当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「planetarian ~星の人~(アニメ映画)」

総合得点
72.5
感想・評価
373
棚に入れた
1897
ランキング
1110
★★★★☆ 3.9 (373)
物語
3.9
作画
3.9
声優
3.9
音楽
3.9
キャラ
3.9

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

planetarian ~星の人~の感想・評価はどうでしたか?

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

天使な少女ロボ

人間の愚かな戦争によって空さえ見えない荒廃した世界で
「屑屋」を営む男が無人の街で出会ったプラネタリウムで
星を解説する少女ロボットに出会うことによって人生が変わり
星の世界を語り継「星屋」としての半生のお話。
ジャンルでいえばSFファンタジーでしょうかね。

荒廃した世界で純真無垢な少女ロボットの人間の為にという
健気さにはグッとくるものがあります。
ロボットと人との違いとはいったい?
そんなことを考えさせられました。
ロボットというと無機質なイメージがあるのですが
この作品の少女ロボットは天使のような存在です。
心が浄化され泣けるそんな作品です。

ちなみにこの作品は配信版「ちいさなほしのゆめ」全5話
から始まり本作劇場版「星の人」で完結します。
本作は総集編+αといった感じです。

投稿 : 2017/04/06
閲覧 : 137
ネタバレ

褐色の猪 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

劇場版を視聴しました。

ウェブ配信版と劇場版とプラネタリウム特別版が有る様子

ウェブ配信された「planetarian ~ちいさなほしのゆめ~」

その後日談にあたる小説が「星の人」

双方のストーリーを足して整えたのがこの劇場版「planetarian ~星の人~ 」

また
「2017年3月より配信版をベースにデジタルプラネタリウム用コンテンツとして再構成した『ちいさなほしのゆめ プラネタリウム特別版』が全国のプラネタリウム施設で順次公開予定」

とのこと

プラネタリウム施設で公開されるのならこの劇場版が良い様な気がしますかね。

いずれにしてもウェブ配信版「planetarian ~ちいさなほしのゆめ~」は良かったし、この劇場版「planetarian ~星の人~ 」も気に入りました^^

投稿 : 2017/03/27
閲覧 : 228
サンキュー:

9

べんちゃん☆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

鍵っ子でない人にもオススメです!!

感動です。劇場版は更によかったです。
心洗われる作品でした。
さすが、Key/ビジュアルアーツ!毎度泣かされてます。(;つД`) あ、良い意味で!

投稿 : 2017/03/18
閲覧 : 209
サンキュー:

5

ルル さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

戦争の犠牲者は必ずしも生き物だけではないって事だね。

この映画には、これ以前にWebアニメ配信として公開された「planetarian ~ちいさなほしのゆめ~」という5話からなる物語が存在します。しかし別にそれを観なくても、この映画には何ら影響ありません。映画の中で5話の物話はほんの少しカットされていますが語られているので大丈夫です。ちなみに私は両方観ましたが、個人的にはWebアニメ配信の方が好きです。


内容は滅茶苦茶シンプルで、かつ登場人物もかなり少ないのでボーっと観ていも理解できると思います。相当大まかに言えば、世界大戦ため街のデパートの屋上に置き去りにされたプラネタリウムの解説員であるロボット「ほしのゆめみ」。その後戦争が終わり、廃墟と化したのその場所に1人の男が現れる。そしてこの映画は、ゆめみと男とが出会ってから数十年が経過したところから開始されます。そんな感じです。


それにしても泣けます噂通り。はっきり言って反則です「ほしのゆめみ」のキャラは。ロボットゆえに純真で純朴でけな気で。ただ、ちょっと泣きの演出があざとすぎる感はありました。作り手側の「お前らどうだ?この場面で泣けよ ほら早く泣けよ ほらっ ほらっ」という声が聞こえてきました。(それが分かっているのにうるっときちゃう私ってアホですね)


ロボット「ほしのゆめみ」役の声優(すずきけいこ)さんはかなり頑張っていたと思います。プラネタリウムの場面でのセリフが長いものが連発だったので、きっと大変だったと思います。

投稿 : 2017/03/11
閲覧 : 282
サンキュー:

20

2010sw さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

美しい..

やっと観た。行けるところに上映館がなくてスクリーンでは
観れなかったが。

このフィルムで前作、ラジオドラマの内容が
解るようになっているので初見でも大丈夫です。

絵柄に抵抗のある人もいると思うけど萌え系ではないです。

涙を流せないロボットは雨粒の涙を流し
純粋なその願いは叶えられる。
美しいです。

悲しいんじゃないんです。
その美しさに、涙がとまらんのです。

僕の故郷は北海道です。
そこでは本州に比べて星がデカいのです。
数も多い。星の明かりでマジで昼間みたいに
明るい夜もある。
そんなことを想いだした。

人工知能の学会では、研究室の人口知能の電源を
勝手に切っていいかというのが議論になっているらしい。
人間の脳の組織を再現したそれには人格があるのではないかと。
人間が感じる”自分”はニューロン活動における幻想に
過ぎないのではないかと。それに対する明確な答えは
無いのだそうです。ならば・・

ロボットの命は夜空に輝くだろうか?

もしできれば、この映画を見て、良かった人は、
星の人となって、この物語を伝えて欲しいと僕は願う。

おまえの声だけでいいよ の特別上映
幸せのカタチ
紡がれていく意思
そして奇蹟

僕に出来るコトは
ここにこうして書いたりして
この物語を伝えていくことなのです。

あー、良かったわwww

投稿 : 2017/03/09
閲覧 : 205
サンキュー:

4

のび太 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

鉄板の涙腺崩壊アニメw

原作はビジュアルアーツのゲームのようです。

「planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜」というタイトルで配信されていた
webアニメをベースに映画化した作品です。

世界戦争の末に地上は、有害物質を含む厚い雲に覆われ、昼でも太陽が見えなくなった世界。
屑屋と呼ばれる男が、荒廃した街で残された物資を探していると、辛うじて動いていたプラネタリウムを紹介する少女型ロボットと出会うというストーリー。

この出だしで、もうこれは泣かせるやつだと予想はしてたのですが。
ダメでした(T-T)やられましたw

ヒロインの少女ロボットが、あまり高性能ではなく、それがすごく健気に
感じてしまいます。

その彼女が最後に願った事は…

まさに鉄板の涙腺崩壊アニメでしたねw

投稿 : 2017/03/06
閲覧 : 1399
サンキュー:

21

superior さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

天国はひとつ

星(星座)を題材にしたアニメですが星に興味がなくても楽しめます。

荒廃した世の中で誰よりも「人間らしい」感情をメモリーしているアンドロイドが人間の尊厳や生きる意味を教えてくれるハートフルな物語でしたよ。

「星」を題材に「ロボット」を媒体として「人間のココロ」を伝えるというイメージでしょうか...
AIというと「人型」か「それ以外」かで別れていますが日本人は「人型」を好む文化ですよね?将来、この物語のようにアンドロイドに「人間の優しさ」を教えられることのないように生きていかなくては...そんな風に感じます。

投稿 : 2017/03/04
閲覧 : 202
サンキュー:

3

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

思い出すだけで…

涙が溢れてきます。このコメントを打ち込んでいる最中も、目がウルっときてしまいティッシュが手放せません…

では、気をとりなおして感想を述べていきたいのですがその前に、これほどの素晴らしい作品に出会えた事、そして、この作品を制作してくれた関係者の方々にお礼を述べさせてください。

「本当に、ありがとうございます。」


この作品はwebで配信されていた「planetarian ~ちいさなほしのゆめ~」の続編になります。ですが、続編といっても総集編+その後という構成なので、前作を見ていなくとも理解できるようになっています。


内容ですが、世界大戦の影響で人々から放棄された街に訪れた主人公が廃墟と化したデパートのプラネタリウムに迷い込み、1人のロボットの少女と出会うところから物語が始まります。
正直、世界観を全て理解するのは難しいと思います。しかし、私も全てを理解しているわけではありませんが、それでも楽しめる作品でした。あまり難しく考えずにご覧になってください。

見終えての感想ですが、冒頭で述べたように、涙が止まらない作品でした(ティッシュかハンカチ必須)。これほど泣いたのはCLANNAD以来だと思います。
この作品の1番の見どころはストーリーです。思いっきり泣かしにかかってきます。私はそれでやられました。

最後に、この作品を見てアニメってやっぱすげぇなって改めて感じることができました。
長々となってしまい申し訳ありませんが、最後まで目を通していただきありがとうございます。

是非、「planetarian ~星の人~」をご覧ください。

投稿 : 2017/03/03
閲覧 : 222
ネタバレ

ゅず さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ほしめぐりのせかい

【一言紹介&感想】
あの、懐かしい鍵を
思い出す素敵なひとときをすごせる
作品

特に音楽が素晴らしかった。
星の世界と星めぐりの歌の
アレンジがたくさんで
同じ世界観がずっと保たれてて
ちゃんと境界線がある作品だった。

【プロモノローグ】
{netabare}
悲しくて寂しくて冷たい
鉄くずの危険区域な檻街
そんな街は雨ばかり

とある少女がおりました。
彼女はずっと待っています。

冷たいこの世界でも
暖かな時間、綺麗なひとときを
彼女は贈るのです
{/netabare}

【アルビレオ】
{netabare}
いつも何気なく
君を思い浮かべる

わずかな気遣いと
儚さとあたたかさと
ほんのり癖のあるものが
ひっそりと漂う

言葉をかざすたび
なんとも言えない感情が
流れ出す


どこかでわかっている
繋がりのかけらを
ずっと大切に持っている
それをいつ
わたしあえるだろうか。
きみにあえるだろうか。

ずっとこのままでもきっと
このかけらは
宝物みたいに
そっと隠されて
ずっと残っていくだろうな。。
{/netabare}

投稿 : 2017/01/27
閲覧 : 275
サンキュー:

21

ネタバレ

⑰ひびき@gcom さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

投稿 : 2017/01/22
閲覧 : 183
サンキュー:

2

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

一昔前なら『CLANNAD』二昔前なら『AIR』だったkeyへの扉を開く“良くも悪くもkeyらしい”新・key入門となる一作

『AIR』や『CLANNAD』、最近だと『Rewrite』などを手がけたゲームブランド「key」が2004年にリリースしたヴィジュアルノベルが原作
2016年7月からwebアニメとして配信された全5話をまとめ、さらに後日談となる小説作品『星の人』の内容を補完したのが今作です
117分


戦争によって滅び行く世界
外界は豪雪で閉ざされ、文化や技術も失われつつあり、世界人口も10万人を切ろうとしていた
教会の聖堂で細々と暮らす女性と子供しかいない集落で、外界で瀕死に迫っていた一人の老人が保護された
彼はいまや消失した文化の一つであるプラネタリウムを上映する旅人、「星の人」だったのだ
星の人に興味を持った子供たちは彼の元に足しげく通うようになる
星の人とプラネタリウムの出会いは、世界がまだ雪に閉ざされる少し前にまで遡る事になる
ほしのゆめみ、というプラネタリウムを案内する少女型のロボットに出会った日のことだった・・・


我々にもごく身近な幻想体験であるプラネタリウムをテーマに、ディストピアでのボーイミーツガールを描いた短めの原作は数あるkey作品、如いては泣きゲー全体の中でも特に洗練された一作として評価が高いです


これを原作へのリスペクトに厚い『ジョジョ』のテレビシリーズや『犬×僕SS』を手掛けた津田尚克監督率いるdavid productionがアニメ化しました
津田監督は『ジョジョ』との掛け持ちになるにも関わらず仕事を引き受けた理由を、「大のkey作品ファンなので今やらないと後悔するから」と語っておられましたねw


唯一のヒロイン、ゆめみちゃんをかわいく描くことはもちろんですが、どこか見覚えのあるディストピアの街並み、CGで描かれる大型プラネタリウムとその上演
と、まあ10年前ならいざ知らず、現代の世にアニメ化するならここまで出来る!というのを見せ付けてくれた様に感じ、たかがwebアニメの総集編と侮れない見応えがあります
後半、海老川兼武がデザインした多脚戦車との戦闘はやはりアニメならではの迫力を感じることが出来るでしょう
(そもそもゆめみが可愛いか?というツッコミはやめて下さいw可愛いの基準には個人差がありますw)


その一方で登場人物も絞られていて非常に短くまとまった映画に仕上がっております
これまでのどのkey作品の映像化よりも洗練されており、keyへの入門として一昔前なら『CLANNAD』、二昔前なら『AIR』を薦めるところではありましたが、本作が完成したことでいま新たにkeyという扉を叩く者が現れたら、オイラは迷わず本作を入門篇としてオススメすることでしょう


そしてもちろん、keyを知る人ならわかっておられることでしょうが【なんせ本作はkey作品です(笑)】
泣かせに来るのがkeyですw
むしろ「泣け!」と半ば脅されるのがkey作品なわけですw
オイラは終盤、目に涙を浮かべながら「こいつ今から死ぬって言うのによく喋るなぁ…」とか思ったことはもはや特筆すべきことではないでしょう!?w
この作品をすんなり受け入れられたのなら、あなたはkeyへの耐性というか適応が出来る人間なのだと胸を張って言ってよいことでしょう


つまり本作、入門篇でありつつ泣きゲーのリトマス試験紙なんですね

投稿 : 2016/12/26
閲覧 : 415
サンキュー:

16

ほねっこ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

プラネタリウムは、いかがでしょう?

世界規模の戦争によって荒廃した近未来の世界で、人の住めなくなった街に取り残されたロボット「ほしのゆめみ」と、そこに迷い込んだ主人公「星の人」との触れ合いを描いたファンタジー。
ちなみに原作未プレイです。

「ロボットと人との交流?こういう作品って沢山あるよなー!」
と軽い気持ちで見てみたら、ボロ泣きしてしまいました・・・
「ゆめみ」と過ごすことで、「星の人」は何を思うのだろう?と色々と想像しながら見ると、とても切なくなってしましました(´;ω;`)

この作品はロボットをロボットとしてちゃんと描いているのがとても良かった!
決められた行動しかできない無機質な存在だからこそ、「星の人」や平和だった頃の人々、そして視聴者の「想い」を映す「鏡」になれたんだろうなあ、と思います。

映像的には正直劇場レベルとは言えませんでしたが、それを補って余りある芯のあるお話に仕上がっています!ほんとね、泣いちゃうから!マジで!

最後に、この作品は配信版と劇場版がありますが、劇場版は配信版の再編集とその続編から構成されているので、劇場版だけ見ればオッケーです。

投稿 : 2016/10/10
閲覧 : 290
サンキュー:

9

ネタバレ

アハウ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

天国

地元では公開終了していたので、別な場所で鑑賞。

公開初日だったからか結構人がいました。100名以上?
女の子からご老人まで・・・
どこから聞きつけたのか不明です。

7割がWEB版、BD版と同じです。
見てない人もいるので、配慮はいいのですが、何回か見てるので、新鮮さは欠けます。

舞台の世界は更に深刻さが増し絶望的。
子どもたちの名前は聖書より採られた?
映像は美しいですね。スクリーンの方がいいです。
ゆめみさんの声聞き惚れます。
ロボットなのに細かい芝居も凄いです。
一家に一台欲しいです。

映画ではありませんが、元の設定では星の人の青年と少女が「船守の塔」に行くまでのようです。

{netabare}天国のゆめみさん、ちゃんと花束渡せましたね。{/netabare}


ラストのLiaさんの歌が心に染みます。
(個人的には「心に届く詩」のほうが起伏があって好き)


※パンフレットは綺麗ですが1200円と高額です。

投稿 : 2016/10/09
閲覧 : 400
サンキュー:

23

ヒロスケ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

配信版見なくてもok

配信版を見てからの視聴です。
内容は配信版の総集編みたいなものが多かったのが残念でした。
しかし、全体のストーリーとしては流石key作品といった内容となっており、非常に泣けます!
配信版で見た箇所で再び泣きましたw
泣ける物語が好きな人には是非見てもらいたいです!

投稿 : 2016/10/04
閲覧 : 214
サンキュー:

6

ネタバレ

はあつ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ゆめみの願いは叶うのか

web配信版「ちいさなほしのゆめ」の再編集と続編が描かれています。

私は、前情報なしで映画「星の人」から鑑賞し、その後web配信版を観ました。
web配信版の内容はほとんど入ってるんですが、先に観てないと、ところどころで疑問を感じる事がありました。
ですから web配信版を観た上で、ゆめみの願いを見届けたいと思われるなら、劇場へ足を運ばれても見所はあるかもしれません。
正直、私個人としてはあまりオススメ出来ません。レンタル鑑賞でいいかも。

あっ、配信版だけなら素晴らしい作品でしたよ!感動しました~(T_T)

以下ネタバレありの感想(酷評注意)
{netabare}
一番残念に感じたのは、50年後の世界の設定や増える登場人物達の描写に不自然かつ不必要に感じることが多い事。
子種が尽きたという20人程度の集落で同じ年くらいの子が3人も?それも男の子がいる!?
集落の住人が不快。星の人と子供達の純粋さを引き立てる為にしても、老人を追い出すとか、「もっと若かったらねー」(腐ったオッサンにハーレム妄想させたいの?)

それでも見所はありました。
ゆめみの意思を継いで星屋として50年旅しても、なお果たせない心残り、そう、ゆめみの記憶を甦らせる事!
それが遂に叶うかと思われたところで無情にも命が尽きます。
でもここがKeyらしい演出。
星の人と共に打ちひしがれる観客をすぐ救い上げてくれました。
天国なのか、死の間際に女神ロボットが見せた幻なのかはわかりません。
星屋が向かったその先で、美しいゆめみが人間達と共に出迎えてくれました!
ゆめみの願いが叶ったと感じる感動のシーンでした!

ただ正直なところ、私には、昔観た某アカデミー賞受賞作のラストと重なり、感動も半減でした。
どうせならタイタ○ックばりに、ラストシーンの中に、ゆめみと別れてからの星の人の50年間を、フラッシュバックで描いてくれたら「報われた」がより響くのに・・・


作画は同時期上映のヒット作2作に比べると見劣りしました。(直近にその2作を観て劇場アニメに酔えたので、今作も観に行きました。)
製作側は最善の仕事をされていて製作費の差かもしれませんが、観る側は同じ代金払ってるのでお値打ち感に差が・・・セコい(-_-;)

最後に、エンディングにかかった、Liaさんの星の舟、透き通った歌声で無窮の星空とマッチした文句の付けようがない名曲でした♪
{/netabare}

投稿 : 2016/10/02
閲覧 : 285
サンキュー:

18

ネタバレ

※アニをた獣医師() さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

最後に二人はまたであえた

天国を2つに分けない、ゆめみの願いは叶った、そしてクズヤとゆめみはまたで会うことができた、それだけで充分だよ

投稿 : 2016/09/24
閲覧 : 250
サンキュー:

3

ネタバレ

プラ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

期待した通りではなかった

自分が期待したのは、”星の人”の若かりしころだとか、人類が滅びの方向に向かっている理由とか、星の人を継いだ子どもたちがどのような未来にするのか・・・などなど。

実際見てみると、7割が配信アニメでも見た内容だったし、付け足しでもなんでもない。ちょっとがっかりでした。

投稿 : 2016/09/20
閲覧 : 214
サンキュー:

1

ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

受け継がれる星の人 + +

プラネタリウムを紹介する少女の語りから始まるです。
 何かを求め一人吹雪をさ迷う老人が、行き倒れ埋もれていたです。レビ、ヨブ、ルツ子供3人に見つかり、集落に保護されるです。この老人、星の人であることが分かり、レビたちが星について興味抱く過程で語られる、この老人の思い出を描いたアニメであるです。

 若いころ星の人は、資源回収をする屑屋をしていたです。
 その成り行きで入ったプラネタリウム館で、ほしのゆめみと出会うです。このほしのゆめみこそが、星の人にとって賭けがいもない存在になるです。

{netabare} この少女ロボットを初めて見ると外見は人でも、ロボットのようなワンパターン口調もしたし、若干人間らしくも見えたです。客として迎えられた屑屋も最初は、鉄屑を集めた花束を渡されたりして、相手にする気もなかったみたいだったです。
 巻き込まれていくうち、ロボットとはいえ懸命に星について、解説するゆめみに心を打たれたのか?です。投影機のイエナさんを修理したりして、ゆめみに引き込まれていくようだったです。

 プラネタリウムの投影とゆめみの語りと一人芝居は、星について分かりやすいというのか?見ている側も引き込まれる感じだったです。アンドロメダを語ったりするゆめみの懸命さは、とてもロボットとは思えない行動に見えるです。
 本格的にプラネタリウムを堪能しつつもこれからのところで、電力が無くなってイエナさん止まってしまうです。
 星についてイメージを心に刻んだ屑屋も、ゆめみの解説だけ頼んで良い感じで終わらせることができたです。星の人の想像も織り交ぜた場面、「実はイエナさんは〇〇マシンでもあったのです」と言う設定、結構良かったです。

 一方、現在に戻り子供たちは、小さなプラネタリウムに純真に引き込まれるさまも夢があるように見えたです。
 町を出ようとする屑屋を途中まで見送りに行く事にしたゆめみ。何度転んでも、ロボットとは思えない笑顔も良かったです。

 街の外に出ようとするところで、そこを守る大型ロボットいるです。倒して突破するため、ゆめみを気遣いそこを動くなといって離れる星の人。ロボットに苦戦するさなか、ゆめみが飛び出す。ロボットを倒せても、ゆめみも巻き添えになったです。
 「天国に行けるとしたら、天国を2つに分けないで下さい」とかいろいろ話すゆめみ、また一緒にプラネタリウムで、皆とと今だに働けることを信じているゆめみが、可哀想だったです。その後、ゆめみの中に映し出される、記憶の数々で職場の仲間たちとの別れを理解できないゆめみが、やるせなかったです。ゆめみに懸命に語る星の人の姿。このシーン全部は、悲しみを誘うです。星の人と分かれ?のとき、再び星の人に会えることを信じて、自分の記憶メモリーカードを託すゆめみ、何とも言えなかったです。

 この物語の現在に戻り、フランダースの犬に例えると、ネロより悲しみの大きいような結末にこれで良いのか?分からなくなったです。{/netabare}良い話だと思うのだけれど・・・・。{netabare}レビ、ヨブ、ルツ子供3人に星の素晴らしさを教え、その意志を受け継ぐのだから、{/netabare}
良かったのかなぁです。
 にしてもこの荒れ果てた大地と空、ドラゴンボールででも使って再生するです。そして星があたり一面の景色も出たりしたら、もっといいと思ったりもしたです。

 なんといってもゆめみ。プラネタリウムで星の魅力を伝えることに生きがいを持っている{netabare}所が、ロボットと思えなくなるです。これまでに、自分が接してきたお客さんたちの記憶がゆめみの中に溢れ、ただのロボットでない存在へと変えたんだと思ったです。
 星の解説を通して、人に幸せを与えること一杯な彼女が、星の人の中にあの場所にいた。花束を持って、あの場所にイエナさんとプラネタリウム館の同僚達と他のお客さんと共に現れたのは、何とも言えない感動を見たです。「多くの人達に星を教えてきてくれて、ありがとうございました。」という星の人に対する言葉はあの場面で見ると、「星の人、良かったね」と思うです。{/netabare}

                    2016 9.12 + 2016 9.14

投稿 : 2016/09/16
閲覧 : 317
サンキュー:

16

ネタバレ

スィグルズ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2016/09/13
閲覧 : 249
サンキュー:

2

双真 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

★★★★☆☆

おもしろかった!主人公がんばりすぎ!

映画館は自分と友人を含めて15人くらいのガラガラ状態・・・

投稿 : 2016/09/13
閲覧 : 215
サンキュー:

1

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

その一言が聞きたくて…

この作品は、「planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜」の続編に位置する作品です。
物語の内容に繋がりはありますが、本作品でも振り返る事になるのでこの劇場版から視聴しても問題無いと思います。

物語は「ちいさなほしのゆめ」から「星の人」へと繋がっていくのですが、ほしのゆめみとの出会い…そして無窮に煌めく星々は「屑屋」を生業としていた男の人生を大きく変えることとなりました。

we配信版の5話のラストで「俺は星屋だ」と応えた男は、星の美しさを伝えるため世界中を旅していました。
彼にとって星の美しさを伝えるのと同じくらい大切なのは、あの日交わした約束を守る事…

きっと何度も諦めそうになった事があると思います。
でも、荒みきった心に安らぎと彩を与えてくれた彼女と彼女が紡いだ星の物語が、諦めそうになる心の抑止力になっていた…

流れる時間は無常で、やっぱり世界には救いが無くて…そんな歯痒い思いを積み重ねながら今まで生きてきた…
そんな男がとある集落に流れ着き…この物語が動き出します。

改めて思うのがほしのゆめみちゃんの可愛らしさです。
ロボットで「少しだけ壊れています」と話す彼女…
でも本当はそれすら奇跡の賜物なんですけれど…
だってインフラは全て途絶えていたのですから…
本来なら絶対に有り得ない出来事…

そんな綱渡りの様な軌跡の果てにあの星の投影があったのかと思うと、星の物語を全身全霊で伝えようとする彼女が愛おしく思えて堪りませんでした。
「あなたが暗闇に迷い、本当の星空が見えなくなってしまった時、そっと思い出してみて下さい。それが…ちいさな、わたしの願いです。」
思わず噛みしめたくなるような台詞が印象的です。
客席にはたった一人…
でも彼女にとってそんな事は些細な事だったんだと思います。
彼女にとって一番の幸せは星の美しさを伝える事なんですから…

だから星の美しさを伝えて欲しい…と頼まれた訳でもないのにその道を選択したのは、彼女の代弁者である事が自分の存在意義だと考えたからなんだと思います。

そんな男が流れ着いた集落には、レビ、ヨブ、ルツの3人の子供たちが暮らしていました。
好奇心旺盛な子供たちは、男が持っていた初めて見る機械に興味津々…
そりゃそうだと思います…
何故なら大人ですら星を知らない世界なんですから…

朝になったら周りが明るくなるように太陽も月も…星も変わることなく私たちを照らし続けてくれている…
こんな当たり前の事が、人間が犯した過ちで太陽も月も目にする事のできない世界になってもその存在はそのままであり続ける…

星の美しさを知った人が、本物を見るために立ち上がる…
きっと本物の星を見るまでには時間がかかると思います。
だけど、立ち上がらなかったら何も始まりません。
そのきっかけになるなら、星屋として男が頑張ってきた時間は決して無駄じゃ無かったと思います。

天国を(ふたつに)分けないで下さい…
ゆめみちゃんの唯一の願いの顛末は…?
ラストの展開は想定外で胸に染み入る一言によって、これまでグズグズだった私の涙腺は完全に壊れてしまいました…この一言が貰えると思って頑張ってきたわけじゃないのに、温かくてすべてが優しく包まれるような魔法の一言…
気になる方は是非本編でご確認下さい。

劇場版主題歌は、Liaさんの「星の舟」
1/fゆらぎを所持するクリスタルヴォイスの歌姫…やっぱり流石です。

上映時間117分の作品でした。
パンフレットを見て思ったのは、10年間温め続けた思いが形となった作品、という事です。
それに一番大好きなシーンが1頁丸ごと使って描かれていたのはラッキーでした。
こういう感動できる作品にまた出会えたら…と思います。

投稿 : 2016/09/11
閲覧 : 513
サンキュー:

33

うぃず さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

天国を二つに分けないでください

新宿TOHOシネマズへ行ってきましたー
朝8時半からなのに立ち見の人もいましたよ....因みに今日(9/10)の分は夜の分まで完売でした。

ネットで観てた方にとっては7割方は「おさらい」と言った形になります。
勿論、映画が初見って方でも全然大丈夫。

それでも、前者はきっと人一倍思い入れが強く感じちゃうかも。
私も「ほしのゆめみ」の声が聞こえてきた途端、不思議と涙腺が緩んできちゃいました。隣の方は早々泣き崩れてましたよ。

星が瞬く事が無いこの世界で、「ほしのゆめみ」が「屑屋」に与えてくれた事と同様に「星屋」が少年少女に希望と夢を「星の人」と称して夢を託す。

後半にかけては悔しいけれど涙が止まりませんでした。
ホントに良かった。

投稿 : 2016/09/11
閲覧 : 346
サンキュー:

22

ネタバレ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

星の人の物語は続いていく‥

かつて屑屋を名乗り、やがて星の人と呼ばれる様になった老人の、長い旅の果てに辿り着いた終着点、ある集落での出来事、※1ヨブ、レビ、ルツ、3人の子供との交流を老人の回想を交えて描きます。

物語には新しく加えられたカットも多数有りますが、回想シーンが多くを占めていますので、完全な新作を期待するなら、すでに「Planetarian~ちいさなほしのゆめ~」を視聴済みの人にとっては物足りなく感じるかも知れません。

私はというと、前もって予告編に目を通していたので、総集編+という内容になるのかな? という気構えが出来ており、抵抗無く視聴する事が出来ました。「ちいさなほしのゆめ」の内容がほぼ全て収録されていますので、この作品に初めて触れる方はこちらから入っても良いかも知れません。

上映時間2時間程の内、約1/3だけが追加カットになります。なので続編や新作としてでなく、新編集版、ディレクターズカットとしての視聴をお勧めします。

物語の舞台は「ちいさなほしのゆめ」の終幕から40~50年後の世界。冒頭の子供達3人組が登場するシーン、教会の地下シェルターを中心に作られた集落で生きる朗らかな人々の描写からして、物語の雰囲気は過去パート-ちいさなほしのゆめ-にある荒涼とした無人都市にたった二人という、寂しげなものとは大きく異なります。

そんななので現在パートの方は、見方によってはジブリ作品とか世界名作劇場の一場面を見ているかの様な、穏やかな空気に満たされている印象を受けました。登場人物も増えていますので「ちいさなほしのゆめ」ではほんの少ししか触れられていなかった世界の現状や、そんな世界の中で希望の見出せない、変遷していく人々の心についても、僅かながらですが情報の開示がありました。「ちいさなほしのゆめ」の世界観を補完する側面も持ち合わせている作品なのではないかと思います。

人にせよ、ロボットにせよ、いつかは死に、壊れていくもの、消えていく命が後に残る者に何かを託すという事、子供を残したり、物を作ったりするという事だけじゃなく、言葉によって、関わりによって知識を残すという事、それも命を残すという事。

この作品では、そうやって脈々と受け継がれる命のリレーの中に、人もモノもない交ぜになって紡がれていくという、そんな当たり前の世の理を、殺伐と絶望ではなく、静けさと希望をもって優しく描いている様に感じました。その語りかけは深く心に染み入るものでした。

願わくば遠い未来のお話、いずれ自分が命を失う時、誰かに何かを渡して、笑って死んでいければなと、そんな感慨に耽ってしまうブリキ男なのでした。


※1:旧約聖書に含まれる書の題に見られる名。作中にはエズラ、エレミヤの名も確認出来ます。いずれも預言者や祭司などの名を指します。こういった名付けは、彼等の住んでいるシェルターの上に教会があるという事に起因しているものと思われます。

※2:作中には人間以外の動物が登場しません。絶滅してしまったのでしょうか? でも動物が天国に行けなかったらと思うと寂しい気がします‥。本作ではロボットのゆめみさんを通して、人間にのみに与えられるというキリスト教の天国の概念に対して、問いを投げ掛けている様にも感じました。

{netabare}
終幕近くの星の人の台詞「例の門、二つじゃないだろうな?」
この一言から、屑屋さんがゆめみさんの事を生涯愛し続けていた事がはっきりと伝わってきました。‥泣くしかないですね。

物語終了後のスタッフロール、宇宙(そら)を飛ぶソーラーセイルはどこへ向かうのでしょう、速度を速めたり遅めたり、明るくなったり暗くなったり、延々と続く命の輝きを象徴しているかの様にも思えました。
{/netabare}

久しぶりに映画鑑賞した感想
{netabare}
今回劇場に足を運ぶに際して、予め(初めて)ムービーチケットというものを購入しておきました。普通の前売り券として使えますが、加えてネット上から視聴席の予約が出来るというスグレモノ。でも劇場によっては上記のネット予約が出来ないとの事、私の住んでる近所の映画館ではそれが無理だったので、ただの前売り券と化しました。でもムービーチケットは普通の前売り券と違ってカード型、ゆめみさんカードもらえたので少し得した気分でした。

上映中に奏でられる音楽は全て素晴らしいものでしたが、シオマネキの杭打ち機のアスファルトを突き破る音、レールガンの轟音は強烈でした。屑屋さんの感じたであろう耳鳴りも観客の私にそのままの形で伝わって来ました。家でのほほんとアニメを見る事が好きな私にとっては、良いのか悪いのか、若干の緊張感を覚えました。映画館での視聴を予定している人は覚悟すべし(笑)
{/netabare}

投稿 : 2016/09/09
閲覧 : 520
サンキュー:

32

ネタバレ

郷音 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

天国を(ふたつ)に、わけないでください

WEBで先行放送されたplanetarian ~ちいさなほしのゆめ~ の続編。

といっても先行放送の内容はほとんど今作に入っていたので未視聴でも十分だと思います

{netabare} 先行放送はゆめみちゃん視点、映画版は屑屋視点で描かれているようですね {/netabare}

ざっくりいうと「星の人」と呼ばれ世界を旅した老人のお話とその老人の過去話。

物語はね、是非見て欲しいです

映像は正直(これ見る前「君の名は。」見たせいか)普通ですが

ストーリーは流石です。長年愛されている理由がわかりました。

途中途中のワードが後々繋がっていくのがいいですね・・・

{netabare} 敵ロボットとの戦闘シーンはマジで音でかくて耳ふさぐレベルでしたw {/netabare}

最後に主題歌流れているときはいろんな思いが詰まって泣きそうでした

見て損はしないと思います。

投稿 : 2016/09/09
閲覧 : 247
サンキュー:

11

ネタバレ

そら さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

どんな時も決して消えることのない美しい無窮の煌めき

物語は、ゲーム(電子書籍?)で読める「planetarian ~ちいさなほしのゆめ~、~星の人~」がベースで、
世界戦争で荒廃して雨雲に覆われた世界で、一人の男性(屑屋)がプラネタリウム解説員(ロボット)のゆめみちゃんとの出会いをきっかけに星屋(星の人)となり、人々に星をみる感動を伝えるために旅をしている、というお話です。

事前にWeb配信で二人の出会いと別れが5話の物語として放映されました。
映画では、その後、屑屋さんが星屋さん(星の人)となって人々に星をみる感動を伝えるために、世界を旅をつづけていて、とある村にたどりつくところから始まります。
星屋さんはそこで3人の子供(レビ、ルツ、ヨブ)に出会い、星の人を受け継いでもらうことになるのですが、物語が進む中で流れる星屋さんの回想シーンがWeb配信版の内容でした。

回想シーンを見るとWeb配信版を見ていなくてもあらすじが分かるようになっていて、でも、Web配信版とまったく同じというわけではなくある程度編集されていて、ところどころカットされていたり、新しく映像が追加されていたりしました。描き直された部分もあったような気がして、あらためて楽しく観ることができました。
一部映像の差し替えもされていて、ゆめみちゃんから見た視線・・・画面にロボットとしてのゆめみちゃんのステータスなどが表示されるときの描写が、星屋さんから見た視点に変わっていたと思います。
劇場版のでゆめみちゃんはほぼ星屋さんの回想として出てくるので、星屋さん視点だから、ということかな。

3人の子供に星を見せた後、星屋さんは、3人の子供から星の人に弟子入りしたいと、宝物のロザリオを渡されお願いされます。
星屋さんもそう思っていたのでとても喜び、変わりに自分の一番大切なものとして、ゆめみちゃんのSDカードを、星の人の証だと言って3人に託します。
若い3人に星のすばらしさを伝える事ができて、その想いを、ゆめみちゃんの記憶を引き継ぐこともできて、星の人も嬉しかったのではないかと思いました。
でも、この時、星屋さんはもう自分は長くないと分かっているんだろうな・・・と思うと、とても切なくなりました。

村の人々が女神像として祀っている像をみて星屋さんは驚きますが、それがすぐに自動人形(ロボット)だと分かります。
それは、星屋さんが村にたどり着いた理由が、うわさで自動人形(ロボット)をこの辺りでみた、という話を聞いていたから。
星屋さんが女神像に伸びているコードをさわると、コードにあるランプの赤点滅していた光が緑色になり、ロボットの胸の辺りのペンダント?も輝き始めます。
これが充電用のコードで、今まで充電されていなくて、充電が始まったという事かなと思います。
そして、耳の後ろ当りにSDカードスロットをみつけて(カチッと鳴った)、自分が持ってきたゆめみちゃんのSDカードを手に取ろうとしたとき、それはすでに3人の子供に託したことを思い出します。そこで少し口元がやわらかく動いた?直後、星屋さんは病で倒れてしまいます。
星屋さんは、SDカードを入れたかった・・・?入れないほうがいいと思った・・・?
女神ロボットにSDカードを挿入すれば、ゆめみちゃんとして蘇るかもしれない・・・でも・・・。星の人の想いは若い3人に、未来に託したんだ、という気持ちがあったのかもしれないですね><;。

夜、星屋さんが天国に行く直前、寝ているところにそのロボットが来ます。
星屋さんが3人の子供にもらったロザリオと、ロボットの胸のペンダントが光っていたのでその繋がりがあって来たのかな。
星屋さんの最後を看取りに来たようにも見えます。
そのとき星屋さんは目をさましてロボットに言います。

「門が2つなら俺は行かないぞ」・・・ロボットはやわらかく微笑みます。

ゆめみちゃんの「天国を、人間とロボットの二つにわけないでください」という願いと、星屋さんの分けてほしくないという2人の想いが伝わってきます。
・・・涙腺崩壊です。
その前に、回想シーンでゆめみちゃんが死んだシーンが流れていて、この場面、そしてさらに追い討ちです・・・

そして星屋さんの目の前に門が現れ、その門をくぐった先にはゆめみちゃんがいます。
天国はひとつでした。ゆめみちゃんの願いが届きました。
プラネタリウムのスタッフの皆とイエナさん、他のお客さん達も一緒に、最初に出会ったプラネタリウムで星屋さんを出迎えます。
ゆめみちゃんの話し方も滑らかで、涙も流せます。手に持っている花束も花で作られた花束です。
そこで、星屋さんは、ゆめみちゃんから、星のすばらしさを伝えて旅を続けていたことの御礼を言われます。
星屋さんは、報われた、と泣き崩れます。ゆめみちゃんに言ってもらえた事がとても嬉しかったのだと思います。
一生をかけて、星のすばらしさを伝える事ができて、その想いを、ゆめみちゃんの記憶も未来に引き継ぐことができたのです。

ものすごく泣いてしまいました。映画館の他の人も何人も泣いている声が聞こえました。
エンディングの曲、星の舟、も最高でした。
最後までだれも立つことなく見ていたと思います。

「プラネタリウムは如何でしょう…どんな時も決して消えることのない美しい無窮の煌めき…」

わたしにとっては、文字通り、どんな時も決して消えることのない美しい無窮の煌めきになりました。

投稿 : 2016/09/08
閲覧 : 299
サンキュー:

16

ペロロンチーノ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

微妙かな〜

良い点
映画館でしか味わえないものがあり、とても良かった。特に星空のシーンなどはあの暗く広いスクリーンでないと観れないと思う。

悪い点
自分はこの前の話に当たる方を映画を観る当日に観てしまったため、少し退屈に感じてしまった。よく言えばアニメの5話を深くした感じだが、悪く言えば総集編に少しの後日談を加えた程度の映画だった。

最後に
決して駄作などではないが、もっとこう話の続きを観たかった。それなりに魅力的な作品なだけにそこが惜しいところ。アニメの方を観てどうしても気になったのならみてみると良いと思います。正直、DVDレンタルでも良いとは思います。。。

投稿 : 2016/09/05
閲覧 : 217
サンキュー:

6

ネタバレ

うりずん2 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「願い」は叶えられなければならないのか?

「願い」は叶えられなければならないのか?

だとしたらこれほどいい終わり方はない。

一つ一つの「願い」が連なり、皆が皆、救われる。

そんな素敵な終わりがあってもいいじゃないか。


現実世界では、果たせなかった約束や届かなかった思いが山ほどある。

面目ない、申し訳ない、どうしようもない世界だ。

そんな世界で、この作品のように「願い」が叶えられることは、

一つの「希望」だと私は感じた。

そして孤独な一つ一つの「願い」を「星」に例えるならば、

「願い」が連なって叶うことは、「星座」となって夜空に輝くことに例えられるだろう。


「連なる星を星座へと結んだのは希望の印」とはこういうことか・・・。


ゆったりした時間の中で感動できます。

鍵好きにはオススメです。

投稿 : 2016/09/05
閲覧 : 194
サンキュー:

5

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観たい

「紡がれる、星の系譜」

(評価は保留のため3です。)

本作は「planetarian~ちいさなほしのゆめ~」の続編となるため、前作を観てから観ることをお勧めします。

あの日、屑屋が星屋になった日から数十年後を描いた物語になるようです。

彼は再び星空を見せるために旅を続けていた・・・。

一度見たら決して忘れられない。無窮のきらめきをあなたも見に来ませんか?

予告映像を観ましたが、期待です!また、あの星空を見たい!!

投稿 : 2016/08/08
閲覧 : 143

kuroneko さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2024/04/14
閲覧 : 0

567 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/03/27
閲覧 : 1
次の30件を表示

planetarian ~星の人~のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
planetarian ~星の人~のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

planetarian ~星の人~のストーリー・あらすじ

始まりは、どこかの国が放った遺伝子細菌兵器であった。やがて、その報復として核弾頭が使われ終わりのない世界大戦がはじまった。地上では星すら見えなくなり、雨が降り続く世界へと変わっていった。滅びゆく世界の中、空から降り続ける雨は、気が付けば雪へと変わり人々の暮らしは地下へと移っていった。
かつて貴重物資を回収することを生業とし“屑屋”と名乗っていた男は、若いころあることがきっかけで、多くの人々に星の素晴らしさを伝えるようになり、訪れる集落で星の世界を語り継いでいった。いつしか人々は彼のことを“星の人”と呼び、敬うようになった。そんな彼は、ただ一つの“心残り”を持ちながら、世界を旅していたが、志半ばにして行き倒れてしまう。
一方、地下集落に住むレビ、ヨブ、ルツは外の世界に興味津々。大人たちに隠れて、地下の集落から抜け出て外の世界を探索していた。降り積もる雪の世界の中で興奮冷めやらぬ中、三人は埋もれていた一人の老人を発見する。
彼は、三人に助けられて、無事一命をとりとめた。そして、村の長エズラと話をしていく中で、彼が星の人と分かり歓迎されることになる。
「あなたを歓迎します、星の人」

無邪気に話しかけてくる、レビ、ヨブ、ルツ。三人と話していくうちに、若いころ自身が訪れた【封印都市】のことを思いだしていった。そこは、世界大戦初期の遺伝子細菌兵器の影響で、人々から放棄された街。彼は、まだ見ぬお宝を求めて、探索していた最中、追跡していく戦闘機械(メンシェン・イェーガー)から逃れて、デパートのプラネタリウムに迷い込んだのだった。
そんな彼の前に、一人のロボットの少女が現れた―。

「プラネタリウムはいかがでしょう。どんな時も決して消えることのない、美しい無窮のきらめき……。満天の星々がみなさまをお待ちしています」

星すら見えなくなった滅びゆく世界で、彼は何を見たのか。

一人の男が生涯を賭して旅する中で、出会ったものとは ― 。(アニメ映画『planetarian ~星の人~』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2016年9月3日
制作会社
デイヴィッドプロダクション
主題歌
Lia『星の舟』

声優・キャラクター

すずきけいこ、小野大輔、櫛田泰道、滝知史、佐藤利奈、篠塚勝、福沙奈恵、日笠陽子、津田美波、石上静香、桑原由気、竹口安芸子、大木民夫

スタッフ

原作:『planetarian ~ちいさなほしのゆめ~』(Key)、キャラクター原案:駒都えーじ、 監督:津田尚克、脚本:ヤスカワショウゴ/津田尚克、シリーズディレクター:中山勝一/町谷俊輔、原作協力:Key⁄ビジュアルアーツ、キャラクターデザイン:竹知仁美、メカニックデザイン:海老川兼武、プロップデザイン:内田シンヤ、美術設定:泉寛、色彩設計:佐藤裕子、美術監督:竹田悠介/杉山祐子、3Dディレクター:長澤洋二、撮影監督:渡辺有正、編集:廣瀬清志、音響監督:山口貴之/津田尚克、音響効果:小山恭正、音楽:ビジュアルアーツ/折戸伸治/どんまる/竹下智博、原作シナリオ:涼元悠一、原作音楽:戸越まごめ

このアニメの類似作品

この頃(2016年9月3日)の他の作品

ページの先頭へ