聲の形(アニメ映画)の感想/評価、レビュー一覧

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「聲の形」のレビュー感想/評価

よみがな:こえのかたち

上映開始時期:2016年9月17日

このアニメの感想・評価 593

聲の形のみんなの評価
★★★★★ 4.2 5
物語:4.2 作画:4.4 声優:4.3 音楽:4.0 キャラ:4.1
  • 物語 ★★★★☆ 4.2 作品のシナリオやストーリーに対する評価です。
  • 作画 ★★★★☆ 4.4 作品の絵やイラスト・キャラクターデザインに対する評価です。
  • 声優 ★★★★☆ 4.3 出演している声優、または登場キャラクターの「声」に対する評価です。
  • 音楽 ★★★★☆ 4.0 OP・EDや挿入歌、バックミュージックなど、音楽全般に対する評価です。
  • キャラ ★★★★☆ 4.1 登場キャラクター全般の設定・性格・個性などに対する評価です。
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2017.08.21 00:30 頑張って見る蔵の評価 | 観終わった| 4が閲覧 ★★★★☆ 4.7 評価対象: 聲の形(アニメ映画) 物語 : 4.5  作画 : 5.0  声優 : 4.5  音楽 : 5.0  キャラ : 4.5

「通じ合う」とは何か

主人公の石田将也は小学生の頃、恐れ知らずのガキ大将で耳に障がいのある少女・西宮硝子の補聴器を何度も破壊するなど残虐ないじめを加え、やがて耳を負傷させる。その出来事がきっかけで今度は、主人公が虐められるようになる。やがて彼は人の顔や声を判別することをやめ心を閉ざす。
高校生のある日、彼はとある決心を決め過去に向き合うため彼女に会いに行く。


聴覚障がい者が物語の中心に描かれていることで、激しい批判も受けた本作。

実際は、萌えキャラ化した障がい者とのラブストーリーではない。
コミュニケーション、「通じ合う」とは何かについて正面から向き合った作品だ。

主人公と西宮硝子は劇中で旧来のクラスメートとも再び接するようになる。
登場人物の間では『あの頃』の認識に齟齬があってぶつかり合う。
小学生の頃は上手く「通じ合う」ことができず、やがて拒絶した。
しかし、高校生になった彼らは「通じ合う」ことを衝突を繰り返しながら会得する。

自分の言葉は必ずしも相手に正しくは伝わらない。
相手の言葉は自分が心を開かなければ伝わってこない。
しかし、正しく通じ合えたならとてもうれしいことだ。

本作品はキャラクター、演じる声優、脚本から
「通じ合う」ことの尊さを表現しようという熱量が感じられた。

作画において特に印象的に感じた点は、心を閉ざした主人公の心象風景をアニメーションでの表現を十分に生かして描かれている点だ。
音楽は決して物語の前面に出てくることはないが、物語の心情描写を的確に支えていて素晴らしいものがあった。

単なる娯楽映画ではなく強いメッセージを持った作品だ。

 サンキュー(1)
2017.08.20 23:01 Robbieの評価 | 観終わった| 26が閲覧 ★★★★☆ 4.4 評価対象: 聲の形(アニメ映画) 物語 : 4.5  作画 : 5.0  声優 : 5.0  音楽 : 3.5  キャラ : 4.0

ビックリした

所詮、流行りものだろと思って観てみたが素晴らしかった。
まず、なんといっても早見沙織さんの演技が素晴らしかった。
また、京アニだけあって作画も素晴らしかった。
満点は、付いてないがストーリーとキャラももちろん良かった。
ただ、キャラは好感が持てるキャラばかりだったが、行動原理が少し分かりにくかった。
主題歌は良かったが、BGMが悪目立ちしている箇所があったため残念だった。
とにかく考えさせられる作品だった。
劇場まで観に行けばよかった...

 サンキュー(3)
2017.08.20 13:06 shino73の評価 | 観終わった| 336が閲覧 ★★★★☆ 4.1 評価対象: 聲の形(アニメ映画) 物語 : 4.0  作画 : 4.5  声優 : 4.0  音楽 : 4.0  キャラ : 4.0

美しい人

60年代のロックアンセム、
THE WHOの「MY GENERATION」がオープニングを告げる。

小学校回想。
退屈な毎日を単なる好奇心や面白半分で、
耳の聞こえない少女を虐める主人公。
徐々にエスカレートする虐め。
あまりにも度がすぎて学級裁判となり、
自分がクラスから断罪され孤立する。
保身の為、主人公を売るクラスメイトたち。
罪人の烙印。
どこにでもある無自覚な悪意。

弱いのはしかたがないけど、
ただその弱さを自分よりさらに弱い者になすりつける。
正当化される弱さ、悪意の同調圧力。
ヒロイン硝子の心は何度死んだんだろうか。

{netabare}どのシーンよりも心を掴まれたものがあります。
それは小学生の硝子が持つ筆談ノートでの何気ない日常です。
そのノートに言葉を綴り、
必死に周りとコミュニケートしようとするその少女の姿に。
拒絶され、からかわれても、けなげに笑おうとする少女の姿に心が震える。
少女の「ごめんなさい」がこれほど響くとは。{/netabare}

高校生現在、2人の再会。
償うこと、許すこと。
{netabare}自分のせいでバラバラに、
壊れてしまったものと向き合う硝子。
自己嫌悪と後悔の狭間で揺れ、
他人から目を伏せて生きる主人公
これは現代の罪と罰なのか。{/netabare}

伝えることの難しさ、
ただ素直に生きることの難しさ。
犯した罪はいつ許されるのでしょうか。
そもそも許されるものなのでしょうか。
どうか幸せになって下さい。

心の美しい人になりたい。
今はただそう願います。

 サンキュー(59)
2017.08.19 03:02 miki0908の評価 | 観終わった| 23が閲覧 ★☆☆☆☆ 1.0 評価対象: 聲の形(アニメ映画) 物語 : 1.0  作画 : 1.0  声優 : 1.0  音楽 : 1.0  キャラ : 1.0

原作、映画どちらも

原作、映画どちらも嫌い。
いじめられた人がいじめた人と和解、恋をする流れは非常に不快ですね。
あれはいじめではなく立派な傷害事件です。
昨今のストーカー犯罪はこういう思い込みや、
ワガママな人間が引き起こしているのでしょう。
風景もただ綺麗でキラキラしているだけ、
人物の心理描写に至っておらず、ストーリーを語らせる描写ではないです。

個人的に手話を勉強しているので興味があり、漫画、映画を見ましたが、
これならギャングスタのほうがよっぽど障がいや、ディスコミュニケーションを
上手に扱っていると思います。

 サンキュー(1)
ネタバレ
2017.08.19 00:26 YwJje43950の評価 | 観終わった| 35が閲覧 ★★★★☆ 4.9 評価対象: 聲の形(アニメ映画) 物語 : 5.0  作画 : 5.0  声優 : 5.0  音楽 : 4.5  キャラ : 5.0

もう何周かしたいところだけど

繰り返し2回観た。山田尚子監督作品なんで、2周目は演出に注視しつつ。あと何回か観たいところだ。
追記:計4回くらい観た。

西宮の心情は彼女の周りにも、こちら側にも伝わりにくいけど、石田と同じく、とにかく自己否定が過ぎるという事を、改めて意識的に前提として観ると、各場面で読み取れるものも増えたり変わったりするね。
これはいろんな場面でそうだけど、個人的には、石田が共に遊園地に行った人達それぞれに”ヒドいこと”を言って、みんなが去ったあとの西宮の表情とその気持ちが特に。
西宮に、みんなが言ってる事、言われている事が聞こえてるかどうかは知らないけど、いずれにせよ石田から友人が離れていった、この状況は理解出来ているでしょう。
(追記:聞こえてないだろうね。橋の上での会話が始まった直後くらいの遠い場所からのカットで、西宮は結絃に、手話で、指降って状況の説明をとお願いしてるよね。結絃は目を逸らす。)
石田は全部自分が悪いと言うが、このとき西宮もまた、この状況になったのは自分のせいだと思ってしまうんだね。
石田も西宮も基本的に、他人を責めない、というか責められなくなるくらい自分が嫌いで、自分のせいにする。
1周目なんか、みんなが去ったあとの西宮の向ける目を見て、石田のことを少し攻撃的な目で見てんのかと思ったけど違うよね。
なんで勘違いしたんだろうと考えると、もしかしたらこれは石田の感情かも分からないね。ここの感想は、3周目には変わってるかもしれないし確信的になるかもしれないし、微妙なところ。でも西宮の表情を見て、何かしら思ったはず。
追記:別に攻撃的な目線だと思ったって事はないのでは。

もう一つ、他の場面の話。
今作の最後の、植野の西宮に対する”バカ”という手話が”ハカ”になってしまっていて〜、というのは有名な話だろうけども、確かに西宮の仕草はそれを教えようとしてるな〜と2周目で思った。
1周目なんかそんなん分からなかったけど、言われてみればそうだ。
西宮が伝えようとしている事を、私はキチンと受け止められてなかったわけで、これが作品のテーマであるコミュニケーションの難しさというものだろうと思われた。
この作品において西宮の心情や言いたい事を理解するのは難しく、しかし、だからこそリアルだ、というのは受け売りだけども、確かに。

植野について、まぁ別に嫌いだなぁと思ったなら嫌いでもいいけど、この作品において、それだけでは済まない重要人物だね。って思うんだけどうまく書けないなぁ。
例えば観覧車の中での会話なんかは、西宮が、『自分の事が嫌い』と言って、それで全て自己完結してしまって、植野の言いたい事が、耳の聞こえる聞こえないという問題でなく、伝わらない。
今作品において、重要なシーンじゃないかと思うんだよな。
そこに至るまでに西宮の持つ障害はおおいに関係してるだろうけど、ここ観覧車内ですれ違ってしまっている理由は彼女の持つ障害そのものでない。
ここにあるのはもっと人間の内的な部分の問題であって、またコミュニケーションの難しさなんだろう。
他のシーンでも語る事の多いキャラだと思うけどここでは上の例で終える。
自分の中で彼女についてまだ考えが纏まってない感もあるからね。
あと、植野って石田に好意持ってる?それは今も続いてる?微妙なところだ。
石田の自転車の後ろに突然乗ってきた植野。大きい道路を挟んで反対側に西宮を見つけて、その後の彼女の一連の行い。
どう見たって嫌な奴だけど、山田尚子監督の演出を手掛かりにその心情を読み取る必要があろうと思う。ここらへんは、3周目、4周目だなぁ。
個人的に、”たまこまーけっと”の、みどちゃんを思い出させるキャラだなと思う。声優が同じだったりするけども。
追記:この記事の最後に載せているインタビューを読んだんだけども、やはり好きなんだね。そう思うとやはり切ない人だよなぁ。まるでみどちゃんの様だという感想は、外れてないな。
植田の想いが通じる事はもう無いんだろうな。西宮さんとは今後、良き友になれるのかもしれない。
かつての石田と結絃の関係と、西宮と植田の関係は似ている、というのはどこかのブログで読んだことである。

作中で嫌いになるなら川井さんでねえの?と思いもした。しかし、多くの人が気付いただろう、彼女の態度こそ極一般的なものであるわけだ。
きっと小学生石田の言う通り、彼女も陰で悪口みたいな事を言っていたんだろう。でも川井さんの『私はそんなこと言ってない』も本当なんだろう。
イジメを見ても注意はしないし直接関わらない。表面上優しい。
それでも、無自覚の精神的暴力をふるい、そして差別している。私だって、正直な話、西宮の第一声にギョッとした。
その時感じた異物感こそ、イジメの種である事はお分かりでしょう。
追記:生き方の上手い人だよな、石田とか西宮とか、植野と比べて。

2周目が終わった時点で残った疑問は、西宮が自殺を決めたのはどのタイミングだったろうということだ。見逃してしまっているようである。
西宮母の誕生日以前のどこか?
花火大会での別れのときの西宮の手話が、『ありがとう』だったのが印象的だ。
追記:ばあちゃんが死ぬ前のシーンで、結絃は夢を見るよね。寝てるばあちゃんに引っ付いてる結絃が見た夢の中で、小学生時代?の西宮は苦しそうな顔で、結絃に対して何か手話をする。あれは、『死にたい』と言ってるんだね。気付いてみると、確かに劇中でこの手話に関して説明はあるんだね。具体的には、西宮が自殺を測ったシーンよりも後、結絃が部屋の写真を剥がしているシーン。
自殺を決意したタイミングを直接示すわけではないけど、この夢は西宮の心情を示唆してはいるよね。
西宮はこう思ったんだ。劇中でも西宮が言ってるとおりだけど、自分と居ることで石田は不幸になると。自分が石田と居ることで、石田は彼の周りの人間から拒絶されてしまうのだと。
西宮が見える範囲にいると、石田は、加害者として扱われてしまうからね。
そういう意味で、西宮は自身がいなくなれば、と考えてしまう。
西宮は、石田に連れられてデートしていたとき、どういう気持ちだったろう。
そういう事を考えながら本編を観ていると、やはり、花火大会の夜、病院での出来事、それぞれのシーンが、よりこちら側の心にくる。

蛇足ではあるけれども、これもまた強く印象に残っているので書いておく。
結絃は可愛いかったね最高に。
初めて制服姿を見たとき、いや、その場面での事情を考えれば、少し不謹慎ではあるんだけども、いやぁ、
あぁあぁあぁ〜〜〜〜〜〜って、なったんだ。
追記:西宮の妹だと発覚する直前くらいのシーン、石田が結絃に西宮の耳の件で拒絶されたとき、いつも人の顔にバツつけるのと同じように傘で結絃の顔が見えないように遮ったでしょ。
結絃がこの後、石田の言葉を受けて結絃のほうから傘を持ち上げて視線を合わせるわけだ。この一連のシーンは物語上においても重要なシーンだろうけど、それ以上に、持ち上げてこちらを覗き込む結絃の可愛さったらないでしょ。なかろうもん。

追記:バッハの練習曲インベンションが、映画最後の文化祭に入るシーンまでの各場面で少しずつ弾かれているらしい。"練習曲"であることがキモ。
インベンションもう少し聴き込んでから観ると、もう少しここらへんが体感できるかもな。

メモ:『聲の形』音楽・牛尾憲輔インタビュー
http://a.excite.co.jp/News/bit/20161008/E1475063249559.html

BGMの曲が特徴的な映画だったけども、作品のコンセプトに沿った作りなんだなぁ
メモ:牛尾憲輔インタビュー 山田尚子監督とのセッションが形づくる音楽
https://www.google.co.jp/amp/s/s.animeanime.jp/article/2016/09/16/30521_2.amp.html

 サンキュー(4)
ネタバレ
2017.08.17 23:38 イルナの評価 | 観終わった| 20が閲覧 ★★★★☆ 4.3 評価対象: 聲の形(アニメ映画) 物語 : 4.5  作画 : 5.0  声優 : 4.0  音楽 : 4.0  キャラ : 4.0

(இдஇ; )

あたし的にキミノナハ。より観たかった作品‼︎
諸事情により映画館に行けないんでDVDがでるのをずっと楽しみにしてましたʚ♥ɞ

すごく胸が苦しくなる作品でした。
主人公2人もだけどその周囲の言葉や行動にもとても考えさせられました。
あたしの語彙力では言い表せれないぐらいほんとにこの作品を観れてよかったと思います‼︎
原作は読んだことないんですが、読みたいです!

障がい者やいじめがメインにあるので苦手な方もいると思うけど是非観て欲しいです(๑˃̵ᴗ˂̵)و

 サンキュー(2)
2017.08.15 16:47 izumo・ω・の評価 | 観終わった| 41が閲覧 ★★★★☆ 4.4 評価対象: 聲の形(アニメ映画) 物語 : 4.0  作画 : 5.0  声優 : 5.0  音楽 : 4.0  キャラ : 4.0

伝えようとする気持ち。

やわらかい雰囲気からは想像できないほどに
グサリと胸に突き刺さるストーリーでした。



とくにいじめのシーンが強烈です。

些細なことから始まり
どんどんエスカレートしていく

石田くんもきっと初めは
ただ話したかっただけ……なんだと思います。
根っからの悪い子では無そうだから。


伝えること
分かり合うことの 難しさ

そして
それができた時の 嬉しさ


美しい作画と繊細な描写から、そんなことを感じました。



手話の またね がこれまた可愛いです。
普段何気なく使ってる
手を振るうごきとは違うんですね。


手話でも言葉でもそれだけでは不完全で
"伝えようとする気持ち"が
1番大切な事なんだと気づきました。




重くて辛い描写も沢山あったけど
最後はすっきりとした気持ちでいっぱいです。

ゆづる、可愛いかったな(⸝⸝⸝´ `⸝⸝⸝)

 サンキュー(22)
2017.08.14 13:16 にゃんちゃこの評価 | 観終わった| 20が閲覧 ★★★☆☆ 3.5 評価対象: 聲の形(アニメ映画) 物語 : 3.5  作画 : 3.5  声優 : 4.0  音楽 : 3.0  キャラ : 3.5

基本的な道徳

人との関わり方の大切さを教えてくれる道徳的なアニメ。

 サンキュー(2)
2017.08.11 11:57 山っちの評価 | 観終わった| 27が閲覧 ★★★★☆ 4.5 評価対象: 聲の形(アニメ映画) 物語 : 4.5  作画 : 4.5  声優 : 4.5  音楽 : 4.5  キャラ : 4.5

感動!

今まで見たアニメの中で一番障害者に、すごく大きな印象を受ける作品だった!小学生の時に、一度似たようなことがあったのでとても深い良い作品だった。おかげでまた一歩大人になれた気がする!

 サンキュー(6)
ネタバレ
2017.08.06 17:08 プリン☆の評価 | 観終わった| 19が閲覧 ★★★☆☆ 3.8 評価対象: 聲の形(アニメ映画) 物語 : 4.0  作画 : 4.0  声優 : 3.5  音楽 : 2.5  キャラ : 5.0

原作に忠実

映画のはなしが無くなっているだけで、映像化としては申し分ない形。

この映画を見て文句を言うなら映画ではなく原作にいうべき。

 サンキュー(2)
ネタバレ
2017.08.06 13:36 りゅぅぞぅの評価 | 観終わった| 29が閲覧 ★★★☆☆ 3.0 評価対象: 聲の形(アニメ映画) 物語 : 3.0  作画 : 3.0  声優 : 3.0  音楽 : 3.0  キャラ : 3.0

読み切りの時点で くると思っていた

 簡単に説明すると

石田君の 学校に 耳が聞こえない 西宮さんって子がきたんだけど

石田軍団は西宮を容赦なくいじめた・・・

 先生も黙認するクズっぷり

とある出来事から西宮は転向し、石田君がいじめられることに


 そして、時は流れ

石田は高校生になり、かつての行いを悔い

西宮に謝ろうと 彼女の元に会いに行くのであった



 個人的に名作なので

原作もまだまだ続いてほしいという思い出がつよかった・・・

 サンキュー(5)
2017.08.06 10:36 yayoiの評価 | 観終わった| 25が閲覧 ★★★★☆ 4.0 評価対象: 聲の形(アニメ映画) 物語 : 4.0  作画 : 4.5  声優 : 4.0  音楽 : 3.5  キャラ : 4.0

staff

原作:大今良時
監督:山田尚子
脚本:吉田玲子
キャラクターデザイン:西屋太志
アニメーション制作:京都アニメーション
製作:映画聲の形製作委員会
 

 サンキュー(1)
2017.08.04 21:01 たからの評価 | 観終わった| 174が閲覧 ★★★☆☆ 3.9 評価対象: 聲の形(アニメ映画) 物語 : 3.5  作画 : 4.5  声優 : 4.0  音楽 : 4.0  キャラ : 3.5

面白いけど、とても暗い話。見るなら覚悟した方がいいかもしれない。

原作・既読(全7巻) 興行収入・23億円
原作は元々人気あったので読んでいました。

あらすじは「あにこれ」または「Wikipedia」などなどをみてください。

《レビュー》
かなり内容が暗いから見てて
心が潰れるそうになることが多い・・・。

イジメなどを描かれている社会派漫画っぽい所はみていて辛い人もいるかもしれない。{netabare}
自殺のシーンとかは特に心にきますね・・・。ただあそこで助けようとした石田は男らしかったです。
{/netabare}


自分が思う本作の魅力は小学生の頃から高校生になるまでにどのくらいキャラクターの心情が変わっているか?そして、高校生になって新しく身につけたことは何か?などのキャラクターの心情描写です。

もう一つは主人公・石田将也と喋れないヒロイン・西宮硝子を中心とする物語の展開を楽しむ事ですね。原作は他のキャラ達にも焦点を当ててましたけど、映画では石田と西宮の2人を原作より印象が強くなるような作りになってた。原作読んでから時間が経ってるからまた読み返そう。

音楽は{netabare}
OPは海外の映画が連想しました。一番印象的なのは橋の上で石田と西宮が話してるシーン。その前に壮大なピアノのBGMが流れたあとにBGMがなくなり、セミの声だけだったになったのはいい演出ですね。
{/netabare}
作画は京アニクオリティなので★5です。

声優は早見沙織さんの演技がすごすぎる(小並感)。喋れないキャラが頑張って喋ってる時の声の出し方とかすごいし、その時の態度で喜怒哀楽がハッキリした演技なので感情がしっかり視聴者に伝わります。プロってすごいなぁ~と思わず感激

本作で伝えたいのはイジメは良くないってだけじゃないと思いますが、障害者の事への気遣いとかその他諸々を考える、いい機会を与えるような作品の気がした・・・。

コミュニケーションのとりかた。
{netabare}
西宮は喋れないから、コミュニケーションをとるのが難しい。でも、喋れなくても声はいろんな形にできる。例えば紙書いたりメールだったり。こういった喋れない人とのコミュニケーションも難しい。それに付き合える心の広さが必要何になってくる。ちょっと嫌な書き方になってすいませんm(_ _)m

喋れなくても「好き」という気持ちは声で伝えようとしたのはかわいいとおもった。。。これはいけないことなのかな。
{/netabare}

あとは、友達とは?ってことですね。あまり友達で深く考えたことはないからそこら辺は高校生の自分にはまだ早いのかな・・・。大人になったらまたみたい。そうゆうところは少年漫画の良いところですね。


《スタッフ》
監督・山田尚子(やまだ なおこ)←『けいおんetc…』

脚本・吉田玲子(よしだ れいこ)←『ガルパン,カレイドスターetc…』

原作・大今良時(おおいま よしとき)←『マルドゥックスクランブルetc…』

音楽・牛尾憲輔(うしお けんすけ)

《キャスト》
{netabare}
「石田 将也(いしだ しょうや)」
CV:入野 自由(いりの みゆ)←『小早川瀬那(アイシールド21)etc…』

「西宮 硝子(にしみや しょうこ)」
CV:早見 沙織(はやみ さおり)←『雪ノ下雪乃(俺ガイル)etc…』

「西宮 結弦(にしみや ゆずる)」
CV:悠木 碧(ゆうき あおい)←『鹿目まどか(まどマギ)etc…』

「永束 友宏(ながつか ともひろ)」
CV:小野 賢章(おの けんしょう)『ハリーポッター・吹き替え(ハリーポッターシリーズ)etc…』

「植野 直花(うえの なおか)」
CV:金子 有希(かねこ ゆうき)

「佐原 みよこ(さはら ー)」
CV:石川 由依(いしかわ ゆい)←『ミカサ(進撃の巨人)etc…』

「川井 みき(かわい ー)」
CV:潘 めぐみ(はん ー)←『ゴン=フリークス(HUNTER×HUNTER)etc…』

「真柴 智(ましば さとし)」
CV:豊永 利行(とよなが としゆき)←『竜ヶ峰帝人(デュラララ)etc…』

「石田 美也子(いしだ みやこ)」
CV:ゆきのさつき(ー ー)←『日暮かごめ(犬夜叉)etc…』

「西宮 八重子(にしみや やえこ)」
CV:平松 晶子(ひらまつ あきこ)←『赤木晴子(スラムダンク)etc…』
{/netabare}

 サンキュー(46)
2017.07.31 21:50 グーカン・サキの評価 | 観終わった| 47が閲覧 ★★★★★ 5.0 評価対象: 聲の形(アニメ映画) 物語 : 5.0  作画 : 5.0  声優 : 5.0  音楽 : 5.0  キャラ : 5.0

神作品過ぎた。

感動して、原作買っちまったじゃねーか笑
この作品は後世に残して欲しい。
このアニメを見て、いじめをしようとは思わないだろう。

 サンキュー(5)
2017.07.30 23:58 metaboの評価 | 観終わった| 34が閲覧 ★★★★☆ 4.6 評価対象: 聲の形(アニメ映画) 物語 : 4.5  作画 : 5.0  声優 : 4.5  音楽 : 4.5  キャラ : 4.5

監督の作品は全部好きです。

同時期に映画公開されていた「君の名は。」が超大ヒットをしていたので埋もれた作品というイメージがありました。

障害者を対象としている作品は取っ付き辛いのもあるため観ることはないだろうと思っていました。

しかし、京都アニメーションのこの監督の作品で観たことのある「けいおん」「たまこまーけっと」が非常に面白く、時には笑い、時には泣き、自然と作品に引き込まれて行ってしまうので「聲の形」はどうなのだろうかが観るきっかけです。また、映画公開されていた時に評価が高かったこともきっかけとしてあります。

観た感想は、イジメや自殺の表現がありテーマが複雑なのでR-15作品かなと思うところもありましたが…、「映画館でやっている時に観に行けばよかったーーなんで映画館に行かなかったんだろう」です。

キャラクター設定もわかり易く特徴があり、ヒロインは特に可愛いです。キャラクターそれぞれにスタッフの愛情を感じます。ストーリーは最初から最後まで前のめりになりながらこの後どうなってしまうのだろうと心配しながら全部観ることが出来ました。

世の中の大人に道徳としても一度は観てもらいたいと思います。

シーメンスの赤い補聴器が作品の中で素敵でした。あんなに素敵な補聴器があることを知らなかったです。もし補聴器が必要になったときはシーメンスの補聴器を購入します。

良い作品だったので、またいつかもう一度視聴したいと思います。
人に対してちょっと優しく接することができるようになれると思います。

 サンキュー(5)
2017.07.30 00:40 老倉育の評価 | 観終わった| 131が閲覧 ★★★★☆ 4.8 評価対象: 聲の形(アニメ映画) 物語 : 5.0  作画 : 5.0  声優 : 5.0  音楽 : 4.0  キャラ : 5.0

涙が…………切ない

とってもいい作品だった。
今のところ今年みた中で一番。
ほんっとうに泣けるし、いい話だし、京アニ神だと改めて思った。演出で鳥肌たつもん!こんなにも素晴らしい作品に出会えてよかった。何回でもみたい。
もっと多くの人に見てもらうべき作品だと思う。君の名は。みたいに、アニオタ、アニオタじゃない人。特に子供。いじめで自殺している人が多い世の中を、この作品はきっと変えることができるのではないかと思う。

ヒロインの声優、早見さんの演技力がほんっとうにすごくてほんっとうにすごくて、神だと思いました。

そして後悔((((((((((映画館行けば良かった))))))))))

 サンキュー(20)
ネタバレ
2017.07.30 00:33 たわしの評価 | ----| 62が閲覧 ★★★☆☆ 3.4 評価対象: 聲の形(アニメ映画) 物語 : 3.0  作画 : 5.0  声優 : 3.0  音楽 : 3.0  キャラ : 3.0

京アニが本当のいじめや差別を描けるわけない

京アニは。。。いやこの「聲の形」は正直、そういったリアルないじめや差別といった題材にシロップやチョコレートをコーティングし、特大のパフェとして売っている。

障害者の差別は20年前の小学校時代、ダウン症や知的障害者クラスがあり、今はどうだか知らないが、当時でも同学年から隔離され個別化されたいた。(聴覚障害も同様)

リアルにいじめや差別を目の当たりにしてきた人間にとって、この映画ほど鼻で笑ってしまうものはない。

何故、障害者は「美少女萌えキャラ」にしなければならなかったのか。。。
それは簡単で、この映画が「商品」だからである。

スーパーで並んでいる野菜や果物は「味」は変わらないのに、「形が悪い」だけでいとも簡単に除去されるでしょ?それと何ら変わらない。

ここにリアルは存在しない。

この映画に泣き感動した人間は余程、感受性が強いのか。それとも高みで見物しているだけで、本当の問題に目を向けることはないだろう。

 サンキュー(9)
2017.07.29 23:57 hatakeの評価 | ----| 24が閲覧 ★★★★☆ 4.2 評価対象: 聲の形(アニメ映画) 物語 : 4.0  作画 : 5.0  声優 : 4.5  音楽 : 4.0  キャラ : 3.5

良かったけど、

後味がいいかと言われれば、よくはありません。ですが、心に残る作品でした。

小学生の頃の無邪気な残酷さの描写は原作同様に容赦なく、高校生になってからの彼らの心情の変化もリアリティがあり、主人公の贖罪しようとするその姿と僕自身のの過去の所業とが重なって見ていて少し辛いものがありました。

昔、いじめっ子、又はその傍観者だった方には特に見て欲しいです。

 サンキュー(4)
2017.07.28 22:54 いもの評価 | 観終わった| 30が閲覧 ★★★★☆ 4.8 評価対象: 聲の形(アニメ映画) 物語 : 5.0  作画 : 5.0  声優 : 5.0  音楽 : 4.0  キャラ : 5.0

考えさせられる映画

去年映画館でみました。
評価が分かれる映画だと思います。

テーマが障害、いじめ、自殺を扱っているのでストーリーが非常に重い。受け付けられない人も多々いると思います。特に前半は見ていて心苦しいシーンが多く、途中で止めてしまった方も多いのではないかと。

そこを乗り越えれば、ずいずい引き込まれます。特に終盤のストーリーは秀逸で素晴らしかった。

最後の音楽は…など若干の不満もありますが、
個人的にトップクラスとなった映画でした。

 サンキュー(4)
2017.07.27 21:52 空知の評価 | 観終わった| 162が閲覧 ★★★★☆ 4.4 評価対象: 聲の形(アニメ映画) 物語 : 4.5  作画 : 4.5  声優 : 4.5  音楽 : 4.5  キャラ : 4.0

あえて「無題」。というか適切な言葉が見つかりません

原作既読


重たいテーマですから、観る人によって受け取り方はさまざまであり、賛否両論あって当然だと思います。


個人的には、とても良い作品だと感じました。
ストーリー構成、登場人物の心の動き、場面にフィットした音楽と美しい映像。

原作が非常に考えさせる作品ですが、その一つ一つを描いていては、
129分の尺には収りません。

それを上手にまとめた山田尚子監督の力量を感じさせた作品です。


{netabare}

二点ほど、思うところを述べてみたいと思います。

1. 「観る者を感動させるために、障がい者を利用している」、いわゆる「感動ポルノ」ではないかという点について


決して感動ポルノ作品ではないと思います。
単なる「お涙頂戴モノ」ではありません。

僕は、先天性聴覚障がい者を現実に知っており、身振り手振りや筆談によって意志を伝え、理解しあえることを知っています。
初めてその方と知り合いになった頃、大きな戸惑いがあったことは事実です。

ですが、今は「聴覚障がい者を特別扱いする必要はない」と考えるに至っています。
腫れ物に触るような扱いをする必要はありません。


単に耳が聞こえないということの違いがあるだけです。


この作品を観て多くの人が批判の声をあげると、

「批判される可能性があるから、障がい者の問題はできるだけ扱わないほうがよい」という萎縮した雰囲気が社会に醸成されてしまい、あらゆる形態の作品で障がい者のことが取り上げられなくなってしまうのではないでしょうか。

障がい者を利用するなという擁護論が、逆に障がい者を社会から追い出してしまうことだってある危険性を考えなくてはならないと私は考えます。

ちなみに、

原作オリジナル版は日本ろうあ連盟から「何も変えずにそのまま載せてください」とお墨付きを得たうえで別冊少年マガジンに掲載された経緯があります。

本作劇場版も、協力:「全日本ろうあ連盟」とクレジットされていることからも、脚本も含め、京都アニメーションや脚本担当の吉田玲子氏は、ろうあ連盟と何度も協議を重ねたうえで劇場版を作成したのではないかと思います。


障がい者を疎外したり、虐げたりすることがない社会になれたらいいねと思った人が半分以上いたとすれば、それだけでも作品としての意義はあったと思います。



2. あれほど虐められた西宮硝子が、虐めの主犯である石田将也を好きになることは不自然ではないか?

これは難しい問題ですが、人の心は理屈ではありません。

佐原と硝子を会わせて、二人の楽しそうな笑顔を見たとき、



俺は
俺が西宮から奪ったであろう沢山のものを
取り返さないといけない
(原作より)


と強く心に誓います。
硝子を虐めていた頃の自分を殺したいと思うほど自分を責めています。
将也は、自分がやったことの罪と向き合い、その罪を償おうと行動するのです。

多分、その気持ちが硝子に伝わったのだと思います。

人の心は、予測不可能なものであり、ありえないと思ったことが実際に起きることは多々あります。



少しだけ感想:

最終場面に近い、橋のところでの硝子と将也のやりとりは、泣いてしまいました。

将也は、ずっと過去ばかりを見つめています。
硝子は、小学校のときの友人達と再会し、過去と今を比較して、
今現在に軸足を置いているものの、歩を進められていない。

二人に共通していることは、未来に向かおうという視点がないために、
足踏みばかりして成長がないという点です。

そういう意味では、観覧車の中での植野が硝子に言った「謝ってばかりいる」という指摘は正しい。(原作では、植野の存在はもっと大きいのですけどね。)

硝子もまた、「私が壊してしまったものを取り戻したいと思います」と将也の友人に言っています。


将也がいなくなろうとしている硝子の悪夢。
その夢から目覚め、橋へと向かう焦燥感。

音楽とも相俟って、その孤独感、罪悪感が観るものにも痛いほど伝わってきます。

そして、硝子と時を同じくして、将也は目覚めます。
目覚めた瞬間、何よりも先に硝子の身を案じます。

橋の上で泣く硝子を将也は見つけ、

「君が無事でよかった」と語りかけます。

そして、将也は硝子に、過去のイジメを本心から謝罪します。
硝子が自殺しようとしたのは自分の責任だと将也は感じて、それを硝子に伝えます。

硝子は泣きながら、

「違う、私が変わらなかったから、あなたが落ちた。」と。
彼女は、泣きながら、必死に言葉を発して将也に謝罪します。


すると、将也から感動の一言が。


「西宮、俺、君に生きるのを手伝ってほしい」

硝子の手を、手話で「ともだち」の形にして、その手に将也の手が被う。

硝子は、小指と小指を力強く結び、「約束」と応じます。


魂と魂が繋がったお互いの愛の告白(表明と言ったほうが正確かもしれません)の瞬間です。


そして場面が橋下の川に移り、鯉が方向転換するときに、
水面に一滴水が落ちたような音がします。

何を意味するんでしょうね?
でも、感動的な「音」でした。
多分、これは硝子にも聞こえた音なんだと思います。
つまり、硝子の心の中の音なのかもしれません。


耳が聞こえても、聞こうとしなければ、聞こえないことがある。
目が見えても、見ようとしなければ、見えてこない真実がある。

これが文化際ラストで将也が感じたことなのだと思います。



長くなってしまいました。
本当はもう二倍ほど書いたのですが、長いと考え、短くしたつもりです。

ずっとレビューしたいと思っていた作品でしたが、難しいなと思ってしまい、気後れしていました。

やっと書けて、肩の荷が下りた感じです。

読んでくださった方に感謝です。

{/netabare}

 サンキュー(27)
ネタバレ
2017.07.26 12:49 あおいほしの評価 | 観終わった| 121が閲覧 ★★★★☆ 4.5 評価対象: 聲の形(アニメ映画) 物語 : 5.0  作画 : 4.5  声優 : 4.5  音楽 : 4.0  キャラ : 4.5

ほぼ理想的なアニメ化作品。

アニメーション制作:京都アニメーション
2016年9月17日に公開された129分間の劇場版アニメ。
原作は、『週刊少年マガジン』に連載されていた大今良時による、
累計発行部数300万部の漫画作品。

監督は山田尚子。脚本は吉田玲子。

【概要/あらすじ】

主人公・石田将也が小学6年生のとき、
生まれつきの重度の聴覚障害を持つ少女・西宮硝子が転校してくる。
最初は周りが気を遣って接していたはずだったのだが、
皆の足を引っ張る存在として硝子はクラスから浮いてしまう。

ガキ大将だった将也から見て、他の子と違う硝子は好奇の対象であり、
耳が聴こえなく発声が上手く出来ない事をからかうのを始めとして、イジメがエスカレートしていく。
クラスの皆もくすくす笑ったりと、積極的に手を貸さないまでも将也に同調する空気。
暫くしたある日、校長がクラスに来て事態は子供の話し合いだけでは済まない重たいものに。
そして、イジメの主犯格であり直接手出ししていた張本人ということで、
将也は学級裁判で吊るし上げを食らい因果応報ではあるが全部ひとりでやったこととされ、
その日を境に、それまで友達だと思ってた奴らから将也は、それ以上のイジメを受けて孤立。
そして苛立った将也は八つ当たりで硝子との取っ組み合いの喧嘩になり、その一ヶ月後に硝子は学校を去っていった。

硝子がいなくなった教室で将也は初めて気づく。
あれだけ散々にイジメ抜いていたのに、
硝子はクラスの誰よりも自分を気遣ってくれていたという事実に。
そして、悔し涙。

壊れてしまった関係は修復できず人間不信に陥り、
周囲と距離を置いて孤独な中学・高校時代を過ごしてきた将也。

高3の春。将也が壊してしまい母が弁償した硝子の補聴器代・計170万円を稼ぎ終わると、
将也は、硝子が通う手話スクールを訪れた。
自分には何もない。生きてる資格なんて無い。
最期に彼女に会って、せめて過去の過ちを許してもらうために。

これは、硝子と将也だけでなく、あのときのイジメに関わった者たちの物語。
「人と人が互いに気持ちを伝えることの難しさ」をテーマに描かれています。

【感想】

一応、原作は全7巻を読んでいます。

『皆の気持ちは一緒だよ!』

心がバラバラだった登場人物が最終的には思いを一つにして物語の終息に向かう。
フィクションの世界では、これは友情を美しく描く黄金パターンであるといえますが、
実際にそんなことを言えば同調圧力に他ならず、
従えぬものは爪弾きか?との反発を招きかねません。

周りと同じ気持ちにならなかった人間は仲間はずれ。
集団の和を乱す存在として奇異に見られるのが、よくある話であります。

人間はコミュニティの中で生きる存在であり、
人間の多様性、個の尊重を謳ったところで、
集団を乱すものが、マイノリティとして疎まれるのもよくある話ではあります。

硝子は生まれつきのハンデキャップで、本人の意志とは無関係に追われていくのですが。

自分と人の差のあるがままを受け入れることが出来れば争いごとが起きないのでしょうけど、
区別して待遇に差を与えるのは、人間の心理として極々ありふれていることなのです。

『人の気持ちがわかる人間になりなさい!』

思いやりの気持ちの大切さが叫ばれることがありますが、
人は本質的には自分の事しか知らない。他人の心の中は察するしかない。
子供は、その能力において経験が足りず未発達であり、
行動原理は自分が楽しいかどうか?自分以外の世界に対する想像力が欠如しています。
だから、昔の将也のように子供は人をイジメるのにも歯止めが効かず、
ただ情動のままに他者を踏みつけにしてしまいます。

実際に義務教育期間中に自分が見た子供のイジメは残酷でしつこく、怖い世界です。
毎日、太ってる少年を泣かせるのを楽しんでる彼の同級生の集団を目にしたり、
知的障害ということでイジメられ毎日祖父が送り迎えしている少年がいたり、
父親が日雇い労働者で家が貧しいということでイジメられた娘がいたり、
小学校高学年になると、性格の悪い子供ってトコトンイジメを楽しんでて酷かったですね。
『イジメをやめなさい!』と先生から注意を受けても、
どうして悪いのか理解できないので笑顔で聞くばかりで口先だけで『わかった』言うだけで反省をしません。
子供が悪いのは確かですが、先生も十分な説得力のある話を子供に出来ないケースも実はあったり。
建前的な道徳論でなく、生命倫理や人生哲学を延々と論じても通じるとは限りませんが。

中学になると大抵はイジメ行為を卒業するのですけどね。大抵が面白半分で罪の意識が皆無。
そして大人になって、『あのときは、悪かったよな!』と加害者は他人事。
イジメに遭った人間は、心の壁が分厚くなっていて他者とは深く関われないようになってたりします。

自分が、そういう状況や他者の心中に無頓着で気にしない小学生でしたので、
イジメ行為を見かけても放置していたり、時には人を傷つける言葉を口にしていたり、
人に嫌がらせを受けることもあったり、そういう経験がありましたので、
高校生になって、過去の自分を悔やむ将也の感覚もわからないでもないですけどね。
あの頃に戻れたら、やり直したい!と。

世間体を気にするようになったものの性根が変わらないままに、
年齢を重ねていった大人も社会には普通に存在していまして、
心がタフでないと、その手合を相手にするのは生きづらい世の中なのかもしれません。

こんな話をしても読んでるほうも、つまらないでしょうけどね。

イジメというのは、他者に対する無理解に加えて自分にとっての快適な環境を阻害する異分子に対する攻撃性。
もしくは、それが排斥に向かうという一種の心理メカニズムでしょうかね。
徒党を組んで排斥の同志が出来れば、人とのつながりを実感できて安心するというのもあります。
ありていに言って汚くて薄い絆ですが、そんなものにすがりたい人間もいるのは確か。

『イジメは良くない!』

確かにそれはそうなのですが、本作では善悪の二元論の観念・抽象論に囚われずに、
人間同士の不和が起きる原因。そして、人の心理が丁寧に描かれています。
それだけに、建前的な道徳論よりも説得力のある秀作だと思いました。
デリケートな問題を観念だけで括ってしまうと嘘くさくなってしまうのですが、そんなことはありませんでした。
加害者と被害者の両方の問題を扱っています。

ヒロインの西宮硝子が将也を許すなど、綺麗な存在すぎるとも言えますが、
物語を追っていけば、西宮硝子がどういう人間であるか理解できるようになっていまして、
硝子は他者に都合の良い天使でもなく、どうやって周りとやっていけるのか悩んで考え抜いた結果、
意図的に努めて行動しているのが解ってきます。
しかし、そのことが他者に対して向き合っていない失礼な行為として、作中で詰られもするのですが。
もっとも、そこは原作のほうが解りやすく硝子の心の中が語られていまして、
アニメでは台詞が変えられているのが残念であります。

差別と身体的ハンデキャップが取り上げられていますが、
作品の本質的には、人と人がお互いに理解し合えないために生じる摩擦。
そして、それを乗り越える難しさという部分に力点が置かれていますね。

心がバラバラのままでも良い、ほんの少しでも歩み寄れたら?
そのためには、本当の気持ちをちゃんと伝えよう。
登場人物の誰もが心に問題があって、傷つけ合いながら向き合っていく。そんなお話。

原作のシナリオを100としたら、
アニメ映画では尺に収めるためにエピソードを削ったり台詞を変えたりで、90というところ。
代わりにアニメならではの作画の美しさとカメラワークはレベルが高いです。

人間について考えさせられるテーマ性をもってよく作られた作品でありますので、
オススメの一作であるには違いないとは思いました。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

 サンキュー(47)
2017.07.23 17:39 ざびの評価 | 観終わった| 28が閲覧 ★★★★☆ 4.1 評価対象: 聲の形(アニメ映画) 物語 : 3.5  作画 : 5.0  声優 : 4.0  音楽 : 4.0  キャラ : 4.0

とても美しい映画

さすが京アニと言える程の映像美でした。
それだけでも観る価値は十分にあります。

内容に関して言えば、こういった作品は受け止める側それぞれにあるので一言で良し悪しとは言い辛いです。
個人的には「いじめた側の贖罪」についての一つの考え方として受け止めました。

とはいえそこまで重たい話でもなく、気軽に観れる良作です。

 サンキュー(3)
2017.07.14 23:23 makianoの評価 | 観終わった| 33が閲覧 ★★★★☆ 4.5 評価対象: 聲の形(アニメ映画) 物語 : 5.0  作画 : 4.0  声優 : 5.0  音楽 : 3.5  キャラ : 5.0

おすすめ

タイトルとタイトルの漢字にちょっと?ですが、
制作者の想いがあるんでしょう。

内容はとても考えさせられるもので、多くの人におすすめ
したい作品です。
観ていない人は是非。


{netabare}西宮さんの「好き」がなんとなくそのままで、
橋の上での約束になってるけど・・
個人的には、石田くんからの「好き」があっても良かったよ
うな気がします。{/netabare}

 サンキュー(8)
2017.07.14 04:04 P_CUPの評価 | 観終わった| 137が閲覧 ★★★★☆ 4.9 評価対象: 聲の形(アニメ映画) 物語 : 4.5  作画 : 5.0  声優 : 5.0  音楽 : 5.0  キャラ : 5.0

演出に★10個付けたい

初日に見てきました。原作は連載時に読んでました。
(読み切りは読んでません)

{netabare}
原作との相違点を探して「答え合わせ」的に見てしまうと「×」が付きまくり大幅減点でしょう。
なので原作ファンから「なぜ俺の気に入ってたあのシーンをカットした!?」と文句が出るのは理解します。
それを理解した上で、なお、これは1本のアニメ映画として5億点を付けます。

最後の最後、こちらの曇った眼に貼り付いていた「×」が一斉に剥がれ、
瞬間、この映画が何を描こうとしていたのか、心に直接流し込まれるかのように理解してしまい、後はただただ滂沱。
まさに一瞬の出来事でした。いや、すごい。

落ち着いてから考えると、あのラストの一瞬のために、映像、芝居、そして何より音響が、
冒頭から入念に積み重ねられ続けてたことに気付きます。恐ろしい演出力ですよ、これ。
特に音響ですね。この作品、環境音とか雑踏音が相当リアルな感じで入ってるんです。
見てる間は「臨場感を増すために入れてるんだろうなあ」と、まあ普通に考えてたんですが、
ラストシーンで真の意図が理解できました。なるほど、まさしく「聲」の形です。

{/netabare}
絶対これ2回目の方がもっと面白いやつです。ってことで明日また観て来ます。

【追記】
2回目観てきました。予想通り、2回目の方がいろいろと「気付き」があって良かったです。
というか1回目で気付かなかったところに気付くことで、泣きポイントが増えてしまいますw
すぐ追記レビュー書きたかったんですが、シーンを思い出すだけでパブロフの犬的に涙が出そうになって無理でしたw
♪こまーるなー

{netabare}
さて、新たに気付いた点についてですが、今回はオープニングについて書きたいと思います。
初見時には割りと驚いた部分です。「The Who」の「My Generation」を持って来るとは完全に意表を突かれました。
一部に、作品に合ってないのではないか、という声もあるようですが、
自分としては、小学生将也のイケイケな感じにマッチしてると思いました。
後から、どこかの舞台挨拶で監督が
「子供時代の将也の万能感というか無敵感、そして底抜けに退屈してる様にピッタリだと思った」
と選曲理由を述べてたことを知り、
なるほど、自分の感じた印象はだいたい正解だったのだな、と思ってましたが、
今回、他に何か隠された意図があるのではないかと思い至り、ちょっと考えてみたところ思い当たることがありました。

この曲、例えば「I'm just talkin' 'bout my g-g-g-generation」と言った風に「吃音」を使った唱法が用いられるのですが、当時これが問題視され、イギリスBBCで放送禁止曲にされてしまいます。
吃音症の人に不快感を与える、とか、Fワードを連想させて不謹慎だ、とか、そんな理由だったと思います。

原作が、少年マガジン新人賞を受賞しながらも、聴覚障害者へのイジメというセンセーショナルな内容を含むことから、
雑誌への掲載が自粛され、一時はお蔵入りになったエピソードを知る人なら「ははあ」と思うのではないでしょうか?
もしお蔵入りになったままだったら、当然、その後の連載もなく、この映画だって作られなかったわけです。
これは、名作すらも死蔵させかねない、自粛という名の表現規制に対しての
やんわりとした抗議の意思が含まれているのではないか?
なんとなく、そんなことを考えてしまった秋の夜でした。
{/netabare}

忘れたころに追記。
この作品を山田尚子が作ったことの意味について思うところをつらつらと。

{netabare}
「彼処にて彼等の言葉を乱し、互いに通ずることを得ざらしめん」

この作品において描かれた「障害」とは何なのか?
それは聴覚障害ではなく「コミュニケーション不全」なんですね。
これが全ての不和の根本原因となっています。
硝子は身体的理由によるコミュニケーション不全、将也は精神的理由によるコミュニケーション不全。つまりこの2人の抱える「障害」は同一のものなのです。

この障害がなければどうだったのか?

植野は言います。「西宮が来るまで、私たちのクラスは最高だった」と。
また、硝子が見た夢として、対等のコミュニケーションが取れていた場合のクラスの様子が描かれます。
極端な言い方をすれば、その世界は「日常系アニメ」の世界です。
何の不和も起こらず、可愛いキャラたちが日々を楽しく平和に過ごすお話です。

そこに「コミュニケーション不全」という爆弾が投げ込まれます。

すると、楽しく平和だった世界が、実はその裏に内包していた影の部分が浮かび上がり、不和に満ちた世界に変わってしまいます。
天にも届けと打ち立てた「日常系世界」というバベルの塔は、コミュニケーションを乱されただけで、たちどころに崩壊してしまうのです。
日常系世界というのは、そのような脆さの上に成り立っていることを浮き彫りにしたという意味で、この作品は「反・日常系」と位置付けても良いでしょう。
「けいおん!」という日常系の金字塔を作り上げた山田尚子が、日常系が持つ欺瞞を暴き出してしまったわけです。

しかし、それでも彼女は言います。「最後の最後は、全てを肯定したい」と。
彼女が真に描きたいものとは、現実世界に存在する様々な不和をオミットせず、それでもなお、世界を肯定できるような、そんな作品なのでしょう。

{/netabare}

 サンキュー(27)
2017.07.12 23:24 Marsaの評価 | 観終わった| 27が閲覧 ★★★★☆ 4.2 評価対象: 聲の形(アニメ映画) 物語 : 4.5  作画 : 4.0  声優 : 4.0  音楽 : 4.0  キャラ : 4.5

心にしみる作品

大人でも楽しめます。楽しむというより心にしみる感じですね。爽快感はなく純恋愛でもないですが、色んな角度からこの作品を見ようとして考えさせられます。

 サンキュー(5)
2017.07.11 21:36 エロマンガ先生の評価 | 観終わった| 26が閲覧 ★★★★☆ 4.5 評価対象: 聲の形(アニメ映画) 物語 : 4.5  作画 : 5.0  声優 : 4.5  音楽 : 4.0  キャラ : 4.5

タイトルなし

原作が好きでどこまでいってもうまくいかない辛さに読みながら胸を痛めていました。これが映画化になると知ったとき、略化されてアニメ化失敗になるんじゃないかなぁと思っていましたが、ちゃんと原作のこれは略さないで欲しいというエピソードが描かれていて、映像化成功だなと思いました。うるっと泣けますが、原作の方が泣けます。
でも是非見て欲しい作品です。

 サンキュー(3)
2017.07.10 12:26 紫魂の評価 | 観終わった| 17が閲覧 ★★★★☆ 4.8 評価対象: 聲の形(アニメ映画) 物語 : 5.0  作画 : 5.0  声優 : 5.0  音楽 : 4.5  キャラ : 4.5

さすがでした

映画館で見ることができなかったので、DVDを購入しました。
結果、大正解で、原作までそろえてしまいました。

原作と異なる個所が所々にあるのですが、納得できます。
いじめがテーマなので、重いのかと思っていましたが、主人公の将也を含む成長のストーリーでした。
作画も、さすがの京アニクオリティでした。

同じ京アニの「響け!ユーフォニアム」にも共通する、人と分かり合うことの難しさと分かり合った時の感動を味わえます。

続編、楽しみたいです。

 サンキュー(5)
2017.07.06 22:16 WR333の評価 | 観終わった| 21が閲覧 ★★★★☆ 4.2 評価対象: 聲の形(アニメ映画) 物語 : 4.5  作画 : 4.5  声優 : 4.0  音楽 : 4.0  キャラ : 4.0

映画は問題定義のみ、原作は模範解答付き

伝えたくても伝わらない。
いかに伝わらないかを、最後にその人物ごとに視点を変えて描いた原作と。
伝わらない部分はヒントだけ残して、リアルに感じ取らせようとした映画。

両方アリじゃないでしょうか。

映画だけ観ていても、原作でしか描かれなかった、個々のキャラが背負った葛藤の存在は感じ取れました。
完ぺきにとは言わないけど、ドロドロと渦巻く何かが、そのキャラを動かしているだろう事。
(まず制作上の制約ありきかもしれませんが)映画製作者の意図で、それを敢えて描かなかった事。
それらは確実に伝わって来ました。

いや、感じ取れなきゃ、ダメなんです。
この作品の、一番重要な部分は、そこじゃないでしょうか?

原作を先に知っていたら、私自身も、原作を称えるスタンスで感想を述べていたかもしれませんが… 運よく、映画を先に観ました。

作品に感動し、各々のキャラの描かれなかったプライベートな部分を、勝手に想像していました。
セリフの意味、行動の意味… 自分の中で、色々な角度から類推し、妄想し…
原作を読んで、答え合わせが出来ました。

そう、あれはある意味で、推理小説で言うところの読者への挑戦。
あの時点までで、ヒントはすべて出そろっていたのですね。

合っていた部分、作者とは違う膨らませ方をしていた部分。
私は両方を楽しめました。

そこを考えると…
映画の方が、現実に近いのかもしれません。
現実の世の中は、原作のように、正解は示してくれませんから。

 サンキュー(3)
2017.06.29 23:45 ルカルカの評価 | 観終わった| 25が閲覧 ★★★★☆ 4.9 評価対象: 聲の形(アニメ映画) 物語 : 5.0  作画 : 5.0  声優 : 5.0  音楽 : 4.5  キャラ : 5.0

自分の心に響くアニメ

私たちの周りで起こりうるリアルな日常を描いた青春ストーリー

人間関係・差別・いじめなど重いテーマを取り扱っていてとても考えさせられ、心に訴えかけてくるものがある。

主人公の葛藤だったり、ヒロインの葛藤、それを支える家族や友達、それぞれにそれぞれの考え方や思いがあり、すれ違った傷つけあったり。
それぞれの登場人物の目線に立って考えれば、だれもも間違っていないしそれが個性だと思う。


私は初めてこの作品を観てから、2日後にはDVDを購入していた。
それほど印象的で興味深い作品だった。


何回も観直す度に理解できる部分や泣ける部分が増えてくる作品だと思う。

誰かにおススメのアニメ映画はと聞かれたら、間違いなくこの作品を挙げることだろう。

 サンキュー(6)
2017.06.25 23:41 snowの評価 | 観終わった| 20が閲覧 ★★★☆☆ 3.0 評価対象: 聲の形(アニメ映画) 物語 : 3.0  作画 : 3.0  声優 : 3.0  音楽 : 3.0  キャラ : 3.0

よくまとまった映画化でした<80>

子供らしい考えなしで硝子をいじめて、自分がいじめられる方に転落した将也が高校生になって贖罪するところに、植野が硝子のせいで将也がこんなになってるとガンガン責めていくという構図。
障害者だからって一方的な描き方をしないのねん。連載版とは違うとは言えこんなのを投稿して受賞する大今良時の異才っぷりが素晴らしい。今やってる連載でもまた異才の違う面をみせてたり。
映画では川井が自覚なしの自己保身で相手を傷つけてくところもちゃんと残してた。
ラストそんな川井が硝子を抱きしめて涙を流す訳で、そういう自分を善人と信じてるがゆえの善人っぷりを否定しないこと、人に完全を求めない的なところは描けてたんじゃないかな。
あとは映画尺の都合で薄くされちゃったけど、
全7巻の原作を2時間枠の映画にするために、コア人間関係とその変化に絞ったのはいい選択だったと思う。


京アニ作画で内容のある原作をやったかなりの良作なのに、キャッチーさや話題性で「君の名は」、内容的な評価で「この世界の片隅に」というバケモノ級の作品に挟まれてしまった上映時期の不幸。
自分も上記の2本は劇場に観に行ったので、本作は原作既読なこともあって観に行かなかった。

TVCMは酷かった。「西宮!ショーコー!」「君に生きるのを手伝ってほしい」と、何の脈絡もなくクライマックスシーンだけ垂れ流してたのはなんだかなーでした。

 サンキュー(5)

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