い声なのが好き。沢城千春さんの演技とても良かったです。
OP、EDともに曲もアニメーションも作風によく合っていました。μの挿入歌は独特で、歌や演技もバーチャルアイドルらしく甲高くかすれた発声をしています。…私はちょっと苦手かも。

【キャラクター】{netabare}
帰宅部のキャラクターの名前には音楽関係や楽器の漢字が使われてますね。デザインはティーンズ向けだけど、キャラクターが持つ悩みは社会人の方が共感できる事柄が多いかも。相当ドラマティックで深刻な悩みも、結構身近でリアルな悩みもありました。

律の心理学語りが好きじゃないって人結構いたのですね。まあわかる気はします。1話は私も「?」って感じでしたけどちょっと滑稽に描かれていて、別に律を格好良く描く気はないんだろうなと思って気にせず視聴しました。
気難しそうな笙悟も真面目だったりコミカルだったり、意外と愛嬌を感じる描き方がされていて個人的にはなかなか好き。他のメンバーも良かったです。
仮想世界では同じ高校生の姿ですが、メンバーの実年齢には開きがあって人間関係が見た目より多様だったのも良かった。メビウスの中で繋がった人と現実世界で出会うことはもう無いんでしょうけど、少しでもわかり合いたいという想いから、彼らは自分の心の裡をさらけ出します。まるで現実に戻る前の予行演習のようで、10話の暴露大会は結構好きなシーンです。

妖精みたいに小さなアリアがすごく可愛かったw八頭身の姿が少しだけしか見られなくて残念。
あとは、茉莉絵ちゃんが敵側なのをもう少しわかりやすく伏線張っておいてくれたらさらに良かったと思います。{/netabare}


【物語】{netabare}
ゲーム公式の説明を読むと、主人公(プレイヤー)は対象のキャラクターの友好度を上げてシナリオを進めていくようです。友情シミュレーションって感じかな?主人公はキャラクターの悩みを聞いたり解消する側なんだと思います。
カタルシスエフェクトでの戦闘はデジヘッドの暴走状態を解除する(顕在化した心の闇を散らす)ためのもの。アニメ化にあたり戦闘シーンが少なくなり、カタルシスエフェクトの出番も減った感じがします。

アニメは原作ゲームとはだいぶ違い、それぞれのキャラクターの掘り下げは最低限みたいですね。個々のキャラクターに関してはネタばらしするよりも匂わせるにとどめて、気になったらゲームをやってね!ってことですよね。
無理に原作再現せずに、世界観を踏襲したうえで律に明確な設定を与え、プレイヤーの行動を仮託する主人公ではなくすことで、新しい物語を構築している。自身のトラウマの直視、現実に戻ってありのままの自分で生きるために夢の世界を脱却するというストーリーラインはそのままに、主人公の役回りは全く違うということになります。

面白いのが7話の鍋回で、ギャグテイストなのに全体で見ると何気に重要な回なんですよねwちょっとした息抜き回としてもなかなか楽しい。
7話で大切なのは律とμの会話。幸せとは何か、というμの問いかけに、律は知識や一般論で語っている印象でした。律はまだ自身の記憶を取り戻しておらずその気持ちや願いも曖昧。だからμの心に届くはずもなく、納得させられなかったのは当然のことでした。
それが最終話に繋がっていて、律は幸せの形は人それぞれだと改めてμに語りかけます。内容は同じだとしても、記憶を取り戻しμのために橘慎吾を突っぱねて本心から語りかけたことが大きな違いでした。
最後の一撃はカタルシスエフェクトでμが吸収した人々の心の闇を打ち消したということかな?
とても良いラストだったと思います。{/netabare}


【雑感】{netabare}
pisterさんのレビューで本作は「異世界転生チートものの台頭に反発して出てきた作品」とあって、ああなるほどな、と思わされました。主人公が自分に都合の良い世界に行って暮らすって点は共通。
そういうアニメってメッセージ性がないと私は苦手ですけど、この作品は違いましたね。自分にとって都合の良い天国(虚構)をはねのけて、地獄(現実)に帰るという展開が胸に刺さる視聴者は少なからずいたんじゃないかな?

他の作品の名前を出して恐縮ですが、カオスチャイルドのラストには本作と同じ印象を持ちました。自分の過ちを取り返すために、考え決断して責任を取る展開は好印象でした。私はこういう作品で勇気や元気をもらうタイプみたいです。

あとμを見ていて、BEATLESSの「AIが頑張りすぎた」って言葉が思い浮かんだ…
人間の問題の出し方・情報の提示の仕方におかしな部分があると、AIは適正な回答を用意できないっていうアレですね。
私ってホント共通点ある作品好きになるなw{/netabare}


全体的に癖は強いですが、爽やかなラストで見ていてとても楽しかったです。(2018.7.5)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 18

68.0 23 ゲーム原作で学園なアニメランキング23位
マナリアフレンズ(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (137)
623人が棚に入れました
ここは、《人》《神》《魔》あらゆる種族の入り混じる神秘の世界ミスタルシア 快活なマナリア王国のお姫さま"アン" 内気な竜族のお姫さま"グレア" ふたりの出逢いからマナリア魔法学院の生活がはじまる。

声優・キャラクター
日笠陽子、福原綾香、水樹奈々、羽多野渉、こやまきみこ、井上喜久子、内田雄馬、沢城千春

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

キャラ萌え勝負!「毒にも薬にもならない」よりはやや薬より…?(おまけ: 作中でサブタイトルに使われていた文字を読んでみた!)

== [下記は第3話まで視聴時のレビュー: 以下、追記あり。] ==
ゲームが本業と思われるCygamesが、本業の宣伝のために作ったようなアニメです。本作品の舞台ミスタルシアは複数のゲームに出てくるようなのですが、まったくプレイしない私には良くわかりません。

さて、そのミスタルシアにあるマナリア王国にはマナリア魔法学院という学校があり、本作のダブル主人公としてその学院で学ぶマナリア王国の王女アンと、竜族の姫グレアが登場します。

基本的にはこの二人を中心とした学院の関係者による、学院あるいは王都を舞台にしたお話ということのようです。ここまで観る限り二人の交友関係を中心とした完全に日常系のストーリーでしかなく、考察や伏線などの要素はほとんど考える余地はなさそうです。

結局、二人を始めとする「キャラ萌え」要素と「百合」要素で勝負しようという感じの作品なので、気に入る人は気に入るだろうという一方、特に「大嫌い」という人は出てこなさそうなある種「安全牌」的な作品と言えます。

毎話ともEDの背景画が数枚切り替わって、それが本編のエピローグ的になっているのはちょっと面白いかも。

そんな平坦なお話ですが、第3話では二人が王都散策中にある服屋を見つけて入店するというお話でした。

これ以上ストーリー自体には触れませんが、置かれていた服がどう見ても我々の世界の体操着とかそれ系な感じだったので「イベント・コスチュームはこうやってこの世界に供給されているんだよ」的なお遊び回だったのかなあと思いました。
== [第3話まで視聴時レビュー: ここまで] ==

2019.3.25追記:
第10話で最終回ということだったようです。結局、作中での経過年数は1年ということだったんでしょうか。全寮制の学院ですが、学年の変わり目には多くの学生が帰省するようですね。

王都出身のアンも実家である王の居城に帰るようで、たぶん遠すぎるからなんでしょうが寮に残るグレアは独り取り残されながら、これからアンと一緒に過ごせる時間はどれくらい残っているのかと思いを募らせるといった感じのお話でした。

おまけ:
『神撃のバハムート』などでも使用されていた作中の文字ですが、本作のサブタイトル表示にも使われています。どうやらアルファベットをベースに作られた文字のようで、解読は難しくないので読んでみると英語っぽく読めるみたいです。

各話サブタイトルで日本語の左側に出ていた物を英語表記に書き換えてみたものを並べてみます。

1. ANNE AND GREA
2. AGONY OF GREA
3. PRINCESSS HOLIDAY
4. TEST TIME
5. ACADEMY DOWN
6. FLOATING AT SEA
7. HIDE AND SEEK
8. BACKSTAGE CONFIDENTIAL
9. A SLICE OF LIFE
10. THE PAIRS PROMISE

3. は読めた通りに書いたらこうですが、英語的に正しくは’が入って「PRINCESS'S HOLIDAY」じゃなかろうかとかツッコミどころはあります。10. も「THE PAIR'S PROMISE」なんですかね?

まあ「読んでみたらこうでした」ということでご参考まで。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 36
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

なんか覗いちゃってすみません

ゲームはしてない


まあ明確なターゲットがあるんでしょうけど、、、

実は本作が『神撃のバハムート』系列の作品と聞いて、視聴にあたってはTVアニメ『神撃のバハムート GENESIS』と『神撃のバハムート VIRGIN SOUL』で予習しました。
これだけ聞くとすごい気合いが入ってそうですが、よくある続きものの放送前に旧作を漁る的なやつです。両作品ともソシャゲ原作らしからぬ面白さで観て良かったと思える良作。

さて、『マナリアフレンズ』ですが、そういった予習は一切不要(笑)
15分一本勝負の百合百合ガチンコバトルです。

前クールの『やがて君になる』でまんざらでもないと思ったのも束の間、やっぱあたし無理!と思ってしまい撤退を視野に入れながら録り溜めてたものを観てるうちにうっかり完走しました。さすがの15分です。


■とはいえ良いところは良いのでは?

1.アンとグレア
アン:快活なマナリア王国の王女さま(CV日笠陽子)
グレア:内気な魔竜族の姫君(CV福原綾香)
それが男同士だろうが女同士だろうが関係なく、性格が陰と陽である鉄板の組み合わせです。


2.常にデレる
15分あっという間なのでこっちがじらされることはありません。アンはさっきまできゃんきゃん吠えてたのが突然顔を赤らめ、グレアは言葉に出せず恥じらいながら顔を赤らめます。
{netabare}あまりにもほっぺが赤くなるので第1回の頬を赤らめた回数を数えてみました。

アン⇒6回  グレア⇒6回

実質10分ちょっとの尺でどんだけデレてますの?というツッコミは置いといて、両者五分五分のいい勝負です。・・・と思っていたら見落としがありました。グレア特有の感情表現で、嬉しいと尻尾がピョンと上に跳ねるため、その尻尾ぴょこんの2回を含めると若干グレアに軍配が。。{/netabare}

もじもじしながら、「べっ別に・・・(以下略)」大解放中です。
そこにアンが「べっ別に・・・(同じく省略)」被せてきます。

笑い飯だと思えばイメージしやすいかもしれません。


3.綺麗
背景も人物も綺麗。神撃のバハムートでも感じたところですが磨きがかかってます。


このような感じで、王女さまと姫君といったやんごとなきお家柄のご令嬢が、これまた由緒正しい学園を舞台に〇〇したり××したり。
EDのピアノ曲は旋律がこれまたとても美しく、綺麗な絵と合わせて、耽美というか退廃的な雰囲気まで醸し出す。触れちゃいけない覗いちゃいけない世界な気がしてきます。
毎話のセレブの宴を庶民が覗き見るみたいな姿勢で毎週15分お付き合いする感覚でちょうどよいのかしら?


物語がないように見えて一区切りつけさせましたし、無理にとは言いませんが、30分枠だと匙を投げだしてしまうそこのあなた!
日笠陽子さんのロリボイスに釣られて15分×10回完走してみてはいかがでしょうか?



19.03.27 初稿
19.08.22 修正

投稿 : 2024/06/01
♥ : 35

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ミスタルシアを舞台に奏でる学院生活(ファンタジー)

この作品にパクっと食い付いた理由は三つ…

1.「神撃のバハムート」を冠名にしていたから。
2.「Cygames」の名前が目に入ったから。
3.日笠さんが出演されると知ったから。

「神撃のバハムート」の名前を見たら、テンションが上がっちゃいます。
これは反射…若しくは生理現象といった領域なのかもしれません^^;


ここは、≪人≫ ≪神≫ ≪魔≫あらゆる種族の入り混じる神秘の世界ミスタルシア

快活なマナリア王国のお姫様”アン”
内気な竜族のお姫様”グレア”

ふたりの出逢いから
マナリア魔法学院の生活がはじまる


公式HPのIntroductionを引用させて頂きました。
全10話のショート作品なので、導入部分はこれで十分…
きっとこの作品で大事なのはそこじゃないので…

物語が見始めたらまず気付くこと…
それは思わず溜息が出るような作画と、見惚れるばかりのキャラデザという
「最強」を兼ね備えた作品であること…

正直ビックリ…というか圧倒されたというか…
何かもう1話から全部持っていかれちゃいましたよ…

その原因が何かは分かっています。
全ては日笠さん演じるアンのせい…

もうアンが可愛すぎて悶えそうなんですけど…
天真爛漫さを武器に持つ最強のお姫様…
日笠さんとの相性も抜群過ぎなんです。

きっとアンの存在をこのアニメ以前から知っているのはゲームをプレイした人の特権なんでしょうね。
神撃のバハムート GENESIS / VIRGIN SOULのどちらにもアンは出てきませんでしたから…
私が忘れているだけなんでしょうか…?
でも、アンの様なキャラがそれなりに活躍したら絶対忘れないと思うんですけど…

お姫様の美少女…という点においてはグレアも一緒なんですが、個人的には完全にアンに軍配です。

どうしてアンみたいなキャラを作り出せるんだろう…?
どうしてこのアニメはこんなにも綺麗なの…?
3DCGじゃないんですよね…それなのにどうしてこんなにも緻密なの…?
視聴している間、頭の中はいつも???がグルグルでした。

つまり、何が言いたいのかというと…
アンにすっかりメロメロになってしまったということです^^;

何となく分かってたんです。
書き始めたら「アンが好き」しか出てこないってこと…
やっぱりそうなってしまいましたね。

1クール全10話の物語でした。
こういう心奪われる系の作品…大好物です!
これだからアニメはやめられないんですよねっ…!
しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 14

63.3 24 ゲーム原作で学園なアニメランキング24位
うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEレジェンドスター(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (119)
611人が棚に入れました
2010年6月に発売された人気ゲームソフトを原作とし、2011年7月に第1期、2013年に第2期、2015年に第3期シリーズが放送されたテレビアニメ『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE』シリーズ。登場するアイドルたちは、数多くのファンと共に愛と夢を育み、感動を共有してきました。そして2016年秋、新たなアイドルグループを迎えたうた☆プリワールドが、伝説となるべく再びステージへと戻ってきます…!

声優・キャラクター
沢城みゆき、寺島拓篤、鈴村健一、谷山紀章、宮野真守、諏訪部順一、下野紘、鳥海浩輔、森久保祥太郎、鈴木達央、蒼井翔太、前野智昭、緑川光、小野大輔、代永翼、内田雄馬、高橋英則、木村良平、山下大輝、中村悠一、遊佐浩二、今井由香、杉田智和、若本規夫
ネタバレ

jujube さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ヤバイ4期本気で獲りにきてる、時々スベってるけど。[完走後追記]

1期〜3期はながら見してたから、正直舐めてたけど、4期何があった⁈
シリーズ断トツで面白いぞ!

2期なんて正直たまに寝てしまう時があったが、3期カルナイから歌も良くなり始めて、ヘブンズ再登場ではっちゃけつつも演出良かったから可能性はあったけど、まだまだストーリーが安定してなかったし。
それで蓋を開けたら、4期は3話まで外れが無いのは全く予定外なんだが。
え、まさか円盤前期超え行くの?
円盤どころか、各種CD発売にカルナイ単独ライブまで。ワールド広がりすぎ!
この一作で極限まで女子の財布が絞り取られるだろコレ。
今期女子向け戦場で、前作までの出来ならトップ陥落の可能性もあったんだが、これは…

シリーズ中どんどんユニット増やすから、絶対途中で破綻するだろと思ってたんだけど、シリーズの期をまたいで良く再構成出来たなと。もし1クールだけで3ユニットいたら絶対纏まらなかったろうに。これが次があるという強みか、底力か。

3期はスターリッシュより先輩ユニット、カルナイに焦点を当てて、かなり先輩キャラ達の人物掘り下げしてたし、4期は宿敵ヘブンズまで出て更にスターリッシュの影が薄くなるのかと思ったら、3つ巴展開で上手い具合に3組絡ませつつ、新登場のヘブンズ各キャラをスターリッシュに絡ませて新キャラの掘り下げに入ると!
キャラ増えてもスターリッシュを捨てずに整理できるようにしてあってかなり構成が上手いわコレ。(7+4+7=18キャラだよ!)
そして各ユニットももう一回り成長できそうな話しを組み込んでるから熱血要素があって大変よろしい。

作画も上々で安定、声優は芝居だけじゃなくて歌のレベルが一段上がった‼︎
3話のハモりがやばい。宮野さんだけでなくて、内田雄馬さんがここまで歌えたのかと!
いやいや、アニソン基本聴かない勢(普段はロキノン系)なんだが、良い意味で驚きです。ヤバイです。

正直、自分が過去シリーズ見れてこれたのは、女子向けナンバーワンのキャラ作画力…
絶対キャラだけは崩さない鉄壁の作画と、うたプリによって確立された省エネ止め絵の妙(動かないと文句言われないギリギリのライン)を楽しむためだけに見ていたようなものだが、まさかここまで今期でシナリオを練られてくるとは!

シリーズ見てないと視聴は辛いかもだけど、やっぱりアイドル物でうたプリは無視できないと分かったので、3期まで乗り越えてから是非4期見て欲しい。
(この時点での評価4.2)

-----完走後追記-----

4話~8話 ※部分的に酷評注意
{netabare} このあたりは、3話までの評価を覆したくなるくらい酷い出来だった。まあ、ある意味このシリーズのお約束か。眠くなるパターンだった。
作画がうたプリなのにびっくりするくらい崩れまくってて、スタッフどうした?!10月危機がここまで来たのか?って思ったよ。
ちょっとカメラ引いただけで、すぐコイツ誰だよ?ってなってたりして。
後付けで書いてるから、記憶が定かでないところもあるが許してほしい。

また翔ちゃんギャグ要員かよ。シリーズ全編格好良いとこなくない?なんですぐ肉体勝負すんの?そして肝心のコラボキャラソン(翔&大和)まさかのカット?!作画班死んだ?翔ちゃん担当回割り食いすぎじゃない?脚本もつまらん。

セシル回はいつも通り歌いながらくるくる~
シオンはクールそうな顔して何この不思議ちゃん。。。頭悪そう。
シオンcv.山下の歌声は好きなんだけどな。実は、セシルcv.鳥海の歌声は私的にキツイのん。あ、キャラソン(セシル&シオン)復活した。ますます翔ちゃんが不憫すぎる…

レン回はドラマ対決ちょっと面白かったw
天才肌ヴァンかー。訛りが…喋ると下町のあんちゃんぽい。見た目はダンディで非常に好みなのに残念!2人して春ちゃん♀に両サイド壁ドンするなよw
キャラソン(レン&ヴァン)はダンディズム溢れていい感じだね!両者とも美声すぎる!

那月回はついにサツキと人格統合!キャラ付けの一つだったのに、次シリーズから那月回どうなるんかね?
このあたりから今作でシリーズ終了かと予想してたわ。
ナギはいつも通り生意気可愛い。そりゃナギからしたら那月が二重人格なら分けわかんないでしょうよ。あんまり親密度上がってない2人。
キャラソン(那月&ナギ)ではハロウィンイメージ映像が格好可愛い☆那月&ナギVSサツキがラスボスヴァンパイア的構図、よきかな。

真斗回。綺羅との名家対決。真斗が甘ちゃんすぎた。経済的な財閥なら後継者問題はどうでもなるけど、血筋が物を言う由緒正しい名家だと大変だよな。なんかいい風にまとめてるけど、これ根本的なお家問題解決してないんだが。
キャラソン(真斗&綺羅)は和風ソングで、和装に舞踊+ピアノで良い感じ。客席に魂飛ばしてんのはシュールだけどw
{/netabare}


9話~11話 ※一部BL注意
{netabare} 満を持してのチームリーダー、音也回!まさか3話連続でやるとはなぁ!
そしてまさかまさか、音也が闇落ちするとは!!ゲームやらない自分には思いもよらなかったよ!
目が覚めた。というか、離れかけた心がまたうたプリ5期に戻ってきた回だったね。音也だからこその意外性とかが良かった。
瑛一が裏のある変態かと思ったら、素でやってたんかーーーい!ってのが1番の驚き。壁ドン・興信所(ストーカー)・頬ナデナデ・背後からのハグ、瑛一ってヤンホモだよな?音也をレ○プ目にしやがって。
そして闇落ちしつつキャラソン(音也&瑛一)。2人とも甘い中~高音声だからいまいち深刻さが足りないっていうか、ラストカットが音也怖すぎ!!
当初から宣伝のキャラソンジャケット絵で音也笑ってないって指摘されてたけど、こういうことか!
そして他にも挿入歌がふんだんで大変良い。まだまだ家出中の音也に届けたいとばかりにスタリ曲「夢追人へのSymphony」が公共電波に流れるの非常に良い。歌詞と状況がマッチしていて、かつ超良曲。既存曲らしいのが信じられない!この為に作ったんじゃないのかってぐらいで、スタリ曲の中でこれが自分のNo.1になったよ。
そして、回復した音也を迎えに来た仲間とランナウェイ。外さないねーうたプリ流ギャグ。なんでひまわり畑(あけぼの公園・千葉を特定)~テレ朝ぽいTV局(六本木確定)まで全員して私服で走れんの?!誰か特定してたけど、40km弱・徒歩で8時間の距離。この後TV生出演てアホやろ。
最後はおバカ瑛一にイラっとしたレイジングが制裁でヘブンズに活動停止。
うん、なかなか面白かったw {/netabare}


12話~13話 ※ライブ語り増量中
{netabare} ライブステージングのレベルが更に上がったね!!リアルでもこのくらいのステージングでやってくれるのは上位レベルだと思うよ。ましてそれをアニメにするなんて、ここのアニメーターはライブというものが分かってるね!やっぱりうたプリと共にライブの表裏を見て成長してきた成果かな。
そして限界まで近づけた手書きとCGのキャラの統一性。これが本当に上手いなと。ギリギリまで分からないまでに仕上げてきてる。世のアイドルアニメはこれを参考にするべき。

まず、QUARTET NIGHT
カルナイはいつも良曲だから好きだわ!
衣装は白が主体。さすがの貴族風衣装!これを着こなすのはカルナイしか居ない(笑)
これがまさかのプロジェクションマッピングの演出に使われるとは、演出もよう考えたわ!!
中央天井の四面モニターが旋回しながら4人のアー写が順番に出る演出もニクイね。これぞ上級アイドル!
堂々たる威厳と、セクシーさを兼ね備えているダンス。光と影の演出も良い。
ステージ上にカミナリかプラズマ出た時にはひゅう♪って口笛吹きたくなったわ。まじ最高すぎる!!!

HE★VENS
ヘブンズの曲も良いよねー。好きな系統だわ。
今回のは特に瑛二cv.内田のソロパートが素晴らしい!!さすがユニット1の歌ウマ。
衣装は青と白のミックスでお洒落普段着に近いけど、さすがスタイリストが整えたって感じがして良い。
そしてダンスの構成がまた素晴らしい!ダンスガチ勢が完コピしたくなるやつ!スタイリッシュかつ勢いのあるグループって感じが良く出てる。
青い炎が通しで演出に使われてて、ユニットカラーにもマッチしてて非常に良い。さすがインフェルノ!(曲題:不滅のインフェルノ)
ただ尺が短すぎて、若干の物足りなさを残したのが惜しい。訳:もっと見たいぞ!

ST☆RISH については、まさかのEDがB面だったのかよ!4期にして初めてのイレギュラーだよ!!
そしてこのA面曲、スタリのTVシリーズ中で上位レベルで良い曲だよ。特にトキヤcv.宮野と那月cv.谷山のファルセットに痺れる!
(キャラソンとか買ってないから他は知らないけど。)
衣装は黒を基調に、近衛兵みたいな個々のキャラ特徴に合わせたお洒落なデザイン。アイドルとしてしつこくない、リアルでステージ衣装にしても格好良いだろうね。
最初の導入で静けさの中にサイリウムがポツポツと点灯していくのも良い演出。否がおうにも期待が高まる!
しかし、ここにも作画力の衰えが見られたのは非常に残念だった。よりによってメインユニットの大トリライブステージなのに。ちょっとカメラ引いただけで、メインユニットの顔が崩れるなんて。そこはキメて欲しかったのに!
CUTは人数多いから画面2分割に納得。でもポージングとか格好良く描かれていて作画リソースをギリギリまで減らしながらもダンスも良い感じで魅せてきた!
ただし、止め絵アップにしてしまって見えないとこでやってたダンスを全体を見せてくれたら絶対痺れる格好良さのはずなのに、これかなり勿体ないよ!まあ難しいの分かってるけど。(作画リソース問題)
7人が星を描くとこも曲に嵌ってタイミングがドンピシャ!非常に気持ちが良い。もう客への煽りとか本物のライブレベルだね。

そして、やっぱりEDも来た!まさかの全ユニットでの合唱!!まじかよ!
アンコールみたいな扱いでぶっこんで来るとは中々面白かったよ。まさかのTシャツ衣装w

ライブ以外については、まあシャイニング居るだけで可笑しいのはずるいけど、世の乙女がときめくハグシーン、、、いやこれをハグとは認めん!もう恋人抱きだろ。音也発情すんなw
真斗がなんかエロくなった。あ、片髪耳にかけてるからか。
顎クイッでおぅふっとなるのは、さすがカミュ様w

ストーリーはスタリ優勝は分かってたからそれはいいけどさ、(本当はカルナイに明け渡してくれた方が面白かったんだけど/ステージ完成度的な意味で。)
捻りも何も無いけど、司会者がヘブンズは辞退です言ったそばから華麗に登場!登場の仕方が色々おかしいw
ヘブンズ復活もうちょっと掘り下げればいいのに。レイジングは一体何をしたかったのか。多くの社内スタッフがヘブンズの味方になって裏切られてんじゃん。業界のドンじゃなかったのか。案外力ねーな。
そもそも自分とこのユニットのヘブンズ辞退させてたらその時点でシャイニングの勝ちで、お前もその場に居る必要ないんだぞ?
まあ最後は改心して大団円だったけど。 {/netabare}


以上で、初めてネタバレ込レビューで渾身のネタバレ隠し感想書いてみた。
本当時間がかかるね、これ。読む方も時間かけてくれてありがとう。

ちょっとアイドルアニメ担当者には、最終話感想だけでも読んで欲しいわ。
これを見て、アイドルアニメの有り方を考えて欲しい。本気でアイドルアニメ作れないならそこに2匹目の泥鰌は居ないよ。

そしてうたプリ4期、山あり谷ありだけど、パフォーマンスで全て許されたw
次シリーズ続くようなので期待☆次はSSS(オリンピック・仮)のオープニングショーが舞台だね。
<最終評価:物語3.0↘ 作画4.0↘ 声優4.5↗ 音楽4.5↗ キャラ4.0→>

投稿 : 2024/06/01
♥ : 7

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

全身で音楽を感じる輝き。彼ら全員が、伝説の星、レジェンドスター!!

「うたの☆プリンスさまっ」4期です。

ストーリーは3期の続きです。
3期のラストでお預けとなった結果発表から物語はスタート。

リアルタイムで楽しんでいた人にとっては、
1年半待ったことになりますね^^;

4期は全13話です。


● ストーリー
国際的スポーツの祭典“Super Star Sports”、
略してSSS(トリプルエス)。

大会のオープニングアーティスト選考審査ライブで歌ったST☆RISH(スターリッシュ)、QUARTET NIGHT(カルテットナイト)、HE★VENS(ヘブンズ)。

正々堂々と戦い直したいという申し出により、
3組による決戦ライブが決定した。

公平を保つため、3グループとも決戦ライブでは、
七海春歌(ななみ はるか)作曲の新曲を歌うことが決まった。

決戦ライブに向けて、
己のグループの音楽を高めるそれぞれのグループ。

そんな中、ST☆RISHはHE★VENSとのデュエットプロジェクトを行うことが決まった。


HE★VENSは2期で3人グループとして登場していたのですが、
新メンバーが加入して7人グループとなりました。

これまでのキャラで十分だったのにと、
新キャラには正直お腹いっぱい…。

ST☆RISHとペアを組ませて、
一人ずつ掘り下げようという構成ですね。

ST☆RISHも一人ずつスポットライトを当てられるし、
構成としては悪くなかったと思います。

でも個人的にHE★VENSメンバーには魅力を感じられなかったので、
内容は面白いと思えませんでした。

好きなキャラを楽しむという点では変わらないのですが、
お話には少し飽きてきたのかも^^;


乙女ゲームが原作なので、
主人公の春歌はおいしい立ち位置です。

作曲家として全グループに関わり、
アイドル達もみんな春歌が大好きです。

国民的アイドルのイケメン達にハグされても動揺しない春歌、
強者すぎます。笑


盛り上がったのは、
やはりライブシーンですね♪

ライブシーンの音質は何かこだわられていたのかしら?

実際のライブのような迫力と力強さを感じました。


いろいろと演出やストーリーの流れには突っ込みたくなるところが満載ですが、盛り上がるためなら現実的なことは一切考慮しない。

むしろ、細かなところにこだわっているとキリがないので、
そこは「うたプリだから」と笑いに変えましょう。笑


● キャラクター&声優
ST☆RISHが7人、QUARTET NIGHTが4人、HE★VENSが7人、
合計18人のキャラクターが登場します。

…18人って、数字にするととても多いですね。笑

ST☆RISHがメイングループなのですが、それ以外のキャラが推しでも楽しめるよう配慮されているのはすごい^^

私は1期からずっとST☆RISHの来栖翔(くるす しょう)を推しているのですが、今回も可愛かったです(*´ω`*)

でもやっぱり目立つシーンは少なくなっていますね^^;

声優さんは皆さん歌がうまく、歌唱シーンの演出はなんだか笑えるのに、声優さんの歌声かっこよすぎてもうそれで全てがよくなる魔力。笑


● 音楽
【 OP「テンペスト」/ 宮野真守(作中では、一ノ瀬トキヤ役) 】

今回も宮野さんの歌うOPです♪

学生の頃の制服で歌うST☆RISHが懐かしい♪


【 ED「マジLOVEレジェンドスター」/ ST☆RISH 】

いつもギャグ寄りに感じていたうたプリのEDですが、
今回はなんだかまとも…!w

普通にいい曲でした。

絶妙なダサさもなくなっていて、
なんだか少し寂しかったです。笑

今回一番好きだったのはこの歌だったかもしれません。

ライブで聴くとテンション上がりそうなのは、
「WE ARE ST☆RISH!!」の方かな^^

新曲のはずなのに、合いの手ばっちりで乗ってくるお客さんがさすがのファンすぎるww


その他、グループごとの楽曲やST☆RISHとHE★VENSとのデュエット曲など、とにかくたくさんの歌が流れます。

豊富な楽曲はうたプリの大きな魅力ですね♪

しかし今回は特にお気に入りの曲が見つからなかったことが残念でした。
どれも悪くはないんだけどなー。


● まとめ
キャラは増えすぎてて、お腹いっぱいです。
ST☆RISHだけでも十分だと思っているので。

カルナイはいい先輩敵立ち位置で、
HE★VENSはライバル的立ち位置と思えばいいのかな?

次は劇場版へ♪

4期ラストのST☆RISHの会話からすると、
3グループでライブをする話になりそうですね。

どんどん大きくなっていく彼らの成長から目が離せません♪

投稿 : 2024/06/01
♥ : 7

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

勢いありますねぇ…

この作品の原作ゲームは未プレイですが、これまで1期から視聴している事もあり今期も視聴する事にしました。ヒロインを演じるのが沢城さんである事も背中を押してくれているのですけど…

しかし、気が付けばこの作品も4期ですか…
こんなに続いて、さらに4期最終回では「新アニメプロジェクト始動!」との発表が…
これだけ人気があるのは原作ゲームの人気があるからだろうなぁ…とこのレビューを書くためにwikiをチラ見してビックリ…
販売されているゲームが何種類もあるんです。
本編、続編、ファンディスク、音楽ゲームにアプリゲームまで…

最近、女性向けと思えるアニメが増えてきたなぁ…と思っていましたが、その巨大マーケットの一部を垣間見た様な気がしました。

なぜ女性はそんなにもお金をつぎ込む事ができるのでしょうか…
「わたもて」の芹沼さんの様な熱狂的なコアはきっとごく一部でしょう…
それに男性でも「ラブライバー」の皆さまのつぎ込み用は半端ありませんし…
これに関しては謎のままです。

今期のミッションは大きく2つ…
一つはST☆RISHとHE★VENS共同でのデュエットプロジェクトを成功させる事…
もう一つは、国際的スポーツの祭典・通称SSS(トリプルエス)のオープニングアーティストをST☆RISH、HE★VENS、そしてQUARTET NIGHTから1組を選出する事です。

デュェットプロジェクトは、お互いのユニットから選出された1名同士で歌を紡いでいくのですが、皆さん個性的な人ばかりなので、作業がちっとも前に進まないんです。
前に進まない理由はそれぞれ…ですが、中には耳を疑いたくなるようなのもありましたけれど…
何度「仕事なんだからもっとちゃんとやろうよ…」と思った事か…

でも結果的にデュェットプロジェクトは、それぞれが脱皮して成長する上で必要な事だったんだろうと思います。
個人が成長すればユニット全体のパフォーマンスが上がる…トリプルエスに臨むという事は、そういう事なんだろうとそれぞれのユニットも理解できたと思います。

この作品の熱狂的なファンの方には申し訳ないんですけど、私はあまりイケメンには興味がありません。
ST☆RISHこそだいぶ見慣れたので分かるようになってきましたが、その他は人を入れ違えてもきっと全く気付かない自信があります。
もちろんキャラ名も全く分からないです。

なんか、みんなイケメン過ぎて同じ様に見えるし、ユニット間でのキャラが被っているのが余計分かり辛くさせる様な気がするんですよね。

それじゃ何を楽しみに視聴していたかというと、七海の作る曲に魅かれて見ていた…といっても過言ではありません。
曲がメチャメチャ恰好良い…それにピアノの旋律がとても綺麗…
何曲かはピアノの旋律に本気でドキドキした事もありました。

だからこの作品はイケメンだけじゃない…楽曲も最高に格好良いから人気があるんだと思いました。
もちろん、沢城さん演じる七海…登場する人全てに好かれるという、ちょっと考えにくい設定の女の子ですが、一心不乱に譜面と向き合う姿勢は嫌いじゃありませんでした。

トリプルエスでしのぎを削る3組のユニット…女神が微笑むのは一体どのユニットなのか…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、宮野真守さんの「テンペスト」
エンディングテーマは、ST☆RISHの「マジLOVEレジェンドスター」
宮野さんのオープニングが良いんですけど、歌うのはちょっと難しそうです…
この曲の最後…余韻を残すかのように奏でられるピアノの旋律も鉱物でした。

1クール13話の物語でした。
「新アニメプロジェクト」という事は、メインヒロインは七海じゃなくなってしまうのでしょうか…
ST☆RISH自体が無くなったりとかはしないですよね、きっと…
続編…放送されるならまた視聴したいと思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 7

68.6 25 ゲーム原作で学園なアニメランキング25位
グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION(アニメ映画)

2019年3月15日
★★★★☆ 3.5 (112)
564人が棚に入れました
“国の組織CIRS(サーズ)"によって新たに作られた、特殊技能訓練校「美浜学園」… 様々な理由で行き場を失くした少女たちに与えられたのは、銃と実弾。 拳銃を使用するレナ、狙撃を得意とするトーカ、爆弾と情報処理のクリス、諜報活動担当の忍者ムラサキ。 彼女たちは、日々、SORD(ソード)のメンバーとして、警察や自衛隊には解決できない事件にあたり、危険な活動を繰り返す。K県U港――。入国予定だった要人が突如として姿を消した。 SORDのメンバーは失踪事件の捜索を開始するが、消えた“荷物"を捉えようとする度に、もう少しの所で逃げていく。 姉妹校『京船桜が丘』のSORDメンバーである、双子姉妹との協力、および確執。 そして――夜の街を疾走する謎の女ライダー「ソウルスピード」・マキの噂――。 追跡はやがて壮絶な死闘となり、心身ともに引き裂かれてゆく。…しかしそれは、レナたちの出逢いにまで遡る過去への旅でもあった。

声優・キャラクター
内田真礼、佐倉綾音、名塚佳織、種﨑敦美、南條愛乃、代永翼、井澤美香子、行成とあ、近江知永、北垣内春香、ブリドカットセーラ恵美、須藤翔

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

過去を打ち抜くたび、少女は大人になる―。

この作品の前進である「グリザイアの果実」「グリザイアの迷宮&グリザイアの楽園」は視聴済です。
主人公だった「風見雄二」は確かに格好良かったですけど、印象強く残っているのは彼と一緒に美浜学園で学ぶ5人の少女たち…
中でも物語後半で見せてくれた入巣蒔菜と小嶺幸の雄姿は今でも脳裏に焼き付いています。


日米合同対テロ組織「防衛省中央調査部諜報2課分室」通称CIRS、会場油田爆発事故が引き金となりその存在は公のものとなった。
秘匿組織としてのCIRSは刷新されて以降、極秘活動を引き継ぐ形で新組織SORDが発足された。
将来的に国防を担う人材の育成を目的として設立されたSORDは、全国各地の学園組織に間借りする形で展開していった。
廃校後、私設の解体費用もままならぬまま放置されていた「美浜学園」は個人に買い取られ、新たに「特殊技能訓練校」としての役目を得た。
そんな学園で、様々な理由で行き場を失くした少女達に与えられたのは銃と実弾。
国防の名目のもとに、彼女たちは命すらも顧みることのない危険な超放棄的活動を繰り返す。

どうせ磨り潰される命なら、銃を手にして戦うことを選んだ少女達の未来は…?


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

前作のヒース・オスロと風見雄二との確執、そして5人の少女たちによる大奪還劇は記憶に新しいです。
そう、グリザイアといえばこの6人という図式が出来上がっていたのですが、この作品では登場人物が総入れ替えになっていました。

そういえば前作で風見雄二と5人の少女たちは無人島に移住していましたからね…
思い返してみるとその島にも美浜学園が出来たと記憶しているのですが、きっと分校だったのかもしれませんね。
きっと今頃みんなで悠々自適な生活を送ってるんだろうなぁ…
でも一人だけ今作でも登場するキャラがいますけどね^^

そんな皆さんの生活っぷりも気になるところですが、
本作は序盤からそんな懐かしい思い出など一瞬で打ち消す展開から物語が始まります。
しかも声優さんの配役もバッチリ決まっているので、迫力と見応えは抜群です。

主要登場人物と声優さんを紹介させて貰います。

深見玲奈(CV:まややん)
獅子ヶ谷 桐花(CV:あやねる)
鯨瀬・クリスティナ・桜子(CV:名塚佳織さん)
狗駒 邑沙季(CV:種崎さん)

作り手の皆さんは、誰に誰を演じて貰うのが一番良いかをちゃんとご存知でした。
どうです、この非の打ちどころの無い布陣は…?
彼女たちが役どころをキッチリ把握した上、完璧なまでの演技でキャラに命を吹き込んでいるんです。
そんなキャラが画面一杯所狭しとぬるぬる動くのだから堪りません。

視聴を進めていくうちに少しずつ明らかになるのは彼女たちの生い立ち…
ここまでで分かるのはごく僅かなことだけ…
生まれ育った環境はお世辞にも良いとは言えず、物心のつく頃には人生の選択肢を迫られる…
選択肢といっても2択しかないんですけどね。

久しぶりに見た美浜学園…そして彼女たちの宿舎は前作のまま登場するので
懐かしさを感じるところですが、彼女たちは前作より相当追い込まれた窮地で生きている…
その窮地こそ自分たちの居場所だと思っている節を感じました。

それを決定付けたのがこの台詞…

「―私達は、この世界に生かしてもらっているんですよ…。
でも、生かしてもらっているだけではダメなんです、
それじゃあ生きている意味がない。
だから、生かされるだけではなく、自分の力で生きるんです、
戦い抜いて、生き残るんです。
そして生き残った子だけが、生きることを許されるんです―」

彼女たちは花の女子高生なんです…
年相応の女の子が追い求めているのは、保護者の庇護のもとで恋に化粧やファッションetc…
自分を着飾ることで目一杯なお年頃の女の子の口から出る台詞とは到底思えないんですが、これが彼女達の抱える現実なんですよね。

私も年相応の生き方しかしてこなかったので偉そうなことは言えません。
だからこそ自分で歩めなかった道を一歩一歩進んでいく彼女たちが輝いて見えるのかもしれません。
彼女たちが自分の存在意義をどの様に認識しているのか…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、黒崎真音さんの「幻想の輪舞」
エンディングテーマは、南條愛乃さんの「サヨナラの惑星」
この作品における2人のコンビも鉄板になりつつありますね。

OVA全2話の物語でした。
物語は全然完結していませんが、「#03 スターゲイザー」のアニメ化プロジェクトが始動しているのは嬉しいお知らせです。
どの様な形でお目見えできるかは未だ分かりませんが、視聴できるのを楽しみにしています。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 7

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

Gun&Girlsの1つの到達点!ぽよよんろっく美少女が!!ぽよよんろっく美少女を!!!ブッ飛ばす!!!!

PCアドベンチャーゲームを原作とした『グリザイア』シリーズの第4作…
なのですが正直に申しますとオイラ自身が『グリザイア』シリーズにはあまり明るくない;
ですので今作に関しては“エロゲではない(全年齢対象)”ことに加え“エピソード毎にパッケージを小分けにして発売しており原作は未だ継続中”ということ以外よく知らない、というのを前以って断っておきます
それを踏まえても今作は大変素晴らしい作品だと評価しているのは、前作までの世界観を踏襲しつつも登場人物を一新、尚且つ全年齢対象ということで作風も多少変えてきていることにあります
もうとにかくこの手のジャンルが好きな人には堪らない一作に仕上がっていると思いますね


国家の諜報組織CIRS(サーズ)の諜報部員養成機関として再建された美浜学園
そんな殺し屋養成学園で学生ながらに実際に汚れ仕事の現場に立つ、SORD(ソード)と呼ばれる5人の学生
伝習員(ハンドラー)のハルト、拳銃使い(シューター)のレナ、狙撃手(マークスマン)のトーカ、情報処理と爆発物のスペシャリストのクリス、ロシアン忍者のムラサキ
そんな非常識な学園に新任教師として赴任してきた有坂秋桜里(アリサカシオリ)
あくまで庶民な有坂先生だが一般教科と生徒達の精神衛生管理を任される
あまりに非日常的な生徒達の生活に距離感を計れずにいた有坂先生だったが、そんな矢先に不運にも彼女は暴力団に拉致されるという事件に巻き込まれる
有坂先生救出に実戦投入されるSORD達
SORD達の戦いを間近に観てしまった有坂先生は苦悩の末、SORD達に優しい大人として向き合う覚悟を決める
SORD達も殺し屋としてしか自分達を観ない大人がほとんどの中で気心許せる存在になった有坂先生を受け入れる…
そしてSORD達に下された次なる指令は行方不明になった要人の捜索
その事件の影には、幼き日のレナと姉妹の契りを交わした、レナと同じ孤児出身の殺し屋であるマキの姿があったのだが…


北米圏のヲタクの間では今作の様に美少女キャラがガンアクションを行う作品のジャンルを「Gun&Girls」と呼ぶのですが、そんなGun&Girlsとしては1つの到達点を築き上げたと呼べるほどハイクオリティな作品に仕上がっています


アニメ化に際してCAMPFIREとKICKSTARTERでクラウドファンディングを募り、国内外から多くの援助を受けて潤沢な資金を確保
天衝監督と過去の『グリザイア』シリーズのメインスタッフで立ち上げた新興制作会社のバイブリーアニメーションが制作を担当
原作ゲームの原画も担当しているぽよよんろっく先生こと渡辺明夫が自らキャラデザ&総作監
これが特に凄くて、渡辺さんが自身のキャラをここまで長尺に渡って丁寧に描いたのは、恐らく初めてじゃないか?と思う作画クオリティなのです
アクション作品ということもあって戦闘シークエンスも動く動くw
特にクライマックスでのレナとマキの一騎打ちは、アクション作画が好きな人なら一見の価値があります
それに加えて何気ない日常シークエンスですらも良く動くことのなんのw
こういう露骨な萌えキャラデザでこれほどの作画クオリティを放った作品はかなり貴重だと思います


内田真礼、佐倉綾音、名塚香織、種崎敦美、南條愛乃…
といった豪華なキャスティングも良い意味で期待を裏切ると思います
なぜかと言うと、どのキャラも可愛らしい女学生という面と殺し屋という面の二面性を持ち合わせており、その表裏のギャップをこの一流キャストが渾身のお芝居で表現しているんですね
特に南條愛乃の演じるマキの豹変っぷりは怪演を通り越して気持ち良さすら感じます


今作は原作のvol1とvol2をテレビ放送なども全く考慮していない1エピソード約45分というたっぷりの尺で描いておりますが、どうやら今後登場するキャラやまだまだ掘り下げられていないキャラもいる模様


このクオリティ、このゆったりとしたテンポ感で作ってもらえるのなら是非とも続編を作って頂きたい!
と、渇望してやまないです


内容はホント厨二病の極みwと、いうかGun&Girlsというジャンルは全部そうなので受け入れ難い人は少なからずいると思います
んだけんども、オイラはそんなのどうでもいいんですわw
好きなんですわw
Gun&Girlsってw
けみかけは『グリザイア:ファントムトリガー』を応援しています!


個人的なお気に入りはムラサキちゃんですかねw
口を開くたび妖しい声を出す怪演声優こと種崎敦美のお芝居も相まって不気味さと可愛さとが絶妙に混在してるのが堪らないw
ニンニン

投稿 : 2024/06/01
♥ : 3
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

こういう学園は、あくまでここだけのお話で!

 上映劇場も限られているせいか?、平日昼間なのに見に来る人も多かったし、上映4日目でパンフ完売状況だったです。

 いきなり任務で、敵を追い詰めることから始まったです。女の子が殺し屋要請学園??にいて、危険な人たちを倒していくことが、目立つお話だったです。3話形式です。

 この世界観だからなんだろうけど、簡単に人を殺すことにためらいもなく普通としている女の子たちの感覚が、ある意味マヒしているようにも見えたです。

 日常生活において、ごくどこににでもいるような学園生活を送っている女の子たちだけれども、指令がくだると任務とはいえ態度が、豹変するように見えたし、またゲーム感覚のような感じに見えたです。{netabare}敵を倒すというより、殺すという言葉になるような、当たり前にしているところなど、倒された敵の無残な姿などもR12指定だったのかなぁ?です。
 また、学園長がふざけて大胆な格好をしたり、出てくる女の子の一人の過去に出てくる娼婦がでてくるところもそうなのか?と思ったです。{/netabare}

 特殊任務ということはわかるのだけれども、私には過激にみえたのが印象的です。戦闘シーンが、女の子にしては凄かったです。
{netabare} 盛り上がっていたと思われるシーンは、3話目の昔の姉妹の再開から、戦闘、仲間になるその辺のいきさつだったと思うです。{/netabare}この出てくるキャラ独特の価値観の違いがある、キャラ達にしかわからない通じ合い、友情、つながりがあったと思うです。 


 

投稿 : 2024/06/01
♥ : 4
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