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「ヴァイオレット・エヴァーガーデン(TVアニメ動画)」

総合得点
94.1
感想・評価
2535
棚に入れた
10309
ランキング
6
★★★★★ 4.2 (2535)
物語
4.1
作画
4.5
声優
4.1
音楽
4.1
キャラ
4.1

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☆の総合評価
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ヴァイオレット・エヴァーガーデンの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

HAKU さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

まさに別格!

放送当時は、自分の勘違いで途中で観るのをやめてしまったのです。
ヴァイオレットが本当の人形で、ドールの方々も本当の人形で・・・その人形の実ることのない恋物語だと思っていました。
それは重たすぎるなぁ・・・観るのやめよってなってしまったのです。
自分とは同じではありませんが、低評価で途中で断念という方は重たい内容が予見されたからこそ観るのをやめたのだろうと思います。

本作を改めて観ようと思った理由は、「神様になった日」のレビューで、ヴァイオレット・エヴァーガーデンの10話が度々登場していたからです。
そして、そのどれもがあの話は素晴らしかった!というようなレビューでした。
これは、途中で観るのをやめてしまったのはもったいなかったのでは?と思い、わざわざネットフリックスに登録して一気観しようと思ったのです。ちょうど長期の休みでしたしね!

そしたらもう、映像美の嵐です!
映画だっけ!?って思わせるような海、水、花、髪、表情・・・・どれもこれもすばらしい!
京アニは映像美に定評がありますが、本作は特に素晴らしかったです!

それに、物語の濃厚さ。
だいたい1話完結なのですが、たったの1話なのに、登場人物への感情移入がすごい!
それは、ちょっとした表情の変化であったり、間であったり、音楽の入れ方であったりが、緻密に考えられて、丁寧に作られたからなのだろうなと感じました。
放送当時はあにこれの存在を知らなかったけれど、もし知っていて、観るのを途中でやめていなかったら、1話1話しっかりレビューしたかったなと思いました。
今回は一気観したいという衝動のが勝ってしまったので、それはできませんでしたが(笑)
原作がしっかりしているのはもちろんだと思いますが、それを1話の中にしっかり落とし込んで、視聴者を物語に没入させる技術は流石の一言です。
最終話くらいには泣くかもしれないって思っていたら、3話くらいからボロボロ泣いてしまいました。
しかも、そこからほぼ毎話・・・(笑)
今改めて泣いた場面を観ても、いい場面だけど泣くほどではありませんでした。
きっと、その場面に至るまでの物語込みでの感動なのでしょう。
こんなに素敵な作品を途中で観るのをやめてしまっていたなんて・・・悔やまれる!

特に、王女と王子の話、好きです。
シャルロッテと王子の話に見せかけて、シャルロッテとアルベルタの話だったようにも思えます。
恋愛ってよりも、家族愛に自分は弱いのです。
シャルロッテは王子の下に嫁いでしまって、きっとアルベルタと会うことができないだろうけど・・・シャルロッテは結婚を選ぶ。
シャルロッテが生まれた時から今まで育ててきたアルベルタにとって、シャルロッテが嫁いでしまい自分の下から去ってしまうことはとても寂しいことだろうに、彼女の前で泣いてしまっては門出を邪魔するであろうと想いから涙を決して流さないアルベルタ・・・そこがもう・・・!

件の10話もよかったです。
ヴァイオレットに懐くアンちゃん、でもそれは母親に構ってもらえないが故の代替行動であり、どこまでいっても母親への愛に溢れるアンちゃんの姿、そのアンちゃんが寂しくならないように、遠くの人=未来のアンちゃんに手紙を書くお母さん。そして、2人の前で泣くことを我慢していた、人の心が少しわかるようになったヴァイオレット・・・そりゃあ泣けますわ!

その他の話もとてもいい話でした。
ツッコむところもないわけではありませんが、それを補って余りある魅力と技術に溢れた本作品を2020年の最後に観ることができたのは最高です。
1年の締めくくりに相応しい作品でした!

投稿 : 2020/12/31
閲覧 : 326
サンキュー:

13

こーき さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

心が洗われるアニメ

アニメ、外伝、映画、視聴済み。

一言で表すと、『感動』
涙なしには見られないアニメ

簡単に言うと、感情を持たない戦争孤児の少女が『手紙』を通して人としての感情を知っていくストーリー。
スタートからラストまで1クールで上手くまとめたと思う。
個人的に1クールのアニメは内容が薄かったり、展開が急だったりする物が多くて、レビューとかによく『展開作りが微妙。急に覚醒しすぎ』とか書いてあるけど、本作品は、12話でよくまとめたなぁ。って言うのが感想。
ネタバレレビュー書くのが好きじゃないため、ざっと流れを書いたけど、
好き嫌いが意外と別れちゃう作品なのかな?とも感じた。
個人的には歴代トップ3に入るくらいの感動で後半は毎話泣いてた。

投稿 : 2020/12/30
閲覧 : 130
サンキュー:

7

†地雷君† さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

全てが素晴らしい

オムニバス形式で進みます。
大きなストーリーの流れはありますが、
前半は概ね1話完結のストーリーで進みます。
ただ、その1話1話が見ごたえ十分です。

特に10話が神回。

本筋のストーリーを中心に物語が語られますが、
世界観、ストーリー、作画、アニメーション、音楽、声優、
全てが超一流であり見る価値があります。

ただ、現状NetFlixでしか見ることができないのが
残念なところですが、
NetFlixに1か月だけ入ってでも見る価値があると思います。

投稿 : 2020/12/27
閲覧 : 166
サンキュー:

7

Pam さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

美しい物語

これのためだけにネトフリ登録して一気見しました。
控えめにいっても最高でした。作画、時代背景、キャラクター、どれをとっても画になる。
肝心のストーリーもヴァイオレットが感情を知っていく過程を丁寧に描いていて、とても繊細だなと感じました。
観てよかった、そんな気持ちになる作品でした。

投稿 : 2020/12/21
閲覧 : 203
サンキュー:

7

れな さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

作画心理描写が丁寧

作画心理描写共に丁寧で感動するお話が沢山。

投稿 : 2020/12/21
閲覧 : 101
サンキュー:

5

ネタバレ

ぴえとろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

感動

バスタオル必須

投稿 : 2020/12/20
閲覧 : 149
サンキュー:

5

那珂ちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

もはや京都アニメーション作品はアニメではない。

このアニメはヴァイオレットの成長の物語。1話から最終話までを通してヴァイオレットの人間的な成長が描かれているため、話の軸がぶれてないのが素晴らしい。
また、ヴァイオレットの成長が、各話ごとに登場またはフォーカスされるキャラクターとの対話、物語を通して描かれている点が素晴らしい。
そして、各話に登場するキャラクターの話が、映画かと思うほど完成度が高いため、ヴァイオレットの成長と各話のキャラクターの話が、毎話見れて満足度が他のアニメとは桁違い。
特に10話は、10話で初めて登場する母と娘の話が感動するのに、ヴァイオレットの成長度も一番高く絶対に見て欲しい。

京アニの作品なので作画は言わずもがなだが、脚本的にも、他のアニメを圧倒している作品である。
ここまでくるとジブリ作品のように、京都アニメーション作品をいわゆるアニメというジャンルとして語ることはできなくなる日が来ると感じた。

投稿 : 2020/12/12
閲覧 : 660
サンキュー:

22

がおー敦煌 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

このサイトで一番人気だったので見ました。

このアニメのジャンルは泣きたい人が見る作品だと思います。
内容声優音楽何をとっても一級品だと私は考えます。
ただ、泣かせに来る作品が嫌いな人には不向きかと。

アニメ14話+外伝を見ましたが涙腺が崩壊して大変でした。
若い子はそこまで涙腺が緩くないと思うのでいい作品だって見れると思いますが、齢を取るとちょっとの事でも涙腺が崩壊します。

ただ残念なのが9割作画がいいのに、1割作画の質が落ちているところです。
この手の心に語り掛けるアニメは作画は絶対に手を抜いてはいけないと思うで作画は4.5点です。

まーただ円盤は注文しました。

投稿 : 2020/12/11
閲覧 : 364
サンキュー:

11

ちゃッピー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最高峰のアニメ

愛してるが分からない元少女兵の愛してるを探すアニメです。様々なアニメを見てきましたが、作画、キャラ、物語、全てにおいて一番素晴らしいと感じました。この作画が最後まで続いていることにも感動しました。

投稿 : 2020/12/07
閲覧 : 84
サンキュー:

6

オカルトマン さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

感想

2話で断念。悪いアニメではないと思うけど、重い物語のアニメだと予想して、自分の好みではないと思うから視聴断念。

投稿 : 2020/12/06
閲覧 : 327
サンキュー:

5

よっちゃび さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

大切な人に見てほしいと思うアニメ

今まで観たアニメの中でもっとも感動したアニメ

アニメでは一度も泣いたことがなかったが、初めて泣いた

気持ちを伝える大切さと難しさが切なくも暖かく伝わってきた

そして、手紙を送りたくなる

世界中の全ての人に観てほしいと思った

感情の変化や成長は直接表現されていない場面もあるが、登場人物の何気ない表情によってわかるようになっているところも素晴らしい

あれだけの表現をできるようになるまで、どれだけの時間と苦労があったかと考えると感謝の意を伝えたくなる

子どもがいる方には特に見てほしい
10年前の自分ではここまで感動しなかったかもしれない

ストーリーの流れがわかるとか、科学技術的にどうなってんの?とかツッコミたい気持ちがわからない分けではない
しかし、そんなところにケチをつけるのはヤボというものだ

投稿 : 2020/12/04
閲覧 : 80
サンキュー:

6

ネタバレ

プラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

気持ちを伝えるのって、本当に難しい。

主人公はヴァイオレット。もともと孤児であったところを拾われ、軍人として雇われた。ギルベルト少佐の部下として、戦争中に「武器」として躍動したが・・・ある作戦中に少佐とともに戦闘に巻き込まれて、少佐とは生き別れてしまう。
ヴァイオレットは救出されたが、戦闘中に両腕を失い、金属製の精巧な義手を付けることになる。少佐がいなくなって生きる意味さえ失いかけたが、まだ生きていると信じながら、軍人としてではない日常生活を始めることになる。

少佐の知り合いであった中佐が戦争を機に軍人を辞めて興した郵便会社のもとで働くこととなる。そこで出会った職業が「自動手記人形サービス」である。要するに、代筆業である。ヴァイオレットがこの仕事を選んだ理由は、少佐が自分に遺した「愛してる」の意味を知るためである。

ヴァイオレットには、普通の人間が持っているような一般的な感情はなく、「愛してる」が大切な言葉だとは分かっていても、その意味をまったく理解できなかった。手紙の代筆業を通して、それを知ろうと励むこととした。
手紙の代筆を通して、様々な境遇の十人十色な感情に触れるたび、「愛してる」の意味に近づいていくヴァイオレット。自動手記人形としての自分の成長に手ごたえを感じ始めていた矢先、少佐が亡くなったことを客先で知ってしまう。自分の生きる糧であった少佐を失い取り乱したかけたが、仕事に対して感じ始めていた誇りや、自分の中で育っていく「感情」という根のおかげでなんとか耐える。

ヴァイオレットは、自動手記人形サービスとして生きることを選択する。


・・・・「愛してる」に限らず、気持ちを伝えるのは本当に難しい。
直接言葉にしないと伝わらない気持ちもあれば、手紙にすると伝わりやすい気持ちもあれば、絶対に伝わらない心のうちに秘めるしかない気持ちもある。このアニメを見ながら、そんなことを思った。

手紙というものは不思議である。こんなデジタルな時代にもまだ残っているのだから、とても魅力のあるものである。メールでも電話でもなく、手紙を書きたくなることはありませんか?久しぶりに手紙書いてみませんか?そんな風に語りかけられたような気がした。


いちばん感動したのは10話。死期が近い母親が、世に残していかなきゃいけない幼い娘に、毎年誕生日届くようにに手紙を何十通も書いたというお話。涙せざるを得なかった・・・

投稿 : 2020/11/29
閲覧 : 308
サンキュー:

11

ネタバレ

ただのアニメ好き さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

2週目行ってきました。。

結構前に一度見たことはあるのですが、最近は忙しすぎて観る気すら起きませんでしたので色々と一段ついたところで見てみました。
ちなみに2週目です。
やはり人気作だけあって良い評価のレビューが多いのでちょっと辛口で行きたいと思います。

2週目見終った時の一番の感想は、「なんか薄いな...」でした。
自分がこの作品の前に観ていたのが「進撃の巨人」だったり「コードギアス」とか中々内容が濃かったせいなのは明らかですが(笑)

自分がこの作品を「薄い」と言うのにはちゃんと理由があってその理由というのが作品としての位置づけが微妙な位置にあるからなんですよね。
「別に特別面白い訳ではないけれどなんか雰囲気が良くて作画が綺麗な作品」
というなんか変な位置づけなんですよね。
で個人的には似たようなジャンルの作品だと「聲の形」とかの方が印象に残りやすかったです。

しかし話が面白くなかったと言われると決してそういう訳では無くむしろ良いです。
ただ印象が地味というだけで。

ストーリーに関しては大体一話完結編だったりたまに過去の話が出てきたりとまあ、シンプルではありますが一話一話のクオリティーが高かったのでよし。
ただ残念だったのがご都合主義。
特に序盤は結構、ご都合主義が目立ってましたね。

中盤の1話当たりの話の構成は大体
→代筆を頼まれる
→代筆を受けて書く
→トラブル発生
→解決
→よかったね
って感じでした。

薄いとか言いましたが、そんな感じの話の流れでも個人的には結構泣けそうでした。
特に10話と11話は本当に良かったです。

さて肝心の作画の話をいたしましょう。
細くて繊細な線に綺麗なハイライトやセンスの良すぎる背景、相変わらず重みのある良い動き。
正直言って非の打ち所が全くない。
この作品だからこそ似合う素晴らしい作画かと思います。

ってなんか、ちょと臭いですねw。

音楽も作画同様クオリティーが高いのなんのって。

最終的な印象としてはは「面白い作品」では無くそっと寄り添ってくれるような優しい作品かと思います。
仕事や課題など疲れたときにお勧めです。

また暇な時に3週目行きたいですね。

投稿 : 2020/11/23
閲覧 : 543
サンキュー:

41

ネタバレ

スプリット さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

自分の娘の成長を見ている感覚

 初投稿です。自分で感想をつけてはいたのですが、投稿してみようかなと思いました。
 このアニメはのめり込んで見ることができました。
 主人公のヴァイオレットが1話ずつ成長していく姿、CH郵便社の社長であり父のような視点からヴァイオレットを見守るクラウディア、CH郵便社の社員でヴァイオレットと共に働く心優しい仲間のカトレア、エリカ、アイリス、ベネティクト。それぞれのキャラクターが13話の中で各々見せ場があり、愛せるキャラ達だなと思っています。
 物語の評価ですが、特に10話が感動して泣きました。オチは薄々わかっていたんですが、これも1〜9話の積み重ねが効いているんですよね。しかし、完成度には話数ごとにバラツキがあったと感じました。良い話もあれば、?な話もある。感動アニメでバラツキが生じるのは仕方ないですが、それもあって3.5です。
 作画と音楽の作り込みはさすが京都アニメーションです。特に作画はアニメの世界と思えませんでした。音楽も世界観にマッチしていて独自性もあり素晴らしかったです。
 まとめるとこの作品は人に勧めたい感動アニメです。自分はこの作品が五本指に入るほど好きですが、客観的になるべく書いたつもりです。参考になれば幸いです。

投稿 : 2020/11/19
閲覧 : 255
サンキュー:

15

ネタバレ

xwTza00790 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

劇場版やってるので予備知識として

感情を殆ど持たない少女が他人の気持ちに興味を示し、ドールという仕事を通じて成長していく話。

物語は完成度が高く敷居は中間くらいです。人は少し選ぶ作品ですが、完成度が高いのでそれなりに受け入れられるのではないでしょうか。

最終的に思ったのは、自分がどうあるべきかということだと感じます。
作中での良い部分はいっぱいあるので、今回は数少ないであろう良くない点を言おうかなと思いました。

・少し泣き過ぎかも
悔しさを表現する方法としては直接的でわかりやすく、見ている人への共感としては効果が高いでしょう。ですが、乱発されると質が落ちていくような気がしてなりません。それだけ主人公ヴァイオレットが、感情に対し成長しているともいえます。

・両立の難しさ
真面目な作品においてのアクションと日常の感動を両立する話は難しく感じた。仕事についてからも戦闘のようなアクションシーンがあるのですが、薄い方が感動できたのかもなと。

それを差し引いても前向きになれるような良い作品なのは間違いありません。

・余談
オペラの歌詞を検索した人はそれなりにいたんじゃないのかな。

ま、多分、陽だまりの中にあるんでしょう。

投稿 : 2020/11/18
閲覧 : 295
サンキュー:

7

ネタバレ

マミー さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

本編を見終えました。すばらしいの一言

配信がなかったので、久しぶりにレンタルで観ることにしました。
まず、1度通しで観て、次に、1話ずつ細部を点検するように観ました。少なくとも3周は観ましたね。

驚いたことに、よく見れば見るほどに精巧につくられていることが分かります。
カットバック、フラッシュバックなどの映画的手法がいたるところで多用されています。
クローズアップのカットも効果的に使用され、正に映画を観るかの様。

また、原作がラノベということで、セリフも多く、そして長く、重要な意味が込められている。
ルパン三世のタイプライター予告のように、タイプされた文字のテロップも効果を発揮している。
また、数々のキーワードと鍵となる小道具が沢山ある。
キャラクターの表情が、一瞬の変化まで描かれており、まるで役者が演技しているかのよう…

という具合で、非常によく作り込まれている作品ですね。

結論から言うと、これは見逃してはならない重要な作品です。
ジャンル分けすれば恋愛物でしょうから、好みが分かれるでしょうが、単純な作品ではないので、挑戦する価値があります。


まるで人形のように美しい少女が、考えられないほど過酷な過去を持つ。

「その少女の存在は秘かに隠されていた。だが、その少女を知る者は彼女は道具だと言った。
命令すれば戦う。人の形を模しているだけの心をもたない、ただの道具だと。」

14歳に満たない少女が、実は殺人マシーンであり、軍の道具としていいように使われてきた。
こんなことは、リアル(あるいは実写)では、100%考えられないわけで、そこがアニメの特権。
十分に丁寧な設定をすることで、200%のフィクションの世界に没入していくことができるのです。

ここは、劇場版を観たとき真っ先に気になっていた点ですが、本編を観てみると
この物語の主題は別のところにあるので、この点には興味の目を瞑っておくべきですね。今の私は、全く気にしません。

心をもたない少女が、手紙の代筆という仕事、その人の話から隠れた本当に伝えたい気持ちを掬い取って、それを手紙にすること。
この仕事を「自動式手記人形(ドール)」というが、この仕事と人との出会いを通して、主人公が成長していくというお話です。

この作品の着眼点が面白いのは
メールやSNSが飛び交う今の時代に、「手紙」の重要性をテーマにしたこと
まるでアキバのメイド喫茶風の口上や衣装をまとうドールの設定
の2点ですが、全14話の中には、数々の心を揺らすエピソードが含まれています。

そう言えば、普通は1話ごとにタイトルをつけますが、ヴァイオレット・エヴァーガーデンは数字だけですね。
これは、すべてのお話が、ヴァイオレットの成長譚なので、すべて「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」だということでしょう。

また、第1話と第2話では、オープニングテーマもエンディングテーマもなく、ひたすら物語の背景を設定する流れが続きます。
後の各話でも、Aパート、Bパートの区分けがなく、物語が途切れることなく展開されます。
そうした配慮によって、私たちがストーリーにぐいぐい引き込まれていくのではないでしょうか。
内容ももの凄く濃いですしね。
1,2話での物語の設定は突拍子もないものなのですが、ここで物語に入っていけるかが試されるのです。


さて、レンタルの円盤では14話まであるのですが、13話で完結というようにも見えます。
(14話は特別番外編ということですね)



【第1話】
入院中のヴァイオレットにホッジンズ元中佐が会いに行くところから物語は始まる。
冒頭に、ヴァイオレットが書いていた報告書?が風に飛ばされて舞い上がって、どこまでも飛んでいく。
このパターンは、劇場版の冒頭でも再現されていましたね。他でも、手紙がよく飛ばされますがw

「その少女の存在は秘かに隠されていた。
 だが、その少女を知る者は彼女は道具だと言った。
 命令すれば戦う。人の形を模しているだけの心をもたない、ただの道具だと。」

とんでもない設定が語られます。
彼女の動作、言動が、すべて軍隊様式になっているのもこのためかと分かる。

お土産に用意したぬいぐるみ3種のうち、ヴァイオレットは子犬のぬいぐるみを選ぶ。
選択した理由は、少佐の「犬」と呼ばれていたから

この子犬のぬいぐるみは、ヴァイオレットの心情を表す小道具として、その後何度も登場します。
残った2種のぬいぐるみは、社長のデスク上に並べてあるのが少し笑えますねw
もう一つの重要なアイテムは、何といってもエメラルドのブローチ、少佐そのものですからね。

この回で、主人公の名前の由来が分かり、過去も分かる。
そして、ホッジンズ社長のもとで働くことで彼女の将来が展開していくことも。

はじめは、郵便配達の仕事を任されたが、当然のごとくドールの仕事を知る機会を得る。

「僕にはじめて優しくしてくれたのは君だった。
 君が世界のすべてだった。
 君のためなら僕は何でもできた。
 君の気持が知りたい。
 君の心を分かりたい。
 今は離れているけれど、君のことを…愛してる」

でよろしいでしょうか。
カトレアの書いた手紙は、まさにヴァイオレットの心情と重なった。(見事なクロスカッティング!)

最後にテロップ『「愛している」と自動手記人形』


【第2話】
カトレアが不在の時、代筆の依頼人が来る。エリカと居合わせたヴァイオレットが応対することに。
エリカは前の仕事で失敗して自信喪失しており、対応できない。
そこで、機械仕掛けのヴァイオレットが応待することになるが、結局、相手を怒らせてしまう。
カトレアが何とかとりなすが

カト「人が言ったことがすべてではない。人間は弱いもの。うらはらよね。」

今回のテーマは、この「うらはら」だ。
駆け出しのアイリスは、ヴァイオレットの失敗を見て、ドールの仕事は彼女には無理、辞めさせたほうが良いと社長に進言するが、
エリカは、何故かヴァイオレットを庇い、続けさせて欲しいとお願いする。これも、うらはらだ。
でも、これで次の展開に進むことになる。


【第3話】
ヴァイオレットが本格的にドールになるための専門学校に通う。
そして、ここで初の友人(と言えるか)レクリアと出会う。
ヴァイオレットは技能や知識では断トツ1位の優秀さであったが
あまりの率直さ、と言うか経験値の低さで、卒業を認められないこととなる。
しかし、ルクリア計らいで、ヴァイオレットに兄スペンサーへの思いを手紙にしてもらう。
ルクリアの心を見事に汲み取った手紙を書くことに成功したヴァイオレットは、
教官にも認められ、晴れて卒業するのであった。

テロップ『あなたが良き自動手記人形になりますように』


【第4話】
駆け出しドールのアイリスが初の依頼を受け出張する回
と同時に、ヴァイオレットの初の仕事ともなる。

しかし、本当は仕事の依頼ではなく、久しく帰京することない娘を心配する両親が娘を呼び出すための方策だった。

故郷の駅に降り立った時、そして社に帰還する時、アイリスが駅前で水たまりにうっかり足を踏み入れてしまうのだが、
初めは、不快な表情をし、二度目は笑みを浮かべる。アイリスの心境の変化を良く映し出している上手い演出です。

苦い思い出のある、ど田舎の故郷に戻ってきてしまった屈辱の表情が前者であり、
屈折した両親への思いをヴァイオレットの手紙によって氷解させられ、晴れ晴れとした表情が後者でしょう。
ヴァイオレットもまた一つ学ぶ。

V「愛してるはとても勇気のいる言葉なのですね。」

テロップ『君は道具ではなく、その名が似合う人になるんだ』


【第5話】
幼さの残るシャルロッテ姫から恋文の依頼を受ける回
すでにドールとして一人前になっているヴァイオレットだが、ドールどうしの美文調の手紙では満足しない姫
そこで一計を案じるヴァイオレット、お相手の王子専属ドールと連絡を取り…

ここでは、柔軟さを見せる今までにないヴァイオレットがいます。
でも、相変わらず無表情はそのままですが。
作戦は見事に成功を収めます。


【第6話】
シャヘル天文台への仕事に向かうヴァイオレット
冒頭、ライデン港にてディートフリート大佐に出会う。

D「多くの命を奪ったその手で、人を結ぶ手紙を書くのか?」

9話でも、少佐に成り代わってこの言葉が出てくるので、強烈な一撃であったことでしょう。
でも、相変わらずの無表情ですが。

天文台では、青年写本家80名とうら若きドール80名が、一人ずつペアを組み、貴重な本を写本し保管するという仕事が待っていた。
ヴァイオレットの相方はリオン。孤児で皆から偏屈な奴とみられていたが、やがてヴァイオレットが似た境遇にあることを知り、
少しずつ心を開いていく。そしてアリー彗星を一緒に観る約束をするのだった。

L「その人と離れていて寂しくないのか?」
V「寂しいというのはどんな気持ちなのか、私には理解できないのです。」
L「本気で言っているのか。」
V「私は嘘はつけません。」
L「じゃぁ、その人のことを思い出すことはないのか。」
V「いつも思い出します」
L「会えない日が続くと胸がぐっと重くなったりしないか。」
V「なります。」
L[それが寂しいってことだよ。」
V「それが寂しいということ。私はあの方と離れて寂しいと感じていた…」
 言葉が詰まるヴァイオレット、やがて
V「私にとって、あの方は世界そのものです。それがなくなるくらいなら、私が死んだほうがいいのです。」
L「いや、驚いた。それじゃまるで…そうか、お前、そいつのこと愛しているー」

最後の重要な言葉は、アリー彗星を見る驚きの声にかき消されてヴァイオレットには届かないのですが…

そこで、リオンは決心する。天文台に籠る写本家ではなく、旅に出て文献を収集する父と同じ仕事に就くことを。
閉じ込められていた扉の向こうへ跳び出す勇気をリオンはヴァイオレットからもらったのでした。

この話もとても重要かつ良い話でした。


【第7話】
観劇するヴァイオレット
(リア王より)「ああ、私はこの罪を背負って生きるしかない。この先、一生。」(今回のテーマ)

かつて人気の劇作家が、今は酒浸りで自堕落な日々を送っている。
新作の戯曲が書けなくて、挙句にドールに代筆を頼むという、それやっちゃダメでしょ!

結局、その人の事情と背景を知ることが肝要なのですね。

ここでは、フリルの付いた水色の日傘が登場します。亡くなった娘の持ち物でした。
作家の現在が、娘のオリビアが原因であったことを知ったヴァイオレットは共感する。

V「大切な人と別れるということは、二度と会えないということは、こんなにも寂しく、こんなにもつらいことなのですね。」

ここで、ヴァイオレットは初めて涙を流す。ますます学習してますね。

「神様なんていないと思っていたが、いるならきのことだろう。」


H「君は自分がしてきたことで、どんどん身体に火がついて燃え上っていることをまだ知らない。
 そして、いつか自分がヤケドしていることに気付くんだ。」

帰りの船上で美文の体が燃えていることに気付くヴァイオレット。

下船すると義母が出迎えていた。
まず、自分がした非礼を詫びる(学習済み)。
その時、少佐がなくなっていることを初めて知らされるのであった。
ヴァイオレットは、社長のところへ飛んで行き、問い質すが、少佐の詞をどうしても受け入れることができない。

そして、テロップ『   (空白)  』


【第8話】
戦争時にフラッシュバック、
ディートフリート大佐が弟のギルベルト少佐に土産を渡す場面から

D「そいつは子供ではない。
  そいつは武器だ。
  ただの戦う道具だ。」

子どもの権利条約無視、人権侵害ですが、戦争の最中。それでも、凄まじい偏見。


ライデンシャフトリヒ海軍省のディートフリート大佐に面会に行く。少佐が未帰還であることを確認するためにだ。

D「やはり武器は武器だな。」

こちらも、相変わらずである。

そして、再び戦時下へ

感謝祭の夜、町の出店で少佐はヴァイオレットに感謝を込めて贈り物をする。
それが、緑のエメラルドのブローチ

この時、「美しい」という言葉を知る。

V「少佐の瞳は美しいです。」

以来、このブローチは少佐そのもの、ヴァイオレットが何度もしかっりと握りしめるシーンが映し出される。






【第9話】
ヴァイオレット最大の危機、そして立ち直りの回

少佐が右目に銃撃を受けた後の、あの気になるシーンから始まる
この物語の中で最も凄惨な場面、ヴァイオレットが如何にして両手を失うか
失ってもなお、口で咥えてまで少佐と一緒に逃げようとする。

少佐「生きるんだ、ヴァイオレット。君は生きて自由になりなさい。…心から…愛してる」

そして、その後の展開も明らかに

V「あ・い?…あいって何ですか?分かりません。私、分かりません!」


戦争のシーンが度々現れますが、正しい戦争なんてありません。
正義か悪かは国家が決めること。戦う人と人とは、ただ殺しあうだけのこと。
ガルダリク軍(いつも同じ顔の損な役回り)の兵士も必死なんです、生き残るために。

戦争の悲惨さを訴える反戦映画ではないので、この先がテーマです。

呆然とするヴァイオレットに会社へ帰ろうと声をかけるホッジンズ
今回の社長は、ただ優しいだけの男ではなく、厳しく見守る立派な大人です。

H「どうするかは自分で決めるしかない。燃えあがった体と向き合って、受け入れた後に」

会社に帰ったはいいが、部屋に閉じこもり悶々とするヴァイオレット。
子犬がじっと見つめているところがいいですね。

妄想の中で、愛しい少佐が嫌みな兄に入れ替わって痛烈な一撃を

少佐「手紙か、多くの命を奪ったその手で…人を結ぶ手紙を書くのか。」

V「少佐、私はどうしたら…命令をください!」

まだ、同じところに留まっているヴァイオレット
彼女を動かしたのは、ローランド爺が届けてくれた一通の手紙でした。

ロー「どれ一つをとったって、誰かの大切な想いだからな。届かなくていい手紙なんてないんだ。」

その手紙はエリカとアイリスからのもので、「心配している」「待っている」という
伝えたい気持ちをしっかりとヴァイオレットに届けたのでした。

動き出したヴァイオレット
早速、ルクリアの兄スペンサーから依頼の仕事を果たす。
それは、もう一度やり直す気持ちになった自分を、支えてくれた妹への感謝の手紙でした。

V「それは、私が生まれて初めてもらった手紙です。
  手紙をもらうというのは、とてもうれしいことなのだと分かりました。」

ヴァイオレットも同じくやり直す気持ちになれたのですね。
帰りの道中で、新聞に、そしてポスターに、自分が成してきた仕事の成果が披露されます。
そして、社長室に一心不乱に駆け上がるヴァイオレット
V「私は自動手記人形でいていいのでしょうか?
  生きていていいのでしょうか?」
H「してきたことは消せない。でも…、…
  でも、君が自動手記人形としてやってきたことも、消えないんだよ。」

テロップ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』

やったね!社長。あんたはどえらい社長だ!


【第十話】
今回は、この物語の中での紛うことなき白眉
この悲しくも、限りなく素敵なアンのエピソードが劇場版へと発展していくのですね。

これは絶対に他人と一緒に観てはいけません。
必ず一人で見てください。

人目を気にせず泣けますからね。
嗚咽を我慢せずに、清らかな涙を流せますから。

何度見ても、と言うより見るほどに
初めから最後まで、いつでもどこでも、目が潤みっぱなし。
ドライアイの人には打って付けの物語です。

文章で表現するのは、物語を陳腐にするだけですので、ただ一つ
50年にもわたって、誕生日に手紙送り届けるというアイデアの素晴らしさ!

それに、遠く離れていても

テロップ『愛する人は、ずっと見守っている』


【第11話】
今回の依頼主は、戦闘地域にいる人だった。
しかし、ドールは、お客様がお望みなら、どこへでも参るのが信条
ヴァイオレットは、周りの反対を押し切って、仕事に赴くのであった。

ここから、戦争の匂いが濃く漂い出す。
そして、2話連続の最終章へとなだれ込む。

【第12話】&【第13話】

ガルダリク帝国とライデンシャフトリヒ両国の平和協定締結のため
ドールとして派遣される(そんな重大な仕事までやるんかい!)
D大佐も護衛として同行

そして、それを阻止する反乱分子との最後の活劇

列車上での戦闘シーンは、まるで攻殻の少佐そのもの
サイボーグと化した戦士のごとく弾丸をよけるのも、義手が千切れていくシーンもあり。

間一髪で、危機を脱し、平和協定締結となる。

平和を象徴するかのような「航空祭」
ドールたちも命名自分の手紙を書くことに
もちろん、ヴァイオレットもはじめての手紙を書く。

そこで、例のD大佐と出くわす。

D「あいつの分も、お前は生きろ。生きて、生きて、生きて、そして、死ね。これが俺からの最後の命令だ。」

V「もう、命令はいりません。」

軍人であるD大佐の限界のお言葉でしょう。
でも、ヴァイオレットはもう自立しているのです。

そして、大佐のモノローグ

「俺が捨てた道具を
 ギルベルトは道具として扱わなかった。
 だから、それは両腕を失い
 主を失っても
 あいつからもらった大切なものを
 決してなくすことはないだろう」

最後に、ヴァイオレットから少佐への手紙

だから私も生きて、生きて、生きて
この先何があるかわからなくても
ただ生きて
そして、また会えたら、こう伝えたいのです
私は今、愛してるも少しは分かるのです

テロップ『自動手記人形と「愛してる」』


見事に完結しました!


最後に二つ

2018年冬季のアニメには、もう一つ「宇宙よりも遠い場所」という
甲乙つけがたい、傑作アニメがあるのですが
同時期に2つも傑作がつくられるとは、奇跡と言っていいのかも

その後、京都アニメーションであのような凄惨な事件があったこと
そして、今年、素晴らしい劇場版が上映され
ヴァイオレット同様に、京アニが見事に復活されたことを
心より喜び申し上げます。



ここまで、長文と駄文にご付き合いいただきありがとうございました。
ブルーレイを注文しました。
不備や欠落を後程補填したいと思います。

投稿 : 2020/11/17
閲覧 : 379
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15

ネタバレ

fluid さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 1.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

旅は良いですね

なぜ感情が無いのか、人なのか何なのか、不思議な少女が旅をしながら感情を理解していくお話。
1話1話が異なるアニメ作品のような、毎回新しい視点で物語が展開していくのがとてもワクワクしました。旅はいいですね。

ただ、中盤以降はちょっと内容がありきたりかなという印象。おもしろいのですが見た瞬間にオチが読めるので少し退屈でした。振り返ってみると後半だけでなく前半もどこかで見たことあるような。何が違うんだろう?前半は登場人物一人一人の感情がとても細かく描写されていて予想が付かない展開に目が離せませんでした。後半はその感情の描写すらよくある展開なのでとくに驚きも無く、普通におもしろいかなという感じ。

あと、腕が{netabare}機械なのはさすがに鋼の錬金術師のパクリと言われても仕方がないと思います。まず動力源は何なのか?電池か何かで動いてるのか?ちょっと無理がありすぎですよね。錬金術がある世界なら納得できなくもないですが。腕が機械じゃなくても十分おもしろい作品ですし、腕が機械である必要性もないですよねこれ。銃で沢山打たれているのに腕だけがピンポイントでもぎ取られるのもご都合主義すぎて納得できませんでした。もうちょっと腕が機械でも違和感のない理由付けが欲しかったです。{/netabare}

あと、主人公は相手の心を読み取るのが苦手だったのに{netabare}4~5話あたりですかね、話数またいだらいきなり、心を読み取るのが上手い設定になっていて驚きました。記憶力や分析力が高いから?機械的に読み取るのが上手いと言う事なんでしょうかね?なぜ上手くなったのかという描写が無いのでいまいち納得できませんでした。徐々に上手くなっていく展開を見てみたかったですし、もう少し細かく丁寧な理由付けをして欲しかったです。{/netabare}

余談ですが、そもそも【感情】と言うのは人の脳が下す一つ一つの細かな判断が複合的に重なり合ってよく分からないものになり、それが感情と呼ばれるものの正体なんだと思います。
なので、単純な判断は下せるのにその組み合わせの判断でしかない感情が分からないと言うのは実際にはありえないことではないでしょうか?感情が無いネタの作品を見るたびにいつもそう思ってます。

この作品にしてもそうです、適切な説明さえしてあげれば{netabare}ヴァイオレットも感情が何なのか理解できるようですし、説明が上手い人が一人いればあんなに旅を繰り返す必要はないというか、子供のうちに自然と身に付くもののはずなんですよね、細かい単純な判断はできてるわけですから。いっそのこと本当に機械か人形か何か人ではない設定の方が良かったかもしれません。あるいは、自分で意図的に感情をセーブして理解しないようにしているとか、トラウマか何か理由付けがあれば納得できたかもしれません。{/netabare}

投稿 : 2020/11/15
閲覧 : 219
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10

神羅 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

人生で一度は見てほしい作品

戦争の道具として使われた孤児の少女が自動手記人形(通称:ドール)と呼ばれる代筆屋で働くこととなる。手紙の代筆をしていく中で様々な人から人への思いに触れていく。
自身に生きる術と「あいしてる」を残して戦後行方不明になった上官に当時は理解できなかった「あいしてる」の言葉の意味を探していく群像劇

3話まではガマンしてください。
3話まででも十分面白いのですが、この物語の本筋である主人公ヴァイオレットの成長が描かれ始めるのは3話以降になります。
感情の起伏に乏しく無表情なヴァイオレットがどの様に変化していくか、物語に登場する様々な形の思いに考えを巡らせながら見てほしい作品です。

人に思いを伝える手段は様々あります。現代社会では手紙で伝える事も少なくなりました。しかし方法はいくつもあります。手紙に限らず、自分が伝えたいこと、残したいことを今出来るのなら、後悔しないうちにやってみてはいかがでしょうか?

投稿 : 2020/11/15
閲覧 : 276
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13

桶狭間スイッチ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

絵ヤバ。

女の子ウケ全振りのアニメ。
中世ヨーロピアンな佇まいにゴシックやロココ調の装いに身を包み、
金持ち、王家、社長、身分高いイケメンたちがみーーんなアタシを救い、気にかけ、好意を寄せる。
そこに庶民や汚いモノは皆無。
ファンデンボルデン・ルーデンバーグハンバーグ・ユースティアティアティアーん・ブートビートブーデンビリアブートビヒブリブリボーデンホニャララ少佐とかがいっぱい出てくる。名前長いのだーい好き。
そしてアタシ感情無いから。
毎回義手をドヤ顔で披露するから。

の感情を取り戻す物語。
号泣はしないけど泣けるアニメ。

最後あたりが微妙。郵便屋たちがいきなり列車の上でイーサンハントごっこだからね。置いてけぼり感ハンパないぜ。
「線路鉄橋に仕掛けられた爆弾を、走る列車の上から飛び蹴りハイヒールキックでピンポイント除去!」
出来る人挙手して?
キャプテンアメリカとかサンジ君が出来そうだね笑
そーゆーアニメだっけ?笑


絵は未だ見たことが無いようなブッ壊れ神作画のアニメ。秒間24コマの1枚1枚があり得ない絵画のような綺麗さ。
昨今幅を利かす作画厨もこれにはダンマリのはず。ぐうの音も出ないほど完璧で芸術作品のような絵。

例の惨事にも、海外からの有志の募金で即10億集まるわけです。
京アニのレベルの高さを初めて知った。
その悲しみの惨禍の度合いも。
素晴らしい芸術家を33人も奴は殺したのか。。

投稿 : 2020/11/10
閲覧 : 314
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11

pascalia さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

アニメーション史に残る最高傑作

この作品を見たときの,自分の価値観を変えられるような衝撃は忘れられない。
作画,映像,音楽,ストーリー,世界観,演出のすべてがすばらしい。
単体それぞれが素晴らしい芸術作品が,結晶となって,まるで宝石のようなアニメーション。
アートとしてのアニメーションの可能性を大きく広げたと思う。
「芸術」という言葉が本当にぴったりで額に飾りたくなる作品。

「大切な人を失ってやり場のない悲しみと絶望を経験する,でもそれでも生きる」
それが上手く表現されている傑作。
出会いと別れが今よりももっと明確で劇的でドラマチックだった時代に生きた人々。
「全人的」で「普遍的」で「本質的」な「あいしてる」
"生きること やめないこと"

投稿 : 2020/11/08
閲覧 : 587
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19

みく太 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

良かった…。

良い作品だと聞いていたので前々から気になっていたので、やっと見ました。とっっても良かったです。
流石京アニ様、作画に関しては文句の言いようがありません。1話1話丁寧に作り上げられており、作画崩壊なんてもの1ミリもありません!そもそも存在しません!!めちゃくそ綺麗です……泣ほんとに流石でした…。
物語も良いと思います。泣ける回も多く、思っていたほどは泣いてないですが感動しました…。
あっという間に13話見終わっちゃいました。
OP、EDどちらも好きですが特にViolet Snowが好きです…。何回もリピってます。良い曲です…。
映画まだ見に行ってないので見に行きたいです!

投稿 : 2020/11/01
閲覧 : 334
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15

かいかい さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

作画がよすぎ

もうなんか絵がすごいよ
あともうかわいいないちゃう

投稿 : 2020/10/31
閲覧 : 190
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6

ネタバレ

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

リテラシー

これは、真っ先に触れるべきことであろう。
身近な人に先立たれるのは本当に苦しい。
それが不慮の事故、あるいは病気であったとしても、ああしておけば良かった、なぜもっと声をかけなかったのだろうと、悔恨の念に苛まれる日々が続くのである。
ましてや、大きな災害や事件に巻き込まれた中で、その状況を共有していたならばと考えると、その心情を表現する言葉が思い浮かばない。
本編の中でも、その爪痕の深さゆえ、その痛みを感じることができないバイオレットの心の動きが、その苦しみが丁寧に描かれてゆく。
そして、そんなバイオレットの心の状態を表現したホッジンズの“言葉”があまりにも辛く、今も心の中に残り続けている。

{netabare}闘うドールであったバイオレットにとってのレターは、“letter”の語源である文字の羅列、すなわち命令でしかなかった。
しかし、帰還兵である彼女が、自動手記人形として、“letter”を手紙として打ち出してゆく中で、言葉の後ろに隠された心の機微に触れ、リテラシーを獲得してゆくのだ。
しかしそれは、傷口を覆うかさぶたをはがすことであり、その痛みと向き合うバイオレット目からは、彼女の血液であるに違いない、スミレ色の涙が零れ落ちるのである。{/netabare}

しかし曲り屋の感想である。
ここで終わらす訳にはいかない。

なにせ、バイオレットちゃんも立派な企業戦士となったのである。
彼女にはあのCMソングを捧げよう。

24時間戦えますか♪

バイオレットちゃんがジャック・バウアーであった件については別の機会に…。

投稿 : 2020/10/23
閲覧 : 497
サンキュー:

33

ネタバレ

damian さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

とにかく"美しい"

ストーリーも作画もキャラクターも、
とにかく美しい。

特に作画に関しては全アニメ史上最高の美しさ。
全アニメ見た訳じゃないけどこれ以上が想像出来ない。

映画ならまだ判るけど、
これがテレビアニメというから驚愕です。

京アニの狂気を感じる作品。

このアニメに作画★5をつけると
他のアニメに作画★5点付けられないんだよなぁ…


作画だけではなくストーリーも素晴らしい。

特に良かったのはやっぱり10話で、
そこから最終話まで泣きっぱなし。
ついでに外伝でも泣きました。

というか2周しましたが、2周とも泣きました笑


本当に見て良かったと
心から思えるアニメでした。

投稿 : 2020/10/21
閲覧 : 296
サンキュー:

11

ネタバレ

だんごだんご さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

美少女と作画を楽しむ作品

私はこの作品を「日常系アニメで日常で感動を見つけていく作品」と勘違いしていました。確かに3話、8話、10話、13話は神回でしたし泣きそうになりましたが、私が求めていたものとは違いました。私は、この作品が描写不足で物語に共感できませんでした。
何故ヴァイオレットがギルベルト少佐の死を察せなかったのか、4話でエイモンがアイリスを振った理由、7話でオスカーの娘が亡くなった原因、10話でアンの母親が亡くなった原因が明かされませんでした。一番気になるところだったのに残念です。世界観周りも統一感が無く、ドール周りの設定もあやふやでした。どこの国と国が戦争をしていたのか、戦争勃発の原因や国際関係などをちゃんと説明してほしかったです。ヴァイオレットが戦闘で敵兵を一瞬で倒してしまうのは、アッカーマンだからでしょうか。

投稿 : 2020/10/21
閲覧 : 471
サンキュー:

21

ネタバレ

ちきょ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

心情の描き方がとても繊細

作画に関しては星評価が5までしかないのが悔しいくらい映像美が素晴らしい。

投稿 : 2020/10/20
閲覧 : 200
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8

魔神 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

流石!京アニさん!

私は数々のアニメを見てきましたがこんなにストーリー、作画が良く感動したアニメは初めてでした😭 文句なしの満点です💯

伝説の10話の破壊力が凄まじかったです
10話以外にも7.8.9.11がとても感動しました!

まだアニメを見ていない方は是非見てほしいです!

投稿 : 2020/10/19
閲覧 : 157
サンキュー:

7

ネタバレ

DIPIMP さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ここ数年で1番良い(1番好きな訳ではない)

泣けるアニメの時代はクラナドからヴァイオレットエヴァーガーデンに変わった。
ずるい30代おっさんも泣くわ。
作画もすげ〜。京アニの意地を感じる。

投稿 : 2020/10/18
閲覧 : 204
サンキュー:

6

ネタバレ

遊微々 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

口に出来ない気持ちを、言い淀んでしまう言の葉を、掬い、紡ぎ、認めて、そして少女は「想い」を知る。

今作のPVを見た時の衝撃は覚えています。
また京アニがなんかヤバそうなやつ作ってる!!という印象を受けましたね。
結局当時の私のアニメに対するモチベーションが著しく下がっていた時期だったため視聴には至りませんでした。
しかし現在映画が公開されていることもあり、この機を逃してはいけないと思い立ち、今回視聴することを決意しました。

とにかく胸に染み入る物語でした。毎回のように心を震わされ、全編通してほとんど泣いていましたね。
私がこの作品に入り込めたのは、一つは主人公のヴァイオレットの未熟さと純真さに惹かれたからですね。
感情の機微、言葉の裏表を読み取ることが出来なかった彼女が、ドールの仕事を通じて様々な想いに触れ、徐々に自分の感情を表に出していくようになる、その成長ぶりを見るのが好きだったからだと思います。
彼女は何も分からない少女でしたが、だからこそ誰よりも純粋でありました。彼女は「愛してる」を知るために、たくさんの「愛してる」を真っ直ぐ見つめていました。それ故に、様々な人々の心に寄り添うことが出来たのだと思います。
そしてもう一つ、「家族」が絡んだエピソードが多かったからですね。私はこのテーマに大変弱いです。どんな人も、その人が存在するということは必ず家族の存在が同時にあるわけです。
私の思う家族とは、血の繋がりではなく温もりがあるかどうかです。温もりがあるということはすなわち愛が存在することの証明だと思います。そこに血の繋がりは関係ありません。その想いこそが何事にも代えがたい大切なものなんです。
今作の家族には全て愛の温もりを感じることができました。だからこそあんなにも心を揺さぶられたのだと思います。
特にダメだったのが7話と10話ですね。愛のカタチは様々ですが、親が子を想う気持ちほど美しいものはありません。「展開が読めた」「どこかで見たことある」そう仰られている方もいらっしゃいますが、私は例えそれがどれほど似通っていようと、決して同一視はしません。その一つ一つの想いが本物であり、一つ一つが特別なんです。
特に10話は50年にも渡って手紙を送り続けることもそうですが、ラストでヴァイオレットがアンのこれからを想い涙を流すシーンがとても印象的です。ドールとしての仕事を全うするために感情を表に出すのをこらえていた彼女が、その想いを吐き出すかのように吐露するあの場面は、ヴァイオレットがもうかつての道具ではないこと、彼女の成長を示す1シーンでした。

高い評価も頷ける作品でしたね。美しい作画と、それに見合う物語、また一つ出会いに感謝する作品が増えました。

投稿 : 2020/10/12
閲覧 : 331
サンキュー:

45

ネタバレ

りんこ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ヴァイオレットちゃん

話が続いてない短編集っぽいところが自分的にはめっちゃよかったです。
最初は共感性羞恥が起きてしまうくらい笑)びっくりするほど空気の読めない主人公が、色んな人と関わって色んな人の人生を知って、最後には戦死した依頼主の少年を想って泣いてしまうくらいになっていく様子にすごく感動しました。
ドールと呼ばれるだけあって主人公の見た目もツボでした。お人形さんみたいな見た目と作品の雰囲気がバッチリでした。

投稿 : 2020/10/09
閲覧 : 225
サンキュー:

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ヴァイオレット・エヴァーガーデンのストーリー・あらすじ

感情を持たない一人の少女がいた。
彼女の名は、ヴァイオレット・エヴァーガーデン。
戦火の中で、大切な人から告げられた言葉の意味を探している。
戦争が終わり、彼女が出会った仕事は誰かの想いを言葉にして届けること。
――戦争で生き延びた、たった一人の兄弟への手紙
――都会で働き始めた娘から故郷の両親への手紙
――飾らないありのままの恋心をつづった手紙
――去りゆく者から残される者への最期の手紙
手紙に込められたいくつもの想いは、ヴァイオレットの心に愛を刻んでいく。
これは、感情を持たない一人の少女が愛を知るまでの物語。(TVアニメ動画『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2018年冬アニメ
制作会社
京都アニメーション
公式サイト
tv.violet-evergarden.jp/
主題歌
≪OP≫TRUE『Sincerely』≪ED≫茅原実里『みちしるべ 』

声優・キャラクター

石川由依、子安武人、浪川大輔、遠藤綾、内山昂輝、茅原実里、戸松遥

スタッフ

監督:石立太一、シリーズ構成:吉田玲子、キャラクターデザイン:高瀬亜貴子、シリーズ演出:藤田春香、世界観設定:鈴木貴昭、美術監督:渡邊美希子、色彩設計:米田侑加、撮影監督:船本孝平、3D監督:山本倫、小物設定:高橋博行/太田稔、編集:重村建吾、音響監督:鶴岡陽太、音楽プロデューサー:斎藤滋、音楽:Evan Call、音楽制作:ランティス

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