太平洋戦争おすすめアニメランキング 13

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの太平洋戦争成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2021年04月15日の時点で一番の太平洋戦争おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

79.3 1 太平洋戦争アニメランキング1位
火垂るの墓(アニメ映画)

1988年4月16日
★★★★☆ 3.8 (810)
5302人が棚に入れました
1945年(昭和20年)9月21日、清太は省線三ノ宮駅構内で衰弱死した。清太の所持品は錆びたドロップ缶。その中には節子の小さな骨片が入っていた。駅員がドロップ缶を見つけ、無造作に草むらへ放り投げる。地面に落ちた缶からこぼれ落ちた遺骨のまわりに蛍がひとしきり飛び交い、やがて静まる。太平洋戦争末期、兵庫県武庫郡御影町に住んでいた4歳の節子とその兄である14歳の清太は6月5日の神戸大空襲で母も家も失い、父の従兄弟の未亡人である西宮市の親戚の家に身を寄せることになる。当初は共同生活はうまくいっていたが、戦争が進むにつれて諍いが絶えなくなる。そのため2人の兄妹は家を出ることを決心し、近くの池のほとりにある防空壕の中で暮らし始めるが、配給は途切れがちになり、情報や近所付き合いもないために思うように食料が得られず、節子は徐々に栄養失調で弱っていく。

声優・キャラクター
辰巳努、白石綾乃、志乃原良子、山口朱美

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

蚊帳の中に蛍を放ち、他に何も心をまぎらわせるもののない妹にせめてもの思いやりだった

1988年公開のアニメ映画 88分

原作 野坂昭如 監督 高畑勲 音楽 間宮芳生
制作 スタジオジブリ

スタジオジブリの第2作目の劇場アニメーション長編

1967年、文壇の風雲児「野坂昭如」は過去の行いを反省して神妙にある小説を発表した。
一般文芸誌「オール讀物」に載った「火垂るの墓」はその年の直木賞を受賞した。
1945年の神戸大空襲を体験した野坂昭如の自伝風小説である。

当時14歳だった野坂昭如は幼い妹と共に防空壕などを逃げ回り、
戦時中に妹は死亡したと言うが、野坂自身は生まれながらの乱暴者で、
餓死した妹への罪滅ぼしとしてこの作品を献呈したということだそう。

アニメ映画は「となりのトトロ」と同時上映。まさに80年代日本的出鱈目である。
 
清太 CV辰巳努(当時16歳) 14歳の少年
節子 CV白石綾乃(当時5歳) 清太の妹 4歳

声優のほとんどは素人です。

焼夷弾によるリアルすぎる空襲の中を走る少年と幼女。
冒頭は戦争で心が死んだ野坂昭如の幽霊による語りだろうか?
作中では清太と節子の幽霊が物語を見守っている。

空襲で全身に大やけどを負いウジ虫が湧いて死んだ二人の母が象徴的な映像である。
高畑監督「反戦アニメなどでは全くない、そのようなメッセージは一切含まれていない」
という発言ですが、そんなわけないだろ、と言うのが感想です。
アニメ史上の名作2本立てでさえヒットさせられなかったジブリの苦しい状況が、
敵を作るわけにいかず、メッセージ性のある作品から離れざるを得なかったというのが真実でしょう。

しかし、野坂の原作を忠実に、ある部分はさらなる迫真を持って描いたこの作品は、
後のジブリ作品とは比べ物にならないような重みを感じます。

この作品は太平洋戦争の1シーンを切り取ったもので、
あらゆる映像作品の中でも最も真実に近いものです。
登場人物は軍人ではありませんので、原因も帰結も知らず流されていくだけです。

この作品を観て泣いた記憶はありませんが、一秒も目が離せなかった88分でした。

アニメーション技術の発展を知るためにも重要な作品の一つでもありますし、
密かに込められたメッセージを個々人の違った想いで受け取るべき必見の作品だと思います。

超有名作ですので、未見の方はいつか観る心構えを作っておいたほうがいいでしょう。

小説のカバー絵にもなったキャラデザは素晴らしい出来だと思います。
個人的にジブリ作品の中で一番好きな作品です。

投稿 : 2021/04/10
♥ : 33

♪せもぽぬめ♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

平和っていいな(* ̄∇ ̄*)

~あらすじ~
言わなくても多分分かるね?

見ているときに、

「やめてくれぇ~」

「話を止めろぉ~」

と言う気持ちになりました; ̄ロ ̄)!!

でも、話が面白くて止められませんでした。

せつなすぎて、心が締め付けられました(ノд-。)クスン

これを見た後、

「戦争ってやだな!」

と思いました。

この作品は、

生きる価値を教えてくれます。

投稿 : 2021/04/10
♥ : 33

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

全世界の人々に見てもらいたい

戦争の悲惨さを語るのにこれ以上の作品はまず見当たりません。

◆この作品の概要は・・・
戦時中の孤児となった兄妹のとっても切ないお話です。
戦争の影響とは厳しいもので、栄養失調でどんどん弱っていく妹となんとか生きようとする兄の過酷な運命を描いています。

◆キャッチコピーは・・・
「4歳と14歳で生きようと思った」です。
この言葉を聞くだけでも涙が出そうです。

◆とっても泣けます・・・
泣ける映画として、一般的に最初に頭に思い浮かぶのはこの作品ではないでしょうか。
すごく悲しい内容だけに一度見たらもう二度と見たくない・・・「見たくない」ではなく「見れない」。
もちろん決して悪い意味ではありません。
それほど衝撃的で心を打たれた作品です。
節子の「兄ちゃん」と呼ぶ声や、ドロップ缶を振る音やその時の節子の笑顔がいつまでも心に残りました。
ホタルの光が短く儚い光のように、この兄妹の命も短くて儚い。
ホタルの光は儚いけどとても綺麗なように、この兄妹の生きようとする命の光は綺麗に光っていました。

◆ホタル・・・
通常ホタルとは「蛍」と書きますよね。
でもなぜこの作品では「火垂る」と書くのか?
調べたところによると「火垂る」とは当て字らしいですね。
焼夷弾という兵器があり、火のついた焼夷弾は雨のように落下するらしいです。
その落下する姿をこの作品の作者の妹が死に際に「まるでホタルが飛んでいるよう」と言った事からきているらしいです。
このエピソードもとても切ないですね・・・。

投稿 : 2021/04/10
♥ : 29

71.0 2 太平洋戦争アニメランキング2位
風立ちぬ(アニメ映画)

2013年7月20日
★★★★☆ 3.8 (772)
4109人が棚に入れました
かつて、日本で戦争があった。大正から昭和へ、1920年代の日本は、不景気と貧乏、病気、そして大震災と、まことに生きるのに辛い時代だった。そして、日本は戦争へ突入していった。当時の若者たちは、そんな時代をどう生きたのか?イタリアのカプローニへの時空を超えた尊敬と友情、後に神話と化した零戦の誕生、薄幸の少女菜穂子との出会いと別れ。この映画は、実在の人物、堀越二郎の半生を描く──。堀越二郎と堀辰雄に敬意を込めて。生きねば。

声優・キャラクター
庵野秀明、瀧本美織、西島秀俊、西村雅彦、スティーブン・アルパート、風間杜夫、竹下景子、志田未来、國村隼、大竹しのぶ、野村萬斎

にゃんぴ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

引退作品、主題歌「ひこうき雲」

最初の雰囲気は「火垂るの墓」と似てる気がする...
そして、ただ淡々と展開していった
主人公の成長を伴って、なんか心がギュっとなった・・・
私の文章力では、ちょっと上手く言えません。
一言では表せませんが、あえて言うなら、
宮崎駿の集大成とも言えるふさわしい引退作品だと思います。

主題歌「ひこうき雲」 作詞・作曲・歌 - 荒井由実  映画の内容とはぴったりで感動で素晴らしい歌です!!
聞いてて泣きそうになる......

投稿 : 2021/04/10
♥ : 91

メルヘン◆エッヘン さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

純粋に、エンタメとして楽しみたい方には向いていないかも。(引退会見後所見加筆)

■10年というマジックナンバー

作中登場する飛行機設計家イタリアのカプローニが口にする「10年」というマジックナンバー、何度か登場しましたが、まさにそれは、原作、脚本、監督の宮崎氏自身へのメッセージなのかなと思います。(本人が書いてるわけですけど)。

もの作りなりに情熱を傾けることのできる期間を10年としているとしたら、ある程度あたっているのではないか、と。これに関しては若すぎる時期には理解が難しい話かもしれません。


■総評:業界関係者の評価が高すぎる気がして気持ち悪い

さて、作品世界にもっとも重要な脚本にひねりがなく予定調和的に進む物語に退屈してしまいました。これジブリなの? 私が観たかったのは別モノだったのでしょう。私はエンタメを味わいたかったのですから。

120分という長さですが、途中とろくさく感じてしまい、睡眠不足なら寝てしまうところでした。

わたしのほうにも問題があって、「ジブリ」だと期待しすぎて観に行ってしまったせいかもしれません。中心素材につかわれている堀辰雄にしても私は好物なんですけどね。絵画でいえばフランス印象派のノリでしたし。特に、土手のシーンです。

1)CGの融合のさせ方は、昨今の低予算の深夜アニメのほうが上ではないか。
2)撮影・デジタル処理なども昨今の低予算の深夜アニメのほうが上ではないか。
3)妙な思い入れで、本職じゃないひとを声優にしてもひとり浮くだけで、昨今の低予算アニメのほうが上ではないか。

3)については、結果的な印象です。エヴァの監督さんがよかったとはまったく、すこしも、ちっとも思いません。

■蛇足

リアルな親しい友達にすすめるか? やめとけ。です。^-^;
この作品にひとり1800円は高い。

※私は宮崎アニメを観に行っているわけではなく、物語として完成している作品が比率的に多いジブリを期待しているのであって、深読みしても仕方ないです、という立場。

※もしかして25%位編集を工夫して尺を削ればよかったのかとも思いましたが、それだけでは解決しそうにないでしょうね。

■問題点

そのうち。と思いましたが、夏休みを選んで公開開始なわけで、商業的な色合いが濃いことは誰にも否定できない。いろいろ後付けな理由を付けていっても仕方がない。ジブリの作品の質のピークは20世紀で終わった、という個人的な思いを一層強くさせる一作でありました。

観なかったことにしてもいいくらい。実直にいって、宮崎氏のおわりを感じました。ジブリがひとつのベンチマークだった時代は完全に終わったという印象。別に、宮崎哲学を知りたいわけではないので。

■追記 引退会見後

それにしてもまだ元気そうなので、上記の酷評にかかわらず、まだ作品は作ってほしかった気がしています。劇場に足を運ばせる力のある作品はまだまだ作ってもらえそうだから。

投稿 : 2021/04/10
♥ : 70

てけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

チェリー

ジブリ作品。


第二次世界大戦で猛威をふるった零戦。
その設計者である、堀越二郎を主役とした物語です。


ええと、この作品、エンタメ性はかなり低いです。
娯楽映画というより、ドキュメンタリーを見ているような感じ。
主人公の苦悩や葛藤も描かれず、「何があったか」をひたすら追いかける。

しかし、ドキュメンタリータッチだからといって、実在の人物をそのまま描いているわけではありません。
人物像、出来事などはフィクションです。


物語は、飛行機にあこがれる少年時代からはじまります。
そして、大学、就職、結婚という人生の分岐点を中心に、堀越二郎の半生を描いています。

この映画は、現実のイベントを夢の世界で繋いで作られています。
少年時代→夢の世界→大学時代→夢の世界→……といった感じです。
また、各時代にも夢の世界が含まれているため、場面切り替えが忙しいです。
いつの間にか何年も経っていたなんてことはザラ。

後半はラブロマンスですが、恋に落ちる過程もあやふやなものです。
そこは察してくださいと言わんばかりの省略っぷり。
想像力が強い大人向けの映画なのは間違いないです。



堀越二郎の声を当てているのは、エヴァンゲリオンで有名なアニメ監督の庵野秀明氏。
ジブリで俳優を起用するのは普通ですが、畑違いを主役に抜擢。
やっぱりというか、見事なまでの棒演技です。
まあ、棒演技はそのうち慣れるし、「素人ならではの味がある」というとらえ方もできます。

ただ、どうにも「素人が台本を読まされています」みたいな抑揚が気になりました。
それに加えて、ほかの人物は普通に俳優を使っています。
主人公だけがやたらと浮いて聞こえるんですよね。
見た目と声が合ってないし。。。


そこを除けば、なかなか見れる映画でした。
たしかに、テーマ性は排除されていますし、物語も起伏がありません。
ですが、アニメーションの質はさすが宮崎作品です。
動きも自然ですし、安定感があります。

出てくるキャラクターも魅力的でした。
特に、二郎の上司である黒川。
単に厳しいように見えて、世話焼きで部下思い。
「風立ちぬ」の中で一番好きですね。


そして、宮崎駿監督の「純粋な飛行機へのあこがれ」が全面に押し出されていて、好印象でした。
見ていて恥ずかしくなるような恋愛描写に関してもしかり。
今までのジブリ作品との違いを探しながら見るとおもしろいです。
「宮崎駿の作りたかった世界」の輪郭が見えてきます。

堀越二郎と自分を重ね合わせている、と考えるのが自然なのかもしれないですね。
作中のたばこの銘柄が「チェリー」なのも偶然ではないはずですし。


「人にオススメできるか」と言われれば「うーん」となりますが、個人的には70点くらいの作品です。

投稿 : 2021/04/10
♥ : 58

82.2 3 太平洋戦争アニメランキング3位
この世界の片隅に(アニメ映画)

2016年11月12日
★★★★★ 4.2 (617)
2742人が棚に入れました
18歳のすずさんに、突然縁談がもちあがる。
良いも悪いも決められないまま話は進み、1944(昭和19)年2月、すずさんは呉へとお嫁にやって来る。呉はそのころ日本海軍の一大拠点で、軍港の街として栄え、世界最大の戦艦と謳われた「大和」も呉を母港としていた。
見知らぬ土地で、海軍勤務の文官・北條周作の妻となったすずさんの日々が始まった。

夫の両親は優しく、義姉の径子は厳しく、その娘の晴美はおっとりしてかわいらしい。隣保班の知多さん、刈谷さん、堂本さんも個性的だ。
配給物資がだんだん減っていく中でも、すずさんは工夫を凝らして食卓をにぎわせ、衣服を作り直し、時には好きな絵を描き、毎日のくらしを積み重ねていく。

ある時、道に迷い遊郭に迷い込んだすずさんは、遊女のリンと出会う。
またある時は、重巡洋艦「青葉」の水兵となった小学校の同級生・水原哲が現れ、すずさんも夫の周作も複雑な想いを抱える。

1945(昭和20)年3月。呉は、空を埋め尽くすほどの数の艦載機による空襲にさらされ、すずさんが大切にしていたものが失われていく。それでも毎日は続く。
そして、昭和20年の夏がやってくる――。

声優・キャラクター
のん、細谷佳正、稲葉菜月、尾身美詞、小野大輔、潘めぐみ、牛山茂、新谷真弓、澁谷天外
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

微笑ましい日常を多く描くことで戦争の悲惨さを表現した名作

原作未読。

【はじめに】
「太平洋戦争を題材にした作品(映画・ドラマも含めて)の中で、これだけふり幅の効いている作品を見たことが無い」
これが私の第一印象でした。
作画や主人公・すずの人柄など、ノスタルジックでほのぼのとした日常の中に、悲惨な戦争がある・・・。

この作品の素晴らしさは、微笑ましい日常を多く描くことで、戦争の悲惨さを表現している所だと思います。
そして、絶望的な状況の中でも、前を向いて健気に生き抜いている人々(特に女性)の姿が、とても印象的でした。

太平洋戦争を題材にした作品の多くは、戦争の悲惨さを過剰に描いたり、(例えば特攻隊のような)兵士を英雄視して描かれる作品が多い中で、かなり異色な作品だったと思います。

『太平洋戦争を題材にした作品は苦手』という方にも安心してお勧めできる、傑作です。

【物語】
物語のほとんどが主人公・すずの目線で描かれている所が面白いと思った。
働き者でおっとり、少し内向的だけど明るい・・・。
そんなすずの目線で描かれていることこそが、この作品の一番の魅力だと思う。

【作画】
キャラデザを含めて、柔らかく、ノスタルジックな印象。
物語の印象とぴったりマッチしていて、とても良いと思った。

印象的だったのは{netabare}大好きな姪・晴美と大事な右手を失うきっかけとなった{/netabare}、あの空襲の場面。
まるで、水彩画を描くかのように表現されている。
幼いころから絵を描くのが得意だった、すずならではの見事な表現だと思う。
そして、「まるで現実の事とは思えない」すずの心情を上手く表していると思う。

【声優】
主人公・すず役ののん(能年玲奈)さんは、すずの役柄とぴったりだったと思う。
素朴な語り口が、この作品の魅力を最大限に引き出している。

【最後に】
書き出したらきりがないほど印象的な名シーンの多い作品だったと思います。
その内、いくつかを書き出しておきます。

~笑った~
{netabare}憲兵に間諜(スパイ)と疑われたくだりは声を出して笑ってしまった。

妊娠の兆候?➝朝食は2人分➝病院へ➝昼食は1人分。妊娠は気のせいだったんですね。(笑){/netabare}

~切なかった~
{netabare}右手を失ったすずのもとを訪ねた、妹・すみが別れ際に言った一言。
「広島に帰っておいでぇや。ひどい空襲も無いし・・・」
この後の歴史を知る者なら、誰もが切ない思いをするに違いない、地味ながら心に響く名セリフ。

玉音放送の後、人目を避け、泣き崩れた義姉・径子とすず。
誰もが勝利を信じ、色々な事を耐えて、我慢してきて、その結果・・・。
こういう所がとてもリアルで良かった。{/netabare}

投稿 : 2021/04/10
♥ : 91
ネタバレ

shino73 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

戦時下でも蝉は鳴く

浦野家の長女として生まれ育ったすず。
明るくて純真な心を持つ少女。
特技は絵を描くこと。
昭和19年2月、すず18歳。
少女に縁談の話が訪れる。
相手は呉に住む北條家の長男周作。
日本海軍の軍港として栄える呉の街での生活が始まる。

こうの史代原作、片渕須直監督作品。
当時の街並みを再現した素朴で美しい情景。
戦時下の日常を生きる人々を描く傑作アニメ。

そこにあるのは規則正しいささやかな暮らし。
戦争という非日常の中にあっても、
すずは工夫をして食事を作り、洗濯し、
衣服を直し、日々をたくましく優しく生きている。
しかし戦局は悪化の一途を辿り、
物資の配給は減り、空襲の回数は増えていく。
そして昭和20年、運命の夏を迎える。
広島に新型爆弾が投下された。

{netabare}焼け野原と化した広島の街並み。
敗戦の玉音放送を聴き胸が詰まるすず。
張りつめていたこれまでが飛び去っていく。
泣き崩れるすずの胸中に想いを馳せる。
みんなが笑って暮らせますように。
この映画を不滅のものとした名場面がここにあります。{/netabare}

戦争ものは総じて苦手なのですが、
ここには前向きなメッセージがあります。
すずが暮らした70年前の広島でも、
夏にはスイカを食べ、蝉は鳴くのですね。
そんな当たり前に過ごす日々に感謝をして、
懸命に生きた彼女にまた会いたいと思います。

投稿 : 2021/04/10
♥ : 83
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

右手を失った人に「運が良い人」とあなたは言えますか?

この物語は、戦争という理不尽な状況の中でも、たくましく生きていく人たちを描いています。

主人公のすずは、のんびり屋でおおらかな性格です。
そして絵を描くのが趣味な女の人です。

すずのおっとりした性格や作画の柔らかさもあり、最初はなごやかな雰囲気で物語がすすみます。
でも、この時代は戦争中です。

不覚なことに、映画の途中まで、私はそのことをすっかり忘れていました。
しかし、{netabare}
不発弾の爆発ですずの右手がなくなり、一緒に歩いていた女の子も亡くなったとき
「ああ、この時代は、兵隊でなくとも、空襲でいつ死ぬかも知れないんだ。命の保障など全く無い時代なんだ」
と、改めて気づかされました。

そこから先は、悲惨な内容ばかりです。

右手を失くして大好きな絵を描くことができなくなったすずに、
「右手を失っただけで済んだので運が良かったね」と、おばさんが言うシーンがあります。
もちろん私だったら、すずにそんなことを言えません。
でも、
実際に第二次世界大戦で命を亡くした人が沢山います。
日本人だけで、約300万人です。 
その中には、栄養失調で亡くなった人や満足な治療ができずに亡くなられた方もいます。
戦争さえ無ければ、栄養失調になることもなく、治療もちゃんと受けることができたはずですので、
やはり、それらの人々も戦争の犠牲者だと思います。

だから右手を失ったすずに「運が良かったね」と言ったおばさんは、悪気など全くないのです。 {/netabare}

この物語の最後に、すずが、母親を亡くした子供をひきとるシーンがありましたが、
あのシーンが無ければ、暗く辛い内容ばかりで映画が終わってしまうところでした。
あれで私の心が救われました。

私たちは、自分たちや子供たち、孫たち、その先のまだ見ぬ人たちのためにも、戦争のない平和な世の中を大切にすべきだと思います。

投稿 : 2021/04/10
♥ : 66

63.3 4 太平洋戦争アニメランキング4位
夏のあらし!(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (241)
1521人が棚に入れました
夏休みを利用して田舎の祖父の家に泊まりに来た八坂一。彼はたまたま涼みに入った喫茶店の従業員・あらしに一目惚れをしてしまう。
とあるきっかけであらしが一に触れた瞬間、2人の間に雷のような衝撃が走る。あらしは「通じた!」と声を漏らすと、驚いた一を外へ連れ出す。そのまま2人で裏山を駆け抜けると、目の前には現代の日本だとは思えない風景が広がっていた…。

声優・キャラクター
白石涼子、三瓶由布子、名塚佳織、小見川千明、杉田智和、生天目仁美、安元洋貴、野中藍、堀江由衣

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

昭和演出のSFコメディー

1期2期をあわせた感想です。

タイプトリップ、幽霊、入れ替わり等の要素を詰め込んだSFコメディー。
タイムトリップについては矛盾だらけですが、コメディーとしては上出来です。
また、入れ替わりの回は凝った作りで笑えます。

キャラは強烈。
性格付けが絶妙。
生き生きしたキャラを眺めているだけでも楽しいです。
中でも、潤のツッコミが面白く、そして可愛いのです。

この作品、音楽が独特ですね。
主題歌が昭和風味。
その上、各話のタイトルや挿入歌も70~80年代の懐メロです。
このため、古めかしさは否めませんが、まさしく郷愁といったところ。
OP映像はシャフト演出がビンビンです。
これは一見の価値ありかな?

投稿 : 2021/04/10
♥ : 26
ネタバレ

ざんば さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

嵐のような時間でした♪

スクールランブルの原作者、小林尽さんの漫画が原作。

1期と2期まとめてのレビューです。

次が見たくてしょうがないほど楽しめたのは
久しぶりだったのでまとめて観ちゃいましたw
早速、お気に入りの棚にいれなければ!

※この作品を観るときの注意点。
{netabare}この人の作品の絵は癖が結構ありますが
見た目だけで断念はしないでほしいですね。
それと1期の1話で困惑するかもしれません。
そこで切らずに2話、3話をみてほしいと思います
それだけの価値がある作品だと思ってます。{/netabare}


あらすじは
昭和20年の美少女、嵐山小夜子(通称:あらし)と
現代の中学生、八坂一を中心に
喫茶店"方舟"の従業員たちと巻き起こす
タイムスリップドタバタラブコメディーです。

この人のキャラは本当に魅力的だなあ~
特に男キャラが本当に素晴らしいです。
スクランの播磨のときもそうでしたが
抜けてるところはあるけど根っこはめちゃくちゃ良い奴だし
何より凄く応援したくなりますしね。
ラブコメ主人公はやっぱりこうでないとね。

もちろん、女の子たちも素晴らしかったですね。
どれも魅力的な女の子達ばかりですが
1番はやっぱりあらしさんですかね。
天真爛漫で人当たりがいいですし、
一が一目惚れしたのも大きく大きく頷けます♪


ストーリーは7割くらいドタバタラブコメですが
昭和20年(1945年)ということで戦時中の話が出てきます。

そういえば、アニメで現実の戦争の話は珍しいですよね
ドラマなどでは知っていたけれど
アニメで観るとまた違った戦争の怖い部分、嫌な部分が見えてきました。
いろいろと勉強になるところが多かったですし、
見てよかったと思えるものでした。


でもラブコメ部分はニヤニヤしっぱなしでしたし、
真面目なところはしっかり真面目に観れますので、
ギャグとシリアスのメリハリがあって
とてもバランスのいい作品だと思いました。

それとタイムスリップ物には付き物のタイムパラドックスについてですが
{netabare}"過去へ行って変えた歴史が現代の歴史"{/netabare}という設定には
納得できますし、なにより話をさらに面白くさせてくれましたね。

ややこしいですがストーリーに矛盾がなかったこともかなり好印象でした。

特に1期の1話、13話、2期の13話と3回に渡って続いた
激辛アイテム、キューティーちゃんを巡っての話は
本当に楽しかったです。
時系列を整理するのは大変でしたが、
納得したときの爽快感は最高でした♪

声優は主人公の一の三瓶さんが最高でした
今のところ少年の声なら三瓶さんが1番ですね!


そういえば、物語シリーズの監督として有名な新房監督と
シャフトなので演出が面白い面白い。
ただし・・・小ネタが圧倒的に古すぎるw
軽く調べたところ1980年代のものばかりでした。
分からなくても楽しめますが、やっぱり悔しい。
分かる人がただただ羨ましくなりました。
ということで80年代の漫画や音楽が詳しい人には特にオススメですね!


凄く楽しい時間でした。
1期2期、26話があっという間に見終わってしまいました。
というか評価されてなさ過ぎでしょう。
こんな面白いのに60点ぐらいなんてありえないですね。
もっと評価されてほしい!!

原作のほうも完結しているようなのでぜひぜひ読みたいですね♪
できれば残りの方もアニメ化してくれるといいなあ・・・


観終わって思ったことは
やっぱりこういったドタバタラブコメが
自分の肌に1番合うということでした。

投稿 : 2021/04/10
♥ : 26

スラえもん さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

原作を買い揃えようとしたらもう買えなくて悲しい

<2018/7/6追記・修正>
<2017/9/12初投稿>
原作既読。

悪ガキ風な中1の少年と、溌剌颯爽とした高校生の年頃の少女の、ちょっと甘酸っぱくてせつない夏休みの冒険コメディ。
キーワードは「幽霊」と「タイムリープ」と「第二次大戦」

これ好きなんですよ。
いろいろてんこ盛りなのにわかりやすくお話に引き込まれます。
それをさらにシャフトが良い味付けしてます。

主人公・八坂ハジメは中学1年。性格は昔の漫画風の熱血悪ガキですが変な発明が好きな理系というある意味新しいタイプのキャラ。

そんなハジメが夏休みにじいちゃんの家の近所の喫茶店「方舟」で出会ったのがヒロイン・嵐山小夜子。
黒髪ロングの見た目清楚なお嬢様。その実、気さくでナチュラルな明るさ、そして凜とした雰囲気を兼ね備えた素敵なお姉さんです。普段はセーラー服着てるので多分高校生。

このヒロインにはある秘密があり・・・。

基本は日常系のクスッと笑えるオーソドックスなドタバタ・コメディ。
その一方で芯となるシリアスなストーリーが並行して進んでいきます。
この芯のストーリーは、痛く、切なく、恐ろしく、そして心が温かくなるものです。

絵柄や雰囲気が古いと感じる方もいると思いますが、なんせ昭和がテーマのようなところもありますので。

もっともっと評価されて良いと思ってます。

※一期のOP曲について
一期のOPは勇気のある方に是非カラオケで歌っていただきたい。女の子の前で。

私は意気地なしなので無理でした。

投稿 : 2021/04/10
♥ : 24

71.5 5 太平洋戦争アニメランキング5位
ジパング(TVアニメ動画)

2004年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (242)
1193人が棚に入れました
西暦200X年の6月。日米新ガイドラインの下で海上自衛隊の自衛艦隊が海外派遣でエクアドルへ向かう途中、その中の最新鋭イージス艦みらいがミッドウェー沖合で突如嵐に巻き込まれ落雷を受ける。
その直後からレーダーからの僚艦喪失や故障していないにも関わらず衛星通信が不能になったり、雪が降るなどの不可思議な現象に直面し、さらに戦艦大和以下大日本帝国海軍連合艦隊に遭遇。ミッドウェー海戦直前の1942年6月4日の太平洋上にタイムスリップした事に気づく。
そこで帝国海軍通信参謀、草加拓海少佐を救助し、彼に未来世界の情報を公開したことから、みらいは徐々に変化してゆく歴史の流れに巻き込まれてゆく…。

声優・キャラクター
稲田徹、東地宏樹、星野貴紀、うえだゆうじ、屋良有作
ネタバレ

☆★暗落亭-苦来★☆ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

止められない、止まらない

【おすすめしたい人】
■ ハラドキしたい時に!
■ 歴史物好きな人に。
■ タイムスリップモノが好きな人

【2004年 秋】
【総合得点ランキング】
●第610位 (2013/9)

【オススメ度】星3.8 ★★★★☆

【感想】
絵は苦手、けど物語がヤバかった。
終わりまで終始、続きが見たい×2と止まれなくなる作品です!

【視聴メモ】
{netabare}続編凄い見たい。原作が気になってしょうがない。{/netabare}

【NEXTオススメ】

【対馬丸-さよなら沖縄- 】
【はだしのゲン】
【紺碧の艦隊 】

次に見るのに何か役にたてたら幸い

投稿 : 2021/04/10
♥ : 18
ネタバレ

medicsan さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

---- ・・- ・- ・・- ・・-- -・・-・ -- ・- ・-・-・- ・-・・ ・- --・・- ・・-・・ ・-・-- ・-・-・ -・・- -・--・

ジパングとは

マルコポーロが13世紀末に「東方見聞録」という本を書きました。
莫大な黄金と真珠の国として、
日本をジパングと呼びヨーロッパに紹介しました。
社会の授業で習ったよという方もいらっしゃると思います。
 今回はそんな”日本”を題材にした作品です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私のタイトルの説明

和文モールスで
「こういうのもよい、かいひとてんまる」
→「こういうのも良い、改ヒト点マル」
→「こういうのも良い、改(訂版)1(.)0」
と打たせてもらいました。 お使いのPCは正常です

本作では艦隊が多く登場します。私は軍事や通信に疎いですが
モールス信号を少し調べ、このようなタイトルにさせてもらいました。
私はモールス信号に関して右も左もわかりません。
不快にさせてしまったら申し訳ありません。

本当は
「もしもの話は時間の無駄というが、こういうのも良い」
和文モールスで
「-・・-・ --・-・ -・・-・ ・・-- -・・・ ・-・

--・-・ -・・・ --・-・ ・・ ・-・・ ・-・-・ 

・・-- - -・ ・・ ・・--・・ ・- ・・- ・-・・ ・・

・-・-・- ---- ・・- ・- ・・- ・・-- -・・-・ 

-- ・-」と全文打ちたかったのですが

タイトルの限界文字数に到達したのでできませんでした。残念...

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
長文を読むのが面倒な人のためにこの作品を3行でまとめると


 戦時中に時空移動した海上自衛隊艦艇と旧日本軍その他との接触
 世界の均衡を根底から覆す力を手にした人々の葛藤と理想を描いた
 バタフライエフェクト作品


 といったところでしょうか。
(3行でまとめるという危険性を覚悟の上で参考にしてください)
 
  バタフライエフェクトの意味は後で記します、
  下の  =私のレビューの目次=  を見てください


ーーーー注意ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 この作品は歴史と戦争を取り扱っています。戦闘もありますので、

それらに興味がない人はしんどいかもしれません。

 もうひとつ、この作品は話が完結していません。

結末を知りたい方は原作を読むことになると思います。


私の状態:男性
    :原作読んでない

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

表紙左の青い作業服の男性が、自衛隊の方で主人公です。

表紙右の白い軍服の男性が、旧日本軍の方で鍵を握る存在です。

あらすじはあにこれ様のを参照してください。

 




=私のレビューの目次=

ネタバレタグは目次の読みたいところだけ見れるように省略しました

★ネタバレ注意★と書いていなければ、ネタバレしないように書いています



①バタフライエフェクト(バタフライ効果)とは
{netabare}

 北京で蝶が一匹はばたけば、その小さな気流が一か月後

ニューヨークに嵐を引き起こすこともありうる

ミクロな現象でもマクロに大きな影響を与えることがある

                      <本作より>
{/netabare}

②本作の良かったところ
{netabare}
Ⅰ.登場人物の豊かさです。 

 戦時中、旧日本軍は上層にいけばいくほど愚かだと聞いていたので、

この作品でも威勢の良い軍人ばかり描かれているのかと思っていましたが

切れ者が何人も登場して飽きることなく視聴できました。

 もちろん旧日本軍の切れ者だけが魅力的なわけではありませんでした。

自衛隊の切れ者も、信念、任務を全うする者も戦うことに迷い

苦悩する姿が描かれていました。ほんの一部だとは思いますが

自衛隊の方々の気持ちを知れて良かったです

 最近のニュースを聞いていると、元気いっぱいな国のために

本当に自衛隊の力に頼るときが来るかもしれないと感じます。

そうなる前に前線の気持ちを知っておく必要があると私は考えます。


Ⅱ.名言が多かったように思います。

先入観を持ってほしくないのでここまでで、、、


Ⅲ.自衛隊の信念を貫きながらも戦時を切り抜けていく

心理戦も興味深かったです。


Ⅳ.オープニングとエンディングも本作にあっていて良かったです。

私は毎回楽しみに見ていました。

{/netabare}


③本作の残念なところ
{netabare}
やはり今のところ2期が存在しないことです。

「これからどうなるのか?!」というところで終わってしまうので、

私は続きが知りたくて発狂しそうになりました。

仕方がないので機会を見つけて原作を読もうと思います。

{/netabare}


④参考:類似作品からの本作の紹介:類似順 {netabare}

1.『ジョーカー・ゲーム』 (小説)  著者:柳広司
 時代背景と雰囲気が似ていると思いました。
 小説を読んで想像した東南アジアと軍の雰囲気を
 アニメで見られたのは想像以上に心が躍りました。
  調べたところ映画化されたようですが、
 大概原作から変換された作品は劣化する傾向があります
 私は映画からこの作品への紹介はできません。

2.「JIN-仁」(テレビドラマ)
 バタフライエフェクトと
 現状とは違う場所へ飛ばされる点で共通点を感じます。

3.「STEINS;GATE」 [シュタインズ・ゲート] (アニメ)
 バタフライエフェクトという点で共通点を感じます。

4.「ログ・ホライズン」(テレビアニメ)
 世界の秩序と規則を創る点と
 現状とは違う場所へ飛ばされる点に共通点を感じます。

{/netabare}


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

戦争と歴史の話なので好き嫌いのわかれそうな作品ですが、

もしよかったら挑戦してみてください。

ここまで読んでくれてありがとうございます。<(_ _)>

投稿 : 2021/04/10
♥ : 17
ネタバレ

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

山本五十六といふ男

イージス艦がもしタイムスリップしてしまったら?
という架空戦記。
モーニングを読んでるので原作は既読。

アニメ版でとにかくすごいのが自衛隊監修らしく、描写がかなりちがうんです。セリフの言い回し、細かい兵装からww笑っちゃいます。操舵の方法もちゃんと自衛隊の法にのっとったものだとか。
零戦なんかもちゃんと私が好きな初期のグレーへ変更。かっこいい・・。ニワカでも知ってるようなことをなんで原作間違ってたんだろう・・いやまぁどうでもいいんですけど、そのミリオタくさいこだわりこそがアニメ版の要かなってw


ストーリーはタイムスリップものなのでどういう時間軸になるかってわかっちゃうと後は落とし前をつけるだけ。
原作よんでてても最初しか面白くなくて、あとはグダグダ・・。核兵器を大和に積み込んで『オワフ島沈没』でいいじゃんwって思っちゃう。鳥肌実的?w
『みらい』が横須賀へいくまでの序盤で終了。あとは原作読めな販売促進。続編作るには人気がないよね。


初期の部分を扱っているので山本五十六が出番多し。
このじいさま、とんでもない慧眼をお持ちだったようで、現在の空母主体の戦略をいち早く考えた人物といわれる。
なんせ開戦のはるか前から訓練してたんだから・・赤城の艦長だっけ?当時は艦載機って斥候だったらしいんですよ。
レーダーがありませんから。
でもそれで戦艦を沈められる時代がすぐに来ると・・
その予想は大いにあたり、大戦初期の雷撃の命中率は9割を超えたとか。本作で本人が語るとおり、パイロットが一番大事なんですかね。氏の細かい航空機の運用については賛否あるらしいので・・ジパング山本はそうなってるよと。


真珠湾奇襲を立案した人物とされながら、米国の在外武官だったため頭も柔らかかったそうで・・。
真珠湾の立案を無謀ととるか、それしか道がなかったかどうかはわかりません。
その成否わからぬ逸話の数々からさまざまなアニメでネタ元にされる男。大艦巨砲主義の否定、死んだ部下の名前と人数を全部メモしてるとかねw

ニワカ知識の限りでは
・軍縮会議で当時の主力戦力である戦艦以外に空母の廃止を求めた。
・米国との開戦は避けるべきとした(絶対に負けるから)
・三国同盟に絶対反対
太平洋戦争開戦をかたくなに反対していたのは確実らしく、命を狙われ続けたとかなんとか・・。だから大和なんぞに左遷してもらってるとか言うよね。内地にいたら謀殺される。
戦後の教育でネガなイメージを植えつけられた旧日本軍。
でもこんなじーさんがいたんですよってのは覚えておくべきかと思います。
日本が誇る英雄、名将と評されながら、時代の流れ、国家という大きな力に勝てず翻弄され散っていった、というのが現代の日本人の心にけっこうツボるようで。

映画観たくなってきました・・役所さんじゃなくて三船さんのやトラトラトラが。。


アニメ版で結構意識されてるのが現在の日本の状況。
自衛隊の思想もはっきりと打ち出している。これは自衛隊からの希望なんだろな。日本軍とどっちがいいって話じゃなくておかれた立場も仕事も全然ちがいますと。うちらは軍隊じゃねえよってね。

アニメ版追加のアバンを見る限りでも、戦争反対とか右翼ぶってるとかじゃなくて、なぜ戦争になったのか?というのを強調してる気がします。

本当にそうせざるを得ない時代だったのかどうかはご本人たちにきいてみないと分からないことですから。
ただ現在のように安穏といしてたらあっというまに植民地にされちまうぞってのは間違いなのかな・・。そういったことを知っておくべきだというメッセージを感じました。


エンターテイメントとしては架空戦記、タイムスリップものとしては『戦国自衛隊』が偉大すぎる。
『織田信長は俺だった』みたいな結末 あれには勝てん。
ジパングも山本五十六が俺だったでよかったんじゃ・・。{netabare}
近いエンディングだけどな・・・。マッカーサーが俺だ!だよね。。{/netabare}

投稿 : 2021/04/10
♥ : 16

62.9 6 太平洋戦争アニメランキング6位
夏のあらし!春夏冬中(TVアニメ動画)

2009年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (150)
936人が棚に入れました
古くから営まれる街の喫茶店で、八坂が出会った年上の女子高生・あらし。自らを幽霊と称する彼女は、八坂と手をつなぐことで過去へと飛べる不思議な少女だった。
いわくつきのマスター、あらしを追うグラサン男。八坂と同じ中学1年の上賀茂。そして、ドイツ人の少女・カヤ──。
ノスタルジック溢れる喫茶店・方舟を舞台に、少年と少女達の忘れられない夏休みが始まる。

声優・キャラクター
白石涼子、三瓶由布子、名塚佳織、小見川千明、生天目仁美、安元洋貴、野中藍、堀江由衣、杉田智和

うらキング さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

はるなつふゆ

秋がないから『商い(あきない)中』って。

1期後半でやっと勢ぞろいした
オールキャストでの日常編
とでも言うべきでしょうか。

基本的に1期と変わりませんw
いや、1期より賑やかになったかな?

1期(8話だったか?)にもありましたが、
本質である幽霊やタイムリープと関係ない
魔法のような出来事も起こります。

ま、基本的に何でもアリなんだな(笑)

そして、

これまたいかにもな
昭和テイスト満載の少年少女の恋愛事情が
少ーしだけ加速します。


やはり『時間遊び』が上手。

…ってか、
この手のネタの定石なんでしょうけど。


A→B→Cと言う時間の流れがあり
CからAに移動し過去の改変が行われる。

しかしB時点では

Aの改変の結果、起こった変化に対し
「何が起きてるんだ?」といった状況。

物語がそのBから始まるもんだから
観ているこちら側も『?』となる。

話が進むにつれ
『あー!そう言う事だったのか!!』
となる訳。


いや、やっぱ面白い。コレ。

投稿 : 2021/04/10
♥ : 11
ネタバレ

景禎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

やくしまるえつこさんの歌うED曲がいい

「夏のあらし」の2期です。1期からあまり期間を空けずに放映されています。
基本的には1期の流れをそのまま踏襲しているギャグアニメです。1期視聴が必須ではないですが、お決まりの型というのが1期から継続していますので、ギャグの理解のためにも1期視聴を強くお勧めします。2期になって、作画も少し垢抜けて見やすくなっているように思います。

2期は1期に比べて純粋にギャグである、という印象です。ギャグのパターンのバリエーションの変化を楽しめます。「塩ください」や「名前を忘れてしまったわ」もいろいろ変化します。このへんを楽しむためにも1期は見たほうがいいですね。

OPが斬新です。やくしまるえつこさんの歌う曲がいい。ただ、クレジットが読みにくい・・・つか、ほとんど読めない。OPアニメはエロいが、露出オーバの演出で画面が全体的に白く、かんじんなところは見えないです。

最終話は{netabare}1期の1話目と最終話のリフレインです。いちご、さくらんぼ、と来て、ここではキウイです。同じモチーフの3度目ということで、細かいところでは少しづつ違っていますが、似たような出来事が起こります。{/netabare}1期から継続して見るとギャグに感動すらおぼえます。そして、ED後に{netabare}過去は変えることはできない、という考え方に疑問を投げかけるような、ちょっとシリアスな{/netabare}場面があります。全体を締めるのにちょうどいい、ちょっとしたスパイスが効いている感じになっています。

投稿 : 2021/04/10
♥ : 7

カミタマン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

分割2クール?

2021/03/22 投稿

無印「夏のあらし!」から「春夏冬中」まで1画品として評価してもいい感じ,いやむしろここまででまとめてレビューすべきだったかもと自分としては感じました。

シンプルに「夏のあらし!」の続きです。
違いは
大きいところではキャラクターデザインがちょっと見やすくなった感じ(個人の感想です)。
タイトルが分からないのが,本から活動写真がメインになったところ。
挿入歌の懐メロが平均してちょっぴり新しくなった点。
画質が向上している点。
などでしょうか。

ストーリー的には,日常の話がメインですが,はじめとあらしの出会いについて新たに触れられています。

2クール目ともなるとキャラに愛着が湧き日常的な話で結構楽しめます。
この作品単独で評価するとなるとどうしても評価は厳しくなるのですが,単独評価はあまり意味が無いと思います。

「夏のあらし!」を見て面白いと感じた人は是非見るべきかとおもいます。「夏のあらし!」を見ていない人はまずそちらから。
※「夏のあらし!」1話で切らないでできたら2話までは見て欲しいかと思います。自分は1話で切りそうになりました(笑)

投稿 : 2021/04/10
♥ : 6

60.0 7 太平洋戦争アニメランキング7位
リーンの翼(TVアニメ動画)

2005年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (55)
402人が棚に入れました
現代の山口県岩国市、友人が起こしたテロ行為によって追われていたエイサップ・鈴木は海より現れた戦艦に乗っていた少女リュクス・サコミズがもたらしたリーンの翼の沓によって異世界バイストン・ウェルへと召喚されてしまう。

たわし(冨岡) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

元祖「異世界もの」

「聖戦士ダンバイン」は1983年に放送された所謂「異世界もの」ロボットアニメである。 

やはりというか、富野喜幸御大の先見の明はすごい。昨今ブームの異世界ものは既に35年前に出来上がっているのである。

このリーンの翼はその続編というか。。外伝であるが、非常に良く出来た滑らかで繊細なアニメーションである。

当人は宮崎駿に対抗意識を燃やして制作したとの話であり、ちょうど「千と千尋の神隠し」の公開後に制作されたことを考えてみると、御大の創作意欲は並みのアニメーターでは到底追いつけない。

業界では御大に指導を受けて、訂正されると一人前になれるというジンクスがある。(笑)某ジブリの宮○駿にはそういう人望は聞いたことがない(笑)

投稿 : 2021/04/10
♥ : 11
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

世代論から読み解く《富野監督作品》への違和感とその理由

※ロボット/メカ/軍事SF系アニメの視聴もそろそろ飽きてきたので、打ち止め的に(※長文注意)。

◆「桜花」操縦士サコミズ「聖戦士」となり現代の東京上空に出現。

昭和20年春の沖縄戦の初期、大挙して押し寄せた米軍艦隊が沖縄本島に向けて連日猛烈な艦砲射撃を行い、住民たちは命からがら丘陵地に避難する日が続いた。
ところが、そうした避難中に、ふと砲撃が途切れる時があり、住民たちが米艦の様子を確かめようと恐る恐る見晴らしのよい高台に登ったところ、眼前の海原に浮かぶ米艦群に向かって、神風特別攻撃隊が次々と特攻を仕掛けている様子が目に飛び込んできたという。
住民たちは思わず膝をついて、両手を重ね合わせて、神風特攻隊を拝んだ。
・・・そういう先の戦争でのエピソードを、どこかで聞いたことがあります。

{netabare}文金高島田(ぶんきんたかしまだ)の特攻人形がコックピットを舞う中で、70年前の自身の出撃を見送った女学生達の「・・・生き神様でした」という涙声を思い出したサコミズ・シンジロウは、ギリギリのところで自らの初心(※人々を守りたいという気持ち)を思い出して、東京への核爆弾直撃を阻止し、愛機オーラバトラー・オウカオーと共に消滅する、{/netabare}

・・・という本作終盤の展開は、そうした伝聞にヒントを得てシナリオ化されたもののように思えました。

本作の当て馬・ダミー主人公(日米ハーフの大学生・エイサップ鈴木)や、在日米軍基地や東京市街地へのテロ行為に及ぶ彼のルームメート達(うち一人は在日三世、もうひとりは在日米軍基地勤務者の息子)、怪しく蠢く米軍艦隊司令官、異世界(バイストン・ウェル)の面妖な妖精の女王・・・といった設定&シナリオには色々と難癖をつけたくなりますが、本作の真主人公(特攻機「桜花」元搭乗員サコミズ・シンジロウ)の《心情劇》として見れば、本作には一定以上の見どころがあり、結果的に3周もしてしまいました。

・・・ただし、そうは言っても、本作の内容に関して、個人的な引っ掛かりも多かったので、以下にまず短めの感想&総評を記すとともに、本レビューの末尾にその引っ掛かりの原因について少しばかり考察します。


◆本作への率直な感想と総評

昭和20年(1945年)夏、特攻機「桜花」で出撃中に異世界バイストン・ウェルに召喚され、同地でリーンの翼の力を得て「聖戦士」となった迫水真次郎は、{netabare}その後も米軍の行った東京大空襲・広島長崎への原爆投下・沖縄戦の悲惨な経験を一刻も忘れず、逆に自らバイストン・ウェルに建てた「ホウジョウ国」の王として同地のオーラ力を収奪して建造した軍艦(オーラシップ)&ロボトミー化昆虫型生物兵器(オーラバトラー)を束ねて地上界に帰還し、憎きアメリカを粉砕{/netabare}しようと、壮大な執念をたぎらせていた。

・・・ということで、「焼け跡世代」(※後述)であり1960年の安保闘争当時に学生時代を過ごした「安保闘争世代」でもある富野氏は、このサコミズ王に《自らの信条/心情を託した》のか?

・先の大戦で米軍に酷い目に遭わされた
    ↓
・だから絶対にアメリカは許せない!いつかきっと復讐してやる!

(※どうやらコレが富野氏の世代の共通意識なのか?)

・・・でも、それって、まさにビスマルクがいったという「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」という有名な警句にある、「愚者が(自らの直接的な)経験に囚われて(判断を誤ってしまう)」ってコトそのものじゃないでしょうか?
そうした「条件反射」的な反応ではなく、もう少し長期スパンで「歴史から学ぶ」ことは出来かったのか?

結局、本作は

<1> 「特攻隊員」のモチーフを巧みに利用しながらも、
<2> 富野氏が自身の所属する世代(焼け跡世代)の意識を、その上の世代(大正/昭和一桁世代)の意識の中に混入させてしまった“半可通”(中途半端)な作品であり、
<3> また、富野氏の世代の意識の“限界”を図らずも晒してしまった迷作

・・・という印象を個人的には強く受けました。
(※本作の各話はまずまず楽しめたものの、個人評点を余り高く付けなかった理由)。

《まとめ》
本作は全6話と短く、かつ、最終盤にある種の不意打ちが用意されている点から「ロボット/メカ/軍事SFもの」あるいは「戦史もの」が好きな人には、まず見ておいて損はない作品と思います。
とくに、富野監督の『ガンダム』『イデオン』などを色々視聴してきた方には、そうした一般向けに企画された作品では希釈されている同監督の「過去~現代の日本」への基本的な意識を、(※それを肯定的に捉えるか批判的に捉えるかは別として)少しばかり垣間見ることが出来る作品として意外と貴重かも知れません。


◆視聴メモ
{netabare}
・第1話視聴終了時点
ラスト近く(オーラロード開通時)の安直に子供を使った演出はイマイチ×。
・第2話視聴終了時点
地下世界バイストン・ウェルで地上から持ち込んだ携帯電話同士で通話ができる・・・というのは流石に設定が甘く白ける。
・第6話(最終話)視聴終了時点
文金高島田の特攻人形のシーンは予想外で、色々と引っかかる点はあるものの視聴して良かった作品と思った(唯一の★★(優秀回))。{/netabare}


◆制作情報
{netabare}
原作小説        富野由悠季(雑誌『野生時代』1983-86年連載)
総監督         富野由悠季
脚本           高山治郎、富野由悠季
キャラクターデザイン 工藤昌史
メカニックデザイン   篠原保、沙倉拓実
音楽           樋口康雄
アニメーション制作  サンライズ{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

=============== リーンの翼 (2005年12月-2006年8月) =============
{netabare}
第1話 招かれざるもの ★ 在日米軍岩国基地の騒乱(基地への学生テロ、オーラシップ(バイストン・ウェル軍艦)出現、エイサップ鈴木&リュクス姫の出遭い、リーンの翼出現、米軍艦載機の攻撃、オーラロード開かれる) 
第2話 ホウジョウの王 ★ バイストン・ウェルへ、フェラリオ達との接触、サコミズ王(迫水真次郎)との対面、コモン界の状況(ホウジョウ国・サコミズ王と叛乱軍指揮者アマルガンの対立)、サコミズ王の宿願(打倒アメリカ)、聖戦士の資格
第3話 地上人のオーラ力 ★ サコミズ王の日本侵攻計画、桜花と紙人形、聖戦士サコミズの事跡、地上人3人の初出撃(オーラバトラー同士の交戦、アマルガン&リュクス姫拿捕)
第4話 王の奸計 ☆ 叛乱軍への投降勧告・騙し討ち(怨念のオーラ・エナジーの利用)、ジャコバ・アオンの怒り、リーンの翼発動(サコミズ王&エイサップ鈴木)
第5話 東京湾 ★ 両軍オーラシップ艦隊地上へ、マキャベル(米軍パブッシュ艦隊司令)&コドール女王(サコミズ後妻)の同盟、学生テロリスト2人組狂喜(東京タワー破壊)、翼の見せる幻影(東京大空襲、広島原爆投下、エイサップ両親の過去、沖縄戦)、オーラバトラー・オウカオー&ナナジン現代の東京へ
第6話 桜花嵐(おうかあらし) ★★ 錯綜する思惑、戦況混沌、サコミズ王聖戦士化、学生テロリストの水爆強奪・起爆装置作動、マキャベル司令拘束、オウカオー・ハイパー化、サコミズ王翻意・核爆発吸収、後日譚(迫水家墓参){/netabare}
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★★★(神回)0、★★(優秀回)1、★(良回)4、☆(並回)1、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.9

主題歌 「MY FATE」


※以下、富野監督作品を読み解く事前準備として日本の世代論を概括します。

◆日本の世代区分  ※通俗的な世代論に私見を加味
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(0) 明治アンカー世代(1898-1911(明治31-44)年生まれ){netabare}
 ・日露戦争(1904-05年)の勝利後に学校教育を受けた世代であり、若年期に第一次世界大戦(1914-18年)による好況と文化繚乱を経験。
 ・その分思想面で緩く育ち、1920年代にロシア革命とマルクス主義に傾倒する「マルクスボーイ」を多く生んだ軽薄世代でもある。
 ・1930年代の世界経済の危機と日ソ冷戦の進行に伴う国内世論の右傾化により思想弾圧を受け、過激な国粋論者に転向する者も多く出た。
 ・先の戦争の敗戦に続くGHQ占領期に今度は、その占領政策に迎合して戦前の日本を一方的に糾弾し下の世代に強い影響を及ぼした者も多い。{/netabare}
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(1) 大正世代(1912-1925(大正元-14)年生まれ){netabare}
 ・終戦時(1945年8月)に既に成人に達しており、戦後の価値観の紊乱にも「忍び難きを忍んで」耐え、復興に尽くした世代。
 ・先の戦争で兵員として最も死傷者を出した世代であるが、それを愚痴ることなく、頑固一徹、節を貫き通した人が多い。{/netabare}
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(2) 昭和一桁世代(1926-1934(昭和元-9)年生まれ){netabare}
 ・終戦時に10代を迎えており、上の世代ほどではないが、既に身についた戦前・戦中の価値観を戦後も堅持し続けた人が、実際には多い世代。
 ・逆に、この世代に該当しながら戦前の価値観を必要以上に強く否定する人は、戦後に後付けで特定の価値観に傾倒した「確信者」「転向者」。{/netabare}
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(3) 焼け跡世代(1935-1941(昭和10-16)年生まれ){netabare}
 ・GHQの指令と物資不足により、学校で「墨塗り教科書」を使った世代であり、価値観の混乱が全世代中最も甚だしい。
 ・にも拘わらず、そうした自分の中の価値観の混乱・不整合を「だからどうした」と開き直る図太さを持ち合わせた世代でもある。{/netabare}
----------------------------------------------------------------------------------------------
(4) 戦中生まれ世代(1942-1945(昭和17-20)年生){netabare}
 ・(3)までの世代と違って実際には戦争の記憶はないが、戦後の食糧不足・物資不足の記憶とそれに起因する被害者意識が最も強い世代。
 ・(3)~(4)には、1960年の安保闘争の時にデモ隊に参加ないし共感を持った人が多く含まれ、「安保闘争世代」「60年安保世代」ともいう。{/netabare}
----------------------------------------------------------------------------------------------
(5) 団塊世代(1946-1949(昭和21-24)年生まれ){netabare}
 ・戦後のベビーブーム期に大量に生まれた世代(第一次ベビーブーマー)で、自身の成長とともに高度経済成長期を謳歌。{/netabare}
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(6) ポスト団塊世代(1950-1954(昭和25-29)年生まれ){netabare}
 ・団塊世代に次いで人口が多く、ともに1960年代~70年代初めの高度経済成長期を謳歌した世代。
 ・ただし集団志向の強い団塊世代に対して、「個性」を強調して画一化を嫌うので「断層の世代」ともいう。
 ・(5)~(6)には、1970年の安保闘争の時にデモ隊に参加ないし共感を持った人が多く含まれ、「全共闘世代」「ベトナム戦争世代」ともいう。{/netabare}
----------------------------------------------------------------------------------------------
(7) しらけ世代(1955-1964(昭和30-39)年生まれ){netabare}
 ・安保闘争10-20周年にあたる1980年にデモを起こさず平静を決め込んだ学生層を含み、以前の世代に比べて政治的関心が低いとされる。
 ・第一次/第二次オイルショック(1974/80年)を挟む1975-85年の安定経済成長期に就職期を迎え、何事にも安定志向が強い世代。{/netabare}
----------------------------------------------------------------------------------------------
(8) バブル世代(1965-1969(昭和40-44)年生まれ){netabare}
 ・政治どころか社会活動にも余り興味を示さず、個人の趣味に走る傾向があり「オタク世代」「新人類世代」ともいう。
 ・1986-90年のバブル経済期に学生期~就職期を迎えたラッキー世代だが、その分社会に出た後は「仕事の出来ない世代」扱いされがち。{/netabare}
----------------------------------------------------------------------------------------------
(9) 団塊ジュニア世代(1970-1974(昭和45-49)年生まれ){netabare}
 ・団塊世代の子供の世代で、前後の世代に比べて人口が多い(第二次ベビーブーマー)。
 ・学生期にバブル景気を経験したが、1992-98年のバブル崩壊不況期に就職期を迎え「氷河期世代」「失われた世代」と呼ばれた。{/netabare}
----------------------------------------------------------------------------------------------
(10) ポスト団塊ジュニア世代(1975-1979(昭和50-54)年生まれ){netabare}
 ・ポスト団塊世代の子供の世代で、親の世代に似て「個性」を重視する傾向。好景気を経験しないまま、引き続き「就職氷河期」に直面。{/netabare}
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(11) しらけジュニア世代(1980-1988(昭和55-63)年生まれ){netabare}
 ・2000年代中頃の経済持ち直し期(小泉政権期)に就職期を迎えた世代。親の世代に似て安定志向が強く保守的。「2ちゃんねる世代」。{/netabare}
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(12) 平成一桁世代(1989-1997(平成元-9)年生まれ){netabare}
 ・2002-10年実施の「ゆとり教育」の直撃を受けたので「ゆとり世代」ともいう。前の世代に比べ基礎学力が低下。「SNS/Twitter世代」。{/netabare}
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(13) 世紀末・ミレニアム世代(1998-2001(平成10-13)年生まれ){netabare}
 ・2011年以降実施の「脱ゆとり教育」で挽回するも、依然「ゆとり教育」の影響が残る過渡期の世代。{/netabare}
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(14) 脱ゆとり世代(2002-(平成16-)年以降の生まれ){netabare}
 ・現時点で高校生以下の世代。{/netabare}
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※上記の世代論のうち、(1) 大正世代~以下の記述内容は、おおむね私たちの常識の範囲だと思います。
※ただし、一番上の (0) 明治アンカー世代 の記述内容は、最近20年程で実証的な研究が進んで今では幾つもの研究書が出版されてきているものの、戦後教育の影響で「戦前の日本は言論や政治活動の自由のない非民主的な暗黒国家だった」と頭から思い込んでいる人(※そういう人が現時点でどの程度いるのか知りませんが笑)には、「え?」と戸惑ってしまうものかも知れません。
※具体的には、宮沢俊義(憲法学者、1899生)、羽仁五郎(歴史学者、1901生)、美濃部亮吉(経済学者・元東京都知事、1904生)という今でも高名な(*注1)学者達がこの世代に該当し、彼らにやや遅れて (1) 大正世代の初めに該当する丸山眞男(政治思想学者、1914生)を含めた人々が、GHQの公職追放/教職追放によって戦前の教育を担った世代が追い出された後の戦後の学界をそれぞれ仕切り、 (3) 焼け跡世代~以下の人々に教育を施し、その過程で「戦前・戦中の日本は暗黒の非民主主義(ファシズム)国家だった」などと一方的に糾弾する、実際には根拠のない言説(※はっきり言えば“偽善的な虚偽の言説”)が戦後日本に長く流布してしまう原因になりました。

・・・いずれにせよ、本作の富野監督の属する (3) 焼け跡世代から、『攻殻機動隊』で有名な押井守監督の属する (6) ポスト団塊世代 あたりまでは、 (0) 明治アンカー世代が中心となって行った上記の「戦後教育」の影響が極めて大きく、それに、彼等が在学中に盛んだった安保反対運動/反米運動の影響も加わって、アニメ作品といえども(※あるいはアニメという若年層に影響の大きい媒体だからこそ?)、彼らの意識と価値観を反映した作品が多く生み出され、また彼等と同期の批評家たちによって実際の面白さや人気・作品価値以上にそれらの作品や制作者達が高く評価され続けてきたのではないか?

・・・本サイトでも非常に目立つのですが、これまで、アニメ雑誌などのその手の批評を鵜呑みにしてきた方は、一度そういう視点から、考察を広げていくと、また面白いかも知れません。

(*注1)戦後の論壇を長く仕切ってきた、いわゆる「朝日文化人・岩波文化人」の間で“高名だった”という意味であり、サンフランシスコ講和条約&日米安保条約の締結に奔走した吉田茂元首相に言わせれば「曲学阿世の徒(学問を捻じ曲げ時流におもねる者たち)」でしかありませんでした。←戦後の日本の歩みを振り返れば、結局どちらが正しかったのか?は、最早明白だと思います。

※以下、本作および富野監督作品に限定した考察。


◆世代論から読み解く『リーンの翼』と、富野監督作品への違和感の理由

本作の原作者であり監督の富野由悠季氏は、1941年(昭和17年)生まれということで、日本の通俗的な世代区分論によると、「焼け跡世代」に該当するのだとか。
なるほど、同監督の代表作『機動戦士ガンダム』(1979年)、『伝説巨神イデオン』(1980年)等を観ていた時は、そこまでハッキリとは思いませんでしたが、本作を観たあとだと、確かに“富野氏の属する世代”の思考・行動の傾向が、本作の真・主人公(サコミズ・シンジロウ)の混乱した言動の描出を通して、くっきりと浮かび上がってくる気がしました。

そういえば、しばらく前に視聴した富野氏の初期の監督作品『無敵巨神ザンボット3』(1976年)も「自分がそれまで信じ込んできた価値観」が最後の最後でひっくり返そうになって主人公が動揺してしまう所が、ほぼ唯一の見どころだった気がしますし(※シナリオ稚拙なので私の個人評点は × 2.9 と低めですが)、同じく富野氏の最初期の監督作品『海のトリトン』(1972年、原作者は手塚治虫氏)も、同様の構造のシナリオとなっているそうです(※ただし未視聴)。

※要約すると、

▲先の大戦で米軍は、東京大空襲/広島原爆投下/沖縄戦・・・と次々と残虐行為を行った。
▲だから、絶対にアメリカは許せない、いつかきっと復讐してやる!
▲アメリカに迎合し、その手下に成り下がっている今の日本政府も同罪だ!
▲今の日本政府を認容している腑抜けた日本国民は愚民だ!若者はもっと意識を高く持て!

・・・どうやらコレが本作の原作者兼監督・富野氏の世代(※1941~45年生まれの「焼け跡世代」)の共通の意識なのか?

そして、そうした意識は、彼らが学生時代を過ごした1960年当時に巻き起こった日米安保闘争(*注2)によってさらに強化され、その後、社会に出て行った彼ら(※いわゆる「安保闘争世代」)は、あるいは政界・官界に自ら入り込み内側からそれらを掌握することにより、あるいは新聞・TV報道さらには小説・マンガ・アニメといったマス媒体を通して民衆を「啓蒙」することにより、安保闘争当時には実現できなかった彼らの「革命」(“保守・反動的”な既存の日本政府の転覆と“世界平和の敵”アメリカへの鉄槌)をいつの日にか実現してやろう!という(※今の私たちから見て些か誇大妄想的な)「悲願」を胸に抱いたまま、今に至っている(らしい)。

(*注2) 60年安保ともいう。1952年4月28日のサンフランシスコ講和条約発効(日本の主権回復)と同時に発効した日米安全保障条約(※米軍の日本駐留と有事における日本の安全保障を確約した攻守同盟条約)の改訂に反対し破棄を求訴えて発生した大規模な学生デモ。

・・・そうした「焼け跡世代」「安保闘争世代」特有の意識が、富野氏の監督作品には常に溢れ出ていて、そのために同監督の作品は、代表作『機動戦士ガンダム』、『伝説巨神イデオン』がそうであったように、放送当時の本来の視聴ターゲットである子供たちには、実は全然受けずに放送短縮(ガンダムの場合)・打ち切り(イデオンの場合)の憂き目に遭ってしまう一方で、富野氏と同世代あるいは少し下の世代のアニメ批評家・制作者たちからは「自分たちの心情を代弁する監督」として絶賛を受けることになり、しかもその過熱ぶりは「富野監督作品を貶すことは一切許さない・認めない」とするほどに一方的に偏ったものであったがゆえに、ネットなど多種多様な批評媒体の存在しなかった当時、一般の視聴者ですら、「そこまで絶賛されている作品を面白いと思えない自分は間違っているのかも知れない・・・」と思い込ませてしまうほどだったと推測します。


◆(参考)1980年代前半の長編ロボット/メカ/軍事SF系アニメの実際の人気度
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(1)『機動戦士ガンダム』(富野由悠季監督、1979年):本来4クールで企画されたところ、不人気により3クール半に短縮(※その後、劇場版3部作でマニア受けに成功?)。
(2)『伝説巨神イデオン』(富野由悠季監督、1980年):本来4クールで企画されたところ、3クールで打ち切り(※その後、劇場版で補完し完結・マニアに好評?)。
(3)『太陽の牙ダグラム』(高橋良輔監督、1981年):本来4クールで企画されたところ、人気が高く6クールに延長して完結。
(4)『装甲騎兵ボトムズ』(高橋良輔監督、1983年):4クールで企画され、一般視聴者の人気を維持したまま無事完結。
(5)『超時空要塞マクロス』(石黒昇監督、1983年):2クールで企画されたところ、人気沸騰で3クールに延長して完結(※劇場版も大人気)。
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※このように実際に一般層に人気が出て放送延長が決まったのは『ダグラム』『マクロス』で、とくに『マクロス』は人気沸騰ぶりが凄まじく、最初は無視していたアニメ雑誌も後追いで特集を組んで人気に便乗する方針に切り替えるほどだった。

※一方、『ガンダム』『イデオン』はTV放送当時は短縮・打ち切りとなるほど不人気だったが、アニメ雑誌の批評などに強い影響を受けて、これらをエンタメ性の高い『マクロス』『ボトムズ』等よりも「内容が深い」等と思い込んだ当時の「意識高い系」の人たち(マニア層)の支持が徐々に広がって、1985年の『Zガンダム』以降の『ガンダム』シリーズ化につながっていった。

投稿 : 2021/04/10
♥ : 11
ネタバレ

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

お禿げ様の愛を描き出すには予算がたらない!!もっとよこせw

意味がわからないと評判の本作。
とにかく富野監督の溢れる異世界バイストンウェル愛がおさまりきってない。

ふっるーい同名の小説版を既読だとわかるんですけど。
迫水が死なないで生き延びた場合のお話。
ifワールドですね。
ダンバインのバイストンも関係ないでしょう。


とても悲しい問題点

二次大戦時に特攻機桜花からバイストンに迷い込んでから真の聖戦士になった迫水王が現代日本情勢にからんでくる。
そのくだりがまず絶対にわからない。
いろいろ描写が足らないんです。
迫水のキャラクター、心理。キの字にしかみえません。そこがテーマでもあるのですが。
完全に尺やお金の問題。
ハイテンポなんです。すごくいい作品なのに。
大御所さまなので、なんとかやってはいるんだけど、たぶん小説よんでない、ダンバイン知らないひとはまったく?だと思うんです。

あんた誰?なんでアンタは攻めてくるのって。
日本人が異世界の王になっているということ自体がよくわからない。世界観を知っていればいいのですけども。

そこへ主人公のエイサップが迷い込み、異世界同士の戦争ものでありながらお約束で迫水の娘とのロマンスやらなんやらが語られる。

で、活躍しようがエイサップ君はどやっても傍観者でしかない。
結局主人公は先代の聖戦士である迫水王なのだ。



わけが分からないと思うのでまとめます。

{netabare}
2次大戦中バイストンウェルを平定し救世主となり人生一周回ってしまった、すごろくでいったらあがりになってしまった。
そんな旧主人公は祖国を思い何を考えるのかと。


テーマとして私は迫水が言うような反体制が問題じゃないとおもうんです。
ある物語でヒーローになった人間がその後どうなるのか、というのを描きたかったんだと思います。
そういった意味では逆襲のシャア的でもあります。

1つの世界を統一しちゃったわけですよ、この迫水さん。
トンでもない人です。
そこまでデキた人が、今の日本をみてどう思うのかってことなんです。稀代の英雄も覇業が終われば祖国のことを忘れられないんです。
命を捨てて守ろうとしたのに、原爆は落とされる、安保はある・・ビルはすごい・・なんじゃこりゃああ!!
日本はもっと美しい国じゃい!!オレはこんな国のために命を捨ててねえ!っと
横井庄一さんとはぜんぜん違うわけです。異世界の英雄をやっているだけに。
でも・・結局は日本を愛していました・・。

現代の日本に対しての批判、問題提起をしつつ去っていく。。。ただそこまでパンチがないというか相変わら極端なことは言わない。そこらへんが富野さんらしいなぁと。むかしからですよね。あんまり説教くさくない。特にアニメに関しては社会に対しての自分の意見も出さない。愚痴はいってもね。


伝説の聖戦士の生き様、それを見届ける新たな聖戦士。
彼が言うように現在の日本に至る情報を知ってるのかと?
これらを観ておまえもちょっとは考えろよっていう、そんな気のするお話です。
{/netabare}


オーラーバトラーの動きとかめちゃくちゃかっこいい。
見蕩れてるとあまりにお話が怒涛のようにすすむのでなにがおこったのかわからないままおわる可能性もあり。
起承転結のキャラの掘り下げと転部分、結のボリュームが圧倒的に足らない。監督の手腕だと尺と予算にしかみえない。バトルの見せ場もなくおわってしまう。
おしい・・実に・・・相変わらずキャラクターは立ちまくり、やっぱり監督は天才だと思う。

投稿 : 2021/04/10
♥ : 9

66.1 8 太平洋戦争アニメランキング8位
紺碧の艦隊(OVA)

1994年3月1日
★★★★☆ 3.5 (51)
186人が棚に入れました
 荒巻義雄原作の人気小説をOV化。監督は「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」で有名な神田武幸。第二次世界大戦を舞台に大日本帝国海軍が欧米列強よりも強い戦力を保持していたら……という架空戦記。太平洋戦争が勃発し、満を持して戦いを挑む高野五十六は連戦連勝の快進撃を繰り広げる。

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

仮想戦記の元始作

90年代、書店の新書版小説コーナーには「○○の艦隊」と名のつくものが、雨後の筍のごとく沢山並んでいました。
今でこそ廃れてしまいましたが、いわゆる「IF戦記」「仮想戦記」「空想戦記」と言われるジャンルです。
紺碧の艦隊は、その先駆けとなった小説。
小説のヒットにあやかって、徳間書店から、当時としてはまだ珍しいメディアミックス戦略が展開されました。
ゲーム化、コミカライズ、そしてこのアニメ作品化。
かなり刊行を重ね、アニメだけでも32話も作成されています。

ストーリーの大綱は、第2次世界大戦で戦死した英傑達が、パラレルワールド 『後世』 に記憶を持ったまま転生し再度歴史をやりなおすというもの。
これから起きる戦争の記憶があるわけですから後出しジャンケンも同然。周到な戦略&戦術と、新基軸の兵器で敵さんをボコボコにします。
国土を焼かれて無条件降伏という辛酸を舐めたあの戦争を、
もっとマシに戦うには?他にやり様が無かったのか? あそこで勝っていればどうなった? あの爆弾がなかったら?
と、政治的・軍事的にシミュレートするのがIF戦記と呼ばれる所以。
大国を相手に一歩も引かずに戦い抜いた先で、果たして日本は平和で秩序ある世界に貢献できるのか。
・・・・そんな事を想起して楽しむ作品です。
(そんな単純に上手く行くものか!って野暮な突っ込みはナシです)


で、このアニメですが、内容の半分は戦闘シーン。
第二次大戦当時の航空機、戦艦、巡洋艦、潜水艦の戦いです。
戦闘機が機銃をを打ち、戦艦が艦砲射撃を行い、潜水艦が魚雷で艦船を沈める、至極真っ当な戦争を描いています。
SFチックな超兵器はありません。(終盤は原作者がトチ狂って そういうのも一部出てきますが)
ちょとだけ優秀な兵器で、愚直に職業軍人として作戦行動を行うオッサン達の物語。ただそれだけです。

ちなみに、「紺碧艦隊」は潜水艦で構成される隠密艦隊。
噴進弾(トマホークミサイル)、酸素魚雷(航跡の出ない魚雷)、ワルター機関(電池を必要としない推進機関)など、色々な秘匿装備があります。
飛行艇も搭載できる潜水空母でもあります。・・・・・むむっ、結構超兵器かもw


反戦の倫理観や歴史的な正当性などを抜きして正直に申しますと
日の丸をつけた艦船や航空機が活躍するのは、やっぱりイイ!

万人には決してオススメしませんが、兵器好き、軍事モノ好きにはたまらない作品です。

投稿 : 2021/04/10
♥ : 12

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

架空戦記の決定版

某艦娘アニメが萌えアニメと悪魔合体させようとしたものがこちらです。

連合艦隊長官 山本五十六が後世と呼ばれる『照和』に転生します。
そこは『昭和』とまったく同じ戦前に日本。違うのは自分の苗字。
五十六さんは同じく転生者がいること知り同士を集め戦争回避に努めます。
しかし元乗艦の艦娘と同じように『逆らえないなにか』的なものの存在を感じながら開戦日を迎えてしまうのです。

ですが2週目の人生、前世の教訓を生かし電探開発、震電改的航空機、大和型の予算であのイオナ、しおいちゃんこと『伊400型』を大量に生産します。
通商破壊こそ正義!まさに『オリョクルいってこい』です。

その潜水艦艦隊の名前が作品名となっています。


前半は『戦闘機の制空権の取り合いは物量負けする』という長官の超理論の元、魔改造された戦艦比叡がレーダー+ショックカノンで米軍機を全滅させたりはしますが比較的『真面目な架空戦記』です。

後半になるとナチスドイツ、ヒットラーやフリーメーソン、ライフル協会みたいな悪の組織と戦うエンターテイメントに!


敵がドイツになるわけですので二次大戦潜水艦モノの傑作映画『Uボート』へのリスペクトみたいな演出があったりしますが、比べるのが失礼なブっとび具合。
馬鹿馬鹿しいと思うかこれくらい頭が悪いほうが割とありと思うかは視聴者様次第。

島田兵ならぬ飛田兵が大活躍します。

投稿 : 2021/04/10
♥ : 8

alpine さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

日本軍無双

山本五十六がブーゲンビル島上空で戦死するシーンから始まるのですが
死んだはずの山本五十六は、38年前の執務室で目が覚めます。
それから、過去の日本の過ちを正すべく、大日本帝国軍を掌握する工作を始めるのだった・・・。

本作品は潜水艦隊「紺碧艦隊」と司令官の前原を中心にストーリーが進みます。

まあ、良い意味でも悪い意味でも日本軍無双のアニメです。
史実の人物も出てきますし、概ね第二次大戦に沿った流れとなっています。
と言っても、日本軍有利の戦局が続くので、大局はかなりオリジナルになっていますが・・・。

開戦の時点から現実の終戦間近の試作兵器が投入されており、後半になるにつれてカオスな状況になってきます。
戦闘シーンも派手なので、気持ちいいぐらいの日本軍圧勝ストーリーを拝めます(笑)

中盤以降はストーリーもグダグダですので、見たい人だけどうぞ的な作品です。

投稿 : 2021/04/10
♥ : 6

65.5 9 太平洋戦争アニメランキング9位
旭日の艦隊(OVA)

1997年2月21日
★★★★☆ 3.6 (31)
161人が棚に入れました
数多くの人気作を持つSF作家・荒巻義雄の戦記シミュレーション小説をアニメ化したOVA。後世(ごぜ)世界の大西洋を舞台に超戦艦・日本武尊(やまとたける)の活躍を描く。荒巻の代表作『紺碧の艦隊』と同じ時間軸・世界観を持ち、表裏一体をなす作品で、陸、海、空の各自衛隊が全面協力のもと、又野弘道監督ら『紺碧の艦隊』を手がけたスタッフが映像化した。ヒトラーの台頭を許してしまった欧州はナチスに蹂躙され、世界はますます混迷の度を深めていた。窮地に追い込まれた同盟国・イギリスを救うため、日本は最強不沈艦・日本武尊を旗艦とし、空母、駆逐艦、潜水艦など総勢40隻からなる旭日艦隊を欧州に向けて派遣。援英派遣軍として出撃させたのだった……。

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

仮想戦記(ヨーロッパ編)

「紺碧の艦隊」の姉妹作です。
同じ世界の話ですが、紺碧艦隊が秘匿潜水艦隊であるのに対して、旭日艦隊は外交アピールも兼ねた洋上艦が中心。
日英同盟を結んだ英国を支援するため、欧州へ派遣され独軍と戦います。
(頭がおかしいわけじゃありません。この世界ではそういう歴史になってるんです)

見所はやはり、総旗艦「大和武尊」(ヤマトタケル)。
お察しのとうり、この世界での戦艦大和の生まれ変わりです。
あえて大鑑巨砲をアピールした戦闘は派手で見応えあり。空母や潜水艦も擁した大艦隊ですので戦術にも幅があります。
紺碧の艦隊の地味な戦闘に不満がある方はこちらの方が好みかもしれません。
まぁ基本的に内容は変わらないですがw

ただ、このアニメ版は完結まで作成されていません。えらく半端なところで終わっています。
独軍の新型爆撃機を相手に艦隊の大半を失いながら日本へ帰るところがいいんですが、そこが描かれていないのは残念。


余談ですが・・・・・
原作はこのシリーズの完結後、「新・紺碧の艦隊」「新・旭日の艦隊」へと続きます。
この新シリーズは今までとうって変ってトンデモ兵器のオンパレード。
大和武尊は原子力機関の潜水戦艦に改修され、電磁誘導推進、長距離レールガン、対空レーザー砲などが装備されます。

こっちの方が、はるかにアニメ向きなんだけどなぁ~w

投稿 : 2021/04/10
♥ : 8

alpine さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

紺碧の艦隊のクロスオーバー作品

紺碧の艦隊をある程度見てからでないと内容がいまいち分からない作品となります。

別次元の第二次大戦における日本軍の要となる戦略艦隊「紺碧艦隊」と同じく対の艦隊である「旭日艦隊」のストーリーです。

紺碧艦隊は潜水艦隊ですが、旭日艦隊は超戦艦「日本武尊」を中心とする機動艦隊。
OVA紺碧の艦隊と全く同じストーリーを「旭日艦隊」という別視点から描いた日本軍無双の作品です(笑)

紺碧の艦隊をある程度見た上で、それでも見たいというならどうぞ。

投稿 : 2021/04/10
♥ : 4

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

そんな余裕あるか

原作コミック既読。
紺碧の艦隊のスピンオフ的な作品。
大高首相が日英同盟復活に伴いナチスドイツの前に苦戦を強いられている英国を援助する目的で派遣されたヤマトタケルを旗艦とする艦隊の活躍を描いた作品。
今度は強すぎる神聖ドイツ帝國を米、英と同盟して叩きます。おいしい所は日本が持っていき、かませ役、やられ役は米英が担います。米英ざまぁという人はどうぞ。

私のツボ:死守せよ!

投稿 : 2021/04/10
♥ : 2

64.6 10 太平洋戦争アニメランキング10位
紺碧の艦隊 特別編 蒼莱開発物語(OVA)

1997年4月4日
★★★★☆ 3.4 (12)
55人が棚に入れました
 荒巻義雄原作の同名小説を映像化したOVA作品。この作品は架空戦記ブームを巻き起こしたことで知られ、OVA以外にも、コミック、TVアニメ化もされている。今回のエピソードは、B30爆撃機を撃墜した高高度局地戦闘機「蒼莱」の開発秘話を中心にした特別編で、「COMPLETE DVD-BOX1」の特典として収録されている。ある日、敵重爆撃機迎撃について話し合っていた大高・高野の両名は、前世で幻に終わった局地戦闘機「震電」を復活させる計画を思いつく。調査の結果、帝国大学教授の鶴田正規、そして帝国海軍パイロットの正敬の兄弟二人が、前世で震電を開発した鶴野正敬の生まれ変わりであることが判明する。

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

プロジェクトX

外伝というかサイドストーリーとういか、紺碧の艦隊の中で最も人気の高い航空機「蒼莱」の開発物語です。

実際、太平洋戦争の末期に「震電」という名で開発されていたプロペラを機体の後方に配したエンテ式と呼ばれる特徴的な飛行機がモデルとなっており、超高々度を飛行する大型爆撃機から本土を防衛する邀撃機として開発されます。

その要求スペックから開発者は苦労する訳ですが、
・・・・・まぁ、プロジェクトXをアニメでやってるようなもんです。

人気に便乗して何でもかんでも創ってた、当時の徳間書店のお行儀の良くない商売の産物。
正直、熱烈なファン以外は無視していい作品です。

投稿 : 2021/04/10
♥ : 4

ahirunoko さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

これは外伝なのね・・・

このシリーズは初めて鑑賞。
なので観始めは世界観が分からず、ん?と。

何となく理解してくると面白い!

10年以上前の作品(1997年のようで)なので作画の感じは今のものと比較するのはちょっと。

小説原作なんでストーリーに重点をおいて観ればかなり楽しめるかと。
紺碧の艦隊も観てみたくなった!

投稿 : 2021/04/10
♥ : 2

57.1 11 太平洋戦争アニメランキング11位
桃太郎 海の神兵(アニメ映画)

1945年4月12日
★★★☆☆ 3.0 (18)
43人が棚に入れました
 戦時下の昭和20年、海軍の支援を受け制作・上映された長編アニメーション。前々年に封切られた中編『桃太郎の海鷲』の姉妹編である。悪しき鬼たちに占領された南方の島を解放するため、海軍落下傘部隊を率いる桃太郎は犬・猿・雉・熊・兎ら動物たちを率いて出撃。前線基地を築き攻撃の準備に余念のない彼らだが、一方で言葉を喋れない現地の動物に日本語の教育を施しつつ、共に歌い踊るなど楽しい一幕も。だが、偵察機が命からがら敵地の航空写真を持ち帰ったことで、いよいよ戦いの機運が高まる……。パレンバン奇襲作戦をモチーフに所謂国策映画として作られた一作だが、ミュージカル的な場面も盛り込まれており、当時高校生だった手塚治虫に感銘を与えている。

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

古い有名な映画だけど、コレは見なくていいかもw

 内容が内容だけに私が子供の頃はTV放送もしてなかったような。
何故か20年位前に突然TVで夜中に放送したんですよね。これが注目された理由が当時有った筈なんですけど思い出せない・・・

 桃太郎と御供が落下傘兵として大活躍という話だった気がするんですが、大人になってから、尚且つ興味をもって見た筈なのに記憶が薄いって事は多分面白くは無かったんですよ。

日本のアニメの暗部として、こういうモノが当時は有ったという事は知っておいて損は無いと思う。
ただ、時代が変わっても大事に残してゆくべきという作品では無いし、コレを娯楽として子供に見せた当時の怖さには留意すべきかと。

投稿 : 2021/04/10
♥ : 2

溝呂木しょーと♪♪ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5

歴史的価値としては一度くらいは見てもいいかもしれないけど・・・

戦争中に作られたアニメでスタッフが徴兵されて人手不足になったりで大変な状況で作られたのはすごいと思います。
・・・が、内容はせっかく動物のキャラクターを使ってるのに戦争賛美みたいな感じなので自分的には残念。

投稿 : 2021/04/10
♥ : 1

計測不能 12 太平洋戦争アニメランキング12位
新海底軍艦(OVA)

1995年12月21日
★★★★☆ 3.2 (5)
14人が棚に入れました
ファンの多い東宝特撮映画『海底軍艦』をイメージソースにしたOVAで、同じく東宝より2巻まで発売された。 南極に出現した巨大な円柱型メカ。それの調査に向かった青年・有坂剛は突如その物体から攻撃を受けてしまう。現行兵器をまったく受け付けないその敵を前に為す術がない人類だが、太平洋戦争の終盤に日本海軍が製造したという海底軍艦「ラ號」が現れ敢然と戦いを挑む。オーバーテクノロジーで武装したそれを操っているのは、なんと失踪したはずの剛の父であった? キャラクターデザインに安彦良和、メカデザインには小林誠という豪華な布陣で制作された本作だったが、残念ながら未完で終わっている。
ネタバレ

まみあな さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

アネットが良かったです

この度YOUTUBEで鑑賞できました。先に書いた感想を以下に訂正します。
『もうだいぶん前に鑑賞したので、異世界人(Wikipediaで復習したところ地空人というらしい)ヒロインのアネットが好みのタイプだった、というぐらいしか憶えていません。』
←アネットにはやっぱり惹かれる。ただ仮死状態で何十年も生き、現代に蘇生できたらしいが、その過程が省かれていて、荒っぽいストーリー展開です。なお、アネットのcvが岩男潤子であることに今回気づいた。私が惹かれるヒロインと縁がある声優さんのようだ。

『「重力レンズリング」とかいう地空人の武器が強力過ぎて(たしか突然現れて光線で破壊しまくりだったか)真面目に解釈するなら「あれなら我々地上人はひとたまりもないな」というところだが、地上人側が敗北しないのがしらけた。作画の都合とでも見做しておけばよいのだろうが、製作側は鑑賞者のその解釈に頼ってはいけないよ。』
←これは依然としてそう思う。円筒形の巨大物体が地球を囲む技術力の地空人に勝てるなんて。さらに、羅号は第二次大戦時の作り直しに過ぎないはずなのに、現代の技術をプラスしたとしても高性能過ぎる。

『髯、髭、鬚を生やした真面目づらの艦長が、手を上下左右に振り回して「羅號発進!」と叫ぶ場面は、観ていてこちらが恥ずかしくなるほど芝居じみた大袈裟なアクションだった。』
←このジェスチャーは無くなっていた。昔観た時は確かにあったのに。わざわざ改訂版つくったのだろうか???

『他の出来が芳しくない分、アネットの魅力が突出していたような気がします。』
←結局、{netabare}観てても単純に、アネットと剛が無事に生きながらえてハッピーエンドとなることを願っていて、そうなって良かったで~す。{/netabare}アネットが全裸で水浴びしていたところが一番乗り出して観れるシーンです。このアニメはこれでいいのかもしれない。だって、これでアネットが男だったら、粗だらけの物語と設定ばかりが目に付く作品ですから。
 

投稿 : 2021/04/10
♥ : 4

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ちと見てみたいです。と思ったら有難く見れました

ぶらっくもぁさんからの有難い情報のおかげで視聴できました。
神ギタリストのリッチーより私にとっては神ですw

地上人とは別の世界の住人である敵対勢力の侵攻を、超兵器「海底軍艦」で迎え撃つってのは映画と同じです。
映画のあの印象的且子供の落書き的神デザインの轟天号に対して、本作の羅号はもっと大艦巨砲主義の軍艦らしいゴツさですね。
ナディアの発掘戦艦エクセリオンは怪獣総進撃のムーンライトSY-3へのオマージュが強烈ですが、コレはあまり元デザイン意識してないかなとw
とは言え、轟天のミソである艦首のドリルと格納式艦橋は健在です。
私はもちっと轟天の潜水艦に近いクラシックなラインの方が好きかも。

んで話的には映画とは違いまして、どうも本来は敵との和解の道も展開の視野に入れた作品目指してた節があります。
とは言え、OVAで2話で終わってしまってますので。
アニメでは敵の地上攻撃を阻止し、本拠地へ羅号が向かうところで終わってます。ネタバレしてもこの作品今から見ようって人は少ないと思うんですが、一応書くの控えます。

 因みに元の映画は雑に書くと、敵地に乗り込み皆殺しですw
まぁ捕えていた敵の女王が解放されて、崩壊した自らの国に泳いで帰っていくラストが意外と複雑な印象のまま終わるんですけどね。
轟天も完全に帝国海軍の秘密兵器であり、艦長の神宮寺もあくまで太平洋戦争の起死回生の一手として轟天を建造してますし、地上人類の為に崇高な思いで戦うというより、昔の上官に説き伏せられてショウガネェナ的に戦ってるとも言えるので、ちょっとシニカルな映画とも言えるんですが・・・

 という事で、このアニメがどうかと問われれば昔の海底軍艦が好きな人が懐かしさで手を出すのはアリですが強くお勧めはしないです。当時のOVAとしては出来は悪くないと思いますが・・・
私個人は続きが有るなら見てみたいとは思う程度には楽しめました。

若い人は・・・・そもそも「海底軍艦」という名にソソルものも無いでしょうしねw

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こんなOVA有ったんですね。
私がアニメから離れ気味だった頃の作品ですので、存在を知りませんでした。
youtubeでOPだけ見つけましたが、どうやら轟天号のデザインも違うようですが・・・
映画の海底軍艦って轟天が動き出すのも中盤からですし、意外と戦闘シーン少なくて寂しいんですよね。
海底軍艦はあのデザインで特撮だからカッコイイのだとは思いますが、ちょっとこのアニメも見てみたいです。

投稿 : 2021/04/10
♥ : 3

計測不能 13 太平洋戦争アニメランキング13位
氷川丸ものがたり(アニメ映画)

2015年8月22日
★★★★☆ 4.0 (3)
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主人公である次郎少年は、縁あって見習い厨房員として氷川丸に乗り込みます。

氷川丸の初代船長の方針であった、厳しい船内規律と良質の接客サービスは脈々と受け継がれ、船員たちは誇りと愛情をもって船の仕事にあたりました。

そんな船員たちから時に厳しく叱られ、時に慰められながら、次郎は仕事を覚え、大事なことを学んでいく。
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