2019年度のSFおすすめアニメランキング 14

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの2019年度のSF成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2020年01月20日の時点で一番の2019年度のSFおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

69.8 1 2019年度のSFアニメランキング1位
PSYCHO-PASS サイコパス 3(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (217)
1037人が棚に入れました
「正義」は、新たな世界を切り開く。

魂を数値化する巨大監視ネットワーク・シビュラシステムが人々の治安を維持している近未来。変わりゆく世界で、犯罪に関する数値〈犯罪係数〉を測定する銃〈ドミネーター〉を持つ刑事たちは、犯罪を犯す前の〈潜在犯〉を追う。

2012年にスタートしたオリジナルTVアニメーション作品『PSYCHO-PASS サイコパス』の第三期シリーズとなる本作は、ふたりの新人監視官の物語。慎導灼と炯・ミハイル・イグナトフは、厚生省公安局の刑事となり、変わりゆく世界で真実を求めていく。

声優・キャラクター
梶裕貴、中村悠一、櫻井孝宏、大塚明夫、諏訪部順一、名塚佳織、沢城みゆき、佐倉綾音、日髙のり子、宮野真守、中博史、田中敦子、日笠陽子、森川智之、堀内賢雄、矢作紗友里、関智一、野島健児、東地宏樹、伊藤静、本田貴子、花澤香菜

とらお さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

めちゃくちゃ面白い!のだが、

大人向けで面白い
けどアニメ以外の普通の映画も見る身だと話の鮮度がもったいない
「化物語」「けいおん!」やってた時代に見た映画の話やられてもなあ
サブプライムなんて世界史に乗るレベルの出来事だけどもう話題にならんでしょうに
GSOMIAに絡めて保安の拡大解釈やりゃあ面白くなると思うんですが
さすがに最新の話題すぎるか

移民問題は今の日本で描写してもいいんじゃないかな
解体業は親方から重機操縦者、末端まで外国人で構成されてるしねー

「問題になる外国人移住者」という視点なので今まで注目されまくった話題になってる
ここも鮮度がいまいち、もったいない
良いこと悪いことあるけど移民者いないと成り立たない部分もある
それが日本の移民のリアルよね
2世世代はスポーツで応援してる、もうそんな時代ですよ

良い作品なのでガッツリやってほしいです

投稿 : 2020/01/18
♥ : 3
ネタバレ

shino73 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

亡霊的キュビズム

ProductionI.G制作。
SF×サスペンス。
全8話全て拡大枠での放送。

2120年、東京。
魂の数値化に成功した管理社会。
審判を下すのはシビュラシステム。

役者が揃った。
声優・制作共に豪華な布陣で、
映像・演出は劇場版の水準であろう。
{netabare}劇場版からの狡噛・フレデリカの参戦に、{/netabare}
集大成を目指す制作陣の意気込みを感じる。

新人執行官アラタはメンタルトレースなる、
高度な共感特殊能力を持ち犯罪者を追撃する。
彼の正義は新たな世界を切り開くのか!?
{netabare}大勢が加担し誰も罪の意識がない、
詐欺的な犯罪では色相が曇らないのだ。{/netabare}
メンタルハザードと跋扈する街の魑魅魍魎。
見えざる巨悪との戦いが開幕した。

5話視聴追記。
個人的に高評価である理由を語ろう。
1つ、思想が分散されていること。
1つ、主軸のキャラに魅力を感じること。
(僕は常守・霜月に魅力を感じない)
数多くの立場・組織で思惑が錯綜している。
物語に厚みが増し俯瞰的な視点が必要になる。
{netabare}ビフロストのコングレスマンの真意は!?
シビュラに反旗を翻す構造主義者なのだろうか。{/netabare}

最終話視聴追記。
完成度が高い。まずは素直に称賛を贈ろう。
事件はさらに複雑化し社会の暗部が露呈し始める。
それぞれが幾多の動機に支えられ命を削り合う。
{netabare}殺意なき殺人の連鎖、差別を生む社会への告発。{/netabare}
重厚なシナリオが緻密な絵で描かれる。
{netabare}黒幕であろうビフロストの謎や、
役者の過去の因縁が劇場版に持ち込まれた。{/netabare}
これだけは残念な結果に終わりましたね。
Amazon Prime独占配信もあり一安心ですが。

入り組んだ複数の視点、
そして正義(対象)の解体。
最終話のタイトルは「CUBISM」である。
ここに全てが集約されている。

投稿 : 2020/01/18
♥ : 39
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

看板だけでいつまで商売できるだろうか

やらかしたかもしれない

こうであろうと頭の中にストックされてる情報と大なり小なりズレが生じております。

“観るべきなにかしらをスルーしてなかっただろうか?”
“これまで観てきた本編の重要箇所を見落としてないだろうか?”

なお当方の視聴遍歴は以下

・PSYCHO-PASS1期(全22話)
・PSYCHO-PASS2期(全11話)
・劇場版PSYCHO-PASS(劇場版)

感じたズレはこちら↓

{netabare}・いつのまに霜月が課長になっとる?
・いつのまに常守が収監されとる?
・移民て何?鎖国政策とってたと思ってたのに
・外務省とは新たなプレイヤーですね
・六合塚さん執行官じゃないのかい?{/netabare}

不安になりました。交差点で「青色=渡れる」と覚えてたのが「そこ青じゃなくて紫だよ」と指摘されたような戸惑いがあって、人物や組織相関の修正を強いられます。
なお3連作『Sinners of the System』と1期の新編集版は未視聴です。
すんなり入れた方は無問題として前提や前後関係の把握に時間とられちゃったのは私だけではないかもしれませんね。
実際のところは、どうやら見落としというより3期で初披露の“変化”だったみたいです。


で、この事案。
良いのか悪いのかシリーズものの整合性を保とう、みたいな配慮は希薄なのかなと思ってしまいました。プロセスを端折り過ぎという意味でですね。

 『シビュラに支配された超管理社会』

この強烈な設定さえあれば脚本はわりと自由にやりましょう!が見え隠れする3期でした。餃子の王将が各店舗オリジナルメニューを認めてるようなもんですかね。
2期で提示された“集団的サイコパスの是認”を受けて次どうか?が繰り広げられるのだろうと密かに予想してたものですが、全くといっていいほどそれが無かったため、さらにその思いが強くなるわけです。

一見否定的な見方しかできなさそうですが、良く出来た設定を活かしていろいろ試すことが出来てるとも言えます。今回でいえばメンタリストというかサイコメトラーみたいな主人公の投入がそうでしょう。少なくともTVシリーズの主人公が1期から3期までで各々違いますもんね。

・TVドラマを意識した1時間の各話構成
・魅力的なキャラが織りなす群像劇
・とはいえ1期2期の旧作にも配慮はしてる

これはこれで有象無象の凡作の海の中では魅力的に映る作品のひとつだったりします。
なんだかなぁと悶々とするところはあっても小言は期待の裏返しみたいなもんでしょう。もっとオイラを楽しませてくれ!



そしてレビューはこれでおしまい。作品が極めて中途半端に終わっているので評価しようがないため。ごめんなさい。
{netabare}いわば起承転結の転で終了。1時間枠実質16話分の尺を取りながら一応の区切りをつけて続編は劇場で!というわけではなく、完全に途中でぶった切っているので不満が残ります。{/netabare}

{netabare}『彼方のアストラ』のように放送中の1時間枠を効果的に使っていたり、
『鬼滅の刃』のように区切りをつけた上での劇場版誘導なら見える景色も違ったろうにこれだと好感度ダダ下がりです。{/netabare}


それにそろそろ“免罪体質”だけで乗り切るにはつらいかもよん。
類似のアニメ作品もないですし、設定を活かしながらキャラを入れ替えて『相棒』みたいなご長寿シリーズを担ってほしいなと期待はしてるんです。
せめてシビュラ前夜みたいな設定の『絶対零度』よろしく第4シーズンくらいまではいってほしいですね。



いつの日か某課長が常守ばあちゃんの件の落とし前をつけるその日まで、しっかり視聴を続けるつもりです。

・・・結局、、観るということです。やれやれ…

投稿 : 2020/01/18
♥ : 33

80.9 2 2019年度のSFアニメランキング2位
彼方のアストラ(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (522)
1674人が棚に入れました
宇宙への往来が当たり前になった近未来で、9名の少年少女たちが惑星キャンプへと旅立つ。宇宙旅行に胸を躍らせながら出発した彼らを待ち受ける、予想外の事態とは……!?

声優・キャラクター
細谷佳正、水瀬いのり、武内駿輔、黒沢ともよ、木野日菜、松田利冴、内山昂輝、早見沙織、島﨑信長
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

判別可能なキャラ達と金太郎飴的な惑星群

原作未読

漫画の評判がいいから、が視聴動機。
全12話ただし初回と最終回が1時間枠だったので実質14話分のボリュームです。
序盤はもの珍しい細谷佳正さんのハイテンション演技を堪能することから。SF興味なくともこの一点で “ 買い ” かもしれません。2~3話経過してからはBパートの引きが良く毎話楽しみながらの完走です。

ざっとあらすじ:子供たちだけでどっかの惑星で5日間自活してこよう!スケール大きめの林間学校に意気揚々と出発したらトラブルに巻き込まれて帰ってこられなくなりました的なやつです。

キャストは多め。性格ははっきりとキャラ毎に別れており、キャラ回というよりキャラパートを設けてあまり尺を使わずにさらっと紹介。それでいて不思議と名前は覚えていられました。
{netabare}みんな多かれ少なかれ境遇は一緒だよ、との本作の特徴を活かしこのへんばっさり切りましたね。英断だと思います。{/netabare}


カナタ・ホシジマ(CV細谷佳正):リーダー 十種競技選手 アツい!
アリエス・スプリング(CV水瀬いのり):天然ドジっ子に見えて意外と有能
ザック・ウォーカー(CV武内駿輔):頭脳明晰鉄面皮 キトリーと幼馴染
キトリー・ラファエリ(CV黒沢ともよ):医者の娘 フニシアの姉 基本ガヤ
フニシア・ラファエリ(CV木野日菜):最年少 キトリーの妹 パペットマペット
ルカ・エスポジト(CV松田利冴):政治家の子 僕っ子亜種「オイラっ子」
シャルス・ラクロワ(CV島﨑信長):貴族出身 なんというかムツゴロウさん
ユンファ・ルー(CV(早見沙織):国民的歌手の娘 超内向的隠れ美人
ウルガー・ツヴァイク(CV内山昂輝):教頭の息子 本人はアウトロー志向

ポリーナ・リヴィンスカヤ(CV生天目仁美):ゲスト ポリ姉


途中経過時点ではおおむね今期多かった中間層上位 ( 自分比 ) の作品という見立て。完走は苦にならずそこそこ面白いが一皮むけてないといった「惜しい!」作品の一つ。
ただしそれは物語の全容が明らかになってくるまででした。起承転結の転から加速しきっちりまとめてゴールイン!一気に観るのがいいと思います。

引っ掛かったところ先に述べとくと、全12話のけっこうな部分を占める各惑星描写についてもっとエンタメに振り切って欲しかったな~ということですかね。


※各惑星の簡易説明

{netabare}惑星マクパ:当初目的地
惑星ヴィラヴァース:最初に訪れた惑星。肉食恐竜みたいなのとにょっきーん植物が脅威
惑星シャムーア:脅威のない草食動物。毒胞子まき散らすポールツリーが脅威
惑星アリスペード:リゾート惑星。地震と津波が脅威
惑星イクリス:自転してない過酷な環境。超獰猛な可動性植物が脅威
惑星ガレム:最後の惑星。わりと平和

一覧すると、植物らしきものが脅威だよというパターンが被りヴァリエーションに乏しい。{/netabare}

いきなり遠くの宇宙空間に放り出され、かくかくしかじかで食糧の備蓄量を見据えながら惑星を中継して帰還するという一大作戦決行中の若者たちです。

 未知の惑星にどんなものを持ってくるか?

これがいってみれば想定の範囲内。観てるこちら側の斜め上をいくようなタイプの惑星が登場してたら、

 本当に生還できるのか?

SFサバイブもののドキドキワクワク感はさらに増したことでしょう。
{netabare}そしてサバイバルパートが際立てば際立つほど第9話「全容見えてきました!」回との目線ずらしが奏功してたと思います。サバイバルと見せかけてサスペンスでしたの落差で評価は爆上がりしてたことでしょう。{/netabare}


この引っ掛かり以外は気にならず、中盤までゆるやかに右肩上がりで面白くなっていくストーリーだったと思います。サバイバルという題材と+αの謎{netabare}(「裏切者は誰だ?」){/netabare}を早々に提示してくれたおかげで、なにがなんだかよくわからないまま後半に種明かしみたいな不親切設計でもありませんでした。
起承転結の構成も手堅く、転からの終盤はオチも含めて意外性と納得感のある内容。このへん詳細は本編で!

ジャンプ連載だったわりには、下手に引っ張らず撒いた伏線を回収して短くスッキリと終わらせた構成にも好感を持ちました。良作です。



■物語の構成について ※ネタバレ

{netabare}出来過ぎなくらいハッピーエンドでしたね。それが嫌らしいと感じませんでした。
物語は以下の順で明らかになっていきます。

1.アストラ号メンバーの共通項
2.刺客はこやつ
3.この世界の秘密

序盤から2.は提示されていて視聴者の興味を引っ張る材料になってました。そして2.が明らかになれば当然「どうして?」がでてくるわけで、その説明が1.と思ったわけです。
これで1クールでも充分だったと思いますがおかわりがありました。3.です。期待値の一段上をいってました。{/netabare}


■優しい人たち

これは雑感です。人間の善意を信じようという作者の意図が根底にあったのだと思います。
{netabare}・ユンファのライブ会場に押し入ろうとしたキトリーと警備員とでひと悶着。直後、隣にいたアリエスのとある報告に控えめに拍手を送る警備員さん。さっきまでもめてたのにw
・アリエスの母ちゃんに連絡を取ろうとした時に、だれも疑わなかった。普段ならご都合とか平和ボケみたいに感じたろうにこの時はクルーの絆みたいなのをより強く感じました。不思議なもんだねぇ
・ピンポイントでしか覚えてなさそうなカナタが本を執筆できるわけなかろうもん。きっと隣にいた超絶記憶力の持ち主がサポートしながら書き上げたんだろうね、と妄想。{/netabare}




■(余談)カナタのアストラ

冒頭に戻るわけですがハイテンション細谷佳正さんが個人的にはイチオシです。
アツい!とにかく勢いがあるキャラでした。そして、彼は脳筋一歩手前の絶妙なバランスで好感度を保っていると思しき立ち居振る舞いをします。行動に根拠がある。よって知性も感じる。

モデルは武井壮?と思った人他にいないかしら。

なかやまきんに君でも春日でもないんだよなぁ 
武井壮なんだよなぁ



-------
視聴時期:2019年7月~9月 リアタイ視聴


2019.09.20 初稿

投稿 : 2020/01/18
♥ : 65
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

私たちは変わることができる、そして人生は続く

アニメーション制作:Lerche
監督:安藤正臣、シリーズ構成:海法紀光
キャラクターデザイン・メイン総作画監督:黒澤桂子、
音楽:横山 克、信澤宣明、原作:篠原健太

子供たちだけで惑星キャンプが行われる時代。
ケアード・ハイスクールのB5班は、
無人の惑星で5日間過ごす野外学習に出かけた。
9人の少年少女たちは、惑星マクパで降ろされ、
楽しい日々を過ごすはずだった。
しかし、彼らの前に謎の球体が現れ、事態は急変する。

集英社のウェブコミック配信サイト『ジャンプ+』で
連載された作品。口コミなどで評判が広がり、
『マンガ大賞2019』の大賞を受賞した。
宇宙という舞台、子供たちだけの冒険、
陰謀がうごめく背景、9人全員が抱える事情、
惑星でのサバイバルなど、様々な要素のある
エンターテインメント作品となっている。

原作漫画は完結しているため、
1クール12話、しかも1話と12話を
1時間ずつを使う特別編にすることで、
5巻分を余すところなくアニメ化している。
{netabare}無料開放の漫画を少し読んでみると、
原作に忠実に作られているだけでなく、
宇宙空間に飛ばされて、カナタがアリエスを
助けるシーンでは、全員が手をつないで
ふたりを救助するという改変も行っている。
(漫画では、このシーンは残されたワイヤーに
戻り、それを辿って帰還している。
1度ワイヤーを巻き取って、再度、別の誰かが
助けに行けばいいなどの意見もあるだろうが、
ここは全員で手をつなぐという行為に意味があったわけで、
良改変だったと個人的には思う){/netabare}

SFの部分では突っ込みどころが多く、
アニメが終了した後にSNSなどで大論争が巻き起こり、
作者が降臨するという事態にまで陥った。
ある意味、SF要素のある人気作の宿命だ。
ただ、この作品はSFを見せようとするものでないことは
明らかで、批判する人の気持ちは分かるが、
そこについて深く突っ込み過ぎるのは違和感がある。
この作品において、SFのリアリティは枝葉の部分に過ぎない。

では、どこを重視しているかというと、
9人の子供たちが抱えている問題と、
その悩みを解消するために、仲間が相手のことを
思いやり、本当に大切なものを得ることについてだ。
9人の子供たちは、それぞれ幼少期から、
大きな喪失感を抱えながら生きてきた。
旅を続けるなかで、一人ひとりが体験してきた背景を
各々が理解しながら、解決していく構成になっている。
9人もいるキャラクター全員の過去について、
しっかり語っているため、彼らが失い続けてきたものに
思いを巡らせることができる。
だから、そこから彼らが何かを獲得する様子に
カタルシスを感じられるのだ。
それがこの作品の最大の見どころだろう。

舞台装置としては、孤島の閉鎖空間での
ミステリーと同様の形を取りながら、
それだけに止まらない群像劇として、
最初から最後までしっかりとまとめられている。
{netabare}特に11話『CONFESSION』での回想から
カナタの怒りにつながる流れは素晴らしい。
カナタ役・細谷佳正の演技は、抜群の説得力がある。
反重力シューズを履いてきて、
ワームホールを飛び越すという展開からの
決着の付け方も完璧だった。
この回は、夏クールの私が観た全話のなかでも
出色の出来だったと思う。{/netabare}

9人の少年少女たちは、数ヵ月の旅の間に、
自分の支えになる原点を獲得することができた。
アストラ号で過ごした日々は何事にも代えがたい
時間として今後の人生の支えになるに違いない。

引きこもりや親子断絶などが、
もはや当たり前になった現代において、
子供たちの心に響く物語に思える。
ここではないどこかに行けば変われるかもしれない。
行動すれば誰かとの出会いによって、
人生が動くかもしれない。
親から愛されない境遇にあったとしても、
生きていていいのだ。

そして、人は絶対に変わることができる。
(2019年10月19日初投稿)

投稿 : 2020/01/18
♥ : 68
ネタバレ

ガタリリス さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

これは良作である!

酷評派の私が良作というから間違いない(←ゴーマン化サーセンw
まあ、↑は半分冗談、半分本気です。
今年で上位に入ってる『約束のネバーランド』よりも余裕で面白かったです。

1クールの作品ですが、2クール分くらいのボリュームに感じました。
色んな伏線や謎があって、それらが見事に回収されましたね。
1クールという短い枠の中で、よくここまでまとめたものです。
物語の構成が上手い作品だなと感じました。
また、登場人物も皆感情豊かで一緒に冒険をしてるような錯覚を感じました。
自然と彼らに感情移入することができましたね。

この作品はネタバレをすると物語を楽しめないと感じたので、内容に関しての感想は控えようかなと思います。が、大雑把な感想は書いて行きたいかな。
SFと冒険活劇を合わせたようなストーリーで全般的にポジティブな内容。
ですが、登場人物の不幸な生い立ちやスリル満点の惑星探索など、ポジティブ一辺倒でもないですね。
やはり、良い作品というのは陰と陽のバランスが良いです。
歴史の謎・刺客の正体・なぜ登場人物の親は薄情者ばかりなのか?など、それらの解答は衝撃的でしたが、私が一番衝撃を受けたのはルカが{netabare} ユニセックス {/netabare}だったことかな。
私、この作品でこの子が一番好みだったんだよね(´・ω・`)

逆に欠点はSF的な視点で見ると詰めが甘いのと、ギャグが少々寒い。。。
まあ、この作品はSF的要素はそこまで重要ではないので許容範囲内かな。
ギャグは・・・、まあ、これも好みだしねw

終わってみると感涙もので、観て良かった作品でしたね。
私も一緒に旅をしたような気分になって、彼らと家族に成れたように感じました。
たまにこういう良作に出会えるからアニメ視聴は辞められないんだよなw

以上、拙い感想でした(・ω・)ノ

投稿 : 2020/01/18
♥ : 44

67.6 3 2019年度のSFアニメランキング3位
センコロール2(アニメ映画)

2019年6月29日
★★★★☆ 3.6 (16)
125人が棚に入れました
ビルの屋上に突如、出現した謎の白い生き物と、その姿を気だるげに見つめる少年・テツ。
彼は、その生き物に「センコ」という名前をつけ、
自在に姿を変える能力を使って、ひそかに高校生活を送っていた。
だがある日、テツはその秘密を、同じ学校に通う少女・ユキに知られてしまう。
そのふたりの前に謎の少年・シュウが現れ、センコをめぐる戦いが勃発する……。

その後、テツたちの前にもうひとり、メガネの謎の少女が現れる。
彼女の名はカナメ。
とある組織に所属するカナメは、センコとは別の謎の生き物を操り、
脱走中のシュウの跡を追っている。
カナメの登場により、テツとユキとセンコの戦いがまた始まる……。

声優・キャラクター
花澤香菜、下野紘、木村良平、森谷里美、高森奈津美、赤羽根健治

四文字屋 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

厨ニ満開

センコロールと合わせて、劇場で鑑賞。

そこで感じたことは、
非常に贅沢で、かつ中途半端に「物語化」されたセカイ系作品、
というものだった。

これは、前作「センコロール」と合わせて
決して否定しているのではない。

セカイ系という作劇スタイル自体が、
すでにアニメの中の、ひとつの要素として、
取り込まれ、咀嚼され、充分に昇華(消化?)しているという事実への、
これは一種のひねくれた賞賛なのだ。

登場人物の数も、怪獣の数も倍化して、
社会とのつながりらしきものも
中二特有の衒学的ケレン味で描かれる。

バトルもコミュニケーションも、
スムーズに、
まるで絵空事のように綺麗に描かれる。
そして何がしかのドラマ的結論は、
少なくとも作中では明示されることはない。

評価・評点とは別に、
センコロール3への「ツリ」も含めて、
今の時代にもそんなカテゴライズが生きているとしたら、
これこそが、
「厨ニモノ」のあるべき姿だ、と強く納得できる。

次もきっとあるとして。
それは厨ニ万解となるのか、
厨ニ崩壊となるのか。

注意して見守りたい。

投稿 : 2020/01/18
♥ : 13

ガタリリス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

センコロール・コネクトにて視聴

前作『センコロール』の続編。
主人公テツは、同じく謎の生物を操る少年シュウとの戦闘を終えた。
が、その惨事によって謎の生物を管理する組織に目を付けられ、トラブルに巻き込まれる。
その組織の一員である“カナメ”という少女と接触。戦闘になる。
その後、テツはシュウと、ユキはカナメと取引きをする。
各々の思惑が交錯する中、物語は予想外の展開を見せるが・・・。

といった感じの内容。
相変わらず色んな謎(センコって何? 捻じれって何? カナメが所属してる組織って何? などなど)が錯綜しつつ派手な戦闘シーンが目を引く作品。

私はこの作品は、キャラが結構好きですね。
テツのクールな性格やユキの愛嬌がある表情なども良いですが、今作はカナメが良いキャラしてました。
ケンカっ早くて攻撃的、激情型で理性より感情で動くタイプの人ですね。
シュウとは何か因縁があるみたいだけど、今作では謎を仄めかしたままで終了。
ここは次回作に期待ですね。

うん、最近みた作品だけど、このシリーズは割と好きですね。
3期も観たいけど、前作は近くの映画館で観れなかったのよね。残念です(´・ω・`)
3期を近くの映画館でやってくれるよう祈りつつ、本作の感想を終えたいと思います。

以上、拙い感想でした(・ω・)ノ

投稿 : 2020/01/18
♥ : 4
ネタバレ

shino73 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

青空、白い風船

宇木敦哉監督作品。
傑作短編から追加再編集した待望の劇場版。

突如、街に現れた白い巨大生物と、
それを操る少年少女たち。
感性豊かな想像力・表現力に圧倒され、
謎が謎を呼ぶ不思議な世界観が心地良い。

主人公、ヒロインに襲い掛かる災難に、
またそれを追う別の少年少女が現れる。
短いながらも物語の背景が語られ始め、
{netabare}日本特定動物対策管理研究所なる組織が、
ある時はドローン、凧と呼ばれる、
未知の不可思議な生物を捕獲・調査している。{/netabare}
センコのもちもち感がたまりませんね。

背景や人物のペイントなど、
簡略化された表現もあるのですが、
色彩センスが素晴らしいので、
むしろ作品の個性に繋がっています。
主題歌・劇中歌共にSUPERCELLが提供。

世界とリンクすること。
それは見えない繋がり。

非日常と繋がる不思議な青春物語が、
どこに着地し何を伝えてくれるのでしょうか。
さらなる続編の制作が決定しました。
今から期待大で待ちたいと思います。

これは楽しいですね。
アニメってこういうものでしょう。

投稿 : 2020/01/18
♥ : 20

76.3 4 2019年度のSFアニメランキング4位
PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.2「First Guardian」(アニメ映画)

2019年2月15日
★★★★☆ 4.0 (63)
609人が棚に入れました
Sinners of the System Case.2「First Guardian」:常守朱が公安局刑事課一係に配属される前の2112年夏、沖縄。国防軍第15統合任務部隊に所属する須郷徹平は、優秀なパイロットとして軍事作戦に参加していた。三ヶ月後、無人の武装ドローンが東京・国防省を攻撃する事件が発生する。事件調査のため、国防軍基地を訪れた刑事課一係執行官・征陸智己は、須郷とともに事件の真相に迫る。

3つの物語の舞台は約100年後の日本とアジア――その現在、過去、未来に起きる事件が語られる。事件に立ち向かうのは、規定値を超えた〈犯罪係数〉を計測された〈執行官〉たちと〈シビュラシステム〉が適性を見出したエリート刑事〈監視官〉たち。犯罪を未然に防ぐために必要なものは、猟犬の本能か、狩人の知性か。事件は思わぬ事実を明らかにし、世界のあり方を映し出す。これまで語られていなかった『PSYCHO-PASS サイコパス』のミッシングリンクがついに紐解かれる。

声優・キャラクター
東地宏樹、有本欽隆、浅野真澄、てらそままさき、大原さやか、関智一、野島健児、石田彰、伊藤静、沢城みゆき、本田貴子、花澤香菜、佐倉綾音

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

亡き者達へ捧ぐ【鎮魂歌】All Alone With You

2012年秋冬期の第1期TVシリーズ、2014年秋期の第2期TVシリーズ、2015年の劇場版長篇に続く劇場版3部作『サイコパスSS』の2作目です


人の精神を数値化出来ることから警察が廃止され、厚生省公安局が治安維持と法務の執行を取り仕切る未来の日本が舞台のSFサスペンス


実写映画監督の本広克行、脚本家の虚淵玄も関わっていたシリーズですが、この3部作では最初期からアニメーションディレクターとして携わっていた塩谷直義が自らストーリー原案を組み立てて単独で監督
さらにノベライズ版を手掛けた吉上亮と深見真が脚本を担当しています
本来なら1作目からレビュを書くところですがこの2作目が特に素晴らしかったので先んじて書きたいと思いました

























2116年、SEAUnシャンバラフロートでの事件から2ヵ月後の公安局に、外務省から花城フレデリカという女性が刑事課一係に監視官補佐として出向してきたことが事の始まり
彼女の真の目的は元国防省、国境防衛システム海軍のドローンパイロットであった須郷徹平を外務省にスカウトすることであったのだ
須郷は国防省時代にサイコパスを悪化させるきっかけとなった事件を思い出す…
時は遡り2112年、常守朱監視官就任の数ヶ月前
須郷の所属する部隊はSEAUnへの介入を始めた日本政府と国防省の極秘任務「フットスタンプ作戦」を遂行するが作戦は失敗
ドローンパイロットの須郷たちを残し地上部隊は全滅
その中には尊敬する部隊長であった大友逸樹の姿もあった
しかしその後、フットスタンプ作戦関係者を襲撃する軍事ドローンによるテロが発生
容疑者に挙がったのは死んだはずの大友逸樹
須郷も容疑者として公安の監視下に置かれた
そんな須郷の前に現れた公安というのが、当時刑事課一係の執行官だった“とっつぁん”こと柾陸智己だったのだ…


























今作の第一印象は、色相診断の結果が全てにおいて優先される世界観で、そもそも軍人という職業が成り立つのか?というシリーズへの疑問を投げかけた意欲作だと思いました
理不尽な作戦を強いられる前線の特殊部隊の悲惨さと上層部との軋轢
とかく非情な結末が待ち構えている中で突き進む須郷の心情が軍事冒険小説のような体で彼が得意とするドローン技術の描写と共に描かれ、SFとしてもミリタリーサスペンスとしても楽しめる作品に仕上がっております
この『SS』3部作全てに共通してることでもありますが、画面のクオリティもこれまでのシリーズが嘘のようにハイレベルにまとまっているのも素晴らしい


お話の結論から言って、軍人という職業が成り立っているのはやっぱりちょっとおかしいというか、それは『劇場版』のシャンバラフロート事件を観ても矛盾してるのは明らかです


ですがそんなツッコミどころを他所に、もう一方でハードボイルドな刑事ドラマとしての魅力が今作を支えていることに目を向けたいと思います


物語は終始須郷の目線で語られますが、須郷から観た“刑事という生き方とその正義”を貫いたとっつぁんはこれ以上に無くカッコイイ男、として映ります


まだとっつぁんと宜野座が和解する前ともあり、宜野座との確執の深さや初めて登場する柾陸の元妻=宜野座の母との距離感のある関係も明かされ、とっつぁんの公私が今作の中で共に語られるというのがキャラに深みを与えています
この妻子を支えるとっつぁんの姿は、事件の中心となってしまったが須郷の良き先輩でもあった大友とある意味オーバーラップしつつ、裏表一体の関係になっているのも面白い


何よりもとっつぁんや、さらに今作に登場し大活躍をする青柳璃彩監視官、縢秀星執行官という人々が後々の事件で【全員殉職してしまっている】という事実が今作に漂う哀愁に拍車をかけてます


思えば『サイコパス』というシリーズは幾度となく希望を打ち砕いてきました
本当は死ぬべきではなかったはずの人々の生命が軽々しく奪われていってしまったことへの虚しさ
そんな彼等の在りし日に、いまいちど思いを馳せさせてくれるのが今作なんだと想うのです


そして何より、とっつぁんを演じた有本欽隆さん自身がもはや帰らぬ人となってしまっているのがやるせない…


エンドロールではEGOISTの「All Alone With You」を中野雅之が手掛けたReMixが流れるのですが、これがオイラには“逝ってしまった者達へのレクイエム”の様に聴こえてなりませんでした…


興行終了間際に立川シネマシティ、シネマツーaスタジオでの極上音響上映「TOTTSUAUND」も堪能してきました
SEAUnでの戦闘シークエンスはもはや極爆を超えたとも言える凄まじい音圧の破裂音が連続
とっつぁん最大の見せ場となる、軍人相手に怯むことなく啖呵を切って迫るシークエンスの迫力も他の劇場にも増して最高でした
上映終了後には岩浪音響監督自らが名付けたTOTTSUAUNDという名前と、今作が有本さんの遺作となっていることを合わせた追悼メッセージが画面に映され、最後の最後で涙してしまいました

投稿 : 2020/01/18
♥ : 6
ネタバレ

根越 詠汰 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

伝説の刑事に何を見る?

  case.1とは別物な感じで、活躍する主人公が、代わるです。今作の主人公(須郷 徹平)が、これからの選択を迫られたとき、以前の出来事を振り返るお話だったです。

 事件に巻き込まれ、容疑者扱いされるです。その時の執行官のおっさん(征陸 智巳)との出会いが、須郷 徹平にとって忘れられない今の自分のきっかけとなるのです。

 {netabare}須郷 徹平が利用された国防軍の陰謀、死んだとされる尊敬していた先輩、周辺が大きく関わっていたです。{/netabare}話の進むうちにそれらも含めた、容疑者扱いされた真相も明らかになる展開が、case.1より面白かったです。

 その真相の先に訪れる結末、{netabare}悪い奴に裁きがあっても、{/netabare}やるせないものがあったです。
 それらのお話の後、現在に戻り須郷 徹平の出した答えは、どうなるのか?見てのお楽しみです。

投稿 : 2020/01/18
♥ : 5
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

刑事の勘は永遠に……

『PSYCHO-PASS(サイコパス)』の新作・劇場版三部作の二作目の舞台も日本。
但し、メインの時代はTVアニメ1期の少し前の過去。
本作で起きる事件もまた、霞ヶ関のタテワリが障壁になる難事件ですが、
この当時はまだ“伝説の刑事”で、公安局の“猛犬”征陸(まさおか)智己<執行官>が健在。
シビュラの権限が規制される、他省庁の“聖域”にあっても、
征陸の事件への執念は潰えず、その牙は一度食らい付いたら離れません。

ついでに征陸の息子・宜野座<監察官>もこの頃は絶賛反抗期中w
宜野座は家名の通り、{netabare}沖縄が実家。
沖縄絡みの捜査からの脱線が炎の険悪親子関係に油を注ぐことにw{/netabare}
久々に熱い?親子喧嘩もスクリーンにぶちまけられて感無量ですw

征陸や事件の関係者を通じて、組織の中でも折れない個人の信念を感じたシナリオでした。
例えば征陸<執行官>はTVアニメ1期でも、
シビュラが捜査、執行全般を指示する時代になっても尚、
刑事の勘を前面に押し出した、昔気質のデカを貫き通していましたが、
本作でも、その生き様に再会できて熱かったです。

加えて、そんな個人の信念の継承も確かに感じられました。
各省庁の秘密主義が招いた事件は、相変わらず組織が個人を圧殺する後味の悪い物でしたが、
刑事の勘は、先の第一部にて<執行官>に受け継がれていましたし、
本作では、そんな胸糞な事件が続く中でも、たまに感じられると言う
刑事の正義や信念を引き継ぐ意志もありました。


一方で<シビュラシステム>については、今回もまた、
{netabare}硬軟織り交ぜて対立省庁を屈服させる狡猾さが際立ちました。
事件を通じて、クーデターの危険性が最も高い軍隊に対し、暗部と言う首根っこを抑える。
その上で生かさぬよう殺さぬよう、使える武力だけ残して、
貸しも作って<シビュラ>に抗えない体勢に持って行く。

タテワリが壊される様なんかも、通常は規制緩和など革新的でポジティブなイメージですが、
本シリーズのタテワリ打破は、三部作通じて、
霞ヶ関支配の地歩を固めて行くであろう、<シビュラ>の着実さが目立ち薄気味悪いですw{/netabare}


うん……やっぱりシビュラくん、性格悪いわ~w


付記:第二部公開を控えた今月に入って、
征陸智己<執行官>役の有本欽隆氏・食道がんで死去の訃報が飛び込んで来ました。

<シビュラ・システム>の伸長により“伝説の刑事”から
<潜在犯>として公安局の“猟犬”に落されても尚、
自身の矜持を捨てずに、泥臭く食い付いていく征陸の生き様は、
システムに疎外されても消えない人間性を語る上で重要な要素でした。

それを人間味溢れる演技で再現した欽隆さんの声は地味ながら作品に欠かせない物でした。

元々、本作は、{netabare} 生前の征陸を悼む視点{/netabare}もあった上に、
さらに“弔辞”コメントも相次いだという舞台挨拶のニュース等も含めて、
中の人の追悼ムードも加わり、
より故人の遺志というテーマを意識させられた劇場鑑賞となりました。

ご冥福をお祈り致します。

投稿 : 2020/01/18
♥ : 19

73.6 5 2019年度のSFアニメランキング5位
PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3「恩讐の彼方に」(アニメ映画)

2019年3月8日
★★★★☆ 4.0 (56)
454人が棚に入れました
Sinners of the System Case.3「恩讐の彼方に」:2116年に起きた東南アジア連合・SEAUnでの事件後、狡噛慎也は放浪の旅を続けていた。南アジアの小国で、狡噛は武装ゲリラに襲われている難民を乗せたバスを救う。その中には、テンジンと名乗るひとりの少女がいた。かたき討ちのために戦い方を学びたいと狡噛に懇願するテンジン。出口のない世界の縁辺で、復讐を望む少女と復讐を終えた男が見届ける、この世界の様相とは…。

3つの物語の舞台は約100年後の日本とアジア――その現在、過去、未来に起きる事件が語られる。事件に立ち向かうのは、規定値を超えた〈犯罪係数〉を計測された〈執行官〉たちと〈シビュラシステム〉が適性を見出したエリート刑事〈監視官〉たち。犯罪を未然に防ぐために必要なものは、猟犬の本能か、狩人の知性か。事件は思わぬ事実を明らかにし、世界のあり方を映し出す。これまで語られていなかった『PSYCHO-PASS サイコパス』のミッシングリンクがついに紐解かれる。

声優・キャラクター
【狡噛慎也】関智一
【テンジン・ワンチュク】諸星すみれ
【花城フレデリカ】本田貴子
【キンレイ・ドルジ】志村知幸
【ギレルモ・ガルシア】磯部勉
【ツェリン・グルン】高木渉
【ジャン=マルセル・ベルモンド】鶴岡聡
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

終わりなき自分探しと居場所探しの果てに……

少し前、世界を旅すれば人生の指針も自分も発見できると言う、
旅万能論に基づいた自分探しの旅がもてはやされた時代がありました。

実際には、サッカー選手が世界を旅して改めてサッカーに関わりたいと思い直す。
くらいの心のリフレッシュ効果があれば良い方で、
旅先で人生前後不覚になり“沈没”するリスクまであると言うのに。
俺は旅で夢を見つけたと自身の半生を伝説化する経営者など、
旅が美化される風潮に私はある種の気色悪さを感じたものでした。


このような捻くれ根性で、本作を劇場鑑賞した私にとって、
狡噛慎也が長い放浪の旅の果てに辿り着いた、
ヒマラヤを望む「チベット=ヒマラヤ同盟王国」
その絶景はシャンバラさながらの理想郷の姿をしながら、
内実は、麓の都市文明同様……いやそれ以上に矛盾を抱えたディストピアそのもの。

因みに現実のヒマラヤ山麓も、麻薬問題、貧困による児童人身売買が横行。
“幸福度世界ナンバーワン”の触れ込みで度々来日してくる某王国も、
足下では内紛の火種を抱えているのです。

この世の果てとも言うべき、“世界の屋根”に至っても尚、
人は、狡噛もまた、己が背負う過去や宿命から解放されることはない。
作品内世界、リアル世界共に、乖離しがちな理想と現実に
私は苦虫を嚙み潰しながら、
復讐に囚われた少女と向き合う狡噛の姿を見ていて、
もう旅もそろそろ終わりで良いのでは?と何度も語りかけたくなりました。

さらに極めつけだったのは黒幕の所業。
(※重大なネタバレ有)
{netabare}傭兵ガルシアに至っては、平和維持活動による世界平和という理想郷を演出するため、
鎮圧すべき紛争を自作自演して、己の存在意義をでっち上げるマッチポンプぶりを披露。
過去の自分の理想像に囚われ、シャンバラを汚す人間の姿はどこまでも哀しいです。{/netabare}

よって……(※ラストの重大なネタバレ有)
{netabare}日本帰国の決断に至った狡噛の心情は筋が通っていると感じました。
狡噛が行った復讐とそれにより生じた諸々の葛藤のモヤモヤを晴す
万能薬は世界の何処にもなくて、
やはり、狡噛自身が、発端となった日本で解決する以外にないのだと納得しました。{/netabare}

結局、己の運命を決めるのは、旅先の壮大な自然風景ではなく、
自分自身の心の風景次第。
私の中の旅万能論への懐疑が一層、強まる(苦笑)
苦味が利いた有意義な映画鑑賞となりました。



主人公らを一新して迎えるTVアニメ3期は、本劇場三部作でも描かれた
シビュラが社会を統制するシステムとしての地歩を固めるため、
繰り広げて来た、霞ヶ関内での暗闘が引き続き背景になるものと思われます。

これまで厚労省のシビュラVS他省庁については、
本三部作第二部では、{netabare} 国防省{/netabare}の威信を失墜させる陰謀が明らかとなり、
TVアニメ2期では、{netabare}「パノプティコン」で社会基盤の座を争う経済省{/netabare}の野望粉砕の過去が明かされ、
他にも、政官の中枢にまでシステム末端を食い込ませる策士ぶりを見せています。

そして、今回、前作劇場版&本三部作を通じて次なるライバルとして
{netabare}外務省{/netabare}の暗躍が強調されました。
旧世紀、伏魔殿と恐れられた難敵。シビュラも相手にとって不足はないでしょうw
伏魔殿の手先たるフレデリカさんも金髪美人だし、巨乳だし、
スナイパーだし、雑賀流・心理学の使い手みたいだし、
何より“棄民”とかシビュラの痛~い所をネチネチと突いてくるし、
排除するにも一筋縄ではいかないでしょう。


ただ、本劇場三部作は2期、劇場版1作目と3期をつなぐ上で事前に予習必須なのか?
と言うと何とも微妙なところと思っていて。

3期を視聴していて、例えば、新主人公コンビの脇に回された旧作メンバー等を見ていて、
おや?こんな人間関係あったっけ?と気になった時なんかに、
或いは、黒幕が過去何をしていたのか知りたくなった時なんかに、
フラリと本三部作に舞い戻る感じでも遅くはないのかなと私は思っています。

投稿 : 2020/01/18
♥ : 20

たわし(ガガ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ただただ残念。

Case.2が良かったので、もしかしたら奇跡が起こるか?と思って観ましたが、どうやら杞憂に終わったみたいです。

兎に角、今回に関してはサイバーパンクの設定も活かしきれてもいないし、ポリティカルフィクションとしても中途半端。

脚本家がダメだとこうもダメなのか。。と思うくらい何も残りませんでした。

狡噛さんが主役なので女性が多かったですが、キャラクターで観ている人は満足したんではないでしょうか?

SFファンには物足りない気がします。

投稿 : 2020/01/18
♥ : 5
ネタバレ

根越 詠汰 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

執行モード、無いほうがいいかも!

  狡噛慎也の滞在地域でのお話だったです。今までのサイコパスにない派手さはなく、悪くない出来だったかなぁです。狡噛と出てきた少女のふれあいは、人間味があったです。

 訪れた先で、絡まれる狡噛がいたです。{netabare}そこで、ガルシアというオッサンに命を助けられることにです。ガルシアを通し、次の目的地へです。

 武装ゲリラに襲われる難民バスを助けたことによって、その中にいた少女テイジンから家族の敵を討つため、戦う方法を教える先生になってほしいといわれるです。
 でも、狡噛はそんなテイジンを突き返すことなく、身を守る手段だけを教えることするです。

 そこから、展開が突然やってきて、話は進むのです。

 仇を偶然見つけるテイジン、仇を追った先で見たものは!です。復讐をするのか?どうするのか?事態は、思わぬ方向へだったです。

 その前からテイジンに復讐をすることはどういうことなのか?、一度人を殺してしまった先はどうなるのか?を説いていた狡噛だったです。テイジンに復讐をさせない事を願う、狡噛を見たです。その結果が、このシーンに関係するかもしれないです。

 いいと思っていた人が、実は・・・・・です。

 最後に狡噛が、選んだ行動は、テイジンに大きなものを残す結末だったです。{/netabare}

 不器用な狡噛の性格、人間性をを描いた展開だったと思うです。R12指定だったのは、あまりよくわからなかったけど、。{netabare}普通の入浴シーン{/netabare}だったのかなぁ???です。

投稿 : 2020/01/18
♥ : 5

68.5 6 2019年度のSFアニメランキング6位
revisions リヴィジョンズ(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (254)
903人が棚に入れました
「これは予言よ。あなたたち五人に、いつか大変な危機が訪れるの。そのときみんなを守れるのはあなた」幼いころ誘拐された過去をもつ高校2年生・堂島大介は、幼なじみのガイ、ルウ、マリマリ、慶作とともに、不可思議な現象──「渋谷漂流」に巻き込まれる。渋谷の中心部が跳ばされたのは300年以上先の「未来」。そこで待っていたのは、広大無辺な荒野と森、点在する廃墟……そして、未来人「リヴィジョンズ」と彼らが操る巨大な機械の化け物だった。理由もわからぬまま化け物に蹂躙されていく渋谷を助けようと現れたのは、誘拐事件の大介の恩人と同名で瓜二つの少女・ミロ。彼女は、大介たちだけが操縦できる人形兵器「ストリング・パペット」を提供し、渋谷を守れと促す。誘拐事件の恩人──ミロによる予言「仲間を守る運命」を信じて生きてきた大介は、ついに訪れた危機と手に入れた力に歓喜する。しかし、幼なじみ5人の絆は誘拐事件の影響でバラバラとなっていた。孤立した街。未知の敵。未確定な過去と運命の予言。

声優・キャラクター
内山昂輝、小松未可子、島﨑信長、高橋李依、石見舞菜香、斉藤壮馬、日笠陽子、田村ゆかり、櫻井孝宏、遠藤綾、てらそままさき、飛田展男、寺崎裕香、大塚芳忠
ネタバレ

たから さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

《感想》谷口悟朗監督のSFパニック群像劇アニメ※酷評注意(弱め)

《スタッフ&キャスト&ミュージック》
{netabare}
【スタッフ】
原作:S・F・S
監督:谷口 悟朗
CG監督:平川 孝充
シリーズ構成:深見 真/橋本 太知
キャラクターデザイン原案:近岡 直
メカデザイン:新井 陽平
CGキャラクターデザイン:白井 順
BGコンセプトアーティスト:白田 真人
MattePaintディレクター:大西 穣
美術・設定:坂本 竜
色彩設計:長尾 朱美
撮影監督:高橋 和彦
編集:齋藤 朱里
音響監督:明田川 仁
音楽:菊地 梓
企画:スロウカーブ
アニメーション制作:白組
制作:リヴィジョンズ製作委員会


【キャスト】
堂嶋大介:内山昂輝
ミロ:小松未可子
張・剴ガイ・シュタイナー:島﨑信長
張・露ルウ・シュタイナー:高橋李依
手真輪愛鈴:石見舞菜香
浅野慶作:斉藤壮馬
チハル・イスルギ:日笠陽子
ムキュー・イスルギ:田村ゆかり
堂嶋幹夫:櫻井孝宏
矢沢悠美子:遠藤綾
黒岩亮平:てらそままさき
牟田誠一郎:飛田展男
泉海香苗:寺崎裕香
ニコラス・サトウ:大塚芳忠


【ミュージック】
オープニングテーマ:「ワガママで誤魔化さないで」THE ORAL CIGARETTES
エンディングテーマ:「カーテンコール」WEAVER
挿入歌:「closer again」Miyuu
{/netabare}



《レビュー&感想》
では、今回は『revisions』!!
渋谷が300年以上先の未来に飛ばされる「渋谷転送」に巻き込まれた主人
公達が現代に戻る手段を探す姿を描くオリジナルアニメ作品。監督は『コー
ドギアス』などアニメファンを魅了し続ける谷口悟朗さん。シリーズ構成は
『サイコパス』などの深見真さんということでございます。



ほかの方のレビューを読んでいると、かなり主人公うざいという方が多いよ
うに見受けられました。かなり叩かれてますね。
かたや自分もかなり主人公のことは冷めた目で見てました。

といったあたりで、『リヴィジョンズ』ネットフリックスで全話見終わりま
した。ということで、2018の秋クールにフジテレビでスタートした「+
Ultra」枠の第二弾。で、自分は2018秋クールの『イングレス』は
みてないですけど、今回はあの谷口悟朗さん監督の作品ということで、目を
光らせて楽しみにしてました。・・・本作は、公式のイントロダクションを
読んでいただければ、わかるんですけども、「青春"災害"群像劇(ジュブナ
イルパニックアンサンブル)」と称されてます。で、いわゆるパニック映画
の要素と、主人公達が高校生ということで、青春要素と、さまざまなキャラ
クターに焦点を当てている群像劇的な要素があります。さらにいえば、SF
要素も入っているんですよね。かなりいろんな要素が入っております。

ただ、正直、宇多丸さんの言葉をお借りすると1個1個がめちゃめちゃダメ
とかじゃないんだけど、1個1個の味が薄くなってしまっているんですよ
ね。


まずは、褒めのほうを言っていきますと、本作は全編のほとんどがCGなん
ですけども、やっぱりどこか動きがぎこちないところもあるんですよ。でも
ですね、戦闘シーン・・・カメラワークと、ぐりぐり動くのが観ててとって
も気持ち良かったです。バトルってかなりアニメ映えするものですけどここ
までのものがくるとは思いませんでした。ちょっと日本のCGも着々と進化
していってるんだと感銘を受ける一本になるとは思いませんでした。


で、実際の内容の話に入ろうと思うんですけども・・・。渋谷が300年以
上先の未来に飛ぶということなんですけども、街ごと人が未来に飛ぶってい
うのお話に自分は初めて出会いまして、過去にそう言った作品があるのか知
らないんですけども、街ごと未来に飛ばされるっていうのがもうすでに現実
味がなくて、そんなお話を描き切るなんて普通に考えてらそうとう難しいと
思うんですけども、実際見ていてやっぱり題材が難しかったからか、「渋谷
転送」という災害がもたらすものっていうのが伝わらなかったです。少し現
実世界というか、2017年の方にも焦点を当てると現実味ますんじゃない
かなとも思いました。
ただ、『コードギアス』などと同じで、作品内ではたくさんの出来事が次々
と起こって、解決したらまた何かが起こってまた解決するという流れが最後
までノンストップで繰り返されて、見てる側としては毎話続きが気になって
しまうような作りになっていて、素直にさすがと思ってしまいました。
でも、出来事が起こって解決するっていう1個1個も全部薄味で物足りない
んですよね。

じゃあどうすればよかったかというと、単純に話数の問題なんじゃないかな
と思います。これはこのテレビの枠である以上、解決できない問題なのでし
かたないことなんですけど。
でも、12話って最初から決まっていたとしたら、いくらなんでも、詰め込
みすぎなんじゃないかな~ということでございます。
この展開別にいらなかっただろっていうのが結構あります。粗雑な部分も何
個かありましたし。ホントに、詰め込みすぎだな~と思います。

とはいえ、めちゃくちゃひどいとかそういうわけではないです。これは、逆
にめちゃくちゃひどいわけでは無いから中途半端な作品とも言えます。
でもですね、ぜひぜひ、今テレビで観てる方はそのまま見続けて、まだ見て
ないという方は今からでもネットフリックスを登録して1話からみるのもい
いともいます。ぜひぜひみてください。

最後までレビュー読んでいただきありがとうございます。


あと、谷口悟朗さんは登場人物の心情というものをとても大切にしている方
なんですけども・・・
{netabare}
唯一、主人公の大介がアニメ的な演出や、内山昂輝さんの演技も含めて一番
描かれていたと思います。主人公なので大事に扱われるのは必然なんですけ
ども、主人公の成長のエピソードは丁寧に描かれていて、確かに最初は「自
分はみんなを守る」とか、「ようやく自分の望んだとおりに活躍する場面が
きた」など、周りからしたら迷惑だし、自分勝手の現実見れてないやつだっ
たんですけど、それが最後に成長して、みんなから認められ始めたときの、
主人公が立派になった時はとても快感でした。自分は主人公成長物語が大好
きなので、最高でした。
そして、成長して敵に勝ち気持ちよく最終回を終えることが出来ました。
ただ、よく、こんな現実見れてないような人間を主人公にしてしばらくその
まんまにしていたなと思いますね。視聴者がイライラしちゃいますよ。

でも、どこかかわいそうな部分もある主人公だなと自分は思っていて・・・
主人公の行動や発言っていってしまえば、認められたいという人間の欲求の
究極版みたいな感じで、自分はすごいやつだと思い込んでいて、でも、周り
から認められていないからあんな行動を起こして、すごいんだぜっていうと
ころを見せようとしていて、空回りしてしまっているわけじゃないですか。
いってしまえば、痛いやつなんですけど。ようするにですね、大介くんは悪
気が全くないんですよね。

そんなキャラを主人公にしてしまったあたりは普通に挑戦的だなと思いま
す。でも、こういう人ってよくいると思います。悪気はないんだけどイラつ
かせたり、迷惑かけていたりする人って。
そういう人の成長物語だと思えばいいと思います。
強いて言うなら、大介がミロから言われたことをちゃんと例の冒頭シーンで
見せていればうざさ軽減になったんじゃないかなと思います。
どこか、可哀想な感じをちゃんと演出していないとダメだと思います。
ちょっと少しだけフォローとこうすれば良くなったんじゃないかなという、
気持ちを書きました。
{/netabare}


あ、あとですね、OPのオーラルの曲最高でした。

投稿 : 2020/01/18
♥ : 31
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

僕と君との我慢比べ

オリジナルアニメ


とりあえず初回を観て、馴染みの渋谷だし、思ったよりCGのカクカク感も薄いし、ロボットは置いといて巻き込まれパニックものとして引き込みも良かったので視聴を決めてます。
後から、監督さんが『コードギアス』作られた方と知った感じ。あらすじは省略。
とにかく主人公がウザいで有名な本作。どんだけウザいか覗いてみよう!と野次馬根性丸出しのきっかけでよろしいかと思います。そして、できるだけ心に余裕のある時期に視聴することを推奨します。


主人公についてはなんかもう書くのも嫌(笑)
そこで、

1.主人公がどうしようもなく魅力のない場合の身の処し方

私の場合こうである。

 A こんな奴でも受け入れるキャパの広い俺氏!をきどるために観る
 B さようなら

このAとBの境界に明確な基準を設けられたら良いのに、たいていは気分だったりします。それと心の余裕。踏ん張りの一つ指標になるのは、主人公のマイナスを他のキャラのプラスで補うことです。
{netabare}しかしながらまりまりがダメでした。1話で同級生殺されてるのに、第6話で「化け物が元人間だから戦えない」と号泣。いやいや手を打たなきゃこちらがやられますから(゜o゜)
そしてそんなどうでもよい理由で揺れるゆかいな仲間たち。どうせギリギリになって覚悟決めるんでしょ?だったら手遅れになる前にやりなさいよ、と。{/netabare}
そんなわけで他のキャラもダメでした。

{netabare}ところが・・・ “ヒーロー気取りのバカw” 落書きの内容が視聴者の声を代弁します。{/netabare}

ここまでのキャラ設定にした意図を勘ぐりたくなってきます。ちょっと様子見しよっかな。マイナス×マイナスがプラスに転じるところを期待しました。


2.見せてもらおうか!この者らの末路を・・・

なんか良いお話で終幕しました。むしろクールアニメ平均点よりちょい上くらいの面白さです。
堂島大介くんとゆかいな仲間たちについても、「これを機会に立派な人生を送ってほしい」とエールを送りたい気分。我ながら見事な掌返しです。
終わりよければなんとやら…という作品に見えますので、「いつこの子が鼻っ柱を折られるんだろう?わくわく」くらい余裕をもって臨まれるとよろしいかと思います。

{netabare}転機は第8話。{/netabare}大介くんへの我慢の臨界点に達する頃合いで転機が訪れます。その後、やられた→反省した→改心した、のありきたりな展開とも少し違っていたのが好感でした。
最初から許容できる方はともかく、

 “主人公のウザさとの我慢比べ”

という新しい価値観を提示してくれる作品ではないでしょうか。
内容ほとんど触れずにごめんなさい。それなりに考察しがいのあるストーリーだよというのだけ触れときます。
自分にとってはキャラアニメでした。退屈ということはなくしばらく心がざわつき続けますので興味本位で手に取って良い佳作だと思います。



※レビューは以上でおしまい。以下長めの余談。

3.あっち系の人への挽歌

谷口悟朗氏の『コードギアス』はあにこれでの評価も高い作品で、とくに違和感なく楽しみました。
一方で、作品設定その他政治臭が強いとの声もあり、右だ左だの意見も散見する作品だったみたいです。そんな付帯情報が頭の隅にあってとうに忘れてたのですが、その記憶を呼び覚ますナイスな人物がおりました。そうなると、あれもこれもと繋がってきて、本作を鑑賞する裏の楽しみにもなってたのでご紹介します。

{netabare}その方は渋谷区長:牟田誠一郎

彼と渋谷警察署長黒岩との対比も興味深いものでした。{/netabare}


※政治色強めのネタなのでつまんないですよ。開陳ご注意!
{netabare}やめるなら今のうちですよ。いいですね?忠告しましたからね?{/netabare}


{netabare}リアルでの渋谷区長もポリコレ傾倒していて、条例で憲法違反の同性婚認めちゃうような方です。あれ知り合いのホモ・レズ・バイも軒並み迷惑がってるからね。頼むから掘っ・・・いや放っといてくれというものらしい。
そしてアニメの渋谷区長牟田誠一郎は小者感が際立つキャラで、さっそく第2話から腐臭をさらしてくれてました。言行録で辿ります。

■「君。本部って付けてよ。」「みなさん。我々災害対策本部はここに渋谷臨時政府の樹立を宣言します!」

小者であるが故に肩書にこだわる。そして権力志向が強い。いつぞやか箔をつけさせる目的で大臣の交代サイクルが異様に速かった3年間が日本にもありました。代議士なら大臣目指すことは悪いと思いませんがGOサイン出す内閣が全く制御できてませんでした。某党の元大臣・元副大臣の多さはもはやギャグのレベルです。
「書いたらもうその社は終わりだから」と踏ん反り返った大臣もいました。これ自〇党の政治家だったら社会的抹殺だけでは済まされなかったことでしょう。“偉ぶりたい”が根っこにある者に権力を渡すとろくなことがありません。


■黒岩「問題は覚悟無き主義者共。人権とか戦争反対とか愛とかそんなものは平和時の祭りに過ぎない。そいつらを黙らせ内部の守りを固めたいですね」
牟田「あ…私リベラルでして…」

あ、自己紹介してくれました。この瞬間、牟田に対しての“実は老獪な人物かも?”のセンが完全に消えます。
天賦人権説は夢想論。枠組み(国家)なきゃ無理でしょう。シリアとかどこぞの半島で同じこと言ってください。黒岩のこのセリフは正しい。
そして゛リベラル”という単語。゛左翼”がネガティブ語になってリベラルと呼び変えるようになって久しい現在。逆側も右翼と言われるのを嫌って保守と言ってます。お互い「パヨク」「ネトウヨ」と罵り合ってる状態です。まあ一般人にはどうでもよいことですね。
最近はリベラルを自称するにも息苦しくなって、立件…いや立憲〇〇党の党首が我こそは保守だと言い出す始末。いやあんたら社〇党からの流れでしょうに。左翼受難の時代です。


■「これは極めて高度な政治判断というものですよ」

と言いつつ何も考えてないですね。これは左右問わずかな?
同義語に「もっと話し合いをもって」があります。何を?がなければ問題外です。


■「これにより全渋谷被災者が元の時代、2017年へ帰還するための交渉のテーブルに着けることになったのです!」

判断材料が乏しい時に敵性勢力から与えられたエサに飛びつくのでは交渉にならない。材料が無いなら無いで出来得る限りの仮説を立てる必要があるものの牟田にはその形跡が皆無。せめて自陣の現有戦力なら把握可能でしょうに。人を使う立場にいてはダメな人物というかもうこれは知性の問題と言ってよろしいかと。


■「ま…待ってください!必ず来ますから!約束通りリストにあった人だけは元の時代に戻してくれるんでしょうね!?私は戻れるんですよね!?」

結局これ。
・根拠なく自分だけは大丈夫、と思ってる。保身第一。
・交渉できない相手との交渉にこだわる{/netabare}


モデルとかはいるんでしょうか?お遍路行ってたあの人かな!?
露骨にあっち系(のとりわけ政治家)をこき下ろしてるため、スラップ訴訟が大好きなあっち系の人から「差別を助長するな」と訴えられないか心配です。
こうやって主人公のウザさの影で、裏の楽しみを堪能してたので飽きることはありませんでした。


{netabare}「いつか来るその時のためだけに過ごしてきた」と猛省するのは牟田ではなく大介です。{/netabare}

{netabare}その時が来て浮かれる気持ちはわからなくもありませんが、高揚感だけで具体的なことは考えてない。彼は手段と目的を取り違えていたのです。ただしその過ちに大介は気づいて行動を変えました。
手段の目的化について現実世界では、ノーアイディアなのに「一度私達に犯らせてください」で「政権後退」してしまった事例がまだ生々しい。
これ以上多くは言いませんが、有権者は学習したのに当人たちがね、1ミリも変わってませんね。長くなったのでこの辺で止めときます。{/netabare}


こうなるとリアルの彼らは大介未満という結論に落ち着きます。そりゃ票は取れません。
事実は『revisions』より奇なり。そんな変態的な捉え方をして遊んでました。繰り返しになりますが、キャラクター以外で特筆すべきものはない作品。


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2019.09.01追記
≪配点を修正≫ -0.1

視聴時期:2019年1月~2019年3月地上波放送

もともと地上波に先駆けてNetflixで先行配信してたものらしいです。

ついでにオマケで言っとくと、民〇党系列ど左翼の知人がリアルで県議会議員やってます。話の通じるあっち系の方は大歓迎ですよ。


2019.03.29 初稿
2019.09.01 追記/配点修正

投稿 : 2020/01/18
♥ : 44

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

主人公の言動を許容できるか否か?

この作品の評価はその1点に尽きると思います。

登場人物の中に『不愉快な人物』が描かれる作品は、たくさんあります。
この作品にも、不愉快な言動を繰り返す人物が、主人公以外にも登場します。

問題点は『不愉快な人物を、主人公に抜擢すること』の意味。
ゴールは『主人公の成長』しかない。
そのために重要なのは、『成長のきっかけ』。

この作品は、タイムリープも含めて、この点が上手く描かれていたと思います。

だけど、物語の評価は☆3が限界。
前半から中盤の主人公の不愉快な言動の数々が、マイナス評価になってしまう。
主人公の姿を目にしただけでも生じてしまう嫌悪感がどうしても拭い切れない。

『不愉快な言動を繰り返す人物を、主人公に抜擢すること』のリスクを感じさせてくれた作品です。

投稿 : 2020/01/18
♥ : 49

64.3 7 2019年度のSFアニメランキング7位
この世の果てで恋を唄う少女YU-NO(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (177)
710人が棚に入れました
主人公である有馬たくやは幼少期に母を亡くし、歴史学者である父も二ヶ月前に事故で亡くしてしまった。すべてにおいて活力を失ってしまった高校生活最後の夏休み。ある日、用途不明の丸い鏡とガラス玉のはまった妙な物体が入った小包が届けられる。同梱されていた手紙には父親が生きていると思わせる内容が…?!「今夜10時に、この物体を持って剣ノ岬(三角山)へ行け」指示に従いその場へ向かうと、謎の女性が倒れていた。そこには学園長と謎の転校生の姿も。瞬間、地響きとともに光に包まれる…。並列世界を駆け巡る旅が、今、始まる!

声優・キャラクター
林勇、小澤亜李、内田真礼、大西沙織、釘宮理恵、小林ゆう、前田玲奈、名塚佳織、楠大典、藤原祐規、江口拓也
ネタバレ

ももも さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

原作ファンとして書く、YU-NOの手引き

各話感想は、原作ファンとしてのがっかり目な感想なので、楽しんでいる方は読まないほうがいいかもです。
netabare内には、原作ゲームのネタバレを含みます。

■背景
他の方々も書かれていますが、本作はNECのパソコン「PC98シリーズ」向けに作られた同名の18禁ゲームが原作です。
発売は1996年で、年がバレますがリアルタイムで発売直後に遊んでいました。

当時の18禁ゲームはもちろん「エロいゲーム」なわけですが、「エロシーンさえ入ってれば何でもok」というノリがあったのか、今で言うインディーズゲームのように自由なアイデアを凝らした「ゲームとして面白い荒削りなゲーム」も数多くあり、本作はその極北と言えるのではないかと思います。(エロシーンはむしろものすごくあっさりで、当時ちょっとがっかりしましたw)

プランナーとシナリオを兼任した菅野(剣野)ひろゆき氏は前作「EVE burst error」でゲームデザイナーとしての名を確固たるものとし、ヘッドハンティングにより大手メーカーエルフに移籍して最初(最後)に制作したゲームが本作になります。

本作に関して私は「原作からどこがどう変わったか」のような見方しか出来ないであろうと思われるため、開き直って紹介文を書きますw

■原作ゲーム
YU-NOはマルチシナリオ(厳密には違いますが)のアドベンチャーゲームですが、特徴として「あるシナリオで手に入れたアイテムを別シナリオに持ち込める」「シナリオとその分岐点が、迷路のようなマップ(A.D.M.S)で表現される」「A.D.M.S上では宝玉の数だけ自由にセーブができる」という点があります。

雑誌「ファウスト」のインタビューによると菅野氏は通常まずゲームデザインを考え、それに合うようなシナリオを後から考えるそうです。
YU-NOに関しては、着想はダンジョンRPGである「ウィザードリィ」のマップシステムであるとのこと。

「サウンドノベルの弟切草とダンジョンゲームの迷い方は似ている」「なぜサウンドノベルにはオートマッピング機能が無いのか?(当時は無かった)」というのが出発点だそうで、もうここからかなり独特の着眼点だと思うのですが、それを具体化したのがA.D.M.Sというわけです。

ダンジョンゲームのシステムをアドベンチャーに組み込んだと知ると、ゲームの構造は比較的明らかになります。
すなわち、壁に当たったら元のルートに戻り、アイテムを手に入れ、謎を解き、また戻って先に進むわけです。
YU-NOがマルチシナリオのアドベンチャーゲームであるにも関わらず、アイテムの概念があるのはここから来ています。

ただ単にダンジョンゲームのシステムをアドベンチャーに組み込んだだけでは、あのヒットには繋がらなかったと思います。
YU-NOの素晴らしさ、最大の特徴と言っていいのは「システムと世界観、雰囲気の親和性がこれ以上無くハマっている」ことに尽きると私は思っています。

ダンジョンマップを彷徨うことがメインであるゲームシステムに「並列世界を行き来する」という演出を乗せ、センス・オブ・ワンダー満載の世界観を加え、「{netabare}時間は可逆、歴史は不可逆{/netabare}」を始めとした理論武装で囲みきったことが、この唯一無二のゲームを作り上げたのだと思います。

■アニメについて
上で書いた意味で、YU-NOの楽しさはプレイヤーありきの物です。
謎いっぱいの世界を彷徨うことが楽しいのです。
ですので正直、アニメ化には不安があります。彷徨えないからです。
しかし大昔のOVA「Wizardry」やWizの世界観で書かれた小説「隣り合わせの灰と青春」のように、自由であることを逆手に取ってプレイヤーキャラの背景をオリジナルで作り上げ、ゲームの大目的は押さえつつ物語として成立させた良作もあります。

現時点で一話視聴済みですが、ゲームでは3時間くらいかかるエピローグ部分が30分にまとめられていました。また、三角山の事故の後でたくやと澪が偶然会うシーンなど、私の記憶に無い(多分オリジナル?)シーンも追加されています。
これはまあ、良い改変だと思います。
要は、メインシナリオは当然押さえるとして、プレイヤーが世界を彷徨うワクワク感(ときに焦燥感)をアニメとして演出できれば成功だと思うのです。

18禁ゲームだから?無駄に散りばめられた下品ギャグは原作ゲーム時点では気になりませんでしたがアニメで見ると(聞くと)結構きついかも…。。とりあえず期待はしています。

■各話感想
【1話】 ----------
最も胸糞展開な亜由美さんルートからスタート。
世界を彷徨うワクワク感は…今のところ皆無ですね。。
「無意味に宝玉を使い、別の時空間をぶらついて詰まって戻ってくる」ということが、アニメだとオリジナルのシナリオ作らないと表現できない気がします。神の視点であるプレイヤーがいないからです。
(分岐マップであるA.D.M.Sはゲーム中世界でもたくやは見れる設定で、その意味ではたくやは世界を俯瞰して見ているはずですが)

【2話】 ----------
{netabare}宝玉を使い、たくやがチンピラに何度も挑むシーン。
このシーンは原作には存在しません。タイムリープをアニメ的にわかりやすく説明したんだとは思いますが…。
たくやがアホっぽいのがなぁ。
ゲームではたくやはプレイヤーであり、RPGで言えば世界を救うことが確定している勇者なわけで、アドベンチャーゲームである本作に当てはめると「ちゃらんぽらんだけど真相に迫る異常な洞察力がある」みたいなキャラじゃないとおかしいはずなんですけどね…。個人的なイメージは少なくともそうでした。
また、1話感想に書いたようにたくやは作品世界でADMS(ストーリーの分岐マップ)を確認できます。本作のアニメ監督のインタビューを見ると「運命は本来無限にあるはず」なんて言ってるみたいですが、それは「リフレクターデバイスの持ち主にとって有意な分岐を視認できる」ADMSを全否定してしまっている気がします。
後続作品に例えるのはあれですが、シュタゲで言うところの「世界線」がマップになっており、見えるがゆえに自由に行き来出来るのがADMSといっていいと思います。
ゲームをプレイした人間にとっては、分岐が見えてるはず(同じ結果になるとわかってるはず)なのに同じことを繰り返しているように見えてしまいます。
チンピラ絡みのことを書くとネタバレになるので自重します。{/netabare}

【4話】 ----------
{netabare}亜由美さんと豊富の事後を匂わせるシーンが原作と結構違います。
この改変は結構大きかったかも。。
豊富が亜由美さんのスカートに手を突っ込んでいるところにたくやが乱入するところまでは同じです。
しかし、ゲームでは先に見ることになるストーリーの大事なシーン(アニメでも恐らく後で出てくるはず)が飛ばされています。
そのシーンによってたくやは「豊富が怪しい」ことを認識しており、本来このシーンでは、証拠はないものの「こいつが全て仕組んでいるんだ!」と豊富を追い詰め、殴るシーンになります。
亜由美さんは豊富が殴られたことではなく「たくやくんが証拠も無しに人を疑い、殴った」ことに怒ってビンタします。母親的な怒りなんです。
ゲームだと「押しの強い豊富に戸惑いながら堕ちてしまう亜由美さん」「たくやのことは保護者として常に心配している」という感じですが、アニメだとビンタした後に豊富と笑顔を交わしたりして、かなーりイメージ変わってる気がします…。
最後でリフレクターデバイスを使う(時間を戻る)理由ができたところなので、ここからという感じでしょうか。{/netabare}

【5話】 ----------
いやー見ててきつかった…。
YU-NOがアニメ化される機会なんてもう二度と無いであろうことを考えると、正直これは残念すぎるというか、原作と変えた意味がわからないです。。
{netabare}
オリジナルでは自殺ガチャ的な演出はもちろん無く、亜由美さんはただひたすら手首を切るだけです。
ゲームの流れは「豊富を付けて行き、夜に公園でヤクザと密会しているのを確認」→「その場で豊富のスクープ写真を隠し撮りしている香織と鉢合わせ」という流れで、一連の話の流れの最初からまず変えられています。
自殺を防ぐために亜由美さんを連れ回すなんてこともなく、たくや(プレイヤー)はごく自然に、「豊富が悪巧みをしている証拠集め」と「香織との取引」を目的に時空間を動き回ることになります。
「どうしたらいいんだ!」とアテが全くない状態で同じことを何度も繰り返してしまうなんてことは、ゲームのテキストを読み飛ばしてもしていない限りまずありえないと思います。
お話としても、具体的な目的があって動いていたほうが見やすいと思うんですが。。どうしてああなったんだろう…。{/netabare}

【6話】 ----------
{netabare}話の流れからすると、亜由美さんルートgood endだと思います。
ただしどういう意図なのかわかりませんが、ストーリーがゲームと全く違います。
今回のジオテクに侵入する下りは、ゲームでは香織(神奈)ルートになります。
また、最後の「スピーカーで社内に悪巧みを放送」なんて展開はなく、香織と豊富の共謀からは力技(体当たり…だったかな、、で切り抜けてなんやかんやあって脱出)で逃げます。最後にカオスの矯正で無理やり戻されるとこは一緒です。これが香織ルート。
本来の亜由美さんルートは豊富とヤクザの密会写真を香織と取引して手に入れ、豊富(&亜由美さん)に突きつけることでgood endとなります。
あと大丈夫かこれ?と思う改変が一個。超念石は原作は水に弱い設定なんですが、アニメでは空気に弱いと変えられています。これあるキャラの話が全面的にダメになる改変のような…。どうすんだろ。
まあとにかく、次回はタイトルからして別ルート確定なので楽しみかも。{/netabare}

【7話】 ----------
{netabare}「美月さんが龍造寺を訝っている」「脱ぎ捨てられた服」「龍造寺のところに行く」「怪しい婆さん」設定や行動のパーツだけ原作から持ってきて、脚本レベルではほぼオリジナルな印象。
でも話として違和感なかったせいか、ここまでで一番素直に見れたかもしれない。
後半のオカルトめいた変な風呂敷の広げ方、すごく原作YU-NOっぽかったです。{/netabare}

【8話】 ----------
ちょっとルートがミックスされてるけどほぼ原作通り?
7話辺りからだいぶ「無理やりアニメ化した感」が無くなったような気がする。
{netabare}唯一ちょっと気になったのは、澪と言い合いした後で美月さんがたくやに「大人気なかったわね。ごめんなさい」みたいな感じでこっそり謝るシーンのカット。
「思わずムキになっちゃう」「でもそれを反省して謝る」ってだけですが、キャラクタ描写としてはそこそこ印象深かったので。{/netabare}

【9話】 ----------
またダメになってきた…?
話の筋は概ね原作と同じなんですが、例によって細かい点に変更が入っており、それによってキャラの印象が大きく変わっています。
{netabare}特に結城。原作ではまず一連の騒動直前に「オヤビンは島津さんのことなんとも思ってないんですよね?」とサラリと確認する会話があります。加えて、澪が外国の学校へ転校するかもしれないことを知りません。
原作の結城の主観としては「澪に気がないたくやを悪者にすることで、澪の気持ちを諦めさせる」という感じだと思います。「僕が力になります!」みたいなセリフは原作でも一緒なんですが、原作の方は続けて状況に疲れた澪が「私外国に行くわ」と結城に告げます。
そんな事寝耳に水の結城はうろたえ、「実はあれは(僕が)…」と言いかけるも言えず、最終的にたくやに泣きつきます。
最終的に結城の仕業だと知った時、原作のたくやは殴ることもなく「(好きな女のためにそこまでやる根性があったとは)むしろお前を見直した」と言い、それよりも澪の捜索を最優先として動きます。
アニメとゲーム間の脚本上の差は少しなんですが、結城とたくやの印象はかなり違う気がします。。
全体として、原作の「年不相応に大人びてドライなたくや」ってのがアニメでは感じられない気がします。まあ元がエロゲのせいもあるのかもしれませんが…。
亜由美さんと豊富のシーンもそうなんですが、キャラの性格が変わってしまう(ように見える)脚本変更ってのはどうもモヤっとしてしまいます。。{/netabare}

【10話】 ----------
ゲームでは個人的に一番楽しんだ地下遺跡。
途中の謎が難し(理不尽)すぎて、ここで詰まって先に進めなかったという人がいるほどの難所ですが、謎は全カットされ、脚本もオリジナルだらけで正味10分で終わってしまいました…。
前回から続いて、それはないだろうと思うような改変が多いです。
今までもひどいけど今回もひどい。一番好きだっただけに残念。ちょっと嫌になってきた。最後までは見るけども(´・ω・`)
{netabare}
特にひどいと思った改変ポイント
・洞窟を進む雰囲気が全く違う(原作:命の危険を感じながら澪を探す超シリアス、アニメ:冗談やラッキースケベありのゆるゆる進行)
・洞窟(地下遺跡)のギミックが全カット。穴に落ちたら偶然先に進めてしまうありえない改変
・死んでいた今川教授の手記(遺跡に関する考察)を読む辺りのシチュ改変

ゲームでは洞窟に入って割とすぐにたくやが辺りを観察し、人の手による細工の痕跡を見つけ「自然にできた洞窟ではない」と看破します。
また、結城が冗談めかして喋った「大魔王がどうたら」の話は原作ゲームにはありません。「おやびーん」みたいな気の抜けた呼び方はあれど、かなり緊張して道を進んで行きます。(わわわ、なんか怪しいボタン押しちゃいました…みたいなのはありますが)

ギミックカットは、まあ100歩譲ってわかります。ゲームのためのギミックで話には絡まず、解く楽しみはゲームならではなので。
しかし「穴に落ちたら地下遺跡」は無いだろうと…。
原作では主人公たるたくやがモノローグで洞窟について考えながら理知的に謎に挑み、仕掛けを解き明かした先で今川教授のミイラ(死体)を見つけます。澪に再会するのはそのさらに先です。
また、原作では洞窟内の一番最初のギミックを解くと、解いた人間(たくや)の後ろの扉が閉まり、たくやと結城が分断されます。そして同行者が入り口に戻ろうとするとそれまで無かった穴が空いており、落ちて死にます。アニメのように運良く下に繋がっている穴ではなく100%死ぬトラップです。
また、アニメでは死体がいくつか出てきて結城が「また死体が!」なんて喋ってましたが、ゲームでは行き止まりの玄室(石棺のある部屋)でしか死体は出てきません。
つまり同行者はミイラを見ることはありません。

ミイラに関して、メタな視点で見れば、ギミックを解いて進んだ先に死体があることで更なる緊張感を与えたかったんだと思います。アニメの描写はミイラの大安売りで、そこら辺ぶち壊しです。
また、美月さんとの一連のラッキースケベシーンもありません。
ゲームでは今川教授の手記は、たくやが一人で思慮しながら読むシーンです。

アニメでは棺がチラッと写っただけで玄室の描写がありませんでしたが、ゲームでは玄室内で一人パズルを解き明かすことで棺の蓋が開き、中に隠されていた階段が地下鍾乳洞に繋がっています。
広大な地下鍾乳洞内で探査を続けるうち、澪と再会します(遠くから必死で走って抱きついてくる)。極限状態での再会なんです。

極限状態にありながらも今川教授の手記や光る石(超念石)に興奮する澪ですが、そのまま十数時間が経ち、徐々に絶望と死が頭をよぎった辺りで、キスシーンからのエロシーンになります。
たくやと再開後、熱に浮かされたように自説を述べる澪のシーンが結構好きだったんですが、アニメでは歩きながら会話してて情緒も糞も無かったですね…。
事後にまどろんでいる時、たくやは淡い光りに包まれた人影(幻覚?)をみます。
ゲームではあの幻が誰なのかファンの間でもはっきりしていません。それくらいの描写です。
アニメではなんであんなに超はっきりしてたんでしょうね…。{/netabare}

【11話】 ----------
げんなりするほどしつこい下ネタですが、ゲームでは「関係ない場所をクリックした時」に出てくるフレーバーテキストです。
昔ながらのクリック式アドベンチャーの間持たせとして書かれた膨大な小ネタなわけですが、プレイヤーの感覚としてはメインシナリオを進めている時と、関係ない場所をクリックして小ネタを見ている時は別腹といいますか、別物なんです。
「たしかにそういう台詞はあったけどこんな変な感じだったっけ?」の違和感の理由がやっとわかりました。そもそもアニメオリジナル下ネタが多い気がしますが…(流石に小ネタまでは覚えてない)。
正直フラグ立ての必要がないアニメなら全カットでも良かった気がします。
今週の改変箇条書き。ネタバレ大量にあり。
{netabare}美月さんは拳銃自殺しません。雷に打たれて正気に返ってから死にます。美月さんの死については、アニメで説明があるかわかりませんが、宝玉で移動できる時間には範囲があり(ゲーム用語で「事象のシュバルツシルト半径」)、最初にたくやがリフレクターデバイスを受け取った時点で時既に遅く、美月さんの運命は決まってしまっています。亜由美さんとは違って、ストーリー上どうやっても助けることが出来ません。ゲーム中唯一、死の運命が決まってしまっている人です。
途中で取った剣は古代装置を壊すために使うのではなく、ゲームでは帯電している塔からの避雷針に使います。攻撃したらどうなるかわからんのに剣投げたりしないです。ゲームのたくやは先走る同行者に対して「まて、慎重に…」みたいなことをよく言います。
井戸のシーンでは結城も神奈も助けに来ません。ゲームでは遺跡の出口では出る手段がなく、必ず行き詰まり宝玉セーブすることになります。諦めて別ルートをプレイしている段階でロープを手に入れ、井戸の底に落としてから宝玉で元の時間に戻ると、井戸の底のシーンに変化がありロープが落ちたままになっています。これを使って上に上がると神奈がいるという展開です。このルートの場合結城は必ず穴に落ちて死んでいます。{/netabare}

【12話】 ----------
久々にお話で引っかかる点無く素直に見れた。8話以来?
原作とはだいぶ違う流れですが、お話として成立しているしキャラの印象も変わってないのでいい意味で特筆すべき事無し。
{netabare}結構大きく違うのは一点。龍造寺の屋敷には本来たくやが一人で忍び込みます。
絵里子先生はあとから独自に忍び込み、庭でたくやと偶然鉢合わせます。なので「キャッチボールは好きか?」の下りは全部オリジナルです。
ゲームでは屋敷の進入時に「これで俺も犯罪者になっちまったわけだ…」みたいなことを一人呟くシーンがあったのを覚えてます。12話限定の感想ではないですが、この突き放して自分を見てるようなたくやのキャラ、やっぱりアニメでは変わってる気がする。{/netabare}

【13話】 ----------
全体的に安っぽいなぁ…(´;ω;`)
絵里子先生の昔の話はゲームではセリフだけで、描かれません。故に想像する余地があったわけですが…。描くならちゃんと描こうよ。なんやあのやっつけは(´;ω;`)
{netabare}私の記憶では蔵から出てくる骨は本物の龍造寺のものだったはず。なんか改変されてました。まあもはやそういうレベルの話ではないのだが。
更に言うと骨を見つける経緯も、たくやが蔵に閉じ込められて辺りをつぶさに調べた末だったはず。絵里子先生はその時点ではいなかったはず。なんで骨の埋まってる場所知ってんのよっていう。
・龍造寺の正体
・絵里子先生の正体
・美月さんはどうやっても死ぬ
このルートで抑えるべきところは抑えてるとは思いますが、アニメ化にあたってこねくり回した全てがことごとくひどい(´;ω;`){/netabare}

【17話】 ----------
{netabare}感想書きませんでしたが、オリジナルの海回であった15話。
単に世界観?キャラ解釈?を広げるためだけのものだと思っていましたが、まさか本筋の脚本に絡んで来るとは…。
もう脚本レベルで書くことに意味がないくらいオリジナル展開です。
特に、神奈が異世界のことしゃべるのかよ…というのが一番ビックリしました。ええぇ…という感じです(´・ω・`)
あと原作ゲームでは澪編だけで神奈編には出てこない張り紙。正直原作のこの部分は覚えて無くて、「また張り紙?オリジナルでもこうだっけ?」と思って調べちゃいました。オリジナルでは出てこないです。なんでわざわざチープになるようなやりかたをするのか…理解できません(´・ω・`)

デラ・グラントについて。
大きなストーリーとして、原作では「(亜由美さんを泣かせた)親父を見つけて一発ぶん殴ってやる」為に、有馬広大の言葉に従い、平行世界に散らばる宝玉を集めます。
その過程で「亜由美さん」「澪」「神奈ちゃん」といったヒロインをメインに据えたルートを歩くことになります。
美月さんを除いた全てのヒロインのルートにはグッドエンドがあり、神奈ルートも例外ではありません。異世界編(デラ・グラント)にヒロインの話を引っ張ることはありません。
宝玉を全て集めた結果何が起こるかもその時まで明かされず、集めた時に異世界へのゲートが開いて、プレイヤーからすれば全ヒロインクリアしたのに異世界編!?という驚きのルートが始まるわけです。必然的に全ヒロインをクリアした状態でありつつも、完全に切り離されたエクストラシナリオなんです。

今回の「デラ・グラントだけに存在する石が無いと…」みたいな展開は、明らかに異世界に行く動機が神奈になっています。
大目的として親父を追い、様々なセンス・オブ・ワンダーに遭遇する原作とはもう別物です…。

ちなみに原作の神奈ルートでは、アニメで言うと6話、ゲームだと香織ルートでジオテクに忍び込んだ時に取った超念石を使うことで命が助かるという展開です。
各ルートにでてくるギミックが他のルートの鍵になるのが原作ゲームの特徴なのですが、アニメではそれが完全に無視されてヒロインごとの一本道になっているわけです。{/netabare}

【18話】 ----------
{netabare}17話の感想に書きましたが、原作では親父(有馬広大)から届いた手紙に従って宝玉をすべて集めた結果、予想外の出来事として異世界に飛ばされます。
原作での異世界は見知らぬ世界を生きるサバイバルであり、たくやはときに発狂寸前まで追い詰められながら、セーレスを心の拠り所として行きていきます。

対してアニメ版では何故か夢枕に現れた親父から全てを事前に聞いた上で、神奈の為に異世界に自分から行きます。

現代編からそうなんですが、細かい設定を無意味に変えて意味不明にしたり、ストーリーの根幹を変えてぶち壊した上で上っ面だけなぞったりなど、「原作ファンをイライラさせることが目的なのか?(# ゚Д゚)」と邪推してしまう程、意図が読めないアニメ化になっていると思います。

同じようで別物なのでいちいち書くことも無くなってきたのですが…。
18話で一番大きい改変。セーレスは謎のテレパシーなんか使えません。
オリジナルでは意思疎通は「うなずく」「首を振る」というジェスチャーだけでした。{/netabare}

【19話】 ----------
{netabare}何度も書いていますが、原作では異世界に飛ばされるのはたくやにとって予想外です。
なので異世界編の最初は気が狂う寸前まで行くような過酷なサバイバルとなり、徐々に元の世界に戻ることを諦め、異世界に適合していく様が描かれます。原作では。
その描写があった上で、残された世界でセーレスと二人っきりの時間を過ごし、数年飛んで子供が生まれることになるわけですが、、アニメの展開だと悩む描写も一切無く、神奈を助けに来たはずだよね?という違和感があります…。
あと原作にはないセーレスのテレパシー能力のせいで、セーレスと一緒にいるにも関わらず物思いにふけるような、たくやの孤独感が薄まってます。

原作では神奈を含めたヒロイン達の話は現代編で決着が付いているので、図らずも異世界に来た時点でたくやが思っているのは「元の世界に戻る」「生きる」ことだけです。
アニメではそこが改変されているのでたくやの行動理念が意味不明になっている気がします。
まあ変なのはここに限らず2話辺りからずっとですが…。{/netabare}

投稿 : 2020/01/18
♥ : 16
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

時間は可逆、歴史は不可逆、ラッキースケベは不可避!?

原作18禁美少女ゲームは未プレイ。

ボリューム自慢のテキスト型アドベンチャーゲーム(AVG)。
そのリメイク構想の一端を担うアニメ化企画。
しかも原作は90年代作。固定電話の社会で構築されたプロット。

どーせ2クールじゃ、膨大な分岐ルートの一部をダイジェストするのが精一杯でしょうし、
随所に古さも感じるでしょう。

こんな感じで、私は比較的ハードルを下げつつも、
伝説のAVGに対する一定の畏敬の念は保っての視聴となりました。


かくして、やっぱりハイペース過ぎて理解が追い付かない面はあったものの(苦笑)
タイムリープに並列世界だの、心身の一部を捧げて世界救済だの、
昨今の二次元世界界隈でも持て囃されて来た諸要素は、
概ね大分前に美少女ゲームで消費されて来たものである……。
等とのたまに聞く言説も、与太話でもないのかなと首肯することはできました。

選択肢次第で、どんな運命を迎えるか分らない、何処の世界に飛ばされるか分らない、
どこからエロが飛んでくるか分らないw
悪ふざけしつつも、SF設定等は刺激的な要素が数多く用意されていて、
最後はスケールの大きさに感銘を受ける。
往年のAVGの醍醐味の一端は感じられた
私にとっては割と有意義なアニメ視聴でした。


“歩くリビドー”として悪名高いと言う少年主人公・有馬たくや。
世の男子たちが草を食み出す前のギャルゲー主人公ってこんなもんなんですかねw
いつ何時でもオヤジギャグ級の下ネタでヒロインたちとの距離を詰めて来るから油断できませんw
むしろピンチになるほど下ネタ。
しかも、かなりの年上喰いのようでw

{netabare} 「この男はリビドーに手足を付けて変態の皮を被せて作った人間なんです」
と澪ちゃんは警告しますが、そんなあなたこそが、
たくやに一番ベタ惚れしている辺りがギャルゲーやな~って感じで微笑ましかったですw
そりゃ結城くんの心にも付け入る影が差す訳です。ギャルゲー主人公の男友達ポジは辛いよ……。{/netabare}


終盤で……{netabare}“巫女”に世界の命運を掛けた重大な決断を促すやり取りすら、
ベッドの上で肌着姿の娘に向かってですからね~w
もうゴチになりますwって感じで脱力する他ありませんw{/netabare}


それでも、この少年主人公も下ネタ乱発するだけでなく、後半では……
{netabare}父として、身を挺して娘を守ろうと戦う{/netabare}甲斐性を見せてくれました。
よって彼に関しては私は特に爆発を願ったりはしません。


サブタイトルも「並列世界構成原理」とか「燕雀いずくんぞ」とか骨太なタイトルがある一方で、
「穢された白い肌」とか「白衣の下の秘密」とか、何の成人映画なのかw
と言うタイトルが混在する辺りもカオスな光景でしたw


視聴中、アニメスタッフのインタビュー記事もいくつか拝見しましたが、
その中で凄いと思ったのは、

{netabare} 主人公少年が異世界デラ=グラントに飛ぶ動機は原作ゲームには特になく、
瀕死の神奈のために超念石を取ってくるため異世界へ云々
というのもアニメオリジナルの展開だったと言うこと。
ゲームの都合上、その段階になったら、異世界に飛ばされ冒険する感じだったとのことで……。 {/netabare}

その他、各種ヒロイン攻略ルートをどう取捨選択しアニメ化するか
と言うギャルゲー原作物ならではの苦労に加え、
タイムリープや分岐システムもアニメ化して表現する作業の難解さが窺えました。


視聴中、何度も悔やまれたのは、
ゲーム原作を主導したシナリオ担当・プロデューサーの菅野ひろゆき氏も、
音楽担当の梅本竜氏も、既に早逝して、この世にいないと言う事実。

例えば彼らが2010年代に深夜アニメで活躍した美少女ゲーム業界出身者の後に続いたら、
どんな刺激をもたらしてくれたのだろう?

“リフレクターデバイス”もない我々には叶わぬ願いですが、
そんな分岐ルートも是非、見てみたかったです……。

投稿 : 2020/01/18
♥ : 23
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

この世の果てでほっと毛ね~と叫ぶ少女YU-NO

6話までの感想{netabare}
以前にもOVAでアニメあったよね?
最終巻で妙に露出の高いねーちゃん(けど顔がコワイ)が管理センターみたいなところでダラダラ喋ってたのを強く覚えている。
まぁLD持ってるんですが、それ以外は殆ど覚えていない…あとは中世みたいな世界になったりしなかったっけ?

で、今作を見てみたら…ああ、タイムリープモノだったのか…ん?そうだったっけ?
いくら過去に戻れるとはいえ痛い思いをするのは相当な覚悟が要りそうだが主人公はホイホイと危険なことするのね。
そしてコレ系のお約束、絶対死ぬウーマンwww
って、あれ?
死にパターンを色々用意するのはいいとして、セーブポイントより前で分岐してない?
…。
うーんうーん、伏線だったっけなぁ、単なるポカなんかなぁ、ホント覚えてないや。

なんてことを思いつつダラーンと見てたら6話最後で別世界へ飛ぶみたい。
やっぱそうか。
何をしようが定まった方向に収束してく意思のようなものがあって、それと対決するんだっけかなぁ…。{/netabare}

22話までの感想{netabare}
ちょくちょく挟まれる下ネタがキツい。
下ネタそのものが嫌いなんじゃなくて差し込まれるタイミングがおかしくて「そこでそんな台詞わざわざ言わせる必要ある?」とテンポというか話の腰を折られる。
この作品は原作が古いのでその時代のノリをそのまんま再現してるのかな?
けどそれって…差別的な意味ではなく純粋に、中華アニメって感性が日本のソレとは10年20年遅れてる感じのものがチョイチョイあるのだど、それと同じ匂い…“霊剣山”が近いかな?
いやぁキッツイなぁ、と思ってたら他の方の感想で、下ネタは原作ゲームでは「関係のない場所をクリックすると出る小ネタ」という情報が。
あっそういうこと!?
…。
そうはいっても、じゃあなんでアニメでそれを再現しちゃったかなぁ?という疑問ががが。
とりあえず途中から異世界へ行くことは知ってたので、そこまで耐え抜けば心機一転してマトモになるかも?に期待して、挫けそうになりつつ現代編をなんとか視聴。
視聴といっても別作業しながらで画面見てない事多し、これは許して、無理して真面目に見ようとしたらそれこそ挫ける。
内容の方も、“ポールのミラクル大作戦”の「あとちょっとで解決だ!」ってところでアラームが鳴ってパックンに「もう時間切れコロンだベッチャ」と強引に連れ帰らされるアレみたいな展開が多くて、う~ん。

でもって18話でやっとこさ異世界編スタート。
…って、えっ?、心機一転してねえええwwwww
現代編での問題を一通り解決したと思ったら突如異世界へ飛ばされて「なんだここは!?」って話になるのかと思ったら、「神奈を救うために」という目的を持って自ら異世界へ飛び込む形…あれ?これ原作と違うよね?
これあれかな、ゲームだとちゃんとプレイしないとそこまで辿り着けないので現代編を熟知してる前提で話を組めるけど、アニメだと不真面目に見ても勝手に流れる・最悪途中飛ばして最終回だけ見ることも出来てしまう。
かく言う自分が「不真面目に見てた人」になるので…テヘ。
なので途中の話(現代編)を観なくても済むような作りは避けたかった?その結果として異世界編と「関連付け」をさせたのかなぁ?
とはいえなーんかずっと未解決な話が続くのでどうにもカッタルい。
セーレスと暮らして子供が出来てって展開もヘタに目的を持たせてしまったため「あれ?神奈のことはどうした?」と違和感。
「神帝をブン殴る」も神奈とは関係ないよね?実は関係があったのですって話になるとは思うのだけどタクヤはそれを知らんよね?
目的が達成されない・目的に向かって1歩前進した感がしない。
ずっとフラストレーションが溜まる一方でカタルシスが無い感じ、これはどうなんかなー?
下ネタも相変わらずで、散々セクハラ発言してたクセに自分の妻が卑猥なこと言われたら怒るって…な、なんだ?

でもって22話、カサンドラ…じゃなくて採掘場兼監獄は制圧したんじゃないのか、なんで他の囚人とオチ会わずにそのまま3人で帝都へ向けて飛んで行ったのかワカランw
クンクンを殺したいだけなんだろうけど、それにしてももっと「他に選択肢がない」極限状態を演出することはできなかったのかな?
今後ピンチになったところでカーツやデオが助けに駆けつける予感がしてなんだかう~ん。{/netabare}

23話感想{netabare}
まず↑書いてる時にすっかり忘れてた事から。
この手の作品は結局「リーディングシュタイナー持ち」がなにを覚えてる/覚えてないかは作り手の気分次第で、そこに脚本上の都合が垣間見えると萎える──みたいなことは他の作品で書いたことがあるような無いような。
あー、“ISLAND”だったかな?
で、こっちでも次元跳躍する際に先生に記憶を消されてイヤな予感はしていた。

そして23話、最後「まさかユーノ?どうしてそんなことを!?」って感じで次回へヒキとなったワケだけど…いや待てって、その前に先生に記憶戻してもらったじゃない。
現代編で散々リューゾージの人を操る能力に悩まされてたじゃない、その記憶は戻してもらってないのか?
真っ先にそれを疑うもんじゃない?ってかだったら先生のシーン要らなくない?元々アマンダと別れて単独で街をウロつく展開も強引さを感じるし。
「覚えてる/覚えてないの判定が脚本上の都合丸出しだとイヤだなぁ」と思ったら、覚えてるハズなのにまるで覚えてないという下を行く展開でビビった。

これはカーツやデオの再登場もそう。
前回収容所に引き返さずに帝都へ向かったのに違和感なワケだけど、だったらせめて「クンクンの犠牲が必要なくらい帝都へ辿り着くのは大変」を演出してくれないと困る。
なに簡単に帝都へ来ちゃってるのさ、先行した意味もまるで無い。
前回感想で書いた「ピンチになったところでカーツやデオが助けに駆けつける予感」も、あくまで「遅れてスマン、帝都に着くのに手間取った」って前提での予感だったワケで、それの下を行く展開でビビった。

細かいツッコミでは地下道?でなんで鉢合わせした?
地下道に侵入者が居るって分かってたんじゃないよね?巡回先がたまたまそうだったの?
いずれにしろ、だったら前もって「あーこのままじゃ鉢合わせしちゃう~っ」って演出はしとくべきじゃない?
なんかもうギャグ作品みたい。
これがキッズアニメだったらツッコまないんだけどさ、そうじゃないよね?ベッドシーンとか入れてるんだし。{/netabare}

24話感想{netabare}
ウッソだろw
リューゾージは只ならぬ術を使う危険人物だと知っておきながら、背中を向けてタクヤと先生とで暢気にくっちゃべるとかそんなんアリかよw
それによって当然のようにカーツとデオが操られ逃がしてしまうワケだけど、ナンダコレー!?
↑で「センスが10年20年前の中華アニメみたい」と書いたけど、これもう昭和だw
「志村後ろ後ろー」だ、もう不快とか怒るとかじゃなくて、笑えるwww
そして南斗最後の将の正体は、な、なんと…ユ、ゴリアー!!!!{/netabare}

25話感想{netabare}
南斗最後の将がレジスタンスのリーダーに頭下げて「協力してくれ」とお願いして「儀式」に臨んだって話なワケだけど…。
てっきりユーノを犠牲にしない手立てや、リューゾージをどうにかする秘策でも用意してあるのかと思ったらそうではなかったらしい。

直接先生と手を組めば良かったんじゃないの?と思うのだが、その頃先生はリューゾージを追いかけてるって展開で…どれだけ追いかけっこ続けてたんだろう?

リューゾージを逃がしてから起きたこと:レジスタンスリーダー捕縛・処刑執行の直前に南斗最後の将が中止→南斗最後の将から世界の説明を受ける→リーダー一行は本部に帰還→仲間に事情を説明して了承を得る

これだけのことが起こってるのだけど数時間での出来事だったの?個人的には数日かかってる印象なのだが。
で、その間、先生はずっとリューゾージを追いかけてたことになっててなんか変な感じ。
これ、カサンドラ脱出してクンクン一行とカーツ・デオ組が合流するまでの間「あれ?二手のそれぞれの時間の流れおかしくね?」と感じたのと同じ感覚だ。
他でも似た感覚を覚える描写ってちょくちょくあるのだけど、そもそも意味も無く手分けをすることが多くない?
霊魂に剣が効くのは笑った。{/netabare}

最終回感想・総評(これだけ読めばいいかも){netabare}
事象衝突はどうしても避けられないので8000年前の地球に落とすことで最悪の結果は免れた、ってことでいいのかな?
そうはいっても…ちょっと待って?
リューゾージが暴れたこと・衝突回避プログラムの実行にユーノの犠牲が必要だったこと・実行してもギリギリ間に合わないこと、これらって直接の因果関係ってあったっけ?
特に「発動してもギリギリ間に合わない」の原因に、リューゾージは係ってたっけ?
前からずっと準備してたんじゃないの?準備が追いつかず突貫で儀式に漕ぎ着けたって話だったっけ?
もしリューゾージが暴れたせいだった場合、そもそもリューゾージを逃がしたのは主人公が先生と暢気にくっちゃべってたせいじゃん?
逃げようと思えばいつでも逃げられたけど捕まったフリをしてた、じゃなくて、隙を突いて逃げたんだよね?

なんでそれが気になるのかというと、結局主人公が牢獄にやって来なければリューゾージが逃げることは無かった。
じゃあなんで主人公が牢獄に来たかというと、連れ去られたユーノの奪還=神帝が悪いことをしてると勘違いしたから。
(その後神帝と話し合った結果、結局ユーノを「差し出す」ことに決めたことから「じゃあ最初から話せば良かったんじゃん」とはどうしても思ってしまう)
では神帝は勘違いされてもやむを得ないこと・正体を伏せて圧政を敷いてるかのような振る舞いをしてたのはどうして?
この問題はセーレスの死にも関係するし収容所の存在理由にも係わる、圧政の結果でしょ?あれは。
レジスタンスが発足したのも、圧政だと思われたからでしょ?
かつてリューゾージが実権を握ってて、失脚後もその頃に成立した政治形態を継続しなければならなかったってことかなー?とは思うのだけど、それに関する説明が弱いというかナンというか。
レジスタンとの確執解消が呆気無かったせいかなー?と思うのだけど…話せば理解してもらえる程度のものだったんでしょ?
勘違いを元にレジスタンスやって、捕まって、カサンドラに送られてそこで命を落とした人も沢山居るんだよね?
また、リューゾージが暴れて次元の狭間へアマンダが飲み込まれたことにより神奈はあの世界のあの時代に存在することになった、ってことを考えるとなーんか釈然としない。
自作自演とも身から出た錆ともちょっと違う、ボヤーっとした感覚なのだけど。
と、どうにも腑に落ちなくてモヤモヤしてたワケだけど、この下書き書いててなんとなく分かって来ました。
要は

「この世界の謎を明かす」「明かした時に視聴者を驚かせる」ことに気をとられて「そもそも隠す必要あったの?」の説明がおざなり
隠さなければならない理由がこれといって無いものを隠して、それを「謎」として話を引っ張っただけ

ってことかなー、と。
あー、これ“ゆゆゆ”でも感じた違和感だ。
「誰も知らない未知に迫る」ではなく「ナニモノかが隠してることを暴く」って内容の作品な場合、隠してることにはそれなりの理由が必要じゃないかな?
謎である必然性とでも言えば良いか。
それが不明瞭だと謎を明かされても驚かないし感動もしない、明かす最中も「これ知ったらマズいぞ」ってスリルも無いので盛り上がらない。
そういう作品(知ったらマズいと心の中でキャラに「待った」をかけたくなる作品)としては“けもフレ(1期)”が最近のヒットかなぁ、自分的には。
YU-NOのフォロワー作品になるのか?のシュタゲだって「知ったらマズい」にグイグイ突っ込む話だったじゃん?
これにはそれが…無い。
あっるぇ~?こんな話だったっけ??

更に考えると、これの大元の原作は1999年以前の作品で、その頃はノストラダムスの大予言がまことしやかに囁かれてた時代でした。
世間では「一体それは何なんだ」という得体の知れない謎があって「それのカラクリにこんなのどうよ?」と解き明かす・一例を示す形で謎は機能してたんじゃないかな?
作品の外側に「謎である必然性」が存在する情勢だった、とでも言えば良いのかな?
けど2019年でその手法をそのままやっても…ねぇ?(※)

と、以上がストーリーに対してのツッコミで、ぶっちゃけそれ以上に演出?が酷いのはどうしたものか…。
上でも書いたけどグループ何組かに分かれて別行動って描写が多いのだけど、そもそも分かれる必要が無かったり、カメラに映ってない側の時間が飛んだり止まったりしてることが多い。
まさか別の次元で時間の流れが違うことを表現してたワケではなかろう、同じ次元内での出来事なんだから。
そしてやっぱ主人公のセクハラ態度がキツい、リューゾージを逃がす原因となったのはさすがに呆れた。
収容所の獄長も死んでもおかしくないところを殺さなかったのも意味不明。
軽いノリにしたいのか重いノリにしたいのか…。
というか「軽いノリ」の部分が非常に昭和臭いキッズ向け作品に感じて仕方無いのだけど…。
と思ってたらメインスタッフのかたが、正に昭和臭いキッズ向け作品の“けだまのゴンじろー”の26話(2019 9月28日放送、因みにYU-NOの最終回は10月1日が最速)以降の監督(テロップではシリーズディレクターって名称)に就いて吹いたwwww
仕事に取り掛かった時期と放送された時期は必ずしも一致しないので、実際にどのタイミングで着手したのか知らないけど…ひょっとして…

ゴンじろーのノリでYU-NO作っちゃった?

特にYU-NOは後半の異世界編から妙なノリが加速してて、YU-NO作ってる最中にゴンじろーの仕事も平行して始めたのかなぁ?と邪推しきり。
ってかそうでなかったら…素でゴンじろー向きな作風なのだとしたら…なんてYU-NOなんかやっちゃったの?とそっちが不思議になってしまう。
ということでゴンじろーに関しては別にこの監督が就いてもヘーキ、むしろお誂えなんじゃない?と思ってるので、YU-NOで怒ったアンチがゴンじろーに粘着するのは止めて欲しい。


そんなことを考えるとYU-NOのリメイクは最初からかなり無茶だったのでは?
さもなくば別のカラクリを用意するか。
用意しなかったからご覧の有様で、けど用意したら用意したで「こんなの改悪だ」と原作信者から叩かれるのも必至だったでしょう。
ヒット作の中には「時代が後押しした」「時代がそれを欲していた」「時代の情勢を読むのに長けてた」みたいなタイプってあると思うのだけどYU-NOはそれ系だったってことかなぁ、と。
当時の「気運」を知らないとピンと来ない系…アニメが酷かったからといって新規が今更旧作のゲームをやってもやっぱり面白さは薄いんじゃないかな、多分。
というか、どんなに時代が変わっても名作であり続ける作品の方が稀有だと思うし…。{/netabare}

投稿 : 2020/01/18
♥ : 12

60.5 8 2019年度のSFアニメランキング8位
7SEEDS(Webアニメ)

2019年6月28日
★★★☆☆ 3.0 (48)
285人が棚に入れました
少女ナツが目を覚ますと、辺りは海。突然荒れ狂う海に放り出された彼女は、嵐と蟬丸、牡丹と共に島へと辿り着く。その島には未開のジャングルが広がり、巨大化した植物や、凶暴化した動物や昆虫に次々と襲われ、死と隣り合わせのサバイバル生活へと放り込まれる。そんな中、ガイドだと名乗る人物より信じられない計画の話を聞かされる。それは、人類絶滅を回避するため、若く健康な人間を冷凍保存し、災厄が過ぎ去った後の世界に人類の種を残そうという壮大な計画「7SEEDS計画」の話だった。彼女らはその計画に選ばれた人間なのだと初めて知り愕然とするのであった。「7SEEDS計画」に選ばれた若者たちは変わり果てた世界で、過酷な環境にさらされながらも懸命に生きてゆく。

声優・キャラクター
東山奈央、福山潤、小西克幸、沢海陽子、阿澄佳奈、石田彰、悠木碧、井上和彦、浅野まゆみ、三宅健太、加隈亜衣、石川界人、小松未可子、阪口大助、星野貴紀、津田健次郎、佐々木望、野島健児、桑島法子、小野賢章、櫻井孝宏、千菅春香、嶋村侑、寺島拓篤、佐藤拓也、皆川純子、菅原正志、速水奨、興津和幸、寿美菜子

とろろ418 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

これはアニメではございません

これは『7SEEDS』のアニメではなく、ただの質の悪いダイジェスト映像です。
原作未読でこれから見るという人がいるのであれば、知っておいて欲しいポイントが2点。

・原作15巻までの内容
  アニメを漫画巻数で換算したことがある人は分かると思いますが、1クールに詰めるには明らかに異様な量です。
  異様さを表すために例を出しますと、『ちはやふる』は2クールで9巻分でした。
  『7SEEDS』は心理描写が主なので、3~4巻くらいでも詰め込んだ印象が出そうなところをまさかの15巻分。驚愕です。

・最大の売りの欠如
  前述の通り、キャラクターの心理描写が最大の売りになるはずの作品です。
  そこが全くと言っていいほどに描かれていません。
  最早詰め込んだというより、根こそぎ削り落としたと言っていいレベル。
  過程が大事な作品で、過程を切り離して結果だけを示しています。開いた口が塞がりません。

これだけを見て『7SEEDS』という作品に対する評価を下すのは絶対に止めた方がいいです。
原作は深く心に刺さる作品で、名作と言っても過言ではありません。
興味があるなら原作を読んで下さい。
好き嫌いを語るのはそれからでも遅くないはず。

投稿 : 2020/01/18
♥ : 9
ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

超期待したコールドスリープ後の原始世界サバイバル

原作は全巻持ってます。
それほど惹かれた作品。
ついに来たか!という感じ。
我慢しきれず、「観たい」時点でレビュー書き込みをしてしまいました。
ようやくNETFLIXで視聴しましたが・・

まず、放送開始が予定より遅れただけあって、
まあ、作画というか動画がイマイチ。
キャラデザも微妙だし、
走って行ってるのに身体の大きさがあまり変わらなかったり、
水に浮いている人の身体と水面の線が波打っておらず立体感もない一直線だったり、人によっては作画崩壊と評するかも。

ストーリーは長い話をよくまとめたとは思うけど
なんか悲壮感とか臨場感とか伝わって来ない。

個人的にはCVもちょっとミスマッチ感あり。
{netabare}
主人公のcvは好きな声優さんだしこの役への思い入れがあったことも知ってますがちょっと花のイメージではなかったかな。あくまで個人的な感覚ですが。
{/netabare}
是非とも2期を、制作会社を変えてやって欲しい。
十二国記もそうだけど、原作が売れてるとアニメ制作に金をかけたくなくなるものなんでしょうか・・ちょっと残念。

投稿 : 2020/01/18
♥ : 5

ヒロウミ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

GONZOの落ち目、哀れなり

作品の全てをオタク女子のために捧げた二次創作レベルの物語。


物語のあらすじは置いといて、リアルサバイバル系作品と頭のなかお花畑物語の少女マンガとの親和性は皆無である。設定全てがいびつで違和感しか感じれないものである。
医薬品の不足、予め目覚める場所にあれば良いはずの物資がほぼ全くない、冬眠させた人間が明らかに少ない、化け物だらけの世界で都合のいいときだけしか襲ってこない化け物、気持ち悪いほど臭いセリフのオンパレード、良い歳した男女が居ながらなぜかセッ◯スレス。

「アニメだからそういうもの」というパワーワードを用いたとしてもキャラクターデザインがザ・少女マンガ。化け物のデザインも「プブプッ!なんじゃこりゃwww」なレベルで描写も血生臭さを究極に抜いてる。いや、この作品サバイバルなのにワーストレベルのダサさ。
背景だけはまともなんですけどね。GONZOらしからぬキャラクター描写がカクカクだったりリアリティ抜きのアクションだったりで見所皆無。話数を進めていくほどどんどん手抜きされていく作画。


女の子なんて少女マンガ原作でイケボ主人公にしてモブも豪華声優にしとけばどーせたかってくるやろ、といった制作陣の思惑が素人目にも明らかでマジでサムい。Netflixからの横槍もありそうだがここ何年かの作品の出来の悪さ、商業実績を考えてもGONZO再起はもう無いのだろう。その辺の三流制作会社と変わらんです。


物語、設定、デザインのすんごいショボい原作であれども落ち目のGONZOだからこそ政治的思惑でアニメ化できたのだろう。ただ世の中へこのようなものを出してしまえばそれは会社の劣悪な評価となり一時的に金は入れども新しい仕事が入るとは思えないのだが・・・。

いや、化け物だらけなのに徒歩で由布院から阿蘇越えするとかー、音の出ないパイプオルガン弾いて「良い演奏だったよ!」とかー、電車の中で腹話術芸人がインカム付けっぱとかー、コードギアスの「撃っていい奴は」パロとか動物の死骸を入れて更には殺されて風化するほどの人間の死体が入ってる肥溜めに入って感染症にならないとかマジウケるんですけど~!チ◯コもケツの穴も無いのかよw

イセスマ並みのネタアニメ、その程度で構えて見れば豪華声優陣にキャッハウフフできるでしょう。んでも最終話が続編ありきな終わりかたですんごいすっきりしないのだがイセスマ並みの作品を2期見る人どんだけおるんやろうかね。一体ダレトクだよ、この駄作。

投稿 : 2020/01/18
♥ : 13

67.6 9 2019年度のSFアニメランキング9位
ULTRAMAN(Webアニメ)

2019年4月1日
★★★★☆ 3.5 (40)
203人が棚に入れました
かつてこの世界には〈光の巨人〉と呼ばれる存在がいた。やがて〈光の巨人〉はその役目を終え、遠い宇宙にある自らの故郷へと帰還し、同化していた地球人はそれまでの記憶を失うことで自らの在るべき場所へと戻っていった。ウルトラマンの存在は過去のモノとなり、科学特捜隊日本支部もその役割を終えて、光の巨人記念館へとその姿を変えていた。早田進次郎は多感な思春期を過ごす高校生。だが彼は、自分が驚異的な跳躍力や頑丈な肉体といった人間離れした“普通”ではない力を持っていることを自覚していた。そんなある日、進次郎は父・早田進が、かつてウルトラマンであったことを知る。そしてウルトラマン無き地球に暗躍する宇宙人たちの存在も。進次郎は、秘匿組織として健在する科学特捜隊の井手によって開発されたウルトラマンスーツを着用できる数少ない適合者だった。「単刀直入に言おう――キミにウルトラマンになってもらいたい」

声優・キャラクター
木村良平、江口拓也、潘めぐみ、田中秀幸、諸星すみれ、魚建、牛山茂、竹内良太、花輪英司、関戸博一、白石稔、津田健次郎、曽世海司
ネタバレ

shino73 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ウルトラ作戦第一号

神山健治&荒巻伸志監督作品。
NETFLIX全13話世界独占配信。
制作IG×SOLA DIGITAL ARTS。

来たるべき新時代の我らがウルトラマン。
今再び「光の巨人」の降臨が求められている。
昭和特撮シリーズの伝説が21世紀に蘇った。

地球の平和を守り続けてきた光の巨人は、
その役目を終えM78星雲に帰還する。
世界の紛争は無くならないまでも、
人々は恒常の平和を享受している。
科学特捜隊の面々も数十年時代を重ねたようだ。
お馴染みのハヤタ隊員の息子が主人公である。

どの時代にもウルトラマンがいる。
僕たちの完全無欠なヒーローである。
冒頭から手に汗握る活劇と馴染のキャラが登場し、
僕をあの時代に戻してくれる。
いきなり覇権アニメを引いたようだ。
この導入部(序盤展開)には興味が尽きない。
{netabare}エド(ゼットン星人)がほんとに素晴らしい。{/netabare}

しかしながら指摘せざるを得ない弱点もあり、
{netabare}ウルトラマンというよりギャバンだろう(^^;
あの変身バンクが無いのが残念だ。{/netabare}
物語の緊張感は中盤以降、持続・機能せず、
多種族(星人)の登場や謎を呼ぶ仕掛けで、
魅かれはするも傑作には至らず残念でした。

時代のカラータイマーは鳴り響いている。
初代ウルトラマンごっこ遊びをした子供たちは、
どこで何をしているのか。
ジェットビートル1号発進命令の時が近い。

ウルトラマンは僕の憧れの人だ。

シュワッ!!

投稿 : 2020/01/18
♥ : 27

える908 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

こんなの、ウルトラマンじゃない!って思いませんか⁈

だって大きくならないじゃないですか⁈
このULTRAMANは、ウルトラマンとはぜったいに違う!
このアニメのULTRAMANって、パワードスーツ着てる等身大の人間。
アイアンマンと、どこが違うのですか?

ホントのウルトラマンは巨大(約40メートル。WIKIで調べました)な宇宙生命体。
全然違うじゃないですか!!!!

神山健治監督は押井守さんの薫陶を受けながら神話の伝承者になれなくて、結局3Dアニメ職人になっちゃった感じだけど、
それもちょっと、かなり残念なアニメーターって感じです。
そのうえ今度は、モーションキャプチャーって、もうこれじゃアメコミwww
職人なら職人でいいから、細かい設定をちゃんとしてください!
そういうのが出来ない人は、職人としても失格です!

たとえば・・・
戦闘場所が湾岸倉庫街と渋谷限定ってのは、ネタですか?笑えません!
しかも生身の人間がおおぜい居て、逃げようともしないで、
まるで喧嘩を見物するみたいに宇宙人との戦闘を野次馬見物ですか?
渋谷の人はみんなバカだと言いたいんですか?

それに、何?あのキャラ変アイドル!
ULTRAMANを応援してるの?非難してるの?何を訴えたいの?!
お母さんがウルトラマンと宇宙人の戦闘に巻き込まれて死んだって・・・じゃあ今、ホントは何歳でアイドルやってるの?ウルトラマンは活動を終えて何十年も経ってるんでしょ?

こんなずさんな中身で、元々のウルトラマンとかウルトラセブン観てた人は、共感できるのですか?

パワードスーツ着てても中身は人間ですよね?
公式見たら、主人公は父親の光の因子を受け継いでいるから、数少ない強化スーツに適応できる人って書いてあるけど、
モロボシダンも、ホクトセイジも、別の強化スーツ着てるし・・・
モロボシダンは、見た目は地球人だけど実は宇宙人って公式に書いてあるから、それで強化スーツ着れるんでしょうけど、
ホクトセイジは、事故で四肢を失って義肢をつけてるから適応できるってこと?
それなら普通の人間だってサイボーグ化しちゃえば誰でもいいんじゃないのかなあ?

そもそも名前が、モロボシダンって・・・?
何それ世界観おかしくない?ウルトラセブンは別の世界の話ですよね?偶然の同姓同名?
そのうえもう一人の名前までホクトセイジ?これまた、なんでウルトラマンエースと同姓同名の人が?

リアルタイムで特撮版のウルトラシリーズ観てた人たちって、これで喜んじゃって、いいんですか?
しかも最後のほうになって、なんだかすごくスケールの小さい策謀の話に収斂していっちゃうのって。
宇宙星団評議会が、自分たちが送り込んだ先遣隊を事故に見せかけて暗殺したってだけの話?

だいたい、ベムラーって、結局いい奴だったのなら、何で序盤であんなに暴走して、ULTRAMANスーツの初心者だった主人公をなぶってるのか全く理解できません。
なんで早田信次郎相手だと強面になっちゃうわけ?ホクトにはやさしく出来たのに。

そして、今度のULTRAMANたちは、
「シュワッチ!」だけじゃなくて、ちゃんと言語でのコミュニケーション出来るんだから、ちゃんとお話しして事態の解決をできるでしょ?!
なんでちゃんとしないの?!

投稿 : 2020/01/18
♥ : 20

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

これは続編前提作品?・・ですよね。。

※漫画版未読です。
まずCGの質量感・高精細感・躍動感・光の美しさ・等々・・に驚かされました!!。
CGの技術は格段に進歩していってるのですね・・。

自分は特撮作品としてのウルトラマンシリーズは
少しふれたことがある程度で、特に思い入れはありません。

結論から言うと
個人的に本作は非常に素晴らしい作品だったと思います♪。
コミックスも気になり、とりあえず序盤の数巻買ってしまいました^^(デジタルで)。

ただ、今回のアニメ化全13話・・というのは
どういう経緯で全13話ってなってるんだろう・・。漫画版はまだ続いてるのかな?。
・・まあでもあの終わり方で、物語ENDはありえないので
これは続編前提作品?・・ですよね。
続編があると仮定した上で本作を高評価します♪。


・・ただ、本編に関しては
ストーリー進行上、いくつか納得できない点もありました。

戦闘シーンは、正直言ってご都合展開ですよね・・><。
普通だったら、即死で終わりなシーンも
「うわあああ」で、延々延命してます・・。
ハイ、ありえないですね。でもそこが表現の限界なのでしょう。
でも、わかった上で受け入れられる範囲です。

モロボシ姓・・・。
普段の日常生活ではあまり出会う機会のない姓ですが、
諸星あたる、本作の声の人・諸星すみれさん。
うーん、なくはないですね。
諸星すみれさんは、神撃のバハムート2期?で印象に残っていたので
本作もいいキャスティングだったと思います!。

あと、裏切りキャラなのかいい人キャラなのか
いろいろ後付けされそうな今後が予想されてしまう複数のキャラの正体だとか
・・まあ、それはいいんですけど
そうするんだったらせめて全13話の中で何か匂わせてほしかった。

アニメ版だけではいろいろモヤモヤしてしまうので
原作漫画を、とりあえず今進んでるところまで読んでみたくなりました。

自分は本家のウルトラマンシリーズにはあまり詳しくないのですが
こういう解釈・展開もアリだと思います!。

投稿 : 2020/01/18
♥ : 6

66.9 10 2019年度のSFアニメランキング10位
あした世界が終わるとしても(アニメ映画)

2019年1月25日
★★★★☆ 3.6 (24)
162人が棚に入れました
幼いころに母を亡くして以来、心を閉ざしがちな真。彼をずっと見守ってきた、幼なじみの琴莉。高校三年の今、ようやく一歩を踏み出そうとしたふたりの前に突然、もうひとつの日本から、もうひとりの「僕」が現れる――。

声優・キャラクター
梶裕貴、内田真礼、中島ヨシキ、千本木彩花、悠木碧、水瀬いのり

雀犬 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

世界と中二病は終わらない

2019年1月公開のアニメ映画。
Huluで公開された『ソウタイセカイ』という作品を
ブラッシュアップして劇場アニメにしたもの。

本作はスマートCGアニメーションで制作されているのだけど、
要はフジ系列の+Ultra枠の「revisions」「INGRESS」とルックは同じ。
制作・監督は「INGRESS」と同じで
「revisions」を観ているとこの映画のCMが流れてくる。
3Dは動きの速いシーンは綺麗なんだけど、
そうではない場面ではフワついた動きが気になるんだよね。
まぁ発展中の技術ということで仕方ないのかな。

で、映画の内容ですが、公式サイトにはあまり説明はなく
2つの日本を舞台にしたアクション・ラブストーリーとしか書いてなくて
「こういう内容だとは思わなかった!」という意外性が楽しい作品だろうから
ちょっと書きづらいんだよな。

まぁ、はっきり言ってしまうとB級パニック映画の類です。
幼なじみの高校生男女の日常をニマニマ眺めるシーンから始まり、
微妙に不穏な空気を感じつつ、いい雰囲気の場面で超展開が起こり、
古谷徹のナレーションで「ここで解説しよう!」とばかりに
中二病全開の世界観説明が行われる。
この時点で多くの人が「この映画はヤべエ!」と感じるであろう。

そこからは、中学生の黒歴史ノートを
そのままCGアニメーションにしたような怒涛の展開となる。

特にラストは「THE適当」という感じで、ある意味面白い。
作品タイトルをど~んとスクリーンに大写しにして
スタッフロールが流れれば、
どう解決したのか全然説明がなくても終わりなのだから仕方ないな。
投げ槍な終わり方に反して
あいみょんの主題歌が普通にいい曲なのがジワジワくる。

と、ここまでディスっておいてなんだけど
B級映画は好物だからそれほど不満はないです。
終始半笑いで楽しく観させていただきました。
水瀬いのりさんが双子の妹キャラで好演していたので
彼女のファン(特にReゼロのレム好き)は観に行く価値があるかも。

でも感動の青春ストーリーなんかを期待していた方は
「俺はあいみょんの曲を聴くために、
1800円払って劇場に来たんじゃねえゾ!」
と怒りに肩を震わせて映画館を出ることになったかもしれない。

それにしても、
20年以上たってまだ新世紀エヴァンゲリオンのオマージュをやってる
アニメ業界は大丈夫かぁ?

投稿 : 2020/01/18
♥ : 22
ネタバレ

根越 詠汰 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ヒロイン中心の青春物語??かと思っていたです

  ヒロインらしい女の子が歌に合わせて歩く、上映前の劇場CNを見ていましたが、思っていたのと違う展開だったです。題名も何か意味ありげな感じですよねです。

 いきなり子連れの女性が倒れるという展開からでしたです。これは何を意味するのか?です。現在の狭間 真の日常にCNに出てきた泉 琴莉が、幼馴染?として絡むよくありがちかと思いきやな出だしだったです。丸ごといかにもCGアニメだったです。

{netabare} この物語のキーワードになるは、突然死、相対世界、相対する人間に直結する命だったです。それが、狭間 真と泉 琴莉を中心として、新宿を舞台に災いが、訪れるわけです。

 突如として、いきなり場面が変わったり、2つの異なる世界の説明が入ったり、襲われたり助けられたりとわざとらしすぎたし、「何なんだ~」な感じです。エヴァンゲリオンもどきの小さいロボットも出てきたです。バトルバトルだったです。

 物語は、思わぬ方向に進み、和解があると思いきや、陰謀があって悲劇があったり、大規模みたいな戦闘になったです。悪い奴らのありえないような強硬手段があったりと、唐突すぎる感じだったです。

 問題は解決されるわけだけど、「これでいいのか?」と思ったし、あの悲劇は一体?!と一番最後を見て思ってしまったです。ドラゴンボールでも使ったのかなぁ?です。相対世界もドラゴンボール超の異なる宇宙に、どこか似ていると思ったです。。{/netabare}題名の意味も私には、良く分からなかったです。

投稿 : 2020/01/18
♥ : 6

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

アラ探しはし無粋

ツタヤで先行レンタルされてたのでDVD借りて観ました。

ざっくり説明すると
第二次世界大戦に開発したなんたらの影響で次元に歪が生まれ、もう一つの地球が存在する現象が起きてしまう。
そこには同じ世界、日本があり、自分と相対する同じ人物が生存していて、どちらかの世界の人間が死ぬと、もう片方の世界の自分も突然死として死んでしまう設定で、もう一つの世界の日本では、荒れた世紀末のような世界で、「日本公民共和国」と名乗り、そこのヤバいTOPが主人公の幼馴染となる人物なので、そいつを殺すため、簡単に殺せるこっちの世界の幼馴染を殺すため、あっちの世界の主人公たる者がこちらへやってくるというSF映画のようなお話。

最初感じたのが、う~ん 中二病のなろう系かな?です。 ^^;
でも、この前やってたrevisions(リヴィジョンズ)にもなんとなく似てるかなぁ...でした。

映像はフル3Dで綺麗です。
数年前と比べれば、キャラの動きも大分スムーズだし、そんなに違和感はなかったです。(ちょっぴり感じますけど)

声優さんでは、
梶裕貴さん 内田真礼さん 千本木彩花さん 悠木碧さん 水瀬いのりさん
と、豪華なので安定の演技されてます。

話は、疑問に思うことや突っ込みたいことも多々ありましたが、それらに目を瞑れば概ね楽しめました。
どうしても言っておきたいのは、メインヒロインの扱いについて。
個人的には、恋愛も含まれた作品なのにあれはない。
最後も、う~んで、あまり納得いかなかったです。

全体的には、まぁ時間つぶしには十分良くって面白かったかな。
過度な期待は厳禁ですけどw 

投稿 : 2020/01/18
♥ : 8

63.8 11 2019年度のSFアニメランキング11位
ガーリー・エアフォース(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (186)
628人が棚に入れました
突如出現した謎の飛翔体、ザイ。それは、人類の航空戦力を圧倒した。彼らに対抗すべく開発されたのが、既存の機体に改造を施した「ドーター」と呼ばれる兵器。操るのは、「アニマ」という操縦機構。それは——少女の姿をしていた。鳴谷慧が出会ったのは真紅に輝く戦闘機、そしてそれを駆るアニマ・グリペンだった。人類の切り札の少女と、空に焦がれる少年の物語が始まる。

声優・キャラクター
逢坂良太、森嶋優花、大和田仁美、井澤詩織、白石涼子、Lynn
ネタバレ

noindex さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

我が国を蝕む敵「ザイ」が在日のメタファであるならば、ザイの目的はつまり…

1話
「イリヤの空、UFOの夏」「ストライクウィッチーズ」「蒼き鋼のアルペジオ」を足したような内容。
味方の戦闘機のアニマのベースの機体がイーグルとか古めなのは意図的なんだろう。つーかアルペジオのメンタルモデルの軍艦を戦闘機にしただけの設定に思えるけど。{netabare}アニマが主人公にいきなりキスするのはやめたほうが良かったと思う。{/netabare}
敵戦闘機のザイというのはぶっちゃけ在日朝鮮人のことだろうが、幼馴染ヒロインで中国人の明華が自衛隊を軍隊呼ばわりして主人公が入ろうとするのに反対するなど、なかなかに際どいメッセージが込められている。GATEの時みたいに炎上したら面白いんじゃないかと思った。CMでアイドルが自衛隊機の前で歌っていたがパヨクが発狂しそう。
作画はバトル以外は手描きなのはいいけど、1話からちょっと微妙。

2話
今回は日常回なせいか作画が良かった。やっぱりアニメは手描きが一番だね!
台湾と半島が健在と言ってたが半島の方はザイが皆殺しにしてくれればいいのに。平和ボケしている日本のマスゴミ批判も入っていて良かった。
グリペンたそはかわいいし、これであの支那女が出なければ最高なんだがなあ。

3話
ザイが支那の街を破壊したり、支那女が買い物すっぽかされてるのを見ると普通の日本人としては「ざまぁw」と思ってしまうw
{netabare}シミュレーターはセガのアフターバーナー思い出した。
でもこのペースだとグリペンが戦えるようになる頃には1クール終わってんじゃないのかな。
慧の母親を殺したのはグリペンだったという鬱展開になるんだろうか?{/netabare}

4話
ツッコミ所多いよなw
{netabare}ザイが20機くらい来ただけでイーグルがいても歯が立たないとか今までなんで日本は無事だったのか…。スト魔女みたいに敵味方の戦力がもっと拮抗してないとダメじゃないのか。
あとグリペンにミサイルいくつ搭載してんだよwセガのアフターバーナーみたいに無限なのかとw(実機の搭載能力は6発で、撃ったのは8発なのでそれほどの誇張でもなかった){/netabare}
まぁコトブキより遥かに良いアニメなのは間違いないけど。
面白さ>リアリティなので。

5話
{netabare}井澤詩織はクズの本懐のモカみたいな声で演じてるな。
ファントムとか朝鮮戦争時代のクソ古い機体だけどドウターの機種ってどうやってきまるんだろう。
3人が仲良くなったところで1クール終わりはやめて欲しいなw{/netabare}

6話
{netabare}この同系統の機種につきアニマ1つまでという設定が謎だよな。
海鳥島という島は無いのだが、尖閣問題のメタファだろうか。
離島だから核攻撃してしまえばいいのではと思うが。{/netabare}

7話
{netabare}あの程度の小細工はファントムは読めてしかるべきだと思うがまぁいいや。
それよりいつもイーグルの出番が無い展開になるのが気になる。平等に扱って欲しいんだが。{/netabare}

8話
{netabare}ただのつなぎ回か…中国人女マジいらね。
青髪ヒロインはバイバーゼロとはまた別なのかな。{/netabare}

9話
今回もバトル無しだが物語の核心に迫る話で面白かった。
{netabare}ザイは都市部にいない人間を攻撃しないとグリペンが判断したが、おそらく実際のザイもそうなのだろう。夢の中でグリペンがザイは希望とも言ってたが、ザイは奢れる人類を本来の自然の姿に戻す存在とか?
アニマとブロウラーについての議論はエヴァとジェットアローンを思い出した。
ライノの声優はうりょっちとはベテラン起用してきたな。{/netabare}

10話
今回もバトル無し。意外とバトル少ないアニメやな。
{netabare}ザイがもし在日朝鮮人のメタファであるなら、ザイの目的は人類のせん滅ではなく、人類の土地を奪うことだよね。9話のシミュレーションの結果とも一致するし。
主人公が悩んでるが、そもそも中国人女に日米の軍事作戦について話すことは出来んやろ。
米軍の陰謀話が出て反米スタンスかと思ったが米兵たちはナイスガイばかり。どっちやねん。{/netabare}

11話
{netabare}ブロウラーが乗っ取られるのは予想通り。そうならなければそこそこ使える戦力だったのにね。
後半はホラーみたいだったが次で終わりじゃ中途半端になりそう。ライノがらみでザイとアニマの関係が何か分かるのかな。{/netabare}

12話
{netabare}スト魔女でネウロイと意思疎通する話があったけどあれみたいだな。終わった原作のネタバレをちょっとみたけど、ザイとアニマについてはごちゃごちゃした設定があるようだね。
なんかライノがかわいそうで{/netabare}後味の悪い終わり方に感じるが、原作のキリのいい所がここしかなかったんだろうな。

【総評】
こういった美少女+ミリタリーアニメで成功した作品は、強敵を倒して終わらせるなど1クールでそれなりの話が描けているものだが、これは原作のごく序盤のような内容で終わってしまった。終始低調でカタルシスが無いまま終わったのは残念だった。
キャラクターについてはグリペンのかわいさはよく描けているが、サブヒロインについてはイーグルの出番が少なかったのが不満。4人目のライノもそこそこ見せ場があるのに…。
作画は安定していて一切崩れなかったのでなんかもったいない。食事をしている作画がやけに良かったがこだわりなのだろうか。

投稿 : 2020/01/18
♥ : 7

Dave さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

中途半端でちっとも面白くない

完走はしましたが、やっぱり最後まで面白くなかったですね。何をテーマにしているかわからないし、未回収の伏線・謎も多く(さりとて別に興味もわかなかったけど)、何もかもが中途半端。いろいろ欠けているものは多いのですが、致命的だったのは「アツさ」が全くないこと。日常系ではなく、まがりなりにも戦闘を描くわけですから、胸が熱くなるシーンがないと、じゃあ何のために命張ってるの?という冷ややかな気持ちになります。

1. 不必要・不十分なキャラ
そもそも、その登場人物必要だった?という登場人物が多い印象です。中国人の幼馴染とか、ギャグなの?って感じのウィークリーすっぽかされキャラだし、F-2も無理矢理登場させる必要はなかった。F-4の嫌な奴キャラが払しょくされたとはいいがたいし、F-15はパッパラパーのまま。F-18もなんだか未消化のまま散ってしまうし、ずいぶんと扱いが雑だなあという印象です。

2. 結局、なんやねん
謎の敵が謎のまま終わる…かつて幼稚園の頃に見た戦隊モノの敵のようですね。その出自も、正体も、目的も、能力もよくわからないけど、とにかく「敵」なんだ、と。ここらへんはせめてもう少し明らかになっていくのかと思っていたら、まさかの最後までほったらかし。

3. 残念ドッグファイト
同時期にやっていた【荒野のコトブキ飛行隊】、こちらも似たような感じで雑なストーリー×ドッグファイトでしたが、あちらはせめて実機への愛着とか、空中戦を描くこだわりとかがありましたが、本作は子供向けのどきゅーん!ちゅばーん!な感じの繰り返しで、リアリティもないし、わざわざ変な塗装と「それっぽい」だけのデザイン改変をしてるので、手抜きな感じ。別に空中戦を見せたかったわけじゃないのかな…じゃあ、見所はゼロじゃん。

4. やはり中国推しが気持ち悪い
もともと中国に住んでいて、中国人のガールフレンド(モブ)がいて、上海奪還とか言っちゃって、一体どうして中国をそんなに推すのか…。ここまでリアリティ放棄したんだからもう架空の国でも何でもよかったはずだし、やはり嘘でも自衛隊機を扱う以上、その相性の悪さはまるで牛乳と納豆のように喉元にまとわりつきました。

5. 作画は最後まで耐えきった
作画(キャラ)だけは、際立って良いとは言えないものの、最後までギリギリの線で踏ん張った感があります。結構危うい感じだったけど、そこは沢山のスタッフさんの努力で崩壊を免れた。もしそこを投げてしまっていたら、正真正銘のクソアニメになっていたところ、耐え抜いたプロ根性には敬意を表します。

---以下は5話時点での中間感想---

なぜグリペン…なぜ中国…
まだ5話までしか見てないので、メモ程度に。
●なぜグリペン…いや、好きだけど…好きっていえばビゲンが…じゃなくて、どうして航空自衛隊でいきなりグリペンなのさ!?(そういえばF-Xの出来レースで当て馬にはされてたっけ)さすがにF2なりF35なりにすべきだろ。
●百歩譲ってドラケンにするなら、せめて中身もスウェーデン人美女にしてくれ。
●実機の特性を活かした擬人化かと思えばそうでもない…では必然性がない。
●人物画は今のところギリギリ大丈夫だけど、常に崩壊しそうな危うさを感じる作画。このまま頑張ってくれ!
●ドッグファイトや航空機の機動に関しては全くリアルじゃない。「これは特殊なアニマという機体だから」という言い訳をしたいんだろうが、苦しい言い訳だ。特に番組にACE COMBAT 7のCMなんか挟まれた日には、本編のショボさが引き立つ。
●特にこういう軍事(自衛隊)モノで中国(人)という名前すら聞きたくない。反吐が出る。仮想的国だぜ?そこは最低限のマナーじゃない?必要性や必然性も今のところ認められず、中国の金が入ってるの?非常に違和感があって邪推したくもなる。
●せっかく実在の戦闘機だすのに、どうしてこんな手抜き塗装なんだ…戦闘機としての良さが台無しじゃないか。幼児向けの玩具かよ…。
●DTホイホイのキモイ展開、どうか勘弁してほしい。裸とかキスとか、鳥肌が立つ。
●まったく自衛隊感がない。だったらいっそ、全て架空の設定にすればいいのに。
●空自といえばやはり「まそたん」。陸自ならGATE。ああいうガチ自衛隊モノが欲しい。

※現時点では評価はせずにおきますが、低評価を付けたくてうずうずするw

投稿 : 2020/01/18
♥ : 12
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

されど気になる軍事合理性

原作未読


エアフォースカテゴリー。未知なる異能の敵(ザイ)への対抗手段として開発されたのが美少女でしたよ、っと。
どれくらい異能か。対抗馬の美少女については本編かどこかのあらすじをご参照ください。

空戦ものと触れ込みの本作。それとは別に次のお楽しみが待ってます。

 1.快活幼馴染み娘との日常を愛でる
 2.ポンコツ萌え娘を愛でる

少し影のあるグリペンちゃんが正妻枠だと思うのですが、二兎を追って空中分解した印象です。グリペン(CV森嶋優花)でもミンホア(CV Lynn)でもそれ以外の子でも引っ掛かりがあればキャラ萌えで押し切れるかも。なお、私は墜落です。
フォローするとしたら、けっこう雑な作りがむしろ安心材料となり気楽に鑑賞できることくらい。
このヒロインもそうですが主人公の鳴谷慧(CV逢坂良太)も幼馴染みのミンホアちゃんもけっこう重たいものを抱えてます。そしてその重たい設定を全く活かせない展開が続きますので、物語なし!萌えなし!されどキャラ特化型の作品として楽しめるかどうか。
この二人の女の子たち以外の子も順次投入されていきますのでその色は強まっていきます。繰り返しますが、“安心で雑な作り”です。気楽に観れちゃうのです。


■いっそファンタジーオンリーならよかったのに
現実との中途半端なリンクのさせ方をします。

{netabare}・中国は内戦中なのか“東シナ海上海脱出船団”のテロップから始まるアバン
・自衛隊小松基地、第七艦隊など実在する名称が登場
・大陸からの敵に対して「台湾と半島が健在だから」と地政学的な言及あり
・グリペン、イーグル、ファントムⅡ、そしてF-Ⅱと実在機は言わずもがな{/netabare}

中途半端と評したのはそこで描かれたあれやこれやが荒唐無稽なので。

{netabare}・そもそも敵国または政情不安定な国に長期間滞在、かつ同伴者ありで入国した人間を国籍を有しているからといって入隊(厳密にはゲストだが・・・)させる軍隊はありません。
・グリペンの所望でほいほい基地に入れるはいいとして(良くないが・・・)、内通の可能性を否定できないミンホアには監視付けるでしょ?
・グリペンってジャミング(妨害電波)に優位性のある機体だと思ってたが逆にやられてない?まあグリペン側は見破ってたので気にしなくてもいいか。
・人間せいぜい8Gが限界でF-Ⅱでもそれくらいでる。アニマの変態的機動なんて即死レベルでしょ、普通。
・ただし一点、アメリカ軍のお粗末さ。「馬鹿でヘタレでやるときはやる」の前二つ部分について的を得た描写になってるのは良い。{/netabare}

他にも突っ込みどころに事欠きませんが割愛します。それなりに説得力のある描写でした、とはいきませんでした。
本題としたいのはそこに見え隠れするラノベ原作のメリットデメリット。


 作者は取材を一切してないでしょ?


俺が脳内で考えた素敵なプロット・・・止まりなんですよね。あくまで自分がラノベを読まない人なので事実誤認あったらごめんなさい。
時に天才的な作家が現れ傑作を残すこともあるでしょう。その人の経験値が作品に反映されるのなら、読書を通じて咀嚼した疑似体験を筆に込めることだって多いはずなのは理解してます。
ただし、新作を練る時には作品に合わせて経験や知識を再構築/再構成しなければならず、それに合わせて不明点を埋める作業つまり取材をするものです。異世界やファンタジーものなら隠せるかもしれませんが、現実世界の成分多めの作品にするなら最低限の取材をすることは読者への礼儀でしょうね。
それで本作を捉えると、ネットからつまみ食いしたネタを切り貼りしてるかのような横着な印象を受けます。浅さが透けて見えると作品に没入するのは難しい。横着すると往々にして人物描写もたかが知れてくる。これはきっと原作が悪いのではないかと思われます。
下手に実在のオブジェクトを持ってこなかったほうが良かったのでは?


■そうは言っても完走しちゃうぜ
中途半端な現実とのリンクには閉口しましたが、いったんそれを横に置くと、迸るB級の波動を満喫することができます。
{netabare}・幼馴染の扱いがとことんひどかった。
・あのガラスがパキンパキンの最終回がめっちゃ唐突。
・ザイこの後どうすんねん?{/netabare}

「ははは、しょーがないなー」と「ダメだこりゃ」の二択であれば前者になります。
あまりにも変だと不思議と愛着が湧くものなのかもしれません。

リアタイとしては同クールの『コトブキ飛行隊』と女子の戦闘機乗りモノ系列の比較対象があるなど、リアタイ組ならではの楽しみもありました。
クールで誰しもが必ず一つは巡り合う?愛すべきポンコツ枠みたいなもんかしら。オススメはできませんし評点も低いですが、わりと自分が好きなダメさ加減でした。
ダメさを睥睨することに快感を覚える隠れSタイプの方にはお薦めです。



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2019.09.10追記


視聴時期:2018年1月~3月 リアタイ視聴


原作小説第1巻 - 第3巻と第8巻の一部を時系列順に再構成した内容となっている。(wiki引用)



2019.04.03 初稿
2019.09.10 追記

投稿 : 2020/01/18
♥ : 48

71.9 12 2019年度のSFアニメランキング12位
PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1「罪と罰」(アニメ映画)

2019年1月25日
★★★★☆ 3.8 (63)
490人が棚に入れました
Sinners of the System Case.1「罪と罰」:2117年冬、公安局ビルに一台の暴走車両が突入する事件が発生。その運転手は青森にある潜在犯隔離施設〈サンクチュアリ〉の心理カウンセラー・夜坂泉だった。しかし取調べ直前に夜坂の即時送還が決定する。監視官の霜月美佳は、執行官・宜野座伸元らとともに夜坂送還のため青森へ向かう。そこで待っていたのは、〈偽りの楽園〉だった。

3つの物語の舞台は約100年後の日本とアジア――その現在、過去、未来に起きる事件が語られる。事件に立ち向かうのは、規定値を超えた〈犯罪係数〉を計測された〈執行官〉たちと〈シビュラシステム〉が適性を見出したエリート刑事〈監視官〉たち。犯罪を未然に防ぐために必要なものは、猟犬の本能か、狩人の知性か。事件は思わぬ事実を明らかにし、世界のあり方を映し出す。これまで語られていなかった『PSYCHO-PASS サイコパス』のミッシングリンクがついに紐解かれる。

声優・キャラクター
野島健児、佐倉綾音、弓場沙織、平井祥恵、岡寛恵、小山力也、斉藤貴美子、多田野曜平、中川慶一、花澤香菜、東地宏樹、櫻井孝宏、伊藤静、沢城みゆき
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

青森のサンクチュアリ

『PSYCHO-PASS(サイコパス)』の新作・劇場版三部作の一作目の舞台は日本。
青森の<潜在犯>隔離施設“サンクチュアリ”から脱走した女に関する公安局の捜査に、
不自然な横槍が入ったことをキッカケに、公安局屈指の女<監視官>二人とその一味らが、
青森と東京、前衛と後衛、二手に分かれて喰ってかかる、やや刑事ドラマ色の強いシナリオ。

自動運転が絡んだ事件の発端。行動予測がすっかりスタンダード化した捜査。
あとは{netabare}旧優生保護法絡みの裁判でも問われた、
社会が不適合とみなした人間から出産、育児の権利を剥脱した件とか。{/netabare}
日々アップロードされ続ける社会に対する懸念もふんだんに盛り込みながら、
社会正義の在り方を問いかける構成にはらしさは出ていたと思います。

ただ、尺不足は感じます。
青森を聖域たらしめた根拠となった<潜在犯>更生のアプローチ。
即ち{netabare} 集団心理を活用した個の圧殺による<犯罪係数>低位安定を土台とした“ユートピア”実現。{/netabare}
に関しては特に心理描写の欠落による説得力不足を感じました。

これは1クールに枠が短縮されたTVアニメ2期以来、ずっと感じていることですが、
最近の本シリーズは、着眼点は面白いのですが、
個々の要素の掘り下げはやや物足りない印象が続いています。
『PSYCHO-PASS』は1期みたいにシステムの弊害や穴を突いた犯罪を描き
テーマを投げかけた上でさらに、
社会の変容が個人の価値観や芸術活動に及ぼす影響までえぐり出してこそ価値がある。
と私は思っているので、今回のネタも例えばTVアニメ3期2クール相当の枠内で、
“楽園”で暮らす<潜在犯>の生活感も含めて、
じっくり、ネットリ表現して欲しかったと言うのが正直な所です。

それでも劇場版ならではのSFバトルシーンなど見所はありました。
この第一部では、先輩<監察官>を差し置いて、
公安局のエース(自称)である霜月美佳<監察官>が捜査の前線・青森で活躍しちゃいます♪
正義の名の下に猪突猛進しそうになる、じゃじゃ馬ぶりは相変わらずw
まったく<監察官>と宜野座<執行官>どっちが“猟犬”だか分らなくなりますw

そんな中でも事件を通じて抑える所は抑える。美佳の成長は感じられました。
宜野座<執行官>がこぼした{netabare}「人うまく使えるようになったじゃねぇか」{/netabare}とのひとり言は、
美佳に対する賛辞だと私は理解しています。
但し本人には決して言いません。だって煽てると調子に乗っちゃいますからねw
この辺りは流石に“忠犬”宜野座さん。<監察官>の扱い方をよく心得ていますw

また今回の<シビュラシステム>に関しては、
治安を託し得るか?という論点に加え、政治を託し得るか?という点も強く意識させられました。
何せ毒をもって毒を制するシビュラ君は性格悪いですからw
高度な政治的判断とか任せて良いのか逡巡してしまいます。

特に今回エグいと思ったのはラストにて、やや重大なネタバレになりますが、
{netabare}美佳が<シビュラシステム>に対して事件関係者の人生保証と言う個人の幸福と引き換えに、
システムの欠陥やスキャンダルの暴露を断念した幕引き。
一見、提案したのは美佳だけど、私はこれ絶対<シビュラ>は最初から美佳たちが、
個人への情に価値を置くことを分っていて仕組んだだろうと言う疑念を持っています。

<シビュラ>はシステムのガンになりつつあった青森の<サンクチュアリ>を、
自らの手は直接汚さず、しかもイメージダウン等、切除のダメージは最小限にして、
<潜在犯>をゴミ呼ばわりしていた管理者もろとも、大掃除した。

結局、今回もまた<シビュラ>の掌の上で踊らされていたと私は解釈しています。{/netabare}

うん……やっぱりシビュラ君、性格悪いわ~w

投稿 : 2020/01/18
♥ : 21

アトランティス さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

サイコパス新3部作の序

2015年の劇場版サイコパスから4年。
近未来SF風刺作品として名高い本作が戻ってきました。
一作目の副題は「罪と罰」になっています。

特に今までの復習やキャラクターの紹介もないので
軽く人物を復習してから見られることをおすすめします。

3部作1作目となる今回は常守朱の後輩である霜月監視官(cv.佐倉綾音)と
今回彼女のお目付け的役割の宜野座執行官が中心となり事件に挑みます。
アクションシーンも多く全体で60分なのですがそれ以上見ていた感覚でした。
60分の中で事件の始まりから終わりなので敵は結構あっさりとしています。
アニメでも何度か登場した思想犯、殺人犯の収容所、
映画の舞台はその収容所のうちの1つです。(アニメでは初登場)

一見しっかり更生プログラムを実行しているように見える施設、
その施設が抱える闇に霜月監視官らが挑んでいく展開になります。

男(おっさん)キャラが多い中で今回のCase1の癒しは佐倉綾音ボイスの霜月監視官、
彼女の作画だけはサイコパスでは可愛いを重視しているような気がします笑
映画館は満席で宜野座の美顔を求めていた女性の方も多くおられました。
でも今回の宜野座執行官はとてもかっこよかったですね。
アニメの記憶が薄れているのですがこんなにかっこよかったけ?で見た後も思っていました。

主題歌については
1期のアニメの曲のRemixでした。
意外に良かったのでCD音源化してほしいです。

まだ1作目で今後のストーリーにつながりがあるか分かりませんが
今作もいつも通りのシビュラシステムでした。

投稿 : 2020/01/18
♥ : 10

ぺぺりん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

私の事件ってことでいい?⇒やだ

好きな作品であるPSYCHO-PASSのキャラごとのショートストーリー。
3部作(過去・現在・未来)の事件

今回は現在かな。

いままであまりスポットを浴びていないキャラが全面に出ているせいで
盛り上がる前にトントンって終わった感じでした。
(私的な意見です)

ただ本当にグラフィックは綺麗で 音楽もよかった。

もう少し時間を長くしてほしかった。
好きなPSYCHO-PASSだからこそ不満に感じました。

次回に期待


3部作 現在⇒過去⇒未来の順で最終繋がり意味を成せばうれしいかも。
3作全部見終わった後再評価いたします。

投稿 : 2020/01/18
♥ : 5

62.7 13 2019年度のSFアニメランキング13位
RobiHachi(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (90)
301人が棚に入れました
G.C.0051。
ファーストコンタクトから半世紀。
超光速航行技術を手にした人類は、 いくつかの種族(宇宙人)と惑星連邦を結成していた。

NEO TOKYO 八百八町———。

ロビーは、顔は悪くないが残念なアラサー。
自称フリーのルポライターだが、仕事上の失敗から契約を切られ、彼女には振られ、 交通事故で死にかけるなど、人生で思うにまかせぬ不運が続き、 ついには借金取りに追われる身に。
ある日、ひったくりに鞄を奪われたロビーは、一人の青年に助けられる。
犯人を捕まえて鞄を取り戻してくれたそのフリーターの青年は、ハッチと名乗った。
お礼にと飯を奢るロビー。

「曲がった事は大嫌い」と言うハッチ。「楽して暮らせればそれでいい」と言うロビー。
「きっと何か面白いことがあるはず」と言うハッチ。
「世の中いいことなんて何もないさ」というロビー。二人はまるで正反対。
「バイトがんばれよ」「おじさんもね」と言って別れた翌日、 やって来た借金取りはハッチだった。

「お前、なんでここに?」
「バイトなんだ」

ハッチのバイトとは、ロビーが借金をした高利貸しのヤンのバイトだったのだ。

「曲がった事は嫌いだって…」
「だから借りたお金は返そうよ」

追いつ追われつのドタバタのさなか、しびれを切らしたヤンが、 部下のアロとグラを引き連れて姿を現す。
絶体絶命!

しかし間一髪、ロビーはピンチを切り抜けると宇宙船で大空へと飛び立った。
ヤンたちを振り切ったロビーは、 このまま宇宙へ出て「イセカンダル」に厄落としの旅に出ることを思いつく。
「イセカンダル」とは、銀河の彼方にある行けば幸せになるという伝説の惑星だ。

が、その時、ハッチがひょっこり顔を出す。
一人で飛び立ったと思っていたロビーだが、ハッチを乗せたままだったのだ。

「決めた!俺も行く!」
「そんな勝手な!」

こうして旅立った二人は、恒星間ワープを駆使して、 一路「イセカンダル」を目指してギャラクシー街道を突き進むのだった。



声優・キャラクター
中井和哉、河本啓佑、阪口大助、杉田智和、木村昴、徳留慎乃佑
ネタバレ

shino73 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

チェンジ ゲッター!!

高松信司監督作品、制作スタジオコメット。

ベタなギャグ満載のSFコメディ。
これが意外にも嫌味がない。
銀魂の精神がどこか宿っていますね。

お金もない、仕事もない、彼女もいない、
それでも底抜けに前向きに生きる主人公ロビー。
疲れた日常を癒すには、
これぐらいお気楽なコメディもありでしょう。
しかし初回でお勧めするには勇気がいるなあ。

舞台は人類が宇宙旅行を楽しめる時代。
SF版「弥次喜多道中」でしょう。
他の惑星に漂着しては、
きっと奇天烈な物語が待っているのだ。

最後に全部持って行ったのはまさかのあれ。
{netabare}合体だと!?{/netabare}、そう来たかー!!

後悔しても知らないよー。

6話視聴緊急追記。
僕のあにこれの盟友たちが、
続々と断念かと!?
雲行きが怪しいですが(笑)
愛すべき80年代的おバカ(アニメ)ですね。
しかし特別続きも気にならないよ。

最終話視聴追記。
終わっとったんかいっ!!
どうりで誰も語らないわけだ(笑)
僕も途中、見ていませんが完走です(おいっ)

うーん、ライディーンできたか。
レトロな演出は好きですよ。

あちこちぶつかって成長する。
想定外を楽しむ。やはり奇天烈な冒険でしたね。
人生の外側へ。
意外にも終幕はこれでいいのだと肯きました。

投稿 : 2020/01/18
♥ : 34

えたんだーる さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

「そうだ、ISEKANDALへ行こう。」東海道中膝栗毛+西遊記+SF、みたいな…!?

G.C.0051年という良くわからない未来のお話。ファーストコンタクト(異星人との初めての接触)を果たしてから、それを紀元とする年号が使用されているようです。

生まれは裕福だが親元を飛び出し、貧乏生活を送るアラサーのロビー。そしてせんなロビーとたまたま出会ってしまった高学歴フリーターのハッチ。

お人好しで騙されやすく行き当たりばったりで生きているロビーと、合理的に物を考え何事にもキッチリしているハッチの凸凹コンビがISEKANDALを目指すことになる経緯を描く第1話でした。

明らかにJR東海の「そうだ、京都へ行こう。」というTV CMを意識した作中CMがちょっと懐かしい。そこへ行けば望みが叶うって、ガンダーラかい(笑)!?
(いや、「伊勢カンダル」です…。)

投稿 : 2020/01/18
♥ : 20
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

ナンセンスというより、センスないギャグアニメに飽きた。一時、戦略的撤退(苦笑)

【1話ごとの感想】
1話目「旅は道連れ Journey to the Star」☆2
{netabare}
ドタバタギャグ、か。とりあえず、作画はだいぶ酷い。ギャグパートは良いけど、シリアスに振ったときに、心配は残る。

監督の高松信司さんは、「男子高校生の日常」「ぐらんぶる」の監督だと思えば信頼できるけど、「ナンバカ」「イクシオンサーガDT」の監督だと思えば、やや不安が(笑) まあ、「銀魂」「スクールランブル」あたりから考えても、ハイテンポであることは間違いないだろうけど。

東海道中膝栗毛は未読なんで、一般的な知識の部分しか分からないな。私は文学部ですが、近代文学専行なんで、古典は逃げまくってたし(笑)

《今後の展望》
しばらく、3話くらいまではドタバタコメディか。中盤から後半にかけては、ハッチの実家問題を解決しつつ、最終的には、「俺たちの旅はまだまだ続く」で終わりそうな気配がしますな。
{/netabare}

2話目「タコから出た真実」☆3
{netabare}
なんか、色々パロディだが、ディズニーは怖いぞ? 大丈夫か(汗)?

《今後の展望》
なんか、イセカンダル、火星でも宣伝してるって、実は怖いところ(なんか捕まって実験的な)かなと一瞬おもたったけど、伊勢神宮をそんな風にイジれるとも思わないので、それはないかな。

イセカンダルは、アニメの聖地だったりするのかな?
{/netabare}

3話目「冥王星の惑星ほし恨み」☆
{netabare}
月をディスるなや(笑) スケールでけぇな(笑) 電通にケンカ売るなよ(笑) 許可、とったなら電通が偉いし、とってないなら、制作が根性あるな(笑)

う~む、月をディスるスケールの大きさや、身内といえる電通にケンカ売る姿勢は、当時の「風刺」という文化も併せ、好きではある。が、プルトニウムバスターはな~。本気で腹立つ、悲しい思いもする人はいるだろうにと、岩手県出身者として思う。

やはり、パロディは笑えないとね。笑えないパロディは、ただの冒涜。

《今後の展望》
関係各所に怒られて、放送中止(苦笑)?

とりあえず、有名な宿場町まわるんだろうし、次は小田原ね。美人な女将に誘われ宿へ。そこで風呂が熱いのなんきので踏み抜いて大騒ぎ。原作ではそないな感じ。前半は多分、踏襲するかな?
{/netabare}

4話目「竿の先に半魚人」☆2
{netabare}
東海道中膝栗毛のBL要素は、ロビハチではなく、こっちで消化するのね。

働き方改革に、半魚人、、、魚民、かな(汗)?

原作、あんまり関係なしですね。設定だけをもらう感じかな。

《今後の展望》
う~ん、あんまり面白くならないね。

次は箱根。これで地震ネタや火山ネタを引っ張ってきたら、流石に切るかな~。
{/netabare}

5話目「地獄の沙汰もドン次第」☆2
{netabare}
箱根はまんま箱根だな。箱根は行ったことないけれど(笑) わりとしょうもないオチ。笑い処がみつからないな~。

《今後の展望》
次は浜名湖? うなぎ美女に、うなぎパイで精力アップ、みたいな展開かな?
{/netabare}

6話目「寝耳にウナギ」☆2
{netabare}
ハママⅡ(笑) う~ん、美女が出てこない展開は意外だったけど。利子から、尻w ツケから、尻w まあ、ツマランナ。

《今後の展望》
まあ、多分今後も1話完結のバカギャグ回が続くんでしょう。んで、10話か11話くらいから、イセカンダル絡みの話かな。とりあえず録画だけしといて、評判良い回だけ観るか、イセカンダルに入った辺りから観るかな。とりあえず、一時、戦略的撤退ですw
{/netabare}

投稿 : 2020/01/18
♥ : 19

60.2 14 2019年度のSFアニメランキング14位
消滅都市(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★☆☆ 2.9 (137)
534人が棚に入れました
ある日、ひとつの都市が消滅した――。一匹狼の運び屋の男タクヤと、消滅から唯一生還したと言われる少女ユキ。ふたりは、消息を絶ったと思われていたユキの父親からのメッセージを頼りに消滅都市へと向かうことになる。しかし、そんなふたりの前に思わぬ障害が立ちはだかる。それはユキにとって、あまりに衝撃的な現実で――。残された人の想い、暗躍する謎の組織、そして隠された陰謀。タクヤとユキ、全くの他人だったふたりは、旅の中で絆を深めつつ、消滅都市の謎へと迫ってゆく。

声優・キャラクター
花澤香菜、杉田智和、中村悠一、朝井彩加、新垣樽助、愛美、西村太佑、中恵光城、高橋信、高橋英則、今井麻美、佐倉綾音、松岡禎丞、島﨑信長、KENN、日岡なつみ、黒沢ともよ、鈴木崚汰、てらそままさき、山谷祥生、社本悠、岩井映美里、直田姫奈、大西亜玖璃、園山ひかり、玄田哲章、津田健次郎
ネタバレ

noindex さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

9話はケムリクサ11話に匹敵する伏線回収回なのだが…誰にも評価されずw

1話
EDが{netabare}花澤さんが歌う映画「スワロウテイル」の主題歌w{/netabare}これだけでだいぶポイントが高いのだが、それ以外はぼろぼろ…。
原作はストーリーの良いソシャゲとして名前が挙がる作品だが、1話見る限りダメダメに感じる。超劣化版ダーカーザンブラックってとこか。
チープなアクションシーンでなぜか坊さんが襲ってきたりとかクソアニメ臭半端ない。
マッドハウス制作だけど作画や3DCGもしょぼいしこれは魔法戦争のマッドハウスだね。
花澤さんの声もこのキャラには合ってないような。杉田さんが主役は久々?

2話
相変らずよくわからんまま話が進むな。
アクションシーンが多いので作画が所々変なのは仕方ないと思うが、なんでカメラに手ブレを入れるんだろうか。
背景はとても良く描けていると思う。

3話
{netabare}アイドル+ループもの展開。
ライブシーンは全て静止画。
消滅を起こしたのはユキだったと言うありがちなオチ?{/netabare}
クソアニメ街道ばく進中だな~

4話
登場人物が増えてややこしくなったな。
{netabare}リョーコが主役みたいだなと思ったらやられてしまった。
ミリンライスは調べると原作ゲームではコアなネタらしいw
あやねるのキャラは何なんや。
EDのアイドルソングはやめて欲しい。{/netabare}
それにしてもやはりダーカーザンブラックに似ている…。

5話
なんでタクヤたちが月の涙が盗まれるのを阻止しなきゃらならいんだろう…。
そもそも主人公のタクヤがこの騒動にここまで関わる動機も必然性も弱すぎる。孤児院がらみで最後に絡んでくるんだろうが。

6話
作画が回復してるwハチナイの方が回復すればいいのに…。
でもタマシイのスタンドバトルもどきはしょぼい。
ストーリーは一旦区切りで、ここまでタクヤが空気だけど孤児院とのからみで出番が出てくるのだろう。

7話
{netabare}なんかタクヤにはユキよりヒナコの方が大切な人に見えるんだが……。
ママせんせいとかFF8思い出すな。{/netabare}
作画はまたダメになってた。

8話
ラクーアケミカルに簡単に潜入出来すぎやろ…。
おいEDがなんで花澤さんの歌う{netabare}HelloAgain{/netabare}なんだよwwwwww
懐かしすぎて涙出そうになったわwwwww

9話
おお!ケムリクサ11話みたいに伏線がーっと回収してるw
今期のレベルならストーリー一番じゃない?さすがにソシャゲでストーリーナンバー1と言われてただけあるな。でもマギレコの方が上だけど。
{netabare}ロストが起きるまでの過去を解き明かす回だったわけだが……ユキの母親も花澤さんが演じてて紛らわしかった。
ただ、凝ったストーリーを作ろうとするとすぐ量子力学だの平行世界だの言いだすのはうんざりするな。量子力学ネタにしてるアニメこれでいくつめだよ。
敵の目的は別世界の数百万の命を救うということで、悪人はいなかったというオチでした。{/netabare}

10話
{netabare}タクヤとユキが波動性物質の問題を無視してロストに行ってしまうのはどうにかして欲しい。
EDまたアイドルソングに戻ってるし…HelloAgainのままでいいのに。{/netabare}

11話
{netabare}あやねるキャラ死んじゃってあやねるの無駄遣い。
タクヤとユキにそんな強い絆があると思えないんだよな…海岸で話した程度で…。
ロストの中はもっとアートでサイケな映像空間にして欲しかった。{/netabare}やっぱこのアニメのスタッフはセンスねえな。
次で最終話だとやっぱクソアニメで終わりだな。

12話
{netabare}世界を選択するとかますますダーカーザンブラックっぽい。
敢えてロストが無かった世界を選択しないのはひぐらし賽殺し編を思い出した。まぁこれでギリギリ深みは出せたか。
余韻を残すためにヒロイン記憶喪失ENDにするアニメ、多いよね。{/netabare}

【総評】
ダーカーザンブラックなどの他の作品と似たような設定をつぎはぎしているように見えるが、それは他の作品にも当てはまるので大きなマイナスではない。
アニメ史に残る空前の大凶作の今期ではマシな方。駄SFアニメとしてはBEATLESSやRErideDよりは全然見られる。
ソシャゲのストーリーでNo.1と言う人もいるのがギリギリ理解できるレベルの内容だったが、でもマギアレコードの方が勝るな。

作画は一見悪いようで確かに崩れ気味ではあるものの、意外と演出やキャラデザは悪くない。そこは腐ってもマッドハウスだろうか。同シーズンの八月のシンデレラナインのゴミ作画よりはずっといい。
背景がやたらカラフルだけど、同じマッドハウスの「神さまのいない日曜日」「ノーゲーム・ノーライフ」と同様。マッドハウス演出と呼んでいいのでは?

投稿 : 2020/01/18
♥ : 12
ネタバレ

雀犬 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

笑滅都市

こりゃ消滅するのはマッドハウスの制作費だな。

以下、各話感想

■第1話~第3話
{netabare}
・第1話「消滅」
とりあえずこのアニメはアクションが面白い。
スタイリッシュスクーターアクション!
主人公が重量の影響を全無視できるアニメは神クソアニメ。
スクーターの上で仁王立ちする霊体。
唐突な当たり前の坊主!!
あまりにも意味不明なので公式ページを見ると
原作ゲームの基本設定でタマシイというものらしい。
まぁジョジョの奇妙な冒険のスタンド能力のようなものかな。
ロストで消滅した人はタマシイになるという設定なのだろうか。

第1話で一番面白いのは、
スクーターに乗って高速道路を走りながら坊主と戦ってるのに
道に足をつけて立ちはだかる坊主との距離が全く変わらないところだな。

ED曲はざーさんのカラオケ。

・第2話「犠牲」
むむっ作画があやしい。
動きのある場面になる前にシーンを切り替えて
誤魔化しているのように感じるが俺の思い過ごしだろうか。
とりあえずカットのつなぎ方が悪いよ!

探偵時代の後輩コウタが背中を刺されて重傷なのに
見殺しにして全力逃亡するタクヤ。
当然ユキから「なんで平気な顔して先に進めるの」と非難されるが
その後、全くフォローがないのがジワジワ面白い。
まぁこれは来週以降に説明があるのかもしれないけど。

ユキが覚醒して自分の意志でタマシイを召喚できるようになると
タクヤは元探偵で銃も使えるんだが、タマシイに銃は当たらんし
このアニメ主人公いらなくないか?と感じてしまう。

「タマシイ相手じゃどうしようもない。お前の力が必要らしい。」
自分で認めてどうする。

でも第2話で一番面白いのは、雨のように飛んでくる敵のナイフのうち
攻撃しているのが一本だけだとタクヤが見破ったのに
それが展開に全く活かされてなくて
AKIRAのマシンガン無双で倒してしまうところだな。
こんなん笑うしかないわwwww

・第3話「記憶」
唐突に始まるアイドル回。
録画ミスったかと思ったじゃないか。
重傷のコウタとユミコをほったらかして、
このタイミングでアイドル回をやる構成センス。
嫌いじゃないよ。

必死に説得するギーグに対して、
消えるという斬新な拒絶を見せるユアたん。
これは傷つく。(´;ω;`)ブワッ
ユキが無理矢理ユアを連れ出したら
都合よくそこに仲間がいて一件落着というこの差はひどい。
デブを差別するな!

主人公が何かを閃いてプロデューサーを探そうとする。
「顔もわからないのにどうやって!」
というギーグの制止を振り切って会場へ走り出す。
結局プロデューサーは見つからなくて無駄足。
なんなんだこのシナリオは。
第2話と同じく全く話が繋がっていなくて草。

特殊EDは紙芝居ライブ。
{/netabare}

■第4話~第6話
{netabare}
・第4話「疑惑」
主人公のタクヤがこんなにボロボロになりながら
ロストを目指す理由が分からないよなぁ。
「契約は守らねえと」じゃ弱すぎる。
タクヤの過去が明かされると納得できるのだろうか。

今回は新キャラがぞろぞろ登場したが、
赤髪ポニーテールキャラが
ユミコ(探偵・タクヤの元恋人で重傷)と
リョウコ(初登場・伝説の刑事の娘)でダダかぶりしている。
おそらく多くの視聴者が、
「えっ、さっきタクヤと病室で話してたのに
 なんで今ユキと会話しているの?」
と2人がごっちゃになって混乱したのではないだろうか。

それと顔は似ていないのだが、
不良探偵のケイゴの初登場シーンも
赤い服に黒いベスト着てて
シュークリームを食い散らかしているから
一瞬ギーグかと思ったじゃないか。
ああ紛らわしい。

気になって公式ページのキャラ紹介を見たら
そもそも主役のタクヤとアキラが全く同じ顔じゃん。
https://shoumetsutoshi-anime.com/characters/#/
これはネタなのか、伏線なのか。

アイドルEDは1回だけだと思ったら今週もやっちゃうのね。

・第5話「情愛」
また何か新キャラ増やしちゃいました?
アイドル、刑事ドラマの次は怪盗団ときましたか。
ここまで支離滅裂なアニメはなかなかお目にかかれないだろう。
もはやロストを目指していないし。

第5話の見所は回想シーンの多さ。
タクヤの回想
→ ユキの回想
→ ツキの回想
→ ヨシアキの回想
→ ソウマの回想
→ そして怪盗団全員の回想。

1話に6回も回想シーンを入れるアニメがあるかバカモン!

・第6話「訣別」
アキラvsソウマのタマシイバトルで開幕!
正面から気弾のようなものをひたすら撃ち合うだけなので単調。
でもアキラさんが顔芸を頑張っていたのでわりと楽しめた。

アキラはソウマ(+ツバサ)にボッコボコにやられるのだけど
これは炎属性と氷属性の相性の悪さゆえらしい。

相変わらずカットのつながりが悪くて、
人物がワープしているように見えるw
作画班は今週のアキラのように疲労困憊してそうだ・・・

次回は主人公タクヤの過去に迫る話のようで、
ここまで何者かよく分からなかった彼の正体がようやく見えてくるのかな。
続きが気になる終わり方は、このアニメで始めてかもしれない。
多くの視聴者が消滅してしまったようだけど、
奇跡の巻き返しはあるのだろうか?
{/netabare}

■第7話~第9話
{netabare}
・第7話「後悔」
今週もアバンから早速回想で始まった。
ボッタクリバーにひっかかるタクヤとギーグ。
なぜかギーグはボコボコに殴られていて
なぜかタクヤは無傷で探偵にスカウトされるという謎の流れ。
だからデブを差別するな!

オープニングを挟んで現実の場面に戻る。
ギーグが「地下シェルターを作る」とかいって
どちゃくそでかい穴を掘っててクソワロタ。
地面を掘り下げる前にキャラを掘り下げろと言いたい。

期待していた養護学校のエピソードは
よくある辛気臭い話であまり面白くなかった。

回想で探偵事務所の同僚コウタが2話以来久々に登場したんだけど
タマシイに刺されて倒れた彼は一体どうなったのだろう。
そろそろ白骨化しているんじゃないか。

・第8話「訣別」
ひさしぶりにタクヤがスクーターに乗って活躍。
からの転倒。
だからノーヘル運転は危ないって。
不運(ハードラック)と踊(ダンス)っちまったらどうするんだよ。

もうダメかと思ったらAKIRAが発動してユキは空中飛行でソウマの元へ。
やはりタクヤは必要なかったじゃないか。
タクヤはなぜかジャージ姿のコウタと再会。・・・コウタ?
コウタ 生きとったんかワレ!
なぜだろう、あまり嬉しくない。

今回はなかなかカオスな展開でかなり付いていけなかったけど
EDで全てを許そう。

復ッ活ッ
ざーさんのカラオケ復ッ活ッ!!
ざーさんのカラオケ復ッ活ッ!!
ざーさんのカラオケ復ッ活ッ!!

しかも俺の好きな曲、Hello Againじゃないですか。

~ぼくはひとりになった~

ということでソウマ消滅。なぜだろう、あまり悲しくない。

・第9話「運命」
ユキとソウマが世界を救う鍵になる設定的裏付けができたのは良い。
まだまだ説明されていない設定も多いのだけど
これまでのようにお話を発散させるのではなく
色々と想像が膨らむ良い回だったと思う。

声優がユキと同じ花澤さんということで
食堂のお姉さんを視聴者に注目させるという演出もアニメならでは。
ただ・・・

絶望した~!あと3話しかないことに絶望した~!
これ俺たたENDで終わるアニメじゃんw
{/netabare}

■第10話~第12話
{netabare}
・第10話「決断」
トマトの緑健農法という美味しんぼネタ懐かしい。

しかし、このアニメは
みりんライスとか、
ポテチに天むすのコンビネーションとか、
トンカツの衣をはがして食べるとか、
オムライスのグリンピースを避けるとか、
キャラ立ての仕方がいつも食い物ネタで奇抜っスね。

ピアノばっか弾いてたタイヨウが
急に狂気のマッドサイエンティストに変貌してわろた。
実験台に使った人の死体を綺麗にドミノ状に並べてるのがまたシュール。

・第11話「信頼」
なんでロストの中心との通信に宇宙通信用のアンテナが必要なんだよ!
この回は全キャラが登場してそれぞれのスキルを活かして活躍したり、
暗号をスパコンで解いたり、謎の「サマーウォーズ」感がある。
「サマーウォーズ」もマッドハウスだったけど。

そしてロスト突入から怒涛の回想ラッシュ。
回想、回想、また回想。回想の中で回想。
そんなに回想が好きなら回想と結婚すればいいのに!!

謎の絆パワーで正気に戻るのはいいんだけど、
(いや、何のためにみんな頑張ったのか分からんから良くないけど)
なんでスクーターまで復活してんだよ。
スクーターはタクヤの体の一部なのか。

・・・まぁこのくらい突っ込み所がある方がらしいといえばらしい。
次回泣いても笑ってもBDが売れなくても最終回。

・第12話「未来」
視覚イメージを送り付けておきながら
ダイチとの会話自体は文字チャットで進行するという
絵面はなかなか面白い。
親父の思念体ではなくモニターに直接話しかけるのかよ。
最後に顔出ししてたが最初から実体化しろw

思いの強い方が勝つとか言っておきながら
タイヨウは巨大ロボ化。アキラはフルボッコ。
ユキは白目。タクヤはスクーターがなければ役立たず。
思いの強さで負けてるじゃねーか。
そしてキキョウの策略で形勢逆転。
なんじゃこりゃぁ!

結局世界を元には戻さず、
主人公2人の記憶が消滅するという驚きのラスト。
ええんか?それで?

気になるED曲。最後はHello,Againで〆たか。
~記憶の中で ずっと二人は生きていける~
その記憶がないんだけど。

どうせなら、これ(↓)を実写版で流した方が面白かったかも。
https://www.youtube.com/watch?v=wZ3Fe1JeecE&t=2s
{/netabare}

■総評
 総評は真面目に書きます。アニメ化して欲しいゲーム1位でありながら、かなり残念な出来だったように思います。

 原作はスクーターに乗りながらアイテムを回収し、タマシイのスキルを活用して敵を倒す横スクロールアクションゲームです。アニメはゲームシステムはあまり意識せず、「ロスト」という災害発生前後の人間模様を描くサスペンスとして作られており、シナリオ重視の内容になっています。

 ストーリーで勝負する本格志向なのは良いのですが、実際にアニメを観ると相当に厳しくて、お話が横道にすぐ逸れるし、登場キャラが多すぎて煩雑、途中第9話で盛り上がりを見せますが、結局は強引に終わらせてしまったような印象を受けます。

 やはり一番痛かったのは主人公2人の目的意志が弱くて、消滅都市というゲームの世界観への案内人としてうまく機能しておらず、彼らに感情移入することも難しかったことでしょうか。

 「依頼されたから」「父親が呼んでるから」と他人の意向でロストに向かう、というのは動機としてとても弱い。どの回も、キャラが話の都合で動かされているように感じる。そうではなくて、「父親にもう一度会いたい」とか「ユキを助けたい」とか「タマシイになってしまった人を元に戻したい」とか、登場人物の感情を物語のフックにしなければ視聴者を引き込めないのではないでしょうか。

 まぁプロの脚本家ならそんなことは百も承知なんでしょうけど言うは易し、行うは難し。公式サイトの記事を読むと2016年に企画が立ち上がって、それから毎週5~6時間の脚本会議をやってもなかなかまとまらず、シナリオ作成に相当難航したようです。

 あーそういえば毎週10時間の脚本会議を2年間続けたというアニメがありましたね。「サクラクエスト」も入江信吾がライターだったような。・・・そういうことなんでしょう。

投稿 : 2020/01/18
♥ : 27
ネタバレ

るるかん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

EDの使い分けの意図が全く不明

10話~最終話まで
父に会っても最初となにも世界は変わってない所がある意味凄いけど、死ぬ思いでドンパチやってた割には陳腐な幕切れでガッカリ。・・・というほど期待もしてなかったのだが・・・。結局最後まで見たけれど、胸を空くような作品ではなかったような気がします。残念な感じです。
9話
いきなりロストの核心に関するストーリーです。ユキの両親の出会いからロストが発生するまでの経緯でしたね。話は分かりますが、また最初の話に戻ってユキの父を探しにタクヤと向かうのでしょうか・・・?来週からのエピローグに向けての展開に・・・あんまり期待はしてないけど・・・。
8話
今日のストーリーでEDが、いつも通りだったらぶち壊しもいいとこだったが、なぜか、My Little LoverのHello Againの花澤さんヴァージョンになったw これはこれで良かったが・・・。2通りもカヴァー曲を持ってて使わなかったとは・・・もったいないなぁ。
{netabare}いきなり出てきたのはコウタだったよなぁ・・・しかもピンピンしてたし、タマシイって不死身なのかな?ユキを守るためにアキラがまた登場したし・・・。この調子だと、ユキはロストを防ぐために泣く泣くソウマを消したシーンもなんだったんだって?なりそうなイヤな予感が・・・。いろいろと説明不足なのは今始まったことではないけど、死んだと思われた人もいきなり復活してきそうだ・・・w{/netabare}
7話
なるほど・・・養護施設の謎は解けました。今回はタクヤの後悔の念がよく理解できるストーリーでした。なんか初めていい話が展開されたような・・・wもう少しスマートにここまでもってこられなかったのかなぁ・・・。これで次回から見る気がしてきました。
6話
特にコメントが無いですな・・・。6話のストーリーは、あと数話見てから判断します。あまり面白さが感じられない作品ですが、一応最後まで見届ける所存です。
5話
怪盗団Xが突如登場したが、もう話の繋げ方が雑すぎて、観る側で色々補填しないと1つの話にならないよね。まぁ~なんとなく概要は掴めてきたけど、ゲームをやった人ならもっとスムーズに話についていけるのかもしれませんね。一見さんの私には、雑にしか映らない展開の繰り返しです。
EDはね~ちゃん達の宣伝かよ・・・。何のために花澤さんにカヴァーさせたんだよ。全く意味不明だ。わざわざひどいED使ってんだからな・・・。
4話
{netabare}
あれま、ユミコは助かっていたんですねw ロストで父を失った警部補リョウコがユキから情報を得て、3年前のロストの真相に迫るがあっさり部下に刺されてしまう。これで敏腕刑事なのか・・・。スズナはユミコにソウマは生きているという情報を持ってくるが、どの組織に属しているか分からない人なので敵か味方かも謎・・・。ラクーナケミカル社が最終的な敵になりそうな感じです。{/netabare}まだなんとも消化不良な状況です。
ところで、EDはSPR5になったのか?今日の終わり方には全然マッチしてないw そもそも消滅都市の今までの話にマッチしないだろ・・・このED。なんだよこれは・・・。
  
3話{netabare}
ロストの周辺は時空の歪みがあり、ギーク・ユキ・タクヤの3人は特定の時間をずっとリバースするのかと思ったら、メンバーのユアを説得したら、突然時間は進み始め、SPR5のコンサートが過去とは違う5人で開演・・・?こんなに過去に干渉して大丈夫なの?
ユキはユアは「たましい」だと思うと言っていたが、結局そうだったのかは謎のまま・・・。
時空の歪みから逃れ、現実に戻ると現実世界は変わっていなかった。過去への干渉によって付随する問題は何も無いのか?タイムリープじゃなくて人工的な幻覚ってことかな?色々中途半端でどうしたらいいんだろうw 
最後にロストで消えた弟の「たましい」が出てタクヤを殺そうとするが、ユキがそれを止めようとして大爆発を起こしたのか?・・・さっぱり収集がつかない回でした。見続ければ納得いく説明があるものだと信じて見続けます。
ところで、ユミコとコウタはどうすんの?このままじゃ見殺しじゃないか?{/netabare}今回は構成上仕方なかったのかもしれないが、EDは香菜ちゃんの方が遥かにいいですよ。次週から戻して下さい。
 
2話{netabare}
どうも謎が多いまま話が進んでるな・・・。このまま見ていけば全ての謎は解明されるのでしょうか?能力者の敵にはユキの能力が必要不可欠っていうことはっ分かった。消滅した都市でユキは何らかの実験をされていたって感じのニュアンスが入ってた回ですが・・・。敵は誰なの?敵の目的は?なんとも書きようのないストーリーでもう少し静観します。ユキはもう少し丁寧に描けないのか?{/netabare}
 
1話 {netabare}
3年前に都市が消滅し、唯一の生存者ユキを取り巻くお話。特殊能力(超能力?)が関係しているようですが、詳細はこれからっていうところですね。形状から90CC程度のバイクで二人乗りの逃走は不可能だと思うし、なんだか突然登場した特殊能力者的キャラも意味不明に現れたし、謎な面があります。{/netabare}まぁ、ちょっとは楽しめそうなので視聴継続します。
EDはCHARAの『あいのうた』を花澤さんがカヴァーしていて、とてもいいです。

投稿 : 2020/01/18
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