河童おすすめアニメランキング 14

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの河童成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2019年12月08日の時点で一番の河童おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

70.2 1 河童アニメランキング1位
さらざんまい(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (228)
780人が棚に入れました
舞台は浅草。
中学2年生の矢逆一稀、久慈悠、陣内燕太の3人はある日、謎のカッパ型生命体“ケッピ”に出会い、無理やり尻子玉を奪われカッパに変身させられてしまう。
『元の姿に戻りたければ“ある方法”でつながり、ゾンビの尻子玉を持ってこい』
ケッピにそう告げられる3人。
少年たちはつながりあい、ゾンビの尻子玉を奪うことができるのか?!
同じ頃、新星玲央と阿久津真武が勤務する交番でも何かが起ころうとしていたー。

声優・キャラクター
村瀬歩、内山昂輝、堀江瞬、諏訪部順一、宮野真守、細谷佳正、釘宮理恵、津田健次郎、伊瀬茉莉也、帝子、加藤諒
ネタバレ

キャポックちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

社会の不寛容に目を向けながら…

【総合評価:☆☆☆】
 バンクシステムを使い倒した見事な作画、歯切れの良いカッティング、無類の可笑しさを醸し出す下手クソなミュージカルシーン--多くの見所がありながら、それでも、『少女革命ウテナ』『輪るピングドラム』という、テレビアニメ史上の頂点と言える傑作2本を作った幾原邦彦にしては、いささか物足りない。
 幾原の作品に共通して描かれるのは、表面から窺えない人間心理の不気味さと、こうした訳のわからないものを排除しようとする社会の不寛容である。このテーマは、『さらざんまい』でも取り上げられる。ただ、透徹した眼差しで現代日本の暗部を見つめた『ピングドラム』などに比べると、問題の取り上げ方が中途半端である。

【「排除の論理」の怖ろしさ】
 『さらざんまい』のメインプロットは、カズキ、エンタ、クジという3人の少年が、カッパ(らしき生き物)のケッピが与えるミッションを遂行し、クリアすれば報償として、どんな願いでも叶えられる希望の皿を受け取るというもの。これだけ見ると、少年向け冒険アニメの一パターンに思えるかもしれない。しかし、ミッションの内容と少年たちの状況を見比べると、そんなに生やさしい話ではないとわかる。
(以下、『さらざんまい』『少女革命ウテナ』の重大なネタバレがあります)
{netabare} ミッションは、異常な欲望に執着するゾンビ(カパゾンビ)の「尻子玉」を抜いて欲望を昇華させ、この世から消滅させるというもの。尻子玉とは、カッパが水に引き込んだ人間から抜き取って食うと言われる臓器で、抜き取られた人間は力を失い死んでしまう。本アニメの設定では、欲望の根源とされる(これって前立腺のことではないかしら。主要キャラはみんな男性だし、稲垣足穂のA感覚を連想させる)。
 ところが、カパゾンビの執着とは、概して単なる変態性欲であり、それほど悪辣な欲望ではない。例えば、ソバにこだわる男の欲望は、好きな女性が入った風呂の残り湯でソバを茹でて食べたいというもので、異常ではあっても反社会的というほどではない(私はリアルに想像してウゲッとなってしまったが)。にもかかわらず、尻子玉を抜かれたカパゾンビは、恥ずかしい一面を他者に知られたことを嘆きながら消滅する。それほどの罪だったのか?
 もっとも、現代日本でこのような性癖が暴かれた場合、その情報はSNSで拡散されて、「キモイ」と罵られ社会的地位を失うだろう。アニメのカパゾンビは、警官の(制服を着た)レオとマブに目をつけられ殺されたことが示唆されるが、これは、異常者を社会的に抹殺する「排除の論理」を象徴する。レオが拳銃を突きつけるとき、「欲望か愛か」と二者択一を迫るが、「清潔な愛なら容認するが、醜い欲望なので排除する」という強引な自己正当化に聞こえる(レオとマブは、欲望エネルギーの持ち主をゾンビにしてカワウソ帝国に送るエージェントなので、続くミュージカルシーンでは欲望を称揚する)。
 カパゾンビを消滅させた少年たちも、決して身ぎれいな訳ではない。カズキ、エンタ、クジは、それぞれ、「血縁の欠如を乗り越えた家族愛」「サッカーを通じて結ばれる友情」「家庭の窮状を救うための兄弟愛」で他者とつながっているように見えながら、その実、「ネット上でのなりすまし」「同性愛的な衝動」「殺傷事件への関与」という、人には知られたくない隠し事がある。これらは、カパゾンビが社会から排斥された要因と、それほど差があるわけではない。
 このように、断罪する者とされる者が、実は等しく罪人だというのは、幾原アニメでしばしば取り上げられる構図である。例えば、『少女革命ウテナ』。ウテナは、アンシーを薔薇の花嫁として非人間的に扱う生徒会メンバーに決闘を挑み、彼女を自分のものにする。しかし、物語終盤になると、ウテナ自身がアンシーの本心を理解していなかったことが示される。その意味で、ウテナと生徒会メンバーは大差なかったのである。
 ラストでウテナは闘いに敗れ、姿を消す。ウテナが去って平穏に戻った学園では、もはや彼女のことを思い出す人はいない。『さらざんまい』でも、カパゾンビが消滅すると人々の記憶からもスマホの待ち受け画面からも姿が消え、その存在は「なかったこと」にされる。社会にとって好ましくないものは、もともとなかったかのように扱われるのだ。『ウテナ』の場合、アンシーだけはウテナの消失を覚えており、社会に向かって一歩を踏み出すためのきっかけとする。しかし、カパゾンビを覚えている者は、誰もいない。{/netabare}

【社会問題の取り上げ方】
 幾原は、『美少女戦士セーラームーン』『少女革命ウテナ』と社会性の乏しい作品を発表した後、12年の期間をおいた『輪るピングドラム』で、社会問題を直視する姿勢を示した。この姿勢は、次の『ユリ熊嵐』にも受け継がれるが、『さらざんまい』になると、問題意識が形骸化しているように感じられる。
(以下、『輪るピングドラム』の重大なネタバレがあります)
{netabare} 『ピングドラム』では、無差別テロ首謀者の子供というだけで、「きっと何者にもなれない」と社会から排斥される3人の少年少女が描かれた。そこには、決して贖うことのできない「原罪」という重いテーマが垣間見える。彼らに絡む人々は、いずれもテロと深い関わりを持ち、テロによって人生が狂わされていた。
 また、『ユリ熊嵐』は、正当な社会規範の枠に収まらない性愛を取り上げ、規範を逸脱した者に対する制裁を問題視する。
 一方、『さらざんまい』は、これら2作と同じく、社会が異質なものを排除する怖ろしさに目を向けながらも、その描写はあまり徹底されていない。そのことは、排除のきっかけとなるものが何かを考えると、わかりやすい。
 『ユリ熊嵐』で描かれる性愛のシーンは、見ていて息を飲むほど生々しい。しかし、『さらざんまい』になると、カパゾンビの変態性欲は戯画化されて表現され、笑いを誘うだけ。エンタが好きな子の笛を舐めるのは、思春期の男子にありがちなこととして容認できる範囲であり、カズキの女装はむしろ可愛らしい。3人の少年の隠し事で明確に反社会的なのは、ヤクザとつながりを持つクジの行為しかない。しかし、ヤクザの描き方は類型的で平板であり、彼らがどれほど悪行を重ねようと、ヤクザと無縁である大多数の視聴者には心の痛みを感じさせない。『ピングドラム』における憎しみの連鎖や、『ユリ熊嵐』のヒリヒリするようないじめに比べると、他人事なのである。
 「つながりたい」という欲望をテーマにしているにもかかわらず、取り上げる社会問題が小粒すぎ、社会性が充分に描かれていないとも言える。このテーマに関わるものとしては、SNSで無視されたために衝動的な無差別殺人に走ったケースや、社会になじめず引きこもりになってゴミ部屋で孤独死したケース、親からDVを受けながらなお赦しを請うた子供のケースなど、マスコミに注目された現実の事件が少なからずある。しかし、『さらざんまい』では、敢えてこうした事件には目を向けない。もしかしたら、『ピングドラム』におけるテロ事件の取り上げ方が批判を招き、幾原の腰が引けたのかもしれない。{/netabare}

【アニメ表現の極北】
 社会問題の取り上げ方は煮え切らないものの、『さらざんまい』の作画は、アニメ表現の極北とも言える水準に到達している。特に、バンクシステムを活用した見せ場が素晴らしい。バンクシステムとは、すでに使われた画をストックして使い回すやり方だが、近年のアニメでは、必ずしも手抜きではなく、象徴的シーンの繰り返しによってエモーションを高める目的で使われる。『ピングドラム』でも、プリンセス・オブ・ザ・クリスタルが「生・存・戦・略~!!」と叫ぶシーンで効果を上げたが、『さらざんまい』のバンクもそれに匹敵する。
 レオとマブが「カワウソイヤァ」を歌い踊る場面(私も一緒に踊ろうとしたが、動きが速すぎてついて行けない)、あるいは、カパゾンビとの対決に向けて、カッパの姿をした3人の少年が危なっかしく繰り広げるミュージカルシーン(地面にヘチャッと叩きつけられて慌てて起き上がる仕草の可笑しさ)は、何度見ても楽しい。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 5
ネタバレ

タケ坊 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

愛の鬼才が現代人の「繋がり」を問う

☆物語&感想☆

2015年に放送された「ユリ熊嵐」から4年余り…
思えばイクニ作品との出会いは「ユリ熊嵐」が初めてのことだったわけですが、
あの時受けたインパクトは本当に大きく衝撃的だった。
あれから色々作品を観てはいますが、純粋に感動できる素晴らしい作品は数あれど、
あの時受けたインパクト以上の作品とは出会えていない。
やはりイクニが作る作品はワン・アンド・オンリー、彼にしか作れないのだと、
本作を観た後でも思った次第。

さて、本作1話目を観て思ったのは…なんやねんこれ?と。
これはもちろん彼の作品に於いては良い意味で想定内。
1話観て大体の物語の道筋や、目的、方向性が分かるものが多いなか、
イクニ作品に於いては意味不明、予測不可能なのが特徴でもある。
(最後には感動的な結末がある事はファンなら知っている)

これは自分が思うに、ある意味イクニが視聴者を振るい落としに掛けているのだと思う。
1話から尻の中に突入する画はシュール過ぎ、正直観るものを当惑させるに充分なものだったし、
どうやら出てくるキャラが殆ど男ばっかりでBL的な要素があると察知した視聴者を、
早急に撤退させるに充分な要素が揃っている。
前作で言うなら「百合」でアレルギー反応を起こさせ観るものを振るいに掛けた訳だが、
このような、1話観て訳が分からなくて、BLとか百合要素くらいで切るくらいの視聴者には、
どうせ観ても作品の本質やメタファーの意味合いなどは理解できないだろうから、
観なくて結構と言うことなのだろうと思う。

彼の作品の特徴として、明確なテーマを掲げ幾つかのキーワードを繰り返し使用する点がある。
本作においてはテーマが「つながり」キーワードは「欲望」「愛」など、
これらの言葉が本作中何回も何回も繰り返された。
難解なイメージのあるイクニ作品だが、本作のキーワードであり彼の考える「欲望」は、
自己中心的なエゴイスティックなもの、
に対して「愛」が見返りを求めない無償のもの、と先に捉えておくと、
彼の作品のもう一つの特徴でもあるメタファーの意味が解らなくても、
(例えば頻繁に登場した㋐の意味なんかが解らなくても)
物語の内容自体は過去作品と比べれば比較的理解しやすかったのではないかと思う。

キャラクターが発する言葉の真意や、映像のメタファーの分析をしなければ、
彼の本当の考えや思いは窺い知ることが出来ないと思うけど、
{netabare}10話のサラとハルカの会話の中で、
「この世界は再び試されようとしている、繋がっているのか繋がっていないのか」
11話の「喪失の痛みを抱えてもなお、欲望を繋ぐものだけが未来を手にできる」
「大切な人がいるから悲しくなったり嬉しくなったりするんだね。そうやって僕らはつながってるんだね。」{/netabare}
という台詞は物語の前後の繋がりから考えると、
珍しくストレートに彼のメッセージが現れた部分として受け取れるのではないかと思う。
そこから考えるものは各自人それぞれだろうと思うけど、
何かしら観た人それぞれが実際の「つながり」を考えさせられるような、
本作に於けるイクニのメッセージは随所に見られたのではないだろうか。
恐らく本作では過去作よりもイクニは意図的に視聴者にメッセージを解りやすく伝えたかったのだろうと思う。

そうは言っても、やはり相変わらずメタファーを読み解くのは難しい。
解らなくてもいいけど解ると更に面白い。
個人的には何となくこういうことなんかな?何となく意味ありそう、位な軽い感じで、
ネットで分析されている記事なんかを見てなるほど、
とか答え探しをしたりするのが楽しいし、
そういうライトな楽しみ方もありなんじゃないかと思ったりしている。
その上でもう一度作品を観返してみると、なるほどと納得できてまた面白い。

そんな中、本作を検索してると{netabare}ラスト3人死亡説{/netabare}
みたいな驚きの解釈、考察も出てるじゃないですか。
根拠を見ていくとなるほど、そういう考え方もあるなと興味深かったし、
こういう楽しみ方が出来るのもイクニ作品ならではだなと思う。

☆声優☆

前作と比べると人気実力共に安定した声優の豪華な顔ぶれでキャスティングもドンズバ。
レオ&マブに宮野、細谷さんという起用は腐女子も納得だろうし、
宮野の演技は特に素晴らしかった。
個人的にはハルカ役に釘宮さんを起用してくれたのが嬉しい。
そういや前作でも起用されており役柄も少々似ているのは気のせいだろうか。
恐らく何らかの意図があるに違いない、と思ったりもするけど、
単にイクニが自分同様釘宮押しなのかも知れない笑

豪華な顔ぶれのなか、驚いたのはサラ役で起用された帝子という人。
聞きなれない人やなと調べてみると、
監督がプライベートで知り合ったインディーズバンドのヴォーカルらしい。
つまり女優でも声優でもない言わばド素人の起用と言うことになるが、
こんなことを広告代理店やスポンサーに影響を受けやすい、
ノイタミナ枠でやってのけるイクニはやっぱり凄いと思う。
イクニ曰く「振れ幅が欲しかった」とのことだが、
特徴的で不思議な印象の声は作品内で非常に良い効果が出ていたと思う。

☆キャラ☆

1クールオリジナルの場合、キャラが多くなると当然存在感が薄くなる事が多いが、
この辺りもイクニはしっかりと解っているなと思う笑
各キャラクターの過去~現在に至るドラマ、想いが全て丁寧に表現されていたと思う。
BLに興味のない自分にもレオ&マブの思いには思わず涙

☆作画☆

純粋に人物の造形、背景の美しさや浅草の再現性はかなり高く、
劇場版作品でも充分通用するレベルだったと思う。
キャラクターと全く繋がりのない通行人などの所謂モブに関しては、
記号のような扱いで描写されていたのも印象的だった。
またイクニ独自の奇抜な演出に合わせたCGや実写映像の挿入、
アニメでは珍しくEDには実写映像にVFXを組み合わせるなど、
やはり作画面に於いても並の監督にはない、個性やセンスが際立っていると感じる。

☆音楽☆

前作はイクニがEDの歌詞を書いたり、作品の世界観への拘りも非常に感じられたので、
所謂アニソン歌手が歌わないノイタミナ作品において一抹の不安もあったのだが、
この点に関しては杞憂に終わった。
OPは繋がりをテーマに、この作品のために書かれた曲で開放感がある良曲だったし、
EDはレオ&マブの関係なんかを想起させる歌詞だったり、曲としてよく出来ていた。
AパートからのOP、BパートからのEDへの繋ぎがとても良かったのも好印象。
最終話はEDの後にOPを持ってくるのも良い演出だった。
その他劇中曲の「さらざんまいのうた」や「カワウソイヤァ」は繰り返されたことで中毒性があり、
サラ役の帝子が歌う自身の楽曲「放課後カッパー」もインパクトが有った。

劇伴は「輪るピングドラム」「ユリ熊嵐」同様に橋本由香利さんが担当。
この人の最近の仕事では「3月のライオン」が本当に素晴らしかったけど、
本作でも劇中曲含め良い仕事だった。
この人はどんな作品にでも合わせられる柔軟性やセンスを持っていますね。


繋がりたいけど、繋がりは脆く壊れやすい。
現代におけるSNSやネットでの繋がりなどは、最たるものだろうし、
本作を観てもそれはイクニの言いたいことの一つとして受け取れる。
「あにこれ」での繋がりも、自分は度々放置してしまうし、正直いつ終わってもおかしくない。
他人に読んでもらいたい、認めてもらいたい、共感してもらいたい、
そんな欲望をどれだけ持ち続けられるだろうか。
記事を書くという行為はその労力に比べれば見返りは殆ど無い、それは愛だと言えるかも知れない。
自分はどれだけアニメを愛しているのだろうかと。。
イクニのメッセージが胸に突き刺さる。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 8
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

幾原節半端ない

河童になるときは尻から生まれるのね。1話から尋常じゃない衝撃。{netabare}女装して吾妻サラみたいになってる一稀、車上荒らししてる悠、盗んだ段ボールを裸で被るのが好きな奴。以降も色んな性癖もとい欲望を持つ人たちが登場。自分がボールになって蹴られたい奴の回は金玉蹴られてるAVを思い出して笑ってしまった。{/netabare}

パッと見で欲望に関する話題を扱ってそう。だけど、やっぱりサブタイトル通り繋がりを扱っている。人間は繋がっていないと自己を規定できないよね。だから死ぬ=縁の外かなと思った。
それと絡んで縁=円=丸い皿ということではないかと僕は勝手に思った。でもって人間は多くの縁で成り立つから皿三昧。それとも3人で皿三枚?
語尾もでぃっしゅで皿を強調しているのかな。
繋がりたいって気持ちは愛でもあるし、欲望でもあるからなんというか紙一重で、難しい。

怪物を生み出す敵がいて変身してそれと戦うヒーローみたいなとこもある。{netabare}勝利後はお互いに隠し事が何故か筒抜け。恥ずかしい。漏れるのは尻から。{/netabare}

パロディとかギャグ要素ありだけど、時折、シビアな展開。中々のメリハリ。

最終話は怒涛の展開。サブタイトルも凄く良い。{netabare}サブタイトルと絡めてあるかもしれない未来の話と過去。叫び声をバックに振り返る演出好きかも。悠は受刑者になるけど、繋がりは切れない。{/netabare}欲望を手放すな。そして、繋がりを取り戻したい。いつかは切れるけど、繋がりあってこそ人生が豊かなんだなあとしみじみ感じた。勝手にだけど。

演出がいかにも幾原監督作品らしい。輪るピングドラムみたい。時折、作中に描かれている言葉が面白い。前回監督した作品が百合だったからか今回はBL描写みたいなの多め。特に{netabare}燕太から一稀への熱い想い。妄想が凄い。後でバレるけど、こっそりキスしてるし、相撲して肌の触れ合いから興奮が高ぶってて笑える。{/netabare}
見終わってみれば結構面白かった。タイトルで油断してたけど、この作品は意外と推せる。{netabare}結局、ケッピとサラは河童なのか?よく分からない生命体だった。{/netabare}

一稀の弟春河役がくぎゅなのは嬉しい。くぎゅ~。

三匹が斬る!は世代じゃないので、よく分からない。


OP
まっさら 歌 KANA-BOON
失踪したなあ。びっくり。
ED
スタンドバイミー 歌 the peggies
浅草実写映像?なのかな。
劇中歌
さらざんまいのうた
歌 矢逆一稀(村瀬歩)、久慈悠(内山昴輝)、陣内燕太(堀江瞬)、ケッピ(諏訪部順一)
歌 新星玲央(宮野真守)、阿久津真武(細谷佳正)、ケッピ(諏訪部順一)
11話でまもがメインで歌うわけだが、11話は本当に切なかった。{netabare} 大切な人に愛を告げると死んでしまうし、大切な人なのに記憶から消えてしまうし。お互いの誤解が解けたのがせめてもの救い。{/netabare}
放課後カッパー 歌 吾妻サラ(帝子)
放課後カッパー_Salala Scat 歌 吾妻サラ(帝子)
カワウソイヤァ 歌 新星玲央(宮野真守)、阿久津真武(細谷佳正)
ソイヤァソイヤァつい言いたくなる。曲に合わせて踊るのもよい。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
つながっても、見失っても。手放すな、欲望は君の命だ。 舞台は浅草。中学2年生の矢逆一稀、久慈悠、陣内燕太の3人はある日、謎のカッパ型生命体“ケッピ”に出会い、無理やり尻子玉を奪われカッパに変身させられてしまう。『元の姿に戻りたければ“ある方法”でつながり、ゾンビの尻子玉を持ってこい』ケッピにそう告げられる3人。少年たちはつながりあい、ゾンビの尻子玉を奪うことができるのか?!同じ頃、新星玲央と阿久津真武が勤務する交番でも何かが起ころうとしていたー。

#1 つながりたいけど、偽りたい
東京・浅草。中学二年生の矢逆一稀、久慈悠、陣内燕太の三人は、カッパ王国第一王位継承者を名乗る謎の生命体ケッピと遭遇し、「尻子玉」を抜かれてカッパにされてしまう。人間の姿に戻るため、三人がクリアしなければならないミッションとはー?

#2 つながりたいけど、奪いたい
「さらざんまい」にはおそろしい副作用があった。それでも一稀は、今日もラッキー自撮りアイテムを探して街をさまよう。ひょんなことから悠と鉢合わせ、二人は行動を共にすることに。一方、燕太は悠の重大な秘密を知ってしまいー?

#3 つながりたいけど、報われない
燕太はサッカーの「ゴールデンコンビ」復活を願いながらも、一稀への想いを募らせていく。そんな中、姉の音寧が一稀のためのミサンガを身につけたままゾンビに攫われてしまう。燕太の想いは一稀に届くのか-??

#4 つながりたいけど、そばにいない
兄と離れて居候している悠のもとへ燕太がやってくる。「希望の皿」を一稀に譲って欲しいと頼み込む燕太だったが、悠にも譲れない望みがあった。一方、吾妻サラの握手会が開催されることを知った一稀が、悠に持ちかけたある計画とは-?

#5 つながりたいけど、許されない
吾妻サラの握手会当日。一稀と悠は極秘計画を実行に移す。そうとは知らず、春河とともに握手会にやって来ていた燕太が見たものは・・・?一方、ゾンビを使って欲望を集めている謎の警官、玲央と真武の関係にも変化が現れていて-?

#6 つながりたいから、諦めない
カッパ姿のままでいることを余儀なくされた三人。カッパ一稀の様子が何やらおかしくて・・・?一稀を励まそうと試みる燕太と悠も喧嘩中。そんな中、一稀の帰りを待っていた春河が行方不明になってしまった-!

#7 つながりたいけど、裏切りたい
夏休みを前にして、一稀と燕太は悠をサッカー部に誘う。三人の夏が始まろうとしていた。そんな時、燕太が守ってきた思い出の練習場が何者かに荒らされる事件が起こる。何かを計略している玲央と真武。二人の過去が、今明かされる-

#8 つながりたいけど、もう会えない
仲違いしてしまった一稀と燕太。ふてくされた燕太が街で偶然出会ったのは、悠の兄・誓だった。指名手配がかけられた誓は、玲央と真武の包囲網から逃げ切れるのか-?それぞれの想いが交錯して明かされる、大切な記憶とは・・・?

#9 つながりたいけど、伝わらない
何も知らずに浅草を離れた悠。ひとり立ち尽くす一稀の背中を押してくれたのは・・・?一方で、カワウソに翻弄される玲央と真武の関係を決定づける出来事が起こる。その頃、兄と行動を共にしていた悠は、組織の抗争に巻き込まれてしまい-?

#10 つながりたいけど、つながれない
一稀はカワウソ帝国のアジトに再び潜入することを決意する。その直後、玲央によってケッピが拘束されてしまった。ケッピと玲央、そして真武の知られざる秘密とは・・・?一稀は皿を取り戻し、燕太を救うことができるのか-?

#11 つながりたいから、さらざんまい
兄に導かれ、縁の外側を目指す悠。あとを追う一稀と燕太は悠を取り戻せるのか・・・?ケッピとカワウソの戦いの行方は?愛も嘘も欲望も、すべての痛みを共有してきた三人は、今何を願うのか-?辿り着いた場所で、三人は何を見るのか-?

投稿 : 2019/12/07
♥ : 8

65.7 2 河童アニメランキング2位
河童のクゥと夏休み(アニメ映画)

2007年7月28日
★★★★☆ 3.7 (186)
880人が棚に入れました
夏休み前のある日、小学生の帰り道に上原康一は大きな石を拾った。持ち帰って水で洗うと、中から何と河童の子供が!!第一声は「クゥ?!!」。康一はこの河童を「クゥ」と名付ける。クゥは康一たちと同じ言葉を話し、何百年もの間、地中に閉じ込められていたことがわかる。最初は驚いた家族もクゥを受け入れ、クゥのことは秘密にしようと決めるが・・・。


声優・キャラクター
冨澤風斗、横川貫大、田中直樹、西田尚美、なぎら健壱、ゴリ
ネタバレ

れんげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

「オトナ帝国」の原監督による渾身の一作。児童文学アニメと侮るなかれ!!

2007年劇場公開。
本編、約140分。


【前置き】

初期の「劇場版クレヨンしんちゃん」の多くに携わってきた、原恵一監督の劇場映画。
原作があまりアニメ化に至らない児童文学ということから、原監督の意向とは裏腹に中々制作出来なかった経緯があり、「オトナ帝国」(2001)「アッパレ戦国大合戦」(2002)等の実績を経て、やっと本作の制作に着手したそうです。

原作者であえる木暮正夫さんは、本作の完成目前に他界されたそうですが、本作の数々の受賞歴や何よりその出来に対し、きっと雲の上から監督に賛辞の言葉を送っていらっしゃることでしょう。


小学生の姪が遊びに来ていたので、年齢的にもピッタリと思い、宿題終わりのご褒美に身内一同で本作を鑑賞しました。
子供は子供なりに、大人は大人なりに皆無言でじっくり本作を見ていました。
それを遠目で見て一人ほくそ笑む私。
……なんとも変な絵でしたね。



【あらすじ】

小学5年生の「上原 康一(うえはら こういち)」は、下校途中に偶然、川辺に埋もれていた大きな石を見つけます。

好奇心からその石を割ってみると、中には化石のように干からびた生物が出てきたのでした。
それは、長い間地中で仮死状態になっていた『河童』の子供だったのです。

なんとか家族を説得した康一は、その河童に「クゥ」と名付け、共に生活を始めました。
当初は、あるトラウマから人間に対し警戒心を抱いていたクゥでしたが、康一や家族の厚意を機に、徐々に信頼を寄せるようになっていくのですが……。



【語ってみる】
{netabare}
原作が児童文学であることに加え、タイトルや絵の雰囲気からも、本作は子供向けのイメージが強いように感じます。
実際、DVDレンタルでは子供向け棚に入れられていることも多いですね。

しかしその中身は、原監督が原作を大幅にアレンジして上で、環境問題からイジメ、更には過剰なマスコミ報道等、非常に現代社会に対し訴える内容となっており、子供と大人でまた見方が大きく違う作品だと私は思っています。
こういう点は、まさに「オトナ帝国」「戦国大合戦」の様相に似ており、監督の得意分野なのでしょうね。

ただ、それらの作品と大きく違う点として、描写として非常に過激なシーンが幾つかあり、特に小さな子供が見るには注意が必要かもしれません。
冒頭の、クゥの父親が腕を切り落とされ斬殺されるシーンに始まり、陰湿なイジメ、動物虐待、ある事象から鴉が木っ端微塵になり血が飛び散るシーン等がそうですね。
決して、内容の無い不必要な過激描写ではありませんが。



さて、本作を見てまず感じたのが、キャラクターの生々しさでしたね。

本作で登場する上原一家は、決して個性の強い特別な家庭ではありません。
故に子供達の言動や行動は勿論、その大人の立ち振る舞い等も妙に生々しく、それぞれ世代の近いキャラを見たら、変にこそばゆい気持ちにさせられます。
だからこそ、妖怪と過ごすという圧倒的な非現実から、リアリティーの強い内容にもすんなり持っていけたのでしょうね。

このリアリティーさに一役買ったのが、キャラと同世代の子役声優の起用でしたね。
本職である声優さんの子供声の演技が素晴らしいのは私も重々存じ上げているつもりですが、やはり声質から純朴な演技力まで、リアリティーさにかけて言えば本物の子供には敵う筈もありませんものね。
ただ正直、2010年以降の子役声優と比べると、本作での子役は演技的に拙く聞こえたのが本音です。
(特に、感情の起伏が激しいシーンでは。)

お父さん役は「田中直樹さん(ココリコ)」、お母さん役は女優の「西田尚美さん」。
こちらも本職の声優さんではありませんんが、これがまたどちらも名演でした。
特に田中さんは、元々かなりの動物好きなので、動物に対しての台詞には演技力以上の重みがあったように感じました。



物語は、大きく分けて3つ。
『出会い』と『事件』、そして『別れ』で構成されています。

『出会い』は、全体的に子供向けを意識した構成で、クゥとの不思議だけど楽しい日常風景を元に、彼らに信頼が芽生えていく様子が丁寧に描かれています。
秘密に河童を飼い、喜ぶ長男。
自分の地位を河童に脅かされたように感じ、嫉妬する妹。
世話が大変だとぼやきつつ、愛を向ける母。
妙な無責任さで、無邪気に河童と遊ぶ父…。
そして、唯一彼と心で声を交わせる、飼い犬の「オッサン」(←名前)。
先でも述べましたが、彼らのこの行動の生々しさがあって、初めて大人も鑑賞出来る内容に仕上がったように感じます。

そうそう、ここの途中で、河童の生き残りを探しに、康一とクゥが岩手県遠野市まで足を運ぶシーンがあるのですが、ここで出てくる座敷童子は妙~なインパクトがありましたね。
姪は、ここで彼女が歌う童歌を妙に気に入っておりました。
確かに良いメロディーです…、ケド…なんか怖いんだよなぁ……。。。


さて、話の根幹となるのは、この後の『事件』。
クゥの情報を嗅ぎつけたマスコミが騒ぎ出したことをキッカケに、遂に家族はクゥを連れてテレビ出演を快諾することになります。
ここの流れとして、父親が会社の得意先の頼みで断り辛かったことや、これまで頑なにクゥの秘密を守っていた康一が、テレビに出られると聞くや急に態度を変えて喜ぶ様等があり、これまでと違う人間の浅ましさが見え隠れし出したシーンでもありましたね。

その浅ましさは、結果的に何一つ好転することは無く、一つの命と、クゥの叫びにより登場した伝説の生き物によって、一応の解決を見せます。
ただそれは、過剰なメディアが先から一変し、クゥを危険視し隔離すべきだと手の平を返すことにも繋がりました。
去年だけでも、どれだけこの手のマスコミ報道に覚えがあるでしょうね…、なんとも胸糞が悪かったです。


ここから『別れ』の構成となる、以降の30分弱。
ここはハッキリ言って、非常に大人向けなシナリオ構成であり、大騒動の後日談のように基本的に淡々と描かれ『事件』時のような盛り上がりにも欠けるので、子供は退屈するように感じましたね。
(実際、姪は退屈そうでした。大人としては全くなのですが。)

クゥとの別れは、いわば必然です。
最初とは打って変わり、とても真剣な表情で父親が言った

「俺達とクゥは違うんだ、住むところも…生き方も。

 今の暮らしは、クゥにとって自然じゃないんだよ。」

という台詞に、康一も遂に引き下がることしか出来なくなりましたね…。
それは作中、彼が自分の損得でなく、初めて100%クゥの為を思って出した結論だったように思います。

最後にクゥが言った通り、彼はそんな自分を責めていたようですね…。
実際ハッキリ言って、決して完璧な付き合い方ではなかったでしょう。
ただ、それでもクゥは、それを否定することもなく

「オメェに貰った命、大事にするからな~。」

と言いました。
この奇跡の出会い…この短い夏休みの出来事は、彼らにとって、代え難いかけがえのない日々であったことが窺えましたね。
{/netabare}



【クゥ以上に心動かされた存在、オッサン】
{netabare}
本作はタイトルの通り、河童のクゥを物語の主軸として描かれているのですが…。
それ以上に視聴者に強烈な印象を与えるキャラクターが、上原家で飼われている犬の『オッサン』でしたね。
なんともインパクトのある名前ですが、
「拾った時、なんとなく顔がオッサンだったから。」
というのが由来だそうです。
こういうの、小学生にありがちだから困る。(後述)

オッサンは、犬の中では珍しく心で会話が出来るようで、クゥとは人間よりも近い視点で、側で話を聞いてやれる存在でした。
初めて会話した時にオッサンが言った、

「このウチの連中は、そう悪い奴らじゃねぇ。」

という言葉は、クゥが上原家に対し心を開くキッカケの一つになったことでしょうね。
見た目は可愛い雑種犬なのに、こう声色や物言いがホントのオッサンそのものなのが、また良い味を出していました。
(まぁ齢10才は越えているようなので、実際人間的に言えばオッサンですしね。)


実はこのオッサン、人間に飼われるのは、これが2回目でした…。
中盤、メディアに騒がれ浮かれる康一に不安がるクゥを見て

「人間は急に変わることがあるからな…、俺の前の飼い主がそうだった…。」

と、オッサンは自身の昔話を話してくれたのです。
それは、子供の頃は仲良く遊んでいた飼い主から、ある日突然虐待を受けるようになった、見るも聞くも非常に痛ましい話でした。
学校でイジメを受けるようになった飼い主は、その腹いせにオッサンに暴力を振るい始めたんですね…。

「悲しかったよ…。殴られるのも嫌だったし、そんなアイツを見るのも嫌だった…。

 俺は…逃げた……。」

その先で出会ったのが、幼稚園の頃の康一。
オッサン曰く、「子供の頃のアイツに似てた」そうで、彼に着いて歩いたのだそうです。

話の終わりに、「人間はなんで変わるんだろう…。」「なんでだろうなぁ…。」と顔をしかめ合うこの2匹の会話は、自分自身にも問題提起されているような気分になりましたね。
年々このシーンは、涙なしでは見れなくなってきました…。


この後、オッサンはクゥがテレビで騒ぎを起こした時も、呆然とする上原家の中で唯一、自ら咄嗟に動きクゥを逃がしてくれました。
ただこの行動は、クゥを乗せたオッサンを面白がって追いかけて来たヤジウマの車によって、オッサンが事故に遭い命を落とす結果へと繋がるのです…。


『アイツ、ちゃんと生きてるかなぁ…。あのまま殴られてりゃ良かったかなぁ…。

 そうすりゃアイツも気が晴れて…、また…あの頃みたいに……。』


最後の最後にこう言い残す辺り…、やっぱりずっと前の飼い主を引きずっていたんですね…。

そんなオッサンの最後を看取り泣き崩れるクゥを見て、今度は写真を取り出す人間達…。
この一連のシーンは、自分が同じ人間であることが恥ずかしくなるぐらい胸糞の悪い絵が続き、本気で苛々しましたね。

悲しみと怒りと辛さが同時に込み上げるので、好きなシーンとは決して言えませんが、ただ作中で一番印象に残ったシーンでした。
メインであるクゥの、どのエピソードよりも…。

終盤に撮った、オッサンの写真を真ん中にして皆オッサンのようにベロを出して笑う写真は、オッサンがいてくれたからこそ出来た…家族とクゥの心が本当に一つになった時の一枚でしたね。
ありがとうね、オッサン。

しかし子供向けと思いきや、容赦無く救いも無く死んでしまうのは衝撃でしたね。
家族が自責を背負い意識改革する部分でも話として必要なのは分かりますが、足に後遺症が残る程度でも…と思ってしまうのが本音です…。

前の回想シーンも含めて、動物好きの人にはかなり胸を抉る映像のある作品となるので、その点は要注意ですね。
私にとっては、「Another」等のどんなグロ映像よりも、本作の方が目を背けたくなりました。
{/netabare}



【総評】

児童文学を題材にしたアニメ映画として、子供が楽しみしっかり学ぶことの出来る作品だと、私は自信を持って言えます。
(終盤は小さい子だとダレかねないですが、しっかり見て学んでほしいですね。)
加えて大人にも、きっと胸にズキンと突き刺さるシーンが幾つもあることでしょう…。

私は、本作はハッキリ言って、どちらかと言えば大人向けな映画だと思っています。
メインは河童ではありますが、そのクゥと飼い犬を通し、生々しく描かれた家族が、失敗し…そして成長する物語ですので。
前半と後半の描き方の落差はかなり違いますので、そういう意味でも後半までじっくり見て御判断下さい。


さて、作中でクゥがこう言う場面がありましたね…。


「父ちゃんが言ってた…。

 人間は、水や地べたを俺達から奪い、そのうち風や空や、神様の居場所まで自分達のものにしちまう。

 それと引き換えに、魂を失くしちまうだろうって…。」


いつか、この父ちゃん河童が言ったことを、思いっきり否定できる未来が訪れたら良いですね。


ではでは、読んでいただきありがとうございました。


◆一番好きなキャラクター◆
『オッサン(犬)』声 - 安原義人さん


◇一番可愛いキャラクター◇
『菊池 紗代子』声 - 植松夏希さん




以下、犬の名前について。
(どーでもいい話なので、〆ます。)
{netabare}
作中に登場する犬の「オッサン」ですが、ホント子供は犬に阿呆な名前を付けますよね。
犬側からしたら、たまったものじゃないでしょうに。


本作を見て、小学生時代に友達らと犬の名前について話す機会があったのを、思い出しました。

「チビ」「ラッキー」「ララ」みたいな可愛い名前もいれば、

「アンコ(食べ物)」「バームクーヘン(食べ物)」「ジョイ(洗剤)」「うんにゅ(?)」等、ちょっと耳を疑う名前もチラホラ。


中でも、今も忘れられない名前が『バター』ですね。


当時は聞き流していましたが、大人になって初めて、その犬の名付け親は家族の誰だったのかが気になりました。

お母さんとかじゃないといいなぁ……。
{/netabare}

投稿 : 2019/12/07
♥ : 28
ネタバレ

renton000 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

子供の夏の定番に!もちろんおとなも!

あらすじは他の方のレビュー等をご参照ください。


登場人物(家族):
 子供は子供らしく、親は親らしく、そして信頼関係が根底にあるような家族観ですね。サザエさんやクレヨンしんちゃんを思わせるような明瞭な人物像が描かれているので、どの世代でも特に違和感なく視聴できるでしょう。河童のクゥは、ピュアな存在として描かれています。

メインテーマ:
 河童と人間、それぞれの社会性と相互の共存についてを中心に描いているのだと思います。自然と人間という対比の代理的なものでしょう。もちろん人間のエゴイズムに関してもかなりの時間を割いています。
 同時に、失ってはならない普遍的な価値観についても言及されます。
 終盤とエンディングにおいて、クゥの口からきちんとこれらに関する説明がなされるので子供にも伝わりやすいと思われます。


評価点:
 死を子供にも分かりやすく描いているところは素晴らしかったです。殺し殺されるということ、死ぬということ、そして自殺。特に後者の二つは、誰かのためになる死と、逃避としての死で表現されていました。また、自殺から救うには本人の意志だけでなく、小さくとも外部からのきっかけが必要であると描いてあったように思えます。
 重たいテーマを説教臭くなく伝えている手腕には惚れ惚れします。


惜しかった点:
①社会性の裏返しとして孤立についての描写も結構あります。
数は揃っているのですが、対比構造において若干物足りなく感じた部分もありました。
{netabare}
 まず、クゥ。物語の冒頭で父を亡くし、仲間の河童もいません。つまり、河童としても孤独になるわけです。当然、人間社会においても孤独です。(主人公家族を間に立たせて人間との共存を試みるのですが・・・。ここが作品の主題ですね。)
 次に、菊池さん。家族の中でも、友人関係でも孤立をしています。
 そして、二人(?)のおっさん。一方は、共存の後、孤立し、共存。他方は孤立に見せかけて、独自の解決策を持っています。
 最後に、主人公こういち。友人関係において、共存の後、孤立。

 最も似ているのは、共存を模索し続けるクゥと菊池さんです。結論に至るまでの両者の対比だけは強く表現して欲しかったです。いじめ問題としてみれば、菊池さんの共存への道が子供にとってはより重要で分かりやすいかもしれないので。結論部分に文句はないのですけどね。
 菊池さんとこういちの対比については、ケンカのシーンに表れています。模索し続けた菊池さんが先に解決策を提示し、それにこういちが乗っかるという流れですね。こういちがんばれよと言いたくなるところですが、構造としては自然な流れでした。
 そのほかの対比についても言いたいことはあるのですが、蛇足に近いので省略します。

②自然と共存できている人々の描写が欲しかった。
 エンディングでクゥ(と二人目のおっさん)から人間社会へアプローチする姿があるのですが、人間からも歩み寄れる姿勢が欲しかったです(家族以外で)。遠野あたりで表現できたように思うのですが、描かれていたのは理解の無い人間の姿ばかりでした(観光客や1千万)。十分察することはできるのですが、子供向けとしてはあってもよかったのではないでしょうか。

③終盤の流れも少しだけ違和感がありました。
 ケンカ、クゥとの別れ、クゥその後、と流れるのですが、クゥと別れたあとのこういちのエピソードが欲しくなってしまうんですよね。菊池さんとクゥを事前に引き合わせたうえで、クゥとの別れ、クゥその後、ケンカ(こういちの成長)、クゥラストカットの方がよかったような・・・。時間的にきついかな(笑)。
{/netabare}
 まぁ、若干の願望が入っているかもしれませんし、子供はあまり気にしないかもしれません。

まとめ:
 テーマは社会風刺を含み多岐に渡ります。子供には早い段階から繰り返し見せる価値のあるものです。大人も初心に帰って楽しんでみてはいかがでしょうか。考察に値する作品です。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 3
ネタバレ

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

子供心を持って見たつもり B+

私は高校卒業までまで信濃川のすぐ側で育ちました。
幼い頃、祖父から、信濃川には河童がいるから近づいちゃいかん、と何度も何度も言われていました。
私の親の世代までは、川で溺れて死ぬ子どもが年に何人も出たそうで、実際、私の母の兄弟も1人信濃川で亡くなっています。
ですから、河童が出ることを脅し文句として子供を川から遠ざけるというのは、珍しいことでも何ともなくごく普通に行われていたのでした。
そんなことから、私にとって河童は、恐ろしくもありましたがどことなく身近な存在だったのです。

と、いきなり堅い話から始まりましたが、本題に入りましょう。

本作はいかにも子供向けといった作品です。
実際、文部科学省特別選定作品、日本PTA全国協議会特別推薦作品となっていますし、さあどうだ、子供たちに見せてください!という大人たちの意気込みに満ち満ちているのが伝わってきます。

ということで、子供心に帰って視聴してみました。
いえ、今の子供にとって河童なんて遠い存在でしょうから、私のように身近な存在として育った者にこそ、見る資格があるというものです。(屁理屈)

話としては、少年・康一が河童のクゥと出会い、そして別れるまでを描き、お涙頂戴もあるというベタな展開です。
康一は当初幼いところもありますが、クゥとの交流、そして巻き込まれていく事件を通じて、少しずつ成長していきます。
{netabare}途中、他の河童を探して少年とクゥが二人で旅をして、2人の交流が描かれたり、河童がいることがメディアによって世間に明らかにされ、クゥが衆目にさらされたりして、これ以上クゥが人間と暮らしていくことは無理と、クゥ自身が出て行くことを決断します。{/netabare}

また、理不尽な大人たちの好奇な眼差しがどれだけ少年達の心を傷つけるかということや、大きく扱われてはいませんがイジメの問題なども描かれています。
思春期に差しかかった少年の揺れ動く心を良く表現できていたと思います。
そして、迎える最後、分かっていても眼に涙が、って私のことですよ。

最後、もう少しひねりがあった方が良かったようにも思いますが、この種の映画としては最悪のエンディングは避けるべし、と思いますので、この終わり方で良かったのかなって思います。
きっと、本作を見る子供たちにとってもハッピーエンドだったのだろうと。

声優についてはまあこの手の映画では良くあることだと思うので、余り多くは言いませんが、カラス1に阪口大助ってどういう使い方しているんだって思いますよ(笑

本策の監督は原恵一。
最近、カラフルを見たばかりだったので、同一の監督であったことを知って、ちょっと驚きました。
連続で興味深い作品を見せ付けられてしまいました。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 15

計測不能 3 河童アニメランキング3位
カッパの三平(アニメ映画)

1993年3月13日
★★★★☆ 3.2 (1)
8人が棚に入れました
妖怪漫画の大御所・水木しげるの原作『河童の三平』を長編アニメ映画化。脚本は同じ水木原作のTVアニメ版「ゲゲゲの鬼太郎」シリーズも手がけている雪室俊一が担当した。 おじいさんの十兵衛と山奥で暮らしている少年・三平。彼は来たる水泳大会にそなえ、川でこっそりと泳ぎの練習に励んでいた。学校でカッパと呼ばれている三平だったが、泳ぎに関してはまったくダメで急流にのみこまれてしまう。そんな三平が意識を取り戻すや、なんとそこはカッパの世界。カッパのガータローと仲良しになった三平は彼を連れて人間の世界へ戻る。二人は行方不明の三平のお母さんを探すため、妖怪たちが潜むという鬼首岳へ向かうが。 本作はにっかつ児童映画株式会社が主導となって制作。特別出演のCVとして三木のり平や大沢悠里、宍戸錠らが名を連ねたことも話題に。

タマランチ会長 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

真面目に作られている児童向けアニメ

キッズステーションで放送されていたので観ました。
製作が93年。丁寧に作られていました。
キャラデザは水木しげるのキャラをかなり上手にアニメに落とし込んであって感心します。フツーに自然賛歌、人間批判の流れが見えて安易かなと思えますが、児童向けならそれでいいでしょう。
これと言って絶賛するところもありません。歴史に埋もれる凡作かと。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 0

75.1 4 河童アニメランキング4位
荒川アンダー ザ ブリッジ×ブリッジ [第2期](TVアニメ動画)

2010年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (1228)
7245人が棚に入れました
主人公・市ノ宮行は世界のトップ企業社長の御曹司。幼い頃から父に「他人に借りを作るな」と教えられ、その教え通りに借りを作らずに生きてきた。しかし、ひょんなことから溺れかけた際、荒川河川敷に住むニノに命を救われる。「命の恩人」という余りに重すぎる借り。その恩返しといてニノが行に要求したのは「私に恋をさせてくれないか?」という事だった。こうして行はニノの恋人となり、自身も橋の下で生活することになる。荒川の橋下では常識から外れた人々がいっぱい住んでいた。行は「リクルート」という名前を与えられ、橋下の住人の一人として暮らす事に……。

声優・キャラクター
坂本真綾、神谷浩史、藤原啓治、杉田智和、子安武人、沢城みゆき、斎藤千和、大塚芳忠、小見川千明、三瓶由布子、新谷良子、小山力也、チョー、田中理恵、中村悠一、立木文彦、後藤邑子、小林ゆう、関智一
ネタバレ

dolcetto さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

行様☆GO!Summer!! いや、行くのは金星だから…

荒川の河川敷に住むシュールで個性的な住人達との日常を描いたギャグアニメ2期。

主人公は大企業の御曹司にしてエリートの男。父からは「他人に借りを作るな」と教えられ生きてきた。

前作「荒川アンダー ザ ブリッジ」の物語の始まりはある日、ガキの悪戯をきっかけに川で溺れかけ、その場で一部始終を目撃されていたニノに命を救われる。命の恩人と言う大きな借りを作ってしまい、その借りを返さなければならないと言う衝動に駆られる。河川敷に住む自称金星人の電波で無欲な彼女が要求したのは「私に恋をさせてくれないか?」というものだった・・・こうして、ニノの恋人として荒川の橋の下で住むこととなり、河川敷の住人達とのコメディでツッコミの忙しい日常が始まる。

今作「荒川アンダー ザ ブリッジ×ブリッジ」の物語は{netabare}主人公とその父親との間で親子喧嘩していた{/netabare}1期の争いに一応決着をつけ、2期では電波ヒロインが金星に帰る為に河川敷住人が全員で金星に行く為にいろんな事をしようとするお話を含めたギャグアニメになっています。ノリは1期とほぼ変わらず、今日も荒川河川敷は平和です。

登場人物である住人達が兎に角シュールで真面じゃない非常識な面々。さらに主人公は庶民とはかけ離れた大企業の御曹司なので、その住人達とのギャップそのものがギャグ。唯一常識人だったはずの主人公の常識まで麻痺していく始末。声優さんも結構豪華だと思います。今回のブリッジ×ブリッジでは新キャラも数名登場します。

キャラだけでなくギャグ自体もとてもシュールなんですけど、ツッコミは勢いだけでもなくバラエティに富んだキレのあるツッコミとリアクションでとても笑えます。

今回もOPはかなりいい感じで、EDの音楽+実写(実写は前半のみ)もいい味出してます。


荒川アンダー ザ ブリッジ
荒川アンダー ザ ブリッジ×ブリッジ [第2期]

投稿 : 2019/12/07
♥ : 2

てけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

あぁ、マンネリ化しちゃったよ……

荒川アンダーザブリッジの2期。

1期レビュー → http://www.anikore.jp/review/609603/

1期で集まった、電波なメンバー。
そして、大会社の御曹司である市ノ宮行(いちのみや こう)。
彼らが織りなすコント集です。

1期は何もない状態からのスタートでした。
キャラクターは、独特で妙な魅力がありました。
ストーリーは、電波が入っているものの、現実味を帯びていました。
そしてネタの質も高かったです。


しかし、2期ではそれらがすべて消滅しています。

新規キャラクターはほとんどでてきませんし、ストーリーも全然進みません。
金星にいくためにダイエットするだの、聖なる筋肉を手に入れる修行だの言ってます。
現実感もなにもあったもんじゃありません。
ギャグもほぼ完全に既存のキャラ任せです。

内容がなく盛り上がらない。
いつまでたってもストーリーが動かず、そのまま終了。
終わり方も予想通りでした。

そして、明らかに増えているナレーションの量。
時間を稼いでいるみたいです。

面白いネタはたまにあるけどクスッとする程度。
あとは苦笑い。
すべりまくってました。

よくいるじゃないですか。
テレビに出ては消えていく一発芸人。
彼らを集めたみたいです。

勢いだけで笑わせようとしています。
1期とは何だったのか。
水を花にやりすぎると枯れるように、キャラも使いすぎると死んでしまうものですね。

せめて、ストーリーをしっかり進めてくれればこんなことにはならなかったのに。


なお、OPテーマ、EDテーマはなかなか良いです。
特にOPテーマは、ふわふわとしていて、耳に残る良曲でした。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 33

Ssoul(輝子P) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

火星に行くための準備!? そして、とうとう常識がなくなった荒川の橋の下。

前作のあらすじと今期のストーリー

ある世界のトップ企業社長の御曹司が橋の上でズボンをガキどもに柱の上(7メートルくらいある柱の上ですから簡単には取れない。)にくっつけ(?)られてしまい困っている所に釣りをしていた女の人に「助けようか?」っとたずねられました。けれど幼い頃から父に「他人に借りを作るべからず」と教えられ助けを断りました。そしてズボンを取ろうとし、柱をよじ登っていたらいきなり柱が崩れて川に転落してしまいました。川に落ちたら柱が邪魔で泳げなくなってしまい、死にそうな所をあの女の人が助けてくれました。「命の恩人」という余りに重すぎる借り、その恩返しとして主人公が行に要求したのは「私に恋をさせてくれないか?」という事だった。こうして行は女に人(ニノ)の恋人となり、自身も橋の下で生活することになってしまいました。そして月日がたち、リクはとうとう常識な人間から遠いい人間になっていました。

私の感想

前作同様、かなり面白かったです。キャラクターの個性がかなり出ていました。けれど、星が前作よりもまともな人間に見えて着ました。そして、なぜだかリクが常識ある人間から遠くなっていきました。そこの所をおいておけば前作よりもかなり面白くなっていると私は思います。

そしてエンディング終了後のおまけのシーンは前作よりもかなり面白くなっています。皆さんもきちんと見てみてください。

()エンディング終了後のシーンの中で村長が 河波(河童が かOはめ波 を出す振りをして、作りだす光線みたいな物です。)がかなり笑えました。もう最高です。()

オープニング

「COSMOS vs ALIEN」
この作品にぴったりな曲です。 ってか、この作品でなければだめだと思います。この曲は曲事態はあまり良い曲でないのですが、この作品のオープニングとなると最高のオープニングと進化します。

「行様☆Go!Summer!!〜いや、行くのは金星だから〜」
かなり気持ちが悪くなる曲です。 高井ww この曲を始めて聞いた時はかなり引きました。 またこのレビューを書くためにまた聞いたのですが、かなりきつかったです。皆さんはこの曲を聴くときは気合を入れてください。

エンディング

「赤いコート」
星がこの曲のメインとなっている曲です。画像がかなり笑えます。私的にはもう少し村長を出してほしかったです。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 6

66.5 5 河童アニメランキング5位
初恋限定。(初恋リミテッド)(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (461)
3020人が棚に入れました
雪ノ下中学の二年生、有原あゆみは、男の子から愛の告白をされることを夢見ていた。
その願いはある日、最悪の形で叶うことになった。野獣のような風貌の高校生・財津操から告白されてしまったのだ。操が恐ろしくてなかなか交際を断る勇気を持てないあゆみ。そんな中彼女は、毎日操につきまとわれて疲労困憊する姿を心配してくれた、同級生の財津衛を好きになる。
だがどんな運命のいたずらか、衛はあの操の弟だったのだ…。

ともか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

中高生たちの恋の始まりを描いた、爽やかコメディ作品。

漫画原作(未読)、 1クール(全12話)、 2009年春放送。

中高生の男女の初恋をテーマにした、オムニバス形式の学園ラブコメ物語。
作品タイトル「初恋限定。」の読みは「はつこいりみてっど」。
カップルの恋が進展していく様を描いたのではなく、
登場人物たちの甘酸っぱい感じの恋の始まりまでを描いた作品です。


特に主人公が決まっているわけではなく、10人以上のメイン級キャラたちが登場。
毎回別のキャラにスポットを当て、
他の人物たちも取り巻きとしてきちんと活かされている点が好印象。

とてもコミカルで観ていて楽しかったし、
1話完結の作品と似たように、1話ごとに話が上手く区切れているから
連続で観ても、1話ずつ観てもOKだと思います。

BD・DVDには一人のドジっ娘にスポットを当てた「限定少女。」も収録されていて、
全6巻で完結するようになっていて、こちらも楽しかったです。


作画について、
目の描き方が特徴的で個人的に好きでも嫌いでもないけれど、
作品の特徴が出るポイントを作れていたと考えればプラスだったと感じます。
さらに、描線や光の使い方も繊細。

音楽について、
OP・EDともに作風に合った爽やかな曲でした。
OP曲: Future Stream
ED曲: 初恋 limited
ED曲: 幻想の場所、それぞれの道の上 (第6話)
ED曲: 空に舞う (第9話)


キャラについて、
全体としては個性のある面白い登場人物が揃っていたけれど、
1クールとしては人数が多かったためか、キャラの1人1人は さほど印象に残らず、
愛着を持てなかった点が少しだけ残念。
けれど、人数を少し減らしたところで結果は同じだと思うし、
原作既読の方から見ると、原作改変にもなってしまうでしょう。
観ている間は楽しかったのだから、この作品はこれでOKだと思えました。



総合的に、目立ったマイナス点は無く 安定感があって、
気軽に楽しく観やすい作品でした。

私自身、あにこれで ある方からご紹介いただき視聴に至ったのですが、
もう少し知名度が上がって評価されてもよい気がします。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 31

Key’s さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

アナタは 恋をしたこと ありますか?

あらすじ


アナタは 恋をしたこと ありますか?

うまくいくことばかりじゃない
まちがうこともあるかもしれない

でも初めて出会った恋する気持ちは
私たちを未来へ運んでいく


雪ノ下中学の二年生、有原あゆみは、
男の子から愛の告 白をされることを夢見ていた。
その願いはある日、最悪の形で叶うことになった。
野獣のような風貌の高校生
財津操から告白されてしまったのだ。
操が恐ろしくてなかなか
交際を断る勇気を持てないあゆみだったが

そんな中彼女は、毎日操につきまとわれて
疲労困憊する姿を心配してくれた、
同級生の財津衛を好きになる。
だがどんな運命のいたずらか、
衛はあの操の弟だったのだ……。


五人の中学二年と三人の高校一年生の
女の子たちの初恋の瞬間を
恋愛コミックの旗手、
河下水希が鮮やかに描いた作品
初恋限定。-ハツコイリミテッド-



感想

これは「いちご100%」で
有名な河下水希先生の作品ですね

全巻持ってるくらい原作から好きなんですが
打ち切りになってしまってがっかりしてたんですが
アニメ化して嬉しいです!


まず何と言ってもキャラが多いですね
それぞれサブキャラという概念があまりなく
様々な視点で描かれている
オムニバス形式ですね

基本的にタイトル通り「初恋」をテーマに描いている。
登場人物は高校生、もしくは中学生の男女で
序盤は1話ごとに少女たちの初恋の瞬間を描いている。

この初恋の瞬間は非常によく描けており、ベタor過剰な演出はあるが
見ていて可愛らしくニヤニヤが止まらないシーンの数々だ。

確かにアニメ的展開や、
お約束的展開、都合展開もあるが
このシンプルだが「初恋」という
テーマを突き抜けた作品は好感が持てる

多い登場人物を「初恋」というテーマで上手く動かしており、
後半までは目立たなかったキャラクターが、
たった1話で思わず涙をこぼしそうになるくらいの
初恋物語を展開してくれたのは、純粋に感動した

またキャラがそれぞれ
魅力的で設定も良かったと思う
好きなキャラも多く
個性的であると思う

ただ、1つだけ残念なのは初恋の結果が
あやふやになっているモノが多かった。
ある意味そこにはリアルがあり、
上手く行かない初恋や登場人物たちの初恋の行方を
視聴者の想像に任せるという部分もあったのかもしれないが、
ここをどう受け入れるかで作品を見終わった後の脱力感に
人によって違いが出てくるかもしれない

あとはOPやEDなどの
音楽も何気に良かったと思います
特にEDが好きでしたね♪
ウォークマンにも入れてる位好きです!


評価が低いというか
知名度が低いですが評価の割には
かなりいい作品だと思う
良作品でした!

もっと高い評価を
受けてもいい作品だと
思いましたね!

投稿 : 2019/12/07
♥ : 62

やる気梨 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

アナタは 恋をしたこと ありますか?

あらすじ


雪ノ下中学の二年生、有原あゆみは、
男の子から愛の告 白をされることを夢見ていた。
その願いはある日、最悪の形で叶うことになった。
野獣のような風貌の高校生
財津操から告白されてしまったのだ。
操が恐ろしくてなかなか
交際を断る勇気を持てないあゆみだったが

そんな中彼女は、毎日操につきまとわれて
疲労困憊する姿を心配してくれた、
同級生の財津衛を好きになる。
だがどんな運命のいたずらか、
衛はあの操の弟だったのだ……。



※作品データベースより引用



感想


これは「いちご100%」で
有名な河下水希先生の作品ですね。

僕は、この作品は
全巻持ってるくらい原作から好きなんです。
連載時には、打ち切りになってしまって
がっかりしてたんですが…。
まさかの、アニメ化してくれて嬉しかったです!


まず何と言ってもキャラが多いですね
それぞれサブキャラという概念があまりなく
様々な視点で描かれています。

各話ごとにスポットが当たる
キャラが違うので
違う恋愛模様が見れて非常に面白いです。

さらに、毎回スポットが当たるキャラが違う分、
ある意味どのキャラも主役の様なものだと思うので、
それぞれのキャラの声優が豪華なのも良かったかと思います。
声優さんの演技のおかげで、
さらに感情移入出来たと思います。


基本的には、タイトルの通りに
「初恋」についての物語だけです。
中高生の男女の、甘くも切ない恋愛を描いていますね。

この初恋の話の、
展開や演出が何とも良かった。
見ているとニヤニヤが
止まらない様なシーンが
多かったですね〜。

個人的には、江ノ本と楠田の恋愛の話が
1番好きでしたね。


登場人物は多かったけど、
それぞれの立ち位置やキャラがハッキリしてたので
わかりやすくもあったと思います。

後半までは、
全く目立たないと思ったキャラでも、
感動するくらいの物語をしていたのは
単純に凄いと思いました。

またキャラがそれぞれ
魅力的で設定も良かったと思う。
自分は、好きなキャラも多くいたし、
みんなも誰かの恋愛については
共感したり感動して、
好きなキャラが出来るのでは無いかと思います。


あとはOPやEDなどの
音楽も何気に良かったと思います。
特にEDが好きでしたね♪
それに、何話かでの特殊EDも
素晴らしい出来だったとおもいます。


ただ、一つ文句があるとすれば
もっとそれぞれの恋愛を見てみたかった…!
別々の恋愛を描いているせいで、
一つの恋愛だけ見るとほぼ進んでおらず、
曖昧な形で終わりを迎えてしまいます…。

まぁ、放送していた時には、
原作が終わってしまっていたので、
どうしようもないと分かっていますが…。
もう少し、それぞれの恋愛が見て
どうなるのか知りたかったという想いがありますね。

結果だけ見ると付き合ったと言えるのは、
1組ぐらいですしね…。

その後のことを、
視聴者に想像させる余地を
わざと残していたのかも知れませんけどね。


でも、総合的に見て
凄い好きな作品でした。
作画も悪く無いですし、
音楽も良いです。


評価が低い…というか。
知名度が低いみたいですが、
評価の割にはかなりいい作品だと思います。
恋愛ものとしては良作品でした!

個人的には、
もっと高い評価を
受けてもいい作品だと
思いました。


恋愛物が好きな人には、
ぜひ見て欲しい作品ですね。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 29

64.1 6 河童アニメランキング6位
波打際のむろみさん(TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (629)
2815人が棚に入れました
ある日突然、むろみさんが釣れた!! フィッシング部の向島拓朗が釣ったのは‥‥なんと人魚!? 「ミミズうまかっちゃん、喰らいついてしもたら、なんや釣り鉤やったんやね」‥‥こいつ、博多弁話すしー! なぜか博多弁を話す人魚のむろみさんと、釣り好き少年・拓朗の異生物交流コメディ♪

声優・キャラクター
田村ゆかり、水島大宙、野中藍、上坂すみれ、原田ひとみ、中原麻衣、さかいかな、斎藤千和
ネタバレ

Ballantine さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

CMがうるさすぎてイライラMAXしたけど…(13話

むろみいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
うっせええええええええええええええええええええええええ
○ち○すぞおおおおおこんにゃろおおおおお
(#゚Д゚)y-~~

と言う印象でしたが、つり球が面白かっただけになんか海的なものにひかれ1話視聴。

エロギャグアニメ?
よくわからんけど笑えはしなかった。
エロ要素は出してるけどなんかギャグエロなもんで反応しませんでした。

なんか方便使ってるのが斬新でちょっと面白くなるんだろうきっと、みたいな期待を寄せて見続けたいと思います。

各話感想
{netabare}5話まで見ると不思議なもんでOPがよく聞こえてくる不思議。
色んな小ネタが仕込まれていてニコニコでコメント付いてるとわかりやすいです。

6話
乙姫様が色々といいキャラしてるなぁ。
しかしこのアニメ、頬の赤い表現が素晴らしく愛おしい。

7話
完全にエロ回でした。本当にありがとうございました。

8話
なんだろうOPの中毒性がやばいw
ここまで一度も飛ばすこと無く見てしまったw
シーラカンス涙目すぎるだろwww

9話
鼻フックとか主人公レベルたけぇw
むろみいいいいいいいいいいいいいいいいい
うむ良いOPだ。ホントなんだこの中毒性。
基本アニメのOPEDはいつも飛ばすのだけどこのアニメやたらはまってしまった。
なんだろうなんかむろみさんには変な魅力がある。
なんなんだかわからんから困る。
コピペ済みってなんだこのロボwww
ホビロンっておまwwぬるぽガッ!

12話
何処の花火見てんだ。だから富士山の乳首www
胸が伸びすぎてきめぇww Pカップ位あんじゃねぇのw嬉しそうだなおい。
河童何気にイイキャラしてんだよなぁ。
尾びれフェチわかんねぇよ。過去補正w
おいタコで触手プレイかよwwどんだけ巨乳好きなんだこのアニメww
全然胸に魅力を感じない俺は異端なのか…?
でかかろうがちいさかろうが感度以外興味が無い。
だからいちいち嬉しそうな顔すんなwww
なんという人魚プレイw焦らすなwww
人魚過ぎてエロさがわかんねぇよ!w
破られちゃうってなんか意味違くないか!?w
ヘテペロ(・ω<)すんなw 真っ白ww
最終回かと思ったら違うのか…
なんか適当に二期とかも続けて欲しいなぁこのアニメ。
アザゼルさん意識しすぎw

13話
まぁまさに最終回って感じでよかった。
しかし時期がまったくもって外れてるけどw
これ年末にやってたら今の二倍位心が盛り上がったかもしれない。
15分枠のアニメって結構サクサク見れて良かったなぁ。
アザゼルさんも面白かったし。
こういうギャグテイストのは短い時間で丁度良い感じだなぁ。
しかし本編3分しかない戦勇。がすげぇ面白いんだよなぁ。
うーむどっちもなかなか面白かった。
最後に一言。
むろみいいいいいいいいいいいいいかえってこおおおい!{/netabare}

投稿 : 2019/12/07
♥ : 14
ネタバレ

メア さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

人を選びますが。

※あくまでも個人的見解です。
※多少のネタバレがあるかもしれません。
※話がそれまくっております。
※加えてテンションもおかしいです。
※なお私事がいつにもまして多めです。
※たぶん、きっと、恐らく、仕様です。。。です。
※ご了承ください。


この作品知らんと? よかや? よぅ聞くばい。
少年が釣りしとったら人魚がミミズにつられて釣り上げられたたい。
そげんで………

あ、無理です。博多弁、頑張ってみようと思ったけど無理でした。はい。(そもそもここまで自体あってる気がしないとですよ。。。)現地の方やその他の方々に失礼なのでやめます。現地人で居たかったです。あらすじとかは適当なの読んでおいてください。特にないですので。たぶんあらすじなんて読むよりも見た方が早いです。ぜひレンタル店へ。気に入ったらそのままネットでも何でもいいので購入へ。


……コホン。

まず自分はこの作品大好きでした。今季のダークホース、いやいや、考え方によっては一番楽しんだんじゃないかと思うほどに。
内容が自分のツボだったのや、方言多用やら色々自分としては面白い点が多かったのです。また普通の作品の半分程度の長さ(12分程度でしたかね?)もよかったです。これが普通の長さだと恐らく評価は下がったでしょう。適した長さです。
ただし、この作品思い切り人を選ぶものだと思われます。現に自分の周りの知人は誰一人としてこの作品のおもしろさがわからない……人によってはつまらない等と吐き捨てよる始末……。とりあえず見る人を選ぶ作品であることを念頭においておいてください。

声優の評価が満点なのはやっぱりあの方言。地元民とかではないので正しいのかなどは分かりませんでしたが、たぶんそこまで問題なく演じてくださっていられたと思うので。またとても好みでしたので。

音楽、というよりもこの評価はOPです。中毒性はありそうですが、なれるまで少々時間がかかる。加えてこのCDをお金を出してまで欲しいかといわれると……。少々。作品にはあっている(……?)のでいいのでしょうが。
入り方は好きです。アニメーションと曲もあっていて大好きです。その他の部分も大方すきです。ただ「むろみー!」あたりが少々苦手なだけです。

キャラクター地味に濃いです! あのリヴァイアサンが出てきます! イエティやハルピュイアも! さらにはさらには河童や宇宙人やらツッチーやらとたくさん! その他割愛!(ぇ 
もうみんな大好きです。出番少ないキャラもいますが大好きです。よくわからないキャr(割愛。
少々余談が入ります。{netabare}そういえば、たっくん(主人公(?))の必要性を一時理解できませんでしたが、なるほど、彼、案外必要ですね。いや、途中で登場数が(主人公であると思われるにもかかわらず)減っていた気が、更には影も薄くなっていた気がしていたので、彼居なくても……と考えていたのですが、もう少し考えてみてそうでもないな、と。余談でしたすいません。{/netabare}





どこかで述べたとおり見る人を選ぶアニメだと思います。
ですが(自分はとても楽しめたこともあり)とりあえず1話でも見てみてほしいです。1話見たところで面白さが伝わるとも思いませんが、それでもせめてそれから決めてほしいです。あ、DVD1巻につき4話入ってるので是非4話まで♪

余談
{netabare}
余談というよりも謝罪です。
わたくしごと多すぎですね、すいません。
ふざけて書きすぎですね、すいません。
以後気を付けます。でもこのレビュー直す気はございません。
この作品に対するテンションがおかしかっただけです。 {/netabare}

追記です。
{netabare}
とあるかたがむろみさんのしゃべり方でこの作品を紹介してくださっていました! 読んでいるうちにむろみさんの声で脳内再生されて感動しました!
名前やレビューを勝手にあげていいのかわからないので挙げられませんが、なんとなくレビューをたどっていけば見つかるかと思われます。
この作品が好きな方には少しお勧めさせていただきます。
ぜひ読んでみてください。
{/netabare}

投稿 : 2019/12/07
♥ : 14
ネタバレ

シス子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

wktk!ktkr!乙姫△!!ぬるぽ!がっ!・・・自演乙w

人魚のむろみさんと
むろみさんをたまたま釣り上げてしまった
向島拓朗(むこうじまたくろう:たっくん)くん
をメインに繰り広げられる恋(?)のお話

原作は未読
予備知識ナシで視聴を開始したのですが
始まる早々突然釣り上げられるむろみさんを見て
正直引きました

最近の日常系ギャグアニメとは一線を画しているのは
わかるのですが
まさか人魚モノだったとは・・・
っていうか
{netabare}釣餌のゴカイ食べちゃった・・・キモイ{/netabare}

でも面白かったです
むろみさんがとってもかわいいし
他の人魚さんたちもかわいいし
それに
人魚さんだけではないんです・・・人外キャラが

イエティくん(ちゃん?)やら
(イエティくんがカワイイ^^)
河童の川端(かわばた)くんやら
ツチノコの宝満(ほうまん)さんやらの
UMA(未確認動物)

ハルピュイアというギリシャ神話に出てくる化け物のハーピーちゃんや
(ハーピーちゃんが超カワイイ^^)
旧約聖書に出てくる怪獣リヴァイアさん(リヴァイアサン)とかの
空想の動物

あと
{netabare}なんか変な宇宙人も出てたな・・・ワロスワロスw{/netabare}

舞台となるのはどこかの海岸の防波堤ですが
たまに
モルジブだったり
ヒマラヤだったり
南極だったり

時代が
恐竜がいた頃(ジュラ紀?)からのお話だったりと

とても
壮大なスケールのお話です

でも
スケールのわりに
ギャグは小ネタが多いですね

下ネタも・・・
{netabare}赤くて小さい玉をいっぱい出してきて(卵?)
むろみさんが顔を赤らめながら
「せ○○かけて」って・・・^^!
1話目から敷居がイッキに上がった感じで
最初なんだかよく分かりませんでした(キャ~){/netabare}


ギャグもいいのですが
人魚さんたちのガールズトークが面白いですね

ちょっと棘のあるお喋りや
みんなの顔がキツめなのもあるのですが
じっくり見てたらなんだか

{netabare}水商売のおねえさん達みたい^^{/netabare}

むろみさんやリヴァイアさんの博多弁も
(厳密には、むろみさんは博多、リヴァイアさんは小倉らしい・・・ってやっぱ違うの?)
可愛くてよかったです

なんでも博多弁は男子にモテる方言のベスト3に入るらしいですぜダンナ^^


さて視聴を開始してしばらくは
小出しのギャグばかりで
この手の作品にありがちな
ストーリー性の薄い内容だなと思って観ていたのですが
なかなかどうして
少しばかりシリアスなお話もありました

お話のメインとなるのは乙姫(おとひめ)さん
{netabare}竜宮城の経営に失敗し地上に出てアルバイトをしながら
地上制覇と海での再起を虎視眈々と狙っている女の・・・人?子?{/netabare}
むろみさんとは犬猿の仲で
"没落貴族"とか"毒婦"などと罵られる程仲が悪い

この乙姫さんが出てくるお話が
いつも
生々しくて痛々しいんです

乙姫さんがアイスクリーム屋さんのアルバイトをしているときのお話は
{netabare}竜宮城の倒産やらその後の投資に失敗した話やら{/netabare}
{netabare}時代背景が世界恐慌やらリーマンショックやらと{/netabare}
設定や時系列はめちゃくちゃなのですが
結構お話がリアルっぽく語られてて

さらに
むろみさんとの確執について
乙姫さんがたっくんに語った言葉
{netabare}「誤解は行動でしか解けないわ。いくら口で言っても言い訳としかとられないもの・・・」{/netabare}
ってもう
ギャグアニメのカテゴリー越えちゃってます^^

もう
「乙姫さんかっけ~」って
なぜだか共感して
ちょっとだけ涙をこぼしてしまいました

随所に静止画像を挟んで
なんか「手抜き?」って思ったりもしましたが
皮肉にも
それがシリアス展開をより際立たせたりして
ツッコミどころが満載です^^

それにしても
この乙姫さんのお話といい
大掛かりなアクションのオープニング映像といい
途中でなにかとんでもない展開があるのかな~って
期待して観ていたのですが
{netabare}最後まで大きなイベントもなく
なんとなく拍子抜けしました{/netabare}

まあ
一話約10分で13話という
ちょっとばかり尺の短めなお話で
地球規模から小ネタまでの幅広いスケールと
シリアスからギャグまでを網羅している点は
評価しますよ

2期を期待してます~^^

投稿 : 2019/12/07
♥ : 25

65.8 7 河童アニメランキング7位
ゲゲゲの鬼太郎 [第6作-2018](TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (62)
271人が棚に入れました
アニメ化50周年を記念して制作される。

21世紀も20年近くが経ち人々が妖怪の存在を忘れた現代。
科学では解明が出来ない現象が頻発、流言飛語が飛び交い大人たちは右往左往するばかり。
そんな状況をなんとかしようと妖怪ポストに手紙を書いた13歳の少女・まなの前に
カランコロンと下駄の音を響かせてゲゲゲの鬼太郎がやってきた…。

声優・キャラクター
沢城みゆき、野沢雅子、古川登志夫、庄司宇芽香、藤井ゆきよ、田中真弓、島田敏、山口勝平
ネタバレ

石川頼経 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

これは面白い! 今一番、面白いアニメだと思います。

現代の社会問題や風刺をふんだんに要素に盛り込み、スマホを操る今風のアニメ美少女の猫娘やヒロインの少女の犬山マナちゃんや依頼者と全く新しい鬼太郎です。

3話の五輪批判(ただし、まずいのか五輪とは明言してないが)は印象的でした。
皮肉なのはスマホ歩きをしていた小学生が巨大競技場を建設している横で
「こんなの作るくらいならもっと金を使う事があるだろう」とか言ってた事です。
そして、奇遇なもので三話のあとで西日本大水害が起こってしまったんですよね。
東京五輪なんかの準備をしている資金と労力があるくらいなら、北陸大雪、熊本地震、大阪北部地震、猛暑など日本で立て続けに起こっている天災に投じてもらいたいものですね。

そして、この作品は地獄少女が好きな方にも合っている作品だと思います。
少しだけ地獄少女と雰囲気が似ています。
14話に出てきた妖怪も閻魔あいと妖怪になったいきさつがそっくりです。
ちなみにこの回で一時的に体を取り戻した目玉おやじの声がドラゴンボールの孫悟空そっくり、目玉おやじの声優が悟空の人で砂かけババアの声優がルフィですしね。
さらに17話に出てきた妖怪が追っていた「姫様」の横顔が閻魔あいにそっくりだでした。
15話が予想の斜め上を行く展開に神作だと話題になってましたが 、17話もかなりの神作でした、最後の方は感動しました。
17話の妖怪の物語って地獄少女の輪入道の生き様にも似ている気がします。
ちなみに13話のゲスト妖怪は輪入道だったりします(勿論、地獄少女の輪入道とは別個体ですが)
この話しも「一番醜悪なのは人間」という事で考えさせられる話しでした。

地獄少女好きの人には全話見るだけの価値はあると思います。

追加① この作品でちょっと気になる事をひとつ。字幕の女性キャラの一人称がなとが正確ではありません。
例えば女性キャラがどう聞いても「わたし」と発声しているのに字幕では「あたし」と表記されている部分などがやたら多いです。
アニメの字幕はなんだか、結構、いい加減な傾向があり、声優の発声を正しく記してない部分ってありますね。

追加② ネットで検索していると「ゲゲゲの鬼太郎をダシにして五輪反対を訴えるなんてケシカラン、もし水木しげる先生がこの話しを視たらどう思うんだ!?」
とかいうレビューがありました。

いえ、元々、水木しげる先生は太平洋戦争で出征させられて片腕を失う重傷を負ったりして、
元々、政治的・思想的な方で漫画でも反戦漫画など非常に思想的な作品を描かれる方です。
ゲゲゲの鬼太郎に関しても「子供たちのための痛快な漫画」などではなく、元々、思想的です。
さらに言うと水木氏は妖怪研究家であり「妖怪は日本の妖精である」とも言って妖怪の存在を信じています。

あと、水木先生の描かれた反戦的な漫画でチハ戦車を「こんなブリキのオモチャのような戦車を作った人はおれたちに謝って欲しいよ」と悲壮感たっぷりに兵士が発言しているくだりがあり、
チハ戦車や突撃する日本兵ををギャグにしているような愉快痛快なアニメのガルパンとは大違いです。

追加③
このアニメはコミカル話しも多いですが、反面、ハードな所があり、とても子供たちに見せられるような内容ではない描写がたくさんあります。
悪い人間が多数の難民たちを無理矢理、外国から船で連れてきて、彼らを妖怪を利用してダイヤモンドにしようとするためにコンテナに詰め込もうとする際に逃げだした難民に背中からピストルで発砲し難民はぶっ倒れます。
そして言ったセリフが「馬鹿野郎、この弾丸一発でお前らを何人買えると思ってるんだ」です。
凄い発言ですよね?

そして、このアニメの深みを高める部分として、この時間帯のアニメでは珍しく、敵対した妖怪を倒す(殺す)事があります。
それが例え「かわいそうな妖怪」であったとしてもです(これは復活しない性質の一部の妖怪の話しだけで全ての妖怪には当てはまりませんでした)。

追加④
この作品の挿入曲の曲調がどこかで聞いた事あるなと思ったら、
最高のアニメ音楽職人、キュアメタルこと高梨康治さんの担当だったんですね。
この人、仕事しすぎですね、
この人のツイッターを見に行ったら「一カ月で百曲収録した」とか凄い事言ってます。

追加⑤
ところで、あの、「名無し」という黒幕っぽい妖怪(?)ですが、もしも六期のラスボスではないとすると、あの妖怪と決着をつけたあと、物語が終わるのかまた新展開になるのかまだわかりません。
どうなるんでしょうね?
ゲゲゲの鬼太郎は今、六期ですが、ゲゲゲの鬼太郎五期は三年くらいやったし前番組のドラゴンボール超も三年くらいしたので、この六期も三年くらいやるのかもしれません。
少なくとも一年はやると思います。
最近の1クール、2クールが主体のアニメとは違うロングラン作品なので、そこを踏まえて慌てず騒がずにサザエさんやちびまる子ちゃんや地獄少女を視るようにゆったりと構えて視るのが正解の作品だと思います。
私も一話、一話の展開に興奮しすぎました。
まあ、元々、私はそういう主義ですし、アニメを視る時に「早く終わらないかな?」なんて思いながら見るのは良くないと思います。
アニメは一話、一話、楽しむために視るものであって、完走したりコンプリートするために視るものではありませんしね。

第20話について
これまた、教育的・思想的な内容の話しでした。
「日本で昔起きた戦争」というのを「日本がアメリカに一方的に攻められた戦争」と誤解していた、まなちゃんに間違いを正すシーンがあります。
太平洋戦争(大東亜戦争)で真珠湾陰謀説とか「日本はアメリカに嵌められた」とか主張している右寄りの人には抗議したくなる内容だったかもしれませんね。
とはいえ、遠い南洋の島で戦死していった英霊たちに感謝する部分、彼ら兵士達にも人生があったというような描写もあり、単なる左翼思想だけの話しではなかったのは良かったです。

21話がなんだか、明らかに子供向けの善悪がはっきりしたお涙頂戴的な話しでイマイチでした(あくまで大人の私の意見であり、こういう子供向けの話しもロングラン作品ではちょくちょく必要なのは理解できる)が
22話はやたらハードな話しでした。
鬼太郎が間接的かつやむおえなかったとはいえ人を殺してますし、他にも妖怪が暴れ回った事で人が死んでます。

それと気になったのが、今回の話しで暴れる妖怪(牛鬼)を封じた神様であるカルラ様(迦楼羅天)が
やたらと人々に科学的、生物学的な説明をしていたのが印象的でした。「気体」がどうだの「細胞を変化させ」だの・・・
相手が現代人たちだから、こういう説明をした方が良かったと判断したのでしょうか?
もしも、昔の人相手なら「禁忌」とか「神の戒め」とか神秘的・神事的・宗教的なものの言い方をして人々を畏怖させていたでしょうね。
でも、それだったら「元通り岩に妖怪を封印する」みたいな、原始的な方法で妖怪を封じるのではなく、
もっと科学的機関に預けて厳重に保管させた方が良いのにと思いました。
そうしないと、またどこかのバカが封印を解くと思います。

現実に11、12話で日本はタヌキ妖怪軍団に支配されかける程の危機を迎えたのですから、それなりの予算を投入して対妖怪特務機関でも作って、
戦いを鬼太郎一味にまかせたりせずに対妖怪戦闘部隊を作ったり、倒した妖怪の厳重な封印管理を行ったりするべきだと思いました。
まあ、そこまで現実的に考察するのも無粋なのかもしれませんが・・・

追加考察 タヌキ妖怪軍団の話しって思えば、ジブリ作品の「平成狸合戦ぽんぽこ」のダークバージョンみたいな話しでしたね。

25話について
久しぶりで可愛いマナちゃんを堪能できました。
それでこの話しをなんだか「地獄少女のパクリだ」とか言う意見が多いですね。私は地獄少女の大ファンではありますが、
地獄少女のプロット自体が実はゲゲゲと必殺仕事人を参考にしたものです。
ちなみにゲゲゲの鬼太郎4期第35話『鬼太郎の地獄流し』脚本:島田満1996.9.8は2005年放映の地獄少女より九年も前の話し。原作に至っては数十年前の話しです。
中には地獄少女の「人を呪わば穴二つ」を地獄少女のオリジナルだと思っている人も居るようでした。
その言葉は日本で昔からあった諺です。

27話
バックベアードを首領とする西洋妖怪軍団との戦いという新章突入です。
魅力的な新美少女キャラも登場し期待度抜群です。
しかも、この新章にはあの「名無し」も噛んでいるようです。
それと今回の話しはマレーシアから逃げてきた難民妖怪たちとの軋轢が問題になっていて、そこが恒例の社会風刺になっていました。
西洋妖怪の強キャラたちに全滅させられたようですが・・・

ゲゲゲの世界観について解説
アニメ鬼太郎は現在、六期まであり、他に「墓場鬼太郎」がありますが、 全て、それぞれパラレルだって事は製作者たちが明言してました(訂正、一期と二期だけは直接の続編として続いてました)。
三期のヒロインのユメコちゃんの四期への続投問題でスタッフが審議した時、別世界の鬼太郎を描くべきとか言って、続投させなかったのもその一つです。
ちなみに原典の筈の漫画盤ですら、掲載誌によっていろいろパラレルがあるようです。
バッグベアードもぬらりひょんも鬼太郎一味の「長年の宿敵」などではなく、掲載誌や各期のアニメごとに初顔合わせの敵でしょう。

ですので。ゲゲゲ六期は基本的に独立した物語で「過去期のアニメ盤ゲゲゲではこうだった」とか「原作ではこうだった」という意見はあまり意味がないようです。
過去作はどうだったとかではなく、新しく創られた最新作の鬼太郎だと割り切って楽しむのが一番、良い楽しみ方だと私は思います。

今季の鬼太郎は数話の特別(不穏)な話しを除いては基本的に鬼太郎は「正義のヒーロー」「人間の味方」です。
その動機は「過去に"ミズキ"という人物」に助けてもらったからだそうですが、
「墓場鬼太郎」派の人は今の六期鬼太郎が好みでない人はいるようですね。
墓場は鬼太郎は不気味なスレた性格で「人間・正義の味方」ではなくホラー色が強かったですから。
加えて言うと、六期鬼太郎は前にしていたドラゴンボール超のノリが垣間見えますね。スタッフもほぼ同じなのでしょう。
上にも書きましたが、14話の目玉親父はほとんどDBの孫悟空で「身勝手の極意」のような動きをし、幽遊白書の霊丸のような攻撃をしてました。

34話
久しぶりの社会風刺ネタ
{netabare}ねずみ男が先頭に立って「アニエスの即刻、国外退去を求める」「アニエスが居るから日本が西洋妖怪に攻撃されるんだ」と・・・
それを庇った鬼太郎に対してもねずみ男は「鬼太郎、お前、俺たちとアニエス、どっちが大切なんだ?」と鋭い問いかけをして鬼太郎を追い込みます。

鬼太郎は、はっきりとは返答しませんが、「その質問に答えを出してはいけないと思うんだ」と眼玉親父に言います。
アニエスも鬼太郎に「なぜ、私を助けてくれたの?」の回答
にもはっきりと返事はしませんが、FF9の名言の「誰か助けるのに理由なんてものがいるのかい?」が鬼太郎の心情なのかもしれません。 {/netabare}

35、36話
いよいよ、西洋妖怪篇が佳境に入ってきました。
日本妖怪たちに石を投げられるアリエスを庇った猫娘がアリエスに「頼れる時には誰かを頼りな」と諭す所はカッコイイです。ワンピースのルフィの名言を彷彿とさせます。
ブリガドン計画の内容も明かされました。
バッグベアードが今までのシリーズにないほどの外道に描かれています。
何かと暗躍する「名無し」の動向に気になります。

それにしても、今回の鬼太郎はえらく作画が気合入ってますね。
前作の「ドラゴンボール超」の神作画をそのまま、引き継いでいる感じです。
ただ、平常回ではあんまり、その神作画の素晴らしさを体感出来なかったのですが、シリアスな展開が深まっていくとどんどん映えてくる感じです。

* ただし、不安要素として主演で鬼太郎役をうまくこなしていた沢城みゆきさんの産休問題ですね。収録分が終わったらどうするんでしょうね?

西洋妖怪編終了。
バックベアードが第二形態としてムキムキマンになって戦ったのはオドロキました。
美少女魔女アリエスともお別れ。
いずれは再登場しそうな気がします。特に名無しとの戦いの時には駆けつけてくれる筈です。

それで、38話で、また平常回に戻りました。
しかし平穏な日常どころか、その平常回第一回の露骨に凶悪犯罪要素があり世相的な悪の話しでした。
ねずみ男が死体喰いの妖怪と結託しての新商売というか犯罪行為・・・
病気で死んだ母親の死体を死体喰いの妖怪に食わせて年金詐欺、交通事故を起こして轢き殺した死体、つい女性が旦那の頭を殴ってつい殺してしまった死体なども依頼されて同様に処理。
ねずみ男は「俺には金(依頼料)、死体喰い妖怪は死体が喰え、依頼者には利益、三者全員が得するウィンウィンウィン」とはしゃいでましたが、
とても子供向けアニメとは思えない。あんまりな凶悪犯罪描写・・・・
ある意味、バックベアード以上に悪質な行為に唖然としました。

43話
滅茶苦茶、重い話しです。ていうか西洋妖怪編、終わってからやたらダークな話しが多いです。
今回の話しはアニメ鬼太郎史上でも最高級のダーク話しです(ちなみに話し自体は原作にあったが大幅なリメイクを加えてます)
{netabare}人が死にます。
そして今回は鬼太郎が人を殺します。そしてその娘に「私はあなたを許さない、絶対」と言われます。
この娘もいくら愛する父親のためとはいえ正気ではなくなっています。吸血妖怪になってしまった父親のために自殺サイトで志願者を募集するのですから。
おそらく、彼女はいずれは妖怪化して鬼太郎を襲う気がします。以降に引きずる話しです。{/netabare}
それと今回の話し、どう見ても某〇〇〇〇細胞の事件に着想得てますね。

45話
今回もダークな話しでした。 {netabare}
ラスト近くになって急に雲行きが怪しくなる嫌な話しです。
正直、怖かった。いや「妖怪が出てくる」とかとは別の意味で怖い話しです。
鬼太郎は自ら人を殺す事は本当にやむおえない時だけで稀ですが、見殺しにする事は結構ありますね。
もっとも。今回は対象人物が警察に自首してれば助けてたでしょうけど。{/netabare}

46話
この話しの感想ですが、やたらと敵が強かったです。鬼太郎一味壊滅寸前。西洋妖怪軍団より強かったのではないだろうか? 予想外の事態 {netabare}まなの不完全五芒星覚醒{/netabare}がなければ鬼太郎一味が負けてたです。これだけ鬼太郎一味を苦戦させた妖怪も珍しいです。

47-49話
名無しとの決戦話しです。しかし・・・{netabare}約一年間、引きずってきたボスとしてはちょっと呆気なさすぎですね。むしろ名無しとの決戦の前振りの猫娘とマナと鬼太郎の葛藤劇が良かったですね。
マナの母親をうっかり殺してしまったと思い込む猫娘とマナ,五芒星の力が暴走して猫娘を殺してしまうマナ、鬼太郎の事と次第によってはマナを殺さんばかりの怒りを示す鬼太郎・・・とかなりハードな展開でした。
これらの話しは名無しの話しというよりマナちゃんの宿命とご先祖様の話しが主題なのかもしれません。
それにしてもマナちゃんは近年のアニメでも屈指の可愛いヒロインですね。外見的にも性格的にも・・・最後に名無しに名前を付けて成仏させてやる所は良かったです。しかし名無し、簡単にやられすぎ・・・
今までの日常回の敵や中ボスでも、もっと鬼太郎一味を苦しめた妖怪は多数います。46話の雛人形とか・・・
気になるのはあの世から連れ帰った猫娘の処置はこれからどうなるんでしょうね? またお姉さんに戻るのかあの幼女の姿のままなのか・・・{/netabare}
それにしても、マナちゃんは可愛い、私が見てきたアニメ美少女でもトップクラスの美少女キャラです。

新情報
四月以降も鬼太郎、続くようです。
もう、名無しで引っ張るのも難しいと思いますので、
名無しとの決着が付いたあとのボスは月並みですがぬらりひょん?

50話
新展開、鵺を始めとする地獄四将という新たな強敵たちと戦いへと突入です。
しかし、特筆すべきは敵より味方です。
新キャラクターの鬼道集という組織に属する石動零(いするぎれい)CVは神谷浩史さん。
もはや鬼太郎ワールドの雰囲気のキャラとは全く違うキャラです。
このキャラは「邪鬼眼」というか「菊池秀行の世界」というか「アララギ先輩」というか・・・悪く言えば厨二病の妖怪ハンターのキャラが加わります。彼が出てくるシーンは違うアニメになってるぞ・・・
EDもまるで「幽遊白書」のようなEDに変わりましたし。
鬼太郎と対する敵は同じなのですが、彼はいわば「悪・即・斬」のような考え方で、人に害をなした妖怪は降伏しようと許さず、取り込んで自らを強化します。
「鬼神の腕」とか言ってるのは「ぬーべー」を彷彿とさせますね。

なんだか「ゲゲゲの鬼太郎」という定番作品を利用して凄い傑作アニメ作品を作ろうという制作側の意気込みが感じられます。
ただ、このアニメ、子供対策なのか箸休めのためなのか、ちょくちょく、幼稚な話、子供騙し的な話、たわいのない話も織り交ぜているのですが・・・そういうのが気に入らない人もいるかもしれません。
しかし、前にも書いた通り何年も続くロングラン作品にはそういう回も必要なのです。

鬼太郎の「正義」について
{netabare}50話での石動零との対立でも思ったのですが、鬼太郎自身、決して「盲目的な人間の味方」ではなく、独特な立ち位置の部分があります。
それは墓場鬼太郎のひねくれた鬼太郎とも違います。
彼は弱い妖怪を虐待したり、犯罪行為を行った人間の味方では決してありません。
そういう人間は懲らしめたり脅したり警察に自首を薦めたりします。
33話では「娘が幼い頃、妖怪と契約して繁栄と引き換えに将来、娘を嫁として差し出す」と約束した件で娘を助けるように懇願する父親に対して「そういう約束があるのなら守るべきだ」とつっぱねます。
そして、前にも言ったように猫娘を力が暴走して殺してしまったまなに対して「事情次第では殺す」ほどの怒りを燃やします。
要するに人間だろうと妖怪だろうと、固定的に何かの味方とか、何かを敵として動いているのではなく、
状況と事情を調査し思考したうえでの彼なりの「正義」で動いているのです。 {/netabare}
やはり結構、深い作品です。

51話
ついに「元号変更ネタ」
というか、ひょっとするとあらゆるアニメの中で初めて元号変更ネタを使ったアニメかも。
それとちょっと気になったのは「鬼道衆」というのが出てきたけど、これって東京魔人学園にも出てきた設定ですね。
別物でしょうけど・・・
{netabare}思ったより早く大きな猫娘復活です。{/netabare}

ていうか、今期の鬼太郎、バトルアニメの要素がやたら強いです。
さすがにドラゴンボール超の後番組ですね・・・

52話
今回は石動零も登場せず、上記に書いた箸休めのための子供たちへの教訓的な話し。どこかで聞いたようなストーリーですし、大人が見たらイマイチな回かも。
{netabare} 「早起きしなくても良い、勉強しなくても良い、お手伝いしなくてもいい、お母さんがうるさい」。
だからといって、それから逃避して自分に都合の良い世界に行ってはいけませんというような話。
最後は予想通り「お母さんがうるさいのは子供を思ってのためと感涙の再会」{/netabare}
まあ、こういう話しも嫌いではないですが。

*訂正 対象年齢層も低くどこかで聞いたような類型話しではありましたが、今思うと適度に面白かったです。

53話
ぬ!? 子供っぽい話し、二連発!!

54話
30年前の話しですが、鬼太郎が人を殺してますね。それともあの父親を殺したのは泥田坊なのでしょうか?
やや深めの話しです。人と妖怪がどうしても共存できない場合、鬼太郎は仕方なく妖怪を倒してしまいます。

55話
たわいのないギャグ話しでした。

鬼太郎、52~55話で急に日常回になってます。
いや、別に必ずしも日常回が悪いというわけではなく、今まで多くの傑作日常回を生み出してきた六期鬼太郎にしては、正直、52話以降の日常回は出来がイマイチな気がします。
どうやら鬼太郎役の沢城みゆきさんが産休したので、今は事前に撮り溜めした日常回の放映を続けているようです。
これから、当面、そうなるようですね。
新シリーズの地獄四将篇が非常に面白そうだっただけに中断は正直、残念です。

56話
地獄四将篇はひとまず中断のようです。
まあ、また面白くなってきました。
{netabare}石動零もようやく、再登場し西洋妖怪たちが再び襲来、バッグベアード復活をもくらむ彼らとの闘いという展開になるようです。 {/netabare}

*ちょっと考察
うーん・・・・・皮肉にも私があまりの面白さに感銘を受けてオール5に評点を上げてから何だかイマイチというか迷走してきましたね。
推測ですが沢城みゆきさんの産休問題もあるんでしょうが、
ゲゲゲ自体が三月いっぱいで終わるかどうか議論があって、続投が急に決まってしまい迷走してるのかもしれません。
確かに名無しとの決着が着いた段階で終わってたら綺麗にまとまってましたね。
それでも52話までは文句なく面白かったんですけどね。
それと「地獄四将篇」というのは一人目の鵺が倒された時点で終了でもうやらないのかもしれませんね。

63話
今の鬼太郎六期は「地獄四将と鬼道衆・石動零」「バッグベアード復活をもくらむ西洋妖怪残党」といったメインストーリーをちょくちょく交えながら、単発回主体という感じで。少々、話しの流れが読みにくくなってる中、今回はまあまあ面白かったです。

基本的には七夕回でしたが、魅力的なゲストヒロインたる笹の精・星華とぬりかべとの淡い恋模様、相変わらず金儲けと土地開発が目的のねずみ男と人間の陰謀。
そして {netabare}ねずみ男を騙して操るタヌキのような凶悪な妖怪、あしまがり、なんだか、鬼太郎ってタヌキがやたら悪役として登場しますね、なかなか強い妖怪で鬼太郎たちを結構、苦戦させます。 {/netabare}
善悪がはっきりした。ありがちな話しとも言えない事もないですが、こういう奇をてらってない話しも楽しくて良いです。
EDもシリアスなものから、やたらとノーテンキなものに変更されました。コメディ主体に路線変更のつもりでしょうか?
それにしても、星華の声優が{netabare}ひーちゃん{/netabare}だったのも驚きました。

64話
地獄少女にでも出てきそうなハードな話し。
「地方権力者に牛耳られた町」というのは「野生の証明」以来、ちょくちょくある話しですね。

65話
最高クラスのおふざけ回、鳥取、鳥取と鳥取愛布教の話しです。

66話
これは何と言ったら良いのか・・・{netabare}ハッピーエンドかと思いきや、ドンデン返しの残酷な結末に驚かされます。
本当にこの結末で良かったのか・・・特にマナは相当にショックを受けてました。
それと鬼太郎はこうなってしまうという事を察していたのに止めようとしないのがなんとも・・・「本当に良いのか?」くらいの一言くらいあっても良いと思います。{/netabare}、今季の鬼太郎はつくづく深いです。

67話
ギャグ回、面白かったです。
ラインだかフェイスブックもどきだかのサイトで「いいね」を貰う事に狂って暴走してしまう女性の物語です。
しかし、配役された嶋村侑さんも酷いキャラを演じたものですね。この人は演技の幅が広い。

68話
地獄流しの話、てっきりハードな話しかとおもったら、{netabare}子供向きの教育回、悪い事はしてはいけない、反省する事が大切、人は誰しも一人で生きているわけではないなど、良い要素が盛り込まれてます。ラストもすがすがしいハッピーエンドです。{/netabare}

74話、75話
地獄四将最強の玉藻の前(九尾の狐)との対決、強かったです・・・
戦闘力も高かったが頭もキレる妖怪で鬼太郎一味、石動零を苦しめます。
そして地獄と現世の境を破壊しかけて日本をいやこの世を未曾有の危機に陥れます。
{netabare}幸い、猫娘&まな&アニエス姉妹のヒロイン陣、鬼太郎ファミリー、地獄四将の一人の伊吹丸の助太刀もあり、倒すことができました。そして次週からはついに鬼太郎究極の宿敵たるあの妖怪との闘いを描く新章がはじまります。{/netabare}

あと、思ったんですけど、あの日本の女性総理、無能で情けないの一言に尽きる。
普通、こういうフィクション作品で女性指導者が出てくると大概はキレものなのですが、まるで女性の欠点を凝縮したような無能な指導者で、こんな人が日本の首相なので鬼太郎たちの苦労もことさら辛くなっているのでしょう。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 41
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

日曜朝の爽やかな子供向け番組

<2019/9/29 追記>
第73話 ヤマタノオロチ回
子供の頃、この話がめちゃくちゃ怖かったんですが、その恐怖の根源の部分が6期バージョンではかなり軽くなってます。
これなら子供が見ても怖くない。
自分にとっては物足りないですが。

第74、75話 玉藻前≡九尾

白面の者というかナルトの中のアレです。
白面に比べると可愛らしいですけど。
白面先輩が怖すぎるだけかも。

お話はすっきりうまくまとまってました。
古谷徹を宿し旅に出る神谷浩史とかシュールだな、と思ったり。

これで長かった四大妖怪編も終わり、次回からはついにあの「知らんうちに人ん家に上がり込んで気がついたら一緒に飯食ってる」図々しさがウリのアイツがやってくるそうですよ。
多分、孫じゃない方だと思います。

<2019/9/8 追記>
第72話 妖怪いやみ

確かこの妖怪って原作や昔のアニメでも出てましたね。
鬼太郎の「じゅて〜む」はなんとなく覚えてます。

インパクト強いんですけど、今回はめちゃくちゃ面白かった。
6期の鬼太郎の中でも指折りじゃないでしょうか。

一年以上見ていて美形猫娘にも慣れたこともあり、猫娘がカッコ良いです。
心象風景の描写も◎。

鬼太郎に興味あって6期観てない方はこの話だけでもお勧めしますよ。

そして次回予告。
「ヤマタノオロチ」回ですか。
小さい頃、多分二期かな。
これ観てものすごく怖かったこと覚えてます。

<2019/6/8追記>
3週前の56話は吸血鬼エリート
先週の58話は半魚人とカマボコ

前者のエリート、私はアニメで見たのは初めてですが、原作で読んだ記憶があって、水木しげるキャラの中でもかなり個性的。
シティボーイズのきたろうさんにちょっと似てて本当にこういう人いそうな感じ。

本作でもこのエリートさん、ギター弾くんですけど弾いてる絵面も曲も妙に頭に残ってクセになる。
お話はよく覚えてませんでしたが、アニメのストーリーはオリジナル要素が強いような気がします。
でも面白かったですよ。
中尾隆聖さんの声がぴったりハマってる。
さすがはフリーザ様。

後者のカマボコは、子供の頃、おそらくアニメ版第2期で見た記憶があります。
こちらはストーリーは大体覚えていて、6期のアニメも概ね同じかな。
あらすじが、
{netabare} 鬼太郎は半魚人に大王イカに変えられ、木っ端微塵に爆破され、大量のカマボコにされ、売り飛ばされます。目玉おやじたちはそのカマボコを買い集め鬼太郎を蘇生。{/netabare}
とシュール。
なぜこうなる?という超展開です。
ただ昔見たとき、なんか怖かったんですよね。
自分が幼かったからでしょうけど。
その怖がった自分を思い出しながら懐かしく楽しみました。

<2019/3/25追記>
48話観ました。
予想外にハード

レビュータイトルは嘘です。
いや、まんざら嘘でもないか。
これまでは爽やかだったり心あったまったりする話も多かったし。

ところがですよ。
最初の頃からネタ振りされ続けてきた「カオナシ」じゃなくて「名無し」さんが先週ぐらいから話の中心になってきてます。

で、これが重い。

あれ?今は深夜かな?
と錯覚するくらいには。

どう話が転がっていくのか来週が楽しみです。


なんだかんだでほぼ1年観てきました。
総論としては意外と面白い。
最初↓のレビューでも同じこと書いてましたね 笑

でも本当に面白いと思ってます。
だってなんだかんだで1年間毎週見てたもの。
録画だけど。

嫌味にならないくらいの、ちょっとしたスパイスという感じでダークさが振りかけられてます。

いろんな面で良い塩梅。

6期でこの面白さ。
やっぱ鬼太郎って永遠だな。

<2018/4/1初投稿>
※視聴中なので評価はデフォルトの3です

6作目なんですね。
ここ何作かはほとんど観てなくて興味もなかったのですが、たまたま今作の1話を見るともなしに見てしまいました。

意外と面白い。
日曜朝、ONE PIECEの前の時間なので純粋に子供向けかと思ったら案外そうでもない。

スマホが普及してたりユーチューバーが出てきたりの現代が舞台。

お話は昔の鬼太郎に寄せてる感じ。
もちろん墓場鬼太郎までは行かないけど、それでも少しだけダークな雰囲気が漂ってます。

絵は綺麗ながらも少し影があります。
キャラクターの造形も然り。

鬼太郎はヒーロー的に闘いますが、熱量は少なくクール。
目玉おやじが解説担当なのはいつものこととして。
ヒロインの女の子は必要なんかな?とか思いましたが、いないとたぶんこれからのお話に深みがなくなっちゃうんでしょうね、という感じ。

今回の鬼太郎の世界では人間には妖怪が見えない。
妖怪の存在を信じ始めると見えてくる。

鬼太郎に夏目友人帳や地獄少女とか少しまぶしたような印象を受けました。

これからネズミ男や猫娘、子泣き爺や砂かけ婆などの常連が出てきてどういう感じになるか、2話目以降が少し楽しみです。

最後にちょっとびっくりポイント
○目玉おやじが野沢雅子。感慨深いですね
○鬼太郎が霊ガンみたいのぶっ放してました

投稿 : 2019/12/07
♥ : 30

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

アンニュイ鬼太郎からジェントルマン鬼太郎への凡庸なる転身(汗)

概ね一話完結型のアニメ。前半にはドラマ、後半にはバトルと、構成は子供向けアニメや特撮ヒーローものの定番スタイル。勧善懲悪を基調とした物語の組み方もそれらと同様。

鬼太郎と言えば、弱きを助け強きをくじく正義の味方、目玉のおやじの言う事を素直に聞く孝行息子というイメージを持たれている方も多かろうと思いますが、実は原作だとそのキャラ像はかな~り違います。

前身に当たる墓場鬼太郎ではもちろんの事、ゲゲゲ~の方でも、初期の作品では特に、言葉遣いは乱暴、カネにも意地汚く、暴力的、煙草は吸うわ、クルマに乗るわ、ビンタするわの、アニメ版鬼太郎しか知らない方にはびっくりな、悪童寄りの少年として描かれているです。

本作の1話を見た時点では、その人間嫌いでぶっきらぼう、倦怠感に満ち満ちた物憂げな態度から、もしやこれは原作に近い鬼太郎が見られるのでは?と期待していたのですが……何ともはや、この鬼太郎が見られるのはたったの3話だけ。今期に登場するアニメオリジナルキャラ、犬山まなちゃんにあっという間に懐柔され、以降、皆さん御馴染みの、アニメ版ゲゲゲの鬼太郎、優等生で正義漢の真面目少年にあっさりと転身してしまうのでした(汗)

必殺技も指鉄砲はエネルギー弾で、ちゃんちゃんこはボクシンググローブ代わりと、何となく昨今のアニメらしく、クリーンでスタイリッシュ。奇抜で怪奇な原作表現からは程遠い印象です。

やはり、髪の毛針は使い過ぎると禿げ、指鉄砲は指そのものを射出するやつの方が、原作リスペクトという観点からは言わずもがな、幽霊族の不死性や不気味さが伝わってくるので画としても楽しいんじゃないかと思います(笑)

キャラデザについては、萌えキャラ化した(多分5期からだけど)ツンデレねこ娘や、上で挙げたまなちゃん他、女の子全般の描写があざと過ぎて、これってゲゲゲの鬼太郎に必要な要素なんだろーかと訝しく思われました。まさかのまさか、ねこ娘がダイエット食品の※イメージキャラになる時代が来ようとは(笑)

EDのアイドル(まねきケチャ)の歌唱も同上。曲調も明る過ぎて、まるで違うアニメを見ている様ででした。いずれも大人の事情というやつでしょーか?


12話まで見終えて

初回では割と毒の効いていた風刺色が、回を重ねる毎に減退し、結局の所、これまでのテレビシリーズと何ら変わりの無い、単純明快な勧善懲悪ものの枠組みにすっぽりと収まってしまった感のある、ゲゲゲの鬼太郎第六期でした。

SNS拡散や電力自由化、過剰労働などの現代らしいテーマ、社会問題等がちょくちょく取り上げられていた点は面白かったのですが、いまいち踏み込みが足りず、どちらかと言うとトゲの無い、毒にも薬にもならないマイルドな作風に落ち着いてしまったという感じです。(日朝9時から放送する子供向け番組なんだから仕方ないけど)

使い古された構成と、焼き増し感のある演出に加え、豪華声優陣やアイドルの起用など、予定調和最優先と思しき部分も多く、キャラデザの大幅な変更についても、女性(あるいは美少年)キャラに限ったもので、実験的な色合いは薄く、あざとさの方が鼻についてしまいました。


ケケケケケとか、ビビビビビンとかは×だとしても(笑)出来れば原作寄りの、規則だらけの人間社会を鼻で笑って、日陰の道を歩む、タフでダーティな鬼太郎&ねずみ男を見たかったので、わたしはここら辺で断念しときます。


※:公式サイト参照。テレビCMにも出演しててしたたかに笑かされました(笑)

投稿 : 2019/12/07
♥ : 19

60.4 8 河童アニメランキング8位
ぺとぺとさん(TVアニメ動画)

2005年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (49)
261人が棚に入れました
作品は人間と妖怪が共存する田舎町を舞台に、この住民の日常生活を描く。
山河に囲まれ、工場と山寺が豊富にあるが、「女未(にょみ)の里」と呼ばれる鮎川町(あゆかわまち)の多くに存在するのは「妹」で、2子以上を持っている家庭の第2子以降に出産する性別の10割が女児で、統計を取り始めた1920年以降、不変の数字を誇っている。
この田舎町の、中学校「大曲垣峠(おおまがきとうげ)中等教育総合校(通称マガ校)」に中学2年生の妖怪“ぺとぺとさん”ことぺと子が転校してくる。

声優・キャラクター
植田佳奈、大須賀純、宮川美保、斎藤千和、いのくちゆか、ゆきのさつき、金月真美、川澄綾子、桑谷夏子、久嶋志帆、田坂秀樹、はらさわ晃綺、谷山紀章、吉野裕行、新谷良子

ケンちゃん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

8話途中で断念...【追記】

のんびり、ほんわか、ゆるゆる系なんでしょうが...

いや、お好きな人はいると思うんですよ...

私には、笑える所があまりなくて、良くも悪くも特筆すべき評価は無く、それが逆に退屈でもあり...

ペトるお話はどうもメインではないらしいし、特定種族ってネタがあんまり生きてなくて、日常の中に笑いを求める作品にしては、中途半端なエピソードがまたつまんないし...

初めは雰囲気で見ていても、8話目にもなると、もういいかと...


【追記】
南家、らきすた、ゆるゆり、のんのんびより、等々...この系統は嫌いじゃなかったハズなのに?...
と、思い返してみれば、【特定種族】って設定がよろしくなかったんだと、気が付いた。
 身近な「あ~、あるよね~、それ」的な共感ネタが、【特定種族】が対象だと共感が得られず、単につまらないエピソードとなってしまっていると言う事だな...

投稿 : 2019/12/07
♥ : 3

ねこmm。 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

はじめての……ぺとぺとさん♪  【ねこ's満足度:70pts】

妹率100%の田舎町『女未(にょみ)の里』を舞台としたドタバタラブコメディ。
人間と妖怪が織りなすちょっぴり変わった日常を、ハートフルに描いています。

ヒロインはぺとぺとさん(通称ぺと子)という名の妖怪。
見た目は普通の女の子ですが、かなり厄介な体質の持ち主です。
特徴は”ぽひゅぽひゅ”可愛らしい足音と、ほんわかとした関西弁。
この関西弁がすべて!と言ってもいいくらい(笑)。植田さん、すんごくいい味出してます。

基本はラブコメ。だけど、人と妖怪の共存から生まれる”差別”という問題も絡んでくる本作品。
それでも全体が重くならずにほのぼのとした空気に包まれているのは、ひとえにぺと子のおかげです。

他にも博多弁のくぐるや額の文字で会話するぬりちゃんなど、一風変わった妖怪キャラが勢揃い。
中でもぬりちゃんの妹・こぬりちゃんは素晴らしい☆これぞ最高の妹です。あの子欲すぃ~(笑)。

今でこそ多く見られる、いわゆる”共存系”の妖怪モノ。
放送当時(2005年)としては意外と少ないジャンルだったと思います。
その共存というテーマに対する掘り下げが浅いまま終わってしまったのは残念なところでした。

それでも、ラブコメ・キャラモノとして見ればまずまずの出来。
元々好きなジャンルでもありますし、全体的には楽しめた方だと思います♪
なによりぺと子の性格が◎。自然と応援したくなる、そんな女の子でした☆

投稿 : 2019/12/07
♥ : 24
ネタバレ

タマランチ会長 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

出戻りアニメファンにしてくれた作品

 もう8年くらい前になるでしょうか。しばらくアニメから遠ざかり、興味も薄れてきた頃。ふとピエロ魔法少女ものみたいなくだらないアニメを久しぶりにみたいなと思って蔦屋に行きました。そこでもっともくだらなそうなタイトルの作品を2本借りました。それが「かみちゅ」と「ぺとぺとさん」でした。
 まるで期待しないで観ていたのですが・・・見てびっくり。80年代のアニメのようなでたらめで無個性なお人形アイドルと違い、作品の世界でキャラがしっかり立っている。やさしさ、純情、世話焼き、前向きなぺと子さんの性格のよさはホントに魅力的で、観ていて幸せになりました。作画も崩れることなく、12話きっちり完成していたのもまた驚きでした。昔のアニメじゃありえないことでしたから。(笑)
 「今のアニメはすごいな。昔と違うよ。こういうマイナーな作品でもこれだけのクオリティーがあるんだ。」と感心したものです。これをきっかけに、自分は再びアニメを見るようになりました。出戻りファンです。

PS1:中盤の {netabare}兄弟げんかはあまり好きな展開ではありませんでした。{/netabare}この作品の世界観にはそぐわないでしょう。

PS2:後半の {netabare}河童の娘との三角関係は面白かったです。好きな男の子を譲ろうとするぺと子さんですが、「世界はお前中心にまわってるんだ!」という河童さんの叫びは、妙に納得しました。{/netabare}ぺと子さんは、中心になるような魅力的な人だからです。

PS3:主題歌がよいです。OPの気の抜けた感じがかなりツボです。YOUTUBEでガンダムSEEDの画面に合わせたMADを見たのですが、シンクロしなてるのにあまりにミスマッチで面白いですよ。EDの「帰り道」はカラオケのレパートリーです。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 8

59.2 9 河童アニメランキング9位
カッパの飼い方(TVアニメ動画)

2004年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (23)
182人が棚に入れました
カッパと人間が共存するパラレルワールドの物語。高度経済成長期の日本。昔は野生のカッパも普通に見かけられたが、今はすっかりいなくなってしまった。そんな中、人々の間で養殖されたカッパをペットにすることが密かなブームになっていた。都会で一人暮らしをしていた「私」もペットショップで赤ちゃんカッパを購入し、「かぁたん」と名付けた。

声優・キャラクター
萩原聖人、神崎ちろ、山内奈緒、竹内順子

とある暇潰し さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

カッパを育てるアニメ

主人公がペットショップでカッパを購入するところから物語が始まります。


「かぁたん」と名付けられますが何気ない仕草がとても可愛いです。和みます。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 2

ぱるめざんチーズ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

原作のが大分いい

ザ、カッパとの日常www

心ほっこりwwwww

投稿 : 2019/12/07
♥ : 0

ぺるくま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

カッパの生態を学ぶ3分アニメ

紛れもなくあの伝説の水の妖怪のこと。
なんとカッパがそこら中に普通に存在している世界みたいです。
結構まじめに餌付けをしたり躾けたりしていて、悪戦苦闘しているところがかなりシュールで魅力的な作品です。

アニメとしては動きが少なく、人物がのっぺらぼうになっている点が残念。ですがカッパの動きや表情は豊かに描かれていて可愛いですね。
ペットを通してのご近所づきあいも和やかな雰囲気で良いです。気軽に見られて癒されるのでよく見てました。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 3

56.1 10 河童アニメランキング10位
はなかっぱ(TVアニメ動画)

2010年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (13)
81人が棚に入れました
緑いっぱいのやまびこ村には、頭にお皿の代わりに花が咲くカッパの家族が住んでいた。おじいちゃんにはハス、おばあちゃんにはかすみ草、お父さんはひまわり、お母さんはたんぽぽ。そして、はなかっぱには「とりあえずの花」。大人になるまでは頭の花は決まらず、いろいろ花が咲く。その中でも、若返りの力があるという「わか蘭」を狙って、黒羽屋蝶兵衛一味が悪巧みをしている。はなかっぱの頭には今日はどんな花が咲くのか?「わか蘭」は咲くのか?

声優・キャラクター
中川里江、木内秀信、尾崎恵、緒方賢一、堀越真己、高木渉、山口勝平、杜野まこ、宍戸留美、栗田エリナ、菊池こころ、植田佳奈、柳原哲也、三谷翔子、洞内愛、橋本まい

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

☆頭に花が咲く花かっぱ

ほのぼのとして楽しい子供向けアニメ♪

やまびこ村の楽しい仲間たちのさまざまな日常
がコミカルに描かれます(*^^*)ついつい観てしまう
アニメです。

アニメーション制作/グループタック→XEBEC・OLM

放送期間
NHK Eテレ2010.3.28-


原作/あきやまただし・絵本作品2006~(メディアファクトリー)


追記欄_

グループ・タック2010年8月倒産により制作会社が変更となっている。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 1

ゆま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

はなかっぱくんかわいい

登場するキャラクター全部がとってもかわいいです。

自然の大切さとか改めて考えさせられる真面目なところもあります。お母さん達が子供と一緒に見るのにいいんじゃないかなぁ。
ほのぼのしてて、親子一緒に楽しめるアニメだと思います。

さすがNHK教育テレビ~。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 0

ファットヤロウ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

まあ、おもしろいかな...

NHKのガキアニメですが...
一言でいうならおもしろい!そんだけ。

投稿 : 2019/12/07
♥ : 1

計測不能 11 河童アニメランキング11位
かっぱのすりばち(アニメ映画)

2012年3月17日
★★★☆☆ 3.0 (1)
13人が棚に入れました
むかしむかし、片貝川にかっぱの親子が住んでいました。 子がっぱのかんきちは、村の子供たちと仲良くなり、遊びながら素潜りを教えてあげました。
しかし、一人だけいつまでも潜れない庄屋の息子、じんろくがいました。
一人で練習するじんろくは、不幸にも水死してしまいます。 この死をきっかけに村人たちは…。


声優・キャラクター
柳沢三千代、潘めぐみ、松山鷹志、尾崎真実、小林真麻、佐藤友啓、景浦大輔、小堀友里絵、加藤清司、村上はるみ、大塚まこと、橋本典子、吉野悠我

計測不能 12 河童アニメランキング12位
フラカッパー(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★☆☆ 3.0 (1)
11人が棚に入れました
ある南の島を舞台にカッパの竹田くんを中心とした、友達やペットや家族たちが繰り広げるほんわかとした日常を描く。

声優・キャラクター
池田ひかる、谷井あすか、宮永麻衣、鷹村遊、緒方賢一、金子幸伸

計測不能 13 河童アニメランキング13位
カッパ踊り(その他)

1934年9月8日
★★★☆☆ 3.0 (3)
4人が棚に入れました
昭和初期に日本でのみ発達したレフシー家庭映写機(紙製フィルム専用の映写機)用に作られたアニメです。
昭和9年製作で、時間は2分程度の作品です。
https://www.youtube.com/watch?v=fRqG0KrfyuM

計測不能 14 河童アニメランキング14位
かっぱのぱあ太郎(アニメ映画)

1957年11月15日
☆☆☆☆☆ 0.0 (0)
0人が棚に入れました
河童の子供を主人公とする、動物たちを擬人化したファンタジーメルヘン。 イタズラが好きな河童の子ぱあ太郎。彼は沼のカエルを追いかけてたりして日々を過ごす。だがぱあ太郎は、イタズラが過ぎて友達がなかなかできなかった。そんな時、別のイタズラ好きの動物・子狸は、リモコンの模型飛行機を使って、ぱあ太郎に悪さを仕掛けるが。 東映動画(現・東映アニメーション)の初期作品の一つ。ディズニー調の冒険作品『でっぷり船長の冒険』『コグモの冒険』などの代表作で知られる、昭和20年代に活躍の人気漫画家・花野原芳明が作画と演出を担当している。初期の東映動画は、当時の漫画界の人気漫画家をアニメ現場に招聘して、その持ち味で作品を作らせることがあったが、これもそのケースの一つ。
<< 前へ 次へ >>
ページの先頭へ