冒険でコメディなTVアニメ動画ランキング 34

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の冒険でコメディな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月30日の時点で一番の冒険でコメディなTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

87.6 1 冒険でコメディなアニメランキング1位
転生したらスライムだった件(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (1364)
6331人が棚に入れました
スライム生活、始まりました。

サラリーマン三上悟は気がつくと異世界に転生していた。
ただし、その姿はスライムだった。
魔物種族と仲間となり、獲得したスキルを駆使しながら、
さまざまな問題を解決していくスライム創世記。

声優・キャラクター
岡咲美保、豊口めぐみ、前野智昭、花守ゆみり、古川慎、千本木彩花、M・A・O、江口拓也、大塚芳忠、山本兼平、泊明日菜、小林親弘、田中理恵、日高里菜
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

しっかりと練られた物語が面白い異世界転生モノ

原作未読。最終話まで視聴。

主人公が、元の世界では37歳のおじさんだったことが幸いし、中二病要素が少なく、好感度の高い、サクサクを視聴できる作品でした。

【課程と所以がしっかりと描かれる、好感度の高い主人公最強系】
{netabare}単純に、「転生したら最強でした」という話じゃないところがとても良いです。

転生した時点で得ていたのは、大賢者と捕食者といくつかの耐性くらい。
ここから始まって、徐々に強くなっていく。
この過程がしっかりと描かれている物語は好感度が高いです。{/netabare}

【主人公の目的は街づくり】
{netabare}主人公が常に攻められる側というのも面白いです。
主人公一行が、周囲の国々に攻め込むことはない。
主人公一行は、いつも降りかかる火の粉を払うだけ。
その結果、徐々に仲間を増やし、レベルアップしていく。
そして、主人公一行は、安心して暮らせる街づくりを進めていく。

そして、また攻められて・・・(笑)。

こんな優しい物語なので、サクサクと視聴できます。{/netabare}

【ハーレムじゃないところも好感度が高い】
{netabare}主人公最強系って、ハーレム要素が強くなる傾向にありますが、この作品に関しては、ハーレム要素はかなり薄めです。

もちろん、主人公の周りには可愛い女性たちが集まりますが、それ以上に男性も集まってきます。
こういう、男女の分け隔てなく周囲の人に愛される主人公って、好感度が上がりますよね。

周囲の人々に愛される理由が明確なのも良いです。
作者の都合じゃないって所がとても好感度が高いです。{/netabare}

第2期も、とても楽しみにしています!

投稿 : 2024/04/27
♥ : 60

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

異世界建国記、ただし国主はスライム…?(本編は第23話まで)

原作ライトノベルは同タイトルの「なろう作品」(投稿サイト「小説家になろう」投稿作品)を元に商業出版されたものですよね。コミカライズ版もあるようですがいずれも私は未読です。

が、タイトル自体はかなり有名でアニメ化にあたっても強く期待されていたと思います。例によって「テレビアニメ観るならタダだし」でさっそく視聴開始。

後輩カップルを庇って死んだ独身サラリーマン男性が異世界でスライムに転生したという「なんだそりゃ」なスタートなのですが、人間時代の記憶や知識は主に文化的な生活や社会規範を形作るために使われていて、それ自体が異世界での無双につながったりはしない感じのお話になっています。

いわゆる「チート」にあたるスキルは<大賢者>と<捕食者>で、このスキルを元に争いのない文明的な共同体を広げていこうとしていった結果としての一大建国記になるのだと思います、よう知らんけどたぶん…。

なおストーリーとして戦記や建国記が好きな分、「物語」の評価は甘めになっているかもしれませんが悪しからず。

余談: スキル獲得の演出は『デスマーチからはじまる異世界狂想曲』のアニメ版と比べると明らかに優れていますね。こういう、わかりやすいのが良いと思います。

2019.1.9追記:
第14話を視聴終了。原作未読だから良くわかりませんが、リムル様の勢力拡大という意味ではここで一区切りってことになるのでしょうか?

OP主題歌は変更ありませんでしたが、ED主題歌が変わりました!

2019.3.27追記:
本編と呼べるのは第23話まで。第24話「外伝: 黒と仮面」はリムル転生よりも前のシズさんに関しての前日譚、閑話「ヴェルドラ日記」はリムルの体内に取り込まれている竜であるヴェルドラ主観で語る第1期:第1~23話の総集編的なお話でした。

「ヴェルドラ日記」ですが、たぶんコミックスの巻末に載っている短編小説「ヴェルドラのスライム観察日記」に着想を得たんじゃないかと思います。

最近はこういった「1話跳んでも大丈夫」みたいな作りにして不測の事態に備えるのが流行っているのでしょうか。ただ、本作に関してそのような事態は発生しなかったようで何よりです。

なんだかんだで面白かったです。第2期目の制作が決まったそうなので結果的に本作は第1期目ということになりますが、この範囲での話としては概ね順調な建国記であり波乱要素は少なかったと思います。

2期目がどんな具合になるのか、原作を読んでいないので知らないのですが楽しみにしています。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 68
ネタバレ

すがさ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

異世界魔物LIFE

人気作品だと聞いていた上で第1話を観た感想としては、う~んって感じ。

作品タイトル通りなら最弱モンスターの苦労話が見られると思っていたから、トントン拍子で強くなられるとう~んってなっちゃう(う〜ん)

とはいえ、別に視聴を止めたくなるほどの不快要素は無かったので、
OP映像にある幾つかの気になる要素が開示されるのを気長に待ちながら、
リムルがいつ・どういった目的で人間の姿になるのか興味を持って見ていた。

明確に面白いと思い始めたのは第8話。

{netabare}「運命の人」ってそういうことだったのか!

シズさんとは単に結ばれるものだと思っていたから意表を突かれた。

人間の姿になる理由が想像の100億倍ちゃんとしてたので拍手したくなったけど、さすがに拍手まではしなかった。

ここまで「ゆったり」だなあと感じていたこの作品への認識が、「丁寧」なのだという認識に変わった。

オークロード編の焦らしは巧くて、あの辺りの話は毎週次回を心待ちにしていた記憶がある。

ただ、鬼人たちのリムル絶対主義は個人的にとても嫌いで、
リムルに忠誠を誓ったのなら穏健な思想を持つリムルの意向を汲んでやれよと、モヤモヤ。

オークロード編後の話は、ちゃんりなミリムが色んな意味で強かったことだけが印象に残っている。

他の魔王に会いに行くというミリムを送り出すリムルの「騙されるなよ~」で笑った。

てか、「リムル」と「ミリム」って超まぎらわしいなw

最後の章は強大な敵(例えば騙されたミリムとか)と対峙するのではなく、
シズさんのやり残した使命を果たすという落ち着いたエピソードで締めたのは結構気に入った。

{netabare}【余談】※閲覧非推奨度1[5段階評定]
{netabare}
"スライムが強い"といえば、『このすば』世界の{netabare}「デッドリーポイズンスライム」{/netabare}を彷彿とさせるが、
『転スラ』世界のスライムは普通に雑魚らしい。

とすると、リムル以外のスライムがどんななのか少し見てみたいなと思った。{/netabare}{/netabare}{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 35

79.2 2 冒険でコメディなアニメランキング2位
異世界おじさん(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (507)
1666人が棚に入れました
2017年秋――。17歳のときにトラックにはねられ、それから17年の間ずっと昏睡状態だった叔父が目覚めた。 病室を訪れた甥のたかふみが目にしたのは、意味不明な言葉をつぶやき、異世界「グランバハマル」から帰ってきたと話す叔父の姿だった。 ……叔父さんは、頭がおかしくなっていた。 絶句するたかふみだったが、おじさんは異世界にいた証拠を見せると言って魔法を使う。おじさんの力を金にかえて食っていこうと心に決めたたかふみは、身寄りのない彼を引き取りルームシェアを始めることに。 おじさんとの生活の中で聞かされる、異世界での冒険譚と溢れんばかりのセガ愛。孤独で過酷なおじさんの半生に、時には歓喜し時には胸をいためるたかふみ。 動画配信業に勤しむ世代の離れた男二人、団地の片隅にて繰り広げられる、新感覚異世界コメディ!
ネタバレ

素塔 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

"顔"が導く異世界のリアル

まずは本作を勧めて下さった先輩レビュアーさんにお礼を申し上げたい。
同工異曲の異世界アニメに辟易していた身には、本作はまさしく福音であり、
このジャンルの閉塞を打ち破るブレークスルーと言い得る快作である。

本作の斬新かつユニークな特長は言うまでもなく、
異世界から帰還した主人公の"その後"が語られるという点にある。
17年に及ぶ異世界での壮絶なサバイバルののちに生還したおじさんは
現在はユーチューバーとして、まったりした悠々自適の生活をおくっている。
そんな日常が同居する甥っ子のたかふみの目をとおして描かれるのだが、
そこに魔法によって再現された異世界時代のおじさんの回想が織り込まれ、
劇中劇のような趣向で、二つのパートが同時進行する。

いわば日常系の中に異世界物がすっぽりと収まった、入れ子構造である。
ジャンルをまたいだこの一種のハイブリッド仕様は昨今の人気作にも見受けられ、
個人的に興味をそそられる現象なのだが、詳しくは次の機会に回そう。
完走後に補筆する前提で、今回はあまり深入りせずにざっと書き流すことにする。


{netabare}さて、本作の真髄は何と言っても、おじさんの"顔"にある。
ホラー風なタッチで、敢えてキモく無気味に描かれたインパクトの強烈さのみならず、
物語の出発点であると同時に、本作のすべてが凝縮されたエッセンスと言っても過言ではない。
その顔は、異世界の人々の目にはとても人間には思えないほどに醜いものなので、
オークの亜種と間違えられれたおじさんは、何度も狩られかけ、吊るされる。
勿論、ここは笑えるところなのだが、自分はもっと本質的な何かを感じた。

すなわち、我々の顔というものが否応なく、最もプリミティブかつ直接的な
コミュニケーションツールとして機能しているという、容赦のない事実である。
つまり本作はそもそもの発端から、一方的にコミュの回路が遮断された状態で始まっており、
この"コミュニケーション不全"というモチーフが作中を一貫して底流しているようなのだ。

本質的な問題に引き直して示してみよう。
コミュニケーションが成立するためには、双方が同じコードを共有していなければならない。
そして、異世界というからには当然、そこには全く異質なコードが存在するはずだ。
例えば、上記の人々の行動は魔物に生存を脅かされる世界ではごく自然な反応なのである。
すなわち、広義の文化的コードの差異を本作の異世界は最初からはらんでいるわけなのだ。
心躍るような冒険ファンタジーを期待していたたかふみが、いきなり目にしたものは
宗教的な禁忌に触れたことでまさにおじさんが処刑されようとするショッキングな場面だった。
これらが端的に示すように、異世界ファンタジーの"お約束"をブレイクしまくる痛快な笑いは
コードが共有されないことで生じる"ズレ"に基づいたブラックな笑いなのであって、
その底にはかなりクリティカルな眼差しが潜んでいるように感じられる。

大げさに言うなら、本作のパロディー的な性格は、一般的なファンタジーの成立基盤を
我々のシビアな現実の論理に根差した、独自のリアリティーに置き換えることによって
内部から書き換えようとする、きわめて野心的な試みなのではないだろうか。
ご都合主義の"お約束"を茶化しただけのパロディーでは得られないような迫真感は、
そこから来ているのかも知れない。量産式アニメと差別化される本作の個性もまた、
こうしたひそやかなリアリティーの在り方から生まれているようにも思われる。

これも考え過ぎかも知れないが、気になった点をもう一つ付け加えておく。
おじさんの超絶的な力は、翻訳魔法による精霊との直接の交信に由来しているのだが、
この精霊に対する自在なコミュニケーション能力は見事なまでに、
相手が人間である場合のコミュ不全と対照をなしていて、完全に両極端に分裂している。
この辺りにも何か示唆的なものを自分は感じずにはいられない。
あるいは抑圧されたコミュニケーションへの渇望がチート能力として現実化する逆説が
ここに想定できるとすれば、それは作者自身の内面にまで遡れるものかも知れない・・・
などとまあ、考えていくとキリがないからこの位にしておこう。

ただ、確実に言えるのは、このコードの問題をめぐるおじさんの態度表明が
彼のキャラクターの一貫した本質を形成しているということだ。
第3話には、おじさんとツンデレさんの間でこんなやり取りが交わされる。

 「顔、かくしたりしないの?」「…したくない。」「ふーん・・・」

災禍の原因である自分の顔を、おじさんは絶対にかくそうとはしない。
生命の危険を冒しても、異世界のコードに自分を合わせることを拒みつづける。
生存の保障よりも自らのコードを優先し、自分ルールを貫く、ストイックな美学。
まあそれも多分、ゲームに影響された薄っぺらいこだわりだったなんてオチがつくのだろうが、
元の世界に帰ること以外に一切関心を持たない、異世界に対するこの醒め切った態度が
結果的に、アウトロー系ヒーローの孤高の風貌をおじさんに与えているのである。

このキャラ造型によって、ツンデレエルフを筆頭とするヒロインたちとの関係に、
クールでつれない男を女が情熱的に追いかけるという、小洒落たロマンスの雰囲気が加わり、
異世界ハーレムとは一線を画した奥行き感を物語に与えている点も見過ごせない。
異世界三人娘については、いずれ稿を改めて書いてみたいと思う。
ついでに付け加えると、ツンデレもまた恋愛表現における特殊なコードの一例として、
コミュニケーションをめぐる問題圏の一環をなしていることは言うまでもない。{/netabare}


近年のアニメの中でも際立っているように感じられる、この作品の非凡な個性が、
どのような場所から発生しているのか・・・そんなことを考えていたせいで、
結局、いつもの調子でどうでもいいことをグダグダと書いてしまった。
原作、アニメともに優れた出来であると書けば、一言で済む話なのだが・・・

それから、本作を観ていると妙な安心感を覚えて、ついリピしてしまうのは
一体どういう訳なのだろうか?・・・また余計なことを書いてしまうが、もしかすると
ズレた生き方をしながらも決して揺らぐことのない、おじさんの超人的な自己肯定感が、
やはり周囲とのズレを感じて生きる人々の、ストレスの受け皿になっているのではないか?
・・・何にしても、おじさんたちの将来もこの国の未来も、先行き不透明なことに変わりはない。
彼らに倣い、せめて現在のささやかな幸せを嚙みしめていたいものである。

最後に、極めつけのどうでもいい話を一つ。
おじさんのソックリさん(?)を偶然発見しました!→ Kaspars Putnins
似てないと言われても責任は負いかねますが、おヒマならどうぞ。

2022.10.24 投稿

投稿 : 2024/04/27
♥ : 19
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

17年の歳月の重みをSEGA方面から噛みしめる

2017年。17年ぶりに昏睡から目覚めた叔父は異世界帰り。
同居した甥のたかふみと共に、異世界で覚えた魔法をウリにユーチューバーやったり、
異世界での思い出話に花を咲かせたりする同名コミック(未読)の連続アニメ化作品(全13話)


【物語 4.0点】
時代や世代など、ギャップを上手く取り込み開拓した視点を通じて、異世界物に新味。

タイトルの割に、意外と現実世界のシーンも多い。
おじさんが異世界“グランバハマル”に転生していた間に現実世界で起こっていた衝撃の諸々を振り返る。
{netabare} ガラケーが消えて行くわ、『こち亀』や『笑っていいとも』が終了するわ。
そして何よりSEGAがゲームハード事業から撤退するわ。{/netabare}
おじさんと、若いたかふみ、藤宮さんの生きた時代、世界の違いを浮き彫りに。

土台を固めているからこそ、その上で回顧される、
おじさんの異世界体験記にツッコむ、たかふみたちという芸風のキレ味が倍加します。

世代的にツンデレを知らないおじさんは、異世界のツンデレエルフたちの秋波にもどこ吹く風。
おじさんが、エルフの迷惑行為、自らどうでも良い記憶映像と評する。
完全に恋バナだろう?と、たかふみたちが色めきだつツンデレ描写も新鮮でした。

異世界体験記が、動画再生の如き「記憶再生(イキュラスエルラン)」で構成されたのも妙手。
必要な場面だピックアップしたり、ツマラナイ場面は早送りしたり。
「記憶再生」は{netabare} 藤宮さんの禁断の過去{/netabare} を掘り下げるのにも重宝。
お気に入りのYoutubeチャンネルに入り浸っているかのような居心地の良さがありました。

重宝したのは「記憶忘却(イキュラスキュオラ)」も同様。
誰もが消したい過去を持っているという共感だけでなく、
{netabare} おじさんのゴブリン討伐の記憶を消された故にモブから「神聖勇者」に成り上がったアリシア{/netabare} など、
シナリオ展開の原動力としても機能していました。

懐古向けのようで、構成はトレンドを掴んでいるような。
不思議な魅力を持ったシナリオでした。


【作画 3.5点】
アニメーション制作・Atelier Pontdarc

新興のスタジオながら、異世界&現実世界、各々でのおじさんが放つ魔法エフェクトや、異世界でオークと誤解される言動。
それらを目撃した、たかふみたちや異世界ヒロインズたちの多彩な顔芸など、膨大な設定に対応。
時おり、ねじ込んで来るSEGAネタも特徴的。

まだ制作工程の外部依存度が高いのか、コロナ禍の影響も受け、放送延期と仕切り直しを繰り返す。
時々挟まれるCGもレトロ風味とも言えるがクオリティ自体は凡庸な印象。

ただ、表現センスは面白く楽しませてもらったので、今後の体制強化に期待したいスタジオです。


【キャラ 4.0点】
主人公・おじさん。
重度のセガファンでもあり、それが現実&異世界とのギャップを単なる世代によるもの以上に拡大させる。
私もソニックファンのメガドライバーとして共感できる部分が多々ありました。
ゲームハードがマイナーであればあるほど、入れ込んだ愛は熱く燃え上がるのですw

おじさんの甥・たかふみ。
ツンデレを知らないおじさんの異世界ヒロインズに対する鈍感さに呆れるたかふみ。
だが、たかふみも幼馴染・藤宮さんへの“男友達”意識を捨て切れない鈍感力のバリエーションで、おじさんを微笑ませる。

自分が世間から見てどれだけ浮いているのか?鈍感なのか?
他人を見るようには分からないものなのですw


異世界ヒロインズ筆頭・ツンデレエルフ。
おじさんと良い感じになる度に、無自覚にフラグをへし折られ、
プンスカするベタベタなツンデレパターンを構築。

その他、メンタルがニートな氷の一族の末裔・メイベルなど、
コメディ要員のヒロインが適宜追加され異世界体験談は賑やか。


【声優 4.5点】
おじさん役・子安 武人さん。
スタッフは「もっと汚く!!」と鬼ディレクションw
子安さんも怪しい息遣いなど、全力で応え“テラ子安”伝説に新たな1頁が刻まれる。

「もっと汚く!!」と要求されたのは藤宮さんを演じた小松 未可子さんも同様。
たかふみに想いを寄せる乙女な現在と、小学生時代の落差が強烈w
たかふみや、弟・藤宮千秋には、幼少期には別の声優が配役されているのに、
藤宮さんだけは、みかこしに全てを背負わせる。
この鬼キャスティングから既に笑わせにきていますw

メイベル役の悠木 碧さんに至っては「もう溶けて、何言っているかわからなくてもいいです」と指示が出されたそうで(※1)
全く、わけがわかりませんが、確かにそんな感じの奇声で盛り上げてくれていましたw

その他、エルフ役・戸松 遥さん、アリシア役・豊崎 愛生さん。
キャリアを積んだ中堅以上の実力者を当てにしまくって、見事に面白いことになった感w



【音楽 4.0点】
劇伴担当は末廣 健一郎氏。
木琴がとぼける現実世界の日常コメディパートから、
金管が吠える異世界戦闘シーンの古き良きロープレ風BGMまでフォローする安定感。

OP主題歌は前島 麻由さん「story」
異世界物にタイアップし続ける歌手による不屈のデジタル・ロック。
OPでおっさんが踊る作品にハズレなしという私のジンクスも継続中。

ED主題歌は井口 裕香さん「一番星ソリティ」
このキモチに気づいて!って感じでエルフさんの心情と重なる片想いソング。
井口さんにとってはKADOKAWA移籍後第一弾シングル。かつ自身は本作には出演していない。
今後はよりアーティストとしてアニメに関わることも増えるのでしょうか。


【余談】
おじさんの魔法に対するアプローチ。
精霊の機嫌を損ねないようにお友達になる感じで魔法を“借りる”という感覚が興味深かったです。
{netabare} へそを曲げた精霊に部屋を極寒にされ、イワシの頭を供えてみたりw{/netabare}
この感覚って案外、AIを活用して力を得る技術に近い物があるのかもしれません。
作中でも取り上げられたYoutube規約変更などで、ユーチューバーが立ち行かなくなっても、
おじさんならAIが人を超える特異点をも乗り越えてしぶとく生き残りそうです。


参考文献 ※1.夏アニメ『異世界おじさん』おじさん役 子安武人さん×エルフ役 戸松遥さん×メイベル役 悠木碧さん×アリシア役 豊崎愛生さん、アフレコでされた変わったディレクションとは|《異世界組》声優座談会

投稿 : 2024/04/27
♥ : 32
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

帰ってきたおじさん(4話見ました)

2017年秋。20年に17歳でトラックに轢かれ昏睡状態だったおじさんが目覚め、自分は異世界から帰ってきたと甥のたかふみに話すところからお話は始まります。

異世界転生アニメが巷にあふれてますが、異世界で人生をやり直したりする展開がほとんどで、現代世界に戻ってくるようなお話も見てみたい(読んでみたい)なぁ。。と前々から思ってました。

で、この作品です!
夏アニメ選定であらすじを見て、これこれ!こういうのが見たかったって思って楽しみにしてた作品でした♪

主人公がかっこいい感じじゃない普通のおじさんってとこもいいですね!

自分に魔法をかけるときは異世界語でいいけど、こっちの世界の物や人には日本語じゃないと発動しないとか変に設定が凝ってるところもなんか好き。

思い出話として語られる異世界での出来事も、よくある異世界転生ものとはちょっと違った展開が多くて面白いし、異世界で覚えた魔法を使って、{netabare} やってみた動画を撮ったりオークションの送料無料のために空を飛ぶとか、{/netabare}やってることが庶民的なとこもゆるくて好きです。

ゲーム(セガ?)ネタが割りと多いけど、あまりよくわからないので、ゲーム好きな方だともっと楽しいんでしょうね。

あとおじさん役の子安さんとたかふみ役の福山さんの演技がすごくいいです!確実に作品の面白さに貢献してると思います。

ゆるーい感じの劇中曲も作品のシュールな雰囲気に合ってますね♫

絶妙な間のとりかたとか、ズレた笑いが面白かったり、作品全体のゆるーい雰囲気とかすごく良いです♡
今後の展開にも期待ですけど、ゲームネタが多くなるとわからないので程々でお願いしたいです。。

1話「異世界グランバハマルに17年いたがようやく帰ってきた、ぞ」
{netabare}冒頭のおじさんが異世界語であいさつして、たかふみが引くシーンからもう面白いです♪
看護師さんのスマイルなプロ対応とか、おじさんが魔法が使えなくて場の雰囲気がサムくなるとことか、異世界の希少な指輪がリサイクルに持ってったら50円って言われたとか他にも色々と面白すぎですw
エルフの女の子に指輪を渡すシーンは音楽も含めてちょっと感動的なシーンで、じんわりしてたら・・
この後の展開におじさんひどすぎ!って思いながらも笑っちゃいましたw{/netabare}

2話「1位ガーディアンヒーローズだろぉおおお!」
{netabare}おじさんの価値観がゲーム(セガ)中心で、恋愛もゲーム内の経験に基づいてるとこが面白いです。
異世界で空気読めずにいきなりボス倒しちゃったり、氷の女の子メイベルにちょっとイイこと話しておじさんやるじゃんって思ってたら・・w
たかふみの昔の同級生の藤宮さんがたかふみのマンションに来て、空から戻ったおじさんと鉢合わせするシーンは一番笑ったかも♪♪
ベンチで変なことつぶやいてるおじさんがベランダからはいってきたら変質者だと思っちゃうよねーw
テンポもいいし、たかふみとの会話の絶妙な間の良さもあって、すごーく見てて楽しいです♪
異世界ものではあるんだけど、日常ものとしてもかなり面白いんじゃないでしょうかこれ。{/netabare}

3話「叔父がいるなら叔母もいるものです、わ」
{netabare}冒頭のエルフちゃん登場にびっくり&わくわく♪・・だけど雰囲気がちょっと違うなぁと思ったら。。
おじさんの「いけるかなぁって」に笑った。。
エルフちゃんの戦闘モードがカッコいいなぁと思った直後の展開にまた笑って。。
エルフちゃんといい感じからの逃亡とかw、色々と感情揺さぶられて楽しい♪
ギャグアニメとしてもかなり面白い作品だと思います☆{/netabare}

4話「つらい中お前がいて、支えてくれてよかった」
{netabare}この作品って見てる人の感情をいい感じにアゲてからの・・落としてギャグがわりと多いですね。
すごく面白いし、毎回笑わせてもらってるんだけど、なんだかだんだんエルフちゃんが不憫に思えてきました・・
というかエルフちゃんタフすぎwあれだけ塩対応されてもめげないし。
藤宮さん、結構積極的なのに気づかない(んだよね?)たかふみ。
女の子の気持ちに鈍感なところはおじさんとたかふみ似てるかも。
コロナの影響で次回は8/17になるようです。{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 37

68.8 3 冒険でコメディなアニメランキング3位
龍ヶ嬢七々々の埋蔵金(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (1004)
5482人が棚に入れました
父親に勘当され、家を追い出されて七重島にやってきた高校生『八真重護』は一人暮らしを始めた部屋で地縛霊『龍ヶ嬢七々々』と出会う。
重護は、10年前に何者かに殺害された七々々を成仏させるため犯人捜しを決心する。かつて七々々が世界各地で収集し、今では島のあちこちの『遺跡』に隠されている『七々々コレクション』。
この不思議な力を持つお宝を使えば七々々を殺した犯人を見つけることができる。重護は七々々コレクションを手に入れるため冒険部に入部する。
しかし、七々々コレクションを狙って、ひとくせもふたくせもあるプレーヤーの思惑が渦巻いていた。
騙し騙されのお宝争奪戦が、今、始まる!

声優・キャラクター
田辺留依、小野友樹、阿澄佳奈、花澤香菜、興津和幸、鈴木絵理、早志勇紀、能登麻美子、鳥海浩輔、内山夕実、伊藤かな恵、櫻井浩美、細谷佳正、久野美咲

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

壱級天災と星埜ダルクのお宝探索、だったら名作級でしたでしょう。

2014年放送のテレビアニメ ノイタミナ枠 全11話

原作 鳳乃一真 監督 亀井幹太 構成 倉田英之 キャラデザ 川上哲也
制作 A-1 Pictures

原作は2012年~2016年に刊行されたファミ通文庫のラノベ作品。
なので、アニメ化はちょうど中間の時期に制作されました。

舞台はかつて天才学生集団「GREAT7」が設計した「人口学園島《七重島》」。
主人公「八真重護」は父親に勘当され、過疎化しつつある七重島のアパート「幸せ荘」に送られる。

八真重護 CV小野友樹 高校2年生
龍ヶ嬢七々々 CV田辺留依 幸せ荘202号室の地縛霊
壱級天災 CV阿澄佳奈 自称名探偵
星埜ダルク CV花澤香菜 天災のメイド 男の娘 

物語の設定は、GREAT7の中心人物であった龍ヶ嬢七々々が集めた古代のお宝の隠し場所を推理して探し当てると言うもの。
七々々は18歳の時に何者かに殺害されて、七重島は七々々コレクションが眠る宝島と化している。
主人公の部屋に地縛霊ニートとなってゲーム三昧の日々だが、
コレクションに関しては何も教えられないと伝える。

印象としては作画、動画の出来が良く、高予算ぽい造りではあるが、
原作側からのストーリー進行の縛りがあるように感じられました。

前半では魅力的な舞台での楽しい日常と推理ゲーム。
後半では強敵登場とバトルアクション、お宝さがしも命がけ。
と、ありがちな構成ですが、前半のほうが面白かったですね。

この作品、主人公の魅力がきちんと描かれていません。
原作の後半に行くにしたがってキャラたちの秘密が明らかになっていく造りのため、
登場人物の行動原理が描かれないまま最後まで進んでしまうのです。

妙にとげとげしい言葉使いの主人公ですが、その理由は原作後半で明かされるようです。
同様に超絶美少女?「星埜ダルク」に関しても・・・

つまり、このアニメは2クールストーリーの1クール目で、
続編のめどはたっていない作品として扱うべきでしょう。

キャラは良く造られていまして、特に天災とダルクの主従コンビは最高です。

男の娘ダルクはエロ担当で花澤ヴォイスが絶品。隠れ代表作でしょう。
割と高身長色黒ボクっ子で女子としても目を引き、男の娘ならなおさら、
そして、花澤ヴォイスがバッチリフィットの真ヒロインです。
が、後半に出番が減るのが最大の手落ち。
バトルなんかより、花澤ダルクの日常が見たかったです。

その主の天災も良いキャラ、ニャル子さんの再来と言うべき阿澄ヴォイスにメロメロでした。

物語の展開が原作の後半に集中しているらしく、
前半と言うより、顔見世作品で終わってしまったのが残念過ぎました。
それでも、悪くはない、楽しいキャラアニメではありましたし、
アニメーションの完成度は高い方だと思いました。

スピンオフで「天災とダルクのお宝推理」でも制作すれば名作級のアニメになりそう。

声優の評価は、阿澄、花澤 特大補正です。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 27

ネロラッシュ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

なんだこのテンポの悪さは

ニート地縛霊に宝探し…
ラノベでありがちな設定ではあるが、なんだこのテンポの悪さは。
監督かな…
落越友則氏x倉田英之氏とくれば監督は舛成孝二氏なら鉄板だったのに。

あ〜なるほど。
構成だけではなく倉田英之氏は脚本も書かなきゃいかんよ。
だからだよ。
ツボに入って来ないし、ブレてる。

裏の顔があるのは定番だらからいいんだけど、この主人公に魅力を感じないというか…
とりあえず走ってりゃダンジョン攻略というのはショボすぎでしょ(苦笑)
そんな展開でも、天災は良い!(CVあすみん)
エロマンガ先生でいうとエルフちゃんポジションで。
一般生徒だが、眼鏡っ娘 夢路百合香はもっと良い!

投稿 : 2024/04/27
♥ : 3
ネタバレ

キリン  さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

予想がハズレまくった

色々と予想とは違った展開を楽しめたアニメでした。

私が1話を観たときの今後の展開の予想としては

主人公の『八真重護』(やまじゅうご)くんが
一般人ながら、とんでも設定の脇役に
振り回され、インディジョーンズ的な
大冒険を繰り広げる・・・

といった感じでしたが、
そうじゃないみたいです。

もうちょっと、活躍する系の主人公です。

逆にタイトルにもなっている『七々々』ちゃんは活躍しません。
家でゲームゲームゲームです。
そしてプリンプリンプリンです。

バーチャ(バーチャファイター)をやっているシーンが多かったですが
どうやら持ちキャラはジェフリーみたいです(渋い)

{netabare}はじめに予想を裏切られた為、
途中からは、こちらも
身構えて視聴していました。

やはり、どこか怪しさを臭わせる感じを残しつつ
話が進みます。

種明かしはやってくれますが
そっから、また実は…みたいな
展開もあったりするので
攻略済みの話でも
信用出来なくなってしまいました。

あと
七々々(777)とか
重護(15)とか
壱級天災(191031)とか
きっと数字に何かあるぞっ!


と思っていましたが
な~んも無かったです。

{/netabare}


キャラクターはとても良いと思います。

『天災』がかわいいと言うのをよく見かけますが、
問題無いです。そのとおりです。
『天災』かわいいです。
良い感じのキャラです。

あと、密かに『影虎』のたまにやるボケも好きです。

{netabare}最終回は
もの凄く2期を思わせる感じでしたが、
「この続きは原作でっ!!」ってことらしいですね。
残念!!

七々々ちゃんが言ってた
「私を殺した犯人を、私がぶち殺す」←(ちょとセリフ違う)
ですが
私も日ごろから思っていたことでした。

どういうことか…

※レビュー脱線します注意

よく『仇討ち』とかしようとしている子を
説得するのに

「そんなことして…そんなお前の姿を見て
死んだ○○が、喜ぶとでも思ってるのかっっ!!!」

ってのがありますよね。



いや、場合によっちゃ喜ぶんじゃ?



と思うんですよね~


なので、死んだ後に勝手に他人に気持ちを
決められても嫌なので、
私は友人に

「もし、俺が殺されたら、仇を討ってくれ
仇を討ってくれるお前の姿を見て、俺は喜ぶ」

と言ってあります。


それと、ついでに
「俺の部屋のHDDを粉々に粉砕して、部屋に火を放ってくれ
もし、部屋に入れなかったら、外から火矢を討ってくれ」

と言ってあります

恐らく友人の人生はめちゃくちゃになるでしょうが
三途の川で待ち合わせの約束をしているので
そこで、バナナでも渡して謝ろうと思っています。
{/netabare}


最後に
天災のスピンオフしてくれよ

投稿 : 2024/04/27
♥ : 37

80.3 4 冒険でコメディなアニメランキング4位
異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (798)
3966人が棚に入れました
「ゲームで魔王やってたら、異世界に召喚された!?」MMORPGクロスレヴェリにおいて坂本拓真(さかもとたくま)は、他プレイヤーから『魔王』と呼ばれるほど圧倒的な強さを誇っていた。ある日、彼はゲーム内の姿で異世界へと召喚されてしまう。そこには「私こそが召喚主」と言い張る少女が2人いた。拓真は彼女たちから召喚獣用の奴隷化魔術をかけられる――しかし固有能力《魔術反射》発動!奴隷と化したのは少女たちで……!? 魔王(演技)が絶対的な強さで突き進む異世界冒険譚、開幕!

声優・キャラクター
水中雅章、芹澤優、和氣あず未、原由実、大久保瑠美、加藤英美里、種﨑敦美、森嶋優花、千本木彩花、置鮎龍太郎、石田彰、大塚明夫

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

最後までしっかりと楽しめました

原作未読。最終話まで視聴。

異世界転生+主人公最強+ハーレム+微エロ+コメディ。
異世界転生で主人公最強でハーレムというと、大ハズレの予感しかしなかったけど、意外と楽しめました。

取り巻きが無駄に増えないのと、主人公が最強なのに意外とヘタレなのが功を奏していると思います。
この作品といい、オバロといい、このヘタレモードが魅力の一つだと思います。

第2話の微エロ展開で、正直ドン引きしましたけど、第3話でしっかり挽回。
以降も、コメディとシリアスのバランスの良さは高評価です。
ただし、第10話のエロシーンは評価が分かれちゃうかも知れないですね。
明らかに”微”の域を逸脱していましたからね。

あと主人公が、ゲームとこの世界の違いを確認しながら、慎重に事を進めている所も高評価です。
主人公の心の声が、私のような原作未読者にも、分かりやすく世界観を説明してくれますからね。
(この点もオバロに似ているかも)

主人公役の声優(水中雅章)さん。ほぼ初見なのですが、良い声優さんですね。
魔王バージョンとヘタレバージョンの演じ分けが、とても良かったです。

脇役ですが、何故か女性陣がピンチになると駆けつける、エミール・ビュシェルベルジェール。
憎めない好キャラで、大好きです。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 57

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

一般人に生活感が溢れる良作

原作は未読でしたが、8話目辺りで追いついて、その後既刊分(1~10巻)を読み終えています。下記は4話目を観終わった辺りでのレビューです。

また、その後に最終回まで観終わっての追記があります。
==
原作ライトノベルは未読です。

大まかにどんなお話かという点ではあにこれの「あらすじ」が「だいたい合ってる」という感じで良くまとまっているので、作品の説明に替えて第4話まで視聴を終えた時点での登場人物などを中心にここまでのインプレッションなどを書いてみたいと思います。

ディアブロ(本作品の主人公): 作品の舞台となっている世界とそっくりなMMORPG「クロスレヴェリ」での豊富なプレイ経験を持ち、本作品中では他のキャラクターを圧倒する力を持つ自称「異世界の魔王」。

神などの作為を自覚できるような転生・転移のプロセスを経ていないせいか行動は意外と慎重。行動原理はソロプレイで培われている点はあるにせよ、人物的な好感度は比較的高めかと思います。

シェラ・L・グリーンウッド(ヒロイン枠): 巨乳エルフ。もう一人のヒロインであるレムと比べると智謀的には劣る印象。ムードメーカー的なところがあります。

レム・ガレウ(ヒロイン枠): 貧乳の獣人(猫っぽい)。話のキーになりそうな宿命を抱えているせいか、影のあるキャラ。そこそこ強い筈のわりには、シナリオ的にはピンチに陥りがちな感じがします。

セレスティーヌ・ボードレール: 魔術師協会会長。比較的思慮深い常識人枠。ここまでの登場人物の中では、おそらく一番物を知っていそうな人。

シルヴィ: 通称「ギルマス」(ギルド・マスターの意味?)で、ディアブロたちが拠点にしている街ファルトラの冒険者協会会長。ディアブロの実力を、測れないなりに一番理解できているっぽい人。いでたちはほとんど痴女(笑)。

エミール・ビシェルベルジェール: ファルトラの冒険者の一人でディアブロを除けば恐らくは最強クラス。「すべての女性の味方」を自称し、チャラいところはあるものの愛すべきバカ。

他にも名あり、モブキャラ含めて多くのキャラクターたちが登場しますが本作品の長所として各キャラに良い意味で生活感が感じられる点があると思います。

戦闘で犠牲者が出れば弔い、街が破壊されれば皆で協力し合って復興にいそしむ様子が作中で描かれており、私としては作品自体に好印象を持っています。

ディアブロも含めて死んだら「死ぬ」のであって蘇生という概念はなさそうで、実力差はあっても相応のMP消費などもあって、本当はダメージがあっても「やせ我慢」で無双キャラを演じるなどの心理戦要素もなかなかの見どころになっていますね。

ディアブロの極大魔法が橋を吹き飛ばした後で川面が完全に割られた後に水が吹き戻して渦巻くなど、意外と場面描写も丁寧だったりします。

実はかなり面白いんじゃないでしょうか。ということで今後の展開も楽しみにしています。


2018.9.21追記:
最終回の12話まで観終わりました。まず、ライトノベル原作のアニメ化と考えるとなかなか良いアニメ化だったと思います。原作は続いていますが話の区切りとして中途半端な感じがなく、仮に2期目以降があった場合でもこのやり方を踏襲するならシリーズ構成的な失敗はなさそうです。

原作の1巻をアニメの4話のペースで構成していて、12話でおよそ原作3巻分の話がアニメ化されました。ただし原作では毎巻引きがあって次巻に続く構成になっている(例えば3巻だとエルデガルドとアリシアの脱出で終わる)ので、アニメでも一部4巻の内容が含まれます。

原作でアニメの続きを読むということなら4巻からで良いと思います。

キャラクターデザインについては原作イラストと別人とまではいきませんがけっこう変えてきてますね。ただ原作イラストのキャラクターデザインはアニメで動かすのは不向きと思われ、キャラデザ変更は良かったと思いました。

OP/ED主題歌はともに出演声優が歌う形になってますが、特にOPは背景アニメの出来も含めてどちらも作品内容に沿った良曲だったのではないでしょうか。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 49
ネタバレ

sukasuka さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

尊大なヘタレ野郎

何だか最近は興味がそそられるアニメがないため、BD購入済みの過去作品を
順次観直している日々。
2018年の深夜アニメの中で、このタイトルは数少ないお気に入りの一つ。
評価も若干上方修正。

異世界転生+魔王ということで、某オーバーロードと比較されることも
多いのかな?
{netabare}まぁ某オーバーロードも1期以外は大概なんだけど、その線で感想を言うなら、
下位互換や簡易版的なお手軽アニメといった印象。
キャラのデザインはこっちの方が圧倒的に可愛いし、実に俺好み。
最大の違いはエロ特盛りの下ネタ仕様という部分。
この分厚いエロバリアに耐えられない人は弾かれてしまうだろうね。
俺は全く問題ないけどwww
個人的にこの手のアニメを観る場合、壮大なストーリーとか作り込まれた
設定とかは心底どうでもよくて、声優さんの演技も含めた各キャラの魅力
一点に興味がそそられる。
そういう意味では及第点、特にエロフCVの芹澤優には満点を付けてもいい!
あの絡みつくような声質と演技は貴重だわ(笑)
ただ序盤→中盤→終盤と進むにつれ、明らかにテンションが落ちてきたのは
残念だったなぁ。
作画も次第に手抜き感が目につくようになり、そもそも戦闘場面がつまらない。
魔王モノとしてそれはどうなんだ?{/netabare}

音楽(OP・ED・BGM)にやたらと力が入っていたのも好印象。
OP曲はCD買ってフルバージョンで聴いてみたら残念だったが、ED曲は大当たり。
2018年の中でお気に入り度No.1の曲になった。
とりあえず2期が来れば必ず観るんだけど、さすがに無理か?

■2021年に2期決定
まさかやるとは思わなかった(笑)
制作が手塚プロ、監督が桑原智・・・・・この時点でもう激しく嫌な予感しかしない。
(五等分~のアニメが気に入ってる人には問題無いのかもな)
救いはシリーズ構成、キャラデザ、メインキャストのCVが続投なところ。
1期はBD購入していて今でもたまに観返しているくらいには好きなんだが、
2期は一体どうなることやら・・・・・まぁ必ず観るけどさwww

■2期PVを観て
なんだかキャラの作画が微妙に劣化してる気がするけど許容範囲。
キャラデザは1期と同じ人が担当しているはずなので、制作スタジオの
違いがこういうところに出るのかな?
芹澤優が今回もキャラソン歌うのでそこは期待している。
あのネットリした歌声は貴重(笑)
今回も音源買いたくなるような曲であって欲しい。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 15

83.7 5 冒険でコメディなアニメランキング5位
慎重勇者 ~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (858)
3483人が棚に入れました
超ハードモードな世界の救済を担当することになった女神リスタ。チート級ステータスを持つ勇者・聖哉の召喚に成功したが、彼はありえないほど慎重で......?「鎧を三つ貰おう。着る用。スぺア。そしてスペアが無くなった時のスペアだ」異常なまでのストック確保だけに留まらず、レベルMAX になるまで自室に篭もり筋トレをし、スライム相手にも全力で挑むほど用心深かった!そんな勇者と彼に振り回されまくる女神の異世界救済劇、はじまる!

声優・キャラクター
梅原裕一郎、豊崎愛生

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

11話で評価が一気に変わる作品

原作未読。最終話まで視聴。

このレビューのタイトル、ず~っと、『豊崎愛生劇場』にしようと思っていたんですよ。
豊崎愛生さんの”怪演”がとても印象的な作品だったから。

11話を視聴するまでは・・・ね。

何なんですか!
一瞬、違う作品を視聴しているのかと思うほどの急展開。
ドタバタコメディから質の高いシリアス展開へ。
爆笑から心地良い感涙へ。
喜怒哀楽の感情が滅茶苦茶になっちゃう作品。

気になる方は、視聴する価値アリな作品だと思います。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 71
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

シドーで絶望した僕もゾーマの頃には心の準備はできていた

原作未読


2周しました。2019年秋期の新作では初。完走し見落としが気になる良品のみ振り返ることがあります。
“慎重”というワードでふと思い出されるお話。

今からおよそ30年ちょっと前。イケイケな小学生の私が『ドラゴンクエスト』を嗜んでたあの時。
自分で言うのもアレですがなかなかセンス有りだったのでサクサク進み、レベルはイマイチだったけど杖を手にした人型りゅうおうを撃破。ただし満身創痍で・・・
それ以来レベル上げに勤しむようになりました。

ロールプレイングゲームをする時に

 :前のめりイケイケどんどんですか?
 :レベル上げして安心安全で進みますか?

私は後者にモデルチェンジしました。そんな他愛のない昔話を思い出します。
本作はそれを拗らせた男の物語。キャラ付けは極端ながら気持ちはわからんでもないという共感。
なお、前者タイプの方はこの主人公に共感できないかもしれません(適当)。

『慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~』

後者タイプの方だったら、キャラ付けの想像しやすいタイトルと共に、許容しやすい。
プランAがダメだった時のプランBやらCを想定し、即断即決する主人公には自分の嗜好との相性の良さを感じました。

キャストも妄想の捗るメンツです。
慎重勇者である竜宮院聖哉役には梅原裕一郎さん。在りし日の原体験から拗らせて黙々とPDCAを回すさまは某『ゴブリンスレイヤー』を彷彿とさせます。
神界最強ヴァルキュレを演じるファイールーズあいさん。「ナイスバルク!」と我々に言わせたいんでしょうか。
矢をぶすぶす射抜かれても神なので平気なミティス役の重鎮三石琴乃さん。その不死身っぷりから“伝説の山田たえ”とシンクロして妄想膨らんだのは私だけでしょうか。

あにこれ始めて間もない頃。未視聴作品を例にした他のレビュアーさんの文章を横目に「それ知らねーよ」と己の初心者ぶりを嘆きつつ、事例に別作品を持ってくるのをぼやいてたのが、まるっきり同じ過ちを犯している今日この頃です。

いやてゆーかここまでそれしかやってません。初期DQなんて若い方は知らないだろうし、『ダンベル何キロ…』『ゾンサガ』知ってる前提で語るこの傲慢さ。お詫び申し上げます。さーせん。


なお本作のMVPはリスタルテ(CV豊崎愛生)で異論はないかと。
無粋な主人公の横で徹底して道化役を買ってでてます。これまた『けいおん』を2019年に通しで視聴済と記憶に新しかったこともあり感慨深かったです。
対照的な主人公とヒロインの配置は物語のけん引役として大きな核となりました。

MVPの意味合いとして、単に好感度低そうな主人公の対極でバランスを保ったというだけでなく、なにより表情豊かで会話のテンポや間が良い。早ゼリフも自然に画に合わせコメディとして面白い。
『このすば』のアクア様と比較する声が多いのも頷ける好演ぶりでした。そういえばゆんゆん役で向こうのにも参加してましたね。

{netabare}※視聴者にこの作品をコメディだとミスリードさせる役割を充分果たしたし、なにより面白かった。{/netabare}豊崎さんの駄女神よかったですね。



ちなみにこれも“異世界転生”もの。世界観の説明は第1話Aパートでほぼ片付きますので親切です。
あとは見事な後半超展開型。序盤から中盤しんどければしゃあないですができれば最後までご覧いただきたいです。吉本新喜劇の人情ものみたいな感じのお話でした。笑って泣いて、と。


 笑いができる人は泣かすことは比較的容易


『踊る!』のいかりや長介さんみたいな感じ。個人的には紅白(2019年)での「浅草キッド」熱唱のビートたけしも良かったなぁ。
全12話でどのように組み立てるかは自由だし構成も好みはあるでしょう。予想できない展開はもちろん好物な私です。
序盤中盤の意味がなさそうな行動があとあとから効いてきたみたいな伏線や、そりゃちょっとヒクわ~的な行動に実は意味があったとか、そんなことを発見するのが楽しみな物語でした。



■視聴メモ
{netabare}・Ristarte(リスタルテ)
:ラテン語系の素養があるとピンと来ますね{/netabare}

{netabare}・“プロパティ”に記載されてたもの↓
:慎重に、慎重にも慎重に。
 疎まれようが嫌われようがそれを貫こう。
 そして世界と仲間と大切な人を
 必ず救ってみせる。ー今度こそー{/netabare}

{netabare}・3話聖哉と初対面の折アリアが動揺して紅茶落としてたね
:すかさず精神と時の部屋の便宜を図ってたが単にご都合ではなかった
:向こうに記憶がないからこそのアリアの抑制された対応{/netabare}

{netabare}・モンスター討伐後の後片付けにご執心
:難度Bイクスフォリアの魔王でやらかしてるから{/netabare}

{netabare}・カンスト隠してたよね
:龍の里でフェイクかましてたり、ヴァルキュレの一言だったり{/netabare}



※{netabare}ギャグに全振りしているようにみせて、四天王など魔王軍勢との闘いではシビアなものしかありませんでした。シリアス展開の芽は最初からあったのです。{/netabare}

思えば“俺TUEEE”がどこまで本気なのかかすかな不安を感じながらの進行をしてたと思います。そんなことも含めて見せ方が巧みな作品でした。
タイトルが難ですが、女の子とイチャコラしながら俺TUEEEしといて、サブイベントを繰り返して12話終了!みたいなのとは一線を画すと思いますよ。


{netabare}「この女の作ったものしか食わん」{/netabare}

全てわかってから聞くとアツいものを感じます。



視聴時期:2019年10月~2019年12月   

------


2020.01.15 初稿
2020.07.13 修正

投稿 : 2024/04/27
♥ : 71

ZORRRO さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

近年トップレベルの衝撃を受けた(笑)

【ストーリー・作画】

諸々を語るのはそれすらネタバレになりかねないですね。転調するアニメだよーとだけ(笑)

魔王が強い強い世界を救うことになった女神が、日本人を勇者として召喚したけど、
その勇者(主人公)がありえないほど慎重で……?な物語。ひたすら主人公のペースに飲まれます。

そしてひたすらテンションで持ってくギャグアニメです。作画も含めてすべてがギャグって印象。
作画自体かなり綺麗です。あえてギャグ寄りに崩してるわりには滑らかに動く余裕を感じる。
なので、作画が良いというよりは面白いという表現が正しいかな。
キャラデザの雰囲気的な問題もあるのか、作画があまり評価されてないような気がしてます。


作品のタイトルから主人公最強モノと分かり、ヌルゲー感も分かりやすく出ているものの、
終盤の戦闘はなかなかアツくなってきます。それだけならビックリ要素は無いのですが、
なかなか予想出来ない展開で… 2019年アニメで1番ビックリしたかもしれません(笑)

個人的には、転調あってもなくても同じように高評価していたと思います。
ギャグの質も高く、ずっと笑って見ていられました。面白かったです。


【キャラ・声優】

慎重勇者主人公の聖哉。そんなくそ慎重で意味あるの?って目線で、そのまま進行していきます。
クールでクズ要素もあったり、天然ボケっぽいテンションもありますが、基本ボケまくるポジション。

それを突っ込む新米女神のリスタルテ(リスタ)、お笑いだとボケが立つパターンが多い気がしますが、
リスタのツッコミあってこそのギャグが成立しています。愛生さんによる熱演(!?)も大きいです。
駄女神要素もあって、リスタはリスタでゲスい感じがまた面白い。リスタが主人公と取れなくもない。

という風に、やっぱり聖哉xリスタのコンビがやっぱり見どころですね。
他キャラはそれを傍観してたりする印象が強いが、聖哉のボケが飛び火するのも面白いです。


声優さんは先ほど書いたように、愛生さんの主張が激しすぎて印象に残りすぎた(笑)
他の方々もギャグアニメなので基本的にテンション高めで面白おかしく見られました。

個人的にはラスボスで好きな声優さんが出てきて激アツ。


【他】

まだラノベは続いてんのかな?アニメとしてはまあ完結だよねーって内容でした。
個人的に今期視聴アニメはギャグ枠が多かったのですが、1番か2番か悩む、、、(笑)
ストーリーも好きだったし、ギャグも面白く満足度の高い作品でした。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 27

78.5 6 冒険でコメディなアニメランキング6位
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかII(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (657)
3366人が棚に入れました
その街には多くの神々が住まい、その街の中心には地中奥深く――深淵へと至る『ダンジョン』が存在する。その街の名は迷宮都市オラリオ。女神ヘスティアと冒険者ベル・クラネルは、相も変わらず主神とたったひとりの眷族という最小構成。だが、世界最速のランクアップという偉業を成し遂げたベルには、これまでにないほどの視線が注がれ始めていた――迷宮・出逢い、そして冒険――これは再び綴られ始めた、――少年が歩み、女神が記す【眷族の物語】――

声優・キャラクター
松岡禎丞、水瀬いのり、内田真礼、細谷佳正、赤﨑千夏、早見沙織、大西沙織、渡辺明乃、千菅春香、KENN、逢坂良太

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

1期目よりも好きかもしれません。

…とか書いていながら1期目のレビューを書いていないことに今、気がついてしまった(笑)。

このレビューを書いている時点では第4話まで観終わっています。第1話での主人公ベル・クラネルとアポロン・ファミリアのヒュアキントスとの間の因縁絡みの一連のエピソードが第4話で終わって一区切りといったところですね。

原作を読んでいないのでこの先のストーリーとか特にわかっていないのですが、1期目で築いた人間関係(いや、神様もおるけど)が活きてくる展開で今のところわりと楽しめています。

逆に言うと、1期目を観ていないとまったく楽しめない気がします。外伝の『ソード・オラトリア』も観ておいた方が良いですね。

そういえば、だから何だという話でもないかもしれませんがこのシリーズは劇伴音楽が結構良いですよね。音楽という意味では主題歌以上にそこを評価したいです。

2019.9.30追記:
作中における「神様」と「人間」との関係にフォーカスがあたる2期目でした。そして作品タイトルに反して、この2期目はろくにダンジョン探索はしていません(笑)。

それとリアルでは親交が深いとの噂の水瀬いのりさんと大西沙織さんですが、演じるキャラの出演バランスは大きく差がついてしまいましたね。バレン某くんはヒロインの一人のはずなんだけど、最終エピソード以外では影が薄かったなあ…。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 44
ネタバレ

元毛玉 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

Q「歓楽街に出会いを求めるのは間違ってるだろうか」

A「間違っているよベル君!全くボクというものがありながら、あっちにふらふらこっちにふらふら、ヴァレンなにがし君にサポーター君までならまだしも、さらに守備範囲を広げるつもりか君は!全くけしからん!ボクという神がいるのに!なーんだその春姫とかいう小娘は全く…」

あ、はいはい。お話のざっくり概要ですね
(ほぼ)ダンジョンには入りません。間違ってます。
そんな感じ

あれ?一行で終わってしまった…なんか地上戦でした…

ミコトさんが別の作品で{netabare}バカ{/netabare}を演じてる
のですけど、そっちがある意味ハマり役すぎて
「ねぇ…いまから凄い事言っていい?」って言い出したら
どうしようとかくだらない事を考えて観てましたw
あ、ミコトかなり好きで推しキャラっす。うなじよすよす
でも一番はヘスティア様かな。背中が特に良いっすw

作画は超安定しててメリハリも効いてて良かった。
曲も変わらずOP/ED共に良かった。
声優陣も実力派揃いで聞いてるだけで楽しい。
キャラも魅力的なキャラばかり。新キャラも良かった。

でも、でもね。ダンジョンに入らないんです。
そこが、そこだけが不満なんです。

あれー?おかしいな冒険ファンタジーを見たはずなのに
なんかドロドロしたファミリア抗争ばかり見てる…
まぁ、楽しめたし、新キャラはそれはそれで良いけど
コレジャナイ感が強かった。外伝扱いなら良いかも?

見終わった感想
{netabare}
アポロン超キモかったw
「きもーいwww」言いながら見てましたw

あのガマガエル的な人、使い物にならなくなるまでって
どんだけテクニシャンなんだろう?普通反応しないよね?
って下世話な事を考えててちょっとそこだけ興味津々w
イシュタルの声優さん凄くいいな。

春姫さんは、なぜ娼婦扱いにしなかったのかが疑問…
娼婦扱いにした方がベル君も夜もえるでしょうにw
なんか本妻ポジに入りそうね。ヘスティア様が不憫…
{/netabare}

うーん、今後こんな感じでファミリアバトルなのかな?
1期が冒険物として良かっただけに勿体ないと思います。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 49
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

第1期以上にタイトル詐欺じゃん!

原作未読。最終話まで視聴。
第1期、劇場版は視聴済み。

第1期に引き続き、タイトルが・・・。
{netabare}ほとんどダンジョンに入ってなかったし・・・。{/netabare}(笑)

今作は、ファミリア同士の抗争が中心。
ベルくんたちが大活躍します。
対照的に{netabare}アイズ{/netabare}は陰で支える女、って感じ。

自然な形で{netabare}ヘスティアファミリアが{/netabare}増強されたのは高評価。
今後の展開がますます楽しみです。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 33

61.7 7 冒険でコメディなアニメランキング7位
エスカ&ロジーのアトリエ~黄昏の空の錬金術士~(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (475)
2631人が棚に入れました
ここは何度目かの黄昏を迎え、徐々に終わりの時を迎えつつある世界。
その世界に存在する「黄昏の大地」の 遙か西方にある、かつて錬金術で繁栄した国家が存在した地方。
そこではいつか訪れる「黄昏の終わり」の到来を回避するため、失われた錬金術の発見と再生に力を注いでおり、再生された前時代の技術は「中央」と呼ばれる錬金術研究都市に結集されていた。
主人公は中央から配属された錬金術を研究している青年と、辺境の小さな街に暮らしている少女の二人。

少女の名はエスカ。
人々の役に立ちたくて自前の古い錬金術の知識を使い頑張っているうちに、開発班に配属されることになった。

青年の名はロジー。
中央で最新の錬金術を学んでいたが、とある事情で地方へ異動することとなり配属先の開発班でエスカと出会う。

二人は協力して錬金術の力を駆使し、開発班をもり立てていこうと約束する。
錬金術が紡ぐ、少女と青年の物語。

ホワイトマウス さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

エスカ&ロジーはサーバントサービス

 視聴していておとぎの国に行ったような、しかも心が洗われるような物語が各話とも詰まっています。悪者は出てきていませんし、緊張感伴うようなドラマでもなさそうです。
 それでも私はこの素敵なアニメを支持したいと思います。

 主役のエスカは明るくて元気、ロジーのほうは仕事ができるけど中央での影を引きずりながらもエスカと協力して事に当たる姿、なんかいいなあ。仕事は早く言えば人助け、です。それに仕事仲間をお互いに思いやって、しかも支え合っていて、お互いを必要としている。それでいて周りの人から好かれていて、そんなのは今の世の中には少なくなってきているのに・・・。最近のアニメの逆をついているのではないでしょうか。最近のアニメは物語を面白くするために、裏切りや謀略、偏見や差別、人殺しや戦争と、パンドラの箱から解き放たれたものが多い中で、深夜番組でこのアニメを放送なんて、もったいないなあと思います。

 錬金術士とあるけど、仕事的にはサーバントサービスのように思えます。あ、アニメのサーバントサービスをご覧になった方、あれとちょっと雰囲気似てると思いません?
 
 あにこれでは評価が低いようですけど、私は最終回まで付き合っていこうと思います。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 50

Baal さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

錬金ってロマンがありますね!

代々錬金術師の家計の娘エスカと中央組織から来たロジーこと

ロジックスとのファンタジーアニメである。

ゲーム原作と聞いていて少し訳がわからない作品になるのかなと

思っていましたが、そうではなくしっかりとした話になっていて

すんなりと最後まで見ることのできる作品でした。

錬金術を使って人の暮らしを豊かにしたいと思うエスカと開発部に

所属するそのほかの人と調査先で出会った人との関わり合いや

周りの人を助けたいという思いで錬金術師として成長してく

ところ、そんなエスカたちに支えられ過去と向き合い、過去の束縛から

自分を解き放ち、新たな技術を完成させたロジーのところは

本当に良かったと思います。とても面白かった作品です。

10/3 星評価、コメント変更

投稿 : 2024/04/27
♥ : 30

石川頼経 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

おおむね、お気に入りです。

ゲームアニメの宿命としてはしょられすぎなのが気になりましたが、
一本道のアニメとして、出来は良いです。
まあ、原作ファンにもおおむね満足な出来です。
女性キャラは可愛く、男性キャラはカッコイイです。

このアニメの視聴を機会に原作のアトリエシリーズの黄昏三部作のプレイをお薦めします。

あと、他のアトリエシリーズもアニメ化して欲しいです。
特に黄昏三部作だけでも全てして欲しいですね。
そうでないと、いろいろ半端です。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 20

71.2 8 冒険でコメディなアニメランキング8位
遊戯王デュエルモンスターズ(TVアニメ動画)

2000年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (386)
2150人が棚に入れました
武藤双六から譲り受けた千年パズルを組み上げたことによって、もう一人の人格を宿すようになっが、たとえ敵であっても許して信じる事が心優しい少年・武藤 遊戯。ある日、デュエルモンスターズの創造者「ペガサス・J・クロフォード」から一通のビデオレターが届く。そのビデオレターに現れたペガサスがデュエルをすると言い出し、テレビの前にカードを置いてデュエルを始める遊戯。
しかし遊戯の戦略は、全て見透かされ、時間切れによって遊戯の敗北扱いとなり、罰として祖父・双六の魂をビデオに封印されてしまう。最後にペガサスは、自分が「千年眼(ミレニアム・アイ)」を持っている事を告げ、消えていった。双六を救う為、ペガサスが提示した条件である、「決闘者の王国(デュエリストキングダム)」への参加を決意する遊戯。親友の城之内克也と共に王国での戦いに挑むが、各地から名だたる決闘者が集まっており、その中にはペガサスの刺客「プレイヤーキラー」が紛れ込んでいた。遊戯達はそれぞれの目標を果たせるのか。そして、前回の戦いの末、昏睡状態になっていた海馬は…。

声優・キャラクター
風間俊介、齊藤真紀、高橋広樹、菊池英博、津田健次郎、竹内順子

ミュンヘン さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

実は声優育成アニメという側面もあるアニメ

世界で1番売れたトレーディングカードゲーム遊戯王のアニメの最初のシリーズ(正確には東映版の遊戯王が最初のアニメ化です)です。

大筋の物語としては主人公の武藤遊戯に宿った3000年前の古代エジプトのファラオの魂の記憶を巡っていく話となっていて古代エジプトの要素を取り入れた事により壮大な話という雰囲気がありました。古代エジプトの石板が出てくるのですがあれは今でも頭の中でイメージできるぐらい印象的です。カードゲームのアニメですがこういう神話や歴史といった事への興味がこの作品を通して持てました

遊戯王がカードゲームのアニメとしてTVシリーズがスタートしてもう18年になります。これほど長期に渡って人気があるのはやはり強烈なキャラクターたちの活躍が多いにあるでしょう。
主人公の武藤遊戯、第一印象はやはり髪型でしょう。自分はアニメのキャラクターであれ程意味不明な髪型をしてるキャラを見た事がありません。そして表遊戯と闇遊戯という2つの人格を持つ主人公という設定もやはり印象的ですね。
ライバルポジションの海馬瀬人、ブルーアイズホワイトドラゴンを愛するあまりそのモンスターをモデルにしたジェット機を作ってしまうとんでもない社長です。よく高笑いをしますね。見てるだけで面白いです。
このほかにもたくさん癖が強すぎるキャラクターが出るので飽きる事は恐らく無いと思われます。

自分はリアル遊戯王を遊んでた1人でありカードの知識がある程度あるのでデュエルを楽しく見れてましたね、特にこの初代遊戯王は強いカードと弱いカードの差が激しかったりたまに意味不明な理由で勝負がついたりと中々刺激の強いデュエルを見れました(攻撃するのは月だ!は衝撃←分かる人いるかな?)

遊戯王アニメシリーズは声優の演技力の成長を感じる事が出来るところも個人的にはいい所の1つです。
主人公の武藤遊戯役を演じてるのはジャニーズの風間俊介さん。1話の時点では酷かったです。下手くそにも程があるという感じでした。しかし!このアニメは4年間放送してたのです、そしてこのアニメはカードゲームアニメという性質上必然的にセリフの量が半端なく膨大でその上二重人格の表と闇の演技の仕方を変えないと行けないのです。それを4年も続けてると最終回の頃には今活躍してる人気声優に勝ると言っても過言ではないほど成長してました。1話を観たあとに最終回を見ると衝撃が走りますね。

子供向けアニメというのはやはりアニメ界にとって様々な意味で必要な存在なのだと感じる事がありますね。このレビューを書いていて改めてそう思いました

投稿 : 2024/04/27
♥ : 9

Key’s さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

一番好きなカードゲームアニメですね!懐かしいです♪

あらすじは
初期の方の遊戯王でも書いたのですが
こちらでも書いておきますね

あらすじ
ひ弱でいじめられっ子だった高校生・武藤遊戯が、
古代エジプトより伝わる闇のアイテム
「千年パズル」を入手したことを契機に、
彼の中に別人格であるもう1人の遊戯(闇遊戯)が現れ、
闇の番人となって世の悪人たちを次々と過激な
「闇のゲーム」で叩きのめし、
最後には罰ゲームを与えていくというダークファンタジー
およびダークヒーロー(アンチヒーロー)の
要素を持った物語である

『遊☆戯☆王』のテレビアニメ第2作。
原作のカードゲームを再現した
トレカ商品が大人気を呼んだことをきっかけに
再アニメ化されたシリーズであり、
ホビー『遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム』と
タイアップしている。
1998年にテレビ朝日系で放送された
『遊☆戯☆王 (アニメ第1作)』と関連性はない。

このアニメは前作とは違い
カードゲームだけで構成されているので
原作にあり前作やったような様々なゲームは
すべてカットされており
いきなり決闘者の王国(デュエリストキングダム)編
から始まります

そしてこれから見始めようとする人のために
一応、決闘者の王国(デュエリストキングダム)編の
あらすじも書いておきますね

ある日、デュエルモンスターズの創造者「
ペガサス・J・クロフォード」から「武藤遊戯」の元へ
一通のビデオレターが届く。
そのビデオレターに現れたペガサスは、
なんとデュエルをすると言い出し、
遊戯はテレビの前にカードを置いてデュエルを始める。
しかし遊戯の戦略は、全てペガサスに見透かされていた。
ビデオの時間切れによって遊戯の敗北扱いとなり、
罰ゲームとして祖父・双六の魂がビデオに封印されてしまう。
最後にペガサスは、自分が千年アイテム「千年眼(ミレニアム・アイ)」を持っている事を告げて消えていった。
双六を救うため、ペガサスが提示した条件であるデュエル大会「決闘者の王国(デュエリストキングダム)」への参加を決意する遊戯。
一方、遊戯の親友である「城之内克也」も
この王国に参加したいと言い出す。
それは優勝賞金を手に入れ、
目の病気に苦しむ妹・静香を救うためであった。


王国編のデュエルは、
上級モンスターカードを召喚するのに生贄が不要、
ライフポイント2000、
ダイレクト・アタック不可といった、
現在行われているデュエルとは違う初期のルールだった。
また、デュエルに使用されたソリッドビジョンのシステムも、原作ではテーブル型(ボックス)であるのに対し、
アニメでは「デュエル・リング」と呼ばれる
体育館並みのかなり大掛かりな装置(「デュエル・スタンバイ」の掛け声で地面から競り上がってくる)となっていた。

と説明がかなり長くなってしまったが
そろそろ感想に移ろうと思う


独特のキャラクターデザイン、
カードゲームの構想、超個性的で魅力あるキャラクター、
臨場感のあるBGM、ぶっ飛んだセリフなど
色々インパクトが残る作品だったな

原作のストーリーももちろん良かったんですが
合間にあったオリジナルストーリーも
意外に悪くなく楽しく見れた♪

カードの効果など、説明しながらのバトルなので、
初心者でも『なるほど!』と楽しく見れるのはいいですね

本作品のデュエルなるカードバトルは、
完全にご都合主義な展開で、都合の良いタイミングで
最も都合の良いカードを引かされるという流れ。
デュエル展開は王道そのもので、
敵側のちょっとした強カードを撃破し、
味方側が勝ちそうな流れ、からの、敵側がコンボ完成で、
味方側キャラあと一撃で死ぬ、
そして味方側の全てをかけた魂のドローで会心の逆転、
パターンが大体決まっています。

万が一、あるデュエルで味方側が負けたとしても、
あとで仇討ちが成就されるような流れになっているという。
わかってはいるんだけども、それが楽しめる。
味方側が敵のコンボを崩したときには、
なかなか高揚感というのを覚えますね。

悪い悪いと言われている作画については、
個人的にはそこまで気になりませんでした。
確かに悪い時もありましたが、
内容が面白かったので気にせずに見れたというか。

それに意外と泣ける話もあったのではないかと
特に僕は最終回では泣いてしまったな
当時最初からずっと見ていたアニメだったから
かもしれないが

まぁたぶん色々思い出補正されてるとも思うが
当時から印象深い作品で大好きな作品の一つです!
当時はほんと毎回わくわくしながら見てたなw
でも今見ても楽しめる作品だと思う

それにまだ主人公が変わりつつも続いているのは
素直にすごいと思う
こんなに幅広い世代に知られてる
カードゲームもといカードゲームアニメは
他にないのではないでしょうか

これを見て遊戯王が好きになった人には
是非次のシリーズであるGXも見てほしいですね
というわけで次はGXの感想でも書こうかと思う

投稿 : 2024/04/27
♥ : 22

beatle さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

薦めてる訳ではない。当時の遊戯王ブームはハンパ無かった。

申し訳ないけど、コレはレビューじゃない。感想だ。先に書いておく。

あの当時は本当に良かった。特に遊戯王カード。マジで楽しすぎワロタwwwだったな。ギャザなんかも第四版が発売されてたし、英語版のアイスエイジなんかもアメリカから輸入されてたし。サンダーボルト、心変わり、ブラックホール、マジック・ジャマー。今は全く遊戯王にはノータッチだけど、当時はのめり込んでいた。小学校から中学迄。ハマリまくりだったなぁ。ふと、何かの拍子で遊戯王の事を思い出したので、折角だから感想を書いておこう。今更観る必要は全く無いけど、あの当時は本当に面白かった。エンディングも記憶してる。思い出補正ハンパないな。とりあえず、☆4.5は全部思い出補正。そういえば、ヤフオクで1999年くらいのアジアチャンピオンズシップで優勝者に配られたカードがヤフオクで出てたけど、百万だったよ。なんつーか、凄いね。いや・・。それ以上の価値があるかもなぁ・・。部屋の中央の寝室に飾っておくと、起きたら最高の目覚めが待ってるかも。あの当時は大好きだった作品。漫画も良いよね。全部持ってたもん。以上、感想文

投稿 : 2024/04/27
♥ : 1

76.9 9 冒険でコメディなアニメランキング9位
異種族レビュアーズ(TVアニメ動画)

2020年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (433)
1852人が棚に入れました
ここは人間だけではなく、エルフ、獣人、悪魔に天使と、あらゆる異種族が混在し、暮らしている世界。そこには当然、あらゆる異種族のスケベなお店もあるわけで…。足しげくムフフなサービスをしてくれるお店に通う人間の冒険者・スタンクは、ある日種族間の(性的な意味での)感性の違いで悪友のエロエルフ・ゼルと衝突する。決着の方法は……嬢のレビュー!?あらゆる異種族娘のサービスをクロスレビュー方式で採点し、他の仲間達への“お役勃ち"情報として提供していくスタンクたちの活躍は、まさに性戦士のごとし!今日もレビュアーズたちは新たな快楽を求めて旅勃って行く……。

声優・キャラクター
間島淳司、小林裕介、富田美憂、湯浅かえで、M・A・O、小山百代、礒部花凜、日野まり、松嵜麗、日笠陽子、加藤祐梨、貫井柚佳、小市眞琴、井澤詩織、田中貴子、高森奈津美、八百屋杏

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

「下品こそこの世の花」、或いは誠実への情熱。

アニメレビァーの笠さんが異種族レビァーズをやってくれると聞いて!。


~♪

(BGMツァラトゥストラはかく語りき)


みなさん、こんにちわ。本日は今期屈指の意欲作「異種族レビュアーズ」について語っていこうと思います。今回は作品の各論につきましては、他の方も語っていらっしゃると思いますので、本作の何が一番重要で、本質なのか語っていきます。


今回のレビューのタイトルの副題をいぶかしく思われた方もいらっしゃると思います。この副題は、ニーチェが著作につけようと考えていたものでして、今回のBGMも合わせて、本作の重要なポイントは、ニーチェの思想における誠実さの重視に通じているからであります。


何を言ってるんだ!、これは只のスケベアニメやろ!という非難をされる方もいらっしゃると思いますが、まぁまぁ冷静にお聞きください。作品が内包している思想とは、何も作中で哲学や思想について議論している物をさすわけではありません。いかなる人も、別に哲学を勉強しないでも価値の優先順位、意味の有無について自然と判断しているものです。即ち、作品においても言明されずとも、自然と制作者が身に付けてきた無意識的な価値観、思想を反映しており、多くを語らずとも語っているのであります。


少々横道にそれてしまいましたね。では、本筋に戻りましてニーチェが語った誠実さとは何か?。それは形式に堕した道徳を捨て、裸になって自身と向き合い、率直かつ情熱的に誠実さを追求すべし!というものなのです。


本作は、偽善、責任逃れ、忖度、不誠実が横行している現代日本において、そういった悪徳が最も蔓延っているスケベの世界の中で、大胆にも瞠目すべき誠実さを貫き通した作品なのであります。


そのことはopの歌詞の幕開けから明きからですね。「スケベが大好き!」。なんと率直で隠し事のない誠実な叫びでしょうか…。私はこの時点で感服いたしました。男なら、いや実は女性だってスケベが大好き、これこそ人類全てに共通する真実ではないでしょうか!


そして、彼等は更に先に進むのです。「エロいこと好きならば、種族超えた仲間さ!」。この言葉は、グローバル社会である現代においてなんと気高い叫びでしょうか。スケベが大好き、この人類共通の想いで繋がれば人類融和という夢も幻ではないのです。違いではなく、共通するところに目を向けるべし!。多様性の尊重などという単なる言葉ではなく、この精神こそ今後世界において重要になっていくでしょう。


更に、本作は一般エロアニメというジャンルの中でも他を圧するスケベに対しての誠実さを誇っています。他作品は、あくまでスケベは要素に過ぎませんでした。あるものはラブコメ、あるものはバトルという形式を表面上とり、本当はみんなが見たいスケベはオマケ的に示してきたに過ぎません。こういうった作品の中にも勿論優れた作品があることは否定致しません。しかし、スケベに対して誠実であったか?というと疑問であります。


そこで本作です。本作にスケベ以外の何がありましょうか?。何もない。純粋にスケベを追求しているのです。繋がってるところが映らないだけで完全に本番なのです。胸糞悪い要素もなく、実に爽やかですらあります。逆にこっからどう進んだらいいのか?と心配になるほどです。


ここまで語れば本作の重視さが皆さんにもわかっていただけたかと思います。各話における、ここヌキ!ポイントなどの詳細につきましては、近いうちに刊行予定の私の著書「始めにスケベありき」でのべたいと思います。本日はお付きあい頂きた、真にありがとうございました。


インタビュアー「はい、本日は世界的スケベ学の権威、スケベフスキー博士のインタビューをお届けしました。皆さん、ご興味を抱かれたら是非ソフトの購入をお考えください。(何言ってんだか全然意味わかんねぇ…。帰ったらメイドリーちゃんでヌこう)」。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 45
ネタバレ

ossan_2014 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

メイド イン ジャパン

作中では様々な設定用語が駆使されているが、要するに「異世界」で風俗店の風俗嬢レビューを書くスケベ男どものギャグアニメ。

控えめに言って「サイテー」な内容だが、OPやEDが輪をかけてヒドい(笑)
OP曲は明らかにオマージュだが、ヴィレッジピープルの『Y.M.C.A.』ではなく、西城秀樹の『ヤングマン』の方だろう。
『ヤングマン』の歌詞検索をしてみれば、このまま使用してもよかったのではないかとも思えてくる。
EDの方も、曲以前にタイトルで笑わせてくるのは、ちょっとズルい。

ほとんど出オチの一発ネタにみえながら、案外に言語感覚が独特で飽きさせない。
「レビュー」の言い回しだけでなく、ちょっとしたやり取りや映像表現にも独特のひねりがあって、下ネタを「ネタ」として表現できているのは、けっこう鋭い言語感覚のおかげだろう。
女体化風俗の点数付で、平安貴族の遊びである「貝合わせ」のビジュアルで点数表示をするところなど、映像表現のベースに言語感覚が透けて見える。

ちょっと未成年の視聴者向きではないかな、と思えるのは「過激」な「ギリギリ」の表現の為ではない。
平成には、文化放送という地上波ラジオで『やる気MANMAN』という伝説の昼番組が放送されていて、真っ昼間から女性アナウンサーが下ネタを連呼する「風俗店珍名当てクイズ」などを堂々と流していたのを知るオジサンには、今更この程度のアニメ表現を過激とかギリギリと大騒ぎするのはナイーブすぎると感じられる。
(一番爆笑した店名は渋谷の「亀頭洗士ガンナメ」だったが、これを当たり前のように女子アナが昼の地上波で読み上げるのだから、深夜アニメの「過激」など過激の名に値しないと感じても当然だろう)

未成年向きではないというのは、未成年を下に見ているわけではなく、例え性行為の経験があったとしても、風俗店舗での「あるある」ネタまでは笑えないだろうと思うからだ。
視聴していると、アニメ本体から離れて様々に考えさせてくるのだが、未成年視聴者の参考になればと書き連ねてみる。
(以下はオトナの話)



{netabare}「異種族」と遊んだことなどあるわけはないが、「異国」という事であれば、いや、その、なんだ、まあオッサンだからね、うん。

異世界の異種族ほどではないにしろ、やはり外国では勝手がちがう。

日本ではあきれるほど様々な種類の風俗店があるが、風俗嬢は、一種の疑似的な恋人のように振る舞うよう期待される文化、というか傾向があるようだ。
吉原のような遊郭の伝統と関係があるかはわからない。

一方、アメリカ(おそらく西ヨーロッパも)では、完全に「金銭」と「サービス」を交換するビジネスで、時として満足した客がチップを出すことはあっても、あらかじめチップを期待して金銭以上のサービスを提供しようとすることはまずない。
基本はあくまで等価交換のビジネスだ。

中国文化圏の東アジアでは、日本とアメリカの中間、といった感じだろうか。

最も顕著な違いは、お相手の女性は、日本では(建前上は)「風俗嬢」であるのに対し、海外では例外なく「娼婦」であることだ。
一部の例外的なケースを除き、海外での「遊び」は性行為一択であり、相手をするのは「娼婦」という事になる。

しかし、売春が法的に禁止されている日本では、「本番」以外の性的サービスを提供する「風俗店」しか(表向きは)存在せず、したがって、そこにいるのは「娼婦」ではなく「風俗嬢」という事になる。

現実でも風俗店の「レビュー」という行為が成立するのも、この日本の特殊事情によって多様な「合法」風俗サービスが存在し、在籍する「風俗嬢」が「合法的に」働いているからであり、本作の「異種族レビュー」の多彩さは、日本の風俗産業の中からしか発想できないものであることは明らかだろう。

だが、娼婦による売春が基本の海外の遊びでも、必ずしも売春が合法的な国ばかりではない。
そうした「非合法」の売春でも、自覚的に「非合法」の商売をしています、という覚悟の上で「営業」しているように見受けられる。

「本番」はしていないので「売春」ではありません、というような「言い訳」で、「合法」のお墨付きを得ようとする態度は、日本独特だ。
まるで「座って読んでるから「立ち読み」ではないもん」という子供の屁理屈のような「言い訳」だが、権威者から「怒られ」ずに「許して」もらわなければならないという、まさしく「子供じみた」心性が骨の髄までしみついた国民性を示しているのかもしれない。
放送局の自社都合である「規制」を絶対の権威のようにみなして、勝手に「過激」とか「ギリギリ」と思いこむ視聴者の感受性と共通したものでもあるだろう。

こうした「言い訳」のタテマエを厳守するわけでもなく、「怒られない」ように守っているフリだけはする姑息さもまた国民性だ。



様々な設定を創り上げて、多様な風俗店が「合法的」に存在する中、数々の「レビュー」をものす本作の「レビュアー」たちは、このように日本独自の風土から生まれ出ている。

日本の伝統的な「遊び」では疑似的な「恋人」として振る舞う傾向があると上述したが、それは、「客」にも求められるものがある、という事でもある。
サービスを受ける「消費者」ではなく「恋人」ならば、マナーや気遣いといった要素が必要になるだろう。

それらに欠けるところがあれば、十分に金銭を支払っている「客」であっても、「野暮天」「無粋」「朴念仁」などと(表立ってではないにせよ)蔑まれることになるのは、日本流の「遊び」に特有と見受けられる。

本作の「レビュアー」が、ワイワイと楽しく遊んでいるのは、愛嬌のある言動で「嬢」と有効なコミュニケーションをとれているからであり、こうした遊びのマナーの描写もまた、日本の「風俗」の中から生まれてきているものだ。

ついでに想像をたくましくすれば、特に地方都市の風俗街に立脚しているのかもしれない。
東京あたりでは、風俗店の待合室では、見ず知らずの男どもが、妙に白けたしんと静まり返った空気の中で、無表情に順番を待っている光景が見受けられるが、地方都市では仲間同士で繰り出してくることが多いらしい。
地方都市で「一人で来たんですか」とひどく驚かれたことがあるが、この辺の男どもは連れ立って風俗店に来るのかと、こちらが驚いた。

連れだって来店してクロスレビューする描写は、地方都市風俗街の反映かもしれない。


本作の成立基盤は、このように日本という国そのものといえるが、海外に出したときに十分に理解はされないかもしれない。

多種多様な「風俗」産業は、権威者に「怒られたく」ない「子供の理屈」の産物だが、海外からは、日本人は性戯の探求に異常に熱心だと誤解されることは多い。
外国人から「紳士同士の会話」として風俗事情について尋ねられたことが何度もある。
外国人の友人を持つ視聴者は、本作について質問されたら誤解なく教えてあげて欲しい(笑){/netabare}


他作品の感想に少し記したことがあるが、権威者の管理する「禁止」を「侵犯」して立ち現れるエロティシズムは、それ故に、好むと好まざるとにかかわらず「権威」への反抗の性質を帯びる。
真正面から「権威」と対決することから逃走する日本の風俗産業から誕生した本作が、「権威」に「お目こぼし」される「微エロ」を振り切って、はっきりと禁止線を踏み越えるエロティシズム=スケベを選択しているのは興味深いものがある。

権威者の「禁止」を「侵犯」して実現したものが、「スケベ」の言葉の下に「すべての異種族は(スケベな)仲間だ」という宣言であるのが、フラワーチルドレンのラブ&ピースを思い起こさせて、未成年や女性の顰蹙を買うのは承知の上で、オッサンが応援してしまう由縁だ。

まあ、こんな連想をするのはオジサンだけで、未成年や女性は、ただ笑って視聴していればいいのかもしれない。

風俗店経営者が「権威」に「怒られ」ないように配慮しようが客には無関係なように、放送局の基準を「権威」化して配慮する放送局員に一体化して、「ギリギリ」だと視聴者までが気をもむのは無意味だろう。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 12

やまだいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

最低のアニメ

異世界で異種族の風俗店がもしあったら、という妄想を膨らませたアニメ。
当然のことながら男性向け。

性的な表現しか無いようなアニメなため、地上波で放送中止も全くもって妥当である。
しかし原作もアニメも好きな人しか作らないと予想できるだけあり、クオリティは中々のもの。
異種族についてよく考察してあるため、ぬるいアニメではない。また、こんなアホなことを真面目に取り扱った作品は他にないため高評価を付けざるを得ない。
視聴をお勧めしにくいアニメではあるが、印象に残りまくるのは間違いない。

そしてこのアニメで一番気になるのは、製作陣の女性スタッフがどんな気持ちでこれに携わっているのかである。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 6

71.1 10 冒険でコメディなアニメランキング10位
スレイヤーズ(TVアニメ動画)

1995年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (296)
1813人が棚に入れました
天才魔道士リナ=インバースはひょんなことから、剣士ガウリィとアトラス・シティに向かう旅に出た。二人をつけ狙うゼルガディスの目的は、魔王シャブラニグドゥの復活にあるらしい。魔王とは一体、何者なのか?その企みは?

声優・キャラクター
林原めぐみ、松本保典、緑川光、鈴木真仁、子安武人、石川悦子

JBさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

これぞファンタジー! 呪文も書いてみるw

ファンタジーと言えば、このタイトルを挙げない人はいないのではないでしょうか。
また同様に、林原めぐみの代表作としても挙げられるタイトルだと思います。
今回、あにこれでレビューを書くという事がなければ
観直す機会はなかったかもしれないので、改めて観直しましたが、
今観ても、やはり素晴らしかったです!
世界観や各種設定が実に完成度が高く、深く練りこまれています。
特にファンタジーにはつき物の魔法に関しては、結構な種類があり
それらの呪文となる難し気な言葉も、よく考えついたなと感心せざるを得ません。
ファンの方は、この呪文を覚えようとした経験があるのではないでしょうかw
特に代表格であるドラグ・スレイブの呪文はね♪
て、ことで!下記にちょっとだけ呪文を書いてみますかw
ちなみに「存在」は「もの」と読んで下さい。
 
【ドラグ・スレイブ】
黄昏よりも暗き存在、血の流れよりも紅き存在
時の流れに埋もれし、偉大なる汝の名において
我、今ここに闇に誓わん、我が前に立ち塞がりし
全ての愚かなる者に、我と汝が地から持て
等しく滅びを与えんことを。
ドラグ・スレィィィィィブ!!
 
【ギガ・スレイブ】
闇よりもなお暗き存在、夜よりもなお深き存在、
混沌の海にたゆたいし、金色なりし闇の王。
我ここに汝に願う、我ここに汝に誓う、
我が前に立ち塞がりし全ての愚かなる者に、
我と汝の力もて等しく滅びを与えんことを。
ギガ・スレィィィィィブ!!
 
【ギガ・スレイブ】(完全版)
闇よりもなお暗き存在、夜よりもなお深き存在、
混沌の海よ、たゆたいし存在、金色なりし闇の王。
我ここに汝に願う、我ここに汝に誓う、
我が前に立ち塞がりし全ての愚かなる者に、
我と汝の力もて等しく滅びを与えんことを。
ギガ・スレィィィィィブ!!
 
【ラ・ティルト】
永久と無限をたゆとうし、全ての心の源よ、
尽きること無き蒼き炎よ、我が魂の内に眠りしその力、
無限より来たりて裁きを今ここに。
ラ・ティルト!!
 
【リカバリィ】
聖なる癒しの御手よ、母なる大地の息吹よ、
願わくば我が前に横たわりしこの者を、
その大いなる慈悲にて救いたまえ。
リカバリィィィ!

投稿 : 2024/04/27
♥ : 11

Ballantine さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

最高の冒険ファンタジー!

シリーズ物第一弾、全26話。男向け魔法少女物

■TVアニメ
スレイヤーズ     ←ここ
スレイヤーズNEXT
スレイヤーズTRY
スレイヤーズREVOLUTION
スレイヤーズEVOLUTION-R
■劇場版
スレイヤーズ(劇場版)
スレイヤーズRETURN
スレイヤーズぐれえと
スレイヤーズごぅじゃす
スレイヤーズぷれみあむ
■OVA
スレイヤーズすぺしゃる
スレイヤーズえくせれんと


当時メッチャはまっていましたよこのアニメ。
好きな声優が出ていたのには今更ながらに驚いた。林原めぐみとか緑川光とか石田彰とか…
一昨日からニコ生で一挙放送やっていますよね!見ていない人必見いますぐにニコ生行って来るべきだ!

暴れるモンスターあれば、とことんぶちのめし。
輝くお宝あれば無理やり独り占め。
大胆不敵!電光石火!勝利は私のためにある!

主題歌
オープニングテーマ「Get along」
歌 - 林原めぐみ・奥井雅美、作詞 - 有森聡美、作曲 - 佐藤英敏、編曲 - 大平勉
エンディングテーマ「KUJIKENAIKARA!」
歌 - 林原めぐみ・奥井雅美、作詞 - 有森聡美、作曲 - 奥井雅美、編曲 - 矢吹俊郎

どっちも最高に好きでした。いやぁもう音楽聞いただけで懐かしさのあまり涙が出てきますよ。゚(゚´Д`゚)゚。


当時何度も何度も繰り返し見て覚えた黒魔法↓
「黄昏よりも暗き存在(もの)、血の流れよりも赤き存在(もの)
時間(とき)の流れに埋もれし偉大なる汝の名において、
我ここに闇に誓わん、我らが前に立ち塞がりし
全ての愚かなるものに、我と汝が力もて、等しく滅びを与えんことを
ドラグスレーーーーーーーーーーーーーーーーイヴ!!!」

いやぁもう本当にハマりましたよハマリまくってましたよ。
ドラゴンボールよりハマってたかもしれない位ハマってましたよ。
いい歳して呪文詠唱したら魔法が出せるんじゃないかと思っていたりいなかったりw
一々魔法の詠唱の言葉が中二病心に火を付けたんでしょうねぇ。片っ端から魔法の詠唱覚えていましたよ。
友人とどっちが覚えられるか的な競いあいになっていたっけ。


魔法少女モノと聞くとプリキュアとかセーラームーンが思い浮かぶと思いますが、このアニメはRPG的な感じですね。
FFとかドラクエみたいな。なので完全に男向けなアニメです。
カッコイイ魔法を使ったり、剣士や白魔道士やら等が仲間になっていき、ドラゴンを倒したり怪物を倒したり街を守ったり、世界を救ったりともうまさに王道のRPGみたいな感じです。

このアニメの面白いところは単純にカッコイイ話だけではないのです。ギャグ要素満載ですっとぼけた話が中心なので実に気軽に見れる面白い作りになっています。が、それでいてカッコイイ所はキッチリしめるというこの抜群の切り替えの良さ!
昨今のアニメは見習うべきだ。

もうねぇシリーズ物どんだけ出ているんだって位超長編アニメなんですが、実に面白い。個人的にはドラゴンボールより好きだったりしますね。思い出補正があるのかも…やっぱりDBの方が好きかも…w
これ以上に面白いRPG系冒険ファンタジーものって現代だと無いんじゃないかと。伝勇伝はかなり面白かったが続編出なかったのが凄く残念。あれが続いていれば個人的にこのアニメを超えていたかもしれない。

もしアニメを見てハマった人がいれば全シリーズ見て欲しいです。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 17

キリン  さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

勉強もせずに魔法の詠唱憶えたなぁ

ファンタジーを身近に感じる作品


魔法、剣、ドラゴン、魔族など
こてこてのファンタジーなんですが、
ずーっとシリアスタッチのアニメってわけではありません。

登場人物のキャラの個性が強く、
ボケ・ツッコミのドタバタ珍道中。

しかし本筋のストーリーや世界観が
すごくしっかりしています。


基本、主人公はもともと強くて有名(悪名)ですので
RPG的な成長要素は若干薄いですが、
それでもピンチになる展開が待っています。


おもしろいアニメの多かった時代の作品ですが、
その中でも頭ひとつ抜きん出た評価があった為か(?)
第2期、3期、映画化など、当時はけっこうなスピードで
展開していきました。


ついでにドラマCD等も良く出来ているので
機会があれば是非っ!

魔法の詠唱がカッコ良くて、よく暗記したもんです。

学生時代、難しい数学の公式を
「大人になって使うことあるんですか?」
と、さも大人から一本取った感じで言い放ち
“勉強しても意味が無い運動”を闊歩していましたが、
確実に社会に出て黒魔法の詠唱の方が
役に立ちませんでした。

でも憶えちゃうんだなぁ・・・好きなもんは。


ファンタジーものって、類似作品を続けては
観れないですけど、しばらく間が空くと
また観たくなっちゃうんですよねぇ

一味違ったファンタジーをお求めの方、いかがでしょう

投稿 : 2024/04/27
♥ : 5

68.7 11 冒険でコメディなアニメランキング11位
スクラップド・プリンセス(TVアニメ動画)

2003年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (271)
1769人が棚に入れました
ラインヴァン王国の王女だったが、マウゼル神より下される預言により“16歳になった時世界を滅ぼす猛毒”と告げられた幼い王女は秘密裏に処分されるはずだった…。
しかし、助けられ15歳にまで成長していた。パシフィカと名付けられた王女は、生存を知った王国軍と教会に狙われることになり、血の繋がらない兄・シャノンと姉・ラクウェルと共にあての無い旅に出る…。

声優・キャラクター
折笠富美子、三木眞一郎、大原さやか、近藤隆、川澄綾子、水島大宙、水橋かおり
ネタバレ

涼宮ハルカスキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

『十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない』 クラークの三法則より

SF作家アシモフ氏による「ロボット三原則」をご存知の方は多いと思いますが、同じSF作家であるアーサー・C・クラーク氏による「クラークの三法則」というのはご存知でしょうか?
その中の1つに…
『十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない』
というものがあります。本作品はこれを映像化したアニメです。

他の方のレビューには「王道のファンタジー作品」という言葉が散見されますが、残念ながらこれでは本作品を理解していないようです。
{netabare}最初のうちは単なる西洋風ファンタジー物かと思いますが、そのうちその世界の不思議な成り立ちが気になります。また中盤では日本の銭湯のようなものが出てきて、一体ここはどこ?という疑問を抱きつつ、遂に超ハードなSFと展開していきます。特に最後のバトルゾーンは第1話では全く想像の出来ない場所でここにシビレます。{/netabare}

ちなみに本作品を理解出来る一番最初のポイントは「EDの映像」です。非常に綺麗です、特に空が…
{netabare}自分もすっかり騙されました、あの空には。
第1話からここにネタバレがあったにも関わらず、まんまと騙されてしまった自分ですが、こういう大どんでん返しがある作品は好きですね。{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 5

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

よく在庫処理の投げ売りで見かけました

『廃棄王女』と呼ばれる、「世界を滅ぼす猛毒」と予言された少女パシフィカ。
彼女を守るために旅を続ける、義兄シャノンと義姉ラクウェルの3人が様々な困難や、人々との出会い、そして世界の危機・真相に近づいていく。設定や境遇は重いのにどこか明るくすら思えるキャラクターが魅力の作品。明るく生意気な妹パシフィカ。優しくおっとりとした姉ラクウェル。面倒くさがりでぶっきらぼうな兄シャノン。兄弟たち世界を滅ぼす猛毒として全世界から疎まれているパシフィカを守るため旅を続けています。メインのキャラクターは勿論のこと旅の途中で出会う人々にも複雑な感情の動きがあって一言には語れないキャラクターの深みが魅力で、全体を通しての雰囲気も非常によく、流れる雲や川のせせらぎなどを感じられる空気感の中でお話が進んでいきます。

評価されているのかされてないのか・・よくわからないんですが私は今でもすごく好きな作品です。DVDがやっすい値段で叩き売られているのを見かけると全部買い占めてやろうか・・と思うほどには好きです。制作会社ボンズの初期作品。スタッフも面白いことが納得の面々なので気になったかはぜひ見てみて下さい。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 8

トナマク さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

姫さんのポジティブさが好きです^^

ストーリーを簡単に説明すると、
16歳になったときに世界を滅ぼすと予言されたお姫様が、周りの人に助けられながら逃亡生活を送るというお話です。

お姫様の性格で、この作品の好き嫌いが別れると思います。

お姫様はとても天真爛漫で、まるで命を狙われていないかのようです。
「疲れたぁ~!」とか文句を言ったり、人に敬意が無かったり、お兄ちゃん使いが荒かったり、周りの人に守ってもらって姫さん自身は戦わなかったりするのを見てどう思うかが好みの分岐点です。

自分はそれでもいいと思いました!
だって命を狙われていると言っても全然実感湧かないと思うし
敬意が欠けてるかもしれないけど、まだ15歳だし
そんな少女に戦えって言っても剣も教えてもらってないのに出来るわけないし
…それに作中でも言ってましたが、人にはそれぞれの闘い方があるんです!
きっと姫さんも心のなかで必死に闘っていたはずだと自分は思います。

個人的にはこの性格はよかったと思います。
逃亡していても楽しそうだし、くよくよしたりもせず、見ていて元気を貰えました!

そして展開はどんどんファンタジー方向へと向かっていきます。
これがまた難しい話で、頭の悪い自分には理解不能でした(゚д゚)ン?
なんかよくわからないけど、とにかく壮大な話でした…。
ファンタジーはそんなに求めてなかったです。
出来れば王都の悪い集団の陰謀とかに留めて欲しかったかな。

なんて色々言いましたが、とても面白いアニメでした♪
ファンタジー好きにオススメですd(`・∀・)bグッ
よかったら見てみてください!

投稿 : 2024/04/27
♥ : 19

67.6 12 冒険でコメディなアニメランキング12位
スペース☆ダンディ シーズン2(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (339)
1604人が棚に入れました
スペース☆ダンディは、宇宙のダンディである。そして彼は、宇宙人ハンターである。 見たこともない新しい宇宙人を発見して、新種の宇宙人と認められると報奨金がもらえるのだ。それは、早い者勝ちがルール。宇宙を旅して、誰よりも早く、誰も見たことのない宇宙人を見つけるのが使命。 ダンディは、ポンコツロボのQT、途中で拾ったボンクラベテルギウス星人のミャウとともに、未知の星や異星人と出会う。宇宙の果てへの冒険。見たこともない宇宙人の発見。それが宇宙人ハンターの醍醐味なのだ!

声優・キャラクター
諏訪部順一、佐武宇綺、吉野裕行、石塚運昇、畠山航輔、銀河万丈、ゆりん、桑島法子、矢島正明、井上和彦、大原さやか、神谷浩史、家弓家正、北原沙弥香、木村良平、楠大典、KENN、小林星蘭、沢城みゆき、柴田秀勝、白石冬美、白川澄子、菅生隆之、関俊彦、辻親八、津田健次郎、津田匠子、冨永みーな、中井和哉、中尾隆聖、名塚佳織、浪川大輔、南里侑香、林原めぐみ、久川綾、古川登志夫、牧野由依、三ツ矢雄二、山寺宏一

beatle さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

宇宙誕生レベルの傑作だと思ってましたけど、実はビッグバン傑作でした

少なく見積もって宇宙誕生レベルの傑作、僕的にはビッグバン傑作でした。

一話一話が濃い良いですね。濃厚。何度も何度も見直したくなる話ばかりでなんというか、マジダンディです。

一話から最終話まで仔細に渡って見所や面白さをセールスしたい。

一番の駄作は狙い過ぎた一話だけだした。他の珠玉の宝石箱。つまんないというパラダイムから面白い!!!というパラダイムシフトまで頭が席巻されました。

日本昔話のオムニバスストーリーのような感覚がちらほら見えたり。

なんというか・・・・。

ノスタルジーがあったり、感慨耽けたり、いい加減だったり、笑いっぱなしだったり、ガッツポーズしたくなったり、応援したくなったり、中指を立てたくなったり、涙が出ちゃいそうだったり、考えさせられたり、多くを秘めた作品で哲学的だったり、それでもやっぱりいい加減だけど、最後はいい加減なりにきちんと締めてくれる、そんな作品です。

「観ないと人生、後悔するぜ」第八話ラストから。



以下、ちょい見所ちょい要チェックポイント。


スペースダンディをコズミックレベルの傑作だと感じさせた第八話。
初見観て「はぁ・・・?」っと思った回。
誰もが考えて、誰もが分からないある種の命題に我らがダンディが立ち向かいます。底無しの絶望すらも持ち前のいい加減でなんとかしてしまう。そんな不思議な男の話です。

音楽
兎に角素晴らしい。奇跡的にマッチした背景に合致した世界観のBGM。ラストシーンに流れる音楽はピンクフロイドのダークサイドオブザムーンを彷彿とさせます。途中で演奏される亡き王女のためのパヴァーヌ、素晴らしい。退廃的な音楽と退廃的な世界観にマッチ、中毒性のある音楽が視聴の巻き戻しを急かします。

脚本
途中で挿入されるサイドシーンから物語に深みと厚みを持たせています。不思議の国のダンディ、そんなWonderland in the DANDYな脚本、台詞回しがどこまでもダンディに不気味な程、命題に絡み合い、観るものに深いなある種の不愉快、拒絶感を植え付けられて、ある種の怖さを感じます。惑星の経緯を考えても、なかなか。それでいて、ふとしたダンディの一言がどこまでもダンディらしい瑞々しさを失わない。でも、それが視聴者には酷くグロテスクに映えました。『いかれた食いもんといかれた奴しかいねーじゃんよ』『やれやれ、本当にいかれた人ですね』
神懸り的過ぎる。調べたら脚本やってんの総監督の渡辺じゃねーか!!!!突出してこれ造りたいって気持ち入り過ぎやろ!!!

作画
なんて素晴らしい世界観、ジブリの一作がまんまのような背景。息を呑むような絶景。森や都市や廃墟、からの砂漠。頭が可笑しいんじゃないかってほどのアイディアが詰まってます。小道具まで懲り過ぎ。何気ないワンシーンワンシーンに力込めすぎ。いやもうほんとジブリ。調べたらムーミンのファンの絵コンテの人なんだ。なるほど・・・道理で退廃にノスタルジー。

総評
どこまでもアニメらしく、どこまでも残酷なんで、徹底的にいい加減なボーイミーツガール。最後のシーンで、それは蜃気楼のように幻のように画面が溶けていくのはきっとこれが正に幻であった事を示しています。ラストシーンとファーストシーンの違いがどてもダンディらしく好きです。

次回予告まで含めてこの一話は、僕がこれまで観てきたどんな一話よりも優れたアニメです。次回予告で画太郎持ってくるなんて・・・・もう!!!って感じで、それが後味の良さをさっぱりに仕立て上げてくれて、こういう部分がとても愛らしい。
ネタバレ的な解説や真相を書きたいけど、ここで書いちゃうとまだ視聴してない人までも読んじゃいそうだから書けないよね。
(ゴンドラに乗ったダンディを一時停止して確認すると、あるべきはずのものが無く、死んでいる事と眠っている事は似ているという劇中の台詞、現状のダンディの状況から考えての考察の結果が、やぱり、それがとてもダンディら過ぎて、そんなところがとってもいとおしい。




・・・・・。

いやいや、八話が兎に角僕の視聴したアニメのどんな一話よりも優れていたというだけであって、ただ八話だけが素晴らしいわけでは決してありません!!!!!!!!!!!

2話4話5話なんかも、噛めば噛むほど味が出てくるし(繰り返しの視聴)10話なんかも3.4回ぐらい観たし、12話だって凄く面白い、最終話なんて金輪際観たくもない。

とりあえずシーズン1からもう一度見直してから、また一度評価レビュー詐欺みたいコメントの下にお詫び文と謝罪文と訂正文を載せようと思います。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 3

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

4話にチラッとバンデル星人がいますね。という事はやはりキャプテン・ウルトラなのですね。

観終わりました。
 正直、シーズン2も作り手側が結構な製作費贅沢に使って好き放題に作ってる作品なんだろなと思ってました。まぁそういう側面も有るとは思いますけど。
 んなもので、内心シーズン2もあまり期待してなかったんですよね。
失礼しました。終盤にかけての盛り上がり、楽しませてもらいました。
ダンディ・QT・ミャウ他レギュラーの登場人物と基本設定だけ統一性持たせたオムニバスだと思って敬遠してる方がいらっしゃるので有れば、誤解です。ラストは最後1つの物語として集約します。
 シーズン1でゾンビになったり56億年後の弥勒菩薩(或は天輪聖王?)と出会ったりしてんじゃん。そんな話に一貫性も何もないだろ~
とお思いかもしれませんがご安心を。
最期まで観れば、あのパロディネタだらけのシーズン1ですら布石であった事に気付かされます。
まぁ最終話までエヴァ+イデオンですし、ダンディの最後の決断もアレですので作品としてはブレずにいい加減ですけどね~。

ターゲットは恐らく私達昭和世代であり、昔の映画とかTVとかアニメ知らないと楽しめないという側面は有ります。
昔からこういう"コレの元ネタ判る?"的な作品って有りますけど、何れもニッチなコンテンツだったと思います。
スペース☆ダンディはそういう閉じた客層では無く、もっと普通の視聴層へ向けたチャレンジングな作品だと感じました。
正直、職場で他の深夜アニメ勧めるなんて恥ずかしくて抵抗有りますけど、ダンディなら勧められるますね。

でも、正直シーズン2だけでもいいんじゃね?とも思いましたけどw
///////////////////////////////////////
9話でまさかのねじ式ネタですか(汗)

どうも私が好きなのは総監督が脚本描いてる話ぽいです。
///////////////////////////////////////
確かに1期より全体的にテンション高いと言うか弾けた感じしますね。
何か1期と2期って差が有るんでしょうか。脚本家の違い?

投稿 : 2024/04/27
♥ : 5
ネタバレ

青陽 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

スペ☆ダン中毒者によるレビュー。色々とわかる人だけわかってくれればいいです!

まず、初めにひとこと。
「めっちゃ面白かったじゃんよ!」
視聴済みの方にはこれだけで伝わります(笑)


以下しばらくは観てなかった人向けの文章かな。この作品のように楽しくふざけた感じでいきたいと思います(´・Д・)」



「スペース☆ダンディ…それは宇宙のダンディである」矢島さんの素敵なナレーションとともに始まるアバン。スペダンの始まりです!


スペース☆ダンディ…そのアニメは
日本アニメ界のオールスター☆感謝祭とでも呼ぶべき
一大イベントスーパーアニメーション!!(適当)
将来のアニメ界を担う若手応援プロジェクトがアニメミライなら、こちらは優秀なスタッフ・キャストが集結したアニメゲンザイといえるでしょう。
同時配信先のことを考えると、地球規模のアニメフェスティバルといっても許されるはず!
ああ乗れてよかった、このビッグウェーブに!



あらすじ

♪スペース☆ダンディ ✖3
なんでもありの楽しい旅
楽しい仲間
めったにカッコ良くないけど
さぁ、おいで (ダンディ)
みんなでいっしょに (ミャウ)
楽しく遊ぼ (QT)
BBPの
ハンティングタイム♪


アニメのコンセプト
「研ぎ澄まされた適当、磨き抜かれたいい加減」
ええ、まず企画テーマからして愛すべきバカです。
しかし、まさにその通り!
ふざけまくってるストーリー展開はネタが細かく練りこまれたものであり、BBP(馬鹿ぼんくらポンコツ)が巡るさまざまな惑星の世界観やメカニックデザインなども毎回ものすご〜く凝っています!まるで本当に彼らと色々な宇宙を旅しているみたい。
公式サイトのストーリーページを見て感動したのは初めてじゃんよ!!

スタッフ的にビバップと比較され低評価されたりもするけど、盲目的なビバップ信者の方々には
あの名作でも一度だけダンディみたいな投げっぱなしエンドの話があったのを思い出してほしい!

「…あぁ〜、全力でふざけてみたい!」

ハードボイルドでかっこいいアニメを作りながらも、きっと裏でスタッフはこう望んでいた…はず!
それが今作なのです。たぶん

スタッフも声優も皆とても楽しんで作ってるなー、これは作ってて楽しかっただろうなーってのがビンビン伝わってきます。
また声優陣の豪華さが假屋崎さんのお家並みなので
特定の声優さんでなく「声優」が好きな人も大いに楽しめるでしょう。


個人的に
1期で楽しめたのは半分くらいだったけど、2期は気づけばほとんどの回で笑っていました!
ダンディが面白くなったのか、それとも自分がダンディ寄りになったのか……まあ楽しきゃオールOKじゃんよ!
おそらく
スペダンを楽しめる人はサムライフラメンコも最後まで観たはずです!
どんな珍騒動をも笑って楽しめるどんと大きな心が必要かも?
でも、アニメーション好きとしてこれを観ないのはもったいない!
本当に勿体無い!!
それは断言できます!!!
普段のMyレビューでは自分が感じたことを書いて他の人と感想語れれば、それで満足しちゃうけど
このアニメだけはぜひ観てほしいとオススメしたい!紹介したいです。


目も当てられないような批判レビューを書いちゃう人たちにダンディはきっとこう言うでしょう。
「つまんねぇなんて言っててもつまんねぇだろ?楽しむ、ただ楽しむ…それだけじゃんよ!」

そう、楽しむことの楽しさを

「アニメ」を観る楽しさを

改めて教えてくれる…そんな素晴らしい作品だった。
この作品は後の世で伝説のアニメとして語られることになるだろう!(わりとマジで)

ここまでめちゃハードル上げてきましたが、視聴スタイルとしては酒呑みつつ鼻ほじりながら観るくらいの気楽さがピッタリだと思います(笑)




隠してあるのは各回のネタバレ感想。ただただ楽しんだ日々の記録。観てない人はぜったい意味わかんないから見ちゃだヴぇ!

{netabare}
14話 俺がいっぱい?????
ひも理論?ダンディのリーゼントのほつれを引っ張ると……∑(゚Д゚)
This is ダンディ!2期の一発目に相応しいおふざけ全開なストーリー。いろんなダンディがいて面白かったじゃんよ!
あの相棒じゃネガティヴダンディになるのも仕方ねえ…。

そして、ああ…ダメだ。矢島さんのナレーションに影響が及ぶと絶対笑ってしまう!
ずるいよ、ナレーションでもがっつり笑い取りにくるんだもん。

しかし、この回もスペース☆ダンディの根幹に繋がる話なのだった…


15話 闇に呑まれよ!
あれ、シリアス?えっ、チャンネル間違えたかな?いいえ、ダンディです。
「仲間に手ぇ出したら許さねえ!」
サーフィンもクールに決まってるし、久々に名前負けしてなかった!ダンディかっこいいじゃんよダンディ

16話 急がば回れ湯浅回じゃんよ
回らずに急いでストーリーを要約すると焼き魚は美味しいね!って話。
そして、またまた予告で笑わせてもらった回。
ギョーギョギョ、ギョギョギョー!!ぜひ台本見てみたい(笑)
できたら魚語の部分はさかなくんさんにアフレコしてほしかったなあ。そしたらきっとワライシンデタけど


17話 CV:牧野由依の時点で約束された勝利じゃんよ!
アメリカンムービーを観たことがある人なら思わず笑ってしまうスクールカーストネタ。プロムはバックトゥザフューチャーやキャリーでも扱われてたなあ…
学園のスターは坂道のアポロンのりっちゃんと同じ声優なのね。どうりで素敵な歌声だと思った!
この回 声優さん収録楽しかっただろうなー(。-_-。)
ミュージカルの大元ネタはなんだろ。観てなくても面白いんだから、元ネタわかる人は最高にFUNNYだったろう!他にもE.Tにアイアンマン、ハルクにロッキー…アメリカ映画ネタがふんだんに盛り込まれててミュージカル好きの映画好きとしては
とても楽しめた話だった!


18話 QTの釣り好き設定生きてたじゃんよ!
和風なアニメーションがかっこいい!2期の中でもかなり好きな作画。穏やかな海に舟が浮かんでいるシーンはまさに絵画のような芸術性だったし、荒ぶる海は浮世絵っぽくてすごい迫力があった!
かぐや姫であった嵐の海を航海しているシーンと見比べてみたいなぁ。

そして幻の魚は惑星規模の回遊魚!でっけえ…宇宙には想像できないくらいビッグなロマンが溢れているぜ。夢に満ちたいい話だった。

今回は
ドラマにバラエティ、CMでもよく見る子役タレントの星蘭ちゃんがゲストで声を当てていた。声優は初挑戦なのかな?そうだとしてもそうとは思えないほど上手!
うさぎドロップのりんや蟲師の子どもたち、今期でいえば ばらかもんのなる
などもそうだが、本当の子どもが演じるとキャラがイキイキしているし、存在感がぜんぜん違う。
ベテランや成人した女性声優が子どもを演じるのは
演技力が必要な特徴のあるキャラを見事に演じてたり、同じキャラを年齢によって声色を変えて演じてたりで
技術的にすごいし、必要不可欠だけど
やはりなんといってもピュアさが
違う。人がいろいろな経験を積んでいくうちに自然と失ってしまうナニカを子どもたちはまだ無くしていない。それが声に出ている。
そういうピュアさが求められる役どころだと、子どもが演じたほうがいいと思う。ただし、劇場版コナンのモブの子どもたち、おめーらは流石に棒すぎる!

19話 ノーブラってすごい苗字じゃんよ!
どうりでハニーの胸はよく揺れるわけだ。ブービーズからの制服着用時のセクハラ指定じゃなくて彼女ならではの拘りなのかな?
可愛いけど、抜けた感じに見えるハニーが実はすごい記憶力を有する宇宙人のハーフだったことが判明!でも、この設定は後に生きてくるのだろうか?
スタッフの方には申し訳ないけど、この話より、ゲスト声優 林原めぐみさんのコメントのほうが笑えてしまった。脅したんかい!(笑)

20話 ろっくんろおる
神谷さん登場!気が合う二人の馬鹿なケンカに笑わせてもらった。ホントにケンカ内容がしょうもない(笑)たしかに今どきペナントはいらないじゃんよ…
ハニーがなぜかいつも以上にセクシーだった。好きなキャラデザだから出てくれて嬉しいけど、前回の設定何だったんだい?

帝国の王様ってことはこの先また出てくるんかな?
うーん、まあミュージカル回の歌のほうが好きだったかな。



21話 悲しみのない世界じゃんよ
今回は哲学的であり、作品の根幹に触れる重要な回であった。
渡辺監督自らが脚本を手がけているしED 背景・世界観の力の入り具合からもキーストーリーだとわかる。要するにめっちゃ好きな回でした!
前クールからずっと観続けてきたダンディファンなら、始まってすぐにこの回は何かが違うと気づくだろうし、最後まで観たら心が打ち震えたはずじゃんよ。

ぶっ飛んだ終わり方しても無かったことになるのはギャグアニメだからじゃなくて、ダンディが次元越境者だったから!?
いってみれば四畳半のような…EDがやくしまるえつこだったのはそのため?
キルラキルでもそうだったが、ぶっ飛んだ設定に視聴者が慣れた辺りでその真相が明らかになると燃えるよね。なんだかんだ言っても終わりに近づいてるんだなあって少し寂しくなった

また今回のゲスト声優
名塚さんと津田さんはすぐにわかった、ダメ絶対音感が成長してきてるのか?いや、2人とも特徴的な声の方だし、わかるか。
津田さんは宇宙兄弟のビンセントみたいなクールキャラも合うけど、やはりああいう奇怪な役もピッタリ合う声質だった!寄生獣のミギーは、津田さんや今は亡き塩沢さんのような声の持ち主が適役だと思っていたんだけどなぁ


で、そんな意味深な回の次はどんな話が来るんだろうと思ったら
またふざけちゃう!
22話 ダンディないとふぃーばーじゃんよ!

しかも過去最高レベルにふざけた話を持ってくるあたり流石ダンディじゃんよ!いや、あの後だから爆発エンドも意味があるのだがね。

そして相変わらずゲスト声優が豪華!あれは山ちゃんしか演じられないよ。
公式サイトの山寺さんのコメントが面白かった!笑
役名トン・ジョラボルタって…もうほんと馬鹿(笑)
あのハイテンションっぷりはジーニー思い出した!

にしても、あの婆さんはズルい!あんなん笑うに決まってんじゃん!


23話スペース☆トレンディ
M78星人よく捕まえられたな!!未確認宇宙人捕まえるよりすごいじゃんよ!…と思ったけど扱い悪っ!!笑
ふつうに
ジュワッ!って帰っちゃうし。
あの世界だと変哲もない一種の宇宙人なのか


トレンディ時代はよく知らないけど、うわートレンディだ!って笑いっぱなしだった。恋物語のOPを思い出さなかった人はいないはず!
スカーレットはたしかに髪をおろしていたほうがいいじゃんよ。


行く場所もトレンディ!
ゲレンデ、ビーチ、花火大会……
「ここはエノアイランド。さあべべ!言ってごらんなさい。せーの!」
「フンガー フンガー。」
「エノアイランドってなんじゃい!江ノ島って言わんか!」

待ち合わせ、会えない2人、ムーディな街灯と月明り。真面目なシーンなのに終始笑ってしまっていた。電車が通り過ぎたせいで互いを見つけられないとかトレンディすぎ!笑
今の日本だとLINEでぱぱっと連絡取れちゃうからこんなトレンディドラマは起こらないよなあ…便利だけど、ちょっと味気ないかも。
それにしてもトレンディ時代のファッションが再流行するとは!昔のイメージが強すぎて
いくら流行だといっても肩掛けカーディガンは遠慮したい…


スカーレットの元恋人現ストーカー
中井さん演じるドルフは完全につっこんでるときの土方だった(笑)
人って愛であんなに狂ってしまうんだね。
いやぁ、あいつが声豚になったらヤバイだろうな…( ̄△ ̄;)


24話もろ ギャラガじゃんよ!
重要でシリアスな話だったけど、アプリやってたから所々で笑ってしまった。スマブラで相手が使ってきても要注意じゃんよ。

それと、沢城さんの演技がとても色っぽかった。4次元と3次元がOKなら3次と2次も問題なんて何もないよ


いや、それにしてもそういうことだったのか…‼
EDのやくしまるえつこの歌
「X次元へようこそ」
ついに歌詞の意味するところが完全に明らかとなった!
あゝ…まさかこの歌を聴いて涙がにじむ日が来るとは思いもしなかったじゃんよ。

ワープの秘密
自我の遷移。それぞれ別宇宙のダンディ。だから爆発オチで終わっても次の話では何事も無かったように別次元に意識が飛んで生きてるわけだ。
そして各宇宙軸に存在したダンディの記憶を引き継ぐことはないから1話完結のようになっていたのだ!
ワープするたびに違う宇宙に移動していたのならダンディたちはいくつの宇宙を超えたことになるのか…

前回のスペース☆トレンディも
また他の宇宙軸では2人がカフェで巡り合えていたのかも…?


25話 苗木、それは違うじゃんよ!
裁判回。
あれ?梅津監督のよりまともな裁判してないか?
話半分で聞いてたらおいてかれちゃうじゃんよ!

スカーレットの証言にあった
「ダンディは珍しい宇宙人をあまり連れてきたことがない」
ということは、トレンディ回とは別次元の宇宙の話。
やはりX次元へようこそ、である。

ペットショップの件からのミャウの変わり身と
R2-D2みたいなロボ欲しかったのに間違えて買ったって聞いてQTが証言変えたのには笑った。たしかにR2と形は似てるね!

そしてカツオと中島のパロキャラが出てきたのはサザエさん好きとして爆笑しないはずがなかった!
もうバカっ、ホント〜に馬鹿!笑
なに本家本元の大御所声優使ってんだよ!笑
スペダンスタッフのそういうとこ狂おしいほど好きだわ。
いや、ホントこの回に関しては声優豪華ってレベルじゃねーぞ!改めて公式サイトやwiki見てみたら凄すぎて涙出そうになった!嘘だけど

にしてもどうしてくれんだよ!これからサザエさんで2人が出てきたらちょっとそういう目で見ちゃうじゃん!笑


CMの入り方がタイトルのアイキャッチでなく「休廷」だったのには痺れたじゃんよ。

小ネタで笑いつつも、なんだかんだ真面目に裁判が進んでたけど、結局オチはダンディらしいふざけたものだった。じゃいあんと馬場のオマージュとローズの話はちょっと感動したけど。


このままかっこよく「閉廷」で終わりかなーと思ったら、法廷を出たダンディたちを取り囲むロボット兵の大群→続く→ED
…続いたッ!!?∑(゚Д゚)
おいおい、奇しくもビバップと同じ流れじゃんよ!

ダンディから検出された時間と空間を超えうる異次元の力を持つデカパイオニウム粒子(笑)
希少なその粒子を宿している?ダンディをゲル博士はずっと追っていたってことなのか。遂に次回すべてが明らかに!!

今までの流れぶった斬るけど…
{netabare}
先日、デカパイオニウム研究の第一人者である デュラン博士を演じられた家弓家正さんが亡くなられました…。私が知っている作品で有名どころだと、ハガレンのお父様やロード・オブ・ザ・リングのサルマンなどに声を当てられた方で
どちらも作品内で敵役として圧倒的な存在感を発揮していました。
永井さんと同じくスペダンが最後にアフレコした遺作なはず。
(永井さんの場合、もしかしたらサザエさんかも)
声優という職業はまさに生涯現役なのだなぁ…。
御二方とも本当に素晴らしい名優でした。
ふざけたレビューの中で恐縮ですが、謹んでご冥福をお祈りします。
{/netabare}

次回予告も「次が最終回だよ」感全開で
ああ、終わっちゃうのかと寂しくなったが
次回タイトルのネバー・エンディング・ダンディでまた笑った!
ネバーエンディングストーリーのテーマはほんと良い曲。

最終話
さらにさらに148億年後のダンディはきっと わきフェチじゃんよ!
最終回はめちゃくちゃ動く動く∑(゚Д゚)前回はしっかり聞いてないと!って話だったけど、今回はしっかり見てないと置いてかれそうだった。
アロハオエ号の変形した姿は久々に見たなぁ
弾幕を掻い潜りながらも、アロハオエ号がどんどんボロボロになっていく姿はビバップの最終回と雰囲気が似てた。


「ダンディ、まさかお前とはな」
ジャイクロ皇帝はダンディとバンド組んでたときのことを憶えている…?ってことは爆発オチだったけど、20話と同じ宇宙軸ということかな。

さすがに最後はふざけずにダンディなダンディだなーと思ってたけど、神との対話のときはやっぱりいつものダンディだった。そりゃつまんねえよ、神なんて。まどかはよく覚悟できたよなぁ…


最終回で「1年後…」とかはよく見かけるけど、『148億年後』は初めて!笑 壮大すぎるよ!!

破壊と創造。
輪廻転生。
終りの始まり。
終わりの無いのが終り。
世界は廻り続ける。

今まで散々ふざけてきてたのにけっこうまともな終わり方だったな。宇宙消滅ENDでも構わなかったのに(笑)他のアニメなら「は?」ってなるけど、ダンディならそれでも許せてしまう気がする。あっ、だいぶ毒されているな…


宇宙は148億年周期で生まれ変わっていくんですね。またひとつ勉強になりました!最後はダンディがふくらはぎフェチになってるだけでなく、QTを呼ぶときのイントネーションも変わってたっぽい。

それにしても、最後の神を失った世界は 今わたしたちの暮らしている宇宙を示唆しているのだろうか……まあブービーズがあればどうでもいいじゃんよ!


全体を通して満足だったが
ただ、キャラクターとして
2クール目はBBP(バカぼんくらポンコツ)っぷりが少し抑え目だったかもしれない。ぼんくらとポンコツだからキャラとして目立たなかっただけかも。
ダンディもバカだけど2クール目は基本かっこよかった印象のが強いしね。
まあ、完全にBBPだと話が進まないから仕方ないかな。それは
ミャウの故郷の星に行ったときのループ回でも明らかだったし(笑)
主人公がナレーションにストーリー進行助けてもらうとか初めて観たよ。

いやはやホントに楽しいアニメだった!
May Be Continued?
We want more!
{/netabare}

【OPED】
どちらも冬に放送された1クール目と同じ。だが、それがいい!ってかストーリー観たら変えるなんてあり得ないということがわかる。
なによりどちらもお気に入りの曲だから変わらなくて良かった(u_u)

OP「ビバナミダ」/岡村靖幸
野崎くん、ハナヤマタと並び
「踊り出したくなるくらいテンション上がる今期三大OP」の一角。
最初に聴いたときは
なにこれ?って感じだったけど今ではイントロが流れると爆発的にテンション上がっちゃうくらいには調教されました。ベースラインが心に響き、つられて思わず身体が動き出しちゃうので公共の場での視聴はオススメできません。

映像はキャラクターのシルエットでビバップをリスペクトした表現をしたりしつつも、ダンディらしい愉快で楽しさ溢れるものになっています。


そしてEDはやくしまるえつこが歌う「X次元へようこそ」
ネタバレっちゃうので詳しくは語れませんが、こちらも素晴らしい曲です。
やくしまるえつこさんの歌
いいですよね、独特で。歌い方といいメロディといい、OPともどもクセになるタイプの音楽です。
コンビニに寄ったとき、この曲が流れ出しておおっ!?と思ったらさらに、まさかのFULL!!
予定以上に長居してしまったのは言うまでもありません。

今期ではテロルの「誰か、海を」とこの歌が
思わず口ずさんでしまうエンディングテーマの2TOPでした。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 13

66.2 13 冒険でコメディなアニメランキング13位
通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★☆☆ 3.0 (391)
1567人が棚に入れました
夢にまでみたゲーム世界に転送された高校生、大好真人だが、なぜか真人を溺愛する母親の真々子もついてきて!? 母親同伴の新感覚冒険コメディ開幕!

声優・キャラクター
茅野愛衣、石谷春貴、鈴代紗弓、原田彩楓、Lynn、新井里美
ネタバレ

ローズ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

母なる大地

ゲームの世界へ行ける事を喜んだ大好真人。
その世界に母親の真々子がついて来てしまう。
普通の勇者・真人とチート能力を持つ真々子は、
ゲーム内で親子関係の問題を修復させようとするのであった。

思春期の子供と親の関係。
所謂、反抗期があります。
些細な事がすれ違い。
自分の殻に閉じこもってしまう子供の通過儀礼です。

親と一緒に冒険に出発。
ゲームとはいえ気恥ずかしいです。
作中では男性の子供と母親の関係。
学生さんは感情移入するのが難しいでしょうね。
ただし、母親役の声優は茅野さん。
茅野さんと一緒にゲームができると考えた方が視聴しやすいです。

親目線と学生(子供)目線。
視聴する立場によって変化します。
私は親目線に近いかなぁ。
学生(子供)の考えも分かりますが、まだまだ経験が足りません。
本当の苦労を超えていかないと大人にはなれませんから。

子供の方は自分が頑張って成長した、と考えるでしょう。
しかし、それは支えてくれる人がいる、という事が前提です。
体が大きくなって成長する事は数字が出るのでハッキリと分かります。
それでは、精神的な成長はどうでしょう。
多くの視点を持てる事などは、心が成長した証。
特に子供が出来て守るべきものができたら尚更です。
ただし、子供は親の所有物ではありません。
子供の自我を認めてあげましょう。

自己中な親・過保護な親、反抗する子・自分勝手な子などなど。
親と子。
どちらも問題を抱えています。
衝突しないで、スクスク育つのは稀なケース。
一緒に問題を乗り越えて、親子が共に成長するのが一番良いでしょう。
親の子離れ、子の親離れ。
どちらも重要です。

真人などの子供視点。
真々子の親視点。
どちらかに感情移入して楽しむ作品。
本物の親と考えたら視聴は無理でしょう。
親は茅野さんに代入。
茅野さんとの家族関係を持った、という設定にしないと難しいかも。
固い話ではないので、そんなに気を張らなくても大丈夫。
親と子の2つの楽しみ方ができて、お得ですよ。
親孝行したいときには親は無し。
子供よりも親の方が先に鬼籍に入るのは当然の事。
反抗する気持ちも分かりますが、なるべく早く大人に成長する事を期待します。
{netabare}という事を、おしらーせ、します。{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 28

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

タイトルのまま。それ以上でもそれ以下でもない。ママだけに(笑)

原作未読。最終話まで視聴。

初期設定は秀逸だと思いました。

勇者の主人公が母親同伴って!
その母親の通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃で勇者よりも強いって!
パーティーメンバーは一見ハーレムなんだけど、母親が含まれているって!

序盤~中盤はかなり笑えました。
母親が取得していくエキストラスキルも笑えるものが多かったし。

だけど、どうしてもマンネリ感が出ちゃうんですよね。
初期設定が意表を突いた分だけ、舞台を変えても同じことが繰り返されちゃう。

ママ子さんが披露する母親論もちょっとウザかった。
結局、息子にとって母親が出しゃばるのはウザいんだなって思いました。

コメディとしてはまずまずだったと思います。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 26

nozzynozzy さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

オカンの干渉がとてもキツイアニメ

1話からオカンの子煩悩が暴走するアニメ。オカンの見かけが17歳相当という設定なのに、高校生の1人息子が居るという異常事態はあまりに予想外の設定なので3話ぐらいまではちと気持ち悪くてドン引きでした。一応、4話ぐらいからだいぶ慣れてそこからは最後まで楽しく見れました。それでも若いオカンの子煩悩っぷりの暴走が続くというのがやっぱり時々ひっかかり、気持ち悪さが蘇るという感じが痛し痒しといったところ。
 万人に勧めれるか?はちょっとわからないのですが、オカンとクエストという想像すらしなかった設定の独特さを味わえたアニメでした。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 4

66.1 14 冒険でコメディなアニメランキング14位
八男って、それはないでしょう!(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★☆☆ 2.9 (412)
1500人が棚に入れました
――ある日の朝、目を覚ますと……平凡な若手商社マンである一宮信吾(25)は、僻地に領地を持つ貧乏貴族の八男ヴェンデリン(5)という存在意義さえ怪しい子供に憑依していた。信吾は、家門と領地継承もなく、内政無双の知識もないこの身と己に絶望するも、魔法の才能に恵まれたという一点を突破口に独立を目指す。この物語は、そんな若造が魔法で金を稼ぎ自由に生きる(もちろん世界なんて救わない)、当面は脱ボッチのお話である。

声優・キャラクター
榎木淳弥、西明日香、三村ゆうな、小松未可子、M・A・O、山根雅史、石上静香、ゆかな

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

エリーゼのために

このアニメは「エリーゼのため」にある作品です。
登場は5話当たりだったかな。
登場早々、その存在感たるや・・・
ベートーベンの「エリーゼのために」が脳内再生されます。

金髪、前髪パッツンの聖女様。
穏やかな眼差しと優しい声音。
主人公を静かに見守る癒し系。
あふれる程の賢明さと懸命さ。

作品で覚えてるのは、
異世界転生ものとか。
主人公最強ものとか。
トリマキが薄いとか。
物語があっさりとか。
それもうる覚えです。

あっ、そうだ。
八男だけに八話がピークです。
BGMに「エリーゼのために」が流れています(嘘)。
見逃さないように。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 19
ネタバレ

カミタマン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

途中に転生(?)って,それはないでしょう!

2022/02/20 投稿

自分は異世界物好きです。
なろう系,俺TUEEE系にも否定的なわけではありません。

でも,

途中に転生って,それはないでしょう!

サラリーマンが夕食の準備をしていて,
{netabare}
気がついたら,パーティー会場
自己紹介を,求められるが分からない・・・
5才の貴族の八男に転生(?)していた設定でした。(これを転生と言っていいのか不明ですし,そもそも公式に転生と言う表現を使っているかは不明です。勝手に転生と思い込んでいて最終的に壮大な夢落ちだったりしてw)
{/netabare}


でこれの何がいけないかというと,すごくモヤモヤします。
以前の人格はどうなった?
サラリーマンの人格に乗っ取られ消滅した?
両親にすら気付かれずこの世から消滅したことになりますよね・・・
元祖ベル君かわいそ過ぎます!
そもそも,自分の抱いたイメージでは魔法の才能は,サラリーマンが持ってきた力では無く,元々ベル君の中にあった力のように思えます。
前途有望な五歳児の未来はおそらく本人も気がつかないうちに突然奪われたのでしょう。なんともモヤモヤします。

突然消滅,それはないでしょう!




ベル君の中の人のサラリーマンの肉体は?
中身が失われ空っぽの状態で放置されているのでしょうか?
突然それまでの知識や経験,記憶を失って・・・

脳内フォーマット,それはないでしょう!

そこまでの脳内の情報だけベル君の脳に上書きコピーされた可能性もありますね。この場合サラリーマン君の日常は変化無く続いていきますね。サラリーマン君本体に実害無し。

第三の可能性,元祖ベル君の中の人とサラリーマン君の中の人が入れ替わった場合。元祖ベル君が最も救われるシナリオのような気がします。
パーティー会場にいたはずが気がついたら,小さな見慣れない小部屋で豚バラ味噌炒めを前に座っている・・・

異世界のサラリーマンって,それはないでしょう!



この主人公設定意外は概ね,気楽に楽しく見ることができました。

冒険者予備校でのPT結成までの回り道はちょっとイライラしましたけどw


OP曲デーモン閣下とアリ・プロジェクトコラボ出だしのインパクトすごい!笑いましたw(2話以降は飛ばしましたけどw)それにしても,閣下の声,若いですね!流石悪魔年を取らないようです。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 15

69.1 15 冒険でコメディなアニメランキング15位
魔法陣グルグル(TVアニメ動画)

1994年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (220)
1416人が棚に入れました
 壮大なストーリーにちりばめられたギャグ、可愛くてとぼけたキャラクターで人気を集めた衛藤ヒロユキのヒットコミック『魔法陣グルグル』のTVシリーズ第2弾。第1弾はコミックと同名で1994年に放映された。12歳の少女ククリは、伝説の闇魔法グルグルを操るミグミグ族の生き残り。ジミナ村の魔法オババの家で密かに育てられていた彼女は、魔王ギリを倒すために、憧れの勇者ニケと旅立った。以前はちょっと頼りないところのあったニケだったが、光魔法を覚えてからは精神的にも成長。そんな彼にククリの恋心はますます募っていくばかりで…。

声優・キャラクター
瀧本富士子、吉田小南美、緒方賢一、高乃麗、高木渉、萩原果林、西川幾雄、松井菜桜子、山本圭子、石川寛美、こおろぎさとみ、神代知衣、千葉耕市、天野由梨、安西正弘、鳥海勝美、横尾まり

お茶 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

オタク教養的な?

いきなりなんですが、私は副業でせどりをしていたことがありました。簡単に言うとレアものを安く買って高く売るという商売です。そのレアものとかは、いわゆるセドラーの中でも自分の詳しいジャンルになってくるのですが、私の場合オタクもので、よく秋葉原の詳しい連中と談義する際、色々と勉強させてもらいました。

こんな事レビューに書くのもアレなんですがwオタク文化ってゲームなどを始め色々な文化や時代背景に影響し合っている事は存知だと思いますが、幾つものメディアを超えて育っていくものがオタク文化何て話をよくしていました。

VHSの時代とか撮れる時間が今よりもっと短いから、超工夫して録音したり、擦り切れる程見て暗記したセリフを張り合ったり、性能が悪いけどコマ送りの部分のトリビアなんかを張り合っていた、なんてことも。

そんなこんなで、オタクはオタクとして修業を重ねていて、制作側の方もそれに対抗するように、色々と切磋琢磨し合って今日の歪んだオタク世界が出来上がったと、談義しておりました。

そんな中で、本作魔法陣グルグルはパッと見子供向けなんだけども、そんな歪んだ世界を意識しているのかは知りませんがwオタク心をくすぐる作品です。エニックスが絡んでいることも合って、物語は勇者ニケと伝説のグルグル魔法使いククリとのRPG風ギャグファンタジーなんですが、ここにドラクエを始めとするパロがふんだんに取り入れられていて、分かりやすいパロから、上級者向けと、オタクを煽るように笑わせてくる。

それはゲームからある種一般教養的なモノまで多岐に渡って。このネタ分かるか?これはどうだ?ってな感じで、グルグルを始めとして、今ある不思議な日本のアニメは、単にアニメだけではなく広く知識を有しないと読みとけない、いわば知的な娯楽なのではないでしょうかw

投稿 : 2024/04/27
♥ : 42

ヒロトシ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

くっさ!くっさああああああああああ!

作者の衛藤ヒロユキはドラクエ四コマ漫画も手掛けており、そのノリを継承して作られたのが、この『魔方陣グルグル』という作品です。RPG形式の世界観に対し、個性豊かなキャラがギャグをぶっこむ、RPGのお約束への現実的な視点からのツッコミ(例えば、民家に入ってタンスや壺を漁る等の行為への批判とか、他人が入ったダンジョンは既に宝箱が開けられているので、探索しても意味が無い!とか)も忘れてはおりません。今冷静になって考えると『とてつもなく、くっだらない作品』だったんですが・・・・w ギャグ主導の作品にしては設定が無駄に細かいのがまーた良いんですよね。あえてバカな展開で突き通すこだわりがあるというか。RPGでよく使われるメッセージボードがナレーションの役割を果たしていて、そこで笑わせるという手法も、テレビ番組でよくあるテロップみたいな感じで新鮮に映りました。今まであるようでなかったので、HITした理由も分かるような気がします。

下らなさが目立ってますが、前述した現実的な視点という特徴が活かされていて、ニケとククリの2人の関係が一番その恩恵を受けていますね。最初はそれこそちょっとしたハイキング気分で魔王討伐の旅に出かける2人ですが、色々な人との出会いと別れを経て、いつしか同じ時間を共有する事で、時にお互いの成長を確かめあったりするんです。その代表例として、私が一番心に突き刺さったのは、ククリのこの台詞ですね。

『せ、のびたよね、レベルアップ!
さいしょはおなじくらいだったけど、いつククリを追い越したか知ってる?』

グルグルの世界でもちゃんと時間が流れていて、ニケもククリも精神的には勿論、身体的にも立派に成長しているんだな~とちょっと、『はっ』とさせられたシーンでした。私自身ギャグが強い故に時折登場人物から発せられる会話に感情を揺さぶられて不意に現実に戻ることがたまにありました。これもグルグルの魅力です。子供の時には分からなかったんですけどねw

有名な話ですが、主題歌・ED共に素晴らしい曲揃いですね。メロディーが良いというよりかは歌詞がニケとククリの旅で経験した物語を、そして2人の希望に満ちた未来を表現しているのが、評価が高い要因かもしれません。

ふざけたイメージとは裏腹に、しっかりした作品です。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 27
ネタバレ

とろろ418 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

世界中の大好きを集めよう

RPGの世界をそのままアニメにしたような作品です。
見所を大雑把にまとめると、
①ギャグ
  今となっては古臭いでしょうけど、ハマると中々。
②ククリ
  くりまんじゅう。とにかく可愛い。もうロリコンでいいや。
  他にも良いキャラいますよ。カマドウマとか、歩く犯罪者とか。
③音楽
  『晴れてハレルヤ』、『Wind Climbing ~風にあそばれて~』は正に名曲。
④雰囲気
  視聴後、ほんわか温かい気分になれます。

もう10年以上前の作品なので話は長め。(4クール?)
故に少し見るのに気力が必要となりますが、興味があったら是非ご覧ください。
私はこの作品が大好きです。(〃 ̄∇ ̄)ノ

{netabare}これ書いてたら久々に見たくなってきました。(* ̄∇ ̄*){/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 19

62.8 16 冒険でコメディなアニメランキング16位
ドルアーガの塔~the Aegis of URUK~(TVアニメ動画)

2008年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (209)
1400人が棚に入れました
勇者ギルと巫女カイの物語が伝説として伝承された80年後の世界。5年に一度だけ天上のアヌ神の加護により、塔内の魔物は力を失ってしまうアヌの夏。その 3度目のアヌの夏が訪れようとしている時、塔内都市メスキアではギルガメシュ王により建国されたウルク国の軍がドルアーガ討伐のため3度目の出征に備え、冒険者達が塔の最上階に眠るという伝説の秘宝「ブルークリスタルロッド」の噂を聞きつけ賑わっていた。彼らの目的はドルアーガの討伐なのか、それとも「ブルークリスタルロッド」の奪取か。今、剣と魔法の大冒険が始まる!!

声優・キャラクター
KENN、折笠富美子、櫻井孝宏、堀江由衣、郷田ほづみ、茅原実里、安元洋貴、花澤香菜、矢島晶子、ゆかな、土師孝也、根谷美智子、冨澤風斗、森川智之、てらそままさき、水野理紗、田中敦子
ネタバレ

ざんば さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

みんなを守るただ一枚の頑丈な盾になりたい

原作はナムコより1984年に発売されたゲーム「ドルアーガの塔」です。
原作やったことはないです

今作はその世界の80年後の世界を舞台に
主人公ジルが仲間達と共に塔の頂上にあると言われる
何でも願いが叶うブルークリスタルロッドを目指して
様々な敵と戦いながら登るファンタジーです。


まず、1話はそれはそれはひどいありさまで
寒くてくだらないギャグを1話まるまる見せられます。
まさか・・・このまま続くのか?とハラハラしましたが
その後は普通に冒険ファンタジーらしくなりホッとしましたw

ギャグは多分にありますがテンポもよく面白いですし、
戦いの場面も攻撃を盾で防いで、魔法や剣で相手を倒すといった
バランスのいい戦法は派手さは少ないですが自分的にはかなり好印象でした
作画もその魅力を十分に引き出してくれましたし。

良くも悪くも王道なので安定して楽しめるといった印象ですね

キャラのほうは主人公がこういった作品では珍しく盾役ですが
盾の強さ、大切さ、良さをうまく魅せてくれたと思います。
そもそもヒロインが折笠富美子さんなので
それだけでもかなり楽しく観れたのですが・・・♪

ケルブ将軍へ一言
{netabare}熱血だけが取り柄の脳筋ダメダメ将軍でどうせすぐ死ぬんだろ?
とか思っていて本当にすみませんでした。
あなたはとてもカッコよくて強くて将軍に相応しい人です。
2期でも活躍をお祈りしています。{/netabare}


音楽のほうはOPが完全に詐欺でしたw
唐突な学園物が始まりそうなOPは
最初、何が始まるのかと思いましたw
でも主人公のKENNさんの歌うEDも含めかなり好きな曲です!


最終回は予想しやすい展開だったものの
続きが気になるラストだったので
2期を観るのが凄く楽しみです♪

投稿 : 2024/04/27
♥ : 19

となぷ~ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

テンポの良いストーリー展開とギャグがいい感じ

全12話。

ゲーム原作らしいですが、ゲームはやったことありません。
魔物が住む「ドルアーガの塔」。最上階にはドルアーガというボスがいて、
それを倒すとブルークリスタルロッドという何でも願いがかなうロッドを
手に入れることができるという言い伝えがあり、それを得るために
登頂を目指すジル(主人公)たちのお話。

さくさく話が進む感じがいいです。また、ギャグも面白く、
テンポに合っていました。作画も確りしていて、安定しています。

オープニングが「番組間違えた?」と思ってしまうような
曲とムービーでびっくりしました。そのまま学園物にできて
しまいそうです。第1話が「この調子で進んだらきついな・・・」
と思ってしまうようなノリでしたが、落ちが付いたので安心しました。

ファンタジー物で、最後のほうに結構主人公最強になってきて
ぐんぐん惹かれました。お勧めです。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 4

ゴリラの唐揚げ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

天高く聳え立つ塔の最上階には一体何が待ち受けているのか

アーケードゲーム「ドルアーガの塔」でのストーリーを土台にした作品で、時間軸的には原作ゲームの後の話になります。

原作ファンには勿論、やった事ない人でも楽しめると思います。
1話での出落ちはすごいですが(笑)

ファンタジー、剣と魔法の世界って感じをうまく表現していて、ギャグも自分的には面白かったです。
ストーリーもゲーム原作の割に良い出来だったと思います。

良い意味でGONZOらしさが出てた作品だったのではないでしょうか。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 3

73.2 17 冒険でコメディなアニメランキング17位
えんどろ~!(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (310)
1317人が棚に入れました
人々とモンスターが共存して暮らす剣と魔法の大陸「ナラル島」。そこには恐ろしい「魔王」が存在していました。はるかはるかの大昔、ナラル島に現れた魔王を倒した初代勇者――それからも、様々な時代で何度も何度も魔王は蘇り、同時にそれに対抗する勇者もまた現れ…。少女たちは、いつの日か出ずる魔王を倒すべく冒険者学校へ通います。ちょっと抜けているけど勇者体質の、ユーシャ。生真面目ゆえに苦労が絶えないエルフの聖者、セイラ。食べることが大好きで明るい戦士、ファイ。物静かなヲタク魔法使いの、メイ。勇者パーティーを目指す4人の、いつまでたっても魔王をたおす様子のないゆる~いファンタジーライフがはじまります。

声優・キャラクター
赤尾ひかる、夏川椎菜、小澤亜李、水瀬いのり、麻倉もも、久野美咲

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ユルい…(笑)。第12話: 新しい時代がやってきた、のか…!?

== [第1話視聴時レビュー: 以下、追記あり。] ==
ファンタジー系RPG的な世界観ですが、勇者の名前が「ユーリア・シャルデット」→ 愛称: ユーシャっていうのは笑ってしまいました。

第1話冒頭の戦闘シーンで、お互い名前で呼び合っているみたいなのになんで一人だけ「勇者」って呼ばれてるんだろうと思えば、そういうことかい(笑)!

その後の物語の展開はそのまま第1話を観ていただくとして、とりあえず勇者パーティー4人はこの世界の冒険者を育成する学校へ通うようです。

このユルさとパステルカラーっぽい画面の色調に何か既視感があるなと思ったら『ひなろじ』がこんな感じだったかもしれません。

ただ『ひなろじ』と違ってたぶんメインキャラの勇者パーティー4人+担任の先生(全員女性)とモブキャラはハッキリと別れているようですし、モブキャラには男性もいるようです。

ぼーっと力を抜いて観てる分には、案外悪くないと思いますよ。
== [第1話視聴時レビュー、ここまで。] ==

2019.2.11追記:
第5話まで視聴終了。新キャラ、ローナ姫登場。
「せ~の!(コミックじゃない)百合姫!!」

ただただユルいようで、ちゃんと話は進んでいます。考察要素も垣間見えてきて、ジャンルはまったく違いますがこのワクワク感はまるで『けものフレンズ』のようだ…。

余談: フジツボの食べ方としては、カメノテなんかと同じで塩茹でがポピュラーだと思いますよ、ファイさん(笑)。

2019.2.18追記:
第6話まで視聴終了。勇者伝承の詳細が見えてくるマオちゃん先生の回想がありました。

魔王×勇者の伝承とラパネスタ王国の王権に関わりがありそうなことは第5話でも仄めかされていたのですが、勇者が伝承通りの勝利をしないことでこの王権に関してひと展開あったら面白そうです。

地味に自分好みの考察アニメになってます。雰囲気はめっちゃユルいのに…。でも今後ネタバレなしに各話でレビューしていくのは難しくなりそうですね。

それはそれとしてストーリーの最期には、マオちゃん先生には幸せになって欲しいものです。

2019.3.3追記:
第8話まで視聴終了。はからずも今回姫の企画によって顕になった現在のマオちゃんと勇者パーティーの実力差。

そしてそこからの今回のお話のオチ。世界は確実に変わりつつあるようです…。

2019.4.1追記:
第12話(最終回)まで視聴終了。

この期に及んで9、10話でメインストーリーを嘲笑うかのような回をブチ込んでくる、良い意味で気が狂ったシリーズ構成からの第11、12話での前後編での締めでした。

『~Ⅳ The Return of Werdna』まで含めた「Wizardry(ウィザードリー)」シリーズとか「ドラゴンクエスト」シリーズ、その他ファンタジー系RPGについて考えるといろいろと思うところもあるストーリーでしたが、普通にエンターテインメント作品として成立していて、とても楽しく観ることができました。

メイゴちゃん、とても良いキャラでしたね。女戦士の先生ともども、サブキャラの配置もとても良かったと思います。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 47
ネタバレ

元毛玉 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

カルタード祭りはじまるよ~

事前情報なにも無しで視聴しました。

お話のざっくり概要
ありそでなかった日常系ファンタジー、はじまるよ~
らしいっす

ちなみにえんどろ~見てからメイ(水瀬さん)の口調が凄く好きで
今年に入ってからあにこれのメッセとかで多用してるっすw

うん。なんていうか全く期待してなくて見てたんですけど、
なんか段々とおもろくなってきて、最終回の頃には凄く楽しんで観てました。
全体的にゆる~いです。最終回はちょこっとほっこりホロりとします。
{netabare}しかし、概念まで食えるとは…てっきりユーシャのペットだと思ってたけど誰のものでも無かったw{/netabare}

キャラはメイ推しっす。可愛いっす。カルタード命っす。
{netabare}しかしなーまさか生えてるものだとは思いもよらなかったw{/netabare}

それにしてもこの作品の良さをうまく説明できない…
何かにとんがってる訳では無くって、何が良いのかと聞かれると
返答に困るんですけど、面白かったんですw
なんだろう?全体的に醸し出されるふわふわ感的なのを楽しむ感じ?
爆笑するってよりは、「ふふっw」ってちょっとなごむ笑いみたいな感じ
んーやっぱうまく説明できないっす!見て下さい!
(レビューとしてどうなのか…というのはさておき)

投稿 : 2024/04/27
♥ : 36

ローズ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

お子様ランチ

魔王を封印した勇者一行。
しかし、その魔法は、魔王を過去に移転させるだけだった。
魔王はマオと名前を変えて、若い頃の勇者一行の学校の教師となった。

過去に飛ばされたマオ。
まだまだ本来の力は戻っていません。
豊富な知識と魔力を保持。
学校の教師にスカウトされます。

本作品の一番の魅力はマオの存在。
容姿は幼女。
口調は魔王ですが、相手には可愛らしく伝わっています。
CV久野美咲。
容姿が幼女でロリボイスなので違和感無し。
一生懸命頑張る幼女の姿勢。
見ていて和みますね。

勇者VS魔王
運命の対決です。
しかし、登場キャラは愛敬の塊。
魔王と言ってもマオの姿を見たら威厳がありません。
ゆるい勇者とゆるい仲間、そしてゆるい魔王。
緊張感はありません。

シナリオは平和そのもの。
悲壮感などはありません。
勇者一行の楽しい日常。
その平坦な展開が好きかどうかが分かれ目。
まあ、毒は無いので、お気軽にどうぞ。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 27

58.8 18 冒険でコメディなアニメランキング18位
絶対防衛レヴィアタン(TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (267)
1202人が棚に入れました
水と緑の惑星アクアフォール。
突如降り注いだ隕石群は悪しきモノを放ち、それにより、大地に生きる全ての生き物に消滅の危機が広がっていった。「あたし、シロップ。早速だけど、あなた、<アクアフォール防衛隊>に入隊しない?只今、隊員大募集中なのっ。」お喋りでいつも腹ぺこな妖精<シロップ>が見込んだ隊員候補は3人の竜族の少女。笑顔を忘れた少女<レヴィアタン>、自由奔放なお嬢様<バハムート>、心優しい力持ち<ヨルムンガンド>。竜族の三人と小さな妖精が<アクアフォール防衛隊>として結束してゆくグローイングアップ・ストーリー☆

声優・キャラクター
早見沙織、喜多村英梨、竹達彩奈、花澤香菜、近藤隆、乃村健次、阿久津加菜、水野マリコ、金田朋子、笹本菜津枝、宮澤正、山本綾、長妻樹里

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

絶対この作品で毎週癒されたんだもん!

原作・・・気にせずにジャケットだけ見て視聴を始めましたが、元々はカードバトルタイプのRPGがアニメ化された作品なのだそうです。

そんなこの物語の舞台は、水と緑が織り成す惑星アクアフォール・・・このアクアフォールにある日宇宙から隕石が飛来し地上と激突します。その飛来した隕石から「ルーカサイト」という侵略者が出現するのです。この緊急事態に妖精のシロップ(CV:花澤香菜さん)がアクアフォールを守るため防衛隊の結成を決意し・・・物語が動いていきます。

主要人物は、防衛隊隊長のシロップ以下、下記の3名です。
・レヴィアタン(CV:早見沙織さん)
・バハムート(CV:喜多村英梨さん)
・ヨルムンガンド(CV:竹達彩奈)

どのキャラも強そうな怪獣がベースになっているのですが、実際はこれまで怪獣達に描いてきたイメージとは180度異なる、とても可愛らしいキャラばかり登場します。

彼女達は一生懸命頑張りますし、強くなろうと努力もします。でも、その一挙手一投足に可愛らしさが見え隠れしていると共に、戦いの緊迫感もそれなり・・・にはあるのですが、どこかホンワカしているような感じなのです^^

この作風だから・・・このキャラだったから、終始心を乱すこと無く視聴できたのだと思います。でも、緩い部分とキチンと締める部分とのメリハリも効いていたように思います。
タイトルにも記載しましたが、振り返ってみると私は間違いなくこの作品で毎週癒されていました♪

1クール13話で構成された作品でしたが、良く纏まっていたと思います。ラストもこれで終わってもよし・・・次期に繋げてもよし・・・というスッキリとした形で終わっていたと思います。
でも、少しだけ欲を言うと、世界柱の守りし神やお兄さんの事にもう少し触れる事ができるとなおスッキリできる作品だと思いました。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 24

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

『絶対防衛レヴィアタン ミニ 焚き火劇場』視聴済。

放送期間:2013年4月~2013年7月
視聴期間:2013年4月~2013年9月
視聴話数:1~13

第6話の翌週は特番『絶対防衛レヴィアタンスペシャル 絶対みせちゃいたいもん!』が放送された。
『絶対防衛レヴィアタン ミニ 焚き火劇場』
2013年7月から9月にかけて、テレビ東京での再放送の予告後に放送されたミニコーナー。ディフォルメのキャラがその回の反省会を行う。

オープニングテーマ「始まりのResolution」
エンディングテーマ「Truly」

投稿 : 2024/04/27
♥ : 3

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

オープニングや本編が始まる前の可愛い声の解説が最高でした。こういう解説は「作品が始まる!!」って気合を入れてくれます。

ストーリー

この作品の舞台となる「要と成りし柱あり、七拾と弐、星の礎を支う。要を守りし神、七拾と弐あり、その姿、幻の様なり。」と言う神が存在し、七種族の生命体が暮らす、水と緑の惑星アクアフォールにある日謎の隕石が降って着ました。そこからルーカサイトと言う謎の生物が世界を侵略しようと湧き出て来ました。この物語は主人公のレヴィアタン、 バハムート、 ヨルムンガンドが世界を救うたびを描いた作品です。

私の感想。

キャラクターそれぞれがとても可愛く、かなりたのしめました。本当にこの作品のキャラクターたちは愛でる可愛さです。けれど、女性キャラクター以外のキャラクターは少々無理がある感じで私的にはあまり好きにはなれませんでした。

この作品の原作はGREEで配信されているソーシャルゲームっと聞いてどんな話かと思いましたが、かなり楽しめました。ストーリーがきちんとしていましたし、キャラクターとの関係が最高でした。

しかし・・

これは少々言ってはいけない気がしますが・・

この作品のキャラクターの名前が何故・・

ギリシャ神話の神やUMAや神の名前なんだ・・・

まあ、かっこいいのは分かりますが・・

もうちょっとオリジナルの名前を考えましょうよ・・・

せめて、中田とか田中とか中村とか中井とかそういう個性あふれた名前にしろよ・・

Ssoulのワンポイントピックアップ!!
「このコーナーではこの作品のおもしろい所、注目してほしい所などをピックアップし、説明したいという事です。」

この作品のキャラクターは先ほど言いましたが、かなり愛でられるキャラクターデザインです。ですので、是非皆さんもこの作品のキャラクターを愛でて愛でて愛でまくりましょう。(ちなみに 「愛でる」は「めでる」と読みます。)

オープニング

「始まりのResolution」
あまり他の人には高く評価されていませんが、私的にはかなり高く評価しています。かなりリズム感もありますし、そして、かなり脳内侵食度が高いです。私はかなりこの曲を気に入っています。キャラクター紹介もきちんとされていますし、世界観の紹介も最高です。このオープニングで一番最高なのははじめの所です。私はかなり気に入っています。

エンディング

「Truly」
可愛い曲です。キャラクターがなんだかかっこよくなっています。私はこのエンディングがもっと評価されてほしいです。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 9

71.2 19 冒険でコメディなアニメランキング19位
スレイヤーズNEXT[ネクスト](TVアニメ動画)

1996年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (207)
1117人が棚に入れました
テレビアニメ第2作目で、原作小説であるスレイヤーズ本編第2巻、第4巻、第7巻、第8巻を元に構成されている。本編第一部の残りのエピソードをアニメ化したが、6巻の内容のみ、構成や登場人物の都合上、ほぼ丸ごとカットされている。魔道の奥義が記された魔道書「クレアバイブル」を求めて旅に出たリナ達。千年前の降魔戦争以来、なりをひそめていたシャブラニグドゥ配下の魔族たちがなぜか彼女らの行く手を阻んでくるのだった…。

JBさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

リナ・インバース=Untouchable

1期に続き、2期でも第1話でドラグ・スレイブぶっ放し♪
ファンタジーコメディ街道まっしぐらかと思えば
ガウリィとリナが・・・つ・遂にラブコメ展開!!?
そして魔族に対抗しうる力を求めて、クレアバイブルを探す旅の過程で
魔族に関して知ると、より世界観が明確になり面白味を増しました。
最強呪文であるギガ・スレイブの力の源、ロード・オブ・ナイトメア
その全ての闇を統べ、全ての混沌の生みの親
その配下の事とか降魔戦争のファンタジーな歴史とか
いやぁ~面白い♪実に面白かった♪
それにしても、リナとガウリィの食いっぷりを見てたら
こっちまで腹減ってくるよねww
ではでは、前作のレビューでも書いたようにこっちにも呪文書きますかw
 
【召喚術】
天を翔る闇夜の星久を、大地を束ねる古の契約よ、
我が命に従いて彼の者を呼び寄せたまえ
 
【魔力増幅】
四界の闇を統べる王、汝ら欠片の縁に従い、
汝ら全ての力持て、我に更なる力を与えん
 
【ラグナ・ブレード】
世界の戒め解き放たれし、氷れる黒き虚無の刃よ、
我が力、我が身となりて、ともに滅びの道を歩まん、
神々の魂すらも打ち砕き。
ラグナ・ブレェェェド!!
 
【ラグナ・ブレード】(完全版)
悪夢の王のひと欠片よ、世界の戒め解き放たれし、
氷れる黒き虚無の刃よ、我が力、我が身となりて、
ともに滅びの道を歩まん、神々の魂すらも打ち砕き。
ラグナ・ブレェェェド!!
 

投稿 : 2024/04/27
♥ : 4

Zel さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

悪夢の王の一欠けよ、天空の戒めとき離れたし凍れる黒き虚ろの刃よ

1996年放映作品
全5シリーズの内1stに続き2期にあたる
前作もファンタジーとして秀作と言える作品だったがこのNEXTはシリーズ最高峰と言われる名作

リナ ガウリイ アメリア ゼルガディス
という前作からのお馴染みのメンバーは健在
というかより一層個性を増している
ゼルなどcoolなキャラが崩壊しかけていて最高に笑えるw
それに加えて獣神官ゼロスが今作から一行と共に旅をする事になる
このゼロスがとても神秘的で惹きつけられる
温厚な人柄の奥に隠れる狡猾で残忍な眼差し
ゼロスの登場のおかげで物語は120%増しで面白くなっていると言っても過言ではないだろう

1st同様前半は一行が旅をしてる最中にトラブルに巻き込まれてそれを解決していくパターンだけど、様々なトラブルがやがて一つの謎に関わっていく
クライマックス数話の次々と魔族の大物が出てくる大迫力で息を呑む展開は圧巻
そして最後は感涙必須w

ちなみに3期にあたるTRYは翌年1997年放映
そこから11年の時を経て2008年に4期REVOLUTION
2009年に5期REVOLUTION-Rが放映されている
月日が空き過ぎた為4期以降は未鑑賞
いつか観たいと思ってます


主演リナを演じる林原めぐみさん
言わずとも知れている名優さんです
同時期に放映していたヱヴァの綾波レイと同一人物と知った時は驚きました

光の剣士ガウリィは松本保典さん
サザエさんのノリスケさんもやってます

残酷な魔法剣士ゼルガディスは緑川光さん
スラムダンクの流川楓などクールなキャラが多いです

セイルーン王位第一継承者の姫アメリア役の鈴木真仁さん
アメリアと言えばこの方です!まさにはまり役だと思います
最近は出演作品が少ないようですが好きな声優さんです

ゼロス役の石田彰さん
夏目友人帳の名取周一や男子高校生の日常の会長などいけしゃあしゃあとした役がよく似合う声優さんです

投稿 : 2024/04/27
♥ : 17
ネタバレ

Ballantine さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

いやぁいつになっても面白い!

公式サイト
http://www.tv-tokyo.co.jp/contents/slayers/


シリーズ物第二弾、全26話。冒険ファンタジー。

■TVアニメ
スレイヤーズ
スレイヤーズNEXT    ←ここ
スレイヤーズTRY
スレイヤーズREVOLUTION
スレイヤーズEVOLUTION-R
■劇場版
スレイヤーズ(劇場版)
スレイヤーズRETURN
スレイヤーズぐれえと
スレイヤーズごぅじゃす
スレイヤーズぷれみあむ
■OVA
スレイヤーズすぺしゃる
スレイヤーズえくせれんと


サブタイトル

第25話までのサブタイトルはしりとりになっている。余談だがサブタイトルの1文字だけ赤文字になっている。


主題歌

オープニングテーマ「Give a reason」
歌 - 林原めぐみ、作詞 - 有森聡美、作曲 - 佐藤英敏、編曲 - 大平勉
エンディングテーマ「邪魔はさせない」
歌 - 奥井雅美、作詞 - 奥井雅美、作曲 - 奥井雅美・矢吹俊郎、編曲 - 矢吹俊郎
挿入歌「乙女の祈り」
歌 - 林原めぐみ&鈴木真仁、作詞 - 渡部高志、作曲 - 奥井雅美、編曲 - 矢吹俊郎

いやぁOPED共に神がかっていますね。大好きです。当時こればっかカラオケで歌ってましたよ。すっかり忘れてたのでまたカラオケ行った時は歌いたいと思います!


各話感想(14話以降~ 1話から書いておけばよかった…
{netabare}14話
緑川さんwwなんで歌ってるんですかw
ってかアイドルアニメになってるwリナとアメリア可愛いw
もうドラグスレイブのバーゲンセールw
15話
完全にコスプレ回w
ガウリィのクラゲが面白すぎるw
ちょくちょくリナが今までクラゲってツッコミ入れてたんだよな。
リナの足音がうるさいw
しりとりならぬ尻取りw完全に詰んだゼルww
16話
はいはい毎度毎度の飯テロ。なんでこんな食い物がうまそうなんだ。
ゼル女装やめいw
完全にタンゲw
何故かスポ根アニメにwまるでキャプ翼のような恐ろしさw
そしてクレアゲイブルという落ちw
17話
今度は女装回w
全員気持ち悪すぎるwゼルちゃんww
まさかのフェミ王国。
ルルwどっから出てきたんだよその名前wだが、男だ。
宝塚w結構パロ多かったんだなぁ。
Bパート始まりが完全にBLww
落ちは嘘発見器とみわがまさかの男w
ゾクゾク男の娘が暴露wひどい回だったww
神谷浩史がMOB出演!
18話
ここからが本番シリアス回が始まる。
はいはい出落ちゼロスw
マルチナ苦労してんなーwリナひっでぇw
石版多すぎwクレアバイブルとは一体なんだったのか…
完全なるコピーとはいえこれはひどいw
文字も点字みたいなもんじゃねぇか。
おばあちゃんにガウリーとの関係聞かれて赤くなるリナ可愛いw
リナとガウリーの焚き火シーンいいなぁ。
一生かって完全にプロポーズだろwって寝んな!w
黒い石版。

ギガ・スレイブ『不完全版』
闇よりもなお暗き存在(もの)、夜よりもなお深き存在(もの)混沌の海にたゆたいし、
金色なりし闇の王、我ここに汝に願う、我ここに汝に誓う、我らが前に立ち塞がりし
全ての愚かなるものに、我と汝が力もて、等しく滅びを与えんことを

ここメッチャシリアル。
いよいよ出ましたガーヴさん。


19話
あれだけ強かったゼロスが一瞬のうちにフルボッコ…
セイグラムまで。
ヘルマスターの目的は…秘密ですヽ(・ω・)/ズコー
ドラグスレイブがまったく効かないセイグラム。
絶体絶命ですね。この状況でマルチナ登場www
ばあちゃん強いな。水竜王=ゾアメルグスター
ばっちゃああああん!
今から真人間になるんですって職業じゃないんだからw
ズタボロのボコボコwwアメリアひでぇw
「人生って素晴らしい人生って素晴らしい」
いやいや勘弁して下さいよアメリアさんww
上から10皿ずつとかおまえは悟空か!w

20話
アクアおばあちゃんどうなったんだろうか。
可愛いショタだと思ったらまさかの盗人w
ゼル「リナに食われなくてよかったな」
えっとどういう意味ですか?なんか色んな妄想が膨らんじゃうんですがw
ゴールデンドラゴンとブラックドラゴン…
マルチナ駄目過ぎるw
降魔戦争?クラゲツッコミw
ゴールデンドラゴンまさかの擬人化!
しっかしまぁマルチナ良いキャラしてんなぁw
ガウリーの1012歳以上ツッコミヽ(・ω・)/ズコー
真のクレアバイブル。おいマルチナww

21話
いよいよ伝説の魔導書クレアバイブル解禁!?
のっけから完全にDBwヤムチャ視点w
ドラゴンジョークわらえねぇよ!w
ゼロス化物じゃねぇか…
アクアばあちゃん元気だったのか。
やっとクレアバイブルに辿り着いたか。
ロード・オブ・ナイトメアって響きがカッコイイ。
ロードオブロードって何かのゲームであったようななんだっけなぁ…
赤龍vs青龍再び…
正義の拳ww

ラグナ・ブレード『完全版』
悪夢の王の一欠けよ、天空(そら)の戒めとき離れたし凍れる黒き虚ろの刃よ、
我が力我が身となりて、共に滅びの道を歩まん、神々の魂すらも打ち砕き

ガーヴ強すぎ…

22話
ラグナブレード完全版の反動か…
ガウリーとゼルかっけぇー。
ラグナブレード連発して大丈夫なのかよ…
倒したかと思ったらラグナブレード効いてないのかよ。
ショタはヘルマスターだったのか。まぁ大体わかってたが。
ガウリィまじヒロイン…
まーたサイラーグのサイラーイ。

23話
ガウリィの回想…
ガウリィ犬扱いすんなw
涙がちょちょぎれる…(´;ω;`)ブワッ
やっとシルフィーきたか。
ガウリー売るってどういう事ww川に流すとかw
ガウリーの暗黒騎士化。
ドラグスレイブの吸収とか半端ない。
ナイスタイミングでのザングルス。
ラグナブレードのバーゲンですね。
まっまっまさかのガウリーだったのかー(迫真
こっこんな展開誰がわかるって言うんですかー(棒

24話
あっ操られてるだとー(棒
そしてまた拐われる…
マルチナ駄目すぎるw
何がどうして街が復活してるのやら…
お父様ああああ…生きていないだと?
フィブリゾの魔力で復活した仮初の命。
精神攻撃がひどい。
魔力増加版ラグナブレードでやっと侵入成功。

25話
フィブリゾが鬼畜すぎる。
アメリアがいちいち可愛いなぁもうゼルと結婚しちゃえよ。
マルチナの扱いが毎度毎度ひどいw
まさかのシルフィール版ドラグスレイブ。
アメリア…
死を操るものとかひどすぎる。
シルフィールもゼルもザングルス…
もうだめだこりゃ。全滅…

ギガ・スレイブ『完全版』
闇よりもなお暗き存在(もの)、夜よりもなお深き存在(もの)混沌の海、たゆたいし、
金色なりし闇の王、我ここに汝に願う、我ここに汝に誓う、我らが前に立ち塞がりし
全ての愚かなるものに、我と汝が力もて、等しく滅びを与えんことを

ロード・オブ・ナイトメア降臨キタ━(゚∀゚)━!
このストレスが溜まりに溜まった状態からの降臨はスカッとする。
もうメチャクチャかっこ良すぎる。
いつ見てもいいなぁ本当に最高だ。

26話
リナをおっかけてからの告白シーンは本当にいやぁ泣きましたよ(´;ω;`)ブワッ
そして戻ってきてからのギャグ落ちw
エピローグの結婚式で何故ザングルスとマルチナなんだよw
もうなんていうか色々理想的な最終回過ぎて素晴らしい出来だった。{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 17

62.6 20 冒険でコメディなアニメランキング20位
ドルアーガの塔 the Sword of URUK(TVアニメ動画)

2009年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (169)
1055人が棚に入れました
ジル達の活躍によってドルアーガが倒され、塔からも魔物の姿は消えウルク国に一時の平和が戻った。しかし、ジルはカーヤの裏切りによる傷心のため部屋に引きこもり、ファティナもそんなジルの世話をしながら魔物のいなくなった塔で観光客相手のガイドをして生活費を稼ぐ、どこか満たされない毎日を過ごしていた。そんなある日、気分転換に訪れた先でジルはカイと名乗る少女に磔にされたカーヤの幻像を見せられる。その幻はいずれ現実に起きることだと語るカイに導かれ、カーヤの死を阻止しその真意を確かめるため、ジルは再び仲間と共に塔を登る事を決意する。今、二度目の大冒険が始まる…。

ざんば さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

最高のスルメ作品

ドルアーガの塔2期です

1期のレビューでは書いてなかったですが
正直そこまで期待していたわけではありませんでした。

でも全部見終わったときには完全にハマってしまいましたね。
物語もキャラも音楽もその他諸々も
見れば見るほど面白くなっていくスルメでした。
ギャグも慣れてくると心地がよくなりましたし、
1期の1話も全部見てからだとめちゃくちゃ笑えましたw

今回も物語自体はよくある王道な感じで
所々、都合がよすぎたり、ツッコミたくなる場面もありましたが
概ね満足することは出来ました♪

キャラのほうも1期で影の薄かったキャラにもスポットが当たり、
魅力的なキャラに変貌しましたし、
1期で活躍していたキャラもさらに魅力が増して
素晴らしい2期だった思います。
ちなみに私の中でケルブの評価がうなぎ登りです♪
そしてファティナ、いい女だな~


それぞれのキャラの成長が実感できるアニメは
物語に入りやすくてやっぱり好きですね。


2期になっても相変わらずOP詐欺は全開。
今度は野球アニメでも始まるんでしょうかw?
そして変わらず、曲自体は素晴らしかったです♪

もっと評価されていいと思うんですけどね・・・
個人的な話になりますけどサムネで損してる気がします
ただ単に私が気に入らないというだけですが・・・w

とりあえず、堀江由衣さんの「らめええええ」とか「ひぎいぃぃぃぃ」が
聞きたいという変態さんは必見ですよw

投稿 : 2024/04/27
♥ : 20

coldikaros さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

こっちが二期

面白いですね。僕はこの作品文句なく面白いと思います。
正直作画は途中荒れていましたし、一期から主人公がなんか曖昧な行動ばかりとっていたので、ダメになるとばかり思っていましたが、最終話の出来のよさで一気に覆りました。
ある程度のグダりなんて後々伏線にしてしまえばいいという、大胆なやり方になんか感動しました^^;
まぁもし最初からそのつもりだったのだとしたら、すごいですね。一本とられました。
ストーリーはまぁ王道。下手な屁理屈こねず真っ向からやってくるのも悪くないですね。
いいセンスを持ったギャグもよく効いていました。どんな時でもちょっとした笑いを忘れないのはホント素晴らしい。
言うのすっかり忘れてましたが、この作品はゲームの80年後の話です。ゲームの主人公がこの作品では100歳になる王です。
これの設定がしっかり生かされているのもすごくよかったです。
全体のキャラも一部を除いては、皆なかなかに魅力に満ちていました。その一部はちょっと酷い扱いですが^^;
まぁ一期から全体を通してみると、素直に楽しめる作品だった思います。久しぶりに見終わった後に良い余韻に浸れた作品でした。
まぁこの作品はまた好みが出そうですが、個人的にはお勧めできる作品だと思います。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 3

となぷ~ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

1期の続き

全12話。

完全に1期の続きです。
ドルアーガを倒した後、幻の塔に消えてしまったニーバとカーヤを
追って再登頂を行うジルたちの話。

徐々に明らかになるニーバとカーヤの目的、
そしてギルガメスの真実など、面白く観させてもらいました。

相変わらずオープニングの観る番組間違えちゃった感は凄まじく、
甲子園目指す気持ちでスタートしてしまいそうです。

個人的にファティナ萌え。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 1

55.4 21 冒険でコメディなアニメランキング21位
モモキュンソード(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (231)
1038人が棚に入れました
ヒロインの『桃子』は、桃から生まれた天然系美少女。「皇天女」から一つになると世界を変えられるほどのパワーを持つ三千実の桃(みちみのもも)のカケラを探し集めて欲しいとの願いを受け、持ち前の正義感から犬神、猿神、雉神のお供を連れ、旅へ出ることに。天界側、鬼族、そして人間界。それぞれの思惑が交差する。日本各地を舞台にドタバタあり、ギャグあり、変身あり、バトルあり、そしてちょっとセクシーな争奪戦が繰り広げられる。冒険おとぎファンタジーのはじまり、はじまり!!

声優・キャラクター
竹達彩奈、津田美波、森久保祥太郎、今井麻美、羽多野渉、三上枝織、三森すずこ、大久保瑠美、大坪由佳、銀河万丈、江川央生、チョー、たかはし智秋、菅沼久義、日野聡、加藤英美里、小松未可子、下田麻美、浅野真澄

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

☆桃太郎は女の子だった

パチンコの西陣「CR桃キュン剣(ソード)」から派生した
お色気ファンタジー。


エンディングで桃子が歌うシーンが可愛いですね。
オッパイがユサユサ揺れて、キュンキュンと歌います♪

まぁそんなアニメです。(*^^*)


放送期間
東京(TOKYO MX )2014.7.9-9.24水曜0:30-1:00全12話



主観的評価(D)

投稿 : 2024/04/27
♥ : 5
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

桃太郎はお伽話からSFファンタジーへ・・・桃尻万歳

おはモモー!
・・・というフレーズを流行らせようとしてたみたいですが、流行らない気がします。

でもED「モモキュンソード」はすごく可愛らしく、こっちは中毒者続出間違いなしです!
敵も味方もない平和な雰囲気に癒されます。
お前ら本当は仲良しなんだろ~と思っちゃいます。
‘ソード キュンキュン♪’と‘急接近 待って!3つ数えて レッツゴーナーーゥ!!’のとこがたまりません。


それはさておき、モモキュンソードが単なる『桃太郎』の女体化アニメだと思われていたならば残念でなりません。
桃から産まれた桃太郎ならぬ桃子ちゃんが主人公、というところまではまさしく只の女体化なのですが、それ以外は大胆にアレンジが施されています。

桃太郎といえば鬼退治、ですね。
では何故鬼退治するのかというと鬼が人間に悪さをするからです。
今作はその勧善懲悪のストーリーを膨らませ、強大なエネルギーを秘めている「三千実(みちみ)の桃」の欠片を巡って鬼たちと戦い、地球を救う壮大な感じになってます。

桃の力を悪用しようとする鬼族、それを阻止しようとする天界、そして人間界を守るため政府から遣わされた安倍晴明(なぜ?)。
鬼族・天界・人間界の三つ巴の争いに新たに加わるのが主人公の桃子、というお話です。

その他設定。
{netabare}
まず、雉・猿・犬はそれぞれ雉神・猿神・犬神となっており、桃子が生まれたときから彼女のお供をしている、ということになっています。あと、人間の言葉を喋ります。
三匹を手なずかせるために用いられたきび団子はなんとも凄いアイテムに。
雉神・猿神・犬神いずれかと共に心を通じ合わせきび団子を食すことで、「憑依合体」をすることができます。これが中々面白い設定だなと思います。


対する鬼も女体化しますがそう安易ではなく、鬼の長・邪鬼王には鬼姫という娘がいた、ということになっています。
この鬼姫がことあるごとに桃子と対峙し競い合う中で友情のようなものが生まれ、しかし自身は鬼であるために複雑な気持ちに苛まれる。
もう一人の主人公として申し分ない存在感でした。


最後に、鬼が島。モモキュンでの鬼が島は、お空の上の天界に攻め込んだことで逆に地中深くまで沈められたという経緯があります。
そのため邪気王はじめ鬼たちは天界に住む天女を激しく恨み、復讐の機をうかがっていました。
天女の長・皇天女(すめらぎのてんにょ)と邪気王の長きにわたる確執、というのも物語の醍醐味になりそうです。

〈追記〉
あと、あの‘かぐや姫 ’も関わっています。なぜか。月から地球に研究のため降りてきたものの、船が壊れて戻れなくなったため、桃の力で月へと帰りたい。そのために安倍晴明と鬼を利用し、裏で暗躍します。
これだと黒幕みたいですね(笑) でもあまり良い描かれ方はしてないですね。可哀想なかぐや姫。
{/netabare}


作画は丁寧で、戦闘描写も閃乱カグラなんかを凌ぐ迫力でした。
音楽も同じく、侮りがたい本格仕様で‘天女隊のテーマ(BGM名は知りません)’など渋くてかっこいい。
声優はヒロイン達よりも脇を固める男性声優・・・猿神役の森久保祥太郎さん、邪鬼王役の銀河万丈さん、妖鬼役のチョーさんらが凄い。
いやしかし竹達さんの迫真の演技も結構いいものです。きっと某プロレスアニメで腕を上げたのだと思います。
ヒロイン、たくさんいますけど一番可愛いのはトウテツです。あんなに可愛い顔してるし声優も加藤英美里さんだし、男の訳がないと思っています。というか、たとえ男の子でも・・・。
巨乳揃いの中で孤軍奮闘した栗(マロン)ちゃんにも、人知れずエールを送りたいと思います・・・・。



パチンコ原作、その後ライトノベルに派生ということで、雑多な設定とパロディとお約束のお色気がもりだくさんです。
ある程度は時代背景に沿って真面目に行くのかなと思いきや、色々と外してきたので面食らいました。
{netabare}
大和絵はあんなにカラフルなのか、とか現代の水着を普通に着ちゃってるじゃん、とかフライング○ッグって口に出しちゃダメでしょ、とか。
{/netabare}

中盤の展開はアニメオリジナル?だとしたら設定のハチャメチャ感やパロディの連発はもう少し抑えて欲しかったと思います。あれはあれで楽しかったのですが、勿体ない気もしたので。
お色気シーンが多すぎ、あざとすぎという見方に関しては・・・元々ああいったものを目当てに見ている視聴者に向けてのサービスということで、仕方ないかと。


それでも、最終的な到達点と思われる「桃子は何のために戦うのか?」というテーマは桃太郎にも通じるものがあります。
人間のためというよりかはお爺さんやお婆さん、大切な人のために戦う。そんなヒロインとしての桃子が魅力的でした。
意外とおとぎ話みたいに教訓めいたメッセージが込められているかも?
モモキュン、主人公だけでなくキャラクター全員にスポットが当てられて綺麗に纏まっていたのが一番嬉しかったです。良作です。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 16

たにぐー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

二期決定!?タイトルは「オニキュンソード」??

てきなことを何話かの次回予告で言ってましたが、やるなら観ますよーw
てかやってくださいww

ちょいエロだけど子供向けっぽい内容だったので、面白おかしく、気楽に楽しく観れました!
こういう感じの作品けっこー好きですね♪

キャラデザも好みでした!
あと、乳揺れねwwあれはヤバいww
OPの砂浜走ってるシーンの揺れかたがツボで毎回そこで噴いてましたww

それと、ももこマジ、カワユス。
この作品は竹達さん目当てで見たので、声もとっても可愛くてほんと、キュン♪キュン♪しましたw

音楽はEDが可愛くて好きです♪

二期期待してます!ww

投稿 : 2024/04/27
♥ : 28

66.6 22 冒険でコメディなアニメランキング22位
異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω(TVアニメ動画)

2021年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (254)
981人が棚に入れました
ゲーム内の姿で異世界へと召喚されてしまったディアヴロ(本名・坂本拓真)は、「私こそが召喚主」とお互いに主張するシェラ、レムの2人とゲームにそっくりな異世界での日々を過ごしていた。エルフの王国の精鋭部隊と戦ったり、魔族と戦ったり、復活した魔王クレブスクルムを従わせたり。「我はディアヴロ。異世界の魔王であるッ!」と魔王演じながら、強敵に立ち向かっていくディアヴロは、ときには美少女たちに翻弄されつつも、確かな信頼関係を築き上げていた。──そんなある日。湖東の森に出かけたディアヴロたちは、ボロボロになったひとりの少女と出会う。「か、神様……、なのですか?」それは聖騎士に追われた、教会の大主神官・ルマキーナだった……!コミュ力ゼロの魔王(演技)が、絶対的な強さで突き進む!異世界魔王と召喚少女たちが繰り広げる“夢いっぱいの異世界冒険譚"、再び!

声優・キャラクター
水中雅章、芹澤優、和氣あず未、伊藤美来、古賀葵、内村史子、赤﨑千夏、原由実、大久保瑠美、加藤英美里、種﨑敦美、森嶋優花、千本木彩花、置鮎龍太郎

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

EVERYBODY! EVERYBODY!(OP主題歌)を世に送り出しただけでもこのアニメには価値がある!

『異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術』(無印)に続く2期目の、ラノベ原作アニメです。原作の最新刊14巻はまだ買っただけで読んでいません、すみません…。

なお、アニメも原作同様エロ成分は多めです。

OP主題歌『EVERYBODY! EVERYBODY!』は音楽レーベル「avex trax」や「avex tune」が送り出してきた、1990年代後半~2000年代前半のディスコサウンドを基調とするJ-POP楽曲(アーティストとしてはTRF、m.o.v.eなど)を知る人にはとても懐かしい感じがし、かつ中毒性の高い名曲です。

TRFのDJ KOOとm.o.v.eのmotsuを迎え、メインボーカル芹沢優がi☆Risやこれまでのソロ楽曲とは違ったテイストで歌い上げる、「The avex sound」とでも呼ぶべき曲に仕上がっています。

ED主題歌『YOU YOU YOU』は、同じく「芹澤 優 with DJ KOO & MOTSU」ですが楽曲としてはアイドル楽曲っぽく仕上がっており、こちらはMVではDJ KOOとmotsuの二人も芹澤優のカワイイ動きに付き合うように楽し気にノリノリで踊っているのが印象的です。

アニメの話じゃないんですが、このユニットでアルバム作れるくらい楽曲を出して欲しいと思うくらい、天才的にハマったユニットだと思います。

なお、DJ KOOとmotsuのお二人は本編でもモブキャラとして声優としての出演を果たしています。

そしてようやくアニメ作品の話:

原作のジャンル的にはいわゆる「異世界召喚」ものなんですが、「小説家になろう」発とかではなく最初から商業出版として企画されたライトノベルです。

基本設定に関する説明は1期目に関するあにこれ公式の「ストーリー・あらすじ」を見ていただければだいたい正しいです。召喚時には自分がプレイしていたMMORPG「クロスレヴェリ」的な世界に召喚され、自分のプレイ時のキャラクターである「ディアヴロ」として召喚されます。

ディアヴロを召喚したと主張する女の子が二人(エルフのシェラと獣人のレム)いる時点でいわゆる「異世界ハーレム物」という方向づけは明らかですが、路線的に当たり前のように巻を追う毎にディアヴロの周りに女の子が増えていきます。

原作では10巻くらいまでは一応「3巻で1セット」みたいな雰囲気のシリーズ構成になっていまして、1期目は主に原作1~3巻の内容、2期目は原作4~6巻の内容がアニメ化されています。ということで、以下は1期目を観終わった人向けに書くのでまだの方はひとまずここでさようなら。



アニメ化の感じを1期目と比べると、ディアヴロが魔王として振る舞うときの演出として、1期目が「表面上は余裕だが内心ではギリギリ」という感じだったのに対して2期目は「表情にも余裕の無さが表れてしまうが周りのキャラに見られていないからバレない」みたいな感じになっています。

私個人としては1期目の描き方の方が好きで、原作のイメージに近いと思っています。

ストーリーとしては大主神官ルマキーナが登場し、ファルトラと王都以外の都市として初めてジルコンタワー市が舞台となったりしますが、1期目に比べるとラスボスが地味で見栄えがしない話になっています。

ですがここで手に入れるアイテムなどが以後の話の伏線になっていたりはするので、仮に3期以降も作られることがあるとすれば飛ばすことはできないだろう箇所でもあります。

ストーリー的に大きな改変はなかったはずなんですが、「なんか原作のイメージと違う?」みたいな違和感を抱きながら全話完走しました。

まあでも、どうせなら続きもアニメ化して欲しいとは思います。以降の敵とかもなかなかに強いし女騎士アリシアのイカれっぷりも増してさらに盛り上がりはするので…。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 23

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

あの合いの手は何を叫んでいるんだろう。

冒頭より新ヒロイン登場です。
このヒロインが真面目ったらありゃしない。
あまり魅力を感じられず、私は苦手でした。

なんのかんので、ヒロインが2人から5人に増えます。
ただし、1期の正ヒロインの存在感には及びません。
ヒロインが増えた分、レムの出番が減って個人的には不満。
それに1期のようなインパクトイベントがなく残念でした。

このアニメ、主人公が現実と内面で葛藤する所が見どころ。
それが無ければ、堂々かつ善良な異世界魔王です。
主人公の言葉に説得力と自信があります。
圧倒的な強さもあって、ハーレムになるのも納得です。

オープニングエンディングともに開放的でノリがいい。
だから、聴いてて気分が高揚します。
それに、合いの手?も楽しい。
あのノリは少々病みつきになります。

単純明快、テンションアゲアゲアニメ。
3期も期待しています。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 17
ネタバレ

Kuzuryujin さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

魔王と教会は異世界でも相性が悪い

原作は2014年12月から最初から書籍で刊行されている、なろう発ではないラノベ作品。2020年6月時点で既刊13巻。2021年2月時点ではシリーズ累計発行部数は300万部突破。

私はアニメ1期放映後に原作を読み出して、今でも続刊を楽しみにしている。2019年以降は発刊ペースが遅いのが残念だ。

《エロスは愛の神の名前で貴いものだが、エロ過ぎは邪か?》
{netabare}
原作は被虐寄りのエロ描写がかなり目立つ。アニメも放送規制内に収めつつ、そこは見せ場とばかりに演出している。アニメにより、動画と声が加わると生々しさは何倍もアップ。かなり際どいものもある。その点で本作に付いていけない視聴者は少なくないだろう。

個人的には、本作の露骨にエロい所は物語初期に多少不快に感じたものの、アニメ2期の現時点の辺りともなると、もう原作者のお家芸のお約束として全く気にならなくなった。もっとマイルドな方がいいとは思う。が、木を見て森を見ず、ということは無くなった。

エロ描写で主役のヘタレを表現することで、バトル時での彼の最強さと普段の人間的弱点のバランスが程よく取れて、キャラとして魅力がアップしてると思う。

これがもし主人公が、エロい状況をノリノリで楽しんでたらアウト。自制心がガードして絶対に一線を超えないから可愛げあってセーフ。

つまり主人公は、引きこもりゲーマーでコミュ障なのに、男気に溢れる常識人という、矛盾を感じるキャラ設定がツボで気に入っている。そこは『無職転生』の、欲望に割と忠実な主役ルディと真逆の個人的評価。(ルディは他の長所が欠点を補ってはいるが)

物語としては、キャラに感情移入出来るシンプルな勧善懲悪ものとしてスカッとするのがいい。

プロット自体は目新しさのない、手垢の付いたありふれた異世界召喚系ファンタジーかもしれない。だが原作者は、キャラの心情の描き方が絶妙で、適度な重い話がほど良いスパイスとなっていい味わいがある。

主人公周りのキャラ達は、それぞれの長所と短所が明確で分かり易く、皆お互いに欠点を補い合って、とてもいい冒険のパーティーになっている。キャラ立ちも素晴らしく好きになるキャラが多い。よく考え込まれたキャラクター設定だと思う。

例えば今期初登場のルマキーナとホルン。

ルマキーナは、世間知らずでお堅いキャラだが、ちょっと面白い子。彼女の純真さの輝きは、エロの不快さを緩和してくれる。

ホルンは戦闘力は弱く、周りとの比較で劣等感の苦悩があるキャラ。が、徐々にチームの中で欠かせない存在になっていき、どんどん愛すべきキャラに。

他にも新キャラは登場するが、その誰もがアニメでもその魅力が輝いている。
{/netabare}

《アニメ2期について》

アニメ1期は、2018年夏クールに全12話で放送された。確か、2期制作基準に達していないと思われる円盤売り上げだったので、続編は望み薄だと思っていたが、3年後に2期が制作されてとても嬉しい。

本作の2期はBD発売予定から全10話と判明。
1クール内でも短い尺で少し寂しい。

{netabare}
1期は書籍第1巻から第4巻の第1章までが描かれた。アニメ2期は、そのすぐ後の2章前の幕間からスタート。3話で4巻の終わりまで話が進んだ。個人的な予想だが、このペースだとちょうど全10話で、おそらく魔王VS教会編が終わる6巻の最後まで描くと思われる。

シリーズ構成の筆安一幸氏は、1期から引き続き2期も担当。氏は『転スラ』も担当されているが、原作からアニメに堅実に落とし込める脚本家という印象で、本作のアニメは原作から簡略化されてる部分は多々あるが、違いを割りきって楽しめる。

余談だが、氏は何故かDiablo(スペイン語で悪魔の意味)とご縁があるよう。命名の出所はそこから一緒の、転スラに本作と同名のキャラあり。転スラのリムルさんの秘書のカタカナはディアブロ、本作の主人公はディアヴロ。一字違いで日本語表記上は一応の区別が出来るものの、日本人の発音は実質一緒。表記違いは書籍と違って、アニメでは全く意味をなさないのはご愛嬌だろう。
{/netabare}
出来ればこれからもアニメの続編が続いて欲しい。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 4

60.8 23 冒険でコメディなアニメランキング23位
ロボットガールズZ(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (171)
869人が棚に入れました
光子力研究所(所在地:東京都練馬区大泉学園光子力町)、ここにはZちゃん(マジンガーZ)、グレちゃん(グレートマジンガー)、グレンダさん(グレンダイザー)の三人が暮らしていた。彼女たちに与えられた任務は、未来エネルギーとして注目を浴びている光子力の宣伝と、世界征服を狙う敵の排除。そこに地下帝国のあしゅら男爵が、機械獣ガールズを率いて攻め込んでくる! 世界征服のための地道な1歩として、食い逃げなどに手を染めてみる、あしゅら男爵と機械獣ガールズ。チームZの三人は、ストレス発散がてら完膚なきまで機械獣ガールズを叩きのめす!
――30分枠(1本10分を3本)・全3本(リピート放送あり)を月に一度放送)

声優・キャラクター
本多真梨子、水瀬いのり、荒浪和沙、久川綾、東山奈央、森下由樹子、高岡香、佐藤聡美、辻あゆみ、喜多丘千陽、松井桃子、後藤沙緒里、畑中彩希、洲崎綾、山村響

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

「ボク・・・Zちゃんにパイルダーオンしたぃ・・・」これぞ池畠の本気!これぞ21世紀の東映まんがまつり!

まず謝ります
“聖地”Tジョイ大泉ではなく新宿バルト9で観ました、さーせんw


マジンガーZをはじめとする東映のアニメロボットを萌え擬人化した斜め上過ぎるネタアニメ


事の発端は2009年にDVD化された往年の東映制作ロボットアニメを宣伝するためにCMキャラクターとして誕生した『東映ロボットガールズ』(現在のチームTに当たる)が大きな反響を残したことから
その後テレビアニメ化の企画が本格的に持ち上がると「これはもうマジンガーZを出すしかない!」となったとか
ちゃんとダイナミックプロから許可も貰ってます(笑)


最初は原典を忠実になぞろうとか、シリアスな作品にしようとか考えてたらしいですが、本家ダイナミックプロからは「どうせやるなら面白いものをー」と言われ調子に乗ったのは東映の森山Pその人
出来上がった川上哲也のキャラクターデザインが思いのほか可愛く仕上がったため「媚びた感じの如何にもっ!ってこの娘、殴りたくなるよねーw」と歴史的問題発言をぶちかまし、それに答えたのが脚本家の兵頭一歩と監督の博史池畠
かくして“美少女をフルボッコする”ど突き漫才みたいなテレビアニメが出来上がってしまったわけです


池畠と言えば業界屈指の作画ヲタクとして有名
もはや伝説と呼べる『ハヤテ1期39話』、『絶チル27話や37話』は彼と若手アニメタが“暴走”した結果
最近はおとなしめな仕事が多かったものの、初のシリーズ監督となった今作で遂に本性を現した(笑)


1話毎に増えるキャラクター、痛いセリフ、公式的にも痛いセリフw、練馬区大泉学園(てか東映大泉スタジオ)をフューチャーし過ぎな背景描写、敵味方関係なくボコボコにされる美少女、変化球過ぎるキャスティング、一部直球過ぎるキャスティング(島田敏さんとかw)、微エロ、金田ジャンプ、パロ、メタ、基本爆発オチ
よくもまあ10分×9話でこれだけ冒険が出来ると感心しますたw
当然作画もイイ


この作品、本家本元の東映制作である強みを活かして元ネタを知れば知るほど設定の奥深さにニヤリとさせられる
例えばZちゃんの髪型は『マジンガーZ』原典のヒロイン、「弓さやか」そのものであったり、「ガラダK7」と「ダブラスM2」は原典の1話の敵キャラだったりとまあ芸が細かい
1話から話数を重ねる毎に加速度的に面白くなっていき腹抱えて笑えましたw
本当にありがとうございますm(__)m


ちなみにジェットファイヤーP1が「ミクダヨー」みたいになったのは川上のアイデア
一番擬人化し易そうなアフロダイAとボスボロットが出ないのは“キャラ立ちし過ぎて主役を喰いそうだった”かららしい


DVD、BDの特典では公募した他キャラクターとのコラボが描かれます
つまりロボットガールズが身内だけに飽き足らず他企業のキャラをフルボッコするというわけです(爆
第1巻の特典、3.5話では“あの”「いまいち萌えない娘」と「コレジャナイロボ」がロボットガールズに勝負を挑みます
いまもえさん、遂にアニメ化ですw(CVはまさかの寿美菜子)
兵頭が完成したコンテを見て絶賛したという池畠の本気が伺える一作ですb


劇場公開時は総集編というよりか一挙上映に近い形になっており全9話+3.5話という内容に劇場オリジナルのアイキャッチ(ダブラスたん劇場)を加えた簡素なモノに仕上がってます


アニメ化したいと言ったらアニメ化され
フルボッコしたいと言ったら酷い内容になり
声優がラジオやりたいと言ったらラジオ始まった
とまあ時間は掛かったもののいくらなんでもとんとん描写過ぎる今作
そしてなんと「2期やりたい」とスタッフ&キャストが言ったら本当に2期決まりましたw
ゲッター派生作品とかガイキングLOD・・・ネタだけはまだまだありますからね・・・


最後にこれだけ言わせて
【ガイちゃんは俺の嫁】

投稿 : 2024/04/27
♥ : 25

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

西武池袋線発のいまいち萌えない擬人化アニメ

東映スパロボ擬人化キャラクター達が毎回鼻血と下着を出しながらボコボコの殴り合いをするちょっとハードコアな作品。

永井先生っぽいといえばそうなのだけれども、気合の入れ方がちょっと病的で許可した人も描いた人もすごい。苦手な人はドン引きです。

パロディも古い上に、ライダーからプリキュアまで何でもかんでもぶっこんであって詳しい人に説明していただかないとわからんが敵キャラ声優さんが豪華なのが素敵。ゲッタービームのなかばヤケクソなシャウトもなかなか。

お気に入りはガッキーなのですが予想と期待を裏切らないミネルバxちゃんに変な笑いが出る。

最近2期がはじまりました。ブロッケンさん今度はでるのかな。。。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 7

水咲 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

フルボッコ!フルボッコ!

ハチャメチャで正義って何だよ!と突っ込みたくなるハイテンションアニメ。
マジンガーシリーズ等はよく知らないので、新しいキャラが出てきてもピンとくることはなかったのですが、やりたい放題な感じがとても面白かったです。
OPがすごく好きです。
よく聴くと歌詞が無茶苦茶で意味もなく元気が出ます。
Zちゃん達の敵である地下帝国のあしゅら男爵達が憎めないキャラで、寧ろ応援したくなってしまいます。
この作品の中で一番好きなキャラだったかも。

月一で放送の本数が少なかったのがすごく残念。
また二期みたいな感じで放送してくれたらすごく嬉しいです。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 9

55.7 24 冒険でコメディなアニメランキング24位
ビキニ・ウォリアーズ(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (182)
772人が棚に入れました
かつて国を救った伝説の勇者の娘、ファイターをはじめとする、パラディン、メイジ、ダークエルフの4人は、王の命を受け、世界滅亡の危機に立ち向かうべく旅をしていた。そこで出会う、町の人々との珍妙なやりとりや、モンスターたちとの壮絶なバトルをくりひろげつつ、4人の旅は続いていく。果たして、ファイターたちは世界を救うことができるのか?それはどうでもいので、むしろ彼女たちのセクシーな艶姿に乞うご期待!

声優・キャラクター
日笠陽子、植田佳奈、加隈亜衣、たかはし智秋

66.7 25 冒険でコメディなアニメランキング25位
ラストピリオド ―終わりなき螺旋の物語―(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (158)
626人が棚に入れました
『ピリオド』とは、絶縁から生まれた異形の怪物『スパイラル』を倒す者達の名である。アーク・エンド第8支部に所属する見習いピリオド・ハルもまた、絶縁の輪廻を断ち切るため、果てなき闘いに身を投じるのだった......。

ーーだったのだが!

謎の盗難事件により財政破綻し、本部からも見捨てられた第8支部に残ったピリオドは、なんとハル達3人のに。彼らは支部再建のため、果て無き闇営業へと身を投じるのだった!

声優・キャラクター
花江夏樹、田村ゆかり、菊地美香、村瀬歩、加隈亜衣、M・A・O、金城大和、上田麗奈、茅野愛衣、原田彩楓、鬼頭明里、真野あゆみ、井澤詩織、田辺留依
ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

しれっと何てこと言うんだ!

全くノーマークの作品だったのですが、「ソシャゲ原作のソシャゲメタアニメ」というレビューを見かけてこのタイミングで見始めました。
結構面白いです。

ED「ワイズマンのテーマ」
春アニメ一の推しソングです。
ワイ!ズマ!ンー!ワイズマン!!
イワザルのンーが良い味出してます。超可愛いのに面白い。楽しい曲です。

キャラデザ
衣装がゴテゴテしてて書きづらそう。
特にカプ・コケコっぽい謎の飾りのついた女の子。あれとったらバフ発動しそう。2回速くらい高まりそう。

物語
以下ネタバレあり

1話_終了のお知らせ
ソシャゲネタでは、各所に喧嘩を売っていくスタイルにハラハラ。
{netabare}<緊急メンテ><詫び石><最初だけの報酬><無料ガチャ>

<飛行船飛ばしたり、サッカーチームやお笑いのスポンサー片っ端からやってみたり、挙句の果てに…>
(↑サイゲに何の恨みがあるのかww)

<グラグラしてモンモンする>はて?何の事やらw

こんだけ言っておきながら、ピンチになるとコールという名のガチャを推奨して円を要求するところが生々しい。


その他リアルネタでは、
<若いメンバーばかりのアットホームでやりがいのある職場>
<ノルマは一切なし。実力とやる気次第でどんどん稼げる成長できる現場>
とブラック企業求人のあるあるを披露し、

<TもdもRもポイントつく――>
と、たぬき涙目のポイントシステムに

<そのお姉さんはすぐに居なくなるんです。待っているのは怖いお兄さんだけ>
悪手のキャッチかと思えば

<流しのコールガール>登場wデリ○ルかよ!
<コールガール意味違う>冷静なツッコミありがとう{/netabare}

淡々と進んでいくのでそこまで笑いに入り込める感じではないけど、要点だけ纏めると(いい意味で、)相当ひどい内容。


2話_温泉改
2話目にして温泉回。最近のアニメは定番回しも早いねえ…
{netabare}
温泉回の定番<謎の光発生装置><見えてはいけないところを絶妙に隠す木と岩><間違って女湯に入ってしまうように仕向ける自動入れ替わり暖簾>は勿論、
アニメの<聖地巡礼>による村おこしも掘り下げてゆく。
聖地巡礼の定番スポット<神社><踏切><海岸>これらが無い場合どこに焦点を当てるべきか。
スタッフを豪華にするのも手かもしれない。
例えば<宮さん><誠さん><守さん>
ワイズマン<有名なスタッフにもコネがある>って凄いな!
その次のちょこのセリフ<宮さんは宮さんでも親か息子かが問題>
しれっととんでもないこと言ったよ、この子!!
そんなこと言ったら、守さんだって、細田さんか押井さんかで傾向変わって来るぞ!!

<上手くいけば大笑い><ガールのパンツも見える>ってそうかもしれんが!!{/netabare}

ソシャゲメタも忘れず。
ガチャの沼、ガチャの星5二連に対する星1二連。
ソシャゲの闇は深いが、辞めることは出来ないんだよ。よくわかっていらっしゃる。

視聴終了。最初だけじゃなくて最後までおんなじ感じで楽しめた。
続きは気が向いたら書くかも。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 9

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

『魔方陣グルグル』っぽいメタさ。こっちの舞台はスマホ向けRPGかな?(最終話:「血を吐きながら続ける悲しいマラソン」)

まあ、こちらは実際にスマートフォン向けゲームがあるみたいですが。

視聴者にとっては異世界ですが、お話の中のキャラクターたちにとっては普通に日常生活を送っている世界が舞台のようです。そういう意味ではダンまち(『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』)と世界設定は似ていますが、1話目を観た限りかなりギャグ風味が強めのようです。

ギャグを阻害しない程度に、メインストーリーとしては一応「陰謀」っぽいものが進んでいる様子。でも、まあ普通に「娯楽作品」として楽しめそうです。

「メタさ」に関していえばストーリーの中でガチャが引けたり、引いた結果にレアリティっぽい設定(星の数)があって役に立ち具合が違ったりとゲームシステムがストーリーに取り込まれている感じになっている辺りですね。

ファンタジー系RPGで一般的に使われる用語に翻訳(?)すると、アークエンドという組織の各支部がいわゆる「ギルド」、ピリオドが「冒険者」、スパイラルが「モンスター」、そして主人公のハルはピリオド見習いすなわち「駆け出しの冒険者」といったところでしょうか。

敵(?)である「ワイズマン」の三人(ミザル、キカザル、イワザル)+グル(マスコット的なキャラクター)には、アニメ版ポケモンのロケット団やウイッチクラフトワークスのKMM団に通ずるような憎めなさ、愛らしさがあって私は気に入りました。

それと、ハルのパーティーにいる不思議少女ちょこのつかみどころのなさも…。

2018.4.27追記:
第3話、サブタイトルは「その日暮らし」。『ひぐらしのなく頃に』と原作ゲームが公式コラボしているらしくそれがネタに(笑)。これはかなりギリギリまで攻めていてヤバぞ、コラ(笑)!

2018.5.3追記:
第4話、グリーンとかサマーとかオータムとか年末とか。

無駄な豪華建築物の中にお台場の◯ジテレビ社屋っぽい建物が(笑)。二人の浪費っぷりは両さんも真っ青…。

そして、基本的には1話完結でキッチリと収めながらも今回の引きもしっかりと次回への伏線に。

すごくどうでもいいおまけ: イワザルのガトリングガンの弾の出方が正しい(一番上の銃身からしか弾が発射されていない)!

2018.5.18追記:
第6話: 陰謀の黒幕判明。← いや、とっくにわかってますが。
カンパネルラさんの絵日記の絵が無駄にうまい(笑)。USJ!、USJ!

2018.5.24追記:
第7話: サブタイトルは「アニマルともだち」ということで、『けも〇フレ〇ズ』回。すご~い、た~のし~!

「〇〇レルム」はちゃんと独立国で、観光ビザと就労ビザは区別されているのですね…。今回はすごく面白かったのですが、CM入りとCM明けでさらに笑わされてしまいました。

うにゅ。ついにちょこちゃんが「現実もこうなら」とか言い出したけど、じゃあ一体全体キミの「現実」とは何なのだ(笑)!

ゲストキャラに「尾崎」さん(別人)と「内田」さん(別人)をキャスティングしたのはたまたま? というか、まさかこれも狙ったとか…?

2018.6.7追記:
第9話:「うにゅ、今回はそういうことだったか…。」ということで今回は振り切れてたなあ。

リンゴを噛ってあのマークとか、ソニ◯タイマーとか、膨張して爆発とか、機内持ち込み禁止とかいろいろやってくれましたね。おいおい一方を「嫌い」って言い切っちゃって大丈夫なのか?

……いやいや先行者とか中華キャノンは関係ないよね、懐かしいけど(笑)。

2018.6.23追記:
第11話: 攻めに攻める『ラストピリオド』。緊迫した対峙からまさかの前後編。

2018.7.2追記:
第12話: 超兵器R1号、じゃなくて巨大スパイラル2体が対峙するのを見たキカザルの台詞に、ウルトラセブンからのダンの名台詞「血を吐きながら続ける悲しいマラソン」が…。

最後の前後編の元ネタはアニメでもゲームでもなく現実の国際関係でしたが、頑張ってネタにしてました。

全編通じて、なかなか面白かったです。制作スタッフ&キャストのみなさん、おつかれさまでした…。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 35

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

かなり笑えた。

スマホ向けRPGが原作らしい。ゲームには興味が無いので、もちろん未プレイ。
最終話まで視聴。

主人公・ハルが所属するアーク・エンドの第8支部は、盗難による財政破綻のため、活動停止に追い込まれてしまう。
ハルたち3人の”ピリオド”は、支部を再建すべく闇営業(笑)に奔走する。

かなりコメディ色強めの作品。

第2話、第3話、第6話、第7話は、かなりツッコミどころが満載の回。
第2話、第8話にテコ入れ水着回(?)。

敵(?)役のワイズマンも魅力たっぷりに描かれていて良かったです。

物語はテンポ良くサクサク進んでいきます。
作画はキレイで、よく動きます。

”ちょこ”のツッコミが癖になる作品です。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 13
12
ページの先頭へ