死神おすすめアニメランキング 50

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの死神成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2020年04月07日の時点で一番の死神おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

動画配信サービスで絞り込む

71.4 1 死神アニメランキング1位
黒執事Ⅱ(TVアニメ動画)

2010年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (781)
4810人が棚に入れました
19世紀後半、英国名門貴族トランシー家。若き当主アロイス・トランシーは生まれてまもなく攫われ行方不明となっていたが、漆黒の執事クロードとともに帰還した。クロードはアロイスに絶対的忠誠を誓っており、広大なトランシー邸の一切を切り盛りしていたが、名前以外はすべてが謎に包まれていた。
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

好敵手の出現で1期より見応えがあった

レビューを書くにあたって少し前に1期、2期を通して再視聴したが、
実は僕の場合、「黒執事」を初めて観たのは2期を放送中だった頃の3話からだった。
そのせいもあってか、2期のほうから先に好きになった作品なので、
原作ファンの方とは、だいぶ観方や感想が違っているかもしれない。

というのもこの2期、原作でも1期でも主役であった執事セバスチャンと
その主、シエルの対抗相手として、原作には無関係の執事・クロードと
その主・アロイスが登場し、物語もオリジナルだったからだ。
で、1期を観た上で思うのは、2期のほうがメリハリあって個人的には楽しめた。
でも2クールかけた1期でのセバスチャンの有能さと、シエルとの信頼関係や
細かな設定、人物関係を観ていないと、1クールで終わってしまう2期に
感情移入しにくくなるので、当然1期を観ておくことはオススメ。

ちなみに1期、2期ともシリーズ構成は岡田麿里。
監督、美術、色彩設定のスタッフは変更になったため、違いは随所に見られた。
どちらが良いとか悪いとかは人それぞれ好みもあると思うけれど、
全体的に観て、1期は日常系的な要素のほうが強く、コミカルなシーンも多かったが
2期は笑える部分をかなり抑えてバトル色を濃厚にし、心理描写はさらに細かく深くなっていた。

個人的にキャラデザはクロード&アロイスのほうが好みだったりして、
オリジナルの新キャラであるクロードを、とことん冷ややかな策士にし、
アロイスの傲慢さとしたたかさ、その裏にある孤独や、絶望感と哀しみを
彼の過去とともに描くことで、1期では感じづらかったシエルの正統派お坊ちゃんの
高貴さが浮き彫りになったし、セバスチャンのちょっと人間味のある愛情や甘さも見えて
奥行きを感じ、特に後半は感情移入しやすかった。

OSTのほうは1期同様、ストラヴィンスキーやマーラー、ヴィヴァルディや
ショパンなどのクラシックをモチーフにしたような曲や、
エニグマのようなグレゴリオ聖歌をベースにした曲がいいタイミングで挿入され、
クールな外見に似合わないド派手なアクションや、
エキセントリックな内面を垣間見せるクロードの動きや、
アロイスの歪んだ人間性を哀しげに見せることに成功していたと感じる。

一方、セバスチャンとシエルのほうは、1期の最終回のその直後がどうなったのか
中盤で描かれており、あぁなるほどそういうことだったのかと納得はできた。
そしてセバスチャンがなぜシエルに固執するのか、その理由もよくわかる。
また、それをクロードやメイドのハンナが察知して企てる数々の
エグい展開はなかなか見応えあったし、これでこそ{netabare}悪魔{/netabare}
と満足できた。

特に9話以降は緊迫感で張りつめ、目が離せなくなる。
{netabare} あくまでも悪魔は悪魔ということか。{/netabare}
ラストに対しては賛否分かれそうだが、僕的には2人のひとつの道筋として
そして、実際あるかないかわからないけど3期を期待できる結び方だったかなと。

それにしても、契約を遂行する忠実さは良しとして、悪魔だろうが人間だろうが天使だろうが
やはり女性の持つ母性愛に適うものはないのかもなぁと、しみじみ感じる2期だった。

ちなみに、あにこれでは別作品として登録はされていないが、
この「黒執事」6話あるOVAがすごく面白いのでオススメ。
不思議の国のアリスをモチーフにした物語があったり、ファントムハイブ家を案内してもらう形で
屋敷内のさまざまな場所のことがわかったり、『黒執事』をハリウッド映画に仕立て上げ
オールキャラが俳優としてインタビューに答えたりするのも笑える。
死神たちの裏側のこともちゃんと描かれてたりして、それも楽しいのだが
一番心に残ったのは、アロイスを主人公にした6話の「蜘蛛の意図」
愛情を渇望する彼の痛い心が、2期を観終えた後だとなおさらせつなく。
そして悪魔に関しては、「悪魔としての悦びは悪魔としての苦しみの先にしかない」
って意味がよくわかる話だった。
もちろん、1期2期を観てないと設定や関係がつかめないので観終わってからが前提。

声の出演は以下の通り。

セバスチャン・ミカエリス : 小野大輔
シエル・ファントムハイヴ :坂本真綾
フィニアン : 梶裕貴
メイリン : 加藤英美里
バルドロイ : 東地宏樹
タナカ : 藤村俊二
エリザベス・ミッドフォード : 田村ゆかり
劉 : 遊佐浩二
藍猫 : 矢作紗友里
ドルイット子爵 : 鈴木達央
アバーライン : 菅沼久義
葬儀屋 : 諏訪部順一
グレル・サトクリフ : 福山潤
ウィリアム・T・スピアーズ : 杉山紀彰
アロイス・トランシー : 水樹奈々
クロード・フォースタス : 櫻井孝宏
ハンナ・アナフェローズ :平野綾

投稿 : 2020/04/04
♥ : 34

★mana★ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ・・そして、OVAは最高だったのである・・

1期に引き続き~なんて思いきや、
1話を観てみると・・「シエル&セバスチャン」が出てこない(;゚Д゚)
いきなり始まる「謎の執事と、謎の少年」の話。
しかもグロ健在?むしろひどくなってない?
「謎の少年」がメイドを目潰し!(σ´∀`)σ(*□*;)ギャ
これは・・完走出来ないかもしれない・・
と思いきや、颯爽と登場セバスチャン♫
やはり主役は変わらない事に安心し視聴継続しちゃって下さい♪

そうなのです、2期からは新しく「トランシー家」が加わります!
なので1期の「裏家業」とは違い、
「トランシー家」との話が中心になります!
トランシー家の当主「アロイス」・(あくまで)執事「クロード」
は執拗に「シエル&セバスチャン」を狙います( >_[・]) ロックオン
それは何故か・・という所がみどころになって来るのではないかと・・
しかしっ、やはり私が一番に楽しみだったのは、
オカマ死神「グレル」とセバスチャンの掛け合いですかねw
いや~何度観ても飽きないわぁww
\(・д\)ソレハ(/д・)/オイトイテ(グレル再度登場しますので・・w)

そして、注目すべき所は普通なら見逃す「アイキャッチ」
それぞれのキャラがタロットカードを正位置と逆位置で持っているのが印象的でした☆
カードの意味=ストーリーになってるようで、
詳しい方はそこも注目してみたら面白いと思います!

そして次回予告が面白いですね(・∀・)ニヤニヤ
セバスチャンが甘ぁーい声で色々やってくれます!

今回の新キャラの声優、
アロイス役には「水樹奈々」サン。個人的には・・合ってなかった・・かな。
クロード役は「櫻井孝宏」サン。
「イエス ユア ハイネス」が某ギアスのスザクとかぶったのは私だけ?(´・ω`・)エッ?w

1期と違い12話完結で完全オリジナルストーリー
なるほど・・って感じでした。
何で作ったんだ?とまでは言いませんが、
無くても良かったとは言えます・・
3期があってもおかしくないような終わり方。
私はあの終わり方には満足行きませんでした!
「あくまで私の意見ですが、ね|ω・`)」

しかーし、ここで終わらないΣ(*´∀`*;)ドキッ!!
私はレンタルで視聴したのですが、
OVAが収録されていて、ある意味そっちの方が面白かったとも言えます♫

①「シエル イン ワンダーランド(前・後編)」
黒執事版「不思議の国のアリス」ですね~☆
アリス=シエル・衣装が可愛すぎるぅ~(*´ω`)
白ウサギ=セバスチャン・うさ耳(*´ω`)
チシャネコ=グレル・猫耳(*´ω`)
他キャラもたくさん登場!黒執事の注目どころ、衣装が可愛すぎる作品です♥

②「ファントムハイブ家へようこそ」
うぉーーーーーー(゚∀゚)これは自分がファントムハイブ家へ行った感覚になれます♪かわゆいエリザベスのお友達として☆
セバスチャンが手を取ってくれます、シエルが歓迎してくれます、
ソウマに「可愛い」と言われます・・しかし、私には「ある計画」があるんです・・・

③「MAKING OF KUROSHITSUJI2」
黒執事の裏側・・登場人物達が役者のように私服でインタビューをうけたり、NGシーンだったり、グレルが「スッピンを映さないで!」と怒ったり、TVショッピングだったり・・アニメなのに、アニメじゃない・・こういうの好きです(。◕‿◕。)

④「死神ウィルの物語」
事前情報あったので、ウキウキで視聴♪
ウィルとグレルが新人死神に死神派遣協会を案内しながら
2人の過去をご紹介☆
こんな初々しい時期があったのか(*´∀`)
そして、メガネ課?死神にはメガネが必須アイテムらしいです♫

⑤「蜘蛛の意図語」
・・トランシー家の人物紹介?
とりあえず、使用人の3つ子が笑えます( ゚∀゚)アハハッ

Ⅱに満足いかなくても、これを観ればきっと満足出来るはずですよー!黒執事ファンなら是非♥

投稿 : 2020/04/04
♥ : 26

柚稀 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

たとえ終わることのない哀しみが貴方奪っても、離れてゆくココロなど此処にはナイと云って…

…というワケで、OPが1期は【シド】から、
2期は【the GazettE】に変わりました♪

ので、思わずタイトルで口ずさんでしまいましたw
いや、熱唱でしょうか?

…冗談ですwwwww

えぇ…、でも僕、結構【黒執事】の選曲、キライじゃないですよw

ガゼットの曲聴くのは初めてでしたけど…
1期同様、飛ばさずにちゃーんと毎回観ました♪
いや?聴きました、か…?w


…と、肝心の物語ですが…全12話の前半はギャグ多め。
恐らく1期よりもギャグ多めwいろいろ可笑しい、笑えますw

そして、フツーの人間様たちはあまりお見受けできなくなりましたw

使用人登場率さらに低下↓(´・ω・`)フィニたん…うぅっ…。

≪黒執事×黒執事≫
セバスチャン以外にもう1人“あくまな執事”が現れます♪
もちろん、執事にはご主人さまがおりまして、
名を
【アロイス・トランシー】と申します。
・金髪、青い目…見た目は可愛らしい…
・だが…何故だ!!君には可愛げが見当たらない!!щ(゚ロ゚щ) オーマイガーッ!!ぼ、僕はどうしたら…(;∀;)

そして彼に仕える執事、
【クロード・フォースタス】
・櫻井さんのヴォイス☆キラリ
・金色の瞳にメガネっ!メガネ♪

どちらも原作にはでて来ない、キャラでして。。。
(どーりで、なかなか原作読んでてもでてくる気配がないワケだw)
(え?原作買ったの?∑(゚Д゚))
(えぇ、買いましたケド、何か??ww)

中々、この新キャラ方には心奪われずでして…
1話はたまらなく落ち着かなかったですwww

でも、愛するシエルたんとの再会(*´∇`*)ニヘヘ…
そして、死神グレルの相変わらずな扱い…w
やっぱり執事はセバスチャンに限るd(>_・ )いい声グッ!
(シエルポジションのセバスのお姫様だっこ…(゚ρ゚*)ウラヤマシイ…)

で、完走いたしました☆
もちろん、これから視聴なさる方は1期からでないと
状況が呑み込めませんので、そちらからぜひともどうぞ(*゚▽゚)ノ

終わり方は…そうね…ん~そう来たか、と。
なんかモヤっとしなくもないかな…
衝撃的といえば衝撃的…ね。
シエルたん…(´・ω・`)

…ただ、まだ話として続けようという気なのか
と見れば、まぁ、そうですか…な終わり方です(´・ω・`)

(どんなだよ(`△´)って怒らないで~wネタバレしないって難しいわ~♪あたしの語彙力では不可能DEATH!!☆キラリ)

-シエル・ファントムハイヴの魂は、
誇り高く、気高い、揺らぎのない…痺れるような極上の魂-


☆OVA収録-死神ウィルの物語☆
たまたま録画していたので、いい機会だと本編視聴後に視聴♪

物語は死神【ウィル・T・スピアーズ】と【グレル・サトクリフ】の
新人“死神”時代の思い出話…

いやん♥若かりし頃のウィル…素敵…モジモジ(。_。*)))
グレルもなかなか…?と思ったら、やっぱりグレルはグレルでしたwwwそれにしても福潤楽しそうだww

そして、死神たちには“メガネ”が必需品☆
そう…、死神の世界はメガネ天国~♥アヒャヒャヘ(゚∀゚*)ノヽ(*゚∀゚)ノアヒャヒャ

投稿 : 2020/04/04
♥ : 14

78.7 2 死神アニメランキング2位
昭和元禄落語心中(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 4.0 (813)
3728人が棚に入れました
昭和の落語界を舞台にした噺家の愛おしき素顔と業を描いた作品

師匠と交わした約束を 胸にしまって芸を磨き ついに与太郎、真打に。 射止めた名跡は三代目助六。 八雲師匠の為め、助六の血を継ぐ小夏の為め、 焦がれて手にしたはずなのに、 おのれの落語が揺るぎだす――。 八雲と小夏、二人の中の助六を変える為めの 与太郎の落語とは――!?

声優・キャラクター
関智一、石田彰、山寺宏一、小林ゆう、林原めぐみ、家中宏、牛山茂、山口勝平、加瀬康之、須藤翔、茶風林、遊佐浩二、林家しん平
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

芸道修行と愛憎トライアングル - BLコミック出身作家、畏(おそ)るべし -

「落語」「人情噺」「ホモ/BL(※因みにこれは誤情報です)」といったタグがついている本作を視聴する予定は、元々全くなかったのですが、2016年放送・上映アニメの個人的BEST10を作ろうとして、同年の本サイト作品ランキングを確認したところ、本作が第14位(2017/1/31時点)に入っており、かつ、総合 4.0 (物語も 4.0)という高い評価を取っていたので、これを見ないでBEST10を作るのは拙(まず)いだろう・・・と考え直して、さらっと流すつもりで視聴を始めました。

そうしたら、これが第1話(※実質2話分のスペシャル回)から退屈する暇なしの面白さで、ラスト手前(第12話)の山場+謎の回収もピッタリ決まり、最終第13話は投げっぱなしだった第1話ラストに確り話を繋げて、かつ今後の新展開をも期待させる上手い締めくくり方で、見終わった直後から「これはもう一回、最初から確り見直さなければ・・・」という思いに駆られて、そのまま2周目に突入してしまいました。

そうやって、

(1) 1周目は、全体シナリオの整合性が確り保たれている作品なのか?にとくに留意して完走し(=シナリオ・チェック型視聴)、
(2) 2周目は、今度はシナリオは頭に入っているので、それを踏まえて個々の登場キャラクターが、各々のシーンでどのような心の動きをしているのか?そして、そうした心情が果たして映像として過不足なく描き出されている作品なのか?を見極めることに留意して完走し(=感情描写チェック型視聴)、
(3) さらに念を入れての3周目は、OP/EDや、作品中に登場する小ネタ(落語の演目内容や登場キャラクターたちがふと口にする言葉など)に、何か隠された/見落としている含意がないか?等を慎重に見極めつつ、もう一度、シナリオ&感情描写の両方を総合的に確認していく気持ちで完走して(=総まとめ的視聴)、

・・・結局、見始める前は考えもしなかった3周完走となってしまいました。
こうした3周コンプは、2016年放送のTVアニメでは、『Re:ゼロから始める異世界生活』(※個人評価 ★★ 4.6)、『響け!ユーフォニアム2』(※個人評価 ★★ 4.8)に続いて3作品目で、本作に関しては、

①全体シナリオの整合性が確り取れており、
②個々の登場キャラクターの感情描写も的確で、
③なおかつ、OP/EDや個々の会話に秘められた謎解き・含意も楽しめる、

・・・三拍子揃った《優秀作》と認定して、個人評価を『Re:ゼロ』と同点の ★★ 4.6 とすることにしました。


◆作品内容

本作の原作者(雲田はるこ氏)はBLコミック作家として商業デビューした方とのことですが、本作自体は、決して《ホモ/BL作品》ではありません。

本作の内容を強(し)いて挙げるなら、
{netabare}
①同日に落語名人の師匠に弟子入りし、兄弟分として育った落語家の青年同士の、厳しい《芸道修行》と、
②師匠の妾(めかけ)として彼らに出会った年上女性と彼らとの間に生じる《恋情と執着》の進行過程、
③そして迎える《悲劇的な結末》、を描き切った《濃密トライアングル愛憎劇》
{/netabare}
・・・といったところでしょう。


◆制作スタッフ
{netabare}
原作コミック     雲田はるこ
監督         畠山守
シリーズ構成     熊谷純
キャラクターデザイン 細居美恵子
音楽         澁江夏奈
アニメーション制作  スタジオディーン{/netabare}


◆各作品タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

============ 昭和元禄落語心中 (2016年1-3月) ============

- - - - - - 与太郎放浪篇 (昭和50年代) - - - - - -
{netabare}
第1話 ★★ 強次の出所、弟子入り、寄席(出来心、初天神)、失態、八雲師匠の長話 ※約48分(2話分){/netabare}

- - - - 八雲と助六篇 (昭和初期~30年代) - - - -
{netabare}
第2話 ★★ 坊(ぼん)と信さんの弟子入り、初高座(菊比古、初太郎)、二人の実力差
第3話 ☆ お千代との逢瀬、満州皇軍慰問と疎開、終戦、寄席の復活、師匠・信さん帰国、二つ目昇格、みよ吉登場 
第4話 ★ 信さん助六に改名、菊と助六の共同生活、菊とみよ吉の馴れ初め(踊り・小唄の稽古)
第5話 ★★ 助六・菊それぞれの嫉妬、菊とみよ吉の逢瀬、美鈴座(鹿芝居、女形(弁天小僧))
第6話 ★★ 何のための落語、菊の開眼(艶笑噺(えんしょうばなし)・廓噺(くるわばなし)・・・品川心中)
第7話 ★ 助六人気と増長・反感、師匠の巡業同行要請、菊・みよ吉の心のすれ違い
第8話 ★★ 上方巡業、鬼灯(ほおずき)市の宵(助六の懸想、菊・みよ吉破局)、落語の将来、先代助六、名跡の重み
第9話 ★★ 真打昇進披露、別れ話と恨み、助六破門、傷心同士の同棲・転落、助六の本心吐露
第10話 ★★ 入門志願(樋口少年)、師匠の過去話(初代助六との因縁)・葬儀、祖谷(いや)温泉(小夏との出遭い)
第11話 ★★ 助六との再会、芸の肥やし、助六の借金返済、子夏の髪切り・野ざらし
第12話 ★ 有楽亭二人会、助六の人情もの(芝浜)、みよ吉との再会、違え心中 ※脚本は良いが演出が残念×
第13話 ★ 小夏引き取り、八雲襲名・落語心中の断、因果、与太郎の真打昇進内定、三代目助六 ※後半は昭和末期~平成初期{/netabare}
--------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)8、★(良回)6、☆(並回)1、×(疑問回)0 個人評価 ★★ 4.6

OP 「薄ら氷心中」(第3-8話、10話、13話) ※第1話のみEDとして使用(背景は文字のみ)
ED 「かは、たれどき」(第2-9話、11話、13話)


※本作(アニメ第1期)は、原作マンガの第1巻~第5巻途中までの内容を収録。
※2017年1月より放送が始まっている続編(アニメ第2期)は、原作マンガの続き~最終第10巻までの内容を、おそらく幾分改変しつつ収録するものと考えます。


◆視聴メモ

{netabare}・昭和16年(1941年)の時点で、信さん・菊比古とも18歳(1923年頃の生まれ)、そして、みよ吉はその5歳年上なので23歳(1918年頃の生まれ)
・第9話で、みよ吉が、まもなく「赤線(※売春防止法施行以前に公娼認可のあった区画)」が廃止されるので置屋(※芸者を置いていた店)から出なくてはいけない、と言っているので、この時点で昭和32年(1957年)頃(→助六&菊比古34歳、みよ吉39歳)
・第10-11話で登場する小夏は、かなりの才覚があるにも関わらず未だ小学校に通っていない様子なので、この時点での彼女の年齢を6歳と仮定すると、昭和38年(1963年)頃(→助六&菊比古40歳、みよ吉45歳)
・第1話で、助六没後20周年特集の落語雑誌が出て来るので、この時点で昭和58年(1983年)頃(→八代目八雲師匠(=もと菊比古)60歳、小夏26歳、与太郎21歳くらいか?)
・第13話後半は、第1話からさらに10年近く経った後の話なので、平成5年(1993年)頃(→八代目八雲師匠70歳、小夏36歳、与太郎31歳くらいか?)
{/netabare}


◆本作のモチーフ考察 : 歌舞伎の《助六心中》の落語家バージョンを狙った?

落語家といえば、《滑稽噺(こっけいばなし)》を次から次へと繰り出して、ひたすら寄席の客を爆笑させる人、という楽しいイメージが強くて、たまにシンミリとする《人情噺》や、冷やっとする《怪談噺》を語りだすことがあっても、さほど深刻な内容にはならずに適当なところで切り上げてしまうもの、という先入観があって、本作についても、見始めたばかりの頃は、《落語》を題材にした作品ということで、幾らかシリアスな展開があるとしても一定の限度があるのだろう、とばかり思ってました。

ところが、第3話で初めて映像付きで流されるOP「薄ら氷心中(うすらひしんじゅう)」を見て、その曲調や歌詞の醸し出す雰囲気が、自分のそれまで持っていた本作のイメージと大きくズレていて、ことにその映像中の女性の描かれ方が、「心中」を示唆する歌詞とともに半端ない違和感を喚起して、本作の主要キャラクターの一人が、「助六」という落語よりは歌舞伎由来の名前であることと併せて、視聴を進めながら不穏な気持ちになってしまいました。

そして、物語に大きな動き({netabare}※助六が師匠から破門され、みよ吉は菊さんから捨てられてしまう{/netabare})があった第9話の真ん中ほどで、{netabare}失意のまま桜咲く河原を一人歩く助六に、同じく傷心のみよ吉が初めて自分から声をかけるシーン{/netabare}が来て・・・

{netabare}「ねえ、お花見は花川戸に限るわね。・・・・花川戸の助六さんね。」
「あたし、菊さんに振られちゃった。」
「何かあったの?話、聞いてあげる。」{/netabare}

ここにでてくる「花川戸(はなかわど)」は東京都台東区の浅草寺境内と隅田川の間に今もある地名で、とくに花川戸公園は桜のちょっとした名所になっているそうです。
だけど、ここで注目すべきは、{netabare}みよ吉が、わざわざ「花川戸の助六さん」と声をかけたこと{/netabare}で、引用が長くなりますが・・・

----------------------------------------------------------------
◎助六(wikipedia)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A9%E5%85%AD

『助六』(すけろく)は、歌舞伎の演目の一つの通称。
本外題は主役の助六を務める役者によって変わる。
江戸の古典歌舞伎を代表する演目のひとつ。
「粋」を具現化した洗練された江戸文化の極致として後々まで日本文化に決定的な影響を与えた。
歌舞伎宗家市川團十郎家のお家芸である歌舞伎十八番の一つで、その中でも特に上演回数が多く、また上演すれば必ず大入りになるという人気演目である。
(※以下、省略)

◎すけろく【助六】(旺文社古語辞典)

〔人名〕「助六劇」の主人公。
江戸中期、京都で男伊達(おとこだて)万屋(よろずや)助六と島原の遊女揚巻(あげまき)が心中した事件は、上方(かみがた)では「京介六心中」「助六心中紙子(かみこ)姿」など、歌舞伎(かぶき)・浄瑠璃(じょうるり)の「助六心中物」に仕立てられた。
これが江戸に移され「助六所縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)」などの「助六劇」として定着した。
江戸では主人公は花川戸助六という侠客(きょうかく)(実は曾我五郎(そがごろう))とされ、江戸っ子の代表として理想化された。

◎すけろく-しんじゅう【助六心中】(精選版日本国語大辞典)

(1) 宝永年間(1704-11)初年に大阪であった万屋助六と島原の遊女揚巻との心中事件。
(2) (1)を脚色した浄瑠璃「紙子仕立両面鑑(かみこじたてりょうめんかがみ)」、歌舞伎脚本「助六心中紙子姿」、一中節(※浄瑠璃節の一流派)「万屋助六道行」などの通称。

----------------------------------------------------------------

・・・ここまで来て、ようやくOP「薄ら氷心中」のおどろおどろしい曲調・歌詞・映像に合点がいきました。
この後、{netabare}傷心の二人は同棲を始めて、もろともに転落していく{/netabare}のですが、その結末は既にここで暗示されていますね。

以上から、本作は《落語家》の世界を作品舞台としながらも、実際には、《落語》の「滑稽噺」「人情噺」「怪談噺」ではなく、《歌舞伎》の「心中もの」をモチーフとするストーリーを展開させている、という構成になっており、それによって、

(1) 表面上は、「滑稽さ」「人情噺っぽさ」を上手く醸し出しつつも、
(2) その基底部分に、どうにも逃れられない「悲劇性」を潜ませる。

という、両様の魅力を作品に与えることに成功しているように私には感じられました。


現在放送中の第2期にも大いに期待したいと思います。

※2018.8.22 第2期のレビュー投稿。
事前に期待していたほどの出来ではなかったけど、第1期の後日譚としてまずまず楽しめる内容でした(個人評価 ★ 4.1)。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 35

タケ坊 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

大人が酔える本物の味わい深さ

第17回「文化庁メディア芸術祭」マンガ部門優­秀賞受賞。
第38回「講談社漫画賞」一般部門受賞。

と、原作漫画が高く評価されているアニメ化作品だが、
これはアニメ化大成功、と言える素晴らしい作品になったと思う。

どうしても、漫画では落語そのものの臨場感や空気感を伝えるのには限界があると思われるが、
(読み手の想像力次第で悪い方向へは行かないと思う)
アニメ化して中途半端なものを作ってしまうと、世界観をぶっ壊してしまう恐れもあるなか、
製作陣の気合いの入りよう、原作へのリスペクトが伝わってくる見事な仕上がりで、
大人だからこそ楽しめる、このような作品が世に出てきたことは非常に喜ばしい。

物語が楽しめるかどうかは、観る人間の年齢や好みによって異なるかもしれないが、
純粋にアニメとしてのクオリティは、全ての要素が高い次元で纏まっているし、
また全13話、1話たりとも退屈しなかった。
これは年に何本もある秀作レベルではなく、素直に傑作と言ってしまっても差し支えない作品だと思う。

自分はこの作品を40代や50代の一般人にも自信を持って薦めることができるが、
大人が観て本当に満足できる「質」と「深み」「味わい」を備えた作品は、
ここ数年の「深夜アニメ」では「蟲師」(続章)以来かも知れないと感じた。
2期で物語が完結するだろうということを考慮すると早計かもしれないが、
いずれにせよ、恐らく原作同様「文化庁メディア芸術祭」のアニメ部門でも認められるだろうと確信している。


☆物語☆

タイトル通り、内容は「落語」そのものも見どころの一つだが、
たとえ落語に興味が無くても(正直自分は落語そのものには大して興味はない)
登場人物たちの深い人間ドラマには非常に引き込まれる。

尺を拡大して放送された1話は現在を描いているものの、
(1話の掴みは今期の作品の中でもベストだと思うし、最終話観てからまた観直すとより感動的)
終盤まで主に八雲の過去の回想がメインに描かれている。

菊比古(八雲)と助六、みよ吉との関係は一言では語れない、様々な感情が渦巻いており、
3人共に人間らしい過ちを犯していて、またそれぞれに同情も出来るものであり、
本当に深く絡み合った人間模様が描かれていると思う。

また一方で、八雲と小夏の間にある因縁、八雲(師匠)と助六、
八雲と与太郎の数奇な運命の巡り合わせ、とは...
これは是非本編をご覧頂きたい。

また、各キャラがここぞという場面で、
非常に含蓄のある言葉を語っているので、そこにも注目して貰いたい。

この作品に関しては、あまりネタバレで、あーだこーだと書いてしまうと無粋な気がするので、
(最初は色々書いてたんだけど)
とにかく登場人物達と落語を巡る「想い」「運命」「宿命」「因縁」を観て、
それぞれの立場と心情を慮ってもらいたいと思う。

物語が完結してないし、点数は4.75、ってのがあると良いんだけど、
まぁそんなに出し惜しみしてもしゃぁないし、物語の作り方、設定にはほぼ不満がないので、5点。


☆声優☆

MBSで放送していた「アニマゲ」の中で、この作品を特集していたのを観たが、
一風変わったオーディションで選ばれた声優さんたちは、結果的に落語に造詣のある面々で、
声優としての実力も折り紙つきの精鋭が揃っていて、演技自体も当然素晴らしい。
そして、驚くべきことに、落語の部分も通常のアフレコで録ってるらしい。。

正直ここまで純粋に声優陣の「技量そのもの」が試された作品というのは、
近年でも、というか、アニメ史上でも稀なんじゃないだろうか。
「質」を求めるアニメファンなら声優陣の演技だけでも、
この作品を観る価値は充分にあると思う。

1話の与太郎、後半10話の菊比古、11話の菊比古と助六のコラボ、
12話の助六の想いの込もった熱演には感銘を受けた。
また、2週目繰り返して観てみると、弟子入りした当初のパッとしない落語から、
上達し味が出てくる落語の変化も巧みに演じ分けられていることに気付く。

初見ではあまり何とも思わなかった回の落語も、2回目の視聴では惹きこまれて観ることが出来た、
というのも不思議な感覚だった。。
落語の部分の演技ばかりに注目しがちだが、5話の芝居の場面の演技も実に艶があり見事。

また、みよ吉演じる林原めぐみさんの、円熟味を感じさせる「女」の演技も実に巧い。
これは声のトーンや表現力も含めて、若手の声優には到底演じれない役回りでしょうね。

一聴して判る小林ゆうさんの低音ハスキーボイスは幼女役でも炸裂しており、
正直こんな声の子供居るかよ笑、と思いつつも実に可愛らしく演じられていた。

脇役的な役どころの八雲(師匠)と松田さんの演技も、実に渋く味わいがある。

点数は文句なしに5点、というか今後なかなか5点を付けにくくなった。。


☆キャラ☆

各キャラクターの心情が非常に丁寧かつ繊細に描かれていて引き込まれる。

八雲(菊比古)と助六の対照的な落語への動機、性格が印象的で、
2人の関係性など、きめ細やかな描かれ方は女性作家ならではだなと感じた。
(BL臭が全くしないと言えば嘘になるが、腐女子を引き込むほどのものではないだろう)

最初に出てきた小夏の出番が少なくもの足りないなと思っていたら、
後半に幼女で登場、これが何とも愛らしい。

また、みよ吉のようなキャラは昨今のアニメでは極めて珍しいが、
ラノベ作家なんかが描くリアリティの欠片もない女性キャラとは違い、
(それはそれで良い面もあるんだが)
女性作家だからこそ描ける、「生身の女性らしさ」、愛憎渦巻く内面が非常に良く伝わってくる。

一見すればどうしようもないアバズレだが、
彼女の置かれた境遇、あの時代の女性の立場を考えると、
過ちを犯していることや性格に問題があるとはいえ、自分は彼女にも同情することが出来る。

また八雲(師匠)の背負った名跡の重圧、助六を巡る因縁や後悔、
昔気質な性格も非常に上手く描かれていると思う。

全てのキャラに言えることだが、やはり声優の演技あってのキャラ、
と言うのはこのアニメに限ったことではないが、本作を観て改めて思い知らされた感がある。

点数は5点。自分はキャラの性格が好きか嫌いか、は点数の判断基準には無くて、
そのキャラの掘り下げ具合、心理面がどれだけきっちりと描かれているか、を見ている。
本作でのキャラの描かれ方は非常に丁寧で、観ているこちら側にまで伝わってくる。


☆作画☆

最近の作品は技術の進歩もあり、
デジタルでも非常に凝った手描きのような質感を持った背景描写のものが増えてきた感があるが、
本作でも昭和の空気感や雰囲気をよく伝えるものとなっており、趣があり味わい深い。

またキャラに関しては、落語を演じている場面や、それ以外でも細やかな表情の変化やしぐさなど、
かなり丁寧に描かれていて、作画力があるからこそ、キャラの内面や落語の魅力が伝わってくるのが実感できる。

派手な動きやCGなどは殆ど無く、純粋な作画枚数的にはそこまで多くはないと思うが、
キャラが全話通して巧く描かれているので、自分は全く不満は感じない。

普段付けてる点数から言うと4.25くらいにしたいところだけど、無いのでおまけで4.5。

※やっぱり付けすぎかな、と思ったので4点に直しました。


☆音楽☆

椎名林檎作編曲、林原めぐみが歌うOPは本作の大人な雰囲気にピッタリで、
ハイセンスで個性溢れる楽曲はいかにも「らしさ」がよく出ていて、改めて凄い才能だなと実感した。。

また、歌詞に着目すると、これはみよ吉の菊比古を想う心の内をこれ以上ない、
と言うほど見事に表現しており(もはや狂気を感じる、女の怖さや情念に心を打たれる)、
これは単なるタイアップ曲を越えたアニソンとして、非常に高く評価されるべきものだろう。

それに対するEDはノスタルジーとロマンを感じる、
まるで映画一本観終わった後のような、味わい深さと余韻に浸れる見事なインスト曲でこちらも絶品。

作中BGMは「生音」への拘りが半端なく感じられ、楽器そのものの魅力が存分に伝わってくるもので、
バリエーション自体も非常に多彩で、クオリティの高さに疑いの余地はない。
これは通常のTVアニメと比べると、かなりの予算が掛かっているだろう。

点数は文句なしに5点。


最終話は回想から時間が現在に戻り(1話より時間は進んでいるが)、
終わり方がちょっとこれで終わるには勿体無いな、と思ったところ、
本編後の最後に2期制作決定が明らかになり、既に続編を作り始めているように見受けられたので、
今後には大いに期待したいと思うし、楽しみが増えた。
(予め2期、というか分割はある程度は既定路線だったのかもしれない)

本作はアニメーター自身が観て楽しめる、
本当に自分達が純粋に作りたいものを作った、そんな情熱と新たな挑戦、拘りが実感できる作品だと思うが、
このような作風のものは、今の時代そうそう売れるものじゃない。

商業的な理由で特定の円盤購入層に受けるような、似たようなアニメばかりが量産される昨今、
敢えて大人が観て楽しめる、この作品を「深夜枠」でアニメ化したスタジオディーンには本当に感謝したいと思う。
(NHK辺りが率先して予算を出し制作してもおかしくない内容だと思う)

同時期にディーン制作の「霊剣山」「このすば」と比較すると、どれに力を入れて作っているか、
は火を見るよりも明らかだが、「霊剣山」が中国でのネット配信権で利益をもたらし、
「このすば」が低予算で円盤売上好調、結果的には本作が円盤売れなくても制作費回収できて2期決定、
という流れだとすれば、これは大いに歓迎すべきことではあるが、
同時にかなりの皮肉だといえるかもしれない。。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 20
ネタバレ

アレク さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

落語って、笑いって

時は昭和50年頃八代目有楽亭八雲に弟子入り志願のムショ上がり与太郎から物語は始まり落語とそれに関わる
人達が織りなす漫画原作作品。

一時期寝る前に落語を聞くことが習慣になってたくらいで(飽きてすぐやめちゃいましたが)
落語の知識はほとんど、いや全くないんですがそんなまっさらな状態だからこそ
落語の魅力というのが変な先入観なしで見れたような気がして無知が逆に功を奏することもあるようですね(^^;)

それに加えてこのアニメからは抽象的物言いで恐縮ですが日本的、和的良さというか価値観が
全編から漂ってくる感じで同じ日本人の自分としても見ている間心地いい時間でした。

{netabare}
落語は舞台で座布団に座りながら務めるため所作が限定される、そのうえ漫才のように掛け合いで
空白の時間をつぶすこともできない、しかしそんな制約が逆に工夫する余地となり扇子や手の動き
果ては目つきに至るまで様々な人物を自分に憑依させ掛け合いができない不利も「間」として有効活用し
一幕の劇を創り上げる、そんな自分なりに感じた落語の魅力というものが落語の演目の最中に
登場人物ごとに変わるカット割りやBGMなどの演出的工夫から感じたし
さらに演目を何度も練習していく中でにじみ出るその人独自の芸
同じ演目でもやる人によって独自の魅力が醸し出される再現芸術の醍醐味みたいなのが
何気ない会話に織り込まれていてうなずきながら共感しながら
1話からガッツリ引き込まれていきました。

そんな1話で一番印象に残ったのは与太郎の落語のシーン、題目は「出来心」
さっき書いた演出に加えて舞台前の緊張が、首筋に流れる汗が
無意識に身を乗り出す与太郎の懸命さがノリノリの演出と合わさって
そんな細工って落語好きの方から言わせると邪道なのかもですが
落語ってこんな面白いんだぜといわんばかりの演出は見ていてとても楽しかったです。
さらにそんな与太郎の噺を何度も稽古する姿を見たであろう小夏が気が気でなく見守る様子
下らねぇなんてて軽蔑していたが思わず笑っちまう兄貴
同じ演目でも見る人によって感じ方が違う
与太郎に関わりがある2人ならなおさらですが
観る人の心境によっても同じ演目でも感じ方に個人差がある
ここでも再現芸術の面白み、不思議さが出ていてそれをちょっとした
言動に織り込まれ匂わせてくれる演出の粋さ
このアニメの世界観、好きだなぁ。

そこから話は変わり菊比古の回想になるわけですが
辛苦をなめた満州の慰問を経て他人のために落語をやると決めた助六、
おまえはどうなんだと菊比古に問うが
彼は演目の最中自分のために落語をやっていたと自覚する。

お客とともに盛り上がりライブ感を前面に押し出す助六と完成された領域に客を招き
酔わせる菊との芸の違いがそのまま二人の生き方を分ける、稽古を重ね演目を
自家薬籠中していく過程でその人の個性と不可分に結びつきその人だけの芸となる
ここでも落語というか再現芸術全般の面白さがさりげなく描写されてますが
それよりも強く感じたのは2人の道の分け方が実に自然といいますかどちらを
肯定するわけでも否定するわけでもなく共存している、そんな曖昧さというか自然さを素直に
抵抗なく受け入れてる自分も日本人なんだなぁとしみじみ自覚してしまうわけで・・・

そしてそんなことを思わせてくれる押しつけがましくないが
さりげない言い回しや行動で感じる義理人情の世界観を演出するスタッフの手腕
いやはや脱帽です。ただ舞台が戦前、戦後で落語が主題だから、道具や食べ物が和風のものだから
日本的に感じるというわけでなくそれもあるが古き良き義理人情、白黒つけない曖昧さが美徳の
価値観がこのアニメ全篇から感じられるようでそんなところから和的麗しさを感じるわけで。

師匠の愛人をやっておきながら弟子に色目を使うみよ吉の身勝手さもこの作品にかかれば
この上なく洒脱で粋、普通こういった恋の駆け引きって自分はこざかしさを感じてしまうんですが
声優さんの演技に裏打ちされた嬌態たっぷりに科を作る姿態は何とも妖艶。

特に印象に残ったのは別れ話のシーン
黄昏時、秋風が吹きみよ吉に気付いていながら
素通りしようとする菊比古から始まり互いに決定的な言葉は口にしないが
察しておくれといわんばかりの菊、いやよとみよ吉、
本人たちにとってはそれどころじゃないと思うし物見遊山気分で恐縮ですが
散り際に感じる日本的美意識が魅せる一瞬の抒情は例えようもなく婉美。


菊比古の心理をひるがえって考えればいよいよ師匠にも認められてこれからだというとき
結局色恋より仕事、芸を取ったという事で
森鴎外の小説にありそうな結構ドライな話なんですがこのアニメのフィルターを通すと
ため息が出るほど耽美的、その後のみよ吉が助六に愚痴る身の上話から顔を覗かせる
一抹の寂寥感、これも恋愛ゲームの駆け引きの一部なのか、いや、それすら心地いい
日本古来の萌たっぷり堪能させていただきましたm(__)m

しかしそんな曖昧さ、粋さを美徳とする世界でも必ずしもいいところばかりではなく
みよ吉や助六さらには幼少期の菊比古もそんなしがらみや暗黙の了解に割を食った代表であるわけで
みよ吉や助六は自業自得な部分がないわけではないが思わず同情しちまうのがこのアニメの世界観
声優の演技力に圧巻の助六決意の芝浜もみよ吉には届かず
2人の事故にも似た心中(いや逆か)で回想は幕を閉じるんですが見終わった後は
与太郎の言葉を借りると只々いい気分だったんですが冷静に振り返ると
いい出来事ばかりではなかったし結末もハッピーエンドとは行かなかったと思います。

ですが見終わった後の気分は不思議と心地いい、その理由を自分なり考えてみると
このアニメを見終わった後興味が出ていくつか古典落語を
ググってみたりしたわけでそんなことをやってたりこのアニメの作中で披露される演目を
振り返ってみて気付いたんですが登場人物が全員善人というわけでは
決してなくむしろあさましい欲望とかちょっとした出来心から
端を発しそこから展開する話が多く人間には善人の部分と悪人の部分がある
そんな清濁併せ持つしょうがない性分を持ち寄りながらなんとか日々寄り添いながら生きていく
そんな日々の生活を面白おかしく描写できた深い観察眼と心意気、それが人々の心を打ち
共感を呼び落語は時代を超え愛され続け今日まで伝統として残ってきたのかなーと
そしてそんな人々が織りなす人間模様がこの作品からもまざまざと感じられて
自分がこの作品に引き込まれた理由もそこら辺にあるのかなーと
思えば最初のほうは義理人情が前面に押し出されすぎ
与太郎がすぐ口座に上がれたりちょっと甘いんじゃないの、と思ったりしたのですが
弟子の雑務や辛いところをあえて映さない武士は食わねど高楊枝の精神だったのかもですね。
笑いの中に哀しみがある、いや哀しみを笑いに変える
チャップリンや松本人志さんを引き合いに出すまでもなく笑いの本質って案外そこら辺にあるのかなぁ
なんて自分がどや顔で指摘するまでもなく落語好き、お笑い好きの方にとっては
自明の理かもしれませんが、とにかくそんな自分にとって新しい発見をさせてくれるほどに
夢中になり引き込まれそして心地いい
作品でした。

最後に助六の名を継ぎたいと申し出た与太郎に見せた菊比古の狼狽の表情は
日陰に追いやられた3代にわたる怨念が過去から有楽亭八雲である自分に
追いついてきた恐怖かそれとも・・・

それでもそんな思いすら飲み込みながら今日も人の歴史は紡がれていく
ってこんなところで終わられちゃ続きが気になるに決まってるでしょう!
全然御後よろしくないよっ!ってことで二期はよ(/・ω・)/
{/netabare}

投稿 : 2020/04/04
♥ : 42

88.5 3 死神アニメランキング3位
Darker than BLACK-ダーカーザンブラック 黒の契約者(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (3492)
18709人が棚に入れました
10年前突如東京を襲った異変、通称「地獄門(ヘルズ・ゲート)」といわれる未知の領域が出現したその時からこの世界は本当の“空”を失い、夜空を覆う満天の星空は偽りの星達のものとなった。また時を同じくして「契約者」と呼ばれる特別な能力を身につけた者達が現れはじめる。人間らしい感情や「契約対価」という代償と引き換えに人外の能力を得た存在である彼らを利用して、このゲートに関する情報を得ようと各国の諜報機関が東京にエージェントを送り込む。
ネタバレ

丸太旭日旗六四天安門 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

古臭い刑事ドラマっぽい異能力バトルもの

2話完結スタイル(前編・後編の繰り返し)の異能力バトルもの。
「とある科学の超電磁砲」のおっさん率を高めてハードボイルドにしたような感じ?{netabare}主人公の能力が同じ電撃だし。{/netabare}
東京に出現した謎のゲートの設定は、小松左京「首都消失」の影響を受けていると思う。

難点は、設定がごちゃごちゃしていて、説明不足過ぎること。必要な説明をせずに話を進めてしまっている。一番つらいのは主人公が所属する「組織」の目的が終盤まで隠されていることで、主人公と仲間が何のために戦わされているのか長い間わからないのでイマイチ入り込めない。ゲートの正体が分からないことよりもそっちが問題だと思う。
{netabare}「組織」の目的は終盤で明らかになって、あーなるほど辻褄が合うね、みたいな納得感はあるものの、最終話のゲートの中で主人公が世界をどうするか選択するシーンはエヴァのAir/まごころを、君にのラストみたいだった。{/netabare}
それと10年前の作品であること以上に演出や音楽のセンスが古臭くてダサい。昭和の刑事ドラマみたい。張り込みはアンパンと牛乳ってシーンもあるから意図的に懐かしい刑事ドラマ風に作っているのかもしれないが。

ただ、能力発動と引き換えに無意味な事をさせられる「対価」の設定は面白いと思った。それぞれの登場人物の異能力は他でもよくあるような物が多いが、対価については「この新キャラの対価は何かな?」という楽しみがあった。
あとレギュラー四人の青年主人公・クール少女・喋る猫・ハゲのおっさんという珍しい組み合わせの面白さは中盤から出せていたと思う。ハゲのおっさんの黄のメイン回があるのは感心した{netabare}(おっさんの恋愛話とかアニメでは珍しい){/netabare}。しかし脇役の公安警察や探偵やヤクザのキャラクターは古臭くステレオイプで魅力に欠けていた。未咲や凱がメインの話はつまらなかった。主人公がやたら女にモテモテなのも話を薄っぺらくしている。

小ネタとしては、定期的に煙草の害を訴えるメッセージが入るが、これは支持する。同監督のズヴィズダーも見たくなった。

作画については、背景絵がとても良いと思う。00年代アニメの背景は手描き感があっていい。

各話感想
{netabare}1話
壁ができるって発想は小説の「アメリカの壁」「首都消失」あたりが先駆なのかな。
壁は天井にもあるのか?

2話
なにこの陳腐な展開…切りたくなるな。
コートでなく頭を撃てばよかったのに。
対価めんどくせえw

3話
首輪つけてる猫なのに酷い扱い。
壁の中は死の世界なのか。花が鍵。
ページめくるのが代償?
フレッシュネスバーガーって昔行ったことあったかな。
レイプ目。
主人公の黒の能力良くわからんな。
黒は食べることが対価なのか。
炎の少女チャーリーか!(古い)

4話
モラトリアムは契約者とはまた違う?
モラトリアムとドールの説明乙。
グロいな。でもエルフェンリートの足元にも及ばない。
博士が黒にペラペラ話すのおかしくねw
種埋め込まれるより契約者になったほうがマシだったのね。
ここまで説明不足だったせいでまとめて話している感が。
貴様らに笑みなど似合わないとかケンシロウか!
契約者になれたとかいきなり設定ひっくり返すし…。
公安いつも後手後手やな。

5話
でた嫌煙家岡村天斎wwww俺もそうだけど。ズヴィズダーも有名だな。
嫌いなタバコを吸うのが対価かwもう片方の対価はそれでいいのか。
イギリスのMI6なの?
対価が好きな酒なのはいいねえ。

6話
黒こんな奴だったか。
チャーハン食いてえ。
ジト目の奴多すぎ!
銀の声が碧ちゃんみたいだな。
黒は逃げりゃいいんじゃねえの?ハボックの仇討ちはねーわ。
黒の能力は電気系なのか。美琴みたいやな。

7話
なんでniftyの宣伝バッカなんだ。
乗り移り能力か。シャーロットの元ネタ?
また煙草批判wいいね。
エビチリくいてー。
「後添え」
同系統の能力者はわかるのかね。
なんか偶然で話が進みすぎじゃね。
キコはえみりんだったかw

8話
あの鈴がないとダメなのか。
契約者って一般人にも知られてるんじゃねえの?
カラスかわいそす。
いや白骨死体なのに犯人に仕立て上げることは無理やろ?凱がバカすぎる。この脚本おかしくね?

9話
ここまで未咲って無能にしか見えないから親のコネかよと思っちまうな。
また煙草ディスりイイヨイイヨー。

10話
これもリボルバー式拳銃か。現代が舞台なのに。おかしいよね。
観測霊の説明もちゃんとしてないな。
対価を先に払っている契約者か。
未だに黒のいる組織の目的がわからんな。

11話
パンドラは略称なんか。
そもそもそのシールの説明が無いんだけど。
この世界は地球が偽の空で覆われてしまった、と見せかけて皆が脳を操作されているのか?
そーいや黒の妹どうなったんや。
また地図を書き換える必要があるなってエヴァパロか。

12話
なんで研究者がそんな危険な所に行かなければならないんだろう。
黒モテモテすぎ!
それだけでいいなんて対価が安いなw
なんだこのオチはwwww
銀の能力もちゃんと説明してないんだよな。

13話
やっと銀の話か。
あー目が見えないんだ。
この施設はマイノリティリポートっぽい。喰霊-零-でも似たようなのあったけど。
銀がドールだとわかるのは初めてか。つーかドールの設定忘れた。
この女は乳袋すぎ。
煙草を噛むのが代償?
温泉回が期待されてるとかメタ発言すんな!
黄はクズすぎやな。

14話
えみりんのキャラ20歳過ぎてんのか。
背景の作画は本当に良い。
まーた煙草の害を。いいことだ。
実際怪しすぎるよなw仮面のデザインは変えた方がいいやろ。
校舎倒壊はあまり詳しくは描けなかったか。さすがに無理。
この話は良かったな、メイン4人の物語になっていたので。

15話
OP変更。歌ヘタクソだな。
アンバーの能力は予知?声は亡くなったみすずちんの人か。
二原にシャフトがいる。

16話
熱いのが対価か。
また副流煙の害かwいいけど。
ついに仲間割れか。黄って能力者に勝てると思ってんの?
このオッドアイ少年かなりつえーな。
アンバーの能力は時間停止か。後のほむらちゃんに似てるな。

17話
ヤクザ話か…。
黒の対価が大食いってはっきり言ってないんだよな。実は関係ないのか。
黄とは仲直りしたんかい。
四畳半神話大系のドール思い出すな。

18話
やっぱヤクザの話はダメだな。

19話
黄の過去話か。
星を流すって解り難い言い方やな。
メンインブラックみたいだな。
「組織」が何がやりたいのかさっぱりわからんのだが。

20話
ゆで卵食うのが代償かw
酔えないならビールじゃなくて蒸留酒飲めばいいんじゃね?健康の問題?しかしビールはプリン体が。
「組織」って政府とつながりがあるのか?
志保子の人間の心が戻るという対価が最も重い対価になるのかな。

21話
EPRってイブニングプロムローズのことか、わかりにくっ!
久々の4人連携プレイか。
大使館内は治外法権だから面倒だな。
ワープする裸のねえちゃんの能力は解りにくいな。

22話
話が少し見えてきたな。EPRの目的は解った。組織は逆にゲートと契約者を消したがってるとか?
予言通り死んだか。
組織は契約者を消そうとしている。消す対象の契約者を利用しながら。組織とパンドラはつながってそう(と思ったけどハヴォックをさらった時に敵対してるな)。
黒は納得いかないわな。

23話
10万て微妙だな。100人集めるコスト考えると。
妹の対価は寝る事?
この店納豆ご飯定食があるのか。
この回はつまらないな。美咲に魅力が無い。

24話
契約者を消す実験って今まであったっけ?
美咲が全然有能に見えないんだよね。
キスが対価なのかw
炎使いの子は無理にでも出さないとなんで組織が引き取ったのか説明つかないか。
猫は何だったんだ…。終わりが違いから強引に話を畳み始めたなw
アンバーも若返りの対価払いすぎて限界近いな。

25話
真実を話すと黒は組織から抜けようとして生き残れなくなるから、ねえ。
最後はエヴァのAirまごころを君にみたいになってしまったな。
シンジ「でも、僕はもう一度会いたいと思った。その時の気持ちは…本当だと思うから」{/netabare}

投稿 : 2020/04/04
♥ : 10
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

感動は余りしないが、第1シリーズの退屈さを耐えたら外伝・第2シリーズと倍増しで面白くなった異色作

※第1シリーズ(黒の契約者)、外伝、第2シリーズ(流星の双子)、総て含めた感想です。

全42話と長いのでこれまで敬遠していましたが、「アニメ総合得点ランキング」52位・「お気に入り登録者数ランキング」67位という高順位の作品はやはり一度チェックしておきたい、と考えて一気観してみました。

◆内容

{netabare}男エレクトロマスター?が主人公の能力バトルものだが、組織や国家機関の陰謀・謀略が複雑に絡んでくるセカイ系?{/netabare}


◆シリーズ別評価

第1シリーズ(黒の契約者)  ☆ 可 3.6 (72点相当)
黒の契約者-外伝-        ☆ 可 3.8 (76点相当)
第2シリーズ(流星の双子)  ★ 良 4.1 (82点相当)
-----------------------------------------------
総合                ☆ 可 3.9 (78点相当)


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回


== DARKER THAN BLACK -黒の契約者- (2007年4-9月) ==

{netabare}- - - - - - - OP「HOWLING」、ED「ツキアカリ」 - - - - - - -
第1話 契約の星は流れた… (前編) ☆ 第1シリーズの作品舞台は東京
第2話 契約の星は流れた… (後編) ☆
第3話 新星は東雲の空に煌く… (前編) ☆
第4話 新星は東雲の空に煌く… (後編) ★
第5話 災厄の紅き夢は東欧に消えて… (前編) ☆
第6話 災厄の紅き夢は東欧に消えて… (後編) ☆ 
第7話 五月雨にクチナシは香りを放ち・・・ (前編) ☆
第8話 五月雨にクチナシは香りを放ち・・・ (後編) ☆
第9話 純白のドレスは少女の夢と血に染まる… (前編) ☆
第10話 純白のドレスは少女の夢と血に染まる… (後編) ☆
第11話 壁の中、なくしたものを取り戻すとき… (前編) ★ 黒(ヘイ)の過去話
第12話 壁の中、なくしたものを取り戻すとき… (後編) ☆ 続き
第13話 銀色の夜、心は水面に揺れることなく… (前編) ☆ 銀(イン、キルシー)回
第14話 銀色の夜、心は水面に揺れることなく… (後編) ★ 続き

- - - - - - - OP「覚醒ヒロイズム」、ED「Dreams」 - - - - - - -
第15話 裏切りの記憶は、琥珀色の微笑み… (前編) ★ 星見様「終わりの始まり」、EPR登場
第16話 裏切りの記憶は、琥珀色の微笑み… (後編) ★
第17話 掃きだめでラブソングを歌う… (前編) ☆
第18話 掃きだめでラブソングを歌う… (後編) ☆
第19話 あさき夢見し、酔いもせず… (前編) ☆
第20話 あさき夢見し、酔いもせず… (後編) ★
第21話 粛正の街は涙に濡れて… (前編) ☆
第22話 粛正の街は涙に濡れて… (後編) ☆
第23話 神は天にいまし… ★ ここでようやく「終わりの始まり」開幕
第24話 流星雨 ☆
第25話 死神の見る夢は、黒より暗い暗闇か? ★ 第1シリーズの最終回
第26話 桜の花の満開の下 ☆ 円盤収録の特別編{/netabare}


=== DARKER THAN BLACK -黒の契約者- 外伝 (2009年12月) ===

{netabare}※-黒の契約者-と、-流星の双子-をつなぐサイドストーリー

第1話 ★ 沖縄編
第2話 ★ 香港編
第3話 ☆ 銀(イン)イザナミ化
第4話 × 続き、銀の冷凍保存が唐突で説得力がないのは残念{/netabare}


=== DARKER THAN BLACK -流星の双子(ジェミニ)- (2009年10-12月) ===

{netabare}- - - - OP「ツキアカリのミチシルベ」、ED「From Dusk Till Dawn」 - - - -
第1話 黒猫は星の夢を見ない… ☆ 極東ロシア編
第2話 堕ちた流星… ★
第3話 氷原に消える… ★
第4話 方舟は湖水に揺蕩う… ☆ 札幌編
第5話 硝煙は流れ、命は流れ… ☆
第6話 香りは甘く、心は苦く… ☆
第7話 風花に人形は唄う… ★ 函館~仙台
第8話 夏の日、太陽はゆれて… ☆ 仙台~大宮
第9話 出会いはある日突然に… ★ 東京(とくに池袋)
第10話 偽りの街角に君の微笑みを… ★ ※但しシナリオの強引さは×
第11話 水底は乾き、月は満ちる… ★ 同上
第12話 星の方舟 ★ 同上{/netabare}


◆総評

視聴時の率直な感想として、第1シリーズ(黒の契約者)はかなり退屈でした。
何度か視聴を打ち切ろうか?と考えましたが、それでも、本作を高評価する方々は一体どこを良いと思っているのか確かめたい、という気持ちが僅かに勝って何とか視聴を続けることが出来ました。

続けて観た外伝で、やっと少し面白く感じ始めて、その後見始めた第2シリーズ(流星の双子)が、意外にも目を離せない面白さ。
結果的に、頑張って観続けて良かったと思える作品となりました。


なぜ自分がそのように感じたのか?の確りした分析は、後日・・・出来れば良いな(たぶん無理)。


取り敢えず、第1シリーズと第2シリーズでは主人公が実質的に違う(「黒の契約者」「流星の双子」というサブタイトルがそれを明示)、ということで、第1シリーズの方の主人公にはほとんど感情移入できなかったが、第2シリーズの方の主人公には最初からそこそこ感情移入できたことが大きかったのかも知れません。

もしかしたら第2シリーズの主人公の声優が花澤さんだったのが良かったのかも?

投稿 : 2020/04/04
♥ : 39
ネタバレ

disaruto さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

雰囲気に酔えるオサレアニメ

制作はボンズのオリジナルアニメです。
ジャンルはSF・スパイバトルアクション・ヒューマンドラマです。


10年前、東京に突如「地獄門」(ヘルズ・ゲート)と呼ばれる領域が生まれ、「契約者」と呼ばれる特殊能力を持った者たちが現れ始める。
彼らは感情を失い、「対価」と引き換えに強力な能力を用いるので、各国諜報機関が彼らをエージェントとし、「地獄門」の調査をさせている。
主人公の黒(ヘイ)も「契約者」かつ“機関”の一員であり、銀(イン)・猫(マオ)・黄(ホァン)とともに諜報活動を行う。
彼は「黒の死神」と呼ばれ、最強のエージェントの一人として恐れられていた。


私にとっての鬼門である異能力バトル系。
そもそも少年漫画系バトルもの・ラノベ系ファンタジーが好みでないのもありますが、この手の作品は設定・キャラ過多で覚えていられなくなるのがキツイのですw
本作は割と大人向けに作ってあると風のうわさで聞いたので、ちょっと見てみました。


見始めは「ん?」って思いました。
確かに萌え絵でもないし、おっさん多いし。
でもラノベ原作ではないですが、全体的な設定は完全にラノベw
“契約者”“対価”“組織”“エージェント”“パンドラ”、“天国門”に“地獄門”。
これは尋常じゃないほどの厨二ですよw
私の知る限りではぶっちぎり。


でも本作の本質は設定ではない。
契約者とそれを取り巻く人たちの人間ドラマが主眼。
それとおおよそ二話構成のため、テンポが非常に良いのも特徴です。
しかし一貫したストーリーラインもあり、終盤は物語が繋がりだします。

全体的に二項対立で描かれているのが目立ちました。
契約者と一般人、能力と対価、理性と感情、日常と非日常、正義と悪、敵と味方、チームプレーとスタンドプレー、組織と個人みたいな感じです。
このため人間ドラマは分かりやすく、結構感情移入もしやすくなっています。
二話構成なのにゲストキャラが立っているのはこのためでしょう。

その中でも主人公の黒とノーベンバー11が格好良すぎる。
黒はナチュラルたらしだよねw
ノーベンバー11は{netabare}信念を貫き、死んでいった姿{/netabare}が印象的。


彼らの特殊能力や対価も独特で面白いものが多いです。
{netabare}一番最初に出てきた能力者の“指の骨を折る”っていう対価は重すぎるでしょw
あとアルマの「変身」とアンバーの「時間操作」も能力自体は強力ですが、対価が“年齢変化”に関する者できついものがありますね。
そう考えると私が一番欲しい能力は汎用性の高そうな黒の「物質変換」かノーべンバー11の「凍結」、あと名前忘れたけど“臭いを嗅ぐ”対価の「憑依」のどれかになるよねw{/netabare}


各ストーリーは二話構成で分かりやすい反面、本筋となるストーリーラインはなかなかに難解。
一つ一つの事件が最後に繋がっているのですが、最初に通してみても分かりづらいと思います。
全体的に説明が少なく、伏線を放っておくことが多いのが原因です。
もう一度見てみると終盤の展開を知っているため、いろいろと新しい発見があるかも。

以下核心的なネタバレ。
{netabare}結局、“組織”は契約者を消すために契約者を使って情報を集めていたっていうね。
“組織”の規模は随分でかいらしく、警察組織をも巻き込んでいるようです。
黒は最終話で一般人と契約者の共存を望み、“サターンリング”のみを破壊しました。
これにより“EPR”と“組織”の計画はどちらも失敗に終わったわけです。
そういえば、作中で生き残った契約者がほとんどいないですねw{/netabare}


個人的にずっと気になっていたのは黒についての設定です。
主人公補正なのかなと思っていましたが、どうも違ったようです。
{netabare}彼の対価は何か?
なぜ彼は合理的思考に支配されないのか?
それはとても簡単なことで、“彼が契約者ではないから”。
ハヴォックの話で妹うんぬん言っていましたが、そういうことだったんだなあと。
でも、納得のいく理論は全く提示されていないのがこの作品の難点w{/netabare}


総括して、抜群の雰囲気を醸し出す作品でした。
ちょいグロ描写、明らかにされない設定も数多くありますが、雰囲気アニメを見たい人にはもってこいかと。
ストーリー構成も相まって、硬派な割には結構見やすい作品かなと思いました。
でも、契約者みたいに合理的すぎる人には向かないですw

投稿 : 2020/04/04
♥ : 50

78.0 4 死神アニメランキング4位
黒執事(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (1329)
7768人が棚に入れました
ファントムハイヴ家の当主シエル・ファントムハイヴに仕える執事セバスチャン・ミカエリスとその使用人達の日常とシエルの裏稼業を描く、アクションシチュエーションコメディ。
物語の舞台は19世紀イギリス風のパラレルワールドである(1巻巻末のあとがき漫画より)。作品世界の描写は基本的には史実のイギリスに忠実だが、携帯電話が登場したり、テレビの存在がほのめかされていたりと、独特な世界が形成されている。

声優・キャラクター
坂本真綾、小野大輔、東地宏樹、梶裕貴、加藤英美里、藤村俊二、田村ゆかり、朴璐美、福山潤、遊佐浩二、矢作紗友里、諏訪部順一、鈴木達央、杉山紀彰、矢島晶子、山口孝史、青山穣、菅沼久義、勝杏里、立花慎之介、安元洋貴、日野聡

柚稀 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ファントムハイヴ家の執事たる者、 この程度のことが出来なくてどうします…?

“観たい”に分類してから早数ヶ月…もしくは1年近く?
記憶も定かじゃないけれど、とうとうこの扉を開く時が来ました…

僕はこのヨーロピアン♪な雰囲気と、見た目からして(いや、タイトルからして…)のBlackな空気…ダイスキ☆
期待を裏切らなかった今作に拍手(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ

そして、僕にこちらをオススメいただいた貴女様に感謝を…♥

舞台は19世紀後半のイギリス、植民地支配や薬物使用・取引の横行の話題などもでてきます。

物語は
★若干12歳で玩具・菓子メーカー【ファントム社】のトップであり、
名門貴族【ファントムハイヴ家】の当主である、
【シエル・ファントムハイヴ】(爵位は伯爵)
・毎度の衣装が可愛すぎ♥
・坂本真綾のヴォイスがたまらんd(>_・ )グッ!
・大きくて深い青色の瞳に吸い込まれそう…♥
・ボタンも自分で留められないほど不器用www
・大人ぶってるけどたまに見せる可愛えぇ表情…(* ´Д`*)=3ハアハア
・シエルたん、ぼ、僕にもご命令を…モジモジ(。_。*)))

★【ファントムハイヴ家】に仕える全てに於いてパーフェクトな執事
【セバスチャン・ミカエリス】(あ・く・まで執事☆)
・人間界に於ける執事以上の働きを見せる無敵の強さと能力☆向かうところ敵ナシ(☆∀☆)かっけえ!!
・放たれた銃弾を手でキャッチ!!Σ(゚д゚;)ワオ!…
・小野大輔ヴォイス…もう言うことナシ♥耳から大出血ーーーーっ!!(*ノノ)キャ
・主人に対しての皮肉めいた言動の数々www
・長身で美しすぎるそのお姿…(´vωv`*)モウ…ダメ…

の2人を軸に物語は進むのです。

-しかしながら【ファントム社】トップというのは表向きの顔…
【ファントムハイヴ家】には代々英国の裏社会を取り仕切る役目があり、
現当主の【シエル】も例外なく【女王の番犬】として
英国王女【ヴィクトリア】の憂いを取り除く血生臭い、裏の顔の使命があるのです…。
12歳のいたいけな少年になんてことを!!ヾ(*`Д´*)ノ"

-シエルはこれをゲームとも呼びます。
彼にとっては自らの周りの人間は全て、自分が勝つため、
目的を達するための“駒”でしかないとも…。

-彼の抱える漆黒の心の闇、
-笑顔を忘れるほどの痛く、悲しい過去、
-そして最大の目的である復讐の果て…

ここまで書いた感じではBlack★でdark♪なお話のようですが、
(いや…当たらずとも遠からず、グロ描写もそれなりにアリだからねw)
【シエル】を取り巻くキャラたちが素敵に笑いを誘ってくれます♪
★【ファントムハイヴ】の屋敷で働く“ダメダメ”な使用人たち

【フィニ】
・一応、庭師。
・華奢な見た目ながら超ド級の力持ち!!
・そしてイメージぴったんこ!な梶裕貴ヴォイス…!!!!!!
(〃 ̄ω ̄〃ゞマジでかわゆすぎて、こりゃいけませぬよ…

【メイリン】
・一応、メイド。
・相当なおっちょこちょいw
・語尾の『~ですだぁ』に、妙に湧く親近感w

【バルド】
・一応、シェフ。
・調理に重火器を使用し、食材のみならず、全てが丸焦げwww

+マスコット的執事の【タナカ】さんw

しかしながらこのダメダメな彼らの真の姿は…!!
( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚ナント!!!
という感じになりますww(どんなじゃw)

それから人間じゃない方たちもちらほら…
その中でも特筆すべきは
【グレル・サトクリフ】
・赤と冷たいオトコ…(-_-;)をこよなく愛する“オカマ”な死神ちゃんw
・死神といえば、“大きな鎌”だけど彼が使うのは“チェーンソー”ww
・君のヴォイスは…え!!!!?福潤ですか!?Σ(゚д゚;) な超ハマってるオネエヴォイスwww

そんな物語の続きは2期へ…★
果して1期で謎のままであった真相・真実は語られるのか!?
どうなのか??
いろいろどうなっちゃってるのか、これより見届けに参りたいと思いまする(*´σー`)エヘヘ

シエルたーん♥今行くよぉ~スタタタタタ (((((((o≧▽≦)oウケケ

投稿 : 2020/04/04
♥ : 18
ネタバレ

いしゆう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

命令だ! セバスチャン お前は僕の剣となり盾となれ 僕に勝利を!

あらすじはあにこれを参照ください
放映時期:2008年10月~2009年3月

〇世界観
19世紀の英国を舞台にしたダークファンタジー

名門貴族ファントムハイヴのシエル・ファントムハイヴは
玩具・製菓・化粧品の一流メーカー”ファントム社”の社長
しかし彼には”女王の番犬”という裏の顔があった

名門貴族ファントムハイヴ家の幼き当主
シエル・ファントムハイヴと
人間離れしてるけれどあくまで執事の
セバスチャン・ミカエリスを中心に描かれる物語です。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

〇物語
序盤は人物紹介やファントムハイヴ家の日常を
コミカルに描いていて それはそれで面白いのですが
本番は”切り裂きジャック”が登場した辺りから!
妖しいダークファンタジー色を強めていきます

〇キャラ
子供なのに時々大人びているシエル
完璧で冷酷な執事セバスチャン 

そして愛嬌のあるお手伝いの方々
・家令のタナカ 
・庭師のフィニアン 実は{netabare}強化人間{/netabare}
・料理人のバルドロイ 実は{netabare}元軍人:軍曹{/netabare}
・メイドのメイリン 実は{netabare}元優秀なスナイパー{/netabare}

クールでシリアスな二人にほわんとしたお手伝いさんたち
この絶妙な組み合わせ 素晴らしいです。
( ネタバレな前職は21話で判明 タナカさんは? )

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

〇観終わって
視聴前は 
セバスチャンはシエルを守るヒーローそう思っていました
でもそんな考え 数話で頭の中から消えました○o○o。. 

シエルとセバスチャンの関係は契約に基づいてなされています
事実 二人の間には義理や友情ではなく 
ある種の緊張感があります この関係性 実に面白い! 

シエルは女王の憂いを断ち切るため
裏でセバスチャンを使い 数々の謎を暴いたり 
時には反対勢力を殺すことを指示します

そしてセバスチャン
契約という縛りはありますが{netabare}
( 悪魔との契約の代償は魂! その魂にも味があるらしく 
シエルが目的を達成し 心が満たされた時が最高らしいです・・・
{/netabare}ある目的のため尽くします。

お互いの望みが叶うのか
そして二人の関係はこの先どうなるのか
この先はその目でご覧ください。

△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△

〇最後に
”執事”セバスチャンがササッと手際よく作る料理
どれもおいしそう♪ 

・ステーキ丼
・レモンメレンゲパイ
・リンゴとレーズンのディープパイ
・土地のブラックベリーを使用したキャビネット・プディング
・魔犬饅頭
・クリスマス・プディング
・ヴィクトリア・スポンジケーキ
・牛フィレ肉・パリ風

書いてて お腹空いた○o。. セバスチャン欲しい♪。

以上 最後までお読み下さりありがとうございます。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 17

のあ☆彡 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

あくまで執事ですから  (大幅に書き直し)

この作品は私がアニメを見始めてから結構初期のころに観た作品だと思います。原作は友達に借りて読んでいたのですが、その後自分でも欲しくなって全巻そろえてしまう始末(笑)全巻きっちりと本棚に並べてあります。
余談ですが、巻数がローマ数字表記のため、九巻以上は中を確認しないと何巻か分からないという・・・w 作者のあとがきに書いてあったのですが、作者曰く「もし最初から十巻越える予定だったら、巻数表記をローマ数字表記にしてなかった!!!!」とのことww 最初は一巻で終わる予定だったみたいです。原作ファンとしてはこんなに(現時点で二十巻)続いてくれているのは本当に嬉しい!それに、話を戻しますと、ローマ数字表記に関しては私が努力して覚えれば済む話ですからね!w

ちなみに私は、友人に借りて原作を読む→一期を見る→原作購入、の順です。

黒執事は全二十四話の2クール構成で、
・1話~6話(原作第1~3巻をもとにアレンジ、時系列の変更)
・7話~12話(アニメオリジナル)
・13~15話(原作4巻~5巻)
・16~24話(アニメオリジナル)
私がアニメを観た時、アレンジがあると知らなかったので「え!?こんなのあったっけ?なかったよね??」と地味に混乱しました(笑)1期を観た後に自分で原作を購入したのは、この作品が好きだからというのももちろんですが、アニメと原作どちらがどう違うかをはっきり確かめたかったからでもあります(笑)まあ要するに、制作側の思惑通り・・・かな?ww

 ~声優~
・セバスチャン・ミカエリス(小野大輔 )
・シエル・ファントムハイヴ(坂本真綾 )
・タナカ(藤村俊二)
・フィニアン(梶裕貴)
・バルドロイ(東地宏樹)
・メイリン(加藤英美里)
・エリザベス・ミッドフォード(田村ゆかり)
・アグニ(安元洋貴)
・劉(ラウ)(遊佐浩二 )
・藍猫(ランマオ)(矢作紗友里)
・アンダーテイカー(諏訪部順一)
・グレル・サトクリフ(福山潤)
声優の方々に関しては、文句のつけどころが全くといっていいほどありませんでした。
特にグレル役の福山さんが印象深かったです。福山さんの演じている役といったら?と聞かれたら、迷わずこれを答えますww主要キャラ・・・というわけじゃないんですけどね。それでも心に残るというのは凄い事ですよね^^

この作品はシリアスも多いですが、その中でのギャグが意外と面白いです。というか面白いです。
また、どちらかというとやはり女性向けなのかもしれませんが、男性が観ても面白いと思いますよ?
意味深なセリフはありますが別段腐向けというわけじゃないですし、私としては話の深さ??みたいなところを楽しんでほしいです!

そして、「一家に一人、セバスチャン」のノリで我が家にセバスチャンが欲しいですw

投稿 : 2020/04/04
♥ : 26

61.8 5 死神アニメランキング5位
境界のRINNE(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (356)
1685人が棚に入れました
同じ高校に通う死神少年・六道りんねと、幽霊が見える少女・真宮桜。
りんねは、学校中から寄せられる霊の悩みを解決し、その依頼料のおさい銭で生活するのだが、とある事情でとても貧乏!
除霊グッズも買えずに桜に借金する始末。お互い気になるのに進展しない2人の関係はどうなる!?そしてりんねの宿敵とは?
りんねと桜、契約黒猫の六文など、個性豊かな仲間たちよる、霊界をも巻き込んだ奇想天外な放課後が始まる!

声優・キャラクター
石川界人、井上麻里奈、生天目仁美、木村良平、柿原徹也、徳井青空、洲崎綾、坪井智浩、ゆきのさつき、山口勝平、玄田哲章

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

原作は2009年から連載を開始してまだ連載中の長寿作品・・・先が楽しみです♪

この作品の原作は未読ですが、高橋留美子先生は良く存じ上げています。
『めぞん一刻』『うる星やつら』『らんま1/2』という作品名は、私と同年代の方は一度は耳にした事があるかと思います。
私にとって久々の「るーみっくわーるど」作品という事で視聴を楽しみにしていました^^

この物語の主人公は、高校1年生の六道 りんね。彼は学業の傍らで黄泉の羽織を纏い死者の魂を輪廻の輪に乗せる死神の仕事をしています。
死神の仕事は文字にすると上記のような感じですが手段は人それぞれで、りんねは魂がこの世の未練をなくし、自らの意志で転生させる事に注力するという、労力の必要な手段ですが誰も傷つける事なく穏便に解決できる方法を模索する心優しい一面を持っています。

そもそも彼が死神の仕事をしているのは、名誉死神である祖母から隔世遺伝で受け継いだ能力がある事も理由の一つだと思いますが、最大の理由は貧乏だから・・・が一番大きなウェイトを占めていると思います。
なにせ貧乏すぎて学校指定の制服も買えないほどなんです^^;
彼がどうしてそこまで貧乏になったか・・・それは是非本編でご確認下さい。

そんなりんねの金銭的サポーターがヒロインでクラスメイトの真宮 桜です。
飄々としていますが、可愛らしくてスタイル抜群なおさげの似合う女の子です。
彼女は幼少の頃の体験で霊が見える体質になってしまい、それがきっかけでりんねをサポートしているのですが、困っている人や霊を放っておけない優しい性格による後押しが功を奏する事も多く、りんねもだいぶ救われていることと思います。

そんな2人ですが、お互いに恋愛面に関してはウブというか鈍感というか・・・^^;
物語の序盤では決して見られなかった表情や言動が、回を重ねるごとに少しずつですが変化しているように感じられます。
これからどのように変化していくのか、先行きがとても楽しみです^^

ですが、物事はそんな都合よく簡単には進みません。
2人の間に割って入ろうとする人物がちゃんと存在するんですよね^^;
りんねに関しては貧乏を除けば外見は悪くありませんし、桜さんだって美人さんです。
普通にライバルが現れてもおかしく無いと思います。

そんな2人のライバルが、お祓い屋の十文字 翼と死神の鳳(あげは)です。
こちらの2人は思い込んだら突っ走る・・・良く言えば積極的なタイプなので、りんねや桜とは真逆の性格なのですが、みんなのアンバランスさが逆に丁度良い関係を保っている理由になっているように思います。

十文字は性格・根性が極めて打算的なのでいかがなものかと思いますが、鳳ちゃんの一途さは嫌いじゃありません。彼女も彼女なりに自分の思い描く幸福像を胸に行動するのですが、打算というレベルには程遠いんですよね^^;
それでも一生懸命さはちゃんと伝わってくるのが彼女の魅力なのかもしれません^^;

レビューでは主要キャラについて触れたのみとなりましたが、他にも味わい深いキャラが沢山登場します。決して大きな風呂敷を広げている訳ではありませんが、物語がしっかりと纏まっているので見易く時にクスッと笑える面白さ有りと、流石高橋留美子先生・・・と思える作品なのではないでしょうか^^

それと高橋先生の作品で一貫しているのが、どこかに飛ばされたり殴られたときに見せる中指と薬指を織り込む手の形を見た時、思わず懐かしさを感じてしまいました^^;

オープニングテーマは、KEYTALKさんの「桜花爛漫」とパスピエさんの「裏の裏」
エンディングテーマは、パスピエさんの「トキノワ」とくるりさんの「ふたつの世界」
パスピエさんの「裏の裏」を練習中です。今度カラオケに行く機会があったら是非チャレンジしてみたい歌です^^;

2クール25話の作品でした。久々に「るーみっくわーるど」を堪能させて貰いました。
25話で見せてくれた桜の笑顔が脳裏に焼き付いて、「えっ。これで終わっちゃうの?」と思ったら百葉箱にNHKから手紙が入っていたのにはビックリでした^^;
内容は第2シリーズが16年春に放送されるとの事・・・百用箱でお知らせなんてNHKも粋な事しますよね^^
来年の春を楽しみにしています^^

投稿 : 2020/04/04
♥ : 17
ネタバレ

コエンマ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

タイトルなし

オープニング:KEYTALK『桜花爛漫』
エンディング:パスピエ『トキノワ』
オープニング2:パスピエ『裏の裏』
エンディング2:くるり『ふたつの世界』

原作:高橋留美子

石川界人:六道りんね
井上麻里奈:真宮桜
生天目仁美:六文
木村良平:十文字翼
村川梨衣:鳳
雪野五月:魂子(りんねの祖母)
玄田哲章:ナレーション

3話
黒猫の六文(ロクモン)気に入った!顔が人間やん。
りんねに空高く蹴られたのに、何気に桜の隣いてる
ww
六文、魂子による笑顔の解雇通告・・笑えない。
それで、りんねの所に来たのね。。。

4話
{netabare}十文字翼という人物登場。
転々と引っ越ししていたらしい。真宮桜とクラスメイトに。桜の友人(ミホ)に臼井(幽霊?)が生きてた時、好きだったみたいで裏返した黄泉の羽織を着て実体化した。それでダブルデートをミホが持ちかけて、なんやかんやで遊園地に6人!臼井君は満足して成仏した感じです。{/netabare}

5話
トイレの花子さん
{netabare}教室の多数の手形の仕業は少女。それはトイレの花子さん。5年前に十文字のせいでトイレを追い出され、仕返しをしようとしている。
力のない花子にバカでかい(10万円賞金の悪霊のトイチ)のが力を与えていた。後からりんねが花子に力をもらい続ければ、花子はトイチに最後は吸収されると伝える。
六文が持って来た死神のカマをりんねが受け取り分裂した悪霊を攻撃。突然悪霊トイチは花子に向かっていき、十文字が本のカドで攻撃、その隙にりんねが全部の悪霊(トイチ)を死神のカマで成仏させた。

十文字は5年前の事を反省し花子に謝る{/netabare}

6話
{netabare}祠の中に子供達の声が!その声を聞いた桜はりんねの所へ。りんねの所には依頼人(猫田タロー)が。小学生の弟(ひろし)が猫のように変わり果てた件。猫田の家まで行き弟に会うが本人ではないと、りんねが見破り、逃げようとする化け猫を死神のカマで狙うが地面に当たり折れる。
猫田母から行方不明の子供の話を聞き、祠の声が結び付くと気付いた。
十文字は家まで行きタイチに会うが、それも本人ではない。その正体は猫田弟が祠の戸を開けたのがキッカケで封印が解けた化け猫達だったのだ!
ネコミミだまし神によって、不意討ちを狙って、六道と化け猫達は祠に入れられる、が、十文字が祠を破壊し、解放!ナイス、サポート!!
実はネコミミだまし神が子供を騙し、祠の扉を開かせたのである。
戦いに戻そう、出前で大トロ寿司(3万円)頼んだ十文字を化け猫達は食い付き、聖灰?にマタタビ入りのを浴びせるように化け猫に当てる。マタタビは猫の好物らしい。それに満足し成仏しました。
ネコミミだまし猫の仲間、社長と秘書登場。
最後の小学生のお礼千円の四人の反応が面白い。他にも面白いとこありましたが{/netabare}

7話
{netabare}バイクで彼女を迎えに行く途中事故して亡くなった話を友人から聞く桜。その時、幽霊のその人らしき人が、その隣にも誰かが。
りんねに手紙の依頼で、屋上に。同じようにきた男女二人。流れで事故にあった男性(レイジ)が入院してる所に4人が来た。
れいじは男女二人(スズとトモヤ)が出来ていると思い、妬いていた。それを裏で利用していたのが魔狭人。小学生の時、りんねにあって邪魔されたことに恨みが。
レイジをなんとかしないと!六文やっと、出てきた。
学校で暴れたれいじは彼女に嫌われ、泣きながら逃げ出す。レイジが無気力になっている間に魂をビンに入れる魔狭人。地獄へ行こうとして、りんねが追いかける{/netabare}

もう何話抜けたか・・・
りんねの父親も登場し、色々あっての『くどい』の話。

『くどい』の次
お化け屋敷と、水着アイドルは霊
りんねはまだ桜に誤解をとけず

投稿 : 2020/04/04
♥ : 3
ネタバレ

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

くるくるくる回る輪廻の輪

高橋留美子による漫画を原作とする作品です。全25話

原作未読


女子高生の真宮桜は幼い頃に神隠しに会い、あの世でもこの世

でもない境界に迷い込んでしまう。その時は知らないおばさん

に助けられたのだがその出来事以降霊が見える体質になってし

まう。ずっと登校してないクラスメイトで隣の席の六道りんね

がある日変な格好で登校してきたと思った真宮桜であったが

その姿は他のクラスメイトたちには見えてはおらず、まさかの

幽霊!?と思うのだった・・・


最初から最後まで安定した形を保って第一期を終えたという様

に思いました。勢いとか山あり谷ありというのを強く感じなか

ったので話数がすぎるにつれてなんとなくブレーキがかかって

いるようにだんだん普通になっていく感じでした。

昔のように長い話数で組んでいくのならこの作品のコメディ風

の部分を活かしてこのような展開がいいと思うのですが(あまり

昔の50話とかいうのは見たことはありませんが・・・

私はハチャメチャだろうが多少矛盾してようがもっと上がったり

下がったりしてる方が楽しめるので前述のように感じてしまった

のかなと思います。


でもじゃあ平坦な右肩下がりなのかというとそういうわけでもな

く後半にもいくつか面白い話はありました。それが前半の面白さ

に匹敵するかというとそうでもないという感じです。


そんな風に思うのも私としては主題歌(特にOP)が変わってしま

ったのが結構影響してしまったのだろうと思っています。

NHKの作品だったのでOPは変わらないだろうと思っていましたし

前半クールのOP「桜花爛漫」も自分の中ではかなり高評価だった

のでこれで変わらないなら多少物語の面白さが薄れて来ても・・・

と思っていたわけです。そのタイミングで変わってしまった時の

衝撃は結構なものでしたw どんな作品でも変わってしまった時

は驚くし違和感も感じます。毎回OPED飛ばさずに見ているわけで

すから。それに残り2~3話になれば慣れても来ました。

ですがあらすじを書くのに一話を見返して見たときのOPを聞いた

その瞬間に一気に前クールの感覚に戻されたのでやっぱこっちじゃ

ないとと思いました。

私自身の感覚としてOPEDはかなりの比重を持っていてその上で

今回このように感じてしまった個人的な原因なのかなと思ってい

るという次第です。

あと主題歌が変わった時に映像がほぼ変わっていなかったのも

あるのかなと思います。(お金の所は除いて)

桜さんがお金を貸すところで数話進むにつれて金額が変わっていく

演出は良かったと思います。

{netabare}それを最後まで続けるなら曲も変えるなよと後半で変化した時

には強く思ったものですw{/netabare}


全体として思うのは高橋留美子さん作品が合う人には合っている

のかなぁということです。自分にはあまり合っているとは思わな

かったし、そもそもこの人の他の作品を見たことがないのでどう

なのだろうという感じです。

大きな起伏もなく(設定、作り等から考えてもあまり突拍子もない

のがあるとは思えないが)安定と言えばそうなるし、自身としては

後半飽きが出てきたのか面白さが減少していたように感じました。

◆個人的点数評価 74.013点

投稿 : 2020/04/04
♥ : 23

69.1 6 死神アニメランキング6位
ブギーポップは笑わない(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (342)
1368人が棚に入れました
竹田啓司は、同じ学校の後輩でもある恋人の宮下藤花を待っていた。しかし約束の時間が過ぎても彼女は現れず、連絡も通じない。日も暮れ始め、あきらめて帰ろうとした竹田の視界に涙を流しながらふらふらと歩く男の姿が映る。どう見ても普通ではない男の姿に、竹田自身も、そして周囲の人間たちも我関せずを決め込んだそのとき、不思議な人物が男に駆け寄ってくる。大きなマントに身を包み、奇妙な帽子を被った不思議な人物。ソレは竹田との待ち合わせをすっぽかした宮下藤花と同じ顔をしていて……。

声優・キャラクター
悠木碧、大西沙織、近藤玲奈、小林千晃、下地紫野、諏訪彩花、榎木淳弥、市川蒼、竹達彩奈、宮田幸季、八代拓、市ノ瀬加那、細谷佳正、長谷川芳明、阿澄佳奈、上田燿司、花澤香菜

ossan_2014 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

時の壁

【未評価】*少し修正

ストーリーが読み取り辛い。
妙に訳知り顔の学生たちが、利いた風なセリフを演説するような印象ばかりが強く、話している内容が素通りしていく感触がある。

この分かりにくさは、カットバックを多用した演出や、キャラの描き分けといった技術上の問題ではなく、原作小説の発表された20年前と現代との時代差にあるように思える。


世界に侵入した世界の「敵」を、二重人格のような「学生」の主人公が密かに排除してゆく。

日常的な社会の運営とは隔絶して、「世界」の根本的な危機に社会参加していない「学生」がダイレクトに関与していく作品構造は、原作発表当時に萌芽し始めていた「セカイ系」を先取りしていた。
「学生」が訳知り顔で利いた風な能書きを述べるのは、社会参加していない「身分」と、「社会領域」が存在しない「セカイ系」世界との相互作用による必然だろう。

全体の構造が把握しきれないまでに複雑化して、感覚的に「よくわからな」くなってしまった社会が、社会を不可視化して排除する「セカイ系」の想像力を生んだ。

世界に侵入する「敵」は、政府や大企業などの「上のほう」の「えらい人たち」が「秘密」に独占して抱え込んでいる本作の陰謀論的な「世界」は、典型的な「セカイ系」構造だ。
一般人=大衆=社会から隠された「秘密」を巡って、「えらい人」と「学生」は同水準に立つことになる。
「社会」から秘匿して独占した「秘密」を、「えらい人」と共有していることが、社会参加していない「学生」が、多くの「セカイ系」作品で、世界の命運に接近して利いた風な口をきける根拠だ。

だが、こうした「セカイ系」構造の説得力が、この20年で変質したことが、本作の「分かりにくさ」の理由ではないだろうか。
原作でストーリーに説得力を与えていた時代感覚が変化してしまったのに、現代へと時代設定を変更してそのまま同じ舞台設定を使用してしまったことが、細かな技術上の齟齬などではない、根本的な「伝わりにくさ」の原因である気がする。


20年前、「セカイ系」に説得力を与えていたのは、逆説的に現実の「社会」は強固で不変であるかのような時代的な「信憑」だったのではないだろうか。

自律作動する複雑で「よくわからない」機械のようなものとしてイメージされる「社会」。

「よくわからない」ままに、自分とは無関係に自動的に作動していく複雑な機構としての「社会」、という現実の「世界観」が、逆に「社会領域」が削除されても「日常」は何の不都合もなく維持されていく「セカイ系」の「リアリティ」を支える。

「学生」が訳知り顔で「世界」の根本に関与していく背後で、電車は時刻表通りに運行され自動車は信号に従って走行する。
水は蛇口から流れ、スイッチ一つで電気は点き、コンビニに並んだ商品は望むままに購入できる。

本作でも同様に反復されているこのような「日常」のあり方は、逆説的に「社会」の不動の安定を暗黙の前提としている。

だが、この20年という時間は、こうした暗黙の信憑を掘り崩す過程であったのかもしれない。


こうした「セカイ系」世界の「安定」を支えていたのは、陰謀論的に歪曲された権力者=「えらい人」だった。(時として企業経営者がこれに加わる)
「ズル賢」く「悪賢」い権力者は、自らの権益を確保するために、権力の源泉である「社会」を自分に都合の良い形で「安定」させる強い動機がある。
「世界」の動揺と切り離して「日常」を安定させるために、「秘密」を独占する「敵」としての権力者は陰謀家として登場するしかない。
(世界の危機を「秘密」にしたまま「密かに」戦う主人公とは、「安定」を口実とした「陰謀」の共犯者であるともいえる)
多くの「セカイ系」で、「政治家」を始めとする権力者が役職も権能も不明な「えらい人」として現れるのは、「複雑系」の社会を「よくわからない」の一言で理解する裏返しだ。

本作もまた、この構造をなぞっているのは上述の通りだ。

当然、こうした「設定」は、読者=視聴者の現実感覚との連続性があるからこそ採用されてきた。
しかし、現代の視聴者には、こうした世界構造は説得力が薄れているのではないか。

そう、この20年で暴露されたのは、現実の政治家=企業経営者=権力者は「ズル賢く」もなければ「悪賢く」もないという事態ではないだろうか。

単に「ズル」くて「悪い」だけで、「賢く」などはない。
「ズルくて悪い」だけのバカではないかと。

「自分は何もしなくとも自律運動する社会」の「信憑」を支えていたのは、「えらい人」が自己利益のためにズル「賢く」社会を操作しているはずだ、という、ある種の合理思考だ。

しかし「えらい人」が「悪い」だけのバカならば、合理思考など存在していたはずがない。
「社会」の自律運動は、「複雑さ」から目を背ける反知性の怠惰が見せていた幻影ではなかったか。

「ズルい」バカが、思い付きで「権力」を振り回すことで、「社会」の機能不全を引き起こしてくるさまを目撃してきたことが、「自律運動」の幻想を、もはや「信憑」できない地点に視聴者を連れてきたのだろう。

おそらく現代の視聴者には、「学生」が利いた風なセリフで「世界」を救う背後で、日常が「自動的に」維持されているようには見えていない。

誰かが電力網を維持し、運行を管理して電車のダイヤを維持している人がいる。
信号機をメンテナンスする人に支えられて自動車は運行し、その流れに乗って商品の配送する人が、24時間のコンビニでの買い物を可能にしている。

こうした個々の「社会人」たちの肩で支えられた「社会」では「自動作動の安定」がリアルさを喪失するのであれば、「安定」のための共犯行為が要請する、「密か」に戦う「聖戦」の密儀性もまた説得力を失う。
社会参加していない「学生」が訳知り顔をする本作が、わかりにくいものとなるのは避けられないだろう。


時代的に失効した「世界観」を、無自覚に「現代」へ持ち込んだ設定が、本作を分かりにくいものにした。

だが、これは原作小説が現代では無価値になってしまった、という事ではない。
水準を超えて構築された作品は、その時代を離れても物語の訴求力は、衰えない普遍性を持つ。

ただ、その時代と強く結びついて説得力を発揮した「もの」を、十分に検討することなく時代だけ現代へスライドさせた不手際が、作品の語るものを不明瞭にしてしまったという事だ。
おそらく同じ失敗をアニメ版『BANANA FISH』にも指摘できるだろう。
東京もニューヨークも同方向に等質のものとしてフラット化する圧力に晒される21世紀世界で、温室の「日本」に対する「リアル」の渦中にある「アメリカ」、という80年代特有の誤解の対立構造に基づいていた原作マンガの説得力は機能しない。


「社会」や「世界」の理不尽さへ対する若者の不満は、いつの時代でも繰り返されるだろう。
可視化装置として、ある時代では有効であった「自動作動する不変の社会」への信憑を利用した「セカイ系」は、現代では有効性が薄れた。
新たな装置が求められるし、試みも多くなされているが、しかし、そうした「改変」を加えれば「原作」とはまるで異なる「作品」となるわけで、原作の「アニメ化」とは難しいものだと思う。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 9
ネタバレ

丸太旭日旗六四天安門 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

「つまらないサクラダリセット」。実例を挙げず後に影響を与えているとわめく信者が見苦しい

これと近い作風でこれより遥かに面白い「サクラダリセット」を見ましょう。以下、全く読まなくても結構です。

1,2話「ブギーポップは笑わない」
2話まで見たが…ビミョー。
原作が90年代のSF小説なのでやっぱり古臭い。そして地味。
結局は寄生獣と同じような話に感じるんだが…Serial experiments lainにもちょっと似てる。その頃の時代に属する作品ってこったね。
{netabare}中二病化した宮下さんが危機は去ったとか言って元に戻ってしまい拍子抜け。そして主人公が誰なのかよくわからなくなってしまう…{/netabare}なんだかなあ。時系列が前後するのがわかりにくい。

3話
{netabare}結局はブギーポップTUEEEE!でしかないような。
つーか早く来いや!by霧間凪
トドメを刺した弓道部の奴はヘタレの演技してたんだろうか?ブギーポップではトドメ刺せない理由があるの?
委員長は死ぬのかと思ったが、最後は前回の校門のシーンで終わったし、時系列シャッフルがわかりやすければ凪と委員長が助かるのは気づけていたんだがな。
宮下藤花よりも霧間凪の方が主人公に見えるんだけど次からはあまり出てこない?{/netabare}
作画がいいのか悪いのかよく分からんアニメだな…キャラデザも萌え系なのかそうでないのかブレてるような。

4話「VSイマジネーター」
新章開始って感じ。ざーさんと碧ちゃんが意味不明な会話をしているとサクラダリセットを思い出すw
なーんか話が断片的で淡々としてんだよね…惜しげもなく次々に投入する有名声優陣の力でギリギリ持たせてるって感じ。
{netabare}結局先生はイマジネーターに乗っ取られてしまったのか?{/netabare}

5話
{netabare}なんだよビッチにホモかよ…。綺はかわいいのにサセ子とは残念だ。まぁ初登場時からそんな感じだったけど。
ブギーポップはどうやって慎二郎の事を知ったんだよ。
ブギーポップの目的って「世界の敵」を倒すってことだけなんだろうか。{/netabare}
話的には3話までよりは面白くなってきたかな。

6話
3話までのキャラってまた出てくるのかーそのせいで登場人物が多くて話がややこしい。
相変らず主人公が誰だか分からんし。宮下さんが主人公に感じられないんだよね。{netabare}後半は末間さんが綺に説教してるだけで終わったな。{/netabare}

7話
{netabare}正樹は綺に手を出さなさすぎだよな…綺も不思議がっとるわ。
綺とスプーキーEは合成人間だがスプーキーEの股間には何もないのか…カワイソス。トウワキコウだのアクシズだのほんと意味不明。
阿澄佳奈さんはああいう荒っぽい口調の演技は苦手なのかな。{/netabare}

8話
探偵少女の末間さんが一番主人公っぽく感じるんだよなあ…。
公衆便所だとか不快なセリフ回しのせいで切られるんだよ。
{netabare}スプーキーEは自害したがイマジネーターは全人類の精神の均一化を諦めないようだ。なんか伊藤計劃作品みたいだな。{/netabare}
せっかくバトル作画を頑張ってるのにもう見てる人はろくにいないだろう。

9話
{netabare}最後はブギーポップがまた美味しい所全部持ってったw無双しまくって全部解決wざーさんのイマジネーターはあれで消えてしまったのだろうか?
仁先生は人の心を恒久的に変えてしまうような能力は最初からなかったというあっけないオチ。
正樹のビッチでも好きだ!は純愛なんだろうか。そういやホモはどうなった?{/netabare}
これでVSイマジネーター編は終了で次は日曜の2時間スペシャルか。番組で全然告知してなかったけどまずいんじゃないの?

10~13話「夜明けのブギーポップ」
過去編で宮下藤花や霧間凪が中学生の頃の話。
{netabare}黒田に命名されたブギーポップ(不気味な泡)の名前の由来が描かれたが結局まだ彼が何なのかはわからないという。エコーズと話してた場所はどこなんや。
凪が親の仇の佐々木と組んで捜査するのは面白かった。
合成人間って人間より人間らしい感情を持っていて愛する人のためにすぐ死んでしまうな。ピジョンが黒田が好きだったというのはどうかと思う。
統和機構の目的は人類の進化への対応でエヴァのゼーレみたいなもんやな。{/netabare}
なんか全体的に哲学的で抽象的な会話させとけばええやろ感が漂ってる。
ここまで見終わったが主人公はやっぱり霧間凪のように感じる。

14話「オーバードライブ 歪曲王」
{netabare}寺月は合成人間として復活したようやな。
歪曲王のセリフ中二病すぎ。
委員長がメインの話なんだろうか?{/netabare}

15話
{netabare}父親がだれだかわからないとか相変らずビッチ好きだなこの作者。
3人の夢の話をやって現世に復帰。今回は羽原が主役なのか。{/netabare}

16話
{netabare}歪曲王がそれぞれの心の中にある願望を具現化させている?
委員長は早乙女に生きていて欲しかったのだろうか。
ゾウラギはどこに行ったのやら。{/netabare}

17話
{netabare}ムーンテンプルの目的は統和機構に気をつけろと警告するためでした。じゃあ歪曲王は何なの?を次でやって全て終了か。{/netabare}

18話
{netabare}はい歪曲王はあのガキにブギポのように発現した別人格でしたー。
これじゃ推理もへったくれもねえな。{/netabare}

【総評】
ブギーポップが空気で事実上、主人公が不在。群像劇・オムニバスと言えば聞こえはいいが、単に主人公たる魅力的なキャラがいなくて話の軸が無いだけ。
登場人物のほとんどが恋愛脳で、猿のように異性に飢えているのが見苦しい。頭の中は彼氏彼女作ること「だけ」しかないみたい。娯楽がセックスしかなかった時代の価値観で描かれているから古臭い。村上春樹作品なんかもセックス三昧だけど、それと同様の過去の遺物ということだ。

世界設定や物語の真相を鮮やかに説明した同期のケムリクサに比べると、この作品の事件の背景をほとんど説明しないスタイルはただの「逃げ」にしか感じられず、エヴァの呪縛から逃れられない凡作にしか感じられなかった。
信者が「後の作品の起源ニダ!」とやたら見苦しくわめいているが(具体的にどこがそうなのかを全く挙げてないけどw)、アニメを千作品以上見ている私でも、これが何かの基礎を作ったとは全く思えなかった。
普通は古い作品を見ていると「あ、ここはアレに影響与えたんだな」と思うことが多いが、このアニメを見ていてそう感じることは無かった。逆にこれより古いねらわれた学園(学校が未知の存在により巧妙に支配されるプロット)や寄生獣(日常が知らぬ間に怪物に脅かされる展開、グロテスクな描写)に似ているなとは感じたが。統和機構はまんまエヴァのゼーレだし。

キャラデザについては女子の髪の色がみんな黒でツインテとかいないのはリアルでいいのだが、そのせいでキャラの区別がつきづらい。その代わりに顔に個性をつけているが、その結果、委員長みたいな目が凄く大きい萌え系っぽい顔の子もいたりとキャラデザがばらばらに感じてしまった。
髪の色がカラフルで顔はほぼ一緒のアニメって記号化の手法としては正しいんだと再認識した。アニメ史上最高傑作である「魔法少女まどか☆マギカ」もそうだしね。
作画自体はワンパンマン一期スタッフなのでたまに凄く動く時もある。でもワンパンマン二期を作った方がずっと喜ばれただろうね。

なおTOKYO MXはCMがdアニメストアのSHIROBAKOのCMなのだが、CMの方が面白く感じてしまった。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 12
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

どっからどう見てもポップ・・・ではないよね

『これは猟奇サスペンスであり青春群像劇であるんだよ』 

相反しそうな言葉を同一の意味合いのものとしてキャラに語らせる。するとあら不思議!深淵なる哲学的ななにかに聞こえてきます。

『猟奇サスペンスである一方青春群像劇』 並列は×
『猟奇サスペンスである以上に青春群像劇』 序列も×

いずれもパンチが弱いため、ここではあくまであたかも相反するものが一体となってるような表現に努めねばなりません。

・レトリックのみでくどく、キャラをイタく感じてしまうのが “梅”
・レトリックがハマリ、キャラに魅力を感じてしまうのが “竹
・レトリックとストーリーがマッチし、作品に魅力を感じてしまうのが “松”

本作『ブギーポップは笑わない』はまごうことなき松!
抽象的な「世界の危機」という大問題を巡って登場人物たちの極めて主観的な台詞回しで進行していくサスペンスタッチの青春群像劇のようなものと言ってよいでしょう。猟奇性を帯びたキャラクターも複数登場するため、グロ描写も所々出てまいります。


1クールなのに全18話のお得感。トリッキーな放送スタイルのおかげで何話か飛ばしましたがなんとか視聴を完了しました。配信やタイムシフトのある時代で良かったです。
そんな便利なサービスの欠片もなく、ラノベという単語も浸透してなかった1998年に刊行されたヒット小説のアニメ化です。
元ネタの刊行年度を考えれば古典といって良いでしょう。私としては珍しく原作既読の作品です。作品の意義だったり影響等についてはgoogle先生あたりをご参照くださいませ。

実際に視聴してみて巷で言われるような “古臭さ” というのが実はよく分かりませんでした。
だいぶ原作の記憶が薄れているためほぼ初見のような新鮮さで堪能できてます。全18話を通してキーになる人物(人格)がブギーポップ。いくつかに別れたエピソードはこちら、

(1) 第1話 - 第3話 ブギーポップは笑わない
(2) 第4話 - 第9話 VSイマジネーター
(3) 第10話 - 第13話 夜明けのブギーポップ
(4) 第14話 - 第18話 オーバードライブ 歪曲王

計4つのエピソード。時系列は前後してたりするのでながら見は禁物です。時系列の掴みづらさと同様に、キャラ相関が難解、そして台詞回しが難解です。私は後者をあきらめました。
ただキャラ相関は小難しそうに見えて意外とシンプルなのではなかろうかと思ってます。ここが掴めてくるとテーマらしきものも見えてくる作品でした。


◆相関その1 二つの二項対立
・《世界の敵》 と 《世界の敵の敵》 の二項対立。
{netabare}《世界の敵の敵》はブギーポップ。前者はブギーポップに“自動的に殺される”人が目安でした。合成人間もいいセンいってますが、MPLSと呼ばれる元は普通の人間でふと異能に目覚めちゃったのが敵認定される場合が多かった気がします。{/netabare}

・《社会の敵》 と 《社会の敵の敵》 の二項対立。
{netabare}霧間お父さんの「社会の敵」というセリフに引っ掛かりを感じました。統和機構に殺されるのが《社会の敵》に見えます。ブギーポップは社会の敵は殺しません。{/netabare} 

《敵の敵》の主語は一つで《敵》はいろいろですが、《世界の敵》か《社会の敵》かに分けて整理するとスッキリします。《世界》と《社会》の違いはようわかりませんでした。
{netabare}強いて言えば
《世界の敵》はマジやばいやつ。世界を滅亡に陥れる者。
《社会の敵》はプチやばいやつ。世界を大混乱に陥れる者。{/netabare}

{netabare}ここでふと、《世界の敵》は超異能だけどスケールが小さいというか世界はさすが言い過ぎじゃね?と思ってみたり。
この作品でいう世界の規模感や質感が我々がイメージできるものならば、目立ってマークされてそのうち一個師団が出てきて壊滅させられる程度の異能ぶりです。おそらく煮詰まった上で殺される前といいますか勃興期のイケイケな時にブギーポップが登場するのかもしれません。だからこう噂されてるのかな。

{netabare}「その人が一番美しい時に、それ以上醜くなる前に殺す」{/netabare}{/netabare}


◆相関その2 宮下籐花はモブ
ブギーポップが主要人物であることはよいとして、肉体を間借り!?している籐花にも焦点をあてると混乱します。
先入観だと、ふつう主役はこの人だよって観る側に柱を作ってあげてから話を進めるとか、群像劇でもグループ(だいたい5名くらい)を作ってその囲いの中で話を進めるものだと思うのですが、それがありません。登場人物の母集団に大きな変動はないのにです。さらに4エピソードと分けてることでなおさらこんがらがります。
前のエピソードで主役を張ったかと思えば次のエピソードは台詞なしとか、ブギーポップに視点を置きたいけどなかなかもったいぶって出てこないとか。
{netabare}当初は、別人格に悩まされる少女(宮下籐花)と恋人竹田啓司との奮闘記を想像してしまったせいでとても混乱した私です。{/netabare}
{netabare}霧間凪も髪型変わってヴィジュアル判別が難しくなったりとかホント勘弁して~{/netabare}


対立の構図や人物相関が整理できたらあとは身を委ねて完走です。
こういった「世界の危機」といった抽象的な大問題をさも大事のように扱う作品って、外からだと馬鹿馬鹿しくつまらなく見えがちなのですが、中に入ってみるとけっこう陶酔できるものです。
作品が世に出た1998年あたりで例えれば、ヴィジュアル系バンドの歌詞世界とライブ模様みたいなものかと。「破滅」「追憶」「世界の果て」「彷徨」「闇」「孤独」「血」「薔薇」「憂鬱」「堕ちる」・・・とだんだん楽しくなってきちゃったのでこのへんで。あと「とりあえずフランス語」。

極めて私的で閉じた空間でのダークな物語。
きっと中学生や高校生くらいの思春期に出会ってたらドはまりしてたと思います。では思春期が遥か遠い大人の私はどうだったかというと、「とても楽しく鑑賞できました」になります。
毎度OPが楽しみだったのと、意外と大人がいい役回りをしてたことが理由としては大きいですね。語り部的な大人らしい大人もいれば、大人になりきれなくて身を滅ぼす大人と。
彼ら高校生が抱く未来への期待と不安を象徴するような大人ばかりでした。
子供ばかりだけだったら見られなかったような気がします。

思春期世代の抱える不穏さをファンタジーでふわりと包んだ良作です。

この作品に影響を受けた奈須きのこ氏の『空の境界』にドはまりした私にはとても相性の良い作風でした。



-----
2019.09.19追記 


視聴時期:2019年1月~3月 リアタイ視聴



2019.04.27 初稿
2019.09.19 追記

投稿 : 2020/04/04
♥ : 49

71.6 7 死神アニメランキング7位
満月をさがして(TVアニメ動画)

2002年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (189)
1236人が棚に入れました
主人公・神山満月は、最愛の人・桜井英知との約束で歌手を目指している12歳の少女。ところが喉の病気が原因で、彼女は声を捨てて命を永続させる方を取るか、このまま命日を待つかの選択を迫られることとなる。
そして彼女の前に「タクト」と「めろこ」という、彼女の死を阻止する者を満月に出会わせないようにする役目を仰せつかっている2人組の死神が現れる。

声優・キャラクター
myco、斎藤恭央、本多知恵子、小川輝晃、木村良平
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

健気さが光る正統派変身少女&アイドルもの

◆『りぼん』連載マンガ原作の「歌う」変身ヒロイン

本作はいわゆる変身少女ものですが、『美少女戦士セーラームーン』の大ヒット以降に隆盛した「美少女戦士/バトル系魔法少女」では全然なくて、古き良き正統派変身ヒロインもののイメージを良く保った良作であるように思いました。

簡単に内容を紹介すると、本作のヒロイン満月(みつき、小学6年生)は病弱な12歳の少女から健康な16歳の姿に変身できるだけ、というシンプル設定で、その点で、魔法が使えず特殊な身体能力もないけど歌だけは上手い『こばと。』のヒロインとちょっと似ています(*注1)。

この満月ちゃんは余命があと1年しかない薄幸の身の上なのですが、彼女を看取りに来た死神コンビが「彼女が思い残すことなく死んでくれるように」と彼女の夢であるアイドルのオーディションの受験資格のある16歳の姿に変身する秘術を与えてくれ、そのオーデションで彼女は、{netabare}病弱なせいで普段は余り出せない声をここぞとばかりに振り絞って熱唱して審査員達を驚かせ、{/netabare}急遽アイドル・デビューが決まってしまう・・・というのが先ず第1話の展開です。

その後は、全52話(ちょうど1年分)かけて、満月ちゃんと死神コンビの1年間をじっくり描き出していく実に分かりやすいストーリーとなっていて、とにかく本作は、奇をてらわないこの王道シナリオと、これまたワザとらしいキャラ立ての皆無な自然派ヒロインの健気さが光る作品と個人的には思っており、それを評価されてか、本サイトでも、レビュー数こそ多くないものの、「物語」項目は4.1と高めの点数となっている点がちょっと良いと思いました。

(*注1)満月は、本当に12歳から16歳の「容姿」に変身できる「だけ」で、頭の中は全くの12歳のままなので、{netabare}英単語を全然読めなかったり、ラジオのインタビューで好きな食べ物を問われて「給食の・・・」と答えてしまい周りから「え???」って顔をされたり{/netabare}して、その点が天然のコメディになっている点も、何となく世間ズレした『こばと。』と似ていて、好感度が高い気がしました。

あと、このヒロインは、12歳のときの容姿が放送当時人気のあったミニモニの加護亜依に似せてデザインされたそうですが、16歳の変身後の容姿が、割と最近のアイドルものの人気作『デレマス』の島村卯月に似ていて、性格自体もどことなく島村に似ている気がするので、『デレマス』での卯月の描かれ方が物足りないと思っていた人はこちらの作品を試しに視聴してみると良いかも知れません。


◆視聴メモ
{netabare}
・第1話視聴終了時点
見やすい絵柄とテンポのよい脚本で掴みはOK。余命1年の12歳の少女が死神の秘術で外見だけ16歳に変身する(でも中身は12歳のまま)、という設定はなかなか面白いと思う。
・第2話視聴終了時点
16歳で12歳の女の子に「好きだよ」と告白する男子ってどうなの?というか、これ女の子の側の一方的な「告白された」思い込みにしか見えない気もするんだけど?
・第5話視聴終了時点
健気さが魅力の正統派ヒロインものと判明。これは侮り難い・・・
・第9話視聴終了時点
繊細な感情描写系と判明。これは拾い物の良作かも。
・第28話視聴終了時点
満月は小学6年生だったはずなのに、中学生っぽい環境に変化していてちょっと違和感あり(設定を途中で変更してる?・・・2nd OPの歌詞にも「High School Days」ってあるし???)
・第35話視聴終了時点
「来年の春から中学生」という同級生の発言があるので、やっぱり満月は小学6年生と確定。
・第36話視聴終了時点
ヒロインの健気さが光る回(本作初の★★(優秀)回)
・第50話視聴終了時点
ありがちの展開だけど、ちゃんと話を動かしてきたのは◎(本作2度目の★★(優秀)回)。
・第52話視聴終了時点
最終話を綺麗にまとめてきたので評価が更に上がる(本作3度目の★★(優秀)回)。
但し、欲を言えば、ここに来てようやく第2ヒロインに昇格した「めろこ」については、作品全体としてはもう少し早くからきめ細かくその《心の揺れ動き》を確り描き出して行って欲しかった気がする。{/netabare}


◆制作情報
{netabare}
原作マンガ      種村有菜(『りぼん』2002年1月-2004年6月連載)
監督         加藤敏幸
シリーズ構成     まさきひろ
脚本         まさきひろ、田村竜、中瀬理香、吉村元希、広平虫、杉浦真夕
キャラクターデザイン 種村有菜(原案)、工藤裕加
アニメーション制作  スタジオディーン{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

=========== 満月(フルムーン)をさがして (2002年4月-2003年3月) ========
 - - - - - - - - - - - - OP「I♥U」、ED「New Future」 - - - - - - - - - -
{netabare}
第1話 それでも歌いたい ★ 死神との出遭い、満月変身、歌手オーディション
第2話 英知くんとの約束 ☆ 満月の憧れの人、二人の約束、満月のラッキーデー
第3話 マネージャーさんが来た ☆
第4話 詩(うた)にこめた想い ★ 満月の作詞(デビュー曲)
第5話 はじめてのお仕事 ★ 雑誌インタビュー&撮影会、「16歳の丘」のアカペラ
第6話 スタジオの長い日 ☆ 寂しがり屋の少女(七海){/netabare}

 - - - - - - - - - - - - OP(変わらず)、ED「Myself」 - - - - - - - - - -
{netabare}
第7話 フルムーン、デビュー! ★ 初ライブ
第8話 ヒットって本当? ★ 満月の学園エピソード 
第9話 聞いてほしいのに ★ 若王子先生の授業参観・墓参り(満月の母・葉月&父)
第10話 芸能界の掟!? ★ 大御所演歌歌手(昆巻冬子)
第11話 危険なレンズ ☆ スクープ・カメラマン(三枝)
第12話 ねぎラーメンと聖者の石 ☆ 
第13話 ちっちゃなコンサート ★ 施設訪問、園児と交差する満月の想い
第14話 がんばれ!代理マネージャー ☆ 駄目マネージャー(秋葉さん)
第15話 ファースト・キス!? ★ 事故チュー回
第16話 ライバル登場! ★ 意地悪先輩アイドル(若松円)、シャンプーCMオーディション
第17話 すれ違う二人 ★ 
第18話 走れ!オーディションへ! ★ 交差点キス&エレベーター回
第19話 届かない歌声 ★ 逃避行、タクトの唄声、若王子先生・大重マネへの打ち明け
第20話 めろこ、ひとりぼっち ☆
第21話 新たな思い ☆ フルムーン芸能界復帰、円の意地悪再び
第22話 ワクワク!ソロライブ ★ 世界配信ライブ企画(ムーン&スターズ)、妨害、夜天ライブ
第23話 お引越しパニック × 大重マネvs.家政婦(田中さん) ※本筋に無関係な水増しエピソード
第24話 お父さんの歌 ★ ROUTE:Lの幻の名曲、円の横槍(高須プロデューサー)
第25話 若王子先生にお願い ★ 若王子のプロデューサー引き受け
第26話 伝えたいもの… ★ 満月の子供時代、母親(葉月)の写真とオルゴール{/netabare}

 - - - - OP「ROCK'N ROLL PRINCESS」、ED「ETERNAL SNOW」 - - - -
{netabare}
第27話 絶対に負けない ★ でっち上げスキャンダル、2人のレコーディング、何のために歌うのか
第28話 満月って恋の達人? ☆ 同級生の恋愛相談
第29話 新たな死神・いずみ&ジョナサン ★ 死神一のサディスト登場
第30話 英知くんを知る人 ★ 和美フランクリン(擁護施設の元先生)登場、英知君へのビデオ・レター、タクトの反対
第31話 学園祭の秋なんです ★ タクトの人間変身(ボディ・ガード)
第32話 素顔の円 ★ 落ち目アイドル若松円の立ち直り
第33話 忍び寄る病魔 ★ 満月の病状悪化、喉の手術の判断と満月の意思
第34話 ブランコのおじさん ★ 死神の見える人(真田さん)の魂の回収
第35話 英知くんからのメール!? ★ 満月の病状回復(英知君効果)、いずみの満月接近(死神の刻印)、新しい治療法
第36話 運命の新人賞 ★★ 2人の偽メール送り主、空港での謝罪、最優秀新人賞受賞
第37話 満月(フルムーン)からの贈り物 ☆ X'mas回、円の新曲リリース
第38話 おばあちゃんの過去 ☆ 満月の家出(アメリカへ)
第39話 太平洋を越えて ☆ アメリカ到着、英知君の思い出と募る想い
第40話 盗まれたペンダント ★ イーグル・ヴァレー観光、タクト告白
第41話 英知くんのいる街へ ★ 見つからない英知君、逆さ文字出現、桜井夫婦発見(タクト)
第42話 エターナルスノー ★ 事故死していた英知君、満月への手紙、雪の教会墓地{/netabare}

 - - - - - - - - OP(変わらず)、ED「Love Chronicle」 - - - - - - - - - -
{netabare}
第43話 もう二度と歌わない ☆ 帰国、変身しない満月、喉の手術拒否
第44話 共鳴する心 ★ フルムーン引退の噂、タクトの記憶、めろこの迷い
第45話 いずみの誘惑 ★ 永遠の月の世界への誘い、ROUTE:Lのキラ・タクト、病院屋上の夜
第46話 新月の夜に ★ タクト幽霊化のピンチ、満月立ち直り ※シナリオ自体は都合良過ぎて×
第47話 生きる希望 ☆ 運命を阻止する者
第48話 フルムーンになれない!? ★ 満月の変身が解ける、タクトが幽霊化しない方法 ※魔法少女のお約束のテーマがようやく・・・
第49話 満月の思い・めろこの思い ☆ 忘れ草(ミスティック・リリー)
第50話 どうしても言えない ★★ 満月の小学校卒業式、13歳の誕生日(4/4)、満月告白
第51話 運命の日 ★ フルムーン1周年記念ライブ、タクトの記憶消滅
第52話 満月(フルムーン)をさがして ★★ ※ED「New Future」{/netabare} 
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)3、★(良回)33、☆(並回)15、×(疑問回)1 ※個人評価 ★ 4.1

投稿 : 2020/04/04
♥ : 17

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

何だかんだで話が進む程にハマる♫

2002年4月6日 - 2003年3月29日TV放送された。全52話。
漫画とTVアニメが連動する形で制作されたTV放送用アニメ。

感想。

主人公の声優が素人過ぎる・・歌はアイドルというより・・
売れないロックシンガー・・声優の方が旨い人や声質の良い
適役が大勢いただろう・・序盤が明るめで軽いノリなので、
ぎりぎり堪えられる感じ。
タクト役は桜塚やっくん※スケバン恐子は元ジャニーズJr。

キャラデザは「りぼん」という感じ。イメージ的に「りぼん」
何故か「りぼん」としか言いようがない^^;

音楽は劇中歌も含めて視聴層や作風にあった解り易い曲。
これだ!というインパクトは感じないけど悪くもないかな。

1クール終わる頃には何となく全てが許容。
作風からいって、あまり細かい事は気にせずにという感じ。

2クール中盤には2クールで終わるのか?と思う部分も。
一応芸能界の裏側的エピソードも増えてくる。
こうなってくると耳も慣れて、新人アイドルっぽい雰囲気と
いえばそういう素人臭さもあり?ッて感じかな。

3クールに入ると明るい話も無いわけではないけど、徐々に
シリアスなエピソードも増えてくる。時々学園パートで制服を着てるので中学生と錯覚するけど小学校の修学旅行前w

涙が零れるシーンも多くなって何処までいくのか・・・・
子供向けなのだけど結構泣けるよ・・

残り10話くらいになるともう・・どうするのって・・
ストーリーは読めても、これは流石に台詞が予測できない。

主人公が小学生という事を考えるとラストもベストかなぁ~

設定だと死神は一定条件での死者なのだけど・・
「半人前」というのが解釈の自由かな。

それにしても・・めろこ・・一番成長したのかな><・・




神山 満月:myco
突然現れた死神に余命1年と宣告された、12歳の少女。
通常死に際にしか見えないはずの死神の姿が見える。
普段は純粋でおっとりとしたマイペースな性格。

タクト・キラ:斎藤恭央
死神部長の命令により満月の監視をしに来た死神コンビ。
「ねぎラーメン」の一人。ネコ耳の帽子をかぶっている。
鈴つきの赤い首輪をした白いネコに変身出来る。

めろこ・ユイ:本多知恵子
タクトとコンビを組む死神。うさぎ耳が特徴。
死神としてはベテランのため、うさぎ耳も羽も本物。
気が強い性格。反面満月を気遣うなど確りした面もある。

いずみ・リオ:緒方恵美
かつてのめろことコンビ「ミルメイク」を組んでいた。
サディストな死神。イヌ耳。めろこ同様にベテラン。
現在はジョナサンとコンビ「ヤミナベ」を組んでいる。

若王子 圭一:小川輝晃
嘗ては人気バンド「ROUTE:L」のキーボード担当。
当時のニックネームは王子。満月の主治医。30歳。

若松 円:太田衣美
フルムーンとライバル関係にあるアイドル歌手。
本名は暮林千暁。名のある家柄のお嬢様で婚約者もいた。

大重 正実:瀬尾智美
フルムーンのマネージャー。元アイドル「花飾結菜」
「ROUTE:L」の大ファンで、王子の追っかけをしていた。

今村 鈴:深見梨加
若松円のマネージャー。元アイドル「新山美紅」
大重正実とは犬猿の仲。大重よりは売れていたらしい。

古雅 葵:高橋広樹
満月の父。実は、文月の想い人であった清十郎の息子。
人気バンド「ROUTE:L」のギタリストでリーダーだった。

古雅 葉月:笠原弘子
満月の母。旧姓:神山。満月を産んですぐに亡くなる。

神山 文月:杉山佳寿子(若い頃:中尾有紀)
満月の祖母で、葉月の母。
昔は病弱な性質で学校も休みがちなお嬢様だった。

田中さん:赤土眞弓
神山家のお手伝いさんで下の名前は「よね」

高須 広平:郷田ほづみ
天才プロデューサー。

和美・フランクリン:冨永み〜な
満月がかつていた児童施設の先生。

七海:宍戸留美
フルムーンのファン第一号となった幼い少女。

桑原 薫子:杉田都子
文月の幼馴染。ピアノ教室の先生。

ジョナサン / シェルダン:森訓久
現在いずみとコンビを組んでいる死神。
死神部長・シェルダン。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 5

ちぴちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ラストがすごい!隠れた名作!

原作の漫画を少し読んだことがあって、気になってアニメを見てみました^^
でも、見てみるとすごい!特にラストはすごく感動するので、おすすめです!

あらすじとして、
喉に病気を持った満月ちゃんが死神と出会い、余命を宣告される。その死神の力を借りて大好きな歌を歌う歌手になるお話です。


前半は、主に歌手デビューし、歌手としての活動について。
前半はうーん、まあまあかなという感じでした。なんだかんだのほほんとした感じが多くて、1話目はすごく面白かったけど、話が進まないのでちょーっと興味が薄れ始めてました!笑

でも!16話目のライバルの登場からどんどん面白くなります!(というか、そこまで多少飛ばしてみてしまいましたw^^;)
今までは病持ちの満月としてではなく、fullmoon(歌手名)としてでしか、マネージャーと接していなかったので、fullmoonの正体はマネージャーもしらずに進んでいました。でも、後にお医者さんの八王子先生やマネージャーにもちゃんと説明して、病持ちの満月ちゃんが歌手をすることを認めてもらえることになります。


後半では、主に主人公の死について。
急に満月は生きる目的がなくなり、自分を見失なってしまう。
でも、周りの人に元気づけてもらったりして、主人公は次第に前向きになり、死にたくない、まだ生きたいって気持ちに変わり、自分の余命の運命とあらがうことになります。

ラストは、
満月ちゃん死んじゃうのかな?って思ったけど、なんだかんだいってハッピーエンドで、うまくまとまってました!
最終回、ほんっと涙涙で、隣の部屋まで私がグズグズ泣いて見てるの聞こえるんじゃないかってくらい、泣きました笑

あと、EDもよかった!歌手としてFullmoonが歌ってる歌が流れるんだけど、歌詞とかストーリーにぴったりで、きいてると泣かずにはいれなくなります笑

全52話と、とっても長いですが、なかなかよかったです!

投稿 : 2020/04/04
♥ : 1

66.2 8 死神アニメランキング8位
境界のRINNE 第3シリーズ(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (89)
369人が棚に入れました
第3シリーズでは、新たに“ショッピングモールの姉”と呼ばれる占い師、姉祭・アネット・瞳(あねまつり・アネット・ひとみ)が登場し、物語をさらに盛り上げ、迷走させます!

そして、ついに六道りんね出生の秘密が明らかに…。

声優・キャラクター
石川界人、井上麻里奈、山口勝平、ゆきのさつき、沢城みゆき、林原めぐみ

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

学園&霊界ラブコメディー、第三幕!

この作品の原作は未読ですが、アニメは第二幕まで視聴済です。
高橋留美子先生…といえば私の中で真っ先に出てくるのが「めぞん一刻」ですが、うる星やつらや、らんま1/2などを生み出した大ベストセラー作家です。
他にも連載作品では1ポンドの福音や犬夜叉などがある訳ですが…
連載作品が全てアニメ化している作家さん…というのも大変レアなのではないでしょうか。

それに活動期間だって…うる星やつらの初回は1978年で現在この作品が未だ連載中…
ということは、漫画家として約40年もの間執筆活動を続けてこられたということです。

漫画家って商売はギャンブルだ…
とある作品での台詞が耳に残っています。

作品には当たり外れがあって当たり前です。
それが連載する作品全てが当たりで連載を40年もの間続ける事が、どれほど大変な事なのか…
もう奇跡としか言いようの無い世界なんだと思います。

高橋先生の作品における最大の魅力はキャラが安定している事だと思います。
どのキャラも絶対にブレないが故の面白さが満喫できる作品だと思います。

でも一方で、この作品のキャッチコピーはタイトルに使わせて頂いた「学園&霊界ラブコメディー、第三幕!」なのですが、ラブの要素が果たしてどれだけあったか…
と考えると少しクエスチョンです。

一番気になるのはヒロインである真宮 桜の気持ちなのですがまるで鉄壁…
ツンも無ければデレも無い…
別に真宮 桜がツンデレであるとか、ツンデレであって欲しいと思っている訳ではありません。
でも、好意って表情や態度に少なからず出るモノだと思います。

確かに、物語序盤に比べれば態度が少々軟化した雰囲気を感じない訳ではありません。
ですが、このペースで物語を進めたら真宮 桜の心からの本音に辿り着くのは
あと10年くらいかかるのではないでしょうか?

十文字というキャラも決して嫌いではありませんし、鳳(あげは)やれんげに至っては、言動が微笑まし過ぎるくらいに可愛さを感じます。

でも、真宮 桜と結ばれて欲しいのはやっぱり六道りんねです。
恋愛に対してはまるで純情乙女なりんね君ですが、抱いたその思い…いつか必ず届くと信じています。

ですがその道も全然半ばなんでしょうね…
唯一片鱗のようなモノがチラリと見えたような気がした最終回…
最初は「これは…!?」と思っていたんですよ。
でもこの作品ならではのオチが待っていましたけれど…

りんねの「あと一歩…から先に進めない」のは、彼の背負う運命なのでしょうか?
それならそんな不幸を真宮 桜にも背負わせるのおは筋が違う気がします。
りんねの運命…それは子供の頃に罹患する病気のようなモノで…大人になったら自然と治癒しているような、そんな類の運命であって欲しいと願っています。

物語の方は大きな抑揚がある訳ではありませんが、凄いと思うのは高橋先生のネタが尽きないこと…
完全に私見ですが、漫画を描いていて一番苦労するのは読者を飽きさせないよう物語を作っていく事だと思っています。
ですが、この作品は次から次へと新しい物語が展開されていくんです。
加えて各幕25話の合計75話…これだけアニメ化されても原作にストーリーが追いついていないんだとか…
きっと高橋先生の辞書には「ネタが枯渇する」という文言は掲載されていないんでしょうね。
ただただ脱帽するばかりです。

こうなるとりんねと桜の気持ちの行く先が気になります。
これまでNHKで放送されてきましたが、NHKらしさ溢れる第四幕の放送も期待しています。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 8

わさビーフ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

独特なノリとシュールなギャクが売り

犬夜叉やらんま1/2もそうでしたが高橋先生のアニメは
長編作品が多い事でよく知られていると思います。

勿論ハマるかどうかが鍵なのですが途中で飽きる方もいらっしゃると思います。
私の場合は最初つい何となく観ていてこれまた続きが気になって何となく視聴
そして長らく観ている内に愛着が湧いてくると言いますか
ずっと観ていたいなぁーって気持ちになってくるんです。

上手く伝えられないですが同じようなタイプの方がいたら
是非トライしてほしいですね(ホント上手く書けなくてすいません)笑

内容はとても丁寧で安定感は○、ブレもなくこの辺りはさすがです。
その中身ですが3期に入っても特に大きな変化もなく話が淡々と続く感じです。
話が面白いというよりキャラ同士のやり取りが面白いといった感じで
この何とも言いようのない独特なノリとシュールさは
ハマルと結構ニヤニヤできて面白いと思います。

1期から3期まで現在放送中を含め(全75話)までと見所もたっぷりです

投稿 : 2020/04/04
♥ : 23

384 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

広く長く愛される作品になりつつあると思う。

1期の頃と比べるとレギュラーキャラも結構増えたけど、作品のスタイルはブレることなく安定。
キャラ個性も定着してきたのでこの調子で4期、5期と続いても楽しんで観れそう。

こーゆー流行に囚われない、昔ながらのペースで連載してるアニメって少なくなっちゃったから貴重です。笑

声優陣の層も幅広く、視聴者も幅広い層から好かれる作品だと思うよ!

投稿 : 2020/04/04
♥ : 4

88.3 9 死神アニメランキング9位
DEATH NOTE-デスノート(TVアニメ動画)

2006年秋アニメ
★★★★★ 4.1 (2242)
11671人が棚に入れました
「そのノートに名前を書かれた人間は死ぬ」という力を持つ、死神が落とした恐るべきノート・デスノート。
天才的な頭脳を持ち、退屈を持て余していた高校生・夜神月(ヤガミ・ライト)がそれを拾った時から、すべては始まった。デスノートを使って、世の中に溢れる犯罪者たちに次々と死の制裁を下していく月(ライト)は、いつしか「キラ」と呼ばれるようになる。
果たして月=キラは、世界を救う救世主なのか。それとも独裁的な殺人者なのか。
キラを崇拝する者、その行為を否定する者。世界は大きく揺れ動いていく…。
ネタバレ

renton000 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

2006年…

 テレビシリーズ全37話。このレビューで取り上げるのは第25話だけです。
 最近チラッと見ただけなんですが、もう10年近くになるんですね。驚きました。

 数多あるアニメの中で、我が家にホームステイしてきた留学生の一番人気がおそらくこれ。アニメ好きを自称する子からそうでない子まで、多くの子が見ている作品です。今いる留学生は両親もファンだと言っていました。アメリカでは、子供向けのカートゥーンではなく、アニメというジャンルを受け入れさせるくらいの大きな影響力をもたらした作品だ、とも聞いています。本当かどうかは知りませんけどね。そう指摘される作品は結構ありますから。

 アニメにおいては、宗教的なモチーフが使われることが結構あります。私が見た限り、デスノートのアニメ版はマンガ版を省略しながらも、非常に上手く再現していました。一方で、省略しながらも大幅に追加されていたのが第25話。その内容こそが宗教的なモチーフを取り入れることでした。


第25話の内容:{netabare}
 第25話は、ライトのライバルであるLが死亡する回です。おそらくここが第一部の終わりというべきところ。

 私はLが死ぬまでの第一部を「思考力はあるものの行動力に欠けるLが、思考力と行動力を併せ持つライトに負ける話」と整理しています。続く第二部は、「思考力と行動力を持つものの一人きりであるライトが、思考力と行動力をそれぞれ持つ二人組に負ける話」ですね。

 終わり方に関しては様々意見のあるところだとは思いますが、個人的には「足りない方が負ける」という一貫性に関して不満はありません。第二部ではライトを応援していた部分は少なからずありましたけどね。
 ライトが勝つ結末も描けたかもしれませんが、元々が少年誌での連載だったことを踏まえると少し難しいのかもしれません。マンガ版のラストがテレビ版にないのは結構不満かな。あれなくして終われないよね。
{/netabare}

第25話における宗教上のモチーフ①:{netabare}
 第25話には、ライトとLの二人が雨に濡れた後、Lがライトの足を拭いてあげるシーンがあります。見る人によってはなんだか気持ちが悪かったり、ホモホモしい感じを受けたりするかもしれません。私もそう思いました(笑)
 他人の足を拭くなんて、基本的にはあり得ないですよね。

 このシーンは新約聖書、つまりキリスト教から引用されたものです
 新約聖書には、最後の晩餐の直前に、イエスが弟子の足を洗うという話があります。弟子がイエスの足を洗う、のではなく、イエスが弟子の足を洗う、です。キリスト(救世主)であるイエスの謙遜と愛が表現されているらしいです。
 困惑する弟子たちに、イエスは「お互いの足を洗い合い、お互いに愛し合いなさい」と語ります。そして、弟子たちは互いに足を洗い合い、その後、最後の晩餐が始まります。イエスは、自身の肉と血としてパンと葡萄酒を分け与え、ユダの裏切りを指摘する、と展開します。
 
 完成度の高いマンガ版に、わざわざ追加してまで足を拭くシーンを描いたわけです。監督の意図が含まれているはずですから、それを探る必要があります。ここから察するLとライトの関係性は、「Lがイエスでライトが弟子」「Lとライトが弟子同士」の二通りです。
 前者も後者も検討してみましたが、結論としては前者に至りました。後者についてのレビューも用意したのですが、記載してもあまり意味がないと判断しましたので、前者だけを載せることにします。

 ちなみに、足を洗う話は新約聖書には他にもあります。ある女性がイエスの足を涙で濡らし、自身の髪でイエスの足を拭くというものです。第25話との類似性を指摘できるかもしれませんが、こちらは懺悔の意味合いが強そうですから、Lとライトの関係からは適切ではないと思います。
{/netabare}

第25話における宗教上のモチーフ②:{netabare}
 「Lがイエスでライトが弟子」とした場合。

 そうであっても、さすがに「Lがイエスとして神格化されている」と読むわけにはいかないと思います。「神格化」の程度にもよりますが、日本的な神様ならまだしも、キリスト教における神様には違和感があります。原作者もそこまで意図してはいないでしょうし、アニメ版の監督も同様だと思います。「ライトがLにとっての弟子だ」というのもありえないと思います。
 ですから、あくまでも裏切るライト(ユダ)と裏切られるL(イエス)の関係が軸になりそうです。

 「Lの謙遜とライトへの愛」が表現されていた、というのはあるかもしれませんね。Lにとっての唯一の友達がライトですから。
 イエスがユダの裏切りを指摘したのに引っ掛けて、「Lがライトの裏切りを確信した」というのもありそう。マッサージと称して手に力を入れていた描写や、髪の毛から落ちるしずくが涙として表現されていた描写を踏まえれば、十分すぎる論拠になります。
 血と肉を与えたというのが、この後のストーリーで「ライトがLの機能や立場を獲得する」に転換されるのも納得のできるところです。

 第25話には、教会や鐘の音、ミサの歌に「神様」が出てくることを含めて、宗教的な表現が多いです。これらは、この足を洗うシーンが宗教上の引用であることを気付いてもらうための布石だったのだと思います。
 マンガ版のこの辺りは、ライト・L・レムがそれぞれの心理戦を繰り広げていたために、非常にセリフが多いです。ここをダラダラとやらずに、モチーフを使ってスッキリと表現したわけですから、アニメ版監督のセンスを感じます。緊迫感が失われてしまった部分もありますが、不思議な余韻が残っていました。
 マンガ版にないシーンを追加したわけですからかなり気を使ったんだとは思いますが、後付けの域を超えての効果は出ていたんじゃないかな、と個人的には思います。
{/netabare}

マンガ版との関連:{netabare}
 マンガ版では、倒れ込んだLに「やはり私は間違ってなかったが…」というセリフが入ります。つまり、死のタイミングでライトがキラであることを再認したのです。でも、アニメ版にこのセリフはありません。そのまま息を引き取った。

 足を拭くシーンを入れたことで、Lによる「裏切りの指摘」を暗示したのであれば、ライトがキラであるという再認は前倒しされていたことになります。それならば、件のセリフを入れなかったことにも合点が行きます。セリフを入れてしまうと重複した表現になってしまい、蛇足になってしまいますからね。

 「Lの神格化」についてもちょっとだけ補足します。視聴者がマンガ版を読んでいることを前提にしているのならば、必ずしもこれを否定できません。
 マンガ版では、ワタリとLを殺したレムが、その死の際に「夜神月…死神をも殺すとは…死神を超えてる…」と言っています。マンガ版のライトが「死神を超えたもの」であることの対比として、アニメ版のLを「救世主」として描いていたのならば、非常に興味深い示唆を感じ取ることができます。

 私はマンガ版から入りましたが、改編にはあまり不満は感じませんでした。
{/netabare}

おまけ(英語でデスノ):{netabare}
 日本とは違い、宗教色が徹底して消されてしまうのがアメリカ。デスノではどうなっているのかを調べてみました。上記に関連して、主に「神様」に類する表現を見てみます。マンガとアニメの両方から引用しています。私が見せてもらったのは北米版だと思います。

 前提として、「God」と「god」の使い分けを確認しておきます。
 「God」はキリスト教を代表とした一神教の唯一神をいいますから、固有名詞のようなもので複数形はありません。冠詞も不要で、「God」と単体のまま使えばいいだけです。
 「god」は一般的な神様をいいますが、主に一神教以外の神様をいう場合に使われます。一般名詞ですから複数形もありますし、冠詞も必要です。日本の神様を言いたいときには「a/the god」や「(the)gods」となります。
 デスノの英訳マンガ版は全部大文字書かれていますから、冠詞の有無などでこれらを判別することになります。ヒアリングするときも同様です。


「死神」:{netabare}
 マンガ版でもアニメ版でも「shinigami」でした。「死神」という意味を持つ英語には「Death」や「Grim Reaper」がありますけど採用されていませんね。イメージが違うんでしょうか?
 「a/the Death God」という表現もありました。固有名詞だから大文字なだけで、冠詞が付いていますから「god」の方ですね。私の経験上ですが、一神教の人は「悪い神様もいる」って概念をあまり持っていない気がします。「a/the Death God」は「shinigami」の説明のためにチラッと登場しただけでした。
{/netabare}

「神の教えに従うべし…」:{netabare}
 アニメ版第1話だけにある英語の授業から。①が先生で、②がライトです。
―①「Listen for the voice of God then follow it...」
―②「Follow the teachings of God...」
 表現は違いますが、どちらも意味は一緒です。ここで「God」が使われているのは「教え」があるからでしょうね。戒律があるのは基本的には一神教です。
{/netabare}

「僕は新世界の神になる」:{netabare}
―「I will reign over a new world」(マンガ版第1話)
―「I'll become the god of this new world」(アニメ版第1話)
 マンガ版の方を直訳すると「新世界に君臨する」という感じですかね。「神になる」は、宗教にうるさいアメリカではいらぬ突っ込みを受ける可能性がありますから、基本的には使われないと聞いたことがあります。「英語的な表現」に変えられているようですね。ファンサブかもしれませんが、後ろに「as a god」を入れているものもありました。原作の表現に近づけようとしたのかな?
 一方、アニメ版は直接的な表現になっています。意訳を嫌う原作表現至上主義の人も多いらしいですから、そちらに配慮しているのかもしれませんね。近年はこちらの傾向が強いとも聞きました。

 ちなみに、アニメ版第25話の「僕は新世界の神だ」は、「I am the god of the new world」でした。ライトは「the god」になれても「God」にはなれませんでした。日本語では出てこない表現ですよね。
 この前のシーンで新約聖書を引用しているというのは上述の通りです。「神様」なら何でも一緒にしてしまう日本と、「God」と「god」が別物だと考えるアメリカの、宗教的文化的ミスマッチが顕著に出ています。
{/netabare}

ニアのセリフ:{netabare}
 マンガ版第105話のニアのセリフ。アニメ版ではカットされていました。デスノの英語版ウィキペディアには記載がありましたから、名言や結論として認識されているのかもしれません。
「何が正しいか正しくないか、何が正義か悪かなんて 誰にも分かりません」
―「Nobody can tell what is right and what is wrong, what is righteous and what is evil.」
「もし神がいて、神の教示があったとしても…」
―「Even if there is a god, and I had his teachings before me,」
「私は一考し、それが正しいか正しくないかは、自分で決めます」
―「I would think it through and decide if that was right or wrong myself.」
 「teachings」がありますから、アニメ版の「神の教えに従うべし…」のように「God」でも大丈夫な気がします。でもこちらでは「a god」を採用しています。やはりマンガ版は宗教色を消しているようですね。
{/netabare}
 同じ作品を同じ言語に翻訳しているのに表現が全く異なってしまうところがある、というのは少し意外ですよね。お国の事情というやつですかね。{/netabare}

投稿 : 2020/04/04
♥ : 6
ネタバレ

アリス★彡 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

迷子の迷子の夜神くん

ジャンプ作品。

成分:心理戦 ピカレスク的な価値観 

全体的に反社会的です。
テーマ性とエンターテイメント性の釣り合いが取れていて、評価に値する作品だとは思います。
しかし、ピュアな価値観を持っている方や反社会的な内容が嫌いな方は視聴をおすすめしません。


■漫画からアニメへ

漫画の手法をそのままアニメに持ち込んでいるので、映像的な視点から行くと、安直すぎるのではないのでしょうか。特に主人公が周りの状況を語り口調で説明するところ。
それでも、ストーリー的には問題が無い気がします。映像的な視点です。

映像においての脚本技術について、語られたサイトにも説明口調で入るのはまずいと書いていますから(これについても色々と人によって意見が変わるので、一概には言えませんね。私の主観です)

■正義とは何か

作品では二つの正義が描かれています。一つは夜神月視点の弱者が被害にあっているのを見過ごせない、犯罪者は徹底的に裁くべきだという正義。それが法の範囲を超えても、「自身の正義に当てはまっていればそれでいいの」、という自己中心的な思考回路。

もう一つは、L視点の正義。捕まえるためなら、倫理的に問題がありそうなことでも(監禁したりだとか)犯す、秩序の維持のための正義。何事にも客観であり、どのような目的が合っても、ルールを破った者は、秩序を維持するために裁く、正に管理者の考え方ですね。(以下、秩序維持者とします。)


■分かりきってることなのに

真面目に生きている人間が損をして、悪人が得をする事が許せない夜神くん。
その考えは分からなくもないのですが、そんなことが世の中から無くなるわけ無いのですから、割り切ってそういった人間はほっとけばいいのに。

とはいっても、自己中心的な価値観の持ち主の夜神くんは、そういった世の中の既成事実を受け入れらない訳ですから、世界を自分の思い描くように改変しようと、デスノートを使い自分で悪人を裁き始めます。派手な事はせずに、「ここね」といった時のために取っておくという手もあるのに。
世界を自分の思い通りにするよりも、自分の見えている世界に入ってくる邪魔者を排除する方が効率的で楽なのに、そうはしないところが、夜神くんの自己中心的な所なのですよね。バレる確率も高くなってしまいますけれど。

要するに、夜神くんは、自分と違う価値観を受け入れられないのでしょう。邪魔者は排除している所を見ると、それが伺えます。

「自分のためには使わずに、世界のために力を振るっているんだ」
個人的に正しい事をしているつもりなのでしょうけれど、それが大衆における正義かどうかは分かりませんよ?
自分が正しい事だと思っていても、他人は違う考えを持っている事はありますからね。そういうことをするのなら、自分のためだと割り切りましょうね。

自分が不満に持っている事を国民もそう思っている事にすり替えて、正当化している夜神くん。作中でも、キラを支持する声が強くなってきます。実績を出したからでしょうね。
国民にとっては、犯罪率を減らせない国家よりも、犯罪率を減らせるキラの方が支持しやすいのでしょうね。そういうところが、キラの考えを正当化していると思われてもおかしくないですけれど。

謎の方法を使って、人を殺している犯罪者を支持しますか?
例え、殺しているのが犯罪者でも、演出で正当化していたとしても、人によって変わりますよね。

夜神くんのキャラクターを観ていると、デスノートを支持する理由として、「社会的に不満を持っていて、それが解消されるから観ている」という理由もありそうです。夜神くんの価値観が徹底的に正当化されていますからね。

ジャンプ作品の中では、邪道だと言われていますが、その理由は夜神くんの価値観を観れば分かりますよね。ジャンプ作品は子供向けの悪影響を及ぼさない作品が掲載されるべきなのでしょうが、反社会的な考えを正当化しているために、邪道と呼ばれているのでしょう。人は理不尽に死ぬし、友情、勝利、努力は無いに等しいです。勝利だけはありますけれどね。

■秩序維持者としてのL

Lのキラへの考え方を簡潔を説明するとこうです。

どんな方法であれ、人を裁くの法であり、決して個人の主観で決めてはいけません。ましてやキラの考え方は、「痴漢しただけで死刑」などといったやり過ぎの領域に入っていきます。
よくいますよね。悪口を言われたくらいで、殴りそうになったり、いじめようとする人。キラはあの考え方にそっくりなんですよね。
キラは何でもかんでも死刑で済ませてしまう罪の重さも計れない人間。
新世界の神になるといったフレーズ。新世界を作るという表現がピッタリですよね。もしも、そんなやり過ぎがまかり通る世界が来たのなら、それはもう新世界ですよね。

ともあれ、ゲームプレイヤーとしては超一流なので、どうしても意識してしまいます。

■Lもやり過ぎてしまいます

監禁してしまいます。結局、作者がリアリストであったためなのか、Lは夜神と対抗するためには、監禁という犯罪的な手段を使うしか無くなり、やり過ぎてしまいます。

殺し合いには、道徳なんてもの必要ないと言った作者の価値観が伺えます。
そういうところが、デスノートの魅力であって、好みの分かれるポイントなのでしょうね。

こういう所が、Lの秩序維持者を描き出しているシーンなのですよね。秩序のためなら無感情になれる。傍から見ると、女の子を監禁しているのが正義なのかどうかは、疑問が湧く所なのでしょうね。少なからず、正義だと言う人もいますし、やり過ぎだと捉える方もいると思います。

無感情、事件の事以外は無頓着。そういったキャラクターです。


■トリックの上手さ

子供っぽい価値観の持ち主の夜神くん。
それでも、トリックだけは上手いのです。

デスノートの魅力はここだと言ってもいいくらい。
{netabare} 電車の中で、FBIの職員を一気にデスノートを使って殺害する{/netabare}シーンは圧巻でしたね。

演出やストーリーの面で行くと、確かに過小評価というタグは頷けます。



逆に、Lとの決着のシーンは、静けさがあって、映画と比べると盛り上がりに欠けるという意見もあります。かといって、悪いというわけでもなく、あの静かな演出は味のあって芸術的です。色々と意見がありますが、私は後者の方です。
{netabare}
■ニアとメロ

この辺りから夜神くんが、天狗になって攻められる立場になります。Lを殺害するまでの過程は、策略家だとは思えるのですけれど、ニアとメロの下りからは自分が上の立場にいるためか、油断する事が多い印象です。

ニアは、行動するよりも部屋で黙って考えていることが多いです。派手な事はせずに地味な手段で、夜神に近寄ります。
一方、メロは、ニアとは対極と言っていいほど、行動します。不良の子は行動力があると言いますが、メロは正にその例に当てはまります。

野蛮な格好が出来たり、強気な姿勢で望めるという不良の特性を生かして、行動しているところは流石です。それでも、法律を守るという考えは彼の頭の中には無いのでしょうか。



やっぱりこの作品って反社会的な人...多いです。
メロについては、不良的なアレなので当たり前なのですが。

そんな感想はさておき。
メロの行動力が夜神くんの計算を追い詰めます。


メロとニアの活躍を描くために、夜神くんの活躍が削られたのでしょうか。
夜神くんの方が有利だったために、どうしても二人が目立ってしまいました。
天才(夜神)と天才(L)が戦う話に魅力があったのに、一方的なゲーム展開になったのは残念です。

もう一つだけ。
ニアはLに比べてあんまり行動しませんから、どうしても話が面白くなくなっている気がします。Lの唐突な行動が視聴者を惹きつける展開となり得たのに。
その役目はメロにあたるのでしょうが、メロは途中でリタイアしてしまいますしね。
{/netabare}

■報い
{netabare}
夜神くんの価値観を正当化させていたので、最後は夜神くんが勝つのかな、と思っていました。ちゃんと夜神くんに報いを受けさせてくれて良かったです。
夜神くんが思ったこと(真面目に生きている人間が損をして、悪人が得をする事が許せない)は嫉妬して、ありうることでしょう。
それでも、社会ではそういう感情を我慢して相手に従わなければ、合わせないといけない事があるという事をちゃんと描けています。

「それが嫌だから、新世界を作るんだ」
そういう夜神くんの妄想もしっかりと打ち破っています。最後は死神が夜神くんの命を奪いますが、味方に裏切られることも、現実味を感じてグッドです。
{/netabare}


■コードギアスと対比してみると

コードギアスのラストは、デスノートとは違って、ルルーシュの思い描く通りになってしまいます。コードギアスの方が、反社会的な価値観を正当化するのには適している作品ですよね。

私は、ギアスの方が好きだったりします...。キャラクターがかっこいいから、と言われれば否定は出来ないのですが。
どうしても、そういう世界、理想の世界に憧れてしまうのでしょうね。私って。

■スピンオフはいらなかったです。(関係ないこと)

映画の話になりますが、Lのスピンオフは蛇足でしか無かったです。
作風もデスノートとは違いますし、本当にスターシステムは嫌いです。

■総評

昔は好きだった作品です。ちょっと夜神くんに共感が出来なくなってきたからかな...。
心理戦が味噌。少年ジャンプに連載されていたことと、夜神くんの自己中心さを考えれば、少年向けに売り出そうとした事は分かります。Lの価値観も、作者の価値観が表れていますからね。編集者の意向は分からないものの、結果的に大人の層にまでヒットしてる上に、最後で現実味のあるラストを迎えているので、後半にさえ目を向けなければ、大人の方にもおすすめしたい作品です。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 29
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

竜頭蛇尾。一世を風靡した有名作だけど、既に賞味期限切れかも。

アニメ作品は全37話で、人気を博した原作マンガと細部に若干の違いを残しながらも基本プロットはちゃんと共通しつつ完結してる感じなのですが、

(1) 前半の第15話までは作画は悪いながらもシナリオ自体は緊迫感があって面白かったのに、
(2) そこからシナリオも急に崩れ始めて、第25話で大きな動きがあって第一部を終わり、
(3) その後の第27話から先は、5年後の話(第二部)に切り替わって色々とシナリオの粗を挟みつつ結末まで駆け足で進行する、

・・・という展開となっています。

主人公&ライバルが、どちらも「幼稚で負けず嫌い」の自信家で、凄く中二病っぱいところは面白くて良かったんですが、本作の場合はヒロインがかなりの残念キャラなので(※第12話で{netabare}「ダメだコイツ、早く何とかしないと。」{/netabare}という主人公の少年の有名セリフが出てきます)、どうしても個人的な評価は下がってしまいます。

もし「一流の中二病作品」というのがあるとしたら、本作の場合は第15話まではそれに当て嵌まるのかも知れないけれど、それ以降は二流かな(そういう意味でレビュータイトルに「竜頭蛇尾」と入れました)。

あと主人公が、自分の保身のために{netabare}途中(※第4話)から犯罪者以外もどんどん殺害{/netabare}していっちゃうのは流石に観ていて気持ちのいいものではありませんし、そういう意味で基本設定は面白くとも細部の詰めが随分甘い作品・・・という印象が強く残りました。

人気マンガをアニメ化&実写化の2本建てで映像化すると、大抵の場合はアニメ版の方が出来が良くなるものですが、本作の場合は珍しく実写版の方が出来が良くなった例かも知れませんね。


◆制作情報
{netabare}
原作マンガ      大場つぐみ(シナリオ)小畑健(作画)(『週刊少年ジャンプ』2003年12月-2006年5月連載)
監督         荒木哲郎
シリーズ構成     井上敏樹
キャラクターデザイン 北尾勝
音楽         平野義久、タニウチヒデキ
アニメーション制作  MADHOUSE{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

========= DEATH NOTE -デスノート- (2006年10月-2007年6月) ========

 - - - - - - - 第一部 - - - - - - -
  ^^^^^^^^^^^^^^^^^ OP「the WORLD」、ED「アルミナ」 ^^^^^^^^^^^^^^^^
{netabare}
第1話 新生 ★ 夜神月(やがみライト)、DEATH NOTE、リュークとの出会い
第2話 対決  ★ 救世主キラ伝説、Lのテレビ発言
第3話 取引  ☆ 捜査局長(夜神総一郎)、ライトの挑戦、尾行者、死神の眼の値段
第4話 追跡  ★ キラの実験、バスジャック事件、DEATH NOTEに狂いなし
第5話 駆引  ★ FBI捜査官レイ・ペンバー、FBI捜査官一斉殺害、捜査本部の残留者 
第6話 綻び ★ Lの素顔、キラとLの推理戦、ライトと南空ナオミの接触
第7話 曇天 ★ 偽名、元FBI捜査官南空ナオミ殺害 ※ラストの演出がいまいち×
第8話 目線 ★ 夜神家への監視モニター設置、アリバイ作り ※演出は×
第9話 接触  ★ 東応大学入試試験、入学式、「私はLです」、‘流河旱樹’の罠、知恵比べ開始
第10話 疑惑 ☆ 親睦テニス、相互プロファイリングと心理戦、局長の心臓発作 
第11話 突入 ☆ さくらTV(キラのメッセージ報道)、宇喜多捜査官死亡、警察の拒絶 、第2のキラ(弥海砂)登場 ※脚本が唐突×
第12話 恋心 ★ ライトの捜査協力、死神の眼を持つ第2のキラ、弥海砂(あまね・みさ)とレム、死神を殺す方法
第13話 告白 ★ キラ青山誘い出し、弥海砂のキラ特定、押しかけ・弥海砂の事情
第14話 友達 ★ レムへのL殺害依頼
第15話 賭け ★ 海砂身ばれ・拘束、海砂を救出する唯一の方法 ※脚本そのものはイマイチ
第16話 決断 × DEATH NOTE所有権放棄、ライト監禁 ※これだけ長期間の3人監禁は無謀
第17話 執行 × 迫真の演技、ヨツバ・グループ登場 ※50日も監禁でLは何のお咎めなしは無理 
第18話 仲間 ☆ 警察とヨツバ・キラの取引、Lの新体制、アイバー/ウェディ登場 
第19話 松田 ☆ ヨツバ・ブループ内偵{/netabare} 

  ^^^^^^^^^^^ OP「What's up, people?! 」、ED「絶望ビリー」 ^^^^^^^^^^^
{netabare}
第20話 姑息 ☆ 続き
第21話 活躍 ★ 続き、ヨツバ・キラの正体(ミサミサ大活躍)
第22話 誘導 ☆ 続き
第23話 狂騒 ☆ 続き、車中の謎会話(火口-レム)、死神との取引
第24話 復活 ★ 火口逮捕。死神の可視化、記憶回復、ライトの秘策(種明かし)
第25話 沈黙 ☆ L最後の挑戦?、ワタリ死亡、L死亡、レム死亡、新世界の神
第26話 再生 ☆ ※13分過ぎまで総集編、その後新展開(L成り替わり、新世界の創生へ)、真のLを継ぐ者{/netabare}

 - - - - - - - 第二部 - - - - - - -
{netabare}
第27話 誘拐 ★ 2012年(5年後)、警察庁長官誘拐、FBIの接触、ニアとメロ、妹(粧裕(さゆ))誘拐、SPKのN
第28話 焦燥 ★ Nとの操作協力、L.A.渡航便ジャック、誘拐犯の要求、妹とNOTEの交換、メロのゲーム
第29話 父親 ☆ 死神シドウ、夜神次長と死神の取引、メロとの対決、次長死亡
第30話 正義 × 偽のルール、Nとライトの心理戦、相沢の裏切り 
第31話 移譲 × 魅上輝
第32話 選択 ☆
第33話 嘲笑 ☆
第34話 虎視 ☆ 
第35話 殺意 × メロ殺害、高田殺害
第36話 1.28 ☆
第37話 新世界 ☆ ライト死亡 ※ED「Coda〜Death note」{/netabare}
--------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)16、☆(並回)16、×(疑問回)5 個人評価 × 3.4


====== DEATH NOTE -デスノート- リライト (2006年7月、2008年8月) =====
{netabare}
リライト  幻視する神 ※OP「アルミナ」、挿入歌「絶望ビリー」
リライト2 Lを継ぐ者 ※OPなし、ED「ライトの演技」
{/netabare}
--------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)0、☆(並回)0、×(疑問回)0 個人評価 ※未視聴

投稿 : 2020/04/04
♥ : 25

68.6 10 死神アニメランキング10位
だから僕は、Hができない。(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (1148)
7171人が棚に入れました
加賀良介はひとよりHへの欲求が強いのが玉に瑕の健全な男子高校生。しかし、なりゆきで契約した死神・リサラによってそのすけべ心(エナジー)は吸い取られ、女の子を見ても張り合いのない日々を暮らしている。雨の日に出会った彼女は強力な霊能力を保有する“特異者”を見つけに人間界へと訪れたのだった。良介はリサラに協力をしているのだが、女の子とひとつ屋根の下に同居するその生活が情熱をエロにかけている良介には耐えられなかった。リサラだけではなくほかの女の子からも迫られ…ては萎むスケベ心。良介は隙を見てはどうにかしてスケベ心を取り戻そうと悶々と過ごすのだった。Hな魂は果たして回復できるのか。

声優・キャラクター
遠藤綾、下野紘、西口杏里沙、石原夏織、福圓美里
ネタバレ

奈悠 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

9話の感想追加

エロ系は後回しでみてたけど、これは・・・はい。エロいですw
ただ主人公がツボにはまりました。流石です、下野さん。
この作品は主人公が気に入るか気に入らないかで大きく評価が分かれそうです。
ストーリーは今後の展開次第っすね。

OP「Reason why XXX」 佐咲紗花(6th Single)
ED「プラチナ17」 yozuca*(20th Single)

9話{netabare} ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
唐突な妄想シーン…そして何を伝えたいかと。
「知ってるか。女の子の二の腕はおっぱいと同じやわらかさなんだって」
ガルダーブロウグ&私「なにーーー!」
エナジー補充かもしれんがこんな時でもこの発想は…w
{/netabare}
結果的に思惑通りになったって事か…?
イマイチ理解できませぬ(^p^)

8話{netabare} ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
で。。出落ちエロ。キュールの想い結果的に届いたが
こうまでしないと分からない良介はかっこわるすぎる。

なんであんな簡単に脱出口?があった。鍵しめておけよとw

敵相変わらずグロいなw塔への破壊も躊躇しないとか・・・

落下だと。予想はしていたが・・・(むしろ外出て何したかったんだ)
そしてまさかの謎覚醒!?
異常なエナジー放出?それだけの思いを良介に抱いていた?
特異者って事?ならキュールはどうしてそこに気づけずにいたんだ?!

触手プレイかと思ったら、まさかの鞭プレイw

リサラ母・・・指した先w真顔だしなwww
グラムの真の力=良介のエロは揺ぎないと思うが
伝説の秘宝といいつつ、リサラ母はおそらく剣よりも
キングラムを見ていたような気がしてならないw
{/netabare}
好敵胸(ライバル)とはイリアの胸でなく心が揺れる回だった。

7話{netabare} ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
けつだんりょくが大事なんだ・・・尻弾力
え、こんなのも広辞苑のってるの?
流石に調べてもでてこなかったけど、yahoo知恵袋の回答?がまじツボッたw
ほんとまじバカヤロ!だよw

それにしてもいつもならエナジー切れで裸になるのに
今回切れなかったのはなぜだw
{/netabare}
良介に エロパワーがないと 見所が・・・

6話{netabare} ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
リ・・・リサラずれすぎだろ・・・落ち込むならちゃんと考えろw

母親の父親の出会い・・・全く同じかー。
って、行くところまでいっちゃったんだよね。てへ。(・ω<)
テヘじゃねーw 良介と違って押しがあるなw
そしてBGM自重www
だから私は、子供ができた。応援ありがとうございました。
もうほんと終わっていいよw

「俺のエロは正義の為の力だったんだー」(下野節)
ほんと前向きな廚二だなwww

きめェ。携帯?通信機・・・?
着信はもっときめぇwww

エナジー無くなる>着衣解けて無くなる。ハイハイいつものワンパターン。
ポーズw・・・特殊能力インビシブルディクショナリー・・・え、ここまでテンプレになるの?w
涙→グラム覚醒。。。
{/netabare}
あれ・・・展開が・・・何だこれ・・・!?
ちょっと見るのが辛くなってきた^^;

5話{netabare} ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
おい。当たり前のようにどこで拭いてるw

既に縛られてる・・・
既に裸・・・
そして既にエナジー切れ・・・いつも通りだね☆

感じて・・・ね?目でなく、心で感じて・・・。
く、黒の背表紙、金文字、第3版・・・
だ、第3版ってどんだけイメージ出来てるんだよwww

急速エロチャージwww
え、特訓ってこういう事なのかwww
単語だけでここまで妄想できるなんて・・・次元が亜空間すぐるwww

俺の辞書に・・・いや、俺のエロに不可能はなーーーーーい!!
迷言頂きました~

次回紹介自重してくださいwww
{/netabare}
今回わりとストーリーに重要な事が発覚したけど・・・
あれ、内容があると面白さが減るってどういう事・・?w

4話{netabare} ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
綺麗に整列・・・日本人やなー。

お前の妄想力にほんと脱帽やわ・・・師匠とよびたいw
えぇーーーーー
・・・ですとーーぉーーーー
もっぴゃぁーーぐ。。うぅ。。やわらけぇ・・・うっひゅ。

っしょ・・・

おぉ~・・・ はぁ・・・
うっぉぉおおお・・・うっぉぉおおおおおおおお

キングダム覚醒
俺のキングダムがースパークリングだああああああ
って、構図自重しろwwww

キングダム・・・偽物には反応しないってことか・・・w

まさかの八奇衆が・・・ほんと他のメンツが怖いわw

どっどはぁ・・・詳しくは公式サイトでぇ・・えっへぇーー
{/netabare}
この回で悟った。改めて下野さん高音ボイスが神であると。
ストーリーがはいってこねーwww

3話{netabare} ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
学園八奇衆って・・・なんだか怪しい展開に。

ッち・・・w

良介乙女っちっくすぐるw

新しい死神キャラ追加~

勝てない事・・・やっぱそこかwww
解説おかしいだろwww

男って悲しい生き物さ・・・
何かっこつけているんだ。言ってる事ひどいぞwww

黒幕(?)登場・・?
なんか構成がワンパターンなのかなこれ。
なんとなくセーラームーンを思い出した。
早く脱却を切に・・・w

{/netabare}
評価更新:物語。作画評価下げ。音楽上げ。


2話{netabare} ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
エナジー切れ・・・ウルトラマンより短くないかw

キングダムどんまいwww

パパにも・・・ってもうなんだかw

特異者・・・確かに特異者だろ。こえーよ

エナジー減ると服がなくなっていくのか。

エナジー=キングダムwww
まじですのーw

エナジー=エロで動く(キリッ

次回はもうちょっと内容を頼みます・・・w
{/netabare}

投稿 : 2020/04/04
♥ : 6

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

必殺技、「インビジブルディクショナリー」

ラノベ原作、お決まりのエロ枠。
死神がこっちの世界にきて特異者探すという、ありがちな設定のバトルもの。
序盤は原作どうりですが、途中からアニメオリジナルになっていくストーリーだそうです。
おっぱいの大きくない死神や、おっぱいの大きい死神や、おっぱいの大きい人間や、ロリでおっぱいの大きい死神や・・・色々居て、よくあるハーレムのようですが意外とメインヒロインに軸足を置いています。
主人公がエロい事を感じたり考えたりするパワーが、バトルするうえでのエネルギーとなるという、頭を抱えるようなアホ設定が特徴です。


エロについては、結構頑張っています。
作画は悪くないし、お風呂シーンなどの裸の見せ場もそこそこ多い。
バトルの最中にポロリといく事が多いですが、露出の必然性が設定とストーリーに馴染んでいるので違和感というか、わざとらしさが薄れているのがいいところです。構図の取り方もなかなかツボを心得た手腕。
ただ、光補正が入りまくりなので、エロ目的のご視聴はBD/DVD版のほうがよろしいかと思われます。
(私はニコ動配信の視聴だったので補正だらけでした^^)
補正の入っていない部分でも、EDのカット絵などは実に艶かしくていいですね。
制作スタッフがヨスガノソラと同じだそうで、なるほど納得の造りです。

ラブコメ&ハーレムとしてはイマイチ。
最初からフラグのたっている幼馴染は別としても、ヒロインがデレていく過程がサッパリ理解不能でした。
なんか、いつのまにか好きになっている不自然さ。
こういう場合は、何やら事件やイベントの紆余曲折があって目からウロコで惚れられるのがお約束の流れですが、普通にバトルしてるだけで何故かフラグが立っていきます。
主人公は明るく直球なヤツで好感は持てますが、ツンがデレに転じるだけの魅力の描写が不足しています。
なんでそういう大事なとこ、手ぇ抜くかなぁ?

ストーリーとバトルは残念。
設定も展開も、ありきたりすぎて超つまらない。
秘宝やら主人公の出生の秘密やら定番的な王道になっていますが、何のヒネリも工夫も強調もないので、猛烈にどーでもよくなります。
バトルに緊迫感も皆無。話を進めるため(とエロのため)の作業としての戦闘の要素が強く、見応えもへったくれもありません。
また困ったことに、前半は気楽なバカアニメ風のところを見せておいて、後半に入って一気にシリアス展開。
シリアスといっても特筆するところもなく予定調和な展開で、むしろ序盤でみせていた主人公の明るく前向きな良かった所が完全に無くなるハメに。作風の温度差に戸惑うばかりでした。
ラストはそれなりに綺麗にまとめてあり、全体の構成そのものは悪くないのに、何か大きな娯楽性に欠いてる感じ。何なんでしょうね、これ?キャラ立ちは悪くないと思うのに、本当に記憶に残りそうもないくらい平坦で印象の薄い作品になっています。
やはり、肝心の話自体が面白くないのが最大の難点でしょうか。


結局、面白かったといえるのは、エロパワーを補充するために編み出した主人公の必殺技だけ。
アホな技ですがバリエーションも豊富で、他では真似できないオリジナリティに溢れてました。これは凄くいいw
ただ、その素敵技も出番があんまりなかったのが悔やまれます。

もっとアホバトルが見たかった・・・・
というか、そことエロ要素以外に面白味が見いだせないです、残念な事に^^

投稿 : 2020/04/04
♥ : 22
ネタバレ

ossan_2014 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

コメ、ではないラブ

異世界から現れた美少女と突然同居することになりバトルを繰り広げる、と言ってしまうといかにもありがちな設定に聞こえてしまうが、本作には類似設定の諸作にはない描写があり興味深く観ていたのだが、どうも「失敗したお色気アニメ」という評価が多いようで残念に思う。

{netabare}普通の高校生の日常にバトルが入り込むタイプの作品では、バトルが日常に影響しない設定を持ち込むことが多いが、本作では一応「結界」という設定はあるものの、基本的に主人公の生活は「バトルのある日常」へと移行することになる。

本作品は、異世界の描写として、画面全体に靄のかかったようなエフェクトを施し、クリアであった「現実」との対比で「異世界」を演出しているのだが、物語の中盤、異世界の侵攻を受けた「現実」にも靄のエフェクトがかかり、現実が変質してしまったことをビジュアルで表現している。

そして、このエフェクトは、物語の終幕に至っても、晴れることはない。

すべてのバトルや物語が収束して、以前の日常が同じように復活する、というラストは本作にはない。

事件に決着をつけ、恋人や幼馴染や、あまたの美少女たちとの楽しい(?)「日常」を取り戻した主人公がいるのは、依然として靄に霞んだままの、決定的に変質した現実なのだ。

一応、作中では、新しい世界の始まり、といったセリフがあるのだが、新しい=前向きで良いことを暗黙に含意したような説明は、いかにもとってつけたようでアリバイ作りのように聞こえる。全面にカビの生えたようなエフェクトの印象が表しているのは、単に、変質であると解釈した方が作者の意に沿っているのではないだろうか。

異世界の少女の出会いから始まった主人公の生活と日常の変質は、ついに世界全体の根本的な変質へとたどり着く。

だが、ラノベ的な設定などなくとも、ごく普通の人間であってもこのような変質は誰でも迎えているのではないだろうか。
たとえば恋愛の経験において。

ボーイ・ミーツ・ガール

ごく平凡な人間であっても、恋愛にとらわれた途端、自分や世界の意味が決定的に変化することを経験するだろう。
恋人とともに生きる世界は、かつて自分が知る世界とは全くの別物で、新たな生を受けたかのように感じるはずだ。(たとえ片思いでも同じことだ)

ガール・ミーツ・ボーイ

変質した世界の中で、勝ち取った「日常」を楽しく生きる主人公、良介の姿に、作者は当たり前のラブストーリーをぴったりと重ねて見せたのだ、というのはひねくれすぎた観かただろうか。

オープニングの最初と最後のカットを見ると、そうひねくれているとも思わないのだが{/netabare}

もっと高く評価されていい作品だと思う。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 5

79.2 11 死神アニメランキング11位
GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 炎龍編(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (1106)
6593人が棚に入れました
異世界戦争勃発!陸上自衛隊員達の運命は――? 20XX年、突如として東京銀座に「異世界への門(ゲート)」が開かれた。中からあふれ出た「異世界」の軍勢と怪異達。陸上自衛隊はこれを撃退し、門の向こう側『特地』へと調査に赴く。第三偵察隊の指揮を任されたオタク自衛官の伊丹耀司二等陸尉は、巨大な炎龍に襲われる村人たちを助けたことで、エルフや魔導師、亜神ら異世界の美少女達と奇妙な交流を持つことになるが……。

声優・キャラクター
諏訪部順一、金元寿子、東山奈央、種田梨沙、戸松遥、日笠陽子、内田真礼、安元洋貴、石川界人
ネタバレ

isislove さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

レレイにまた会えてうれしい

原作はコミック版は既刊の第8巻迄、小説版は本伝全5巻は読了済です。

<2015年の夏クールにスタートしたアニメ、GATE>
原作小説の本伝全5巻のうち
2巻目途中までの描写で1クール12話までで一旦終了。

そして、しばらく間を置き、後半の2クール目スタート。
(あえて2期ではなく、2クール目とするのは、今作は、
はじめから分割2クール全24話として構成されて制作されたため)

2クール目は炎龍編~動乱編の物語。
原作小説3巻目までアニメは描かれました。
全体の流れは割と原作に忠実。
その影響で後半は、群像劇の色合いが濃厚になりましたね。

そのため正直、個人的に1クール目ほどには盛り上がれませんでした。
主人公、伊丹とメインの3人のヒロインたちの存在感が
希薄になる話が続いたりしましたから。

アニメで一番好きなキャラになったのはレレイでした。
そのため、彼女がほとんど出てこない回では、
欲求不満のストレスが溜まりました。

また群像劇としては、尺の問題もあり仕方のないこととは言え、
キャラ描写の大幅な簡略化が多かったのが不満です。

コミック版も含め原作で面白いと思えた部分のカットも散見、
単なるイベントの羅列で、ダイジェストを観ている気分になることも多々あり。
結果、特に19話以降に散漫な印象が強い。

そのため物語評価は、前半12話分までは4.5に対し、
後半12話分は4.0に下がりました。

キャラ評価も、キャラ自体は立ってて魅力あるけど
描写不足で魅力を十分引き出していたとは思えないので
視聴終了後に5.0→4.0で最終更新しました。

とは言え、最終回はとてもいいと思えました。
終わりよければすべて良し。
結果的には、お気に入り作品のひとつとなりました。
原作尊重の姿勢が好ましいラストでしたね。

<ぜひ第2期作って欲しい!!>

最終話までずっと、続編につながるフラグが立ち続きました。
大人の事情で制作が途絶えれることのないよう祈るのみです。

細かいことは、以下の各話レビューで記載します。


以下は、視聴開始の頃の投稿のアーカイブのためタグで閉じます。
{netabare}
分割され、3か月の休止期間があったため誤解を招きやすいですが、
これは第2期ではないでしょう。第1期の2クール目と思われます。
従って初回は、第1話でなく第13話です。

2クール目も京極監督と脚本の浦畑達彦さんはさすがに上手い。
特に、「ラブライブ」の監督さんが仕切ってるだけあって
萌ポイントは決して外さない印象で、相変わらずとても面白いです。

<原作の広範囲な内容をアニメ化>
ところで、BD/DVDの発売予定で判明しました。
この作品は分割2クール全24話ですが、
以下のような構成になってるよう。

・接触編:第01話~第10話
・炎龍編:第11話~第18話
・動乱編:第19話~第24話

てっきり炎龍編の締めが第24話だと思い込んでいました。
ふたを開けたら動乱編まで描くことになっていてとても意外。
どうまとめ、どう締めくくるんでしょうか?
非常に興味深いところです。

アニメの17話までは、ほぼコミック版の第7巻迄を基に
構成されていたように見受けられました。
しかし18話からは、小説版の本伝が基になっていると思われます。

<音楽>
新OP「GATE II 〜世界を超えて〜」
作詞・作曲:岸田 / 編曲・歌:岸田教団&THE明星ロケッツ

新ED「いつだってコミュニケーション」
作詞・作曲・編曲:山田高弘
歌:テュカ&レレイ&ロゥリィ(金元寿子&東山奈央&種田梨沙)

共にとても好み。

特に自分は、ロック大好きなので
岸田教団&THE明星ロケッツのロック魂が最高!!
音楽評価はこの1曲だけで、もう満点。
画も見事に嵌っててカッコいい!!

OP最後の集合写真で、栗林だけ接写ドアップなのも
彼女らしさが出てて上手いレイアウトだと思います。

EDは、自衛隊の一日入隊体験のスナップと思しき
隊員服着た3人のメインヒロインに釘づけ!
{/netabare}

以下は、かなりネタバレあります。
未視聴の方は読まないほうがいいでしょう。

<各話レビュー>
★ 第13話「開宴」{netabare}
コミック第4巻:第29話「講和への第一歩」、第30話「驕傲の皇子」
第31話「地揺れの夜」より(第4巻終了)

1クール目最終第12話は、
コミック第4巻第28話「絶望のヤオ」で締めくくられました。

2クール目も、今のところはコミックの流れに忠実。

貴族の令嬢シェリーをツインテールにして、
コミックより少女の可愛さを引き出した点、
小説版本編は未登場、コミック版では
ほとんどモブのミューティを
魅力あるキャラに昇格させた点など、
いい感触ばかりの2クール目のスタートでした。

○ンコ頭の伊丹とか、
ヤオがミューティと居酒屋で酒を飲み交わすシーンとか、
ほのぼのするアニメオリジナルの遊び心も、とても好い。

今回、キャラデザは違えど
言動は、ほぼ原作同様で存在感あった
天使の羽をもつ娼婦ミザリィも、
今後どう描かれるかちょっと楽しみ。

残念だったのは、
メイン3人のヒロインは
今回ほとんど出番なかったことくらい。
コミック版の流れを尊重するためでしょう。
でも、その不満はEDの彼女たちで一瞬で吹き飛びました。

次回、コミック第5巻の物語に突入。
今のところコミック原作すべての伊丹の行動の中で
個人的に一番好きなシーンが観られそうで楽しみです。
そこは栗林にも注目!
{/netabare}
★ 第14話「帝都激震」{netabare}
コミック第5巻:第32話「帝国の心臓」、第33話「栗林乱舞」
第34話「震える日」、第35話「賢愚の皇子達」より

地震により、裸足で着の身着のまま
外に飛び出したピニャが可愛すぎる!
伊丹を頼りにする乙女度マックスの彼女に萌えました~。

ここでの地震が、伊丹たちの皇帝謁見のきっかけとなりました。
(実は帝国での史上初めての地震は、炎龍編以降の物語の重要な伏線でもあります)

<ゾルザルと伊丹たちの邂逅>
「栗林君、しゃべりたくなるようにしてあげなさい 殺しちゃだめよ」(コミックでの伊丹の台詞)

栗林「やる気のない玉無しは武器を捨てなさい!」(コミック)
⇒「やる気がないなら武器を捨てなさい!」(アニメ)

アニメでは、望月紀子の存在そのものが
カットされるかもと少し危惧していたので
少しマイルドにはなってますが、
ちゃんと再現してくれてうれしい。

コミックでは、アニメ以上に紀子が悲惨に描かれいて
このシーンでは、ゾルザルが最高に忌むべき存在に思えたものです。

その上での伊丹の男らしい振る舞いと栗林無双。
アニメでもスカッとしました。

今回のF-4ファントムの作画も、力入ってて素晴らしい!

さて、今回もメインヒロインの3人の出番はほとんどなし。
しかし次回、テュカに赤信号が…。
{/netabare}
★ 第15話「テュカ・ルナ・マルソー」{netabare}
コミック第5巻:第35話「賢愚の皇子達」、第36話「紀子の帰還」
第37話「テュカの瞳」、コミック第6巻:第38話「任務放棄」より

かなり原作をアレンジして話を詰め込んでいましたが
とても素晴らしい演出だったと思います。
伊丹と同じ気持ちになって、
なんとかテュカを救いたいと思えました。
概ね満足です。

<悲しみのエルフ>
3人のメインヒロインの筆頭なのに、今までほとんど見せ場のなかったテュカ。

今回、テュカ役の金元寿子さんにとっては、
今迄では最も出番が多く、やりがいのある回だったのではないでしょうか。

今回、コミックと比べて、伊丹たちを取り巻くキャラを
必要最低限まで減らしたことが、テュカと伊丹の物語性を深めていたと思います。
デリラが出てこなかったのはちょっと寂しかったですが…。

雑味を減らし、スポットライトの当て方が巧みだったので、
伊丹たちが、非常に困難な炎龍討伐に向けて覚悟を決め、旅立つ流れが、
1話分という短い尺ながらも自然なものに感じられた。

伊丹の背中を押すことになった、エルベ藩王国のデュラン王との
初対面のシーンもなかなか味わい深く好かったです。

<伊丹のトラウマ>
残念だったのは、伊丹の学生時代の回想。
中途半端な描き方で原作未読だと解り辛いかもしれません。

アニメでは、もうあれ以上は描写しない可能性があるので
ネタバレというより、補足のつもりで書かせてもらうと…

伊丹の父親は、伊丹が中学の頃、
家庭内暴力が原因で妻である伊丹の母親に刺殺されます。

法廷では正当防衛が認められ無罪になったものの、
母は自責の念や罪悪感のあまり精神を病んでしまう。

病は改善されることはないまま母子家庭となった伊丹家。
伊丹の高校時代、アニメでも描かれたあの失言で
彼の母はついに精神崩壊。
彼は母の焼身自殺未遂の現場を見ることになってしまう。

アニメでは、焼身自殺までは触れられていない。
また、20年前ということになっていたので、
中学時代に既に母の精神崩壊を起こしたことに
設定変更したように見受けられます。

母は現在、措置入院として精神病院に入院中。
(措置入院とは、入院させなければ自傷他害のおそれがある場合について、
これを都道府県知事の権限と責任において強制入院させること。)

家庭内暴力と自分が母親を極限の精神状態に追い込んでしまった、というトラウマ…
私が伊丹というキャラに魅力を感じられるのは、そんな設定があるから。

重い過去があるからこそ、他人に本当に優しい大人の男、伊丹耀司。
この設定は、今迄と今回の伊丹の行動原理を察することができます。

理不尽な暴力には、立場を忘れるほどに許せず思わず手が出てしまうような彼。

自分を家族として慕ってくれる心を病んだテュカを、任務放棄してまでも救おうとする彼。

一身上の都合で部下を死地に追いやることは絶対にしたくない彼。

彼を慕う異性が多いにも関わらず、踏み込んだ関係を自ら積極的には出来ない彼。

ならば、現実から離れた、夢とロマン溢れるオタクの世界という
安らぎの場が彼にとって必要不可欠なのも理解できます。

単なるモテモテのラッキーなオタク、という設定だけだったら
それほど魅力を感じられないキャラだったかもしれません。

もしかすると、苦労した大人で、人の痛みがよく解るキャラだから
イタミという名前が与えられたかもしれませんね。

次回、いよいよメインキャラたちによる本筋スタート。
炎龍編は、事前の分類上、第18話までらしいので残り3話で決着つけるのかな?
{/netabare}
★ 第16話「炎龍再び」{netabare}
コミック第6巻:第39話「デリラの決断」、第40話「自衛隊、動く」
第41話「ダークエルフの谷」より(第6巻終了)

動乱編のための伏線も織り込んでの炎龍バトル第二弾の巻

前回でも感じましたが、原作のまとめ方に関しては、
コミックと比べてしまうとどうしても薄味な印象が拭えません。
尺の問題からやむを得ないんですけど…。

でも構成力は素晴らしい。

魅せ所のポイントを決して外さないので30分はあっという間。

作画に力入っていてた炎龍のシーンは非常に迫力ありました。
炎龍、ロウリィ、ファントムの真に迫る躍動感が見事です。

ゴジラのような下半身デブな炎龍。
そんなキャラデザが効を奏し、地上に降り立った時の威圧感も圧倒的。
ドラゴンというより、まさに怪獣です。

今回で、作画評価を満点で更新しました。
{/netabare}
★ 第17話「決戦」{netabare}
コミック第7巻:第42話「龍の巣」、第43話「死闘」
第44話「炎龍墜つ」、第45話「冥王の使徒」より(第7巻了)

炎龍バトル第三弾にして決着。
今回、第7巻の内容を駆け足で一気に消化しました。
せめて2回に分けて丁寧に描いて欲しかった所です。

一番残念に思ったのは、尊い犠牲者になったダークエルフの援軍が
人物描写がごっそりカットされ、ほとんどモブ化してしまったこと。

その変わり前回同様、作画が非常に素晴らしく、
バトルのテンポも良く、目が離せないほど観応えありました。
おかげで、いろいろ簡略化されてる割には意外と濃厚な印象が残りました。

<死ね!くそったれのトカゲ野郎>
レレイのキャラが一瞬だけ別人になるクライマックス。
実はこの台詞、原作の中でも非常にインパクトあったので
これを聞くのがちょっとした楽しみでした。
アニメで再現してくれてうれしかった。
ただ、もうちょっと感情を押し殺した方が好かったかな。

今回と前回、原作からのカットが多く展開が駆け足すぎて
興ざめした部分も多々あったので、今回で物語は5.0→4.0に評価下げました。
{/netabare}
★ 第18話「魔法都市ロンデル」{netabare}

<伊丹の運の強さと彼のハーレム絶好調!>
炎龍討伐を果たし、無事アルヌスへ帰還した伊丹たち。
伊丹は、任務放棄を冒したため隊長職は解かれ、2週間の停職処分となった。
反面、日本人拉致被害者救出の功績も認められ防衛大臣から一級賞詞も与えられる。
さらには、炎龍駆除の功績によりエルベ藩国、ダークエルフの部族などから感謝され
様々な形での報酬を得ることになった。

停職解除後は単独での資源状況調査を命じられる。
特地を好き勝手に移動して資源を探すという自由な役割。
現地協力者として、レレイ、ロウリィ、テュカ、ヤオも雇うことが認められて同行可能。

さっそくヒロイン4人を引き連れ、
導師号を目指すレレイの学会発表のついでもあって魔法都市ロンデルに向かう。
そこでは、レレイの物騒な姉と遭遇、ひと悶着起こすことになる。

一方、炎龍討伐はあらたな波紋を呼ぶ。
ゾルザルとテューレによる陰謀がうずまき、きな臭さの増す特地であった…。


OP前のアバンタイトルまでが炎龍編で、それ以降は動乱編。

今回と、次回も予定のロンデルでのレレイの姉のアルペジオとのエピソードは、
原作コミック第8巻では描かれていませんでした。

アニメは、この回含めあと残り7話分。
アニメで未消化のコミック版の残りは、2016年2月現在、第8巻+α(未出版分)しかないので、
ここからはオリジナル小説(本伝、外伝)の素材から限られた話数で構成していくのでしょう。

実は小説に忠実なら、動乱編だけでは、ゾルザルとテューレとの決着はまだつきません。

最終回を一体どう締めくくるのか。
動乱編以降のアニメ化未定でのオンエア中の今、
アニメがいろいろ宙ぶらりんで終わってしまう可能性もあります。

もし二期実現の目処が立っていないのなら、
アニメオリジナル展開でも構わないので上手くまとめて欲しいところです。
期待半分、不安半分で最後まで見守りたいと思います。

原作と比べてしまうと構成や演出に不満はありますが、
アニメでのメインの3人のヒロインや、ピニャ、シュリーは原作以上に可愛い。
また、前回初登場のジゼルなど、他の多くのキャラも魅力あるので観てて楽しい。
炎龍も素晴らしかったので、今回でキャラ評価を4.5→5.0に引き上げました。

今期中に、ロウリィの苦手とする冥府の王ハーディ神も登場しそうですね。
とりあえず次回、壮絶な姉妹バトルが観られそうで楽しみです。
{/netabare}
★ 第19話「危険な姉妹」{netabare}

現状は、ゾルザル主戦派vsピニャ講和派&日本、伊丹一行vs笛吹男の
二つのドラマが同時並行で描かれています。


テューレの暗躍により毒を盛られ意識不明となった皇帝。

この機に乗じ、クーデターを起こした主戦派ゾルザル。
彼は、帝国内の日本との講和派を弾圧、政治の中枢から排除することで元老院を掌握。
実権を手中に収め意のままに国を動かそうとする。

その状況でなす術もない講和派の皇女ピニャは孤立。
現状を憂い、唯一頼りな次兄ディアボに助力を求めるが彼は首都から逃げ出し途方に暮れる。

また、レレイは炎龍退治の英雄としてプロパガンダにその名を利用された。
そして、テューレは笛吹男(バイパー)を雇い英雄レレイを亡き者にしようとする。
笛吹男とは、人心掌握巧みに暗躍し、自ら手を汚さずターゲットを仕留める狡猾で超一流の暗殺者。

一方、ロンデルでは、街中でのはた迷惑なレレイvsアルペジオの喧嘩が始まる。
レレイ初登場時、カトー老師から「どうせのっかるならボン、キュ、ボンのレレイの姉」
と言われたほど容姿の成熟度はアルペジオが勝る。
しかし、8歳年下にも関わらずそれ以外は何事も敵わない妹に対する長年のコンプレックスがあった。
つにその確執が、姉を差し置き導師号に挑む妹との再会で爆発、火がついてしまった。
そのどさくさに紛れ、笛吹男の差し向けた魔の手がレレイに及ぶが……。

ゾルザルとテューレを中心に、情勢はあらたな動乱を生み出そうとしている。


バトルシーンは今作の最も得意とするところ。
姉妹喧嘩のシーンは流石でした。
レレイ1番大好きの私としては今回は大満足!
{/netabare}
★ 第20話「こいびと」{netabare}

12歳の令嬢シェリーに降りかかる突然の悲劇。
そこで明らかにされる彼女の運の強さと天才的な駆け引きの才能。
彼女の必死の行動は、結果的に戦争への引き金になってしまったようだ。
しかし、彼女は将来的に日本と帝国の外交上の重要なキーパーソンになっていくかも。

今回は、伊丹一行の出番は冒頭のみ。
まるで伊丹に感化されたかのような外務省官僚の菅原の男らしさが光る話でした。

今回は、1話の中で描くべき人物を絞り込んだ構成が効を奏し、
原作のいい部分をうまく再現していてとてもいい出来だったと思います。
{/netabare}
★ 第21話「デッドライン」{netabare}

前回同様、コメディ要素がほとんどなしのシリアス回。
いろいろなキャラの思惑が複雑に絡み合い展開する人間ドラマ。
特に今回は、描くメインキャラが明確だった前回と対照的に
群像劇の色合いが濃厚でした。

今回は、政治、利権、復讐などをめぐる人間の醜さ、愚かさをクローズアップ。
暗愚なゾルザルや、保身に余念のない森田首相、偏見だらけのジャーナリストなど、不快に感じるキャラでお腹一杯。
フィクションでも妙にリアルな生々しさ。
萌えや癒しを重視するアニメファンの一部の方々にとっては賛否両論ありそう。

しかし、伊丹や菅原を温かく見守り、必要とあれば
しっかりフォローしてくれそうな有能上司、権力者キャラ、
嘉納外務大臣や白百合副大臣、狭間陸将などが、
地味ながらも頼もしい存在に描かれたのが今回の救いですね。

次回、いよいよゾルザル派に対し自衛隊の実力行使が見られそうな予感。
今回再登場のニュースレポーターの栗林妹も活躍の場があるのかな?
{/netabare}
★ 第22話「奴隷服を着た皇女」{netabare}

相変わらず笛吹男に振り回される伊丹一行、攻防に疲弊した薔薇騎士団。
そしてとうとうピニャ殿下も囚われの身に。

話しの引きはとても上手い脚本だと思います。

19話~今22話に亘って、レレイのバトルシーンと菅原の決断以外は
カタルシスがなく、ストレスの鬱積もマックス。
今回のラストでようやく自衛隊と伊丹一行が帝都に向かい動き出した。

原作改変により残り2話でゾルザルとテューレの決着を前倒しにして一応の決着をもたらすのか?
それとも、原作通りに「俺たちの戦いはこれからだ」で終わってしまうのか?

個人的には『アルスラーン戦記』ように
「俺戦」で終わって1年以内に二期が欲しいところ。

・今迄が細かいところは別として大筋上は本伝の原作に忠実だった。
・一期は全24話で動乱編迄と明確に描く範囲を限定してる。

以上から個人的に、残りの総撃編・冥門編も作ろうという、
制作者の意志を感じ取れるのが今のところの救いです。

ロウリィの口からよく名前の出されたハーディとの絡みもまだだし、
ゲートの謎にまつわる伏線も回収出来てない。

原作付のアニメでは、原作ファンはどうしても期待値上がってしまう。

もし残り2話に、話を詰め込みすぎたり、
続編望み薄な無難な最終話で締めくくるようでは、
観終わった後にアニメの物語評価は下げざるを得ないでしょう。
{/netabare}
★ 第23話「空挺降下」{netabare}

無駄のない作戦行動を実行し、戦果を上げる自衛隊は頼もしい限りです。
これをご覧の自衛官の皆さんは、ご自身の職に誇りと自信を持たれることでしょう。
日々の国防の任、ご苦労様です。

ただ、自衛隊をせっかく取材できたんだからと
あれもこれも入れよう的な欲張りな脚本と演出だった気がして
今回は、ちょっとしらける部分がありました。
伊丹一行が帝都に到着間に合わずパッとしなかったこともあり
丁寧すぎる自衛隊描写に広報アニメ臭が若干漂う。

一番気になったのは、空挺部隊の降下時の機上のシーン、
特に、機上でお礼を言う件などアニメで描く必要なかったと思います。
自衛隊を格好よく描こうとすること自体はいいんですが
リアルとファンタジーの配分を間違えると、
ふと我に返って話に没入できなくなります。

次回はとうとう最終話。

伊丹たちの活躍をビシッと決めて
上手くまとめて欲しいところです。
最終話こそ、伊丹やヒロインたちの活躍を期待します。
{/netabare}
★ 第24話(最終話)「斯く戦えり」{netabare}

22,23話としばらく不満が続いたものの
最終話は、かなり楽しめて今迄の不満もどこかに消えました。

実は、原作(動乱編)と同じような締めくくり方だと
面白くないだろうと思っていて、最終話はちょっと不安でした。

<ロウリィ、レレイ、テュカと伊丹のパーティがメインでこそ面白い>
大好きなレレイの見せ場もしっかりあったのもポイント高い。
国境超えたカップル4組成立と、明確に描写したのもよかった。
続編あればボーゼズの愛娘、舞ちゃんにも会えるかも。
状況は殺伐としたままなのに、ちょっと和ませてくれてひと安心。

しかも、1話の冒頭と同じ状況+ヒロイン3人で締めくくるとは…
上手い締め括り方ですね。

梨紗の思わぬ登場もいい。
ヒロインたちがいつもの衣装で日本に来たらああなるのは当然。
まあ、ギャグなのでツッコミは無粋です。
ロウリィ様、そりゃ警察に連行されますよー。
パトカーのトランクからハルバートが飛び出してるのがwww

1クール時のOPで最後を締めたのも、
ありきたりな構成ながらベリーグッド!!

<続編ありき、俺戦エンド>
厳密には「女帝ピニャvsゾルザルの戦いがこれからだ」エンド。
私は、中途半端かつ強引な形ですべて決着などという終わり方より、
こっちの方が断然いいです。

嫌みなジャーナリストや栗林の妹など、
続編がないと登場させない方がよかったかなと思ったキャラもあった。
ハーディとの出会い、ジゼルや紀子などの今後など、
ゾルザル派との戦い以外に描くべきことは山ほどある。
テューレの悲しみの記憶を描いたのも、続編あること前提だからでしょう。
次巻、総撃編以降にテューレの物語が本格化しますので。

ゆえに、続編なければ中途半端過ぎて非常に悲しいパターンではあります。
{/netabare}

<後半クール:第13~24話の総評>{netabare}
コミック版第8巻から小説での外伝の話も加わるので
アニメでは、レレイの義理の姉アルペジオとのエピソード以降、
本伝の流れに沿って話が進みました。

どうしても描く範囲が広がると、ダイジェスト風味で物足りなくなる。
個人的には、1クールを炎龍編のみで丁寧に描いて欲しかったところです。

<キャラ描写の不満と良かった点>

一番の不満は、炎龍バトルのクライマックスが尺足らずで
尊い犠牲者となったダークエルフたちのキャラに深みがまったく無くなった点。

次に、伊丹と彼の母親との過去の確執描写もあっさりし過ぎた点。

コミック読んだ時、心温まり好きだったのにカットされたシーン。
炎龍討伐後に、伊丹はヤオを含むヒロイン4人と梨紗の合計6人で
車で母親の入院する病院にお見舞いに行く…
伊丹は、テュカを救うことでひとつのトラウマを
乗り越えたように思えた味わい深いシーン。
私が密かに期待していたのは、全24話をこのシーンで締めくくることでした。

他にも、デュラン王が炎龍討伐時に自衛隊に同行する件や
16話の柳田とデリラの件も簡略化しないで欲しかった。

以上のように、残念な点は多々ありましたが、
今クール新登場のキャラでは、特にシュリーがシリアスな役回りで
出色の存在感を放っていて一番魅力あった。
菅原と彼女の試練は、コミック版では描かききれていない部分の
映像化だったこともありとても好感持てました。
{/netabare}

以下は、さらに放映前に初投稿したものです。(2016.01.02 13:26)
これもアーカイブなのでタグで閉じます。
{netabare}
★★★★☆ 4.1
物語 : 5.0  作画 : 3.5  声優 : 4.5  音楽 : 3.0  キャラ : 4.5

放映前の物語&キャラ評価は、原作での評価です。

物語のゴールも明確だし、炎龍とのバトルシーンなど
炎龍編はアニメ化に最も向いている巻と思います。

一期の構成から察するに、
おそらく原作上の炎龍編をアニメ向きに毒抜きすることはあっても
改悪することはないと信じたいので評価高め。
作画評価も炎龍編PVでかなり期待できそうなのでやや高め。

異世界ヒロインズ・・・
今はレレイ、ロウリィ、ピニャにまた会えるのが非常に楽しみです。

伊丹の活躍も一期以上となると予測できるし、
一期では影がまだ薄かったテュカ、ヤオもどう描かれるか。
PVもいい感じで期待値どんどん上がってます。
{/netabare}

投稿 : 2020/04/04
♥ : 33
ネタバレ

タケ坊 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

見どころは少ない

Web小説原作作品の2期。

「炎龍編」とサブタイトルが付いているが、意外とあっさりと倒しちゃったなぁ、
2期はそれが目的じゃなかったん?と思ったんだけど、
wikiによると、実際には1期の11話から2期の前半部分が炎龍編で、後半部分は「動乱篇」になるらしい。

なので、2期だけでみると、1話から6話までが炎龍編だが、
6話からは展開が変わるので、厳密に言うと実質は1話~5話までが「炎龍編」になるんじゃないかと思う。


☆物語☆

1期のコメントを書いてないので、2期の感想を書く都合上ついでにここに書かせてもらうけど、
まず、最初の設定から首を傾げるような展開の話だなぁ、とは思っていた。

突然ゲートが出現して異世界と繋がった、というのは良いとして、
異世界の人々が日本に突然攻め入ってくる、というのはどう考えてもおかしい。
普通の人間なら、まずゲート自体への驚きがあるはずだし、
その向こうの世界を知ろうとするのではないのかな?

全く未知の異世界に、いきなり思考停止状態で何万もの兵士を送って、
しかも無差別にその世界の人々を殺戮するって、
いくら中世ぐらいの文明しか無いとしてもなぁ。。

まぁ何故こんな設定にしたかと考えると、以後物語の都合上、自衛隊自体を「侵略者」ではなく、
「善」として描くための大義名分だとは思うけど。
(途中で炎龍退治して感謝される、っていうのも自衛隊を善として描くためのもの)

まぁそんなご都合主義から始まった物語ではあったけども、
美少女キャラたちの魅力と、自衛隊の無双っぷり(実際はただの弱い者いじめなんだが)などが可笑しく、
1期はそれなりに楽しめたんで良かった。


で、肝心の2期だけど、

やや呆気ない感はあるものの、炎龍を倒すまではまだ良いと思うんだけど、
その後があんまりしっくり来ない。
帝国内の講話派とクーデターを起こしたゾルザル政権との内紛的なところが物語のメインで、
ややシリアスな展開なんだけども、これが浅軽い。

1期からの既定路線だけど、講話派&自衛隊がやはり「善」として扱われ、ゾルザル側は専制的な暴君であり、
「悪」として描いているのは、どう見ても明らかだけど(テューレの策略はあるとしても)
これが、果たしてそうなんだろうか?と感じる。
日本側が帝国側に求めている講和交渉も、完全に不平等条約なのは明らかなのに、
そこには殆ど触れないんだよね。。

そもそも自衛隊が帝国を侵略したから、こういう帝国内の内紛が起こったんであって、
最初の強引な設定で、帝国側が日本に攻め入ってきたという「帝国側を悪」に見立てた大義名分はあるとしても、
死ななくて済んだ、本来罪の無い帝国側の兵士を、自衛隊は何人殺したんだい?
反対に2期で帝国側が自衛隊側、日本人を殺したのは何人?
{netabare}民間人1人が拷問受けただけのように思えたし、伊丹のキレっぷりにも違和感を覚えた{/netabare}

やはり自衛隊は先制攻撃を受けたという大義名分はあるとしても、
「侵略者」であることには変わりなく、そこを棚に上げて、
自衛隊万歳、という一方的な正義、倫理観の押し付けを視聴者に与えるような描き方は、
如何にもラノベ的なご都合主義臭さがあって、浅いと思う。

「自衛隊側が悪」であり、主人公伊丹に関しては、上からの命令を受け入れざるを得ず、
異世界侵略に対する苦悩や葛藤を抱く、という描き方ならまだ多少の深みはあるんだけど、
1話で何の躊躇いもなく人殺しておいて、肝心の頭の中はコミケ行きてぇ、っていう思考の持ち主だもんなぁ。。
ハッキリ言って普通の人間ならあり得ないし、伊丹以外の自衛隊員も躊躇なく殺戮し、
殺した後も何も感じてないようで、人間らしい感情が全く描かれていない。

まぁもっと極端な話で言えば、単純に「深み」を出すなら自衛隊側が無双じゃなく、
自衛隊員もそれなりに死ぬように描けばいいんだと思うけどね。


まぁそもそもの自衛隊の描き方がおかしいというのは取り敢えず於いといて、
(色々思うところはあるけど、頭空っぽで観ればそこまで問題はない)

自分が2期を観て一番不満に思っている点は、
萌え&ハーレム要素、特にロゥリィ&レレイのエロ&デレが足りない、ということ(笑)

特に、恐らく本作で最も人気があるキャラだと思われる、ロゥリィが後半かなり隅に追いやられている感がある。
結局物語に大して期待できないとしたら、期待できる点としてはキャラしか無いのに、
一番人気のあるキャラが隅に追いやられているような扱いは、これは解せない。。


☆声優&作画&音楽

1期同様に全ての点で質的には及第点が与えられるものだと思うし不満なし。

声優に関して注目したいのは、うる星やつらで「ラム」を演じていた、平野文さん。
現在60歳らしいけど、改めて一聴して判るあの声、やっぱ凄いですねぇ。。

A-1ピクチャーズは今期3本作ってたと思うけど、よくクオリティ維持できるなぁと。
アニメーターのみなさん、ほんと体壊さないで貰いたいですわ。。

音楽に関しては、1期同様のアーティストで疾走感のあるOPは作品とも良くリンクしていて格好良く、
また、キャラクター3人が歌ってるEDも好印象。


まとめ

なんで原作者が、自衛隊万歳的な描き方をするのか不思議でならなかったけど、
どうも調べてみると元自衛官なんだとか。。

頭空っぽで観るなら、それなりには楽しめると思うんだけど、
(自衛隊TUEEEE!かっけー!幼女萌えブッヒィィィ!ってノリで観ればいい笑)

2期に関してはエロ&デレ要素が薄いので、正直見どころはあまり無いように感じてしまった。
菅原の決断は男としては格好良い!?かも知れないけど、やっぱり物語としては浅軽いなぁ。。
結局アイツのせいで何人死んでんの。。ちゃんと都合の悪い部分もしっかり描かなきゃね、と思う。

冷静になって客観的に物語を見てしまうと(観てる時はあまり深く考えずに楽しもうと思って観ている)
ここまで観る側に偏った正義と倫理観を一方的に押し付け、
弱い者いじめ的な殺戮を正当化するような描写があるアニメは、なかなか無いんじゃないかな。
「自衛隊」というリアリティのある呼称を使うなら、もう少し内容に深みを持たせて欲しいもんだ。

まぁ子供の観るアニメに何真面目に突っ込んでんだよ、と言われればそれまでなんだけどね。。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 11
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

私はファンタジー側の住人です(笑)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
自衛隊が異世界でドンパチ無双して、主人公がハーレムウハウハするアニメの2期です。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
「自衛隊がタイムスリップして、オーバーテクノジーを駆使して大活躍する」というモチーフ自体は、これまでもいくつかあったと思います。半村良さんの「戦国自衛隊(小説)」や、かわぐちかいじさんの「ジパング(漫画)」などは有名どころですね。

「GATE」は、タイムスリップではなく異世界モノですが、同じようなもんです。すでに似たアニメに「アウトブレイク・カンパニー」がありますしね(アウトブレイクは文化的侵略でしたが)。設定が注目されることも多いですが、今述べた作品は全て観ているので、私は「ふ~ん」という感じでした。

「GATE」を見る場合、主に二通りの見方があると思います。現実の法律や外交、自衛隊の存在意義などを踏まえ待つつ観る「社外派アニメ」としての側面。もしくは、異世界と現代の争いを純粋に楽しむ「エンターテイメント作品」としての側面。

前者で観ると、例えば1期で銀座が攻められ、国民に被害が出たことから、日本は「自衛」を建前にし、あくまで「外交的解決」を目指していますが、現実的にはただの「侵略」だということが気になりますね。「外交」も、「武力を背景にした交渉」が基本で、対等な交渉とは言えませんし。このへん、集団的自衛権の拡大解釈やら、安倍さんの政治姿勢やら、何かと訴えがありそうです。

でもまっ、私はその辺、あまり知識がないですし、そもそも興味も薄いので、気にしていませんでしたw

私は後者の立場で楽しんでいました。なんか、ハリウッド映画を観るような感じ。単純に、ミリタリー格好よし! 剣と魔法格好良し! それが融合すると、最高! てな感じです。

が、心情的には帝国含め、ファンタジー寄りでしたw 如何せん、ロードス島戦記を愛する者としては、剣と魔法にもっとがんばって欲しかった(笑)!

例えば、単純な武力では勝てなくても、武器なしの身体能力では(毎日鍛えてるわけだから)勝てるわけだし、数は圧倒しているし。それに、魔法の中には精神操作系とか、姿を消す系とか、現代の科学を凌駕するものもあるはずだから、その辺を上手く使えれば、もう少しなんとかなったのでは?

個人的ベストシーンは、シェリーと菅原の結婚発表の場面! 別にロリ属性はないがw、シェリーの聡い感じは元々好きだったし、菅原も男らしくて良かった(犯罪臭いがw)! 菅原、ちゃんと責任とれよ(笑)

ベストバトルは、レレイVSアルペジオ戦w アルペジオ、好きだわ~。あの、ダメだけど芯にある優しさや強さ。最近、(このすばのアクアなど)ダメな人にばかり萌えている気がする(笑)

ただ、最終話付近の、自衛隊による敵軍の虐殺は、正直に言って不快だった。問題提起をしたいのだろうけど、作風に合わないと思う。だったらもっと、最初から社会派アニメに寄せていかないと。

それに、2期の最初のあのエロシーンも、(後々の大事な伏線になったとはいえ)作風に合っていなかったな、と。特に、最初にヤルことではないな、と。そこはマイナス評価です。

そこが残念ではありましたね。
{/netabare}

【余談~ ロードス好きの視点から ~】
{netabare}
ファンタジー好きとしては、一方的に負け続け、色々残念だった本作。

でもまあ、炎竜退治とか、ずっとロードスを思い出してニヤニヤしていました。原作者か監督か知らないけど、確実にロードス島戦記読んでるでしょw ファンタジー側の類似点挙げればきりがないけれど、特に、ロードスの中でもかなりページ数をかけて描かれた「魔竜(炎竜)シューティングスター」との対決。火山の火口に住んでいるのは定番として、ダークエルフ達の狼狽ぶりには、ニヤリ。あれは、ダークエルフがただ恐怖で混乱したように想われますが、多分違います。これまで炎竜と幾度か対峙し、死を覚悟した戦士達なので、あそこまでビビるのは不自然。しかし、ロードスでは、ドラゴンの固有スキルとして、「ドラゴンの咆哮」があり、これは、「竜の鳴き声は、人の心を恐怖に陥れるという、一種の魔法」として扱われ、同作では、「ドラゴンブレス(炎)」以上に厄介なものとして描かれています。なんか、そんな裏設定があったのかな(笑)

勿論、ただのパクりなんかではなくて、レレイの魔法(と隠れた本性w)は格好良かったし、テュカの雷撃魔法→C4の流れは心が熱くなった(ただし、ファンタジーファンからすれば、エルフの使う精霊魔法はその場に働くマナの力、つまり場所に大きく影響されるのが定番。あの場所は火口だから、火と土の精霊の影響が強いはずだけど、その中であのレベルの雷魔法は撃てるのかが疑問。空が見えていて曇っているから、ギリギリOKか?)。
{/netabare}

投稿 : 2020/04/04
♥ : 28

73.5 12 死神アニメランキング12位
デュラララ!!×2 承(TVアニメ動画)

2015年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (1064)
6548人が棚に入れました
あれから半年……僕らは何も変わってない、はずだ・・・
 
池袋の街を巻き込んだ抗争から半年――。
街は平穏を取り戻し、変わらぬ日常を過ごしていた。
高校生は青春を謳歌し、池袋最凶は仕事に勤しみ、情報屋は新たな画策に心躍らせ、都市伝説・首なしライダーは街を駆っては白バイ警官に追われ……。
しかしそこには非日常が紛れ込む。徐々に色を濃くしていく異分子達によって、街はさらなる混沌に陥っていき……。

声優・キャラクター
豊永利行、宮野真守、花澤香菜、沢城みゆき、福山潤、神谷浩史、小野大輔、中村悠一、梶裕貴、高垣彩陽、寺島拓篤、下野紘、M・A・O、小野友樹、山口勝平、金元寿子、喜多村英梨、岸尾だいすけ、藤田咲、大塚明夫、堀江一眞、小林沙苗、伊瀬茉莉也、福圓美里、小西克幸、大塚芳忠、藤原啓治、黒田崇矢、小野坂昌也、久野美咲、加瀬康之、飯塚昭三、森川智之、三上哲、種﨑敦美、梁田清之
ネタバレ

ゆう。 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

デュラララ!!二期1クール目

個人的に好きなヤスダ先生の作画に豪華声優陣、かっこいい音楽、話も中々と人気作だが前期から時間を置きすぎたか。

1話感想
{netabare}
1話目はストーリー性が強い話と言うよりネタっぽい話、軽い復習には良いかも知れない。自分は何度か見返してはいたのでキャラ名などは覚えてはいたが森厳が結婚してるとは思わなかった。

セルティと白バイのおっさんがメインのような話になってしまっていたがその中で軽くメインキャラや新キャラが出てきたような感じですね。

これから話が展開していくのかと思います。
{/netabare}

2話感想
{netabare}
どうやら今回は1話目より前の話の様ですね。

折原姉妹が色々キャラ濃すぎた、あの二人がいつも一緒にいるのは二人で一人の様な考えを持っているからなんですね。

今回登場したダラーズの1年生が今後の話に影響してきそうですね。
{/netabare}

3話感想
{netabare}
殺人鬼ハリウッドの正体であったタイトルの聖辺ルリは自分に似た存在のセルティにあったことによって今ここに自分の居場所があると感じたんでしょうかね。

ただでさえ池袋には怪物のような存在(主に静雄)は何人もいるからルリのような存在がいても不思議な感じはしないですけどね。
{/netabare}

4話感想
{netabare}
ここまで影が薄い状態だったイザヤでしたがやっと出番がきそうですね。

登場した時から怪しい雰囲気を漂わせていた青葉ですが、どうやらダラーズと黄巾賊の抗争を見てるのが面白かった様だがそれも不完全燃焼で終わってしまい揉め事が起きそうになってもイザヤがそれを利用するのが気に食わないらしい。
青葉がどんな形でイザヤに仕掛けるのかそのあたりが見所になりそうですね。

最後に鍋パーティーをしていたがよく静雄は黙って食べていたな、周りがうるせぇ!!とか暴れそうだけど。
{/netabare}

5話感想
{netabare}
臨也回になると思ったらそうでもなかったかな。

青葉の策略なのか、ダラーズが埼玉の暴走族から狙われることに。
帝人は紀田に忠告をを受けるけど大丈夫かな?紀田の情報網も大したもの。

静雄はなぜか幼女からスタンガンで攻撃されるが静雄にとってはつねられてるも同然だろうね、静雄もさすがにあんなに小さい女の子を吹き飛ばしたりはしないね。

最後に方にセルティが攻撃されてたけどあれは誰なんだろうね?あの攻撃じゃ勿論セルティには通用しないだろうけど。
{/netabare}

6話感想
{netabare}
前回セルティは何故攻撃されていたのかと思ったのですが四木から本来の仕事とは少し違うボディガード(茜の)と言う仕事を受けてしまったための間接的な被害みたいなものなんですね。

勿論あの攻撃でやられるわけはありませんがヴァローナはセルティを倒したと思っているよう、しかしセルティが受けたのは転落した時のダメージ位なのかな?

ヴァローナに影を結びつけ後を追っていく模様です。


茜を心配する静雄はなんか可愛らしかった。

それにしても九瑠璃と舞流はうざい!
{/netabare}

7話感想
{netabare}
先週の終わりで杏里の家に誰か訪れたようだったがヴァローナだったよう、杏里を襲うように誰かに依頼されたのか?
この辺りはまだ謎。

ヴァローナの後を追っていったセルティは明らかに危険そうなアンチマテリアルライフルを食らったのだが影で壁を作ったことにより無傷、しかしかなり飛ばされてしまったようだ。

ヴァローナはバイクについてるセルティの影を見て待ちぶせに使おうとしてるよう。

最後に帝人の家に青葉が訪れたのを見ると来週また一波乱ありそうかな。
{/netabare}

8話感想
{netabare}
茜が静雄を襲った理由が臨也に静雄が殺し屋とか吹き込まれたからなんですね、しかも使ったスタンガンは強力に改造されたやつみたい。
その割には静雄には全くきいてなかった、まぁいつものことですが。

速攻静雄がブチ切れるかと思いましたが何とかこらえそのまま臨也をぶっ飛ばしに行きましたw

青葉は帝人を呼び出して自分がブルー・スクエアであり自分達が埼玉の暴走族に喧嘩を売ったことなどを話していました。

臨也を探していた静雄の方はうまく罠にはめられてしまったよう、逃げはしたけれどこの話も続きそうです。

今回は全体的に内容が多めでしたね。
{/netabare}

9話感想
{netabare}
前回の続き。

臨也が静雄をはめて濡れ衣をきせたことや茜に襲わせたことなど、この回で話が色々繋がってきましたね。

臨也の手のひらでうまく転がされてる感じがします、肝心の臨也があまり姿を見せないんですが存在感だけはありますね。

青葉は帝人に入れ知恵したのが臨也と勘違いしてかなり慎重なっていた模様、実際は紀田なんですが。

帝人も青葉によって濡れ衣を着せられたわけですがセルティのおかげで何とか逃げ切ることが出来ました。

しかしセルティと杏里がヴァローナから狙われているままだし静雄の濡れ衣ははれないまま、気が抜けない話ですね。
{/netabare}

10話感想
{netabare}
前半は主に茜がメインの話。

学校で茜がイジメを止めに入っても何もしてこなく普通に受け入れてくれた友達、茜は楽しい日常を過ごしているようでしたがやはり茜の親絡みの問題が出てきました。

子供は最初何も知らなかったのですが親に色々言われたようですね。

それが原因でネットで色々調べ家出や臨也と知り合い静雄関係のことで悪い入れ知恵をされたようです。

新羅は現場の写真を見て静雄じゃないと言ってたけどその根拠が「綺麗すぎる」ってwまぁ静雄なら建物自体破壊しそうですけど。

青葉はセルティがバイクにつけた影の糸に気づいてそれをたどることに。

後半で色々起こり始め来週どうなるのやら。

分割3クールの予定なのでどの辺で終わるのかな?
{/netabare}

11話感想
{netabare}
今回はそこまで話の進展はなかったよう。

門田がロッチーとの勝負に何とか勝ち仲間を引かせてくれ、こっちの連中にもわび入れさせるみたいなことを言ってたのですがそこに1期の時にちょっと見たことあるような悪い連中が。

今はダラーズって言ってるけどこいつらもともとダラーズだったっけ?

そこにゆまっちや狩沢さんが参戦、二人共最初から見てたのねw

茜は無事四木と一緒に帰るのかと思いきや襲撃にあってしまった模様、この辺りは来週でしょうか。

茜が静雄の名前をやたらと口にしていた時に四木は何か感じていたようですね、この辺も気になります。
{/netabare}

12話感想
{netabare}
前回ベローナのバイクを持って登場した静雄だったが、誘拐された女の子が心配だったらしい。

静雄はそんな事する連中と同じグループにはいたくないみたいなことを言ってダラーズを抜けたみたい。

茜の方は静雄とセルティが解決してくれたのですが帝人はなんか変だったかな?青葉とは今後どうなっていくのか。

最後の方は粟楠会とロシア側が深くかかわっていたようですが続きはどうやら次回、2クール目からになりそうです。
{/netabare}

投稿 : 2020/04/04
♥ : 13
ネタバレ

Yulily さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

混沌の世界・・池袋へようこそ♡

毎日多くの人が集まってくる街…池袋。
この街がおかしな人を呼ぶのか…
デュラララの池袋では超個性的な人が多く存在します!
とにかく本当にキャラが濃い・・・笑!

セルティ、新羅、臨也!わたしにとっては愛すべきキャラばかり♡
(声優さんも順に、沢城さん、福山さん、神谷さんです!)

都市伝説の首なしライダーが黒バイクで駆け抜け
自動販売機が宙を舞い…
赤目の妖刀使いが存在し…
殺し屋まで登場します!!

そんな人たちをビックリする位自然に受け入れることができてしまう街…
そう、ここが池袋なんです♪

1期の騒乱する池袋の抗争から半年後がこの2期です。
1期を全視聴するも特別何かが悪いというわけではありませんが、ストーリーに特別惹かれなかったので2期の視聴を迷いました。
しかしお気に入りキャラクターと、それを演じる声優さんに誘われ2期を視聴しました。

1期でキャラクターの魅力を紹介し2期では個性的なキャラクター同士が関わりを持つようになり更に面白くレベルアップして帰ってきたというわけです!

OPのHEADHUNTの間奏に前回の回想シーンが入るところがお気に入り♪「今 、頭を失くした俺たちは~♪」から始まる臨也と静ちゃんの戦闘シーンがかっこいい♪
{netabare}
そして愛すべき濃いキャラクターを一部紹介します。

・セルティ ストゥルルソン
cv沢城みゆき
デュラララの女(個人的には天使か妖精かも♪)で一番好き♡気高いセルティですがドジっ子さんだったり、怖がりさんだったり、乙女全開でツンデレなセルティも全部素敵です。沢城さんの演技が好きです!!

・竜ヶ峰 帝人
cv 豊永 利行
実はダラーズの創始者、掴み所がなくて怖い…って密かに感じています。

・紀田 正臣
cv宮野真守
1期では出番が多かったお気に入りキャラ。ですが池袋を去ってしまったため出番が少ない。離れた帝人を気にする位なら早く帰って来て!!

・園原 杏里
cv花澤香菜
黒髪ボブで眼鏡なので少し地味。清楚だけれど、どこか危うげな艶(なまめ)かしさを秘めているのは豊かな胸だからでしょうか♪…

・折原 臨也
cv神谷浩史
お気に入りキャラクター。どこまで煽れば気が済むのか…悪い人と思いつつも憎めないのです。やり手で策士なところがかっこいい!

・平和島 静雄
cv小野大輔
池袋というか全国で最強の男!!自動販売機も人間も簡単に投げ飛ばす。でも本当は優しいし弟思いです。

・岸谷 新羅
cv福山潤
デュラララの男キャラで一番好き。嘘偽りのない本音を褒め言葉としてセルティに真っ直ぐ伝える新羅。褒め上手で一途なところが素敵。
{/netabare}
人の数だけドラマがあり、事件の合間合間には愛というラブロマンスがありました。
甘酸っぱい恋から個性的な登場人物の、少々かわった様々な「愛」のカタチ等とにかく気になります♡
{netabare}
・入学時から園原さんを想う帝人、青春です!
・正臣&沙樹
・誠二&張間美香…依存という名の…怖いです
・弟の誠二を好きな姉
・幽&聖辺ルリ…?
・女性を極上のお姫さま扱いする女好きの六条さんの女関係は…

1番お似合いの2人はセルティと新羅です。相変わらずセルティを真っ直ぐに褒める新羅。しかし2期ではこのやり取りに少し進歩が..1期では恥ずかしさや照れから新羅に反撃が飛んで来ましたが、2期では徐々に新羅の気持ちを受け入れるのです…心の関係が1歩いいえ、2歩くらい前進しています♪私、2人の抱擁シーンが大好きです♡
もう、夫婦みたいって2人に言ってあげたい…ですね♪

池袋の事件は黒幕の臨也が煽っているため、複数の事件が同時進行しています。
事件を軸に複数の視点で物語が展開していきます。
後半にかけて粟楠会(ついにヤクザ)も登場し絡んでいきます。
もうこれ以上続き(転)は視聴しないでしょうと思った最後の最後に、臨也にまさかの展開が待ち受けていました…ラストはかなり衝撃的。この瞬間に続きの視聴が決まりました!

転に期待すること…
・臨也のまさかの展開の先
・臨也vs静雄
・帝人vs黒沼青葉(予想)
{/netabare}
レンタル開始とともに気になる続きを視聴します♪

投稿 : 2020/04/04
♥ : 44
ネタバレ

小歌 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

各話の感想

 ■第1~10話■
{netabare}第1話 百聞は一見に如かず
 {netabare} 黄巾賊との抗争から半年が経った池袋。残虐な連続殺人犯・ハリウッドが世間を賑わせていた。相変わらずの面々に加えて、新キャラや前作で出番が少なかったキャラも目立つようになり、さらに賑やかになった感じのデュラララ2期。やっぱりセルティ可愛い。今度はどんな事件が繰り広げられるのか楽しみ。 {/netabare}

第2話 和を以て尊しと為す
 {netabare} 新学期を迎えた来良には、臨也の妹で双子の九瑠璃(くるり)と舞流(まいる)や、帝人に懐いてきた黒沼青葉が入学。双子は夜道でセルティが落とした給料袋と、露西亜寿司を探す謎の血だらけ男を拾う。他にもうごうごと、1期ではなかった組み合わせのキャラ同士が接触しはじめたり。四木さん気になってたので登場嬉しい。 {/netabare}

第3話 泣き面に蜂
 {netabare} 連続殺人犯ハリウッドの正体は、人気アイドル聖辺(ひじりべ)ルリだった。特殊な血が流れる彼女はネブラに狙われていたが、怪我した彼女を偶然幽が保護する。ただでさえ登場人物多いのに、それらが意外な組み合わせで色んなところで動くから、覚えるのちょっと大変。池袋の街には人外や怪物がうごめきすぎです。 {/netabare}

第4話 人の踊る時は踊れ
 {netabare} 黄巾賊の残党に追われた帝人たちを助けるのに、ワゴン組・ロシアの殺し屋を従えた折原姉妹・セルティと彼女に恩を感じているルリがそれぞれ一役買う。最後は皆が平和に鍋パ。取り残される臨也。しかし青葉がかなり不穏な感じ…しかも旧姓が泉井だとー。またブラックな展開になってく匂いがプンプンや。 {/netabare}

第5話 一寸先は闇
 {netabare} 静雄に接触してきた2人の新キャラ。1人は女好きのフェミニスト・六条千景。埼玉が拠点の暴走族・To羅丸の総長で、ダラーズにお礼参りをしようと仲間を引き連れて池袋に乗り込んでくる。そしてもう1人は「死んで」と言いながら静雄を襲ってきた謎の少女で…。静ちゃんイケメン設定なのかー滾るね。 {/netabare}

第6話 闇夜に烏
 {netabare} 外国人の殺し屋ヴァローナとスローンが登場。2人はルリの前所属事務所の社長・澱切陣内に、粟楠会会長の孫娘・粟楠茜の誘拐を依頼される。丁度その頃セルティは四木に茜の保護を依頼され、当の茜は静雄とトムに連れられて新羅の家に居た。帝人も杏里も前作で失敗して学んだ事を何も覚えちゃいない…! {/netabare}

第7話 モスクワは涙を信じない
 {netabare} ヴァローナはかつてサイモンたちが所属していたロシアの組織から武器を持ち逃げしていた。そんな彼女の襲撃をとりあえずやり過ごせたセルティと杏里。一方で、ダラーズの一部が物騒な行動を起こすのではと危惧する帝人に、臨也が協力を申し出る。臨也を「いい人」とか…人を見る目がなさすぎだ帝人…。 {/netabare}

第8話 色男、金と力はなかりけり
 {netabare} 茜は臨也に唆されて静雄を狙ったのだと聞き、事務所へ向かった静雄。偽の移転通知に騙され訪れた別の部屋で、襲撃を受けた四木の部下を発見した静雄だが後から来た組員に犯人だと誤解される。一方の帝人は、青葉からブルースクウェアのリーダーにならないかと勧誘され…。静ちゃんウィンクの破壊力。 {/netabare}

第9話 日暮れて道遠し
 {netabare} 対峙する帝人と青葉たちの所にTo羅丸のメンバーが乗り込んでくる。青葉の策略でダラーズの総長と勘違いされた帝人だがセルティによって助け出され、杏里と茜のもとへ。そこでもまた、茜を迎えに来た粟楠会の組員たちとTo羅丸のいざこざが起こり…。ゴタゴタさが増してきた。四木さん渋くて素敵。 {/netabare}

第10話 この親にしてこの子あり
 {netabare} 門田とTo羅丸リーダー千景のタイマンが行われていることと、千景の彼女の1人を攫おうという案がダラーズ内に一斉に伝わり、帝人と杏里はセルティと茜から離れ別行動を。ヴァローナはそんな2人を尾行する。それぞれの人物の行動を把握するのに手一杯。最近影が薄かったハリウッドも再登場なのかな。 {/netabare}{/netabare}

投稿 : 2020/04/04
♥ : 3

70.3 13 死神アニメランキング13位
神さまのいない日曜日(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (1027)
5370人が棚に入れました
15年前を境に、人々が生まれなくなると同時に死者が生前と変わらず動き回るようになった世界。そこでアイは墓守──死者へ安らぎを与える職業──として村人たちの尊敬を集めていたが、ある日やって来た「人食い玩具」と名乗る者によって真相を知ることとなる。村人たちは全て死者であり、アイが彼らによって信じ込まされていた両親についてのことも、実は嘘だった。村人たちを弔った後、アイは破綻している世界を救おうと決心し、同じく墓守である傷持ちや人喰い玩具を追ってきたユリーとともに旅へ出る。

声優・キャラクター
豊崎愛生、浪川大輔、佐藤利奈、能登麻美子、藤原啓治、柿原徹也、小松未可子、内山昂輝、喜多村英梨、野島裕史、渡辺明乃、丸山詠二、吉野裕行、今井麻美、原紗友里、加隈亜衣、高橋未奈美
ネタバレ

Ballantine さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

泣いた(;_;) (最終話まで

○関連URL
アニメ公式
http://kami-nai.com/
富士見書房
http://www.fujimishobo.co.jp/sp/201210kamisama/
webラジオ
http://hibiki-radio.jp/description/kami-nai
神ないラジオ~紗友里と亜衣の日曜日~
http://kami-nai.com/special/navigate.html


あらすじ

15年前に人々が生まれなくなると共に死者が生前と変わることなく動き回る世界。その世界でアイは墓守──死者へと安らぎを与える職業──として村人の尊敬を集めていたが、ある日やって来た人喰い玩具と名乗る者によって事の真相を知ることとなる。住んでいた村の住民は全て死者であり、彼女が信じ込まされていた両親についてのことも実は嘘だった。彼らを弔った後に、彼女は破綻している世界を救おうと決心し、同じ墓守の傷持ちや人喰い玩具を追ってきたユリーと旅に出る。


各話感想
{netabare}1話
いやぁ会場3分後に行ったらすでに満員で見れないorz
がしかーし、ニコニコは裏技があるのです。
携帯から放送へ行くとなーんと見れちゃうんですね。
恐らく携帯は席が別で用意されているからだと思われます。
くっそーでかい画面で見たかった><

最初からシリアスエンジンバリバリでこれはとても面白そうな予感。
もう最初から謎だらけで次回が気になります。
墓守がなんなのか?なんで街中の人殺しちゃったの?
ハンプティーハンバーグさんは何者なの?何がどうなってるの?
携帯画面でしかもちょいちょい画面が飛んでしまったので見逃し部分も多々あったので次週復習しようと思います。
早く次回が見たいけどこれ次回は2週間後なんだろうか…
待ち遠しい。

一旦復習
殺すのは墓守の仕事で墓守だけが安らかな眠りを与える事が出来る。
神様がいなくなって人は死ななくなった。
あいちゃんは墓守?
ハンプニーも墓守?


2話
主人公の女の子はアホの子なのかな?
えっハンプニーが撃たれた。味方か!?敵なのか。
親友だったのか… 娘も死んだのか。
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
どうして女の子を盾にしたし。わけわかんねぇw
決闘はトンズラかよ。
結局主人公は墓守なのか墓守じゃないのか。
だからなんで着いて行くんだw墓守になるために着いて行くのかな?
おんぶで恥ずかしがっちゃって可愛いw
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
何故飛び降りたしw
ってかいつの間に仲良くなってんだw
神様いなくなっちゃんだから確かにわけなくてもいいんじゃね。
12歳だったのかーい!小学生じゃないか!
32.3のおっさんだったのか。
神は馬鹿だったのか。
日光に弱いとか吸血鬼かよw
はんし熱で2億のゾンビこええ。
EDの入りがいいなぁ。こういう特殊ED好きだなぁ。


3話
あいちゃんのお母さんなのかな?お母さんだったか。
OPこんなんだったっけ。
ハンプニーさん何かに似てると思ってたけどやっとわかった。
デビルメイクライっぽい。
キタエリって太いのか細いのかよくわからん。
まぁライブやってる位だし細いのか。
何処へ向かってるのやら…
死ぬ方法だと!?村の連中殺してなかったっけ?
人類最後の一人!?どうしたんだ急に…
ファンタジーものは先読みしたくないから考えたくない。
ちょw突き落とすなw 本当なら川浅くて死ぬだろw
あれまたこいつ。追いついてきたのか。
自殺攻撃ってなんじゃそりゃ。
えっやっぱお父さんだったのか!!
暴徒鎮圧用のゴム弾。パンツびちょびちょww青の縞ぱんですよねやっぱ。
レースとかまったく興味が持てないです。
なんか仲良くなっとる。墓守も現れた。
拷問でもされてんのかな?
極度の疲労で記憶がなくなる?
幸せに死にたいのか。なんでやっやめろなんだ?
幸せに生きて幸せに死ぬのか。
わけがわからん敵だな。
墓守いいとこで登場!
思い出したか…お母さんはアルファって名前なのか。
墓守どんな力してんだよw
なんだお母さん勝手に消えて子供生んだのかよ。精子が欲しかっただけか。
アスティン。え?ハンプニー死んじゃうの?え?
工エエェェ(´д`)ェェエエ工 鳥肌立った。
あっ死者として復活したのか。
と思ったら墓守としてお父さん見送るのか。
泣ける。泣いた。いい最終回だった(´;ω;`)ブワッ
もっとお父さんと楽しくやっていた所を書いても良かったんじゃないの?
なんでそんな詰め込んじゃったんだ…
本当にいい最終回だった。
ってこれから先墓守として成長していく所を書いていくのかな?
この回が一番の盛り上がりになってしまわないよう願う。


Q.なんでハンプニーは死んだのか?
墓守だけが死を与える事が出来るから。

この解釈であってるよね?原作既読の人教えて下さい。
ハンプニーの願いがかなったから死んだわけじゃないんでしょ?


4話

5話
子供は出来ない。魔女がいたのか。
5人の体から必要なパーツを引きぬいて作られた…
まさかの人造人間。6人のラップスター。
ぽっくすさん組み合わせが違うって何がどうなってんのw
死者の体にも健康があるんですね。
まさかの想像妊娠!子供が欲しいと思っていないのに妊娠。
スカーの声が関係している。
お城のお姫様ェ…ミイラ姫じゃないか。やっぱ姫も死者なのかな?
謎の黒ローブ集団。
生者がオルタスに住む方法。死ねばおkとな。つまりそれは死者じゃないか…生者が住む方法ではないよね。
黒ローブ集団は死にに来たのか。
死者の皆さんに幸せな最後を迎えて欲しいアイちゃん。
ウッラは生者だったのか?なんかややこしくなってきた。
毎度毎度EDの入りがいいなぁ。しかし一枚絵ってのはホントに安上がりで頂けないな。


6話
コロシオハケ?死の姫だったのか?
そして死者として復活するわけか。
オルタスの闇。見られたり声をかけられたり触れられると死ぬのか。
ウッラはコロシオハケ。まるで死神だな。
OPかっこいい。
子供は15歳で選ぶのか。生者なら出て行く。残るなら死者になる。
ウッラは知らなかったのか…
愛ちゃんもそうだったもんな。
全員死んだらっておい。そりゃウッラにとってはいいかもしれないが…
あらら話しちゃうのか…
あぁやっぱ知ってたのか。
死ぬ事の意味が無くなった世界で死者と生者に何の意味があるのだろうか?
何かメリットデメリットみたいなものがあればわかりやすいんだけど比較しようがない。
キリコを通して抱きしめるとな。その発想は無かった。( ;∀;) イイハナシダナー
ウッラの母。恨みの塊だったのか。
セリカは時間を止めて何かを待っていると。
え?双子じゃないんか。スカーの子?どういうこっちゃ。
しかしまぁ毎度毎度特殊EDがいいね。
赤髪誰だ…


7話
学園?早速きたか赤髪。アリスカラー。
アイちゃんも制服着てる。一体何が始まるんです?
キタエリデビュー曲。歌手に転向でもするのか。
子供が生まれなくなったから学校も無くなっていくのか。
言ってるそばから誘拐かよ。
スパルタ学園なのかな?
強制収容所ww 年少者強制学習所。
おい色々おかしいぞwお迎えの車やらごく平凡な授業とかww
売られたww
マギータ先生やべぇ。
レールガンごっこしとるw
はいはいサービス回。そういや何歳だっけ12歳だっけ?
周りは皆高校生位なのかな?
異能者の学園だったのか。なんかアニメの方向性変わってない?w
強く願ったらこうなっちゃったのか。
レールガン?(難聴
ちょwアリスカラーさん大胆な覗きだなおいw
今回完全にギャグ日常回だな。説教の前に服着ろ服w
なる程大脱走計画してたわけか。
補助金目当てで生徒増やしてんのかよ。ってか政府なんてあんのかよ。
キタエリは幽霊Dなのか。ボクっ娘。
Dエンジーストラトミットス?名前なげーよ。
西方の魔女。ウィスパ。なんか凄い能力だな。
オルタスにいる時から監視してたのか。
アイとアリスとウィスパの出会いは運命?どういうこっちゃ。
珍しく普通のEDだな。まぁ本編の作画がいいからEDこれでもいいのかなw
しかし今回出会った学園の子達は生者なのだろうか?
死者なのだろうか?願いが聞き届けられたから生者なのかな?


8話
ゴーラ学園Ⅱ
大脱出会議ってなんだよw
あいちゃん委員長みたいだなw
出ても行くところが無いんだろうな。やっぱりか。
どうせ売られたり捨てられたりで行く場所無いんだろうね皆。
私にはあなたが無理?どういう事?
キタエリスカートで浮いてるけどパンツ丸見えじゃないのかw
夢を持てるのは居場所があるから。まぁそうだよな。
生まれた時から目が見えなかったのか…
盲目生活なんて考えられないな。
両親には黙って来ちゃったのかよ…
アイが眩しすぎるのか。
脱出は明日の午前3時。
世界を救うとか夢が壮大だな。
世界を壊すことで救う?世界が2つ?あるがまま?
・観察者がいない世界。誰もいなくても成立する世界。
・観察者がいる世界。人が見てる世界。主観。
何を壊すんだろう。人なのだろうか夢なのだろうか。
ターニャは来なかったか…
残る…だと?アイちゃん頑固だな。ターニャ来たか。
先生にバレてた…
弾丸を弾丸で相殺だと!?
ブーザービーター狙っと物を狙った所に飛ばす力。
特殊EDか今回も。
スカー育児放棄だと!?何があったんだよ。
今回は2話で完結なのかな?


9話
小さな共同体を壊すことで世界を救う。
アイちゃんその方法で世界を救うことに異論は無いのか?手伝っちゃうの?
アイちゃんは本来死んでいる人間を墓守として埋めて本来あるべき世界へ戻すことで世界を救うんじゃなかったの?
死者の街とか行ったりしてしまって考え方変わっちゃったのかな?まぁ学園の時も悩んで葛藤してはいたが…
「墓守が生まれる場所」
タイトルが凄く気になるな。スカーやっぱどっかいっちまったのか。
ターニャ両親の元へ戻れたのか。だいぶ端折ったな。
まぁ原作見てないからよくわからんけどまぁペースはいい感じで見やすい。
ウィスパとアリスは付いて来るんだね。
子供はセリカって名前だったんだっけ。
スカー一体どうしちゃったんだよ。何をそんなに躁鬱になっていたんだ…
なんだなんだどうしたんだよウィスパ。誕生日かーい!今回も日常回だな。ってしかも昨日かよw
年に一度のお祭りねぇ…誕生日が待ち遠しいのは二十歳になる位までだな。それ以降年取りたくねーしか思わない。
アリス16歳だったのか。そういや学校行ってたもんなw
あぁウィスパが車で叫んだのはケーキの看板見て思い出したのか。
人は日々刻々と変わっていくものだよ。
変わらない人のほうが珍しいんじゃないかな?
変わらない思いや考えもあるだろうけど。
見事な霧じゃなく嫌な感じだと?幽霊とか出るのかな?
クリスタルが生えてたり穴が開いてたりと道路として成り立ってないな。
音が消えた…嵐の前フリか。いきなりの雷。
墓守だと?ちっちゃい光の玉が?ブラックホールじゃんまるで。
え?分身?何人いるの?3人か?ぎゃーうじゃうじゃいた。
ストーリーサークル。墓守が生まれる場所…
何百人。何千人。同一の個体が生まれるのか。
一度しか確認されない墓守もいると。
スカーは自分が生まれた場所に戻りたかったのか?
おいおいこの先やばそうだな…ウィスパ帰っちゃうのかよ。
キタエリも短い出番だったな。
墓守集団怖い…ってか神様がいなくなっちゃったからその反動だか代償だかで墓守が生まれてるのかな?
ハンプニー…お母さんも…精神世界か?夢の世界か?
覚えておけ。
「お前を動かすただひとつの言葉は生きたいだ」
スカー…何を悩んでいるんだ…
墓守としての自分か母親としての自分かを悩んでいたのか。雷はなんだ?何か祈りが叶ってしまったのか?
ユリーさんプロポーズとかマジかっこいいじゃん。結婚してやんよを思い出した。
なんかちょこっとうるっとしたよ(´Д⊂ヽ
オースティア?3-4組は閉じ込められている?どういう事?
このアニメ安定して面白いなぁ。
しかし原作も終わってないからきっと中途半端に終わってしまうのではないかと思ってしまう。
スカーの回収したし新しい話がまた始まるのかな?
毎度毎度うまく話をまとめられている印象で凄いなぁこのアニメの構成。


10話
え?全てが初期設定に戻る町?人間も?
いきなり虐殺始まった…うわー怖い何この町。
最後の舞台はこの変な町が舞台なのか。
3年4組Ⅰ
荒れ果てた町になったけどあれ?
さっきのとこどうなったの?
アイちゃん麦わら帽子みたいなのかぶってたっけ?
なんかヒマワリみたいだなw
3年4組に何があるんだ?
部外者は一度中に入ると戻れない。全てを解決しない限りは…
アリスの救いたい世界があるのか。
イチャコラしやがってw
特定のルートと特定の穴からじゃないと来れないのな。
アリスの故郷だったのか。
リーさん?あれだれだっけ。あぁお化けのキタエリかw
なんで実態あるんだろうな。
14年前で冬で雪が降っている。まずは感想を言えとな。雪が綺麗って以外に何も無い。
ディー?あれ名前なんだっけ忘れちゃった。
キタエリよくわからんがお化けになっちゃったのか。
アイちゃん何処行っても人気だな。
スカー達はこの町で暮らすのか。
調理部ってアイちゃん料理出来るのか?
引っ越してきたばかり?え?どっから?なんも持たないで旅してなかったっけ?
ずーっといたくなるだと?迷いの森みたいな感じか?
3年4組が望んで作られた隔離された世界なのか。
1年ずつのループ。中の人間はリセット。
1年に少し足りないループでカレンダーがずれてるのか。
檻そのもの。
アリスとキタエリ以外知らないのか。中の人間は作った事すらわからないと。
死者はコクメイを通れない。生者ばかり。
3万人も入れたのかよ。
なる程それで冒頭に戻るわけか。
アリスの敵。キタエリが敵だと!?なんで?
カーテン外そうとして死んじゃったのか…
うーむ毎度毎度特殊EDがいいなぁ。
しっかしまぁややこしい設定だ。


11話 3年4組
ループを繰り返す発端になった文化祭前日のことをアイちゃんは調べる。
アリスが手がかりを外から持ち込んでいるのか。
キタエリが燃やしてんのかよ。
やがてひと月が過ぎてっておい!一気に飛んだなwアイちゃん13歳か。
随分ゆっくりしてんだなこの町で。スコップ忘れかけてたのか?
墓守って事も忘れそうにっておいおい世界に溶けこんで来ちゃってるじゃないか。
願いってのは叶っちゃいけない?叶わないからいいのか。
まぁそれはあるけど目標を新しく見つけろよ。
単なる通過点か。
ディーさんが敵…
3年4組は閉ざされた世界にいた方が良いとな。ひきこもりか!
もってかれそうになるのか。ループに取り込まれるとかヤバイじゃないか。
ん?何が起こった?10?
なる程いつもなら9対9で揉めてたのか。変革を起こしたのか。
アリスが置いてディーが回収、アイちゃん見つけられないと。
お?スルーしたか。アイちゃん何かを感じ取ったか。
あっディーにバレた。おいおいすんなりに取られるなよw
自分が死んだ事を思い出したか。3年4組のループを消しちゃったらディーも消えるんだなきっと…
やっぱりか。
だからウィスパになった。ささやき続ける。壊せ壊れろ壊し続けろ。
アリスはバスケ好きなんだな。そしてディーはアリスが好きなんだな。可愛いw
んな都合の良い話があるわけないだろ!いや神様に願えばありそうだな。
アリスに好きってバレちゃうからだめなのか?
ディーが消える事知ってるだろ。アリスに嫌われたくないのか。切ないな。
アリスの血で濡れているだと?うわー殺してリセットしたのかよ。ヤンデレってレベルを超えてる…
今日のアリスには僕が必要だ…そう思っていたのにアイちゃん…何…これ…
これはヤバイ。嫉妬に狂いそう…
3年4組が開放される為なら構わないのかよ…聞いちゃったよ…
おまえ…消えるのか…?切ない。


12話
ディーは何か怪しいこと企んでそう。
あらアリスがいてディーが来ないのか?
またリセットコースかよ…クラスメイトに思い出させて何かが変わるのか?
そうだよな生き返って下さいって願っていれば…
うわーリセットコースか。なる程思いの強さで改変強化が行われるのか。
えっディーもリセット?14年分消えちゃうのかよ…
おいおい皆で落っこちる気かよ。
世界の大元はアリスだったのかよ…
まさか死んだのもアリスだったのか。あれ?じゃあディーはなんで幽霊なんだ?
このアリスのいる世界から出たくない思いが幽体化したのかな?
無かった事に…してはいけない。アリス…(´;ω;`)ブワッ
え?そこでアイちゃん切れるの?
なる程墓守に埋められちゃったらしょうがないな。
ディー実体化してる。
え?アリス生きてるの?あれ?Fin?最終回だったのか?
全13話じゃなかったっけ。まぁどっちにしてもイイ最終回だった。

ちなみに最後なんでアリス生きてるの?と思った方はこちらを見るといいでしょう。公式で説明されています。
http://kami-nai.com/special/navigate.html

恐らくアイちゃんが神様だったていうオチになりそうな予感がする。2期やって欲しいなぁ~><
{/netabare}

投稿 : 2020/04/04
♥ : 55
ネタバレ

オッス さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

作画と音楽が良かったが、終わり方が・・

考えないで観る分には泣けた。アイが人として出来すぎてる?やアイの行動のおかしさなどを考えなければ楽しめた。
最終話の終わり方がやや投げやりに見えた。
原作を買ってくださいという言葉が見え見えである。
あの終わり方を避ける構成にして欲しかったなあ。
余談だが、ハンプニーを主人公にした方が万人受けしそうかなと思った。
町などの作画かなりいい。今期アニメあまり観てはないが、トップクラスの作画である。
あとOPがいいね。今期の中では進撃OPの自由の翼と同じぐらい好きだ。
1話 {netabare}
第一印象はほのぼの系アニメだと思ったが、思ったより内容がシリアスだった。
ハンプニーが全員惨殺をしたシーンが印象に残った。
なぜ、ハンプニーが村人を全員惨殺をしたのか気になるし、ハンプニーがカッコいいから次が観たいと思った。
{/netabare}
2話 {netabare}
アイの発言が面白いw
外の世界が残酷ならばハンプニーに銃に撃ったられて死んだ方が幸せだったかもしれない。故にハンプニーは殴ってまでも止めようとしたのだろう。まあ幼女を殴るのは頂けないがw
ハンプニーが惨殺の理由と設定が語られましたね。
それでハンプニー不老不死なのか。最近のインデックスの映画のキャラを思い出しますね、死にたいけど死ねない人なのか。。ハンプニーがどうなるから気になる。
{/netabare}
3話 {netabare}
ハンプニーは不老不死であるが故の死にたい理由を語られた。
世界の中での真の孤独死は辛い。ハンプニーの演技も上手かったこともあり、この時点で私は少し泣けた。
ハンプニーの理不尽な暴力の意味を語られた。前の話にも触れたが、やはりハンプニーなりの理屈がありアイを救うための暴力である。
ハンプニーはただ死にたいのではなく、本当は幸せに生きて家族に惜しまれて幸せに死をしたいのであると盗賊に告げる。
要するに自分の死に意味を見い出したかったのであろう。
盗賊たちによってハンプニーは殺された。しかし、ハンプニーが死ぬ間際にハンプニーとアイは¨アイの父親はハンプニーでありハンプニーの娘はアイでもある¨ことが発覚し、ハンプニーは彼の死を惜しんで泣くアイを見て言いたい事を言い残せず死んでしまう。これは本当の意味の死ではないが、ハンプニーの星の数ある死の中で唯一家族に惜しまれる死でありハンプニー願ってる死である。
このハンプニーの独白で思わず涙が。。。
思い出を作れば幸せのまま死ねるのでもはやハンプニーには未練がないから墓守に埋めて貰う事を頼み、ハンプニーは安らかに眠った。即ち、本当の意味の死である。。

最終話的なお話が3話で終わらせた事に驚かされた。
最近アニメにしては珍しいのではなかろうか。
そういう意味では次が気になる。
{/netabare}
4話 {netabare}
ハンプニーの死は引きずらず、あっさり忘れるアイ。。そこらへんは考えないでしよう。
アイの相変わらず面白いアホキャラであるw
なんで3人旅してるのか?多分世界を救う為かな。
墓守は少数精鋭だと思ったら多くの墓守が死んでいた事には驚いた。
オルタスの町の作画が素晴らしい。じっくり観て欲しい。
ベッドのスカーさん可愛いすぎる。この作品の好きなキャラはスカーさんになりそうだ。
個人的には3話が良かったので正直次が不安だったが、面白かった。
{/netabare}
5話 {netabare}
キリコさんは死者だったか。
いつの間にかユリーがアイの父さんになっている感がある。流石、声がヒロシだけあるw
いつも通りアイちゃんなかなか空気が読めないキャラである。
変な複合人間が何故出来たのかがこの話で説明された。生まれが違う5人が居て、彼ら彼女らは子供を作りたくて魔女に訪ねた。魔女は別の方法で子供を作れるらしい。魔女に従い、子供(キリコ)は生まれた。しかし代償として魔女によって彼女ら彼らは複合されてしまう。5人の内4人は2人間として複合されてると思うが、あと一人はどうなったのか?あと4人の半分はどうなったのか?
スカーさんが想像妊娠だと・・ OPのスカーの子供っぽい方が生まれるですかね。何故妊娠したのでしょうか?ウッラは何故あんな格好なのか?
次が楽しみで仕方がない。


{/netabare}
6話{netabare}
相変わらず作画は力が入ってる。背景が綺麗だ。
なるほど、ウッラは見た触れた声をかけられた生者を殺す能力を持っている。15才で死者にならければならないルールがオルタスにある。15才未満を生者を死者させてしまうためウッラはあんな格好か。
アイは過去の経験からウッラが自分と同じ境遇にあると悟る。
キリコは今ウッラとアイ同じ境遇であるが、アイはいずれ永遠が破綻するのが約束されてることに対してウッラは全員死者になられば永遠であり破綻はしないと言う。ハンプニーが出てくる描写がいい。泣きそうになりました。
アイはウッラに真実を伝えに行く。キリコに反対をされるが実行する。ウッラは半分は気づいてたようだ。どうやらキリコを説得でき友達になれたようだ。
スカー「この子は私の子です。」
アイとヒロシ「えっ!?」
俺「えっ!?えええおい、スカーさんいつの間にやっ・・・というより父親誰ですか・・!?」
最後がよく分からなかったが、面白かった。

{/netabare}
7話 {netabare}
アイが捕まってゴーラ学園に閉じ込められたらしい。
そこからまさかの学園物となる。この作品は章ごとに舞台変わりますね。前期のはたらく魔王さまは舞台があまり変わらないので少しだけマンネリを感じた分を考えればまあいい(はたらく魔王さまはオリジナルが多い上原作2巻しか消化してないので仕方がないが・・)
お風呂のシーンはまさにサービス回って感じか。
スカーさんの子供どうなった?
ゴーラ学園の紫髪の小さい子がスカーさんの子供だと思ったんだけどな・・
勘違いか・・
{/netabare}
8話{netabare}
アリスのフリースローうめええしかも全部綺麗に入るw
アイが純粋すぎるなー
アイがいくら正しくてもピンク髪の彼女は気にいらないと思うからゴーラ学園に出るのを拒むのだろう。
それだけ彼女の過去の闇は深いのだ
しかしアイの必死の説得によって彼女を出るのを同意させる。あっさり変わり過ぎな気がする。尺の都合で心理描写カットしてるのかなー
ゴーラ学園脱出直前に先生と鉢合わせるアイ達。
先生が最終警告してもアイは逆らうから銃弾を放つ
狙った物を必ず当てるアリスのスキルを駆使して先生の銃弾を相殺して先生を諦めて撤退させた。
なるほど最初の冒頭のスーパープレイはスキルを使ったのね。誰か死ぬと思ってドキドキして観てたけどアイ達は誰も死なせず無事脱出した。
そしてまさかのスカーさんが育児放棄ww
神ないはEDの入り方が上手いな 次が気になりますw

{/netabare}
9話 {netabare}
アリスの誕生日祝うアイ。
うむ、俺もアリスみたいな考えだ。
アイは誕生日においてアピールが重要と言う。
なるほどね、私が次の誕生日の時に友達にアピールするか(笑)
うーん
とりあえず、スカーは墓守を捨て(泣いた=墓守を捨てる)赤ちゃんを選んで結婚という流れか。
原作既読者によると、すばらしい塔のシーン丸々全部カットという話が・・ 見たかったなあ
{/netabare}
10話 {netabare}
いきなりアリスが町を焼いて3年4組の皆殺し・・
1話の最初のハンプニーのシーンを思い出す。
銃の音に迫力があり、緊張感が出て良い。
生者によって作られた世界(ループしてます)に居るから年を取れないアリスは「17歳になりたい」という。
なるほど、前のアリスの誕生日はただ単なる物で意味があったのか。
しかしアイとディーの会話から察するにディーはこの世界にずっと居たいと思っているようだ。
アリスは相反するディーを敵と告げて話は終わる。
どんな展開になるのだろうか・・
{/netabare}
11話{netabare}

どうやら3年4組のループの原因はディーのようだ。
過去にディーは死んでしまった。ディーの死を認めない3年4組達がこの世界のループを作ったとアイは知る。
しかし、アリスはディーが死んでしまった事を知らない。
過去にアリスはループの矛盾を作って世界のループを解決しようとして、ディーによって証拠を消して辻褄を合わせられ失敗する。
ディーの行動はアリスの居る世界に存在したいが故の行動だ。
ループを解決するために3年4組の人を殺した時に、
アリス「人としての一線を超えてしまった」
と言ったシーンが、ちょっと涙が出そうになりました。
1話前のアリスは生き返るかもしれないと分かっていても殺したくはなかったのですね・・
ディーの真実を知ってしまったアイはアリスに対して「何かを犠牲にしてまで3年4組を救いたいですか?」
と問う
アリスは、どんな犠牲を払ってまで3年4組を救うと誓う。
それはディーを犠牲しても救うと示してる。
この話を聞いてしまったディーは・・・
で終わりですね、EDの入り形が毎回上手いなあ
演出が上手い、ファンタジー感と緊迫感があって面白い。
ループ解決しても元死んでいるディーは消える運命なのか・・
ディーが可哀想ですね。。
{/netabare}
12話{netabare}
実はディーが死者ではなく、アリスが死者のようだ。
ディーが普通の世界で透明だった理由は
ループ世界の生者が普通の世界に出ると透明になるからか。アリスは死者だから透明にならかったという事か。
アリスがディーを助けたあとに
アリスが3年4組で過ごした日々を無駄にしたくないのセリフで泣けたけど
ループ世界を破壊した後に何故かアリスが生き返ったシーン(fin)を見たら
俺「はっ!?ここで終わらせる!?」
ここで終わるならせめてアリス死んで良かったと思う。
泣けたシーンがちょっと台無しだ
{/netabare}

投稿 : 2020/04/04
♥ : 29
ネタバレ

Etzali さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

神さまのいない世界、それは絶対的なもので縛られる事なく意志によって変わる世界

(2013.6/29)
原作未読。
dアニメストアで先行上映していたので視聴しました。

{netabare}かつて神が7日間で造った世界。しかし15年前に人類は人として終わりを迎えその代わりに墓守と呼ばれる新人類?が生まれた。

人がいなくなった新世界でアイはどんな世界を夢みるのか?
人は死に向かって歩いている、その死を迎えることで人は完成する。{netabare}完成させる(埋葬する)役割を担うのが墓守。{/netabare}

結構、ダークな世界観ですが、豊崎さんのふわっとした声質が世界観をやわらかくしてくれているのが幸いですね。
それと対比するように浪川さんのクールで抑え気味の声が緊張感を演出しているみたいでギャップがあって面白いです。

神様がいなくなった世界を変えようとするのか?
それとも、墓守としてアイの成長を描く物語?{/netabare}

何にしても、個人的にはかなり引き込まれたので期待(´▽`)

どうでもいいですが、1話以降の配信が7/26からって…1か月近くも待たないといけないのかorz

(2013.8/1 2話)
{netabare}通称:スカー(傷持ち)と名乗る墓守。スカーは墓守にとって大事な要素を持っていた、それは感情の喪失…

この定義?が正しいとするならアイは、まだ墓守としての役割を果たしていない。
しかし、アイにとっての墓守とは埋葬した人々を忘れる事なくその胸に刻み続ける使命を持つ者。

「お前の死に、意味はやらん」 かつてハンバートも墓守だったのか?
それに不老不死な故に人の死(人らしい死に方ではなく死者としての死)は許せなくて人を愛し、そんな世界を造った神に抗うのが彼の目的?

ハンバートは墓守ではなく普通の人間だった。そして、怠惰な神などではなく人の願いをそれなりに考えた結果できた世界が今ここにある。{/netabare}

(2013.8/3 3話)
{netabare}地獄のような世界での天国のような希望を見つける…

幸せに生きて幸せの中で死ぬ。そんな、平凡で当たり前な死生観だけどこの世界では尊むべき価値のあるもの。
ハンプニー・ハンバートとして生きた者がキズナ・アスティンとして死んだ。
ってか、ハンバートは最後まで生きていると思ったんだけどまさかこんな展開になるなんてね^^;{/netabare}

(2013.8/10 4話)
{netabare}どこから捕まえてきたんだスカーww 
世界救済の旅をする事になったアイ達、何か世界救済なんて言うと怪しい宗教みたいですけど^^;

「最後の世代の少女」というキーワードからして、キリコは墓守と世界について何かを知っている?

アシュラ仮面みたいなのが出てきたぞ(゚д゚;)!?
オルタス・死者の国とはいっても、外見上は生者と変わらない。
オルタスに潜む闇は、姫が生者もしくは墓守なのか?それならキリコが墓守について知識があるのも納得いく。{/netabare}

(2013.8/10 5話)
{netabare}キリコ、「欠落した五芒星」の一員いや6人目だからその例えは無いか。そして、かつて生者だった者たちの体を使って生まれたもの。
スカーの体調不良の原因はオルタスの姫様?
生者にも死者にも始まりは平等にあり、終わりないものはない。
オルタスの姫・ウッラは神に祭り上げられた者ですが、境遇はアイと似てますね。{/netabare}

(2013.8/24 6話)
{netabare}生者が生者を死に至らしめ死者として蘇らせる。見ただけでは解らない儚い死と永遠の生、死生観のない世界で人々が本当の意味で「生きる」事を実感できるのか?
ウッラに憑いているコロシオハケは取り除く事はできないの?ウッラが人として扱われていない(生者としても死者としても)この街を変える事なんてできないとは思いたくはない。キリコのそれは、優しさではなく自分勝手な想いのようにみえる…

生の柵からの解放と死者としてではなく生者として生きる人間としての解放。

どういうこと?ウッラの双子の姉がスカーの子供で、ウッラ自身の母親ではない?{/netabare}

(2013.8/24 7話)
{netabare}勝手に連れてきておいて、学園に入学させられるっておかしいだろ。強制収容所と呼ばれるゴーラ学園、希望が峰学園と系列が一緒かなww?

アリス、オルタスで会ったライオン面の少年と同一人物?
異能の力を持つ者が集う学園か、一気に展開が…失速しなければいいんだけど^^;

ディー、魔女じゃなくて幽霊でしょwww ウィスパーって映画があったような?あっ、あれはキャスパーか(-д-;){/netabare}

(2013.8/31 8話)
{netabare}アリス、青峰のスタイル意識してる?www
大脱出会議のBGM、どこかで聴いた事があるような…(〃 ̄ω ̄)ウ~ン

アイの前向きな考えは、ゴーラ学園の人だけでなく今の私にとっても必要なものです(゚ー゚)(。_。)ウンウン
脱出するなら、日をおく必要はないと思うけどそこまでアイに肩入れするアリスの心情が知りたい。

主観的な世界と客観的な世界があり、その世界を壊す事で自分を変えるキッカケにしているのか、アリスは?
対してアイは世界を維持したままの変化を望んでいる。

スカーの育児放棄!? どうなっているんだ?|;-_-|=3 フゥ{/netabare}

(2013.9/19 9話)
{netabare}「世界を救うために、世界を殺す…」それに同意したアイは、突然居なくなったスカーを探す事に…
スカーの情緒不安定さは、急に子を授かってしまった事によるもの、だとしても何故逃げ出したのかが分からない。

口ん中がパサパサしそうなシフォンケーキですねwww
墓守は人種・顔立ちによる区別が人間より少ないから、ああいう事(ストーリーサークル)が起こる?

まるでアイ、スカー、アリス、ユリーが家族のようですね。{/netabare}

(2013.9/19 10話)
{netabare}オスティアに閉じ込められているアリスのクラスメイト達を助ける為にやってきたアイ御一行。

ディーは生きている人間?だとしたら何でディーだけ霊体化してアリスの元に居るんだ?
オスティア、まるでゲーム(過去の時間で止まったまま)の世界。ここに居れば死者と何ら変わらない生活が外見上は送れる、けれども記憶・経験は違う。
その意味では、死者の街オルタスの方がまだ良いように思えますね。

ディーがアリスの敵ならディーは、この3年4組という世界の永遠を願った?{/netabare}

(2013.9/19 11話)
{netabare}アイが3年4組に来て、1ヶ月の時が過ぎようとしていた。 同じ時間のループは同じ思考しか生まない。新しい思考が生まれてしまっては二度として同じ時間のループは、起こりえない。

まさか、もうディーは死んでいたのか。まぁ霊体だから当然と言えば当然なんだろうけど^^;

ディーの気持ち分からなくはないし、できればそうあってほしいとも思うけど生きている以上それが正しいとも思えない。
この儚くも悲しい想いは報われるのか?{/netabare}

(2013.10/2 視聴完了)

新しい世界に居場所は無い。なんて、勝手に自分で決めつけてるだけじゃないのか?自分の意志次第で世界の捉え方は変えられる。

永遠なんてものは無いのに、自分自身が存在するためにそれを求めようとする。意志次第で変わると言っても限界があるのにね。

神さまのいない世界で人間と墓守のハーフとして育った者、神さまのいない世界で別の生き方を手にした者、神さまのいない世界で神が存在する・しないに関わらず永遠を求めた者。神すらも凌駕する想いは、世界を変えられるのか?




変わった世界で彼女達が見るものはなんなのか?作画(背景)は2013年のアニメだけでなく、今まで観てきた作品と比べてずば抜けて綺麗で幻想的でした^^ ですが世界観は良かっただけに、2クールあればまた違った評価になったかもしれません。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 25

74.9 14 死神アニメランキング14位
BLEACH ブリーチ(TVアニメ動画)

2004年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (819)
5110人が棚に入れました
黒崎一護は霊が見える以外は普通の高校生であった。死神朽木ルキアと出会うまでは…。
最初は死神の存在を信じなかった一護だが、人の魂を喰らう化け物、虚(ホロウ)が襲ってくる。家族を助けるために虚に立ち向かう一護。絶望的状況の中、一護はルキアから死神の力を貰い、死神となって虚(ホロウ)を撃退した。
しかし、彼に死神としてのほとんどの力を奪われ、弱体化したルキア。そこでルキアは自身の力が戻るまで一護に死神代行を務める様迫る。一度は断る一護だが、「俺の同類を作りたくない」、家族を救われたなどの理由で死神代行を引き受ける。

声優・キャラクター
森田成一、折笠富美子、伊藤健太郎、松岡由貴、杉山紀彰、速水奨、浪川大輔

Rexuz[コン さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ブリーチはまだ続く

先ず「BLEACH」がどんなアニメなのか、知らない方のためにも簡単に説明していきたいと思います。

★物語の内容

主人公は幼い頃から霊が見えるが、それ以外は普通の高校生。
ある日突然、主人公「一護」の幼い妹達が人の魂を喰らう化け物、虚(ホロウ)に襲われ、家族を助けるために死神「ルキア」から死神の力を授かる。
死神代行となった主人公「黒崎一護」は己の任務を遂行すべく数々の戦いを繰り広げる。
バトル中心のアニメです。

ここで皆さんは「死神」と聞いて、あまり良いイメージを持たれないと思うのですが、このアニメの死神は現世・霊界の均衡を保つ世界の調整者として魂の成仏や虚(ホロウ)の退治を行う者として設定されています。
そしてその死神の代行がこのアニメの主人公「黒崎一護」というわけです。

基本的に虚(ホロウ)を退治する時は、死神だけが持つと言われている(刀、剣)「斬魄刀(ざんぱくとう」で斬り、その魂が自動的に「尸魂界(ソウル・ソサエティ)」へと送り込まれる。

尸魂界(ソウル・ソサエティ)とは死神達が住む世界。
簡単にいうと「あの世」です。
そして虚(ホロウ)と死神は幽霊と一緒で、普通の人には見えません。

まあ内容はざっとこんなもんですね。

他の方も仰ってますが、BLEACHの欠点は原作を追いつきそうになると、所々でオリジナルが入り物語を遮ります。
しかも中途半端な所でオリジナルが割り込んで来るので、ここで断念する方が多いのだと思います。

そこで皆さんが退屈しないためにも、オリジナルが出る回をまとめてみました。ご参考までに。

★各オリジナルストーリー★

・尸魂界潜入篇
第33話 奇跡! 謎の新ヒーロー
(オリジナルは一つのみ。観音寺がメイン)

・バウント篇
第64話~第109話★
(バウント篇自体がオリジナル。好き嫌いが分かれる話。面白くないと感じた場合は飛ばした方がいい)

・破面・出現篇
第128話~第137話
(日常が主な話、136話と137話は藍染と関係してるアランカル達とのバトルなので、時間があったら観るべし。)

・虚圏突入篇
第147話~第149話
(メノスの森篇。本篇と話が繋がってるので観るべきだろう)

・新隊長天貝繍助篇★
第168話~第189話
(原作とは全く関係なく、矛盾点も多い。破面篇の続きが早く観たければ、ここは飛ばすべきだろう!話も長すぎる)

・破面・VS.死神篇
第204話~第205話
(2話のみ。瑠璃千代ちゃんの話、結構退屈でした)

・破面・空座決戦篇
第213話~第214話
(カラクライザーの話。ギャグが好きなら観る価値はある)
第227話~第229話
(過去の話と日常の話。228話には女キャラの水着姿が見られます)

・斬魄刀異聞篇・刀獣篇★
第230話~第265話
(斬魄刀のお話です。設定は面白いですけど、ストーリとは全然関係ないので、破面篇の続きを早く観たい方は飛ばした方がいいでしょう。)

・破面・滅亡篇
287話、298話、299話、303話、304話、305話、
311話~316話
(破面篇とは関係ないので、時間に余裕のある時だけ観た方がいいです。)

・護廷十三隊侵軍篇
第317話~第341話
(僕が最も好きなオリジナルストーリーです。コンちゃんが大活躍します(。・ω・。)オリジナルキャラの望実が可愛いです♪隊長達のバトルが面白いですので、オリジナルとして結構オススメできる方です。)

※★がついている所は丸ごとオリジナルストーリーです。

ブリーチはオリジナルが多いので、断然漫画の方が面白いですが、戦闘シーンはアニメの方が迫力があります。
取り敢えず、「尸魂界救出篇」63話まで観てください。ここで面白くないと感じたのなら、残念ですが、この作品は貴方には合わなかったと思った方がいいでしょう。
バトルアニメや血が苦手な方には合わないかも^^;
ここまで我慢して観れた方は「破面・出現篇」まで一気に突入してください^^オリジナルがつまらないと感じた方は飛ばしても結構です。
藍染編が一番面白いので、それまでは断念しないでくださいね( ̄▽ ̄;)ノ
長いアニメですが、オリジナルを抜いたら200話もないくらです。(2004年10月5日~2012年3月27日放送終了)

・死神代行消失篇(2011年10月~2012年3月27日)
第343話~第366話
オリジナルを飛ばした方、そうでない方、原作の続きはここからです。
藍染の戦いから17ヶ月後。

因みにアニメでは「死神代行消失篇」が最後になりますが、原作はまだ最終章の「千年血戦篇」が残っているので、半年後にアニメが再開する可能性もあるみたいです。
原作に追いついてしまったのと、キャストが揃わないのもありますからね。
おそらく一時的だと思います。
最終回で一護は「死神代行はまだ続ける」と言ってましたし、「これが最後ってわけじゃないんだから」「またな」と言ってましたからね。
しかも原作の最終章「千年血戦篇」は「破面篇」より長いらしいのでまた再開すると思います。

さてここからが感想です…

★感想
切りの良い所で終わりましたが、原作の最終章をやらなかっただけに、伏線が沢山残ったまま終わってしまったのがとても残念です。
「死神代行消失篇」もだらだらと引き伸ばしすぎで、引き伸ばした分最後は面白くなるんだろうなと思い期待しましたが、正直オリジナルストーリーの方が面白いくらいでした。
序盤~中盤の「藍染編」まではかなり楽しめると思います。
でもやっぱアニメより原作の方がオススメですね。
アニメは最終章までいってないのもありますし、これから見るんでしたら、原作の方をオススメします。

以上BLEACHファンによる感想でした!


投稿 : 2020/04/04
♥ : 31

Dkn さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

「卍」   「解」

『     』←好きな卍解を入れてネ


*******************
ジャンプと言えば「ONE PIECE」「NARUTO」「BLEACH」なんて時代が長く続いた人気タイトルのアニメ化。

主人公、黒崎一護が死神の少女に力を与えられ“死神代行”として活躍する「ダークヒーロー」ジャンル。
日本の単行本売上ワンツースリーがワンピース、コナン、ゴルゴで「海賊・探偵・殺し屋」なのを見ても、
ダークヒーロージャンルは人気ですねー(コナンは少し違いますけど)

*******************
アニメは老舗のスタジオぴえろ制作。
ぴえろ+連載中の人気漫画原作は余計なオリジナルをしがち。でもがちがちに作ってくれるので出来栄えはガチ。
全年齢向け(夕方アニメ)をよく請け負うイメージで、アニメファンからすると「あーぴえろかぁ…」となりがち。
例に漏れずBLEACHも、アホみたいにタメた詠唱(作中で言う“破道”)で尺稼ぎしたりとイライラさせてくれました。
…てな感じなので、質の高いオリジナルアニメを好む層にはウケないジャンルであることを前提として進めます。

*******************
シリアスでダークな雰囲気は作者久保帯人の前作、民族植物学者、ウェイド・デイヴィスが自著「蛇と虹」で提唱した
“ゾンビ・パウダー”が元となった『ZOMBIEPOWDER.』から変わっていません。反面キャラが明るめなのも良いですね。

アメリカン・コミックの後継が見られ、
ZOMBIEPOWDER.に収録されている読みきり含め、ロー・ファンタジーや近未来の設定はこの時期流行っていました。
内藤泰弘(血界戦線の作者さん)の「TRIGUN」なんてまさにインスパイアされています。(マーベルのヴェノム等々)

アニメでも意識をしていましたが、より顕著な原作漫画は、
兎角デザインチックに、余白を大事に、毎度ピンチに、悪者が良い者に、良い者が悪者になどなど…
BLEACH節――通称オサレ展開が特徴的なこのタイトルですが、ここにもアメリカン・コミックの後継が見られます。
このような空白を意識したデザイン的な画面にコマ割り、コミカルさ、ターン制の攻撃や善悪の反転、絶対悪など、
意識して見ると作りたかった形が浮き上がってきます。

少し前にジャンプに載って、今はイラスト集「JET」に収録されてる新作読み切りの『BURN THE WITCH』は、
――魔女、ドラゴン、リバース・ロンドン――――の見出しで懐かしい久保帯人漫画が見れた気がします。
ラストに、BLEACHと世界観がつながっている事を示唆したファンサービスもありカッコ良かったなーと満足でした。

*******************
正直、長期連載の中だるみや腑に落ちない展開もあり、同時期の名作漫画と比べ粗がある作品と評価されますが
作者が目指したかった方向性や根っこの部分にある惹きこむ力が魅力的だったアニメ(漫画)だとも思うのです。

初期の非日常ボーイミーツガールな雰囲気が好きで、空座町(主人公が住む街)に帰る閑話休題がお気に入り。

いつか週刊連載のアンケに左右されない趣味全開の月刊・不定期の新作を出してくれないかと密かに待っています。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 23

★mana★ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

かくして刃は振り下ろされる・・

言わずと知れた、超有名「週間ジャンプ」で今も連載中のこの作品。


ユウレイが見える主人公「黒崎一護」。
ある日、自分を死神と言う「朽木ルキア」と出会う。
ルキアは死神の世界「ソウルソサイティ」から悪霊「虚(ホロウ)」退治にやって来たと言う。
そんな最中、虚が一護の家に現れ家族を襲う・・
そして、ルキアまでもがやられてしまう・・
一護はルキアから死神の力を半分、分けてもらおうとするが、
あまりにも強い霊力であった為、全てを抜き取ってしまう・・
そこから、ルキアに代わって死神代行としての日々が始まるのだが・・


まずこの作品は「死神代行篇」から始まるのですが、
初めて観るストーリーに引き込まれます。
「死神」と聞けば悪いイメージを思い浮かべる人も多いかもしれませんが、
この作品の死神は、世の中に彷徨っている成仏出来ない霊を
成仏させる(BLEACHでは「魂葬-コンソウ-」と言う)仕事と、
悪霊「虚」を退治する仕事をしています。
そして普通の人には見えません。
そして死神のくせに「ソウルソサイティ」世に言う「天国」?
みたいな所で生活をしています。
そんな設定が面白く、一気に観てしまいました!


しかし、「血」とか苦手な人はダメかもしれません・・
なんせこの作品の死神には「刀」が重要なんです。
刀がカッコイイんです!
だから、切ったり、刺したりします。
何かが吹っ飛んだりすりので苦手な人は注意です!


最初はワクワク!ドキドキ!しながら観れるのですが、
やはり原作があるので、追いついてしまいそうになると
オリジナルストーリーに入ってしまいます。
私が途中で断念したのはこれが原因です・・
(とか言いつつ300話位までは観ていましたがw)
もうオリストがくだらな過ぎる!全くもってけしからんのです!
そして急に本編に戻ったりするので余計に意味が分からなくなります。
観ている人ほとんどが言うのは
「「尸魂界(ソウルソサイティ)救出篇」までが面白い!」
と、いう事ですw
興味のある方はここまで観てみるのもいいかもしれませんw


基本的に作画はキレイだし、キャラもカッコイイ&カワイイ子達がたくさん出てくるので、そこは存分に満足出来ると思います。
(男は冬獅朗、女はルキアが好きです(*´∀`)ww)
音楽もOP/ED共にJ-POPを起用し、
映像もオシャレな感じに仕上がっているので、そこも楽しめる一つでした。
(2個目のOP、D-tecnoLifeはかなりカッコイイですよぉ♪)


今も原作は購入していますが、
原作も微妙かもしれません・・w
しかし、面白くなる波が激しいのでやめる事もできず・・ (´・ω・`)
そんな感じで、断念しちゃいました・・


投稿 : 2020/04/04
♥ : 9

70.9 15 死神アニメランキング15位
かみちゅ!(TVアニメ動画)

2005年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (769)
4384人が棚に入れました
瀬戸内の町で暮らす普通の中学生・一橋ゆりえは、極度の上がり症でしかもドジ。でも、心は真っ直ぐな女の子。がある日突然、神様になってしまった!?
その後は神様として拝まれたり、いろいろな人の望みをかなえたり、イベントに出演したりと忙しい日々を送っている。
人は予想もできない大きな力を手に入れたら、どうするのだろうか?
でも、大切なことは一生懸命がんばること。みんな持っていた大切なものがきっと見つかる。

声優・キャラクター
MAKO、森永理科、峯香織、野中藍、宮崎一成、岡野浩介、斎藤千和
ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

あまりにも自然で等身大の中学生、神アニメ☆☆☆☆☆

神様のアニメだがら神アニメ、ってことじゃあくて神アニメだから神アニメ、ってとにかく神だね、ってわけわからんねwww
ジャンルは~「中学生、神アニメ」w?
名作! 超神作!! 最高傑作!!!

・・・ごほん、突然神様になった中学生の話。あり得ない設定の中にある有り触れた日常の輝き。

◆アニメオリジナル(アニメを元とした漫画がある)
◆全16話(TV放送時1クールで12話だけど円盤だと未放送分4話追加)、完結。

※好き過ぎるあまり暴走気味のネタバレ感想など

<販売促進>※なが~い駄文♪ {netabare}
2005年の作品だから、今更売上を上げようと努力しても微々たるもの、ましてや一般小市民の自分の力でどうこうできるものではないとわかっているが、売上5,6万枚の作品と遜色ない、それを上回る面白さを内に秘めたこの作品、少しでも多くの人に知ってもらうために、駄文を書き殴ります!この作品の良さを文章で伝えるの、かなりの無理難題だが。
要するに、人によっては超おもしろい、ジャンル分けすら難しいこの作品を宣伝。

☆ジャンル・世界観☆
中学生日常ほのぼのコメディ幽霊というより神系ファンタジーアニメ??
神様とか幽霊、物の怪が出るから『夏目友人帳』とか『ぬ~べ~』『鬼太郎』ってわけでもなく、ましてや「ああっ女神さま」とは全く違うし、日常があってメインキャラが女の子たちだからって『らきすた』『あずまんが』『みなみけ』とかとも違う、作品の題字は「けいおん」っぽいけど全然違う、
ほのぼのだけど事件あるし、ファンタジーだけど普通に中学校通ってるし倒すべき相手もいないし、ときどきあるブラックユーモアとか社会風刺っぽいのとかもあるし・・・。
女の子が主人公だからって、パンチラとかサービスシーンとかほぼ皆無のこの作品、絵柄も萌え向けではない。主人公がたまに口にするかみちゅの「ちゅ」の部分は決めゼリフというよりオマケみたいなもんだしなぁ。
な、なんでも好きな人にオススメ♪ 全年齢、どなたでも楽しめまーす♯

ぶっ飛び具合で言えば他の追随を許さない。神様に感謝する気持ちを持っている一般市民の多い街、というかみんな神様や幽霊だけではなく宇宙人にも寛容過ぎwww 主人公が突然神様になったってのに、同級生とか普通過ぎw
何で神様になったのかは最後まで語られない。それはあまり大したことではない。気にしないのが得策。
ものには神様が宿る、八百万の神、とかの規模じゃなくて、生き物は魚も猫も野菜も神様というか偶像みたいなのがあるし、加工品にもそれぞれあるから、本当に「全てのものには神様(幽霊)が宿る」、万物の(に)神様がいる世界。
1980年代か、近くてもせいぜい90年前後と思ってたけど、ファミコンの時代かぁ。毎回のタイトルが昭和の曲名らしい。(※正しくは80年代と90年代の曲)
メイン、サブキャラはみんな素直だし、かなりピースフルな世界。
人によって見えたり見えなかったりするトトロが、全ての人に受け入れられている80年代半ば、って感じの世界でほのぼのできます♪

☆音楽☆
OPから作中のSEやBGM、EDまで昭和の終わりごろの名残を感じさせる。
音楽だけでもほのぼのと最初から最後まで楽しめます♪

☆声優☆
メインの声優さんは・・・さ、咲の「松実宥」さん、ジュエルペットの「チャロット」さん、みなみけの「まこちゃん」?
サブキャラは・・・猫役とみこちゃん役!? 色々やってるなぁ。
斎藤千和さんのファンのみなさん、野中 藍さんのファンみなさん、かみちゅでも活躍してますよ!!
もちろんMAKOファンのみなさんも♪

☆作画・キャラデザ☆
風景やケンちゃんの字、メッチャイイ♪ ゆりえの字も味がある♯
何よりも陰影の表現、光が上手い。神様が勢ぞろいのときはなかなか見ごたえがある。
EDアニメーションのギャグ絵(進研ゼミとかで見たことあるかも)もかわいいし。
動きはものすごい常に滑らかというわけではないが、無駄なく、クライマックスでは緻密かつ壮大!!!

キャラデザは「ハチミツとクローバー」「3月のライオン」羽海野チカ先生の絵をもうちょっと目を大きく、少年漫画の女の子キャラよりにした感じ。
かわいらしくて万人受け!!

☆物語・登場人物☆
物語は「中学校生活」を送る上で、神様としてちょっとした事件を解決したり、相談を受けたり、付き合いがあったりするが、あくまでも中学生としてである。
日常の勉強や恋を欠かさない。スパイダーマン(見たことないけど)の様に「ヒーローだけど学生、学生だけどヒーロー」みたいな面もある。
割合として日常が何割、神様が何割、というよりも、常に等身大の中学生でありながら神様の力も使う。強いて分けるなら、日常回と神様回は大体半分ずつ。

登場人物はちびっこ、メガネ、元気っこをメインに好きな男の子、弟、元気っこの妹、などなど結構たくさんいるが、
性格の違いはあれどみんな素直。年齢にふさわしい悩みや無鉄砲なところもあるが、みんな芯があってまじめで清々しい。
猫や身近な神様もいいキャラしている。
悪役(笑)も含め、みんな気持ちのイイキャラばかり♪

☆最後に☆
ジャンルをつけるのであればファンタジーやコメディというより「ほのぼの中学生神様の日常」。

この作品の良さは、ぶっ飛んだ世界観なのにどの作品よりも中学生らしい日常がある。
ありえない設定とあまりにも自然で等身大の中学生の日常を、ぜひお楽しみください。
{/netabare}


<普通の感想> {netabare}
めっっっっっっっっっっちゃ面白い!!!!!!!!!! オレの中ではシュタゲ級☆☆☆☆☆
ただ、この作品ってどんな作品って短い言葉では語れないんだよな。

この作品の良いところ3つ挙げると
・ぶっ飛んだ世界観とあまりにも自然な中学生の日常が共存している
・キャラ良すぎ
・絵や音楽もメッチャイイ
というか、全部イイ。何もかもが皆すばらしい。

微妙と思われそうな点を3つ挙げると
・ゆりえの舌っ足らずなしゃべり、ケンちゃんの声渋すぎw
・台風の中でも鉄壁なパンチラガード、エロは期待できない(水着回あるけど、玄人向けw)
・突然神様になったこと、かなり強力な力を持っていることなど、最後まで理由を明かされない
かな。オレに取っては全然悪くないが。あ、あと、
『未放送回もおもしろい』ってのはTVしか見ていない人がちょっと可哀そうかも。

【主要キャラ(サブキャラ)紹介】
○ゆりえ様 ちびっこ中2、主人公。ものすごく子どもっぽいが、突然神様になったにもかかわらず「なったからにはちゃんとしないと」と自分のできる範囲でまじめに取り組もうとする。勉強は苦手だが、やっぱり素直でまじめ。ちょろいw
○みつえちゃん めがねっこ中2、ゆりえの親友でクラスメイト。落ち着いているがところどころユーモラス。「うるおいが欲しい」とロマンスを求める疲れたアラサーの様な面も。眼鏡で落ち着いているのに、我が強いところもある珍しいキャラ。眼鏡取ったとき老け顔を気にしているw ★ベスト友人キャラ受賞★※
○まつりちゃん 元気っこ中2、ゆりえのクラスメイト。ゆりえが神様になってから親友?になる。行動力があり過ぎて暴走するときもあるが、家の事情を考えるとそれぐらいがいいのかも。妹が大好き。人を丸め込んだり言い負かすのも上手い、というか強い。今は、男よりお金w
○けんじくん 習字っこ中2、ゆりえの片思いの相手でクラスメイト。習字や古めかしいことなど興味のあること以外は空気。人の顔も名前も覚えられない。多分、密かにモテる。字が上手く、まつりから頼まれて、お祭りの出店などに使うメニューを書くバイトをしたりもする。変人w
○みこちゃん もっとちびっこ中1、まつりの妹で弓道部。元から神様や物の怪を見ることができるが、力はない。炊事洗濯などの家事は一通りできる。めっちゃかわええw
○しょうきちくん 内面イケメン中1、ゆりえの弟で弓道部。明らかに反抗期の雰囲気を持っているにもかかわらず、メッチャ優しくて男らしい。 ★ベスト男子中学生キャラ受賞★※
○やしまさま 来福神社の神様、ロックに憧れるミーハー。ゆりえと比べると力はほとんどないが、長いこと神様やっているようで知識はある。音楽に憧れはあるが、ギター以外は微妙(歌とか)。気が弱いが優しい、というか優男。銀魂の銀さんにそっくりw
○たま ゆりえの家の猫、眉毛がマロw
○あかねさん ゆりえの母ちゃん、天然でメッチャかわええw
○けんきちさん ゆりえの父ちゃん、中肉中背だがあかねさんいじりはプロw
○こううんさん まつりとみこの父ちゃん、美味しい野菜を作る宮司さんw?
※私が勝手に賞を授与しました。心の中で。

身長は見た感じ、ゆりえが140ぐらいで、みこちゃんが130ぐらいかな。とにかくちっちゃい。

昔の中学ってお弁当のところもあるのかな?教卓にやかんとコップが置いてあるのが新鮮だった。ちょっとした背景とかも丁寧だなぁ。

この作品ってブラックユーモアもちょいちょい出るからすげーよな、総理wとかニーチェwとか、笑いにスパイスを加えてくれるよww
と面白いところを挙げるとキリがない。


大切なことは何度でも言うが、
この作品はどの作品よ