海軍おすすめアニメランキング 18

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの海軍成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2019年12月07日の時点で一番の海軍おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

74.0 1 海軍アニメランキング1位
劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』(アニメ映画)

2019年8月9日
★★★★★ 4.1 (14)
114人が棚に入れました
原作コミック、アニメともに絶大な人気を誇る「ONE PIECE」の3年ぶりとなる劇場版。アニメ化20周年を記念して製作され、原作者の尾田栄一郎監修の下、世界中から海賊が集う「海賊万博」を舞台にしたオリジナルストーリーが展開する。海賊の海賊による海賊のための祭典「海賊万博」に招待されたルフィたち麦わら一味。会場には世界中から海賊が群がり、万博の目玉である「海賊王(ロジャー)の遺した宝探し」で、お宝争奪戦が繰り広げられる。しかし、その盛り上がりの裏には、万博の主催者であり別名「最悪の戦争仕掛け人」と呼ばれるブエナ・フェスタの企みがあった。そして、お宝争奪戦が熱を帯びる中、元ロジャー海賊団「“鬼”の跡目」と呼ばれた男ダグラス・バレットが乱入し、ルフィたちの前に立ちふさがる。ゲスト声優はユースケ・サンタマリア、指原莉乃、山里亮太(南海キャンディーズ)。

nagi さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

尾田さんすごい

ワンピースって、本当にキャラ多いですよね。
映画の2時間という制約の中で、
とても多くのキャラが、見せ場をもって出演しております。

ストーリーもコンパクトにまとまっており、
満足感の高い映画だと感じました。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 1

75.0 2 海軍アニメランキング2位
蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (1293)
6543人が棚に入れました
2039年、人類は温暖化に伴う急激な海面上昇により、地上での版図を大きく失った。
それに呼応するかのように、霧を纏う謎の軍艦群「霧の艦隊」が世界各地の海洋に出現、搭載した超兵器で人類の艦を攻撃し始めた。
人類は持ちうる戦力を投入し、最終決戦「大海戦」に臨むも、「霧」の圧倒的な武力の前に脆くも敗れ去った。
すべての海域、運搬経路を「霧の艦隊」によって封鎖され、政治経済は崩壊、人類は疲弊の一途をたどっていた―――――――
「大海戦」から7年。
士官候補生・千早群像の前に現れた「霧の艦隊」の潜水艦「イ401」。
敵であるはずの「イ401」、そのメンタルモデル「イオナ」との出会いは群像に、そして人類に何をもたらすのか?

るぅるぅ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

魅せる戦艦バトル作品

ジャンル:SF戦艦バトルアニメ
製作会社;サンジゲン
監督:岸 誠二

久し振りに何も考えずに カッコイイ!!! と褒めたくなるほど夢中で楽しく観れた作品。小難しいことを考えず4話まで観て判断してもらえると嬉しい。正直、1話は概要で不安要素たっぷりです(苦笑) 基本的に戦艦バトルがメインとなるドンパチ合戦の作風に加え、キャラを含めほぼフルCGの映像美になっている。さらに艦これブームも相まって期待値は上げられた。実際、BD売上も1万枚と好調なスタートとなっているようで私的ながら嬉しい限りである。超重力砲連射の勢いで2期作成して欲しい気持ちがいっぱいです(笑)

先ほど述べた艦これ(正式名:艦隊これくしょん~艦これ~)と比較される理由の多くは、萌キャラとの一体感ある構図が類似している。戦艦の名前と同じキャラ名に加えキャラデザの違いといった比較要素も多いと思います。実際、どちらのキャラデザが好みかはユーザー次第ではあるが、これはこれ、それはそれと楽しんだもの勝ちと感じている。

あえて区別するなら、
艦これ:萌キャラだけに留まらずミリオタ向けに作られており戦艦の名称・由来といった綿密さ、自分の戦術を楽しむ

アルペジオ:萌キャラどんぱちフルCG戦艦アニメ

という具合です。そもそもアニメとブラウザーゲームと路線が違うが、今年夏アニメ化される艦これの出来栄えに期待しつつアルペジオを超えるクオリティになるのか怪しいところではある。

ストーリーはシンプルで、霧と呼ばれる謎の艦隊から人類の危機を救う為に未来を模索する千早
群像と霧の裏切り者である401イオナの航海。その行く先を阻む霧の刺客達もイオナと群像に影響され自我を持ってしまう。戦艦に芽生えた感情という不確定な思考ルーチンは、何の為に獲得するのか未だわからない道筋となっている。

戦う萌キャラにしか見えないが、突如、人型に擬似化された戦艦AIという設定・人類を滅ぼす目的、アドミラリティ・コードとは何を指すのか?その意志はどこにあるのか?と伏線ばかりではあるが、最終的には人類と未知の人種(戦艦)を受け入れる共存を描く王道な作りを漂わせている。
その過程において、意思とは何か?人間とは何か? 個としての尊厳を問う哲学的な側面を描きつつ切っても切れぬ科学と人を結びつけたヒューマンドラマ性を植え付けている。
原作とアニメ版では改変されているらしいが、1クールで終わらすには勿体無い作品だと感じる。

それもストーリー展開はテンプレではあるが、戦艦バトルシーンは心熱くさせる絵の魅力が一番の見所となっていた。それだけに同じカットを無駄に観ていたら、気づくと2週目していた(笑)
最近はCGを使うアニメが多いなか違和感もなく目立った粗さもなく溶け込んでいたと感じる。
特に超重力砲発射シーンは圧巻。私の下手な文章で説明するよりPVを観る方が確実と思う(笑)
是非、観てから判断して欲しい。

ドンパチ合戦の構図が多いのだが撃ち合いシーンを盛り上げる要素として戦術の描き方がシンプルに魅せることで、ここから熱い展開が来るぞ! と観ている方も夢中になってしまう。
基本的に 潜水艦 VS 大戦艦 とのバトルで勝てる可能性はない。危機的状況から覆す博打勝負となる。王道ではあるがワクワクドキドキ感が絶えずズルズルと観てしまう中毒性がある。
相乗効果としてBGMの使い方もセンスも巧く一体感が生まれていた。

また、各話のシナリオ構成も戦艦バトルを見所にする尺の取り方にしている。
多くの作品は1話のバランスとして起承転結で物語運びをする構成にしている。視聴者に結にあたる次回への引きとして、来週も見て欲しい為である。要は気になる終わりにして来週も見てね と、モヤモヤ感を与える。実際、好きな作品ほどこれは効果覿面となるが、その続きに拍子抜け・期待ハズレといった感性を与えることにもなる。そこで打切る判断材料になる。

だが、アルペジオはどうだろうか。1話に結をいれない構成にしている為、起承転となり引きが弱くなっている。当然、単調な物語運びとなるのだが見せ場である戦艦バトルに1話まるごと使う構成にすることで見応えが生まれる。1話 起承転 2話 結 と2話セットにしている。
ただ、序盤の物語の掴みがわからない為に不安を抱くが、加速していく4話辺りから引き込まれる。
超展開要素もあるが展開として妥当だと思う。 ただ、戦艦同士の融合には唖然としたが、カッコイイから許してしまう気持ちとツッコミしかなかった(苦笑) この辺りは派手さを魅せる意味もあるが、危機感の装置にもなっており、最後の悪あがきを誇示している。特撮によくある敵の巨大化演出みたいなものと解釈するといいかもです。

また、政治・経済といった戦略的な深みとなる演出をほぼ省くことで、戦術の見せ場である絵を重視した見やすい作品に仕上げている。萌キャラに戦略的な深みを備えれば銀英伝に次ぐ作品・・・と無謀かな(苦笑)  ただ、このクオリティの高さでリメイクやこれから発信される作品に転用できれば、もっと充実する作品が増えることは確かだろう。

キャラ設定。
自我が芽生え意思を持つという共通事項をベースして個性を植え付けている。思考ルーチンが乏しい為、興味対象に沿った行動心理が優先になっており、全体的に単純だけど許せるバカという可愛げあるティスティングにしている。無機質な戦艦であると同時に成長段階の子供といったギャップがコメディ要素を膨らませ愛着を持たせている。あえて心情描写を掘り下げる展開はないので気楽に観れる。

私の好きなキャラは、ちょろインなあの子です(爆)
最近ちょろインな子がツボですね~某アニメではちょろインしかい出てきませんが(苦笑)

少し内容が逸れたが萌要素も過不足なく織り込んでいる。
ベタなキャラ設定と感じるかもしれないが、これぐらい良い案配と思う。
それも最低限のキャラ立ちすることでバトルに箔をつける意味を成している。

それだけにキャラ・序章に近いストーリー展開は全てはバトル演出を盛り上げる為に構成していたと感じる。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 46
ネタバレ

ほったっる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

留守番嫌いっ、お出かけ好きっ、一人はさみしっ、二人は楽しっ、私はマーヤ、友達コンゴウ!

原作未読

絶賛ハマっている「艦これ」のコラボイベントから興味を持って観たアニメです。

突如現れた圧倒的力をもつ霧の艦隊が世界の海を制圧し、世界が遮断されてしまう。(通信も妨害されている)陸に直接攻撃してくることはないが、人類も霧の存在に危機を感じている。
主人公の千早群像は霧でありながら群像に従う伊401と出会い、政府にも霧にもつかず、現状を打破する力を求め、霧に対抗するカギとなる兵器をアメリカへ届ける依頼を引き受ける。

とまぁ、話だけ聞いても「ん?」となるような内容ですのでつべこべ言わずに見た方が早いかと・・・笑

ざっくり言うと、人類の存続をかけて艦が擬人化した女の子と一緒に、これまた艦が擬人化した敵と戦うという感じですね。(適当)

つまんねーこと言わずに要点だけまとめていきます。
このアニメはとにかくかっこいいのです。

かっこいいところその1:音楽
OPからかっこよすぎます。特に蒼き鋼のクルーが海を眺めているシーンはしびれます。イオナがいつもの定位置でのそのそしているのもかわいいですね笑
OPだけではありません。戦闘中を始め、BGMが本当に最高。戦闘がBGMでより一層、緊迫感を増していきます。

かっこいいところその2:艦
すべて3DのCGで描かれているため、登場する潜水艦や重巡洋艦、戦艦がかっこよく描かれております。そのため、登場人物がかくかくしているように思えますが、そこに目を瞑らずともなおあり余る圧倒的な作画と言えます。潜水艦の修理シーンや補給シーンなどでそのすごさを体感できるはずです。特に霧の最強兵器とも言える超重力砲が出るシーンは圧巻です。

かっこいいところその3:専門用語
戦闘シーンではなにやら難しそうな言葉が飛び交っています。ATフィールドならぬクラインフィールドや、浸食魚雷や超重力砲、アクティブデコイ。戦闘中はとにかく忙しそうなので、聞いてるだけで「お・・・お、おお、なんかすげぇ」という感じになります。(結局稚拙な感想で申し訳ない)

かっこいいところその4:構図
ここはネタバレを含む私なりの考察なので長くなります。読むのは面倒だと思いますので、一応隠しておきます。
{netabare}
一見するとこのアニメはSFもののような気もします。
しかし構図で言えば現在の世界となんら変わりはないと私は考えます。

アルペジオでは「人類」と圧倒的力をもつ「霧」が対立しています。
その霧に対抗するために、人類は振動弾頭と言う最先端の兵器をデザインチャイルドという倫理的にも問題がある手法で開発に成功します。
そして主人公である群像はこういった旨の発言をします。
「振動弾頭が人類の未来であり、これがあれば霧と対等になれる」※原文ままではありません

これを聞いたときにすぐに連想したのが、現在の「核兵器」です。
核兵器が開発されて以来、どの国も核兵器をもつ国に対抗するために核の保有を行ってきました。最たる例がご存知、冷戦です。
一体、なんのために核の保有が増えていくのか。それはやはり「対等になるため」でしょう。

私は大学で中国人留学生と核に関してのディスカッションをしたことがありますが、彼ら曰く
「中国は核兵器を保有できたからこそ、アメリカのような先進国と初めて対等になり、外交ができるようになった」
との旨の意見をいただきました。
すでに力の差がある状態で外交なぞできないというのが彼らの言い分です。

実際、そうなのかもしれません。
例えば北朝鮮も核兵器を持っているということをちらつかせ、先進国に支援物資などをねだっております。つまり核兵器と言う力で他の先進国と対等になり外交を行えると考えていることが窺えます。
これがもし、北朝鮮のようなならず者国家が核兵器を開発できていなかったら、世界は大して相手にしていなかったでしょう。
これは外交と言うより一種の脅しに近いかもしれませんが、実際、核兵器をもったことで(あるいは持つように見せかけることで)世界は北朝鮮について真剣に考えるようになったのは間違いありません。
もちろん対極的な方法としては、核を放棄し、支援を真摯にお願いするという平和的な方法も行えますし、それも実現可能なのかもしれません。
このような素晴らしい方法がありながら、悲しいかな、人間は「抑止力」なる兵器を持たずには相手との議論を行うことができないという考えが一般的なようです。その考えも無理はないでしょう。過去の戦争などを見れば、人類は「力」に頼ってしまう弱さをもった生物なのだとわかるはずです。(あ、なんかキザだ)

それ以前に、そもそも交渉というのは立場が有利なものが有利に事を進めようとするのが、ごく自然のことなのです。

本作における千早群像も敵のメンタルモデルと和解するために最大限の努力はしますが、最終的には敵を沈めることを厭いません。
彼は振動弾頭を手に入れ、霧と人類が対等になり、そこで初めて霧と和解できると考えているかもしれません。
もし振動弾頭が量産されるようであれば、霧も容易に攻め込むようなことができなくなり、和解のためのテーブルに座ってくれるかもしれません。

まぁこれは全て私が勝手に考えたことなので、軽く流してください笑 正直、知識も乏しいので。
{/netabare}

見所は戦闘シーンに留まらず、ちょっとした日常パートのようなものもあります。
関連して言えば、このアニメの良いところとして、いちいち山場をつくろうとしていない所が挙げられるかもしれません。
日常系でもない限り、どうしてもアニメは1話で1つの山場を作りたくなりますが、本作品では話の最後に山場が来て、次週最初から最後までクライマックス!といった展開が結構あります。

日常パートではギャグ展開も見られ、和みもあります。
{netabare} どの艦も戦闘するまでは気難しそうな子ばかりですが、一度負けると一人残らずギャグ要員になっているのはおもしろいですね笑
コンゴウはさすがに除きますが{/netabare}

とにかくかっこいい本作品。ぜひご視聴ください。

原作も読みたいなー。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 21
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

アルペジオ2周目の感想 & 「艦これ」との比較

(※アルペジオ劇場版が公開された2015年当時の投稿内容です。)

①1月末から総集編映画が公開され、その後に完全新作の続編映画の年内公開が控えていること(10月3日封切り予定)
②本作と同様に旧日本海軍艦艇をモチーフとした話題の新作アニメ『艦これ』がTV放送中であること(加えて両作はコラボしていること)
③最近視聴した、本作と同じ監督(岸誠ニ氏)&シリーズ構成(上江洲誠氏)の組み合わせのTVアニメ『結城友奈は勇者である』(2014年秋)が、予想外の良作で、このコンビの作品に俄然興味を持ったこと

・・・以上3つの理由から、本作品について2013年秋のTV放送時以来、2周目となる全話視聴を行い、レビューを全面的に書き換え、併せて「艦これ」とのコア・コンセプトの違いを考察してみました。


◆各回の評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

========== 蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- (2013年9-12月) =========
{netabare}
第1話 航路を持つ者   ★ 航海の目的、イオナとの出逢い
第2話 嵐の中へ     ★ 対タカオ戦
第3話 要塞港、横須賀 ☆ 軍との対峙
第4話 横須賀急襲    ★ 対キリシマ・ハルナ戦
第5話 人ならざる者  ☆ メンタルモデルと人の接触
第6話 ともだち    ★ メンタルモデルと人の接触(続き)
第7話 硫黄島      ★ コメディが面白い回
第8話 人形の家    ★ 兵器が「愉しい」という感情を持つな
第9話 決死の脱出行  ★★ 対コンゴウ戦1、ED後に急展開
第10話 その身を捧ぐ  ★★ イオナ・タカオに生まれる恋情
第11話 姉妹      ★★★ 対姉妹艦(イ400・402)戦
第12話 航路を拓く力  ★ 対コンゴウ戦2、余韻を残すラスト{/netabare}
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★★★(神回)1、★★(優秀回)2、★(良回)7、☆(並回)2、×(疑問回)0 ※個人評価 ★ 4.3


※上の★表記のように、本作は外れ回が少なく(全12話で☆は2回)かなり濃い楽しみ方が出来ました。
※特に終盤の第8話後半から第11話までの展開は見事だと思いました。
※最終回(第12話)は本作としてはイマイチの感がありましたが、それでも悪くない出来と考えます。
※まとめると、現時点では自分にまだ上手く表現し切れない特有の面白さがある作品と考えますが、以下のように考察を進めて、なるべく明瞭に本作の美点と欠点を抽出していきたいと思います。

◇各話内訳
{netabare}
バトル回=計5話(第2/4/9/11/12話)
メンタルモデルと人との交流回=計5話(第1/5/6/8/10話)
その他の回=計2話(第3/7話)
{/netabare}

◇登場するメンタルモデル
{netabare}
※全部で以下の9体

大戦艦コンゴウ ※他のメンタルモデルとの間に感情発生
大戦艦キリシマ ※蒔絵との間に感情発生
大戦艦ハルナ ※蒔絵との間に感情発生
大戦艦ヒョウガ ※他のメンタルモデルとの間に感情発生

重巡洋艦タカオ ※群像との間に感情発生
重巡洋艦マヤ ※感情プログラムは実装されていない

潜水艦イ400 ※他のメンタルモデルとの間に感情発生
潜水艦イ401(イオナ) ※群像および他のメンタルモデルとの間に感情発生
潜水艦イ402 ※他のメンタルモデルとの間に感情発生

※その他にメンタルモデルを持たない艦艇が多数登場(ナガラ級軽巡洋艦、アイオワ級などアメリカ方面の霧の艦隊)
{/netabare}


◆内容考察

(1)本作の他にない美点
{netabare}
・フル3DCGIによる迫力の艦隊バトル描写
・バトル描写と並行して、メンタルモデル同士の謎空間での緊張した対話を描出している点(非常に斬新な印象を受けました)
{/netabare}

(2)明白な欠点
{netabare}
・メンタルモデル同士の対話の描写が秀逸なのに比較すると、人間とメンタルモデルの交流の描写が
 ①余り洗練されておらず、少し古臭い(蒔絵とハルナ・キリシマの交流)か、
 ②感動できるが、初見では分かり辛く、ハイライト(第10話)に後述するようにせいぜい半分程度の理解に留まってしまい、非常に惜しい(群像とイオナ・タカオの交流)こと
・シリーズ構成が甘いこと、特に
 ①第1話が分かり辛く、余り後の話に上手くつながっていない点
 ②軍との関係の描写がストーリー全体から見るとほとんど無駄になって浮いている点
 ③さらに最終第12話の盛り上がり方・まとめ方がイマイチで期待外れだった点
・ナノマテリアルが万能すぎて(それさえあれば、どんな物体でも自由に再生できてしまう)、設定の縛りの無さに時々白けてしまう点
・タカオ、マヤのギャグ設定までは良いとしても、ヒョウガのギャグ設定が作品に不必要に安っぽい印象を与えてしまっている点(ギャグが滑っていてこれもかなり白ける)
{/netabare}

(3)現時点で評価保留の点
{netabare}
・《論理思考ルーチン》に過ぎないメンタルモデルに、《論理》を超越した《感情》や《意思》が生まれてしまう、という《心身問題》を本作はどのくらいの深度で描いているのか、その深さや意味合いが自分の現時点の知識では掴めない点

※興味はあるけれども現時点では私には確り調べる意欲が欠けています→詳しい方がいたら簡潔に教えて欲しいところです(以下は参考サイト)

¶心身問題(mind-body problem)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%83%E8%BA%AB%E5%95%8F%E9%A1%8C

¶心の哲学(philosophy of mind)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%83%E3%81%AE%E5%93%B2%E5%AD%A6
{/netabare}


◆本作のハイライト

※現時点では以下の2点と考えています(ただし今後、第12話も追加する可能性が高い)。

◇第10話『その身を捧ぐ』
{netabare}
10分過ぎ、艦内気温が低下し群像の呼吸が乱れているいることに気付いたイオナが、「私は擬似的に代謝機能を再現して体表温度を上げることは可能」といって自分の両掌(てのひら)を見つめて、その後、少し戸惑った表情で群像に視線を移し「だけど・・・」とつぶやくシーン
群像が、あれっと少し驚いた表情を浮かべて、それからフッと笑って「そうだな。エネルギーは節約すべきだ。救命キットからブランケットを持ってきてくれないか」

*つまり、イオナは自分が群像と抱き合えば、艦内気温を上げなくても群像の体を温めることが出来ることに気付くが、同時にそうすることを躊躇(ためら)う感情が彼女に生まれており、群像もそれに気付いて「ブランケットを・・・」と婉曲に彼女の行動を脇に逸らしている。
*イオナのこの躊躇(ためら)いは、メンタルモデルらしからぬ乙女の羞恥心ないし淡い恋情の発生と解釈できる。
*そして、これが、16分過ぎに来る「嫌(いや)。私は、私は一人になりたくない」というイオナの発言と行動につながっていく。

→しかし第1回目の視聴時は、私はそこまで気付かず、この後に来るタカオの群像への切ない恋情だけを認識できていた。

*タカオ「全く、本当にあんたってば。これじゃ・・・私の入り込む隙間なんて、どこにも無いじゃない」は、イオナの恋情のもたらした行動に気付いた彼女が意を決してつぶやいた言葉。
*「自らを犠牲にして他者を救う、それは本来、霧には有り得ない行動。まさかイオナ姉様がそんな選択をするとはね。そしてあんたも」(ヒュウガ)「それが艦長の、千早群像の望みならば」(タカオ)

→つまり、イオナに発生した群像への恋情(※但しイオナ自身はそれが恋情であるとは気付いていない)が彼女を自己犠牲へと向かわせ、そしてその行動がさらに、タカオの恋情を募らせて、その第二の自己犠牲をもたらした、と解釈できる。

*タカオの恋情はともかく、イオナの恋情は視聴1回だけでは分かり辛いと思うので、この回の評価を★★としました。
{/netabare}

◇第11話『姉妹』
{netabare}
20分近くで、イオナが姉妹艦を喪失してしまうシーン
*メンタルモデル同士の心理的なやり取りの描写が秀逸。
*ここの演出は第10話よりもずっと分かり易く優れていると思うので、この回の評価を★★★としました。
{/netabare}

※なお、第12話『航路を拓く力』は、現時点では残念ながら、第10話・11話に比べると内容が幾分雑で感動が少ないように感じてしまいました。
→本作の私の全体評価を、もう一つとした原因のひとつ。
→ただし、この回については、前記した◇(3)現時点で評価保留の点、に直接関係する箇所なので、時間を置いて再々視聴し、考えを整理したいと思っています(その際には評価が変わる可能性が高いです)。


◆『艦これ』とのコア・コンセプトの違い

・アルペジオの艦は、{netabare}
 ①旧日本海軍艦艇の艦容そのままの外形を保ちつつ、
 ②別に、メンタルモデルという人型の制御ユニットを持っている。{/netabare}
・このメンタルモデルは、{netabare}
 (1)「人間のような感情を持つことなど、兵器である自分には不要かつ異常である」と自己定義していたはずなのに、
 (2)人間ないし人間に感化された他のメンタルモデルとの接触によって次第に、「後悔」「恋慕」「憤怒」「愛惜」といった人間的な「感情」{/netabare}に目覚めていってしまう。
(※ここが本作の最大の注目点)

・これに対して、艦これの艦娘(かんむす)達は、
{netabare}その身にまとう艤装(ぎそう、船の装着物のこと)を別とすれば、最初から生身の人間と変わらない極めて豊かな喜怒哀楽の感情に溢れた存在{/netabare}として描かれている。
・ただし、艦娘たちは、
{netabare}あくまで「先の大戦当時に実在した軍艦の擬人化」であり、自身が軍艦であることを自明とする発言や行動をとっていて、なおかつ、先の大戦での個別エピソードに由来する悲劇的な運命を背負わされていること、{/netabare}がストーリーの端々(はしばし)から予感される描き方をされている。
(※ここがアルペジオとの最大の違い→アルペジオの艦は、{netabare}ただ単に日本海軍艦艇の外形を模倣しているのみであり、それとの内面的ないし運命的な繋がりは切断されている{/netabare})

・以上まとめると、『アルペジオ』も『艦これ』も、{netabare}
 ①先の大戦当時の日本海軍艦艇をモチーフとして、
 ②人間側ではなく、擬人化した艦側の《悲劇》を描き出す作品{/netabare}
と要約できると思いますが、
その描き出される{netabare}《悲劇》{/netabare}が
 ①『アルペジオ』の場合は、{netabare}艦(メンタルモデル)が人間的な感情に不可逆的に目覚めていく点{/netabare}にあるのに対して、
 ②『艦これ』の場合は、{netabare}艦(艦娘)が先の大戦でのエピソードを運命的に踏襲してしまう予感に満ちている点にある、{/netabare}
と考えます。

・このどちらに、より心惹かれるか(あるいは惹かれないか)、は個人の好みによると思いますが、私個人は現時点では、後者(艦これ)の側に、より強く心を惹かれています。

・いずれにせよ、1月末公開のアルペジオ劇場版総集編およびその後10月初めに公開予定の完全新作続編が楽しみです。


◆追記:続編映画の評価

(1)劇場版蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ-DC   ★  4.0
(2)劇場版蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ-Cadenza ★★ 4.5

※(1)は、約2/3がTV版の総集編、残り1/3(正味30分強)が新規の展開
※(2)は、フル新作で、TV版のコンセプトを引き継ぎつつ、この手の作品に求められる要件を十分に満たしてストーリーを完結させている。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 71

71.5 3 海軍アニメランキング3位
ハイスクール・フリート (はいふり)(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (811)
3514人が棚に入れました
多くの国土を水没によって失ってしまった日本。
海上交通の発達により、海の安全を守る「ブルーマーメイド」が
いつしか女生徒達の憧れの職業になっていった。

そんな「ブルーマーメイド」に憧れ、海洋高校に入学した岬 明乃(みさきあけの)は
陽炎型航洋直接教育艦「晴風」の艦長に任命され、
早速初の海洋実習に出発したのだが・・・。
ネタバレ

蟹チャーハン さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ガルパン好きにはたまらないんじゃないですかね。自分は・・・ですがw

海上自衛隊付属の女子高みたいな設定なんですかね?

一話みただけだと全然骨子というか背景がわからんのですが
(調べろよと言われるかもですが、そうするとネタバレも読んでしまうので)
なんだか物語の途中から急に雲行きが怪しくなってきて、仰天ぽい終わり方をしてます。

防衛大学付属の海上自衛隊の女子高版みたいな学校に進学した女子高生が主人公で、
見事に駆逐艦か軽巡洋艦とかなのかな?の艦長に就任して、教習をうけることになります。

世間では企画メンバーの面子からしてガルパン+艦これを想定している人が多いようです。
実弾撃ちあって船体は損傷しても人体は怪我しない(死なない)ストーリーになるのか? 
意地悪だけど、そこがオリジナルぽさの演出の分岐点になりそうな気が。。。

基本、集まったメンバーはどこかヌケたダメな子ばかりで、これが日常系アニメです
といっても通じそうなくらいに人材豊富。
まぁ、3人とか4人で艦船は動かせまでんからね。。。

以下、ネタバレで

1話~ ガルパンとは違うんだよガルパンとは!(ランバラル風に)
{netabare}
のほほんしながら2週間の航海練習にでた主人公一行ですが、トラブルもあって、
集合予定の時刻に間に合わず遅刻をしてしまいます。
それでもどこふく風で呑気なのは女子高生らしい設定の演出か。
このまま日常系アニメで話しは進展するのかと思いきや、いきなり艦砲射撃を撃ちこまれて仰天します。

遅刻の罰なのかと戸惑う反面、厳しすぎるリアクションに面食らって思考停止のメンバー。
執拗な砲撃に反撃するしかないと判断するのですが、気がつけば主人公たちが反乱軍扱いに!? どーしてこーなった?!

はじめはガルパンの艦船版かと思ったのですが、どうも違うようです。
学校の校長の娘が副長として乗艦してるんで、このノリのままではいかないと思うんですが、
うーーん、わからないw

まさかこのまま沈黙の艦隊みたいな流れになるんだろうか。
いやいや~。
次週が楽しみであります。
{/netabare}

2話~ あ、これやっぱガルパンだわ
{netabare}
自分たちが反乱軍扱い、国賊になったニュースを聞いて戸惑う一行。
置かれた立場の謎さに考えもまとまらないまま、近くを航行していたドイツからの
留学生船籍の戦艦からも砲撃をうけることに。

回避行動にも限界があり、適宜砲撃を行いながら、ここ一発でのひらめきアイデアで
逃れることに成功するも、いまだ誤解は解けぬまま。

その頃、猿島の学校では、副長の母親でもある校長は信じられないといった素振りを見せているが、
これからどんな行動をとるのか?

感想ですが・・・
これはガルパンですね!
相手の砲弾は9割当たらない、当たっても損害は軽微。
船員も擦り傷負う程度で大怪我はしない。
戦艦相手に駆逐艦が手傷負わせて逃げ切るとか。。。

基本、相手は無為無策の無能将官キャラ。
性能差や物量のハンデを機転をきかしたアイデアで逆転するけど、相手はそれ以上の手をうてずに負ける。
何手もの妙手を打ち合うような手に汗にぎる展開にならず、打ち上げ花火と同じ。

これ、正直言うと自分は苦手です。
つまらないんですもん。

でも見るのは苦手でもみなさんの楽しんでる様子のレビュー読むのは好きで、
まとめ記事だったり雰囲気だけ味わうタイプです。
静かに様子みるだけで終わるかもしれない。

でも、あの局面からなんであんなに南下したんですかね。
離れすぎじゃなかろうか。
もともと2週間の航海演習の予定で物資も積んでないだろうし
食料や水の備蓄もたいしてなさそうだしで、冒頭でも語っていたけど、
普通は早々にでも近くの港に入港すると思うのだけど。。。
{/netabare}

3話~ 今度の相手は潜水艦だはぁ!
{netabare}
無線を漏れ聞いてるのか、軍上層部からの反抗するなら沈没してよろしいてなメッセージを
受信して緊張が走るクルーの面々。
受信できるなら、そんな意図はないと送信しまくればいいのにと思う自分は素人ですかね?
無線機壊れてる設定でしたか? いやぁー、うーん、なんでだろうか。

さらに冒頭、前話でSOS出してきた武蔵の扱いもLOSTになっていたんで、
もしかすると晴風だけの問題ではないのかもしれないという推測。

そこへ今度は潜水艦が近づいてきての即バトル開始!
いやいや、さっき無線でも反抗抵抗したらって攻撃と言ってたのに、どーしてこうも
みんな命令無視なんですか?と。

さらにドイツ船籍の戦艦から逃げ出してきた女の子が副長だったことが判明して事情を聞けば、
実はドイツ艦でも艦長の命令を無視する一斉の反乱みたいなことが起きていて、
この事態を報告するために逃れてきたのだという。。。
これもあれもすべてが事実なら、日本の軍部がクーデター起こしたっていうところに落ち着きますよね。

それでも懸命に生徒を救おうと帰港命令を出す学園長。
副長のお母さんだし悪い人ではないと思うのだけど~。
これも帰ってきたところで拘束されちゃったりするんでしょうか?!
謎だらけだわ~
{/netabare}

4話~ まさかの海上ショッピングモールに失笑w
{netabare}
さーせん。もう見るのやめるとかいいながら、また見ちゃいました。
今週でやめますw ←本当かよ

さて、いきなりOPで笑わせてもらいました。
ついにきたな備品の在庫切れ報告。それもトイレットペーパーてのがリアルでいいですね。
水や食べ物より清潔感重視な女子らしい発想。

一度に30cm以上使うと怒られるってフレーズ聞いたことあるけど、あれはドラえもんだっか。
キャラメルの包み紙が一片だけ、一枚でもあれば危機を乗り越えられる! ていうネタの原点はなんでしたかねw

まぁ、そんなのはどうでもいい。

一番笑ったのは、それですんなり買い物いけちゃうってところです。
猿島まで26時間かかるってことでしたしね。
海上のどのあたりにいるのかさっぱりわからなかったんですが、そーですか四国ですか。

てか、その四国沖の海上にショッピングモールがあるって都合よすぎだろうw
いくら海洋国でも、それは無茶だわ。
沿岸にあるならわかるけど、かなり離れた沖合いにあって採算とれると思わないんだけどw

まぁ、そんなこともどうでもいい。

それより、いよいよ事態の謎に一歩前進してきましたね。
猿島の報告を鵜呑みにした管轄部署があって、そこが現在のところは発令なり出して中心を担っている。
要はそこのTOPが悪なんですね。

てか、反乱てよほどの事態だと思うんですよね。
あれだけの艦が離脱した事実だけで大問題で、即座に内閣に伝達されて調査部が動くだろうし、
よほどの大物が裏にいないと整合性が…。

僕街でも定番だった、赤い目=悪い人システムが今回も有効ぽいみたいで、
たまちゃんが豹変したときも赤い目になってましたね。
あのモルモットみたいなのが原因なのか? そして武蔵の乗員は全員赤い目になってる?!

もう見るのやめようと思いながら、たぶんまたレビュー書いてるんだろうと思いますw
{/netabare}

6話~ 艦長どこ?無責任艦長タイラーか無責任都知事マスゾエを思い出す
{netabare}
武蔵の艦長の幼馴染が気になり、制止も聞かずに飛び出した艦長。
結局、岩礁にぶつかってボートは転覆してしまい、舞い戻ることに~。

そして今回も機雷の回収をしていたボートが事故にあって転覆。
部下の心配をしてまた飛び出してしまった艦長。

ショッピングモールのときもそうだけど、なんかこの艦長は艦長としての責務を放棄しすぎじゃないか?

後は任せます!て、それでええんか?
無責任じゃないかな~

友達思いといえば聞こえはいいけど、それで晴風が沈没でもして全員死んだらメンタル大丈夫なの?

なんでも自分がしゃしゃり出る=任せる部下がいない=部下を信用してない
てことになると思うんですが…。
{/netabare}

ちなみに学校の舞台になっている猿島ですが、横須賀の港からフェリーでほんとすぐに着きます。
小さい島で、アニメとは違うかな~。
江戸時代の砲台跡があって、船着場から歩くと途中に神秘的なトンネルなぞあります。
小さな浜辺は海水浴客でにぎわう…といいたいけど、ほとんど若い学生中心ですね。
フェリーでこなくちゃならないから帰りも早いし、人気スポットてわけでもありません。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 20
ネタバレ

Progress さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

船の皆は家族だもんね!

視聴終了。

あらすじはどこかを参考に・・・
5話まで
{netabare}
海軍学校に入り、初めての航海訓練で色々なんやかんやあって日本から反乱扱い。でもその誤解は解けて、今度は友達の乗ってる武蔵が反乱をしてしまう!?
みたいな所が5話までのおおよその流れだと思います。

メタンハイドレートが主要燃料となった世界で日本沈没って設定はいるのでしょうか?これについては考察してたら気付きましたが一応理由があるようです。
太陽の黙示録でも南日本がM資源「メタンハイドレート」を実用化しようとしていましたね。

私が好きなのは岬艦長と、でこが可愛い西崎ちゃん、そして双子の杵崎姉妹、最後にちょいちょい副艦長を応援する黒木さん。

5話で艦長がはれかぜを置いて、親友が心配でボートで飛び出してしまうのですが、その時副艦長宗谷ちゃんが「お前にとってはれかぜのクルーは家族ではなかったのか!?」と引きとめようとします。いつも艦長岬が「船の皆は家族だから」と言って船の皆を気遣っているのに、このときだけは、親友を優先してしまう。

この時の宗谷ちゃんは、はれかぜの皆を家族だという岬に艦長としての魅力を感じて、最初はド底辺の艦だと思っていたはれかぜの事を好きになっていたからこそ、艦長が船を放って出て行くのが許せなかったんだろうなと思います。だけど、岬がいってしまった後、次の行動では岬が帰ってこれるように艦を動かしたのは、岬を家族と思い、自分がはれかぜの一員であり家族なんだと思えているからだろうなあ。

「私にとってたった一人の親友なの」
これ結構他の皆にはつきささる言葉ですよね。はれかぜの皆は親友じゃないんだ・・・みたいなネガティブな考えが出来てしまう。
でもどうでしょう、一人の少女が親友達を、あるいは親友と家族を天秤にかけるなんて酷な選択に、正しい解答があるのでしょうか。ここから読み取れるのは、岬が家族(クルー)を頼ることが出来なかったことと、家族(クルー)が岬に守られてるばかりだったんじゃないか?という問題提起も薄く灰ってそうです。

岬艦長が私情を優先してしまった今回の描写、今まで艦長として、十分な判断が出来ていただけに、岬の未熟さが強く現れましたね。4話で武蔵の事を考えてぽけ~としてることもあったので兆候はありましたが・・・

でも岬は艦長として、クルーの皆に色々なものを与えて、慕われているから、艦の皆が支えてくれる、家族の長として岬が全員を支えるのではなく、全員が家族を支えるのだろうなと思います。

さてここからは先の予想を考えた野暮な考察。見たい方はどうぞ。(追記:攻略の方法は全部外れたなあ。展開的にはあっていました。)
{netabare}
武蔵の暴走も機器の故障もねずみが原因であることが示されましたね。
はれかぜがねずみと接触した際にゴミ漁りの際、機械と一緒に箱のようなものに入っていました。
ねずみ箱を誰かが流しているなら、これは、テロ行為か、他国の工作も考えられます。この世界の日本はほぼ沈没していて、海運国家です。船がまともに動けなくなれば、国としてのインフラ・国防機能が麻痺することになります。ねずみは海に無差別に流されているので、無差別に艦が狙われることになります。日本近海だけですむ問題だけではないので、かなり酷い事をしていますね。武蔵が艦砲射撃で町を焼き払ったら一大事です。一刻も早く武蔵を止めないといけません。

そして、ねずみが原因であるという事にいち早く気付くのははるかぜでしょう。

では、はれかぜは今後どうやって、武蔵を救うのでしょうか?圧倒的な戦力差を覆すには、ねずみを排除して、クルーを正気に戻すしかありません。しかも遅れてしまえば、日本本国から、武蔵撃沈が下ってしまうかもしれません。

{/netabare}
{/netabare}

6話
{netabare}
制作陣はどれだけ岬に恐ろしい仕打ちをする気なんだろう・・・
今週で岬の暴走癖を直すかと思ったら、さらに暴走させました。今回は二人が助かって良かった!で笑顔で片付けてしまった岬。要は何も成長していない。
あの笑顔は大事な事を棚上げしてしまう岬、という表現だと思います。
今回は犠牲が出なくて、それで良しにしてしまった。ということは、岬は犠牲が出なければわからないタイプに設定されていそうです。次は岬の暴走のせいで、犠牲が出てしまい、その時岬は変わるのかが描かれそうです。

副艦長にたまっていく岬への不信感は、岬がいなくなった管制室での叫びに良く現れています。このまま岬の暴走が続いて、艦の皆がバラバラになってしまうかもしれません。

そして、今回一緒に仲間を助けに言った時、知床ちゃんが岬への信頼を打ち明けます。だとすると、岬の暴走により犠牲になるのは…

そして黒木さん(クロちゃん)が(副艦長)シロちゃんの肩を持つようなことを言っていました。
前回レビューを書いたときに黒木さんが好きだと思ったのは、副艦長さんの肩を持っていたけど、副艦長が岬を信頼しきったら、黒木さん一人ぼっちじゃん…と思ったためです。彼女が副艦長に憧れているだけだったら弱い子かもしれない。彼女もまた、まだ成長途中だなあと思って見てます。

{/netabare}
7話
{netabare}
予想が外れました。
犠牲が出るようなお話でもないですしね。
こんなに簡単に悪い所が治るもんなのですね。登場人物が多感な時期だと思えば、納得できるような…。二回暴走させた意味がわからなくなりましたが、まあ岬の暴走癖は直りましたね。
帰りを待つことの辛さを分かる事で、自分の暴走時にいかに人に心配かけているかがわかった岬はもう人を余計に心配させることはしないのでしょう。
でも何かが引っ掛かる…結局シロちゃんに「艦長は艦にいてください」と指示を出されてその通りしたら岬は気付く、という他人任せな感じがいけないのかな。岬自身が葛藤したりエネルギーを使ってないところが多分その釈然としない理由だと思います。

今回のクロちゃんは岬とシロちゃんの仲直りシーンを見てムッとしてい増したね。そりゃクロちゃんにとってはシロちゃんが仲間で岬が敵みたいに見えているから、仲良くされたらクロちゃんの立場が無いよなあ…と思いやはり独りぼっちになってしまったクロちゃんがかわいそうに見えて仕方ない。
{/netabare}

8話から~12話まで
{netabare}
【極道物好きな幸子とヴィルヘルミーナの別れ】
離れ離れになってしまうことを気付いてしまう幸子の顔がいいですね。ハッと気付いて涙が抑えられなくて人知れず逃げてしまうのが良い。普段はおちゃらけている分暗い話が似合わないし、日常を共にすごした友人の別れが、とても寂しいと共感できる良い話でした。

【赤道祭~クロちゃん救済回】
機関長とクロちゃんは幼馴染だったんですね。ちょっとわかりやすく人物の相関を述べてみます。
クロちゃんはシロちゃんを擁護してシロちゃんと仲良くなりたいので、岬にきつく当たる。
シロちゃんは岬の事を最初はあきれていたが、次第に信頼するようになった。
それを見てクロちゃんは岬にきつく当たっていた分、ちょっと疎外感を感じ始める。
幼馴染の機関長はいつも一緒だったクロちゃんがシロちゃんになびいていて、寂しさを感じていた。なので、ちょっと行き場のないクロちゃんの「気持ちがわかる」という。
機関長の相撲での粋な計らいで、クロちゃんは機関長という大切な友人が近くにいる事に気付く。
岬とクロちゃんもなんとなくギクシャクしていた関係を修復する。

とまあ、こんなとこでしょうか。クロちゃんが救われてよかった。後半ではかなり好きな回でした。

【比叡戦~大切な家族だから、失いたくない】
岬の思考がネガティブに向かいましたね。結構唐突・・・なのかな?岬は家族を事故で失っていますから、大切な家族を失う恐怖があっての事だと思います。説明不足感がありますが。
でも、大切な家族だからこそ頼ってほしい。失う恐怖に負けず、信頼してほしい。そんな思いがあるから、クロちゃん含めクルーの皆は艦長をもう一度奮い立たせたのだと思います。これも良い回でした。

【武蔵戦~一緒に戦ってきた家族に敬礼】
船ってなんでしょうね。彼女達にとって、晴風は友人であり家族だったんじゃないかな。
晴風が沈み行く中、クルー達は「沈むなー!」と悲痛な叫びが上がります。愛着といった言葉では語れない別れです。常に船の中にいて、船と共にすごした。それは、物として使うとかそういう関係ではなく、もっと濃い関係だと思います。
使命を全うし、自分の命を犠牲にクルー全ての命を守り、丘まで送り届けた偉大な戦友の最後に、敬礼。岬は最後に涙ぐみながら少し微笑みます。晴風に別れが悲しいものではないよと、友人であり家族を送り出したかった。そう思います。
{/netabare}

【総評】
作画はとても安定していました。
声優さんは声に違和感のある人がいなかったので見やすかったです。
音楽はトライセイルの名前を覚えました。とても良い。
ストーリーは、人物の内面や関係性もとてもわかりやすい。ですが多少唐突感や構成の甘さが否めません。失敗を繰り返すなら、それにみあった展開があったかなと思います。
キャラは皆可愛かった。クロちゃんに1話使ったのは素晴らしい。

最後に
今期の中では登場人物を考察しがいのあるアニメだったと思います。ジャンルとしては、青春、成長、友情、等々でしょうか。
今後記憶に残るほどかというと、多分残ります。。意表をついた展開はありましたが、筋が通ってないなあとガッカリする方でしたのでもったいない作品でした。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 51
ネタバレ

どらむろ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

程々のシリアスと萌えを搭載した美少女+軍艦アニメ。初見戸惑うのが難、案外「繰り返しの視聴」で真価発揮しそう?

全12話。可愛い女の子たちが軍艦で航海しながら軍艦バトルしたり、ほのぼの日常系やったり。
ガルパンことガールズパンツァーの軍艦版…とは微妙に異なる作風です。
…意地悪く見るとシリアスと萌えが中途半端、好意的に見ると双方が程良い塩梅。
「過度な期待をしないならば」という条件付きですが、萌えも軍艦バトルも十分に楽しめる佳作でした。
ガルパンが神過ぎるんですよ。はいふりも結構面白かったですよ。

{netabare}『物語』
我々の世界とは異なる歴史辿ったパラレルワールド、海面上昇で陸地水没して、海上文化発達している世界観。
戦争は無くて、平和目的の女性による海軍?「ブルーマーメイド(通称ブルマー)」がいて、主人公・岬明乃はブルマーに憧れ、ブルマー候補生の実習航海で駆逐艦「晴風(はれかぜ)」に搭乗、乗組員(当然全員美少女)と共に海を往く…
しかし!その航海は波乱に満ちたものであった…!
予想外の異常事態。
謎の脅威に懸命に立ち向かう少女たち。艦隊戦。
その合間に日常系萌えやコメディーもやりつつ、晴風の航海が続く…
状況不透明な中で、次々と襲い来る脅威。
ドイツ艦の美少女ミーちゃん加入したり、各員のやりとりが適度に和みつつ、飽きさせない展開は良かった。

設定面では。
世界観が面白いです。海洋SFとして通用しそうな舞台背景(2014年度の翠星のガルガンティアとか)。
「航空機が発達してない」とか「ブルーマーメイドの存在」等々は要は
「女の子たちが軍艦に乗って艦隊戦やらせる」為の舞台装置ですな。
航空機あったら艦隊戦台無しですし…
※「白銀の意思アルジェボルン」というロボットアニメでは、地磁気の影響で航空機使えない設定でした。はいふりの場合「技術史の上で航空機の発想が無い」設定。
…ちょっとムリがある気が。航空機無いのに対空兵器や飛行甲板ある軍艦あったり。
それよりアルジェボルンのように航空機あるけど使えない設定で良かったような。

…まあこの辺は些末な点。一番大事なのは「艦隊戦やっても女の子たちが安全」かどうか。
ガルパンなら「特殊カーボン」という謎技術で強引に解決してましたが、はいふりは?
ここはガルパンとはいふりが決定的に違う点で、ガルパンが試合なのに対し、はいふりは実戦です。
下手をすると怪我したり、最悪戦死する可能性もゼロではない…?
この点は、実戦の緊張感という点ではプラスなんですが、本作は終始ユルい雰囲気なのが気になりました。
「女の子に、熱いバトルを、でも安全に」やらせるには、ガルパンと比してツメが甘かった。


序盤~前半、晴風は周囲から孤立して攻撃を受ける異常事態に。
外部の状況が分からない軍艦ならではのシチュエーション、色々と憶測出来て続きが気になる展開。
※学生たちが軍艦運用、実習中、謎の敵に攻撃され、外部の状況不明で、反乱扱い…
「無限のリヴァイアス」を彷彿としました。
リヴァイアスは閉鎖空間と閉じたコミュニティーにより、精神的に追い詰められるシリアスドラマ…
はいふりは良くも悪くも呑気な美少女萌えで中和していましたが、艦長(ミケちゃん)と副長の宗谷ましろ(シロちゃん)の路線対立で若干のギスギス感、でもここも含めて、程良い緊張感があったです。
艦長の独断行動は賛否あるかもですが、まあ未熟な女の子だし、主人公としてはアリと見ました。
…本作の良い点は、作中通してのミケちゃんとシロちゃんの対立と成長そして和解を(さほど丁寧とはいえないが)ちゃんと描いている事。
残念な点は…もう少し交流して双方会話するシーン多ければ。
これは2人だけではなく、他の乗員も同じく。
晴風の方針を艦長1人の独断ではなく、幹部全員で話し合ったりするシーンあれば、全体の緊張感と、ついでに各キャラの印象も違ったのでは。
…冨野作品みたいに、とは言わないけれど。Gレコとか、あんなイメージ。


中盤、本作のトラブルの意外な要因が判明。
{netabare}生物兵器の謎のネズミが乗員洗脳してただとぉ!?{/netabare}
………!?
ここは…別に致命的ではないです。
ガルパンと違いちゃんと実戦させつつ、でも戦争はやらせたくない。
そこで対戦相手を一時的に…されちゃった事にするのは…まぁアリなんじゃないかな。
タネが分かってしまうと序盤の緊迫感が興醒めになる点は残念ですが、萌えとバトルのバランスという面では案外悪くないギミックです。
…いえ、もっと他にやりようがあった気はしますけど。
タネが割れて以降も、戦況が厳しくなることで、その場での盛り上がりは維持できていた点は良かった。

個別の回では。
3話の水上艦VS潜水艦は中々でした。弾薬不足の中でミケちゃん艦長の奇策お見事。
最終話の砲撃戦より地味ですが、対潜戦の緊迫感も捨て難い。
※「ジパング」4話を彷彿。ジパングも4話で水上艦VS潜水艦でした(はいふりは3話だった…)
米倉「どうせボク達は帰れないんだ…やってやる…やられる前に…攻撃してきた…お前たちが悪いんだぞ…」ポチッ(アスロック発射)
菊池砲雷長「米倉ァ!貴様は一人で戦争おっぱじめるつもりかッ!?」
……アスロック米倉ェ…。晴風乗員は呑気に見えて、各員冷静に指示に従っていて結構優秀ですねぇ。

私的に好きな回、6話です。
砲撃戦に比べ地味ですが、機雷掃海をしっかり描いていたのは興味深い。

7話の海難救助も良かった。艦隊戦よりも緊張感あり、またシロちゃんの活躍と、艦長との和解の伏線でもあり。
6話7話に限らず、戦闘や攻撃以外の軍艦の見せ場(ダメージコントロールや修理など)も手を抜かず描いていたのは高評価。

終盤に差し掛かる前の10話で一休み、赤道祭で芸を披露し合ったりと楽しそう。
※機動戦艦ナデシコのオーディション回思い出しました。戦艦(広義戦う艦)、女性艦長、戦時中に、宴会…

終盤の武蔵との艦隊戦は大いに盛り上がり文句なし。
主役艦に弾当たらない、他がカマセ等のご都合はアニメのご愛敬、主題歌の演出もベタながら燃え。
ミーちゃん他味方集結したり、ミケちゃんとシロちゃんの絆完成する王道も良い。
モカちゃん組と晴風艦橋の百合萌えも良いですな♪


総じて美少女たちの萌えと艦隊戦の燃え双方を適度に混ぜつつ、終始飽きさせない作品でした。
バトルは本格派の海軍物(ジハング等)には見劣りする、萌えは後述のキャラ覚え辛いのがやや難あり。
設定面でツメの甘さあるも、好意的に見れば致命的ではない。
…案外「繰り返しの視聴」に向いていそうなアニメです。
初見だと序盤シリアスか萌えか困惑して楽しめない面も、ネタが分かれば気楽に観れる、キャラは駒は揃っているので、気に入ったキャラ増える度に評価は上がるのでは。
シリアスと萌えが混ざりにくい点は、もう一度観直すと混ざるかも?
…もし続編があるならば、展開次第ですが評価上がる可能性高いと見ました。
もう作風や楽しみ方理解出来ましたし、今度はキャラに愛着も持てそうなので。


『作画』
キャラデザがかなり可愛いのは本作のセールスポイントでしょう。
軍艦の外部も内部の描写も丁寧。修理で溶接するシーンが危険とかの細かい指摘はありますが…まあ謎技術で安全な火花なんだよ!(適当)
艦隊戦も迫力十分。見所はタマちゃんによる砲撃で砲撃撃墜シーン。ゴウランガ!
アニメとして大事な、絵的に楽しめる要素はしっかりありました。

『声優』
ミケちゃんの夏川椎菜さんはアルドノア・ゼロのレムリナ姫、天体(そら)のメソッドのノノカの人。
シロちゃんのLynnさんは最弱無敗の神装機竜(バハムート)のリーシャ様。
芽依ちゃんの種崎敦美さんはとなりの怪物くんのゴルベーザあさ子。
この他全般的に、脇役も多数演じておられる実力派若手声優を適材適所で起用していた感。
鈴ちゃんの久保ユリカさんの涙声萌え。
教官など上層部は豊口めぐみさん、甲斐田裕子さん、中原麻衣さんらベテラン配してます。

『音楽』
OP「High Free Spirits」がかなり良曲。最終話の武蔵戦では王道な熱さ素晴らしい。
…ただ、全編通すと、本編の内容が主題歌に伴っていない感も。
また、戦闘シーンのBGМが悪くはないものの、あと一歩緊迫感欲しかった。
※他作との比較はアレですが、ジパングと比較するとBGМの熱さが歴然なので…。
丁度GYAO!でジパングも並行視聴していて、BGMの大切さを痛感。
…とはいえ、楽曲面は水準以上はありました。


『キャラ』
可愛いキャラが豊富、各部署ごとに個性も十分…
なんですが、どうにもキャラが覚え辛かったです。
なぜか…?
まず「各キャラ間での互いの呼び名が一定しない」または「名前自体が呼ばれない」
主人公の岬明乃は「艦長」「ミケちゃん」はまだ良いとして。
宗谷ましろは明乃からは「シロちゃん」他船員からは「副長」クロちゃんからは「宗谷さん」
主要幹部は良いとして、他キャラは役職名で呼ばれたり、そもそも名前知る機会自体が乏しい。
名前にインパクトあるせいか「万里小路さん」(ニコ動では「マリコおじさん」と空耳が)が妙に印象に残るくらい。
比較的出番の多い砲術長の立石志摩はタマちゃんなんですが、寡黙だし名前呼ばれる回数が少ない。
リンちゃんが比較的覚えやすかったです。
この為、ビジュアルと個性はあっても、その割に顔と名前が一致しないです。
ここら辺は、軍艦物が少女萌えと食い合わせ悪かったのかな。
軍艦は、部署ごとに活動範囲限定されてて、交流が乏しくなりがちなので。
(名前知らんけどこの部署の子かわいいな~)なキャラばかりでした。

いや、もう少し工夫すれば解消できた気がする。
単純に、各キャラを名前(あだ名)呼びする機会を増やすべき。
同時期の「迷家」ははいふり以上にキャラ多かったですが、頻繁に名前呼び合っていて(全員ではないが)かなりの人数覚えられましたし。
ここら辺は、水島監督や冨野監督の手法が参考になったかも。(喧しい位に喋らせる)

もう一つの参考例はガルパンことガールズパンツァー。
キャラ固有名の覚え難さははいふり以上にもかかわらず、きちんと各キャラ立っている。
なぜか?
「○○さんチーム」毎にチーム分けでキャラ付けしていて、覚えなくても違和感なかった。
ライバル高校のリーダー毎に個性付けも上手かった。

……キャラの駒は優秀です。
ミケちゃん艦長は未熟で独断専行しちゃう点、シロちゃんの諫言に耳を貸さぬ点がマズかったものの、指揮官としては名将だったり(8話や12話の奇策見事)、晴風の乗員を家族と言い切る優しさと信念良かった。
いや、艦長は多少我儘でもいいんです。優柔不断よりも、我を通せ!
※なんとな~く、ワンピースのルフィと似たタイプ。
シロちゃんはウソップポジですかね…。
ミケちゃん、実は孤独なリーダーでしたねぇ。もっと皆と相談していれば、一段評価上がったかも。

シロちゃんの方がもう一人の主人公。有能で常識派の苦労人。
常識的に見てシロちゃんの意見の方が妥当、でも主人公補正と物語の都合にゴリ押しされる…
人によってはスネてしまってもおかしくない不遇、でも7話をきっかけに一回り成長しました。

泣き虫航海長・ 鈴ちゃんが一番かわいかったです。艦隊戦の恐怖で涙目になりながらも健気に操船する、かわいい。
…いや、鈴ちゃんが一番普通ですよ。他のキャラが呑気過ぎる気が。
訓練航海なのに反逆者扱いで補給もままならぬまま戦闘、私ならパニクります…。
なので、鈴ちゃんに一番共感出来ました。

ドイツ娘ミーちゃんが金髪巨乳と有能な指揮ぶりで、本作キャラで一番華がありました。
本来シロちゃんが担うべき役割を食っている…外部の人間の方がズケズケ意見通せる…。
ドイツとの文化交流要素など、キャラ的に印象に残ります。
シュペーのチビッ子艦長テアちゃん萌え、もっと出番ほしかった。

万里小路さんは名前のインパクト故か妙に覚え易い。キャラ的にもお嬢様、下手なラッパ、無敵の薙刀術と印象的。強すぎる!

ミケちゃんの親友にして囚われのメインヒロインなモカちゃんも、可愛さスタイル性格三拍子揃ってて、百合萌え面でもオイシイのですが、出番少ない…。

この他も可愛さ個性共にヒケは取らず。
好戦的な水雷長・芽依ちゃんはイケイケなリアクションかわいい。
寡黙な砲術長のタマちゃんはここ一番でトンデモ技量スゴイ。タツジン!
機関長のまろんちゃんは晴風縁の下の力持ち、精神的にも支柱でした。
のですが…このほか可愛い子ばかりですが名前覚えきれなかった。
こうして見ると、かなりキャラ層は厚いです。
4点以上でも遜色ないのですが。若干惜しさを感じるので厳し目に。
…また観る(あるいは続編あれば)評価上がる可能性高し。{/netabare}

投稿 : 2019/12/07
♥ : 45

75.2 4 海軍アニメランキング4位
劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女(アニメ映画)

2017年6月17日
★★★★☆ 3.8 (288)
2280人が棚に入れました
詳細不明

声優・キャラクター
中村悠一、早見沙織、内山夕実、寺島拓篤、佐藤聡美、田丸篤志、雨宮天、巽悠衣子、花澤香菜、井上麻里奈、諏訪部順一、日笠陽子、小原好美

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

そして司波達也は、伝説となる…。

この作品は、原作者書き下ろしの完全新作オリジナルストーリーだったようです。
全身が痺れまくった、はやみんの「お兄様…」を始めて見聞きしてからはや4年…
ようやくこの作品を視聴することができました。

思い返せば4年前…
お兄さんのハイスペックさと、とても高校生とは思えない様な凄い人たちが次から次に出てきたことに圧倒されたのを覚えています。
そして司波達也の奥の深さをまざまざと見せつけられた…という感じでしたが、嫌な気持ちではなく、むしろお兄さんが強さの片鱗を覗かせるたび視聴にも熱が入りました。

そしたら劇場版の公式HPに「<最強>司波達也の活躍に刮目せよ…。」と記載されているんです。
作り手が彼の強さにこだわってこの作品を作っているこれが何よりの証拠…
今回は彼のどんな強さが見られるのか…視聴前から楽しみで仕方ありませんでした。

物語は、物語の核となる伏線が描かれた後、達也たちが高校1年生の春休みに小笠原諸島にある別荘でバカンスを楽しんでいるところから始まります。

4年前に放送された本編を最も効率的に思い出す方法を作り手の皆さま方は良くご存じでした。
南の島でのバカンス…青い海とどこまでも広がる青い空…こんな開放的なシチュエーションの中で、はやみんの「お兄様…」から物語が始まるんです。
達也との弾む会話に時折喜びと恥じらいを露わにする妹の深雪…
それにエリカの剣術や、CVの天ちゃんが可愛らしさをどこまでも助長したほのかが、間髪置かずに物語の仲に溶け込んでいくんです。
きっとこれ以上は考えられないくらいの完璧な導入だったと思います。

そんな平和を満喫する達也たちでしたが、お約束通りそれも束の間でした。
私たちを待っていたのは尺に限りのある劇場版ならではの怒涛の展開です。
きっかけはみんなで訪れたショッピングモールで、一人の少女と出会ったこと…

とある場所から逃がして貰ったということ…
自分がこれまで何をしてきたか分からないこと…
自分自身を失う自覚症状が出始めていたこと…

ポツリポツリと自分のことを話し始めた綿摘未 九亜と名乗るその少女は、陶器の様な真っ白な肌と、吹けば飛んで行ってしまいそうなほど華奢な身体…
これまで凡そ人間としての真っ当な生活を送ってこれなかったことを容易に想像させる、そんな少女のお願いはたった一つだけでした。
「助けて欲しい…」
今にも消え入りそうなか細い声で…
今自分の置かれている状況だって良く分からなくて、助けを乞う相手を間違っているかもしれないというのに…
でも彼女は自分の使命を覚えていて…それをちゃんと全うしました。

ややもすると、とんでもない事態に足を踏み入れることになるのかもしれない…
国家権力並みの組織との対峙を余儀なくされるかもしれない…
自分の家に多大な迷惑をかけるかもしれない…
少女に手を指し伸ばすということは、これほどまでのリスクを背負うということ…
でも、それで少女を見放すほど薄情なみんなではありません。

こうして物語が動き始めるのですが、振り返ってみるとこれもこれから巻き起こる物語の過程にしか過ぎませんでした。
表向きは大義名分…ですが脅威となり得る存在を絶対に見過ごさない相手からも少女が逃げ出してきた場所は目を付けられていて、小笠原諸島のとある島を舞台に、島全土の大きさが持て余すほどの衝突の勃発まで事態は発展していくいんです。

ここから先は作り手…そして登場する主要キャラの真骨頂をひたすら堪能してくことになるのですが、主要キャラの一翼を担う中で一人だけ記憶にない人が存在したんです。
そのキャラは、プライベートでの愛称はリーナと呼ばれているアンジェリーナ…
どうしても思い出せなかったのでwiki先生に聞いてみたところ、アニメ本編には登場せずゲームから登場したキャラだったみたいです。

彼女も常軌を逸する魔法の使い手なのですが、見惚れるほどの迫力の中で際立つのはリーナもですが深雪の魔法もただ事ではありません。
いいえ、一度決めたことを成し遂げようとする仲間の雄姿からは片時も目が離せません。
そして、やっぱり…司波達也はとんでもない16歳でした。

この作品の何がどう凄いのか…
なぜ「星を呼ぶ少女」がタイトルに付加されたのか…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。
全てしっかり腑に落ちるよう制作されていますから…

主題歌は、GARNiDELiAさんの「SPEED STAR」
作品の余韻と楽曲の曲調を楽しめる一粒で2度美味しい系の曲でした。

上映時間約90分の作品でした。
この作品シリーズに関するwiki先生の情報はあまりにも膨大…
ということは、TV版、劇場版しか視聴していない私にとってはネタバレの宝庫だと思い内容は殆ど見ていません。
それでも、ポイントとなるキーワードはどうしても目に入ってしまいます。

ただ一つ言えること…それは続編を作るには十分過ぎるくらい原作のストックがありそう、ということです。
だって、知らない学校名や単語がたくさん目に入ってきましたから…
達也、深雪についても殆ど深掘りされていない状況ですから、続きはきっとあると信じています。
その時にはTV版のような長丁場の作品になってくれると嬉しいです。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 19

つむぎ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

劇場版でも、さすがはお兄様です!

原作全巻既読
アニメ全話視聴済み

アニメから入り、そのまま原作全巻買ってしまう程ハマった作品だったので、今回の映画もとても楽しみにしていました。
また、今回の『劇場版 魔法科高校の劣等生-星を呼ぶ少女-』は劇場版の為に書き下ろされたストーリーとのことで、今回はどの様にして主人公である司波達也を始めとしたキャラクター達が事件に巻き込まれ、解決して行くのかも楽しみにしていました。

今回舞台となるのは、小笠原諸島のとある島。
高校生になってから初めての春休みを迎えた達也達は、雫に誘われ島の別荘にバカンスへ行くことになります。
それと時を同じくして、別の島ではとある戦略級魔法の実験が行われていました。
その戦略級魔法が原因で、達也達『一高生』、リーナが総隊長を務める『スターズ』、日本の『国防軍』や『一高卒業生』なども巻き込んだ事件に発展していきます。

今回の話は『戦略級魔法』というものがこの世界においてどの様に認識されているか。
道具として生み出された魔法師の『立場』などに重点を置いて描かれていた様に感じました。
また、今回はアニメ版には登場しなかった『アンジェリーナ・クドウ・シールズ』やアニメでは描かれなかった『ヘビィ・メタル・バースト』も登場し、劇場版の名に恥じぬ大規模な魔法の数々と話のスケールでした。
そして、今回劇場版で初登場した『綿摘未九亜』
映像作品としては初登場の『アンジェリーナ・クドウ・シールズ』もしっかりと話に絡み、特に九亜はこの話において重要な役割を持つキャラクターなので、是非注目して欲しいです。

今回の劇場版では、原作でも登場していない魔法も登場する為、多少魔法の効果などが分かり辛くもありましたが、パンフレットに劇場版で登場した全ての魔法の説明が書かれていたので、魔法の効果などを詳しく知りたい方はパンフレットを購入されると良いかと思います。

作画などに関してはさすが劇場版といった出来で、魔法発動時の起動式や魔法式、魔法発動時のエフェクトや魔法の効果などが分かりやすく描かれており、アニメとの絵の違いも無く、とても見やすかったです。

ですが、今回は劇場版ということもあり、決まった時間で話を完結させなければいけない為、全体的に早足な感じを受けました。
それでも話が理解出来ないという事は無いので、そこまで気にならないかと。
ただ、今回の劇場版は時期が1年の春休みとなっています。
アニメ版ではそこまで話が進んでいない為、アニメしか見ていない方だと
「リーナって誰?」
「スターズとは?」
「何故達也達と知り合いなの?」
といった疑問が生まれると思います。
そういったことに関しての説明は劇場版では一切されないので、詳しく知りたい方は原作の『来訪者編』を読めば理解できますので、気になった方は原作小説も読んでみて下さい。

アニメしか見ていない方には理解出来ない箇所もあるかと思いますが、これを機に原作小説にも手を出してくれる方が増えてくれればなと思います。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 6
ネタバレ

ませまろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

円盤買ったゾ、テーマ曲すこ

一言で言ってしまえば"さすおに"かもしれませんが...
最初に、ストーリーは自分は面白いと思いました。流石に劇場版ということだけあって、作画、演出、SEなどもクオリティが高かったです。(さすげき)

自分は劇場版放映時、原作未読のアニメ勢として参戦しました。それでも楽しめるように作ってあったので、普通に面白かったです。けど、心に引っかかるものがあって原作を最新刊まで読破して、その後円盤を買って見ると、各シーンの何が凄くて、どれが繋がっているのか分かってとても熱くなれました。

個人の主観としては、原作未読で見た時もほとんど違和感は無く見れたのでストーリーも面白く、見る価値あると思います。
ただ、自分みたいに視聴後気になってる人やこれから見る人で気にしそうな人は、追憶編(8巻)来訪者編(9,10,11巻)だけでも読むといいのかなと。それ以前の話は一応アニメで拾ってるので。
あくまでステマではなく経験による提案です。

最後に、一劣等生ファンとしては、アニメが十分には原作の魅力が伝えられてないのかなと思ってました。その点、劇場版はアニメよりは上手く表現できているのかと思います。具体的なストーリーについては色々意見があると思いますがそれは以下のネタバレで。
(円盤同梱の映像にまで武井壮、、、もっと入れるのなかったのかい)

{netabare}
個人的に一番熱かったシーンはエリカ&レオvsB.カノープスですね。エリカの剣技とカノープスの分子ディバイダーの戦いは興奮しました。やっぱキャラの中でもエリカ好きです。
それとあのシーンは十文字パイセンもかっこよかったです。(おっさん化に拍車がかかってましたがw)それにしてもおっさんスターズ実力No.2を退けるなんてお強いですね。サイコさん?そんな人知りませんねぇ。

達也のダースベイダーコスは、自分は「ダサい...」と思って観てました。好きな人いたらすいません。
それより達也は穂波の一件で珍しく葛藤を抱えている感じが良かったです。陸海の違いはあれど国防軍に所属している達也が国防軍の秘密研究所を敵に回すのは、良い意味でお兄様らしくないなと。後はひたすら深雪とイチャイチャしてましたね。それにしても時系列的にお兄様忙しすぎでは...笑

リーナは相変わらず肝心なところでポンコツ感出てましたね。達也が本気で「余計なことを」と呟いてたのは笑いました。あと、ヘヴィメタルバーストはかっこよかったけど、他国の島にあんなド派手な魔法ぶつけて原作と矛盾するのではと思ってしまいました。(動乱の序章編とか)

魔法の演出もとても綺麗で結構気に入ってます。複数の魔法式が重なって一つの魔法になるシーンは、これぞ魔法を使った作品って感じでした。

長くなりましたが劇場版にはとても満足しています。宇宙デビューしたお兄様を見れただけでも満足です。
{/netabare}

投稿 : 2019/12/07
♥ : 3

67.7 5 海軍アニメランキング5位
ワンピースフィルム ストロングワールド-ONE PIECE FILM Strong World(アニメ映画)

2009年12月12日
★★★★☆ 3.9 (371)
2137人が棚に入れました
旅を続けていた麦わら海賊団だったが、東の海(イーストブルー)でいくつもの街が壊滅したというニュースが飛び込む。ルフィは旅を中断させ、東の海へ戻ろうとするが、突如一味の目の前に空飛ぶ海賊船が現れた。それに乗っていたのはかつての大海賊、“金獅子のシキ”だった。ルフィ達はシキになす術もなく、ナミが連れ去られてしまう。

声優・キャラクター
田中真弓、中井和哉、岡村明美、山口勝平、平田広明、大谷育江、山口由里子、矢尾一樹、チョー、竹中直人、北島康介、皆藤愛子

offingbook さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

Mr.Children

 ONEPIECE原作者・尾田栄一郎先生が制作総指揮になった理由と、Mr.Childrenが主題歌に起用された理由。

 原作者の尾田栄一郎先生はMr.Childrenの大ファンだそうで。
 そして自分もMr.Childrenの大ファンだそうで。(笑)

 尾田先生が学生の頃、『Atomic Heart』が世に出て、しかしそのアルバムにはその当時ヒットしてたシングル『Tomorrow never knows』が入ってなくて、それを知った尾田青年は、最新アルバムにこのヒットシングルを入れないなんて、何てワルい人達なんだ!このバンドは生き残れる!と思ったそうで。(笑)
 (実際は戦略じゃなくて単なる偶然だったそうですが)

 それからも尾田先生は漫画家になってからもMr.Childrenを聴き続けたそうです。

 ある日の少年ジャンプの巻末作家一言欄にもアルバム『I♡U』のランニングハイという曲の歌詞を絶賛しちゃうほどに。
 このランニングハイという曲もすげぇ熱くて、疾走感のある曲なんです。
 (ちなみにこのランニングハイという曲が主題歌に書き下ろされた実写映画『フライ、ダディ、フライ』も馬鹿馬鹿しく荒唐無稽で単純ながら、どこまでもかっこよくて勇気を貰える、とても良い映画です。主役の岡田准一くんが尋常じゃなくかっこいい映画でもあります(笑))

 もともと映画制作をオファーされた尾田先生は断るつもりだったそうですが、恩人に頼まれて断り切れず、折れる寸前に『Mr.Childrenが主題歌だったら、僕もやる気出すかもしれませんよ』と冗談半分で言い、ダメもとでMr.Childrenに主題歌のオファーがされたそうです。

 しかし桜井さんはMr.Childrenのメンバーや、自分の娘さんがONEPIECEのファンであったことなどから、そのオファーを快諾したそうです。
 (ちなみに尾田先生の娘さんはONEPIECEではなくプリキュアのファンだそうで、それを尾田先生は悔しがっているそうです。(笑))

 桜井さんから『どんな曲がいいですか?』と訊かれた尾田先生は『とにかく“カッコいい映画”を目指すから、“良い映画イコール泣ける映画”みたいな構図はもうどうでもいいです…とにかく、“カッコいい曲”がいいです』といった言葉、映画についての思いの丈を綴った便箋2枚を手紙にし、桜井さんに送ったそうです。

 その手紙の中の『カッコいい映画』というくだりを読んだときに、もう桜井さんの頭の中であのギターのリフが鳴っていたそうで…。

 その手紙にインスパイアされ書き下ろされた曲『fanfare』
 『SUPERMARKET FANTASY』の流れを受け継いだワクワクドキドキするエモーショナルなメロディーに、碇、航海、宝物、海原、帆といったONEPIECEの世界観に寄り添った歌詞が合わさったロックになっています。

 あまり注目されませんがMr.Children…というより桜井さんは(アニメに対して書き下ろされた曲は、ほとんどこれだけですが)二次元媒体原作のドラマや映画に寄り添うような書き下ろしも、とても素晴らしい曲を生み出すなぁ…と思います。
 (『僕等がいた』に『祈り〜涙の軌道』&『pieces』、『どろろ』に『フェイク』など)

 ちゃんと作品というフィルターを通した曲でありながら、その作品を知らなくてもMr.Childrenの曲としても楽しめるように出来ていて、すごいなぁと思います。

 …はい、いつもの如くアニメと関係ないレビューを書いてしまいました。(笑)

 ただMr.Childrenがアニメ主題歌を歌うことなんて、もう無いかもしれないので、自分くらいMr.Childrenだけを語るようなレビューでも…いいですよね?

 もちろん映画も良かったのですが、それ以上にMr.Childrenを語りてぇ、という思いからこのような自己満足レビューとなってしまいました。(笑)

 アニメの内容については…他の素晴らしいレビュアーの方々のレビューを、どうか参考にして下さいませ。

 ちなみにアニメの主題歌ではありませんが、Mr.Children&アニメということでしたら、Mr.Childrenの曲のPVがアニメーションで出来ているものが多数あります。

 『HERO』『花の匂い』『常套句』の3曲です。
 youtubeで公式配信されているので、興味のある方には、ぜひ観てもらいたいです。

 PVですが、ショートアニメーションのように楽しめ、その数分間の中に切ない物語が綴られていて素晴らしい作品になっています。

 ちなみに自分が好きなMr.Childrenの曲は、『pieces』『少年』『花の匂い』『HERO』『さよなら2001年』『イミテーションの木』『傘の下の君に告ぐ』『ALIVE』『SUNRISE』『あんまり覚えてないや』『フェイク』『Monster』『Marshmallow day』『常套句』『かぞえうた』『Drawing』『1999年、夏、沖縄』『HANABI』『口がすべって』『タガタメ』『深海』などなど…まぁ、全部ですね。(笑)
 (誰も訊いてねーよw)

 最後の最後まで無駄に長いうえ、ひどいレビュー、失礼しました。(笑)

投稿 : 2019/12/07
♥ : 19

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

冒険!仲間。←この2つが見どころです。

ワンピースの劇場版。

ワンピースの映画は,1作品目から映画館に見に行っていたけど,最低につまらなかった作品(あえて名前は伏せておこうww)を見てから見ていなかったんです。

でもこの作品は原作者がかなり力を入れていて,「今までと違うぞ!」という意気込みも伝わってきたので,久しぶりに見てみました。(といっても,0巻ゲットが1番の目的だったけど。)

映画館にも見に行ったけど,久しぶりに録画していたものを見たのでレビュー残しときます^^


●ストーリー
よくできています。

2時間ぐらいあるんですが,無駄な時間がなかった。

よく作りこまれていて,素晴らしいです。

むしろ,2時間じゃ足りなかったんだろうな…という印象。

山場のシーンが長かったけど,1つ1つのバトルはあっさりしてましたね。

どの場面でもキャラの特性がよく生かされていて。

たとえシリアスで1番盛り上がる場面だったとしても,ほんの少し笑いを入れることも忘れず。

あらゆる場面で「麦わら海賊団らしさ」をたくさん感じられました。

ちなみに,最新作の「フィルムZ」も見ました。

こちらも予想していたより面白かったです。

でも,ストロングワールドを改めて見て,ストロングワールドのほうが断然よくできていると思いました。

ただ,Zを一緒に見た友人は,「ストロングワールドはつまらなかった。でも,Zは面白かった。」と言っていたので,人によるみたいですけどね^^;


●キャラクター
今回のラスボスは,「金獅子のシキ」。

人や動物以外のものをふわふわさせることのできる,ふわふわの実の能力者です。

反則級に強い。笑

声優が竹中直人さんでしたが,素晴らしかった。

狂った感じも,迫力がある感じも,とぼけた感じも,雰囲気がよく出ていてよかったです。

たびたびある,シキと部下2人のショートコントがよかったわあww

そして,麦わら海賊団のドレスコード。

いやあ,かっこよさが増幅されて目の保養ですwww

普段使うことのない銃とか持っちゃって,かっこいい。

2次元キャラで1番好きなのはルフィなのですが,今回も見事私のハートをがっしりつかんでくれましたよー。

でも私は,最後の船のシーンでふくれてるルフィが1番好きだww


●音楽
主題歌「fanfare」。

ミスチルの曲です。この作品のために作られた曲だとか。

かっこよくて,ワンピースによく合っていると思います。

冒険心をくすぐられる曲だなあ。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 8

エウネル さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

設定以外は面白い作品です。

ワンピース映画は結構見てるんですが、なかなか面白かったです。
先に悪いところを書かせてもらいます。シキの設定が微妙でした。シキはかつて現最強の海賊である白ヒゲと渡り合い、海賊王を追い込んだことがあるという設定です。原作を読ませてもらっている立場から言わせてもらうと本当にやめて欲しい設定です。原作ではルフィ達は自分の弱さを感じ2年間修行します。この話はそれより前の話なんです。そのルフィ達が現最強の海賊と海賊王と張り合うシキと戦うなんて普通に考えて無理です。せいぜい一回殴ることができるくらいでしょうか。つまり設定に無理があります。シキを倒せてしまうとおそらくルフィは原作で修行をしなくてはならないほど弱くありません。ここが本当に納得できませんでした。
この設定を除けば面白かったと思います。シキの力量を抜いた悪役としてのキャラ、シキの能力を上手く利用したフィールド設定は最高でした。そしてなんと言っても戦闘シーンです。ルフィVSシキのラストバトルはメッチャかっこいいです。ワンピースにあまりない空中戦ですからね。映画なので作画も素晴らしいですし。
原作は読んでいない人のほうが楽しめるかもしれませんね。読んでいる人もシキの設定には細かく突っ込まないほうがいいですよ。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 16

67.5 6 海軍アニメランキング6位
ワンピース フィルム ゼット(ONE PIECE FILM Z)(アニメ映画)

2012年12月15日
★★★★☆ 3.9 (270)
1788人が棚に入れました
海賊滅亡の危機 ――― “新世界"消滅! ?

“偉大なる航路"後半の海、“新世界"のある島に不気味なマークを掲げた一行が、乗り込んできた。
首謀者は、元海軍大将・ゼット。“NEO海軍"を名乗る彼らの目的は、古代兵器にも匹敵すると言われる巨大なエネルギーを持つ鉱物・ダイナ岩を盗み出すこと。
部下のアイン・ビンズと共に、ダイナ岩の奪取に成功した時、“全海賊抹殺"を企むゼットの“新世界"を揺るがす壮大な計画が動き出す…。

一方、“新世界"を快調に突き進む“麦わらの一味"。そこへ突如として現れたのは、右腕に大型の武器を装着し、傷だらけで漂っていたゼットであった。
その異形の武器を警戒しつつも、ルフィたちはゼットを介抱する。しかし、意識を取り戻したゼットはルフィたちが海賊だと分かると、有無を言わさず襲い掛かってきた。
迎え撃つルフィたちだが、その海賊への憎しみが込められた迷い無き猛攻を前に圧倒的に打ちのめされ、サニー号は半壊。仲間は敵の能力に侵されてしまう。
そんな中、更に襲い掛かる海軍本部の“正義"。そして、海軍を離れながらも、ひそかに一味の動向を追う青キジ。
次々と迫る強大な力を前にしても決して立ち止まらぬルフィたちは、やがて“新世界"の運命を賭けた戦いへと臨む! 今、史上かつてない死闘が繰り広げられようとしていた――。


声優・キャラクター
田中真弓、岡村明美、中井和哉、山口勝平、平田広明、大谷育江、山口由里子、矢尾一樹、チョー

パセラン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

正義とか、自由とか、おまえらすべてやり直しだああ!

公開:2012年/108分

原作者・尾田栄一郎が総合プロデューサーを務め、公開初日2日間で114万81人を動員し、
興行収入は13億7205万4050円を記録した大ヒット作である。
(初動は21世紀邦画最高記録・興行収入は歴代2位)

■ あらすじ ■
「新世界」のある島で、古代兵器にも匹敵するという海軍の切り札「ダイナ岩」が奪われた。
首謀者は、全海賊の抹殺をもくろむ元海軍大将・ゼット。
新世界が消滅の危機にさらせれ、その牙は麦わらの一味にも襲いかかる。
敵の強大な力が次々と迫り来るなか、ルフィたちは新世界の命運をかけた死闘に挑むー

公開前から期待が大きかったので、私は公開当日にちゃっかり観に行ってきましたw
朝早くから行列ができており、館内も人で埋め尽くされていたのを覚えています。
見どころですが、ズバリ2つあります ◎

1つ目は迫力満点の戦闘シーン。
作画や演出がすばらしいだけでなく、さまざまなアングルから繰り広げられる戦いは
まるでプレステやXboxのリアルなゲーム感覚を思い起こさせるほど。
いやあ、素直にかっこいいです。壮大なスケールに息をのむこと間違いなし!

2つ目は今回の事件の黒幕・ゼットのキャラ性。
敵といえども、己の信念を貫くその姿勢がまさに「漢」でかっこよかったです。
過去に降りかかった辛すぎる出来事によって正義感がねじれ、今に至った過程にも胸を打たれました。
特にラストのルフィとの一騎打ち・海軍に向かっていく姿は涙なしには観られず・・
敵キャラが魅力的なんて反則すぎる。コンブ噛んでるとか渋いぜゼファー先生(泣)

他にもナミとロビンが敵の能力で若がえさせられ、ナミ→ロリ・ロビン→お色気担当となったり
誰得の男だけの入浴シーンwなどいろいろな見せ場はあるのですが・・
まあそれは個人個人で楽んでくださいな( ´^^` )

全体として見ると今回のワンピース映画はどちらかといえば
子供向けというより成人向けで、男臭い作品になっていると思います。
もちろん感動しますが、ボロボロ泣くというより涙をぐっと堪えるような感じですかね。
また、個人的にはルフィではなくゼットが主人公のように思えました。でもそんな作風がとても良い!

内容がどっしりとした、何度も観たくなる作品です。
ワンピース映画史上最高傑作との声も聞かれるので、
DVD発売・レンタルが開始したらぜひチェックしてみて下さい~

投稿 : 2019/12/07
♥ : 11

offingbook さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

漫画『ONEPIECE』のTVアニメの映画シリーズ第12作目。
2012年12月公開。

主人公ルフィ達麦わらの一味と海軍。
そして全世界の海賊と海軍に復讐を誓った元海軍大将ゼットを中心とした物語。

原作者・尾田栄一郎先生が総合プロデューサーとして深く関わっている映画なので
内容も原作に準拠した話となっています。
なので原作ファンの自分も大いに楽しめるアニメ映画でした。

尾田栄一郎先生が「これは男の映画」と仰っていたようですが、まさしくこれは男の映画でした。
“男”というより“漢”って感じかな?
仁侠って感じです。…まぁ、仁侠の意味詳しく知りませんが。(笑)

原作者が制作に携わっているだけあって作画は申し分ないです。キャラが生き生きしてます。
アクションシーンも良いですが、沈黙の間で訴え掛けてくるような場面もしびれます。

物語も麦わらの一味を差し置いてのゼット中心の物語なので、分かりやすいです。
ただここまでゼット中心の物語ならば、もういっそのこと
完全にゼット中心の物語にすればいいのでは?とも思いました。
ゼットの部下vsゾロ&サンジなども要らなかったような…。(個人的感想ですw)

そして声優陣。これがもう最っ高でしたね。
ゼット役の大塚芳忠さんをはじめ、
子安武人さん、石塚運昇さん、立木文彦さん、中博史さん、石森達幸さん…
そうそうたるベテラン声優陣の声が、まぁ~渋い渋い渋い渋い渋い渋い渋い渋い。

昨今の女性声優さんの可愛らしい声の、きゃっきゃうふふ♡なやり取りも
もちろん大好きですが(本当に大好きですがw)
“漢”を演じるおっさん達の声の、何とまぁ、心地良いこと心地良いこと。

大塚さんと石塚さんのやり取りとか…も~たまらんですな!
耳が気持ちいい~って感じです。(笑)

主人公達・麦わらの一味は最高。しかし海賊はやはり『悪』、正義じゃない。
人の痛みを分からせるようなシリアスなテーマも考えさせられました。

ただやっぱりONEPIECEの世界観を知らないと面白くないのかな?
でも良い“漢”映画でした。
ONEPIECEの世界観を全く知らない人が観たら、どう感じるのかな?と少し気になります。

最後に…石森達幸さん、これまでその声で僕を含める
多くのアニメファン・洋画吹き替えファンを楽しませてくれて、
本当にありがとうございました。m(_ _)m

投稿 : 2019/12/07
♥ : 19
ネタバレ

ぷれんばにら さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

「男の映画」の本当の意味

{netabare}この映画が公開される週(と記憶している)の週刊少年ジャンプに、ONE PIECEの原作者・尾田栄一郎氏が、次のようなコメントを記載している。

「男の映画・Z!今週末公開です!」


私は当時、このコメントの意味について考えたりなどしなかった。もしかしたら「今回も豪快なバトルシーンがありますよ」的な意味なんだろうと、勝手に解釈していたのかもしれない。大いなる期待を胸に、公開初日の2012年12月15日、私は劇場に足を運んだ。



ルフィーたちの敵として登場する、映画の題名にもなっているキャラクター・Z。彼がどうして本名を名乗らず、Zと名乗っているのか。映画を観るうちそれは私の中で強い疑問となっていった。作中でも、コビーが私と同じような疑問をガープに問いかけている。



このまま分からず仕舞いかと思われた、最後の最後。幼少期のZのこの台詞を聴いて、私の疑問や、尾田氏が「男の映画」と言った理由が自分の中で一気に繋がった。
「正義の味方・・・Z!!」




幼少期から自分が目指してきた「正義」。自らの最期が徐々に近づいていることを知っていた「黒腕のゼファー」は、男の意地として、死ぬまで「正義」を貫き通した姿勢を、海軍の教え子や他の海賊たちに示したかったのではないか。だから、かつてヒーローごっこで自分が名乗っていた名前「Z」を、最期の名前として使ったのではないか。ED曲が流れている間、私はそう考えた。



そしてもしかしたらZは、どんなにやられても「海賊王になる」という思いを決してぶらすことなく闘い続けるルフィーを、自分と重ね合わせていたのかも知れないとも思った。事実、ルフィーと最後の戦いを終え、黄猿率いる海軍部隊に死を覚悟した戦いを挑んでいく時、Zはルフィーの海賊王になるという思いを否定していない。海賊という自分とは真逆の人生を歩んでいる少年に対し「自分の信念を貫いて生きていけ!」と力強く言うZは、映画中最も格好良かった。



黒腕のゼファーは、海軍のマントに書かれている表面的なものとは違う、心に深く刻まれた「正義」を貫き、Zとして死んだ。尾田氏のいう「男の映画」には、「君はZのように生き、そして死ねるか?」という、世界中の男に対する熱いメッセージが込められたのではないか。劇場を出ながら、私はそう思った。{/netabare}

投稿 : 2019/12/07
♥ : 4

70.6 7 海軍アニメランキング7位
ジパング(TVアニメ動画)

2004年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (225)
1120人が棚に入れました
西暦200X年の6月。日米新ガイドラインの下で海上自衛隊の自衛艦隊が海外派遣でエクアドルへ向かう途中、その中の最新鋭イージス艦みらいがミッドウェー沖合で突如嵐に巻き込まれ落雷を受ける。
その直後からレーダーからの僚艦喪失や故障していないにも関わらず衛星通信が不能になったり、雪が降るなどの不可思議な現象に直面し、さらに戦艦大和以下大日本帝国海軍連合艦隊に遭遇。ミッドウェー海戦直前の1942年6月4日の太平洋上にタイムスリップした事に気づく。
そこで帝国海軍通信参謀、草加拓海少佐を救助し、彼に未来世界の情報を公開したことから、みらいは徐々に変化してゆく歴史の流れに巻き込まれてゆく…。

声優・キャラクター
稲田徹、東地宏樹、星野貴紀、うえだゆうじ、屋良有作
ネタバレ

lZQnV50529 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

正直さが感じられた

 日本の最新鋭のイージス艦が1942年の太平洋のど真ん中にタイムスリップしてしまうお話で、総じて、単なるミリタリーもの、タイムスリップものと簡単に片付けられない真面目さ、正直さを感じた作品です。
 まず、{netabare}40機のドントレス(という戦闘機)と戦闘するシーンでは、技術的にはシースパローや主砲を使ってイージス艦が圧勝するはずなのに、ちょっとした心の緩みからハットン中佐の操縦によるドントレスの船舶への体当たりを許してしまうところなど、戦闘シーンは、リアルで正直だと思いました。イージス艦を圧勝にさせないところが感心しました。{/netabare}自衛隊は普段から十分演習をしているようですけど、実戦に出ればこんなもんかもしれません(自衛隊の人読んでいたらごめんなさい)。
 太平洋戦争末期の日本の都市への空襲や広島長崎における原爆で死んだ人の数はとても多いので、1942年を生きる人なら誰でも、もし未来を知れば、空襲や原爆を避けたいと思うもの。さらに、大日本帝国と敗戦後の日本のどちらも見てしまったために、そのどちらでもない新しい日本(ジパング)を作っていきたいと思う草加拓海の心の動きと行動はとてもよくわかる。他方で、自衛隊の理念をこの時代に入っても困難を伴いながら貫きたいという「みらい」クルーの気持ち、帝国海軍将校のあるものは「みらい」を活かそうと考え、またあるものは「みらい」を沈めてしまおうと考えており、それぞれの思惑もとてもよく描けています。
 これらの登場人物の気持ちをしっかり描きつつ、みなさんの思惑が絡んで新しいタペストリーが作り出されて、事態が進んでいくところがとても上手いと思いました。おそらく、こういう設定を設けて、現代と戦前の違いを浮き彫りにし、現代のいい点と問題点を探るというのがこのアニメの意図の一つのように思えます。圧巻なのは、最後の方に出てくる{netabare}米内光政の日本批判でしょう。米内は、日本が帝国主義など100年早い。日本国100年の計にとってこの戦争は勝ってはならない。日本はいま蜃気楼を見ている。敗戦という現実でしかその夢は覚めない。と当時の日本を強く批判し、「みらい」に、この横須賀のドックで鉄くずになって欲しいと要求します。米内光政という人物をここまで踏み込んで描いたところに作者の強い歴史観を感じます{/netabare}。ここは見ものです。
 また、過去へのタイムスリップというのは、物理学者ホーキングの発言からもわかるように、まず不可能だと言われています。このお話では過去へのタイムスリップが可能だとすると起こりうる矛盾の問題「母殺しのパラドックス」に近いお話を取り入れておりここにも正直さを感じました。すなわち、{netabare}「みらい」が横須賀に入港したとき、角松二佐は父の子供のころの様子を見に行こうとします。父の生家のあたりを見に行くと、なんと父は、海軍の車のよそ見運転のために轢かれて死亡しており、そのよそ見運転は、「みらい」が60年後から来た船でありそれが信じられないと軍人同士が運転中も雑談したことが原因だったというものです。因果的に「みらい」が1942年世界に現れたため角松二佐の父が死亡してしまったということになります。{/netabare}
 このアニメ、テーマからややとっつきにくい方もいると思いますが、淡々と正直に事象を描いていくところをもっと評価されてもいいと思います。
 
 

投稿 : 2019/12/07
♥ : 10
ネタバレ

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

山本五十六といふ男

イージス艦がもしタイムスリップしてしまったら?
という架空戦記。
モーニングを読んでるので原作は既読。

アニメ版でとにかくすごいのが自衛隊監修らしく、描写がかなりちがうんです。セリフの言い回し、細かい兵装からww笑っちゃいます。操舵の方法もちゃんと自衛隊の法にのっとったものだとか。
零戦なんかもちゃんと私が好きな初期のグレーへ変更。かっこいい・・。ニワカでも知ってるようなことをなんで原作間違ってたんだろう・・いやまぁどうでもいいんですけど、そのミリオタくさいこだわりこそがアニメ版の要かなってw


ストーリーはタイムスリップものなのでどういう時間軸になるかってわかっちゃうと後は落とし前をつけるだけ。
原作よんでてても最初しか面白くなくて、あとはグダグダ・・。核兵器を大和に積み込んで『オワフ島沈没』でいいじゃんwって思っちゃう。鳥肌実的?w
『みらい』が横須賀へいくまでの序盤で終了。あとは原作読めな販売促進。続編作るには人気がないよね。


初期の部分を扱っているので山本五十六が出番多し。
このじいさま、とんでもない慧眼をお持ちだったようで、現在の空母主体の戦略をいち早く考えた人物といわれる。
なんせ開戦のはるか前から訓練してたんだから・・赤城の艦長だっけ?当時は艦載機って斥候だったらしいんですよ。
レーダーがありませんから。
でもそれで戦艦を沈められる時代がすぐに来ると・・
その予想は大いにあたり、大戦初期の雷撃の命中率は9割を超えたとか。本作で本人が語るとおり、パイロットが一番大事なんですかね。氏の細かい航空機の運用については賛否あるらしいので・・ジパング山本はそうなってるよと。


真珠湾奇襲を立案した人物とされながら、米国の在外武官だったため頭も柔らかかったそうで・・。
真珠湾の立案を無謀ととるか、それしか道がなかったかどうかはわかりません。
その成否わからぬ逸話の数々からさまざまなアニメでネタ元にされる男。大艦巨砲主義の否定、死んだ部下の名前と人数を全部メモしてるとかねw

ニワカ知識の限りでは
・軍縮会議で当時の主力戦力である戦艦以外に空母の廃止を求めた。
・米国との開戦は避けるべきとした(絶対に負けるから)
・三国同盟に絶対反対
太平洋戦争開戦をかたくなに反対していたのは確実らしく、命を狙われ続けたとかなんとか・・。だから大和なんぞに左遷してもらってるとか言うよね。内地にいたら謀殺される。
戦後の教育でネガなイメージを植えつけられた旧日本軍。
でもこんなじーさんがいたんですよってのは覚えておくべきかと思います。
日本が誇る英雄、名将と評されながら、時代の流れ、国家という大きな力に勝てず翻弄され散っていった、というのが現代の日本人の心にけっこうツボるようで。

映画観たくなってきました・・役所さんじゃなくて三船さんのやトラトラトラが。。


アニメ版で結構意識されてるのが現在の日本の状況。
自衛隊の思想もはっきりと打ち出している。これは自衛隊からの希望なんだろな。日本軍とどっちがいいって話じゃなくておかれた立場も仕事も全然ちがいますと。うちらは軍隊じゃねえよってね。

アニメ版追加のアバンを見る限りでも、戦争反対とか右翼ぶってるとかじゃなくて、なぜ戦争になったのか?というのを強調してる気がします。

本当にそうせざるを得ない時代だったのかどうかはご本人たちにきいてみないと分からないことですから。
ただ現在のように安穏といしてたらあっというまに植民地にされちまうぞってのは間違いなのかな・・。そういったことを知っておくべきだというメッセージを感じました。


エンターテイメントとしては架空戦記、タイムスリップものとしては『戦国自衛隊』が偉大すぎる。
『織田信長は俺だった』みたいな結末 あれには勝てん。
ジパングも山本五十六が俺だったでよかったんじゃ・・。{netabare}
近いエンディングだけどな・・・。マッカーサーが俺だ!だよね。。{/netabare}

投稿 : 2019/12/07
♥ : 16
ネタバレ

medicsan さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

---- ・・- ・- ・・- ・・-- -・・-・ -- ・- ・-・-・- ・-・・ ・- --・・- ・・-・・ ・-・-- ・-・-・ -・・- -・--・

ジパングとは

マルコポーロが13世紀末に「東方見聞録」という本を書きました。
莫大な黄金と真珠の国として、
日本をジパングと呼びヨーロッパに紹介しました。
社会の授業で習ったよという方もいらっしゃると思います。
 今回はそんな”日本”を題材にした作品です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私のタイトルの説明

和文モールスで
「こういうのもよい、かいひとてんまる」
→「こういうのも良い、改ヒト点マル」
→「こういうのも良い、改(訂版)1(.)0」
と打たせてもらいました。 お使いのPCは正常です

本作では艦隊が多く登場します。私は軍事や通信に疎いですが
モールス信号を少し調べ、このようなタイトルにさせてもらいました。
私はモールス信号に関して右も左もわかりません。
不快にさせてしまったら申し訳ありません。

本当は
「もしもの話は時間の無駄というが、こういうのも良い」
和文モールスで
「-・・-・ --・-・ -・・-・ ・・-- -・・・ ・-・

--・-・ -・・・ --・-・ ・・ ・-・・ ・-・-・ 

・・-- - -・ ・・ ・・--・・ ・- ・・- ・-・・ ・・

・-・-・- ---- ・・- ・- ・・- ・・-- -・・-・ 

-- ・-」と全文打ちたかったのですが

タイトルの限界文字数に到達したのでできませんでした。残念...

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
長文を読むのが面倒な人のためにこの作品を3行でまとめると


 戦時中に時空移動した海上自衛隊艦艇と旧日本軍その他との接触
 世界の均衡を根底から覆す力を手にした人々の葛藤と理想を描いた
 バタフライエフェクト作品


 といったところでしょうか。
(3行でまとめるという危険性を覚悟の上で参考にしてください)
 
  バタフライエフェクトの意味は後で記します、
  下の  =私のレビューの目次=  を見てください


ーーーー注意ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 この作品は歴史と戦争を取り扱っています。戦闘もありますので、

それらに興味がない人はしんどいかもしれません。

 もうひとつ、この作品は話が完結していません。

結末を知りたい方は原作を読むことになると思います。


私の状態:男性
    :原作読んでない

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

表紙左の青い作業服の男性が、自衛隊の方で主人公です。

表紙右の白い軍服の男性が、旧日本軍の方で鍵を握る存在です。

あらすじはあにこれ様のを参照してください。

 




=私のレビューの目次=

ネタバレタグは目次の読みたいところだけ見れるように省略しました

★ネタバレ注意★と書いていなければ、ネタバレしないように書いています



①バタフライエフェクト(バタフライ効果)とは
{netabare}

 北京で蝶が一匹はばたけば、その小さな気流が一か月後

ニューヨークに嵐を引き起こすこともありうる

ミクロな現象でもマクロに大きな影響を与えることがある

                      <本作より>
{/netabare}

②本作の良かったところ
{netabare}
Ⅰ.登場人物の豊かさです。 

 戦時中、旧日本軍は上層にいけばいくほど愚かだと聞いていたので、

この作品でも威勢の良い軍人ばかり描かれているのかと思っていましたが

切れ者が何人も登場して飽きることなく視聴できました。

 もちろん旧日本軍の切れ者だけが魅力的なわけではありませんでした。

自衛隊の切れ者も、信念、任務を全うする者も戦うことに迷い

苦悩する姿が描かれていました。ほんの一部だとは思いますが

自衛隊の方々の気持ちを知れて良かったです

 最近のニュースを聞いていると、元気いっぱいな国のために

本当に自衛隊の力に頼るときが来るかもしれないと感じます。

そうなる前に前線の気持ちを知っておく必要があると私は考えます。


Ⅱ.名言が多かったように思います。

先入観を持ってほしくないのでここまでで、、、


Ⅲ.自衛隊の信念を貫きながらも戦時を切り抜けていく

心理戦も興味深かったです。


Ⅳ.オープニングとエンディングも本作にあっていて良かったです。

私は毎回楽しみに見ていました。

{/netabare}


③本作の残念なところ
{netabare}
やはり今のところ2期が存在しないことです。

「これからどうなるのか?!」というところで終わってしまうので、

私は続きが知りたくて発狂しそうになりました。

仕方がないので機会を見つけて原作を読もうと思います。

{/netabare}


④参考:類似作品からの本作の紹介:類似順 {netabare}

1.『ジョーカー・ゲーム』 (小説)  著者:柳広司
 時代背景と雰囲気が似ていると思いました。
 小説を読んで想像した東南アジアと軍の雰囲気を
 アニメで見られたのは想像以上に心が躍りました。
  調べたところ映画化されたようですが、
 大概原作から変換された作品は劣化する傾向があります
 私は映画からこの作品への紹介はできません。

2.「JIN-仁」(テレビドラマ)
 バタフライエフェクトと
 現状とは違う場所へ飛ばされる点で共通点を感じます。

3.「STEINS;GATE」 [シュタインズ・ゲート] (アニメ)
 バタフライエフェクトという点で共通点を感じます。

4.「ログ・ホライズン」(テレビアニメ)
 世界の秩序と規則を創る点と
 現状とは違う場所へ飛ばされる点に共通点を感じます。

{/netabare}


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

戦争と歴史の話なので好き嫌いのわかれそうな作品ですが、

もしよかったら挑戦してみてください。

ここまで読んでくれてありがとうございます。<(_ _)>

投稿 : 2019/12/07
♥ : 16

61.3 8 海軍アニメランキング8位
ワンピース エピソード オブ ルフィ ハンドアイランドの冒険(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (54)
368人が棚に入れました
新世界に突入した麦わら一味は、海軍の砲撃にあい、サニー号のクードバーストで緊急避難。そして上陸したのは一流の職人たち の住む島「ハンドアイランド」だった。
 そこで、ルフィは蝋細工職人のジエゴに出会う。彼はレイリーやエースなど自分が気に 入った海賊の蝋人形を制作しており、その中にはシャンクスのものもあった。ルフィは12年前、自らが冒険に出るきっかけに なったフーシャ村でのシャンクスとのエピソードを思い出すのであった。
 ルフィはジエゴから、この島はもともと白ひげの縄張りであったが、白ひげ亡き後、海軍のビリッチ准将により不当に支配されて いることを聞かされる。 また、ジエゴのひとり息子のヘジスはそんな海軍に入り連絡が取れなくなっているという。
 ルフィはヘジスが作った白ひげの人形を片手にビリッチがいる海軍基地に乗り込んでいく!!
ネタバレ

めにあーっく☆ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

第一話を知ってる人も、知らない人も♪

たまたまTV放送があったので観たのですが、
私も子供から大人、自分への子供への世代交代位に
長いアニメではありますよね
これは第一話〜シャンクスとルフィのお話のおさらいです
ただ今の新世界編と行ったり来たり振り返る展開なので
ここに来てルフィの成長が嬉しくなります

今までのワンピースを知ってる人も知らない人も
楽しめるように上手くまとめてくれました
個人的にはエピソード・オブ・ナミより全然良かったです

{netabare}まぁぶっちゃけコビーに脱帽して終わっちゃいますw{/netabare}

作画なんて昔と全然違うので、むしろ今風のが好きだとか、受け入れられる人は観て損はないと思います!

〜蛇足〜
先日幼稚園児が漫画(最新刊)を食い入るように読んでました
自分が5歳くらいの時はポケモン、コナン、ワンピースも
まだ当時は簡単な話だったので普通についていけましたが、
今の小さい子って、ワンピースの登場人物把握してるの⁉
一話知ってる⁉ってふと思いましたが…好きなものに
年齢も時期も関係ないのかなーと改めて思いました

投稿 : 2019/12/07
♥ : 2

シン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

エピソード オブ ルフィ

ハンドアイランドでの冒険の最中に蝋細工職人に合ったルフィは昔の思い出を思い返します。ついでに困った島民の問題を解決しちゃうお話です。

作画は差し替えで綺麗な絵で昔を振り返れるので嬉しい人も多いと思います。昔の作画が好きな人はあまりオススメできません。

バトルの駆け引きとか物語の伏線はあまり優秀とは言えないので昔を思い出すくらいの気持ちで見るといいと思います。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 0

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

コビーのbefore・afterがすごい。かっこよくなりすぎだ!

ワンピースのアニメを初めて見たのは小5か小6のときだったなー。

それから10年以上続いてるんだからすごいよねえー。

今では毎週のアニメは見てないですが,久しぶりに見てみるとBGMとか「お,昔と変わらないんだー。」とうれしい発見もたくさんありました^^


●ストーリー
新世界を航海中のルフィたち。

にぎやかにのんきに船でファッションショーしているところへ海軍が!

逃げてたどり着いたところが「ハンドアイランド」。

そこは職人たちがたくさんいる島でした。

素晴らしい品物たち。でも品数が少ない…?

そのわけは職人たちが海軍に連れて行かれていたからで…。

アニメ完全オリジナルストーリー。

途中で2回ほど回想シーンがあります。

(1)幼い日のルフィとシャンクス
(2)アルビダの船で出会ったルフィとコビー

どちらも懐かしいー!

そしてやっぱり第1話は名ストーリーですね。

大人になって見るとシャンクスのよさがよくわかるわー。

そしてコビーのbefore・afterがすごいwww

今のコビーがかっこよすぎてやばい…!!!

成長期って恐ろしいwwwww


●キャラクター
安定の麦わらの一味。

ルフィはぶれないなあ。好きだわあ。

ルフィにときめくのは大人になっても変わりません…!

今回のボスは海軍のビリッチ准将。

海軍って正義のはずなのになんであんなに悪そうなのww

権力ってこわい…ww

ビリッチ弱いのかと思ったら結構やりましたね。

バトルもまあまあ見ごたえありました。


●音楽
今回は「ウィーアー」が主題歌でした。

ウィーアー好きだけど,カバーなのが個人的にちょっと物足りなかったかなー。

やっぱりオリジナルが1番です。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 6

65.3 9 海軍アニメランキング9位
OVA ハイスクール・フリート(OVA)

2017年5月24日
★★★★☆ 3.5 (62)
299人が棚に入れました
海の安全を守る女性の職業「ブルーマーメイド」になるべく奮闘する女子学生たちの姿を描いた、『ハイスクール・フリート』のオリジナルアニメ。「前編:納紗幸子がピンチ!」「後編:納紗幸子もピンチ!?」の2話を収録。
ネタバレ

Lovin さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

タイトルなし

■勝手な想像
 病原菌を持ったフレンズが登場したらどうしよう、
 と考えたが危害を加えるようなヤツはフレンズの風上にも置けない。
 寧ろフレンズじゃない。

■入荷から返本まで客の手にも触れずコンビニの棚から微動だにしなさそうな漫画の話
 ※ここからはレビューではない若干長めの駄文です
 {netabare}アニメの本編では皆主人公のことを「艦長」と呼んでいたが、 帝国海軍時代は戦艦、巡洋艦、航空母艦を軍艦、駆逐艦、潜水艦は軍用艦とされ、軍艦の長を「艦長」、軍用艦の長はそれぞれ「駆逐艦長」、「潜水艦長」と呼ばれていたらしい。両者には見た目にも明確な違いがあり、船首に菊の紋があるか否か、らしい。その事実からわかるように、「艦長」は艦と運命を共にすることを暗黙的に義務付けられていたらしい。軍用艦の場合は隻数の多さや人材確保の観点から寧ろ生き残る事が尊ばれていたらしい。
 私個人の覚書だが、艦名の命名基準についても書いておく。戦艦は旧国名から選ばれたらしい。戦これで一際目立っている金剛姉妹が山の名前なのは建造当初は巡洋艦だったかららしい。
 件の巡洋艦は山や川の名前から選ばれたらしい。鬼畜米英から「飢えた狼」と称された高雄(艦これでは足柄がそう呼ばれたと言う設定で「行かず後家」扱いだったような)も山の名前だと思う。
 航空母艦は艦載機が大空を駆け巡る様から「龍」や「鳳」が用いられるらしい(他には五航戦の「鶴」とか?)。赤城、加賀、信濃(個人的には浜風の母港ボイスが胸を締め付ける)が国名なのは、金剛姉妹と似たような理由で命名後に航空母艦に変更されたかららしい。
 駆逐艦は数が多いので自然現象から命名したらしい。アニメ本編で主人公達が乗船したのは駆逐艦「晴風」、自然現象か否かは主観によるし、何より旧帝国海軍を描いたアニメでもない。
 潜水艦の場合は、大型潜水艦は伊型、中型潜水艦は呂型、これに番号を付加して呼ばれていたらしい。艦これなら伊号、呂号と呼ばれているのを聞いたことがある。うちの母港には伊号は一通り(8、19、58、168、400)居るが呂号は居ない。ところで漫画には、水上攻撃機3機を納めた伊400を「海底空母」と呼んでいた。これは何かのTV番組で観た話だが、水上攻撃機は翼が折りたためる機構で注目を集めていた、みたいな話と、伊400が南方の島から日本方面に向かう途中に終戦を迎えたので、水上攻撃機共々日の目を見ることが無かった、的な話を聞いた気がする。
 他にも気になる情報が幾つかあった。トン辺りの建造コストは¥2,800の戦艦より¥4,500の駆逐艦のほうが高く潜水艦に至っては¥5,800もする(金額は当時のレートだと思う)、最後の連合艦隊旗艦は大淀、WWIIでは戦線が地球の3分の1位と広大だった為、艦砲の強さより大人数が乗れる艦のほうが旗艦に適していた、なので建造中だった武蔵はスペースを確保する為の改造をあれこれ施された、大和建造時の大蔵省の財布の紐は硬く、海軍は大和を35,000トン級(本当は69,304トンでおよそ半分)の戦艦として予算を計上、不足する建造費は駆逐艦三隻+潜水艦一隻を架空計上して賄った、大和の建造中は気温変化からくる鉄板の伸縮により微妙な歪が生じる為、日中に仮止めして夕方から本組み、と言う手順を踏んでいたらしい、大和の進水はドックに海水を引き入れる方法だったが武蔵は進水台を滑り降りたため潤滑油として数トンのヤシ油と石鹸を使用した上、長崎港の対岸に1メートルの大波を起こした、大和は当時のハイテクであるディーゼル機関ではなく信頼性の高い蒸気機関を使用していた、米軍のワシントンが霧島を一方的に叩きのめし撃沈(ノーガードの打ち合いとは何だったのか)した、艦長の階級は大和・武蔵クラスなら大佐或いは少将、航空母艦は大佐、巡洋艦クラスなら中佐、駆逐艦・潜水艦ともなればそれ以下の将校、等等らしい。
 漫画の巻末には、大和建造で培った技術が今なお影響している旨の漫画が有る。例えば、排水量15万トンタンカーが最高クラスの時代に30万トンクラスが建造できると言う造船会社の邦人営業、「是非手にとって見てくれ」と頼み込むが門算払いされる大和の照準装置を開発した日本光学(ナイコン=ニコン)の邦人営業、レオナルド・ディカプリオ(笑)が乗るプリウスを製造するTOYOTAの品質が良いのは大和由来の「改善」、とこの漫画に影響されると右側に傾く危険性を感じるくらいに大和を賞賛する漫画が。晴風乗員も吊橋効果的な影響もあってか妙な連帯意識を持っているので同じ傾向が有るのではと。{/netabare}

投稿 : 2019/12/07
♥ : 16

蒼い星 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

いつもどおりのクオリティ。

制作:プロダクションアイムズ
2017年5月24日に放映された全2話前・後編のOVA。
監督は信田ユウ。

【概要/あらすじ】

史実の歴史と違い、飛行機の開発に失敗して空を飛ぶ手段が飛行船と気球に限られた世界。
世界各国の海を超える交通手段の主役は船。
日本は海底資源の発掘が原因でプレートがずれて陸地の多くが水没し、
海運大国として発展していた。

日本の海の安全を守る必要があり、
その職業として「ブルーマーメイド」と呼ばれる女性たちが武装艦に載って働いている。
その養成学校に横須賀女子海洋学校があり生徒は、
教育艦と呼ばれる旧日本軍の艦船をモデルとした船の上で実習を行う。

航洋艦「晴風」の31人の新入生の少女の活躍によって、
前代未聞と言える海の上の大事件は収束に向かい、「晴風」は損傷激しく自沈。

その一ヶ月後の6月9日に物語は始まる。それは、船を失った彼女たちの今後に関することだった。

【感想】

TV版の後日談で、31人の日常風景が見られますが、
相変わらず人数多すぎで、私なんか登場人物の名前をすっかり忘れていました。
外見や性格を特徴づけてるのに、頭で情報処理が追いつかないっていうか。
ストパンの11人ですら難易度高いのに31人は、やっぱり無理!

美少女方面では水準をクリアしているものの、
日常でおちゃらけてもギャグが面白くないですし、
一人一人が浅すぎて登場人物に感情移入も出来ない。

5人覚えればいい『けいおん』
4人覚えればいい『のんのんびより』
6人覚えればいい『ARIA』

を手掛けた吉田玲子は何を思いながら、このアニメの仕事をやっていたのか知りたいですね。

戦闘をしないものの、話はいつものハイフリ。賑やかした上で予想と寸分たがわぬオチ。
仮にやるとしたら2期に繋がるものでしたね。

登場人物に入れ込んでる人たちには良い作品かもしれませんが、
正直言ってあんまり面白くないOVAでした。

海のガルパンを目指した当作品ですが、もういいかな?と個人的には思いました。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 20
ネタバレ

noindex さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

相変らずガルパンみたいになりたい感に満ちているw

ニコ生TSで前編のみ視聴。後編もいつかやるのだろうか?

内容はTVの後日談。相変らず登場人物多すぎ。
ココちゃんが主役みたいな感じ。独り芝居も相変わらず。晴風のNo.3って誰かと思っていたがココちゃんなのかな。私は航海長の鈴ちゃんだと思っていたのだが…。
{netabare}麻雀のシーンでコメントで咲が始まったとか言われててワロタw小牌で和了れないのになんでポンするの!とか麻雀知らないとわからんね。
皆と離れ離れになりたくないよー!って泣いたりしてるけど、一緒にいたのは短い期間だったし割り切れよって思ってしまう。そういう心理描写が雑だからダメなんだよ。吉田玲子無能論者の私としてはまた持論が立証されてよかったとも言えるが。{/netabare}

個人的にココちゃんの声優の黒瀬ゆうこは私の好きなワタモテのネモを演じているのでもっと仕事が来ればいいのにと思う。ワタモテの二期さえあれば…。

OPEDはTVと同じだった。新規OPがあるといいOVAという認識がある。

2018/1/20
dアニメストアでOVAが配信されたので後半も見てみた(それってOVA的にいいのか)。
{netabare}後半も引き続きココちゃんが主役。
いや東郷ターン関係ないだろw
まりこおじさんそんなお嬢様ならなんで落ちこぼれクラスに入ったの?
機関長のパンツ見えないなw
沖風は実在艦なんだね。晴風は違ったけど。{/netabare}

相変らずキャラが多すぎて個々の描写が少なくてつまらん…。絵もろくに動かないしこんなのに金出した人かわいそう。OVAなんだしこんなくそつまらん話やらないでミーちゃんの水着回でもやればよかったのに。
うーん…この作品から受けるダメダメな感じって何なんだろうな。あにこれでも皆それぞれ筆を尽くして書いているわけだが…。
まあ、作り手がアニメファンをバカにしているところがあるんだろうね。美少女動物園でミリタリーならお前ら金だすんやろ感丸出し。
水島努監督は戦車が好きなんだよね。師匠の原恵一監督に学んでて。でもこの作品の監督は軍艦が好きなのか?全然そうじゃないでしょ(広島ヤクザ映画は好きかもしれんがw)。その違いだよ。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 9

65.1 10 海軍アニメランキング10位
紺碧の艦隊(OVA)

1994年3月1日
★★★★☆ 3.5 (45)
170人が棚に入れました
 荒巻義雄原作の人気小説をOV化。監督は「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」で有名な神田武幸。第二次世界大戦を舞台に大日本帝国海軍が欧米列強よりも強い戦力を保持していたら……という架空戦記。太平洋戦争が勃発し、満を持して戦いを挑む高野五十六は連戦連勝の快進撃を繰り広げる。

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

仮想戦記の元始作

90年代、書店の新書版小説コーナーには「○○の艦隊」と名のつくものが、雨後の筍のごとく沢山並んでいました。
今でこそ廃れてしまいましたが、いわゆる「IF戦記」「仮想戦記」「空想戦記」と言われるジャンルです。
紺碧の艦隊は、その先駆けとなった小説。
小説のヒットにあやかって、徳間書店から、当時としてはまだ珍しいメディアミックス戦略が展開されました。
ゲーム化、コミカライズ、そしてこのアニメ作品化。
かなり刊行を重ね、アニメだけでも32話も作成されています。

ストーリーの大綱は、第2次世界大戦で戦死した英傑達が、パラレルワールド 『後世』 に記憶を持ったまま転生し再度歴史をやりなおすというもの。
これから起きる戦争の記憶があるわけですから後出しジャンケンも同然。周到な戦略&戦術と、新基軸の兵器で敵さんをボコボコにします。
国土を焼かれて無条件降伏という辛酸を舐めたあの戦争を、
もっとマシに戦うには?他にやり様が無かったのか? あそこで勝っていればどうなった? あの爆弾がなかったら?
と、政治的・軍事的にシミュレートするのがIF戦記と呼ばれる所以。
大国を相手に一歩も引かずに戦い抜いた先で、果たして日本は平和で秩序ある世界に貢献できるのか。
・・・・そんな事を想起して楽しむ作品です。
(そんな単純に上手く行くものか!って野暮な突っ込みはナシです)


で、このアニメですが、内容の半分は戦闘シーン。
第二次大戦当時の航空機、戦艦、巡洋艦、潜水艦の戦いです。
戦闘機が機銃をを打ち、戦艦が艦砲射撃を行い、潜水艦が魚雷で艦船を沈める、至極真っ当な戦争を描いています。
SFチックな超兵器はありません。(終盤は原作者がトチ狂って そういうのも一部出てきますが)
ちょとだけ優秀な兵器で、愚直に職業軍人として作戦行動を行うオッサン達の物語。ただそれだけです。

ちなみに、「紺碧艦隊」は潜水艦で構成される隠密艦隊。
噴進弾(トマホークミサイル)、酸素魚雷(航跡の出ない魚雷)、ワルター機関(電池を必要としない推進機関)など、色々な秘匿装備があります。
飛行艇も搭載できる潜水空母でもあります。・・・・・むむっ、結構超兵器かもw


反戦の倫理観や歴史的な正当性などを抜きして正直に申しますと
日の丸をつけた艦船や航空機が活躍するのは、やっぱりイイ!

万人には決してオススメしませんが、兵器好き、軍事モノ好きにはたまらない作品です。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 12
ネタバレ

isislove さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

大風呂敷 広げすぎたら 尻すぼみ

前半は、かなり面白かった。
しかし後半、調子に乗り過ぎた感あり。
転生し人生をやり直すはずだった帝国軍人たちが
結局、無間(むげん)地獄に嵌ってしまったかのよう。
終わり方が中途半端となってしまってがっかり。

以下は、未視聴の方は、観る気無くすような
読まない方がいいネタバレありますので注意。
(以下の流れを知ってたら、自分は最初から観なかったと思います)
{netabare}
強い日本軍で太平洋戦争を日本軍常勝で再現するのは
エンタメとして非常に楽しい。

しかし、対戦相手が米国ではなく、
ヒトラー率いるナチスドイツにした頃から先行き不安となった。

戦線は拡大し、全く史実にないドイツへの爆撃やら、
インドでのドイツ軍との陸戦、制海権争いなど
必要だとは思えない展開がマイナスな印象に。
また、英国を弱体化させたのはやり過ぎだし、
正史では、日独伊三国同盟だったイタリアは一体何してる状態。

そして最終話で、根本的な終戦にはならなかったという虚しさ。
一時停戦となったものの、史実通りヒトラーが歴史上で裁かれることもなく
世界の脅威のまま終了、となったことが一番いただけない。

途中までの痛快感を一気に吹き飛ばすラストでした。
結局、戦争は再開され長期化されるだろうと暗示のまま終了。

エンタメとして後味悪すぎです。
後味さえ良ければ、物語評価は4.0にしてたでしょう。

上手く戦争に負ける、というテーマはいつの間にか吹き飛び
兵器開発競争の負の連鎖から抜け出せなくなってしまった。

後半の兵器の開発スピードの不自然な異常な速さ。
後半からは、あっという間にジェット戦闘機が主力になり、
原子力に変わるエネルギーも開発され、
兵器の威力が短期間に現代レベルに近い所まできてしまった。

エンタメであっても、過去の戦争から学ぶべきものがあり
反戦のメッセージをどこかに期待していたのがことごとく裏切られました。

原子爆弾がどこにも投下されなかったは唯一良かった。
しかし、あのラストの先にあるのは
水素爆弾などの新たな大量殺戮兵器の脅威が待ってる、としか思えません。
{/netabare}
アイデアとしてはとてもいい話だと思います。
結末を知らない方が楽しめますので、ネタバレには要注意です。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 4

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

架空戦記の決定版

某艦娘アニメが萌えアニメと悪魔合体させようとしたものがこちらです。

連合艦隊長官 山本五十六が後世と呼ばれる『照和』に転生します。
そこは『昭和』とまったく同じ戦前に日本。違うのは自分の苗字。
五十六さんは同じく転生者がいること知り同士を集め戦争回避に努めます。
しかし元乗艦の艦娘と同じように『逆らえないなにか』的なものの存在を感じながら開戦日を迎えてしまうのです。

ですが2週目の人生、前世の教訓を生かし電探開発、震電改的航空機、大和型の予算であのイオナ、しおいちゃんこと『伊400型』を大量に生産します。
通商破壊こそ正義!まさに『オリョクルいってこい』です。

その潜水艦艦隊の名前が作品名となっています。


前半は『戦闘機の制空権の取り合いは物量負けする』という長官の超理論の元、魔改造された戦艦比叡がレーダー+ショックカノンで米軍機を全滅させたりはしますが比較的『真面目な架空戦記』です。

後半になるとナチスドイツ、ヒットラーやフリーメーソン、ライフル協会みたいな悪の組織と戦うエンターテイメントに!


敵がドイツになるわけですので二次大戦潜水艦モノの傑作映画『Uボート』へのリスペクトみたいな演出があったりしますが、比べるのが失礼なブっとび具合。
馬鹿馬鹿しいと思うかこれくらい頭が悪いほうが割とありと思うかは視聴者様次第。

島田兵ならぬ飛田兵が大活躍します。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 8

計測不能 11 海軍アニメランキング11位
紺碧の艦隊 特別編 蒼莱開発物語(OVA)

1997年4月4日
★★★★☆ 3.4 (9)
48人が棚に入れました
 荒巻義雄原作の同名小説を映像化したOVA作品。この作品は架空戦記ブームを巻き起こしたことで知られ、OVA以外にも、コミック、TVアニメ化もされている。今回のエピソードは、B30爆撃機を撃墜した高高度局地戦闘機「蒼莱」の開発秘話を中心にした特別編で、「COMPLETE DVD-BOX1」の特典として収録されている。ある日、敵重爆撃機迎撃について話し合っていた大高・高野の両名は、前世で幻に終わった局地戦闘機「震電」を復活させる計画を思いつく。調査の結果、帝国大学教授の鶴田正規、そして帝国海軍パイロットの正敬の兄弟二人が、前世で震電を開発した鶴野正敬の生まれ変わりであることが判明する。

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

プロジェクトX

外伝というかサイドストーリーとういか、紺碧の艦隊の中で最も人気の高い航空機「蒼莱」の開発物語です。

実際、太平洋戦争の末期に「震電」という名で開発されていたプロペラを機体の後方に配したエンテ式と呼ばれる特徴的な飛行機がモデルとなっており、超高々度を飛行する大型爆撃機から本土を防衛する邀撃機として開発されます。

その要求スペックから開発者は苦労する訳ですが、
・・・・・まぁ、プロジェクトXをアニメでやってるようなもんです。

人気に便乗して何でもかんでも創ってた、当時の徳間書店のお行儀の良くない商売の産物。
正直、熱烈なファン以外は無視していい作品です。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 4

ahirunoko さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

これは外伝なのね・・・

このシリーズは初めて鑑賞。
なので観始めは世界観が分からず、ん?と。

何となく理解してくると面白い!

10年以上前の作品(1997年のようで)なので作画の感じは今のものと比較するのはちょっと。

小説原作なんでストーリーに重点をおいて観ればかなり楽しめるかと。
紺碧の艦隊も観てみたくなった!

投稿 : 2019/12/07
♥ : 2

54.6 12 海軍アニメランキング12位
桃太郎 海の神兵(アニメ映画)

1945年4月12日
★★★☆☆ 2.7 (14)
38人が棚に入れました
 戦時下の昭和20年、海軍の支援を受け制作・上映された長編アニメーション。前々年に封切られた中編『桃太郎の海鷲』の姉妹編である。悪しき鬼たちに占領された南方の島を解放するため、海軍落下傘部隊を率いる桃太郎は犬・猿・雉・熊・兎ら動物たちを率いて出撃。前線基地を築き攻撃の準備に余念のない彼らだが、一方で言葉を喋れない現地の動物に日本語の教育を施しつつ、共に歌い踊るなど楽しい一幕も。だが、偵察機が命からがら敵地の航空写真を持ち帰ったことで、いよいよ戦いの機運が高まる……。パレンバン奇襲作戦をモチーフに所謂国策映画として作られた一作だが、ミュージカル的な場面も盛り込まれており、当時高校生だった手塚治虫に感銘を与えている。

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

古い有名な映画だけど、コレは見なくていいかもw

 内容が内容だけに私が子供の頃はTV放送もしてなかったような。
何故か20年位前に突然TVで夜中に放送したんですよね。これが注目された理由が当時有った筈なんですけど思い出せない・・・

 桃太郎と御供が落下傘兵として大活躍という話だった気がするんですが、大人になってから、尚且つ興味をもって見た筈なのに記憶が薄いって事は多分面白くは無かったんですよ。

日本のアニメの暗部として、こういうモノが当時は有ったという事は知っておいて損は無いと思う。
ただ、時代が変わっても大事に残してゆくべきという作品では無いし、コレを娯楽として子供に見せた当時の怖さには留意すべきかと。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 2

天上しょーと♪♪ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5

歴史的価値としては一度くらいは見てもいいかもしれないけど・・・

戦争中に作られたアニメでスタッフが徴兵されて人手不足になったりで大変な状況で作られたのはすごいと思います。
・・・が、内容はせっかく動物のキャラクターを使ってるのに戦争賛美みたいな感じなので自分的には残念。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 1

計測不能 13 海軍アニメランキング13位
桃太郎の海鷲(アニメ映画)

1943年3月25日
★★★☆☆ 2.8 (7)
21人が棚に入れました
 太平洋戦争中に製作された、戦意高揚アニメの一本で、941年12月8日の真珠湾攻撃の戦果をPRした作品。鬼ヶ島攻略のため進軍する航空母艦。その艦長・桃太郎は、部下の犬・猿・キジが搭乗した航空隊を敵地に送り出す。犬たちは魚雷によって、敵陣の奇襲に成功。だが激戦の中で、味方も傷つく。はたして航空隊は、全機無事に空母に帰投できるだろうか? 実写記録映画『闘う護送船団』との二本立てで公開。本作の本編時間は37分で、これまでの国産アニメーションの中では最も長尺の作品だった。演出は、政岡憲三の弟子筋で、日本マンガフィルム研究所の作品などで活躍した瀬尾光世が担当。多数の国策映画の中では、円谷英二の躍進作である東宝の実写劇映画『ハワイ・マレー沖海戦』に次ぐ大ヒットとなった。

レモン さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

桃太郎海の神兵がまだマシに思えるクソアニメ

桃太郎海の神兵同様歴史的価値以外何もないクソアニメ。
歴史的価値はあるので見る価値はあるのだろうが本当にそれだけ
時代のことを考えたとしても酷い作品

投稿 : 2019/12/07
♥ : 0

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

☆戦前の戦意高揚アニメ

海軍省が製作協力したプロパガンダ作品。

擬人化した動物達が桃太郎の命令で零戦で
敵国と交戦する大作です。

興味深く拝見しました。

1943年3月25日公開

投稿 : 2019/12/07
♥ : 0

計測不能 14 海軍アニメランキング14位
GALACTIC PATROL レンズマン(TVアニメ動画)

1984年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (4)
21人が棚に入れました
1930年代に原書の第1作が書かれた古典名作SFをアニメ化。先行して劇場版も作られたが、本TVシリーズは映画の続きでなく新規の物語が用意されている。宇宙海賊ボスコーンと戦う銀河パトロール隊の少年キムは、古代種族アリシア人の導師メンターから神秘の力を秘めた“レンズ"を授けられる。レンズマンとなった彼は強力な武器Q砲を備えた宇宙船ブリタニア号を駆り、龍型異星人ウォーゼルらほかのレンズマンとともに宇宙の平和を守る。

計測不能 15 海軍アニメランキング15位
聖少女艦隊バージンフリート(OVA)

1998年4月25日
★★★☆☆ 2.7 (9)
20人が棚に入れました
『サクラ大戦』『機動新撰組 萌えよ剣』などの近代日本をモチーフとした作品で知られる広井王子が原作・総指揮を担当したアニメ作品。『新機動武闘伝Gガンダム』『ジャイアント・ロボ THE ANIMATION』などで知られる今川泰宏が原作・構成・シナリオを担当した意欲作でもある。 大艦巨砲時代の日本をモチーフとした「我が国」を舞台に、超能力を持つ少女を集めた海軍特殊部隊「バージンフリート」候補生たちの奮闘を描く。ごく普通の女学生・海野潮風はある時、超能力「バージンパワー」の高さを見込まれ、新生バージンフリート隊の候補生となる。だが、お嫁さんに憧れる潮風は未婚を強いられるバージンフリートへの参加に思い悩むのだった。

田中タイキック さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

艦●れが糞アニメ?馬鹿言っちゃあいけねぇよ!!

1998年4月25日~1998年10月25日
全3話

『サクラ大戦』『魔神英雄伝ワタル』の広井王子と
『Gガンダム』『ジャイアントロボ』の今川泰宏がコンビを組んだOVA作品
このどうやったって混ざらなそうな二人が原作ということで気になり
さらに聖少女艦隊バージンフリートというタイトル
少女?艦隊??んんっ!?
私の中の羅針盤が行けと命じたような気がしたので視聴しました


時は世界戦争末期の1923年
敵である連合軍の圧倒的な物量によって「我が国」の本土、横浜に上陸されそうになる
絶体絶命の危機に立たされた「我が国」は切り札として
処女のみで編成されたバージンフリート隊を投入し、彼女たちが使う未知の能力"バージンエネルギー"の威力によって連合軍は撤退
連合軍とは休戦条約を締結し、大戦は一応の集結を迎える

それから15年後、「我が国」は来るべき再戦に備えるため
バージンエネルギーを使える処女を育成する施設「海軍中野女子分校」を設立
物語の主人公、海野潮風(うみの しおかぜ)はその分校に入学することになった


以上のあらすじを冒頭2分程度の回想と簡単な説明で済まし物語は始まります
(ズキッ…うっ何か既視感がっ…)

最初の説明の不親切さと尺の短さも手伝ってストーリー展開は非常にわかりづらい
「女の子のみの隊」で「処女の女の子の力」を使うっていうエロゲみたいな設定なのにエロ展開はほぼ無し
メインの女の子も3人と少なく、みんな明るくて良いんだけどギャグ展開が多く
性格がいまいち掴めないままストーリーはどんどん進んでいく


主軸となる「バージンエネルギー」にしたって一体どういう力なのかまるで分からない
説明はほぼ無く映像で感じろってことなんだろうけど出てきた描写といえば
『ピカッと光を放ったと思ったら敵艦隊をやっつけていた』
『ピカッと光を放ったと思ったら撃墜された飛行機が飛べるようになっていた』


な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
おれも何をしたのかわからなかった…
超能力だとかそんなチャチなもんとしか思えなかった
もっと恐ろしいものの片鱗を味わいたかったぜ…

っていう感じでいまいち盛り上がりに欠ける

2話でけっこう衝撃的な終わり方をして、お!?ってなるんだけど
3話でその衝撃的な展開が無かったことになるみたいな締め方をして
キャラクターたちはすごいハッピーエンドみたいな空気出してて…
見てるほうは物凄く肩透かしを食らってしまいます
(ズキズキッ…うっまた何か既視感がっ…)

あとフリートなんてタイトルに入ってるもんだから
迫力の艦隊戦を見せてくれるものだと思っていたんだけど
そういう描写も見当たらず…


【総評】
バージンエネルギーの設定も、キャラクターも、世界観も、
何一つ活かせて無くなにか突き抜けた物も無く
ただひたすら退屈なお話でした

キャラデザと声優さんはよかったよ
主題歌も最近には無い感じで面白かったし

タイトルにも書いたけどいろんな意味で艦これのプロトタイプというか
お姉さん的な位置の作品だと思うと面白いのかなーという印象
(お話が残念な面も含めて)

dアニメストアで配信中

投稿 : 2019/12/07
♥ : 7

rocknlol さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1

3話分のプロローグ

サクラ大戦の広井王子の作品だけあって、少しダサいOP曲からして同類の匂いが漂う。

サクラ大戦でもそうだったが、この広井王子なる人物からは乙女に対するただならぬ執着を感じる。もちろん私も乙女は好きだが、この作品の問題は「乙女が好き。ただそれだけ」という点にある。
ヴァージンなどとご大層な単語を用いている割には、その手のエロ描写はまったくなく、パンツはおろか水着まで一切出ない。入浴シーンさえも。
そうだ。ただ「美しい乙女を愛でるだけ」の作品なのだ。パンツはもちろん、ポロリさえも珍しくなくなった昨今の作品と比べるといまいち刺激にかける。まぁ、これは変態な私の感想なので一般人の方々はさほど気にならないだろう。

では、一般人の方々にも楽しんでいただけるようストーリが興味津々なのかというと、いや、全然そんなことはない。
サービスシーン好きな私なのだが、私がアニメを見る第一の理由はエロではない。その方面には18禁アニメの方がずっと役に(何の?w)立つ。私を含めみんな、基本的にアニメには面白さと感動を求めているのだ。
しかしこの作品はそのどれも備えていない。

始終盛り上がりに欠ける展開:淡々というより延々と続いていると言った方
が正しいくらいの日常パート。健全というより常識的過ぎてあくびしまくりのギャグパート。フリートなのに艦隊戦などは全くなく空中戦一色の戦闘パート。とにかくつまらないの一言に限る。
戦争の冷たい現実を突きつけられる2話のラストにはさすがに興味が沸いたが、結局はめでたしめでたしで片付けてしまうむなしさ。
極めつけは「我々の物語はこれからだよ!」と言わんばかりのしまりのないラスト。

わけの分からない設定:ヴァージンエネルギーという未知の力がこの作品の核心のようだが、それが最後まで未知の力である。ざっと念動力+都合のいい万能の力なのだが、これは未知と言うよりわけの分からないと言った方が正しいかも。しかも処女ではなくなると使えなくなるという何と面倒くさい設定までついている。さすがにこれには何も期待できまい。また「36歌仙12官女」という言葉が始終聞けるが、これに対する説明も無いに等しい。これはもはや不親切ではなく安普請だろう。


そして、ウィキペディアで検索してみてようやく納得した。
そうだ!そもそも期待していた私が間違っていたのだ。これは後に発売されたゲーム版の販促用デモだったから。
アニメ版でファンを集めてゲーム版で一儲けするするつもりだったんだろうけど、アニメ版がこれじゃ逆効果だったに違いない。

一般的にアニメに対して「必見の価値あり」、「見ない方をオススメします」、「まあまあかな」などの評価があるが、この作品に対しては「見なくても(大いに)結構」です。うむ、ぴったりだ。



最後に一つ。作品性とは別に関係ないかもしれないが、主人公は16歳なのに声が老けていて聞くたびに少々イタかった。どう見てもあれは精精30後半だろう。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 3
ネタバレ

境界線の観測者 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.6

結婚しません、勝つまでは!!

世界大戦の最中、超常の力を持った未婚の少女で
結成された海軍特殊部隊バージンフリート隊が存在した。

「我が国」は来るべき時に備え「バージンエネルギー」を持つ少女達を集め
バージンフリート隊の復活を目指し少女達を集めていた。

時代を鑑みれば作画は良い。

設定は面白いけれど、扱い切れていない。
ストーリーが致命的に面白くない。
キャラクターに欠片も魅力がない。

ないない尽くしのOVA。

時間的制約を鑑みても駄作の域。
OVA 30分×3話=90分の短い時間でも魅力的で面白い作品はいくらでもある。

アニメ的SF演出の面白さと説得力を出せずうまく調理「出来ていない」

正直見る価値はないかもしれないが絞り出すのなら
少女×超能力×軍隊(兵器)の先走りアニメ的な存在ではあるのだろうから
知識として知っている、見ている分には話のネタにはなると思われる。



自分用メモ

第一号作戦 初体験
{netabare}

「子供は国の宝物」

模擬艦隊と連絡不通
艦橋にずらずらと出てくるのは笑うよね

今のは実弾!!

いかれぽんち ふるーつぽんち

実弾使っておいて「誰がそこまでしろって言った―!!」

あのバージンエネルギーがあふれる初体験の快感が ⇒ は?

若本規夫さんがキャストにいるくらいしか価値を見出せない一話であった
{/netabare}
第二号作戦 五月の雪
{netabare}

なぜだー!!(迫真)

こわーい職業の人

糞みたいな茶番で尺がもったいないレベル

「強いバージン……あなただったのよ」
作戦に穴があるってレベルじゃないんですけど(笑)

これは戦争なんだよ、だから死ぬよね。
{/netabare}
第三号作戦 初夜桜
{netabare}

結婚しよう。

敵、爆撃王。

「我々は軍人であるぞ」
「それまでは女を守るのも男の役目」
女々しい嫌がらせしてるキャラに言わせるセリフではない

そんな勝手は許されない!!

茶番。
{/netabare}

投稿 : 2019/12/07
♥ : 0

計測不能 16 海軍アニメランキング16位
氷川丸ものがたり(アニメ映画)

2015年8月22日
★★★★☆ 3.5 (2)
13人が棚に入れました
主人公である次郎少年は、縁あって見習い厨房員として氷川丸に乗り込みます。

氷川丸の初代船長の方針であった、厳しい船内規律と良質の接客サービスは脈々と受け継がれ、船員たちは誇りと愛情をもって船の仕事にあたりました。

そんな船員たちから時に厳しく叱られ、時に慰められながら、次郎は仕事を覚え、大事なことを学んでいく。

Dkn さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

全国自主上映会開催中。

~自分が観たい作品のコピペmemo。~


ε=ε=ε=┌(・・)ノ

(公式HP)
http://hikawamarumonogatari.com/

製作:氷川丸ものがたり製作委員会
原作『氷川丸ものがたり』著・伊藤玄二郎

アニメーション制作虫プロダクション

ナレーション 戸田恵子
エンディング・テーマ 小田和正『彼方』


1930年(昭和5年)に貨客船として北米航路に就航し、太平洋戦争下の病院船を経て1960年(昭和35年)に引退した
氷川丸の証言を纏めた原作エッセイを基に、氷川丸に憧れて司厨部員となった平山次郎と氷川丸の人生を描く。
(wiki参照)


ストーリー(公式HP参照)

*****

1930(昭和5)年5月、横浜港からアメリカ・シアトルに向け処女航海に出航した氷川丸を、岸壁に座り、
じっと熱い目で見つめる13歳の平山次郎がいた。

野球少年の次郎は母を関東大震災で亡くし、南京ソバの屋台をひく父の源三を手伝いながら二人で暮らしている。
氷川丸に乗ってみたいと熱く語る次郎を微笑んで見つめる二人の紳士が氷川丸の秋永船長と松田事務長だった。
それがきっかけとなり、次郎の氷川丸での日々が始まった。

「軍艦氷川丸」と呼ばれる船での仕事は、想像以上に厳しく過酷だった。
しかしそこには秋永船長をはじめ船の仲間の次郎をあたたかく見守る目があった。

ある日包丁で指を切った次郎は、治療してもらった診療室で菅田キヨ子と出会う。次郎は淡い恋心を抱くのだった。

1941(昭和16)年、氷川丸は政府の徴用船となり、その後、海軍特設病院船となった。
次郎ら乗船命令を受けた船員たちは、南方の島々で負傷兵を収容する仕事に携わる。

そしてついに次郎にも赤紙が。

次郎は野戦病院で思いがけずキヨ子と再会する。彼女は氷川丸を降りた後、
日本赤十字の看護婦となり戦地に派遣されていた。次郎たち負傷兵は、沖に碇泊していた病院船へ移されることに。
待っていたのは氷川丸だった。懐かしい仲間の姿を見つけ、肩を叩きあって再会を喜びあった。

日本への帰途、嵐のなかで、氷川丸は磁気機雷に触雷。
「船が……船が、悲鳴をあげている……!」
懸命の排水作業が続けられ、氷川丸は大きく傾きながらも、なんとか港にたどりつく。

やがて終戦。氷川丸は病院船の徴用を解かれないまま、復員兵や残留日本人の引揚船となる。
その後ようやく、晴れて商船に戻り、貨客船として念願の北米航路に復帰を果たしシアトルを目指す。
船上には次郎や船員たちの喜びに満ちた笑顔があった。

*****


自主上映会開催を「氷川丸ものがたり」事務局へ連絡し上映させてもらうシステムらしくて、
今でも各地で上映されているのですが、こんな細かい情報入ってこないし視聴は難しいですよね。
機会が少なすぎてメディア化されるまで観られる気がしないので、いつか観たいな~

投稿 : 2019/12/07
♥ : 7

計測不能 17 海軍アニメランキング17位
0戦はやと(TVアニメ動画)

1964年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (3)
12人が棚に入れました
 伊賀忍者の末裔という戦闘機乗り、東隼人主人公にした戦争アニメ。うしおそうじ主宰のピープロダクションの第1作でもある。

声優・キャラクター
北条美智留、朝倉宏二、大塚周夫、大山豊、河野彰、田の中勇、家弓家正、村松為久、樋口功

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

☆ゼロファイター

モノクロなんですけどなんか印象深いアニメです。

制作されている方々がおそらく戦争体験されている
からなのでしょうかリアルな戦争ものです。

1964.1.21-10.27フジテレビ全38話


追記欄_

「少年キング」1964年まで連載

投稿 : 2019/12/07
♥ : 0

計測不能 18 海軍アニメランキング18位
新海底軍艦(OVA)

1995年12月21日
★★★★☆ 3.3 (4)
11人が棚に入れました
ファンの多い東宝特撮映画『海底軍艦』をイメージソースにしたOVAで、同じく東宝より2巻まで発売された。 南極に出現した巨大な円柱型メカ。それの調査に向かった青年・有坂剛は突如その物体から攻撃を受けてしまう。現行兵器をまったく受け付けないその敵を前に為す術がない人類だが、太平洋戦争の終盤に日本海軍が製造したという海底軍艦「ラ號」が現れ敢然と戦いを挑む。オーバーテクノロジーで武装したそれを操っているのは、なんと失踪したはずの剛の父であった? キャラクターデザインに安彦良和、メカデザインには小林誠という豪華な布陣で制作された本作だったが、残念ながら未完で終わっている。

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ちと見てみたいです。と思ったら有難く見れました

ぶらっくもぁさんからの有難い情報のおかげで視聴できました。
神ギタリストのリッチーより私にとっては神ですw

地上人とは別の世界の住人である敵対勢力の侵攻を、超兵器「海底軍艦」で迎え撃つってのは映画と同じです。
映画のあの印象的且子供の落書き的神デザインの轟天号に対して、本作の羅号はもっと大艦巨砲主義の軍艦らしいゴツさですね。
ナディアの発掘戦艦エクセリオンは怪獣総進撃のムーンライトSY-3へのオマージュが強烈ですが、コレはあまり元デザイン意識してないかなとw
とは言え、轟天のミソである艦首のドリルと格納式艦橋は健在です。
私はもちっと轟天の潜水艦に近いクラシックなラインの方が好きかも。

んで話的には映画とは違いまして、どうも本来は敵との和解の道も展開の視野に入れた作品目指してた節があります。
とは言え、OVAで2話で終わってしまってますので。
アニメでは敵の地上攻撃を阻止し、本拠地へ羅号が向かうところで終わってます。ネタバレしてもこの作品今から見ようって人は少ないと思うんですが、一応書くの控えます。

 因みに元の映画は雑に書くと、敵地に乗り込み皆殺しですw
まぁ捕えていた敵の女王が解放されて、崩壊した自らの国に泳いで帰っていくラストが意外と複雑な印象のまま終わるんですけどね。
轟天も完全に帝国海軍の秘密兵器であり、艦長の神宮寺もあくまで太平洋戦争の起死回生の一手として轟天を建造してますし、地上人類の為に崇高な思いで戦うというより、昔の上官に説き伏せられてショウガネェナ的に戦ってるとも言えるので、ちょっとシニカルな映画とも言えるんですが・・・

 という事で、このアニメがどうかと問われれば昔の海底軍艦が好きな人が懐かしさで手を出すのはアリですが強くお勧めはしないです。当時のOVAとしては出来は悪くないと思いますが・・・
私個人は続きが有るなら見てみたいとは思う程度には楽しめました。

若い人は・・・・そもそも「海底軍艦」という名にソソルものも無いでしょうしねw

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こんなOVA有ったんですね。
私がアニメから離れ気味だった頃の作品ですので、存在を知りませんでした。
youtubeでOPだけ見つけましたが、どうやら轟天号のデザインも違うようですが・・・
映画の海底軍艦って轟天が動き出すのも中盤からですし、意外と戦闘シーン少なくて寂しいんですよね。
海底軍艦はあのデザインで特撮だからカッコイイのだとは思いますが、ちょっとこのアニメも見てみたいです。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 3
ネタバレ

まみあな さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

アネットが良かったです

この度YOUTUBEで鑑賞できました。先に書いた感想を以下に訂正します。
『もうだいぶん前に鑑賞したので、異世界人(Wikipediaで復習したところ地空人というらしい)ヒロインのアネットが好みのタイプだった、というぐらいしか憶えていません。』
←アネットにはやっぱり惹かれる。ただ仮死状態で何十年も生き、現代に蘇生できたらしいが、その過程が省かれていて、荒っぽいストーリー展開です。なお、アネットのcvが岩男潤子であることに今回気づいた。私が惹かれるヒロインと縁がある声優さんのようだ。

『「重力レンズリング」とかいう地空人の武器が強力過ぎて(たしか突然現れて光線で破壊しまくりだったか)真面目に解釈するなら「あれなら我々地上人はひとたまりもないな」というところだが、地上人側が敗北しないのがしらけた。作画の都合とでも見做しておけばよいのだろうが、製作側は鑑賞者のその解釈に頼ってはいけないよ。』
←これは依然としてそう思う。円筒形の巨大物体が地球を囲む技術力の地空人に勝てるなんて。さらに、羅号は第二次大戦時の作り直しに過ぎないはずなのに、現代の技術をプラスしたとしても高性能過ぎる。

『髯、髭、鬚を生やした真面目づらの艦長が、手を上下左右に振り回して「羅號発進!」と叫ぶ場面は、観ていてこちらが恥ずかしくなるほど芝居じみた大袈裟なアクションだった。』
←このジェスチャーは無くなっていた。昔観た時は確かにあったのに。わざわざ改訂版つくったのだろうか???

『他の出来が芳しくない分、アネットの魅力が突出していたような気がします。』
←結局、{netabare}観てても単純に、アネットと剛が無事に生きながらえてハッピーエンドとなることを願っていて、そうなって良かったで~す。{/netabare}アネットが全裸で水浴びしていたところが一番乗り出して観れるシーンです。このアニメはこれでいいのかもしれない。だって、これでアネットが男だったら、粗だらけの物語と設定ばかりが目に付く作品ですから。
 

投稿 : 2019/12/07
♥ : 4
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