地下鉄おすすめアニメランキング 10

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80.3 1 地下鉄アニメランキング1位
残響のテロル(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (1997)
10658人が棚に入れました
ある夏の日──突然、東京を襲った大規模な爆弾テロ。平穏なこの国を眠りから覚ました事件の犯人は、たったふたりの少年だった──。〝スピンクス〟と名乗る犯人たちの、日本中を巻き込んだ壮大なゲームがいま、始まる。

声優・キャラクター
石川界人、斉藤壮馬、種﨑敦美、咲野俊介、潘めぐみ
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

テロルチョコ

二人の高校生がテロを起こし女子高生が一人巻き込まれていくお話。


1話目から早速テロを起こしたわけですが
今の所、悲しい過去とトラウマは持っていそうだが
彼等なりの正義が描かれていないので賛同しようもない。
テロという重罪を背負う覚悟や認識があるのかも不明。

新宿という実在の街で犯行し現実味のある雰囲気を作ろうとしているようだが
死傷者の描写が無い。だから衝撃や驚き、恐怖もなかった。
テロを正面から描くなら犠牲者も描くべきだと思う。

もし避難してみんな無事というのであれば余りにもヌルく
ご都合主義で嘘くさく感じてしまうし
女子高生に死か共犯かを迫るシーンも殺す気がないクセに…と説得力を失う。

どちら転んでも甘さが残る納得行かないスタートだった。

爆弾に関しても納得行かない。
ぬいぐるみが燃える描写があったが爆発力は感じなかった。
威力があったとしてぬいぐるみ爆弾を置くだけでは爆発の力が逃げ
コンクリぶち抜けやしないだろうし、ビルを綺麗に崩落させられる訳がない。

ぬいぐるみで火災を起こし人を避難させ
ビルに埋め込まれた爆薬で崩落させたのだとも考えられるが
そうすると女の子に渡したぬいぐるみ爆弾が説明が付かない。
電話で誘導した位置の壁に爆薬が仕掛けてあり誘爆したと解釈するしかないが
その様な描写も見られずやっぱり謎。

あの高さから舗装された地面へ怪我無く飛び降りる女子高生も忍者なのか?
そもそも死か共犯かって脅迫で選択肢じゃ無いじゃん…。
とか他にも色々あって、少々口うるさくなってしまった1話でしたが
作画やキャラ、音楽関連はなかなか良さそうですし
全体的なストーリーは楽しめそうではありますから視聴は続けます。

注:【考察・予想】というのが時折出ますが、原作を知らない状態で書き込んでいます。
ネタバレとは異なりますが先入観を持ちたくない方はスルーしてください。

※2話感想{netabare}
爆弾が納得行かないと言っていたら解決編が来た。
3000℃だから溶ける&水蒸気爆発との事。
いやいや、爆弾自身が3000℃でも
柱内部までその熱を持続して伝えないと溶けないのでは?
とか言いたくなるけどここは深く追求せず、そういう事にしておこう。

新宿テロは軽傷者のみとやはり甘々な決着となった。
六本木のテロもモニターチェックしケガ人出ない様にタイミング計って爆破。
ドレもコレも計算尽くの「安全なテロ」らしい…
大分ご都合主義でツッコミたいけどコレも追求すると
作品自体アホらしくなりそうなので勘弁しておこうと思う。
(ただ現時点で緊張感も削がれている…だって核持っても人殺さないんでしょ?)
…でもオカモチごと置いて行く豪快な出前にはツッコんでいいよね!?

スピンクスの神話は聞いた事ある人も多いと思う。
アニメだと「絶対やれるギリシャ神話」で紹介されているので
気になる人は観てみるといいかも。
しかし、4-2-3と2-4-3間違えて行動しちゃうとは情けない…。

ストーリーとしては「VON」や「柴崎の過去」など、謎めいてきて面白くなってきた。
居場所のない女子高生もいつ爆発してしまうのか? テロの爆破よりも興味が出てきた。
{/netabare}

※3話感想{netabare}
柴崎さんが一本返した回。

高いレベルの頭脳戦は好みだし楽しめるのでウェルカムなんだけど、
今回のなぞなぞはマニアック過ぎて全く分からなかった。
メガテンやペルソナかじった位の知識じゃ付いていけないらしい。
付いていける方が怖い気もするけども…。
故に柴崎さんはその過去や正義感も含め色々な意味で恐ろしい気がする。

今後の対決は楽しみではあるけど余り極端に神話の知識の比べ合いには
成らないで欲しいかな。
高いレベルの頭脳戦=マニアックな知識では無い訳だし。

今後の展開は…【予想】{netabare}
犯人を追う敏腕刑事が真相を突き止める『逃亡者』パターンに成りそうな感じ。
スピンクスは計算して「理解力のある優秀な刑事」が現れるように仕向けていそうで
いずれは間接的な協力関係に成るのではないでしょうか。
{/netabare}{/netabare}

VONについて【予想】{netabare}
床や爆弾に記されていて天地が判らないのがミソ。
多分、逆さで「NOΛ」=ナンバーラムダなのだろうと考えている。
Λ(ラムダ)はギリシャ文字の第11字なのでイレブンという意味かな?
ともかくΛは施設から逃げる時に亡くなった子(?)を表している様に思う。
今の段階では施設関係者だけに理解できる復讐や警告のメッセージだと解釈している。
{/netabare}

カラスについて【参考】※ネタバレ無し{netabare}
OP、EDでやけにカラスのイメージを押してくるので意味がありそうですよね。
ギリシャ神話でもカラスは登場しますので参考までに軽く触れて置きます。

元々姿は真っ白で美しい声を持ち言葉も話せアポロンの下僕として仕えていました。
アポロンにはコロニスと言う恋人がいましたがなかなか会えない為
このカラスを遣いとして交際していました。
そんなある日、コロニスは人間の男と親しく話をしていました。
それを目撃したカラスが「コロニスが浮気をしている」とアポロンに告げます。
怒ったアポロンはすぐさま弓矢でコロニスの胸を射ってしまいますが
死の直前にコロニスは妊娠していた事を告げ、変わらぬ愛を示しました。
勘違いだと知り後悔するアポロンはカラスを許せず
声を潰し、体を黒く染め喪に服させました。…とさ。

カラス気の毒な気もしますが…。(笑)
この作品ではどんなメッセージが込められているのでしょうか?
{/netabare}

※4話感想{netabare}
今回のなぞなぞは柴崎さんが解き明かすも警察の余計な動きにより防げませんでした。
戦闘で勝っても戦局で負けては意味がなく
スピンクスの掌の上で踊らされてしまいました。

今回爆発したのは警察の内部資料で「VON」と言うメッセージと共に世に拡散しました。
意味する所、計算尽くのスピンクスが本格的に『施設』に対し
宣戦布告したと捉えています。
「父親殺し」「なぞかけ」「寒い国の音楽」「爆弾」「プルトニウム」等々
ヒントも散らばって来ましたし、どう繋がるのか引き続き予想しながら楽しもうと思います。

また行き場の無くなったリサがとうとうスピンクスの元へ。
風を浴びる表現とか窮屈な日常から解放される描写が美しかったです。
スピンクスの綿密なテロ計画の中でイレギュラーな存在の彼女が何をもたらすのか
足引っ張りそうだけど救いにもなりそうで興味津々です。
白から黒へ変わるカラスのイメージは彼女を表しているのかな。
{/netabare}

寒い国の音楽について【予想】{netabare}
演歌だったら笑えるけどね…。
寒い国と聞いて太っちょ刑事さんは国内をイメージしてたけど
個人的には「ロシアや北欧諸国」と言った海外が思い浮かぶ。

神話をモチーフにするなら北欧かな? 
北欧神話で歌と言えば、英雄ジークフリートの死とその妻の復讐劇を描く物語
『ニーベルンゲンの歌』が思いつく。
…ってか他にもあるかも知れないけど知らない。
楽曲ではワーグナーの『ニーベルングの指環』という長い事で有名な
クラッシックオペラがあるので、それを聴いてたんじゃないかな?
イヤホンで聴くようなものでも無いし
ギリシャ神話から離れている時点でもう違う気もするけど、
根底には復讐が絡んでいそうなのでこういう推測にしておく。
無理矢理だけどね…。もうちょいヒント出ないかな。
{/netabare}

「タイムリミット」からの推察【予想】{netabare}
4話で「俺たちには時間がない」と言う発言があったので何故なのか推察。

普通に考えて二人の寿命がそろそろって可能性もあります。
優れた知能と引き替えに何かリスクがあってもおかしくないですが
元気そうなのでとりあえず次点。

本当にテロを計画しているのは『施設』で、
スピンクスはそれを止めようとして急いでいるのではないかとも考えられます。
その為に優秀な刑事(柴崎)を利用し暴こうという計画なのではないかと。

施設は子供たちに遺伝子操作や薬なども使った超能育成をし
その子供達を使ったクーデターの様な事を目論んでいたのではないでしょうか?

4話での爆破により施設に「VON」と言うメッセージを突きつけた事もあり
そろそろ施設が動く事を予想し「時間がない」と言ったのだと思います。
{/netabare}

「オイディプスと父親殺し」からの推察【予想】{netabare}
この作品のオイディプスは誰なのかと考えると「柴崎」なのだと思われます。
となると父親は「警察庁」。左遷は捨てられたと捉えられます。
スピンクスの二人がいた『施設』が「警察庁」と深く関わっていたなら
事件を追い解決していくうちに「父を殺す」ことに繋がっていくのかも知れません。
警察上層部の不透明性が引っかかるのであり得そうな気はします。

…うーん。そうすると、子供達は警察の犬として育成されていた可能性も出てきて
上記のタイムリミットの考え(施設がテロをする)が怪しくなるな…。(^_^;

今の所『施設が警察機関説』が本命、『施設がテロリスト説』が対抗って感じかな。
複合の可能性もあるけど、次回以降また推察して行こうと思います。

プルトニウムはコレと言ったものが思い当たらないので保留。
{/netabare}

※5話感想{netabare}
リサの居場所探しとハイブ登場回。

居場所のないリサは何とかスピンクスの元に残ろうと苦闘中。
何をやっても鈍くさく仲間に入ってもスピンクスの弱点になりそうな訳だが、
何かの「鍵」となりそうで興味深く観察中。

一方警察側には「ハイブ」という少女が登場。
アメリカから来たと言うのが意味深げで『施設』とも関連があり能力も高い様子。
スピンクスの存在を確認する為に非人道的な解決策を取ったりと新たな強敵となりそう。
ナインが思い当たる人物なのか、はたまた…。人間関係や想いが複雑に絡んで来ました。
{/netabare}

※6話感想{netabare}
ハイブの掌で踊らされるスピンクス、そして独自に動き出す柴崎。

ナインとハイブは仲の良い友達かと思いきや因縁もある様子。
今までの柴崎VSスピンクスの直接対決の構造から一転し
ハイブの土俵で互いにどう動くのかという構造に。

ただ『空港でチェス』は意味不明で置いてけぼりなのですがね…。
ヒントになってるって言っても序盤多くの最善手あるし、
座標は互いに伝えられても、どの駒なのかはどう伝えるのコレ!?
神話問答よりポカンとしそうなんですが。

柴崎は骨のある所を見せ渋カッコイイ。果たして意地が観られるかな?
リサは相変わらずドジだけど今回は切り札。
次週はこの二人に注目&応援!面白くなってきました。
{/netabare}

※7話感想{netabare}
どうやってチェス対決していたのか凡人には良く解らなかった。
走り回らず監視カメラに向かって筆談とかじゃダメなのかな?

ハイブ達の行動がテロリスト同然なのですが
何故ここまでしてしまうのか出来てしまうのか理由が気になります。

ともあれスピンクスが先勝。
盤外の駒を巧みに使ったことが勝因でしたが、リサは今後弱点になっていきそうです。
{/netabare}

※8話感想{netabare}
警察からは見放されつつもアテネ計画の真相に迫る柴崎。
後輩くんも衝突はあったモノの結構いい奴なのが判ってきたですが、
理解にいたる描写やエピソードがもう一押し欲しかったかなって気もします。
柴崎の若い頃、学生の反政府運動があった話が出ていたのでアテネ計画の首謀者は
これとも絡んでくるのかな。

リサは足手まといを察してスピンクスから離れようとしましたが捕まってしまいました。
どんくさいのもあるんだろうけど、この娘のやること裏目裏目に出て
ちょっと可哀想かなと同情してしまいます。
無事助かるといいのですが…。
{/netabare}

※9話感想{netabare}
ついに、アテネ計画の全容が判明!…そしてスッキリ!ってなるかと思ったけど
「優秀な人材を作っる計画」ってのはここまで観た人ならもう判ってる事なので、
驚きはなかったです。
知りたいのは優秀な人間を「何に使うか」って事だったんだけどな…。
ちょっと微妙な回答でした。

まだまだスピンクスの活動の目的や動機、そして原子爆弾との関連も判らないし
ハイブの思惑も謎なので期待はしてますが、
予想を下回り尻すぼみになりそうな気もして来ました。どっちに転ぶかな?

ハイブ倒れちゃいましたが彼女にも残された時間が僅かって事なのでしょうか?
{/netabare}

※10話感想{netabare}
アテネ計画の内容が更に判明してこれで全容の様です。
前話で知りたかった「何に使うか」という疑問には答えてくれました。
具体的に何に使うかという事ではなく「力の保持」政治や軍事的な圧力強化目的で、
核保有と似た論理でした。
判らなくは無いけどここまで引っ張った割には意外性に欠ける気はします。

ついでに核も兵器として持っていた様ですがこちらも驚くには至らず。
アテネ計画の目的と被ってますしね…。
色々と想像膨らまし過ぎだったのかな?普通の人はこれで驚くのかな?

ハイブの方は愛憎劇がある様ですが何があったかコチラの想像任せ?
それとも最終回に判明するのかな?
急に「私の分まで生きて」と言われても
寿命を与えるとかそれなりの事象みせるか、ちゃんと心境ブツケてくれないので
現状では心は動かないないです…。
もう一週、最後の締めがあるので期待してますが、
このままだと描写不足で独りよがりな作品という評価になってしまうかも。
{/netabare}

※11話感想{netabare}
甘いテロに始まり甘いテロで終わる事になりました。
電子機器イカレたら飛行機に限らず死者は出ます。
他の乗り物もあるし、入院・治療中患者なと電子機器で生きながらえてる人もいる。
更に二次的な事故や事件も考えられるし、放射能の影響だって全部宇宙へ
って訳ではないのに都合の悪い事は無視。

もうちょっとテロを正面から捉えて、それでも覚悟を決めて決行して
観ている側にも善悪を考えさせる内容であって欲しかったです。
こんなご都合主義のヒロイックなテロでは納得し切れません。
(ノイタミナ枠って事もあるけど)

他にもこの最終話は都合の良いことばかり起きてちょっと辟易でした。
「米軍はEMP対策で大丈夫」の一言で
通信や命令系統の混乱無く一介のヘリまで問題なく運用されているし
ヘリのモーター音関係なく会話しているし
ボタン持ってない方のツエルブ先に撃つしで、
うーん…ちょっとありえんなというシーンが矢継ぎ早。
普通にナイン撃たれて死ぬ間際に柴崎と会話で良くない?

あと、彼らの最期にはリサへのメッセージとなる描写が欲しかったかな。
言葉でなくとも彼らの生き様が伝わる描写があれば
彼らとの関わりが立ち直りの一助となったと納得できるし
感動のひとエピソードになったと思う。
彼女の『居場所』というのもこの作品で大事な部分なのに
何もないまま時間も彼女の思いも一年飛ばしてエンディングを迎えるのは勿体ないです。
前話のハイブの最期もそうだけど心に残るかどうかの所での描写不足で
結構勿体無い事しちゃってると思います。
{/netabare}

【総評】
個人的にはもう一段、深い謎が隠されていると読んでしまっていたので
観終わった時に意外とシンプルだったなと思ってしまいましたが
1クール物で締めるには丁度良い落とし所だったと思います。

ただ、謎解きに関しては視聴者が推理する隙のない作りで
一方的に見せられている感じを受けますし、
ハイブが何故あそこまで敵対心を燃やし憎むのかも描写不足でこちらの想像に丸投げ
だったりと不親切な点も目立ちました。
施設脱出やハイブがアメリカに行く事になった経緯とかはもう少し知りたい所。
他にも描写不足で損しているなと思う事の多い作品でした。

一話から感じていた都合の良すぎる「甘いテロ」への違和感も最後まで続きました。
(詳細はネタバレになるので11話感想他で)
被害者が居らず何だか良いテロみたいに表現されているけど、
やっぱり卑劣な行為だという事もちゃんと表現して欲しかった…。
この辺りは作品への不満として大きかったです。

スピンクスはあれだけの能力がありながらテロに頼らなければいけなかったのだろうか?
という思いが観終わって暫くしても残響しています。

作画についてはほぼ満点。
キャラはもう一つ掘り下げてくれれば好きになれたかな…って所です。

描写不足やヌルいなと思う所が多々あり、期待よりは下回って色々と書いちゃっていますが
1クールでまずまず楽しめる大人アニメにはなっています。
強くは勧める程の作品ではないですがお暇ならどうぞ!

投稿 : 2020/07/04
♥ : 51
ネタバレ

キャポックちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

テロより恐ろしいもの

【総合評価:☆☆☆☆☆】
 「核テロ」というきわめて難しい題材に果敢に挑戦した、野心的な作品である。
 日本アニメには、テロリストに焦点を当てた傑作が多い。テレビアニメに限っても、本作をはじめ、『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』『GUNSLINGER GIRL』『RIDEBACK』『FLAG』『BLACK LAGOON Roberta's Blood Trail』『輪るピングドラム』『PSYCHO-PASSサイコパス』などがある。特徴的なのは、どの作品もテロリストを悪人として断罪するのではなく、「彼らはなぜテロに訴えるのか」「無差別テロを防ぐためなら何をやっても許されるのか」といった重い問いを投げかける点である。
 これは、かなり奇妙な現象と言える。『ダイ・ハード』シリーズに代表されるように、ハリウッド映画では、無差別テロリストはナチスと並ぶ絶対悪として容赦なく処断され、彼らを殺害する者が英雄視されることが多い(もちろん、そうでない作品もある)。日本でも、実写映画やテレビドラマならば、「テロリスト=悪」という図式の下に制作されるのが一般的である。ところが、アニメになると、なぜかテロリストに対する見方が一変する。
 その理由を解明するのは容易ではないが、一つの推測を述べるならば、90年代後半、テレビアニメが急激な変貌を遂げる時期に制作を任されたのが、子供の頃に学園紛争の終焉を目にした60年代生まれの世代だったからではないかと思われる。核テロがどのように表現されたかを中心に、この推測を跡づけてみよう。
 核兵器を利用して政府を脅迫し、いざとなればその使用をも辞さないという核テロが作品のテーマとして日本で本格的に取り上げられた最初の例は、長谷川和彦監督の実写映画『太陽を盗んだ男』(1979)だろう。1946年生まれの長谷川は、東大在学中に政治に関心のないノンポリ学生として学園紛争(1960~70年代半ば)を間近で体験した全共闘世代である。おそらく、多大な犠牲を伴った紛争が結局は何も生み出さなかったという暗澹たる思いがベースにあるのだろう、『太陽を盗んだ男』は、原爆の製造に成功し政府を脅迫できる立場にありながら、実のある要求を思いつかない中学教師の空虚さを描き出す。
(以下、OVA『機動警察パトレイバー』、劇場版『機動警察パトレイバー 2 the Movie』のネタバレがあります)
{netabare} 全共闘世代後期になると、武力闘争のむなしさがより強烈に意識される。押井守(1951年生まれ)が監督したOVA『機動警察パトレイバー』第5~6話「二課の一番長い日(前後編)」(1989)では、核兵器を入手した組織がいかにクーデターを実行に移したかがリアルに描かれながら、クーデターが成功した暁に何をしたいのかという将来のビジョンは語られない。こうしたビジョンの欠如は、劇場版第2作『機動警察パトレイバー 2 the Movie』(1993)で、「クーデターを偽装したテロ」という象徴的なテーマとして改めて強調される。{/netabare}
 長谷川や押井ら全共闘世代が提示した「目的の曖昧なテロ」という問題は、90年代後半から00年代にかけてテレビアニメの革新を主導した60年代生まれのアニメーターに多大な影響を与えたと考えられる。
(以下、『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』『GUNSLINGER GIRL』『BLACK LAGOON Roberta's Blood Trail』『輪るピングドラム』のネタバレがあります)
{netabare} 神山健治(1966年生まれ)が監督・シリーズ構成を務めた『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』(2004)では、「難民が核テロを画策している」というフェイクニュースを流すことにより、強権的な立場を確保しようとする政権中枢の動きが取り上げられる。状況を演出するゴーダは、元官僚らしい緻密さで計画を立案しており、ニュースのリアリティを増すためには、核兵器の使用をもためらわない。
 この作品に代表されるように、00年代以降のテロリストアニメでは、テロ行為の持つ社会的機能に目が向けられ、社会がテロと対峙するあり方が考察される。
 浅香守生(1967年生まれ)が監督した『GUNSLINGER GIRL』(2003)は、テロリストを抹殺するために身寄りのない少女を殺人サイボーグに改造する寓話的ストーリーを通じて、テロ対策の許容限界を問題とした。反米的活動家を暗殺する任務を帯びた米軍秘密部隊を、恩人を殺された凄腕の元テロリストが血祭りに上げる『BLACK LAGOON Roberta's Blood Trail』(2010)で、片渕須直(1960年生まれ)は「人殺しが許されるような正義はあるのか」と問いただす。オウム事件をベースにした『輪るピングドラム』(2011)で幾原邦彦(1964年生まれ )が取り上げたのは、無差別テロに対する憎悪が憎しみの連鎖を生み出し、新たなテロを引き起こす過程である。{/netabare}
 『残響のテロル』(2014)の原案・監督を担当した渡辺信一郎(1965年生まれ)は、これらの先行作品を参照しながら、核テロが社会に与える影響を改めて熟考したと思われる。目的の曖昧さに目を向けた長谷川・押井の作品に対する返答として、彼は、ほぼ同期の神山と同じく、テロへの恐怖が持つ影響力に目を向け、国家権力との関係性を物語の軸に据える。「テロこそが社会にとって最大の脅威であり、核物質はテロリストの手に渡らないように特定の国家が厳重に管理すべきだ」という国際的な常識にあえて異を唱え、「この世にはテロよりもずっと恐ろしいものがある」と訴える。

【物語の構図】
 『残響のテロル』は、テロリスト-市民-国家権力という3項対立の物語として、図式的に読み解くことができる。
(以下、本作のネタバレがあります)
{netabare} それぞれの対立項は、性格の異なる二人の人物によって代表される。ネットで予告しては爆弾テロを繰り返す二人組のテロリスト・スピンクスの正体は、怜悧なナインと子供っぽさの残るツエルブ。彼らを追跡するのが刑事の柴崎で、警視庁という国家組織に所属しながら、人々を守ることに徹する市民側の存在。逆に守られる立場の市民として登場するのが、学校にも家庭にも居場所のない女子高生のリサ。権力側には、NSAもかくやという監視網を駆使してナインとツエルブを追い詰めるエージェント・ハイブがいる。もう一人、国家権力の黒幕として間宮なる人物も登場するが、私が思うに、実は彼は手駒となる小者に過ぎず、真の黒幕は、それ自体が人格的存在となった国家理性ではないだろうか。{/netabare}
 ストーリーの前半は、テロリストと警察の頭脳合戦として娯楽色豊かに展開されるが、ハイブが強引な動きを見せる第7話辺りから、深刻な社会派ドラマの様相を呈する。人によっては、痛快さが失われるため後半はつまらないと感じるかもしれない。しかし、渡辺が最も言いたいことは、後半に集約されているので、この部分をしっかりと見つめてほしい。
 注目すべきは、柴崎とハイブの差違である。どちらもテロリストを捕まえる立場にありながら、柴崎の言動が常に豊かな人間性に溢れているのに対して、ハイブは、高い知性を持ちながら、いかにも酷薄で感情を見せない。市民と国家どちらの側にいるかが、象徴的に示される。
 ちなみに、柴崎が最も人間的な姿を見せるのは、大学で応用物理学を勉強中の娘に、一般人にプルトニウム原爆が作れるかと訊ねに行く第8話Aパートのシーンである。{netabare}体のラインがあらわな薄着姿の娘(一番上のボタンを留めていない)を前に、ずっと目を背けたまま会話し、後で奥さんに「子供ってのは、いつのまにか大人になるもんだな」としみじみ述懐する。お父さん、カワイイ!{/netabare}
 最初に視聴したときには、警察を手玉にとるナインとツエルブに惹かれたものの、二人の心情が充分に表出されておらず、やや物足りなさを感じた。しかし、二度三度と繰り返し見るうちに、二人の外面ばかりが描かれるのは、その行動を柴崎とリサに見せるために設定されたキャラだからだとわかってきた。ナインとツエルブ(あるいは、ハイブを加えた三人)は、対立的な構図を客観視させるための要員であり、それ故に内面が理解しがたい天才として描かれる。その一方で、柴崎とリサという感情移入しやすい普通人を、天才たちの行動を見る立場に配置することにより、事件の全体像が浮かび上がるようにしたのである。そう考えると、柴崎とリサこそ真の主人公であり、この二人の立場に身を置くことが、作品を深く理解する鍵だと言えよう。

【音楽について】
 『残響のテロル』の音楽は、これまで、『マクロスプラス』『カウボーイビバップ』『坂道のアポロン』などで渡辺監督と組み、優れた作品を生み出してきた菅野よう子が担当した。特にEDの「誰か、海を。」は、聞くたびに胸が締め付けられる名曲である。
 作中で重要な役割を果たすアイスランド音楽は、渡辺監督の方から事前に菅野に聴かせたものらしい(TVアニメ『残響のテロル』公式サイト「INTERVIEW 04:菅野よう子」より)。北の音楽を聴いて育ったことを手がかりに、主人公たちの「体感温度を表す音」として、「緊張感があり、研がれていて、冷たい響き」をイメージしたという。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 2
ネタバレ

jcnEu08058 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

つまんねえ長文

つまんなかったなー
率直な感想です
俺がつまんないとおもった理由が知りたいなら以下を読んでください
長過ぎるのでタグで囲っておきました
偏見と差別意識に塗れたレビューなのでご注意ください
内容に関する苦情等はあにこれ宛にお願いします
既にこのテキストはあにこれのものですので

{netabare}
何がザンキョーのテロルじゃw
何で残響?意味わからん

無駄に頭いい連中の成れの果てがはた迷惑なクソ爆弾魔かよ

今回は、テロる(テロってるw)連中サイドの視点から物語を描いてみました
そんなスタンスなのかな?
従来の警察ドラマなんかの構図をとりあえず反転させてみたってわけか


スッピンのクズだっけか?
つーかお前らが死ねって感じ
クズどもがチョーシこいて真面目に働いてる人間の経済活動全般めちゃくちゃにしておきながら「僕たち被害者なんです〜、かわいそうなんでぷ〜」ってか?
いっぺん死んでこいよw

中二病もここまで拗らせれば歴史に名を残す大犯罪者になれるって話だろ?これ
脳や身体の機能にこれといったハンデもないクセして人並みのことすら満足にできねえ、やろうともしねえカスがニヒル気取って上から物言ってやりたい放題やってんじゃねえっての

甘ったれんな!w


【シナリオがクソ】
精神疾患っぽい症状を都合良く利用するシナリオが酷い
トラウマ持ち出せばデタラメやっても誰も文句は言えねえだろう、非難しにくいだろう、という便利な近代魔法に頼りすぎ
弱者()の目線導入して意義深い作品性とやらを演出してるつもりかw
それやるなら、いろいろあっても自分にできる範囲内でそれなりにやってる連中のことも併せて描いとけ
そんで両者をそれとなく作品内で比較せい
その方が視聴者も手応え得られるじゃろうが
トラウマって脳が物理的なダメージ負ってるってことでもあるんでしょ?
もっと慎重に扱うべきなんじゃないの?
ファッションでトラウマ扱うのとか流行ってんの?
それとも伝統なわけ?

そもそも都市部で無差別爆弾大爆発ゲリラパーティー決行って人々の暮らしに著しい実害と悪影響を及ぼす凶悪な犯罪行為じゃん
やってることだけ見たらあんな連中間違いなく死刑だろw
てめえらが街ぶっ壊してくれたおかげで一時的にでも仕事できなくなった人らの給料は誰が保証してくれんだよ
てめえらボンバーマンは誰のおかげで道路をバイクで疾走できると思ってんだ

いい加減にしなさいw
スピンクズには憤りしか湧いて来ないわ

自分「だけ」が特別、自分だけが犠牲者被害者とか思えちゃってる中2系ナルシストコンビの爆弾オナニーの被害者のこともちっとは丁寧に扱えっての
無論、あんだけのことやっといて「一般人は死んでませんのですぅ」なんて都合のいいことは言わせねえからなw
(事や経緯の真相はどうであれ)例のアメリカのビル倒壊では実際に人が死んでるわけだ
パロディやるならそこも踏んどけ
やるからには気概を見せてみろってんだよw
ネタ重視の姿勢もいいけど、少しは実害にも重きを置いたらどうなんだ
そういうとこしっかりやらねえからいつまで経ってもアニメは舐められ続けんじゃねえの?w
これじゃコミックに勝てないでしょー、ダサいよ、手応えナイヨ
勝つ気ないなら別にいいけどね
そもそも勝ち負けとかじゃねえし、ってか?w


【娯楽失格作品】
過去になんかあったことと現に起きてることは別の問題で後者の方が圧倒的に重要
捜査段階で犯行動機の解明を急ぐとかいう流れに違和感はない
でもやった奴の犯行動機と犯行の事実は直接的には関係ない事柄じゃん
それらの評価は別個になされなきゃ気持ち悪いんだわ
そこんとこをウヤムヤにして、個人的な問題を公の場に持ち込んだ挙句やってることに意味持たせようとする安易な発想には呆れる
そういうのは仇討ちストーリーかベタベタな復讐劇でやればいいんじゃない?
もしかしてこれ、復讐劇なの?
だとしたら「街壊して可哀想な僕らの心の叫びを聞いてくれ的アピール」なんてやらせてねえで、ストイックに目的遂げるためにキャラ動かせっての
その過程で障害となる倫理観をキャラに無視させると、娯楽として気持ちいいもんになったりもするわけじゃん
回りくどいことやってる奴らは「僕たち目的意識が希薄です」って周囲にアピールしてるようなもん
容疑者も刑事もこの点では同じ働きぶり
締まりが無い
こんなことじゃ話が盛り上がらんのも無理はない
つまんねえんだよ!w

シナリオがクソ、否、クソは新たな生命の糧にもなるからクソの方が上だな
よってシナリオがクソ以下に確定


【娯楽失格作品・とにかくシナリオがゴミ】
容疑者と公開謎解きゲーム合戦開始
これで見せ場、山場のつもりかよ
雑学自慢大会じゃん
しかも普段全く役に立たないタイプの雑学
一晩寝たら確実に忘れる内容
演出もショボいから面白味が全くない(ここが一番ダメ
喋りメインにすれば作画方面で労力軽減できるメリットがあんのかもしれないけど、ぶっちゃけ観てる人間にはそんな事情なんて知ったこっちゃない

それにあのキャラデザがありえねえ
ロン毛で髭面の小汚ねえ教祖みてえな公務員なんざ普通表舞台に出てこねえだろ
そういう場違いな奴をぱっと見シリアス風のドラマ内で表舞台に引きずり出して違和感醸して作中にアクセント付けようってやり方がガキ臭い、痛々しい、嘆かわしい
ジャリ向けのアニメかっての

なぞなぞ大会とか下らねえお遊びをメインに持ってこなくていいよ
そんな暇あったら動画投稿してちゃらけてる人殺しの爆弾魔なんざさっさと逆探してとっ捕まえて半裸にして拷問にかけろ(逆探できません!じゃねーっての、ケーサツを無能に描くなw
色男の服ひん剥いて適度にいたぶった方が女性ユーザーも喜ぶだろうがw
もっとサービス良くせんかい

本当に観てる人を楽しませようって気があんのか疑わしいわ
じゃなきゃ何のためにあんなキャラデザにしたんだよw


主人公が序盤でとっ捕まっても別に何の問題もない
誰かが救出すりゃ済むし、救出劇は絵になるし、それなりに盛り上がる
なんつっても
・スノーモービルでヒト轢き殺した主人公が逮捕されないシナリオ
・地上4階(だったか?)から飛び降りた小娘を華奢な青年が地上で素手で受け止めても双方怪我ひとつしないシナリオ
これほどのアメイジングな展開が作中で許容されるなら警察の手から仲間奪取するくらい余裕だろーが
要するに
・リアル路線気取ってるクセして端々でファンタスティックなことを躊躇なくやってるシナリオ
つまりは「なんでもアリ」の系統に分類しちゃっていいトンデモ作品なんだよな
個人的にはお世辞にも真面目な社会派作品なんて呼べる代物では無いww
もちろん、何をどう呼ぶかは個人の勝手だけどね


【ソウヒョウ】
甘えたカス共を意味ありげにのさばらせるシナリオで世間から注目浴びようって魂胆がキモい
いい大人がこんな寒いシナリオ書いて妄想膨らましてんのもかなりキモいわ(いい大人がアニメに的外れなマジレスすんのもキモいって言われりゃ返す言葉もねえけど、その指摘こそアニメが舐められてる証
でも体裁がネタアニメってんなら、アリです
ただし残響はネタアニメとして観てもつまんねえことに変わりはない
ほんと面白くない

ハッキリ言いましょう
視聴者に作品の魅力を引き出してもらおうって腹が見え見えです

甘えんなってw


絵や声、音方面はいい仕事してたから、そこは否定できないし、したくない
あくまでも悪いのはシナリオ、雑だし、楽しくねえし、笑えねえし、つまんねえ
キャラもダメ
主人公らの身勝手で甘えた態度には虫唾が走る
甘えた態度を肯定するだけの展開も気に食わん
連れの女も意志薄弱で無能なクズでしかなく秀逸なのはツラだけって、喧嘩売ってんのかw
虐められてる設定追加しとけば誰も文句言えねえだろってノリがウザい
小賢しいテクばっか使って何やってんだか
作品の顔でもあるキャラに何の魅力も感じねえ
思慮深い視聴者に同情してもらう主人公のあり方が昨今のトレンドなのか?w

為にも毒にもならんわ

とにかく話がつまんねえから俺は第4話で観るのやめたよ
正直このレビュー書いてる時の方が楽しかったね
そういう意味では本作のシナリオも高く評価できる
楽しい一時を提供してくれたことにかわりはないから

ケツマツ知らねえけど、どうしても観たいって気分にならない
結果にたどり着くまでの過程がつまらな過ぎる
とりあえず、凶悪な中二病の主人公らとその付属品でしかないクズ女が最後に死ねば及第点ってとこかな
因果応報ってことで一件落着
ネーとは思うけど、ラストでヒゲ刑事がヒゲ剃って短髪にすればなお良し
皆さんもご承知の通り、人の生き方は面構えや風体に滲み出るでしょ
アレは公務員のナリじゃねえよ
アーティストかオマエはw


{/netabare}

投稿 : 2020/07/04
♥ : 0

76.0 2 地下鉄アニメランキング2位
BANANA FISH(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (392)
1668人が棚に入れました
ニューヨーク。並外れて整った容姿と、卓越した戦闘力を持つ少年・アッシュ。ストリートギャングを束ねる彼は手下に殺された男が死ぬ間際に“バナナフィッシュ”という謎の言葉を発するのを聞く。時を同じくして、カメラマンの助手として取材にやってきた日本人の少年・奥村英二と出会う。二人はともに“バナナフィッシュ”の謎を追い求めることに──。


声優・キャラクター
内田雄馬、野島健児、平田広明、石塚運昇、古川慎、細谷佳正、川田紳司、福山潤、森川智之、千葉翔也、斉藤壮馬、上田燿司、小形満、村瀬歩
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

どうせみんなホモになる

自分には珍しい原作既読。{netabare}
とはいえ記憶は殆どなく、印象としては「どうせみんなホモになる」。
アッシュ捕まって逃げて捕まって逃げて捕まって逃げて捕まって逃げて捕まって逃げて捕まって逃げて捕まって逃げて捕まって逃げて捕まって逃げて捕まって逃げて捕まって逃げて捕まって逃げて捕まって逃げて捕まって逃げて捕まって逃げて捕まって逃げて捕まって逃げて捕まって逃げて捕まって逃げて捕まって逃げて捕まって逃げて捕まって逃げて捕まって逃げて捕まって逃げて捕まって逃げて捕まって逃げて捕まって逃げて捕まって逃げて捕まって逃げて捕まって逃げてーの繰り返しで、そうしてる間に「なんでそんなにアッシュ狙われるん?」って思ってたエイジが、狙ってるヤツらはみんなアッシュのケツ目当てで「ああ、そんなに良いものなのか!」と目覚めてエンドだった記憶。
出てくるキャラがみんなホモで原作読んでる最中結構笑った記憶がある。
自分は隠れホモが嫌いなだけで、最初から「ボクホモです」って言ってる分には気にしないので問題無く見れると予想。

って、アニメ見て「あーそうそう、こういう内容だったわ」と思い出せることを期待したけど全然思出せないw
どうせ捕まって逃げるだけだしw
まぁ出てくるヤツはみんなホモ(この世界はホモしか居ない)って思っとけば間違いないので気は楽なんだけど、ちょっと悔しい。

あ、それと原作の段階から大友克洋っぽい部分がちょくちょくあって、これってライブラリあったりするのん?とかちょっと思ったり。
もしあるならアニメ化は結構効率化できるような?{/netabare}

15話までの感想{netabare}
なんでも作中の銃がまるっきりモデルガンなんだそうな。
実銃には無くてモデルガンに施されてるディテールまで絵で再現しちゃってるらしい。
手元にある資料(モデルガン)をこれでもかと精巧に再現しちゃったんだろうね、当然ながら自分は全然気付かなかったけど。
で、一部では笑い者になってるらしいが…個人的には好感度アップ、実直でいいんじゃなーい?
銃がメインの話でもないしなぁ、これがガンスミスキャッツやガンスリンガーガールだったら「おいおい」ってなるけどさ。
そんなん気にしだしたら植物なんて結構アレだし、オタ友の電気屋は背景の建物の配線に「それはない」と突っ込もうと思えばいくらでも突っ込めると言ってたし…バナナフィッシュに限ったことじゃなくてアニメ全般ね。

と、好意的ではあるとはいえ飛び抜けて面白いってこともなく、ダメってこともなく、だら~んと見続けてるのだけど…15話にしてツッコミどころキター。
色仕掛けで看守の隙を突いて脱獄って、おま…永井豪やすがやみつるの漫画で見た記憶があるが、今の時代にこれって…あるのか?
現代風にリファインした結果がこれ?まぁいいけど。
いや最近もあった気がするが…LOSTSONG…じゃないなぁ、何だっけ?
それよりも色気振りまくのがアッシュで全然嬉しくないw
これ、女性視聴者はキャーと喜ぶところ?それともギャグシーン?
ってか看守はホモだったのか、やっぱりこの世界にはホモしか居ないのか。
もういっそのことポリスアカデミーのブルーオイスターみたいなん出せばいいのに、あそこまでやれば自分もギャグとして楽しめるんだけどなぁ。{/netabare}

最終回までの感想{netabare}
原作読んだハズだけど殆ど記憶が無く、辛うじて残ってる印象は↑で書いた通り「捕まっては逃げ捕まっては逃げ~」。
んでアニメ見てみたら、うっひゃあ、自分の記憶以上に捕まっては逃げ~でした。
病院や刑務所も「捕まって」にカウントすると何回捕まった?数えとけば良かったなぁ。
いっつもアッシュを逃がすためーアッシュを逃がすためー(たまにエイジを逃がすためー)で周囲が右往左往する、いっつもコレで正直飽きる。
フォックスと初顔合わせの時ゲイバーだったけど、やっぱりブルーオイスターほどパンチはなくてう~ん。
またフォックスとの最終対決でお互い鉄パイプ持った時「お、ここでアッシュは棒高飛びのワザ使うか?」と思ったが無かった、まぁいいけど。
そしてラストは…あれ、こんなんだったっけ?全然覚えてないや、ジェットマンオチでした。
ジェットマンオチにしても元ネタあるのでべつにパクりがどうこう言うつもりは無いがなんかやっぱりどこか懐かしい。
あーそれとこれは…何の感想で書いたんだったかな?
その昔“風と木の歌”っていうBLモノの元祖になるのか?っていう少女マンガを読んだことがあって(アニメ化もされてるみたいだがそっちは見てない)、登場キャラが男の筈なんだけど中身がまるっきし女で「こんな男いねーよw」と思った事がありまして。
こっちでもユエルンがソレで、男として見るよりただのヒス女として見た方が理解しやすいと思う。
むしろ「ヒス女」としてはよく描けてて、普通に女性キャラで書けばいいのに…と思わなくもない。

大して面白くもなかったけどこういう系はこういう系で残って欲しいので(ホモは抜きで)、まぁ並ってことで。
とりあえずあれだ、ハードボイルドを謳うのであれば横一列になって滑走路を歩いてくれないとピンと来ないんだ、うん(スゲー偏ってるって自覚はある、あああ~ああああ~んんん~んんんん~※)。

面白くなかったといいつつ評価する点。
例えIQ高かろうが町のチンピラ上がりのアッシュとしては、本場モンのホンモノのフォックスや師匠には手を焼きました。
パワーバランスとしてはこれが正解だよなぁ。
殺し屋養成所出にも関わらず安く買い叩かれ、また実際大して強くなく昨日今日殺し屋になりましたって素人に苦戦する“豚骨ラーメンズ”のアホアホさが際立つ。
それとオチに繋がることだけど、やむを得なかったとはいえショータを殺したことで恨まれ続ける(事情を話そうにもヤバいネタで話せない)ってのは久々に見た気がする。
アンゴルモア?知らんなぁ。
最近は主人公格(作者が投影するキャラ)が悪し様(あしざま:相手を実際よりも悪く、また、いかにも悪いものとして扱うさま)に扱われるのって避けられてる気がするので。
そこら辺も「古い」に組み込まれてしまうのはちょっとイヤかも。

※参考動画
https://www.youtube.com/watch?v=GfJSNWHuFhY


余談、園芸ネタ
バナナフィッシュの原料としてブルグマンシアが出たけど、原作でもそうだったっけ…覚えてないや。
元はダチュラの一種扱いだったけど近年ブルグマンシアは分けようって扱いを受けてる植物で、そこらで観賞用として園芸植物として普通に出回っている、流通名はエンゼルトランペット。
たまに蕾をオクラと誤食して死亡事故が発生する(ボケ老人がやらかす)けど、それは恐らくダチュラのほう…とはいえブルグマンシアも同等の毒性アリ(と言われてる)。
ブルグマンシアでフリー素材検索するとアニメそっくりな画像が出るのはナイショだ。
またアッシュがアタリをつけてニアピンだったペヨーテはサボテンの一種(ロフォフォラ)、メスカリンを含有してるとされてるけどとても幻覚作用を引き起こせるほど抽出できないので“日本では”栽培を規制されてない。
ってかオレ育ててるし…邪な目的は無いヨ。
草餅みたいなカワイイ植物です。{/netabare}

投稿 : 2020/07/04
♥ : 10
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

キース・へリングやバスキアが生きた時代

2019.01.03記


原作未読


書店で平積みされてたり、学校で女子が話題に挙げてたような挙げてないような。20年以上前の記憶です。
タイトルだけは知っていて中身がどんなか知らないものの、吉田秋生先生でノイタミナでという話題性に食いついてみました。

全24話2クール作品です。
舞台はアメリカN.Y。若くしてストリートギャングのボスであるアッシュ・リンクス(♂)は容姿端麗・頭脳明晰・殺人スキルも無問題の完璧超人。イラクで消息を絶った兄が残した「BANANA FISH」という単語を追って動き始める。
同じ頃、カメラマン助手として日本からやって来た青年奥村英二がひょんなことからアッシュと出会い、BANANA FISHを巡るいざこざに巻き込まれながら友情を育んでいく物語です。
けっこうハードなクライム・サスペンスで、コルシカマフィア、華僑の闇勢力、ストリートギャング、はたまた国家機関も出張ってきての組んずほぐれつ。諸悪の根源はBANANA FISHということになるんでしょう。

設定が設定だけに人が死ぬのはしょうがないとして、これでもかこれでもかと不運がアッシュに降りかかるのが本作の特色でしょうか。
30年前なら『おしん』、20年前なら『家なき子』、最近だと『東京喰種』の金木研ばりに過酷な試練の連続です。どうしようもない沼に嵌りこんでいるアッシュをもうこれ以上いじめないでください、となります。
このアッシュに共感できるなら作品にすっと入れると思います。
対する英二は平和ボケの権化みたいな向こうの人から見た“Tipical Japanese”を地でいく青年です。私は苦手なタイプですが、なぜか完璧超人アッシュにとっては安らぎを得られる存在。
生い立ちから歩んできた人生からまるで違う二人がなぜ共鳴し合えるか?
この友情物語を紐解くカギとなります。


私はけっこうながら見でした。
英二がまぬけというか、いや普通そんなんやったら死ぬで!の局面でけっこう素っ頓狂な行動を取ったりでイライラが募り、ストーリーに没入するのを邪魔します。
アウトローが自分に無いものを求めて無垢な存在に惹かれるというモチーフはよくあるため、逆側の無垢な存在がどうアウトローにシンパシーを感じるかの部分で弱い気がしました。

『だから二人は惹かれ合うのね』

ここがもっと欲しかったかな。男同士、女同士、男女でもそれは変わらないと思います。
クライム・サスペンスと友情物語がリンクする作風の中で、前者がなかなか面白いのは事実なものの、後者がしっくりこないと早々に“腐”認定してとりわけ男性視聴者が離脱してもおかしくないでしょう。
逆に両者がかちっとはまるとめちゃくちゃ面白く感じそうです。私はその一歩手前でした。

とはいえ完走はできました。佳作の域にはあると思います。

※メモ//石塚運昇氏遺作



■余談 
地味に良かったのがN.Yの雰囲気。
1985~1994年連載の原作でベトナム戦争帰りの設定だったのがアニメではイラクだったり、スマホがあったりと現代に合わせた調整はしょうがないとしても、ベースとなったであろう1980年代前半の超凶悪な街N.Yの雰囲気がよく出てたのは良かったです。
今と違って観光客が地下鉄に乗るなんてご法度もいいところで、昼間でもサウスブロンクスを歩けるわけがなく、例えばタイムズスクエア近辺のホテルから地下鉄でヤンキースの試合を観戦しに行くことは「死にたいの?」という世界。・・・だったらしい。なにぶんこの時期ガキンチョだったので見聞きした話です。
一方でアートやファッションはとても魅力的だったり。キース・へリングやバスキア。元は落書きの“グラフィティ”は画集を買ったこともあるし、ヒップホップも発祥はこの頃のN.Y。自分がはまったのはちょっと後の東と西でドンパチしてた頃ですが、私には興味惹かれる場所なり時代だったりします。

作中でも地下鉄でドンパチ普通にやるし、建設中ビルや廃墟などいたるところで銃声が響きます。このやさぐれ感はたまんなかったです。

リアルのN.Yで初の黒人市長が出て警官増員したのが1989年。ジュリアーニの登場が1994年。治安は急速に改善してきました。
私の初N.Yが2001年だったのでその頃はもう快適に過ごせましたね。

{netabare}超高層にもかかわらずガラス張りではなく屋外に出られるスポットがあるぜ、とN.Y出身知人のススメで訪れたのがワールドトレードセンター。訪問日は2001年8月11日午前。なんというかね。。。{/netabare}


やっぱり、あんな危ないエリアだったりストリートの悪がきがたむろするところを無警戒でほっつき回る英二って“なんだかなぁ”と思う私でした。


■余談2 ※最終回ネタバレ有
国民的愛唱歌『とんぼ』言わずと知れた長渕剛の名曲ですが、元は本人出演ドラマ「とんぼ」の主題歌です。
{netabare}最終回はヤクザ役の剛が腹を刺されて、倒れた剛をカメラが引きのカットでおさめて終了。図書館ではなくこちらは路上でしたが似たようなカット割りです。{/netabare}

{netabare}ヤクザ剛の役名は “英二” 

すまぬ。これ言いたかっただけです。{/netabare}


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2019.06.02追記
《配点を修正》

投稿 : 2020/07/04
♥ : 50

Jacks さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

二人が紡ぐ絆

街の中に紛れ込んだ男。その男の名は誰も知らない。彼は殺しと仲間の為に生き、そして自分の為に戦う。だが、それだけではない。
復讐、償い、親友。これらは彼にとって大きな鍵となっている。特に親友...もう一人の少年は彼を慕っている。二人は互いに強い絆で結ばれた間柄なのだ。
もしその少年と別れてしまったら、彼はどうなると思う?怒りと悲しみ。あらゆる感情に左右され、成すべき事を見失ってしまう。その可能性がある。
出逢いは難しそうで簡単にできるが、別れはすぐにやってくる。死が二人を分かつまで、彼は足掻く。たとえどのような目に遭っても。
彼がその親友と仲間達を大事にする引き金となったのは、彼自身のモットーだ。同時に彼を取り巻く多くの陰謀と黒幕が関与している。
果たして彼は突き付けられた現実を輝かしい未来へと変えることができるのか?それとも、このまま堕ちていくのか...

舞台はアメリカ。本作の主人公であるアッシュ・リンクスはギャングのボス。彼は自らの手を汚してまで今の地位にのし上がってきました。
裏社会という名の犯罪行為は頻繁に起こり、その中でアッシュは生きています。頼れるのは自分の力と仲間達との協同です。特にショーターはアッシュにとってかけがえのない存在。
そして訳あって日本から来た奥村英二(おくむらえいじ)もアッシュの仲間の一人。彼らは次第にお互いを大切に思いやるようになります。
アッシュの本心はこの闘争を一刻も早く終結させ、英二達と一緒に平和で幸せな日々を過ごす事でしょう。それがアッシュにとって非常に望ましいと僕は思っています。
しかし、それを邪魔するのはゴルティネを始めとした極悪非道な連中。アッシュは何度も苦渋を味わい、拷問に近い罰を受け、そして時には利用されることになります。
それでもアッシュは諦めません。何故なら、彼には確固とした信念があります。目の前の敵を躊躇なく殺す。それが強き者の使命であり、宿命です。

本作の魅力は何と言っても非常に作り込まれた登場人物と世界観。MAPPAの美麗で安定的な作画も相まって、鮮明に描かれています。
アッシュは基本的にクールで頭脳明晰。自分が認めた人間を受け入れる寛容さも兼ね備えています。とにかく渋いですね。
英二は世話焼きで心優しい少年。アッシュを友人としても仲間としても意識していて、そこに好感が持てます。
他にも李月龍(リー・ユエルン)という後々のエピソードに登場するキャラもいますが、彼もまた魅力的です。
個人的にシン・スウ・リンも好きですね。声と容姿が僕のタイプだからでしょうか。良い意味で威勢のある好青年です。

僕は原作を読んでいませんが、吉田秋生(よしだあきみ)さんの類まれなエッセンスとストーリーテリングが本作を絶妙に味付けしています。
利口で筋の通った会話の数々、予想の斜め上を行く流れ、スリル満載の怒涛の展開。これでもかというぐらいバラエティに富んでいて、視聴者を飽きさせません。
少女漫画らしからぬハードボイルドな作風が本作の特徴ですが、随所に挟まれる意味深なシーンや柔らかな絵柄が実に優秀です。そこに少女漫画らしさを感じます。
台詞回しも海外ドラマのようなカッコよさですね。現代版ゴッドファーザーと言うべきでしょうか。マフィアものが好きな方はハマること間違いなしです。
比率としては男性キャラが圧倒的に多く、女性キャラは申し訳程度でしか出演しません。そこに好みは分かれるでしょうが、僕は気に入っています。

OPとEDは素晴らしいの一言です。1クール目のOPはこれから壮大な物語が始まる予感を匂わせ、EDはアッシュの葛藤が精巧に描かれています。2クール目も同様です。
Survive Said The Prophetの記念すべき初テレビアニメのタイアップでもあります。歌詞とメロディが本作に合いすぎです。そしてカッコよすぎる。
僕は本作がきっかけで、このバンドのファンになりました。僕の好きな音楽はロックとメタルなので、相性はバッチリですね。
King Gnuも本作のおかげで僕は彼らのファンになりました。ミクスチャーとは思えないほど本作に合った曲調に天晴れです。
声優陣の演技も完璧で、キャラにピッタリです。特にアッシュ!彼の魅力が更に増したのは言うまでもないでしょう。

生々しくて胸が痛くなるようなシーンが多い。これは話の展開上仕方がないかもしれませんが、確実に人を選びます。

人間は窮地に陥っても必ず救いはあります。それを改めて実感させられたアニメがBANANA FISHです。
本作は決して万人向けではありません。遥か彼方の程遠い位置です。それぐらいリアリティがあります。
ですが、僕はこの作品を多くの人々に推したい。理由は単に面白いだけでなく、身近にいる大切な人達のありがたみを再び知ってほしいからです。
僕はアッシュと英二が羨ましいです。二人の関係性は僕と実兄に似ています。それだけ本作に感情移入しています。
原作と同様に後世に語り継がれてほしい名作です。僕は明らかに過小評価だと思っています。もっと観られてもらいたいです。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 1

85.2 3 地下鉄アニメランキング3位
傷物語 鉄血篇(アニメ映画)

2016年1月8日
★★★★☆ 3.7 (1578)
12347人が棚に入れました
それは3月25日― 春休みのある日のこと。
私立直江津高校に通う高校二年生・阿良々木暦は、
偶然に学校一の優等生・羽川翼と知り合う。
彼女の口から飛び出したのは、最近出没するという「金髪の吸血鬼」の噂だった。

普段人との関わりを避けているものの、気さくな翼のことを好ましく思う暦。
その夜、暦は噂の吸血鬼と遭遇する。
“怪異の王”キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード。
金髪金眼の彼女は、四肢を切断され、周囲に血を撒き散らしながら、暦に助けを請う。

求められるままに、キスショットに自分の血を与える暦。
次に目覚めたとき、彼は彼女の眷属に生まれ変わっていた。戸惑う暦に、キスショットは告げる。

「ようこそ、夜の世界へ―」と……。

声優・キャラクター
神谷浩史、坂本真綾、堀江由衣、櫻井孝宏
ネタバレ

ぽんちぃ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

物語シリーズ全体の時系列・放送順などをここでちょっと整理してみた

時系列では、一番初めのお話のはずですが、いったいいつ放送してくれるんでしょうか。
早く見たいです。やっぱり劇場版? TVアニメ?いったいどっち?

物語シリーズ全体の流れを一度ちゃんと理解したいと思い
原作の内容とこれまで放送された分と照らしあわせて
ここでちょっと自分なりに整理してみた。

ちなみに原作は読んでないので、ネットで調べてまとめただけです。
間違ってるところもあるかもしれません。あしからず。

先日放送された花物語のあと、アニメ化・TV放送などの今後の予定は、
まだ、ないのでしょうか?

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■原作の主な出来事をおおまかに時系列順に整理してみた
(原作は未読なので、正確ではないかも)
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{netabare}「傷物語 こよみヴァンプ」 アニメ化・放送未定
{netabare}阿良々木暦が三年生になる直前の春休みのこと。
阿良々木暦が吸血鬼キスショットに出会い、吸血鬼になり、吸血鬼ハンターに襲われるものの、忍野メメ・羽川翼の協力の下で、人間モドキに戻り、キスショットは吸血鬼モドキになってしまう物語。
この物語以降、人間モドキになったキスショットは、無口になる。{/netabare}
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「猫物語(黒) つばさファミリー」放送済み
ゴールデンウィークのこと。
{netabare}羽川翼が、家のストレスが元で自ら障り猫という怪異になってしまい、怪異の専門家である忍野メメですらその対処に困るが、吸血鬼モドキにして旧キスショットの活躍で、元の人間に戻る物語。なお、羽川翼はこの物語の記憶をほぼ失う。{/netabare}
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「化物語(上・下) まよいマイマイ/ひたぎクラブ/するがモンキー/なでこスネイク/つばさキャット」放送済み
ゴールデンウィークが終わって、まもなくから、6月の中頃のこと。
{netabare}阿良々木暦が、戦場ヶ原ひたぎ、八九寺真宵、神原駿河、千石撫子、羽川翼の五人がそれぞれ抱える怪異の問題を、忍野メメの助力の下で解決する物語。なお、この時に阿良々木暦と戦場ヶ原ひたぎは恋人関係になる。{/netabare}
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「偽物語(上・下) かれんビー/つきひフェニックス」放送済み
夏休みのこと。
{netabare}阿良々木暦の妹、阿良々木火憐が貝木泥舟という詐欺師の引き起こした事件に巻き込まれた事件を、阿良々木暦が解決する物語。
および、阿良々木暦の妹、阿良々木月火が影縫余弦と斧乃木余接のコンビに狙われるが、阿良々木暦の奮闘により、阻止する物語。
なお、この物語にて、戦場ヶ原ひたぎ、神原駿河、羽川翼は髪型をそれぞれ変えた。
また、忍野忍が口を開くようになり、阿良々木暦と和解した。{/netabare}
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「傾物語 まよいキョンシー」セカンド・シーズン 放送済み
夏休み最終日のこと。
{netabare}阿良々木暦は、わけあって過去へタイムスリップして、その時代で生前の八九寺真宵を助けるが、元の時代へ戻ると、そこは全てが破滅した世界であり、元通りの世界に戻すために尽力し、改めて幽霊の八九寺真宵と再会する物語。
なお、この物語と二つ下に書かれている猫物語(白)は、若干同じ時を送る。{/netabare}
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「鬼物語 しのぶタイム」セカンド・シーズン 放送済み
二学期の始業式。
{netabare}傾物語にてタイムスリップした後に、自宅へ帰宅する阿良々木暦と八九寺真宵が、突如としてクラヤミに襲われて、斧乃木余接と臥煙伊豆湖の協力でクラヤミの脅威から脱するが、八九寺真宵が成仏してしまう物語。
なお、この物語は、下の猫物語(白)とほぼ同じ時間にある。
また、この物語における後日談が描かれているのは、もう少し後の時間。{/netabare}
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「猫物語(白) つばさタイガー 」セカンド・シーズン 放送済み
二学期の始業式。
{netabare}羽川翼が、白い虎の怪異に出会った直後に自宅が火事にあい、他の家庭に宿泊する中で家族というものや己に対して向き直り、自ら白い虎――もとい苛虎を吸収して、さらに失恋する物語。
なお、この時、羽川翼は自らの髪の毛が半分ほど白髪になってしまうが、外では黒く染めている。{/netabare}
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「終物語(中) しのぶメイル 」 アニメ化・放送未定
猫物語(白)とほぼ完全に同時期。
{netabare}臥煙伊豆湖の依頼で、阿良々木暦は神原駿河を呼ぶが、謎の鎧に襲われた。その鎧は、実は忍野忍がキスショットだった頃に作った一人目の眷属だった。阿良々木暦は、忍野忍の隣にいるために、その鎧と決闘をすることになる。{/netabare}
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「終物語(上) そだちロスト/そだちリドル/おうぎフォーミュラ」
アニメ化・放送未定
10月が終わりになる頃のこと。
{netabare}阿良々木暦が、忍野メメの姪の忍野扇と出会い、彼女の導きのままに自分の過去と向き合い、老倉育と和解する物語。{/netabare}
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「囮物語 なでこメドゥーサ」セカンド・シーズン 放送済み
10月最後の日から11月2日までのこと。
{netabare}千石撫子が、蛇神に憑かれて、蛇神の死体を探すことになるが、その過程で己の恋愛や学校の問題と向き合ったらブチ切れてしまい、阿良々木暦が隠し持っていた御札で神になり、全てを破壊しようと決心する物語。{/netabare}
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「恋物語 ひたぎエンド」セカンド・シーズン 放送済み
冬休みのこと。
{netabare}貝木泥舟は、突如として戦場ヶ原ひたぎから、神となった千石撫子を騙して欲しいという依頼をされて、なんとか依頼を全うして、阿良々木暦までも騙し切るものの、かつて騙した中学生からの襲撃で意識を失う物語。{/netabare}
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「憑物語 よつぎドール」アニメ化・放送未定
2月の中頃のこと。
{netabare}阿良々木暦が自らの体が吸血鬼化していることに気付き、影縫余弦と斧乃木余接の協力でそれが真実であることを知るが、そんな中で手折正弦の奇襲を受けてしまい、なんとか解決の緒を探すものの、斧乃木余接が手折正弦を殺すことで解決してしまう物語。
なお、これ以降、斧乃木余接は人形として阿良々木火憐と阿良々木月火のオモチャ扱いになる。{/netabare}
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「暦物語 こよみストーン/こよみサンド/こよみウォーター/こよみウインド/こよみツリー/こよみティー/こよみマウンテン/こよみトーラス/こよみナッシング/こよみデッド」 アニメ化・放送未定
阿良々木暦の一年を通しての物語。
卒業式の日のこと。
{netabare}影縫余弦が行方不明になってしまった中で、阿良々木暦が臥煙伊豆湖に殺されてしまう物語{/netabare}
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「終物語(下) まよいヘル/ひたぎランデブー/おうぎダーク」 アニメ化・放送未定
{netabare}阿良々木暦が臥煙伊豆湖に殺された直後からのこと。
忍野扇との決着の物語。
なお、この物語で阿良々木暦と戦場ヶ原ひたぎは、互いのことを下の名前で呼び合うようになった。{/netabare}
------------------------------
「花物語 するがデビル」セカンド・シーズン 放送済み
阿良々木暦が高校を卒業してまもなくの4月のこと。
{netabare}神原駿河は、怪しげな噂を忍野扇から聞いて、かつてのライバルの一人である沼地蠟花と再会し、怪異化していた左腕を元に戻されてしまうが、改めて沼地蠟花と対峙して、沼地蠟花を成仏させる物語。
なお、この時には阿良々木暦と貝木泥舟は生きて登場する。
また、忍野扇が男になっている{/netabare}
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■TV放送順に整理してみた
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<ファーストシーズン>
{netabare}「化物語」2009年7月3日~9月25日 全15話
{netabare}1話「化物語 ひたぎクラブ 其の壹」
2話「化物語 ひたぎクラブ 其ノ貳」
3話「化物語 まよいマイマイ 其ノ壹」
4話「化物語 まよいマイマイ 其ノ貳」
5話「化物語 まよいマイマイ 其ノ參」
5.5話 総集編
6話「化物語 するがモンキー 其ノ壹」
7話「化物語 するがモンキー 其ノ貳」
8話「化物語 するがモンキー 其ノ參」
9話「化物語 なでこスネイク 其ノ壹」
10話「化物語 なでこスネイク 其ノ貮」
11話「化物語 つばさキャット 其ノ壹」
12話「化物語 つばさキャット 其ノ貮」[終]初回TV放送時の最終回{/netabare}
インターネット配信ほか 2009年11月3日 ~
{netabare}13話「化物語 つばさキャット 其ノ參」
14話「化物語 つばさキャット 其ノ肆」
15話「化物語 つばさキャット 其ノ伍」[終]{/netabare}
*2011年10月9日~12月31日の再放送では全15話が放送された。
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「偽物語」2012年1月~3月 TOKYO MXほか 全11話。
{netabare}1話「偽物語 かれんビー 其ノ壹」
2話「偽物語 かれんビー 其ノ貳」
3話「偽物語 かれんビー 其ノ參」
4話「偽物語 かれんビー 其ノ肆」
5話「偽物語 かれんビー 其ノ伍」
6話「偽物語 かれんビー 其ノ陸」
7話「偽物語 かれんビー 其ノ漆」
8話「偽物語 つきひフェニックス 其ノ壹」
9話「偽物語 つきひフェニックス 其ノ貳」
10話「偽物語 つきひフェニックス 其ノ參」
11話「偽物語 つきひフェニックス 其ノ肆」[終]{/netabare}
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「猫物語(黒)」2012年12月31日にスペシャル番組として、TOKYO MX、BS11ほかにて放送された。
{netabare}1話「猫物語(黒) つばさファミリー 其ノ壹」
2話「猫物語(黒) つばさファミリー 其ノ貳」
3話「猫物語(黒) つばさファミリー 其ノ參」
4話「猫物語(黒) つばさファミリー 其ノ肆」[終]{/netabare}{/netabare}
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〈物語〉シリーズ セカンドシーズン
{netabare}2013年7月より2クール 全26話で 恋物語までを放送
「猫物語(白)」
{netabare}1話「猫物語(白) つばさタイガー其ノ壹」
2話「猫物語(白) つばさタイガー 其ノ貮」
3話「猫物語(白) つばさタイガー其ノ參」
4話「猫物語(白) つばさタイガー 其ノ肆」
5話「猫物語(白) つばさタイガー 其ノ伍」
6話「総集編Ⅰ つばさファミリー」{/netabare}
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「傾物語」
{netabare}7話「傾物語 まよいキョンシー 其ノ壹」
8話「傾物語 まよいキョンシー 其ノ貳」
9話「傾物語 まよいキョンシー 其ノ參」
10話「傾物語 まよいキョンシー 其ノ肆」
11話「総集篇II」{/netabare}
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「囮物語」
{netabare}12話「囮物語 なでこメドゥーサ 其ノ壹」
13話「囮物語 なでこメドゥーサ 其ノ貳」
14話「囮物語 なでこメドゥーサ 其ノ參」
15話「囮物語 なでこメドゥーサ 其ノ肆」
16話「総集編Ⅲ」{/netabare}
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「鬼物語」
{netabare}17話「鬼物語 しのぶタイム 其ノ壹」
18話「鬼物語 しのぶタイム 其ノ貳」
19話「鬼物語 しのぶタイム 其ノ參」{/netabare}
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「恋物語」
{netabare}21話「恋物語 ひたぎエンド 其ノ壹」
22話「恋物語 ひたぎエンド 其ノ貳」
23話「恋物語 ひたぎエンド 其ノ參」
24話「恋物語 ひたぎエンド 其ノ肆」
25話「恋物語 ひたぎエンド 其ノ伍」
26話「恋物語 ひたぎエンド 其ノ陸」{/netabare}
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「花物語」セカンドシーズンのひとつ。
「恋物語」の後、時間を空け、2014年8月15日にTVアニメとして全5話一挙放送済み
{netabare}27話「花物語 するがデビル 其ノ壹」
28話「花物語 するがデビル 其ノ貳」
29話「花物語 するがデビル 其ノ參」
30話「花物語 するがデビル 其ノ肆」
31話「花物語 するがデビル 其ノ伍」{/netabare}
{/netabare}
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<ファイナルシーズン> アニメ化・放送未定
『憑物語』、『暦物語』、『終物語(上・中・下)』、『続・終物語』の6巻。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 9
ネタバレ

ほったっる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

待ちに待って待ちぼうけを喰らってまた待ちぼうけ

大人気物語シリーズの劇場版作品。
物語シリーズも「終物語」まで来ましたが、シリーズの原点ともいえる今作品が待望の放映となりました。

私が化物語を観始めたきっかけというのは友人からの勧めでした。
「内容なんてないからー」というような雑な理由で勧められましたが、今思えばあれはフリだったのかなーっと。
内容なんてないはずのアニメにあの衝撃の冒頭シーン。あの2分間の映像を何度見直したかはわかりません。

といったこともあり、本当に待望の傷物語。原作未読の私にとっては待ちに待ちました。
そもそも化物語を観始めたのが、偽物語放映時でしたので、その時点では映画化されることは決まっていました・・・。
決まっているのになかなか放映されない。今年に放映される!という噂がちょいちょい出ながらなかなかやらない。
その一方で、物語シリーズのアニメ化は続き、傷物語の内容を醸し出すような場面も増えてきて・・・。
時系列がめちゃくちゃなアニメとは言え、一番最初の傷物語の内容がわからぬまま進められていく「物語」は私にとってはなかなかの苦痛でした。

そんな中、待望の放映情報!上映日も決まりいよいよというところでした!
しかし、1回で終わりきるかと思えばまさかの三部作。
加えて本編は上映時間が75分・・・。ちょっと出し方がせこすぎませんかね?映画を見るなら120分は観たいところですが・・・。挙句は毎週変わる特典の情報。
一部の熱狂的なファンから搾れるだけ搾ろうとする、某アイドルグループ的な興行収入稼ぎに辟易しながらも、待望の作品を観てまいりました。
(まぁ、観方によっては、熱狂的なファンに対してはそれ相応の特典を付けるという新たなビジネスモデルですかね。消費性向に合わせた商品づくりといったところでしょうか)

と、相当長い前置きになりましたが、以下本編の印象について。

まず驚いたのは作画。あるいはそれを含む演出。
映画ならではと言ったところでしょうか。今までの物語シリーズも変わった演出に合わせて、変わった作画が施されていましたが、今作品はそれが顕著に表れています。
一番最初のシーンから画面に吸い込まれていくような画になっています。

そして音楽。物語シリーズのBGMは耳に残るような印象深い音楽が多いですが、今回は本作品の雰囲気に合わせ、重厚な感じのBGM。劇場ならではの緊張感を引き立てます。
{netabare} 主題歌がなかったので、若干減点。
別にこよみんに歌って欲しいわけではないのですが、期待はしているので{/netabare}

一番すごかったのは声優さんの演技です。
今作品の主な内容としては阿良々木くんが初めて怪異と出会う場面であり、その怪異というのが奇しくも怪異の王、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードであったというもの。
その絶望感たるや、吐息一つにまで演者の魂が吹き込まれているという感じでした。
絶望感で言えば、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードの坂本さんにも迫真の演技でした。

キャラについてもシリーズ原点の作品ともあって、安定していない笑
阿良々木くんは見たことないほど卑屈で根暗で痛いし。
羽川もまだまだただの委員長ちゃん。だが、それがいい。
忍野さんはまだまだかっこいいオッサン。
キスショットはまさかの・・・。

ただ物語自体の内容で言えば、序盤も序盤。まだまだ物語は動き出したばかりといったところで第一部が完結します。
おそらく今作品の特徴となりそうなバトルシーン(ここに一番期待)は第二部に譲ることになりそうです。

夏までまたもや待ちぼうけが続きそうです。

さて、以下内容についてネタバレを含む感想。
{netabare} まずいきなりのこよみん燃焼シーンには驚きましたね。ちょっと時間かけすぎな感じもありますが、太陽に焼かれるシーンの絶望感たるや恐ろしいものですね。

そこから、羽川のパンチラシーン。
あんな恐ろしい風ある?笑 あれ一回スカート吹っ飛んだよね、たしか笑
パンチラというよりパンモロになって、荒ぶるお胸さまがもはや面白い笑
豚さんでもさすがに笑っちゃいました。
笑ったと言えば、羽川と友達となった阿良々木くんのスキップ。
今作品は笑いのシーンが少なかったのもあり、不意のスキップにはさすがに笑いを禁じ得ません。

いよいよ阿良々木くんとキスショットの邂逅シーン。
血痕を辿り徐々に近づくキスショットとの距離。映画館ならではの緊張感が存分に感じられる場面でした。
そこからキスショットの絶望、阿良々木くんの苦悩を描くこのシーンは、今作品屈指の名場面になったと思います。

その後に最初のシーンにつながると。なかなか憎い演出ですね。

三人のハンター、忍野との邂逅のシーンも見どころと言えるでしょう。
第二部では、このようなシーンの連続であることを期待します。
{/netabare}

さて、ぶれいくたいむ
{netabare}阿良々木くんに絡む羽川かわいすぎぃいいいいいいいいいいい!!
キャラが安定していない阿良々木くんに接する羽川の可愛さたるや、もはや怪異。
人間強度のくだりに驚く表情とかは、「守ってあげたい。この驚き」と思わざるをえない!
照れ隠しにスカートのセキュリティに難癖をつけて茶を濁すところとかもいいよね!ぐっじょぶ!

もちろん忘れてはならないのは短髪忍ちゃん。
阿良々木くんの横ですやぁしてるところから可愛すぎ・・・・ぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!
肩のところが赤みをおびているのが、やらしい演出。
華奢だけどぷにぷにの肌感がこちらを犯罪者にさせるよね、ほんと。
あの短い髪で生意気な口を利く幼女の様相はもはや事案と言えるでしょう。
あ^~ずっとなでなでしてたいんじゃ^~。

ま、でもあれだね。萌え要素を出しても打ち消されるような内容になっているから、さすがにブヒれないね笑(プロの挫折)
{/netabare}

投稿 : 2020/07/04
♥ : 13

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

化物語の前日譚の「第1弾」に該当する本作は甘く…そして苦しい出会いで出来ていました。

この作品の原作は未読ですが、視聴を待ちわびていた作品の一つでした。
何せアニメ化する事は2010年に発表されていましたが、次々と別の「物語シリーズ」が先行してアニメ化され、ようやく公開されたのが2016年の1月でしたから…

そのため暫くこの作品に触れる事が無かったので、あにこれの「観たい」棚に入れっ放しにしていて、今回ようやく視聴する事ができたので久しぶりにジャケットを見たのですが、デザインが思い切り変わっていたのをそこで初めて知りました。
傷物語のジャケットといえば、キスショットが凡そ妖刀ココロワタリと思える刀を手に不敵の笑みを浮かべていたデザインだったと記憶していたのですが、いつの間にかキスショットが幼女バージョンになっているだけでなく、劇場版3部作分に分割されていたなんて…

でも、何故このタイミングでの上映となったのかは分かりませんが、少なくても「偽物語」「猫物語(黒)」「〈物語〉シリーズ セカンドシーズン」「憑物語」「終物語」と5段階の作品を先行する必要があったのかは何となくですが分かる気がしました。

物語シリーズの時系列では一番最初のこの作品ですが、この作品を時系列を追って視聴する事に大きな意味を感じませんでした…むしろ、時系列を追って視聴してはいけない、と思ったくらいです。

その一番の理由は、登場人物に対する思い入れの深さ次第で、この作品に対する受け止め方が変わると思えたからです。

西尾先生の作品はいつも登場人物が少なめ…それはこの作品も一緒です。
登場人物は主人公である阿良々木 暦と、キービジュアルにもなっていたキスショットとあと少しだけ…
だから5つもの作品を先行したとしても、それらの作品で登場したキャラ全てがこの作品で出てくる訳ではありません。

でもある意味回りくどいと思えるくらいの段階を踏んできた…それはこの作品に登場するキャラを徹底的に深堀りさせる必要があったからではないでしょうか。

例えば結果的にこれまでの作品でずっと頑張り続けてきた阿良々木 暦…
でも何故彼がそんなに頑張るのか…この劇場版3部作だけでこれまで視聴者の心に刻み付けてきた阿良々木 暦の人となりを表現することは、多分絶対に出来ないと思います。
それはキスショットにしても然り…あと少し登場するお馴染みのキャラにしても然り…

だからこれまでしっかりと段階を経てこの作品を手にした人にとっては、堪らない1作だったのではないでしょうか。

3部作の第1弾は、化物語の一幕から始まります。
ほんのちょっぴりの懐かしさと甘さと恥じらいを感じる出会いのシーン…
でも正直少しビックリしました。
だっていきなり彼女が出てくるとは思っていませんでしたから…
でもこれまで何度も見てきた彼女…
そして何度も聞いたお決まりの台詞が出てくるまでそう時間は掛かりませんでしたが、既に物語はトップスピードで動き始めていたと思います。

この先で待っていたのは阿良々木 暦とキスショットの初めてのご対面のシーンだったのですが、急転直下の展開と言っても過言ではないと思いました。
だってあんなに痛くて苦しい出会いだったなんて想像すらしていなかったから…
「かか…」と笑いながら不敵の笑みを見せるキスショット…忍はこれまで何度も見てきましたが、きっとこんなキスショットは今まで見たことありませんでした。
だからこそ阿良々木 暦は手を指し延べたのでしょうけれど…

阿良々木 暦とキスショットが紡ぐ物語…
要求と選択の先に何が待っているのか、気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。
きっと物語的には抜群の入りだったのではないでしょうか。
引き続き、第2弾に相当する「熱血篇」を視聴したいと思います。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 23

66.9 4 地下鉄アニメランキング4位
DEVIL SURVIVOR 2 the ANIMATION(TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (929)
5270人が棚に入れました
何が正義で、何が悪なのだろうか…?
突然訪れた極限状態の日本。
その背景には日本全土を絶望の淵に叩き落して行く"謎の侵略者"セプテントリオンの存在が!
これは人間への試練なのだろうか!? 残酷で壮絶な現実に翻弄される人々と
悪魔と契約し"謎の侵略者"と戦う力を得た個性豊かな"13人の悪魔使い"たち。
これはそんな極限状態に置かれた人々の"葛藤と選択"の物語。
世界の終末まで、あと7日。
その選択が未来を創る…。
ネタバレ

とろろ418 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

LIVE OR DIE?

視聴前→{netabare}デビルサバイバーは1も2もプレイ済みです。
ゲームとしては面白かったんですが、アニメとなるとどうでしょうか。
気になるところは以下の点です。{netabare}
①プレイヤーの扱い
  ドラクエ型の主人公なので、キャラを定着できるか?
  ここが薄味になってしまうと厳しいでしょうね。

  また、戦闘に参加するか否か?
  ゲームでは参加しますが、アニメでも参加すると浮きそう。
  不参加に(ポケモンっぽく)した方が見栄えは良さそう。
②分岐
  ゲームでは分岐(全部で5つかな?)があり、それによって色々と変わります。
  3つは癖があるので、無難に2択になりそう。
  この2つは大して変りないんですけどね。
③悪魔
  ペルソナ4と違ってメインの仲魔がいないので、何になるのか。
  皆好みは異なると思うので、一番難しいところかも。
  自分の好きな悪魔が出てくることを祈るのみ。
④再現度
  ペルソナ4のようにゲームに忠実に作るのか?
  ①でも述べているように、そのまま表現してしまうと違和感が出てしまう部分もありそうなので、
  変に拘らずに自然な作りにして欲しいです。
⑤なぜ2?
  シナリオは1の方が扱いやすい気がします。
  2はキャラが多い上に、思想がそれぞれ異なるので、相当上手くやらないと……。
  逆にここを上手く描ければ、結構濃い作品になりそう。
  自信の表れだと信じたいところです。
{/netabare}
最近、期待し過ぎて落胆することが多いので、”もしかしたら面白いかも?” ぐらいの心積もりでいようかな。( ̄◇ ̄)
{/netabare}
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視聴中→{netabare}
【第一話 感想】
  イメージのズレに若干戸惑っているところ。
  後2、3話見れば慣れるとは思うのですが、全体的に軽めの印象。
  まずOPが爽やか。今はまだマシですけど、今後内容との落差が目立ちそう。
  キャラの性格も明るめ。ゲームでは、維緒はもう少し消極的で、主人公は淡白な印象でした。
  多分、物語の重さを緩和するための措置なのでしょうね。
  他にもプレイヤーの扱いを変更したりなど製作者さんの工夫が見られるので今後に期待持てそうです。

  ただ、白虎だけはどうしても気になる。
  主人公は強い悪魔扱えるけど同時に一体しか召喚できない。
  維緒は弱い悪魔しか使えないけど、同時に多くを召喚できる。
  とかなら良い感じに個性が出そうだけど、う~ん、わからん。
  あと、技名叫んだほうが意外と様になるのかもしれない。とか思ったり。
(2013.4.5 追記)
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『第三話 感想』
  いやぁ、驚きました。まさかこうくるとは……。
  {netabare}亜衣梨や維緒、純吾あたりは死なないで欲しいなぁ{/netabare}
  {netabare}もしかしたらループ構造にしてるのかもしれませんね。
  1周目は主人公以外全滅、2周目で全員生還とか。
  主人公が白虎扱えるのも周回してる故なのかも。{/netabare}
(2013.4.19 追記)
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『第四話 感想』
  これは、気合入ってますね。演出面が素晴らしかったです。
  ストーリーの方は、安心半分疑惑半分。
  {netabare}流れ的に、維緒は死亡か覚醒かハッキリした方が自然だったかも。
  緋那子も助かったみたいだし、啓太復帰の可能性が……。{/netabare}
  来週は純吾と亜衣梨が出るらしいので楽しみ♪
(2013.4.26 追記)
{/netabare}
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『視聴後』
  これは酷い。下げたハードルの更に下を潜り抜けて行きましたね。
  個人的に感じたポイントを羅列してみます。{netabare}
  ①主人公
    ここがもう最悪でした。
    嫌いな主人公ベスト10に入ってもおかしくないレベルです。
    容姿と強さ、性格と声優、といった様子で二人の異なるの人物を合体させたようなちぐはぐさ。
    前者はゲーム仕様、後者はアニメ後付け。
    変に前衛的なキャラにしてしまったため、他のキャラとの掛け合いが上手くいかず、好き勝手に暴走。
    この作品の最大の失敗と言っても良いかもしれません。
  ②台詞
    こちらも酷い。
    自然体じゃないため、聞いてて違和感あります。
    とりあえず叫んどけ、というスタイルが見事に陳腐さを演出していましたね。
  ③構成
    何がしたかったのか解らない。
    まず、原作の一つの売りである思想の衝突。
    本来なら、ヤマト、ロナウド、ダイチ、アルコル、それぞれが思想に向かって歩み、
    主人公がどれかに同調し加担する。といった図式です。
    扱いが難しいので放棄したのは頷けますが、その結果主人公が暴走せざる負えなかった。
    せめてロナウドを生かしていればもっと話が躍動したはずなのに……。
    群像的側面が欠けたことは大きな損失でした。もう少し頑張って欲しかったですね。

    次に捻りのなさ。
    あんな中途半端なENDにするくらいなら、
    『仲間全滅→大和と決戦→敗北→アルコルによってループ暴露、やり直し→仲間生存→略→ポラリス消滅→人間の世界へ』
    くらいはやって欲しかった。
    今となってはn番煎じの展開ですが、あれよりはマシかと。
    前述の群像劇と組み合わせてれば結構良い作品になったように思うんだけどな。
    もともと尺が足りなかったと思って諦めます。
  ④説得力のなさ
    主にキャラの生死に関して。
    あの状況下で新田さんの生存は明らかに不自然。
    一番死んでも納得できるキャラが生存で、他は大した理由もなく次々と……。
    殺すにしてももう少し重み出さないと、生き残った側の存在感も出ませんよね。
  ⑤統一感のなさ
    主人公筆頭に、OPとストーリーなど。
    特に龍脈の件は唖然としました。
    態々、人間非参加の戦闘スタイルにしてたのに、なぜ?
    一時的に強力な悪魔を使役できるようになる、とかじゃ駄目だったのだろうか。
  ⑥悪魔関連
    言うまでもなく主人公補正強過ぎ。
    ループ構造なら納得でしたが、記憶継続仕様などから考えてそういう訳でもなさそう。
    オークションや合体も説明不十分でご都合設定と化してます。
    悪魔の使役に何らかの制限を設けておけば、もっと安定したかも。
    それぞれの特徴設定や『危機→新しい力→危機脱却』なんていう演出もし易くなりますし。
    持論では、能力ものに制限は必須です。

  良くないところ連ねてきましたが、ここからは良いところを。
  ①ED
    次々と消えていき、最後に復活。という演出。
    本編がもっとしっかりしていれば、かなりの効果が期待できたと思います。
    どうせならOPにも仕掛けが欲しかった。
  ②ラストの合体
    演出としては良かったと思います。ただ、あまりにも唐突過ぎましたね。
    過程がしっかり描けれていれば感動的なシーンになったはず。
  ③4話の羽
    ラストに余計な事をしなければ……。
    4話の時点では、やられた悪魔たちの無残に散る羽という認識で通っていたのに、ラスト意味もなく同じ演出。
    4話もたまたま同調効果が発生しただけで、本来意味がなかったのかも。
{/netabare}

  長々と申し訳ない。少し期待してただけにその反動が出たんです。はい。
  原作未プレイの方にも既プレイの方にもオススメできない何とも残念な作品です。
  未プレイの方には原作をオススメします。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 22

cross さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

使い古された内容で『無難』と言えなくも無いが微妙な点は多々ある。個人的には映像面、音楽面の後押しが大きかった。【総合評価:62点】

2013年春に全13話で放送された作品。
ゲームが原作となっているこの作品。因みに2と言うのはゲーム的にはと言うだけで、アニメとして第二期であると言うわけではありません。
嫌に順序だてた進行など、ゲームが原作と言うのはひしひしと伝わってくる内容でした。

大まかなあらすじは……

高校3年生で主人公の久世響希(クゼ ヒビキ)は、友達の志島大地(シジマ ダイチ)、同じ学校に通う新田維緒(ニッタ イオ)と共に地下鉄の事故に巻き込まれ、ニカイア、通称『死に顔動画』と呼ばれる携帯アプリで悪魔を召還する力を手に入れる。
そして、自分達の意思とは無関係に『セプテントリオン』と呼ばれる謎の侵略者と人類の存亡をかけた7日間の戦いに巻き込まれていきます。
日本全土が極限状態に置かれた中、何が正義で何が悪なのか?
主人公を始めとする登場人物達の"葛藤と選択"、そして選択の先に起こる対立などをテーマとして描いていました。

と、こんな感じになります。


主人公は自身の意志とは関係無く争いに巻き込まれ、共に戦う仲間達との触れ合い、そして戦いの中で散っていく命前に自らの力を自覚していき、決断をするために悩みながら成長していく。
まぁ、主人公としては王道を歩むキャラクターです。
ですが、葛藤と選択、こう言う価値観を戦わせるような作風の主人公は総じてキャラクターが濃く、信念が強い、言い換えれば思想に偏りがあったりしますが、このキャラは正直薄味ですね。
キャラクターとしての主張が弱め、物語の中でなんだか違和感が拭えない存在でした。

キャラクターの死に重みを感じられなかったと言う点が大きく、視聴者に訴える様なものも無くただ死んでしまうキャラクター。
勿論、ただ曖昧な死を迎えたキャラクターも勿論ですが、これでは生き残ったキャラクターへの印象も曖昧なものになりますね。
主人公と共に戦うそれぞれに個性がある仲間を安っぽい扱いで食い潰した結果、単に数が多いだけの脇役達にしてしまっていると感じました。


謎の侵略者との人類存亡を賭けた戦い 。
その中で、迫られる選択に葛藤し、正義と悪の曖昧な境目を巡り対立を描く。
まぁ、かなり使い古されたような物語、設定、テーマですね。
正直、この作品には『目新しさ』と言う物は皆無といっても良いかも知れません。
尻上がりに盛り上がっていきますが、徹頭徹尾、良い意味での意外性も無く、予定調和の元に話は進んでいきます。
悪い意味での意外性として、ご都合主義だったり、突飛な展開も目立ちましたが、これは原作ファンへの仕様が強すぎたためなのか?
まぁ、原作をプレーした事のない身としてはちょっと置いてけぼりを喰らう展開があった。

まぁこれだけだと酷評もいい所ですが、逆を言えば使い古されているからこその安定感と言うか『無難』さは感じられなくもない。
使い古されているだけで、物語、設定、テーマ、どれも『面白くなる』、『面白く出来る』要素は多分に含まれているので……
この作品はそれらをどう捌いたのかと問われれば、残念な点はありますが13話の尺を考慮すれば取りあえず作品として観れないレベルとまでは思いません。

正直、そこまでの魅力を持っているとは言えない作品ですが、作画の面に関しては中々の仕上がりでした。
ちょっとキャラクターのデザインに対しては、個人的には好き嫌いのムラがありましたが概ね良好。
戦闘シーンの演出も激しく、見ごたえはあると思います。
そして、OP『Take Your Way』とED『Be』共に良曲でオシャレ感強め、映像、音楽の面の後押しが非常に大きかったです。

酷評気味な感じになってしまいましたが、ありきたり故の安定感と言うか『無難』さはある作品だと思いますので、一度視聴してみるのも悪くないかと思います。
好きな方には楽しめるような作品だとは思います。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 44

Ssoul(輝子P) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

One word to describe this Anime is「Let’s Survive.」 生きよう。

あらすじ

学生の間に密かに死に顔サイトの「ニカイア」っと言う携帯アプリが流行っていました。そのアプリに登録しますと、友達が死ぬ時の光景が見れるというアプリでした。

主人公の久世響希は友達の志島大地に「ニカイア」を登録する事をお勧めされ、登録しました。登録した瞬間にある事件が起きました。それはなんと・・・

私の感想。

前半少々微妙な感じでしたが、後半からおもしろさが ぐぐ~ん↑↑ っと上がり最終回は超展開でかなり楽しめました。本当に面白かったです。どういう風におもしろいかといいますと、今まで鬼ごっこを一人でやった事が無い人が始めて数十人と鬼ごっこをするくらい面白いです。

この作品のおもしろさは実に一つ! 時間をかけて我々視聴者を楽しませようとする所です。私が思うにこの作品は11話かけて最終回のおもしろさを100パーセントまで引き立てていると思います。そして、私はこの作品を生で見たのも最終回をもっとおもしろくした理由の一つです。それは何故かって? それは、 一話見た後一週間も来週の次の話までの一週間じっくり今後どうなるかを自分で考えたりする事が一番のおもしろさの調味料だと思います。最高です。

キャラクターデザインも最高でした。少々なれるのに時間がかかると思いますが、一度自分のイメージに当てはまると、最高で最高でしょうがないと思います。男性キャラクターは非常にかっこいいですし、女性キャラクターは魅力的でした。それは萌えだけでなく、美しい、可愛い、もあります。

Ssoulのワンポイントピックアップ!!
「このコーナーではこの作品のおもしろい所、注目してほしい所などをピックアップし、説明したいという事です。」

この作品は少々過激の表現やグロが目立つ所があります。ですので、グロが苦手な人はあまりお勧めできません。けれど、おもしろいので是非見て下さい。

オープニング

「Take Your Way」
かっこいいです。非常にかっこいいです。特に、はじめ方が超かっこいいです。

このオープニングの本当にすごい所はネタバレなんて完全に無視して、キャラクター説明と世界観の説明に専念している所です。
本当にネタバレだらけですが、完全にそんな事を無視して、キャラクター説明に専念しています。

そして、このオープニングがキャラクター説明が終わった瞬間に今までのあらすじをほぼ完璧に教えてくれます。これで、前の話を見忘れた人も話の内容が分かりますね!!

エンディング

「Be」
非常にかっこいい曲です。なんと言うか、他の作品のキャラクターでしたら、非常に地味なエンディングになるかとおもうのですが、この作品のキャラクターでしたら、非常にかっこいいのです。そして、はじめは幸せな一面をあらわして、そして、地獄のような破壊された世界を現すのはなんと言うか、天才の仕業ですか?

投稿 : 2020/07/04
♥ : 20

78.6 5 地下鉄アニメランキング5位
傷物語Ⅲ 冷血篇(アニメ映画)

2017年1月6日
★★★★☆ 4.0 (418)
2897人が棚に入れました
〈III 冷血篇〉は暦と怪異の別れを描く

ドラマツルギー、エピソード、そしてギロチンカッター―
怪異の専門家・忍野メメの助力も得て、3人の強敵との戦いに勝ち抜いた阿良々木暦。

彼はついに、吸血鬼キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードの
四肢を奪い返すことに成功する。
すべては、普通の人間に戻るため……。

しかし再びキスショットのもとを訪れた暦は、吸血鬼という存在、
その恐るべき本質を知ることになるのだった。
決して取り返しのつかいない自分の行為を悔やみ、そしてその顛末に困惑する暦。
後悔にさいなまれる彼の前に現れたのはほかでもない、暦の「友人」羽川翼だった。
そして彼女が暦に告げた、ある提案とは……。

声優・キャラクター
神谷浩史、坂本真綾、堀江由衣、櫻井孝宏、入野自由、江原正士、大塚芳忠

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

Film noir directed by 尾石達也 これが【死闘】である

西尾維新の物語シリーズの全ての始まり、『傷物語』の映画3部作の最終作
過去最長の83分で監督は『化物語』の尾石達也
キャラデザと総作監に守岡英行
シリーズで唯一PG12指定


前作『熱血篇』で眷属の力を駆使した阿良々木暦は、紆余曲折ありつつも見事ドラマツルギー、エピソード、ギロチンカッターに勝利を収めました
キスショットの四肢を取り戻し完全体への復活=暦が眷属から開放される時も目前に迫っていました
しかし忍野メメから衝撃の真実が口にされます
元々のキスショットの実力を持ってすれば、三人のヴァンパイアハンターは敵ではなかったはず
キスショットを弱体化させたのは、メメがキスショットの心臓を密かに奪ったからだと・・・
そう言ってメメは暦にキスショットの心臓を差し出し、そして去っていくのでした
「仕事は失敗に終わった」と、意味深な暗示を口にして・・・
完全体となり満足げなキスショット、これでようやく全てが終わると安堵する暦
しかし暦は最も重大な事実を見て見ぬ振りをしていたことに気付かされます
そう、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードは「鉄血にして熱血にして冷血の吸血鬼」であるという事実を・・・


この映画は大体3つのパートに分かれています
元々『鉄血篇』でも、
①暦の人となりや羽川との関係を描くパート
②キスショットと遭遇するパート
③キスショットを救った暦の身に何が起こったのか説明されるパート
の3つ


さらに『熱血篇』でも
①ドラマツルギー戦
②エピソード戦
③ギロチンカッター戦
の3つに別けられていました


それが今作では
①完全復活したキスショットが過去を語る、キスショットをヒロインとして捉えたパート
②自暴自棄になった暦が羽川に【おっぱいモミモミ】を強要する、羽川をヒロインとして捉えたパート
③最終決戦パート
の3つに分割できます


そう、ここでやっとハッキリする
暦という主人公に対して、表と裏、光と闇、善と悪という対比的な二人のヒロインが並行している映画が今作なのだと
これは単に羽川を選ぶのか、キスショットを選ぶのかという男女関係の話だけでなく、暦のその後の人生(もはや“人”ではありませんが)を左右する決断を迫られる作品だ、という部分に被せてきているのですね
上手いなー


②パートだけ観ればポルノ映画のように観えますし、③パートだけ観ればスプラッター映画、特に『フレディvsジェイソン』とか『エイリアンvsプレデター』とか、悪趣味が極まったアクションスリラーのようにも観えます
数ある物語シリーズにおいて、なんで今作だけが映画なのか、はこの『冷血篇』でハッキリしました
【正直、心臓の弱い方にはオススメしかねる内容だからです】
ですが、テレビ放送で中途半端にやられても誰も満足しなかったことでしょう
血肉飛び散るまさに死闘、よくぞここまで派手にやってくれた!と“本気”のクオリティで描かれる大人の映画と呼べる仕上がりだからです


キスショットが室外機の上を両手を広げて子供のように歩くカットは林勇雄さん?
ブラジャー姿の羽川を真正面から見下すカットは木村貴宏さん?
斬りつけあいはウメンヅだな
吉成兄弟は・・・言わなくてもすぐわかるでしょ?www
ウエダハジメさんや高山カツヒコさん(相変わらず特撮パート担当w)も携わっていて、オールドシャフトの人脈大活用のオールスタースタッフ


とかく【血祭り】という表現が似つかわしい映画でしょう
それもこんな豪華原画陣、さらにはほぼ全ての背景がCGという特殊な作りをした映画、後にも先にも例がありません
映像表現として、とても貴重な一作になったと感じます


さらに人であることを失くしていく暦の絶望感、それを案ずる二人のヒロインの心境が、そこはかとない哀愁を漂わせていて、観終えた後も程よい余韻を味わえます


改めて言わせて欲しいです
尾石達也監督「おかえりなさい」と

投稿 : 2020/07/04
♥ : 10

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

化物語の前日譚の「第3弾」に該当する本作は「赤く濡れて黒く乾いた血の物語…決して癒えない僕たちの大事な傷の物語…」

ここまであっという間…気が付いたら第3弾に到達してしまった気がします。
これまで視聴してきた2作はどちらも1時間そこそこ…
実質2時間ちょっとしか経っていないのだから当然といえば当然なのですが、内容の濃密さが余計に体感時間を加速させるのでしょう…

阿良々木 暦とキスショットは可能性の低いと思っていた賭けに勝利しました。
これもキスショットの持つ吸血鬼としての能力が結果的に功を奏した訳ですが…

キスショットが歩んできた道程…
時折見せるキスショットの本気の笑顔がとても印象的だったと思います。

でも、心に沸々を湧き上がる違和感が払拭できない…というか徐々に大きくなっていくんです。
それは化物語で最初に見た忍とのギャップです。

本作に登場するキスショットは大人…けれど、化物語に登場する忍はどうみても子供…
そう、容姿にギャップが有り過ぎるんです。

だから本作の一番の見どころは、傷物語がどの様に化物語に繋がっていくのか…という点に尽きると思います。
でも物語の展開上その予兆は一切無く…心の折れるような出来事が突然やってくるんです。
心の準備なんてしている余裕は微塵もありませんでした。

少なくてもこれまで間違った事をしているとは思わなかった…
振り返っても決して間違った行いは無かったと思います。
唯一違うとすれば、たまたま立場が違っただけ…
ただそれだけ…
なのに、僅かなその違いはその後の道筋を真逆に違えるに十分足り得た…という事実だけが取り残されてしまうんです。
そしてその事実は一人の人間が背負うにはあまりに重すぎました…
だから自分の良心への呵責に悩まされるかは別にしても、逃げてもきっと誰も文句は言わなかったと思います。

ううん、正直軸足はだいぶそっち側に向いていたように思います。
だから思います…
彼の友人である彼女は心底優しいと…
言っていることだけなら残酷にも捉えられるその一言一句の裏には、彼の未来に禍根を残したくない、という何とも彼女らしい優しさが感じられるではありませんか…

だから彼女も全力全開で彼に挑みました。
言い方はとてもソフトだったけれど、微塵の隙間もなく否応なしに納得せざるを得ないロジックが展開されたと思います。
彼女の言動の理由は、それがお互いがお互いのままでいられる唯一無二だときっと知っていたから…
ちょっぴりへたれだったのは間違いなく彼の方…
でも、勝機ゼロの戦いに向かおうと決意させてもらったのは事実です。

次の瞬間、画面いっぱいに広がる死闘…死闘…死闘…
その死闘を見ていて思いました…
「これじゃ誰も報われない」という事を…
だからこんな感じでは絶対終わって欲しくないと思っていました。
だって私の愛すべきキャラ像とかけ離れていましたから…
こんな風に壊して欲しくないよ…

阿良々木 暦とキスショットが紡ぐ決意と懇願の物語…
そして死闘の裏に潜む真実に気付いたのは彼女…
どこまで行ったら立ち止まれるのだろう…
どれだけ血を流したら優しさに気付くのだろう…
今言わなきゃ絶対後悔する事を悟った彼女は事態に対して身を呈する事を厭いませんでした。

本懐は遂げられなかったのかもしれない…
この結末は残酷だったのかもしれない…
でも、彼の目から溢れる無色透明な血液は、彼の優しさの証だったと信じています。
だから一緒に歩んでいくと決意した…
ラストの笑顔にそんな彼の強い意志を感じた気がします。
きっとこれ以上無い最高の形で化物語に繋がったと思います。

この作品を視聴したら、化物語がもう一度見たくなりました。
化物語に登場するキャラをもう一歩深掘りしながら視聴できる事に喜びが感じられると思うから…
視聴して良かった…待って良かったと思えた作品でした。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 20

四畳半愛好家 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

「化物語」と双璧をなす、屈指の名作! 忍野忍がここまで魅力的だとは…。

 愛用の映画館での最終日に鑑賞。
 映画「傷物語」3部作の3作目、最終章。

 なぜ最終日に観たかと言いますと、プライベートで忙しかったこともありますが、それ以上に1部、2部が、値段ほど楽しめず、「DVDで良いんじゃないか?」と葛藤していたからです。

結果的に、「本当に観てよかった!!」です。
今作に登場する、羽川翼、忍野メメ、キスショット、そして阿良々木暦…。
この4人に対する見方が大きく変わります。

 物語シリーズは、アニメでしか触れていない「ニワカ」な私ですが、「化物語」が滅茶苦茶好きな一方、「偽」をはじめとして、他のシリーズがイマイチ楽しめませんでした。しかし、今作『傷物語Ⅲ 冷血篇』は「化物語」と並ぶ名作だと感じられました!
 出てこない「ひたぎ」推しの自分が楽しめたのだから、この作品は本物だと思います。

 「なぜ阿良々木暦は、一生を忍に捧げているのか?」
 その疑問がこの映画でやっと説明されます。

 今作を観るとキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード;忍野忍に対する見方が大きく変わります!(中二臭いけど本当に良い名前だ!)
 更には、忍野メメというキャラクターに関しても十分に理解できていなかったことを知ります…。こんなに凄い人だったのか…。

 そして、改めて物語シリーズを観返したくなります…。

「戦場ヶ原ひたぎ」が最高だと思ってたけど、「忍野忍」がこんなに良いキャラだったとは…。どっちか好きか迷っちゃいますね…。

 あと、作画の凄さと声優の凄さ。
 ややいらない演出はありましたが、動きって面では、とても力が入った作画でした。
 
 そして、こんだけ盛り上がった今作のキャストはたったの4人…。
 神谷浩史、堀江由衣、櫻井孝宏、そして坂本真綾…。
 ベテラン?実力派声優たちによる流石の演技…!まだまだ若手にこの演技はできそうもありません。改めてこの4人に惚れ惚れ。
 特に今作では、キスショットを演じる坂本真綾が…本当に素晴らしい。演技に注目してみても楽しめる作品です。

 物語シリーズファンは当たり前ですが、「化」以降の作品で、離れていってしまった方々…この作品は観てみる価値があると思いますよ!!



 最後にこの作品の減点要素を挙げます。

①エロいシーンがかなりエロく、無駄に長い。
 まあ、私は一向にかまいませんが(キリッ)、カップルで観に来てた人とか気まずそうでした。(いいぞ~もっとやれ~。アニメ好きカップルとか爆発しろ!!)

➁3作構成ゆえ、4,500円掛かった点
 終わりよければ全て良しかも知れませんが、盛り上がり所が少ない1部と2部はくっつけて、前編後編の2部作にして欲しかった。今作は構成として、完璧だったと思うので、1部2部がやっぱり残念。

➂音楽
 「音楽の楽しさ」って意味では、今作はキャラの歌がないので、「化」より劣るかと。 しかし、映画主題歌は今作に合っていて、いい感じに終わりました。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 17

67.1 6 地下鉄アニメランキング6位
ぼくの地球を守って[ぼくたま](OVA)

1993年4月1日
★★★★☆ 3.7 (92)
541人が棚に入れました
少女たちの間でひそかな前世ブームを呼んだ人気少女漫画をOVAにしたもの。東京の高校に転入してきた少女・坂口亜梨子(ありす)は、知り合ったふたりの少年が同じ内容の夢を見ているということを聞かされた。彼らは夢の中では別の名を名乗り、月の基地から地球を見守っているらしい。しばらくして、亜梨子もまたふたりの語った世界に自分がいる夢を見る。それは三人の前世を示しているのか……、他の仲間もまた転生しているかもという可能性を探るため、雑誌の投稿コーナーで呼び掛けることに。一方で、亜梨子の隣に住む悪ガキ・輪は転落事故に遭って以降、超能力を用いて暗躍を開始する。
ネタバレ

聖剣 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

お贅沢な販促ビデオアニメ(OhVA)

偶然というか、たまたま出会って
こんなに面白い作品があるんだぁ!?って
ちょっとした衝撃を受けたのが最初の印象

それは
視聴当時まだ夏休みの膨大な時間を持て余しても許される年頃で
何の気なしにつけたTVに映っていたのがこの作品
一緒に見ていた妹もハマって
二人で結託して親を説得し
原作のマンガを買ってもらったのを記憶している

今思えば
なぜ原作購入まで至ったのか覚えていないが
Wikipediaの情報と当時の微かな記憶を辿って類推すると
全話放送したと思われるOVAの中途半端さを
「まだ続きがあるはずッ!なぜ放送されないッ!!」という思い込みから
その欲求を補完するためにマンガ購入という手段に至ったのだろう
つまり
物足りなかったんだろうな、たぶん
だって、あの時一度見たっきりだからなぁ
OVAは原作をどこまで描いているのか改めて見直してみようか


少しだけ書き足しておくと
{netabare}この作品に出会えたときは、本当に衝撃的で
「こりゃスゴい!」って思った当時の自分が誇らしく思っている
今見れば、ごくありふれた異能バトルなんだけど
当時はまだ珍しい部類だったのもあるから
この感覚は、残念だけどたぶん共有できないんだろうなぁ

前世とか輪廻という切り口も斬新だったんだ
ただ、ちょっと調べると
オカルト界じゃ「前世の仲間捜し」は当時ちょっとしたブームみたいで
その分野に通じていれば珍しい話題ではなかったようだね
「月の裏側」ってのもUFO陰謀論の定番のネタみたいだし。
そう知ってしまうと少しガッカリしてしまう
だけど自分が受けたインパクトが揺らぐことはない!
これが
原作の連載時期がちょっとズレていれば
コックリさんやツチノコ、口裂け女になったり
人面犬やUMAになっていたんだろうか?
また、今と違って情報が簡単に得られる時代じゃないから
情報元はおそらくオカルト雑誌『ムー』
原作者が『ムー』を目を皿のようにしてネタ探ししてたと想像すると
ちょっと愉快だ

加えて
作中の描写は、よく時代を捉えていて
ちょっと今見ると時代錯誤なところも多い
例えば
待ち合わせ場所に目印となる物を持って相手を探し出すだなんて…

雑誌を介して出会うことが実際にあったようだ
それこそ、
文通相手やバンドメンバーの募集みたいな内容で
名前から住所まで個人情報垂れ流し状態の雑誌が
本屋で購入可能だったなんて
今の10代20代の人にはきっと理解できないだろう

あと、Wikiにあるオカルトブームの後押しが
思っている以上に影響を及ぼしていたと見込んでおこう
自分はその末期を知っている程度だが
心霊や超能力、UFOネタを扱うTV特番が定期的に放送されていた
それも夜の7時台のゴールデンタイムにだ。
でも
1995年を期に半強制的に終焉となる
それは地下鉄サリン事件から始まるオウムの一連の事件が発覚したから
TV局はオウムをオカルトネタの賑やかしとして
軽率に扱った負い目があって一斉にこのジャンルから手を引いたのだ

オウム事件の全貌は他を参照してもらうとして、
教団の拡大していった要因にオカルトブームが一役買ってしまった
オウム信者の多くは当時20代の若者が多く
ちょっとした現実逃避やお遊び程度の集まりが
暴走し行き着く先があの事件だったのだ
つまり
作中のあの「集まり」と、きっかけは大差ない事に気付く
それが理解できると、
妙なリアリティが出てきてちょっと怖い


あと細かいとこだと、
制作が設立してそれほど経っていないProduction I.Gだとか
EDテーマに菅野よう子の名前があったりとか、
スタッフ欄もなかなか感慨深い


ついでに
原作まで読了した人向けに
{netabare}モクレンのキャラクター設定にちょっとビックリしたが
結果的に原作者のセンスの良さを感じる点だと思っている

最後の輪の姿には、腐女子の願望そのものが体現しているので
嫌悪感が否めないが、大団円に味噌をつけたくないので
歯を食いしばって我慢しよう{/netabare}{/netabare}

投稿 : 2020/07/04
♥ : 9

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

前世にまつわる人間たちが示す未来への道標。

もう20年以上も前の作品だというのに全く色褪せないものだと思いました。
名作は時代を超えて評価されるということを実感します。



主人公の坂口亜梨子(さかぐちありす)は、隣に住む少年・小林輪を誤ってマンションのベランダから突き落としてしまう。

そのことを切っ掛けに前世の記憶が甦り能力に目覚めた輪や、

同じ夢を共有し合っているというクラスメイトの小椋迅八(おぐらじんぱち)と錦織一成(にしきおりいっせい)らと出会い、

彼女は前世を共有するという人間たちの因縁に巻き込まれていく・・・・
というのがあらすじです。



見る前は前世を共有するなんてロマンチックだなあなんて思っていたら、そんなに甘いお話でもなくてけっこうショックでした。

彼女たちが前世暮らしていた月面基地の人間関係は愛憎に包まれていて、決してメルヘンではなく複雑なものでした。


もちろんその複雑な関係は現世でも無関係ではなく、お互いの前世を知ってしまった時から再び苦悩に包まれるのです。


前世と現世と来世。この全てが相互に作用しあう様が非常に巧く描かれていると思いました。


ただ、このアニメ決してBL作品ではないのですがナチュラルにそういった描写を盛り込んでくるので苦手な方はご注意ください。

自分はそういう気はないのですが、なんだかあまりにも美しいので危うく目覚めそうになりました(笑)



こういったミステリアスなテーマに合った映像、そして音楽のレベルが非常に高く、視聴者を作品の世界に引き込みドップリと浸らせるだけの魅力が詰まっています。


EDテーマの「時の記憶」。
この曲は皆さんが触れているように菅野よう子さん作曲によるものですが、本当に見事の一言。

歌っている方の歌声はもちろん、間奏などから感じる壮大な表現力は聴いていて鳥肌が立ちました。



ただ、やはり6話だけでは上手くまとまっているとは言い難いです。
最終話である6話は特に、これを見ても話の帰結を理解できるとは思えません。


登場人物の出番の比率に偏りがある所も残念ではあります。

前述の小椋くん・錦織くんはまだいい方で、前世で関係する国生桜(こくしょうさくら)や土橋大介はほとんど描かれていません。


あと最大の難点は、この作品は輪くんと亜梨子が話の核になっているのに肝心の亜梨子がおざなりになってしまっている所でしょうか。

もっと亜梨子ちゃんが他人と交流する場面や覚醒する様子をアニメで見てみたかったと思います。



その分アニメでクローズアップされていた笠間晴彦くんはお気に入りのキャラになりました。

晴彦役の山口勝平さんはらんまや新一のように活発なキャラを担当することが多いだけに、晴彦のようなか弱い美青年を演じていること自体新鮮でした。

でもこういった繊細なキャラでこそ光る勝平さんの魅力に気づかされ、
また晴彦というキャラ自体がもつ力強さと儚さに魅かれました。


あと彼の知り合いの薬師丸未来路(やくしまるみくろ)くんも二枚目でクールな所がカッコイイと思います。
無愛想に見えて人間味溢れた性格がギャップで良いです。声優さんが関俊彦さんなのも個人的に有り難い。



サクっと見られるライトな作品でなく、深く雰囲気に引き込まれるような作品を求めている方には、正にうってつけのアニメだと思います。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 12

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

大切なのは未来

1993年12月17日 - 1994年9月23日。OVA全6話。
1987年-1994年「花とゆめ」で連載された漫画を元に制作。

あらすじ。

東京の高校に転入した"坂口亜梨子"は同級生の"小椋迅八"
と"錦織一成"から、同じ夢を共有しているという話を聞く。

夢の中での彼らは異星人の科学者で、それぞれ"玉蘭""槐"
として、他に5人の仲間と共に、「Z-KK101」と呼ばれている
月の基地で、地球を見守って暮らしているという。

その後"亜梨子"は、マンションの隣の部屋に住む7歳の少年
"小林輪"を誤ってベランダから転落させてしまうが・・

奇跡的に軽傷で済んだ"輪"は、それを切欠に何かに覚醒し、
陰では人知れず怪しい活動を開始する・・

しばらくして亜梨子は、リアルな夢を見る。

その後共通の夢を見る者が他にも居ると考えた"亜梨子"や
"玉蘭""槐"は雑誌の読者連絡欄で呼びかけてみることに。

程なく柊と繻子蘭の夢を見る者から連絡が入る。

前世の夢「ムーン・ドリーム」を共有する彼らは会合を開き、
お互いの情報から何か答えを見つけようとするが・・


感想。

簡潔に言うと輪廻転生。例え生まれ変わっても愛している。
普遍的な愛。それらを近未来SF風に描いた作品。

序盤から違和感のある雰囲気を醸し出す演出構成で・・
シリアスな雰囲気で大きな緩急がないのでミステリー風。

徐々に登場人物が揃い謎が溶けて行くけど暗く思い感じ
なので・・面白みに欠け途中でギブしそうな人も多そう。

最後まで視ないと意味不明なので全6話で良くも悪くも直ぐ
に結果が出るので何とか視られるかな。

2時間に収まる程度の映画か・・尺を取ってコミカルな描写
等を入れて緩急つけてくれたら良かったと思う。

何れにしても構成を変えて前半もう少し明るい方が見易い。
初めから"輪"が意味ありげ過ぎて・・不気味で"亜梨子"も
あまり魅力的には描かれていないので、インパクトが弱い。

中盤まで中々各キャラの役割や魅力が見え難い。
終盤でやっと其々の立ち位置等が固められて・・ラスト2話
で一気に・・と思いきや・・6話で?という流れ・・
クライマックス前にこの描写?今更?という疑問も・・


坂口亜梨子:白鳥由里 :木蓮の記憶を持つ女子高生。
小林輪  :冬馬由美 :紫苑の記憶を持つ小学生。
笠間春彦 :山口勝平 :秋海棠の記憶を持つ少年。
小椋迅八 :森川智之 :玉蘭の記憶を持つ高校生。
錦織一成 :置鮎龍太郎:槐の記憶を持つ高校生。
国生桜  :松井菜桜子:繻子蘭の記憶を持つ女子高生。
土橋大介 :飛田展男 :柊の記憶を持つ高校生。
田村一登 :小杉十郎太:京都出身のヤクザ。
薬師丸未来路:関俊彦 :可也の超能力者。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 3

57.0 7 地下鉄アニメランキング7位
ミラクル☆トレイン 大江戸線へようこそ(TVアニメ動画)

2009年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (74)
488人が棚に入れました
都市伝説『ミラクル☆トレイン』。東京の地下鉄には、出会えた者にきっと幸せが訪れる、奇跡の電車が存在するという。1人の淑女が改札を通ると、表示されたのは「Welcome to the Miracle☆Train」の文字。気付かずに乗り込むと、そこには他の乗客が存在しない異空間が広がっていた。不思議がる彼女に、話しかける6人の男子達。
「ようこそ!ミラクル☆トレインへ」何と彼女は出会ってしまったのだ、奇跡の電車に。
悩みを抱える淑女しか出会うことの出来ないその電車には、美麗な6人の男子達が乗っていた。
そう、6人の駅達が―――

声優・キャラクター
KENN、杉田智和、置鮎龍太郎、小野大輔、梶裕貴、森田成一、藤原啓治、石田彰、さかいかな、内田彩、渕上舞、砂倉加奈子、名塚佳織、仙台エリ、本多陽子、こやまきみこ、保村真、小清水亜美、岡田栄美

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

イケメンになった駅たちが迎えてくれるハートフルコメディ

東京の大江戸線の駅をイケメンに擬人化した漫画・ノベルが原作で、
このTVアニメ版では「都庁前」「新宿」「六本木」「月島」「両国」「汐留」
の6人と車掌、小学生くらいの少女であるガイドのあかりちゃんを中心に
1話完結型、全13話のオムニバスで物語が展開していく。

毎回、女性キャラをゲストに乗車させ、その人の悩みを解決するという話なのだが
前半はたいした悩みでもないし、解決法もあまりに簡単で
ホストクラブのような出迎え方や雰囲気に慣れるまでは
これって単なるコメディだよな?としか思えず、ただ気楽に笑って観ていた。
それでも、音楽や作画はきれいだし、以前通い慣れた駅やその周辺、
見慣れた景色が度々登場するので懐かしかったり、嬉しかったり。
それに各駅ごとに壁やベンチやホームのデザインがそれぞれ違う大江戸線ならではの
キャラ設定も、なかなかで楽しく、6話以降からは俄然面白くなり、
気づけば一気に観てしまっていた。

個人的には、手違いで乗ってしまった男性客の9話に、
共感してしまう意外な部分があって面白かったが、
いきなりアクション編な10話は懐かしい刑事ドラマを思い出して楽しかったし、
じんわりと涙してしまった11話もなかなか良かった。

内容的にはやはり女性向きに作られているのだろうけれど、
大江戸線や沿線の豆知識的なことも同時に知れるのは見所のひとつかも。

そのほか、駅周辺に日本茶インストラクター協会がある汐留くんは
日本茶を淹れるのが上手だったり、
吉良邸がある両国くんが忠臣蔵をはじめとする時代劇マニアだったり
もんじゃ焼きで有名な月島くんは、しょちゅうもんじゃを焼いてたり・・
それだけでなく、セリフなどの随所にも駅構内や駅周辺にちなんだものがあり
それぞれ個性豊かなので、さまざまなキャラを楽しむのにはオススメ。

ちなみにメインキャストの雰囲気はというと。

「都庁前」・・生真面目なリーダーのメガネ男子
「新宿」・・どう見てもホストにしか見えない
「六本木」・・無口で温和。なぜかいつもパソコンに向かってる
「月島」・・冷静沈着なもんじゃ好き
「両国」・・江戸っ子口調で大雑把な雰囲気だが人情家
「汐留」・・一番最後に完成した駅だけあって末っ子的存在の甘えん坊

以上の駅のほか、「東新宿」「西新宿五丁目」「新宿西口」が
「新宿」の兄弟として登場したり、クールな良きパパ「飯田橋」や
ワイルドな「大門」、やさしそうな「豊島園」なんかもチョイ役で出ていた(笑)

今まで、あまり擬人化アニメを観たことがなかったが
物語さえしっかりしていれば、けっこう面白いものだね。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 18

柚稀 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

welcome to ミラクル☆トレイン♪

全13話。
こちらは地下鉄大江戸線♪
悩める淑女だけ(僕も淑女!∩`・◇・)ハイッ!!)が乗車できるというミラクル☆トレインのお話です。

淑女たちを迎えてくれるのは6人の男子たち…
でも彼ら…人間じゃあ、ございません…
彼らの正体は…なななんと!“駅”です。“station”です。
なんと斬新な…駅を“擬人化”しちゃったアニメです((*´∀`*))ヶラヶラ

そんなミラクル☆トレインに乗車しちゃったら、悩める淑女も当然ポカ───(´゚д゚`)───ン
なワケですが、観ている僕だってポカ───(´゚д゚`)───ンですよww

見た目は逆ハーレムにみえますが、毎話別の淑女が乗車するので、主人公の女の子を巡る恋模様を描いているわけではありません。
物語は1話完結。前半は続けて観るとちと疲れるw
内容はベタっちゃ、ベタな内容ですが6人の駅たちの個性のおかげで笑えるところもあったり、鉄道豆知識もあったり、意外と飽きずに観れちゃいましたw
10話でケラケラ笑い、11話では展開読めるのに不覚にも涙が一筋流れました…(僕の涙腺は弱いです)
12・13話はびっくり展開!あの子がこんなことに!?

~ミラクル☆トレインで会える駅たち~
☆都庁 前(とちょう さき)cv.杉田智和-よくも悪くも真面目なメガネくん
☆新宿 凛太郎(しんじゅく りんたろう)cv.置鮎龍太郎-キザで甘いセリフを言い放つ
☆六本木 史(ろっぽんぎ ふみ)cv.KENN-主人公ポジションながら影が薄い…
☆汐留 行(しおどめ いく)cv.梶裕貴-子ども扱いされてからかわれてる、青目金髪、げんきなコ
☆月島 十六夜(つきしま いざよい)cv.小野大輔-もんじゃ大好き、穏やかで気配りさん
☆両国 逸巳(りょうごく いつみ)cv.森田成一-時代劇をこよなく愛する熱血漢
☆とくがわ(駅じゃないよ、犬だよw)cv.石田彰-つっこみ担当…だが、犬だ。

~その他登場するいい声w~
羽多野渉・前野智昭・鈴木達央・日野聡・井上和彦

-声の病人のひとりごと-
公式サイトをみると、まだまだたくさん駅の方がおりまして…ぜひ続編がほしいところww

投稿 : 2020/07/04
♥ : 5

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

移動ホストクラブで行く、ぶらり沿線の旅

乙女向けのイケメンに擬人化された”駅”が(『エキメン』というそうです)、乗客のために奮闘する一風変わった物語。
1話完結で、都営地下鉄大江戸線の鉄道や駅、沿線の町についてのウンチクを交えながら、ミラクルトレインに訪れる様々なお客様のお悩みを解決していきます。


正直、前半は苦行でした。
乙女向けをコンセプトに作成されているので当然といえば当然なんですが、イケメンどもが客を連れまわしてデートしてれば、勝手に女の方から納得して悩みが解決!という薄っぺらな展開と、テンプレート的なキャラのカッコつけが鼻について、どうにも、こうにも・・・・


てか、何でこんなの見てんだ?俺?
・・・・・ 女性が、萌えアニメ見て抱く嫌悪感ってやつが理解できた気がします ・・・・・
ま、どうでもいい事ですね
失礼しました


さて、話を戻して。
前半はアレでしたが、どっこい中盤以降、変わった乗客が乗るようになってきたあたりから俄然面白い。
ホストみたいな直球色仕掛けではなく、右往左往しながら悩みを解決しようとする男どもに愛嬌がでてきます。
バラエティに出てヨゴレをやるジャニタレを見て好感を抱くような心境とでもいいますか、
ともかく、人間味が感じられるようになってからはエキメンらが魅力的に見えました。
いや、まぁ、人間じゃなくて”駅”ですけどねw


ラストは多少強引ではあるものの、それなりにまとめて完結させてあります。
一応、ハッピーエンド・・・・でいいのかな? ちょっとニヤッとしちゃいました。


男性にはオススメはしません。
あまりにも乙女向けすぎ。
変わった設定が面白いし、後半の人情話はなかなかイイので、女性の方には楽しめる作品ではないでしょうか。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 6

52.8 8 地下鉄アニメランキング8位
ギョ うごめく不気味(OVA)

2012年2月15日
★★★☆☆ 2.9 (112)
401人が棚に入れました
沖縄に友人たちとリゾートに来た華織が発見した“足の生えた”奇妙な魚。やがてその奇妙な魚は、夥しい数となって上陸を開始―
街中に出没して闊歩しては、人々を襲い始めるのだった……。

野菜炒め帝国950円 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

進撃のギョ人(微調整)

パニックロマンホラー。
グロあり。触手あり。
ドドリアさん。

ギョは大切なものを盗んで行きました(´・ω・`)
時間です?(`・ω・´)
約70分

やぁ、先日酷いアニメを見たので紹介するよ。それでは「ギョ」さんですどうぞ。

すごいものを見たなというのが率直な感想。

どういう話なのかと言うと海から足の生えた魚が陸に大量に上がってきて人間がパニックに陥る話。
とにかくキモい。異常にキモい。
ギョ人とか言うからポニョみたいなん連想する人もいるかもしれないがとんでもない。
こいつらはカサカサ走る。ポニョはスタスタ走る。
想像して見て欲しい。黒いGが大群でカサカサ来たらムンクの叫びのごとく驚愕して失神するだろう。自分なら間違いなく幽体離脱するね。
そんな恐怖とギョの恐怖は似たようなもんなのだ。

しかもこれ魚(ギョ)と驚きのギョを絶対掛けてるでしょ?堪らないよこのセンス。
本作にはギャーと悲鳴あげるシーンも少なくないが、そこはギャーじゃなくてギョーだよね。
悲鳴をギョーにすることで本作のファンも2割増しくらいにはなったかもしれんのに何故そうしなかったのか。

それとこの作品。キモいだけでなく何気に笑える。
多分下手なコメディアニメより笑えると思うんだ。シュールな笑いとでも言うのかね。
これ意識して笑いを取りに来てるなら大したもんだと思う。

この作品に関しては多くを語ることもそんな無いんで纏めに入る。

ちょっとおバカなパニックホラー。一言で表すならこんな感じ。
ホラーとシュールなコメディが楽しめるお得な作品。
グロそれとエロ描写も少しだけあるんで要注意。何?触手?いやそっちじゃないけど。
まぁ誰得のエロだったから正直いらんかなーとは思うんだけどね。

んー、ストーリーどうこうより純粋にギョパニックを楽しむのがいいかもしれない。
そこはほらB級ホラーを見るような感覚で。
展開自体は早いし少なくとも退屈はしない。
なんか点数自体低めになったけど少なくとも自分は見てる時は楽しかった。
只、最後まで見終わった時に70分もいったい何を見たんだろうという類の虚脱感には襲われたけど。
それでも70分程度で手頃だし気が向いたら是非どうぞ。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 22

大和撫子 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

こんな気持ち悪いアニメは他に見た事ないヒイィィィ!!!!(゚ロ゚ノ)ノ

体感せよ。アノ不思議な魚のフォルム、音、動き。

◆この作品の内容は・・・
沖縄に遊びに来た華織とその友人達。
しかし突如、足が付いている大量の魚やサメに襲われます(゚ロ゚;)エェッ!?
その被害は沖縄だけでなく全国に拡大( ̄□||||!!
またその魚の群れはホンの始まりに過ぎなく、世界は壊滅状態に・・・ヒイィィィ!!!!(゚ロ゚ノ)ノ
原作者は「富江」など数々のホラー漫画を書いている「伊藤潤二」氏。
アニメ文庫第1期作品にして、70分のホラー・パニックアニメです。

◆アニメ文庫とは・・・
TV放送や劇場版のフォーマットとしては合わなくて制作できないけど、アニメクリエーター達が「映像化してみたい」と思った作品をフォーマットにこだわらず制作しようという企画。
この作品はその第一段ですが、なるほど^^
この作品はまさにその企画にうってつけですね^^;
クリエーター達にとって、どこまで不気味な映像を表現できるかという挑戦心が湧き起こる、そんな作品でした。

◆みどころは・・・
不気味、奇怪、恐怖、醜悪、悪臭、生臭、グロなどの言葉を全て詰め合わせたような気持ち悪い映像技術のクオリティが半端なく良かったです。
見ていて目を覆いたくなるような不快な感覚になることは間違いなし。
その絵は脳裏に焼き付いてしばらくは食欲がわかなくなるような不気味さ。
後半にいけばいくほどカオスになっていきます。
単純にホラー・パニックを楽しむというよりも、醜い映像目当てに見るような作品でした。
ここまで不気味な映像を作り上げたその技術の高さに本来なら作画の評価を星4.5~5付けてもいいところなのですが、あまりにも醜すぎる汚い表現は苦手という個人的の好みで星3にしました^^;
「魚にギョとする」なんて寒いシャレを言いながら気軽に見れるアニメではないのでご注意下さいね^^;

◆声優陣は・・・
華織   : 片岡未来
白河剛 : 阿部英貴
忠    : 根岸拓馬
他、声優業が本職の人はどうやらキャスティングされてないみたいですね。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 35

素振り素振り(咎人) さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

濡れ場有ります

面白い作品ではあった
ただ何というか…消化不良すぎるなあ…
消化不良すぎて原作を読んでみたのだがそちらも消化不良…
因みに伊藤潤二の漫画が原作
伊藤潤二なら仕方が無いかもしれない気がしないでもない(笑)

歩く魚(歩行魚)が出てきた!という話なのですが、ただただ気持ち悪い
素振り素振りは虫とかああいった類(犬猫とか毛がはえてるのならば大丈夫)が苦手なのでちょっとキツかった
もし自分がギョの世界にいたら…自殺してたでしょうね(それ以前にアキのように腰が抜けて動けないかもしれない)
いや、本当にああいった類は無理、米粒より小さい虫も無理
小さい頃は大丈夫だったのですがねぇ(笑)
歩行魚は正直ゾンビより性質が悪い気が…
歩行魚は速いですしね…
自分が生きている間はこういう現象が起こらないことをただただ願います(笑)

最初に書いた通り
話自体は『完』より『未完』が似合うような感じ
わざとやっているのだろうがややギャグ調(『こいつぁ糞だぜえぇぇ』等々)
終始続くエリカとアキの争いはかなりの見所(これだけで正直かなり満足)
そういえば、こういった類の作品には必ずと言って良いほどに『狂気のマッドサイエンティスト』が出てきますね(笑)

声優はなんとも素人臭いと思っていたら、案の定素人でした
まあ、大体は気になりません(忠の人は下手過ぎて観ていられなかったが笑)

作画は素晴らしかった
気持ち悪くて眼も当てられない筈なのに見入ってしまった、魅入ってしまった

態々観る様な作品では無い(はず)
美麗作画を観たい人や、PVを観て良いと思った人は観るべし


濡れ場?
大期待してくださいよ
3Pですよ、3P
これ以上は何も言いませんが、(因みに触手プレイも有ります)


未完!!!(ドンッ
そりゃあもう名作『男坂』の如く未完!!!

投稿 : 2020/07/04
♥ : 19

計測不能 9 地下鉄アニメランキング9位
ゾイドワイルド ZERO(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★☆☆ 3.0 (6)
45人が棚に入れました
ゾイドとは、銀河の彼方に生息する、戦う意思を持った金属生命体である。惑星が最後を迎え、人類は第二の故郷として地球を目指すが、ゾイド因子の暴走と不慮のタイムワープで突如、21世紀の地球にゾイドが出現。ゾイドによる破壊と度重なる地殻変動で地球は一度滅びた。レオは自ら発掘したビーストライガーを相棒に、地球の未来を左右する少女サリーと冒険の旅に出発した。

声優・キャラクター
野上翔、千田葉月、保村真、日笠陽子、増田俊樹
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

毎週観るのがしんどくなってしまったので一旦中断

2019年10月放送開始のTVアニメ。ゾイドアニメシリーズ6作目であり、ワイルドシリーズ2作目となります。
テレ東系が見られず見逃し配信で視聴しているため、見返せなくても良いように各話メモしていたら文章量が膨大に…。最後まで視聴してから投稿しようと思っていましたが、読む人が大変だと思うので一度上げます。
固有名詞間違い、駄文ご了承ください。

内容は濃いけど、個人的には好きな回とそうでもない回の落差が激しいです。辛口部分もあるのでご注意願います。


【各話メモ】
第1話「誕生!ビーストライガー」
{netabare}21世紀の地球に降りる宇宙船とゾイド。ゾイドと大きな地殻変動により文明が滅ぶ。物語の舞台は新地球歴0030年。
武器を持たない白いライガーと惑星Zi(なのかな?)から移住して第2世代の主人公レオは最初から相棒らしい。今度のライガーは優しい性格かな?街中ではゾイドが公道を歩いているし普通に受け入れられているみたい。その様子や主人公の運び屋という仕事、ライガーとの関係がフューザーズを思い起こさせる。廃墟でバズと共にレアメタル(ジャンクパーツ)回収で資金稼ぎしていると(主人公の身体能力が非常に高い)ジャミンガ(錆びて野生になったラプトールっぽい?ゾイドのなり損ないと言われてる)に襲われているサリーと出会う。
帝国軍のリュック隊長に追われるサリーを守ろうとするが追い詰められる。リュック隊長の軍服の背中の部分にキャノンブルと接続する機能があるみたい。サリーは持っていたペンダントをライガーに投げるとレオの腕に機械が一体化し、ビーストライガーへ姿を変える。マシンブラスト(兵器開放)で倒れなかったライガーはエヴォブラスト(進化開放)し、3人は無事に逃げ切った。
本来は耐Bスーツが無いとワイルドブラスト時のコクピット内は辛いらしい。レオは不思議な力で守られているみたい?隊長の「あれがボーマン博士の研究成果か」というのはサリーのこと?ボーマン博士はサリーのおじいさん。
・感想・
OPEDともに曲は良い印象だった。ゾイドアニメはシリーズ全体通してイメージカラー青なのかな?ワイルドゼロ単体だと青いイメージがあまり無いんだけど、OP曲名が「blue blue blue」。
音楽が平野義久さん。大好きです。平野さんは作曲・作風の引き出しが多すぎる。ちょっと聞いたくらいじゃ絶対にわかんないwちょっと聴いただけで作曲者がわかるのは没入感を阻害するので好きじゃないけど、本作は好き。{/netabare}


第2話「爆砕の武器庫!バズートル」
{netabare}OP映像はまあまあ。
ライガーはレオが発掘して復元したゾイド。レオは左半身が機械に。バズは帝国軍とことを構えるのは嫌がるが、レオは特に何も言わない。
夜中に出て行こうとするサリーを引き留めるライガーとレオ。レオの体を見てショックを受けるサリー。ウォルター・ボーマンはサリーのおじいちゃん。(人の住めなくなった地球からサリーたちの母星に移民したが、その母星も滅びる。ゾイド因子を地球に持ち込んで再生エネルギーの問題を解決し、地球由来のゾイドを発生させ地球再生に役立てる計画。地球に帰る時に科学船がジャックされ、航路を変えたためその後何があったかわからない。サリーと博士は地球に到着したのは1年前。他の移民団は30年ほど前に到着しているため、レオ達は第2世代。)
ズィーフォーミング計画は上手く行かず、第一世代は呼吸器が必要でジャミンガが発生した。
ワームホールの影響で科学船が地球に到着したのは移民船が着く100年前。滅ぶ前の地球に到着したことでテラフォーミングは失敗し、地球が壊滅。ゾイドも稼働できず石化し地中に。いまやゾイドは発掘されるもの。
博士は誰にも気づかれないように地球再生の研究を続けていたが、帝国に知られてしまった。
バズの身元から帝国に居場所が割れ、バズートルに襲撃される。サリーをおじいさんに会わせるのがレオの当面の目的。
・感想・
レオは左半身が一部機械化してることを何も言わないけど良いのかな?サリーがショック受けてるから、体を元に戻すためにおじいさんに会いに行く展開かと思ったら全く言及されない。その目的もあるのだと思いたい。
キャラクターそれぞれの人柄と目的がちょっとしか出てなくてまだ設定説明ばかりなので様子見。{/netabare}


第3話「飛べないライオン」
{netabare}今回からしっかりしたナレーションが入るようになるのかな?
帝国軍から逃れるために海を渡る一行。サリーのペンダントが指し示す場所(ズィーフォーミングの施設)を目標に動くことに。帝国の海上演習場に迷い込んで逃げようとした所にスナイプテラ(ギレル中尉)によりライガーは落とされ、間一髪のところを共和国軍のトリケラドゴズ(ディアス中佐)に救われる。
・感想・
レオが窓からスナイプテラを夢中に見ててバズが困った顔するのが好き。バズが意外とレオに振り回されてるのかも?年の離れた兄と弟みたいな感じなのかな。
レオがライガーに大人しくしててっていう所は可愛くて良かった。{/netabare}


第4話「ゾイド遺跡を死守せよ!」
{netabare}共和国軍に助けられ大規模な遺跡に連れていかれる一行。バズとサリーが和む。考古学者の女性ジョー・アイセルに出会う。帝国軍を警戒するディアス、遺跡の襲撃をもくろむアルドリッジ。
レオの父親ジョシュア・コンラッドも考古学者?アイセルの憧れ。父親は行方不明になっている。サリーは祖父の「森羅万象には良い面と悪い面がありゾイドもそう。ゾイドは一度は地球を滅ぼしたが、地球と共存できる」という言葉を思い出す。レオの父も同じような思想の持ち主だったらしい。
21世紀の遺産(地下駐車場のジャンク)を漁りに入るとジャミンガの群れ。ライガーは地下に入れず、アイセルのラプトリアに助けられる。そこに帝国軍のスティレイザー(アルドリッジ少佐)を囮にガブリゲーターの小隊が襲撃。レオとライガーは、スティレイザーも敵に加勢したため苦戦。地下に爆弾を仕掛けて足場を崩し撤退させる。ガブリゲーターが煙幕使っててワイルドを思い出す。地球の自然は再生の兆しがある。草や水に触れようとするライガー。
地球考古学者アイセルが旅に加わる。ディアス中佐に目くばせしてたの何故?
・感想・
ライガーに動物らしい動きが増え、アイセルのラプトリアも威嚇の様子を見せる。野生を取り戻していくということなのかも?レオがバズから「生活のことも考えろ」みたいなこと言われてて、子どもらしさが見えてきた。サリーは結構成り行きって感じだけどどうしたいんだろう。
地球に本来いなかったはずのゾイドがどうやって地球と共に歩んでいくのか。あらゆるものは善悪の二極化では考えられないという点は前作に続き提示され、ジャミンガがその描写を担ってくれたらいいなと思ってる。
アイセルは歴史を調べ、バズは今を生きることを考える。この二人に支えられてレオとサリーは明るい未来を創っていくことになるんだろうか?(2019.10.27){/netabare}


第5話「裏切りのガトリングフォックス」
{netabare}光学迷彩で共和国軍基地に攻撃を仕掛ける帝国軍のガトリングフォックス。作戦後に動かなくなるなど、おかしな挙動を繰り返す。作戦行動の折、バーン・ブラッド二等軍曹はフォックスを制御できず逃走してしまい、ボーマン博士に出会う。
帝国軍の証であるゾイドオペレートバイザーはゾイドを乗り手の意のままに操るもの。帝国からするとゾイドは戦争するための物だけど、ゾイドの闘争本能はゾイド自身のもの。博士に曰く、フォックスにとって自由を奪われるのは何よりも耐え難い。軍属であることを捨ててフォックスの命を助けるか?
レオ達は船を入手するものの現在地の確認できずにいると、フォックス捜索中の帝国軍に襲われ、サリーとバズが人質にされる。そこをバイザーを取ったフォックスとブラッドに救われる。サリーはフォックスにまた出会える気がする、という。予告からすると次回も登場するかな?
・感想・
ブラッドの軍人という道とフォックスの意志・命の二択。ブラッドのこれまでの人生が描かれず、フォックス自身はブラッドをどう思っているのか不明確なのは難点。
前作と違うのはゾイドの命が人間に握られていること。前作だとゾイドは常に乗り手の心を問い、同じ志を抱いた時にゾイドキーが出現した。今作だと人間の手に委ねられるものが増えた代わりに責任や背負うものも重くなっている。ゾイドキーが無いから心が通じているかを確認する術が無い。これが今作で吉と出るか凶と出るか?まあゾイドキーの無い作品の方が多いので、それに代わる表現があれば良いのだから期待したい所。
車の中でバズが愛嬌があるの良いなあ。サリーは軍事技術の知識に明るい?アイセルは共和国軍との仲介役。
ちょっとした疑問だけど、バイザーをゾイドの意志を無視するものと描いてしまって良かったのかな?これをデザインして発売されている玩具もあるし、ゾイドの兵器としての側面も一概に悪いものとして描いてほしくない気持ちもある。様子見案件。(2019.11.4){/netabare}


第6話「悪魔の翼!スナイプテラ」
{netabare}最強のゾイドを作り上げることを目的に、共和国から環境や資金で有利な帝国へ移ったランド博士は、かつて地球の三分の一を滅ぼしたと言われるゾイド・ジェノスピノの化石を集めて復元しようとしている。ランド博士はバイザーや耐Bスーツの開発者でもある。スナイプテラのライダーであるギレルをそのライダーにする予定。
帝国は共和国より1年遅れて地球に到着し軍備増強等を急がなければならなかったので、共和国からランド博士を招聘し、今はジェノスピノの開発で共和国とのゾイドによる覇権争いに決着を付けたい。
レオ達は帝国から逃亡したブラッドに話を聞く。ブラッドにとっては帝国との決別の意思表明、フォックスに好きにさせてあげたかったこと。共和国軍のアイセルが言うにはバイザーはゾイドの意志を奪いロボット化するもの。ブラッドからはおじいさんの情報を得て別れ、食堂でジャンク屋からおじいさんの居場所を知る。
ギレルとランド博士は化石を回収していて、レオ達がおじいさんを追った同じ山中で遭遇。スナイプテラに撃墜されるライガー。
・感想・
ギレルは軍人としては相当なはねっかえり。傲慢にも見えるが実力は確か。でもスナイプテラは今後他の軍人に乗られることになるのかな?
帝国が力任せに軍備増強する理由はわかったけど軍内部の描写がちょっと適当な印象。しかも共和国軍側はそれ以上にガバガバすぎる。
ブラッドさんはキャラとしては好きだけど、帝国に家族とか居ないの?軍人としての出世欲とはどう折り合いを付けたの?フォックスとのやりとりがもう少し観たかったけど流れはまあ妥当な所か。
物語を進めるばかりではあるけどバズ・アイセル・ギレル・ブラッド達は性格がわかって来てる。レオとサリーに何かもう一押し欲しい。ボーマン博士がジープを動くようにした変な機械って?
バイザーについての違和感が増す。作品全体としては兵器としての側面を否定する描写は無いが、ゾイドの意志を無視するのは悪いことだと描いていると感じる。
まがりなりにも戦争を扱うのなら帝国と共和国が善悪偏った描き方にならないで欲しい。国の在り方はキャラクターの生活や思想に大きく影響する部分だし、早めに明かしてくれると色々理解も深まるはずだけど。
バイザーと軍の描写の2点はひっくり返してくれるのを期待したい所。(2019.11.9){/netabare}


第7話「ライガー奪還作戦!」
{netabare}谷底に落ちて急流に流されてレオとはぐれ、帝国軍に回収されるライガー。レオを救助に行ったアイセルは地下の滅びた都市を見つける。その様子からジェノスピノが破壊したもの?ジャミンガも多くいて、倒れたレオに群がっている。アイセルがジェノスピノの名前を出す。帝国では化石が集まりきらずギレルに毒づくランド博士。
ライガーのために焦るレオ。レオを心配するサリー。共和国軍の施設で治療を受け、ライガーの情報を得て帝国のザガート基地からの救出作戦に出る一行。立場上ディアス中佐は帝国へ共和国から仕掛けることは出来ないため、4人はジャミンガを使って工作してザガート基地に入る。レオ、サリーがライガーを修理し(レオの左手に反応してライガーのキャップが取れたのは何故?)バズが提案して武装を付ける。アイセルはザガート基地のシステムをハッキングして帝国基地から共和国軍領地への誤射を演出し、帝国軍が門を壊してレオ達を脱出させる。帝国がジェノスピノを復活させようとしているとディアス中佐から伝えられる。
ジェノに語り掛けるギレル。
・感想・
キャラ描写が全員良かった。ギレルとランド博士のやりとりも。全体的に子ども向けらしい表現が多かった印象。サリーは特に良かった。レオを心配し、ライガーの救出を手伝い、友達らしいやりとりが見れたと思う。
アイセルの機転も良かった。帝国から工作員がいたことを追及されたらヤバない?とちょっと心配ではあるけど。
「心と心が通じれば、ゾイドはかけがえのないパートナーになる」これが共和国側の考え方で良い?そうなると軍備としてのゾイドの運用はどんな感じなんだろう。
ラストでギレルがジェノスピノに呼びかける。ジェノに意志を認めるのならギレルは道具扱いだけとは言い切れない。強い兵器としてゾイドにこだわるならギレルにとっては相棒となるはずだし、ギレルの人間性ともマッチする。ランド博士は腕を気にしていたし呼吸器使ってないのが気になる。ジェノに対してはマッドな惚れ込みよう。
ジャミンガ大活躍だけど、結構酷い扱いかも知れないwライガーにやっと武器を積んだと思ったら取ってしまった…毎回改造して武装を取っていく展開だったら面白いかも。ラプトリアとライガーが可愛い。(2019.11.16){/netabare}


第8話「猛撃の重戦車!キャノンブル」
{netabare}キャノンブルに追跡され、砂嵐の中を進む一行。砂嵐の外に出たと思ったら21世紀の時のまま保存されたような街に出る。急に地面の穴からジャミンガが現れる。レオが父親の研究にあった「ボルテックス」の話をする。砂嵐(未知のエネルギー)に守られ時間の流れもおかしくなった街を見つけた、その不思議なエネルギーが「ボルテックス」。その時サリーのペンダントが、町の中の巨大な穴に導く。ペンダントと穴の奥の何かが反応して光る。
レオとサリーが探索に入り、地下鉄の線路を辿ると大きなキューブ…ジーフォーミングの端末がある。レオの体のゾイド因子と反応し、サリーが再起動することで、端末は地下へ潜っていく。端末が正しく起動したから。
地上に出るとバズとアイセルが帝国軍の捕虜になっている。サリーが帝国軍に投降しようとしたとき、端末が正常に働き始めたため街が朽ちていく。混乱に乗じて反撃に出るライガーとラプトリア。帝国軍をかわした一行はサリーのペンダントとレオの父親の手記の「ボルテックス」の場所を頼りに端末を探すことにする。
次回ギレルがライガー討伐に出るか。
・感想・
今回もラプトリアの動きが可愛い。アイセルもラプトリアに乗る時耐Bスーツ使ってる。これがないと本能開放できないのは帝国も共和国も同じ。レオがゾイド因子のせいで明らかに普通じゃなくなってるんだなあと。アイセルがキャノンブル二機を手玉に取るのは良かった。乱戦・混戦になると小型ゾイドも活躍するので嬉しい。
レオにはゾイドの改造に詳しいって設定があるんだから、隊長のキャノンブルの武装変更には自分で気づく方が良かった気が。レオの腕が機械化したのがゾイド因子のせいだって話、今までに説明されてたかな?個人的に予想はしてたけど本編内でちゃんと知らせて欲しい。結構気にしてたから見逃してはいないと思うんだけど…。
ランド博士も左手?気にしてたからゾイド因子の影響を受けているんだろうか。地面からジャミンガが現れたし、地下の端末が正常に機能してないからジャミンガが発生するということだよね?
キャラ設定を使いこなせてなかったり、説明不足が目立つ気がする。もう8話なのに何となくもやっとする。明かせない謎は別だけど、説明はもっと端的にして欲しい。バズのキャラクター描写が一貫しないのもストレス。コメディリリーフなのかレオの保護者ポジなのか、明確にしてもらえると良いんだけど。(2019.12.1){/netabare}


第9話「空へ吠えろ!ライガー反撃‼」
{netabare}バズが旅費調達のために手に入れた怪しい地図を頼りに荒野を進む一行。100年前の航空母艦や飛行機を見つけるが、軍事的な遺産のため共和国軍のものに。100年前の装備なのにカタパルトが動く。アイセルが居ない間に、言いつけを破って内部を調べに入るレオ達。船内でジャミンガの群れの死骸を見つける。
アイセルはディアス中佐から「彼らの監視と報告を」頼まれる。やはり軍の仕事だったんだね。
帝国軍がビーコンを受信して見つかってしまう。「共和国が領有を宣言しているが実効支配していないから上層部に連絡しよう」
レオ達はディメパルサーを筆頭とした帝国軍の部隊と交戦。スナイプテラが襲来したのをカタパルトを利用して撤退させる。ビーストライガーはスナイプテラにまた会える気がする、と。ギレルもレオへの評価を上げる。
・感想・
最近サリーが行動力を見せてくれて嬉しい。バズはコメディリリーフ寄りになってるけど、地図の入手・探索・カタパルト準備など縁の下の力持ちといった描写は悪くないと思う。ギレルがレオとライガーをライバル認定したっぽい?これも良かった。
…アイセルはやっぱり監視任務なのですね。そうだろうとは思っていたけど、個人的には子ども向けアニメでこういうのを最初から明らかにしていないのはもやっとする。共和国と帝国はまだ国境線が定まらず領地争いをやっているわけだ。予想はしてたけど、両国の生活の描写が無いので解りにくくなってる気がする。
私は近接格闘戦・修理整備シーンが好きなので、重火器の打ち合いが多くて見てて楽しくない時も。一番生き生きしてて楽しいのはラプトリアかも。(2019.12.9){/netabare}


第10話「フォックス捕獲指令」
{netabare}ジャミンガを退治したりして生計を立ててるバーン。帝国にも共和国にも頼らずに生きている街もあるみたい。発掘のプロを名乗るエドという中年男に発掘現場の孤島のジャミンガ退治を頼まれる。一方のレオ達も海上運搬の仕事を受けている。
ラプス島は10年以上前に取りつくされたと言われているが、エドは諦めていない「ゾイドの発掘は人生を懸けるにふさわしい仕事」。二人で島に入るがバーンは取り残され、エドが手引きした帝国軍に襲われる。
海上から砲撃され陸上ではラプトールに襲われ捕獲されるが、一度は自力で脱出。エドが手引きしたことを知るが、帝国に島を破壊されてエドも気落ちしている。エドの船で逃げようとするが追い詰められたところを、運搬仕事で船で移動していたレオ達に助けられる。バーンとは別れるけど、レオ達の仕事は間に合わなさそう…。ラプス島の地面から何かが見えている。
・感想・
お仕事の話は好き。レオ達や普通の人達の暮らしぶりが見えたのは良かった。最後にエドにフォローが入るかと思ったんだけど無かったのが勿体ない。エドも帝国軍を追い払うのに小さくても良いから活躍があればもっと面白かっただろうに。エドはマスク付けてないけど第2世代ということ?バーンはまたフォックスに強化したバイザーを付けて使われると言われて怒る。そりゃそうだよね。バーンは後ろ手に縛られたまま海に飛び込んでよく生きてたね…。
今回は作戦行動や戦闘が良かった。ただフォックスが岩場を上る時とか不自然?。スティレイザーとフォックスの本能開放でフォックスが撃ち負けるシーン良かった。次回予告、バーンまたレオ達に合流する?今回ラストで別れずに同道してても良いような気がするけど。なんだろう、全体的に話の繋ぎがおかしい時があるのが気になる…。(2019.12.15){/netabare}


第11話「灼熱の破壊竜ジェノスピノの復活!」
{netabare}ギレルは病床のコリンズ准将を見舞い、ジェノスピノの復活を誓う。基地にはアルドリッジ少佐も。そこにランド博士からジェノスピノ最後のパーツがイージスバレーで発見されたとの報せ。回収に乗り出すが、空輸の途中にパーツのエネルギーで山火事が起こる。
船で移動中のレオ達は共和国軍の連絡で山火事の現場へ。化石は発見次第破壊することに。バーンが一般人の救助の依頼で動いていて、待機中のサリーたちに合流する。レオとアイセルはバーンの案内で化石の元へ。
スナイプテラで現場へ向かうギレル。ギレルの足止めで帝国の輸送が間に合い、レオ達は化石を持ち去られる。ジェノスピノが完成するものの、コリンズ准将は亡くなり、アルドリッジ少佐がどういう方法でかジェノスピノのパイロットに任命される。
・感想・
今回のイージスバレーのパーツが最後だというけど、前回のラプス島の残された化石はなんだろう?
コリンズとギレルの会話良かった。病気であることは前の登場時にはっきり描いておいても良い気がするけど、そういえば前も杖をついていたっけ?惑星Ziに居た頃のコリンズの二つ名「黒い荒鷲」はスラゼロネタでしょうか。熱くなるギレルは人間味があって良い。ギレルとコリンズ、親子のようで良いですね。ジェノスピノのことではランドとギレルは気が合いますね。この二人仲良く喧嘩しな!って感じ良い。今作はドラマ性の描写がギレルとバーンに偏っている気がしてならない。
コリンズとランドは屋外ではマスクをしているので、屋内なら外しても大丈夫という事だろうか。第2世代は耐性があるから単に慣れの問題なんだろうか。
レオ達が共和国軍に良いように使われてる感があってスッキリしない。アイセルがレオ達の監視任務も負っていることをレオ達が知っているならモヤモヤしないと思うんだけど。
ラプトリアが今回も可愛い。ジェノのCG流石だけど、もう少しハッタリきかせた演出しても良い気が。(2019.12.23){/netabare}


第12話「無敵の咆哮!ジェノスピノ!」
{netabare}アルドリッジ少佐がシーガル准将によってジェノのライダーに任命される。共和国軍に身を寄せるレオ達。巻き込むわけには行かないというディアスだが、アイセル「レオ達はもう巻き込まれている。彼らは地球を愛してる。気持ちは我らと同じ」
ジェノに共和国軍の基地を破壊される。帝国軍シーガル准将から共和国軍ギャラット少将との通信で、ジェノによる共和国軍基地の破壊はコリンズ准将による暴走であると嘘をつく。ギャラット少将も気づいている様子。シーガル准将は軍事力としてしかジェノを見ておらず、ランド博士はライダーが誰でも構わない。(ギレルはコリンズ准将の執務室に立つ様子がワンカット入る)
都市要塞モザイクにジェノが襲来する。モザイクは共和国軍象徴とも言える場所。テラフォーミングシステムが正常に機能し再生した希少な場所で、その「希望の地」を守るために要塞都市がある。
都市内にジェノを誘い込んで罠に嵌めるがジェノを傷つけることは出来ず、重火器を積んだライガーとフォックスでも倒せない。ライガーは大破、それを守ろうとしたディアス中佐のトリケラドゴスは再起不能に。取り逃したジェノスピノは共和国の首都ネオへリングに向かう。
・感想・
ディアス中佐がレオ達を巻き込みたくないって言うのはどの口で言うの?としか思えない。軍服のまま身分を隠さずアイセルを同行させた時点で嫌でも巻き込まれるでしょうに。
チーム内でのバズの役割がいまだにはっきりせず、今回のような場合に何もできない(役割が無い)のが結構ストレス。バズは役割次第ではかなり好きな立ち位置なんだけど。ていうか役割が比較的明確でかつ好きだなって感じるキャラがギレルとアルドリッジ少佐くらいしか…。
近接戦闘多くて作戦行動があり楽しめた。個人的にギレルに期待するのはジェノスピノとの関係かも。(2019.12.29){/netabare}

第13話「漆黒の魔獣!ドライパンサー!」
{netabare}ジェノスピノを止めるために行動し始める共和国軍。ライガーは瀕死の状態。急に要塞都市モザイクの周辺が金属化し始め、リジェネレーションキューブの端末があることがわかる。アイセルとサリーが端末の再起動に向かう。モザイクの環境は変化し続ける。
ジェノスピノの操縦で消耗するアルドリッジ少佐。シーガル准将は共和国軍からの連絡を無視。ランド博士がシーガル准将に、要塞都市の端末を回収するよう依頼するが疎ましそうな様子。(ランド博士は最高科学顧問として将官クラスの権限を持っている)ランド博士のデスクに家族との写真。多分孫娘はサリー?ドライパンサーがモザイクに進軍する。
コリンズ准将の遺志を継ぐ決意をするギレル。共和国軍のディアス中佐を頼り、コリンズ准将の名誉のためにジェノスピノを止めて欲しいと頼む。ギレルが捕虜となり鹵獲された体を装いスナイプテラを使い、ライダーであるアルドリッジを狙うことを提案する。
レオは生身でサリーたちのフォローに向かい、地下を通って湖の下の空間に出る。一方ビーストライガーはボロボロの体で湖に入る。湖底で端末を再起動するとキューブは地面の中に潜り、湖底から石のコンテナのような物がレオ達の前に現れる。
ジャミンガや帝国軍ドライパンサーの襲撃に苦戦するフォックス。
・感想・
今回は良い所が多かったと思う。ギレルがここまで型破りな行動に出るとは思わなかった。良く気づかれなかったなあ。ギレルの行動原理がさらにはっきりしてきた。アルドリッジ少佐死んじゃったりしませんかね…;;好きなんで生き残ってください。
ライガーが湖に沈むのを見てバズが慌てる様子は和んだ。せっかくならライガーから止めようとするバズへの反応があれば良いのに。森や水場はゾイドにとっても癒される場所。サリーが「レオはライガーについていて」と言い、それを結局振り切ってレオが救援に向かうのも、レオとサリーの自主性を感じた。
場面転換が多すぎるようには感じる。ドライパンサーはお披露目のみ。個人的には、ライガーから周囲の人間への感情表現をもっと見たいかも。
(2020.1.12){/netabare}

第14話「超進化!ライジングライガー‼」
{netabare}ドライパンサーに苦戦するフォックス。
湖底でコンテナから目覚め、ドライパンサーを退ける白いライガー。ペンダントの力だと思われる。自身の意志で強くなろうとするライガー。
共和国軍はジェノスピノ進行を防ぐため、鹵獲したスナイプテラを利用することに。アイセルにも増援要請。
ライガーの回復はキューブとゾイド因子の相乗効果によるとランド博士は結論する。ボーマン博士はその二つを使った地球再生を考えていたのではないか。
瓦礫の中からライガー改造のためにパーツを集める一行。ブレードも修復して載せて完成。復活と改造が別なのが良いですね。
ジェノスピノにより消耗するアルドリッジ。ジェノスピノは海を泳いで共和国軍の首都へ。ディアス中佐はスナイプテラでアルドリッジの消耗を狙う。マシンブラストを繰り返したことでアルドリッジが昏倒しジェノスピノは停止。
一方ドライパンサーはライガーを襲うが隠密性が有効でなく、覚醒したライジングライガーに倒される。
・感想・
今回は面白かった。修理シーンがずっと見たかった。ゾイド達の仕草や感情もとても良かったし、復活と改造(パワーアップ)が別々なのが好き。
ジェノスピノのマシンブラスト、柄の所伸びるんですね。ギルラプター、ボーンとアーマーの色が逆になった機体が。
ライジングライガーとレオの意思疎通の様子が良かった。今回はキャラ描写も良くて、サリーも生き生きしていたし、お茶を差し入れるバズもワンカット入ったり。サリーが「とっても強そう!」って可愛いwアルドリッジ少佐には無事に帰ってきてほしい…。もしかしたら一番好きなキャラかもしれない。
新EDでゾイドが走っていくの好き。次回予告とゾイド紹介も二人体制で好き。ずっとレオとレギュラーキャラ誰かでやって欲しい。
{/netabare}  

【以下、15話~22話まで】
{netabare}
第15話「破滅竜ジェノスピノを追撃せよ!」
アルドリッジは消耗しジェノスピノも停止したように見えたが、ジェノスピノはライダーなしで暴走し始める。首都に向かうのを止めるためにディアス中佐やレオ達はジェノスピノを追撃する。共和国軍は廃墟で迎え撃つが足止めできない。ガノンタス、グラキオ、トリケラとか。
ゾイドコアを狙う作戦をサリーが提案。ギレル「無謀だがライガーのライダーが俺の想像通りなら」「こんな愚行を犯すためにジェノスピノは復活したのではない。この事態は帝国の望むところではないと信じている」レオ「ライガーはジェノスピノを止めるために進化した」
ギレルがバイザー付きキャタルガを使ってビルの下敷きにしてレオとライガーが攻撃。ジェノスピノを停止させる。ランド博士はジェノとライガーのデータ収集していた様子。ジェノスピノをどうするかは帝国と共和国の上層部が協議して決めることに。
サリーはゾイドのためにボーマン博士の目的を果たすと再度決意する。レオ、ギレル、バーン、ディアスの顔合わせ。コリンズ准将の汚名は雪がれたと言ってギレルは帝国に戻る。
・感想・
格闘戦が良かった。ライガーとレオのやりとりも。
捕虜であるはずのギレルの扱いはグダグダ…まあそれどころでもないけれど、何の交換条件もないとか、相変わらず気になる…。アルドリッジ少佐が心配。ギレルは准将の汚名は晴らされたというけど、どうだろうなあ…。サリーが自分の意志でボーマン博士の仕事を受け継ぐ流れがさらに明確になったのは良かったかな。
レオ、共和国軍にスカウトされるのか…。あまり共和国軍に肩入れしてほしくないと思ってきたけど、ギレルがジェノを戦争の抑止力として本気で考えているなら、レオが共和国軍に協力する流れになってもどうにかバランスは取れるかもしれない?両国の戦いが和平で終わるだろうことは想像できるけど。(2020.1.30)

第16話「徹底研究!これがライジングライガーだ!」
帝国女帝フィオナと共和国大統領との会議と和平。ジェノはそのまま残されることに。ネオへリック招待されたレオ達。軍に戻るアイセル。ディアス中佐の両親の歓待を受けるレオ達。第一世代は上部のマスクが必要ない場所にいる。ドーム状になってる?
ディアスと昔馴染みらしいシェリー・ハント大佐。レストランでレオに勲章を渡す。一般にはレオがジェノを止めたと知らされていないから?
シーガル准将は帝国で軍事裁判を受け、アルドリッジ少佐は意識不明のまま。ギレルはランド博士と衝突する。
シェリー大佐からライジングライガーのデータ収集を依頼されるレオ。ライガーを管理したい大佐に軍人にならないかといわれるがはっきり断り、勲章も返してしまう。アイセルが監視任務を継続することに。
ディアス中佐の両親から「君たちにも生きた証を残してほしい。地球人として」
・感想・
仮想敵として色んなゾイドが出てきて良かった。
まあ、軍との関係は妥当なところに収まったかな。金巻さんの脚本好き。
中佐の両親が出てきて良かった。アイセルが情が移ってるのもしっかり描かれて大分スッキリした。もう少し人間関係が軍意外と作られたらいいんだけど。首都の暮らしぶりももっと見せて欲しいな。食事シーンが好き。ていうか生活の様子が見れるの好き。一度渡された勲章を礼儀正しく返したレオ良かった。(2020.2.2)

第17話「逃亡者ボーマン」
総集編
リュック隊長はボーマン博士を追っているが取り逃している。
キューブの反応がある村へ向かうボーマン博士。
・感想・
総集編にしてもちょっと意図が…?ボーマン博士がほぼすべての出来事を把握しているということでいいのだろうか。狙いが明確でない総集編でちょっと残念。(2020.2.11)

第18話「琥珀の大鋏!クワガノス出撃せよ!」
ゾイド因子を作ろうとしてる?ランド博士と助手。ランド博士の作った装置からはジャミンガが現れるが、ランド博士の右腕に怯む。
ジープが不調で立ち往生しているレオ達は、マグネスターウイングとガラクタで作ったドローンみたいなものに乗ったジェイクと出会う。空を飛ぶのが夢。レオはそこに首を突っ込み、マグネスターウイングを利用した飛行機を再現。
一方アイセルは軍の仕事で別行動。クラウド大尉と発掘隊がクワガノスの化石を発見・復元している。性能テストの途中でジェイクの飛行機とかち合って墜落し大破。捕まったジェイクとレオ達が合流した夜帝国軍に急襲される共和国軍基地。レオを助けるためにクワガノスに乗り込むジェイク。帝国のクワーガを撃退し、レオが苦戦していたドライパンサーを退ける。
・感想・
軍人以外との人間関係が広がってきたのは良いけど、軍が絡まない話がそろそろ見たい。そう思うとアイセルが軍人として同行しているのが、話の幅を狭くしてて嫌になってきた。飛行機は地球独自の発明だったみたい?レオが知ってるのは地球の歴史に詳しいから?呆れるバズ良かった。
ジェイクはクワガノスをワイルドブラストさせる。ジェイクとクワガノスの絆にお話を持っていかないのが意外でもある。最新型のクワガノスは機密だろうによくジェイクを開放してくれたなあ…。軍の描き方がガバガバなのは変わらない。ジェイクが次は宇宙を目指そうかなっていうのは好きな感じ。
シリーズ構成の脚本が個人的にイマイチ。(2020.2.21)

第19話「孤島の争奪戦!」
キューブを探してボルテックスの大嵐の海に乗り出したレオ達は大波にさらわれて遭難する。島は静かで、会場は大荒れしている。はぐれたサリーはゼペットという男に助けられる。端末と思われるものの場所を案内してもらう。
帝国軍ランド博士とメルビルは異常気象の中に端末を探すために向かっている。島では呼吸が平気なのでキューブの存在を確信する。島の捜索を始める帝国。
ゼペットは娘の話をし、サリーは自分の父の話をする。サリーの父は幼い頃に家を出ており、サリーはいまも会いたいと思っている。帝国軍に見つかるがレオ達が助ける。レオとサリーで端末を見つけるが、ランド博士と鉢合わせに。持ち去られる前にサリーは端末を再起動し、アラシが収まった所でバズとライガーたちが合流。
メルビルのスナイプテラを撃破してゼペットと共に陸へ戻る。
・感想・
スナイプテラって二人乗りできるのか…。サリーの母はクリスタという名前。
バズの役割があったのかどうか今回は微妙。それよりアイセルがいても役に立ってない感。ゼペットの娘との再会まではやってくれないんですね…。人情もの仕立てもたまにはやってくれないかなあ。親子関係の描写のためだけにゲストキャラがいるのならそれは苦手にかんじてしまう。
ゾイドの動きは確かに良いんだけど、瞳の表現がほとんど見られなくなったのが泣ける。ゾイド紹介コーナーで使用目的に沿ってしっかり改造されたメルビルのスナイプテラの紹介をしたのはとても良かったと思う。前作は亜種だけだったから。こういうのがメカ的な楽しさ。(2020.2.24)

第20話「リジェネレーションキューブの村」
村の洞窟の奥でキューブを修理するボーマン博士。修理が終わるから出て行くと少年に伝える。
燃料補給するレオ達とバズ。キューブの情報を見つける。
ランド博士にとって右手は何なのかな?ランドとボーマンは惑星Ziでは共同研究者。ボーマンは地球再生にゾイド因子の力を使う。破壊と再生の力。
デスレックスの突然変異種の化石。荷電粒子の発生機関の一部。荷電粒子は膨大なエネルギーを使うためにそのゾイドは自滅した?ランド博士は荷電粒子発生機関の化石にキューブを移植することで荷電粒子砲を使えるようにするつもり。
村にレオ達が到着し、ボーマン博士も一人で旅しながらキューブを再起動してきたことを知る。土地を接収しようとする帝国軍とレオ達はかち合うが、共和国のクワガノス部隊に助けられる。ボーマンの滞在した部屋に映像が残っていて、サリーはペンダントを奪われないよう忠告される。
回復したアルドリッジ少佐は、軍刑務所に入るはずだったがランド博士からペンダント奪回の条件を出される。専用の黒いファングタイガー登場。
・感想・
アルドリッジ少佐ご無事で何より!ファーストネームはダグラスさん。バズは最近安定して生活面をフォローするようになってきた感じでなお良し。
クワガノスの登場で帝国独壇場だった制空権に変化が起こりそう、というのはなかなか好き。本編内でやって欲しい気持ちもあるけど、それやってしまうと対象年齢と合わないかもしれないし、内容が複雑化しすぎるかな。
帝国軍の描写が濃いので兵器ゾイドに関しては好きだなって思うんだけど、共和国軍は…。兵器扱いなのは一緒なのでアイセルとディアスの以前の会話が上滑りしてるようにしか未だに感じられない。アイセルはラプトリアと仲いいけどそれだけ…。(2020.3.5)

第21話「時を超えた記憶」
女帝に謁見するギレル。女帝の不自由さ。
異常に綺麗なビル街に入るレオ達。アイセルはその中で100年前の幻を見る。100年前の状態のオフィスに入ると異常が。エレベーターで上階の居住区まで。AI人形アリスが持ち主のマリアという女の子を慕ってよく似たアイセルを呼んだらしい。そこにジャミンガが襲ってきて、アリスは壊される。良かったアイセルがジャミンガを蹴散らす。
・感想・
ビルが綺麗な状態なのはキューブのせいじゃなかったの?一部だけだから何が何だかよくわからない。
アイセルがどうしてそこまでアリスに感情移入したのかがよくわからない。自分も同じような経験があるとかならわかるけど、物語のためにキャラクターが動かされてる感がちょっと乗り切れない。メインキャラでさえ上手く掘り下げ出来ていないのはちょっとどうかな…。脚本金巻さん。いつもは好きだけど今回はイマイチ。
ラプトリアが壁を上るのとか良かった。ラプトリアの紹介がアイセルだったのは良かったと思う。(2020.3.13)

第22話「ファングタイガーの罠」
ファングタイガーでレオ達を追うアルドリッジ。一人レオ達を追跡するリュック隊長。ラプス島で大きな化石が出たことをエドから知るバーン。バーンは一人ラプス島へ。オメガレックスを再起動しようとするランド博士。
100年前の遺物の多く残る場所でリュックに追いつかれるレオ達。谷に逃げ込みリュックのキャノンブルからは逃れるが、アルドリッジのファングタイガーに見つかってしまう。バーンとフォックスの助けでファングタイガーは退けるが、サリーがリュックに連れ去られる。(2020.3.20) {/netabare}


【一旦視聴を止めます】
毎週見るのがしんどくなってきてしまいました。動画サイトなどで見る気になれば、最終回まで終わってから一気に見ようと思います。

以下、具体的に視聴断念の理由。

{netabare}世界の謎に迫る物語なのは理解していますが、正直見ていて楽しくないです。
いつかテーマ性が明確になるかなと思って気長に見ていたのですが、もう半年近くなるのにモヤモヤが溜まっていくばかりになっています。

・ゾイドとの関係性・
国家間の小競り合いがある世界でゾイドが人とどんな関係を築いているのか(帝国・共和国の軍事運用の形、ゾイドの意志をどのように扱うかなど)を見たいと思っていたのですがなかなか…。兵器として扱うのが嫌と言うわけではないので、帝国側はある程度描写されていて納得しています。一方の共和国側が「ゾイドはパートナー」としか言っていなくて、じゃあ軍事運用はどうなってるのよ?と感じてもやっとしています。
・キャラクター・
個人的に感情移入できるキャラクターがおらず、単発回でのキャラの掘り下げも納得いかず、若干ストレスが溜まってきてしまっています。ゲストキャラクターが良い所無しに退場する場合もあって、見ていて辛い。
・惑星Ziからの移民がどう暮らしているのか・
国の在り方、普通の人たちの生活、生活の中でゾイドはどう利用されているか。そういうのがあまり描かれないのがなあ…。
・ゾイドの改造・
今年は改造を売りにしていくと言っていたのに、改造シーンやメンテナンスシーンが少なくて勿体ない。玩具の改造用アイテムも2種類出ただけだし。
{/netabare}(2020.3.26)

投稿 : 2020/07/04
♥ : 4
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

今観てる

1話感想{netabare}
今期、放送前から一番期待してた作品。
前作の“ゾイドワイルド(以下無印ワイルド)”がかなりキッズ向けなノリで…それ自体は構わない・新規獲得のための方針転換自体は気にしないのだけど、ストーリーの方が難アリで(詳しくはゾイドワイルドの感想読んでちょ)。
と思ってたら続編のZEROが発表されて、スタッフが…スタッフが…初代ゾイドの方達に一新!
更に予告動画見たらハードっぽい世界観に、「方針転換は構わない」と言いつつやっぱり不満に思ってた重火器が復活!!
更に更に、無印ワイルドで足りてないと思ってたプテラー(戦闘機)もしっかり映ってて、こりゃ期待しないワケには行かない。
あ、自分ゾイドシリーズは初代が一番好きです、これ言っておかないとアカンか。

そしてワクワクしながらの第一話。
今作初めて画面に映ったゾイドはグラキオかな?ナックルコングが飛びついてたけどサイズ比こんなもんだったっけ?
そしてナレーションが万丈から初代のラスボスのプロイツェン(大塚芳忠)になって「地球は一度、滅んだ」って…シャレになってないwwこれ狙ってるでしょー。
本編、序盤のライガーが飛び出して「いっけー」って…おいそれ初代のクライマックスじゃねーか!
世界観はまだ全貌が分からない感じですね、スラゼロともフューザーズとも近い気が。
ヒロインは不思議ちゃんではないっぽい、塩コーヒーは期待できない?
ライバルっぽいヤツのゾイドはディバイソン改めキャノンブル、AIは積んでないっぽいが早速ミサイル撃ってくれてもー泣きそう。
一方でスコーピアが雑魚ゾイドに…ペンネは泣いていい。
画面では一機しか出てなかったけどキャタルガも大量に居るっぽい、サンラータンも泣いていい。
でもってライガー対キャノンブルで敵側のセリフ「耐Gスーツ無しでワイルドブラストの衝撃に耐えられるものか」「コックピットは凄まじい衝撃のハズだぞ」って…おいそれ無印ワイルドの問題にツッコんでないか?
ってか初代で散々言われてたことじゃんw
「デススティンガーに乗ってれば重力砲の直撃食らっても平気なんだよ!」とエンタメ的に気にしないようにしてた記憶が蘇る。
作ってる側も気にしてたのかね?当時。
ってかほにゃららブラストの時にブラックロックシューターにならなくてホっとしてる自分が居る、やっぱアレって…うん、あまり言わない方がいいね。

と、初代好きには堪らないネタがてんこ盛りでもう泣きそう、これが見たかった!
やっぱ火器だよ火器、バクガメスじゃないぞ。
話はまだ全然分からなくて今後ヘタれるかも知れないけど1話だけで言えば完璧に近いんじゃない?
欲を言えばコクピットの中のシーン、動いてる時は上下に揺れて欲しかったけどそれくらいかなー?

※注※
便宜上ゾイドのアニメ第一作目を「初代」と呼んでるけど、ガチなゾイドマニアからすると初代ではないらしい…けど、ここはアニメについて語る場だし大目に見てちょ。{/netabare}

2話感想{netabare}
ぐふぉー、意味がワカラン。
厳密にはワカランっていうか、セリフだけでは飲み込みにくい。
タイムパラドックスネタなの?そうなの?
更に必死に考えてみたところ、説明には色々と伏せられてる部分が多いのだけど、特に「最初に地球を飛び立ったのはいつか」がマスクされてるのが理解を妨げてるんだと気付いた。
脳内補完で辻褄合わせることはできるけど…今後そこら辺のカラクリが明かされるかも知れないと思うと、あんま考えすぎも良くない気が。
とはいえ、夕方の玩具販促アニメでこんなに面倒なストーリー組むかねぇ?いや話数が多いからこそ凝ったことしがち?

一方、主人公がまぁ心が広い。
どっちかというと「こんな体にした博士をぶっ飛ばす」って目的の方が自分は好きだったかも。
バズートルは字面だけ見るとバストールと見間違いをして困るwニャムヒーどこ?(ダンバインネタ){/netabare}

3話感想{netabare}
スナイプテラ登場回。
ワイルドゼロ告知の頃から画面に映ってて、本編に登場する前からキットのCMもやってて、どんな登場の仕方するかスゲー楽しみにしてました。
飛行+火器搭載で、無印ワイルドで「なんか物足りないなぁ」と思われた部分の集大成的存在。
実際CMでも「シリーズ初の翼竜種ゾイド」と謳ってて、無印ワイルドとワイルドゼロとの方向性の違いが顕著な機体なのでスタッフも扱いは気合入れてるんじゃないかと。
(更に言えばゾイジェネ知ってれば飛行ゾイドがどれだけ強力かはご存知かと)
と思ったら、まさかのプテラ登場回でガブリゲーター(無印ワイルドから居る機体)まで登場wこれは狙ってか?
ガブリゲーター=ワニ型ゾイドで、当然水中戦が得意という設定ではあるのだけど、パイロットが生身で騎乗する無印ワイルドでは矛盾を抱えた存在でした。
扱いも色々制限がかかってアニメスタッフも苦労したんじゃないかな?
が、ワイルドゼロではキャノピー付きのコクピット搭乗型なのでその問題をクリア、なんかもー無印ワイルドをせせら笑ってるかのよう。
とはいえコクピット内部は映さなかったなぁ、どんな搭乗姿勢なんだろう?
また、まともな戦闘はせずやられることもなかった、やられるのは再びスコーピアが担当wペンネは泣いていい。
無印ワイルドの機体が次々出るので、こっちでガノンタスが居たら主砲がどれだけ強いのか気になる。

で、肝心のプテラの方だけど、実はキットを買った人の紹介動画の方を先に見ちゃってまして…。
そっちではマシンブラストで飛行形態にチェンジっぽく、これによって継続飛行距離に制限をかける設定なのかなー?と思ったら、本編ではマシンブラストでなくても飛べるみたい。
ゾイジェネと違ってレッゲル(燃料)設定じゃないので、飛行距離が気になりますなぁ。
武装の基準はどうなってるんだろう、強いんだか弱いんだかよくワカランw
レーダーらしきものを搭載してるみたいで、これは3S(ストームソーダーステルスタイプ)の布石か?と期待してしまう。
また玩具として遊ぶ場合、飛行形態時バランス悪いのでタイヤ的なパーツが付いてるのだけど、それをドラム型ミサイルランチャーってことにして「上手くすり合わせたなぁ」と思ってたら、作中そこにちゃんとミサイル装填するシーンが描かれて感動。
一方、モデルのプテラノドンに近付けたのか地上形態はちょっとカッコ悪くて(後ろ足が小さい)、アニメはなるべくそういうところは見せない方向だったのかな?
それとホバリング中に羽根の内側にライトが灯るギミックが!なんだこれ重力制御か?これはキットには無い機能のハズ、改造師はもう改造始めてたりするんだろうかw
初登場回だし、どれだけカッコ良く見せるかが玩具アニメの使命だとすれば、ほぼ100点だったんじゃないかな?

そして内容…世界各地にあるZiフォームの端末を巡る話になるっぽい、ジェネレーター巡りみたいなもん?
そのうちザイリンみたいのがうっかり破壊しちゃったりして。
でもって早くも共和国と接触、仲間にはならん気がするが…ちょっと読めん。
次回発掘現場探訪するみたい、現状キットの初期シリーズを顔見せさせるパートっぽいので新型発掘か?
最後に出た共和国側のゾイドが何なのかよく分からなかったのでそっちの紹介すっ飛ばされると困るかも。{/netabare}

4話感想{netabare}
ちょw
前回ガノンタス登場を期待する願望を書いたら、今回本当にガノンタス出たww
雑誌とかのネタバレは見てないぞ?
けど…ガノンタスよええええww
兵器開放しないのか、そりゃノロマでいい的にしかならんって。
ひょっとしてネームドパイロットじゃないと兵器開放はできない?なんかアラヤシキみたいな描写あったし…。
一方で前回水中潜行をしてニヤリとさせてくれたガブリゲーターが今回大活躍、地上でもあんなにすばしっこかったのか!
尚更ガノンタスの立場ががが。
そうそう、あと前回新型か?と思わせた共和国側のゾイドは無印ワイルドから居るトリケラドゴスだった模様。
色違うしアッパーホーン部分を砲身に変えてるし、そうであるなら一番の特徴のインパクトホーンを改造してるんじゃね?と思ったらそこは手付かずだし、見間違えるって(言い訳)。
一方本当に新型として登場の帝国側スティレイザー、粉砕と電撃との違いはあるものの動きとしてのギミックが…トリケラドゴスと一緒じゃーんwwwこれは紛らわしい。

話の方では、レオの親父も行方不明の科学者だったと紹介(ひょっとしたら帝国付きの学者かも?)。
サリーの依頼をアッサリ受けすぎだと思ったが、自分の身の上と重ねてのことだった…のかも?もちっとそこら辺掘り下げて欲しい。
ビーストライガーが草食ってたけどこれは無印ワイルドからの踏襲か。
玩具とマンガ(読んでない)と以前のシリーズと前作のワイルドと、そしてこのワイルドゼロのアニメとで設定が微妙に違ってて…全部まるまる違うのならまだしも中途半端に踏襲してたり違ってたりするので、判断が色々迷う。
新たに一行に加わるっぽいアイセルはムンベイポジ?
だけど玩具情報見てもグスタフ代わりって見当たらないんだよなぁ…ラプトリアでは長距離移動辛そう。
ってかラプトールとラプトリアの違いがあっしにはワカラン、爪だけじゃね?

それはそうと次回予告ですよ。
工学迷彩持ちキター!
そりゃね、スナイプテラがレーダー持ちと来たらそういうのが登場するのはお約束ってもので、スタッフわかってるなぁと感心。
例えるなら…そうだなぁ、それまでアンデッドモンスターの居なかったネトゲでゾンビキラー(アンデッドに大ダメージ)なんてものが実装されたら「じゃあアンデッドモンスターが実装されるのかな?」と予想するのと一緒というか。
もうちょっと言うと初代ゾイドのシールドライガー(ブレードライガーだったかも)は赤外線探知をくらます能力持ちだった気がする、こっちのライガーはどうなんかな?{/netabare}

21話までの感想{netabare}
上記の感想は主に玩具推しを誉める内容に留まってたと思います。
実際「玩具推し」については素晴らしいとしか言い様が無い。
ガドリングフォックスが工学迷彩持ちだというなら「じゃあそれを打ち破る機体が出るハズ」と睨んでたらやっぱりドライパンサーなるものが出たり(当初はスナイプテラがそれを担うと予想してたけど)、キットの方で外部拡張パーツが販売されたらそれをアニメ内で再現したり。
ジェノスピノがパーツの一部でも輸送中に発火起こすくらいヤベー奴と盛り上げて、完成体は期待通りかなり強力で、だけどパイロットへの負担がデカくて「正面切って戦っても敵わないならパイロットを疲弊させればいい」とイデオンでお馴染みの戦法使ったり。
量産型のキャタルガですら帝国のエースパイロットが乗ったら大活躍したり、クワガノスの開発には一時鹵獲扱いだったスナイプテラからデータ取っててそれも影響してたり?と思わせたり(これは妄想)。
青プテラは恐らく要人護送機、かつて“ガリアン”でウインガルのプラモ2個買ってツインガル作りたいなぁと悩ませた思い出が蘇る。
ライジングライガーの回転リボルバーに排莢ギミックが無いのはちょっと不満だけど、キットの方の予算的にそこまでは無理だったんだろう、と好意的に納得。
なによりタテガミから排熱する設定はもうね、初代好きだったら涙流して喜ぶレベル。
そして20話では遂に、遂に…まだ台詞だけながら『荷電粒子砲』キター!もうこの文言だけでむせび泣きそう。

但しそれ以外の部分、ストーリーやキャラクター(人物)推しの方向はもの凄く弱い。
といっても恐らく1年放送の長丁場だしそんな慌てるモンじゃないだろう、前作からの方針転換っぷりには混乱めいたものを感じるのでそれが落ち着くまでは時間かかるだろう、ってことで1クール目はキャラやストーリーについては目を瞑ることにしたけど…そろそろ突っ込んでいいかなぁ?と。
だってねぇ、↑でも書いたけど2話の世界観説明なんてかなり曖昧で、解釈次第でどうとでも取れる言い回し。
回を追うごとに少しずつ明かしていくのかな?と思ったけど現状掘り下げはほぼ無し。
そして「これはちょっとどうなん?」と思ってるのが、(この世界の)現代の一般人がどういう暮らしぶりをしてるのかの描写が殆ど無い。
折角共和国の首都のネオヘリック(この名称はニヤリとしたけど)に来た回があっても、マスクを必要としない第二世代は下の街(ニューホープ)に移り住んで閑散としてるって設定で、それを絵で見せるシーンは無いに等しい(説明としては出来の悪いのが一枚あるだけ)。
「ジェネレーターを巡って世界旅行」「ジェネレーターを修理できる博士を探す」なんてのはゾイジェネを彷彿とさせて非常に良いのだけど、掘り下げが弱い。

キャラにしても塩コーヒーや丸焼きなんてものは出ない。
まぁリノンクラスを出したら世界観崩壊するので作品選ぶし、無敵団みたいなのを出したらこっちが激怒することになるけどさ。
極端に尖ったもので無くてもいいのだが、レオの機械化した腕を本人も周囲も気にかける描写が全然無いのは…どういうこっちゃ?さすがに無個性すぎじゃない?
当初、“ゴッドマーズ”で超能力を使うたびに寿命を縮めるみたいな、“テッカマンブレード”で力を使うたびバカになってくみたいな、ペンダントの光を浴び続けて段々と機械化が進行する?ってのを想像したけどそうでもないみたい。
またはジェノスピノの件で、疲弊しないハガネの肉体を持ったパイロットが乗ったらもっと強かったんじゃないか?ってのは匂わせたので、そのうちそういうキャラ(ジェネシスのゲオルグみたいなの)が出たりして?んでそれはレオの機械化の行き着く先だったり?とか思ってるのだけど…今のところそういうのを予兆させる描写は、無い。
あ、一応神出鬼没なランド博士がただの人間ではないっぽい雰囲気は匂わせてたかな?

兎に角キャラの個性も弱くて…なんていうんだ、「キャラに遊びが無い」とでも言えばいいのかな?
これって前作で超キャラクター推ししてた反動だったりして?
前作のキャラ推しまくりも今作の無個性も両極端で、もうちょっとバランスどうにかならんかなぁ…。
ついでに言うとそこら辺が上手いと個人的に勝手に思ってる初代スタッフ…藤本義孝だけど、彼は今作は参加してないのん?実は1話からずっとチェックしてるんだけど。
好きに作らせると“こいこい7”なんていうトンでもない作品にしちゃうけど、抑えるところ抑えさせれば堅実な仕事をする、と思う。


と思いながらの21話、お、これは…初代ゾイドの白ゴルドス回のオマージュ?
えーっと、帰ってこない主人or相棒の帰りを待って住処を長い年月守り続けてましたっていうよくあるパターン。
そこに若干ホラーをアレンジしてみましたって感じ。
多分これ本当は人形じゃなくてゾイドにしたかったんじゃないかな?
けどそれだとクライシス時点でゾイドと人間がパートナーになってたという矛盾が起きてしまうので仕方なく人形にしました、みたいな。
ただこの回もねぇ、人形がビルを掌握してるのだし、せめて1枚絵でもいいからお掃除ロボや修繕メカを操ってビルをピカピカに保ってましたって説明入れとけば良いのに。
作中だけの描写ではまるでジェネレーターがあるのに無視して撤退したみたい。
でもってアイセルの当番回でキャラ立てを狙ったっぽいのだけど…ちょっと強引。

ってことで21話までの感想としては玩具推しは素晴らしいけどそれ以外がイマイチ弱いって印象。
またキャラ推ししようとすると拙さが出てきちゃうような…やっぱり前作の反動なのかなぁ?
赤尾でこだけでも呼べない?無理?{/netabare}

22話感想{netabare}
予告で今回ファングタイガーと対決するらしかったのでどうなるか期待してたら…おおおお、タイガーとライガーによるどつき合い(ネコ科だけにキャットファイト?)からの、つばぜり合いしながらのゼロ距離砲撃合戦!!!
こりゃシビれまっせ!
ライジングライガーのデザイン見た時点で初代の荷電粒子砲+パルス砲を思い出して「似たようなことするのかな?」と思ったらホントにしてくれました。
やっぱスタッフは玩具推しが上手いなぁ。
…と思ったら、ファングタイガーのキットは前作のを引き続き販売してるだけで、アルドリッジ仕様は出てない模様。
この回を見て興奮して「うおおキット買うぞ!」と思ったら別売りの外部パーツを買うだけで再現できるのかな?
ここら辺になってくると実際に買ってないと分からない世界だなぁ。

ファングタイガー戦前のキャノンブル戦でライジングライガーが圧されたのは「まぁほにゃらら開放してなかったしね」ということで一応納得。
とはいえ、ビーストからライジングになって強くなったという描写がこれまであんまり無い気がする。
サブタイトルから総集編?と思わせて総集編でなかった16話(本当の総集編は17話だった)であれだけマシンスペック披露してたのに…共和国のVR機のバランス調整が甘かったということだろうか。

でもって話の展開やキャラ描写の方は…うん。
洗濯機やゴーストバスターズやギターが武器なんていう勘違いネタも悪くはないのだけど、店主の勘違いを鵜呑みにしただけでサリーが自発的にそう思ったワケではない。
バーンの申し合わせしたかのような救援タイミングはホントもう。
で、アルドリッジはあの後捕縛したのだろうか、まさかいつの間にか逃がしてたってことじゃないよね?それやっちゃったら“爆丸”だ。
{/netabare}

23話感想{netabare}
あっ、そう来るのか。
今回はてっきり、前回の翌日とか数日後から始まるものだと思ってて、まさか前回の終わり直後からの続きをやるとは思いもしてなかった。
サリーが連れ去られて時間が経ってて「何処に居るのか証拠集めから」だったらアルドリッジの処遇どうすんの?って疑問が沸いたところだけど、「すぐに追いかければ連れ戻せるかもしれない」ならアルドリッジは放置で立ち去ったとしても何もおかしくない。
いやぁ“爆丸”みたいと言ってゴメンゴメン(爆丸も面白いんだけどね)。
で、ライガーとフォックスが囮を追いかけて追いついて、移動速度が遅そうなラプやんが後から来るとか、ギレルに「私のプテラは一人乗り」と言わせることで視聴者に「そういや青プテラだったら人運べたなぁ」と想起させたところで実際に青プテラでサリーを運んだりとか、細かい演出がなかなかにニクい。
なんだやりゃあできるんじゃーん。
でもってランド博士がやっぱりただの人間(の肉体)ではないと明かしーの、そこから追い討ちでサリーの父だと明かしーの、ギレルへ再び「最強のゾイド乗りたくない?」と誘いーの。
おいおい、アルドリッジが聞いたら約束が違うと怒るぞw
それとラッキョ頭的にはファングタイガーは所属不明機扱いだそうで、これもランド博士の差し金だと知ったら怒るんじゃね?
んん?今度は対オメガレックスでギレルが敵になってアルドリッジが仲間になったりして??{/netabare}

余談・2話感想再び{netabare}
現在春休み期間ってことで公式がyoutubeで全話配信をしています。
ということで「問題の2話」を改めて見てみました。
https://www.youtube.com/watch?v=ggaSjP_GidA
まぁ既に5回位見てるんだけど配信だと「何分何秒のあれ」と指摘しやすいし、本編が23話まで進んで当時は分からなかったことが分かるようになったかも知れないし。
…が、やっぱり…ワカランwこの内容で「うん、分かった」と言えるのは天才かも?
ゾイドワイルドゼロを見てない方も2話だけでも見て知恵比べをして欲しいトコロ、キミは理解できるか?


一応要点をピックアップしておくと…

分かってること、事実だと信じられてること
・100年前にゾイドクライシスが起きて、ゾイドが目覚めて地球の人類を滅亡させるもゾイドにとっても厳しい環境で化石化してしまった。
・30年前に惑星Ziからの移民船が到着して「不完全なZiフォーミング」を行ってなんとか住める環境(マスクは必要)になってゾイド達も目覚めた、がZiフォーミングが不完全なせいで中にはジャミンガというものも発生。

謎なこと
・Zi星人自体がかつて地球からの移民で、それが地球へ戻ってきた→じゃあ地球を立ち去った時代っていつ?そこからZiで繁栄して引き返して来たとなると更に何百年と経ってね?→だけど見た感じ地球は21世紀→移民船もタイムワープした?まさか文明ループオチや地球を飛び立ったのはムー大陸人だったとかか?
・ゾイドクライシスと30年前の不完全なZiフォーミングを行ったのは別の装置?、ゾイドクライシスを引き起こしたのは本当に脱出した科学船?
・そもそも反乱者はどうなった?放棄された科学船に乗って100年前の地球へやって来て、そこでゾイドクライシスを起こした?

更に細かい部分
・7:48ボーマンの言う「この星」は惑星Ziのこと?けどその後「一年以内に寿命を迎える」と言ったのに画面では惑星が爆発するシーンが…イメージ映像?
・9:55レオ「キミの船が到着したのは(いつ)?」の船とは脱出船のこと…なんだけど、画面では科学船から脱出した光は1個だけで、まるでボーマンとサリーは一緒だったかのよう。
けどそれだとボーマンは30年前のZiフォーミング計画の中心人物をしててサリーが1年前に到着したのと矛盾するので、脱出シーンの光は2個にするべきだったんじゃ…紛らわしい。
もしくは脱出船を救助した移民グループはボーマンだけ助けてサリーは置き去りにしたとか?
もしくはボーマンはそもそも脱出してなかった?100年前に科学船で地球に降りて、以後ずっと生き続けてたり?
・12:47レオ「移民船が到着する100年も前(にゾイドクライシスが起きた)」と言うが、正確には70年前じゃないの?これも紛らわしいんだ。
・13:35サリー「お爺さんはどの国とも接触を取らず」、どの国言うてもこの世界は帝国と共和国の2国だけなんじゃ?「両国とも接触を取らず」のほうが妥当なような…他にも国があるのか?(※)
・また、1年前に地球に下りたサリーはボーマンとの再会は果たしてる模様、その後帝国に目をつけられて逃走の際ペンダントを預けられて別れたらしい、よく帝国に気付かれずに再会できたなぁ。


なんでそこに拘るかというと、以降の展開で政治や軍規絡みで「そんな処遇ある?」ということが頻発します。
だけど2国しか存在しない世界なら両国間が納得すれば問題無いかな?、「周辺国に示しがつかない」ってことが無いのでそこら辺はゆるゆるなんだろう、と好意的解釈をしてます。
それが揺らぐようなことをされると…ちょっとね。{/netabare}

24話感想{netabare}
ギレルが助けに来て「こっちへ」と言って振り返るとサリーが反対側にスタスタ走ってるのはなんかシュールで吹いたw
メルビルが北斗の拳のリンみたいな感じに…って、お前がオメガレックスに乗るんかい!
前回に引き続き今回も全く触れられなかったけどアルドリッジが激怒してそう、そのうち「それに乗るのはこのオレだ」とボロボロのファングタイガーに乗っておいしいところで登場しそう、期待していいのかな?
ランドはゾイド以外では言ってる事が二転三転しててマッドサイエンティスト感を出してる…のかな?
ゾイド乗りなんざ最強のゾイドに乗せてやると言えばホイホイ従うと思ってそう。
これでいざ自分がピンチになった時「サリー愛してるんだ」と命乞いを始めたら最高。
ラッキョ頭はギレルの指揮下になったのね、宮使えの辛いところだのう。
でもってサリー、反乱に遭遇するのはこれで2度目…まさかひょっとして2話の反乱グループってランドが関与してたりして?
地球に到着したら自動でZiフォーミングをする設定だったので、ランドはそれに細工をした?
ゾイドクライシス(旧人類滅亡)はランドのせいで、ボーマンはそれの尻拭いをしてるって話になったりして…ボーマンへの歪んだラブレター的な。
メルビルがサリーを逃がしたのはいたたまれなくなってなのか、パパに一番愛されてるのは私だと独占しようとしたせいなのか。
ってかサリーがランド博士の娘たというのは周知されてんの?フィオナとの通信ではもう知ってる前提で話してたけど。
最初からバレてたのなら1話の段階で丁重にお出迎えすれば良かっただけで、物語も始まらなかったワケだけど…あれ?
レオはまぁ、うん、妙に怒りっぽくなってたけど玩具販促アニメとしてどうしてもライガーを活躍させないといけないので仕方ない扱いだと思う。

といいつつこの回の玩具推しシーン、ライガーの活躍よりも帝国共和国共闘のゾイド軍団よりも、ガブリとガノンタスの水中潜行シーンが一番の見所だった。
ガノンタスは水中でもあんなトコトコ歩きなのかw
一方のガブリはいかにもワニらしい進み方で、動物観察系の映像を参考にしたんじゃないかな、狩りで獲物にそ~っと近づく時の姿が結構忠実に再現されてた気がする。
玩具押しは相変わらず素晴らしいなぁ、これはキット買って水に沈めたくなる人も居るんじゃない?{/netabare}

投稿 : 2020/07/04
♥ : 3

計測不能 10 地下鉄アニメランキング10位
地下鉄に乗るっ(その他)

★★★★☆ 3.4 (5)
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京都市営交通(地下鉄・市バス)の利用促進を目的としたプロジェクトである。2014・2015年にアニメCMが公開された。
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