戦闘で笑いなTVアニメ動画ランキング 22

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の戦闘で笑いな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月10日の時点で一番の戦闘で笑いなTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

85.0 1 戦闘で笑いなアニメランキング1位
はたらく細胞(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (988)
4829人が棚に入れました
これはあなたの物語。あなたの体内(からだ)の物語──。
人の細胞の数は、およそ37兆2千億個。細胞たちは体という世界の中、今日も元気に、休むことなく働いている。体に襲いかかるウイルスや細菌には徹底抗戦!そこには知られざる細胞たちのドラマがあった。擬人化モノの新定番、大人気コミック「はたらく細胞」が待望のTVアニメ化!誰もが共感できる、細胞擬人化ストーリー!

声優・キャラクター
花澤香菜、前野智昭、小野大輔、井上喜久子、長縄まりあ、櫻井孝宏、早見沙織、岡本信彦、M・A・O、千葉翔也、能登麻美子
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

Eテレで流せってばよってなもんよ

2018.09.30記


原作未読

人間体内の細胞の活躍を描いた擬人化もの。

・めっちゃよう知ってます
・単語は知っていて、役割はなんとなくわかる気がする
・単語だけは知っていて、何してるかはわかりません
・初耳です

数多の細胞を登場させながら、細胞の役割や性格をコメディ交えながら紹介していくスタイルです。
主人公はドジっ子赤血球♀と好戦的な白血球♂のお二人。
{netabare}
「死ねェ!この雑菌がぁぁっ!」
「ばいばい菌だ キリッ」
{/netabare}
第一話、白血球のセリフで継続視聴決定です。


で、この作品。デフォルメしたキャラ達がとても魅力的です。
その名の通りか、ガチムチ海兵隊ばりのキラーT細胞。
ちゃん付けするのが妥当な血小板ちゃん。
いつも笑顔で返り血を浴びてるマクロファージさん。
{netabare}ヒロイン赤血球の幼少時代から変わらぬ美貌を保たれてるマクロファージを井上喜久子さんが演じられてるのも個人的にはツボです。{/netabare}
きりがないので、続きは作品観てください。
デフォルメはキャラのみならず、体内の風景をマンションなどの構造物内だったり川や丘などの自然風景に見立てたりしてます。

私達がイメージしやすいようなキャラや風景画の設定、タイミング良く説明書きのテロップを挿入するなど置いてけぼりにさせない工夫。学術寄りな細胞というネタを丁寧に処理していました。


キャラの魅力に引っ張られながら以前の自分よりちょっと賢くなれてラッキー、みたいな作品です。
雑菌退治で若干血しぶき舞えど、子供と一緒の鑑賞に耐えうる内容にはなってるかと思います。



そして、地味ながら評価すべき物語の構成。

第1話「肺炎球菌」
第2話「すり傷」
第3話「インフルエンザ」
第4話「食中毒」
第5話「スギ花粉アレルギー」
第6話「赤芽球と骨髄球」
第7話「がん細胞」
第8話「血液循環」
第9話「胸腺細胞」
第10話「黄色ブドウ球菌」
第11話「熱中症」
第12話「出血性ショック(前編)」
第13話「出血性ショック(後編)」

{netabare}1話でおおかたのキャラを登場させての軽めのエピソードを導入とし、2~5話でなじみ深い症状をエピソードとして持ってきながら、3話のナイーブT細胞活性化では細胞の成長段階を、4話好酸球の活躍から替えの効かない存在である細胞の役割を説明してます。{/netabare}
{netabare}6話では本作の主人公赤血球・白血球の幼少時代?を8話では赤血球の仕事内容を描いたりしてキャラを深掘りしてたりします。そして7話のラスボス感。しっかり中締めもします。{/netabare}
{netabare}10話以降は前半の軽めの症状から一転して、深刻な症例を持ってきます。細胞たちが置かれる環境が深刻なものとなり思いもかけぬシリアスな展開です。
余計なお世話ですが、大丈夫ですかね?外の人。
最終話2つの展開と結末は、これまで細胞たちの活躍ぶりを描いていたからでこその説得力と言ってもよく、単発エピソードの連続という作品の特徴ながら、構成の妙を感じた次第です。
「私は最後まで酸素を運ぶよ。それが私たちの仕事なんだから」赤血球ちゃんの良き先輩ぶりには目を細めました。{/netabare}


OPはキャラソン、EDはClariS。


“今日も細胞たちは元気に働いてます”

全話観終えると、自分の体内に向かって一礼したくなりますね。
ためになって面白い。こういった作品は日中など子供たちが観れる時間帯で放映してほしいものです。


“いつかまた会う日まで ばいばい菌だ”

2期もあるのかな?期待したいです。



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2019.03.14追記
《配点を修正》


仕事 = はたらく

日々黙々とこなしてんなぁと思えば、単調に見える作風も渋みがあるということか。
2018年12月には1話だけの特別編も放送されました。

息子はオラオラな白血球に、娘はドタバタな赤血球に興味を引かれたようで、今でもたまーに話題にのぼることもあるくらいです。




視聴時期:2018年4月~6月 リアタイ

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2018.09.30 初稿
2019.03.14 追記
2022.01.16 修正

投稿 : 2024/06/08
♥ : 92
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

インナースペース

David Production制作。

価値観が多様化した現代では、
万人が求める大きな物語は死に絶えるのか。
ニッチな層に、ニッチな物語に鉱脈を求める。
ある意味、時代の必然である。

舞台は身体の中、細胞たちは、
あなたの為に一生懸命、黙々と働いている。
初回は物語・声優・音楽良し、
上々の立ち上がりですね。
血小板のキャラクターが特に素晴らしい。
小宇宙である人体、立派なサイエンスコメディだ。

ここから新しいものが生まれるのか、
優れた一手であることに期待しています。

2話~6視聴追記。
細菌から血管の中の平和を守る。
{netabare}かさぶたの偉大さは知っていたけど、
まさかこうやって、見せられるとは。
インフルエンザやスギ花粉と今日も働く細胞、{/netabare}
マクロファージ、ステロイド素晴らしい造形だ。
キャラクターがほんとに良いですね。

最終話視聴追記。
主題歌がやたらと耳に残る、
愉快で素敵なコメディだと思います。
こういうのもありでしょう。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 82
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

お勉強しながら血小板ちゃんに癒される作品

原作未読。最終話まで視聴。

体内の細胞の働きを、分かりやすい擬人化アニメで紹介してくれる作品。
{netabare}赤血球が雑菌に襲われ白血球が助ける的な話ばかりだった気もしますが、{/netabare}とても面白かったです。

内容は教育用アニメっぽいけど、しっかり面白いのは凄いなぁと感心しながら視聴しました。

作画は、とても安定していて、力が入っている作品だな、というのが伝わってきました。

豪華な声優陣もとても良かったです。

血小板ちゃんに癒された方の多いんじゃないでしょうか?
かくいう私も、その一人です(笑)。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 73

78.6 2 戦闘で笑いなアニメランキング2位
七つの大罪(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (1465)
8684人が棚に入れました
いまだ人と、人ならざるものの世界が、分かれてはいなかった時代。絶大なる魔力を有し、人々から敬われ、時に恐れられる存在<聖騎士>に守られた『リオネス王国』。王国の王女エリザベスは、たった一人国を離れ、
ある者たちを探す旅に出ていた。それは最強最悪の騎士団として恐れられ、国を裏切り、全聖騎士を敵に回した罪人たち──<七つの大罪>。たどり着いた一軒の酒場で、エリザベスは店主を名乗る少年・メリオダスに出会う。それは、彼女と<七つの大罪>たち、そして世界の命運を一変させるとびきりの冒険の始まりであった――!
ネタバレ

Yulily さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

だから、ファンタジーはやめられない♡

豪快かつ爽快な冒険ファンタジーはいかがですか…?

世界をまたにかけた冒険
繰り出される派手な特殊攻撃!
バトルは目が追いつかないほどのスピード!
そして、何でもありの大乱闘~
私の胸の心拍数「ドキドキ」…とまりませんでした♡

「王道」って言葉がピタリ!
旅をして、仲間と乗りこえて、ちょと…恋があったりして…?
単純明快だけどやっぱりワクワクしてしまうんです…
…わたしは好き…ですね♪


これは…古(いにしえ)の物語…
この世界には『七つの大罪』という七人のお尋ね者がいました。

王国を取り戻すため、世界にバラバラになってしまった七つの大罪を、主人公とヒロインが探しだす冒険ファンタジーです。

旅の先に待ち受けている様々な謎が衝撃の連鎖となり、回を追うごとに目が離せなくなるのです!

私はもう大人ですが「旅、冒険」という言葉を聞くと今でも心が踊ります…

物語には冒険で味わえるドキドキワクワク成分がいっぱいです♡

また、私がこの作品の一番の魅力だと思っているのはキャラクター+マスコット(ブタのホーク)です。
アニメマスコットNo.1になりました♡
{netabare}
型破りで志がブレない個性的キャラクターばかりが登場し魅力的です。また、声優も豪華です。
メリオダス、キング、ギルサンダー、ディアンヌ(順に、梶裕貴、福山潤、宮野真守、悠木碧)

そして愛すべきキャラクターの一部を紹介します。

・ホーク
言葉を話せるブタさん。七つの大罪のアニメのマスコットキャラクター…かつ残飯処理係(笑)トントコ、トコトコ×2が本当に可愛い♪♡仲間思いで情に厚い男(ブタ)。バンとの掛け合いが好き♪

・メリオダス
一番謎が多い七つの大罪の団長。その強さは無敵?はじめは変態キャラに見えましたが実は一途。セクハラするのも大切な一人にだけ。

・エリザベス
王女様。ロングの銀髪が目をひきます。戦闘能力は0。戦う力はありませんが、その強い意志はメンバー1かもしれません。

・キング
とにかくギャップ男子。見た目の変化(ポチャおじさん、美少年)だけではなく、妖精王としての威厳あるキング、ディアンヌの前で照れて可愛いキング。両方とも魅力的です。この作品で一番のお気に入りキャラです♡一途なキングの恋愛を応援しています!

・ディアンヌ
巨人族の女の子。ブラウンヘアーのツインテが可愛い♪大きすぎる自分を気にしたり、嫉妬したり一番女の子っぽくピュアな性格。自分を「ボク」っていう悠木ボイスに癒されます♪

・ゴウセル
ゴウセルワールド全開♡独特の感性の持ち主です。実は二番目にお気に入りキャラです。戦闘中でも関係ない、いつも冷静で淡々としていて変わらない表情もツボ…
それからギーラとはどういう関係なの?
怪しく目が光っていたよ~

予想のつかない掛け合いが楽しいです!
七つの大罪同士の関係は一筋縄ではいきません。いざという時に裏切ることだってあるのです…
そんな仲間関係や交錯する皆の思惑が予想外で驚きの連続でした。

また、緊迫した空気の中に割って入ってくる可愛いホークの行動に癒されたり、メンバーのケンカするほど仲が良い掛け合い、恋の要素もあったりとシリアスな中に思わずニッコリ~♪としてしまう息抜きシーンがいくつもあり癒されました。

試練を乗り越える度に心も成長していく、ストーリーは冒険ファンタジーの定石通り…とはいえ、このバトル&ストーリーの世界は様々な因縁が渦巻いているので、最後まで飽きることなく見れました♪

今回は謎を多く残し余韻を残す形で終了しました。
七つの大罪の新たな旅に期待したいです…
{/netabare}

最後にOPいきものがかり「熱情のスペクトラム」
大好きになりました!

鳴りやまぬ 愛をさけぶよ

すべてを抱いて ここにいるんだ ひかりはそこにあるよ

ゆずれない 想いを架けて 希望の果てを 僕は生きるよ

夢をつないだ 君と…

投稿 : 2024/06/08
♥ : 78

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

進撃のツインテールって(≧∀≦)ぶふふ

伝説の騎士団「七つの大罪」と一国の王女を
中心に描かれたファンタジーアクション作品。
全24話。
原作:週刊少年マガジン連載中漫画(未読)


ストーリーの舞台は大国・リオネス王国。
聖騎士達による一種のクーデターや横暴な
振る舞いなどから荒れ始めた国を救うべく
王女・エリザベスが伝説の騎士団「七つの大罪」を
探す為に自ら旅立つがーー。
こんなプロローグになりますかね。

いつも通り感想だけ。

所謂「王道ファンタジー」作品(´∀`)
伏線や意外な展開もちょいちょいありますが
この作品の1番の魅力、見所は
力の限りとセクハラの限りを尽くす最強主人公
にあると思いますw
『最強主人公?ムリ!』という方には
オススメできない作品ですねw

とは言え、主人公が王女と共に仲間探しの旅をする
王道的な展開を最後まで飽きずに視聴出来たのは
その他のキャラクターの持つ魅力も大きな要因かと。
2クールだけあり個性豊かなキャラクターに
しっかりとスポットを当て丁寧に作られた印象で◎♪。

ただ、ちょっとクセのあるキャラデザに
慣れるのに少し時間が掛かりました(´∀`;)

声優陣も人気、実力を兼ね備えた人選。
梶裕貴やら雨宮天やら鈴木達央に櫻井孝宏。
が、個人的にはホーク役を演じた久野美咲に
本作のMVPをあげたいと思いますw


いかにも「少年誌・少年漫画」といった作品。
世界観や設定は異なりますが、同じく少年漫画で
アニメ化されている「マギ」を連想しました。

男女問わずオススメできる良作。
まだやっと中盤に差し掛かった所で終わって
しまったので続編を心待ちにしています!

こういう夢のある「王道」作品、良いと思います!
もう、いい歳した大人ですが、たまにはこんな作品で
ワクワクするのも悪くないかなぁと(・∀・)v




《キャスト》

メリオダス(CV.梶裕貴)
エリザベス・リオネス(CV.雨宮天)
ホーク(CV.久野美咲)
ディアンヌ(CV.悠木碧)
バン(CV.鈴木達央)
キング(CV.福山潤)
ゴウセル(CV.高木裕平)
マーリン(CV.坂本真綾)
マーガレット・リオネス(CV.水樹奈々)
ベロニカ・リオネス(CV.金元寿子)
ギルサンダー(CV.宮野真守)
ハウザー(CV.木村良平)
グリアモール(CV.櫻井孝宏)
ヘンドリクセン(CV.内田夕夜)
ヘルブラム(CV.置鮎龍太郎/神谷浩史)
ジェリコ(CV.井上麻里奈)
ギーラ(CV.伊瀬茉莉也)
スレイダー(CV.三木眞一郎)




《主題歌》

OP
『情熱のスペクトラム』/いきものがかり(第2話ー第12話)
『Seven Deadly Sins』/MAN WITH A MISSION(第13話ー第23話)
ED
『7 -seven-』/FLOW×GRANRODEO(第2話ー第12話)
『Season』/瀧川ありさ(第13話ー第24話)

投稿 : 2024/06/08
♥ : 67

♪せもぽぬめ♪ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

一緒に冒険してみたい!!(* ̄▽ ̄*)ノ"楽しそうだなぁ~♪♪

~あらすじ~
リオネス王国は聖騎士達と対立している。それを何とかしようと第三王女・エリザベス(ヒロイン)は、指名手配されていた聖騎士達の敵の「七つの大罪」に助けを求めるために王国を出る。そして、「七つの大罪」の団長のメリオダス(主人公)に出会う。その2人は、残りの「七つの大罪」のメンバーを探し、リオネス王国を助けるために旅に出る。

この話は最初は、楽しく仲間捜しをしてバトルも激しくはなく
ちょっとほのぼのしている感じでした。

そして、仲間を見つけてその仲間の特徴や技などを
話の流れに沿って説明していく感じで、驚くような展開は
ありませんでした。

見ていくうちに、「七つの大罪」の過去がだんだん分かってきて、
2番目の仲間が加入するあたりから、「これどんどん面白くなるな!」
と思いました。

そしたら案の定面白くなってきました。

理屈じゃ説明しにくいんですけど、このような冒険のファンタジー
の話は、話の内容も面白いんですけど、1番心に響くのはやっぱり
バトルシーンだと思います。

昔にバトル系のファンタジーの話が多くてハヤったせいか最近は
そういった漫画やアニメは昔に比べて少ないしあっても昔の作品より
面白くない作品が多いと思います。

でも、「七つの大罪」はそれに負けない、いや、それ以上の面白さを
秘めた作品だと思います。

伏線はありますが、私が見落としてるかもしれませんが、
そこまで多くは無いと思います。話は比較的簡単ですが、
登場人物やなど、重要な場所などあってややこしかもしれません。

この話は、「ドラゴンボール」や「ワンピース」や「ナルト」
のように明るい感じのバトル漫画が好きな人にはオススメです。

とても面白いので是非見てくださいオ( ̄人 ̄)ネ(-人-)ガ(*_ _)人イ

投稿 : 2024/06/08
♥ : 57

83.4 3 戦闘で笑いなアニメランキング3位
GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 炎龍編(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (1239)
7486人が棚に入れました
異世界戦争勃発!陸上自衛隊員達の運命は――? 20XX年、突如として東京銀座に「異世界への門(ゲート)」が開かれた。中からあふれ出た「異世界」の軍勢と怪異達。陸上自衛隊はこれを撃退し、門の向こう側『特地』へと調査に赴く。第三偵察隊の指揮を任されたオタク自衛官の伊丹耀司二等陸尉は、巨大な炎龍に襲われる村人たちを助けたことで、エルフや魔導師、亜神ら異世界の美少女達と奇妙な交流を持つことになるが……。

声優・キャラクター
諏訪部順一、金元寿子、東山奈央、種田梨沙、戸松遥、日笠陽子、内田真礼、安元洋貴、石川界人

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

原作よりも政治色薄目(それでもTVアニメとしては濃い方?)

※本レビューを読む場合、原則として1クール目視聴済みであることを前提としています。

分割2クール作品の2クール目。原作は同タイトルのライトノベル(柳内たくみ著)。

原作(書籍版)は下記のとおり。下記は単行本形式での刊行単位で、各巻を上・下巻に2分割して刊行された文庫版も存在する。

文庫版にはカラー口絵が付いており、アニメ班のキャラクターデザインは主に文庫版イラストに基づいたものと思われる。

本編5冊:<接触編>、<炎竜編>、<動乱編>、<総撃編>、<冥門編>
外伝4冊:<南海漂流編>、<黒神の大祭典編>、<黄昏の竜騎士伝説編>、<白銀の晶姫編>
外伝+(プラス)1冊:<特地迷宮攻略編>

外伝4冊は事実上本編5冊の続編であり、いわゆる通常の意味の「外伝」は外伝+の<特地迷宮攻略編>のみである。

本作2クール目は原作の<炎竜編>1クール目残り(6話)+<動乱編>(6話)で計12話構成となっている。

2クール目は1クール目に引き続いての視聴で、視聴時に原作の本編5冊+外伝4冊&外伝+を読了済み。

1クール目終盤以降、皇女ピニャの仲介により日本政府と特地の帝国は非公式ではあるが外交交渉を持てる状態になっている。

2クール目序盤で炎竜退治には出かけるものの、この戦闘でも大規模な部隊動員は様々な事情によりできず、1クール目よりも「自衛隊無双」度は低め。

帝国が<講和推進派>と<徹底抗戦派>に分裂しかけており、この状況下で日本政府が「帝国との講和」という政治目標を達成できるかが物語のカギとなる。

特に<動乱編>以降、原作では地球側の各国の特地への介入を日本政府が防ぐ描写が増えていくが、アニメでこのあたりの細かい描写は省かれていると言って良い。

また<動乱編>で2クール目を終了するにあたり、原作では帝国側の状況が落ち着かないのでアニメオリジナルエンドに近い感じで<動乱編>終盤が原作からかなり改変されている。

おそらく2期目の制作は期待できないためこのような形になったと思われるが、原作の政治面や文化面の描写に面白みを感じている私としては、2クール目については1クール目よりも評価を下げざるを得ない。

1クール目終盤で新キャラとして追加されたヤオも、結局「原作に居るから居るだけ」みたいな感じになってしまい、アニメではあまり「ヤオの不幸体質」が実感できないので残念な感じがする。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 41
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

自衛隊最強伝説

原作未読 全12話

「GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」の分割2クールの2クール目です。1クール目から観ることをオススメします。

東京に突然現れた異世界との扉(GATE)、扉の向こう側にいる異世界人との様々な出来事を描く作品です。

炎龍編ということでしたが、序盤は1クールで出て来た炎龍を倒しに行くお話、後半は帝国の謀略に主人公たちが巻き込まれるお話です。(動乱篇というですね)

前半はエルフのテュカ、後半は魔法使いのレレイが活躍していましたね。特にレレイは1クール目では地味な印象でしたが、今回は大活躍でした。

亜神のロゥリィは、その中でみんなをフォロー役に徹していましたね。
{netabare}
前半は炎龍との戦いの中での伊丹とテュカ、後半は菅原とシェリーのお話が良かったですね。シェリーを命をかけて逃がした両親、菅原との再会シーンは後半で一番好きなシーンでした。
{/netabare}
生死にかかわる戦闘シーンも多いので、苦手な方は気をつけてくださいね。

自衛隊と異世界というちょっと変わった作品ですが、テンポも良くうまくまとまっていました。面白かったです^^

切りが良いところで終わっていますが、原作ではまだまだ続きがあるようです。2期があるといいですね。

OP 1クールと同じで岸田教団&THE明星ロケッツさんが歌ってます。かっこいい曲ですね^^(PV観ましたけどみなさんかっこいいですね〜ちなみに福岡出身の方が多いのでちょっと嬉しいですw)
ED こちらも1クールと同じでテュカ、レレイ、ロゥリィの声優さん(金元寿子、東山奈央、種田梨沙さん)が歌ってます。CDは、3人で歌っているのとソロで歌っているVerがありますが、3人&ソロでCDが別々(合計3枚)というのはお財布にやさしくないですねw

最後に、伊丹のオタクぶりは相変わらずでしたw

投稿 : 2024/06/08
♥ : 36
ネタバレ

Kuzuryujin さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

レレイにまた会えてうれしい

原作はコミック版は既刊の第8巻迄、小説版は本伝全5巻は読了済です。

<2015年の夏クールにスタートしたアニメ、GATE>
原作小説の本伝全5巻のうち
2巻目途中までの描写で1クール12話までで一旦終了。

そして、しばらく間を置き、後半の2クール目スタート。
(あえて2期ではなく、2クール目とするのは、今作は、
はじめから分割2クール全24話として構成されて制作されたため)

2クール目は炎龍編~動乱編の物語。
原作小説3巻目までアニメは描かれました。
全体の流れは割と原作に忠実。
その影響で後半は、群像劇の色合いが濃厚になりましたね。

そのため正直、個人的に1クール目ほどには盛り上がれませんでした。
主人公、伊丹とメインの3人のヒロインたちの存在感が
希薄になる話が続いたりしましたから。

アニメで一番好きなキャラになったのはレレイでした。
そのため、彼女がほとんど出てこない回では、
欲求不満のストレスが溜まりました。

また群像劇としては、尺の問題もあり仕方のないこととは言え、
キャラ描写の大幅な簡略化が多かったのが不満です。

コミック版も含め原作で面白いと思えた部分のカットも散見、
単なるイベントの羅列で、ダイジェストを観ている気分になることも多々あり。
結果、特に19話以降に散漫な印象が強い。

そのため物語評価は、前半12話分までは4.5に対し、
後半12話分は4.0に下がりました。

キャラ評価も、キャラ自体は立ってて魅力あるけど
描写不足で魅力を十分引き出していたとは思えないので
視聴終了後に5.0→4.0で最終更新しました。

とは言え、最終回はとてもいいと思えました。
終わりよければすべて良し。
結果的には、お気に入り作品のひとつとなりました。
原作尊重の姿勢が好ましいラストでしたね。

<ぜひ第2期作って欲しい!!>

最終話までずっと、続編につながるフラグが立ち続きました。
大人の事情で制作が途絶えれることのないよう祈るのみです。

細かいことは、以下の各話レビューで記載します。


以下は、視聴開始の頃の投稿のアーカイブのためタグで閉じます。
{netabare}
分割され、3か月の休止期間があったため誤解を招きやすいですが、
これは第2期ではないでしょう。第1期の2クール目と思われます。
従って初回は、第1話でなく第13話です。

2クール目も京極監督と脚本の浦畑達彦さんはさすがに上手い。
特に、「ラブライブ」の監督さんが仕切ってるだけあって
萌ポイントは決して外さない印象で、相変わらずとても面白いです。

<原作の広範囲な内容をアニメ化>
ところで、BD/DVDの発売予定で判明しました。
この作品は分割2クール全24話ですが、
以下のような構成になってるよう。

・接触編:第01話~第10話
・炎龍編:第11話~第18話
・動乱編:第19話~第24話

てっきり炎龍編の締めが第24話だと思い込んでいました。
ふたを開けたら動乱編まで描くことになっていてとても意外。
どうまとめ、どう締めくくるんでしょうか?
非常に興味深いところです。

アニメの17話までは、ほぼコミック版の第7巻迄を基に
構成されていたように見受けられました。
しかし18話からは、小説版の本伝が基になっていると思われます。

<音楽>
新OP「GATE II 〜世界を超えて〜」
作詞・作曲:岸田 / 編曲・歌:岸田教団&THE明星ロケッツ

新ED「いつだってコミュニケーション」
作詞・作曲・編曲:山田高弘
歌:テュカ&レレイ&ロゥリィ(金元寿子&東山奈央&種田梨沙)

共にとても好み。

特に自分は、ロック大好きなので
岸田教団&THE明星ロケッツのロック魂が最高!!
音楽評価はこの1曲だけで、もう満点。
画も見事に嵌っててカッコいい!!

OP最後の集合写真で、栗林だけ接写ドアップなのも
彼女らしさが出てて上手いレイアウトだと思います。

EDは、自衛隊の一日入隊体験のスナップと思しき
隊員服着た3人のメインヒロインに釘づけ!
{/netabare}

以下は、かなりネタバレあります。
未視聴の方は読まないほうがいいでしょう。

<各話レビュー>
★ 第13話「開宴」{netabare}
コミック第4巻:第29話「講和への第一歩」、第30話「驕傲の皇子」
第31話「地揺れの夜」より(第4巻終了)

1クール目最終第12話は、
コミック第4巻第28話「絶望のヤオ」で締めくくられました。

2クール目も、今のところはコミックの流れに忠実。

貴族の令嬢シェリーをツインテールにして、
コミックより少女の可愛さを引き出した点、
小説版本編は未登場、コミック版では
ほとんどモブのミューティを
魅力あるキャラに昇格させた点など、
いい感触ばかりの2クール目のスタートでした。

○ンコ頭の伊丹とか、
ヤオがミューティと居酒屋で酒を飲み交わすシーンとか、
ほのぼのするアニメオリジナルの遊び心も、とても好い。

今回、キャラデザは違えど
言動は、ほぼ原作同様で存在感あった
天使の羽をもつ娼婦ミザリィも、
今後どう描かれるかちょっと楽しみ。

残念だったのは、
メイン3人のヒロインは
今回ほとんど出番なかったことくらい。
コミック版の流れを尊重するためでしょう。
でも、その不満はEDの彼女たちで一瞬で吹き飛びました。

次回、コミック第5巻の物語に突入。
今のところコミック原作すべての伊丹の行動の中で
個人的に一番好きなシーンが観られそうで楽しみです。
そこは栗林にも注目!
{/netabare}
★ 第14話「帝都激震」{netabare}
コミック第5巻:第32話「帝国の心臓」、第33話「栗林乱舞」
第34話「震える日」、第35話「賢愚の皇子達」より

地震により、裸足で着の身着のまま
外に飛び出したピニャが可愛すぎる!
伊丹を頼りにする乙女度マックスの彼女に萌えました~。

ここでの地震が、伊丹たちの皇帝謁見のきっかけとなりました。
(実は帝国での史上初めての地震は、炎龍編以降の物語の重要な伏線でもあります)

<ゾルザルと伊丹たちの邂逅>
「栗林君、しゃべりたくなるようにしてあげなさい 殺しちゃだめよ」(コミックでの伊丹の台詞)

栗林「やる気のない玉無しは武器を捨てなさい!」(コミック)
⇒「やる気がないなら武器を捨てなさい!」(アニメ)

アニメでは、望月紀子の存在そのものが
カットされるかもと少し危惧していたので
少しマイルドにはなってますが、
ちゃんと再現してくれてうれしい。

コミックでは、アニメ以上に紀子が悲惨に描かれいて
このシーンでは、ゾルザルが最高に忌むべき存在に思えたものです。

その上での伊丹の男らしい振る舞いと栗林無双。
アニメでもスカッとしました。

今回のF-4ファントムの作画も、力入ってて素晴らしい!

さて、今回もメインヒロインの3人の出番はほとんどなし。
しかし次回、テュカに赤信号が…。
{/netabare}
★ 第15話「テュカ・ルナ・マルソー」{netabare}
コミック第5巻:第35話「賢愚の皇子達」、第36話「紀子の帰還」
第37話「テュカの瞳」、コミック第6巻:第38話「任務放棄」より

かなり原作をアレンジして話を詰め込んでいましたが
とても素晴らしい演出だったと思います。
伊丹と同じ気持ちになって、
なんとかテュカを救いたいと思えました。
概ね満足です。

<悲しみのエルフ>
3人のメインヒロインの筆頭なのに、今までほとんど見せ場のなかったテュカ。

今回、テュカ役の金元寿子さんにとっては、
今迄では最も出番が多く、やりがいのある回だったのではないでしょうか。

今回、コミックと比べて、伊丹たちを取り巻くキャラを
必要最低限まで減らしたことが、テュカと伊丹の物語性を深めていたと思います。
デリラが出てこなかったのはちょっと寂しかったですが…。

雑味を減らし、スポットライトの当て方が巧みだったので、
伊丹たちが、非常に困難な炎龍討伐に向けて覚悟を決め、旅立つ流れが、
1話分という短い尺ながらも自然なものに感じられた。

伊丹の背中を押すことになった、エルベ藩王国のデュラン王との
初対面のシーンもなかなか味わい深く好かったです。

<伊丹のトラウマ>
残念だったのは、伊丹の学生時代の回想。
中途半端な描き方で原作未読だと解り辛いかもしれません。

アニメでは、もうあれ以上は描写しない可能性があるので
ネタバレというより、補足のつもりで書かせてもらうと…

伊丹の父親は、伊丹が中学の頃、
家庭内暴力が原因で妻である伊丹の母親に刺殺されます。

法廷では正当防衛が認められ無罪になったものの、
母は自責の念や罪悪感のあまり精神を病んでしまう。

病は改善されることはないまま母子家庭となった伊丹家。
伊丹の高校時代、アニメでも描かれたあの失言で
彼の母はついに精神崩壊。
彼は母の焼身自殺未遂の現場を見ることになってしまう。

アニメでは、焼身自殺までは触れられていない。
また、20年前ということになっていたので、
中学時代に既に母の精神崩壊を起こしたことに
設定変更したように見受けられます。

母は現在、措置入院として精神病院に入院中。
(措置入院とは、入院させなければ自傷他害のおそれがある場合について、
これを都道府県知事の権限と責任において強制入院させること。)

家庭内暴力と自分が母親を極限の精神状態に追い込んでしまった、というトラウマ…
私が伊丹というキャラに魅力を感じられるのは、そんな設定があるから。

重い過去があるからこそ、他人に本当に優しい大人の男、伊丹耀司。
この設定は、今迄と今回の伊丹の行動原理を察することができます。

理不尽な暴力には、立場を忘れるほどに許せず思わず手が出てしまうような彼。

自分を家族として慕ってくれる心を病んだテュカを、任務放棄してまでも救おうとする彼。

一身上の都合で部下を死地に追いやることは絶対にしたくない彼。

彼を慕う異性が多いにも関わらず、踏み込んだ関係を自ら積極的には出来ない彼。

ならば、現実から離れた、夢とロマン溢れるオタクの世界という
安らぎの場が彼にとって必要不可欠なのも理解できます。

単なるモテモテのラッキーなオタク、という設定だけだったら
それほど魅力を感じられないキャラだったかもしれません。

もしかすると、苦労した大人で、人の痛みがよく解るキャラだから
イタミという名前が与えられたかもしれませんね。

次回、いよいよメインキャラたちによる本筋スタート。
炎龍編は、事前の分類上、第18話までらしいので残り3話で決着つけるのかな?
{/netabare}
★ 第16話「炎龍再び」{netabare}
コミック第6巻:第39話「デリラの決断」、第40話「自衛隊、動く」
第41話「ダークエルフの谷」より(第6巻終了)

動乱編のための伏線も織り込んでの炎龍バトル第二弾の巻

前回でも感じましたが、原作のまとめ方に関しては、
コミックと比べてしまうとどうしても薄味な印象が拭えません。
尺の問題からやむを得ないんですけど…。

でも構成力は素晴らしい。

魅せ所のポイントを決して外さないので30分はあっという間。

作画に力入っていてた炎龍のシーンは非常に迫力ありました。
炎龍、ロウリィ、ファントムの真に迫る躍動感が見事です。

ゴジラのような下半身デブな炎龍。
そんなキャラデザが効を奏し、地上に降り立った時の威圧感も圧倒的。
ドラゴンというより、まさに怪獣です。

今回で、作画評価を満点で更新しました。
{/netabare}
★ 第17話「決戦」{netabare}
コミック第7巻:第42話「龍の巣」、第43話「死闘」
第44話「炎龍墜つ」、第45話「冥王の使徒」より(第7巻了)

炎龍バトル第三弾にして決着。
今回、第7巻の内容を駆け足で一気に消化しました。
せめて2回に分けて丁寧に描いて欲しかった所です。

一番残念に思ったのは、尊い犠牲者になったダークエルフの援軍が
人物描写がごっそりカットされ、ほとんどモブ化してしまったこと。

その変わり前回同様、作画が非常に素晴らしく、
バトルのテンポも良く、目が離せないほど観応えありました。
おかげで、いろいろ簡略化されてる割には意外と濃厚な印象が残りました。

<死ね!くそったれのトカゲ野郎>
レレイのキャラが一瞬だけ別人になるクライマックス。
実はこの台詞、原作の中でも非常にインパクトあったので
これを聞くのがちょっとした楽しみでした。
アニメで再現してくれてうれしかった。
ただ、もうちょっと感情を押し殺した方が好かったかな。

今回と前回、原作からのカットが多く展開が駆け足すぎて
興ざめした部分も多々あったので、今回で物語は5.0→4.0に評価下げました。
{/netabare}
★ 第18話「魔法都市ロンデル」{netabare}

<伊丹の運の強さと彼のハーレム絶好調!>
炎龍討伐を果たし、無事アルヌスへ帰還した伊丹たち。
伊丹は、任務放棄を冒したため隊長職は解かれ、2週間の停職処分となった。
反面、日本人拉致被害者救出の功績も認められ防衛大臣から一級賞詞も与えられる。
さらには、炎龍駆除の功績によりエルベ藩国、ダークエルフの部族などから感謝され
様々な形での報酬を得ることになった。

停職解除後は単独での資源状況調査を命じられる。
特地を好き勝手に移動して資源を探すという自由な役割。
現地協力者として、レレイ、ロウリィ、テュカ、ヤオも雇うことが認められて同行可能。

さっそくヒロイン4人を引き連れ、
導師号を目指すレレイの学会発表のついでもあって魔法都市ロンデルに向かう。
そこでは、レレイの物騒な姉と遭遇、ひと悶着起こすことになる。

一方、炎龍討伐はあらたな波紋を呼ぶ。
ゾルザルとテューレによる陰謀がうずまき、きな臭さの増す特地であった…。


OP前のアバンタイトルまでが炎龍編で、それ以降は動乱編。

今回と、次回も予定のロンデルでのレレイの姉のアルペジオとのエピソードは、
原作コミック第8巻では描かれていませんでした。

アニメは、この回含めあと残り7話分。
アニメで未消化のコミック版の残りは、2016年2月現在、第8巻+α(未出版分)しかないので、
ここからはオリジナル小説(本伝、外伝)の素材から限られた話数で構成していくのでしょう。

実は小説に忠実なら、動乱編だけでは、ゾルザルとテューレとの決着はまだつきません。

最終回を一体どう締めくくるのか。
動乱編以降のアニメ化未定でのオンエア中の今、
アニメがいろいろ宙ぶらりんで終わってしまう可能性もあります。

もし二期実現の目処が立っていないのなら、
アニメオリジナル展開でも構わないので上手くまとめて欲しいところです。
期待半分、不安半分で最後まで見守りたいと思います。

原作と比べてしまうと構成や演出に不満はありますが、
アニメでのメインの3人のヒロインや、ピニャ、シュリーは原作以上に可愛い。
また、前回初登場のジゼルなど、他の多くのキャラも魅力あるので観てて楽しい。
炎龍も素晴らしかったので、今回でキャラ評価を4.5→5.0に引き上げました。

今期中に、ロウリィの苦手とする冥府の王ハーディ神も登場しそうですね。
とりあえず次回、壮絶な姉妹バトルが観られそうで楽しみです。
{/netabare}
★ 第19話「危険な姉妹」{netabare}

現状は、ゾルザル主戦派vsピニャ講和派&日本、伊丹一行vs笛吹男の
二つのドラマが同時並行で描かれています。


テューレの暗躍により毒を盛られ意識不明となった皇帝。

この機に乗じ、クーデターを起こした主戦派ゾルザル。
彼は、帝国内の日本との講和派を弾圧、政治の中枢から排除することで元老院を掌握。
実権を手中に収め意のままに国を動かそうとする。

その状況でなす術もない講和派の皇女ピニャは孤立。
現状を憂い、唯一頼りな次兄ディアボに助力を求めるが彼は首都から逃げ出し途方に暮れる。

また、レレイは炎龍退治の英雄としてプロパガンダにその名を利用された。
そして、テューレは笛吹男(バイパー)を雇い英雄レレイを亡き者にしようとする。
笛吹男とは、人心掌握巧みに暗躍し、自ら手を汚さずターゲットを仕留める狡猾で超一流の暗殺者。

一方、ロンデルでは、街中でのはた迷惑なレレイvsアルペジオの喧嘩が始まる。
レレイ初登場時、カトー老師から「どうせのっかるならボン、キュ、ボンのレレイの姉」
と言われたほど容姿の成熟度はアルペジオが勝る。
しかし、8歳年下にも関わらずそれ以外は何事も敵わない妹に対する長年のコンプレックスがあった。
つにその確執が、姉を差し置き導師号に挑む妹との再会で爆発、火がついてしまった。
そのどさくさに紛れ、笛吹男の差し向けた魔の手がレレイに及ぶが……。

ゾルザルとテューレを中心に、情勢はあらたな動乱を生み出そうとしている。


バトルシーンは今作の最も得意とするところ。
姉妹喧嘩のシーンは流石でした。
レレイ1番大好きの私としては今回は大満足!
{/netabare}
★ 第20話「こいびと」{netabare}

12歳の令嬢シェリーに降りかかる突然の悲劇。
そこで明らかにされる彼女の運の強さと天才的な駆け引きの才能。
彼女の必死の行動は、結果的に戦争への引き金になってしまったようだ。
しかし、彼女は将来的に日本と帝国の外交上の重要なキーパーソンになっていくかも。

今回は、伊丹一行の出番は冒頭のみ。
まるで伊丹に感化されたかのような外務省官僚の菅原の男らしさが光る話でした。

今回は、1話の中で描くべき人物を絞り込んだ構成が効を奏し、
原作のいい部分をうまく再現していてとてもいい出来だったと思います。
{/netabare}
★ 第21話「デッドライン」{netabare}

前回同様、コメディ要素がほとんどなしのシリアス回。
いろいろなキャラの思惑が複雑に絡み合い展開する人間ドラマ。
特に今回は、描くメインキャラが明確だった前回と対照的に
群像劇の色合いが濃厚でした。

今回は、政治、利権、復讐などをめぐる人間の醜さ、愚かさをクローズアップ。
暗愚なゾルザルや、保身に余念のない森田首相、偏見だらけのジャーナリストなど、不快に感じるキャラでお腹一杯。
フィクションでも妙にリアルな生々しさ。
萌えや癒しを重視するアニメファンの一部の方々にとっては賛否両論ありそう。

しかし、伊丹や菅原を温かく見守り、必要とあれば
しっかりフォローしてくれそうな有能上司、権力者キャラ、
嘉納外務大臣や白百合副大臣、狭間陸将などが、
地味ながらも頼もしい存在に描かれたのが今回の救いですね。

次回、いよいよゾルザル派に対し自衛隊の実力行使が見られそうな予感。
今回再登場のニュースレポーターの栗林妹も活躍の場があるのかな?
{/netabare}
★ 第22話「奴隷服を着た皇女」{netabare}

相変わらず笛吹男に振り回される伊丹一行、攻防に疲弊した薔薇騎士団。
そしてとうとうピニャ殿下も囚われの身に。

話しの引きはとても上手い脚本だと思います。

19話~今22話に亘って、レレイのバトルシーンと菅原の決断以外は
カタルシスがなく、ストレスの鬱積もマックス。
今回のラストでようやく自衛隊と伊丹一行が帝都に向かい動き出した。

原作改変により残り2話でゾルザルとテューレの決着を前倒しにして一応の決着をもたらすのか?
それとも、原作通りに「俺たちの戦いはこれからだ」で終わってしまうのか?

個人的には『アルスラーン戦記』ように
「俺戦」で終わって1年以内に二期が欲しいところ。

・今迄が細かいところは別として大筋上は本伝の原作に忠実だった。
・一期は全24話で動乱編迄と明確に描く範囲を限定してる。

以上から個人的に、残りの総撃編・冥門編も作ろうという、
制作者の意志を感じ取れるのが今のところの救いです。

ロウリィの口からよく名前の出されたハーディとの絡みもまだだし、
ゲートの謎にまつわる伏線も回収出来てない。

原作付のアニメでは、原作ファンはどうしても期待値上がってしまう。

もし残り2話に、話を詰め込みすぎたり、
続編望み薄な無難な最終話で締めくくるようでは、
観終わった後にアニメの物語評価は下げざるを得ないでしょう。
{/netabare}
★ 第23話「空挺降下」{netabare}

無駄のない作戦行動を実行し、戦果を上げる自衛隊は頼もしい限りです。
これをご覧の自衛官の皆さんは、ご自身の職に誇りと自信を持たれることでしょう。
日々の国防の任、ご苦労様です。

ただ、自衛隊をせっかく取材できたんだからと
あれもこれも入れよう的な欲張りな脚本と演出だった気がして
今回は、ちょっとしらける部分がありました。
伊丹一行が帝都に到着間に合わずパッとしなかったこともあり
丁寧すぎる自衛隊描写に広報アニメ臭が若干漂う。

一番気になったのは、空挺部隊の降下時の機上のシーン、
特に、機上でお礼を言う件などアニメで描く必要なかったと思います。
自衛隊を格好よく描こうとすること自体はいいんですが
リアルとファンタジーの配分を間違えると、
ふと我に返って話に没入できなくなります。

次回はとうとう最終話。

伊丹たちの活躍をビシッと決めて
上手くまとめて欲しいところです。
最終話こそ、伊丹やヒロインたちの活躍を期待します。
{/netabare}
★ 第24話(最終話)「斯く戦えり」{netabare}

22,23話としばらく不満が続いたものの
最終話は、かなり楽しめて今迄の不満もどこかに消えました。

実は、原作(動乱編)と同じような締めくくり方だと
面白くないだろうと思っていて、最終話はちょっと不安でした。

<ロウリィ、レレイ、テュカと伊丹のパーティがメインでこそ面白い>
大好きなレレイの見せ場もしっかりあったのもポイント高い。
国境超えたカップル4組成立と、明確に描写したのもよかった。
続編あればボーゼズの愛娘、舞ちゃんにも会えるかも。
状況は殺伐としたままなのに、ちょっと和ませてくれてひと安心。

しかも、1話の冒頭と同じ状況+ヒロイン3人で締めくくるとは…
上手い締め括り方ですね。

梨紗の思わぬ登場もいい。
ヒロインたちがいつもの衣装で日本に来たらああなるのは当然。
まあ、ギャグなのでツッコミは無粋です。
ロウリィ様、そりゃ警察に連行されますよー。
パトカーのトランクからハルバートが飛び出してるのがwww

1クール時のOPで最後を締めたのも、
ありきたりな構成ながらベリーグッド!!

<続編ありき、俺戦エンド>
厳密には「女帝ピニャvsゾルザルの戦いがこれからだ」エンド。
私は、中途半端かつ強引な形ですべて決着などという終わり方より、
こっちの方が断然いいです。

嫌みなジャーナリストや栗林の妹など、
続編がないと登場させない方がよかったかなと思ったキャラもあった。
ハーディとの出会い、ジゼルや紀子などの今後など、
ゾルザル派との戦い以外に描くべきことは山ほどある。
テューレの悲しみの記憶を描いたのも、続編あること前提だからでしょう。
次巻、総撃編以降にテューレの物語が本格化しますので。

ゆえに、続編なければ中途半端過ぎて非常に悲しいパターンではあります。
{/netabare}

<後半クール:第13~24話の総評>{netabare}
コミック版第8巻から小説での外伝の話も加わるので
アニメでは、レレイの義理の姉アルペジオとのエピソード以降、
本伝の流れに沿って話が進みました。

どうしても描く範囲が広がると、ダイジェスト風味で物足りなくなる。
個人的には、1クールを炎龍編のみで丁寧に描いて欲しかったところです。

<キャラ描写の不満と良かった点>

一番の不満は、炎龍バトルのクライマックスが尺足らずで
尊い犠牲者となったダークエルフたちのキャラに深みがまったく無くなった点。

次に、伊丹と彼の母親との過去の確執描写もあっさりし過ぎた点。

コミック読んだ時、心温まり好きだったのにカットされたシーン。
炎龍討伐後に、伊丹はヤオを含むヒロイン4人と梨紗の合計6人で
車で母親の入院する病院にお見舞いに行く…
伊丹は、テュカを救うことでひとつのトラウマを
乗り越えたように思えた味わい深いシーン。
私が密かに期待していたのは、全24話をこのシーンで締めくくることでした。

他にも、デュラン王が炎龍討伐時に自衛隊に同行する件や
16話の柳田とデリラの件も簡略化しないで欲しかった。

以上のように、残念な点は多々ありましたが、
今クール新登場のキャラでは、特にシュリーがシリアスな役回りで
出色の存在感を放っていて一番魅力あった。
菅原と彼女の試練は、コミック版では描かききれていない部分の
映像化だったこともありとても好感持てました。
{/netabare}

以下は、さらに放映前に初投稿したものです。(2016.01.02 13:26)
これもアーカイブなのでタグで閉じます。
{netabare}
★★★★☆ 4.1
物語 : 5.0  作画 : 3.5  声優 : 4.5  音楽 : 3.0  キャラ : 4.5

放映前の物語&キャラ評価は、原作での評価です。

物語のゴールも明確だし、炎龍とのバトルシーンなど
炎龍編はアニメ化に最も向いている巻と思います。

一期の構成から察するに、
おそらく原作上の炎龍編をアニメ向きに毒抜きすることはあっても
改悪することはないと信じたいので評価高め。
作画評価も炎龍編PVでかなり期待できそうなのでやや高め。

異世界ヒロインズ・・・
今はレレイ、ロウリィ、ピニャにまた会えるのが非常に楽しみです。

伊丹の活躍も一期以上となると予測できるし、
一期では影がまだ薄かったテュカ、ヤオもどう描かれるか。
PVもいい感じで期待値どんどん上がってます。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 33

62.6 4 戦闘で笑いなアニメランキング4位
緋弾のアリアAA(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (555)
3275人が棚に入れました
緋弾のアリアのスピンオフ作品。


武装を許可されたなんでも屋「武偵」を育成する教育機関、東京武偵高校。

ここには一人の先輩の下で、後輩が直接訓練を受ける特訓制度「戦姉妹(アミカ)」があった。

憧れの学園最強Sランク武偵、神崎・H・アリアと戦姉妹契約を結んだDランク武偵の間宮あかりが、仲間とともに奮闘する!

声優・キャラクター
佐倉綾音、釘宮理恵、茅野愛衣、M・A・O、悠木碧、ブリドカットセーラ恵美、堀江由衣、今村彩夏、水瀬いのり、麻倉もも、橋本ちなみ、間島淳司、高橋美佳子、伊瀬茉莉也、石原夏織

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

AAの意味が分かってスッキリ(´∀`)ノ″

2011年放送「緋弾のアリア」のスピンオフ作品。
全12話。
原作:ラノベ(未読)


物語の舞台はやはり武偵を育成する東京武偵高校。
なので、できれば1期からの視聴がベストかと。

スピンオフという事で勝手に派手なアクションものや
バトルものを期待……正解は百合ものでした(´∀`;)

武偵としてアリアに憧れる主人公・間宮 あかりと
その友人たちの姿を描いた作品になりまする。

百合要素がメインですが軽めなので笑って流せるかなw
本来、武偵という危険でハードなアクションものを
側面から描いた所は評価しても良いポイントだと思います。
本編好きの方にはちょっと物足りないかもですがw

序盤、中盤はその百合要素を多分に生かしたコメディ展開。
そんな中、伏線をちらほらと散りばめつつ終盤のシリアスへと
繋がって行きます。
「カギ」となるのは主人公の過去。

まぁ、正直可もなく不可もなくといったところ。
主人公の座を譲り、本編ほどではないものの
アリア役・釘宮理恵の存在感はさすがの一言です♪♪
豪華な女性声優陣が見所の1つになるかもですね。


1期から5年くらいでしょうか?
原作未読なので分かりませんが2期はどうなんでしょうね。
このスピンオフ作品は今後の本編には
絡んで来ないんですかね??
個人的には少しでも本編であかりや仲間たちの
活躍を見る事ができると嬉しいです(*´∀`)ノ2期早よ!

ゆるい百合ものや日常系が好きな方にはオススメ。



《キャスト》

間宮 あかり(CV.佐倉綾音)
神崎・H・アリア(CV.釘宮理恵)
佐々木 志乃(CV.茅野愛衣)
火野 ライカ(CV.M・A・O)
高千穂 麗(CV.ブリドカットセーラ恵美)
島 麒麟(CV.悠木碧)
夾竹桃(CV.堀江由衣)
風魔 陽菜(CV.今村彩夏)
レキ(CV.石原夏織)
峰 理子(CV.伊瀬茉莉也)
星枷 白雪(CV.高橋美佳子)
遠山 金次(CV.間島淳司)


《主題歌》

OP
『Bull's Eye』/ナノ
ED
『パルス』/Team AA [間宮 あかり(CV.佐倉綾音)×神崎・H・アリア(CV.釘宮理恵)]


《2016 04/09 レビュー投稿》

投稿 : 2024/06/08
♥ : 54

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

AAはブラのサイズではありません。よ~く、考えるように。

釘宮ツンデレアリアで有名な作品のスピンオフ漫画のアニメ化です。
本編のアリアは単なるツンデレですが、こっちのアリアは人が変わってます。
冷静沈着で思慮深く、周りを気遣い、厳しくも優しい。
「風穴を開けるわよ!」なんて言ったりしません。
驚きの人格崩壊?です。

もう一人の主人公は、あかり。
武偵ランクで言うと、最底辺。
要はダメダメな子です。
このあかりがアリアのアミカ候補となる所から話は始まります。

あかりの謎が物語の主軸ですが、そんなストーリーはどうでもいいでしょう。
終盤のなんじゃこりゃ展開はご愛嬌。
釘宮成分補給とともに、百合百合したキャラを楽しみましょう。
なんだかわからない嫉妬や策略やらで、てんやわんやです。

私の好きなクールでカッコイイ仕事人レキは、今回も登場シーンは少ないです。
ほぼ無言かと思いましたが、ほんの3言ぐらいしゃべったような気がします。
石原夏織さん、おいしい仕事ですね。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 30
ネタバレ

るるかん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

とにかくアリアは魅力的でした

原作既読(^^)♪

AAは緋弾のアリア(本編)のスピンオフ作品。
AAもメインキャラにアクセントは付けていますが、本編のメインキャラと比べると見劣ります。そして百合系なので、好みが分かれると思います。ただ、本編キャラに関してはオリジナルのまま変化は無いので、そこが百合が好みでは無い私にとっては救いです。特にアリアに関しての印象はすごく良くなると思います。本編の緋弾のアリアが好きでも、百合系が好きじゃない人には若干辛いかもしれませんね。
 
12話(最終話)
{netabare}最終話は水蜜桃を逮捕してめでたしめでたしの事件解決でしたが、アリアとあかりは戦姉妹契約の続行をかけて戦う。このあたりの描写や作画はとても綺麗でした。特にアリアは本当に綺麗に描けていて満足でした。基本的にあかりとその仲間の話ですが、個人的には本編以上にアリアの人間性を観ることができたので十分堪能できました。AAを観ると神埼Hアリアが好きになりますね。最後は白雪と金ちゃんも出てきたし、これを機に本編の2クール目を作成して欲しいです。夾竹桃はこの後からいい味が出てくるキャラだから消化不良感もありますが、全体的にAAの世界観は表現できてたと思います。最終話のアリアとあかりの話はとてもよかったと思います。OPはアリアのイメージでとてもカッコ良かったし、EDはあかりのイメージでふんわりした感じの曲で作品のイメージに溶け込んでいました。私は全体的にそこそこ満足できました!!{/netabare}
 
11話
{netabare}夾竹桃との決戦は鷹捲りであっけなく終了。夾竹桃の描写が観たかったので、とりあえず満足ですが、原作とかなり違う流れになっているのは1クールだけだからなのでしょう。夾竹桃はこの敗戦のあと、司法取引で武偵高に転入する。鈴木桃子と名乗るわけだが、桃子になってからの方がとても味のあるキャラになるので原作で楽しんでもらいたい。しかし・・・水蜜桃とは・・・こりゃいかがなものか・・・('ェ')?桃子に姉がいたというTV向け設定は正直いらなかったな。最終話で一応の完結をするための苦肉の展開なのだろうが、こういう適当な終わらせ方は好みじゃないなぁ。これなら、この次の新キャラを出して、2クール目を意識して終わった方がいいのでは・・・?とも思うが、2クール目は最初から考えていないということなのでしょうね。それなら、緋弾のアリア(本編)の2クール目をやって欲しいよ。締めくくりはなんとなく透けて見える感じだけど、夾竹桃の描写もまぁまぁだったし、残りはどう締めるのか注目したいと思います。{/netabare}
 
10話
{netabare}本当に困った時に共に戦ってくれる友人がいることを間宮あかりはアリアに気付かされる。あかりの妹に夾竹桃は2年前毒を盛っていた。毒に侵された妹を助けるため、夾竹桃から解毒剤を入手しようと、あかりは友人たちと夾竹桃逮捕に向かう。夾竹桃の声は堀江由衣さんがかなり雰囲気を出してくれています。夾竹桃の部屋も色合いがイメージ通りです。ここにきて作画も頑張ってくれていますね。次週が楽しみですね~♪{/netabare}
 
9話
{netabare}ようやく面白くなってきました。やはり、桃子とのエピソードまでが1クールなんだな。それにしてもAAのアリアは殊にいい女だね~。アリアをここまで多く出演させてなければアニメのAAは耐えられないかもね~。しかし来週からは面白くなりそうです。作画は随分安定してきたように感じます。来週から局面は大きく展開するはずです。{/netabare}

8話
{netabare}このままあかりの仲間たちの話だけで1クール終えるわけじゃないだろうな…('ェ';) しかし、まぁ~緋弾のアリアファンの為なのか、アリア・理子・レキ・白雪・金次の登場を多くしてる感じ。百合路線での放映に厚みを出すために、できあがったキャラの登場は必要なのかもしれないが、あかりの仲間達に秀でたキャラがいないことを露呈しているようなものだ。
桃子(夾竹桃)VSあかり軍団のストーリーまでやってもらえるとおもっているのだが、この調子だと10話くらいからかな・・・。ここまで引っ張るとは思わなかったが・・・。
まぁ~面白いっていえば面白いし、くだらないって言えばくだらない。そんな水着回でしたw{/netabare}
 
7話
{netabare}いつも通りのお話。放映中は完全にこの路線を堅持するつもりなのかな?百合が好きな方なら楽しめる話なのでしょうか?今日は友達の友達はみんな友達だ的なストーリー。あかりが敵対する二人の心を結び付ける力があるということを印象付ける話。夾竹桃を最後にチラつかせて、来週の水着回も見せようという企てに、私もまんまと嵌るわけですが・・・^^;
来週もたいした話になりそうもないけど、まぁ~観ますよ。 {/netabare} 
 
6話
{netabare}ベッタベタの百合展開・・・AAはそういう内容だから、いくら緋弾のアリアが好きでも耐えきれないところもある。救いはアリアやレキはクールなままというところ。気になるのは作画。目の扱いが雑すぎます。アリアはぎりぎり許せるが、他は雑すぎ。こぶいち氏のキャラは目が特徴的なので、もう少し目に気を配って欲しい。もういい加減、夾竹桃をメインにした話に持っていってくれませんかね・・・。この百合展開の連続じゃ~本編の緋弾のアリアまで霞んでしまうよ・・・。やっぱり緋弾のアリアの2期を先にやるべきだったと思うよ。そう思われても仕方ない。だって、百合好きじゃないと、AAは辛いもんね~。かく言う私も百合好きではないので、若干辛い。緋弾のアリアのスピンオフじゃなきゃ、途中で切ってるかもしれない。単純に夾竹桃待ちなんですよ。アリア・金次・レキ・白雪・理子が出てなかったら、6話まで持たない内容なので、話を進めて下さい!!・・・と思うのでした(´Д`) {/netabare}
 
5話
{netabare} ここまでの話は、間宮あかりの仲間となりうる1年生達の紹介といったところ(まだ仲間になる子はいるけれど)。もう少し丁寧に描き込んで欲しい場面も結構ありました。レキは登場するが、石原夏織さんは準備されてないのね(´Д`)出番が少ししかないから仕方ないか・・・。このペースでいくと、また中途半端な所で終わりそうです。ようやく夾竹桃が登場だけど、どういうふうに描くのか興味深い。堀江由衣さんは好きな声優さんだけど、夾竹桃のイメージじゃないかもなぁ・・・ちょっと不安です。ともあれ、次週以降は、原作通りに描写するのか、脚色するのか謎ですが、原作通りに描写するなら、美しく描いて欲しいものです。 {/netabare} 
 
4話
{netabare}高千穂麗が登場した。AAの基本的なニューヒロイン達が揃った感じです。アリア・理子・白雪を多めに登場させて新キャラのインパクトの弱さをカヴァーしている感じです。AAのヒロイン達のインパクトは正直弱い。アリア・理子・白雪はかわいさとキャラの濃さでAA組より数段勝る。白雪の戦姉妹試験は笑っちゃいました。改めて白雪の偉大さを感じるなぁ・・・。次週はカルテットの後半で、それが終わると、AAで唯一、輝けるキャラが登場するはず・・・。再来週あたりに登場するのかな・・・待ち遠しい。私は楽しく観ています。多忙だけど、毎週観ようと思える秋唯一の作品です~♪{/netabare}
 
3話
{netabare}金次はあかりのスカートがめくれたくらいで、ヒステリアになりかけるとはね・・・w、回避するために川に落っこちたシーンは滑稽だったw随所に緋弾のアリアのヒロインを小出しにするあたりは、ちゃんとファンのことを考えてくれていて嬉しいことです。ライカと麒麟が戦姉妹契約を結び、仲間が増えてきました。これ、緋弾のアリアファンならかなり楽しめるシーンがあるけど、初めての緋弾のアリアの方々にはどう映るのかな・・・?普通に楽しんでもらえてるのかな?金次が頭抱えて川に落っこちるシーンとか単に意味不明な行動ですからね・・・何も知らないと・・・それはそれで面白いかw ライカは1年生の中では強いが、本当は理子みたいな綺麗でかわいい女の子になりたいという願望がある。・・・が、現実は裏腹な自分の行動に葛藤している。あかりはそういうライカの気持ちを汲み取ってあげることができたのでした。[めでたし!]
来週は高千穂が登場します。個性的なキャラなので、どう描くのか楽しみです。まぁ~AAのノリは敵が出てくるまでは、総じてこんな感じです。 {/netabare}
 
2話
{netabare}志乃とあかりのエピソード回だけど、AAが百合っぽい展開であることはもう分かってもらえたでしょう。正直、そこがAAの評価を大きく分ける所だと思う。緋弾のアリアは好きだが、AAは、ちょっと・・・って思う人がいても全然不思議ではない。あかりのグループの話は正直つまらないのです。今後、闘いが始まれば、また展開も変わり面白くなりますが、2話で切られても仕方ない内容です。
レキが廊下を歩いていたが、案の定一言も話さず・・・そこが笑えたw
ここでつまらないと思っても、夾竹桃(1話の最後で理子と話してた子)が出るまでは我慢して観ててもらえたら・・・と思います。 {/netabare}
 
1話
{netabare}画は綺麗です。凛々しいアリアで、こっちの方が本来のアリアっていえば、アリアなんですけどね。戦姉妹契約を結んだあかりが今後気になりますね!!

原作未読の方にも十分楽しんでもらえる展開になると思います。ただ、難を言えば、男の出番が少ないところかな・・・。正直、1年生キャラは夾竹桃以外あんまり魅力ないかも。高千穂はまぁまぁですが・・・w
 
レキ・理子・金次・白雪もちょこっと登場してくれて良かったです。白雪はかわええ~(*´◇`*)橘書画子さんのアリアの画の方がこよかよしのさんのアリアよりも艶っぽさがあるので、見ていて美しさも感じます。
 
最後に夾竹桃が登場しました。はっきりと顔が映らなかったのは残念ですが、AAでは私のイチオシキャラなので、楽しみです♪{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 27

64.5 5 戦闘で笑いなアニメランキング5位
ソウルイーターノット!(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (511)
3203人が棚に入れました
死武専に入学した「恋に恋する14歳」春鳥つぐみ、天然少女で職人の多々音めめ、“キング・オブ・庶民”としてつぐみに興味を抱くツンデレお姫様アーニャ・ヘプバーンの3人が紡ぐ、死武専を舞台にした「殺伐だけどウキウキな学園ライフ」を描く。

2004年から2013年に月刊少年ガンガンに連載され、2008年4月~2009年3月にテレビアニメ化もされた「ソウルイーター」の外伝的作品で、本編中で描かれなかった設定を後書きに掲載するのではなくマンガで描きたいという思いから始められた作品。

声優・キャラクター
千菅春香、悠木碧、早見沙織、櫻井孝宏、山下誠一郎、小松未可子、小岩井ことり
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ガガントス?

元々のソウルイーターは観たことがないですが、
今後どうなるんだろ^^

第1話からチンピラくんが文字通りの{netabare}小物{/netabare}に
変身したときは笑ってしまいました(笑)

「ソウルイーターノット」の「ノット」ってなんなのか
気になってたけど、そういうことなんですね。

■第2話
{netabare}
寮長さんサイコすぎ(笑)
めめちゃんのアレは職人の能力??^^
{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 56

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

本編の視聴が楽しみになりました(´ー`)♪

2008年~2009年にかけ全51話で放送された
「ソウルイーター」の外伝作品。全12話。

主人公は「恋に恋する14歳」春鳥 つぐみw
物語冒頭に、体の一部が武器化してしまう彼女は
この世界では定常なのか死武専への入学を決意する。
そこで出会う多々音 めめ、アーニャ・ヘプバーンとの
死武専ライフを描いた、ほのぼのコメディ中心の学園もの。

本編未視聴で今作品にのぞみましたが
ソウルイーターの世界観やちょくちょく出てくる
本編キャラを理解してるに越したことはないので
可能であれば、先に本編の視聴をオススメしますw

先述の通り、ストーリーは学園でのコメディが中心。
ここで描かれるメインキャラはとても明るく無邪気な
等身大の14歳といった感じでとても好感が持てました(´ー`)
ちょっとした百合要素も許容範囲内w
活き活きとしたキャラがとても魅力的でしたね。

「かがんとす」「庶っぱい(庶民的なおっぱい略)」など
流行らせたいのか?!と思わせるよーなキーワードが
ちらほらと見受けられたのも面白かったですねw
くぅ~庶っぱいも最高だぜェェェヾ(o´∀`o)ノ ……失礼。

声優陣もとても良かったと思います。
つぐみ役の千菅春香は新人さんのよーですが
違和感のない演技で◎
早見沙織のツンデラ役も素晴らしかったです☆☆☆
作画、キャラデザは作品に合った仕上がり。
音楽はOP、ED含め及第点ですね。

シリアス展開が待つ物語のラストには賛否あると思いますが
個人的には「外伝」としてアリだと評価します。
あのままほのぼので終わっても文句はありませんでしたがw

この作品を視聴してバトル中心という本編も気になりました。
小見川千明と内山昂輝がメインなんて楽しみです!
時間がある時にでも視聴してみよーと思います。

最後までメインキャラに元気の貰える作品でした(*´∀`*)
女の子たちの日常もの、学園ものがお好きな方にオススメです。



《キャスト》
春鳥 つぐみ(CV.千菅春香)
多々音 めめ(CV.悠木碧)
アーニャ・ヘプバーン(CV.早見沙織)
キム(CV.斎藤千和)
ジャクリーン(CV.沖佳苗)
エターナルフェザー(CV.小松未可子)
カナ・アルタイル(CV.小岩井ことり)
マカ=アルバーン(CV.小見川千明)
ソウル=イーター(CV.内山昂輝)
星☆茜(CV.櫻井孝宏)
クレイ・サイズモア(CV.山下誠一郎)
シド・バレット(CV.木村雅史)
シャウラ・ゴーゴン(CV.小清水亜美)



《主題歌》
OP:『monochrome』/Dancing Dolls
ED:『夕暮れハッピーゴー』
 春鳥 つぐみ(千菅春香) 多々音 めめ(悠木碧) アーニャ・ヘプバーン(早見沙織)

投稿 : 2024/06/08
♥ : 51
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

この作品スピンオフですね、ですね~ もー!お二人ともイチャイチャしすぎです!ふん! ガガントス!

原作未読 全12話 ソウルイーター未視聴

普通の学生だった主人公の春鳥 つぐみ(はるどり つぐみ)は突然体の一部が武器化したため、死神武器職人専門学校、略して死武専に入学して力の使い方を学ぶことにしました。
その死武専には武器になる人間とパートナーとなる職人と呼ばれる人間いて、つぐみと同時入学した職人で物忘れが激しいナイスバディ{netabare}「眠拳」使い{/netabare}の多々音 めめ(たたね めめ)、もう一人職人で言葉遣いも服装も高貴な感じですが、好奇心が旺盛で拗ねたりする姿が可愛いアーニャ・ヘプバーンと寮が同室となって3人が中心の死武専ライフのお話です。

ソウルイーターのスピンオフ作品です。世界観は同じでソウルイーターのキャラも出ているようですが、前作未視聴で観てみました。

女子キャラがメインで軽い百合要素があります。3人のほのぼの学園生活に比重を置いてますね。

ただ、コンセプトは「殺伐だけどウキウキライフ」というとおり、ほのぼのしていてニコニコしながら観ているといきなりシリアスになるので注意が必要ですw

終盤はちょっと殺伐しすぎたような感じもしますが、間にコミカルな部分もあって楽しかったですね。{netabare}(野球でのアーニャさんには笑ってしまいましたw){/netabare}


OP 最初のシーンが好きです。(3人で手を繋いでジャンプするところ)曲も楽しそうな感じが良いですね^^
ED 主演の3人、千菅春香さん、悠木碧さん、早見沙織さんが歌ってます。仲のいい三人が象徴するような作画と曲でした。

最後に、主人公の春鳥 つぐみのCVは千菅春香さんですが、私の好きな曲で「琴浦さん」のED「希望の花」を歌っていた方ですね。声優もされているとは知りませんでした。声も違和感なく合ってましたね^^

投稿 : 2024/06/08
♥ : 44

63.2 6 戦闘で笑いなアニメランキング6位
ハヤテのごとく! CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (527)
2863人が棚に入れました
3度目となるTVシリーズは「新しいハヤテのごとく!」を謳い、畑が原案を務めた物語を展開。
週刊少年サンデー31号にはアニメの絵コンテらしきものが掲載されており、その用紙には
「manglobe」の文字が見られる。
アニメーションの制作会社、スタッフの発表に期待しよう。

エウネル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

イマイチだったなー

ハヤテのごとくは原作を読んでいるので見てみました。

原作とは別のストーリーでした。正直、あまり面白いとは言えない内容で気づいたら終わってました。結局なんだったのだろうという感じです。

ハヤテのごとくのキャラは結構好きなんですが、今回はあまりキャラの魅力も出てなかったような気がします。原作では登場していない新キャラもいましたが、イマイチ魅力のないキャラ。水蓮寺ルカは原作でも登場したばかりのころでしたが、登場していました。ルカは最近気に入っているのですが、この話においてどんなキャラなのかよくわからない。原作で好きなキャラである西沢さんやヒナギク、瀬川さんもイマイチでした。

OPは好きです。なんか雰囲気が良いんです。EDは水蓮寺ルカが歌っていました。これはカッコいい感じの曲です。

原作や今までの1期、2期とは別物だと思っていたほうがいいです。今までのハヤテのごとく!が好きな人は僕同様あまり楽しめないかもしれません。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 27
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

1・2期を観ていないものにとっては~

原作未読。1・2期未視聴です。

1・2期を観ていないので、みなさんの言われる違和感がよく分かりませんでしたw

ただ、登場人物や登場人物同士の関係が全然分からないので、観ていて?となることもしばしばありましたが、仕方がありませんw

最初は、お嬢様ナギと執事ハヤテとそれを取り巻く人達のドタバタコメディアニメという印象でした。

後半になって懐中時計「黒椿」の件で色々なことが起こり、シリアス展開となります。

{netabare}
1話のアバンに繋がるお話となっていますね。

後半でナギが大泣きしたシーンが良かったです。自分に素直になって叫び、泣いているところがこの物語で一番印象に残っています。
後は最終話の告白シーンですね。
{/netabare}

1・2期を観ていない私としては、無難に終わった感じがしました。

ただ、他のキャラはよく特徴が分からなかったです。

OPは透き通る感じの曲でいいですね。

EDは水蓮寺ルカ?というキャラが歌っている曲で、曲はいいと思いますが、本人はほとんど本編には出ていませんでしたね。1・2期は分かりませんが、本編にほとんど出ないキャラをエンディングに使うというのは???と思います。

他の方のレビューを読んでいると、これは以前のハヤテじゃない~という意見が多くありましたので、ぜひ1・2期も観て見たいと思います^^

投稿 : 2024/06/08
♥ : 23
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

3期目

原作 漫画 未読

アニメ1期2期 視聴済み (レビューはまだ書いてません)


ナギの声が、あの 釘宮理恵さん。

あの独特の声に魅了された人を、釘宮病とも言われるそうで・・・
自分はなんともありませんが・・・(^^;
でも、上手に演じてますよね~^^


感想だけ~
{netabare}
正直 後半は1期2期とは全然違って、魔物とか出てくるし、死んだはずのナギの父親も出てくるし。。。
ハヤテのごとく!って、こんなんっだったっけ?
原作読んでないからわかんないけど、ちょっとシリアスでしたね。
まあ、嫌いじゃないけど、あのキャラデザでシリアス展開は、合ってないと思う。
ファンには面白くなかったかもですね・・・(^^;

自分的には、キャラデザが好きくないのでハマらなかたですが、1期2期を観てたので、惰性で見た・・・って言うのが正直なところです。

それに気になったのが、アイドルの水蓮寺 ルカ が、時々出て来て、EDも歌っていたのだけれど、本編にはあまり絡んでなくて、いったい何にしに出てきたのだろう・・・?って思いました。
キャラアニメだから・・・って言われればそれまでだけれど・・・(^^;

もっとラブコメっぽくしてくれたら良かったのにね~^^
{/netabare}


声優さんでは、ナギの母親 三千院 紫子(さんぜんいん ゆかりこ) 役の 皆口裕子 さんと、マリア 役の 田中理恵さんの声が、いかにもお姉さん声で癒されて好きでした。
\(//∇//)\

総括すると、1期2期と比べるとイマイチでした。
(-ω-)

投稿 : 2024/06/08
♥ : 22

71.5 7 戦闘で笑いなアニメランキング7位
魔王様、リトライ!(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (507)
1882人が棚に入れました
大野晶は自身が運営する「GAME」内のラスボス「魔王・九内伯斗」にログインしたまま異世界へと飛ばされてしまう。そこで出会った片足が不自由な少女と旅を始めるが、圧倒的な力を持つ「魔王」の存在を周囲が放っておくことはなかった。魔王を討伐しようとする国や聖女から狙われ、一行は行く先々で様々な騒動を巻き起こすことに…!

声優・キャラクター
津田健次郎、高尾奏音、石原夏織、戸松遥、豊崎愛生、佐藤利奈、生天目仁美、徳井青空、森久保祥太郎、久保ユリカ、荒浪和沙、木下鈴奈、桜咲千依、M・A・O
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

チープな異世界と不可思議なギャグが生み出す化学反応

アニメーション制作:EKACHI EPILKA、
監督:木村寛、シリーズ構成:谷崎央佳、
キャラクター原案:飯野まこと
キャラクターデザイン・プロップデザイン:中山知世、
音楽:宝野聡史、原作:神埼黒音

一介の会社員である大野晶は、
自らが制作・運営しているネットゲームの
「インフィニティ・ゲーム」を廃棄する決心をしていた。
サーバーとの契約が切れる日、
大野はゲーム内のラスボスである
魔王・九内伯斗にログインしたまま、
ひとりでゲームの終わりを迎える。
しかし、日付が変わった瞬間、
自らが制作したゲーム世界へと
飛ばされてしまうのだった。

巷では極めて評判の悪いこの作品。
作画の巧拙に重点を置いている人は、
観ないほうが良いだろう。
私も実は4話目くらいで、作画の質の低さが
気になり出して断念しそうになった。
馬車、岩山、そしてモンスターの造形に至るまで、
そもそものデザインの質が相当低い。
それだけでなく、もちろん動きも不自然。
OPの最初でモンスターが森から姿を現すのだが、
全く動かずに止め絵だけがヌーッと
そのまま上昇してくるシーンを観たときは、
思わず吹き出してしまった。
また馬車の出口にノブが付いているのに
出るときには引き戸になっていたりと、
『いもいも』級の失態が見られる。
普通に考えると、これは完全にアウトだろう。

それなのに観続けたのは、ストーリーが
よく出来ているからかと問われると
そんなこともない。
突然、ゲーム内に飛ばされた主人公が
戸惑いながら幼女や王女、側近などを連れて
現実へ帰るための謎を探りながら旅をしていくのだが、
世界観や全体の概要が今ひとつ掴めないため、
何を追っていけば良いのか分からないのだ。

では、何が良いのかというと、
コメディを全面に押し出した作風だ。
失笑してしまうようなギャグのセンス、
あり得ないようなチープなネーミング、
ドラえもんのアイテムのような万能道具という
様々なものを絡み合わせながら、
不可思議ともいえるコメディが展開されていく。
これが、ほかの作品にはないような
特異な世界観を作り出している。
そこに面白さを感じるかどうかによって、
評価が変わってくるだろう。

大枠で選別するなら『オーバーロード』に
『転スラ』を加えたテイスト。
第三王女・ルナの寂れた領地を
病院と温泉によって繁栄させ、
その土地を自らの拠点にしていくのが、
後半からの大きな流れになっている。
そこには迫害された獣人がいるなど、
『盾の勇者の成り上がり』風ともいえる。
また、もうひとつの特徴は、主人公・九内伯斗のキャラクター像。
全身黒ずくめのファッションに長髪。
昔のハードボイルド映画よろしく、
いつも煙草に火をつけている。
この煙草は、気力回復の効果があるアイテム。
彼がいつも冷静沈着にふるまい、時には霧雨零という
暴走族風の男にキャラチェンジできるのも風変わりだ。

もうひとつ、長所を挙げるとすると、
魔王が主役といっても、弱者に対しては、
いつも優しい視線が注がれていること。
{netabare}例えば、ヒロインのひとりアクの足を治した後に、
魔王が歩く練習をさせるシーンを
きちんと時間をかけて入れたのは好感だった。{/netabare}
また、村おこしを行っていくときに
差別なく多くの人々に手伝わせようとする。
自分の拠点であるゲーム内の『不夜城』を
居心地の良い場所へと変えていく。

そして、いちばんの特徴となり得るのが、
ゲームを作成・運営したのが主人公自身だということ。
管理者権限があって、実際は色々と使用している
ようなのだが、それがいまひとつ伝わらない。
この設定をもう少し上手く活かせば、
さらに面白くなる要素はあるだろう。

マツコ・デラックス風のマダム、
ノマノマの女将、ヨガ殴り、白い三連星など、
作者の創造力の小ささを感じるものの、
世界観に慣れてくれば悪くないように思えるから不思議。
ほかの異世界ものとは一線を画しており、
なぜか惹きつけられるものがある。
(2019年9月27日初投稿)

投稿 : 2024/06/08
♥ : 53

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

「これは……普通に面白いな」

レビューのタイトルは作中の居酒屋ノマノマでの「これは……普通に美味いな」という台詞をもじったものですが、微妙な作画などもあいまって一見ヒドい作品に見えますけど私は普通に楽しめました。

小説家になろう → 商業出版により書籍化という原作をアニメ化した作品のようです。私は現在「小説家になろう」に残っている分だけ読みました。

現在の書籍版は「小説家になろう」版とはストーリーが分岐しているようですが、とりあえず今回アニメ化された範囲で目立ったストーリーの変更はないようです。

主人公の雑な考えと側近による忖度の齟齬など話の構造としては『オーバーロード』に似たところもある本作ですが、主人公の入り込んでしまう世界の環境が旧来プレイしていたゲームとは異なっていることや『オーバーロード』の「守護者」に相当する側近が最初はおらず徐々に召喚していくこと、仲間にしていくメンバーは異世界側が中心であることなどが大きな違いになっています。

ストーリーについてですが、かつて大野晶(おおの あきら)が自ら作成しプレイした「INFINITY GAME」において大野晶は「帝国」と呼ばれる国家において一般プレイヤーの敵として君臨する組織の「長官」と呼ばれた九内伯斗(くない はくと)としてプレイしていました。

転移した異世界の「魔法」と魔王様と呼ばれる九内伯斗(中の意識は普通の社会人だった大野晶)やその側近たちである「帝国」サイドのスキルやアイテムのシステム体形がまったく異なるのに、仕様通りの効果を発揮するというのがストーリー上のポイントでしょうか。

いわゆる「主人公無双系」のお話ですが、「帝国」が力による覇道を目指したのに対して今回はソフトパワーを中心にしようとしている点が個人的には気に入っているところです。いや、戦っても普通に強いんですけどね。

もちろん他にもそういった作品はあるわけですが、本作の場合は各ヒロインについて、必ずしもキャラクターデザインに依らない可愛さみたいなものを感じます。

特に最初に出会ったアクや聖女ルナ・エレガントは主人公からは完全に子ども扱いされていましたが、そこも含めて「カワイイ」と思えました。あとは聖女エンジェル・ホワイトの「チョロさ」とか(笑)。

なお、ノマノマの女将の名前がイエイであったりとかなろう原作ならではの小ネタもたくさんありました。まあ、知らなくても特に視聴に支障はありませんが。

面白かったです。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 46

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

続け!

原作未読。最終話まで視聴。

印象としては、『かなりチープなオーバーロード』
”かなりチープな”、がポイントです。
作画も含めて、登場人物も含めて、世界観も含めて、かなりチープ感が漂います。

津田健次郎さん演じる主人公の心の声が高評価です。
主人公が落ち着いた大人っていうのも高評価です。
この2点が異世界転生モノの成功の秘訣だと思います。

エンディングの「続け!」も気になりますね。
第2期を期待して待ちたいと思います。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 34

60.7 8 戦闘で笑いなアニメランキング8位
猫神やおよろず(TVアニメ動画)

2011年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (337)
1764人が棚に入れました
かわいい店主・柚子が営む古美術店・八百万堂。ソコの居候、猫神の繭を訪ねて、美少女たちが引きも切らずに…♪ 天界で起こった小さな事件が、繭を巻き込み、意外な展開に!? 美少女たっぷり、ご町内神さまコメディ!!

声優・キャラクター
戸松遥、堀江由衣、茅野愛衣、竹達彩奈、MAKO、三瓶由布子、豊崎愛生

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

可愛い神様達のC=(^◇^ ; ホッ!っとする物語ですね♪

■「猫神やおよろず」ってどんなアニメなの?
とりあえずタイトルから読み取りましょうね♪
「やおよろず」を漢字で書くと「八百万」となるのですけど、800万の神様が居る訳ではなく、数が多いことの例えなのですね!
ということで、この作品は、主人公で猫神様の繭ちゃんと、その他沢山の神様が人間界のとある町の万屋こと、「八百万堂」を中心に描かれる神様系コメディなのです♪
 
ずばり、キャラがとっても可愛く描かれていて、しかも豪華な声優さんをキャスティングしているので、キャラ萌えアニメであることは間違いないのですよ♪
 
■メインキャラの豪華な声優陣をチェックしてみましょうね(*^-^)
・繭<mayu>[声:戸松遥]◇代表作◇あの花・・・安城鳴子<あなる>、他
  忘れられた物と記憶を守護する猫神。
  かなりのトラブルメーカーだけど、皆に好かれる人気者。
 
・古宮柚子<komiya yuzu>[声:堀江由衣]◇代表作◇化物語・・・羽川翼、他
  万屋「八百万堂」の若女将。
  ぎりぎりの家計をやり繰りしているので、繭の無駄使いには結構強気です♪
 
・正倉院笹鳴<shosouin sasana>[声:茅野愛衣]◇代表作◇あの花・・・本間芽衣子<めんま>
  繭とは幼馴染の猫神で、しかも女の子通しなのに許婚という関係。
  そんな繭との関係もまんざらではない様子♪
 
・メイ子<meiko>[声:竹達彩奈]◇代表作◇けいおん!・・・中野梓<あずにゃん>
  大黒天の孫娘。笹鳴のライバル!「打ち出の小槌」を振り回しちゃうツンデレ担当です♪
 
・芳乃<yoshino>[声:MAKO]◇代表作◇かみちゅ!・・・一橋ゆりえ
  春を司る桜神の少女。秘伝の灰で桜を咲かせちゃいます。
 
・しゃも<shamo>[声:豊崎愛生]◇代表作◇けいおん!・・・平沢唯
  貧乏神。子供なので、胸もかなりの貧乏っぷりです♪
  でも、肩書きは財物部一級査察官なので、実はとっても偉い神様なのです♪
 
・ゴン太<gonta>[声:三瓶由布子]◇代表作◇交響詩篇エウレカセブン・・・レントン
  稲荷神の少年。ひそかに柚子の事を想っているけど、空回りばかりしちゃってます♪
 
改めて見てみると、すごい豪華な声優陣ですね♪
ちょっとこんな想像をしてみてください。。。o(゚^ ゚)ウーン
『あの花』コンビの「めんま」と「あなる」が猫神を演じてるのですよ♪
『けいおん!』の先輩後輩の「ゆいちゃん」と「あずにゃん」が貧乏神と大黒天の孫娘を演じてるのですよ♪
『かみちゅ!』のゆりえが、ここでも桜神を演じてるのですよ♪
『化物語』の羽川さんが何でも屋の若女将ですよ♪
『エウレカセブン』のレントンが稲荷神でここでもダメダメっぷりを発揮してるのですよ♪
 
なんとなく、楽しくなってきちゃいますね!!
 
 
■OP/ED曲はどうなんでしょう(〟-_・)ン?
【神サマといっしょ】OP曲
なかなかノリの良いアップテンポな曲です!
「しゃんしゃんしゃん」と耳に残るフレーズもあり、作品に良くあった聞いてて楽しい気持ちにさせてくれるような曲ですよ♪
 
【虹 ~Ver.8000000~】ED曲
なんと「電気グルーヴ」の曲をカヴァー&アレンジした曲なのですね♪
テクノポップの爽快感を感じられるアップテンポな曲はさすが「電気グルーヴ」ですね♪
 
 
■前半までの感想
ドタバタコメディーがメインの中でたまにジーンとなるようなシリアス回があったりしましたね♪
ずば抜けて何かが良いって言うわけでは何のですけど、全体的なバランスは良いので、好きなキャラに萌えるのも良いと思います♪
ちょっとだけ、C=(^◇^ ; ホッ! っとしたい時に「猫神やおよろず」でほのぼの感を味わえればいいなっていうスタンスで今後も観て行こうと思わせる作品ですね♪
 
 
■総評
予想通りC=(^◇^ ; ホッ!とできる作品で最後まで楽しく視聴できました♪
概ねキャラが出揃った中盤から後半にかけてはかなり面白くなってきましたね(*^-^)
八百万堂に自然と集まってくる仲間達を見ているとまさにこの言葉がぴったりなのです♪
 
【桃李物言わざれども下自ら蹊を成す】(とうりものいわざれどもしたおのずからけいをなす)
桃やすももは何も言わないけれど、美しい花を咲かせそれを慕い、熟した実を求めて人々が集まるので、木の下には自然と小道ができるって言う意味なのですよ♪
成蹊大学の名前の由来にもなっているので有名ですよね(o^∇^o)ノ
 
一緒に働いたり、遊んだり、怒られたり、バカな事をしてばっかりの仲間だけど、一緒に過ごすことで芽生えてくる居心地の良さや、仲間といる事の温か味を感じさせてくれるアニメだったのです♪
少し肩の力を抜いて、(´▽`) ほっとしたい時に視聴すると癒されるような気がします♪
 
最後に、この作品のMVPキャラは繭さまだと思うのですけど、自分の意思とは反対に色んなキャラの引き立て役になってくれていたゴン太は影のMVPでしたよw
 
 
2011.08.28・第一の手記
2011.10.18・第二の手記(追記:■総評)

投稿 : 2024/06/08
♥ : 36
ネタバレ

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

レッツ神様萌え、否、声優萌えか(60点)

全12話。
漫画原作。原作未読。

個人的満足点:60点
アニメ系統:日常系コメディ

猫神「繭」と神界の仲間達がおくる、ご町内神様コメディ。
ということで、可愛い神様達によるドタバタコメディ。

結構ゆるいので、日常系が苦手な人はきついと思う。
私もきつかったが、何とか完走した。
でも、日常系好きな方なら結構楽しめるのではないかとは思う。

作中でてくる神様達が非常に可愛く個性もあり
お気に入りの神様を見つければかなりいけるかとは思う。
ただ、ちょっとキャラ数が1クールにしては多い気がした。
そのため、キャラが生かしきれず、私はお気に入りを見つけることは出来なかった。

そんなキャラを演じる声優が恐ろしく豪華。
(個人的にはドラマCDの声優の方が好きだが)
戸松さん、堀江さん、MAKOさん、茅野さん、竹達さん、三瓶さん、豊崎さん
となんじゃこりゃってぐらい豪華。
そんな声優さん達のからみを観れるのはある意味すごいアニメかもしれない。

兎に角、家族でも安心して観れるクオリティではあると思う。
日常系好きな方はどうぞご覧あれ。


と、まあ色々書いてきたが
つまり、何が言いたいかというと

繭は釘宮さんのままにして欲しかった。


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以下、毎話後の感想。
ネタバレが含まれる場合があるので
未視聴の方はスルー推奨。

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{netabare}
1話視聴。
神様とのゆるーい日常系かな。
神様なのに日常とかいう突っ込みは無しでw

なかなか神様達が可愛い。
これは神様に萌えれるかが分かれ目な気がする。
色々な神様が出てくるようなので
萌えれる神様が出てくれば視聴できそう。
2話に出てくる神様に期待が膨らむw
そうピンク髪のあの子だw

2話視聴。
ピンクツインテ神「芳乃」でたw
これはどこかの誰かの反応が楽しみだわ。
しかし、このアニメの声優陣だが
ドラマCDの時の豪華さがうらやましいw
釘宮さんに千和さんに沢城さんなんて俺得なw
アニメも十分豪華なんですけどね。
さあ皆様もレッツ神様萌えw

3話視聴。
漫画の方が面白そうなんだがw
その漫画をアニメにしてくれ。
話の内容は相変わらずのほのぼの日常。
笑いをはさみつつ、最後にちょっとだけいい話だった。
来週もぼーと観ることにする。

4話視聴。
夢くいバクの話。
相変わらずゆるい話だが
ちょっといい話だった。
毎話こんな感じなのかな。

5話視聴。
温泉&水着回。
神さまでも水着回はやるのかw
そして、あわれごんた。。。
おまえはよくやった。
安らかに眠れw

6話視聴。
ゆず回。
何か今までと違って、ちょっとシリアス風味でいい話だったんだがw
ほのぼの日常だけじゃないんだね。
今週は結構面白かった。
来週はまた日常かね。

7話視聴。
お祭り&怪談。
相変わらずほのぼのしてる。
個人的には結構退屈になってきてる。
でも、がんばって観るよ。

8話視聴。
ポロリ回。
ポロリ、ポロリ、ポロリw
konozamawwwwwwwwwwwwwwwww
なんというネタw

9話視聴。
不意打ちのいい話。
ちょっと感動してしまったじゃないか。

10話視聴。
新キャラ登場。
ちょっとキャラが多すぎるなあ。
1クールでこれだけキャラが出てくると
キャラの特徴を出すが難しい気がする。

11話視聴。
まゆが結婚?!
来週で終わりだがどんな結末になるのか。
結婚は絶対ないとは思うがw
{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 23

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

この世には色々な神が存在している。この物語はそんな神たちの日常を描いた作品です。神可愛かったです。

この作品の世界観。

21世紀の世にも神様はたくさんいる。この物語はそんな神々の日常を描いた作品です。

ストーリー

主人公の繭は忘れられた物と記憶を守護する猫神でしたが彼女は博打やギャンブルなどの趣味で両親から神界から追い出されてしまいました。人間界に来た繭は途方に暮れていた所に助けられたのは万屋「八百万堂」の若女将の古宮柚子でした。この物語はそんな猫神と人間の日常を描いた物語です。

私の感想。

キャラクターデザインが最高に可愛かったです。本当に可愛かったです。この作品のキャラクターデザインは萌えっと言う感じでもないですし、無論美人っと言う感じでもありませんでした。この作品はどっちかと言うと可愛い子猫を見ている感じでした。なんているか、愛でる感じです。

それだけではなく、この作品のストーリーはとても暖かい感じがしまして見ていると私の中心まで暖まりました。特に目立ったイベントは無かったですが、そこがこの作品のおもしろい所です。何もないからおもしろいのです。それが日常系のよさです。

私がこの作品で一番気に入ったキャラクターは貧乏神のしゃもです。貧乏神とは思えないあの可愛さ。そして、神としての器の大きさが(人間の器って意味ですが、しゃもは神だから)かなり大きいので、他のキャラクターとはどこか違いました。最高です。

Ssoulのワンポイントピックアップ!!
「このコーナーではこの作品のおもしろい所、注目してほしい所などをピックアップし、説明したいという事です。」

この物語は少々神の扱いがわるいですので、神の事を本当に信じきっている人には少々あれだと思います。
そしてこの作品を日常系が好きな方にお勧めします。

オープニング

「神サマといっしょ」
リズムがよく最高な曲です。この作品はキャラクターが多いですが、かなりキャラクター説明がよかったです。そして、なんと! このオープニングにはかなりネタバレが少なかったのです!! 

エンディング

「Oh My God♥」
色々と可愛い曲でした。キャラクター説明もその画像も可愛かったです。最高です。けれど私的にはもっと脳内侵食度の高い曲にしてほしかったです。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 17

71.1 9 戦闘で笑いなアニメランキング9位
ブギーポップは笑わない(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (414)
1736人が棚に入れました
竹田啓司は、同じ学校の後輩でもある恋人の宮下藤花を待っていた。しかし約束の時間が過ぎても彼女は現れず、連絡も通じない。日も暮れ始め、あきらめて帰ろうとした竹田の視界に涙を流しながらふらふらと歩く男の姿が映る。どう見ても普通ではない男の姿に、竹田自身も、そして周囲の人間たちも我関せずを決め込んだそのとき、不思議な人物が男に駆け寄ってくる。大きなマントに身を包み、奇妙な帽子を被った不思議な人物。ソレは竹田との待ち合わせをすっぽかした宮下藤花と同じ顔をしていて……。

声優・キャラクター
悠木碧、大西沙織、近藤玲奈、小林千晃、下地紫野、諏訪彩花、榎木淳弥、市川蒼、竹達彩奈、宮田幸季、八代拓、市ノ瀬加那、細谷佳正、長谷川芳明、阿澄佳奈、上田燿司、花澤香菜
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

語り得ないものについての試論

マッドハウス制作。

存在の違和感に翻弄されていた、
言葉では形容しがたい違和感である。
それは同じ場所に少しづつずれて重なり、
2人が同時に立っているような、
埴谷雄高が「虚体」と呼んだ思弁的なそれに近い。

世の中には精巧な人形と、
婚姻届けを出した男の逸話があるという。
彼はそこに意識のある主体としての分身を見たのか?
{netabare}世界の危機に反応する自動的存在、
それが不気味な泡、ブギーポップ。{/netabare}

語り得ぬものについての物語である。
しかし沈黙をしてはならない、
不死なるものを前に踏みとどまらねば。

10話~13話視聴追記。
夜明けのブギーポップ、とびきりの妄想狂である。
{netabare}死神と凪の初の邂逅、浮かぶ統和機構の存在、
MPLSの起源が語られ始める。{/netabare}

最終話視聴追記。
全ては歪んでどこか捻じ曲がっている。
{netabare}それはこの世界も人である現存在も同じなのだ。
どこにでもある存在の悲劇性、
つまりは隠蔽された主体の危機、それが歪曲王。{/netabare}

時代性を考慮すると不安も多々あります。
絵は意図してなのか古く感じ造形も似ている。
しかし普遍的な物語がここにはあるのでしょう。

ニヒリズムの超克が主題であるのでしょうか、
大胆にもそう伝えて締めたいと思います。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 76
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

多様性から生まれる「金」の泡

アニメーション製作:マッドハウス、監督:夏目真悟、
シリーズ構成・脚本:鈴木智尋、音楽:牛尾憲輔
キャラクターデザイン、澤田英彦、原作:上遠野浩平

世界が危機に陥ったときに現れる
不気味な泡、ブギーポップという人格。
左右非対称の奇妙な表情をして
筒のような帽子とマントを身に着けている。
その存在は、ひとつの都市伝説のようなものだった。

1998年に発表された電撃小説大賞の大賞受賞作。
この作品に影響を受けたラノベ作家は多く、
西尾維新は作家を志望するきっかけになったと語り、
奈須きのこは『空の境界』の「矛盾螺旋」でのアイデアは、
この作品の『歪曲王』に登場する「ムーンテンプル」に
インスピレーションを得て考案したことを公言している。
ライトノベル作家に影響を与えたという意味では、
1984年から刊行された笹本祐一の『妖精作戦』シリーズに
匹敵する作品だろう。

原作については、アニメ化された作品は既読。
しかし、読んだのは10年以上前のことで、
アニメを観て、ようやく少しずつ思い出した。
ちなみに原作で好きだったのは、
『ブギーポップ・イン・ザ・ミラー パンドラ』と
『歪曲王』だったのは記憶している。
パンドラのほうは、残念ながらアニメ化されなかった。

そして今回のアニメ化を観て、まず感じたのは、
普通に一度観ただけでは、まず理解できないだろうと
いうことだった。私自身もそうだった。
原因は、登場人物が多すぎて覚えきれないことがひとつ。
ふたつ目は世界観が少しずつ明かされていき、
構造が複雑なため、展開に追い付いていけないことだ。
だから、この作品を1度で理解しようとするなら、
ウェブサイトなどで、登場人物や世界観を頭に入れてからの
視聴をおすすめする。その場合は、物語のあらすじを
観る前から、ある程度知ってしまうことになるが、
知ったからといって、魅力が薄れてしまう
種類の作品ではないと思う。
それを避けたい人は、2度観る覚悟が必要かもしれない。

もう20年も前の作品だが、個人的にはそれほど
古さを感じなかった。
そして原作をとても上手く映像化している。
世界の敵、統和機構、合成人間、世界の危機を回避する者、
人類の進化形であるMPLS。
これらを中心に哲学的、思春期特有の思考が重なり、
物語が展開していく。

1~3話『ブギーポップは笑わない』
4~9話『VSイマジネーター』
10~13話『夜明けのブギーポップ』
14~18話『オーバードライブ 歪曲王』
という4つの作品で構成されており、
多くの登場人物が錯綜しながら、
さまざまな伏線が回収されていく。
小説では『VSイマジネーター』が2冊分、
ほかは全て1冊で完結している。
シリーズ通しての主人公は、
ブギーポップになるのだが、
その存在を目撃したり、相対する者が
真の主人公になるため、
視点をどこに定めれば良いのかが
分からなくなってしまうのが欠点だろう。
「正義」と「悪」という明確な概念がなく、
常に視聴者に哲学的な思考を強いるのも
観にくさにつながっている。

1~3話は登場人物や世界観の紹介と、
怪奇ミステリー的な要素が色濃く、
それほど特筆すべき点はないのだが、
4話からの展開は視聴者を引き込む。
時系列順に観たい人は、ブギーポップ誕生の
10~13話を先に観て、
そこから1話に戻るのも良いだろう。

四月に降る雪、落下する鳥、
扇動者のような存在であるイマジネーター、
心のなかにある薔薇、隠された心の歪み。
哲学的なイメージをエンターテインメントに
転化させる手法が鮮やかだ。
まるでポール・オースターの初期三部作を
初めて読んだときのような感覚。

物語の構成、音楽、声優は一級品。
悠木碧が上手いのは周知のことだろうが、
やはり抜群の仕事ぶり。
また『聲の形』や『リズと青い鳥』で知られる
牛尾憲輔の劇伴が世界観と完全にマッチしている。
作画も個人的には違和感がなかったし、
上手く描き分けている。

この作品を象徴しているのが
『オーバードライブ 歪曲王』編だ。
そもそも原作の上遠野浩平は、ここでシリーズを
終了させるつもりだったので、
これまでの要素が集約されている。
『VSイマジネーター』で表現された
心に薔薇があって、誰もが何かが欠けているという
表現とリンクしている部分もある。

{netabare}合成人間の天才建築家・寺月恭一郎が
統和機構に処分される前に多くのMPLS候補者を
一堂に集め、覚醒させるために建設したムーンテンプル。
その集まりに乗じて歪曲王が現れる。
歪曲王は、人間の心残りとして封じられた
多様性ともいえる願望を「金(きん)」に変えることが、
何かを突破するきっかけになると考え、実験を行う。
自身の問いに対して答えを探すための行動でもあった。
それは人にどのような効果をもたらすのか。

年を重ねるごとに私たちは、心の奥に何かを封じていく。
それは大人になるために必要なことだが、
人間の多様性を平坦にして
可能性を摘んでいくことにもつながっているのではないか。
まるで最近の企業が取り入れている
ダイバーシティを先取りしたような思考。{/netabare}

人類に未来や進化があるとするなら、
純粋な心の中に答えが示されているのかもしれない。
(2019年4月26日初投稿)

ブギーポップと時代性
(2019年4月27日追記)
{netabare}この小説が登場した90年代は、
ノストラダムスの大予言の影響から来る終末論や
バブル崩壊、阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件が
起こったことで、暗いイメージが付きまとう。
しかし、個人的には何かを突破することが
求められた時代とも感じている。
発想の転換ともいえる宮崎学の『突破者』という本がヒット。
そして音楽でいえば、生音のロックから端境期を超え、
より電子音を重視したドラムンベース、
全くの新しい音楽であるHIP HOPなどの
既存のスタイルを突破したジャンルが一気に登場した。
アニメ業界に変革をもたらした
エヴァンゲリオンの放映も90年代。
終身雇用制という働き手のあり方も変化した。
それまでの常識が覆された時代だった。
そして、純文学かミステリー、時代物しかない
小説のあり方を大きく変えたきっかけが
まさにこのブギーポップシリーズだった。
世界に「危機」が迫ったときに自動的に現れる泡。
このシリーズはそういう時代の流れを
象徴した作品といえるのだろう。{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 70

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

「ブギーポップは半笑い」

<2019/4/23 追記>
ようやく見終えました。
バタバタしててなかなか消化できず。

歪曲王まで見てなんとなく思い出してきました。

感想としては「アニメにしづらい原作だなぁ」とあらためてしみじみ。

敵を倒すとか
感動を催すとか
圧倒的に怖いとか

そういう話じゃなくて。
作者の伝えたいことが抽象的且つ主観的な話なので。
そういった事柄を感覚的に受け入れられないとつらいと思います。

まぁでもそうした感覚は歳を経ると得られていく部分でもあるので、「よくわかんなくて面白くなかったー。地味ー。」という方は10年後にあらためて視聴することをお勧めします。

決してわけわかんない話ではないと思いますよ。
寧ろ青臭くわかりやすい。

と、細かい考察が苦手で、本作も理解が適当な私の適当な感想でした( ・∇・)

あとOP曲は好き。


<2019/3/3 追記>
みなさん、Happyひなまつり♪

それはさておき、ブギーポップ危なかったですねえ。

何がって、10〜13話をいつもと違う時間帯で一挙放送て。
たまたま9話をオンタイムで観てて、一挙放送のテロップで気がついたから良かったけど。

なにしてくれんの( ̄Д ̄)ノ

さてはコアなファン以外に見せる気ないな


<2019/1/25 追記>
第5話観ました。
イマジネーター読んだはずだけどいろいろ忘れてる。
霧間凪に弟いたっけ?
いたような気もするけど
あれ?こんなホモォ・・・なエピソードあったっけ?
スプーキーEってこんなつぶらな瞳なの?
中年太りなのは記憶通りだけど
とかとか。

カメラが追いかける人物がコロコロ変わるのは確かにそんな感じだった。
初見のような気分で見られるのはある意味お得なのかもしれないですね。

<2019/1/14 初投稿>
見始めなので評価はデフォルトの3.0です。

原作はラノベ。
もう10年以上前になるのかな。
途中まで読みました。
なにせ既刊が多いので。
そしてかなりうろ覚え(´・_・`)

原作はラノベ界では有名な作品です。
ラノベをここまで流行らせたきっかけになった作品なんじゃないでしょうか(たぶん)

「ブギーポップは笑わない」
タイトルがキャッチーですね。

例えば「世界の中心で愛を叫ぶ」に通じるものを感じます。
これはエヴンゲリオン最終話「世界の中心でアイを叫んだケモノ」が元ネタで、
そのエヴァも大昔のSF小説「世界の中心で愛をさけんだけもの」が元ネタだったりしてますが、
要は意味はよくわかんないけどキャッチー

「ブギーポップは笑わない」もタイトル先行な気もしますが、書店の本棚に置いてあると目が行ってしまう、ついつい手に取ってしまいそうなナイスなタイトルだと思います。

ジャンルとしては「セカイ系」
1作目の発刊はエヴァのちょっと後ですし時代ですね。
つまりちょっと青臭い。
自分と世の中との関係性に悩む年頃に読むとピタッとハマる作品です。

主役のブギーポップさんは
「世界が危機にさらされると自動的に現れる」
そうです。
セカイ系だから、ね。
そういえば最近までグリッドマンさんもやたら
「裕太!世界の危機だ!」連呼してました。
親戚かな?

どんな危機かは見てのお楽しみです。

ただセカイ系というだけではなく、物語の展開や設定に工夫を懲らそうとチャレンジしている点は好感が持てます。

一見、敵と思える相手のことをブギーポップさんは実はそんなに相手にしておらず・・・とか。
ポイントをずらしてハッとさせる感じの作品。


アニメはまだ3話までしか見ていないですが、原作をうまく表現してます。
ただ原作読んでないと何が何やら(´・_・`)?という気も

雰囲気は一貫して暗いのでそういうの苦手な人にはさらに辛いかも。

あとブギーポップの表情。
原作では左右非対称の奇妙な表情とあります。
半分笑って、半分泣き顔でみたいな感じでしょうか。
それがアニメでは「半笑い」に見えてしまいました。
ここら辺を映像で表現するのは難しい。
文章なら一行なのに。

ものすごい好きかと言われると微妙だけど
懐かしさもあるのでたぶん最後まで見ます。


最後に

スポルディングのスポーツバッグ懐かしいなー
アニメではどうなってんだっけ?

投稿 : 2024/06/08
♥ : 54

68.5 10 戦闘で笑いなアニメランキング10位
GRANBLUE FANTASY The Animation(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (370)
1479人が棚に入れました
父親の手紙に記された星の島・イスタルシアを目指すため、故郷の島ザンクティンゼルを発つ決心をした主人公は、エルステ帝国から脱走してきた少女・ルリアと出会う。ルリアを帝国から庇い重傷を負った主人公だったが、ルリアが自らの命を主人公の命とリンクさせ、一命を取り留める。主人公はイスタルシアを目指すため、ルリアは帝国の追手から逃れるため、ザンクティンゼルを飛び立った。

声優・キャラクター
小野友樹、東山奈央、釘宮理恵、沢城みゆき、平田広明、田村ゆかり、山路和弘、田中理恵、加藤英美里、杉田智和、伊藤かな恵
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

良い意味で、ソシャゲRPG原作らしからぬ、真っ直ぐで爽やかなアニメ

【文量→中盛り 内容→感想系】

【総括】
2期、視聴開始っす♪

ソシャゲRPG原作らしい作画の良さとキャラデザの格好良さ、音楽の素晴らしさ(特にOP)がまず際立つ。その上、ソシャゲRPG原作らしからぬ、しっかりとした王道のボーイミーツガールのストーリー展開が好印象。キャラも増やしすぎず、きちんと感情移入できるものになっていました。

素晴らしく面白い! とまでは言えませんが、観ても損しない、なかなかに面白い作品でした。

《以下ネタバレ》


【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
※個人的経験と感情により皮肉っぽくなっていますが、基本は、誉めてますよw

私は基本的にソシャゲ嫌い、ソシャゲRPGはアニメに向かない、という考え方です(詳細はチェインクロニクルのレビューに)。

でも、本品は良かったですね。ストーリーこそ目新しさはないものの安定していたし、それ以外はいずれも高いクオリティだったかと(音楽とかすげぇ良かった。OPは今期(2017春)1位かも)。

個人的に一番の高評価は、カタリナのポンコツっぷりでした。3話とか、かなり萌えましたw ラカムもFFにそのまんま出てきそうwで、格好良かったですね。

あと、8話目のダンジョン回好きでした。1話完結でも魅せ所をちゃんと作り(バトル)、普段と雰囲気を変えたラブコメの要素(ルリアのアホ毛レーダーとか笑えたし、砂山を滑ってきてグランに抱きつくかたちになり、照れてるところとか萌えた)。その中で新たな仲間に出会い、新たな武器を手にするという、正道のファンタジー要素も忘れない。かなり優秀な回で、これは脚本が良かったのかな?

私は原作未プレイなので自信はないけど、課金によって得られるのは主に「武器」と「召喚獣」なんですね。だとすれば、アニメにするには都合良いのでしょう(キャラを増やさずにいけるから)。

と、思ったら12話は怒濤の登場人物連続出場でしたねw まあ、ここまでご新規さん向けに作ってきたから、最後に原作ファンへのサービスがあっても良いのかもしれませんね。

そして、ある意味超展開の13話(笑) まさか、ここまであんなに丁寧に作ってきたのに、根底から覆すとわ(笑) まあ、明らかに賛否あるでしょうが、個人的には好きですよ。13話ですし、円盤特典のOVAをタダで観られたと思えばお得です。てか、あにこれならこっちの方が評価上がりそうだと思うのは、私だけでしょうか(笑)

こういうソシャゲ原作なら、今後も観たいですね♪
{/netabare}


【余談1 ~グラブルへの一方的な逆恨み(笑)~】
{netabare}
自分が唯一ハマったソシャゲの運営がグラブルと同じなのですが、グラブルが売れるのと反比例するように、ウチのイベが雑になり、ガチャやゲームシステムも「重課金者から搾れるだけ搾り取ろう」という方向性に。そして、サービス終了。だから、グラブルには恨みしかないんだよな~w そして、それがソシャゲの本質。愛がないっすよ(涙)

ただ、グラブルへの個人的な逆恨みは、本作への評価には関係しておりませんし、グラブル自体が嫌いなわけではないので、悪しからず(むしろ、好きな世界観で興味あるんだけど、サービス終了になった「我がゲーム」に義理を通し、喪に服すためにもプレイすることはないでしょうw){/netabare}


【余談2 ~番組間のCMに物申す(笑)~】
{netabare}
ルリア「ねえグラン! 私たちの冒険がゲームでも出来るって知ってた!?」

……いや、アニメを観ている層で、グラブルがソシャゲだと知らない人って、どのくらいいるのかな?(笑)
{/netabare}

【先行放送 ザンクティンゼル編(自分用メモ)】
{netabare}
王道のボーイミーツガール。

初対面の少女を助けるために、帝国の正規兵と躊躇なく戦うとかw なんかこう、展開が早いというか、キャラに感情移入できないまま、ストーリーが進んでいく。グランはなぜ、ルシアを正しい者だと断言できるのだろうか? 美少女だからか?(笑)

後編、少年時代のグラン……まんまラピュタですやん(笑)

美少女と離れられないだって……!? 御褒美ですやん(笑)

てか、今期(2016冬)、釘宮さんのマスコット役多すぎないかいw
{/netabare}


【本編 各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
ん? 先行放送の「ザンクティンゼル編」のまんまかな?

2話目
同上。

3話目
カタリナ、ダメ可愛いw 渋いオッサンキャラは鉄板の格好良さですな。

4話目
なんか、普通のRPGのようにストーリーが流れていて、ここまでは好印象です。

5話目
艦隊戦っぽさもあり、面白かったです。なるほど、これで次のエリアにいけるわけですね(ソシャゲっぽい)w

6話目
シェロの動きは、清々しい程の力業で解決。まあ、開き直られると何も言えないw

7話目
なんか、ドラマをやってたな。悪くはないけど、普通に主人公パーティの話の方が好きだな。

8話目
なんか、ギャグ&日常回? ルリアさんのアホ毛、そんなことできるの(笑) あの剣は、ミッションクリア報酬かな(笑)

9話目
シリアス? ここからストーリーをまとめにいくのかな? オッサン同士の会話は、良いね~。

10話目
カタリナは、ルリアの親代わりなんですね。

11話目
安定してるな~♪

12話目
なんか、いっぱい出てきたぞ~。オッサンがパーティーに二人って、良いね!

13話目
まさかの女性主人公編(笑) まあ、良いんじゃないでしょうか。ファンサービスとして。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 48

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

グラブってる…?(CM三人衆出てきた!「ウェーイ!」)→ ifで締めるだと!(グラン編はファミ通文庫でノベライズ)

私はグラブってません(笑)。
まあ、このアニメは悪くない感じなのでしばらく観てみます。

2017.4.18追記:
ストーリーは、普通にRPGですね。そんなに悪くはないんだけど、パーティーのメンバーが揃うのにはもう数話かかりそうです。

ゲームでグラブっている人にはBD or DVDの特典が嬉しいのか、円盤の予約状況はわりと良いようです。

私は地上波でみられますけど、BSでしか観られない人は神撃のバハムートと放送時間かぶっちゃいますね。それでよいのか、Cygames…。

2017.5.29追記:
街中でイカ焼き売ってる露店の店員として、CMで「グラブってる?」、「ウェーイ!」ってやってる三人衆が出てきました。キャストもCMと同じっぽいです、ってただそれだけ…。

2027.6.25追記:
放送最終回の1話前が事実上の「最終回」でした。最終話は女性主人公のジータを選んだ場合のダイジェストストーリーでしたね。グラン版の映像を流用して、半分総集編みたいな最終話でした。

ただ、最終話を観て思ったのはジータはグランよりもかなり腕が立つように描かれてましたね。腕はSTAR WARSシリーズのジェダイマスター並みです。特殊能力なしでもカタリナより強そう(笑)!

EDもジータ版として背景アニメに若干の変更がありました。全体として、普通に冒険しててグラン版だった本編はけっこう面白かったです。

2017.8.29追記:
ジータ主人公の特別編はさておき、グラン主人公のストーリーはファミ通文庫でノベライズ(現在8巻:Ⅰ~Ⅷが刊行)されています。アニメのストーリーの続きを読もうと思うとⅣ以降になるみたいです。

続編がアニメ化されるかどうかは何とも言えませんが…。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 42
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

俺が欲しかったものはたった一つ…ルリアだ!!

2018.07.07記


ゲーム未プレイ

背景画がきれいで、ゲームもこんなきれいだったらいいよなーと思ってるうちにいつの間にか最終回。
RPGならではの仲間を集めていく過程とかイベント(クエスト)をクリアして進めていくところなどは王道といえば王道。いや、とても慣れ親しんだ世界です。

ただし、これ

「ゲームをやっていれば感情移入できるんだろうなぁ」

とはなっちゃいますな。

{netabare}これまで出てきてなかったキャラ達が勢ぞろいしちゃう12話とか、グランどこいっちゃんたの?の最終13話とかはアニメオンリーだと解釈難しいでしょうね。{/netabare}


私みたいな素人でもTHE販促アニメというのがわかってしまうほどの作品でしたが、不思議と嫌悪感のようなものは覚えませんでした。きっと露骨すぎて逆に微笑ましく思えたのでしょう。

なお、BUMPの主題歌はとても良い。


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2018.12.19追記


ルリアのスマホカバーしてる男の子を電車の中で2,3回見かけたことがあります。私は一時期パズドラやってたくらいなもので、ケータイゲームには本当に疎いです。きっとルリアちゃんもめっさ人気があるんだろうな。いい子だったもの。。。



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2019.11.03追記
《配点を修正》 ̟+0.1


※低評価は「そりゃないっしょ?」なオチだったから。
 いろんな作品観た今なら許せるかもしれませぬ。

2期始まりました!なんだかんだ観ます。だってきれいなんだもの…
そして2期の1話観てみたところいい感じで続編感が出てます。

この1期は最終話が別の意味で劇的ではありましたが、それ以外は1クール通して地道なRPGやってました。
無味無臭なのは否めないものの、クセもなく嫌味な感じはしない作品です。



視聴時期:2018年4月~6月 地上波再放送  

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2018.07.07 初稿
2018.12.19 追記
2019.11.06 追記/配点修正
2020.07.21 修正

投稿 : 2024/06/08
♥ : 38

67.4 11 戦闘で笑いなアニメランキング11位
まほろまてぃっく(TVアニメ動画)

2001年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (234)
1477人が棚に入れました
まほろまてぃっくは、マンガ雑誌『コミックガム』に連載された、アンドロイドのハウスメイド(雑役女中)『まほろ』とその"ご主人様"である中学生の『美里優』を主人公としたマンガでアニメ・ゲーム化もされている。
外宇宙からの侵略者に対抗すべく、結成された組織『ヴェスパー』が生み出した最強の戦闘用アンドロイド『まほろ』。残された寿命の短さからその任を解かれ、残された時間の全てを、少年『美里優』のメイドとして、平穏な生活を送るのだが…。

声優・キャラクター
川澄綾子、瀧本富士子、菊地由美、水野愛日、真田アサミ、荻原秀樹、私市淳、高田由美、野田圭一
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ガンバリマッショイ!

原作未読。全12話

他の方のレビューで、ガイナックスとシャフトが組んだ作品ということで興味があって観て見ました。また、キャラデザはストパンやビビットの方、オープニングにはエヴァの監督さんが関わっているというようにとても豪華です。

お話は、地球外生命体と戦う史上最強のアンドロイドのまほろさん、長く十分戦ったご褒美として余生を自分の意志で選択できるようになりました。その選択の結果は中学生の主人公家の住み込みメイドさんだったというお話から始まります。

まほろさんは見た目は可愛いい普通の女の子ですが、お話の中でアンドロイドと連想させる動きが結構ありました。

お風呂のシーンや露出シーンが結構多いですね。

{netabare}
特に中学生の主人公に迫る先生はちょっと間違えると犯罪ですね。強烈なキャラですw
「えっちなのはいけないと思います!」が印象に残った言葉ですねw
{/netabare}

前半は伏線を貼りつつラブコメ要素が強く、後半は一転シリアスモードに変わってきます。
説明も多く分かりやすいです。でもちょっと説明が長い感じもしました。

作画は古さを感じますが、でもよく動くし、ガイナックスが作った他の作品に似た雰囲気ありましたね。

単なるラブコメかと思ったら結構シリアスなお話も多く、SF要素も入っているので十分楽しめました。いいお話でした。

OP 可愛い曲です。まほろさんが歌ってます。
ED こちらも可愛い曲です。キャラも2頭身で可愛いですね。

最後に、まほろの中の人は川澄綾子さんですが、私が最初に川澄さんを知ったのはfateシリーズのセイバーだったので、EDのキャストを観て違いにびっくりしました(後で「藍より青し」のヒロインの葵ちゃんも川澄だと分かり納得です^^)

投稿 : 2024/06/08
♥ : 28
ネタバレ

ヒロトシ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

あんどろいどはでんきひつじのゆめをみるかー? 

何気にGAINAX×シャフトという豪華布陣でのアニメです。

{netabare}最強のアンドロイドとして、人知れず地球を外敵から守っていたまほろさん。

おまえらしらなかっただろー?
じつはちきゅうはいま、みぞうのききってやつらしくてなー?
このまえなんかえむなーじゅうはちせいうんからきたというちょっとへんなじしょうひーろーのぎんぴかやろーとわれらがまほろさんはきょうりょくしてがいてきってやつをたおしたんだーとくろちゃんがこうふんしながらいってたよー。くろちゃんここんところてつやつづきだったからなー。ちょっとあたまおかしいなー。でもくろちゃんだからしんじるー。

しかし彼女に残された時間は僅かであった事から、そのまま引退をする事になる。引退後の進路を聞かれたまほろさんは、自分の残り少ない稼働時間をある少年の面倒の為に全て費やすことを決意していたまほろさん。何処かの青いタヌキとは雲泥の差である。タヌキは別にメイドではないけど。

あらすじから察するに悲壮な運命を背負っている我らがまほろさんですが、そんな素振りは露ほど見せず、ただただ優のメイドとして、あらゆる家事・雑務をこなし、優に対しても、慈愛の心で接し、エッチな事には『えっちなのはいけないとおもいます!』と有名な決め台詞を以って優にお説教を噛ましてくれるという、なんとも羨ましい日常をコメディを交えて楽しく見せてくれます。個性的な優の友達・先生も交えて、まほろさんは自分の命が尽きるその時まで、今日も元気に甲斐甲斐しくお世話に励むのです。でもえっちなことはゆるしません!

しかしまほろさんは元々は最強と謳われた戦闘用アンドロイドでありまして、時折挿入されるバトルパートではその実力を存分に発揮、圧倒的な身体能力で敵を翻弄し、正確無比な射撃で相手を攻め立てていくその姿はまさに『最強』と呼ばれた、ありし日のまほろさんでした。バトルパートも実にスピード感溢れ、且つGAINAXらしい独特の演出で魅せてくれます。日常パートとバトルパートのギャップが、この作品の魅力でもあり、只の萌えアニメとは一線を画していると言っても過言ではないでしょう。登場する敵・リュウガも世界観に似合わず、冷酷で容赦のない性格の持ち主であり、後半からは前半とはうってかわって、ほぼシリアス展開一辺倒に。兵器としての役割を終え、平穏な日々を求め、実現させたまほろさん。しかしその日々を再び取り戻さんと、まほろさんは敵に立ち向かっていくのです。しかしそんな状況でもえっちなことは多分ゆるしてくれないでしょう!

話はまほろさん中心に回っていくので、回を追うごとに視聴者が知らず知らずのうちにまほろさんに感情移入させていく構成が上手いと思います。まほろさんは後ちょっとしか生きられないんだよというのは、最初から視聴者に提示されていますからね。しかもエピソード終了毎に『まほろさんがその機能を停止するまで後〇〇日』とか聞いてもいねえのにご丁寧に教えてくれる演出がありまして、それがもう切なさを増幅させるというか。だから前半部分であれだけ楽しそうにはしゃいでいたまほろさんが、後半部分でボロボロになる姿は正直見ていられないですね。私の場合、感情に先立つ部分がどうしても見ているうちに出てきてしまって、シリアス展開はそんなに好きになれませんでした。我侭で勝手な願望ですが、是非とも前半の雰囲気のままで最後まで駆け抜けて欲しかった。

OPの『まほろまてぃっく』のロゴが浮かび上がる瞬間にまほろさんがロゴをお掃除する演出も可愛かったですね。これはしっかり、続編の『もっと美しいもの』にも受け継がれていました。良き伝統だと思います。{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 13

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

まほろ

2020.10.25 視聴完了。

ちょっと古め作品ですが、充分楽しめました。
アンドロイドメイドの先駆けじゃないかなと思います。

各話のラストにタイムリミットが表示されるのはヤマトだし
10話の過去回は至るところでエヴァだし、
いろいろオマージュがありますね。
作画はフルメタル・パニックに似た感じ。

個人的には子安さんや野田さんの声と
Fateのセイバーをやった
川澄さんの若かりし声(失礼しましたo(__)o ペコリ)を
堪能しました。(笑)

投稿 : 2024/06/08
♥ : 12

67.3 12 戦闘で笑いなアニメランキング12位
へうげもの(TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (248)
1228人が棚に入れました
時は戦国乱世。織田信長が今まさに天下を獲らんとするその陰に、茶の湯と物欲に魂を奪われた一人の武将がいた。
のちに数奇者として天下に名を轟かせる「古田左介(織部)」である。
「出世」と「物」、二つの欲の間で葛藤と悶絶を繰り返す日々の中、時代は大きく揺れ動く。やがて左介は「数奇者」としての天下獲りを心に決め、「へうげもの」への道をひた走る。
天才・信長から壮大な世界性を、茶聖・千利休から深遠な精神性を学び、戦国時代を駆け抜けた男/知られざる傑物の物語。

声優・キャラクター
大倉孝二、小山力也、江原正士、田中信夫、田中秀幸、鶴見辰吾

お茶 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

アニメーションだからこそ

私がアニメを見る理由として色々とあるのですが、その一つにTVとかドラマで伝えてくるメッセージとかを中々、スッと胸に入って来ない時があります。壁を感じるというか、説教臭いというか、実在する人が語るからこそ、変なフィルターを感じてしまう。その点アニメーションは比喩的であったり、絵の面白さであったりと、二次元だからこそ、空気のように伝わってくることがあると感じております。

その中で、千利休という人間を時代劇とかもろもろの歴史的番組、資料を通じても、いまいちその人物像が把握できないでいます。それこそ乱世の時代でわび茶及び芸術家として名を馳せた人物であったと同時に扇動者でもあって、妖怪くらいなイメージですよwまじで。私の中では織田信長や、秀吉よりも、そのたたずまいや雰囲気があったのであろうと想像する。時代劇などで語られる生身の人間で、いくら千利休を持ち上げても実感が湧かない。

だからこそ、その奇な人物像を描くにはアニメーションという二次元で表現するのが、合っていると勝手ながら感じる。信長の時代からその後までを、数奇にエキセントリックに、武の影で美や欲が人を惹きつける要素を、人の業と好きにスポットを当てて描かれる本作。

妖怪とまではいかないにしても、利休を飄飄とも不気味とも取れる雰囲気で描かれ、日本の趣きの発端も利休からなのかは知りませんがwそう感じさせられ、本作のテーマである「わび」(美意識を楽しむこと)があるゆる所に散りばめられていた。

実際の所、もっと不気味さを出しても良かったとも感じるが、この飄飄でのっぺりとした雰囲気も利休の醸し出す雰囲気ゆえと受け取った。また茶の湯以外の利害関係を円滑に運ぶ、彼のまた違った側面も堪能できるのも面白い。そんなこんなで利休らしさをようやく掴めたと同時に、アニメーションだからこその、創ることの出来る世界をまじまじと感じた次第でございます。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 43

野菜炒め帝国950円 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

これ数奇

歴史物。
侘びスキー。
全39話。

キングオブ名作。ここでの平均評価3.6はあり得んわー。

みんな大好き戦国時代を舞台にした物語。
主役は誰や?信長か?秀吉か?古田織部?誰やそれ。
自分もそれなりに日本史は好きだったつもりだったがコレ見るまでこの人知らんかった。
有名な千利休の弟子で茶の湯の世界では超有名な人らしい。
アニメに限れば中々喰えないおっさん。所謂イケメンでは無いが味わい深い主人公。
登場人物も誰もが知ってる有名人からちょっとマイナーな人までより取り見取り。

大体、この時代を扱うアニメ漫画と言えば派手な合戦をメインに持ってくるのがお決まりパターンだけどこの作品に限れば合戦はおまけ。主役は茶の湯、分かり易く言うと文化。これがメインになる。
お堅い話を予測されそうだが、全く違う。
文化、侘び寂びを中心に繰り広げられる人間物語。人間ドラマ。
妙に人間臭い奴らの物語に笑い泣き感動色んなもんが詰め込まれてる。
最近、自分の中で求めてる「泣き」の部分を挙げてみても、随所にちょっと泣ける話が盛り込まれてる。
特に最終回の利休さんとの絡みは号泣もんだ。ここはボロボロ泣けた。
また見ていくうちに分かるが、ちょっとした遊び心も仕組んであって中々笑える。

会話や喋りの中の「間」にも意識して見ると楽しい。絶妙。
それとどう見ても、もう1人の主役、千利休の圧倒的存在感にも注目してみて欲しい。
この師弟関係は、ある意味理想的で笑えるし泣ける。
なんか賛否別れてるらしいOPも斬新で秀逸。個人的には作品に合ってると思うんだが、感覚がおかしいのかね。


はぁ・・マジ名作。こういうアニメどんどん増えて欲しいわ。
嫌いなNHKてのが引っかかるけど。
下手な大河よりよっぽど大河してると思うんだわ。
戦物しか興味ないわーってな人も、数話くらいは見て欲しい。嵌ればあなたも詫びスキー。

でも多分これの良さが分かるのはある程度大人じゃないと厳しいような気もする。
と、さりげなく自分がいい大人であることをアピールしつつも多くの人に勧めたい。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 42

にゃんた さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

感性類似判断のメルクマール

『侘び数奇とは?』

これを、アニメ作品全体で体現している。

作画、声優、BGM、演出、どれもこれも気に入らない部分が少しずつある。
「完璧」とはいえない。
どこか欠落している。

しかし、それが・・・なんとも「面白い」。

他のアニメ作品も素晴らしいのだが、完璧になろうなろうとして、
どこか力み過ぎている。みていて疲れる。
面白いように見えるけれども、なんだか面白くない。

そんな境地に達しているアニメ数寄者には、心地よいアニメになるのではないか。



アニメ数寄者の皆様は、これ以降をお読み頂く必要はございません。
蛇足というべきものにて。





~~以下蛇足~~

このアニメを「面白い」と感じる人とは感性が近いと思う。
その辺の嗜好を判断する良いメルクマールになるだろう。


よく知られている、織田信長らが活躍していた戦国時代。
この時代に、血縁ではなく、軍事力でもなく、経済でもなく、人と人を結びつけ、勢力構造に影響を及ぼしたファクターがあった。

「文化」である。

ここにスポットを当て、
それがどのように人々を結びつけ、成長させ、変化させ、破滅させていったか。
その点について、さすがNHKともいうべき、奥深い人物描写がなされている。

しかし、この作品、それらの表現がどことなく垢抜けない。ちょっとカッコ悪い。
だがそれがいい。

有名な画家の描いた風景画を見てみるとわかると思うが、山にしろ人物にしろ、決して主題となる対象物をキャンバスの中央に描かない。
中央に書かれているように見えるかもしれないが、必ず少しだけ左右にズレて描いている。

キッチリし過ぎは美しくない。
そういうこと。

キッチリした方が美しく見えるって?
気にしないことです。
それもまた「あなた」なのですから。







~~~以下、6話までの感想~~~

主人公は戦国時代に文化人としても生きた実在の武将。作中では使番(敵軍への使者)の任務をこなす。

冠婚葬祭など、ピーンとした緊張感が張り詰めた場所で、俗物的で場違いなことを考えたり、したりすると、無性におかしくなる気持ち、お分かり頂けるだろうか。
この作品、この種の笑いを描いていると思う。
これがハマる人にはハマるだろうし、ダメな人は全くダメだろう。
ただ、この笑いはおそらくメインではない。
茶の湯のシーンや有名武将同士の駆け引きなど、心のやりとりはとても深く、かつ緊迫感があって楽しませてもらった。
このような心理描写がメインだと思われる。

歴史モノは大好物なので、ここは文化面のみならず、その時代の作法、生活、合戦の状況など、細かい設定にまでこだわって描いて欲しい。
初回、丁寧な説明を省いて、いきなりストーリーが開始される。
なので、ある程度戦国史の知識がないと入りづらいと思う(「松永久秀の信貴山城篭城」と聞いて、すぐ把握できる方ならば大丈夫だろう)。

所々気になる部分はあるものの、現段階では、史実に沿ったストーリー展開、描写。
それでも、時代設定を維持したまま、ギリギリのところで笑いを取っている。
今後は、このラインを維持していって欲しい。
全39話が予定されているようだが、同じNHK放送の「十二国記」並みの好物アニメになるかもしれない。期待が高まる。

・・・しかし、秀吉のCVに江原正士さんは、ちょっと違和感がある。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 22

68.8 13 戦闘で笑いなアニメランキング13位
魔法騎士レイアース-マジックナイトレイアース(TVアニメ動画)

1994年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (214)
1169人が棚に入れました
人気作家集団CLAMP原作の初アニメ化作品。後半の展開は、少女漫画を基にした作品としては非常に珍しいロボットアニメとなった。東京タワーへ見学に来ていた女子中学生の光、海、風は異世界セフィーロへと召還される。そこで導師クレフより囚われのエメロード姫救出を依頼された彼女たちは、伝説の魔法騎士となって姫を虜にしたザガート打倒のために立ち上がる。だが、真に倒すべき敵はザガートではなかった?
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

CLAMP×ロボット×異世界召喚

◆総評:原作マンガは今読んでもかなりの魅力作だが、アニメはやや作品コンセプトに難有りか?

1994年~95年にかけて放送された少女マンガ原作・2章構成・全49話の長編アニメということで、さすがに最近のテンポ良く美麗なアニメばかり見慣れていると、脚本・作画・演出等いろいろと粗が目についてしまいました。
ただし、第一章のラスト2話は、かなり意外な展開で盛り上がるのと、第ニ章のラストも結構グッと来る良い展開なので、我慢して見る価値はありました。
全くの新規の方への視聴はお薦めできませんが、これまでCLAMP原作アニメを何本か視聴済みで、ファンになっている方なら、新たな発見もあって楽しめる作品かと思います。

◇以下、原作マンガ読了後の追記。

本作完走後、原作マンガ(『魔法騎士レイアース』(計3巻)、『魔法騎士レイアース2』(計3巻)の全6巻)の方も完走したので、アニメとの印象の違いについて若干の考察を加えます。

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『魔法騎士レイアース』(計3巻)  ※個人評価 ★ 4.4
少女マンガ誌【なかよし】連載期間:1993年11月号~1994年3月号、1994年5月号~1995年2月号(計15回)

アニメの第一章(計20話) ※個人評価 ☆ 3.6
放送期間:1994年10月~1995年3月(※登場キャラ&シナリオは基本的に原作準拠だがエピソードの水増しあり)

『魔法騎士レイアース2』(計3巻)  ※個人評価 ★ 4.3
少女マンガ誌【なかよし】連載期間:1995年3月号~1996年4月号(計14回)

アニメの第二章(計29話) ※個人評価 × 3.4
放送期間:1995年4月~11月(※ただし登場キャラ&シナリオに大幅な違いあり)
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・上記のとおり、アニメの第一章は原作の前半『魔法騎士レイアース』にほぼ準拠していますが、第二章の放送が始まる頃には原作のストックが尽きており、この第二章は原作とは別シナリオの展開となっています。
・ただし、第二章のシリーズ構成&脚本自体は、マンガ原作者(CLAMPの大川七瀬氏)が行っているので、アニメ制作側が原作マンガのシナリオを改悪した、というわけではありません。

・原作マンガの方は、マンガの制作技術そのものが20数年前とさほど変化していない(※技術進歩の著しいアニメと違って、その頃から既に完成の域にあった)こともあって、今の基準で見ても相当な魅力作・力作と思いました。
・一方、アニメの方は、本作が制作された1990年代前半~中頃の水準ではシリーズ構成/脚本/作画/演出のあらゆる面に関してまだまだ完成度が低く、

(1) 第一章では、引き締まった内容の原作に、予め決まっている放送回数に見合うように、当たり障りのないエピソードを水増しして、結果的に作品内容を希釈してしまっている印象。
(2) 第二章では、そもそも原作には登場しない重要キャラを複数登場させ、シナリオ自体も原作とは大幅に違ったものに変えたが、その際に、原作の方に一貫して伏流し、アニメの第一章でもその片鱗の伺えたシナリオ&キャラ&世界観設定の「CLAMPらしさ」が大きく毀損されてしまった印象が強い。

・本作の監督を務めた平野俊弘氏は、どうやらロボット&アクション作品に強い方らしいので、登場キャラの心情推移の細やかな描写に魅力のあるCLAMP作品(※本作のように一見、派手なロボット&アクションものの顔をしている現作マンガの場合でも、実際には登場キャラの細やかな感情の動きの描写に魅力があってこそ人気が出たものと推測します)の監督としては、やや不適任だった気が個人的にはしました。

※以上、まとめると・・・

<1> 原作マンガの方は、今読んでも十分に楽しめる、内容の引き締まった魅力作と思いますが、
<2> アニメの方は、当時のアニメ化技術の未成熟に加えて、内容面でも原作マンガの魅力が大きく毀損されている感があり、残念ながら、原作マンガを読んでその熱烈なファンになった方以外には余りお勧めできる作品とは思えませんでした。

※なお、本作の数年後に原作マンガの連載が始まり、本作と同じく連載途中でアニメ化の決まった、同じCLAMP原作作品 『カードキャプターさくら』では、本作での経験を上手く活かした?原作者大川七瀬氏が、最初からシリーズ構成を全部担当してアニメ化に際しての制作コンセプトを予め確り打ち立てている印象で、NHK製作アニメという制作環境の良さも加わって、原作マンガ以上にアニメの方が魅力的な作品に仕上がっているように思います。


◆視聴メモ
{netabare}
・光、海、風は揃って14歳(中学2年)
・信じる心が力となる世界セフィーロ
・ザガードは神官なので「猊下(げいか)」
・魔神=マシンつまりロボットなのか?それとも謎生物なのか?はっきりしない{/netabare}

◆作品情報
{netabare}
原作           CLAMP
監督           平野俊弘
シリーズ構成      まるおけいこ・中村修(第1話 - 第18話)、大川七瀬(第19話 - 第49話)
脚本           大川七瀬、まるおけいこ
キャラクターデザイン 石田敦子
メカニックデザイン   山根理宏
音楽           松尾早人
アニメーション制作  東京ムービー新社{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回


========== 魔法騎士レイアース (1994年10月-1995年11月) =========
{netabare}
 - - - - - - - - - - - - - - - 第一章 - - - - - - - - - - - - - - - - -
  ^^^^^^^^^^^^ OP「ゆずれない願い」、ED「明日への勇気」 ^^^^^^^^^^^

第1話 伝説のマジックナイト始動 ★ 伝説の魔法騎士セフィーロ召喚(光・海・風)、導師クレフの託言、光の魔法
第2話 沈黙の森の創師プレセア ☆ 創師プレセア&モコナとの出遭い、初めての武器、エテルナへの出発
第3話 謎の美少年剣士フェリオ ☆ 意思の世界、風&フェリオの共戦、沈黙の森脱出
第4話 執念の魔操士アルシオーネ ★ 海負傷、光奮闘、海の魔法、風の魔法 
第5話 伝説の鉱物エスクード ☆ 平面の泉、エメロード姫、アルシオーネ撃破
第6話 命をかけたプレセアの武器 ☆ セフィーロ崩壊の始まり、召喚士アスコット、召喚獣アトランテ襲撃、騎士の剣、プレセア死亡
第7話 捨て身のフェリオ砂漠の恋 ★ 剣士フェリオの迷い、召喚獣パジェロ、剣の成長(風)
第8話 召喚士アスコットの恐怖の罠 ☆ 魔物の跋扈する村、召喚獣ビガー(ひかり)、剣の成長(光)
第9話 マジックナイト最大の危機! ☆ アルシオーネの執念、海の迷い(東京タワー)、剣の成長(海)
第10話 よみがえる伝説の魔神セレス ★ 召喚獣カペラ、海の神殿、魔法騎士の証し(海)、第一の魔神復活
第11話 異世界セフィーロの魔神伝説 ★ 神官ザガート襲来、エメロード姫の救助依頼、フェリオとの再会、村人の襲撃、フェリオの機転
第12話 恐るべき幻惑士カルディナ ☆ 導師クレフ&エメロード姫の幻覚、海の召喚士アスコット説得 
第13話 この世界でいちばん大切なもの ☆ 金の亡者カルディナの懐柔 ※脚本いまいち
第14話 光、海、風のゆずれない願い ☆ 魔物は不安・恐怖の現実化、光の孤独な奮闘、魔法騎士への意思 
第15話 第二の魔神・空神ウィンダム ★ イノーバの策略(セラ、人質フェリオ)、魔法騎士の証し(風)、第ニの魔神復活
第16話 強敵!剣闘士ラファーガ ★ セフィーロ崩壊の危機、の親衛隊長 
第17話 イノーバの正体とよみがえる記憶 ★ 聖獣イノーバ、フェリオの素性・記憶の封印解除
第18話 最後の魔神・炎神レイアース ★ ザガート襲来、魔法騎士の証し(光)、最後の魔神復活 
第19話 対決!魔法騎士 VS ザガート ★ セフィーロの理(ことわり)、ザガートの魔神、合体魔法(光の螺旋)、「どうか、自由に」
第20話 伝説の魔法騎士! 驚異の真実 ★★ 姫の異変、姫の真意、帰還、三人の願い

 - - - - - - - - - - - - - - - 第二章 - - - - - - - - - - - - - - - - -
  ^^^ OP「キライになれない」、ED「ら・ら・ば・い〜優しく抱かせて」 ^^^

第21話 出発(たびだち)と新たな絆 ★ 東京タワーでの再会、再召喚、クレフとの再会
第22話 セフィーロと三つの国 ☆ 柱不在のセフィーロ、プレセア・三魔神との再会、オーロザムの挨拶(イーグル)
第23話 オートザムの侵攻とランティス ☆ フェリオ&ラファーガ達との再会、ランティス(ザガート弟)&妖精プリメーラ登場
第24話 魔法騎士と戦艦NSX ☆ 避難民の少女ミラ、オートザム戻りのランティス、アルシオーネ再襲来
第25話 光と夢の中のノヴァ ★ アルシオーネの異変(邪悪な気配)、ノヴァの呼びかけ、イーグルとの対話、アスカ登場
第26話 魔法騎士とファーレンのアスカ ☆ ファーレン第一皇女アスカの幻術 
第27話 セフィーロの柱の秘密 ☆ 主を待つ王冠、光の夢に出てくる謎の存在(デボネアとノヴァ)
第28話 光とランティスの危険な旅 ☆ 城の外の世界、アルシオーネとランティスの出遭い  
第29話 イーグルと捕われた光 ★ NSXクルーと光の交流、極度に機械化された国オートザムの危機
第30話 ノヴァと悪魔の魔神レガリア ★ レガリアvs.レイアース、デボネア出現、折れた光の剣
第31話 チゼータの移動要塞と戦えない光 ☆ チゼータの侵攻 
第32話 海・風とファーレン・チゼータ ☆ 光の苦悩、巨大サイユン、海・風囚われる
第33話 光の願いとプレセアの秘密 ☆ プレセアの双子の妹、光の剣の再練成
第34話 光と引き裂かれた友情 ☆ 続き、イーグルの病気発覚
第35話 海とタータ・タトラの野望 ☆ 海とチゼータの姫たちの交流、風とアスカ姫の交流
第36話 風対アスカ! 命がけの弓勝負 ★ 風のアスカ説得、フェリオの風救援 
第37話 甦れ! 光の剣 ★ ノヴァ一時撃退、デボネア一時撃退、アスコット負傷
第38話 イーグル・セフィーロ城総攻撃! ☆ 戦艦NSXの砲撃、クレフの防御魔法の限界、オートザム機(FTO、GTO)vs.魔法騎士達
第39話 セフィーロ城 大混戦! ★ 魔物の城内出現、イーグル捕獲、デボネア王冠奪取失敗、エメロード姫の声
第40話 魔法騎士とひとときの安らぎ ★ 過去のセフィーロ(光の幻視)、柱が無くても花が咲く世界
第41話 ノヴァとの戦いと魔物の正体 ★ ノヴァのランティス襲撃、王冠の鼓動、魔物を生み出すもの(恐怖心)の克服、光の恋心の行方
第42話 巨大サンユン VS NSX! ☆ アスカの成長(セフィーロの柱断念)

  ^^^^^^^^^ OP「光と影を抱きしめたまま」、ED「いつか輝く」 ^^^^^^^^^^

第43話 王冠の部屋と柱の記憶 ★ デボネアの所在、王冠の変化、柱の有資格者
第44話 真剣勝負! 海 VS タータ・タトラ ☆ チゼータの敗北宣言、セビル&アルバ登場
第45話 絶体絶命! ランティスの危機 ☆ ノヴァの正体、ランティスの躊躇い・負傷 
第46話 光・衝撃! ノヴァの真実 ☆
第47話 真の柱は!? 光か、イーグルか!? ☆ 
第48話 果てしない戦い! ★ イーグルの自己犠牲
第49話 勝利への道! 信じる心が開く明日! ★ 対デボネア最終決戦、セフィーロの新しい出発、帰還{/netabare}
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★★★(神回)0、★★(優秀回)1、★(良回)22、☆(並回)26、×(疑問回)0 個人評価 ☆ 3.5 



============= 魔法騎士レイアース OVA (1997年7-12月) ============

全3話 ※未視聴
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★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)0、☆(並回)0、×(疑問回)0 個人評価 

ED 「All You Need Is Love」

投稿 : 2024/06/08
♥ : 25

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

少女たちの心の強さで世界を救う。バトルの王道のすべてが詰まった作品。

●はじめに
”カードキャプターさくら”など、有名作品がたくさんあるCLAMPが原作です。

この作品は、第1章(20話)と第2章(29話)に分かれています。

それぞれでストーリーの雰囲気がまったく違うので、1章と2章に分けてレビューを書きたいと思います。うん、長くなりそう!笑


●ストーリー
【1章】
獅堂光(しどう ひかる)、龍咲海(りゅうざき うみ)、鳳凰寺風(ほうおうじ ふう)。

3人はエメロード姫によって、セフィーロという異世界に召喚される。

エメロード姫は神官・ザガートによって幽閉され、セフィーロの平和を祈ることができず、世界は崩壊の危機に瀕していた。

3人は導師・クレフから”魔法剣士(マジックナイト)”となり、セフィーロを救ってほしいとお願いされる。


魔法、剣、ロボット…。バトルの王道がすべて詰まっています。戦うのは女の子だけど。

「戦士がお姫様を救い出して世界を救う…。まるで王道のRPGだわ。」
と、作中で海ちゃんが話していますが、まさにその通りです。

王道なのにおもしろい。わくわくする。まさにバトル作品の原点なのだと思います。

20年前の作品というのが信じられません。

今見ても普通に、というか期待以上に楽しめました。

原作を小学生の頃に読んでいたので、ザガートの真の目的など、ストーリーの核はなんとなく覚えていたのですが、

それでもラストは感動(;;)つい涙が…。


【2章】
異世界での戦いが終わり、元の世界に戻ってきた3人。

深い後悔と悲しみを抱えた3人は、何者かによって再びセフィーロに召喚される。

柱を失ったセフィーロを狙って3つの国が攻めてきていた。

3国は、セフィーロの新の柱の座を狙っていた。

新しい柱が決まるまで、セフィーロを守り切れるのか…?


2章はロボバトル展開が主でした。

漫画もアニメも、2章の途中でつまらなくなって見るのやめたんだよねー。

今思うと、2章はとても展開が遅く感じたことが原因かな。

セフィーロvs3国なんだけど、なかなかの膠着状態。

マジックナイト3人の別行動が増えてきて、それぞれのストーリーがあるから、軸のストーリーがなかなか進まない。

だから展開が遅く感じて、飽きてしまう。

ラストはさすがの展開でしたけどね。

特に最終話はよかった。これだけは、1章で終わっていたら感じることのできない感動でしたね。

【総評】
同じ作品だけど、1章と2章では雰囲気が全然違います。それを簡単にまとめてみると、
<1章>
・勢いのあるかっこいいバトル。
・ストーリーおもしろい。軽い。笑いも多い。
・展開がさくさく軽く進む。
・お姫様を救うために冒険する王道のRPG。
・あっという間。

<2章>
・戦うことの無常さを強調。
・ストーリー微妙。重い。進まない。
・展開が重くて胃もたれ。
・恋愛要素多い。イケメン多い。恋の矢印出過ぎで複雑。笑
・戦争。守る自国と攻める他国。
・長い。

ざっと書いただけでこんなに違う。

同じ作者、同じ作品でここまでテイストの違うものが出来上がるってある意味すごい。

●バトル
【1章】
1つ1つのバトルが1話の中で終わります。

下手に引っ張らない分、あっさり見れるのも見やすいポイント。

魔法も防具も武器も、戦いを経験する中でだんだん成長・進化していき、飽きることがありません。

戦う女の子、かっこいいなあ。下手な男主人公より、全然かっこいいですww

【2章】
1つ1つのバトルが長いです。「もういいよ~早く決着つけてよ~。」という感じ。

勝ち負けではなく、バトル中に何かトラブルが起きてバトル中断、後日再開、という展開が多かったかな。

1章ですべて出し切ったのか、魔法も防具も武器も、ほとんど成長しません。

その代わり、敵キャラや新キャラの術やロボットが見どころ。


●キャラクター
【1章】
この作品のすごいところの1つと言っていいと思います。

キャラが重厚。アニメオリジナルの敵キャラはいまいちだったけど。

主人公の3人は、ちぐはぐなようで、なんだかんだいいトリオ^^

元気で正義感に燃える・光。
やかましくてフェンシングが得意・海。
切れ者のお嬢様・風。

プラス、謎の生物モコナww

モコナかわいいよー、もふもふしたい。笑

そして旅の途中で出会う剣士・フェリオ。

このフェリオが登場するたびいけめんでテンション上がりすぎてやばかったwww

さすが少女漫画が原作、乙女心をわかってらっしゃるwwwww

【2章】
1章のキャラ+新しいキャラ。

キャラに関してはさすがというべきか、まったく勢いが落ちません。濃厚。そしてイケメン。笑

敵国のキャラもいいので、憎めなかったよ。

特にイーグルはよかったよ。何度「イーグルーーーー!!!」と心の中で叫んだか。笑

でもやっぱり1番は最後までフェリオだったな。風ちゃんがうらやましすぎてたまりませんww

そしてアスコットの変化には爆笑wwwwどう努力すればああなるんだよwwww

欲を言うと、全ての戦いが終了した後の、キャラのその後をもっと知りたかったな。


●作画
こればっかりは、20年という時間には勝てません(笑)

「おい、作画www」と突っ込みたくなることがありますが(特に1章)、それは仕方ないですね^^;

それでもバトルシーンはなかなかのものなのではないでしょうか?

後半は見ていてほとんど違和感なかったし。


●音楽
【1章】
OP「ゆずれない願い」は、今でもまったく色あせない伝説の神曲です。

私個人にとっても、思い出がありすぎて語りつくせない1曲です(笑)

聴いたことがない人は人生損してますよ!!!笑

ED「明日への勇気」も、久しぶりに聞いて大好きになりました。

なんと元気のもらえる曲!!明日からも頑張ります!!

【2章】
OP「光と影を抱きしめたまま」は、「ゆずれない願い」同様時代を越えても色あせないですね。大好きです。

2章の雰囲気にもよく合っていました。


●まとめ
全49話で、見るのになかなか時間がかかりました。

個人的には、1章はおすすめ。楽しめました。でも2章は見なくてもよいかな。

きちんとした完結を望むのであれば、頑張って2章も見てください。笑

投稿 : 2024/06/08
♥ : 25

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

異世界アニメにハマり始めた時期の名作。現代の異世界ジャンルに物申したい。

今でもOP覚えてて歌えますね。


「ゆずれない願い」

「明日への勇気」「キライになれない」
「光と影を抱きしめたまま」

「ら・ら・ば・い~優しく抱かせて」
「いつか輝く」

いい曲ばかりです。


OVAの「All You Need Is Love」が地味に好き。

このアニメは今考えればオーパーツみたいなアニメで、カラー分けされた個性のまったく違うヒロインたちが、
異世界召喚され、伝承の勇者となり、振りかかる困難を打ち破り、徐々にレベルアップし成長していく様を見せる。
よくアニメが良いか原作が良いかでもめることがあるのですが、それも面白い部分で、差異がハッキリしてる。

アニメではメカデザインのプロが手がける「魔神」と呼ばれる機械仕掛けの意思を持つ兵器が戦うことが多い。
他にも主要人物がストーリー半ばに亡くなってしまったりと、原作ほど何もかもが綺麗に仕上がるわけではない。

原作は、美しい女性や男性を繊細に描写し、戦闘で血を流し困難に見舞われてもなお、凛とした立ち姿を見せる。
アニメでは、男の子も視聴に耐えうる少年漫画的な表現やスピード感もあるが、その分禍々しいデザインもある。
制作環境や客のニーズに、時代考証を鑑みた時に納得ですし、作者側とアニメスタッフの連携があっての両作です。

でも、アニメで明かされない設定や登場人物の良い関係がとても好きなので漫画を読んで幸せになって下さいなw

曲としての完成度が高い現代のアニメソングではなく、“顔”とも言える作品のためだけに作られた名曲の数々は
このレイアースを語る上で無くてはならないアニメ版の骨子ともいえるものですし、この作品が好きだからこその
原作とアニメの両方をじっくり見て聞いて世界に浸ることが楽しかったですね。

何度観てもやっぱり好きだなーと思う部分。ふしぎ遊戯や十二国記でも思うのですけど、“東京”つまり現実世界
に帰ってきた時の主人公たちをアニメーションで観ている時がほんとに好きだなと思います。多分BGMや背景美術に
声優の演技、漫画版より詳細に長尺でやるなど、アニメならではの空気や楽しさが好きなのでしょうか?

最近の異世界モノでザンネンだなと思うのが、現実世界をドロップアウトしたい「欲」からくるものが多いので、
当時の異世界モノと違って現実世界でのエピソードやどちらの世界にも感じる郷愁を描かない点が少し物足りない。

お互いに無いと寂しい事柄があって、現実世界に帰ってきた時のカップラーメンの味(笑)や、世界の移り変わり、
仲間や恋人、打倒するべき悪などの、異世界で待つ人々。なんなら、やっぱ現実はクソゲーだなと再認識でも良い。

侘び寂びとは少し違うのかもしれませんけど、せっかく魅力を持たせられる要素を排除したのは痛いですよね。
でもこれは簡単な話なのかな?とも。この頃の作品を見ていた人達が異世界から帰りたい!と騒ぐ主人公達を見て、

「俺(私)だったら現実なんて捨てて、この世界に永住するのに…(だから、騒いでる主人公たちが煩わしい)」

なんて思いから、今のテンプレートが出来たかもしれないw 時代ごとに移り変わる流行りは興味深いものです。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 21

71.2 14 戦闘で笑いなアニメランキング14位
スレイヤーズNEXT[ネクスト](TVアニメ動画)

1996年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (207)
1118人が棚に入れました
テレビアニメ第2作目で、原作小説であるスレイヤーズ本編第2巻、第4巻、第7巻、第8巻を元に構成されている。本編第一部の残りのエピソードをアニメ化したが、6巻の内容のみ、構成や登場人物の都合上、ほぼ丸ごとカットされている。魔道の奥義が記された魔道書「クレアバイブル」を求めて旅に出たリナ達。千年前の降魔戦争以来、なりをひそめていたシャブラニグドゥ配下の魔族たちがなぜか彼女らの行く手を阻んでくるのだった…。
ネタバレ

Ballantine さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

いやぁいつになっても面白い!

公式サイト
http://www.tv-tokyo.co.jp/contents/slayers/


シリーズ物第二弾、全26話。冒険ファンタジー。

■TVアニメ
スレイヤーズ
スレイヤーズNEXT    ←ここ
スレイヤーズTRY
スレイヤーズREVOLUTION
スレイヤーズEVOLUTION-R
■劇場版
スレイヤーズ(劇場版)
スレイヤーズRETURN
スレイヤーズぐれえと
スレイヤーズごぅじゃす
スレイヤーズぷれみあむ
■OVA
スレイヤーズすぺしゃる
スレイヤーズえくせれんと


サブタイトル

第25話までのサブタイトルはしりとりになっている。余談だがサブタイトルの1文字だけ赤文字になっている。


主題歌

オープニングテーマ「Give a reason」
歌 - 林原めぐみ、作詞 - 有森聡美、作曲 - 佐藤英敏、編曲 - 大平勉
エンディングテーマ「邪魔はさせない」
歌 - 奥井雅美、作詞 - 奥井雅美、作曲 - 奥井雅美・矢吹俊郎、編曲 - 矢吹俊郎
挿入歌「乙女の祈り」
歌 - 林原めぐみ&鈴木真仁、作詞 - 渡部高志、作曲 - 奥井雅美、編曲 - 矢吹俊郎

いやぁOPED共に神がかっていますね。大好きです。当時こればっかカラオケで歌ってましたよ。すっかり忘れてたのでまたカラオケ行った時は歌いたいと思います!


各話感想(14話以降~ 1話から書いておけばよかった…
{netabare}14話
緑川さんwwなんで歌ってるんですかw
ってかアイドルアニメになってるwリナとアメリア可愛いw
もうドラグスレイブのバーゲンセールw
15話
完全にコスプレ回w
ガウリィのクラゲが面白すぎるw
ちょくちょくリナが今までクラゲってツッコミ入れてたんだよな。
リナの足音がうるさいw
しりとりならぬ尻取りw完全に詰んだゼルww
16話
はいはい毎度毎度の飯テロ。なんでこんな食い物がうまそうなんだ。
ゼル女装やめいw
完全にタンゲw
何故かスポ根アニメにwまるでキャプ翼のような恐ろしさw
そしてクレアゲイブルという落ちw
17話
今度は女装回w
全員気持ち悪すぎるwゼルちゃんww
まさかのフェミ王国。
ルルwどっから出てきたんだよその名前wだが、男だ。
宝塚w結構パロ多かったんだなぁ。
Bパート始まりが完全にBLww
落ちは嘘発見器とみわがまさかの男w
ゾクゾク男の娘が暴露wひどい回だったww
神谷浩史がMOB出演!
18話
ここからが本番シリアス回が始まる。
はいはい出落ちゼロスw
マルチナ苦労してんなーwリナひっでぇw
石版多すぎwクレアバイブルとは一体なんだったのか…
完全なるコピーとはいえこれはひどいw
文字も点字みたいなもんじゃねぇか。
おばあちゃんにガウリーとの関係聞かれて赤くなるリナ可愛いw
リナとガウリーの焚き火シーンいいなぁ。
一生かって完全にプロポーズだろwって寝んな!w
黒い石版。

ギガ・スレイブ『不完全版』
闇よりもなお暗き存在(もの)、夜よりもなお深き存在(もの)混沌の海にたゆたいし、
金色なりし闇の王、我ここに汝に願う、我ここに汝に誓う、我らが前に立ち塞がりし
全ての愚かなるものに、我と汝が力もて、等しく滅びを与えんことを

ここメッチャシリアル。
いよいよ出ましたガーヴさん。


19話
あれだけ強かったゼロスが一瞬のうちにフルボッコ…
セイグラムまで。
ヘルマスターの目的は…秘密ですヽ(・ω・)/ズコー
ドラグスレイブがまったく効かないセイグラム。
絶体絶命ですね。この状況でマルチナ登場www
ばあちゃん強いな。水竜王=ゾアメルグスター
ばっちゃああああん!
今から真人間になるんですって職業じゃないんだからw
ズタボロのボコボコwwアメリアひでぇw
「人生って素晴らしい人生って素晴らしい」
いやいや勘弁して下さいよアメリアさんww
上から10皿ずつとかおまえは悟空か!w

20話
アクアおばあちゃんどうなったんだろうか。
可愛いショタだと思ったらまさかの盗人w
ゼル「リナに食われなくてよかったな」
えっとどういう意味ですか?なんか色んな妄想が膨らんじゃうんですがw
ゴールデンドラゴンとブラックドラゴン…
マルチナ駄目過ぎるw
降魔戦争?クラゲツッコミw
ゴールデンドラゴンまさかの擬人化!
しっかしまぁマルチナ良いキャラしてんなぁw
ガウリーの1012歳以上ツッコミヽ(・ω・)/ズコー
真のクレアバイブル。おいマルチナww

21話
いよいよ伝説の魔導書クレアバイブル解禁!?
のっけから完全にDBwヤムチャ視点w
ドラゴンジョークわらえねぇよ!w
ゼロス化物じゃねぇか…
アクアばあちゃん元気だったのか。
やっとクレアバイブルに辿り着いたか。
ロード・オブ・ナイトメアって響きがカッコイイ。
ロードオブロードって何かのゲームであったようななんだっけなぁ…
赤龍vs青龍再び…
正義の拳ww

ラグナ・ブレード『完全版』
悪夢の王の一欠けよ、天空(そら)の戒めとき離れたし凍れる黒き虚ろの刃よ、
我が力我が身となりて、共に滅びの道を歩まん、神々の魂すらも打ち砕き

ガーヴ強すぎ…

22話
ラグナブレード完全版の反動か…
ガウリーとゼルかっけぇー。
ラグナブレード連発して大丈夫なのかよ…
倒したかと思ったらラグナブレード効いてないのかよ。
ショタはヘルマスターだったのか。まぁ大体わかってたが。
ガウリィまじヒロイン…
まーたサイラーグのサイラーイ。

23話
ガウリィの回想…
ガウリィ犬扱いすんなw
涙がちょちょぎれる…(´;ω;`)ブワッ
やっとシルフィーきたか。
ガウリー売るってどういう事ww川に流すとかw
ガウリーの暗黒騎士化。
ドラグスレイブの吸収とか半端ない。
ナイスタイミングでのザングルス。
ラグナブレードのバーゲンですね。
まっまっまさかのガウリーだったのかー(迫真
こっこんな展開誰がわかるって言うんですかー(棒

24話
あっ操られてるだとー(棒
そしてまた拐われる…
マルチナ駄目すぎるw
何がどうして街が復活してるのやら…
お父様ああああ…生きていないだと?
フィブリゾの魔力で復活した仮初の命。
精神攻撃がひどい。
魔力増加版ラグナブレードでやっと侵入成功。

25話
フィブリゾが鬼畜すぎる。
アメリアがいちいち可愛いなぁもうゼルと結婚しちゃえよ。
マルチナの扱いが毎度毎度ひどいw
まさかのシルフィール版ドラグスレイブ。
アメリア…
死を操るものとかひどすぎる。
シルフィールもゼルもザングルス…
もうだめだこりゃ。全滅…

ギガ・スレイブ『完全版』
闇よりもなお暗き存在(もの)、夜よりもなお深き存在(もの)混沌の海、たゆたいし、
金色なりし闇の王、我ここに汝に願う、我ここに汝に誓う、我らが前に立ち塞がりし
全ての愚かなるものに、我と汝が力もて、等しく滅びを与えんことを

ロード・オブ・ナイトメア降臨キタ━(゚∀゚)━!
このストレスが溜まりに溜まった状態からの降臨はスカッとする。
もうメチャクチャかっこ良すぎる。
いつ見てもいいなぁ本当に最高だ。

26話
リナをおっかけてからの告白シーンは本当にいやぁ泣きましたよ(´;ω;`)ブワッ
そして戻ってきてからのギャグ落ちw
エピローグの結婚式で何故ザングルスとマルチナなんだよw
もうなんていうか色々理想的な最終回過ぎて素晴らしい出来だった。{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 17

Zel さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

悪夢の王の一欠けよ、天空の戒めとき離れたし凍れる黒き虚ろの刃よ

1996年放映作品
全5シリーズの内1stに続き2期にあたる
前作もファンタジーとして秀作と言える作品だったがこのNEXTはシリーズ最高峰と言われる名作

リナ ガウリイ アメリア ゼルガディス
という前作からのお馴染みのメンバーは健在
というかより一層個性を増している
ゼルなどcoolなキャラが崩壊しかけていて最高に笑えるw
それに加えて獣神官ゼロスが今作から一行と共に旅をする事になる
このゼロスがとても神秘的で惹きつけられる
温厚な人柄の奥に隠れる狡猾で残忍な眼差し
ゼロスの登場のおかげで物語は120%増しで面白くなっていると言っても過言ではないだろう

1st同様前半は一行が旅をしてる最中にトラブルに巻き込まれてそれを解決していくパターンだけど、様々なトラブルがやがて一つの謎に関わっていく
クライマックス数話の次々と魔族の大物が出てくる大迫力で息を呑む展開は圧巻
そして最後は感涙必須w

ちなみに3期にあたるTRYは翌年1997年放映
そこから11年の時を経て2008年に4期REVOLUTION
2009年に5期REVOLUTION-Rが放映されている
月日が空き過ぎた為4期以降は未鑑賞
いつか観たいと思ってます


主演リナを演じる林原めぐみさん
言わずとも知れている名優さんです
同時期に放映していたヱヴァの綾波レイと同一人物と知った時は驚きました

光の剣士ガウリィは松本保典さん
サザエさんのノリスケさんもやってます

残酷な魔法剣士ゼルガディスは緑川光さん
スラムダンクの流川楓などクールなキャラが多いです

セイルーン王位第一継承者の姫アメリア役の鈴木真仁さん
アメリアと言えばこの方です!まさにはまり役だと思います
最近は出演作品が少ないようですが好きな声優さんです

ゼロス役の石田彰さん
夏目友人帳の名取周一や男子高校生の日常の会長などいけしゃあしゃあとした役がよく似合う声優さんです

投稿 : 2024/06/08
♥ : 17

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

前作よりさらにスケールアップ

シリーズ第2作目。
謎の神官や怪しげな王女などの新キャラの追加や魔族の登場で前作を上回るストーリーを展開、ドタバタした冒険劇を繰り広げて最高に面白かったです。
前半はギャグ要素が強く、後半になるほどシリアスな重い展開に変わっていきます。
最終話はスレイヤーズ史上最も印象に残る名シーンを見せてくれました。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 6

62.5 15 戦闘で笑いなアニメランキング15位
ドルアーガの塔 the Sword of URUK(TVアニメ動画)

2009年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (170)
1057人が棚に入れました
ジル達の活躍によってドルアーガが倒され、塔からも魔物の姿は消えウルク国に一時の平和が戻った。しかし、ジルはカーヤの裏切りによる傷心のため部屋に引きこもり、ファティナもそんなジルの世話をしながら魔物のいなくなった塔で観光客相手のガイドをして生活費を稼ぐ、どこか満たされない毎日を過ごしていた。そんなある日、気分転換に訪れた先でジルはカイと名乗る少女に磔にされたカーヤの幻像を見せられる。その幻はいずれ現実に起きることだと語るカイに導かれ、カーヤの死を阻止しその真意を確かめるため、ジルは再び仲間と共に塔を登る事を決意する。今、二度目の大冒険が始まる…。

ざんば さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

最高のスルメ作品

ドルアーガの塔2期です

1期のレビューでは書いてなかったですが
正直そこまで期待していたわけではありませんでした。

でも全部見終わったときには完全にハマってしまいましたね。
物語もキャラも音楽もその他諸々も
見れば見るほど面白くなっていくスルメでした。
ギャグも慣れてくると心地がよくなりましたし、
1期の1話も全部見てからだとめちゃくちゃ笑えましたw

今回も物語自体はよくある王道な感じで
所々、都合がよすぎたり、ツッコミたくなる場面もありましたが
概ね満足することは出来ました♪

キャラのほうも1期で影の薄かったキャラにもスポットが当たり、
魅力的なキャラに変貌しましたし、
1期で活躍していたキャラもさらに魅力が増して
素晴らしい2期だった思います。
ちなみに私の中でケルブの評価がうなぎ登りです♪
そしてファティナ、いい女だな~


それぞれのキャラの成長が実感できるアニメは
物語に入りやすくてやっぱり好きですね。


2期になっても相変わらずOP詐欺は全開。
今度は野球アニメでも始まるんでしょうかw?
そして変わらず、曲自体は素晴らしかったです♪

もっと評価されていいと思うんですけどね・・・
個人的な話になりますけどサムネで損してる気がします
ただ単に私が気に入らないというだけですが・・・w

とりあえず、堀江由衣さんの「らめええええ」とか「ひぎいぃぃぃぃ」が
聞きたいという変態さんは必見ですよw

投稿 : 2024/06/08
♥ : 20

haiga さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

またGONZOにやられたよチクショー(;`皿´)グヌヌ

★すいません2期と1期、書く場所間違えて書いちゃいました( ̄▽ ̄;)

いやー参りました。ソルティーレイに続きまたやられました。え?何がって?
もー途中まで凡作だったんです。とっても退屈だったんですよ。でも尻上がりに面白くなって、11話、12話はすげー面白かったんです。2期への引きもめっちゃ良かった。なんだろなー最初から本気出してくれないかなーもーー。

簡単に説明。ドルアーガの塔。日本のコンシューマゲームの元祖とも言っても良いファミリーコンピュータ。そしてRPGの超大作ドラゴンクエスト。そのドラゴンクエストよりも早くRPGとして発売されたのがドルアーガの塔です。元々はアーケードゲームだったんですが、ファミコンに移植された方のが馴染み深いんですよね。当時キッズだった俺達は理不尽な謎解きに悩みながら友達の家に集まってチャレンジしたもんです。思えばあの頃のナムコは神がかってたな。
敵ボスのドルアーガのデザインに草彅琢仁氏の名前を見つけてニンマリ。学生時代にハマったTRPG、水野良のロードス島戦記やソードワールドRPG。その辺の時期の色んなファンタジーラノベにイラストを描いてくれてた人なんですよね。独特の個性的なタッチがとても好きだったな。

おっと、全くアニメの説明をしてないwしかしオープニングと言い、第1話と言いめちゃくちゃ遊んでくれてます。1話切りされてもおかしくないレベル。中盤までも時々ふざけすぎてるように感じて、観てる方は正統派ファンタジーなのか?ギャグなのか戸惑うと思います。ここは頑張って観てくださいね。
終盤の盛り上がりはなかなかのものです。

これから2期も観ますのでその後全体の感想も書きたいと思います。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 9

NoName さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

予想以上に良い続編

アニメオリジナルなのに物語の完成度、雰囲気、設定、特徴的なOP、音楽、登場人物達の性格や行動、どれを挙げても素晴らしく最後まで飽きない展開でとても楽しめた。個人的に好みな要素が多くお気に入りで、今まで見たアニメの中でもトップクラスの出来であるとも思える。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 9

64.6 16 戦闘で笑いなアニメランキング16位
プランダラ(TVアニメ動画)

2020年冬アニメ
★★★☆☆ 3.0 (284)
995人が棚に入れました
「廃棄戦争」と呼ばれた未曾有の大戦後の世界、アルシア。そこは、強者が弱者から自らの存在を示す「数字(カウント)」を奪い取る、弱肉強食の世界。そんな世界で、2人は出逢う。仮面で素性を隠しながらも、エッチなことが大好きで、弱き者たちのために太刀を振るう青年・リヒトー。母の遺言を頼りに「伝説の撃墜王」を探して旅をする、健気でひたむきな少女・陽菜。2人の出逢いをきっかけに、「数字」がすべてを支配する世界の謎が、少しずつ明らかになっていく---。

声優・キャラクター
中島ヨシキ、本泉莉奈、小澤亜李、市川蒼、梅原裕一郎、伊藤静、悠木碧

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

話が頭に入ってこなくなるような絶妙のタイミングでエロシーンがあります…。

なんと、この放送枠に世知辛いご時世で2クールあります!
コミックス原作があるらしいです、知らんけど。

お話としては異能バトルで、主人公の能力が突出しているかというとそうでもなくて苦戦するような場面もあり、女性キャラの恋愛ベクトルが主人公のリヒトーに向きがちではあっても最終的に「ハーレム物」ということでもありません。

設定が全然ダメとかプロットがダメとかいうことではないので、逆にそこがもったいない気がするのですけれども、主に個々の話数での脚本や演出のせいだと思うのですがストーリーの大事なところがとても頭に入ってきにくい作品になっています。

異能バトル物としてのバロットなどの基本設定も悪くはないですし、アルシアやアビスの成り立ちもアニメ化されたストーリーの中で説明されてはいますし、「カウント」はどうやって実現されているのかとかも所詮アルシングがオーパーツ的な物なのでその辺りの理屈はどうでも良いといえばどうでも良いです。

でも、人間関係の変化や新しい情報が視聴者に入ってくるようなわりと重要なタイミングで、なぜか肌色成分が増して視聴者の注意をそらす方向に向かってしまうため、大事なことはみんな頭から飛んでしまうのですね。

2クールもらえたってことは、それなりに期待されたアニメ化だったんでしょうね。あんまりその期待に応えられていた気はしないのですけれども…。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 29

scandalsho さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

この作品に関しては無理やりに押し込んででも1クールにまとめるべきだったと思う

原作未読。最終話まで視聴。

薄~い内容を無理矢理に2クールに引き延ばした感じの作品。
微エロ表現も、かえって下品で醜悪な印象しか残らない。

せっかくの『カウント』も、序盤の早い段階であまり意味が無くなっている。
次々と現れる撃墜王に対し、撃墜王でもないジェイルの強さの秘密は謎のまま。
挙句、『俺たちの旅はこれからだ』エンド。

2クールもかけて説明不足が多いという意味不明状態。

この作品に関して”だけ”は、無理やりに押し込んででも1クールにまとめるべきたったと思う。

カウントの件全カット。
微エロ表現全カット。
バトルシーンの引き延ばし禁止。
意味不明な意味深発言全カット。
プラスα、もう少し削れば、1クールにまとまる作品だと思う。
(面白いかどうかは別にして)

『俺たちの旅はこれからだ』エンドを持って来られても、第2期に需要があるとは思えない。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 27
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

ナンダコリャ

[文量→大盛り・内容→酷評系]

【総括】
ジャンルは、バトル・ファンタジー・エロ。

レビューでは、私の酷評系の中でもかなり酷評してます。もし読まれる方は、気を付けて下さい(笑)

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
アビスが実は現代の世界~とか、現実兵器が~とか、それはまあ別に悪くないんですけど、、、。

全体的に、ダサいというか安っぽいんですよね。ずっと。

まず、序盤のエロ展開。後のシリアス展開への伏線、高低差をつけたいのだろうけど、単純にキモい。閉じられた太ももをこじ開けようする主人公に、共感がもてるか? 「本当は心に影が」って、信じられるか?

中盤の、アビスの事実からの園原戦。映像表現がダサく、バトルがなんの能力バトルにもなってない、ゴリ押しバトル。しかも叫んで光るとパワーアップとか、「どこのドラ○ンボール?」と聞きたくなるものばかり。スピードが速いことを、背景を動かさずに「消える」で表現されても、それはもはやアニメーションではない。

また、とにかくこの園原というキャラが、というか使い方が納得いかない。

最初は「早く私を殺して」というメンヘラで登場し、バカみたいに一般市民を虐殺しといて、「実は薬を射たれてラリってただけで、本当は良い子だよ」とか、マジかよ!?と思った。

しかも、最後に少しジェル中尉とイチャついてるし。次話はふざけたエロ展開だし。街で園原に虐殺された人の家族が見たら、殺したくなるよな。

「大量殺人をしましたが、責任能力がないため無罪です」てことを、リヒトーだけならまだしも、園原自身も自然と受け入れている感じがして、かなり胸クソ悪かった。良い人にしたいなら、最初の大量虐殺をやらせたらダメでしょ。

「シリアスの中のギャグ」は、とても難しい。絶妙なバランスが必要だが、どう考えてもこの作者(原作者かアニメ制作陣かは分かりませんが)には荷が重い。

なんかこう、「ありがちでウケそうな設定・展開・キャラ」を、節操なく、無秩序に、とりあえず並べて、矛盾が出てきたら知らぬ存ぜぬで新しい刺激的な展開でお茶を濁すみたいな印象を受けた。

その辺が、自分が「ダサさ、安っぽさ」を感じた要因かなと思う。

続いて、過去世界編ですが、これもまたひどい。

そもそも、「人口が増えすぎたから食料が足りなくなり、人を廃棄する戦争」ってのが、意味わからん。

これは多分、FAOや農水省などが、「2050年には世界の人口が100億人を超え、その後も爆発的に人口が増え、世界の食料が不足する」とか言っているのをもとにしてるんだろうけど、私はそもそもこのことに懐疑的で。

まず、人口なんて、「ある日突然100億人になる」わけじゃなく、徐々に増えてくんでしょ? その間、何も手をうたないほど、人類はバカじゃない。食い物くらい、なんとでもできるでしょ。世界にはまだまだ耕作可能地はあるし、今の科学技術なら耕作可能地を増やせるだろうし(なんかバイオテロで農作物や畜産に大ダメージがあったとか、そんな説明でもあれば良かった)。

ていうか、人口増加率は1965-70年の2.06%がピークで、今はそこまで増えてない。じゃあ、1960年代以降、世界の食料が足りなくなったかといえばそんなことはなく、むしろ、穀物の価格は下がり、供給過多ともいえる状況になっている(勿論、これは地球全体の話で、紛争地帯や貧困地域などはこの限りではない)。1960年以降を見ると、人口は2.4倍に増えているが、穀物生産量は3.4倍に増えているので当たり前だ。これは、ICTやAI、バイオテクノロジーなどによって、単位面積当たりの収量が増えたことが大きく、この傾向はまだまだ続くと考えられている。

てゆうかそもそも、2050年をピークに、世界は人口減少に陥るという報告もある。実際、すでに出産数は頭打ちで、今の人口増加は、長生きできるようになったことが大きいとも言われてるしね。

まあそういう小難しい理屈を持ち出さなくても、過去編はおかしい描写だらけ。

戦争して口べらしする程の(究極ともいえる)飢餓状態なのに、電気等のインフラはバッチリ。節電の素振りすらなく、蛍光灯も全部つけてる。掃除も隅々まで行き届いている。毎日大浴場で入浴。洗濯し、糊の効いてる制服。

「軍は優遇されている」にしても無理がある。そして、この間まで究極の貧困の中にいたはずのこいつらが皆、筋肉ムキムキにおっぱいデカいって、どんな風に栄養摂取してるんだ?

それから、そんな貧困を身近で感じてきたはずなのに、海に行けば平気でビーチで遊び、乾杯してパーティ。飲みきってないビールを余裕で捨てる。それ、苦しむ民間から集めた金だろ? 殺さない軍隊とか綺麗事言っておいて、彼ら彼女ら全員、サイコパスなの?

過去編が終わった後も変わらず、最終回のできも酷い。なんで少し真面目にやると、ワケわからんエロシーンを差し込むの? 元々好感度の欠片もない主人公だけでなく、ヒロインの魅力までガンガン下げているけど、制作はドMなの?

あと、ジェル中尉強すぎでしょ。カウントも撃墜王も関係なし。作者、自分で考えた設定忘れてる?

その気になれば、あと2000文字くらい批評できそうだけど、辞めとこう(笑)

誉めるところが、かなり少ないアニメで、逆に原作の出来が気になる。自分が大好きな「封神演義」が「覇穹」であれだけ蹂躙されたので、「アニメの評価=原作の評価」だとは思ってません。2クールでアニメ化されるくらい、期待されたんだろうし。少し読んでみようかな?

とりあえず、こんなに酷評していろのに最後まで観たのは、「☆1をつける以上、ちゃんと最後まで観るべし」というマイルール(絶対じゃない)に従ったまで。あまり、良いアニメの観方ではない。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆2
ただの変態やん。陽菜って、めちゃ現代的な名前。数字に支配される人生。0になると死ぬって、厳しい世界だな。カウントされると、身分差。歩いた距離なら、カウントが減らないんじゃない? ん? 0になったらアビスでないの? いやいや、気付けやさっさと。髪スッキリて、無抵抗の意味ないやん。数字は身分差であって、実力差ではないのね。

2話目 ☆2
脚力笑えた(苦笑) んで、太もも開きが悪趣味。最後の展開が謎。色々としゃべる悪役は(苦笑)

3話目 ☆2
ん? なんかバカないちゃつきコントをして30分が終わったぞ?

4話目 ☆2
ギャグが致命的につまんないんだよな、センスを感じない(苦笑)

5話目 ☆2
いつの間にそんなに、リィンに夢中?

6話目 ☆2
なんか、話が繋がらなくて。空とぶの禁止ね。まあ、アビスの方が真の世界とか、実はこの世界が地下にある(アビスは空の上)とか、そんなノリかな。

7話目 ☆3
熊の解体は、ちょっと面白かった(笑)

8話目 ☆3
現代兵器がアビスからね。まあ、ありがちな展開だな。

9話目 ☆2
大分、虐殺だな。展開としては興味深いが、それを胸くそ悪さが上回るかな。ん? そんな目的、話したっけ?

10話目 ☆1
バトルが雑だな~。スーパーサイヤ人に、空中殺方、それはクリリンのことかー! 的な展開。ドラゴンボールかな?(笑) いやいや、あんだけ殺してとかメンヘラ女やっといて、死ぬのを怖がるなや。人格の上塗りとか、実は良い人とか、殺す殺す言って殺さないとか、興醒めも甚だしいわ。

11話目 ☆1
んで、軽いエロ展開か。緩急つけたいのは分かるけど、クダランナ~。街で虐殺された人の家族が見たら、殺したくなるよな。過去世界へ飛ばしたか。

12話目 ☆2
新しい展開のため、一応観てみる。殺してないんかい。

13話目 ☆1
いやいや、リヒトーに星をあげれば良いだけやん。いやいや、星は肌身離さずもっとけや。いやいや、簡単に星をあげるやつばかりか。いやいや、話からして、軍人になったことで得た食料なんて絶対に食わなそうな婆さんじゃん。いやいやいや、「暴力はNG」で「略奪(窃盗)はOK」て基準も分からんし、どこで線を引くんだよ。

14話目 ☆3
ジェル中尉の「痩せろ!」は笑えた(笑) こういう日常回なら、まだ観られる。

15話目 ☆1
そこまでの飢餓状態なのに、電気等のインフラはバッチリ。掃除も行き届いている。節電の素振りすらなく、蛍光灯全部つける。毎日大浴場で入浴。「軍は優遇されている」にしても無理がある。あの貧困を見たはずなのに、平気でビーチで遊び、ビールを捨てる。乾杯してパーティ。こいつら全員、サイコパスかな?

パンチで岩を砕き、同じ木材で、生木を一方的に破壊。

てか、この間までそういう貧困の中にいたはずのこいつらが、筋肉ムキムキにおっぱいデカいって、どんな風に栄養接種してるんだ? 落とし穴、浅い。最後、リヒトーを抱き締めるシーン、リヒトーの身長120センチくらいだけど(苦笑)

16話目 ☆1
食え、のところ、引くわ~。その理論、むちゃくちゃだよな。戦争で殺さないだけで、大分歴史は変わるしな。この作画での殺し合いは、もはやコメディ。木の板撃つなや(笑) 顔にガラス刺さってる(苦笑)

17話目☆1
首、スパーンと。

18話目☆1
エロをなんとか正当化させようと。大体、人口が増えすぎたから戦争で口べらしって、無茶苦茶なんだよな。アルシアの成立。なぜ、待ちなさいで、待つのか、だよな。幼馴染み、あっさり1シーンで死亡。

19話目☆1
なんかよく分からんが、声優さんは頑張っているな~と。結局、リヒトーは、ナナが好きなのか、ヒナが好きなか? どうしたい? そこは、兄妹愛でいくのか? コメディのクオリティは悪くないけど、そもそも、コメディを許さない作風なんだよな。

20話目 ☆2
そんなに、軍部って強いの?

21話目 ☆2
抱きついたからって、止められるの? 止血したからって、生きられるの?

最終話にして、またクソみたいな展開。やべぇな。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 24

53.4 17 戦闘で笑いなアニメランキング17位
DRAMAtical Murder(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★☆☆ 3.0 (171)
917人が棚に入れました
主人公・蒼葉は、日本列島の南西に位置する碧島で、ジャンクショップでアルバイトをしながら、祖母のタエと2人で暮らしていた。島では肉弾戦での縄張り争いを繰り広げる「リブスティーズ」、仮想空間でバトルを行う電脳オンラインゲーム「ライム」が流行していた。蒼葉はそのどちらにも参加せず、日々を過ごしていたが、ある日、突然に強制的にライムバトルに引きずり込まれてしまうのだった――。

声優・キャラクター
私市淳、高橋広樹、日野聡、松田健一郎、中澤まさとも、竹内良太、高橋研二、間島淳司、樋口智透

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

あまりBLを感じさせませんが…(´ー`;)

BL系アダルトゲームが原作の作品。
全12話。


あにこれでの評価は低い作品ですが
せっかく録画したので視聴してみましたw

BLものが原作という事で登場人物はほぼ男子。
様々な属性を持つ男前なキャラがぞろぞろと
出てくるのでやはり女子向けですかね。
それでもBLを意識させる描写が少ないので
男子でも完走する事は可能だと思います(*´ω`*)b

完走はできるものの残念ながら中身は薄いです。
ゲームの販促が目的なのが丸分かりで
キャラを重視した作りになっています。
それ自体は悪くはないと思いますが
尺を使って掘り下げてる割にキャラの魅力が
いまいち伝わって来ないのが残念。
女子には伝わっているんですかね(´ー`;)

ストーリーは分かりやすいんですが
ラストまで盛り上がりに欠ける出来でした。
背景や色使いなど作画も個人的には合わず
低い評価になってしまいました。


どれだけキャラを愛せるかによって
楽しめるか否かが決まる作品だと思います。
やはり女子向けですかね。
残念ながら男子にはオススメはできません( - ω - ;)




《キャスト》
瀬良垣蒼葉(私市淳)
紅雀(高橋広樹)
ノイズ(日野聡)
ミンク(松田健一郎)
クリア(中澤まさとも)
蓮(竹内良太)
ミズキ(高橋研二)
タエ(文月くん)
東江(西前忠久)



《主題歌》
OP:『SLIP ON THE PUMPS』/GOATBED
ED
『BOWIE KNIFE』/GOATBED(第1話ー第6話、第11話)
『BY MY SIDE』/いとうかなこ(第7話)
『Felt』/木村世治(第8話)
『Lullaby Blue』/いとうかなこ(第9話)
『Soul Grace』/VERTUEUX(第10話)
『天使達』/GOATBED(第12話)

投稿 : 2024/06/08
♥ : 27

ninin さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

電脳世界との狭間

原作未プレイ 12話

近未来のとある島、住民と東江財閥が運営している大規模なリゾート施設があります。主人公の瀬良垣 蒼葉(せらがき あおば)は、その島で祖母と2人で暮らし、町のジャンク屋で働いていました。
平穏で穏やかな毎日に突如として蒼葉に襲いかかる出来事を描いた作品です。

ライムと呼ばれる電脳空間でのゲームが流行し、オールメイトと呼ばれる動物の格好をした通信機があり、町にはデュラララのようなカラーギャングぽい集団がいる世界なので、島といってものんびりとした雰囲気はなく、どちらかと言えば都会のような感じがします。(観過ごしたかもしれませんが、私は中盤まで島とは思いませんでしたw)

序盤は世界観と主なキャラの紹介、中盤はそのキャラ1人1人に焦点を当てていてそれに主人公が関わっていくお話、終盤は伏線を回収して終わる形でした。

きちんと終わっているのは評価できますが、主人公を含め私にとって魅力的なキャラが見つからなかったのが残念です。

メインの登場人物で女性は祖母ぐらいで、他全員男性でした。女子向けの作品と言えるでしょうね。

オススメはしませんが、気に入ったキャラがいれば観てもいいかもしれませんね。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 20

かげきよ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9

DRAMAtical tuMarander

近未来イケメンチーマー仮想空間バトルの世界へようこそ!


基本的に乙女向けなんだけど、かなり詰め込んだ設定で
その過積載ぶりが笑えてしまった。
本来笑い所では無いんだろうけど、ツッコんでいる内になんだか笑えてきた。

主人公と紅雀の服のセンスに苦笑いしていたら
「その服カッケーじゃん!」とチーマーが絡む。
おいおい、ここ広げるのか!触れちゃイカンだろ!?と思っていたら
「駅前の店で売っているよ。」と返す。
どんな店だよ!いくらで売ってんだよ!とか思うと少し楽しくなってきた。
その後の「てめー何中だよ!」的なやりとりも安っぽくてニヤリとしてしまった。
笑い所でなく、カッコ付け所として描かれ本気でやっているのが
ツッコミ所でまた笑えた。

…そんな事を思っていたら更にツッコミポイントが盛りだくさんだと気づく。

祖母との喧嘩エピソードは彼の優しい側面と互いの愛情が垣間見られた…が、
鍵閉めた閉めないでそこまでしないでも…ばぁちゃん家に居ったんでしょ?とか
家の中のものスゴい昭和感とか置物のセンスとか
他にもゴミロボの「お雑煮お雑煮」(たぶん掃除なんだけど)という謎の叫び等々
ツッコミ待ちのシーンだらけで構成されている。
どうやらこのアニメの目的はツッコませる事らしい。
本来なら切るアニメだが勝負に乗って視聴を続けるべきなのか悩んでいる。

【総評】
ツッコミどうのこうのと言うより、ともかくつまらない。
…じゃあ観るなってツッコミはごもっともなんですが、
ミステリー要素がほんのりあったので、つい観てしまいました。

要約すると記憶を飛ばされた主人公が出自に迫り
また、自分の能力を利用しようとした男の野望を阻止する話なのですが
全編通してモヤモヤしたまま状態で
それに視聴者が付き合わされ微妙な気持ちにさせられます。
最終的には色々と明かされてはいるもののその頃には冷めてしまい「ふ~ん」としか思えず。
観せ方もチープで推理させる楽しさへの配慮が希薄でした。

キャラも見た目こそ個性的ですが中身は没個性で魅力的に描けていません。
動きもぎこちないしバトルもショボいし…。
何でこんなの観ちゃってたんだろ…。

元はゲームらしいのでそちらのファンや
キャラ作画がどストライクって言う女性なら楽しめるかも知れませんが
美男子好きでも見送った方がいいと思います。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 19

70.9 18 戦闘で笑いなアニメランキング18位
学園戦記ムリョウ(TVアニメ動画)

2001年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (148)
887人が棚に入れました
2070年春、東京上空に謎の巨大飛行物体が出現し、全ての都市機能を麻痺させてしまう。世間が大混乱に陥りかけた矢先、今度は謎の巨大ヒーローらしきモノが現れ、飛行物体をやっつけた。
そして翌日の朝、政府の広報官があっさりと言い放った一言をきっかけに、地球人類の歴史が大きく動き始める…。
「えー、宇宙人は、実はいました」。
村田始は神奈川県天網市の御統中学に通うごく普通の中学生の少年である。
宇宙人の実在が明かされた日、始のクラスにとっくの昔に廃れた「学生服」を着た不思議な少年、「統原無量」が転校してくる。謎の転校生無量と友達になったことをきっかけに、始は地球と宇宙を巡る大きな流れと天網市に暮らす人々の使命に関わる物語に関わっていくのだった。

声優・キャラクター
宮崎一成、野島健児、朴璐美、杉田智和、浅野真澄、うえだゆうじ、小林由美子、山崎和佳奈、石森達幸、釘宮理恵、石原凡、小野健一、京田尚子、佐々木瑶子、阪口大助、遠近孝一、松本さち、渋谷茂、肥後誠、長嶝高士
ネタバレ

ねこmm。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

上を向いて歩こう  【ねこ's満足度:85pts】

『機動戦艦ナデシコ』の佐藤竜雄監督によるNHKジュブナイル。
神奈川県天網市に暮らす住民と、宇宙人たちとの関わりを描いた近未来SF学園アニメです。

「えー、宇宙人は……実はいました」(政府・広報官)

突如政府から発表された驚愕(?)の真実。
なんともふぬけた発言ですが、ノリ的には意外とこんな感じなのです。
”戦記”としながらも、ベースにあるのはのんびりまったりとした日常描写。
戦いそのものを描くよりも日常を描くことによって戦いを特別なモノにしている、そういう作品です。

地球規模のとんでもないコトが起きてるのに、周りはいつも通りの平和な日々……。
それってある意味リアルなことなのかも知れません(笑)。

そんなゆったりとした空気の中、勃発する”戦い”。

コメディチックな学園ドラマが、宇宙を舞台とした壮大な物語へ発展していく様は見応え十分です。
静かすぎるほど静かに、それでも確実に盛り上がっていく終盤の数話は引き込まれまくりでした。

主人公の立ち位置も特徴的です。
”顔”である無量(ムリョウ)と、”案内人”である村田始。
このふたりを、あえて戦いの中心に置いてないというところが”ミソ”。
それにより登場人物全員が主役になっている。それこそがこの作品の本当の狙いのような気がします。

そんなふたりに代わり”戦い”を担当するのが、守山那由多(なゆた)。
朴ロ美のハスキーボイスも手伝って魅力満点でした。というかホント可愛かったなぁこの子(笑)。
今まで観てきたアニメの女性キャラの中でも、相当好感度高いです。いいヒロインでした。

演出や音楽も効果的。とにかく胸躍ります。こういう作品もっと観たーーーい!!
それにしても、ムリョウの正体は一体……。やっぱり{netabare}神様の生まれ変わり、{/netabare}なのかな?(笑)

投稿 : 2024/06/08
♥ : 24

ジェロニモ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

SF好きには興奮するくらい大満足!!

腰を抜かすくらい驚かされました。


観始めるまでは、こんなに凄いアニメだとは思っていなかったからです。

なので
主人公と準主人公とがキャラデザ的に逆ではないか?
ちょっと子供向けアニメだったかな?
などと半ばバカにしながら観てしまいました。


ところがすっとこどっこい!!


実は物語がとても丁寧に描かれていて、SF的な要素が全面に出ていた。
そして何といっても
後半の展開が神過ぎた!!!!!

あれはやばいです。
とりあえずまだ観てない人は要チェックですよ!

本当に鳥肌ものでしたー!

NHKのアニメは侮れませんねぇ~

投稿 : 2024/06/08
♥ : 11
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

官房長官「宇宙人は実はいました」→へぇ~そうなんだ~

地球外知的生命体の存在が公式発表された2070年。
その遥か昔から能力をもって宇宙人へ対処してきた民が住む天網市。
役割を受け継ぐ中学生少年少女らの青春と戦いを描いた
NHK「衛星アニメ劇場」のオリジナル作品(全26話)


【物語 4.5点】
SFバトル物でもあるがメインは学校行事などの日常の学園生活。
裏でお役目を遂行する生徒会も普段は一見、呑気に学園祭などやってるように思える。
ですが、この日常を守ってきた先人たちの想いへの理解が深まるにつれ、
平穏な青春の価値を噛みしめることができる良作。


一応の主人公は謎の凄腕学ラン(←この時代は既に古い)転校生・統原無量(すばる むりょう)。
だが物語は“天網の民”のチカラを持たないSFオタクな一般中学生・村田始の視点で進む。

視点を戦いに挑む少年少女を見守る始(はじめ)のポジションに置く。
さらに始は天網市の歴史と伝統を調査する“祭りクラブ”を主催。
始はナレーション、時おり視聴者に語りかけるナビゲート役も兼ねる。
大人たちが守り継いできた青春と日常というテーマへ誘導する佐藤 竜雄監督の脚本も巧み。


終盤になるにつれ、事態は銀河の新参者である地球を巡る争い。
すなわち{netabare} 銀河連邦と宇宙連盟。二大勢力による代理戦争再燃の危機{/netabare} へと展開するが、
まぁまぁ~穏便に異星間交流しましょうや~というユル~いノリは終始変わらず。

ですがこの世界の大人たちはフワフワしているようで、
決して責任と犠牲を能力を有した子供たちだけに丸投げしない。

セカイ系で生命ごと青春をすり潰されてきた少年少女の惨劇に食傷気味でも、
食後のデザートとして別腹にねじ込むことができる。
何ならセカイ系から受けたトラウマのリハビリ効果まで期待できる?
放送後20年経った今でも、私の心の中で独自のポジションを確立している良シナリオです。


【作画 3.5点】
アニメーション制作・マッドハウス

バトルアニメーションは異様なフォルムの異星人兵器、結界、圧潰など如何にも『エヴァ』後のトレンドに乗った構成。

目を引くのは天網の民の切り札であるシングウ。
マッチョな巨大式神のような、これまた異様な出で立ちですが、ぶっちゃけダサいw
シングウで戦うナイーブな思春期メンタルにも配慮して、
プラモ販売したくなる程度にはカッコ良くしてあげてとは思いますw
これも巨大ロボとかに高揚して日常を疎かにしないというスタッフのメッセージなのでしょうかw


撮影で印象的なのは、日常シーンでの柔らかな日差しの挿入の多用。
この穏やかな日々を守っていきたいという主張を映像からも感じます。


【キャラ 4.5点】
先人たちの努力により未知との遭遇の衝撃は緩和され、
若人が戦いで命を落とすことも少なくなった。
ですが、それで少年少女の青春の悩みが尽きるわけではありません。


守山那由多(生徒会副会長)……シングウの力を受け継ぐツンツン・ツインテール。始(はじめ)や無量には特にツンツンするが、徐々に打ち解ける。

主人公・無量の正体も心中含めて最後まで明らかにはならない。

ですが“タタカイビト”としての重圧は確実にのしかかっており、
人物描写は、始(はじめ)たちとの青春の日々が彼らの心の支えになった様を的確に捉える。


守口京一(生徒会副会長)……「空蝉の儀式」に必須なチカラを継承。謎の転校生・無量の実力を前に自己嫌悪に陥りそうになる。

鷲尾晴美(生徒会書紀)……“タタカイビト”を守る“マモリビト”のお役目を背負い、幼年期の快活な性格を封じ込めてしまった武術少女。

京一は無量への対抗心に、幼なじみ晴美への恋慕も混ざりこじれて荒れるので、面倒くさいことこの上ないですw


平穏な空気の中で、重大な懸念事項の処理に直面するのは宇宙外交も同様。

ジルトーシュ……アロハシャツを着て穏やかに話す異星人外交官。{netabare} 場合によっては惑星も処分する「判定者」の役割{/netabare} も担う宇宙外交の最重要人物が、一見ちゃらんぽらんな言動を重ねて作風を体現。

ジルトーシュとウェンヌルが政治的立場を超え、共に地球の文化と酒に染まっていく件に、
地球と銀河の未来への指針が象徴されています。


【声優 4.0点】
統原無量(すばるむりょう)役の宮崎 一成さんが飄々とした口調で{netabare} 生身で宇宙に飛翔し敵を迎撃するなど{/netabare} ハチャメチャな能力を発揮する感じ。
村田始(むらたはじめ)役の野島 健児さんの宇宙人の実在が政府に追認されても、いつも通り気だるげな感じ。

他にも生徒会長・津守八葉役の上田 祐司さんのおおらかに場を取りまとめる感じ。
などキャストの演技も地球の危機を前にした脱力に貢献。


それだけに守山那由多役の朴 璐美さんの今で言う所のツンデレボイスがいっそう耳に突き刺さります。
一方、後年の“ツンデレの女王様”釘宮 理恵さんは始(はじめ)の妹・村田双葉役で、
無量に一目惚れする、おませな小6ボイスを供給。
オテンバ妹属性で順調に経験値を積む。


【音楽 4.0点】
担当は『ルパン三世』などでお馴染みの大野 雄二氏。
ジャズサウンドがスウィングする戦闘曲なども提供するが、
重宝するのはフルートなどをアレンジした穏やかな日常曲。

大野氏はKANO歌唱のOP「TAKE」も作曲。
学校の卒業式で歌われそうな曲調で、ここでもバトルより学園重視を印象付ける。
EDにも大野氏のインスト曲「begin」が流れ、今日も平和に締めくくられる。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 10

69.3 19 戦闘で笑いなアニメランキング19位
宇宙戦艦ティラミス(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (215)
787人が棚に入れました
人類が生活領域と欲望を宇宙まで拡大した時代、
自由を求めた人々が宇宙へ流れ住むようになり、彼らの叡智は文明を育み、
いつしか地球を脅かす存在へと変貌していった。

宇宙暦0156年、地球連邦政府が祖母星グランマースから
史上4度目のコンタクト(4th note)を受けたその年、
【メトゥスの民】との抗争は本格化していた。
終わらない戦い、増え続ける犠牲……。

そんな戦況を打開する為、颯爽と一人の青年が戦場に降り立った。
彼の名は、スバル・イチノセ。
宇宙戦艦【ティラミス】の眉目秀麗・成績優秀な若き天才エースパイロットである。

全人類の希望は、彼に託された。

――だが彼の真の姿は、ティラミス艦内の集団生活に馴染めず、
いつも専用機デュランダルのコックピットにひきこもってばかりいる青年で……。


声優・キャラクター
石川界人、櫻井孝宏、諏訪部順一、江口拓也、大塚明夫、新井里美、中田譲治、桃井はるこ
ネタバレ

dbman さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

クソ笑った超絶ギャグアニメ

原作:漫画/放送期間:2018年4月-6月/全13話/制作:GONZO

キービジュアルやタイトルからしてロボ系かと思い込んで敬遠していたけれど、ちょっと調べたらショートアニメ&ギャグ作品ということで視聴したところ、ロボ系苦手とかそんなもんまったく関係なしに楽しめる超絶ギャグアニメでした。

あらすじをちらっと見るには、宇宙戦争やロボ系かと思ってしまうので、私のように端から敬遠されている方も多いと思われますが、約7分ほどのショートアニメなので、とりあえずご覧になって頂きたい。(もちろんギャグには合う合わないがありますが)

視聴開始したらすぐさま毛色が違うことが解かります。正直、第1話は微妙だと思っていたけれど第2話からハマってしまいそのまま一気に観てしまい全13話があっという間に終了。寒いネタのハズレ回もあったけれど私としてはほとんどがツボってしまうアタリ回だらけでした。

ちなみに涙が出るほどクッソ笑ったのは {netabare}「すぐ絶対って言うな」のくだりw くだらなすぎるけど、{/netabare}こういう奴ホントいますわなw

登場するキャラクターも主人公のスバルをはじめ、イカしたキャラばかり。紅一点の爆乳美女・リージュ(声:遠藤綾)も捨てがたいけれど、{netabare}やはりスバルの兄・イスズ・イチノセの残念なイケメンキャラが最高すぎる。{/netabare}

声優さんもナレーションの大塚明夫さんなどそれぞれがいい味を出し作品を盛り上げており、なかでも中田譲治さんと能登麻美子さんがよくこんな役どころを引き受けたものと感服してしまった。

この第一期を逃していたことで先日放映を終えたばかりの続編となる『宇宙戦艦ティラミスⅡ』もノーマークだっただけに遅ればせながら面白い作品に出会えて嬉しい限り。続けて第二期も視聴したいと思っております。


▼キャスト
スバル・イチノセ:石川界人
イスズ・イチノセ:櫻井孝宏
ヴォルガー・ハマー:諏訪部順一
ヴェンチュリー・ルロワ:土師孝也
リージュ・ルロワ:遠藤綾
シゲルコ・ホンダ:新井里美
パッカー(PAC2-AR):桃井はるこ
ナレーション:大塚明夫

▼制作
原作:宮川サトシ/漫画:既刊7巻
作画:伊藤亰
監督:博史池畠
シリーズ構成・脚本:佐藤裕
キャラクターデザイン・総作画監督:横山愛
アニメーション制作:GONZO

▼主題歌
オープニングテーマ「Breakthrough」歌:スバル・イチノセ(石川界人)
エンディングテーマ「DURANDAL」歌:スバル・イチノセ(石川界人)

投稿 : 2024/06/08
♥ : 27

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

かなり笑える作品でした

原作未読。最終話まで視聴。

宇宙戦艦ティラミスのエースパイロット「スバル・イチノセ」。
今日も専用機「デュランダル」に乗り込み、戦場へと向かう・・・。

主人公・スバルと宇宙戦艦ティラミスの仲間たち、そして敵まで巻き込んだ、”日常系コメディ”。

そう。この作品はあくまでもコメディなんです。(笑)
何気にカッコいいOPやEDがもったいないくらいのコメディ。(笑)
内容とは裏腹に声優陣が豪華なコメディ。

ロボアニメが苦手な私でも楽しめる作品でした。
この作品に関しては、ショートアニメなのも良かったと思います。

2018年10月より第2期とのこと。
楽しみにしています。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 26

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

地球は青かった。兄弟(ふたり)はアホだった。

この作品の原作は未読です。
公式HPのTOPページを見ると、キャラデザはシリアス系なのですが、二人の男が串カツを持ってソースを漬けようとし、その背後ではキャベツが散乱しているところから、この作品の方向がギャグであることは想像が容易です。

でも、完走してwikiをチラ見するまで、この作品が2016年7月の「このマンガがすごい!WEBオトコ編」の第3位にランクインした作品であることは全く想像できませんでした。

物語の舞台は未来の宇宙…
人類は「地球連邦」と「メトゥスの民」の勢力に分かれて宇宙大戦が繰り広げられています。

この物語の主人公は、地球連邦のエースパイロットであるスバル・イチノセ…
公式HPのTOPで串カツを握っている一人です。

見た目はイケメン…だと思います。
エースパイロットと呼ばれるだけあって、デュランダルという専用機を縦横無尽に操る技術は流石の一言です。

ですが、天は二物を与えず…

彼は神懸った技術を与えられた代わりに、与えられなかったのが協調性だったんです。
チームの中で最年少という立ち位置も不遇の一つだったのかもしれません。

彼が選択したのは「引き籠ること」
彼がどのような引きこもりなったのかは、本編を見てのお楽しみですけれど…

完走して思ったこと…
この作品は短編で良かった…ということです。
別に面白くない訳ではありません。

新井さんのどこの地方か分からない方言は、個人的にかなりツボに入りました。
主人公は石川界人さんですし、能登さんや遠藤綾さんも出演されていますから…
でもなんだろ…全体的にテンションが高いからでしょうか?
フルサイズの作品だったら、途中で息継ぎのできない感じだった気がします。
展開が綺麗じゃなかった…というのも理由かもしれません。
綺麗じゃない作品を敬遠するつもりはありません。
ただ…生理的にあまり綺麗じゃないのは不得意みたいです。

でも、巷での評価は決して低く無いと思います。
何故なら、10月から2期が放送されますので。
まぁ、物語が中途で終わっているので2期も見ますけれどね…

投稿 : 2024/06/08
♥ : 23

61.8 20 戦闘で笑いなアニメランキング20位
戦×恋(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★☆☆ 3.0 (181)
715人が棚に入れました
「アクマ」というあだ名をつけられるほどの強面の風貌から周囲から怯えられ、上手く他人と関わることが出来ない孤独な高校生・亜久津拓真は、ある時、一人の少女を助けたことがきっかけで、悪魔と戦う9人姉妹の戦乙女(ヴァルキリー)たちと、一つ屋根の下で暮らすことに――。恋をするほど強くなるという戦乙女たちの恋人となり、彼女たちと恋の特訓を乗り越え世界を救うことが出来るのか!?

声優・キャラクター
広瀬裕也、本渡楓、加隈亜衣、日高里菜、内山夕実、原由実、清水彩香、逢田梨香子、河瀬茉希、小岩井ことり、新田ひより、平川大輔、種﨑敦美、M・A・O、福圓美里

ローズ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

恋人以上?

大きな体と怖い顔つきの為、周囲の人間と上手に関われなくなった亜久津拓真。
能力を持っている9人姉妹の恋人となり、悪魔と戦うのであった。

恋をすると強くなる。
この設定には理解できます。
ただ、9人の姉妹となると、聊か過剰な気がします。
ハーレム展開が好きなのでしょう。
人間恐怖症のため挙動不審な言動・行動をする拓真。
おとなしい主人公が積極的に迫られる事に人気があるのでしょうか?
消極的な草食男子。
現実の世界では多いのかもしれません。

恋人のような行為をすると能力がレベルアップ。
手を繋いだりデートをしたりするとレベルが上がります。
主人公に感情移入できるかがポイント。
女性から迫られる受けの姿勢。
人間恐怖症という設定。
ダメダメな拓真には成長してもらうしかないですね。

派手なアクションシーンよりも拓真と9人姉妹の絆が深まるところが見せ場。
心の通わない恋愛では、ただの煩悩の塊。
相手を思い遣る心配りがないと本物の恋愛とはいえないでしょう。
それでもエッチなサービスシーンが多いですが^^;

本当に好きな相手だったら色々な交際を許容できます。
しかし、9人が相手だと……
能力を上げるためとはいえ、酷な状況です。
エロ目的でもOK。
ハーレム好きでもOK。
消極的な草食男子に感情移入できるかどうか。
そこが問題ですね。

アクション+エロ。
本作品の内容です。
女性が視聴したら拓真の行動はキビシイ。
拓真と9姉妹の成長。
途中断念する事も納得な出来。
展開がハーレム物のワンパターン。
卑屈な人間は見ていて気分が悪い。
無理をして頑張る必要は無し。
寛容な心で視聴すると完走できますよ。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 18

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

きっも

視聴理由 特になし

序盤 あぁ

中盤 え?もしかして

終盤 きっも

この話は自称人間恐怖症(嘘)の男子高校生が急にハーレム状態になる話
ジャンルはラブコメ・ハーレム・主人公強い
とりあえず「キモイ」の一言に尽きます。女も男も。
「登場人物一人くらい共感できたり、好感が持てるかな」という序盤の淡い期待もむなしく、登場人物が本当に嫌いです。主人公もそうですが、ヒロインもかなり嫌いです。あのクソ女に囲まれる男の身になってみてくださいよ...あ、男のほうもクソだから良いのか。
こんなんでは結局何を言いたいのか分からなくなりそうなので具体的な名前を上げていきたいと思います。
まず主人公。人間恐怖症といいながらもヒロインと会話している、それは男に興味がないただのクソですよね。さらには好きでもないやつ急に迫られて「世界を救うためにキスをしろ」と9人から言われ、それに「仕方ない」と言ってキスをするのは人間の最低辺でしょ。きっも。
ヒロインたちもヒロインたちで、「私コイツの箏全然好きじゃないのに!」とか「私が守らなきゃ!」とか何かとマウントを取りたがるめんどくさい女です。改心したと思ったら「実は惚れてる」って何をほざいてるんでしょうか?

ま、とりあえず全員嫌いです。展開も単調極まりない。アンパンマンとか戦隊モノを見てるような気分ですよ。「どうせ負けそうになって、どうせ主人公が頑張って女の子たちが惚れて勝つ」みたいな感じ。敵が急に弱くなったり、愛の力(物理)で勝ったり。
さらには男性視聴者に媚びたようなシーンが続出します。服が破けたり、それっぽく聞こえるようなことをいったり風呂入ったり。本当にこういうウケ狙いみたいなの嫌いなんですよ

監督は直谷たかしさん。3D彼女リアルガールなどの監督をされた方です
シリーズ構成は髙橋龍也さん。刀使の巫女のシリーズ構成を担当した方ですね
キャラクターデザインは立石聖さん。初のキャラデザだそうです
劇伴はTECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDさん。トリニティセブンの劇判を担当した方ですね
アニメーション制作はフッズエンタテインメントさん。3D彼女リアルガールなどを制作したところですね

作画は普通でした
opは名曲雪の華を作詞したSatomiさん作詞、夢をかなえてドラえもんを作曲した黒須克彦さん作曲、田中隼人さん編曲、川柳少女edを歌った逢田梨香子さん歌唱の「for...」
edは今作の劇判を担当してるTECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDさん作詞曲・編曲、9姉妹のうち3姉妹歌唱の「UP-DATE × PLEASE!!!」
声優は微妙です。あのクソ悪魔がちょっとイメージが一致しませんでした


総合評価 なんだこれマジで

投稿 : 2024/06/08
♥ : 16

ZORRRO さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

主人公への期待値ゼロというのが、もはやテーマ。

【ストーリー・キャラ】

対人恐怖症の主人公に9股させることで、戦乙女を育てて世界を守ろうというストーリー。
戦乙女(ヴァルキリー)たちは悪魔と戦います。人間界に悪魔がやってくる系アニメです。

ところどころなんで?って演出もあったりもしましたが、その他はラッキースケベ、初々しさなど諸々
テンプレ的要素も多く盛り込まれていたので、単調で非常に展開も読みやすくなってました。
まあそうなるよね~って安心して見れたっちゃ見れたかもしれません。
セリフとかキャラの感情も結構なテンプレ続きでしたね、少し捻りは欲しかったかも。

ちょっとエッチな絵を楽しみながら、半分くらいは声優さんの副音声で楽しんでおりました。
決して飽きていたわけではない。


主人公にはなにも期待しない方が良いです。たまにはやる?とかじゃなく、最初から最後まで
なんにも出来ない奴なんだろうな、くらいで視聴を進めるのが良いと思います。

そういった、やりすぎくらいに使えない主人公として設定したのだと思いますが、
姉妹との相性も相まってか、無能にもほどがあるぜって思えてしまうほどでした。

9人の姉妹と一緒に暮らして、イチャイチャしてレベル上げしようってのがテーマですが、
いやー、9人はちょっと多いかな~って感想。ちょっと印象に残らない娘も多かったので。

個人的にはキャラ少なめで深くキャラ堀りして欲しかったし、濃密なイチャイチャを見たい。
多すぎるから、何しても何言っても軽いなあって印象を受けました。


【作画・声優】

汚くないけど綺麗では無いって感想。エ口に寄せてるが、動きの滑らかさはイマイチ。
エ口を魅せたいアニメだと思うし、結構グイグイ来てましたね。


声優さん、9人違ったキャラたちで特徴も出ててすごく良かったと思います。
まあ、副音声が結構面白かったんですけどね。


【他】

やっぱストーリーかなあ。エ口ごり押しだけに中身が薄っぺらくなってた感は否めない。
まあみんな頑張ってたキャピキャピ感は嫌いじゃないです。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 15

67.6 21 戦闘で笑いなアニメランキング21位
ストライクウィッチーズ 501部隊発進しますっ!(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (141)
577人が棚に入れました
人類の防衛線『第501統合戦闘航空団』に宮藤芳佳が入隊!・・・しかし、肝心の敵・ネウロイはなかなかやってこず、戦闘ではなく炊事洗濯の毎日に追われる日々。個性的な隊員たちに振り回されたり、ツッコミを入れたり、フォローしたりと、そんな芳佳と愉快な魔女(うぃっち)達のおかしな日常が始まる!

声優・キャラクター
福圓美里、世戸さおり、名塚佳織、沢城みゆき、田中理恵、園崎未恵、野川さくら、斎藤千和、小清水亜美、門脇舞以、大橋歩夕

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ウィッチーズたちの日常は‥‥‥

原作未読 全12話 1話15分枠の作品

突然出現した敵「ネウロイ」に対抗するために結成された統合戦闘航空団一つの第501統合戦闘航空団ストライクウィッチーズのスピンオフ作品。敵ネウロイがなかなか出現しないので、日常シーンをメインにコミカルに描いています。

各キャラクターを演じている方々は本編と同じ方なので違和感がありませんが、作画は本編と比べて大きく違いますね。(OPではそんなに思わなかったのですが)

ギャグばかりなので、そのギャグが合うか合わないかだと思います。個人的にはみなさん、弾けすぎですねw

本編の世界観やイメージを崩しかねませんので、お気楽に観るといいかもしれません。

OPは本編OPでおなじみの石田燿子さん、EDは第501統合戦闘航空団みなさんがそれぞれ歌っています。

最後に、この作品の劇場版が発表されました(上映時間30分の予定)。OVAやOAD、本編のおまけでよさそうな作品が劇場版になることが多いように思えます。儲かるのでしょうね〜

投稿 : 2024/06/08
♥ : 17

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

『異世界かるてっと』の流れで、何となく・・・

『ストライクウィッチーズ』視聴してないし、どうしようかな?って思っていて・・・。
『異世界かるてっと』の流れで、何となく最終話まで視聴しちゃいました(笑)。

元の作品を見ていないので、コメントしづらいところですが・・・。

かなりぶっ飛んでいて、日常系コメディとしては面白かったと思います。
キャラの個性や関係性など知っていると、もう少し楽しめたのかな・・・?




皆さんのレビューを拝見していると、そうでもないらしいですね(笑)

投稿 : 2024/06/08
♥ : 17

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

欧州本土の大半がネウロイの勢力に落ちているはずなのに…

このストパンシリーズは、テレビ本編、劇場版、OVAと視聴済です。
言わずと知れた大人気シリーズ…私にとって視聴しないという選択肢は初めからありませんでした。

とは言え、これまでの作品と雰囲気はだいぶ異なっています。
もともと第501統合戦闘航空団「STRIKE WITCHES」は、対ネウロイ一大反抗作戦の一つとして各国のトップエースや将来有望な若いウイッチらによって結成されました。

だから彼女たちの居場所は常に最前線…のはずなんですが、本作品では敵であるネウロイが一向に出てこないんです。
彼女たちに下されている命令は「待機」と「哨戒」のみ…


人類の防衛線「第501統合戦闘航空団」に宮藤芳佳が入隊!
…しかし、肝心の敵・ネウロイはなかなかやってこず、
戦闘ではなく炊事洗濯の毎日に追われる日々。
個性的な隊員たちに振り回されたり、ツッコミを入れたり、
フォローしたりと、そんな芳佳とゆかいな魔女達の
おかしな日常が始まる!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。
第1話を見た時に、懐かしさを感じました。
私が1期を視聴したのが2012年…
それから2014年にOVAが、2016年にブレイブウィッチーズが放送されましたが、約3年もの間音沙汰がなかった訳ですから、そう感じるのも当然なのかもしれません。

改めて本作を見てみると、声優陣の何と豪華な事か…
最初に視聴した頃、声優さんのことは何も知らなかったので気に留めることはありませんでしたが、こうしてみるとホント凄い声優さんばかりが起用されているんです。

宮藤芳佳:(CV:福圓美里さん)
坂本美緒(CV:世戸さおりさん)
ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ(CV:田中理恵さん)
リネット・ビショップ(CV:名塚佳織さん)
ペリーヌ・クロステルマン(CV:みゆきち)
ゲルトルート・バルクホルン(園崎未恵さん)
エーリカ・ハルトマン(CV:野川さくらさん)
フランチェスカ・ルッキーニ(CV:斎藤千和さん)
シャーロット・E・イェーガー(CV:小清水亜美さん)
サーニャ・V・リトヴャク(CV:門脇舞以さん)
エイラ・イルマタル・ユーティライネン(CV:大橋歩夕さん)

一方、物語の方は日常系なので抑揚無くまったりと進んでいく感じ…
個人的に嬉しかったのが、芳佳の魔法を見れた事でしょうか。
ハルトマンの部屋が汚かったり、ルッキーニの悪戯好きは相変わらずでしたけれど…

最終回に「重大発表あり」のテロップを見た時には驚きと共に嬉しさが…
詳しくは公式サイトをご覧くださいと記載されていたので行ってみたら…とんでもないことになっていました。

「501部隊発進しますっ!」が10月から劇場公開されるんだそうです。
でも、それだけじゃありません。
ワールドウィッチーズの公式サイトを見ると「ウィッチシリーズ3連続アニメ化!!」と書かれているではありませんか。
3連続アニメの一つ目がこの「501部隊発進しますっ!」だったみたいです。
その他、2020年には第3期として「第501統合戦闘航空団 ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN」が、2021年には「ルミナスウィッチーズ」が放送されるそうです。
こんな嬉しい話があったなんて…

オープニングテーマは、石田燿子さんの「空が呼ぶほうへ」
エンディングテーマは、第501統合戦闘航空団による「Treasure of life」
やっぱりストパンと言えば石田さん…この組み合わせは鉄板です。

1クール全12話の物語でした。
ショート枠なので、サクッと視聴できる作品です。
2020年の第3期に向け、良い足掛かりになる作品だと思いました。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 16

66.3 22 戦闘で笑いなアニメランキング22位
人造昆虫カブトボーグ VxV(TVアニメ動画)

2006年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (144)
526人が棚に入れました
世界大会まで開催されるほどの人気となったボーグバトル。主人公リュウセイは、親友である勝治やケンと共にボーグバトルに熱中。次々と現れる強敵を相手に、日々戦い続けるのだった。この世界では、カブトボーグはボーグバトラー(ボーガー)の精神力で動いているように描かれており、手から離れていても自在に操作することができる。また、「負けた」と思うことでカブトボーグ自体も力を失ってしまう。

声優・キャラクター
知桐京子、三橋加奈子、渡辺慶、松山鷹志、前田剛

ワタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

史上最凶のネタアニメ

ぼおおおおおおおおおおおぐばとおおおおおおおおおおお!!!
それは人生の縮図! 男のロマンである!


史上最凶のネタアニメという噂は聞いていたが、実際観てみたら想像以上のカオスだった。

唐突にボーグバトル大会の決勝戦から物語はスタート。
1話冒頭で最終話間際のシーンを伏線として描くパターンはよくあるけど
本作の場合、その1話内でラスボスである相手の正体も明かされ、バトルも決着する。
一瞬、巻数を間違えてレンタルしたかと錯覚したが・・・

元々はカブトボーグという玩具を売り出すために制作されたホビーアニメなのだが
放送開始前にカブトボーグの生産が中止となり
スポンサーから「もう好き勝手に作っていいよ~」というお達しを受けて
本当に好き勝手に作ってしまったらしい。(その結果、テレ東から放送拒否される)

本来のメイン視聴層である子供への意識、玩具の販促、視聴率、DVD等の売上・・・
アニメを制作する上でのそういった数々のしがらみから解き放たれた結果、
アニメの常識を覆すとんでもないモノが生まれてしまったのである。

突っ込みどころを挙げればキリがないが
wikiの概要が秀逸で笑えるので、気になる方はご覧になって頂きたい。

鬼畜外道主人公・リュウセイさんをはじめ、
死ぬ死ぬ詐欺のカツジ、ハイセンスなツッコミが光るケン、エセ外人ロイドなど
キャラクターも非常に濃いメンツが揃っている。
個人的にはロイドの神がかり的なウザさがツボ。何か言葉を発するだけで笑えてしまう。


ネタアニメには2種類ある。
スタッフは至って真面目にやってるのに滑稽に見えてしまうパターンと
はじめからネタアニメだと自覚して全力で笑わせにくるパターンだ。
言うまでもなく、本作は完全に後者に該当する。

正にスタッフの全力の悪ふざけ。もはやその作風からは狂気すら感じる。
しかも全話通して(全52期)手抜きが一切なく、クオリティが全く落ちないのが凄い。
更には笑いだけでなく、たまにガチ鬱回・ガチ熱血回・ガチ感動回を挟んでくるという
全く油断できないシナリオ構成だ。本当に大した作品としか言い様がない。

物語評価は最低の1でもよかったし、間を取って無難に3にしようかとも思ったが
スタッフによる計算し尽くされた笑いとシナリオ構成、
作品にかける並々ならぬ情熱に敬意を表して、☆5つを進呈。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 37

rurube さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

ボーガーになっちまったよ。

まずアニメには大まかに分けて二つある。カブトボーグかそれ以外だ。
この作品は見まごう事無くカブトボーグ。
そもそもアニメを大まかに分ける事は合っているのか?むしろ世の中がカブトボーグとそれ以外なんではないか。いやむしろカブトボーグの中で人生過ごしてる。だからこそ言える、俺はボーガーだ!

胃が浮き上がるんだよ観てると。カエルが胃洗浄できるけど胃洗浄したくなる。マリファナ吸った事ないけど間違いなくマリファナより頭にくらくらくるわ。

知らないうちにキャラが増えているですけど疑問を持つ様な奴はボーガーではない。受け入れろ、最初から居たんだよ、心の目で観ろ。
仲間は死んでも勝手に生き返るんだよ。ついでに神にもなるけどそれも受け入れろ。さらについでにストーリーも次の週には無かった事になるけどそれはたまにしかないから気にするほどの事ではない。

一話目でラスボスらしき人を倒してヒロイン風な女の子と抱き合ってるけどそれも置いとこう。大事な事では無い。ついでに世界が破滅した事もあったけどそれも多分どうでも良い。

そもそもカブトボーグってなに?っていう根本的な疑問は2話ぐらいで気にしなくなる。さすがカブトボーグ観ながら視聴者が成長しちゃうね。

もう全てがカブトボーグなんだから評価も糞も無い。人生=カブトボーグなだから。これ観ない奴は自分の人生歩めてないわ。思い出せばこれを観るまでの俺は生きた屍の様だった。人生に‥‥簡単に言えばそう、ボーグが無かった。


どうもサンキューの数が他の作品より低い所を見ると遊びすぎた文章に拒否反応が出ている人が多いと予想する。

なのでカブトボーグがなぜ素晴らしいのかを普通にレビューしようと思う。

まず気が抜けないストーリーというか全体。しっかり観ているはずなのにストーリーが飛躍するというか良く分らん話になる。アニメでも漫画でも小説でもストーリーには決まり事がある。これは定石に近い。一手目をこう指せば相手もこう指すだろうという甘い考え。当然付込まれる。
自分の甘い考えに対しての反省しかない。相手に背中を見せれば刺されるに決まっているホッブスの自然社会を思い出せ!本来の社会とは戦争状態こそが自然である。作品と読み手との果し合い、武士道とは死ぬこととみつけたり。

この作品の凄い事は作品自体が裏返っている事だろう。ストーリーの破綻・キャラの破綻・作画の破綻 他の作品なら汚点になるであろう短所がこの作品では全てが裏返る。全て長所。全ての光を吸収しても黒にしかならない。高次元での安定は変化の無い世界、もし世界が一つの色しかないのならそもそも色が存在するのだろうか?

何よりカブトボーグが素晴らしいのはこれに似た作品が存在しない事。唯一無二の存在だ。経済に代替商品による価格の下落があるがこれには無い。むしろ価値もない。今までの価値観の外に存在している。世界が作ったヒエラルキーの外側の存在、それがカブトボーグ。

真面目に色あせない作品だと思う。100年後の未来人が観ても俺達と同じ反応しか出来ない時を越えた作品。価値観も社会も思想も違う人種も違う性別も違う人間がおそらく同じ反応すると思う。

視聴者は単純に作品に負けているんだよね。共感したり拒絶したり出来ない、圧倒的敗北感、しかも負けて憔悴している先にカブトボーグはいるんだよ。こいつは俺たちの大切にしている色々負けているけどまーいっかみたいな達観の先にいる。しかも勝者でありながら達観している。頭良くて・性格良くて・イケメンで・人生に目的を持っている奴がそんなものに価値なんか無いみたいな事言ってくる。そはや生き仏、現代のシッダールタと言っても良い。

とにかく観てくれとしか良い様が無い、多分私が現世で行なう唯一の善なる行いはカブトボーグの布教だろう。もしこれによって死去しようともそれは健やかな死に違いない。


久しぶりに更新しようと思う。おそらく10週くらいはしたと思うが全く飽きないどころかますますボーガーになっている。

一種の様式美がある作品と言えば少女革命ウテナだと思うがこの作品にも様式美が存在している。しかも何が凄いかというと展開が毎回違うのに何となくカブトボーグ風な流れが出来ている事だ。

それとこの作品色々と何かに支えられ過ぎている。特にキャラクターのロイドなんてあの声優のああいう話し方じゃなかったら普通のお兄さんでしかなかったはず。まず台本になんて書いてあるのか知りたい。最初はムカつくキャラだなとしか思えないが五週目には感嘆に変わる。なんてバランス感覚の危ういキャラなんだと。この雰囲気を作り上げた世界観とキャラと演技に感謝。

主人公のリュウセイさんもかっこよすぎるよ。何がかっこいいのかは知らないけど。最初はなんて野郎だ…くらいに感じてたけど見ているうちにさすが!と思うようになった。何に対して私が感心していたのかはよく分からないのだが。それがカブトボーグの凄さだろう。

二千回くらい見たらさすがに飽きたらしい。
飽きると思ってなかったからショックだ。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 31

disaruto さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

最大の見どころは“デスバレー編”!

制作はG&Gのオリジナルアニメです。
ジャンルはカブトボーグです。
あらすじは言い表しようがないので省略します。


凄いアニメでした。
DVD一巻の一話を見て「借りる巻数、間違えた?」と思った人は私だけではないはず。




主要キャラクター紹介。
“リュウセイさん”
過去のことは潔く忘れる、超熱血主人公。

“カツジくん”
「辱めてやろうよ!」でおなじみのプレイボーイ。

“ケン”
とくになし。

“安藤ロイド”
キムタク主演のドラマは、実は彼の名前を参考にしたらしいよ!

“シドニー・マンソン”
「いつものリズムだ!」でおなじみのキーパーソン。




印象的なエピソード。
“カツジのおじいちゃん回”8期。
呼吸困難になるくらい笑った。「おじいちゃんの未来が残り少ない!」

“完”14期。
アニメ史に衝撃をもたらした、伝説の回。

“トリプルフリー”29期。
もうめちゃくちゃだよ(私の周辺ボーガーには一番人気)。

“正統派”32期。
カブトボーグ随一のガチ回。

“○夢”37期。
飛び交うマジキチっぷりとホモネタ。

“最外道”38期。
リュウセイさんの魅力が余すことなく盛り込まれています。

“劇場版”39期。
「実際に劇場版が作られたら、こんな感じでしょうね」という回。

“いつもの4人”41期。
「いつものリズムを忘れるな!」

“ジョニーと決戦”46期。
これは激熱。



などなど。
他にも紹介したいけれど、そうすると全部紹介することになりそうなので割愛。
基本設定だけ押さえて、評判の良いエピソードをつまみ食いするのも良いかもしれません。



それにしても、デスバレー編の盛り上がりが凄い!
いやぁ、まさかリュウセイさんとロイドさんが、あんなことになるなんてね…。
伝説に残るエピソードの一つです。
絶対に見なければ損ですよ!

あと、個人的には世界大会の準々決勝、32期がマジでガチだった。
凄まじいカオスギャグと真面目さ・熱さが混同しているのが良い。



総括して、評価されるべきカオスアニメだと思います。
私はどっちでもいいけど。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 26
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