超能力で幼馴染なおすすめアニメランキング 9

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの超能力で幼馴染な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月11日の時点で一番の超能力で幼馴染なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

92.6 1 超能力で幼馴染なアニメランキング1位
コードギアス 反逆のルルーシュ(TVアニメ動画)

2006年秋アニメ
★★★★★ 4.3 (10483)
37487人が棚に入れました
皇暦2010年8月10日、世界唯一の超大国神聖ブリタニア帝国は日本と地下資源サクラダイトを巡って対立し宣戦布告、日本に侵攻した。日本は占領され、ブリタニアによって「エリア11」と呼称される。日本人は「イレヴン」と蔑まれ、自由を奪われブリタニアの総督により支配された。ブリタニアは「ナイトメアフレーム」と呼ばれる人型兵器により世界の3分の1を支配下に収めた。しかし、その圧倒的な支配にも亀裂が生まれようとしていた。

声優・キャラクター
福山潤、櫻井孝宏、ゆかな、小清水亜美、名塚佳織、折笠富美子、大原さやか、杉山紀彰、千葉紗子、白鳥哲、井上喜久子、成田剣、渡辺明乃、中田譲治、田中一成、新井里美、高田裕司、真殿光昭、飛田展男、若本規夫、皆川純子、南央美
ネタバレ

ワタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

誰かが勝てば戦いは終わる

全世界の3分の1を占める超大国を相手に反逆を遂行するアンチヒーローもの。
基本、少年少女向けの作品ですが、大ヒットドラマ「24」「半沢直樹」などと類似点が多く
それらが好きなら、本作は大人でも十分に楽しめるのではないかと思います。


①意外と何度見ても楽しめる

あっと驚くような展開をこれでもかってぐらい詰め込んだシナリオ構成になっていますが
それ以上に素晴らしいと思うのが、そのシナリオを支える演出の力。
カットや場面の切り替わりが通常のアニメよりも格段に多いのが特徴的で、
同じシーンを長時間垂れ流すということがほとんどない。なので退屈感が生まれにくい。
また、心情がダイレクトに伝わるキャラの表情付け、思わずニヤリとするような台詞回しのセンス。
BGMも秀逸で、シーンと音楽の盛り上がりがガッチリ噛み合ったときに生まれる高揚感・中毒性。
こういった視聴者を飽きさせない作りをスタッフは相当意識してるのだと感じる。
超展開のネタが割れてしまっていても、演出の力に引っ張られて思わず見入ってしまうんです。
この演出を全50話通してやり切ったことは賞賛に値すると言っていいでしょう。


②下克上物語

自分はRPGにおいて、強力なボスを倒すために地道にレベル上げをして経験値と金を稼いで
新たな魔法を覚えたり、装備品が充実していく過程が凄く好きなんですが
「コードギアス」にもそれが当てはまる。つまり、何もない状態からギアス能力を手に入れて
レジスタンスを引き入れ組織を結成し勢力を拡大、そして新型のナイトメアも戦力に加わる・・・
この帝国打倒に向けての基盤が固まっていく1期1クール目の展開が私的に一番wktkさせられました。
徐々に相手との戦力差が拮抗していくにつれて、そういった面での面白さは減っていくのですが、
戦場において、弱者が強者を打ち負かすカタルシスを味わえる、
攻守逆転のシチュエーションが常に用意されている辺りは流石と言ったところです。


③ど真ん中豪速球見逃し三振

ラスト(2期最終回)はピカレスクロマンの王道であり
伏線も張られていたので、ある程度予測できた展開ではある。
しかし今まで散々視聴者の予想を裏切り続けてきたわけで、
当然自分としても「変化球」を予測して身構えていたわけですが・・・
まさかまさかのど真ん中豪速球。正直やられました。全く手が出ませんでしたね。
これまでの超展開は全て、この王道ラストを輝かせるための前振りだったのかと勘繰りたくなる程。
演出もこれまた過去最高に素晴らしい(周囲の反応をスローモーションで映すところなど特に)
これほど美しく、収まるべきところに収まったラストはないんじゃないでしょうか。

{netabare}久々に観直してみると、1期5話で既に結末が暗示させられていることに気付く。
ルルーシュの「誰かが勝てば戦いは終わる」という言葉。
このときルルーシュがチェス盤上の黒のキングを白のナイトで倒す描写が入っている。
黒のキング=ルルーシュ 白のナイト=スザク と考えれば、
スタッフはこの時点でラストの展開(ゼロレクイエム)を想定していたということなのか。
とか、観直してみると新たな発見もあったりして面白いです。{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 122

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

抜群のエンターテインメント性。見始めたら止まらないスピード感と、良くできたシナリオ

オリジナルアニメーション。

日本は神聖ブリタニア帝国に支配され、日本人はイレブンと呼ばれて差別されている時代。
ルルーシュは、ふとしたきっかけで「絶対遵守のギアス」を手に入れる。
目を見るだけでどんな命令でもきかせることができるギアス。
彼はギアスを用い、母を殺した自分の父、ブリタニア皇帝に反逆することを誓うのだった。


頭脳戦、ロボットバトル、政治、学園、恋愛、ヒューマンドラマ、ギャグ、シリアスと、たくさんの要素が詰め込まれているアニメ。
特に頭脳戦とヒューマンドラマが見所です。


頭脳戦に関しては、「そういう手があったか! まさかそうくるとは!」と感心のオンパレード。
成りゆき任せのストーリーに見せかけて、実は全部計算済み。


ヒューマンドラマに関しては、ルルーシュの葛藤が見事に描かれています。
また、多くのキャラクターが出てきますが、それぞれしっかり役割があります。
使い捨ての登場人物がほとんどいないというのも特徴でしょう。


そして、1話見たら止まらなくなる作品です。

「ヤマから始まり、ヤマで終わる」

テンポのいいアニメは、起承転結の回転が速いです。
1話ごとに起承転結をもってくれば、毎回がクライマックスの1話完結の物語になります。
また、起承転で止めれば、「次がクライマックス」という印象を受けます。

コードギアスの場合は、「起承」で話を終わらせ、最後の最後に「転」の始まりを持ってきています。
終了間際に入る鳥肌が立つようなセリフや展開。
次回がヤマから始まるという期待が生まれます。

そして、次の回は予定通り「転」から始まります。
しかし、それだけではなく、頭の部分で前回の復習が入るので、時間を空けても「ヤマ」の感覚が戻ってきます。
これが1話ごとに繰り返されるため、ノンストップで期待感が続きます。

……というのは簡単ですがやるのは大変(;・∀・)
行き当たりばったりではなく、最初から計算された物語だからこそ可能な方法だと思います。


抜群のエンターテインメント性と、時間を忘れさせてくれる内容。
そして、盛り上がり続ける構成。

誰でも好みというものはあります。
しかし、特定の分野に対する苦手意識が無くなるくらいの力を持っている作品だと思います。


25+25=50話と長いですが、ぜひとも見て欲しいです。

※感想やテーマ性については2期レビューに書きました。 → http://www.anikore.jp/review/497234/

投稿 : 2024/05/11
♥ : 109
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

タイトルなし

これ面白~^^
ルルーシュの色んな対決がワクワクです♪

■第1話~第25話
{netabare}
25話もあるのに、最初から最後まで飽きさせないストーリーですね♪
ルルーシュがナナリ―のためにやることなすことがすべて
裏目にでてしまって苦悩することで色んな見どころができています。、シャーリーとの決別もよかったですが、スザクとの対決、血染めのユフィーもハラハラでした^^

ルルーシュに死亡フラグが立ちっぱなしなのは気のせい?(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 101

66.6 2 超能力で幼馴染なアニメランキング2位
CHAOS;CHILD(カオスチャイルド)(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (453)
2417人が棚に入れました
2015年、渋谷。

6年前に起きた大災害、渋谷地震から復興された街に新設された私立高校『碧朋学園』に通う青年宮代拓留は、自身が設立した新聞部の活動の一環として『ニュージェネレーションの狂気の再来』と称される連続殺人事件を追っていた。

情報強者を自称する拓留は持ち前の好奇心と行動力、そして周囲の手助けや偶然もあり、とうとう事件の第一発見者となる事が叶う。

真相の究明をする事で自身の有能さを知らしめる事ができると考えた拓留は、義理の姉を自称する来栖乃々の制止も聞かず、幼なじみの尾上世莉架や親友の伊藤真二と共に動く事となる。

やがてそれは、渋谷に生きる全ての人々を巻き込む狂気となって拓留に襲い掛かり、拓留もまた、自身の過去と向き合う事となって行く。

声優・キャラクター
松岡禎丞、上坂すみれ、ブリドカットセーラ恵美、三森すずこ、水瀬いのり、仲谷明香、真田アサミ、藤原祐規、阿部敦、原由実、菊池こころ、くじら、志村知幸、加藤将之
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

桃太郎のストーリーを140文字以内で述べよ

原作プレイ済み。

推理モノと妄想・超現実をかけ合わせた作品。
ショッキング・グロシーンが多いので、苦手な方は注意です。

CHAOS;HEAD(カオヘ、https://www.anikore.jp/anime/1267/)の続編にあたります。
続編と言っても、本編内で重要事項の解説があります。
カオヘは未視聴で問題なし。


問題なのはストーリーの密度の高さです。
シュタインズゲートの1.5倍という文量に対し、発表された話数は12話+α。
原作プレイヤーからは「尺が足りないだろう」と言われていました。


結果、尺が足りませんでした。

内容はほとんど原作通りであり、悪改変もありません。
しかし、尺が足りなすぎて、視聴者が単なる傍観者でしかなくなっています。

* 主人公の心理がわからない
* 日常がカットされているので、キャラに愛着がわかない
* 情報量が多く、眺めているだけでは置いていかれる
* 伏線設置が一瞬過ぎて記憶に残らない
* 演出が短いので感傷に浸れない

原作では、日常が壊れていく感じとか、疑心暗鬼になっていく感覚などの心理的効果が大きいです。
売りのひとつであるアフターエピソードも6月ですし、TV放送ではありません。
この時点で魅力は激減。


ただ、制作スタッフは頑張っていると思うんですよ。
限られたリソースを工夫して、ドラマチックに見せようとしているのが伝わってきます。
声優も美術も音楽も悪くないです。

正直言うとね、12話で泣きました。
気持ちを知っているし、気持ちがこもっているから。

でも、流し見してきた一見さんは12話でポカーンの可能性があります。


時間が足りないとどうなるか、名作「桃太郎」を例に出してみましょう。
Twitterの制限文字数で収めます。


「桃から生まれた桃太郎は犬、猿、雉を連れて鬼を倒し、財宝を持ち帰りました。」

ただの強盗殺人です。


「昔々の話。
桃から生まれた桃太郎は、鬼退治に向かうことにしました。
途中で犬、猿、雉をお供にし、鬼ヶ島へ到着しました。
鬼を退治した桃太郎は、財宝を手にしました。」

賞金稼ぎの桃。
こまけぇこたぁいいんだよ!!


「昔々、おばあさんが川で洗濯をしていると、大きな桃が流れてきました。
桃を割ると中から元気な赤ちゃんが生まれ、桃太郎と名付けられました。
成長した桃太郎は、きびだんごを手に、犬と猿と雉をお供にし、鬼ヶ島を目指しました。
鬼を退治した桃太郎は、金銀財宝を手に無事に家に帰りました。」

これで140文字です。


いやー、ストーリーを曲げず、なるべく多く語るのは難しいですね。
でも、肉付けは全然足りない。おじいさんいないし。。。


「情弱と情強の差」というのがストーリーに関わってくる本作。
骨組みは一緒でも、情報量によって大きく印象が変わる、というのをアニメ自ら実演してくれていますね。


原作を知っている人にとっては、「キャラが動いてる!」という感動はあります。
実際楽しめました。

知らない人にとっては、
「ショッキングだけど、結局なんだったの?」とか、
「なんとか理解したけど、気持ちがわからん」とか、
「何この{netabare}茶番{/netabare}」という感想が出そう。


販促としてはきつそうですし、ネタバレダイジェストをしている本作は、原作の驚きを低減させます。
ちょっと厳しい立ち位置にいるかもしれません。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 52

ミミック さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

ヒステリックな渋谷街

原作はゲーム。
どうやらこのアニメは続編の2作目だった
らしいのだが、知らずに観始めてしまう始末(笑)
※知らなくても全然、大丈夫です。

渋谷の街で起こったニュージェネレーションという事件
を捜査すべく立ち上がる主人公というよくありがちな設定。
と思いきや、想像以上に難しく一度では理解できそうにないです。

個人的には要所で何のカテゴリのアニメなのか解らくなってしまい、
本来の見せ場でもある終盤でもあまりの展開の飛躍についていけませんでした。

ミステリアスでもありヒステリックでもあるこの作品
不気味さを残す余韻というか心に重くのしかかる展開に
するなら、もう少し話数をかけて観たい気もしました。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 19
ネタバレ

血風連あにこれ支部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

アヘ顔のフレンズ

あにこれ総合1位の神作品であるシュタゲを中心として科学シリーズは全般的に好きな傾向にあるのだが……。
シュタゲの兄貴分であるカオヘは何故か苦手な私。
その後継作品である本作はどうなのか? と思ったが……。やっぱり一つの壁がある模様です。(原作ゲームは買って、一周はしてみたものの。あまり手が進まなかった。キャッチコピーにシュタゲを超えたのか?とあったが、万人向けでない時点で同じ土俵にも上がっていないのでは、というのが正直な気持ち。

前作カオヘと違って妄想トリガー控えめなので、そこそことっつきやすい気がするが……。
力士シールの不気味さと、インパクトの高い事件による得体の知れなさはまずまず。
私としては、演出重視よりも考察力の高さでどんどん推して欲しいと思うが……。カオヘのように、行き過ぎて荒唐無稽になりすぎるのは勘弁っすねw

5話まで。
{netabare}う~ん、1クールで話が圧縮されてる点を考慮しても酷い構成ですね。
前の話で来栖が刺されて、主人公がもう危ない事には首を突っ込まないと言った後でわけのわからない病院に潜入しているし(ゲームでは落としたスマホを回収するため、と一応それなりの理由付けになってはいたが、アニメではカットされているのでやたら不自然に感じる)
潜入先でもやたらとビビリまくりで萎えましたね。
前作のタクは巻き込まれ型だから怖がってても不自然はなかったですが、こっちは自分から巻き込まれに行ってますからね。
1クールだから仕方ないんだよって声が聞こえてきそうですが、0話のリソースを回せば何とかなったんじゃ、とは思いましたね。

というか、妄想トリガーからして言ってしまえば夢オチでしかないので、アニメ向きじゃないですね。
ゲームならネガティブポジティブと、選択肢形式のように妄想場面を選べたので、そういうシステムとして割りと受け入れられたのですが。
アニメだと軽薄な妄想イメージを垂れ流していただけなので、主人公に対していい印象を持たなかったです。この点はカオヘでも感じたので、そもそもこのシリーズはアニメ向きじゃないと、前作の時点で気付いておくべきだったのでは?と思います。
5話ではやっとディソードらしきものが出てきましたが、これで話を牽引できないのであればかなり厳しいのでは。

見所は、雛絵がかわいい事くらいですかねぇ。
LCCの発売が近いし、あれの宣伝ならもう事件は諦めて萌え方面に転がしとけばいーじゃん! なんて思っちまいましたねェ。{/netabare}

8話まで。
{netabare}来栖乃々=南沢千里が判明。
「千里は伊藤君の事なんて知らないのよ!」これは本人にしか言えませんね、確かに。
前話の段階でさりげないヒントを紛れ込ませているのは上手いと思いました。
しかし私はある程度ゲームの予備知識もあったからいいものの、アニメが初見の方だと多少厳しめに思えるのでは。
大体、ゆいちゃんが狙われる理由すら説明されてなかったですしね(ゲームではこの子も能力者という説明はあった)。
この分量を1クールに詰め込む暴挙に問題があったのでは、と思う。2クールならまともな評価になっていたんでしょうが。{/netabare}

11話。
{netabare}主人公とヒロインがアヘ顔晒して失神w
親父が人殺してたのは「面白いから」。
fateの神父もそうでしたが。ショボくさい理由すぎて酷いですね。
何か褒める所が全然なくなってきた。カオチャがシュタゲ越えとか言ってた人は、きっとアヘ顔大好きなフレンズ何だろうなんてそんながっかりコメントを私にさせないでほしいですね。{/netabare}

12話。
あ、はい。もう何か感想書くのも疲れたので総評行きます。

総評:カオスヘッドと同系統のサイコサスペンスで、無駄にグロすぎる上にミステリーとしても安直な話。
ほぼ超能力オチと言っていいので推理はできないし、殺人動機は無味無臭でほとんど意味がなく。あまり褒められたものではない。
更に登場人物も共感できる点が少なく、サイコパスだらけで何がしたいのかよくわからなかった。最終話で動機らしきものを語っているのを見ても、何というかフーンとしか思わなかったです。
唯一評価できる点は{netabare}乃々=千里の入れ替わり{/netabare}というギミックだけだったが、アニメは全体的に酷い所が多くてちょっと擁護できない。原作の評価が高いらしいのだが、これではまともに販促にならないのでは。

なんか続編制作が発表されましたけど、多分いつもの妄想ですね。安心しました(錯乱)! シュタゲゼロ、楽しみにしています!

投稿 : 2024/05/11
♥ : 17

82.7 3 超能力で幼馴染なアニメランキング3位
琴浦さん(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (2436)
12324人が棚に入れました
琴浦春香は、一見普通の女子高生に見えるものの、人の心が読める能力を持つ。
しかしそのことをきっかけに、周りを疎外するようになっていった。と
ころが転校してきた早々に出会った真鍋義久がきっかけとなり、徐々に心が解され、また彼に惹かれていくのだが…。

―2012年8月にテレビアニメ化が発表された。

声優・キャラクター
金元寿子、福島潤、花澤香菜、久保ユリカ、下野紘
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

ストーリー構成、見せ方が秀逸。何度も笑ったし、何度も泣いたよ。

原作未読。

望む望まないにかかわらず、人の心が読めてしまう琴浦春香(ことうらはるか)。
幼少期から能力によって、周りを傷つけてしまい、自分の殻に閉じこもってしまっていたのだが……。


いやー、笑いました、泣きました。
まさかここまでしっかりしたストーリーで、見せ方も上手なんて予想していませんでしたよ。

このアニメを見て最初に気付くのが「ギャップ」でしょう。
それだけ1話が衝撃的でした。
でも、ただのギャップを狙ったアニメではありませんでした。
シナリオだけを追っていっても素晴らしい仕上がりです。

特に、笑いの中からストーリーの軸を引き出すテクニックがお見事です。
ギャグシーンの結果がそのままストーリーに反映されます。
{netabare}
主にエロ妄想ですね。
「心を読ませる」ことで琴浦さんの行動をコントロールできます。
{/netabare}
ポイントは、漫才をやるのではなく、視聴者にツッコミを入れさせて笑いをとるタイプのアニメだということです。
このタイプでは、ストーリー進行が止まらないため、ギャグによるごまかしがききません。


また、中盤にゆるい話がありますが、ちゃんと意味があります。
「心の成長」というテーマにしっかり絡んできますね。
{netabare}
シリアスとギャグのギャップ場面がない、中盤の話(EDテーマがギャグになる話)は、琴浦さんが人との距離感を掴むのに手間取っていることを示す、大事なエピソードだと思います。

琴浦さんにとってはすべて初めての体験。
楽しい夏休みや、友達との「普通の」距離感。
そういったものは、何もかもが新鮮だったはずです。

「信じることに慣れて、疑ってしまうこともあるものよ」

まったく人を信用しなかった状態から、信じすぎる方向に行きすぎてしまう。
人と人との距離感をうまく調整できていないことを表現して、最後の母親との和解に繋げるまでの心の成長過程を見せてくれています。
{/netabare}

・子どもの頃は何が正しくて何が間違えているか、本当にわからないものです。
・人と普通に関わってこなかった人間は、人をどこまで信用していいのか、つかめないものです。
・大人になってからは、自分をそう簡単に変えることはできないものです。

その辺を理解して感情移入すると、本気で泣けます。
視聴の際はギャグやギャップではなく、ストーリーラインと感情の変化を追って見て欲しいですね。


演出もうまいと思います。
BGMも良かったですが、見た目に関しても、二重、三重にトリックを張って、視聴者を騙しています。
{netabare}
犯人が女性警官だったことは見抜けても、その先の動機まではなかなか見抜けない。
リアルかどうかは別にしても、琴浦さんの境遇と同じだったから、というのは十分に説得力がありました。
視聴者は、今までさんざん琴浦さんが苦しんだシーンを見ているからです。
{/netabare}

ギャグも優秀、ストーリーも優秀、演出も優秀、キャラクターも優秀、音楽も優秀。
ジャンルとしてはラブコメかもしれませんが、ヒューマンドラマという言い方をしてもいいかもしれません。
{netabare}
「言(こと)葉」に「裏(うら)」がないからこそ成り立った展開。
そして、衝撃の1話を反対側から見せた、母親との和解シーン。
そこから琴浦さんと真鍋の告白シーンに繋げて締めくくったのは、タイトルに意味を持たせた、素晴らしい終わり方だったと思います。
{/netabare}
伏線も綺麗に回収し、本当に最後の最後まで魅せてくれました、大満足!

投稿 : 2024/05/11
♥ : 94
ネタバレ

ゼロスゥ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

意外とシリアスな話だった

超ほのぼの系だと思っていたらスゲー暗い始まり方のせいで見るアニメを間違えたかと思ったよw
心を読めるってめっちゃ便利な能力だと思うけど実際はそうでもないんだね。

いや、まてよ・・・
よく考えるとこの能力を手に入れたのが生まれつきじゃなかったらやっぱり便利な能力だったんじゃないのか?
まだ子供だったから心を読んで思ったことをすぐ口に出してしまったのであって、ある程度成長したらそんなことはなくなるだろうし・・・

俺はやっぱりこの能力欲しいなぁ((*゚∀゚))

真鍋のエロ妄想で慌てる琴浦さんが可愛すぎますね。
キャラ目的だけでも見ていけるアニメかもしれないですw

以下各話レビュー。

2話感想
{netabare}
メインキャラの一人っぽい女の子がスッゲー悪役っぽくなってたよ!?
これこの先大丈夫なんか?
一応この子も多分部活に入るんだよね?
なんかもぉ不安要素しかないんだが(;゚∀゚)

にしても教室のど真ん中で告白とは・・・
真鍋は男だねぇ。{/netabare}

3話感想
{netabare}
重い・・・話が重いよ・・・
カラオケの件までは爆笑させてもらったのに、後半シリアスすぎるよ(-_-;)
森谷ももうちょっと考えて行動しようぜ。
好きな人をボコるって正直意味わからんし。
ヤンデレか?ヤンデレなのか?{/netabare}

5話までの感想

森谷がスゲー可愛く見えてきた。
シリアスストーリーも終わって、俺好みのほのぼのとしたギャグストーリーが始まりつつあります。
これは俺にとってうれしい展開ですねw
これから先を見るのが楽しみになってきました(^_^)v

9話までの感想

琴浦の母さんが出てきて若干シリアス感が戻ってきたり・・・
でも基本はギャグとエロ妄想のオンパレードなので楽しく見させてもらってます。

最後、両手を血に染めた森谷・・・
あれは一体どういうことなのか・・・

10話感想
{netabare}
森谷が逮捕された!
でもすぐ出てきたから良かった!
とりあえずご家族の方たち警察署の前で「モリモリ」言うのはどうかと思うよ(;゚∀゚)

でもって最後は部長がピンチになるし、最近は次回が気になる終わり方が多いので毎週楽しみですね。{/netabare}

どーでもいいけど真鍋と警察の女の人って何か似てない?

11話感想
{netabare}
まさかあの警察の人が犯人だったとはなー
二重人格ってのは一本取られたねw
でもって犯人を説得してめでたしめでたしと・・・
悪くはないと思うんだけど何かちょっとありきたりだなーとも思ったりしましたね(;゚∀゚)

でも森谷の告白はすごく良かったです。
あそこはちょっと感動しちゃいましたね。
最初のころの森谷の記憶が今はもう懐かしいですw{/netabare}

最終話感想
{netabare}
最後は無事お母さんとも仲直りしてハッピーエンドと・・・
いい終わり方でしたね。

お母さんも琴浦さんと離れるのはやっぱり辛かったんだね。
そのことがはっきりとわかってよかったです。
自分の子供のことが本気で嫌いな親なんて存在しないんですよ・・・
「守ってやれなくてゴメンね・・・」
お母さんのこの言葉にはやられましたね。
俺の涙腺が大ダメージを負いましたw{/netabare}

なんやかんや楽しんで見れてた作品だったと思います。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 75

逢駆 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

~以心伝心~

お前がいるのが、もう俺の日常になっているんだよ!―――――


人の心が読める少女の苦悩と成長を力強く描いた心温まる作品。
予想とはまったく違った衝撃的な1話でがっつり心を持っていかれました。

主人公の琴浦春香は他人の心が読めてしまう不思議な能力の持ち主。
その能力ゆえに、ずっと他人との距離を置いてきましたが
転校先で隣の席になった真鍋義久との出会いによって世界が少しずつ変わって…。

基本はラブコメディなのでお気楽で笑えるシーンが多いのですが
そこからふっとハードな展開に突入するそのギャップが本作の特徴。
楽しい日々を描いていても、いつシリアスになるのか気にしてしまいます。
単調になりがちなストーリーも絶妙な振り幅によってとても魅力的に仕上がっていました。
このあたりは「みなみけ1期」「ゆるゆり」で視聴者を楽しませてくれた
〈 太田雅彦監督&あおしまたかし脚本 〉コンビの手腕が大きいのかなと。

意図せず人の心が読めてしまう琴浦さん。
「読めてしまう」というのがとても厄介であり困った部分です。
普段、人は誰かと話すとき声にして出す言葉と出さない言葉を選択して生活しています。
そうして人は他人との距離感をうまく保っています。
しかし琴浦さんはそのすべての言葉が聞こえてしまう。ときには映像まで見えてしまう。
つまり聞きたくないもの、見たくないもの、全部読めてしまうわけです。
それは周りからすれば恐怖の対象となります。
誰も彼女に近づこうとせず、彼女もまた距離を置いて心を閉ざし…。
それを打ち砕いてくれたのがエロスの貴公子こと真鍋くん。
裏表のない良くも悪くもバカな彼だからこそ、本当の気持ちをぶつけても受け止めてもらえる。
ありのままを肯定してくれる人がいるからこそ一歩進むことができる!
その琴浦さんの心の壁が徐々に取り払われていく過程がうまく描かれていたと思います。

前半の出来が素晴らしかったため、後半は少し失速気味にも思いましたが
ラストは感動的でとても良い最終回でした。1クールで綺麗にまとまっていた点も好印象です。
琴浦さんの心の成長が見れて素直にハッピーを感じる作品でした。


苦しいことや辛いことも一人じゃどうにもならなくても仲間がいれば大丈夫
次の扉を開けるとき、きっと皆が背中を支えてくれる
だから怖がらずに少し前に進んでみよう
いつかすべてのことにちゃんと希望の花が咲くように
この場所から始めよう。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 71

76.2 4 超能力で幼馴染なアニメランキング4位
異能バトルは日常系のなかで(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (1343)
8360人が棚に入れました
俺を含めた文芸部の五人は半年前、とてつもない能力に目覚めた。 そして壮大なる学園異能バトルの世界へ足を踏み入れ――なかった! ? 「なんも起きねえのかよ! 」 異能に覚醒してみたものの、日常は完全無欠に平和だ。 世界を滅ぼす秘密機関などない! 異能戦争もない! 勇者も魔王もいやしないっ! だから俺たちはこの超級異能を、「黒炎の龍にヒゲ生やせたーっ! ! 」 気軽に無駄遣いすることに決めた。 だが異能バトルに憧れ続けた俺だけは、真なる戦いの刻が近づきつつあることを確信していた――。
神スキルとたわむれる何気ない日常。 だが、それだけじゃ終わらない新・異能バトル&ラブコメ、開幕! !

声優・キャラクター
岡本信彦、山崎はるか、早見沙織、種田梨沙、山下七海、寺島拓篤、福原香織、細谷佳正、名塚佳織、加藤英美里、諸星すみれ、浅野真澄、藤村歩、井口祐一、芹澤優、竹内良太、高木美佑、村川梨衣、原紗友里

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

異能バトルとかどうでもいい。私にとっては日常系のなかでのラブコメでした。

安藤とヒロイン4人による日常系?ラブコメ。
安藤は中二病なのに、素は冷静でやさしい。
だから、ナチュラルハーレム状態です。

なぜか突然異能が使えるようになる登場人物。
敵キャラみたいのがいて、バトルっぽいものもあります。
でも、正直言って彼らの正体も目的もわかりませんでした。
ストーリーも中途半端な気が。
2期ありきなのかな。

安藤は、小さな黒炎をだせるだけのショボイ能力。
真のリトルダークフレームマスターです。
一方、ヒロインたちは、とんでもない異能。
ということで、この設定自体で既にコメディーです。

ヒロインの中では、灯代がお気に入りです。
隠れ中二病で感情表現が不器用。
ツンデレチックな自己嫌悪が可愛いです。
もっとも、目立っていたのは幼馴染の鳩子ですね。
7話のわかんない攻撃は見ものです。
普段は柔らかい口調なのに、あの切れ方は怖かった。
早見さんの迫真の演技、お見事です。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 60

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

異能の力……欲しいです(*´∀`*)ノ

突然「異能の力」に目覚めた高校生たちの
日常を描いた学園ラブコメディ作品。
全12話。
原作:ラノベ(未読)


まず素直に設定が面白いと思いました!

異能の力を得る泉光高校文芸部の面々。
異能バトルを全面に押し出した展開かと思いきや
その「異能の力」や「異能バトル」を
あえて日常に埋もれさせている…。
そんなちょっと変わった
設定に興味をひかれました。

まぁ、キャラを愛でる日常系なのは
変わらないですがw

主人公は重度の中二病を患う安藤 寿来くん。
ラノベ原作らしくハーレムを構築していく彼ですが
何故か憎めないんですよねぇw
羨ましくもなかなか好感度の高い主人公でした(・∀・)v

そんな主人公を囲む女性陣も魅力的。
キャラデザが可愛らしい。
キャラが立っているのはもちろん
それぞれを引き立てる演出もしっかりと
なされておりとても好印象でした♪
個人的なお気に入りキャラは
千冬と円の小学生コンビです(*´ω`*)カワイイ

また、7話で見せる鳩子役・早見沙織の演技は迫真。
このシーンの為だけに早見沙織を
キャスティングしたのでは??
と思わせるくらいの好演でした。
この作品の見所の1つ言っても過言ではないと思います。


まだ物語の序盤といった所ですかね。
伏線の回収も多く残っているので
ぜひ2期を視聴してみたいです!

このままの展開が続くのか。
バトル展開になっていくのか。
原作を読んでないので今後の展開が楽しみw

日常系、ラブコメ、ハーレムものが好きな方に
オススメしたい作品です(*´∀`*)ノ





《キャスト》

安藤 寿来(CV.岡本信彦)
神崎 灯代(CV.山崎はるか)
櫛川 鳩子(CV.早見沙織)
高梨 彩弓(CV.種田梨沙)
姫木 千冬(CV.山下七海)
工藤 美玲(CV.福原香織)
相模 静夢(CV.細谷佳正)
里見 詩春(CV.名塚佳織)
九鬼 円(CV.加藤英美里)




《主題歌》

OP
『OVERLAPPERS』/Qverktett:¦¦
ED
『You Gotta Love Me!』/かと*ふく

投稿 : 2024/05/11
♥ : 60
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

日常の中にちょっと異能バトル

原作未読 全12話

高校の文芸部員5人が「異能」を身につけてしまいました。部員の一人で主人公の安藤 寿来(あんどう じゅらい)は厨二病全開で他の部員たちは辟易しながらも日常を描いた作品です。

タイトルに異能バトルと書いてありますが、文芸部員の日常が大半で、異能を使ったりバトルすることがメインではないですね。

それぞれの文芸部員(全員女の子)一人一人のエピソードも寿来が本来持っている優しい性格が溢れていて良いお話が多かったです。
{netabare}(鳩子ちゃんの今まで思ったことを爆発させた長セリフは厨二を知らない一般の人の意見だということで、うなずきながら視聴しました。インパクトありましたね。CVの早見さんお疲れ様でした){/netabare}

終盤はバトルもありましたが、異能という能力が使えるちょっと変わった学園物語という感じです。

伏線もあって回収もしてませんが、切りのいいところで終わってます。

ラブコメや日常系が好きな方、この作品に興味がある方は気楽に観てくださいね。

OP さわやかな曲です。ヒロイン4人が歌ってます。
ED 加藤英美里さんと福原香織さんのユニットの「かとふく」が歌ってます。

最後に、「中二病でも恋がしたい」と同様、ここまで厨二病が突き抜けていると観ても気にならなくなりました。

※トリニティセブンのレビューを間違えてこちらに書いてしまいました。サンキューいただいた方すみませんでした。
一度削除させていただいて、訂正させていただきます。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 35

64.5 5 超能力で幼馴染なアニメランキング5位
マケン姫っ!(TVアニメ動画)

2011年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (697)
4602人が棚に入れました
共学へ移行したばかりの元・女学園「天日学園」へ入学した、主人公・大山タケルは、そこで「マケン」という特殊な能力を持った武器の数々を目にする。この学園では、生徒1人1人にそれぞれに適した「マケン」のレプリカが与えられ、それによって「エレメント」の扱い方を学ぶことができるのであった。タケルも例外ではなく、自らの特性に合った「マケン」を与えられるはずであったが、適する「マケン」が見つからず、しばらくの間「マケン」無しで過ごさざるを得なくなってしまう。生徒らが己の「マケン」の特性を活かして部活動をしていたため、入る部活も決められずにいたタケルは、幼馴染の勧めで学園内の事件や事故などの解決役である「魔導検警機構」(通称「マケンキ」)へ所属することとした。その中で、タケルは数々のトラブルに巻き込まれていく。

声優・キャラクター
前野智昭、下屋則子、野水伊織、矢作紗友里、富樫美鈴、美名、原田ひとみ、鶴岡聡、田中理恵、佐藤利奈、伊瀬茉莉也、明坂聡美、日高里菜、保村真
ネタバレ

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

下品なパンツアニメ(38点)

全12話。
漫画原作。原作未読。

個人的満足点:38点
アニメ系統:バトルアクション&ラブコメ

エロゲ原作かと思っていた。
内容もそんな感じだしね。
BluRay1巻のおまけもそうだしw

もう、一言で言うなら下品なパンツアニメ。
無駄にパンツを見せる。
製作陣は分かっていない。
見えそうで見えないエロさというものを。
露骨に見えていたら洋服と変わらない。
洋服にモザイクをかけているようなもの。
エロ枠に走るにしても、そこを分かって欲しいものだ。

ストーリーも今一まとまりがない。
最終話だけ何か盛り上がった感はあるものの
正直どこが面白いのか分からない作り。

キャラも不自然な巨乳ばかりだし、
唯一こだまが良かったが、結局は脇役。
キャラ萌えもし難い。

もう無理矢理評価するならOPED曲はなかなか
EDは電波系ではあるが、中毒性がある。
そこは評価しておきたいところ。

つまりは、無理してみる必要のないアニメ。
パンツが好きならどうぞといったところ。


と、かなりの酷評でお届けしたが
つまり、何が言いたいかというと

ベントーのエロさをみならえ(`・ω・´)キリ


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以下、各話途中までの感想。
ネタバレが含まれるので
未視聴の方で視聴するつもりのある方は
スルー推奨。

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{netabare}
1話視聴。
無駄にパンツ見せやがるw
なんだこのパンツアニメはw
皆チチでけえしw
貧ニュー枠はこだまちゃんのみかねえ。
そして、パンツ&チチアニメに関わらず
ちょっとシリアス風味なのかね。

まあ、なんともけしからんアニメだということは確かだw

2話視聴。
パンツ、パンツ、パンツ、おぱーいといった感じ。
ここまで露骨にパンツばかり出てくると、まったく色気がない。
寧ろ、下品。
全くこの製作陣は分かっちゃいない。
パンツは見えるか見えないかのギリギリがいいんじゃねえかw
無駄に巨乳ばっかりだし。
もはや女の子はツンツン貧ニューちゃんがいつデレるのかにしか興味が無くなってきた。

3話視聴。
うむう、何故かおっぱいのことしか覚えてねえw
話の内容どんなだったっけ?
不自然な巨乳キャラばかりでお腹いっぱい、吐き気がしてくるぜ。
ツンツン貧乳ちゃんが貧乳を気にしているのがいいねえ。
今後もツンツン貧乳ちゃんをマークしたい。

ところで1人も名前覚えてないんだがw

4話視聴。
ツンツン貧乳ちゃんがデレたw
やっぱりツンデレはいいねえ。
そしてタケルがちょっとカッコイイじゃねえか。
ここからちょっとは面白くなってくるのかな。
パンツ見せすぎで下品なのは変わらないと思うがw

5話視聴。
先週の最後でちょっとカッコイイのかと思ったが
もとに戻ってしまった。
しかもツンデレちゃんの出番すくねえし。
姉ちゃんがすごいのは分かった。
でもそれだけだった。
ツンデレちゃんをもっと出せ!
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 27

だわさ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

視聴終了。酷評なので、気になる方はスルーしてください。

原作漫画未読(武田弘光)。
スピンオフ連載中(まけんきっ! イナホとゆかいな仲間たち )
秋エロアニメ枠。
1クール。
OP「FLY AWAY」富樫美鈴(志那都アズキ役)。


以下感想。
視聴切る人が多い中、なんとか頑張って完走したのに、最後まで見て思ったことは
「切った人、GJ^^」
でしたね。最終回の内容、3話くらいで欲しかったです。
最終回がこれから戦いがはじまる…的な終わり方なのに、
人気が無さ過ぎて2期は期待すんなよー的な無理やり強制終了感は見ていてショックでした。せっかく見たのに…

ストーリーの軽さなんてもんじゃないです。一貫したストーリーがありません。逆手にとってもそれが良さとも思えません。

そして、不自然な巨乳は全く魅力を感じませんでした。キングスライムかなんかいますねあの中。不自然すぎて、もうなんらかのクリーチャーとしか見えませんw

そして、基準のわからないパンツ規制。規制の美学でも追求してんのか?と思いましたね。

そして登場キャラがひどく多すぎて名前がわかりませんw


原作はおもしろいのかも知れませんが、このアニメは個人的には評価できないアニメでした。





※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

以下視聴中のレビューです

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

5話視聴。
もはやこのアニメについては、パンツ規制することがエロいという
解釈があるんじゃないの?っていう意図を感じます。
まったく嬉しくない意図ですが・・・。。。
登場人物多くて未だに名前が全然覚えられませんw
とりあえず黒幕でてきましたね。たぶんw


4話視聴感想
内容があるようで無いような展開で
毎回おっぱいとパンツしか思い出せない話だったのに、
今回は新たな方向性が垣間見えました!
話はおっぱいだけではない・・・のか?

そして、
もう何らかのクリーチャーとしか言いようがないような巨乳
と、毎回よくわからない規制もなんとなく慣れましたw


3話視聴感想
さて、今回も基準のわからない規制っぷりでしたw
そしてテンポがスローです!
入学~部活選びでここまで使うとはw
主人公がなんらかのマケンを使うまでなんとも言えませんが、今後もスローテンポで新展開にはやはり期待薄な感じですが、また来週ですね!(o´-`)o
どうせ内容薄くしておっぱいパンツ盛りにするなら、
よくわからない規制はマイナス要素なのでは…(;-ω-`A)


1~2話感想
一貫して不自然に揺れる不自然な巨乳とパンツの嵐。
尚、他に特に内容は特にありませんv
エロ+ラブコメ+(シリアス?)的な感じですかね。


原作未読なのでシリアス展開がこの先あるのかどうかわかりませんが、あまり期待しない方が良いような空気は垂れ流しているような・・;

どうせならコメディ強めか、シリアス強めで個性欲しいような;

というか、パンツもあり過ぎると疲れるもんですねw
お腹いっぱいです///

応援的に視聴継続します(@_@)
来週またパンツハングリーを満たしまーす!

投稿 : 2024/05/11
♥ : 25

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

イモっぽいエロ。ヘタレ刈り上げ眼鏡のハーレム

わかりやすいパンツアニメ。
原作は漫画です。作者の方はエロゲの絵師やエロマンガ出身ですが、この漫画は一般向け作品。
もちろん、お色気は満載ですが^^
一応、学園ラブコメ&特殊能力バトルというジャンルになるのかな?
まぁ結局、エロコメである事に違いはありません。

ラブコメとしては色々お決まりのハーレム展開。
女子校から男女共学になったという聞き飽きたような設定で、女子に囲まれた学園生活を送る主人公に、幼なじみやらワケアリの女子やらが絡んでウハウハに。という定番な内容です。
ハーレムではありますが、主人公にちゃんと惚れているキャラは案外少なく、ラブコメの要素としてはラッキースケベが中心。
恋愛的なところでの見所は・・・・あんまり記憶にないです^^
いや、惚れた腫れたのエピソードは確かにあったんですが、ロクな進展も変化も何もないので忘れても問題ないぐらい何もなかったw

そもそもこの主人公、見た目もパッとしないうえに、態度も優柔不断。
別にイケメンであったり能力がハイスペックである必要はありませんが、主人公として致命的にダサいです。
とりえらしいとりえが見当たらない、好感度がえらく低い主人公です(ものすごく個人的な見解ですが)
せめてお人好しであるとか、女性に凄く優しいとか、熱血バカであるとかの付加価値でもあればいいのですが、邪な目的で入学したうえにバトルも弱く、それでいてあまり努力したり誰かの為に頑張ったりする描写が不足。
過去のくされ縁での好意をただ享受してるだけのつまんない男です。
ヘタレ刈り上げ眼鏡とは、作中でヒロインの一人が主人公を評するのに使用したフレーズ。
まさにそのとりです(´д`)


エロに関しても、主人公と同様でダサい。
パンツ描写は多いし、途中アホみたいに作画を頑張っている回などありましたが、どうにもクドい。
見せ方に品がないというか、ただ下着がみえりゃいいんだろ的なやっつけな描写が多いです。
ローアングルからの構図なのはエロ系のお約束ですが、それによって見えたものに有り難味が感じられないというか、むしろ見せるなよ?みたいな。
すっごい言葉で表現するのが難しいですが、ご覧になっていただいた方なら理解できるかと思います。
なんていうか、エロが安っぽいんです。
独善的に言わせてもらえば、制作陣のエロに対する熱意がないというか・・ほんとはエロなんかやりたくなくって嫌々作ってるんじゃない?と思いたくなります。


登場キャラは多彩ですが、人物が多すぎてこれまた魅力不足。
コメディのサブキャラっぽい立ち位置の女子がいっぱいいて、誰がどんな性格やら正直掌握しきれません。
それなら、サブキャラらしくチョイ役で終わってればいいのに、事ある度にマケンキの連中は画面に出しゃばってくるので、肝心のメインヒロイン達の出番まで食ってしまってます。
ハーレムにしたいというより、他人数ドタバタコメディにしたい意図でしょうが、おかげでストーリーやバトルが驚く程薄味でつまらない。
お色気の多様化の効果も、前述のとおりエロの出来がよくないのでキャラが多いのはマイナス要因にしか働いていません。


総じて、色々頑張れば良くなっただろうに・・・と思える残念な作品でした。
主人公がヘタレなのは仕方ないので、面白くもないバトルに注力せずに、バカエロコメディとして昇華していって欲しいと個人的には思います。

2014年冬アニメとして、2期が決定している本作。スタッフ一新で、事実上の出直しスタートだと認識しています。
この1期は、2期を見るためのプロローグ。
そう思ってご視聴なさるのがよろしいかと(^_^)b



【エロ成分】
パンツ  :☆☆☆☆
おっぱい :☆☆☆
裸    :☆☆☆
性行為  :☆
マニアック:☆☆
エロス総評:☆☆

投稿 : 2024/05/11
♥ : 21

67.2 6 超能力で幼馴染なアニメランキング6位
世紀末オカルト学院(TVアニメ動画)

2010年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (707)
3543人が棚に入れました
『世紀末オカルト学院』(せいきまつおかるとがくいん)は、A-1 Pictures制作の日本のTVアニメ。1999年長野県長野市松代の皆神山にある私立ヴァルトシュタイン学院(しかし、怪現象がしばしば起こるため、周りからは「オカルト学院」と呼ばれている)。そこの学長や生徒は日夜オカルト研究に明け暮れていた。しかし、学長死去後、オカルト嫌いの神代マヤが就任し、学院にやってきたその日に2012年からやって来た内田文明と出会う。そして2人は学院内の怪現象に遭遇しながら、内田が1999年にやって来た理由を知ることになる。

声優・キャラクター
日笠陽子、水島大宙、茅原実里、高垣彩陽、花澤香菜、子安武人、高橋広樹、小林ゆう、矢作紗友里、矢島正明

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

一番オカルトなのは、花澤キャラが可愛くないことかもしれない

『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』『閃光のナイトレイド』に続く、
「アニメノチカラ」(テレ東とアニプレックスのオリジナルアニメプロジェクトのこと)第3作目。
本企画のラストを飾る、面白い作品だったと思います。



~簡単なあらすじ~
1999年、怪現象がしばしば起こる通称オカルト学園では
生徒たちが日々オカルトについて研究をしていた。
が、学長の死後、その座に就いたのがオカルト嫌いのマヤ。
さらに、彼女は就任直後に未来から来た内田文明と出会う。
この出会いが様々な怪現象を引き起こしていく――。


作品名にもある通り、オカルト的要素を強く含みます。
ファンタジーとは少し異なるものでした。
雰囲気はコメディ色が濃い目。
たまにシリアスになりますが、そこでもシュールに笑いを誘ってくる独特な特徴を持つ作品でありました。


内容は、マヤと文明を中心に怪現象に遭遇していく、というものです。
1話完結っぽい形式ですね。
ただ、これらの怪現象の根底には1つの壮大な謎があり、
マヤおよび文明はこの謎に立ち向かっている、というのが前提です。

二人の名前はヒント・・かも?


最終回の盛り上がりは異様でした。
真面目に考えたら負けのような気がするくらい、
勢いが凄かったです。かっこよかった・・。



見所は最終回だけではありません。
それはキャラクター。
マヤ&文明コンビは勿論ですが、
もう一人触れなければならない人物がいます。


その名も成瀬こずえ。
花澤さん史上最も可愛くないキャラw
(私の現視聴済みアニメのなかで)
花澤さんが担当したとあれば、そのキャラはまず可愛くなります。
また、そういうキャラに使われる声優さんでもあります。
しかし、こずえは・・


嫌いとは言ってません。むしろ好きです。
JK(ジェイケイ)も濃いキャラしてますが、それが霞むほどの強烈なブサ…コホン、可愛くはないがわりと好きな女の子でした。



OP「フライングヒューマノイド」 歌-中川翔子
ED「君がいる場所」 歌-高垣彩陽


あやひーの歌声って好きなんですよね。
この頃からほんと上手。

あ、それと次回予告の際に流れる曲にも注目です。


--------------------------


未来人やオカルト的だったりと、
一見ありきたりの作品に映りますが、
本作は他にはない何か独特のオーラを纏っています。

それが何なのか。
これは劇中のスプーンに集約されていると思います。
気になった方は是非!
観て損はないと考えます。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 32

minisaku さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

こずえのベタなメガネネタが好きw

内容としては、「UFO」とか「ゾンビ」とかオカルトな話ですが、
コメディー色が強いので、そんなに怖かったり気持ち悪かったり
って作品ではありません。 全13話です。

ストーリーは、テンポが良く進んでいくのでサクっと見れますし、
音楽も作品に合っていて結構良かったと思います!!

ただ、1~10話までは、普通に楽しんで見れましたが、
11話からの超展開には少し戸惑いました...ww

ラストは良い感じでしたが、最終話としては少しあっさりし過ぎな感も。
まとまり具合で言うと、しっかりまとまってたとは言えませんが
『頑張ってまとめました感』は出てましたねww


実際、このアニメは不明点や疑問点などもありますが、
あまり考えないで見るのがいいと思います。
そっちの方が楽しめますww

まぁなんだかんだで、自分は結構楽しめた作品でした!!

投稿 : 2024/05/11
♥ : 29
ネタバレ

ヲリノコトリ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

シリアスと見せかけてコメディじゃん!と思ったらやっぱシリアスになるパターンのやつ

 「1999年7月。恐怖の大王が空から舞い降りて、世界は滅亡する。」今となっては与太話で終わったこのノストラダムスの予言は実は真実だった。アニメの舞台は1999年。この予言を食い止めるため、あるプロジェクトが動いていた。

 レビューで見かけて観ました。面白かったです。
 シリアスかな?と思ったら序盤完全にコメディーだったのですが、やっぱじわじわシリアスになっていくっていう銀魂のパターンのやつです。
 なによりまず言っときたいのは、主人公の女の子が魅力的です。かわいい……ってことじゃなく、美女……ではあるんですけど、とにかくクールなキャラデザなのに意外と表情が豊かで変顔連発するというギャップにやられました。それだけでも一見の価値はあるかと。

 ストーリーの中心は「オカルト」です。私はオカルトかなり好きなので、「このテーマでアニメ作ったろう!」という心意気は超尊敬します。作ってくれてありがとうとお礼を言いたい。
 しかし、「オカルト」というのはUMAも魔法も宇宙人も超能力者も時間旅行もお化けもオーパーツも含むわけです。涼宮ハルヒさんが公募してたのよりさらに範囲広いわけです。「ファンタジー」より「ホラー」より格段に範囲が広い。
 さらにこのアニメはギャグあり、薀蓄あり、オカルトの全分野を網羅し、恋愛がからみ、登場人物をひとりも無駄にしないし、本質はシリアス。そして1クール。
 と、どうなるか。
 内容が広く薄くなってしまうのです。器用貧乏さんなのです。
 そういう点で、私のお気に入りの「それ町」と似てると思いました。そして「それ町」よりもかなりシリアス側に寄っているので、私としてはコメディ目的だけで見るにはややコメディー力不足でした。
 ただ一か所{netabare} 「やめてください!へびさんがかわいそうです!」 {/netabare}の部分だけは大爆笑して何度も巻き戻してそのシーンだけみたけど(笑)

 あと、やや文明くんがハーレム状態になりますが、ハーレム恐怖症の私でもなぜか安心して観ていられました。やはりハーレム展開は本来このアニメのように{netabare} 「正解」と「不正解」があり、幸せになるためには「正解の女の子」を選び出さなければならないということであるべきです。今の軟弱なハーレムのように、女の子が次から次へと群がって「ど・れ・に・し・よ・う・か・な」みたいな感じで1話で一人ずつ選び、乳揉んで名前をつけて保存、裸見て名前をつけて保存。というのは人道から外れたまさにゲスの極みなわけであって! {/netabare}

 結論:器用貧乏なのでどういう人におすすめしたらいいか分からないけど、少なくとも低俗なアニメではない。私は楽しめました。主人公がいい女です。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 26

67.1 7 超能力で幼馴染なアニメランキング7位
Rewrite(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (685)
3473人が棚に入れました
緑化都市、風祭。文明と緑の共存という理想を掲げたこの都市に住む天王寺瑚太朗は、神戸小鳥、吉野晴彦らの友人たちと平凡な日々を送っていた。

そんな平和な風祭市に、年一回の騒がしい時期が訪れようとしていた。

都市を上げての収穫祭。

巨大な文化祭のようなその催しに、瑚太朗は記事のネタ集めのバイトを始めることに。風祭では未確認生物の情報や、オカルトチックな噂がまことしやかに囁かれていたからだ。

同時期、瑚太朗の身に不可解な出来事が降りかかり始める。瑚太朗はオカルト研究会の会長、千里朱音に助けを請い、知り合いの生徒たちをも巻き込んでの調査を開始するのだった。

それは瑚太朗にとって、ちょっとした冒険心のつもりだった。騒がしく仲間たちと過ごしていけるなら、それで良かった。瑚太朗はまだ気付かない。それが誰も知らない“真実”の探求へ繋がっていくことを。

──書き換えることが出来るだろうか。彼女の、その運命を。

声優・キャラクター
森田成一、斎藤千和、篠宮沙弥、喜多村英梨、すずきけいこ、朝樹りさ、花澤香菜
ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

待っていたKey作品…そして終わったあと

Keyの作品は大好きです。アニメだけですが鍵っ子に入るかなと思っています。keyの原作ゲームはすごく良いと言われてますが、ゲームまで手を出したら時間がいくらあっても足りません…。Rewriteは原作内容面白そうだったので、楽しみにしてました。
何でも原作とは少し変えるそうで、どんな話になるのでしょうか。

1話…顔見せ
{netabare}とうとう始まりました。登場人物紹介といったところです。キャラデザインはいかにもkeyっぽくて良い感じです。篝がキーになるようですが、今回は一言も発せず。そういや、中の人は別作品で主役だったな…。
千和さん、この作品は甲高い方でした。そりゃこのキャラでひたぎ声出されてもね…。振り幅広い声優さんです。{/netabare}

2話…式神トモコ大活躍
{netabare}物語に参加するメンバーがオカ研に集まるという話。これが本当のスタートだと思う。なら先週の一時間に詰めておけよと思ったが…。篝の役割がいまいち分からん…。
序盤の日常に細かい笑いを入れてくるあたり、やっぱりkeyっぽい。ハーレムくさいが、ルートあるゲームと違ってアニメだし、単純なハーレムにはならないと思うが…篝のくだりは笑いました。寝っぺはダメでしょ(笑){/netabare}

放送開始前に麻枝さんが退院されたとか。よかったです。大変な病気だったようですね。この作品には原作で絡んだようですが、回復されて新作作ってほしいです。

3話…中二病でも?
{netabare}ダークフレームマスターと邪王真眼が出ていた気がするが…
前半が日常パートで、後半がシリアスパートになる回でした。日常パートはヒロインたちとの戯れとなぜかツチノコ探し。さらに登場人物増え、どれもキーになりそうです。
後半は一気にシリアス展開。胡太郎が能力を使いだします。何が何だかよくわからないまま不思議ワールドへ突入。能力は相当な負担がかかるような感じです。
keyのことなので、ちょこちょこシリアス伏線を張りながら日常の前半を進んで、後半怒涛のこれでもか展開になるのでしょう。
いまだに篝の声がまともに聞けませんね。花澤さんの声はorangeで我慢してね?ということか。{/netabare}

4話…パンの耳は貧乏の定番なのか
{netabare}静流の過去話の回でした。親が親で無くなる…切ない話です。相変わらず篝は「はむ」の一言だけで。
ヒロイン達の過去と能力を明らかにしていくのね。リトバスパターンで進めていくのか。違う話を差し込んで飽きないから良いですけど。{/netabare}

5話…バキューン!!は卑怯
{netabare}作画も良いし、ルチアED可愛すぎです。力入れたな…。
ルチアの能力についての話でした。ホラーっぽくもあり、推理ものっぽくあるという、すごく面白かったです。謎の確信についても少しずつ明らかになってきました。ただ、今回は篝無し。なんか篝出ないのも寂しい…。吉野の何気に良いヤツぶりもキャラづくりが上手いです。

かなり展開が早いようなので、付いていくのが精一杯かも知れないですね。原作を理解していれば違うのでしょうけど。この早さはkeyの特徴でもあるのでkey好きには気になりませんがはたして…。{/netabare}

6話…日常からの核心へ
{netabare}前回の約束事、ルチアのメイド服手作り弁当から入りました。律儀だ。ルチアと静流に挟まれ、ハーレム状態からオカ研活動でお笑い日常。で、オカ研活動で行った森で今後の核心に触れるような出来事が有り、新聞部の井上が森で行方不明に…
さすがはkey。日常と思わせておいて核心に流れが行く。胡太郎の過去、小鳥と朱音の違和感、篝の存在、森の謎、怒濤の後半に向けて流れができてきました。{/netabare}

7話…怒濤の始まり
{netabare}key1クール、後半怒濤の攻撃が始まりました。
森に消えた井上絡みでオカ研が活動停止の憂き目に。井上を探せばオカ研がなんとかなるのでは…とオカ研メンバーで森へ。そこに表れた怪物みたいな物体。撃退して、何だかんだで篝出てきて、小鳥にも篝見えて、会長と千早はルチアたちの敵と分かって…。
もうね、急にファンタジーバトルになった。一気に流れてついていくので精一杯。でも面白いです。{/netabare}

8話…篝がしゃべった!!
{netabare}キーパーソンであろう篝がようやく話に加わりました。ビジュアル的に撫子や天使ちゃんに寄せるのかな?と思っていたら、普通に花澤さんで笑ってしまいました。篝は予想以上に不思議ちゃん。原作を離れたようなので、どんな存在になっていくのか楽しみです。
井上は無事でした。ただ、記憶を消されてしまい、何があったのかも分かりません。胡太郎のことも忘れてしまいました。それでも胡太郎にデータを渡すことだけは意識に残っていたようです。また、小鳥の存在も大きな影響を与えそうです。
オカ研メンバーはバラバラです。でも、静流も朱里もオカ研には思い入れがあるようで、最後はこのあたりが鍵になるき気がします。
物語も核心に入ってきたようで、見逃せないです。{/netabare}

9話…これからの終幕に向けてどう転がす?
{netabare}かなり混沌としてきました。やはりkey名物の1クールすっ飛ばし終結に向かうのでしょうか?
篝は予想以上の不思議ちゃん。key作品の中でもダントツに近い不思議ちゃんではなかろうか?ラストのキーパーソンになるのは違いないと思いますが、小鳥、ガイヤ組、ガーディアン組と分かれてしまった彼女たち三竦みとどう絡んでいくのか気になります。
胡太郎と小鳥の関係も気になります。原作では年齢差が実は…の関係だったと思いますが、原作に沿うのでしょうか。そいうや、胡太郎のリライトの能力についてはまったく明らかになっていないんですよね。さてさて…{/netabare}

10話…ヒーコーは旨いのです
{netabare}安くても旨いものは旨いのです。
サクヤが結界破って侵入。実は朱音による護衛の指示。もはや朱音はガイヤが合わないようだ。
胡太郎はサクヤと特訓。鍵が篝とはっきりし、篝も
なにかを思い出しそう。
ガーディアンも結界の存在に気づいて森へ。ガーディアンの連中が結界破ろうとした瞬間、ルチアが表れ…ルチアぁぁぁぁぁ…な最後。

話がゆるいので進まないのかと思ったら、急にシリアスになります。もうね、この作品はこのパターンで通しそう。ただ、なんとなく先が見えてきたかも。結局は落ち着くところのに落ち着きそうです。{/netabare}

11話…混沌になるのかな?
{netabare}ルチアが生きてました…良かった。
事態はガーディアン、ガイア、小鳥たちと三竦み。小鳥たちにはルチアとちはやが加わり、朱音はガイアの精神に取り込まれそう。ガーディアンも攻撃体制整えて。篝がガイアの歌声とリンクしそう…
ユルいんだけど、まとめると混沌なんですよね。これがこのアニメの不思議なところです。でも、最後の2話は怒濤になるんだろうな…{/netabare}

12話…敵が味方で味方が敵で、ごちゃごちゃじゃ…
{netabare}話をまとめると…ガイアが襲ってきて、ガーディアンがやってきて、篝が破壊しそうな雰囲気出しはじめて、静流がオカ研に加わって、怪物たちが街を襲いはじめて、最終回へ…
もうね、ごちゃごちゃ。やっぱり安心安定のkey怒濤のラスト。こんな話、3話くらい使っても問題ないくらい…というよりは3話使いなさい。ミドウの話とか、小鳥の両親とか、ドルドイの話とか、ガイアの婆さんの話とか、朱音の話とか…待て、余裕で5話行けるぞ。
もはやkey好きでないとついていけません。えっ? はい、key好きです。{/netabare}

最終回…あらあら、混沌トンで終わった
{netabare}一回見ただけではまとめきれないほど、よく分からない流れでした。
怪物はサクヤが変身?したもの、ガイヤもガーディアンももはや存在の意味すらなく、朱音はいつの間にか憑依されて世代交代すんでしまっているし、篝は戻ったり狂ったりしてるし、吉野が頑張って、ルチアが参戦して、篝が木になって、胡太郎は力尽きて、最後はみんな消えちゃうし、地球はなくなりそうだし。そして突然の二期予告。

飛ばしまくったなぁ…サクヤの件も朱音の件も、視聴者の想像任せだもん。一応の伏線張ってあったけど、理解するまでタイムラグできすぎるくらいです。恐るべしkey。{/netabare}

制作決まってものすごく楽しみにしてたんだけど、期待値が高いほど終わった後の表現が難しいアニメでした。世界観が大きいので、とても一期じゃ無理だし、かといって、これでは二期も心配です。ルチア、会長ルートまでは本当に面白かったです。オリジナルがきつかったですね。シナリオもですけど、制作全体に問題あったように思います。どうせ二期なら他のルートも流して二期に繋ぐリトバス方式の方が良かったのではないかなと思います。

かといって二期もあるので、待ちます。リトバスのように一期があってこそ二期が面白くなった例もあるし。世界観が大きいので本当はもっと長く作ってほしいんですけどね…惜しいと言わざるを得ない一期でした。

でも…key は大好きです。念を押すように、念じるように、二期が面白くなりますように。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 53
ネタバレ

伝説のししとう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

分割2クールにしたことが1番の失敗ではないだろうか

視聴前のレビュー(長いので囲みます。ネタバレはしていません。)
{netabare}※点数は期待を込めて☆4.0
この前先行上映界の舞台挨拶をニコ生で観たのですが、脚本協力の魁さんが、自信満々に今季一のアニメになると言っておられたので、期待値をグーンと上げて、超上から目線で視聴したいと思います。
なお、私のこれまでのkey作品の評価は…
・AIR…難解すぎ、考察サイト巡らないと理解できない時点でアウト
・CLANNAD…ただの幻想、何が人生だ。私的過大評価アニメ第2位
・Angel Beats!…キャラと音楽にステータス全振り、脚本は破綻
・Charlotte…説明不要の駄作
※Kanon、リトバスは未視聴
とまあこんな感じです。この4作品全てに共通することは、原作者がだーまえであることなのですが、どうやらこのRewriteにはだーまえは関係ないということなので、期待しています。
まあこれとサンシャインに関しては、どんなに酷い出来であったとしても完走します。
※各話毎に感想書いていくつもりですが、メモ程度のものです。{/netabare}

◉総評
全話視聴後、話が意味不明すぎて総評を書くのを放置していたのですが、昨日ニコ生一挙放送を見たのでその感想も含めて書きます。
……あれ、意外と面白い?
13話ぶっ通しで見ると、こうも変わるものなのかと、正直驚いています。
これは、前の話を忘れることがないので、話の繋がりがわかりやすいからだと思います。なんとも複雑な話なので、後半は視聴者置いてきぼりのところがありましたから。
で、問題はここからでして、私を含む原作未プレイの人の多くは、この一期を見て、つまらない、よくわからん、などと感じたことでしょう。
実際私も一期でバイバイするつもりでしたし、二期はもういいや…と思っている人も多いはず。わざわざ一挙放送見る人も少ないでしょうしね。
しかし、これが分割2クールではなく、普通に2クールだったらどうだったでしょう。そのままの流れで視聴を継続する人も出てきますよね。
一週あいただけでもどんな話かわからなくなる作品なのに、3ヶ月もあいたらそりゃ切りますよ。
いろいろ書いてきましたが、私はRewriteを信じます。これで二期つまらなかったらぶっとばすぞ、頼むでほんまに。

とびとびの各話感想
1話
{netabare}とにかく意味不明でしたが、keyの1話はいつもそうです。おそらく大量の伏線がばらまかれているのでしょう。
最後に流れたOP、良いですね、気に入りました。私がkey作品をボロクソに言わないのは音楽が抜群に良いからです。ハロハロとかいうやつを除いてね。{/netabare}

2話
{netabare}OPの地球と月のところの演出に惚れた。
どうせまた伏線だらけのOPなんだろ、知ってるよ。
展開早すぎませんかね。1クールなんでしょうか。AIRのようにならないことを祈ります。{/netabare}

3話
{netabare}まーた新キャラですか、まあkeyだから仕方ないですね。
主人公の能力がようやく判明しましたね。
3話の時点でかなりの数の伏線らしきものがあるんですが、AIRみたいにもう一周しないと理解できないやつですかね、まあAIRは二周してもわからなかったんですが…{/netabare}

7話。
{netabare}やっと面白くなってきました。ここまでは我慢の視聴でしたが、挫折してしまった人も多いのではないかと思います。
アニメ向きでないのは確かですね。最終話まで見れば全てわかる構成になっているといいのですが…{/netabare}

8話
{netabare}新OPいいですね、こちらのほうが好みです。
篝ちゃんのキャラのイメージが思ってたのと違った。声も花澤さんあってないと思うんだけどな〜
どうやらアニオリに入ったみたいで、原作ゲームプレイ済みの人もわからないみたいですね。
これから伏線回収していくんだろうけど、1話の内容とかもう覚えてないのが問題だよな〜一気見向けだね、これは。{/netabare}

12話
{netabare}ダメだこりゃ。
まあ最終話でどうなるかわかりませんが、このままだとあのCharlotteを下回る評価になりそうです。
制作会社で比べたときに、こちらは作画面で劣っているのもあるけれど…
何よりストーリーが無駄にスケールでかいくせに説明不足で…
各キャラの行動がいまいちピンと来ないというか、共感できないというか、これじゃあ伝えたいことも伝わらないのが最大の問題点だとは思います。
9話の長ったらしい説明を聞いて、なんかどうでもよくなった人は多いはず…
突っ込みどころが多すぎて正直面倒くさいから、1つだけ言わせてくれ。
花澤の声が絶望的にあってない。{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 45
ネタバレ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

混沌を詰めたおもちゃ箱

冒頭の独白シーンからループものである事を匂わせる物語。

key作品については造詣が浅いので、他にも似た作風のものがあるかも知れませんが、主人公の瑚太朗を含め登場人物のほぼ全員が何らかの秘密やトラウマを抱えているように見え、バトルものの要素を除けばクラナドに少なからず似ていると思いました。瑚太朗が中心となり、キャラ達の心を解いていくお話になりそうです。

瑚太朗は色々なものを達観視した態度と少々乾いた印象があり、大きな秘密も抱えている様です。一方で弱者に寄り添う姿勢があったり、かなりのお調子者でもあったりするので、クラナドの朋也と陽平、両者の性質を併せ持つキャラに見えました。どちらかというとギャグ担当の陽平の要素が強いので、いじられ役になったり、バイオレンスギャグの犠牲になったりと中々に多彩な男です。おっぱいとか言うし‥。そんななので委員長キャラの前で調子に乗って余計な事を言ったり、不謹慎な行動をしたりして、必然的にアッパーカットで吹き飛ばされたり、コンボでボコボコにされます。まぁ‥必然というかお約束ですね(笑)

瑚太朗の相棒?の吉野晴彦も中二病に中二病を上書きした様な面白キャラです。現在わずらっている中二病をいじられると怒りますが、過去の中二病時代をいじられると「やめろぉぉ~」と苦しみ出します。瑚太朗と吉野、いじり役といじられ役に、ものの見事にはまってしまっていて事あるごとに笑かされました。1話、ギャグパートの回想シーンに移行する時の画面のゆらゆら表現と効果音も地味に面白かったです。ドラえもんとかの古典的なアニメ表現と似ていて、安心感を覚えるからかも知れません。

本編に関して、初回からおもちゃ箱をひっくり返した様に、次々と不思議なものが飛び出すので、関連性が全く掴めず、頭がこんがらがり、話についていくのが大変でした。読み辛い文体の本とか固有名詞満載の本を読んだ時にも私はこんな状態になりますが、第一話の時間的な長さも相まって、後半はちょっとだけ眠くなってしまいました。

~2話、3話~
{netabare}
2話、3話は登場人物や世界観になじむ為に作られた様な回で、ドラマ的な見所はそれ程ありませんでしたが、おかげでキャラの特長については概ね把握出来ました。それにしても女の子の制服、かわいいけれど学校生活にはちょっと不向きな感じがしました。特に※パゴダスリーブ。

あと2話ラストの「性格が悪いわけでも根が暗いわけでもない」という評価の中に瑚太朗が自分自身も含めていた所には違和感を感じました。(事実がどうあれ)続く「今この時期にしか出来ない事」という台詞については瑚太朗の私見という事で容認出来ましたが‥。

また3話、執事キャラの咲夜が買い物帰りにレジ袋を手に提げているのを見て少し残念な気持ちになりました。エコブーム時にはエコバッグ持っていた人(アニメの中でもちらほら?)が結構いたのに、最近では見かける事が少なくなってしまったと改めて痛感。そもそもエコバッグなど買うものではなくて、ぼろくて着られなくなった古着のすり減ってない部分とかから作ったりするのがベストなのですが、買ってしまった物は最後まで使って欲しいもの。他のアニメでも殆どのキャラが当然の様にビニール袋をぶら下げて歩いているのを見ますが、とても不合理で、高度経済成長期、言い換えれば使い捨て時代の名残としか言い様がありませんので、キャラの知的程度がどうしても劣って見えてしまいます。(個人的にはアイスクリームならアルミ張りの保冷バッグに入れている方が瀟洒で、画としてもカッコ良いと思う。)

エコビジネスとかいううさんくさい言葉と、その資本主義精神にのっとった非情な強欲性の所為で、かえってその危機を疑われてしまった環境問題ですが、大量生産、大量消費という経済のあり方、エネルギー活用の仕方は、森林の減少やそれに伴う野生動物の死滅、大気、海洋、土壌汚染、ゴミ問題へと直接繋がり、自然環境を確実に蝕んでいる事実があるので、地球委員長じゃないけれど、人類一人一人の小さな努力の積み重ねはその打開策として必要不可欠な要素である気がしてならないと思ってしまうブリキ男なのでした。

※:イギリスのヴィクトリア朝中期~末期に散見されたドレスなどの袖のデザイン。肘までは筒型で、手先にいくに従ってスカートの様に裾広がりになっている。とても優雅な印象。パゴダ(pagoda) とは仏塔を指す英単語。
{/netabare}
~4話~
{netabare}
今回は金髪でツインテール、眼帯を付けたオッドアイの少女、静流に焦点が当てられたお話でした。彼女の持つ秘密と過去について触れられています。提示された謎の内、いくつかが形を取り始めた様です。
{/netabare}
~5話~
{netabare}
静流回に続いてルチア回。前回静流の回想シーンにて登場した正義の組織?の正体、その一端が明かされる。さらに"Key"という言葉も‥(ギャグじゃないよ)そしてもう一つの組織"ガイア"とは一体? keyを巡る2者による戦いになるのだろうか? 謎はまだ多く、散らかしたおもちゃの整理状況はまだ半分といった所、本格的な物語の進行はこれからといった感じです。

回を追う毎に謎が氷解していく様は肩の荷が下りる様で嬉しいのですが、謎を担う一人一人のキャラに割く時間がとても短く、急ぎ足であると感ぜられる事も無きしも有らず。クラナドでは一人につき最低でも3話位かけて丁寧に描かれていたので、納得に至る事が出来ましたが、Rewriteではこれまで1話ずつ、ゲームの概略の様にならないか少し心配です。

でも続けて観て行きたいと思います。次回も楽しみです。
{/netabare}
~6話~
{netabare}
前半のだいたいはお約束のハーレム展開と不毛なギャグ、後半は環境問題についてのお話。愉快キャラ吉野も登場したのに前半のマンネリなギャグは上滑り感が強く、悪ノリが過ぎていてあまり楽しめませんでした。

後半、地球環境の汚染に触れていた点ついては中々に貴重な回だったと思います。3話の感想でも少し触れましたが、大量生産と大量消費は経済を回すため(税金回収)の装置(人呼んでルーブ・ゴールドバーグ・マシーンとも言う)でしかない様に私には思われます。これによって生態系が破壊されれば、いずれ経済すら成り立たなくなります。

古くから宇宙船地球号という例えが有りますが、地球という宇宙船の空調とかエンジンが壊れかけていて修理を必要としている時に、乗組員同士で権利争いをしている様な有様では解決されるべき問題だって置き去りにされるより仕方ありません。まぁ、ありていに言えばおばかとしか言い様が無いです。

今回作中で取り上げられた土壌汚染の話(作中では原因はまだ不明)ですが、これも生産性を追及して負のスパイラルに陥った結果、取り返しの付かない様な事態になった似た様な話が現実にもあって、除草剤と遺伝子組み換え植物の利用(レビュー下段参照)による農地およびそれに付随する河川、海など周辺地域への汚染拡大がそれにあたります。汚染は今も着々と進行している様です。

ブリキ男は小さな家庭菜園で野菜やハーブを栽培してますが、肥料は枯葉や枯れ枝、生ゴミなどとお菓子などの乾燥剤に使われている生石灰のみ。無農薬栽培で良質の作物が収穫出来てます。(収穫量は程々ですが)店売りの大きさだけ馬鹿でかい野菜と比べると別の食品と思える程に味が濃くて美味しいです。金儲けの事とか躍起になって考えるのでなければ、化学肥料とか農薬、除草剤や遺伝子組み換え植物など、別の知恵を使えば(アイガモを使って雑草、害虫の駆除とかが出来る合鴨農法とか絵的にも面白い)必要ないのでは?と考えてしまいます。

終幕近くの朱音会長の憤りは分からないでもありませんが、ネトゲジャンキーで不毛に遊びまくっているので、説得力がちょっと足りませんでした。人類死すべし発言やアイス投げるのも良くない。もったいないじゃないか‥。
{/netabare}
~7話~
{netabare}
今回はバトル多め、オカ研解散?という事態も相まって、物語のターニングポイントとも取れる回でした。

ガーディアンとガイア、二つの陣営の顔ぶれ、介入する第三の力が見え隠れし、平和な表層で繕われた緑化都市の舞台裏で着々と進行して来た"何か"がバランスを崩し、動き始めた様です。

それにしても身体能力を何度か書き換えて強化している瑚太朗のダッシュに一瞬で追いつくなど"地球委員長"ルチアさん超人? 超人でした‥(笑)

次回からは急展開となる事が予想されます。刮目してみるべし。
{/netabare}
~8話~
{netabare}
OP、ED刷新され、バトルものの雰囲気を強めた印象でした。初回から登場していた妖怪少女も今回をもって喋り始めます。もっと幼い声を想像していましたが、意外と大人びた張りのある声、名前は自称"かがりちゃん"記憶を殆ど失っているらしい‥。

物語は緊張感を増し、今回もルチア&静流コンビのバトルパートが少し有ります。静流のバトルコスチューム、他作品の金髪ツインテ(正確にはツインテじゃないけど)の誰かさんの衣装に似ている‥。でも静流ちゃん、怪獣に視線誘導は通用しないぞ! ガイアの人たちと戦う時には有効かも知れないけれど‥多分‥。

そしてギャグパート、吉野VSかがりちゃんの※タイマン勝負。孤高の狼、吉野でも、やっぱり相手が悪すぎました。あわれ。顛末は見てのお楽しみ。あと瑚太朗、吉野の優しさに少しは気付いてやって欲しいとか思いました。

小鳥も只者でない事が分かったり、意外な人がガーディアンの一員だったりと、謎が解けていく一方で、新たな謎が提示されるという展開でした。次回も目が離せません。

※:語源はman to manの変形「マン対マン」の上略、「対マン」の様です。

古代中国において"互いに向かい合って憤る"意味とされる「対懣」から来ているというのは作り話らしく(中国語辞典でも検索不可)雑学本由来のしょーもない知識を鵜呑みにした不良少年たちによって広められてしまった俗説だそうです。活字になっているからといって一定の信憑性があると思ってはいけませんね‥。

私の記事にもいくらか誤りはあるかも知れないので、見つけたら指摘して頂けると嬉しいです。
{/netabare}
~9話~
{netabare}
今回も前半はギャグ満載のお話。ギャグと言えば吉野。イイタイミングで登場し、中二病全開台詞で不良を魅了、追跡者を巻く役割も一応果たしてました。今回ばかりは瑚太朗も恩を感じた様で、去り際に小鳥の事を吉野に伝える気遣いもあって、中々よい子ちゃんでした。

6話の森の中のよどみの原因、小鳥と篝ちゃん、ちびモス、ぎるとぱにの正体等も次々と明かされます。さらにkeyが何者なのかも。こういう事は最後に取っておくのがセオリーというものですが、敢えてここでばらしてしまうのには訳があるのかも知れません。まだまだ謎は有ります。

終幕近くではガーディアンOBの面々のお目見えがありましたが、一人だけ違和感を覚える人が‥。スーツ姿にハチマキ頭に巻いて肉まん食べていた人、忘年会とかにいるおじさんにしか見えなかったけど"ガーディアン最大戦力"の一人なんだからやっぱり強いんだろうなぁ‥(笑)

解消された疑問もある一方で、もう一つのおもちゃ箱の中身が散らかされた様な印象を受ける回でしたが、物語が架橋に入った感のあるこの先は、緊張感もテンポも殺してしまうので、私的にはギャグはもう少し控えめにした方が良いような気がしてしまいました。

ただ面白い情報が‥、1話先行上映会の舞台挨拶で瑚太朗役の森田成一さんは「7話は前半中の前半」という言葉を残しているそう。2期があるなら、この運びで問題ないのかも知れません。

それと森田成一さん、アドリブで台詞言ってる箇所も結構あるらしいのです。瑚太朗から感じられる若干のアツ苦しさはその為?‥アドリブの内容はともかく、瑚太朗というキャラを生きたものにしている印象があるので尊敬の念に堪えません。瑚太朗からは、みんなに置き去りにされるのを怖がっている心情が滲み出ているのです。

次回にも期待。
{/netabare}
~10話~
{netabare}
相変わらずギャグ色は消えず、前半は緊張感ゆるゆるでしたが、後半、物語に大きな流れがあります。

ガーディアンとガイア陣営の面々が割れ、それぞれのキャラのそれぞれの陣営での立ち位置も明確になりました。いずれの組織も一枚岩ではない様子、二元論的な価値観を持つ無慈悲な人たちばかりがメンバーでなくて良かった‥。独断で暴走する人もちらほらいて、両者とも組織としての優秀さには欠けますが、もし世界の命運が何らかの組織の手に委ねられる事になるとしたら、※冷酷無比な軍隊などよりもこんな人達のいる組織の方がずっと良いって思ってしまいました。途方も無い話ですけど‥。

終幕近く、フードの男ミドウと対峙するルチアさんの姿が‥。5話にてその片鱗を垣間見せた超絶能力が、戦いの中でその真価を発揮します。強さのスケールが違う、このひと‥。ミドウの"バケモノ"という言葉をかみ締め、自らに架せられた呪いの如き力を解き放っていくルチアさん。その凛として勇ましい佇まいに涙腺が緩んでしまいました。しかし、そんな彼女の優しさから悲劇は起きてしまいます。

風雲急を告げる展開、ルチアさんの運命やいかに!?

※:個人が、ある組織に属しているからその組織の意向に従うという傾向は、機能的、合理的思考を徹底している会社とか軍隊とかの中にはいかにもありそうなものですが、それは何かを殺して何かを生かすという二者択一の選択の上に成り立っているもの‥。例えば某国の海兵隊内では、躊躇なく人を撃てる様に意識改造する事がブートキャンプのメニュー(新兵の訓練プログラム)に組み込まれているという。このケースでは同族殺しを忌避する本能を黙らせて、理性でそれを殺すという事になります。そんな事が出来る、させる人間って恐ろしい‥。
{/netabare}
~11話~
{netabare}
正義の使者ふっかーっつ! 地球委員長ここにあり! ガーディアン、ガイアの境を越えて、友情で結ばれたオカ研のみんなと篝ちゃんのおかげでルチアさんは命を取り留めました。一安心。

でも、相も変わらずこのアニメにはベタなギャグパートがつきもの、瑚太朗は感謝の気持ちをハグで表現する悪癖があったり、都合良く(わざととしか‥)女子達の入浴シーンに出くわすというハーレムものの主人公につきものの特性を十二分に備えていたりするので、かがりちゃんに二度しばかれました。まぁ‥今回も自業自得ですね(笑)

ルチアさんとの戦いで深手を負ったミドウですが"地竜"なる強大な力を手に入れ、さらに二人のフードの男を伴いKey奪還に出撃します。凶暴な男なので何をするのか分からない。トリックスターの役回りになるのかも知れません。

そして過去に生きた同族の思念を受け継ぎ厳格さを強めた朱音会長。しかし迷いの片鱗は見える‥。オカ研会長としての意志を取り戻す事は出来るのだろうか?

最初の混沌とした雰囲気から離れ、良くも悪くも正統派なバトルものとして落ち着いてきたRewriteですが、未だ多くの謎を残したまま。今後の展開にも注目して行きたいと思います。
{/netabare}
~12話~
{netabare}
ミドウの憎しみは自らの悲しみを苗床にしたもの。平和を当然の様に享受する"生ぬるい世界"に生きる者達への憤り。悪人は約束を守りませんが、ミドウは朱音会長との約束を守りました。彼をただの狂人、悪人と断じる事など、生ぬるい世界に生きる私にはとても出来無い事でした。

時代を経て受け継がれる憎しみの連鎖は、記録されこそすれ、個人的な記憶からは消えた方が良いのかも知れません。当事者のいない憎しみに振り回されながら、次々と新たな憎しみを生む世界など、悪夢以外の何者でもありません。そんな世界に生き、憎しみにまみれて生きる人生など悲しすぎます。
{/netabare}
~13話~
{netabare}
唐突に訪れる終末を描いた最終回でした。世界は目まぐるしく変わり、滅びの道に転がり落ちていきます。

篝ちゃん一人の命を救うのか、世界を救うのか、2者択一を迫られる展開、他の物語でも度々描かれるテーマですが、無謀で優しい主人公は大抵は二兎を追うもの‥。しかし瑚太朗の選択は‥。嗚咽を飲み込みながら搾り出した瑚太朗の慟哭は愚か者の叫びですが、心の琴線に触れるものがありました。

江坂さんを始めとするガーディアンの人たちが世界の滅びを止めるために篝ちゃんを殺害しようとするのを冷酷に感じる人もいるかも知れませんが、一人の命と世界およびそこに住む全ての命を天秤にかけた時に下される判断としては正当なものであると言えます。「君のためなら世界中を敵に回しても構わない」という台詞はセーフですが「君のためなら世界を滅ぼしても構わない」には優しさが感じられません。自分と目の前にいる人の事だけしか念頭に置かず、他の命を軽んじている響きがあるからです。

いずれにせよ、こんな選択が一人の人間に委ねられるなど、ファンタジーの中だけの話。もし実際の世界でいつか終末の時が訪れるのならば、その滅びは緩慢で目立たず、真綿で首を絞められる様にゆっくりと我々を蝕む事でしょう。誰が選択するという訳でもなく、名も無い人々の無数の選択の積み重ねの必然の結果、いつの間にか後戻り出来ない「ポイント・オブ・ノー・リターン」に達してしまう様に私には思えるのです。

一人か世界かなんて、神さまとかじゃないと考えても仕方の無いテーマですが、ただ単に愛情の大きさを世界を引き合いに出して表現している様なニュアンスも感じられるので、私には誇張の様に思えてしまう事があります。私が冷たい人間だからなのかも知れませんが‥。

幸いこの物語では終末は一幕の終わりに過ぎず、新たな第二幕へと続く様です。願わくば、瑚太朗というたった一人の少年に重荷を背負わせず、思慮ある多くの人々の想いが最良の選択を導き出さん事を‥。

来年公開2期の筋書きの書き換えに期待したいと思います。
{/netabare}


本作の舞台となる「風祭市」は緑化都市という事もあって、作中に登場する"緑を守ろう委員会"とか"地球委員長"とかの語が示唆する様に、環境汚染についても若干ながら問題を提起していくのかな?とか少しだけ期待してます。

総じて謎の多い物語であり、視聴欲をそそられました。どのキャラにもそれぞれの魅力が感じられるので、視聴を続けていきたいと思います。

以下は情報の整理の一助として掲載。

4話までに登場した不思議なもの一覧
{netabare}
夢(ループ前の出来事? 擬人化した式神)
幽霊?妖怪少女(透明になれる。戦闘能力がとても高い。)
森にいた不思議生物。(外見はうりぼうみたい。瑚太朗は見覚えがある?)
鳳ちはや(魔導書らしきものを所持。怪力の持ち主。)
瑚太朗のフラッシュバック(黒いセーラー服姿の神戸小鳥。)
妖精(投棄されたゴミから生まれたと自称する"ぎる"と"ぱに")
巨大怪物1(クトゥルー神話に出てきそうなタコ足怪物。)
式神(朱音の手で紙で作られた依り代)
使い魔(フードの男の使役していた狼の様な姿の怪物)
巨大怪物2(4枚の翼を持つ蛇の様な空飛ぶ怪物)
超能力(身体能力の強化、治癒、記憶操作)
正義の組織?(銃器などで武装。リーダーともう一人は日本刀、斧らしきものを手にしていて異質。)
{/netabare}
登場人物の一覧、補足など
{netabare}
神戸小鳥‥‥癒しキャラ。両耳の上に大きな花を飾っている。「緑を守ろう委員会」の人。
鳳ちはや‥‥頭に飾った羽根とブレザーが目印。力持ちで魔導書?持ってる人。
此花ルチア‥クラス委員長。もとい地球委員長。静流の守り手でアッパーカットの人。極度の潔癖症?
中津静流‥‥金髪でツインテール、オッドアイの少女。さんまと瑚太朗が好き。
千里朱音‥‥オカルト研究会の会長で魔女。絶大なる権力者らしい‥。
鳳咲夜‥‥‥ちはやの兄を名乗っているが? 執事キャラで瑚太朗が嫌い。
江坂宗源‥‥謎多きアンティークショップの店主。片眼鏡のおじさま。エキセントリックな面も‥。
津久野‥‥‥本業はどこかの事務員。副業でUMAハンターをしているという。朱音と面識がある様です。
{/netabare}
~除草剤と遺伝子組み換え植物の関係について~
{netabare}
ベトナム戦争で使用された悪名高い"枯葉剤"の製造メーカーでもあるモンサント社による遺伝子組み換え植物によるビジネスは、除草剤"ラウンドアップ"およびネオニコチノイド系農薬とそれに耐えうる遺伝子組み換え植物の種(主に大豆やトウモロコシ)をセットで販売する事で成立します。除草剤の使用により、植物はほぼ全て死滅し、遺伝子組み換え植物だけは生き残ります。しかし近年では自然淘汰の結果、耐毒性を身に付けた雑草が現れ始め、それを駆除する為、除草剤の使用量はさらに増加傾向にある様です。

ラウンドアップに含まれるダイオキシン類は人体実験が許されていないので、※それ程有害ではないという見解もありますが、動物実験の結果においては催奇形性が確認されており、人体への影響も疑われています。またネオニコチノイド系農薬は特に浸透性、残留性、毒性が強く、昆虫の神経のみならずヒトの脳への影響も懸念されているという。近年話題になっている蜂の大量死もネオニコチノイド系農薬が原因であると、日本では金沢大学教授の山田敏郎氏の研究によって確認されています。

自然分解されない除草剤の成分が蓄積し、汚染された土壌では遺伝子組み換え植物以外の植物の生育が困難になり、種の多様性が失われます。以後その土地では、通常の作物(遺伝子組み換えでない)はほぼ収穫不可能となります。(遠い先の未来には再生するかも知れないが、汚染されていない土地に戻すのは非情に困難で、現時点では不可逆的と言える)また河川や海へ流出して、二次的な被害を引き起こす可能性もあり得るという。

世界全体の作物栽培面積(大豆、トウモロコシ、綿、ナタネに限る)3億5000万ha、それに対して、遺伝子組み換え農業による作物栽培面積は1億7400万haと言われています。(ISAAA発表2013年のGM=遺伝子組み換え作物栽培データ)全体のおよそ半分の土地が汚染されているという事になります。こんなんで地球、人類、動植物たち大丈夫なのでしょうか?

上記の除草剤による汚染に加え、潅漑農業のリスク、塩類集積による塩害も植物の生育出来ない土壌を着実に作っていると言われています。生態系の破壊や食糧問題など心配です。

※:1996年、ニューヨークにてラウンドアップの「土壌に蓄積されない」「人や環境への有害な影響はない」とするモンサント社の主張には「虚偽」かつ「誤解」を招く広告と判決が下されている。

2007年にフランスで起訴のあった、モンサント社の"生分解性できれいな土壌を残す"というラウンドアップの広告に対する裁判でも、フランスの最高裁は虚偽広告と判決している。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 32

61.0 8 超能力で幼馴染なアニメランキング8位
タブー・タトゥー(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (384)
1974人が棚に入れました
強力な力を秘めた“呪紋”と呼ばれるタトゥーをめぐるバトルアクション。

ひょんなことから手のひらに呪紋を宿すことになった中学生男子・赤塚正義が、同じ力を操る者たちとの戦いに巻き込まれる様子を描く。

声優・キャラクター
古川慎、小松未可子、安済知佳、鬼頭明里、井澤詩織、津田健次郎、生天目仁美、喜多村英梨、森川智之、杉田智和、速水奨、玄田哲章

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

無難な異能バトルものの印象 → 正しい厨二バトルからの後半失速

マンガ原作の異能バトルもの、ということだと思いますがタイトルは知っていましたが原作未読です。

OP/EDを見る限り主人公(男性)以外のメインキャラは女性ばかりのようです。が、公式サイトを見ると男性キャラもいるようですので、変にハーレムものにならないように期待しましょう。

キャラクターデザインは、まあまあ私の好みには合っている方です。作画に関しては、崩れたりはあまりしないようですがまだ1話目なのでこの先どうかはわかりません。

尺を考えると主人公の能力がさっさと1話目で発現するのはテンポ的には良い感じだったと思います。

→ 2話目を観ましたが、もっとガバガバな感じかと思っていたのですが意外とストーリーがちゃんとしてます。主人公の設定といい幼馴染の使い方といい、これは厨二バトルものとしては面白い方かも。

→ 完走しました。「えー、その人死んじゃうの」って人が死んだりとか最終バトルがガバガバ気味になったりとか終わり方はちょっと残念でした。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 27
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ベタで良かったのに、なんか途中から迷走気味に……でも最後に少しだけ持ち直した

[文量→小盛り・内容→感想系]

【総括】
ジャンルは、アクション。

厨2系のバトル作品です。その安っぽさが、むしろ楽しいと思える作品です。

レビューでは、この作品で好きだったところと、残念だったところを。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
紆余曲折あり、最後に無理矢理まとめたという感じでした。バトルは熱い展開があり、作画も良かったです。個別の能力を活かして戦おうという意気込みも感じました(特に序盤は)。ギャグ面や日常面は、ハッキリいってつまらなかったです。無駄なエロも百合も、ホントに不要でした。

序盤は高評価、中盤は失速したものの、ラスト2話で少しだけ持ち直しましたね。

「シロバコ」を観ていると、評判次第ではアニメでも途中でテコ入れをすることがあるみたいなんで、そういうことなんでしょうか? それとも原作がそうだったのかな(マンガはよくテコ入れや方向転換するし)。いずれにせよ、「これって違う監督が作ってるの?」と思うくらいの中盤の迷走っぷりは、ある意味で見物ですw

最後の怪獣大決戦を含め、このくらい熱苦しい王道厨二バトルこそ、このアニメの魅力だと思いました。初志貫徹で、シリアス系の厨二バトルアニメで全然良かったのに……。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
第1話
90年代? と思う場面、絵がちらほら。わざとかな? わざとだな。1話からラブラブの幼馴染には死亡フラグがぁっ……。

第2話
異能バトルものですね。こりゃー、ブルームーンも米国政府に踊らさされ、って感じになるのかな? こういう、「異能力者の戦争利用」って、アニメでは良くあるけど、直接戦場に送り込むなら、あくまで、「一方通行(とある魔術の禁書目録)」のような、圧倒的な防御力が前提になると思うんだが、果たして?

第3話
その構えは、傘で「牙突」かい(笑) バトルシーンには迫力があるし、時間変化による血の変色とか、意外と芸が細かい。

第4話
友人の血付きのコートを来ての出陣が、格好良い♪ 健気巨乳な幼馴染みにはやはり、不幸な未来しか感じないのだが……。

第5話
能力を使ったバトルは及第点。ちゃんと特性を生かしているからね。でも、所々急にギャグ要素&微エロをぶちこんできたけど、方針転換?

第6話
展開が転回しすぎて、1話飛ばした? と思ってしまったw 敵の殺気を感じとれ、よりも、呪印を使って○○しろ、の方が説得力出るんだから、知恵をしぼろうよ(汗) 話が大きくなってきましたね~。トーコは完全に和み要員になりましたね~。

第7話
急展開だな~! シリアスバトル自体は熱い。30分が早く感じた♪ なかなかのグロあり。王国強すぎ! ヘリと獣のバトルは良かった! 途中にあったエロやギャグが邪魔くさい!

第8話
BBと正義のシーンは、もうちょい二人の絆を深める機会(展開や時間)を作らないと、深みが出ないと思う(いつの間に、師弟関係がそこま深くなっていたのだ、と)。やはり(第1話感想から書いてますが)、最初からラブラブの幼馴染みに生きる道はないのか……。これでもう、正義とイジーの恋路を邪魔する者はいないってこと? 傷付いた二人が互いに惹かれあうってか? もし、そうなっていくのなら、なんてゲスい&お手軽な……(まあ、トーコは生きてる可能性ある死に際でしたが)。

第9話
ここまできて、サブキャラの過去編か。2期を意識? 記憶を断片的に観た感じなので、分かるような
分からないような。まあまあ、面白かったかな。

第10話
ギャグが壊滅的につまらない。いったい、この作品をどうしたいんだい?

第11話
うん、この作風(古くさいシリアスバトル)が合ってるよね(Good)。しっかし、急に作風が4話以前に戻りましたが、なぜ? なんか雰囲気がコロコロ変わり、情緒不安定な人を見ているようなのだがw

第12話
愛ゆえに→別にあんたのためじゃないんだからね→メインカメラがやられた→ラピュタ落ちにBGM→これで勝ったと思うなよ~って、なぜ最終話にしてネタ祭りに(苦笑)?

でも、最後の怪獣大決戦を含め、このくらい熱苦しい王道厨二バトルこそ、このアニメの魅力だと思いました。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 23

37111 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

急激に尻すぼみ

途中まで作画も良くて話も面白かったのに。。。

原作の問題なのかもしれないけど途中からやっつけすぎじゃなかろうか?
特にあのヒロインの子。死んじゃったんだっけ?戦場でのあの軽率ぶり。
もうね、あれで興ざめすぎですよ。

もうちょっとやりようがあったんじゃないかなぁ。。。

なんか2期ありそうだけどどうしよ。。。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 16

59.5 9 超能力で幼馴染なアニメランキング9位
Dies irae(ディエス・イレ)(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★☆☆ 2.9 (232)
1247人が棚に入れました
諏訪原市の学園に通う藤井蓮は、 とある事件を境に親友・遊佐司狼と決裂し、 殺し合いじみた喧嘩の果てに2ヵ月間の入院生活を余儀なくされていた。季節は秋から冬に―― クリスマスを間近に控えた12月。半身をもがれたような喪失感を覚えつつも、退院した蓮は司狼のいない新たな日常を構築し直そうと思っていた。失ったものは戻らない。ならせめて、 今この手にあるものを大切にしたいと思いながら。しかし、それすらも崩れ去る。夜毎見る断頭台の夢。人の首を狩る殺人犯。それを追う黒衣の“騎士"たち。常識を超えた不条理が街を覆い、侵食していく。聖槍十三騎士団との戦い。狂気と殺戮と呪いに満ちた戦争の続き。その果てに、蓮はいったい何を見るのか。

声優・キャラクター
鳥海浩輔、榊原ゆい、福原綾香、生天目仁美、前田剛、牧野芳奈、諏訪部順一、成田剣、谷山紀章、瑞沢渓、安元洋貴、いのくちゆか、矢口アサミ、はらさわ晃綺、羽吹梨里、環有希
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

わけワカメ

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
エロゲ原作。

エロゲ原作のアニメって、本当に二極化しますね。名作か、駄作か。

私はグロ苦手ですが、この作品は大丈夫でした。シナリオ的にも映像的にもあまりクオリティが高くないので、リアリティを感じなかったからかな?

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
壮大、且つ、安っぽい。謎の作品。

昔のドイツが? 不死の秘法を編み出して? 現代まで生き続けた? なんかスゴい人が? 日本のとある市で? 大がかりな黒魔術的なことをやろうとしてて? それを止めようと奮闘する男子高校生?

みたいな話、なんですか? (苦笑)

ストーリーの説明不足はまあ、私の読解力がないだけかもしれないんで良いんですが、やはり、作画とテンポがな~。壮大っぽいお話なのに、なんとも漂うB級感。

途中から流し見たこともあるけど、サッパリ分からなかった(は~ぁサッパリサッパリ♪)

最終回は、ある意味で伝説。「続きはwebで!」ってのは知ってたけど、あそこまでぶつ切りするとは思わず、悔しいけど笑わされてしまいました(苦笑)

久々に、時間のムダを感じたアニメでした。web版なんて絶対に観ないだろうけど、web版になっていきなり神作画、神脚本の神アニメになったら、素直に負け?を認めます(笑)

ちなみに、今日はクリスマス。なんかこう、唐突に幸せな夜をブチ壊したい衝動に駆られたので、聖なる夜に一番似つかわしくない作品のレビューにしてみました。多分、一時の気の迷いです(自爆)w
{/netabare}

【余談1~ 剣道部的、剣道描写通信簿w ~】
{netabare}
綾瀬香純の剣道描写。2話、3話にありましたね。2話の段階では良いかな~と思いましたが、3話は不正確でしたね。

まず、振りかぶった時に、左手小指が柄(持つところ)から外れてる。それは剣道ではあり得ない。むしろ、左手の小指、薬指中指の3本の指に一番力入れて竹刀を握るんだよね。左右面打つ位置も低すぎ。あれだと相手の鼓膜破けるよ。ちなみに、あのような剣道人形相手なら、私もガチでやれば、3分で竹刀を真っ二つに折れる自信はあります、遊びで(使えない竹刀使って)やったことあるし(笑)

とはいえ、足運びや音などはわりと正確な印象。

ということで、通知表は(5段階評価)3ですねw
{/netabare}

【余談2~ クラウドファンディング ~】
{netabare}
クラウドファンディングで、23時間で3,000万円集まったのでアニメ化決定。最終的には、9651万円(当時の国内最高額)も集まったらしい(wiki)

でもまあ、深夜アニメ1クールの制作費は2~3億なんて言われるから、クラウドファンディングで集まった予算内では無理だけど。実際には、それなりに色んなところからも予算は出しているのでしょう。細かいことは分からないし、あまり興味もないけれど。

個人的には、「このクオリティで作られるなら別にアニメ化しなくても……」と、出資者が思っていないかが心配で(余計なお世話)。

これ、クラウドファンディングが基本で作られたってことなら、ファンサービスが前提だろうし、だったら全年齢対象じゃなくて、普通に18禁のアダルトアニメで良かったんじゃない? そういうもんでもないのかな?

まあ、私はビタ一文たりとも出資していないので、何の文句もないですが。一部では、「戦犯」「晒し」なんて揶揄されていますが、EDでスタッフロールに登場する自分の名前を、出資者の方々が誇らしく思っていれば、良いですね♪
{/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
0話目
いきなり、登場人物の名前が銀英伝なんだけど(汗)なにか関係あるの? バトル作画、安っぽくない? なかなかにワケノワカラナイ世界観だな。

1話目
? 違う世界で登場人物が同じパターン? 「ち、ち、ち~。血がほしい~」って(笑) かすみの剣道描写、竹刀の持ち方、振り方、止める位置。わりと正確です。

2話目
う~ん、ワケワカラン。まあ、なんかバトルものなんだろうな。裏設定がやたら多そう。

3話目
かすみの剣道描写、おしいな~。振りかぶった時に、左手小指が柄(持つところ)から外れてる。それは剣道ではあり得ない。むしろ、左手の小指、薬指中指の3本の指に一番力入れて竹刀を握るんだよね。左右面打つ位置も低すぎ。あれだと相手の鼓膜破けるよ。 ちなみに、あのような剣道人形相手なら、私もガチでやれば、3分で竹刀を真っ二つに折れる自信はあります、遊びで(使えない竹刀使って)やったことあるし(笑)

4話目
なんか色々、説明。安いグロ。

5話目
過去編? ラブコメにするの? まあ、クズには違いないけどw

6話目
いきなり、語ってる? なんか、レクリエイターズに、似たキャラデザの奴いたな(笑)

7話目


8話目
なんか新しい死に方だな(苦笑)

9話目


10話目


11話目
エ? これで終わり? ヤバイ、ウケる(爆笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 28

四文字屋 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.4

開幕早々登場キャラが自己満に浸ってるだけで、意味不明なバトルも作画・動画ともにしょぼくて、いつ切るかと時期をはかってたら、第5話にしてようやく厨二全開で、

これはちょっと厳しいかも・・・
(と言いつつ視聴継続中。詳細は追記に)

まず鑑賞態勢に入る前に、止め絵が多すぎ。
そして、動画の動きが全然だめ。
つまりは、原画枚数が少なすぎるってこと。

良質なダークファンタジーを期待してたんだが、
厨ニ病ファンタジックバトルアクションって感じか。

そして繰り返しになりますが、こういう作風ならバトルが肝なのに、バトルシーンで原画枚数が少な過ぎる!
手が足りていないのがとても残念すぎです。

しかし、頑張って忍耐して、絵の件を棚に上げても、
物語自体が、世界観があるようにもったいぶるばかりで、大山鳴動ザコ数匹な感じ。
第1話でこれでは、先に期待するのも、正直しんどい。

作画が残念だと、Cvも残念に耳に響く。
せっかくの諏訪部さんなのに、ハズレくじひいちゃったか?
延々とカッコつけさせられてるだけの諏訪部さんが可哀相だ。

いっぱい突っ込みポイントはあるんだけど、
細かいところを一ヶ所だけ、敢えて突っ込んでしまうと、
そもそも煉瓦塀は衝撃を受けたらばらばらと弾けて崩れるのであって(cf.鋼の錬金術師F.A.)、
決して、童夢のような感じの、一枚板の建材が衝撃を受けたときに力点を中心に丸く沈む壊れ方はしない。

と、いう感じで、スマホなんちゃら同様、
無理ゲーに突っ込み入れるためのお楽しみ会になるのかな。

うーーーーーんそういうネタとしてはありかもだが、
まじめに継続は難しいかな。
あと1回は頑張ろう。
 

(第3話まで視聴!!)
第2話にして、早くも現代日本の高校が舞台となる超展開!

時空超越系バトルアクション+転生ものダークファンタジーとして、これから物語が始まるのか?!←どうやらそのようです。。
だとすると、あの壮大かつ迷走としか見えなかった謎の初回は、世界観の提示だったのか。それとも別の、何かだったのか。
そもそも設定上必要だったのか。

これはアニメ耐性を鍛錬するための苦行トレーニング作品になるかも知れない!
一丁、付き合ってやろうじゃないか。

ただ、勿体ぶりすぎのヘンテコな脚本と、
時代遅れというかカッコ悪い音楽だけはなんとかしてくれ、度し難い。

(第5話まで視聴!!!)
よく頑張った、自分!
あにこれだけでなく、すでに世間的に空気になってるけど。
5話にしてようやく。
ようやくですよ。
主人公が厨二化してバトルの土俵にあがってくれた。(安堵のため息)
でも
能力バトルなのにアクション動画少ねえー
アーンド、背景がいつもいっつも夜の公園w
足りないなら足りないなりに、予算の使い方工夫しなきゃいかんだろ。

しかしようやくイミフ状況から一歩踏み出してくれたんで、
ここは耐えます。頑張ります。
脚本の勿体ぶりすぎには慣れた。
音楽は相変わらず最低。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 22

37111 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

暇を持て余した神々の遊び

1話視聴後感想と今後の期待度
一言コメント:1話目見たけど全く記憶に残ってねぇ…
期待度:★★★

本当に最高でした。
エンディングだけ。
獺祭にしか聞こえない。歌プリ1000%、2000%に匹敵する迷曲。
癖になる。あのなんかにょろにょろした歌い方といい。。。

え?本編?
なんか分け分けわからない。神「あー、ひまだなーちょっと人類滅びしてみよっかなー」って話だった気がする。

そしてすべて投げっぱなしで終わった。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 10
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