独裁者おすすめアニメランキング 25

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの独裁者成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2021年02月25日の時点で一番の独裁者おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

69.7 1 独裁者アニメランキング1位
サカサマのパテマ(アニメ映画)

2013年11月9日
★★★★☆ 3.8 (618)
2993人が棚に入れました
どこまでも、どこまでも坑道が続く地下世界。狭く暗い空間であっても、人々は防護服を身にまとい、慎ましくも明るく楽しい日々を送っている。地下集落のお姫様であるパテマは、まだ見ぬ世界の先に想いを馳せて、今日も坑道を探検する。お気に入りの場所は、集落の「掟」で立ち入りが禁止されている『危険区域』。これまでに見たこともない広大な空間には、幻想的な光景が広がる。世話役のジィに怒られながらも、好奇心は抑えられない。いつものように『危険区域』に向かったパテマは、そこで、予期せぬ出来事に遭遇する。何が『危険』であるのか、誰も彼女に教えてはくれなかったから。隠された“秘密”に触れる時、物語は動き出す――

声優・キャラクター
藤井ゆきよ、岡本信彦、大畑伸太郎、ふくまつ進紗、加藤将之、安元洋貴、内田真礼、土師孝也

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

王道にして未だかつて誰も観たことの無いボーイミーツガール&ディストピアSF超大作!

正直全く想像力が追いつかなかった;
今年、色々と驚かせてくれる仕掛けを持った映画はいくつもあったんです
ところが今作は冒頭からラストシーンに至るまで全てが衝撃的過ぎてしばらく頭ポカーンになってしまいました;
凄すぎる、スタンリー・キューブリックの『2001年宇宙の旅』
或いはクリストファー・ノーランの『インセプション』を初めて観た時に近い
「感動」ではなく「ショック」










薄暗く狭い地下世界で探究心を抑えきれず駆け回るお姫様、パテマ
自由の無い地上の管理社会で人々が禁忌とする空を飛ぶことに憧れる少年、エイジ
ある日の探検中に地下道の奥底、果てしない暗闇へと落下してしまったパテマ
辿り着いた先はエイジのいる地上だったのだが彼女は空に吸い込まれるように浮き上がって空に向かって「落ちる」と言う
そうそれはつまり、「エイジとエイジのいる世界」「パテマとパテマのいる世界」それぞれの重力の向かう方向が上下真逆だということを意味していた
地上では地に足を付けることが出来ず、「空に落ちる」ことを恐怖するパテマを庇ってやることにするエイジだったが、やがてサカサマ人の秘密を探ろうとする地上の君主によって二人は引き裂かれてしまう・・・









上下サカサマの少女との出会いから始まる物語、ということで劇中では度々に視点が上下逆転します
見慣れたはずの景色が上下逆転するだけで異化効果をもたらすとは、これぞアイデアの勝利


さらに地に足の着かない不安感、恐怖感
いつも身近にある空に吸い込まれていくという未体験の感覚
これらの設定の斬新さ、新鮮な画面構成


そして、手を離せば空に吸い込まれてしまうという相手を必至に抱きかかえ続ける、心をくすぐる様な密着した距離感が魅せるときめき、ドキドキ感


最後の最後まで目が離せない、息も吐かせぬスペクタクルな展開のストーリー


特に素晴らしいのがこの少しややこしい世界観をgdgdと説明するシークエンスがほとんど無いことにあると思う
これは繰り返し視聴に耐えうるモノなんだと、そう実感する瞬間ですね


ぱるたんのレビューにも書いてあるけど、宮崎駿にいま最も近いのは細田守でも新海誠でもなく、吉浦康裕なんだろうかと思う今日この頃
ちなみにファンタジーってよかディストピアSFですね、これ


個人的に一つだけ気に入らないところは音楽が大島ミチルってことで正直五月蝿いことでしょうか(爆
まあそれを逆手に取った演出もあったりで実に楽しませてくれます(本編を観た方はすぐに気付くと思いますw)


アニメが好きで、冒険が好きなら、この大作をスルーすることはできないはず

投稿 : 2021/02/20
♥ : 37
ネタバレ

renton000 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

良いふわふわ感

あらすじは他の方のレビュー等をご参照ください。

 初見でした。100分くらいのSFファンタジー。

 演出のメインである重力感は、かなり上手く描けていたと思います。高所に立った時のぞくぞくする感じは、画面を通して見ている私にも感じられました。視聴後のスッキリ感も良く、結構面白い作品だったとは思います。
 ただ、作品の出来としては、まぁまぁくらいですかね。


世界の構造(ネタバレ注意):{netabare}
 オチが読みやすい分、分かりにくくはないと思うので簡単に。
 ボールの中にボールが入っている構造です。私たちが認識している地球が外側のボールだとすると、その中に内側のボールが入っていることになります。

 図解するとこんな感じです。外側ボールを”外)”、内側ボールを”内)”で表現します。
 < ←地球のコア  内)←偽物の空 ←アイガ|パテマ→ 外)私たち→ 本物の空→ >

 外側ボールの表面に、外側に向けて立っているのが私たちです。作中には一切出てきませんので、もし居たとしたらという話ですけどね。そして、私たちの足元の地下世界に、同じ向きで生活しているのがパテマたちです。
 外側ボールの裏面に、内側に向けて立っているのがアイガの人たち。この人たちが逆さまです。文字通り「ガイア」の逆ってことなんだと思います。

 内側ボールというのは、パテマたちの祖先が、アイガの人たちのために作った偽物の空です。光源でもあり熱源でもある人工物です。雲の描き方から察するに、雲の生産も行っているのだと思われます。地下深くに上空と同じ雲が再現できるとは思えませんから、雲状のガスというのが正しいのかもしれませんけどね。

 パテマが本物の空を目指さずに、偽物の空を目指していたのは、自分たちが逆さまだと思っていたからです。偽物の空だけを知っているため、本物の空の方を地下深くだと認識していました。
{/netabare}

吉浦康裕監督のこと:{netabare}
 吉浦作品は、「イヴの時間」と「アルモニ」を視聴済みです。今回で三作目ですね。
 特徴としては、かっちりとした作品を作る監督だと思います。世界観や設定を練り上げて、さらにフラグ管理も徹底することで、破綻のないストーリーを作る。世界観については、オリジナルというよりは、どこかで見たことのあるものが多いですから、独創性よりはアレンジャー気質を感じる監督です。

 「イヴの時間」では、このかっちり感がやや裏目に出てしまったような気がします。裏面のストーリーはもちろん、表面のストーリーでも、フラグが回収できてないことが分かってしまう。平たく言えば、未完であることがバレバレであるってことですね。もちろんこれは、完結ものとして評価しづらいだけで、作品として悪いという意味ではありません。

 かっちり感が良い方に転がったのが「アルモニ」です。二つの異なる世界を使って、かっちりしているのにわざと見せない部分を用意するという作りになっていました。これにより、答えを用意しながらも、その後どのように展開するのかを視聴者の想像に委ねることができていました。
 かっちりした作品というのは、破綻のない分、想像の余地や余韻が失われてしまうことが多いです。ですが、わざと穴をあけることで、破綻のなさと想像の余地を両立するかなりいい作品に仕上がっていました。


 時系列的には、「イヴの時間」と「アルモニ」の間に作らえたのが「サカサマのパテマ」です。作品の性質もこの二つの作品の中間に該当します。「イヴの時間」にあったフラグ未回収で中途半端な感じは消えているものの、「アルモニ」のような想像の余地は得られない。未完のせいで評価しづらい「イヴの時間」とも、かなりいい作品に仕上がっていた「アルモニ」とも違う、まぁまぁな作品。これが「サカサマのパテマ」です。
 そして、「サカサマのパテマ」のかっちり感がどこから来たかというと、「天空の城ラピュタ」です。
{/netabare}

サカサマのパテマのプロット:{netabare}
 サカサマのパテマの基本プロットは、「天空の城ラピュタ」と全く同じでした。
 女の子が落ちてきて、男の子と出会う。女の子がさらわれて助ける。上昇や下降の末に、新たなフィールドが用意されている。足場が崩れてエンディングに至る。お父さん役は同じ夢を追って死んでしまっている。敵はムスカのような分かりやすい悪役。

 「ラピュタ」を作りたかったのは理解しますが、さすがにここまで同じだと厳しいものがあると思います。パクリなのかオマージュなのかという話ではなくて、宮崎駿監督に正面から挑むとかラピュタ越えする作品を作るとかいうのが無理がある。ここまで同じプロットだとこちらも比較せざるを得ません。

 ラピュタというのは、冒険譚としての圧倒的な面白さに加え、宮崎駿監督の思想が出ているから傑作になっているんだと思います。面白さとメッセージ性が両立された稀有な作品です。
 ですが、この作品は表面をなぞるだけで終わってしまっています。人物像はどこかで見たものばかりで、掘り下げられてはいない。描かれている思想もありきたりな管理社会批判だけ。エンディング後に世界がどうなっていくのかの示唆も感じられない。
 重力感の描き方以外は、どれもこれも今一つなものばかりです。

 ラピュタのような名作と同じプロットで作品を作れば、失敗しないのは当たり前だと思います。ですが、ラピュタ越えする作品を作るというのは、宮崎駿監督本人にとっても非常に難しいと思います。
 結局、二番煎じにもかかわらず、新しい要素はほとんど見せられなかった。そんな意味でもこの作品は、「まぁまぁな作品」だと思います。
{/netabare}

演出関係:{netabare}
 静止後に画面をぐるっとひっくり返す演出が、複数回使われていました。個人的にはここまで露骨なのは最初の一回だけにして、あとはアレンジした演出を見せて欲しかったです。
 分かりにくくなるのを恐れたんだとは思いますが、分かりにくいことを分かりやすく表現することこそが演出力として必要なことなんだと思います。

 反面、パテマとエイジの人間関係の描き方は非常に良かったです。
 手と手でつながっていたものが、身体と身体でつながるようになる。反対を向いているという相容れない存在同士が、キスシーンのときだけ同じ向きを向いている。
 この辺の人間関係の進展の描き方は、この作品の設定と非常にマッチしていました。
{/netabare}

おわりに:{netabare}
 吉浦監督がどのような方向に行きたいのかはよく分かりませんが、いずれの作品も社会風刺の要素がありますから、今後もその傾向を持つんだと思います。ただ、かっちりな大枠を用意して作品をまとめ上げることを優先しすぎているせいか、そのメッセージ性自体は全く面白くありません。おまけで入れているようにすら感じます。そもそも風刺の内容に新しい視点があるわけではなく、既に語られてきたやや古いものばかりです。
 作品のプロットも、思想の中身も、二番煎じばかりという今の状況はなんとかした方が良いと思います。


 批判的に書いていますが、私個人としては、吉浦監督には結構期待しています。
 前述したとおり、「イヴ」「パテマ」「アルモニ」と、作品を追うごとにクオリティはどんどん上がってきています。しかも、ただ単にクオリティを上げているだけではなく、悪かったところは重点的に修正されています。

 特に、人間関係の描き方や掘り下げ方は、「イヴの時間」や「サカサマのパテマ」ではお世辞にも良い作品とは言えませんでしたが、「アルモニ」ではかなり上手くなっていました。
 また、作品の設定そのものにも改善が見られます。室内劇であったためにスケールが小さかった「イヴの時間」、大空を舞台としたスケールの大きい「サカサマのパテマ」、と来て、室内劇とファンタジーを組み合わせた折衷的な「アルモニ」が作られた。

 新しいことにチャレンジしながらハイペースで成長している監督ですから、個人的には今後が期待できる監督としてはかなり注目しています。

 今後は、プロットを引用しないオリジナルの長編に、ぜひチャレンジしてほしいと思います。「アルモニ」は短編でしたからね。もし次の作品で大失敗しても、切り捨てるようなことはしないと思います。
{/netabare}

対象年齢等:
 子供は十分に楽しめると思います。
 大人向けというのは厳しい気がしますが、大人が見ても損することはないと思います。「風に乗る」とか「風を切る」とかとは違う「ふわふわ感」を体験できるのは、この作品の特筆すべき特徴です。

投稿 : 2021/02/20
♥ : 17
ネタバレ

四文字屋 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

どっちが上でどっちが下なんだ?!と重力のはたらく方向にアタマが混乱したらシメタもの。この作品世界独特の《墜落←→浮遊感》に漂いながら、王道ファンタジー展開に浸っていられて

気持ちよく、Boy meets Girlと、
絵に描いたような敵ボスとの戦いを堪能できます。
実際絵に描いている訳ですが。

制作的には、
重力のベクトルが真逆な世界が重なってしまっていたら
どういう絵面になるか、という閃きを、
思いついてしまったのが全てのはじまりでしょう。
{netabare}
で、上下サカサマの世界で、
自分たちが本当はサカサマの側だと認識しないで暮らしていたら
種明かしの瞬間にどんな感じだろう、というのが、
制作動機の全てでしょう。{/netabare}
実際、お互いにお互いをサカサマだと認識する
出会いの場面は非常に面白いものです。


設定はディストピアなんだけど、
ほかのレビュアーさんも多々指摘しているように、
ジブリ感覚にすっぽりはまっているので、
ストレスもあまり感じることなく、
楽しくこじんまりとまとまったストーリーを
ちょっと駆け足だけど、
追っていられます。

まあ、ここが弱点といえば弱点で、
ホントに先読みとか深読みとかしない人でも、
先がだいたいわかってしまう、という問題点は、
やむを得ないと腹をくくりましょう。


あと個人的な問題ですが、
私、決して高所恐怖症とかではなく、
むしろ高い所ヒャッハーな(←バカと煙は、高いところに昇りたがる)人間なんですが、
観ている間、非常に足元に不安な感覚を常に感じました。
これはきっと、「高所恐怖=落下への強迫観念」とは別の、
バランス感覚への不安感=三半規管が弱いとか、船酔いしやすいとか、
そういうところに関係があるのかも知れません。

ジェットコースターは大好きだけど、
パイレーツ/バイキングや、向かい合わせに座って上下アトランダムにクルクル回転するアトラクション(浅草花やしきのリトルスターみたいな)が苦手な人は、
ちょっと注意が要るかも知れません。

投稿 : 2021/02/20
♥ : 34

63.9 2 独裁者アニメランキング2位
コードギアス 亡国のアキト 最終章「愛シキモノタチヘ」(アニメ映画)

2016年2月6日
★★★★☆ 3.5 (213)
1190人が棚に入れました
「この世界を滅ぼすことが俺の目的だよ」

暴走するシンのギアス。兄との最後の戦いを決意するアキト。ユキヤの放った爆弾によりユーロ・ブリタニア軍を三分の一に減らすことは出来たが、ヴァイスボルフ城を包囲されたwZERO部隊が圧倒的に不利な状況にあることは変わらない。そこに敵であったアシュレイが新たな仲間として加わる。アキトは最後の戦いを前に、自らの髪を切りレイラに渡す。
「今度の戦いでもし死んで、死体も残らなかったら……これを」
レイラはアキトを見つめる。
「私はもっとアキトと話したいことがあるのです。だから……必ずみんなと一緒にここへ帰ってきてください」

ひとの心が一つに結ばれるとき、運命の秘密が明らかになる。真実が示す未来は果たして希望か絶望か。運命の闘いがついに終局を迎える――。
『コードギアス 亡国のアキト』、ついに完結!

声優・キャラクター
入野自由、坂本真綾、日野聡、松岡禎丞、日笠陽子、藤原啓治、茅野愛衣、甲斐田裕子、川田紳司、森久保祥太郎、石塚運昇、寺島拓篤、伊瀬茉莉也、松風雅也、工藤晴香、櫻井孝宏、福山潤
ネタバレ

ニワカオヤジ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

批判はごもっともですが

本編(ルルーシュ)のストーリーが完璧で立ち入る隙がないので、アキトの方は内容には期待していませんでした。
なので、 {netabare} 結局レイラのギアスは何やったん?とか、シンが死ね死ね言う理由って、しょーもなすぎて、ただのアホじゃね? {/netabare}とか思ったらダメです。

とどのつまり、女性陣(レイラ、アヤノ)と作画を楽しむ作品だと思います。あと個人的には橋本市子さんの音楽が良かったのでサントラを買いました。

まあ肝心の戦闘シーンは、CG綺麗なんだけどナイトメアもカメラワークも速すぎて、動体視力が追いつきませんでした。

あと、内容の批判はしないと言いながら、一つだけ言わせてもらうとすると、
{netabare} レイラがアキトに惚れる理由が無いですね。あんな根暗、無愛想、変な髪型(三つ編み)の男、どこがええねん。 {/netabare}

投稿 : 2021/02/20
♥ : 2

pikotan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

それなりに楽しめるが物足りなさも

第一章から最終章までのまとめの感想です。
反逆のルルーシュと比べると、作画は格段の進歩で戦闘シーンは迫力でした。
しかしながら他の方も書かれているように、個人的には戦闘シーンの割合が多すぎる気がします。
もう少し人物にスポットを当てて、物語を掘り下げて欲しかったです。
ギアスを使うことも少なく、そこも個人的にはマイナスです。
良かったのは坂本真綾さんの歌ですね。
作品にとても合っていました。
反逆のルルーシュが面白く期待していただけに、惜しい作品です。

投稿 : 2021/02/20
♥ : 1

じぇりー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

これ、本当にコード「ギアス」なのか…?

ここでは第1章~第5章までのレビューをまとめて書くことにする。
副題が「亡国のアキト」となっている通り、主人公はルルーシュではないし、物語の舞台も日本ではなくヨーロッパとなっている。
外伝的な位置づけと言ったところだろうか。

1話当たり1時間前後×5章構成。つまりトータルすると5時間程の作品となる。となると、地上波30分アニメでやるとすれば約11話程度のボリューム、すなわちほぼワンクール分となる。
―と、ここまで考えてまず思ったこと:「その割に中身は薄いな…」

恐らく一番の原因は戦闘シーンの長さにある。
この作品、コードギアスを冠している割に、肝心の「ギアス」の部分はボヤッとしており、その代わりにナイトメア(本作における「ロボット」)の戦闘シーンに力を入れ過ぎている感がある。
しかもアニメ版と違って、ナイトメアによる戦闘シーンはCGとなっており、確かに滑らかかつスピーディで臨場感はあるのだが、その尺の長さ故にどうにも「どや? この映像美、スゴイやろ!!」と見せつけられている感じが妙に鼻につく。

そんな戦闘シーンのせいで割を食ったパーツは余りにも多い。ストーリー、キャラクター、その他諸々の設定、そして何より前述した本作における「ギアス」の力。説明不足にも程がある。
特に主人公・アキトの前に立ちはだかる敵・シンの行動原理が最後まで不明瞭だった。アニメで描かれている内容だけでは、彼がここまでの凶行を起こす意味が汲み取れず、視聴後、公式サイトやウィキペディアで設定を補完することにした。
この時点で既に作品としてアウトな気はするが、とはいえそこでようやく腑に落ちた点はいくつかあった。しかしそれでも、このストーリー展開は、やや乱暴というか無茶があるという印象。
ちなみに、ウィキペディアに書かれてある内容には、明らかにアニメでは描かれていない点も散見される。どうやら本作は、ドラマCDや小説でも展開されているらしく、それらをもってしてようやく作品が完成しているようだ。ナンダソレ…

キャラクターに関して言えば、無表情・無口な主人公アキトにはどうも感情移入できない。そんな彼の人格形成に至った経緯も徐々に判明はするのだが、それでも彼の魅力はルルーシュには遠く及ばない。
また、ヒロインのレイラも「堅物なお嬢様」「頭のキレる指揮官」という面が目立ち、特に序盤においては愛嬌は皆無と言っていい。
そう、コードギアスはやはりルルーシュあってこそだな、と本作を見て改めて思い知らされた。
彼の潔いまでのダークヒーローぶり、守りたいもののために自らを犠牲にしてでも悪を貫き、戦い抜いたルルーシュがいたからこそ、「コードギアス」はここまで高い評価を受ける作品となり得たのだと思う。

そう考えると、既にアナウンスされている新シリーズ「コードギアス 復活のルルーシュ」が気になって仕方がない。
「反逆のルルーシュ」のあのラスト…私はあれでルルーシュの物語は完結していると思っていたし、充分に納得している。
その行動にどんなに同情すべき背景があろうとも、ルルーシュは多くの人間を殺害し、世界を混乱の渦に巻き込んだのである。そんな彼に幸せなラストはあり得ない。

だからこそ、発表のあった通りR2の後の時代が描かれるという事実と、「復活」の二文字に不安を隠せないでいる。

…と、アキトのレビューなのにルルーシュの事を書き過ぎてしまった。
いやでも、そうなったのはこの作品が「コードギアス」シリーズに名を連ねることに違和感を感じるが故の現象と思って欲しい。

投稿 : 2021/02/20
♥ : 4

77.5 3 独裁者アニメランキング3位
LAST EXILE ラストエグザイル(TVアニメ動画)

2003年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (1001)
5782人が棚に入れました
『アナトレー』と『デュシス』の2国が戦争を行い、それを超技術組織『ギルド』が調停することで成り立っている世界プレステール。
アナトレーに住むクラウスとラヴィは自分たちの父親が残した「ヴァンシップ」と呼ばれる小型飛行艇を駆使し、空の運び屋を営みながら父親たちが超えることの出来なかったグランドストリームと呼ばれる大きな嵐をいつか越えることを夢見ていた。
そんなある日、前線で戦う空中戦艦に家族からの手紙を届ける仕事を引き受けたことから、世界を揺るがす戦いに巻き込まれて行く…。

声優・キャラクター
浅野まゆみ、斎藤千和、白木杏奈、森川智之、山崎和佳奈、喜多村英梨、桑谷夏子、野田順子、半場友恵、三木眞一郎
ネタバレ

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

快楽天の絵にだまされたおまえ!

残念、これはガチンコスチームパンクだ!(それは当時の私も)

スチームパンクが大好きな私めからすると、世界、メカ設定、キャラクターと個人的にはパーフェクツ。
OPは名曲、キャラ、メカデザイナーさん大好きです。
ヤバくなる(会社的に・・)前のゴンゾ作品。脂がのっていているとはまさにこのこと。
『良いゴンゾ』といえばカレイドスターもいいけどこっち派。
音楽もCG、作画もいい。当時は大いに話題になった。
ヴァンシップの空戦もやばい。
ただあまりにキャラとかが∀ガンダムっぽいってんでツッコミもはいりーの。観ればわかるが、まさにラピュタでターンエー。
前田さんって人、両方参加してるんだね。そりゃなるわ。


この作品が傑作と呼ばれず、マニア向けなのはその作風からだけではない。
CGをつかった華麗な作画が売りの本作品、当時のゴンゾ。
しかし中盤からウリであるヴァンシップのシーンがが少なくなりはじめ・・でもおもしろいんですよ?
それで浮かせた金とスタッフを結集したであろう後半から最終回で力尽きてしまい大ゴケw
作画以前にスタッフ間での意思疎通が不十分というか・・。
話、人物、各種設定が複雑なのがいけないんだろうけど。
幹事が仕切れなくなっちゃって各話担当部署がてんやわんやっていうのかな。
加えて、それくらいむずかしい内容なのにシナリオが最終回で突然ブーストオン!!
初見はなにがおこったのかさっぱりわからない。
監督達がどこぞの雑誌で他のことがいそがしくなったととかなんとか・・人員、予算的なサムシングも・・。
作品がいろいろ破綻を起こします。
完全なマラソンでのペース配分ミスです。
ゴンゾさんなにしてんすかww
すごく悔しいからケツだけリメイクしてください。
手直しすれば2クールモノじゃぁ相当の傑作になる。
要は、ここまで書いてきたこと以外は相当いいんです。人をえらぶだろうけど。いまだに歯がゆいというか・・。
だからファムよりは遥かにマシというか土俵が違うかね。
このちょっと転んだ感じがこの作品のチャームポイントということにしとく。

{netabare}
最終回はよく観なおせばなんとなく分かるのですが、こう・・タメがないので胸にくるものがない。
ドラマになってないのよ。
このお話の結果お前らはなにを手に入れたんだ?なにをこれからするんだ?と。
そりゃグランドストリーム突破、エグザイル、支配からの開放なんだろうけど。
その結果が抽象的にしか描かれず。
あーおもしろかったっていうカタルシスがねえの。
ファムの販促とおぼしき、作監のムラオ氏の漫画を読むとはっきりとわかるのですが。。
あのプロローグまで最終回で描くべきだった。
ここの住人さまにお勧めされて読んだんですが、
そうだよ!これだよ!って叫びたかった。

マクロスの最終回。メガロードが旅立つ話、ぱくってしまえばよかったのに・・。
てかたぶんそうしたかったし、そもそも、そういう内容の最終回だったのかもしれません。それにしては断片的すぎる。
解説ではあの麦畑は母星帰還後のシーンと語られている。
でもあとからスタッフが説明したってなんも意味ない。
とにかく実質、視聴者に結末の判断をぶんなげるという手段を使ってしまった。そういう作品じゃないのに。

そしてなにしてたんだ主人公wまさにパズーです。
龍の巣入ってそのあとは。なんもねえ。
漫画で自虐してたのがなんとも笑えるが悲しいw

ここから導きだされる結論は、ネガな部分は当時から製作側もわかっていたんだけど、お金とかの問題で思い通り作れなかった・・・だからあんな終盤、主人公の扱いにせざるをえなかったと。。。それをどうにかするのがプロなんですが、なんとか見れるモノにしてたんですね・・。文句言ってゴメンよぉ・・。
{/netabare}


余談ですが、一部の人間でしょうが、この作品の最強兵器といえば、タチアナ様です。まさに至高のツンデレ。
デレ要素が1割もなかったよな。ツンしかないかもしれん。
続編ではあんなにオトナになっちゃいましてデレ成分が増量でしたが、全盛期の本作ではちょとレズっぽい髪型、あんまりいやらしく見えない不思議なパッツンスーツから垣間見る発展途上のカラダがそそられるんです。

そんなタチアナ様の愛機、BOX買わないと手に入らないシロモノだったのですが・・ファムのおかげでプラモ?化決定
10年越しの愛が実る。
ファムのべスパも出してほしいぬ。

投稿 : 2021/02/20
♥ : 21

右を向く亀 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

気合の入ったアニメ

作画からストーリー設定までかなり作りこまれているし、難しい設定もあるもののファンタジーなので「この世界はこういう物があるのかー」くらいに考えて見れば十分楽しめます。個人的にはこういう気合の入った作品は少ないので好印象。

ただキャラクターの設定は微妙で魅せ方も上手くない
と言うよりスケールの大きい世界観だけに主人公の役割や性格が地味すぎて釣り合ってない印象。せめて脇役はと思ったが微妙の一言、一番重要とも言えるシルバーナの船長が一番酷い有様。カッコよく見せようとひしひしと感じられる意志がより残念さを際立たせていました。メインキャラで唯一キャラが立っていたのはディオという少年だけという体たらく・・・。

今回は世界観を知るための作品と割り切ってキャラに割く時間が多くなりそうな2期には期待します

投稿 : 2021/02/20
♥ : 9

たま。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

惜しいっ!!

バトルもありますが、物語としてはラスト、世界について少しわかる世界系のお話だと思います。
美しい絵(村田蓮爾のキャラクターデザイン:私は好き)、素晴らしいCG、音楽、引き込まれる世界観で独特の雰囲気の世界を描いていると思います。
12話の戦艦バトルは必見。ちょっと鳥肌がたったのを記憶してます。
さすがはGONZO、10周年記念アニメ。ほぼ文句なし。ただ個人的には・・・ラストが・・・。きれいにまとまっているのだけども、引っ張った割にはややあっけない収束。もう少し盛り上がっていれば間違いなくアニメ史上に残る傑作となっていたでしょう。まぁまとまっただけでももちろん良作であることには変わりないのですが。個人的には物凄く惜しい作品。

投稿 : 2021/02/20
♥ : 24

80.5 4 独裁者アニメランキング4位
無限のリヴァイアス(TVアニメ動画)

1999年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (917)
5589人が棚に入れました
2137年、大規模な太陽フレアによって出現した高密度のプラズマ雲が黄道面を境に太陽系の南半分を覆いつくし、地球も南半球が壊滅、17億もの人命が失われる被害を受ける。このフレアは「ゲドゥルト・フェノメーン」、プラズマ雲は「ゲドゥルトの海」と名付けられた。2225年、地球の衛星軌道にあった航宙士養成所リーベ・デルタは何者かの襲撃によって制御不能になり、ゲドゥルトの海へ突入してしまう。しかしその時、リーベ・デルタ内部に隠されていた外洋型航宙可潜艦「黒のリヴァイアス」が起動した。教官たちは全員殉職し、リヴァイアスに避難できたのは少年少女ばかり487人。彼らはなぜか自分たちを救助してくれるはずの軌道保安庁から攻撃を受け、戸惑い、混乱しつつもこれと戦い、そして更には密閉された極限状態にある艦内では、艦の指揮権や物資の配給を巡り少年少女同士が陰惨な争いを繰り広げながら、火星圏から土星圏、天王星圏へと当てのない逃避行を続けていく。

声優・キャラクター
白鳥哲、保志総一朗、関智一、桑島法子、丹下桜、氷上恭子、檜山修之

九条 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

メッセージという名の疑似体験。

宇宙空間を漂流する危機的状況下を性悪説と性善説の見地から人間の本質について鋭く分析しており
悪条件の環境が齎す心情の機微を重点に、人間の負の感情を刻々と表現する至高のヒューマンドラマ。
希望の光が垣間見えない閉鎖空間の中、人間関係も歪みが生じ、悪循環に陥る深層心理は絶妙であり
無秩序な状態からどのような社会システムを築き生き抜く方策を見出すのかといった、プロセスも秀逸。
最早、鬱という一言では言い表せないほど、衝撃的な作品ではあるが、見応え抜群の大傑作SFである。

二転三転と移り変わる艦内の勢力図、予期せぬ敵襲、食糧問題など心身が蝕まれる絶望の連鎖であり
厳しい現状を打破するためには苦渋の選択も辞さないが、それで問題が解決するほど本作は甘くない。
現実的に予想される悲惨な展開を容赦なく、メッセージという名の疑似体験として視聴者に発信しており
法律・規則に縛られない状況下、人間がどのような行動を取るかを想像させる一種の思考実験的作品。

損得勘定を超え共通の目的のために切磋琢磨する眩しい友情一辺倒のジュブナイルとは乖離しており
人間の脆さ儚さから目を背けずに少年少女における内面のディテールを深く突いた本作は貴重である。
それ故、必要以上に鬱とカテゴライズされがちだが、極限のサバイバル生活での群像劇が、特質であり
寧ろ、鬱はその賜物、云わば付加価値的要素にしか過ぎないものと考えると、見方も変化してくるはず。
鬱という印象が強いのは事実だが、それだけで片付けるのは聊か勿体ないし、単なる鬱作品ではない。

投稿 : 2021/02/20
♥ : 30

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

無限の鬱SF漂流記(93点)

個人的満足点:93/100点
アニメ系統:鬱系SF

サンライズが送り出したテレビオリジナルアニメ。
全26話。
コンセプトモチーフは「SF十五少年漂流記」。

監督は谷口悟朗氏、ルルーシュ、スクライド、プラネテスなど数々の名作を送り出した監督である。
その谷口氏の初監督作品がこの「無限のリヴァイアス」である。

自分がアニメを見て初めて本当の鬱を味わった作品でもある。
とにかく衝撃的な作品だった。
当時、アニメでここまでやっていいのか?とさえ思った。
完全に子供向けじゃないだろうと。
(今でこそ、色々な意味でやりすぎなアニメは沢山あるが)
鬱系を好物としている私だが、このアニメを観た後はかなり鬱な気分にさせられた。

SFの舞台設定で物語りは展開するものの
大筋では少年少女達の人間関係、心理状態が描かれている。
その少年達の心理描写が非常によく物語に引き込まれてしまう。
少年達の閉鎖空間での極限の心理描写がドロドロとしていて秀逸。
いや、至高といってもいい。
是非、少年たちの心の葛藤を観ていただきたい。

正直、鬱系が苦手な方には全くおすすめはできない。
万人向けではないものの、それでもそれでもお勧めしたい。

放送から10年以上たっていて作画等は今に比べれば
見劣りはするものの十分視聴できるレベルであろう。
そういう補正がかかった評点になってはいる。
個人的には歴代5本の指に入る名作。
現在でも鬱系最高峰のアニメと思っている。

できれば皆様にも1度観ていただきたいものである。


とまあ、色々書いてきたが
つまり何が言いたいかというと
 
「例え傷ついても…俺は、
  誰かを傷つけたくなんかないんだ」

 いやいやw是非観て鬱になってくれw

投稿 : 2021/02/20
♥ : 56

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

10年間、評価変わらず一番のヒューマンドラマ

放映当時は小学校高学年でした

高等に練り上げられた未来の太陽系の世界観
宇宙船の科学的な考察に基づきつつもずば抜けた設定

これらに強く惹かれて視聴した宇宙少年だった私

しかしながらその陰鬱な内容は子供心にはとても衝撃的かつその後の人生観すらも揺るがすものでした

この作品は戦争を扱った作品によく見られがちな、単純に生死と向き合うような作品ではありません

ざっくり言ってしまうと30人以上登場するメインキャラクター達は誰も死なないのです

ただ過酷な状況下、環境下で生きて前に進むことを余儀なくされる
これが死ぬことよりどんなに辛い事か

生きる事こそが一番の苦痛

そう感じさせてくれた作品です

やっぱり素晴らしい作品の決め手はヒューマンドラマ
「面白い」=「人間を描けている」こと
この作品は人間を描いています

あれから10年以上アニヲタを続けていますが、この作品の評価が揺らいだことは一度もありません

SF好きの方は極めて工学的なメカデザインの方にも注目していただき、
またSFはちょっと苦手・・・という方ほどこの『ヒューマンドラマ』にどっぷり浸かれると思います

30人以上のメインキャラクター達は甲乙付け難いほど皆好ましい

音楽はオーケストラとダンスミュージックのそれぞれに担当を付けるダブルコンポーザー

今でも毎年一回は見返しています

私の知る限り最高のアニメです

投稿 : 2021/02/20
♥ : 22

66.5 5 独裁者アニメランキング5位
世界征服~謀略のズヴィズダー~(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (890)
4443人が棚に入れました
過去の指導者たちが思い描いた世界征服は、ただの妄想に過ぎなかった。世界征服とは―いまだかつて誰も為し遂げたことのない栄光。一人の幼女、星宮ケイトに為されるまでは、それがどれだけ恐ろしく輝かしい行いなのかを知る者は存在しなかった。「我らがズヴィズダーの光を、あまねく世界に!」

声優・キャラクター
久野美咲、花江夏樹、M・A・O、伊瀬茉莉也、花澤香菜、寿美菜子、鳥海浩輔、広田みのる、山崎エリイ
ネタバレ

景禎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ズヴィンチャンヴィズンバン

8話まで視聴済み段階ですが、現状、わたし的にドはまりです。

オリジナルアニメ作品。原則1話完結型のお話しの連続です。
基本はギャグものですが、ギャグ以外にも、SF、変身魔法少女、ファンタジー系バトル、幼女萌え、ロボット萌え、果てはハードボイルドな任侠アクションまで、いろんな要素がちりばめられており、それぞれの要素も結構高品質で、かなり広い楽しみ方ができる作品になっていると思います。

ただ、この作品にはいくつかハードルがあります。まず、3話。あなたが喫煙者なら、ここで気分を害されてキリに走ってしまうかもです。

↓3話視聴後に見てください
{netabare}3話は喫煙者を狩るおはなし。

世界征服の端緒として、この世から喫煙者を駆逐しよう!というお話し。喫煙者には人間の心がないとか、あまりといえばあまりの表現・・・と思われたかもしれません。

でも、この回は喫煙者をいじめるためのお話ではありません。現に、監督の岡村天斎氏は喫煙者ですし、この回は監督自ら脚本を手がけておられます。さらに、岡本監督と思(おぼ)しきキャラが隠れ喫煙バーでたばこを吸うおっさんとして出ています。

3話を見て切ってしまった喫煙者の方もかなり多いらしいですので、表現としてちょっと問題はあったかも知れませんが、製作者側に喫煙者叩きを行おうという意図がないのは確実です。

また、世界征服などの悪を描くうえで必要な表現上の自由を、世間の良識と言う「迫害勢力」から確保しよう、という製作者側の意図で、周到な計算のもとに配置されたお話かも知れません。

伝統的に、ハードボイルドの世界や悪の組織を描く漫画やアニメに「かっこいい喫煙シーン」の描写は不可欠でした。ところが最近ではそういう表現を用いることが難しい風潮がありますよね。

この回の本当の狙いは、EDの歌詞にもなっている「煙が嫌い」という、おそらくこの物語の根幹に関わるテーマの伏線であろうと思われます。{/netabare}

もうひとつのハードルは7話。ここまでは、ワケわからん設定はいろいろあるが、軽い気持ちで見るギャグものということで、まあこういうのもアリかもね的に視聴していたワケですが、ここへ来てナゾがインフレーションを起こしてしまいます。多くの視聴者はここで「ワケわかんね」と去っていかれました。

↓7話視聴後に見てください
{netabare}軽いギャグものにしてはナゾの深さが半端ない。1クールもので7話というと折り返しを過ぎて、お話しはそろそろ解決方向に向かう頃です。なのに、最終的に回収しなければならない伏線はほとんど解決せず、それどころか増える一方。

続く8話も、7話で写真に写っていた都知事の家族関係とかの伏線の回収はそっちのけで、新キャラが2人も出たり、過去の人間関係が描かれたりで、ナゾは深まるばかり。予告編によると9話はのんびり温泉回? ちゃんと終わらせる気ぃあんの?的な心配が心をよぎってしまいます。

でも逆に、これほどまでブッ散らかしたナゾや伏線を、最終回近くに一気に回収していくのならば、それはゾクゾクものです。

さて、ここからは私の勝手な考察。
↓たぶん当たってないので、読みたくない人は読まないでください
{netabare}物語が始まってはや8話。征服できたのは晩飯、古代ウド川文明、さかあがり、中学校ぐらいで、日常の限られた範囲。この調子だと、あと残り4話程度で世界征服なんか実現できるわけないじゃん。これが一般的な感想でしょう。でも、ズヴィズダーが目指す世界征服とは、私たちが知っているいわゆる「世界征服」すなわち「武力のもと、信念のもと、ふるびた秩序を滅ぼし、人類とその未来を完全に掌握すること」とは別物ではないのか?

それともうひとつ。
ひょっとしてズヴィズダーのメンバーは全員死んでいるのではないか?
大きなのっぽの古い時計はもう動かないから、あとは永遠。これはEDの歌詞の一部ですが、これはあきらかに「おじいさんの時計」からとったものだと思われます。ということは・・・
もうひとつ。吾郎とホワイトファルコンの戦闘時の会話での吾郎の言葉。世界征服は夢なんかじゃねえ。俺の血だ、俺の命だ。俺は・・生き返ったんだ。
こういう場面では、普通は「俺は生まれ変わったんだ」と言うと思いますが・・・
さらにもうひとつ。
ナターシャはウクライナから立川(失礼、西ウド川)まで地下トンネルを歩いてきたということですが、そんなこと生身の人間には不可能。
などなど。状況証拠はいろいろあります。{/netabare}
{/netabare}

とりあえず今は、最終回近くにナゾが一気に解決することを期待して絶賛視聴継続中と行きますか。

投稿 : 2021/02/20
♥ : 29

☆エトペン☆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

おおうっっふううう・・・・・・・・・・・ロリだ。

中学生の主人公、地紋明日汰は
父親が嫌いで逃げるように家出をしたが
路頭に迷ってしまう。

その途中で幼女を拾うが
彼女は世界征服をたくらむ組織のリーダーだった。

彼女らは小さなことから征服していき
やがて世界を・・・・
ってな感じなんですが
ちょっと変なアニメでしたね。



正直に言いますと、自分はロリ目的で見ていたのですが
あまり面白いと呼べるものではなかったです。


たばこの話でケイト(幼女)が喫煙者に
正論を叫ぶところは面白かったがそれ以外は本当に何とも。



どこのどいつがこの「漫画」か「ラノベ」を
アニメ化しようと思ったんだ?
と思っていたがオリジナルアニメーションらしいですね。
キリのいいところで終わっていたのが不幸中の幸いでした。


やっぱ演出って大事ですね。
この作品は戦闘シーンでもあまり湧かないのは
多分これが大きいでしょうね。
戦闘中の音楽が地味だったのか
なにも流していなかったのか
さっき見終わったはずなのに
覚えていないです。



まあつまり・・・・ケイトを愛でれる本家のロリコンでないかぎり
見ることはお勧めできないかもしれません。

投稿 : 2021/02/20
♥ : 43
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

幼女と歩む世界征服

「我らがズヴィズダーの光を、あまねく世界に!」
幼女:星宮ケイトと歩む世界征服への道のり。

幼女の戯れ言かと思いきや本当に世界征服を目指す組織の物語でした。

補助輪チャリだったりたどたどしい口調や動作だったりあどけないケイトですが
一度演説させると、その知識と信念とカリスマ性を強烈に感じさせてくれます。
このギャップは癖になってしまいそう。
観る前はチョット下らない系かな?なんて思っていましたが
意外と知的なストーリーが軸になりそうです。
まだ活躍はありませんがケイト以外のキャラも濃そうですし
それに他の組織(正義の組織!?)も絡んでこれからどう進むのか楽しみです。

注:【考察・予想】というのが時折出ますが、原作を知らない状態で書き込んでいます。
ネタバレとは異なりますが先入観を持ちたくない方はスルーしてください。

※2話感想{netabare}
前回はバタバタしてたので改めてキャラ紹介回って所ですね。
ヴィニエイラ様(ケイト)、ドヴァー(明日汰)、プラーミャ様(逸華)、
ピェーペル将軍(吾郎)、アジーン(ヤス)、ウーム教授(ナターシャ)、ロボ子
皆、特徴的で楽しいメンバーではあります。
プラーミャとピェーペルは名字同じなので兄妹とかですかね?

後、どう見ても駒鳥さんはロビンなのだけど
コチラとはお約束通り恋が芽生えたりするのでしょうかね?

今の所、悪の組織視点ではあるけど王道を歩んでいます。
このまま無難にキャラものとして楽しめる作品になるのか、
シナリオ捻って勝負に出るのか。興味津々です。
{/netabare}

※3話感想{netabare}
喫煙者死すべし! 喫煙者の方には痛い話だったかも知れません。
時代の流れからすると一見、善行にも見えますがやり方が過激でやはり悪の組織でした。
とはいえ、彼女たちは悪を成すと言うよりは自分達の欲求・欲望のために
全力でワガママを通す生き方をしていて痛快さを感じてしまいます。
その辺りがこの組織の魅力の様です。

メンバー同士の深い付き合いもちらりと垣間見られた今話でしたが
次回は更に掘り下げた過去が観られそうです。
{/netabare}

※4話感想{netabare}
ズヴィズダーのエネルギー源がウドだったとは…。
今回はその親株探索とナターシャ掘り下げ回でした。
暗闇の中ケイトはナターシャへ光を与え絆が生まれた事が分かったと同時に
ナターシャの両親の行方、ロボ子の正体、妖精とは何なのか等
多くの謎がバラ撒かれストーリーとしても楽しめそうです。
【予想】{netabare}
ズヴィズダーの他にも妖精を崇拝する別の悪の組織でもあるのかなという気もします。
ロビン達と共闘する展開もあるやも知れません。
{/netabare}{/netabare}

※5話感想{netabare}
明日汰と駒鳥さん互いの正体がバレそうでバレない
こういうアニメでのお約束の展開でした。
でもこれでは余りに王道過ぎて満足できないです。
5話までかかって使い過ぎに思いますが、
ここまでで各キャラ紹介が終わったので
次回からストーリー&ケイトのカリスマ性の復活に期待したいです。
{/netabare}

※6話感想{netabare}
全員で中学に潜入!というゴリ押しで来ましたが
やっとこの作品のらしさと言うか色が出て一話で感じた期待感が戻ってきました。
(3話以外は王道でやや不満がありましたので…)
幼女が世界征服という無茶を立ち上げたのですから
王道を歩むのではなくこういう道無き道を歩む痛快さ、無茶さが欲しかったのです。
スベるの必至状態での明日汰への無茶ぶりとか気の毒でしたがね…。
後はケイト中心に良く喋らせてテンポよく楽しませつつキャラを引き立て
そのカリスマ性を匂わせてくれれば成功する作品だと思います。

肝心の宝探しの方はどうやら白鷺さんやホワイトライトの罠の様です。
ズヴィズダーがどう切り抜けるのか後半が楽しみです。
…そしてロビンのドジっぷりも何気に楽しみです。
{/netabare}

※7話感想{netabare}
頭が「?」まさかこんな展開になるとは!
まるで夢幻…このまま幼女が魔神化して世界征服を成す事となって行くのでしょうか?…

ケイトが意志を持ち、そのわがままを通していく事で征服していく展開を思い描き
また楽しみに期待していたのですが、
無意識の中、魔神化(巨大化)したケイトがまるでゴジラの如く暴れる意味不明な展開に
面食らい期待とのズレに困惑と不安を感じてしまいました。

が、しかし!終盤現れた都知事の存在で気持ちが一変。
今後の展開に含みを感じますし今までの言動も色々と伏線になっていた事を感じ
キャラ物に止まらず意外にちゃんとしたストーリーが楽しめる作品なのだと思い直し
当初の期待と別の期待が生まれつつあります。

今回単体で観ると意味不明な事が多いのですが将来的には色々繋がって
話としては纏まると思っています。

明日汰の家族について【考察と予想】{netabare}
今回終盤で色々ヒントと思われる描写が出ていますので
現状での考えや予想を書き留めておきます。

・1話冒頭で明日汰が言い合いをしていたのは父の都知事と判明
・その電話では「家に帰っても誰もいないだろ!」とか
 「世界征服でもしろ!」とか言っている
・家族写真には明日汰と共に妹らしき人物が写っているが眠っている様子

等から色々と推測して
今回プールで見た世界は明日汰の妹が見る夢の世界と繋がっているのだと思います。
ケイトと彼方の世界で話していたのも明日汰の妹で
きっと彼女はどこか別の所で眠り姫の様になっているのではないかなと思っています。
ケイトも明日汰の妹もぬいぐるみを抱いているので
これが精神をリンクさせるアイテムになっている模様。
二人は同一の可能性もありますが…。

都知事が電話していたのはナターシャの話(4話)にも出てきた謎の組織で
ナターシャの両親同様に子供を救おうと組織を手助けしているのでは?
今時、黒電話で話していたのも古風な組織の雰囲気を匂わせています。
都軍やこの組織との戦いは不可避になりそうです。

また、都知事が喫煙者である事も分かりますのでコチラも含みになっていそう。
謎の霧モヤとタバコの煙って因果関係がありそうです。
ついでに言うとドヴァーのガスマスクが途轍もないお役立ちアイテムになるのかも。
{/netabare}
現時点ではかなり想像力に頼った予想で確証はなく的中率低いかも知れませんが
予想と異なったとしても個人的にはストーリーとして期待できるかな
と思える根拠になっています。
{/netabare}

※8話感想{netabare}
ホワイトライト指令と鹿羽一家の悲しい因縁が見えた回。

一話完結にするのは勿体ない気のする内容でした。
ピエールの男気や香織の心境等もう少し背景をじっくり見せれば
緊張感や感動に繋がった気がするのですがやや即席だったかな。

ただ鹿羽一家と香織については次回以降更なる掘り下げは望めそうです。
何があって裏切り裏切られる事になったのか興味を惹かれます。

ケーキを美味しいと喜ぶ今回の締めは好きでした。
吾郎にとってピエールが作ったケーキの味は忘れられないでしょう…。
{/netabare}

※9話感想{netabare}
温泉でのんびり回と思いきや
ロビンがドヴァーやイーグレットの正体に気付く展開は勿論ですが
他にも
『温泉での底の方で繋がっていたのか発言』(ウド地下と掛けている?)
『ケイトのおねむの時間』~『破壊された街並』(この間に魔神が暴れてる?)
『指令の車の助手席にぬいぐるみ保持したヤス』(やはり繋がってたけど目的は?)
あと、細かいのだと『大量のみやげを買う指令』『日光を眩しがるケイト』
等、気になるカットや台詞が多く気が抜けませんでした。

かなりの伏線が残っていますが終盤に向けどのように展開するのか見物です。

色々な展開が予想出来るこの作品ですが、大きな鍵となっていそうなのは『夢』。
夢に焦点を当てて一つの仮説を考えてみます。
【考察】{netabare}
『この世界はケイトの夢で出来ている』という説が私の中で生まれています。
全部が夢とか、結局夢オチという訳ではなく、
夢の中に入り込んだ者達の群像劇になっているのかなと。

明日汰との出会いでも「夢を見せてやる」でスタートしていますし
他メンバーも何らかの不安を抱えてこの世界に入り込んでいるのではないでしょうか。
そしてホワイトライト(白光)の人達はそういった人を
起こそうとしている人達なのかなという気がします。(ヤスも多分そっち側)
駒鳥さんに関してはちょっと異質な気がしますのでケイトの分離体なのかも。
家族写真の明日汰の妹らしき人物はケイトに駒鳥さんを少し足した雰囲気でもありますし。

世界征服者=夢を見ている張本人と言う事ではないでしょうか。
皆が目覚め誰も居なくなれば自分だけの世界となり征服が達成されると言う事なのかも。
今回ケイトは眩しがっていましたので目覚めの時は近いのではないでしょうか。

伏線回収や説明がしきれない部分も多々ありますし
私自身も確証している段階ではないのであくまでも仮説の一つと言う事で。
現実を夢が浸食してる説とかもありますが、それは書かなくてもいいかな…。
{/netabare}{/netabare}

※10,11話感想{netabare}
強者こそ正義と言わんばかりの都軍の侵攻。ズヴィズダーピンチ!
都知事が一気に支配欲に駆られ行動しているみたいでどうなってるんだ?
なんて思っていたら既に人ではない様子。
ラストスパートに入り、かなり無茶苦茶で展開が荒い気がするんですが
伏線やらも回収して上手く着地してくれるんだよね?…大丈夫だよね!?
{/netabare}

※12話感想{netabare}
ドタバタと今まで征服してきたものも利用して都知事退治で締めくくり。
バラ撒いたはずの伏線には触れる事のないものも多数あり消化不良。
この終わりだと夢や巨大とか振り返るとやはり意味不明で道筋が繋がっておらず
シナリオが至る所でささくれ立っています。
もう少し洗練されたシナリオに期待していたのですがね…。
世界征服にしても皆と知り合いになると言う知名度的な意味が強く
そういう意味なら過去世界征服した人居るんじゃないか?とも思ってしまいます。

それとピエール生きてたのか!
{/netabare}

【総評】
可愛かったり味のあるキャラが多くドタバタコメディとしては楽しかったのですが
シナリオとしては意味深なシーンやカットがありながらもその殆どを放置してしまい
とても満足できる内容ではなかったです。
これなら下手に凝らずにキャラの魅力で押し切れば良いのにな…っと思わずには居られません。

毎週楽しんで期待も膨らんだんですがラスト3話でチープな着地に導いてしまい
印象を落としました。
これだとオススメっていう訳にはいかないですね…。

投稿 : 2021/02/20
♥ : 38

64.4 6 独裁者アニメランキング6位
夜ノヤッターマン(TVアニメ動画)

2015年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (678)
3261人が棚に入れました
辺境の地で、海峡の向こうを見つめる少女がいた。そこはヤッター・キングダム。正義の味方ヤッターマンが支配する、天国のような国だといわれている。

少女は、病気の母を助けてくれるようにヤッターマンに頼もうと、ヤッター・キングダムに上陸しようとするが、追い払われ、母は手の施しようがなく逝った。

ドロンボー。それはかつて存在した大泥棒の一団である。ドクロベエというボスの下、ドロンジョという美女がいた。その美女につかえていたのが、ボヤッキー、トンズラーというふたりの男。ドロンボーはヤッターマンと敵対し、戦いに敗れ、辺境の地へ追放されたのだった。

これは、新たな世代のドロンボー──、ドロンジョ・ボヤッキー・トンズラーと、新たなヤッターマン──、ガンちゃん・アイちゃんの誕生を描く物語である。

作品はヤッターマンを原点にしつつ、「波打ち際のむろみさん」「ガッチャマンクラウズ」などに参加したタツノコプロの若手スタッフが集結し、ヤッターマンの新たな世界観を誕生させるという。

1回30分で全12回の予定。

声優・キャラクター
喜多村英梨、平田広明、三宅健太、ホリ
ネタバレ

志賀丸太 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

CRヤッターマンの声優をこのアニメの声優に置き換えるために作られた作品

過去作のイメージに反して青森と北海道を舞台にした絶望的なディストピア世界での鬱展開が話題になりましたが…4話の赤紙万歳まではよかったと思いますが、5話からなんか内容が薄くなりましたね…挽回できるのかな。
{netabare}エンディングの終わりの方で、杖をついた男性と犬とガリナ・アルエットがいるシーンがあるのですが…男性は明らかにゴロー将軍ですね。
犬がガリナになついた伏線もありましたね。
ゴロー将軍はガリナを捕らえて対面しましたが、成長してるのでわからないのかもしれません。例のシーンはガリナとアルエットはかなり幼いようなので親の顔を忘れてしまったのかも。
ゴロー将軍がアルエットの父親のほうが矛盾が少ないでしょうかね。

それと、何度か示唆されているレパードの母親とアルエットが同一人物の可能性。アルエットが過去に行ってレパードを産むということになるのかな。タイムボカンシリーズだしね。

終盤はその辺が明らかになるんじゃないでしょうか。この予想当たるかな?
{/netabare}
作品と関係ないけど、MXだとパチンコメーカーのサンヨーのCMが流れるのが嫌ですね。

7話…
{netabare}リュウさんニボシ早く出せよ!と思った。
ゴロー将軍がアルエットの顔を見て思案してたので、やっぱ父親っぽいですね。アルエットたちをすぐ殺さない理由にもなります。
アルエットが目が見えないので、対面してもわからないってなりそう。
あとオモッチャマ(開発中)も登場しましたね~ヴォルトカッツェとガリナの師弟関係がなんかほほえましいコロン!
レパードとガリナにフラグが立ってたけど、これって後で効いてくるんだろうか…。今回見てるとやっぱガリナが一番主人公タイプだよなぁと思った。{/netabare}

8話…
{netabare}屈斜路湖のクッシーとか北海道ネタを持ってきましたね。レパードがガリナにメロメロになってラブコメになってきましたが…。
ゴロー将軍はゴロゾウというアルエットのメガネのお父さんだったとほぼ判明。一緒にラベンダーを育ててた?これも北海道ネタだね。
ゴロー将軍は記憶を消されてるのも間違いなさそう。

レパードの語尾がニャになってしまうのは何か意味があるんだろうか?
残り話数が少ないけど全体のストーリーは進まないので、新しい謎とかそういうのは入れてこないみたいね。
脚本がミルキィーホームズの人だし、結局それと同じレベルのギャグアニメに留まっちゃうのかな。{/netabare}

9話…
{netabare}ヤッターマン十二神将とかいるのかwED見るとイチロー将軍、ジロー将軍…といるようだけど。
ガリナが赤いアイマスクに剣玉でガンちゃんらしくなってきた。
つーかレパードがもう主人公じゃなくなっている…。
網走から一気に敵の本拠地に着いたみたいだけど。
もう期待値も大幅に下がってるし(点数もsage)、それなりの内容で締めてほしい。
カーアクションの作画は良かったと思う。{/netabare}

10話…やっと話が動いた!
{netabare}ヤッターメトロポリスのディストピアっぷりにはシビれますね。
序盤の雰囲気に戻ってきました。
ずっとこんな感じにすれば良かったのに…。
そして黒幕の正体はドクロベエ様。まぁそんなところか…。
さて後二話でどういうオチをつけてくるのかな。{/netabare}

11話。
{netabare}まあ予想通り説明回でしたね。律儀に説明して、昔のよしみでとりたててくれるドクロベエ様マジ親切。ゴロー将軍カワイソス。
アルエットは何も分からなくてむしろ幸せだったのかな…。目は見えないままで終わる?
次が最後だろうけど、レパードとアルエットの関係は何があるのかな。何も無いのかもしれないし…。ガリナがヤッターマンの子孫とかそういうのも関係なく終わるのかもしれない。{/netabare}

12話。
{netabare}アクションに力いれてたけど、作画が色々おかしかったように見える。使いまわしもあったような。新旧のテーマ曲とOP映像のリンクでごまかした感じ。アルエットもいきなり覚醒するし、終わり方はあっさりしすぎ。ラブコメ的にレパードは身を引かなくても良かったのでは。
最後は小原乃梨子さんの声のセリフだったのかな。{/netabare}

【総評】
4話までは良かったと思うんだが。この脚本家のオリジナルアニメはうーさーとミルキィホームズを見ているけど、ミルキィのほうがまだ良かった。

追記
このアニメのスポンサーはパチンコメーカーの三洋だったが、これ自体はパチ台に使えるような作品とは思えないし、なんで作ったんだろうと疑問だったのだが…。
その後に出たCRヤッターマンが、ドロンジョ様がキタエリになってるなど、声優がこの作品と同様に置き換えられているとのこと。
このアニメはその布石というためだけの存在だったのである。オリジナルの声優をいきなり入れ替えるより、世代交代を印象付けるアニメでワンクッションおいたほうが抵抗が無いだろうとの魂胆だろう。
そういうことだったのか…。

投稿 : 2021/02/20
♥ : 24

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

Give Your Shooting Star!

「ヤッターマン」のスピンオフとしてタツノコプロ制作の作品

です。全12話


伝説のヒーロー・ヤッターマンがドロンボー一味を倒して作った

ヤッターキングダムの外側にドロンボー一味の末裔は追いやられて

いた。そんなある日、不治の病に冒された母・ドロシーを助ける

ために娘のレパードはヤッターキングダムに向かうも銃撃されて

追い返されてしまった。助ける手段がなくなってしまったために

ドロシーは亡くなってしまう。レパードは自分たちだけいい生活を

しているヤッターマンこそが悪でお仕置きをしなければいけない存在

だと考え・・・


1話、2話辺は今世界はどんな風になっているのかそしてヤッター

キングダムはどのような所なのかと今までと見えていたものが違って

レパードが決意を持っていくなどととても良かったんですがそこから

ヤッターキングダムに侵入してからは微妙な話が多かった感じでした。

目的のその結果を考えれば間にそういった感じで挟んでいかないと

尺が余ってしまいますし、物語もあっさりしすぎてしまうと思います。

ですがバリエーションに欠けるというか真実に近づくための種が

少なくて真実に近づき過ぎないようにするとそっちの方があっさりと

してしまう感じになっていたように思います。


本家がどういう形でやっていたのかは全く知りませんが、物語展開が

あっさりするよりも話の種類があっさりとしてしまったのがちょっと退屈

な部分もあったかなという感じです。

ラストで真実にやっとこさたどり着いて、他の人々が自分たちを同じ目に

合わないために何をすべきなのか考えて(まあ結論は分かりきっては

いましたが)最初で最後の組み合わせとして戦いに臨むのは良かったので

すがそのラストバトルでの演出に妙な違和感を感じてしまいました。

挿入歌のタイミングも良かったのにバトルの現段階における構図が崩れ

てしまっていたような感じでちょっと残念かなという感じです。


OPの「極限Dreamer」は格好良い曲でした。挿入歌としてもうまい

具合にそこにハマっていたと思います。

◆個人的点数評価 72.081点

投稿 : 2021/02/20
♥ : 48
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

暁のドロンボー!?

辺境の地で不条理な形で母を亡くしたドロンジョの子孫の少女。
果たしてヤッターマンは正義なのか!? 疑問と共に立ち上がる!


懐かしのヤッターマン。
気楽にドロンボー一味の再来を楽しむつもりが意外とシリアス。
不遇な環境の中、一握りの幸せから深い悲しみそして強い決意へと流れる様に
見せ感じさせてくれる素晴らしいスタート。
小さな体の新たなドロンジョの宣誓に心が熱くなってしまいます。
今期開始の新作は期待出来そうなシナリオの物が少ないなと思っていましたが
コレは思わぬ拾い物かも!?
壁の向こうの天国とやらも謎に満ちていて興味津々、期待が高まります。

注:【考察・予想】というのが時折出ますが、原作を知らない状態で書き込んでいます。
ネタバレとは異なりますが先入観を持ちたくない方はスルーしてください。

※2話感想{netabare}
ドロンボー一味はトンネルを使い王国へ潜入。
機械仕掛けのヤッターマンにコテンパンにされ村で救いを求めるが皆怯えるばかり。
こっそり小さな家に潜入し暖を取っていると、ある少女が帰宅し見つかってしまうが…。

懐かしの台詞や仕草、道具が数多く登場!
「やぁ~っておしまい!」等、昔とリンクして可愛さ100倍。
早くもドロンジョファンになってしまいました。
根底にシリアスな物語が横たわりつつも上辺では無茶なノリもちゃんと継承した
暖かみのある微笑ましいシーンが楽しめとてもバランスがいい。

後半で出会った少女「ガッちゃん」とか言ってるし、アイちゃんの子孫…?
(ガンちゃんとアイちゃん結婚してるならアイちゃんの子孫=ガンちゃんの子孫でもあるけど)
どうやら目が悪く、写真を見るとレパードと似た年の子供もいる(いた)ようですが…。
これからどういう展開になるのか興味深いです。
{/netabare}

ここまでの【予想】{netabare}
<ヤッターキングダム>
一話冒頭の描写や「お仕置き」って言ってるので宇宙から再度飛来したドクロベェが
支配している可能性も高いのですが、
それはヤッターキングダム(旧デッカイドウ)以外の地域なのでは?と思っています。
壁に守られたキングダムでは別の進化を果たしていて、
(ガンちゃんがオモチャ屋さんと言う事を考えると)
カラクリロボが支配する秩序の王国になっているのではないでしょうか?
最初は程良く秩序を守るロボ達の活躍で悪が減りましたが
経年繰り返すうちに悪が足りない分、段々と悪の定義が広がり
ちょっとした悪でもお仕置きされる息苦しい世界になっているのではないでしょうか?

『行き過ぎた正義と秩序の国ヤッターキングダム』と
『ドクロベェが再来し悪に染まった他の地域』
と言う世界の構図になっているのではと考えています。

<レパードの父>
隔離されたままどうやって三人別々に血筋を繋いできたのか?
っていう大きなツッコミ所もあるんですが、まぁそこは置いておいて
レパードには正義の血も入ってるんじゃないかな?って気もするんですよね。
ドロンジョとガンちゃん。そういうロマンスがあっても良いんじゃないかな?
{/netabare}

※3話感想{netabare}
ドロンボー一味を匿った罪で窮地に陥ってしまったアルエットとガリナだったが
舞い戻ったドロンボー一味に救われ、意を決し共に旅立つ事に。
果たして本当に天使との出会いになりえるのか…。

何時、どうやってメカ拵えたのか…相変わらずの無茶展開でしたが
大正義ドロンボーのカッコ良さで許せてしまう今日この頃。
「勝てなくてもイイ!今は負けなければイイんだ!」の台詞と共にの自爆は天晴れ。
…それにしても話を聞く限りヤッターマンが悪すぎる。
アルエット達の両親が亡くなったのは真実?それに本当に爆発事故なのか?
色々裏がありそうだけど真相を求め、いざソリャソウサ岬へ!
{/netabare}

※4話感想{netabare}
アルエットとガリナを加え首都ヤッターメトロポリスを目指すドロンボー一味。
旅の途中知り合ったミッちゃん夫婦がヤッターマン達から理不尽な仕打ちを受けているのを見兼ね
必死に救おうとするも力及ばず…悔しさの滲む笑い声が寒空に響く。

とてもとてもとても悔しさが残るお話。
ここまでは負けても何とか成って来ていましたが、
勝てない事で守れない現実にぶち当たってしまいました…。
それでもまだ明日が未来がある限り、挫けず頑張れ小さなドロンジョ様!応援してますよ!

それと今回、ゴロー将軍なる新キャラが登場。
ぱっと見【予想】{netabare}写真にあったアルエットの親らしき人物に思えるけどどうなんでしょうかね?
改造されちゃったのかな? それともミスリード?
まだアルエット達を認識させず引っ張ってるのでモヤモヤと気にかかります。{/netabare}
{/netabare}

※5話感想{netabare}
雪祭りで出会ったタケシくんと共に相撲大会に出る事になったガリナ。
しかしこの大会はヤッターマンによる出来レースであった…。

ストーリーとしての進展は無しかな。
でもヤッターマンに土を付けて人を救えたという事実は大きいかも。
タケシくんも親孝行出来て良かった良かった!
彼やミッちゃん等、旅で出会った人たちが後々助太刀に来てくれたりするのかな?
{/netabare}

※6話感想{netabare}
ゴロー将軍の攻撃によりはぐれ危機に陥ったドロンジョであったがボヤッキーらの機転で逃避。
正義の心と絆をより深くする。

うーん。どうやらヤッターメトロポリスはドクロべぇが掌握しているようですね。
上空からの外観がドクロっぽい。

ゴロー将軍の方はやはり写真の人物みたいですが記憶が薄いご様子…
思い出す事は出来るのでしょうか?
{/netabare}

※7話あらすじ
亀を助けて竜宮城へ!?
いつもの人助けパターンで進展らしいものも無いので感想割愛だべぇ~!

※8話あらすじ
クッシー親子救出とドロンジョちゃんの淡い恋心が垣間見えたお話。

※9話感想{netabare}
ドロンジョちゃん達を助けるためにガッちゃんカーアクションで大立ち回り。

今回、真のヤッターマンが誕生した気がするお話でした。
ガッちゃんの男の背中に見とれるドロンジョちゃん…ますます惚れてしまったかな?

ストーリーとしては考察する程の物はなく、毎話感想する程の事もないかな。
ラストは【予想】{netabare}助けたみんなが駆けつけてくれて大団円{/netabare}になりそうですしね。
{/netabare}

※10話あらすじ
ヤッターメトロポリスに辿り着いたドロンボー一味だったが捕まり連行されてしまう。
そして、その先でヤッターマンと対面することになるのだが…。

投稿 : 2021/02/20
♥ : 41

66.8 7 独裁者アニメランキング7位
機動戦士ガンダムZZ[ダブルゼータ](TVアニメ動画)

1986年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (433)
1998人が棚に入れました
宇宙世紀0088年、グリプス戦役でティターンズは壊滅しエゥーゴも勢力が衰退。摂政 ハマーン・カーンに率いられたジオン軍残党 アクシズが地球圏の制覇に乗り出す。グリプス戦役で傷ついたエゥーゴの戦艦 アーガマは、サイド1 シャングリラに寄港した。そこでジャンク屋稼業をしている主人公 ジュドー・アーシタとその仲間たちが、Ζガンダムを奪って一儲けしようと企んだことから、アーガマと関わり合いをもち、これに敵対するネオ・ジオン軍(アクシズ)の戦艦 エンドラとの戦闘に巻き込まれる。

声優・キャラクター
矢尾一樹、鈴置洋孝、岡本麻弥、菊池正美、森しん、塩屋浩三、原えりこ、松井菜桜子、堀内賢雄、戸谷公次、門間葉月、榊原良子、カシワクラツトム、本多知恵子

だんちょー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

どうしてこうなった/(^o^)\

全47話。なのだが実際はZガンダムから直後の話のため続けてみると8クールwww

覚悟して見て下さい。

最近のアニメでよく『3話まで見ろ!』と聞きますが・・・

このガンダムZZに関して言えば『20話までは我慢して(ry』

あれだけシリアスだったZガンダムとは一気に雰囲気が変わり超ギャグタッチに(;・∀・)

そのためZガンダムから引き続き出ているキャラが人格崩壊してる気が・・・

やはり不評だったのか中盤からはガンダムらしい感じに変わります。っが序盤の弊害か当初のギャグタッチなキャラクターはとりあえず強化人間にして人格変えちゃえ的な強引な感じがします・・・

まぁ序盤が耐えられればおもしろいんですがね・・・



さて余談ですが、この作品の前期OPに『シャア・アズナブル』なるキャラが出てきますが、本編中は一切出てきませんw

当初は後半の出す予定だったらしいのですが、急遽劇場版作成が決まったらしく出演を見送った訳ですが・・・

このままコメディタッチな作風でのシャアも見てみたかった気がするwww

投稿 : 2021/02/20
♥ : 11

EVIZORI さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ジュドーの大人びた子供加減

コミカルな始まりからラストに掛けてガンダムシリーズ特有のストーリーの深さを盛り込んだ1作。
個人的にはジュドーの考え方が凄く好きで、見る度にジュドーらしく振舞って行けたらなぁと思いますね!
Zから間もない時代背景で、ファやカミーユが出て来たりします。モビルスーツもZから受け継がれた機体が長く出て来て分かりやすいです。終盤のガンダムチームは豪華で好き
ガンダムシリーズで見易い部類に入ると思いますが、一応宇宙世紀なのでファーストとかZを見ていないと分かりづらい所もちらほら。でもその辺も好きです。
しっかしラストのハマーンが22歳というのには驚きですね・・・w

投稿 : 2021/02/20
♥ : 6

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

やっちまったガンダム

ガンダムシリーズ3作目。
もはや「やっちまった」という表現が個人的には一番合っていると思う。

ガンダム、Zガンダムとシリアス・鬱な作風だったが
あまりにも子供向けではなかったためか
Zガンダムがあまりにも鬱展開だったためか、
かなりコミカルな作風となっている。

OP曲からしてひどいw
「アニメじゃない。アニメじゃない。ホントのこーとさー」
序盤の15話ぐらいはガンダムにあるまじき設定。
Zではクールだったヤザンがががががが。

しかし、20話すぎぐらいからか
だんだんシリアス路線に戻ってきた。
ガンダムファンからの苦情が殺到して
シリアス路線に戻したという噂も・・・

シリアス路線に戻してからは従来のガンダム。
やはりヒロインが・・・
プル・・・ああ・・・プル・・・・・
そしてあの方との争いの行方を是非確認していただきたい。
個人的には結構すっきりした。
なんとか前半我慢してでも完走していただきたいガンダム。

総合評価では少し点数を下げざるを得ないが
後半はお勧めできるレベル。
是非、初代から見てほしい。

とまあ色々書いてきたが
何が言いたいかというと

プルも俺の嫁w

投稿 : 2021/02/20
♥ : 13

68.1 8 独裁者アニメランキング8位
今、そこにいる僕(TVアニメ動画)

1999年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (265)
1373人が棚に入れました
 50億年後の未来の戦争に巻き込まれてしまった平凡な少年のサバイバルを描く、少年冒険SF。「おじゃる丸」「こどものおもちゃ」の大地丙太郎が監督、助監督は宮崎なぎさ、則座誠。松谷修造(通称:シュウ)は、ある日、ララ・ルゥという水色の瞳を持つ少女と出会う。彼女は、地球の未来を左右する力を秘めたペンダントを持っており、それを狙うハムドという50億年後の未来の独裁者から逃れるため、現代にタイムトリップしてきていた。だが、すぐに追っ手に見つかり、ララ・ルゥと共にシュウも未来に連れ去られてしまう。そこは、海が干上がり、地表も9割が砂漠と化している、まさに死に瀕した地球だった。そのうえ、その少ない水と星の覇権をめぐって起こった戦争によって、殺戮と略奪が日常化していた。否応なく戦争に巻き込まれてしまったシュウは、同じくこの時代に連れてこられたサラとなんとか生き残る道を探るが…。

声優・キャラクター
岡村明美、名塚佳織、仲尾あづさ、今井由香、小西寛子、陶山章央、石井康嗣、安原麗子
ネタバレ

ワタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

不条理な現実に対するせめてもの抵抗

あまりにも衝撃的過ぎる作品。
ジブリ作品のような可愛らしいキャラデザでボーイミーツガールものが始まるかと思いきや、
主人公の少年シュウがタイムトリップした先は、悲惨な戦争の世界だった。

ファンタジー要素を含みつつも、戦争を真正面から、ドキュメントタッチで描いている。
画面から血の臭いが漂ってくるような、生々しい描写の数々。止まらない憎しみの連鎖。
どうしようもなく理不尽な世界に対して、人は何ができるのか?どう生きるべきなのか?
色々考えさせられる内容であり、人間の愚かさや醜さ、そして無力さを痛感させられる作品。

シュウの明るく前向きな性格は一貫しており、戦争が日常の世界において際立っている。
主人公補正で活躍する場面は多いが、結局のところシュウもこの世界では無力でしかないと
否が応でも思い知らされる。根拠のない無責任な言動で人を傷つけるシーンが何とも痛々しい。

他のキャラに関しては、やはりサラのインパクトが凄い。
アニメ史上最も不幸なヒロインと言っても過言でないくらい、あまりにも悲惨な境遇。
殺したくない、けど生きるためには・・・そんな少年兵ナブカの葛藤も見所。
狂王ハムドのイカれっぷりも凄まじい。ハムドによる次回予告は必聴。
ただ、ハムドが何故狂ったのか、側近のアベリアを始め何故こんなハムドに反旗を翻さないのか、
その辺りの描写が不足している点は不満。

・作画
キャラデザに古臭さはあるものの、背景絵はきっちり描き込まれている。夕日の美しさに感動。
・声優
モブの幼い子供キャラにリアルの子供を配役するなど、リアリティに拘っている。
あとは何と言っても狂王ハムドを演じる石井康嗣の怪演。
・音楽
ラテン調で物悲しいOP(インスト)が実に印象的。岩崎琢による劇伴も作風と絶妙にマッチ。

{netabare}
物語の都合上、ララルゥの不思議能力でヘリウッドは水没し、戦争は終局を迎えるわけだが
多くの人が犠牲となり、残された人々が今後生き延びられる保証もない。
結局のところ問題は何も解決せず、悲惨な現実を前に人はどうしようもなく無力なのだ。

だが、無力であっても希望を見出して生き続けることが、本作の伝えたい事であると感じた。
シュウがサラに対して投げかける「大丈夫だ、生きてりゃ良いことだってある!」という台詞は
根拠のない希望であると同時に、不条理な現実に対するせめてもの抵抗のように思える。
最終話で、水没するヘリウッド内で「大丈夫だから!」と子供達を励ますサラは
シュウの言動に少なからず理解を示したと言えるだろうし
女性として、人間としての尊厳を踏み躙られ続けたサラの成長・力強い生き様を感じ取れる。
{/netabare}

終始陰鬱な描写が続くので、欝に耐性のない方には勧めづらいのだけれど、
戦争を題材にした作品として一見の価値はあると思っています。

投稿 : 2021/02/20
♥ : 39

harass さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

衛星放送だから可能な実験作

 正直言って一般受けを考えていない作品です。全然かっこ良くない戦争もの。シリアスな未来少年コナンといったところか。

 監督は、こどものおもちゃ、フルーツバスケット、忍たま乱太郎、ギャグマンガ日和の人なのですが……

 テーマは、人間の愚かさ でしょうか。

 欝すぎるエピソードが満載です。直接的な描写はありませんが。
主人公の拷問、サブキャラのレイプ・妊娠、狂った独裁者、略奪・虐殺される村人、無力な丸腰の少年兵。

 普通のアニメ?映画であれば、キャラクターにもっと行動をさせるのでしょうが、何もしません。「人殺しはよくない!!」と言ってるだけです。
 また、最大の悪役の独裁者が完全に狂ってまして、部下がこいつに忠誠を誓う心情が理解できません。思うにここあたりの疑問は、13話という尺ということと世界の特殊性や完全なる悪としてのキャラクターなのでしょうか? 寓意を狙っているのかと。
 キャラに感情移入しにくいので普通のアニメのように見ると面白くありません。

 独裁者の副官の声優が元少女隊の安原麗子さんでした。ちょっと驚いた。EDも歌っています。この子守唄は名曲です。歌詞が非常に短いのに、本編の余韻を浄化します。

 次回予告は毎回、独裁者ハムドがすてきな演説をしてくれます。ハムドの狂気溢れる声優の演技が素晴らしい。狂いっぷりはヘルシングのSS少佐を連想しましたがあれより常軌を逸している。予告の脚本はボトムズの監督が書いているそうで……
 
 5話の予告より
 『人の命が地球より重い』、と言うのは無論、嘘だ 地球がなければ、あらゆる生命が存在できない… その地球が瀕死の重症だ! 直す事が出来るのは私だけだ!! 故に、この私の命は地球より重い……

投稿 : 2021/02/20
♥ : 10
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

'90年代の一部偏向メディアの風潮に迎合した駄作

独善的なプロ市民予備軍みたいな中学生が主人公。
こういう作品を見て「メッセージ性がある」とか「考えさせられる」とかいう人は、小学校から中学校にかけて、よほど偏向した日教組の教師に可愛がられた人か何かだと思う。
今となっては、恥ずかしくてこんな作品なかなか作れないでしょう
そういう意味でも貴重な作品と思いました。


◆視聴メモ
{netabare}
・第2話視聴終了時点
ララルゥのみ超能力者で人を超えた存在という設定に違和感。{/netabare}


◆制作情報
{netabare}
監督         大地丙太郎
助監督        宮崎なぎさ、則座誠
シリーズ構成・脚本  倉田英之
キャラクターデザイン 大泉あつし
音楽         岩崎琢
アニメーション制作  AIC{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回


============ 今、そこにいる僕 (1999年10月-2000年1月) ============
{netabare}
第1話 黄昏を見つめる少女 ☆ 松谷修造(シュウ、中学生)とララ・ルゥの出遭い、異世界ヘリウッドへの召喚
第2話 少年と狂王と ☆ 水を操る少女、ショウと少年兵の格闘、狂王ハムドの尋問、牢獄のサラ 
第3話 闇の中の宴☆ ショウ拷問、ヘリウッドへの敵襲、撃退と狂王の宣言、サラ虐待  
第4話 不協和音 ☆ ペンダント捜し、少年兵への強制入隊
第5話 ひとごろし ☆ 戦闘訓練、ハムド暗殺未遂、犯人射殺
第6話 砂嵐に消える ☆ サラ逃亡 ※主人公ショウは特殊能力のないアムロか?(次話では未来少年コナンみたいな感じに)
第7話 逃れの夜 ☆ ペンダントの雫(しずく)、ララ・ルゥの水の奇跡、ナブカの逃亡拒否 ※ショウはプロ市民←
第8話 ひとりぼっちのふたり ★ 逃避行、巨大人喰い植物、ララ・ルゥの気持ち 
第9話 狭間にて ☆ ザリバースの村人
第10話 混沌への助走 ☆ 孤児スーン達との交流、ヘリウッド起動(ハムド軍のザリバース侵攻開始)、サラとの再会 ※ギガント起動か笑
第11話 崩壊前夜 × サラの妊娠発覚、自殺未遂 ※個々のキャラの心情の説得力が不足
第12話 殺戮の大地 × エランバンのシス虐待、水の奇跡(2度目)、ヘリウッド来襲 ※色々と都合が良過ぎる
第13話 今、そこにいる僕 × ヘリウッド轟沈 ※見ないほうが良かったかも・・・{/netabare}
--------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)1、☆(並回)9、×(疑問回)3 ※個人評価 × 3.1


OP 「今、そこにいる僕」
ED 「子守歌...」

投稿 : 2021/02/20
♥ : 13

68.8 9 独裁者アニメランキング9位
荒野のコトブキ飛行隊(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (299)
946人が棚に入れました
一面に広がる荒れ果てた大地で、人々は物流・交易を行い、助け合いながら生きていた。雇われ用心棒の“コトブキ飛行隊"は、厳しいが美しい女社長、頼りない現場の指揮官、職人気質の整備班長など個性的な仲間とともに、空賊相手に大立ち回り!今日も“コトブキ飛行隊"は隼のエンジン音を響かせて、大空へと翔けてゆく――。

声優・キャラクター
鈴代紗弓、幸村恵理、仲谷明香、瀬戸麻沙美、山村響、富田美憂、矢島晶子、藤原啓治、吉岡美咲、岡咲美保、島袋美由利、古賀葵、川井田夏海
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

キャラ分布にみられるドーナツ化現象

ゲームちょっと興味出てきた


「競馬の騎手とレイバー乗りは、ちっこい奴に限るってね」
そんな後藤隊長の至言から早30年余。戦闘機乗りにも女性進出でびっくらこいた私。他のは知らん。

視聴理由はレシプロ機(プロペラ機)の響きに惹かれて。
プロペラ機は零戦が有名ですが作中の隼、紫電改も心躍る機体名です。第二次大戦時の主力で、ソ連がジェット機を開発するまで戦闘機の主役でした。
つくづく硫黄島陥落前に橘花が実戦投入されていれば・・・と脱線が止まりませんのでこれくらいで。。。はい。


女性ばかりのコトブキ飛行隊6名がいわゆる主役級。全員が“隼一型 一式戦闘機”に搭乗してます。EDクレジットには“隼”の継承会社であろう立飛ホールディングス㈱の文字。本格的ですね。
砂漠を背景に口笛から始まるOP。これでウェスタンハットでも被って馬に跨れば立派な西部劇の出来上がりですがそうならないのは上記の通り。
海もないし、隼は陸軍機でもあるし、発艦するのは空母からではなく飛行船からという斬新さ。既視感はあまりございません。
もう一つ、水島努監督が手掛ける空戦ものということですが、ガルパン未視聴の私にとってはそのへんの事情は不案内なので語らず。いつか観よう!ガルパン!


全12話。フルCGで毎話空戦が繰り広げられます。
物語らしきものもありますが本格化するのは少し先で、基本的には各話のイベントをこなしていくスタイル。
この空戦、ドッグファイトってやつですね。音なり回旋具合なりカメラワークなり雰囲気が良いのです。本作でなにか挙げろと言われれば外すことは出来ない見どころでしょう。

毎度繰り広げられる空戦もそればかりでは賞味期限を早々に迎えてしまいます。
別の魅力。物語なりキャラなりで引っ張ってほしかったところですが、このコトブキ飛行隊の構成メンバー6人の魅力ってほぼ皆無?顔と名前が一致しない。
一番印象に残ったのがキリエ役のCV鈴代紗弓さんが「おー喋ってるー!」という ww
 ※声優さんが声出してるのに驚くとはこれ如何に?(『ハイスコアガール』参照)

ますます空戦を面白く感じないと厳しい作品であるとの思いを強くします。
むしろお姉さま方、コトブキの元締めマダム・ルゥルゥとその幼馴染みの議員ユーリアのほうがインパクトありました。
逃げられジョニーや雇われ副船長サネアツはもとよりイサオ市長も強烈な個性を発揮。キャラ分布図で言えば中心部、主役たちよりも周辺のキャラがとてつもなく魅力的というドーナツ化現象が起きてます。
これ作品としてどうなんでしょうね?好意的に捉えると “主役を食う勢いの脇役が勢ぞろい” ってとこでしょうか。


物語はわりと早め{netabare}(第6話のキリエ回想回){/netabare}に、ん?と感じるところから徐々に動き出し、{netabare}私たちの現実世界との相関も匂わせながら、{/netabare}綺麗に収めてくれました。
空戦に気を取られながら軸の物語も陰で進行し集約させる着地のさせ方が好感の佳作です。空戦もラストバウトは{netabare}これまでの味気ない砂漠ではなく舞台を市街に移して{/netabare}見ための迫力もスケールアップしてました。ぜひここは観ていただきたいところです。



■エンマ様かっけーっす
{netabare}イサオのラスボス感が堪らない本作において、エンマ(CV幸村恵理)のイサオらに向けた一言がシビれました。

{netabare}「世界のためにみんなのために自由のために って言葉わたくし信用しませんの!」{/netabare}
よくぞ言った!もう充分です(*´▽`*){/netabare}


■声優矢島晶子のお仕事
昨年(2018年)惜しまれつつも27年間演じられてきた“のはらしんのすけ”の役を降板されたのは一般ニュースになるくらい大きな出来事でした。
降板にあたってのメッセージの一部 ↓

 「しんのすけ」というキャラクターとは離れますが、声の仕事には関わっていきます。
  また別の機会に他のキャラクターでの私の演技を受け取って頂けましたら幸いです。」

本作で久々の再会です。
マダム・ルゥルゥ(CV矢島晶子)とやり手の女社長役での出演でした。ダメダメな羽衣丸の雇われ副船長サネアツ(CV藤原啓治)との掛け合いも笑わせてもらいました。

 ん? 藤原さん?

そうです。奇しくもかつての野原家面々の軽妙なやりとりを見てニヤッとできるのもポイントです(^^)



リアタイとしては同クールの『ガーリーエアフォース』と同カテゴリーの比較対象がありましたね。
ハイレベルのライバル対決とは言い切れず、どんぐりの背比べという印象ではあるものの、アプローチの仕方が両作品とも違っていてわりと楽しめましたよ。


{netabare}サブジーって坂井三郎爺さん? 技術者って触れ込みだけど・・・{/netabare}



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2019.09.10追記
《配点を修正》 -0.1


視聴時期:2018年1月~3月 リアタイ視聴



2019.04.04 初稿
2019.09.10 追記/配点修正

投稿 : 2021/02/20
♥ : 54
ネタバレ

鰺鱒 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

これ、僕にはちょっと無理→面白くなるらしい。再挑戦→(*°∀°)

[2019/03/17 v1]
[2019/03/18 v2 少し修正。少しトーンダウン。]
[2019/03/30 v3 少し修正。]
[2019/04/04 v4少し修正。]
[2019/04/08 v5 おそらく決定稿]

二話冒頭で断念決定。
→皆さんのレビューによると、面白くなるらしい
→現状10話まで追っかけ完了
→全話完了
→んー・・・→(大飛躍)→(*°∀°)アニメ見てる場合じゃねぇや

・結果論ですが、僕としては再チャレンジする必要が無かった作品でした。

==人物造形が嫌い。もう、これは好き嫌いの問題なので理屈じゃ無いです。嫌いな人物が画面いっぱいに叫んでいるのを好んでみる必要は無かった・・・
{netabare}結局のところ、主人公始め、出てくる人物のほとんどを好きになれなかった。と、いうより積極的Hateでした。キリエは変化・成長のない馬鹿のままでしたし(予想通り、猪突猛進をお話しの展開に使うし。最終話での豹変ぶりはむしろ気持ち悪い)、チカも同様。コトブキの面々でいうと、ケイトさん以外、あまり注目できなかったかな。キーキー系のお嬢様は他の作品で足りてるし、隊長さんは(も?)現状維持のヒトだし、、個人的にちょっと怖いな、と思ったのがザラ姉さん。彼女の行動原理はいったいなに(語られていたのかな?)?

周辺の面々に広げれば、マダム・ルゥルゥもちょっと気持ち悪い。というより、可哀想(←好きな言葉では無い)?彼女もまた、行動原理がよく分からない。まるで、「舞台」としてそこに居続けさせられているように思いました。

イサオ、邪魔。イサオの老執事、貴殿も邪魔。軽いノリを出したいだけに配置されてしまった。人としての厚みが感じられない。

「人」と書いてしまいましたが、登場人物が「人の形をしたサムシング」であると解釈した方が、お話しに入っていける感じでしたかね。
{/netabare}

==軽いノリ・・・・?
生き死にに関わりかねない(はずの。。。予想外に負傷率低いのも、なんだかなぁ。。)ことを、あんなノリで続けられるのは好かん(これも好き嫌いの問題)。
{netabare}
西部劇をイメージして云々、という記事をどこかで見ました。が、西部劇ねぇ。。。あれも広いジャンルだからねぇ。。。僕としては、粗製濫造期のカウボーイハットとリボルバーが映ればそれでOKだから四十分くらいでかたつけてね前座だから、の西部劇の印象を持ちました。理由の提示も無く、2名目兼3枚目の主人公がばかすか敵を打ち倒して行く感じ。
{/netabare}

==ストーリー
確かに、サブジーの件以降、戦う理由が見えてきたし、それに向かってお話しが収束していきました。でも、「この世界の住人が"あんなノリで"戦い続ける理由」の提示は無かったです。理由、必然不在の「軽いノリで殺し合い」って、字面だけ見たら狂気ですね。でも、イサオのノリはそれに近かった。以前のバージョンにちょろっと書きましたが、戦車道は見事なまでに設定だけでそれを乗り越えていたと思うのです。が、自らの妙味を見失ってしまったのでしょうか。。。

==空戦の描写
全話通して、空戦の描写は良かったです。ただ、これも以前のバージョンで書いたとおり「レシプロ戦を「見る」面白さと(Combat Flight Simとかで)「戦う」面白さを混同してないだろうか?」という懸念が、自分自身に大当たりしました。

で、この作品を考える上で、App Game「荒野のコトブキ飛行隊 大空のテイクオフガールズ!」の存在は外すことができないと思います。BanNamからすると、ゲームの収益につながることが最大の目的でしょう。

だから、この作品の空戦の描きかたはこれで良かったのだと思います。
「戦う」面白さを画面いっぱいに展開している、最高の描写です。
だから、総合的に見ればこの作品は成功だと言って良いんだと思います。

途中からうずうずしてしまうのです。いや、1話見た後からですがね。我慢が効かず埃かぶったゲーム機出してAceCombat始めてしまうし、、、でもAceCombatは現代(&空想)の機材なので違うんだよな-。レシプロ機がよいのだよ。CombatFlightSimは現行PCでは動かないみたいだし。。。飛燕で飛びたいのだよ、わしゃぁ、飛燕が。。。あ、機材一覧に飛燕がいる。。。。


負けました。
ダウンロードしました。
もうアニメ見ている場合じゃ無いです。
デビューしました。


War Thunder。
(好きでは無いガールズでテイクオフはしないスタンス)







再チャレンジ前のVersionは下にカプセル化

{netabare}
==================

ソシャゲのタイアップらしい。が・・・
僕自身は空戦好きだし、Combat Flight Simにドハマリしていたくちでした。レシプロ機の空戦ものなんて本来はヨダレたらして見入ってしまうようなものなのですが・・・駄目でした。

以下、視聴を辞めた理由です。
伏せてる部分全部展開すると、ちょっと長いです。

前提として、これはリアルな空戦(すなわち、某戦車道とはことなり、撃墜は「死」に繋がりうる)である、としています。もしもそうじゃないなら、そりゃぁごめんなさいです(2話頭までにそんな説明はなかった)。

主人公の性格付けが僕には厳しい。{netabare} 一話終盤で謎の追撃特攻。ホウレンソウなし(無線は使えるという描写がその前にあるにも関わらず)。挙げ句返り討ちにあう。二話冒頭、その直情的な行動をたしなめられるも、それが「毎度毎度のこと」であると判明。直後にストリートファイト参戦。ステレオタイプな「行動力があって、成長・変化できない馬鹿」であり、この時点で主人公を好きになれない。脇役ならまだしも、主人公がこういう性格だとしんどい。お子様向け主人公に見える。きっとお話の展開に「猪突猛進」が使われることになるだろうし。なにより、そんなのが40+ marksのAce格なんていうのはありえない。{/netabare}

この飛行隊、およびこの隊をAce of Acesの飛行隊として存在を許す世界観が非現実的。{netabare} 迷惑をかけ続けるパイロットを、二機も前線に出し続ける隊が優秀な飛行隊であるというのは無理がある。傭兵なんだから、多少粗雑で、何人か跳ねっ返りがいても。。。という向きはあるかもしれない。が、それは、北斗の拳でいうところのひゃっはーしてすぐ既に死んでしまう末端までであって、「エリート集団」におけるそれではない。メンバーそれぞれが一騎当千無双モード搭載って訳でもない(なにかしでかして怪我している、あわや撃墜までやられている)以上、規律のない集団に戦果は望めないし、隊としての戦果を向上するための措置を講じないままというのは受け入れがたい。この点も、正直お子様向けに思えてしまった。{/netabare}

空戦のDetailに気を使っている割にはなんか中途半端。レシプロ戦を「見る」面白さと(Combat Flight Simとかで)「戦う」面白さを混同してないだろうか?{netabare} 前述のとおり、お子様向けなら許容できないことも無いのだが・・・その割にはDetailこだわる。それもなんか微妙。この作品のmain targetはどこらへんに設定されているのか?

偏差射撃なんてあてにならんから、限界まで近づいてからトリガー入れるってのは分かる(っていうほど偏差見越していないように見えるが)。
[あ、ところで、偏差をとる方向がなんか逆な気がしているんですが、アレでいいんですかね?]←勘違い。単に遅れているだけっぽい。

エルロンロールで相手をovershootさせて背後取るとかね、お見事ですよ。でも、この描写はどの程度の方に伝わるのか?そりゃ確かにパイロットにしゃべる余裕なんて無いでしょうから、無言のままってはわかる。でも、空戦好きとかCombat Flight simに嵌った人間くらいにしか伝わらないのでは。。。どれくらいいると想定されてるんですかね?

旋回中に空力に負けて機体から生じる軋み音とかね。僕は好きよ大好きありがとうだよ。[そんな空力設定あるにも関わらず、キリエ機は垂直に近い急降下からのv字上昇しちゃうのね。いえ、隼がそういう機体なのかもしれませんが、フラップもげませんかね?]←キリエ視点では先行機のダイブブレーキ(なのかフラップか)開いてるようにも見える。ぎりぎりOK?
{/netabare}

もしかしたら、2話の中盤以降、ここで僕が述べたような不満はすべて消えてなくなるのかもしれませんが、この時点ではそれが期待できないと判断し、視聴をやめました。


余談。{netabare}こうしてみると、某戦車道って奇跡的なバランスの上に成り立っていたんだなって思う。高校生の部活で、不思議安全設定があって、ひとつの(車体の)動作が一人の行動によるのではなく、車中のメンバーの総体として起こるもので、だからこそ、直情的な子も存在しえたし、その能力の無さや感情に任せた行為の結果としての「白旗ぽこん」もありえたし、車内や車々間でおこる人間ドラマも描けたし。。。{/netabare}

{/netabare}

投稿 : 2021/02/20
♥ : 26

ニンニクラー油 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

戦争ごっこする戦争アニメ

ガルパンは世界観が戦争ごっこがスポーツだから。軽いノリでも問題なく感じられたが。この世界って殺し合いして居るわけですよね。西部劇の要素も入れてるから治安も悪くて何時何処で恨みを買った相手から殺されるか分からない。そういう人が死んでいるという重みが全然感じられない脚本でアニメが作られてるのがどうにもやりきれなくて3話の冒頭で切りました。

ヒロインは40機落としたよ。と自慢するシーンがあるのですが、それって40人殺していて、その数倍の家族や知人に命を狙われていなければ西部劇だったらウソだと思う。それなのに町でノー天気に過ごしている。西部劇じゃなくて西部劇ごっこ遊びのようなシナリオ。

大戦初期の機体である隼1で大戦末期や計画だけで開発されていなかった機体と戦うようだけど。それなら半数くらいは未帰還機で戦死してくれないとウソになる。

真正面から戦ったら勝てないような相手(向こうの方が性能が良い機体とか数が圧倒的に多いとか)に真正面から空戦するのも頂けない。凄腕だかなんだか知らんが戦死者が出る戦い方。

ガルパンはそういう相手に色んな作戦を立てて打ち破る面白さがあったがそんなものは全くなく。

飛行機が飛んでて女の子が頑張ってて、西部劇っぽい舞台でやってる戦争ごっこにしか見えない。

幼児向けアニメのようなシナリオだが、標的は精神的に子供な大人だよな。気持ち悪いと感じた。

投稿 : 2021/02/20
♥ : 7

62.5 10 独裁者アニメランキング10位
大魔法峠(OVA)

2006年3月18日
★★★★☆ 3.6 (200)
844人が棚に入れました
魔法の国から地上の学校に転校してきた少女・田中ぷにえ。
地球征服を目論む彼女が、歯向かう相手に「肉体言語」(サブミッション)でおしおきする。
いわゆる魔法少女アニメのスタイルを装っており、キャラクターも愛らしい少女アニメ風のキャラが揃ってはいるが、棘のある台詞の応酬や血と汗が飛び散る格闘シーンが毎回繰り広げられる毒のあるブラックな内容となっている。

らめええええええええ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

打撃系など花拳繍腿!関節技こそ王者の技よ

魔法使わないどころかサブミッション・・・
まどマギで魔法少女界に電撃が走る前彗星のごとく散った賭博破戒録級のギャグアニメ
主人公ぷにえは魔法の国の王女様ですが
プリティーな見た目とは裏腹に羅刹のような圧倒的・・・!圧倒的人格です。
敵対したら殺られるのが常軌を逸してこそ開かれる、勝ちへの道が…!だと思ってOKではありませーんっ...!ゼロゼロゼロっ...!。自分のマスコットから命をねらわれてるって設定他人なんかカンケー 関係ねえんだよ・・・・・・・・・・!の魔法少女でいますっ・・・!かね?
原作を改変した内容でネタは否っ・・!ますが
ブラックなネタで笑いをとるスタイルはいっしょです...!
パロネタは2次からよりもっ・・・!歴史ネタが多いかもしれませーん。
「ニイタカヤマノボレ」この暗号文がわかる方なら...!このアニメはツボです
原作の京都修学旅行で宿泊した金閣寺が焼き討ちされ...!ぷにえが敦盛を舞いだした際に爆笑しました

投稿 : 2021/02/20
♥ : 5

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

肉体言語で語れ

EDテーマ『骨ある限り榮えあれ!』より。
♪膝を逆さにぃ~ 曲げたればぁ~、岩を貫く信念も 捻じ曲がるぅ~♪
♪善も正義も真実もぉ~、痛みの前では消え失せり~♪
・・・・という内容のアニメです。
いや、冗談じゃなくってw


邪道魔法少女シリーズ(小麦ちゃん、ドクロちゃん、大魔法峠)は、魔法少女に何らかの毒素を注入して作られています。小麦ちゃんがパロディと腹黒、ドクロちゃんがエロとグロ。
そして、本作は格闘と覇道です。


打撃系などというチャラい技で迫り来る敵を、覇王の格闘技・サブミッションを駆使して蹂躙していきます。
ただ相手を打ちのめすだけでなく、捻じ伏せた脆弱な愚民を服従させるに足りうる度量と、皇の何たるか見せつけた勝利を自らに要求する主人公のストイックさに惚れ惚れするばかり。


生き残る術は只ひとつ、肉 体 言 語 (OPの歌詞です)


魔法?
えっと、確かに使われたような気がしますが、どこで使われたのか覚えてませんw

投稿 : 2021/02/20
♥ : 13

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ふざけてますね。バカにしてますね。

 超テキトウな作品ですね。意味不明のOPも燃える金閣寺がイイ味出てます。
私ら昭和世代のオッサンと制作側の人間が影響受けた映画やアニメが同期している様で、むしろ若い方は??って感じじゃないかなと。

 オマケの方も酷いです。
ぷにえの母のエスメラルダの口から語られた、権力の頂点に立つために淘汰してきた魔法使いたちの名に私ら世代は戦慄しちゃうのです(汗)

 兎に角、外道と言う名が相応しいヒロインですが、実はとっても同情しちゃうバックボーンが有ったりする事も無く感情移入は出来ません。
大変クダラナイ作品ですが下ネタも無いし下品でもないので、魔法少女+サブミッション(ちょっとだけカポエイラ)路線が好物な方にお勧めです。
そういう組み合わせのアニメ、他にないと思いますが。

私は意外と好きです、コレw
////////////////////////////////////////////////
たまたま一話見たんですが、このテキトウな感じ嫌いじゃないです。
タイトルからすると大菩薩峠リスペクツなシリアスな魔法少女モノと勘違いするのは私らオッサン世代のみですね。
折角縁あって一話見たんで、暇な時にでも続き見て見ようと思います。
水島監督って、もともとこういう畑が主戦場だったんですね。

オッサンが見るような代物ではないですが、私はアホなので全然カバーできる範囲の作品ですw

投稿 : 2021/02/20
♥ : 9

69.5 11 独裁者アニメランキング11位
銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (262)
779人が棚に入れました
数千年後の未来、宇宙空間に進出した人類は、銀河帝国と、自由惑星同盟という“専制政治”と“民主主義”という2つの異なる政治体制を持つ二国に分かれた。 この二国家の抗争は実に150年に及び、際限なく広がる銀河を舞台に、絶えることなく戦闘を繰り返されてきた。長らく戦争を続ける両国家。銀河帝国は門閥貴族社会による腐敗が、自由惑星同盟では民主主義の弊害とも言える衆愚政治が両国家を蝕んでいた。そして、宇宙暦8世紀末、ふたりの天才の登場によって歴史は動く。「常勝の天才」ラインハルト・フォン・ローエングラムと、「不敗の魔術師」と呼ばれるヤン・ウェンリーである。ふたりは帝国軍と同盟軍を率い、何度となく激突する。(銀河英雄伝説公式ポータルサイトより)

声優・キャラクター
宮野真守、鈴村健一、梅原裕一郎、梶裕貴、諏訪部順一、小野大輔、中村悠一、川島得愛、三木眞一郎、石塚運昇、水内清光、藤原貴弘、楠見尚己、竹内良太、ふくまつ進紗、目黒光祐、櫻井トオル、畠中祐、小野友樹、下山吉光

kakizaki さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

音楽悪いよ、迫力なさ過ぎて面白くないよ

【20180701】
自由惑星同盟はまあまあ良い感じです。
帝国は、うーん・・・・ 個性的なキャラが個性を失っているのは悲しいです。

【20180425】
自由惑星同盟は良い感じかもな・・・

それに比べて帝国は威厳がないかな・・・

【20180410】
とうとう、銀英伝が始まるということで凄く期待して待っていたら...

作画が黒子のバスケだ・・・とか
キャラが違う名前になってる・・・とか
声優が棒演技・・・とか(これは演出が悪いと思う)

いやしょうがない目をつぶろうと思ってたが

流石にバックで流れるBGMひどすぎるよ!!!

特に、「テロテロテロテロ」ながれる安っぽいやつ。耳障りで物語にも全然集中できないよ

正直本家アニメの方みたいな、グレーギリギリのクラシックは建前上難しいのは分かるが、流石にこれは素人かと言いたくなりました。

今後、どうなるかは不安しかないですけど・・・ どこで切ろうかと考えています。

投稿 : 2021/02/20
♥ : 5
ネタバレ

ガムンダ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

旧作のパクり 志が低い

ほぼリアルタイム世代の原作ファンです。

リメイクと聞いてワクワクでした。

まず最初に、原作共々旧アニメシリーズは既に完成されたもので、直す必要がありません。
作画が締め切り間際のカクカク画も含めてあれはアレで良いのですよ。
第一「銀河“声優”伝説」とまで言われた声優陣の仕事はもう再現不能でアーカイブ行き確定の作品なのです。
あれを「やり直す」必要はありません。


で、リメイクするなら敢えてやって欲しかった事があるんです。
新作スタッフには原作のみ読み込んで、旧作は一切観ない。
徹底してこれやって欲しかった。

なのにどうでしょうこれ。
旧作を研究し尽くしているのが見え見えです。

例えば帝国側の中世風の徹底した復古主義やクラシックと宇宙をマッチさせた(「2001年」の例はあるにせよ)演出、宇宙軍艦のデザインはアニメの映像化にあたって成し得たオリジナルの意匠です。

この新作にはその意匠がありますか?
CGに頼ったって薄っぺらさ増すだけです。

では一体何故これ作ろうとしたのか、勘ぐってみましょう。
一言で言うと「腐女子」ビジネスを狙ったんです。

「銀英伝」の頃世間には「腐女子」と言う概念がありませんでしたが、私はラインハルトとキルヒアイスの妖しい掛け合いやロイエンタールとミッターマイヤーの友情など、当時のオタク女子に大ウケだったのをよく覚えています。
それで「潜在的にそういう需要があるんだなあ」と感じていました。
銀英伝自体はおそらく意図的にそれを狙ったものではありませんが、もしかしたら腐女子と言う概念をメジャー化する素地を作ったのは銀英伝である可能性すらあります。

じゃあってんでそれを狙って当時を知らない腐女子達にこれを見せてやったら大ヒットじゃないのか?
と思いついたんでしょう。
なのでキャラデザがああなり喋り方がこうなったに違いありません。

要するに「公式商用同人アニメ」って所です。


まあ一応続き観ますけどね。
観終わって評価変わったらまた書きます。

(以上初回レビュー 18.04.22)




観終わったので☆評価と感想・・・
感想は大体初回のとおり。

旧OVA版(と言ってもTV放送もしてたんですよ)をテープが擦り切れる程見まくった銀英伝研究家(?)として銀英伝の世界を考えてみましょう。
この設定がアリなのかナシなのか(笑)
お題は「戦争は150年も続くのか。」
{netabare}
物語開始時点で帝国、同盟両国の戦争は既に150年続いています。
交戦勢力は国力の拮抗した二国の正規軍です。
と言うかこの世界にはこの2ヵ国しか存在しません。
フェザーン自治領は銀河帝国の一部です。
さてさて、正規戦が1世紀半も続く状況はあり得るのか。

物語が書かれた当時は米ソ冷戦の只中でした。
冷戦 コールドウォーは何故コールドで終わったのか。
言うまで無く「核の抑止力」です。
どちらかがどちらかを攻撃すれば確実に双方が完全に絶滅する。
この状況を「相互確証破壊」と言います。
相互確証破壊下では、どんなに相手が気に食わなくても表だって実際の戦闘行動をとる事が出来ないわけです。

ところがこの銀英伝の世界では、文明は恒星系間を超えており、その領土全てを即時に完全破壊する兵器が存在しません。
この事が逆に戦争をするハードルを下げ、ダラダラと続いたものと考えられます。
しかも両国の間の往来はごく狭い空間を通る必要があり(この設定自体無理ありますが)、ある意味の安心感に守られ敵が本当に征服してくる恐怖も、本気で敵を征服するつもりもない「ゼスチャ戦争」が続く事になるわけです。


宇宙艦隊の規模がハンパではありません。
軍艦数万隻(!?)
作中序盤で最も大規模な戦闘として最終的にアムリッツァ星で壊滅する同盟軍の帝国侵攻作戦がありますが、同盟軍の出征人数はやく3千万人(!!?)損耗はやく2千万人(!!!?)

人口は130億人居ります故、1.3億人の日本に置き換えると数ヶ月のうちに20万人の自衛官が戦死した事になります。
インパール作戦でも6万人に達していません。

物語の中でも愚挙として描かれる出征ではありますが、さすがにこんな事が起こるだろうか?
そもそも人の命とは「1万人居るから1人死んでも問題なし」とはならないのであって、時代が進めば進む程、技術が進歩すればするほど「一人の命の重み」は増していきます。
更にそもそもそも今の時代ですら戦争は公共事業として割に合わない事は統制の取れた普通の先進国では常識的な概念です。
最近の部類の正規軍同士の衝突であるフォークランド(マルビナス)紛争も長い間アルゼンチン国民に燻っていたイライラが噴出し負ける事を考えずに勢いでやっちゃった的な側面があります。

それを踏まえ、数世紀も今より時代が進んだ世界で形だけのダラダラ戦争にロボット兵ではなく生身の兵士をジャンジャカ死なせるような事をやっているんだとすれば、まさにディストピアと言う他ありません。

この戦争に決着を付ける人物が現れた事お話がつまりこの「銀英伝」なのです。
{/netabare}


今宵はこれにて。
そのうちまた考察を加筆するかも。


それにしてもこの「Die Neue These」
キャゼルヌがエロ眼鏡などキャラデザが物議を醸してますが一番ヤベーのはブルームハルトである事に気づいてますか?(笑)
後半結構重要な役回りをする特殊部隊の純情ボーイがあの風体。
初回レビューの感想を一部覆す、なかなかチャレンジングなキャラデザです。

投稿 : 2021/02/20
♥ : 14
ネタバレ

NEOたちばな さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

物足りないなぁー。これじゃプロージットできん!

祝!再アニメ化!

1番好きなアニメはもちろん銀河英雄伝説
1番好きなキャラはファーレンハイト
旧作に対する想いはいつまでたっても変わらない
再アニメ化でもっと色々な人に銀河英雄伝説を知ってもらえることが素直に嬉しい

-数話視聴してザックリ思ったこと-
単純に絵は綺麗、というか感動した
艦艇とか艦隊戦とかすごい!!!
物語も再アニメ化ということだから旧作と大きな差異はなさそうだし良かった
キャラデザは・・・
まぁ自分の持ってるキャラクター像とハマるかハマらないかだよね
旧作よりおじさんキャラ達がイケメン化されてるね、これはじわるw
声も問題なし!旧作で演じてた声優へのリスペクトを感じる

-各話感想-
1話-永遠の夜の中で-
{netabare}ファーレンハイトが無骨な武人って感じすぎるね、彼の華奢で優男風な容姿が好きだったから残念
声はファーレンハイト以外は意外と大丈夫かな、思ったよりしっくり来てる
特にキルヒアイスいいね、けどキャラデザはねぇー
キルヒアイスと言ったら赤毛の天パじゃないと笑
全体的にキャラデザは腐女子に寄せすぎか、黒子のバスケみたいだね
艦艇および艦隊戦のCGはめっちゃ綺麗、ブリュンヒルトの曲線は甘美そのもの
あと理屈倒れのシュターデンさん健在で安心した笑
そしてみんな大好き「ファイエル」が聞けたことに感動
{/netabare}
2話-アスターテ会戦-
{netabare}まず思ったのが、ヤンが想像以上にヤンだ!!!
パエッタ中将とかパストーレ中将(空気)が相変わらずの無能で逆に安心したw
幕僚のラオ少佐…旧作にもそんな人いたかな?
ブリッジ攻撃されたときのダメコン描写で「銀英伝が新しくなったんだなー」ってしみじみ
フィッシャーが微妙にイケメンになっててワロタw
全体的におじさんキャラがイケメン化してるよね笑
いつ反転迎撃からの轟沈でエルラッハ死ぬんだろうと思って楽しみ(不謹慎)にしてたんだけど死ななかったね!
こういう細々したシーンが楽しみだったりするんだけどね!
最後の最後にフリードリヒ4世が旧作より少し若返ってて笑った
※ガムンダさんよりラオ少佐の詳細を教えていただきました、ありがとうございます!
{/netabare}
3話-常勝の天才-
{netabare}今回はラインハルトとキルヒアイスの前日譚的な話ね
冒頭のナレーションが思ったよりいい感じだと改めて実感、下山さんいいよいいよ
フリードリヒ4世の声が軽すぎない?なんか若すぎるよー!個人的にはもっとヨボヨボでしゃがれた声が希望だね…
オーベルシュタインいいぃー!
レジェンド塩沢兼人さんを彷彿させるね諏訪部さん、ハマってるぅー!
そうだそうだ思い出した、これは「歪曲した」姉弟愛と「歪曲した」友情の物語だったね笑
血統主義なんてクソ食らえ!能力至上主義こそが絶対!ってのが銀英伝って感じするね
ただ、いざ自分のおかれてる状況にあてはめて考えてみると自分に能力があるかどうから甚だ疑わしい…かなしいなぁー
{/netabare}
4話-不敗の魔術師-
{netabare}今回はヤンの前日譚的な話ね
ジェシカのビジュアルが格段にアップしてる笑
模擬シュミレートのワイドボーン戦がめっちゃリアルで綺麗になってる!!!
旧作では座ってポチポチしてただけだったよね笑
たしかワイドボーンってラインハルトと戦って盛大に戦s…おっと失敬
きたきた、エルファシルの英雄!
えらいサクッとしてたね、こうゆうところで時短…!?
コーヒーより紅茶のシーンきたきた、将来のおよm…おっと失敬
{/netabare}
5話-第十三艦隊誕生-
{netabare}ユリアン…えらいイケメンなったなぁー。
トリューニヒト…お前は無駄にイケメンになったなぁー。あんたの如何にも胡散臭いペテン師っぽいツラが好きだったよ…
ふむふむ、順調に憂国騎士団が荒ぶってるねぇー。
でもさ、アスターテ会戦の慰霊祭ってこんな感じだっけ?
ヤンは慰霊祭に出席しなくて一人で荒ぶったジェシカをヤンとアッテンボローが助けに行って、そしてトリューニヒトとヤンが交渉するみたいな感じだったよね…?
ここの描写がないってことは後々にも結構な影響があるような気が・・・
あと、クリスチアン大佐が憂国騎士団でしかも慰霊祭にも登場するとはね…これは意外すぎる
旧作との意外な違いも楽しめますね!
{/netabare}
6話-イゼルローン攻略【前編】-
{netabare}もっさいユリアンをかえせー!
童貞感モロ出しのユリアンをかえせー!
で、なんやこのムライは!?!?!?
これがムライなのか…眼鏡やし髪の毛チリチリやしこれが「歩く小言」なのかよ
グリーンヒルはいかにもアニメキャラっぽくなってしまったのぉー、ムライよりグリーンヒルの方がコレジャナイ感が強いかな
シェーンコップは超絶イケメンやしビュッコクはめっちゃスリムやしアニメキャラって感じになっちゃった
密命を帯びた味方部隊って怪しさMAXやけど本当に味方だったら見殺しにすることになるし中々難しい判断だよね
{/netabare}
7話-イゼルローン攻略【後編】-
{netabare}イゼルローン要塞の液体金属の質感がすごいリアル!
帝国は刺青だめなんだ…危ない危ない
ボディーチェックのハイテク感よ、過剰なまでのハイテクぶりちゃう笑?
前作同様あっけなく司令室占拠しちゃったね
トールハンマーの発射描写めっちゃリアルで見応えあるぅー
ルビンスキーのモミアゲが思ったよりギザギザでワロタ
やっぱりオーベルシュタインはハマってる
{/netabare}
8話-カストロプ動乱-
{netabare}マクシミリアンさんすごい無能でボンボン感が漂う容姿してる…前作のカストロプ星系の人はほぼ裸だったよね笑?
おぉー、バルバロッサかっこいい!
ちゃんとビューローもベルゲングリューンもいる!
ちょっw
マクシミリアンさん部下ぶん殴りすぎやろw
前はアステミスの首飾りに頼ってたけど、今作は部下を掌握出来ずに反乱?みたくあっけなく終わったね
オーベルシュタインのピンチをチャンスにっていう考え方は好きよ
フリードリヒ4世は治世者としては暗愚だったかもしれないけど、結構大胆な考え持っちゃってるし物事を達観してるし中々の人物ですよね
{/netabare}
9話-それぞれの星-
{netabare}【悲報】ジョアン・レベロもホワン・ルイも完全に別人の件
うーん…トリューリヒトの没個性化がやっぱり残念
「戦争」というキラーフレーズに負けるのが政治屋だよね、どんな世界でも一緒だ
グリーンヒル大将「君が優等生のユリアン君か」→ユリアン「はい!はじめまして」って謙遜しろよユリアン!!!
ボルテックの謎の老化も気になるw
タイトルの「それぞれの星」…深いねぇーシミジミ
歴史は1人1人が創るもの
「history」はhis story=彼の物語
{/netabare}
10話-幕間狂言-
{netabare}「増長させておけばいいでしょう」なんと無責任な助言だ、それで納得する方も大概だがw
ロボス元帥の顔がいかにも昼寝しそうな顔になってる笑!
でたでたフォーク准将、なんかただのイケメン
そして迷言「高度の柔軟性を維持しつつ臨機応変に」
フォーク准将のマスタベーションはやっぱり(逆に)すごい
タイトルの「幕間狂言」が的確すぎてワロタ
負けると分かってて戦うのは嫌だね、それなら僕は負けると理解できない脳筋でありたい
{/netabare}
11話-死線【前編】-
{netabare}焦土作戦にまんまとハマった同盟軍
旧作にあった占領星の地主の娘と兵士との恋物語は丸々カットですかね?
きたきたプロージットからのグラスぱりーん、人生で1度はやってみたいことベスト3に入るね笑
ブリュンヒルトの出港シーンかっこいい!
躍動感が違うね、荘厳だぁー
{/netabare}
12話-死線【後編】-
{netabare}おぉー、ここにきて初の空中戦?というかドッグファイト
ビュッコックの的確な指示ステキヤン
疾風ウォルフきたー、相変わらずのそうr...おっと失敬
オイゲン久しぶりだなぁー、元気だった笑?
ウランフさんはミサイル全部発射できたかね…?
ロボスはなんちゅー顔で報告聞いとるんや{/netabare}

-見終わり後の総評-
{netabare}・物語:アムリッツァ星域会戦までのダイジェストみたいな感じで物足りなさを感じた
・作画:すごーい!めっちゃリアルやし、スピード感のある艦隊戦には感動した
・声優:いいんじゃないでしょうか(あんまり詳しくないし)
・キャラ:これはダメだ…
・音楽:いいんじゃない(適当){/netabare}

旧作を知ってる人は「こんなシーンあったねー」・「このキャラ懐かしいなー」って思いながら観れるから楽しいと思いますよ♪

投稿 : 2021/02/20
♥ : 33

68.0 12 独裁者アニメランキング12位
ドラゴンボールZ 復活のフュージョン!!悟空とベジータ(アニメ映画)

1995年3月4日
★★★★☆ 3.7 (112)
769人が棚に入れました
普段のように天国と地獄の管理を行っている閻魔の館で一人の若いサイケ鬼が地獄行きの魂を浄化するスピリッツロンダリング装置のタンクを換え忘れた。満タンになったタンクからは悪の気が漏れ出し、サイケ鬼の体を媒介に、ジャネンバという怪物に変化してしまった。同時に閻魔の館は結界で封じられてしまい、あの世とこの世の秩序がめちゃくちゃになってしまった。この世ではフリーザなど、かつて倒した悪人達が復活し大混乱。悟飯、悟天、トランクスらが応戦するが、根本的な解決法が分からずにいた・・・。

声優・キャラクター
野沢雅子、堀川りょう、草尾毅、皆口裕子、緑川光、鶴ひろみ、渡辺菜生子、郷里大輔、中尾隆聖、槐柳二、山本圭子、島田敏、西尾徳、安西正弘、玄田哲章、八奈見乗児

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

大全集には「劇中で、超サイヤ人3悟空が魔人ブウの名を出したり、ゴテンクスが登場した点、ベジータが死んでいる点から、魔人ブウ戦のさなかの出来事と推測できる」と書かれている。

あの世の閻魔宮で邪悪な魂を洗浄する装置が爆発し、装置の見張り番をしていた赤鬼は怪物ジャネンバに変身してしまう。それを機にこの世ではドラキュラや戦国武将などが現れて大パニック。悟飯、悟天、トランクスたちは片っ端から倒していく。一方、大界王星の、「あの世一武闘会」に出場していた悟空は急いで閻魔宮へ向かいジャネンバと死闘を繰り広げるが、あまりの強さに絶対絶命の危機に。そのピンチを救ったのはベジータだった!悟空はジャネンバを倒すにはフュージョンしかないと思い、ベジータに呼びかけるのだが・・・

1995年3月4日に公開された『ドラゴンボール』シリーズの劇場公開作第15弾である。

大全集には「劇中で、超サイヤ人3悟空が魔人ブウの名を出したり、ゴテンクスが登場した点、ベジータが死んでいる点から、魔人ブウ戦のさなかの出来事と推測できる」と書かれている。

オープニングテーマ - 「WE GOTTA POWER」
エンディングテーマ - 「最強のフュージョン」

投稿 : 2021/02/20
♥ : 8
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

最強の敵をさらに強い力でねじ伏せる!これぞドラゴンボールの真骨頂

実はこの映画、画像にもあるゴジータの活躍はそれほど多くありません。
それでも一度見た人にはその雄姿が目に焼き付いて離れないはずです。

とにかく、ゴジータが登場するまでの引きが巧いんです。
時系列でいえば原作のブウ編の辺り、悟空もベジータも最強クラスな訳なんですがそれでも全く敵わない。
それほどこのジャネンバって敵は強いんですね。しかも強いだけじゃなくてブウみたいに不思議な魅力があって、二人を手玉に取って楽しんでいるような戦い方をする。

中々倒せないなーこれもしかして負けちゃうんじゃないか?ってハラハラする後半に、やっとゴジータが現れて。しかもその登場シーンがめちゃくちゃカッコイイ。
活躍は一瞬。でもその中に魅力が凝縮されている素晴らしさ。
言葉もほとんど発しません。ただ、ジャネンバに向けて一言。
{netabare}
「オレは悟空でもベジータでもない。オレはキサマを倒すものだ!」
{/netabare}
もうね、最高です。


この映画では正義とか地球を救うとか、変に意識されていないのも他の映画に比べて悟空らしくて良いと思います。
そういったヒーロー映画も好きですが、何より悟空は強い相手を求めてどこまでも精進していくような、限界を感じさせない強さが魅力でしたから。


混じりけのない澄んだ雰囲気の、非常にドラゴンボールらしい映画です。
昔も今も一番好きな作品なので、何度見ても楽しいし燃えます。

投稿 : 2021/02/20
♥ : 16

65.3 13 独裁者アニメランキング13位
ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略(アニメ映画)

2012年6月23日
★★★★☆ 3.8 (164)
762人が棚に入れました
グリフィスの夢に取り込まれる自分に気づき、対等の友となるため鷹の団を離れる決意をするガッツ。同時に、ミッドランド王国より鷹の団に、難攻不落のドルドレイ要塞の攻略を託される。ミッドランド王国正規軍として栄光を手に入れたかに見えた鷹の団。だが、全ては破滅への序章にすぎなかった……。

声優・キャラクター
岩永洋昭、櫻井孝宏、行成とあ、梶裕貴、寿美菜子、藤原貴弘、松本ヨシロウ、矢尾一樹、豊崎愛生、小山力也、三宅健太

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

なんというRシネマっぷりwww

前作はユリウス暗殺後のガッツがグリフィスの語った「友とは対等な関係」という言葉を聞いて、彼の中の価値観が変化しかけたところまででした


今作では100年戦争の天王山となるドルトレイ要塞の戦いがメインに描かれます


特に見所となるのは鷹の団、唯一の女千人長たるキャスカの過去が明らかとなる場面
グリフィスとキャスカの出会い、グリフィスに拘るワケ・・・
さらに彼女がトラウマを乗り越えて成長、宿敵との決着を果たすまでが最大のカタルシス


てかキャスカってこんなに可愛かったか?w
(いや、千羽由利作画でみやむーvoiceのキャスカはくぁわいかったがw)
間違いなく今作のヒロインはキャスカ
彼女の魅力が存分に描かれた章だったと思います


さてさてw
前作でも大胆な殺戮シーンや全裸のシーンなど、多々大人向けな要素を惜しむことなく映像化してみせた「ベルセルク・サーガ プロジェクト」
今作のラストでは原作ファンの皆様ご存知、シャルロット姫との×××が超じっくり描かれますwww


そりゃもう^q^


もはやファンタジーがメインなのかこっちがメインなのかわからんwww
豊崎さんの演技もしゅごいwwwいや、しゅっごいwww


と、いうことでレーティングは【PG12】にこそなってますが、【絶対に子供に見せてはいけません】www


あと最近になって気付いたのは何気に舞踏会にセルピコとファルネーゼがいますね(笑)

投稿 : 2021/02/20
♥ : 16

ろき夫 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

エログロの極致。圧巻の映像美。(劇場版Ⅲ降臨のレビューです)

すいません。興奮のあまり作品追加を待てませんでした。
それでも読んで頂けると嬉しいです。
ネタばれがあるにゅ!とのご指摘を受け、考えられる箇所のネタばれを修正いたしました。申し訳ございません。

一応、ネタばれ無しを心がけますw
今回はどちらかというと絶賛レビュです。


ベルセルク黄金時代篇三部作の最終章。

コミック史上最も残酷なシーンと評され、ベルセルクの名を一気に世に知らしめることになったエピソード『蝕』ついに待望の映像化。今作一番の見所です!

前の劇場版二作は悪い意味で期待を裏切られ、不満をタラタラ言っていたわけですが
今作は良い意味で裏切られた。期待値を軽く飛び越えてきました。(期待値低めに構えていたからかもですけどw)

言葉を失うほどの、凄惨で過激なエログロシーンが長い尺をかけて展開されますが、圧巻の映像美によって生み出される凄まじい吸引力で目が釘付けに。
鬼気迫るガッツの表情・動き・声が印象的でした。

前作Ⅰ・Ⅱに比べ、モブの表情がより丁寧に描かれ、カクついていた3DCGの動きも気のせいか良くなっていた気がします。なので気が散ることなく、蝕のシーン本来の良さがかなり際立っていました。

私が今までに見てきた作品(アニメ・実写問わず)の中で、そのエログロさは間違いなく最高レベル。
まさに地獄絵図。あっという間に館内を絶望と恐怖が支配してしまいました。
視聴後は強烈な喪失感を味わうこと必至w
R15とかそういう問題じゃないw
TVでは決して味わえない映画の醍醐味!というやつなのかも知れません。

なので、観て楽しめる内容か?と聞かれると首を傾げてしまいますが
今作のビジュアルショックはヱヴァQをも凌ぐ一見の価値ある素晴らしいものだと思います。
(予算では圧倒的に負けてそうだけどw)
でも、それだけに映像面では良い仕事をされた。……ということなのでしょうね。
『蝕』のシーンに関しては、原作ファンの方でも十分満足できる作りになっているのではないでしょうか。

それだけに残念なのが、省略されたエピソードの数々ですね。
せっかくほぼ完全に再現された蝕なのに、感情移入できるキャラの掘り下げが十分になされなかったため、原作を読んだときに流れた涙を同じように流すことが出来ませんでした。
(でも、他からすすり泣く声も聞こえてはきたので、人によりけりなのでしょう)

前作での演出や構成の失敗が悔やまれます。予算のせい?尺の問題?
というよりは窪岡監督が描こうとしていたベルセルクと私の期待していたベルセルクがはなから違っていたんでしょうね。
この劇場版では主人公のガッツはもちろん、キャスカの描写に力が入っており、二人の関係を軸に物語が描かれている気がします。
ガッツ役の岩永さんは声優が本職でないとは思えない素晴らしい演技でしたし、キャスカ役の行成さんの声も合っていました。しかし、グリフィスの影がウッスーくなっている。
櫻井さんのせいではありませんがw描写が圧倒的に足りない。
むしろ原作では黄金時代篇のキャスカはおまけ程度なんですけどw
最後の最後で最高の映像を見せてもらい嬉しいのですが、最後だけ良くされても……意味無くね?
なんていう腹立たしさもあったり。複雑な心境ですw
ともあれ、今作は三部作の中では一番見応えがありました。

原作とちが~う!などと今まで散々不満を言ってきたわけですが、なんだかんだ言って映画の観賞自体は結構楽しんでいます。
実際、今作に関してはオールナイト一挙上映会イベントに参加して観ましたw
ゾッド役の三宅さんのキャラが面白かった。(あと、ファッションが胡散臭かったw)
ベルセルクがこんなにもメディアに取り上げられ、盛り上がることは恐らくこれが最後なので
思い出にと、中野ブロードウェイでこじんまりと催されているベルセルク展にも行ってきました。
(詳しくは http://pixiv-zingaro.jp/exhibition/berserk/ )
数々の原画が飾られていて、劇中にそれを発見できると嬉しくなります。
なので劇場で視聴する際、機会があれば前もって立ち寄っておくのがオススメです。
原画集を購入したら原画が1枚ついてきました。ガッツ15歳時の。
(でも原画ってもらって嬉しいけど、どう処理していいか悩みますよねw)
恩田尚之氏を中心とし完成された実写的な原画は惚れ惚れとするくらい美しく、最高の目の保養になります。

これで劇場版も終わり。なんか寂しくなります。
正直なところ「こんな中途半端に映像化されるんだったら最初から無いほうがマシだった」
という思いもあります。
でも、彼らの過酷な旅路の先に希望があると信じ、いつまでも追い続けていたいと願う。
そんなファン心なのでした。

投稿 : 2021/02/20
♥ : 8

Zel さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

訣別もまた、宿命。

2012年劇場公開作品

ただでさえ長編である黄金時代篇
劇場三部作、全部で4~5時間くらいに纏めるためにはカットするエピソードの選択やメインシーンに使う時間などかなり細かく計算しなければ原作の良さを出すのは大変だと思います

そのうえでなぜグリフィスとシャルロット姫のベッドシーン長時間使ったのか?
描写もあそこまで濃厚で赤裸々にする必要はあったのか?
個人的には必要性を感じず、それで興醒めしてしまった

このシーンに時間を取るなら他の戦闘シーンをクローズアップするなり、カットされたエピソードを映像化するなりして貰いたかった
グリフィスとガッツの一騎打ちなどは迫力があり素晴らしかっただけに残念だった

第一部、第二部と劇場で鑑賞したが今回の事を踏まえ第三部はDVDレンタルにします

シャルロット姫を演じるのは豊崎愛生さん
けいおんの唯や超電磁砲の初春など天然キャラが似合う声優さんです

投稿 : 2021/02/20
♥ : 12

62.9 14 独裁者アニメランキング14位
牙-KIBA-(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (87)
626人が棚に入れました
無機質で閉鎖的な世界「カーム」に住む少年、ゼッドは、「扉や門を壊せば違う世界に行ける気がする」という思いにとらわれて街を破壊して回り、学校や警察から追われていた。親友のノアは彼を心配するが、彼の事情を知っているだけに何も言えない。ゼッドの母であるサラは精神を病んでおり、病室で日々を過ごしていた。そんなとき、ゼッドを追って来た教師が突如豹変し、狂人となってゼッドに襲い掛かる。それに呼応するように廃人だったはずのサラは正気を取り戻し、得体の知れない力を使って教師と戦う、何が何だか解らないまま、必死で警察から逃げ回るゼッド。追い詰められたとき、彼のもとに現れたのは、巨大な光の渦だった。無我夢中で渦の中に飛び込むゼッド。やがてたどり着いたのは、「シャード」の力を使う能力者「シャードキャスター」が戦う、戦乱の異世界だった……。

声優・キャラクター
吉野裕行、堀江一眞、水樹奈々、大木民夫、三木眞一郎、山口勝平、井上喜久子、家中宏、井上麻里奈

奈悠 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

結構硬派なバトルアニメ

かなり前に視聴した作品。

当時は、元がカードゲームとは知らずに視聴していました。
むしろそういった内容は微塵も感じません。
子供向け枠にて放送されていたが、けっして子供が見るような内容じゃないくらいにかなり濃厚な物語になっています。
また要所要所の効果音がかなり印象的でした。
全51話と長いですが、バトル物が好きであれば楽しめる作品です。


こんなお話
カームの街に暮らす15歳の少年・ゼッドは、日々やり場のない苛立ちを持て余していた。
もっと自分を生かせる場所が、どこかにある気がする―。

ある日ゼッドは、不思議な風に誘われ、時空の裂け目へ飛び込む。
その先にあるかも知れない、「答え」を求めて。

風に乗って彼が舞い降りたのは、
《シャード》と呼ばれる魔力の結晶体を操る《シャードキャスター》たちがしのぎを削り、
対立する領域同士が終わりの見えない戦争を繰り広げる異世界だった。

シャードの力で魔術や《スピリット》と呼ばれるモンスターを自在に扱うシャードキャスター。
その力に魅了されたゼッドは、自らもシャードキャスターを目指す。
だがゼッドはまだ知らなかった。
この世界の行く末を左右する力をもった強大なスピリット「アミル・ガウル」が彼自身に宿っていることを―。

時間、空間、全てを超越した世界を舞台に描かれる、
壮大なファンタジック・アドベンチャーが、今、幕を開ける!
(公式より引用)

OP
「Sanctuary」(第1話 - 第26話) 玉置成実(12th Single)
「儚く強く」(第27話 - 第51話) ユンナ(9th Single)

ED
「Very Very」(第1話 - 第13話) アフロマニア(1st Single)
「solar wind」(第14話 - 第26話) シュノーケル(Indies 1st Single)
「STAY GOLD」(第27話 - 第39話) ライムライト(3rd Single)
「世界の果てまで」(第40話 - 第51話) 高田梢枝(3rd Single)

投稿 : 2021/02/20
♥ : 3

ソーカー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

ターゲットがよく分からない。

相当昔に見たが途中で断念したアニメ。
割と硬派なバトルファンタジーアニメで、それなりの出来ではあったとは思いますが
ちょっとツッコミどころが多く、色々と評価の難しい作品だったと思います。
異世界に飛ばされてくるという展開にも関わらず
元の世界の描写がほとんどなく、いつのまにやら主人公は割と順応していく・・・
主人公が何をしたいのかもよく分からんので、物語の方向性が見えにくいのが最大の難点。
展開もずっと重く最後まで見る気にはなれなかった。

子供見ても楽しくないだろーとか思ったり
大人が見てこれ楽しめるかー?とかも思ったり
なんかよく分からないアニメでした。

投稿 : 2021/02/20
♥ : 3

ワドルディ隊員 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

明らかに子供向けではない「日曜朝の爽やかアニメ」

この作品は、トレーディングカードゲーム『牙』を原作とした
TVアニメである。タイアップものではあるものの、アニメ本編に
カードが登場することは全くと言っていいほどないため、別もの
として考えたほうが良いだろう。
前番組が「ゾイドジェネシス」、後番組が「天元突破グレンラガン」
だったことも相まって、非常に知名度の低い作品でもある。

作品のジャンルとしては、異世界物の一種だが、想像以上に暗く
重々しいストーリー展開になっている。
「そこらへんにころがってる異世界物と大して変わらんだろ」
と高を括ると、痛い思いをするだろう。

なぜなら、この世界においては、人間同士の闘争、反逆が頻繁に
起こるからだ。人が殺し合いをする回が圧倒的に多く、
常に鬱展開のような状態。
その上、愛憎劇の要素も含むので、油断ならない。

声優ですら「今日は誰が死ぬんだろう」と話していた位だ。
現場の雰囲気もすごかったに違いない。ここまで読むと
最後の最後まで救いのない話のように思えるが、バッドエンド
で終わることはないためその点は安心していい(?)
鬱展開への耐性がない人は視聴しないほうが賢明だ。

主人公ゼッドとその親友であるノアに焦点が当てられているが、
感情移入がしやすいのは、葛藤する場面が少ない上に劇中屈指の
強靭なメンタルを持つゼッドよりも、序盤から立て続けに
悲惨な目にあうノアの方だった。

冒頭では優等生であったノアが惨劇やカタストロフィを通じ、徐々
に変貌していく様に胸が痛くなった。方向性の違いからゼッドと
対立していくので尚の事。途中からゼッドよりもノアの方に
意識を割いていた自分がいた。

最初の頃は、「ノアを主人公にした方がいいんじゃないのか?」と
思っていたのだが、今思い返すと、主人公は精神状態が安定
しているゼッドで問題はなかったように思う。

敵味方、男女問わず思い入れのあるキャラクターが多く、
選び出すとキリがないのでここでは二人に絞りたい。

一人目は、強さこそ至上を信念としている国、ジーモット3幹部の一人
ヒュー 。ゼットの宿敵として立ちはだかる悪役だ。
腕が立つだけに留まらず、狡知な野心家としての顔ものぞかせる。

残虐な性格の持ち主で、ネオトピア侵攻編ではそれが顕著
に表れる。その時の光景を目にしたとき、私は余りの外道っぷり
に舌を巻いてしまった。人によっては目を瞑りたくなるだろう。
ちなみに、このヒューを演じたのは山口勝平。
当時でもかなり珍しかったようで話題になっていた程。

二人目は、劇中屈指の被害者でもあるゼッドの母親、サラ。
向こうの都合によって強引に巻き込まれてしまった非常に
可哀想な人物である。それによりアミル・ガウルと呼ばれる
強力なスピリット(いわゆるペルソナの様な物)の魔に
憑りつかれてしまった悲しい過去を背負っている。

ここで、少しアミル・ガウルについて触れておきたい。
アミル・ガウルとは、スピリットの中でも非常に強力な
キースピリットの一種であり、劇中最強クラスの強さを誇る
スピリットだ。

ただし、アミル・ガウルには拒絶反応があり、それによって
人が発狂し挙句の果てには死亡してしまうこともある
とても恐ろしいものだ。
無論、サラもアミル・ガウルの拒絶反応があり、本来は
苦しいはずなのに彼女にとっては必要不可欠なものと
して捉えられている。

なんと、サラの場合は拒絶反応と同時に中毒症状が起きており、
一種の薬物依存症の様な状態に陥っているのだ。そんな状況なので
正常な判断ができるわけもなく、終盤は目的のためならば手段
を選ばない外道と化してしまっている。

本来の所有者であるゼットから、とある方法でアミル・ガウル
を手に入れようとするシーンは冷や汗をかきそうになるレベル。
それを見た瞬間、牙本編の中でもBEST3に入る程非常に
インパクトのあるシーンだと私は確信した。そのシーンを
抜粋した動画もあるようなので気になる人はどうぞ。

鬱展開で進んでいく異世界物を求めたい方
にはオススメ。但し、これでもかといわんばかりの鬱要素が
詰まっているのでそこだけ注意して欲しい。

個人的には、名作の域に入っても不思議ではないと感じるほど
とても面白かった。 間違いなく良作だと思う。

投稿 : 2021/02/20
♥ : 9

58.6 15 独裁者アニメランキング15位
18if(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★☆☆ 2.9 (125)
541人が棚に入れました
ここは夢世界。
欲望、希望、絶望が形を成した意識と無意識の狭間。

いつも夢見る自分の部屋の中で、
再び眠りにつこうとした月城遥人は、偶然にも他人の夢に紛れ込んでしまう。
それは、この夢世界に心を囚われた魔女達の夢。
現実を拒絶し、夢に逃げ、眠り続ける「眠り姫病」に陥った彼女達の夢の姿。

魔女の夢世界に迷い込んだ遥人は出口の扉を探し、
彼女達と出会い言葉を交わしていく。

声優・キャラクター
島﨑信長、子安武人、名塚佳織、福圓美里、東山奈央、加隈亜衣、浅倉杏美、遠藤綾、田村奈央、折笠富美子、水瀬いのり、嶋村侑、新田恵海、南波志帆

ミミック さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

ここまで見ごたえのないアニメは久しぶり

全話視聴したのですが、まあ評価通りですね。
設定が面白そうなので視聴を始めたのですが、
良いところもあったのですが、いろいろとま
ずい点のほうが目立ってしまったのかなという印象。


気になったところ
・夢に主眼を置いているんで設定的矛盾が多々あり。
・なんでもかんでも、夢だからで片付けられる。
・ひたすら重い話を続けて強引にハッピーエンド。etc.


それでも
・夢という難しい題材を扱いSF的展開に挑戦したところ。
・展開の先読みが難しいところ。
・アニメならではの視覚からの演出。
など良いところも観れたので、少々もったいなかったかな
という感じも否めません。

投稿 : 2021/02/20
♥ : 17

sMYVP12210 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

1話は最悪だが。。。判断難しいアニメ 一見の価値は有り

見てます。予備知識なし
1話目 訳が分かりません。
ただでさえ わかりづらい設定っぽいのに 1話目の役割を全然していない。
これから見る人は2話目から見よう。はっきりいって1話目不要。

2話でこのアニメの設定、展開がわかる。
このあとどんなテーマで話数が進むかわかんないけども、もう少し見続けることにします。

あ、あと言葉とか表現は結構暴力系18禁だと思います。

■見終わったので追記 2018.4.2
2話がよかったので見続けて、6話目までは良作アニメですね。まさにアニメだからできる表現かもしれない。おすすめです。
ただ、この作品の決定として、「作画」「音楽」が残念。これだけ目をつむりつつ、7話以降~11話までの迷走も耐えつつ最終話まで見てみましょう!

難しいアニメというのは確かです。いかんせん1話完結オムニバスなので時間とか尺が足りなさすぎる。シナリオはいいんだろうなーきっと。
シーンすっ飛ばし感や説明シーンがたりないから評価されにくいと思った。

ちょっとグロあるけど、現実社会にうったえたいテーマのアニメを理解してみるか!って思ったからは見てみてください。

投稿 : 2021/02/20
♥ : 5

どどる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

1話完結の佳作

1話完結をベースに全体がつながっていくアニメ。

法律に守られる未成年殺人者への復讐を行う2話、初恋をテーマにした淡い3話、天才の苦悩を扱った5話、いじめの話+アニメオタク的な遊びのある6話、本意の通りにアイドルができないアイドルの9話は5つ星をつけてもいい回でした。
とても好きです。
前半の方が地に足の着いた共感しやすい話であり、最終話に向けて少しずつスケールが大きい話が増えていった印章です。

特に評価項目がないサイトでしたら星4か5をつけていい内容でしたが、作画は良くはないし、物語も全体を通すとそんなに良いものばかりでもなく、音楽もまあ普通だし、分解して冷静になってみると褒めにくい作品です。
特に絵が気になるタイプの人はちょっと厳しいかもしれません。


各話で扱うタイトルがなかなか重く、1つの人生に踏み込んでいく感覚があります。その解決方法も独善的過ぎず、突き放しすぎず、現代的なバランスを持っています。
なかなか良いアニメです。

投稿 : 2021/02/20
♥ : 3

65.1 16 独裁者アニメランキング16位
ルパン三世 1$[ワンダラー]マネーウォーズ(OVA)

2000年7月28日
★★★★☆ 3.6 (66)
399人が棚に入れました
1カラットもない安物の指輪、マルケスの記念指輪がニューヨークのオークション会場に出品された。呆れ返る衆人をよそに、一人の紳士が百万ドルの値を付けるが、1$差でバンク・オブ・ワールド頭取のシンシアに競り負けてしまう。 そこへ銭形警部が現れた。 シンシアと競り合っていた紳士の正体はルパンだったのだ。 ルパンは指輪を奪い逃走しようとするが、シンシアの部下ナビコフに奪われてしまう。指輪には、持っているだけで世界の王になれるというブローチの所在を示す秘密が隠されていて、シンシアもそのブローチを狙っていたのだ。 ルパンと次元は、宗教にのめり込む五ェ門と共にバンク・オブ・ワールドに忍び込んだ。

酒と肴と頭痛 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

スコッチ党の次元がマンハッタンを。

次元がウイスキーを好むという設定はシリーズ共通と思いますが、どんなウイスキーを好むのか、スコッチだったり、バーボンだったり、話によって変更されていると思います。

この長編では、スコッチ党ということになっています。話の中で大きな清算をしにいく直前に、次元はルパンが待っているバーに入って、ドライマンハッタンを注文します。本来スコッチ党の彼がそうしたのは、感傷気味だったからでしょう。女に優しい次元ですから、清算後、ルパン一味が勝利した所で、救われない女が一人いるのは、彼が感傷的になる理由の一つではないかと感じました。

そして、他の女が一人、成功の道を歩んでいくことになるのですが、同じ大都市の中では上記の救われない女もおり、その対比が、あえてスコッチ党の次元がバーボンを使うマンハッタン(摩天楼)を欲した心境に重なるようで、通常のマンハッタンよりシャープで苦味のあるオリーブを添えた一杯が、この長編をより味わいのある物にしていると思いました。

投稿 : 2021/02/20
♥ : 0

Moji さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

TVスペシャル第12弾(2000)

「世界の王」になれるという曰く付きの「幸運のブローチ」の鍵を握る安物の指輪。
今回は、盗みをせずにオークションでその指輪をGetするはずだったが、1$と時間差で競り落とされてしまった。
まずはその指輪をめぐって、スバル360でのカーチェイスはもちろん、次元が愛用のM19を落としたり、しっかりと金庫破りもあり、ルパンが死んだり・・・。
幸運のブローチの謎解き、頭取の女社長とのコンゲームもありと、けっこう盛り沢山の内容である。
ルパンが幸運のブローチを狙う理由を「見てみたいだけさ」といってますが、それだけのはずはないよね。
地下駐車場で襲われるシーンでSSKが撃たれ、「オッ!」と思ったらその影からスバル360。イイ演出でした。

投稿 : 2021/02/20
♥ : 0

サブアカウント01 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

敵でありヒロイン

今回はまさかの敵のボスがヒロインという、今までの作品にはない敵としての魅力やドキドキが楽しめました。
とルパン映画のOPは、ルパンのテーマに合わせてのカーアクションですよねを再確認させてくれるカッコいいOPで始まります。

主要キャラの評価
ルパン・・・大人でカッコいいルパンです。やっぱりルパンはカッコよくないと

次元、五右衛門、不二子、銭形・・・ちゃんとみんなカッコいいです。

敵キャラ、ヒロイン・・・今までにないタイプで非常に魅力を感じました。

タイトル通り1$を効果的に使った演出が、何度も出ており特に最後のシーンは最高にクールでカッコいいです。

投稿 : 2021/02/20
♥ : 0

60.9 17 独裁者アニメランキング17位
THE FROGMAN SHOW 秘密結社 鷹の爪(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (53)
258人が棚に入れました
THE FROGMAN(蛙男商会)が作画、監督、アフレコを手がけるFLASHアニメーション。"秘密結社 鷹の爪"は、みんなが幸せになれる世界を作るべく世界征服を目論む総統を中心に、憎たらしいけど可愛い戦闘員吉田、クマのレオナルド博士とともに正義の味方デラックスボンバーに挑む。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

唐辛子のようにピリッとはこない脱力ギャグ

監督、作画、声優までもほとんどFROGMAN一人が
手がけているというギャグアニメ。

見かけによらず、実は心優しい総統。
ナイスなツッコミが光る吉田君。

目指すは世界征服らしいのだけれど、とんだお間抜け。
やたらと声がカッコイイ デラックスファイターに
いつも美味しいところを持っていかれてしまうのがなんとも。。

爆笑の連続というようなギャグではないものの、
時事ネタを織り交ぜた日常的な脱力コメディが、
モヤモヤっとした頭をリフレッシュしてくれたりする。

一度見たら忘れないキャラデザや、濃いキャラ立ち。
いつでも気楽に見れる手軽さが良いです。

ちなみに、総統の本名は「小泉鈍一郎」(純じゃなくて鈍ね)

投稿 : 2021/02/20
♥ : 24

こたろう さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

TVでやる必要はない

いいセンスしています。
ほとんど全てを1人で作成したというflashアニメーション。
思いの他シナリオがよく出来ていて、笑いのセンスが光ってました。
何役もこなしている声も製作者自身があてているとのこと。
変声機能などを使いこなし、上手くキャラクターが作られています。
いや、ほんとに1人で作ってるのには感心します。


ですが所詮はflash。
webサイトで公開したりpcソフトのオマケとしてなら上出来なんですが、TVで放送したりDVDソフトとして販売するようなシロモノではありません。
奇抜さで関心は買えるかもしれませんが、すぐに飽きます。


シナリオのセンスがいいだけに、見ていると段々、
「まともに動く画なら、もっと面白いだろうになぁ」
と残念に思えてきました。
「このシュールさがいい!」
なんて、文化人気取って言う人もいるかもしれませんが、
できるのに演出としてあえてシュールに作るのと、
技術的・予算的・時間的に限界があってできないとでは大違い。
本作は、もちろん後者にあたります。




キワモノですが、笑いのセンスはほんとにイイので、お暇なときにでもどうぞ。

投稿 : 2021/02/20
♥ : 4

P2 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

本当は秘密なのですが

 秘密結社鷹の爪の記念すべき1作目
 脱力系アニメ 疲れている時にボーっと見ると、クスッと笑えて結構癒されます。
 回を重ねるごとに面白さが増して行くんですけど、とりあえず団の結成と構成員の生い立ちがわからないと話にならないのでまずはこれを見ることを推奨
 これを見た後なら、後はどれをチョイスしても大丈夫
 ちょっとでもつぼったら関連映画やスピンオフ作品にもどんどん手をだしちゃってください。
 一度はまれば、下らん国境を取り払って、世界をひとつに結び、疑いやいがみ合い、傷つけあうことなく、格差をなくし、誰の子供も自分の子供と同じくらい愛する世界征服を一緒にしたくなること間違いなしです。

投稿 : 2021/02/20
♥ : 1

63.7 18 独裁者アニメランキング18位
DTエイトロン(TVアニメ動画)

1998年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (21)
133人が棚に入れました
2187年、強い紫外線が降り注ぎ荒廃した地上。ドーム都市データニアでは、子供達が感情を制御され巨大建造物「パイル」での作業に従事させられていた。そのうちの一人、主人公の少年シュウは海への憧れから脱走し、アンドロイド「エイトロン」をあやつる少年たちと出会う。彼らは、データニアの子供たちを解放しようとするレジスタンス、「リターナー」だった。シュウは彼らととも、にユートピアといわれるもうひとつのドーム都市「アモーロート」を探して旅発つ。一方、シュウ達が高い環境適応能力を持つ「DT(データトランスフォーム)保有者」である事を知ったデータニアは、捕獲のための部隊を送り出す。

声優・キャラクター
保志総一朗、夏樹リオ、矢島晶子、諏訪部順一、川澄綾子、山口勝平、神奈延年、辻谷耕史、遊佐浩二
ネタバレ

lZQnV50529 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

雰囲気を味わうアニメ

これを、SFの面白さを追求という観点から見たらつまらないでしょうね。これは完璧に雰囲気を味わうアニメ。たとえば、第15話のラブソング。 {netabare} 輸送手段を失って歩いて移動していた一行が、風力発電を見つけ、人が住んでいる村を見つけますが、この村は、世界の人々が歌を歌う習慣がなくなったので、歌を皆で歌って世界に歌を流している村だったというお話です。人々が練習のために歌う歌をBGMにして、お話が進んでいくところはさすがだと思いました。 {/netabare}
深夜放送時間帯で、ちょっと仕事に疲れてぱっとテレビをつけたらとてもよかったという感じのお話が多かったと思います。OPの歌はとても好きな歌詞で、お話の展開とも符合しています。幸せな時代に生まれたことを感謝して生きていきたい。

投稿 : 2021/02/20
♥ : 3

63.4 19 独裁者アニメランキング19位
ジェノサイバー 虚界の魔獣(OVA)

1994年5月24日
★★★★☆ 3.5 (36)
123人が棚に入れました
バイオレンス描写に定評のある大畑晃一監督が手掛けた、日本に先駆けて初めてアメリカで先行発売されたOVA。全3巻が制作された。 生体エネルギー・ヴァジュラをその身に秘めた双子の姉妹・エレインとダイアナ。彼女らが精神融合を果たした時、恐るべき超生命体ジェノサイバーが目覚めるのだが、妹のエレインは本能の赴くまま真に行動し科学者ケネスの元から逃亡してしまう。それを追う姉のダイアナは妹と戦うことも辞さないが、覚醒したジェノサイバーの巻き起こした爆発によりエレインは10年後にタイムスリップしてしまう? 過激なアクションに目を奪われがちだが、世界の終末に向かってひた走る悲壮感溢れたドラマ部分も見逃せない。
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

今まで見た中で一番グロかったアニメ(閲覧注意)

アメリカで発売され、過激な描写が話題を呼んだOVA。
日本ではネット配信のみです。
バンダイチャンネル → http://www.b-ch.com/ttl/index.php?ttl_c=611

まさか、あにこれにあるとは思いませんでした。


デビルマンの原作をご存じでしょうか?
人間の恐ろしさを描いた物語なのですが、それに似た内容です。

超絶的な力を手に入れた主人公の少女エレイン。
しかし、なるべくしてなったというより、そう導かれた話。
怪物と化したエレインと、人間達の数十年にわたる戦いを描いたSF作品。


とにかく目立ったのはグロさ。
○○を△△とか、××を□□とか、まあ、正気の沙汰ではないです。

※伏せ字の内容を知りたければどうぞ。責任は取りません!
{netabare}
・生きたまま解剖しつつ、死なないように保存
・手で、脳みそを脊髄ごと引きずり出す
・ミンチになるまでマシンガンで撃ちまくる
・女性や子どもの集団に火を付けて焼き殺す
等。
もちろん、カメラによるごまかしや、暗転処理はありません。
むしろ「……そんな奧まで見ないで(*ノノ)」ってくらいばっちり見せつけています。
{/netabare}

グロさ以外の見所は、

・世界の終わりを感じさせる、退廃的な雰囲気
・同じく、それに見合ったスケールの大きさ
・キャラデザインのかっこよさ
・アクションシーンの派手さ
・作画の綺麗さ(当時としては)
・意外に豪華な声優陣

といったところでしょうか。
謎が謎を呼ぶストーリー展開や、バトルシーンに至るまでの経緯も、インパクトがあって魅入りました。

テーマは「人間の狂気」。
前述の通り、それに見合うだけの狂った表現が満載。

そして、もう一つのテーマは「無垢さ」。
エレインは生まれつき知能に障害を抱えています。
そんな主人公はなかなかいませんね。
エレインは言語を発することができないものの、普段は人畜無害です。
それは、彼女が生来持っている、母性にも似た無垢な優しさによるもの。
しかし、そんな純真無垢な彼女が「人間の狂気」という本性に触れるとどうなってしまうのか……。

2つのテーマを絡めた、スケール感の大きい痛烈なSFアニメ。
荒削りな上に、グロさに目が行きがちですが、なかなか面白いテーマを扱っていて、飽きずに観られました。

投稿 : 2021/02/20
♥ : 37
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志賀丸太 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

激グロアニメ。自称スーパーカルトアニメーション。

バンダイチャンネルで視聴(今月だけ見放題を使う)。全三話のOVA。
ヴァジュラという超能力を得た強化人間少女の物語。
最初は後のエルフェンリートっぽい設定だと思ったが、エルフェンのような秀逸なヒューマンドラマはこの作品は全く無い。
グロ描写はモブキャラを悪趣味な殺し方をして、無駄にグロくしているようで必然性が無く感じた。
人間の血しぶきや肉片よりも{netabare}ゲロをはっきり描いているのが一番気持ち悪かったかも。{/netabare}

1話は姉妹にまつわるストーリー性が一応あるのだが、2話からはただグロを見せるためだけに、主人公の勘違いで無理矢理グロバトル展開に持ち込んでいる。
3話からなぜかグロ描写がほとんど無くなり(その代わりにエロが…)つまらないディストピア国家の話になってしまう。3話は見なくていいと思う。千葉繁さんの演技を聞くしか価値無いような。{netabare}最後の強引なハッピーエンドは笑ったが。{/netabare}

スタッフロールに神山健治がいるが、背景画を担当しているらしい。

投稿 : 2021/02/20
♥ : 12
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Ballantine さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

残酷描写が話題になったアニメに釣られてみた結果

全3話

wiki引用
『ジェノサイバー 虚界の魔獣』(Genocyber)は1993年に発売されたOVA。アメリカで過激な残酷描写が話題を呼んだ。登場人物の関係や世界観の設定など説明不足な点が多く見られるがセル画によるアニメーションのクオリティはかなり高い。


ストーリー

双子の姉妹エレインとダイアナは、生まれながらにして生体エネルギー“ヴァジュラ”の力を秘めていた。2人の精神が融合する時、超生命体“ジェノサイバー”が誕生した。 いま、ジェノサイバーと人類との半世紀にわたる戦いが始まる。


感想
まずはストーリーだが最初は結構深い話になるのかと思いきや投げっぱなしな感じが否めない。
なのでストーリーについては突っ込まないよう何も考えずに見ていたが、まぁもっと掘り下げたら面白くなりそうな感じがしたのがもったえない。
簡単に言うとサイコキネシスvsサイコキネシス的な感じだったりするわけだが…
人造人間とサイコキネシスの融合的な感じ?説明し辛い。
その辺分かり辛いがまぁそういうもんだと割りきって見ればいいかもしれない。
まぁ昔のノリですよね。

後まさかの若本さん出演w「ぶぉ~らぁ~」

でっ肝心の残酷描写だがまぁ良くも悪くもアニメだから残酷描写をいくらされてもさしたる事は無かった。
アニメだからなんか非現実だしどうという事も無いしなんでもなかった。
恐らく書き方とか演出の問題なんでしょうね。
精神的に来るグロは本当に堪えますがこういう単なる絵でしか無いグロ描写にはなんの感慨もわかないという感じでしょうか…

現代人って本当にグロ耐性なさすぎるんだなぁと実感しました。
現実にはもっと残酷な事が起きているというのに…


ちなみに私的には残酷描写は早いうちから慣れておいた方がいいと思う。
病原菌に対する耐性みたいなものでこういうのは耐性つけておかないと平和ボケで色々駄目になると思う。
個人的な話で言えば事故った場合や眼の前で悲惨な光景に出会った場合。
国家的な話で言えば国の存続にも関わると思う。


この程度どうと言う事も無い人にお勧めな知識なのがまずは
(※グロ耐性無い方は閲覧注意、ネタバレは関係ないが色んな意味で自己責任でどうぞ。現実にある話しなんかを絡めながらおすすめの作品とか知識を紹介します。アニメは理想だけを書けばいいと思う方は見ない方がいいです。なんかこっちが本編みたいになっちゃった。)
{netabare}残酷と言えば中国共産党だろう。
中国共産党に付いて色々調べてみるといいでしょう。
例えば近代史で有名なのが「天安門事件」
それからもっと残酷なのが未だにやっていてよくニュースでちょくちょく取り上げられている「中国の拷問」
さらには「人身売買」や「人肉カプセル」等
政治を絡めると「中国共産党の虐殺」
ニュースサイトで言えばわかりやすいのが新唐人TV。
http://jp.ntdtv.com/


それからメキシコの麻薬戦争。2chのニュー速+なんかでメキシコスレが立つと恐ろしい写真が昔は沢山貼られていたのはご存知の方も多いのではなかろうか?
まさにブラクラ(実際にブラウザクラッシュするわけではなく、精神がブラックアウト的な意味です)写真が山のように…。
今ではそうそう見かけなくなったが。
この辺の関係をグーグル先生に聞いてみればそりゃもぅ恐ろしいのなんのと。
背景なんかも調べてみると面白いものが見つかりますよ!

そしてなんと言っても人類史上最強の大虐殺者なんじゃないかと思う位恐ろしい現実の残酷な話が

カンボジアのポルポト政権
んでわかりやすい映画がこれ↓予備知識無いと分かり辛いかも?
映画「キリング・フィールド」
ニューヨーク・タイムズ記者としてカンボジア内戦を取材し、後にピューリッツァー賞を受賞したシドニー・シャンバーグの体験に基づく実話を映画化したもの。
あっちなみにこの映画にはグロ描写は確か大したものは無かったはず。
ほとんどが語りだったかな。
うろ覚えだけど頭蓋骨がいっぱい写る位だったと認識してる。
拷問したり殺したりって描写はほとんど無かったような気がするのでグロ描写に興味の方は精神的にやられてみてはいかがでしょうか?
恐らくとても現実とは思えないでしょうから逆にグロく感じないでしょうね。

・以下予備知識
ポル・ポト(wiki引用)
ポル・ポト(Pol Pot、本名:サロット・サル、1928年5月19日 - 1998年4月15日)は、カンボジアの政治家。民主カンプチア首相、クメール・ルージュ(カンボジア共産党)書記長。なお、ポル・ポトは自身がサロット・サルと同一人物であると公式に認めたことはない。しかし、サロット・サルの兄弟のうちポル・ポト政権下を生き延びた3人の1人ロット・スオンは、ポル・ポトがサロット・サルであることを証言している。
通称は「一の同志」、「コード87」、「バン・ポー(年長者)」などがある。

Q.この人の何が怖いの?
A.近代史では恐らく最強の大虐殺独裁者

Q.カンボジアがどうなったの?
A.なんと国民の85%が14歳以下だったそうです

Q.つまりどういう事だってばよ?
A.簡単に言うと子供以外ほぼ全滅です

その残酷で残虐な事を本当にしていたか甚だ疑わしいでしょう?当時国際社会も同じ反応でしたね。
ってか未だにあまり知っている人は少ないのではないでしょうか?
まぁ残酷描写に興味のある方は現実社会の方が恐ろしい残酷な事になっているのを調べてみるのも面白いと思います。

余談ですが日本の元総理大臣の「カンチョクト」って人がポルポト政権の幹部と知り合いだそうで。ソースは一昨年だかの産経新聞だったかな。
この人についても国会質疑が恐ろしい内容を含むので日本社会への理想を過剰に抱いている人は見ない方がいいかもしれない。
人によってはあまりのショックに死ぬかもしれない()


あっ残酷描写のお勧め映画は
「SAW」シリーズ「エイリアン」シリーズ「ブラックホークダウン」「プライベートライアン」「地獄の黙示録」
これは拷問刑に似ていますが自らやらせる所が実にエグいです。
しかしこれの面白い所は更生させる目的がある所ですね。

「羊たちの沈黙」シリーズの「ハンニバル」とかですね。
こちらはレクター博士という凶悪極まりない犯罪者が狂気の沙汰に出る話。


グロアニメのお勧めは
「火垂るの墓」「エルフィンリート」「アナザー」「エヴァンゲリオン」「喰霊 ―零―」「攻殻機動隊」{/netabare}

投稿 : 2021/02/20
♥ : 18

計測不能 20 独裁者アニメランキング20位
風を見た少年(アニメ映画)

2000年7月22日
★★★★☆ 3.5 (9)
51人が棚に入れました
作家C.W.ニコルの同名原作をアニメーション映画化した、ファンタジー・アドベンチャー。不思議な力を持つ少年が繰り広げる、愛と闘いのドラマを描く。空や海、緑の大地など雄大な自然を描いた映像美、そして主人公・アモンが身を任せて空を舞うシーンは感動的。声の出演に安達裕美、前田亜季、戸田恵子、夏木マリ、内藤剛志。不思議な力を持つ“風の民"の末裔、アモン。闘う事を知らない無垢な少年は、独裁者プラニックの野望を打ち砕くため、封印された“力"を解き放つ。
ネタバレ

シェリー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

知ってほしい名作。

この映画を観たときに、なんて面白い映画なんだろう!って思った。
けれど2,3日してから「あにこれ」を覗いてみても、レビューは一件もなくてすこし残念だった。
この映画がそれほど有名な作品ではないのか、はたまたつまらないのか。
どちらにしろあまり話題にならないことが僕にはうまく信じられない。心の底から面白いと思うのですが。

"かつてここには「風の民」がいたんだ。彼らは空を飛んだんだよ。
アモンはハンベルの町に住む男の子。動物と話せることができた彼はそれだけでも十分特別だった。
彼の不思議な力に両親が最初に気がついたのは、街の路地裏で弱った動物を見事に回復させたときだった。
アモンのお父さんはこれを「光遊び」と呼び、研究者でもあった彼はその力の解明に没頭した。
それに目をつけたのは、総統のブラニックだった。この力は兵器に転用できると、そう睨んだ。
危機を感じた父フリッツは、息子と妻を連れて車で逃げ出す。しかし、すぐさまブラニックの武装親衛隊である金蛇隊が追ってくる。
必死に逃げる間、フリッツはアモンに言う。「他の人の前で光遊びはしてはならないよ。これは父さんとの約束だ。」
次の瞬間、山から下りてきた鹿の親子を前にフリッツはハンドルを切る。彼らを乗せた車は崖を深く落ちていった。
アモンだけが助かった。そして彼は捕えられた。

飛行船に乗せられている途中で語りかけてくるものがいた。
外に出ると一羽の黄金の鷲が飛んでいた。彼は言う。「自由になるんだ。」「お前には風の音が聴こえるはずだ。」
アモンは目を閉じて耳を澄ませる。「うん、風が唄ってるみたいだ。」
古の民が見た黄金色の風をアモンも目にする。その風は彼を包み込み、彼の体はやがてゆっくりと宙に浮いた。
だんだんと高度を上げ、飛行船から離れていくが、落ちてはいない。彼はほんとうに飛んでいた。
親を亡くし、故郷に居場所がなくなったこどもの冒険が幕を開けた。"


2000年の夏に公開された『風を見た少年』。
そのストーリーは、冒頭は上のような悲しいながらも、これからの物語の展開をわくわくさせてくれる形で始まる。
でも一般的な感動ものや少年の冒険活劇には終わらないのが、この映画が他の作品と一味違うところだ。
もちろん、少年アモンはこの物語の中で大きな成長を見せる。
初めは、気弱で、めんどくさがりで、腑抜けのようなこどもであったけれど、だんだんとタフな少年へと変わっていく。
それは彼の言動や行動にはっきりと表れてくる。信念を見つけ、だれかを助けてあげられるまでに、彼はたくましくなる。
たくさんの経験をし、成長していく彼の変化にはだんだんと好意を抱かずにはいられなくなってくるくらい、掛け値なしにアモンは良い子なのだ。

けれど彼の運命は過酷だ。
両親は殺された。飛行船から抜け出した後に彼が行き着く穏やかな村「イルカ岬」もブラニックの手により粉みじんにされる。
どこぞの者と知れぬガキを温かく迎えてくれた同年代の女の子マリーとその母親がいた村はもうない。マリーの母親も殺された。
この他にもまだまだたくさんある。それでもアモンはマリーの手を握って一生懸命に前を向く。
やっと手に入れることのできた自分の居場所を守るためにも。後に金蛇隊にさらわれたマリーを迎えに行くために。


僕らは、世の中の不条理なことはある程度受け入れていかなければならない。
しかし、理不尽な暴力(または体制やその権力)によって虐げられ、不等な立場に置かれることを黙って見過ごすわけにはいかない。
アモンは運命に身を焼かれながらも生き、必死に戦う。ブラニックを絶対に許すまいと、マリーを助けると心に決めて。
アモンとブラニックの間接的な接触で描かれてきたストーリーも、最終的にはこの2人に収束する。
アモンは英雄的行為を成す。しかし、それが決してハッピーエンドに終わらないところこそ、この物語が僕らに示す"なにか"なのだろう。
そう、少年の冒険活劇とは明らかに異なってくるのだ。この痛切な物語を僕はどう受けとめたらよいのか、非常に考えさせられる。

1人の少年の成長とその太陽のような心は、じんわりと胸に沁みる。
物語の中で、アモンの人間性なるものの推移は、この話の中でとても上手く語られている。
話の中に登場させる、実にいろいろなものや細かい出来事、脇役たちもこれ以上ないくらいに完璧だ。
この映画をどこかで分割することはできない。部分部分では描かれず、ひとつの作品としてくっきりと描かれている。
90分という長いスパンでたったひとつのことを語っている。アモンのことだ。
だからこそ、この物語は素晴らしいものとなったのだと思う。
僕らはその物語を、ひとつの世界の中で流れていくようすを、水を見るようにしてその総体を見、
また裏に渦巻くさまざまなことに、風の歌を聴くようにして耳を澄ませる。そうすることが正しいように思える。

この作品が、たくさんの教訓(ひとつでも構わないのだが)やテーマに伝えるだけの価値があったことも、物語の完成度が高いことももちろん評価できる。
でもやっぱり、そんなことを考えずともこの映画は感覚的にも、面白いことはもちろんです!絶対に面白い!
「少年の冒険」的視点で観てもらって一向に構いません。でも観終わった後に残る感触は違ってくる。それを感じてほしい。

このレビューを読んだ人で、実際に観てくれる人がいたらすごく嬉しい。もし同じように楽しめたなら、さらに嬉しい。
布教しているわけではないけれど、本当に面白いから興味と時間さえあれば観てみることをお勧めしたい。
一見の価値は十分にありますよ。






余談

この作品に登場するブラニックと金蛇隊にはモデルがいる。
ブラニックは総統であり、しかしそうでありながら軍人のような恰好しているとこを見ると、ヒトラーをモデルにしているだろうと思う。
また、彼の支配する金蛇隊、またブラニック自身の被る帽子にデザインされた雷マークは、ナチス親衛隊のマークによく似ている。
「ハンベル」の町も、おそらくドイツの都市である「ハンブルク」からとったのだろう。

原作者のC.W.二コル氏は、1940年7月17日生まれ、彼がまだ幼かった頃に起きた戦争によって父を亡くした。
当時は母親とイングランド東南部に住んでおり、ナチス空軍の襲撃に怯えていたという。
作中に登場するこれらがヒトラー率いるナチスによく似ていることは、二コル氏の体験に深く結びついていることは明らかだろう。
また、二コル氏はナチュラリストとしても著名で、積極的に環境問題に取り組んでいる。
彼の自然に対する愛は、アモンの手にした力や動物と話せるところに反映されていると見ていい。
僕らの世界にはいない動物や、「イル