ドタバタおすすめアニメランキング 385

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのドタバタ成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2023年05月30日の時点で一番のドタバタおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

67.6 1 ドタバタアニメランキング1位
うる星やつら(TVアニメ動画)

2022年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (160)
512人が棚に入れました
「でもうちは、やっぱりダーリンが、好きだっちゃ。」地球“最凶”の高校生・諸星あたると、宇宙から舞い降りた“鬼っ娘”美少女ラム。二人の出会いからすべてが始まった…!今なお第一線で活躍する高橋留美子による鮮烈のデビュー作「うる星やつら」。小学館創業100周年を記念し、選び抜かれた原作エピソードを4クールに渡ってテレビアニメ化!(第1期2022年放送予定)監督は『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』を手掛けた髙橋秀弥・木村泰大、シリーズ構成に『はたらく細胞』の柿原優子、キャラクターデザインに『おそ松さん』『映像研には手を出すな!』の浅野直之、アニメーション制作は『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ、『炎炎ノ消防隊』のdavid productionが担当。そして、主人公の“ダーリン”こと諸星あたると、ヒロイン・ラムという稀代のカップル役を神谷浩史と上坂すみれが演じる。大胆不敵、恋にも全力、でもどこか切なくて…あたるとラムのボーイ・ミーツ・ガールを、銀河中から集結するキャラクターたちが彩るラブコメディ。目を見て「好き」と言えない今だからこそ届けたい。ゴージャスでタフ、クレイジーな“やつら”の青春がかけめぐる!

べんちゃん☆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

原作へのリスペクトを感じます。

うる星やつら リアタイ世代で毎週サンデーを楽しみに読んでました。コミックも全巻揃えたのもこの作品です。
ただ、当時のアニメ版の絵があわなくてTV版はあんまり…
(劇場版はアリ)
というわけで、今回の絵は好きです。内容は確かに現代の感覚だとギャグも少し寒い感じもしますが、そこをそのままなのが逆に嬉しかったりします。(変な改変するよかよっぽど良い)ただ、今の世代の人には受け入れづらいかも…
私的には懐かしくも新しい うる星やつら 最後まで楽しく観させて頂こうとおもいます。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 9

大重 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

私のようなおっさんですらろくに見ていなかった古い作品が…

私は相当おっさんなのですが、さすがにうる星やつらとなると…
一応生まれた後にやっていたとは思うのですが、物心つく前なのでろくに見た記憶がなく、曖昧です。

その後読み返すこともなく、非常に有名で、当然のように知っているけれど、実はまともに見たことがなかった、という作品になります。
なので結構楽しみにしていました。

令和にリメイクするのではなく、昭和時代そのままの光景を描いていますね。
黒電話など。
内容も古いそのままで、今の時代からはそぐわない考え方もそのままのようですね。

古い風景、古い主人公に古いヒロイン。果たして今の若い人にはどう映るのでしょう。
そういう点でも色々興味深いですね。
まあおっさんには見たことがなくても懐かしいとしか思えないですが。

作画クオリティは高いですし、どのように描いていくのか見てみたいですね。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 5
ネタバレ

大貧民 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

原作準拠のリメイク版

アニメはリアタイ視聴世代、再放送も見ていた。
原作漫画も、少年サンデーで読んでいました。
「ビューティフル・ドリーマー」も観に行きました。
旧作のほうはアニメオリジナルの演出やエピソードも多く、漫画原作とはかなり違うものという感じでした。昭和のアニメって漫画そのままやることの方が少なかった気がします。
アニメ旧「うる星やつら」から押井守のファンになったと言ってもいいので、旧作と今回の令和版うる星やつらは、別物と思って楽しみにしていました。

前情報として、原作準拠という一方で、PVを見ると主演の声優二人は完全に旧作に寄せいてしかも非常に良い。
絵柄は完全に高橋留美子に寄せ来ていてこちらも新鮮に感じた。

あたる父は旧作のあたる役の古川登志夫で、{netabare}トライアングル回でのあたるに雨合羽を渡すシーンでの掛け合いは、あたる役の神谷博史が前作に寄せているので、{/netabare}妙な親子感があってなんか良かった。
旧作では原作に追いついてしまうため、あたる父やあたる母のオリジナルエピソード回があって評価も高かったりするのですが、今回の令和版では原作エピソードを削ることはあっても、まるまるオリジナル回をやることはないのだろうから、出番はずっと少なくなるでしょうね。

錯乱坊(チェリー)の声が、やはり永井一郎でないとと思ってしまう。
怪しさは高木渉でも十分にでているのだが、ブサイクオッサン感が足りない。永井一郎は希有な声優で波平などのただのオッサンだと他にやれる人はいると思うが、錯乱坊はちょっと難しい。代役も故人しか思い浮かばない。

第4話
クラマが {netabare}掟を起源を知るのはずっと後だった筈で、つまりは目覚めのキスのやり直しエピソードなどは削る予定なのでしょうね{/netabare}それはちょっと殘念。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 3

80.3 2 ドタバタアニメランキング2位
侵略!イカ娘(TVアニメ動画)

2010年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (2030)
9895人が棚に入れました
海洋汚染を続けてきた人類を侵略するために地上にやってきたイカ娘。しかし最初の拠点として目をつけた海の家すら制圧できず、挙句にそこで働かされるはめに。果たしてイカ娘が人類侵略を達成する日は来るのだろうか。

声優・キャラクター
金元寿子、藤村歩、田中理恵、大谷美貴、伊藤かな恵、中村悠一、榎あづさ、生天目仁美、小山力也、川澄綾子、菊池こころ

ペチ14 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

Q質問 A解答 T突っ込み

Q1、このアニメを見て思ったことをいってください

A1、侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!イカ娘!

T1、ごめん質問した俺が馬鹿だった。しかも侵略の部分6回だしw

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

Q2、最後にこのアニメはお勧めですか?

A2、神アニメ!!!!

t2、さっきの事まるで忘れてるしw
  皆さん最後まで見てくれてありがとうございます^^

投稿 : 2023/05/27
♥ : 18

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

気軽に観たいほのぼのコメディです(。・ρ・)o━<コ:彡

■イカ娘ちゃんの魅力をちょっとだけ紹介です(*^o^*)
人類侵略を目指して海から地上へ上がってきたイカ娘ちゃん!
侵略拠点として最初に目を付けたのが「海の家れもん」だったのですけど・・・
良かったのか?悪かったのか?ミイラ取りがミイラになっちゃいましたね≧(´▽`)≦アハハハ
れもんで働く千鶴と栄子には逆らっちゃダメなのですよ・・・
そんなんで、いきなり働かされることになったイカ娘ちゃんなのでした!
そもそも人類を1000人と思っていたイカちゃんって可愛いすぎなのです♪

そんな世間しらずで常識はずれのイカ娘ちゃんが真剣に侵略しようとする姿が楽しくて、思わず笑ってしまいます♪
とっても表情豊かなイカ娘ちゃんですけど、口癖の方も強力で「○○じゃなイカ」とか「○○でゲソ」ってとっても耳に残りますね(゚-゚*)(。。*)ウンウン
思わずうつってしまう程に影響力抜群なのです♪
そんなイカ娘ちゃんが人の温かみに触れ、人と少しずつ馴染んでいく姿が愛らしいのです(*^-^)
イカ娘ちゃんの魅力に侵略されること間違いないですね♪


■総評
徹底したイカ娘ちゃんありきの作品作りが功を奏したのか、安定感抜群でブレがなく最後まで楽しく、ほのぼのした雰囲気を堪能することが出来ました♪
監督の水島努さんは、「クレヨンしんちゃん」で育ってきたような方なので、ちょっと憎まれ口をたたく様なキャラの扱いがうまいのかもしれませんねヽ( ゚ 3゚)ノ

2期の方も過度な期待はせずに、気軽に楽しんで観れたらいいなって思ってます♪


■MUSIC♫
OP曲『侵略ノススメ☆』
 【歌】ULTRA-PRISM with イカ娘(金元寿子)
 イカ娘ちゃんをイメージしたインパクト大のキャラソンですね♪
 脳内にイカ娘ちゃんが侵略してくるんじゃなイカ~~~~くコ:彡

ED曲『メタメリズム』
 【歌】長月早苗(伊藤かな恵)
 かな恵ちゃんの誕生日に発売となった自身2枚目のとなる2ndシングル♪
 ましろ色シンフォニーの「水彩キャンディー」のmarbleが編曲を担当してるのですよ♪
 仲間との出逢いを歌った歌詞をあどけなさを感じる歌声でしっとり歌ってくれてます(^_^)


2011.09.09・第一の手記
2012.01.12・第二の手記(追記:■MUSIC)

投稿 : 2023/05/27
♥ : 62

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

イカ娘(CV金元寿子)の可愛さを愛でるアニメ

海からやってきたイカ娘(CV金元寿子)が人類を侵略するアニメ-と書くと恐ろしそうなアニメですが、実際はイカ娘が海の家で働かされるアニメと言っても過言ではありませんね。本当は侵略しに来たはずなのに海の家れもんで相沢栄子と相沢千鶴に主にこき使われています。

イカ娘と相沢姉妹やバイトの斉藤渚、栄子の同級生、長月早苗との日常を描いています。これも日常系ギャグアニメに入るのかな?
キャラも良くてイカ娘の語尾の「~じゃなイカ」や「~でゲソ」が流行っていたでゲソ。
これを読んでいる人類もイカ娘を見るでゲソ。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 46

82.2 3 ドタバタアニメランキング3位
有頂天家族(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (1664)
8006人が棚に入れました
京都には人間と狸と天狗が住んでいる。下鴨神社・糺(ただす)ノ森に暮らす下鴨家。狸界の頭領であった父・総一郎は、ある日何の前触れもなく狸鍋にされたのだが、その経緯は今も謎に包まれていた。残された四兄弟のなかでも偉大な父の「阿呆の血」を色濃く継いだ三男・矢三郎は「面白きことは良きことなり」をモットーに、生真面目だが土壇場に弱い長兄・矢一郎、蛙の姿で井戸にこもっている次兄・矢二郎、臆病ですぐに尻尾を出してしまう末弟・矢四郎、そしてタカラヅカ命の母に囲まれて暮らしていた。隠居中の大天狗・赤玉先生の世話を焼いたり、神通力を得た人間の美女・弁天に振り回されたり、はたまた五山送り火の夜空で宿敵・夷川家と空中決戦を繰り広げる日々の果てに、突如下鴨家を襲う絶体絶命の危機! 父が鍋にされた真相が明らかになるなか、固い絆で結ばれた一家の運命はいかに!

声優・キャラクター
櫻井孝宏、諏訪部順一、吉野裕行、中原麻衣、能登麻美子、井上喜久子、石原凡、佐倉綾音、梅津秀行、飛田展男、西地修哉、畠山航輔、樋口武彦

もりもりにーと さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

京都宣伝アニメ。映像と雰囲気がとにかく素晴らしい。

人間に化ける狸たち4兄弟が主人公で、森見登美彦が原作という遊び心溢れる作品だ。

ユーモラスな口語体と、お馬鹿な遊びをたしなむキャラクターたちはさすが、森見登美彦作品。
それをさらに昇華したのは、原作者の京都愛をこれでもかと映像美で表現した作画担当班だ。舞い散る嵐山の紅葉、空飛ぶ屋形船に乗って、花火を打ち上げるシーン。有名なシーン以外でも、背景はとにかく凝っていてどれもうっとりするくらい綺麗だ。未だに記憶に鮮明に残っている。

そして、四畳半では友情愛をテーマにしていたが、この有頂天家族では、タイトルにある通り、家族愛をテーマにしている。
なぜ、この家族の偉大なる父は殺されてしまったのか。その謎と、個性豊かなキャラ達の葛藤も描かれている。

終わりもだれることなく綺麗に纏まっている。BOXが出たら買いたいくらい良いアニメだった。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 6
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

おもしろき こともなき世を おもしろく

原作未読。


主人公は下鴨矢三郎(しもがも やさぶろう)。
タヌキの名家である下鴨一族の三男坊。
彼は「面白く生きる」ことをモットーに生活していた。
その言葉どおり、彼のまわりにはひとクセもふたクセもあるタヌキや人間やテングが。
そんな中、タヌキ鍋にされて亡くなった父、総一郎(そういちろう)の死の真相にせまっていく。


あらすじだとミステリーっぽく聞こえるかもしれません。
しかし、実際は「家族」を扱ったハートフルコメディ。
そこそこ笑って、ちょっとほっこりできるアニメです。

テーマ性はレビューのタイトルに書いたとおり。
OPの歌詞の中によく似たフレーズが含まれています。

これは、高杉晋作の言葉とされています。
下の句を含めると、

「おもしろき こともなき世を おもしろく すみなしものは 心なりけり」

世の中は望もうと望まないと無常に過ぎていくもの。
面白いどうかは、その人の心のあり方によって決まる。
それなら、楽しい方向にとらえないでどうすると。
どうでもいいことだって、見方を変えれば面白いものになります。

それを表現するように、随所にばらまかれた小ネタの数々。
やっていることはハチャメチャなのですが、それを面白く見せるマジックが効いています。
特にセリフの選び方が上手ですね。
面白さの半分は言い回しでできていると思います。
{netabare}
また、どうでもいいことに変に力が入っていたりしますよね。
赤玉先生の風呂のシーンでうまいこと前を隠したり、芸が細かいw
{/netabare}

キャラクターの存在感もポイントです。
下鴨一族はみんなそれなりに個性的で愉快です。

・子供思いの母親
・責任感たっぷりな長男
・ニートな次男
・通称アホだけど機転の利くの三男
・臆病でかわいらしい四男

敵役もどこか憎めません。
じいさんも妙にかわいい。


この「ほどほど感」がクセになります。
1~2話では見えてきませんが、回を重ねるごとに魅力が増してきました。

とにかく何事も深追いはしない。
おかげで疲れとは無縁です。
見ていて時間の経過を忘れました。

この「疲れない」ってのがポイントですね。
日常系ではないのにまったり見られます。
それでいて次回が気になるんです。

和やかな気分で笑いながら見たいけれど、日常系には飽きた。
そんな人に向いている作品だと思います。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 69
ネタバレ

れんげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

一つの大きなサヨナラが、遺された者達を繋ぐこともある。

2013年7月放送。
全13話。


【前置き】

原作者は、メディア芸術祭アニメーション部門大賞のアニメ「四畳半神話大系」も書かれた『森見登美彦さん』。
(本作は、森見作品の中では「毛深い子」という愛称で呼ばれていたりするそうですww)
そして制作は、安定と信頼の作画で定評ある『P.A.WORKS』。

『森見登美彦』に『P.A.WORKS』
どちらも、私にとっては名前を聞くだけで条件反射してしまう単語です。
事実、本作の放送が始める少し前、来期のアニメ一覧を眺めていた中で本作『有頂天家族』を見つけた時も、私の…今思えば「阿呆」の血が無性に騒いだのを覚えています。

『うむ。これは、見ないわけにはいくまい。

 これも、阿呆の血のしからしむるところだ。』

なんて台詞、本作を見る前は出る筈も無かったわけですけどね。



【あらすじ】

千年の都・京都。
ここでは古来より、人に化けた「狸」と「天狗」が、人間に紛れ暮らしておりました。

狸一家『下鴨(しもがも)家』の三男であり、偉大な亡き父から「阿呆」という一点の血を受け継いだ主人公『矢三郎(やさぶろう)』も、その中の一人。
狸界では「名家」であることも顧みず、彼は日々をただ面白可笑しく過ごしていました。

しかし周囲では、その偉大な亡き父の遺志を継ぐ、次期頭領を決める「偽右衛門(にせえもん)選挙」で、躍起立つ者(狸)が出始めておりました…。



【論じてみる】
{netabare}
正直、序盤の数話は
「本当にこれから、四畳半の時のようにドンドンと面白くなるのかな?」
と、半信半疑でした。
理由として、キャラの立ち位置や関係性が分かりにくく、どういう風に話が進んでいくのかも明確でないので、続きが全く気になる感じになれなかったのです。
上記のあらすじにしても、第1話の時点ではよく見えてこなかったですし。

第4話「大文字納涼船合戦」にしても、内が見えないキャラクター達がドンチャン騒ぎをしていても一緒に楽しめるワケもなく、ただただ温度差を感じました。
「四畳半神話大系」の実績が無ければ、まず間違いなく切っていたことでしょう。


ただ、P.A.WORKSの作画は流石の一言。
久米田康治さんが描く、角張った特徴的なキャラクターデザインをアニメ的に上手く表現しながらも、緻密に描き込まれた舞台背景は、見ているだけで心地良かったです。

京都という舞台上どうしても人通りが多いわけですが、そのモブも事細かに動きますので、スタッフの職人魂を感じましたね。
退屈な序盤を視聴継続出来た要因としては、この作画は非常に大きかったと思います。


そして中盤より、やっとこさ

「偉大なる父親狸が、狸鍋にされ人間に食べられてしまった。」

というエピソードを元に、徐々にそこに関わっていたキャラクター達が浮き彫りになっていき、少しずつ物語にも魅入るようになっていきました。

ストーリーとキャラの立ち位置が明確になってくると、序盤とは打って変わりの面白さ。
もぅ毎週、楽しみで仕方無くなっていました。

特に第8話「父の発つ日」にある、次男であり蛙でもある「矢次郎(やじろう)」の回想語りは、胸に響きましたね。


『その当時の俺は、厄介な問題を抱えていた…。

 俺は大いに悩み、その想いを父に打ち明け…判断を仰いでいた。


 俺は…、カタのつけようのない恋をしていた…。』


作中ずぅぅっと引っ張ってきた次男坊の本心。
そして、それを軸に語られる偉大な父の死の真相。

あくまで自分の中でですが、数多あるアニメ作品の中でも間違いなく、私にとって数少ない『神回』と言える一話でした。


ラストに関しても、とんでもないドンデン返しはありませんが、良い意味で予想通り気持ち良く楽しく終わっていたので、本作としては丁度良い塩梅でした。
予想が出来てしまい、そのまま予想通りでも、その絵が見たくて楽しみで仕方無い。
そんな気持ちで、ラスト3話は見ていた気がします。
{/netabare}



【偽右衛門 下鴨総一郎】
{netabare}
さて…「毛深い」だけでなく中々「味のある」キャラクターの多い本作。
その中でも、特に魅力的で味わい深いキャラクター、偉大な父親狸『下鴨 総一郎(しもがも そういちろう)』について、じっくり語りたいと思います。

この父親は、まさに「カッコイイとはこういうことさ」と言わんばかりの立ち振舞いでしたね。


山に化けることが出来る程の、非凡の化け力を持っていた父。
しかし突然、狸を食べる会「金曜倶楽部」に捕まった父親は、その人間達に鍋にされ食べられてしまっていました。

中盤、その父を食べた張本人の一人、大学教授の「淀川 長太郎(よどがわ ちょうたろう)」と矢三郎は奇しくも出会うのですが、そこで語られた父の最期は、想像していたものとは随分と違っていたのです。

その淀川は、人間であるから狸を食うのは当然と言いながらも、「食べることは愛すること」とも言い、狸に対し深い愛情を抱いていました。
そんな淀川に対し父は、狸界のタブーを破り…こう言葉を交わしていたのです。


「俺はコレまでにやりたいことは全てやり、子供達も大きくなった。

 末はまだ小さいけれども、兄たちが居るから…あとは助け合って立派にやっていくであろう。

 俺は種をまき、そこそこ育てた。

 一匹の狸としての役目は全うしたんだ。

 残された日々は天恵である。つまりは儲け物である。

 したがって…、まあ…ここであなた方に食われたところで一向に構わない。

 食いたければ食うが良い。」


狸が喋ったことに驚く淀川にも井を返さず、


「貴方ならば喋っても構わんかな…と、ふと思ったのだ。

 我が生涯最後のイタズラと言うべきか、阿呆の血のしからしむるところだ…。」


と、落ち着きながらも…「狸らしい」個性そのままに、それから食べられるまでの時間を、父は淀川と語り合っていたのでした。

父親の最後となったこのエピソードは、はたから見た残酷さとは裏腹に、まるで長年信頼しきった間柄のような会話を見せており、良い意味での違和感を生む演出がなされていました。
しかしまぁなんと潔い狸(おとこ)でしょうね、惚れ惚れいちゃいましたよ。


そんな父を想い返し、矢三郎は終盤前(第8話の最後)に、こう語っておりましたね。


『この世にサヨナラするにあたり、我らの父は、偉大なるその血を律儀にも四つに分けた。

 長兄は、責任感だけを受け継ぎ、

 次兄は、暢気な性格だけを受け継ぎ、

 弟は、純真さだけを受け継ぎ、

 私は……、阿呆ぶりだけを受け継いだ。

 てんでバラバラの兄弟をつなぎとめているのは、海よりも深い母の愛と、偉大なる父とのサヨラナである。

 一つの大きなサヨナラが、遺された者達をつなぐこともある。』


私はこの2つのシーンが作中でも大のお気に入りで、特にこの矢三郎の台詞の一連シーンでは、演出や音楽の挿入も抜群に良かったのも重なり、不覚にもボロ泣きしてしまいました。
正直、今もこの台詞を読み返すだけで、目頭が熱くなってしまう程です…。


下鴨家を始め、本作を彩るキャラクター達は皆どこかで、この父と繋がっていて、良くも……そして悪くも触発されていました。
それほど、この父親狸『下鴨総一郎』は、大きな存在だったんですね。

今もサントラで、このシーンの曲を聴いています。
曲のタイトルは、『一つの大きなサヨナラ』です。

アカン、泣けてきてしまった……。。。
{/netabare}



【総評】

初見では、序盤で人物設定や世界観が掴み辛く、馴染みづらい点は大きなマイナス。
原作ファンや前知識を持つ人でなければ、ここで切ってしまう人も多かったのではないでしょうか。

ですが後半は、そのマイナスを補って十二分に余りのある、大変面白く心動かされる「馬鹿馬鹿しい狸活劇」となっておりました。

しかし、いやはや序盤の悪印象から、まさかボロ泣きに発展するとは……。
これだから、物語は追ってみないと分かりません。
勿論、数多ある原作の中からアニメ化された作品なので、誰が見ても面白くない内容だなんてことはありえない、と思って一応追ってはおりましたが。
(と言いつつも、やっぱり自分には合わないケースがよくありますので、こういう風に覆るケースは珍しかったです。)


私は、ラノベ作品によくあるような、いわゆる萌え系のアニメも喜んで鑑賞します。
付け加えるなら、本作と同時期に放送されていたアニメを見て、「小学生は最高だぜ!」とも言っていた、本当どうしようもない阿呆の萌え糞豚です。

それでも、このような大人の鑑賞にも十分耐えうる、でもそれでいてカッコ付けて高尚ぶらずに面白いものを描く、こういう作品も大好きです。

この作者が描く「阿呆」に、私はたまらなく魅力を感じてしまうんですよね。
それが面白い出来事に繋がり、それが面白い周囲を呼び込んできてくれるのですから。

そして、まさに『四畳半神話大系』がそうであったように、それが周囲を巻き込んだ「良きこと」にも繋がっていくのですから…☆彡


まさに「面白きことは、良きことなり。」でした。

読んでいただき、ありがとうございました。


◆一番好きなキャラクター◆
『下鴨 総一郎』声 - 石原凡さん


◇一番可愛いキャラクター◇
『夷川 海星』声 - 佐倉綾音さん



以降、獣に当てた駄文なので〆ておきます。
{netabare}
さて…、これまで美少女にのみ、その欲情を露わにしていた私ですが…。


本作を見てからというもの、私は

『美少女』

ならぬ

『美少狸』

にまで、欲情の目を向けてしまいかねないようになってしまいました。

これに限っては、オスだろうが問答無用で手を出しかねない勢いである。


野生の狸は危険? 気性が荒い? 疫病も持っている?

ノープロブレム。

本能の赴くままに行動している時の私の気性の荒さは、野生の狸を凌ぎます。

爪も使います。

歯も使います。

舌も出します。

何より、私もこの通りの病気持ちです。


以降、私が京都に赴いた際は、町に隠れ住む『美少狸』は、決して私に近づいてはいけないと警告しておきます。


もし私に発情期があるとするならば、狸とだけは同時期でないことを願ってやみません。
{/netabare}

投稿 : 2023/05/27
♥ : 43

94.8 4 ドタバタアニメランキング4位
かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 4.0 (1647)
7057人が棚に入れました
家柄も人柄も良し!!将来を期待された秀才が集う秀知院学園!!その生徒会で出会った、副会長・四宮かぐやと会長・白銀御行は互いに惹かれているはずだが…何もないまま半年が経過!!プライドが高く素直になれない2人は、面倒臭いことに、"如何に相手に告白させるか"ばかりを考えるようになってしまった!? 恋愛は成就するまでが楽しい!!新感覚"頭脳戦"ラブコメ、開戦!!

声優・キャラクター
古賀葵、古川慎、小原好美、鈴木崚汰、花守ゆみり、青山穣
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

とっとと 御くっつきなさい

原作未読

原作はタイトルを知っていた程度。『惚れたら負け』をどう料理するのか興味がありまして。
いわゆる“惚れた者の弱み”とは、熱量のあるほうが気を揉んで焦る機会が多く往々にして上手くいかないことを指すと思うのですが、本作はそれが先鋭化していって、

・自分から誘うと「負け」
・自分から告白するともちろん「負け」

誘うと負けってww
ラブよりはギャグ色強めかと。どんなものでも先鋭化するとお笑い要素が出てきてその美味しいところを掬った感じです。
四宮かぐや(CV古賀葵)と白銀御行(CV古川慎)。両主人公のゴールは、『相手に告白させること』。前段として、『いかに相手に誘わせるか』に権謀術数張り巡らせるお話です。
{netabare}序盤こそは『天才たちの恋愛頭脳戦』でしたが、徐々に意地の張り合いになっていくのがなんとも微笑ましかったです。{/netabare}


2019年冬期で最も笑った作品でした。いいですね平和で (^^)


さっそくのOPは鈴木雅之feat.伊原六花。  ・・・出オチです。いきなりそう来たか!
組み合わせがバブル過ぎて、ハイここ笑うところですよ~の狙いかと思いきや、回を重ねるごとに病みつきになってく大人の味でした。このねっとり感は久々です。
{netabare}第4話。『渋谷で11時』 そう今から恋が始まるわけでもなく、土砂降りで会えずじまいというのもこの二人らしい。いつか二人でサボタージュできる日が来ると良いな~っておっさんしかわからん。{/netabare}
それに『ラブ・ストーリーは突然に』の有名すぎるカッティングもろパクリだろって劇伴があったり、そんな古臭ささえも心地よく、去り往く平成に思いをはせてみました。


※こう見てました、の3つのポイント

■頭脳戦?ちゃうやろ
『天才たちの恋愛頭脳戦』の看板はちょい違いますね。天才をヘタレに置き換えるとしっくりきます。

{netabare}向こうが好意を持っているのを薄々感じているのに確証を得られないから動けないだけのことで、主人公二人を高スペックのヘタレと見て楽しんでました。
まじめにラブとして観てしまうと、「早くくっついちゃいなよ」か「はーめんどくせー」と思ってしまいます。「お可愛いこと・・・」ってかぐや様は一度たりとも言ったことない、というのがポイントです。やはりヘタレてるのであります。
ではイラッとくるかというとそうではない。白銀は筋を通すいい奴でかぐやは別の理由なんですが二人とも応援したくなるようなキャラなんですよね。{/netabare}

{netabare}むしろ時折登場する柏木さんと柏木さんの彼氏だけが普通にラブしてました。付き合いたて女子は成績落とし男子は上げるあるある。藤原書記の助言で『頑張って』最終話のエンドクレジットでは仲睦まじそう。絶対こいつら夏休みになんかあったな。カップルとしてはこちらがまともですしよっぽどストーリーになってます。{/netabare}


■テンポがいいよね
オムニバスみたいな一週につき3エピソードのサ○エさんスタイル。テンポの良さと合わせて物語としてきっちり進行していました。{netabare}ラーメン四天王ネタさえ回収する脚本の繋がりはお見事です。{/netabare}
1エピソード7分弱の計算になります。R-1で3分、M-1で4分、キングオブコントで5分の持ち時間。こうみると10分超えるネタ見せってないんですね。前の出番の組のネタを拾って繋げるリレー漫才を堪能するようなもんでした。


■狂言回しが優秀
脇役みんな優秀過ぎませんか?

藤原千花(CV小原好美) 石上優(鈴木崚汰) 早坂愛(花守ゆみり)の3名。 

空気の読みあい化かしあいの白銀VSかぐやが膠着状態に陥らないように波風立てるのは藤原書記と石上の両名。空気は読むものではない。“作るもんだ”藤原と“壊すもんだ”石上がいてくれてよかった。二人とも空気は全く読めません。
{netabare}弓道部からの胸の話で墓穴を掘りまくる石上に腹抱えて笑いました。{/netabare}


なんだかんだイチャコラを楽しむ作品になるのですが、ラブ ↓ コメ ↑ でテンポの良さと脇役たちの突っ込み突っ込まれが楽しい作品でした。

あと、かぐや様の声はしばらく茅野愛衣さんだと思ってました。



視聴時期:2019年1月~3月 リアタイ視聴

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2019.09.19追記

実写版公開。つきあいで鑑賞。
アニメを観るようになってから、実写とアニメの歴然たる差に気づくようになった。普段良いアニメ作品に私が触れてるということですね。



2019.04.14 初稿
2019.09.19 追記
2021.03.13 修正

投稿 : 2023/05/27
♥ : 110
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

キャラ設定のしっかりとしたラブコメの秀作

原作未読。最終話まで視聴。

主人公2人は言うまでもなく、周囲の登場人物もキャラ設定がしっかりしていてとても面白かった。
味のあるナレーションも魅力です。

ショートストーリーが続く構成も、テンポの良さを生んでいて高評価です。

【天才たちの恋愛頭脳戦?】
{netabare}確かに序盤は、『いかに相手に告白させるか』という頭脳バトルが展開されていた気がするんだけど・・・。
途中から単なるツンデレというか、頭脳バトルとは違う展開になっている気がする(笑)。

だけど、この変化も含めて、コメディ色の強いラブコメとなっています。{/netabare}

投稿 : 2023/05/27
♥ : 81

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

時が育てる想い、俺はお前のことが…。久々に現れたラブ「コメディー」の傑作。

最初はお前のことは虫が好かん奴だと思ってたよ…。今になって思えば、みんなに人気者で才色兼備なお前に対して天の邪鬼な態度に出ちまったな…。


しかし、一年という時間を経てお前に再会してみて、自分でも驚くぐらい癒されてる自分に気付けたんだ。この間に、お前がどれだけ多くの人を笑顔にしてきたかを知ることができた。そして、俺にとってどれだけお前が大きな存在だったか離れてみてようやく気付けたんだ…。だから、俺はお前のことが…


というのが私の本作に対する想いです!。しかし、実写版、オメェーは駄目だ!。本当にうちに帰って反省しろよなマジに。俺のお前に対する想いは、新映画当たり屋のヨッシーさんが全て代弁してくれてるから、そっちも宜しくお願いします。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 46

68.6 5 ドタバタアニメランキング5位
カノジョも彼女(TVアニメ動画)

2021年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (343)
915人が棚に入れました
高校生となった主人公・向井直也は、ずっと思いを抱いていた幼なじみの少女・佐木咲から交際を受け入れられるが、ほどなくして自身を思い続けていたというもうひとりの少女・水瀬渚に交際を申し込まれ、悩みぬいたあげくに両者合意での二股交際と、三人での同居を提案する。当然猛反対する咲だったが、渚は直也といられるならと受け入れ、渚のいじらしい姿にほだされた咲も結局は了承、3人は直也の自宅で内緒の同居生活を開始する。さらに3人は、同級生の美人動画配信者であるミリカこと星崎里香や咲の親友で学業優秀な桐生紫乃とも接点をもち、ミリカや紫乃までが直也に惚れるという複雑な人間関係に発展する。

〇ojima さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

酒を呑みながら『こいつら大丈夫か?』と笑いながら観るアニメ

何も深く考えないで観れるアニメ。
いつも録画で呑みながら観ていました。
缶酎ハイ2本目からスタート。ちょっと酔った位からの視聴が丁度良いくらい。
作品を観て笑いながら、
おいおい大丈夫か?
いやいや無理だろ!
いいのかそれで!
そうなっちゃうの!
なんて言いながら楽しんじゃいました。

明るいおバカ達なので最後まで軽い感じで良かったです。
1クールで十分楽しめましたが、もし次期やるなら
もっとはっちゃけたストーリーを期待します。

『そんなこと、あるわけないだろ!!』

と、笑いながらつっこみたい。制作者よろしくお願いします。?あれ?

投稿 : 2023/05/27
♥ : 34
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

勢いだけで笑えるアニメ、考えたら負けです。

彼女がいるのにカノジョから告白。
彼女も彼女で、カノジョも彼女。
真剣極まる二股ラブコメ。
テンポと勢いで駆け抜ける。

熱血鈍感正直な直也は猪突猛進型主人公。
マジメに二股をするから憎めない。
そんな主人公にスピーディーなツッコミを入れる彼女サキサキ。
感情表現が豊かで、このアニメの起点といっていいでしょう。

もう一人のカノジョの渚は女子力マックスでとっても健気。
サキサキも渚が可愛くってしょうがない。
奇妙で楽しい三角関係。
新感覚なラブコメに笑い所は豊富です。

中途で参入する{netabare}ミリカは、おちゃらけ要員か。
ビジュアルはいいけど性格は残念。
直哉の相手にされず、拒否られる。
二股野郎に拒絶されるとは、哀れです。{/netabare}

最後に参入する{netabare}紫乃は、ツンデレ要員か。
隠した気持ちは親友サキサキのため。
わかりにくいけど、この子も被害者か。
無自覚と言え、どんだけ直也は罪作りなんだろう。{/netabare}

サキサキの言動が楽しいアニメ。
あやねるの迫真の演技はなかなかのものでした。
女の子はかわいい、映像演出もいい、笑いのセンスもいい。
もっと観ていたいアニメです。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 17

神谷 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

感想!

カノジョも彼女


感想!

主人公が二股かけてます
これは良い作品ですよ!人を選ぶ可能性はありますが。

主人公がヒロインに二股をかけていますが、自分はこれを見た時にピンときました。
確かに二股をかける描写は衝撃的で見る人を選ぶが、逆にこうも考えられると、
これからの時代は一夫多妻制のような考えを取り入れていったらいいんじゃないかと。これを見た時に日本の恋愛観が壊れるとか、そう言われそうなアニメというくらい、衝撃的な設定でした。実際に私はそういう批判を言われてもこのアニメの利点を説きたいと思います

____
https://lovesympo.com/developed-polygamy
↑ 一夫多妻制が日本を救う?メリットとデメリット、採用している国の事例を紹介(引用)

 現状の仕組みでは人口が維持できない以上、何かしらの社会的な変化は必ずやってきます。わたしたちは、出生率を20.7%以上に引き上げて、人口を維持していかなければならないのです。
その一つの方法として、「一夫多妻制(あるいは一妻多夫制)」を許容してはどうかという意見があります。
 _____引用ここまで

このように日本の出生率は低くなっています。
ですが、一夫多妻制を取り入れることにより、日本の出生率が上げれるかもしれないとメリットがあります。

 こういった漫画作品は新しい恋愛観として受け入れていっても良いのではないかと思いました。

 確かに一部の人は不快に感じたかもしれないが、

 理由①こういった一夫多妻制を描くことにより、新しい恋愛観、新しい家族観の認識が進む

 理由②出生率が上がる可能性がある

 批判点に犯罪率の増加などがありそうですが、私はこういった点は日本の整い過ぎた倫理観がある。もちろん、平成の道徳教育を批判しているわけではありませんが、それでも生物の聖職上は一夫多妻制にしたほうがより自然なのではないでしょうか

もちろん、道徳教育が悪いというわけではありませんが、出生率の低下を解決するために、一夫多妻制は方法論の一つとしてありえます。

これからは徳川家康のような精力のある人物が、たくさんの女性と付き合って、恋人を作りまくる時代に!?


 ★感想

 面白かったです!
 主人公が二股をかけたのが、とてもよく感じられました。
 ヒロインが次々に出てきて、主人公がチヤホヤされるのは良いですね。
 自分がチヤホヤされてる気分で本当に気持ちいいですね、最高っす!
 良いシーンでサービスシーンが入るので良かったです。
 
 あにこれの評価3.2ですがおかしくないですか?
 この作品はもっと評価されていいと思います!
 

投稿 : 2023/05/27
♥ : 5

74.6 6 ドタバタアニメランキング6位
血界戦線(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (1178)
6928人が棚に入れました
異界(ビヨンド)と人界とが交差する変わり果てたニューヨーク、「ヘルサレムズ・ロット」。深い霧に閉ざされ、様々な勢力と様々な種族がせめぎあう危うい均衡の上に浮かぶ街。
クラウス率いる「秘密結社ライブラ」は、いつ破れるとも知れぬ世界の均衡を守るために様々な事件へと挑んでいく。

声優・キャラクター
小山力也、阪口大助、中井和哉、小林ゆう、宮本充、銀河万丈、折笠愛、内田雄馬、大塚明夫、石塚運昇、宮野真守、藤原啓治、緑川光、石田彰、釘宮理恵、水樹奈々、沢城みゆき、各務立基、こおろぎさとみ

TAKARU1996 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

光に向かって一歩でも進もうとしている限り、キミの魂が真に敗北する事など、断じて無い!!

今回は去年(2015年)話題となったアニメ、そして個人的には2015年アニメ内で1番だと思っている作品、『血界戦線』について書いていきたいと思います。
私のつたないレビューで恐縮ですが、読んで下さる心お優しい方はどうぞお付き合い下さい。

まずは簡単なあらすじから
かつてニューヨークと言われた街は、「大崩落」という超常災害によって異界と人界が交差した結果、超常日常・超常犯罪が飛び交う地球上で最も剣呑な緊張地帯、「ヘルサレムズ・ロット」となった。
そんな街でいつ破れるとも知れぬ均衡を守るために秘密裏に活動する者たちがいる。
クラウス・V・ラインヘルツ率いる「秘密結社ライブラ」
彼らはさまざまな能力を駆使し、異界の住人と日夜戦っていた。

主人公、レオナルド=ウォッチは半年前の事件で異界のものに遭遇し、自らの眼をよこせと迫られる。
かろうじて、眼を奪われる難からは逃れたが、結果、妹のミシェーラが対価として視力を失ってしまう
妹を救う術を求めて彼はヘルサレムズ・ロットを訪れた。
ライブラの新人と間違われたことをきっかけに、妹の視力を対価として異界のものから与えられた「神々の義眼」の力で事件を解決し、レオは正式にメンバーの一員として迎えられる。
彼は、クラウスらとともに様々な事件(あるいは異界ならではの日常)へと足を踏み入れていく事になるのだった。

同時期、院内墓地に訪れたレオのもとに自らを幽霊と名乗る少女が現れる。
彼女の名はホワイト
不思議でどこか活発な少女は次第にレオと心を通わせていく事になる。
後にホワイトの兄、ブラックとも出会い、3人は良好な関係を築いていく
そして、少しずつ距離を縮めていくレオとホワイト
しかし、彼女達の背後には自らを絶望王と名乗る少年の姿があった。
彼、彼女の正体、絶望王と名乗る少年の目的、3人の関係、そして彼らが思う真意とは…?
全てが明らかになった時、ヘルサレムズ・ロットに1つの大きな嵐が吹き荒れていく。
主人公レオは大切な人々を救うため、前へと歩き続ける。
血闘で結界を守る、秘密結社ライブラの血界戦線が今、始まろうとしていた…


ここからは私の個人的感想を書いていきたいと思います。
私が全話観終わってまず感じたのは、このアニメはスタッフに愛されて作られた作品だったんだなあという暖かい気持ちです。
随所に作品愛のちりばめられたアニメだったなあと観終えてからは改めて思う事が出来ました。
そもそも、観始めたきっかけといえば、私の好きなバンド2大巨頭、BUMP OF CHICKENとUNISON SQUARE GARDENがOPとEDを担当していた事、内藤先生の前作『トライガン』の大ファンだったからという本作の内容とは全く関係のない理由
まあ、『トライガン』の作者だから、一定水準を満たす位には面白いだろうなと舐めて考えていましたが、正直に言います。
シナリオ、キャスト、演出、音楽、作画、どれも他の同時期のアニメと比べて軒並みずば抜けていました。
最終話を観終えてからは感動で彩られた大きな余韻と上手く収まったという気持ちの良いすっきり感、そして、少しの寂寥感を感じた数少ないアニメです。
まさに感無量でした。
初めて観た時のワクワク感、躍動感は今でも忘れられません…
アニメスタッフの皆さん、ホントにありがとうございました!!

さて、私がこの作品を観続けた理由は他にもあります。
一番の理由は主人公、レオナルド=ウォッチの魅力に取りつかれたからです。
このレオという少年、本当に普通な男の子です。
普通に優しくて、普通に明るく、普通におせっかいな少年
人並みに正義感も強く、仲間思いで、誠実な、極めて普通の少年なんです。
作中でも、「普通」という言葉はよく使われていました(主に彼に対してだけ)
しかし、彼のその人間性は「普通」という言葉では片づけられない程、片づけるには失礼すぎる程、高潔で勇敢です(『血界戦線』のキャラもレオに対してそのように考えています)
他のライブラメンバーのように戦闘に役立つ特殊能力は持っていないし、大人びた考えも持ち合わせていない。
性格はすこぶる良いけど、頼るとしたら少し力不足かなと抱く人もいるかもしれません。
しかし、このアニメを最後まで観ると必ず思います。
真にホワイト達を救う事が出来たのはレオナルドしかいなかったな…と。
一気に視聴してみると、なるほど、改めてそうだと思わせるだけの説得力がこの作品にはありました。
また、ホワイト、ブラック、絶望王のオリジナルキャラクターも作品の雰囲気を壊す事無く、むしろ原作に登場してくれないかなと思わせてくれる程です。
実際、最後のシーンでは私もレオと一緒に涙を流してしまいました…
物事に説得力を持たせるのが一番難しいとされるサブカルチャーにおいて、ここまで思わせてくれた『血界戦線』は実は凄い作品ではないかと思います。
主人公、レオが大切な人達を救うため、非力な自分に何ができるか模索しながらも前へ進んでいく最終話の姿は必見です。
最高にクールだぜ、トータスナイト!!
最高に輝いているぜ、トータスヒーロー!!

上記の反応からも分かる通り、このオリジナルストーリー展開は私個人としてはとてつもなく楽しめました。
短編集のようなテイストの中に1つの軸となす長編が隠されている構成のアニメは他にも多く観てきましたが、これも他の作品とご多分に漏れず素晴らしい出来だったと思います。
ミシェーラの光を頼りに元気に生き延びているレオ
誰にも頼れず、闇に支配されながら生きるホワイトとブラック
希望と絶望で比較された2つの対比関係には私も非常に考えさせられました(もしかしたらレオナルド兄妹も一歩間違えれば…?)
勿論、原作通りの話も同様に面白く、ごちゃごちゃでどたばた、異常が日常のヘルサレムズ・ロットの世界、存分に浸れました。
しかし、1つだけ注意点を
このアニメを見る際は絶対に流し見では駄目です。
話が理解できなくなりますから…
まあ、内藤作品では細かいことは考えたらだめですけどね(笑)

さて、以上でレビューを終えたいと思います。
レオという「リトルブレイバー」がもたらした一世一代の頑張り物語、どうかじっくりと堪能してください…
共に最低で最高な日々を過ごしましょう!!


人の歩みを進めるのは、希望ではなく意思
人の歩みを止めるのは、絶望ではなく諦め


PS.
この後、観る方々に1つ、忠告を
これから観るであろう1話をよく覚えておいて下さい。
今後の彼自身を見つめていく上ですごく重要な回なので…
後に最終話と比較する事で、彼の本質をさらに感じられることでしょう…

投稿 : 2023/05/27
♥ : 11

ばぶえたん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

作画や世界観の描写は上手いけれど原作未読者には難しい?

現在4話まで視聴済。

冒頭観た感じ、文豪ストレイドッグスやカウボーイ・ビバップのような印象を受けました。
ちょっぴりおしゃれな近未来空間+異世界でのスタイリッシュ異能バトル作品。

能力名や世界観にやや中二エキスが入っているように感じられました。

1話目はふむふむと観てましたが、だんだん難しく感じ、4話で「?」。
尺の割にキャラ解説(描写?)が弱くて、細かいところが全く入って来ず。
結構説明をはしょってストーリーを流している感がありました。

異能力やキャラが分からないまま話が進みすっかり置いていかれてしまい、4話は2回繰り返してしまう羽目に。

これは原作を見た人でないと内容を受け取れないかもです。
引き続き、もう少し観てみます。

ただ釘宮さん好きならばキュンキュンできるキャラがいるので、そこはぜひ観て頂きたいです。

作画や動画、音楽などはとてもしっかりしていて素敵な作品です。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 3
ネタバレ

Yulily さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

甘くて苦くて目が回りそう…なんです♪

『甘くて苦くて目が回りそうです…♪』

心地よくてカッコイイ!!
気分が上がって何度も聴いてしまう…
そうです、中毒性…あり!ってことです♪

文頭を飾ったこの言葉は私が一気に心を掴まれてしまったED「シュガーソングとビターステップ」のフレーズです♪

これまで例外なく作品の中でアニメソングに出会っていましたが今回は逆になりまして・・・

アニメソングの甘い誘惑に誘われて視聴を決めたのです。
OPとED共に素晴らしい楽曲と映像に仕上がっています。

もしお時間がありましたら是非曲だけでもどうぞ
とオススメしたいのです。
ハイ、こちらです。
ED ;「シュガーソングとビターステップ」
OP;「Hello,world!」

EDではキャラクターが思い思いのダンスを披露していて私も踊りだしたくなるような楽しさが溢れた映像
楽しいリズムとビートに病みつきになりました~!


そして物語ですが私の大好きなジャンルSFです。

舞台は世界で最も危険な都市。

主人公の少年はふとしたきっかけで世界を救う秘密の組織と出会い、そこから物語が動き出します。

アニメだからこそ堪能出来る非日常の光景!
規格外キャラクターたち!(たまにちょとキモチワルイよ)
胸騒ぎが止まらない緊迫感!
華麗なアクションで魅せます…よ!

そう、この世界の均衡を保つために戦う姿がスリリングに描かれていて私を熱狂させるのです。
けれど、それだけではありません。
人びとの苦悩や葛藤を映し出したドラマも折り込まれているのです。

予測出来ない!そんなSFと人間ドラマが絡み合って展開していく作品でした。
{netabare}
個性が抜群のキャラクターが集結
メンバーとのコミカルなかけあいも必見です。
また、クスリと笑いを誘う要因に必ずザップが絡んでいるのは…お約束ですか?

私のお気に入り回は2話あります。

・ネジ君とレオとの友情回
公園のベンチに仲良く肩を並べる二人。頬をピンク色に染めて幸せそうに4個のハンバーガーを均等に食べるネジ君…うん、ホントに可愛すぎです♡

思わぬ事件が起こりお互い記憶が消えたはずなのに、それでもまた二人は出会う…種族の垣根を超えた友情は見ていて心を動かされ、時にホロリとさせられました。

・レオ&ホワイトのデート回♡
世界救済の戦いの行方も気になりますが、
レオとホワイトの関係がどのように進展するのかも興味が尽きないところでしたね。
5話では心の距離が縮まり
身体を寄せてレオの肩を抱き寄せるホワイト
映画のワンシーンのようでとってもロマンティック
エンディング曲が存分に気持ちを盛りあげるように流れ出します。
その一瞬で私の心は取り込まれて曲と共にこの作品で一番お気に入りのシーンとなりました。

エンディングに使われている「シュガーソングとビターステップ」は、あにこれユーザーさんの2015年の曲ベストに多くランクインしているんですよね。
遅まきながら私も曲と出会い。
今回ストーリーに付加されたことで心に何倍も残る曲となりました。

エンディング映像は赤い緞帳にスポットライトがあたり結界キャラクターがダンスのステップを踏み、楽しいステージを作り上げるのです。
中盤にミステリアスなホワイトの憂いを含んだ視線の先に映る映像が印象的でしたね。

また、作品の世界観をピタリと表現したオープニング曲「Hello,world!」に合わせてレオの成長がドラマチックに美しくつづられていきます。
「ハロー どうも 僕はここ」
成長し駆け上ったレオ。メロディと伸びやかな声とが相まって開放感が溢れる大きなスケールで魅せるのです!!
最終話を観た後にこの映像を見返してみると胸が熱くなってしまいました。

~レオの軌跡~
深い絶望を抱えていたレオがこの街でライブラに参加して試練を乗り越えることで希望の光が見えて、同時にメンバーとの間には強固な絆が生まれましたね。

絶望の淵を這い上がり、自信を手に入れたレオがブラックとホワイトの明かされた過去に終止符を打つために後押しをします。
それはレオが成長するために大きな意義のあることでした。

エンディング、私にとって愛着のあるキャラクターになっていたホワイトとの別れには寂しさを感じましたが、皆にとってはこれが良い幕閉めだったのだと信じています。
{/netabare}
原作ではホワイトとブラックは登場しないとのことで、これからチェックしてみようかなと思っています。
感想レビューはいずれ、まんがーれに投稿しますね。

血界戦線の新作アニメ「王様のレストランの王様」も期待値大で視聴しようと思います♪


マーマレード&シュガーソング

ピーナッツ&ビターステップ

甘くて苦くて 目が回りそうです♡

南南西を目指して パーティーを続けよう

世界中を驚かせてしまう 夜になる

I fell 上々 連鎖になってリフレクト♫

投稿 : 2023/05/27
♥ : 60

72.9 7 ドタバタアニメランキング7位
あっちこっち(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (1034)
5380人が棚に入れました
『あっちこっち』は、異識による4コマ漫画。「まんがタイムきらら」で2006年10月号からから12月号の三ヶ月の読みきりの後に連載。2012年にTVアニメ化。素直になれないツンネコ娘・つみきと、乙女心には鈍感な朴念仁・伊御。いつもつかず離れずイイ感じなふたりだけど…この恋はまだまだ始まらない!?

声優・キャラクター
大久保瑠美、岡本信彦、福原香織、生天目仁美、浅沼晋太郎、皆口裕子、高森奈津美、今野宏美、代永翼、岩男潤子

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

今はセンスが問われる時代

本作の演出の一つに"矢印"があります。
キャラの動きや状況の変化を矢印で表すというものです。
これはとても観やすく、素晴らしいと思いました。
なので、それにならって私もレビューで使ってみました。
……矢印は使い方次第。
下を見れば分かるように、センスのない者が多用すべきではないのです。
もうやりません。
無駄に縦に伸びた文になってしまいm(__)m

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

ジャンル:日常系×恋愛。
比重は、『日常 8 : 2 恋愛』だったという印象。
ほのぼのした雰囲気と緩いギャグが魅力の作品でした。
こういうの大好きです。

          ↓

千葉県の某高校をモデルにした高校が主な舞台。
(写真見ると確かに似てました)
あらすじはいらないかな。
あにこれのやつも特に読まなくてもいいかもです。

           ↓
           ↓

主要キャラは5人。
男2人、女3人の高校生グループです。
→(伊御、榊、つみき、真宵、姫)
この集団大好きです。ただし一人を除いて…。

           ↓

恋愛面について。
つみき→伊御 へと恋の矢印が向いています。
つみきをからかう榊と真宵が面白かったです。
その一つにお決まりとして伊御に恥ずかしい(キザな)台詞を言わせ、つみきをデレさせまくる、
というものがあるのですが、ここで問題が起こりました。

          ↓

はい、伊御さんやめて…。
キザな台詞を悠々とつみきに放っといて、
デレるつみきに対しては『どうしたの?』みたいな反応。
私は不快感を覚えました。
気になったので調べてみると、やはり伊御は人気がない様子。
確かにやらせてるのは榊と真宵。
でも、伊御の対応はどう考えてもおかしい。腹立たしい。
このメガネがいなければ(or 好青年なら)文句なしでした。
これに関しては、いちいち鼻血を出す女性陣もどうかとは思いますが。

           ↓
           ↓

伊御以外はみんな好きです
お気に入りキャラは真宵と姫。
お笑い担当の真宵は作品を盛り上げるために必要不可欠です。
そこにお調子者の榊が乗っかるとさらに楽しいです。
癒し担当の姫は作品を(又は私を)より柔らかいものへと変貌させてくれます。
とても可愛かったです。
『はい』→『はひぃ~』は、あざとかわいい…。
つみきも猫のような小動物女子として私を大いに和ませてくれました。
何気に喋り方も好きです。
ここでは触れませんが、サブキャラたちも魅力的でしたよ。

           ↓
           ↓
           ↓

OP「あっちでこっちで」 歌ーあっち⇔こっち
ED「手をギュしてね」 歌ー御庭つみき(大久保瑠美)

          ↓

OP凄くいい…!
いつもの5人が歌ってるってのもいいですね。
ハモりもバッチリでした。
お気に入りの曲です。

           ↓
           ↓
           ↓

大好きな日常系のなかでもアタリの作品でした。
ギャグはたまに笑える程度です。
でもそれで十分ですね。
可愛らしいキャラたちが平凡な日常を過ごしている、
それだけで私は幸せです。

          ↓

苦手なキャラが約1名おりましたが、
それを余裕で補えるだけの戦力が揃ってました。
とても楽しませてもらった作品です。

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

改めまして、矢印乱用すいません。
時代を勝ち抜けませんでした。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 45

柚稀 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

あっちこっち、でもみつめているのはまっすぐキミだけ

思わずきゅん♪としてしまう、ほのぼのラブコメ!!
またーり、ゆるーり流れるやさしい癒しアニメ♪
ときどき、はちゃめちゃ暴走ありwでも、、ギャグはあまり期待しないで…(´-ω-`;)ゞポリポリw
そして甘い言葉が囁かれた暁には、そこらじゅうで出血ww

最近、こーゆーのがスキでたまらない僕には、大好物すぎて、おいしくてしゃーないですw

普段はつんつんの御庭つみき【みにわ つみき】は、
同級生、音無伊御【おとなし いお】がだいすき(*´艸`)
でも、素直にその気持ちを伝えることができないのです、、。
もぅ、全身から「いおがすき♡」オーラが出まくってるんですけどね(*ノωノ)

つんつんしてても、伊御に頭をなでなでされたら、うれしくて顔を真っ赤にして、思わずてれり(*ノノ)
そして、猫化してしまって、猫耳がぴょこんとでてきてしまう♪
つみきちゃん、そんな可愛い顔をしないでおくれ(*´>д<)
と、いいたくなるくらい、仕草や表情にずきゅんときますww

それにしても、終始伊御はつみきの“すき”のサインに気づかなすぎですw
いくら鈍感にもほどがあるってヾ(・ω・;)ォィォィ
そんで、彼は無自覚にもほどがあるくらい、きゅんとくることをさらりと言い放つので、誠に始末が悪いww
ただ、岡本信彦さんの低めのトーンで甘い言葉を囁かれたいひとにはうってつけのアニメではありますな(*゚∀゚*)ウフフ

でも、いくら始末が悪くても、伊御のやさしい声や行動(なでなでしたりとか)はつみきちゃんだけでなく、僕だってきゅんとくるので、どうにも憎めないという、、、w
そして彼、、メガネだし…(*・ノェ・)ボソリ

最終回、いおとつみきの恋の行方は、まぁ予想通りでしたが…(*´>д<)
いっぱい“によによ”と“きゅんきゅん”をくれたアニメでお腹いっぱいです♪ごちそうさまぁ((*´∀`*))

投稿 : 2023/05/27
♥ : 26

ASKA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

きらら系4コマでラブコメですが面白かったです!

原作はいわゆるまんがタイムきらら連載中の作品(2018年1月現在)で4コマですが、原作4コマだけあってテンポがよくストーリーが進んでいきます。

きらら枠にはめずらしく、メインキャラ5人ですが、男子2人の女子3人という編成。主人公格ヒロインつみきと同じく主人公男子伊緒のラブコメでもあります。
その2人を他3人が茶化したりします。場面転換やアイキャッチがアイコンで独特のテンポを生み出しています。ヒロインのつみきは猫っぽいキャラとして描かれ、時に猫耳やしっぽが生えます。他に博士キャラの真宵や天然ドジっ子キャラの姫、主人公の悪友榊などがいます。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 16

78.0 8 ドタバタアニメランキング8位
ふしぎの海のナディア(TVアニメ動画)

1990年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (575)
3092人が棚に入れました
西暦1889年、パリ万国博覧会中のエッフェル塔で、飛行機の発明を夢見るジャンは、サーカスの団員ナディアと、彼女の友達である赤子ライオン(キング)に出会う。彼女の持つ謎の宝石ブルーウォーターを狙うグランディス一味から逃げ、ナディアの故郷を目指す旅のなかで、悪の組織ネオアトラン(ネオアトランティス帝国)の首領ガーゴイルが占拠した島で生き残った少女マリーと出会う。しかし、マリー、キング、ナディアの3人は、ガーゴイルに連れ去られる。初めはブルーウォーターを狙っていたグランディス一味と共にナディア達を助けるうち、ジャンは万能潜水艦ノーチラス号のネモ船長とガーゴイルとの戦いに巻き込まれていく。

声優・キャラクター
鷹森淑乃、日髙のり子、水谷優子、滝沢久美子、堀内賢雄、桜井敏治、清川元夢、大塚明夫、井上喜久子
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

『ブルーウォーター』はアニメOPの金字塔

2018.07.26記


現在ではおそらくもう作られないであろう要素がてんこ盛りの古典。最近のアニメとは違った風に吹かれてみたいと思ったなら手を出すのは一興です。

個人的には思い入れの深い作品です。リアタイで衝撃を受け、2012年の地上波再放送と20年ぶりの視聴でも普通に完走できました。思い出補正があったとしても、作品に魅力がなければ無理だった話でしょう。

とかく「エヴァ前夜」的文脈で語られがちな作品であり、たしかにファンが目を細める描写もありますが、ジョジョ以前のバオー来訪者や、幽々白書以前のてんで性悪キューピッドのような扱いでは決してなく、独立した作品として白眉ものの出来かと思います。

同様に「ラピュタ」の亜種という側面も、出自を考慮すればそれも納得するわけで、決して劣化コピーではありません。


【物語】
大筋は、ブルーウォーターという宝石を巡って繰り広げられる冒険奇譚といったところでしょうか。海洋を舞台にした冒険活劇と言い切れないのは長丁場の作品の最終盤でこれまでの伏線を回収し一気に哲学的、宗教的昇華をみせるからかもしれません。
前半ラピュタの後半エヴァとは言いえて妙とは思うものの、できれば先入観を廃してフラットな視点で作品に向き合えるといいんでしょうね。

30年前の作品とは思えないほど今でも使える数々の仕掛けとそれでも少し埃を被った古典の味わいと両方を堪能できるハイブリッドアニメです。


【キャラ】
主役はナディアとおそらくジャンもそうなのかな。彼ら彼女らを中心に、グランディス一味(グランディス、サンソン、ハンソン)、マリー、キング、ネモ船長、エレクトラさんなど個々にファンがいるほどの魅力的なキャラ達が脇を固めます。敵役{netabare}ガーゴイル{/netabare}も充分憎たらしい役回りを担ってくれてます。彼らの掛け合いの中にも心揺さぶられる明言が多い。

ヒロインのナディアは今でいうところの「ツンデレ」。だがしかしそこは30年前。PDCAサイクルを経てある意味様式美と化した現在のテンプレには該当しません。水戸黄門ばりの様式美を期待してると裏切られたと感じるかもしれないし、逆手にとってとても新鮮と感じるかもしれません。
当時、雑誌アニメージュの人気投票において、マンガ連載中という地の利を活かし数年王座を守っていたナウシカからトップを初めて奪ったのがたしかナディアだったと記憶してます。そしてしばらく1位2位をこの二人で争ってたような。それだけ魅力あるヒロインだったんですね。


【声優】※評価というより思い出話
ジャン役日高のり子さん。浅倉南の爪痕が生々しい当時に少年役とはびっくらこいた記憶があります。
ナディア役鷹森淑乃さん。正直これ以外存じ上げないのですが、最近は進撃の巨人エレンのお母さん役で安否を確認できました。お元気そうで何よりです。{netabare}ネモ船長に「生きろ」と言われた後、一世代を経て今度はエレンに「生きるのよ」と。命のバトンを繋げております。 {/netabare}
{netabare}少しだけ演技に言及すると、フェイトさんの最期とか、「裏切りのエレクトラ」回のエレクトラさんとか演技で魂震えてたような気がする。{/netabare}
それと、マリー役水谷優子さんですね。同時期に放送開始したちびまるこのおねえちゃん役と声全然違ってたものですから、私が「声優ってすげーな」と思った最初の声優さんだったと記憶してます。つくづくもうお声が聞けないのは残念でなりません。

それでレビューを書くにあたりあらためてキャストを見ると、当時人気だったり実力のある方たちで固めていたようですね。どうりで感情移入しやすかったわけだ。


【作画】
メカやキャラデザは素晴らしく、物語中盤の作画崩壊?については他の方のレビューにもあるとおりなので特にここでは詳しく言及しません。
今でも鑑賞に耐えうる作画といいますか、30年後の今のクールでもナディア未満の作画はけっこうあることを考えれば上出来じゃないでしょうか。
特筆すべきは、海だし宝石の名前だしと青色を基調とした絵が多い作品における青の表現でしょうか。OPアニメーションの色合いなんて味わい深いものですよ。
{netabare}「島編」のカオス作画だって、当時における「外注することの対価としてどういった代償を払ったか?」ですとか、はたまた「今ではマシになった韓国からの納品物がいかばかりのものだったか?」と歴史遺産であるとの見方をもって楽しむと・・・いやムリか・・・
でもこれ勢いでNHKのゴールデンタイムで流してたわけですから、イケイケドンドンのバブル時代ならではだったからなのかもしれません。{/netabare}


【音楽】
OPED 森川美穂さんのシングル買いました。サントラだって買いました。
鷲巣さんの劇伴、今でもたまにバラエティで使われたりしてます。印象的な曲が多かった。
OPブルーウォーターのイントロが流れた時、「1週間お待たせ!いざ開幕!」のワクワク感は当時たまりませんでした。突き抜ける高温&ビブラートは心地よく、EDのロッカバラード的な曲調に静かに余韻に浸ったものです。
森川さんについてはバブル全盛期の見た目上等!の世相の中で、ボーカル一本で勝負するぜという潔さに痺れて憧れてましたね。確か自分で作詞作曲はやらずにいただいた曲をボーカリストとしてどう向き合うかに必死です的なインタビューを読んだ気がします。間違ってたらごめん。



■閑話休題 ※そこそこネタバレします
{netabare}
放送年度が1990年。前年にパリ万博100周年、フランス革命200周年とことフランスに焦点が当たった翌年に放送されたアニメです。物語の舞台設定は1889年、まさに万博開催中のパリにて興行中だったサーカス団の花形少女ナディアが事件に巻き込まれるところからスタートします。同じく巻き込まれてしまったジャンと一緒に、ブルーウォーターを狙うグランディス一味からの手に汗握る逃避行。ガキンチョだった自分がワクワクしないわけがないのであります。

私は1986年のラピュタに感動して冒険ものが好きになり、そうこうしてNEXTラピュタが登場するのを待ってたきらいがあったと思うのですが、ラピュタ以降でやっと心震える冒険ものに出会った気がしたのがナディアでした。NHKではこの数年前に「心っに冒険をぉ~」とのりピーが歌ってたアニメもあるにはあったのですが、実際のところ「冒険」感は控えめでした。やっとです。

放送の数か月前にはドラクエⅣが発売し、ミネアとマーニャというエキゾチックな女の子も魅力的だなと思ってた矢先に、ヘソ出し褐色の少女が主役のアニメに出会ってしまったのが運のつきでしたね。

世間一般の評価の一面として視聴率は悪かったと思います。18:00か19:00のゴールデンの時間で5%いったかいかなかったくらい。今よりもっと多くの人がTVを観てた時代、これは致命的に悪い数字です。
ナディアを機に購入し始めたアニメージュでの凄い盛り上がりとは対照的にクラスの友達に話を振ってもあまり観てるやつがおらず反応が薄いという状態。これまで北斗の拳やキン肉マンでは一緒に盛り上がれてたのに、と断絶を感じた瞬間でした。
{/netabare}


NHKという制約があったものの、丸々1年間の猶予期間を与えられた庵野秀明監督を筆頭とする当時のGAINAXの面々が思いっきり好きなことをやったらこんなん出来ました、という傑作です。


-----
2019.01.17追記
《配点を修正》


思い出補正しときます

投稿 : 2023/05/27
♥ : 45
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

当時のNHKとしては大胆な物語(良い意味で)

このアニメは、当時のNHKとしては奇抜で大胆な内容を描いています。
お堅い印象しかなかったNHKが、これほど素晴らしいSFアニメをつくるなんて、当時はとても信じられませんでした。
そして、映像の美しさだけでなく、歌や物語の内容に大いに感動しました。

総監督はエヴァンゲリオンで有名な庵野秀明さんです。
この物語では、エヴァンゲリオンの下地となるネタをいくつか見ることができます。

物語はフランスのパリから始まります。
ブルーウォーターという謎の宝石を持った少女ナディアに発明好きの少年ジャンが恋をします。そしてグランディス一味がブルーウォーターを狙います。そのときジャンは、勇気を奮い起こしてナディアを守ります。

やがて舞台は海へと変わり、潜水艦ノーチラス号にナディアやジャン、そしてグランディス一味が救われます。
それから本編が始まるのです。
舞台はやがて空へ、そして最後には宇宙へと変わっていきます。


私は、主人公のナディアよりもジャンやグランディス一味に魅力を感じました。
ジャンは非力ですが、とても勇敢な少年です。どんな状況でもナディアを守ります。
グランディス一味のボス、グランディスはヤッターマンに出てくるドロンジョ的存在です。いつも場の雰囲気を明るくしてくれます。
同じくグランディス一味のサムソンは二枚目ですが、力持ちで、幼い少女マリーをいつも守ってくれます。
また、グランディス一味のハンソンは優れた頭脳の持ち主で、何度もノーチラス号を救ってくれました。

そして、38話と39話(最終回)では、非常に感動します。
まさに感動のてんこ盛りでした。 {netabare}
①まず、発想力がすごいです。 こんな凄いストリーを考えたスタッフに感謝です。
②戦闘シーンやメカニックデザインが凄い。 これはまさに芸術です。
③ハンソンのひらめきで皆の危機を救うところが凄い。 さすがハンソンです 
④ネオ皇帝の起こす奇跡(執念)が凄い。 まさに妹ナディアへの愛です。
⑤ジャンの勇気が凄い。  ジャンはナディアのためなら命を捨てることができる
⑥ブルーウォーターの起こす奇跡が凄い。 まさにブルウォーターは祖先の魂の結晶です。
⑦ネモ艦長のどんな状況でも諦めない心が凄い。 ここであの行動ができるところに脱帽しました。
⑧ネモ艦長の子を身ごもったエレクトラの様子に気づいたグランディスの悲しみが心に沁みました。
⑨その後のみんなの近況説明を大人になったマリーがしたことに驚き、そしてマリーがサムソンの子を身ごもったことが嬉しかった。
{/netabare}
是非見てください。「見て良かった!」と必ず思われるはずです。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 31

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

祝!!再放送!!THE SECRET OF BLUE WATER 

まだぜんぜん本気じゃなかった頃のNHKにラピュタみたいなの作ってと言われふざけんなwって多数の業界人が断ってた企画を庵野氏がおkしてしまった作品。
原因はTV放送としてのラピュタが映画になって宮崎さんの企画だけNHKにのこったからだそうで。元は同じなんだよ。

一見そのラピュタのパクリだが、タイムボカンシリーズやら、なんやらとオマージュのオンパレード。ノーチラス号の装甲はメカゴジラだし・・。お話の後半は完全にあれ・・・。
ぜんぜん海底2万マイルじゃねえwww
しかしどこぞの『フ何とか』とは違い王道の冒険活劇でめちゃくちゃおもしろい。

見所は関俊彦さんのシーン。あれも富野監督のパクリだけどな。
内容、作画ともによい意味でも崩壊、問題の多き『島編』は最終回のための布石。そう思って楽しんでください。

結構有名な話だがエヴァの世界の過去の話である。
ただ完全に繋がっているかは謎。初期設定では一緒だったくさい。

NHKから金を分捕って見事に名作を作ったガイナックスの代表作。でも最後で金とっくにつきたって言ってた。有料放送なんだからポリシーで気合入ったもん納品しないといけないともいってた。

ついに地上波で再放送。夕方?てか水難系の描写結構あるでしょ・・・・。ちょいグロもエロもあるし、だいじょうぶなのか?
いまの世で島編とか問題ありまくり。
興味がある方は再放送でぜひ見ていただきたい。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 21

67.1 9 ドタバタアニメランキング9位
To LOVEる-とらぶる-ダークネス2nd(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (449)
3052人が棚に入れました
ちょっとエッチな描写で大人気を博したハーレム作品「To LOVEる-とらぶる-」。そのスピンオフ作品である「To LOVEる-とらぶる-ダークネス」の第2期作品。お約束のセクシーシーンは今回も健在!? アニメーション制作は、1期と同様、XEBECが担当する。

声優・キャラクター
豊崎愛生、福圓美里、井口裕香、渡辺明乃、戸松遥、矢作紗友里、伊藤かな恵、花澤香菜、名塚佳織、柚木涼香、新井里美、能登麻美子、日高里菜

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

リト君・・・君は何で暗い夜道を一人で歩けるのかな・・・σ(^_^;)?

この作品は「To Loveる ダークネス」の続編です。物語は「To Loveる」から繋がっているので、未視聴の前作があればそちらからの視聴をお薦めします。
ダークネス1期から主役の一人として奮闘しているモモちゃん推しである私は、毎話期待値MAXで視聴していました。

モモが画策する「リトのハーレム計画」と、ネメシスの策略「ダークネス計画」が秘密裏に・・・ゆっくりだけど一歩ずつ着々と前進していくそれぞれの計画と相変わらずの日常・・・これらが上手く噛み合いながら物語が進んでいくんですけど・・・

今回のリトのラッキースケベっぷり・・・前作より格段にレベルアップしていませんでしたか・・・?
あれは一体何なの・・・? 持って生まれた才能・・・? 新種の能力・・・?
この作品のキャラは只でさえ可愛いんです・・・
それなのに・・・あっちで転んでラッキースケベ、こっちで転んでラッキースケベって・・・
いくら何でもやりすぎでしょ・・・σ(^_^;)?
毎朝のモモちゃんとの早朝トレーニングもしかり・・・
羨ましいとか妬ましいという気持ちを通り過ぎて・・・怒りにも似た感情を感じずにはいられませんでした^^;

仕方ないのも解っています・・・
私にはリトのようなラッキースケベの能力はありませんし、学生時代はクラブ活動漬けで連日の様に可愛い女の子とキャッキャウフフするシチュエーションとはかけ離れた生活を送っていたので、リトの様な羨ましい出来事の記憶すらありません^^;

クラブ活動漬けの学生生活・・・お金じゃ決して買えないモノを目指して取り組んでいたので、決して後悔している訳ではありませんが、リトの羨ましい日常を見てしまうともう少し違う謳歌の仕方をしても良かったような気がしてなりません・・・^^;

そんな事を思わず考えてしまうのは、この作品のキャラデザが半端なく可愛いから・・・(//∇//)
私のど真ん中・・・夏アニメの中でも1,2を争うくらいの可愛らしさだったと思います。
物語の展開上、ララと西連寺の出番がちょっと少なめだったのは少し残念でした^^;
古手川さんの「ハレンチなっ!」はもう少し聞きたかったかな^^;

それでも、今回活躍するキャラは魅力たっぷりだったと思います。
個人的に今回の作品で株を上げたのはヤミちゃんでした^^
何度もリトのラッキースケベの標的になるのですが、これまでは「えっちぃのは嫌いです」がお約束でしたが、今期は「もはや能力の領域に到達しつつあります」「もはや物理法則もへったくれもないですね」、そして極めつけは「あなた最近ちょっとコケ過ぎじゃないですか」とバリエーションが広がっています^^
ヤミちゃんが言うんだから間違いない・・・私もリトは転び過ぎだと思います^^
そんなヤミちゃんですが、今期の頬を赤らめる表情は可愛かったですね^^
何度かドキッとさせられちゃいました(//∇//)

でも、やっぱり私の一推しはモモちゃんですけど(//∇//)

オープニングテーマは、Rayさんの「secret arms」
エンディングテーマは、川田まみさんの「Gardens」
secret armsはメロディーが、Gardensは可愛らしい歌詞がお気に入りの曲です。

全14話の作品でした。夏アニメは7〜9月の間に放送されますが、この作品は
14話になるという事が早々に発表され、13〜14話は10月に放送されました。
この作品の様に1クールに収まらないこと、その対応策を早々に発表して貰えたのは嬉しい限りです。
制作の過程では色々なことがあると思います。無理に1クールに収めるより、物語の展開を大切に制作するという作り手の愛情を感じられる・・・そんな対応だったのではないでしょうか。

でも・・・リトのハーレム計画は未だ道半ばです。
物語的にも次期を感じさせる終わり方だったと思います。
続編・・・期待して待っています^^

投稿 : 2023/05/27
♥ : 21

トゥットゥルー☆ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

いいところで終わりましたね^^

次回予告があったからもう一話あるのかと思ってました。
一番いいところで中途半端に終わりましたね(^^;

っと思ってたら、だいぶ後から2話追加でいいところで終わらせてくれました^^
ここまでの展開は結構好きです。

To Love関係の作品では一応ストーリー重視?の一番面白い作品だと思います。

キャラは魅力的なので今後のストーリーに期待!
ダークネス計画やハーレム計画はどのように発展していくのでしょうね?

投稿 : 2023/05/27
♥ : 3

Rottel さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

エロさだけじゃない面白さ

このアニメの第一印象は、「エロい,エロい,エロい,以上!」って思う人が多いと思いますが、僕はそれだけではないと思います。
確かにエロいですが、シリアスも含まれていて、感動する場面ではとても感動します。
また、キャラがとても多くみんな魅力的なので、自分の推しキャラを絶対見つけられると思います。
大抵のアニメは、1期よりも2期の方が評価が低くなりがちですが、このアニメは2期があってこそだと思います。(無印から含めると実質4期ですが…)
自分はToLOVEるシリーズの順番を間違えて見てしまったので登場人物の関係の把握に困ってしまったので、あらかじめ順番を調べてから見るべきだと思います。(笑)

投稿 : 2023/05/27
♥ : 2

70.2 10 ドタバタアニメランキング10位
スクールランブル(TVアニメ動画)

2004年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (443)
2847人が棚に入れました
塚本天満(つかもと てんま)は一途でシャイ、そしてちょっとお茶目な16歳の高校2年生。多くの女の子がそうであるように、彼女も恋をしていた。
でも、大好きな人・同級生の烏丸大路(からすま おおじ)にキモチを伝えられないでいる。しかし、烏丸があと1年で転校してしまうことが判明!!
それでも、妹の八雲(やくも)や友人たちの協力を受けながら、告白しようと看護婦に変装したり、矢文を放ってみたり…。
そんな天満に恋をしているのは、播磨拳児(はりま けんじ)高校2年(ちなみに不良)。これまた、キモチがまったく伝わらず、一人落ち込む毎日…。
そのうえ天満&烏丸のランチ現場を目撃!哀れ播磨は登校拒否&放浪の旅に出てしまうのだった…。

声優・キャラクター
小清水亜美、能登麻美子、堀江由衣、生天目仁美、清水香里、南里侑香、福井裕佳梨、小西遼生、高橋広樹、川田紳司、藤原啓治

ワタ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ぐるぐる回るラブコメディ!

女主人公:塚本天満。不器用でドジっ子。クラスメイトの烏丸に片想いをしている。バカ。
男主人公:播磨拳児。健康不良少年。天満に片想いをしている。バカ。

基本構造は播磨→天満→烏丸。
序盤はこの3人の関係性メインで進みますが、まあ正直微妙w
特に天満→烏丸、烏丸はつかみ所のないキャラでイマイチ魅力を感じないんですよねぇ

しかし序盤から中盤にかけて、加速度的に面白くなっていきます。
人気ヒロインの沢近(CV.堀江由衣)や天満の妹の八雲(CV.能登麻美子)が徐々に頭角を現し、
それまでモブにしかみえなかったキャラ達にもスポットが当たり始めます。
そして新たな関係性、様々なカップリングが生み出され、作品を賑わせていくわけです。

ラブコメですが、コメディに特化しているのが本作の特徴。
よくあるすれ違いネタも、斜め上にぶっ飛んだ解釈から生じていて
進展しない関係性にストレスを感じることなく、きっちり笑いとして昇華できています。

それにしても播磨はめちゃくちゃいいキャラしてますねw
根っからの不良なのにどんだけ純情少年なんだよってね。
モテモテですが(本人は気付いていない)モテる理由も見ればちゃんと分かります。
そしてあくまで彼は天満ちゃん一筋。そこに好感が持てます。
人気ヒロインを退けて男主人公が人気投票1位ってのは、ちょっと異常事態ですがw

播磨の波瀾万丈な人生は、もはや学園ラブコメ作品の範疇に収まらない超展開の連続。
そう考えると、スタッフの遊び心あふれる・・・というより
やりたい放題な演出やパロディも作風に合ってるんじゃないかと思います。
突然フルCGのロボアクションが始まっても、案外違和感なかったりしますw

本格的にアニメにハマり出した頃に見た作品だけあって
思い出補正は否めないけど、ラブコメ好きなら文句なしにお勧め。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 40

oki96 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

意外と面白い。良いドタバタコメディー。

ラブコメですけど、ちょっと違ったラブコメかな。

登場人物が非常に多いし、恋愛関係も多い。主人公以外の恋を描いた話も多くてちょっとついていけないかもしれないけど、あんまり考えない方がおすすめです。スクランのドタバタ感をそのままみて笑うのが一番でしょう。

ギャグ非常に面白いです。笑いが止まらない話も沢山ありましたね。あと、キャラの色んな関係が見れて楽しいかったです。

声優陣も豪華で好きでした。特に能登麻美子さんの八雲が最高!もうたまらなかった。キャラの魅力が伝わってきた。個人的は八雲の幸せを応援する。OP・ED、あと八雲のテーマソング(夕顔)もすごく良かった。

理不尽が多いかもしれないけど、バカバカしくて笑えます。気楽な感じで見ると楽しめると思いますよ。

暇なら視聴をおすすめします。絶対に笑えます。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 12

takarock さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ぐるぐるまわ~る!ぐるぐるまわ~る!

率直な感想を言うと単純におもしろい!この一言に尽きます。
この作品は2002年から週刊少年マガジンで連載されていて、その当時読んでいたのですが、
まさかアニメがここまでおもしろいとは思いもよりませんでした。
ジャンルは勘違い(ラブ)コメディです(全26話)。
ラブの要素も大いにありますが、もう勘違いコメディと言ってもいい気がしますw
まぁ、でもアンジャッシュのコントの恋愛版というのが分かりやすい例えですかね。

序盤は播磨拳児→塚本天満→烏丸大路が話のメインですが、
ぶっちゃけ烏丸はいらない子ですw

アホ毛がピコピコ揺れる超鈍感な天然おバカの塚本天満と
グラサンにヒゲと一昔前の不良を彷彿とさせる出で立ちながらも
漢気溢れる愛すべき大バカ野郎、播磨拳児の
勘違いから始まるおバカな(ラブ)コメディを中心に語が展開されますが、
これだけではちょっと単調でした。

とは言え、特に漢気溢れる播磨拳児のキャラは最後まで本作を牽引する程魅力的で
どこまでも一途で曲がったことが大嫌い、
バカ野郎ながらも常に全力投球という単純に応援したくなるキャラですw

徐々に天満の妹の塚本八雲、クラスメイトの沢近愛理、周防美琴等
男性キャラでも花井、今鳥といった人気キャラが続々登場し、
それぞれのキャラが確立され物語をどんどん盛り上げていきます。

終盤にもどんどん新キャラは投入されますが、
そうなるとどうしてもとっ散らかってしまうので、
個人的には中盤辺りのバランスが好きでした。

人気キャラ中心の話が増えてきますので、
序盤に比べると塚本天満の出番も少なくなってきますw
烏丸大路に至っては言わずもがなですw
原作連載時にどのような編集会議がなされていたのか
なんてことも容易に想像できますw

舞台がマグロ漁船なんて回もあり、
学園モノという枠組みでは収まりがつかないくらい非常に自由で、
そしてパワフルなのが本作の特徴でしょう。
その中心にいるのがやはり播磨拳児です。

2004年とちょっと古い作品ですが、
今観ても十分おもしろいです。
なんなら今のギャグアニメよりもおもしろいと言ってもいいくらいです。
自信を持ってお勧めできます。

(おまけ)
小倉優子さんが歌う本作のEDを初めて聴いた時は
なんじゃこの超絶劣化版電波系ピチカート・ファイヴは。。。と思いましたが、
(作詞・作曲・編曲は小西康陽さんが担当されています)
聴き続けているうちに癖になってきましたw
さすが元コリン星人w いや、この場合慣れとは恐ろしいと言うべきかw

投稿 : 2023/05/27
♥ : 38

82.3 11 ドタバタアニメランキング11位
まちカドまぞく(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (629)
2268人が棚に入れました
15歳のある朝、封印されし「魔族」の力に目覚めた吉田優子の任務は、ご町内に住む「魔法少女」を倒すこと!? ツノと尻尾は生えたけど、力は普通の女の子以下な優子が“月4万円生活の呪い"解除めざして奮闘する、逆転マジカルヒロインストーリー!

声優・キャラクター
小原好美、鬼頭明里、高橋未奈美、高柳知葉
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

細かいネタに癒される、魔族と魔法少女のゆるふわコメディ(※2期制作決定!)

アニメーション制作:J.C.STAFF
監督:桜井弘明、シリーズ構成:大知慶一郎、
キャラクターデザイン:大塚 舞、音楽:櫻井美希
原作:伊藤いづも

魔族と魔法少女の戦いというスタイルをとった、
きらら枠の日常系ゆるふわコメディ。
魔族の末裔の一家である吉田家の優子は、
角と尻尾が生えたシャドウミストレス優子となり、
魔族にかけられた呪いをとくために
魔法少女の血を魔族の始祖の邪神像に
かけることが使命となる。
しかし、ある日出会った魔法少女の
千代田桃から命を助けられ、
ご飯までもらってしまうのだった。

{netabare}個人的には始祖の邪神像がドアストッパーとして
カモフラージュされていたことに虚を突かれ、
この時点で大好きな作品になってしまった。{/netabare}
魔族のスタイルになっても普通に学校に行く設定も斬新。
また、千代田桃が魔法少女になるときの
秒数(0.01秒!)が表示されたり、変身のコンパクトの中に
500円玉やネジが入っていたりという
地味なコメディも気に入った。

魔族の優子と魔法少女の桃は、
本来なら対決をする関係性。
しかし、身体能力が低すぎる優子は桃の相手になるレベルではなく、
強力な能力を持つ桃がなぜか優子を鍛えるために
特訓を考案するのだった。
その一方で桃は、お菓子とインスタントご飯と
菓子パンしか食べない食生活。
家が貧乏でいつも家事を手伝っている優子は、
料理も得意なため桃のためにご飯を作ったりする。

そんな日常生活?を追いながら、
優子のポンコツぶりや桃の孤高の様子を
面白可笑しく描いていく。
このコメディの方向性が微笑ましく、
時おりツボにはまることもあり、
飽きさせずに観させてくれる。

特異な部分は、魔族と魔法少女という
相容れない立場ながら、交流によって
欠けている部分をお互いに補い合って
大切な存在となっていくことだろう。
そんな様子が、コメディと上手く絡み合って
心を癒してくれるような作風になっている。

先祖と交流できる邪神像の扱いが秀逸で、
ポイントごとに色々と笑わせてくれる。
{netabare}不思議なホムンクルスによって足をつけられて
虫のようにカサカサ動くシーンなどには
吹き出してしまった。{/netabare}

{netabare}最終回になってようやく魔法少女と魔族との因縁、
特に優子の父と桃の姉との関係性が明かされる。
それにしても、優子の父が部屋に置いてある
テーブル代わりに使用している段ボールの中に
封印されているという設定は素晴らしい。
段ボールは、鉄板や土鍋を載せたり、
時には踏み台として使用している。
ご先祖様をドアストッパーにしていたのと同じ方向性で、
大切なものを日用品として何気なく手荒に使用していて、
後に気づいて衝撃を受けるのだ。{/netabare}

毎回、細かいネタを積み重ねることによって、
たくさんのの笑いを生み出している。
楽しさに溢れた、きらら系異端のゆるふわコメディだ。
(2019年9月29日初投稿)

(2019年10月4日追記)
コメディだけでなく、ストーリーも楽しめる予感

コメディ中心で展開する作品だが、
その裏側にある謎も実はとても興味深い。
{netabare}魔族と魔法少女が共存している多魔川の街。
優子は魔族の血を強く受け継いだことが原因で、
生まれたときから体が弱く、
命をつなぎとめるのが難しい状態だった。
そんなときに手を差し伸べたのが、
桃の義理の姉で魔法少女の桜だ。
優子の父であるヨシュア(吉田)は、
桜に相談して一族の呪いに干渉してもらうことになる。
桜が頭を捻って導き出したのが、
一族の金運を優子の健康運に変換することだった。
優子が健康になった代わりに、
吉田家は1ヵ月4万円の呪いを受けることになる。
それによって桜は魔力を大幅に減らしてしまい、
街を守ることが難しくなり、ヨシュアをみかん箱に
封印することになったのだった。

魔法少女は魔力を消費しすぎると形が崩れて
エーテル体となってしまう存在でもある。
桜はどうなってしまったのか。
現在は、桃の力で街を守っているが、
このバランスが崩れたらどうなるのか。
そして、本来この街では魔族と魔法少女は
結界の影響で偶然に出会うことはないようになっている。
だから、桃と優子が出会ったことは、
運命的な不思議な力が働いたとしか思えないのだった。
それは、メタ子が桃の夢の中での優子に対して
桜の気配がすると話したことと関係がありそうだ。{/netabare}

丘の上の桜の木の下。
桜と桃が好きだった場所で、優子と桃は想いを告げる。
皆がここで笑い合うときが来るのだろうか。

(2019年10月11日)
※全体のバランスを考慮して評価を変更しました。(3.8→4.0)

(2020年8月29日)
2期の制作決定という嬉しいニュースが飛び込んできた。
個人的にきらら系のコメディではとても好きな作品。
2期を切望していたので楽しみだ。

2期決定を記念して、ABEMAとニコニコ生放送で、
1期の一挙配信が決定した。
詳細は今後、公式サイトなどで発表される予定だ。
未視聴の方はこの機会にぜひどうぞ。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 77
ネタバレ

元毛玉 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

これで勝ったと思うなよぉ!!

原作未読
魔法少女枠かな?完全にダークホースでした。

お話のざっくり概要
優子はある日、突然魔族として覚醒。
普通の女子には生えないものが生えてしまいました。
その後あだ名が定着してしまい、本名で呼んでくれるのは母だけ。
魔法少女から生き血を奪う為、鍛錬の日々…小遣い月500円にUP!
だが、魔法少女は片手ダンプ…その戦力差は圧倒的!!!
ドアストッパーと共に魔法少女から筋トレ指導を受けるが
夢の中で好き勝手やられたりと散々な日々
ご近所に2度見され気まずくなり回覧板デビュー待ったなし
だが、懸命に頑張る努力のへっぽこ娘「時は来た…(イケボ)」
ってな感じ

書いてるうちに混乱してきました(苦笑)
魔法少女物かな?と視聴前は少し身構えてました。
そんな必要無縁のへっぽこ娘に癒されるアニメ。

主人公であるシャミ子は、へっぽこ魔族です。
もう清々しいぐらいに。
でも、怖くても家族の為に魔法少女へ挑み続ける
…けなげ(ホロリ)すっかりファンになりましたw
モデルは多摩市。
めっちゃみた事あるような既視感を感じます。

●魔法少女(モモ)戦について
なんというか魔法少女側は命かかってるからかなり強いんですよね。
対するシャミ子は…まぁ、へっぽこです。
情けをかけられてからの「これで勝ったと思うなよぉ」コンボです。
モモは色々と言葉足りてないと思いますけど、結構シャミ子に優しい。
自己ベストは{netabare}シャミ子のソーセージ{/netabare}を救出する際に更新
…とても強い(小並感)

アルバイトの着ぐるみはバク宙からの熱々オデンらしいです。
意味不明ですけど、ちょっと見てみたい…先代はドアラさんなのか?
それにしても魔法少女みかん回(8話)は爆笑しましたw
{netabare}
「コスプレぶらり旅ですか?」「ううん、通りすがりの魔法少女」
「とんでもないざっくり系です!!!」
「早く脱いで!」「脱ぎなさない!」「脱げません!!!」
「通報しようか迷ってた」
「年いくつ?」「これで勝ったと思うなよぉ」
{/netabare}
流れと勢いが凄かったです。怒涛のジャブラッシュ。
一つ一つは威力無くても、畳みかけられるとボディに効きます。
ぶらり旅も通りすがりも少しワードを足すだけで、
超パワーワードになるという良い例ですね。
ワードセンスが素晴らしいです。
{netabare}「安心して、峰打ちするから」「拳の峰打ちはただの裏拳です!」{/netabare}
じわじわと効いてくるこのセンス…たまらないw

あと、危機管理で発覚したのですがシャミ子はすんごい着痩せします。
凄いの持ってるよこの娘。
「私シャドウミストレス優子15歳{netabare}どこにでもいる町の変質者{/netabare}」
ご先祖はすごくポンコツなご先祖です。
ただ、衣装のデザインセンスは素晴らしいですね。(よくやった!ご先祖!!)

母も妹も健気で良い家族…月4万の極貧生活は辛いですね。
点数は中間評価です。
頑張れシャミ子!負けるなシャミ子!大きな魔族になるんだ!

―――――――――――――――――――――
シャミ子の声優(小原好美さん)、完璧です。
擬音というか言葉にならないようなセリフとか
(「あじゃぱー」とか「ぽがー」とか)
あと、へたれ具合とか、勝ち誇った感じとか
器の小ささをしっかり出してて素晴らしいww

母…ご先祖にも主導権を渡さない吉田家の主
良子…デジタル盛り技術に精通した吉田家軍師
ごせん像…アイドルにしてへっぽこ家計の元凶

後から気づいた事
{netabare}
2話のモモ戦の7-1の見事な負けっぷりって
元ネタやっとわかったw
ワールドカップのドイツ-ブラジル戦かwww
「1点は入ってましたか?」
「うん。友達だからおまけで1点入れといた」
優しさが切ないwこれは目汁だ!涙ではない!
{/netabare}

モモの名言
{netabare}
「出せるか出せないかじゃない。出すんだ。出していこう」
シャミ子と一緒のツッコミを画面に言ってましたw
{/netabare}

領収書まで噛むってどういうことなんだろ?w
{netabare}
テスト答案にも、もう本名じゃないのかwww
ついでに、ご先祖も張り出されてるし
この学校カオスすぎるwそして小倉が何か怖いw
{/netabare}

1話から見直してみて、改めて面白さを確認。
気づけばシャミ子の大ファンに…
ふぐふぐ? えぐえぐ? してる顔が好み
守りたい…このへっぽこw

2019.09/28 見終わって追記
すんごい面白かった。
今まできらら枠って、割と面白いぐらいの域を出なかった
だけど、本作は凄くネタが細かくって
見れば見るほどドンドン魅力が増していき
最終的にはシャミ子のファンになりましたw

色々と思った事
{netabare}
OPのネタについて
まぁとにかくサビのカオス感は凄いw
メタ子とたまさくらちゃんの存在感!w

シャミ子がみかんに「みせろ」ハラスメントしてたけど
毎週さらっと流されてるけどOPで撃ってるよねw
超一瞬だから分かりづらい

OPのドラクエ風の部分、
ボスリリスの危機管理フォームだwww
ま:99が魔法少女LV99として
「のろい」のバステも分かるけど、まひはなぜ?

ご先祖は酒に使ってたり、隣に水筒もあったり
タコさんウインナーは顔がご先祖彫りだしw
アンリのバーではご先祖とミカンがボトルキープ
あのメタ子の写真って多分、良ちゃん提供だよね
(モモ宅で、無防備メタ子を激写しまくってたしw)
みかんとのツーショットは映画館構成だけど
後ろのフィルムに映ってるご先祖は3Dメガネかけてるし
シャミ子の体操服ランニングがバインバインだったり
本編のダイジェストが詰まってるOPだなぁ~w

露出魔族だったり、飯炊き魔族だったり、
かよいづまぞくだったりする、シャミ子です。
魔法少女を{netabare}餌付けで配下にする{/netabare}などお手の物。

すごい細かい所でネタや表現を仕込んでるので
見つけるのが楽しい
{netabare}
ご先祖の来てた服、さらっと流してしまいそうだけど
「My blood sugar level is dangerous」
⇒血糖値、気を付けてぇ!ご先祖ぉぉぉ!!!
⇒{netabare}「コーラうめぇ!」って{/netabare}血糖値の原因それじゃね??
ひじきは実は鉄分が少ないポスター
飼い主募集ポスター⇒まだあの鳥、手元にいるんすねw
補習の実施についてポスター⇒シャミ子や…(´;ω;`)
でも、ちゃんと修羅場回避の所の「これから補習なので」
に繋がってるの凄いw
モモ自宅の表札…あの余白は桜さんだったのか…細かい
リリスの辛かったこと日記⇒No.5963って多過ぎw
ご先祖テレフォン⇒ミリオネアかな?
あれ?銃の引き金ってどんなだったっけ?⇒引き金が逆w
夢の中のメモ帳⇒ゆメモ帳…ちょw細けぇw
入れたばかりの色のついてない麦茶⇒確かに薄いw
段ボールがお父さんだと分かってから
⇒それまで乗せていた麦茶を床に置く優しさ
熱にも、油にも、衝撃にも強い段ボール!⇒ずっと出演w
投げられたご先祖…封印の呪いに犬あったからそこなのか
ラスト変身バンク+ミカン呪い=ワカメシャミ子98円
⇒「余もこんなんなったぞ」超笑ったw
「今のモモは無理してるように見えます」⇒背伸びww
あの犬、「いぬ」って名前なのかよwwwネーミング雑w
スルー力がハンパナイ⇒なるほど、シャミ子通報回避w
{/netabare}

■シャドウミストレス優子
体が弱くて運動神経もダメダメだが胃袋は最強クラス
ご近所さんに二度見されるのを恥ずかしがるぐらいには
普通の羞恥心を持ち合わせている女の子
(だが、命の危機であれば、露出魔族も辞さないw)
「こ…これで勝ったと思うなよ…じゃ!」
亜種バージョンのノルマも割といいw
シャミ子はお母さんを信じるとてもいい子なんですよ。

■魔法少女モモ
はーい、肉の魔法少女だよ。
バーベル片手で何キロ持てる?
あとそのままスクワットしようか?
そんな感じw
シャミ子が「頭にササミとプロテインが詰まっている」
と評していたほどの脳筋…だが頭脳派物理少女だった。
それにしてもダンベルと同時期だったせいもあって
ダンベル700回を数日に分割払いも笑った
たまさくらちゃんの熱烈なファンみたいっす
買い支える義務感…w

■魔法少女ミカン
女の子のタイプとしては一番好み…呪いさえなければ…
状況を知らない系女子だけど、
常に相手を心配し気にかけたり、幼い子に優しく接したり
正統派魔法少女やってる(ピンクの誰かさんと違ってw)
映画館のチヨモモは呪いかと思ったけど、あれ任意装着w
「そこにアイスはやめて!呪い出ちゃうから!」
一体、どこにアイスしたんですかね???
配下になったけど、モモの被害も甚大(呪い出まくりw)
大蛇がパピコ飲み込んでるのが笑ったw
ワープして気遣いフルーツをお勧めする系女子
フルーツの盛り付けすんごい女子力高い!

■小倉しおん
倫理が壊滅的にダメな人w絶望のオーラ習得済みなの?w
草葉の陰からいつも見守ってるストーカー的な人
実験したいから友達になりたいって…それ友達なのか?w

■ご先祖(闇を司る魔女リリスさん)
「嘘だろシャミ子、正直な感想を述べてみよ。見よぉ」
ニューご先祖は面白だったw
意外に頭良いみたい。超ポンコツなのにw
最終回の色々の回想の中に入ってくんなニューご先祖w
笑っちゃうだろーwww

■吉田家
シャミ子の家、ブラウン管TVなのにゲームソフト大量w
4万円でどうやりくりしたんだろう??
お茶は7~8回は出すらしい、それほぼお湯じゃんw
お母さんは良くクルクル回ってます。超かわいいw

ちょっと待って…モモのチャンネルに入る為に
良ちゃんが撮ってると思われる枕元に置いた写真…
どうやってモモの変身シーン撮ったの?すごくね??
0.01秒の中のシャッターチャンス
ってかあんな安物だとブレブレで見れたものじゃない
はずなのにこれが魔族の力なのか…良ちゃんおそるべし

お母さん、なんでこの嘘を言う事になったんだw
「原子力潜水空母でイカ釣り」
「宇宙戦艦で空気清浄機の買い付け」
ドジっ娘成分と巨乳はお母さん譲りだったのか~w

お父さんは{netabare}このミカン箱に封印されてい{/netabare}ます!
ええええええええwwww 観ててリアルで声出たっすw


■夢の中
メタ子の見た目のインパクトが強すぎるなぁw
あと、地味に武器を想像するのって難しそう。
あの様子だと正確にイメージできないと創れないみたい
重量や質感、細かい形状まで諸々イメージしきるのは
手に持ったことがある範囲のものじゃないと難しそう
(実際、シャミ子が出したのって持った事あるやつだし)

モモの名言2
{netabare}
「今ちょっと夢が立て込んでるから起こさないで」
なんぞそのワードwみかんナイスフレンドリファイア!
{/netabare}

{/netabare}

ED曲はすんごいノリが良くって好きです~
曲としてはEDの方がOPより好き
BGMもかなり良いです!

最初見始めの頃は、結構おもろいなー
ストライクゾーン入ってるぐらいだったのが
観てる内にどんどん、自分の方が矯正されてしまい
いつの間にかストライクゾーンど真ん中になってた…

ほんと細かい所、一杯あって何周しても違うの発見します
既に5周してますw 原作買いに行く予定っすー
(円盤も買うかも)

2019.10.03追記
もう3件も探してるのに2巻が見つからないぃ(´;ω;`)
(1巻と3巻は買いました!あとラインスタンプもw)
円盤も少なくなってるらしいしはよ買いに行かなきゃ…

あ、どうでもいいですがくだらない宣伝を思いついた
{netabare}
清子「お父さんはBlu-rayボックスの中にいます!」
優子「ええええ!…ってBlu-rayってなんですか?」
良子「宣伝も頑張るお姉はやっぱり凄い!」
{/netabare}
ってCMを妄想するまでは一瞬でしたw

2019.10.16追記
原作やっとゲットできましたー 面白いです!
それでアニメも神編集・神構成だったと分かりました。
(評価変更します)

思いついた宣伝パート2
{netabare}
清子「桃さんがDVDを見る権利をくれました。拝みましょう!」
優子 \眩しい!/
良子 \眩しい!/
モモ「違います!…普通にプレイヤーで見て下さい。」
リリス「シャミコ- 早くお供えしておくれ」
{/netabare}

投稿 : 2023/05/27
♥ : 57
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ひたすらジャブを打ち続ける

<2019/7/12 初投稿>
観始めなので評点はデフォルトの3.0です。

これはちょっと予想外でした。

原作は全く知らず。

あにこれのあらすじ紹介読んで
きららだから女の子キャッキャウフフ系?
しかも魔法少女も出るのかー。
どうせすぐ予約消しちゃうんだろなー。
とか思いながら、とりあえず録画予約だけしといたんですけど。

意外と面白い。

魔族の末裔と魔法少女の日常コントです。

とにかく笑いのテンポが二重丸。
リズム感がある。
言葉のチョイスもクスッとさせるものが多い。

ちゃんとしたツッコミキャラはいませんが、それで十分笑いが成り立っている。
アニメのツッコミセリフってどうも難しいようで、せっかくのボケをツッコミが邪魔することも多いのですが、そもそもツッコミいないから大丈夫。

爆発的なホームラン級の笑いはないけど、延々と内野安打を打ち続けるような安定感があります。

魔法少女嫌いの私がついついレビュー書いてしまうような作品です。

<2019/8/21 追記>
6話まで観ました。

相変わらず単打を繋いで点を取るスタイル。
マシンガン打線というかピストル打線というか

お金に細かいのはなんかツボです 笑

あと魔法少女モノって普段見ないんですが、変身スピード0.01秒切るとかは標準タイムなんでしょうか?

<2019/8/23 追記>
第7話

・・・バク宙からのアツアツおでんってなんだろう?
ドアラかな?

<2019/9/14 追記>
10話

もう終盤なので評点付けてみました。

ところで低音ボイス「時は来た」
あの猫欲しいな

<2019/9/21 追記>
11話

いやぁ、ここに来て意外なホームラン!

シャミコママのカミングアウト。
{netabare} 実はお父ちゃんミカン箱に封印されてました!
あの居間の、ちゃぶ台がわりの。
それも10年くらいずっと。{/netabare}

衝撃過ぎる 笑

自分の中では
ソウナンですか?最終話の衝撃プレイに並ぶ勢い 笑笑
彼方のアストラの親子関係や歴史の衝撃を遥かに上回る 笑笑笑

どんなシリアスでも笑いを忘れない心構えが好きですね。

<2019/9/27 追記>
最終12話

先週の一発を除いて最後まで単打の連続でしたね。
ジャブのみで闘うボクシングのような。

こういう笑いも好きです。
地味にダメージが蓄積されてく感じで笑いが溜まってく 笑

お話も展開が無いようで意外とあったり。

あと「危機管理フォーム」
あれですか?
読者サービスの日課みたいなもんですか。
やらしさは全く感じないですが 笑

気に入ってしまいました。。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 48

77.0 12 ドタバタアニメランキング12位
有頂天家族2(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (430)
2131人が棚に入れました
人間は街に暮らし、狸は地を這い、天狗は天空を飛行する。

京都・下鴨神社、糺ノ森に暮らす下鴨家。
狸界の頭領であった今は亡き父・総一郎の血を継ぐ四兄弟たちは、タカラヅカ命の母を囲んでそれなりに楽しく暮らしていた。

総一郎の「阿呆の血」を色濃く継いだ三男・矢三郎を中心に起こった狂乱の一夜。
次期「偽右衛門」選出も、叔父・夷川早雲の策略も、そして「金曜倶楽部」との一幕も、すべてが一陣の風と共に京の夜空に飛び去ったあの日から季節は流れ、洛中に心地よい香が溢れる若葉の候。毛玉たちは尻の冷えを気にもせず、うごうごと動き出す。

天狗に拐かされ神通力を得た人間の美女・弁天は京を離れ、愛弟子である弁天に恋焦がれる隠居中の大天狗・赤玉先生こと如意ヶ嶽薬師坊は、寂しさと不機嫌を撒き散らしながら相変わらずボロアパートの万年床で、赤玉ポートワインを啜る日々を送っていた。

そんな折、赤玉先生の息子であり、壮絶なる親子喧嘩の末、敗北し姿を消した“二代目”が英国紳士となって百年ぶりに帰朝を果たす。
大驚失色。驚天動地。吃驚仰天。
天狗界、そして狸界を揺るがす大ニュースは瞬く間に洛中洛外へと広がった。

京の町を舞台に、人と狸と天狗の思惑が渦巻く毛玉絵巻第二集、ついに開幕!

「面白きことは良きことなり」

声優・キャラクター
櫻井孝宏、諏訪部順一、吉野裕行、中原麻衣、能登麻美子、間島淳司、日笠陽子、中村悠一、島田敏

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

阿呆の血の知からしむるところ 面白く生きよと

2017年放送のテレビアニメ 全12話

原作 森見登美彦 監督 吉原正行 構成 檜垣亮 総作画監督 藤井康雄
キャラ原案 久米田康治 制作 P.A.WORKS

2013年に放送された有頂天家族の第二期
第一期での吉原正行はアニメ初監督で今回も引き続きの登板。
前作ではアニメ的レトリックで様々な角度からこの作品の表現方法を模索していた感があったが、
今回は原作の持つ文学的なムードを尊重し、落ち着いた作品に仕上がったようです。

今回は赤玉先生の弟子で二代目天狗と呼ばれたシルクハットの男が登場。
赤玉先生とのいさかいで海外出奔後100年ぶりとのことですが、
その理由は、かつて恋した女性とそっくりの弁天と英国で出会ったことらしいです。
で、弁天との関係ですが、ギスギスしてるというか、バトルしまくりになっちゃってます。

前回、名前だけ出てた「夷川海星」cv佐倉綾音は後半ではヒロイン格に昇格します。
二代目と弁天のようなスケールの大きいいがみ合いとは違い、
毛玉として分をわきまえたつつましやかないさかいで微笑ましいくらいです。

物語は一定のテンポを崩さず、語るべきことは語り、解決するべきことは解決するという、
安心できる流れを通していて、一気見よりゆったり見るのに適しているような気がしました。
隠れた良作として、じっくりアニメに浸りたい人にお勧めできる作品に仕上がったと思います。
原作力はもちろんですが、それを信頼したスタッフの絆のたまものですね。

京都の描写は前作と変わらず、関東からほとんど出ない私もまるで京都で暮らしているような幸せを感じられた嬉しい体験でした。

飛びぬけたところはありませんが、文学の薫り高い落ち着いたそれでいてアニメのセンスオブワンダーを感じられる、
期待以上の作品で驚いたところであります。

文学のアニメ化としては物語シリーズと双璧とも言える(まだ言えないかw)貴重なシリーズ。
ぜひとも三期希望です。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 28
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

為せば成る 為さねば成らぬ 成る業を 成らぬと捨つる 人の儚さ by武田信玄

[文量→特盛り・内容→考察系]

【総括】
我ながら、書きたい事が多過ぎてまとまりのないレビューになってしまいました。でも、それがこの作品の魅力だとも思います。

人間、天狗、狸、それぞれの生き方、もっと言えば人生哲学。恋愛、家族愛。他にも、もっともっとテーマ性がありそうで、1度の視聴で全てを理解するのは難しいかもしれません。

難解な作品だけに万人受けはせず、だから覇権アニメにはなれないかもしれませんが、「芸術性」という点では、間違いなく今期(2017春)1番だと思っています。

もっとも、あまり頭を使わず、ただのエンタメ作品として観ても充分に面白いアニメなので、(一期含め)難しさだけで敬遠せず、もっとたくさんの方に観て頂きたいアニメですね♪


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
レビュータイトルだが、「やれば出来る、やらなければ出来ない、何事も。出来ることを出来ないと捨ててしまうのが、人の儚さだ」という、武田信玄の言葉だ。

この作品のOPの歌い出しは、「為せば成ると 人は言うが 成るがまま 為せば良い」である。つまりは、自然の摂理に従って生きることの肯定。あるいは、「片雲の風にさそわれて、漂泊の思いひまず、海浜をさすらふ(松尾芭蕉)」(自らの思いに正直に、行き当たりばったりに生きる)ような生き方の肯定(おくのほそ道は、作中に何度か引用されてたしね)。

それがそのまま、作品のテーマなのかもしれない。……でも、私は違うことを感じた。

むしろ、その逆。自然の摂理や大勢に逆らうような、はみ出し者の、「阿呆の生き方」の肯定。肯定というよりも、「阿呆の生き方」を愛しく思う、作者の視点。

OPの歌詞だが、「為せば成ると 人は言うが」とあるが、もしかしたらあくまで「人」が言っているだけで、「狸」や「天狗」からしたら、「為せば成る」という考え方は、違うのかもしれない。

出来ないことを、出来るようにしようとするのが、人間。

出来ないことを、出来ないと言えないのが、天狗。

出来ないことを、出来ないと諦めて楽しむのが、狸。

それぞれの生き方、それぞれに生きる難しさがあるのだと思った。そして、そこからはみ出した者は例外なく、阿呆なのだ。

一期のレビューでも書いたが、「阿呆に生きる」とは、「精一杯生きる」と同義だと思う。誰だって現状維持は楽だ。天狗は天狗らしくワガママに、狸は狸の分をわきまえて生きれば、そこに余計な軋轢や苦労はない。

でもそれじゃあ「面白く」ない。だから、波風を立てる。それが「阿呆の血」なのだろう。

人生、どうなるか分からない。分からないから、「面白い」。

確実にあるモノを探すのは作業に過ぎない。A地点からB地点を最短距離で結んだら、移動でしかない。あるかないか分からないモノを探すからこそ、夢であり浪漫である。道中を気ままにうろうろするから、旅である。それは、ツチノコを探すような、人生の楽しみ方だ。


私はこの作品を、「人間を描かないことで、人間を描いている作品」なのかな、とも思っている。もっと言えば、人間の醜さと、尊さの二面性。

この作品に出てくる人間といえば、「金曜倶楽部」の面々。明らかに印象が悪く、明確な敵役である。しかし、本当に彼らは悪人だろうか? 確かに彼らは狸を食うが、彼らからすれば、牛や豚を食う行為と同列であろう。それに醜悪を感じるのは、私達(視聴者)が狸に人格を認めているからで、もし、狸が矢三郎のように人格を有していると分かったら、金曜倶楽部の面々の大半は、狸を食わないのではないだろうか。それでも狸を食うのは、寿老人くらいかな。そもそも彼は、人間ではなさそうだし。実際、狸をただの動物ではないと認めた後の布袋(淀川教授)は、狸食いをやめているわけだし。

人間は、現状を否定できる、珍しい動物だと思う。それまで続けてきた行動(例えば狸食い)も、新情報や真実を知ることによって、アッサリと覆し、より良い生き方を選択できる生き物である(と思いたい)。

そういう意味では、人間を辞めて天狗になった弁天にしろ、天狗を辞めて人間になろうとした2代目にしろ、どうしようもなく人間だった。

「天狗より天狗らしい」と評される弁天も、2代目に負けた2回とも、人間らしい弱さを見せてくれた(そこは萌えたw)。彼女は彼女で、人間としての生き方を否定したくなるような何かが、過去にあったのだろう。弁天はまだ自分の生き方に迷っているのだ。それでも多分、、、そう、焼き切れた髪がまた伸びる頃には、弁天もまた、前を向いて生きているのだろう。狸だからこそ彼女の側で支えられない、とは、やはり弁天が「より強い存在に憧れる」「より強い自分になりたい」からなのかな。

一方、単純な戦闘力では他を圧倒する二代目も、最後には弱さを見せた。百年前の失恋と、父親への敗北で傷ついた自身を否定し、新たに「英国紳士」として生まれ変わった「つもり」であったが、この百年で築き上げた「財産」や「英国紳士としての身なりや物腰」は、全て燃えつき、破壊されてしまった。そして、素の自分にもどった時、彼は自分が天狗であり、どうしようもなく父親の息子であることに気付く。そして、百年前から何ひとつ変われていない、成長できていないことにも。だから赤玉先生は、ひさしぶり父親に戻ったのかな。


この作品の良さは他にもあって、矢三郎と海星のラブコメ(ラストの矢三郎の背中合わせの結婚宣言なんて、メッチャ良かった!)や矢一郎と玉蘭の恋愛要素、相変わらず格好良い矢二郎の生き方、そして、一期からのテーマである「家族愛」。

この作品、家族愛を描くのがメチャクチャ繊細で素敵だ。二代目がズタボロになった時、扇(天狗の象徴)を捨て、一人の父親として向き合った、赤玉先生。あんだけの大悪人なのに、それでも早雲を憎みきれない、海星(そして、海星に被害が及んだ時、欲にまみれた古狸ではなく、一人の父親として激怒した早雲)。雷が鳴ると母のもとに自然と集まる家族(下鴨家)なんて、なんて素敵なんだろうか。

書きたいことはつきないが、そろそろこの辺で。

とにかく、一期からのファンとして、大満足の出来だった。三期(何年後であっても)期待しているので、森見先生、執筆ファイトです(笑)
{/netabare}

【余談 矢三郎のモデルって○○だよね?】
{netabare}
矢三郎のモデルって、坂本龍馬だよね? 色んな勢力に顔を出し、繋いでいこうとする姿勢や、常識にとらわれない発想力に行動力。波風立てる阿呆の生き方。

恵比須川か死んだとき、「英雄も悪党も最後はただの毛玉」と言っていたが、それは、坂本龍馬の名言、「何でも思い切ってやってみることですよ。どっちに転んだって人間、野辺の石ころ同様、骨となって一生を終えるのだから」と酷似しているし、一期のテーマ「面白きこと」も、高杉晋作の辞世の句からきてるだろうし、これは確定かな~♪
{/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
会話劇、という感じが好き。「化物語」並みに好きなんだよな、あのやり取り。

2話目
天狗とは、天狗になっていること。狸とは、い出し抜くこと。天満屋。ここにもまた、はみ出し者が。芭蕉の引用をサラッと。

3話目
矢三郎の祖母、なんか精霊のようですね。ティーパーティーに豆大福w 雑に扱われる、弁天。新鮮で良いね!

4話目
桃仙が、自分の子供を凄く理解していて、どの子も平等に深く愛していて、時には空気を読めないワガママな母親っぷり、好きだな~。最後、アホには勝てないなw 玉蘭は、小さい頃から矢一朗が好きだったのですね。

5話目
人間、天狗、狸、それぞれの生き方。鴨川の弱々しい弁天は、なかなか良かった。

6話目
地獄にも産業革命って、なんかメッセージありそうだけど、初見だとわからん。恵比須川の、やられっぷり。しかし、英雄も悪党も、最後は毛玉か。坂本龍馬だね

7話目
雷が鳴ると母のもとに集まる家族。素敵すぎる♪

8話目
京都タワーの是非。この男兄弟感、好きだな~♪ なるほど、海星の真実。矢三郎の初めての弱点ですね♪

9話目
矢三郎がOPを歌っているw 矢三郎、波風立ててるね♪ 呉一郎が、良い奴過ぎて、完全に怪しいw

10話目
狸だけの別世界、か。なんかファンタジー&ミステリー。

11話目
熱い展開。矢三郎ならしょうがない、か。人間の傲慢さと、人間より人間らしい、狸、か。

12話目
ラスト、原作改編だけど、良いラストに。海星と矢三郎は、ラブコメとしては、ここ最近で一番好きでした♪ 屋敷でいきなり飲んだくれている二代目だけ、? でしたが。
{/netabare}

投稿 : 2023/05/27
♥ : 35

むらさきたましい さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

一期よりも、さらにビビッドになった京都の風景

1期よりもさらにビビッドカラーに染まる京都の町を楽しむことができます。
京都の中心街が舞台なので、京都好きの方には特におすすめができます。
OPだけでも、見ごたえがありますよ。
さすがのP.A.worksクオリティだと思います。

物語は、1期同様、狸と人間と天狗が中心になった物語ですが、違和感なく入っていくことができると思います。

あまり登場機会は多くないですが、ヒロインの海星がたまらないですね。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 7

81.8 13 ドタバタアニメランキング13位
この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説(アニメ映画)

2019年8月30日
★★★★☆ 4.0 (454)
2098人が棚に入れました
交通事故(!?)によりあっけなく人生の幕を閉じるはずだったゲームを愛するひきこもり・佐藤和真(カズマ)は、ひょんなことから、女神・アクアを道ずれに異世界転生することに。「RPGゲームのような異世界で、憧れの冒険者生活エンジョイ!めざせ勇者!」と舞い上がったのも束の間、転生したカズマには厄介なことばかり降りかかる。トラブルメーカーの駄女神・アクア、中二病をこじらせた魔法使い・めぐみん、妄想ノンストップな女騎士・ダクネスという、能力だけは高いのにとんでもなく残念な3人とパーティを組むことになったり、借金で首が回らなくなったり、国家転覆罪の容疑で裁判にかけられたり、魔王軍の幹部を討伐したり、たまに死んだり……。そんなある日、駆け込んできた紅魔族の少女・ゆんゆんの爆弾発言にカズマたちは凍りつく。「私、カズマさんの子供が欲しい!」事情を聞けば、めぐみんとゆんゆんの生まれ故郷「紅魔の里」が、滅亡の危機に瀕しているという。里を救うために旅立ったゆんゆんを追いかけて、紅魔の里へ向かうカズマたちだが――!?カズマたちパーティを襲う最大の危機!平凡な冒険者カズマが過ごす、異世界ライフの未来はどっち!?

声優・キャラクター
福島潤、雨宮天、高橋李依、茅野愛衣、堀江由衣、豊崎愛生
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

なんだろねこの安定感

原作未読 1期2期視聴済

“伝説”ってここ30年くらいで一気に安っぽくなった単語じゃないですかね。にょろにょろ伝説…って見ただけでプークスクス不謹慎な私。
知らんうちにTV版があにこれランキングのTOP5位以内に。まぁそのうち収まるところに収まることでしょう。乱高下しているあにこれの歴代順位はどこ吹く風。外野の喧騒をよそにわりと堅実に作られたコメディの劇場版90分です。

2期まで放送済。その間、主人公カズマはフル稼働。パーティメンバーはそうでもないらしい。2期ではダクネスとアクアをしっかり掘り下げて、やや薄めむしろ一発芸担当だっためぐみん(CV高橋李依)が今回の主役。しっかり段階を踏んでますね。
めぐみんのペアというか同族のゆんゆん(CV豊崎愛生)もTV放送にて慣らし運転を完了するレディーパーフェクトリーぶり。彼女らの一族は紅魔族(こうまぞく)と呼ばれる魔術に長けたチート集団という設定。その紅魔族の皆さんは…


 {netabare}俺が見えないのか すぐそばにいるのに{/netabare}


あ、悲壮感みたいなのはありませんよ。隣人すら見ないか見えてないのかとにかく自由過ぎる人達でした。事前に楽しみにしてたのは3点、

1.声出して笑うところ1個でもあればOK

 ⇒ありました。充分×2

2.密かに進んでるアレはどう?

 ⇒{netabare}魔王軍の腹心がうっかり討伐されてるお約束。物語は匍匐前進してます。{/netabare}

3.劇場版ならではの…

 ⇒きっと映えますよね。爆裂魔法の作画。素晴らしかった。
 ⇒さらに舐めたようなぐだぐだな画を劇場で!と。この点は微妙…


ファン必見の劇場版でしょう。
パーティメンバーで今回めぐみんに白羽の矢があたりこれで仲良くみんな掘り下げられました。今後はアクア、めぐみん、ダクネスとその掘り下げられてきた人物像・家族・過去を使ってコントを作っていけばよいと妙に安心できる良作でございました。

おそらく今後はマンネリとの闘いになると思います。
そういえばTV版のレビューで、『このすば』は古典で王道のお笑いルールを踏襲、と述べてました。


 マンネリか? それとも 定番なのか?


やや後者寄りだと思ってます。「飽きたー」とかいいながら無ければ寂しい。知らんうちに紅…じゃなかった、、、『このすば』に染まってるのです。
そうやって染まったあなたをなぐさめるやつはもう…(自主規制)



※閑話休題

■受け継がれる駄女神

豊崎さんここで修行して『慎重勇者』に繋げたんだろうなぁ(適当)



視聴時期:2020年4月

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2020.05.16 初稿
2020.08.12 修正
2020.12.08 修正

投稿 : 2023/05/27
♥ : 68

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

我が名はけみかけ!映画『このすば』の魅力を伝えし者!!一見してハーレムに見えども、決して煮えきれないヘタレに訪れたモテ期を語ろうぞ!!!

2016年冬期に第1期、2017年冬期に第2期がアニメ化された所謂“なろう系”異世界転生ラノベシリーズの初の劇場版
原作第5巻を題材にしつつテレビアニメと変わらぬスタッフが再集結
元請け制作はDEENからJ.C.STAFFに変更されました


事故死から異世界へ転生させられた引きこもりの少年カズマ
彼が転生先に特典として選んだのは、転生を司る水の女神アクアそのもの
神を旅の道連れにすることに成功したカズマだったが、実はこのアクアがとんでもないクセモノ
素行が悪く、口も悪いトラブルメーカーで、危機的状況をさらに悪化させるフラグを平気でバンバン立てる上でおまけに酒乱ときてる
能力が低いカズマは冒険を有利に進めるべくさらに仲間を集める
が、揃ったのは敵味方関係なく周囲をまるごと吹き飛ばす【爆裂魔法】しか使えない上に一発限りで行動不能に陥る女魔術師、めぐみん
打たれ強い強靭な肉体を持つが実はドMで敵に陵辱されることを妄想して全く剣が通らない女騎士、ダクネス
本来ならば魔王討伐の冒険を進める一行だが、実際は始まりの街に居座り続け、金儲けや私利私欲を満たす目先のクエストにしか興味が無い
稼いだ資産は毎夜豪遊しては散財、増えるのは借金ばかり
たまに生死を賭けた大きな戦いを制したかと思えば、国家転覆罪で裁判に掛けられる有様
そんな彼等がめぐみんの出身地である紅魔族の里へ、めぐみんを里帰りさせることからこの映画の物語は始まる…


今作冒頭の“マグロ漁船のクエスト”は金崎監督がコンテまで描き切ったのに尺の都合上お蔵入りになったそうですw
その苦渋の決断のおかげもあり、今作は非常にハイテンションなギャグがハイテンポに続くコメディ映画となっています
ギャグやコメディを映画化するのって難しいですよね
『プリズマファンタズマ』がボロクソにつまらなかったことからも良く解りますw
逆に『えいがのおそ松さん』は良く出来てた、あれもハイテンポでずっと笑ってられました


さて、『このすば』において一番大切な要素はシリーズ構成の上洲さんも仰ってますが【カズマ一行を恋仲にしてはイケナイ】ことです
一見してカズマは美女に囲まれたハーレムの真っ只中にいますが、実際のことろ彼女達は大方トラブルの原因か、もしくはトラブルを悪化させる要因となって世間的には厄介モノなんです
そんな彼女達とカズマがパーティーを組み続けるのは、単に【気の合う仲間だから】というところに尽きるでしょう
そこにガチの恋愛要素を絡めてしまうと“気の合う仲間と面白おかしく暮らすgdgd感”というモラトリアムを破壊してしまうわけです
歳を追うごとにわかりみが深まってくるのですが(笑)現実的には美女と付き合うのはメンドクサイw
気の合う仲間と戯れるのが、現代の現実的にはベストなのでは?という提案を剣と魔法の異世界ファンタジーに持ち込んでしまったのが『このすば』の魅力なのです


ところが今作冒頭、カズマにおもわぬ“モテ期”が到来します
モテてはイケナイ作品で、モテ期が発生するという矛盾がまず面白いのですがw実際には今作のクライマックスでカズマが最も惚れさせてしまい相思相愛の関係になる人物というのがとてもとても意外な人物
そのまさかのオチには度肝を抜かされ…いや、爆笑必至でしょうw


オチに選定されたキャラに僕が大好きな、とある大物声優が選ばれているのも仕掛けの1つ
彼女にしかこの役は出来ないんだ!という金崎監督の強いご指名だそうで、GJ!といわざるを得ません


あと今作の作画クオリティに関しては2019年公開の数多の映画でも“最高”と謳って問題無いと思う出来栄えです
とにかくテンションの高いお話である為、キャストの芝居もノリノリに盛り上がっていく
ですので、アフレコ後の芝居にリップシンクロするように作画リテイクを加えたそうで非常に手間と時間が掛かっています
崩すところ、動かすところ、纏めるところのバランスも完璧です


以前のテレビシリーズで描かれた細かなキャラ設定やサブキャラ達を覚えていると笑いどころはとても多くなるのですが、単純にボケとツッコミの応酬を剣と魔法の異世界ファンタジーでやる、っていうのが面白い作品ですので初見の方もこの機にチェックされることをオススメします

投稿 : 2023/05/27
♥ : 15
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

この素晴らしい世界に笑いを!

原作未読 約90分

この素晴らしい世界に祝福を!1期・2期を事前に観ることをオススメします。

めぐみんとゆんゆんが出身の紅魔族の里でのお話です。もちろん、パーティーメンバーのカズマ・アクア・ダグネスも一緒です。

2期ではアクアのアクシズ教やダグネスの家のお話がありましたが、今回は紅魔族のことが色々と分かりますね。{netabare}(ポーズをとって名乗ったり、凄い武器を物干し竿にしたり、紅魔族の誕生秘話も適当すぎましたねw){/netabare}

最後はお約束でしたねw 今回の印象に残った言葉は、{netabare}「モ・テ・キ」「ス・キ」{/netabare}でしたw

色々なシーンで笑いが起こり(私も笑いました)、終始飽きさせないギューと詰まった楽しい90分でした。

主題歌はテレビ版OP/EDと同じで、前半Machikoさん、後半はアクア(雨宮天さん)、めぐみん(高橋李依さん)、ダクネス(茅野愛衣さん)が歌っていました。

最後に、本日朝8:40の回に観に行きましたが、ほぼ満員でしたね。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 36

67.3 14 ドタバタアニメランキング14位
おそ松さん 第2期(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (266)
1097人が棚に入れました
2016年に幕を下ろしたTVアニメ、“おそ松さん”が戻ってくる!!
波乱を呼んだ第一期終了から時は経ち、イヤミとチビ太が目にしたものは…
はたして前回を反省し、6つ子たちはちゃんとできているのだろうか……?

クズでニートなオトナに成長した6つ子を主人公として一話完結で描く、笑えて、泣けて、ほっこりも出来る、予測不能なギャグ・コメディ。
第一期を手がけたスタッフ・キャストを再集結させ、川流ちな記憶を残した6つ子たちが、さらにパワーアップして帰ってきます!

声優・キャラクター
櫻井孝宏、中村悠一、神谷浩史、福山潤、小野大輔、入野自由、遠藤綾、鈴村健一、國立幸、上田燿司、飛田展男、斎藤桃子

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

1話を観て

<2017/10/7初投稿>
視聴中なのでまだ評価は3のままです。

1話目のテイストは6人のお披露目という意味で一期の1話とほぼ同じ。

ただ、やはり懲りたのか著作権版権的な暴れ方はかなり減ってます。
(放送できないんじゃ意味ないしね)

全般的におそ松ワールド。
そのうち銀魂とのコラボとかやるんじゃないか?という感じのノリです。

こういうノリがお好きな方なら。
(私は好きです)

<2018/4/21追記>
一応見終えました。
途中飛ばし飛ばしですが。
やりたい放題でしたね。
ED曲のミュージシャンが豪華すぎて笑いました。
このアニメは誰向けなんだろう?
世代も性別もターゲットがぐちゃぐちゃな・・・笑
でもそこも良いところ。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 21
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

少年! お前は思ったより曖昧透明。一生全力モラトリアムな童貞ニートと、どっちが自分の色をもっている?

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
各所で、好評やら苦情やら、様々な意味で話題となった1期は、ギャグアニメとしては、(商業的に)近年でもトップレベルに成功した作品ではないでしょうか。

その2期に当たる作品です。

視聴者の慣れの問題もあるかもしれませんが、1期に比べるとややスケールダウンした感はありますが、それでも充分に楽しめましたよ♪

ブラックジョーク、エグい下ネタ、パロ、メタ系の笑いに不快感を覚えない人ならば、オススメできます♪


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
全25話の多くを占めるギャグ回より、むしろ、たまにある感動回の方が印象深い。

8話目、十四松がイルカショーに挑む話。私が十四松好きなのもあるけど、なんかホッコリしたし、「意外とスパルタ~」は笑ったw

16話目、金子ちゃん回。金子ちゃんは勿論可愛かったけど、トト子ちゃんの好感度がメッチャ上がった。ワガママで強引なトト子ちゃんが、少しだけ大人になったし、オチ含め、「短所も魅力になり得る」と思った。

18話目、イヤミが盲目の少女を助ける話。もしかしたら、「最後にあの少女が金を持ち逃げする」とか、そういうダークなオチを期待する視聴者心理も計算に入れた上で、あえて変なオチをつけずに、シンプルな感動回にしたのかもしれない。

21話目、母親が、六つ子の誰かを施設に入れようか悩む話。ダメな子でも可愛い。母の愛を感じた。

24話目、父親が倒れて、六つ子が自立を考える話。この六つ子の暮らす世界は、ある意味「夢の世界」なんだと思った。モラトリアム全開だからね。勿論、我々視聴者の多くは世知辛い現実に身を置いているわけだけれど、だからこそ、アニメの世界でモラトリアムを卒業しようとしている六つ子達に感動(共感)も覚えたし、寂しさも感じた。


と、この辺が印象深いエピソード。なんだったら、24話の雰囲気でしんみりと終わらせるのもアリだと思ったが、まあ、またバタバタしてくれて、ラストに「はなまるぴっぴ」も聞けて、観終わった後はかなりスッキリした。

ただ、「こいつら、ニートで童貞のくせに、なんか、(自分より)楽しそうに生きてるな」と思って、自分の生活を省みてしまった。それがレビュタイ。

確かに、自分はあの六つ子よりはまともな人生を送っているとは思うけど、じゃああの六つ子ほど、日々を色鮮やかに、楽しんで生きているのかと問われれば、自信がない。なんて、そんなことを考えるアニメではないんだけれども(笑)

1クール目OP「君氏危うくも近うよれ」は、名曲「はなまるぴっぴはよいこだけ」に迫るほど、クセになる良い曲。2クール目OP「まぼろしウィンク」もなかなか良い。どの曲も、A応Pさんらしい楽しさがあった。

ますますダレるかもしれないけれど、もし3期があったらと、楽しみに待ちたいと思います!
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
おそ松さんが、おそ松くんのパロw おい、ファンをディスるなよ(笑) 一松だけ、どしたw 2回ともw 実写の衝撃w 1話目から、カオスw OPは、「はなまるぴっぴはよいこだけ」に比べれば落ちるけど、そこそこ耳に残りますね。

2話目
ユーチューバーなんて、倍率何倍かって話だが、あんだけできればなれるだろw まあ、通報されるわなw 失業保険w 内蔵で個性を表すなやw ブラックジョークだな~。

3話目
クソ下ネタだな(笑) ○○ホール、大丈夫か? 大丈夫か!(笑) 確かに珍しい組み合わせ。一松、ジワジワ好きになってきたんだよな(笑) 照英(笑)

4話目
またかい(笑) 親の悩みには触れたくないって(笑) 良い夫婦だよな(笑) お? 1話ぶち抜き? 新しいね。

5話目
最恐のVR、皮肉が効いてて良いね。てか、グロい(汗)

6話目
音w 友達は江戸時代の制度(笑) ちょっと良い話。たまにこういう回があるから気を抜けない。オチも効いてたしね。

7話目
安定の原始松w 逆に良く、「くれ」って読めたなw 三國志分からん人もいるでしょうね。まあ、私も漫画の知識くらいしかないけどw エロいんじゃなくてゲスいんだよ!(笑) 賢者タイムw シェー(笑) チェリーハラスメントw トッティは、トッティが大好きだよ(笑) おそ松の純情が、弄ばれたw

8話目
蝿、サイズでかいんかい(笑) 化け物ばかりw いや、下ネタより、大谷翔平さんはダメだろ(笑) 無駄に荘厳な音楽w 安定の十四松回。思ってたより、スパルタ~(笑) 流石に、城みちるさんは、キャスティングできなかったのかな? 照英さんはいけたのにw

9話目
一松の正論が負けてるw おそ松だけターゲット(笑) ゲームセンターの話、どんな話だよw ラリってるのか?(笑)

10話目
実は兄弟の中で一番カラ松が微妙だったんだけど、今回で好きになった。

11話目
チビ太、チョロい(笑) ホラー映画w

12話目
ハゲネタ(時間軸)、続くの? 十四松回、好き♪ 意外と感動回が多いんだよねw でも、ダヨーン&デカパン回は、尺長いわりにあんまり面白くないんだよな。

13話目
後は自分達、笑えたw 餅つき、正月早々にやるネタか(笑) 昔話を汚すなよ(苦笑) この、一人いないネタは、1期でもやったからな。化物語かw 各アニメの戦力外って、大体分かるデザインにするなよ(笑)

14話目
実松、いつの間に9話目まで(笑) ダサハラ(笑) 十四松が出てくとややこしくなる、確かに(笑) 流石、おそ松w 自意識松(笑) この六つ子、対等に見えて、微妙に兄弟関係あるのも良いよね♪ ED、石膏ボーイズ
(笑)

15話目
ユーマ3人がユーマを探してるw イグニッション(笑) カラマツタクシー。オチは微妙かな。ここでまた茶髪ネタかw

16話目○
コブラじゃね~か(笑) ハ、ハタ坊なのか(笑) 美味しんぼじゃね~か(笑) ケータイから出てくるとこ、怖いわ(笑) トト子の解釈(笑) トト子、怖いって(笑) トト子、号泣。キン子は確かに可愛いけど、こうなると、やはりトト子に感情移入。良回だな。

17話目
ユーマはイマイチ。十四松の、家(笑) ホラー、オチなしかい(汗)

18話目○
メッチャ良い話なんだけど(笑) これ多分、「最後にあの少女が金を持ち逃げする」とか、そういうダークなオチを期待する視聴者心理も計算に入れた上で、あえて変なオチをつけずに、シンプルな感動回にしやがったな(笑)

19話目
これ、若干、トランプさんを風刺してるのかな? バレンタイン、メッチャ良い話(笑) やや、腐が入っているが、まあ、ギャグとして面白いから、よし(笑)

20話目
財布のくクダリは笑ったw 確かに、イマイチ(笑)

21話目○
母の愛だね。なかなか良い話。トッティ、その作戦、前もやったよね(笑)

22話目
おい、名作への酷いパロ、やめろ(笑)

23話目
ダヨーン、ちょっと良い話からのダークな落ち。イヤミ、超メタネタ。フランスをディスるなよ(笑) おそ松やチビ太、旧作のキャラだけでワチャワチャやってるのが良いね♪

24話目○
ホントの日常を描き、日常の終わりを描き、本当の日常が始まる。夢の世界の住人と、夢の終わり。

25話目
まあ、オチはこんなところかな。ハナマルピッピが流れたところは、定番だけど嬉しかった。
{/netabare}

投稿 : 2023/05/27
♥ : 24

37111 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

OPとEDが好き。

1話視聴後感想と今後の期待度
一言コメント:1期同様の滑り出し。1期以上に期待していないし、それ以下でもないことも確信している。
期待度:★★★★

1期も見ました。
2期も見ました。
乗りも展開もずっと一緒。何が受けているのかよくわからないけど、なんとなーく流しながら見る分にはそこそこ面白い。が、笑ったことはあまりない。。。

ポプテピピックと比べると断然こっちのほうがまとも。そう、まとも。
この作品にまともという評価はマイナスのように見えるけど、やっぱまともなんだろうと。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 9

72.1 15 ドタバタアニメランキング15位
ジャヒー様はくじけない!(TVアニメ動画)

2021年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (241)
798人が棚に入れました
魔界で、魔王につぐNo.2の地位を誇っていたジャヒー様。魔族たちからは恐れられ、わがまま言いたい放題、ぜいたくしたい放題、我が世の春を謳歌していた──はずが、魔法少女の襲撃を受けて、人間界にふっ飛ばされてしまった。魔力の源である魔石を砕かれ、権力も美貌もどこへやら。ちんまりかわいい姿に落ちぶれてしまう。貧乏暮らしを強いられ、風呂なし4畳半住まいで、居酒屋バイトの日々。同情も家賃の催促もふっ飛ばして、野望は大きく「魔界復興」だ!
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

キャラと声優さんの演技が楽しいギャグアニメ

魔界No.2だったジャヒー様。
ある日魔界に攻めてきた魔法少女に大事な魔石を壊されて、魔界は崩壊。
ジャヒー様は魔力の大半を失って子供の姿になり、現代日本に落ちてきたところから始まります。

まちカドまぞくとか、はたらく魔王さまみたいな軽ーい感じのギャグアニメって好きなんです♪

こういう単純でクスっと笑えるアニメって思ったよりも少なくて、個人的には毎クール1作品はこんな感じのがあったら嬉しいです♡

7月末にスタートと変則的なスタートで始まって、なぜ?と思ったら全20話の2クール!
このジャンルで2クールって珍しいんじゃないでしょうか?私が知らないだけ?

ジャヒー様はプライドが高くて見栄っ張りなんだけど、意外と素直だったり、心を許した相手には子供みたいになったり。
ジャヒー様役の大空直美さんの緩急ある演技が良かったです♪弱ってるときの声がかわいい♡

無一文で住む所もないジャヒー様を助けてくれた、店長と大家の姉妹。

店長はぽわーんとして優しい人だけど、結構マイペースでジャヒー様が手玉に取られてる感じ・・
あらあら♡って聞くと、声優さん違うけどARIAのアリシアさんみたい。

店長の妹の大家はちょっと口が悪くてジャヒー様と家賃の支払いなどでケンカするけど、面倒見がいいところもあったり。
のんのんびよりの駄菓子屋を思い出しました。

店長の経営する、居酒屋まおうで働いて生活費を稼ぎ、大家のアパートで生活するジャヒー様。
でもよく考えたら、お金の流れが、店長 → ジャヒー様 → 大家 って、身内でお金を回してるようなw

ジャヒー様を崇拝してる部下のドゥルジ。
人間界に来て成功してお金持ちになったけど、ジャヒー様に対して自分の都合の良いように勝手に話を作ってどんな状況でもジャヒー様はすごいんだって思っちゃうとこが面白い♪
ドゥルジ役の花澤香菜さんの演技が感情むきだしな感じで面白くて良かったです。あ゛?とか(笑

不幸を呼ぶ魔石を回収してる、魔界を滅ぼした魔法少女。
{netabare}孤独だった彼女が、人を救うことでつながりたい理由で魔法少女になったけど、ある事からジャヒー様を慕うように。
ドゥルジと魔法少女がジャヒー様をめぐって争うところも面白かったです。{/netabare}

魔界No.2の座をジャヒー様から奪おうと企むサルワ。
色んなものを発明してジャヒー様を倒そうとするけど・・
{netabare}実はすごくいい子で、最終話で楽しそうにお祭りに参加してるお話にほっこりしました☀{/netabare}

ジャヒー様の友達で、天使みたいなこころちゃん。
普段は見栄っ張りなジャヒー様がこころの前だと子供みたいになっちゃったり。
リアルでも、会社の偉い人がうちに帰ると子供みたいになるって話聞いたことあるから、意外とあるのかななんて。

Cパートで時々番外編みたいなのやってましたね。
もやし3分クッキングは笑えました♪

変に長いシーンがあったりとテンポが悪いところもあったりしたけど、ジャヒー様をはじめとしたキャラが立ってて
声優さんたちの演技の良さもあり、最後まで楽しく見ることができました!
最終話は、原作最新話だったらしいので(それもすごい話だけど)、2期は難しいかな・・

投稿 : 2023/05/27
♥ : 24

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ジャヒー様が不憫カワイイ。そして、最強店長…(笑)。

第4話まで観終わった時点で、このレビューを書いています。漫画原作があるらしいですが、アニメを観るまで全然知らなかったので当然未読です。

開始自体が他の夏クール開始TVアニメよりも遅い7月末だったことと、全英女子オープンゴルフによる1週遅延があったので8月末時点でまだ4話しか放送されていません。

2021年夏クールもたくさんのTVアニメが放送されていますが、女の子ばかり出てくるいわゆる「日常系アニメ」にカテゴライズされそうなのは意外にも実は本作くらいなのではないかという気がします。そういう意味では、いわゆる「難民救済作品」なのかもしれません。

魔界No.2として実権を握り魔界を思うままにしてきたジャヒー様。しかし魔法少女の問答無用の侵攻により魔界を維持する巨大魔石を破壊され、小さな魔石の欠片で最低限の魔力しか行使できない身一つで人間界に放り出されることに。果たしてジャヒー様は人間界に散った魔石の欠片を収集し、その力により魔界復興を遂げることができるのか……、といった感じのお話です。

人間界での生活を維持するための居酒屋バイトのためには大人の姿でなければなりませんが、その姿を維持するには魔力が必要で、長時間は維持できず幼女化してしまうジャヒー様が不憫カワイイです。

魔界が滅ぼされた直接の理由は今のところまったく不明(そもそも人類にとって魔界は不利益な存在かどうかわからない)ですし、魔界の権力については常にNo.2の座についてのみ語られ、トップ(?)のはずの魔王についても一切語られない謎…。
(読んでないから知らんけど、たぶん魔王その人については原作でも終盤まで語られなかったりするんじゃないだろうか?)

この手のフィクションにはただの人間のはずなのに人外の主人公を抑える謎のカリスマを持つキャラの存在がありがち(『侵略!イカ娘』の千鶴さんや『はたらく魔王さま!』の木崎さんなど)ですが、本作ではバイト先の居酒屋の店長がそんな感じのポジションですね。
(ただ、千鶴さんは人外の力を維持しているはずのイカ娘よりもガチで強いですが(笑)。)

ジャヒー様の暮らすアパートの大家さんの姉でもあり、たぶん作中登場人物のヒエラルキーのトップは店長さんです。

かつての部下の前では見栄を張ってしまいさらに生活苦に陥ってしまうジャヒー様。ジャヒー様を一方的にライバル視しつけ狙うサルワ、店長の包容力と謎のカリスマに篭絡されてしまう辺りも見どころですね。

2クールあるらしいので中盤以降どんな話になっていくのか良くわからないですが、今のところ楽しく観ています。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 28

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

人間界に転生したらぽんこつ幼女だった件

【紹介】
魔界No.2の幹部が魔界から飛ばされて力を失い、幼女の姿になって人間界で極貧生活をしながら魔力を取り戻すために頑張る話。
極貧な上に幼女の姿なので力も弱いしちょっとポンコツなところがあってプライドだけは誰にも負けない。

どれだけ不憫で惨めでもくじけずに前向きに頑張るかわいい日常系アニメ。

雰囲気はまちカドまぞくとか、邪神ちゃんドロップキックとか、はたらく魔王さまとかメイドラゴンあたりと似ているので、そのへんが好きな人は気に入るかも。

【作画音楽】
作画は綺麗。OPやEDアニメもポップな感じで可愛い。

【キャラクター】
いつも尊大な態度なのに、ちっちゃくて無力で一生懸命頑張ってるけどうまくいかなくて、強がり言って、一人になるといつもしょんぼりしてるジャヒー様がたまらなく可愛い。

ジャヒー様がとにかく目立つので周りのキャラクターはちょっとキャラが薄いけど、嫌な感じのキャラいなくて、ジャヒー様はみんなから愛されているので、いい雰囲気でストレスなく見れる癒しアニメ

【総評】
ジャヒー様可愛い、それがすべてな作品だけど、それで十分。
とても可愛くて癒されました。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 25

72.3 16 ドタバタアニメランキング16位
魔入りました!入間くん(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (192)
793人が棚に入れました
ようこそ、楽しい魔界へ!!頼み事を断れない、お人好しの少年・鈴木入間は、ひょんなことから魔界の大悪魔・サリバンの孫になってしまう!溺愛される入間は、彼が理事長を務める悪魔学校に通うことに…。人間の正体を隠しつつ、平和な学園生活を送りたいと願うも、なぜか入間はいつも注目の的。エリート悪魔にケンカを売られ、珍獣系(?)女子悪魔になつかれ、さらに厳格な生徒会長に目をつけられてしまう!次々に起こるトラブルを入間は持ち前の優しさで乗り越えていく!

声優・キャラクター
村瀬歩、木村良平、朝井彩加、早見沙織、小野大輔、佐藤拓也、黒田崇矢、斎賀みつき、東山奈央

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

Eテレの隠し玉? 今期の大穴?

土曜日の夕方というとても恵まれた時間帯で放送されている、採算度外視みなさまのNHKがお送りする少年向けマンガ原作のアニメです。第4話まで視聴時点でこのレビューを書いています。

原作は読んでいないのですが、ここまで観たところでのストーリーの方向性としてはファンタジー風味の学園コメディーということになるでしょうか。

なお、11/2(土)の昼間に1~4話の再放送があるので、興味を持たれた向きはご覧になってみると良いかも。

お話としては、主人公のことを一切気に留めないクズ両親のせいで魂を悪魔に売り渡され魔界で暮らすことになったという入間くんのお話です。

入間くんが魂を売り渡された悪魔サリバンは魔界の貴族であり、入間を気に入って自身の孫として育てようという荒唐無稽なことを考えます。

入間はサリバンが理事長を務める魔界の学校に入学しますが、人間であることがバレてしまうと悪魔に食べられてしまうかも?

そんな危機と隣り合わせな学園生活を入間は知力・体力・時の運で乗り切れるのか…(笑)?

最弱系主人公が有能な仲間に出会いつつのし上がってくギャグ・コメディー作品というのは漫画だと『とっても!ラッキーマン』とか『カメレオン』とかいくつかありますが、私にとっては何気なく観始めてなんとなく目が離せない作品になっています。

作画面でも決して「超絶作画」とかではないですが作風には合っていると思うので、私は観ていて特に気にはならないです。ただ、こういう感じが苦手な人というのもいるとは思いますけれども…。

2020.3.9追記:
最終話まで視聴終了。それほど嫌味でない範囲で軽くハーレムラブコメなどを交えつつ、終始安定して面白かったと思います。けど、良くこの原作を見つけてアニメ化しようと思ったな(笑)。

最終話Cパートで何やら不穏かつ尋常でない雰囲気を漂わせつつ、しっかり続編制作のアナウンスもあったのでこれはこれでアリですね。続きを楽しみに待っています!

投稿 : 2023/05/27
♥ : 34

37111 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

マジでびきゅーと!

1話視聴後感想と今後の期待度
一言コメント:ドタバタ学園コメディー(魔界転生)。意外と面白くて好き。
期待度:★★★★

想像以上に面白かった。いや、面白かったというのは語弊があるか。想像通りの展開、特に驚きもしないが、こうなったら面白いと思うそのままの方向にミリもズレずに進んだところか。いわゆる安定感、安心感という部類。
入間君がいい人過ぎて、それが報われるところがいいね。

芹澤優の歌かわいい。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 14
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

大人から子供まで楽しめる、安心安全・人畜無害な作品

原作未読。最終話まで視聴。

さすが、NHK夕方枠の作品だけあって、大人から子供まで楽しめる、安心安全・人畜無害な作品でした。

大悪魔・サリバンに売り渡された入間は、サリバンから養子になることを懇願されて・・・。
それを承諾した入間は、サリバンが理事長を務める悪魔学校に入学するが、学校では人間であることを隠さなければならなくて・・・。
何とか目立たずに学園生活を送りたい入間の願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、結果、校内でも有名な存在になっていく・・・。

中でも、生徒会長のアメリは、入間が人間ではないかと疑い{netabare}、秘蔵品の少女漫画を朗読させ、入間が人間であるという確信を得{/netabare}ますが、そのことは黙認しつつ、逆に恋心が・・・。

コメディとしてはかなりレベルの高い作品だと思います。

来年には第2期が決定しているとのこと。
今から楽しみにしています。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 11

77.6 17 ドタバタアニメランキング17位
若おかみは小学生!(アニメ映画)

2018年9月21日
★★★★☆ 4.0 (150)
704人が棚に入れました
小学校6年生のおっこ(関 織子)は交通事故で両親を亡くし、おばあちゃんが経営する旅館<春の屋>に引き取られることになった。

旅館に昔から住み着いているユーレイのウリ坊や、美陽、小鬼の鈴鬼、ライバル旅館の跡取り・真月らと知り合ったおっこは、ひょんなことから春の屋の若おかみ修行を始めることになった。

慣れない若おかみ修行に、毎日失敗の連続…。

「あたしって、全然しっかりしてないじゃん。」

落ち込むおっこだったが、不思議な仲間たちに助けられ、一生懸命に接客していくうちに、少しずつ成長していくのだった!

声優・キャラクター
小林星蘭、松田颯水、水樹奈々、一龍斎春水、一龍斎貞友、てらそままさき、小桜エツコ

てっく さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

全てを受け入れるという事の難しさと大切さ。

ふらっと唐突に映画館へ行きたくなり視聴。
原作を知らなかったので、タイトルと立ち絵を見た時には『大人が一人で観ても良いやつなのかな?』と思いましたが、公開されてから時間が経った遅い時間帯な事もあり、大人の方々が数名居るだけでした。

<あらすじ>
両親を事故で無くした『おっこ(関織子:小学六年生)』が、祖母が経営する旅館へ引き取られる事になる。
旅館へ到着するなり、おっこには幽霊の男の子『うりぼう』が見え、うりぼうの口車に乗せられる様に旅館で若女将として頑張ってみると言ってしまう。
その他にも、仲良くなる幽霊達やクラスメイトで同じ旅館業を営む『ピンふり(秋野真月)』などともドタバタしながら若女将として奮闘するお話。

原作は知らないですが、ストーリーは違和感なく入って来ましたし、内容も上映時間内で上手くまとめられてる作品だったと思います。
そして何よりも、
『大の大人が映画館である大衆の面前で、ほろっとさせられた事』の自分自身に驚かされました^^;
終盤の展開も、観ている時点で何となく気が付きましたが、それでもウルっとさせられたという事は、それだけ“おっこ”の頑張りが素敵なお話だったんだと思います。

可愛らしくも悲しく、でもステキな暖かい作品でした☆

投稿 : 2023/05/27
♥ : 20
ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

今期イチの注目株と聞いたので観てみました

テレビ版と原作は触ってません。


以下ネタバレ内に推測上のテレビ版との比較を入れています。
(こんな状態で語るのはおこがましいと思いますが、あにこれに劇場版の感想書いてる人が少ないので一応記載させていただきます。勘違いしている部分があったらその都度指摘してください。詳細を書いてくれる人が現れたら消しますので参考程度で)

{netabare}1スタッフが違う
脚本もキャラデザも監督も違います。つまりはTV版のつぎはぎ総集編ではないということが言えます。

2原作は同じ
オリジナルエピソードではなさそうなので、エピソードの被りはあるかもしれません。

3視点を変えている
これでしょうね。テレビ版は織子が若女将として仕事をする中で、様々な困難に挑み、失敗しながら少しずつ成長していくお話がメインなのかな?{/netabare}
映画版は両親を亡くした織子のトラウマを少しずつ克服して行くところを中心に描いています。

これよりネタバレを含む感想{netabare}
家族との幸せな時間…両親との別れは突然に訪れます。
反対車線に飛び出したトラックに突っ込まれた乗用車。数分前まで会話をしていた両親が亡くなるのを目撃した織子はいったいどれほどのショックを味わったでしょう。
しかし、描かれたのは落ち込んだ様子の無い織子。
おそらくいつもやっているように誰も居ない我が家に挨拶をして離れ、引き取り先の祖母のもとへ向かいます。
移動中は特に両親の話題に触れず夏休みの間だけ親戚の家にお泊りに行くただの女の子のよう。

勿論徐々に両親について話題が出てきますが、
最初は「お父さんとお母さんは生きてる気がする」と言っていました。
幽霊がみれたことも一因なのでしょうか。
現実に目を向けられていない織子。仲居さんが気の毒そうな表情を浮かべますが、織子は気にする様子がありません。
そんな中、母を失ったばかりだという親子が旅館に泊まることとなり、時にお客さんと言い争いになりながらも、親身になってもてなしてゆく織子。
最初はやり場のない怒りを織子にぶつけていた同じくらいの年の子は、織子のやさしさにふれ、たまらず泣いてしまいます。

このあかねという子が布団に潜り込んで泣いてたところは印象深いシーンの一つです。
おそらくあかねさんは同い年の織子が両親を亡くしながらも強く正しく生きているのをみて、恥ずかしさ少々、自分に尽くしてくれたことで愛情を感じ安心して堰をきったのでしょう。
ひとしきり泣いて気持ちに整理をつけたあかねさんは、登場直後のひねくれた感じではなく素直で優しそうな子に変わりました。

続いて登場したのは恋人と別れた直後のお姉さんなお客さん。
織子と意気投合し、織子をドライブに誘いますが、事故のトラウマで震えが出て呼吸も大きく乱してしまいます。
最初は大丈夫でもちょっとした拍子でトラウマが呼び出されてしまう様子は、震災の体験談などで聞いたことがあります。
物語に関わりのないちょっとした仕草ですが、これによって物語のディティールがより細かくなったように感じます。

そして、心の支えにしていた幽霊が徐々に見えなくなっている織子。両親が死んだことも理解できるようになり急に孤独を感じるようになります。
織子役の小林星蘭さんの「置いていかないで!」と泣き崩れる演技、真に迫っていて織子が気の毒に思えて非常に胸が苦しくなりました。
一時自暴自棄になり飛び出す織子にハラハラ。
しかし、これまでの若女将の経験でいつの間にか大人になっていた織子、
事故で正面衝突をした張本人を前に、「私は関織子ではなく春の屋の若女将おっこです(どうぞくつろいでいってください)」と伝えます。
この時の織子がもう、どうしてこの娘はこんなにも逞しいのだろうか。まだまだ小学生だというのに…こんな良い子が…と、我が子の成長を見守る親の気持ちといいますか、そのような感じで胸がいっぱいです。
冷静になれば、菩薩か!と突っ込みを入れたくなるところかもしれませんが、そんな気分にはとてもなれませんでした。{/netabare}

物語の展開はほんとファンタジーです。しかし映像や見せ方のディティールがリアルなのでドキュメンタリーのように錯覚してしまう節があります。
また、両親の死を使った感動ストーリーに一瞬思えますが、最後まで見るとこの作品が織子の成長を描いたものであることがわかります。
この作品は一言で表すことが非常に難しいです。
変なレッテル貼りになっていないかとドキドキしています。

やはり、実際に見ていただくのが良いでしょう。
そして、それぞれ心に感じたことを自分の中で消化していただくのが良いと思います。
私は私の感想を大切にして、さらに読み込んていきたいです。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 16
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

TV版とは一味違う良さ

原作未読。TV版は視聴済み。
TV版のダイジェスト版程度のつもりで視聴したら、良い意味で裏切られたという・・・(笑)。
途中までは、確かにTV版のダイジェストだったけど、後半のエピソードはTV版のアフターストーリー。

主人公のおっことウリ坊、美陽、鈴鬼の繋がりの深さはTV版を視聴していないと、チョット分かりづらいかな?
本作では、かなりあっさりと描かれていたからね。

{netabare}おっこの両親が亡くなった交通事故の加害者運転手家族が「春の屋」へ宿泊したくだり。
圧巻でしたね。
ここに繋がるんだって・・・。{/netabare}

TV版のレビューでも書いたけど、タイトルだけで敬遠するのは、もったいないレベルの作品です。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 30

68.0 18 ドタバタアニメランキング18位
宇崎ちゃんは遊びたい!ωダブル(TVアニメ動画)

2022年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (160)
615人が棚に入れました
大学3年生の桜井真一は、ウザ絡みしてくる後輩“宇崎ちゃん”こと宇崎花に振り回されながらも、何だかんだ退屈する事のない夏休みを過ごしたが……宇崎ちゃんはまだまだ遊び足りない! 秋は学園祭、冬にはクリスマスとイベントが盛りだくさん! さらに今度は、愉快な宇崎ちゃん一家も加わってますます賑やかに……!? 見守られたり、もてあそばれたり、背中を押されたり。“ただの先輩と後輩”な2人の日常に少しずつ変化のきざしが見え始める!? ウザさもカワいさもωな“ウザカワ系”後輩との青春ドタバタラブコメ、再びスタート!


声優・キャラクター
大空直美、赤羽根健治

67.8 19 ドタバタアニメランキング19位
邪神ちゃんドロップキックX(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (124)
390人が棚に入れました
2018年にTVアニメ第1期が放送され、2020年より第2期が放送。2020年10月、アニメ第3期に向けたクラウドファンディングを開始し、目標金額を2日間で2000万円の目標を達成し製作を決定した。 クラウドファンディング、ふるさと納税など既存のアニメビジネスの枠内にとらわれないコラボを積極的に行う異色のIPとして注目されている。

ghidghid さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

中堅アニメの生きる道

中堅アニメが2期3期と作られることはあまりありません。
放送が終わって半年もすれば空気と化します。
一部のファン以外は話題にもしなくなります。
心血を注いで作られた物語が、キャラクターたちが忘れ去られていくのです。
悲しいではありませんか。

邪神ちゃんは違います。
2018年夏以来、2年ごとに新しいシリーズを届けてくれています。
我々ファンも応えなければなりません。
配信を繰り返し見るのはもちろん、グッズ展開や各種イベントにも参加します。
とどめはクラウドファンディング。
さらにふるさと納税。

いつか邪神ちゃんをお手本として、悲しくお別れした中堅アニメたちと再会できる日を願ってやみません。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 1

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

作品愛と遊び心満載のギャグアニメ

【紹介】
これは3期ですが、ギャグアニメなのでいきなり見ても楽しさは伝わるかな?
今期はふるさと納税で目標金額がたまったらその町をテーマにした話を制作するという取組を混ぜつつ制作されました
YouTube公式チャンネルでの悪ふざけ・・・じゃなくてファンサービスなど全力で盛り上げようとする製作陣の熱意がすごくて愛にあふれた作品

【感想】
ストーリーは特に見どころはないけど安定して面白いギャグアニメ、私はすごく好きです!
ご当地回はやっぱり自治体に気を使っているのかいつもの勢いが少し落ちてる感じはしましたが、それでもやっぱり面白くて
定期的に見たくなるファンに愛されるアニメだと思ってます

不条理系のファンタジーギャグアニメで一期からずっと同じ調子なのにマンネリ感がなくて賑やかで楽しい!
いつも遊び心にあふれていて作品愛が感じられて、制作チームに恵まれた幸せな作品だと思います

ずっと邪神ちゃん達を見ていたいので4期制作待ってます!

【キャラクター】
イチオシは邪神ちゃん
いつもゆりねに制裁されて痛い目に合う邪神ちゃんのしゅんとしてる姿がたまらなく可愛い

他にはいつもかわいそうなぺこら様と遊佐浩二が好きです!
どっちの遊佐浩二かって? もちろんどっちもです!

投稿 : 2023/05/27
♥ : 18

メタルジャスティス さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

心は既に4期。

正直、ここまでハマるとは思っていなかった本作。
ストーリーなんてあって無いようなものだし、主役はクズ野郎なのに!
まあ、クズと言ってもちらっと見せる良心だったり、本物のクズではない。

タイプで分ければ、令和のドラえもんやらくれよんしんちゃんと言えるのだろう。
舞台設定とキャラが存在し、それらがわちゃわちゃ見せる日常の出来事系。
で、あれば4期といわず10期ぐらい続けられるのかもしれない。
この作品、何が凄いって、声優さんやらスタッフの熱量が感じられる。
イベントやらサブプロジェクトで一所懸命盛り上げようという気概を感じる。
その熱量が視聴者やファンに伝わってこその今期の覇権大賞である。
おめでとう!(勝手)

因みに私の中で本作が名作として決定的になったのは1期11話で披露された名曲、神保町哀歌の存在である。
作中では途中までであるが、その後発表された完全版で描かれる世界観は涙無くして聞けない。
というか、ガチで潤んだわ。
ある意味、そんな結末が定まっているからこそ、作中でどんなに酷い目に遭おうと合わせようと、ニヤニヤと笑って見ていられる。

などと好き勝手描いてはみたものの、1期からのファンの皆様を思えば新参の身。
リアルタイムで本作を追いかけて来た方々が羨ましくも思う。

ここまで作品全体についての感想でしたが、今作の特徴的なぶぶんについて、触れていなかったので、最後にそれについて少々。
2期の円盤売り上げ2000枚の次は今作はクラウドファンディングを行ったようで、その結果、北海道、長崎の地方自治体とのコラボが大きな要素となっている。
これは非常に面白い試み。
聖地ともなれば地方もPRになるし、資金も出来るし、キャストも出張できて一石三鳥。
私も北海道に行きたいと思ったし、おそらく行くであろう。
作品自体が地方が舞台というのはあったが、こんな形でのコラボというのも面白い。
あまり過度だと作品の方向性自体が変わるかもしれないが、一期に数話ぐらいはこうゆうのがあってもいいかもしれない。
いずれにせよ、4期が既に楽しみ。
まさにドロップキックは永遠に、だ。


超余談。
こうゆうので国内旅行が盛り上がって、日本全国潤えばなおよい。
この場でこうゆう話題に触れるのは憚られるが、正直なところ他所の国の客を引き込もうとするより、日本人自体がもっと自分の国を旅行できたら、一石が二鳥、三鳥どころの話ではないと思う。
話が逸れてきたのでこれにて。

投稿 : 2023/05/27
♥ : 7