ツッコミで幼馴染なおすすめアニメランキング 11

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのツッコミで幼馴染な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月02日の時点で一番のツッコミで幼馴染なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

84.5 1 ツッコミで幼馴染なアニメランキング1位
ご注文はうさぎですか?(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (2388)
11811人が棚に入れました
高校入学を機に木組みの家と石畳の街に引っ越してきたココア。下宿先を探して道に迷う途中、ラビットハウスという名の喫茶店を発見する。その名前からうさぎだらけの喫茶店に違いないと思い店に入ると、そこにはチノという店員の少女と、ティッピーといううさぎがいた。そこで休憩がてら下宿先の場所を尋ねると、なんとこの店こそが探していた自分の下宿先であった。そしてココアは、お世話になる家に奉仕をするという高校の方針により、ラビットハウスの店員として、そしてチノの“自称”姉として働くことになるのであった。

声優・キャラクター
佐倉綾音、水瀬いのり、種田梨沙、佐藤聡美、内田真礼、徳井青空、村川梨衣、早見沙織、清川元夢、速水奨

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

ご注文はうさぎですか?? 放送開始記念 第12羽「君のためなら寝坊する」視聴。

この春から高校に通うべく新しい街にやってきたココア。
道に迷って偶然に喫茶ラビットハウスに入るが、実はそこが彼女が住み込むことになっていた喫茶店だった。
ちっちゃくてクールなチノ、軍人気質なリゼ、おっとり和風な千夜、気品あふれる庶民派シャロと全方位的なかわいさの登場人物に、チノの同級生マヤ&メグ、常連客の青山ブルーマウンテン先生も加わって、ラビットハウスは今日もすべてがかわいい!

第1羽「ひと目で尋常でないもふもふだと見抜いたよ」
この春から高校に通うべく新しい街にやってきたココア。
道に迷って偶然に喫茶ラビットハウスに入るが、実はそこが彼女が住み込むことになっていた喫茶店だった。
ラビットハウスの一人娘・チノ、アルバイトのリゼともすぐに打ち解け、ココアの賑やかな新生活が始まる。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
佐倉綾音、水瀬いのり、種田梨沙

第2羽「小麦を愛した少女と小豆に愛された少女」
新しい学校への登校中にココアは和服の女の子千夜と出会う。
和菓子に奇抜な名前をつける趣味を持っていたり、通う高校が同じだったりする千夜とすぐに打ち解けたココアは、早速休日にチノ、リゼと共にパン作りを始める。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
速水奨、佐倉綾音、佐藤聡美

第3羽「初めて酔った日の事憶えてる? 自分の家でキャンプファイヤーしようとしたわよね」
カップを買いにきたココアたちは、リゼの学校の後輩で、千夜と幼なじみのシャロと出会う。
そんな中シャロがいかがわしい店で働いているのではないかと心配する千夜のため、ココアたちはシャロのバイト先に潜入することに。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
佐藤聡美、内田真礼、種田梨沙

第4羽「ラッキーアイテムは野菜と罪と罰」
カフェ・ド・マンシーというコーヒー占いを見たココアは、チノにやり方を教えてもらいチノ・リゼ・ティッピーの運勢を占う。
その後なぜかココアの身に次々と不幸な事が起こっていき…。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
速水奨、佐倉綾音、水瀬いのり

第5羽「ココアと悪意なき殺意」
学校の球技大会のために千夜と練習をするというココアは、なぜか浮かない顔をしながら先にバイトを上がって公園に向かう。
バドミントンの練習のために遅れて公園に行ったチノとリゼは、広場で倒れているココアと千夜を発見する。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
水瀬いのり、種田梨沙、佐藤聡美

第6羽「お話をするお話」
ココアが帰宅するとチノの同級生、マヤとメグがラビットハウスの制服姿で店の手伝いをしていた。
マヤとメグはすぐにココアやリゼとも仲良くなるが、それを見ていたチノはなぜかもやもやする気持ちを抱き始める。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
速水奨、水瀬いのり、徳井青空、村川梨衣

第7羽「Call Me Sister」
チノの様子が普段と違うことに気付いたリゼ。
ココアに聞いてみると、チノが楽しみにしていたパズルをほぼ完成させてしまったのが原因だった。
姉失格だとショックを受けたココアは店を飛び出してしまい…。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
水瀬いのり、内田真礼、村川梨衣

第8羽「プールに濡れて 雨に濡れて涙に濡れて」
温泉プールに遊びに来たココア達は、シャロがリゼに泳ぎ方を教えたり、息止め勝負をしたりとプールを満喫していた。
そんな中チノと千夜はチェスを始めるが、その勝負の先に待ち受けるものとは!?

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
速水奨、種田梨沙、内田真礼

第9羽「青山スランプマウンテン」
チノが歩いて帰っていると、公園の方から原稿用紙で作られた紙飛行機が飛んできた。
その紙飛行機は小説家の仕事を辞めたという青山ブルーマウンテンのもので、チノはそんな彼女をラビットハウスに連れてくる。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
佐倉綾音、種田梨沙、早見沙織

第10羽「対お姉ちゃん用決戦部隊、通称チマメ隊」
千夜の家でテスト前の勉強合宿をしているココアがラビットハウスにいないある日、マヤとメグがチノの家にお泊りに来る。
店の手伝いをするチノ・マヤ・メグを見たリゼは3人合わせて「チマメ」と命名する。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
速水奨、水瀬いのり、徳井青空、村川梨衣

第11羽「少女は赤い外套を纏いウサギを駆りて聖夜の空を行く」
クリスマスマーケットでの買い物中に、ココア達はクリスマスパーティーの計画を立てる。
そしてクリスマス当日、ココア達にマヤ、メグ、青山さんも加わり賑やかなクリスマスパーティーが始まる。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
佐倉綾音、種田梨沙、徳井青空、村川梨衣

第12羽「君のためなら寝坊する」
登校中にココアの異変に気付いたチノ。
ココアは高熱で、リゼや千夜がお見舞いに来てくれたがなかなか熱が下がらなかった。
夜になって切れてしまった風邪薬を求めチノは一人で雪道に出ていく…。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
速水奨、佐倉綾音、佐藤聡美、早見沙織

【アニメキャラの魅力】ラビットハウスの小さなバリスタ「香風智乃」の魅力とは?
ラビットハウスの一人娘「チノ」。本名は「香風智乃」。その由来はカプチーノから。イメージカラーは薄い青色で、髪の色や制服もその色です。作者が幕間で不思議の国のアリスの服を着せたチノを描いているのですが、どのチノもとにかく可愛いくチノファンならずとも必見なのです!普段はアンゴラうさぎのティッピーを頭にのせた、落ち着いていて大人っぽく見えるチノ。しかし、そこはまだまだ中学生の女の子。時々かわいらしい子供っぽさも見せてくれます。

■ちっちゃくても一人前なんです!
『ご注文はうさぎですか?』に登場するメインキャラクターの中でもチノは一番小さいです。幼いその外見から、喫茶店の店員としてはまだまだ・・・と思いきや、一人前のバリスタなのです。サイフォンを使ってコーヒーを淹れるのは朝飯前。香りを確認するだけで、コーヒー豆の品種を当てることもできます。ココアはいくらやっても当てられないのに・・・。さらに“カフェ・ド・マンシー”という占いもできます(カプチーノ限定)。

しかし、そんなチノにもコーヒーに関して弱点があります。なんとブラックコーヒーが飲めません。ブラックコーヒーが苦手な女の子というのは普通かもしれませんが、喫茶店でコーヒーに明るいバリスタとなると話は別です。しかしそのギャップがとっても可愛いのです。ちなみにラテアートも苦手なチノ。見事(?)な画伯ぶりを発揮してくれます。

■年相応に苦手なものも多いチノ
チノはまだ中学生なので、実は苦手なものも多いです。例えばトマトジュース。運動も苦手なようで、自転車も思うように乗れません。スポーツ大会前にバトミントンの練習をする際に「ティッピーが頭に乗っていれば2倍の力をだせる」と子供のような言い訳をしています。ついでに美術関係も苦手な画伯です。

しかも、苦手なことに対して下手な言い訳をしたりするので、普段の落ち着いた様子とのギャップが可愛さを際立たせるのです。

■チノはココアのことが・・・?
チノは意外と素直でない部分もあり、それは特にココアに対して発揮されます。好きな子には冷たく当たってしまうと言いますが、まさにそんな感じでしょうか。それに気づかず、必死にチノの機嫌を取ろうとするココアもまた可愛いですけどね。

ちなみに本人はココアのことが気に入っていることを認めたくない様子。リゼいわく「ただ照れてるだけ」とのこと。ココアのことを意識してしまうあまり、傍からみたら不自然な態度をとってしまうのですね。そんなチノもまた可愛く魅力的です。

チノがココアのことを意識しているのはバレバレで、ココアがチノと同級生のマヤやメグと仲良くしているのを見ると「もやもやする」と言ってしまったり、ココアのいない連休にはオーダーに関係なく“ホットココア”を作りまくってしまうほど。いつかチノがココアに対して素直になれる日はくるのでしょうか?

しっかりしているのになかなかその思いを素直に表せない、典型的な弱点をもつチノ。そんなチノですが、ときどき柔らかな微笑みを浮かべる事があります。なかなかお目にかかれませんが、チノが小さく微笑むシーンは、読者や視聴者をほっこりした気持ちにさせてくれます。まだ知らない、観たことがないなんて方には是非、チノの魅力を作品を通してご堪能頂ければと思います。『ご注文はうさぎですか?』おすすめです。

【アニメキャラの魅力】常識人のツッコミ役!?軍人系美少女「天々座リゼ」の魅力とは?
すごく噛みそうな名前の少女「天々座リゼ」。本人も読みにくいと自覚しているらしく、シャロに向けて「リゼでいい」と言っています。名前の由来はテデザリゼという紅茶から。凄く香りのいい紅茶らしいです。イメージカラーは紫で、お店でも紫色の制服を着用してます。

■あまりにも印象的な初登場
リゼの初登場は、「下着姿」「クローゼットの中に隠れていた状態」「拳銃片手」というもの。その状態で「あやしい奴め」とココアに銃をつきつけますが、ココアには「この状況で怪しいのはどっちだろう?」と冷静に頭の中でツッコミを入れられてしまいます。彼女は可愛い顔をして、頭の中は軍人思考なのです。

■いや、それ銃刀法違反では・・・?
父が軍人で、様々な護身術を身に着けているというリゼ。拳銃やサバイバルナイフを常備しているようです。しかもその拳銃をラビットハウスに置き去りにしたり。シャレになっていません。本人も完全に軍隊系に頭が染まっているようで、潜入や訓練という言葉には敏感に反応します。ラテアートでも戦車を描いていますが、あのラテアートは人間技じゃありません。

■日常のリゼ
軍隊ネタで変わり者っぽく見えるリゼですが、『ご注文はうさぎですか?』の登場キャラの中では、実は一番の常識人です。リゼとシャロ以外の女の子が相当ぶっ飛んでいるという説もありますが・・・。

父親の影響で軍人方面に染まってしまっていることに多少コンプレックスを抱いているところもあるようで、ときどき普通の女の子に憧れる描写があります。特に力持ちと思われるのは嫌な模様。女の子らしくオシャレにも興味があるようで、買った服をすぐに着てしまい、その後に出会ったココアとチノの前であたふたする場面のリゼは、とても普段拳銃を握っている女の子には見えません。

案外リゼも子供っぽいところがある少女なのです。ちょっと褒められると調子にのって張り切ってしまったり、女の子らしい座りかたでジグソーパズルに夢中になってしまったり、歯医者に行くのが苦手で虫歯を我慢したり。ある意味一番普通の可愛さを持つ女の子です。

■貴重なツッコミ
完全に天然ボケなココア。涼しい顔ですっとぼけるチノ。その2人の間でリゼは貴重なツッコミ役です(軍人ネタは除く)。また、千夜とのやりとりは完全にコントで、ひたすらボケる千夜に、リゼが様々なバリエーションでツッコミを入れるのが基本。漫才としては千夜とココアよりも、千夜とリゼの方が相性がよさそう。次々ボケていくキャラの中で、必死にツッコミを入れているリゼに、「お疲れ様です」と敬礼しながら言ってあげたくなります。

リゼは『ご注文はウサギですか?』の中でもっとも感情が顔や行動に出るキャラクターです。普段は軍人思考でキリッとしたところもあるのに、くるくる変わるリゼの様子は、読んでいて「可愛いなぁ」と思える、とっても魅力的なキャラクターなのです。

2015年秋アニメ放送直前! みんなが何を観るかが分かった!
■秋から、「こころぴょんぴょん」再び!
第1位には、もちろん『ご注文はうさぎですか??』! 
ココアやチノたちの日常をまた見られるとあっては、投票しないわけにはいかなかったのでしょうか。

豊作?それとも不作?アニメファンが選ぶ「もっとも期待している2015年秋アニメ作品」
第1位には、2014年4月からアニメ1期が放送され、「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~」の流行語を生んだ『ご注文はうさぎですか?』のテレビアニメ第2期にあたる『ご注文はうさぎですか??』が選ばれた。「日常系なので安心してみていられる。癒し。」、「とにかく可愛くて癒されるごちうさ!!おかえりなさい♪」など、とにかくそのほのぼのしたイメージに癒やされたいファン達の思いが、ランキングに反映される形となった。

【速報】『ごちうさ』の第二期タイトルが『ご注文はうさぎですか??』に決定! 放送時期、新ロゴも発表に
2015年6月28日(日)、東京ドームシティホールにて開催された「まんがタイムきららフェスタ2015」にて、『ご注文はうさぎですか?』の第二期となるTVアニメ『ご注文はうさぎですか??』の映像が先行上映された。

映像の中で放送時期が2015年10月であることも発表された。また、映像のラストシーンでは、ココアの姉であるモカらしき人物の姿も確認することができ、ファン達から歓声が起こっていた。

いよいよ放送時期が決定した『ご注文はうさぎですか??』から目が離せなくなりそうだ! さらに、今年のエープリルフールで話題となった『ご注文は魔法少女ですか?』のグッズがコミケ88で発売されることも決定! グッズ内容などの詳細はまだ発表されていないので、続報を心待ちにしよう。なおイベントの詳細は追ってレポートでお届けしていく予定なので、そちらもお見逃しなく。

魔法少女チノ 華麗に爆誕です! アニメ『ご注文は魔法少女ですか?』公式HPが公開中
2015年4月1日(水)に『ご注文は魔法少女ですか?』の公式HPが公開!? HPではココアお手製の衣装に身を包んだチノの特別ボイスが聞けるようになっていて、魔法少女らしい台詞や、「この服、やっぱり恥ずかしいです」と恥じらう様子を堪能できちゃいます。ぜひとも、ご自身の目と耳でお楽しみください!

『ご注文はうさぎですか?』第2期正式発表に橋本監督「やっと言えました!」
アニメ『ご注文はうさぎですか?』の第2期製作決定が、1月30日午前0時正式に発表された。

発表と同時にアニメ公式サイトは「TVアニメ第2期製作決定です」の文字をキャラクターらが持った新ビジュアルに差し替えられ、また公式Twitterアカウント(@usagi_anime)からも「皆さま、大変お待たせいたしました。正式発表をさせていただきます。」という前置きとともに発表が行われた。

そして公式発表から1分後、本作の監督をつとめる橋本裕之氏も自身のTwitterアカウント(@lainnet01)を通じ、「本日情報解禁になりましたのでお知らせします。ご注文はうさぎですか?第二期が決定しました!やっと言えました!(*^^*)」と報告し、つづけてファン達への感謝の気持ちを綴っている。

今回のアニメ2期製作決定については、学研マーケティングの運営する『学研出版サイト』に掲載された、1月30日発売のアニメ美少女キャラクター雑誌『Megami MAGAZINE 3月号』(学研パブリッシング)の表紙情報で先に明らかになっていた。表紙には「ご注文はうさぎですか?第2期制作決定」と書かれており、ファンの間では近日中の正式発表に「あぁ^~こころがぴょんぴょんするんじゃあ^~」と期待の声が高まっていた。

アニソン好きライターが独断で選んだ「2014年ベストアニソン」
『ご注文はうさぎですか?』の『Daydream cafe』

『ご注文はうさぎですか?』の主演声優陣によって結成された女性声優ユニット、Petit Rabbit'sの『Daydream cafe』(正式な表記は、"cafe"の"e"の上にアクセント)は、個人的に2014年でベストな萌えソング。ひたすら愛らしいキャラクター達が穏やかで幸福な日常を過ごすアニメ本編も大人気で、その劇中のエッセンスをギュッと濃縮して音にしたかのようなこの曲の完成度には、ただただ驚愕させられました。

音も良いんですが、何よりもこの曲の魅力は、やはりその歌詞。ネットでも一時期流行した「こころぴょんぴょん」という神憑り的なフレーズを思い付いた時点で、この曲の勝ちは決まっていたのではないか? と思うくらい、歌詞の力が強い曲です。

登場人物たちのキャラクター性をトリミングした愛らしい言葉遣いの数々に、柔和さとリズム感を同時に有した"ぴょんぴょん""つーんつーん""ふわふわ""どきどき"といった擬音語を多用した歌詞世界は、まるで甘いお菓子の如く甘美でハッピーな雰囲気を漂わせており、聴いているだけで幸せなってきます。それを歌う声優さんたちのユニゾンも完璧で、これこそ正に王道の"萌えソング"であり"声ドルソング"。声と言葉の魅力に溢れた楽曲です。

そして、こんな凄い歌詞を書いたのは誰なのか? と作詞家さんのお名前を確認してみれば、そこにクレジットされているのは畑亜貴先生。

リズミカルな言語感覚を駆使して数多くの大ヒットアニソンを生み出してきた畑先生ですが、2014年もこの『ごちうさ』に『ハナヤマタ』オープニングの『花ハ踊レヤいろはにほ』、『のうりん』の主題歌とした使用された田村ゆかりさんの『秘密の扉から会いにきて』、『さばげぶっ!』エンディングの『ぴてぃぱてぃサバイバード』(これも物凄い言語感覚とリズムに満ちた曲!)と多くの優れたアニソン、声ソンをクリエイトされました。

『ごちうさ』でこころぴょんぴょんした方は、是非ともこれらの楽曲もチェックしてみてください。

『アニメ流行語大賞2014』投票結果はこうなった!
今年のノミネートは35コ。今年は第2期の作品も多く、新しいセリフが生まれにくかったように感じました。さて、2500票を超える投票の結果は?

4位:こころぴょんぴょん/あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃ^~(ご注文はうさぎですか?)

マルイで心ぴょんぴょん「ご注文はうさぎですか?」イベントが渋谷で
Koi原作によるTVアニメ「ご注文はうさぎですか?」のグッズ販売や展示を行うイベント「ご注文はOIOIですか? in Shibuya」が、11月14日から25日にかけて、東京のマルイシティ渋谷にて行われた。

本イベントでは「ご注文はうさぎですか?」のラバーストラップや携帯クリーナーといった限定グッズを販売するほか、9月に開催された「Rabbit House Tea Party 2014」にて実際に使用されたステージ衣装を展示。

『ごちうさ』は可愛いだけじゃない?
2014年4月放送中のTVアニメ『ご注文はうさぎですか?』。今年1月に放送された『桜Trick』、そして第二期の放送が決定した『きんいろモザイク』など、近年、このような“日常系”とカテゴライズされるアニメが人気を集めている。

これら“日常系”作品の魅力とはなにか? 過去から現在まで、『ひだまりスケッチ』や『けいおん!』など、人気アニメの原作を排出し、多数のファンを獲得している『まんがタイムきらら』の編集長に日常系の魅力を伺った。

現在放送中の『ご注文はうさぎですか?』の魅力をおしえていただいた。

「コミックスの帯に『すべてがかわいい』と書いてありますが、そのとおりです。
一見西洋風な世界なのに、和服を着た女の子も登場している。それなのに、画面にハレーションを起こさない。それはKoi先生の美学が作品世界の隅々まで徹底されている故です。
またマスターやティッピーという異質な存在もあります。これらのキャラが入るからこそ、女の子たちの魅力がより際立って見えるんです」

なるほど魅力的なキャラとは、絵の上手い下手だけではないのか。人を惹きつける個性とそれを引き立てる世界観がないといけない。

う~む、ますます奥深く思えてきたぞ。“日常系”の世界!!


2014年4月より6月までTOKYO MXほかにて放送された。同誌連載作品でのテレビアニメ化は、『かなめも』、『きんいろモザイク』に続いて3作目。また、koi作品としては初のテレビアニメ化でもあった。

キャッチコピーは「すべてが、かわいい。」「かわいさだけを、ブレンドしました。」。

2015年1月6日からは、BS11において、本放送と同じ時間枠において、エンドカードを刷新した上で再放送が行われている。

2015年1月、メガミマガジン2015年3月号にてテレビアニメ第2期の制作が発表され、その後アニメ公式サイトほか各種メディアでも順次発表された。

『まんがタイムきらら』関連雑誌連載原作作品でテレビアニメの続編が制作されるのは『ひだまりスケッチ』・『けいおん!』・『きんいろモザイク』に続いて4例目となる。

オープニングテーマ
「Daydream café」

エンディングテーマ
「ぽっぴんジャンプ♪」(第1羽 - 第11羽)
「日常デコレーション」(第12羽)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 48
ネタバレ

ジョガマヤ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

すべてが現実逃避に最適!

※注意
だんだんと長くなります。
リアルがつまらなくて、一時的でも逃げ出したい人におすすめ。
視聴前は偏見の塊で、見ず嫌いをしていた自分を殴りたい...
一応、基本的な考えを話しておきます。
私は全方位完璧な作品以外「好き」とは言いません。
客観的な視点から見た良さと主観的な立場から見た好みの両方がカンストしないといけません。(面倒な人ですね)
好き、と公言するにはそれなりの責任が伴うのです。

この「ご注文はうさぎですか?」のレビューは主観的面からも、客観的面からもバランス良く見た上で書いています。以下本文

いきなりだが漫画原作者であり創造主でもあるKoi先生の偉大さにはいつも驚かされている。「ご注文はうさぎですか?」はあくまで日常四コマに分類されるので、見かけ上はかわいい女の子たちが平和に過ごしていれば良い。そして大概の人はこの部分に惹かれていき、同時に嫌う者もいる。しかしながら、「ごちうさ」はまるで精巧な機械であり、裏では全てが繋がり、理屈が通っていることがわかる。見かけは1羽完結であって伏線やストーリーは無いように見える。しかし、それはパズルの1ピースであって、ピースを置いていくことで全体像が明らかになっていく。すべての落ちに意味があったことに気付かされる。(詳しく語ると大いなるネタバレになってしまうので、ぜひ個々人で探してほしい)
これをすべてを計画していた、見透かしていたかのようにやり遂げてしまうKoi先生は一体何者なのだろうか。(または先生は創造主という枠を超えた一人の「観測者」であるとも言えそうだ。だれよりも先生自身がごちうさを愛しているのはファンには周知の事実である。)
1期では本質は非常にわかりにくいが、2期、DMS、原作、SFYでは比較的わかりやすいだろう。考察しようと思った者にだけ、深淵を見せてくれる。
1期は設定とキャラの基本性質の露呈、伏線張り、世界観の演出がメインなのでライトな方、いわゆる日常系が好きな方にはウケるだろうが、ここからがこの作品の真髄である。深い。とにかく深い。まさに沼だ。複数本の芯が通っているのだ。本当に「通った」作品である。
そしていわずもがな、すべてがかわいい。(勘違いされがちなのだが、これは前提として、という意味合いなので、かわいい「しかない」というわけではない。それ以上に付加価値が多くあるのだ。)
このように内面も外面も良く、ライトな層にもファンにも楽しめる最強の作品なのであり、これが大人気の理由だと思う。では具体的な話に移る。
あえて日本ではなく、ヨーロッパをかき混ぜたような世界観(フランス、ハンガリー、ドイツなど)にすることで、リアルにあるようでない世界を訪れることが可能。まさに異世界転生や小旅行をしている感覚である。そしてこれが現実でないから良い。3次元から眺める形が一番良い。転生したくはない。あのステキなセカイを崩してしまうのが怖いからである。次は作画について。
背景の木組みの町並みが綺麗すぎる。作画崩壊も皆無(ただ、1期4羽の作画は嫌いな人はいるかもしれない)。1,2期の1,11,12羽は特に素晴らしい。隠れうさぎがいたり、小物にこだわっていたりする。
現実逃避ができるが、それでいてやりすぎるようなこともない。
私は感情移入しすぎてしまうためか、リアルからかけ離れた、現実逃避はできるが、感情が激しく揺れ動いてしまうアニメは見ていると、はっきり言って疲れる。活力を得るためにアニメを見て疲れるのは本末転倒であると思う。
また、原作絵がとてつもなく綺麗で、それを受け継いでいる。
原作絵はキャラだけでなく、周りの小物や背景もかなり丁寧に描いている。
キャラデザも原作に沿っており、癒やしが助長され、嫌なことを忘れられる。
声優さんについては、(演技の上手さだけで判断)名演技が多くあり、キャラクターと相性抜群と言って良い。次は楽曲について。
op,edがポップで可愛いらしく、歌詞も考察しがいのあるものになっている。
もちろん映像と合っているのは当然である。映像と音楽含めてのop,edである。
ごちうさのキャラクターソングの歌詞は考察すればするほど深いものになっていく。特に畑亜貴先生はよくごちうさの世界観、思想を理解しているな、という印象。
劇伴も落ち着いたものが多い割には、印象に残りやすい独特な雰囲気。3拍子が多い感じがする。
加えて、露骨なエロシーンが無いので、安心して見れる。
私は男性向けの巨乳キャラが色気を出すのが好みではないのだ。
みんなの女子力が高いのも魅力。髪型や服装、靴下なんかも結構変わる。
原作絵もとにかくかわいい、綺麗、おしゃれだし、随所に考察ポイントが存在する。アニメから入ったなら絶対に原作も読まないと損である。アニメ、つまり原作のはじめの部分では明らかにはなりにくかった魅力的な本質に、きっと気がつくことができるだろう。(後述)

キャラ(主要10名、ティッピー除く)紹介。いちおう呼び捨てで統一(全員さん付けしたい今日この頃)。
ネタバレタグで囲っておく。
①ココア
{netabare}
出会ってから3秒で友だちになれる(らしい)ほどのコミュニケーション能力の高さ。チノともたった1羽で一緒にお風呂に入ってしまう。年齢も関係なく平等に話せる。笑顔が多いこともポジティブさによる。周囲を動かす行動力を持ちつつも、落ちでは「台無しです」でしまらない。チノへの愛が可愛い。頼りたいし、頼られたいと思わせる欲張りコース。
{/netabare}
②チノ
{netabare}
重たい環境に囲まれていたとき、リゼと出会う。これはチノ父とリゼ父の画策による。さらにココアと出会う。これをきっかけに周囲と打ち解けていき、笑顔も増える。この成長を見守りたいし応援したい護りたい!髪型や服装が頻繁に変わり、女子力が高く、料理上手なのもポイント。ちなみによくチノだけ頭が良くない説が騒がれるが、お嬢様高校も射程圏内だがあえて受験しなかったらしいのでそんなことはない。
{/netabare}
③リゼ
{netabare}
かっこよく、クールだが、可愛いもの好きでギャップあり。ヘタレでもある。
何気にヘアピンや髪型、服装に気を使っていて、オシャレさん。指揮力が高く、面倒見が良い。自分が周囲と浮いていることを気にしている。親しく接してくれるシャロには感謝している。可愛いと言われなれていないために真っ赤になるのも可愛い。護りたいし、護られたい。
{/netabare}
④千夜
{netabare}
シャロとの幼馴染関係がわかり合いつつも、遠慮しちゃう関係で可愛い。
(ご注文はうさぎですか? Wonderful party!に感動、ホカホカエピソードがある)ココアとも完璧なパートナー。メニュー名が面白い。おそらく語彙力の高さがなせる技である。お姉ちゃん、お母さん的面がある。メニュー名は青山と一緒に考えている。基本ボケ担当。会話を回す役割に長けている。あまり表には出さないがおそらく1番の友達思いだと思われる。
{/netabare}
⑤シャロ
{netabare}
真面目で責任感が強く、料理上手。貧乏キャラ設定ではありつつもおしゃれには気を使っている。気を張って頑張りすぎるところがある。(ご注文はうさぎですか? Wonderful Party!(以下WPで表記)参照)コーヒー酔いによるギャップもあり、面倒見が良く、護りたいし、護られたい。千夜の前ではたまにとても素直になることがある。ちなみに、そこまで深刻な金欠ではなく、一人暮らしの仕送りが少なめの大学生程度だと思われる。陶器コレクションにつぎ込んでいるのか?
{/netabare}
⑥マヤ
{netabare}
八重歯、短髪、考えるより先に手が出るタイプとボーイッシュではあるが、髪型などを意外と気にしていたり、相当な友達思いであったり、かなり女の子らしい。褒められると真っ赤になる。ちなみにかなり成績は良い。また、チマメ隊のひっぱり役である。
{/netabare}
⑦メグ
{netabare}
素直でおっとり可愛い。天然タイプで護りたい。マヤとの友情エピソード(バレエ教室にて)が可愛い。心あたたまる。身体的成長は順調だが、精神的成長が順調なチノに若干嫉妬している様子。唯一、ひと目でココアの長所を見抜いた人物。
{/netabare}
⑧青山ブルーマウンテン
{netabare}
何気に小説が映画化、アニメ化している売れっ子作家。お嬢様高校出身で優秀でありつつも、ポンコツさも併せ持つ。性格からか、ココアたちとも敬語なしで仲良く話せている。人見知りだったが、ココアと出会ってから改善されたようだ。シャロ愛がすごい...作家ポジなので、時折物語的視点で私たちと一緒に彼女たちを観察することがある。
{/netabare}
⑨モカ
{netabare}
ココアと似ているところも多いが、違うところも結構ある。ほとんど全員のお姉ちゃんになれるレベルの包容力。泣いてしまうほどの美味しいパン。ぜひ食べてみたい。護られたい。
{/netabare}
⑩タカヒロ
{netabare}
完璧すぎる万能人。ジャズ、経営、吹き矢、交渉などが得意。物語の裏で重要なポジション(サポート役)。というか普通にイケメン。
{/netabare}

話を戻す。萌えアニメはストーリーの起伏が全く無くてなぁなどと言われるが、ごちうさのストーリーにはメリハリがあり、グダグダしない。(昼に盛り上がり、夜でしんみりするパターンが最も多い)イチャイチャはあるが粘着せずに爽やかである。少なくとも他の学園系日常作品とは一線を画している。
それに、チノちゃんを中心にそれぞれの成長を楽しむこともできる。
まさに、ココアさんをきっかけに始まった「魔法のような物語」であり、(手品かも)チノ父、リゼ父、青山先生など大人たちに支えられている物語でもある。
(詳しくはDear My Sister のレビュー参照)
ごちうさのストーリーのテーマとしてあげられるのは他にも、「感謝の輪」「おせっかい」「未知なるセカイの開拓」がある。単なる「ほのぼの」ではない。彼女らなりの葛藤、悩みがあるのだ。勿論仲がとても良いのだが、「遠慮という障壁」が存在して、それらを「おせっかい」でぶち壊す。そしてそれが循環し、「感謝の輪」となる。(これはアニメ化された部分(特に1期)ではわかりにくいので気になる人は原作を読もう!)本気で語ると、長文レビューとなってしまうのでここで止める。(もうすでになっている)
ほんとうの意味(←ココ重要)でのアホキャラがいないのでイライラしない。(私はアホキャラが3人以上登場すると耐えきれなくなります)全員頭が良いと推測できる。(ソース:原作)
また、全員にギャップがあって、それも楽しめる。それ故にそれぞれのキャラを表現するキャラソンが多すぎて、揃えるのが大変である...
ネタについては、デジャブを感じるように仕組んでいるシーンが多くある。これは原作で特に顕著。(「どっちですか」ネタなど...)
もとは4コマであるので頻繁にオチがつく。こんなにしっかりオチを毎回つけるのはかなり難しい。
笑いの質的にはバカ笑いと言うより、じわじわくる感じの笑いである。
1周目はほとんど笑えないが、2周目以降は初見では笑わなかった場面で笑えてくる。しかも、浄化されていくような、誰も傷つかない綺麗な(←ココ重要)笑い...普段の汚い笑いとは全く違う。
友情にじわっとくる話も多数織り込み済み。さらなる友情を求めるならゲーム(WP)をやってみると良い。特に千夜が活躍する。二次創作、妄想も良いだろう。
ありがちな、登場人物は大体同じ学校、年齢でクラスメイトという設定が多くを占める中、学校が全員一緒というわけでもなく、年齢もかなりバラバラな中で築けるあの友情に、敬意を表するべき。素敵と言わざるを得ない。
さらに、時々ヨーロッパ特有の私達のよく知らないものを出してくるので、詳しくなれるというおまけ付きである。
本当に何百周としていても飽きない、見れば見るほど面白い作品だと思う。
考察がまだまだ止まらない。そして、私の人生を救ってくれた作品でもある。
本当にKoi先生には感謝している。ぜひ見ず嫌いせずに、12羽を完走してみてほしい。原作も最新羽まで読むと、よく練り上げられたストーリーや先生のこだわりがわかるはずだ。

1期がいまいち薄かったと思った方が一人でも多くこのレビューたちを見て原作に興味を持ち、驚愕し、ファンになってくれることを心の底から願っている。

とにかく原作を読んでくれ!!それからだ。愛と金と時間を重ねれば、満開の花を咲かす大樹のごとく、太い論理構造の幹をもち、1次創作が互いに影響を与え合い進化し花を咲かせるごちうさの姿を観ることができる。
※私のツイッターアカウント(@blacktea_zygmy)を見て(検索して)いただくと他にも感想考察を読むことが出来ます。イベント前後や原作の更新日などはうるさいです。一通り原作を読み終わった方はどうぞ。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 10
ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

天然サナトリウム温泉♪

∩∩  ∩∩  ∩∩  ∩∩  ∩∩

モーニングだよ!<J>

「「「「「全員集合」」」」」<J♣♡♢♠>

注意事項
・・・え、私が読むんですか?<♡>

がんばれ、気合だ!!!<♠>

は、はいっ!!<♡>

え~っと、
①ラビットハウスはどなたでも歓迎しております♪
※ただし天然さんに限ります
うう、私、天然さんじゃないのに
※若くて美しい女性に限ります
・・・なんでこんなこと言わなくちゃならないんですか
※胸のおおき・・・い人もちっちゃい人も歓迎します
私はまだまだ成長期です!<♡>
こんなのイジメだー!!!!!<♢>

あらあら<♣>

むむむ、続きを読みます
※男子禁制です、ただしスタッフの親類は除く
おとおさんもいますし、ティッピーは・・・ティッピーです
以上です
・・・これだけですか?1番で終わりじゃないですか
あ、あと、
※特定のスタッフ1人を甘やかしすぎないでください
すぐ調子に乗りますから、誰彼かまわずベタベタします<♡>

ごめん、お姉ちゃんが妹に寂しい思いをさせてしまったー!! たくさんモフモフするからー!!!<J>
別に誰のこととは言ってないじゃないですか、ベタベタしないでください、恥ずかしいです・・・<♡>
えへへへ~<J>

∩∩  ∩∩  ∩∩  ∩∩  ∩∩
※何も言わずともJ♣♡♢♠それぞれ異なる心の声が聞こえた方とは友達になれるでしょう。
 言う必要もないと思いますが{netabare}
 Jココア、♣ちや、♡チノ、♢シャロ、♠リゼで、ちなみに「全員集合」のところは、
 Jいつも通り、♣ノリノリで朗らか、♡恥ずかしそうに、♢緊張してちょっと噛む、♠教官チック{/netabare}です。
※土日祝はきっと朝からモーニングを提供している、私はそう信じています。




この作品は喫茶ラビットハウスを真ん中辺とした天然不思議系キャラの日常です。
爆笑できるギャグや百合、あとえっちぃのは期待しないでください。{netabare}
着替えシーンがありますが、あれは水着です。確か、プール回でも似たような柄だったし。
汚れなき眼(まなこ)で見てください。{/netabare}

などと言いつつも、萌えアニメであることは否定できません。
なので自分としては、
天然あるいは不思議系のキャラを満喫するキャラアニメぐらいに思いたいところです。


舞台は日本なんだろうけど、フランスとかスイスみたいな雰囲気の街で、兎と野兎に溢れている。
フルール・ド・ラパンって名前の店あるし?
お店とか、お祭りとか、働きっぷりとか、どこか古めかしく、携帯電話も出てこない。{netabare}
と思っていたら、スマホだらけの回とかあるしwww あるぇ~、携帯電話この回だけじゃね?{/netabare}

ココアが転校するために引っ越すところから話が始まり、
住むところはチノがいて、リゼが働いている喫茶ラビットハウス。
新しい学校には同い年で甘味処「庵兎甘(あまうさあん)」の看板娘ちや、
その幼馴染にハーブ喫茶のフルール・ド・ラパンで働くシャロがいる。
あと、チノの父とモフモフ兎のティッピー。

ただの萌えアニメと感じさせないところは、親類ではあるがチノ父が出て、
セリフは少ないながらもレギュラーで登場するティッピーの存在感の大きさ、
あと青山ブルーマウンテンさんの落ち着き?などがある。ついでにメインキャラ紹介すると、

Jココア 元気、カワイイ物好き、おバカ ☆☆☆☆★(←天然度、☆が1、★が0.5)
♡チノ 自己表現が苦手そう、ちょっとがんばり屋、ちょっと神経質 ☆☆☆
♠リゼ 軍事ファミリー、武器を常備、熱血っぽい、かわいいモノ好き ☆☆☆☆
♣ちや 自覚あったりなかったりするS、たまにすごくボケたり勘違いする ☆☆☆☆☆
♢シャロ プリプリするところがある優等生、リゼに憧れと好意を寄せる ☆☆★
※天然度は勘です

∩∩ ∩∩ ラジオと声優さんについて ∩∩ ∩∩{netabare}
あやねる、いのすけ、ええ☆

俺ガイルから本格的にラジオを聴くようになり、
ぜんら、なのん、などは非常に楽しませてもらいました。

ラジオ聴くと親近感が沸くね。
で、声優さんにあまり興味のなかったオレとしては、
ラジオが、ラジオで面白い人は印象に残ります。

そして、この2人は恋愛ラボのあのキャラとこのキャラ。

あやねる・・・あんな高い声も出るんだ~うぇひひひひひひww
いのすけに関してはかわええ声していると思いましたが、いいね♪
特に相槌が「ハイ」でも「うん」でもなく「ん」がセクシーでそれだけでも聴く価値があるwwwww

あとシュガーさんの声、ええわ~☆

・・・そろそろキモくなったんで普通に、
佐倉さん、水瀬さん、いいね♪

普通に佐倉さんみたいな人、ええわ☆☆☆☆☆


声優のアイドル化が進む中、
ぶっちゃけ写真集と曲の良さを度外視してCDとか買おうとは思わんが、
ラジオはええわ♪♪

タダだし・・・ケチだけど、本当に応援したいと思ったらちゃんと借りるから!!www
∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩{/netabare}


んで、結局面白いのかと言えば、知らん。オレは好きだ。
なぜなら、
放送直後2,3週間の感想で見かけたけど、
「きんモザ好きな人にオススメ」「~楽しめそう」とか書いてあったけど、
あれだよ、オレ、きんモザ嫌いじゃないけど、好きでもないから。


~ 一度やってみたかった、オレの日常系対する好みと傾向とか メッチャロングver. ~
※本当に長いから途中で読むの放棄してね♪ {netabare}

とか言ってあれだけど、オレとしては一緒にしないで欲しい!
ごちうさはものすごく楽しんだし、作品としての完成度がものすごく高いから!!

参考資料
『日常系っぽい作品マイベスト?? ※ネタバレあるかも』
http://www.anikore.jp/anime_rankings/view/33146/

ということで、成分タグ「日常」なかったら「日常系」で上から順にさらっと感想を述べます。
・・・「日常系」にしておきました。
ついでに☆で楽しめた度を5段階評価します。オススメうんぬんではなく、ただ自分が楽しんだかです。

①男子高校生の日常 ☆☆☆☆☆ 完走した 何度も観た、観直せる
ギャグメイン。男だらけだが女の子も出る。非常にええ♪

②けいおん2期 完走したか覚えてない
萌えメイン。OPが好みじゃなかったのと、よく覚えてない。

③けいおん1期 ☆☆☆☆ 完走した、観直せるかも
萌えメイン。放送当時はすごい好きだった気がする。ミオとウイがええ☆

④のんのんびより ☆☆☆☆☆ 完走した!!!!! 何度も観たし、観直したい
れんちょんメイン。ああ、すごくいいね♪

⑤日常 1話で切った
非日常系。全然、日常してなくて切った。

⑥みなみけ1期 ☆☆☆☆☆ 完走したぁあ!!!!! 10回は観た、観直したい。
シュールなコメディ。ラブも微量に含むがそれすらもネタ。最高だ☆☆☆☆☆

⑦ゆるゆり1期 ☆☆☆☆ 完走した 観直せる。
百合とキャラアニメ。好きなキャラ結構多かったので楽しかった。

⑧らきすた ☆☆☆☆ 完走した 放送当時、何度も観てた
萌えメイン。ラッキーチャンネルは微妙だった。観直せるかは分からん。4人の中でつかさが一番ええ☆

⑨みなみけ おかえり 観てない

⑩みなみけ ただいま 観てない

⑪みなみけ おかわり 数話観てしまった・・・

⑫ゆゆ式 観てない

⑬サーバント×サービス 観てない

⑭あっちこっち 観てない

⑮氷菓
・・・日常系として評価不可。

⑯GJ部 ☆☆☆☆☆ 完走した!!!! 何度も観た、観直せるが・・・最終話が物悲しい
不思議空間キャラアニメ。不思議だがはまってしまった。しおんさん、きらら、たまがええ☆☆☆☆☆

⑰映画けいおん 観てない

⑱TARI TARI
日常系として評価不可。

⑲君と僕。 観てない、初めて知った

⑳苺ましまろ 観てない、原作は少し読んだことある

㉑たまゆらTV1期 ☆☆☆☆☆ 何度も観た、観直せる
カメラを軸にキャラとヒューマンアニメ。ああ、イイ作品だ。ま、まおんたんがええ☆☆☆☆☆

㉒たまこまーけっと 観てない

㉓Aチャンネル 一話で切った
バット持ってるチビっ子と、非常に遅く感じるテンポがダメだった

㉔きんいろモザイク ☆☆ 完走した
百合萌えアニメ。赤毛、ヨーコがかわええ。以上。

㉕みなみけ べつばら 観てない・・・みなみけシリーズすげえな

㉖今日の5の2 ☆☆☆☆☆ 完走した、観直せる
シュールコメディ。ロリコン向けでもあるが、普通に面白かった。

㉗ゆるゆり2期 ☆☆☆ 完走した
百合とキャラアニメ。話の内5,6個は楽しかったけど、それ以外は微妙だった。

㉘あいうら ☆☆☆ 完走した、観直せる
日常系ふともも蟹ショートアニメ。日常過ぎたけど、結構楽しかった。

㉙ごちうさ ☆☆☆☆☆ この作品

㉚河合荘 ☆☆☆☆☆ こないだ完走した、観直すかはわからん


そろそろメンドクなったなww
・・・日常系が好きだと思ってたけど、観てなかったり1話切りしてる作品が結構あるなぁ。


㉛位以下で好きな作品(好きな順、あるいは観直したい順)

○帰宅部活動記録 ☆☆☆☆☆ 完走した!!!!!
何度も観たが、最近観直したくて仕方がないが、手元にない…
ネタの幅が広く、ギャグ、ボケとツッコミもメインのアニメ。すごい楽しかった♪
観たい、観たいんだ!!!

○でぃーふらぐ ☆☆☆☆☆ 完走した!!!!! 応援したくて、ドラマCD借りたった~☆
ギャグとツッコミアニメ。割と創造性豊かで、ストレートに楽しめた。ハーレムとか萌えアニメとは違う。
アタルぅ・・・wwwww

○キルミーベイベー ☆☆☆☆☆ 10回は観た!!!!! また観直すかも
激しいボケとバイオレンスツッコミアニメ。やすな・・・君は最高だ!!!!!

○ひだまりシリーズ ☆☆☆☆☆
 シリーズ通して多分3回は観た!!!!! 長いから観直すのに勇気がいる
女子高美術科、アパートで一つ屋根の下系ホームコメディ? 表現力にツボった。
ミヤコが大好きだ!!!!!

○恋愛ラボ ☆☆☆☆☆ 何度も観た!!!!! そのうち観直すかも
中学校生徒会、ギャグコメディ。分かるわ~と思いながら楽しんでた。エノがええ☆☆☆☆☆

○ワーキング1期 ☆☆☆☆☆ ちなみに2期は☆☆ 1期は好きだから何度も観たし、観直せる
バイト系日常アニメ。テンポとキレが良い♪ 小鳥遊くんの変態さを含めてイイよね♯

・・・っていうか、氷菓とかTARI TARIが含まれるなら、ARIAとかも日常系じゃね?
ちなみにARIA大好き♪
{/netabare}

↑こんな好みの人間ですが、分かるわ~って思う人には、ごちうさをオススメします。

ちなみに今期2番目に楽しんだ作品です☆
作品としての完成度は非常に高いと思いますよ~
OPのサビでのメロディとシャロのワンツーパンチで、心とテンションが跳ね上がります♯
センスのええサブタイもお好みでお召し上がりください♪


∩∩
 ・・
  × <おまけ、好きなキャラランキング){netabare}


主要キャラ五人の中で、



一番、ちや!!!!!




二番・・・二番・・・





・・・・・・一番決めといてなんだけど、みんな特別なオンリーワンとかじゃダメですか?
ええダメですともぉ!!!!!{netabare}





二番、{netabare}ココア!!!!! ぐふっ( ´゚Д゚)・;’.、カハッ


三番、{netabare}シャロ!!!!! ごほぁっ( ´Д`)・;’.、カハッ



四番、{netabare}チノ!!!!!  ふごぉぁっ`;:゙`;:゙;`(゚Д゚*)ガハッ




五番、{netabare}リゼ!!!!!                  _:(´ཀ`」∠):_





{netabare}とか何とかいいながら、一番は文句なしで決まってて、
二、三番で多少悩みはしたものの、ほぼ即決、
五番も決まっていたものの、好き度は高かったから五番に置きたくなかっただけ。

というか、回によって2番が変わる。
チノはしょっちゅう上位に浮上してくるし。


チマメ隊のマメもまあまあ好き、メグの方が好きかな。

ティッピーは二番目に入れたいぐらい好きだし、
チノ父はダンディだし、
青山さんはいい味出しているし、

うん、名前のあるキャラはみんな好きだな。










でも一番は、ちや、それは揺るぎないww{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 27

85.4 2 ツッコミで幼馴染なアニメランキング2位
女子高生の無駄づかい(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (833)
3320人が棚に入れました
ちょっと残念な女子が集う、さいのたま女子高校を舞台に、とてつもないバカ・田中(通称:バカ)、アニメや漫画を愛するオタク女子・菊池(通称:ヲタ)、いつも無表情でロボットのような少女・鷺宮(通称:ロボ)を中心に、個性豊かで魅力的な仲間たちが、女子高生というキラめきに溢れた青春を無駄に浪費していく抱腹絶倒のJK学園コメディが今、幕を開ける!

声優・キャラクター
赤﨑千夏、戸松遥、豊崎愛生、長縄まりあ、富田美憂、高橋李依、佐藤聡美、M・A・O、興津和幸
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

タイトルなし

あだ名がみんなに浸透しているのが凄い。田中のこれは許せる枠結構言われたら傷つくよな。バカもどうかとは思うけど。
一番笑えたのはショッピングモールのゲーセンで寝そべって動かなくなったシーン。{netabare}掃除のおじさん連れてきて、てこの原理とか爆笑必至。{/netabare}
留年回避の勉強会は大変そうだった。暗記パン食べて生活しているのか。しかも、精力剤でぎんぎんに。

ヲタが腐っているときの目は印象的。一番まともと見せかけて美味しいもの食べるときはうるさいし、そこまでまともな奴ではないような。11話が凄い良かったなあ。{netabare}憧れのPが担任って少しショックもあるけど、夢を再認識できた。まずは膝が曲がる絵を描かないとね。膝が曲がらない呪いは辛い。{/netabare}

おばあちゃん子のロリ可愛い。やさぐれようとしてもメイクをしようとしても失敗して空回り。素のままでいいぞ。

ヤマイは中二病こじらせ中。包帯かぶれが大変。{netabare}顔はめパネルに頭がはまって抜けなくなったままバカと登校するのあほすぎて笑ってしまった。{/netabare}

リリィは男が苦手。もとい触るとぶつぶつが。{netabare}バカは男性ホルモンに溢れているのかゴライアスガエルみたいな感触なのかリリィに蕁麻疹を出させる特殊能力を備えている。{/netabare}まじめのことが好きなのかな。想いは通じてないけど。

まじょはスプラッターとか魔術的なのが好き。そんなに印象に残ってない。

鷺宮まさかの文系かあ。微生物大好きだからどう考えても理系じゃね?結局どの道に進みたいんや。実は文学少女?それとも、文学的に微生物学者?それとも、原作者の中に女性は文系という偏見が?だとしたら酷いですね。考えすぎとは思うけど。

色々と笑わせてもらえた作品だけど、あそびあそばせの上位互換ではないという印象。女子校は男子校と似たようなものだから、さらに暴れてもらいたい。

OP
輪!Moon!dass!cry! 歌 田中望(赤﨑千夏)、菊池茜(戸松遥)、鷺宮しおり(豊崎愛生)
ED
青春のリバーブ 歌 田中望(赤﨑千夏)、菊池茜(戸松遥)、鷺宮しおり(豊崎愛生)
さいのたま女子高等学校 校歌
OPはカレーが食べたくなるBGM。独特すぎる。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
浪費する、青春──。 WEBコミック誌「コミックNewtype」で大人気連載中の学園ガールズコメディが待望のTVアニメ化決定!ちょっと残念な女子が集う、さいのたま女子高校を舞台に、とてつもないバカ・田中(通称:バカ)、アニメや漫画を愛するオタク女子・菊池(通称:ヲタ)、いつも無表情でロボットのような少女・鷺宮(通称:ロボ)を中心に、個性豊かで魅力的な仲間たちが、女子高生というキラめきに溢れた青春を無駄に浪費していく抱腹絶倒のJK学園コメディが今、幕を開ける!


第1話 すごい
かつてとあることをきっかけに何となく疎遠になってしまっていた田中、菊池、鷺宮の三人は、偶然にも同じ高校に進学したことによって再会を果たす。久しぶりに会う旧友を前に、ぎこちなさを隠せない菊池だったが、昔と何一つ変わらない田中と鷺宮のやりとりを見ているうちに、自然とツッコミを入れてしまう。クラス分けでも同じクラスになった三人は、そのまま入学式に出るが、途中から何やら落ち着かない様子の田中。入学式を終えて、教室へと向かう途中で、田中は取り返しのつかない失敗をしてしまったと話し始める。

第2話 まんが
クラス全員にあだ名をつけるという田中の試みによって、菊池はヲタ、鷺宮はロボ、そして田中自身はバカというあだ名が定着したある日の日曜日。ヲタはベッドに寝転びながら、低所得Pの新曲を聞いたり、アニメを観てみたり、漫画を読んでみたりと、週末を満喫していた。バカから暇過ぎるからという理由で、大量に送られてくる自撮り写真を完全に無視して、趣味を謳歌するヲタは、いつか自分も有名になって夢の印税生活をしてやると奮起し、描きかけで止まっていた自らの漫画を描き始める。

第3話 わすれもの
百井咲久は、その可愛らしい見た目から、周囲にいつも小さくて可愛いと言われ続けてきた。自分の容姿にコンプレックスを抱き、グレてやるとまるで尖ったナイフのように生きているのにも関わらず、周囲の反応は変わらない。そしてバカにロリというあだ名をつけられてしまい、事あるごとにあだ名を連呼されることに怒ったロリは、もうバカとは口を聞いてやらないと宣言するが、バカの巧みな誘導によって、つい返事をしてしまう。さらにはバカの嘘にまんまと騙されてしまい、ロリはバカに対して最高の悪口を言うのだが……。

第4話 まじめ
高校受験当日、高熱をはじめあらゆる体調不良によって、志望していた高校に落ちてしまい、さいのたま女子高校に入学することになったマジメこと一奏。辛い3年間が始まると落ち込んでいたマジメだったが、入学式のクラス分けが貼られた掲示板に、ずっと憧れていた鷺宮しおりの名前を見つけ、奇跡が起きたと喜ぶ。しかし、そんな喜びも束の間、中学では一度として崩れなかったロボの表情が、バカによっていとも簡単に崩されてしまったのを見て、衝撃を受けるマジメ。マジメはどうにかロボとお近づきになろうと、バカの観察を始めるのだが……。

第5話 りりぃ
バカたちのクラスに転入生がやってきた。転入生の名前は染谷リリィ。さらさらのロングヘア、ぱっちりとした大きな瞳、瑞々しくぷるんとした唇、扇情的な隆起を描く豊かな胸、きゅっとした細い腰に、すらりとした長い足、そして透き通るような白い肌という、リリィの完璧な美少女ぶりを見て、ヲタは思わず格差社会かと叫んでしまう。リリィはにっこりと微笑んで、自己紹介をするのだが、その内容が好き嫌いのくだりに入ったとき、その可憐な容姿からは想像もつかない斜め上の言葉が次々と飛び出していき……。

6. まじょ
ファミレスで、いつものようにバカのすごい話を聞いていたヲタとロボ。そんな三人に久条琥珀という見知らぬ少女が話しかけてくる。琥珀の話によると、双子の姉である翡翠が、バカたちと同じさいのたま女子高校に通っているのだが、とある事情で数えるほどしか学校に行っていないらしい。このままでは出席日数が足りずに、退学処分になってしまうかもしれない。翡翠にどうにか学校に通ってもらうため、バカたちに翡翠と友達になって欲しいという。話を聞いたバカたちは、快く友達になることを引き受けるのだが……。

7. やまい
屋上の給水タンクの上に座って、人間はもっとプライドを持たなければならないとつぶやくヤマイ。そんなヤマイに話があるから降りてこいと言うワセダだったが、ヤマイはワセダの言葉には屈しないと返す。しかし、ワセダが内緒で饅頭を一つやろうと言うと、あっさりと降りていき、いつものごとく進路指導室へと連れて行かれる。ワセダはヤマイの包帯がいつもに増して多いことを心配していて、いったい何があったんだと問いかけるが、ヤマイは大したことじゃないから案じるなと反論し……。

第8話 みずぎかい
ある夏の昼下がり、ファミレスに集まっていたバカ、ヲタ、ロボの三人。するとバカが、もしかして人生で一度きりの16歳の夏休みを無駄に過ごしている自分たちは、ものすごい贅沢をしているのではないかと話し始め、さらに女子高生が水着で武装すれば無敵じゃないかと語る。このあたりに海はないと返すヲタに、電車に乗ればすぐ海に行けるし、なんだったら海外でもと言うバカ。すかさずそんな金はないとヲタに一刀両断されるバカだったが、都合良く福引きで特賞が当たるなんてこともあるかもしれないと言い、三人は量販店に向かう。

第9話 おしゃれ
ある日、スーパーで買い物を終えたロリは、帰り道で同級生をいじめている小学生たちを見かける。彼らにいじめをやめるように注意をするロリだったが、小学生たちは言うことを聞くようなそぶりもなく、ロリに対してどこの小学校に通っているんだと凄む始末。小学生に間違われたことに憤慨し、自分が高校生であると主張するロリ。しかし、小学生たちはロリの言うことをまるで信じようとしない。高校生ならもっと胸が大きいはずだと言われたロリはショックのあまり、買い物袋を落としてしまい……。

第10話 ろぼ
廊下の掲示板に張り出された2年生に進級したときのコース分け。事前に文系か理系かを選択し、そこには選んだほうが記載されているはずにも関わらず、バカのところには未定と書かれていた。まだ進路希望の紙を提出してなかったのかと聞くヲタに対して、ちゃんと出したはずと答えるバカだったが、そこにワセダが現れ、お前は進路希望を意味を理解していないと、バカを進路指導室へと連れていく。進路指導室から教室に戻り、貴重な休み時間が減ったと喚くバカに呆れるヲタ。そしてふとしたことからバカとヲタの喧嘩が始まってしまい……。

第11話 ゆめ
年末が近づいたある日、机に向かって漫画を描いていたヲタだったが、中々アイディアが浮かばずスランプに陥ってしまう。気分転換をするために、低所得Pの楽曲を聞き始めたヲタは、こんなに素敵な曲をどうやって作っているのか、作っている人はどんな人なのだろうと恋にも似た思いを馳せる。どうにかしてこの熱い思いを届ける方法はないかと考えているうちに、ヲタはかつて歌ってみたをやるために、機材一式を買い揃えていたことを思い出す。一度は難しくて挫折してしまった歌ってみただったが、低所得Pに気持ちを伝えるため、ヲタは再び歌い始める。

第12話 なかま
年明け早々にワセダから、今度の期末で相当頑張らないと留年してしまうことを宣告されたバカ。どうやら1教科でも赤点を取ったら本当に留年してしまうらしい。落ち込むこともなく笑いながら、ワセダから留年するかもしれないと言われたことをヲタやロボに話すバカに対して、ヲタは一つも笑えないと返す。さらにマジョからも占いの結果が良くないことを示していたと言われるが、どこ吹く風のバカ。どうやら以前からとっておきの勉強法を実践しているから、何の心配もないと言うのだが……。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 16
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

おバカすぎる女子高生の日常アニメ

とある女子高の個性的すぎる女の子たちのおバカすぎる日常のお話。
毎話のタイトルが、その話のメインキャラのあだ名が特徴になることが多いみたい。
いつのまにか、今期アニメで一番楽しみなのはこれになってました。
最初は面白そうなアニメだなあ、と見始めましたが、最終話まで見て、これはなかなかの良作だと思いました。
OPは妙に耳に残る良曲でしたし、EDもいい曲で良かったです。
ホント2期やってくれないかな。。またバカたちのおバカな日常が見たいです。
最終話まで見てから、あらためて1話を観てみました。冒頭のヲタのアルバムを見るシーンや、バカ、ヲタ、ロボが入学の日に再開するシーンに思わずじわっときました。その後の話も最初観た時よりも面白く見れました。これ、意外と2周目の方が楽しめるかもしれないですよ!
以下、各話のレビューです。

1話「すごい」。{netabare}田中(バカ)メインの話。
すごい女子高生ってなに(-_-;)家族が裸族とか田中アホすぎw
「それでも町は廻っている」の歩鳥を数倍アホにした感じ?
まさに「バカ」って感じ。でもこういうキャラ好きだなあ(*^_^*)
他の登場人物もみんな一癖あって面白い。もちろんワセダもね。{/netabare}
2話「まんが」。{netabare} 今回は菊池(オタ)メインの話かな。
パセリ丼ってどんなん(-_-;)パセリ嫌いにはありえんわ。。
鷺宮(ロボ)の漫画評ズレてる分だけえげつない。。ヒザ曲がらないとか(-_-;)
くすっと笑えるネタはいくつかあったけど、1話に比べてちょっと落ち着いたかな。
一番笑ったのは、山本(ヤマイ)とワセダの絡みかなあ。ヤマイ回が楽しみになりました♡{/netabare}
3話「わすれもの」。{netabare} 今回は百井(ロリ)の話かな。
バカは相変わらず、すごいを連発。心臓を守るために胸毛必要って(-_-;)
ロボは相変わらずマイペース。この2人を足して割れば良くなる・・わけないか(・_・;)
ロリ今でもサンタさん来ると思ってるんだね(*^_^*)かわいいなロリ。
はじめてのおつかいみたい。。気持ちも行動も見た目も小学生なんだね。
でも買い物でお金が足りなくてお肉よりもお菓子を選ぶとか、小学生というか幼児レベルだよ。。
バカ、床に寝て張り付いて離れないとかバカというか幼児レベルでしょ(-_-;)
バカって相手かまわず誰にでもバカみたいに接するんだね。お前も幼児か!と言いたい。。
今回はロリ回に合わせたのか、幼児っぽいギャグが多かったかも。。{/netabare}
4話「まじめ」。{netabare}今回は一(マジメ)の話だね。というかタイトルまんまだし。
バカ、いつも同じようなすごい会話してんのね。これ毎話冒頭のテンプレなのかな。
ロボに対して密かに憧れてるマジメ。何か勘違いしてるような。。
バカはポッキー口で大量に咥えたり、友達のジュースに細工するとかやってることが子供すぎ。
ロボと仲良くなりたくて、バカ観察ノートをつけてるマジメ。
でもバカが文字を見ると眠くなってノート読まれなくて良かったね。
ハゲカツラかぶって登校する女子高生いたら面白い超えて変人だわwでも笑った(^O^)
あと学校に培養してる菌が入ったシャーレを持ち込んでるロボはやっぱり変人だと思った。。{/netabare}
5話「りりぃ」。{netabare}今回のすごい話なんだろと思ってたら・・バカらしいなー(-_-)ロボは無駄に知識すごいし。
今回は・・ん?転校生の話なの?変化球きたな。女の子とオスって露骨すぎ(-_-)
そんなリリィにお菓子食べながらだいぶ変わってる奴だなと面と言えるバカもだいぶ変わってると思うよ(^O^)
リリィはバカが苦手なんだね。でワセダに訴えて席替えしてもらうリリィ。
リリィのキャラってヤな感じだけど、バカたちにいじられ役になると面白くなるかも。
何か今回はメイン話よりも、ロボがさりげなく実験やハンダ付やってたり、ヤマイが木に登ってたりしたとこはくすっと笑えたかな。ED後のヤマイとワセダの面談もね♪{/netabare}
6話「まじょ」。{netabare}3年ものの食パンって中学の頃から保存してたのかよwキモすぎでしょ(-_-)
あれ?また新キャラ?今回はどうやら翡翠(マジョ)の話。不登校の子なのかな?
というか、ホルマリンの瓶が並んでる部屋って(+_+)
バカの誰でも平気に会話できるとこはいいとこだね。おかげでマジョはバカたちと友達になれて。
わかってくれる人だけ大事にすればいい・・ロボいいこと言うね。
恋愛映画を観るマジョ姉妹とロリ。三者三様の感想が面白い(^O^)
ヤマイって高いとこが好きなんだね。木とか下駄箱の上とかw
マジョがロリをほのぼの映画に誘うけど・・(゜o゜){/netabare}
7話「やまい」。{netabare}オタの挙動からパンツの話を思いつくバカってすごいな。
今回は私待望のヤマイの話。まずは安定のワセダとの絡みから。
まんじゅう1つで陥落するヤマイの信念。。肌弱いのに包帯巻いてあせも誘発ってバカだ(-_-)
ダイオウグソクムシ娘のぬいぐるみ・・キモかわいいから意外と人気でるかも。私はいらないけど。
マジョ妹の部屋も真実の口のレプリカ飾ってるとかなかなか。ガスマスク持ってるマジョには負けるけど。
カラコンすると充血はあるあるだよね。目には良くないけど。
マジョのガスマスクをメ○カリで入手して学校に持ってきてかぶるヤマイ。
マジョからガスマスクの由来を聞いて引くヤマイ。マジョの話はヤマイと違ってガチ話だからね。
とここまではいつもの感じだったけど・・!
ははは(^○^)なにこのヤマイ鹿とバカコアラ!おかしすぎる。。お茶飲んでたら絶対噴きだしてたわ!
しかも首が抜けなくなってそのまま2人で学校に行くとか、ワセダが一緒に記念撮影するとかもうね。。
バカの一本締めとか、さいのたま校歌とかも面白かった。{/netabare}
8話「みずぎかい」。{netabare} ヲタ意外とスタイル良くてびっくり。
今回はサービス回なのかな?というかずいぶんストレートなタイトルだな(-_-)
ロリが忘れたスマホを取りに夜の学校に行くけど、なぜかみんな学校にいるしw
あれ?屋上のプールあんなに汚かったのに綺麗になってるし。バカたちが掃除したの?
で急に雨が降って濡れるみんな。あーここでマジメの濡れるのが好きネタが来るとはうまいなあ。
なんで学校に水着が置いてるのか知らないけど、水着に着替えるみんな。
マジメもスタイルいいんだね。バカが胸大きかったのは意外だった。
ヤマイは相変わらず高いとこが好きなんだね。
翌日、バカがまたプールに行ってみると・・ってえーーっ!そういうオチ!?だから話が出来すぎてたのか。
結局ヲタ以外のスタイルはバカの妄想だったってことね(-_-;){/netabare}
9話「おしゃれ」。{netabare}んー。今回もある意味サービス回なのかな?
ロリのまゆげボーンは笑った。なぜそうなる(-_-)しかも鉛筆で書いてるとか。。
着せ替えロリ人形可愛いかった(*^_^*)
なるほど。百合=Lilyなんだ。今頃気づいた。。
今回はあまり笑えるところが少なかったけど、かわいい子とか百合好きの人は面白かったのかな。{/netabare}
10話「ろぼ」。{netabare} なんでロボくち動かしてんの?動画ミス?と思ったらガタンゴトンて(-.-)
今回はロボの話。そういえばまだやってなかったんだね。
ぷちぷちとか鉛筆けずりとか糸通しとかで、はあっ♡となるバカ。バカらしくない声色出して笑った。
そんなバカたちをうまくとりなすロボってすごい。
そんなロボがバカとヲタと一緒の高校を選ぶくだりはちょっとじわっときた。
ヲタが大好きな低所得Pってワセダだったんだね。それヲタが知ったらどうなるんだろ。{/netabare}
11話「ゆめ」。{netabare}ワセダの話から始まったけど、今回のメインなのかな?
ヲタが憧れてやまない低所得P。ボカロPの即売会に出店したワセダ。そこにヲタが逢いに向かって。。
今日のヲタかわいいな。そして変装?したワセダに自分の想いを打ち明けるヲタ。
そして、ワセダもヲタを追いかけて、自分が低所得Pだと打ち明ける。。ショックを受けるヲタ。
でも・・あらためて自分が低所得Pが好きで憧れてる気持ちを再確認して自分も漫画家を目指そうとするヲタ。
なんだろう。。美容院のおじさんとか、即売会のぴーなっつおじさんの難解例えとか笑える要素はあったけど、今回の話はじわっときてちょっとうるっときてしまいました。。{/netabare}
12話「なかま」。{netabare}あれ?今回はすごいアバンないの?
タイトルからして、今回が最終話なのかな・・・ちょっと寂しいな。
こたつでみかん食べながらのゆるーい会話いいね。
バカがワセダに次の試験で赤点とると留年だと告げられて(゜o゜)
ヲタやマジメが勉強を教えてあげることになるけど、バカのマジボケがバカらしくて笑った。
勉強が嫌になって学校をサボってなぜか養豚場でバイトしてるバカ。でもなぜ養豚場?
ブタがそれぞれ各キャラの声でブヒブヒ鳴いてるし。
その中でヲタとロボとのイイ話が展開するけどブタの声がうるさくてイイ話がぶち壊しw
そして年度が変わり、2年になったみんな。またワセダが担任なんだ。あれ?でも・・
バカがロボだと思って話しかけてる人はよく見ると良く似た別人だし、ヤマイは異世界だと騒ぐし(-_-;)
ワセダがおじいちゃん先生になってたとこは笑った。。でもあの席よく空いてたな。
と思ったらロッカーからピンク髪の子が出てくるし(゜o゜)
謎の新キャラ?こ、これは2期の伏線・・・じゃないよね(・_・;)
ラストはいつものバカのすごい話で締めくくり。。あーもうこれで終わりなんだよねー・・・{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 37
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

「キャラを丁寧に描き、シナジー効果で威力を倍増」→日常系コメディの鉄則を体現した優秀作

【レビューNo.24】(初回登録:2023/1/28)
コミック原作の2019年作品。全12話。
「【レビューNo.4】『4人はそれぞれウソをつく』」のレビューで本作に触れたので、ちゃんと
レビューしておこうと。

(ストーリー)
バカ・ヲタ・ロボ(あだ名)は幼馴染であったが、いつの間にか疎遠になっていた。
そんな3人は女子高で再会を果たす。しかしここには他にも個性あふれる面子がそろっていて・・・
再びつるむことになった3人を中心に、いろいろと残念な女子高生たちが「無駄づかい」の日々を
過ごしていく。

(評 価)
・「日常系コメディは『キャラが命』」をしっかり理解している
 日常系コメディでは際立った設定や仕掛けがないため、彼女たちの会話劇が作品の中心となります。
 だからこそ登場人物たちがしっかり「キャラ立ち」しているかが、作品の「生命線」となります。
 この作品は本当にそこを理解しているなっと。主要キャラ3人は
  ・バカ:説明不要
  ・ヲタ:{netabare}漫画家志望でBLが大好きなヲタク{/netabare}
  ・ロボ:{netabare}いつも無表情で感情表現が乏しい{/netabare}
 この「あだ名」が秀逸な仕掛けで、このあだ名だけでそれぞれがどんなキャラなのかが大体わかる
 ようになっています。サブキャラも
  {netabare}・ロリ、ヤマイ(厨ニ病)、マジメ、マジョ、りりィ(本名だが百合女子を暗示){/netabare}
 とバラエティ豊かにしっかりとキャラ付けされています。
 皆かわいい(除くバカ?)のに「残念女子」です。でも「残念さ」の『さじ加減』がまた絶妙です。
 個性を強調するあまり過剰な設定をする作品も多いですが、この作品は全体調和を考慮し程よくバラ
 ンスが取れています。バカが暴走して多少はみ出すところもありますが、ヲタやロボがきちんとフォ
 ローするので作品としてしっかり収まるよう構成されています。

・10×10=100 シナジー効果で威力倍増
 ストーリーとしては、序盤は主要キャラ3人が各サブキャラと絡み、サブキャラを視聴者に印象付け
 ながら各々の魅力を引き出していきます。その過程が丁寧で好感が持てます。キャラが増えていくと
 「主要キャラ×サブキャラ×サブキャラ」「サブキャラ×サブキャラ」
 との掛け合いになっていきますが、誰かの個性のボケに対し誰かの個性できちんと受け止め、投げっ
 ぱなしで終わらせない。ギャグ展開の基本ですが、これができていない作品が意外と多いです。
 (特に受けが雑な作品が多い)
 だからそこにシナジー効果が生まれ、「このキャラとこのキャラでこういう面白さに発展するのか」
 というエピソード展開が可能となります。「10+10=20」でなく「10×10=100」となる仕掛けです。
 それも序盤で視聴者にキャラに対する愛着がわくよう、丁寧にキャラを印象付けているからです。
 「キャラを大事に扱いそして育てていく」基本的なことですが、それをしっかり実行しています。
 あと生徒間だけでなく、担任(ワセダ)等の個性ある教員も登場して、エピソードに幅が出るような
 工夫がなされています。

・意外な終盤展開
 本作は彼女たちの「無駄づかい」の日々を描いていきます。4コマ漫画原作らしい小気味いいテンポ
 で日常コメディが展開されていきますが、
 {netabare}
 11話で「ワセダ×ヲタ」でヲタの成長物語を、最終話で「バカ×ヲタ・ロボ」の友情物語が描かれて
 います。最終話でのヲタのセリフ
 {netabare} 
 「あいつ(バカ)とつるんでいるのは、もしかしたら自分より下がいるっていう安心感を得たいから
  なんじゃないかって」→そして彼女は何を思うのか・・・{/netabare}{/netabare}

 これらもこれまでの日常系コメディからの積み重ねがあればこそ活きる展開です。
 でも最後はこの作品らしい締めで、きちんとコメディ作品として終わらせてくれます。

「【レビューNo.22】『月刊少女野崎くん』」でもレビューしたように
 ・王道パターンを丁寧かつ全力でやる。
 ・サブキャラも丁寧かつ魅力的に描き、キャラを育てていく。
 ・それをテンポや演出等で効果的にアニメとして面白く魅せる。
本作品もその基本を忠実に守り、しっかりとした面白さがある作品に仕上がっています。
特にこの作品はキャラが育ってきてこそ、その本領を発揮します。
だから序盤はバカのイラっとくる言動やスポットの当たるキャラの好き嫌いにより、イマイチという
感想を持つかもしれませんが、5話ぐらいまで温かい目で見守ってやってください。中盤以降期待に
応えてくれると思います。

OPは歌詞も曲もイミフな魔訶不思議な感じで、それに中毒性を感じる人も多いようですね。
EDはキャラソンで「青春のリバーブ」→「残響」という意味らしいのですがさてさて・・・

(追 伸)
この作品を観ていただければ「【レビューNo.4】『4人はそれぞれウソをつく』」のレビューで少し
辛口めいた感じだった理由が分かると思います。あの作品はあの作品なりの良さはあるんですが。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 12

72.7 3 ツッコミで幼馴染なアニメランキング3位
俺を好きなのはお前だけかよ(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (479)
1921人が棚に入れました
ここで質問。もしも、気になる子からデートに誘われたらどうする? しかもお相手は一人じゃなく、クール系美人・コスモス先輩と可愛い系幼なじみ・ひまわりの二大美少女!! もちろん、意気揚々と待ち合わせに向かうよね。そしてそこで告げれれた「想い」とは――……「俺じゃないヤツが好き」っていう「恋愛相談」だった。ハハハ。……やめだ! やめやめ! 「鈍感系無害キャラ」から、つい本来の俺に戻ってしまった。でも、俺はここでへこたれない。恋愛相談に乗れば、俺を好きになってくれるかもしれないからな! そんな俺の悲しい孤軍奮闘っぷりを、傍で見つめる少女がいた。三つ編みメガネの陰気な少女・パンジーこと三色院菫子。俺はコイツが嫌いです。なのに……俺を好きなのはお前だけかよ!! 自分がモブだと気づけなかった主人公と個性的な華々しい女の子たちのちょっと刺激的な学園青春(?)コメディー、ここに始まる!?

声優・キャラクター
山下大輝、戸松遥、白石晴香、三澤紗千香、内田雄馬、三上枝織、東山奈央、斉藤朱夏
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

惰性で最後見たけど、別に悪くない

確かに3話で区切って終わらせても良いくらいではあった。
{netabare}兎に角、地区大会決勝が特異点になってるのは草。東口と西口でエースが負けて隠れて泣く様を見て惚れるひまわりとコスモス。そんで主人公にエースの太陽とくっつけてくれるようそれぞれ頼む。肝心なところであり得ないくらい緊張するし、安易に主人公に抱き着いたり、二人きりでデートしたり。ワンチャンスあるかもと主人公に期待させておいて地の底に突き落とす。
そんな主人公を好きなのがパンジー。僕もあんな娘が好きだけどね。主人公いい子ぶってるのは少々ムカつく。
そして、エースはパンジーが好きでこれまた主人公に手伝ってほしいと頼む。これまた、地区大会だし、例の白いベンチ登場。地区大会決勝で励まされたのが好きになった理由らしいけど、後で実はパンジーではないと明かされる。
断るとエースはひまわりとコスモスのあからさまな好意を利用して主人公に関することをあることないこと言う。好きな男の言うことしか彼女は信じないものだから、主人公は孤立していじめられる。
いじめかたが少しおしゃれ。机にゴルフコースできてたらむしろ嬉しいかもしれない。
パンジーだけは味方でエースのクズさを明らかにしつつ、主人公が下衆な面もあるけど、エースを親友と信じて串カツを大量に買って待つ良い男でそれが好きになった理由と語る。
{/netabare}
とりあえずスカッとした。ずっと主人公が可哀想で感情移入してもやもやしていた。普通のラブコメじゃないぞ。面白いぞ。

ニックネームが洒落ているところは好き。みんな花の名前とかだもんな。こんなあだ名で呼ばれたい。

残りは惰性で見てたけど、別に嫌いではない。通常ハーレムになってしまって残念な人多そうだ。
ただあんな仕打ちをしておいて、どの面さげて好きと言えるのかその心境は謎。
ホースは蛇足だったかも。とりあえず最後どうなるかに期待。


OP
パパパ 斉藤朱夏
ED
ハナコトバ ヒロイン、パンジー(戸松遥)・ひまわり(白石晴香)・コスモス(三澤紗千香)
斉藤朱夏のソロ活動を応援していきたい。


ここで質問。もしも、気になる子からデートに誘われたらどうする?しかもお相手は一人じゃなく、クール系美人・コスモス先輩と可愛い系幼なじみ・ひまわりの二大美少女!!もちろん、意気揚々と待ち合わせに向かうよね。そしてそこで告げられた『想い』とは---……「俺じゃないヤツが好き」っていう『恋愛相談』だった。ハハハ。……やめだ!やめやめ!『鈍感系無害キャラ』から、つい本来の俺に戻ってしまった。でも、俺はここでへこたれない。恋愛相談に乗れば、俺を好きになってくれるかもしれないからな!そんな俺の悲しい孤軍奮闘っぷりを、傍で見つめる少女がいた。三つ編みメガネの陰気な少女・パンジーこと三色院董子。俺はコイツが嫌いです。なのに……俺を好きなのはお前だけかよ!!

1. 第1話 僕ってほんと、どこにでもいる平凡な高校生なんだ
元気いっぱい笑顔がまぶしい幼馴染・ひまわりと、オトナっぽくて才色兼備な生徒会長・コスモス。そんな二大美少女からデートに誘われた超ラッキーな男子。……はい! それが僕、ジョーロこと如月雨露です! どこにでもいる平凡な高校生に、こんな素敵な幸運が訪れるなんて! よぉ~し、二人と素敵な時を……って、なんで僕、二人から恋愛相談されてるの!? ああ、僕の美少女ハーレムラブコメ計画がもろくも崩れ去っていく。ク、ククク……いいぜ! なら別の手段をとるだけだ! さぁ、準備はいいか? ここからは、平凡なラブコメの時間は終わりだ。

2. 第2話 俺に襲い掛かる負のスパイラル
まさかの『ダブル告白』によって、夢の高校生活が茨の道へと早変わりしてしまった……。あ、どうも。『俺』ことジョーロです。しかーし! そんなことでハーレム高校生活を諦める俺じゃねえ。ひまわりとコスモスの二大美少女の恋の手助けをしながら、おこぼれをもらう作戦を決行中よ。……にしても、目の前にいるこの毒舌ストーカー女はいったいなんなの? いやがらせひどくない? 名前もパンジーとかいうわりに可愛らしさゼロ。挙句の果てには、なぜか俺の大親友・サンちゃんからは、『パンジーとの恋を手伝ってくれ』とお願いされ……!

3. 第3話 俺はお前と会っていた
終わった、完全に終わったよ。誤解が誤解を呼んで、ひまわり&コスモスに愛想を尽かされちまった。それだけじゃねえ。パンジーの呼び出しで向かった図書室で、絶対に嫌われたくなかった親友・サンちゃんからも絶縁状を叩きつけられちまったんだ……。おまけで、俺の愚かで浅はかな『悪行』のウワサは瞬く間に広まっちまって、正真正銘、俺は何もかも失ってしまった。ハハハ……。けど、これでいいのかもな。俺みたいなクズには分相応の状況だよ。って、ちょっと待てよ、パンジー。……嘘だろ? 『そいつ』が俺を欺き、全てを裏で操ってた黒幕だったのか?

4. 第4話 俺がガンバった結果
『黒幕』の正体が発覚し、学校中を駆け巡った『俺の悪行』の誤解は解けて平和な日常を取り戻した。けど、まだ取り戻せてないものがある! それは、俺にとって大切な、サンちゃん、ひまわり、コスモスとの絆。そう、仲直りがしたい! 俺はみんなと仲直りがしたいんだ! でもどうしてもその方法が……あん? 何だよ、パンジー? いつもはムカつく毒舌ばっか行ってくる癖に、こういう時だけ優しい言葉で背中を押しやがって……。わーったよ。自分の素直な気持ちを正面からぶつけることにするよ。それでいいんだろ、パンジー?

5. 第5話「俺にしては、うまくいきすぎてると思ったんだよ……」
ときめけ青春! きらめけラブコメ! いやぁ~、いけちゃうよぉ~! 美少女達とキャッキャウフフだよぉ~! 今度こそ、素敵極まりないラブコメを……ってなんじゃこりゃぁぁぁぁ! ちょっと新聞部のあすなろさん! 俺が、ひまわり、コスモス、パンジーに三股をかけている『女の敵』ですって!? 違うよ! それは将来的な話で……え? その疑惑の真偽を確かめるために、百花祭まで俺に密着取材をすると? よーし! やってやろうじゃねぇか! 疑惑払しょくのために、徹底的にラブコメイベントを避けてやるよ! ……ぢぐじょう……。

6. 第6話「俺は、言う時は言う」
俺は不都合主義に愛されてる! ちょっとした手違いで、まだ真偽不明だった『ジョーロ君三股記事』が学校中に配布されちゃいました! そんな絶望的な状況の俺を助けてくれたのは、なんと記事制作者である新聞部のあすなろ。あいつのおかげで、どうにか状況を鎮静化することができた……のだが、これ以上誤解を重ねないために、俺はコスモス達三人と距離をおくことになっちまったんだ……。おかげで、百花祭でやるダンス練習もままならない毎日。そして迎えた百花祭当日、波乱につぐ波乱ってのはまさにこのことで……!はぁぁぁ!?

7. 第7話「俺は意外な一面を知る」
遂に来たぜ、この時が! 花舞展をやり遂げた俺達に訪れた束の間の休日。行く場所なんて一つしかねぇ! そう、プールだ! いつもはKYなパンジーも、今回ばかしはしっかりと空気を読んだしな! 煌めく肢体! 物理法則を無視した素敵な水着! 勝った奴が俺を煮るなり焼くなり好きにできる勝負! ……ねぇ、最後のおかしくない? どうして、平和に過ごさせてくれないの? ま、いっかぁ! だって、女の子達が俺のために色々とやってくれるんだもん! つうわけで、素敵極まりない水着回の始まりだぜ! もちろん、ボロリもあるよ!

8. 第8話「俺の悲劇は気づくと始まってる」
「これから、誠心誠意尽くさせてもらうよ」。突如現れた転校生が俺にそう宣言した! いやぁ~、遂にこんな俺にも優しい女の子が……って、んなわけあるかぁ! 知ってんだよ! どうせロクでもない企みがあるがあるんだろ! クケケケ! そう簡単に俺を利用できると思うな! 貴様の本性を暴き、完膚なきまでに潰してくれるわ! ……ん? なんだよ、パンジー? 俺と共通の話題が欲しいから、自分の大好きな本を読んでほしいだぁ? ……へいへい、分かったよ。んじゃ、家でゆっくりと……はて? なぜ、俺は借りた本を僅か一日でなくすんだ?

9. 第9話「俺なりに考えた結果」
パンジーの本を買い戻すため、ツバキの店でアルバイトを始めた俺! なれない仕事に苦戦したが、この調子ならどうにか……あ、あぁぁぁぁ!! とんでもない大失敗をやらかしちまった! しかも、俺がひた隠しにしてた秘密をパンジーに暴かれて、大喧嘩までしちまったよ……。く、くぅぅぅ! こうなったら、せめてパンジーの本だけは買い戻して……って、俺が買う直前で売り切れだぁ!? 誰だ、そんな空気を読めないことをしやがったのは!なんで俺は肝心なところでいつも失敗するんだ! ……ん? あの天然系ビッチは帰り道で一体何を?

10. 第10話「俺だってたまには活躍する」
さて、このアホはなんだろう? 突如として、俺を理科準備室に引き連れていった女は、野球部のマネージャー、蒲田公英……通称『たんぽぽ』。ややこしい花のあだ名を持つ女なんだから、可愛い女の子だと思うだろう? 確かにその通りだ。たんぽぽは可愛い。……だが、だがしかしだ! いかんせん、アホすぎる! こんなアホとかかわるのは時間の無駄だし、とっとと教室に……うっげぇ! な、なんで……なんで理科準備室に……ヤツが現れてるんだよぉぉぉぉぉ!!

11. 第11話「俺はいらないかもしれない」
大ピンチだ! 利用者が少なすぎるからって図書室が閉鎖されることが決まっちまったよ! コスモスがどうにかしてくれようとしたみたいだが、そいつも失敗。……だが、利用者を増やせれば閉鎖は免れるらしい! よっしゃぁ! こうなったら、俺が……すっげぇ都合のいい頼れる味方に手伝ってもらって、閉鎖を阻止してやろうじゃねぇか! つうわけで、頼むぜ葉月! かつて図書室の閉鎖を阻止した実力を俺達のために全力で振るって……おい、どうしたんだよ、パンジー? なんで、葉月を見てそんなに怯えてるんだ?

12. 第12話「俺が好きなのは……」
やるしかねぇ……。ホースによる『善意の呪い』からパンジーを解放するために、俺がパンジーに告白をしてやるよ! 俺達が恋人同士になっちまえば……は? どういうことだよ、パンジー? もう、恋人になる約束をしている人がいる? しかも、その相手は……サンちゃんだって! だから、俺はもう必要ない、図書室にしばらく来なくていいって。……分かったよ、俺は用済みってことか。コスモス、ひまわり、あすなろ、悪いが後は任せた。俺じゃホースに勝つことはできねぇ……、そんな俺はいたって無駄だよな……。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 12
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

観終わった

2話までの感想{netabare}
あれ?面白い?
八方美人を演じてたら窮地に陥ったって話…になるのかな?
今後、他人(主人公)を利用するだけ利用して、自分に都合が悪くなると責任を他人(主人公)に押し付ける連中を見返す展開になるのなら結構良いかも?

とりあえず2話での主人公の言い訳は、「オレもサンにパンジーは不釣合いだと思ってたんだ」「『パンジーなんかよりお前の方が良い』と振り向かせられると思った」じゃダメだったんかなー?
と思うが、あくまで俯瞰で見てるから言えることで当事者だと一杯一杯で難しいか。
まぁそれ言ったらラブコメが成立しなくなっちゃうけどね。
ぶっちゃけ「他の女より私の方が良いと分からせてやる・振り向かせてみせる」ってガッツの無いヤツが踏み台に利用した主人公に責任追及するのは身勝手だなぁとは思わなくもない。
他人を責められるほどお前はそんなに偉いのか?と。
ってことで復讐(カタルシス)に対する溜め(フラストレーション)パートだと思ってるんだけど、そうじゃなかったら単なる胸糞なワケで…いやぁどうなるんだろう?という意味では結構次回が楽しみな作品。
とはいえまだ2話なので、これから更に絡み合う話になってくのだとしたら…胸焼け起こすかもw{/netabare}

3話感想{netabare}
良い最終回だった。
2話で懸念してた「これ以上人間関係こじれるようだとさすがに胸焼け起こしそう」も杞憂に終わり、スキっと解決してホントに良い最終回だった。
但しあくまで問題が長引かなかったのが良かっただけで、その内容自体は「?」。
パンジーが実は巨乳の美人で…そこは「おいおい」と呆れ気味だけどまだいい。
巨乳は良くて貧乳はダメってのもよくワカランところではあるけど、問題は「そこまで嫌う?」のがイマイチ共感できない。
そうだなぁ、パンジーは折角ストーカーってことなので、もっと重篤で「期待に背く行動をしたらミザリーされかねない(こんなの私の好きなジョウロじゃない!、と殺されそう)」みたいな、なんか「この人と付き合うのは身の危険を感じる」という所を見せてくれないとあそこまで性格を嫌う理由が分からない。
または虚言癖で「レイプされました妊娠しました責任とってください」なんて言い出しそう、ってことなら関わらないようにする・図書館に行くのを避けるのも納得なんだけど、そうでもない。
これだったら“変態だけど可愛ければ~”のキャラの方がよっぽど付き合いたくないw
ってかそこまで嫌うならそれこそ2話でサンから相談受けた時「アイツだけは止めとけ」と言うでしょー、親友を第一に考えてることの説得力にも関わらない?
なんかトラウマでもあって「他の人は平気かも知れないがオレはどうしてもこういう性格はダメなんだ」って話でも今後あるのかなぁ?

と、自分の2話までの感想を読み返してみて気付いた。
この作品のキャラ達は「心変わりを許容する・期待する」価値観なのかそうじゃないのかがよく分からない。
恐らく物語の最後は「パンジーいいよな」になると思うので、作者は許容する精神でありながらキャラにはそれが無い前提で話を作ってる?{/netabare}

6話までの感想{netabare}
うん、まぁ…こんなだよね。
ジョーロが3話までに迷惑かけられた連中を許したことについては、下心があるんだしまぁって感じ。
そうはいっても…新聞部の言うことを一方的に信じるって、そんなことあるんかいな?
いやあるんだけど…新聞部の言ったことだから間違い無いだろうと思考が止まってるヤツ、そういうヤツが大半であるなら人を陥れ放題だなぁとは思ってて。
ってことで6話は案の定ソレだったってオチで。
そこまではいい、そこまではいいんだ。
ただ…なんでジョーロを良いヤツみたいに演出したがるんだろう。
自分を悪者にして背中を押した?いやいや、普通にガチ怒りしたでいいんじゃね?
記事を無批判に信用させられる新聞部という「権威」を傘に着たというか、その権威に傷がつくというか、場合よっては廃部にまで追い込めそうじゃん、女子ネットワークとはワケが違う。
パンジーに友達作るよう仕向けたのは感謝のお返し?いやいや、体は好みだけど性格が嫌いって話だったじゃん?
今までボッチだったので友達作れば性格変わるかも?と自分好みに仕立て上げようと画策した、でいいじゃん。

なんでそんなにジョーロを良いヤツにしたがるのかちょっと意図が分からない、これは3話の「親友思い」でも引っかかってたことなんだけど。
下心アリアリの下衆野郎だから気にしないで居たのに、良いヤツだとスルーした部分にケチが付くというか…う~ん…。{/netabare}

9話までの感想{netabare}
何やってるんだか分からなくなってきた。
なんかこう、イマイチ考え方に共感どころか理解すらできない。
ジョーロはハーレム目指しておきながら他人(他の女性)が何か下心ある素振り見せたらビッチ呼ばわりなの?
本絡みの一件は、キッズアニメでよくある「一人で抱えないで仲間を頼れ」って前提の元、そうでない行動をした主人公が責められてた…のか?
どうでもいいプライドにしがみついた結果誰かを傷つけたのなら責められても仕方ないけど、誰か傷つけたっけ?
まぁ本絡みに関してはまだ続くのかな?探すのを手伝ってくれた二人はこの後出てくる?{/netabare}

最終回?までの感想{netabare}
ありゃー、参ったね。
最終回の終わり方についてあれこれ下書き書いてたのだけど、そうしてる間に同期放送作品の“星合の空”の最終回が放送されて、そっちのがもっとアレだったらしい。
そっちの作品は私は1話で視聴切っちゃってたんだけどね…見続ければ良かった?
ってことでゴチャゴチャ書いてた下書きもどーでもよくなっちゃったw
それにしても今期ちょっとヤバいの多くない?
これまた他の作品の感想で触れたけど「ちゃんと締めてるだけマシなのかも?」という、我ながら基準がもう訳ワカラン。

と、とりあえずこの作品に関して言えば、3話まで見れば良いんじゃないかな?
そこから先は見ても見なくてもいい。
個人的に一番期待してたのは、前半パンジーが余裕ぶっこいてるポジションだったので、それが吠え面かく展開来ないかな~と思ってたのだけど…実際それに近い展開にはなったのだけど、その一方で今度はツバキという余裕ぶっこいてるポジが登場しちゃって。
じゃあ次はツバキが吠え面かく展開を…となるだけで、キャラの役割が変わっただけで構成は一緒なのを繰り返してる様に感じてしまった。
表現が辛辣すぎるかもだけど、引き出しが少なすぎじゃね?と。
主人公の心変わり自体はそれがテーマだろうからいいとしても、他のキャラの心変わりっぷりはなかなかついてくのが難しかった。
でも最後の恋敵を蹴落とすための裏切り投票は「ですよねーw」って感じで笑えた…のだけど、それがよりにもよって「続く」でウラがあるような無いようなで素直に受け止められない。
なんでこんな作りにしちゃったんだろう…それでも“星合の空”に比べればマシなのかなぁ?と思うと…う~ん…。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 15

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「俺は、すべてのすべてのラブコメを過去にする」

この作品の原作は未読ですが、キャラデザがブリキさんと知り視聴を決めた作品です。
それにハルカス、白石晴香さん、三澤紗千香さんに奈央ぼうと、これだけ役者が揃ったら視聴しない道理はありません。
この作品も期待値MAXで視聴に臨みました。


ここで質問。もしも、気になる子からデートに誘われたらどうする?
しかもお相手は一人じゃなく、クール系美人・コスモス先輩と
可愛い系幼なじみ・ひまわりの二大美少女!!
もちろん、意気揚々と待ち合わせ場所に向かうよね。
そしてそこで告げられた「想い」とは…

…「俺じゃないヤツが好き」っていう「恋愛相談」だった。ハハハ。
…やめだ!やめやめ!「鈍感系無害キャラ」から、つい本来の俺に戻ってしまった。
でも、俺はここでへこたれない。恋愛相談に乗れば、俺を好きになってくれるかも
しれないからな!

そんな俺の悲しい孤軍奮闘っぷりを、傍で見つめる少女がいた。
三つ編みメガネの陰気な少女・パンジーこと三色院菫子。
俺はコイツが嫌いです。なのに…
俺をすきなのはお前だけかよ!!
自分がモブだと気づけなかった主人公と個性的な華々しい女の子達の
ちょっと刺激的な学園青春ラブ(?)コメディー、ここに始まる!?


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

この作品…登場する女の子の可愛らしさが半端ありません。
キャラデザがブリキさん、という影響も多分にあるのですが、ちょっとした仕草など細やかな部分も配慮しているのが伝わってきます。

そして何より声優さんの演技が堪らないんです。
今回序盤から色々持って行かれたのはパンジーこと三色院菫子役のハルカスの演技でした。
今まで聞いたことの無い声質…
あの声質で「寂しいわ…」とかジョーロみたいに傍で囁かれたら、卒倒してしまうかもしれません^^;

私は専門家じゃないので詳しいことは分かりませんが、声優さんの完璧な演技って、きっとこういう作品の事を言うんだろうなぁ…とか思ったり。

今、公式HPのトップページを見ながらこのレビューを書いているのですが、物語の中での彼女たちの言動が、頭の中でフラッシュバックの様に蘇ってくるんです。
ジョーロへのアプローチの仕方は人それぞれ…
だけどどのキャラも素直に愛おしく感じれるんです。
パンジーさんには色々持っていかれたので推しキャラとしては頭一つ分抜きん出ていますけれど…

そういえば、先ほどこの作品のwikiをチラ見した時に、面白いことが書いてあるのを見つけました。
「本作はラブコメディ系のライトノベルではあるが、本作はライトノベルでありがちな主人公が複数のヒロインに好意を持たれる(落ちもの・ハーレムもの)という設定は否定的に描かれている。」

「落ちもの」って何かな…と思って調べたら、「ストーリーの導入部分において、平凡な主人公のもとに魅力的な異性が突然現れるところから物語が始まるというもの。」なんだそうです。登場する女の子は次第に増えていき、殆どの出会いはいつも突然だったように記憶していますが、確かに誰も空からは落ちてきてはいませんね。

ついでに「ハーレムもの」についても調べてみました。
主人公である1人の男性(女性)キャラクターに対して多数の異性キャラクターが対置され、多くの場合は大勢の異性が1人の男性(女性)に対して好意を抱く。
また、主人公はハーレムを構成する異性に対して好意を持っていて平等に接することも多い。

…この作品の作風とハーレムものとの違いが分からないです^^;
確かに「ハーレムを構成する異性に対して好意を持っていて平等に接する」という部分では違いがあるかもしれません。
でも疑念が残ります…
この違いがフェイクという路線がどうしても捨てきれません。
というより、捨てちゃいけない気がします。
何故なら、その展開を一番望んでいるからです。

主人公が誰の事も好きにならず、誰も選ばないのだとしたらハーレムの構図は不成立となります。
でもジョーロがこれを選択するでしょうか…そもそもの目的から完全に逸脱してしまいますよ。
個人的にはハーレムものは嫌いじゃないので、その違いへの拘りが理解できないんでしょうね。
これらを差し引いても十分魅力的な作品だと思います。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、斉藤朱夏さんの「パパパ」
エンディングテーマは、パンジー、ひまわり、コスモスによる「ハナコトバ」
エンディングの発売が12/25って遅くありませんか?
エンディングはまだちゃんと聴けていないので評価は止めておきたいと思います。
オープニングのノリは好きでしたよ。

1クール全12話の物語でした。
全体的に面白かったと思います。
後半登場したホースには登場キャラ同様に違和感を感じましたし…
唯一残念なのは幕の引き方でしょうか。
最終回のラストに「あともうちょっと続く」と言うのは、発売日未定のOVAの前振りだったんですよね?
これをOVAにしちゃいますか…というのが率直な感想です。
確かに「TVシリーズの完結編、ジョーロ(モブ)とホース(主人公)の決着を描くOVA」らしいので、気にもなりますし売上枚数もきっと伸びると思います。
でもできるなら気持ちの熱いうちに全13話として描き切って欲しかったのが本音です。
まぁ、後日発表される詳細に期待しましょう。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 22

74.7 4 ツッコミで幼馴染なアニメランキング4位
邪神ちゃんドロップキック(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (456)
1708人が棚に入れました
魔界の悪魔である「邪神ちゃん」は、ある日突然人間界に召喚されてしまう。邪神ちゃんを召喚したのは、ボロアパートで暮らす女子大生「花園ゆりね」。ゆりねは、邪神ちゃんを呼び出したものの魔界に帰す方法がわからない……。仕方なく一緒に暮らし始めた二人だが、邪神ちゃんいわく、「召喚者が死ねば魔界に帰れる」そう。そこで邪神ちゃんがとった行動とは……!?

声優・キャラクター
鈴木愛奈、大森日雅、久保田未夢、小坂井祐莉絵、小見川千明、佐々木李子、飯田里穂、原奈津子、荒浪和沙、寺田御子、山田麻莉奈、山下七海、田中美海、M・A・O、遊佐浩二
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

今観てる

1話感想{netabare}
ドロップアウトかと思ったらむろみさんで、むろみさんかと思ったら違ってた。
なんだっけ、この構図ってなんかあったハズなのに思い出せなくてモヤモヤする。
神だか悪魔だか召喚・使役してコキ使って、召喚された方は常に命を狙ってるんだけど悉く返り討ちに遭うヤツ…“うしおととら”じゃなくてもっとギャグ寄りので。
なんだっけなんだっけ…とアニコレの感想見てみたら同じく思い出せずに困惑されてる方が居て「あ、自分だけじゃないんだ」とひと安心。

内容の方だけど、幸か不幸か馴染みのあるフォーマットなので抵抗は無い。
ここから過去へ話が進むのか、このまんまギャグが続くのか、変なシリアスに傾くのか、1話だけではまだ分からない。
様子見ー。


追記
似た構図の作品、なんだったか必死に思い出そうとしても思い出せない。
ひょっとして「召喚・使役」じゃなくて「封印・使役」だったかも?と記憶を辿る範囲を広げたら西遊記まで行っちゃった…。
まぁ原典を辿ればそれ系ってことなんだろうけど…って思ったら自分が抵抗を感じなかった理由もなんとなく分かったり。{/netabare}

3話までの感想{netabare}
2話で「暑い~」「エアコンが~」言ってたのに予告でクリスマスって出て「ん?」って思って、実際3話見たら季節が冬まですっ飛んでて…あ、これ時系列シャッフルなのかな?
まぁ1話からいきなりキャラが出揃ってる状態からのスタートだったので、「どうやってこいつらが集まったのか」の説明回はあるのかな?とは思ってたので、これでその可能性はちょっとだけ上がった?
無くてもいいけどさ。

それにして、なーんかイマイチだなぁ。
邪神ちゃんは「邪悪だけどアホ」「悪だくみするけど最後は酷い目に遭う」って設定にしては可愛げか無い。
“ドロップアウト”のサターニャは可愛げがあったのに何が違うんだろ?って考えてみたのだけど…声優の力ってのはナシで以下の点かな?

・邪神ちゃんのアホ行動を見てクスクス笑ってる人が居ない、周囲に迷惑かけてるだけ
・計画性が無く直情的、その後どうなるかを考えて無さすぎ(邪悪なことを考えてもそれがどこかマヌケだと笑えるのだが)

この2つだけじゃなくて他にもある気がするが…とりあえず思い付いたのはこんな感じ。
で、1番目に関しては次回婦警さんが出て改善される、のか?
2番目はなぁ…3話を挙げると「しまった、ペコラに見せつけることに夢中になってユリネのカレーまで食べてしまった」って言わせるだけでも全然印象違うと思うのだが。
「後ろがガラ空き」の二連発もちょっといただけない、ってか肉弾戦しか能がない?

なんか文句ばかり書いてしまったけど次の婦警には期待。
ってかそれの扱いによって明暗が分かれそうな…。

追記
あーそっか、↑書いた後に思いついた、「煽てられると調子に乗る」「騙されやすい」ってのも無いんだ、“百錬の覇王”思い返してて気付いた(イヤな例だな)。
いつも問題起こすのは邪神ちゃん発で、これが変化乏しくて3話にしてマンネリ化感じる原因になってるのかも。
発端は邪神ちゃんであっても他の誰かによってエスカレートしちゃうって展開があってもいいんじゃ?
…。
やっぱ婦警なのか?そうなのか?{/netabare}

7話までの感想{netabare}
やまじゅんネタがほんっっっっっと寒くて。
そんなん“キディガーランド(2009年作品)”でやって総スカンだったじゃんって思うと何故今更!?で。
ってか“呂布子ちゃん(2008作品、監督もりやまゆうじ)”でもお寒い反応だったかと…もう10年前じゃねーか。
若い人にはむしろ新鮮に見えるのかねぇ?
もりやまゆうじ自身、今期“七星のスバル”のアクション監修で名前見たけどいかんせん横の繋がりってどうなってるかまでは自分知らん。
「そのネタ止めた方がいいッスよ」って言ってくれる人居なかったのかなぁ。
“音楽少女”に比べるとなんか生っちょろいんだよね。
バゴーンもさることながらABBA(2文字目のBは反転)もそうで。
対立煽りはしたくないのだけど、同期作品の“ちおちゃん~”の監督だったらそこは容赦なくBGM流しただろう、と思うとなんとも物足りない。
といいつつ、もしかしてABBAじゃなくて松任谷由実だったら自分評価違ったかも?と思ったが…いや無いな、タイトルいじってるだけだもの。
ってか↑で期待してた婦警も結局“受け手”で、常にといっていいくらい騒動の発端は邪神ちゃんに頼っててワンパターン。
6話でちょっと頑張った感じだったけど7話でまた戻っちゃった感じ。
パロも寒けりゃ展開もワンパターンってどうすりゃいいんだ。

余談
コミケ当日国際展示場前駅にポスター貼られる作品は糞な法則。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 9

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

邪神ちゃんの召喚エピソードからの開始ではなかった第1話。面白かったです。(最終11話目:「必殺のドロップキック」がまったく必殺でない件について…。)

同タイトルのコミック原作は未読で放送された第1話のみ観ましたが、ファーストインプレッションは「かなりグッド」でした。たぶん完走すると思いますが、特に何も書くことがなければレビューの更新は完走後にでも。

とりあえずOPのナレーションと主題歌の歌詞で、ここをきちんと観て聴くことで邪神ちゃんとゆりねのおおよその関係はわかります。

なぜかすき焼きパーティーで始まる第1話でした。

アニメの公式ホームページを見ると追加キャラはいるみたいですが、第1話Aパートのここでメインキャラクター(花園ゆりね、邪神ちゃん、メデューサ、ミノス、ぺこら)が概ね勢ぞろいといった感じでした。

メデューサやミノスという名前も神話としては比較的ポピュラーなギリシャ神話に由来するものでしょうから、メデューサの目を普通の人が直接見たら石化してしまうんじゃなかろうか、とかミノスはたぶんミノタウロスのように力持ちだろうなというのはなんとなく想像できますね。

ゆりねとぺこらがどんな奴なのかというのはストーリーの中でしかわかりませんが、それでも第1話として必要な要素は伝わってきたと思います。

一見ただの人間っぽい(ただし眼帯とかしててゴスロリ服)なゆりねがこのコミュニティの頂点に立てている明確な理由とか、邪神ちゃんの召喚の経緯についてはもしかしたら今後放送されるエピソードで具体的描写があるかもしれません。

とりあえず、邪神ちゃんの不死・再生能力がストーリーの要にあるのは間違いないです。これのおかげでどんなに容赦のない描写でも、ギャグで済ませてしまえる…(笑)。

わりと視聴者を信じた作りというか、合う合わないはけっこうありそうですね。人を選ぶとは思いますが私はとても面白いと思いました。

作画は良い意味で「漫画的」ですね。これも合う合わないがありそう。

2018/7/17追記:
第2話まで視聴。メデューサのポジションが何となくつかめましたね。あと、邪神ちゃんのポンコツ度合いが第1話以上でした。

余談:「医療用の瞬間接着剤」というものが実用化されています。基本的な成分は家庭用のものと同じです。

2018.7.19追記:
原作を一気読みしてしまいました。なるほど、これは1話登場だった各キャラの原作初出回をあえてやらないのは英断かも?

おそらく追加のキャラについては、原作も面白いからエピソードを拾っていくのではないでしょうか。

2018.8.8追記:
第5話まで視聴終了。原作でも作中でパロディー、オマージュネタが多く、アニメでもそれは引き継がれています。5話だと巨大カマキリ(刃牙)とか。

書泉グランデにおいて作中で作品アニメ化の広告が出ているという、メタな開幕でした。これまでも作中では多くの実在店舗が出てきていますし、作中での神保町や秋葉原の街並みの背景もわりと現実準拠ですね。

3話くらいから定常運転に入ったのか、原作をほぼなぞるエピソードが増えてきましたが、各キャラの初登場に関しては婦警の橘芽依や氷ちゃんなど一部のキャラを除いて、ほとんどのメインキャラでは原作改変するつもりのようです。

ただ、原作での設定維持を念頭に置いた改変のようであまり気にはなりません。しばらく前からペルセポネⅡ世、そして5話ではぽぽろんとぴののキャストがEDでクレジットされていましたが作中ではまだ一度も名前が呼ばれていません。これはこれで、面白い(笑)!

2018.8.15追記:
第6話: 邪神ちゃんのオヤジギャグとか駄洒落にはとても親近感が湧きます。今回だとモハメド・アリとか、私も時々言っていますし。

後は、「遊佐未森」と「焼そばBAGOOOON」が個人的には良かったですね。たぶん面白くない人には何も面白くないとは思いますが。

あと、別に面白くはないけど懐かしかったのは、タイガージェット・シン…。

2018.9.18追記:
第11話: 最終回でした。決まっても致命的でない技は、まったく「必殺」ではありません(笑)。回鍋肉の作画、妙に良かった気がします。そして、ムダ(?)に歌がうまい邪神ちゃん…。

アニメ公式ホームページのキャラクター紹介で、ペルセポネ2世が最終回までついにシルエットのままでした。キャラ紹介文もまったくアニメ本編の状態を反映していないのですが、これはOVA製作か2期目を期待しても良いのでしょうか…?
(あるいはBOX下巻に未放送の12話目が入って、そこで合流なのですかね…?)

人を選ぶ作品だったと思いますが、個人的にはとても楽しめました。ただ、ギャグのネタはいちいち古かったりマイナーだったりするものが多かった気がする…。

¡Hasta la vista! Baby!(じゃあな! ベイビー!)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 49

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

少女と悪魔が繰り広げるちょっと危険な同居生活

この作品の原作は未読です。
あにこれでこの作品の画像を見た時、邪神ちゃんしか映っていなかったので「モンスター娘のいる日常」みたいな作品なのかな…と思っていましたが、立ち位置含めて全然違っていましたね^^;

この作品に引っ張られたのはやはり声優さんでしょうか…
主人公の邪神ちゃん役は、ラブライブ!サンシャイン!!の小原鞠莉を演じた鈴木愛奈さん
邪神ちゃんを召喚した花園ゆりね役は、同じ夏アニメ作品「七星のスバル」の空閑旭姫を演じた大森日雅さん
邪神ちゃんの幼馴染にあたるミノス役は、ソウルイーターのマカ、花咲くいろはのみんちを演じた小見川千明さん
それにM・A・Oさんの名前も見かけたので…

物語の方ですが、魔界の悪魔である邪神ちゃんが、神保町でアパート暮らしの女子大生である花園ゆりねに召喚されるところから始まります。
そして、お約束ですがゆりねは魔界への帰し方が分かりません…
邪神ちゃんが魔界に帰る方法は一つ…召喚者が命を落とすこと。
こうしてゆりねの命を狙う邪神ちゃんとゆりねの同居生活の幕が開き、物語が動いていきます。

公式HPのキャラ紹介ではこう書かれていました(抜粋して掲載)。
邪神ちゃん:ゲスでかわいい魔界の悪魔
花園ゆりね:ちょっとブラックな女子大生
メデューサ:天使のような悪魔
ぺこら:天使は家なき子
ミノス:悪魔で隣人ですから!
ぽぽろん:腹黒天使

概ねキャラの紹介文としては正しいと思います。
但し、個人的には邪神ちゃんを除いて…になっちゃいますけど。

ゲス=下衆の意味を調べてみると、「品位が下劣であること」とあります。
「下劣」の意味を調べてみると、「人柄、物の考え方などが、下品でいやしいこと」或いは「人柄や態度が下品で、他人に対して守るべき節度を欠いていること。品性が卑しいこと」とあります。

邪神ちゃんは決して下品ではありません。
そこで下品な部分を取り除くと「人柄、物の考え方などがいやしく、他人に対して守るべき節度を欠いていること。」となります。
「人柄、物の考え方などがいやしい」は、邪神ちゃんそのもの。でも悪魔である彼女の本分なら、きっとこれは誉め言葉…
ですが「他人に対して守るべき節度を欠いていること。」は邪神ちゃんに当てはまるでしょうか?
私が気になったのは「欠いている」の部分です。

「欠いている」というのは、「足りない、手落ちや落ち度がある」という意味です。
つまりベース部分があり、そのベースに届いていない状態を指しているのだと思います。
果たして邪神ちゃんに欠けるべきベースとなる節度が合ったでしょうか…?

邪神ちゃんの節度…限りなくゼロに近かったのではないでしょうか?
特にメデューサに対する仕打ち…邪神ちゃんに甘々のメデューサもどうかと思いますが、散々だったとしか思えません。

だから過半は子供の情操教育上、決して良いとは思えませんでした。
思考もそうですが血もドバドバ出ますし…
でも、ほんの時折なんですけど、それだけじゃなかったのも事実です。
ご飯を作っている邪神ちゃんは素直に可愛かったと思います。

ただ、邪神ちゃんの行う「良い事」は普通の人がごく当たり前に行っていること…
だから普通の人では絶対評価されない範疇なのですが、邪神ちゃんが行うと物凄く良い事に見えるから不思議です。
こういうのをゲインロス効果と言うのでしょうか?
もしかして、邪神ちゃん…狙ってたのかな!?

一方、私が気になっていたのはぺこらの方でした。
分不相応な程の不幸体質の持ち主なんですよね。
そんな風に考えなくても…と思うことも度々ありましたが、根っからの天使だからでしょう。
何だかんだ言いながらホームレス生活と空腹に耐えながら日々を生きているので生命力は強いのかもしれません。
ですが、彼女には真っ当な仕事と暮らしをさせてあげたいです。

他にも個性的なキャラが登場してくる作品です。
序盤は、同じような展開の繰り返しで少し満腹感を感じましたが、中盤以降は持ち直し終盤からは拍車が掛かったような面白さだったと思います。
気になる方は、是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、邪神★ガールズの「あの娘にドロップキック」
エンディングテーマは、三浦祐太朗さんの「Home Sweet Home!」

1クール全11話の物語でした。
邪神ちゃんの言動に時折イラッとすることもありますが、頭を空っぽにして視聴できる作品だと思います。
何だかんだ言いながら結果的に楽しませて貰った作品でした。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 21

76.6 5 ツッコミで幼馴染なアニメランキング5位
だがしかし(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (1302)
6519人が棚に入れました
家業の駄菓子屋を継ぎたくない鹿田ココノツは夏休みのある日、駄菓子マニアの不思議な美少女・ほたるに出会う。
実在の駄菓子とともに少年×少女のおかしな夏が今始まる!
美味し懐かし駄菓子コメディー、お腹いっぱい召し上がれ! !

声優・キャラクター
竹達彩奈、阿部敦、沼倉愛美、鈴木達央、藤原啓治
ネタバレ

❣ユリア❣ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

そこのあなた!これを見れば駄菓子が食べたくて仕方なくなるわよ!?

☆原作未読☆

~あらすじ~
ある田舎に住む鹿田ココノツ(おそらく主人公)は漫画家を目指しているが、父のヨウから実家の駄菓子屋・シカダ駄菓子を継ぐようにいわれている。けれどそれを嫌がるココノツの前にある日突然、都会からやって来た謎の女の子、枝垂ほたるが現れ、あらゆる手段でココノツに駄菓子屋を継がせようとするーー

美味し懐かし 究極の駄菓子コメディーです

絵的にアニメを見るまで主人公はほたるとサヤかと思ってましたw
が、一応?主人公はココノツだったんですねw


〜タイトルについて〜
突然ですが、皆さんはこの「だがしかし」というタイトルはどういう風に捉えますか?
「だが、しかし 」「 だがし、かし」
どちらなのでしょうか?

アニメの1話目を見れば分かる…と言われていましたが、私はどちらかよくわかりませんでした…( ´ㅁ` ;)

というか、どっちも!なのではないかと思います!
「だがし、かし」はお菓子という意味
「だが、しかし」 接続語
という意味でどちらも使われるのではないかと思います!
ですが、まだハッキリしてないので題名の意味問題はまだまだ続きそうですね…
原作を見てれば後に分かるかも??


~OP.EDにて~
OP ED共に1話、2話だけ映像が違うんです!後半はずっと一緒だったんですがねw
よければ見てみて下さい☆
そして歌もハマりますよ~♪内容に合ってるなと思いました☆

{netabare}
だかしかしは内容を全く知らずに見ました
駄菓子についての話だったんですね〜!
(ほんとに駄菓子の話です。駄菓子を紹介するための物語、的な?)

1番始め、主人公の名前がよく分かりませんでした。
皆、主人公のことをココナツと呼んでいたんですよねw実際の名前はココノツです ややこしいw
※私はずっとココナツで呼んでましたw

そして、ほたる登場!始めからかなりの変人で謎な女の子でした
だがしかし!駄菓子については超詳しい!すごいなぁと思いました!そしてよく見るとリボンが違います
2種類あり使い分けているのかな?

サヤ、キャラの中では1番お気に入りです♪かわいいし、遊び系が超得意なんですよね!
めんことか、二の舞!?で3枚もきれてて、ほたるとココノツはビックリ!
そのすごさにほたるにはサヤ師と呼ばれるようになりますw
サヤ師…恐るべしw
そしてサヤと言えば子供の時♪あの時は特に可愛くてお気に入りです♪
ココノツがお祭りで取った金魚がサヤのお店にいるんですよね♪
それを知った時はおお〜!ってなりました(*´艸`*)

〜1番面白かったところ〜
第4話 サヤがいる喫茶店にある「見られてはいけない」ことが書いてあるノートを忘れてしまった…
そのノートを取りに行くために、ほたるとココノツが走る!!
すごいですねwグリコのキャラメルで消費カロリーを計算して喫茶店まで走るとかw
結局バレてしまいましたがw
地味に二人で協力して走ったところが感動しましたw
✿*・.。.:*✿*・.。.:*✿*・.。.:*✿*・.。.:*✿*・.。.:*✿*・.。.:*✿
そして、アニメを見て改めて駄菓子の存在を知りましたw
うまい棒とかベビースターも駄菓子だったんですね!!初めて知りました☆
でも、アニメを見て、1番に思ったことは……

あれ?私、駄菓子食べたことない……( ̄□ ̄;)!!?

まさかぁwと思う人もいるかもですが、ほんとに食べたことないんです……
というか、ラムネとかうまい棒とか食べないんですよね…(´・ω・`)
でもでも!美味しそうだなぁと思った駄菓子もたくさんあったので、ぜひ食べてみたいなと思います!!
駄菓子屋さんとか近くにあるかなぁ‥
{/netabare}

~食べてみたい駄菓子~

1位生きいきビール
(本物は無理ですがw駄菓子のビールは本物と似てるんですかね?wどんなのか気になります♪)

2位ヤングドーナツ
(駄菓子っぽくなさそうですが、気軽に食べれそうです♪)

3位ふがし
(色んな種類があって美味しそうです♪)

という感じですが、他にも美味しそうなお菓子がたくさんあり、お菓子好きには必見ですよ~!?
このアニメを見れば、誰もが駄菓子を食べたくなると思います♪
ぜひ皆さんも色んな駄菓子を食べてみてください♪

果たして、ココノツは駄菓子屋を継ぐのか?
今後の話も気になるので
原作も見てみたいなと思います♪

投稿 : 2024/06/01
♥ : 21

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

昔懐かし駄菓子屋商品の数々・・・でもそれよりサヤ師に萌えましたが何か^^;?

この作品の原作は未読ですが、あやちが出演するとして迷わず視聴を決めた作品です。
あやち見たさに事前の情報番組も視聴・・・たくさんの駄菓子に囲まれたあやちを堪能してから本編の視聴に臨みました。

物語はとある田舎町の一画にひっそりと建っている「シカダ駄菓子」
この駄菓子屋の一人息子である鹿田 ココノツが本作の主人公です。

彼の夢は漫画家になる事・・・ですが、その夢は遠く巌しい道のりです。
一方、家が駄菓子屋だった事もあり、駄菓子に関しては高いスキルの持ち主でもあります。
そんな駄菓子のスペシャリストである息子に駄菓子屋家業を継がせたいと考えている父親でしたが、これまでココノツから頑なに断られていました。

そんな中に颯爽と登場したのが大手菓子会社「枝垂カンパニー」の社長令嬢であるほたるさん(CV:あやち)です。
世界一のお菓子メーカーを作ることを夢見る彼女はココノツの父親であるヨウを引き抜きに来たのですが、シカダ駄菓子の行く末を見守りたいという彼の思いを尊重し、近所に居座る事になり・・・ココノツとほたるとの駄菓子談義が一気に白熱しながら物語が動いていきます。

駄菓子屋さん・・・とても懐かしい響きです。私が駄菓子屋にお世話になっていた小学生低学年くらいには、住んでいたアパートから徒歩5分以内の場所に駄菓子屋さんがあり、毎日50円玉を握りしめて入り浸っていたのを覚えています。
今では駄菓子屋さんを気にしながら外を歩かないのでよく分かりませんが、一昔前より駄菓子屋さんの件数自体が減っているのではないでしょうか^^;?

少し話題が逸れてしまいました^^;
wikiを見てみたら、作中に登場した駄菓子が掲載されていました。
中には全く知らないお菓子もありましたが、全般的に感じるのは懐かしさです。
でも、ココノツとほたるさんの掛け合いを見て思ったこと・・・駄菓子に関してここまでの拘りは持っていなかった、という事です。
たかが駄菓子・・・いいえ、されど駄菓子です。
次々と登場する駄菓子を美味しそうに食べている二人を見ていると・・・こちらにも空腹が伝染しそうでした^^;

実はおやつカンパニーから販売されている「ブタメン」を知らなかったのですが、3月にインフルエンザに罹患し、隔離生活を送るためコンビニに食料確保に行ったところ「ブタメン」が売っているではありませんか。
しかも「だがしかし」とのコラボバージョン・・・思わずゲットしてしまいました。

でもこの作品・・・魅力は駄菓子だけではありません。
数少ない登場人物の立派に魅力的です。
本来であればあやち演じるほたるさんを一推しで見るところですが、今回はサヤ師の存在が大きかったです。

普段は実家の喫茶店を切り盛りしている彼女ですが、ココノツの事になると途端に態度が挙動不審になるんですよね〜^^;
突然やってきたほたるさん・・・かなりの巨乳美人という自分には持っていないモノを持っているほたるさんがココノツに接近するのを露骨に嫌がってみたり・・・
でも実際にはとてもシャイで、貰ったモノをとても大事にする女の子なんです^^
そして二人で過ごす時間に彼女の見せる満面の笑みは破壊力抜群でした。
正直キャラデザに関する印象は普通でしたが、サヤ師の可愛らしさだけは別格だったような気がします。

それでも何が起こるか分からないのが世の常・・・
いつほたるさんが変身するとも限りませんし・・・気は抜かない方が良いかと・・・^^;
それにココノツだってどこに行っちゃうか分かりませんし・・・

オープニングテーマは、MICHIさんの「Checkmate!?」
エンディングテーマは、竹達彩奈さんの「Hey!カロリーQueen」
この2曲で甲乙なんて付けられません・・・どっちも大好きです^^
でも・・・エンディングの振り付けは可愛いと思いました^^

1クール12話の作品でした・・・が、最終回の終わり方はあまりにもあっさりし過ぎていたのではないでしょうか^^;?
劇的なエンディングが欲しい訳ではありません・・・でもあまりに普通に終わると、続きが気になってしまいます^^;
ほたるさんとサヤ師の動向が気になるのでできれば続編希望でお願いします^^;

投稿 : 2024/06/01
♥ : 43
ネタバレ

kakelu さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

駄菓子屋って今もあるんかな??

1話の感想 ★★★☆ 3.5
キャラが濃い
{netabare}
うまい棒とポテフとヤングドーナツが出てきたね。
まさかそのまんま出てくるとは。
キャラは濃いな!親父と駄菓子女が。
カフェの女の子は可愛かった。{/netabare}

2話の感想 ★★★☆ 3.5
酔っ払いホタル
{netabare}
今回はきなこ棒、なまいきビール、フエラムネ、めんこ。
なまいきビールって何?初めて聞いたわ。
あんまり美味しそうちゃうけど。
メンコも時代を感じるな…
メンコとか今も売ってるんだろうか?{/netabare}

3話の感想 ★★★☆ 3.5
エアコンの故障
{netabare}
今回はブタメン、ボンタンアメ、あとチュウチュウ吸う棒のやつ。
夏にエアコンの故障って、本当に最悪だな。
ホタルは今回、なんだかんだエロかったな〜{/netabare}

4話の感想 ★★★☆ 3.5
目隠し勝負!
{netabare}
今回はふ菓子とグリコだった。
ノートに胸のことはなかなか心に来るだろうな。
しかも、好きな人とか…
てか、走りながらグリコ食べるのって口が甘くてしんどそう。{/netabare}

5話の感想 ★★★☆ 3.5
YouTuber
{netabare}
今回は、ビンラムネ、ベビースター、ヤッターめんとすっぱいぶどうにご用心だった。
まさかYouTuberにupする話が出てくるとは…
しかも顔出しだし。
まぁ、田舎なら大丈夫か。
ヤッターめんは小さい時めちゃくちゃ食べたわ。
懐かしい。{/netabare}

6話の感想 ★★★★ 4.0
サエとの思い出
{netabare}
今回はまけんグミとひもQ、ヨーグレットの3品だった。
そして、何よりサヤとのラブコメが話のメイン!
見た目的にはホタルの方が断然エロくていいが、サヤちゃんの方が絶対可愛いよな。
子供の頃から好きだったんだな。{/netabare}

7話の感想 ★★★★ 4.0
夏祭り
{netabare}
今回は駄菓子少なめでもんじゃ焼きと型抜き。
もんじゃ焼きが駄菓子屋さんでも食べれたというのが意外。
果たして、駄菓子の入ったものは美味しいのか?
最近、ラブコメ要素が強くていい感じ!{/netabare}

8話の感想 ★★★☆ 3.5
怖い話
{netabare}
超怖い話ガムとプチプチ占いチョコ。
超怖い話ガムは見たことないわ。
こんなんあったんだな。
プチプチ占いチョコは知ってるけど。
けん玉、あんなに高かったか?
100均で売ってた気が…
それとも、100均もないような田舎なのか?{/netabare}

9話の感想 ★★★★ 4.0
おっぱい?爆弾?
{netabare}
わたパチとうんチョコ、さくら大根とたまごアイス。
うんチョコとか知らんわ〜
まぁ、確かに小学生はうんち好きそう。
関西だからさくら大根は見たことない。
あんなん売ってんだなー
たまごアイスはおっぱいでした。{/netabare}

10話の感想 ★★★☆ 3.5
ほたるさんの具合が…
{netabare}
今回は粉末ジュース!
珍しく前後半に別れないタイプ。
しかも、前話の内容を引き継ぐ形式。
口内炎ってあんなに腫れるか??
確かに痛いけど…{/netabare}

11話の感想 ★★★☆ 3.5
駄菓子屋さんのあるべき姿
{netabare}
コーラガムと都こんぶ、あとはラムネ。
あんな親切な駄菓子屋さん、見たことないぞ?
大体はじーさんかばーさんがしてたような。
ラムネの話で出てきたペリーは面白かった。
杉田さん、ふざけすぎw
ラムネとサイダーって容器の違いだったんだな。{/netabare}

12(最終)話の感想 ★★★★ 4.0
ココノツの答え
{netabare}
さくらんぼの詩と食べルンですhi、森永ミルクキャラメルとサクマ式ドロップス。
前話の話の続きになるのかな?
今回は少し恋愛よりかな。
お菓子もメジャー級のが多かったし。
結局、くっついたりといった事はなかったな。
2期ではあるのかな?
内容よりも声優さんたちの掛け合いが良かったな。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 19

74.4 6 ツッコミで幼馴染なアニメランキング6位
可愛ければ変態でも好きになってくれますか?(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (483)
2162人が棚に入れました
彼女いない歴=年齢な普通の高校生、桐生慧輝に宛てられた突然のラブレター。遂に彼女ができると喜んだものの、そこに差出人の名前はなく、しかも何故だか純白のパンツまで添えられていて……???彼をとりまく可愛い女の子たちは誰もが怪しく、そしてちょっぴりワケあり風味!?果たして“パンツを落としたシンデレラ"は誰なのか?謎が謎を呼び、変態まで呼び寄せてしまう、新感覚変態湧いてくる系ラブコメがはじまる……!!

声優・キャラクター
下野紘、竹達彩奈、日高里菜、野水伊織、本渡楓、大橋彩香、春野杏、河本啓佑
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

大変な変態略して大変態

女性は好意を持った相手にしか性癖曝露しないと思うというか男性もそうじゃない?好意持ってない相手から性的な視線を向けられるのはきつい人が大半だろう。
という考えが僕の中にあるから、主人公の状況が羨ましくてしょうがない。変態な女の子好きなんです。相当ハードコアでない限りは受け入れられる自信がある。自分で何言ってんだという感じだけども。
なので、あのハーレムを拒絶してしまう主人公にいらっとさせられてしまった。

ラブレターだけでなく、パンツまで置いているとびっくりするよね。ちょっとしたミステリー作品。周囲にいる女性の誰がパンツの持ち主か探しまわる。こういうノリの作品は個人的に好みなんです。共感できるという方は少なそうなのが残念ではあるが。

ヒロインはどの娘も個人的には好きだけど、一人だけ選ぶなら紗雪先輩かなあ。なんだかんだ趣味を隠していれば、一番まとも。
{netabare}主人公の周囲にはドMな朱鷺原紗雪。ドSな古賀唯花。主人公とその友人である翔馬を実は腐った目で見ている(多少の照れ隠しぽい様子で描写されている気はする)南条真緒。翔馬のことをストーキングしている小春。匂いフェチな藤本彩乃。そして、妹。モテモテですなあ。{/netabare}

純粋に翔馬がロリコンっていうところが一番気持ち悪い。
{netabare}ロリコン故に年齢にこだわりすぎ。一学年の違いがなんやねん。小春可哀想やった。でも、翔馬が友達からお願いしますと言った直後に教室中に貼られたストーキング写真を発見してしまったシーンは笑えた。結局、受け入れてるし、行動を逐一記したメモ見つけて恐怖を感じても仲良し。お似合いのカップル。{/netabare}

ミステリーも11話でついに決着が。謎の本格ミステリー感を出すのはいらないです。
{netabare}回収パンツを履くかどうかで見分けるとは。やはり妹。途中からそうだろうなという予感があって、その通りだった。血縁関係でなかったのか。主人公に救われたわけだから、好きになるのは当然だよなあ。最後に露出癖があるというカミングアウトにはびっくりした。まともと見せかけて変態だった。最後まで隙なし。紗雪先輩のノーパンに実は共感していたという。地味な伏線回収?{/netabare}

カミングアウト後とかに流れBGMが凄いぴったりで頭に残るし、好きだった。
あれを常に流していたい。

OP
ダイスキ。 歌 大橋彩香
ED
無謬の花 歌 Mia REGINA
ステラ 歌 TRUE
挿入歌
流星 歌 Mia REGINA
ダイスキ。のリズムが意外と癖になる。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
第1話 パンツを落としたシンデレラ!?
部長命令で書道部の掃除をする桐生慧輝は彼女いない歴イコール年齢の高校生。女の子に囲まれつつも、自分に好意を持つ者は誰もいない……と思われた放課後、部室に一人残った慧輝を待っていたのは自分宛てのラブレターだった。しかし、そこには肝心の差出人の名前がない。しかもなぜかパンツが添えられていて……?? 友人翔馬のアドバイスを受け、かくして“パンツを落としたシンデレラ”探しの日々がはじまった!怪しいのはあの日掃除に参加していた女の子たち!!手はじめに書道部部長、朱鷺原紗雪に探りを入れてみると、予想通り彼女には秘めた想いがあるらしかったが、彼女の告白は、慧輝の想像を超えるものであった……。

第2話 優柔不断な王子様!?
図書委員も兼任する慧輝には、古賀唯花という小柄で金髪クォーターの可愛い後輩がいた。紗雪先輩にかき回されながらも図書委員の仕事をこなす二人だったが、この日はなんだか唯花の機嫌が悪い。どうにか機嫌を直してもらおうと悩む慧輝は、ひょんなことから唯花と初デートをすることになる。ウインドウショッピングに映画、会話の弾む食事……。楽しい時間の中で見せる彼女の態度は、彼女こそがシンデレラなのではないかとも思わせる。妹、瑞葉のアドバイスもありなんとかデートを終えた慧輝は後日、唯花からの呼び出しを受ける。ついにシンデレラからの告白なのか!?待ち合わせ先で見せられた唯花の本性とは……!?

第3話 恥ずかしがりやのシンデレラ!?
実は慧輝のペットになりたい朱鷺原紗雪、実は慧輝をペットにしたい古賀唯花。本性を見せられて以降、すっかり二人に振り回される慧輝の日常。今日も悪夢で跳ね起き、唯花のいたずらに頭を抱えて一日が始まる。放課後は絵本作家志望の唯花お手製、監禁絵本の読み聞かせ、セルフ拘束バニー姿の紗雪に翻弄され、しまいには唯花による慧輝監禁拘束にまで至り、更にそこへ紗雪まで乱入してきたからもう大混乱。たまたま通りかかった同級生、南条真緒の手により救出された慧輝だったが、その真緒からも意外な告白を受け……。彼女の告白は彼女いない歴への終止符か?それとも更なる波乱の幕開けとなるのか??

第4話 素直になれないシンデレラ!?
クラスメイトの南条真緒は、なんだかこの頃元気がない。元気づけようと声をかける慧輝にもつれない素振りの真緒だったが、それでも翔馬を加え三人でゲームセンターに行くことに。真緒の久しぶりの笑顔にひと安心の慧輝。翔馬とのゲームに白熱するが、そんな二人を見る真緒の目はどこか意味ありげで……。“三人ではなく、これからは二人で進みたい…”翔馬と分かれた帰り道、真緒から出た言葉に戸惑う慧輝。突然の豪雨で雨宿りをする二人はふとしたきっかけで口論となり、すれ違いの日々がはじまってしまう。業を煮やした慧輝が真緒を問い詰めた末、彼女から聞かされた意外な真実は、新たなる恋の幕開けとなるのか……!?

第5話 『小春ちゃんは一年生だよ☆』大作戦
度重なる衝撃の告白の末、変態の巣窟と化した書道部。だが慧輝の身にはそれどころではない問題が降りかかっていた。彼と紗雪との痴態写真をネタに呼び出された先に待ち受けていた小さな影。その正体は上級生の鳳小春であった。彼女は翔馬の事が好きで好きでたまらないというが、当の翔馬は年下にしか興味がない。小春に翔馬との仲を取り持つよう頼まれた慧輝は『小春ちゃんは一年生だよ☆』大作戦を敢行することとなる……!翔馬との顔合わせは上々。しかし他人の恋路ばかりにかまけてはいられない。そこで新たな相談役、小春から聞かされたのは新たなるシンデレラの可能性だった。そんな折、慧輝の目の前に女の子が落ちてきて……!?

第6話 落ちてきたシンデレラ!?
階段から足を踏み外し慧輝の前に落ちてきた生徒会副会長の藤本彩乃。ちょっと不思議な彼女のふるまいに翻弄される慧輝だったが、恋するストーカー小春の恐るべき調査能力により、その彩乃がシンデレラ候補として急浮上してくる。そんな彩乃から奉仕活動の手伝いを頼まれ、河川敷へと赴いた慧輝は、嫉妬に燃える紗雪の誘惑も機転を利かし乗り切りつつ、ゴミ拾いを進めていった。ハプニングで水に濡れてしまった彩乃に貸したジャージのお礼にと、生徒会室でのおもてなしを受ける慧輝だったが、居心地の良いその環境には彩乃の願いを叶えるための数々の策略が隠されていた。我らが慧輝の貞操が危ない……!?

第7話 『小春ちゃんは一年生だよ☆』大作戦 完結篇
見た目は子供だけど、実は年上の鳳小春。一年前、秋山翔馬と運命的な出会いを果たして以降、彼のことを思い続けてきた小春は、慧輝の助けもあって翔馬との仲を順調に近づけていた。次なるステップへ向けてあと一押しが必要と考えた慧輝は、ボウリング場でのダブルデートを提案する。それを機に更に距離の縮まる二人だったが、同時に小春の感じる違和感も募っていくのであった。そしてついに小春はある決意をする。知ってもらおう。偽りのない、本当の自分の姿を。果たして翔馬は小春の本当の姿を目の当たりにした時、それを受け入れることができるだろうか……?二人の恋に決着がつく……!?

第8話 パンツをなくした王子様!?
休日の昼下がり、妹の瑞葉とのんびり過ごす慧輝。しかし、そんな平穏は変態一号朱鷺原紗雪の来訪によって打ち砕かれた。紗雪によるセクシャルなハラスメントを受け、瑞葉にあらぬ誤解を受ける慧輝。紗雪が去ったところに追い打ちをかけるように訪れる変態二号の古賀唯花。彼女もセクシャルなハラスメントを実行し、またしても兄妹の信頼関係は崩れ去っていく……。桐生家にようやく訪れた静寂。風呂上がりの瑞葉に甘えられて髪を乾かしてやる慧輝。慌ただしかった一日が終わるかに思えた慧輝だったが、ベッドの裏に隠していたシンデレラのパンツがいつの間にか消えていた。持ち去った人物こそ、シンデレラだ……!

第9話 『慧輝くんはご主人様だよ★』大作戦!!
一日限定でご主人様となることを決意した慧輝は、紗雪をペットとして遊園地デートを決行する。浮かれ気味の表面とは裏腹に、ちょっとした風に揺れるスカートを気にする紗雪。違和感を持った慧輝は、紗雪がスカートの下にシンデレラのパンツを穿いているのではと疑い始める。様々なアトラクションを駆使し、スカートの中を確認しようとする慧輝。しかしはっきりしないまま時は過ぎ、一日が終わろうとしていた。慧輝は意を決し、ご主人様命令として紗雪にパンツを見せるよう求める。恥ずかしそうにスカートをめくりあげる紗雪。ついにシンデレラの真実が明らかになる……と思われたが、スカートの中身を目にした慧輝は驚愕の表情を浮かべる。

第10話 奴隷になった王子様!?
後輩の唯花に弱みを握られた慧輝は彼女の奴隷になってしまい、無茶な要求に追われる日々を送っていた。慧輝の部屋から盗まれたシンデレラのパンツを彼女が持っていれば不遇な日々に終止符が打てるのだが……。なんとか立場を逆転しようとその時を虎視眈々と狙うある日、慧輝にチャンスが訪れた。バスルームに消えた唯花を尻目に、慧輝がタンスに手を伸ばしたその時、唯花の悲鳴が届く。駆けつけた慧輝はうっかり唯花の裸を見てしまい、さらに立場を悪くしてしまう。その後、偶然の事態により唯花との奴隷生活から解放されるが、その後天文部で目にした一枚の写真から慧輝は、ある真実へとたどり着く……!

第11話 水着を脱いだシンデレラ!?
遂にシンデレラの正体にたどり着いた慧輝。だがそれを立証するためには、その人物がシンデレラのパンツを持っている現場を押さえなくてはならなかった。そこで慧輝は書道部員や妹を交え、突然のプール行きを決行する。ある目的をもって。あいかわらずの変態部員たちに翻弄される慧輝はプールでバイト中の小春と出くわす。彼女は告白大会の参加者が集まらなくて困っているという。かくして、優勝したら「一度だけ慧輝になんでも命令できる権利」をかけて参加を決めた女子たちの、熱のこもった告白大会が繰り広げられる。そして迎える決着の時--。真実を追求するためにとった慧輝の行動とは?そして判明した衝撃の事実とは!?

第12話 可愛ければ××でも〇〇になってくれますか?
“パンツを落としたシンデレラ”の正体に激しく動揺する慧輝。変わっていく彼女との距離に戸惑い、家出を決意し街に飛び出したものの、行く当てもなく彷徨うばかりだった。先々で出会った温かい友人たちの言葉も、根本的な解決には至らない。やがて降りだす雨が彼の身体を濡らす。思案の末ひとつの結論に至り、家へと帰り着いた慧輝だが、高熱を出してそのまま倒れてしまう。入れ替わり立ち代わり看病に訪れる女の子たち。長い一夜が明ける。変わるもの、変わらないもの、それを受け入れるために変わるべきか否か……。果たして慧輝の出した結論は?すべての謎が明かされた時、変態たちの夏が、熱く燃える--!!

投稿 : 2024/06/01
♥ : 10
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

観終わった

1話感想{netabare}
えっ、伊魔崎が30分TVアニメの監督だって!?
あいまいみーからのステップアップってことでいいのかな。
そりゃ“かくりよ”でも下積みやってたけど…だだだ大丈夫なん??

カットがおかしいのはそりゃ当然、パースやアングルがおかしいのもそりゃ当然、だって伊魔崎だもん。
ハーフリータ(ってよりいちご大福?)の頃から知ってるワケだけど…マンガ方面は詳しくは黙っとこう。
アニメでは“メタルジャック”が作画悪くてヒデーヒデー思いながら見てたら突如絵柄がガラっと変わる回があって(内田順久の面影ゼロ)、スタッフ見たら伊魔崎の名前があってビビったのも遠い思い出。
彼が標榜してるのは金田というか山下系で、個人的な印象としては「作画のいい国際映画社」。
なので80年代のノリだと思って見るのが肝要かと。

でもって本編の感想だけど、これはまだ犯人は分かってないってこと?
部長以外の女性キャラも色々変態揃いみたいだけど、変態な内容よりもそれを受けた主人公のリアクションの方が、作品の面白い・つまらないを決定付ける要因な気がしてきた、最近。
ってことで主人公のリアクションに期待、それこそ伊魔崎なんだから派手にやっちゃって良いんじゃないなか。
あんまり大人しい作品は向いてないっしょー。{/netabare}

5話までの感想{netabare}
一人変態美少女を出してそれにスポット当てた話を3・4話くらいかけて、そしたら次の変態少女を出して3・4話かけて…を繰り返す方式「ではない」のねー。
デトアラ方式?青ブタ方式?まぁ呼称はどうあれそういうタイプかなー?と思ったらそうじゃないっぽい。
キャラクターは次々にカミングアウトして、そろそろOPに出てるキャラの登場・紹介が終わりそう。
ひたすら次々に新たな変態が出てくるだけだったら1クールでも辛いところだけど、このペースだと主要キャラが全員出揃ってから何かあるのかな?
お互いの得意ジャンル(変態)を生かした駆け引きが展開されるなら面白そうだけど…一応それの片鱗は出てる?BL本報酬にするとか。
というか、そうでないと一人一人が薄味な予感。
折角デトアラのよしのみたいのが出たと思ったらすぐに次のキャラに話が移って…って、そっちのキャラはレムじゃね?いや“わたてん”のみやこ??
詳しくないからワカンネー、もっと似てるの居るんかね?
とりあえず主人公は変態に振り回されて「トホホ」である限りは楽しめてる、これが「デヘヘ」になると考え物だけど。

ところで年をとっても見た目ロリってのはロリコンには理想なんじゃないのか。
のじゃロリとかロリ先生ってそういう願望の顕れだと思うのだが…年下好きとロリコンを混同してる予感、ひょっとして前フリ?
あと腐といっても実在の近しい人物をモデルにして本出すのは立派な変態じゃないかなぁ。
身内をネタにする場合ナマモノと呼ぶのかどうか知らんけど、それで利益を得ている(同人で評判らしいし)のならモデルにいくらかは還元してやろうよ、とは思う。
ナマモノの何がマズいのか自分も上手く説明できないけど、それとは外れるかもだけど思いついた例ではプリティダービーで一部の馬が居ない理由を考えれば分かり易いかと。
グリッドマンの同人誌でも可。
同性愛だから毛嫌いされてるって方向に話進めたがる勢力が居るけど、本質はそこじゃない…と思う。{/netabare}

9話までの感想{netabare}
パースが妙なのは監督がそうだからしょうがないってことで気にはならないのだけど、別の方向で気になって仕方ないことがありまして…。
ずっと気にはなってたんだけど、これ言うとそれまで気にしてなかった方も気になり出してしまうかも?と思って最終回まで黙っておこうと思ってたんだけど…もう限界~。

まばたきする度に前髪動いてヘン

元々作画の労力を減らそうという工夫なのか「目」のアップが多い。
それだけだったらスルーできたのだけど、前髪がいちいち動いてると「目と髪は別レイヤーじゃないのか、それって逆に手間じゃね?」と気になって気になって…。
ってかまばたきに要するコマ数もなんか違う気が…これは気のせい?
絵に関してはツッコむことはすまいと思ってたけど、こんなところで引っかかるとは、う~ん。

内容に関しては概ね良好、ケーキショーマ小春で陣営組んで残りの女子を探る感じになるのかな?
ケーキがいちいちドギマギしないで呆れるリアクションをしてくれるのは助かる。
自分(ケーキ)の身に危険の及ぶ変態はカンベンだなぁと思ってたが、一番それに引っかかりそうな唯花も登場時以外は抑え目な感じ?
妹も何か持ってそうな予感を匂わせてるが…どうなんかな。
↑でも書いたがもうちょい女子同士の絡み・駆け引きが見たいが、まだ話数あるしそこら辺は好意的に期待。{/netabare}

総評{netabare}
後半もっと派手なバカ騒ぎになると思ったら予想以上に大人しい展開で…悪くはないのだけど「ふーん」って感じで終了。
序盤で登場した様々な変態キャラの変態性が生かされなかったというか、スタートダッシュは良かったけどすぐに徐行モードになっちゃったというか。
ぶっちゃけキャラの紹介エピソードだけで終わって、そいつらによるイベントが何も無かった、って感じ。
最後妹ネタでしんみりさせるのはもはや見飽きたっていうのもあるかも?
主人公…でなくても登場キャラにツッコミ&受け流しタイプがちゃんと居る作品は好きなので、マイナス印象ではないもののすぐに忘れそう。
…あいや、監督いまざきだったのを覚え続けるか。

で肝心の伊魔崎だけど、金田フォロワーの中で一番下手なのでパースが変とかは当初から気にしないように努めてたけど、↑でも書いた通り「まばたきする度に前髪が動く」のが気になって仕方無い。
1回や2回ではなく全話に渡ってそうなので意図的だと思うのだけど、その狙いが分からない。
例えが古いけど“天使になるもんっ!”では頬が揺れる表現を試みてて、それが果てしなく気持ち悪くて「流行らなくて良かった」と胸をなで下ろしたもんだけど、同じ感じで何か新たな表現でも模索してたんだろうか?

余談
ハーレム系ではお約束なので突っ込むのはヤボかも知れないけど──
「自分は変態だ」と思ってる人間は一般人には言い寄らないと思う、惚れることは無いと思う、もし惚れた相手が一般人だったら自分の変態についてガチ悩みするのが普通だろう。
なのでケーキが言い寄られるのは「同質の匂い」を感じ取ったか、もしくは御し易そうとナメてたか──と睨んでたのだけど、本編見てみた限り前者ではなさそう。
一方で後者を感じさせる描写がチラホラ見受けられた。
ケーキに限らずショーマも、ロリコン矯正は迫られるがコハルのストーカーは野放し(ガマンを迫る)に思える。
要はヒロインズは総じて「私は変態だけど治す気は無い、お前が合わせろ」って態度ばかりで、果たしてそれは変態として正しい姿かどうか疑問。
タイトルではいかにも腰が低そうだがその実は上から目線。
「治せると思って治せるなら変態なんかしてない」と言われそうだけど、だったらノンケに声かけるなと。
そこら辺のジレンマや、いっそケーキも変態性を垣間見せる一面でも描いてくれたら良かったんだけどねぇ…。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 10
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

変態の匙加減は、難しい(笑)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
皆さん、「アイドルの、生ぬるい変顔」とか、「モデルの、可愛さを残したスッピン風自撮り」って、どう思います?

逆に、「アイドルの、ガチ引くレベルの変顔」とか、「モデルの、不細工過ぎるガチスッピン自撮り」は、どうですか?

どっちが好きですか?

本作、変態ということを推していますが、良くも悪くも受け入れられる(可愛いと思われる)レベルの変態ばかりでした。

つまり、前者的な変態。

それを良しとするか、生ぬるいとするかは、賛否がわかれるところでしょう。個人的には、あと2歩くらいは踏み込んでほしかったかな。

ちなみに、後者的な変態であり、未だにそれ以上の変態に出会えてないのは、「変ゼミ」という作品です。

まあ、もう出会いたくはないんだけどさ(笑)


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
分かりやすいほどのハーレムラブコメ。

コメディの部分は、「緊急家族会議~!」とか、良いフレーズがあり、なかなか楽しめました。紗雪と唯花の口喧嘩や、小春のぶっとんだ発言とか、いくつか良いものはあり、そういう意味でのワードセンスは感じられました。

OPも、明るく楽しく、かなり好きでした。2019夏の中では、トップレベルに良いな~と思っていました。

ただ、ハーレムの要素がな~。

個人的に、ハーレムものを楽しめるかは、

①女性キャラが同レベルで魅力的か。
②それぞれの女性キャラが主人公を好きになる過程に納得いくか。
③主人公がハーレムを築くに足る人物か。

という3点が大きいのですが、その観点から見て、①は及第点でしたが、②③が落第点でしたね(ちなみに、自分の中でこの①②③がバランスよく高いと思っているのが、「俺修羅」)。

さて、本作の①ですが、唯花と彩乃が特に可愛かったかな。唯花はなかなか笑えるというか、声優さんとの相性もよく、早口でたまに本当に可愛らしい時がありました。彩乃は、いちゃつきっぷりが可愛かったし、一番まともでしたし。匂いフェチって、そんなに変態か? 自分の体臭を好いてくれるのは、ただラッキーなだけじゃね? 瑞葉も悪くない。特に恋心をなんとか隠そうとしている前半が良かった。私は、妹を恋愛対象とすること自体が嫌なのでそこだけ気になりましたが、まあ、義理ならギリOKですし、そこを瑞葉が分かった上での行動で、家族としての繋がりも大切にしていたのは、良かったと思います。

でも、②と③がな~。

②なんて、あんなんで惚れてくれるなら、誰でも落とせそうだし、ただの尻軽に思われるだけ。③はハーレムテンプレの鈍感優柔不断フニャチン野郎なだけで、特に何の魅力もなし。あんだけ美少女に言い寄られてるんだから、据え膳食らわば皿までですがな。バカなのかな?

だって、可愛くて変態は、短所ではなく、むしろ、ちょu、、、いや、何でもないっす(汗)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
分かりやすいハーレム。街中で頭撫でてなんて、実際は恋人でもなかなかやらんぞ。キャラデザ的には良いんだけど、いきなり主人公にベタ惚れだからな。最後、ドMオチか。これ、ラブコメに流れるか、エロに流れるか。

2話目 ☆2
ということは、ヒロイン全員が変態なんだね。女王様もいるんだろうし、BL(男の娘)とかもいるんだろうな。これだけイチャコラしてユイカと付き合わないとか、気が狂っているんだろうか。やっぱり、ユイカは女王様か。だろうな、と。あとはなんだろう、痴女とか? 先輩と被るか?

3話目 ☆3
ユイカはまだしも、サユキ先輩は基本的に、ご褒美では? ハーレム全開だな。

4話目 ☆3
まあ、BLだろうな。これは予想通り。次あたり、男の娘、とかかな? もっと、ななめ上の変態がほしいな。

5話目 ☆3
天文部さん、ストーカー、か。まあ、変態というか、可愛らしいよな。新キャラ、匂いフェチ? それって、変態のカテゴリーか?

6話目 ☆1
犬に例えての尻揉み。不快でしかないな。藤本さんは、今までのキャラでは一番可愛らしいかな。

7話目 ☆4
ボーリング、私が苦手なのもあるけど、あんまり楽しめないんだよな~。ロリコンっても、外見がロリっぽいのが好きな人の方が多いんじゃ? 年齢に惚れるロリコンは、まあ、犯罪の気配がするけど、翔馬はたぶん、見た目が好きなだけだろ? じゃなけりゃ、高一を好きにはならんだろ。

とりあえずキープ、その通り(笑) まあでも、小春ちゃんは可愛いし、良いラブコメで、良い最終回だったな♪ 特殊ED。イイね!

8話目 ☆2
妹、典型的な妹キャラだが、まあ、可愛いかな。どこかでみたやりとりだけど。ドMのプライドは良いけど、「なぜ認めているか?」を知りたいな。そんな兄妹はいない。これで、俺を好きだとは思っていないって、頭大丈夫か?

9話目 ☆2
なんともドキドキしないデート回だな。だからもう、ヤれば良いんじゃないかと。これだけコクられまくっているような状況で、シンデレラ探しは意味あるのか?

10話目 ☆3
あそこまでキッパリと乳論を言われると、清々しいな。乳に貴賤はないってのはその通りだが、私はリアルでもアニメでも、巨乳はそんなに好きじゃないです。普通が一番。

11話目 ☆2
水着は、胸小さい方が、むしろエロい(笑) 環太平洋アークだっけ? 水着告白大会ですが、俺修羅場と比べると、いかにレベルが低いかがよく分かる。

12話目 ☆3
家族恋愛ネタは、ちょっと苦手だな~。でも、慧輝の選択には好感が持てる。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 23

67.9 7 ツッコミで幼馴染なアニメランキング7位
つぐもも(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (319)
1357人が棚に入れました
ごく平凡な少年・加賀見かずやは、ある日現れた着物姿の美少女、桐葉と出会う。
初めて出会ったはずのかずやに「久しいのう」と声をかける桐葉。
はたしてその正体は、かずやが亡き母の形見として、片時も離さず持ち歩いていた「帯」の付喪神だった……。

ドSな美少女付喪神の桐葉とともに、次々と起こる怪異事件に立ち向かう「妖怪アクションコメディ」いざ、開幕!

声優・キャラクター
三瓶由布子、大空直美、久保ユリカ、松井恵理子、芝崎典子

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

こんな「付喪神」なら一緒に居ると絶対楽しい…

この物語の原作は未読です。
「つぐもも」というタイトルからはどんな物語なのかが全く想像できませんでしたが、大空直美さん、久保ユリカさん、そして「未確認で進行形」の紅緒の印象が強い松井恵理子さん、あやちといった声優さんの顔ぶれを知って視聴を決めた作品です。

この物語の主人公は、中学2年生の加賀見一也。
なんの変哲もない普通の中学生だった彼でしたが、肌身離さず持ち歩くほど大切な亡き母の形見である絹の袋帯が付喪神となり実体化した桐葉と出会ってから彼の生活は一変するのです。

人が長く使い続けた器物には想いが宿り、年月を経て付喪神に昇華するのですが、これまで付喪神と聞くと正直あまり良い神様がイメージできませんでした。

それでは、袋帯が実体化した桐葉が良い神様か…と問われると正直?です。
でも、少なくても実直な一也の思いを大事にして全力で彼の願いを叶えようと獅子奮迅の活躍をする彼女を見ていると、決して悪い神様には思えないのです。
だからきっと、付喪神って不安定で持ち主によっては善と悪のどちらにもなれる…
いいえ、付喪神は力を貸しただけで本当の善悪のレッテルは持ち主に貼るべき代物…

そもそも人間に付喪神を良い悪い言う資格なんて無いんだと思います。
だって人間が勝手にモノに思いを寄せ続けた成れの果てが付喪神…
だから付喪神は本来なりたくてなった訳ではなく、気付いたらなっていた…
そういう類の神様なのではないでしょうか…

モノからいきなり実体化して…訳の分からない世界が目の前に広がったら、きっと神様だって困惑します。
だから付喪神は思い続けてくれた人の役に立つことを選択するのだと思います。
きっと何もかもが信じられないとしても、主が自分を思い続けてくれた気持ちは本物だから…
だから付喪神に儚さを感じるのかもしれません。

付喪神にそんな儚さを感じるからでしょうか…
主と付喪神との間に感じられる絆の強さ…個人的には大好きでした。
お互いが支え合いながら一歩ずつ歩みを共にしていく…
こうして同じ時間を紡いでいく…
時には自分が傷つく事を厭わず、後の事を全て蔑ろにしてまでも全力でパートナーを守ろうとする気概に胸を熱くせずにはいられませんでした。

桐葉が実体化してから、一也の身の周りでは様々な出来事が起こります。
様々な「あまそぎ」も登場してきました。
でもその全ての根底にあるのが「人の思い」だったような気がしてなりません。

オープニングテーマは、「バンドじゃないもん!」さんの「METAMORISER」
エンディングテーマは、MICHIさんの「I4U」
しっとりとしたエンディングが好みでした。

1クール12話の物語でした。
時折見せる桐葉の一也を包み込むような愛情に羨ましさを感じながら一也と桐葉の歩む道程を満喫する…
平坦な道なんて一つも無かった…
一歩足を踏み入れたら最後、誰の助けも借りられず頼りになるのはお互いだけ…
そんな厳しさと優しさが共存する作品だったと思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 15
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

古式ゆかしき、付喪神とのエロいラブコメ&バトル

[文量→小盛り・内容→感想系]

【総括】
まるで10年くらい前のアニメを観ているようでした。作画、キャラ、展開、ギャグ、完全にわざと古くさく作ってますね。それがどこか心地よかったです。ただし、エロには注意です。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
バトルが必要か不要か、エロが必要か不要かで悩むところ。

どちらかと言えばラブコメの方が面白かったけど、一也VSすなお 戦なんか、わりと戦術的なバトルで面白かった。桐葉を人工筋肉のように使う「かみがかり」やその他の技も、帯の付喪神ならでは技ばかりで、能力系のバトルものとしても及第点以上だと思う。エロも、ド下ネタばかりだけど、ギャグの範囲内に収まっていて? まあ、観られた。たまに、ミステリーの要素もあったし。

色々考えても、これはこれで良いバランスのアニメだったのだと思う。

個人的には、6話のエロゲオチは笑ったw あと、ククリは萌え要素高かったです♪
{/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
絵柄といい展開といい、ひと昔くらい古い作風ですね。2000年代前半な感じ。なかなかの下ネタぶっこんできますね。

2話目
委員長も古いタイプの委員長キャラだし、殴られるシーンのヒマワリとか、古いなw

3話目
結構ちゃんとバトルしてましたね。

4話目
ガチバトルでしたね~。恥ずかし固めw ここにきてオサム君の存在感w

5話目
まあ……主人公が中二で相手が小学生4年生くらいなら、許容範囲……か(汗)? 子供ククリは可愛らしいw 「無彩限のファントムワールド」かな(笑)

6話目
自由入力可能なギャルゲって、どんなシステムなんだよw ラブコメかと思ったらエロゲだったというオチには笑ったw

7話目
もう、くくりの不憫さに笑うくらいしかないかな。いや、ナレーション(笑) 完全にギャグアニメだね。

8話目
なぜ、無声劇? バントでホームランって、ファミスタか(笑) なんか、バトルはどこいった? ドエロやん(苦笑)

9話目
ちょっとだけミステリーの要素を入れてきたね。

10話目
ドラゴンスクリューw

11話目
なんかホントに、ミサトさんやな(笑) バトルですね~、なかなか面白い。

12話目
ガチバトルは、能力系バトルものとしては及第点以上だと思う。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 22

kororin さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

原作漫画とアニメの温度差?

原作『漫画』の方が面白そうです。絵も「シッカリ」してますし緻密なタッチ・構図も(少々あつくるしいかもしれませんが)雰囲気いいです。
、でアニメになったら「ヘナチョコ」になっちゃった~~~~~~~~!

『漫画』では下ネタは別にOK・ウエルカムですし、ストーリー進行の「わざとらしさ」もコマを読んでいくぶんには別に不快なく読めましたが、アニメは何でこんなにムカつくんだろう?一応『原作通り』にやってるハズなのに?

「アニメが原作より面白くなったら『原作者』に『失礼』になってしまうじゃないか~っ」っと「さよなら絶望先生」ネタみたくなっているのかな?(そんなワケ無いでしょっ)

【視聴終了】
方々から作風が古臭いと揶揄されてますけど「素材」はそんなに悪くないと思うのですが。
・桐葉:一般、ロリ向け需要で肌の露出過多
・くくり:ロリ向け需要
・黒耀:爆乳(ややポチャ)熟女需要
・近石千里:眼鏡っ娘、幼馴染需要
・加賀見 霞:弟溺愛、お姉ちゃん需要
・皇 すなお:主人公を敵視するも成り行きで堕ちるキャラ?
なのに何で面白味のない仕上がりになったのかな?(制作側のセンスの悪さでしょうケド)

そして最大の難点は加賀見一也でした。
王道パターンの一つにあるように、
「その手」の資質と才能があるのに興味もなく、周りが必要とされているのでやむなく「力」をふるうも、元々興味がないから中途半端。
自身の宿命に自覚も無い(一部記憶封印されてたようですが)ので無警戒で平和なボンクラ坊ちゃん。
しかも土壇場でしか爆発的な「力」を発現しない効率の悪さ。
長年真面目に「その手」の修練した者にしてみれば嫉妬と憎しみを向けられる。

そんなヘッポコ主人公を見てて好感が持てるかというと・・・・・・・・・
(ムカつくことが多かったデス)
中の人(三瓶由布子さん)には悪いですが、これは「ハズレ」ではなかろうかと思います。

本格的な「すそはらい」の見せ場もなく中途半端に終わりましたが続けるのかしらん?

投稿 : 2024/06/01
♥ : 15

71.5 8 ツッコミで幼馴染なアニメランキング8位
BanG Dream!(バンドリ!) 2nd Season(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (219)
823人が棚に入れました
高校2年生になった香澄たちPoppin'Partyは、生徒会や家の手伝い、塾やバイトで大忙し。5人で一緒に居られる時間が少なくなり、拠点である蔵にもなかなか集まれない。そんな彼女たちのもとへ、1人の少女が現れて――。新たな出会い。変わらぬキズナ。Afterglow、Pastel*Palettes、Roselia、ハロー、ハッピーワールド!も登場し、個性豊かなバンドメンバー達がキラキラドキドキなステージを魅せる!「また、みんなでライブしたい」音楽が今、走りだす!

声優・キャラクター
愛美、大塚紗英、西本りみ、大橋彩香、伊藤彩沙、佐倉綾音、前島亜美、相羽あいな、伊藤美来
ネタバレ

ゲリオ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

もっと評価されるべき傑作

いやはや、マジでホントに最高でした。
悪夢の出来だったアニメ1期で負の印象が付けてしまったバンドリですが、コンテンツのポテンシャル自体には大きな可能性を感じ、その後「ガールズバンドパーティ」の配信と同時にこの2年間バンドリコンテンツの虜になってしまった私。
あとは2期の出来さえ良ければ言うことなかったわけですが、期待をはるかに超えた最高のアニメでした。
ブシロードさん、サンジゲンさん、最高の作品をありがとうございました!

のはずなのに、あんまり評価が上がらないのはなんでだー!w
ガルパプレイ組とそうでない人の差がありすぎるぞ!?
このサイトにおいては総合得点が1期より下とか正気とは思えない。
たしかにガルパのキャラやストーリーを知ってること前提な部分もあったけど、それにしたってこの出来栄えで叩くのは本当にちゃんと見てるのか疑わしいものだが。
未だ残る1期の呪い「バンドリ=叩くべきもの」というイメージが根付いた負のスパイラル…
それでもちゃんと感想書いてくれる人はゲーム未プレイ組でも評価してくれてる人増えてきたし、ちょっぴり安心です。
みんな~、もっとバンドリを見てくれ!少し時間があったらガルパもやってくれ!

以下、評価項目についてそれぞれ長々と個別に書いていきます。

キャラクターに関してはファンなので★5です。
視聴前にやや疑問だったのは2期からはポピパの5人だけでなく、ガルパの登場キャラ25人が全員出てくるということで、果たしてこれだけのキャラ数を30分アニメにまとめるのが可能かということ。
そんな多少の不安も1話冒頭に大好きなパステルパレットが登場した時点で吹っ飛んでしまいましたが。
基本的にはポピパメインのシナリオでしたが要所要所で他バンドのキャラが活躍するのでファン的には感謝感激。動く彩ちゃん最高でした。
また、セカンドシーズンで初出となるRASの面々ですがここまでアニメで推されるのは予想外でした。
特に六花に関しては2期の裏主人公と言っても過言ではなく、結局最終回になってもRAS加入に至りませんでしたが、おそらく続編の3期は彼女メインの話が展開されていくことになるんでしょうかね。
ガルパの方でも今後RASが登場するはずなのでそっちも楽しみです。

作画というか3DCGに関しても★5です。
まさにアニメーションの歴史を塗り替える出来栄えで、お金さえかければCG作品でも作画以上の感動を味わえることが証明されました。
放送前に色々言われてたけど自分はCGに対する不安はありませんでした。
制作するサンジゲンさんは過去作をみても安定したCG技術を誇っていたし、何よりガルパに昨年実装されたMV機能におけるライブアニメーションを見ていたので。
ソシャゲのCGでこのレベルなら、テレビアニメーションにしたらどんだけだよっていうワクワク感しかありませんでしたよ、ほんとに。
美少女アニメにCGは合わないという従来のオタの妄言を根本から覆し、むしろCGアニメ全盛を感じさせる最高のアニメーションでした。
これ見ると本当に1期のクソ作画が恨めしくさえ感じてきます…

声優に関しては言わずもがな★5です。
ポピパ、ロゼリアの声優さんはライブで実際に楽器を演奏。バンドリ専属声優だろうがそれだけで賞賛に値します。
彼女たちにとっては「歌って踊れる声優」って言葉すら過去のものとしてしまいそう。
特に沙綾役の大橋さんは声優業も多忙のはずなのに本格的にドラムを叩いていて、その才能に驚くばかりです。
リアルバンド展開はしていない3バンドもそれぞれキャラにピッタリな声優陣を揃えており文句無し。
あやねるの歌唱力はバンドリが育てた。

音楽に関しては当然★5。
「バンドリはカバーだけでオリジナルは弱い」未プレイ組がよく言ってることですが、実際はそんなことはなく全曲最高レベル。
実績のあるElements Gardenさんが楽曲を担当してるんだから当然と言えば当然ですが。
既存の名曲たちがハイクオリティなCGアニメーションで映像化されてまさにファン感無量のアニメとなりました。
終盤においてアニメ初出の曲も出てきましたが、それぞれ良曲だったのではないでしょうか。
オープニングのキズナミュージックは名曲が多いポピパの中でも一~二を争う曲になったかもしれません。

物語に関してはやっぱり★5で!!
各話詳細は放送中に書いたのをネタバレ枠で。
1話感想
{netabare} 冒頭でいきなりパスパレきたああああああああ!!!!
彩ァァァァァァァ!!!
セカンドシーズン第一話は5バンド全てにライブパートを差し込むという、強烈なボリュームだった。
CGも文句なしに素晴らしく、既存ファンとしては感涙できる内容だった。

少し残念だった部分は明らかにファン向けな初回で、ゲーム未プレイ組の人を置いてけぼりにしたところか。
たた、ゲーム以降のストーリーを描くとなると、いまさらポピパ以外のバンドを一からやってくってのも無理があるし、どうしてもこの形しかないのかなと感じてしまう。
たぶん、監督も色々迷った末の一話だったのではないかと思う。
既存ファンを盛り上げた点では100点、新たなファンを増やすという点では60点といった具合かな。{/netabare}

2話感想
{netabare} 2期も結局ポピパメインのストーリーに格上存在のロゼリアを絡ませていく感じ?
と、なると他3バンドの出番はゲスト扱いになりそう?
ブラックシャウトの演奏シーンは、三次元ライブ展開中の声優さんの動きとシンクロさせるという再現度。
こんなんファン感涙不可避でしょう。
今後も人気曲のライブシーンを片っ端からやってくれそうで楽しみでならない。
既存ファン目線で視聴するならば2話時点で神アニメである。 {/netabare}

4話感想
{netabare} ハロハピきた~~~!
やべっぇ!神回じゃねーか!
この狂気にみちたキャラ力よ!
けど、これじゃポピパが完全にモブに。
やっぱ混ぜるな危険じゃないけど、ハロハピはハロハピで別アニメとして見たかったけどねー。 {/netabare}

5話感想
{netabare} か、神回すぎて息が・・・・
まさにパスパレファン大歓喜という内容でした。
ゲーム内で取り上げられなかった"ゆらゆら"に関するドラマをアニメでピックアップしてくれて最高。
彩&千聖メインの話だったけど意外にイヴちゃんが目立ってて良かったです。
「拙者これにてドロン!ニンニン!ニンニン!」←可愛すぎやろ。

千聖がメンバーに隠れて個人練習をしていた描写も素晴らしい。
あんだけ多忙でどこで練習してんだよってずっと思ってたからね。
プロ意識が高いから、メンバーにも中途半端な状態の自分も見られたくないし、努力してる姿も見られたくないんすわ、この子は。
それを日菜と麻耶は察してるのがまたイイ~!
察せない彩ちゃんが自分のせいだと思って落ち込むのも彩ちゃんらしい。
すごくいつものパスパレらしいシナリオだったと思います。

ただ、ゲーム未プレイ組にとっては千聖らの性格が分からないでしょうし、意味不明だったかもしれないですね。
むしろ突然出てきたアイドルが本筋と関係ない話を勝手に進めてポカーン状態だったかも。
ところんファン向け特化アニメっすね、バンドリ2期は。
まぁ、25人キャラ全員を取り扱う以上、ファン向けアニメになるのは予想できたことだけどね。
個人的にはパスパレはパスパレで単体で30分アニメ化してほしかったと思います。
もうずっとパスパレを見ていたいけれど、2期におけるメイン回はこれで終わりでしょうなー。
もちろん他のバンドも好きだけど、なんとももどかしい気持ちです。 {/netabare}

6話感想
{netabare} アフロ回にしてはアフロが目立ってない?
ハロハピ、パスパレは完全に個別回が用意されていたのにあんまりだー!w
ただ、これ以上ポピパをないがしろにするのもどうかと思うので、このシナリオも有りちゃ有り。
むしろ4~5話は完全にファン向けだったのでそっちが異端だったかも。{/netabare}

7話感想
{netabare} RASのストーリーが本格的に始動!
なるほど、おたえを絡ませる展開できたかぁ。
レイヤ役のRaychellさんの演技力がとても声優初挑戦とは思えない素晴らしさ。
一方マスキングさんは・・・・
いやいや、役者でもない国内トップクラスのドラマーさんに声優やらしてんだから当然じゃない! {/netabare}

8話感想
{netabare} おたえの開口一番「別のバンドに行きたい」にはギクッとしてしまった。
ポピパを辞めたいって意味じゃないにしても、もっと言い方あるだろう。さすがコミュ障。
「どういう…こと」一瞬にして曇る沙綾の表情がまたグッとくる。
自分が一度別のバンドから脱退した過去があって思うところがあったんだろう。
予告見る限り、来週はRASを優先してしまってポピパの学祭ライブに間に合わない的な話になるのだろうが、沙綾がガチギレしそうでドキドキしちゃうなー。

彩ちゃん率いるバイト応援バンドも最高だった。
本筋と関係ないようで「ひとりじゃないんだから」という曲タイトルはポピパの現状にもかかってたんだよね。
送り出したメンバーを見守る各バンドの面々が面白い。
つぐモカを取られて一人膨れっ面の蘭ちゃんに草w
あと、彩ちゃんと花音ちゃんをネットリと保護者的な表情で見つめる千聖さんw
そして、薫さんたちに気づいてニッコリする花音ちゃんは可愛すぎた。
その他、ガルパの4コマネタを差し込んできたり、おたえがRASのサポートメンバーになるというのも、現実の3次バンドとリンクさせてるし、ファンならピンとくるネタを随所に散りばめる制作スタッフのバンドリ愛が本当に素晴らしい作品だと思います。 {/netabare}

9話感想
{netabare}おたえアウトー!
なんだかんだで間に合うと思いきや・・・
予想以上の鬱展開。
ポピパに厳しすぎるアニメ。
友希那さんの失望感極まる視線も辛い~。 {/netabare}

10話感想
{netabare} RIOTキター!
カッコよすぎるだろう。
このライブをやるために、おたえ脱退ネタを引きづってる印象。
六花のRAS加入はよ。
先週、唯一出番がゼロだった麻耶ちゃんがめっちゃ喋ってて草。{/netabare}

11話感想
{netabare} おたえ脱退騒動、引っ張りすぎに思えてきた。
この話にここまで重きを置くならよほどのドラマチックなシナリオが求められるはずだけど、ぶっちゃけどうせ脱退しないことは既定路線なんでそこまでハラハラドキドキもせず…
う~ん、ここまで完璧なシナリオに思えたセカンドシーズンも少しダレてきたか。
てか、彩ちゃんたちの霊圧が完全に消えちまったんだが…
どうせポピパのストーリーにほとんどを費やすなら、本筋から脱線した4~5話のハロハピ回パスパレ回はいらなかったかもしれない。
ガルパファン的には嬉しかったけど、新規さんはあそこで切っちゃった人も多いみたいなんで。
んー、9話あたりまでは本当に文句の付けようのない(ファンにとっては)アニメな気がしていたんだが、なかなか完璧なアニメに仕上がるのって難しいなぁ。 {/netabare}

12話感想
{netabare} 今週はメチャ出来の良い回で息を吹き返したかな。
ポピパのストーリーを軸にしつつ、ガルパのキャラも程良く出してくれて配分も満足。
テンポもよく無駄なシーンがまったくないので非常に濃密な30分を視聴することができた。
そして、リターンズ…めっちゃ良い歌…
また一つ名曲が生まれてしまったか。
何気にポピパは名曲が多い。
なのに、アニメ2期の劇中では「STAR BEAT!」など初期の曲しかやってないんだよね。
ポピパの曲では中堅どころの「Happy Happy Party!」がやたら推されてるし。
時系列的には「二重の虹」もあるはずなんだが、一向に出てくる気配なし。
一応、バンド技術はまだまだ未熟って設定があるから、名曲は出し惜しみしなければならない事情があるのかもしれない。
いずれにしても今回のリターンズという曲は、ポピパを代表する良曲の一つになったように思う。{/netabare}

13話感想
{netabare} バンドリ最高。ポピパ最高。
ハロハピ最高、パスパレ最高、アフロ最高。
ロゼリア最高・・・・はぁ~、やりきったわ。 {/netabare}

終わりに総括するとシリーズファン的には最高のアニメでした。
今までついてきて良かったなぁと。
あんまりこういうこと言いたくないけど、すべての美少女アニメを過去の物にしてしまったかと、あくまで贔屓目に見てる個人的な意見なんですみません。
3期は来年に延期されてしまいましたがバンドリコンテンツを長く楽しめるという風に前向きに受け止めます。
また、劇場版を挟むとのことで、フィルムライブとあるがストーリーがあるのか、ミュージックビデオを永遠にやるのか、今のところは不透明。いずれにしろ絶対見に行きますが。

バンドリコンテンツの今後の発展を願いつつ長々と書いてしまったレビューを終えたいと思います。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 7
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ブシロードPARK2019?

1話感想{netabare}
へぇ、フルCGなんだ。
ストーリーはテキトーに、ステージシーン主体で話進んでくれたらいいなぁ…ムーンウォーカーみたいに。
…。
……。
ってか、ひょっとして最終回“モンソニ”的な展開になったりして?
https://www.youtube.com/watch?v=BnJ5h03kvaU
あっ間違えた、↑は最新の、「アニメと直接連動」ってことではその前の年のコレ↓
https://www.youtube.com/watch?v=M1vU2ZSi0bo
で、こんな感じの現実のステージと連動みたいなのするつもりだったりして。
超会議やマジカルミライはよく知らん(※)けど、ブシロードはちょくちょくイベント開いてるんだよね?
フルCGだったらやらない手は無い気が。
やろうと思えばいつでも出来る立場なだけにちょっと気になる…3月末にブシロ関係のイベントなんかあったりする?


若くて何でも吸収できる世代ならまだしも、オッサンな自分としてはいくらステージで歌ってようがそのキャラのバックボーンが分からないとどうにもノれない。
「ステージでとっくにそんなことはやってる」ってことではなく、窓口(入り口)としてアニメがあると非常に有難いんだけど、この作品はそれを狙ってってことは…ないかな?
ついでに言えば時祭イヴでこういうステージやってくれないの?と常々思ってる。{/netabare}

2話感想{netabare}
しまった重要なこと忘れてた。
この作品世界の観客は何故か女性ばかりって設定があったんだった。
ってことは、↑で期待した「リアルステージと平行」展開の線は薄い?
う~ん、折角のフルCGなのに勿体無いなぁって思っちゃうんだけど、声優オモテに出さないほうのが勿体無いのかな。

んで2話の感想
1話で「あれ?」って思ってたのがあって、それはメンバー紹介の時に担当楽器鳴らさなくて「そんなんだっけ?」と思いまして。
で、2話ではちゃんと紹介ごとに鳴らしてくれました。
自分主催(メイン)だとやるのか?ここら辺知らなくてなぁ…。
できれば紹介ごとに音数が増えていって最後に曲が始まるってのやって欲しいけど、アレンジ面倒くさい?{/netabare}

4話までの感想{netabare}
あっるぇ?バンドメンバーが自分でチケット売ったりバイトしたり、堅実というか等身大な部分がウリだと思ったんだが、金持ちの道楽になっちゃったなぁ。
採算度外視で膨大な予算ぶっ込めば笑顔になれるって…そりゃそうでしょー。
ロゼリアの主催ライブに圧倒されてショゲてたポピパを元気付けようって話のハズだが、そんな予算ウチには無いと余計に落ち込みそうな気が。
…いやでもまぁ、これ見させられて「じゃあポピパはどんなライブやるの?」って興味は沸く…のか?{/netabare}

8話までの感想{netabare}
5話、前回のぶっ飛んだ話は無かったかのように等身大?の女子高生の話。
ってか行く先々でたえがバイトしてて「たえは見てる」状態w
でもなー、前回のこと考えちゃうとなー、これでもかと言わんばかりの金持ちの道楽を見せ付けられてチマチマバイトなんてやってられるか?ってなことをど~しても考えてしまう。
6話は地元商店街のお祭りでライブやるって展開で、こりゃあ家がパン家の沙綾にとっちゃあホームみたいなもんじゃね?なんてことを思ったり。
地元の爺ちゃん婆ちゃんから「ほう、やまぶきパン家の娘さんじゃないか」と贔屓目に見てもらえるだろー、そこら辺の地域密着?な部分をもうちょい見せて欲しかった。
と、ちょっと沙綾に注目が向いたところで7話、まさかの1期ネタ。
文化祭でポピパ一周年ライブやろうって話になって沙綾が「今度は始めから参加したいなぁ」って…ああそっかそっか途中参加だったっけ、家のパン家がゴタゴタして。
一応続きモノではあるけど絵柄ガラっと変わったし、一期の話は引っ張らないと思ってたので驚いた、別に一期見てなくても通じる程度ではあるけど。
ってか一期の話を継続するのなら、あの畳んだ伝説のライブハウス(名前忘れた)のその後の話とかも触れて欲しいなぁ。

なーんてことを思いながらの8話、更に一期の件が炸裂。
いや炸裂してないかも知れないけど。
たえが助っ人で他のバンド掛け持ちするって話で、それを明かされた時に沙綾が表情を曇らせるんだけど、これは一期の内容引っ張ってる?または別の理由?
一期、確か沙綾は別のバンドのドラムやってて、だけど家のパン家が大変でバンド辞めて、そこを香澄に強引に引っ張られてポピパでドラム再開したって話だったハズ。
以前に組んでたバンドとはケンカ別れではなく円満脱退って形になってはいるけど、機会があればゲスト参加したいとか思っててもおかしくないワケで。
ってか沙綾のゴミ捨てを手伝って、その時「このままみんなすれ違っていきそうで怖いんだ」と悩みを聞かされてたのって前のバンドメンバーのナツキなんですけど…そこにそのキャラ配置するかー。
そのうちたえに向かって「ズルい」って言いそうでヒヤっとしてます、そういう方向に進むのか??
それ以前にたえが助っ人で参加したバンドが、何話だったかロゼリアを見返してやると息巻いてた自称プロデューサーが結成したもので、ここら辺の衝突も今後あるのかねぇ?

どこまで一期の話を継承するのか不明だけど、4話は無かった事として見れば現在結構楽しく見れてたり。{/netabare}

9話感想{netabare}
おや?やっぱ一期の話を継続させてるのかな?
一期ではりみのお姉ちゃんズバンドがライブの出番に間に合わない事があって、カスミ達がキラキラ星を歌って時間稼ぎをしたことがあったハズ。
その時助けた側が今度は助けられる側になって…って考えるとなかなか感慨深い。
ってか前回同様、その時の当事者をわざわざ登場させてる(今回の文化祭でもお姉ちゃんズが来てくれたってシーンがある)し、やっぱ一期の話と対比させてる意図はあるんじゃないかな?
さすがに今度ばかりは助力にも限界があって結局間に合わなかった展開ではあるけどね、そこは一期と違って小山菜美にドヤされて終わりとは行かないっぽい。
…って、え、ギスギスはダメなん?
個人的にはたえと沙綾のビンタ合戦とかあってもいい位なんだが…ポピパ内ではタッパのある(≒ウエイトのある)トップ2なので迫力あるだろう、なーんてことを期待しちゃうのは邪道なんかな?{/netabare}

11話までの感想{netabare}
まず10話、迷惑をかけた関係者各位への謝罪行脚、ひいぃ胃が痛くなりそう。
そこはヤマブキパンでもいいから菓子折りの一つでも持参して行って欲しかったが、さすがに高校生らしくないかな?
ってかね、こういう経験を若いうちにしとくのは良いことだ、とオッサンな自分は思ってしまったり。
そして11話、たえが引き抜きのお誘いを受けてどう対応するかの話。
そこで今までのポピパでの思い出を振り返るシーンが出てきて…うおお、一期の内容じゃーん。
一期見てなくても「なんかそんなことがあったんですね」と通じる描き方ではあるけど、一期知ってれば「ああ、あったあった」とより楽しめる内容。
こんな演出ベタだし当たり前のことなんだけど、同期に放送してる“デートアライブ3”がそれをやってくれなくて不満に思ってたので「やっぱこういうシーンって重要だよな」と再認識。
しかもその思い出巡りをした後に砂浜に歌詞を書き出して…。
あれ?これって…“覆面系ノイズ”じゃね?
バンドリ1期と同時期に放送して、しかも重要なシーンでキラキラ星を歌ってて、ちょいとバンドリと関連しがちな作品だったんだけどまさかのここでもネタ被り?
悪い意味じゃなくて、これにより自分は当時(バンドリ一期放送時)をより強く思い出すことに繋がってくれました…まさか狙ってやった?
でもって今後気になるのは、ポピパはラスとは喧嘩別れではなく円満な関係を保ったまま引き抜きを断れるかどうか。
ロゼリアの時はそこら辺上手くできなかったって話なハズなので、ポピパは違うってところを見せてくれることに期待。
というか、チュチュも自分の意に沿わぬ者はなんでもかんでも敵認定ってキャラじゃない…よね?
ちと最近そういうゴタゴタを目にしてて興味がそっちに傾きがちでして…。{/netabare}

最終回までの感想{netabare}
あれ?終わっちゃった??
たえ絡みでラスと溝ができでしまうのかどうか、ロゼリアとチュチュとの確執はどうなるのか…辺りの顛末を期待して見てたんだけど…。
なんか見てる途中でTV消されちゃった気分。
最終回のCパートからしてこれは続きを作る前提…なのか。
これがいわゆるクリフハンガーってやつ?

ま、まぁ、ひとまず最終回の「引き」は置いとくとして全体の感想。
まず前期の評価は物凄く低いです、我ながらよく最後まで見たなぁと感心するくらい。
が、今作の二期ではそれを反省したのか、悪くない、むしろ良い、4話は無かったこととして。
更には前作を知ってるとより楽しめるネタも投入してて、無理して前作を完走したのが報われた気分にもなれたり。
やってくれるねぇ、ちょっとした掘り出しモンです。
そもそも最初はCGに変わったので「ひょっとしたら最後はホンモノのステージ流すかも?」と気になって見始めただけで、結局その期待は的外れだったけど、CGに変わってなかったら見てなかったかも知れない。
ふぅ、こういうのがあるから途中切りや前作がダメだったからもう見ないってことが難しくなるんだよなぁ(その結果最後までグダグダ文句言いながら見続けることも増えるという…)。
というか二期をより楽しみたいなら前作も見て欲しいと思う反面、前作はつまらなくてお勧め出来ないんだよなぁという、なんとももどかしい気持ちにもなったり。

とはいえ、じゃあ何処が良かったのか書こうにも、その…4話が邪魔しててナンともう~ん。
4話を無視するなら、女子高生がバイトやったり地元の祭に参加したり、最後のライブにしたって武道館とかではなく地元のライブハウスと、地に足着いた活動と言えばいいのかな?
荒唐無稽な夢物語ではなく、リアルっぽさがあったのが好印象。
あ、4話だけじゃなくて観客が女性ばかりなのを無視すればね。
それとちょっと邪道な楽しみ方として「メインキャラ以外は手書き」というのがありまして。
↑でも書いたけどたえが他のバンドのヘルプで掛け持ちすることとなり、それを沙綾が不安がって愚痴をこぼすシーンで聞いてたのが「ポピパ以前に沙綾が組んでたバンドメンバー」のナツキ。
ひょっとしてこれは本編に関わってくるか?とも思ったけど、ナツキはCGではなく手書きなので「その線は無いな」とすぐに判断できたり。
りみのお姉ちゃんズバンドもそうでしたね、手書きだったのでこれはゲストだとすぐに分かった。
こんな方法でこのキャラは今後話に関わってくるかどうかを判断するってのは、まぁ~邪道ではあるけどちょっと楽しかった。
逆に商店街のお婆ちゃんズは手書きなのにちょくちょく出番多かったのう、婆ちゃん顔のモデリングはやりたくなかったのかな。

総評
見て損は無いけどより楽しみたいなら一期から見たほうが良い。
が、一期は結構アレなのでお勧めはしない。
4話は忘れよう。{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 8
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ゲームファンとアニメファンの二兎を追う

1期視聴済 そして相変わらずゲームはしてない


2018年始特番で1期の一挙放送と武道館Liveなどのコンテンツを合わせて鑑賞したのが始まり。
アニメは周囲が言うくらいこき下ろすほどでは無かったと思ってますし、声のお仕事しながら楽器もこなす声優さん達に感銘を受けてもいました。

“そこそこのアニメ”&“頑張れ声優さん”

私のバンドリへの評価はこの2つの要素で出来てます。そしてこれはおそらくレアケース。ゲームの要素が抜けてるのです。
ゲームはスマホ音ゲーのお化けコンテンツで、むしろこっちからのユーザーが流れてくるほうが多かろうもん。1期で匙投げた方が多かろうアニメのみメンバーズは絶滅危惧種じゃなかろうかと邪推してます。

この前フリで何が言いたいかというと、、、


「ゲームユーザー向けの作品にがらっとリニューアルしちゃって戸惑ってます」


■戸惑い1 いつの間にか綺麗になって・・・
この2年(1期の放送からの意)ですっかり綺麗になっての再会。めっちゃCGです。ポピパの誰かは髪の色でやっと判別できました。それと第1話で5人集めての尺を取ってくれたのでなんとか。
演奏シーンで止め絵がないのはCGさまのおかげと思えば、慣れればOKということなんでしょう。


■戸惑い2 人多すぎ
ゲームオリジナルキャラを投入!って知らんがな。ざっと5ピースバンド×4組なので一挙女子20名追加です。Roseliaは1期にも登場してますが覚えてません。とはいえ総勢25名の顔と髪型と髪の色と制服の組み合わせで判別可能ではありました。さすがゲーム原作なのかスタッフ頑張ってたと思います。
なお4組とは以下、しっかり第1話で全員集合してたりします。

 『Roselia』 (ロゼリア)
 『Pastel*Palettes』 (パスパレ)
 『ハロー、ハッピーワールド!』 (ハロハピ)
 『Afterglow』 (アフターグロウ)

{netabare}さらに1組『RAISE A SUILEN』。試験勉強並に覚えることが多いのです。{/netabare}


■戸惑い3 曲多すぎ
1話1曲+one more 次から次へと右から左へ。思い入れがないのでほぼスルーです。


軽い疎外感はありますね。ゲームユーザー向けコンテンツになれ果てたのか?と。
結局のところ序盤の構成は「ゲームユーザー向けのコンテンツ」の体裁を取りながら「アニメ作品」としての二兎を追っていて、バランスは悪くなかったと思います。

1兎.バンドと曲紹介
2兎.ポピパを軸にしながらの筋を通したストーリーライン

ざっくりAパート日常描写。Bパート後半に演奏シーンで新規4組を取り上げてました。
{netabare}2話ロゼリア回。ポピパと双璧のロゼリアをまずもってきたのは正解です。
4話ハロハピ回。ファンタジーですね。↑↑↓↓←→←→BAとは粋なことをしてくれます。
5話パスパレ回。雨降って地固まる。三軒茶屋駅と生田スタジオの再現性がハンパないです。リアルの三茶はミュージシャン多い。
6話アフロ回。夕日と青春との相性の良さよ。そしてこちらも雨降って地固まる。{/netabare}

バンド紹介と並行してるのは、{netabare}“目指せ!ポピパの単独ライブ開催”、と{/netabare}ポピパを軸にしながらのストーリーラインでそこは崩しません。
そして折り返しの後半戦、{netabare}第7話から{/netabare}アニメらしく物語が動き出します。やっとだよ。。。



と、ボヤキはここまで。ここからV字回復。本格的に二兎めを追いだしてからがすこぶる良かったのです。軽く1期を凌駕する出来でした。
これならゲーム組もアニメ組も双方幸せになれるひとときを過ごせたのではないかと思うほど。


想像するにアイドルもの(バンドだけど・・・)の定番。後半トラブル発生→解決→大団円の流儀を守るなどお作法順守という安心感と、トラブル内容の濃さとが両立してたんじゃないでしょうか。

{netabare}1期は紗彩の加入騒動と香澄の声が出ない騒動。そこそこエモい仕上がりでした。
2期のトラブルと比較すると、1期より関係者の数の多さ、規模が拡大しているのがわかります。いわゆるステークホルダーが多い状態。収拾するにも関係各先の調整なり思惑が複雑に交差し、1バンド内のゴタゴタとは桁違いのレベルで重さが変わってきます。
第9話以降の{/netabare}後半はそこそこエモいではなく“エモい”でした。

{netabare}10話11話OPはRoselia『BRAVE JEWEL』。唐突な感じがしますし、これだけ作中の楽曲が多いと流して聴いても不思議ではありません。

『自分を責めないで 抱きしめなさい
 弱さを知る者は 強さを宿す
 貴方は手にしてるから』

傷つき折れそうな心を奮い立たせるような歌詞。おたえとその先のポピパへのエールとしか思えません。またこれが友希那んとこのバンドというのがエモい。ユキナは曲と背中で語るのです。{netabare}ついでに文化祭で猫カフェをしたがるおちゃめな娘さんです。{/netabare}{/netabare}

いろんな人の思惑が交差します。そして誰も悪くない。引っ掻き回し役の“ルー大柴”風JKプロデューサーもしかりです。こんな時に試されるのがバンドの結束力ですね。展開はわかっちゃいるけど、掌の上で踊りたくなるのです。

※ほんとにネタバレ
{netabare}11話が秀逸。揺れに揺れてるポピパメンバーの中で香澄が壁を越えておたえの懐に飛び込みます。さすがきらきら星メンタル保持の主人公です。
「ポピパはポピパだよ。おたえはポピパ。ギター弾こう!おたえ」→そして『STAR BEAT!~ホシノコドウ~』へ。はぁ~1期観ていて良かった。

そしてポピパはやっぱりポピパ。
おたえ「私ポピパが好き」
ありさ「いつか武道館とか行くのも悪くねェなと」
さあや「おたえ、行かないで」
りみ「おたえちゃんがポピパ大好きなこと知ってるもん」「ポピパでいてくれてありがと」{/netabare}

そして名曲が生まれました。続きは本編で。


楽曲に支えられ、仲間に支えられ、「あー音楽っていいな」と思える良作でした。



■■アニソン雑感

巷で神曲と言われようが作品を視聴してないとそうは感じられない私です。
経験上、楽曲単体でハマることは稀有で、未視聴作品のCVさんが担当する曲に限ってはハマったのは後にも先にも『回レ!雪月花』のみ。それもネタの性格が強い。
一言で言えばタイアップ。
作中繰り返し流れる。キャラの心情が投影されてる。作品世界を表わしている。

巷で流行っている曲よりもアニソンのほうを覚えているくらいになった現在でも変わりません。
本作バンドリ2期の前半で大量投入された曲は一過性でピクリとも食指は動かず、作品世界とリンクした後半の「Returns」「BRAVE JEWEL」「キズナミュージック♪」には心が震えます。
本作で作品とのリンク有無が大事なのだと再認識しました。みんなそうなのかな?

好きなもん聴けばいーじゃん、という話ですが、「これ良い曲だよ」がなかなか非ヲタ一般人の方には通じません。映像(物語)と音楽がリンクしてこその良曲。私にとってのアニソンです。



視聴時期:2019年1月~3月 リアタイ視聴

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2019.04.01 初稿
2019.09.20 追記
2020.10.19 修正

投稿 : 2024/06/01
♥ : 34

73.4 9 ツッコミで幼馴染なアニメランキング9位
ぼくたちは勉強ができない! 第2期(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (343)
1557人が棚に入れました
苦学の高校3年生・唯我成幸は、大学の学費が免除される「特別VIP推薦」獲得のため、学園が誇る3人の天才・古橋文乃、緒方理珠、武元うるかの教育係を引き受けることに。苦手科目にはとことんポンコツな彼女らを導き、志望校合格を目指すが…!?さらに、冷血に見えつつ超ドジっ子な教師・桐須真冬、メイドのバイトをしながら医学部を目指す先輩・小美浪あすみも加わり、成幸たちの勉強はさらなる追い込みへ!そして密かに恋の気配も…?「できない」天才たちが繰り広げるラブコメディ、 勉強も恋もまだまだ続く!!

声優・キャラクター
逢坂良太、白石晴香、富田美憂、鈴代紗弓、Lynn、朝日奈丸佳
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

確かにうるかも可愛いけど僕はやっぱり

9話と10話が好きだった。なんだかんだ親子。そして、父親と衝突しても説得しようと諦めずに努力しようとする姿勢に好感。やっぱり自分はつくづく古橋文乃派だなと思ってしまった。清楚系ヒロイン派推しは個人的に負けかなとか思ってしまうが、苦手な家事に奮闘したり、もたれかかったりと可愛い。
父親がまさかの大学で数学をしている人で数学の天才である妻を亡くしてから落ち込み、娘と向き合えなかった。でも、影で娘を心配してたし、遺品である論文をいれている(嘘)パソコンを通して関係も改善されて、めでたいことこの上ない。

成幸の進路気になるなあ。自分のしたいことやってほしいなあ。
稼ぎたいならパイロットかなあ。それかゴールドマンサックスとかの外資系いいよな。できる奴は収入が青天井で羨ましい限り。
と思ってたら{netabare}教育者かあ。大変やろうけど、ええやん。{/netabare}

高校3年生とは思えない勉強のしてなさ。受験あるんでないの?こんなもん?
全然わからない。{netabare}合格してるから、いいか。ポテンシャル高すぎ。{/netabare}

卒業して大学行った後まで描いていたな。{netabare}花火のジンクスはやはり、うるかだよね。大勝利。{/netabare}青春だなあ。あの展開はアニメオリジナル?

個人的には好きな終わり方したと思うし、良かった。ただ、もうアニメでは見られないと考えると寂しい。


OP
Can now, Can now Study
ED
放課後のリバティ halca
関係≧方程式 Study
挿入歌
ワンダー・ピュアマジック! 川瀬あゆ子(大地葉)、海原智波(阿澄佳奈)
星空のプレリュード 武元うるか(鈴代紗弓)
仰げば尊し


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
苦学の高校3年生・唯我成幸は、大学の学費が免除される「特別VIP推薦」獲得のため、学園が誇る3人の天才・古橋文乃、緒方理珠、武元うるかの教育係を引き受けることに。苦手科目にはとことんポンコツな彼女らを導き、志望校合格を目指すが…!? さらに、冷血に見えつつ超ドジっ子な教師・桐須真冬、メイドのバイトをしながら医学部を目指す先輩・小美浪あすみも加わり、成幸たちの勉強はさらなる追い込みへ! そして密かに恋の気配も…? 「できない」天才たちが繰り広げるラブコメディ、勉強も恋もまだまだ続く!!

1. 天才と彼はその[x]なる判定に銘々慮る
夏休みも予備校で勉強に励む成幸たち。この日は模試の結果が出て、理珠の志望校判定はE判定。「Eになった」と落ち込む理珠に文乃たちは騒然!…というのも、なぜか胸のカップ数と勘違いしていたからだ。そして理珠は、成幸が自分の胸に興味を示していると勘違いして…。後日、成幸たちは夏期講習の総まとめで予備校の合宿へ。勉強を終えて風呂に入った成幸は、なぜか男湯にいた文乃たちと鉢合わせ! そこに男子たちも入ってきて…!!

2. 先人の誇りは時に[x]どもの事情と背反する
あすみのバイト先のメイド喫茶が家事代行サービスを開始。成幸はあすみとともに依頼主の元へ向かうが、なぜか真冬やうるかといった知り合いばかり。しかもそれぞれ家事代行を恥じてか、あすみは仕事をさせてもらえずイライラ…!そんなある日の小テスト、普段以上に威圧のオーラを漂わせる真冬。実は徹夜でテストを作成したため、必死で眠気をこらえていたのだ。そして下校中、成幸は自動販売機の下をあさる不審な真冬を見かけるのだが…!?

3. 天才は変遷する季節と[x]模様に憂う
父親のせいで、うっかり前髪を切り過ぎてしまった理珠。最初の内は気にならなかったが、徐々に恥ずかしくなって成幸から顔を隠すように。被り物までして自分から顔を隠す理珠に、成幸は自分が嫌われたと勘違いしてしまう!また別の休日、親友・理珠とのお出かけにはしゃぐ紗和子は、完璧なプランで理珠を楽しませようと大張り切り! その途中、偶然に成幸と出くわした2人。紗和子は親友の恋のために身を引こうとするが…!?

4. 時に天才は限定された[x]において奮闘する
図書館で勉強する成幸の隣に、見知らぬ美少女が座って話しかけてきた。成幸は逆ナンと緊張するが、その正体は美容院でイメチェンした理珠だった。そうとは気づかない成幸は、勝手に誘惑されていると勘違い!翌日、英語面接に備えてスピーキングを練習するうるか。うるかの目も当てられない英会話に成幸は、この日の会話は英語以外禁止というゲームを提案する。しかしうるかとの英会話はかみ合わないどころか、勘違いの連発で…!

5. 心尽くしの賜物は時に[x]の錯綜となる
成幸の家で勉強した帰り、文乃は成幸から誕生日プレゼントを渡される。初めての男子からのプレゼントに「どんなもの」でも嬉しいと喜ぶ文乃。しかし開けてみると、そこにはブラジャーが…。果たして成幸の意図とは!?ある日、母親の代わりにバイトへ向かう成幸。そこはいつぞやのランジェリー店の店長が営むマッサージ店だった。あの時と同じく、着ぐるみでマッサージのバイトに励む成幸。そこに文乃と理珠が来店する!

6. 彼らは安んぞ面する[x]の志を知らんや
マンションの風呂が使えないため、真冬は銭湯に行くことに。途中であすみ、成幸たちと出会い、真冬とあすみは一緒にサウナへ。暑くて朦朧とする2人は、成幸との秘密を口走ったり、水風呂で戯れたり…。漏れ聞こえる2人の嬌声に、男湯の成幸は緊張しっぱなし!数日後、真冬を相手に模擬面接が行われる。文乃、理珠は弱点を突く真冬の質問に、すっかり心が折れてしまった。そして成幸の番…彼は真冬に何を語るのか!?

7. 人知れず天才は彼らの忖度に[x]する
オープンキャンパスを訪れた成幸、理珠、紗和子の3人。しかし成幸と紗和子はそれぞれ相手を理珠と仲良くさせるために、変に譲り合っては理珠を放り出すことに…。そんな中、理珠は数学の教授に才能を見出されて数学科に誘われる。あすみのメイドカフェでボードゲームイベントが開催! レアなボードゲームにつられた理珠は、メイドとなって手伝いで参加することに。メガネっ娘メイド・理珠に群がる客たち。理珠のゲームの才能が火を噴く!

8. ゆく[x]の流れは絶えずして…
成幸の体育の成績が赤点目前! うるかが成幸に水泳を教えるが、教え方があまりに下手で一向に効果なし。監督していた真冬が見かねてプールに入り、成幸の手を取るが…。プールの一件で真冬に勇気づけられたうるかは、全国水泳大会で見事に優勝! そして彼女には海外留学の話が。成幸に言い出せずに悩むうるかは、ファミレスで文乃に相談を持ち掛ける。そこに成幸が現れて、うるかはとっさにテーブルの下へ!

9. 最愛の星に[x]の名を(前編)
一ノ瀬学園で三者面談。家のために進路を決めようとする成幸に、母・花枝は自分がやりたいことをするべきと忠告。そんな中、オープンキャンパスで出会った数学教授が現れ、再び理珠を数学の道へ勧誘する。彼の名は古橋零侍、文乃の父親であった。三者面談で零侍と喧嘩した文乃。勢いで家出した彼女は、そのまま唯我家に居候することに。花枝の許可も得て成幸と寝食を共にする内に、どこか新婚生活みたいな雰囲気に…!?

10. 最愛の星に[x]の名を(後編)
唯我家での居候を続ける文乃。この日は花枝たちが出かけてしまい、家には成幸と文乃の2人きり。文乃は居候のお礼をすべく料理や掃除に挑戦するが、ことごとく惨敗! しまいには風呂に入ってきて、成幸の背中を流そうとする!?その後、星空の下で成幸に後押しされた文乃は、零侍と向き合うために家へ戻る。天文学への進路を認めようとしない零侍に、文乃は母が残した動画データを突き付ける。生前の母は何を語るのか…。

11. 祭のはじめは矢継ぎ早 彼らに[x]が降りかかる
文乃、理珠、うるかが希望進路を決める一方、成幸は「自分が本当にやりたいこと」を見出せずに悩んでいた。そんな成幸の悩みとは裏腹に、一ノ瀬学園は文化祭の準備で大忙し! そしてうるかたちは「後夜祭の1発目の花火を触れ合って見た男女は、必ず結ばれる」というジンクスを聞いて…。文化祭当日。理珠のクラスが出店するうどん屋にトラブルが発生! 理珠の父の勘違いで、模擬店の域を超えた大量のうどんが納品されてしまったのだ。

12. 祭の騒ぎは留まらず[x]どもは茨の道を往く
文化祭はますます大盛況! 水泳部のライブステージでは、なぜかフルピュア衣装を着た真冬が海原&川瀬と共演。真冬のダンスのキレに沸く観客。そして続いて登場したのは、見慣れない真っ黒な衣装に身を包んだうるか…!?うどんの宣伝で校内を周る成幸は、ある着ぐるみを着ることで、なぜか先生たちに追われてしまう。あすみの手引きで体育館へ逃れる成幸だが、そこでは文乃主演の演劇が修羅場を迎えていた!

13. 祭の終わりは寂しくも華やかに[X]どもを祝福する
着ぐるみの成幸の乱入により、文乃たちの演劇は大絶賛で終演。しかし着ぐるみ越しにキスした相手が分からず、文乃はただただ混乱…。一方、理珠のクラスのうどん店は、みんなの協力で大量のうどんが売り切れそうな盛況ぶり!そして「一緒に花火を見ると結ばれる」というジンクスがささやかれる、後夜祭の時間が近づいてきた。成幸と一緒に花火を見る、運命の相手とは…!?

投稿 : 2024/06/01
♥ : 11

TAMA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

未来はわたしたちの手の中に!!

1期は『うるか』『古橋』がエピソード的にやや優勢だったと思いますが、この2期は結構『古橋』エピソードで応援する人が増えそうかな?と思います。
ただ個人的に最終話は原作全て見てる身としてはあまり好きじゃなかったですね。ま、アニメだけなら良いのかも?


原作・ジャンプで全て。
アニメ・全話視聴。(全13話・30分アニメ)


今年(2020年)で廃止される『センター試験』。来年からは『大学入学共通テスト』に名称が変更になります。
現実世界では受験生をただただ混乱させた文部科学省に絶望しましたよ。「この程度かよ…」って感じです。
だってこの変更をする文部科学省の連中の理由、「マークシートだから」ですからね。しかも出される問題やテストの用紙、やり方等も見ずにただ会議で「選択式はアカンやろ」みたいなノリで決まったみたいです。
ま、私が説明するより『池○彰さん』の本や番組で言ってたのでそちらをどうぞ。
本当、受験生は今後の人生をも変えるかもしれない事なのに文部科学省は何やってんだか(汗)


さて、思いっきり脱線したので戻しますね。
あらすじは2期だから書くのはやめときます。


今回はラブコメやコメディ部分が強かったかな。
ま、少年誌のラブコメ系としては丁度いいレベルだと思います。ただちょっとセクシャルなのが多かったのでそこを受け付けないと評価は下がるかなと思います。♯5と♯6が特に。
1期と比べると勉強系はあんまりだったなぁ。個人的には残念。ただ『桐須先生』の教え方や面接の部分は好きだったな。「大人でも自分の長所なんて…」や「才能あるものの特権」とか共感や感心しました。
後は『唯我』の「自分のやりたいこと」についてかな。指摘されるまで決めてなかった事、そしてちゃんと自分で答えを出せた事。教育係をやってたとしてもやはり『唯我』も一生徒なんだなと。

ツボだったのは『武本』の運動天才なのに教えるのがとても下手な部分やアイキャッチ、『古橋』の毒や『小美浪』のツッコミ等も面白かったです(笑)
歌はED曲の方がノリも良く、キャラも可愛くて好きですね。


♯9〜♯10は『古橋』の株が上昇したんじゃないかな。てかさ、もう新婚やん(笑)
家庭ってそれぞれ事情があると思うし、不器用だから伝わらない・伝えないで向き合えてなかったからこそこうなってたんだな。
詳しくは書きませんがここのエピソードはいい流れだと思います。そして『古橋』にとって今後大変だなと私は感じました。
だってねぇ…、『武本』と『緒方』のねぇ…。
これは『唯我』にとっても難題だな。合格通知は誰になるやら。


♯11からは文化祭なんですけど… …

ラブコメ物としてブッ飛んだ事が多いですね。

…文化祭ってこんなカオスだっけ?

ま、まぁそれは良いとしてもやはり賛否両論の3DCGダンス。これは好き嫌いがハッキリしそうですね。
ダンス後にアニメ絵に戻るから違和感は残ります。
他作品で例えるのは恐縮ですが『かぐや様○告らせたい』の♯3のED曲『チカっ○チカ千花っ♡』みたいなダンス表現だったら違和感もなくて良かったのかな。

でも後夜祭やジンクスもオチも「らしい」終わり方だなと思います。ま、これは後で書こうかな。


さて、原作を見てた私としては最終話のED曲後のエピソードは嫌でしたね。まぁリアルタイムに放送されてる時は連載中だったからこの表現になったのかもしれませんがこの終わり方だと3期は作らない前提な感じがして残念感が強いです。
何故かと言いますと私個人は『桐須先生エピソード』と『小美浪エピソード』が綺麗で好きなのでアニメで表現してほしかったです。それはもう叶わなそうだなと。
アニメだけの表現だと『小美浪』と『桐須先生』の魅力は伝わらないと思います。ただのサブキャラ感が(汗)『桐須(妹)』も出れずだし。

今現在(2020年3/15現在)は1つのストーリーとしては完結を迎えました。中々綺麗な終わり方だったので私個人は評価は良い方です。
ジャンプでは『ニセコイ』が散々な終わり方をしたので心配をしてましたが安心しました(汗)

明日発売(2020/03/16)のジャンプでは『ぼく勉パラレルストーリー』が開幕します。作者の『筒井さん』は「どの物語が本当の結末かは読者の皆様次第です」と言ってます。
やり方としてはギャルゲー・乙女ゲーみたいだなと思いますが試みは面白いかなと。
読者(ファン)に対し『X=???』と解はそれぞれに、って事ですね。
アニメでは♯11と♯最終話の『ジンクス』と『後夜祭』がキー、原作では『問69』のシーン。

なので題名は原作にも書かれた表現と一緒にしました。その意味は…原作見たら多分すぐ分かると思います。さて、最愛の『X』の解は如何に?
気になる方は明日本屋、もしくは電子ですね(笑)

投稿 : 2024/06/01
♥ : 9
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

1期→うるか推し。から、2期→文乃推し。と、浮気w あ、物は投げないで下さい(汗)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
正統派のハーレムラブコメ。

難しいこと考えたり書いたりするアニメじゃないですね。

シンプルに楽しめる作品ですね♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
1期で私が好きだった順は、うるか→文乃→桐須先生→理珠→小美浪先輩。

2期を観て、文乃→うるか→理珠→桐須先生→小美浪先輩、に変わりました。

文乃、怒ってる時が一番可愛いって、どんなキャラだよ(笑) ツンデレのツンではなくて、ただ普通に怒ってるだけってのが良いよね。

でも実際、怒ってる時が可愛いらしい女性って良いですよね、リアルでも。あれ、(怒ってる姿みて、引いちゃう人と)何が違うんだろうね?

怒ってる時が魅力的な人って、愛嬌があるパターンと、サッパリしているパターンがある気がしますが、文乃姫には、その両面があると思います。

怒ってることは大抵正論だし、わりと他の人のためだったりするし、ちょっと照れるしw ガチで怒ってるのに笑顔ってのも、ポイント高いかも。

ナリユキともお似合いだと思うし。ナリユキは尻に敷かれてる方が良い(笑)

と、文乃さんの話ばかりになってますが、私の中の「歴代好きなヒロインランキング」でも、20番以内に入るかも? というくらいにお気に入りですね。

でも、なんとなく正妻にはなれないんじゃないかなと(汗) なんか、最後の最後に、自分(文乃自身)から引いちゃいそうな気がします。

以前からよく書いてますが、王道ラブコメは、展開よりキャラなので、良いキャラが揃ってる本作は、良いアニメです。受験(最終回)まで、追っかけたいですね。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆4
男子が胸ばかり気にしてるのは間違いないが、だからといって巨乳好きとは限らない。私は、CかBが好きですが、FよりはAです。だからといって、AAやAAAは、そんなにですが、、、って、何のカミングアウト?(笑)

2話目 ☆4
みんな、金で解決(笑) オプションなのか(笑) 居眠り(笑) 学園長の話、苦痛だよな(笑) てか、寝てる先生なんて普通にいたし、それにとやかく言ったりしなかったけどな。温泉卵(笑) ポンコツ先生(笑)

3話目 ☆4
てか、思春期男子が女子の変化に気付かないのって、鈍感ってのもあるけど、恥ずかしくて女子の顔をちゃんと見られていないってのもあると思うんだけど。関城紗和子、良い奴だよな~。回想、良いね。

4話目 ☆4
あのイメチェン姿を見た、文乃のハイテンションが見たかったな(笑) ランジェリー好き(笑) 意外な単語(笑) ①が(笑)

5話目 ☆5
これは予想できひんわ、ホンマに(笑) 文乃さんのツッコミが冴えるな(笑) イメージ伝わった(笑) 「文乃の巨乳化にナリユキ以外は気づくでしょ?」という視聴者の疑問を、アイキャッチで鮮やかに回収。素晴らしい。

デジャブ(笑) フニャフニャじゃねぇか(笑) 声優さんにエロい声を出させるためにやってんのか?(苦笑) ウルカさん、怒ってる(笑)

6話目 ☆3
どうも、キリス先生回は萌えないな~。ナリユキに贔屓しすぎ。

7話目 ☆3
酔いデレは安定的に萌えるな~。サイコロ倶楽部かな?(笑)

8話目 ☆3
うるか回。沈むのやめな(笑) もうちょい、プールでナリユキとうるかのラブコメ観たかったな~。海外留学か~。水泳の場合、日本も世界トップレベルにあるわけだし、うるかみたく英語で苦労してしまうより、日本で競技に集中した方が良い気がするけど。文乃のツッコミ(笑)

9話目 ☆4
文乃回。まさかのお父さん。そこで落ち込むのではなく、怒るあたりが、文乃(笑) 女子トーク、あかんでしかし(笑) よこそこに隠れられたな(笑) 文乃の怒りキャラ、好きだな~。

10話目 ☆5
ダメ文乃さん(笑) いやいや、風呂はやり過ぎ(笑) 「起きてる」は、なかなかの破壊力w これで文乃も正式参戦して欲しいな、ナリユキ争奪戦にw

11話目 ☆4
ダンスシーン、頑張ってますね。でも、やっぱり手描きが好きだな~。なんか、違うキャラにも見えちゃうな。だったら、先生出なくて良かったんじゃ(笑) 文乃の登場ばかり楽しみにしている自分がいる(笑) 先生、ちょろいw キス未遂から流れが楽しみ♪

12話目 ☆5
文乃さん、国語力生かしてる(笑) それもう、プロポーズやんけ(笑) 恋人食いwww ホンモノっぽくなったw 怒ってる文乃が一番輝いてる(笑) メインからサブまで、ほとんど全員に見せ場がある、素晴らしい最終回だね。時と場所と人数(笑) ハーレムエンド(笑) ん? シルエット的には、正妻はやはり緒方?
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 25

64.5 10 ツッコミで幼馴染なアニメランキング10位
プランダラ(TVアニメ動画)

2020年冬アニメ
★★★☆☆ 3.0 (283)
994人が棚に入れました
「廃棄戦争」と呼ばれた未曾有の大戦後の世界、アルシア。そこは、強者が弱者から自らの存在を示す「数字(カウント)」を奪い取る、弱肉強食の世界。そんな世界で、2人は出逢う。仮面で素性を隠しながらも、エッチなことが大好きで、弱き者たちのために太刀を振るう青年・リヒトー。母の遺言を頼りに「伝説の撃墜王」を探して旅をする、健気でひたむきな少女・陽菜。2人の出逢いをきっかけに、「数字」がすべてを支配する世界の謎が、少しずつ明らかになっていく---。

声優・キャラクター
中島ヨシキ、本泉莉奈、小澤亜李、市川蒼、梅原裕一郎、伊藤静、悠木碧
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.4

観終わった

1話感想{netabare}
原作は置いといて、シリ構が鈴木雅詞じゃねーか!
これはヤバ気な匂いがプンプン、シャッフルギフトみなみけおかわりレイルウォーズISCAsin七つの大罪ロードオブヴァーミリオン、これのどれかで「それクソアニメじゃん」と感じた方は警戒が必要かも。
ってか同期に“オーフェン”が始まって、これがそうだと一瞬勘違いしたよw
だってその…古臭くね?
「普段はスケベ能面男、しかしてその実体は…」って多羅尾伴内ネタもなんつーかもう、うん。{/netabare}

10話までの感想{netabare}
話がヒドいのは鈴木雅詞だしこんなもんでしょう、別にバカにしてるんじゃなくて個性が強いというか作風に合ってないというか。
この方の得意分野はほのぼの路線からの殺伐とか闇堕ち系(いわゆる一昔前の18禁パソゲ系)だと思うのだけど、最初の方のほのぼの路線パートは今ではもう古い手法になっちゃってるというか。
原作知らんけどアニメは2クールって余裕あることだし、そのうち殺伐方向にシフトするんじゃね?と思いつつダラーンと見続けてたら…9話でキター!
いやもうね、9話の展開はいかにも鈴木雅詞らしい展開で心の中でガッツポーズでゲス(一応6話の「救えなかった…」も殺伐カテに入る?)。
あ、言っておくけど面白いってワケではないです、“ロードオブヴァーミリオン”みたいになってきたってこと、コンサート会場の件が近いかな?
で、絵がヒドいのもまぁ…今期はもっとアレなのがあるし、うん…。
そして、そんなことよりもっと気になることがありまして…。

B G M が ヘ ン

ダイナミックピアノ(ググって)をずっと聞かされてる感じ、なにこれイルーム?
上記の通り話と絵がアレなので視聴切っちゃった方も多いだろうけど、画面見ないで台詞も聞き流しで良いのでBGMに注意していま一度視聴して欲しい。
そしてBGMが気になり出すと効果音も気になり始めるもので、これも注意してみるとなんかヘンかも。{/netabare}

19話までの感想{netabare}
2クール目のOPとED、絵がちょっとアレすぎひん?今のご時勢考えると突っ込んじゃ悪いのかなぁ…。
で、2クール目から過去編に突入したのだけど…てっきり2・3話で終わると思ったらまぁ長いこと。
一応18話で終了でいいのかな?ってか18話だけ見れば大体の設定は把握できると思う。

でもってここまで見ての感想なんだけど…真っ先に思ったことは2つ。
ひとつは、脚本やシリ構ってひとつの作品にどれだけ時間かけるか知らんけど、ひょっとしてシリ構の鈴木はこれを手がけてる間に“ロードオブヴァーミリオン”の仕事した?と思ったり。
というのも共通する価値観が垣間見えまして。
端的に言えば「正当防衛であっても殺人は許されない」、ロードオブヴァーミリオンはこの思想がめっちゃ強く出てたんですよね。
こっちは原作アリなんだし、作者の思想に染まってる間に手がけたのかなぁ、と。
もうひとつは「あかほり作品でこんなの無かったっけ?」、えーっとMAZEだかセイバーマリオネットだかそれ以外だか。
まぁ「仮面の下の涙を拭え」って時点でアレなんだけど、原作の方全く知らんがあかほりキッズなのかい?

で、そういった直感的な感想ではない、じわじわと感じたこと。
口減らし政策ネタの作品も今まで沢山見てきたけど、この作品はいまいちピンと来ない、説得力が弱い。
で、その理由は…スタッフなり原作者なり分かってそうしてる?、ワザと危ない部分を外してるってことは…無いかな。
いわゆる宗教とか選民思想(=民族弾圧)とか、真面目に書いちゃうとどっかの団体からクレーム来そうなヤバい案件には触れないようにしてる可能性は無いかな?
とはいえ、余りにも避け過ぎててリアリティが無い。

そもそも敵って何?軍って何?貧困って何?が作品から何も感じない。
何のために戦争してるのかすら分からない。
口減らしって理由は生徒達には伏せられてたのかな?
世界規模の口減らしを目的とした戦争なら、負けた国は軍人も民間人も等しく粛清対象なんじゃない?
なら民兵がまかり通ったり国家総動員がかかってもおかしくないと思うのだが…何故か軍は徴兵ではなく志願っぽい。
まさかあの学校が大本営じゃないよね?やっぱり民兵?けどそうすると食料調達が謎になってしまう。
そんな中殺さない軍隊だなんて言われても、自分達は手を汚さないってだけにしか聞こえない。
途中でバロットによる議決が変わって「想定してたのと違う」ってことではあるっぽいけど、それでどう情勢が変化したのかよく分からない。
軍に入れば食料が貰える?じゃあそれどこから接収したんだ?市民の暴動は無いのか?貧困にあえぐ民草に思いを馳せつつ涙を流して米食うんじゃないのか。
Aクラスの集団自決も唐突というか今更かよって感じ、終戦迎えるまで気付かなかったってことか?
ってか労働人口下げてどうするんだ。
それ以前になによりも、「生産」がどう追いつかなくてどう落ち込んだんだんだかサッパリ分からない、一切触れない・見せない。
これが一番モヤ~っとする。
国すらもよく見えない…のだけど、これってひょっとして、口減らしが必要→人口が増えてる国ってどこよ(そこが悪いんじゃねーの?)と察しがついちゃうのでボカした…とかだったりして?
単に作画が大変なので手間のかからないシーンばかり映してたらこうなったってことは…まさかねぇ。
世界観の把握のためにも主人公達だけじゃなくて、他の国の軍は自国民へ銃を向けたかどうかが凄い気になるんだが、それも見せてくれないのかな。

別に戦争は悲惨に描かなければならないなんて思っちゃいないけど、それにしたって限度がある。
こんなんだったら戦争とか軍とか出さないで、普通にバロットの謎の力で大洪水とかの方が説得力があった気ががが。
あとこういう系で他作品でよく見るネタとしては「生き残るのは我々エリートのみ」ってやつだけど、そういう思惑は働いてたりするんだろうか?

なんてことを思いながらの19話、おおう…。
作画のことはもう言うまいと思ってたけどリィンの下腹の件、“異種族レビュアーズ”のうのまことだったらもっと説得力のある絵を描いたんだろうなーとふと思ってしまったり。
内容?あー、うん…。{/netabare}

総評(これだけ見ればいいかも){netabare}
あらすじ~
地上の人口が増えすぎて○○が間に合わなくなったので戦争が起き、7つのバロットを集めると発動するアルシングという事象決定装置によってアルシアという大陸(というより島?)を浮上させ、地上の○○を吸い上げて楽園を築いてましたとさ。
主人公はそれが気に入らなくてアルシアを落とそうと思ってたけど、気が変わって「とりあえず」でバロット集めようと決意しましたとさ。
(○○に当たる部分は普通に食料だと思うけど作中の描写からはそれを感じない、誰も農地を耕さない)
以上。

うん、目的がワカラン。
「現状がイヤだから反抗する」ってだけで、じゃあ解決策は?というとそれが無い。
人間の可能性は~って、それを散々模索した結果の戦争だったと思うのだが…。

途中からずっと不自然に思ってたのだけど、戦争戦争言ってる割には仮想敵すら見えてこない。
なんだろう、「イデオロギーが見えない」とでも言えばいいのかな。
それとも私の発想が貧困なだけ?
戦争の原因は作中で語られてる内容だけで判断すると「人口が増えすぎたための口減らし」、もっと言えば「総人口減らしたい」。
だったらまずは自国の労働人口以外…それこそ○才以上の国民は姥捨て山送り、テストで○点以下の国民はガス室送り、ってなりそう。
(多民族国家だったら○○人種は皆殺し、とかね)
それがイヤだから他の国民(軍人じゃなくて国民)を殺せばいいってことになって戦争になったんちゃうの?
なので降伏すれば命は助かるってことは無く、敵は皆殺しが基本になるんじゃないかな?
敵国民一人殺せば自国民一人助かるって状態じゃないのか。
なので軍と民の違いも無ければ大量破壊兵器や非人道兵器の禁止条約なんてブッチした地獄のような戦争になると思うのだが…。
ガンダムでいえば南極条約無視してコロニーでもアクシズでも落とすのを辞さない状況…じゃないのか。
実際作中の回想シーンで年端も行かぬ少年がヒットマンをやってたりしてて…でもそれが「当たり前」の戦争だったんじゃないの?
そのため「殺さない軍隊」とかいうやつも「他の連中同士で殺し合って人口が丁度良い数まで減るのを待つ」ってだけで、対症療法してるだけで根本解決とは程遠い。
ってか地下シェルターにでも篭ってろ、としか思えない。
実は戦争が起きた原因は他にあるのかも知れないが、そこら辺がボヤけてるため主人公の目的も分からない、バロットを集めるという「手段」だけが先行してる。
人口調整と生産の向上じゃあアカンのか。

ってかよう、ほんっとそもそもさぁ、地上は現在も地獄絵図なのか、人口が丁度いい塩梅まで減って復興してるのか、それすら分からない。
アルシア落としても結構平気かもよ?と思うと茶番にしか見えない。
ってかアルシアはどうやって地上の資源を吸い上げてるのかも分からない。
『キャピタルタワー』みたいなの無いの?『スコード教』みたいの広まってないの?飛行機作っちゃダメってのは『アグテックのタブー』でしょ?
上記の『』で括った単語は“ガンダム Gのレコンギスタ”の用語なんだけど、スタッフはGレコ見た方がいいと思う(面白くはないけど)、少なくとも作者はガンダムの影響強く受けてそうだし。
『ヘルメスの薔薇』を寡占してるヤツをぶっ殺せば解決とはならんだろうし、ホントもう何したいんだかサッパリ分からない。


と、以上がアニメを最終回まで見た感想。
大半の方がそこまで至る前に視聴切ってると思う…それくらい序盤もつまらない。
「これやっときゃオメーら嬉しいんだろ?」といわんばかりの下らないコメディシーン、作ってる側も下らないと思ってそうな気配を感じるのが辛い。
(むしろあれを面白いと思ってやってたらそっちのが問題だ)
鈴木雅詞はダテじゃない、を再確認できました。
「アニメスタッフはこんな原作をアニメ化しないで他の作ればいいのに…」みたいな感想をどこかで見たけど、いいえ、鈴木雅詞が係わる限り何作っても同じですよっと。
実際、原作の出来そのものは置いといて、アニメは原作から色々と改変してるらしい、というか読み込みが足りてないらしい。
調べたのがそこだけなので細かくて恐縮だけど、アニメ20話部分、原作では問題の無い行動順になってるのだけど、アニメでは時系列がおかしくて水着姿で寝てる連中が雨ざらしになるという事態に(目覚めないのかよ、と突っ込まざるをえない)。
こんな感じで順序がアベコベにされておかしいことになってる箇所が随所にあるらしい。
「らしい」ばかりでアレだけど、こっちもそこまで調べる気力無いし…ここら辺は原作既読の方がアニメではどう改悪されたか書き起こしてくれると面白い、かも?

地球の環境が深刻なほど汚染されて、人類は宇宙へ脱出して、地球の環境が回復するまで待つ。
ないし地上に残された人類を高みの見物する連中が居る、なんて話はこれまでにもゴマンとあるので、まずはそっちを見た方が良い。
その世界の文明レベルではありえない超科学兵器が登場するなんて普通だよ、普通。
主人公は“ガリアン”のヒルムカや“ゾイジェネ”のロンに当たるポジなんだと思う、ジョルディーやルージ「ではない」視点にしたのは新しい…のかなぁ?{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 13
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

ナンダコリャ

[文量→大盛り・内容→酷評系]

【総括】
ジャンルは、バトル・ファンタジー・エロ。

レビューでは、私の酷評系の中でもかなり酷評してます。もし読まれる方は、気を付けて下さい(笑)

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
アビスが実は現代の世界~とか、現実兵器が~とか、それはまあ別に悪くないんですけど、、、。

全体的に、ダサいというか安っぽいんですよね。ずっと。

まず、序盤のエロ展開。後のシリアス展開への伏線、高低差をつけたいのだろうけど、単純にキモい。閉じられた太ももをこじ開けようする主人公に、共感がもてるか? 「本当は心に影が」って、信じられるか?

中盤の、アビスの事実からの園原戦。映像表現がダサく、バトルがなんの能力バトルにもなってない、ゴリ押しバトル。しかも叫んで光るとパワーアップとか、「どこのドラ○ンボール?」と聞きたくなるものばかり。スピードが速いことを、背景を動かさずに「消える」で表現されても、それはもはやアニメーションではない。

また、とにかくこの園原というキャラが、というか使い方が納得いかない。

最初は「早く私を殺して」というメンヘラで登場し、バカみたいに一般市民を虐殺しといて、「実は薬を射たれてラリってただけで、本当は良い子だよ」とか、マジかよ!?と思った。

しかも、最後に少しジェル中尉とイチャついてるし。次話はふざけたエロ展開だし。街で園原に虐殺された人の家族が見たら、殺したくなるよな。

「大量殺人をしましたが、責任能力がないため無罪です」てことを、リヒトーだけならまだしも、園原自身も自然と受け入れている感じがして、かなり胸クソ悪かった。良い人にしたいなら、最初の大量虐殺をやらせたらダメでしょ。

「シリアスの中のギャグ」は、とても難しい。絶妙なバランスが必要だが、どう考えてもこの作者(原作者かアニメ制作陣かは分かりませんが)には荷が重い。

なんかこう、「ありがちでウケそうな設定・展開・キャラ」を、節操なく、無秩序に、とりあえず並べて、矛盾が出てきたら知らぬ存ぜぬで新しい刺激的な展開でお茶を濁すみたいな印象を受けた。

その辺が、自分が「ダサさ、安っぽさ」を感じた要因かなと思う。

続いて、過去世界編ですが、これもまたひどい。

そもそも、「人口が増えすぎたから食料が足りなくなり、人を廃棄する戦争」ってのが、意味わからん。

これは多分、FAOや農水省などが、「2050年には世界の人口が100億人を超え、その後も爆発的に人口が増え、世界の食料が不足する」とか言っているのをもとにしてるんだろうけど、私はそもそもこのことに懐疑的で。

まず、人口なんて、「ある日突然100億人になる」わけじゃなく、徐々に増えてくんでしょ? その間、何も手をうたないほど、人類はバカじゃない。食い物くらい、なんとでもできるでしょ。世界にはまだまだ耕作可能地はあるし、今の科学技術なら耕作可能地を増やせるだろうし(なんかバイオテロで農作物や畜産に大ダメージがあったとか、そんな説明でもあれば良かった)。

ていうか、人口増加率は1965-70年の2.06%がピークで、今はそこまで増えてない。じゃあ、1960年代以降、世界の食料が足りなくなったかといえばそんなことはなく、むしろ、穀物の価格は下がり、供給過多ともいえる状況になっている(勿論、これは地球全体の話で、紛争地帯や貧困地域などはこの限りではない)。1960年以降を見ると、人口は2.4倍に増えているが、穀物生産量は3.4倍に増えているので当たり前だ。これは、ICTやAI、バイオテクノロジーなどによって、単位面積当たりの収量が増えたことが大きく、この傾向はまだまだ続くと考えられている。

てゆうかそもそも、2050年をピークに、世界は人口減少に陥るという報告もある。実際、すでに出産数は頭打ちで、今の人口増加は、長生きできるようになったことが大きいとも言われてるしね。

まあそういう小難しい理屈を持ち出さなくても、過去編はおかしい描写だらけ。

戦争して口べらしする程の(究極ともいえる)飢餓状態なのに、電気等のインフラはバッチリ。節電の素振りすらなく、蛍光灯も全部つけてる。掃除も隅々まで行き届いている。毎日大浴場で入浴。洗濯し、糊の効いてる制服。

「軍は優遇されている」にしても無理がある。そして、この間まで究極の貧困の中にいたはずのこいつらが皆、筋肉ムキムキにおっぱいデカいって、どんな風に栄養摂取してるんだ?

それから、そんな貧困を身近で感じてきたはずなのに、海に行けば平気でビーチで遊び、乾杯してパーティ。飲みきってないビールを余裕で捨てる。それ、苦しむ民間から集めた金だろ? 殺さない軍隊とか綺麗事言っておいて、彼ら彼女ら全員、サイコパスなの?

過去編が終わった後も変わらず、最終回のできも酷い。なんで少し真面目にやると、ワケわからんエロシーンを差し込むの? 元々好感度の欠片もない主人公だけでなく、ヒロインの魅力までガンガン下げているけど、制作はドMなの?

あと、ジェル中尉強すぎでしょ。カウントも撃墜王も関係なし。作者、自分で考えた設定忘れてる?

その気になれば、あと2000文字くらい批評できそうだけど、辞めとこう(笑)

誉めるところが、かなり少ないアニメで、逆に原作の出来が気になる。自分が大好きな「封神演義」が「覇穹」であれだけ蹂躙されたので、「アニメの評価=原作の評価」だとは思ってません。2クールでアニメ化されるくらい、期待されたんだろうし。少し読んでみようかな?

とりあえず、こんなに酷評していろのに最後まで観たのは、「☆1をつける以上、ちゃんと最後まで観るべし」というマイルール(絶対じゃない)に従ったまで。あまり、良いアニメの観方ではない。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆2
ただの変態やん。陽菜って、めちゃ現代的な名前。数字に支配される人生。0になると死ぬって、厳しい世界だな。カウントされると、身分差。歩いた距離なら、カウントが減らないんじゃない? ん? 0になったらアビスでないの? いやいや、気付けやさっさと。髪スッキリて、無抵抗の意味ないやん。数字は身分差であって、実力差ではないのね。

2話目 ☆2
脚力笑えた(苦笑) んで、太もも開きが悪趣味。最後の展開が謎。色々としゃべる悪役は(苦笑)

3話目 ☆2
ん? なんかバカないちゃつきコントをして30分が終わったぞ?

4話目 ☆2
ギャグが致命的につまんないんだよな、センスを感じない(苦笑)

5話目 ☆2
いつの間にそんなに、リィンに夢中?

6話目 ☆2
なんか、話が繋がらなくて。空とぶの禁止ね。まあ、アビスの方が真の世界とか、実はこの世界が地下にある(アビスは空の上)とか、そんなノリかな。

7話目 ☆3
熊の解体は、ちょっと面白かった(笑)

8話目 ☆3
現代兵器がアビスからね。まあ、ありがちな展開だな。

9話目 ☆2
大分、虐殺だな。展開としては興味深いが、それを胸くそ悪さが上回るかな。ん? そんな目的、話したっけ?

10話目 ☆1
バトルが雑だな~。スーパーサイヤ人に、空中殺方、それはクリリンのことかー! 的な展開。ドラゴンボールかな?(笑) いやいや、あんだけ殺してとかメンヘラ女やっといて、死ぬのを怖がるなや。人格の上塗りとか、実は良い人とか、殺す殺す言って殺さないとか、興醒めも甚だしいわ。

11話目 ☆1
んで、軽いエロ展開か。緩急つけたいのは分かるけど、クダランナ~。街で虐殺された人の家族が見たら、殺したくなるよな。過去世界へ飛ばしたか。

12話目 ☆2
新しい展開のため、一応観てみる。殺してないんかい。

13話目 ☆1
いやいや、リヒトーに星をあげれば良いだけやん。いやいや、星は肌身離さずもっとけや。いやいや、簡単に星をあげるやつばかりか。いやいや、話からして、軍人になったことで得た食料なんて絶対に食わなそうな婆さんじゃん。いやいやいや、「暴力はNG」で「略奪(窃盗)はOK」て基準も分からんし、どこで線を引くんだよ。

14話目 ☆3
ジェル中尉の「痩せろ!」は笑えた(笑) こういう日常回なら、まだ観られる。

15話目 ☆1
そこまでの飢餓状態なのに、電気等のインフラはバッチリ。掃除も行き届いている。節電の素振りすらなく、蛍光灯全部つける。毎日大浴場で入浴。「軍は優遇されている」にしても無理がある。あの貧困を見たはずなのに、平気でビーチで遊び、ビールを捨てる。乾杯してパーティ。こいつら全員、サイコパスかな?

パンチで岩を砕き、同じ木材で、生木を一方的に破壊。

てか、この間までそういう貧困の中にいたはずのこいつらが、筋肉ムキムキにおっぱいデカいって、どんな風に栄養接種してるんだ? 落とし穴、浅い。最後、リヒトーを抱き締めるシーン、リヒトーの身長120センチくらいだけど(苦笑)

16話目 ☆1
食え、のところ、引くわ~。その理論、むちゃくちゃだよな。戦争で殺さないだけで、大分歴史は変わるしな。この作画での殺し合いは、もはやコメディ。木の板撃つなや(笑) 顔にガラス刺さってる(苦笑)

17話目☆1
首、スパーンと。

18話目☆1
エロをなんとか正当化させようと。大体、人口が増えすぎたから戦争で口べらしって、無茶苦茶なんだよな。アルシアの成立。なぜ、待ちなさいで、待つのか、だよな。幼馴染み、あっさり1シーンで死亡。

19話目☆1
なんかよく分からんが、声優さんは頑張っているな~と。結局、リヒトーは、ナナが好きなのか、ヒナが好きなか? どうしたい? そこは、兄妹愛でいくのか? コメディのクオリティは悪くないけど、そもそも、コメディを許さない作風なんだよな。

20話目 ☆2
そんなに、軍部って強いの?

21話目 ☆2
抱きついたからって、止められるの? 止血したからって、生きられるの?

最終話にして、またクソみたいな展開。やべぇな。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/01
♥ : 24
ネタバレ

匿名係長 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9

わたしの戦闘力は530000です。

見終わった直後の感想は、
『やっと終わった・・・』でした。

こんなに先の展開に興味が持てないストーリーは久しぶりでございます。

絵は綺麗なんですよ。
絵だけは!!たまに「ん?」となったりしますが、全体的に綺麗だったと思います。

とりあえず主人公vs敵な図式だけで進められるストーリー

戦う目的が不明瞭すぎること、そして視聴者を置いてけぼりにする展開。

何より全然ワクワクしないストーリーが2クールも続くのですから、苦行でございますよ。

後半になってやっと世界観が掴めるのですが、それからも面白くなる兆しが見えない!

てか、おもしろくない!!

辛い!見るのやめたい!けど、ここまで我慢したんだ、何とか最後まで、、早く終わってくれ、、、

視聴後は時間をかけたことへの後悔のみが残るだけでしたので、コレから視聴しようと思ってる方は内容のネタバレを読むだけにすることを強く推奨致します。

なので、下に簡単に内容まとめます。
これ以上、私のような者を出さないために。

{netabare}
ヒロイン【陽菜】の母が影のような手(リゼロの見えざる手)に地面に引きずり込まれているところから物語は始まります。

母「撃墜王を探しなさい」

ヒナは旅に出て、ある街にたどり着き【ナナ】と【リヒトー】に出会う。

ヒナ、軍に騙されてピンチ!
母の遺品の【玉(バロット)】が狙われる。

リヒトー登場でヒナ助かる。
【リヒトーは閃撃の撃墜王だった!】

玉(バロット)は持ってるだけで違法なのだそうだ。

この世界【アルシア王国】では、一人一人が体に数字が刻まれており、歩いた距離や戦闘での撃墜数など、それぞれ違いはあれど、その達成如何によってカウントが増減する。

ちなみに、カウントが多い程より強い存在ということらしい。
スカウター無しで見れる戦闘力のようなものだ。

0になるとヒナの母のように【アビス】に引き摺り込まれるという設定。

1話で大体の設定が説明されて、ヒロインを助けた主人公はヒロインの制止も聞かずに何処かへ行ってしまう。

リヒトーは別の街で軍所属の女の子と仲良くなる→追ってきた軍と戦う→逃げる→追ってきたヒナ&ナナと再会→次の街で軍とバッタリ会い、酒飲み対決などでグダグダ

その街でアビスの悪魔?が登場!!

正体は、攻撃ヘリコプター!!

メガネっ娘が登場し、ヘリを撃墜!
【メガネっ娘は追撃の撃墜王だった!】

【撃墜王は全部で7人いるのだ】

メガネ女は敵の手により薬でラリっているようだ、他の街の人を皆殺しにしてきたよ。
戦う→正気に戻す。

戦いの傷を癒していた所、急に「過去を見ておいで、出来れば変えてきて」と、ふんわりしたこと言われてナナの力で過去へ送られるヒロイン達。
【ナナは識撃の撃墜王だった!】

謎の学園生活スタート。

なんだかんだあり、リヒトーの過去は変えられなかった。

その時代は戦争の時代。
ヒナの母の形見の玉は全部で7つあり、全て集めると色々な事ができちゃうドラゴンボールだった!

人口増加により食糧難となった世界からの脱却として、玉を全部集めた学園の先生達は、選ばれた人達が住むための王国を空中に作る。

それが「アルシア王国」であり、残されたボロボロの世界が「アビス」だったのだ!

で、戻ってきたヒロイン達を置いて、この世界は間違っている!と、一人で軍に挑みに行くリヒトーと、それを追うヒロイン達。

敵軍にいた【重撃の撃墜王】と対決→勝利

最後は主要メンバー、男女6人の登場キャラ達のカップリングが決定。


{/netabare}

この物語は

1話でシステムの説明。

2〜10話で仲間的な人との出会いと謎の伏線。

11〜19話で過去から現在までの説明。

20〜24話で、これからの為?の戦い。

ということで、2クール使って殆ど何も進んでないんですよね。

無駄にエロい演出してみたり、つまらないギャグ挟んだり、とりあえず酒飲んでるだけだったり。

{netabare}
8話でヘリコプター出てきた時の置いてけぼり感はハンパなかったなぁ。

どんな敵が現れるのかと思ってたら戦闘ヘリ出てくるんだもん。

「・・・は?」ですよ。

メガネっ娘はラストで、いつの間にかまた薬打たれてて敵になってましてね、、
いい加減にしろよって感じですよ!

ヒロインは子作りしたいだけの子になっちゃって・・
でもエロエロなはずの主人公は手出さないし。

意味不明です。

全体的に意味不明なんです。
{/netabare}

大体最初に目的が無いのがグダグダの始まりです。

ヒロインが主人公と出会って別れてその後は何の目的があるわけでもなく、ただただ進んでいくストーリーは退屈せざるを得ない。

なので全く視聴者に内容が入ってこないんですよね。
自分は何を見てるんだろう。

ある世界のある登場人物達の意味不明な日常を見ているだけにすぎないので、先の事とかどうでも良くなってしまう。

そんな物語でした。

ストーリーや構成がダラダラしすぎてるのが悪かったのかな?

いや、最後まで見てしまった自分が1番悪いですよね。

どうしても見たい!って方、
1話、2話見て「ん?」となったら、それがずっと続く感じです。

視聴継続の有無については早めのご決断を。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 8

71.7 11 ツッコミで幼馴染なアニメランキング11位
鬼灯の冷徹 第弐期(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (281)
1450人が棚に入れました
これは地獄のお話。
あいもかわらず亡者で溢れかえっている地獄では、閻魔大王の第一補佐官・鬼灯が、大王の補佐はもとより、亡者の呵責や獄卒たちの指導に、現世への視察と大忙しの日々を送っていた。
そんな鬼灯といつもの愉快な仲間たちに、鬼灯の幼なじみや双子の妖怪、自由気ままな雪鬼などなど新たな面々も加わり、騒々しくも楽しい地獄の毎日がいま再び幕を開ける!

声優・キャラクター
安元洋貴、長嶝高士、小林由美子、後藤ヒロキ、松山鷹志、喜多村英梨、青山桐子、柿原徹也、種﨑敦美、上坂すみれ、平川大輔、遊佐浩二、佐藤聡美、小倉唯、諏訪彩花

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

閻魔大王の第一補佐官・鬼灯の、地獄での冷徹な日常を描くコメディ。

「鬼灯の冷徹」2期です。

1期を見てから時間が空いていたのですが、
内容を覚えていなくても問題なく楽しめました。

1期では、キャラはまあまあ好きだったけど
ストーリーはそこまでハマりませんでした。

2期はストーリーも用語もわかりやすくなっていて、
1期以上に楽しめました^^

どうも1期から監督さんも制作会社も変わったようで。
(キャストはナレーター以外継続でした)

全26話です。


● ストーリー
ここは地獄。

閻魔大王の第一補佐官である鬼灯(ほおずき)。

鬼灯様は常に冷静で笑顔を見せないドSな性格。

地獄の個性豊かな仲間たちと過ごしながら、
今日も仕事に励む。


地獄の日常&お仕事ものです。

基本的に1話が短いエピソード2つで構成されています。

キャラクターはたくさんいるので、
エピソードの幅もとても広いです。

昔の偉人が今は地獄で働いている設定が多く取り入れられていて、

その人が生前にどんなことをしていたと言い伝えられているのかの説明や、今回の話の舞台となる地獄の場所についての説明があってからお話に入るので、

勉強にもなるし、
言い伝えられている姿と作品の中での姿のギャップを楽しめるし、
“地獄”という場面の使い方がうまいなと感じました。

あくまで地獄の日常なので、盛り上がりやインパクトを求めている人には物足りなく感じるかもしれません。

1回に1話視聴で十分満足でした。
連続で何話も見続ける作品ではありません。笑


● キャラクター
主人公の鬼灯様をはじめ、
キャラは豊富で個性豊か。

濃すぎるメンバーを束ねている鬼灯様が有能補佐官すぎる。

閻魔大王はどこか頼りないので、
鬼灯様がいなければ地獄はここまでまとまって機能できていないでしょう。

笑顔を一切見せることがなく、
立場が上の者に対してもどこか見下げている態度、

だけど人望が厚いのは、鬼灯様の判断力が的確なのと、彼が一番の仕事の鬼であるからでしょう。

自分が面白そう、良さそうだと思ったものは積極的に取り入れ、
地獄の体制をいくつも改革してきた鬼灯様。

部下に対して面倒見がよく、指示は的確で説明は丁寧、
人物の適所を見極めてスカウト。

ああ鬼灯様のような上司のもとで働きたい…。笑

cv.安元洋貴さんの声もかっこよくて鬼灯様にぴったり。


1期では登場しなかった座敷童の双子が、知らない間にレギュラーメンバー的立ち位置で登場しているのですが、どうやらOADで登場していたキャラのようですね。

OADはまだ観ていないので、鬼灯様の子どものようなポジションにいる二人が最初は不思議でしたw


ちなみに私が一番好きなキャラは「かちかち山」の兎である芥子(からし)ちゃんです。

普段は礼儀正しいおとなしい兎さんですが、狸を目にしたり“狸”という言葉を聞くと我を失うところがお決まりネタで、鬼灯様との相性の良さが好きでした。笑


● 音楽
【 OP「大!地獄地獄節」「拝啓、地獄より」/ 地獄の沙汰オールスターズ[鬼灯(安元洋貴)、閻魔大王(長嶝高士)、シロ(小林由美子)、柿助(後藤ヒロキ)、ルリオ(松山鷹志)、座敷童子・一子(佐藤聡美)、二子(小倉唯)、芥子(種﨑敦美)、YOUR SONG IS GOOD]】

前半OPと後半OPに分かれています。

たくさんのキャラがにぎやかに歌うOP。

合いの手のセリフも可愛いです^^


【 ED「リバーサイド・ラヴァーズ(奈落の恋)」「地獄でホットケーキ」/ 上坂すみれ(作中ではピーチ・マキ役) 】

こちらも前半EDと後半EDに分かれています。

ピーチ・マキは地獄のアイドルです。
が、今回のEDはマキ名義じゃないのでキャラは関係ないようですね。

私は後半EDの方が好きでした。


● まとめ
短いエピソードで構成されているので、
気楽に見やすい作品でした。

地獄のことも勉強になりましたし^^

鬼灯様はイケメン鬼なので、
女性的にはそこもポイント高そうですね。

死後に地獄に行って辛い刑を受けないように、
現世で悪いことしないように気を付けましょう。笑

投稿 : 2024/06/01
♥ : 12

buon さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

実写化灼熱望

実写化して地獄の恐ろしさを見せしめていただきたい。
コメディー部分を除き、地獄の罰のみをひたすら再現し、
罪びとの行き着く先、辿り着かない終わりを映す。

そうすればこの作品を観て
「地獄も面白そうだし、そろそろ人生を終わらせるかぁ」
と世迷い言を抜かすアホを減らせる可能性があるかも。
いるのかどうだか知らんが。
・・・まあ言うだけならいいか、いや言うことも思うすらも罪か??


さて、原作はちょいちょい読んでおります。
一話完結なので面白いから読み続けることはあっても
きっちり一話を読めば、続きを読まなくても大丈夫。

内容は地獄コメディー。

日本では古くから仏教と神道が根付いているので、
それらに基づいた地獄は複雑怪奇です。
古事記と経典を読んで学びましょう。
わ、わたしも古事記は持ってますよ。
ちゃんと、読んで、読みますよ、生まれ変わる前に。

数百年数千年の時代の流れに伴い、
地獄社会も成長し成熟しながらも変化を続けております。
変化のない事業は破滅の一途を辿りますからね。

主人公は閻魔大王の補佐官、鬼灯(ほおずき)様。
そしてマスコットキャラは桃太郎の仲間、犬のシロさん。
登場人物はその他大勢。
その、あの、マジで登場人物が多いので説明無理です。
日本の地獄事情は中国とも関りが深いので、
作品では桃源郷も出てきます。


このアニメ作品でも一話完結で物語が描かれております。
静かな情熱と冷徹と厳格さを持って職務を遂行する鬼灯様、
好き好んでやっているのですが、傍から見れば完璧過ぎるブラック社畜。
そして愛らしいシロさん。
そしてその他大勢。

OPでシロさんが「魑魅魍魎って絶対書けない」と困り顔になります。
撫でたいその真っ白な毛並み。
EDは話が進むに連れ少し変化しております。
さすが何千何百年も続いた地獄事業、抜かりはありません。

一期を観ていないのでその違いは評価できません。

いつもは女性キャラの評価をしているのですが、
強いて評価するならキャラデザについてしましょうか。
キャラの顔が特徴的なのですが、
まず饅頭顔。
女性キャラはそれが顕著。
そして眼が大きめ。
女性キャラは真ん丸で大き目が多いが、
垂れ目、猫目、黒目部分の大小など割とバリエーションが豊富。
基本は目が大きく黒目部分も大きい。
私の中では勝手に「いきなり団子顔」と表現している。
他の表現もなくもないのですが、何かそれではないと思うし使いたくない。
けど、その特徴的な女性の顔もかわええですよ♪

あとマキミキならミキちゃん派です。
どっちも好きですけどね。


この作品の何が面白いかってなかなか表現しづらいのですが、
地獄を学べる、
ブラックユーモアコメディ、
時事ネタ多少、
現世に行く話があるのですがBGMのチョイスが秀逸、という普通にBGMええ、
お化けや神様も出てくる、海外からも出張してくる、
登場人物が非人なので非常に魅力的、動物も聖獣も幻獣も出てくる、

そういえば動物(っぽいのを動物とする虫とかも含めちゃう)
の造詣がきれい。
すごい写実的と思えばちゃんと古典的な資料に則ってそうだし、
と思えばうまくデフォルメされていたり、
うん、
この作品の動物みんな好き♪

基本、一回で二話構成。
どの話も全てが面白いとは言い難いが、
ツボな話は爆笑する。
つまらなくても一つ二つは知らない知識や情報が手に入る。
※この作品のネタ以外の情報が正しいかどうかは確信はない、
 けど作者さんや編集さんが良く勉強してそう

3期観ます。1期も観ないとなぁ。

投稿 : 2024/06/01
♥ : 8

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

騒々しくも楽しい地獄の毎日が今再び幕を開ける!

1期は録り貯めした分を一気見して色々笑わせて貰ったので、続編は絶対リアルタイムで視聴しようと心に決めていた作品です。

地獄のごくありふれた日常を切り取って描いたこの作品ですが、この作品の特徴といえば、何といってもキャラが活き活きしている事でしょうか。

鬼灯さんのどSっぷりは相も変わらず健在…
1期を視聴した時には上司と部下から信頼されている理想の中間管理職像だと思っていました。
もちろん、その印象は今でも変わらないのですが、だいぶマイペースな方だという印象が付加された感じです。
そして恨みがとても根深く、やり方がねちっこい…
でも何だかんだ言いながら閻魔大王の事を気にかけている、そのギャップは嫌いじゃなかったです。

相も変わらず健在といえば閻魔大王もでしたね…
地獄で一番偉く、強大な力を持っているのが閻魔大王…のはずなのですが、この作品では閻魔大王のどの辺が凄いかが全く分からないのが面白さのポイントだと思います。
CVの長嶝高士さんの演技も閻魔大王の魅力に拍車を掛けていると思います。

この物語の切り込み隊長といえば、桃太郎ブラザーズのシロ、柿助。ルリオの3人組です。
彼らが口火を切って鬼灯が切り返して物語が動いて行く…というのが一つのパターンなのですが、シロなんかが特にあっけらかんとしているので、パターン化していても飽きがこないんですよね…

でも今回の作品で個人的に一番気になったのが座敷童の双子の少女です。
1期を視聴したのが約3年前になるのでうろ覚えですが、1期には登場していなかったと思うんです。
登場していたら覚えていると思うんですが…
だって、この双子の少女のCVは、さとさとと小倉さんですよ…
それにあんなにセカセカと画面の中を縦横無尽に走り回るんです。
このインパクトって結構強烈だと思うんですけど…

この座敷童の女の子…顔立ちはとても可愛い上、キャラの仕草や言動と声優さんの声質がしっかり噛み合っているんです。
メインの役どころではないので登場する機会は限られていましたが、登場するのが楽しみなキャラでした。
閻魔大王のお腹の上で二人でスヤスヤ眠っているシーンなんか可愛さ炸裂です。
次はもう少し登場機会が増えるのを期待しています。

座敷童の他に個人的に高評価だったのが芥子でした。
パッと見は可愛い兎さん…でも一度スイッチが入ると真っ赤な目をした狂暴兎に早変わり…
そのギャップが私のツボに入ったようです。
CVが種崎さん、というのもポイントに加算されていますけれど…

タイトル通り騒がしい地獄の日常…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、地獄の沙汰オールスターズの「大!地獄地獄節」
エンディングテーマは、上坂すみれさんの「リバーサイド・ラヴァーズ(奈落の恋)」と最終話だけ「地獄の沙汰も君次第」
上坂さんのしっとりとしたエンディングは言うに及ばず…
でも思わず笑ってしまったのがオープニングで聞こえてくるシロの一言です。
「魑魅魍魎って絶対書けない…」
はい、私も書けませんので…

1クール全13話の物語でした。
1期も相当の人気作でしたが、2期も同じくらい人気が出るんでしょうね。
続編「第弐期 その弐」が2018年4月より放送される事が決定しているようですから…
もちろん続編もリアルタイムで視聴するつもりです。

投稿 : 2024/06/01
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