ラブコメで中学生なTVアニメ動画ランキング 21

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のラブコメで中学生な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月03日の時点で一番のラブコメで中学生なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

81.1 1 ラブコメで中学生なアニメランキング1位
この美術部には問題がある!(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (1194)
6278人が棚に入れました
なんのへんてつもない普通の学び舎「月杜中学校」にある、普通の美術部。
そこには、絵の才能があるにも関わらず理想の「二次元嫁」を描くことに使命を燃やす内巻すばるくんと、そんなどーしようもない内巻くんのことが気になっちゃう宇佐美みずきさんがいた。
そして、2人を気にしていないようで気にしている寝てばかりの部長に、そこはかとなく気配だけしている謎の部員コレットさん。
そうした少し残念な人達が集まった美術部では、今日も何か問題が起きてーーー。

声優・キャラクター
小澤亜李、小林裕介、上坂すみれ、東山奈央、水樹奈々、利根健太朗、掛川裕彦、徳井青空、丸塚香奈、田中あいみ、小松未可子、佐倉綾音、しもがまちあき
ネタバレ

kazunyanzu さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

この美術部の問題はほぼほぼ『コレちゃん』である(๑˃́ꇴ˂๑)ノ

原作コミック 全12話 原作未読

この美術部には問題がある!⇒通称「この美」


‘16年夏放送の隠れた名ラブコメ作品との声が名高い本作はそう!
コレがw 実に面白く見どころ満載の~

”初々(ういうい)” ”照れ照れ” ”バチコーン” 学園ラブコメ作品♡


美術部というままめずらしい題材を舞台に描かれ
画材とか、彫刻とか、キャンパスとか、ディーゼルとか
あと、○レットとか( ´艸`)w

繰り広げられるドタバタバカラブコメディなのですが⇒
コレがw私的にかなりツボって、笑えて面白かったので
ぜひぜひ皆さまにもご覧頂き楽しんで頂きたい作品です♪


誰かを好きになったり、恋に夢中になってしまうと
ついつい周りが見えなくなってしまいますね(✿´ ꒳ ` )

今作のヒロイン、恋する乙女『宇佐美さん』はというと…

顔を真っ赤にして、キャーキャー(*ゝェ艸)も~内巻くんのバカァ―♪キャー
と気持ちが全部表情に出まくっていて、見ているこっちが恥ずかしく
なっちゃうくらい、わかりやすくってかわいかったですネ♪


私、既に皆さまの本作レビューを何件か拝読させて頂きましたが

“宇佐美さんがかわいい” “ただただ宇佐美さんを愛でるアニメ♪”
“宇佐美さんの宇佐美さんによる宇佐美さんの為のアニメ★”

との意見が大半を占めていて、ぅんぅん๑•̀ω•́๑
そーですネ! それは間違いないぞ!
うさぎさんの髪どめ、かわいいしネ(・×・)ゥンゥン♪

だけど… だけどもだっけど~(*ゝェ艸)!!!!

いや、むしろ私が書きたいのはまわりの問題がある!
アホキャラ(←大絶賛♡)たちについてなんだけれどもφ(‘ω`∞フフーン♪

あ、あれ?! ひょっとして…
私が注視しているところってやっぱりちょっとおかしいのかなぁ、かなぁ

だって基本本作視聴時の態勢は
常に『コレちゃん』待機モードだったんですもの(*´Д`*)ハァハァ♡

わんさかいる問題児さんたちの中でも…
まずその筆頭が『コレットさん』こと『コレちゃん』でしたよネ!

毎回いろいろやらかしてくれますネ♪
はい、意味不ですね♪
それが、コレちゃんへの褒め言葉ですよ…_φ(゚∀゚ )アヒャ

ぴゅーーーーん◟꒰◍♡Д<◍꒱◞ ぉぉおおおーーー(๑˃́ꇴ˂๑)ノ
宇佐美せぇ~んぱいッ♪ ゆ~めせんせ~ヾ(o´∀`o)ノ ししょう~|♡Д<。)ノ!!!
クルックー♪ クルックー♪ クルックルックルックー♪ ε(*゚△゚*)з ♪

まぁ~とりあえず、すみぺさんが毛深すぎるんですよネ(*´Д`*)ハァハァ♡
ED「恋する図形(cubic futurismo)」最高です★ ぁのダンス♪ PV最高です♡
もちろんアニメの絵も面白くって大好きですよ♪

“何やら中二病でも恋がしたいの某凸キャラを彷彿させますが
その匂わせ具合も個人的にツボだったりします(*ノ∀`*

勘違いトレイン回”は特に秀逸でしたネ!
トラブルの起点は全てコレちゃんから始まるのでーす(∩`ω´)⊃)) しゅっしゅっ

{netabare}◟꒰◍´肉‵◍꒱◞ ٩(๑´肉`๑)۶ (♥ó肉ò)ノo(๑˃́肉˂๑)ノ♡{/netabare}

屋上の陽気に抗えず、思わぬ現場を目撃してしまう『部長先輩』と
コレが現場に戻る犯人の気分かぁと落込む『コレちゃん』の…、

2人の会話が…
まぁー噛みあわない噛みあわない(ヾノ・∀・`) 滅裂トークたちw

「ぇ、何の話´゚д゚`)?!」
最高に腹がよじれふきだました(*ノ∀<ฺ*)σww

とにかく、『コレちゃん』が
ぶっとんでて面白くってかわゆすぎです꒰◍´∀‵◍꒱o♡oコレマチガイナシ!!


問題児といえば
部をまとめる『部長先輩』も大問題でしたネ!

Yシャツのボタン全開でダボッとズボンに手をつっこみサンダル姿の
部長先輩は“美術部の活動”は寝ることの一択のみ♪

あとはひたすら、宇佐美さんと内巻くんにチャチャを
入れて楽しみ、しまいにはコレちゃんとバカをしだすというとんでもない始末。
ぐ~たら気ままなな優しいおじさん★ で良いキャラで好感でした!

というか、部長とコレちゃんは何を思って、何でまたw
美術部にいるのですかネ(*` 艸 ´)w

とにかく趣味⇒寝ること 
このキャラに悪い人はいませんネメモメモ_〆(・ω・`)≡(´・ω・)ノペタ■

それを強く感じられたのが” もえさんぽ回”でした♪

“ほのぼのゆる萌回”でこの話だけでもぁたし永遠に見ていられますネ♪
むしろ私、こーいう話をずーと観ていたい人なんです(✿´ ꒳ ` )

何を隠そう、萌香声が…!!!
まさかのう○る声優あてでキュン死するレベル(*´Д`*)ハァハァ♡

部長さんが萌香を抱きかかえるシーンが特にキュン♡ってなりすネ♪
とにかくコレさんぽ、もえさんぽは回は必見なのでまず見てください((人´Д゚))


□*■*まとめると□*■*

宇佐美さん(みずぅー)が可愛い♡ コレ間違いなし!!

“美術部はかわいい女のコを書く部活”と公言し
三次元など全く興味ないと言い切る内巻くんも

中二病全開でコレちゃんを手なずけ、かの㊙秘伝、魔道書
“ネクロノミコ”を探しては、エロ本に顔を真っ赤にする伊万里ちゃんも

おっとりマイペース、おどおど、小心者で”{netabare}寝込みロックオン”{/netabare}なゆめ先生も

大問題だったのですが…

全てのハプニング、トラブルの根源は
全部コレちゃん、ほぼほぼコレちゃん♪ 絶対コレちゃんであって◟꒰◍´∀`◍꒱◞

I need love『コレちゃん♡』でした!! ぁ、たまに部長先輩もw


ゆる日常、ラボコメ好きな方!!

あと「中二病でも恋がしたい」や「干物妹うまるちゃん!!」などが
好みな方には合いそうな予感♬ ぜひご覧頂きたい作品です٩( ´ᆺ`)۶♫ ★

おススメです!! ぜひщ(゚д゚щ)

投稿 : 2024/04/27
♥ : 62
ネタバレ

〇ojima さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

この美は宇佐美さんの可愛さで保ってる!

途中ダレた回もあったけど、楽しく観させていただきました。
登場人物が特徴があって分かりやすいです。
ベタな対応がまたおもしろい。
最終話の {netabare} 「そんな簡単には呼ばせてあげないんだから」{/netabare}はとても良かったです。最後に来ておじさんもドキッとしちゃいました。

前半は全力でドタバタ回で始まり、
文化祭と最終話など良い話もありました。
原作は続いているようですし次があれば、他のキャラをもっといじってベタ対応が観てみたいです。


美術部部長殺人事件の {netabare} グーパンチの後、拳に赤ペンキ、頬に赤ペンキ、頬に赤ペンキ。私的に非常にGOODでした。{/netabare}
缶接キッスでは {netabare} 友達が部室に来るのが嫌だったけど最後には感謝してほんのり良い気分の物語。{/netabare}
美術部へようこそでは{netabare} 立花先生の新顧問へのサプライズを前顧問と美術部員で行うお話。これまた良い気分になるはなしでよかったです。。。。。でも一体コレットさんはなにをしているのでしょうか。{/netabare}
勘違いトレインでは{netabare} やっぱり行動意味不明なコレットさんが物語の種をまきます。アフリカ系キン肉マン?
勘違いが勘違いを生んで、最後はみずきの恋の方向へ。この恋成就できるのかなぁ。{/netabare}
謎の美少女転校生では{netabare}間違いなく部長は40代の大人です!枕投げをするみずきとすばるのことを自分の子供のような対応している感じ。絶対中3じゃあ無いな。
また転校生は美少女だけど残念な中二病。どんな絡みをするか楽しみです。{/netabare}
マスター伊万莉では{netabare}将来なりたいもの。みずきはいいね。ベタに「お嫁さん」です。今週もアフリカ系キン肉マンが登場してました。{/netabare}
団結!空き缶!文化祭!はオチが良かったです。{netabare}キン肉マン兄弟登場回数多いね。今回はコレットさんの転倒に心配してました。あと、学校でジュース売っていいのかなぁと思うけど、まぁ良いか!{/netabare}


楽しめました!!

妄想+恋愛+コメディは自分の中で「お気に入り」ジャンルかも。
でも{netabare}「そんな簡単にはお気に入りには入れてあげないんだから」ということで。。。(笑顔+風){/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 71
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

ココロパレット

原作未読。最終話まで視聴。

片思い系ラブコメディ+中二病+etc
おもしろ要素の詰め合わせというか、『何があってもぶれない面々』の言動を愛でる作品かと。

物語についてはいろいろな要素が詰め込み過ぎの感がありましたが、コメディ要素が強い作品であることは確かです。
ただし、万人受けするかどうかは微妙かも。
{netabare}
内巻くんの2次元好きキャラの押しが強すぎて、宇佐美さんが気の毒なくらいでした。
もう少し進展があれば・・・とも思ったのですが、あくまでも『一方通行』が作品のコンセプトなんでしょうね。{/netabare}
{netabare}
第7話。まりあとコレットのくだりを見て、京アニの某アニメを思い出した方も多いのでは?
そう言えば、コレットと凸森は『中の人』が同一人物ですしね!
{/netabare}
作画は最後まで安定していて、すごく見やすかったです。
音楽はOP、EDとも良かったです。
個人的には11話の挿入歌、12話のEDの「ココロ*パレット」がお気に入りです。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 64

84.8 2 ラブコメで中学生なアニメランキング2位
ストライク・ザ・ブラッド(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (2768)
16812人が棚に入れました
《第四真祖》――それは伝説の中にしか存在しないはずの、世界最強の吸血鬼。
十二体もの眷獣を従え、災厄を撒き散らすといわれる幻の吸血鬼が、日本に出現したという。
その《第四真祖》を監視・抹殺のため、政府・獅子王機関は《剣巫(けんなぎ)》と呼ばれる攻魔師の派遣を決定。
しかしなぜか監視役として選ばれたのは、見習い《剣巫》の少女、姫柊雪菜(ひめらぎゆきな)だった。
対真祖用の最凶の霊槍を携え、魔族特区《絃神市》を訪れる雪菜。
そこで彼女が遭遇した《第四真祖》暁古城の正体とは――!

世界最強の吸血鬼と剣巫の少女が織りなす物語が今、幕を開ける――!!

声優・キャラクター
細谷佳正、種田梨沙、瀬戸麻沙美、日高里菜、金元寿子、逢坂良太、石原夏織、三宅健太、井口裕香
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ツンデレ祭り<追記;OVA ヴァルキュリアの王国篇><追記;OVAⅡ><追記;OVAⅢ><追記;SP OVA 、OVAⅣ、OVAV>

常夏の人工島絃神島が舞台の学園アクションファンタジーハーレムラブコメです。
設定やストーリーは正直難解。
どこか腑に落ちない感覚が付きまといます。
ただ、2~4話完結で、まとまりは良いです。

主人公は第四真祖と呼ばれる最強の吸血鬼です。
最強の割にはピンチの連続。
そして、ラストには・・・。
主人公とツンデレヒロイン雪菜の「ここから先は、オレのケンカだ!」「いいえ、先輩。私達のケンカです!」の決めセリフが、印籠チックで爽快です。

ツンデレヒロインは、雪菜の他に、紗矢華、浅葱。
どのツンデレも楽しめます。
その中でも、私は浅葱派ですね。
知的な金髪美人で艶やかです。
OP映像の浅葱の「耳かけ」には色を感じます。

最終の「暁の帝国編」で上手にまとめた印象。
終わりよければすべて良し、もやもやが雲散霧消です。
心残りは、20年後のドク。
浅葱の変わり様が見たかった。

<追記;OVA ヴァルキュリアの王国篇>
{netabare}良くも悪くも、いつものストブラでした。
ハーレムあり、お風呂シーンあり、最後のきめ台詞あり。
唯一、お風呂シーンは・・・さすがOVAです。
なお、今編も私、浅葱に見とれました。{/netabare}

<追記;OVAⅡ>
{netabare}黒の剣巫篇、逃亡の第四真祖篇、咎神の騎士篇からなります。
各篇ラストの決め台詞。
「この紋所が目に入らぬか!」的なセリフが相変わらず爽快です。

それにしてもこの吸血鬼、やりたい放題。
どんだけ、かわいい女の子の柔肌に食らいつく。
本当に期待を裏切りません。

でも、なんだかんだ言っても、私は浅葱です。
なんたらの巫女って?
そんなの関係ありません。

今OVAもたくさんの準ヒロインが登場。
既出ヒロインを含め、吸血鬼好きにもほどがあります。
色ものハーレムアニメここに健在。{/netabare}

<追記;OVAⅢ>
{netabare}タルタロスの薔薇篇、黄金の日々篇、真祖大戦篇、全10話からなります。
TV版の後、OVAが20話分。
OVAの第4期もあるから、OVAだけで2クール分。
なんか、知らない間に大作になってきました。

さて、本題のOVA第3期。
お話が長くなるにつれ、多くなる登場人物。
もはや、なにがなんだか。

ストーリーも難解。
何回か視聴しないと良く分かりません・・・たぶん。
それに反して各篇のラストの展開が全く同じ。
第四真祖がうら若き乙女のうなじをガブガブ。
元気溌溂、雪菜とともに戦う。
もう、安心感と安定感しか感じません。
ここまで徹底していると「清々しい!」の一言です。

最後になってなんですが、OP曲がいい。
座りの悪い歌詞と旋律が癖になります。
それより何より、アイドル浅葱のキラキラ感。
もうたまりません。{/netabare}

<追記;SP OVA 消えた聖槍篇>
{netabare}1話分のスペシャルOVA。
いつもよりも軽いノリで、コメディー成分多めです。
お色気や「いいえ先輩、私たちの喧嘩です。」も一通りあります。
ただし、ガブッはありません。

あまりにもべったりなお二人。
ついに雪菜の「監視役ですから。」が、「ストーカーですから。」に聞こえてきました。

最後にちらっと登場した連中は新たな敵か?
ちょっと一息的OVAと言えども抜かりはございません。{/netabare}

<追記;OVAⅣ>
{netabare}陽炎の聖騎士篇
終わらない夜の宴篇
再会の吸血姫篇
十二眷獣と血の従者たち篇
全12話からなります。

陽炎の聖騎士篇で新ヒロイン登場。
名前はなんとカス子。
その酷い呼び名に似つかわしくない清楚な聖騎士様です。

白髪に角って、ちょっと個性的な監視役。
どうも彼女がラストツンデレのよう。
雪菜のライバルになりうるか。

再会の吸血姫篇以降は異様に賑やかになります。
何しに来たかわからない、第一、第二、第三真祖。
それに真の第四真祖をはじめ、歴代のヒロインが大集結です。

各陣営の駆け引きやら暁古城争奪戦やら。
何が何だかわからない様相を呈します。
その中でも雪菜はどこか落ち着いている。
たまに軽い嫉妬は入るものの、そこは正妻の貫禄。
「流石メインヒロイン様」との立ち振る舞いでございます。

今OVAで気づきました。
煌坂(きらさか)の扱いが雑なことを。
空中に放り出されるは、木からつるされるは、暁父に抱きつかれるは。
よく考えたら、今までも・・・
ツンデレサブヒロインの不運極まれりです。{/netabare}

<追記;OVAⅤ 暁の凱旋篇>
{netabare}これで完結なので、本作の規模をまとめました。
TV版 24話
OVA1期 2話
OVA2期 8話
OVA3期 10話
SP OVA 1話
OVA4期 12話
OVA5期 4話
合計61話 約5クール分。
ことのほか、大作になっていました。
これだけ、OVAを重ねるのも他に例を見ないのでは?
よく、ここまでこの作品を育てたものです。

暁の凱旋篇は締めの4話です。
凱旋とのことだから、当然のようにハッピーエンド。
ただし、暁古城をめぐる女たちの戦いはこれからのようです。
これ以上続けても究極の修羅場なので、この辺で・・・{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 77

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ツンデレ好き必見!

原作:ラノベ 未読

全24話

ジャンル:学園恋愛ハーレムバトルファンタジー


感想

最初の印象は、「カンピオーネ!」に似てるな~でした。
ハーレムだし
ラッキースケベあるし
キスして強くなる こっちは血を吸う
召喚する

ただ、自分的にはこちの方が好み

話がちょっと難しいけど、しっかりしてて面白い
キャラデザが綺麗で可愛い

ただ、主人公の暁 古城が、なんでああも好かれるのか?その描写が薄くて残念。
メインヒロイン姫柊雪菜が、とても中3には見えない。(しっかりしてるしスタイルいいし)

それでも、そんな些細な事はどうでもいいと感じさせる魅力があるよね

出てくるヒロイン、みんな美人でハイスペック!
主に古城に気がある雪菜、藍羽浅葱、煌坂紗矢華の3人は、皆ツンデレというw ^^
ツンデレ好きには堪らないんじゃないかな?

特に、雪菜はしょっちゅう古城にヤキモチを焼くんだけど、その姿はホント可愛いよね


原作がまだ続いていいるので、話途中で終わっているんだけど、なかなか綺麗に切のいい所で終わっています。

自分的には、その後が気になるので2期を希望したいですね!


OP:「ストライク・ザ・ブラッド」歌 - 岸田教団&THE明星ロケッツ
OP:「Fight 4 Real」歌 - ALTIMA

ED:「Strike my soul」歌 - 井口裕香
ED:「signal」歌 - 分島花音

4曲ともレンタルして聴いてます^^
特にEDの「signal」はお気に入りw

投稿 : 2024/04/27
♥ : 69

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ライトノベル原作の良いアニメ化作品(原作 - アニメ対照表を更新(原作19巻まで記載))

原作は同タイトルのライトノベル(電撃文庫刊)。視聴当時は原作未読で、未読のまま視聴を終えましたが現在では原作既刊分を全て読み終えています。

ジャンルとしては主人公である暁 古城(あかつきこじょう)とメインヒロインである姫柊 雪菜(ひめらぎゆきな)を中心とする「俺TUEEE系ハーレム物」ということで間違いないと思います。

古城は「第四真祖」と呼ばれる強大な異能力を持つ吸血鬼(ただし力をきちんと制御できない)であり、雪菜はその監視者として「獅子王機関」と呼ばれる組織から派遣された霊能力者(やはり強い)です。そして各篇でなんらかのいきさつにより異能バトルする羽目になるというのが基本的なストーリー進行です。

これを前提とした上で視聴するかどうかを迷う場合の材料としては、「古城とサブヒロインはいろいろあるかもしれないが、メインヒロインが雪菜というのは基本的に揺らがない」ということと、「それでもハーレム物らしく、各篇においてサブヒロインとはいろいろある(笑)」ということでしょうか。

そんな古城くんとサブヒロインとのいろいろを見た雪菜さんが、それに対していつも冷たい視線を向けてくれます(笑)。本作はここを楽しむか、もしくはそれでもやっぱりいちゃついている古城くんと雪菜ちゃんを楽しむか、もしくは異能バトルを楽しむかの基本的には3択だと思います。

各話のサブタイトルは特別篇である最終2話「暁の帝国篇」以外は原作文庫本のサブタイトルと一致していまして、各巻の内容が複数話に分割される場合はローマ数字での通番が付いています。

で、このようなシリーズ構成からもわかるように本作は原作のストーリーをかなり忠実にアニメ化したと言えます。設定/ストーリーとも「特に改変はない」と言って良いレベルです。ちなみにアニメ化話中で古城くんが「第四真祖」となった詳細が不明なままなのも原作準拠。

とはいえ小説とアニメというメディアの違いはあるので、アニメでの表現/演出にアニメ制作側の解釈が含まれているとは思いますが、原作を読んだ後でもアニメ作品に対して特に違和感はありませんでした。

なので原作が気に入ればアニメも基本的には気に入るでしょうし、逆もまた真と言えると思います。

ライトノベル原作の宣伝としてのアニメ化、あるいは原作を読むのが面倒だけどアニメなら観るという人に対してのアニメ化という観点では、満点を与えて良い作品ではないでしょうか。

2017.11.10追記:
※原作19巻(2018.11.10発売)を読み終えたのと第3期OVAの内容についてアナウンスがあったため修正。(2018.12.17)

おまけ: 私が把握している原作とアニメとの相関関係

1.聖者の右腕   → [TVアニメ] 第1~4話
2.戦王の使者   → [TVアニメ] 第5~8話
3.天使炎上    → [TVアニメ] 第9~12話
4.蒼き魔女の迷宮 → [TVアニメ] 第13~15話
5.観測者たちの宴 → [TVアニメ] 第16~19話
6.錬金術師の帰還 → [TVアニメ] 第20~22話
7.焔光の夜伯<カレイドブラッド>(古城「第四真祖化」過去篇: 未アニメ化)
8.愚者と暴君         (古城「第四真祖化」過去篇: 未アニメ化)
9.黒の剣巫      → [2期OVA 1,2巻収録] 第1~3話
10.冥き神王の花嫁  (未アニメ化)
11.逃亡の第四真祖  → [2期OVA 2,3巻収録] 第4~5話
12.咎神の騎士    → [2期OVA 3,4巻収録] 第6~8話
13.タルタロスの薔薇 → [3期OVA 1巻~収録]
14.黄金の日々    (未アニメ化)
15.真祖大戦     (未アニメ化)
16.陽炎の聖騎士   (未アニメ化)
17.折れた聖槍  → [TVアニメ] 第23,24話(特別篇:「暁の帝国篇」前・後)
18.真説・ヴァルキュリアの王国 → [OVA「ヴァリキュリアの王国篇」(前・後)]
19.終わらない夜の宴 (未アニメ化)

原作10巻のアニメ化がすっとばされた理由は良くわからないんですが、一応本編なんですけどやや番外編っぽいストーリーだったからですかね?

ただ10巻の追加キャラが15巻で活躍するので、今後もアニメ化されることがあればスルーはされないと思います。

17、18巻はアニメが先行しており、一応内容的には対応していますが、主に原作既刊分を受けての時系列に沿わせるためにストーリーは若干(かなり?)違います。その他の巻のアニメ化についてはストーリーはほレビュー本文にも書いた通りほぼ原作通りです。

2018.12.17追記:
第3期OVAの1巻目は「タルタロスの薔薇」篇からとのアナウンスがあったので、<原作 - アニメ対照表>を更新しておきます。このまま原作10巻「冥き神王の花嫁(くらきしんおうのはなよめ)」篇はスルーされるのでしょうか…?

絃神島のブラック職場、「アイランド・ガード」…(笑)。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 72

82.9 3 ラブコメで中学生なアニメランキング3位
パパのいうことを聞きなさい!(TVアニメ動画)

2012年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (2452)
12553人が棚に入れました
主人公『瀬川祐太』は多摩文学院大学文学部国文科に合格し新生活をスタートさせたばかりの大学一年生である。小学生の頃に両親と死に別れ、当時高校生だった姉『祐理』に育てられるも、中学生の時にその姉がバツ2で2人の子持ちの男性『小鳥遊信吾』と結婚。義兄となった信吾への嫉妬と姉の家庭と幸せを壊したくないという思いから姉夫婦の家庭とは距離を置き一人暮らしをしていた。そんなある日、姉がアパートに突然訪ねてきて半日だけ3人の娘達(『空』、『美羽』、『ひな』)と共に留守番を頼まれる。渋々頼みを引き受けるが、そこで幸せそうな姉夫婦と子供たちの様子を垣間見、下らない子供染みた嫉妬心で姉家族と距離を置いてきた事を後悔し、今までの不義理を返し姉家族との関係を修復しようと決心する。そんなある日、姉夫婦の乗った飛行機が行方不明となり、姉夫婦は消息不明のまま政府発表では死亡したことになってしまう。残された3人の娘達は親族会議の末、全員バラバラにされそうだった所を見かねた祐太は全員自分が引き取ると宣言し、6畳一間のアパートで4人暮らしをスタートさせたのだった。

声優・キャラクター
羽多野渉、上坂すみれ、喜多村英梨、五十嵐裕美、堀江由衣、小野大輔、間島淳司、大原さやか

らいむぐりーん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

2016/5/2 原作者の松智洋さん死去 43歳 早すぎる死....

2016/5/2
原作者のライトノベル作家 松智洋さんが永眠しました。43歳でした。
トピの速報で知り、愕然としました。早すぎる...
代表作に「迷い猫オーバーラン!」「オトメ3原則」があり、
迷い猫は多くのアニメでパロディされるほどの認知度でしたよね。

作家さんは寿命が短いと聞きます。
数ある仕事の中でも、きっと過酷な仕事なのかもしれませんよね。
新作を待っていたファンとして、とても悔しいです....本当に残念です。
心からお悔やみ申し上げます....
きっと天国で、あの魅力的なキャラクター達とともに、
また新作の相談とかしてるんでしょうか。
あの子たちが横でドタバタ五月蠅くても、きっと心地いいはずです。
芹沢 文乃ちゃんに、よろしくお願いします。


****************************


タイトルからして
ロリって、ブヒって、ご馳走さまぁーな
ただのけしからん幼女アニメだろうなーっと。。(´・ω・`)

そう思ってました。


実際観てみると。。。。。('_')


2話で気づきました。
これ、けっこー真面目なヤツやん( ゚Д゚)

すごい中身のある日常系アニメでした。
幼女成分が全くないといえば、嘘になってしまいますが
いうほど多くありませんし、
真面目な部分もあります。

生きていく上で必要なこと、
我慢して割り切らなくてはいけないこと、
働いて稼がなきゃいけない大変さ。
なにより、
家族になるのに、血の繋がりより大切なことがあるという事。


まだ若い学生さんが見たら、ただの萌えブヒアニメかもですが、
社会人で歯ぁ食いしばって、自分で稼いでいる人や
家族を命がけで養っている人、夢を追っかけている人が観たら
なにかグッと来るものがあるはずです。


声優陣も豪華ですねー
ファントムの舞先輩で注目された上坂すみれが抜擢されてます。
堀江由衣は説明不要のルックス良しの人気声優さん。


ハートフルヒューマンドラマです!!
泣きそうになりました。

小鳥遊 空(たかなし そら)3姉妹長女。ツンデレちゃんですね。
CV - 上坂すみれ

小鳥遊 美羽(たかなし みう)次女。ロシア系の母の子なので、ハーフ枠
CV - 喜多村英梨

小鳥遊 ひな(たかなし ひな)三女。最年少ながら核心を突くシーン有り(幼女)
CV - 五十嵐裕美

織田 莱香(おだ らいか)プロポーション最高の無表情キャラ
CV - 堀江由衣


重ねて言います。
萌えブヒアニメではありません。
ブヒる目的で観たら裏切られます。

OVAは打って変わってブヒ要素が目立ちました。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 57

LYO.K さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

家族ってなんだ?

一話見て止まれずに最終回まで一気見しました。
キャラアニメだと思って見始めたけど、いつの間にか家族が欲しくなってた。そんな作品です。人間ってあったけぇな。

原作は読んでいないので、個人的には過密すぎずゆるすぎずでこじんまりとまとまってて非常に好みのバランス感でした。
ただ、少し重い内容が連続する場面が多かったので、中間で一度息抜き回入ったらまた良かったかもしれませんね。路研の面々がその役目を担っていた感もありますが、回数的に厳しかったのかな?

最後の終わり方がもうなんかアレでしたけど、機会あればぜひ二期を(笑)。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 7
ネタバレ

ともか さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

「家族」であり続けるため、必死に頑張る4人を応援したくなります!

原作ノベル未読、「妹系キャラが可愛い」という予備知識で視聴。
作品タイトルの略称は『パパ聞き!』。

観終わってからネタバレを読んだのですが、
「普通の大学生が、いきなり血のつながらない3姉妹を引き取ることに!?
ハイテンション同居系アットホームラブコメ!!6歳差の恋は、実る以前に始まるのか!?」
というのが、この作品のキャッチコピーだそうですw

アニメ版も、見事にキャッチコピーどおりな仕上がりでした^^

「設定に無理がある」という声が聞かれます。
{netabare}3人の娘の両親が事故死してしまい、
まだ大学生の主人公が他の親戚たちの反対を押し切って、
みんなの面倒を看るとか、普通じゃあり得ないでしょ。。{/netabare}
といった具合で、ここを受け入れられるかが、
評価を分ける1つ目のポイントになりそう。


まず物語面、
この手の作品は往々にして物語など皆無でキャラを楽しむだけ、
パパ聞き!も きっとその類だろうと思って視聴しました。

ところが意外、
大学1年生の主人公、瀬川祐太(せがわ ゆうた)を中心として
周りの助けを得ながらも4人で全力を尽くしながら
苦しい生活・困難に立ち向かっていく姿がよく描かれています。
見守りたくなるような気持ちが湧いて、
観ながら いつしか応援していました!

たしかに「キャラ重視」寄りの作品であると思います。
ただ、気に入った作品を庇うつもりではありませんが、
個人的には「ただの萌えアニメではない!」と言いたいです。


次にキャラの面。
中2/14歳の長女、小鳥遊空(たかなし そら)にスポットが偏っている、
と書いている方が居られましたが、
それもそのはず、彼女が本作のメインヒロインです。
デレのほうが多めのツンデレといった感じ。
私にとってまさにストライク!でしたww(///;)

小鳥遊空というキャラを気に入る事ができるかどうか、というのが、
この作品の評価を分ける2つ目のポイントとなりそうです。

{netabare}彼女は祐太のことを異性として意識しており、
祐太のことを3姉妹のうちただ一人「お兄ちゃん」と呼びます*^^*{/netabare}

小5次女の小鳥遊美羽(たかなし みう)、
3歳末っ子の小鳥遊ひな(たかなし ひな)
を合わせて、本作の4人暮らしとなる3姉妹です。
みんな可愛いです♡*´∀`*

つまり「萌えアニメ[でもある]」と言えます、ハイ^^;


主要キャラの人数が少なくて、
紛らわしさが全く無く、とても分かりやすかったです。

同時に、作中の誰かを気に入ることができれば
そのキャラが登場する頻度が高く、見れる機会も多いことになります^^


さらにサブキャラたちまで含めて個性的で面白い。
そして主人公らを応援してくれる良い人たちです。



作画もきれいで、次回予告後に数秒間だけ出る
有名イラストレータ陣による絵まで含めてとても良かったです。


声優の演技力もなかなかのもので、
中でもひなの舌足らずな話し方を演技する五十嵐裕美さんが流石です!
あと、「主人公の声がおじさん過ぎる」というコメントをどこかで見かけましたが、
私個人的には「普通の大学生」だと思いました。


音楽は喜多村英梨によるOP曲『Happy Girl』がとても気に入りました☆
聴く人に「明るくHappyになってもらいたい」という気持ちで作られたんだそうで、
私も連続視聴にもかかわらず毎回飛ばさず、OP映像も併せて聴き入ってましたw


キャラ目当てで視聴したら、それだけでなく物語まで楽しめて、
個人的には最高の結果でした!

まぁ、この手の作品は万人ウケは無理という宿命を背負っているでしょうが(^_^;A
可愛い妹系少女(&幼女)と仲良く楽しく過ごせる点はもちろん、
観ていて応援したくなるような作品をお探しの方にも
オススメできると思います。


もし2期や番外編などが出たら、必ず観たいと思います^^



↑《レビューここまで》↑

---------------------------------------------------
以下、視聴中の自分用メモ。
あのシーンは第何話だった?と思い出すために残しておきます。

{netabare}
1話:第一印象は多くの方が言うように、
  設定や状況が飲み込めない。。
  両親が「都合により」当分帰らないという設定
  「よよよ」の人(オダ ライカさん)…2年
  主人公セガワ ユウタ…1年
  とりあえず妹系キャラたちが可愛いので視聴を続ける。

2話:ひな3歳、
  みう10歳5年生(悪戯好き)、
  そら中2(人見知り・無愛想)
  彼女いないと聞いてほっとするような仕草
  デームに勝ってしまい、ひなを泣かせてしまう
  「都合」=まだだった新婚旅行と判明
  「今からパパって呼びまーす」みう
  宿題・片付け・ゲーム全部、にぎやか
  「幸せ」とは何か→一緒に居られることでは?
  「家族は一緒に居なきゃダメなんだ!」
  という台詞には心打たれるが、
  両親なぜ死んだし??ありえねーだろ。。とか言っちゃダメww
  結局ユウタが親戚たちの反対を押し切り、強引に3人を引き取る

3話:みんなユウタのアパート部屋へ移動
  状況をよく分ってるそら、きわどいみう、ワケが分かっていないひなw
  観ていて微笑ましい、にんまり
  「次回予告(?になってないw)」もGood!

4話:出オチ回w 目覚まし時計止めようとしてるのに体が動かない…
  なぜなら、まだ眠っているそらに抱き着かれてるから^^;
  「いってらっしゃい」言ってくれる子(みう)がいるのも嬉しい
  そらは恥ずかしがりだけど皆の事を思ってくれる良い子

5話:忘れたスマホ(らしきもの)をそらが電車利用してまで届けてくれる
  ツンデレ要素持ってるけど、デレ多めかも
  みう「デリカシー」が口癖のようである
  幼少期のそらが見れる回(おじちゃんは当時中学生)
  そら、わりとドジっ子でもありそうw
  ってか、3人の中でも一応メインヒロイン扱いなのか?
  「呼んでもいいですか?おにいちゃん…」
  「俺もそっちのほうが嬉しいな」
  ほぼ「そら回」であった
  …オレの智花に強力なライバル登場です!w

6話:街中でのひなの人気がすごい!おまけしてもらえる。
大切なものを取りに戻るため、小鳥遊家に一時的に戻る。
川の字で寝る。
最近、おじさんではなく、「お兄ちゃん」
微笑ましすぎる!主人公、俺と入れ替われ!
ED曲、ノリは特徴的だけれど、
ボカロを思わせるような演奏と声で、歌詞がほとんど聞き取れない…

7話:親戚のおばさんに「思ったよりしっかりやってる。
もうしばらく様子見にする」と認めてもらえる。
部活のみんながユウタの部屋に来る
3歳にして大袈裟な芝居が得意
ライカさん、口数少なめで変わってるところも多いけど、
料理をすすんで教えてくれるなど、良い人
4人で暮らす事は契約違反、と言われ立ち退き令が出されたところで次回へ続く

8話:新しい物件探し
サブキャラ(部員)たちみんな変わった個性を持ていながらとても良い人
「緊急地震速報」(リアルに)表示されっぱで1分くらい画面の半分近く見えないorz
厳格な(当然ではあるが)「大家さんの娘」に対し、
運よく大家さんが便宜を図ってくれる。そしてこれまでどおり暮らせることに。

9話:あまりにも微笑ましくて、OP・ED毎回飛ばさずに観てしまうw
  学区?…ってことはそら・みう共に私立なのか?
みうの学校生活
ミムラさんに会う⇒なぜかデート?に
彼なりの気遣いなのかも?
靴をおごる→気持ちだけで充分↓
なんて良い子で気配りできて精神的に大人なんだ!
靴修理で済ませる、これなら気兼ねしないだろ?ミムラ
完全に「みう」回だった
次回予告後のイラストレーターの絵「蒼樹うめver」

10話:前回に対して、今回は「そら」回?
  そらは勉強時間減って成績下がってる
みうは貧血で体育の時間に保健室で休む
歌好きだからこそ、けじめをつけるために退部
生活の両立の難しさに悩んでいる
「好きでやってることを辞める」ことについて
「迷惑をかけあう事は助け合うということ。
家族ってそういうことなんじゃないか?」

11話:ライカさんと そら
苦しい生活を送りながらも、みんなで力を合わせて
学校生活も両立させながら乗り切っていく。

設定だけは無理があるが、この作品にそのツッコミはもはや禁物!
ただ楽しく生活送ってるだけでなく、意外とシリアスな展開も含んでいる
可愛いは正義!byライカ
そらは夢(幻覚)を頻繁に見るようになっている

12話:ひなは強い子 「ひなはもう泣かない!」とぬいぐるみに話しかけてた
血が繋がっていなくても家族!
[/netabare]

投稿 : 2024/04/27
♥ : 33

93.8 4 ラブコメで中学生なアニメランキング4位
エロマンガ先生(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (1816)
9132人が棚に入れました
高校生兼ライトノベル作家である主人公和泉正宗には、引きこもりの妹和泉紗霧がいる。一年前に二人は兄妹となったのだが、妹はまったく部屋から出てこないほど徹底した引きこもりである。

ある日和泉正宗は、担当イラストレーターエロマンガ先生が自分の妹であることに気づき……。


声優・キャラクター
藤田茜、松岡禎丞、高橋未奈美、大西沙織、木戸衣吹、石川由依、小松未可子、島﨑信長
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

ハーレム系ラブコメの秀作

原作未読。最終話まで視聴。

ハーレム系ラブコメの秀作。
メインヒロインの紗霧ちゃんをはじめ、魅力的な女の子に囲まれた主人公がうらやましい・・・。
{netabare}11話の感動回、最終話の爆笑回など、{/netabare}物語全体を通してテンポとバランスの良さが魅力の作品。

あと、何と言っても紗霧ちゃんを愛でる作品か?

【物語】
ヒロインの女の子たちが中学生のせいか、恋愛要素は割とあっさりとした印象。
私は純粋な恋愛物が得意では無いので、この点は高評価。
コメディ要素のバランスが良く高評価。
テンポとバランスが優れている印象。

【作画】
『沙霧アニメーター』に支えられた紗霧ちゃんの可愛さの安定感は絶品。
それ以外のキャラ(特に女性)も終始安定していた。

【声優・キャラ】
どのキャラも好人物が多く、視聴していて心地よかった。
声優さんもキャラに合っていた。

【音楽】
OP・EDとも作品にマッチした良い楽曲。
OP・EDとも紗霧ちゃんのダンスが可愛かった。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 98

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

スタートはだいたい原作通り→期待通り、いや期待以上のクオリティで駆け抜けました!

*最初に書いたレビューでもその後の追記でも「本作がどんな話なのか」がロクに書かれていないことに気がつきました。これはレビューとしてあかん奴です。本作は「ライトノベル作家およびイラストレーターによるラブコメ」です。(← 2017.10.23追記)

原作は同タイトルのライトノベル(電撃文庫刊)。

原作は8巻まで出ています。8巻目は「月刊コミック電撃大王」に短編を連載していたのをまとめて、さらに加筆修正したものです。現時点で、原作未完。

※8巻は1話開始時情報です。2017年6月9日に最新巻である9巻が出ました。

1話目で登場したのは主人公の和泉正宗、妹の沙霧、マサムネの高校の同級生の高砂智恵、沙霧の中学の同級生の神野めぐみです。

1話目のストーリー進行は原作を踏襲していましたが、引っ越しトラックの横で何か指示していたっぽい山田エルフ先生、書斎っぽいところで和服を着て座っていた千寿ムラマサ先輩などもっと後で出てくるメインキャラたちがアニメではちょろちょろと画面に映っていました。

原作3巻まで届けば、作中で水着回&温泉回になるはずです。まあ、ここまでは意地でも届かせると思うけど3巻か4巻あたりまでかな?

確か、俺妹のときには1期目で原作3巻まででしたっけ…。

2017.4.18追記:
同じ人がキャラクターデザインしているせいなのでしょうが、クラクラ(Classroom☆Crisis)の瀬良ミズキを観るたびに、神野めぐみと似てて頭の中で混同してます…。

2017.4.24追記:
メインヒロイン沙霧の表情/仕草ともにとても良いです。さすがは謎のシステム、「沙霧アニメーター」…(笑)。

2017.5.14追記:
6話目視聴。原作ライトノベル2巻目の内容に入りました。ムラマサ先輩に初セリフ。これはやっぱり、原作3巻目までのアニメ化でしょうね。俺妹アニメ1期目のときのように、4巻目の内容のweb配信とかはあるかもしれません。

2017.6.4追記:
原作3巻の内容なのに、思わず6巻のタイトル「山田エルフちゃんと結婚すべき十の理由」を書いてしまう9話でした(笑)。

2017.6.25追記:
無事、最終回まで完走。アニメがストーリーの初見でも楽しめるように作られていたと思いますが、俺妹からのファンや原作ファンへの配慮、さらには電撃文庫のファン(笑)へのサービスまでサービス精神に溢れたコメディ作品だったと思います。

ところで沙霧、エルフちゃん、ムラマサ先輩、めぐみんいずれのヒロインにも一定数のファンは付くと思うのですが、私は恋愛表現が一番「文学的」な智恵(本屋ちゃん)が何気なくこの作品のお気に入りだったりします。
(何しろ表現が文学的過ぎて、実はかなり強力にアピールしているつもりなんだろうけどいつも正宗にスルーされる。不憫…。)

単なるラブコメではなくて、「クリエイターの業」みたいなものがコメディに昇華されていたのも良かったです。開始時の想定通り合宿回も入って、満足の1期目でした。(と、あえて書きます。2期目ありますよね?)

投稿 : 2024/04/27
♥ : 95

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

天才絵師エロマンガ先生と中学生ラノベ作家たちの夢いっぱいのコメディアニメ

2017年放送のテレビアニメ 全12話

原作 伏見つかさ 監督 竹下良平 構成 高橋龍也 キャラデザ 織田広之
製作 A-1 Pictures

「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の伏見つかさによるラノベが原作。

舞台は東京都足立区五反野駅周辺。 
作者のふるさとらしいので、このアニメでも出来るだけ再現されているようです。

和泉正宗 CV松岡禎丞 本作の語り手 15歳のラノベ作家
和泉砂霧 CV藤田茜 正宗の義理の妹 銀髪碧眼の12歳 引きこもり少女
山田エルフ CV高橋未奈美 隣に引っ越してきた売れっ子ラノベ作家 14歳
千寿ムラマサ CV大西沙織 14歳ながら超売れっ子作家で複数の作品がアニメ化
初代エロマンガ先生 CV井口裕香 砂霧の実母  

実は最近放送された「妹さえいればいい」が個人的にお気に入りで、
エロマンガ先生と内容が混ざってしまったのでもう一度整理しようと思いました。
比べても、どっちも好きです。

この作品は1クールの中にさまざまなドラマがあり、
登場人物たちが生き生きと人生を謳歌しているさまが静かなる感動を呼びます。
初代エロマンガ先生が砂霧にイラストの描き方を教えるシーンなど、
なぜか涙が溢れました。
つまらないシーンなんですがそこまでの積み重ねが絶妙なんですね。

あまりかっこよくも無い主人公(読者や視聴者が共感できる)が、
分不相応な女の子たちに囲まれ、それぞれに告白を受けると言うハーレムテンプレですが、
この作品に至っては様式美に昇華されています。
主人公は視聴者であるので、彼女たちは好きだと告白することによって、
記憶に刻まれ、忘れられたくないというキャラ自身の欲求が満たされるのが見えるようです。

この作品のキャラは次元の違う存在である視聴者に対して自身を主張する、
まるで本当の自我を持っているようにさえ見えました。

一見地味な作品、過去作品の焼き直しに見える本作品は、
実は、テンプレそのままでありながら革新的な部分があると引っ掛かっていたんですが、
それが、登場キャラの自我を持ったような主張であると気がつきました。
愛の告白は忘れられたくないというキャラ自身の願いの現れに見える、
甘々なだけではない、切なさを伴った名編、忘れられない作品になりました。

何かものすごく重要なことを忘れてるような気がするので、またいつか書き直したいとも思っています。

エロマンガ先生のOVA制作決定しました。
2018年度中に発売予定です。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 64

77.1 5 ラブコメで中学生なアニメランキング5位
いなり、こんこん、恋いろは。(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (1355)
7258人が棚に入れました
伏見いなりは、同級生の丹波橋紅司に片想いをしているが、その想いをなかなか打ち明けられない日々を送っていた。ある日、いなりは宇迦之御魂神の御使いの狐・コンが川に落ちかけているところを助け、そのことをきっかけに宇迦之御魂神から変身能力を授かる[3]。その日から、いなりは友人や神々の助けを得つつ、丹波橋との仲を縮めようと奮闘する。

声優・キャラクター
大空直美、桑島法子、岡本寛志、上田燿司、池辺久美子、佐土原かおり、野水伊織、原紗友里、子安武人、三上枝織、磯辺万沙子、日野聡、花江夏樹
ネタバレ

景禎 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

いなり、はよ行かんと、遅刻すんぞ!

漫画原作のアニメ化作品。

舞台は原作者の地元、京都の伏見稲荷大社の近所にある架空の中学校。ジャンルは一応ラブコメのようですが、中学生ということで、ラブといってもそれなり。どちらかというと、女の子どうしの友情を描いている、と言ったほうがいいかもしれません。神様や神使が登場するのでファンタジーのようでもあり。魔法少女もののような、ちょっとエロかわいい変身バンクもあります。ギャグ要素も多めです。

舞台となる伏見稲荷大社(作中では伊奈里神社)は、主神として穀物神の女神、宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)を祀る神社です。関西人にとっては、初詣の人出の多い神社として有名ですが、外国人観光客にとって日本で3本の指に入る人気サイトです。その理由が「ほかにこんな場所はない」だそうです。実際、普通の神社とはかなり雰囲気が異なって、異彩を放っている神社です。

本殿付近は普通の神社とあまり変わりませんが、背後にある稲荷山(標高232mの低い山)は、古来から神の降臨する場所とされていて、峰々には妖気を漂わせるような雰囲気を持つ円墳があります。本殿から稲荷山の各峰々をつなぐ参道には、信者の方々によって寄進された数多くの鳥居があり、その数1万基になると言われています。(実際に数えた人がいて、その人によると、人がくぐれるサイズのものだけで約4000本だそうです。)この鳥居をくぐる道の幻想的な雰囲気が神社の特徴となっています。

このアニメには随所に伏見稲荷大社を舞台にした場面があり、神社側の全面的バックアップを得ているため、描写も正確です。特に、後半の神社を掃除する場面以降は本殿から稲荷山全体が舞台になっています。いなりとコンが白狐に乗って奥社奉拝所から四辻を経て稲荷山最高峰の一ノ峰へ、鳥居の道を通り抜けていくシーンがあります。これを見て「ちょっと大げさ。実際こんなに長く鳥居が続いてるワケないだろ?」と思われるかもしれませんが、この表現は少しも大げさではなく(むしろ控え目かも)実際にこの道を歩いて稲荷山を一周すると、大人の足でも1時間かかります。

・・・ところで最近、京都を舞台にしたアニメがけっこう続いています。有頂天家族、京騒戯画に続き、3期連続の京都アニメ。1年前のたまこまも京都の出町が舞台でしたし。しかし、これまでの作品とこの作品の大きな違いは「登場人物のすべて(神を除く)が京都弁で演じらているところ」。

京都に限らず、兵庫や奈良、滋賀といった関西圏が舞台となったアニメは数多く存在しますが、セリフはすべて標準語(つーか首都圏弁)。・・・まあ、声優さんにとって関西弁のハードルはそれだけ高い、ということなんでしょう・・。実際、関西人にとってヘタクソ関西弁で演じられた作品は生理的に受け付けないトコロがあるので、半端にやられるくらいなら、いっそ標準語でやってくれたほうが、実際問題ありがたいです。ハルヒも、たまこまも、中二病も、関西が舞台なのに標準語を使う理由は、関西人に対するそういう配慮があるのかもしれない?

私は京都産の人間ですが、実はおなじ関西弁でも、京都、大阪、神戸、奈良、と、地域が異なればかなり違うのですよ。吉本芸人の方々によってメジャーになったのは大阪弁で、京都弁とは違います。有名な「どすえ」ことばは祇園の営業用なので普通の京都人は使いません。実際に使われるの生の京都弁は意外と知られていないのが本当のところです。

さてこの作品、調べてみると確かに主な登場人物の声優さんにネイティブ関西人が多いですが、京都出身の方はいらっしゃらないようです。でも、見事に私が小さい頃に慣れ親しんだ京都弁に聞こえます。北海道や神奈川出身の方もいらっしゃるようですが、その方もネイティブ関西人に引けをとらないぐらいうまい。いや~、適切な方言指導と声優さんの練習の賜物ですね。方言指導は原作者のよしだもろへさんと、観月さんを演じている西村麻弥さんが担当されたそうです。グッジョブです。

京阪電鉄タイアップ作品です。登場人物の名前は京阪電鉄の駅名になってます。京阪電鉄伏見稲荷駅はOPでも登場します。放映中は、駅名にちなんだキャラの等身大パネルがホームや改札口に飾られていました。聖地巡礼に行かれる際は京阪電車を使ってあげましょう。

さて、
アニメ製作はプロダクションアイムズというところですが、聞いたことがない。それもそのはず、最近立ち上がったばかりの若い会社のようです。この会社にとって、この作品が最初の製作元請らしい。ということでリキ入ってるのかどうかわかりませんが、かなりの出来栄えでした。

私は例によって原作未読ですが、現在連載継続中のこの作品を1クールで一くぎり付けるために、最終話の10話はかなりストーリーを改変しているらしく、原作既読派からは賛否両論あります。ですが、私としては最終回は神回で、とくに、いなりが高天原から人間界に戻ってきたところの描写とか、そのシーンでバックに流れる挿入歌「涙はらはら」とか、もう泣くしかない。

いなりのお使いの子狐コンの人間バージョン。OP動画には出てくるのですが、本編ではついに登場せず、残念な思いをしたのですが、OVAの11話、コンが人間姿でガッツリ登場します。本編ではコンがストーリーに直接からむようなところが無かったのですが、この11話ではしっかりからんできます。本編に比べてギャグ色が強い割りに、最後はあったかい気持ちになれる良いお話しです。

最後にひとこと。
{netabare}いなりは神通力を返したあと、うか様が見えなくなったのに、いなりの兄の燈日(とうか)には、まだ見えているようです。これはきっと、彼が中二病だからだと思いますね。{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 54

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

やっぱり方言はいいですの~

原作未読 全10話

京都の伏見を舞台に稲荷神社の神様(うか様)から神通力をもらった主人公で中学生の伏見 いなり(ふしみ いなり)を中心に神様を巻き込んで恋愛や友情を描くお話です。

みなさん、ほとんど京都弁というのが良いですね。町並み、神社、仏閣、そして方言と京都伏見の雰囲気が出ていてあの場所に行きたい!って気持ちにさせてくれました^^

京都弁は聞いていると語尾が優しい感じで、ちょっときつい話し方の地元(博多)の方言と比べて新鮮でした(でも博多弁も良いところありますよ。一応フォローw)

声優の皆さん頑張ってましたね^^

恋愛もありますが、徐々にという感じであまり進展しません。どちらかというと友情の方が強かったですね~

10話と短い作品なので焦点(友情)を絞った感じがしました。

その後が気になるところもありますが、きちんと終わってますね。
ちょっとウルウルとせつなくなりました。

まだ京都には行った事がありませんが、一度行きたくなるような作品でしたね。
日常系が好きな方にはオススメです。

OP/ED OPはMay'nさん、EDは坂本真綾さんが歌ってます。どちらも素敵な曲ですね。

最後に、神様の方が灰汁が強いキャラが多かったですねw

投稿 : 2024/04/27
♥ : 67

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

しっかりと自分の言葉で伝えるということ

本作のような作品を観るといじめなど世の中のギスギスした空気の原因の大半は、
言葉の不足によるコミュニケーション障害によるものだと痛感します。

想いを言葉にすると傷つき傷つける結果を招くかもしれない…。
こうした思春期の悩みの言葉以外の解決策を求める
主人公少女の渇望が彼女に変化(へんげ)の神通力を与える。

確かに変身の力により視点が変わり、
普段は見えない人や物事の新たな角度は見えた。
けれど最後は自分の言葉を相手にぶつけていかなければならない。
そしてその〝言霊"パワーは時に神々をも唸らせる力となる。
こうした思想が一貫した良作だったと思います。

でもそれを実社会で実践しようとしてもなかなか上手くいかなくて…(泣)
すぐ無視したり、素直になれなかったりね…。
大体、八百万(やおよろず)の神々だって難しいことを、
人間ごときがやるのは簡単ではありません(苦笑)

あ~もう書いてたら何かもやもやしてきたw
まったく日本の神々は不完全で人間臭くて頼りないし、
こんな寒い日に、苔むすシケた神社に賽銭貢ぎに行くのも面倒臭いけど、
しょうがないから初詣にでも行って来ようかw

投稿 : 2024/04/27
♥ : 33

67.0 6 ラブコメで中学生なアニメランキング6位
世界征服~謀略のズヴィズダー~(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (908)
4586人が棚に入れました
過去の指導者たちが思い描いた世界征服は、ただの妄想に過ぎなかった。世界征服とは―いまだかつて誰も為し遂げたことのない栄光。一人の幼女、星宮ケイトに為されるまでは、それがどれだけ恐ろしく輝かしい行いなのかを知る者は存在しなかった。「我らがズヴィズダーの光を、あまねく世界に!」

声優・キャラクター
久野美咲、花江夏樹、M・A・O、伊瀬茉莉也、花澤香菜、寿美菜子、鳥海浩輔、広田みのる、山崎エリイ
ネタバレ

景禎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ズヴィンチャンヴィズンバン

8話まで視聴済み段階ですが、現状、わたし的にドはまりです。

オリジナルアニメ作品。原則1話完結型のお話しの連続です。
基本はギャグものですが、ギャグ以外にも、SF、変身魔法少女、ファンタジー系バトル、幼女萌え、ロボット萌え、果てはハードボイルドな任侠アクションまで、いろんな要素がちりばめられており、それぞれの要素も結構高品質で、かなり広い楽しみ方ができる作品になっていると思います。

ただ、この作品にはいくつかハードルがあります。まず、3話。あなたが喫煙者なら、ここで気分を害されてキリに走ってしまうかもです。

↓3話視聴後に見てください
{netabare}3話は喫煙者を狩るおはなし。

世界征服の端緒として、この世から喫煙者を駆逐しよう!というお話し。喫煙者には人間の心がないとか、あまりといえばあまりの表現・・・と思われたかもしれません。

でも、この回は喫煙者をいじめるためのお話ではありません。現に、監督の岡村天斎氏は喫煙者ですし、この回は監督自ら脚本を手がけておられます。さらに、岡本監督と思(おぼ)しきキャラが隠れ喫煙バーでたばこを吸うおっさんとして出ています。

3話を見て切ってしまった喫煙者の方もかなり多いらしいですので、表現としてちょっと問題はあったかも知れませんが、製作者側に喫煙者叩きを行おうという意図がないのは確実です。

また、世界征服などの悪を描くうえで必要な表現上の自由を、世間の良識と言う「迫害勢力」から確保しよう、という製作者側の意図で、周到な計算のもとに配置されたお話かも知れません。

伝統的に、ハードボイルドの世界や悪の組織を描く漫画やアニメに「かっこいい喫煙シーン」の描写は不可欠でした。ところが最近ではそういう表現を用いることが難しい風潮がありますよね。

この回の本当の狙いは、EDの歌詞にもなっている「煙が嫌い」という、おそらくこの物語の根幹に関わるテーマの伏線であろうと思われます。{/netabare}

もうひとつのハードルは7話。ここまでは、ワケわからん設定はいろいろあるが、軽い気持ちで見るギャグものということで、まあこういうのもアリかもね的に視聴していたワケですが、ここへ来てナゾがインフレーションを起こしてしまいます。多くの視聴者はここで「ワケわかんね」と去っていかれました。

↓7話視聴後に見てください
{netabare}軽いギャグものにしてはナゾの深さが半端ない。1クールもので7話というと折り返しを過ぎて、お話しはそろそろ解決方向に向かう頃です。なのに、最終的に回収しなければならない伏線はほとんど解決せず、それどころか増える一方。

続く8話も、7話で写真に写っていた都知事の家族関係とかの伏線の回収はそっちのけで、新キャラが2人も出たり、過去の人間関係が描かれたりで、ナゾは深まるばかり。予告編によると9話はのんびり温泉回? ちゃんと終わらせる気ぃあんの?的な心配が心をよぎってしまいます。

でも逆に、これほどまでブッ散らかしたナゾや伏線を、最終回近くに一気に回収していくのならば、それはゾクゾクものです。

さて、ここからは私の勝手な考察。
↓たぶん当たってないので、読みたくない人は読まないでください
{netabare}物語が始まってはや8話。征服できたのは晩飯、古代ウド川文明、さかあがり、中学校ぐらいで、日常の限られた範囲。この調子だと、あと残り4話程度で世界征服なんか実現できるわけないじゃん。これが一般的な感想でしょう。でも、ズヴィズダーが目指す世界征服とは、私たちが知っているいわゆる「世界征服」すなわち「武力のもと、信念のもと、ふるびた秩序を滅ぼし、人類とその未来を完全に掌握すること」とは別物ではないのか?

それともうひとつ。
ひょっとしてズヴィズダーのメンバーは全員死んでいるのではないか?
大きなのっぽの古い時計はもう動かないから、あとは永遠。これはEDの歌詞の一部ですが、これはあきらかに「おじいさんの時計」からとったものだと思われます。ということは・・・
もうひとつ。吾郎とホワイトファルコンの戦闘時の会話での吾郎の言葉。世界征服は夢なんかじゃねえ。俺の血だ、俺の命だ。俺は・・生き返ったんだ。
こういう場面では、普通は「俺は生まれ変わったんだ」と言うと思いますが・・・
さらにもうひとつ。
ナターシャはウクライナから立川(失礼、西ウド川)まで地下トンネルを歩いてきたということですが、そんなこと生身の人間には不可能。
などなど。状況証拠はいろいろあります。{/netabare}
{/netabare}

とりあえず今は、最終回近くにナゾが一気に解決することを期待して絶賛視聴継続中と行きますか。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 29
ネタバレ

おにいた さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

我らがズヴィズダーの光を、あまねく世界に!

あらすじ
世界征服を目指す幼女が首領のズヴィズダーという謎の団体の
ガチ過ぎない世界征服っぷりを描いたアニメ

あらすじでも言いましたがこのアニメの良さはガチ過ぎないという所
世界征服と聴くと何かを犠牲したりシリアスな展開になる事が多いのですが
最終的には征服された側も幸せになって犠牲者はいません
このゆるさが魅力
そしてそのゆるさを生かすために日常風景を多めにあるのもいい事ですね
ただ謎の部分もあった事は否めませんがそれもゆるさって事でオーケーにしましょう

最終回の終わり方も良かった
最終回がみんな一番いきいきしていたし、いいキャラしていた
{netabare}
特に将軍とホワイトライトの司令塔のいちゃいちゃっぷり、
司令塔の変わり具合はすごく心を打たれ、テンションがあがった
あとイーグレットのロビンに対するレズ告白、
そしてそれを軽くスルーするロビンはなんかおもしろかった
{/netabare}

キャラの評価は
ロボ子がなんかかわいい、声優の方の声もいい
調べてみると山崎 エリイという新人声優さんみたいなのでこれから期待したい
他のズヴィズダーの団員のキャラも面白くてよかった
あと蓮華ちゃんもいい子でよかった


OPはテンション高めでアニメのゆるさを表してますね
EDは印象にあまりなし

投稿 : 2024/04/27
♥ : 24

abe2 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

本編を見ない方が面白い

素晴らしいキャラデザのおかげで想像力が刺激されます
その素晴らしさというと5年に一度のレベルのものですね
キャラクターのかわいさはもちろんですがモチーフの使い方にとてつもないセンスを感じます

本編はというとそのキャラデザや世界観がまったく生かされることもなく何がやりたかったの?どこを楽しめばいいの状態で淡々と進みます
PVから受ける印象は怪獣や悪の組織、正義のヒーローのパロディーや戯画化だと思いますがそこを生かそうとせず変に真面目くさった展開に走ります
まあ部分的には笑えるような場面や展開はありますけれども
俺ツイも似たような感じでしたが軽いノリではあるものの全体としてはシリアスに話が進んじゃうような感じですね
このキャラクターでそういうことしますかっていう
徹頭徹尾デザインの魅力を追求したキャラクターが台無しです
この手のネタで上手くやってて面白かったのは地球防衛部LOVEくらいかなあ

キャラデザだけでものすごい存在感があるから、変に理屈こねないでドンパチやらせとけばそれだけで面白くなるのに惜しいことをしたものです

そんなすばらしいポテンシャルを秘めたとっときのキャラクターが凡百な脚本によって台無しになってしまいました
これだからゲームライター上がりの脚本は…

戦国コレクションみたいにキャラだけ貸してライターにすき放題やらせたほうが良かったんじゃないの?

PVやOP映像や設定資料集などを見て面白かったであろう展開を想像することをおすすめします

投稿 : 2024/04/27
♥ : 7

81.3 7 ラブコメで中学生なアニメランキング7位
りゅうおうのおしごと!(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (841)
3789人が棚に入れました
玄関を開けるとJSがいた―

「やくそくどおり、弟子にしてもらいにきました!」

16歳にして将棋界の最強タイトル保持者『竜王』となった九頭竜八一の自宅に押しかけてきたのは、小学三年生の雛鶴あい。九歳

「え?、・・・弟子?え?」

「・・・おぼえてません?」

覚えてなかったが始まってしまったJSとの同居生活。
ストレートなあいの情熱に、八一も失いかけていたモノを取り戻していくのだった。

声優・キャラクター
内田雄馬、日高里菜、佐倉綾音、金元寿子、茅野愛衣、久保ユリカ、橋本ちなみ、小倉唯

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

16歳の竜王なんて原作1巻の頃はただの絵空事と思っていたけれど…。(追記: 10歳の囲碁プロ棋士(女子小学生)誕生に寄せて)

== [下記は第1話視聴時レビューで以下、視聴前レビューと追記レビューが続きます] ==
第1話を観ました。アニメの1話目として構成するための時系列の整理などはあったものの、欠落して拾われなかったエピソードは今のところないと思います。

作画も良く、『りゅうおうのおしごと!』のアニメのツカミとしてはほぼほぼ満点かと思います。

1巻目で八一が対戦する神鍋歩夢(かんなべ あゆむ)の他、JS研の面々が喋っていたり、他の女流棋士が台詞はないものの八一とあいの横を通り過ぎて行ったりしていました。この辺りはアニメならではの演出ですね。

通常OPがEDに使われていましたが、夜叉神天衣(やしゃじん あい)や祭神雷(さいのかみ いか: 通称イカちゃん)、釈迦堂里奈(しゃかんど りな: 別名エターナルクイーン)なども出ていました。イカちゃんや釈迦堂さんも本編で出番があるのでしょうか。楽しみです。
== [第1話視聴時レビュー、ここまで] ==

== [以下、視聴前レビュー] ==
2017年冬アニメ本命候補作ということで、視聴前レビューです。

原作は同タイトルのライトノベル(GA文庫刊)で、作者は『のうりん』の作者として知られる白鳥士郎先生です。まだ原作は終了していませんが、おそらくアニメは区切り良く終われるものと思われます。

タイトルの「りゅうおう」は将棋の棋戦タイトル「竜王」のことです。主人公の九頭竜八一(くずりゅう やいち)は中学生でプロ棋士となり高校には進学しておらず、16歳4ヶ月で史上最速の竜王タイトル保持者となったという設定です。

この『3月のライオン』の桐山零よりも凄い経歴は1巻刊行当時は「まあフィクションだからね」と軽く流せたのですが、藤井四段の登場により絵空事とは言えなくなってきました。

まあ、それはさておき普通なら竜王とはいえ十代の男の子が容易に弟子などとるはずもないわけですが、あにこれのあらすじにもある通りそこに小学校3年生の雛鶴あい(ひなづる あい)が、弟子にしてくれと現れるところから物語は始まります。

本作の構成要素としては「将棋」、「ロリ成分」、「ラブコメ」が三本柱として挙げられると思います。加えて「成長物語」としての構造も持っています。

「将棋」については主人公の他、あいを始めとするヒロイン・サブヒロインがことごとく将棋関係者である点、「ロリ成分」についてはあいを始めとするヒロイン・サブヒロインを含めた女子小学生が多数出てくる点、「ラブコメ」についてはあえて「ヒロイン・サブヒロイン」という書き方をしている通り八一を男性主人公とするハーレムラブコメ的な構造がある点が該当します。

ヒロイン(と敢えて言ってしまう)の年代は小学生のあいと夜叉神天衣(やしゃじん あい)、中学生の空銀子(そら ぎんこ)、そして年上のおねえさんポジションの清滝桂香(きよたき けいか)と多岐にわたります。

そして少なくとも原作では加えて八一以外にも「ヒロイン」相当のキャラクターに関しては同時に「女性主人公」とも言える局面・エピソードがあり、各々の成長物語として読むことができます。

これら将棋/ロリ成分/ラブコメ/成長物語の4つのうちの2つ以上に乗っかることができれば、おそらく楽しく視聴できると思われます。

原作のの知名度や書籍売り上げ的にはもちろんですが、個人的には2018年冬アニメ本命候補の1つでお勧めです。
== [以上、第1話視聴前レビュー] ==

2018.1.16追記:
第2話目を観ました。ちゃんと八一と歩夢が対局している盤面が出ましたね。原作で具体的な盤面を想定していたか覚えていませんので後で読み直してみます。誰が監修しているんだろう?
→ アニメのホームページのスタッフのところに野月浩貴 八段がアニメ将棋監修としてクレジットされていました。にゃん^^さん、情報提供ありがとうございました。

2018.3.28追記:
全話視聴完了。序盤はキャラ萌え要素を強めに押し出して視聴者を掴もうと試みて、原作の「将棋に関する真剣勝負」的なシリアス成分は、ほぼ終盤の3話くらいに集めてきた感じのシリーズ構成でした。

1クールで原作5巻分は尺的にきつかったとは思うのですが、ここが話のひとつの切れ目でもありどうやら原作者の意向でも沿っていたようなので、こういうものだと思うことにします。

原作の知名度アップ、売り上げ増への貢献はたぶんそこそこ見込まれていてその目的は果たしたといえると思います。

改めて「原作は面白いですよ」と言っておきます。ただ、JS要素はだいぶん薄まってきている気がするのでそちらに期待の向きに対してはご期待には沿えないかもしれないのですが…。

あと、ご承知の通り現実の方が「原作殺し」にかかっていてそこは今後どうなるんでしょうね(笑)。

2019.1.31追記:
将棋と囲碁という違いはあるものの、つい先日10歳の少女である仲邑菫(なかむら すみれ)さんが4月からプロ棋士となることが決まりました。プロ棋士内定に際してや格上相手と目される対局に際しての記者会見がYouTubeで観られたりするのですが、この会見の様子などを観ていると雛鶴あいのキャラクター造形にはライトノベル特有の記号化を感じる一方、一面のリアリティも感じました。

仲邑さんは既に女流のトップ棋士や元世界最強棋士などと対戦しているのですが、「胸を借りる」などという様子は見せず普通に「負けて悔しい」、「もっと強くなりたい」と言い放つメンタルを備えています。

あいちゃん以外のヒロインやサブキャラクターの子供たちは「ライトノベル的に造られた」感じが濃厚ですが、あいちゃんの場合は何らかの道で天才と称されたり早くから第一人者として活躍する人に独特の雰囲気を湛えていて、常人の感覚からはかけ離れた部分があるのはある程度リアリティを原作者なりに検討した上でのものなのだろうなと思ったのでした。

原作は決着していないのですが、あいちゃんはラブコメ的な決着の如何によらず、きっと他の女性キャラとは一段違う八一と並ぶ「主人公」なんでしょうね。

……ということで、原作はけっこう面白いです(笑)!

投稿 : 2024/04/27
♥ : 67
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

胸が熱くなる、熱血将棋アニメ(少々、ロリ系ラブコメ要素あり)

原作未読。最終話まで視聴。

最初の頃は『ロリ系ラブコメアニメか?』と思っていました。
しかし、3~4話辺りで、間違いに気付きました。

この作品は、かなり胸が熱くなる、熱血将棋アニメでした。
「3月のライオン」とは一味違う、熱血将棋アニメです。

盤上を見つめる真剣な眼差しに、心を鷲掴みにされます。

ただし、『ロリ系ラブコメ』要素も、かなり紛れていますけどね(笑)
”緊張”と”緩和”のバランスの取れた、かなり面白い作品でした。

【物語】
真剣な将棋モードとラブコメのバランスが良かった。
感動と笑いは相性が良いと再確認できました。

【作画】
非常に安定していたと思います。
特に、真剣モードの『目力』はとても良かった。

【声優・キャラ】
豪華な声優陣が、個性豊かなキャラを上手く演じていたと思います。

【音楽】
OPは曲も画も、とても良かった。
みんなの真剣な眼差しに、OPだけでも感動があった。
EDも、銀子ちゃんの恋心を描いた、いい感じのEDでした。


【以下は、各話レビュー的な「何か」です】(笑)
{netabare}
【第1話】
主人公は、弱冠16歳で竜王のタイトルと取った若き天才・九頭竜八一。
小学3年生の雛鶴あいと再会し、あいを内弟子として育てることに・・・。

掴みは満点。今後の展開に期待。

【第2話】
JS研ですか?小1もいるんですか・・・?
ロリ王確定ですね(笑)
JS&JC絡みのハーレムラブコメか?

【第3話】
あいの真剣勝負はなかなか目を見張るものがあった。
単純なハーレムラブコメではないのかも?

【第4話】
もう一人のあい(天衣)ちゃん登場。
やはり、将棋の時は真剣だ。
単純なロリ系ハーレムラブコメではないらしい。

【第5話】
うん!見誤っていた。
これは、ロリ系ハーレムラブコメなんかじゃない!
真面目な将棋アニメだ。
スポコン系だ!

ただ、主人公の周りが可愛い女の子だらけなのが少々気にはなる(笑)。

【第6話】
八一は苦手な相手の対策に勤しむ。
あいも新たな壁にぶち当たる。
相変わらず熱い物語。

【第7話】
桂香さん回。感動回。
研修会の年齢制限が近づいてきている桂香さん。
「20歳の私へ」~「10歳の私へ」
ありきたりな話かもしれないけど、感動した。

八一の姉弟子・銀子の「将棋星人」の話も良かった。
銀子の八一に対する本音。
普段はクールな銀子の熱い思いが伝わってくる。

順序が逆になったけど、八一の「諦めない将棋」も良い話だった。
弟子のあいから学んだ「あきらめない将棋」が窮地の八一を救い、八一は更なる高みへ更なる・・・。

相変わらず熱い物語。

【第8話】
女流棋界最大の棋戦「マイナビ女子オープン」
チャレンジマッチ(予選の予選)にあいと天衣、桂香が参加。
本戦で1勝すれば、研修会の成績とは関係なく、一気に女流棋士になれるので、桂香にとっては起死回生のチャンス。

【第9話】
マイナビ女子オープンの予選が始まる。
無事に1回戦を勝ち抜いたあいと天衣、桂香。
あいの2回戦の相手は女流帝位・祭神雷。
この日は8月1日。
あいにはどうしても負けられない理由が・・・。

あいが身を乗り出して「こう、こう、こう・・・」と呟きだすと、こちらも熱くなる。

後半、八一の竜王戦の相手が決まる。
現役最強の『名人』
タイトル100期・永世七冠を賭けて八一とのタイトル戦に駒を進めてきた最強の敵。
八一も最大の戦いが始まる。

【第10話】
竜王戦は7戦して先に4勝した方がタイトルに輝く。
現・竜王の八一は名人に圧倒され、3連敗。
後がなくなった八一は、余裕がなくなって・・・。

八一の絶望的な気持ちはよく分かる。
名人に今までの努力を否定されたようなものだから・・・。
小学生のあいちゃんに当たってしまったのも、理解出来なくもない。
それだけ八一は真剣だってことだし・・・。

『3連敗からの4連勝』この後の物語の展開は分かっている。(恐らくですけどネ)
大事なのは過程だと思う。
今後の展開から目が離せない!

【第11話】
マイナビ本戦開幕。(10話から)
あいは1回戦敗退。
天衣は1回戦突破。一足先に女流棋士の申請資格を得るが、とりあえず保留すると言う。

銀子は八一の元へ。
しかし、八一は「迷惑だ!」と言って追い返してしまう。

銀子からその話を聞いた桂香は・・・。

桂香のマイナビ1回戦の相手は「永遠の女王“エターナルクイーン”」釈迦堂。
起死回生で女流棋士を目指す桂香の最大の挑戦が始まる。
そして・・・。

今回も良い話でした。
言葉や態度で八一を励まそうとした、あいと銀子。
それに対して桂香は、{netabare}最強の敵との将棋で、八一を励ました。
「報われない努力はないんだ!」って。{/netabare}

ラストの前夜祭は、どう見ても{netabare}八一とあいの披露宴{/netabare}にしか見えないですよね・・・。
まあ、大人ばかりだから、誰も本気にはしていないんだろうけど(笑)
ただ、あいの両親のから見れば{netabare}嫁に出したようなものなのかも知れない{/netabare}、なんて思いながら見ていました。

しかし、銀子ちゃん。
なかなか苦労が報われないですねぇ・・・。

【第12話】
この作品の最大の魅力である、”緊張”と”緩和”のバランスが心地良い、とても良い最終回でした。

あいちゃん、可愛かった。
銀子ちゃん、可愛かった。
ただし、声を大にして言いたい!
私はロリコンになった覚えはありません!
{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 66
ネタバレ

すがさ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

ろりろりん♪

あいくるしい女子小学生が出てくる将棋アニメ。

将棋部分はガチだが、将棋の知識が無い人でも気軽に楽しめるような作りになっていた。
ちょっと違うけど、イメージとしては『ロウきゅーぶ!』に近いかも。


\小 学 生 は 最 高 だ ぜ !/


さらに、登場人物に、実在する棋士の要素を入れていたり、
シナリオに、将棋界で実際にあったエピソードを織り混ぜていたり、
対局では、プロの実戦で現れたことのある展開が使われていたりと、
将棋ファンに向けた楽しみもきちんと用意されているので私もニッコリ。

私は以前、新潟から東京の将棋会館へ足を運んでいたほどには将棋バカで、
自宅の本棚にも、何十冊もの戦術本が並んでいる。

オタク特有の自分語りになるが、私の語彙は、それらの将棋本による影響をかなり受けていると思われ、
友人や先生から「可笑しい表現」を指摘されることもしばしば。
自分ではよくわからないけれど、あにこれでレビューを書く際にも、もしかしたらその癖が若干入っているかもしれない。



以下、知っているとドヤ顔できる(かもしれない)将棋界の小話など
↓↓↓
{netabare}
【「詰め将棋」について】
{netabare}
作中でも説明されているように、「詰め将棋」とは、将棋の基礎的な特訓である。
多くの「詰め将棋」を解いて暗記することで、
放っておくと王様が確実に詰まされてしまう状態["詰めろ"]にいち早く気付くことができるようになる。

勝てそうな場面なのに、詰まし切れずに逆転されてしまったり、相手のヤバイ攻めをうっかり放置してしまったせいで"頓死"したり…なんてことが減って、
逆に負けそうな場面では、相手をワンチャン"頓死"させるバリエーションが増える。
要するに、勝利の可能性が格段に広がるわけだ。

おそらくほとんどの日本人が知っているであろう有名な若きプロ棋士、藤井聡太さんは、
普通にプロ棋士も参加しているような大規模な「詰め将棋大会」で、なんと小学6年生の時に優勝している。

その藤井さんが、今なお快進撃を続けていることからもわかるように、
「詰め将棋」能力とは、定められた時間制限の中で闘う将棋対局において、とても大切な力なのである。


竜王タイトル所持者である「八一」に匹敵するほどの「詰め将棋」能力を持った「あい」ちゃんが、具体的にどうヤバイのか、

…おわかりいただけただろうか。{/netabare}



【人間の棋力と「将棋ソフト」について】
{netabare}
私が言うまでもなく、"物事を吸収する力"というのは、年齢が若いときほど大きく、
大人よりも高校生が、高校生よりも小学生が、小学生よりも幼稚園児の方が、成長スピードは速い。

高校3年生から将棋を学び始めたという「桂香」が、棋力に伸び悩んでいたのも至極当然のことで、
強い棋士というのは、幼少の頃から将棋に浸かっていた人が大半を締めているのだ。

八一闇落ち回で、八一が銀子に「奨励会員ごときが~」みたいな暴言を吐いてしまうシーンがあったが、
「奨励会員」というだけで、一般人とは次元が違うレベルの強さだし、
「奨励会」の下部組織に相当する「研修会」に入るだけでも、人生を懸けるだけの覚悟が必要となる。

そんな人たちの中で、最終的に結果を出すことのできた桂香のエピソードは、その努力量を想像すると感動せざるを得なかった。
これ、原作ラノベで読んだら号泣しそう。


話は変わるが、藤井聡太さんの強さの根幹は、幼い頃からの、将棋の学習方法にあると云われている。

それは、「将棋ソフト」を使った戦術研究である。

《人類と最強CPU、どっちが強い?》
なんてテーマの企画は、誰もが一度は聞いたことのあるものだと思うが、
CPUの性能は年々着実に成長していき、
数年前、「将棋ソフト」の棋力は、プロ棋士のそれを遥かに上回っていることが結論付けられた。

「最強CPU」は、腕自慢棋士の挑戦相手なんかではなく、今や現代将棋を塗り替えていくもの、
"人類が学ばせていただくためのコンテンツ"となったのだ。

人類が長年の研究により築き上げてきた戦術を無情にも覆していく「将棋ソフト」。
一手一手が好手なのか悪手なのか、ある場面での最善手は何だったのか、敗着はどの手だったのか、
これまで将棋の研究をしていく中で、いくら人間が考えてもはっきりとしなかった場面の形勢を、数値として親切に教えてくれる「将棋ソフト」。

もう、神様、仏様、ソフト様って感じ。

そして、そんなに頭の良い「将棋ソフト」が台頭し始めたのは、ほんの数年前のことである。
もちろん、それは、パソコンさえあれば誰でも自由に利用できるものなのだが、
現役のプロ棋士の幼少期には、そんな便利システムは存在しなかった。

それに対して藤井さんは、十代前半のフレッシュな脳で、「将棋ソフト」を使った濃密で非常に効率的な学習法によって、将棋の知識を取り込んできたというわけだ。

「大のベテランたちが、新人にやられ続けて情けない。」
とかいっても仕方がないのである。

だからといって、
「環境とタイミングに恵まれた藤井さんはズルい!強くて当たり前じゃん!」
というのも理不尽な話だが、
実際のところ、藤井さんの快進撃はこれからも続くだろうし、
そんな藤井さんを越えうる棋士が現れるとしたら、それは藤井さんよりも若い世代でしかありえないだろうな、というのが、私の考えである。

まあ、藤井さんがズルいっていうよりかは、ソフトがチートすぎる。こんなんチーターや!


チートすぎる「将棋ソフト」だが、それゆえに問題も抱えている。
レーティング性のネット将棋アプリなどで、ソフトに最善手を教えてもらいながら対局をするという《ソフト指し問題》だ。

リアルで向かい合って対局をする棋士には関係無いことなのだが、
私のように、スマホやタブレット、PCなどでネット将棋を楽しんでいるアマチュアの間で、そんなしょうもない行為が横行している。
(とはいえ、大体は指し手の時間間隔と手順のキモさで簡単にバレるから、即刻通報されて垢BANされる。)

「ソフト指し」、やられるとマジで勝てないから止めてほしい…。{/netabare}



【将棋対局における「棋譜」について】
{netabare}
この作品の対局は、元となる対局が存在しているのにも関わらず、盤上がほんの一部しか映らないなあと感じた人もいると思う。放送当時は、
「にわか作者」
「手抜き」
「もっと具体的な手順を見て戦術を勉強したかった!」
といった、辛辣な意見もあった。

これについて触れていこう。

「作者がにわかだから対局を鮮明に再現できない」ってのに関しては、この作品創作に日本将棋連盟の協力があることから的外れ。

あとの2つに関しては、そもそも、
「この作品の本質はソコじゃない。」
といってしまえばそれまでなのだが、もうひとつ大きな理由が考えられる。

それは、近年の将棋界で問題とされている、
《棋譜の著作権問題》だ。
これには、将棋連盟も頭を抱えているようである。


事の始まりは、とある将棋系人気YouTuberが、
とある棋戦(公式大会)で行われている対局の棋譜を、リアルタイムで並べて検討する、
という内容の配信をしていた時のこと。

その大会を運営?する会社がその配信者に、
「権利侵害」と、Twitterで警告をした。

ネットニュースになるくらいには大事になったが、実際に事件にはなっておらず、
配信者がその配信を止め、無難に謝罪するような形で、その出来事は解決した。
しかし、ここで大きな疑問が生まれる。

《何の権利が侵害されている?》

映像の二次配信をしていたのであれば明確な著作権違反であるが、本件では、放送番組そのものの映像や音声は流れていない。
ただ配信者が自らのPCを使って、駒を並べていたにすぎないのである。(※ただし、視聴者が吸いとられるので公式に"迷惑"はかかる。)

しかし、某社は配信者に、「権利侵害」と伝えた。

これまで、
《ボードゲームの棋譜に著作権は無い》
というのが通説であったのだが、
判例が無い以上、誰かが裁判を起こして確認するか、日本将棋連盟からの太鼓判を待つしかない。

どこまでが大丈夫で、どこからがアウトなのか、結局誰も回答を出せなかったから、
その出来事をきっかけとして、多くの配信者(やその視聴者)は、
公式戦の解説動画や、検証動画などで用いる棋譜について、非常にセンシティブに取り扱うようになった。


だから、本当にあった対局が用いられている『りゅうおうのおしごと』でも、
盤上を長時間映し続けることは、敏感な視聴者から批判の声を浴びるリスクがあるのだ。{/netabare}{/netabare}



最後に、この言葉を残してレビューを締め括りたいと思う。

{netabare}
姉 弟 子 L O V E ♥️{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 40

62.9 8 ラブコメで中学生なアニメランキング8位
魔法先生ネギま!(TVアニメ動画)

2005年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (315)
2182人が棚に入れました
10歳でイギリス・ウェールズのメルディアナ魔法学校を首席で卒業したネギ・スプリングフィールドが、「立派な魔法使い(マギステル・マギ)」になるための修行として与えられた課題は、日本の学校で先生をすることだった。麻帆良学園本校女子中等部にやってきたネギは教育実習生ながらいきなり2-Aの担任を任されることとなる。
生徒たちの中にも魔法の存在を知ることになる者や、実は前から知っていたという者が現われ、ネギは彼女たちに支えられながら、英雄的な魔法使いだった父の足跡を追って成長していく。

声優・キャラクター
佐藤利奈、白鳥由里、木村まどか、笹川亜矢奈、桑谷夏子、山川琴美、浅倉杏美、伊藤静、神田朱未、板東愛、渡辺明乃、出口茉美、Hazuki、野中藍、石毛佐和、小林ゆう、堀江由衣、大前茜、佐久間未帆、大沢千秋、白石涼子、小林美佐、こやまきみこ、狩野茉莉、門脇舞以、志村由美、松岡由貴、能登麻美子、相沢舞、皆川純子、井上直美、いのくちゆか
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ハッピー☆マテリアル

原作未読。最終話まで視聴。

アニソン好きとして、この作品の事はもちろん知ってはいましたが、ずっと未視聴のままでした。
2017年10月期より、『UQ HOLDER! ~魔法先生ネギま!2~』が放送されるのに合わせて、今回視聴しました。

オネショタ系ハーレム。基本はドタバタラブコメか?
個性豊かな生徒たちが、とても心地よい印象。
乱れがちな作画を除けば悪くなかったと思います。

そして、悪評の高い終盤・・・。
確かに終盤の{netabare}鬱展開{/netabare}は、どうなんだろう?
なるほど、オリジナルですか。

原作無視のオリジナル展開って、失敗することが多いような気がする。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 17

ウィラード さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

自分はアニオリ展開の最後を気に入っている

何故かと言えば、生徒たちの可愛いシーンが見れるから
ザジが可愛かったから

OP映像は作画の影響で作画気になる人にとっては笑いものかもしれませんが
自分はこのOP映像が好きです
エヴァ、茶々丸、真名、ザジとかがキャラ設定とは裏腹に笑顔なのが面白い


主人公がショタなので
おねショタハーレムものみたいになっている
特にそれが浮き彫りなのが委員長ルート

原作のねぎまを見るのを開始する上で6巻くらいまでは消化してたと思うんで
それ用としても

投稿 : 2024/04/27
♥ : 3

67.6 9 ラブコメで中学生なアニメランキング9位
史上最強の弟子 ケンイチ(TVアニメ動画)

2006年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (325)
2107人が棚に入れました
高校1年生の白浜兼一は入学早々空手部に入部するが、そこで上級生のいじめに遭ってしまう。そんなある日、兼一は転校生の風林寺美羽と出会い…。

声優・キャラクター
関智一、川上とも子、有川博、石塚運昇、能登麻美子、石丸博也、二又一成、小杉十郎太

Key’s さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

まさかの2期が始まったのでおさらいとして

あらすじ

いじめられっ子の主人公白浜兼一が
女性武術家風林寺美羽と出会い、
信念を貫くための強さを手に入れるために
様々な武術を極めた達人が共同生活をしている
道場・梁山泊に入門し、
数々の敵味方との出会いと梁山泊での修練によって
肉体的、精神的成長を遂げてゆく物語という感じ



感想

ずっと期待していたけど諦めていた2期が始まったんで
1期見てない人のために軽いおさらいとして
説明しておこうかと思います


全50話。結構面白い内容でした。
長い話数でしたが特に飽きることなく
見ることができました

軟弱男子がヒロインと出会い、
修行を重ねながら強敵へと向かっていく話です。
こうゆう最初弱い主人公が成長して強くなる話
僕は大好きですね♪

それにエロい要素というか
お色気要素があって
そうゆう意味でも楽しめる作品でした

でも勘違いしてほしくないんですが
決してエロいだけの作品ではなく
あくまで作品を楽しむ上での
一要素でしかないということです

エロが嫌いな人でもちゃんと
バトルがしっかりしてるので
楽しめる作品となっているので安心していいです

面白かったのは、個性のある師匠達とユニークな修行方法。
また、各対戦相手との戦法もいつも違っていて
飽きのこないものとなってました。

日常のほのぼのした話も描かれていて
それとバトルのバランスも良かったと思う
仲間との絆も徐々に築かれていくし、
熱いし心温まる物語だと思う。

バトルシーンも結構よくできていると思う
武術、武道に対する考え方、
用語はかなり的を得ているのに驚きました。


2期期待してるんですが
無理なんでしょうかね?
原作はかなりストック貯まっているはずですし
ここからさらに主人公が強くなって
面白くなるところなので是非2期作ってほしいです

↑と思ってたんですが来ましたねw
予想外でしたが嬉しいです♪
2期本当に楽しみです!

投稿 : 2024/04/27
♥ : 47

ろき夫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

爽やかで笑える成長劇。素直に面白い!

最強の師匠たちに武術を教わることになった、いじめられっ子でひ弱な主人公・ケンイチ。
次第に学校のチンピラどもに目をつけられ、噂は広まり、連日戦いを強いられるハメに。
ケンカを通してチンピラたちを改心させながら強くなっていく成長劇。

週刊少年サンデーの人気連載漫画原作。
努力・根性・友情をストレートに描いた単純明快なストーリーです。
絵柄は少年向けで、ワザとらしいキャラデザは分かりやすいというか安っぽい。
女キャラは巨乳ちゃんばかりの、かなり雑で古風な萌え。おっぱいのゴリ押しw
原作譲りのキャラデザはかなーり微妙です。絵の安定感もありません。
ケンカ物語なのに大事な格闘シーンにキレがなく、見せ方も難あり。迫力があるとはいえません。
当時の水準で見ても作画は見劣りするレベルです。

しかし、それでもこの作品にはそれを補ってあり余る魅力があります。
数ある王道系の中でもこれは面白いっ!と贔屓したくなるほどこの作品が好き。
ケンイチの弱っちいながらも健気に努力する姿を見ると勇気が湧いてくるし、元気になれる!
キャラ立てが抜群に上手く出来ており、キャラの言葉がちゃんと心に響いてきます。
成長劇なだけに内容は明るくポジティブ。ギャグも多く、賑やかで笑いが絶えません。
ケンイチの声は関智一さんが演じており、好感の持てるキャラの印象と非常に合っています。
他の声優の配役も良い感じでした。(唯一、能登さんはセリフ少ないキャラなのが残念っ)
スポ根系王道としても勿論、ストレスフリーなので気晴らしアニメにもおススメ。
一期OP主題歌「Be Strong」のアップテンポな曲調、本編と合ってる歌詞の良さは異常。

個人的なお気に入りは、ケンイチの弟子入りした道場・梁山泊(りょうざんぱく)での生活。
外界とは完全に隔離された特殊な環境で師匠たちにもみくちゃにされ、ひたすら努力するケンイチ。
最強であるが故に常識の通用しない、規格外の思考回路を持つ師匠たちの行動・言動がかなりツボりました。「あえて足場の悪いところを通りたがる」ような格闘キャラによくある、中二臭い性質がギャグ視点でよく描かれており、当の本人は真面目にやってることなんだろうけど・・傍から見たら絶対ヘン!という健常者(?)の感覚を絶妙に取り入れている。
身におぼえのある環境と人種だったので、なおさら笑ってしまいました。
ギャグにしていますが、実際あるあるだったりするところがまた恐ろしいw
ケンイチの弱音の意味すら理解できない?彼らの強さに時々学ばされることも。
ためになる話なんかも意外に多い。侮るべからず、です!

でも原作に手を出す気にはなれません。すごく好きなんですけど。
強敵を倒したら更なる強敵が出てきて・・というワンパターン展開がやはりネックです。
良くも悪くも王道といったところでしょうか(笑) 50巻以上ある原作に手を出して幻滅したくないのかも。
だからアニメでお腹いっぱいですw 

投稿 : 2024/04/27
♥ : 12

NOIZUZION さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

男(俺)のロマン詰め込みアニメ

個人的に、武術とかあこがれてる僕です(^O^)/
皆さんもそうじゃないかと勝手に思ってますwww

原作を知って、見てみたい!!と思ったんですが
漫画の絵が好みじゃなく・・・(ファンの方すいません)
アニメは絵が少し違う!!と思い視聴しました。

いやー面白かった。
キャラもみんな個性があって良かったです(^◇^)
主人公の性格がいやだと思う人がいるそうですが。僕はそうは思いませんでした。
沢山いる師匠達はみんなかっこよかったです。

史上最強の弟子ケンイチって
史上最強の弟子、ケンイチとも取れますし
史上最強の、弟子ケンイチとも取れますね。
こういうタイトルに工夫してあるのは大好きです!!

やっぱり武術好きとしては、かっこいいアニメですwww
実際にできる技ばかり、(でも見た後に友人に試してはいけませんよwwwマジで怪我しますから)

ストーリも面白かったです。しかし、王道過ぎて先の展開が読めてしまう・・・
あーこうやって出てくるキャラは、確実に黒だなとか、簡単にわかってしまいます
しかし、燃える展開が多かったです王道最高!!(さっきと言ってること違いますね(・.・;))

武術とかに興味あるなら絶対面白い!!
興味無くても、面白い!!・・・・と思うアニメです。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 16

76.1 10 ラブコメで中学生なアニメランキング10位
上野さんは不器用(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (408)
1756人が棚に入れました
ココは、とある中学校の理科室。科学部部長の上野さんは、部活の後輩・田中に恋する乙女。天才的(変態?&ちょっとフェチ?)すぎる奇想天外な発明品を使って、あの手この手で気を引くためのアピールをするが・・・。果たして上野さんの恋は成就するのか!?それとも・・・

声優・キャラクター
芹澤優、田中あいみ、影山灯、大森日雅、伊藤美来、井澤詩織、戸松遥、佐藤利奈、竹達彩奈、井口裕香
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

タイトル詐欺?

原作未読。最終話まで視聴。

【タイトル詐欺?】
{netabare}「上野さん」というより、「下野さん」の方がピッタリかなって。
下ネタばっかりだったし(笑)。

上野さん。不器用なのは恋愛だけで、むしろ滅茶苦茶、器用じゃないですか!?
あぁ・・・。タイトル詐欺(笑)。{/netabare}

【一人ドタバタコメディという新ジャンル?】
{netabare}上野さん一人がひたすらドタバタするコメディ。
対照的に田中くんと山下さんはいつも冷静沈着。
この対比も面白い。{/netabare}

【上野さんの天才ぶりがハチャメチャな世界観を生みだす】
{netabare}毎回登場する上野さんの発明品。
毎回、これが事件の発端となる。
上野さんは、『THe主人公』ともいうべき存在なのかも知れない(笑)。{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 32
ネタバレ

すがさ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

お○っこ飲めタナカぁ!(直球)

芹澤優さんの奇声が聴けるアニメ。
1話2本立て構成の、計10分ちょいで観やすかった。

一番好きだった回は、{netabare}11話の、南峰さんが出てきた回。
全校生徒にアンダースコートを見せて、「パンツではない!」って主張してたのが可愛かった。
その後、田中が天然スケコマシ発言をするんだけど、その現場にいたみんなが、

上野→ジタバタ
山下→ふて寝
よもぎ→タモンをリフティングし始める

っていう、脈絡のない反応をするのが面白い。{/netabare}この作品のこういう独特な感じ好き。

あと全然関係ないけど、田中を見てたらなんか、『ゲーマーズ』の雨野っちを思い出した。私だけかな?

投稿 : 2024/04/27
♥ : 32

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

中学校の理科室を舞台にした、純情で変態なラブコメディ

中学校の理科室を舞台に、科学部の部長・上野(女子)と、上野が想いをよせる科学部員・田中(男子)との関係を描く、変態ラブコメディ。全12話。
物語は基本的にワンパターン。いつも強気だけど自分からは告白できない上野が、毎回超絶テクノロジーの発明品を作ってきて、部長権限でセクハラ的な使用法を強制することによって田中の方から自分に言い寄ってくるように企むのだけど、鈍感な田中は思い通りに反応してくれず、逆に上野が恥ずかしい目にあう、みたいな流れです。最初の数話を観た段階では、かなり頭のおかしい下ネタ系の内容自体は嫌いではないけれど、なんだかちょっと上野さんが気の毒なような気もしたのですが、観続けているとそれも慣れてきて、お約束のギャグとして普通に楽しめました。15分枠に2つのエピソードという構成なのでテンポが良いですし、もう一人の科学部員・山下や、水泳部の北長といった脇役も面白いキャラだったので、最後まで飽きなかったです。
声は、上野役の芹澤優が純情変態キャラを上手に演じていました。ロボットのウエノ13号の声も良かったです。芹澤優はEDも全部で6曲も歌っていて、そちらも含めてなかなか芸達者だなと感心しました。
最後まで観終わって、相当に下品ではあるので、あまり絶賛するのもどうかと思いますが、正直かなり面白かったです。あと、どうでもいいですけど、上野さんはとんでもない天才ですね。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 17

68.7 11 ラブコメで中学生なアニメランキング11位
宇宙のステルヴィア(TVアニメ動画)

2003年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (305)
1668人が棚に入れました
西暦2167年、地球はみずへび座ベータ星の超新星爆発によって引き起こされた強力な電磁パルスと放射線によって壊滅的な打撃を受けた。だが人類はそこから見違えるほどの復興を遂げた。そして、かつての災厄より189年後に訪れるとわかっていた第2の災厄、すなわち超新星よりの衝撃波の到来に対し、全人類を挙げての防御体制を築き上げていったのである。
そして2356年。遂に衝撃波セカンドウェーブが太陽系に到達しようとしていたその年、人類の生活圏を守る大計画グレート・ミッションのため作られたファウンデーション(宇宙ステーション)の1つ「ステルヴィア」内の宇宙学園に主人公たちが入学するところから本作は始まる。


声優・キャラクター
野中藍、水島大宙、松岡由貴、折笠富美子、田中理恵、斎賀みつき、うえだゆうじ、陶山章央、広橋涼、豊口めぐみ、岸尾だいすけ、檜山修之、進藤尚美、藤原啓治、堀勝之祐、田中正彦、根谷美智子、屋良有作、小杉十郎太、笠原留美、朴璐美

ヘンケル さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

葛藤と成長と・・・くっさーい展開

ちょっとひねくれた感想になるかもしれません。

前半パート「人類がまとまってミッションへ向かう」
この点で個人的に注目しているのは、人類が過去に危機的状況に陥った後にやっと1つにまとまる点。

哀しきかな現状の世界が1つになるには、このアニメのような巨大な外的要因がなければ不可能でしょう。
これがなんとなく皮肉っぽくて、かつリアルで気に入っています。

危機が去ったあとの利害競争などの描写を見ても、そうなるだろうなぁ~と納得してしまう点が多々あります。

平和ボケの描写、責任転嫁の描写、今の日本に当てはまる点も多い気がします。

主人公の成長や葛藤などはさることながら、このアニメは背景だけで私は楽しめたので、ストーリーを最高評価にしてあります。

惜しむらくは、ロボがダサい(笑)

投稿 : 2024/04/27
♥ : 6

JBさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

超弦理論をもってくるとは@w@

これは結構、余韻が残るアニメでした。
青春なストーリーですが、世界観と設定がかなり面白かったです
そして、けっこう心打たれるエピソードもあり、何度か涙しました。
主要メンバーは高校生くらいの年齢設定ですが
恋愛における部分は大人なようで子供、子供のようで大人な
そんな微妙なラインの男女主要登場キャラの心情が
よく描かれていて、ともて面白かったです。
主人公の事は、個人的には好きにはなれませんでしたが
物語が架橋に入ってからのヒロインの気持ちが
あぁ~ヒロインの性格からして、これがヒロインの女心だねぇ♪と
妙に納得いく物がありましたw
全体的に設定がとてもいいので、超新星爆発とコズミックフラクチャー
そしてヒュッター関連の3点を組み合わせれば、
もっと物語を膨らませる事ができただろうし、より深い物にできたと思う。
実際、2期製作の企画は進行していたようだが、ポシャったらしい・w・;

投稿 : 2024/04/27
♥ : 3

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

宇宙の素敵が味わえる!

過去、超新星爆発により壊滅した地球。
西暦2358年、セカンドウエーブ到達。
人類は189年間準備を重ね、対策は万全。

物語は、地球近傍の宇宙ステーション「ステルヴィア」の宇宙学園へ予科生として入学する志麻(しーぽん)の旅立ちより始まります。

主人公しーぽんは、天才的なプロブラミング技術を持つものの、思い込みが激しく頑固な一面を持つ普通の女の子です。
12話までは、宇宙学園での訓練等、しーぽんとその仲間たちによる日常生活を緩く描いています。

しかし、セカンドウエーブ後、本当の危機が・・・。

しーぽんと恋人光太との心のすれ違いをメインストーリーとしながら、志麻は様々な人とのふれあいの中で大きく成長し、極限状態の中で自発的に困難に打ち勝っていきます。

涙あり、感動あり、笑いあり、友情あり、恋あり、嫉妬ありと、様々はエッセンスがちりばめられたバランスのいいSF作品です。

この作品を見終えた後は、宇宙に行きたくなってしまいました。
そんなふうに思わせてくれる素敵な作品です。

続編への伏線がありますが、制作中断となったことが悔やまれます。
今からでも遅くはありません。
是非、2期を!

投稿 : 2024/04/27
♥ : 34

67.5 12 ラブコメで中学生なアニメランキング12位
まほろまてぃっく(TVアニメ動画)

2001年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (234)
1477人が棚に入れました
まほろまてぃっくは、マンガ雑誌『コミックガム』に連載された、アンドロイドのハウスメイド(雑役女中)『まほろ』とその"ご主人様"である中学生の『美里優』を主人公としたマンガでアニメ・ゲーム化もされている。
外宇宙からの侵略者に対抗すべく、結成された組織『ヴェスパー』が生み出した最強の戦闘用アンドロイド『まほろ』。残された寿命の短さからその任を解かれ、残された時間の全てを、少年『美里優』のメイドとして、平穏な生活を送るのだが…。

声優・キャラクター
川澄綾子、瀧本富士子、菊地由美、水野愛日、真田アサミ、荻原秀樹、私市淳、高田由美、野田圭一

セメント さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

えっちなのはいけないと思います!

昨今のメイド喫茶ブームの起因ともなったアニメです
メイドキャラの代表格であるまほろさん
なるほど確かに、彼女を見てはメイドさんに憧れるのも無理はない

シャフトとガイナックスの共同制作です
戦闘・日常両シーンの作画はアニメーターの個性が溢れてて、常時コマ送りリピート余裕でした
オブジェクトの綿密な描きこみ具合、はじけるアクション
特に吉成曜氏の手がけたパートは、惚れるくらい良いです

ある日突然メイドさんが~的な思春期ならだれもが憧れる王道チックな物語なのですが
その世界観の作り込み、キャラクターの細部に至るまで、プロ魂を感じる作品となっており
見る人は充実感で包み込まれること請け合いです

声優は、なんといっても川澄綾子さんス
ぴったりすぎて言葉が出ません
「えっちなのはいけないと思います」は、
すっかり持ちネタとなってますね
その他、豪華声優陣でした、文句なし

OPの「かえりみち」は優しさと哀しさがいい具合に溶け込んだ神曲です
やっぱ川澄綾子さんの歌声は破壊力がありますね

この作品は、まほろさんに尽きると思います
メイド属性のない私でも、メイドさんが欲しいと思ってしまいました
初めから終わりまで安定して可愛いです
何でもいいんですが、式条先生とは一体なんだったのか・・・


メイド萌えなら、見ときたい一本です

投稿 : 2024/04/27
♥ : 9

ぱるうらら さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

サモン・ザ・シルフィード!!

「まほろまてぃっく」は漫画原作、1クール(全12話)の、ほのぼの日常・SFアニメです。


この作品は、前半部に主人公の“優”とメイド(元戦闘アンドロイド)の“まほろ”、そして優の友人達や先生との『ほのぼのとした日常』を描き、戦闘から退くように命じられたまほろさんがその日常に慣れ親しんでいく過程をクスクスッと笑えるギャグシーン等を交えた物語となっています。
一方、後半部ではそんな日常から離れ、戦闘アンドロイドだった頃のまほろさんの過去。その生立ちや彼女が作られた目的、主人公との関連性を戦闘シーンを交え、前半部におけるちょっとにた伏線を回収しつつシリアスに表現しています。
故に、作品の雰囲気が前後半で一変しており、すると展開が急ではないかと言われるとそんな事もありません。
前半は、まほろさんのメイドとしての日々として取れますが一方で主人公視点の物語とも取れますし、後半は完全にまほろさん視点の物語。それぞれ話のテンポも良かった。
後半への移り変わりはある一人の人物?が原因であり、少々強引だったかもしれませんが、まほろさんの日常が崩れていく過程、また、後半への移り変わりとしては良かったと思います。


キャラに関しては、“まほろ”さんが可愛過ぎ。ビジュアル面で言えばこれ以外ありえません。
あと、式条先生の倫理と言うものを教える公民の教師のはずなのに、倫理に反しまくっている言動をする暴走キャラというのがとても面白くてよかった。
残りのキャラは、あまり目立たなかったのでその2人を引き立てるための役にしか見えなかった・・・。


ほのぼの系の作品と比べてもなかなか観易く、スルスルと視聴が進みました。作品の若干の古めかしさを感じますが、好き嫌いのあまり出ない様なストーリーで楽しめるかと思われます。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 7
ネタバレ

ヒロトシ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

あんどろいどはでんきひつじのゆめをみるかー? 

何気にGAINAX×シャフトという豪華布陣でのアニメです。

{netabare}最強のアンドロイドとして、人知れず地球を外敵から守っていたまほろさん。

おまえらしらなかっただろー?
じつはちきゅうはいま、みぞうのききってやつらしくてなー?
このまえなんかえむなーじゅうはちせいうんからきたというちょっとへんなじしょうひーろーのぎんぴかやろーとわれらがまほろさんはきょうりょくしてがいてきってやつをたおしたんだーとくろちゃんがこうふんしながらいってたよー。くろちゃんここんところてつやつづきだったからなー。ちょっとあたまおかしいなー。でもくろちゃんだからしんじるー。

しかし彼女に残された時間は僅かであった事から、そのまま引退をする事になる。引退後の進路を聞かれたまほろさんは、自分の残り少ない稼働時間をある少年の面倒の為に全て費やすことを決意していたまほろさん。何処かの青いタヌキとは雲泥の差である。タヌキは別にメイドではないけど。

あらすじから察するに悲壮な運命を背負っている我らがまほろさんですが、そんな素振りは露ほど見せず、ただただ優のメイドとして、あらゆる家事・雑務をこなし、優に対しても、慈愛の心で接し、エッチな事には『えっちなのはいけないとおもいます!』と有名な決め台詞を以って優にお説教を噛ましてくれるという、なんとも羨ましい日常をコメディを交えて楽しく見せてくれます。個性的な優の友達・先生も交えて、まほろさんは自分の命が尽きるその時まで、今日も元気に甲斐甲斐しくお世話に励むのです。でもえっちなことはゆるしません!

しかしまほろさんは元々は最強と謳われた戦闘用アンドロイドでありまして、時折挿入されるバトルパートではその実力を存分に発揮、圧倒的な身体能力で敵を翻弄し、正確無比な射撃で相手を攻め立てていくその姿はまさに『最強』と呼ばれた、ありし日のまほろさんでした。バトルパートも実にスピード感溢れ、且つGAINAXらしい独特の演出で魅せてくれます。日常パートとバトルパートのギャップが、この作品の魅力でもあり、只の萌えアニメとは一線を画していると言っても過言ではないでしょう。登場する敵・リュウガも世界観に似合わず、冷酷で容赦のない性格の持ち主であり、後半からは前半とはうってかわって、ほぼシリアス展開一辺倒に。兵器としての役割を終え、平穏な日々を求め、実現させたまほろさん。しかしその日々を再び取り戻さんと、まほろさんは敵に立ち向かっていくのです。しかしそんな状況でもえっちなことは多分ゆるしてくれないでしょう!

話はまほろさん中心に回っていくので、回を追うごとに視聴者が知らず知らずのうちにまほろさんに感情移入させていく構成が上手いと思います。まほろさんは後ちょっとしか生きられないんだよというのは、最初から視聴者に提示されていますからね。しかもエピソード終了毎に『まほろさんがその機能を停止するまで後〇〇日』とか聞いてもいねえのにご丁寧に教えてくれる演出がありまして、それがもう切なさを増幅させるというか。だから前半部分であれだけ楽しそうにはしゃいでいたまほろさんが、後半部分でボロボロになる姿は正直見ていられないですね。私の場合、感情に先立つ部分がどうしても見ているうちに出てきてしまって、シリアス展開はそんなに好きになれませんでした。我侭で勝手な願望ですが、是非とも前半の雰囲気のままで最後まで駆け抜けて欲しかった。

OPの『まほろまてぃっく』のロゴが浮かび上がる瞬間にまほろさんがロゴをお掃除する演出も可愛かったですね。これはしっかり、続編の『もっと美しいもの』にも受け継がれていました。良き伝統だと思います。{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 13

67.3 13 ラブコメで中学生なアニメランキング13位
少年陰陽師(TVアニメ動画)

2006年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (206)
1446人が棚に入れました
時は平安。安倍昌浩は、稀代の大陰陽師・安倍晴明(じい様)の末の孫で、陰陽師。といってもまだまだ半人前。よき(?)相棒の、物の怪(愛称もっくん)と、じい様におちょくられながら、修行に励む日々。ある時は、異邦の大妖怪を倒し、またある時は、黄泉の屍鬼の大群から都を救う。 そんな中、またもや昌浩の周りで奇怪なことが……!
ネタバレ

ぽんちぃ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

少しづつ思い出しながら書きかけ。できれば、またみたい。

放送当時大好きだった。

もっくんと昌浩のかけあいがちょっと笑えてほほえましくて
観ててとても好きだったなぁ。

途中、この二人の関係についてのお話があって、
{netabare}初めての出会いのことなんかも描かれたり、
あることがきっかけで、あんなに仲良かった二人が
一緒に入られなくなりそうになったり、
切なくて感動的だった気がする。 {/netabare}

おぼろげだけど、
OPかEDで人型のもっくんと赤ちゃんだったころの昌浩が
まどろんで眠ってるっぽいイラストを見て、
ジーンときちゃったりしてたような。

OPの曲は普通にいい曲ですが、
EDは、曲は悪くないのに
もう勘弁してほしいってくらい歌が下手すぎて、
いったいどうしちゃったんだろうとびっくりしました。
後半から少しましになったけど、いままでで最低でした。

終了時確か続きがあると思ってずっと期待してましたが、
いまだに作られてない。

再放送してほしいな。

続編も見たい。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 7

トナマク さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

思わず応援したくなる!

このアニメは、安倍晴明の孫の昌浩が陰陽師として成長していく姿を描いたものです。

最初は頼りなかった昌浩がどんどん強くなるのを感じて、『頑張れ!』とつい応援してしまいました!笑
まだ13歳なのに、色々抱え込もうとするところがかっこいいなぁと思って観ていました。

ちょっとだけ文句を言わせてもらうとしたら、最終回はもうちょっとハッピーエンドな感じにしてもらいたかったな、ということです・・・。

でも、ほんとに楽しいアニメだったので、和風ファンタジーが好きな人には是非観てもらいたいなと思いました。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 2

彰世 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

大好きな作品の一つ。

ずっと前、何年も前に観たアニメ。
今でもあの感動は忘れられない、大好きな作品です。
見た勢いにのって原作も20巻ぐらいまで買いました。

個人的に小説など字が多い本は苦手であまり小説は読まないのですが、
これはそんなこと構わず、時間かけて読んでます。

アニメの続き、気になる方もいると思います!
ぜひ原作の方も買って読んでみてください♪

あと、期待はできませんが、アニメ2期やってほしいな…なんて。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 2

61.8 14 ラブコメで中学生なアニメランキング14位
俺が好きなのは妹だけど妹じゃない(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★☆☆ 2.7 (409)
1433人が棚に入れました
「俺が好きなのは妹だけど妹じゃない」は主人公の永見祐が、美少女で成績優秀、生徒会長も務める妹の永見涼花が”兄を溺愛する妹の小説”を書いてラノベ大賞を受賞したことから、ラノベを知らない妹の代わりに作家デビューすることになるラブコメディ。

声優・キャラクター
畠中祐、近藤玲奈、小倉唯、赤﨑千夏、荒浪和沙

とろとろとろろ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

平成最後の神アニメ

あらかじめ先に言っておくと、このアニメは聖剣使いの禁呪詠唱と同じく、
ニコニコ動画で視聴することが前提で作られている。
ニコ動のコメントが付いて初めて楽しめる作品なのだ。
つーかそのコメントを抜きにするとオール1の評価になってしまうんだな。

個人的にこれほどの神作画を見たのは俺ツイ以来だろうか。
ストーリーも噛めば噛むほど味が出る.......と思って噛み続けていたら、
味を感じる前に無くなってしまったみたいな。
最初からの構成だったのか途中で打ち切られたのかは知らんけど、10話で
終わってしまったのは残念でならない。
次は劇場版に期待しよう。
絶対に見に行かないけど。

まぁこれを作った制作スタジオは近い内に廃業するだろうな(笑

投稿 : 2024/04/27
♥ : 7

62.6 15 ラブコメで中学生なアニメランキング15位
ハンドシェイカー(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (266)
1227人が棚に入れました
ハンドシェイカー――
手を繋ぎ、深層心理から生まれた武器”ニムロデ”をもって互いに戦う者達。
己が「願い」を叶えるため、”神”にまみえ、
”神”を打ち破らんと数多のハンドシェイカー達がその頂点を目指し、競い争う。
その果てにあるものとは――。

声優・キャラクター
斉藤壮馬、諸星すみれ、茅野愛衣、村瀬歩、上坂すみれ、石川界人、小松未可子、杉田智和、福山潤、日笠陽子、森久保祥太郎、雨宮天、浅沼晋太郎、佐藤聡美、小林裕介、浪川大輔、加隈亜衣、津田健次郎、早見沙織

カミカゼ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ここまでのブラコンは久しぶりだな・・・。

 これも微妙な終わり方してやがるのです。(+o+)

 CGアニメを観たのはこれが初めてなのだけども結構いつもとは違う感じがあって楽しめた。それにキャラがかわいかった。特にヒロインが。ああいう感じもいいなあって思いました。それにヒロインの姉妹のハンドシェイカ-の声が初代遊戯王の海馬さんの声だったのでとても興奮してしまいました。

 このアニメはおススメです!

投稿 : 2024/04/27
♥ : 29

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

GoHandsさんらしさを感じる作品だったと思います。

この作品はオリジナル作品だったみたいですね。
この作品を一目見た時から、制作はGoHandsさんだと思っていました。
なぜなら「K」を彷彿とさせる作画だったからです。
視野が広く細かい所までよく動いていて…
アニメの綺麗さには色んな形がありますが、この作品も作画の綺麗さはトップクラスの作品だと思います。
「K」でも思ったのが、この圧倒される作画レベルが維持できるのかという事…
でもそんな心配は稀有でしたね。

この物語の主人公は機械いじりが大好きな高槻 手綱(たかつき たづな)
そう…彼はただの機械いじりが好きな少年でしかありませんでした…ヒロインである 芥川 小代理(あくたがわ こより)と会うまでは…
ハンドシェイカー…正直最初は何が何やら良く分からなかったのが本音です。
ただ分かったのはタヅナとコヨリは争いに巻き込まれたという事…
戦いに会いまみえる敵は自分達を本気で倒しに来るという事…
そしてタヅナとコヨリは繋いだ手を離せないという事でした。

ハンドシェイカーといってもペア同士の距離感はさまざま…
何故ハンドシェイカーなのか…それは二人でお互いを補い合いながら、支え合いながら戦うから…
お互いの存在を感じ高め合えるから手を繋ぐ…この設定自体は分かりやすいのですが、タヅナとコヨリにとっては不利な条件でしか無かったように思います。

だって、二人が手を繋いでもお互いの存在を感じる事しかできなかったから…
でもそんな二人を見て手心を加える様な敵は一人もいませんでした。
好戦的な人、そうじゃない人…色んなハンドシェイカーがいましたが、どんなに争いが嫌いでも戦う必然性を強制的に与えられるのがハンドシェイカーの課せられた定めでした。
でも勝者にはそれに見合うだけの恩恵があったから…
だからもし戦いに敗れたら恩恵を貰える権利を失ってしまう…勝負なので仕方ないと諦める事ができるでしょう。

でも、タヅナとコヨリにとっての敗北とは、全く違った意味を持っていたんです。
足枷…?
ややもするとこんな発想が脳裏を横切っても不思議じゃないと思いました。
でも、タヅナとコヨリは違っていました。
お互い手を繋いだ事を後悔する事なく、どんな時も決してその手を放す事無く、相対する敵と真っ向から勝負を挑んでいくんです。

タヅナもコヨリもきっと争いは好きじゃない…
だから二人でひっそりと生きていければそれで良い…
でもそれは自分達の理屈で、万人に通る理屈ではありません。

本当に人って欲張りだと思いました。
でも一方で、恩恵というエサを目の前にぶら下げられたら、きっとその誘惑には勝てないんだと思います。

だって、これまで例え天地がひっくり返っても絶対に手に入れる事ができないと思っていた。
お金、名誉、愛情…欲しいものは人それぞれで、そんな恩恵を知らなかったらきっとこれまで通り慎ましく生きていたんだと思います。

でも知ってしまったら…一度欲しいと思ってしまったらもう引き返せない…
そんな人々の欲望が戦いを生み、タヅナとコヨリを巻き込んでいくんです。

タヅナとコヨリには申し訳ありませんが…
ハンドシェイカー同士の戦いはとにかく迫力があって見応え満載でした。
キャラはホント良く動いてますし、カメラワークもポイントをしっかり押さえている上、作画は緻密なのでとにかく圧巻なんです。

ポイントを押さえたカメラワーク…といえば、「生徒会役員共」のお約束となっている萩村スズの「スズヘッド」なんかが思い出されますが、この「生徒会役員共」の制作もGoHandsさんなんですよね。
ガツガツ仕事を取ってくる感じの会社では無いようですが、これからの益々の活躍を期待しています。

オープニングテーマは、Tom-H@ckさんの「One Hand Message」
エンディングテーマは、新居昭乃さんの「ユメミル雨」
「One Hand Message」が格好良くて好きな曲です。
結構キーも高いのですが、カラオケで挑戦した事があります。
頭の血管が2,3本切れそうになりましたけれど…

1クール12話の作品です。
圧倒的な作画だけでも視聴する価値が十分あると思える作品ですし、視聴する理由になると思います。
コヨリを見た時、「K」の櫛名アンナにそっくりだと思いましたが、良く見てみるとコヨリの方が少し幼っぽかった上、キャラクターデザイナーも違っていました。
まだまだ修行が足りていませんね。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 16

眠夢 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

何度断念しようかと思ったことか…

最後の最後までこよりたちが何歳なのか分からなかった。というのは別にいいけど、キャラの顔が、自分はKのほうが好み。
同じ会社でも、顔が今回のものはかなり童顔に書かれてた。
Kはかなりスマートにイケメンに書かれてたのに、それが残念だった。
それと、少し意味不明な悪口をいうと、主人公が嫌い。
勇者思考の善人で、妙な口癖を持ってる。まさにゴールデン(ゴールデンタイムの)キャラ。嫌いです
戦いに敗れて人生が狂わなかったのは面白くなかった。
戦いに敗れて一番それの該当しそうな噛ませ役の鎖使いも後で全うに生きてることが分かってしまったし、できればそのままの悪役でいってほしかった。
それと、細かいことを言うと、たまに太陽の位置と影のつき方がおかしな時があった。
Kのままじゃダメなのは分かるから、まあ、と思えるけど、普通の一作目なら次の作品に期待はできないと思う。
Kと今回のハンドシェイカー、ハンドシェイカーは今回細かいところまで再現していた。パークスにはカラオケ無い筈なんだけどねwww(おそらく、話の流れとして必要になったか?)

それを引いてもかなり細部まで拘って書いてた気がするビルはかなり綺麗に煌めき、武器が質感をだし、城がプロジェクトマッピングされたり、道頓堀が破壊されたり。

何度見るのを辞めようと思ったことか、最後の展開にはかなり不満があります。
そこは絶対マジ殺し合いが起きてどっちかが生き残る流れでしょ?

たしか、そういう話の流れになってたはずなのになーどうなってるんだろう?
その話を聞いてケロっとしてるのもなんか…うーん。

記念作品らしい、平和な戦いで、妙な口癖が結構みんなあるのもそういう感じかな?

こんなことしか言えない私の語彙力…ごめんね!

以上!

投稿 : 2024/04/27
♥ : 4

62.1 16 ラブコメで中学生なアニメランキング16位
ななついろ★ドロップス(TVアニメ動画)

2007年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (188)
1205人が棚に入れました
石蕗正晴は、ごく普通の高校2年生。ところがある日、怪しいジュースを飲んでしまい、日が沈むと羊のぬいぐるみになってしまう体質となる。
元に戻るためには、星のしずくを七つ集めて作る薬が必要だと如月先生に知らされる。しかも、星のしずくを採るのは選ばれた人間にしかできない。偶然にも秋姫すももの許に降り立ち、すももは星のしずくを集めることになった…。


声優・キャラクター
野島裕史、結下みちる、後藤麻衣、清水香里、松岡由貴、谷山紀章、高橋広樹、黒河奈美、日野聡、久保田恵、あおきさやか、本井えみ、井上和彦、伊藤美紀

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ピュア。恋を描くことに注力した良作

恋する魔女っ子アニメ。
調べてみるまでエロゲが原作と気付かない程、ピュアなお話です。
アニメとしては王道なんですが、エロゲ原作深夜アニメとしてはちょっと他と路線が異なります。
毒気のない善人なキャラクター達、成り行きで変身して魔法で「星のしずく」なるものを集める事になるストーリー展開、可愛らしいマスコットキャラ、とまぁ、魔女っ子ものの大定番で進んでいきます。
エロ要素、殆どありません。
ハーレム要素、殆どありません。
ちゃらけたコメディ要素、殆どありません。
恋愛とメルヘン成分たっぷり。是非ともお子様達がご覧になる夕方に放送してほしい素敵な作品でした。
正直、かなり好きです。いい歳してw


本作の特徴は、とにもかくにも「純粋」です。
他人のために懸命になれる健気なヒロインと、ぶっきらぼうだけど優しい主人公が互いに惹かれあっていく恋物語。
星のしずくを集めるうちに、魔法の才能を開花させていき、出生の秘密が・・・・・
などなど、まったくもって面白味がないありきたりな設定とストーリー展開でした。
ですが、これがもう、ほんとに丁寧なまでにピュア。嫌味がないんです。
ヒロインはイイコ!
主人公はイイヤツ!
周りのみんなは優しく2人を応援する!
そう納得せざるをえない細かいエピソードをコツコツ積み上げて、空気を作り出しています。
「かーわーいーいーー!」
コテコテだけど、相手を思いやり顔を赤らめたりニヨニヨしたりして一喜一憂するカップルを見て、何度もつぶやきましたとも。いい歳してw

1クールしかないので余計な要素を入れず、”いい関係の2人”を表現するのに妥協なく注力してる。これが本作の魅力になってます。
だから、このコらが好きになれる。

ホント、ヒネリもクソもない内容なんだけど、イイ!
恋の喜びや切なさを感情移入して味わえます。いい歳してw


何度もいいますが、内容はありきたり、定番の魔女っ子もの。
登場人物もロリッぽいちょっと前のギャルゲのキャラです。
作画は丁寧ですが演出面で、もうちょっと工夫すれば・・・という所も多々みられます。
ですが、そういう批評家じみた評価をチャラにする、強烈な”恋”の魅力を放っている良作。
もうね、胸がキュンとしますよ。いい歳してw

投稿 : 2024/04/27
♥ : 18

TAKARU1996 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

恋しいって、すごく強くて、いろんなものを飛び越えて、誰かを思う気持ちのこと

2018年8月17日 記載
昔、ある精神分析学者がこんな事を言ったそうです。
人間には純粋に愛する能力と言うのはない。
常に愛と憎しみを混合してしまう存在である。

信じる、信じないってのは正しく自由で。
私自身、その時の気持ちによって、この発言に同意したり、否定したりしておりました。
紆余曲折な過去、一貫性無き思考
心に余裕がないと、愛って、向けられている実感が湧かないモノです。
いろんなものを飛び越えて、誰かを思う、すごく強い気持ちらしいけれど……
正直、その真偽を定められる領域に、自分はまだまだ至っておりません。

それでも、今は……
今、この時は、その発言自体、ただの戯言だと信じています。
それは、この作品が大好きだから。
初めて本作に触れてから、纏まりがなかった思想は、1つに結合
人間は、純粋に愛する能力を、純粋な「恋しい」を持っていると、豪語出来るようになりました。
そうならなければ、彼女達の強さに失礼であり。
そうでなければ、彼女達の物語を否定する事になる。
すももちゃん達が、星のしずくを得る為に辿った過程を、無かった事には絶対したくないのです。

この作品で描かれているのは、純粋な「恋」から「愛」への過程
そして本作は、そんな自分が「愛」を、「信じる強さ」を得る事の出来たきっかけの物語です。
久しぶりにまた、こうして巡り会えた事、大変嬉しく思います。
すももちゃん、本当によく頑張ったね。
ハル君、戻ってきてくれてありがとう。

すももちゃんの想いを、ハル君の気持ちを、否定したくない。
沸き起こった情動は、今もなお、息衝いているのです。
私が「ななついろの初恋物語」を、好きでいる限り、ずっと、ずっと……

投稿 : 2024/04/27
♥ : 6

nagi さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

夕方アニメでした

良かった。
のいぢ絵にも満足。

ストーリーが、ぶれずに最終話まで突き進み、
綺麗に終わりました。
12話で、純愛アニメを描こうとすると、このようになるのか、
と感じるくらい、「純愛」がテーマでした。

ヒロインは、本当に、女の子らしい女の子でした。
苦手な人には、多分うざく感じるかもしれませんが、
私的には、とてもかわいかったですw

ヒロインを好きになれた私は、十分に感動できました〜。
みてよかったですw

投稿 : 2024/04/27
♥ : 11

68.8 17 ラブコメで中学生なアニメランキング17位
魔法騎士レイアース-マジックナイトレイアース(TVアニメ動画)

1994年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (214)
1169人が棚に入れました
人気作家集団CLAMP原作の初アニメ化作品。後半の展開は、少女漫画を基にした作品としては非常に珍しいロボットアニメとなった。東京タワーへ見学に来ていた女子中学生の光、海、風は異世界セフィーロへと召還される。そこで導師クレフより囚われのエメロード姫救出を依頼された彼女たちは、伝説の魔法騎士となって姫を虜にしたザガート打倒のために立ち上がる。だが、真に倒すべき敵はザガートではなかった?
ネタバレ

りんご さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

あの頃は19時代に放送していたアニメが多かった。

ニコニコで一挙放送したので、頑張って視聴しました。
タイムシフト予約でようやく見終わりました。

世代としてどんぴしゃなレイアース。
原作もなかよし派だったので、読んでました。
……正確には、読んでいたはずでした。
原作の記憶がほとんどない。
読んでいたというよりは絵を眺めていたといった方が正解です。

連載当初は読んでいたと思います。
登場人物の名前も魔法の名前も、よく覚えています。
RPGのような魔法と剣で戦う少女たちを描いたストーリーを
小学生女子向けの漫画雑誌で連載したことが、今思えばとても斬新で、
話が進めば進むほど、少年漫画のような熱い展開になっていきます。
魔神という名のマシン……ごほ、ロボットに乗り始めてから、
読まなくなっていったんだと思います。
まだ話の展開にわくわくする年齢ではなく、
勝った負けた好きだ嫌いだだけで良かったので、
ストーリーの熱さは小学生女子に刺さらなかったのでしょう。

付録のトランプとか大好きでした。
言葉通り「美麗」なイラストで、
手品とか出来る仕掛けがあったんですよ……ね?
あ、手品が出来るトランプはセイントテールか。笑

努力→勝利という少年漫画的要素に加え、
ストーリーの展開は意外性もあり、
ターゲットであるはずの「少女たち」を意識してか、
ほんのりカップルフラグもあり、
辛い恋愛も描いたり、
当時を考えたら斬新な物語だったと思います。

原作との相違も多々あり、
エンディングなんかはアニメオリジナルのようですが、
原作がほとんど記憶にない私としては、
アニメはアニメで良い終わりでした。
なんてったって主役3人が中学生ですからね。
燃えるような切ない恋は要求出来ません。
{netabare} 「好きでした、元気でね」で十分です。 {/netabare}

1章OPの「ゆずれない願い」は伝説のアニソンとなりましたが、
個人的には2章後半の「光と影を抱きしめたまま」の方が好きです。
あのOPのセル画は非常に素晴らしい。
放送中のコメントもかなり盛り上がっていましたが、
書き込み方が半端じゃなく綺麗。
「ゆずれない願い」よりも「光と影を抱きしめたまま」の方が
伝説として語り継がれて欲しいです。

最終話に向けて登場人物たちが叫ぶ叫ぶ。
声優さん泣かせの台本だったのではないでしょうか。
椎名へきるさん、喉潰れなかったのかな。
今はベテランの声優さんがモブ役をやっていたり、
どういういきさつで抜擢されたのか非常に気になる
まさかの二役声優さんがお二人。

ストーリー的には書き込みが少しもの足りない部分もありますが、
主題歌、作画、設定、声優など90年代を代表する作品です。
また原作を読みたくなりました。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 9
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

貴重なファンタジー×ロボットアニメの系譜にも連なる90年代ヒロイン

原作少女マンガは未読。

番宣や、OPアニメーション。中学生ヒロインズ3人による、
"魔法騎士(マジックナイト)”姿への華麗な変身シーン(ヌードのシルエット)だけ見ると、
テレ朝が、月に代わっておしおきするセーラー服美少女戦士で一世を風靡したのに対抗して、
日テレが同じ『なかよし』から変身ヒロインでも発掘して来たのか?
との第一印象を当時抱き、私は胸を時めかせ(鼻の下を伸ばして)いましたが、違いましたw

実際には、別に毎回の変身バンクがあるわけでもないファンタジーアニメ。
特に前半の第一部は、心のあり方が全てを決する異世界・セフィーロにて、
自らの心の弱さを乗り越えることで未来が切り開かれる。
剣と魔法の胸躍る冒険活劇が、音楽・松尾早人氏、音楽監修・すぎやまこういち氏による、
ロープレ感溢れる熱いBGMと共に、繰り広げられます。
必ずしも勧善懲悪でもない。ラスボス側にも世界に対して言い分がある。
この辺りにも往年の大作RPGの要素なんかを感じて、胸が高鳴ります。


対して後半、第二部は、拠点防衛戦が主になるため、
冒険感が減少して、ロープレ視点では、やや残念な展開……。

繰り返し心の弱さと向き合うテーマ性は良かったですし、
{netabare}ノヴァやデボネア{/netabare}による人の心の暗黒面の体現も、
主題の深化に有効だったとは思いますが、
それも出来れば、各地を3人で冒険しながら葛藤してくれた方が私好みだったかなとも思います。
折角の冒険BGMもやや宝の持ち腐れな感じです……。

ただ一方で、伝説の"魔神(マシン)”登場後、特にこの第二部で、
ファンタジー×巨大ロボットアニメとしての性格も帯びていく点は、
個人的に得点が高いです。
その他、ファイターメカ搭載の巨大戦艦やら、移動宮殿やらも乱入し、
合体なども手描き作画で仕掛けて行くなど、
ロボ好きの一部男子は熱くなって来ます。
但し、{netabare}巨大サンユン{/netabare}に至っては、もはや何のジャンルだか分らなくなって来ますがw

だから今春出たゲーム『スーパーロボット大戦T』(PS4/switch)にて『レイアース』参戦!
と聞いた時は、自分は別に『スパロボ』プレイするわけでもないのに、
これで少女マンガ原作の本作に秘められた、
熱いロボット魂が普及する!と素直に嬉しかったです♪


劇伴だけでなく主題歌もミリオンセラーとなった
田村直美さんのOP「ゆずれない願い」を始め良曲揃い。
いずれも歌詞世界が、心を問う作品テーマに寄り添っていて好感できます。
さらに、いくつかの曲では、光、海、風、ヒロイン3人の名前が
歌詞に埋め込まれたりもして今風に言うとエモいです。


こうして振り返ると、ロープレ、ロボットと少年向けの要素も強かった印象の本作。
それでも、本作は華奢な身体の女子中学生戦士たちが躍動するヒロインアニメ。
色々あったファンタジー衣装の中でも、私は初期からあった
3人各々違う中学校の制服の上から、胸当てやら籠手やらを装備した姿にグッと来ます。

赤セーラー服の光の脇を固める、海、風のふたりはそれぞれ青&緑のブレザーで、
そこへの武具のアレンジには、セーラー服美少女戦士とはまた違った魅力があります。

何より、ヒロイン3人共、しっかり恋し、恋されている。

異世界召喚の舞台となった本作唯一の“聖地”である、
東京タワーの勇姿共々、
光たちもまた、私にとって色褪せない90年代アニメヒロインです♪

投稿 : 2024/04/27
♥ : 20

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

異世界アニメにハマり始めた時期の名作。現代の異世界ジャンルに物申したい。

今でもOP覚えてて歌えますね。


「ゆずれない願い」

「明日への勇気」「キライになれない」
「光と影を抱きしめたまま」

「ら・ら・ば・い~優しく抱かせて」
「いつか輝く」

いい曲ばかりです。


OVAの「All You Need Is Love」が地味に好き。

このアニメは今考えればオーパーツみたいなアニメで、カラー分けされた個性のまったく違うヒロインたちが、
異世界召喚され、伝承の勇者となり、振りかかる困難を打ち破り、徐々にレベルアップし成長していく様を見せる。
よくアニメが良いか原作が良いかでもめることがあるのですが、それも面白い部分で、差異がハッキリしてる。

アニメではメカデザインのプロが手がける「魔神」と呼ばれる機械仕掛けの意思を持つ兵器が戦うことが多い。
他にも主要人物がストーリー半ばに亡くなってしまったりと、原作ほど何もかもが綺麗に仕上がるわけではない。

原作は、美しい女性や男性を繊細に描写し、戦闘で血を流し困難に見舞われてもなお、凛とした立ち姿を見せる。
アニメでは、男の子も視聴に耐えうる少年漫画的な表現やスピード感もあるが、その分禍々しいデザインもある。
制作環境や客のニーズに、時代考証を鑑みた時に納得ですし、作者側とアニメスタッフの連携があっての両作です。

でも、アニメで明かされない設定や登場人物の良い関係がとても好きなので漫画を読んで幸せになって下さいなw

曲としての完成度が高い現代のアニメソングではなく、“顔”とも言える作品のためだけに作られた名曲の数々は
このレイアースを語る上で無くてはならないアニメ版の骨子ともいえるものですし、この作品が好きだからこその
原作とアニメの両方をじっくり見て聞いて世界に浸ることが楽しかったですね。

何度観てもやっぱり好きだなーと思う部分。ふしぎ遊戯や十二国記でも思うのですけど、“東京”つまり現実世界
に帰ってきた時の主人公たちをアニメーションで観ている時がほんとに好きだなと思います。多分BGMや背景美術に
声優の演技、漫画版より詳細に長尺でやるなど、アニメならではの空気や楽しさが好きなのでしょうか?

最近の異世界モノでザンネンだなと思うのが、現実世界をドロップアウトしたい「欲」からくるものが多いので、
当時の異世界モノと違って現実世界でのエピソードやどちらの世界にも感じる郷愁を描かない点が少し物足りない。

お互いに無いと寂しい事柄があって、現実世界に帰ってきた時のカップラーメンの味(笑)や、世界の移り変わり、
仲間や恋人、打倒するべき悪などの、異世界で待つ人々。なんなら、やっぱ現実はクソゲーだなと再認識でも良い。

侘び寂びとは少し違うのかもしれませんけど、せっかく魅力を持たせられる要素を排除したのは痛いですよね。
でもこれは簡単な話なのかな?とも。この頃の作品を見ていた人達が異世界から帰りたい!と騒ぐ主人公達を見て、

「俺(私)だったら現実なんて捨てて、この世界に永住するのに…(だから、騒いでる主人公たちが煩わしい)」

なんて思いから、今のテンプレートが出来たかもしれないw 時代ごとに移り変わる流行りは興味深いものです。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 21

59.6 18 ラブコメで中学生なアニメランキング18位
双恋 ふたこい(TVアニメ動画)

2004年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (160)
1021人が棚に入れました
主人公の二見 望は、幼い時に母を亡くしそれ以来父親と二人暮し、その父親が仕事でハワイに転勤することになり、それを機に昔住んでいた街に帰ってきた。
街を歩いていたら桜月姉妹と偶然出会い、更に幼馴染みの一条姉妹や、下宿先の雛菊姉妹など会う女の子はみんな双子ばかり。どうもそれには、下宿先である『双林寺』にある『双子塚(アニメオリジナルの設定)』が関係しているらしい…。

gtbeetboot さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

いかに主人公になって見れるか。

深夜アニメを見るきっかけとなった作品です。

当時、自分も主人公と同じくらいの年頃で、なんかうらやましいなぁてな感じで見てました。

声優さんの鬼気迫る演技にも衝撃を受けました。(特に12話)

恋愛系のアニメでは、トップ3に入るぐらいに気に入ってます。思い出深いってのもありますし。

本作は主人公の性格が災いして、いろいろ問題が起きていきます。それを抵抗なく見れるか。あと、作画ですかね。これさえ大丈夫なら、心に訴えかけてくるものを感じられると思います。
恋愛系のアニメが好きな方で、まだ見ていない方はよかったら見てください!

投稿 : 2024/04/27
♥ : 7

57.8 19 ラブコメで中学生なアニメランキング19位
これが私の御主人様(TVアニメ動画)

2005年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (148)
1021人が棚に入れました
本作は平たく言うと「親の遺産を受け継いで一人暮しをしている思春期真っ只中の少年が、世間の目が届かないのをいいことに、広大な屋敷にいたいけな少女を囲って、欲望の赴くままに自分の趣味の世界を作って、奉仕させている」という物語である。
バイト先を求めてさまよっていた家出中の姉妹、沢渡いずみ・沢渡みつきが辿り着いたのは、両親の死により莫大な資産を相続した中学生・中林義貴の屋敷だった。たまたまメイドを募集中だった義貴は、家財を壊した借金のカタをつけるという名目で、沢渡姉妹をメイドにしてしまう。

声優・キャラクター
浅野真澄、皆川純子、清水愛、植田佳奈、遠近孝一、松本大、大原さやか、津久井教生、秋元羊介、木内レイコ、宍戸留美、桑谷夏子、荒井静香、朴璐美、川澄綾子

澪樹 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

声優陣

沢渡 いずみ:浅野 真澄
中林 義貴:皆川 純子
沢渡 みつき:清水 愛
倉内 安奈:植田 佳奈
久米 伸治:遠近 孝一
沢渡父:松本 大
沢渡 瑞穂:大原 さやか
ポチ:津久井 教生
義貴父:秋元 羊介
義貴母:木内 レイコ
沢渡 かりん:宍戸 留美
アリシア:桑谷 夏子
エレン:荒井 静香
中林 誠一郎: 朴 路美
杉田 多可美:川澄 綾子

投稿 : 2024/04/27
♥ : 0

ペチ14 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

Q質問 A解答 T突っ込み

A,物語 4.5
面白い!面白い!ただ面白い!
それ以上もそれ以下もない
このアニメはどんなバカもどんなクソ真面目も
どんなアホもどんな変態も明るく盛り上げる
元気なアニメです
それに意外と仲間を大切にする要素もあります
現に最後らへん義貴の家から離れたら暗くなったね
いずみは。
ねぇ結局いずみってツンデレでしょそうなんでしょ

T1、まあそうなんじゃないの?

声優 4
次回予告に奥井さんが出た時は興奮した

t2、なんか誤解受けそうな言い方だな
嬉しかったって言え

はいご主人様!

t3、www

キャラ 3.5
楽しければなんでもいいってキャラがほとんどですね
ツンデレのいずみ以外
ねえ本当にいずみってツンデレだよねそうだよね、ねっねっ

t4、そうだっていってんでしょ!?

作画 4.5
個人的に
これさまの作画いいと思う、うん

音楽 5
奥井さんキタこれーーーーーーー
まじOPいい曲ぜったいに聴いたほうがいいガチいい曲

投稿 : 2024/04/27
♥ : 3

おきらく さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

今見ても面白い。ペットのワニのポチを中心にしたドタバタ

原作はめちゃめちゃな終わりかたして原作者の先生と絵を描く先生と不仲で終了。原作は尻切れトンボで残念ですが、原作もアニメも最高のおもしろさです。


いろんなアニメのコメディもいいけど、やはりペットのポチを中心にしたドタバタが最高で、自分の解釈だと人間の脳を内蔵したペット型ロボットか、人間を模倣した人工知能ではないかと当時から推測してしまいました。自分の場合、見方を変則的に見ていたので、ギャクアニメというよりも

「紅殻のパンドラ -GHOST URN-」みたいな、SFコメディのように感じました。

(名前忘れたが)あの少年は、重度のオタクである意味では、友達になりたいキャラなんです。で従妹は女装すると本物のの女性以上に美しい女性になれるというのが良いです。

こんなことを言うと失礼かもしれないが「攻殻機動隊SAC」が一番なら、「これは私の御主人様」は、この世にで二番目でおもしろいアニメです。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 0

70.9 20 ラブコメで中学生なアニメランキング20位
学園戦記ムリョウ(TVアニメ動画)

2001年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (148)
887人が棚に入れました
2070年春、東京上空に謎の巨大飛行物体が出現し、全ての都市機能を麻痺させてしまう。世間が大混乱に陥りかけた矢先、今度は謎の巨大ヒーローらしきモノが現れ、飛行物体をやっつけた。
そして翌日の朝、政府の広報官があっさりと言い放った一言をきっかけに、地球人類の歴史が大きく動き始める…。
「えー、宇宙人は、実はいました」。
村田始は神奈川県天網市の御統中学に通うごく普通の中学生の少年である。
宇宙人の実在が明かされた日、始のクラスにとっくの昔に廃れた「学生服」を着た不思議な少年、「統原無量」が転校してくる。謎の転校生無量と友達になったことをきっかけに、始は地球と宇宙を巡る大きな流れと天網市に暮らす人々の使命に関わる物語に関わっていくのだった。

声優・キャラクター
宮崎一成、野島健児、朴璐美、杉田智和、浅野真澄、うえだゆうじ、小林由美子、山崎和佳奈、石森達幸、釘宮理恵、石原凡、小野健一、京田尚子、佐々木瑶子、阪口大助、遠近孝一、松本さち、渋谷茂、肥後誠、長嶝高士

ジェロニモ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

SF好きには興奮するくらい大満足!!

腰を抜かすくらい驚かされました。


観始めるまでは、こんなに凄いアニメだとは思っていなかったからです。

なので
主人公と準主人公とがキャラデザ的に逆ではないか?
ちょっと子供向けアニメだったかな?
などと半ばバカにしながら観てしまいました。


ところがすっとこどっこい!!


実は物語がとても丁寧に描かれていて、SF的な要素が全面に出ていた。
そして何といっても
後半の展開が神過ぎた!!!!!

あれはやばいです。
とりあえずまだ観てない人は要チェックですよ!

本当に鳥肌ものでしたー!

NHKのアニメは侮れませんねぇ~

投稿 : 2024/04/27
♥ : 11
ネタバレ

zemin さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

地味な村田始と個性的な仲間たち

2001年にNHK-BSで放送されたアニメですが、
最初に見たときの印象は地味な日常系アニメ(?)でした。

このアニメの一番の魅力は一見地味な日常パートにあると思います。
とても地味な主人公、村田始(むらた はじめ)の懐の深さ、意思の強さ、そして人間の大きさを脇役の目を通して実感していくアニメだと思う。
強くないのにすごい人間、それが村田始である。

次に、地味なのに魅力的な天網市の住民。
学生、先生、商店街の人たち、宇宙人の皆さん、とキャラが多いのにその全員のキャラが立っていることがすごい。
1話限りのキャラでさえ個性がしっかりと描かれています。

個人的に、好きな脇役を選ぶと、ジルトーシュ、ムリョウ、瀬津名さん、那由多、京一、八葉さん、
瞬、双葉ちゃん、晴美、今日子母さん、和夫さん、
みんな好きすぎて選べないです(笑泣)

合わなくても最初の数話切ってしまうのはもったいないです。
学園戦記ムリョウの世界のこと、登場人物のことが分かってくると
この世界に住みたいと思うようになるのではないでしょうか。

いつか二次元の世界に入れる日が来たら、天網市の住人になりたいです(笑)

好きな話
{netabare}
 第1話 「戦記、始まる」
 第3話 「その名は、シングウ」
 第7話 「君の、えがお」
第10話 「だから、明日のために」
第17話 「どさくさに、ゴメン」
第21話 「助っ人、相まみえる」
{/netabare}

特に好きな話(神回)
{netabare}
 第8話 「ささやかな、うたげ」
第13話 「かくれさと、ふるさと」
第14話 「僕たちの、夏」
第15話 「父、帰る」
第19話 「きよらなる、拳」
第25話 「虚人、めざめる」

超絶神回
第24話 「さだむるもの、ここに」
第26話 「戦記は、つづく」
{/netabare}

このアニメは私が一番好きなアニメです。少しでも多くの人にこのアニメを見てほしいのですが、地味なアニメなので布教するのが難しい・・・。

My Favorite Character
村田始(むらた はじめ)。自分から前に出るタイプではないのに、確固たる意思を持っているので優柔不断という印象は全く感じません。
村田始の人間の大きさを、登場人物たちが時間をかけて自然と理解していく過程が好きです。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 6
ネタバレ

ねこmm。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

上を向いて歩こう  【ねこ's満足度:85pts】

『機動戦艦ナデシコ』の佐藤竜雄監督によるNHKジュブナイル。
神奈川県天網市に暮らす住民と、宇宙人たちとの関わりを描いた近未来SF学園アニメです。

「えー、宇宙人は……実はいました」(政府・広報官)

突如政府から発表された驚愕(?)の真実。
なんともふぬけた発言ですが、ノリ的には意外とこんな感じなのです。
”戦記”としながらも、ベースにあるのはのんびりまったりとした日常描写。
戦いそのものを描くよりも日常を描くことによって戦いを特別なモノにしている、そういう作品です。

地球規模のとんでもないコトが起きてるのに、周りはいつも通りの平和な日々……。
それってある意味リアルなことなのかも知れません(笑)。

そんなゆったりとした空気の中、勃発する”戦い”。

コメディチックな学園ドラマが、宇宙を舞台とした壮大な物語へ発展していく様は見応え十分です。
静かすぎるほど静かに、それでも確実に盛り上がっていく終盤の数話は引き込まれまくりでした。

主人公の立ち位置も特徴的です。
”顔”である無量(ムリョウ)と、”案内人”である村田始。
このふたりを、あえて戦いの中心に置いてないというところが”ミソ”。
それにより登場人物全員が主役になっている。それこそがこの作品の本当の狙いのような気がします。

そんなふたりに代わり”戦い”を担当するのが、守山那由多(なゆた)。
朴ロ美のハスキーボイスも手伝って魅力満点でした。というかホント可愛かったなぁこの子(笑)。
今まで観てきたアニメの女性キャラの中でも、相当好感度高いです。いいヒロインでした。

演出や音楽も効果的。とにかく胸躍ります。こういう作品もっと観たーーーい!!
それにしても、ムリョウの正体は一体……。やっぱり{netabare}神様の生まれ変わり、{/netabare}なのかな?(笑)

投稿 : 2024/04/27
♥ : 24

71.4 21 ラブコメで中学生なアニメランキング21位
MIX(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (172)
583人が棚に入れました
舞台は「タッチ」と同じ「明青学園」。「タッチ」の主人公「上杉達也」の伝説から約30年、今、運命の兄弟が物語の扉を開く・・・親の再婚によって、血は繋か?らないが誕生日が同じ、双子?の兄弟となった「立花走一郎」と「立花投馬」は、明青学園・中等部の野球部に所属する 中学2年生。走一郎は捕手、打者として活躍。投馬は「ある理由」から三塁手を務めているが、人並み外れた投手の才能を隠し持っていた。走一郎の実妹て?、投馬とは血の繋か?らない義理の妹「立花音美」も中学に入学し、2人の周囲はなにやら騒か?しい。やか?て高校に進学する2人は、甲子園の土を踏むことが出来るのか・・・

声優・キャラクター
梶裕貴、内田雄馬、内田真礼、花澤香菜、高木渉、井上喜久子

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

SB千賀投手のテイクバックが気になる今日この頃

<2019/5/12 初投稿>
見始めなので評価はデフォルトの3.0です。

原作未読。
第6話まで見終えました。
あの名作青春野球漫画「タッチ」の30年後が舞台なのだそうです。


中学生の立花三兄妹、兄の走一郎、弟の投馬、妹の音美と、そして6話で出てきた大山春香を中心に進む
野球と青春と恋愛と軽いコメディを軸としたお話(たぶん)


と言いましても私。
実はタッチ、よく知りません。
アニメ観てないし、原作は和也が亡くなるところぐらいまでしか読んでない。
顛末はなんとなく想像つくけど、というぐらい。

なので「タッチ」の後継と言われても本作にはあんま興味湧かなかったんですよね。

ところがです。
いざ観始めたら意外や懐かしい既視感がそこかしこに・・・

本作「MIX」はどうやら「あだち充作品の集大成」のようです。

「タッチ」はもちろん、あだち充御大の過去の人気作「みゆき」「陽あたり良好」「ナイン」などを彷彿とさせる設定やエピソード、細かなガジェットなどなどエッセンスが散りばめられてる印象。
(上記の三作は既読です)

それも熟練・洗練され具合良く混ぜられてる。
だから「MIX」なのかな。

三兄弟のキャラクターも関係性もあだち作品らしく丁寧に深掘りされていて、そして魅力的。
ストーリーもゆったり進みながらもメリハリ効いてます。

これは面白くなりそう!!


ところで最近福岡ソフトバンクホークスのエース千賀投手の投球フォームが気になります( ・∇・)

テイクバックの時に右手の甲が三塁側向いてるんですよね。
普通のオーバースローピッチャーと逆。

ちなみに投麻の右手の甲は一塁側向いてました。

気になるわー( ・∇・)

<2019/10/6 追記>
昨晩は千賀投手が打たれて負けちゃいましたね。
ちなソフバンファンというわけじゃないです( ・∇・)

さて最終24話まで観ました。

徹頭徹尾あだち充でしたね。

野球のシーンでの投馬のピッチングの凄みを間接的に演出する他キャラの言動とか
日常の何気ない会話ややりとりにほんのちょっとヒネリを加えるところとか
ラブコメとか
サービスシーンとか 笑

全部30年前と変わらない。
もはや老舗名店の味

ラブコメなんてついつい「◯◯と◯◯」の組み合わせを応援してしまったり
そうしたカップリング(専門用語( ・∇・))を楽しみやすいのも、らしさ満開。

もちろん世代の人には超おススメですし。
そうでない人も絵柄とテンポが大丈夫ならおススメです。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 29
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ものすごくいつものあだち充であった

原作未読
放送時間は土曜17:30!久々の深夜外アニメかもしれません。


「タッチと私」という題ならいくらでもいけるのですが我慢!
あの『タッチ』と比べてふんちゃらかんちゃらみたいなレビューにならないよう可能な限り気をつけます。ペコリ


あの上杉達也/和也と朝倉南の物語から30年後。視聴動機は説明不要の世代です。おいっ

・前期後期のOP『イコール』(sumika)『VS』(ポルノグラフィティ)歌詞の端々にあだち作品を彷彿させるワードが!
・各話サブタイトルは作中の登場人物のセリフ。鉄板です。
・ナレーションの天の声に反応できるキャラ達
・お待ちかねの作者いじり


 ものすごくあだち充であり
 安定のあだち充である


あだち作品特有の少し長めにとった会話の間であったり、思わせぶりな言葉のキャッチボールだったりは健在というかよく表現されており、そこはわかってるね~という話でした。
オールドファンには懐かしく、知らない方には新鮮に映ると思います。

なお、ありがたいことに本家『タッチ』の視聴を前提としません。もちろんセルフパロディ満載ですが知らなくてもまたは後追いでも問題ないでしょう。


あらすじ省略。『H2』『クロスゲーム』野球はもちろん『みゆき』『ラフ』『陽あたり良好!』etc

どれか一つでもあだち作品に触れていればすーっと入っていける本編。キャラの名前が変わっても相関が変わっても流れてる空気は一緒でもちろんこれは誉め言葉。この味は先生以外出せないものでしょう。


 ものすごくあだち充であり
 安定のあだち充である


私にとって『タッチ』は昭和でアニメに触れ、平成でコミックをむさぼり読んだ作品です。
連載終了してから数年経ってるとはいえ、部室に置いてある単行本をたまにめくりながら、ガチで甲子園を目指していた球児でした。

あれから20年ちょっと。令和の時代に続きの物語を拝めるのは感謝しかありません。現実の甲子園で応援曲の定番となった岩崎良美『タッチ』。アニメでは逆輸入されて主人公の妹がアルプススタンドで吹いてます。西村勇役の中尾隆聖さん。『タッチ』からの30年越しの継続登板です。ナレーションの日髙のり子さんと合わせて感慨深いものがあったことは想像に難くありません。もう歴史的文化遺産でいいんじゃなかろうかってくらいです。

{netabare}中尾さんが次の回に登場する際の予告で、「顔がパンのに殴られるアニメ?7つのボールを集めるやつ?」とさらっと内田真礼さんが煽ってたのがツボでした。{/netabare}


あの、朝からダラダラ再放送のアニメを見て過ごす夏休み。それと似たようなことを今年の夏は再体験することが出来ました。

{netabare}すげー中途半端なところで終わった気がしないでもないですが、このもやっとした後味もあだち節の一環です!と言ったらまるで信者だな、こりゃ(-_-;){/netabare}


『タッチ』ファンは必見。懐古趣味的にもアリ。
深夜アニメに食傷気味な方にも新たな南風を送る全24話です。



視聴時期:2019年4月~9月 リアタイ視聴

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2019.09.29 初稿
2020.04.12 タイトル修正/修正

投稿 : 2024/04/27
♥ : 39

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

伝説、ふたたび。

この作品の原作は未読ですが、このタイトルを見て心の踊らない訳がありません。
物語の舞台が『タッチ』で「上杉達也」「上杉和也」「浅倉南」らが甲子園を目指したあの明青学園なんですから…

思い返せば、幼馴染って良いなぁ…と思ったのはタッチが初めてだったかもしれません。
家が隣でいつでも気軽に行き来できる間柄…
しかも相手が浅倉南の様な女の子だったら、きっと他には何も望まなかったでしょう。

作品を完走して『タッチ』のwikiを見て初めて知ったことがあります。
和也は事故死してしまいましたが、当時の編集部は大反対だったそうです。
だから原稿を受け取った担当者は、隠れて校了を終わらせて編集部から逃亡したんだそうです。
しかも、アニメで和也が亡くなった際には実際に告別式まで執り行われたんだとか…
鉄道橋の下で電車の通る音にかき消されながらも南が大粒の涙を流していたシーンは、今でも鮮明に覚えています。
当時テレビアニメは全部で101話もあったとか…
いかに偉大な作品だったかが窺えます。


舞台は「タッチ」と同じ「明青学園」

「タッチ」の主人公「上杉達也」の伝説から約30年、
今、運命の兄弟が物語の扉を開く…

親の再婚によって、血は繋がらないが誕生日が同じ、
双子?の兄弟となった
「立花投馬」「立花走一郎」は、
明青学園高等部に進学し、野球部に所属する。

走一郎は捕手、打者として活躍。
投馬は人並み外れた投手の才能を隠し持ち、
1年生エースとしてマウンドに立つ。

走一郎の実妹で、
投馬とは血の繋がらない義理の妹立花音美は
中学3年で人気者。

投馬や走一郎との関係が気になる監督の娘、大山春夏や、音美を追いかける西村拓味、
立花3きょうだいの周囲はなにやら騒がしい。

立花兄弟は、
甲子園の土を踏むことができるのか…


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

立花投馬が上杉達也、立花走一郎が上杉和也、そして立花音美が浅倉南と同じような立ち位置と考えて差し支えないと思います。
唯一違いを上げるとするなら、走一郎と音美は実の兄妹なので、音美の二人への当たり方が微妙に違うことくらいでしょうか。

しかも音美役にまややん、春夏役に香菜ちゃんが起用されているんですよ。
こんなの、もう滾るしかないじゃありませんか…
もう期待値MAXで視聴に臨みましたよ。

この作品の魅力は、明青学園が30年振りに甲子園を目指す道筋だけじゃありません。
30年前に上杉達也と同じグラウンドに立っていたメンバーが立花3兄弟の廻りに溢れているんです。
嬉しさ、悔しさ、そして悲しみを共有した当時の仲間の記憶が少しも褪せていないのが、この作品を視聴できる嬉しさを助長します。

私は甲子園には縁遠い存在でしたが、夏の甲子園の優勝校…3,000校の頂点として立つ甲子園のグラウンドの空気はどんななんでしょう。
もちろん、登場する大人が全て甲子園の決勝を経験している訳ではありません。
途中で夢破れて悔しい思いをしたからこそ今がある…そんな人だって当然存在します。

だから戦うのは選手だけじゃないんです。
大人も30年前から蓄積した思いを野球にぶつけ合って戦うんです。
これが燃えないはず…ありませんよね。
あだち充先生の描くキャラは飄々とした人が多いですが、内面は触れる事ができないほど熱く滾っているんです。

強豪ひしめき合う東東京地区…
もちろん、簡単に甲子園に行けるほど甘い地区では無いのは十分分かっているつもりです。
でも、何故か期待しちゃうんですよね。
立花兄弟の外見が上杉兄弟と似ているから…?
音美の言動が南ちゃんを彷彿させるから…?
音美の期待に応えようと二人が全力全開のギアを上げ続けるから…?
実は私にも良く分かっていないんです^^;
でも、いつかみんなの期待に応えられる結果を、二人で導き出して欲しいと思っています。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、sumikaさんの「イコール」と、ポルノグラフィティさんの「VS」
エンディングテーマは、Little Glee Monsterさんの「君に届くまで」と、Qyotoさんの「君に伝えたストーリー」

2クール全24話の物語でした。
これでアニメ化が終わること…ありませんよね。
これまでのあだち充先生の作品同様、最後まで描かれるのを期待しています。
しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 16
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