2011年度のGAINAXTVアニメ動画ランキング 1

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67.9 1 2011年度のGAINAXアニメランキング1位
ダンタリアンの書架(TVアニメ動画)

2011年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (717)
3922人が棚に入れました
蒐書狂(ビブリオマニア)である祖父から、古ぼけた屋敷とその蔵書を引き継いだヒューイは屋敷の地下で静かに本を読む少女、ダリアンと出会う。彼女は禁断の『幻書』を納める『ダンタリアンの書架』への入り口、悪魔の叡智への扉だった……。

声優・キャラクター
沢城みゆき、小野大輔

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

雰囲気が良いですねo(*^▽^*)o~♪

■「ダンタリアンの書架」ってどんなアニメなの(*゚・゚)ンッ?
ラノベが原作のダーク・ファンタジーなのですけど、ミステリーっぽい内容にもなってますね♪
ミステリーと言い切れない点は、基本1話完結だと思うので、綿密な伏線も張れないでしょうし、絶対に謎解き不可能なシナリオ構成もありますので、本格的なミステリー小説と比較してしまうと、物足りなさを感じてしまうのではないでしょうか?
そう考えると、やっぱりファンタジー作品なのでしょうね♪
 
日本では、マジックリアリズム的な表現を用いている作品が多くなってきているようですけど、「ダンタリアンの書架」の独特な雰囲気もその部類に入るのでしょうね♪
そう考えると「GOSICK」に似た感じを受けるのも頷けるような気がするのです。
ミステリーとファンタジーの狭間でグレーな部分の位置付けの作品って評価の目線をどこに持ってくるかでだいぶ評価が分かれそうですけど、アタシσ(゚-^*)はこういう作品は大好きです♪
どうせ推理しても解らないので・・・
(´ρ`)ヘー・・・とか( ̄。 ̄)ホーーォとか・・・(^ー'*)bナルホドとか言いながら雰囲気を楽しめれば良いなって思ってます♪
 
 
■注目はやっぱり「ダリアン」と「ヒューイ」ですよね(-ω☆)キラリ
ヒロインのダリアンは小さくって、とっても可愛い女の子なのです♪
そんな小さな体に、90万666冊の幻書を封印している迷宮図書館の入り口と、その錠前を胸元に持っているのです。ちょっとインデックスっぽいですねw
お人形さんのような美貌と、赤ワインのような瞳が魅力的なのですけど、その美貌とは裏腹に、強烈な毒舌の持ち主でもあるので・・・
ポカッ! (._+ )☆ヾ( ̄ヘ ̄; ) ォィォィって思わずしたくなっちゃいますねw
でも可愛いからなんか許されちゃうのかなw
 
「ダンタリアンの書架」の鍵を持つ主人公のヒューイがどのように立ち回っていくかがこの作品の方向性を決めていくような気がします。
迷宮図書館内の子供の頃の回想シーンをどう結び付けていくかも注目ですよね♪
 
 
■前半まで視聴した感想(*^o^*)
まず、沢城みゆきさんの演技がとっても良いです。
ダリアンの魅力を余すことなく出し切っている所はさすがですね♪
まり†ほりの寮長先生とはまた違った毒舌っぷりでした!!(*`◇)<毒毒毒毒ブオォォオ*_*;)
 
舞台は20世紀初頭のイギリスで、その街並みや情景とシリアスな展開が非常にマッチしていて、コントラストの使い方がしつこくなく、重い空気感を演出していてダークな雰囲気をさりげなく演出しているような印象を受けました。
 
残念なのは幻術をつかったバトルシーンには物足りなさを感じちゃいます。
せっかく良い雰囲気を作っているのに、幻書の危険な香りや重みが感じられずに、魔法少女的なきらびやかな演出で綺麗に終わってしまっているのです・・・。
幻術を使わない格闘シーンは悪くはないので、もったいないなーって印象です。
  
 
■総評
各話単体での出来自体はショートストーリーとしてそこそこ面白いのです♪
でも・・・最終話まで通しての印象としては、各話の出来栄えにバラつきがあるので全体を通してのストーリーがぼやけてしまっていましたね。
なんだかドラえもんのポケットを迷宮図書館に例えるなら、ポケットの中のアイテムが幻書ってところでしょうか!
色んな幻書をクローズアップしてショートストーリーを構成するのはもちろん魅力的なのですけど、この物語の根底でもある迷宮図書館や鍵守や読み姫の関係などの説明や描写が不足しているのです♪
「ダンタリアンの書架」の世界観を作るだけ作って放置という状態になっちゃってますね!
雰囲気の作り方が良いだけに、肝心の物語に深みが感じられない要因となってるのが残念だなぁって思っちゃいました><
 
ともあれ、ダリアンちゃんの毒っぷりと可愛らしさは一見の価値はありますね♪
続編みたいですか?と言われたら。。。o(゚^ ゚)ウーンとなりますけど、他の読み姫との絡みも気になりますし2期やるならきっと観ちゃうと思いますけどね(*v.v)
 
 
■MUSIC
OP曲『Cras numquam scire』
 歌:Yucca
 寂しさを感じさせる、しっとりとした歌声で作品の雰囲気作りに一役買っているナンバーですね♪
 
ED曲『yes,prisoner』
 歌:maRIONnetTe
 意味腐なED映像はさておき・・・この曲のタイトルもかなり鬱ですねw(@`▽´@)/ ハイッ囚人!!
 聴くと心が病んでいくようなプログレッシヴ・ロック的?なナンバーですw
 
 
2011.08.28・第一の手記
2011.10.02・第二の手記(追記:■総評、■MUSIC)

投稿 : 2024/05/11
♥ : 49

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

幻の書を宿す迷宮図書館

三雲岳斗によるラノベが原作で、2011年 TVにて放送された作品。
蒐書狂(ビブリオマニア)である祖父から、古ぼけた屋敷とその蔵書を
引き継いだ青年 ヒューイが主人公。

舞台は1920年前後の第一次世界大戦直後、イギリスのロンドン近郊。
祖父亡き後、彼の屋敷を訪ねたヒューイは、地下でダリアンという少女と出会い、
禁断の「幻書」を納める「ダンタリアンの書架」への入り口の扉は
胸についた鍵穴の鍵を開けないと入れないと言われ、行動を共にすることになる。

幻書とは、焚書で焼かれたり、失われた古代図書館の蔵書など、
本来、この世に「在らざるべき」幻の本のことで、
正しい読み手が紐解けば計り知れない恩恵を与えるが、
ふさわしくないものが持つと、幻書は世界の境界を超え、
世界のバランスを崩してしまうという曰くつきの書物。
また「ダンタリアンの書架」とは、世界のバランスを崩すような危険な幻書を
封印するための迷宮図書館であり、その扉を開くための鍵穴をもつ読姫と鍵守が、
この図書館を守っているという設定。

幻書に深い憎しみを抱き、焚書を目的とする焚書官という存在が
ヒューイたちを追っていくことで、物語に緊迫感を与えている。
登場人物はヒューイと黒の読姫であるダリアンのほか、
銀の読姫フランベルジュとこの焚書官、
赤の読姫ラジエルと白衣を身に着けた教授など、
幻書を取り巻くさまざまな人々が登場し、時にはバトルを繰り広げる。

1話ごとにほぼ完結するスタイルなので、観やすく、
しかしながら、途中でいきなりヒューイの過去の回想になったり、
あまり説明や伏線がないまま、焚書官や教授が現れるので
原作を読んでいない人からは、すごくわかりにくい部分があるかも。

でも、呪文のような言葉を唱えながら
胸の中に手を入れて本を取り出すシーンがなかなか美しいので、
ついつい魅入ってしまったりした。
ダリアンのゴスロリファッションやツンデレ風味な部分、
それに似合わず甘いものには目がないというギャップなど、
和む要素も多少あるものの、最終回までを観終えてみると
どこか中途半端で物足りなさを感じてしまうのは否めない。

結局、この作品で一番自分が気に入っているのは、
Yuccaが唄うOPの「Cras numquam scire」と、
嶽本野ばら氏が作詞をしたダークな雰囲気のED「yes,prisoner」かも。
この曲をフルで聴くと、すごくアングラ演劇っぽくてお気に入り。

このあとの話をぜひ観たいものだが、原作さえも大人の事情とやらで
無理やりの完結になってしまっているらしい。
なので2期は見込めなさそう。雰囲気はとても好きだった作品なので残念だ。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 40

mennma さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ダリアンファン

ジャンルはダークファンタジーです。
全部終わって思い返してみるとGOSICKと似たような雰囲気です。
ラノベが原作ですが、アニメの方が断然良いです。
声優はヒューィ役が小野大輔さんでダリアンは沢城さんです。
ダリアンのときの沢城さんの声は良かったです。
ダリアンは本当に可愛かったです。
ダリアンを可愛いと思った方は必見です。
ダリアン(*´Д`*)モエモエモエモエモエモエモエモエモエモエモエモエモエモエモエモエ

投稿 : 2024/05/11
♥ : 31
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