おすすめ学園祭人気アニメランキング 70

あにこれの全ユーザーが人気アニメの学園祭成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2019年09月15日の時点で一番の学園祭アニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

90.2 1 氷菓(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★★ 4.1 (7774)
32361人が棚に入れました
何事にも積極的に関わらない奉太郎が、姉の命令で入部させられた古典部で、部員の少女の叔父が関わった三十三年前に起きた事件の真相に迫る。省エネ少年と好奇心少女が繰り広げる青春ミステリー。

声優・キャラクター
中村悠一、佐藤聡美、阪口大助、茅野愛衣、ゆきのさつき、置鮎龍太郎、ゆかな、小山茉美、早見沙織、悠木碧、川原慶久、浅野真澄、豊崎愛生、小倉唯、阿部敦、伊瀬茉莉也、入野自由、小清水亜美、広橋涼、秦勇気、山崎たくみ、小西克幸、こぶしのぶゆき、日笠陽子、伊藤かな恵、升望、近藤孝行、森川智之、進藤尚美、茅原実里、寺島拓篤、竹達彩奈、寿美菜子、福山潤、杉田智和、谷山紀章、杉山紀彰、平川大輔、吉野裕行、石塚運昇、永井一郎、西村知道、二又一成、田中正彦、千葉繁、諏訪部順一
ネタバレ

ピピン林檎

★★★★★ 4.8

控えめで遠まわしの告白

名作は、筋書きが頭に入った後の2回目の鑑賞時が一番面白い、といいますが、このアニメはその典型であるように感じました(もちろん1回目から安定して面白い作品も沢山あります)。
以下、1回目と2回目に分けて、視聴後の感想をまとめていきます。

=================== 1回目視聴後の感想 ==================

推理ものアニメという事前情報を多く聞いており、自分が特に進んで見たい分野ではないので、視聴前の期待値はそれほど高くはありませんでした。
ただし、この作品を高評価する方が多く、自分もexperienceとして一度は視聴しておくべき有名作品とは思っていました。

視聴を開始して、すぐに作画・演出のレベルが最高度に高いことはわかりました。
しかしストーリーは・・・謎解きが面白くないことはないが、やはり・・・と斜に構えて眺めていました。
俺も、何とかして省エネ視聴したいよ、と。
まるで奉太郎のように(←ココが肝心)。

そしてようやく迎えたラスト3話。
ヒロイン=千反田えるのキャラクターがはっきり描き出され(※注釈)、それまで微温状態で密かに進行していた心理関係の変化が少しずつ顕在し始める。
ここまで我慢して、視聴して良かったと思います。

もう一度、一話一話を注意深く視聴し直したら、きっと、さらに好きになる作品だと思いました。

(※注釈)千反田えるの好奇心と諦観

「好奇心少女」と公式サイトでも紹介されている千反田えるの本質について。
第1話で、千反田家は神山市きっての豪農という説明がある。
反(たん)というのは田圃(たんぼ)の面積の単位のことで、一反=300坪=約991平方メートル=田圃1つのこと。
それが千反だから、うがった見方をすれば「千反田える」とは「田圃を千反える(=相続する)娘」という意味になる。
実際に作中では、 {netabare} 千反田家の豪邸ぶりが描かれ、第20話(荒楠神社に初参りする話)では彼女が地元の人たちに悪い噂が流れることを極端に怖れる描写があり、そして第22話では彼女が毎年4月の雛行列で生き雛の役を演じることが描出されている。 {/netabare}
そして、フワフワした好奇心の強い少女という描かれ方をずっとされてきた千反田えるが、 {netabare} 奉太郎と二人で歩きながら自分たちの進路を話し合う本編ラスト近くで、「私はこの土地が最良とは思っていません」と前置きしながらも、「ここが私の生きる場所である」こと、そして、そのことを奉太郎に知ってほしかったこと、を唐突に告げるシーンが描かれる。 {/netabare}
これは、言葉や行動は全然激しくはないけれども、{netabare}背負うものが多くそれゆえに控え目で古風な彼女にとっては全身全霊を込めたはずの重い「告白」であって、{/netabare}彼女の、奇矯と思われた好奇心が、 {netabare} 実は彼女の深い諦観の上に成り立っている装いに過ぎないことが、 {/netabare} ここでようやく明らかになる。

おそらくここで視聴者が、ああ成る程・・・と納得するかどうか、がこの作品を評価する場合の分かれ目となると思う。
私は、このラストがとても良いと思ったので、元から高評価していた作画と演出に加えて、ストーリーやキャラクターもかなり高く評価する結果になりました。


※以下は個人的なメモ書きです。

【主要キャラ、時間・期間】

{netabare}
古典部部員=神山高校1年生4人(男2×女2)
時代設定 =現代
期間設定 =高校入学のしばらく後~高校2年の4月までの約1年
{/netabare}

【作品の構成】

本編22話+OVA1話=全23話
本編は以下の4部構成と考えると分かり易い。

{netabare}
====================================================
第1話「伝統ある古典部の再生」 古典部の謎を解く話
第2話「名誉ある古典部の活動」    "
第3話「事情ある古典部の末裔」    "
第4話「栄光ある古典部の昔日」    "
第5話「歴史ある古典部の真実」    "
----------------------------------------------------
第6話「大罪を犯す」    数学教師の勘違いの謎を解く話
第7話「正体見たり」    夏合宿先での幽霊の謎を解く話
第8話「試写会に行こう!」 映画シナリオの謎を解く話
第9話「古丘廃村殺人事件」      "
第10話「万人の死角」        "
第11話「愚者のエンドロール」    "
------------ OP / ED 変更 ---------------------------
第12話「限りなく積まれた例のあれ」学園祭で進行する盗難事件の謎を解く話
第13話「夕べには骸に」       "
第14話「ワイルド・ファイア」    "
第15話「十文字事件」        "
第16話「最後の標的」        "
第17話「クドリャフカの順番」    "
----------------------------------------------------
第18話「連峰は晴れているか」  遭難事故にまつわる思い出を考える話
第19話「心あたりのある者は」  生徒呼び出し放送の謎を解く話
第20話「あきましておめでとう」 荒楠神社の蔵に閉じ込められる話
第21話「手作りチョコレート事件」ヴァレンタイン・チョコが紛失する話
第22話「遠まわりする雛」    水梨神社の旧暦の雛行列に参加する話
----------------------------------------------------
OVA  「持つべきものは」    ※ファンサービスの水着回  
====================================================
{/netabare}

【その他メモ書き】

※『氷菓』というタイトルにも謎が仕組まれている(第一部で解消)。
※第18話のラストの会話はまだ理解できていない(次回視聴時の最重要課題)。
※神山市は原作者の生地である岐阜県高山市がモデル(高山市の「山」と隣りの神岡町(現在は飛騨市に合併)の「神」を組み合わせて「神山」)
※第18話に出てくる3,000メートル級の山々は飛騨山脈(北アルプス)の穂高連峰。
※ただし、作中の45年前の学生運動の描写や登場人物たちの行動パターンはかなり都会的であり、その点でモデル地域と幾分齟齬が生じている。
※ベナレスはインドのガンジス河畔にあるヒンドゥー教の聖地の以前の表記。現在ではバナラシに統一されている。
※プリシュティナはコソボ共和国(旧ユーゴスラビアの一部)の首都。
※第20話・第22話の神社や祭典の作画・演出のディテールが特に秀逸。
※第22話の生き雛祭りは、実際に「飛騨生きびな祭り」として地元の水無神社で4月初めに催行されている。
※第1~5話の終わりに出るテロップ「The niece of time」(邦訳:時の姪)は、英国の推理作家ジョセフィン・テイ著『時の娘(The Daughter of Time)』をもじったもので、時が事件を解決する、という意味。
※第20~22話の終わりに出るデロップ「Little birds can remember」(邦訳:雛は忘れない)は、アガサ・クリスティの推理小説『象は忘れない(Elephants can remember)』のもじりで、わずかな言葉や動作が忘れ難いものとなる、という意味。

=================== 2回目視聴後の感想 =================

推理アニメという先入観があった最初の視聴時と違って、2回目はもっと素直に作品内容を楽しめたと思う。
結局、このアニメは、ミステリーものという表看板の裏で、高校生の少女2人が同級生の男子2人(の心)を「逮捕する」物語だったらしい。

こうした制作者の意図する裏テーマは、次のEDで明確に表現されていると思う。

※ED1(まどろみの約束)は、少女たちが幸福な恋の成就を夢見る歌詞
※ED2(君にまつわるミステリー)は、少女たちが探偵役となって怪盗役の少年たちを追いかける歌詞

★ED1(~11話まで)
まどろみの約束
http://www.youtube.com/watch?v=65LOib5_-d8
{netabare}
歌:佐藤聡美/茅野愛衣
作詞:こだまさおり
作曲:岡本健介

今夜恋にかわる しあわせな夢で会おう
きっと ねえ 見つけてね
まどろみの約束

芽生えてたぬくもり あたたかくて戸惑う
こんな気持ちをまだ あなたはわからないの

その視線には意味なんて別にないはず
だって友だちにしてるのと同じ

明け方に消えてく ちいさなねがい星
夜のあいだだけの魔法 …気づいてほしい
今夜恋にかわる しあわせな夢で会おう
きっと ねえ 見つけてね
まどろみの約束

放課後はいつでも 特別な空間で
一緒にいなくても 隣にいる気がする

このままふたり何気ない時を過ごそう
もっとふさわしいはじまりの前に

瞬く星たちに あなたを探してた
すぐに出会えると信じて …ここにいるよ
いつか恋にかわる あたらしい朝が来ても
きっと ねえ 消えないで
微笑みに祈るの

このままふたり何気ない時を過ごそう
そっと胸の中やさしさが満ちる

明け方に消えてく ちいさなねがい星
夜のあいだだけの魔法 …気づいてほしい
今夜恋にかわる しあわせな夢で会おう
きっと ねえ 見つけてね
微笑みをかわそう

瞬く星たちに あなたを探してた
すぐに出会えると信じて …ここにいるよ
いつか恋にかわる あたらしい朝が来ても
きっと ねえ 消えないで
まどろみの約束
{/netabare}

※ストーリー的には、第11話までは、{netabare}千反田えるが古典部で出会った折木奉太郎の意外な問題解決能力の高さと控えめな優しさに次第に惹かれていく過程を地味に描いたもの、と見ることができる(=千反田えるの恋心が、まどろみの中から次第に芽生えてくる{/netabare}→ED1の歌詞そのもの)。

★ED2(12話~)
君にまつわるミステリー
http://www.youtube.com/watch?v=OgunBNQSAqY
{netabare}
歌:佐藤聡美/茅野愛衣
作詞:こだまさおり
作曲:高田暁

状況は非科学的に 感情のモンタージュ
誰が誰を呼んでる?
振り向けば逃げてく視線 感じる
気のせいじゃつれないよ
アンテナは才能って言うでしょ

だってだって 知りたい 君は違うの?
青春の温度差 今のうち正してあげるよ
明日解決するなら 今でもよくない!?

君のミステリー 解いてみたい
少年のヒミツめいた背中探せ!
今日も君はファンタジー 惹かれていくよ、ずるい
ふくらんだ好奇心 トリックはないのに
気になるよ興味深い どうして?

見えているコトじゃ半分?
なんだって話して やっぱどこかシャイなんだ
目があえばヘンな違和感 ちくちく
恋なんて正解じゃ 君はまだ腑に落ちないね

だけどだけど 聞きたい ホントのこと
難しい顔して 単純なかけひき 教えて
笑い飛ばせば心外? きっと待ってる!

君とシンパシー つかまえたい
届きそうですぐに消えてしまう不思議
だから君にテレポート いちばん傍にいくよ
お手あげの好奇心 バカみたくはしゃいで
ごまかした好きな気持ち 認めよう

ムキになってたのはわたし? 意識されたいくせに
ゆれてる未来 自分次第だけじゃヤダよ

君のミステリー 解いてみたい
少年のヒミツめいた背中探せ!
今日も君はファンタジー 惹かれていくよ、ずるい
ふくらんだ好奇心 トリックはないのに
気になるよ興味深い どうして?
{/netabare}

※ストーリー的には、第12話以降は、{netabare}千反田えるが折木奉太郎に対して抱いた恋心を、遠まわしに少しずつ形に表していく過程を描いたもの、と見ることができる(=千反田えるが、慎重に、しかし用意周到に、奉太郎の心の中に忍び寄ろうと画策する{/netabare}→ED2の歌詞そのもの)。


さて、1回目視聴後に一番気になっていた第18話である。
おそらく、ここでの会話が、第22話での千反田えるの控え目で遠まわしな告白につながっているはずである。

第18話「連峰は晴れているか」ラストの奉太郎×えるの会話
{netabare}
「折木さんは他の人のためには色々力を尽くします。私も何度も助けてもらいました。」
(独白)「とんでもない誤解だ」
「でも折木さんて、自分のことには無頓着ですよね。それなのに、どうして今日だけは、自分の疑問を調べたんですか?」
「う・・・ん」
「済みません。私、どうしても気になるんです。」
「ああ・・・里志から雷のことを聞いて、嫌な連想が浮かんだんだ。」
「はい。そう言ってましたね。」
「その連想が当たっているか、はっきりさせたかった。だから、調べに行こうと思った。それで図書館さ。一週間もかかる大調査だったら別だが、古い新聞をめくるだけのことなら、大したことじゃない。手伝いもいたし、(嫌な)連想が当たっていたら、気をつけなきゃいけないことだからな。」
「気をつける、ですか?」
「実際は、ああいうことがあったのに、小木は、ヘリが好きだったなあ、なんて気楽には言えない。それは無神経ってことだ。そりゃ、さすがに気をつけるさ」
(驚いて)「は・・・」
「ん?分かりにくかったか・・・無神経というか、あれだ。人の気も知らないでっていう感じだ。多分二度と小木には会わないから、人の気も何もないけどな」
「折木さん」
「ん?」
「それって、とっても・・・・あ・・・上手くいえません」
(独白)「こいつは何を言おうとしたんだ?まあいいか。上手く言えないことなら、上手く聞き出せないだろうし」
「じゃあ、ここで。今日は手伝ってくれて助かった。」
「どういたしまして。今日は、折木さんの意外な一面が見られて、よかったです。」
「もう勘弁してくれ」
「あ、済みません。・・・・ではまた。」
{/netabare}

第21話「手作りチョコレート事件」では、
{netabare}
(1)摩耶花は、手作りチョコを渡すことでストレートに里志に自分の恋心をぶつけようとするが、
(2)千反田えるは、摩耶花とは対照的に、奉太郎に通学途中に「私の家では、本当に親しい人にはお中元などの贈り物をしません」と俯き加減に告げて、彼の心を困惑させてしまう。
{/netabare}
このように、えるは、自分の持つ価値をさりげなく(しかし用意周到に)小出しにしながら、奉太郎に遠まわしに自分の希望を伝えようとする(第20~22話)。
そうした過程が新鮮で、興味深い作品でした。

※(5/22)評価点数微調整

投稿 : 2019/09/14
♥ : 149
ネタバレ

takumi@

★★★★★ 4.7

最終回まで視聴完了 満足のいく終わり方だった

<22話最終回の感想>

結論から言うと、満足のいく終わり方だった。
折木は折木らしく、千反田は千反田らしく、それぞれの持ち味を
決して崩さないまま、少しせつなくほろ苦く、だけどリアルで納得できた。

そして景色はリアル以上に毎回美しかった。
はらはらと夕陽の中で舞う桜の花びらに泣けてきた。
夢の中のようなお雛様の行列。
狂い咲きした桜の前に来たときの、えるたんの顔は
折木でなくともぜひ、観てみたかったよ~

観終えた後でしばらく、じわじわきていた。
2クールあった中、1クール目はスピードが緩やか過ぎて
物語を知らなかった分なおさら、退屈になりそうだったけれど
13話から見違えるほど面白くなり、観れば観るほどこの作品の良さや
登場人物たちそれぞれの魅力を強く感じることができるようになって
ほんと、観続けて良かったと思う。

背景の小道具ひとつとっても、人物のしぐさの描写ひとつとっても
必ず意味があって、細かく描かれていたので、
きっとまたしばらくして観直すと、新たな発見があって楽しいかも。

--------------------------------------
<21話の感想>

ヴァレンタインデーに里志へチョコを渡そうとする
中学時代の摩耶花も、ラッピングのリボンを真剣に悩む今の摩耶花も
彼女の部屋そのものな乙女チックさが出ていて、かわいかった。
でも、周囲からはちょっと意外に受け取られそうな里志の想いや厳しさは
わかる気がするし、自分も似た部分があるので共感してしまった。

その一方で、振り回されてしまった千反田えるは少々かわいそうだったし
真相に薄々気づいて肩を落としている摩耶花も、ちょっと不憫だった。
それでも、メンバーのそれぞれがメンバーたちを思いやり
やさしい嘘をついたり受け入れたりしている姿に、
ちょっとこみ上げてくるものはあった。

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<20話の感想>

もう元旦?
えるちゃんの小紋姿がとてもキュート。
「見せびらかしたかったんです」なんて言っても、
それは彼女だから許されるのだよね(笑)
白っぽいトレンチコートの折木くんは、ちょっと背伸びした感じが否めない。
しかし、いつまでも冷淡な態度の折木くんだよなぁ・・

で、いきなりのアクシデント発生。
今回は前回のゆる~い雰囲気の部室でとは違う密室劇が始まった。
でも、さすがは里志。 ちゃんと伏線も回収されているし、
タイトルの「あきましておめでとう」の意味にも、
なるほどそういうことか!と、とてもいい脚本だったと思う。

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<17~19話までの感想>

里志の本音が出るときの表情って可愛い(笑)
そしてそんな彼をみつめる摩耶花の真顔も可愛い~
推理中心のこの3話、19話は特に部室での動きの少ない密室劇。
演出がとても演劇的で印象に残った。
文化祭編のような面白さは少ないものの、吐息の温度や
制服や髪から漂う香りまで伝わってきそうな繊細な描写は
相変わらず脱帽モノ。
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<14~16話までの感想>
{netabare}
14話=文化祭はまだまだ続く~お料理対決が最高に盛り上がり
折木の機転とまやかの頑張りについ、ぼろ泣きw
古典部の面々、結束力が高まってきてるよね。最高だ!

15話=怪盗事件に絡んだ古典部の面々の、それぞれの焦り。
なぜだか、サトシの想いにアツいものを感じて萌えてしまったw
{/netabare}

16話=文化祭はコレでそろそろ終了かな?
怪盗事件に関する推理を本格的に掘り下げていってて
今回はじわじわした感じで見応えあったと思う。
相変わらず顔出ししない折木くんのお姉さまが、「私気になります!」
-------------------------------------
<13話の感想>

数話ごとに感想をまとめようと予定していたが、
今回の13話も書かずにいられない可愛さでw
前回はえるちゃんと奉太郎がメインだった気がするけど
今回は見せ場として、まやかとサトシがメインだったように思う。

歩くデータベースことサトシは当然クイズ好き。
頭に土星乗っけて参戦(笑)っていうのがまず目立ちすぎ~
でも、遠くからでもよくわかって演出的にもナイスだった。
放送開始当時から感じてたけど、サトシと自分に共通点があまりに多く
個人的になんだかすごく親近感が湧いてしまうw

また、漫研でのまやかと先輩との対立も面白かった。
名作はいかにして名作と呼ぶのか・・・両者とも一理ある意見で
観ているこちらも真剣に考えさせられたりして。
ちなみに、まやかの自室はピンクの壁とカーペットに白い家具で統一され
フリルのついたレースのカーテンなど、姫っぽさ満点。
棚のあちこちに置かれたかわいいマスコットや雑貨類、
TVのフレームまでピンク色、本棚にはコミックがいっぱい。
少しボーイッシュな活発さのある普段の彼女からは、なかなか想像しにくい
いかにも女の子らしい、かわいい部屋だったのが好印象。

奉太郎がえるちゃんのコスプレ写真みつけて、照れながら
じ~~~っとみつめてしまってるシーンも、
その写真の封筒に気づいて慌てるえるちゃんも、
ほんと・・・今回もみんな細かい描写がなんとも可愛く
観れば観るほど愛着を感じてしまう作品になってきてるのを感じる。

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<12話までの感想>

12話まで視聴済み。2クールということなので、ちょうど折り返しかな。

前半、テンポが遅いように思え、じれったく感じたりもしたけれど
6話くらいから面白くなってきた、というのと、この作品の観方が
つかめてきたのかもしれない。

学校内でのちょっとした出来事や、謎を解き明かしながら
古典部の仲間たちの友情も深まり、温泉回やプール回などもクリアw 
ミステリ物というよりは、まさに青春群像劇といった趣で、
人物描写がとてもきめ細やかなのには毎回驚かされる。
特に会話中の息継ぎとか、瞬きした瞬間の髪の揺れ具合とかね、
そんな何気ない部分やシーンの作り方を観ていると、
これぞ京アニクオリティということか、と。
あぁこれでテンポが遅く感じるなら仕方なかったなと思うほどで。

これまでの話の中、文化祭前日と当日を描いた12話がダントツに良かった。

文化祭を楽しみにする部員たちのそれぞれの夜。
特にフクちゃんの部屋は、彼がこれまで身に着けていた巾着たちや
手芸部で作ったひまわりの衣装なんかも飾られていて、
ごちゃごちゃしながらも、彼らしい雰囲気の部屋が良かった。

それとは対照的な、無駄のないシンプルな奉太郎の部屋。
こういう、細かな小道具にいたるまでの演出にはすごく好感が持てる。
そして嬉しくなってしまう。

また、文化祭当日の、いつもはしっかり者の伊原の困った顔つきや表情に
守ってあげたくなってみたり、出し物を見て無邪気にはしゃいだり
手を叩いて驚いてみたりの純真無垢な、えるちゃんの横顔も可愛くて。
あちこち学校中を走り回りながら出し物に立ち止まってしまい、
はっと我に返って「いけませんっいけませんっ」と走り出す彼女の後姿には
やれやれと思いつつ、妙にツボってしまった(笑)
なんとも、好奇心旺盛な彼女らしい演出だったと思う。

また、12話からは新しいEDがお目見え。
子供の頃に観たような、アニメらしいアニメのEDっぽくて、これも良かった。

残すところあと12~13話だろうか・・
まだまださまざまな展開を見せてくれるだろうし、
個人的には、まだ全貌が現れていない奉太郎のお姉さんが気になってる。

なにはともあれ、今期の新アニメが続々放送される中
この作品を楽しみでいられて良かった。

--------------------------------------

<4話まで視聴>

主人公達が通う神山高校の古典部に潜む45年前の謎。
時代は1960年代、学園紛争が盛んになり始める直前。
過去の文集を頼りに、推理を始める古典部の4人。

何があったのか・・主人公 折木が冷静に推理していく様子を
見ていてふと、京極夏彦氏の小説に登場する京極堂を思い出した。
なんだかめちゃめちゃ似てないか?

ところで、今回もフクちゃんがいい味出していた~
彼の個性あふれるファッションもかわいいのだけど、

「僕は基本属性がショッキングピンク。
 何をしていても 僕は僕だからね。
 誰かが薔薇色に染めようとしてもダメ。染まってあげない。
 染まってるわけじゃないんだ。僕が誰かを貶めるとしたら
 君は無色だって言うよ」

って、このセリフがすごく印象的だった。
あの2人・・なかなか良いコンビだと思う。


(以下 第1話を視聴しての感想)

============================================

米澤穂信氏の原作小説を京都アニメーションがアニメ化。
ということで、放送初日も今期の他のアニメより
遅いスタートだったので、随分と期待の大きかった作品。

舞台と登場人物は・・・
舞台は伝統ある高校。そしてその中の古典部。
何事も合理的に済ませたい主人公・折木奉太郎、
好奇心旺盛なヒロイン・千反田える。
中学からの腐れ縁だという福部里志。

「わたし気になります!」

そんな千反田の一声で、数々の難事件を推理していく。。
という青春学園ミステリなんだそうで、古典に関わることは
特に出てこないのかも?

今のところ、2話まで視聴してみて。
とにかく作画の美しさはハンパない!
繊細に描かれた背景に、やわらかな春の陽射し。
ゆっくりとはらはら舞い散る桜の花びら。
そして、バッハの『無伴奏チェロ組曲』
あまりにも似合いすぎて、思わず見惚れてしまってた。

1話では、このほか・・同じくバッハの『G線上のアリア』
ベートーベンの『月光』が使用され、
1話と2話ではフォーレの『シシリエンヌ』も流れていた。
今後も、さまざまなクラシック曲が聴けるのかと思っていたら
どうやら上記の3曲以外は、オリジナルのサントラになる模様。

それにしても、すごくタイミングよく流れるし、
作品の古風な雰囲気には、ぴったりなので、とても嬉しい。

あと、フクちゃんこと、福部里志の持ち物が可愛くて仕方ない。
例えばカラフルなドット模様の巾着袋とか、
グリーン地に一部だけオレンジ系のチェック模様という雨傘。
少し小柄な彼の雰囲気に、よく似合っていた。

で、えるちゃんは、自分で意識してか否かまだわからないけど、
折木のパーソナルスペース乱しすぎ~(笑)
顔も身体も近づけすぎるし、あんな・・瞳を覗き込むような目で
みつめられたら、しかも折木の背中を包み込むようにして本を見るとか、
なんか・・無防備すぎるんですけど。。

それから、ひとつ気になったのがモノローグ。
小説が原作だとこの問題がどうしても出てきてしまうのだけど、
本来なら、言葉で説明するのじゃなく、
表情や仕草なんかで気づかされるほうが、断然楽しいので
これはけっこう大きなネックかも。

物語の進展は、おそろしくゆっくりなので、
観る人にとっは、そのあたりどうなるかな・・と。
個人的には、時々眠くなってしまう瞬間があるのだけど
引きつづき、楽しみに視聴していこうとは思う。

投稿 : 2019/09/14
♥ :
ネタバレ

Progress

★★★★★ 5.0

青春がミステリー

原作既読での感想です。と、言うよりもアニメを見てから原作を買った口です。
加筆しすぎて、ネタバレのところは文体が統一されてないのでご容赦を。



原作古典部シリーズは3つの主なストーリーがあり、
このレビューではわかりやすい順、時系列を遡る形で書いていこうと思います。
各話のあらすじを書かないことをご容赦ください。

【クドリャフカの順番編】
{netabare}
話の中にちょくちょく出てきた文化祭の話。個人的にはいよいよ文化祭だなと感じる構成だと思う。
(文化祭のために文集「氷菓」を作る→文化祭の為の映画を見る、の後の話になるので)

聡志の「期待とあきらめ」の発言を軸に見ると登場人物達が何を思ったのか良くわかると思う。
文化祭での聡志の折木への一方的な期待の感情の裏にある自分への諦めの感情は、
こうち先輩と「夕べには骸に」の作者にもいえる。
真犯人とは別の、もう一つの謎、登場人物の気持ちがわかるだろう。
高知先輩が何を思ったのか考えてみてほしい。

また、風紀委員会委員長と生徒会長の関係も、自分への諦めと期待の関係だと思われる。
委員長は生徒会長の才能を認めることで諦めを持ち、期待しているからこそ、
「夕べには躯に」の次回作を書かないこと、才能を持ちながら行使しない生徒会長に対して、
怒りのような感情を持っているのかもしれない。
登場人物が何を思ってそんな言葉を言うのか、それを解いていくのがこの作品だと思っている。

ちなみに聡志の「データベースは結論を出せない」という口癖は、
折木という才能をみて諦めの中からでた言葉なのだろう。
その道の才能が無いから、他の道を探す。それは逃げから来る言葉だが、
クドリャフカ編で犯人を暴こうとした聡志の行動からも、
聡志があきらめ切れないことがわかり、やりきれない。
こういった感情で行動方針を変えようとする辺り、
実に青春をしていて現実の人間らしいのが福部聡志なのだと思う。

また、「まわりがどうあれ基本属性が薔薇色なんだよ」という言葉もあったが、
これは他人から見れば、自分は薔薇色に見えるだろうという諦めが入った感じだった。
「誰かが薔薇色に染めようとしても駄目さ、染まってあげない」というのは、
中学時代の過去とは違い誰かが自分に勝負を仕掛けてきても、
自分は受け流すというスタンスを取りたかったのかなと思う。
聡志は人に流されず自分を見つけたかったのだろうなと思えた。

【伊原の涙について】
高知先輩の話を聞いて、なぜ伊原は涙を流したのだろうか?
「名作は最初から名作として生まれてくるんです」
「ボディトーク、やっぱりこれも良い」この言葉は「夕べには骸に」との比較。
「私のは100枚落ちる」この言葉が高知先輩を自分に置き換えたらどうなる?という意味として捉えてみた。
努力をしてきて生まれた「ボディトーク」という作品が、
努力の先に名作が出来るという気持ちの肯定をする作品なら、
「夕べには骸に」は伊原の「名作は最初から名作としてうまれてくるんです」という理想の肯定に見える。
「夕べには骸に」を肯定してしまえば、圧倒的な差に対して諦めを持ち、
他人に期待をするしかなくなる。
今までの努力はなんだったのかという無力感も感じるだろう。努力の否定になってしまう。
そのことがわかって、自身も努力していつか名作になる作品を書いてやろうと思っている伊原は、
自分の才能のなさへの自覚や自分の無神経さに涙を流したのだろうと思う。

【折木の推理に対する聡の怒りについて】

「どうやってさ!」
折木が真犯人を探し出す手がかりについて、聡の提示した被害にあった部室の共通点や、
十文字のミスでも見つけたかという事に対して、どちらも否定した時の聡の怒りの言葉。
そしてその後に「期待してるよ」

伊原の涙について考えてこの件も整理が出来た。聡が努力して探していた点に対して全く否定する折木。
聡志の努力が無駄であるかのような折木の主張に対する怒り。
そして気付く、圧倒的な視点の違い。才能の差。それを感じてしまったから「期待してるよ」ではないだろうか。
これは、高知先輩と「夕べには骸に」作者との関係とまるで同じではないだろうか。

【生徒会長陸山宗芳がクドリャフカの順番を読まなかった理由】

「おつかれ!」陸山は田辺に向かってわざわざなぜこのように声を掛けたのだろうか?
その言葉を掛けたときの陸山の笑顔からしても、
「クドリャフカの順番を読んだのか」という田辺のメッセージは届いていないように思える。
ただ、田辺が自分に対してメッセージを送ったことには気付いているようにも見える。

では、「夕べには骸に」は陸山にとって、遊びだったのだろうか?
折木の「(あれが遊び?)」という、
夕べには骸にが陸山にとって遊びだと主張した田辺の言葉への反応を見ると、よほどの作画だと想定してみる。

sideストーリーである伊原と高知先輩のラストの会話から、
陸山も高知先輩と同じ方向の事を考えたのではないだろうか?
陸山も高知と同じく漫画をよく読んで、漫画を描いていたのかもしれない。
そして、安城春菜の才能と出会ってしまい、諦めを覚えてしまったのだろうか。
陸山が「夕べには骸を」を読んで、届かない才能に諦めを持ち、さらにその作画を担当することで、
漫画を描くことをやめるほどの感情を持ってしまったとしたら。それは、友達という枠を超えてしまったのか?
友達の原作をほおりだしてまで描かない理由とは?それも原作を1ページも開きもしない理由とは?
とても気になるが、与えられたヒントでは答えの出ない疑問として残された物なのかもしれない。

だが、「おつかれ!」は原作にはないセリフだった。
ただ、「あれが遊び?」や、「原作を開いてもいなかった」というヒントから、
上記の推論も、多少は原作でも成立するのではないだろうか。


{/netabare}
【愚者のエンドロール編】
{netabare}
文化祭で上映するミステリー映画の犯人を当てる話。
今回の、ストーリーの正解を当てる⇔推理小説作家を実はやらされている、
というすり替えのトリックは多くの人がこれに気づいたとき、
自分は身勝手だなと思うかもしれない。
本郷という作り手の人間を無視して、
計算問題のように無機質に問題を回答しようとしたことに罪悪感を折木が感じたように。
(少なくても自分はそのすり替えに気づいたとき、初視聴時にひたすら密室のトリックを考え続け、
本郷の気持ちを考えていないというメッセージも受け取れなかったことに自分の浅はかさに悲しくなった)
千反田がトリック問題が解けない、人の気持ちを誰よりも思いやる心を持っていたからこそ、
折木はその過ちに気づけたのだと思う。

ちなみに折木が最初に出した「万人の死角」の結末(回答)が
「文章問題」と折木自身に言わしめた理由の裏づけとしてだが、
「カメラを気にしていたキャスト」という「オチがわかった行動」をしている人間がいるのなら、
キャスト達に結末を聞けばいい。
それが出来ないのは、結末をキャストが知らないためであり、
カメラを気にしていたのは、キャストが不慣れだったということだろう。

注意深く視聴していくと、イリスの「観方を変える」発言について気付くことができるだろう。
また、千反田がイリスの術中にはまらず、観方が変わっていないことも描かれている。
イリスと折木が対決する茶屋のシーン、そして今後持つ折木のイリスへの不信感は、
他人の気持ちをないがしろにするイリスに対しては当然といえばそうだろう。

だからこそ最後のシーンで自分の視点で動いたことにはしたくなかったイリスが描かれている。
全体のためという大義名分がなくなり、本当にエゴで人の気持ちを利用して、
使い捨ててしまった自分を肯定できないのだから。

イリスは、折木の姉に、クラスメイトが悪い、自分(イリス)は本郷を救ってやった立場という自分の主張を否定された。
「あなたの主観で判断した事に責任を持つ」という折木姉の言葉に、
自分が善か悪かで答えてしまうイリス。
「私はあのプロジェクトを失敗させるわけにはいかない立場でした」という正当化だったが、
本郷の脚本を自分の視点で却下したことでの、
本郷の努力を無駄にすることへの負い目を他人に間接的に押し付けて、
自分で背負わなかったことへの(折木姉の)責めは、
どうしても自分の人間性の否定に繋がるので反論したかったのだろう。


【えるの本郷先輩への固執について】
「きっと志半ばで筆を折った本郷さんの無念が、叫びが、隠されていると思うんです」
川原での折木との会話のシーン。この「無念」と「叫び」は、
氷菓編でえるの叔父が文集「氷菓」に隠した思いと同じではないだろうか?
えるが本郷先輩の隠された思いを汲み取りたい理由は、
叔父の時のような悲しい「思い」をだれかが明らかにして、
当事者にとって良い方向に物事を持って行きたい、
もしくはその悲しい思いを供養するような、そういう感情が働いているのだと感じた。

【折木とイリスの対決について~折木の怒りについて】
「だれでも自分を自覚すべきだといったあの言葉も嘘ですか!」
折木はなぜここでこれほど激怒したのだろうか?
折木はイリスに乗せられて推理と称した脚本コンテストに乗せられてしまった。
名探偵を一瞬でも気取り、本郷の思いを無視してしまった自分に対しての怒りと、
そうさせたイリスに対して、あれほど怒るのは自責の念がそれほど強かったからではないだろうか。

【聡志「それにしても、羨ましい限りだね、全く」について】
聡志のこの言葉は、折木に対して言われたものであるが、
探偵役として人に物を頼まれる折木が羨ましく見えた・・・だけではないだろう。
折木が聡志の才能に対するフォローをした後の言葉だったわけであって、
皮肉であると捉えるのもいいだろう。折木は持っている才能が発揮され、
活躍している立場からの聡志への言葉だからこそ、
聡志は自分が日陰者で折木が表舞台に立っているような状態を、
日陰者として皮肉っぽく言ったのではないだろうか。

【江波倉子は何を思った?】
「私は企画に参加していません 興味がなかったので」
「本郷は生真面目で注意深く 責任感が強くて馬鹿みたいにやさしく 脆い 私の親友です」

これが江波の人間性が見えるセリフ。このセリフから読み解けるように、
映画企画は自由参加であり、興味が無い人は参加しなくても良かった。
興味が無いからと参加しないのは、人の輪に交わる必要性を感じていない性格といえる。
エピローグでの本郷のチャットでのセリフからも、
江波と本郷は対照的な人物でありながら、親友であった。
二つ目のセリフは本郷の性格を示すことで脚本の正体を暗に示しているが、千反田の仮説と合わせて考えると、
江波が何を思って案内役を引き受けていたのか、謎が深まっていく。

そして千反田の江波に対する仮説がこうだ。
「本郷さんは脚本の見通しを最後まで持っていたと思うんです 
途中で倒れたとしても 聞くことは出来たと思います 
それすら出来ない容態なら 
親友といっていた江波さんは絶対にクラスの皆さんを許さないくらい怒ると思うんです 
案内役なんて引き受けないくらいに 」

江波倉子は一体どのような立ち位置にいたのだろうか?
本郷の本当の状態を知っていたのだろうか?
イリスによる台本作りに乗って、本郷をかばおうとしたのだろうか?
本郷の脚本の結末を知った上での行動だろうか?
だがその場合、本郷の脚本が出来ているのをもみ消すイリスに対して、江波はどんな感情を抱くだろうか?

そして、台本作りをさせていることをわかっていたなら、古典部にどんな気持ちを持っていただろうか。


江波が本郷に嘘をつかれていたとしたら?本郷は病欠が多かったが、
それがあったために、江波はいつもの事とあまり気にしなかった?本当に?
江波は本郷と親友だと言ったなら、倒れた後に連絡をするはずだろう。
そこで、親友とまで言っている二人の間に嘘が存在するだろうか?
原作者の作品は暗いオチが多いので、それも考えられるが・・・

他薦で脚本は本郷と決まったというが、それは参加不参加の前だったのか、
参加の表明をした後だったのか、それはわからない。
だが、そこの真実で江波の中で本郷の自己責任だったという気持ちがあったかなかったか、
そんな事も考えられるだろう。

{/netabare}
【氷菓編】
{netabare}
文集氷菓を読み解き45年前の真実を解いていくお話。
関谷純が千反田に残した言葉の意味、氷菓二号における文芸部員の言葉の意味から、
時間の経過によって古典になってしまった45年前の真実が解き明かされる。

最後の謎解きで折木がイラついた理由、それは氷菓の示す関谷の残した苦悩のメッセージを、
気づいてやるべき後輩達(自分達)が気づいてくれない事に対してだろう。
関谷の苦悩を知ったとき、叫びたくても叫べない、生きながら死ぬ、
その苦しさや無念に少しでも共感をする事ができたなら、この作品が好きになっていることだろう。

悲鳴も上げられず死ぬとはどういうことだろう。
周りが悲鳴を上げることも許してくれない。
周りがなんと言おうと悲鳴を上げる勇気も必要なのではないか。
だれかに弱いと思われたり、言われたりしても、叫んだり泣く事も自分を守るためには必要なのではないか。
千反田に対して「強くなれ、生きたまま死ぬことになる」といった、
関谷純のその時の感じた恐怖、悲しさ、無念さ、辛さを感じることができただろうか。
(私には、自分にはどうしようも出来ない物事の大きさに恐怖し、
自分が大きな流れに声も上げられず潰されていく苦しさ、
自分の全てが終わってしまったような無念さ、そのどれもが辛く、苦しく共感を覚えた。)

「全ては主観性を失って、歴史的遠近法の彼方で古典になっていく」
氷菓編にこんな言葉が出てくる。主観性とは、当事者の気持ちであり、
今伝えられているお話は当事者の気持ちが失われたお話であり、それを表面的に読んでも、
当時の人が何を思ったのかは分からないという事だ。
その言葉からも、関谷純の感じた感情が薄らいでいくことへの無常さ、
そういったものがこの作品の儚さに繋がっているのだと思う。

再度書くことになるが、
このアニメは提示された謎解き(氷菓、映画のストーリー、泥棒の犯人)だけが謎解きではない。
登場人物が何を思ったのかを考え、どんな気持ちだったかを考えることが視聴者に送られた謎なのだろうと私は思う。

【薔薇色について】
折木は自分の灰色の高校生活の中で薔薇色に憧れがあったのかもしれない。
そして45年前の真実は薔薇色だったのかに疑問を持つ。
つまり、45年前の事件の真実を知ることで、自分が薔薇色に対して憧れがあるのか?
自分がなぜ他の人間を見て落ち着かないのかに答えを出したかったのではないか?
それが折木を推理に向かわせた原動力ではないだろうか。
そしてその落ち着かなさの理由はは他人が感情に揺さぶられ一喜一憂している姿を見ているからだろう。
最終回でのエア告白では折木は感情に揺さぶられ薔薇色になっているのかもしれない。

【生きたまま死ぬ?について】
これがえるのトラウマになったか、元々死への恐怖が人一倍あったのかは分からないが、
「愚者のエンドロール」編のエピローグで、死ぬお話に抵抗があると打ち明けている。
えるが本郷先輩の脚本にこだわった理由がここからきているのかもしれない。

「今感じた私の気持ち、それが将来どうでもよくなっているかもなんて、今は思いたくないんです」
えるの、人の思いを大切にしたいという気持ちの現れだろう。
時間が惜しいという意味ではない。未来の自分に胸を張りたいという思いでもない。
恐らく、すべての事に意味があると思いたいのではないのか。
対立する2つの事があっても、
どちらにも言い分があるという考えをするのが千反田えるではないだろうか(「大罪を犯す」を見てほしい)。
なにであろうと、無価値と思うことに抵抗が有り、失われていく記憶の中にある思いも、
価値があったと送り出してやりたい、そういう気持ちがあるのではないだろうか。
折木の「お前の中で時効になっていくのかもな」という言葉に反応し、
恥や外聞を捨ててまで45年前の真実を明らかにしようとした事からも、
千反田の性格の根幹にあるものではないか。

{/netabare}

【折木の成長について】
{netabare}
では、折木はこの問題を解いていきどのように成長したのだろうか。
1話目では「保留」千反田という感情の塊のような存在に、
無機質な回答しか行ってこなかった折木は答えが出せず「保留」した。
この保留は「不慣れな者は奇をてらう」という事を身をもって実行したことについてだった。
現状の状態に変化を求めず、様子見をしたかった、という折木の気持ちを福部聡は保留という言葉で言い表した。
しかし、この屈託が高くつくと予想した聡の言葉通り、
千反田は折木の能力を買って折木に頼ることになり、折木は変化を求められることになる。

2~5話では姉に書いた手紙で自分の省エネ主義へ疑問を向けたことを明かした。
折木は自分が周りが青春を謳歌し、なにも楽しめない自分に違和感を感じていたが、
氷菓の事件を追求することで自分の主義は悪くないと確認し、今まであった居心地の悪さを解消した。
少なくとも折木の中で「変化」があったことは確かだろう。
薔薇色と呼ばれる青春時代は誰かの犠牲の上に成り立っているのかもしれない。
そう考えると灰色の青春を過ごす自分には、
薔薇色は誰かを犠牲にしてまで手にいれるものじゃないな、と思ったのだろうか。

折木が氷菓事件の最後にイラついたことからも、問題解決に客観性を持ちつつ回答していくが、
誰かの感情に気づくことが出来るようになったことは人間として、大切な成長を遂げたと思う。
だが、千反田が関谷純との思い出でなぜ泣いたのかが、千反田が4話で疑問を解消できず、
5話で謎が全て解けたときに千反田が思い出して折木はその泣いた理由を知る。
その事からも、折木にはまだ人の感情まで推理に組み込む力はまだないと思う。


8話から11話では自分の能力と向き合い始め、
初めて大きな挫折をすることで、折木が成長する糧になった。
この挫折には、自分が問題の答えを外したから悔しい、ということではなく、
自分が他人の思いを考えてやれなかった自責のようなものが折木の心に深く残ったのだろう。

12話から17話では福部のセリフにもあったように、折木の才能が遺憾なく発揮された。
これは、挫折(愚者のエンドロール編での挫折)を味わったことで折木に成長があったということだと思う。
その成長は計算問題のように謎を解くのではなく、
他人の思いを考えることがより出来るようになったことではないだろうか。

最終話では折木が省エネ主義から脱却しそうになる。
折木の中で少しずつえるの存在が大きくなっていき、
えるに関してのことは「やるべきこと」になっていくのが伺える。
それは、折木の「やるべきこと」が少しずつ見え始めているともとれる。
{/netabare}

以下、1話完結の話のレビューです。
【正体見たり】
{netabare}
1話完結。古典部員達がまやかのツテで温泉旅館に泊まりに行き、
まやかのみた幽霊の正体を解き明かすという話。

この話で何が枯れ雄花なのかというのは、折木からすれば、幽霊は枯れ雄花であり、
有りもしない幻想や妄想に入る。同じくして、折木にすれば仲の良い兄弟など枯れ雄花である。

つまり、折木達は幽霊など存在しないということを明らかにしながら、
仲の良い姉妹というえるの理想も枯れ雄花である現実も明らかにしてしまった。
ラスト前、真実を知ったときのえると夕焼けの空が、
現実を知ることで、大人になるような、儚い気持ちを思わせた。

実はこの話の最後のシーン、原作とは異なる。詳しくは原作を読んでほしいが、
個人的には(兄弟のいる身として)アニメ版は救いがあって良いと思う。
確かに幼い姉妹兄弟はケンカばかりするものだが、
根底では兄弟愛というものが存在しているかも知れないを思う良い改変だった。
{/netabare}
【連峰は晴れているか】
{netabare}
折木の中学の先生がふとヘリを見て「ヘリが好きなんだ」と言った理由を突き止める話。
私は結構人の気持ちがわからないんだなと、改めて思い知らされた話。
折木は、仲間の心配をした先生の気持ちを考えてやれた。
えるは過去の他人の気持ちを考えて上げられる折木に対して、言い表せない感情を抱いた。
(折木が優しいというのもおかしいと思ったのだろう、
あえて言うなら、人の思いを大切にしてくれる人、だろうか)
私は折木の言葉も、えるの気持ちも察することができなかった。
人の思い、その時の感情、それを大切にしたい、
それを考えてやれる人間になりたいと、またひとつ、この作品に教えてもらった。
この話、原作の書籍には載っていない話なので
(野性時代か何かに載っていたのみらしい)漫画での書籍化が非常に楽しみだ。

追記【千反田の興味が折木に向いた】
折木がなぜ小木先生のヘリ好きが気になったか、それが気になってしまった千反田。
それは折木が他人のためには頑張って頭を働かせ、いつも自身の事には無頓着だった折木が、
自発的に自分の疑問を解決する為に動いたように千反田には見えたからだ。
単純に折木が気になるからではなく、
折木という人間をよく観察して人間性を分析しつつ千反田は疑問をぶつけている。
だが、単純に異性に対して「あなたの事が気になるんです」といわれるシチュエーションに折木は何を思っただろう。

{/netabare}

【手作りチョコレート事件】
{netabare}
あらすじ
バレンタインの日、まやかが聡志にチョコレートを渡すつもりだったが、
部室に置いていたチョコレートが誰かに盗まれてしまう。
千反田はチョコレートを盗まれた責任を感じ、古典部男子二人と一緒に犯人を捜す。

この話に関しては、まだまだ、考察しきれていない。
特に折木と橋の上で話したときの聡志の思いが中々難解。
勝ちにこだわった中学時代は高校生になった聡志はつまらないと評した。

そして、こだわることを辞めて、こだわらないことにこだわるようになった1高校時代の今を毎日が楽しいと言う。
聡志に「つまらなかった」と評された中学時代は、他人と自分を常に比較し続け、
自分の価値が、他人より上か下かの判断しかなかった自分に「つまらなかった」といったんじゃないか
その中で、自分のアイデンティティが貧相なことを悟り、こだわることをやめたのではないかと思う。
では何にもこだわらない高校時代を毎日が楽しいと評しているのは、
勝ち負けの世界を抜け出して、他人のいい所を直視し、自分と他人の境界を引き始めたため、
今まで見えなかった世界が見えるようになった、
もしくは他人と自分を比較しない世界(オンリーワンでいられる世界)が気楽で、
「楽しい」という自己評価に繋がったのではないだろうか。

また、「僕はまやかにこだわってもいいのかな」というセリフからは、
勝ち負けの世界からフェードアウトした自分が、勝ち負けの世界がまやかの住む世界や社会だとしたら、
その世界のルールを外れた自分が、まやかを独占することは許されない事、
という思いを持っているんではないか。
まあそんな事(世界の誰かが許さない事なんて)はないと思うのだが・・・。
自分の行いを許さない人が見てるかもなんて、
それこそいるかわからない神様に遠慮してるようなものだろう。
だけどそういう部分に許せない部分(非合理的)があるのが青春っぽくもある。

「あとちょっとでわかりそうなんだ」
聡志が折木に言ったその言葉は、
こだわらないことにこだわることで、
自分のアイデンティティ、進むべき道のようなものがはっきりとわかりそうだと思っているのだが、
でも今はもやに包まれた感じがする。そのような思いなのかもしれない。


{/netabare}

【遠回りする雛】
{netabare}
折木は千反田に頼まれ、いき雛祭りで傘持ちの役をしにいく話。

「しまった…よくない、これはよくない。
多分なんとしても俺は、ここにくるべきではなかった。
俺の省エネ主義が、致命的におびかされてる…」

千反田のいき雛姿を見て、こんな事を思う折木。
折木は千反田の顔が見たくてしょうがなくなる。
ここで、折木は「顔がみたい」という「やるべき事」かわからないことに執着する。
折木の省エネ主義は「やらなくてもいいことはやらない、やるべきことなら手短に」という考え。
やるべきことじゃない事をやろうとしている折木は自ら省エネ主義を壊そうとしている。
それほどに千反田に気持ちが傾いていて、折木の中では1秒が1分にも感じるような緊迫感があり、
しかし期待のようなものを感じてしまうワンシーンです。

「見てください、折木さん。ここが私の場所です。
水と土しかありません。人も段々、老い、疲れてきています。
私はここを最高に美しいとは思いません。
可能性に満ちているとも思っていません。
でも、、、、、折木さんに紹介したかったんです。」

千反田が桜の下で折木に言ったこの言葉は誰にでもいえるものと受け取った。
自分が生まれ育ってきた風景を特別愛しているわけでもない、憎むわけでもない。
千反田は自分がうまれ、見てきた風景を折木知ってほしかった。
折木に自分の事を知ってほしかった。
それは自分の事を知ってほしい相手に対して誰しも思うことがある思いだと感じた。
これは千反田にとっての告白なのかもしれない。
遠回りしてしまった雛のように遠回りな告白。
いろんなしがらみを抱える世界にいる千反田が、
少しでも折木に自分を知ってほしいという気持ちが伝わり、
いじらしく、綺麗なシーン。

折木「・・・寒くなって来たな。」
 千反田「いいえ。もう春です。」

告白とも取れる事を言いそびれた折木は言葉に詰まってごまかす。
寒くもないのに「寒くなってきたな」。その返しが「いいえ。もう春です」。

折木がいつものような会話でごまかす。
それに対し千反田もいつものような会話で返す。
お互いがお互いを理解し、いつもの関係を維持しながらも少し関係が進んだような終わりかたが、
いじらしさと喜びのようなものを感じさせてくれた。

{/netabare}

【持つべきものは】
{netabare}
そもそも省エネ主義をモットーとする折木がバイトをするという時点で、
既に折木に変化があったと見ていいだろう。
このときの折木は省エネ主義がぼやけている。
「愚者のエンドロール編」でのイリスとのやりとりで自分の立ち位置が分からなくなったのだろう。
特別でもなんでもない自分が何か特別な主義主張があるのが嫌気が差していたのかもしれない。
それが自分がモットーにしてきた省エネ主義であったとしても。
特別を気取ってしまった自分に対する嫌気が
「どちらにしろ俺は普通だ」なのではないだろうか。

「(大丈夫だ)」という折木の確認は、自分の気持ちに折り合いをつけたのだろう。
その気持ちは、「めんどくさ」という最後の言葉からも省エネ主義に立ち返ってはいるのだろうが、
「たまに頼られるのもいいな」という言葉からも多少灰色からの脱却も入っている。
頼られることで救われたのは折木だった。
それは折木が特別だとか普通だとかの非日常的な憂鬱な考えにとらわれていた所を、
古典部の面々に頼られることにより日常に戻れたことからの発言ではないだろうか。



{/netabare}

全体の感想として、日常的な青春の感じだけど、非日常な青春も交じり、
非常に羨ましく思う部分もあり、共感できるような出来事や人物の立ち位置、
登場人物に対する感情移入が多く、楽しめた作品でした。

未だに氷菓の本当の魅力を伝えきれずむずむずしています(笑)。
私が氷菓に心を打たれた理由が未だに伝えられない。
今のところ、「人の感情や思いを考えることの素晴らしさ」を気づかされた、
という感じにしか書けませんが、私のレビューで、
氷菓という作品に込められた思いを少しでも感じ取って下さる方がいれば嬉しく思います。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 213

88.3 2 中二病でも恋がしたい!(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 4.0 (5874)
26812人が棚に入れました
高校1年生の富樫勇太は中学生時代、邪気眼系中二病を患っていた。
しかし、そんな黒歴史を中学とともに卒業し、高校ライフを満喫していた。勇太は周りには中二病だったことを隠していたがひょんなことからある日、クラスメイトで現役中二病患者の小鳥遊六花と半ば強制的に契約を結ぶことになってしまった。

声優・キャラクター
内田真礼、赤﨑千夏、浅倉杏美、上坂すみれ、天野由梨、福原香織、設楽麻美、保志総一朗、井上喜久子、仙台エリ
ネタバレ

てけ

★★★★★ 4.1

「はじけろシナプス!」についての科学的考察に成功した!!

私はついに「はじけろシナプス!」についての科学的考察に成功しました!!


脳の中では、常に神経伝達物質がやりとりされています。
しかし、電気コードのように一本の線でつながっているわけではなく、シナプスと呼ばれる中継地点が存在します。
簡単に言えば、脳内にある「駅」です。

さて、「駅」と言っても、小さな無人駅から、新宿駅のような超巨大なものまで存在します。
どうして大きさが違うかはわかりますよね。

利用頻度に違いがあるからです。
使う人が多ければ多いほど、駅は大きくならざるを得ません。

例えば、何かを暗記する場合、繰り返し復習することで、シナプスが強化されていきます。
駅を大きくして、往来をスムーズにするのと同じです。

ここで「はじけろシナプス!」といって本当にシナプスがはじけた場合。
さて、いったいどうなるのでしょうか?


【物理的にはじけた場合】

今まで使用していた駅が爆発。
脳の神経伝達が完全にストップします。
つまり、即死です。

中二病患者が生きている描写を見るかぎり、物理的にはじけているわけではなさそうです。


【「活性化する」という意味で「はじける」という言葉を使っている場合】

この場合は、駅が大きくなることを意味します。
あなたの家の身近にある駅が、いきなり巨大化したと考えてください。

その駅が混雑することはなくなります。
ゆったりくつろげますので、イライラ防止に役立ちます。
イライラしない駅なら使おうと思うでしょう。
つまり、人の往来が自然と増え、神経伝達能力が上がります。

また、「はじけろ!」と命令形で強調しています。
かなりの規模で駅が大きくなっていると考えられます。
神経伝達物質が大幅に上昇。
ドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニン、γアミノ酪酸などの成分が活性化されます。
その結果、やる気が湧き、集中力が高まり、体温調整機能が上昇します。
ただし、アセチルコリンの分泌により運動障害も発生するため、実際の身体能力は抑えられてしまいます。

つまり、「脳内のやる気に体が追いつかない」状態になります。
結果、「自分では激しく動いているつもりでも、体は動いていない」状態。
いわゆる「妄想」になります。

この説なら、キャラの行動に説明がつくのです!!

結論:
「はじけろシナプス!」というセリフには「急激に妄想力を高める」という効果がある。

{netabare}
「自分は人とは違う、自分だけは気付いているから特別だ」

こんなレビューの書き方も、人が一生繰り返す自意識過剰という名の病、
……すなわち、「中二病」のなせる業なのでしょう。

ちょっと語義が広すぎないか?
{/netabare}

投稿 : 2019/09/14
♥ : 142
ネタバレ

takumi@

★★★★★ 4.7

<最終回まで視聴完了> 自意識と自尊感情

<最終回を観終えて>

まず、中二病とはなんぞや?ということを考えると
勝手な思い込みから社会の規律に反した行動を引き起こすこともあるため、
早めのケアが必要とされている・・とかつて言われていた頃の定義とは違い
最近の青年&児童心理学で声を大に叫ばれるようになった「自尊感情」
のほうに近寄っている気がする。
おそらくこの作品もそちらを取り上げているのだろう。

自尊感情とは、いわゆる自尊心であり、自己に対する評価感情の1つで、
自分自身を基本的に価値あるものとする感覚のこと。
その感覚を自ら信じることによって、意欲的に何かに取り組んだり
満足感を得たり、自分に対しても他人に対しても受容的になれたりする・・
そういう意味で、思春期の成長において特に大切とされているものなのだ。

父親の死に際し、すぐに治って帰って来ると思い込んでいた六花にとって
死を受け入れられないとかそういうことじゃなく、
「大好きだった父が死に至るほどの病だったと気づけなかった自分への罪悪感」
そして「父へ最期の別れを告げられなかった悲しみと後悔」
この2つが当時の六花をどん底に叩き落したようだが
先に中二病になっていた勇太を見て真似することで救われ、
彼の本当の優しさにも触れることで、自尊心は慰められ、
憧れがやがて恋へと発展していくという自然な流れには
すごく納得できるものがあったし
恋をしたことで中二病の症状が緩和したのは当然のことなのだ。

なぜなら恋というものは、自尊感情と自意識を最大に活用するものであり、
相思相愛になれば、その感情と意識を育て合っていけるものだから。
それからいくと、何も思春期に限らず大人にだって多少は必要なものなので
最終話のラストのナレーションのような言葉が出てきたのだろうね。

終わってみれば、勇太の存在や過去の中二病、六花の家庭事情、2人の恋と
うまい具合に繋がっていて、とてもよくできたシナリオだったなと思う。

作画はもちろん、作中流れる音楽も素晴らしく感動的だった。
そして勇太と六花のやりとりにはどれもキュンキュンきた。
個人的には、くみん先輩や凸森のサイドストーリーも観たかったりするけれど
「あの頃」を懐かしく思える、充分楽しめた作品だった。
-------------------------------------
<9話の感想>

今回は大いに笑い、大いに泣けたw
ちょっとだけ「とらドラ」思い出したけれども
ツンデレより、自分はこっちのほうが素直で好きだなぁ(笑)
ヒヤっとした場面にハラハラして観ていた僕も
つり橋効果で(?)すっかり心奪われてしまったようだ。
-------------------------------------
<8話の感想>

お互いに気づいていそうで気づいていないこの感覚。
傍から見たら、とても微笑ましくいい雰囲気で。
さわやかで可愛いやりとりと、彼らそれぞれの心の内に
キュンキュンきてしまった。
勇太の口調や態度がすごく優しいのは、妹が2人いるという
元々の兄的性格からくる部分もありそうだけれど
電車の中やコンビニ帰りのベンチでのやりとりに
すごく懐かしさを覚え、じわっときてしまった。
六花も回を追うごとにどんどん可愛く感じるようになった。
今後どう展開していくのか、温かく見守りたい。
-------------------------------------
<7話の感想>

6話は思い切り笑い転げたが、7話は涙をこらえて喉が痛くなった。
勇太のやさしさ、六花の現実。
初めて、姉の十花の本当の気持ちが見えた気がする。
なるほどね・・・
それにしても、森夏や凸守、なかなかいいコンビになりそうな予感。
ふわふわな先輩もいい感じで場の空気を和ませていて。
絶妙なキャスティングだね。
------------------------------------
<5話の感想>

中二病といっても、かわいい程度だよね確かに。
歳の離れた兄弟がいる小学生が、ダークヒーローものにハマって
仲間と一緒に楽しく遊んでるような感覚だし、それを卒業した男女が否定しつつも
捨てきれずって感じで。でもまさかこの調子で最終回までいくわけないから、
そろそろ恋の到来か?と思ったら、勇太と六花が
さわやかながらいいムードになってきた。かもw
-----------------------------------
<4話の感想>

可笑しくて楽しそうでニヤニヤしてしまう。
なんだかんだ言っても懐かしいしw
少なからずみんなあるのかもね。多くの子が通る道。
でも、黒歴史に思えて誰にも知られたくないと感じるほど
恥ずかしいと思っていても
大人になってしまえば笑い話で終わるから。
相変わらず、妄想のアクションシーンがお見事w
------------------------------------
<3話の感想>

すっかり見慣れてしまって六花が可愛く見えるw
おかしいなぁ~ぜんぜん好みじゃないはずなのに(笑)
小柄なのは、すごくあのキャラにぴったりでいいよね。
真剣にやっててどこかがドジっていう設定は
ありふれてはいるものの需要があるから必ず出てくるし
実際、憎めなくて面白い。
ただ正直、 {netabare} 「また部活かよー」とは思った。{/netabare}
学校を舞台にしているのだから仕方ないのだろうけどね。
{netabare}今のところ盛り上がりはないものの、仲間も順調に増えて
今後の展開が楽しみ♪{/netabare}
---------------------------------------
<2話の感想>

六花と勇太のナイスコンビネーションぶりがけっこうツボ。
六花の渇いたテンションで大真面目にやればやるほど面白い。
それに六花の部屋、なかなか良いじゃん。好きだよああいう感じw
勇太が思わず我を忘れてたのもわかるわかる(笑)
今回は派手なアクションの中の妄想と現実が楽しかったし
六花のお姉さんの気持ちも、けっこう今ならわかるので笑いっぱなしだった。
----------------------------------------
ほとんどの人が書いているけれど、さすが京アニといった作画の美しさ。
手を抜いていないのがすごく伝わってきて良かった。

中二病を封印したはずの主人公と、中二病真っ只中のヒロインという
組み合わせが新鮮だし、掛け合いがなかなか面白い。
予想以上に大笑いしていた自分が何よりの証拠。
いやぁーしかし、中二病を過去のものにできている人から見たら
すごくゾワゾワするかもね(笑)
ここでこういうリアクションするだろうな~っていうところで
いちいちその通りになるのは、ある意味痛快ではあるけれど。

あと、主人公勇太の妹2人がなかなか可愛かった!

投稿 : 2019/09/14
♥ : 134
ネタバレ

にゃんぴ

★★★★★ 4.9

第11話...・゚・(つД`)・゚・ ウワァァァン

第1話から一気に11話まで見てしまった
なんか すごく寂しく切ない...
現実だ......・゚・(つД`)・゚・ ウワァァァン
・゚・(つД`)・゚・ ウワァァァン
・゚・(つД`)・゚・ ウワァァァン......
{netabare}第12話は伏線回収~
現実(リアル)に抗え!!!{/netabare}
素晴らしいアニメと思いますー、EDが大好き。

最初は中二病って何?たぶんつまらんアニメだろーと思って
何でそんなに高評価なのか?まあー、一応、見てみようか、そして
2話くらいまで見てて、完全にはまっちゃった...(-∀-`; )
言葉がうまく言えないけど、
こんな笑える感動できるアニメ、実に素晴らしいなー
このアニメと出会えて、本当によかったと思う。
私にとっては神アニメです。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 122

88.6 3 君に届け(TVアニメ動画)

2009年秋アニメ
★★★★☆ 4.0 (2886)
13855人が棚に入れました
陰気な容姿のせいで霊感があると恐れられ、「貞子」というあだながついている黒沼爽子。
周囲に避けられることに慣れてしまっていた爽子は、わけへだてなく接してくれるサワヤカさ100%の少年、風早翔太に憧れる。自分を変えたいという爽子の背中を押してくれる風早や、矢野あやね、吉田千鶴、真田龍といったクラスメイトたちとの関わりの中で、爽子は少しずつだが自分の殻を破っていく。
ピュアな爽子が友情や恋、ライバルや友達の失恋などいろんな「初めて」を知っていく過程を、丁寧に描いていく作品。
一般の少女漫画原作の作品と異なり、ドロドロとした女の戦いなどはあまりなく、それ以上に爽子が不器用ながらも自分の気持ちに正直に生きていく姿を中心に描かれており、思わず見ていてニヤニヤしてしまう学園青春ストーリー。

声優・キャラクター
能登麻美子、浪川大輔、沢城みゆき、三瓶由布子、中村悠一、平野綾
ネタバレ

ato00

★★★★★ 4.8

能登さんの演技に舌を巻いた<大好きな作品につきレビュー増量、点数も4.7→4.8に変更>

ポジティブに暗い爽子とひたすら爽やかな風花君の学園恋愛アニメ。
じれった~い、じれったい♪
とっととくっつけ~の世界ですが、そこは少女マンガ原作アニメ。
あっちでこっつんこっちでこっつん、そして安心してニヤニヤできます。

私は、風早君と爽子の関係よりも爽子の友情物語に感動しました。
6話がその象徴です。
真の友を信じること。
何を信じるかで結果は180°変わります。
そのためには、自分の内面をじっくり見据えること。
これが大事です。

一見悪役に見えるくるみちゃんに私は好感を持ちました。
風早君を獲得するためには手段を選ばない。
その一途さは学ぶべきところ大です。

爽子役の能登麻美子さんは、私の好きな声優さんのひとりです。
おどおどしつつも誠実な声。
その演技は爽子の性格を見事に表現しています。
さすがです。

<ついでに>
{netabare}「君に届け」これは風早君の想いです。
自信のない爽子にとっては、人気者の風早君は雲の上の存在。
まさか、風早君が自分のことを好きだなんて考えもしない。
だから、風早君の想いがなかなか届かない。

人に本当の気持ちを伝えることはなかなか難しいです。
誤解や思い込み、そして自分を守ろうとする心の動き。
様々な障害を乗り越えて、互いに理解する。
そのためには、素直な想いを形にする努力をしなくては・・・ね。{/netabare}

投稿 : 2019/09/14
♥ : 60

蒼い星

★★★★★ 4.1

純愛物語。

アニメーション制作:Production I.G
2009年10月~2010年3月放映。

『別冊マーガレット』で連載中の、少女漫画家の椎名軽穂さんによるベストセラー。
原作のepisode27まで、入学からの9ヶ月目までをアニメ化。

主人公の黒沼爽子は、陰気な雰囲気から「貞子」と呼ばれクラスから浮いたぼっちな女の子。
北幌高校に入り、クラスメイトで人気者の風早翔太との関わりをきっかけに、
彼女の人生は一歩前を踏み出します。

アニメを観た印象。それは…想定された視聴者である少女の願望に一致した夢の様な世界。

爽子は不器用でピュアな心の持ち主で、磨けば光る美少女の原石。(今のままでも綺麗ですが)
実は学業が非常に優秀なうえに、ものすごく気配りが出来る善人。
これほどの女の子がいたら、クラスで浮くどころかモテそう。嫉妬する娘も出てきそうですが。
爽子は自己評価が恐ろしく低い娘なのですが、これほどのスペックで何故?という疑問が。

風早くんは、イケメンで優しくて笑顔が可愛いスポーツマン。一緒にいると癒やされるタイプ。
爽子一筋で絶対に浮気なんてしない理想の彼氏。
(まだ、交際をしていないですが)

爽子と風早くんは、顔を合わせる度にドキドキドキドキドキドキ!
初々しさにあふれた二人は、もう結婚しちゃえよ!てぐらいラブラブ。
ぐうの音も出ないぐらいに、お似合いすぎるカップルです。

爽子には、心の底から信頼できる親友・あやね&千鶴が出来て、本当に良くしてくれる。
千鶴の幼馴染の真田龍は、風早くんとは違ったタイプのイケメン。嘘とか絶対に言わないまっすぐな男。

初期の、ぼっち設定が嘘みたいに、いい人にばかり囲まれて、
こんな青春を送れたら幸せだろうな…まさに少女の夢という物語でした。
性格はきついけど憎めない、とても可愛い容姿のライバル・くるみもいますしね。
実は私、くるみが一番のお気に入りだったりします。
彼女には人間としての弱さも含めて、主役でも良い魅力がありました。

少女漫画らしく三角関係はあれど、本気で恋愛感情を抱いてくれた相手には誠実に対応する登場人物が多く、
誰かが誰かを好きであることが丁寧に描かれていて、
恋愛漫画とラブコメは別ジャンルなんだなと、この作品で再認識しました。
(ラブコメだと、女性キャラの全員が主人公ハーレムの一員でないといけないことが多いですし)

と、ここまで書いてみましたが実はこんなの全くの認識不足です。
「君に届け」という作品を全く解っていなかったです。

2期にあたる原作の続きの部分を読んでみましたが、
爽子の性格の裏付け、風早くんの優しいだけではない人格など、掘り下げられていたり、
楽しいだけではない、恋愛感情につきまとう心の痛みとか、しっかり描かれています。

原作の途中でアニメも区切りをつけて作品としては不完全ですので、
とりあえず、1期を観たならば続きも観ないとダメだなと思いました。

これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 65
ネタバレ

てけ

★★★★★ 4.4

キラキラ☆ニヤニヤが止まらない!

原作未読。

主人公の黒沼爽子(くろぬまさわこ)は、暗い印象で、周囲に「貞子」と呼ばれ、クラスになじめないでいた。
しかし、実のところは、鈍感なだけで、とても前向きな女の子。
誰にでも平等にふるまう、風早翔太(かぜはやしょうた)と出会ったことがきっかけで、爽子と爽子の周囲がどんどん変化していく、青春ストーリー。


爽子は、健気で、どんなことにも一生懸命で、とても魅力的な主人公です。
なかなかうまくいかないときは「頑張れ!!」と、応援してしまいます。
そして、何か一つがうまくいくと、ニヤニヤが止まりません。
ずーっとニヤニヤさせられる回もあるので、視聴中に顔を見られたら不審者扱いされます。

爽子を支える周囲の人たちもしっかり個性立てされています。
本当にみんなキラキラと輝いていますね……エフェクト付きで。
{netabare}
矢野さんは、怖さと優しさのギャップが素敵。
龍は、漢!!
吉田さんは、感情豊かで見ていて飽きません。
風早くんは、何でもできそうに見えながら、ドギマギしてて、男から見てもかわいらしいです。
くるみちゃんは、やったことは迷惑だったけど、気持ちを打ち明けたシーンで泣いてしまいました。
ピンは、ギャグキャラに見えて、何気にキーパーソンになってますよね。
{/netabare}


テーマは、「人に想いを伝えることの大切さ」。

誰もが、人付き合いで悩んだことがあると思います。
その悩みを、「友達とは何か」という根本的な部分から、階段を登るように一歩ずつ、丁寧に描いています。

「○○は今、××に対して、□□という気持ちを抱いているので、△△したい」
このように、想いを言葉として、キャラクター、そして、視聴者に伝えるのが、爽子の役目です。

それを異性に対して発展させたものが恋。
同じように、「恋とは何か」というベースから、一つ一つかみくだいて表現してくれています。

おかげで、登場人物の気持ちが手に取るように分かります。
だからこそ、応援したくなるし、うまくいっているとニヤニヤさせられる。
そして、登場人物がうれしいときやつらいときには、一緒に泣いてしまう。
そんなふうにして、感情移入ができるアニメです。


丁寧ですが、テンポを損なっていないのもポイント。
ほどよく大事な話、ほどよく日常的な話、とバランスがとれていて、とても見やすいです。

ストーリーも行き当たりばったりではなく、しっかりと計算されています。
そこに、視聴者の予想の外をいく、ロマンチックなサプライズのアクセント。
{netabare}
ラーメン屋の名前が「徹龍件」というのは、後に出てくる徹(とおる)のことを表していたんですね。
他にも携帯電話を持っていないという設定や、吉田さんとくるみちゃんが同じ学校だったことなどが、しっかりと後々の内容に生かされています。

パパから携帯、風早くんからストラップのプレゼントをもらったときは鳥肌が立ちました。
そして、「ちい」という呼び名が、笑顔になれるという意味があったと知ったときはもう;;
{/netabare}

悩んでいるときに見ると元気になれるアニメ。
キラキラな青春を感じさせてくれるアニメ。
青春=恋ではなく、友情を基本にしているのが良かったですね。

OP、EDも素晴らしいですし、BGMの使い方もグッド。
少女漫画原作ですが、男女関係なく楽しめる作品だと思います。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 65

73.1 4 夜は短し歩けよ乙女(アニメ映画)

2017年4月7日
★★★★☆ 3.8 (232)
1242人が棚に入れました
クラブの後輩である“黒髪の乙女”に思いを寄せる“先輩”は今日も『なるべく彼女の目にとまる』ようナカメ作戦を実行する。
春の先斗町、夏の古本市、秋の学園祭、そして冬が訪れて…。
京都の街で、個性豊かな仲間達が次々に巻き起こす珍事件に巻き込まれながら、季節はどんどん過ぎてゆく。
外堀を埋めることしかできない“先輩”の思いはどこへ向かうのか!?

声優・キャラクター
星野源、花澤香菜、神谷浩史、秋山竜次、中井和哉、甲斐田裕子、吉野裕行、新妻聖子、諏訪部順一、悠木碧、檜山修之、山路和弘、麦人

shino73

★★★★☆ 3.8

ロマンチックエンジン

湯浅政明監督作品、原作森見登美彦。

黒髪の乙女を語り部として、
四季折々の京都の夜を舞台に、
四つの季節の物語を一夜の出来事のように語る。
春の結婚式二次会、夏の古本市、
秋の学園祭、そして冬に流行した風邪の猛威。

意味不明でありながらどこか意味ありげ。
孤独を拗らせた若者の妄想に夜明けは来るのか!?
先輩と黒髪の乙女の恋愛ファンタジーです。

四畳半神話大系から、
娯楽性だけを抜き出したような、
奇抜ではありますがPOPな作品です。
詭弁踊りがクスッと笑える。
星野源、花澤香菜の好演も光り、
湯浅作品では最も楽しめましたね。

運命の赤い糸に導かれて人を繋ぐ「ご縁」
人は孤独ではなくどこかで誰かと繋がっている。
そんな簡単なことが時々わからなくなる。
人生は短いのだ。
そんなメッセージがここにあるのかな。

素敵な一夜を乙女は颯爽と歩く。
それは爽快で心躍る青春の日々だ。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 51
ネタバレ

こた

★★★★☆ 4.0

芸術的要素多め

原作未読。
正直言うとストーリーあまり入ってこなかった…。
それほどに展開が目まぐるしかったと言おうか。
90分と映画としては短い時間に集約され過ぎているせいか、少しばかし無理があったと思える。
ユーモアがふんだんに使われていて、演出もところどころ恥ずかしくなるくらいにはっちゃけていたのはまあ良しと…(^^;
あと四畳半神話大系で御馴染みのキャラがいたのも嬉しい要素。

因みに原作読んでる友人と観に行きました。本当は3部とかになっていてそれぞれ別な話?なのを一夜の出来事にまとめたのだとか。

アジカンが手掛けるEDは耳に心地いい。カッコいい。

あとアニメファンは心配なところ、キャストに俳優・芸人の起用。
そこは{netabare}星野源さん、ロバート秋山さん、演技はとても良かったと思う。キャラもハマってた。{/netabare}

黒髪の乙女……
黒髪の美少女とも違う響きと奥ゆかしさ。
黒髪の萌えキャラは数多いけれど、黒髪の乙女というフレーズが似合うのはこの作品(と四畳半)。

追記。
なんか違和感が否めなかったので、タイトルの「感性」→「要素」に訂正してみました。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 44

◇fumi◆

★★★★★ 4.5

夜は短し歩けよ乙女 あかき唇あせぬ間に 熱き血潮の冷えぬ間に

2017年公開のアニメ映画 93分

原作 森見登美彦 監督 湯浅政明 脚本 上田誠 制作 サイエンスSARU

大正4年に発表された歌謡曲「ゴンドラの唄」吉井勇作詞から想を得たと思われます。

いのち短し 恋せよ乙女 あかき唇 あせぬ間に
熱き血潮の 冷えぬ間に 明日の明日は ないものを
いのち短し 恋せよ乙女 いざ手をとりて かの舟に
いざ燃ゆる頬を 君が頬に ここには誰も 来ぬものを

以上で半分ですが、このアニメ映画との関連性もうかがえると思います。

自分が昔、一話切りしたアニメ「四畳半神話大系」が去年3月頃に再放送されて、
あまりの面白さに驚愕し、興奮しつつ拙いレビューを書いたのが早1年前です。
その再放送はこの作品の宣伝だったわけですが、
当時は見逃し、レンタルが借りやすくなったこの時期に見ることになりました。
その間に森見登美彦さんの「有頂天家族」一期二期、さらに湯浅監督の「デビルマン」が見れまして、
皆様のおかげでアニメの知識も多少増えまして、変化球作品への抵抗も減りました。

実は昔、湯浅監督の「カイバ」も観たんですが、当時の知識では理解できず内容も忘れました。

この「夜は短し歩けよ乙女」の制作は「四畳半神話大系」制作直後に、
引き続き1クール作品としての計画があったそうですが、立ち消えに。
それから6年後、湯浅監督のオリジナル映画「夜明けを告げるルーのうた」制作中に、
同じスタッフで引き継ぐ形で、3年間で2本のアニメ映画制作となったそうです。

先輩 CV星野源 主人公らしからぬ呼び名ですが、まあ真主人公は↓なので
黒髪の乙女 CV花澤香菜 夜を歩きとおす乙女 花澤声は空気みたいなもんで・・
学園祭事務局長 CV神谷浩史 ベテラン声優の技が光る
パンツ総番長 CV秋山竜次 森見登美彦特有の変人キャラ

安心のプロ声優と言いたいところですが、主役の「先輩」役は俳優です。
ベテラン俳優で監督の指導も良いようですし、気迫の感じられる演技でプロレベルと言っていいと思いました。

一般のアニメと比べると線も少なく、背景も落書き的ですが、
湯浅作品としては非常に豪華な作画です。
ストーリーは原作改変が起こっているようで賛否あるようですが、
アニメだけ見たイメージでは、これ以外に考えられないくらいまとまっています。
本来は春夏秋冬の流れが一夜の4つの物語として構成されているようです。
主役はほぼ花澤香菜さんと言っていいと思うので、安心感は最強ですね。

過去作と比べても文学性は増してるにもかかわらず、理解しやすい物語性は、
原作者、監督、共に最も成熟した作品であったことがうかがわれました。

高度でありながらすんなり理解できる演出のミュージカルアニメの傑作です。
一本の劇場版アニメが一夜の物語であると言うことがとても気持ちが良い出来栄えでした。
原作未読ですが、問題なくお勧めできると確信します。


四畳半神話大系とのつながりが少しありますので、未見の人はそちらから見ることを勧めます。
森見登美彦、湯浅政明、共に最初に触れておくべき名作ですので。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 33

84.9 5 君に届け 2ND SEASON(TVアニメ動画)

2011年冬アニメ
★★★★☆ 4.0 (1769)
9079人が棚に入れました
長い黒髪と陰気な見た目のせいで「貞子」と呼ばれ、クラスメイトたちから避けられてきた黒沼爽子。しかし、高校に入学し、明るく爽やかで男女問わず人気のある男の子・風早翔太との出会いから勇気をもらい、友情や恋、ライバルや友達の失恋などいろんな「初めて」を経験し、大切な関係を築いていく…。

声優・キャラクター
能登麻美子、浪川大輔、沢城みゆき、三瓶由布子、中村悠一、平野綾、宮野真守
ネタバレ

Yulily

★★★★★ 4.9

ピュアなラブストーリー キュンとしたり胸が苦しかったり。。

少女漫画(別冊マーガレット)が原作
アニメ1期から続く2ND SEASON
存分に物語に入り込むためには1期を試聴済みは必須です。
以下ネタバレ


{netabare}
ついに届きました!届いた!
誰かに邪魔されることなく!
2人の想いが誤解されることなく!
心に届いたんです!
とってもお似合いで素敵なカップルが誕生したんです!
恋ってやっぱり素敵ですね。風早くん、爽子ちゃん!



爽子ちゃんは周りから助けをもらいながらも最後は自分の力で問題を
解決しなければならないということに気づいていましたね。
爽子ちゃんの友達は大事なところはきちんとわきまえているのでしょう
決して余計な手出しをして2人の仲を取り持とうとはしませんでした。



そして爽子ちゃんは自分から告白出来たんです。
風早くんみたいな素敵な人が自分を好きになるはずないって卑屈に
思い込み。でもその気持ちを乗り越えてでも風早くんに正直な自分の
気持ちを届けたいっていう心の成長も見届けることが出来ました。



そして応援していた龍と千鶴ちゃんの何気ない日常生活の中での
あの場面本当に好きです!帰宅している2人
「あ、そういえば~千鶴~好きだよ」
千鶴ちゃんが照れ隠しに龍に体当たりして
「いまさら、知ってるっての(照)」
って仲良いところ。
キュンとしちゃいました。この2人も本当にお似合い。



そして報われる人がいれば報われない人もいる誰かが恋を成就したら
その影に悲しむ人もいるんですよね。
今回はなんといっても胡桃ちゃんの存在が際立っていました。
潔くってどこまでも格好いい!胡桃ちゃん!本当は優しい彼女
だからこそ幸せを切に願いたいです。
なんか本当に甘酸っぱいです。 {/netabare}



たった1つの恋を成就させるために、どれだけ悩み苦しむか。
2人を囲む周りの人間関係も丁寧に描いた本当に素敵で胸が熱くも
苦しくもなる作品でした。

恋愛ストーリーが好きでまだ視聴していない方には本当に
お勧めの作品です。ここまでピュアな気持ちになれるストーリーは
なかなかないでしょう!

投稿 : 2019/09/14
♥ : 44

にゃっき♪

★★★★☆ 3.7

taking a detour, gilding the lily

一期と比較すると作画レベルの低下もあり、誤解やすれ違いで話を面倒にしている印象も拭えません。

個人的に、一期の雪の中で新年を迎える余韻を残すエンディングが満足な私にとっては必要なかったような気がしますが、一期の終わり方を中途半端だと感じた方には満足できる作品だと思います。

一期における主人公の黒沼爽子は、不器用でも一歩ずつひたむきに前に進んでいました。
それが彼女の魅力であり、一期は応援しながら視聴していましたが、今までコツコツと積み上げてきたものをリセットして、最初に戻ってしまったように自分を卑下する彼女が残念でなりません。

それ以上に気になったのは、周囲の人物像が一期とは印象が違いすぎた事です。
魅力的だったサブキャラたちには活躍の場がほとんど与えられないばかりか、別人としか思えないような言動はもはや設定変更としか思えないレベルで、胡桃沢梅以外はただの脇役になってしまったように感じました。

遠回りをさせるなら、結果的に必要な遠回りであったと納得させてくれれば、違った印象になったかもしれませんが、届いたら終わってしまうので、ゴールを引き延ばしただけの続編としか思えなかったのが残念でなりません。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 40
ネタバレ

てけ

★★★★★ 4.5

モヤモヤ、ウルウル、ニヤニヤ、キラキラ☆ 見て良かったよ!

原作未読。
1期の続きとなっているので1期視聴必須です。

1期レビュー → http://www.anikore.jp/review/567004/


まず、変わった点は、OPとEDテーマの印象が薄くなったかなと。
でも、OPテーマのタイトルはいいですね。
「爽風(そうふう)」
爽子(さわこ)と風早(かぜはや)から1文字ずつ拾っています。

逆に、作画や演出には力が入っています。
光を効果的に使っていますし、エフェクトやカメラワークにもこだわりが見られました。

特に気にいってるのは、
{netabare}
教室で、爽子が告白するシーン。
背景に壁だけを描いていたのはにくいですね。
爽子の心の壁の存在を暗示させていたと。
扉を開けることで、心の壁が開かれます。

そして、日が低くなることで、教室の壁の前で抱き合う二人のところまで、光が届き始める。
気持ちが届いた瞬間を比喩していたのでしょうか、とてもロマンチックな光景でした。
{/netabare}

ストーリーは、1期の終盤に引き続き、恋がメインになっています。
テーマは「想いを伝えることの大切さ」と、新たに「気づき」が加わった印象。

鈍感がゆえに、なかなか煮え切らない爽子。
序盤はモヤモヤするかもしれません。
もどかしくてもどかしくて、「ああ、そうじゃないんだよ!」……って、私が直接アニメの中に入って、声をかけてあげたかった。
しかし、言いたい事は、ちゃんと登場人物が言ってくれますね。

むしろ、そんな序盤のほろ苦さがあるからこそ、後半で感動できるのだと思います。

正直、泣きました。かなり泣きました、
どこか一場面で号泣ではなく、涙腺が緩みっぱなしな感じ。
また、1期同様、ニヤニヤの展開もちゃんとあります。
ニヤニヤ、ウルウル、忙しいです。

ちょっと間延びしている感じもありましたが、所詮1クール、たいして気になりません。
1期同様、続きが気になって一気に見てしまいたくなる作りでしたし、話も上手にまとめてくれました。
そのままでもいいし、続編を作ることもできる、うまい締め方です。

キャラクターが非常に魅力的な、キラキラの青春物語。
1期で感情移入が出来た方なら、間違いなく感動できると思います!

投稿 : 2019/09/14
♥ : 59

68.7 6 放浪息子(TVアニメ動画)

2011年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (610)
3353人が棚に入れました
「女の子になりたい男の子」二鳥修一はその気持ちを押し隠していたが、あるときクラスメイトのさおりに女装しているところを見つかってしまう。以前から修一に好意を持っていたさおりは、それから修一に積極的に女装させるようになるが、今度はよしのにも女装がバレてしまう。しかし、よしのは「男の子になりたい女の子」だった。

声優・キャラクター
畠山航輔、瀬戸麻沙美、南里侑香、南條愛乃、千葉紗子、豊崎愛生、井口祐一、水樹奈々、堀江由衣、松岡禎丞、水原薫、中井和哉、藤原啓治、本田貴子
ネタバレ

takumi@

★★★★★ 4.2

放浪というのは、つまり試行錯誤ということなんだね

未読なのだが、志村貴子による漫画作品が原作で、
小学校編から始まって、中学高校へと進み今も連載中らしい。

男の子になりたい女の子、女の子になりたい男の子というとすぐ
「性同一性障害」と決めつけ、しかも同性愛などと並行して混同
されやすいのだが、そういうテーマを持ちながらもこの作品は、
そこをハッキリ断定して重く描くのではなく。
声変わりや初潮を迎えるなどの性的な変換期であり
精神的にも子どもと大人の中間にある中学時代に焦点を当て、
自分らしさや願望について真面目に、かつ明るく
優しく向き合っていたのが好印象だった。

<おもな登場人物>

■二鳥修一
小学校の頃から、かわいいものや女の子の服が好きで
時々身につけたりもするが、好きになるのは女の子という男子。
なので単純に女装を好む異性装者のようだが、女装しても一人称は「僕」であり
言葉遣いも女言葉になるわけではなく、
{netabare}それでも「女の子になりたい」とか
「女の子として高槻さんを好きでいたい」と言っているので、{/netabare}
実は一番複雑な精神構造の持ち主。
大人になっていく過程でまだまだ何度か変化しそう。

■高槻よしの
小学校のときからの修一の同級生であり、時々男装をして
女装した修一と街に出るなどの行動をする、男の子になりたい女子。
{netabare}今作では好きになる相手の性は明らかにされていないし、
本人もまだよくわかっていない様子ではある。{/netabare}
言動から推察すると、性同一性障害に一番近い人物に思えるが、
ハッキリそう表現されてはおらず、まだ思春期の成長段階なので、
そのあたりは断定できない。

■千葉さおり
修一やよしのと小学校からの同級生で、修一に女装をさせるきっかけを
作った人物であり、良き理解者なのだが、その想いはなかなか複雑、
というかなり繊細な美少女。

■有賀まこと
修一のクラスメイトで、唯一の男友達。かわいいものが好きで女装もし、
「大人の男性が好きだから女になりたい男の子」だが
今のところ、一人称は「僕」であり言葉遣いも一般的な男子。
でも数々の言動から、将来はオネエになる可能性が大きいと推察できる。

■更科千鶴
自由奔放な振る舞いで、いつも底抜けに明るい無邪気な女子。
男子の制服を着て学校に行ったりすることもあったが
単なる気まぐれであり、男になりたいわけでもない自由人。

そのほか、大人の友だちとしてニューハーフのユキちゃんや
その彼氏であるしーちゃん。
クラスメイトのモモやかなぶん。
修一の姉や両親、姉のモデル仲間など。

------------------------------------
観ている間の感想を一言で言うなら、とても微笑ましかった。
声変わりへの恐怖から、今のうちに録音しておこうと
修一とまことが今の声を録音してみたり、
修一とよしのの女子トイレでの会話とか、
文化祭での男女入れ替わった役を演じる倒錯劇、
嬉しそうにかわいいヘアピンを手にしている様子などなど。

そして、最終話で見せるさおりの、自室の鏡の前で修一へ語る想い。
このときの、微妙に変化していくさおりのせつない表情が忘れられない。

物語の中に、かつての自分に近い人物がいて懐かしくもあった。
大人の今なら似たような仲間達がいるものの、
中学時代に彼らのような理解ある仲間や友人がこんなにいたら
どんなにか楽しかっただろうなとも思った。

ただひとつ、9話で修一のお父さんが言った一言は
おそらく「優しく理解を示す父親」を表現したかったのかもだが
「間違えちゃったのかな」は、場合によって傷つける言葉でもあり
ちょっといただけなかった。もう少し違う台詞言って欲しかったかも。

ヴィジュアル系ロッカーだと、男のメイクやゴスロリファッションも
ファンからは認められ、男装する女子も百合も比較的受け入れられやすく、
ニューハーフを代表するゲイ分野の人々がTVなどで活躍し
一般的にもかなり市民権を得た感のある昨今、女装男子である「男の娘」も
一部では理解されているものの、まだまだ大多数の人からは誤解と偏見に
さらされているのが実情で、現実はなかなか厳しい。
実際、性に関してのアイデンティティは基準が「性愛の対象は何か」で
決定付けられるので、なおさらなのだろうね。

中学生という一番多感な時期の彼らを、比較させるように描きながら
細かい部分は断定せず、あくまでも観る者に考えるきっかけを与える。
そういう姿勢が、全体通して表現されていた淡い水彩画タッチの
作画そのものに集約されている気がしたし、
この作品が言いたいことはすべてOPの歌詞に詰まっていたと思う。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 39

disaruto

★★★★☆ 4.0

「ありのままの君でいていいんだよ」

制作はAIC classicで原作は漫画です。
ジャンルは学園・ヒューマンドラマです。
ノイタミナ作品になります。


女の子になりたい?男の子、二鳥修一。
男の子になりたい?女の子、高槻よしの。
中学生二人の体の変化についての悩み、生き方を通して「自分らしさ」を描く。


本作は「ジェンダー」が大いに関係している作品です。
私も見ているときにそこまで気持ちの良いものではありませんでしたので、好き嫌いは相当分かれそう。
悪趣味な作品だと思われても仕方ないかもね。
でもそれだけで避けるにはもったいない作品です。
心に引っ掛かりを作ってくれる。


小学校の時とかいましたよね?
女の子みたいな男の子、男の子みたいな女の子。
女性は成長する時期が男子より早いからこういうことも起こる。

中学生になるとどうなるか?
第二次性徴期がだいたい小学校高学年ですから、まあ「らしく」はなってきます。
作中の例を挙げると、男子だったら急に背が伸びる、声変わりするなどなど。
女子だったら胸が大きくなるなどなど。

それはあくまで性別上の「らしさ」。
じゃあ、「自分らしさ」ってなんだ?
それに言及した作品です。


ちょっと重そうなテーマですが、あまり暗い雰囲気にならないように配慮がなされています。
あくまで主体は思春期と恋愛。
感情の機微に焦点を当てています。
そこにちらちらと「ジェンダー」が見え隠れする構図です。

本作は小学校編があるらしいのですが、バッサリカットして中学校編から始まっています。
物語の進行の中で、ちょっとずつ小出しに過去を明かしていきます。
そのため、序盤は人間関係・キャラの立ち位置が良く分からず、イマイチな印象を受けるかもしれません。

しかし本作のバッサリカットは正解だったと思います。
中盤以降(文化祭あたり)から、面白くなっていった印象。
終盤は「何でそんなことをやっちまうんだよ!」とハラハラしながら見ていましたw
ラストの〆方も素晴らしかったと思います。
最終回のOPが反則。

お気に入りキャラは佐々ちゃんと安那ちゃん。
二人ともいい子でした。
佐々ちゃんがいなかったら、この作品は空中分解しますw

難点は結構登場キャラが多く、またキャラデザが似ていて覚えづらい点。
あと、ここまで世界は優しいのか、という疑問。


総括して、好き嫌いは相当に出そうですがハマる人はハマるでしょう。
私はマコちゃん以外は大分受け入れられましたw
あまり目立っていないノイタミナ作品ですが、興味があればどうぞ。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 43
ネタバレ

けみかけ

★★★★★ 4.9

もうこれが2011年最高傑作でいいんじゃね?

ジェンダー問題という極めてややこしい題材と思春期の繊細な心理描写を並行して描いた傑作


可愛過ぎる主人公をはじめ、良い子達だらけのキャラクター達は、誰が好きというより誰も嫌いになれない感じ
こんなに楽しいクラスメイトがこれだけいれば、さぞ充実の学生生活が送れるであろうと妄想w
(これは単純な願望やノスタルジーではなく、オイラの場合あくまでフィクションとしての理想像とリアリズムを感じる現実像とのイイトコ取りね)


終始一貫して丁寧だった作画
それをさらに際立たせるのは、何重にもレイヤーやテクスチャを重ねて作られた撮影効果による柔らかい光が包み込む感覚と淡い色彩
そしてなにより美しい背景、特に第1話の夜桜には背景だけでお腹いっぱいw


これらの地道な作業によって膨大な時間と努力が費やされ、原作の水彩画タッチを見事にアニメの世界で再現して見せた
これは本当に素晴らしい
単純に画面作りの面で見れば、下手な劇場作品など上回るハイクオリティぶり
お話の好き好みはあったとしても、映像にだけ関して言えば間違いなく今年一番の出来栄えだったと確信してます


キャストは若手実力派が中心で、子役出身の畠山航輔、瀬戸麻沙美の新人二人をメインに据えて等身大感のあるイマドキな中学生を自然に作り出しました


脇を固めるのは南里侑香、南條愛乃、千葉紗子、豊崎愛生、水樹奈々、堀江由衣といった超豪華な名優揃いで、比較的年齢層が若いこともあってその誰もが中学生役には適任
そしてドラマティックな内容と相まって掛け合いや言い争いのシーンが多く、毎話のように熱い演技が繰り広げられ、キャラクターへの感情移入をより深めてくれる
(特に南里侑香の隠れた名優ぶりは知る人ぞ知るところでしょう)


監督自らが原作のファンと言うだけあって、細部までこだわり抜いて作られていると感じました


お話作りも単に原作をなぞるだけのものではなく、原作の中学生編において最大のターニングポイントとなる「とある中学生が起こした一つの事件」を据えた第9話を中心にして、大きく時系列の改編を交えながら自然な流れになるよう再構成されました
特に原作の序章に当たる所謂「小学生編」をバッサリと切って、「中学生編」からのアニメ化というところが一番目立つ部分でしょう


放浪息子という作品のアニメ化において、この第9話の存在は絶対に外せるものではない
そのことを踏まえた上での改編なので、原作ファンにも原作未読視聴者にも双方に優しい作りになっているのは流石の岡田麿里脚本


さらに第10話はノイタミナの変則的な全11話という枠であるが故に、オンエアでは少々駆け足気味に詰め込んだ内容となりましたが、それを差し引いても余りある余韻を残してくれます
オイラのミニマムなブレインではなんとも言葉にし難いのですが、丁寧な演出でしっかりと補完されていたと思います


これがBD版では10話と11話という風に分断、多量の追加シーンで再構築されており、完全版というべき内容に仕上がっています
オンエアをチェックしていた方でもBD版をご覧になっていただきたいところ


この作品は本当に素晴らしいの一言
まどマギ、シュタゲと共に今年最高クラスの作品としてキッチリと評価されてほしいですね









{netabare}
ちょっとずつレビューも増えてきて、嬉しい限り
最初の印象として「性同一性障害のお話」と受け止められる方も多いことでしょうし、「女になりたい」「男になりたい」っていうセリフが多用されることもあってかカンチガイが堪えないのが現状でちょっと残念
実際のところそーゆーお話に見せかける、『一種のミスリード効果』でもあるわけですしね
最終回でのにとりんの決意、千葉さんの悟ったこと、そういった諸々を汲み取っていただければ自ずと見えてくるものがあると思うんですけど・・・
【誰だって自分に似合う格好をしたいわけですし、それを模索していた時期ってあるはずです】
そんな普通の青春の視点を描いただけの作品のハズなんですけどね;
言うなれば【青春ってそのものが特別な世界】なわけですから{/netabare}

投稿 : 2019/09/14
♥ : 51

69.1 7 少女☆歌劇 レヴュースタァライト(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (168)
581人が棚に入れました
『舞台少女』――それは未来の舞台女優を目指す、キラめきに溢れた少女たち。ある日彼女たちの元に1通のメールが届く。「お持ちなさい あなたの望んだその星を」。輝く星を掴むべく、オーディションに集まった9人の舞台少女。光を求める想いが、執着が、運命が――舞台の上で交錯する。今、レヴューの幕があがる。

声優・キャラクター
小山百代、三森すずこ、富田麻帆、佐藤日向、岩田陽葵、小泉萌香、相羽あいな、生田輝、伊藤彩沙

えたんだーる

★★★★☆ 4.0

ブシロードに騙されている(かもしれない)(笑)!!→ 騙されててもいいや! でも人に勧めるとあかん奴かも…。

※あんまり作品内容の話はしてないです。それを知りたければ他の方のレビューをどうぞ。

原作は特にない、オリジナル作品。ただしTVアニメに先行して舞台公演があったという異色作。因みに舞台は観てないです。

本作ですが、テレビで深夜アニメを観ている層からすると舞台公演のCMも含めてかなり長い期間刷り込みがされてます。そういう点ではバンドリ!とかと似たような展開の仕方をしたコンテンツですね。

タイトルに「少女歌劇」と付くだけあって、作中の楽曲はそこそこ良いと思います。またキャストも「声優」としてよりは舞台公演(ミュージカル)を強く意識した選考になっている気がします。

キャッチコピー「アタシ、再生産」とかキービジュアルとかもなかなか良くて「面白そう」と思わせる出来になっていますね。

……とここまで書いておきながら実際に視聴者が「面白い」と感じられるかは今のところはかなり未知数な感じです。もしかしたら今この作品を観ている人は「良くわからないけど、きっと面白いはず!」と思って観ているんじゃないでしょうか(笑)。

かといって何故か「つまらない」と切り捨てられる感じもせずついつい観てしまうナゾの作品というのが現時点での評価ですね。

まあ、全部観終わったら本当に面白いかもしれないので私は一応、完走の予定です。元々ミュージカルっぽい物は好きですので……。

2018.8.31追記:
第8話: 神楽ひかり回。シリーズ構成的には前回の大場なな回とセットとも言えるかもしれません。この7、8話でグッと盛り上がってきた感じですね。

毎回変わるEDですが、背景でフィーチャーされるキャラと歌っている人が違っているのはもしかして今回が初パターン?

2018.9.28追記:
ブシロードの陰謀に乗せられ(?)、最終回まで視聴終了しました。

ストーリーはあってないような、ないように見えてあるような…。

シチュエーションとしてのリアリティーはゼロ(毎回のレヴューで舞台装置どうなってんだ?)なんですが、精神的な葛藤とかの面ではあるあるなのかなという感じでした。

舞台や衣装チェンジについてマジメにツッコんだらあかん、視聴者はきっと精神攻撃を受けてイリュージョンを見せられてる(笑)!

……というわけで、笑いながら観てたような場面もありましたが、多分真面目な作品です。ただ、誰も彼もにはお勧めできません!

<おまけ>
「FLY ME TO THE MOON」のタイトルをもじったと思われる、ED主題歌「FLY ME TO THE STAR」は好きでした。原曲の1小節分を2小節分に伸ばしつつ、原曲のコード進行の面影を絶妙に残してます。こんな作曲方法もあるのかあ、という感じでしたね。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 33

lumy

★★★★☆ 3.4

商業的、だけじゃない。

原作、というかアニメ以外の周辺コンテンツは見ていません。
TV放送のCMを見ると分かるのですが、
ミュージカルをメインにしたメディアミックスという
ちょっと変わった作品です。

私はラブライブを視聴していないので、
商業的な作品というのがあまり分かっていませんが、
本作はアニメ単体でも見どころがあったように感じました。
キャラ押しというよりは、雰囲気押しですが、
なんとなくやりたいことは伝わってきます。

ただ、全体としてはキャラが多いので、
それぞれのキャラパートの回になると、
ちょっとストーリーが薄いように感じました。
1話のワクワク感と、最終話の盛り上げを全体を通して出せれば、
もう少し評価が上がったかもしれません。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 27
ネタバレ

scandalsho

★★★★☆ 3.6

バナナイス!

日常パートは総じて面白かった。
第4話の{netabare}アリバイ作り~翌朝の先生のヒトコト{/netabare}までのくだりは腹を抱えて笑えたし・・・。
うん、日常パートはそれなりに面白かった。

キリンさんオーディションパート(ミュージカルパート)は、当たり外れが大きかった。
正直、評価が難しいな。

7話の{netabare}タイムループ{/netabare}展開以降は、少し物語の様相が変わる。

バナナの声優さんの演技の酷さが・・・。
後半の重要人物なのに!

作画は綺麗だけど、静止画が異常に多かった気がする。
途中で何回、画面がフリーズしたと思ったことか(笑)。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 25

54.0 8 スカーレッドライダーゼクス(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★☆☆ 2.9 (83)
351人が棚に入れました
舞台は、本能に支配される「紅の世界」の生命体・ナイトフライオノートの襲撃と侵略に脅かされている、理性を象徴する「青の世界」。青側で研究者の職に就いていた17歳の主人公・麻黄アキラは、その能力から最前線での戦闘指揮官に抜擢され、石垣島と西表島に跨る対位相外防衛機関、通称「琉球LAG」への着任を命じられた。そこで出会ったのは、過去の熾烈な戦いによる第五戦闘ユニットまでの全滅を受け、4年前に結成された第六戦闘ユニット「IS」に属する教え子達。「スカーレッドライダーゼクス」とも呼ばれるライダーの6人を率いる主人公は、共に命懸けで戦う教官として、別世界から襲い来る脅威と戦う日々の中、それぞれとの親睦を深めていく。

声優・キャラクター
鈴木達央、宮野真守、近藤隆、下野紘、高橋広樹、KENN、竹本英史、浪川大輔、小山力也、高橋直純、岡本信彦、藤原祐規

Ka-ZZ(★)

★★★★☆ 3.6

これ…原作は「乙女ゲーム」だったんですか!?

この作品の原作ゲームは未プレイですが、完走してレビューを書くためにwikiをチラ見するまで、原作が恋愛ADGで所謂「乙女ゲーム」だという事を全く知りませんでしたし、視聴中に気付く事もありませんでした。

ゲームでは、麻黄 アキラが戦闘指揮教官として6人のライダーに指示をだしながら親睦を深めていく…のだそうですが、展開的にはゲームもアニメも終盤までは概ね変わりない感じなのでしょう…
ただ、アニメはゲームと異なりアキラという特定の人物の視点で物語が進むわけではなく、アキラもライダーも同じ遡上で物語が描かれています。

物語の舞台は琉球…地球は「青の世界」と呼ばれており、「紅の世界」の生命体からの襲撃に脅かされていました。
この紅の世界の生命体と戦えるのが、もともとは紅の世界の住人でしたが青の世界に興味を抱いて移り住んだサブスタンスに選ばれたメインスタンスの人だけ…

物語は、紅の生命体との戦闘の最前線でスカーレットライダーを指揮するため、アキラが琉球に配属になるところから始まります。

琉球には最初に5人のメインスタンスが存在しており、彼らは戦闘時以外はロックバンド「Odd-I's」として活動したり、趣味に明け暮れていたりとめいめいに限られた時間を漫喫しています。

そんなメインスタンスのメンバーは以下の通りです。
・駒江 クリストフ・ヨウスケ(CV:鈴木達央さん)17歳。サイドギター担当
・霧澤 タクト(CV:宮野真守さん)18歳。メインギターとボーカル担当
・津賀 ユゥジ(CV:近藤隆さん)21歳。ベース担当のバンマス
・鞍馬 ヒロ(CV:下野紘さん)16歳。ドラム担当
・錫木 カズキ(CV:高橋広樹さん)18歳。キーボードと作詞作曲担当

こうして頭を整理してみると、確かに原作がゲームと言われると納得です。
戦闘:バンド:趣味その他の割合が4:4:2程度とバランスが取られている上、キャラも万遍なく登場していましたから…

でもゲームの様にアキラがライダーにちょっかいばかり出している展開では間違いなく途中で飽きてしまったと思うのですが、この作品…それだけじゃないんです。

一つはサブスタンスのメンテナンス担当として派遣された明坂聡美演じるハコとアキラの物語…
女の娘同士で意気投合した二人が友達になるのに、そう時間は必要ありませんでした。
物語の進展に伴い窮地に陥るハコとアキラ…
全てを否定されたハコに対して友人であろうとするアキラ…
その方がより自分を危険に陥れる事になると知っていても…
そんなアキラに薄情になんかなれません…
ここからは優しさと感謝に溢れた展開が…見ているこっちも貰い泣きです。

そしてもう一つは紅の世界の生命体との戦いは本気の命懸けだという事…
目の前には絶望が…でもその中で唯一見えたわずかな光明が心をグラつかせます…
でもその光明を掴むという事は禁忌を犯すのと同じこと…
きっとそれで苦しむのが自分だけなら苦しまずに選択する事もできたでしょう…
でも、苦しいのも痛いのも自分じゃないんです…
どっちを選択しても苦しみは変わらない…心がより痛むかそうじゃないかの2択…
でも、本当の選択は別に用意されており、これまでの選択は通過点でしかありませんでした。

アキラとライダー達の出した答えは…
気になる方は是非本編でご確認下さい。

オープニングテーマは、ヨウスケ&タクトで「青と紅のフォルツァート」
エンディングテーマは、ヒジリの「old revelation」

1クール12話の物語でした。
乙女ゲーム的展開でも抵抗無く視聴できる方、或いは気になる声優さんが出演されている方にはお勧めできる作品だと思います。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 12
ネタバレ

文葉

★★★★☆ 3.9

アニメ版は初見にかなり厳しい。だけど、アニメ化のおかげで原作ゲームをプレイして本気でファンになれた大好きな作品。

原作ゲーム(PSP版)プレイ済。大好きな作品だけど12話で魅せるにはアニメとしてかなり厳しい内容だった。
このゲーム独自の専門用語が多く、説明不足ではっきり言って初見に厳しすぎる。
気になったのが作画 予算不足なのかOPも静止画が多く作画の乱れが目に付いた。
それでも、制作スタッフ様方のアニメ化に対する熱意が公式ブログや、イベントを通じて感じられて、本当に素晴らしかった。本当に有難うございます。
アニメ化のおかげで原作ゲームをプレイする勇気が出て、大変楽しむことができました。この作品を通じて遠くに住むファンの方と友達になったり、キャラデザのpako様好きの素敵なお友達が出来たりと、私の中で宝物のような大切な作品になりました。

長文の感想と雑記、考察が含まれるので面倒だと思ったら気にせずブラウザバッグしてください。
”アニメ見ててここがわからなかった”等感想を持った方は一緒に悩みましょう。

<SRXの魅力>
・発売されて6年経ったゲームなのに未だに根強いファンが多い
・キャラクターデザインのpakoさんの絵がキャラの男性的な魅力と色気を100%引き出してる
・キャラソンや主題歌が最高に良い \ってか、声優さん歌うまッ!/
・キャラクターが一癖あって短所さえ人間味がある
・豪華声優!
・イケメン揃い(サブスタンスから漂うペルソナ感が半端ない♪)
・独特な世界観が考えるほどに面白い
・変身ヒーロー&バンドマンが嫌いな女子は少ないと思う
・ヒロインが女子ウケがイイ感じで良いキャラ

<SRXについて>
”スカーレッドライダーゼクス”略して「SRX」
SRXと聞いて、ヤマハのバイクやスーパーロボット大戦が思い浮かんだ方もいるでしょう。
元はレッド・エンタテインメント制作のゲームです。
(レッド・エンタテインメントと言えば、ハドソンと共同制作の天外魔境シリーズや、セガと共同制作のサクラ大戦シリーズが有名)

スカーレッドライダーゼクスの”ゼクス”はドイツ語で”sechs”
”6”です。この6という数字に大変縁がある作品でして、
2010年7月1日がPlayStation 2で発売された日で
それからちょうど6年の月日を経てようやくアニメ化されました。

6年前の作品なのでアニメは若干作画や雰囲気が古い気が・・。変身シーンやノリも古いけれどダサ面白い・・。
バイクのデザインがまさに修正テープ ヨウスケ君のダサTが健在で逆に安心
ヒロインの名前が”アキラ”と男性名なのでBLと間違われますが、ヒロインは女性です。

内容的には、他の乙女ゲームアニメ化作品と違って劇中で殆ど歌ってません。ミュージカルみたいに”突然歌うよ~”のような気恥ずかしくなることは無いので大丈夫かと。個人的にキャラクターデザインのpakoさんの絵が存分に生かされているところがとてもポイントが高い。

<SRX用語> 
メインスタンス→サブスタンスに選ばれた第6戦闘ユニットのメンバー
レゾナンスすることによってメインの体にサブの人格も同居した一体のライダーになる。
サブスタンス→紅の世界に生まれ、人間や音楽や芸術など、青の世界にしか存在しないものに興味を示して移住した者。自らの意志でLAGに協力してくれている。
ナイトフライオノート→紅の世界の住人。青の世界を侵略しようとする敵
レゾナンス→サブスタンスとの変身&融合
琉球LAG →石垣島と西表島に跨る対位相外防衛機関
紅傷→ライダーは利き手と逆の掌に十字の傷が刻まれている
Odd-I's→原作ではユニット結成時期に敵の攻撃が沈静化して戦う機会を失ったからロックバンド「Odd-I's」(オッドアイズ)を組んだ。言いだしっぺはまとめ役&面倒見の良いユゥジ。

(ちなみにナイトフライオノートとサブスタンスは実質は同じ
単にLAGが敵か味方か話が通じる相手かで分類を分けてるだけ)

<キャラ一人ずつ感想&profile>
駒江 クリストフ・ヨウスケ ツァール・ツヴァイ 声 - 鈴木達央 color・red
17歳。181cm 幼い頃に両親を亡くし、タクトの家で育てられた。
父は第4部隊の駒江ハイジ 母は科学者駒江 メアリー・ヨウコ。
幼い頃に両親を亡くし、タクトの家で育てられた。タクトとは幼馴染であり親友、そしてお互いを高め合うライバル。
常に料理のことしか考えてない料理馬鹿。魚の目がダメ

霧澤 タクト ツァール・アイン 声 - 宮野真守 color・blue
18歳。172cm 主人公の着任まではISのリーダーとして指揮の訓練も積んでいた。理屈っぽく理論的だが、天然な面もある。照れると超早口になる。
シイタケが嫌い 猫好きだが、猫アレルギー

津賀 ユゥジ ツァール・ドライ 声 - 近藤隆 color・orange
21歳。185cm 社会人経験が唯一ある最年長のライダー 
LAGを卒業後、ハコダテの実家で酒屋を手伝っていた際にメインスタンスに選ばれていた事実が発覚し、復帰。6人兄弟の長男坊で、家族や仲間を大切にする面倒見の良い性格。激情家で短気な面も。 趣味は釣り

鞍馬 ヒロ  ツァール・フィア 声 - 下野紘 color・pink
16歳。168cm 女の子のような外見などが原因で苛められていた体験から内気な性格の人見知り。環境の変化が苦手で警戒心が強い。綺麗な石を集めるのが趣味

錫木 カズキ  ツァール・フュンフ 声:高橋広樹 color・purple
18歳。180cm 音楽を奏でる才能に溢れていて、独特の感性を持ち、日本語と英語を混ぜる(ルー語みたいな)発言が多い。
陰では優れた洞察力を発揮し、穏やかに状況を分析する知性も併せ持つ。
多分、この6人の中で一番冷静。

無月 ヒジリ ツァール・ゼクス 声 - KENN color・white
17歳。174cm 女慣れした言動と軟派な振る舞いが目立つ反面、実は真面目な一面も。実は{netabare}全滅した第5部隊の唯一の生き残り{/netabare}髪型と日焼けした肌から連想され”黒糖バナナ”とファンに呼ばれてる。唯一、紅傷の色が白い{/netabare}

<関係性>
保守派(変化を受け入れない・受け入れ難い)
タクト・ユゥジ・ヒロ
革新派(変化を進んで受け入れる)
ヨウスケ・カズキ・ヒジリ
ここでの”変化”はLAGに赴任してきたアキラ教官のことも指す。

ヨウスケ・タクト 
ライバル関係 二人共ボケ担当なので話が大変な事に・・お互いを高め合う存在

ユゥジ・ヒロ
共依存 頼られたい、必要とされたい ユゥジと
    頼りたい、必要としたい ヒロ。
ゲームでショッキング&ショッピングだったのが、最初のトラック1でユゥジの選択肢を違えると普段穏やかそうなユゥジから想像できない”よそ者はここから出てけ”みたいなのを言われる。
ヒロは最初から教官に敵意剥き出しで攻撃的&警戒心MAXで面倒くさい
”ユゥジ、この女追い出してよ~”の下りは女特有のあざとさと意地の悪さを感じた。

カズキ・ヒジリ
芸術家 作曲するカズキと歌が最高にうまいヒジリ。カズキの見抜く力と冷静さが遠慮なくずばずば指摘して反感買いやすいヒジリにピッタリ合う。

<10話からの霧澤 タクトの謎行動>{netabare}
小説のネタバレ含みますが、タクトは不審点を追究するなど懐疑的な態度があり、いきなりやってきた教官を最初は酷く疑っていたので、秘密を何かを知ったか石寺から聞いたのでしょう。
ポイントとして彼のサブスタンス”レスポール”が記憶処理の能力を持つ人造サブスタンスという部分。
ゲームでは伏線のように”何があっても貴女の意思で選択すること”というようなセリフを投げかけるので、クリスマスの時期には鍵を握ってた可能性がある。

彼女が優しすぎて戦闘で非情になれないと悟って自らを犠牲にしてグランバッハを物理的に捕まえて(構図的には若干無理があるけれども)アンカーを打たせ、
音楽さえない赤の世界の住人になったこと。これも全てアキラを極限状態まで追い詰めて”選択”を迫るためだったと思う。
原作ゲームではカズキMエンドとタクトエンド以外死亡するタクトだが、カズキMエンドでは”自分は結局道化だったのではないか”と言葉を残して後悔をしている様子。{/netabare}

<アキラについて> {netabare}
アキラは世界が生み出したシステム 黄金の女神(世界の柱)だった。
青の代表石寺と紅代表のグランバッハが最小限の犠牲で済むように始めたゲームが麻黄アキラ争奪戦だった。
戦争ではなくゲームなのは、お互いの命をかけずに駒を動かしてすすめるからだ。

彼女が選んだ人が望む世界(紅か青か)に変えることができる。
彼女自身が選べるわけではない。彼女が愛したスカーレッドライダーが世界を選ぶ。
ちなみに誰も選ばず愛さないと、青の世界の負け。
彼女の体を回収して記憶を消去して、仮に第6部隊全滅なら新たに第7部隊を作り直すだろう。

彼女は第6部隊まで5回死に、6回目生まれ変わって今に至る。
{netabare} 第4では目を、体の自由を奪われ、第5は興味があればゼノンの小説で彼女の最後と転生を見届けて欲しい。甘粕とヒジリに深く興味を抱く内容となるはずだから・・。{/netabare}

今回は、原作にないオリジナル展開で、第一話で言った「・・・ねばいいのに」はヨウスケにではなく、「(私が)」と教官自ら自分に向けたものだったと知る。
彼女自身が世界を選び、アキラが世界になってゲームは終了した。
ナイトフライオノート、サブスタンスが消えない共依存ENDであり、紅と青の世界は融合して一つとなった。{/netabare}

また、気が向いたらゲームの感想交えて追記します・・(燃え尽きたw)

投稿 : 2019/09/14
♥ : 37

「ひろ。」

★★★★★ 4.6

噛めば噛むほど味が出そうな作品の予感!(5話まで視聴して)。

※★の評価は暫定的なものです。最後まで見終えてから再度つけなおす予定です
 予備知識ほとんどナシでの視聴です。
 視聴のきっかけは、某まとめサイトさまでの記事で「ひどいアニメ」みたいに書かれてて興味↑。

>1話まで視聴して
あれ?、これ結構好みかも^^
今wiki見て初めて知ったのですが、ゲームのアニメ化なのですね。・・それも乙女ゲーム!?。

熱血ヒーローものっぽいけど、ライダーシリーズもの感もあってなんか新鮮。
基本は王道路線かと思いきや、いい感じにいろいろシュールな演出に溢れてて意外性が心地よい。

宮野さんが参加されてる事を全く知らなかったのですが
早々に登場してきてテンションUP!。
さらに、え!?、聴き間違い??。名前がタクト!???。
うわあああああ、ここだけは変えてほしいwww。

音楽ネタも今後たくさんブっ込んでくれそうな前振りの1話だったので
そちらもあわせて楽しめそうです♪。

他作品では見られないような、へんてこりん感が癖になりそうな予感です。


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>5話まで視聴して
自分が最も好きな作品であるSTAR DRIVERのタクトくん(宮野さん)と
同じ名前&同じ声優さんカブり!?・・ということで
最初は少し反射的な拒絶感もあったのですが
だんだん慣れてきて、こっちのタクトくんもアリだな~って思えるようになってきました。
2話か3話あたりのタクトくんのセリフが少し説明的過ぎというかクドい感じに
思えてしまってたのですが、4話あたりまでくると
クールなんだけどバカ真面目で不器用な真っ直ぐキャラなのかな~って思えてきて
だんだん好感が持てるようになってきました。
(それに何といっても宮野さんが魂と愛情を注ぎ込んでいるキャラでしょうから^^)

それと、なんか意識して比較しながら見てると所々似てるような要素があって面白い。
     (さらにEVA要素もベースに敷かれてる感じでさらにカオスw))
~今、思い浮かぶところだけあげてみると~
・舞台が南の島:OPラストの海をバックでの勢揃い絵が、一瞬あっちの作品かと錯覚するほど
        2話での波が押し寄せてくる砂浜のカットが、自分の記憶と重なってうれしい
・学園(日常)パートと戦闘パートの二部構成
・サブスタンス:あっちでいうサイバディ的な感じ?
・レゾナンス:あっちでいうアプリボワゼ的な感じ?
・十字の傷:本作では手だが、あちらではタクトくんの胸に
・「○○がいないと○○なんだから」:!!!!!!!!
~とまあ、半分こじつけ感いっぱいで勝手に楽しみながら観ています♪~

キャラデザインは最初微妙かな?って思ってたのですが
慣れてくると人物のキャラデザインがとても自分好みだと気付きました!。
少しとがっている感じでスラッとした投身。
瞳の色が変化するのも、つい最近やっと気付いたのですが
各キャラ固有の色っぽくていい感じですね。
今のところ個人的にキャラの性格や言動で好きなのはカズキかもです^^。

作品全体としては
BGMの琉球っぽいお気楽な感じがとてもいいですねえ♪。
あと、バカなやり取りがとても好きです。「なんだその○は?」のくだり、とても気に入った。

シリアスっぽい感じも適度に遊びゴコロが加えられてる感じで興味そそられます。
1話での某キャラのセリフ「○○○いいのに」ってのは
やっぱ赤青でいうと青系なのかな?。○を司っているのかな?と想像。

なんかだんだんハマってきてて、原作?のゲーム版にも興味出てきています。
とりあえず某動画サイトさまで某実況プレイ動画など見てみようかと思っています。
(もはやドハマり中??)

★の評価、UPしました!。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 15

83.5 9 緋弾のアリア(TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (4790)
23022人が棚に入れました
武力を行使する探偵、通称「武偵」を育成する東京武偵高校に通う遠山キンジは「あるきっかけ」で頭脳が活性化する特殊な体質を周囲から秘密にしつつ平穏な日々を送っていた。しかしある日、彼は通学途中で爆破事件に巻き込まれ目の前に現れた強襲科のエリート生、神崎・H・アリアによってキンジの日常は平穏とは程遠いものへと変わっていくのだった……。

声優・キャラクター
間島淳司、釘宮理恵、高橋美佳子、伊瀬茉莉也、石原夏織、近藤孝行、江口拓也、野島健児、中原麻衣

にゃっき♪

★★★☆☆ 2.8

Clear and Present Danger

声優、釘宮理恵の病的な患者さんの方以外にはお薦めできません。

凶悪犯罪に対抗する武偵を養成するための学校を舞台にした、ありがちなハーレムラブコメ作品です。
卒業後の武偵がどんな活躍をしていて、それぞれの学生がどんな将来を目指して学園に在籍しているのかよくわかりませんし、それ相応な服装があるはずなのに女子はミニスカートです。キャラの多くは史実上や架空の著名な人物の子孫なのですが、名前を勝手に拝借してきただけのようで、かえって必要のない不快な設定だったように思えました。色々詰め込んで盛り沢山ですし、そこそこ魅力的な女性キャラも少なくないので、何か興味を惹かれる要素があれば完走するのはそれほど苦にはならないと思えますが、個人的にはどれもこれも中途半端な印象しか残らず、キャラが超能力を使うあたりから原作に対する興味も失ってしまい、最後まで視聴した自分が情けなくなりました。

この作品では学生たちに銃器をもたせ、合法的に国家権力のもとで公安活動をさせています。若い視聴者が感情移入しやすいのを良いことに、実際は長い年月に及ぶ鍛錬や経験の蓄積が必要な事でも、学生にやらせる事には、違和感を感じずにはいられません。オトナになり、それこそ一生続けていく覚悟と責任を伴うような危険な現場の仕事を安易に学園生活に取り込み、何でもキャラに肩代わりさせ妄想させておけば視聴者は満足するだろうという無責任な制作態度は改めて欲しいと思います。

舞台を学園にする作品ならば、学園はやがて卒業していくものである事を意識して作られていなければ、私はその存在意義にすら疑問を感じます。その学園を選んだ事で何を学び手に入れたのか。そこでたまたま巡り逢えた教師や友人と喜怒哀楽を共にするなかで、それぞれが次のステージを選択し、駆け上がる足がかりをつかんでいく過程を描いて欲しいと切に願います。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 57

せもぽぬめ(^^*

★★★★★ 4.2

レキちゃんの出番が少ないよぉー♪

■「緋弾のアリア」ってどんなアニメなの!?
レインボーブリッジのすぐそばに東京武偵高校があるのです!
武偵を育成する学校が舞台となっているのですよー♪
武偵(・・。)ん?・・・・「武装探偵」の略なのです・・・っで
凶悪犯罪に立ち向かうべく、ありとあらゆる専門分野のスペシャリストを育成している学校なのです!
授業のほかに、民間からの依頼を解決すると成績に反映されるようですよー♪
 
そんな特殊な学園の生徒で主人公の「遠山 キンジ」とヒロインの「神崎・H・アリア」を中心に繰り
広げられる「ツンデレ・ラブコメ・ガンアクション」的な物語なのですよぉー∑('◇'*)エェッ!?
しかも、キンジとアリアの声優さんが、あのラブコメで有名な「とらドラ!」の虎竜コンビなのです!
くぎゅうううううこと、釘宮さんと間島さんです!!(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ
これだけで期待しちゃう人も多いのではないでしょうか!?
 
っで、今回のくぎゅうううの有り難いお言葉は、ズ・バ・リ♪
「風穴開けるわよ!」
ですよねー(>o<")
そ・し・て、この作品、制作会社は「J.C.STAFF」で、監督さんが「渡部高志」なのですね!!
そうです、「灼眼のシャナ」「ゼロの使い魔」「とらドラ!」「ハヤテのごとく!」の制作会社と、
シャナちゃんの監督さんですよー♪
なので、くぎゅうううのツンデレと共に、いっぱ~い風穴開けられたい方は必見ですね(-ω-)/
 
 
■総評
豪華スタッフ、おなじみの人気声優さんが出演で、かなり皆さんの期待度が高かった分、辛口評価も
多かったような気もします。
個人的にも久しぶりのガンアクション物かなぁーって期待していました♪
しかも、武偵学校というスペシャリストの育成をする背景や、武偵ランク制度、各キャラ毎の特殊能力
やシャーロックホームズなどの有名人の祖先という設定はとっても面白そうな予感がしてたのですよ♪
でも、せっかく良い材料があっても、味付けの仕方が薄味で・・・くぎゅうううに言わせると・・・
 
「素材の味を味わいなさい!このバカバカバカ!!文句言ったら風穴開けるわよ!!!」
 
って無理矢理食べさせられちゃった感じがしちゃいます(>o<")
そうなのです、某有名人の祖先の偉大さが、これっぽっちも伝わってこないし、関連性もとっても薄い
し名乗るのが恥ずかしくなってくるくらいです…c(゚^ ゚ ;)ウーン
せっかく個々に特殊能力の設定や、各方面の得意分野の設定などを持たせることで、魅力的なキャラを
描写できているのに、無理矢理こじつけているだけの設定は要らなかったと思っちゃいました(>o<")
 
しかしながら、1期を見終わった時点では物語も完結していないし、意味深な描写もありましたね♪
「カナ」って誰なんだろうね・・・キンジの○○ですねw
このまま終わるスタッフではないと思いますので、2期に期待を込めたいと思います。
もちろん、1期もまずまず楽しめたので、ツンツンされたい方どうぞ迷わずご視聴してくださいね♪
 
2011.07.29・第一の手記

投稿 : 2019/09/14
♥ : 70

たばこ

★★☆☆☆ 1.6

グルーポンのおせち並みに中身が空っぽなアニメ

それは、2011年1月。
もう一年以上前の出来事にも関わらず、未だに多くの人の脳裏に焼きついて離れない衝撃的な事件。

グルーポン・バードカフェおせち事件。

共同購入サイト『グルーポン』で注文すると21000円のおせち料理が10500円になると話題になり500件の注文を受けた『バードカフェ』。しかしその注文の多さに対応出来ず、実際に消費者のもとに届いたおせちは、中身スカスカのおせちとは到底呼べない残飯であった。

おせちってのは、美味しいものがたくさんつまっているものだ。

お刺身、お肉、かずのこ、ごぼう巻き、黒豆、くりきんとん、エビ、昆布じめ、鯛。。。

しかし、グルーポン・バードカフェによるおせちは、こうした美味しいおせちをちらつかせておいて、実際の中身はというと、まさに生ゴミ。



この、アニメ「緋弾のアリア」は、まさに、このグルーポンのおせちそのものだ。

「緋弾のアリア」にはたくさんの美味しい要素が詰まっている。

ツンデレ、ロリータ、脱力系イケメン主人公、王道お嬢系高飛車女、微エロサービス、有名女性声優、巨乳大和なでしこ、主人公のスーパーサイヤ人化。

ありとあらゆる、「おいしそうなもの」を詰め合わせたのが、このアニメだ。

そして、いざ蓋を開けてみると、愕然とする。

グルーポンで、バードカフェなのだ。

恐ろしいほど、中身がスカスカで、まるで、まずい残飯を無理やり食わされて、そんな気分にさせられる。

金を返せとまでは言わないが、時間はせめて返して欲しい。

そんなユニークな仕上がりなのが、この一品だ。

すがすがしいほどつまらない。

「緋弾のオセチ」

投稿 : 2019/09/14
♥ : 74

85.8 10 涼宮ハルヒの憂鬱 第2期(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (3522)
17460人が棚に入れました
「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」
入学式後の自己紹介で、このぶっ飛んだ発言をした県立北高校の1年生「涼宮ハルヒ」。成績も運動神経も容姿も優れているのに、傲岸不遜な態度と中学以来の奇人ぶりから、クラスで浮きまくる。その上、普通のクラスメイトをつまらないと拒絶し、ますます孤立していた。
そこで、ハルヒの前の席に座るクラスメートの「キョン」が話しかけたことをきっかけに、SOS団(世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの団)に加入させられてしまうのだった…。

声優・キャラクター
平野綾、杉田智和、後藤邑子、小野大輔、茅原実里、松岡由貴、桑谷夏子、白石稔、松元惠、あおきさやか
ネタバレ

scandalsho

★★★★★ 5.0

涼宮閣下『全艦戦闘配置!』

言わずと知れた超名作アニメ。

個人的には第1期より第2期の方が好き。こちらの方が絵が綺麗だし、第2期の8話が無かったら劇場版に上手く繋がらないし・・・。

結局、『エンドレスエイト』に費やした8話が好き嫌いの分かれ目みたいですね・・・。
個人的には、嫌いではありませんでした。
微妙な間違い探し感や声優さんのアドリブなどOA当時から結構楽しんでいました。
{netabare}
確かに、結果的には『エンドレスエイトⅡ~Ⅶ』の13話から18話までは、視聴しなくてもストーリーには全く影響ありませんけど・・・。 {/netabare}

あと、「溜息編」のお陰で{netabare}シャミセンが本当にしゃべっていたって{/netabare}分かるしね!

投稿 : 2019/09/14
♥ : 67

◇fumi◆

★★★★★ 4.7

世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの団 略してSOS団

2009年に放送されたテレビアニメ 

2006年度版「涼宮ハルヒの憂鬱」は大ヒット作品になりましたが、
原作のストーリーに対して飛び飛びで制作されたため、
1期時系列順に新作14話を差し込む形でストーリーが完成させようということで、
全28話が時系列順に放送されるという運びになりました。
翌年の「劇場版涼宮ハルヒの消失」が続編となるような構成です。

原作 谷川流 監督 石原立也 武本康弘(新作のみ参加)

「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上。」
という、涼宮ハルヒの掛け声によって結成された「SOS団」という部活動を描いた物語。
明るく楽しい、サスペンスと困惑、大いなる夢に満ちた素晴らしい作品。

社会現象にはならずとも、日本人のありようを世界的な規模で静かに変革していった国家的アニメ。 
今後も日本人の魂として残るであろう名作と断言しちゃいます。

1~6話では、高校の日常が宇宙規模のSFへと広がる中核のストーリー。
8話では劇場版につながる伏線が描かれました。 
これが新作の始まりで大きな話題を呼びましたが、
次の新作となる「エンドレスエイト」では、8話にわたって物語がループするという大変な事態に。
そして「涼宮ハルヒの溜息」1~5話が挟まれ、全28話完成。

未見の人が居たら「必ず観なさい」レベルの名作です。ホントです。

原作のストックはあるようですが、続編はいつの日でしょうか。
近作「長門有希ちゃんの憂鬱」では声優のモチベーションは保たれているようで安心しました。

劇場版「涼宮ハルヒの消失」制作のために構成が混乱したようですが、
それがかえって凡百のアニメ作品とは格が違う息の長い作品になった原因のような気もします。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 62
ネタバレ

てけ

★★★★★ 4.4

情報の嵐

原作未読です。
まずはじめに言っておきます。

涼宮ハルヒの憂鬱には1期と2期がありますが、内容がほぼ同じです。
1期の内容を微調整しつつ、穴埋めするように1期の内容に14話追加したのが2期。
つまり、内容をしっかり追いたい場合は2期の視聴を推奨します。

ただし、1期が全く無駄というわけではありません。
理由は3つあります。

1.TV版1期とDVD版1期の内容が異なる

DVD版は時系列にそった話なのですが、TV版はクライマックスに向けて盛り上がるように構成されています。
もし、ハルヒを徹底的に楽しみたければ、1期のTV放送版の順番通りに見るという手があります。
DVD版で、

11話→1話→2話→7話→3話→9話→8話→10話→14話→4話→13話→12話→5話→6話

という順番に見ればTV版と同じ展開になります。


2.途中で飽きてしまった場合の救済

DVD版に限れば、1期も2期も最終話の内容が同じです。
1期は14話、2期は28話あり、そのあとに劇場版が続いています。

もし、劇場版を手っ取り早くみたい場合は、1期だけを見て、劇場版を見るという手段を選べます。


3.絵柄の違い

1期と2期で絵柄が微妙に異なります。
作画が綺麗なのは2期でしょうが、1期のクセが好きな方はそちらを見てもいいでしょう。


さて、内容に移りましょう。

……とにかく情報の嵐。
視聴者に語りかけてくるように、主人公キョンの心の声が、のべつまもなく聞こえてきます。
「誰がうまいことを!」という言葉遊びが魅力的です。
さらに、哲学や理数系の用語が高速で連発されます。
その手の話が大好きな人にとってはおいしい話ですが、そうでない人にとっては、一気に情報が流れ込んできて頭がパンクしそうになるかもしれません。

じっくり見るとたくさんのメッセージが仕込まれているのですが、一体どれだけに気づけるか。
それが物語の評価に直結すると思います。

キャラの個性はばっちり!
個性的なキャラクターを涼宮ハルヒが選択した、という設定ですので、個性的なのは必然だったりします。
そんなキャラクター達のやりとりを見ているだけでも楽しめますし、見ていくうちに自然と内容が分かってくるので、心配はないと思います。

{netabare}どうでもいいですが、キョン、オセロ弱いですね……。小泉に3手で負け確定してますよ……。{/netabare}

……あれ?
前にも同じレビューを書いた気がしますが……デジャヴかな?
{netabare}
エンドレスエイトにはやられました。
タイトルからして嫌な予感がしていたのですが……。
OPテーマで「止まれ」「∞」の看板が飛び出すシーンがあるし、8を横にしたら∞だし、一生が短いセミの恩返しなんてものに気付いてしまったものなら、もう嫌な予感を通り越して、ただただひたすら消化する準備に入ったのだが、とキョン風に言ってみたり。

それでも、毎回カメラアングル、衣装、背景などが変わっていて、決して手抜きしているわけではないんですよね。
エンドレスエイトの演出は、一種の挑戦だったのでしょう。

キョンがいっていましたが、「なんとなくお世話になっている気がするし」と、長門に800円のお面を買ってあげようとしましたが……それじゃ全然足りないよ!!
長門の年収、2円を切ってます。
視聴者へのプレゼントだとしても20分×8話=160分なので、時給300円、最低時給切ってます。
{/netabare}

さて、独特の世界感もさることながら、細かいところにこだわりが感じられますね。
背景によーく目を凝らしてみると……。
{netabare}
例えば本棚。
よく見ると、「Fantasy」「MASTERS OF SPACE」「SID-Ⅱ」「DYNAMICS」「Science Fiction」「宇宙力学」「素粒子論」「熱交換力学」「アーサークラーク集」「ニュートリノ理論」。
明らかに科学とSFに偏っています。
文芸部に置いてあるような本じゃないですね。
長門の観察対象という設定なのでしょうが、「涼宮ハルヒの憂鬱」という作品そのものを表すような本ばかりです。

また、季節によって背景の温度計のメモリもきちんと変化しています。
イベントが発生する毎に、それにちなんだ備品も増えていきます。
{/netabare}
そういった細かいこだわりに、制作者の愛が感じられました。


長々と話しましたが、

このアニメの魅力は、科学と哲学と学園と日常的非日常を融合し、それをたくさんの言葉を尽くして語る、そんな情報量の多さ。
そして、それをキャラクターと物語のバランスを崩さずに、うまく調理したことだと思います。
単なる日常学園萌えアニメとは一線を画していますので、未見の方は是非ごらんくださいませ。、

……あれ?
前にも同じセリフを書いた気がしますが……デジャヴかな?

投稿 : 2019/09/14
♥ : 70

72.7 11 デート・ア・ライブII(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (1079)
7170人が棚に入れました
空間震を伴い、世界を滅ぼす力を持った精霊――。
そして、その尋常ならざる精霊の力を封印する能力を持った五河士道。
そんな士道の、平穏で健やかな休日の昼下がりを破る、突然の爆発音。
それは、再び幕があける、精霊たちとの戦争<デート>の前奏曲<プレリュード>だった……。
十香が! 四糸乃が! 琴里が! 折紙が! そして士道が帰ってきた!
セカンドシーズンも合言葉は『デートしてデレさせろ!』

声優・キャラクター
島﨑信長、井上麻里奈、富樫美鈴、竹達彩奈、野水伊織、真田アサミ、内田真礼、ブリドカットセーラ恵美、茅原実里、遠藤綾、子安武人、味里、佐土原かおり、勝杏里、伊藤静、置鮎龍太郎、藏合紗恵子、佐藤奏美、小笠原早紀、中西としはる、甲斐田裕子、中田譲治
ネタバレ

ninin

★★★★☆ 3.2

マジひくわ~連発でマジひくわ~(酷評注意)

原作未読 全10話

世界に大災害をもたらせるほどの力を持つ精霊たちをデートして好感度(デレさせる)を上げ、その力を封印させる主人公 五河 士道とその精霊たちのお話の2期です。

1期ではデートして精霊たちの封印がメインですが、、今回は目的(デートデレ)からはずれたお話ばかりでした。

2期は新キャラが多く出てきて、10話という短さから当然目立たなくなるキャラが出てきます。 {netabare}(特に五河 琴里と四糸乃の扱いは酷かったですね) {/netabare}

前半から中盤は学校のイベントが中心で、後半はバトルが中心です。

お話もあまり進んでませんし、1期からの伏線も全然回収されていません。というより、伏線が増えてますねw

IS(インフィニット・ストラトス)化しているような印象でした。(でもまだこちらの主人公の方が頑張ってますね)

内容を重視されている方にはオススメしません。ハーレムアニメとして観るか、この作品のキャラが好きな方向きですね。

OP 声優さんユニットsweet ARMSが歌ってます。
ED sweet ARMSの一人 佐土原かおりさんが歌ってます。

最後に、2期まで引っ張って続きは劇場で!というのは「マジひくわ~」です。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 40

エロマンガ先生(仮)

★★★★★ 4.3

ねぇ、劇場版やっちゃう?肯定、やっちゃいます

相変わらずのデートして精霊をデレさせる感じなのかなって思ってましたが、今回は戦闘シーン多めで、いいところ見せて惚れさせる感じでした。

それでも一期と変わらず面白かったと思いますね。
二期はデートがない分、学校のイベントが多めだったので、そのイベントらしいハプニングやら催し物がまた一期とは違った感じで楽しめました。
それと、十香ちゃんの歌声が会場に響き渡っている中での戦闘シーンが歌と妙にマッチしていて、戦闘シーンなのに楽しく観れました。

まぁ、なんと言ってもデトアラはキャラがみんな可愛いですね。
折紙、琴里は一期から大好きですが、二期では新キャラの双子の精霊が可愛いすぎでした。
本当の気持ちを士道に話すシーンと、「ねぇ、夕弦やっちゃう?肯定、やっちゃいます」のところが個人的に好きです。
あと、忘れちゃいけないのが狂三。やっぱり狂三が登場するとさらに面白さが増しますね。
狂三のBGMみたいなのも好きです。
もう一人の新キャラさんは、歌声は好きでしたが、何だか普通の時の声が合ってない感じがして最後まで慣れませんでした。

タイトル通り、最終回で劇場版の製作が決定したとの嬉しい発表があり嬉しいことこの上ないです。
今から映画が楽しみでいやがりますよー!

投稿 : 2019/09/14
♥ : 37

PPN

★★★★☆ 3.3

げ、劇場版!? (゜ロ゜;ノ)ノ 

謎の生命体「精霊」が引き起こす「大災害・空間震」
これを回避すべく取られた『精霊とデートしてデレさせる』
これがメインとなる第2期作品。 全10話。
ちなみに今作終了後、劇場版化が発表されました。

1期からの連続視聴になります。
この2期より「1期のほーが好き」という声が
多いようですが、それも納得できる内容でした。

まず、期待していた新キャラに魅力を感じられず残念。
肝心の『デートしてデレさせる』シーンも前作と比べ
かなり雑で、既存の精霊の出番を減らしてまで登場させる
意味が見いだせませんでした。
内容なくハーレム化して行く印象が強かったです(・_・;)

もう1つ期待していた伏線の回収も全く行われず
逆に伏線が増えて行く展開も残念な点でしたね=3
1つくらい回収してくれないとコッチとしては拍子抜けですw

ストーリー以外はそれなりに評価できる作品。
島崎信長、井上麻里奈、竹達彩奈をはじめ
角川お抱え声優陣も無難な演技だったと思います。
バトルシーンの作画は前作と同様に迫力があり
キャラデザも可愛い女の子たちをキレイに仕上げています。

冒頭のナレーションは今回も楽しめましたw


10話に詰め込んでいる事もあり内容の薄い、キャラ重視の作品です。
ストーリー重視の方にはオススメできません。
精霊、女子キャラを楽しめる方にオススメですね♪

それにしても中途半端に10話で終わらせ続きは劇場版とは…。
イラッとします、ああーイラッとします(`ε´)


《キャスト》
五河 士道(CV.島崎信長)
夜刀神 十香(CV.井上麻里奈)
鳶一 折紙(CV.富樫美鈴)
五河 琴里(CV.竹達彩奈)
四糸乃(CV.野水伊織)
八舞 耶倶矢(CV.内田真礼)
八舞 夕弦(CV.ブリドカットセーラ恵美)
誘宵 美九(CV.茅原美実里)
時崎 狂三(CV.真田アサミ)
村雨 令音(CV.遠藤綾)
神無月 恭平(CV.子安武人)

ナレーション(三石琴乃)


《主題歌》
OP:『Trust in you』/sweet ARMS
ED:『Day to Story』/左土原かおり

投稿 : 2019/09/14
♥ : 41

74.0 12 バカとテストと召喚獣 ~祭~(OVA)

2011年2月2日
★★★★☆ 3.9 (975)
6136人が棚に入れました
ここ文月学園では、まもなく清涼祭と呼ばれる学園祭が開催される。この学園は試験召喚戦争など特殊なシステムを採用している事もあって、毎年多くの来場者で賑わいを見せ、生徒たちもそれに応えるべく奮起して、準備に励むのであった。その頃、2年Fクラスでは――

ゼロスゥ

★★★★★ 4.3

本編と同様、おもしろかった!

本編と同じくバカたちが色々とやらかしてくれましたw
一番おもしろかったと思ったとこはやはり召喚獣大会ですね。
途中の試合は無茶苦茶なことばっかりやってましたが、決勝ではカッコよく決めてくれました(^_^)v

ギャグもバトルも恋愛も無駄なく練りこまれていて、すごく完成度の高いOVAでした。

あいかわらず下野さんのツッコミスキルは半端ないですねw
明久の役は下野さんじゃないと務まらなかったと思います。

あとOP曲が本編のOP曲よりもこっちのがいいと思いました!

投稿 : 2019/09/14
♥ : 36

cross

★★★★☆ 4.0

召還獣バトルは迫力満点!!第二期を100%楽しむ為に是非!!【総合評価87点】

2011年2月に発表されたOVA作品。

バカテス第一期と第二期の間に出されたOVAです。
第一期終了からと第二期開始まで一年以上期間が開きましたが、その間にちょうど良い感じで出されましたね。
上・下の二話で構成されており、内容は文化祭にスポットが当てられています。

上巻では、一般的な文化祭の風景が描かれております。
今まで通りに、お馬鹿なテンションでしっかりと笑いを取り盛り上げてくれます。
そして、下巻での召還獣バトルへと繋がって行きます。

下巻では、この作品の特徴でもある「召還獣」によるバトルがメインとなっています。
第一期、そして第二期を含めても、召還獣のバトルシーンはあまり期待するようなものではありませんが、このOVAの下巻における召還獣のバトルは、なかなか力の入用を感じさせられましたね。
召還獣が今までになくスピーディーに動き、迫力も今までの比ではありませんでした。
ですが、その召還獣バトルの合間にもしっかりと笑いを取ってくれています。
下巻においては、笑いと今まであまり評価になかった召還獣のバトルもかなり作りこまれており、完成度はかなり高いですね。

因みに個人的には、このOVAのOPはバカテス史上、一番好きでした。


そして、このOVAは第二期を視聴するに当たって見逃さないことをオススメします。
その理由についてですが、第二期の物語はこのOVAの視聴を前提とした作りになっているからです。
文化祭での出来事を引っ張って、ネタに使っていますので、このOVAを見ていないと、内容が理解できない点があります。
そして、OVAで登場したキャラクターが登場、このOVAで描かれる文化祭での因縁で喧嘩を吹っ掛けられたりもしますので……
そう意味でこのOVAの視聴は第二期を視聴する前に、見ておかないと内容的に繋がらないので……
第二期視聴前にこのOVAを視聴して、より楽しく第二期に臨んでいただきたいです。


TV放送と比べても、笑いのレベルは同等、且つ、召還獣でのバトルシーンはTV放送版よりもかなり良い出来栄えです。
第二期をより楽しんで頂くためにも、とても重要な話となっていますので、是非ともこのOVA視聴をして頂きたいです。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 34

Yulily

★★★★☆ 3.7

安定の愛すべきおバカさん達!!

1期と2期は視聴済み
前後編に分かれたOVA作品。1期の後で2期への繋ぎです。


日常のギャグ溢れるお話に続いて後編は召喚大会のバトルとテンポのよい
ストーリー展開になっています。


表紙になっている定評のある女装のアキちゃん(明久)を見れます(笑)


1期に続き愛すべきおバカさん達のギャグは健在(笑)
とにかく笑えるっていう作品。1期に違和感なく見れた人向けですね


1期に続き安定の面白さ(^w^)

投稿 : 2019/09/14
♥ : 25

65.2 13 悪魔のリドル(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (985)
5266人が棚に入れました
舞台となるミョウジョウ学園10年黒組は、たったひとりの標的(ターゲット)とそれを狙う女子高生暗殺者12人で構成されていた。
ひとり命を狙われながらも必ず生きて卒業すると誓う一ノ瀬晴。
彼女が標的だと気づきつつも、距離が縮まるにつれ、晴がもつあたたかさに次第に惹かれていく東兎角。
クラスメイトが刃を剥くとき、兎角は晴の守護者として立ち向かうのか、それとも……?

声優・キャラクター
諏訪彩花、金元寿子、南條愛乃、浅倉杏美、内村史子、内田愛美、三澤紗千香、大坪由佳、荒川美穂、佳村はるか、安済知佳、沼倉愛美、山田悠希、杉田智和、櫻井孝宏

アトランティス

★★★★☆ 4.0

リドル・ストーリー 世界は**に満ちている

10黒組と呼ばれるクラス
そこは1人の女子高生を暗殺するべく12人の女子高生が刺客として
集められた場所だった。
ターゲットの子は無事黒組を卒業することができるのか!?
サバイバルストーリー


タイトルの意味ですが
*リドル・ストーリー・・・作中に示された問いに明確な答えがでないまま終わる作品のこと

ということなので
この作品では1クールを通して「世界は××に満ちている」という
問いが主人公の東兎角に出されていますが最終回になっても
明確な答えが出てません。
視聴者におまかせの感じです。
作中には答えじゃないですが赦しとかが出ていました


ひとまずリドルのことは置いておいて


12人の刺客が1クールに送り込まれるということで
例外はありますがだいたい1話1人の感じで話は進んでいきます!
プール遊びでも刺客、学園祭でも刺客、、
イベント中に刺客はどんどん登場します。
そこが面白みであります

毎週今回はどうなるのだろうって僕は楽しみに視聴していました。
ロミオとジュリエットの回と伊助様との戦闘の回は刺激的な回で面白かった。

しかし毎週刺客が変わって刺激なこの作品の罠はここにあったと思います。
12人の刺客を1クール、
どうしても最後の方は展開が早くなって
しまいます。
最後の戦いからが早かった印象です
もうちょっとじっくりやってくれたら楽しかったかも

最後は意外にいいエンドなのは重く終わらなかったので自分は好きでした
またOVAとかでみんなの平和な話とかを見たいですね^^;


毎回変わるED曲も良かったです
最終回の全員版が一番お気に入りです



最初のリドルの話ですが
僕なりの答えは

「世界は「選択」に満ちている」

投稿 : 2019/09/14
♥ : 47
ネタバレ

ストライク

★★★★☆ 3.6

高河ゆんらしい

原作:漫画 未読

全12話

ジャンル:学園百合アクション


感想

原作が 高河ゆん で、 作画が 南方純なんだけど、キャラデザ殆ど 高河ゆん先生でしたね。^^
高河ゆん先生のデビュー漫画は持ってたので^^;


東兎角が11人の暗殺者から一ノ瀬晴を守るお話。

1話観て、「あ~一人1話構成で倒して行く感じだな~」って直ぐ解った。

そしたら まんまでしたね^^;

予告状を出し、48時間以内に殺害が叶わなければ暗殺失敗と見なされ強制退学なんだけど、いろんな殺害方法があるんだから、不意打ちすれば簡単に実行できそうだが・・・
そこはストーリー上なしだよね ^^;

ちょい百合入ってるけど、別段気にならないレベル。

アクションは、凄いって程じゃなかったけど、そこそこ緊張感あって楽しめました。

{netabare}
自分的には、出席番号7番 首藤 涼(しゅとう すず)の回が良かったです。
彼女は、ハイランダー症候群という肉体が老いない病を患っていて、報酬に「好きな人と一緒に老いたい」という願いを持てて、何だか切なかった。
彼女のエピソードで1クール話ができそうなくらい^^
(それも観てみたい気がします)


ラストは、原作がまだ終わっていないからなのか、みんな生きてて
「え!今までのなんだったの?」って感じ。
でもまぁ、女子高生が若くして死ぬ結果は、良い気はしないからこれで良かったけどね^^;

あと、なぞなぞも結局解らず終いでモヤモヤ感が残ったな~。
{/netabare}




総評すると

原作コミック2巻でアニメ化されたんじゃ、作品紹介アニメだよね~
それじゃあ、あのラストもしゃーなしだなw ^^;

特別面白かった訳でもなく、あまり記憶に残らない作品だったかな?
おススメはできないけど、時間に余裕があって、バトルアクションが好きなら観て見ては? 




最後に一言
兎角の私服センス・・・疑いたくなったw

投稿 : 2019/09/14
♥ : 60
ネタバレ

Appleモンキー

★★★★☆ 3.8

タイトルなし

{netabare}晴ちゃん{/netabare}はターゲット確定なの??
でもHPの日記を見る限りかなりの重要人物っぽそう。
一体どうなる!?^^

■第1話~第2話
{netabare}
なんで暗殺することになったっけ??
とりま兎角ちゃんかっこいい^^
兎角ちゃんvs暗殺者全員になるのかな。
{/netabare}

■第3話
{netabare}
ちょwww晴ちゃんつよいwww
兎角ちゃんはあんまり活躍できなかったですね。。。

これから1話ずつ誰かが襲ってきて
EDは退場曲になるんでしょうか^^
{/netabare}

■第4話~第12話
{netabare}
イスケさま、テンプレだけどいいキャラでした~^^
すみれこ戦は晴ちゃん大活躍でしたね。
晴ちゃん強すぎ(笑)
しかもチタン製とは・・・www
{/netabare}

投稿 : 2019/09/14
♥ : 64

82.3 14 カードキャプターさくら クロウカード編(TVアニメ動画)

1998年春アニメ
★★★★★ 4.1 (907)
5254人が棚に入れました
木之本桜は、体育が得意な小学4年生。ある日、さくらが学校から帰ると、誰もいないはずの地下の書庫に何者かの気配がしました。さくらが下におりてみると、そこには1冊の金色に光る本がありました。中には、カードが入っていましたが、そこに書かれた文字を読み上げたとたん、激しい風が起こって、カードがバラバラに飛び散ってしまいました。残された本の中から、ケルベロスと名のる奇妙な生き物があらわれ、本に収められていたクロウカードの封印が解かれるとき、この世に災いが起こると言います。そしてケルベロスはさくらに封印(ふういん)の鍵を与え、カードを捕獲(ほかく)するカードキャプターにしてしまいます。その夜から、さくらは魔法を使って、実体化したカードに立ち向かうのですが・・・。さくらは、カードを全部もとにもどせるのでしょうか?

声優・キャラクター
丹下桜、久川綾、小野坂昌也、岩男潤子、くまいもとこ、緒方恵美、関智一、田中秀幸、ゆかな、林一夫、冬馬由美、小西克幸

ワタ

★★★★★ 4.3

さくらちゃんを見てるとね、はにゃ~んってなっちゃうんだよぉ~

この作品をきっかけに、人生を踏み外した者、数知れず。
かく言う自分もその1人?

当時、オタ趣味とは縁の無さそうな友人がドハマりしてて猛プッシュしてきたので
興味ねーよなんて顔しつつも、そこまで言うならってことで実際見てみたわけですよ。

さくらちゃんが、か、可愛い・・・いやダメだ、そんなことを思ってはいけない・・・!
それを認めてしまえば自分の中の何かが壊れる・・・大切な何かを失ってしまう・・・!
なんてアホみたいな葛藤をしてたのもいい思い出です。

その後どうなったかはお察しの通り。
「ほえええ」 「はにゃ~ん」 「さくら怪獣じゃないもん!」
ぐはぁああああああああああああ くぁwせdrftgyふじこlp
アニメのキャラに初めて萌えてしまった、記念すべき?作品になりましたよっと。


最初に見始めたところが物語の最終盤だったので
1話から観てみようと思い、レンタルして全話視聴しました。
(どうでもいいけど、借りる時ホント恥ずかしかったですね。 AVの比じゃないw)

改めて観て、行き着いた感想は
”さくらちゃんが好きです、でも知世ちゃんのほうがもっと好きです”
さくらマニアを自称するさくらの親友なんですが、この娘は色んな意味でガチですね。
この作品、魔法少女モノなのに主人公が変身しないんですが
その代わりに知世が用意したコスチュームを毎回着て戦うんです。
しかもコスの使い回しは一切なしという徹底ぶり。
知世はさくらが戦う姿をビデオカメラでなめ回すように撮影しますw

「さくらちゃん超絶可愛い過ぎますわ~!」

さくらも偉大だけど、知世も偉大。何気に暴走百合キャラの元祖だと思う。
ストパニの玉青、イカ娘の早苗、とあるシリーズの白井黒子など
知世の系譜を受け継ぐキャラは多い。
「さくらちゃんの私への”好き”と、私のさくらちゃんへの”好き”は意味が違う」
みたいな独白もあって、叶わぬ恋だということを自覚してるところがまた凄い。
あくまでさくらの幸せが最優先であって、さくらと小狼の恋路も全力で応援する度量の深さ。
この達観ぶりは小学生とはとても思えないw


ロリコン、ショタコン、シスコン、ブラコン、百合、BLなどなど何でもござれの作品。
今思えば、作中に出てきた魔法少女コスや小物を紹介・解説する
本編後のおまけコーナー「ケロちゃんにおまかせ!」とかマニアックにも程があるw
大きなお友達が大量に食い付いたのも納得。

で、本作の何が一番凄いかって、そんなオタク受けする要素満載でありながら
正統派魔法少女作品(少女向け作品)としてもしっかり成立しているところでしょう。
恋愛的にも同性同士、教師と生徒など多種多様に散りばめているんだけど
だからこそメインのさくら-小狼の真っ当な恋愛ストーリーが際立っていると感じます。


基本的には少女向けの作品だし、失われたカードを回収していく話の繰り返しで
話数も全70話と長いので、今となっては未視聴の方にはちょっと勧めづらいけど
萌えブームの源流になったとも言える偉大な作品なので
興味のある方は一度チェックしてみて欲しい。
案外、萌え系嫌いな人ほどハマりそうな予感。
上手く説明できないけど、他の萌えアニメとは違うんですよ!何かが違う・・・

投稿 : 2019/09/14
♥ : 43

お茶

★★★★★ 4.4

未だに豚を量産し続ける聖女であり悪女。

CCサクラ。結構昔の作品なのに今だに人気が衰えない作品で、根っからのファンから、新規ファンも増え続けているのではないでしょうか。ストーリーとしては、お決まりの何かしらを集めるという定番もの。ただ本作は定番の裏にちょっとした工夫があるなと思わされる。

キャラからしてBL、百合、シスコンなど、子供向けアニメでは考えられない設定で、百合っ子ちゃんはさくらちゃんの戦いぶりをビデオで録画したり、毎回コスチュームを用意してくる徹底ぶり。
さくらちゃんの口癖「はにゃ~ん」とか「ほえ~」は不思議な魔力を持った言葉で、普段前向きな彼女と、少し天然な部分で当時の子供から、さらに大人まで夢中にさせたに違いないw

CCサクラの世界は、生活面もよく描かれていて、さくらちゃんは幼いながらも掃除、洗濯、食事当番も家族三人で割り振っていたりと、いい子なんです。
百合っ子知世ちゃんも、さくらちゃんには目がないですが、普段クラスの中では冷静に問題を対処したりと、とても小学生とは思えない。そんな仕草、振る舞いは、もういっぱしの女性なのです。
また、さくらちゃんは母親を亡くしていたり、知世ちゃんも家庭の問題が複雑であったりとそんな所も描かれているのも、一つの魅力で、悩みがありながらも健気に頑張る姿に励まされる。

コスチュームなんかは、何回も着替える時もありますし、凄いお洒落。でも一番は制服を着ているさくらちゃんが一番好きです。なんかデザインが良いんですよね。そんなこんなで、長い物語ではありますが、一度は見てみてもと思わされる作品でございます。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 35
ネタバレ

ピピン林檎

★★★★★ 4.6

魔法少女のフォーマットを借りた古典的な初恋ストーリー

プラチナ(第3期op)を聴くだけで泣けてくる伝説の名作アニメ。
※クロウカード編・さくらカード編・映画「封印されたカード」全て含めた感想です。

超絶可愛い主人公「木之本桜」の活躍を描くだけではなく、むしろ、さくらとクロウカードを集めるライバルだったはずの「李小狼」が次第にさくらに惹かれていく過程を細かく描き出している点が、隠れた鑑賞ポイントです。

全70話+映画2本(但し李君の実家のある香港に行く映画はストーリーの本筋には関係なし)
以下、時系列で細かくトレースします。

=================================================
第Ⅰ期開始(小学4年の1学期~2学期)・・・クロウカード編
{netabare}
第1話 桜吹雪の舞い散る日に登校、さくらの憧れの雪兎の投げキャンディー。知世「やる奴ですわ」
第7話 小狼の初登場回。
第8話 小狼が転校してくる(さくら4年生の6月)。さくらを目の敵にしているところが微笑ましい。
第9話 ソードのカード。さくらは親和動機だが、小狼は達成動機で行動している。さくらと知世・梨佳が互いに気持ちを察し合って行動していることが描出されていて興味深い。
第10話 OPに小狼初登場。フラワーのカード。さくらの行動原理が親和動機であることを繰り返し描いている。
第13話 動物園(パワーのカード)、小狼がタイムのカードを使ってさくらをサポートする。しかし、さくらは気づかない。
第14話 高校の学園祭(ミスト(霧)のカード)、小狼がさくらの兄を風魔法で助ける。さくらの「ありがとう」に小狼が「助けたわけではない」と少しだけ顔を赤らめる。
さくらと雪兎がダンスして小狼が悔しそうな顔をする。
第16話 さくらの母(撫子)の祖父の話。高原の別荘、虹。
この話の辺りから視聴者に、さくらへの感嘆の気持ちが発生するはず。(何ていい子なんだろう・・・)
第17話 臨海学校の話。小狼はまださくらに感嘆の気持ちを持っていない。「俺はお前を認めたわけじゃないからな」。
しかし、さくらの相手の気持ちを察するところや素直なところに少しだけ惹かれ始めている。
第18話 夏祭り、グロウ(蛍)のカード(8月)。
さくらが雪兎に告白する寸前で小狼と兄が闖入。
第19話 さくらと夏休みの宿題(図書館とムーブ)。池に落ちそうになったさくらの手を小狼が掴むが、二人とも池に落ちる。小狼の家で着替え。
ラストで苺鈴初登場。
第20話 さくらと争う苺鈴 (9月新学期、苺鈴が転校してくる)
第22話 さくらと優しいお父さん(お父さんのPCを壊して泣いてしまう話) 。魔法で直せないこともある、という魔法少女のお約束のモチーフ。
視聴者にとって、さくらが決定的に良い子であることが明らかになる。
第25話 さくらともう一人のさくら (ミラー)。災いとは人によっては何ともないけど、さくらには辛いことらしいことがケロによって語られる。観月先生が最後にチラリと登場。
第27話 さくらと思い出の神社(リターンで過去に行く話だが、小狼のタイムのカードで現在に戻る)。
さくらが小狼に抱きついて、小狼が初めてさくらにデレる(さくらに抱きつかれて真っ赤になって気絶)。
その前に木の上でさくらと小狼が雪兎を好きなことを告白し合う(さくらは小学3年生のときに雪兎に一目ぼれしたと話す)。
第30話 さくらとケガをしたカード(ダッシュのカード、かけっこ)。小狼が良いところを見せる。さくらにここでも魔法少女のお約束のモチーフ(魔法で解決しても何にもならない)
第32話 さくらとケロと小狼と(チェンジ)。さくらの部屋で久しぶりに赤くなる小狼。
第33話 さくらの寒むーいアイススケート (フリーズ)。下校時の校門前でさくらの声が聞こえると頬を赤らめて走り去る小狼。目があったときにニッコリ笑うさくらに小狼が再び頬を赤らめてひっくり返る。
第34話 さくらと雪兎と昼の月(友枝町クイズラリー)。雪兎をみてるつもりでつい隣のさくらを見てしまい、顔を赤くして首を振る小狼。崖に落ちるさくらを庇って足に怪我する雪兎。参加賞のボールペンをもらって「お揃いだね」に嬉しそうな表情をするさくら。
第35話 さくらのすてきなクリスマス(ファイアリー)。小学4年の12月末。
遊園地の観覧車で雪兎に手作りの人形をプレゼントに渡すさくら。「来年もまた来たいね」。
隣の観覧車からさくらを見て顔を赤らめ否定するように首を振る小狼。小狼はさくらに恋心を抱き始めている。
{/netabare}
これで第Ⅰ期終わり。

=================================================
第Ⅱ期開始(小学5年の1学期)
{netabare}
第36話 さくらと雪の新学期(スノー)。雪兎からもらった時計を失くして泣くさくら。「泣くな。見つかるまで一緒に捜すから」「ありがとう。優しいんだね」赤くなる小狼。
第37話 さくらと消えた知世の声(ヴォイス)。「俺はお前のことが気になって」正直な小狼。知世「小狼君はいつもさくらちゃんを見ているんですね」
第38話 さくらの楽しい苺狩り(ロック)。雪兎の手に触れて頬を赤らめるさくら。
第39話 さくらのふらふら熱曜日(クラウド)。桜に「このカードはお前のものだ」。風邪のさくらを気にする小狼。ミラー2回目登場。
第40話 さくらと夢の中のさくら (ドリーム)。個人的に神回だと思う。予知夢の話。ここら辺から何となくアニメ全体の雰囲気が暗めになっていった気がする。
第41話 さくらと小狼と砂の海(サンド)。白雪姫の練習で早朝さくらと小狼が校庭で2人で会話。さくらの顔が小狼に躊躇いなく近づく。小狼だけ戸惑う。
サンドのカードをゲットした後、カードがさくらと小狼の二人の手の間に挟まり、さくらがニッコリ笑って小狼にカードを譲る。また戸惑う小狼。「お前分かっているのか?」
第46話 さくらと最後の審判(小学5年生の初夏)
クロウカード編の〆
{/netabare}
これで第Ⅱ期終わり。

=================================================
第Ⅲ期開始(小学5年の2学期~3学期)・・・さくらカード編
{netabare}
第47話 さくらとふしぎな転校生(5年生の8月31日~9月1日)
小狼は未だに「李君」なのに、転校生は初日からさくらから「エリオル君」と名前で呼んでもらっている。
小狼はさくらに恋しているのだが、まだそれを自覚できていない。知世から「ライバル登場ですわね」と言われて「そんなんじゃない」と顔を真っ赤にして否定するが、ついついさくらの笑顔に見惚れてしまう。
第50話 さくらと小狼とみえない糸(ソード)。熊のぬいぐるみを送ると相手と両思いになれる、という知世の話に、木の上で聞き耳を立てる小狼。無意識のうちにさくらに視線を送り、それに気づいて慌てて視線を外す。
第51話 さくらと大きなぬいぐるみ (フライ)。さくらも小狼もぬいぐるみを完成。小狼はなぜ手作りぬいぐるみキットを買ったのか自分でも訳が分からなくなっていて、さくらの顔が頭に浮かぶと必死に否定する。
さくらは雪兎にぬいぐるみを手渡し幸福な思いに浸る。
第55話 さくらと不思議の国のさくら(アリスの本の中に入る話)。さくらと親しくしているエリオルに嫉妬してしまう小狼。本から戻ったさくらに肩をつかまれて真っ赤になってしまう。
第56話 さくらとケロのお菓子な出会い?? (小学校で模擬店)。さくらのウエイトレス姿を眼で追う小狼。
第57話 さくらと小狼とエレベーター (フロートで浮く話)。かなり印象深い回。部屋で鍛錬していて熊のぬいぐるみを見てさくらを思い出し必死に打ち消す小狼。
雪兎に「君はさくらちゃんのことがとっても好きなんだね」と指摘されて真っ赤になって走り去る小狼。
「俺があいつのこと好き?」と自問自答。留守番電話のさくらのメッセージをベッドで2度目の再生をする。
エレベーターで2人きりになり、闇に飲み込まれ落ちていくさくらに「さくら!」と叫ぶ。
ラスト。部屋にいる小狼にさくらから「私、さくらと呼ばれてとても嬉しかったよ。私も小狼君と呼んでいい?」「好きにしろ」
第59話 さくらと知世とボールの罠
体育の時間にエリオルとバスケットボールで勝負する小狼。「落ち着いて、ゴールにだけ集中して」(エリオルのアドバイス)
知世の家で「さくらちゃんのことが好きなんですね」「まださくらちゃんに伝えていないのですね。。。言葉にしないと伝わらない思いもありますわ」と知世に告白をアドバイスされる小狼。
現れたさくらに告白しようとする所でクロウの気配で中断。
ラストで再びさくらに「あのう」「何?」「俺はお前が。お前が。す・・・す・・・」。さくらの表情が一瞬ハッとする演出が良い。
ここでまさかのケロちゃん闖入。見事なエンディング。
小狼が初めてさくらにデレたのが第27話(神社でさくらがリターンのカードで過去に行く話)。このときは小学4年の9月~10月頃で、さくらと小狼は互いに雪兎が好きなことを木の上で告白し合っている。つまり、それがそのころの2人の認識。
第57~59話は木の葉の舞う小学5年の秋(多分10~11月頃)の設定なので、第27話から既に1年以上経過していることになる。
小狼は第33話で既に、明らかにさくらに恋し始めているので、それを自覚するのにほぼ1年かかったことになる。(第57話の雪兎の指摘、そして第59話の知世の指摘(告白することを小狼に諭した回))

第60話 さくらと大切なお友達(苺鈴と小狼の婚約解消)。
脚本が素晴らしい。さくらをそれまでの「木之本」ではなく「さくら」と呼び始めた小狼の気持ちを察する苺鈴。
「私もさくらちゃんが好き。さくらちゃんを憎めない私が一番悔しい」と知世の膝の上で泣く苺鈴。

第61話 さくらとカードとプレゼント(ミラーがさくらの代わりに兄とデート。さくらはカード達に感謝の気持ちを伝える)。
これも意外に良い回。多分、男には思いつかない脚本。
季節は12月。朝の教室で小狼にプレゼントすることを話すさくら。小狼は「あの、俺、お前のこと・・・」と告白しようとする寸前に山崎君が闖入。
「何で告白できないんだ・・・」
第62話 さくらと不思議な御神籤(ドリーム=予知夢を見る話)。
小学5年生の正月。和服姿のさくらと知世。知世の勧めで小狼の家に新年の挨拶に行く。小狼が知世に「有難う」。小狼の家の世話役(ウエイさん)「小狼様をお名前でお呼びするのはご家族の他は、さくら様が初めてですよ」(最終回第70話への伏線)。

第63話 さくらとプールと大きな波(珍しい水着回)
室内プールでエリオルと競泳。エリオル「落ち着いて本来の実力を発揮できるように。貴方の大切な人を守るときのために」小狼「え?」といって思わずさくらを見てしまう。
プールから上がろうとして、さくらの笑顔にドキッとして再びプールに落ちてしまう小狼。

第64話 さくらと吹雪のスキー教室(タイムで雪崩を止める話)。
夜の暖炉の前で「さくら」とつぶやく小狼。「何?」。
これもかなり印象的な回。
ベランダで熊のぬいぐるみの話をする。「もう雪兎さんに渡した?」「違うんだ。僕の好きな人は別にいる」「誰?」「それは・・・」
小狼の告白寸前で、「ごめん。そんな大切なこと、私が聞いちゃだめだよね。」ああ、あ。

第65話 さくらと雪兎と消えゆく力(兄がユエに魔力を渡す話)。
雪兎に「好き」と言葉で伝えることを決意するさくら。

第66話 さくらの一番好きな人(さくらが雪兎に告白する話)。
これも優良回。
要約すればさくらにとって「(好きという)自分の本当の気持ち」が一番大事だ、一番の宝物なんだ、という話になるのだろう。(CCさくらのストーリー全体が、結局それを描いた作品ということになる→CCさくらのラストを飾る映画「封印されたカード」にも直結)
兄と雪兎の学園祭で、さくらと雪兎はビックリハウスに入る。
さくら「好きです」。「僕もさくらちゃんが大好きだよ。でもさくらちゃんの僕への好きという気持ちは、さくらちゃんのお父さんへの好きという気持ちに似ていないかい?」さくら少し考えて「似ています」
「きっとさくらちゃんの一番が見つかるよ。きっとその人もさくらちゃんのことが一番好きになってくれるよ」
帰り道で、小狼に公園に付き合って欲しいと頼むさくら。ブランコを漕ぎながら、今日雪兎に告白したことを小狼に話す。
「ほんのちょっとだけど、お父さんとは違う“好き”もあったの」
「私の好きな人が幸せならば、それが一番嬉しいなって・・・そう思ったの」
そして目に涙を浮かべるさくら。
小狼がハンカチを差し出す。「大丈夫。きっとさくらの一番が見つかる」

第67話 さくらと小狼と月峰神社
作中に2月22~26日の黒板掲示あり。
ブランコの場面での小狼のハンカチに対するお礼としてマフラーを手編みするさくら。
知世「まだ告白なさってないんですね」小狼「あいつは自分が好きな人の一番でなかった時の辛い気持ちを知っている。だから僕が告白したら、あいつは僕が辛い思いをすると思って困るだろう。だから告白はしない」
グロウのカードの書き換え後に、知世「さくらちゃんはちゃんと自分なりの答えを見付けだせる人ですわ。だから告白なさって大丈夫ですわ」

第68話 さくらと過去とクロウ・リード
さくらがリターンのカードで過去に行きクロウ・リードと遭う話。
リターンのカードは魔力の消費が激しいため、さくらが過去から戻ってこれなくなること心配する小狼。さくら「ありがとう。心配してくれて」
出発前に「私、絶対帰ってくるから。約束」指切りをするさくらと小狼。
ラストでエリオル君が正体を現す。
{/netabare}

あと残り2話と映画「封印されたカード」があるけど・・・もう書けないよ。。。

※2014.7.7追記

第69話 さくらと現れたクロウ・リード
第70話 さくらと本当の想い

(内容は自分で確認してね)

これで第Ⅲ期終わり。

=================================================
劇場版カードキャプターさくら 「封印されたカード」(小学6年の夏休み)

(内容は自分で確認してね)

これで完結。
=================================================

【後記】
今みたら、さすがに作画は最近のアニメに比べて色々とアレですが、それでもヒロインさくらちゃんの見せる一瞬の表情など本当に良く描かれていると思います。
魔法少女アニメを語る上で、やはり必須の名作と思います。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 30

76.1 15 WHITE ALBUM2(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (995)
5087人が棚に入れました
学園祭まであと一月と迫った秋の日の夕暮れ。

崩壊した軽音楽同好会の最後の一人、北原春希は、
放課後の窓際で学園祭のステージを目指してギターを弾いていた。

それは、二年半ずっと真面目に過ごしてきた優等生が、
卒業までの半年間に成し遂げようとした、ささやかな冒険。

けれど、その拙いギターの音色に、
流れるようなピアノの旋律と、鈴が鳴るような歌声が重なったとき……

一人からふたりへ、ふたりから三人へと重なっていった新生軽音楽同好会の、
夢のような、夢であって欲しかった半年間が始まった。

声優・キャラクター
水島大宙、米澤円、生天目仁美、寺島拓篤、中上育実、杉山紀彰、梶裕貴、夏樹リオ

ワタ

★★★★☆ 4.0

誰かが誰かに恋をする。ただ、それだけの物語。

【総評】
概ね良かったです。今回アニメ化された部分は選択肢のない一本道であるため
アニメ化しやすかった面もありますが、毎回の引きも良く、回想シーンの使い方も見事で
原作通りでありながらアニメ向けにきっちりリファインされたシナリオ構成になっていましたね。
作画は全体的に低調でしたが、やはり音楽は素晴らしかった。
挿入歌による演出がストーリーをグッと盛り上げてくれます。
そして本作を象徴するOP曲「届かない恋」の存在感。歌詞にも是非注目して頂きたい。

三角関係モノなので、そりゃ男はだらしないし、女は面倒くさい性格として描かれるわけです。
それぞれのキャラの立ち位置から考えれば、一見ありえない言動も安易に否定はできないでしょう。
結末の後味の悪さはかなりのもの。本当に「どうしてこうなった」と言いたくなるw
原作よりも雪菜の本心が分かりやすく描かれていて、同情してしまった人も多いんじゃないかと。

本作はあくまで原作の序章に過ぎず、本番は大学生編からになります。
というわけで、原作ファンとして是非続きも作って欲しいです。




↓以下、1話終了時のレビュー↓


タイトルに「2」って付いちゃってるもんだから
続編モノと勘違いして0話切りしちゃった人がたくさんいそうですね・・・
とりあえず、前作とストーリーの繋がりはなく
登場人物も一新された「完全新作」だということを、この場で強く言っておきますw

原作プレイ済。
エロゲ原作ですが、ここ数年のエロゲの中でトップクラスの出来栄えとの評判。
私はここ数年の間に出たエロゲはこの作品以外全くプレイしてないので
比較してどうこうは言えないけど、高評価されてるだけのことはあると思った。

萌え、厨ニ、ファンタジー等といった流行りの要素は一切ない
「誰かが誰かに恋をする。ただ、それだけの物語。」です。わりとマジで。
胃薬必須な超絶鬱ゲーとも言われていて、人によっては作品に没頭し過ぎるあまり
リアルに影響出ちゃうぐらいの破壊力を秘めています。
自分はそれ程でもなかったけど、とあるルートの、とある一連の流れにおいては
読み進めるのが相当キツかったですねw
まあそれぐらい、シナリオに引き込まれていたということです。
恋愛オンリーの作品ってそこまで好みじゃないんだけど、この作品だけは別格でした。

アニメ第1話観ましたが、予想以上によく出来てますね。
原作ライターの丸戸さん自ら、アニメのシリーズ構成・脚本も手掛けていて
それが良い意味で作用したんじゃないかと思います。
ラスト屋上シーンまでの流れが秀逸で
原作ファンも新規の人も「おおっ・・・!」ってなるんじゃないでしょうか。


類似作品で言えば「true tears」が真っ先に浮かびました。
ttの終わり方に納得いかない(○○エンドじゃなかったから、このアニメは糞だ!)
とか言う人でなければ楽しめるんじゃないかと。恋愛ドラマが好きなら強くお勧めします。
本作の出来次第で、かつての乃絵派vs比呂美派のような壮大なヒロイン論争が
新規アニメファンの間でも勃発するんじゃないかと妄想w

投稿 : 2019/09/14
♥ : 70
ネタバレ

ピピン林檎

★★★★★ 4.1

争闘の恋は情熱の恋に負ける

情熱の恋がなぜ真の恋であるかといえば、それは恋している当事者たちさえもが、それが恋だと自覚できていない種類の感情だからだ。

要するに、それは、自分で自分の感情をコントロール出来る程度の「趣味的な恋」、相手の好意を獲得するための「駆け引きの恋」、あるいはブランド品を友達に見せびらかす類いの「虚栄的な恋」ではない。

このアニメでいえば、
{netabare}
雪菜の恋→争闘の恋
かずさの恋→情熱の恋
{/netabare}
ということになるのだろう。

争闘の恋というのは、他人の情熱を見て嫉妬し、それに取って代わろうとする(={netabare}雪菜自身のセリフで言えば、「割って入る」{/netabare})、いわばニセモノの情熱に突き動かされて進行する恋である。
そして、この恋は、当事者自身が、「この恋は決して本物の恋ではない」ということを心の奥底でハッキリと自覚しているが故に、返って、本物の恋(=情熱の恋)以上に激しく対象者に恋焦がれて、強烈な行動を引き起こしてしまう。

一方、情熱の恋の側にとっては、大切なのは自分の恋の対象者の幸福なのだから、争闘の恋の側が突進してきた場合には常に身を引いてしまう。
こちらは、そもそも、自分の感情が恋であることすら、確りと自覚できていないのだ。

だから、争闘の恋は、その突進力によって一時的には勝つ。

ここで、問題は、春希の恋である。
{netabare}
春希の恋もまた、かずさの恋ほどgenuine(純粋)ではないが、一応は情熱の恋といってよいと思う。
なぜなら、彼もまた無自覚のうちに、かずさに惹かれて、結局は彼女の幸福を最優先に考えて行動してしまうからだ。
春希は確かに雪菜の恋を一時的には受け容れたのだけれど、しかしそれが彼にとっても、雪菜にとっても真の情熱ではないことに、どこかで勘付いていたのではないか(その辺りの描写は残念ながら曖昧だが)。
{/netabare}

「だって俺、きっと見つけてしまう」

{netabare}
春希は恋の自覚もないままに、「届かない恋」という歌詞を書き、かずさもまた恋の自覚もないままにこの歌詞に楽譜をつけてしまう。
この新曲のヴォーカルを任された雪菜だけが、「届かない恋」に秘められた二人の想いの強さに嫉妬して唇を噛み締める。
{/netabare}
=========

【全話を視聴して】

作品のテーマとしては、男1×女2の三角関係のリアルな推移を正面から扱っており、かつ、あにこれで人気の「とらドラ!」とは全然違った恋模様を描き出していて、かなり楽しめました。

ただ、テーマの面白さに比較して、作画や演出のレベルが余り高くなかったのが残念で、その点で評価を幾分低めにつけてしまいましたが、少なくとももう一回は通しで視聴したいと思ってしまう作品でした。


(2019.6.23) 誤字修正

投稿 : 2019/09/14
♥ : 71
ネタバレ

てけ

★★★★★ 4.3

2+1-2=?

原作未プレイ。
無印は見なくて問題なしです。


主人公の名前は北原春希(きたはら はるき)。
彼は学園祭のライブに向けて、バンドメンバーを探していた。
そこに聞こえてきたのは歌とピアノの音色。
メンバーを集めるため、春希は交渉に乗り出すのだが……。


コテコテの三角関係ものです。

13話という短さですが、濃密な時間を過ごせました。
1話がとっても長く感じます。
話が重たいし、丁寧な心理描写をしているからかな?


前半はバンドメンバーを結成していく課程を描いています。
そのあたりは先が読めてしまうので、茶番臭がするかも。
後半に入ってからが本番。
7話がターニングポイントです。

輝いていた物語から、一気にドロドロとした展開に。
そこから面白さの加速。
前半部分の裏側が描かれる終盤は、食い入るように見ていました。


ただ、春希を取り巻く境遇が特殊すぎます。
学校のアイドルと天才少女の板ばさみ。
普通はこんなシチュエーションにはならないので、ちょっと感情移入しにくいかもしれません。

また、「3人」ということを強調しすぎで、他のキャラがないがしろになっていたのは残念。
もう少し活躍の場をあげてもよかったと思います。
武也(たけや)はふぐぅ。。


テーマは「逃避」だと思います。
{netabare}
・自分の気持ちに向き合わず、ぶれまっくていた春希
・3人でいることで、結論を回避しようとしていた雪菜(せつな)
・距離を置くことで、直面している問題から逃げようとしたかずさ
{/netabare}
登場人物はみんななんらかの形で結果から逃げています。
そこにどうけりをつけるかが見所です。

まあ、某アニメなら刺されて終わりですが。
かなーしーみのー。
そういう斬新なカタルシスはありません(いりません)。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 75

69.7 16 境界線上のホライゾンII(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (723)
4233人が棚に入れました
TVアニメ「境界線上のホライゾン」の第2シリーズ。遠い未来。「聖譜」と呼ばれる歴史書をもとに歴史をやり直す世界。三河争乱を経てホライゾンを聖譜連合から奪還したトーリたちは、ホライゾンの感情=大罪武装を求め、航空都市艦・武蔵で次なる目的地、浮上島・英国へと向かうことに。しかし同じ頃、英国とのアルマダ海戦に向け、三征西班牙も行動を開始していた。妖精女王の統べる英国で、トーリたちの新たな戦いが幕を開ける!

声優・キャラクター
福山潤、茅原実里、沢城みゆき、斎藤千和、小清水亜美、井上麻里奈、小野大輔、黒田崇矢、東山奈央、新田恵海、真堂圭、子安武人、名塚佳織、田村睦心、大橋歩夕、悠木碧、平川大輔、森永理科、又吉愛、白石涼子、楠大典、清水愛、真殿光昭、中原麻衣、小林ゆう、中田譲治、杉田智和、寿美菜子、白石稔、宮下栄治、田村ゆかり、白鳥哲、三宅健太

ストライク

★★★★☆ 3.9

やっぱりマニア向けかな?

原作 ラノベ 未読

1期のレビューにも書いたけど、原作読んでないと理解が難しい作品じゃないでしょうか?

キャラデザ、作画はとても綺麗!
でも、やっぱりあの引く位でかい巨乳は、ちょいキモイ。

バトルは、変わった武器や能力で、観てて面白い。

相変わらず、敵、味方、何処の国のキャラなのか、あまり把握できないくらい、キャラ多すぎ!(味方はちょい解るようになったけど)

今回は、てんぞう・クロスユナイトと、メアリ・スチュアート(傷あり)に視点をおいたストーリーでした。

女性が苦手っぽいてんぞうと、金髪巨乳で心優しいメアリとの、初々しい恋愛模様が良かったかな・・・と。^^

主人公、葵・トーリの出番は少なかったかな・・・

こんだけキャラが多いと、その数だけ話ができそうですね。

声優さんも豪華で、いっぱい出てるので声優アニメですね。

原作知っている方
気になっている方
声優好きな方
1期を観て面白いと感じた人
にはオススメです。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 23

こたろう

★★★★☆ 4.0

今回主人公は、裸で飛び回ってるだけですが

難解で壮大な設定、多彩なキャラ、まるいおっぱい。
全裸の主人公。 廚二臭さが全開ながら、テンポいいバトルの連続が気持ちいい、多様式バトルアニメ、第2期です。


相も変わらず、ややこしい設定です。
理解の範疇を超えているので、世界観がなんとなーく解ってればいいや・・・って状態での視聴。 歴史上の人物に準えた役割を担ったキャラが、歴史上の争いを再現するべく戦っている。まぁ、そんなカンジと認識してます。
(↑この程度の理解しかありません^^)

設定は難しいですが、キャラの特性や性格は見た目で実に解りやすい。 1期でもそうでしたが、それとなく敵味方の認識だけ間違えなければ、バトルものとして単純に楽しむ事ができます。

メカあり、魔術あり、舌戦あり、肉弾戦あり。
実に多彩なキャラたちが、次から次へと休む間もなく戦うバトル。
政治的には複雑な事情や各国の思惑、駆け引きが存在しますが、根っこの戦う理由は実に単純明快。

惚れたオンナのために戦う。
信じたオトコのために戦う。

主人公だけじゃなく、そういう魅力的な馬鹿がいっぱいです。

斬ったはったのバトルものなんですが、隠遁とした部分は薄く、スポーツにも似た爽やかさがあるのがこのアニメの良さ。そう 思って視聴するのが楽しい。
敵も味方も、己が戦う理由に殉じてアツく戦います。戦争してますが、野望や禍根といった黒いものがそのアツさに隠れているのがいい。バトルを息もつかせぬエンターティメントとしてたたみ掛ける構成。
激しくご都合主義な戦闘ですが、むしろそれが心地よくもあります。

難解な設定を理解したうえで・・・・・なんて無駄な抵抗、しない方が面白いです、正直。(^_^;
うん、いいバトル。


戦い終わって最終回。 これも爽やかさに溢れていました。バトルの王道っぽい。
もし、3期があるなら、またこの調子なんでしょうね。 延々とバトルを繰り返してキャラが増えていく感じ。

というか、どうなったら完結になるのか、設定が理解できてないのでサッパリ想像できませんw

投稿 : 2019/09/14
♥ : 21

Ka-ZZ(★)

★★★★☆ 3.8

ありとあらゆるジャンルがてんこ盛りで・・・やっぱり色々と難しい作品でした^^;

この物語の舞台は・・・遠い未来、かつて神州と呼ばれた土地・極東(日本列島)を舞台に、「聖譜」に基づく歴史のやり直しが行われている世界。
そして、航空都市艦・武蔵にあるアリアダスト教導院に通う三年梅組の生徒・・・彼らがこの物語の中核となる人達で・・・葵・トーリという総長が主人公になっている物語・・・第2弾です^^

1期を視聴した時、あまりの設定の複雑さについて行けず、目の前で起こっている状況そのものを楽しみながら視聴しました。
その後、皆さまのレビューを拝見させて頂くと案外同じような意見が多いのにビックリでした^^;
この作品って、私のような素人から、この世界観を制覇した玄人の方までそれぞれの立場で楽しめる作品なんじゃ・・・と考えると、改めて凄い作品だと思いました。

この様な事を思いつつ、2期を視聴した訳ですが・・・1期より登場人物が物凄く増え(たような気がしています^^;)ていた事もあり、やっぱり設定にはついていけませんでした・・・^^;
従って、今期も視聴のスタイルは1期同様、目の前で起こっている状況を楽しみながら視聴しました。

今期は、「アルマダの海戦」が行われている中、好きな相手に「告白し(コクリ)」に行く・・・という流れの中で幾つかの物語が同時に進んでいきます。
1期はトーリ君が「告白し(コクリ)」に行きましたが・・・好きな人のために身体を張って頑張るのは基本なんですね^^;
トーリの時には良く分かりませんでしたが、今回の「告白し(コクリ)」に行く話は面白かったと思います。
相手のヒロインも可愛らしいキャラでしたし、何よりCVが堀江由衣さんでしたし・・・^^

アルマダの海戦といっても実際には空中戦でした。でも空中戦といっても飛行機で闘うわけではありません・・・
航空艦という巨大な船の上で、それぞれの登場人物が自分の得意技で勝負を仕掛けてくるのです^^
今回の相手はやたら体育会系で、その中でも野球は特に印象に残りました^^
野球も9人で闘う訳ではなくピッチャーvsバッター(バットは使わず自分の武器で勝負します)の様な感じでしょうか^^;

そして、実際の海戦は良く分かりませんでしたが、沢山の登場人物の色々な技を駆使しながら闘いが成立してしまう設定は凄いのでしょう・・・一つ一つの闘いも悪くはなかったと思います。
でも、全体的に半端無い情報量だったと思います^^;

1期13話の作品でしたが、作品に対する印象は1期と一緒でした^^;
設定もキャラも十分理解できないままでの視聴でしたが、それなりに楽しめた作品だったと思います。
今回の作品で唯一気になったのがトーリ君の格好です・・・なぜ、あんな格好ばかりしていたんでしょう・・・?
あの格好は説明が無いと絶対分からないような気がしましたけど・・・^^;

投稿 : 2019/09/14
♥ : 24

69.7 17 げんしけん(TVアニメ動画)

2004年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (623)
3506人が棚に入れました
笹原完士は大学入学を機にそれまで秘めていた「漫画・アニメ・ゲーム」への思いを分かち合えるサークルへ入ることを決意した新入生。
見学で訪れた「現代視覚文化研究会(げんしけん)」の個性豊かな「現視研」のメンバーと行動をともにしていくなかで、笹原はこの道に進む覚悟を決めていく。
ゆるやかなキャンパスライフの中にも笑いあり、涙あり、恋愛あり!?の笹原のオタクライフが始まるのだった。

声優・キャラクター
大山鎬則、斎賀みつき、ゆきのさつき、檜山修之、関智一、乃村健次、川澄綾子、清水香里、うえだゆうじ

minisaku

★★★★☆ 3.9

オタクじゃなくても楽しめる内容です

オタク大学生達が集うサークルのゆる~い日常を描いた作品
1期12話+OVA3話+2期12話です。


基本的には、部室でのオタク全開のゆるい会話や、ちょっとした騒動など
が描かれてるんですが、オタク達の行動や心理など、オタクの生態が
コミカルに描いていて面白かったし興味深かったですww

こういう人たちを、ガチのオタクというのでしょうねww

見た目からしてオタクな人や、見た目に反してオタクな人
周りの目を気にしてる人、好きな事だからと開き直ってる人、
自身はオタクなのにオタクを嫌ってる人などなど、
色んな面々がいて良かったと思います。

個人的には、オタクの典型って感じの斑目が好きでしたw
オタクとして色々と突き抜けてて面白かったですww

でもやっぱり、濃いオタク達が揃う中で、完全に非オタを貫き通す
春日部さんの存在が絶妙でしたね!!

もはや、主人公!? 視聴者の代弁者!? この人無しでは成り立たないと
言ってもいいかもしれませんww

一般人から見た「オタク」って言うものを、正確に捉えて
ツッコミという刃で、バッサリ切りつけてたと思いますww
とても良い仕事をしてくれました!!


まぁ物語としても、最終話はキリがよく、すごく良い終わり方でしたし、
自分はとても楽しめた作品ですww

オタクな人、オタクじゃない人、どちらも楽しめる内容だと
思うので興味のある人にはオススメです!!



あっ最後に、1期の小難しい言い回しのサブタイトルが好きだったんですが、
あれって、会長の卒論のタイトルなのかな !? 作中の会長の行動や言動からして...

少し気になるので知ってる人がいれば教えてくださいww

投稿 : 2019/09/14
♥ : 36
ネタバレ

ストライク

★★★★☆ 3.7

オタク必見あにめ!

原作 漫画 「月刊アフタヌーン」掲載  未読

全12話

大学サークル オタク 日常系


大学サークル「現代視覚文化研究会」の略称「現視研」(げんしけん)

簡単に説明すると、あにめ、漫画、ゲーム好きな大学サークルのオタク連中の日常ですね。

今年の夏に「げんしけん二代目」3期が始まるので、今回視聴しました。


感想

一言。。。面白いです!

{netabare}
初め見た時、『くじびきアンバランス』のOPが始まったので、え!?
レンタル店の店員が、げんしけんと、くじびきアンバランスのDVDを入れ間違えたのかな?って思い 焦りました。
(〃゜д゜;A アセアセ・・・
でも、作中に出てくるだけだと解り、一安心でしたがw
ちなみに、『くじびきアンバランス』は、まだ観視聴。


主人公は、あにめ好きな普通の青年、笹原 完士なんだけど、影が薄いです。^^
9話に至っては、主人公が全く出てこないw ^^;

ヒロインの女性は2人出てきますが、一人は途中から登場する大野 加奈子と、もう一人はオタクではない、一般人の春日部 咲

大野は、コスプレ好きの黒髪ロングで目尻と口元にホクロのある控えめな女の子で可愛いです。

春日部は、イケメンでオタクの高坂 真琴(男)の彼女で、性格は、ちょっとキツイ女性かな?^^;
ほとんど、この春日部 咲がメインになって出てきて主役になってますw
主人公 笹原の立場の意味って。。。なんだかな~です^^;

まだ他にもキャラがいますが、個人的に面白いのが、
斑目 晴信  声 - 檜山修之
この人の声が、今期放送されてる「俺の青春ラブコメはまちがっている」に出てくる
材木座 義輝(ざいもくざ よしてる) 声 - 檜山修之
と同じで、しかも同じオタクで被って観えました。
体型は真逆なんですけどね! ^^

ストーリーは殆ど無い感じで、夏&冬コミに行ったりしたエピソードがあるくらいで、日常系がメインです。

各1話に、3~4回は笑わせてくれました。
あにオタなら皆笑える筈です!
一般人の春日部 咲が、イケメンだけどオタクの彼氏の言動に苦悩する場面でも、観てて可笑しいし、同情もしてしまう。^^

ただ、個人的には主人公に恋愛話がなくて残念でした。
もう一人のヒロイン、大野 加奈子といい関係になればよかったのな~なんて思いましたが。。。

作中に、『くじびきアンバランス』が、何度もよく出てくるんですが、とても気になってしまいました。
今度必ずレンタルして観ようと思います。
{/netabare}

何にしても、ちょっとでもオタクな人なら面白いと思います。
オススメです!∑d(≧▽≦*)OK!!

PS:げんしけん→OVA→げんしけん2 の順番で観るそうです。

次はOVAなので、楽しみに見たいと思います。(@´▽`@)ノ

投稿 : 2019/09/14
♥ : 40

ねこmm。

★★★★☆ 4.0

ココニイル。  【ねこ's満足度:81pts】

『現代視覚文化研究会』・・・略して『現視研』。
とある大学のサークルに所属する、オタク学生たちの姿をコミカルに描いた物語です。

「オタクはなろうと思ってなるんじゃない。気づいてたらなってる。だからやめられない。」
(作中の某キャラのセリフ)

今ならこの気持ちよくわかります(笑)。だからこそ面白かった。
原作である漫画を読んだのは、もう10年近くも前のこと。
同人誌やらコミケやらといった”オタク文化”を初めて知ったのはまさにこの作品でした。
あの頃は別次元の生き物としか思えなかった登場人物・・・時が経つのは恐ろしいものです(笑)。

1話のアバンはある意味衝撃的。
「『げんしけん』だと思ってDVDを入れたら、なぜかロリっ娘が泣いてたでござる・・・。」
うん、大丈夫。あなたは間違ってない。そのまましばらくお待ちください(笑)。

主人公は、妙なプライドからいまひとつオタクに染まりきれないでいた新入生・笹原完士。
そんな彼も、迷い無く趣味に興じる先輩らの中に混じることで徐々にその殻を破っていきます。

しかし、その笹原くんもこの1期ではほぼ空気。
実質的な主人公は、サークル唯一の非オタ・春日部咲(さき)ちゃんです。

超異質なオタク・高坂くんと付き合うという茨の道を選んでしまった咲ちゃん。
そのあまりに報われなさすぎる奮闘ぶりは、ホント涙無しには語れません(笑)。
この作品がオタクだけのただのドタバタ劇で終わらないのも、そんな彼女の頑張りのおかげ。
もうひとりの裏主人公である斑目との”温度差”も、この作品の見所であり楽しみの一つです。

基本的なペースは終始変わらず。
まったりとサークルメンバーの日常を描いていますが、最終話では大きな転機が訪れます。
この先の展開に関わる重要事項の決定、EDではとある重要キャラクターがついに初登場。
彼らのオタクストーリーはまだまだ終わりません。続きはOVA(全3話)&2期で♪



今回のオタ名言・・・『血の繋がった妹なんているわけないじゃないか!!』

投稿 : 2019/09/14
♥ : 50