バンドで姉妹なTVアニメ動画ランキング 5

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のバンドで姉妹な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月28日の時点で一番のバンドで姉妹なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

69.8 1 バンドで姉妹なアニメランキング1位
風夏(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (427)
2131人が棚に入れました
両親がアメリカへ行くことになり、姉妹と一緒に暮らすため東京の高校へ転校生てきた榛名優。
内気で人付き合いが苦手な彼のコミュニケーションツールは、もっぱらツイッターでのやりとりがメイフィールド。
引っ越してきた街を散策していた優は、ツイッターのチェック中に目の前に現れた少女、秋月風夏とぶつかってしまい……。

内気で人付き合いが苦手な榛名優と、不思議な魅力を持つ少女、秋月風夏。
2人の前に現れる優の幼馴染、氷無小雪。

音楽が紡ぎ出す新たなラブストーリーが今、始まる――。

声優・キャラクター
Lynn、早見沙織、小林裕介、小松未可子、斉藤壮馬、興津和幸、高橋美佳子、大西沙織、本渡楓、日笠陽子、沼倉愛美、三橋加奈子、中村太亮
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

風を呼ぶクライマーズ・ハイ!

原作コミックは未読。

音楽&恋愛アニメという定番設定に興味はありながらも、
原作改変など、あまり良い評判を聞かず、視聴を躊躇していた作品。
これは原作あまり知らないまま挑んだ方が幸せになれるのかもしれない?
と色々と情報を遮断した上で視聴したのが良かったのか、
私は結構楽しめました。

観終った後、原作のあらすじだけ拝見しましたが、
コミック版は波瀾万丈なようですね。
興味はありますが、アニメ先に見て、あのストーリーは、
読むのに相当覚悟が要りそうです。気持ちが落ち着いたら検討しようと思います。


アーティスト活動は単にキャッチーな曲を
リスナーに売り付けるだけのビジネスに止まらない。

一つの音楽が聞く者の心に風を巻き起こし、
同じ歌に感化された者同士が出遭い、
それがさらなる伝説の始まりとなる……。

視聴当初、本作のヒロインたちはいかにも非実在少女だと感じられ、
いくら主人公少年が不器用でも一生懸命な男であっても、
こんな夢のような三角関係、リアルに成立したら爆発してしまうだろうw
(但し、炎上はしていましたがw
もっとも私としては、{netabare} ゴシップネタで火遊びばかりしているゾンビ共に、
一発かましてやっただけでも本作は得点が高いですw{/netabare})

と、こんな感じで、マンガだなぁ~と遠巻きに眺めていましたが、
アニメと共に流れる心地よい楽曲群に身を委ねている内に、
受け継がれるロックの伝説を表現するなら、
チマチマとリアリティを追求するよりも、
これくらい思い切った展開で良いのかもしれない。
と徐々に軟化する頃には、私もすっかり引き込まれていました。


全編通じて、夢を叶えるには、想いを遂げるには、
時に他人を巻き込むし、迷惑かけなきゃいけない部分もある。
という人生観が繰り返されていた印象のシナリオ構成。

そもそもロックなど嫌いな人間が聴けばただの騒音。
いちいち世間体気にしてちゃ、何も実現できやしない。
そう言わんばかりに、どんどん押し通して来ます。

リアリティから離陸できていなければ、
身勝手なキャラの言動にイライラする所なのでしょうが、
私の場合はロックな風に乗っていたのか、不思議と清々しさの方が上回りました。
これも音楽パワーで強行突破したと言えないこともありませんが……。

とにかく歌のパワーを随所に感じられたノレる恋愛アニメでした。


この流れで、特に私の心を掴んだ楽曲は、
“活動休止中の伝説のロックバンド”HEDGEHOGS(ヘッジホッグス)のロックンロール。
その中でもOP曲でもある「Climber's High!」がお気に入り。

主人公らに語り継がれ、歌い継がれて、青春の嵐を巻き起こしていく……。
私のハートにも確かに熱い風が吹き抜けて来ました。

そんなHEDGEHOGSのボーカル役を担当したのは沼倉愛美さん。
『アイマス』では響推しの私としては、CVぬーさんの歌声には、
千早(CV今井麻美)さんに匹敵するアーティスト性を感じていたので、
本作で彼女が歌手としても順調に
キャリアを積んでいることが確認できて嬉しかったです。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 20

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

この大冒険…個人的には嫌いじゃありませんでした…

この作品の原作は未読ですが、アニメ化された時の反響が大きかったので良く覚えています。
それに、この作品に登場する「風夏」は「涼風」に登場した秋月大和と朝比奈涼風の娘…
そして声優さんはLynnさん、はやみん、小林裕介さんと旬なメンバーで構成されている…
これで盛り上がらない訳がありません。
視聴が楽しみな作品の一つでした。

でも、アニメ化の発表と同時に拡散した噂の中には、物語の行方を決定付ける悲しい…なんて言葉じゃ全然足りないような出来事が起こる、というのもありました。
本当は物語の核心となるコアな情報は極力入れずに視聴するのが私のスタイルですが、この作品では既に脳内インプットされてしまったので、そこに辿り着くまでの過程を含めて視聴しようと考えていました。

物語は主人公である榛名優が秋月風夏の通う学校に転校してくるところから始まります。
人との付き合いをあまり得意としない優は、いつもスマホに向かってばかり…
確かにスマホの中ではどんな自分にだってなれる…そんな場所だから当然居心地も悪くありません。
だからどれだけ自分を曝け出しても…どれだけ自分の素を出さなくても良い場所…
逆にそんな場所の方が自分の本音を言いやすいのかもしれません。

そんな優にとって革命の日となった出来事…それは転入手続きのため訪れた学校の屋上で秋月風夏に出会ったこと…
彼女を一目見て思ったのが「お母さん似」だという事…
高校の時の涼風も可愛かったですが、風夏は涼風に輪をかけて可愛い…というのが第一印象でした。
出会い頭のハプニングはお約束…という事で。

物語の進行に伴って気持ちが強くなったのは、とにかく風夏ちゃんが良い子であるという事です。
いつも元気で真っ直ぐで…
何より自分の気持ちを物凄く大切にしていて絶対に流されない…そういう芯の強い子は個人的に大好きです。
そして風夏ちゃんの元気は伝染するんです…一番変わったのは間違いなく優だと思います。
だって一人で携帯に向かっている時間が激減したから…

でも激減した一番の原因は、「バンドを組んでライブをやる」というメンバー共通の目標ができたから…
私も高校時代にはバンドを組んでいたので、音楽の楽しさは知っているつもりです。
部屋で曲の練習をしている時は正直あまり好きじゃありませんでした。
音量を絞らないと近所迷惑になるし、音が一つしかないから薄っぺらだし…
もちろん練習しないとみんなの足を引っ張るし、今まで出来なかった事が出来た時は素直に喜べたんですけどね…

でもバンドの楽しいのはみんなで音を合わせる事…
私の担当はギターだったので、ベースの音、ドラムの振動、キーボードの音色に歌が乗ると音の深みが一気に増すんです。
スタジオの独特な雰囲気もやる気を後押ししてくれた気がします。
振り返ってみるとライブの回数も片手くらいでしたが今でも良い思い出になっています。

少しレビューから逸れてしまいました…
音を合わせる楽しさ…この魅力は魔物なんだと思います。
一度憑りついたら…まるで中毒患者の様に諦められなくなる…
それに、バンドの中に光る宝石があればなおさらです。

The fallen moonの宝石は何といっても風夏ちゃんの歌声で決まりでしょう。
Lynnさん歌上手すぎるんですけど…
Lynnさんメチャメチャ恰好良いんですけど…
曲も歌詞も恰好良い…だけどそれだけじゃないこのバンドならではの魅力を引き出していたのは間違いなく風夏ちゃん…

だから回を積み重ねるたびにどうしても思ってしまいます…
なぜみんなで一緒に歩んだ先に待っているのが絶望なの…?
誰も…何も悪い事なんかしていないのに…

でもこれまでだって胸を痛めてきた人がいない訳じゃありません。
気持ちが伝えられないから思いを歌に込めてきた…
言葉にはできない気持ちも歌でなら届けられるかもしれない…ううん、届けたい…
思い続けた時間の長さなら絶対負けていないのに…
一緒に夢を叶えようって約束したのに…

全てを上手く…なんてできなかったけれど、一番根っこの大切なところで作り手の皆さんは大冒険をしてくれたと思います。
当然賛否両論…意見が飛び交っていましたが、この反応は当然だと思います。
でも個人的には嬉しかったです。
だって、もう十分にこの作品から悲しみを受け取っていましたから…
これ以上の悲しみはもういらないと本気で思っていましたから…

オープニングテーマは、沼倉愛美さんの「Climber's High!」
エンディングテーマは、中島愛さんの「ワタシノセカイ」と氷無小雪の「雪花火」
原作者の瀬尾さんは、今回作詞を担当されていたようです。
この作品に対する意気込みが感じらえる気がします。
一方、カラオケではオープニングにチャレンジしてみました。
沼倉さんの曲といえば、「魔法少女育成計画」の「叫べ」で撃沈したのが記憶に新しいです。
歌詞の曲への乗せ方が独特で、中々タイミングが掴めないんですよね…
今回は前回より聴いたつもりだったんですけど、やっぱりイマイチでした。
こういう曲を恰好良く歌えたら良いのに…

1クール12話の物語でした。
初めから1クール作品を見据えていたと思えるくらい、しっかりと1クールの中で纏まっていたと思います。
作画も綺麗で好感が持てました。
アニメーション制作は「ディオメディア」さん…
直近では艦これ、迷家、ガーリッシュナンバーなどを手掛けられています。
どれも綺麗な作画の印象が強い作品ばかりです。

もし、次があるのなら原作を忠実に再現するバージョンも見てみたいと思いました。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 21

sMYVP12210 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

やっぱマンガ原作はすげーな!おもしろい!

数年前、原作漫画本の表紙絵にひかれて買いたくなったんだけど、
もうマンガ本買わない!って決めてた気になっていた作品。
いつのまにかアニメ化。

とうとう見ることができましたが、絵がどストライクだけじゃなかった!
ちゃらい恋愛アニメとか目じゃないですね この作品背景と展開は。
すごく引き込まれていきます!

女の子キャラがすごく魅力的なんですが、物語自体の中では女の子の割合はすくないです。女の子キャラ多いほうがいい!って最近のアニメで勘違いしてました。。全然ちょいエロに萌えるし、ドキドキできる!
心理描写も楽しませて視聴させてもらっています。
最終話までいっきに見ちゃいそう

そして原作漫画も買っちゃうかもしれないっ!!

★2017.5.22見終わったので追記
やはり一気に見ちゃいました。よかったです!ちゃんと終わるカタチで終わってくれたからよかったです!

しかし、恥ずかしながら、以前好きな感じのアニメだなーと思って、
録画したまま、見るのいつでもいいや!って見てなかった「君のいる町」、「涼風」と同じ作者さんだったと初めてwikiで知りました。。はずかしすぎてごめんなさい、、(マンガ離れするとわからんです;;)

けど、今回のこの作品で、最近のラノベ偏重なアニメ感に、自分の中では一石を投じてもらったきがしました。マンガ家って大変だけど、マンガ本を昔のように買っていくのも ファンになったら大事なことなのかもと思いました。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 3

70.7 2 バンドで姉妹なアニメランキング2位
天使の3P!(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (422)
1764人が棚に入れました
過去のトラウマから不登校気味の高校生・貫井響(ぬくい きょう)は、密かに歌唱ソフトで曲を制作するのが趣味だった。そんな彼にメールしてきたのは、小学5年生になったばかりの少女たち――泣き虫っ子な五島潤(通称:潤たん)、強気そうな紅葉谷希美(通称:ぞみ)、少し眠そうで常にマイペースな金城そら(通称:くー)の3人だった。

 子どものころから姉妹のように一緒に育ったという3人には、響と共通する悩みがあるようで……。

声優・キャラクター
大野柚布子、遠藤ゆりか、古賀葵、井上雄貴、日高里菜、伊藤かな恵、大川透、花澤香菜、井口裕香

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

楽器と機材が素晴らしい。

原作である、同タイトルのライトノベル作品は未読です。

原作は『ロウきゅーぶ!』のライトノベル作家とイラストレーターが同じタッグで臨む第2弾という感じなわけですが、やはり小学生の女の子がたくさん出てきます。

「メインの舞台が(教会を成り立ちの基盤とする)児童養護施設」というのと、「保護者の趣味に影響されて音楽好きになった」ということで『ロウきゅーぶ!』との差別化は図られています。

メインの小学生女子キャラ3人によるバンド「リヤン・ド・ファミユ」が使用していた楽器と機材につい目が行ってしまい、最終話まで完走しました。

ロリ要素をあまり得意としない私ですが、ストーリーは主人公の響も含めたわりと穏当な成長物語でしたので抵抗はあまりなく、すんなりと観ることができました。

ただ、響の妹であるくるみが一緒にお風呂に入るほか、個人的に抵抗を感じるシーンは多々ありました。そういうのが苦手じゃないとか、むしろ得意とかいう人は、どんどん観たら良いと思います(笑)!

そういえば潤、希美(のぞみ)、そらの3人と桜花(さくら)ってキリスト教徒なのかしらん…?(← あんまり本筋に関係ないけど、疑問に思ってしまった…。)

余談: アイキャッチがレコードジャケットのオマージュっぽかったのは、地味に良かったですね!

投稿 : 2024/04/27
♥ : 43

すがさ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

※エロアニメではありま

せん!
「3P」の読み方は"スリーピース"!!超健全!!


私のアイコンの女の子が出てくるロリバンドアニメ。

潤たんをアイコンにしといてなんだけど、なかんずく好きなキャラはぞみと妹ちゃん。

その妹ちゃんを含めたサブヒロインたちからは、同じ原作者さんの作品である『ロウきゅーぶ!』のキャラクターの声が聞こえてくる。

『ロウきゅーぶ!』と趣向はかなり似ているが、
向こうが"意外とスポ根"なのに対して、こっちはバンドよりも"キャラの前進"の方にストーリーの比重が置かれていた。
個人的にはこっちの方が好き。

あと普通に楽曲がイイ感じだった。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 23

たにぐー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

天使にふれたよ!

小学生は最高だぜ!以外の感想はない。
しかし、それでいいじゃない!
キャラ萌えアニメも大事だと思うんよね。
萌えは正義!ってよく言うじゃないですか。

ストーリー性がなくても
それを補って余りあるぐらい
キャラが立ってて可愛ければもう、それだけで神アニメ。

何が言いたいのかと言いますと
ロリコンの私にはたまらない作品でした。

ロリコンの人は是非見てください。

最後に、まぁ、二次元に限るけどな。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 21

68.2 3 バンドで姉妹なアニメランキング3位
BanG Dream!(バンドリ!)(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (461)
1678人が棚に入れました
幼い頃、星空を見上げた時に聴こえた「星の鼓動」のように、キラキラでドキドキなことをずっと探していた、香澄。高校に入学したばかりのある日、古びた質屋の蔵で出会った「星型のギター」に初めてのときめきを感じ、ずっと閉じ込めてきた気持ちが走りだす。同じように、輝ける場所を探していた4人の少女とともに。ひとりじゃ出せなかった音だって、5人ならきっと奏でられる。絶対ここで、ライブします!

声優・キャラクター
愛美、大塚紗英、西本りみ、大橋彩香、伊藤彩沙、小山茉美、儀武ゆう子、尾崎由香、三森すずこ

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

朗報:私はこのアニメを楽しめます!(そして、無事完走!)→ Poppin' on買っちゃった!

※初回視聴時レビューからはいろいろ変わっています。

これまでのこの作品の見方が間違っていました。「シチュエーションコント:ロックバンドあるある」だったのですね!

妙にカリスマ性だけはある超マイペース、そして技術は確かだがそれにひけを取らないマイペースによる変態ツインギター(笑)!

引っ込み思案なくせに食いついたら妙に前に出てくるベース。

育ちが良く、気がついたらバンドの金蔓にされているお人好しなキーボード…。

ドラムはまだ加入してませんが、担当楽器とキャラクターのバインディングは素晴らしい。実にマッチしています。

普通の意味での「ストーリー」を求めなければ、今後「ロックバンドあるある」を期待できそうです。やあ、なんか楽しみになってきた…!

ただ、ごめんなさい。曲やゲームやライブを売りたいんだと思うんですけど、私はたぶんそこには一銭も払わないと思います…。

2017.3.12追記:
ドラマー加入。「ドラマーが一番の常識人で苦労人」っていうのも「わかってる」なあと思います。だから面白いのですが、「アニメが好きな層」にそこが訴求するかというと、別にそれはしないんだろうなあ…。

2017.2.14追記:
ここにきてようやくロックっぽいエピソード。演奏と関係ないはずなのに急に楽器を持ち出してセッション始めるのは、実にロックなエピソード!
(おたえちゃん、生粋のロッカー気質やねんな…。)

2017.4.23追記:
初心者からの上達曲線やブランクからの復帰速度にリアリティはあんまりなくて、また楽器演奏の手元を描かないなど「ロックバンドなめるな」とかの声も聞かれた本作品ですが、個人的にはけっこう楽しめました。冬アニメTOP 10入りこそ見切りましたけど、実はけっこう楽しんだかも。結局、最後まで疑問を感じ続けたのはライブハウスでのサイリウム使用くらいだったかも。

このアニメは、そこそこ幸せな青春時代を送った人の方が楽しいのかも。

音楽を独りでやってるとどこかで煮詰まったりするところを「バンドやったり合同セッションしたりすると楽しいよね」という感じのメッセージを勝手に受け取っていました。皆さんはいかがでしたでしょうか…。


[以下は過去に書いたもの:記録として残しておきます]
タイトル:あの星はなんなの?→ 話中で解決しましたが…→ ようやくロックなエピソード!

拾った場面で最初は星形のピックなのかと思ったのだが、良くわからん。

ダメだ、未だに質屋の蔵にあったギターにたどり着けた合理的な理由が理解できない…。
→ 2話で解決しましたが、本作品を楽しむためには運命論者である必要があるのかも…。

ライブハウスでサイリウム振ってたり、出演バンドがガールズオンリーはさておき観客も女性しかいなかったりするのも謎。

とりあえず「BanG Dream!(バンドリ)」はブシロードが絡んだメディアミックス作品で、「ラブライブ!」みたいにスマホアプリのゲームがあったりコミカライズされていたりします。

いまのところ評価できるのは、「キャストが本当にロックバンドとしてライブで演奏する」ってところくらいでしょうか…。

ロックバンド絡みの作品で言えば、SHOW BY ROCK!!の方が好みだなあ。キャラクター造形は横に置くと、エピソードや演出にはロックバンドやそのコンサートっぽいリアリティがあるもん…。
→やっぱり、「典型的なロックバンドのライブ」にはあまり期待できそうにありません。少なくともそこに関しては、『風夏』の方が期待できるのかも…。

2019.2.3追記:
下記の前言を翻して、Poppin' Partyのアルバム『Poppin'on』を買ってしまいました。

> ただ、ごめんなさい。曲やゲームやライブを売りたいんだと思うんですけど、私はたぶんそこには一銭も払わないと思います…。

2nd season 3話の破壊力に負けてしまったせいかも?

2019.2.8追記:
『Poppin'on』Disk 1の1曲目が「Yes! BanG_Dream!」なのですが、本作放送当時に番組提供に入っていたESPのCMでのギターリフがこの曲の間奏だということにアルバムを聞いていて初めて気がつきました。

『BanG Dream TV』とか『BanG Dream STATION』とかもちゃんと観てたら、ライブ演奏を聞いててもっと早くに気づいていたかもしれないのですが…。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 67
ネタバレ

こた さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

終盤そこそこよかったけれど、まあ黒歴史なのでは……

評価は8話時点のレビューから大幅Up。それでも大こけにはまあ納得。
総合評価2.3→4.1

本気出すの遅すぎってか、終盤でようやくバンドっぽいいい作画が見られた気がする。
あからさまな営業百合アピールはマイナス要素。でもすぐ抱き着いちゃう性格なのだから仕方ない?(~_~;)
ただそれにしてもメンバー5人集まると、香澄及びおたえの天然ボケに、有咲の突っ込みも本人突っ込んでるつもりかもしれないけど、お前もボケとんのかい!っていう視聴側としての素直な感想。会話飛び交うとこいつら本当に面白いわって感じw
ボーカルが歌えない分周りのメンバーでカバーしようっていうのは良かった。
それでPoppin' Partyとしてのらしさ、良さがまたさらに出るという。

演奏中は、とにかく作画に手間かかる部分はなるべく映さないスタイル。京アニも、全てを全力の作画でやるのは不可能。ただバンドリの場合は最初から手抜き感満載。低予算でやれるようにという一点張りだった。
制作側の意図→アプリの宣伝になりゃいいんだから金かけてらんないよ~

バンドアニメなら残念極まりないけど、ギャグアニメだしいいんじゃない?
だとしたら、作画は4.5くらいいいのでは~( ̄▽ ̄)そもそもそれならバンドシーン入れる必要もないしね。

とはいえ、10話以降の頑張りは讃えたい。

最後に、
切ろうかと思ったけれど、途中からは完全にギャグアニメとして楽しんでました。
(きらきら星のシーンがカットされた件を受けて)
このアニメのカットする場面はそこじゃないと思うんだよなー(;´・ω・)
逆にこの作品のキャラ以外での数少ない個性だったのではないかな。


以前のレビュー(読まなくていいです)
{netabare}『BanG Dream!』略して『バンドリ!』
タイトル時点でなかなかのセンスは感じさせられる。
考案した人はあっぱれ。

OPはキャッチーさでいえば放課後ティータイムの楽曲と比較しても遜色ないのではないだろうか。サビに入る瞬間とかかっこいいし、視聴者の心をつかむには十分だと思う。

噛み合わない会話、間合いも独特(笑)そこは何とも言えないけど癖になる。
テニスをするシーンがほとんどないギャグアニメのてーきゅうみたく、バンドは二の次でおバカなキャラを愛でるものとして観ればそこそこ楽しめる。
しかし、このアニメはバンドを前面に押し出し、ウリにしている。

それでいてあの演奏シーン(-_-;)

これが最先端のバンドの演奏シーンだと考えるとガックリきてしまう。
ほぼCG、なんの情熱もこだわりも感じない。
作画は良くも悪くもないけど、バンドアニメだとしたら1.0点。
この作品が売れるなら、今後手描きで描くの馬鹿らしくなるかもね。

ただキャラはそこまで悪くない。
個人的にキーボードの市ヶ谷ちゃんがツボ。キャラ的にも面白い。中の人の演技も好き。上手いかは全員微妙。
リードギターの花園たえは心底つかめない性格。
現実ではギターボーカルは一定数いるけど、ギターだけ弾く女子ってかなりレアな存在。(軽音部によっては多いのかもしれないけど)基本歌いたがる目立ちたがり屋が多い……今のは偏見(__)
ギタリストってやたらと機材(エフェクターやら)の知識があったりと、没頭するタイプ、職人気質なイメージが強い(根っからの音楽キチだったり)、もしくは荒くれ者(イケイケ)かの2タイプ。
女性よりは男のほうが何か一つの物事に没頭しやすい傾向があるから、現に男の方が向いてる楽器?
一方で、ベースは謎だけど女の子にも人気があったり、逆にキーボードは男少ないし。
花園たえは職人タイプ。ちなみにあずにゃんも職人タイプ。
いってしまえば物好き。だから変人が多いと分析。(梓は至って常識人だったけど、AngelBeatSの岩沢さんとかもかなり変人だったし(;'∀'))

話は逸れたけれど(^^;
他は正直まあいるよねぇってキャラ。

戸山香澄(実質主人公)はギター初心者で、一歩ずつギターの練習を始めるが、一転。
この子も実は平沢唯の血を受け継いだ天才だということが早々判明。
わずか数カ月足らずで流暢に弾き語りしてる。コード押さえるのも一苦労だったのに。
これまでのストーリーが何だか台無…。

とはいえ、現在視聴時点(8話)でストーリーとかどうでもよくなってる。
{netabare}ドラムの子も一回聴いただけで曲に合わせて叩ける天才だった。{/netabare}

☆個人的なハマり度
(※あくまでも目安です)
1話☆☆☆
2〃☆☆☆
3〃☆☆☆
4〃☆☆☆
5〃☆☆
6〃☆☆
7〃☆
8〃☆
9〃☆☆
10〃☆☆
11〃☆☆☆
12〃☆☆★
13〃☆☆★

投稿 : 2024/04/27
♥ : 52

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

会話が非常に面白い、女子高生バンド日常系作品

女子高生の日常+バンド活動を描いた作品。
テレビでCMが流れまくっていて、放送開始前からちょっと注目していました。個人的にはCMで目を引いたポイントは2つあって、1つは「花園たえ篇」での台詞のあまりの脈絡の無さと、「おもちもちもち」という言葉のインパクトで、なんだか面白そうなキャラだな、と思ったこと。もう1つは、画面に「ストーリー原案・中村航」というクレジットがあったことです。中村航というと、かなり甘々な恋愛小説を書く作家というイメージで、アニメ畑の人という認識がなかったので、ちょっと驚くとともに、どんな作品なんだろうと興味を持ちました。
で、実際に最後まで観たわけですが、普通に楽しめる作品でした。
物語は、主人公があるきっかけからバンドに興味を持ち、仲間を集めてライブハウスのステージを目指す、みたいな感じ。良くも悪くも定番展開ですが、キャラ同士の関係性や会話がとても面白かったです。特に、常識外れで突っ走るタイプの変人主人公・戸山香澄と、その香澄の無茶ぶりに毒舌を吐きながらもついていく市ヶ谷有咲のコンビが、とても微笑ましくて良かったです。変人香澄の暴走?っぷりはなかなか強烈で、観ているこちらがドン引きしてしまうような展開もありますが(特に第3話など)、そういった場面でも有咲がちゃんと常識的な反応でドン引きしてくれて、その上で香澄の行動を受け入れるというワンクッションがあるので、こちらも観ていて楽しめたのだと思います。また、途中から花園たえが本格的に登場すると、これまたかなり強烈な変人キャラで、予測のつかない会話など非常に面白かったです。
音楽は全体的に良かったです。特にOP曲は、本編だけでなくCMなどでも繰り返し流れていたせいか、とても耳に残りました。声は、有咲役の声優さんが良かったと思います。作画は、まあ普通といったところですが、色使いが全体的に少しきつい気がして、特に夕暮れどきのシーンの画面の過剰な赤さはあまり好みではありませんでした。
この作品、本放送と並行して再放送もやっていたり、視聴可能な複数の局で別日時の放送があったりしたので、なんとなく同じ話を何度も観ていました。どうも評判的にはかなり苦戦しているようですが、会話の流れなど日常描写は繰り返し観ても面白かったですし、ストーリーのほうも、失敗したり、恥をかいたり、無茶をしたり、そういったことも青春の特権として肯定的に捉えて主人公の暴走も許容できるなら、普通に悪くない作品だったように思いました。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 25

71.5 4 バンドで姉妹なアニメランキング4位
BanG Dream!(バンドリ!) 2nd Season(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (219)
820人が棚に入れました
高校2年生になった香澄たちPoppin'Partyは、生徒会や家の手伝い、塾やバイトで大忙し。5人で一緒に居られる時間が少なくなり、拠点である蔵にもなかなか集まれない。そんな彼女たちのもとへ、1人の少女が現れて――。新たな出会い。変わらぬキズナ。Afterglow、Pastel*Palettes、Roselia、ハロー、ハッピーワールド!も登場し、個性豊かなバンドメンバー達がキラキラドキドキなステージを魅せる!「また、みんなでライブしたい」音楽が今、走りだす!

声優・キャラクター
愛美、大塚紗英、西本りみ、大橋彩香、伊藤彩沙、佐倉綾音、前島亜美、相羽あいな、伊藤美来

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

他作品から出遅れた1期目の反省からか、2期目は1/3スタート! 2019年9月公開予定の『BanG Dream! FILM LIVE』は、超楽しみなんですけど!?

== [放送前にレビュー記載、第1話視聴後レビュー、第2話視聴以降の追記あり] ==
この作品にはセールス的にまったく貢献していませんが、実は1期目もそこそこ好きだったので内容に関しては密かに期待しています。

== [第1回視聴後レビュー(2019.1.4)] ==
前作については「一応観てた方が良いけど観てなくても致命的ではない」くらいの感じでしょうか。作画はCGになって、ゲームとの齟齬が減ったかも?

作中世界では「大ガールズバンド時代到来!」らしいです。現実にちょっとブームがあったのは2000年頃(ZONE、Whiteberryなど)ですかね?(← 「大」ではなかったですが(笑)。)

という話は置いといて、ライブシーンは多めでしたね。それと今後のストーリーでメインになりそうなキャラクターたちの現況がわかる初回でした。Glitter Greenは活動してないっぽいです。

ロッカーの頭のオカシさを体現する二大巨頭、戸山香澄(とやま かすみ)と花園たえとそれにいい感じで振り回されてる市ヶ谷有咲(いちがや ありさ)が健在のようなので視聴継続は決定です。

特に花園たえ、学生バンドに居るよな、ああいう誰もいないうちからいつの間にか好き勝手にギター弾き始めているかと思えばみんなで何かやろうっていうときに「バイトだ」とか言って来ない奴(笑)!
== [第1回視聴時レビュー、ここまで] ==

2019.1.11追記:
第2話を視聴しました。主宰ライブの面倒くささとかチケットノルマの話が、リアルっぽくて良かったです。チューニングの音やリハとかの場面も気分が上がります。

アマチュアバンドならではの運営っぽい話が今後も出てくるなら、期待大!

OP/EDともにRoseliaの楽曲でしたが、これはもしかして週毎に変わるんでしょうか?

それと、六花ちゃんが「影の主人公」って感じで良いですね。今後も目立ちそうです。

2018.1.18追記:
第3話を視聴終了。

練習場所である倉で、雑談中もツインギターがギターを持ったままとか、会話の最中にいきなり香澄がギターを鳴らしたりとか、おたえのギターリフから唐突に演奏に入ったりとか、ロッカーの生態としてムダにリアルで2nd Seasonはサイコーです。

そして、六花がんばれ(笑)!

余談: ノベライズ版のあとがきによると、香澄が星(STAR)を見つける話だというtweatをした方がいらっしゃるそうです。

S: 沙綾
T: たえ
A: 有咲
R: りみ

2019.1.25追記:
第4話を視聴終了。せっかくAパートはそこそこ良い感じで進んでいたのに、ライブパートがアカンかった…。

(勝手に私が思い込んでいるだけかもしれないけど)この2nd Seasonはもうちょっと地に足が着いた感じで進んで欲しいです。いくらこころんでハロハピであっても「お金さえかければ出来る!」と信じるに足るパフォーマンスを見せて欲しいです。

「足からジェット噴射して飛行」はやりすぎなんです。そういうのはやるにしても『ガルパ☆ピコ』でやってください…。

2019.2.8追記:
第5話はPastel*Palette回。アイドルが事務所の都合でバンドを組まされ、最初はロクに演奏できずに当て振りとか、アイドルバンドあるある過ぎる…。

デビュー時のトラウマを乗り越え、自力で演奏するパスパレの皆さんでした。

第6話はAfterglow回。Afterglowの、とてもアマチュアバンドらしい結成秘話が披露されました。

しかし個人的には一番グッときたのは蔵でのポピパの、パンを選ぶときの「せ~の!」からの流れ。おたえのギターからの「パンを買うなら~ やまぶきベーカリー♪」は最高でした。こういう「遊び」のシーンが入るだけでリアルっぽさがグッと増すのです!

2019.3.1追記:
第7話、第8話の溜め回からの激動の第9話を視聴終了。起承転結でいえば「転」、それも大暗転…(笑)。とはいえアバン、Aパートは穏やかなもの。文化祭回でした。そして内容にふさわしくEDはいつものポピパ「Jumpin'」ではなくRoseliaの曲だったのでした。

そんな激動回ですが、演奏はありませんでしたがメンバーが女子大生となった先輩バンドGlitter*Green(中の人はミルキィホームズ)の面々がほっこりと登場。ステージ衣装でなく学校の制服で演奏するRoseliaとかいうレアなシーンもあったのでした。

その他、単純にシーンとしての見どころとして六花のギター・ソロが冴えわたって、めっちゃカッコよかったです!(そのあとでポンコツになってましたが…。)

2019.3.22追記:
第12話まで視聴終了。ポピパ主催ライブの準備で大忙し。参加する各バンドのセットリストに個性があふれ出ています。ハロハピのそれは、いったい…。今後「他バンドからのスカウト」っていうのはネタ化するのでしょうか?

ポピパの新曲「Returns」はとても良い曲ですね。ポピパさん、カッコいいです!(六花並感)

最終回の第13話はポピパ主催ライブで、大ライブ映像回でしょうか。楽しみですね!

2019.4.1追記:
3/18深夜の放送当日に最終回まで観終わっていたのですが、レビュー更新がすっかり遅れてしまいました。

あの最終回のライブ状況で、PA卓についてオペしてた六花ちゃんはヤバ過ぎる…。この人はギター演奏といい、超高校生級(笑)!

新曲「Dreamers, Go!」も名曲でした。CDでは「Returns」のカップリング曲なんですね。そして主題歌をサブタイトルにしたあたりはEDで見事に回収。

Raise A Suilenがリアルでのライブメンバーになるのは3rd season(2020年1月放送予定)までおあずけみたいです。

そして9月予定の劇場版『BanG Dream! FILM LIVE』って何ですか、超楽しみなんですけど!?

投稿 : 2024/04/27
♥ : 38
ネタバレ

ゲリオ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

もっと評価されるべき傑作

いやはや、マジでホントに最高でした。
悪夢の出来だったアニメ1期で負の印象が付けてしまったバンドリですが、コンテンツのポテンシャル自体には大きな可能性を感じ、その後「ガールズバンドパーティ」の配信と同時にこの2年間バンドリコンテンツの虜になってしまった私。
あとは2期の出来さえ良ければ言うことなかったわけですが、期待をはるかに超えた最高のアニメでした。
ブシロードさん、サンジゲンさん、最高の作品をありがとうございました!

のはずなのに、あんまり評価が上がらないのはなんでだー!w
ガルパプレイ組とそうでない人の差がありすぎるぞ!?
このサイトにおいては総合得点が1期より下とか正気とは思えない。
たしかにガルパのキャラやストーリーを知ってること前提な部分もあったけど、それにしたってこの出来栄えで叩くのは本当にちゃんと見てるのか疑わしいものだが。
未だ残る1期の呪い「バンドリ=叩くべきもの」というイメージが根付いた負のスパイラル…
それでもちゃんと感想書いてくれる人はゲーム未プレイ組でも評価してくれてる人増えてきたし、ちょっぴり安心です。
みんな~、もっとバンドリを見てくれ!少し時間があったらガルパもやってくれ!

以下、評価項目についてそれぞれ長々と個別に書いていきます。

キャラクターに関してはファンなので★5です。
視聴前にやや疑問だったのは2期からはポピパの5人だけでなく、ガルパの登場キャラ25人が全員出てくるということで、果たしてこれだけのキャラ数を30分アニメにまとめるのが可能かということ。
そんな多少の不安も1話冒頭に大好きなパステルパレットが登場した時点で吹っ飛んでしまいましたが。
基本的にはポピパメインのシナリオでしたが要所要所で他バンドのキャラが活躍するのでファン的には感謝感激。動く彩ちゃん最高でした。
また、セカンドシーズンで初出となるRASの面々ですがここまでアニメで推されるのは予想外でした。
特に六花に関しては2期の裏主人公と言っても過言ではなく、結局最終回になってもRAS加入に至りませんでしたが、おそらく続編の3期は彼女メインの話が展開されていくことになるんでしょうかね。
ガルパの方でも今後RASが登場するはずなのでそっちも楽しみです。

作画というか3DCGに関しても★5です。
まさにアニメーションの歴史を塗り替える出来栄えで、お金さえかければCG作品でも作画以上の感動を味わえることが証明されました。
放送前に色々言われてたけど自分はCGに対する不安はありませんでした。
制作するサンジゲンさんは過去作をみても安定したCG技術を誇っていたし、何よりガルパに昨年実装されたMV機能におけるライブアニメーションを見ていたので。
ソシャゲのCGでこのレベルなら、テレビアニメーションにしたらどんだけだよっていうワクワク感しかありませんでしたよ、ほんとに。
美少女アニメにCGは合わないという従来のオタの妄言を根本から覆し、むしろCGアニメ全盛を感じさせる最高のアニメーションでした。
これ見ると本当に1期のクソ作画が恨めしくさえ感じてきます…

声優に関しては言わずもがな★5です。
ポピパ、ロゼリアの声優さんはライブで実際に楽器を演奏。バンドリ専属声優だろうがそれだけで賞賛に値します。
彼女たちにとっては「歌って踊れる声優」って言葉すら過去のものとしてしまいそう。
特に沙綾役の大橋さんは声優業も多忙のはずなのに本格的にドラムを叩いていて、その才能に驚くばかりです。
リアルバンド展開はしていない3バンドもそれぞれキャラにピッタリな声優陣を揃えており文句無し。
あやねるの歌唱力はバンドリが育てた。

音楽に関しては当然★5。
「バンドリはカバーだけでオリジナルは弱い」未プレイ組がよく言ってることですが、実際はそんなことはなく全曲最高レベル。
実績のあるElements Gardenさんが楽曲を担当してるんだから当然と言えば当然ですが。
既存の名曲たちがハイクオリティなCGアニメーションで映像化されてまさにファン感無量のアニメとなりました。
終盤においてアニメ初出の曲も出てきましたが、それぞれ良曲だったのではないでしょうか。
オープニングのキズナミュージックは名曲が多いポピパの中でも一~二を争う曲になったかもしれません。

物語に関してはやっぱり★5で!!
各話詳細は放送中に書いたのをネタバレ枠で。
1話感想
{netabare} 冒頭でいきなりパスパレきたああああああああ!!!!
彩ァァァァァァァ!!!
セカンドシーズン第一話は5バンド全てにライブパートを差し込むという、強烈なボリュームだった。
CGも文句なしに素晴らしく、既存ファンとしては感涙できる内容だった。

少し残念だった部分は明らかにファン向けな初回で、ゲーム未プレイ組の人を置いてけぼりにしたところか。
たた、ゲーム以降のストーリーを描くとなると、いまさらポピパ以外のバンドを一からやってくってのも無理があるし、どうしてもこの形しかないのかなと感じてしまう。
たぶん、監督も色々迷った末の一話だったのではないかと思う。
既存ファンを盛り上げた点では100点、新たなファンを増やすという点では60点といった具合かな。{/netabare}

2話感想
{netabare} 2期も結局ポピパメインのストーリーに格上存在のロゼリアを絡ませていく感じ?
と、なると他3バンドの出番はゲスト扱いになりそう?
ブラックシャウトの演奏シーンは、三次元ライブ展開中の声優さんの動きとシンクロさせるという再現度。
こんなんファン感涙不可避でしょう。
今後も人気曲のライブシーンを片っ端からやってくれそうで楽しみでならない。
既存ファン目線で視聴するならば2話時点で神アニメである。 {/netabare}

4話感想
{netabare} ハロハピきた~~~!
やべっぇ!神回じゃねーか!
この狂気にみちたキャラ力よ!
けど、これじゃポピパが完全にモブに。
やっぱ混ぜるな危険じゃないけど、ハロハピはハロハピで別アニメとして見たかったけどねー。 {/netabare}

5話感想
{netabare} か、神回すぎて息が・・・・
まさにパスパレファン大歓喜という内容でした。
ゲーム内で取り上げられなかった"ゆらゆら"に関するドラマをアニメでピックアップしてくれて最高。
彩&千聖メインの話だったけど意外にイヴちゃんが目立ってて良かったです。
「拙者これにてドロン!ニンニン!ニンニン!」←可愛すぎやろ。

千聖がメンバーに隠れて個人練習をしていた描写も素晴らしい。
あんだけ多忙でどこで練習してんだよってずっと思ってたからね。
プロ意識が高いから、メンバーにも中途半端な状態の自分も見られたくないし、努力してる姿も見られたくないんすわ、この子は。
それを日菜と麻耶は察してるのがまたイイ~!
察せない彩ちゃんが自分のせいだと思って落ち込むのも彩ちゃんらしい。
すごくいつものパスパレらしいシナリオだったと思います。

ただ、ゲーム未プレイ組にとっては千聖らの性格が分からないでしょうし、意味不明だったかもしれないですね。
むしろ突然出てきたアイドルが本筋と関係ない話を勝手に進めてポカーン状態だったかも。
ところんファン向け特化アニメっすね、バンドリ2期は。
まぁ、25人キャラ全員を取り扱う以上、ファン向けアニメになるのは予想できたことだけどね。
個人的にはパスパレはパスパレで単体で30分アニメ化してほしかったと思います。
もうずっとパスパレを見ていたいけれど、2期におけるメイン回はこれで終わりでしょうなー。
もちろん他のバンドも好きだけど、なんとももどかしい気持ちです。 {/netabare}

6話感想
{netabare} アフロ回にしてはアフロが目立ってない?
ハロハピ、パスパレは完全に個別回が用意されていたのにあんまりだー!w
ただ、これ以上ポピパをないがしろにするのもどうかと思うので、このシナリオも有りちゃ有り。
むしろ4~5話は完全にファン向けだったのでそっちが異端だったかも。{/netabare}

7話感想
{netabare} RASのストーリーが本格的に始動!
なるほど、おたえを絡ませる展開できたかぁ。
レイヤ役のRaychellさんの演技力がとても声優初挑戦とは思えない素晴らしさ。
一方マスキングさんは・・・・
いやいや、役者でもない国内トップクラスのドラマーさんに声優やらしてんだから当然じゃない! {/netabare}

8話感想
{netabare} おたえの開口一番「別のバンドに行きたい」にはギクッとしてしまった。
ポピパを辞めたいって意味じゃないにしても、もっと言い方あるだろう。さすがコミュ障。
「どういう…こと」一瞬にして曇る沙綾の表情がまたグッとくる。
自分が一度別のバンドから脱退した過去があって思うところがあったんだろう。
予告見る限り、来週はRASを優先してしまってポピパの学祭ライブに間に合わない的な話になるのだろうが、沙綾がガチギレしそうでドキドキしちゃうなー。

彩ちゃん率いるバイト応援バンドも最高だった。
本筋と関係ないようで「ひとりじゃないんだから」という曲タイトルはポピパの現状にもかかってたんだよね。
送り出したメンバーを見守る各バンドの面々が面白い。
つぐモカを取られて一人膨れっ面の蘭ちゃんに草w
あと、彩ちゃんと花音ちゃんをネットリと保護者的な表情で見つめる千聖さんw
そして、薫さんたちに気づいてニッコリする花音ちゃんは可愛すぎた。
その他、ガルパの4コマネタを差し込んできたり、おたえがRASのサポートメンバーになるというのも、現実の3次バンドとリンクさせてるし、ファンならピンとくるネタを随所に散りばめる制作スタッフのバンドリ愛が本当に素晴らしい作品だと思います。 {/netabare}

9話感想
{netabare}おたえアウトー!
なんだかんだで間に合うと思いきや・・・
予想以上の鬱展開。
ポピパに厳しすぎるアニメ。
友希那さんの失望感極まる視線も辛い~。 {/netabare}

10話感想
{netabare} RIOTキター!
カッコよすぎるだろう。
このライブをやるために、おたえ脱退ネタを引きづってる印象。
六花のRAS加入はよ。
先週、唯一出番がゼロだった麻耶ちゃんがめっちゃ喋ってて草。{/netabare}

11話感想
{netabare} おたえ脱退騒動、引っ張りすぎに思えてきた。
この話にここまで重きを置くならよほどのドラマチックなシナリオが求められるはずだけど、ぶっちゃけどうせ脱退しないことは既定路線なんでそこまでハラハラドキドキもせず…
う~ん、ここまで完璧なシナリオに思えたセカンドシーズンも少しダレてきたか。
てか、彩ちゃんたちの霊圧が完全に消えちまったんだが…
どうせポピパのストーリーにほとんどを費やすなら、本筋から脱線した4~5話のハロハピ回パスパレ回はいらなかったかもしれない。
ガルパファン的には嬉しかったけど、新規さんはあそこで切っちゃった人も多いみたいなんで。
んー、9話あたりまでは本当に文句の付けようのない(ファンにとっては)アニメな気がしていたんだが、なかなか完璧なアニメに仕上がるのって難しいなぁ。 {/netabare}

12話感想
{netabare} 今週はメチャ出来の良い回で息を吹き返したかな。
ポピパのストーリーを軸にしつつ、ガルパのキャラも程良く出してくれて配分も満足。
テンポもよく無駄なシーンがまったくないので非常に濃密な30分を視聴することができた。
そして、リターンズ…めっちゃ良い歌…
また一つ名曲が生まれてしまったか。
何気にポピパは名曲が多い。
なのに、アニメ2期の劇中では「STAR BEAT!」など初期の曲しかやってないんだよね。
ポピパの曲では中堅どころの「Happy Happy Party!」がやたら推されてるし。
時系列的には「二重の虹」もあるはずなんだが、一向に出てくる気配なし。
一応、バンド技術はまだまだ未熟って設定があるから、名曲は出し惜しみしなければならない事情があるのかもしれない。
いずれにしても今回のリターンズという曲は、ポピパを代表する良曲の一つになったように思う。{/netabare}

13話感想
{netabare} バンドリ最高。ポピパ最高。
ハロハピ最高、パスパレ最高、アフロ最高。
ロゼリア最高・・・・はぁ~、やりきったわ。 {/netabare}

終わりに総括するとシリーズファン的には最高のアニメでした。
今までついてきて良かったなぁと。
あんまりこういうこと言いたくないけど、すべての美少女アニメを過去の物にしてしまったかと、あくまで贔屓目に見てる個人的な意見なんですみません。
3期は来年に延期されてしまいましたがバンドリコンテンツを長く楽しめるという風に前向きに受け止めます。
また、劇場版を挟むとのことで、フィルムライブとあるがストーリーがあるのか、ミュージックビデオを永遠にやるのか、今のところは不透明。いずれにしろ絶対見に行きますが。

バンドリコンテンツの今後の発展を願いつつ長々と書いてしまったレビューを終えたいと思います。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 7

ゴッドファーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

全話視聴しての感想

アニメの本来の評価(クオリティ他色々)は大した問題で無い作品なので純粋に面白いアニメ探しなどをしてる方には参考にならない評価をします。
個人的には、ほぼ完璧な仕事をしたと感じたバンドリ二期でした!
コンテンツ作りはお仕事で会社がお金設けをするためのサービス業です。
バンドリコンテンツスタート>世の中に多く広める為に現在最も効率的な手段の一つとしてのバンドリ一期制作>そこからの本命ゲームサービススタート>大成功の熱冷めぬうちに間髪入れずに投入してきた二期でした。内容は主軸のゲームファンに対するファンサービスの色を濃く出している(これが上手い所)
ヲタカルチャーの現状は一昔前とは違いアニメが8千本売れて二期決定で成功という具合では無くなり、グッズ販売・ゲーム展開(得にスマホゲーでガチャ回してもらえるか)などが成功の大きなカギであり軸になっています。成功を掴んだコンテンツとしては音楽を題材にしているなら2,5次元からの幅広いファンの獲得と冷めにくい状況作り、アニメ・漫画などのストーリー性のある作品を定期的に発信して付いたファンに忘れられにくい状況を作ること。
それを熟知した会社が狙い通りかつ完璧な仕事を見せつけてきた作品だと感じました。バンドリ二期を一アニメファンとして一期で知って続きで二期を見たけど、ゲームをやってないとかって人からすると色々言いたくなるような作品だと思います。キャラが~とか作画が~とかストーリーが~とか・アニメのサイトでの感想なので当然かとは思いますが、アニメ・ゲーム両方を通じてファンになってる人からすれば大した問題にならない範囲でしょう。作品のクオリティという面では格段にアップしてるのは間違いなく(得に音楽題材の作品においてCCを使ったライブシーンは必須に近い。作画でやると非常に難易度が上がる為)文句が出ている箇所は大体本来の目的と問題解決から考えればそうするのが必然な箇所ばかりでした。
出だし大成功を収めて、アニメ化もそこそこ評判良くても一つ間違えるとあっという間に転落するということは他作品が示してくれています。
ストアなどの売上を見ても分かる通りバンドリコンテンツの盛り上がりは大成功でしょう。
そういう意味からこのバンドリ二期は完璧な仕事だったと感じた作品でした。
最後に個人的な純粋にアニメとしての二期の感想
ボチボチでしたw ゲームでキャラの性格とか、それぞれのバンドの事情とか方向性を全部わかってるので☆4,5ですが(笑)

投稿 : 2024/04/27
♥ : 7

72.1 5 バンドで姉妹なアニメランキング5位
結城友奈は勇者である 大満開の章 (TVアニメ動画)

2021年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (167)
545人が棚に入れました
TVアニメ新シリーズ『大満開の章』
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

結城友奈じゃなくても勇者である

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
ゆゆゆ、は1期☆4、2期☆4と、高評価しています。好きなシリーズです。

本作は3期というより、ほぼスピンオフですね。ゆゆゆ自体は2期で大団円を迎えていますから、当たり前と言えば当たり前ですが。

本作、普通に普通以上の面白さがあるアニメです(だから☆4)。

ただ、「結城友奈は勇者である」という冠から、3期(2期の後日談)を期待した私が悪いのですが、思ってた作品とちょっと違いましたね、個人的には。

スピンオフならスピンオフと、言ってもらえればね、そういう姿勢で視聴するのですが。

本作、時系列が複雑なので、一応、余談に入れときますね。視聴の参考までに。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
正直、1度綺麗に完結した物語を、無理に引き延ばそうとしている感じがした。

おそらく、スピンオフにあたる「楠芽吹は勇者である」と「乃木若葉は勇者である」を、無理に「本編の中に入れたような演出」が違和感を醸し出していたのかな、と。

いや、2作とも単体として、とても面白かったですよ。

特に、「楠芽吹」はキャラの立ち位置として良かった。ああいう、「凡人の最強」みたいなの好きなんですよね。自分が量産型・消耗品でないことを証明するために戦ってきた結果として、本来なりたかった「勇者」として仲間に認められる。

良いじゃないですか。格好良いです。

加賀城雀や弥勒夕海子などサブキャラも魅力あったし。勇者部に匹敵する素敵なパーティ。まあ、やたら「ガンバスター」みたいな雰囲気でしたけど(笑)

ただ、本作の1話目を「勇者の章」の前(がっつり日常系)にしたせいで、「勇者の章」の続き(神を失った後の人類及び勇者部の営み)を期待していた私にとっては、???みたいな感じでした(これは、事前にアニメの情報は入れない私の視聴スタイルが災いした感じです)。

ファーストガンダムの後に、Ζガンダムの1話だけ流して、0083を放送したような違和感(ガンダム好き以外には伝わらないw)。

「勇者の章」ではバッチリ決まっていた、スピンオフを絡めながらの時系列シャッフル。それと同じことしているわけですが、本作ではハマらなかった感じ。

違いはやはり、「進行中の物語」でやったか、「完結後の物語」でやったか、かな。「進行中」なら、視聴者であるこちらも、内容を深めたいと思って観るけど、「完結後」、しかも、あれだけ熱く綺麗に完結した後に、今さら過去を掘り下げられても、もはや蛇足にしか感じられませんでした。

重ねて言うけど、「楠芽吹は勇者である」も「乃木若葉は勇者である」も、凄く面白かったんです。むしろ、もっと丁寧に、6話くらいかけてちゃんと観たかったくらいです(それぞれに単独で1クール使っても全然文句ないです)。

本作のタイトルを、「結城友奈は勇者である 大満開の章」とつけず、「楠芽吹と乃木若葉も勇者であった」とかにして、完全にOVA扱いにするくらいの、

「結城友奈という看板に頼らなくてもいける自信(作品に対する信頼)」

があれば、また少し違ったのですが。もしくは、本作の12話Aパート(純粋な3期)を1話目にもってきて、諸々を描き、12話編成でCパートまでたどり着くようにするか。

と、なんとなく酷評っぽくなっちゃいましたが、最後の友奈の幸せそうな笑顔見ちゃったら、もうどうでも良くなりますね(笑) 

1期からのトータルで、最後まで綺麗に完結した、素晴らしいアニメシリーズだったと思います。制作者の皆さん、お疲れ様でした♪
{/netabare}

【余談~時系列まとめ~】
{netabare}
複雑過ぎるので、多分、ですけど(苦笑)

①「乃木若葉は勇者である」
(アニメ3期5話~7話)
※西暦2018年。地の神VS天の神バトル開始。初代勇者、乃木若葉の物語。神世紀開始。

②「鷲尾須美は勇者である」
(アニメ2期1話~7話)
※神世紀298年。何代目になるかは分からないが、鷲尾須美たちが勇者として活躍していた時代の話。

③「楠芽吹は勇者である」
(アニメ3期2話)
※神世紀300年。あと一歩で勇者になれず、守人となった楠芽吹の話。

④「結城友奈は勇者である」
(アニメ1期1話~12話)
※神世紀300年。結城友奈をはじめとした、勇者部の話。以下、⑦まではほぼ同時期の話。

⑤「結城友奈は勇者である-大満開の章-」
(アニメ3期1話)

⑥「楠芽吹は勇者である」
(アニメ3期3話、4話、8話)

⑦「結城友奈は勇者である-勇者の章-」
(アニメ2期8話~13話&アニメ3期9話~11話)

⑧「結城友奈は勇者である-大満開の章-」
(アニメ3期12話)
※神樹様及び天の神がいなくなった後の世界。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
青い鳥。時系列は、神不在後? 楽器、上手いな。めっちゃ日常系。ゆゆゆの場合、さらなる悲劇への序章にしか感じないんだよね(苦笑)

2話目 ☆4
なんかもう、ノリがガンバスターになってきたな(笑) 量産型と量産型の戦いは熱い。そして、量産型でないことを証明しようとする主人公はもっと熱い。

3話目 ☆4
勇者部を外から見る。防人の歌。城マニア(笑) ここからシリアスか。やはり、勇者の章の前か。

4話目 ☆4
バーテックス倒すとか、かなり強いな。弥勒が犠牲者の1人目か。

5話目 ☆3
すごろく(笑)  ん? また過去編?

6話目 ☆4
さらに、スピンオフか。なかなか闇が深い話。もうちょい、ちゃんと観たいよな。

7話目 ☆5
郡と乃木。最後に、群千景は勇者であると宣言する乃木、格好良いな。

8話目 ☆4
ここでまた、楠芽吹の話に、また戻るか。カリンを励ます元ライバル。

9話目 ☆


10話目 ☆4
熱いバトルだったな~。銀の斧。台詞。千景砲。スナ~(笑)

11話目 ☆3
風の技、普通にめっちゃ格好良いよな。つまりは、ゆゆゆ完全版だね。

12話目 ☆5
ここでようやく後日談か。2期のCパートって感じだよな。やはりテーマは自立か。インフラ、資源はもう無限じゃないしな。クーデター(笑) 人の力になれるのは、人。4年後。むしろその4年を観たいのだが。天の神、放射能? チーム防人。まあ、希望を魅せたラスト、と。
{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 24

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

無理せず、自分も幸せであること

全12話

結城友奈は勇者であるの3期です。事前に1・2期を観ることをオススメします。

2期で大円団で終わったのでどんな展開になるのか思いましたが、エピローグ的な内容でしたね。

結城友奈たちばかりではなく、他の勇者のことや勇者ではない人たちのお話が多かったですね。

最初はほのぼの、段々と過酷なお話となり最後はこの世界の本当の決着がつきます。

最終的には結城友奈たちのお話でしたが、楠 芽吹たちが主人公ではないかと思うぐらいの活躍でした。

これで「ゆゆゆ」も最後となりそうです。(このあとの展開が想像できませんw)

OP・EDは讃州中学勇者部のみなさんが歌っています。EDの勇者部みなさんの穏やかな笑顔が好きでした。

最後に、2014年から始まり、途中映画もあり、約8年間お疲れ様でした。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 16

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

すべての想いを背負って戦う勇者

※間違えて一期にこのレビュー投稿してしまったことを教えていただいたので投稿しなおします。

【紹介】
これは3期にあたります。2期は「鷲尾須美の章・勇者の章」なのでそのあとに視聴しましょう
最初の4話までの時系列は1期と2期の間の話のスピンオフ的な位置で、2期の裏側を楠芽吹の視点で語られます。

【シナリオ】
序盤はものすごくダイジェスト感がありますが、仕方ないですね。こういうスピンオフは好き。
事前に1期と2期を復習しておいたほうがいいかも。

選ばれた勇者は替えがきかない英雄だけど、勇者じゃない防人は、替えがきく消耗品?
別に私じゃなくてもいい、それなら私たちはただ時間稼ぎして盾になるだけの生贄?
注目されることなく、一般兵Aとして大したセリフもなく一瞬で殺され誰の記憶にも残らないモブ戦闘員達。
彼女達がいなくても世界は救われるかもしれないし、何人死んだかなんて誰も気にしてないかもしれない。
世界を救う勇者だけが注目されるけど、そうじゃない一般兵士だって必死に戦ってるんだ、
セリフのないモブだって生きてるんだという当たり前のことを投げかける。

そういった当たり前が描かれるからこそ、託された勇者達の活躍がより輝きを増す。

そして満を持して登場する勇者たち。
すべての人類の希望を背負って、過酷な戦闘に身を投じる勇者
志半ばで倒れていった仲間の想いを継いで、ボロボロになって戦う勇者
応援せずにはいられなかった。

すべての人々が勇者を称えて期待して、絶賛ばかりされる栄光だけの物語とせずに、勇者に否定的な言葉や、感謝しない民衆もいて、多大な犠牲があって、戦う意義を見失いそうになる。
勇者だって人間だ、命がけで戦って、仲間が犠牲になって、理不尽な罵声を受けて平気でいられるわけない。
そういう勇者の苦悩を見せたところが良かった。

でも、一つ一つのエピソードがホントしんどいなあ。
しんどいからこそ、応援したくなるけど。

途中までは面白かったけど、最後のほうの神魂うんぬんが面白くなかった。

【文句も言いたい】
シリーズ通して女の子の自己犠牲の美化が激しく、本作品では「わたしたちは消耗品じゃない、一人一人生きてるんだ」ってところを強調していたけど、やっぱり消耗品扱いしていることは変わらないと思う。

【キャラクター】
歴代のキャラクター達のことは今さら語るまでもないと思いますが
楠芽吹編のキャラクター達もただのモブではないキャラの立ったキャラクター達で魅力的。
弥勒さんがテンプレお嬢様ライバルキャラだけど、すごく好き。

【作画】
とても綺麗で安定感がありますね。キャラデザも好き。
防人はフルフェイス衣装のせいで戦闘中誰が誰かわからないのが残念。

【音楽】
結城友奈OP「アシタノハナタチ」ED「地平線の向こうへ」
OPもEDもなんかグランドフィナーレって感じの曲調ですね。
どっちも激しい戦いを締めるに相応しいいい曲だと思うけど、このグランドフィナーレ感満載のEDが毎回流れるので毎回最終回みたいな感じに。

【総評】
世界観を理解するためにも1期2期視聴は必須。
ちょっと使いまわしが多かったのは残念だけど、何回見てもいいものはいい。

作品全体が最終回みたいな話ばっかり。
ご都合主義で自己犠牲崇拝しすぎだけど、そんなことは気にならないくらい強く引かれる魅力がありますね。

一話一話のエピソードがすごく重たくてかなりしんどかったです。
一気に視聴するのは精神的にかなりくる。

でもこのシリーズは本当にいい作品だと思う。
ここまでずっと見てきて良かったです。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 21
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