ONE PIECE FILM GOLD（アニメ映画）の感想/評価、レビュー一覧【あにこれβ】

haruto さんの感想・評価

5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

2022.6.29

投稿 : 2022/06/29

閲覧 : 92

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shigi さんの感想・評価

3.3
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態：観終わった

つかみと興味の引き方が下手すぎて、１本ブッ続けで見続ける事ができず、
自主的に前半と後半を分けて視聴。

脚本家はドラマメインとのことですが、ワンピースちゃんと見たことあるのかな？
と疑うレベルでキャラを表面しかつかめていない気がしました。
ここまでたくさん登場人物の出る作品を扱ったことがないのか、作中でも大分もてあましている感じ。

ワンピースを始めてみる人に対しての説明不足感。
始めてみる人で、どのキャラが普段船の中でどんな役割を持っているか、完璧に分かった人がいただろうか？
コックがコックの仕事しない。医者が医者の仕事しない。音楽家が音楽家の仕事しない、などなど。それぞれの役割による持ち味は前編通して、サンジが飲み物運んでた、くらいしかなかったような。
ナミが航海士だって、初見の人は分かったでしょうか？

ワンピースという作品を知っている事が前提の作りだったのは、沢山の人が見る「劇場版」という作品として酷かったと思います。
しかも完全なるヲタ向けかというとそうでもなく、ワンピオタから見ると粗が目立ちまくる薄っぺらさ。
「そのキャラはそういう場面でそういう態度や行動はとらないのでは？」
そういうシーンが意外と目立ったのはどうだろうか、と思う。

ターゲット客層はどこだったのでしょう？本当に子供向けだったのでしょうか？子供はちゃんと楽しめたのでしょうか？と心配になるくらいの作風でした。元来子供向けの原作ですから、一応子供向けだったのだろうとは思うのですが。かといってカリーナとナミの友情を描いたように女性に向けていたのかといえば、そういうわけでもなく、大人向けかと言うとそうでもない。
テーマもよく分からないし、ターゲットもよく分からないし、話もとっちらかっている。
色々やろうとして全部失敗した、みたいな作品でした。

本来なら、主人公が悪役をぶっとばすシーンが一番の盛り上がりになるはずなのに、それまでの積み上げがまるで足りない。
記号のように、こういうシーンでは怒るよね、こういうシーンでは声を荒げるよね。という風に記号化したものが並んでいる印象。
ぶっとばすシーンはといえば、なぜか急に暗転して爽快感もなにもなく、
「え？倒したの？え？」となる。綺麗にぶっとばされたのを目撃してこそ、「色々あったけど、まあいいか」となるのに、それさえなかった。

悪役の目的や目標がよく分からない。
結局この人はなんだったのか？
神と怪物の例え話が、唐突に出てきて綺麗にまとめました風で終わった、とうか。

爽快感皆無。

一番の盛り上がりはサボとルッチが対峙したシーンでしょうか。
それ以外に、印象的だったシーンをあげよ、と言われてもなかったですね。

4Dだったとのことで、4D感を出すために、このシーンこんなにいらなくね？
というシーンが引き伸ばされていたのは納得。
亀車とかレースのシーンとか、そういう事だったんですね。

盛り上がりに欠けるので全体的に平坦に進んで行く。
劇場版の新キャラ数名、キャラの過去になぜか焦点を当てられていて、それが流れを止めていたし、悪役にも可哀そうな過去があった、としたことで更に盛り上がりを悪くしていた。
却ってない方が良かった気がする。

問題の、声優にタレント・モデル・俳優大量起用ですが。
全体的にそこまで酷い人はいませんでした。ただ一人を除いて。
あの人は、歌部分だけで起用されたんじゃないかなぁ、なんて邪推してしまうくらい酷かった。良かったのは歌だけ…。
悪役のテゾーロの人はカッコ良かったと思います。あと無類の存在感を誇る声のレイズ・マックス！

音楽はさすがの林ゆうき！とても良かったです。
全てにおいて綺麗にかっこよく世界観を盛り上げてくれました。が。
問題の本編がなあ…。

原作の尾田先生はどこまでかかわっていたのでしょうか？
なんだかとても残念でした。
また見たいとは、多分思わないでしょう。。

投稿 : 2019/08/02

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fu+i さんの感想・評価

3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

地上波のを録画予約して

録画されてなくて、400円でAmazonビデオレンタルして、観たんだけど、その分の価値は、あったかな

投稿 : 2018/06/17

閲覧 : 261

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tinzei さんの感想・評価

3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

前作が面白すぎたかな

ワンピース第１３作、正直「Ｚ」の方が面白かったかな。途中まではオーシャンズみたいな感じ。

今作も大々的に宣伝、なおかつテレビとのコラボ(ハートオブゴールド)などいろいろやっていたけど、興行収入的にも面白さ的にも前作を超えることはなかった。

マンガやテレビに先駆けて新しいキャラ(本部中将)を出したけど、せめて声出しぐらいはしてほしかった。ロブルッチに関してはサボとの絡みがあって良かったかな。

今作敵ボスのテゾーロを山路さんが演じてたのは良いとしてナミと因縁があり作中でも発言が多々あるカリーナを満島ひかりが演じてたのは許せん、ちゃんとした声優に演じて欲しかった、ただケンコバ、濱田、北大路欣也はありかな。

小ネタとして今までのワンピースキャラところどころにいる、答えは調べれば出てくる。

投稿 : 2017/08/15

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けみかけ さんの感想・評価

3.9
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

ルフィにぶつけるに相応しいビックな敵役には観惚れたけどハッキリと『ワンピース』に洋画パロは不要だとわかりました・・・

『ワンピース』の劇場版13作目（中編や3DCG作品を含みます）
尾田栄一郎の制作総指揮の下、新世界篇の完全オリジナルエピソードとして描かれる120分
監督はテレビシリーズ四代目ディレクターの宮元宏彰
脚本はフジテレビ系ドラマの黒岩勉
キャラデザは『ONE PEACE FILM』シリーズ3作全てと『ハピネスチャージプリキュア』の佐藤雅将
音楽は林ゆうき
宮元は劇場版初監督、黒岩はアニメ初執筆という珍しいタッグによる劇場版です
4DX、及びMX4Dでの上映も一部でありましたが今回は通常上映で観ました

世界政府公認（というより黙認）の島ほどの大きさもある超巨大カジノ船、「グラン・テゾーロ」にやってきた麦わら海賊団
名のある彼らは歓迎され、船の中の様々なアトラクションで楽しむ
彼らが派手に立ち回った代償と、賞金首であることも既知の上、支配者ギルド・テゾーロは麦わら海賊団を屈服させようと自ら手を下す
当然、タダではやられまいとするルフィ達だったが、グラン・テゾーロに入った時点で彼らはテゾーロの「ゴルゴルの実」の能力に勝てはしなかった
テゾーロに立ち向かったゾロは身体を金に変えられて人質となってしまい、ルフィ達は撤退を余儀なくされた
船の中の人間達は常に監視され、巨額の借金で首が回らず、永遠に続くテゾーロへの返済の為に全く自由が許されぬ圧政に苦しんでいた
ルフィ達はナミの昔の泥棒仲間で、浅からぬ因縁を持つカリーナの協力を得ながら逆転のチャンスを掴むべくテゾーロのアジトに潜入する・・・

ならず者VSカジノの支配者・・・これ完全に『オーシャンズ11』ですよね
この他にも『チキチキマシン』だか『キャノンボール』だか『デスレース』だかっぽいものが・・・レースのシークエンスは世界観描写としては尺長すぎる、全然メインじゃないのに；
(言われて気付きましたがこのレースシークエンスは完全に4Dの為の仕掛けだった様です；4Dで観た方が良さそうですね・・・)
それとルフィとフランキーのアジト潜入＆罠からの脱出は『ミッション：インポッシブル』ですね
監視されてるって説明されてる世界で、ド派手に大立ち回りはどう考えてもオカシイ
ハッキリ言ってオマージュとしてはどれも中途半端であんま面白くなかったです・・・；
それに『ワンピース』ファンは別に洋画パロディとか求めてないと思います

サブキャラも多過ぎ
テゾーロの幹部、テゾーロに支配される市井の人々、ルフィ達と利害が一致して協力してくれるテゾーロに騙された者達・・・
さらにそれとは別にCP-0や革命軍も暗躍する・・・
折角の劇場版なので詰め込みたいしファンへのサービスも忘れたくない、って建前なのはわかるけど全くといって消化仕切れてないです
レイズマックスさんが革命軍の兵士だ、っていう設定パンフ読んではじめて知ったわ
劇中ではそんな描写無いのにね

テゾーロに騙された麦わら海賊団が、テゾーロを一泡吹かす
という終盤の展開は全然頭脳戦でもなんでもなく、最後は力推しじゃねぇかよ
ラストは熱いバトルで締めるってのだけは変わらずやるんですから、変にズル賢いとこ見せました！ってのは本当にいらなかったです
もうハッキリと今回の劇場版の脚本は“最悪”だったのではないのでしょうか？

逆に評価したいのはテゾーロというボスキャラ
もはや麦わら海賊団と対等に渡り合う敵役といえば、七武海とか四皇とかそーゆークラスになっちゃうわけです
前作のゼットがそーゆーキャラでしたよね
けど全くのオリジナルキャラでありつつギア3のルフィとすら互角に渡り合えるテゾーロの実力
そして、彼の若かりし頃がうっすらとルフィと重なることでテゾーロにもルフィのような野心があったことを匂わせる描写
このテゾーロの過去はホント一瞬しかないので変な洋画パロディとか、多すぎるサブキャラの心情とかやるぐらいなら、もっとじっくりやるべきだったと感じましたね
ともかくテゾーロの圧倒的な強さは本作最大の魅力だと言えます

それとテゾーロとカリーナが序盤で魅せる歌と踊りのショウ（レビュウ）は作画とCGが調和していてクオリティ高い
たぶんCGガイドかロトスコですかね

あと本作では通常では考えられないほどのゲスト声優が出演しています
前述の通り、サブキャラが多すぎるのが原因ですが、配役に関しては案外悪くない
山路和弘、浜田岳、菜々緒、ケンドーコバヤシ、北大路欣也、竹中直人、古田新太、コロッケ、三村マサカズ、オカリナ、ナダル、三宅アナ、小栗旬、あとnon-noとかSeventeenとか出身のモデル女優が4人と成田凌
よくもまあここまで集めましたね
でも各々の演技はとても素晴らしいものに仕上がっていたと思います

た
だ
ひ
と
り

満島ひかりを除いては、ですけどね
満島ひかりは物語の鍵を握る重要人物、カリーナ役でセリフも多い
ナミの旧友ってことで絡みも多い
ですがこいつの芝居はとても褒められたものでは無かったです；
他の方々が良かっただけにカリーナだけ浮くわ浮くわｗ
声が出てないどころか真面目な芝居を求められるところで声が笑ってるし、笑いの芝居の部分で声が笑ってない
正直オイラにはフォローが出来るレベルの芝居ではありませんでした；

良い部分が目立ったにも関わらず、お話にしても声優にしても駄目な部分は徹底的に駄目な映画でした
120分という長尺使ってコレなのですから無駄尺だったと言わざるを得ません

ああ、GRIM SPANKYのカッコイイ主題歌はラストを爽やかに締め括ったので観終えた後の気分は案外悪く無かったですけどねｗ

投稿 : 2016/09/12

閲覧 : 438

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5

ねじまき さんの感想・評価

4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

娯楽映画の傑作

素晴らしい映画でした。
尾田さん総指揮の映画で毎回思うのですがアニメと言うより映画として構成が抜きん出て優れているのをとても感じます。
ストーリーも演出もアクションもとてもバランスが良く複数の意味合いで観た後に楽しかったと思える映画でした。
実写、アニメ問わず近年観れなくなった娯楽映画として傑作だと思います。
数少ないガッカリポイントはタレントさんの声優が多すぎて、中にはビックリする程上手くない方もいらっしゃるのはどうにかならないでしょうか？

投稿 : 2016/08/26

閲覧 : 247

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5

帝釈天 さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

どうかな？

まあまあ面白かったです
でも今回の尾田ッチ、ルフィのギア2、3、4無理に全部使おうって感じがありましたね。
まあでも、仲間のピンチをナミじゃなくてゾロにしたのは良かったですね
まああと一つ言うならフランキー将軍ム無理矢理だした感が半端なかったですね
それでも大丈夫って人は見てください

投稿 : 2016/08/18

閲覧 : 228

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1

kakizaki さんの感想・評価

3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

トランプとキャラの資料をタダでもらえた！！

2016年のワンピースの映画ということもあって、ある程度本編を読んでいないと？？？となる

悪を倒し、正義が勝つ！でも、昔は。。。。

みたいな王道のストーリーだった。

迫力のある、ある意味強引な展開ばかりで、はっとするような感動はなかった。

元々、麦わら海賊団が個性的なのでそれを凌ぐ敵キャラは予想通りいなく、キャラが立ってなかったなーと

デートなどでいくのは盛り上がるから良いが、じっくりみるものではないなと思う作品だった

投稿 : 2016/08/18

閲覧 : 213

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5

アヤコ さんの感想・評価

2.8
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 2.5 状態：観終わった

個人的には金無駄にした感じ。

良かった点

◉初回限定の特典が設定画とトランプとは豪華。ファンなら喉から手が出るくらい欲しいと思う。
◉キャラクターの衣装替えはやはりセンスがあってオシャレ！ロビンのドレスがかっちょセクシーだった。

◉盛り上がるところがわかりやすい。

悪かった点

◉話があまりにも薄っぺらすぎて、時間を無駄にした感じが否めない。子供向けアニメでももっと為になる深い話するよ。

◉つまらない展開につまらない登場人物。
無理やり泣かせにくる悪役の過去。
もう少しヒネれないのかという感じ。
悪役が実はいい奴だった、っていう説明ならするならするで、ちゃんとした説明をしてほしい。

◉映画のくせに大してすげえええ！ってなる作画ではなかった。
話が微妙なせいなのだろうか…。
ごめんねスタッフさん。
正直な感想なんだ。

◉いらない登場人物が多すぎると思う。
声優は別に良いとも思わなかった。
でも、使うなら上手い人を選んでほしい。
声優にあわせてつくっただけのキャラクターなんて視聴者は求めてない。

総評

特典をもらう為にお金を払った感じ。
ゾロがつかまったくだりも、ただの適当につけた動機というのがとても悲しい。
話がうすぺらすぎて、呆れるくらい。
家族で子供がワンピース好きなら一緒に観たら？というしかない。

投稿 : 2016/08/17

閲覧 : 278

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4

Yas さんの感想・評価

4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

タイトルなし

.

投稿 : 2016/08/15

閲覧 : 193

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0

てんさんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

ネタバレになってるのかすらわからない感想

原作数年読めてないからか、
技などに引っ掛かりを覚え（例：生身のサンジが空を飛べる）、
ちょろって出てきたキャラの立ち位置がわからず（例：鳩の人）
敵キャラの背景がよくわからないままルフィの力技で話は終わった。
オープニングの人物紹介（懸賞金額付き）や亀などちょいちょい楽しかったんですが、
全体的な感想言うとそこまで面白くなかった。
原作読んでたりしたら楽しかったのかもですね。

タナカさんの大きさが予想以上に出かかった。

人質になってたゾロに誰が着替え渡したんだって映画中引っかかってましたが、
777巻に答えが載っていました。
決戦スタイル（黒色、レザー）はルフィに合わせたと記載されてましたが、
ゾロがスーツの時からレザー着こんでたならゾロに合わせたってことにならいのか。

投稿 : 2016/08/06

閲覧 : 222

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2

ノリノリメガネ さんの感想・評価

2.3
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.0 状態：観終わった

怒りの矛先が謎

やー、期待がでかかっただけにガッカリだった。前作の「Z」のほうがスケールも大きくて熱かったのは間違いない。
{netabare}
ツッコミ所も結構あった。特に潜入シーンのあたりはひどい。潜入のための服装チェンジとか何の意味があったのか。

デゾーロがルフィたちを襲ってきた理由や、闘う理由にいまいちパンチがないから全体的に締まらない感じになっている。
まず、ルフィたちがカジノに来る理由でもあれば良かったけど、偶然立ち寄って、喧嘩売られたんで返り討ちにしましたってストーリーだからなぁ。
ルフィたちが何に対して怒ってるのかよくわからなかった。
スケールを大きく見せようとして、CP0や革命軍を申し訳程度に登場させてはいるが、なぜ革命軍がいたのかも説明されることはなかった。

デゾーロがあんまりカッコよくないのもダメ。能力も良くわからない。金を扱えるのは分かるけど、ビーム放ったり爆発させたりするのはなんなのか。
前作のゼットさんがすごくかっこよかっただけにデゾーロの小物感が際立ってしまった。

良かったのはナミとカリーナの友情。ナミはかっこいいし、カリーナはかわいかった。
OPの映像も素晴らしかったのだが、むしろアクションはそこがピークだった。

総合するとかなりガッカリさせられた作品だった。こちらも金を払ってプロの仕事を期待して映画館に足を運ぶ訳だから、この程度の脚本でもって安易に国民的アニメを映画化なんてしないで欲しい。
{/netabare}