アンデッドおすすめアニメランキング 9

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのアンデッド成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2019年11月19日の時点で一番のアンデッドおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

84.0 1 アンデッドアニメランキング1位
オーバーロード[OVERLORD](TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (2037)
10618人が棚に入れました
時は2138年。

仮想現実の中を自由に遊ぶことのできる体感型ゲーム全盛の時代に一大ブームを巻き起こしたオンラインゲーム《ユグドラシル》は静かにサービス終了を迎えるはずだった。

しかし、終了時間を過ぎてもログアウトしないゲーム。突如として意思を持ち始めたNPCたち。ギルドの外には見たこともない異世界が広がっていた。

現実世界ではゲーム好きの孤独で冴えない青年が、骸骨の姿をした最強の大魔法使い・モモンガとなり、彼の率いるギルド《アインズ・ウール・ゴウン》の伝説が幕を開ける!

声優・キャラクター
日野聡、原由実、上坂すみれ、加藤英美里、内山夕実、加藤将之、三宅健太、千葉繁、沼倉愛美、白熊寛嗣、子安武人、M・A・O、五十嵐裕美、渡辺明乃、村瀬歩、悠木碧、稲葉実

ハタ丸

★★★★★ 4.4

実はギャグアニメ

ヒロインのアルベドがアイドルマスターの四条貴音(原由実)と同じ声優のため観ることにした。アルベドはかなり残念なヒロインだったが、ギャグが素晴らしく楽しませてもらった。

良い点
・主人公が元社会人のため言動に違和感を感じない。また、主人公役声優の演技が素晴らしく、プロのイケメンボイスを堪能させてもらった。この作品は全体的に声優の配役が当たりだと思う。
・主人公とその部下のやり取りが絶妙なギャグとなっている。アルベドとその他のヒロインも当然のようにギャグ担当。
・OP/EDは何を言っているのかよく分からないか、不思議と耳にこびりついてしまう。

悪い点
・低予算?のためか戦闘シーンに迫力が無い。
・これからさらに面白くなりそうなところで終わりになってしまう。
・ロードオブザリングやウィザードリィなどのファンタジーの知識が無いと良く理解できないところがある。
※ストーリーの流れは問題なく理解できます。

自分が考えていたよりもずっと面白かったし、2期があればいいなと思う。
ファンタジーの知識がある人に特におすすめしますが、無くても十分楽しめます。

<追記>
youtubeにあるPVを確認したところ、非常にありがちで詰まらなそうに感じた。PVを見て本編を観るのを止めた人は、一度本編を観てみることをおすすめします。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 13

こた

★★★★★ 4.7

詰まらないアニメ(糞)だと思っていたのが正直なところ

よくこういう系の作品にある主人公みたく、視聴者をイライラさせないというのはでかい。到底主人公が口にするセリフではないとか関係なく、言うことははっきり言う。至高の御方とでも言おうか、常に偉大なのである。作品の核である主人公がどっしりと構えてる(一応心がけているという設定だが)、それであってこそのオーバーロードであるといえる。
例えると、上の者(社長とか?)がいいとその会社も良くなるような、そんな感じか。実質いくら超個性的なキャラを揃えても、主人公次第でいくらでも台無しにできてしまう。
またヒロインともいえるキャラの印象が、登場頻度はそこまで多くないにせよこれまた濃い。とくに笑みが……(笑)
最初は全く期待されてなかったみたいで低予算とはいうが、それはほとんど気にならないレベル。
主人公のアイテムの課金がどうとか言われてるけど、この作品は嫌いになれない。
二期ももちろんあるべきだと思うし、劇場版まで観たくなった。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 34

scandalsho

★★★★★ 5.0

世界征服なんて面白いかも知れないな・・・

原作未読。
主人公最強+バトル+コメディ(?)系。

ゲームの世界から異世界にゲームキャラクターのまま転移させられて・・・。
但し、SAOとは違って、主人公は元の世界に戻りたいという訳ではないらしい。

主人公は骸骨だし、お仲間は悪魔や吸血鬼だし、正直『どんな話なんだろ?』と思いつつ4話まで視聴。
そして、ようやく理解できました。

『これはコメディなんだ!』と・・・。

敵に対して強すぎる主人公とお仲間たち。「主人公最強」も行き過ぎるとコメディになってしまうんですねぇ。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 111

92.7 2 アンデッドアニメランキング2位
この素晴らしい世界に祝福を! 第2期(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (1604)
8086人が棚に入れました
不慮の事故により異世界に転生した、ゲームを愛するひきこもり・佐藤和真(カズマ)は、「RPGゲームのような異世界で、憧れの冒険者生活エンジョイ!めざせ勇者!」という夢はイマイチ叶わないものの、なんとかそれなりに、異世界での日々を送っていた。転生特典として道連れにしてきた女神・アクア。一日一発しか魔法を撃てないアークウィザード・めぐみん。攻撃が当たらないクルセイダー・ダクネス。能力は高いのにとんでもなく残念な3人のパーティメンバーたちとも、なんとかそれなりに、クエストをこなしていた。―――そんなある日。機動要塞デストロイヤーの脅威からアクセルの街を救ったカズマたちに、王都からやって来た使者は言い放った。「冒険者、サトウカズマ。貴様には現在、国家転覆罪の容疑がかけられている!」……平凡な冒険者・カズマが過ごす異世界ライフの明日はどっち!?

声優・キャラクター
福島潤、雨宮天、高橋李依、茅野愛衣、原紗友里、稲田徹、堀江由衣、豊崎愛生、諏訪彩花、江口拓也、生天目仁美、西田雅一

scandalsho

★★★★★ 4.6

2期も面白かった

原作未読。

2期も相変わらず面白かったです。
1期が面白いと2期は失速・・・ってアニメが多い中で、2期も変わらず面白いのは素晴らしいことだと・・・。

この作品を見ると、『声優さんって凄いなぁ』と感心させられます。
よくもまぁ、これだけ個性的かつ喜怒哀楽の激しい面々を演じられるものだと・・・。

この勢いで第3期も期待したいところです。

この作品の最大にして唯一の問題点は作画。
1期もそうだったけど、いい時と悪い時の落差が激しすぎ。
OP/EDの作画も個人的には首を傾げたいところ。
もう少し安心して、集中して視聴させて欲しいものです。
それでも、1期よりはマシになりましたけどね

投稿 : 2019/11/16
♥ : 89
ネタバレ

ぺー

★★★★★ 4.1

どうやら祝福されたらしい

原作未読 1期は視聴済


1期に続きそのまま2期突入。後追い組は待つことを知りません。
1期と変わらず全10話の短尺に拍手!色気を出しても誰も文句言わなかろうにブレることはありません。
ついでにやや大雑把な作画具合もブレてはおりません。

大きな失点はないです。ノーマークだった昨シーズンで優勝し、他チームのマークも厳しくなってるのに連覇しちゃいました。そんな感じでしょうか?連覇の難しさはおおよそ想像はつくでしょう。
アニメ作品ならファンの期待値、制作側の気負い。おのずとハードルは上がってしかるべしの状況下、

 {netabare}“変わらない君でした”{/netabare}

うむ、手堅い・・・

1期では、
“笑点”“欽ちゃん”“ひょうきん族” 古典にして王道のコメディと評しました。すなわち、

笑点 : お題(クエスト)での珍回答
欽ちゃん : ウケてる間は同じボケを被せ続けること
ひょうきん族 : ED曲にクールダウンのしんみり曲

2期でも話数、作画もさることながら屋台骨を支える哲学がブレてないので、新ネタ{netabare}(逮捕~裁判、お見合い、温泉旅行){/netabare}を挟んでも安定感があります。
1期からの人気コーナーも健在でした。いやお笑い番組ではないんですけどー
{netabare}・蛙に飲み込まれるアクアさん達(しかも芸の幅が広がってる)
・爆裂ソムリエの日課(しかも威力も作画も強化されとる)
・カズマ死亡(しかも良い意味で死因が雑になっとる。エリス登場回数増え俺得!) etc{/netabare}
ちゃっかり底上げされるかたちでマイナーチェンジ。手堅さの中に改善も施されてるといったら言い過ぎでしょうか。

1期から観るにこしたことないですが、2期からの参戦でもさしたる問題はないでしょう。
2年目(2作目?)のジンクスを普段着野球で乗り越えました。連覇はマンネリと紙一重。その手前で踏みとどまった印象の本作は笑いの土台があるのでシリーズ化していけば、V9の巨人軍(生まれてないけど・・・)のようになるかもしれません。一時期のアントラーズ、箱根の青学に置き換えてもOK!
強すぎてつまらないと言われた先にリスペクトが生まれる可能性を秘めております。そんな良作コメディの続編でした。


そして物語はあいかわらず進みません。{netabare}・・・と思いきやこれが気づかないうちに匍匐前進してましたね。{/netabare}

※以下2期ネタバレ所感
■ルーツが明かされる主役たち
{netabare}ダクネスとアクアです。
ダクネスは名門ララティーナ家ご令嬢として描かれる回がけっこうありました。パパ(CV:井上和彦)も絡んでのキャラ掘り下げです。「自由に育てたら娘こんなんなっちゃった」って違うだろ!とこの父にして娘ありです。
アクアはそういえばこの人女神だったwwと思い出されるシーンが後半8話以降、随所にありました。ギャップ(落差)で人を笑わせるのに長けた人は泣かせることも容易だったり。たまに良い話が挿入されるので本作は侮れません。{/netabare}
{netabare}残りのめぐみんは自称ライバルゆんゆん登場はあったもののルーツ描写は希薄です。このへんは劇場版をお楽しみに!ということなんでしょうね。爆裂娘好きは“おあずけ”状態です。{/netabare}

■そもそも魔王討伐じゃなかったっけ?
{netabare}不可抗力とはいえ魔王軍幹部を個別撃破し続けてるんですよね。本人たちにその気がなくてもうっかりゴールまで辿り着いちゃうのではなかろうか。{/netabare}


ちょっと再評価したもの
■アクシズ教団の信徒たち
{netabare}1期で「あそこの教徒ってちょっとおかしい人が・・・」とまで言わしめたアクシズ教団の面々が満を持して登場しました。
とにかく営業が下手っぴ過ぎてツボでした。詐欺師ならもう少し上手くやりますもん。お馬鹿でも根はいい人そう。祀ってる女神様同様に憎めない信徒たちとそれを大切に想って行動するアクアに多少なりとも神々しさを感じた終盤です。{/netabare}

■「ララティーナって呼ぶな!」
{netabare}第1話アバンがふっかつのじゅもんの入力画面。ラストに「Thank you for playing」のドット文字。まんまですね。古き良きRPGへの敬意を感じます。{/netabare}
{netabare}結局、ダクネスがララティーナ呼びを断固拒否してたのは4文字で私を呼んでってことだったのかしら。
ゲームや競技を「する」、そして「遊ぶ」を表す「play」。スタッフも作品で遊んでたように見えます。
(一緒に)遊んでくれてありがとう!ってなかなか素敵だと思います。{/netabare}


お笑いには好き好きあれど、周回される方がぼちぼちいらっしゃることは、インパクトだけ一過性の作品でないことの証左でもあります。

未見の方はどうぞどうぞ。

個人的には、ダクネス知人の盗賊娘の登場時間が減らされてたのが残念で仕方ありません。



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2019.08.08追記
《配点を修正》作画+0.5
 ※作画乱れを作品の特長としたことを評価

視聴時期:2019年3月 それと4月~6月の再放送



2019.03.21 初稿
2019.08.08 追記

投稿 : 2019/11/16
♥ : 79
ネタバレ

noindex

★★★☆☆ 2.9

まどかファンとして菊田幸一さんが心配…

1話
この作画はいくらなんでも酷すぎる。売れれば二期からは良くなるのが普通だと思うが…。総作画監督が菊田さんなのでまどかファンとしては言いづらいけど。
内容的にも{netabare}取り調べや裁判の話は一期のおさらいばかりで退屈に感じた。家柄の良いダクネスの発言力で解決とか予想通りだったし。
あと中世中世っていうけど和製ファンタジーって服装や武器や食べ物はどれも近世なんだよね(トマトなど新大陸から来たものばかり)。{/netabare}

2話
作画監督が江原さんになって作画が一気に良くなった。ただ一期同様、奇数回は菊田さんで次はまた崩れるんだと思う。
EDの絵も菊田さん担当で顔が崩れてたけど…ひょっとしてメンタルか体の不調で線がちゃんと描けなくなっているんじゃないだろうか?(本来作画監督の仕事は描くことでなく原画のチェックと修正なので、菊田さんが担当している原画マンに問題があるのかもしれないが。総作監でも原画を描いていることは多いようだけど)
Twitterの絵を見ると本来は凄く上手い人なので(当然、そうでないと総作監にはなれない、まどか劇場版ではメインアニメーターだったんだし)、どこか病んでいるんじゃないかと心配になる。休養した方がいいんじゃないか。
内容の方はさすがにゆるすぎると思った。ゆんゆんもステレオタイプなキャラでいまいち。メイン四人はそれぞれ他には無い個性的な部分があるんだけど。

3話
作監は一期は奇数回は菊田さんだったが今回の3話は別の人で作画崩壊は無し。1話を擁護してた人は2話以降を面白みの無い作画だって言うんだろうかw
予告を見ると崩れ気味だったので次が菊田さんかな。
{netabare}内容は初めてのダンジョン探索でいつもよりファンタジーっぽい話だった。死ぬと必ず女神の所に行くらしいが順番待ちが大変そう。時間の概念が無いのかもしれんが。{/netabare}

4話
菊田さん回だけど1話よりは良かった。絵のクセは相変わらずあるけど。そもそもなんで菊田回は崩れるんだろう?菊田さんはあくまで作監なのに。大勢の原画担当者に崩れた絵を渡してこう描いてくれと指示しているのか、全部崩れた絵に直しているのか…。
{netabare}内容については、ダクネスの親にダクネスが使えないから他パーティの引き取り手がいない事情を話して金を貰えばいいんじゃないかと思った。
あと一期ではカズマは3人に友情を感じていたのに、二期ではアクアやダクネスを追い出そうとしているのが不可解に感じる。深読みするとカズマはめぐみんルートに絞って他の2人の女とはけじめをつけようとしているとも取れるけど、違うんだろうな。{/netabare}

5話
{netabare}一応シリアス回?魔王幹部の割にあっけなかったが。ダクネスが爆裂魔法で死ななかった理由付けが欲しかった。
ダクネスは死を、めぐみんは殺人を覚悟しているのに描写が軽い。アクアが蘇生してくれるからというのもあるのかもしれんが。
借金帳消しで4千万貰えるとか甘すぎ。原作をかなり端折ったのかな。{/netabare}

6話
{netabare}誰がメインヒロインであるかはっきりしてきた感じ。めぐみんとの恋愛話は二期では残り話数的に無理らしいけど。こたつの電力がどうなってるのか気になった。{/netabare}
バトルシーンの作画頑張ってたけど顔がコロコロ変わるのがなあ。全10話のアニメなのに。

7話
{netabare}温泉に行く話って次までひっぱるほどのことなのか。{/netabare}
なんか面白くないな。マンネリ化と言えばそれまでだが。説明不足だったりセリフが多かったりでちぐはぐさも感じる。二期はだめだな。
菊田さん回じゃないけど作画の手抜きも気になる。人の表情が固まっていたり。メイドラゴンの後に見ると作画の杜撰さがよく分かる。

8話
菊田さん回なので作画(以下略)
なんか笑えなかったな。{netabare}この温泉街は創価学会が支配する信濃町みたいなもんか。{/netabare}

9話
次で終わりか…一期のデストロイヤー戦に比べて盛り上がらない終わり方になりそう。
作画は今回は凄くいい所もあったけどダメな所もあって不安定に感じる。全10話で絵柄がコロコロ変わるのが嫌だよな。

10話
最後は作画に力を入れていたけど、やはり一期のデストロイヤー戦に比べると盛り上がりに欠けていると感じた。
ただアクシズ教徒がお題目として唱えていた教義は考えさせられるものがあった。他力本願、ケセラセラみたいな思想だが、やさしさに溢れている教えではある。アクシズ教の教義は作品テーマに通じる所もあるだろう。

【総評】
この作品も御多分に漏れず、二期はマンネリ化して微妙に終わったと思う。今期では話題性でけもフレ、メイドラゴン、ガヴリールの次程度のポジションに落ちているように見えた。アマラン見ると円盤は結構売れそうだが。三期もあるかもしれんね。

問題の作画だが、いい悪いではなく回によって絵柄が違うのでチグハグに感じた。たった10話しかないのに。
わざと崩していると言う人もいるが、わざと崩せるのは京アニや動画工房やJCSTAFFみたいに全カットをキャラデザと寸分狂いなく描ける所だけがやっていい事だと思う。

2/4の菊田さんのTwitterの絵を見ると、どうも顔を縦長に描くクセがついてしまったみたいだね。最終回の放送時に投稿したイラストもアレだったし、どれだけ自覚があるんだろうかとちと不安。過去絵を見ると元々アメコミみたいな絵を好むタイプだったようで深夜アニメのトレンドに合わせるのに苦労があるのかもしれないが、どうにかして立ち直ってほしい。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 29

72.5 3 アンデッドアニメランキング3位
異世界かるてっと(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (327)
1243人が棚に入れました
「オーバーロード」「この素晴らしい世界に祝福を!」「Re:ゼロから始める異世界生活」「幼女戦記」。総シリーズ累計1600万部超え、BD&DVDシリーズ総売上枚数50万枚超えを誇る4作品が、ぷちキャラアニメになって大暴れ!ある日突如として現れた謎のボタン。ポチっと押すと、なんとさらなる異世界へ転移してしまう!!そこには他世界から転移したキャラクターたちも大集合していて…!?

声優・キャラクター
日野聡、原由実、上坂すみれ、加藤英美里、内山夕実、加藤将之、三宅健太、福島潤、雨宮天、高橋李依、茅野愛衣、小林裕介、水瀬いのり、村川梨衣、新井里美、子安武人、悠木碧、早見沙織、濱野大輝、笠間淳、林大地、三木眞一郎、玄田哲章、大塚芳忠
ネタバレ

noindex

★★★★☆ 3.5

この素晴らしいオーバー世界にゼロから始める戦記

1話
「オーバーロード」「この素晴らしい世界に祝福を!」「幼女戦記」「Re:ゼロから始める異世界生活」がコラボしたスピンオフギャグアニメ。15分枠。
この4作品って異世界転生物ではどれも異色な作品だよな。
{netabare}頭のおかしいめぐみんがボタンを押してしまったか。
OPは主人公4人で歌ってるのか。
学園物なのかよ!ってキービジュでそうだったな。
アインズ様はアンデットだからアクアに弱いんだろうか?
リゼロ組は最後に登場。リゼロはペトラが一番好きなんだが出ないのだろうか…。
本当に存在Xの仕業なんだろうか?サテラの仕業かも。
はいはいEMTEMTエミリアたんマジ天使。
EDはメインヒロイン4人だけどエミリアじゃなくてレムがいいとか思ってる奴多そうやな。碧ちゃんはOPED両方出ることになる。{/netabare}
ターニャが優遇され気味に感じたが1話だけかな?
劇伴もそれぞれのアニメを使ってるからかなり豪華な感じはする。

2話
{netabare}ロズワールってアインズより強いのかーよ?
あれ?ターニャがまだ少佐の時点で召還されたのか。
ターニャとベアトリス似てるかなー。シャルティアも似ていると言える。
ターンアンデッドでアインズを倒せなかったのはちょっとひっかかった。ここがクロスオーバーのやっかいなところだよね。{/netabare}

やはりスタッフはリゼロに余り思い入れが無いのではwレムをもっと出せ!という声が聞こえる気がする。

3話
{netabare}スバルは和食たべたいんやな。異世界行っていしばらくたべられてないから。
このスタッフほんとレムよりラムの方が好きだよなw
アクアが出てくると明らかにスタッフのモチベが上がっているように感じる。
お、レム使ってきたw片想い同士でアルベドと相性いいのかw{/netabare}

4話
{netabare}ターニャとアインズは日本から来たのをあっさりバラしちゃってよかったんだろうか?お互い口止めはしてんのかな。
ダクネスはレムと同じ速さで走れないやろ。
スバルとカズマはライバル的な。
両方ともチート無し主人公でなろうでは少数派なんだよな。
死に戻りの件が言えれば決してスバル>カズマではないんだろうが。この世界で嫉妬の魔女の力が及んでるかどうかの設定はどっちにするんだろう。{/netabare}

5話
{netabare}スバルはあやとりが得意とかいう設定があるんだろうか?
このすば風アイキャッチ笑った
爆裂魔法はかくし芸じゃないやろ。
爆裂魔法はアインズ様から見るとまあまあ程度みたいだね。アクアのセイクリッドターンアンデッドは防御を準備してたけど。
まさかの特殊ED。
つーかペテルギウス出てこないの?怠惰ですね~{/netabare}

6話
{netabare}エミリアが委員長になると思った。
カズマよえーなw魔法耐性低いのかw{/netabare}

7話
リゼロキッズお待ちかねのリゼロ回。
{netabare}確かにリゼロはエミリアを特別にするために他のキャラを凡庸にしているきらいがあるな。
なけなしの個性、ね。
はいEMTEMT。{/netabare}

8話
{netabare}どきどきごちそうさまイベントとかケツカッチンとかってリゼロの原作に出てくるの?
おっぱいが好きならレムに行けよスバル。
この世界って普通にデパートとかあるのか。ヴィーシャがデパートとか来たら戸惑うのでは。
プフークスクス。
シャルティアって非処女設定なんだっけ?
エリスとシャルティアの胸パッドの共通点突くとか{/netabare}スタッフが有能だw

やっぱこのスタッフはオーバーロードが一番好きなんだと思う。

9話
{netabare}腕立て伏せをしているダクネスの頭身が上がっている気がするw
バルスからの目が、目がぁ~というラピュタパロ。
急にストーリーの核心に迫る展開に。
結局アクアは存在Xを知ってるんだろうか?
終盤は死に戻りの話が来そうやな。{/netabare}

10話
{netabare}キャラが増えたけどウィズ、ペトラ、ペテルギウスがいない。
ラインハルトってアニメだけ見てるとそこまで強いとは思わないよなw
10話にしてようやく死に戻りの話。
サテラはこの世界でも有効なのか。なんか優遇されてね?
そういえばこのすばは魔王倒す話だったな…。{/netabare}

11話
{netabare}焼きそばパンで現世組だけショック受けてるw
リゼロの脇役は忘れてきてるな。
ラインハルトがラスボスなのかな。怠惰ですね~の人出して欲しいが。
ゆんゆんの扱いが酷い。
宮野真守追加しちゃったか―声優の予算が。
ラスボスはデストロイヤーかーなんでペテルギウスじゃねえんだよ。中から出てくるかもしれないけど。{/netabare}

12話
{netabare}俺を誰だと思ってやがる!
あー死に戻りについて話そうとすることで闇の気配でアンデットたちを呼んだのね。わかりにくい!
まあリゼロの世界よりはこっちの方がええやろな。
転校生はペテルギウス希望。{/netabare}
2期で作品追加はあるんだろうか?追加希望見てるとKADOKAWA限定と言うのに気づいてない人が多いが。

【総評】
異世界ラノベ版スパロボ。
元の作品を知っていれば面白いことは面白いのだが、あくまでもクロスオーバーの二次創作的な面白さであって、やはり邪道な作品ではある。

原作よりスバルの性格が真面目でカズマがクズ過ぎるように感じたが、もうちょっと正確に再現して欲しかった。クズ化したスバルをカズマが更生する展開があっても良かったような。
ウィズ・ペトラ・ペテルギウスが出てこなかったのも不満。二期に期待。

あと監督が獣医をやりながらアニメを作っているのは驚いた。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 12
ネタバレ

鰺鱒

★★★★☆ 4.0

トドの詰まりが自己紹介&他己紹介。相互宣伝番組?

[2019/04/10 v1]
[2019/05/14 v2]
[2019/06/07 v3 構成修正]
[2019/06/11 v3.1]
[2019/07/06 v4]

おそらくここ(あにこれ)では希少と思われる、このすば・リゼロ・オーバーロード・幼女戦記のいずれをも観たことがないという方の、本作へのレビューを拝見したい。切に。
上記のいずれかを未視聴という方が、未視聴作品にどのような印象を持たれたか、ももっと拝見したい。

ファンサービスというより、本作はかなりうまくできた宣伝番組なのではないかと思い始めています。ただ、幸か不幸か僕は4作とも視聴済み(リゼロのみ中途退出ですが)なので、ナイーブな感覚が自分の中にないのです。


ひとまず、案外楽しく観られています。

OP、これもまたオーイシさんなのね。すごいね。
いせかいもわりといいせかい。これに尽きる。

EDはひゃだいんか。こちらもそれっぽい。


First Impression
{netabare}
あ。るーでるどるふ准将もいらっしゃるんだ。
吹き出してしまった。

それにしても、CV陣の豪華さよ。
{/netabare}

五話まで観た感じ
{netabare}
ショート枠なため物語性を最初から期待していない部分もある。そのわりには展開がしっかりしているように見える(これもショート枠の逆補正かな?)。ここまで来ると、この世界を作り出し、四作品のメンバーを呼び込んだ張本人はなにもので、その意図はなにか、というのが問題になるわけだが。。。KADOKAWAだからなぁ。。。ポプテピのようなメタ展開はしないだろうなぁ。してくれるのもアリだと思うんだけどなぁ。。。
{/netabare}

九話まで見た感じ
{netabare}

相も変わらず、何となく楽しんではいるのですが・・・

九話の時点で特に「物語」のようなものはなく、四異世界の面々をかわるがわるfeatureしている。アクアがいきなり核心を突いてきたかのようにみせて、実質はアインズによるスバルの紹介。

四作品による相互宣伝番組の態を為してきたかな。

あと三週なわけで、ここから「物語」が進展し出すとすると、ものすごい駆け足の展開になるなぁ・・・・どうしようもないオチ、が待っているようでちょっと怖くなってきたかぁ~な。

{/netabare}

最後まで観て。

{netabare}
結局、種明かしは二期に持ち越しかぁ。げんなりだよ。
二期決定とはいうが、いつなのだろう?
転入生は、許諾とれたの?これから取りに行くの?
{/netabare}

投稿 : 2019/11/16
♥ : 29

ISSA

★★★★☆ 3.7

声優陣の豪華さでは今期No.1

異世界物のキワ物アニメ集めた感じ、キャラクターが濃すぎw


オーバーロード
・アインズ(日野聡:ゼロの使い魔・平賀才人:ベルゼ嬢・アザゼル)

・アルベド(原由実:黄昏乙女×アムネジア・庚夕子)

・シャルティア(上坂すみれ)

・アウラ(加藤英美理:化物語・八九時真宵)

・マーレ(内山夕美:鉄血のオルフェンズ・フミタン)

・デミウルゴス(加藤将之:宇宙兄弟・真壁ケンジ)

・コキュートス(三宅健太:ベルセルク・ゾッド)


この素晴らしい世界に祝福を
・カズマ(福島潤)

・アクア(雨宮天)

・めぐみん(高橋季依:リゼロ・エミリア)

・ダクネス(茅野愛衣)


Reゼロから始める異世界生活
・スバル(小林祐介)

・エミリア(高橋季依:このすば・めぐみん)

・レム(水瀬いのり)

・ラム(村川梨衣:ヒナまつり・アンズ)

・ベアトリス(新井里美)

・ロズワール(子安武人:頭文字D・高橋涼介)


幼女戦記
・ターニャ(悠木碧)

・ヴィーシャ(早見沙織)

・ヴァイス(濱野大輝)

・グランツ(小林祐介:リゼロ)

・ケーニッヒ(笠間淳)

・ノイマン(林大地)

・レルゲン(三木眞一郎:頭文字D・藤原拓海)

・ルーデルドルフ(玄田哲章:クレヨンしんちゃん・アクション仮面)

・セートゥーア(大塚芳忠:NARUTO・自来也)

・ドクトル シューゲル(飛田展男:機動戦士Ζガンダム・カミーュ ビダン)


こうして見ると、幼女戦記意外のアニメはキャラクターの個性が分散してる。
幼女戦記は圧倒的にターニャの個性が際立つ…。


あとオーバーロード&幼女戦記の笑いってシュールなコント系、東京03やアンジャッシュみたいな。

このすばは、コテコテ関西の吉本新喜劇。

リゼロは、お笑いとはちょっと違うな…ドラマぽい。


視聴完了
4作品とも全て知ってるので楽しめました!
主役4人以外では予想外に目立ってたロズワール先生。
変な口調がやっぱり特徴的、頭文字Dの高橋涼介のカッコいい役から想像も付かない、子安無双…
2期も決定だし新しい転校生誰かな?次も楽しみ。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 20

58.0 4 アンデッドアニメランキング4位
異世界チート魔術師(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★☆☆ 2.6 (242)
777人が棚に入れました
どこにでもいる普通の高校生・西村太一と、運動神経抜群でモデル体型の美少女・吾妻凛。平和な高校生活を送っていた二人はある日突然、不思議な魔法陣の光に包まれ、見知らぬ土地へ迷い込んでしまう。そこは恐ろしい魔物が生息し、獣人やドワーフ、エルフといった多様な種族が存在する、まるでファンタジーのような世界。異世界へと導かれた太一と凛は、ここで生き抜くために「冒険者」になることを決意するが、その適性検査で、二人が“チート”な魔力を持っていることが判明して……。
「小説家になろう」発、シリーズ累計200万部を突破した、チート魔術師による異世界ファンタジー英雄譚が遂にTVアニメ化!

声優・キャラクター
天﨑滉平、高橋李依、田中美海、大原さやか、久保ユリカ
ネタバレ

pister

★★☆☆☆ 1.5

目覚めたそこは、戦乱の異世界だった(チェーイサー♪)

タイトルはトライネッター(クソアニメマニア)御用達の“IZUMO”のCMで有名な台詞。
あの頃ですらこういうのは「今更かよw」と小馬鹿にされる対象だったのに、令和に入ってもこれかぁw
転移までの経緯なら最近も“コンセプション”が同じ様なものだったのに、こっちのがIZUMOみを強く感じさせる、正当後継者?

前も何かの感想で書いた気がするけど、最近そうでもなくなっちゃったが自分は所謂きれぼし脳(ゲームを意図的にバグらせた動画を好んで見る人種)で、チートと言われましても自分に都合のいい効果しか起きない状態ってのはピンと来ない。
やっぱ何か自分に不都合な不具合が起きてくれないとちょっとなぁ…そこら辺は最近“ユリシーズ”がやってくれたけど、あっちはあっちで別の部分でコケたというか。
チートコードを自分で作ったのならまだしも、所詮他人に与えられたものに乗っかってるだけなので何も自慢にならないしそれでイキがられると見てて辛い。
あくまで「与えられた強大な力」をどう扱うのか・振り回されるのかがエンタメとして見所だと思うので、そこんとこ触れてくれるかどうかでこの作品の評価が分かれそうな気がする。

2話までの感想{netabare}
1話冒頭「これってチートだよな」じゃなくて「なろうだよな」と言った方がウケたと思う。
あーはいはい、召還したエメロード姫がラスボスねー…って冗談は置いといて、召還(転生)に事情がありそうなのは好印象。
最近大した意味も無く転生するのが多かった気がするので…主人公が「なんでオレが」と自問する展開は欲しいなぁ、と。
とはいえこのタネ明かしはアニメ中にやってくれるのか?
2話は世界説明、何年前のアニメなんだか眩暈を起こす。
主人公組以外に転移者居ないのかいな、“エルハザード”の陣内兄みたいの出ても困るけど。

しっかしCMの「チートな特典」ってスゲー引っかかるなぁ、それウラがあるってことやん。
一昔前の「超」と同じノリなんだろうけど、それ以上に誤用が酷い。{/netabare}

4話までの感想{netabare}
お、おう…なんだこれ?
エラく地味。
3話はギルマス?がヒゲ面とはいえ喋ってる時に完全な止め絵でギョっとした。
と思ったら「相手の出方を見る」「それってこっちから仕掛けるってことですよね」と、日本語としての会話も変でクラクラした。
中華アニメだったら分かるんだけど…差別的な意味じゃなくて感性が日本のソレとは違うんだろうなと細かいことは気にならないのだけど、これって日本アニメだよね?
…。
本当にそうか?と思ってスタッフ調べたら(実は今まで調べてなかった)、監督は“アキ電”劇場版の制作進行やってたことがあるみたい。
わぁすげー、制作進行って一番過酷な印象あるけど…しかもアキ電って…TV版はかなり作画ヤバくててんてこまいだった気がするんだがチュチューン。
劇場版はそうでもなかったのかな?
でもってアクション監修としてクレジットされてる追崎史敏は制作のエンカレッジフィルムズの代表取締役。
直近では“メルクストーリア”の監督やってたけど、実際この作品でアクション監修やってるかどうかは謎だねぇ、社長としてどこかに名義載せないとアカンので仕方なく…だったりして?
だって、アクションが、ちょっとねぇ…4話戦闘シーン緊張感ゼロ。
(そういや“七星のスバル”のアクション監修もりやまゆうじも「え、本当に?」という出来で、アクション監修って肩書きはどこまで関わってるかピンと来ませんね)
多分これ俯瞰視点で5人の位置をずっと追ったらひょうきんなことになると思う、イメージしてみよう。
ってか風ってアンタ、“ブラッククローバー”のユノかよと、あっちが最近派手な戦闘見せてくれたせいで余計にショボく感じる…これはタイミングが悪い?
チートといいつつ派手さが無い、山一個くらい吹き飛ばして良いと思うのだが。
この地味さが余計に古臭い印象を強めてるんだろうけど…90年代までは行かないかな、2000年代のアニメっぽい。
ひょっとして意図的って可能性は…無いよね、まさかね。{/netabare}

5話感想{netabare}
アナスタシアでアナって、そこは「女に向かって穴呼ばわりなんて、あなたも相当な男ね」と返すんじゃないのか(“お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ”ネタ)。

ってかこの作品世界の常識がワカラン。
かつてアサシンやってても転職したら以前のしがらみチャラなん?アサシン取り仕切る組織とかないのん?「任務に失敗したら死ゾ」を強制してた力はどこ?
そんな呆気なく足抜けできるもんかな、実はスパイだったりして?
アサシンから足洗うのなら、抜け忍狩りの対象にならないように組織を壊滅させる話があるならまだ分かるんだけど…今後あるのかな?
もしくは鞍替えしたギルドの方が圧倒的に力が強くてアサシンギルド側は黙るしかないとか?
そもそもアサシン時代に働いた罪はどこに?被害者=恨みを持ってる人居るよね?人から恨まれる仕事だよね?アサシンって。
今後そこに触れてくれるなら別に構わないけど。
もう一個不思議なのは物資不足→価格高騰でよく暴動起きないな、と。
町人は粗末な食い物しか食えない・多少傷んでても無理して食う→病気の蔓延、とか無いのん?そんな長期的ではない?{/netabare}

6話感想{netabare}
あれ、同日放送してるリトライはツッコミどころ多すぎてツッコむ気力失せたんだけど、ひょっとしてこっちのがそれより酷い?
水蒸気爆発自体の原理とかは置いとくにしても、作中描写からは…それ、必要だった?
落とし穴だけじゃダメだったの?水攻めだけじゃダメだったの?熱した金属落とすだけじゃダメだったの?
何故水蒸気爆発「まで」しなければならなかったのかよく分からない、ちょいと近所のコンビニ行くのに戦闘機乗るみたいな違和感。
しかもそれが大して威力発揮したように見えない、爆発音も地味、緊張感が無い。
なんでこんな地味なんだ?とむしろ気になってもう一度見てみたけど、ああ、衝撃波(爆風・突風)が無いんだ。
どれだけ離れてたんだか知らんけど、リンの場所にはそよ風ひとつ立たない。
コンテ?演出?なんのせいかよく分からんけど、淡々と仕事でやってるだけで盛り上げようという意思を感じない。
制作スタジオの社長がアクション監修に名前載せてるんだし、あんまそれがヘボいとマズくね?
双子の懐柔も謎。
↑で「アサシンの余りにもお手軽な鞍替え」をどうにか納得できる形にしようと脳内補完頑張ったワケだけど、なんかこう、コトの成り立ちに対する常識的経緯が抜けちゃってるような?
せめて主人公からゲンコツ食らってビービー泣いた後に反省、だったら分かるけど…な、なんだ?その心変わりは?
ってか簡単に信用しちゃうの?
「敵対してた双子姉妹がのちに仲間になる」って展開は“モンストアニメ3期”のサンメタを彷彿とするが、あっちはちゃんと仲裁役のビマーに会うまで疑ってました、普通そうでしょー。
双子の掛け合いもサンメタの方が上、モンストアニメ、見よう。{/netabare}

7話感想{netabare}
↑でトライネットを挙げてたけど訂正、それより酷いやw
トライネットより前の時代の…あかほり作品…を酷くした感じ。
なろう系の多くはあかほり作品の影響を強く受けてると思うのだけど(そう思えば気が楽になる)これはそれより下、当時のクオリティ込みで。
あれだ、カシムが今にも「私は美しい」って言いそうなのが拍車かけてるwってか言わせてやっとあかほりと同等かと。
アナの死なんて長谷川勝己(あかほりの弟子筋)リスペクトかと思ったぞ。

しっかしスタッフはこの出来に「これでいい」と思ってるのだろうか。
現場がてんてこまいで各部署に連絡つけるヒマも無くて「これが精一杯、もう助けて」ってことなんだろうか。
なんせ数十秒前と後で話が矛盾してるわテンポがおかしいわ、こんなのそうでなきゃ起こり得ない気が…そういう作品って海外発注先にロクなのが無い90年代~2000年代にはちょくちょくあった気が。
コンテだか演出だか、その段階でもうダメダメってのは思いたくないのよね。
けど…そうはいっても…ドラゴンブレス食らって吐血!?やドラゴン撃退シーンの爽快感の無さとかは、もう見てるこっちが「うわあああ」と言いたくなる出来で…。{/netabare}

8話感想{netabare}
細かい話はまた後で、それより…
双子何処行った!?{/netabare}

9話感想{netabare}
双子はどうした?
「この世界で出会った仲間達」みたいなこと言ってたが、そこに双子は入ってないのか?
↑で指摘した通り、アナの件で「アサシンギルド(?)をそんな気軽に足抜けできるのか?」と思ったら案の定制裁された様に(実際はギルドの手によるものじゃなかっとしても)、ちゃんと後始末つけないとまーた消されるぞ。
戦争理由と政治理念はまた別問題だよね?片方が覇権主義でもう片方が侵略受けてるってことでもないし。
主人公が簡単に王様側についてしまったのに違和感なワケだけど、先に召還されて事情をそこそこ知るマーベルフローズン的立場の人間から「ホイホイ王様の言いなりになってお前はバカだ」と言われる展開にはならんのかな?
そもそもドラゴンから「あのお方」呼ばわりされた存在は何なのか探らないのか?
それこそあんまチートチート言うと人道に背く行為だと認めてしまった召還(この時点で違和感なんだが)そのものが禁断兵器の使用として王弟派につけ込まれない?
カシムにしても、名声を上げたいのか世を混乱に陥れたいのかよくワカラン。
普通に考えりゃ王弟派が「黒幕」にそそのかされて蜂起したってだけなんだろうけど、まんまと踊らされるにしてもちょっと頭が弱すぎる気が…。
このノリだと、黒幕側の手先が突如自白するまで気付かないって流れになるのかなぁ?


余談・園芸ネタ{netabare}
エンディングで描かれてる花はヒルザキツキミソウではなくネモフィラ。
但し花色がピンクで、品種改良で実在するかも知れないけど一般的ではない。
それが悪いってことではなく、創作作品としてアレンジ加えたのかな?と思ったら本編で一般的な水色のネモフィラが登場。
あれ?今後何かあって花色が変わる話でもあるのだろうか、そうでないとわざわざEDでピンクにした意味が…。
因みに同アニメ制作がひとつ前に作った“メルクストーリア”の最終回で出たお花畑のモチーフもネモフィラでしたね。
予算切り詰めで資料使い回しだったりしてw背景はまた別?{/netabare}{/netabare}

最終回までの感想・総評(↑と重複した部分もあるのでこれだけ見れば良いかも){netabare}
最初に「これこれこうだったらいいな」みたいなことを書いたけど、甘かった、それ以前の問題だった。
細かい部分すっ飛ばしても、とにかく

絵から緊張感が感じられない

絵だけの問題じゃないのだけど、とにかく致命的。
「アニメーションが死んでる」と言ってもいいかも知れない。
おっかしいなぁ、制作のエンカレッジフィルムズの前作“メルクストーリア”は出来良かったのに(※)…。
そっちで監督だった社長がこっちではアクション監修になってて、大きな期待はしないでも一定のクオリティは保障されるものだと思うじゃない?
何が違ったんだ?予算?スケジュール?
とはいえ、じゃあメルストと違ってこっちで監督になったのは誰かといえば、アキ電劇場版の制作進行で業界入りした人っぽい。
実際はどうか知らないけど制作進行が一番過酷な部署ってイメージなので、オーバーな表現になるけど「地獄を見てきた人間だから根性座ってるんじゃない?」と期待したのだけどなんか違ってた。
実際は「拘りなんか持たずに最低限見れる形(絵が崩れてなくて色が乗ってる状態)でさえあればいい」を重視したかのような出来栄え。
右から左のライン工の現場監督をしただけのような印象、実際の裏側は知らんけどね、作品から受けた印象として。
「ここは気合を入れる・ここは手を抜いても良い」みたいなメリハリが無くて、おしなべて絵が死んでる。
ある意味非常に制作進行っぽいっちゃあぽいのだけど、そっち側かぁ。

逆パターンとして記憶に新しい“賢者の孫”では、全体としては低クオリティなのに一部の戦闘シーンだけ妙に頑張ってる時がありました。
話の出来は置いといて、自分はそういう方のが好きですね。
恐らくそのシーンを任されたアニメーターがめっちゃ頑張っちゃったんだと思うのだけど、それと比較したらチートは必要以上に頑張りそうな現場に対し「そんな頑張らないで」とセーブをかけたかのような印象。
いや実際は知りませんけどね、これで一杯一杯だったのかも知れませんけどね。
長々書いちゃったけど、要は

ハナから真面目に面白いもの・良いものを作ろうという気はない、仕事として作業をこなしただけ

感がハンパない。
と、先に絵について語ったけど、その影響は話の方にも及んでて。

原作の頃から絶望的につまらないのかどうかは知らないけど、色々おかしいところが多すぎてツッコミが追いつかない。
事件の背景に鎮座する「あのお方」も、単に何も考えてないのを先送りするための方便にしか聞こえない。
意味ありげな描写により「アイツ怪しい」と視聴者にはアタリは付くけど、主人公がそれに迫ることは一切無いので「前進した感」が全然無い。
「○○締め上げて聞き出そうとしないの?」と思うことがしばしばで、けど基本「あのお方」について興味すらなさ気で、たまに聞き出そうとする時は「自殺してくれるアサシンが相手」というご都合っぷり。
ここら辺も最低限絵的に緊張感があれば「とてもそんなの尋ねられる余裕無いんだな」と好意的解釈もできるのだけど、余裕アリアリでくっちゃべってる感じ(というか突っ立ってるだけ)なので無理。

一番の違和感はタイトルにも使われてる「チート」の扱いだけど、これは途中入る円盤のCMからして大きく解釈がズレてるっぽい、自分とは。
ネット配信などで見てる方へCM内のセリフを書き出すと…

タイチ「リン、オレ達のブルーレイに付けるチートな特典考えようぜ」
リン「チートな特典?」
タイチ「んー、例えばオレ達の握手券」
リン「ヒーローだけに!」
タイチ「じゃあミューラの剣」
リン「それは大きすぎだよ」
タイチ「えー、ならレミーヤさんの特製手料理」
リン「それは欲しい!」

…。
うん、なんか「チート」の扱いがおかしい。
これは同期放送の“通常攻撃が全体攻撃~”でも感じたことなのだけど、ひょっとしたらアニメスタッフの中でもどう扱えば良いのか解釈が分かれてて、それが作品内容に一貫性が無い・散漫な原因になってる、ってことは…ないかなぁ?
そしたらそしたで「しっかり協議して意見の摺り合わせをしよう」なだけで、作品作りに真摯に取り組んでる感じがしない、に行き着いてしまうのですが…。
そして最後に、
双 子 ど こ 行 っ た ?



そうはいってもあの作品(メルクストーリア)は激しい戦闘も無ければ話の流れに違和感を覚えるシーンが無い訳でもない。
ただ、「決めポイントとして何度も使う気合の入ったバンクシーン」が使われてたので「これを差し込むために前後の流れが多少強引でも仕方ないか」とツッコミへのブレーキがかかったのも事実。
バンクシーンがあれば百難隠すというか、単に自分がホビー系に毒されてるせいかも知れませんが。
じゃあこっちでも、ひょっとしたらバンクシーンがあればマシに感じたのかな?と思わなくもない。
どうなんだろうね?{/netabare}

追記{netabare}
ふと思い出したんで追記。
散々チートチート言いつつ、実際には大して凄くないのが凄い。
かなりレアではあるんだろうけど転移先の世界に元からある透明マントにたじたじ、作中でこれを打ち破る描写は無かったと思う。
しかも運が悪いことに同期放送の“コップクラフト”で似た感じで透明になる術が出るのだけど、そっちは現代科学の知恵でサクっと看破、しかも暗視スコープとスプリンクラーで2回。
透明マントがどのセンサーまで目くらまし出来るか知らないけど、最強(≒チート)は透明マントであって主人公ではなかった…って所もクソ的にポイント高い。{/netabare}

投稿 : 2019/11/16
♥ : 13

鰺鱒

★★☆☆☆ 1.9

雑だなぁ(立派この上ないチート作品)

[2019/09/20 v1]
[2019/09/26 思い出し追記]
[2019/09/30 v3 cheatとは?追記]
原作知らず。

アニメ化における失敗のせいなのか、「もと」すなわち原作がひどいからこうなのかよくわかりませんが、結果として酷い。修行もしんどくなってきました。

いわゆる「なろうもの」も既に何作か拝見しましたが、僕が嫌だなと思う作品に共通しているものが見えてきたように思います。n数大事ですね。

昨クールのお孫さんもだったのですが、本作も登場人物に芯がないというか、その時々で簡単にぶれる感じがしんどいです。主人公(男)とお師匠さんがきつい。分単位で都合よく有能と無能を行ったり来たりするのもいただけないです。原作由来だとしたら、雑な設定のまま書き始めてしまったのかな。

作画がダメでも、物語とその演者(登場人物)がちゃんとしていればそれなりに楽しめるという好例が同クールに存在してしまったのも、運がなかったですね。

[思い出し]
Flash動画の、それも初期の頃のようなものを見せられて「アニメです」とは言わんでしょう。そのうえ、動画における手の抜き方が下手というか、センスが悪い感じがした。その点は、明らかにリトライより劣ると感じる(あっちは、なんていうか、純粋に絵が下手?)。

中盤でよく見られたのですが、近接格闘(打撃戦)を描くなかで、攻撃のインパクトの瞬間を見せないってかなり筋が悪いと思う。どう言えばいいんだろう・・・・
「ピッチャー振りかぶって→投げた〜→三振→スリーアウト・試合シューリョー」の投げたー振ったーあたりがインパクトだとすると、止め絵にするとしても投げたー振ったーは外さないと思うのです(リトライは、まさにそこで止め絵)。だのに本作は「振りかぶったシューリョー」っていう感じ。2枚で見せるにも、そこ?そこなの?

==cheatとは?
皆さんのレビューを拝見していて、違和感を持ってしまったので追記。ま、頭固い年寄りの意見として。

一部の他の方のレビューにもみられますが、チートという言葉の意味が良くわからなくなってますね。本作の主人公は全然「チート」じゃない、とか、もっと「チート」しろのような内容が散見されますが、それってどうなんでしょう。

っていうか、チートの意味が本来のcheatから離れて一人歩きしてますね。お若い方がラノベ・アニメ界隈における「チート」的用法で将来海外の方とお話しするかもしれないとか思うと、わくわくが止まりません。万が一にも英語圏で他人の成果や能力にチートなんて言おうものなら、(それが事実Cheatでない限り)フルボッコand/or総すかん待ったなしですがね。

で、この作品ですが、立派この上ないチートの結晶ではないでしょうか。
この作品をはじめ、昨今のラノベ作品の出来が悪いものはチートの固まりだと思ってます。

作家を育て市場を育てることをさぼり、なろうのただ乗り(cheat)を重ねる出版業の、
面白いもの・楽しいもの造りをズル(cheat)する放送業の、
Animateしていないものをアニメであるとごまかし(cheat)を重ねるアニメ業界の
総力を結集した作品の一つが本作ではないでしょうか。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 26
ネタバレ

TaXSe33187

★★☆☆☆ 1.9

THE・テンプレ……と思いきや

一話を見た感じだと、覇王みたいな主人公が孫みたいなノリでイキリつつスマホ太郎みたいに棚ボタチートで無双する話って感じかな?

全力でテンプレをなぞってるだけなので、特に内容については思うところはないかな?というレベル
というかあまりにもテンプレすぎて気づくと余所見してしまう
余所見しようが話を聞き逃そうがテンプレまんまなので、余所見した場所を見返す必要もなく話が理解できてしまうのは良いのか悪いのか…
まあ、無駄に凝った作りを目指して意味不明を作り上げた「ありふれ」よりはずっとマシかもしれない

作画もなんか動きがぎこちなかったり悪い意味でのチープさが気になるけど、それもまたなろう系らしさかな……


8話視聴
{netabare}シナリオに問題がありすぎる…
最初の2話くらいを見た辺りまでは、どこまでもテンプレを綺麗になぞり切るだけの虚無系クソアニメ枠かな?と油断してみていた
ただ、敵勢力があらわれてからの展開が無茶苦茶すぎてドン引きしてしまう

女暗殺者に意味もなく命を狙われて、殺さずに無力化して仲間に引き入れる
まあこの辺はテンプレそのままなので逆に安心感すらある
「捕らえた後、相手の被った面を取らないのか?」とか「主人公を狙った理由は聞かないのか?」とかその辺は最早些細なこと

ただ、農園で敵と戦う場面以降はテンプレすら使いこなせていないあまりにも雑な展開の連続
ヒロインコンビが舐めプして時間かけて戦う→一人だけ無茶な戦いを強いられて主人公ピンチ!覚醒!
暗殺者(アナ)が主人公の味方になって同行する→実は戦闘力ほぼ皆無!
悪事に加担していた双子がトラブルでピンチ!→主人公が(直前に守ると約束したアナを放置して)助ける!
敵?に操られたアナがドラゴンと戦う主人公の元へ来てしまう!→到着直後に洗脳が解けたアナがブレスから主人公を庇って死亡!何をすることもなく洗脳は解けたため、そもそも洗脳して操った理由すら不明!

一言でいうとひたすらに雑
それぞれ、
厳しい戦いで主人公が真の力の一端を見せる
新ヒロインと協力して行動することで親密さを深める
悪事に加担していても、騙されての行動なら許す度量を見せて仲間を増やす
仲を深めた相手の死によって、主人公が本当の力を手に入れる
みたいな意図があるのは当然分かる
ただ、
主人公のピンチは大体ヒロインのせいだから、ピンチってよりただの自業自得にしか見えない
魔物を倒せる屈強な冒険者に挑みかかるような暗殺者が戦闘力を持たないのはあり得ない
善悪の判断が出来ない双子を助けるのは分かるけど、そのために「守る」と宣言した同行者を放置して危険に晒すのはおかしい
仲間の死を乗り越えて力に目覚めるのは王道だけど、これではアナを(作者が)殺そうと思ったけど同行させ忘れたのを、無理やり帳尻合わせしたように思えてしまう
結局最初にアナが主人公を狙った理由も、狙った組織も、アナを操った理由も一切不明のままアナは墓の下に眠ってしまって出番を失っている

「こういう展開がしたい!」は伝わるけど、「どうすればこんな展開になるだろう?」を考えずにキャラを無理やり動かしているような感覚がある
脚本の段階でシナリオの構成に失敗したと言うより、そもそも原作の段階で上手くなかった展開が、アニメで露骨に目立つようになったのかなと思う

極限まで圧縮したダイジェスト展開でシナリオ理解を拒み続ける「ありふれ」
極限まで雑なシナリオで拒絶反応を生み出す「チート」
あまりにも対極的すぎる両者が鎬を削る今期の太郎枠は本当に恐ろしい破壊力を誇るなあ……
{/netabare}

最終話視聴
{netabare}「俺達の戦いはまだ始まってない!」ENDとは斬新な…
アナの所属していた暗殺組織について→完全放置
ゴブリンを生み出した双子について→完全放置
カシム達との因縁について→なんか友情芽生えた感じで放置
カシムの上役である猊下とその更に上の「あの御方」について→一切気づかず完全放置

ここまでの話に登場した要素は一切解決せず、ただ終盤の内戦が終結しただけというオチ
戦いを終わらせた立役者として主人公たちは国王から王立軍の客員(むしろ特射?)に近い立場を与えられる
ただ、そもそも全員が冒険者としての肩書をすでに得ていて、特別に身分の保証を求める立場には無かったはず
「ピンチになったら国を助けろよ?」って体よく首に縄をつけられたような扱いに格下げされたような状況なんだけど

というかカシムとの喧嘩で謎の友情を芽生えさせてたりしたけど、そもそもカシムは農園にオーガを仕向けたり、普通に考えれば純粋な敵のはず
それどころか主人公の滞在する街を魔物の大群で蹂躙しようとした結果アナが死ぬ遠因を作っているわけで、良い奴要素はどこにもない
そういう風に、この作品の中ではその場の雰囲気でなんとなく話を繋がてる部分が多すぎて、全体を通すと意味不明な部分がとにかく多い

そういう意味不明な扱いを一身に受けているアナ関連が原作でどう描かれているか気になってweb版を読んだ所、アナはそもそも存在していなかった
つまり、書籍として出版するにあたっての追加キャラだったらしい
ついでに言えば死因のドラゴンも追加ボスで、内戦の時に太一が一人で敵本拠地に行って和睦を求める展開も追加要素

書籍化に伴う改変要素が尽く邪魔な矛盾とキャラの行動のおかしさを生み出しているらしい
web版自体も決して書籍化に堪える筋書きとは思えないけど、少なくともアニメで描かれているよりはシンプルに纏まっていた
アナがいないお陰で、精霊契約あたりの流れも太一の戦いに対する恐怖を表に出す展開になっていた
内戦の際も、戦端が開かれてから和睦を求める頭のおかしい行動は取らず、
自分が力を振るうことで救われる命と、力を振るい命を奪うことへの恐怖の間で葛藤しながら戦う様子が描かれていた

web版を読む限り、地味な戦闘やら起伏の少ない展開やらは確かに目立った
ただ、それを理由にここまで意味のない、というより矛盾しか産まないマイナスばかりの追加要素が必要だったとは思えない
そもそもこれを書籍化すると決定した際に、どうして改変をここまで入れたのかがわからない
書籍化に堪える内容と思ったならそのまま文章校正だけを行って出版すべきだし、難しい内容なら書籍化すべきでない
安く使える素材で雑に調理して、刷り数だけ稼げばあとは知ったこっちゃないって出版社の舐めた態度がありありと見えてくる

これにやる気のないアニメ制作が加わるとこういう虚無が出来上がるのかな、と
「敵が強すぎて止められない!」とか叫んでるシーンで敵の狂化兵士が軒並み棒立ちしてるとかどこのジョークアニメかと思った
それに出血描写を嫌ってか、剣を持った相手と戦っているのに負傷は全てアザのみ、という雑っぷり
オマケにシナリオ自体がweb版よりも酷くなっているから、本来の目的である販促にすらならない
円盤も売れず、書籍も売れず、勝利したのは刷り数を稼げた出版社のみ、という地獄絵図が見える恐ろしい作品だった
{/netabare}

投稿 : 2019/11/16
♥ : 6

78.2 5 アンデッドアニメランキング5位
オーバーロードⅢ(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (595)
2809人が棚に入れました
TVアニメ第1期が2015年7月~9月に放送された第1期が「最凶ダークファンタジー」の名にふさわしい圧倒的なスケール感と、クオリティの高い映像に多くのファンを魅了、2017年には劇場版総集編(前編・後編)が公開。TVアニメ第2期「オーバーロードII」が2018年1月~4月にかけて放送された。「オーバーロードIII」は7月より放送開始。

声優・キャラクター
日野聡、原由実、上坂すみれ、加藤英美里、内山夕実、加藤将之、三宅健太、千葉繁、東山奈央、五十嵐裕美、小松未可子、沼倉愛美、瀬戸麻沙美、佐倉綾音、真堂圭、東地宏樹、楠見尚己、雨宮天、石井康嗣、安野希世乃、逢坂良太、白熊寛嗣、遊佐浩二、小清水亜美、斉藤貴美子、花守ゆみり、石上静香、富田美憂、嶋村侑、櫻井孝宏、土師孝也
ネタバレ

scandalsho

★★★★★ 5.0

本格的に世界征服へ?

原作未読。第1期、第2期は視聴済み。最終話まで視聴。

いよいよ、”ナザリックVS人間”の構図で物語が描かれます。
ナザリック(アインズ様)サイドに肩入れすれば、爽快なんですけど・・・。
人間サイドに肩入れしちゃうと、結構グロい作品かも知れないです。
{netabare}対フォーサイト戦や、対ガセフ戦{/netabare}など、少し心が痛みます。

オーバーロードのもう一つの魅力はコメディパート。
第1話の、アインズ様や守護者たちの日常は、かなり面白かったです。
それ以降も、デミウルゴスに対する、アインズ様の知ったかぶりとか、定番ネタも面白かったです。

第4期を期待して待ちたいと思います。



《以下、各話レビュー的何かです》
{netabare}
【第1話】
OP、EDが、いつもながら、とてもカッコいい。
OxTとMYTH&ROID、OPとEDの担当が1期、2期から入れ替わっている。
こういう変化は、ファンには格別の御褒美ですよね。

ナザリックの日常回。
さりげなく、第2期のおさらい。
さりげなく、新キャラ登場。
このさりげなさが、とても良い。

コメディ回であり、サービス回(?)でもある。
しかし、アインズ様の{netabare}入浴シーン{/netabare}って、需要ありますか?

【第2話】
相変わらずデミウルゴスに振り回されるアインズ様。
思わず声が出るほど、ウケた!

カルネ村編。
恐らく本編とは大きく関わらないであろう、カルネ村の日常が丁寧に描かれる。
第2期のリザードマン編とも通じる、丁寧な作風が嬉しい。

【第3話】
カルネ村編のつづき。
エンリの大変な一日。
そして、恐らく、アインズ様にとっても大変な一日(笑)。

いちいち説明がなくとも、エンリの背後でアインズ様が暗躍している様子がうかがえる。

ルプスレギナ。
エンリに絶妙なアドバイスとしたかと思えば・・・。

【第4話】
はい!ルプスレギナちゃん叱られました(笑)。
「ほうれんそう」は組織の基本ではありますけどね(笑)。

アインズ様はアウラを連れて、巨人と魔蛇のもとへ。
しょせん、ハムスケと同レベル。
結果はおのずと・・・。

【第5話】
巨人の群れがカルネ村を襲撃。
前話との繋がりから、アインズ様の指示を受けた魔蛇が、陰で糸を引いていることは容易に想像が出来る。
ルプスレギナちゃんも無事にテストをクリア。

エンリとネム、ンフィは、アインズ様の招待でナザリックへ招かれる。
甘味に目覚めたエンリが可愛い!

【第6話】
捕らわれのデスナイトから始まる、バハルズ帝國編。
皇帝役は櫻井孝宏さん。
パンドラズ・アクター役の宮野真守さんの時も思ったけど、有名声優さんの贅沢使いは人気作ならでは。

デミウルゴスの提案を受け入れ、アインズ様も動く。
冒険者とは異なる組織。ワーカー。
フォーサイト。
この後の話の中心になるんだろうな。

【第7話】
ワーカーたちがナザリック地下大墳墓に、盗掘目的で忍び込む。
いうまでもなく、これはアインズ様たちの企て。
次々と排除されるワーカー。

恐怖公の声優さんは神谷浩史さん。豪華声優の贅沢使い。これも人気作ならではですね。

ガゼフに匹敵するともいわれる天才剣士・エルヤーがハムスケに一蹴される。
三人のエルフの奴隷に見捨てられた末路は惨めでした。

【第8話】
この回は純粋に面白かったですね。

{netabare}アインズの「仲間」というキーワードからフォーサイトのリーダー・ヘッケランが導き出した答え・・・。
『ナザリック地下大墳墓にいるアインズに宜しく』
一見、間違っていない。
しかし、第1期から視聴している視聴者なら分かりますよね?
{netabare}至高の四十一人のメンバーなら「アインズ」ではなく「モモンガ」と呼ぶ。
守護者なら「アインズ様」と呼ぶ。{/netabare}
仲間の名を語った嘘にアインズ様が激怒するのも無理はない。

クレマンティーヌ戦と同様、はじめは戦士として戦うアインズ様。
理由は、{netabare}恐らくあの首輪{/netabare}?

次にマジックキャスターとしての力を見せつけるアインズ様。
アインズ様が魔力探知阻害の指輪を外した途端、アルシェが嘔吐。

『タッチオブアンデス』
超位階魔法保有者のアインズ様にとっては恐らく下位の魔法。
だけど、フォーサイトの面々には目にしたことのない高位の魔法?

イミーナを庇い犠牲になったヘッケラン。
自らの命と引き換えにアルシェを逃がすよう懇願するロバーデイクとイミーナ。
そこでアインズが導き出した答えは・・・。
{netabare}シャルティアに対して『苦痛なく慈悲深く殺せ』と。
「そこのどこに慈悲があるというのですか!」
『教えてやろう。このナザリックにおいて死は、これ以上の苦痛を与えられないという意味で慈悲である』{/netabare}
ひえ~っ!
まあ、実験材料にされたり、拷問を受けたりetc・・・。
そんなナザリックでは、苦痛の伴わない死は慈悲なのかも知れない(笑)。

アルシェとエントマの{netabare}声優さん{/netabare}が同じ理由がここにあったんですね。

Cパート。ドラゴンとともにアウラとマーレが王宮を襲撃。
まず先に相手に手を出させておいて、それを口実に、後から相手の本陣に乗り込んで、相手を屈服させる。{/netabare}

【第9話】
ジルクニフにとっては恐怖の一日だったでしょうね。
{netabare}居城に乗り込んでこられたら、目の前で大量殺戮。
ナザリックに呼びつけられたら、デスナイトの出迎え。
玉座を間を一望しただけで把握できるであろう、圧倒的な財力と武力。{/netabare}

ジルクニフ一同が帰った後の玉座の間のくだりは、とても面白かった。
アインズ様の心の叫びと守護者たちの過大評価!
これぞオーバーロードの真骨頂!

ラストの演出はとても良かった。
アインズ様の圧倒的な魔力を目の当たりにした{netabare}フールーダの{/netabare}声の上ずり方。
興奮と歓喜が否応なしに伝わってくる。
{netabare}フールーダの方を見向きもせずに前を通り過ぎるジルクニフとそれを見送るフールーダ。{/netabare}
言葉が無くても、お互いに察し合ったことが伝わってくる。


【第10話】
王国と帝国の戦争が近づく。

レエブン公は第2期ぶりですね。

第1王子のおバカぶりが笑える。

【第11話】
エンリ将軍が誕生し、第1王子のおバカな行動が、笑えない事態を巻き起こす回。
そもそも、情報収集に行くだけなのに、{netabare}5000人もの{/netabare}兵士を引き連れて行けばどうなるのか?
情報収集すらまともにできないおバカぶり。

数で押し切ろうとしたら、逆に数で押し込まれて、撤退・・・。
おバカ丸出し・・・。

アインズ様が動揺するさまも面白い回でした。

【第12話】
アインズ様の超位階魔法に王国サイドも帝国サイドも圧倒される回。

ところで、アインズ様が言っていた、『3人いや4人の殺してはいけない人』って誰と誰なんですかね?
{netabare}クライムとガゼフは決定でしょうね。
クライムには、ラナー王女から目立つ鎧を身に着けるように指示がありましたからね。
これは、デミウルゴス辺りからの入れ知恵でしょうね。
大勢の中で間違えて殺されないように、目立つ鎧を身に着けろ、と。
ガセフも、この後アインズ様からスカウトされましたからね。
まず間違いないでしょうね。{/netabare}
残りの2人は、今、戦場にいるのか?いないのか?で意見が分かれちゃうかもしれないですね。
今、戦場にいる場合なら{netabare}国王とレエブン公かな?{/netabare}
今、戦場にいないとすれば、{netabare}ラナー王女とザナック第2王子かな?{/netabare}

【第13話】
{netabare}アインズ様を殺せるほどの武器の存在。{/netabare}
シャルティアの精神支配のくだり以来の重要な話となりそう。

パンドラズ・モモン登場(笑)。
{netabare}『トウッ』って・・・。{/netabare}
思わず{netabare}『お前』{/netabare}って言っちゃった、アルベドが可愛い。
{/netabare}

投稿 : 2019/11/16
♥ : 59

Dkn

★★★★☆ 3.9

“なんだかんだ”勧善懲悪が“おこっている”

期待値が高くYoutube他、ファンサイト等で賛否が飛び交っていた「オーバーロード」シリーズも第三期が終わり、
アインズの事を何だかんだ正義側だと認識している視聴者より、そう見せたのはアニメ制作側に問題が有りました。

作中で何度も触れる“悪のギルドで人間を虫程度にしか思わない”ような“悪のロールプレイ”に徹した主人公陣営は、
数々の非道な行いを利己的に果たします。これを少なくない数の視聴者に捉えさせられなかった理由は何故なのか?
残酷描写を省いた事が問題なのでは無く、原作から切り貼りする取捨選択を機能させていない事と、TVアニメの性質上
作品が愛される為に施した「既知のジャンルへの軟着陸」が原因だった為に起こった弊害であると考えています。

古い話で申し訳無いですが、マクロスFやマクロス⊿などの祖である「超時空シリーズ」は商業として大コケしていて、
※「超時空世紀オーガス」「超時空騎団サザンクロス」の二作は新しい試みで前作を越えようと試行錯誤した結果、
設定の奇抜さや挑戦的なデザインが玩具メーカーに大打撃を与え、スポンサーを倒産に追い込む事になりました。
(※日本の代表的なメカニックデザイナー宮武一貴デザインですが、残念ながら多数派に寄らない不遇の秀作。)

オーバーロードでも、エンディングの絵でアニメ化してくれとファンが嘆いていた事が本質を突いていて、
挿絵の「so-bin」氏が描いた冷たくダークファンタジー然としたタッチや、悍(おぞ)ましい姿と人ならざる目は、
人型へと擬態をしていても一目瞭然で“人間と分かり合えるはずのない人外”としてデザインされているのです。

一括りに“俺ツエー系厨二作品”などと言われますが、本来は神代の邪に立ち向かう人間が、為す術無く蹂躙される
『ハワード・フィリップス・ラヴクラフト』が生み出した世界が、目指す方向性に該当します。アニメではポップに、
既知のジャンルで語られるよう“軟化させた”事で多くの人に受け入れられました。表現を柔らかくし過ぎた結果、
多くの視聴者に間違った捉え方をされた事は悲しく、もっとダークな世界を理解させられただろうと思っています。

――覗きこんだ子供の顔に背筋が凍る。美しく整った顔から覗いた瞳は、ガラス玉のように無機質な物に映った。

なんて文章があるとして、「動画・効果・カメラアングル・音楽・SE・声優の演技」で表すのがアニメの仕事で、
どれだけ台詞で煽っても迫真の演技を見せても、絵の上手い下手に関わらず画面に説得力がなければ意味が無いし
アニメで省かれたシーンを補完できる原作既読の我々と違い、想像し難い台詞や演出が数多くあった第三期でも、
要素を詰め込み過ぎた末に必要のない物で埋め、見せ場を邪魔してしまい全体が大きくボヤけてしまった気がします。
例えればヤン車のフロントガラスをデコってみたら、ゴチャゴチャして見栄えと視界が悪くなったようなものですね。

全てを求めるのは酷だと視聴者が見逃した小さなヒビは亀裂となり、互いに大きな隔たりを作ってしまった。
小説(Web版・書籍版)と比べ、鈴木悟(アインズ)が体感し目に映した世界は、全く違うのではないだろうか。
この問題はコンテンツを再現するか新しく構築をするかで賛否が別れますが、私はこの結果を不快には思いません。

互いのファンが居る限り間違いではなかったと、そう思っています。


・過去レビュー【↓原作既読目線の楽しみ方はコレ】

 語ろうと思えば一話で5000文字くらいのレビューになるので自重して、お風呂レビューにします(´・ω・`)?
風呂のシーンで至高の御方である「るし☆ふぁー」さんのお名前が出ました。ポイントは☆と平仮名ですね。
『オーバーロード(3)Blu-ray特典スペシャルボイスドラマCD vol.2』で、ナザリックの風呂にあるライオン像が
少し動いた気がするけれど気のせいかなと話の最後にアウラが言っていて、今回のシーンとも繋がる話でした。
風呂を守護するかなりの強敵らしく、ゴーレム製作を担当した“るし☆ふぁーさん”のイタズラ心で作られました。
ズシーン!ズシーン!という音はアルベドの真の姿。マナーが悪かった為、風呂の守護者が作動したのでしょう。

このシーンは『オーバーロード6 王国の漢たち[下]』の【ドラマCD付特装版】からも話がつながっていました。
ナザリックの階層守護者達は会社で言うと重役。金欠だったアインズは給金の代わりに守護者たちに必要な物を
書き出すよう命じますが、当の本人たちは至高の御方にお仕え出来るだけで満足だと言い、全く話が進みません。
そこで提案されたのが「アインズ様と○○出来る券」という至高の御方と何かをしたいという願望あふれるもので、
与えられた給金を使い、互いに欲しいモノをオークション形式で競り落とすことになってしまい――――――。

――オーバーロードⅡ一巻。スペシャルドラマCDでは続きがあり、各人がアインズに何をして欲しいかが決まり、
その中の一つが「一緒にお風呂券」だった訳です。今回のみんなでお風呂へ入るシーンへとつながっています。
これはデミウルゴスの提案で、自身の創造主であるウルベルトが裸の付き合いなるものがあると言った事が理由。

なんで急にお風呂なんだ?と不思議な上、女風呂では無く男風呂を映しますが実はそういう理由だったのですね。


そしてラジオも終わってしまいました…。ここで一旦アニメの流れは落ち着くでしょう。
アプリゲームはこれからリリースなので、間の期間を埋めてくれるかも?

スタッフやキャストの皆様、本当にお疲れ様でした。アニメでまたナザリックの面々を見られるのを待っています。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 40
ネタバレ

ピピン林檎

★★★★☆ 3.5

やっぱり敵が強くないと盛り上がらないよ(※2~3期併せた感想)。

第1期が面白かっただけに、この続編・続々編のグダグダ感は、正直言っていただけない。
それでも第2期第1話の冒頭などでは、{netabare}我らがアインズ様の強敵となりそうな面子も色々と登場しているんですが、そいつらは結局ヒソヒソと内輪の会話をしているだけで、アインズ様やナザリック地下大墳墓の守護者たち・さらにその配下の者たちと戦うのが、トカゲもどきの亜人とか、ただの冒険者グループとか、こんな格下ばっかり{/netabare}では流石に飽きてくる・・・

そして第3期も、{netabare}弱っちいゴブリンとかトロールとか、ただの人間の兵士相手の話ばっかり{/netabare}で、流石にそろそろ何か工夫してもらわないと。

次期があれば、あのスレイン法国の強そうな連中がいよいよ前面に出てきて“アインズ様大ピンチ!”みたいな展開になるのかも知れないけど、そこまで人気が持つのだろうか?
ちょっと心配な出来でした。


◆期別評価

Ⅰ期 ★ 4.3 (計13話)
Ⅱ期 ☆ 3.7 (計13話)
Ⅲ期 ☆ 3.5 (計13話) 
---------------------------
総合 ☆ 3.6 (計39話)


◆制作情報
{netabare}
原作ラノベ      丸山くがね(2012年7月-刊行中)
監督         伊藤尚往
シリーズ構成     菅原雪絵
脚本         菅原雪絵、横山いつき・関根聡子・武井風太
キャラクターデザイン 吉松孝博(第1期)、田﨑聡(第2期~)
音楽         片山修志
アニメーション制作  マッドハウス{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

================ オーバーロード (第1期) (2015年7-9月) ==============
{netabare}
第1話 終わりと始まり End and Beginning ★
第2話 階層守護者 Floor Guardians ★
第3話 カルネ村の戦い Battle of Carne Village ★
第4話 死の支配者 Ruler of Death ★★ 対ニグン戦{/netabare}

- - - - - - - - - - - - - - - 話の切れ目 - - - - - - - - - - - -
{netabare}
第5話 二人の冒険者 Two Venturers ☆
第6話 旅路 Journey ☆
第7話 森の賢王 Wise King of Forest ☆
第8話 死を切り裂く双剣 Twin Swords of Slashing Death ★
第9話 漆黒の剣士 The Dark Warrior ★★ 対クレマンティーヌ戦{/netabare}

- - - - - - - - - - - - - - - 話の切れ目 - - - - - - - - - - - -
{netabare}
第10話 真祖 True Vampire ★
第11話 混乱と把握 Confusion and Understanding ☆
第12話 鮮血の戦乙女 The Bloody Valkyrie ★★ 対シャルティア戦
第13話 PVN Player vs Non player character ★ 続き{/netabare}
----------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)3、★(良回)6、☆(並回)4、×(疑問回)0 ※個人評価 ★ 4.3

OP 「Clattanoia」
ED 「L.L.L.」


=============== オーバーロードⅡ (第2期) (2018年1-3月) =============
{netabare}
第1話 絶望の幕開け The dawn of Despair ☆
第2話 旅立ち Departure ☆ ※かなり微妙・・・
第3話 集う、蜥蜴人 Lizard men, gathering ☆
第4話 死の軍勢 Army of Death ★
第5話 氷結の武神 The freezing god ★{/netabare}

- - - - - - - - - - - - - - - 話の切れ目 - - - - - - - - - - - -
{netabare}
第6話 拾う者、拾われる者 Those who pick up, those who are picked up ☆
第7話 蒼の薔薇 Blue-roses ☆
第8話 少年の思い A boy's feeling ☆
第9話 舞い上がる火の粉 Soaring sparks of fire ★
第10話 王都動乱序章 Disturbance begins in the royal capital ★
第11話 ヤルダバオト Jaldabaoth ★
第12話 動乱最終決戦 The final Battle of the disturbance ★
第13話 最強最高の切り札 The ultimate trump card ★{/netabare}
----------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)7、☆(並回)6、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.7

OP 「GO CRY GO」
ED 「HYDRA」


=============== オーバーロードⅢ (第3期) (2018年7-10月) ============
{netabare}
第1話 支配者の憂鬱 A Ruler's Melancholy ★ 
第2話 カルネ村再び Carne Village Once More ☆
第3話 エンリの激動かつ慌ただしい日々 Enri's Upheaval and Hectic Days ☆
第4話 東の巨人、西の魔蛇 Giant of the East, Demon Snake of the West ☆
第5話 二人の指導者 Two Leaders ☆{/netabare}

- - - - - - - - - - - - - - - 話の切れ目 - - - - - - - - - - - -
{netabare}
第6話 死出への誘い Invitation to Death ☆ 帝国の内情
第7話 蜘蛛に絡められる蝶 Butterfly Entangled in a Spider's Web ☆ ナザリックへの侵入者
第8話 一握りの希望 A Handful of Hope ☆ 続き、マーレ&アウラの帝宮侵入
第9話 舌戦 War of Words ☆ バハルス帝国皇帝のナザリック訪問、魔導王
第10話 戦争準備 Preparation for War ☆ リ・エスティーゼ王国の内情
第11話 もう一つの戦い Another Battle ★ カルネ村攻防戦
第12話 大虐殺 Massacre ☆ 王国軍壊滅
第13話 PVP Player vs Player ☆ ストロノーフ戦士長戦死、王都エ・ランテル開城(ナザリック魔導国領編入){/netabare}
----------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)2、☆(並回)11、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.5

OP 「VORACITY」
ED 「Silent Solitude」

投稿 : 2019/11/16
♥ : 26

64.9 6 アンデッドアニメランキング6位
HELLSING ヘルシング(TVアニメ動画)

2001年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (275)
1810人が棚に入れました
大英帝国の王立国教騎士団、通称「ヘルシング機関」を管轄するヘルシング家の女性当主インテグラと、インテグラに服従する不死身の吸血鬼アーカード、アーカードによって吸血鬼となった新米吸血鬼の元婦警セラスの以上3名がこの作品の主人公である。
基本となるストーリー展開は、吸血鬼VS吸血鬼ハンターというブラム・ストーカーの作品に沿ったもので、王立国教騎士団と吸血鬼・喰屍鬼(グール)の戦闘が中心となっている。ただしアーカード、セラスは吸血鬼でありながら、吸血鬼狩りを本業としている。
物語の初期は、英国本土内で頻発する吸血鬼による事件にヘルシング機関が対処して、局地的な戦闘が繰り広げられるのみであったが、途中から吸血鬼事件の黒幕が明らかになっていき、人外の軍隊同士が血みどろな戦いを繰り広げる混迷を極めた展開となっている。ヒトラーの命を受けて南米に逃れていたナチスの残党、最後の大隊「ミレニアム」が登場し、1000人の吸血鬼部隊を率いて再び英国本土を空襲、これにヴァチカン教皇庁の第九次空中機動十字軍3000人が加わり、ロンドンは第二次世界大戦以来の破壊と混乱に陥っている。

静御前

★☆☆☆☆ 1.0

つまらない

本当につまらない
まずなんで本筋に婦警が絡んでくるの?
狂言回し役ならもっとまともなキャラにしてほしい

そして、バトル物全般に言えることだけど結局主人公が勝って終わる
アーカードが向かってくる敵倒すだけ
一行で済む話なのに、インテグラの過去だとかバチカンやナチがどうしたとかどうでもいいじゃん
バトル物はそういうものだけど、良作はその過程が面白い
しかし、この作品には葛藤やジレンマがないから登場人物にも展開にも興味が湧かない
OVAのほうが面白いらしいが、期待できないので見ない

1話でつまらないと感じた方は、切った方がいいと思います

投稿 : 2019/11/16
♥ : 0

りおんぱん

★★★☆☆ 2.9

兵士諸君、任務ご苦労。さようなら

不可解な吸血鬼事件が頻発し
王立国教騎士団・通称「ヘルシング機関」がその対処にあたっていた
一方、犬猿の仲であるヴァチカン及びその直属「イスカリオテ機関」と
紆余曲折を経て協力関係を持ち
事件の黒幕が南米に逃れたナチス残党による組織「ミレニアム」

三つ巴の大戦争が始まる


~感想~
原作・未読

英国にあだなす吸血鬼を始末するために組織されたヘルシング機関
その最強の武力は吸血鬼・アーカードという
「毒をもって毒を制す」設定は良かったと思う
が、その後がどうにも盛り上がらない

かなり面白くなく飛ばして観てしまったため
話が中盤以降詳しくはわかりません
断念した作品と言ってもおかしくないくらいです…笑

原作があるのにアニメ自体は原作の要素がかなり抜けているみたいです
原作ファンの人は面白くないと批判の声が多いみたい
HELLSING・OVAでは原作忠実みたいなので
そちらに期待して観てみたいと思います

投稿 : 2019/11/16
♥ : 8

Dkn

★★★★☆ 3.3

作者認定黒歴史✝ナチスを排除したTVアニメ版HELLSING。

平野耕太が“まんだらけ”にDVDを売ったでお馴染み、テレビ版HELLSING。前半は概ね原作順守です。

ミレニアム、最後の大隊(ラスト・バタリオン)がナチスの残党ということで海外から反感を買うことを考慮し
ストーリー上で主軸になるミレニアム大隊の場面を全カットし脚本を作ることになります。

当然ファンは「は?」と怒りを露わにしましたが、後に出るOVA版で救済されたため事なきを得ました。

OVAはキャストをそのままに原作順守、更にエンディングで冷や汗をかきそうな「Das Engellandlied」を採用。
ナチスの軍歌は海外ファンに大層ウケたそうな(これはネタだと寛容に受け取ってくれたらしいw)
皆が待ち望んでいた原作再現と遊び心で大好評だったわけですが、これを地上波ではムリだぜヒラコーさんよ。

アメリカのハードロックバンドMr.Bigの「Shine」をエンディングに採用したことを含め、音楽の雰囲気は良く、
オープニング曲「ロゴスなきワールド」を歌った石井妥師はSoundtrackに収録された曲もすべて担当しました。
石井妥師は同作者原作のアニメDRIFTERSも音楽を手がけ、テレビ版HELLSINGが部分的にでも許された気がして
少し嬉しかった記憶があります。

雰囲気や音楽はよろしいものの作画はイマイチで、原作の名シーンを穴あきのこじつけみたいな脚本で埋めて
オリジナルキャラクター達が代替してやっちゃうので見せ場も特に無いままストーリーは収束していきます。
特に酷いのが◯◯はこんなこと言わないシリーズでアーカードの台詞に威厳が無かったり、神父アンデルセン
に対して、煽られたアーカードが「人間の分際」と言ったりともうメチャクチャw演技は最高に上手いです。
HELLSINGのモブ兵や知らないオジサンがピックアップされシリアスやってる場面は背筋が寒くなりましたし、
大英帝国と対立する展開になるため原作での感動的なシーンもこの世界では閉ざされたわけで…なんだかなあ。

完結してないことなどを考慮すればこちらも部分的に好きですが、OVAから観た人は違和感しか無いと思います。

間違ってもオススメなんかしませんが、海外配給を見越してたためか向こうでは人気があって、
同じヤングキングアワーズで連載していたトライガン・マキシマム(トライガン)と共に評価は高め。

野沢那智さん演じるアレクサンド・アンデルセンが聞けるので気になった方はレンタルしてみて下さい。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 13

65.3 7 アンデッドアニメランキング7位
屍者の帝国(アニメ映画)

2015年10月2日
★★★★☆ 3.8 (244)
1439人が棚に入れました
19世紀末、かつてヴィクター・フランケンシュタイン博士が生み出した、死体に新たな生命を与えて「屍者」として動かす技術が世界に広まり、いまや屍者は労働力や兵力として世界を支えていた。
親友フライデーとの約束のため、自らの手で違法に屍者化を試みたロンドン大学の医学生ジョン・H・ワトソンは、その技術と野心を見込まれ、政府の諜報組織「ウォルシンガム機関」にスカウトされる。
そこで極秘任務を与えられたワトソンは、フランケンシュタイン博士が残した、生者のように意思を持ち言葉を話す屍者=ザ・ワンを生み出す技術が記された「ヴィクターの手記」を求めて旅に出る。

声優・キャラクター
細谷佳正、村瀬歩、楠大典、三木眞一郎、山下大輝、花澤香菜、大塚明夫、菅生隆之

けみかけ

★★★★★ 4.5

【屍者(伊藤)の意思を追い続けるワトソン(円城とスタッフ)の旅】アニメーション史上最大のゾンビ映画!!!【そしてフライデー、とてもイイb】

伊藤計劃アニメ映画化三部作の第1弾
どうも過去を舞台にしたスチームパンクの今作を1作目に、近未来を舞台にした『虐殺器官』を次回作に、超未来を舞台にした『ハーモニー』で完結を迎えるつもりだったそうです
ただ例のマングローブ倒産で公開時期ズレ込んじゃいましたね、どうなるんでしょうか;


原作は伊藤さんが序文の草稿数十ページを書いた時点で死去された為に絶筆、盟友の円城塔が引き継ぐ形で2012年に完成を見ました
この映画自体、【原作とはほとんど別物】と呼べるほど改変されています
円城さんがそうであったように、今作のスタッフも伊藤さんが書き残した作品の世界観を、試行錯誤の繰り返しで“伊藤計劃作品”として完成させることに注力しています
(※ただし、「伊藤さんならこう書いた」という決め付けではありません)
この映画は屍者の意思を追う物語でありつつ、伊藤さんの意思を追う物語です


SFなので世界観だけ説明させて下さい


ヴィクター・フランケンシュタイン博士が屍者を復活させた事件から100年後の世界
その技術を兵力や労働力に用いることがアタリマエになった19世紀末
屍者技術の研究をしていたロンドン大学の医学生、ワトソン
彼は早慰した親友、フライデーを無断で違法な屍者として復活させる
ワトソンの腕を買ったイギリス政府の諜報機関は、彼にロシア軍を脱走した技術者、カラマーゾフを追うことを命ずる
カラマーゾフはアフガニスタン奥地に屍者の王国を築いたという
イギリス→インド→アフガニスタン→日本→アメリカ→イギリス
世界を股に駆けた旅の中で、ワトソンとフライデーは魂の秘密が記された“ヴィクターの手記”を巡る争いに混ざることとなる・・・


コナン・ドイル、メアリー・シェリー、ヴィリエ・ド・リラダン、イアン・フレミング、フョードル・ドストエフスキー、ジュール・ヴェルヌ、或いは19世紀末に実在した人物達・・・
著名な文学のキャラが次々と出て来るパスティーシュ小説が原作、ってかソレをさらに改変したから同人誌みたいな映画です
この手のは絶対的に苦手な方いらっしゃると思うので注意


物語の肝はやっぱりフライデー
原作と違い、ワトソンとフライデーが親友関係
フライデーが白髪アルビノで“イイ感じの美少年”
死んだ友を思わず復活させちゃった上に、だんだん生前の様子が垣間見えてきちゃったわけ
この辺のワトソンの葛藤が一番の見どころ
すごく丁寧に描かれていて改変としても、映画としても、これは大正解です


『ハル』のスタッフが再集結、主人公に細谷佳正を起用する辺り監督の拘りを感じます
ああ、脚本はフジを退社し自由の身となった山本Pでしたね・・・“Project Itoh”っておみゃーがコレやりたかっただけなのかよ、オイw


美麗な背景や煌びやかにCGで描かれる屍者技術の装置はスチームパンク好きには堪らないところでしょう
スチパン(狭義的にはエレクトリックパンク)アニメとしては『LAST EXEIL』や『スチームボーイ』を超え日本アニメ史上、最高に美しくカッコイイ世界観が描かれてます
記録媒体が挙ってパンチカードなのには笑いました


が、しかし!
オイラとして一番「スゲェな!」って思ったのが今作がたぶん【全世界中のアニメの歴史史上で最高の“ゾンビ映画”】であったことかな(爆)
特にゾンビなんてCGで描写すれば良いものを、ほとんどのカットでゾンビ独特の“歩き方”を作画しているというのにはアッケに取られましたw
いいぞ、もっとやれ


それにゾンビ美少年との友情の物語が重なる
全くいやらしさは感じさせずに、耽美な世界に魅入れる120分でもうお腹イッパイって感じで拍手です


でも、ここまでフライデーの存在が大きくなるとハダリー(花澤香菜)は結局のところ何なんだ、お話散らかりすぎだろ、って疑問もあります
(ワトソンがノンケだって示すためのキャラとか言うなよ!)
それこそ『ハル』を観て補完する必要があるんじゃ、とオイラは思うのです


なんだかんだで全く退屈しなかった素晴らしい映画です
伊藤計劃三部作とかカンケー無しにオススメしますb
唯一心の底からツッコミを入れたかったのは、楠大典さんが「バーナビー」を名乗っていたことでしょうか・・・
おまえはロックバイソンだろ!!!ってwww

投稿 : 2019/11/16
♥ : 21

TAKARU1996

★★★★★ 4.8

おかえり、フライデー。おかえり、ワトソン。そしておかえり、伊藤計劃。

2015年10月4日記載
多くのアニメを観ていると、中には観た人をおっ!? と驚かせるような作品が多く存在します。
心の中にぐいぐいと入り込んできて、次の展開はどうなるのか、キャラクター達がどのような運命をたどっていくのか気になってしまう。
そして一気に観終えた時、ああ、終わってしまった…という虚無感を与え、他の物事に手がつかなくなるほど影響力を与えてしまうような作品。
物語という物は人間の思考を大きくかき乱し、観てくれた人の何割かに何らかの感銘を与える。
それが人生を生きる上での指針として心の中で生き続けている人もいるほど強い力を持った媒体なのです。

それは小説でも同じことが言えます。
私にとって伊藤計劃とはそのような作品を生み出していた作家でした。
彼の作品は読者が予測すらできないほど引き込まれる力強いストーリー、誰も考えた事のない斬新な発想力、そして類稀なる構想と調査を重ねた魂の作品ばかりでした。
そんな彼も2作品目を生み出した後、3作品目のプロットを書いている途中で亡くなり、お蔵入りになったかと思われた3作品目も親友、円城塔氏によって完成したのも記憶に新しいです。
そして、昨年伊藤計劃3作品の映画が決まりました。生粋の伊藤計劃ファンとあっては観に行く行く他ない!! と堅く決意しており…


そしてついさっき『屍者の帝国』観終わりました。
もうね、圧巻の一言です…
原作とは変更点が数多くあれど、著者の伝えたかった事「意識・魂とは何か」というテーマを失わず、ただでさえ把握しにくい物語を2時間という限られた時間で理解しやすい形に持って行ったWIT STUDIOの方々に拍手を送りたいです。
しかも元々、この作品は伊藤計劃3作品の映画の中で最後に上映する予定だったとの事。
諸事情により『屍者の帝国』は前倒しになり、急ピッチで作られた作品であったにもかかわらず、ここまで凄まじい破壊力を持った作品を作れるとは、まさに感無量です。

そして内容について詳しくは伏せますが、キャラクターそれぞれが原作を読んでいる時よりとても魅力的に感じました。
主人公ワトソンが死んでしまった親友フライデーとの約束の為、仲間達と旅をしていく中で魂の本質、屍者が政治利用に使われている実態の真の意味を知っていく過程はもう見逃すことは出来ません!!

恐らく、今年のアニメ映画で一番と言える出来でしょう。
大大大、お勧めです!! 観に行くなら映画館で!!!
21グラムの魂は何処に存在するのか、ぜひ自らの眼で確かめてください。
そして、出来る事なら何度も見返してほしい。
これは観るたびに新しい発見、そしてラストシーンへの理解が深まる映画なので…
長文、ここまで読んで下さりありがとうございました!!

PS.
先の方も書いておりましたが、もし観に行くならメアリー・シェリーの『フランケンシュタイン』の概要は知っておいた方がいいかと…
最後らへんはその話が結構絡んでくるので…


2017年1月24日再追記
あの時の息迫る感動から早い物で、もう1年以上経っていたんですね…
今思うと、何とも感情に任せて書いた文章でいやはや、お恥ずかしい限りです(笑)
こうして過去を振り返ってみると、ここまで私が熱狂的になったのは時勢もかなり影響していたと感じます。
『屍者の帝国』が上映される前に分かった悲劇的事態
観ようと考えていた多くの方が不安、懼れ、戸惑い、衝戟に飲まれた事と思います。
しかし、皮肉な物か、そのおかげか、そのようなネガティブ要素が生じた事によって、今作は私にとっての「救済」と成り得たのです。
原作のストーリー、キャラをかなり改変しても満足できた衝撃の事実
あのスチームパンク的幻想世界、闇と暗黒に満ち溢れた希望もない世界を、巧みなまでに描写された事で得た満足感
そして何より、「伊藤計劃」の遺志を貫き通した親友、円城塔氏の彼に対する想いが、最大限尊重されて描かれていた2時間
これらを融合した事で生まれた映画『屍者の帝国』は、今でも「宝物」のように輝いています。
私にとって「希望」を生み出してくれた作品こそ『屍者の帝国』であり、伊藤計劃氏の伝えたかった事を昇華した答えが見事なまでに詰まっているといえるでしょう。

さて、今作から始まった長いプロジェクトは来月の「終わりの始まり」を上映する事によって、遂に終焉を迎えます。
ここまで至る道は1年以上に亘った大変長い物でしたが、何、なんて事ありません。
人間の魂に及んだ解答が1年と少しで解明されたんです、こんなに短い物は無いでしょう…
しかも、どうやら深夜に『屍者の帝国』と『ハーモ二ー』が放送されるそうですね、こんなに嬉しい事は無いでしょう…
私も深夜放送で「終わりの始まり」に至るまでの雄姿をもう1度拝見し、それから最後の戦場、ジョン・ポールとの戦いへ臨みたいと思います。
そして、「伊藤計劃」の全てが揃ったその時はもう1度全体を観るとしましょう、読みましょう!!
「物語…それは死してなお、この世界にあり続ける技術」

-----------------------------------------
さあ、行進しよう、とぼくは穏やかに呼びかけた。
のろまも、せっかちも、思い思いに。
足並みなんてばらばらでかまわない。
のっぽも、ちびも、僕らは歩く。
丘を下って。
人の営み、生活の匂い
それを運ぶ涼やかな風の上方へと。
伊藤計劃『The Indifference Engine』「The Indifference Engine」より
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投稿 : 2019/11/16
♥ : 20

shino73

★★★★☆ 3.5

思考は言葉に先行する

思考は言葉に先行する。
言葉があるから心がある。
そこに魂=意識が宿る場所があるのだ。
この作品のエッセンスが凝縮された印象深いモノローグ。

舞台は19C末のロンドン/英領ボンベイ/日本。
ワトソンとフライデーのある男の手記を探す冒険譚。
人類史上最初に死者を蘇らせた男の手記。
「人は死亡すると体重が21g減少する」
そこに魂は存在するのか?
そこに言葉はあるのか?
圧巻の映像で鬼気迫るものを感じる。
多くの指摘があるように後半物語は崩れていきます。
ただこのテーゼはきつい、勝算がない。
人類が現実で出せてない答えだ。
果敢にも挑戦したスタッフを評価したいと思う。
原作は早逝した伊藤計劃。
本来この作品も未完なんです。
天才とまで称された彼ならどんな結末を見せてくれたんだろう。
切り捨てるには惜しい作品。
一見の価値あり。

ハダリーリリスがエロカッコいい、
おかえりフライデー。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 39

51.7 8 アンデッドアニメランキング8位
フランチェスカ(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★☆☆ 2.9 (77)
404人が棚に入れました
ひょんなことからゾンビとして蘇った石川啄木だったが、とんでもないヘマをやらかして新撰組を復活させてしまった!
新撰組は「EZO共和国」復活を果たすべく、北海道の侵略を開始する! その危機を察知したクラーク博士は弟子の新渡戸稲造とともに、
最終兵器?『フランチェスカ』を蘇らせた! 新撰組の野望を阻止すべく立ち上がるフランチェスカ。

北海道を舞台にした戦いの幕が切って落とされたのでした…!

声優・キャラクター
牧野由依、田野アサミ、池添朋文、浦山迅、浜田賢二、杉山紀彰、工藤沙貴、井澤佳の実、高橋広樹、新垣樽助、内藤有海、南雲大輔、宮本克哉
ネタバレ

石川頼経

★★★★★ 4.4

作品を激賞している人間の評価ではありますが・・・

やたらと酷評される、この作品が大きく損してるなあ・・・と言わざるやおえないのが、
とにかく序盤の回に問題があった点です。
また序盤は主に「コメディー」タッチの展開でしたが、ここでつまらないと切ってしまう人が多かったようです。
確かに仲間が傷付き倒れるような終盤のシリアスすぎる展開と序盤のラーメン大食い勝負をするようなゆるい展開は別世界のように違ってました。
もっとも私としては序盤のコメディー展開も悪くはなかったと想いますけどね。
そもそも、序盤、コメディーな話しが段々とシリアスな展開になるのは「キン肉マン」や「熱笑花沢高校」など名作と言われた作品の中にもあるのですし。
某動画サイトのアンケートでも序盤、特に初回の評価はそれは酷いものでほぼビリでした。

しかし「これから面白くなるといわれて面白くなった作品はない」というジンクスを覆し、まさに尻上がりに良くなっていきました。
そして、様々な複線と謎が膨らんでいきながら、意外な形の最終決戦へと進んで行き最終回はまさに涙無しでは見られない程、感動と余韻を残すものでした。
「最終展開」という一点だけで言うなら、まさに最高峰と言えるくらい良かったです。
巷の掲示板の感想ですがよく最終展開を言い表してます。

22話の感想コメント
>かりそめの命を得し者達が元いた場所へと戻る。
>出会いがあるから別れもある。
>彼らの雄姿をしかと見届けよ!

最終回の感想コメント
>最終回普通に見入ってしまった
>ここまで面白くなるとは思わなかったなぁ
>録画しとけばよかった

前述の某所の動画アンケートも最終回間際の数回では多くの有名作、話題作(例えばSAO2など)を凌駕するくらいに高い点を取り続け、
特に最終回では「とても良い」が90%を超えていて異例なものでした。
まさに「学年テストでビリだった奴が半年後には五番以内の成績を取る」というくらいなものです。
参考
http://matome.naver.jp/odai/2140311403552557401/2141917467729701303
(ここはリンク機能がないのでURLコピペして飛んでください)

第二に「北海道のご当地宣伝アニメ」「安直に作られた低予算B級作品」とかいう先入観の高い決め付けられも多いですね。
実際はかなりの設定の深さと練りこみが見られます。
要するに技術不足、低予算、力及ばずといった部分はありますが、
かなりの努力が見られ少なくとも相当な「力作」なのは間違いなく、「安直」「適当に作られた」といった評は適当ではないと思います。

壮大な挿入曲や牧野氏をはじめとした声優の演技も素晴らしいです。
ベテランやそれなりに名の知られた声優ばかりではなく、新人に近い声優さんも居ましたが、下手さはなく無難もしくはそれ以上に演じてます。

この作品を酷評する人すら口を揃えて褒めるのがEDの素晴らしさです。
牧野由依さんが歌うエンディングテーマ「囁きは"Crescendo"」ですが、
実にほっとする爽やかなEDで予告が終わってこの歌が流れると感慨深いものがあります。
構成も静止画を組み合わせたものながら、工夫されたものであり、何百回見ても飽きないEDです。
ED最後のフランチェスカの輝くような笑顔も素晴らしく。
展開的悲惨さが高まっていった最終回前には「このEDをハッピーエンドで見られたら良いな」「守りたいこの笑顔」とか言われてました(守れなかったのですが・・・)。
また最終回仕様のEDも素晴らしかったです。

そして、作品中の最も大きな魅力は「フランチェスカ」というキャラの魅力でアニメの世界には「美少女」なんてものはまさに掃いて捨てる程あるわけですが、
彼女の魅力はずば抜けていると思います。
https://www.youtube.com/watch?v=8p15Q6C6AKY
https://www.youtube.com/watch?v=sWxwNTTvBS0
その美しさと可愛らしさに気品までを兼ね備えた外見だけではなく、性格やキャラ付けも含めて。
さらに「眼帯」「ピンク髪の足まであるサイドテール」「閉ざされた悲劇的過去」「実は○族」「奇妙な敬語喋り(彼女の出自の伏線になってる)」などもポイント高いです。
「美少女」というものは漫画・アニメなどの二次元文化の中で発展していきましたが
フランチェスカはなんというか「最新最高の技術で開発された美少女」という感じですね。
ですから、声優が「日本で最も可愛らしい声を出す」と言われる牧野氏が起用されたのでしょうね。

【牧野由依さんのコメント】
私が演じたフランチェスカは、かわいくて純粋で、皆から愛されるような女の子で、世の中のアニメーションに出てくる人気キャラクターの要素をすべて集約したような子だと思いました。

彼女の魅力とドラマ性を盛り上げているのが、
なんと言っても彼女が人間ではなくアンデッド(ゾンビのようなもの、「フランケンシュタインの怪物」の要素もありか?)であり
さらに「アンデッドの中のアンデッド」「最凶最悪のアンテッド・フランチェスカ」などと言われている点です。
そう、彼女はプリキュアのような表舞台で華やかに戦う美少女戦士ではなく、
いかに心も(一見は)外見も美しくとも所詮は人間ではない異形の存在であります。戦闘方法も異様なものです(もっともイカ娘の闘い方に似ているとか言われましたが)。
そのため、彼女はある戦闘の時に「この化け物め」と言われて「ばけ・・・もの・・・」とショックを受けるシーンがあります。
この辺の悲劇性は少し妖怪人間ベムや猫目小僧(古すぎる例えですが・・・)を彷彿とさせます。

{netabare}
この出来事から物語は佳境に入り大きく盛り上がる最終決戦へと向かいます。
最終決戦での「答えずともよい。だが、お前の思惑通りにはならぬ。見くびらぬ事だ。フランチェスカ様の心の強さを!」
土方歳三の「俺達、新撰組も昔は紛い物の侍なんて言われたものだ」と史実の出来事を前置きしてからの「本物かどうかってのは、たった一つのモノを持ってるかどうかで決まるんだよぉ!!」といった言葉の数々は胸を打つものがあります。

そして、悲しみの大団円・・・
フランチェスカがああなったのは厳しく言いきってしまえば「罰」とも言えない事はないです。
ヒロインにすら容赦しないその辺の厳しさが決してこの作品がいい加減に作られてるものではないという証明にもなってます(もっとも「悲劇の女主人公」として売り出す狙いかもしれませんが・・・)。
フランチェスカの最後の決断を思うと胸が痛みます。
彼女はどういう思いで「さよなら・・・みんな・・・」と言ったんでしょうね?

追加
「罰」ってのはちょっとおかしかったですね。なんていうか「責任」とでも言ったほうが正しかったかも。
彼女は彼女なりに「何が何でもここでケリをつけなくては」と思ったんでしょうね。

さて、あえて「激賞派」の私が「序盤に難」以外で作品的欠点を挙げますが、未消化な伏線や謎が多い点(ただし、これは二期がもしあるなら繋がります)。
1~4話の実写パートは確かに不要だったと思う点。
アニメ製作に慣れてない未熟なアニメ技術の会社で低予算だった点。
フランチェスカのほとんど出てこない回があった点(なにか制作上の都合があったのでしようか?)。
一話にしても一番最後にちょっとフランチェスカが出てきただけで、まさに「掴みはOK」の真逆を行くものでした。
一話に関しては「11分程度なのに長く感じる」とか酷評されてましたが、正真正銘のフランチェスカ信者の私ですらそれはわかる気もしました。

あと、予告編と本編のキャラたちの性格が離れすぎている点も気になりました。
しかも、その傾向は主人公のフランチェスカの性格が序盤の「はっちゃけた性格のアホの子」から徐々に落ち着いた上品な性格となりアンデッドやクラックなどの問題解決に積極的に携わるようになっていき、予告編との性格の違いは大きく乖離していきます。
本編でのこのキャラが予告編ではとてもこんな事言わないだろうとか、こんな喋り方はしないだろうというレベルです。
しかもその傾向は最後の方のシリアス展開になっても変わりません。
例えばフランチェスカの7話予告編での下衆なシモネタ発言や17話での早口言葉、
22話での仲間たちがフランチェスカのせいで彼女の仲間たちが大勢、消滅している状況での脳天気な発言など首をひねるばかりです。
また予告編には本編との敵対キャラまで登場するわけで、これはもう本編とは別物のギャグのようなものと考えたほうが良いようです。
そう割り切ればいいのですが、なかなか割り切れません。
{/netabare}

そして、この作品でなんと言っても特徴的なのは「TOONBOOM」という、「PCだけでアニメが作れる」というウリのコンピュータ制御でキャラクターや対象物や背景を個別に動かせ
動画枚数などを大幅に削減できるカナダ製の画期的アニメ製作ソフトを日本で始めて使った点です。
この部分が日本の目の肥えたアニメファンに受け付けなかったとこがあったようです。
確かに私もアニメ製作ソフトよりは緻密に一枚一枚、動画を描いて作ったアニメのほうが質が高いのは認めます。
そういう手のかかったアニメが世界で高く評価される「ジャバニメーション」って奴なんでしょうね。

しかし、どこかがパイオニアにならない限りは技術の発展はないのです。
「誰でも最初は初心者」であり、誰かが新技術にチャレンジしなくてはいけないのです。
「TOONBOOM」にしろ世界の122カ国。アメリカのアニメ製作の70%で使われているものであり、
実績があり未来がないわけではないのです。
頭ごなしにアニメ製作ソフトによるアニメ製作を否定するのではなく、
日本で最初にそれに挑戦したフランチェスカスタッフは評価すべきです。

例え話になりますが、コンピューター将棋にしろ創生期は「初心者相手にも勝てない」「わけのわからない手を指す」と酷いものでしたが、
今ではA級棋士にも勝つほどの強さ(ただしトップクラス棋士のタイトルホルダーにはまだ勝てないが)です。
使って技術向上を続けていけば将来的には「TOONBOOM」などアニメ製作ソフトで現代のアニメに劣らないものが出来るかもしれません。
未来では「昔のアニメは膨大な動画を一枚一枚手書きで作っていた」と驚かれるかもしれません。

参考
https://www.youtube.com/watch?v=o_nlj4eLrrA

なお、このアニメの主に初期の回での作画の問題点はむしろ「TOONBOOM」使用による難点というよりは
明らかに色の違うCGの貼り付けや写真加工画像がまずい点にあるように思えます。
二話、三話でいきなりフランチェスカがCGで表されるシーンがあり、ここは髪や服の色や質感まで全く周囲と異なっており、
まるで実写シーンにアニメのキャラを出すくらいに違和感があり、失笑を買ってました。
むしろ「TOONBOOM」をうまく使用した部分は工夫もあり、それほどには気になりません。

*1
「私はこの作品の激賞派」という部分について解説
いろいろ調べてみると、こういう場合「作品の信者」という言い方が一般的らしいですね。
別に私は「信者」という言葉でも何でも受け入れますよ。私をそう言いたければそう言うと良いと思います。
ただし、それはあくまで私がフランチェスカという作品を公正なもしくは自由な立場から全作視聴し感銘を受け自分の意志で作品に入れ込んだからであって、
何か「不純な理由」があって激賞しているのではないという事だけは明記しておきます。
私にとってこの作品は普通に「心の名作」なだけです。

*2
合わない人には残念ながら合わないについて
残念ながら、それはありますね。この「あにこれβ」でも酷評されている方も多いようですし、
「評価は二分されている」という感じですが、残念ながら酷評派の方が優勢なようです。
ただ「激賞派」にしろ「酷評派」にしろ「作品の評価は人それぞれでどちらが絶対的な真理」ってわけではないのです。
まあ、私の中では文句無しでの「名作」ですが・・・
しかし、たとえ少数でも「名作・佳作だ」と(本心から)言っている人がいるってのはそれは少なくとも作品のどこかに輝く部分を持っているからだと思います。

*3
長い間、この作品を考察した結果、この作品の大きな欠点がわかりました。
ずばり「動画枚数が少ない」というのがこの作品の最大の欠点です。
これは信者の私の目から見ても認めざるおえない部分です。
それ以外はシナリオ、キャラクター、キャラクターデザイン、音楽、EDとどれをとっても全てかなり良いと思います。
欠点とされる「作画」ですら、悪くはないと思います。

しかし、「動画枚数が少なく動きがカクカクしている」という部分が
人によっては全く受け付けず「全てダメ」という評価の原因になっているのだと思います。
某所の評価に「この作品を楽しむには慣れが必要です」とありましたが、その意味がわかった気がします。
とにかく少ない動画枚数のカクカクした動きを許容できなければ、一気にこの作品の全てが楽しめなくなり、
どうしてもクソアニメ、ダメアニメと評価されてしまい、シナリオ、キャラなど全てダメと決め付けられてしまうようですね。
しかし、よほど綺麗な動きにこだわらない限り「許容する」「慣れる」はそこまで困難ではないでしょうけど、こういうのは確かに人それぞれですからね・・・
ディープなアニメファンほど許容しがたいかもしれませんね。

動画枚数が少ないのは「TOON BOOM」のせいでしょうか?
いや、このフランチェスカと同じ会社が作ったサンプルアニメを見る限りでは必ずしもTOONBOOMのせいではなく、
https://www.youtube.com/watch?v=usxtiH9bYyM
単に資金不足から動画枚数が少ないのが原因な気がします。
ただし、少し弁護すると動画枚数の少なさはいろんな工夫で補っているとも言っておきます。
あと、動画は確かに少ないですが丁寧に描かれて(というか作られて)いるようにも見えます。

*4
この作品、曲が良いんですよね。
有名なのはEDですが、それ以外の挿入曲も超一級です。
特に「悲しみの曲」と「ほのぼのとした展開のときになる曲」が良いと思います。
音楽担当の人を調べたら「高梨康治」という「キュアメタル」というニックネームのある結構、有名な方でした。
プリキュアの音楽を長年担当し名声を得ている方で「最高のアニメ音楽職人」と言われてます。ウィキペディアで調べてみてください。
しかも、その彼の最も脂の載りきった時期に丹精こめて作った曲の数々は見事です。
たぶん、キュアメタルさんの作った挿入曲で最高傑作だと思います。
ちなみにもう一人片山修志という音楽担当者がいてこの方もハピプリの氷川いおなの「スターライト」という曲を作曲した方のようです。
まあ、某所の評価で、この作品を駄作呼ばわりする人たちから「五流アニメに超一級サウンド」「フランチェスカごときには勿体ない音楽」「キュアメタルさん、あとで"ああ、何で俺はこんな糞アニメに気張って魂の名曲を作ってしまったんだろ・・・"と思ったに違いない。まさに才能の無駄遣い」とか酷い事、言われていますが・・・

この作品アニメ製作ソフトを使って浮いた資金でいろんな担当に実は結構な人物を配してます。
声優もなにげに豪華と言われてますし、
メイン脚本家の竹内利光さんという方も有名な方みたいですね。

*5
欠点をまとめてみますと・・・
誰の目にもそう感じる部分
①動画枚数不足で動きが悪い
②序盤の話がイマイチ
③一話、二話、三話で使われた違和感たっぷりのCG

微妙な部分
④尻上がり型で面白いと感じる前に切られる可能性がある
⑤いささか楽しむには慣れが必要
⑥予告編と本編のキャラクターの乖離(必ずしも欠点ではないが気になる人は結構いる)
⑦フランチェスカのアイドル設定の消滅など、原初の設定との変化が大きい(これは欠点とは言えないだろう)
⑧この作品の萌え部分その他の良好な部分を牽引しているフランチェスカがほとんど出てこない話しがある(ただ新撰組回を好意的に見る人もいる)
⑨同じく、フランチェスカよりクラークの出番やセリフや視点が多すぎる。
⑩ボリューム不足(私はこれは違うと思う。2クール作品ですしね)
⑪話がやや半端なとこで終わった(ただし二期があるならこれは欠点ではない)

確かに欠点は少なからずありますが、それを補ってあまりある魅力の作品だとは思います。

参考 ウィキペディア フランチェスカ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%AB_(%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%93%E3%83%83%E3%83%88)

*6
相変わらず、酷評が続いているようですね。残念。
まあ、人の評価にはとやかく言えないですからね。

ニコニコ動画での放映が非常に好評でしたから、
ニコニコ動画での視聴をオススメします(有料ですが)
コメント欄が非常に楽しく、一番面白く見られますよ。

*7
どうも2期は難しいようですね。製作会社の社長は作ると言っていた事もあるのですが、
この作品は熱狂的なファンも居れば(まあ少数派ですが・・・)、最底辺アニメと酷評する人も多い極端な作品です。
もしも、この作品に興味を持った方は通販などで発売されている、その後を描いた「ラジオドラマ」を聞いてみると良いですよ。
なかなか良い出来です。
私としては牧野さんの真面目モードフランチェスカの快演が良かったです。
牧野さんはアニメの時はフランチェスカの出自 {netabare}王族の王女様だった {/netabare}を知らなかったようですが、
ラジオドラマではそれに沿った演技をしていて、なかなか心地の良い声でした。
また、フランチェスカのこんな面もあったのかという人となりもわかります。

*8
まあ、ここは私の「あにこれβに来て以来の想い」を綴ったみたいな場所になってますね。
確かにこのフランチェスカの評価は「私の個人的評価」にすぎないのは認めます。
しかし、こないだのNHKのアニメベスト100で一板通り「人の数だけベストワンアニメがある」って奴です。
それが私にとってフランチェスカってだけの話しですね。

ただ、フランチェスカの音楽に関係は文句のつけようがないほどの傑作だと思いますよ。

「囁きはクレッシェンド」だけではなくキュアメタルさんの作ったフランチェスカラジオで全バージョンで流していた、フランチェスカの挿入曲の数々は本当に見事なものでしたし。
まあ、短編アニメなので、そういう名曲の数々を表現しにくかったのかも。
何気に最終回の最後で流していた、OPのスローバージョンは良かったですが。

製作会社が倒産、これで二期は絶望的になりました。
どこか、版権、買い取ってくれたりしたら別ですが、それも難しいようです。
http://n-seikei.jp/2018/04/heartbit-tousan.html

投稿 : 2019/11/16
♥ : 22

Ka-ZZ(★)

★★★★☆ 3.5

北海道発アンデッド系ご当地アイドルの物語

この作品は、北海道発のオリジナルアニメだったようですね。私はニコニコ動画で視聴していたので画質は今一つでしたが、綺麗な映像で視聴すると作品に対する印象は、もう少し変わるかもしれません。
私は主役のフランチェスカを牧野由依さんが演じられる・・・という事で視聴を始めた作品です。

序盤・・・アニメパートと実写パートに別れていました。作り手の皆さまには申し訳ありませんが、この実写パートは伝えたい事が良く分からなかったので、無くても良かったかもしれません^^;

物語ですが、主人公のフランチェスカの周りには北海道に縁のある有名人がアンデッドとして登場し、毎回グダグダになっていく一方で、アンデッドとして蘇った新撰組がEZO共和国復活向け北海道侵略を目論んでおり・・・これら十把一絡げのアンデッド対応として北海道職員・・・アンデッド対策課課長が日々奮闘している・・・そんな感じの物語です。

ですが、正直序盤はこの作品の面白さが良く分かりませんでした^^;
フランチェスカは北海道のアチコチで名産を食べてばかり・・・
クラーク博士と新渡戸稲造さんは、お酒飲んで酔っぱらってツンツンしてばかり^^;
フランチェスカの食べ歩きは、ある意味宣伝効果が期待できるのでしょうけれど、クラーク博士と新渡戸稲造さんの扱い・・・親族から怒られちゃうんじゃないかと思うくらい、扱いがとても残念だったように思います^^;

石川啄木さんは人間的に軽め・・・でも「エロメガネ」は少し言い過ぎなんじゃ・・・とも思いました^^;
小奴さんと橘 智恵子さんが唯一まともで見ていて安心できるキャラでした^^
このレビューを書くまで知りませんでしたが、お二人とも石川啄木と縁のあった方だったんですね^^;

この辺りから、あにこれの「Myニュース」には視聴を断念する記事がチラホラ・・・^^;
その気持ちも分かるんですよね^^;
私も主役が牧野さんじゃなかったら危なかったカモです^^;

そんな状況で視聴を続けてきましたが・・・これも作り手の方には大変失礼な物言いですが、2期があるとは全くの予想外でした^^;

それでも2期まで作って大正解だったと思います^^
この作品・・・2期から面白みが回を追うごとにどんどん増していくのです^^
フランチェスカの存在とは・・・?
なぜ、みんな同じ時代にアンデッドとして蘇ってきたのか・・・?
予想だにしない展開が待ち受けてくれています^^

エンディングテーマ
「囁きは"Crescendo"」歌 - 牧野由依さん

1話10分超で、2クール全24話の作品です^^
出演されているキャストや登場人物に気になる方がいれば、チェックしても
良い作品・・・じゃないかと思いました^^

投稿 : 2019/11/16
♥ : 25

offingbook

★★★☆☆ 2.2

フランチェスカという、フランチェスカという、アニメ。

2014年7月から12月まで放送。1話あたり約15分で全24話。

北海道発のアンデット系ご当地アイドル・フランチェスカを主人公にしたコメディアニメ。

※以下、酷評気味なのでフランチェスカが好きな人はどうか読まないで下さい…。
 いやそもそもこの作品を知らない人の方が多いと思いますが。

いや~、びっくりするほど、つまらなかったーー!!(笑)
ほんともう、この一言でレビュー終わっちゃってもいいかもしれませんw

北海道発ローカルアニメということでTV放送を観てたんですが、
観終わって速攻で忘れてしまう内容、あまり心惹かれない作画、
などなど…とにかくもうつまらなかったw

地方発のアニメなんだし、全国のアニメと比べるのは卑怯かもしれませんが…いや、それでもさ…。

ただ声優さんと主題歌だけは良かったです。
…いや、良かったと言っても普通なだけなんですが^^;

基本的に自分はどんなアニメにでも、
悪いことはあんまり言いたくないんですが…『フランチェスカ』はおもしろくない!(笑)

というより、観る人にあまり面白くないと思われることを前提に作った。
面白くない事こそが、この作品のアイデンティティの一つ。
そんな風に僕は勝手に思っています。

だからこそ、こんなつまらない連呼しても僕の中に罪悪感が生まれないのだ。(←勝手な言い分w)

あんま褒めるところのない作品ですが、それでも僕はこの『フランチェスカ』決して嫌いではないのです。
つまらないけど、憎めない愛着があった。だからこそ全話観ちゃった。

ぜひ1話だけでも、いや1分だけでもいいから観てもらいたい。
そして知ってもらいたい。(ローカル放送とはいえ)2014年に、
このアニメが放送していたという、ある意味の奇跡を。

このレビューを読んで「いくらなんでも酷評過ぎるだろ、お前」と思った貴方にも観てもらいたい。
きっと、僕と同じ思いを抱くと思うからw

投稿 : 2019/11/16
♥ : 16

76.8 9 アンデッドアニメランキング9位
寄生獣 セイの格率(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (1457)
6994人が棚に入れました
ある日、空から多数の正体不明の生物が飛来してきた。その生物は鼻腔や耳介から人間の頭に侵入し、脳に寄生して全身を支配し、他の人間を捕食するという性質を持っていた。寄生後も見た目は人間そっくりに擬態する、彼ら「パラサイト」は、高い学習能力から急速に知識や言葉を獲得し、人間社会に紛れ込んでいった。
平凡な高校生である泉新一は、一匹のパラサイトの襲撃を受ける。間一髪で脳の乗っ取りは免れたものの、パラサイトは新一の右腕に寄生、同化してしまう。右手にちなんで「ミギー」と自ら名乗るパラサイトと人間の奇妙な共生生活の幕開けである。

声優・キャラクター
平野綾、島﨑信長、花澤香菜、沢城みゆき、安野希世乃、前田玲奈、田中敦子、吉野裕行、KENN、芹澤優、鈴木琢磨、村瀬歩、石田彰、水島裕、二又一成、井上和彦、青柳尊哉、浪川大輔

kazunyanzu

★★★★★ 4.5

寄生虫(;゚д゚)!?⇒寄生獣(*´∀`)=3

原作未読 全24話

原作は20数年前の大人気コミックながら
様々な事情で20年以上もの間映像化が実現されていない名作!!

それが今回、待望のアニメ化!!!!

とのことで
寄生獣て・・・寄生虫? みたいなのに取り憑かれるお話?
虫さんだけは(人д<)カンベン

まー大の大人で虫好きという方も聞いたこともありませんが・・・w

私は大の"虫さんNG属性"がついている為、
本作にそんな不安を抱きながらも
前知識ほぼ0で果敢に視聴に挑んでいったのであります(*`・ω・)ゞ


結果
虫ではありませんネ!!
獣ですから!! あー良かった♪
虫さんNGの方!! 大丈夫ですよ~ヽ(*´∀`)ノW

でも最初のパラサイト(ミギー)が主人公のベットにそわそわ~て
はいよってきたシーンだけはゾワゾワ~っとしましたよ(;´Д`)ウウ


そんな私の諸事情はさておき
観はじめてみると、コレが実に面白い!! ですねぇ(*>ω<)b

相方『ミギー』との友情、ヒロイン『里美』との恋愛絡み
主人公のお母さんの話や、新一へ想いを募らす『加奈』のお話と、
『田宮良子』のシリアスな描写と愛、
『後藤』とのバトルにそしてあのおばあちゃん・・・

グロ、バトルでハラハラョ゚Д゚;))))ドキドキ、そして涙、涙・・と
正に心を”ガシッ”っと鷲掴みにされたような感覚を覚えました!!!

毎週先が気になって気になって、
原作を知らない私にとってはとにかく”-衝撃-”の連続でした!!


そして今作ではふと、深く、壮大なテーマを投げかけられます―

命、自然、摂理、とても深く深く、考えさせれらます

私たちが今こうして生を授かっていること・・・
様々な生物と共存しているこの世界・・・
犠牲となる命への感謝の気持ちを忘れずに・・・
この一瞬一瞬を強く噛みしめて・・・


これからも素敵なこのアニメの時間、アニメライフを・・・
心の余裕(ヒマ)のある私たちは大切に、大切に楽しんでいきたいですね♪



それでは最後におなじみのコーナー✩

(o*゚∀゚)oお気に入りのキャラ~

はい! これはもう完全に『ミギー』の一択であります(*`・ω・)ゞ
しれーと笑いをブチ込む可愛いキャラで、まさに本作の顔!!
新一との友情物語に何度も涙、涙(つω;)ウッ…
とくに23、24話、私の涙は全て『ミギー』に持っていかれました゚(゚´Д`゚)゚ミギー
CV:平野綾さんの演技も最高でした!!


という訳で!!
グロイの全く持って受け付けません(;ω;乂)
という方以外はぜひとも観て頂きたい作品ですヽ(*´∀`)ノ

投稿 : 2019/11/16
♥ : 69
ネタバレ

noindex

★★★★☆ 3.4

アニメ向きじゃなかったのかもしれない。

※原作はかなり前ですが全部読んでいます。
改悪とか散々言われててそれも事実だと思うけど、それを除いてもテンポが良くない気がする。2クールだと余るような…。
ようは、最近の作品は原作からしてテンポの良さを考慮するから、この27年前の作品ではのんびりしているように感じるのだろう。
原作はストーリーは秀逸だけどシンプルだし、セリフはどれも物凄く深みがあるけど平易な内容だし(今のコンテンツのような厨二な難しい言い回しはしてない)、戦いも連載漫画でよくあるような引き延ばしなどはせずいつもスピーディにバッサリと決着がつく。
それをアニメにすると、淡白であっさりしすぎてしまうのだろう。
17話まで見たけど、次はいよいよ田村玲子のあのシーンですね…漫画史ベスト10に入る名シーンだと思う。
各話タイトルが小説のタイトルになっているのは好き。

21話見たが…
{netabare}例のセッ○スシーンはさらっと流してたけど、原作もそんなに力いれてたわけじゃないからあれでいいんだろう。花澤さんのあえぎ声聞いてみたかったけどw
非エロゲ原作のアニメでは未来日記23話が一番ガチでやってるのかな。中学生同士のくせに…。{/netabare}

【最後に】
売上出たけど散々だったねえ。原作を徹底して忠実に再現するように努めれば原作ファンにもっと買ってもらえただろうに。失敗事例として今後に生かしてほしい。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 18
ネタバレ

renton000

★★★★☆ 4.0

原作読んだ?

 全24話。マンガ原作。原作既読。

 この作品に限った話ではありませんが、私はもともとアニメ派ではなくて、マンガ派です。マンガ版寄生獣にももちろん注目していました。マンガ版寄生獣は、連載物の宿命か右往左往してしまったところはあるんですが、それでもマンガとしての完成度は極めて高いです。構成力は素晴らしく、無駄なコマもありません。歴史に残る一作と言っても決して過言ではないと思います。

 アニメを見るようになって痛感するのは、やはりマンガとアニメはメディアとして違うということ。マンガとしての面白さが、アニメとしての面白さにリンクしないところがある。その点では、私は必ずしも寄生獣のアニメ化を期待していたわけではありません。実写映画化もしかりです。
 ただ、映像化権が米国にあり、どんなキワモノが出てくるのか分からなかった期間を考えると…。時を経て日本に権利が戻り、実写映画化され、メディアミックスとしてアニメ化されたこの現状の方が良いのかもしれないな、なんてことも思いますけどね。

 以下、長文になってしまったので、お暇なときにどうぞ。


環境問題?:{netabare}
 寄生獣が環境問題への警鐘からスタートした話であることは間違いありません。そして、「人間と自然」という対比を用意し、自然側に寄生生物を置いていたことにも異論はないでしょう。ですが、最後までこの主題が継続されていたという指摘には強い疑念があります。

 マンガ版寄生獣の最終巻、作者のあとがきでこのような指摘がされています。後藤の最期についてです。
 作者は、後藤を「『美しき野生』『偉大なる大自然』の代表選手」とした上で、当初後藤は「死ぬ予定ではなかった」と述べています。後藤の敗北後、「新一はあのままスタスタ帰ってしまう」のだそうです。
 また、その後の後藤についての当初案も書かれています。「完全復活したものの、汚染された日本を嫌い、(中略)美しい自然をめざし飛び去ってゆく」という案。そして、「完全に復活できず、人間に無害の別の生き物として山の中でひっそり生き続ける」という案です。
 両案のいずれにも共通するのは、「偉大なる大自然」が存在し続けているということです。これなら「人間と自然」の対比は生きていますし、「自然が人間から乖離してしまう」第一案も「自然が人間のせいで変容してしまう」第二案も、環境問題への警鐘に対する答えとしての合理性は担保されます。

 ですが、作者は最終的に、新一の手によって後藤が殺されるという結末を選択しました。果たして、これが環境問題への警鐘として成立していると言えるのでしょうか?
{/netabare}

人間とは似て非なるもの:{netabare}
 寄生獣における「人間と寄生生物」の関係で、「人間と自然」の対比以外にもう一つ重要なことがあります。それは、寄生生物が「人間とは似て非なるもの」として存在しており、「人間と人間とは似て非なるもの」という対比がなされているということです。

 このような対比をさせる作品は数多くあります。対比先は、アンドロイドや宇宙人など様々です。これらの作品は、「人間とは似て非なるもの」を観察することで物語が進みますが、これらを明らかにすることを着地点としていることは、まずありません。そのほとんどは、「人間」との同異点を探ることで「人間」を明らかにすることを目指しています。

 寄生獣も最終的にはこちらの話にスライドしました。
 「人間と寄生生物」の対比が「人間と自然」であったのなら、自然の代表である後藤を殺すことは出来ません。それは対比の否定につながり、論理破綻を来すからです。作者が用意していた当初案のような結論にならざるを得ません。
 ですが、「人間と寄生生物」の対比が「人間と人間とは似て非なるもの」であったのなら、それは可能になります。観察さえ終了してしまえば、「人間」を明らかにするのに、「人間とは似て非なるもの」の存否が影響しないからです。

 この結末変更について作者は、このように述べています。
 寄生獣の開始時は「『愚かな人間どもよ』という人間が滅多やたらにはいなかった」が、「世の大多数の人が同じようなことを言い始めてくると」「作品内で復唱するのが何やら気恥ずかしいのだ」。「ともかく次には『愚かな人間どもよ』と人間が言うなよ、と言いたくなってくる」。
 つまり、寄生獣という作品は、環境問題への警鐘としてスタートしたものの、ここへの安易な着地を嫌い、「人間が言うなよ」との主張に変化したのです。その結果が、「人間」を語る作品へのシフトとして現れました。

 このシフトは、二つの示唆をもたらします。
 一つ目は、「人間と自然」の対比が終わることで、「自然」としての寄生生物の正体については、追及されなくなるということです。事実、寄生生物の卵やヘビのような幼生体などには、最後まで説明が加えられませんでした。「人間」を明らかにする作品においては、それが意味を持たないからです。
 二つ目は、「人間とは何か」を改めて語る必要が出てきたということです。

 この二つ目の論点を進めるために登場した人物がいます。彼が寄生獣という作品を締めくくりました。
 「人間」の浦上です。
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人間:{netabare}
 「人間」について考えるというのは、目指すべき人間像を探ることに同じです。「良い人間とは何か」「理想的な人間とは何か」などのようなものです。この説明の仕方に作者の特性が強く出ていました。
 原作者の岩明均(敬称略、以下同じ)は、対比を用意することで物語を説明していくタイプの作家です。このレビューもこれに準じて書いています。そして、岩明均は、対比の両側を説明しないという特性を持ちます。「裏側を書くから表側は考えてね」というスタンスです。

 「人間」について考えるとき、「良い人間と悪い人間」または「理想的な人間と現実的な人間」という対比が想定されますが、「良い人間」や「理想的な人間」を直接には描こうとしないのです。最後に描かれたのは、「悪い人間」と「現実的な人間」です。すなわち、「悪い人間がもたらす忍び寄る現実」、ここを浦上が担っていました。「人間」を明らかにする作品になったからこそ、その裏側にいる浦上が物語を締めくくることになったのです。
 そして、「良い人間」と「理想的な人間」への説明というのは、最終的には欠落されます。これが読者への問題提起として残るということです。

 なお、この作者の特性は、人物配置にも色濃く表れています。
 強い思想を打ち出した登場人物には、寄生生物としては田村や後藤、人間としては広川や浦上がいます。これらを対比先に置くことで、新一とミギーの立ち位置が定まっていました。
 ですが、どこを見ても表れない人物像があります。「共存を願う人間」です。主人公やヒロインですら共存への奔走を見せませんでした。この最後まで隠された部分、これが原作者の思いとしてあるのかもしれません。もちろん、単なる綺麗事嫌いの可能性もありますけどね。
{/netabare}

 ここまでが前提の話です。
 寄生獣では、対比のシフトが行われ、「人間」の話にスライドしました。そして、その過程において、「生物とは何か」にまで踏み込みが行われています。
 このシフトの起因と踏み込みの原因というのは、同じところに答えがあります。それが、第三部の主題となっていた「母子関係」です。


四部構成:{netabare}
 寄生獣の構成を検討してみると、四部構成であることが分かると思います。

 第一部は、マンガ版第3話/アニメ版第2話までに該当します。作者も「わずか三回にして終わるところが…」と述べていますから、とりあえずの結末を迎えていることが見て取れます。
 ここまでの話が骨子となり、ここを繰り返すことで後の物語が展開しているのも分かると思います。例えば、子ネコを助ける話は、子イヌを助ける話として再登場しています。バトルを通して新一とミギーが変化していくという定型が作られたのもここです。

 第二部は、母親の敵討ちである伊豆の一件が終わるまでです。マンガ版第16話/アニメ版第7話までです。この一件で、新一とミギーはその一部が融合することになりました。
 新一とミギーは、人間と寄生生物の間にいたわけですが、これ以前の話では「分離した状態」にありました。この伊豆の一件を経て、「融合した状態」で語り始めることになります。人間と寄生生物の境界があいまいになり、二人の思考が相手側に寄っていく決定打となりました。

 第三部は、田村との公園のシーンまでです。マンガ版第17話/アニメ版第8話からマンガ版第48話/アニメ版第18話途中までに該当します。マンガ版では第17話よりも第18話の方がより大きな意味を持ちます。

 第四部は、作品全体のエンディングです。浦上が登場し、後藤との決着がつき、「生物とは何か」が言及され、再度浦上登場することで幕が引かれました。

 以下では、第三部だけを見ていきます。
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第三部のオープニング:{netabare}
 第三部のスタート時、新一は大きな問題を抱えていました。それは、母親を亡くしているのに泣けないということ。
 胸に開いた穴を埋めるために新一とミギーは融合したわけですが、身体の穴が埋まる代償として、心の穴を抱えることになってしまったのです。この「心と身体」の対比に基づくのが、第三部の主題である「胸の穴」の問題です。ベンチマークには「涙」が採用されました。

 この第三部のスタート(マンガ版第18話)では、「胸の穴」に関する論理的な整理が行われています。第三部の問題提起であり、第三部のエンディングへのフラグ立てでもあります。これを確認してみます。

 マンガ版第18話は、新一が「涙」を流すところから始まります。泣けないと言う新一は、田村との公園での一件の前に、実は泣いているのです。もちろん「心の涙」ではありません。目にゴミが入ったから反射的に「涙」が出たという「身体の涙」です。つまり、泣けないことは身体の問題ではない、心の問題だ、という説明がされているのです。この描写に1ページ以上も割きました。通常では考えられないほどに強調されています。

 そして、心の問題と言えども心の全てに及ぶのではない、という説明が入ります。
 聴覚の鋭くなった新一が市井の音に耳を傾けるのですが、その過程で村野の心音を聞くことになります。3コマも使って村野の胸元を順にアップするという強調がなされ、その後に新一の照れる表情が1コマ入ります。
 つまり、新一が、少女の胸元に注目してしまう一般の男子高校性であることと、恋愛においては非情になっていないことが説明されているのです。変わらぬ心があることの説明です。

 最後に、変わってしまった心の説明がされています。ここで、第一部をリフレインする子イヌが登場します。子ネコを虐待から助けていた新一が、子イヌの死を「肉の塊」と表現しました。これにより、心の問題が「死」の一点に収束していくことになります。子イヌの話の重要性は言わずもがなでしょう。

 このような三段階の説明がなされたことで、新一の抱えていた問題が心の問題であり、その中でもとりわけ「死」への態度であることが明らかにされました。
{/netabare}

第三部のエンディング:{netabare}
 第三部のエンディングは、田村との公園のシーンです。新一が田村の「死」に触れることで、「心と身体」の問題が解決され、「涙」に至りました。ここで用いられたのが「母子関係」です。

 「母子関係」には、「田村→田村ベイビー」と「新一ママ→新一」の二つがあります。田村が新一ママの姿を取ることで、この二つの母子関係が混ざり合います。そして、「田村→新一」という疑似母子関係が成立しました。これによって、新一が体験した母子関係の喪失が疑似的ながらも回復し、新一の心の「胸の穴」が回復します。さらに、田村ベイビーの涙、すなわち、子供側の涙に触れることで、子供である新一もまた母親の死を許容し「涙」を流すことができました。
 これが第三部のエンディングの内容です。


 では、前述した「人間」を明らかにする作品へシフトした起因と「生物とは何か」にまで踏み込めた原因としての「母子関係」について話を進めていきます。

 この第三部で、「母子関係」が広がりを獲得しました。なぜなら、「田村→新一」という非血縁に基づく母子関係の成立を許容したからです。起因と原因になっていたのは、この「広がりを持った母子関係」のことです。

 「人間と寄生生物」における「人間と自然」の対比は、両者の対立構造です。田村はこの対立構造から離れ、寄生生物を弱者に置きました。人間と寄生生物の間に、庇護と被庇護の関係が生まれたのです。ここには「広がりを持った母子関係」が成立していますから、「人間と寄生生物」の関係は、対立構造から「母子関係」へと置き換わります。
 つまり、第三部で「母子関係」の成立を準備したからこそ、「人間と自然」の対比が持つ意味を減退させることができ、「人間」の話へとシフトさせることができたのです。

 ここで用いられた「強者であると認識していたものが弱者でもあった」という論理展開は、「人間」にも同様に機能します。例え「人間」が寄生生物の親であったとしても、また別のものの子である可能性があるのです。この論理展開は、他の生物にも同様に連鎖をしていき、すべての生物が親であり子である可能性を持つことになります。
 ここで、タイトル回収がされます。寄生獣とは、序盤では「寄生生物」のことです。中盤では「人間」のことです。最後には、寄生し寄生される「すべての生物」、親であり子である「すべての生物」、寄り添い合い生きる「すべての生物」、となりました。「生物とは何か」、それは「寄生獣」であるという結論です。
 「母子関係」なくして、「生物とは何か」にまで踏み込めなかったということです。
{/netabare}

おわりにかえて:{netabare}
 なぜ私が第三部のオープニングの話を詳しく書いたのかを、もう少しだけ説明させてください。

 おそらく、多くのアニメ版視聴者は、「母親が死んだ事実」と「涙が出ない事実」の間を「心の問題である」とごく自然に解釈したことと思います。ですが、それが主観に基づいていることを理解して欲しいのです。
 もし、「寄生生物は泣かない」のであり、「寄生生物と融合したから泣けない」のであれば、それは「身体の問題」になるはずなのです。作者はその可能性を理解していたからこそ、わざわざマンガ版第18話を用意して、「死に対する心の問題であること」を丁寧に説明してくれたのです。そしてこれが、「他の生物の死を悲しめるほどに、心に余裕がある生物」との人間賛美となり、「『愚かな人間どもよ』と人間が言うなよ」という主張につながるのです。

 ですが、アニメ版ではマンガ版第18話の再現を盛大にやらかしてしまいました。
 目にゴミが入り涙が出るシーンはカットされています。「心の問題なのかな」という新一の独白に頼っているだけです。客観的な説明なくして、なぜ身体の問題であることを否定できるのか、はなはだ疑問が残ります。
 胸元に照れる新一の表情もカットされてしまいました。トラック音に驚いた後の照れる表情だけがあります。これでは胸元に注目していたことへの照れ隠しではなくて、トラック音に驚いたことへの照れ隠しになってしまいます。それが、一体どれほど重要なのでしょうか?

 作品内での客観的な説明がなければ、視聴者は主観的な判断をするしかありません。それは当然のことですから、私には視聴者を責める気など微塵もありません。責めるべきは、作品への理解が乏しかった監督に他なりません。

 マンガ版第18話のサブタイトルは「人間」です。「寄生獣」という作品において、なぜここが「人間」というサブタイトルを冠しているのか、そこにある原作者の意図を汲むべきだったと思います。理解が及ばなかったのなら、忠実な再現を目指すべきでした。アニメ版寄生獣は、表面上は上手くなぞりましたが、作品全体への理解に懸念を感じてしまいます。少なくとも、原作マンガをきちんと読めているとは思えませんでした。
 私が第三部のエンディングとして整理している田村との公園でのシーンについて、Aパートで終わらせているアニメ版は構成としておかしい、と指摘している方がいらっしゃいます。そのような指摘も極めて妥当なものだと思います。

 もちろんこれらの論理性の欠如だけをもって、アニメ版が駄作であるなどというつもりはありません。良いところももちろんありました。特に、細かな象徴物はかなり機能しています。携帯電話とか髪の毛とか洋服などのデザイン文字とかですね。それぞれに意味を持った良改変だったと思います。

 ただ、アニメ版を視聴した際に、少し残念に思ったのは確かです。マンガ版はおそらく歴史的な一作としての地位を獲得しているものと思います。環境問題への警鐘としてではなく、マンガとしての質の高さゆえです。ですが、それほどの価値をアニメ版からは感じることができませんでした。メディアとしての違いなのか、論理性の欠如のためなのかは別論に譲りますが、マンガ版の良さを再認する結果となってしまったと感じています。
{/netabare}

投稿 : 2019/11/16
♥ : 14
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