警官TVアニメ動画ランキング 20

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の警官成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月27日の時点で一番の警官TVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

83.3 1 警官アニメランキング1位
サマータイムレンダ(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (572)
1886人が棚に入れました
「潮が死んだ―――。」幼馴染・小舟潮の訃報を聞いた網代慎平は、2年ぶりに故郷である和歌山市・日都ヶ島に帰ってきた。家族や友人との再会。滞りなく行われていく葬儀。しかし、親友・菱形窓は「潮の死には不審な点があり、他殺の可能性がある」と慎平に告げる。翌日、近隣の一家が突如として全員消えてしまう事件が発生。時を同じくして、慎平はある不吉な噂を耳にする。「自分にそっくりな“影”を見た者は死ぬ。影に殺される――!」さらに、潮の妹・澪が「お姉ちゃんが亡くなる3日前に影を見た」と言いだして......!?紀淡海峡に浮かぶ夏の小さな離島で、時をかけるSFサスペンスが、今幕を開ける――!
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

タイムリープ連打

原作未読 全25話

離島を舞台に、都会に上京していた主人公が幼馴染の死をきっかけに離島を訪れ、色々な疑念が出てきます。離島に伝わる「影」の存在、失踪していく島民たち、その真相を追って解決していくお話です。

残酷で悲しいお話で、最初は絶望と恐怖しかありません。何かのホラー映画を観ているような気分になりました。
{netabare}
影、怖かったですね〜 無表情に人を殺すところ、最初の村祭りで村人がどんどん殺されていくところは絶望的でした。
{/netabare}
タイムリープを繰り返して次第に光明を見出していくのですが、敵もなかなか曲者、簡単に光を届ける展開にはなりません。
{netabare}
シデはなかなか尻尾を出さなかったですね。ハイネとの話はおぞましかったです。
{/netabare}
最後はHappyEndで終わりますが、少し切なさが残るお話でした。
{netabare}
結局、あのタイムリープや激闘の記憶は慎平の心の中にわずかに残っているだけで、他の人には分かち合えないのは少し寂しい感じがしましたね。
{/netabare}
最後までドキドキハラハラするお話でしたね。2クールと長いですが、しっかり最後まで描いています。オススメです^^

OP は亜咲花さん、EDはcadode さんが歌っています。

最後に、福岡にも有名な能古島(福岡内で有名)や離島ではありませんが志賀島に久しぶりに行ってみたいですね。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 18

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

オペレーション:スレッジハンマー

「狂気のマッドサイエンティスト」(大事なことだから二回いいました、ってか?、厨ニ病乙)の高笑いが聞こえてきそうな作品であった。

さらに言えば、きっと海外ドラマ大好きな原作者であることは、容易に想像がつく設定・展開がこれまた素敵だ。

いわゆる“ムラ社会”、西部開拓時代を彷彿とさせる辺境感と隔絶感をして、この治外法権的世界観への説得力となってゆく。
そういう意味では『ツインピークス』と同じ香りがするのも納得だ。
ウシオはローラ・パーマーであり、南雲先生はクーパー捜査官のオマージュであろう。
加えて、警察官である凸村さんが保安官スタイルである念の入れよう。

さらに、『洋食コフネ』は、正に西部劇のプロローグでお馴染みのウェスタン・サルーン的な役割を演じ、全てのキャラクターが出入りする重要な場所という気の利きようだ。
看板娘の潮と澪のコントラストも良い。
ブロンズとメキシカンと言えば、酒場の踊り子の定番メニューである、等と調子に乗っていると、ポリコレハンマーの鉄槌が下されそうな気もしないではないが…、もう少し。

南雲先生のスレッジハンマーである。

ウィキによれば、スレッジとはアングロサクソンの言葉の「Slaegan」、相手を「激しく攻撃をする」に由来するそうで、そのまま形容詞として使えば、「強力な、圧倒的な」、場合によっては「残酷な」という意味となる。
そして、チェンソーと並ぶ『制圧兵器』であるショットガンはポンプアクションのショートバレル、ってのも良い。
そう、シュワちゃんのスピンコックもカッコイイが、サラ・コナーのワンハンド・アクションも良いということで…。
本編で是非ともチェックして欲しい。
あと、凸村くんの護身用もレミントンの2連装のデリンジャー!
これまた、オープニングで慎平くんがカッコよくこめかみに当てるニューナンブと共に印象的な逸品だ。

しかし何といっても、最強のリーサルウェポン(大事なことなので二度言う)は、“金髪スク水”と“コパトーンセーラー服”の姉妹ではなかろうか。

ただし、『ネタバレ』R18の南雲先生と時をかける合法ロリの『ネタバレ』ちゃんは対象外とする。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 17
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

繰り返す熱い日々

ある夏の日々、ひたすら時間をまき戻すお話です。
舞台は和歌山沖の孤島、幼馴染の死により主人公慎平が帰郷するところから始まります。
閉鎖された空間でのバイオレンスサスペンスホラー的なスリリングストーリー。
ハラハラドキドキの展開です。

正直私、物語の流れをつかむことが出来ませんでした。
だから、己の記憶の喪失と記憶力の無さに絶望しながらの視聴でした。
それでも緻密な構成が透けて見え、各話の惹きが強いから次回が待ち遠しかったです。
もう一度観たらたぶん新たな発見があり、ますますお気に入りになるでしょう。

序盤から、伏線的な出来事がバンバン出現します。
それを回収したり、回収しなかったり、はたまた、新たな伏線が登場する。
それらが有機的に絡み合って物語が複雑に進行します。
ということで、これから視聴する方には一気観推奨、徹夜必定です。

ヒロイン潮が冒頭から亡くなっていることが驚きです。
{netabare}しかしその内、影として復活します。
この潮が魅力的。
長い金髪に容姿端麗、それにスク水。
性格は大胆不敵でとにかく明るい。
事ある毎に突拍子もない行動に出るものだから楽しい。
シリアスな場面でも、彼女のおかげでコメディーチックになる所が好きでした。{/netabare}

最終的に{netabare}ハッピーエンド。
そりゃそうだよね。
悲劇のラストだと作品が報われない。
良かった良かったでOKではないでしょうか。
なお、最終話の穏やかな結末は見事な締めでした。{/netabare}

飽きさせない謎解きストーリー、巧妙で考えつくされた演出、それに美しい映像。
グロ要素満載ですが、なかなかの秀作と言ってよいでしょう。

<聖地について>
{netabare}物語の舞台は紀淡海峡に浮かぶ友ヶ島です。
若かりし頃、船で行きました。
人形供養で有名な淡嶋神社を横目に乗り込んだ船は小さかった記憶があります。
島は無人島で、目立ったものはなかったよう。
島北側の遊歩道を西にほどなく歩くと、砲撃台跡がありました。
戦時中の遺構ってやつです。
それ以外は、ただただ自然。
鬱蒼とした森には妖が巣食うよう。
帰りの船から見る紀淡海峡は潮の流れが速く、島を増々神秘的にみせていました。{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 25

70.5 2 警官アニメランキング2位
コップクラフト(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (324)
1169人が棚に入れました
一五年前、太平洋上に未知の超空間ゲートが出現した。その向こうに存在したのは、妖精や魔物のすむ奇妙な異世界「レト・セマーニ」だった。「サンテレサ市」。二〇〇万を越える両世界の移民が住む都市。雑多な民族と多彩な文化。そして持てる者と、持たざる者。ここは世界で最も新しい『夢の街』。だがその混沌の影には、数々の犯罪がうごめいていた。麻薬、売春、武器密売。それら凶悪犯罪に立ち向かう刑事たちが、サンテレサ市警察に存在していた……。刑事マトバ・ケイと異世界人の騎士ティラナ、性別も性格もそして「生まれた世界」も違う二人が出会うとき、事件は起きる。二つの世界 二つの正義 その先に-バディポリスアクション開幕!

声優・キャラクター
津田健次郎、吉岡茉祐、折笠富美子、浜田賢二、高橋良輔、鶴岡聡、中原麻衣、井上麻里奈、高木渉、ボルケーノ太田、大塚芳忠

haiga さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

今期1番可愛いヒロインはティラナ・バルシュ・ミルヴォイ・ラータ=イムセダーリャ・イェ・テベレーナ・デヴォル=ネラーノ・セーヤ・ネル・エクセディリカだあ!!

今観終わりました。とても面白かったです。

貴重なおっさん主人公のアニメですが、
とにかくティラナがクッソ可愛かったです。
私の中の最高ヒロインランキングに食いこんで来ましたね。
キャラデザが最高でしたし、ティラナの色使いは素晴らしかったです。瞳の色もブルーかと思ったらスミレ色になったり、髪もシルバーと思いきやパープルになったり、とにかく拘ってありました。
時々衣装や髪型も変わってドキドキしますね。
私、今まではつるぺたは好みではなかったんだけどなあ。新たな扉を開かれてしまったわ。

簡単に説明すると、エルフみたいな容姿の異世界住人ティラナと、中年?刑事ケイ・マトバのバディ物アクションアニメです。
ぬるぬる動くアクションではありませんが、フラッシュ的に動かすやり方は嫌いじゃありません。時々作画がバラついた所はマイナスかな。

最初はいがみ合っていた2人が少しづつ距離を縮めてベストパートナーになる過程が楽しいですね
(おっさんの私的にはもう少し紆余曲折を経てもよかった所です)まあ尺も限られてるから仕方がないとは思いますが。

お話も異世界人が犯罪を犯すのを解決していく2~3話で解決するシンプルな物です。ワンクールで綺麗に終わっていて良かったです。

オープニングの歌もストーリーのドタバタ劇にマッチしていますし、ティラナ自ら歌うエンディングは最高でした。まあ私のティラナ好きで補正入りまくりかもしれませんがw

ぶっちゃけワンクールだけじゃ勿体ないですし、このキャラでもっと大事件の長編エピソードも見てみたいですね。何時でも続編出来そうですので2期を期待したいです。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 31

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

賀東節は健在? おっさん刑事と異世界からの来訪者(美少女)とのバディ物!

== [下記は第5話まで視聴時のレビュー: 以下、追記あり] ==
このレビューを書いている時点では第5話まで視聴済みです。

原作は読んでいないのですが、賀東招二原作作品にありがちな原作者自らシリーズ構成を担当するスタイル。

太平洋の孤島カリアエナの近くの洋上に、我々の地球と異世界「セマーニ」とをつなぐ超空間ゲートが出現して15年。異文化の接点となった島には両世界の出身者が居住するサンテレサ市が構築されて極めて特殊な異文化交流都市として発展していた……、といった感じの中々魅力的な設定の本作です。

本作はそんな特殊な都市での警察的な組織に身を置くケイ・マトバと、セマーニから妖精が関わる犯罪を追ってやってきたティラナ・エクセディリカ(本当はもっと長い名前)によるバディ物です。

武器や戦闘に一家言ある感じの演出は賀東招二原作っぽくはありますね。4話で1エピソードのキリがついて、4話の引きから次のエピソードに入っています。1クールで3、4エピソードくらい消化される感じなのでしょうか。

今のところ楽しく観ています。
== [第5話まで視聴時のレビュー、ここまで。] ==

2019.9.20追記:
第10話、R.I.P.メッサーシュミットKR200…。
(さすがにKR175じゃないよね…!?)

今のこの、市長選挙のエピソードでシリーズを締めるのかな?

2019.10.1追記:
第12話(最終回)まで視聴終了。お話の切れ目としてはきれいに終わりましたね。作画はところどころ残念でしたが、ティラナに関してはまあまあ頑張っていたと思います。

ストーリー的に海外ドラマっぽい感じがありましたね。好き嫌いはわりとはっきりと分かれそうです。『91Days』(← オリジナルアニメーションですけど)とかもそうですが、ストーリー的には実写ドラマっぽさがあっても、いざ映像化するとなるとアニメの方が圧倒的に安くつく作品ですよね。

ケイとティラナがコンビとしてお互いを信頼していく過程が描かれたお話でした。毎回二人を叱りながらも案外良くしてくれる上司のジマー主任をはじめとして他の特別風紀班の面々や検視官のセシルも良かったです。

お互いへの信頼は、最後の戦闘場面にもしっかりと出ていましたね。作中で数多の名車たちが壊れましたが、それについては痛ましいです。

主題歌はOP/EDともに良かったと思います。特にOPは視聴の度にスキップせずに聞いていました。オーイシおにいさん、凄いです。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 40

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

二つの世界 二つの正義 その先に… バディポリスアクション開幕!

この作品の原作は未読です。
個人的に今期のダークホースの一角は「まちカドまぞく」でしたが、対を成すもう一角がこの「コップクラフト」だと思っています。

主人公であるカリアエナ島サンテレサ市警に勤務するケイ・マトバ役に津田健次郎さん、もう一人の主人公であるティラナ・エクセディリカ役にW.U.Gでまゆしぃ役を演じた吉岡茉祐さん。
その他サンテレサ市警の同僚の役どころをベテラン声優さんを配する手堅い布陣…

でも正直あと一歩背中を押して欲しいなぁ…と思っていたところ、アクションシーンの躍動感が半端無いことを実際に視聴して気付きました。
キャラはしっかり動いていますし、カメラアングルも凝っていたと思います。
結局作品自体に背中を押して貰い…視聴継続です。


15年前、太平洋上に未知の超空間ゲートが出現した。
その向こうに存在したのは、妖精や魔物のすむ奇妙な異世界『レト・セマーニ』だった。

「サンテレサ市」。二〇〇万をこえる両世界の移民が住む都市。
雑多な民族と多彩な文化。そして持てる者と、持たざる者。
ここは世界でもttも新しい『夢の街』。

だがその混沌の影には、数々の犯罪がうごめいていた。
麻薬、売春、武器密売。
それら凶悪犯罪に立ち向かう刑事たちが、サンテレサ市警察に存在していた…。

刑事ケイ・マトバと異世界人の騎士ティラナ、
性別も性格もそして「生まれた世界」も違う二人が出会うとき、事件は起きる。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

この作品の魅力…それは兎にも角にもケイとティラナの掛け合いです。
ティラナにとって、この地球はまさに異世界コミュニケーションそのもの…
これまでの自身の価値観がそのまま通用する世界ではありません。

そこで、何度も二人は衝突するのですが、時間が経つにつれお互いの立ち位置が少しずつ近づいているのが実は堪らなく気持ち良かったり…。

また、お互いにとっての共通点に成り得る「悪」に対する価値観にもズレがあったり…
ケイは刑事でティラナは騎士なので、どちらも「悪」を野放しにしておけない筈なのですが、ティラナには「必要悪」という概念が存在しないので、この点でも度々衝突していましたね。

でも、個人的にはティラナの毅然とした立ち振る舞いと価値観はストライクでした。
彼女はミルヴォアの騎士としての誇りを常に尊んでいる姿は好印象でした。
何より、彼女が時折頬を赤らめながら嬉しそうに話をしている姿が可愛い過ぎなんですけどっ…
一度剣を持ては、全力全開の剣技で相手を圧倒する時とのギャップが彼女の最大の魅力なのかもしれません。

それだけじゃありません。
ティラナは良くも悪くも「優し過ぎ」の一面が常に彼女に付き纏っていたと思います。
刑事という仕事柄、その時の状況に応じて自分を使い分ける必要がありますが、絶対遵守事項として「追っている相手に肩入れしない」があると思うんです。

ある程度相手との距離を縮めるのは、捜査上必要な事だと思います。
でも、それは自ら引いた一線を越えないのが大前提です。
ところが、状況がそんな一線を危うくすることがあるのも事実です。

こっちで初めてできた友達…
沢山話をして約束まで交わす間柄になれたのに…
大粒の涙が彼女の頬を伝い流れます。

きっと脳裏に浮かぶのはいくつもの後悔…
最悪の結果を呼び込まないよう立ち振る舞えなかった自分に…
初めてできた友達を目の前で失ったことに対する後悔…

彼女がこの世界でこれから生き抜いていく上で、必要な痛みだったのではないでしょうか。
じゃなかったら、ケイがもっとティラナのことを止めたでしょうから…

成熟していく二人の掛け合いは見どころ満載です。
特にお互いがお互いのパートナーとして唯一無二の存在に昇華してからは、更に面白さの質が向上するんです。
人種、文化など様々な違いが混在するサンテレサ市で繰り広げられる数々の犯罪の物語…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、オーイシマサヨシさんの「楽園都市」
エンディングテーマは、ティラナ・エクセディリカによる「Connected」
嬉しい誤算だったのは、吉岡茉祐さんの歌が予想の遥か斜め上だったこと…
これまでW.U.Gでも歌声は聞いていましたが、ソロで聞いたのは初めてでしたが思った以上に良かったです。

1クール全12話の物語でした。
全体的なクオリティは高めの作品だったと思います。
アニメーション制作は、「ミルパンセ」さん。
これまで「君のいる町」「ベルセルク」「W.U.G!新章」などを手掛けてこられた会社みたいです。
あのベルセルクを制作した会社なら、このクオリティも納得です。
しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 32

74.3 3 警官アニメランキング3位
ハコヅメ~交番女子の逆襲~(TVアニメ動画)

2022年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (297)
920人が棚に入れました
「警察官なんて、もう辞めてやる!」公務員試験を片っ端から受けて、合格したのは警察官だけ。考えつく限り、最も浅い理由で警察官になった川合麻依は後悔していた。こんなに激務で嫌われ者だって知ってたら、絶対に警察官になんてなってない!辞表を握りしめて、第二の人生を歩むことを決意する川合のもとに、新しい指導員としてやってきたのは、警察学校を主席で卒業し、“ミス・パーフェクト”の異名を持つ元刑事課のエース・藤 聖子。後輩へのパワハラが過ぎて、刑事課から交番に異動してきたという藤の噂に怯える川合だったが、さっそくペアとしてパトロールに向かうことに......。新人警察官・川合と元刑事課のエース・藤の凸凹ペアを中心に、個性豊かで魅力的な警察官たちが巻き起こす笑って驚いて、ときどき涙しちゃうお仕事コメディが今、幕を開ける!臨場せよ! これがリアル(?)で新しい交番女子の物語だ!
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ギャグとシリアスのバランスが絶妙な良作

安定した仕事を求めて警察官になった川合麻依(かわいまい)は、交番勤務に配属されて、予想外の激務に辞職しようとしていたところに刑事課から異動してきた藤聖子(ふじせいこ)と出会うところからお話は始まります。

昨年ドラマ化されて話題になってたので、ちょっと期待してた作品でした。

原作未読ですが、原作者の泰三子さんは実際に警察官として10年勤務されてたとのことで、警察のお仕事の裏側なんかも描かれてるみたいです。

キャラ絵は落ち着いた感じ。女の子の目が同じせいか、川合さんと藤先輩が姉妹に見えるかもw

ギャグあり、シリアスあり、へぇーって思うエピソードあり、とお話に起伏もあって飽きさせない作りもいいし、テンポも良くて今期アニメで一番面白く観ていた作品です♪

まだまだ原作ストックあるみたいですし、ぜひ続編やって欲しいです。

以下、各話の感想です。

1話
{netabare}交番勤務って人が少ないのにパトロールや職務質問とか交通取締りとか取調べとかしなきゃいけないのは大変そうですね。
あでも取調べは実際には刑事課にまかせてやらないのかもだけど。
小学校の講話エピはなるほどーって思いました。治安が良い=街の雰囲気が良い=犯罪をやりにくい、なんですね。{/netabare}
2話
{netabare}いくつに見えます?=あ、成人だに笑った。。わかる。
家出少女の何気ない義父の雰囲気を察したり、パトロールで靴が片方ないまま歩いてる人に気づいたり・・
すごいなって思ったけど、警察官って常に注意してなきゃならないから大変な仕事だなって。
刑事課で紅一点頑張る牧高さん。刑事課の仕事を通じて、男性に対して幻滅してるみたい。
牧高さんが警察で騒いでる男にも毅然と対応してたのはかっこよかった。
それから、牧高さんの上司の係長が騒いでた男に、牧高さんに謝れとビシッと言っててカッコイイところを見せたりとか、うん。やっぱりこの作品ってバランスいいなって思った。{/netabare}
3話
{netabare}刑事課のエースで藤先輩の同期の源(みなもと)刑事登場。アフロがかつらに見えちゃう。。
万引きした年配女性がなぜ万引きするようになったのかが描かれてたけど、そっか、人って誰かに必要とされてないとダメになっちゃうものなのかもね。
検死も行うんですね・・大変な仕事だぁ。。ホントお疲れさまですって言いたくなりました。(誰に?){/netabare}
4話
{netabare}山の遭難捜索にも駆り出されちゃうとか大変だけど、こうして頑張っていただいてることに感謝しなきゃですね。
警察犬がお犬様と呼ばれてて振り回されるって、実際はそんな感じなんですね。もっと賢いイメージありました。
このハコヅメ見てると警察官のかっこよさよりも大変さが強く伝わってきて、これ見て警察官を希望する人が減らなきゃいいなって余計な心配しちゃいます。{/netabare}
6話
{netabare}合コンがとなり同士って・・私も合コンあるけど色々と疲れるので気の知れた人たちと飲む方がいいなぁ。
藤先輩と源刑事がくっつけばいいんじゃって思ったけど、職業柄、他の職場の人に惹かれるのかもしれないですね。{/netabare}
7話
{netabare}許してわんに笑った。。
源刑事の取調べ・・というか話術すごい!
単純な私なんかすぐ落ちちゃうな。
被疑者の息子さんいい子でちょっと救われた。
お母さん、誕生日おめでとう・・でうるっときちゃいました。{/netabare}
8話
{netabare}藤先輩のいなし方すごい!
あれはマネできるものじゃなくて一種の才能だよね。
にしても警察って体育会系なんですね。
朝礼の後の訓練って・・お疲れさまです・・
警察学校の訓練もだけど、日頃からそうやって鍛えているからこそ、いざという時に対応できるようになるんでしょうね。{/netabare}
9話
{netabare}警察への通報って決してアニメで誇張してるわけじゃなくて普通にこんな感じなんでしょうね。
でも本当に大変な事件や事故もなかにはあったりするから気が抜けないですよね・・
毎回言ってる気がするけど、警察官のみなさんお疲れさまです!
でもUFOとか忍者とかで呼び出されても困りますよね~{/netabare}
10話
{netabare}たまに見かける交通取締り。
今までは今日ここでやってるんだ、くらいにしか思ってなかったけど
交通課部長の重みのある言葉を聞いて、私も運転気をつけようって思えた。{/netabare}
11話
{netabare}似顔絵って単に絵がうまいだけじゃなくて
犯人の特徴をよくとらえていたり、インパクトのある絵のほうがイメージしやすいというのもあるのかなって見てて感じました。
原作者の方も警察官時代は似顔絵担当もしてたみたいなので、説得力ありますね。{/netabare}
12-13話
{netabare}刑事ドラマみたいな展開で、今までで1番警察官のかっこいいところが描かれてましたね。
でもそれだけじゃなくて、現場の警察官の空気感もリアルに出ていて、あらためていい作品だなぁって感じました。{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 45
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

今季間違いのない作品

<2022/3/30追記>
本当にすごい作品
最終話でも気持ちがグルングルン揺さぶられて
これ大好きです。

<2022/1/8 初投稿>
原作未読
ドラマも見てません
見始めなので評価はデフォルトの3.0

とは言っても、ケンコバさんの冠番組「漫道コバヤシ」のマンガ大賞2019をたまたま見てて、面白さは確信してました。
作者の泰三子さんが出演されてたのですが、泰さんは警察に10年勤務して退職後に漫画家になったという変わり種。
超リアルな交番あるあるネタと、
あっけらかんとした笑いと、

人間社会の問題の本質をちょいちょいつつくエピソードがうまい具合に調合されてるようです。

というわけで、放送開始前から期待してた本作。
1話見ましたが期待にそぐわぬ出来で嬉しいですね。
このままいけば誰にでもおすすめできそうな良作になりそうです。

以下、余談。
それにしても、公務員は本当に嫌われる仕事。
警察はもちろん、学校の先生、お役所の職員とかとか。
とりあえずいつでも誰からも感謝されるのって消防士や救急隊員とかの消防署勤務の人ぐらいなもんじゃないかな。
ゆーても救急隊員は労務環境苛烈ですが。

<2022/1/13 追記>
2話見ました。
面白いですね。
クスッと笑えるし、ジーンとするし、飄々としてるし。
ひとつだけ気になったのは、これだけいい素材の作品なのにスタッフはほとんど海外の人ということ。
それで質が落ちてるというわけではなくて。
国内のアニメ製作者のスキルの維持向上にはこういう作品こそ、国内でしっかり作るべきでは?と思ったり。
電子電気産業のように国外へ吸いとられちゃいますよ。

<2022/1/20 追記>
第3話見ました。
やはり面白い。
見てる私らの心を振り回す!

前半の源さんの人間力の高さ!
そして後半の、なんというかなんとも言えない気持ち。
一昨年に母を亡くした、その時の光景を思い出してしまいました。

<2022/2/19 追記>
第7話見ましたよ。

マウンテンゴリラw
犬!w
こいつら、ある意味仲良すぎ 笑

そして後半の「人たらし」
源部長の本領発揮ですわ。
この能力、警察では「それぐらいしか能がない」ってなるのかな?
民間の、特に営業職ならトップセールスの天才レベルですよ!
というわけで、点数は中間評価で4.6です。

<2022/2/21 追記>
第7話、楽しくてもっかい見たんですけど

(以下、ネタバレを含みますが、未視聴の方はきっと読んでも意味わからないと思うので、ネタバレタグで囲うのは必要最小限にしておきます)

第7話のAパート。
山田が魔が刺したのはいわゆるストックホルム症候群の類ではないか、と。

「ストックホルム症候群(ストックホルムしょうこうぐん)は、誘拐事件や監禁事件などの犯罪被害者についての臨床において、被害者が生存戦略として犯人との間に心理的なつながりを築くことをいう(Wikipediaより引用)」

凶悪な誘拐犯にちょっと優しくされると、「この人はいい人なんだ」と深く信頼してしまうアレです。

山田にとって{netabare}藤部長{/netabare}は「常にプレッシャーを与え続ける凶悪な誘拐犯」なんでしょう

<2022/3/18 追記>
11話まで見ました。

11話。
衝撃でした。
「漫道コバヤシ」でなんとなく聞いてはいたものの。
このエピソードはあまりにもつらすぎます。

自分は昔、保険の仕事してたことあって。
自動車事故の話なんかも時折入ってきて、中には心痛すぎる話もありました。
でもこんなまでの話はなかったです。

12話。
前半はちょっとした百合展開?
いや違うか笑

後半は、これも「漫道コバヤシ」でちょっと聞いてました。
似顔絵が深すぎる。
確かにうまい似顔絵描くことは求められてないわけで。
唸らされてしまいました。

そして作中、軽く描かれてますけど。
性犯罪への怒りはしっかり伝わってきました。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 44

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

初めは「女の職場」の話かと思ったら刑事ものでした。面白いです。

 初回1話切り。まあまあの評判なので再視聴。3話の男性の新キャラが面白いのと、死体の話がいい話だったので、続きをチェックしました。なるほど…新キャラ登場からガラリと全体が変わりましたね。3話以降急に面白くなりました。

 ハコヅメ…つまり交番勤務というテーマで「女の職場」の話作ろうとして、初めの2話(つまり4話)までは視点がちょっとぶれている感じですね。藤部長のキャラ設定、できる女、美人、出世嗜好みたいなところが活かせてませんでした。

 私の受け取り方として、どうも女の職場とか職業倫理とか社会への貢献とかそういうほうをイメージしてしまったので、セリフが胡散臭く感じました。ひょっとしたら当初はそういう意図もあったかもしれません。

 実際、初めの1話(前後半で2話)…泥棒、子供たちへのセリフ、そして2人乗りの自転車の話とかが説教臭いし、性的虐待などが話の展開になっていないので、正直シラケたところはあります。

 ただ、開き直って3話(つまり5話以降)刑事課を絡ませたあとから、面白くなりますね。つまりハコヅメというコンセプトにこだわらず刑事コメディものに鞍替えしたところから話が回り出した感じですね。男性2人のキャラとの対立という軸を見つけてエピソードが作れるようになったみたいですね。


 最後まで見た感じでは、尻上がりに面白くなって、9~13話はかなり面白かったと思います。
 連載のアニメ化はこれがあるから、拙速な1話切りは駄目ですね。3話か5話くらいで覚醒する話もありますね。ちょっと1話切りしたときのレビューは無かったことにします。

 今後も新キャラだして、事件を展開させればいくらでも続きそうですね。
  
 警察署あるあるはある感じです。事件や事案はリアルかわかりませんが、リアリティがあります。あの2人交番はどうしたの?といいたくなりますが、最後の長い話、性犯罪に対する捜査もいいですけど、上から下までの捜査員の態度とか被害者の話とか鬼気迫りますし、感動しました。

 女性たちが被害者によりそう部分はもちろんですが、男の捜査員ですね。これがなかなかコミカルな中に性犯罪に向き合う情熱というか、シリアスさと良いリアリティがありました。


 アニメ的な話で言うと、動かすのが予算的にむつかしいならこういう作画の方向性でいいのでは?スマホとかで見る分にはコミック的に紙芝居で十分です。その代わり人物を奇麗に誰が何やってるかわかりやすく、構図を丁寧に、音楽とセリフのメリハリ…で十分かと思います。その点では本作は見やすいと思います。
 作画については、開き直ったんでしょうか。動きませんね。極主夫道ほどではありませんが、無理に動かさず止め絵にして見苦しい作画を避けているのが最近は多いですね。中途半端にやられると見苦しい時もありますが、本作はそっちに振っているので輪郭線と背景のバランスは見やすいと思います。

 まあ、そういう作画から考えればコミックそのままでいい…原作有りきなんでしょうね。原作は冒頭4話の話とその後の展開が気になったので2巻までチェックしました。まあ、ほぼ原作通りですね。原作もこなれてくると徐々に面白くなってゆく感じです。

 総評すると、全体としては職業物コメディ…そうこち亀のオタク要素を無くしたコメディ+人情噺部分の現代版だと思ってみれば、十分面白いですね。
 ただ、初見勢からは冒頭の何か軸が定まらない感じで過小評価されるかもしれませんね。私のことですけど。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 22

60.0 4 警官アニメランキング4位
マイアミガンズ(TVアニメ動画)

2000年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (21)
100人が棚に入れました
舞網警察署所属の美少女警官・桜小路妖と天野ルウが巻き起こす、ドタバタ犯罪捜査劇!

声優・キャラクター
豊口めぐみ、田村ゆかり、小形満、田中理恵、西村知道、大沢千秋

62.8 5 警官アニメランキング5位
サムライフラメンコ(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (689)
3556人が棚に入れました
大人になりたくない、“大人たち”へ――

斬新!大胆!スリリングッ!な、オリジナルアニメーション、ここに誕生。
改造手術も受けず、特殊な能力も持たず“自力で”正義せいぎの味方になってしまった男・羽佐間正義。
運命の悪戯でその正体を知り、以降彼の起こすトラブルに巻き込まれる警官・後藤英徳。
二人の関係を軸に、この世界で「正義せいぎの味方として活動」することの困難と意義、そこから生まれるドラマをときにコミカルに、
ときにシリアスに、真のヒーロー誕生までの物語をドラマチックに描く!

声優・キャラクター
増田俊樹、杉田智和、戸松遥、M・A・O、山崎エリイ、小杉十郎太、大川透、中村千絵、三上哲、森久保祥太郎、豊永利行、KENN、田村ゆかり
ネタバレ

(*´ω`*) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

7話までは見るべし、8話以降は・・・

これほどの迷作を私は知りません


「現実の世界にヒーローが現れたら」

変質者扱いされたり、
小五月蠅い熱血漢と思われたり。

序盤ですが、ありきたりの生活に、
変人を紛れ込ませて話を膨らませる倉田節が痛快な作品でした。


ミューズという、かしまし三人娘の存在もとても良かったです。
作品とは直接関係ないけれど、キャラも曲も良かった。

電撃や鈍器で過剰なまでの方法で悪人退治をした後、
「憂さ晴らし」と本音を漏らすところが記憶に残っています。

オリジナルアニメというのもあり、
今後の展開が全く読めない楽しみもありました。

{netabare}
7話以降の「怪人編」に迷い込むわけですが・・
あまりにも脈絡のない展開についていけませんでした。
倉田節といえばそうなんですけど、度を越えていました。
{/netabare}


序盤で使われる台詞なのですが、
「サムライフラメンコは、なんだか分からない胡散臭いキャラクターだった方がずっと楽しかった。」

これに尽きます。
1クールならば名作に成り得た作品だと思ってます。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 4

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

迷作であり名作でもある。なんとも形容できない不思議な愛着あふれる作品になってしまいました^^(さらに追記あり)。

※2話まで視聴して

1話では正直、全く面白さを感じられず、
なんか押しつけがましい正義感や正論?みたいなものが、なんかウザいかな?って思ってましたが、

惰性でとりあえず見てみた2話では、
その1話でしっかり下げてタメを作ってた分?が、一気に弾き返された感じで、
自分の中では一気にブレイクしました!(いい意味の方ね)。

面白いわコレ^^。

やっぱヒーローをテーマにしたアニメって、
何かしら制作側の独特の信念?みたいなものが色濃く表れていて、
ハッとさせられるし、小気味いいです。

傘を題材にしたのは、すごくわかりやすいし、
みんな何かしら経験あるだろうから、グッとくるものがあったなあ。

Bパートの最後があまりによかったので、
そのままEDもとばせず、ずっと見たらちょこっとだけのCパート?。
こういう構成もいいよね。
最後まで余韻を楽しみつつ、さらにちょこっと楽しみがある。

「次回が気になって仕方ないアニメ」としては今期初の作品ですね。
よかった、これで今期も日々を過ごしていけそうです^^。

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※6話まで視聴して

まだ6話なのですね。もう10話くらい見てる気になってしまっています。毎回楽しい楽しい♪。

やっぱ最近のアニメって異能の力だったり特殊なファンタジーだったり、そういうのに慣れきっていたせいか、

等身大の人間の力で、ちょっとずつ現実の何かを変えていこうと努力する姿に心うたれます。

ちょっとベタだけど、今回もじ~~んとくるセリフありましたね。

そう、あそこです。”借りを○した彼”が言った言葉です。

他にも、登場キャラ同士の会話のシーンが楽しすぎる!。どのキャラも癖があって愛すべきキャラ達ですね^^。

★の評価かなりかなり上がりました!。(上限まで^^)

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※7話まで視聴して

あれ?。

今回のラストの感想は「・・・・・・・・・・( ̄  ̄;) うーん。。」でした。

雲行きが怪しくなってきたw。

良く言えば”着地点の予想が全くつかない”ですが、

なんかこのまま突き進むと、自分の関心が離れていくかもしれない。

来週変な展開になりませんように・・・(心配すぎる)。

★の評価、微妙に下がりました><。

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※8話まで視聴して

何コレ?。特撮作品をただ単にアニメ化したような作品になってる・・。それも内容の薄っすい・・。

2話~6話が最高だったのに、全く脈絡なしにいきなり非現実な茶番に・・。

夢オチか特撮オチ(作品中での)でした~♪・・ってのを期待してたのですが、

どうやらこのまま突っ走るようですね・・ヘ(_ _ヘ) コケッ。○┼< バタッ。


★の評価、さらに下がりました。

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※11話まで視聴して

さらにさらに酷くなってますねえ・・。

7話の時にも自分の中で大きな落差で評価が落ちましたが、
11話でさらにさらに大きな落差で評価が落ちました・・。
底なしです・・。←もっと底があるのかも

1~6話は面白くて何回も見返しましたが、
7話以降は未だに1回こっきりしか見ていません。
もう1回見たいと思える回がいつか来るのでしょうか??。。

悪役のデザイン・行動・発言、誰があんなのをわざわざ見たいと思うのでしょうか?。

もしかしたらこの作品は、
このアニメを見てる視聴者を”アニメ離れ”させるための作品なのかもしれないですね。
アニメ作品に期待せず、自分の現実世界で何かを見つけなさいというメッセージなのかも。

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※12話まで視聴して

やっぱ底なしでしたww。
酷くなる一方通行です。

ほんと頼むから「撮影オチでした~♪」で当初の方向性に戻してほしい><。(泣)。

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※12話まで視聴して(その2)
戦隊のブルー、何か存在感ある声だと思ってたら、
P4の陽介じゃないっスか!・・でも、それだけ。。

前回も今回も、後藤さん+まり以外、見どころなしでした><。
もういっそヒーロー展開要素全部排除して、
まりもしくは後藤さんメインのラブコメアニメにしてほしい。

キングボンビーのテーマっぽいBGM♪、やめいw

ストーリーもうどうでもいいのに、なぜ毎週見てしまうんだろう?。

怪人のキャラデザインって、幼稚園児作のデザインとかなの?。


※16話まで視聴して
今話では、まりが最高によかった!。
まり(ミネ★ミラ含む)と後藤さんだけが視聴し続けてる理由ですね。
あとは全部茶番です><。


※18話まで視聴して
やっとこれまでの超常の流れ(茶番)が上手くまとめられましたね。
この回をずっと待っていたんです^^。
以外にすんなり受け入れられました。久しぶりに、2回視聴した回でした。
でもやっぱエンドレスエイトばりに長すぎた感があるのと、
今までの超常の流れ(茶番)の記憶はどこまで(誰が)記憶してるのか?
ってとこが気になりますね。

ひさびさに来週が待ち遠しくなっております。

補足:ミネ★ミラのミニアルバム買いたいけど、
   映像クリップ集とかつけてくれないと割に合わない値段設定感がww。

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※19話まで視聴して

こういうのが見たかったんです♪。最後までこの路線でお願いしますっ。m( __ __ )m

今回の話見たら、急に久々に1話と2話が見たくなって見返しました~^^。、
おお!、今まで見えてなかったいろんな伏線(意味深。。)が見えまくって面白いですね!。
登場キャラも出まくってたんですね、あちらこちらにw。

いやあ、一時期、σ(o・ω・o)の評価がかなり下がってましたが、少し回復してきました。

うまく最後で〆ることができたら、かなりの好作品になる予感・・⇒⇒⇒超期待です!!。

”序盤で本作気に入ったけど、中盤で切ってしまった方”は、帰ってきた方がいいと思いますよん。
(もちろん、ちゃんとがんばって中盤を全部見たうえで)

中盤のアレは、まあアレということでw。←今となってはいい思い出かもです。

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※20話まで視聴して

要さん、そんなに目と耳がいいのなら、○○ッ○にも普通気付くでしょww。

ミネ★ミラのミニアルバム、サイコーです!。
でもやっぱクリップ集つけてほしかったなあ。
ぜひぜひ今後の発売をよろしくお願いします!!。

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※最終話まで視聴して

終わり良かったので全て良し^^。

最終話、大満足させてもらいました!!。
これでもかとグッとさせられてしまったのです。

名残惜しいけれど、もう来週から見れないのですね・゜・(ノД`。)・゜・。

最初あんなに好きにさせられて、中盤であんなにあきれさせられて、
そんでまた終盤にこんなに再度好きにさせられて・・と、
ホント、終わってみればジェットコースターのようなσ(o・ω・o)の感情の起伏でした。

内容的にもこれほどまでの異色作は今後そうそう出てこないでしょう。
迷作であり名作でもある。なんとも形容できない不思議な愛着あふれる作品になってしまいました^^。

スタッフさまお疲れ様でしたっ。感謝感謝なのです♪。

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※追記

終わってみれば、
現実と非現実の狭間で正義とは何か、悪とは何かを求め続けた怪作?いや快作だったなー。
現実と非現実の境界線が全く見えないところがこの作品のミソだと思う(褒め言葉)。

リアルタイムな視聴中にはムダに思えた中盤も、
最後まで見終えてからだときっと見え方が全く違ってくると思うし、
やはりあれがあってこそのラストでしたね。
近く、全部とおして見直してみようと思います^^。
絶対に1回見ただけじゃ理解しきれないいろんなメッセージが込められてるんだろうな~。
末長く一生楽しめそうな予感がしています!!。

自分の中では、主人公が3人いましたね。正義と後藤さんとまり。
3人とも最後まである意味一途を貫いていて、そこがたまらなく魅力的でした。
また安易な恋愛展開に頼らない作風に好感が持てた。

ああー、もっともっと続きが見たい作品です!。

ミネ★ミラは現実でも永久に活動を続けて新作出しまくってほしいです!(本気で切望)。。

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※追記2(若干ネタバレありなので、知りたくない方は視聴終えてから見てください)

やっと8話以降も2週目見る気になったので、さっそく見てみました。
1週目と違って安心して見れるので、面白い面白い~♪。
あっという間に2周目見終えました!。

長すぎると感じてた例の中盤ですが、
意外に簡潔に最少ターンで作りこまれていたんだなと認識を改めました。

今になって見ると見どころ満載で、やはりいい意味でぶっ飛んでいた作品でしたね。
若干グロだったトーチャー編のあのシーンは、やはり見ていてつらいけど、
あの、まりのED演出のためには必要でしたね。
ミネ★ミラのミニアルバムのボーナストラックのあの曲、歌い方が大好きなんです^^。

中盤の作画は、かなり粗が目立って雑なとこもあったけど、
あの非日常展開の本質を理解して見れば、そこはある意味納得でした。
視聴者各自が子供だった頃に見ていたヒーロー番組、特撮番組の
記憶を呼び覚ますような子供が抱いたイメージがデザインコンセプトなのでしょうね。

それから、やっぱり最後の4話が胸に響きました。
あの4話がなかったら、もっと酷評に終わっていたハズですが、
自分にとっては最高の〆でした^^。

まりの「あんた○○星人に○○○○○○○されちゃったんじゃないの?」
っていうセリフが超ツボったり、
後藤さんの20話での正義に言ったセリフがグッときました(TдT) 。

正直、正義のことはあんまり好きになれてなかったのですが、
最終話の後藤さんとのやり取りで、心からじ~んときました。。

石原さんは最初から最後まで、陰ながら正義を支えたMVPでしたね!。
終盤でまりが正義に言ったセリフに同意見でした!。○○○○ちゃえばいいのに。

円盤は単体ではさすがに買えないと思うけど、
BD-BOXが出たらきっと買っちゃいます♪。
その際はミネ★ミラの映像特典、クリップ集、ライブ作品なんかもあるとうれしいな。

こんな採算度外視の作品を作ってくれたスタッフ様方、本当にありがとうございます。
これからも採算度外視でも「素晴らしい」「突き抜けた」「見たことのない」
作品をどんどん作り続けてください!。

--------------------------------------
※追記3

待てど暮らせどBD-BOXがいっこうに発売されません・・><。
それどころか制作会社さんであるmanglobeさんが○○してしまうなんて・・。
ひょっとしてもうBD-BOX発売なんて夢のまた夢なのかなあ?。

・・そんな風に思っていた最近、オーディオコメンタリーにハマりだしまして
R.O.D.theTVとかで倉田さん他が出演されていたオーディオコメンタリーを
追っているうちに、サムライフラメンコにもオーディオコメンタリーがついていることを知り
もう我慢できなくなって単品BD買ってしまいましたw。

で、とりあえず様子見で買ってみたBD1巻のコメンタリーの冒頭で、まずは驚かされました!!。
増田さん・杉田さんらが冒頭で自己紹介していくのですが、そこでの杉田さんの第一声が

「読子リードマン役の杉田です」

・・ってwwwwww。

Σ(゚Д゚;エーッ! って思いながらどんどん惹きこまれてしまいました!。
その後もコメンタリー目当てで全巻そろえてしまいました^^。
結果的に、まだそんなに多くの作品のコメンタリーを聞いてきたわけではないのですが
今のところ本作のコメンタリーが一番興味深くて面白かったです!!!。

BDの高画質で改めて観た本編も、とてもスタイリッシュで完成度が高くてさらに好きになってしまい
また、今まで観たことなかった?各話の次回予告とかもたくさん見れてよかったです。
各巻特典も自分にとっては大満足で、自分にとって貴重な貴重なミネミラの音源だったり
本編でしか聞けなかったいろんなサントラ音源やヒーローソングの完全版がよかった。
最もよかったのはイベント映像が2時間くらいおさめられていたことでした。
司会されていた”わっしー”さんがとにかく素晴らしかった。
あと思ったのは
声優さん達の生の姿が、もうそのまんま”リアル実写サムライフラメンコ”だったことです!!。

このサイトではあまり評価が高くない本作ですが
自分はすごくすごく楽しめたし好きになれたので
manglobeさんホント((o・д・)bグッジョブ♪って感じです。
もっといろんな作品を世に送り出してほしかったです・・。

出演声優さん達が選んだ名場面集とかを観てると
ホントいろいろ胸につきささった言葉やシーンがいっぱいで
本作に出会えてホント幸せだったと実感しています。
ずっと大事に今後も見続けていきたい愛着いっぱいの作品です♪。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 51

雛四季 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

個人的2013年秋~冬アニメNO1

初期の漂うタイバニ臭が半端無いが、何も考えなくても純粋に見ていて楽しめる作品。
後半になるにつれて超展開っぷりが半端無く、6~7話目くらいでその片鱗を見せるので、その辺りではっきりと好みがわかれると思います。

物語は正直まともな展開を期待しないほうがいいです。
全体的にシュールシリアスな感じ。
というか色んな遊び要素詰め込みすぎて着地点がなくなっちゃったってところでしょうか。
裏設定とかもすごく多い気がするんだけど同じく詰め込みすぎて消化しきれてない臭いがすごい。
あ、因みに最終回は特に酷いです(腐女子歓喜的な意味で)。


音楽の評価は4.5にしています。
OPは前期SPYAIR「JUST ONE LIFE」、後期FLOW「愛愛愛に撃たれてバイバイバイ」と熱い2曲。
EDは前後期共にアニメ内のアイドルグループ、ミネラル☆ミラクル☆ミューズが歌う「デートTIME」と「フライト23時」。
全て良曲でおすすめです。
更に劇中歌でオリジナルソングを串田アキラや宮内タカユキが歌うというアニソン王道を行く徹底ぶり。

作画的に所々の回で作画が不安定な部分はありましたが、概ね気にせず楽しめました。

最初に書いたとおりそこそこおもしろいので、何も考えずにぼーっと見ている分には楽しめると思います。
ストーリー重視の人にはおすすめしないです。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 9

65.5 6 警官アニメランキング6位
GANGSTA.(ギャングスタ)(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (662)
3482人が棚に入れました
マフィアにチンピラに売春婦に汚職警官が巣食う悪党だらけの街・エルガストルムを舞台に、誰もかかわり合いたくない汚れ仕事を引き受ける便利屋を営むウォリックとニコラスを描いたハードボイルド作品。

声優・キャラクター
諏訪部順一、津田健次郎、能登麻美子、金尾哲夫、石川界人、三上哲、悠木碧、宝亀克寿、小山剛志、前野智昭、橋詰知久、桐本拓哉、榊原良子、吉野裕行、小松未可子、植田佳奈、櫻井孝宏、稲田徹、梅津秀行、磯辺万沙子、小清水亜美、村瀬歩、花江夏樹
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ハードボイルドな作品は稀少

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
ハードボイルドな世界観に、派手なアクション。銃、刀、ドラッグ、金、マフィア。そんな中、ある「特別な特徴」をもった二人の主人公が、互いを信頼しつつも頼りきりにならず、闇の世界を渡り歩いていく。そんな「相棒感」が一番の見所。作画はやや悪く、そこが一番残念な点。

【視聴終了】
{netabare}
主人公のニックは肉体労働(バトル)担当であり、聴覚に障害があり、その設定はバトルものとしては斬新だったと思う。そういう設定にありがちな超感覚的な要素(例えば筋肉の筋が透けて見えるとか)は少なく、戦闘は肉弾戦であり、手話や読唇術でコミュニケーションをとるのは良かった。また、声優(津田)さんの演技力の高さというのはこの作品を大きく支えたと思う。

このニックは「トワイライト」という、言ってみれば強化人間なわけだが、その設定をよく生かしてたと思う。短命で、薬物に依存しなければならず、それ故に「強者に飼われる」ことを宿命づけられている、トワイライト。しかし、その中で「自由」に生きることを選んでいるのが、ニック。「自由」に生きるためには、それなりのリスクや腕っぷしの強さが求められる。そこの部分の危うさと格好よさのバランス、短命が故の刹那的な一瞬を好きに生きている感じが、作品の雰囲気を作っていると思う。

そういう意味では、やはり雰囲気アニメ。ちょいシリアス追いかけすぎ、回想が多すぎたのと、折角の格好良い雰囲気をぶち壊す終盤の作画崩壊がこの作品の評価を下げていると思います。
{/netabare}

【余談 ~○○に似てる?~】
{netabare}
巷ではよく、「BLACK LAGOONの劣化コピー」なんて言われることもありますし、トワイライトの代償とか、「DARKER THAN BALCK -黒の契約者-」もヒントにしたのかな~と。ただ私は、トワイライトのランク付けの感じとか、薬物の感じ、ハンターの存在だとか、なんか、ラノベ未完の名作である「ラグナロク」を思い出してました。

ちなみに、私は似ている作品があろうが、テンプレだろうが、それだけで評価を下げる気はありません。「既視感がある」というのは確かにマイナス要因ですが、それを跳ね返す面白さがあれば問題ないと思っています。
{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 25

めがもん。 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

犯罪まみれの街

場所は治安の悪い犯罪にまみれた地区でギャングまみれ。

むさ苦しいオッサンや男だらけで
12歳の看護師ニナと電話番の女アレックスの女子が唯一の花(2話までみて)
グロさは血しぶきだけで、私は平気でした。


主役は、便利屋を営む聴覚のない男と眼帯男。お互い歳は30オーバー。
銃と刀が武器になっています。

OPはセクシーとシンプル、おしゃれ感出してましたね~
内容を探るとどうもDOGS思い出しますが
ブラックラグーンにも近いか?
ギャングスタのバトルアクションの方は凄みはないけど。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 2

辛口猫Mk2 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

制作会社倒産によってこけた悲劇のアニメ

というか、マングローブは倒産以前のとうの昔にこけきってたんだから、後は立ち上がるだけ。

作画崩壊はもちろんの事、会社倒産の前兆とも呼べるようまとめかたと、オチ。総合的な評価は散々かと思ったが・・・

何故かファンは多い。

もちろん、自分はこのアニメが好き。

何故かって、

このアニメ、今まで見てきたハードボイルド作品の中で、一番ハードボイルドしてる。

まず、キャラ、めちゃくちゃカッコいいんですよ。

戦闘シーンも群を抜いてヌルヌル動くし、中二病的なカッコよさではなく、マジで渋い。

台詞、キャラ、文句のつけようが無い設定だと自分は思う。


作画が安定していなくても、ストーリーがそれを凌駕しているから余裕で面白い。

製作陣の原作リスペクトが感じられる作品。


補足ですが、

今月24日から円盤発売再開っすね。

素直に嬉しい。

ハードボイルドアニメ好きはこの作品を避けて通れない。お勧め。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 4

73.3 7 警官アニメランキング7位
うらら迷路帖(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (524)
2552人が棚に入れました
迷路町――そこは"うらら"と呼ばれる占師の町。
うららになることを目指して国中から少女たちが集まってくる中、
山育ちの女の子・千矢(ちや)もある思いを抱いて迷路町の門をくぐる―。
果たして彼女を待ち受ける運命とは?
占い乙女達の夢物語、ここに開幕です!

声優・キャラクター
原田彩楓、本渡楓、久保ユリカ、佳村はるか、茅野愛衣、諏訪彩花、高倉有加、咲々木瞳

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「日常の迷路で人は時に道を失う、そんな時占い師は君に選択の矢を与えるだろう…それを操る条件は15歳を過ぎた少女であること…時に女神、時に魔女、占い街の乙女たち」

この作品の原作は未読ですが、きらら系の作品と知って視聴を決めました。
そしてキャスティングを聞いて大喜び…
主人公を演じるのは、「月曜日のたわわ」でアイちゃんを演じた原田彩楓さんじゃありませんか…
アイちゃんで原田さんは私の中でブレイクしました…でも、それだけじゃありません。人気赤丸急上昇中の本渡さん、はいふりの鈴ちゃんを演じた久保ユリカさんに、SHIROBAKOの安原絵麻を演じた佳村はるかさん…
キャスティングに関する作り手の気合を感じながら視聴に臨みました。

この物語の主人公は15歳になったばかりの千矢…
彼女はずっと前から決めていた事が一つありました。
それはもう顔も覚えてないけれど、15歳になったらお母さんに逢えると言われている迷路町に行く事…
だからずっと15歳になる日を待ち続けていたんです。

そしてとうとうその日がやってきました。
彼女は見習いうららになるための紹介状を手に迷路町への向かうのですが…
これまでずっと山の中で過ごしてきた自由奔放な千矢の毎日は常に山の動物たちと一緒…
だから集団でたくさんの人が住む場所での生活とは雲泥の差があったんです。

見渡す限りたくさんの人・人・人…
それにちゃんと「ごめんなさい」って謝っているのに誰も聞いてくれない…
お母さんに逢いたいだけなのに…

でも、そんな独りぼっちは千矢だけではありませんでした。
迷路町で一緒になった紺、小梅も千矢と同じ紹介状を持っていたんです。
こうして3人は迷路町の一番外れとなる10番占で、かやのん演じるニナ先生のもとニナ先生の妹であるノノも見習いうららとして一緒に勉強していく事となり物語が動いていきます。

一刻も早くお母さんを探したい千矢でしたが、迷路町には自分が持っている札までしか立ち入ってはいけないという絶対遵守事項がありました。
だから9番占の札を持っていない見習いうららは10番占しか出歩く事が許されないんです。
しかも一つレベルアップするには難しい試験を突破しなければならないとか…

きっとはやる気持ちで一杯だったと思います。
お母さんは千矢が逢いに迷路町に来ている事を知らないかもしれない…
そしたら、千矢がお母さんのもとに辿り着くまでにどこかへ行ってしまうかもしれない…
こんな不安な気持ちだってゼロじゃなかったと思います。

でも千矢は偉かったと思います。
ズルをする事無く迷路町のルールをしっかり守って、その上でお母さんを探すと決めたから…
きっと一人だったら…これまでの千矢だったら絶対選択できなかったと思います。
だって山の中ではそんな窮屈な決まりは無く、やりたい事をやりたい時にやりたい様にできたのですから…

千矢が人の全うな道を選択できたのは、3人のかけがえのない仲間ができたから…優しい先生がきちんと諭してくれたから…
何より千矢にとって大切な居場所ができたから…

でもこの物語の主軸はあくまでもうららとしての占い道です。
最初から何事も上手くなんてできません。
だから一生懸命練習して…自分だけの占い方法を見つけていくんです。

すごく短い間でしたが色々な事がありました。
良かれと思ってやった事が必ずしも良い結果に結びつくとは限らない事を知って…
直向きに向き合った…ただそれだけなのに、超えてはいけない一線に一喜一憂したり…
物事の優先順位…いつの間にか自分が2番になっているのがとても自然で…
不安で圧し潰されそうな時、涙が堪え切れない時…必ずみんなが傍にいてくれるのが当たり前になって…
そんな4人を背中をそっと押すニナ先生の全てを包み込むような優しさはやっぱり偉大な先輩うららである事を実感して…
4人はまるで新緑の若葉の芽吹きの様に真っ直ぐ成長したと思います。
彼女たちの成長の真価…どの様な形で視聴者の気持ちに応えてくれるのか…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、見習いうらら4人組で構成されたユニット らびりんずによる「夢路らびりんす」
エンディングテーマは、Luce Twinkle Wink☆さんの「go to Romance>>>>>」
4人の可愛らしさが上手く表現された曲と背景だったと思います。

1クール12話の作品でした。
放送途中に、この作品の評価がちらほら聞こえた事もありましたが、私的には評価の高い作品です。
キャラの可愛さ、作画の綺麗さは言うに及ばず…
目標に向かって努力している人ってやっぱり輝いています。
一生懸命向き合いながら流す涙…とても綺麗だと思います。

頑張り方や力を入れるタイミングやポイントは人それぞれ…
だけど、何があっても4人一緒に…の心を持ち続けたみんなは輝いていました…
こういうキャラの輝いている作品…大好きです。
しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 22

rFXEy91979 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

TBS制作アニメ、また外れになっちゃうのかな…と思いきや、どっこいまさかの今期当たりアニメに逆転しました!!

一占「少女と占い、時々おなか」
元々さほどの期待もなく何となく触れてみたけど、う~ん世界観どころか需要すらも見えてこないな。山育ちの野生児ガールが迷路町って町に下りて、うらら(=占い師みたい)目指す話らしいけど、本題からいちいち外れて満腹のお腹と謎の謝罪。どうもこれは僕が好きなタイプのアニメじゃなさそうかも…。まあそんなこと言うんだったら、見なきゃいいって言われそうだが、生憎こうして触れた以上、ちゃんと最後まで見なきゃボロッカスに貶す権利はないと思う次第なので、最終回までしっかり見て答えをまとめようと思う。まあ美味しい役回りのキャラクターはいるから良いけど。

二占「探し物と夢、時々甘味」
一種の階級制というのが迷路町にはあるんだね(そんな風ではないんだろうけど)。そこに(言い方が悪いけど)世間知らずで無知な千矢が入り込んで大騒動。決して悪い女の子ってわけじゃないんだろうけど、軽率な行動が多々ありすぎて共感できない…。うんやっぱりこのアニメ、二話もそりが合わないな。
マツコさんのエピソードは大変面白かったから(ちょっとホラー風味なのが、なおスパイス効いてたし)、できることならノノ関連のエピソードをもっと求む。

三占「仲間と友達、時々ライバル」
弁天さんの声がねえ、夏木マリさんそっくり(笑)これ初見の人、勘違いする人何人かはいたでしょ(実際は井上喜久子さんだったが)。店内の内装ゆえか『千と千尋の神隠し』みたいだし。
それにしてもやっと今回、楽しく見れるポイント得られた。前半だと紺のコスプレ七変化(ていうか四変化?)が男子アニメファンサービスwああいう真面目で和が合う子の変化って面白いね。そこはとっても弁天さんに画面の外から感謝しました。
後半はのっけから百合アニメ臭全開!佐久ビジョンも百合アニメ色を余計に盛り上げてるし、あれこんなにニやつくアニメだったっけ?面白いぞ。なお今回もマツコさん、非常に美味しい役でした(感謝)

四占「良いこと悪いこと、時々くすぐったい」
前半はこれまでより不満なく楽しんでた。凶に戦々恐々な三人とすべてを楽しむ千矢。初めて千矢の奔放さを有難いと感じました。怖がるより楽しむスタンス、そこは見習うべきでしょうね。
後半戦はまたもや紺が男子サービスくれましたwこのアニメ、ちょいちょい百合をぶち込むようになりましたね(元の原作も同じ場面があるのかな。ちょっと気になる)。最初の頃よりアニメの方を大分好きになってきたかも。
ところでさ確認だけど、佐久隊長は男子じゃないよね?

五占「花嫁と神様、時々はっくしゅん」
男いたのねこの世界(笑)てっきりいないと思ってたから。大分アニメに慣れてきたのか、落ち着いて見れてきました。千矢が神様と思わしき何かに酔った状態で出会う場面、千矢が神様を見たかもしれない事実に少し嫉妬する紺。やっと抑揚の効いた流れに進んだようで安心しました。もしこのまま同じ流れなら、切ること本気で考えてたかも。
あとやっぱり女の子はお色直しをすると変わるね。千矢なんかめんこい子に大変身遂げちゃってるし、この面白さを序盤で既に確立してたら良かったのに…。

六占「恋と追跡、時々よーしよしよし」
”天然痴女”と”妹バカ”で幕開けるとか笑っちゃうな。佐久隊長は変装スキルの勉強が必要ですし、おもわぬ形でニナ先生の運命の人認定にwで、結局ニナ先生の件はどうなったの?
後半はコックリさんに取り憑かれた紺回でした。まさか友達申請を断られた過去持ちとか、取り憑かれた紺さんは動きも行動も大胆そのもの。てか狐のコックリさんはM属性をお持ちですか?

七占「祝詞と魔女、時々覚悟」
前半回はうらら界の”祝詞”事情とノノ回でした。祝詞勉強に悩める姿は受験生の悩みと同義で、まさに王道展開を紺は地で行ってました(徹夜で目の下もう真っクマ)wあとノノが自分の特技を皆と一緒の勉強の中で、見つけて発揮する様はちょっと嬉しくなりました。やっぱり壁を打破する子は無条件で魅力的です。
初めて小梅がメインを張った後半回はビターでした。偏見にも異能に対する恐怖心にもあっけらかんと構えていられる魔女のマリに小梅がずっと憧れるのも分かります。最初からあっけらかんとできたわけではないだろうけど、苦労を一切感じさせないマリの笑顔は強くて素敵で、”ああ、自分もこんな風に強くなれたらいいな”って、感想文を打ってる今、ふいに思ってしまいしました。珍しく今回は特に不満ナシでした!なのでちょっと星の方も上げました!次はどうだろ!?

八占「いけないこととわかんないこと、時々すっぽこぽん」
紺ってたまに”ド天然の問題発言”ブチかますよねwこういう真面目なガリ勉キャラがいかがわしいことを言うと、通常よりもその威力が一気に倍になるんですよね。
八占は紺がどれほどいい子か伝わる回でした(ドンドン面白くなってるよ)。どれだけうららで過ごす日々や千矢たち皆が大好きか、とてもこっちに伝わったし、ますます紺株上がりました。
あとニナ先生、だらしない(苦笑)

九占「母と心得、時々あなたのため」
紺の母さん登場とノノ厄災防止回です。歌歌って空元気の紺、揺るがない千矢ちゃん。そしたらまさかの試験オチで落とし込むとは、先生怖いw
九占のテーマって”一人よりも、皆で挑む”?「三人いれば文殊の知恵」のことわざがあるように、一人よりも皆で挑んで、切り開ける道もある。よく聞く言葉だろうけど、その大事さは一生不変。1占頃よりこのアニメ、今はホントに楽しいです!

十占「四人と昇格試験、時々試練」
紺ママコワい(震)”全員公平に厳粛に、ぶっ潰すつもりでいきます”って…。あと紺、ハチマキが”よかったあ”になってたぞ(できれば『クレヨンしんちゃん』みたいにちょいちょい違う文字出て欲しかった)。ショッカーみたいな鬼も出るし、佐久隊長はトドメを刺される(破廉恥なニナ先生に)。笑いどころが沢山あって、笑ったなあ。楽しかった!
今回まさか次回へ続くエピソードとは思わなかった。壁の眼が千矢のことを既に知っているようだったし、そろそろ千矢とうららの神様の関連性が分かるかな?

十一占「千矢とくろう、時々涙」
神様の事は分からなかったけど、千矢の母さんはうららの何かから”裏切者”になってるみたい。娘・千矢を狙う黒手に壁一面にビッシリの目。うららの裏の脅威なのか、それともまさか一番占?脅威を救った謎のくろうは、神様じゃなくてマスコット(占いの)?とても沢山の謎はあるけど、らびりんすの皆が一緒に九番占へ昇級したから、まあ今はいっか(千矢と紺と同じですね)w
ちょびっとホラーテイスト入って、ワクワク一気に高まったけど、次でいよいよ最終回か。もうちょっと見ていたかった。

十二占「お風呂とお祝い、時々笑顔」
ただの祝勝会(回)でした。一発芸を披露するわ、酔い潰れて湯当たりするわ、とにかくメチャクチャ騒いでましたが、それがとにかく楽しかった!仕事疲れを忘れました。
あとやはり千矢と紺はベストカップルすぎますね。この二人が一緒に出るとき、雰囲気全然違いますもん。二人でいっそ『桜trick』ゲスト出演しちゃえばいいのに(笑)
ぶっちゃけ途中で切ろうかなって開始頃は考えてたのに、今はあそこで切らなくて良かったと思ってます。TBS制作アニメで、やっと当たりに出会えました!!

投稿 : 2024/04/27
♥ : 5

れもんてぃー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

OPの中毒性はすごい

日常系アニメに不思議要素を足したアニメです。
キャラは一人一人すごく可愛いです。とくに千夜ちゃんがいい味だしてます。おなか出すのは反則です。グッズの販促ですか?
つまらないギャグをブチ込んだところで、私なりの評価を。
個人的に、なにも考えずにぼーっと見ていられました。あーこのシーン可愛いなーって思ったり。
OPの中毒性はすごいです。今も頭で流れてます。特に「うらうらりゃりゃりゃりゃとてちてとんしゃん」のとこが大好きです。
日常系アニメが好きなアニメな方は楽しんでみれると思いますので、ぜひ見てみてください!

※個人の意見ですので、参考程度にお願いします

投稿 : 2024/04/27
♥ : 5

74.8 8 警官アニメランキング8位
三ツ星カラーズ(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (439)
1666人が棚に入れました
上野の平和を守るため、朝から夕方まで街を駆け回る小学生3人娘・カラーズの活躍が描かれる。

声優・キャラクター
高田憂希、高野麻里佳、日岡なつみ、田丸篤志、玄田哲章、名塚佳織、朝井彩加、東城日沙子
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

自由奔放は子供の特権!

原作未読。最終話まで視聴。

東京・上野を舞台に、小学生の少女3人組の日常を描いた、ほのぼのコメディ。
自由奔放に駆け回る少女たちと、周囲の大人たちの優しさが微笑ましい。

この作品の問題点は作画。
タイトルの通り、色使いもカラフルで、綺麗で見やすい絵だったとは思うんだけど・・・。
いかんせん静止画が多過ぎ。
『紙芝居か!』ってツッコミたくなることがしばしばある。
最終話。結衣が腕を振り回している”静止画”が!
『アニメなんだから動かせよ!』
という訳で、作画の評価は±0で☆3です(笑)

【以下は、各話レビュー的な「何か」です】(笑)
{netabare}
【第1話】
私はロリコンになった覚えはないんだけど、何故か視聴しているだけで和んでしまう作品。
上野の平和を守るために「カラーズ」を結成した、小学生の少女3人組の日常を描いた、ほのぼのコメディ。

【第2話】
今回も愉快に遊びまわるカラーズの面々。
前半のかくれんぼの結末は吹き出してしまった。
結衣ちゃんは、別な小学校に通っているのかな?

【第3話】
バナナ、上手に売り切ったな。

【第4話】
ののかのパンVSももかのおにぎりのくだりは面白かった。
後半のパレードはアニメではなく紙芝居(笑)。

【第5話】
後半の動物園にくだりはまあまあ面白かった。
主要な登場人物以外は張りぼてみたいで気持ち悪いけど(笑)

【第6話】
鍋、不味そう・・・。所詮、小学生のすることだからなぁ・・・。

【第7話】
銀杏・・・、確かに相当臭いよね。

ハロウィンからのゾンビゲームのくだりは面白かった。
カラーズの周囲には付き合いの良い人たちが多いよね。

【第8話】
前半の博物館のくだり。
第5話の動物園同様、主要な登場人物以外は張りぼてみたいで気持ち悪い(笑)
後半の福引のくだりは、ののかとの会話が面白かった。

【第9話】
初詣のくだりも静止画多用・・・。う~ん。

タイムカプセルのくだり。10年後のカラーズの面々ってどうなっているんだろう?
本当にののかは付き合いが良いな。


【第10話】
雪合戦のくだり。
対斎藤用の雪玉に、本当に「ウ〇コ玉」が混じっていたとは!

『バレてるぞ』のくだりのオチは、中年男性として少し心が痛んだ(笑)

招き猫のくだり。静かなのに存在感抜群のさっちゃんって!

【第11話】
前半は花粉症。
カラーズの3人は花粉症ではないのだが、どうやらののかは花粉症らしい・・・。
しかし、小学生とはいえ本気のグーパンをお腹にくらったののかちゃん。
お気の毒に・・・。

後半はハイパーかくれんぼ。
斎藤、ヒドい・・・。

【第12話】
前半は、主な登場人物総出演のくだり。
いかにも最終回っぽい。
中盤は、いかにも子供っぽい話。
コロッケ屋のコロ婆、少し可哀想・・・。
終盤は、お花見会場で、何故かイチゴを売る話。
{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 35
ネタバレ

ezo さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

カラーズぱわーで乗り越える(BD全巻購入

1話目感想
{netabare}
黄色はよくいる感じの悪ガキタイプ。

青は見た目大人しそうだけどサイコパス。

赤は少し気弱で一番まとも。

そんな3人に付き合う斉藤は優しいのか暇なのか。

キャラは特徴あるしマイナス要素も特にないし気楽に観れる感じで良いと思う。
{/netabare}

2話目感想
{netabare}
秋葉原までのあの道は見覚えある。知ってる場所が映るとなんか嬉しい。

赤はツッコミ上手。将来有望。

そしてとにかく黄色がクソガキ。「大声出すよ」は笑った。
{/netabare}

最終回まで観終えて
{netabare}
やってることは酷すぎるんだけど観ていて楽しいのはアニメだからこそかな。

結衣の辛辣な部分が見え始めてから面白さが加速していった印象。

子供の無邪気さを良く描けている良い日常ものだったと思う。

{/netabare}

個人的には円盤を買うほど気に入った作品だったけど売上はたったの604枚...。メイン3人がクソガキすぎて受け入れられなかったのかな...。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 13

しるまりる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

なんて魅力的な女子小学生たち

上野を守るために日々奮戦する女子小学生たちのドタバタコメディ。

3人の女子小学生が青・黄・赤と信号のようなカラーを持っているわけだけど、みんな個性的で魅力的。
それぞれの言動ややりとりが軽快で、みていて楽しい。

3人の活動は上野のアジトを中心に駅や公園・商店街を舞台に繰り広げられる。
おそらく、意図的に3人の家庭や学校における描写はされていない。そして、それが正解だと思える。

3人を取り巻く大人たちのまなざしはみな優しい。サイトウを含めて。

3人は真剣に上野を守るために日々行動しているが、この世界は平和な世界なので、もちろん彼女たちが意図してるように宇宙人やUMAや殺人事件から上野を守れているわけではない。
…だけど、上野を自由気ままに闊歩して歩く彼女たちの姿は、ある意味上野の住人や来訪者の心を守っているのではないのか。

とても面白くて魅力的な作品でした

投稿 : 2024/04/27
♥ : 11

68.2 9 警官アニメランキング9位
こちら葛飾区亀有公園前派出所(TVアニメ動画)

1996年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (235)
1414人が棚に入れました
主人公・両津勘吉の破天荒な行動力が巻き起こす大騒動の面白さが、長寿の秘密と考えられがちですが、この作品の本当の人気の秘密は、古典落語に通じる人情喜劇のエッセンスが根底に流れていることです。 この作品には、主人公の両津をはじめとして、きわめてユニークな人物達が次々に登場します。彼らが引き起こす、人の迷惑を顧みない大騒動! でもどの人物も何故か憎めない愛すべき人たちなのです。 作者の下町の人々に注ぐ視線の優しさ、下町への愛情、が登場人物たちの素朴で温かい感情となって、作品の中で発露しているのです。 一見、破天荒な「ドタバタ・ギャグ・アクション」の底に流れる、下町の人情・温かさ・優しさが「こち亀」の最大の魅力なのです。

声優・キャラクター
ラサール石井、佐山陽規、森尾由美、宮本充、家中宏

キリン  さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

悩み事が吹っ飛ぶよ

略して『こち亀』

アニメ放送第1話から最終話まで
全部録画しました。母が。

原作は私が生まれた年にスタートして
今でも続いています。
もうとことん続いて欲しいです。

初めてご覧になる方でも
基本1話完結なので
何話から観ても楽しめると思います。
人間関係なんかは、後から解かってくるので
問題ないはずです。
『サザエさん』を別に1話から観なくても
だんだん家族構成が解かってくるのと同じです。

一応、警察の話なんですが、
犯人を捕まえるとか
事件を解決するとか
ポリスストーリー要素は極稀で
仮にあったとしても、
逮捕する事が本筋のストーリーの目的(オチ)では無いことが多いです。
むしろ、世間を騒がしている犯人だったり
事件を起こすのが、主人公の『両津勘吉』巡査長です。

簡単に言うと
下町の派出所(交番)のお巡りさんの
ハチャメチャ人情ギャグマンガです。

個人的には、観ていてすごく元気になる作品で大好きです。
私自身『両さん』に似てるところが多々ありまして、
共感が持てます。
(ギャンブルはしませんけど・・・)

たまに油断してたら腹がねじ切れるくらい
笑うときがあるので、注意が必要です。

音楽も下町の感じが出てるOPだったり
何で?っていうEDだったり(OP・ED共数種類あります)
BGMも楽しい感じが出ていてGOODです。
カッコよくはないですけど、それでいいんです。


アニメが放送されていた時期
私の職場の前の道路を
学校帰りの子供が物凄くでかい声で
「テ・テ・テレビをみるときは~♪
部屋を明るくして離れてみてね♪」
と歌いながら家に帰っていました。

私は一発で「こち亀や!!!」と分かりましたが
それ?それ歌う!?
いや凄く良い事を言ってるんだけど、
「火の用~心」みたいな感じで
感心な子供だけど・・・

そいつのせいで私の頭の中では
『葛飾ラプソディー』が
永遠にリピート再生されることになり
鼻歌うたって、なんかご機嫌な感じで
仕事してる様に見えてしまい、
上司から軽い感じで残業を言い渡されました。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 24

石川頼経 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

タレントが声をあてて大成功した好例作品

よく、あにこれなどではジブリ作品は例外としてプロの声優ではなくタレント、俳優、アイドルなどがアニメで声をあてるのが批判される傾向が見られますが、
この作品は全くそれらの意見を覆す出来、ラサール石井さんの両さんは素晴らしく、
まさに両さんの声はこの人でないと考えられないくらいのハマり方で、まさに漫画から両さんが抜け出たかのような違和感の無さです。
声質ばかりではなく、口調が全く両さんそのもので、原作者の秋本さんも絶賛したそうです。
ほかに森尾由美の麗子など他のキャストもハマってます。

まあ、タレントが声をあてて大成功した例は「あしたのジョー」の矢吹ジョーはアイドルだったあおい輝彦さんがどハマりしたわけですし、
中田譲治、松風雅也、菊池美香、MAO、小宮有紗などの戦隊ものからの声優転身も成功しています。
また、古くは大阪を舞台としたアニメ「じゃりン子チエ」はネイティブな関西弁を話せるキャストにこだわったがため、関西を中心に活躍する舞台俳優、子役、芸人、関西出身の声優で固められた事で、見事に大阪の下町感を再現していました。
個人的には旧作「キノの旅」の前田愛(役者さんの方)もハマっていたと思います。

専業の声優ではないタレントが声をあてるのに色眼鏡をかけて見ない方が良いと思います。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 19

負け猫 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ラサール石井がドンピシャすぎるw

知らない人がいない程有名な漫画が原作のアニメ。
(原作途中で買うの止めたな~^^110巻くらいまではあるよw)

400話程+劇場版まである長編アニメなので全部は見れていません....orz
でも、1話完結タイプなので問題はあまり関係ないかと^^;

基本、欲深くお金に汚い主人公(警官)が
毎度毎度、周りを騒がせるギャグアニメとなっている。
(それでもTV放送+警察官という事もあり原作と比べればかなり綺麗な主人公にはなっています)

たま~にある、主人公などの登場キャラの過去話はどれも
昔の懐かしさを感じさせるものが多く、感動的な話が多いのも特徴的。

キャラに関しては個性的なキャラが多い。
例)4年に1度しか登場しないなど
(オリンピックが来ると登場するwww)

主人公に関しては声優さんが「ラサール石井」なのだが
コレ程ピッタリな人は他にいないでしょうww
(というか本人もわりと似てたりしてるよね^^)

OP曲もかなり耳に残る良い曲が多くて今でも歌えますよー^^

かなり若い世代以外は皆見た事はあるのではないでしょうか?

投稿 : 2024/04/27
♥ : 0

65.3 10 警官アニメランキング10位
ミチコとハッチン(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (234)
1252人が棚に入れました
舞台は、太陽と原色に溢れる国。そこは貧困によって街は荒廃している上に、国を出た先は荒野が広がる危険な無法地帯。そんな中で、人々の心は欲望に満ち溢れていた。その国で暮らす少女ハナ・モレーノス(通称:ハッチン)は、養家の家族から酷い仕打ちを受けており、密かに家を出て自由に暮らす事を望むが、自ら行動を起こせず、ただ、いつか誰かが迎えに来てくれる事を祈るばかりであった。しかしある日、ハッチンの前に脱獄不可能と言われた監獄要塞を突破した謎の美女ミチコ・マランドロが、突如現れる。彼女はハッチンの母親を名乗り、ハッチンを誘拐して逃亡。訳も分からず、ミチコに着いていくハッチンは、彼女に翻弄されつつ、旅に同行する事になる。

声優・キャラクター
真木よう子、大後寿々花、坂井真紀、津田寛治

みかみ(みみかき) さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

バカで、かわいくて、かっこいい

 とにかく、スタイリッシュな映像を見る快楽にひたりたいのであれば、これほどのアニメに出会える確率はごく稀なことだろう。



 ミチコはどこまでバカで、ハナの後日談もいい。ハナの声優を大後寿々花が担当している、というのはアニメの作法からすると、いささか違和感も残る。けれども、大後寿々花のキャラ自体が非常にたっている女優なので、大後寿々花が声をあてている、と思うとそのこと自体にも味を感じる。

 ヘタレは、やっぱりヘタレでクズとして描きながらも、それでもその一方でヘタレをどうしようもなく愛するという眼差しもすばらしい。

 とにかく格好のいい映像をつくった。日本のアニメのなかにこういうものがキチンとある、というのは実にすばらしいことだと思う。

■関連推奨作品

 バカかわいいヤンキーの暴力女と、理知的で気丈ながらも頭のネジがどこかはずれている女の子…という組み合わせは、『下妻物語』を彷彿とさせる。未見の方はぜひご覧あれ。

 一方で、丁寧に描かれた南米の風景は、『City of God』『City of men』『Carandiru』といったロクデナシだらけのブラジル映画を見ているような気分にもなる。ブラジルをスタイリッシュに描いた作品、ということではここらへんの映画がネタもとになっているのではないだろうか。

 また、アニメとしては、これに先行するかっこいい作品としてはやはり『cowboy bebop』を挙げないわけにはいかないだろう。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 10

ソーカー さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

これぞ大人の嗜み、もっと評価されて欲しいアニメNo.1

舞台は南米。
脱獄囚ミチコは、養家で虐待を受けていた娘ハッチンを救いだす(誘拐?w)
そのまま一緒に父親を捜すため逃走劇をくりひろげる。
全22話のアクション・ロードムービー風アニメである

スタイリッシュなOP、渋くてクールな作風から
「カウボーイビバップ」と比較されやすいが、ビバップとは全く違うものとして見た方がよい
ビパップはハードボイルドを突き詰めた作品で娯楽性も抜群だが
「ミチコとハッチン」は全然違った趣向の作品です
迫力と疾走感溢れる描写も結構あるので
単純な娯楽作品としても見れなくもないが、クールでかつ趣深い作品。

バイオレンスなシーンは多いが、爽快感が得られるアクションはむしろ少ない
そういったカタルシスを得るアニメではないということです
むしろ、ミチコとハッチンの二人を中心とした人間ドラマを描いた作品です
各エピソードは不意に終わったり、しみじみとした終わり方だったりする。
もちろん大筋のストーリーはあるが、繋がりの薄いところもあるので、ひとつひとつの物語を噛みしめて見るべき。

ミチコとハッチンは二人とも非常に人間味溢れる魅力的なキャラクター
世間の理不尽さをかっとばしながら、ぎこちなくも親子愛を育んでいく
そんな人間味溢れる二人を中心に人間を描き出す

愚かな大人と無垢な子供、どうしようもない世の中と二人の絆
これらを巧みに対比をして人間を描いたハートフルな物語である
しかし、必要以上に視聴者に感情移入は求めない。
暗い話しみじみとした話が多いが、しつこくもなく重く感じることもなく、むしろ心地良い。

声優に俳優を使っていることに否定的な意見が多いが、個人的はむしろ味があって良かった。
人間味溢れる独特なキャラクター性を作り上げていて、悪くない
もちろん拙い場面もあるが、徐々に上達していくので問題ないw

これだけ独自のスタイルを貫いたアニメは本当に珍しいし
あらゆる面において非常に完成度の高い作品で、
もっと評価されてほしい作品の筆頭ですが、あまり万人受けはしないかも。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 26

ヌンサ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

そんなヒロシに騙されて

「カウボーイビバップ」→「サムライチャンプルー」→今作→「LUPIN the Third -峰不二子という女-」と並べると、世界観や作風の流れが非常にスムーズにつながっているなと感じます。

特に前2作と、プロットは良い意味で"まんま"です。ビバップはジュリアを探すのが目的ではありませんでしたが、
フウの父を探す(「サムライチャンプルー」)=ヒロシを探す、ミチコ=フェイ、ハナ=エド(性格は違いますが、孤児院出身という設定などが特に)。後に峰不二子を描くことになるのも納得です。

大好きな渡辺信一郎監督の弟子筋にあたる(多分)山本沙代さんが監督を務め、
ナベシンさんも音楽プロデューサーとして弟子をサポート(?)しています。
彼女は、岡村天斎さんと並んでナベシンさんの作風の一端を継ぐ存在だと思い、注目しています。

今作最大の注目ポイントはキャスティングでしょう。真木よう子さんという方は、名前は良く見聞きしたことはあったのですが(主にスキャンダル・・・)、調べてみたところ出演作品は一つも見たことがりませんでした。
顔写真を検索してみても見覚えはありませんでした。
しかし、めちゃくちゃいい声ですね!もちろん、プロの声優ではないので絵との距離感や、
息の演技などはたまに聞いてて厳しいものがありました。それでも話数を重ねるごとに、
大後寿々花さんと並んで演技の上達が感じられたのも興味深かったです。

坂井真紀さんの声は、少し朴璐美さんを思わせる感じがあって非常に味がありました。

そして今作全体を通して、有色人種(特に黒人)が登場人物の多くを占めているというのは
いかにも「マングローブだな」って感じです(日本を舞台にした作品以外で)。
この空気感が大好きだったので、倒産してしまったことが非常に悔やまれます・・・。

渡辺信一郎さんのDNAは確実にアニメ界で息づいているな、と感じられて非常にうれしい作品でした。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 7

72.5 11 警官アニメランキング11位
さらざんまい(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (312)
1233人が棚に入れました
舞台は浅草。中学2年生の矢逆一稀、久慈悠、陣内燕太の3人はある日、謎のカッパ型生命体“ケッピ"に出会い、無理やり尻子玉を奪われカッパに変身させられてしまう。『元の姿に戻りたければ“ある方法"でつながり、ゾンビの尻子玉を持ってこい』ケッピにそう告げられる3人。少年たちはつながりあい、ゾンビの尻子玉を奪うことができるのか?!同じ頃、新星玲央と阿久津真武が勤務する交番でも何かが起ころうとしていたー。

声優・キャラクター
村瀬歩、内山昂輝、堀江瞬、諏訪部順一、宮野真守、細谷佳正、釘宮理恵、津田健次郎、伊瀬茉莉也、帝子、加藤諒
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

観終わった

3話までの感想{netabare}
かっぱ橋とかあるしそれで舞台が浅草なのかなぁと思ったが、うんこビルから浅草って繋がりだったりして。
カッパといえば最近(といっても一年近く前になるのか)ではゲゲゲの鬼太郎6期でキュウリ支給のみでブラック企業にコキ使われたりと、妖怪の中でも扱いやすいのかな?
でもって内容は…いつもの幾原って感じ、相変わらず演出だけはスゲーなぁ。
と思ってたら2話、うっわ、LED育苗灯じゃねーかw
これってメジャーなのか?
自分もちと欲しいとは思いつつもヤベー物育ててるんじゃ?と噂されても困るので手出ししてない、あると便利そうなんだけどねぇ…。
でもってクジが大麻栽培しててヤベーと思ったら(車上荒らしも大概だが)今度はカズキが飼い猫盗難してて…だ、大丈夫か?w
ここまで未成年者による明らかな犯罪を描くのも珍しい気が…攻めるねぇ~。
これでエンタも犯罪に手を染めてたら更に危ないのだが、さすがにそれは無いっぽい?
3話ではかなりイカれてたことが明かされるが犯罪ではない…ないよね??
警官二人組がなにやら企ててるみたいだけど、主人公側が逮捕される展開とかあるのかな?{/netabare}

5話までの感想{netabare}
4話、入れ替わり作戦はどうした?と思ったら5話に続いたのね。
と、5話、ひゃああこれまたヘビーな過去を…。
しかも本当は叱って欲しいのに優しくされて余計に罪悪感を抱えてる模様。
サッカー辞めたのも自罰の念からだそうな。
なんか3人のうちエンタだけマトモというか浮いた感じになってるような?
まさか2人に匹敵するような過去あったりするのかねぇ?

ところでバンクシーンについてなんだけど、自分が印象にあるのはガンダムSEEDだったなぁ、動画の使い回しが叩かれてそれ以降急場凌ぎの使い回しではなく、使い回しを前提とした気合の入れまくった正真のバンクまで叩かれて作り手も避ける方向に向かい出したような?
プリキュアのような児童向けは別として。
SEED以外にも何かあったのかも知れないけどね、個人的には「別にいいじゃん」なんだけどねぇ。
で、この作品はそんな忘れ去られたような技術が使われてて仄かに懐かしさを感じる。
しかも歌まであるせいかタイムボカン…というかムテキングの「タコの頭にハチマキ巻いて~」を思い起こさせる。
有体に言えばすっごくタツノコっぽいんだけど、そう感じる人は他には居ないのだろうか。{/netabare}

最終回までの感想{netabare}
なーんか知らんけどすっごいほっとする感じで最後まで楽しく見ることができました。
一体何故なのか自分でも不思議で仕方ないんだけど、やっぱり↑でも書いた通りバンクの多さなのかなぁ?
とか考えてたら…わぁい、タツノコ公式が“ムテキング”1話を配信してるじゃないか!
https://www.youtube.com/watch?v=Pv4tw1qI87M
OPだけでも見て欲しい、結構「ああー」って言う部分あるんじゃないかな。
更にできれば17:15辺りからの井上和彦カラオケパート見て頂ければ…本音は全部見て欲しいけど、何故自分はさらざんまいでほっとするのか、その理由が垣間見れるようなそうでないような?
この頃の時代の空気を感じるのかなー??
なんか言葉じゃ説明し辛い、誰か訳してくれ…。

あと最後久慈が頭丸めてお勤めしたのはスゲーほっとした。
やっぱこうだよねー。
最近「ソイツがやらかしたこと」の大きさに対してなあなあで済ませた作品があってのう。
ちゃんとそういうことにケジメ付けたからこそ、ツナガルに繋がったのも納得できるワケで。{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 17
ネタバレ

はあつ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

体が疼(うず)いてたまらない

《ストーリーに関して》

謎めいた脚本や独特の演出で作品性を確立されてる幾原邦彦監督。
今作では、東京の下町を舞台に3人の男子中学生がカッパと交わりながら、特定の繋がりに固執するあまりに苦悶する姿がコミカルに描かれます。

伝えたい明確なテーマやメッセージがあるのかは、私には定かではありません。
ただ個人的には、ストーリーに組み込まれる現代社会を風刺するような面白メタファー{netabare}
(暗喩。私的解釈ですが一例だと、気軽に大勢の人と繋がれるネット社会を揶揄するような
【ア○禁止標識】身近な人との生身での繋がりが上手く出来ずトラブルを起こしがち。
【ア)))】プライベート情報まで拡散する不気味さ。など){/netabare}
や洒落の効いたセリフ回し、毎話繰り返されるアニメーションらしいユニークな表現を楽しめるだけで視聴の価値があると思います。

前作「ユリ熊嵐」は、女性同士の百合的で淫靡な雰囲気が全面に溢れており、百合属性の無い方には苦手だったかも知れません。
対称的に本作は男性同士のBL要素が含まれるものの表現は控えめ。
腐女子の方には物足りないでしょうが、幅広い層が見易いようハードルは下げられてます。(百合豚でもある私は前作の方が好物♪)

《キャラ》

男キャラが多勢を占めるので、僅かな女子キャラが貴重に映ります。
中でも「吾妻サラ」はキャラデザが凝っていて、お題毎の占いシーンの演出も可愛いかったです。(変装した一稀サラにも萌えれました♪)

《声優さん》

腐好きの方には人気CV宮野さんと細谷さんの絡みがご馳走だったのでは・・
二人の「カワウソイヤア」は豪華挿入歌♪
釘宮さんのショタ声も何気に豪華です。

《音楽》

KANA-BOONさんのOPもテンポが良く作品に合ってますが、the peggiesさんのEDが個人的には好み。
雨あがりの夜明け前を写した様な合成背景との空気感が堪らなくて毎回聞き入りました。
また、声優さん達の歌う各挿入歌も、ノリが良く洒落が効いてて楽しめました。

《作画&演出》

毎話挿入される使い回しの様な歌劇部分でも見飽きないよう背景に変化を加え、滑らかな動きとカラフルな色彩で仕立ててあり、全般的に作画は力の入れようを感じます。

ここから極めて個人的感想。
過去様々な映像作品で心が痛む描写は見てきましたが、身体に痛みを覚えた作品は本作が初めて!
以下、私を狂わせた演出について~
(尾籠(びろう)な内容ですのでお下劣耐性の無い方や食事前の方は読まないで下さい。)
{netabare}
私、何を隠そう、お尻の疾患「ぢ(痔)」を長年患っております。
そんな尻に痛みを抱える者にとって本作は、生涯忘れ得ぬ疼きを刻み込んでくれました。

まず、一稀たちをカッパにする為に尻に突っ込むケッピを見た私、

「ヒ~~~!」

昔、朝の洗顔中に子供にふざけてカンチョーされた時に、あまりの痛撃にうずくまり「幼稚園児に殺される~」と思ったくらい、尻への不意討ちは恐ろしい。

さらに、カパゾンビの尻小玉を抜き出す為のカッパ達の尻ホールへの追撃に、

「うっ!ぐぬ~~っ!」

数年置きに悪化しては肛門科にお世話になるんですが、その時の医師の傷口をグリグリえぐるような触診を思い出し、息が止まりそうになる。

とどめとばかりの秘密暴露、赤色がポタポタと落ちる
【漏・・・・・・・】に、

「ゾゾゾゾ~~~」

ぢ症状のひどい時期は、排便直後の便器がポタポタと滴る鮮血に赤く染まり、止血の為のトイペを尻とパンツの間にセットしてトイレを後にする時は、女性に生まれ変わった気分になれる。
その時期に社内の定期検診が重なると貧血判定され、鉄分補給を健康指導される始末。
そんな私はあの秘密漏洩シーンに血の気が失せて青白い顔にさせられました。

私にとって拷問のような尻への数々の描写に観終えるとパンツは汗ビッショリ。
当初の数話時点で貧血昏倒や窒息死を怖れ視聴を断念しかけました。

しかし幾原監督の好奇心を刺激するストーリー構成と、魔術的とも言える演出に惹かれて視聴を続けるうちに

あれ?




♪~「さらざんまいの歌」が流れ出すと

あ~あ~~来るぞ~来るぞ~

ゾクゾク~ワクワク~~


尻小玉キター!!!.゚+.(・∀・)゚+.゚


いつの間にか下半身から脳天まで突き上げる快感に変わってる!

最後の数話はクセになり、あまりの興奮に私のパンツは変な液でネットリして・・(自粛)

観る者に新たな性癖を目覚めさせるイクニ演出恐るべし。
(もしかして監督も同じ疾患を抱える同士なのかも?)

カパゾンビにされて、あにこれから永久追放されないうちにこの辺でやめときます
m(_ _)m{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 22

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

欲望か愛か

視聴理由 ノイタミナ

序盤 謎の既視感!

中盤 正体は「輪るピングドラム」などの幾原邦彦監督

終盤 えぇ

既視感の正体は幾原邦彦監督だった。そりゃ意味わかんないわwピングドラムとかもそうだけど暗喩や伏線が多すぎる
流し見じゃ全部を理解できない
ただでさえ普通に見てても全部はわかんないのに

この話は繋がりたいけど…な男子たちの話
ジャンルはなんだろ…
ファンタジーかな?
難しさ的にはピングドラムの方が難しかったかな

はい今回もモブはピクトグラムです
幾原監督の特徴ですね
そしてやはり暗喩が多すぎる
多分考察する人が出てくるだろうから私はしないけど考察しがいがある
時間がある時にでも考察しよ

正直話の展開的には微妙
なんだかよく分からない力によってなんか解決しちゃったみたいな流れがあまり気に食わないなぁ

作画は結構良かった
opはKANA-BOONさんの「まっさら」
edは青ブタopを歌ったthe peggiesさんの「スタンドバイミー」良曲

投稿 : 2024/04/27
♥ : 17

64.2 12 警官アニメランキング12位
デビルズライン(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (210)
908人が棚に入れました
アクションあり、恋愛あり、切なエロありの異色ダークファンタジーが禁断のアニメ化!
鬼とヒトが共存する世界——2人の心が近づくたびに、鬼という存在が彼らの距離を引き離す。
二人を待ち受ける運命とは、そして「鬼」とは———。
鬼とヒト、究極の愛を描く本作が、今動き出す!

声優・キャラクター
松岡禎丞、石川由依、木村良平、細谷佳正、沢城みゆき、櫻井孝宏、神谷浩史、東山奈央、蒼井翔太、興津和幸、逢坂良太、石田彰、浅野まゆみ、宮野真守

R子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

一気に観たくなる

原作は少しだけ。

比較的わかりやすい設定だった。

「吸血鬼と人間の共存」というメインテーマがありつつも、気になるのは主人公二人の恋の行方。

正直、難しい組織の話とか、誰が敵か味方か、という複雑な展開だけだったら見なかったと思う。(私の理解が追い付かない)

その中でも、「自分に危機が迫ったときにどのように行動するか」という人間の深層心理を突いてくる描写には、少し考えさせられた。
身を挺して守りたい大切な人がいるということは、時に生きる希望になり時に邪魔な感情にもなり得る。
そうした苦難を乗り越えた先に待つ「幸せ」の形は一つでないのかもしれないな、と思った。

1クールで短い印象があるが、綺麗にまとめられていたので良かったと思う。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 5
ネタバレ

イツキ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ストーリー/キャラ/設定は見事、フラグを回収する続編に期待

「鬼」、所謂ヴァンパイアと呼ばれる存在が人間にまぎれて暮らす現代日本が舞台。主人公・平つかさと、鬼とヒトのハーフである公安捜査官・安斎結貴は偶然の出逢いから惹かれ合うが、鬼抹殺を目標とする謎の組織「CCC」との抗争に巻き込まれてゆく。
松岡禎丞、石川由依、細谷佳正、櫻井孝宏などの人気声優陣を搭載した本作はキャラクター、ストーリー、設定ともに素晴らしい。
その反面、1クールという短い放送期間故にストーリーの素晴らしさを表現しきれていない感も否めない。最終話のエンドロールは幸せな未来を予感させるものとなっており、一見物語は落ち着くべきところに落ち着いたように演出されているが、その実本作のストーリーにおいて重要なことは何一つ明らかになっていない。{netabare}中途半端に公開された「CCC」の名簿、一見爆死したかのように演出された菊原の生死、「CCC」メンバー粛清のフラグ、安斎の両親や幼いころの記憶{/netabare}などの謎も残る。
続編制作の有無はまだ公開されていないが、2期を期待したい作品。
(1クール全12話)

投稿 : 2024/04/27
♥ : 5

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

鬼とヒト、究極の愛がここにあり…

この物語の原作は未読です。
ですが、出演される声優さんで視聴を決め…1~2話見始めた頃には、すっかりこの作品の虜になっていました。
この様な作品に出会うたび、発想が無限である事を再認識している気がします。

出演される声優さんは、松岡さん、石川さん、細谷さん、みゆきち、興津さんに石田さん…
もう十分過ぎるくらいの顔ぶれが揃っています。

この物語の主人公は、松岡さん演じる安斎結貴(21歳)。
彼は吸血鬼の血を引いて生まれてきました。
例え純血じゃなくても吸血鬼の血を引いている者には、普通の人間には無い特殊な欲求を抱えて生まれてくるんです。
特殊な欲求…そう、吸血欲です。

人間世界の中で身を潜めながら静かに暮らす吸血鬼…
普段は人並みの生活を送るのに何の支障もありません。
ですが、うっかり人の血を見てしまうなどのアクシデントが引き金となって、吸血鬼特有の欲求が目覚めた結果、吸血鬼である事が世間に暴かれてしまうのです。

安斎は、吸血鬼特有の欲求を嫌悪していました。
それは、自分自身に対してもです。
だから人と鬼の共存に彼は反対していました。

例え、どんなに幸せそうな家族を演じていても、一皮剥ければ血みどろの残酷な結末しか待っていない。
警視庁公安課で鬼の存在を取り締まっている彼は、そんな光景を何度も目にしてきましたから…
そして、もし自分が同じ立場に陥った時…自分にも欲求に抗う術は無いと自覚していたのも、彼の思考の足枷になっていたと思います。

でもそれは彼が彼自身に潜む欲求に抗ってでも一緒に居たいと思える「運命の人」に未だ出会っていなかったから…
そして安斎は出会ってしまったんです。

安斎にとっての運命の人は、大学生の平つかさ(CV:石川さん)
鬼の捜査中に出会い…やがて付き合うこととなるのですが、思えばここが痛みと苦しみの起点だったと思います。

鬼と人を単純に比較すると、欲求の有無による違いがありますが、それでは、人と人だったら何の問題もないか…と考えるとこれは大有りです。
付き合いと別れ、結婚と離婚…巷に蔓延っているこれらは全て人間同士が起こしている問題です。
でも、人の所業だってこれに留まりませんよね…
殺人…暴行…傷害…窃盗…詐欺…これらも人が冒してきた大罪です。

鬼は人と違う…
人は自分との違いを「怖い」と感じる…
「怖い」存在は目の前から排除しなければ、という思想に発展するから鬼に対する風当たりが強くなるんです。
だから本当に怖いのは鬼なんかじゃない…
お互いに向き合う時間と対話が圧倒的に少ないから、人や鬼に関わらず狭間に壁や隔たりを作っていくんだと思います。

でもね…生きていくって、それだけじゃないと思うんですよ。
本作品の主人公である安斎とヒロインのつかさ…
一寸先が闇でもお互いを分かろうと…自分を知って貰おうと一生懸命だったと思いますよ。

確かに安斎の性格によって遠回りを余儀なくされた…は事実かもしれません。
でもルールや約束に縛られて大切な仲間を見殺しにするなんて安斎らしくありません。
きっとそれだけ受けていた恩を感じているから…自分より仲間を優先するんです。
鬼にしておくには勿体無さ過ぎなのではないでしょうか。

お互いの傍が相手の呼吸、鼓動、そして温もりが感じられる安らぎの場所であって欲しいと思います。

オープニングテーマは、蒼井翔太さんの「Eclipse」
エンディングテーマは、宮野真守さんの「そっと溶けてゆくように」
個人的にはオープニングに軍配です。

1クール12話の物語でした。
完走後にwikiをチラ見したら、8月に発売される単行本の限定版には最終回に続くOADが付属されるとか…
どうせなら、そこまで放送してくれたら良かったのに…
と思ってしまいました。
せめて、本編ラストに関してもう少し状況の説明は欲しかったところです。
でもつかさを演じた石川さんの声質が胸に染みたから結果オーライかな…
ヴァイオレットの時にも感じましたが、弱さの中に凛と筋の通っているキャラと石川さんの組み合わせは鉄板ですね。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 11

66.6 13 警官アニメランキング13位
逮捕しちゃうぞ(TVアニメ動画)

1996年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (114)
845人が棚に入れました
作者である藤島康介がオートバイファンなだけあり、作中でのメカやエンジン描写、カーアクションシーンは非常にリアルに描かれており現実味とスリル感がある。アニメ版も同様にメカニックには非常にこだわって描かれており、いい加減な描写は皆無である。こうした点に、藤島のバイク蒐集家としてのマニア心の冴え、および描写力の高さが伺われる。ストーリーのコンセプトはロマンティック系ポリスコメディであるが、設定は地に足の付いた作風なので日常世界を舞台としたロマンティック路線といえる。また舞台も架空の都市や町を舞台とする漫画が多い中で、実在する地域(墨田区)を舞台としたことや、警察描写も繊細に現実離れせずに描いているので読者・視聴者にも親近感を与え、より人気も高まった。

声優・キャラクター
玉川砂記子、平松晶子、政宗一成、島田敏、小桜エツコ、松本梨香、関智一、沢木郁也、榊原良子、青野武、小西寛子、丹下桜、堀秀行
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

子供で大人な婦警さんの、日常系痛快ドタバタコメディー

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
1話完結を基本とし、老若男女問わず安心して観られる痛快なエンタメ作品。

古い作品ですが、当時としては作画は綺麗だと思います。特に、バイクやクルマ、モデルガンなど機械系の作画は良かったという印象です。

リアル路線が好きなら、「ちょっと違うな~」という感じだとは思いますし、流石に時代が時代がなので古くさい作画ですが、そこにこだわりがない方ならしっかり楽しめるアニメです。

キャラも魅力的で、(キャラデザ含め)やはり藤島さんは良いキャラつくるな~という感じ。

ただ、オススメ度が、OVA→1期→2期→3期 と下がっていく残念さはあります。個人的には、OVA→1期、でやめておいても良いかと思います。

原作は藤島康介さんの漫画ですが、原作からキャラや設定は引き継いでいるものの、ストーリーはほぼアニメオリジナルとなっています。しかも、そのアニオリ回がとても面白い!

原作ファンはもとより、原作を読み「イマイチだな~」と思っていた方、そして、こんな古い作品知らないよ! という若い方に、是非観て頂きたい作品ですね♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
豪快でパワフルな肉体労働担当の夏実と、マニアックで冷静沈着な頭脳労働担当の美幸の二人が織り成すドタバタコメディ。

特に良かったのは、二人の関係性。基本的にはトラブルメーカーの夏実が場面を引っ掻き回しますが、時折、美幸がキレると夏実以上にぶっ飛んだ行動をします。この二人が、互いを互いに尊重し、深い所で信頼しあっている様は、観ていて気持ちの良いものでした。

恋愛、という面でも二人の競合はありません。夏実は基本的に渋いオッサン好きだし、美幸には恋人がいるし。

二人とも、大学を終えて警察学校を卒業し、勤務しているので、いい大人ですが、中身的にはまだまだ子供です。それでも、時折みせる婦警らしさ(子供への優しさなど)にグッときます。お酒にまつわるエピソードなどもあり、「見た目は大人。性格は子供。それでもやっぱり大人な」20代中盤くらいの女性の魅力は描けていたかと思います。正直、(健康的な意味で)エロいw ⬅ココ大事(笑) 10代の女子には(リアルでも)出せない魅力ですなw

サブを固めるキャラも実に良い。二人の所属する墨東署交通課は、「独立愚連隊」「ワイルド・サファリ」と揶揄されるほど、個性的でアグレッシブな面々が揃っています。

ゴシップ大好きのトラブルメーカー眼鏡っ子の、頼子。女子より美しい女装子の、双葉。いじられ役で昭和の男って感じの、中嶋。可愛らしい女子高生の、沙織。話のわかる渋いオッサン、課長。そして、ライバルキャラ且つギャグ要員の、ホームラン男w

これといって目新しいキャラがいるわけではありませんが(まあ、原作自体30年以上前ですし)、おさえるところをちゃんとおさえてるな~という感じです。古き良き、を感じることができるでしょう。

ストーリー的に言えば、基本は1話完結の刑事モノですが、その解決法にオリジナリティがありました。前述した「そのキャラならでは」の解決法には一見の価値あります。

また、後半になるにしたがい、シリアス回が増えてきますが、これまた良いです。この緩急のつけかた、見事です!
{/netabare}

投稿 : 2024/04/27
♥ : 22

負け猫 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

美人すぎる婦警さん←釣りじゃない

ありそうでなかった純粋な警察モノアニメ←純粋なのかな^^;

主人公は交通課の女性警官2人組で

夏実←ショート、怪力、体力、ホームラン、人力ブレーキ
美幸←ロング、メカニック、頭脳、ラブコメ、テロリスト候補

というふうに担当がわかれている。


初っぱなから夏実さんが交通ルールを全力無視するという、
今放送すると苦情が殺到しそうな内容が多いwww

メカニック担当の美幸さんに至っては普段なにやってんの?
といいたくなるレベルのメカ系オタクっぷりだったりす

(車だけでなく銃や、CPU関係まで)

また、作者が相当に車バイクなどのメカ関係好きなため
このアニメに登場する乗り物関係には自然と力が入っている。

ストーリーは比較的ギャグの多いお話から、警察らしいシリアスなものまである。
美幸さんに関しては恐ろしいくらい長くラブコメを披露しつづける事になる

登場キャラは非常に魅力的なキャラが多く、
いざという時にカッコいい上司から、オカマまでとw

しかし、やっぱりなんといっても
主人公の2人のカッコよさとかわいさはピカイチですね^^

あ、私は夏実派です^^

投稿 : 2024/04/27
♥ : 1

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

心にいつも初心者マーク

原作は、既に漫画を読まなくなった頃で、アニメも観ていなかったが、ドラマの印象もあってか、題名だけは強烈に覚えている。
ミニスカポリスなんてのもあったなぁ…。(ちょと違うか)
いずれにしても、大らかという言葉がピッタリで、所轄という縛りの中で頑張る墨東署の面々を観ていると、古き良き時代を思い出す。
やっぱ警察物っていいなと、つくづく実感させられた。

二日酔いでモトコンポでのご出勤や、私物のエアガンを署内で人に向けると言ったことは日常茶飯事である。
プロレーサーと対決する白バイ野郎に、公道での明らかな速度超過に至ってはタコメーターの描写のみのご愛敬。

そう、充分に滅茶苦茶をするのだが、“こち亀”とはまた違い、どちらかと言えば“パトレイバー”に近い素肌感覚、より人間臭いドラマを見せてくれるところが良いのだ。

先行するOVAを加えると50話越えではあるが、登場人物もバラエティに富み、加えて原作者のマニア心そのままに、車やバイクのディテールやエンジン音にもこだわったエピソードが多く、あっという間に観終わることができた。

マッドマックスばりの、ニトロブースト搭載ミニパト(ホンダトゥディ、再販望む)や、曰く付きの改造R2(スバル)はなかなかカッコいいな。
そしてバイクはやっぱり2ストがイイ。
ピーキーさを生かして、パンパラパンパラ、パイーーーーンと加速する爽快さ。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 11

55.0 14 警官アニメランキング14位
TRICKSTER -江戸川乱歩「少年探偵団」より-(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★☆☆ 2.9 (172)
816人が棚に入れました
時は2030年代。謎の探偵、明智小五郎の元に集う『少年探偵団』。彼らは大小様々な事件を持ち前の行動力で解決に導いてきた。ある日、メンバーの花崎健介は謎の少年、小林芳雄と出会う。『正体不明の靄』により「死ねない」身体となってしまった小林は、自身の死を望み、他人との接触を拒んでいた。そんな彼の存在に興味を抱いた花崎は「『少年探偵団』へ入らないか」と持ちかける・・・小林と花崎。彼らの出会いはやがて、世紀の犯罪者 である怪人二十面相と明智小五郎の因縁と絡み合い、二人の運命を動かしていく・・・

声優・キャラクター
山下大輝、逢坂良太、梅原裕一郎、木戸衣吹、田所あずさ、GACKT、古川慎、山谷祥生、小野大輔、増元拓也

69.3 15 警官アニメランキング15位
名探偵ホームズ(TVアニメ動画)

1984年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (125)
604人が棚に入れました
『名探偵ホームズ(めいたんていホームズ)』は、小説『シャーロック・ホームズシリーズ』を原作にしたテレビアニメ。日本の東京ムービー新社とイタリアの国営放送局 RAI の合作。日本では、1984年11月6日から1985年5月20日までテレビ朝日系で放送。全26話。最初の6編は宮崎駿が監督・演出などを務め、その大部分の脚本を片渕須直が書いた。

声優・キャラクター
広川太一郎、富田耕生、一龍斎春水、大塚周夫

Zel さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

空からこぼれたSTORY

1985年放映作品

日本のアニメ制作会社(現在解散)とイタリアの国営放送局が共同で制作、監督は宮崎駿・御厨恭輔
両国で放映されたグローバルなアニメ

すごくワクワクできて、とても優しい気持ちになれる作品
登場人物が犬の姿なんだけど、これがまた可愛い
ホームズ ワトソン モリアーティ教授 ハドソン夫人
魅力的なキャラクター達が宮崎監督の演出で生き生きと動いている
人情味溢れるストーリーに温かい気持ちになれること請け合いです

OP曲やED曲も優しいメロディーで耳に心地よい
ちなみにレビューのタイトルは主題歌の題名

鑑賞したのは幼いころだけど、感動と興奮が心にずっと残ってる素晴らしい一作です

ホームズ役は(故)広川太一郎さん
宇宙戦艦ヤマトの古代守でです

ワトソン役は富田耕生さん
プロゴルファー猿のおっちゃんです

この二人のやり取りは見ていて楽しかったです

投稿 : 2024/04/27
♥ : 11

ぱらっぱらっぱー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

再放送すればいいのに

確かこの作品にもはやおさんが関わっているはずです。かの有名なシャーロック・ホームズを犬化?した作品ですが、全く小難しい推理などなく敵役のモリアーティ教授達とおっかけっこっていう感じです。いいですね。出てくる登場人物がむやみやたらに死なない作品というのは(描かれていないだけで爆発に巻き込まれたりして亡くなっている人?犬?達は確実にいるような気もしますが)安心して観ることができます。それにかわいらしいじゃないですか。ヒロインに恋しちゃうモリアーティ教授なんて。推理ものとは呼べないかもしれませんが人が死なないホームズっていうのもありだと思います。確かにちゃちい子供向けかもしれませんがこういう作品が世の中には必要なんじゃないんでしょうか。今だからこそ続編作るのもありですね。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 2

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ラピュタ直前のパヤオ。ミステリーほとんど無し、アクションマシマシ、ルパン三世風味。

 ラピュタの直前の宮崎駿が参戦しているだけあってメカを含めた世界観のセンスの暖かさ、親しみやすいキャラクター、ワクワクするアクションとシンプルに楽しいエンタメになっている。ちなみに、パズー、シータ、大佐など後のラピュタメンバーもここで関わっている。


 1話完結のスラップスティックなアクションという点では、チチキマシンでワイリーコヨーテな感じで深味ないがは気楽に楽しめる。正直こういうタイプの作品だけあって後半マンネリ気味なところがある。しかし、前半パヤオが力を入れている回は良い!。特にハドソン婦人が大活躍の10話は白眉。


 明らかにパヤオの趣味な聖女で、同時に凛々しく戦って、しかも母のように見守ってくれるという都合の良すぎな設定だが、この時期のパヤオのヒロイン達と同じく見事に輝いてる。この辺の力業な演出力こそパヤオの真骨頂な気がする。


 パヤオは世界の宮崎!、国民的作家!みたいに褒めちぎられるようになってからは巨匠としての仕事をしなきゃ!或いは巨匠だから好きにやるからって方向が出てきちゃったが、この辺の時期を頂点に紅の豚くらいまではエンタメ作家としてのバランス感覚があった気がする。


 パヤオは黒澤明と同じく、実はシンプルにエンタメな人で思想とか深味で勝負するタイプではない気がする(原作版ナウシカは除く)。それをやってた40代ぐらいまでのが良かったかな。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 9

62.2 16 警官アニメランキング16位
警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ-(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★☆☆ 3.0 (182)
585人が棚に入れました
ただ真っ直ぐに、憧れたものを追い続けて──2×19年、東京。過去頻発していた種族争いも絶え、平和になったと思われた現代。かつて種族の頂点に君臨していた『ドラゴン』に心酔し、その力を取り戻そうと画策する犯罪組織『ナイン』が現れた。世界を作り変えるべく凶行を繰り返す彼らを阻止するため、警視庁内でとある集団が組成された。その名も『警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課――通称トクナナ』。個人の能力はずば抜けて高いものの、「はぐれ者集団」「ごくつぶし集団」とも噂される『トクナナ』に新たに加わることとなった、ルーキー・七月清司。個性あふれるメンバー達に振り回されながら、彼は持ち前の明るさと真っ直ぐさで事件解決に挑む。次々と起こる難事件の中で、彼は自分の信じる正義を見つけられるのか――。

声優・キャラクター
下野紘、津田健次郎、鈴木達央、甲斐田裕子、小澤亜李、乃村健次、森川智之、平田広明、松岡禎丞、島﨑信長

しゅん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

テレ朝サスペンス枠のドラマでやってそうなアニメ

【物語の評価】
ミステリーや謎解き要素はあまりなく、探偵ものをイメージしていると間違えると思う。どちらかといえばサスペンスっぽいと思う。テレ朝のドラマでやっているような。
エルフとかドワーフの設定をあまり活かせていたとは言えない点はあったが。
【作画の評価】
【声優の評価】
【音楽の評価】
【キャラの評価】
7人のキャラが個性豊かで分かりやすく、キャラ付けも役割も分かりやすかった。
【感想】

投稿 : 2024/04/27
♥ : 1

67.1 17 警官アニメランキング17位
ルパン三世 PART6(TVアニメ動画)

2021年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (91)
328人が棚に入れました
舞台はロンドン。 ルパンのターゲットは、英国政府を影で操る謎の組織・レイブンが隠したお宝―― その手掛かりとなる一枚の絵。立ちはだかるスコットランド・ヤードや MI6。ルパンの動きを察知して現れた銭形警部。そして、ルパンの前に現れた探偵――その名はシャーロック・ホームズ!シリーズ構成・大倉崇裕のメインストーリーと、豪華脚本陣のオムニバスエピソードが絡み合う、謎多き〈ミステリ・ルパン〉が今、幕を開ける!

65.2 18 警官アニメランキング18位
こちら葛飾区亀有公園前派出所 ~THE FINAL 両津勘吉最後の日~(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (35)
238人が棚に入れました
今日も商店会の面々にボーナスをむしり取られ、ふて腐れている両津勘吉。テレビではアッタカイーノ王国のサブリナ王女の来日が伝えられている。そんなことに全く興味のない両津が超神田寿司のアルバイトに励んでいると、出前の途中で誘拐事件に遭遇する。誘拐犯から助け出した少女は、なんと超神田寿司の孫娘・擬宝珠檸檬にそっくりなサブリナ王女だった。日本文化に興味があり下町を見たいというサブリナを案内する両津。しかし、犯人たちは王女誘拐を諦めていなかった。誘拐事件が、下町を巻き込んだ大騒動に発展! 両津は下町を、みんなを守れるのか…!!

声優・キャラクター
ラサール石井、森尾由美、宮本充、佐山陽規、竹内順子、神谷明、草尾毅、置鮎龍太郎、森田成一

63.1 19 警官アニメランキング19位
六道の悪女たち(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (82)
218人が棚に入れました
不良ばかりの亞森高校でいじめられながらも、平和な学園生活を渇望する六道桃助(ろくどうとうすけ)。ある日、死んだはずの祖父から謎の巻物が届き、六道は不思議な力を手に入れる。それは「“悪女”にだけ無条件でモテる」というとんでもない能力だった!! 次々にスケバンやギャル、番長など強烈なキャラクターの悪女達が、なぜか六道の前ではおとなしく、しおらしい乙女になってしまい最初は戸惑う六道だったが、悪女達がきっかけで起こる様々な喧嘩やトラブルに巻き込まれる中で、気弱ながらも秘めていた情熱と男らしさを徐々に開花させていき。 理想の穏やかな学園生活からは程遠いけれど、強烈な悪女や友人たちに囲まれ、情けなかった日々が一変していく、一風変わった学園バトル・ラブパニック、ここに開幕!!

61.1 20 警官アニメランキング20位
恋とプロデューサー~EVOL×LOVE~(TVアニメ動画)

2020年夏アニメ
★★★☆☆ 3.0 (53)
150人が棚に入れました
亡き父の跡を継いだわたしは、小さな映像会社「キセキエンタテイメント」の社長兼プロデューサーとして、TV番組『奇跡発見!』を盛り上げようと日々奮闘していた。そんなわたしの前に現れたのは立場も性格も違う4人の『Evolver(超進化人類)』。天才科学者として知られるシモン。人気絶頂のアイドルであるキラ。警官としてEvolver犯罪対策局に勤めるハク。そして、わたしの会社の出資者であるファーレイグループCEOのゼン。彼らEvolverと出会うことで、わたしは父の死の真実と、自分が失った記憶、そしてその裏に潜む巨大な陰謀へと巻き込まれていくことになる。わたしと彼らが全力で走り続けた先にたどり着く真実とは…。

声優・キャラクター
杉田智和、柿原徹也、平川大輔、小野友樹

栞織 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ゲーム原作ものとしては意外によかった

以前「Code Realize創世の姫君」というゲーム原作作品があったと思うのですが、どうもその同じスタッフさんたちかなあと見ていて思いました。少女漫画的作品を、大人の手で丁寧に作っているという感じで、こういう作品の限界みたいなものを知りつつ、あえてそう作っているという感じに見受けました。それを見ていて歯がゆいと感じる人もいるのではないかと思います。私はしかし、よいものに思えました。ごく小さい女の子には、この作品に出てくる男性キャラたちは、美しく優しく大人の雰囲気があり、さながら王子様のように見えるのではないでしょうか。そのような層に本当に届けたいと思い作られていると思うので、私にはよいと思ったのです。

原作は中国発のゲームからで、随所に中国っぽいものが見られました。ヒロインたちが行くレストランは中華レストランですし、中国のおみやげっぽい組みひものプレゼント、タワー施設は蓮華タワーというのは、中国に実際にありそうです。またCEOの人の会社はスマホのファーウェイが元ではないでしょうか。しかしそれでも、日本人の目から見て変に見えない作品だったので、よかったと思いました。おそらくこの作品は、中国大陸でも同時放映されていたのでしょう。今後はこのような国際色のある作品が増えていくのだろうと思います。

キャラとしては、私の推しはハクでしたが、それ以外のキャラも魅力的でした。ヒロインは名無しという設定も面白かったです。続編が作れるように終わっていたので、もし続きが見られたらいいなと思いましたが、ここで終わっていてもいいと思います。作画は本当に美しかったです、ほとんど乱れなかったのがすごいと思いました。

投稿 : 2024/04/27
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